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8月号 - FC2

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8月号 - FC2
東崎山だより
平成24年8月号 通刊56号
355-0044 東松山市正代755-1 電話 0493-34-3706(6555)
FAX 0493-34-6555
email:[email protected]
HP:tosaki.web.fc2.com/index.htm 携帯 090-2446-5209
競争社会から共生社会へ
宮崎県の串間市に、幸島(こうじま)という無人島がありま
す。たくさんの人が出入りしていた頃は、猿たちは人間に襲い
かかることがたびたびありました。ところが、昭和40年頃か
ら、幸島を自然のままの島に戻すことに決め、人間がなるべく
行かないようにすると、猿たちに興味深い変化が起こりました。
●ボス争いがなくなりました。力は若い猿たちに比べると劣
るのですが、本家筋の最年長のオスが順番にボスになるよ
うになりました。
●争いがなくなり、エサを分け合って食べるようになりました。
●人に危害を加えないじつにおとなしい猿になりました。
●同属結婚をしているにもかかわらず、奇形の猿がでなくなりました。
これらの変化は、じつに驚かされ、考えさせられる結果です。人間の手が加わら
ない自然のままの正しい環境の状態に戻すと、競争などは起こらないようです。
人間も競争を止める道を考えるときがきているようです。
人間は、受胎する際に、競争をして勝ち残った1匹の精子のみが受胎に成功して、
生まれてきていると言われています。この説が弱肉強食の競争社会を肯定する考え
となっているとも思えるのですが、この説とは違う説があります。
受胎するときは、競争するのではなく、一つの卵子に対して、多くの精子の中か
ら一番よい子どもを残せそうな精子を選んで、みんなが応援し、サポートしてそれ
を受精させている、という説です。私は、この説が好きです。
この説が正しいのだったら、いまから私たちは感謝しなければなりません。競争
によってではなく、多くの友たちの応援によってこの世に生まれてきたのですから。
お知らせ
■お盆行事予定 ~盆関係申込はお済みですか~
○迎 盆
○棚 経
○施食会
○送 盆
8月13日(月)
8月14日(火)
8月15日(水)午前11時
8月16日(木)
*盆供等・護持会費・特別積立金・鐘
楼堂建設志納金の納入がお済みでな
い方は、併せて納入くだるようお願
いします。
-1-
■「早起き会」の開催について
地域の方(お子さん・地域の方)を対象に「早起き会」を行います。
○日 時 8月30日(
8月30日(木)~9月1(土
)~9月1(土)
月1(土) 午前6時から
午前6時から
○会 場 世明寿寺
○内 容 坐禅・ラジオ体操・朝食(禅寺のおかゆ)他
○参加費 無料 *参加希望者は8月25日までに連絡を
電話(090-2446-5209)又はfax(34-6555)で
■禅のつどい ~禅体験会~
○日
時 9月1日(土)・2日(日) *1日目の昼食は各自済ませて集合
□日帰りコース 1日 午後8時まで
□1泊コース
2日 午前11時まで
○会
場 正光寺(曹洞宗埼玉県第二宗務所)
350-1161川越市大塚新田319
○参加費用 日帰りコース 1000円(1食付き) *当日、受付に納入
1泊コース
3000円(2食付き)
○募集人数 高校生以上 定員30名(定員になり次第締め切り)
○申
込 8月20日までに世明寿寺まで申込下さい。
○問い合せ 0494-77-0233 長福寺 齊藤一生まで
■第18回仏教講演会
伝統仏教7宗派44ヶ寺で構成する東松山・滑川仏教会主催「仏教講演会」が次の通り開催されますの
で、ご案内いたします。今年度の担当は日蓮宗です。
○講 師 宮澤 和樹 氏 宮沢賢治の実弟清六の孫 林風舎 代表
日蓮宗僧侶による雅楽の調べと宮沢賢治の知られざる素顔。賢治は語るー
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」。
○演 題 「祖父宮澤清六に聞いた兄 宮澤賢治」
○日 時 平成24
平成24年
24年11月
11月30日
30日(金) 開場13
開場13時
13時 開演14
開演14時
14時(終了予定16
終了予定16時
16時)
○会 場 東松山市民文化センター大ホール
○参加費 1000円(参加費の一部は社会福祉事業・東日本大震災義援金に)
○申込み 9月末日までに
月末日までに、参加費と別紙申込書を寺へお届けください。
までに
■「今月のことば」
「幸福を心に植えるのが難しい。だが、よそに植えるのは不可能」
ある登山家の話。「山に登るなんて、楽しいなんて思いません。行程の99%までは、重い荷物を背負
って、かじかみそうに寒い中をただ足下を見つめながら、あえぎあえぎ登っていくんです。ほとんどの場
合、もうやめよう、今度山を下りたら絶対登山なんかやめて、別の生き方をしよう、と思っています。で
も、頂上に登ったとたんそんな考えなんかふきとんじゃう、その瞬間に全身の細胞が入れ替わっちゃうで
しょうね。」「つらい行程を支えているのは、テントの中で沸かしてのむ一杯の熱いコーヒーであったりし
ます。実にささいなことなんです」
●今月の写経会(坐禅会)
8月12日、26日 午前8時(坐禅は7時)
●幟旗志納受付中 3000円
■訃報
7月6日
栗原
弘之
様(喪主
栗原
-2-
写仏(仏様のぬりえ)もできます。
写仏
A3版で13種類(仏)を用意してお
ります。見本を見ながらぬります。
豊秋様) 謹んでご冥福をお祈りいたします。
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