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山に行く前に身につけておくべき 知識と技術

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山に行く前に身につけておくべき 知識と技術
 はじめ に
この ル ー ル が 生 まれ た わ け
この ル ー ル は 2014 年 の 11月 下 旬 から 12月 上 旬 にか け て、東 京 都 の 登 山
道 を 愛 す る M T B 愛 好 家 の 有 志 800人 以 上 の 議 論 によって 生 み 出 さ れ た
も の で す。
これまで M T B の 登 山 道 利 用 は M T B 愛 好 家 の そ れ ぞ れ の 知 識 、経 験 、マ
ナ ー 意 識 を もとに 行 わ れ て きました。しかし、上 記 の 時 期 に 至り、ハイキ
ング やトレイ ル ランニング などを 含 め た 東 京 都 の 登 山 道 利 用 者 の 激 増 に
より、これまで の やり方 で は 登 山 道 の 安 全 や 持 続 可 能 性 が 失 わ れる の で
は な い かとの 懸 念 が 広 がりました。
そこで、私たちは改めて MTB 愛好家の 経験と叡智を集め、私たちが 気持よ
く登 山 道 を 利 用し、次 世 代 にも 残して いくた めに、自 主 的 に ル ー ル を 作り、
それを共有することを選びました。
この ル ー ル に つ い て
1 . この ル ー ル は 自 主 ル ー ル で す の で 強 制 力 は 一 切 ありま せ ん 。しかしな
がら、他 の 様 々 な 形 で の 登 山 道 利 用 者 の 皆 さ ん と 登 山 道 を 快 適 に 共
有し、登 山 道 の 安 全 を 守り、登 山 道 を 未 来 に 残して いくた め 、東 京 都
の 自 然 公 園 内 の 登 山 道 を 走 る 全 て の M T B ライ ダ ー がこの ル ー ル を 自
主 的に 守ることを 強く願 います。
2 . こ の ル ー ル の 基 本 的 な 考 え 方 は「大 自 然 の 中 で は 自 己 責 任 が 大 原 則 」
というも の で す 。事 故 を 起こしたら 最 大 の 責 任 は 自 分 自 身 に あ るとい
2
うことを 理 解し、万 全 の 準 備 を 整 えて 慎 重に 行 動しましょう。
3 . 具 体 的 な 行 動 指 針 で は ありま せ ん が 、登 山 道 の 整 備 や 山 の 安 全 の た
め に 日 々 、努 力して おら れ る 方 々 の 存 在 が あってこ そ 、山 を 走 ること
が 出 来るということを 忘 れな いようにしましょう。
4 . この ル ー ル はクリエイティブ・コモンズ の 表 示・継 承 4.0ライセンスによ
り公 開 さ れ て い ま す 。営 利 目 的 も 含 め 、ど の ような 目 的 で もこ の 内 容
を 自 由 に 複 製・再 配 布 す ることが 出 来 ま す 。ま た 同じ ライ セン ス を 利
用 す る 限り、原 著 作 者と 変 更 履 歴 を 表 示した 上 で 、自 由 にこの ル ー ル
の 内 容 を 改 変して 公 開 することが 出 来 ます。詳しくは クリエイティブ・
コモンズ の ウェブ サイトをご 確 認 下 さ い 。
5 . この ルール は 適 宜 見 直しを 行 います。
Step 01
山 に 行く前 に 準 備 す べ き も の
東 京 都 内とは い え、山 は 極 め て 危 険 な 場 所 で す。自 他 の 生 命 を 守 るた め、
どんな 低山に行く場合でも万全の 装備を整えましょう。
自分の 体を守るもの
1 . ヘ ルメット、グ ローブ 、アイウェア( 出 来 るだ けレンズ が クリア で 明 るい
もの)
3
2 .笛( 周りに 助 けを 求 める 時 、一 番 効 果 的 で す)
3 . エマージェンシーグッズ( 絆 創 膏 、テーピング 、ステロイド軟 膏 、抗ヒス
タミン剤 、真 水 、ポイズンリムーバ ー 、棘 抜 き、鏡 、ライターなど)
4 . 明るい 色 の 服 装(ハンターによる 誤 射 を 防ぐた め)
5 . セパレートのレインウェア 及 び 防 寒 着
6. 熊鈴
7 . I D カード(この ル ー ル ブックの 1 3 ペ ージ 、1 4 ペ ージ に 添 付した カード
に 記 入し切り取ってくだ さ い 。これを カードホ ル ダ ーに 入 れトレイ ル ラ
イドの 際には 携 行しましょう)
遭 難 を 防ぐも の
1 . 地 図、コンパ ス
2 . 携 帯 電 話 機(キャリアや 地 形 によって は 全く通じな い 場 所 が 少 なくな い
の で 、事 前 に ショップ や インタ ー ネットで の 情 報 収 集 を 。ま た 、ル ート
によっては 予 備 バッテリー の 携 行 も 検 討して 下 さ い )
3 . 明るい ライト
4 . 携 帯 工 具、パンク修 理 キット、空 気 入 れ
5 .非 常 食(補 給 食とは 別に 用 意 する)
保険への加入
対 人 事 故 を 起こせ ば 賠 償 金 は 数 千 万 円 にも 上 ることが あります。他 人 に
対して の ケガや 財 物 の 損 壊 を 起こした 場 合には 個 人 賠 償 責 任 保 険 が 有 効
で す。
4
コミュニティへ の 参 加
事 故 発 生 時 には M T B 愛 好 者 の 間 の 迅 速 な 情 報 交 換 が 極 め て 重 要となり
ま す 。M T B ショップ や 専 門 ウェブ サ イトを 入り口 とした コミュニ ティに 参
加して おくことは 、万 が 一 の 際 に 役 に 立 ち ま す 。ま た 、コミュニ ティの 仲
間 が 事 故に 遭 遇した 際には 可 能 な 範 囲 で 救 助に 協 力しましょう。
Step 02
山 に 行く前 に 身 に つ け て おくべ き
知 識と技 術
1 . 消 防 署 等 で 救 急 救 命 の 講 習 を 受 け て おきましょう。
2 . い き なり山 に 走りに 行くの は 大 変 危 険 な 行 動 で す。まず は 近くの M T B
ショップ や インター ネットの 専 門 ペ ージ などに 相 談し、スクー ル に 参 加
したり、初 心 者 向 け の ツアーに 参 加 することをお 薦 めします。
3 . この ルール の 存 在 も 知らな い 段 階 の 初 心 者 が 安 易に 山に 入 れば 大 事 故
に 繋 がります。そうした 事 故 を 防ぐ為、山 中 の ルートの 詳 細 を インター
ネットには 公 開しな いようにしましょう。
Step 03
山 で の 行 動 の ガイドライン
自 分 を 守 る た め の ガイドライン
1 . 山に 行く前には 家 族 や 友 人に 行 動 予 定 を 知らせ て おきましょう。
2 . 入 山 届 け が 必 要 な 山 で は、必 ず 入 山 届 けを 出しましょう。
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3 . 可 能 な 限り単 独 行 動 は せ ず 、2 人 から 4 人くら い の グ ル ー プ で 入 山し
ましょう。そ れ 以 上 の 人 数 で 入 山 す る 場 合 に は 、幾 つ か の グ ル ー プ に
分 か れて 走りましょう。
4 . 万 が 一 事 故 が 発 生した 際 には、同 行 者 による 救 助 に 全 力 を 尽くすと同
時に、速 や かに 山 岳 救 助 隊に 通 報しましょう。
ハイカー の 安 全 の た め の ガイドライン
1 . 登 山 道 では 歩 行 者 優 先 が 大 原 則 で す。
2 . す れ 違うときは 自 転 車 から 降りて 待 機しましょう。
3 . 狭 い 場 所 で の 追 い 抜 き は 避 け 、広 い 場 所 で 下 車した 上 で 一 声 か け て
抜 か せ てもらいましょう。
4 . 自 分 や 同 行 者 だ け で なく、歩 行 者 につ い て も 傷 病 者 を 発 見した 場 合 に
は 手 当 や 通 報に 協 力しましょう。
登 山 道 を 保 護 す る た め の ガイドライン
1 . あ な た が 走 るところに は 、希 少 動 植 物 も 生 息して い ま す 。整 備 さ れ た
登 山 道 の 外には 絶 対に 出 な いようにしましょう。
2 . 強いブレーキをかけてタイヤを滑らせたり、階段を MTB に乗ったまま下り
たり、土を崩したりしない乗り方を守りましょう。
3 . 路 面 が 濡 れて い る 時 に 走 ると土 壌 の 流 失 を 引 き 起こします。雨 や 雪 が
降った 後には 山 を 走らな いようにしましょう。
4 . 傾 斜 の き つ い 場 所 を 上 る 際 に は タイ ヤ を 空 転 さ せ な い ようにしましょ
う。無 理 な 時には 降 車しましょう。
5 . 同じルートを 1 日に 何 度 も 反 復しな いようにしましょう。
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6 . 各 地 域 独 自 の 植 生 を 守 るた め に、走 行 後 は ウェア や シュー ズ から 付 着
し た 植 物 の 種 子 を 取 り 除 い てくだ さ い 。シュー ズ の 裏 や バ イク に 着
い て い る 泥 も 全 て 綺 麗 にしてくだ さ い 。
MT B の イメージ アップ の た め の ガイドライン
1 . ハイカーなど山で 出 会う様 々な 方 々へ の 積 極 的 な 挨 拶を 心 がけましょう。
2 . 風 景 写 真 の 撮 影 や 食 事 の 邪 魔 にならな いよう、山 の 中 で 自 転 車 を 駐 め
る 場 所には 注 意しましょう。
3 . 登 山 道 の 修 繕 などの 活 動に 積 極 的に 参 加しましょう。
4 .東 京 都 の 自 然 公 園 内 の 登 山 道 で 補 修 が 必 要 な 箇 所 を 発 見した 際 に は 、
す み や か に 管 理 者 に 連 絡しましょう。東 京 都 環 境 局 自 然 環 境 部 緑 環 境
課( 4 03-5388-3507)
5 .勝 手に 登 山 道 を 改 造して は い けませ ん 。
6 .登 山 道 で 起こった 事 故 に 対して 管 理 者 の 責 任 を 追 求 することは 、結 果
的 に M T B へ の イメージ ダ ウンに 繋 がり、M T B 走 行 禁 止という結 果 を
引 き 起こします の で、止 めましょう。
ハイカーとの 棲 み 分 け を 図 る た め の ゾーニング
都 内 の 山 は 近 年 、ハイカー が 激 増して おり、場 所・季 節・時 間 帯 によって
は M T B による 走 行 が 危 険 で あり、また 楽しさ も 味 わ い づら い も のとなっ
て い ま す 。そ こでこ の 自 主 ル ー ル で は 、以 下 の ような ゾ ー ニ ン グ を 提 案
します。強 制 力 は ありませ ん が 、出 来るだ け 尊 重して 下 さ い 。
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利用自粛
1 . 高 尾 山 及 び 陣 場 山 周 辺 の 登 山 道には 乗 入 れな いようにしましょう。
2 . 御 岳 山 の ケーブ ルカー の 利 用 は 原 則として 控 えましょう。
3 . 山 に 入 る 場 合 、午 前 の 早 い 時 間 に 入 山し 遅くとも 午 後4時 に は 下 山し
て いるようにしましょう。
ハイシーズン の 利 用 自 粛
行 楽 シーズンなど、登 山 や ハイキング など 他 の 利 用 者 が 多 い 時 期 の 利 用
は 避 けましょう。
将 来 に 豊 か な 自 然 環 境 を 引 き 継 い で いくた め の 利 用 自 粛
~ 自 然 公 園 法 に お け る 特 別 保 護 地 区 お よ び 第 一 種 特 別 地 域 に つ い て~
1 . 三 頭 山 および 雲 取 山 の 自 然 環 境 の 脆 弱 な 特 別 保 護 地 区には 自 転 車を
乗り入 れな いようにしましょう。
2 . 未 来 へ 豊 か な 自 然 環 境 を 残 す た めに 現 実 を 見 据 えて、第1種 特 別 地 域
等 の 自 然 環 境 の 脆 弱 な 地 域 で は 自 然 保 護 を 優 先 さ せ る た め 、乗り入
れは 控 えましょう。
※ こ の 自 主 ル ー ル に お け る 走 行 自 粛 エリア に つ い て は 東 京 都 環 境 局 と の 意 見
交 換 を 経 て 設 定し て い ま す
法令遵守
1 .柵 や 看 板 で 立 ち 入り禁 止となって い る 場 所 に 入 れ ば 、法 律 で 罰 せられ
ます。
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2 .自 然 公 園 内 で は 自 然 公 園 法 によって 様 々 な 行 為 が 制 限 さ れ て い る 場
所 が ありま す 。事 前 に ル ートを 調 べ 、保 護 計 画 の 指 定レベ ル を 確 認し
ましょう。
Appendix
事 業 者 向 け ガイドライン
こ の 節 は 有 料 で ガイドツア ー を 催 行 す る 人 向 け の ガ イドライン で す 。強
制 力 は ありま せ ん が 、以 下 の 各 項 を 守 る 方 が ビ ジ ネ スとして 堅 実 で 持 続
性 を 持ったも のとなります。
有 料 で ガイド事 業 をする 人 は 所 轄 税 務 署 に 開 業 届 けを 出しましょう。ま
た 青 色 申 告 承 認 申 請 を 行 いましょう。
自 治 体 、東 京 都 環 境 局 、所 轄 の 警 察 署 と 消 防 署 、事 業 を 行うエリア の
自 治 会、森 林 組 合に 事 業 計 画 書 を 提 示し、意 見 交 換 を 行 いましょう。
事 業として ガイドを す るも の は 最 低 で も 消 防 庁 、日 赤 の 上 級 救 命 講 習
以 上 を 有し野 外 救 急 救 命 法 の 講 習 会に 参 加 する 努 力 をしましょう。
事 業 者 向 け の 保 険に 必 ず 加 入しましょう。
機 材 の 整 備 技 能 を 身 につ け、ツアー 参 加 者 の 機 材 の 安 全 管 理 を 責 任 を
もって 行 いましょう。
公 有 地( 公 園 、駐 車 場 など)を ツアーで 使 用 する 際 は 必 ず そこを 管 理 す
る自 治 体 の 担 当 部 署に 許 可 が 必 要 かどうかを 確 認しましょう。
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Foreward
The reason for these rules
Written between late November and early December of 2014, these rules are the outcome of
discussion by over 800 mountain bike (MTB) enthusiasts who cherish the Tokyo mountain
trails.
Until now the use of MTB trails has always been guided by the experience, knowledge and
sense of propriety of the individual riders.However, with the huge increase in traffic by hikers,
trail runners, and other users, it has become apparent that if we continue in this way, we
may lose the ability to continue riding our trails in safety.
With that in mind we have chosen to collect the wisdom and experience of the Tokyo mountain
bike fans and distill it into this rule book to share among ourselves and all other users of the
trail. It is our hope that this guide will make possible the fulfilling use of the mountain trails
for generations to come.
About the guidelines
1. These rules are individual guidelines and are not backed by any compelling force. However,
for the purposes of safely sharing the trails with each other and with all other types of trail
users, and for being able to continue enjoying them in the future, we strongly encourage
adherence by every trail rider.
2. The foundation of these guidelines is the principle "When out in nature, personal
responsibility is paramount." If you cause an accident,understand that any consequences
are also your responsibility. Bring plenty of emergency supplies and ride with utmost
caution.
3. This is not a concrete prescription of action, but please remember that there are people
working every day to maintain the trails and make them safe for us. It is thanks to these
efforts that we are able to ride the trails.
4. These guidelines are published under the Creative Commons Attribution 4.0 International
License. You may copy and redistribute the material in any medium or format. You may
remix, transform, and build upon the material for any purpose, even commercially. You must
give appropriate credit, provide a link to the license, and indicate if changes were made. If
you remix, transform, or build upon the material, you must distribute your contributions
under the same license as the original. For further details, please consult the Creative
Commons website.
5. These rules may be revised as necessary.
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Step 01
Preparing for the Trails
Even though Tokyo is primarily a metropolitan area, the mountains are still very dangerous. In
order to protect yourself and others always bring the appropriate gear and equipment.
To protect your body
1. Helmet, gloves and eyewear (if possible, use clear or light colored lenses)
2. Whistle (most effective item for calling for help)
3. First aid kit (bandages, medical tape, steroid or antihistamine, distilled water, poison
remover, tweezers, mirror, lighter, etc)
4. Brightly colored clothing (to prevent accidental shootings by hunters)
5. Separate rain and cold weather gear
6. Bear bell
7. ID card (Fill out the information on the card on pages 13 and 14. Cut it out and put it in a
card case and carry it with you whenever you ride)
To avoid getting lost or stranded
1. Map, compass
2. Mobile phone (Depending on the carrier and the terrain, service may be unavailable. Check
with a local shop or with Internet resources to verify. Consider bringing a spare battery as
well)
3. A bright light
4. Portable multitool, patch kit or spare tube, air pump
5. Emergency rations (Note: This should be in addition to snacks or gels you bring for the ride)
Insurance
If you cause an accident with another trail user you may be liable for up to several million yen
in reparations. In the case that a third party is injured or suffers property damage, a personal
liability policy may be helpful.
Community participation
When an accident happens, fast and effective communication between mountain bikers is
critical. When the unexpected happens, being part of the biking community, either through
shop participation or web activity, can be very helpful. Similarly, if someone in your circle
encounters trouble, make a point to aid or assist with rescue efforts as much as you can.
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Step 02
Necessary Knowledge and Skills to Take With You on the Trails
1. Take a basic first aid course such as one offered by your local fire department.
2. It is extremely dangerous to ride in the mountains without adequate preparation. It is
recommended that you consult with a shop or local riders, gather information from targeted
web resources, or participate in a tour or introductory skills course before your first trip.
3. Someone so inexperienced as to not even know of the existence of these rules who rides
carelessly into the mountains is almost sure to cause an accident. To avoid such an
occurrence, please do not post details of the trails or trail locations to publicly accessible
Internet websites.
Step 03
Guidelines for Mountain Activities
Guidelines to protect yourself
1. Inform your family or friends of your riding plans before entering the mountains.
2. In areas where there is a backcountry or trail registry, be absolutely sure to register.
3. As much as possible do not enter alone but instead travel in groups of two to four people. If
traveling in a larger group, divide yourselves into several smaller groups when you ride.
4. In the rare event that an accident does occur, use all the resources and skills available
among your riding companions. At the same time, make sure to promptly contact a
mountain rescue team.
Guidelines for hiker safety
1. On the trails you must always yield to hikers and foot traffic.
2. When traveling in the opposite direction, dismount from your bike until it is safe to ride
again.
3. On narrow trails do not try to pass. Wait until the trail widens and on top of dismounting
from your bike, alert the hikers so that they can allow you to pass safely.
4. If you encounter another trail user who is injured or disabled, even if they are hikers and not
other riders, make sure to offer help or to alert a rescue of their place, time and condition.
Guidelines for trail preservation
1. The areas where you ride are also home to some rare plants and animals. Never ride
outside of the maintained trail areas.
2. Avoid riding in ways that damage trails such as locking out the wheels, riding down stairs,
or causing ruts in the soil.
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た の し い や ま み ち
Declaration
宣 言
私はSafe Trails東京都自然公園MTB利用自主ルール
を読み、このルールを遵守します。
13
I have read and agree to abide by the Tokyo Nature Parks MTB Rules.
Due to the increase in recent years in the popularity of
hiking, certain areas, seasons and hours are
particularly dangerous for riding. Moreover, they simply
are not pleasant. This guide suggests the following
zoning rules in response. There is no method of
enforcement, but we strongly recommend you abide
them as much as possible.
Signature
Zoning to separate hiker and MTB usage
年/year 月/month 日/day
1. Greet other trail users! (try offering a cheerful
"Kon-nichi-wa", or "Hello" in Japanese!)
2. Take care not to inconvenience hikers and tourists in
notably scenic areas as they try to picnic or take
photos.
3. Be proactive in participating in trail repairs and
maintenance.
4. Promptly inform the trail manager if you notice any
areas in disrepair: Tokyo Bureau of Environment,
Natural Environment Division, Green Environment
Section (Tel:03-5388-3507).
5. It is unacceptable to independently modify the trails.
6. Accident related legal claims negatively affect the
image of mountain biking as a sport and can result in
trail closures or trails becoming off limits to bikes
-- please do not cause accidents.
MTB Field Code
Guidelines for improving the image of
mountain biking
い せ つ な こと 、 全 て 自 分 の 責 任 で 行 動 しよう
やまにゴミはにあ いませ ん
ぜ ん や 動 物 を い た わ ろう
つ で も 歩 行 者 優 先 、 狭 い 道 で は 降 りて 譲 ろう
っ て は い け な いト レ イ ル か ら の は み 出 し 走 行
さ か の た め の ヘ ル メット 、 グ ロ ー ブ は 必 需 品
う ち に ツ ー リ ン グ 計 画 を 伝 え て か ら ス タ ート
ょっ と ま て 、 そ の ス ピ ード だ い じょう ぶ?
3. Riding on wet trails causes runoff damage. Avoid
riding trails immediately after rain or snow fall.
4. Try not to spin out your tires on steep ascents. When
you cannot ride without losing traction, dismount and
push your bike up.
5. Do not ride the same trail repeatedly in a single day.
6. To protect the uniqua flora of each area, after you
ride please remove any seeds or burs that may have
attached to your clothing. Wash clean all the mud
from your bike and from under your shoes as well.
ID CARD
氏 名/Name
住 所/Address
電話番号/Phone number
生年月日/Birthdate
Conscientious use
1. Please refrain from riding the trails on or around Mt.
Takao and Mt. Jimba.
2. As a general rule, please avoid taking bicycles on the
Mt. Mitake cable car.
3. When you enter the mountains, even if you enter the
trails early in the morning, please make a point to
descend the mountain by 4:00 pm.
High season considerations
During the busy season, there are many climbers,
hikers and other trails users, so please try to avoid
riding during these times.
血液型/Blood type
For the abundant health of the natural
environment
~Regarding the Special Protection Zones
and regions designated by the nature parks
rules as First Type Special Zones~
◉アレルギーの有無/Allergies
1. Please refrain from riding through the fragile nature
preserves on Mt. Mitoh and Mt. Kumotori
有りの場合のアレルゲン(薬品 食物 動物等)
If applicable(Medication Food Animal or other)
具体的に/Description
◉持病の有無/Medical condition
2. Environmental destruction is a reality. In order to
preserve the natural environment for future
generations, respect the areas designated as first
type special zones and avoid riding in them.
有りの場合(喘息 高血圧 糖尿病 不整脈等)
If applicable(Asthma High blood pressure Diabetes Arhythmia or other)
症状や携帯薬があれば具体的に/Please list symptoms or medication, if any
◉緊急連絡先(自分以外)/Emergency contact (Third party)
名前
Name
住所
Address
電話番号
Phone number
続柄等
Relationship
* We are currently in discussion with the Tokyo Bureau
of Environment on the specification of these areas
Enforcement and compliance
1. It is punishable by law to enter areas fenced off or
posted as off limits.
2. Each park may have its own restrictions on
acceptable use of park space. Please research these
rules along with the park's preservation designation
level in advance.
14
Publication
Authors: Facebook group 7 https://www.facebook.com/groups/815324825182027
Editor: Kosei Kato/ Shirou Suzuki
Publisher: Tokyo Mountain Bike Use and Promotion Cooperative
Design and Layout: Daisuke Sasaki
Translation: Danni "Deniko" Catambay
In cooperation with: Japan Mountain Bike Association
Original Publication: March 4, 2015
● 本 冊 子 校 了 時 点 の ご 寄 付 者 一 覧(敬 称 略 )
ワタナベ リツ/エスエルメテ゛
イア ナカカ/イトウ ユタカ/ナカムラ コウイチロウ/シ゛
ロウ/タカハシ リユウケ゛
ン/ササメ トモヒロ/ロングライド
ファン/サイクルショップ ルート610/寺嶋 郁夫/ヤフ゛
タ コウノスケ/岡田 大/高木 幹博/スト゛
ウ タカフミ/キムラ トシオ/オオモリ タクヤ/
ハマタ゛
リユウイチ/眞島 俊樹/ミス゛
タ ケイ/ハシモト トヨユキ/瀧 浩明/タテイシ ケンシ゛
/サカ ユウシ゛
/クラタ サトシ/ヤマサ゛
キ テツヤ/
杉山 尚之/中井 伸幸/小川 康浩/井上商店/神野 賢二/ヒラカワ リヨウコ/ミヤサ゛
キ ヒロチヨ/ヒラカワ ヨシカス゛
/ナワ アツシ/
イワフ゛
チ カン/フルヤ トシユキ/フルコオリ キヨシ/イイツ゛
カ ケンシ゛
/バックス事務所/ロツチ゛
カノトイワ/サタケ ミサキ/スス゛
キ チヒロ/
トレックリング/ワタナヘ゛
ヤスヨシ/ヌマクラ マサキ/ヤマミチ/竹田 佳行/アラスカワ-クス/カサシ゛
マ イツケイ/宮代 満子/板垣 好昭/
矢澤 修/テラシマ アツシ/佐藤 良士/高津正明 高津裕子/アキハ゛
ケンイチ/マチタ゛
キンシ゛
ヨウ/ワタナヘ゛
シケ゛
トシ/山伏トレイルツアー/
マチタ゛
マサヤ/ホンマ タカオ/マチタ゛
トモコ/TRAI
LBUCKS/池田祐樹・清子/ナカ゛
ヤマ ヨシヒロ/ソタ゛
テルユキ/ヤマシタ サトル/
タカクサキ゛
ユタカ/オクヤマ トモユキ/サトウ シンコ゛
/三浦 富士雄/林 一矢/小西 蒼希/マス ヤスノブ/テラサワ トオル/マスナガ エイイチ/
小西 郷/ドイ ジュン/カヌマ アキヒコ/小西 碧/ウツ コウタロウ/ヨダ タクヤ/ウツ アツシ/カ)
マイカ゛
-テ゛
ンスタイ/NAGANO KAZUHI/
オカ゛
ワ カス゛
ヤ/モリモトテイスケ/SL
ICBI
KE.COM/ウチヤマ シユン/タカシマ マサユキ/オシ゛
マ ヒサヨシ/TUBAGRA/オチアイ ナオキ/
タカスキ゛
シノフ゛
/コニシ ヒサシ/鳴木屋/サイクラリ- キリン/徳田紳一郎/片桐 朋生/内田 裕/来住野 明彦/山崎 洋平/橋口 潤一郎/
橋口 陽子/上村 正彦/政井 亮一/辻 陽介/鈴木 和之/佐藤 努/萩原 英二/重 由一/園部 来夢/山猫亭/矢島 宏泰/村上 航/
グラファイトデザイン/BLS西多摩/薄井 文夫/由利 ありさ/村越 美和/黒川 優樹/柴田 庸子/KitchenAQUA/弭間 亮/佐藤 達哉/
ユウキ リサ/守屋 秋則/結城 凜/水野 和也/ナカザワジム/吉元 喜勝/鈴木 英之/池田 恭子/西多摩マウンテンバイク友の会/木下 真一郎/
アント゛
ウ カス゛
ヒロ/川田 宏二/野下 誠/フ-マシンシ゛
ユク/カナイ ヒロキ/マツヤマ タテル/ナカノ コウセイ/ヒロセ タタ゛
シ/サイクル
ショップ ライズライド/イソサ゛
キ ヒロシ/益子 直人/ヒラノ シンヘ゜
イ/タカハシ シンシ゛
/佐藤 克/谷川 創仁/オルタナティブ バイシクルズ/
シハ゛
タ テツノリ/シヨウシ゛
ヤスヒロ/岩島 昌文/桐山 大/山下 仁/福田 将/澤田 泰征/田中 正人/カワサキ タカシ/サイクルハウス ミカミ/
オオカワ/サクマ ケイ/ミヤマ ヒトシ/ライトウェイプロダクツジャパン/アヤノ マコト/ハラシマ ヤスヒロ/シロタ カス゛
アキ/コシ゛
マ タロウ/
佐藤 百江/ヤハキ゛
ヨウスケ/アサクラ クニユキ/ニイムラ キヨシ/アカク゛
マ アキラ/ハトリ カス゛
シケ゛
/イナカ゛
キ ヒロシ/ウエタ゛
アツシ/
ムトウ トモイチ/ミウラ テツヤ/由谷 友孝/マルヤマ アキオ/キシ アキヒロ/ジャイアントストア国立/ナカ イチロウ/マツオ サトル/マチテ゛
マサ
ミチ/ヤマモトヨシハル/カイセ ヒロユキ/スス゛
キ ケイイチロウ/ナカ゛
イ ヤスフミ/平泉 浩孝/クホ゛
トシオ/ヤマク゛
チ ヒロテル/ネキ゛
シ シコウ/
dirtlaboratory/フクナカ゛
ケ゛
ンキ/梅村 昌孝/トクタ゛
アキラ/細渕 康弘/オオモリ シンイチロウ/ワタヘ゛
ケンスケ/サトウ タツヤ/本間 穣/
遠竹 慎吾/タカイ マサヒロ/ツシ゛
ミス゛
ホ/嶋崎 建昭/カシ゛
モト ノリフミ/ササキ タ゛
イスケ/マルヤマ タカヨシ/カヤハ゛
タカシ/墨崎 大輔/
鈴木 淳子/フ゛
リース゛
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イクアント/土岐 仁謙/原 康幸/上野 紀久/GPSタ゛
イオウ/BIKESHOPFORZA/他、匿名14名
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MTB Field Code
た い せ つ なこと、全 て 自 分 の 責 任 で 行 動しよう
の やまに ゴミは 似 合 い ませ ん
し ぜ ん や 動 物 を い た わ ろう
い つ で も 歩 行 者 優 先 、狭 い 道 で は 降りて 譲 ろう
や って は い け な いトレイル から の は み 出し 走 行
ま さ か の た め に ヘ ルメット、グ ローブ は 必 需 品
み うち に ツーリング 計 画 を 伝 え て から スタート
ち ょっとまて、そ の スピ ードだ いじょうぶ?
※ 上 記 MTBフィールドコードは 1990 年に作 成され、その 後日本マウンテンバイク協 会( JMA )
が 提 唱し、現 在
まで多くのマウンテンバイカーに 参 照されてきた指 針で、いわば自主ルールの 古 典です。
こ の 冊 子 の 自 主 ル ー ル は 、800 人以上のマウンテンバイク愛 好 者 が 意 見 を 出し 合 い 作 成 さ れ た も の で す 。様 々 な 形
で 登 山 道 を 利 用 す る 皆 さ ん と 登 山 道 を 快 適 に 共 有し、安 全 を 守 り、豊 か な 自 然 環 境 を 次 の 世 代 に 残し て い くた
め 、東 京 都 の 自 然 公 園 エリア を 走 る M T B ライ ダ ー が こ の ル ー ル を 理 解し、自 主 的 に 尊 重 す ることを 願 い ま す 。
著 者 :フェイスブックグループ「都自然公園 MTBルール問題を話し合う場 」
7https://www.facebook.com/groups/815324825182027/
編集者 :加藤晃生/鈴木祗郎
発行人 :東京都マウンテンバイク利用推進連絡協議会
デザイン :ササキダイスケ
翻 訳 :カタンベイデ二子
協 力 :日本マウンテンバイク協会
発行日 :2015 年 3 月 4 日
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