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市民との意見交換の記録 [125KB pdfファイル]
「議員定数・報酬等に関する市民との意見交換会」意見交換の記録 日時:平成26年8月24日(日)午後1時30分~4時30分 会場:木津川市役所1階 市民 〇 住民活動スペース 3年前に26人から24人に減った。多様な地域を抱えている。木津川市 は人口が増えていて、それぞれの特色が多様で文化・要求が違う。減らして もやれるのか、防災の一例をとってみても住民サービスが低下しないのか疑 問。定数減には反対。 議員 〇 他市に研修に行ったが、行政の監視機能・市民サービスは減らない。 4年間で約4千万円減る。議員自らが身を切って、行政の監視を厳しくす る。常任委員会主義。7人の厚生委員会は機能している。 市民 〇 厚生委員会が7人で十分というのはわからない。一人で持つエリアをカバ ーできる。全国がこうだからこう、と言う検討はしないで欲しい。 市民 〇 政務活動費の役割を先生にお聞きしたい。充実させれば。 富野 〇 議員報酬は生活費に値するもの。政務活動費は、政策を作るとか勉強、き 先生 ちっとしていくための活動費。検証は必要。多い少ないだけで議論すべきで ないもの。 市民 〇 平成26年4月に、さくら会より議長に定数削減の申し入れがあったとの 報告があった。なぜこの時期か。減らす根拠は。 小学校区単位×2名でこのことから26人が妥当なのでは。城山台のこれ からの人口増もある。削減は疑問。 議員 〇 3つの委員会の内、総文と産建で2名減ができる。これから議員の資質を 高める。府内でも恥ずかしくない議会を作り上げたい。 市民 〇 常任委員会うんぬんはわからない。自ら今の議員は資質が低いと認めてい る。議員を少なくすれば資質が良くなるというのはあり得ない。二元代表制、 市民の意見を吸い上げる事と、行政を監視する、市長に政策提言することが 議員の仕事。と理論に基づき議員の数を確保し行政と対しないといけない。 目を光らせて行政改革を行なう。議員の数を減らして質を高めるという議論 はあり得ない。 市民 〇 さくら会の理由は行財政改革ではなく、 「財政改革」なのでは。政務活動費 と選挙公営費の面から対応してもらえなかった。議員自らも削る所はある。 それを抜きにしては理解できない。 報酬だけではやっていけない。身分の保障をした上で、資質を高めていか ないといけない。居眠りしている議員がいる。 議員 〇 この報酬では少し厳しいのは確か。 議員 〇 落選したら無一文。市長は退職金があるが、議員はない。20代〜50代 は路頭に迷う。24人の中でも、年金・会社役員・会社経営者は大丈夫。一 律に上げるのは理解を得られない。 市民 〇 活動に応じて「出来高制」も考えれば。議員の活動で財政削減などができ た時に、ボーナスなどでの出来高制を。 市民 〇 合併協議会で「これからのまちづくり、人口の推移など」十分論議して2 6人になったのが4年後に2人削減。新しい地域では議員も出ていない。 住民の請願に委員会で賛成して、本会議で理由も述べずに反対する議員に 市民から不満が出ている。 今の若い人たちは共働きが当たり前。議員を減らして報酬を上げるという 短絡的な発想は理解できない。 議運の中で賛成しながら、本会議で意見も述べずに反対する議員がいる。 報酬ではなく政務活動費を上げて、活動に見合った分にはきちんと使われ たら良いのでは。 市民 〇 減らすだけが改革なのか。定数減の根拠は。 議員 〇 前回、4人を2人減にしたのは他会派の賛同がもらえなかった。さくら会 は4人減が基本なので引き続き2人減をめざしている。 市民 〇 今の市の人数から言うと現状のまま。削減が続いてきて、 「良い町」になっ たのか検証する必要がある。検証をした上で人数を決めるべきで、議員の数 を減らして「良い町にする」、その根拠が見えない。しっかりと根拠を提案し て欲しい。 議員 〇 前回は賛成した。選挙前に定数減の話が出て来るのは市民の一部には受け が良い。反対理由は、人口増。いろんな世代の人が出るべき。行政監視機能 はぜひ必要。監視機能の低下につながっている。議論を深めて欲しい。 市民 〇 3年間、委員会を含めて傍聴してきた。議員の質を高めるのは当たり前だ が、市民のために働くのが議員になった理由で、報酬のためになったのでは ないのでは。 「もっと傍聴に来てください」議会を傍聴する事で、鋭い質問をする議員 がいる一方で、一言もしゃべらずにいる議員がいるのがはっきりとわかる。 傍聴する事で、市民がこの問題に対し決着を付ける事ができる。 市民 〇 現状維持で十分。要望に対する確認が足りない。言ったことに対して返事 が欲しい。報酬が欲しいだけなら辞めてしまえ。人口が増えているから実際 には足りないと思う。一人一人が頑張らないと質は上がらない。 市民 〇 先の質問に対してきちんと根拠を述べていない。回答を求める。 議員 〇 議員定数削減で5~6の市へ研修に行った。意見も聞き、この2年間定数 削減に時間を割いてきた。それで十分だと考える。 市民 〇 決意表明ではなく、全国がどうとかでなくて、議員自身がまちづくりに貢 献するか、これだけ人数が必要と言う根拠が見えない。 議員 〇 言われる事は理解できる。木津は人口が多いが議員が少ない。山城町は3 町の中で一番少ないのに議員が多い。全然議員のでていない所もあれば、多 くの議員が出ているエリアもある。身を引き締めて、身を削っているのは確 か。 市民 〇 合併前で50人弱いた議員を半分ほどに減らした。人口増が続くので、現 状維持で良いのでは。議員は特定のグループの代表、と言う。委員会の人数 をさくら会だけで決めてしまえば良いという風に受け取れる。新しく城山台 もある。木津川台・梅美台・州見台もあり、10万人という話もある中で、 24人でいいのでは。報酬はまじめに議論したら良い。 議員 〇 議員定数に確固たる定義はない。チェック機能が下がるのではと言われる がそれはない。委員会での人数7人というのは一つの根拠。同規模自治体・ 近隣の自治体が根拠。5万~10万人の22.4人の2つが根拠。地域の声 を反映した運営ができるとさくら会は考えた。 意見を集約して、われわれの今後の活動の糧にする。 市民 〇 どうも理解できない。木津川市がどういう風になるための議論がされたの か。多い少ないで、平均値を言うが提案型の議会を作ろうとしているのか、 監視機能を高めようとしているのかで議員の数が出てくるのではないか。行 財政改革からというのであれば、半分にして2倍の働きをすれば良い。通年 議会をしたら市長の専決がなくなる。議論があったのかなかったのか。議会 基本条例の根幹では。 議員 〇 監視機能、活動はそうなって行くのか。活動量も含め議論が出てきた。今 回よかった。具体的には整理できていない。 市民 〇 なぜこの時期か。本来はもっと前に提案して十分議論や話し合いを重ねる べき。市民の意見を聞きたいと言うならなおさら。その結論を見て住民も判 断できる。何か意図があるように思える。前回の発議のときもこんな話をさ せてもらったが今回も一緒。 市民 〇 個人的には半分にしたら。田舎なので知人・縁者が多いと当選する。いっ そ半分にすれば、いろんな意見・政策で選べると思う。 区長の人材を議員以上に選んでもらって出てもらいたい。市民の意見とし て伝えられる。 議員 〇 地方分権が地方自治法で定められているが、木津川市はもっと地方分権を 進めていくべき。全国と同じ数に揃える事は地方分権に反している。われわ れが自分で調べて努力することが必要。 市民 〇 賛成。削減して変わって行くのが良い。民間企業はそうだ。変革して行っ て変わって行くのが良い。現状維持は何も変わらない。売り上げを上げて達 成したものが生き残れる。一般企業だったらつぶれる。会場は反対意見の方 が多いのはおかしい。賛成・反対の順で聴取すべき。市民税が減る話なのだ から。現状でいくと市民税が上がる。やってそうするか考える。 市民 〇 報酬は審議会に諮る。ここで決めるのではない。さくら会の答弁が十分で ないが、勉強して提案しているのだから進めて欲しい。 市民 〇 定数と質の問題は関係ないと思う。行政サービスの低下が多い、よくなっ たのは「市」の名前ぐらい。議員自ら身を切ると言うが、定数削減は民意を 削ることになる。高齢化が進む、子育て世代が増える、多様な状況の中で急 いで減らすというのは反対。議員にはなお一層頑張って欲しい。報酬は低い と思う。 市民 〇 定数・報酬の結論は、何が良いのかわからない。審議会の答申は尊重する のか。審議会の委員構成は。 議員 〇 いろんな団体などを含め、公平な立場から出てくる。人口も含め状況を踏 まえて考える場。報酬内容は審議会の権限。 市民 〇 定数・報酬は答えが出ない。議員立法で何本通ったのか。議会だよりに載 せてほしい。選択肢になる。 市民 〇 たくさんの意見が出たが、今日の意見をどのように活用するのか。 検討 〇 内容を整理し、検討会で集約する。 会会 長 〇 自分の意見を市民がしっかり伝えている。違いがあって意見を出し合うこ とは、民主主義として素晴らしい。いろんな意見の違いも共有できた。 〇 委員会の運営方法から数の根拠を示しても、市民には納得できない。 〇 今日の議論で、市民の中でもいろんな意見があるという「出発点」。出発点 が見えてきた。今日が決める場ではない、これからがスタート。議会が意見 を受けとめる。 富野 先生 〇 社会の中で100%の「正しい事」や「ダメな事」はない。議会が広く市 民の意見を聞いて考えて熟慮して決める。ストレートに多数決では決められ のま ない。議会が多様な意見を受け止める責任がある。期待する。 とめ 〇 調査をする時に先進的・先端的な場所を調べることが大事。特殊なケース を先に調べる。平均的な所を調べるのではなく。 〇 市民の願いは良い議会・議員が欲しい。議員報酬・定数だけでは解決でき ない。 〇 今の選挙制度では議員を選ぶ手がかりが少ない。現状は資格がない。一定期 間の研修で修了書を出す制度、などに参加。選び方の変革があっても良い。