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資料2 - 加須市
資料 2 平成28年2月17日(水) 埼玉東部消防組合 消防局総務課 加須市消防審議会資料 庁舎耐震補強・改修工事について 1 目 的 消防庁舎の中には、建築から相当の年数が経過し、老朽化等により機能の低下が見られ るもの、また、構造体として十分な耐震性能を有していないものが見うけられる状況であ る。 当消防組合では、災害時における活動拠点としての機能の確保、隊員及び資機材等の安 全確保を図り、地域における消防力の充実強化を図るため、加須市が平成22年度に実施 した耐震診断の結果を踏まえて策定した「公共施設再整備計画」を承継し、「埼玉東部消 防組合庁舎耐震補強・改修工事計画」を策定した。 2 対象施設及び耐震診断結果 対象施設 建築年 構造 階数 延床面積 耐震診断結果 (㎡) Is値 加須消防署北川辺分署庁舎 S49 RC造 2 166.54 0.620 加須消防署北川辺分署車庫棟 S49 S造 1 131.56 0.080 加須消防署大利根分署庁舎 S49 RC造 2 414.00 0.629 加須消防署騎西分署庁舎 S49 RC造 2 442.04 0.990 ※ Is値 構造耐震指標。その建物が地震にどのくらい耐えられるかを表す指標。 一般的に0.6以上とされるが、国土交通省の「官庁施設の総合耐震計画基準」によれば 消防署等の災害対策活動の拠点となる官公庁施設については、1.25~1.5を乗じて得た数 値を満たすことが望ましいとされている。 ⇒ 0.6×1.5=0.90(当消防組合における基準値) ※ 加須消防署騎西分署庁舎については、Is値は基準を満たしているが、外壁等にひび割 れ等が多数みられるため、将来的な改修工事が必要と判断された。 3 耐震補強・改修工事計画 対象施設 加須消防署北川辺分署庁舎 加須消防署北川辺分署車庫棟 加須消防署大利根分署庁舎 加須消防署騎西分署庁舎 H26年度 設計 設計 事業年度 H27年度 H28年度 工事 工事 設計 工事 設計 H29年度 工事 4 事業内容 (1)北川辺分署【H26~H28年度】 耐震補強工事 (1)庁舎スリット設置(2箇所) (2)分署長室東側窓の閉塞 (3)車庫棟の改築 付帯工事等 雨水処理施設設置(約60立方メートル) 場 所:加須市麦倉1258番地1 構 造:庁舎 RC造2階建 車庫棟 S造1階建 建築年月:昭和49年6月 改修工事 (1)庁舎外壁(塗装・防水等老朽箇所) (2)庁舎内部(床・壁・天井・照明等) (3)設備(給排水設備、空調設備等) (4)車庫前急傾斜 (2)大利根分署【H27~H28年度】 耐震補強工事 (1)開口部の閉塞(エントランス) (2)CB壁(1、2階トイレ、浴室) 付帯工事等 アスベスト除去工事 場 所:加須市北下新井773番地 構 造:RC造2階建 建築年月:昭和49年3月 改修工事 (1)庁舎外壁(塗装・防水等老朽箇所) (2)庁舎内部(床・壁・天井・照明等) (3)設備(給排水設備、空調設備等) (4)機械室改修 (5)仮眠室改修 (3)騎西分署【H28~H29年度】 改修工事 (1)庁舎外壁(塗装・防水等老朽箇所) (2)庁舎内部(床・壁・天井・照明等) (3)設備(給排水設備、空調設備等) (4)エキスパンションジョイント改修 (5)車庫シャッター改修 場 所:加須市騎西3番地2 構 造:RC造2階建 建築年月:昭和49年6月