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横浜市知的財産戦略シンポジウム 「中小企業の知財戦略」
平成 24 年 2 月 9 日 経済局経営・創業支援課 [実施報告] 横浜市知的財産戦略シンポジウム ~小説『下町ロケット』より 「中小企業の知財戦略」 中小企業へのエール~ 日時:平成24年2月3日(金) 14:00~16:45 会場:パシフィコ横浜アネックスホール(横浜市西区みなとみらい 1-1-1) (テクニカルショウヨコハマ2012展示会場2階) 対象: 中小企業経営者・知的財産担当者、中小企業支援団体関係者、大学関係者、 金融関係者、行政関係者等、約200名が参加 概要:直木賞受賞作・小説『下町ロケット』を題材に、中小企業の知的財産戦略シンポジウ ムを開催しました。基調講演では、小説の中で主人公の窮地を救う弁護士のモデルと もなった鮫島氏より講演いただきました。また、知的財産活動に積極的に取り組んで いる市内中小企業 2 社による事例発表と、パネルディスカッションを行い、大企業・ 中小企業それぞれの知財への取組から、企業経営を強化する知財経営を考察しました。 講演内容 1 基調講演 14:05~14:55 (1)テーマ : (2)講師 : ~小説『下町ロケット』より~「中小企業の知財戦略」 内田・鮫島法律事務所 弁護士・弁理士 (3)講演トピックス ・検証: 「下町ロケット」に見る佃製作所の知財戦略 ・知財戦略を支える三つの理論 ・経営課題と知財戦略 ・ 「下町ロケット」に見る中小企業に対するあるべきサポート ・なぜ知財経営の定着が重要なのか? 2 中小企業知財経営事例紹介 14:55~15:25 (1) AJI株式会社 代表取締役社長 吉田 邦夫氏 <講演トピックス> ・AJI株式会社の概要、ビジネスモデル ・知的財産の重要性、ビジネス化 ・中小企業の優位性 ・知的財産ビジネスのボトルネック ・中小企業でも可能な知的財産を活用したビジネス 鮫島 正洋氏 (2)株式会社計測技術研究所 取締役会長 平野 健治氏 <講演トピックス> ・株式会社計測技術研究所の概要、会社方針 ・株式会社計測技術研究所の特許への取組 ・特許、商標の有効事例、失敗事例、復活事例 3 パネルディスカッション 15:35~16:45 (1) テーマ : (2) コーディネーター : 日経 BP クリーンテック研究所所長 望月 洋介氏 : 内田・鮫島法律事務所 鮫島 正洋氏 パネリスト 『競争力のある企業になるために』 弁護士・弁理士 株式会社ニフコ 知的財産部長 高尾 孝一氏 AJI株式会社 代表取締役社長 吉田 邦夫氏 平野 健治氏 株式会社計測技術研究所 取締役会長 (3) ディスカッション概要 ・小説『下町ロケット』を読んで感じたこと、基調講演を受けて感じたこと ・競争力に知財を活かすには? - 経営における知財の位置付けは? - 知財を経営に活かす際の課題は何か? ・グローバルな競争力強化に向けて - 海外展開、アジア展開における課題と危機感は? - 国際特許の戦略は? ・それぞれに訴えたいこと - 企業間連携、知財コラボレーションは可能か? - 公的組織が取り組むべきことは何か? - 第三者機関(弁護士、弁理士、メディアなど)がなすべきことは何か?