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セイバの巨樹を見たあとは一路、コスタリカ北西部のリベリアを目指します
10ページ セイバの巨樹を見たあとは一路、コスタリカ北西部のリベリアを目指します。途中、川のそばのレストランでランチ。この辺りから、熱帯乾燥林に入ってきたので 風景や見える木々の種類がまったく変わってきました。気候も変わり、熱くなってきたので、川の近くの日陰でのランチは涼しくてとっても快適でした。 葉はマメ科らしい小さなもの。そして、イ チョウの葉のように見えるのが、この木の 実です。変わった形の実で不思議でした。 2005年の並外れた木グァナカステはコスタリカの国樹。 ●幹周り 5.7m ●学名/Enterolobium cyclocarpum ●和名/マメ科ゲニセロ 並外れた木には枝張りのりっぱな巨樹が選ばれるという特徴がよくわかる木。 幹周りはそれほどでもありませんが、枝の張り具合はあっぱれです。 ここはバスを下りてすぐの場所なので、いつもはバスでお留守番のドライ バーのビクトルさんも木を見に来ました。大野画伯の絵にも興味津々です タベブイアのピンク色を見つけました。学名Tabebuia rosea。和名はモモイロノウ ゼン。満開に近いこの木はまるでコスタリカの桜というところ。とてもきれいで した。いやぁ、日本の桜よりも大迫力です!! ノウゼンカズラ科らしい花。でも、遠目にはもっと 小さな花の塊に見えました。 ねっ、こうして見ると、ボタンザクラでも咲いているように見えませんか? 「♪この∼木、なんの木♪」のモンキーポットのような木が並ぶ牧草地も広がります。 見た目はモンキーポットに似ていますが、下のイゲロンと同じFicus属です。 2004年並外れた木に選ばれたのはイゲロンの木。同じイゲロンで幹周りの大きな巨樹を下村さん が探してくれました(並外れた木のほうは幹周りが小さく、ロケーションもよくないそうです)。 ●幹周り 10.5m ●学名/Ficus sp. ●現地名/Higueron 長澤さんと下村さんは毎晩、飲み交わすうちに「下ちゃん」 「長ちゃん」の仲に。すっかりマブダチ? いいコンビです。 実のなり方が不思議。誰かが幹にくっつけたみたいでした。 マラカスの材料になるヒッカロ(Jicarillo)の木。 ノウゼンカズラ科で学名はCrescentia alata。 北村さんが早速、マラカスをつくろうと実を拾ってきました。 葉のほうもやっぱりちょっと生え方が変わってる? Copyright (c) Setsuko Kanie, All rights reserved.