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LTEでの音声通話・映像コミュニケーションにも対応する 総合試験ツール

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LTEでの音声通話・映像コミュニケーションにも対応する 総合試験ツール
2013 年 2 月 21 日
NTTアドバンステクノロジ株式会社
LTE での音声通話・映像コミュニケーションにも対応する
総合試験ツール「ProLab」 新バージョン販売
NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下:NTT-AT、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:花澤
隆)は、アバイア社のビデオ事業部門である‘RADVISION’が開発した、総合試験ツールの最新版
「ProLab 7.0」を、2013 年 2 月 25 日(月)より国内にて販売開始します。
シグナリング・音声通話・映像コミュニケーションの総合試験ツールである「 ProLab」の最新版
「ProLab 7.0」では、LTE※1 を利用した音声サービス(VoLTE※2:Voice over LTE)の新たな音声品質評
価手法“POLQA”(ITU-T 標準)に対応しました。LTE サービスがますます普及する中、対応するアプリケ
ーションや端末開発ベンダーやサービス提供事業者を支援します。
本商品は、2013 年 2 月 25 日~28 日にスペイン・バルセロナで開催されます、世界最大の携帯電話
関連展示会「Mobile World Congress 2013」に出展されます。
日本ならびに世界で次世代通信規格 LTE※1 の普及が進む中、LTE を利用した音声サービスである VoLTE
が注目されています。NTT-ATが販売および技術サポートを行っている「ProLab」は、世界的な通信ミドルウ
ェアベンダー‘RADVISION’によって開発された、VoLTE 機能の開発などを支援するシグナリング・音声通
話・映像コミュニケーションの総合試験ツールです。世界では、いち早く VoLTE 対応への実現をめざすチップ
セットベンダーや移動機開発ベンダー、LTE サービスプロバイダーなどに次々と採用されています。
2013 年 2 月 25 日(月)より販売開始する「ProLab 7.0」では、狭帯域から超広帯域まで対応が可能な次世
代のモバイル音声品質試験として ITU-T で標準化された “POLQA”もサポートしました。
■「ProLab」の機能概要
「ProLab」は汎用 PC 上で動作するソフトウェアです。音声通話をはじめ着信転送や会議通話などの付加サ
ービスや、サービス提供事業者が所有する IP ベースのコアネットワーク(IMS※3 コアネットワーク)上のテキスト
メッセージサービス(SMS)といった VoLTE 機能や、インスタントメッセージやプレゼンスなどの RCS※4 機能の
開発を支援します。中でも、きめ細かな設定が可能な IMS コアネットワークのシミュレーション機能が多くの支
持を得ています。
開発試験の一例
■世界標準のテストケース
開発元の‘RADVISION’は、業界の標準化・相互接続イベントでも重要な役割を担い、「ProLab」には豊富
な経験と高い技術が結集され、多くのバリエーションのテストシナリオを具備しています。さらに、
‘RADVISION’は国際ビデオ会議コンソーシアム(IMTC※5)のビデオ会議システム相互接続試験でも重要な役
目を果たしており、次のような世界標準の典型的なテストシナリオの準備が実現しています。
・IMTC の IMS※3 アクティビティグループの相互接続テストケース
・VoLTE や RCS※4 仕様に準拠した端末の開発を支援するテストケース
今後、通信事業者等で構成される国際的機関、Global Certification Forum(GCF※6)にて VoLTE のテストケ
ースが定義され次第、「ProLab」でもサポートを計画しています。
■価 格
ProLab VoLTE ベーシックパッケージの標準価格
1,320 万円
■展示会のお知らせ
来る 2013 年 2 月 25 日~28 日にスペイン・バルセロナで開催されます、世界最大の携帯電話関連の展示
会「Mobile World Congress 2013」に、RADVISION より出展いたします。
本件に関するお問い合わせ先
NTTアドバンステクノロジ株式会社
グローバルプロダクツ事業本部
メディアコミュニケーションプロダクツビジネスユニット RADVISION 担当
TEL:03-5956-9052 FAX:03-5956-9058
E-mail:
URL:http://ngw.ntt-at.co.jp/radvision/
<参考>
■RADVISION について
1993 年にイスラエルのテルアビブで設立。ITU(国際電気通信連合)の H.323 プロトコル勧告制定に中心的な役割
を果たすなど高度な技術力を誇る企業。世界で 70%以上のシェアをもつ H.323 をはじめ、SIP、3G-324M、MGCP、
MEGACO/H.248、RTSP、NGN など様々なプロトコルに対応するソフトウエア・ライブラリの販売、テレビ会議関連ハ
ードウェア製品群を開発販売しています。2012 年 6 月にアバイアによる買収が完了し、現在は、アバイアのビデオ事
業部門。
NTT-ATは、RADVISION のソフトウェア製品の代理店として一元的に販売および技術サポートを行っています。
■語句の説明
※1 LTE :Long Term Evolution の略。携帯電話の通信規格。高速通信を実現する。
※2 VoLTE:Voice over LTE の略。LTE 上での音声サービス。移動体通信事業者や関連企業からなる業界団体で
ある GSM Association(GSMA)で仕様化された。VoLTE は基本的な音声通話の他、着信転送・会議通話などの
付加サービスや IMS(IP Multimedia Service)での SMS(Short Message Service)を仕様化している。
※3 IMS:IP Multi Subsystem の略。サービス提供事業者が所有する IP ベースのコアネットワーク。各国の大手通信事
業者が次世代の公衆通信網として IMS 導入を計画している。
※4 RCS :Rich Communication Suite の略。GSMA で仕様化されている。インスタントメッセージ、プレゼンス、ファイ
ル送信など、キャリア間で異なるサービスを、共通化して利用できるようにするという、端末・ネットワークを含めた、
電話・メールに次ぐ基本コミュニケーションツール。
※5 IMTC :International Multimedia Teleconferencing Consortium の略。対話型マルチメディア遠隔会議システム
の開発やサービスに必要な標準規格の採用実現とその推進を図り、国際的公開標準規格に準拠した相互運用性
のあるマルチメディア遠隔会議システムの開発を推進する。
※6 GCF :Global Certification Forum の略。通信事業者、端末メーカー、テストハウス等から構成される国際
的な機関。携帯電話端末とネットワークとの相互接続試験の仕様と認証プロセスを策定、提供する。
※ 本資料に記載している商品名、サービス名等は、各社の商標または登録商標です。
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