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行政から入浴事故防止への提言

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行政から入浴事故防止への提言
行政から
行政から入浴事故防止
から入浴事故防止への
入浴事故防止への提言
への提言
1) 事故実態調査結果
2) 地域での対策と結果
3) 今後の事故対策
山形県庄内保健所
松田 徹
1
【月別気候】
月別気候】
庄内保健所HPより
庄内保健所 より
入浴事故の
入浴事故の起きやすい気温
きやすい気温
最高気温
14℃
14℃
平均気温
7℃
℃
最低気温
4℃
℃
0℃
℃
1月の気温
・最高
・平均
・最低
山形
鹿児島
3.1 ℃
-0.4 ℃
-3.4 ℃
12.8℃
12.8℃
8.5℃
8.5℃
4.6℃
4.6℃
庄内保健所
定義:「
定義:「入浴行為
:「入浴行為」
入浴行為」の際または「
または「入浴に
入浴に起因して
起因して」
して」
発生した
発生した全
した全ての救急搬送
ての救急搬送と
救急搬送と不搬送者
庄内保健所
活動の
活動の経緯
①
②
③
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
⑪
人口動態小票の
人口動態小票の調査
管内消防署に
管内消防署に調査の
調査の協力を
協力を依頼(
依頼(H20.12)
)
予備調査実施(
予備調査実施(H21.2.3)
調査項目等の
調査項目等の再検討
本格調査実施(
~)
本格調査実施(H21.11~)
平成22年度
ポスター、
平成 年度~
年度~:ポスター
ポスター、リーフレット
庄内41℃
庄内 ℃(よい)
よい)ふろフロジェクトキャンヘ
ふろフロジェクトキャンペ
フロジェクトキャンペーン
NewYoku times発行
発行
DVD、
、You Tube
ポスター、
ポスター、リーフレット改定
リーフレット改定
庄内保健所
庄内保健所
庄内保健所
血圧測定・
血圧測定・血管年齢測定
所長の
所長の入浴事故予防講話
&消防職員の
消防職員の応急手当講座
平成2
平成22年度から
年度から各種活動開始
から各種活動開始
■ ポスター作成
14,000枚
ポスター作成
14,000枚/2年
/2年
■ リーフレット作成
リーフレット作成 22,000部
22,000部/2年
/2年
■ 啓発
○ 消防署
・ 応急手当講習会等
○ 市町
・ 健康教室等
○ 保健所
ふれあい講座
ふれあい講座、
講座、所長の
所長の健康講座、
健康講座、各種研修
会(日帰り
日帰り温泉施設5
温泉施設5箇所、
箇所、市町イベント
市町イベント6
イベント6回)、
会議等
8
庄内保健所
庄内保健所
浴槽温度アンケート
浴槽温度アンケート
浴槽の
浴槽の温度設定
不能
N=513
22%
可能
78%
浴槽設定温度
40%
30%
20%
10%
0%
38℃
38 ℃ 以下
39℃
40℃
41℃
42℃
43℃
44℃
45℃
45 ℃ 以上 N=322
庄内保健所
気温の
気温の年次の
年次の推移と
推移と入浴事故件数
月間平均気温と
月間平均気温と入浴事故による
入浴事故による死亡例数
による死亡例数
3℃
H21
2℃
左記期間中の
左記期間中の事故件数(
事故件数(含死亡例)
含死亡例)
H22
1℃
64例
64例
60例
60例
H23
57例
57例
49例
49例
0℃
40例
40例
1月
2月
20例
20例
死亡
13
死亡
19
死亡
14
H21
H22
H23
庄内保健所
入浴事故の
入浴事故のアンケート調査結果
アンケート調査結果
N=539
%
80
事故周知
95%
60
40
20
0
%
交 通事 故
高齢 者
自宅
冬
病気
知らない
100
対策法周知
97%
80
60
40
20
0
暖房
41℃
半身浴
家族へ声がけ
家族の声がけ
知対
らない
策なし
庄内保健所
入浴事故予防の
入浴事故予防の実施は
実施は?
N=539
%
対策実施度
対策実施度78%
60
40
20
0
暖房
41℃
半身浴
家族へ声がけ 家族の声がけ
その 他
なし
庄内保健所
入浴事故対策の
入浴事故対策の評価
アウトカム評価
アウトカム評価⇒
評価⇒
事故件数
増加
死亡数 やや低下
やや低下
プロセス評価
プロセス評価⇒
評価⇒
事故周知
95 %
対策周知
対策周知
97 %
対策実施
78 %
庄内保健所
消防統計が
消防統計が変わります
新調査項目による
新調査項目による
救急オンラインシステム
救急オンラインシステム
調査実施 全国の
全国の消防本部
消防本部(
本部(消防庁)
消防庁)
調査地域
庄内地区入浴事故実態調査
鶴岡・
鶴岡・酒田消防本部
酒田消防本部(
本部(庄内保健所)
庄内保健所)
全国
庄内地域のみ
庄内地域のみ
(技術的には
技術的には消防本部単位
には消防本部単位で
消防本部単位で集計可)
集計可)
調査期間 H25.1.1~
H25.1.1~
H21.11.1~
H21.11.1~H25.4.30(
H25.4.30(3年半)
年半)
発生場所(
発生場所(住宅の
住宅の浴室)
浴室)を抽出可能
把握可能 (入浴後の
入浴後の浴室以外での
浴室以外での発生
での発生、
発生、公衆
事項
浴場・
浴場・施設等での
施設等での発生
での発生、
発生、不搬送者の
不搬送者の
入浴事故は
入浴事故は把握不能)
把握不能)
入浴行為又は
入浴行為又は入浴に
入浴に起因して
起因して発生
して発生し
発生し
た全ての救急搬送者
ての救急搬送者と
救急搬送者と不搬送者
25年データについて
データについて、
について、26年
26年5月末に
月末に
・2か月分の
月分の基礎データ
基礎データを
データを取りまとめ、
りまとめ、
結果取
結果取り ・25年
都道府県から
2か月後に
都道府県から国
から国に年報報告予定
月後に公表
まとめ
・公表
(入浴事故関連
入浴事故関連データ
データの
データの公表は
公表は不明)
不明) ・半年~
半年~1年ごとに報告書
ごとに報告書を
報告書を公表
庄内保健所
本県の
本県の調査等スケジュール
調査等スケジュール
24年度
年度
新
シ
ス
テ
ム
25年度
年度
26年度
年度
新調査項目による
新調査項目による救急
による救急オンラインシステム
救急オンラインシステム運用開
オンラインシステム運用開始
運用開始
(H25.1.1~)
~)
★
庄
内
庄内地区入浴事故実態調査実施
(H21.11.1~
~H25.4.30)
)
山形県危機管理課より
山形県危機管理課より
情報提供
調査結果報告
調査結果報告
(9月頃
月頃)
月頃)
入浴事故実態調査をもとに
入浴事故実態調査をもとに
予防対策事業を
予防対策事業を実施
救急オンラインシステム
救急オンラインシステム
のデータをもとに
データをもとに
予防対策事業を
予防対策事業を実施
庄内保健所
全国規模での
全国規模での研究
での研究の
研究の必要性
1) 事故実態調査
2) 入浴が
入浴が人体に
人体に及ぼす影響調査
ぼす影響調査
3) 住環境と
住環境と入浴事故調査
4) その他
その他
庄内保健所
庄内保健所HPより
庄内保健所 より
早期発見により
早期発見により重度化
により重度化を
重度化を免れた事例
れた事例
その他
その他(外傷、
外傷、軽症等)
軽症等)
(183人
183人) 41.2%
41.2%
死亡
(114人
114人)
25.7%
早期発見により
早期発見により重度化
により重度化
を免れた事例
れた事例
(147人
147人) 33.1%
発見が
発見が遅かったら死亡
かったら死亡した
死亡したかも
したかも知
かも知れ
ないと
ないと予想される
予想される事例
される事例は
事例は少なくとも2
なくとも2
年間で
年間で147例
147例(自宅81
自宅81件
81件、自宅以
外66件
66件)
意識消失
意識消失、
消失、朦朧状態、
朦朧状態、呼びかけに
反応なし
反応なし、
なし、溺水、
溺水、水没、
水没、浮いていた、
いていた、
寝ていた等
ていた等で発見・
発見・通報された
通報された(
された(例
:家族や
家族や関係者が
関係者が見にいったところ
意識朦朧状態で
意識朦朧状態で発見された
発見された)
された)。
庄内保健所
入浴事故死亡者の
入浴事故死亡者の人口動態
統計上の
統計上の死因
(全43例
例)
警察のみ
警察のみ把握
のみ把握 1例
溺死・
溺死・溺水
10例
例
入浴事故実態調査
42例
例
病死
32例
例
溺死・
溺死・溺水
10例
例
警察のみ
例
警察のみ把握
のみ把握(
把握(溺死・
溺死・溺水)
溺水) 1例
警察のみ
警察のみの
のみの把握例
把握例(病死)
病死) は確認出来ない
確認出来ない
病死 32例
32例
厚労省から
厚労省から使用許可取得
から使用許可取得
庄内保健所
入浴事故死
入浴事故死の推計
人口動態統計で
H20は
人口動態統計でH11は
H11は3,205名
3,205名
H20は4,079名
4,079名
東京都監察医務院の
から換算
東京都監察医務院の溺死 / 病死=
病死=0.22から
から換算
14,134名
14,134名(H11)⇒
(H11)⇒18,540名
18,540名(H20)
140以上
都道府県別の平成20年不慮の溺死・溺水(SMR)の集計結果
120~130
【資料】死亡数:人口動態統計
人口動態統計(厚労省)/人口:国勢調査(総務省)
人口動態統計
100~110
80~90
80以下
庄内保健所
事故の
事故の多さを訴
さを訴えるだけでは
入浴事故は
入浴事故は減らせない
(関心期・
関心期・準備期の
準備期の市民へ
市民へ)
自宅の
自宅の寒さ対策
浴槽の
浴槽の温度管理
船式温度計
ポスター
一人暮らしの
一人暮らしの老人
らしの老人
声掛けの
声掛けの提案
けの提案
音声クロック
音声クロックの
クロックの工夫
庄内保健所
高気密、
高気密、高断熱の
高断熱の住宅建設
住宅建設の
建設の必要性
東北芸術工科大学
24
三浦秀一准教授
結論
入浴事故予防のためには
入浴事故予防のためには
1)全国的な
全国的な情報収集
2)市民への
市民への情報提供
への情報提供法
情報提供法
3)住環境対策
⇒多方面の
多方面の対策が
対策が必要
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