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Lotus Notes/Domino 6.5.2 リリース情報

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Lotus Notes/Domino 6.5.2 リリース情報
Lotus Notes6
Lotus software
Lotus Notes 6.5
Release Notes
Notes/Domino 6.5 リリース情報
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
01 新機能の紹介
Lotus Notes、Domino、Domino Designer 6.5.2 へようこそ
IBM Lotus Notes および IBM Lotus Domino Server 関連製品 をご利用いただきありがとうございます。
Notes/Domino 6.5.2 は、情報管理、メッセージング、コラボレーション、および Web アプリケーション開発のため
の、世界をリードする製品の最新リリースです。
このリリース情報には、Notes/Domino 6.5.2 の全製品に含まれるさまざまな機能強化に関する情報が取り上げら
れています。Notes/Domino 6.5 をインストールする前に、リリース情報の「お読みください」および「トラブルシュー
ティング」の章をお読みください。
このリリースの機能の概要は、「新機能」の章を参照してください。
全文索引を使用しないで 『Notes/Domino 6.5.2 リリース情報』データベースの詳細なオンライン検索を行うには、
[検索] ビューを使用してください。
IBM Lotus Notes/Domino 6.5.2 に関する追加情報は、各製品に付属するヘルプファイルを参照してください。ヘ
ルプファイルとリリース情報は、Lotus Developer Domain Web サイト http://www.lotus.com/ldd/doc の
Documentation エリアからも取得できます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
01 新機能の紹介
ライセンス警告
この文書のライセンス条項に関するいかなる情報または参照も、ユーザーの情報のために提供されています。し
かし、この情報で参照される Notes および Domino、そして他のいかなる IBM プログラムの使用も、同様の各プ
ログラムに付随する IBM プログラムのご使用条件 (IPLA) および関連するライセンス情報 (LI) の文書の契約条
件にのみ従うものとします。Notes または Domino の使用権に関してどのような疑問があってもこの文書を基にし
てはなりません。製品 CD の \Apps ディレクトリのルートにある license.txt ファイルにある Notes と Domino の
IPLA および LI 文書を参照してください。
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01 新機能の紹介
Domino Web Access での IM の機能拡張
Domino Web Access 6.5.2 で、ユーザーは、ブラウザインターフェース用 Lotus Sametime Connect 6.5.1 を
Instant Messaging (チャット) クライアントとして使用できます。ユーザーは Sametime Connect コンタクトリストマ
ネージャを使用して、Notes Client とコンタクトリストを共有できます。Domino Web Access Instant Messaging リス
トを Sametime サーバーに転送できるので、Domino Web Access リストを再作成する必要はありません。
既存の Domino Web Access Instant Messaging リストを転送する
既存の Domino Web Access Instant Messaging リストを使用するには、ブラウザインターフェース用 Sametime
Connect 6.5.1 クライアントを実装する前に、Domino Web Access チャットクライアントの既存の Instant Messaging
リストを転送する必要があります。Instant Messaging リストは、次の手順で転送します。
1. Domino Web Access にログインします。
2. [チャット] をクリックします。
3. マウスの右ボタンをクリックし、[ローカルの連絡先リストを Sametime サーバーに送信する] を選択します。
Sametime Connect 6.5.1 をチャットクライアントとして設定する
6.5.2 でのデフォルトのチャットクライアントは Domino Web Access チャットクライアントで、これは Domino Web
Access 6.5.1 で使用されているのと同じクライアントです。新規のブラウザインターフェース用 Lotus Sametime
Connect 6.5.1 をチャットクライアントとして使用するには、次の NOTES.INI 設定を使用します。
構文: iNotes_WA_SametimeJavaConnect=value
説明: Domino Web Access チャットユーザーインターフェースの代わりにブラウザインターフェース用 Lotus
Sametime Connect を使うときに、この設定を使用します。
0= off
1= on
適用: すべての Domino Web Access クライアント
デフォルト: 1
等価の UI : なし
新しいリスト管理機能
前のリリースでは、統合化された Domino Web Access チャットクライアントは、Instant Messaging リストをローカ
ルに保存していました。しかし、Domino Web Access でブラウザインターフェース用 Sametime Connect 6.5.1 クラ
イアントを使用する 6.5.2 では、Instant Messaging コンタクトリストは Sametime サーバーに保存されます。このた
め、Domino Web Access のユーザーと Notes Client のユーザーは、同じリストを共有できます。Domino Web
Access で、前バージョンのチャット用にユーザーのメールファイルで作成および保存された個人用の Instant
Messaging リストは、ブラウザインターフェース用 Lotus Sametime Connect クライアントを実装する前に、これら
の公開リストと同期することができます。このため、ユーザーは、Sametime サーバーで個人用の Instant
Messaging リストを再作成する必要がありません。
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01 新機能の紹介
SECKFMSwitchToUserID 関数の機能拡張
SECKFMSwitchToUserID 関数が機能拡張され、現在実行されているプロセスまたは Notes.INI 設定に影響を与
えずに、パーティションサーバーで実行されているスタンドアロンプロセスを異なる ID ファイルに切り替えることが
可能になりました。
拡張されたこの機能を使用するサンプルコードを以下に示します。
/* この機能のサンプルコードは 6.0.4/6.5.2 SDK を使用して利用可能。つまり、 */
/* リリース 6.0.4/6.5.2 以降の Notes Client または Domino Server で利用可能。*/
STATUS ChangeIDForThisProcessWithoutEffectingOtherProcesses
{
STATUS error = NOERROR;
char NewIdFileNameBuffer[MAXPATH];
/* ルートレベルのプロセスを作成するため、最初に SECAttachToID を呼び出す必要がある */
if (error = SECAttachToID())
goto done;
strncpy(IDFileNameBuffer, "c:\tmp\newid.id", sizeof(IDFileNameBuffer));
/* fKFM_switchid_DontSetEnvVar を渡すことが必要。このため、切り替え */
/* によって notes.ini ファイルは更新されず、将来のプロセスのロードや
*/
/* 再起動には影響しない。
*/
/* メモ: 1) ID Filename はフルパスであること。
*/
/*
2) パスワードが必要な場合は、以下のようにパラメータ 2
/*
としてバッファ内で渡す必要がある。
error = SECKFMSwitchToIDFile (IDFilenameBuffer,
NULL,
NULL,
0,
fKFM_switchid_DontSetEnvVar,
NULL);
Done:
return (error);
}
*/
*/
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01 新機能の紹介
Notes/Domino 6.5.2 の新機能
Notes Client
Sametime への Notes 接続に固有の識別子が追加される
Notes が Sametime サーバーへのログインタイプとして使用する固有の識別子 0x2000 が新たに追加されまし
た。これによって、システム管理者は、Notes Client からの接続と Sametime Connect クライアントからの接続を
区別してモニターできます。これまでは、Notes Client と Sametime Connect クライアントは、同じコードで識別さ
れていました。
Domino Web Access
返信/転送インジケータのサポート
Domino Web Access は返信と転送のインジケータをサポートするので、ユーザーはメッセージが返信または転送
されたかどうかを確認できます。
DWA は Notes Client と同じ設定を使用して、返信/転送インジケータを設定するかどうかを判断します。設定は
データベースプロパティの [転送または返送をマークする] で行います。メールテンプレートでは、デフォルトでこの
機能が有効になっています。DWA には、この設定を変更する UI がないことに注意してください。デフォルトでは、
どの DWA ユーザーもデータベースプロパティを変更する権限を持たないからです。
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ビューレベルで、次のアイコンがあります。
- 返信済み
- 転送済み
- 返信および転送済み
開かれた文書には、[件名] フィールドの下に、フォローアップフラグと転送/返信インジケータ用の領域がありま
す。この領域は 2 行になっていて、上の行がフォローアップ用です。
iSeries
ハードウェア暗号カードを使用可能にするシステム SSL のサポート
システム SSL が GSKit API 経由でサポートされるようになりました。これによって、Domino の HTTP でハード
ウェア暗号カードが使用できます。
保守性の強化
次の内容が強化されています。
z
自動診断収集ツール - システム管理者は、自動診断収集ツールを使用することで、Notes Client と
Domino Server のクラッシュ診断データを自動的に収集し、指定した中央のメール受信データベースにこ
の情報を送信できます。このツールにより、ユーザーがクラッシュを報告しない問題や、クライアントまた
はサーバークラッシュ時に適切なデータが取得されない問題が解決されます。
z
Memcheck - Memcheck は、NSD の実行時に NSD ユーティリティによって呼び出される実行可能形式
のバイナリファイルです。Memcheck は、Notes プロセスによって使用されているすべての共有メモリセグ
メント、および各プロセスに割り当てられた個々のスタックメモリをスキャンします。Memcheck は、メモリ
セグメントのフォーマットがそのメモリセグメントに適したフォーマットであるかどうかをチェックします。
z
Trapleak スタックダンピングコード - Notes メモリのリークのデバッグに使用されます。
プラットフォーム
Macintosh OS10.3 のサポート
リリース 6.5.2 から、Notes Client は Macintosh OS10.3 でサポートされます。
Red Hat Enterprise Linux 3.0、SuSE Linux Enterprise Server 8.0 のサポート
リリース 6.5.2 から、Red Hat Enterprise Linux 3.0 と SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 8.0 が、Domino
Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
Smart Upgrade
Smart Upgrade キットで共有マップドライブと添付キットを指定できる
Smart Upgrade キットで、ネットワークパスと添付キットの両方を指定できます。クライアントがネットワークパスに
アクセスできるときは、ネットワークパスを使用します。クライアントが共有ドライブにアクセスできないときは、
Smart Upgrade に添付キットを使用します。これによって、ユーザーは、共有マップドライブにアクセスできるオフィ
ス環境でも、マップドライブが利用できない自宅でも、クライアントコンピュータをアップグレードできます。
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
Lotus Notes 6 のインストール
Lotus Notes 6 と Lotus Notes R5.0x または Lotus Domino は同じマシン上にインストールしないようにお勧めしま
す。そうではなく Lotus Notes R5.0x ビルドを Lotus Notes 6 にアップグレードしてください。ただし、どうしても
Lotus Notes 6 と R5.0.x を同じマシンにインストールしなければならない場合は、このインストールによって、以前
にインストールした R5.0.x Client (またはサーバー) の操作に悪影響 (たとえば、R5.0.x のアンインストールが機
能しなかったり、OLE によって Notes 6 のディレクトリが示されるなど) の出る可能性があることをご了承ください。
こうしたことを理解した上で、R5.0.x のインストールされたマシン上に Notes 6 をインストールするには、次の手順
に従います。
1. 現在の R5.0.x リリースの NOTES.INI ファイルの名前を変更して保存します。
2. Notes 6 のインストールプログラムを実行し、新しいプログラムディレクトリ、新しいデータディレクトリ、新し
い Windows フォルダを指定します。
3. インストールプログラムが終了したら、R5.0.x の NOTES.INI ファイルの名前を「notes.ini」に戻し、R5.0.x が
引き続き使用できるようにします。
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02 お読みください
R4.x から Domino 6 にアップグレードする前に
ドメインをアップグレードする前に、ODS バージョン 20 の Domino ディレクトリ (NAMES.NSF) ファイルをバックアッ
プしてください。NAMES.NSF ファイルが破損した場合、新しいバージョンの NAMES.NSF ファイルを ODS バージョ
ン 20 に変換するのは困難です。
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02 お読みください
R4.5.x からの Notes/Domino 6 へのアップグレードはサポートされています
IBM/Lotus は R4.5.x 以降のリリースからの Notes/Domino 6 へのアップグレードをサポートしています。『Lotus
Notes 6 ヘルプ』と『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』にある、Notes/Domino 6 にアップグレードするには少
なくとも R4.6.7 が必要という内容の記述は正しくありません。
メモ: Domino 6 の Domino ディレクトリを Domino R4.6 サーバーに複製するには、Domino R4.6 サーバーを
Domino 4.6.7a にアップグレードしなければなりません。
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02 お読みください
Lotus Notes のアップグレードは同じディレクトリに対して行わなければならない
各オペレーティングシステムのレジストリには、Lotus Notes Client をそれぞれ 1 つずつしか登録できません。同
一のオペレーティングシステムに対する複数の Lotus Notes のインストールはサポートされていません。既にイン
ストールが存在しているオペレーティングシステム上に新しいバージョンをインストールする場合、新しいバージョ
ンは同じプログラムおよびデータパスにインストール (既存のインストールをアップグレード) してください。そうしな
い場合は、新しいバージョンの Lotus Notes をインストールする前に旧バージョンをアンインストールする必要が
あります。
Associated SPRs:
JSTH5E4MZ5
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
マップされたネットワークドライブが参照時に必ずしもすべては表示されない
Windows マシンでインストーラを介してネットワークドライブを参照する場合、時折問題が発生します。必ずしもす
べてのマップされたドライブがドロップダウンリストに表示されないことがあります。[確認] ドロップダウンリストに
表示されていないドライブにインストールを行うには、[フォルダ名] フィールドに直接フルパスを入力してください。
Associated SPRs:
CDFO579STU
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
クライアントのインストールには Windows Installer バージョン 2.0 が必要
Lotus Notes 6 のインストールには Windows Installer バージョン 2.0 以降が必要です。
非管理者権限でインストールしようとするとサポートバージョンを見つけられないため、次のメッセージが表示され
ます。
1202: Lotus Notes requires Windows Installer 2.0 or later, which is not present on your system. Please log on as an
Administrator and rerun setup.exe or have your System Administrator update your installer for you. See Release Notes
for additional information. (Lotus Notes には Windows Installer 2.0 以降が必要ですが、お使いのシステム上には存在し
ていません。システム管理者としてログオンして setup.exe を再実行するか、システム管理者にインストーラを更新しても
らってください。詳しくは、『リリース情報』を参照してください。)
Windows Installer のインストールには管理者権限が必要です。「setup.exe」の代わりに「Lotus Notes 6.msi」を使
用する共有インストールなどの場合、非管理者権限を使用しても必要なバージョンが存在していないにも関らず、
インストールが続行されます。「Lotus Notes 6.msi」によるインストールを実行する前には、必要な Windows
Installer バージョン 2.0 がシステム上にインストールされていることを確認してください。
システム上の現在のバージョンを確認するには、コマンドラインで「msiexec -?」と入力します。
Associated SPRs:
TNIT5D6FSC
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02 お読みください
Lotus Notes 6 のインストール権限
Windows NT、Windows 2000、および Windows XP のユーザーが Lotus Notes 6 Client をインストールするときに
は、管理者権限でシステムにログオンするようにお勧めします。管理者権限が使用できなかったり付与されてい
なくてもクライアントのインストールは正常に実行できますが、Lotus Notes 6 の特定の機能がシステムに正しく登
録されない可能性があります。
クライアントシングルログオンなどのサービスインストールオプションは、Lotus Notes 6 のインストールが管理者
権限で行われた場合のみサポートされることにご注意ください。
グループポリシーのオプションの [Always install with elevated privileges] を有効にすると、ほとんどの場合、パ
ワーユーザーが Lotus Notes 6 を正常にインストールして使用できるようになります。
制限付きユーザーによる Lotus Notes 6 のインストールはお勧めできません。インストール権限の昇格を使用し
ないと制限付きユーザーは正常にインストールを実行することができません。システムのレジストリにキーを書き
込むのに十分なアクセス権限を持たないからです。
システム管理者がユーザー用に Lotus Notes 6 をインストールする場合は、システムのデフォルト設定以外の権
限が必要となることもあります (特に Windows XP)。プログラムディレクトリ、データディレクトリ、および関連するす
べてのサブディレクトリに対する書き込みと変更の権限が、ユーザーに付与されていることを確認してください。
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02 お読みください
クライアント設定の自動化
Lotus Notes と Domino Release 6 では、ユーザーの介入を減らした「自動設定」と呼ばれるクライアントの設定メ
カニズムを使用できます。十分な情報が提供されていれば、ユーザーは (必要時に) ID ファイルに対するパス
ワードを入力するだけです。各セクションの完了に必要な値を提供することで、設定の一部または全部のサブセッ
トをバイパスできます。
自動設定を有効にする方法は次のとおりです。notes.ini ファイルに次の行が含まれている場合は、このファイル
が入力として使用され設定が作動します。
CONFIGFILE=テキスト形式の config ファイルのパス
必要な情報が欠落している場合のみダイアログボックスが表示されます。
config ファイルには次の形式の行が含まれています。
パラメータ = 値 (空白を入れてもよいが必須ではない。大文字/小文字の区別なし)
このファイル内に情報が提供されている場合は、クライアント設定ウィザードのサブセットがバイパスされます。た
とえば、Domino Server に接続してユーザーを検索するための情報が十分に提供されていれば、これらのダイア
ログボックスはバイパスされ、クライアントの設定にはこのファイル内の設定が使用されます。ニュースグループ
サーバーにアクセスするための情報が十分に提供されていれば、該当する文書が個人アドレス帳に作成されま
す。コンポーネントを設定するための情報がいくらか (すべてではない) 提供されている場合は、提供されている
情報を載せたダイアログボックスが画面に表示されます。
サポートされているパラメータには次のようなものがあります。いくつかについては説明も添えてあります。(ただ
し、このパラメータ名は今後のリリースで変更される可能性があります。)
Username
KeyfileName
Domino.Name
Domino.Address
Domino.Port
Domino.Server
AdditionalServices
す。
サーバーに接続するためのアドレス (IP アドレスなど) が必要な場合。
0 または 1 で [Domino Server に接続する] ボタンを設定またはクリアします。
1 に設定すると [追加のサービス] ダイアログボックスが強制的に表示されま
まれます。
AdditionalServices.NetworkDial
Mail.Incoming.Name
Mail.Incoming.Server
Mail.Incoming.Protocol
Mail.Incoming.Username
Mail.Incoming.Password
Mail.Incoming.SSL
Mail.Outgoing.Name
Mail.Outgoing.Server
Mail.Outgoing.Address
このダイアログボックスにはインターネット、プロキシ、複製に関する設定が含
アカウント名
1 は POP、2 は IMAP
アカウント名
Mail.InternetDomain
News.Name
News.Server
Directory.Name
Directory.Server
アカウント名
アカウント名
NetworkDial.EntryName
NetworkDial.Phonenumber
NetworkDial.Username
NetworkDial.Password
NetworkDial.Domain
ダイヤルアップネットワークのドメイン (オプション)
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Proxy.Username
Proxy.Password
Proxy.HTTP
Proxy.FTP
Proxy.Gopher
Proxy.SSL
Proxy.HTTPTunnel
Proxy.SOCKS
Proxy.None
Proxy.UseHTTP
Replication.Threshold
Replication.Schedule
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
プロキシのユーザー名 (オプション)
プロキシのパスワード (オプション)
プロキシの例外リスト
0 または 1 で他のチェックボックスの HTTP プロキシを使用
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
メールによるアップグレード機能を使って Notes Client 6.x をサイレントインストールする方法
既存の Lotus Notes Client を 6.x インストールプログラムの [アップグレードメッセージの送信] アクションを使っ
てサイレントアップグレードするには、インストールキットの中にある setup.ini ファイルを次のように編集します。
[Startup]
CmdLine=/qn
対応する setup.exe が呼び出されると、アップグレードはサイレントモードになります。
プログレスバーとインストールの完了メッセージを表示するには、次のように入力します。
[Startup]
CmdLine=/qb+
Notes Client 6.x からサイレントアップグレードすると、直前のインストール済みオプションがアップグレードされま
す。6.0 より前の Client からサイレントアップグレードすると、デフォルトのインストールオプションである Lotus
Notes Client がインストールされます。6.0 より前の Client からデフォルトのオプション以外のものにサイレント
アップグレードするときには、変換ファイルを作成して適用する必要があります。ヘルプにある「変換ファイルを作
成する」と「エンドユーザーのインストール用に変換ファイルを使用する」を参照してください。また、変換ファイル
は、setup.ini を使用して次のようにして適用する必要があります。
[Startup]
CmdLine=/qb+ TRANSFORMS="custom.mst"
メモ: このインストールキットからネットワーク上に実行されるすべてのインストールはサイレントインストールとな
り、該当する場合には変換ファイルが適用されます。
Associated SPRs:
MDRW5JNN8K
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02 お読みください
クライアントのサイレントインストール時にプログレスバーを有効にするには
Lotus Notes Client のサイレントインストール実行時に、画面にプログレスバーを表示させるには、コマンドライン
でスイッチ /qb を使用します。
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
マルチユーザークライアントでは Sametime への自動ログオンをオフにする
マルチユーザーオプションを使用して Notes Client をインストールした場合、Sametime ユーザーは「自動ログオ
ン」機能をオフにするように強くお勧めします。マルチユーザー設定で Notes をインストールするとユーザー間で
1 台のマシンを共有することになり、Sametime ユーザーが自動ログオンを行なった際にセキュリティ上の問題が
発生する恐れが極めて高くなります。
Associated SPRs:
PLOI4XNQ5D
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02 お読みください
R5 から Domino 6 共有メールへの移行
R5 から Domino 6 にアップグレードすると、共有メールが事実上無効になります。R5 および以前のバージョンの
共有メール (SCOS) データベースは、Domino 6 の共有メール設定におけるアクティブなメール配信には使用でき
ません。このデータベースは既存のメッセージを読むためだけに維持されています。新しい SCOS データベース
はアップグレード時に自動的には作成されません。このデータベースの配置についてはシステム管理者によって
設定されるオプションが多数あり、都合のよいデフォルト設定が存在しないからです。
Notes 6 では、共有メールディレクトリ、データベース、およびそれらの配置の数を柔軟に設定できます。サーバー
は複数の共有メールディレクトリを持つように設定でき、各々のディレクトリには複数の共有メールデータベースを
格納することができます。これらはすべて新しいメール配信に対してアクティブに使用されます。配信時には宛先
の SCOS データベースが選択されるので、ユーザーのメールデータベースが単一の SCOS データベースと関連
付けされることはなくなりました。
システム管理者は [サーバー文書] に設定を記述 (Administrator クライアントか Notes Client を使用してディレク
トリを編集) します。[共有メール] にはこのための新しいタブがあります。データベースとディレクトリの作成は、
サーバーが自動的に行います。共有メールデータベースを設定するには、[サーバー文書] で必要な設定を行っ
てからサーバーを再起動します。
現在の SCOS 設定のステータスを表示するには、サーバーコンソールで「Show SCOS」コマンドと「Show SCOS
all」コマンドを使用します。
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
フォルダ設計の更新
Notes 6 へのアップグレード後、フォルダの設計も新しい設計に更新する必要がある場合があります。この場合
は、[アクション] - [フォルダ設計の更新] を選択します。
以前使用していたテンプレートのバージョンによっては、 [設計の更新] というオプションが [アクション] - [フォル
ダ] の下にありますが、このオプションは使用しないでください。すべてのフォルダが新しい Notes 6 のフォルダ設
計に更新されると、このオプションは削除されます。
Associated SPRs:
BMOS544S4V
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02 お読みください
現在のブックマークテンプレートではカスタム Welcome ページを作成できない
ポリシーを使用してカスタム Welcome ページを導入するときは、Welcome ページデータベースを作成する、次の
更新された手順に従ってください。
Welcome ページデータベースを作成する
1.
2.
3.
Domino Administrator で [ファイル] - [データベース] - [作成] を選択します。
[サーバー] フィールドで [ローカル] を選択します。
[タイトル] フィールドに、新しいデータベース名を入力します。ファイル名はデフォルトにより入力されています
が、変更することもできます。ファイルには BOOKMARK.NSF 以外の任意の名前を付けることができます。
4.
5.
6.
7.
[テンプレートサーバー] フィールドで [ローカル] を選択します。
[詳細テンプレートの表示] をクリックします。
[ブックマーク (R6)] テンプレートをクリックします。
[OK] をクリックします。
8.
[ファイル] - [データベース] - [アクセス制御] で [-Default-] アクセスを [読者] に変更します。
Associated SPRs:
TBOO5HTGPN
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02 お読みください
フルパス方式による Smart Upgrade
Smart Upgrade では、キットへのフルパスがアクセス不能な場合でも、ユーザーにプロンプトが表示されません。
Domino Administrator で Smart Upgrade キットを作成する場合は、Smart Upgrade キットへのフルパスが使用可
能なことを確認し、Smart Upgrade でこれをテストして、Notes Client の全ユーザーにこのキットを見せてください。
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02 お読みください
Smart Upgrade はマルチユーザーのフルキットインストールをサポートしていない
Smart Upgrade では、マルチユーザーインストールで全クライアントをインストールするオプションををサポートしてい
ません。Domino Administrator クライアントでマルチユーザーインストールのアップグレードを行うには、Notes
Client のみをインストールするオプションを使用する必要があります。
Associated SPRs:
BLON5HRHGK
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
[Smart Upgrade キット] 文書の [メモ] フィールドには文字を入力する必要がある
Smart Upgrade データベースには、[Smart Upgrade キット] 文書と呼ばれる文書が含まれています。 [Smart
Upgrade キット] 文書のフォームには [メモ] というタブがあります。このタブは、ユーザーがクライアントをアップグ
レードする前に読む注意やコメントを指定するためのものです。ユーザーが [Smart Upgrade] ポップアップウィンド
ウで [Read Me First] ボタンをクリックすると、このフィールドの内容が表示されます。
[Smart Upgrade キット] 文書でこのフィールドが空白の場合、Windows 95 または Windows 98 のクライアントで
Smart Upgrade を起動すると、クラッシュする可能性があります。この問題を回避するには、[Smart Upgrade キッ
ト] 文書の [メモ] フィールドに ASCII 文字または「__ 」(スペース) を必ず入力してください。
Associated SPRs:
JKAG5EAK78
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02 お読みください
Smart Upgrade: サイレント差分インストール用の引数
Windows の差分インストーラを使ったアップグレードを実施する場合、管理者は [オプション引数] フィールドの以
下のパラメータとフルインストールキットまたは差分/アップグレードキットで Smart Update 機能を使い、エンド
ユーザーとのやりとりを最小限にすることができます。
/s /v"/qb"
これによりサイレントインストールが行われ、インストール中はプログレスバーが表示されます。アップグレードが
完了したときにメッセージボックスを表示するには、「b」のあとに「+」パラメータを追加します(/s /v"/qb+")。
Lotus Notes Smart Update プロセスは、アップグレードキットを設定した管理者が指定したどのような実行ファイ
ルでも実行します。ダウンロードキットの名前 (例:c491vna.exe) を setup.exe に変更する必要があり、『Smart
Upgrade キット』データベースの [Smart Upgrade キット] 文書を更新して変更を反映すると、Smart Upgrade は、
望みのオプションの引き数を受け付けるようになります。6.0.2 以降の Notes Client ではダウンロードしたファイル
名を変更する必要はありません。
Associated SPRs:
TNIT5JWN32
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02 お読みください
Smart Upgrade では複数の言語の同時アップグレードが必要
Notes Client をアップグレードする場合は、Smart Upgrade により複数の言語がインストールされているかを認識
して、すべての言語をアップグレードすることができます。ただし、インストールされている中に Smart Upgrade
データベースで利用できない言語がある場合にユーザーがアップグレードを行おうとすると、システム上で利用で
きる言語、および Smart Upgrade で利用できる言語を知らせる警告が表示されることに注意してください。(管理
者 - Domino Administrator クライアントはサーバー上で Smart Upgrade データベースのそれぞれの言語に対し
てエントリを作成する必要があります)。
その後で、ユーザーが引き続き利用できない言語を選択すると、Smart Upgrade は無効になります。たとえば、
ユーザーが既に英語版とドイツ語版をインストールしていて、当初は Smart Upgrade で英語版の Notes しか利用
できない場合、ドイツ語が無効になりますが、無効になる前に Smart Upgrade により警告が出されます。マシンに
複数の言語をインストールしている場合は、すべての言語を同時にアップグレードすることをお勧めします。
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02 お読みください
Macintosh - インストールをアップグレードしてもファイルのタイムスタンプは変更されない
Macintosh のインストールをアップグレードしても、アップグレードされたファイルのタイムスタンプは変更されませ
ん。これらのファイルの正しいタイムスタンプを表示させるには、カスタムインストールを実行してアップグレードの
前にファイルを削除する必要があります。
デュアルブートのオペレーティングシステム (OS 9.x と OS 10.x) 上で Lotus Notes 4.x または Lotus Notes 5.x へ
アップグレードしたいときは、 Macintosh OS 9.x 側でアップグレードする必要があります。これは、[機能拡張] フォ
ルダに存在する Lotus Notes ファイルをプログラム・ディレクトリへ移動させるためです。
Associated SPRs:
DREY4C6UXF; CDFO5G2KZ8
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02 お読みください
Macintosh - OS X でのインストール中の警告ダイアログは無視してかまわない
Notes for the Macintosh OS X のインストール中に「_smmacins」アプリケーションを終了するかを尋ねる警告ダイ
アログが表示される場合があります。このダイアログボックスは無視してインストールを続行しても安全です。
Associated SPRs:
GHAN5FLKFW
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02 お読みください
Macintosh - 新しいアイコンを表示するにはデスクトップを再構築する必要がある
Macintosh マシンの中には、新しい Lotus Notes のアイコンが表示されないものがあると報告されています。この
問題を解決するには、Macintosh デスクトップを再構築します。これで新しいアイコンは正しく表示されるようになり
ます。
Associated SPRs:
DLYY5E4LUH
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Macintosh - アンインストール後キーチェーンエントリを手動で削除
キーチェーンにパスワードが保存された Notes Client をアンインストールする場合、Lotus Notes のキーチェーン
エントリを手動で削除する必要があります。
Associated SPRs:
CDFO4N7RWN
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変更によって Designer や Administrator をアンインストールするとアイコンが残る
既存のインストールを変更して、Designer または Administrator クライアントを選択解除 (つまり削除) すると、デ
スクトップや [スタート] メニューに Designer または Administrator クライアントのアイコンが残ります。これらのデ
スクトップアイコンをクリックすると、指定したクライアントが再インストールされます。
Designer や Administrator クライアントを再インストールできないようにするには、デスクトップと [スタート] メ
ニューから直接アイコンを削除してください。
Associated SPRs:
KBRE5DVMRN
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Domino 6 では単一サーバーの上からパーティションサーバーをインストールできない
Windows プラットフォーム上の Domino 6 のインストーラプログラムでは、単一サーバーのインストールとパーティ
ションサーバーのインストールが区別されています。
単一サーバーのインストールは、単一のプログラムディレクトリと単一のデータディレクトリによって構成されます。
サーバーに関する設定情報を格納した Notes.INI ファイルはプログラムディレクトリに保存されます。このファイル
は Domino 6 でも維持されており、以前のバージョンの Notes/Domino Server をサポートするために使用されま
す。
パーティションサーバーのインストールは、単一のプログラムディレクトリと複数のデータディレクトリによって構成
されます。各サーバーの設定は異なるので、それぞれに独自の Notes.INI ファイルが必要です。このため、
Notes.INI ファイルは各パティション内のデータディレクトリに保存されます。
Domino 6 のインストーラでは、既存の単一サーバーの上からパーティションサーバーをアップグレードしたり再イ
ンストールすることはサポートされていません。Notes.INI ファイルの内容に大幅な変更を加えないと、このファイ
ルを安全に再配置できないからです。
ユーザーが単一サーバーを既にインストールしており、これをパーティションサーバーに置き換える必要のある場
合は、まず、Windows の [アプリケーションの追加と削除] ユーティリティを使用して単一サーバーをアンインス
トールします。それから、プログラムディレクトリにある NOTES.INI ファイルを単一サーバーのデータディレクトリに
コピーします。単一サーバーのデータファイルは元のデータディレクトリに残っています。次に、元のプログラム
ディレクトリと同じ場所に新しいパーティションサーバーをインストールします。元のデータディレクトリは新しい
パーティションの 1 つとして、インストーラによって作成される他のデータディレクトリと同じように選択できます。
パーティションサーバーのインストールが完了したら、元のサーバーはインストールされた新しいパーティションの
1 つとして正常に機能するようになります。
Associated SPRs:
CNIN5ARHZY
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W32 Domino Server を R4.x から 6 にアップグレードすると、セットアップがもう一度起動する
Domino 6 Release について、Windows プラットフォーム上で Lotus Notes Server R4.x (R4.5 や R4.67 を含む) か
らサーバーをアップグレードする場合の問題が見つかっています。この問題では、サーバーを起動すると、既存
の設定を検出するのではなく、セットアッププログラムを起動してしまいます。
この問題は、R4 の notes.ini ファイルがオペレーティングシステムのディレクトリ (C:\WINNT など) に格納されてい
ることが原因で発生します。インストーラはこのファイルをサーバーのプログラムディレクトリ (パーティションサー
バーならデータディレクトリ) に正しくコピーする代わりに、新しい notes.ini ファイルを追加してしまいます。これに
よってサーバーは設定がまだ行われていないものと誤認し、セットアッププログラムを起動します。
回避策
この問題は、Domino 6 アップグレードのインストールを実行する前に、元の R4 notes.ini ファイルをオペレーティ
ングシステムのディレクトリからサーバーのプログラムディレクトリ (パーティションサーバーならデータディレクトリ)
にコピーすることで、解決できます。これによって、Domino 6 のアップグレード時にインストールプログラムによっ
て notes.ini ファイルが検出され、このファイルに必要なすべての変更が加えられます。
Associated SPRs:
PANN5CEUQE
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Domino Server のインストールパスにスペースが含まれているとサーバーが再起動できない
Domino 6 では、W32 システム上の Domino Server のインストールパスにスペースが含まれていると、「restart
server」コンソールコマンドが正常に機能しないという問題が存在しています。
たとえば、Domino Server のインストール場所が「C:\Lotus Software\Domino\Data」と指定されている場合、
「restart server」コマンドによって Domino Server はシャットダウンできますが、再起動できません。
Domino 6 を使用する場合、スペースを含まないパスに Domino Server をインストールしてください。
既存のサーバーインストール (またはアップグレード) を使用する場合は、インストールされたパスの名前を変更
して (たとえば「C:\Lotus Software\Domino」を「C:\LotusSoftware\Domino」に変更する)、新しいパスに Domino
Server を再インストールすることでこの問題は解消できます。これによって Windows のレジストリが更新され、正
しい情報が格納された状態になります。
Associated SPRs:
KBAR5BKQB3
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Webkit - インストールファイル解凍時の問題
Windows 2000 または Windows NT バージョンの Lotus Notes および Domino 6 Webkit の自己解凍実行ファイル
を実行すると、次のようなエラーメッセージが表示されることがあります。
「There is not enough space on drive C:\ to extract this package. Please free up 147.36 MB and click
Retry. (ドライブ C:\ の容量が不足しているためパッケージを抽出できません。147.36 MB の空き容量を作
り、[リトライ] をクリックしてください。)」
このメッセージは、インストールファイルを抽出するための一時ディスク容量が不足している場合に生成されま
す。パッケージプログラムはシステムの TMP 環境変数を使用してファイルを解凍する場所を検出します。この場
所は通常 C: ドライブにあります。したがって、C: ドライブのディスク容量が不足していてインストールファイルが解
凍できない場合、このエラーが表示されます。
この問題の回避策としては、C: ドライブをクリーンアップしてすべてのインストールファイルを解凍するのに十分な
ディスク容量 (最低 300 MB) を確保するか、システムの TMP 変数を変更してインストールファイルを解凍するの
に十分な容量の確保できるドライブを指定します。
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インストール時にサーバーコントローラを NT サービスに指定する
パラメータを変更する場合、リソースキットに含まれる SC ツール (Sc.exe) を使用できます。詳しくは、Microsoft
ナレッジベースの記事 - Q251192 (http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q251192) を参照し
てください。
サービスとしてインストールされたスタンドアロンのサーバーに -jc を追加する方法は、次のとおりです。
sc config "Lotus Domino Server (lotusdominodata)" binPath= "c:\lotus\domino\nservice.exe
=c:\lotus\domino\notes.ini -jc"
これは、sc <サーバー> [コマンド] [サービス名] <オプション1> <オプション2> . . . という形式になっています。
Associated SPRs:
JBAA5CCK7Z
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Unix - Domino 6 の複数の Unix バージョンをインストール
Unix プラットフォームへの Domino のインストールをより柔軟に行なうため、単一のマシンに複数の Domino 6 を
インストールすることが許されています。Domino 6 のUnix へのインストールでは指定した場所に正しくインストー
ルされるようになったので、その場所にインストールの際に影響を受けるのは「/opt/lotus」だけです。Unix インス
トールの実行中に「Program Directory」を指定した場合でも、インストール場所には「lotus」という指定が自動的に
追加されます。
「/local/R6/lotus」への Unix インストールの場合:
z
「server」のスタートアップは「/local/R6/lotus/bin」を介して呼び出す必要があります。
z
インストールの前に「/opt/lotus」が存在していた場合は、「/opt/lotus」は以前のインストールを参照し続けま
す。
z
z
インストールの前に「/opt/lotus」が存在していなかった場合は、「/opt/lotus」は存在しないままです。
通常「/opt/lotus/bin」を介して指定する操作は、選択した「R6」のインストール場所を介して指定する必要が
あります。
「/opt/lotus」への Unix インストール (つまりデフォルトのインストール場所を採用)の場合:
z
以前のインストールは「移動」されるか保存され、「/opt/lotus」は新しいインストールを参照します。
z
必要に応じて、このインストールプロセスの前に設定された環境変数「NUI_YESOPTLOTUS=1」によって
「/opt/lotus」に戻るシンボリックリンクが作成され、以前の Domino インストールがすべてバックアップされま
す。つまり、インストールは強制的に以前と同じように動作させられます。
Associated SPRs:
CSTE48XRCV
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Linux - デフォルトのネットワークキューパラメータをリセットすること
Linux 上でカーネルパラメータ tcp_max_syn_backlog を介して設定されたネットワークキューのデフォルトサイズに問
題があります。デフォルト値は 5 ですが、特定の条件下ではこの大きさは十分ではありません。他の UNIX シス
テムでのデフォルトは 20 になっており、こちらの設定の方が適しています。
ユーザーがカーネルのこのパラメータを変更することをお勧めします。そのためには、
/proc/sys/ipv4/tcp_max_syn_backlog (ipv6 では /proc/sys/ipv6/tcp_max_syn_backlog) に保存されている値を 20
以上に変更します。この値は実行カーネル内のパラメータなので、システムをブートするたびにこの変更を行なわ
なければなりません。簡単な実行方法としては、起動スクリプト (rc.local など) 内にエントリを作成する方法ができ
ます。
Associated SPRs:
RWIR5C6R6F
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Linux - 'C' 以外のロケールに対する Linux 上の Domino の設定
Linux glibc 2.1 には問題があり、これによって setlocale() が多くのロケールで失敗します。
回避策
NOTES.INI ファイルで次のように設定します。
PLATFORM_CSID=hhh
ここで hhh は、次にあげるリストのコードページを表す 16 進数です。
コード
0040
0CA5
0CA6
0041
0CA7
0CA8
004C
0042
0043
0CA9
0CAA
0044
0045
0046
0047
0CAB
0CAD
0CAE
0CAF
0CB0
0CB1
0CB2
0CB3
0CB4
0CB5
0CB6
0CB7
0CB8
0CB9
0CBA
0CBB
0CBC
0008
0048
0CE0
0CE1
0CBD
0026
0020
0009
0001
0002
0003
000A
0C00
0004
000B
000C
0005
000D
0006
000E
0007
000F
0CBE
0CBF
0010
0CC0
コードページ
37
256
259
273
274
275
277
278
280
281
282
284
285
290
297
361
382
383
384
385
386
387
388
389
390
391
392
393
394
395
423
424
437
500
737
775
803
813
819
850
851
852
853
855
856
857
860
861
862
863
864
865
866
869
870
871
874
875
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0CC1
0013
0011
0CC2
0021
0024
0027
0028
0057
0049
004A
0012
0CCA
001B
0CC5
004B
0012
0CC4
0018
001A
0CA1
0C01
0025
0CA2
0CA3
0CA4
004D
00A0
0050
0051
0052
0053
0054
0055
0056
0057
0CEE
0CC8
001B
001B
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880
891
899
905
912
915
916
920
921
930
931
932/934
935
937
938
939
932/944
948
KS
/* Windows Shift-KSC 5601 */
1002
1003
1004
1008
1025
1026
1028
1047
1200
1250
1251
1252
1253
1254
1255
1256
1257
1258
1381
1383
1386
たとえば
PLATFORM_CSID=CA5
だと、Notes でコードページ 256 を使用するよう設定されます。
これによって、LANG 環境変数の値に関係なく Domino を目的のロケールで強制的に実行することができます。
日付順は次のように設定できます。
dateorder=DMY
または
dateorder=YMD
または
dateorder=MDY
次のような設定もできます。
dateseparator=any char
および
timesepartor=any char
C ロケールに対して目的のロケールからシンボリックリンクを作成します。たとえば次のようになります。
ln -s desiredlang_desiredcountry C
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Language Pack のインストール
Lotus Domino Language Pack インストーラーは、Domino Server に対して Language Pack を追加、置換、削除し
ます。Language Pack には、サーバーに必要なバイナリファイルに加えて、ディスカッションテンプレートやメール
テンプレートのような、標準 Domino システムテンプレートの翻訳版が含まれています。
Domino Server に対して追加、置換、削除する Language Pack とテンプレートを選択して、Language Pack インス
トールをカスタマイズできます。
Language Pack のサーバーへの追加
翻訳されたフォーム、ビュー、その他の設計要素を既存の翻訳版テンプレートにマージして Language Pack をイ
ンストールします。Language Pack インストーラーは、Web 対応のための追加ファイルもインストールします。複数
の Language Pack を Domino Server に追加したり、サーバーに追加するテンプレートを選択することもできます。
デフォルトでは、Language Pack インストーラーは、すべての翻訳されたテンプレートをサーバーに追加します。
既存の Language Pack の置換
サーバーの現在の言語を、選択した Language Pack で上書きします。1 度に 1 つの Language Pack しか置換で
きません。
Language Pack のサーバーからの除去
翻訳されたフォーム、ビュー、その他の設計要素をテンプレートから削除して、指定した Language Pack を
Domino Server からアンインストールします。Language Pack インストーラーが以前に行ったインストールで追加さ
れた言語しか削除できません。
システムの要件や翻訳されたテンプレートのリストなど、Lotus Domino Language Pack インストーラーの使用につ
いての詳細は、製品 CD に組み込まれている Lotus Domino Language Pack Installer ReadMe ファイルを参照し
てください。
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02 お読みください
Activity Trends のインストール
Activity Trends は、将来的に独自の製品として提供される予定の新機能です。ここに掲載している以外のこの製
品に関する情報は、リリース情報の「サーバーのヘルスモニター」を参照してください。
インストール時の注意事項
Activity Trends では、新しい Activity Logging 機能を使用します。Activity Logging を有効にして、選択したサー
バータスクのデータを収集し、アクティビティデータを作成する必要があります。サーバー設定文書を使用して、
Activity Logging と Activity Trends の両方のデータ収集を有効にします。
1. Domino Administrator で [設定] タブをクリックし、[サーバー] セクションを展開して [設定] を選択します。
2. [サーバー設定の追加] か [サーバー設定の編集] を選択します。
3. [Activity Logging] タブ、[Activity Logging] サブタブの順にクリックします。
4. [有効なログタイプ] で、Activity Logging データを作成するすべてのサーバータスクの横にチェックマークを付
けます。 (Activity Trends のデータ収集に関しては) Domino.MAIL 以外のすべてのタスクを有効にする必要
があります。
5. [チェックポイント間隔] では、デフォルトの 15 分を使用します。
6. [午前 0 時のチェックポイント] と [プライムシフトのチェックポイント] では [はい] をオンにします。
7. ご使用の環境に合わせて [主なシフト間隔] を設定します。この間隔は時間単位で設定しなければならず、プ
ライムシフトの開始と終了を表します。Activity Trends のデータ収集では、プライムシフトによってアクティビ
ティのレポート間隔を提示します。
8. [Activity Trends] タブ、[基本] タブの順にクリックします。
9. [Activity Trends Collector を有効にする] で [はい] をオンにします。この時点では Activity Trends のデフォ
ルト設定を使用するようにお勧めします。
10. [保存して閉じる] ボタンをクリックします。
メモ: Activity Trends Collector では過去の傾向を示すデータが処理されるので、データ収集処理が有効に実行
される最初の日付は、Activity Logging を起動した後になることに注意してください。
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02 お読みください
LSX ツールキットの更新
LSX ツールキットでは、カスタム LSX に組み込まれたソースコードが提供されます。このソースコードは
\lsx\src\common というディレクトリにあります。このツールキットのリリース 3.x の共通ソースコードにはバグが
存在しており、セッションの途中で、影響を受けた LSX がロードされると、LotusScript のホストアプリケーション
(Notes または Domino) が終了時にクラッシュしてしまう可能性があります。
ツールキットに付属の LSX ウィザードを Domino/Notes 6 上で実行すると、この問題が発生する恐れがありま
す。LSX ウィザードは Lotus Domino/Notes R5.x 上で実行するようにしてください。
LSX を修正するには次の手順に従います。
1) 共通ソースコードを修正します。LSX ツールキットの Web サイト (www.lotus.com/lsxtoolkit) に行って修正
されたソースコードをダウンロードし、\lsx\src\common\lsxcomm.cpp を置き換えます。
2) LSX を再コンパイルします。
3) LSX を再展開します。
この問題については LSX ツールキットの今後のリリースで対処される予定です。Notes/Domino 6 に対するサ
ポートも、今後のリリースで追加される予定です。ただし、現在のところリリース予定日は決まっていません。
LSX ツールキット 3.1 は現行のリリースのバージョンが使用可能になるかなり前にリリースされたものであり、
Notes/Domino 6 による LSX ツールキットの公式なテストは今のところ実施されていないことにご注意ください。
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02 お読みください
ノードインストールの場合に、ADSync が機能しない/アクティブにならない
以下の状況では、ノードインストールの場合に ADSync が機能しません。
Windows 2000/NT 上の Notes でノードインストールを実行し、サーバーに ADSYNC.dll を登録した後、[Active
Directory ユーザーとコンピュータ] を介してユーザーを登録しようとしても、登録できません。「Notes」オプション
が機能しません。
現在のところ、この問題を回避する方法はありません。
Associated SPRs:
JNAR5FMC33
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02 お読みください
クラスタ化された設定の空き時間情報データベースは、手動で削除しなければならない
Notes 6 において、拡張された空き時間情報データを正常に保存できないという問題が最近見つかりました。通
常、SchedMgr は空き時間情報データベースが「古い」ことを検出し、これを再構築します。しかし、クラスタ化され
た環境では、これが必ずしも期待通りに機能しません。クラスタ複製のウィンドウのために、SchedMgr が空き時
間情報データベースから不正なデータを 100% 削除することができないからです。このため、不正なデータが
ClusterMate から複製され戻されることがあります。
現在のリリースよりも前の Domino 6 から Domino 6 Server をアップグレードする場合、必ず次の処理を実行して
ください。実行しない場合、空き時間情報データにアクセスするたびに Domino 6 Server がクラッシュする危険が
常にあります。サーバーのインストールをアップグレードしたら次の手順を実行して、不正データによる Domino 6
Server のクラッシュを回避してください。
1. 「tell sched quit」コンソールコマンドを使用して、クラスタ内の全サーバーの SchedMgr を停止します (停
止するのは SchedMgr だけです。サーバーではありません)。
2. すべての ClusterMate から「clubusy.nsf」を削除します (Domino 6 以外のサーバーからも削除します)。
3. 「load sched」コンソールコマンドを使用して、サーバー上で SchedMgr を再起動します。
アップグレードしたサーバーから「clubusy.nsf」ファイルを削除するときに、アップグレードプロセスの一部として最
初にサーバーと SchedMgr を再起動する必要はありません。ただし、上記の手順 2 が完了するまではアップグ
レードしたサーバーを再起動しないでください。
サーバーのクラッシュを防ぐには次の点に注意してください。
z
サーバー周辺のどこにも「bad.clubusy.nsf」データベースを放置しないようにしてください。そうしないと、クラス
タ複製によってこれらが認識されて ClusterMate に偽データが伝えられ、最終的には実際の空き時間情報
データベースに戻されてしまいます。
z
このリリース以上のリリースにアップグレードされていないクラスタ内に、Domino 6 Server を放置しないよう
にしてください。これらによって不正な形式のデータが生成され、Domino 6 Server がクラッシュする原因とな
るからです。
「clubusy.nsf」を手動でパージする必要があるのは、以前のビルドの Domino 6 Server からアップグレードすると
きだけです。R4 や R5 から直接 Domino 6 にアップグレードする場合は、これらの手順を実行する必要はありま
せん。
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HTTP と TCP/IP のポートマッピングを使用したパーティションサーバーの設定
HTTP と TCP/IP のポートマッピングを使用してパーティションサーバーを設定するには、次の例のようなシナリオ
を使用します。
2 つの Domino Server (WebServer1 と WebServer2) と使用する Web ブラウザをすべて同じ物理ボックスに配置
し、同じ IP アドレスを共有するようにします。物理サーバーは WebServer1.iris.com で、IP アドレスは 9.95.69.20
とします。
1. WebServer1 のサーバー文書を次のように変更します。
[ポート] - [インターネットポート] タブを選択して、[Web] の[TCP/IP ポート番号] に「80」を設定
[インターネットプロトコル] - [HTTP] タブで [ホスト名] に「WebServer1/OU/smoke」を設定
[DNS 参照キャッシュ] を「無効」に設定
2. WebServer2 のサーバー文書を次のように変更します。
[ポート] - [インターネットポート] タブを選択して、[Web] の[TCP/IP ポート番号] に「81」を設定
[インターネットプロトコル] - [HTTP] タブで [ホスト名] に「WebServer2/OU/smoke」を設定
[DNS 参照キャッシュ] を「無効」に設定
3. WebServer1 の notes.ini に次の行を追加します。
TCPIP_TcpIpAddress=0,9.95.69.201:1352
TCPIP_PortMapping00=CN=WebServer2/OU=OU/O=smoke/C=US,9.95.69.201:13520
4. WebServer2 の notes.ini に次の行を追加します。
TCPIP_TcpIpAddress=0,9.95.69.201:13520
5. C:\WinNT\system32\drivers\etc\hosts を次のように変更します。
9.95.69.201 WebServer1.iris.com
9.95.69.201 WebServer1.iris.com
WebServer1
WebServer2
6. 各サーバーに対して一意の 2 つのデータベースを作成し、それぞれに匿名でアクセスするように ACL を設
定します。
7. WebServer1 については、Web ブラウザから次の URL にアクセスします。
http://WebServer1/Db1.nsf
8. WebServer2 については、サーバー文書であらかじめ割り当てられた HTTP TCP ポートを追加する必要があ
ります。Web ブラウザから次の URL にアクセスします (「:81」が追加されていることに注意してください。これ
によって WebServer2 の HTTP ポートを参照します)。
http://WebServer2:81/Db2.nsf
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パーティションサーバーのホスト名の設定には IP アドレスのみを使用
個別の TCP/IP アドレスを使用してパーティションサーバーを設定する
1. Domino Administration のオンラインヘルプで、「パーティションサーバーと IP アドレス」のトピックを参照して
ください。IP アドレスを各パーティションサーバーに個別に割り当てるには、次の notes.ini 変数を使用しま
す。
TCPIP_TcpIpAddress=0,ipaddress
2. ポート 80 を各パーティションサーバーの HTTP プロセスにバインドするには、オンラインヘルプで説明され
ているように、各サーバーの [サーバー文書] ([インターネットプロトコル] タブ -> [HTTP] タブ) で [ホスト名
へのバインド] を有効にし ([ホスト名] フィールドに DNS ホスト名を使用しないこと)、[ホスト名] フィールドに
は数値による IP アドレスのみを使用して各サーバーを追加します。
3. サーバーの再起動後、ブラウザを使用して、各パーティションサーバーがポート 80 の要求に対して応答で
きることを確認します。
複数の Web サイト (新しい Domino/Notes 6 Web サイト文書を使用) または仮想 Web サーバー ([サーバー文
書] を使用) のパーティションサーバーを設定する
1. IP アドレスやホストを割り当てて特定の HTTP プロセスにバインドする場合、[サーバー文書] の [ホスト名]
フィールド (このフィールドに DNS ホスト名を使用しないこと) の各 Web サーバーの IP アドレスには、セミコ
ロンで区切った数値のみを使用します (数値をカンマで区切っても、セミコロン区切りで保存されます)。下の
例を参照してください。
9.95.66.236 はパーティションサーバーで、9.95.67.40 と 9.95.66.236 は両方とも Web サイト (Web サイト文書
を使用しない場合は仮想サーバー) です。(メモ: このフィールドには最大 32 のエントリが可能です。)
2. Web サイト用の Web サイト文書または仮想サーバー文書を作成して、HTTP の詳細設定を行います。Web サ
イトを規定するのに、Web サイト文書のみを使用するように設定するには、[サーバー文書] の最初のタブにある
設定 ([サーバー - インターネットサイト] の文書からインターネット設定を読み込む]) をオンにします。
3. HTTP を再起動すると、パーティションサーバーおよび、各パーティションに対するすべての仮想サーバーま
たはWeb サイトに、HTTP 要求を送信できるようになります。
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WAS PTF 4.0.3 からプラグインをインストールするための必要条件
WebSphere Application Server バージョン 4.0.3 は PTF です。PTF はスタンドアロンではありません。従って、フ
ルベースのリリースにインストールする必要があります。 WAS PTF 4.0.3 をインストールするには、まず WAS
4.0.1 をインストールして、その上から WAS 4.0.3 PTF をオーバーレイする必要があります。
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Domino 6.5.1 から以前の Domino リリースへのダウングレード
IBM Lotus Domino 6.5.1 から以前のリリースの Domino にダウングレードするには、Domino 6.5.1 を完全にアンイ
ンストールしてから、以前のリリースの Domino をインストールする必要があります。Domino 6.5 以前のリリースを
Domino 6.5.1 上にインストールしようとすると、いくつかのコンポーネントが正しくインストールされません。どのコ
ンポーネントが正しくインストールされないかは、インストールするソフトウェアのリリースによって異なります。この
インストールの問題が発生するのは、Domino 6.5.1 を構成するファイルにはファイルバージョン番号が割り当てら
れているのに対し、以前のリリースの Domino を構成するファイルにはファイルバージョン番号が割り当てられて
いないためです。ファイルバージョン番号が割り当てられていないファイルは、ファイルバージョン番号が割り当て
られたファイルを上書きできません。
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Domino Web Access 6.5 のインストール
Domino Web Access 6.5.1 では、さまざまな画面の表示速度を高めるために、ブラウザ内で実行される
JavaScript コードに多くのパフォーマンスの改善が行われています。また、期限切れとなったセッションを検出し、
ログイン用の新しいプロンプトをユーザーに表示する機能のサポートも改良されています。これらの機能強化は、
6.5.1 用の iNotes6.ntf テンプレートに含まれています。ユーザーをアップグレードするときは、メール変換ユーティ
リティを使用し、既存の INOTES5.NTF と INOTES60.NTF ユーザーを INOTES6.NTF へ変換します。
メモ: INOTES5.NTF と INOTES6.NTF は Domino Server 6.5 でサポートされています。INOTES6.NTF は、多くの機
能が搭載されている最新版のテンプレートで、Notes Client の Mail6 ユーザーインターフェースを提供します。
ユーザーに表示される名称は Domino Web Access 6 に変わりました。INOTES5.NTF は、Notes Client の Mail5
ユーザーインターフェースをユーザーに提供します。
次のサンプルは、ディレクトリ内のすべての INOTES5 メールデータベースをアップグレードする方法を示します。
load convert mail\*.nsf inotes5 iNotes6.ntf
次のサンプルは、ディレクトリ内のすべての INOTES60 メールデータベースをアップグレードする方法を示しま
す。
load convert mail\*.nsf iNotes60 iNotes6.ntf
メモ: サーバーの実行中に変換を実行し、メールファイルの設計の更新中に、誰かがメールファイルにアクセスす
ると、予期せぬ結果が発生する可能性があります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
クライアントの自動セットアップと Instant Messaging の変数
Notes 6.5 の時点で、ユーザーが Notes Clinet 内で Instant Messaging を使用するための設定を可能にする 新し
い [Instant Messaging のセットアップ] ダイアログが追加されました。このダイアログは、新しい Client のセット
アップ中、および最新のリリースにアップグレードした後の Client の起動時に表示されます。
利便性を向上させるために、クライアントの自動セットアップ機能で利用できる新しい変数が追加されています (こ
の機能の詳細については、『Domino Administrator 6 ヘルプ』を参照してください)。
Instant Messaging 用のユーザーを設定するスクリプトに含められる新しい変数は次のとおりです。
Instant Messaging のセットアップ
IM.Server
Sametime サーバーは必須
IM.Port
Sametime サーバーのポート (任意の正数)
IM.ConnectWhen
(必須ではありません)
値:
0 - Notes のログイン時 (デフォルト)
2 - 手動
IM.Protocol
0
1
2
3
IM.ProxyType
IM.Protocol が 3 に設定されている場合に必要
0 - SOCKS4 プロキシ
1 - SOCKS5 プロキシ
2 - HTTPS プロキシ
3 - HTTP プロキシ
IM.ProxyServer
IM.Protocol が 3 に設定されている場合に必要
Sametime プロキシサーバーの名前
IM.ProxyPort
IM.Protocol が 3 に設定されている場合に必要
Sametime プロキシサーバーのポート (任意の正数)
IM.ServerNameResolve
IM.ProxyType が 1 のとき (SOCKS5) のみ使用されますが、必須では
ありません。値は 0 または 1 のいずれかです。
IM.ProxyUsername
IM.Protocol が 3 に設定され、IM.ProxyType が SOCKS4 でない場合
に必要
Associated SPRs:
TBOO5M4MJV
-
Sametime サーバーへ直接
HTTP プロトコルを使用して Sametime サーバーへ直接
IE HTTP 設定を使用して Sametime サーバーへ直接
プロキシを使用
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CD-ROM のディレクトリ構造
Notes CD-ROM のディレクトリ構造
AUTORUN.INF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
APPS
DICTIONARIES
FONTS
SWIFTFILE
IS TUNER FOR LOTUS NOTES
CLIENTS
W32INTEL
AUTORUN
Notes Macintosh パーティション CD-ROM のディレクトリ構造:
LICENSE.TXT
NOTES INSTALL DISK
README.NSF
README.PDF
START.TXT
APPS
DICTIONARIES
Notes/Domino Designer CD-ROM のディレクトリ構造
AUTORUN.INF
INSTALL.PDF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
APPS
DGW
SYNCINST
DICTIONARIES
FONTS
SWIFTFILE
IS TUNER FOR LOTUS NOTES
LDTWS
CLIENTS
W32INTEL
AUTORUN
Notes Macintosh パーティション CD-ROM のディレクトリ構造
LICENSE.TXT
NOTES INSTALL DISK
README.NSF
README.PDF
START.TXT
APPS
DICTIONARIES
Domino Intel Server CD-ROM のディレクトリ構造
AUTORUN.INF
INSTALL.PDF
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LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
SERVERS
WIN32INTEL
AUTORUN
Domino AIX Server CD-ROM のディレクトリ構造
INSTALL.PDF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
IBMPOW
INSTALL
LICENSE
SCRIPT.DAT
SETS
DATA
FGINV
FGROUPS
TOOLS
BIN
AIX
LIB
PERL5
NLS
Domino Solaris/Sparc Server CD-ROM のディレクトリ構造
INSTALL.PDF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
SUNSPA
INSTALL
LICENSE
SCRIPT.DAT
SETS
DATA
FGINV
FGROUPS
TOOLS
BIN
SOL
LIB
PERL5
NLS
Domino Linux CD-ROM のディレクトリ構造
INSTALL.PDF
LICENSE.TXT
README.NSF
README.PDF
START.TXT
LINUX
INSTALL
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SCRIPT.DAT
SETS
DATA
FGINV
FGROUP
TOOLS
LIB
PERL5
NLS
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Notes と Domino Designer の CD-ROM に追加されたモジュール
Notes と Domino Designer の CD には Notes インストールファイルの他に、次に挙げるモジュールが追加されて
います。\APPS ディレクトリの Lotus ソフトウェアについてのみ可能な限りでサポートしています。\APPS ディレク
トリに含まれる Lotus 以外のソフトウェアアプリケーションのサポートについては、該当するサードパーティベン
ダーにお問い合わせください。
Domino Global Workbench
Domino Global WorkBench は、Domino Designer 開発環境に完全に統合されたコンポーネントです。Domino
Global WorkBench によって Web アプリケーションの開発者は、マルチリンガルな Web およびイントラネットアプリ
ケーションを、迅速でコスト効果の高い方法で提供できます。
1. ドキュメント
Domino Global WorkBench 6 の使用方法について詳しくは、オンラインヘルプを参照してください。印刷
可能ドキュメントとしては、Lotus の Web サイト (www.lotus.com/international) から、Adobe Acrobat の
PDF 形式による『Guidelines for Developers and Translators』をダウンロードできます。
2. 機能の概要
Notes 6 における新機能について詳しくは、ヘルプの「本リリースでの新機能」というトピックを参照してく
ださい。機能の概要については「概要」というトピックを参照してください。
3. システム要件
推奨されるハードウェア構成は次のとおりです。
Pentium またはそれと同等のプロセッサ
最小メモリ 32MB
インストールに必要なハードディスク容量 約 32MB
オペレーティングシステム
この製品を使用するには、Windows 95、Windows 98、Windows XP、Windows 2000 または Windows NT
SP 4 が必要です。
WorkBench を使用するには
Domino Designer 6 以上
Domino Global WorkBench の用語集を翻訳するには
Notes 6 Client 以上、または
Domino 6 Server と Internet Explorer 5.5 以降
Domino Global WorkBench で構築されたデータベースを使用するには
サーバー: Domino 6 以上
クライアント: Notes 6 以上、または Web ブラウザ (下記を参照)
Language Synchronizer をインストールするには
サーバー: Domino R5.0 以上
ブラウザ:
Web 対応の言語データベースと連携させるには、ブラウザが HTTP 言語検出をサポートしていることが
必要です。たとえば、Netscape Navigator の場合は 4.0 以降、Microsoft Internet Explorer であれば 5.0
以降が必要です。
4. ダウンロードとインストール
Notes 6 の CD からインストールするには
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Apps\DGW フォルダを開き、Setup.exe を実行します。
Web からダウンロードしてインストールするには
DGW600.EXE と SETUP.BAT という 2 つのファイルがダウンロードされます。DGW600.EXE ファイルは自
己解凍形式です。2 つともハードディスク上の一時ディレクトリにダウンロードします。その後
SETUP.BAT を実行すると、アプリケーションファイルが解凍されインストールプロセスが開始されます。
インストールの注意事項
Domino Global WorkBench をインストールする前に、Notes プログラムのディレクトリがパスに含まれて
いることを確認してください。含まれていない場合は、追加してください (たとえば、Windows 95 または
Windows 98 では、C:\AUTOEXEC.BAT ファイルを編集して C:\LOTUS\NOTES を PATH= 文に追加しま
す)。
Windows NT、Windows 2000 または Windows XP でのインストールで、使用しているユーザーアカウント
に管理者権限が付与されていない場合、インストールが中断してしまうことがあります。これは、インス
トールの過程で Microsoft MFC 共有 DLL である MFC42.DLL をコピーする権限が拒否されてしまい、イ
ンストールが中断してしまうためです。この問題を解決するには、Domino Global WorkBench のインス
トールに使用するユーザーアカウントが NT マシン上で管理者権限を持つようにします (ほとんどのユー
ザーは管理者権限を持っているため、この問題は発生しません)。
5. 用語集
Domino Global WorkBench 用語集アプリケーション (DGWGLOSS.NTF) の設計が強化されました。以前
のバージョンの Domino Global WorkBench によって作成された用語集の設計も更新できます。[ファイ
ル] - [データベース] - [設計の置換] を選択してください。
注意 新しい用語集アプリケーションには Notes 6 の設計機能が含まれていますが、これらは Notes R5
では動作しません。
6. マルチリンガル データベースとブラウザ
マルチリンガル データベースのデフォルト言語が採用されるのは、次の場合のみです。
1.
マルチリンガル データベースに存在しない言語をブラウザ用言語に選択した場合
2.
マルチリンガル データベースで使用されている他の言語が、Web ブラウザの言語のリストボック
スに存在しない場合
7. 言語の切替えとブラウザ
Netscape または Internet Explorer を使用して Domino Global WorkBench で作成されたマルチリンガル
データベースを表示する場合、ブラウザの [プリファレンス] または [インターネットオプション] ダイアログ
ボックスで言語の切り替えを行う前に、キャッシュファイルを削除する必要があります。これはおもに、テ
スト作業中の開発者に関係する事項です。
回避策
Netscape: [プリファレンス] ダイアログボックスでキャッシュサイズをゼロ (0) に設定できます。この設定
を行わない場合、言語を切り替えるときに、[プリファレンス] ダイアログボックスを使用してもう一度キャッ
シュを空にする必要があります。
Internet Explorer: このブラウザでは、キャッシュサイズはマシンのハードディスクサイズの 1% までしか
縮小できないため、キャシュサイズをゼロ (0) にすることはできません。ただし、[インターネットオプショ
ン] ダイアログボックスを使用するとキャッシュを空にできます。[インターネットオプション] ダイアログボッ
クスの [詳細設定] タブで、ブラウザを閉じるときにキャッシュファイルを削除するオプションを設定できま
す (下記参照)。 この設定を行うと、ブラウザをいったん閉じて再度開く際にキャッシュファイルが削除さ
れます。
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8. 同期化
このリリースの Domino Global WorkBench では、Language Synchronizer は変更されていません。
同期化されるデータベース
Synchronizer サーバータスクが稼動していないサーバーにデータベースが存在している場合、非常に多
数 (1,000 を超える) の新規文書を同期化すると、パフォーマンスに問題の発生する恐れがあります。
データベースは Synchronizer サーバータスクと同じサーバー上に配置することをお勧めします。
9. 双方向の言語サポート
Domino Global WorkBench には、ヘブライ語とアラビア語向けに双方向機能が備わっています。詳しく
は、ドキュメントの「双方向言語のサポート」というトピックを参照してください。
10. LotusScript のコンパイルと Notes 文書
Domino Global WorkBench を使用して LotusScript や式の格納された Notes 文書をローカライズする
と、問題が起きることがあります。問題が発生するのは次のような場合です。
1.
文書で使用するフォームに LotusScript がいくつか含まれており、([Designer フォーム] インフォ
ボックスの [情報] タブで) [フォームを文書に格納] プロパティ が設定されている場合。 この場合、フォー
ムによって作成されるすべての文書にフォーム全体の内容が格納されますが、LotusScript は翻訳され
ていても、構築プロセスの一部として再コンパイルされません。構築されたデータベースでは、スクリプト
の元のバージョン (ソースデータベース) が実行されます。
2.
文書のなかにスクリプトを含むホットスポットが存在する場合。これは、文書内容におけるホット
スポット (言い換えると、リッチテキストフィールドに作者が追加したもの) のみに適用されます。文書内容
にあるホットスポットはすべて、セキュリティ手段として署名されます。Domino Global WorkBench ではこ
れらのホットスポットに署名できないので、それに関連する LotusScript を変換することができません。
WorkBench が署名されたホットスポット内の LotusScript と遭遇した場合、次のような警告が表示されま
す。
Warning: A signed hotspot could not be translated. The untranslated data may include scripts and/or
formulas.
次に、スクリプトが変更されずに (つまり、タグ付けも翻訳も行われずに) ターゲットデータベースにコピー
されます。
回避策: 署名されたホットスポットに関連する LotusScript や式は、構築が完了した後に Notes 6 Client
で手動で翻訳する必要があります。
11. プロジェクトデータベースの文書の編集
プロジェクトデータベース内の文書は、デフォルトでは編集できません。文書を編集する必要のある場合
は、文書を開いて [View\Switch Form...] を選択します。これによって文書のフォームが選択され、文書
が編集モードになります。
プロジェクトデータベースでフォルダ文書名を編集する場合には、このフォルダのすべてのプロジェクト文
書の名前が、フォルダ文書名と一致するように変更しなければなりません。そうしないと、WorkBench で
予期しない結果を招きます。
12. ヘルプ文書のキーワードと値
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Notes アプリケーションが複数のデータベースにまたがり、すべてのキーワードと値がそのうちの 1 つの
データベースのヘルプ文書にグループ化されることがあります。キーワードや値によってデータベースを
参照する式は、コールしているデータベースファイルの正しい名前が格納されていないと正しく動作しま
せん。ローカライズする際には、呼び出し式のデータベース名を翻訳することも、未翻訳のままにするこ
ともできます。翻訳する場合は、構築後のデータベースを翻訳後の名前に変更することを忘れないように
します。未翻訳のままにする場合は、さまざまなディレクトリに異なる言語バージョンのアプリケーション
が存在することになります。ヘルプ文書そのものは、Domino Global WorkBench によって通常の方法で
処理できます。
13. Windows XP におけるプロジェクトアイコン
Windows XP では、WorkBench の左側のフレームにあるプロジェクトアイコンを多数 (約 25 以上) 作成し
すぎると、表示されなくなります。この問題は、プロジェクトをフォルダに入れて整理すると回避できます。
言語辞書ファイル
言語辞書ファイルは Notes 内のスペルチェックに使用します。次の言語辞書ファイルが、\APPS\DICTIONARIES
ディレクトリに存在する自己解凍ファイルに含まれています。ユーザーの Notes の言語バージョンに対応した特
定の辞書ファイルが、Notes によって自動的にインストールされます。次に示す辞書ファイルのどれかを使用しよ
うとしたときに、Notes によってそれが自動的にインストールされていなかったことに気づいた場合は、CD-ROM
上の DICTIONARIES.EXE (Macintosh の場合は DICTIONARIES.SEA) という自己解凍ファイルの内容をハードド
ライブ上の一時ディレクトリに解凍し、該当する辞書ファイル (下記参照) を Notes データディレクトリにコピーしま
す。
言語
辞書ファイル名
アフリカーンス語*
AFRIKAAN.DIC
アラビア語*
ARABIC.DIC
カタロニア語
CATALA.DIC
中国語*
CLKCHS.DIC
CLKCHT.DIC
チェコ語*
CZECH.DIC
デンマーク語
DANSK.DIC
オランダ語 (ベルギー)
NEDERLND.DIC
オランダ語 (優先)
NEDPLUS.DIC
英語 (オーストラリア)
AUS.DIC
英語
英語
英語
英語
英語
US.DIC
(カナダ)
(カリブ)
(ジャマイカ)
(ニュージーランド)
(アメリカ合衆国)
英語 (アイルランド)
英語 (南アフリカ)
英語 (イギリス)
UK.DIC
フィンランド語
SUOMI.DIC
フランス語 (ベルギー)
フランス語 (ルクセンブルク)
フランス語 (標準)
フランス語 (スイス)
FRANCAIS.DIC
フランス語 (カナダ)
CANADIEN.DIC
ドイツ語 (オーストリア)
DEUTSCH.DIC
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ドイツ語 (リヒテンシュタイン)
ドイツ語 (ルクセンブルク)
ドイツ語 (標準)
ドイツ語 (新正書法)
DEUTSCH2.DIC
ドイツ語 (スイス)
DSCHWEIZ.DIC
ギリシャ語*
HELLAS.DIC
ヘブライ語*
HEBREW.DIC
ハンガリー語*
MAGYAR.DIC
アイスランド語*
ISLENSK.DIC
イタリア語 (標準)
イタリア語 (スイス)
ITALIANO.DIC
医療用語 (米国)
医療用語 (英国)
医療用語 (英国 IZE)
US.MED
ノルウェー語 (ブークモール)
NORBOK.DIC
ノルウェー語 (ニーノシク)
NORNYN.DIC
ポーランド語*
POLSKA.DIC
ポルトガル語 (ブラジル)
BRASIL.DIC
ポルトガル語 (標準)
PORTUGAL.DIC
ロシア語*
ロシア語 (Io)*
RUSSIAN.DIC
スペイン語
スペイン語 (アルゼンチン)
スペイン語 (ボリビア)
スペイン語 (チリ)
スペイン語 (コロンビア)
スペイン語 (コスタリカ)
スペイン語 (ドミニカ共和国)
スペイン語 (エクアドル)
スペイン語 (グアテマラ)
スペイン語 (メキシコ)
スペイン語 (現代語)
スペイン語 (パナマ)
スペイン語 (パラグアイ)
スペイン語 (ペルー)
スペイン語 (ウルグアイ)
スペイン語 (ベネズエラ)
ESPANA.DIC
スウェーデン語
SVENSK.DIC
タイ語*
SPELLT.GRA
トルコ語*
TURKIYE.DIC
* は、Windows プラットフォームのみで使用可能。
Monotype WorldType フォント
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Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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TM
Monotype WorldType フォントは、マルチリンガルテキストの Unicode ベースの表示をサポートしています。5 つ
の異なるフォントが使用でき、それぞれが別々のマルチリンガル環境に対応しています。フォントベースのキャラ
クタセットの使用をサブセット化すると、フォントのサイズが大幅に縮小され、パフォーマンスが向上します。
Monotype の Unicode フォントに関する情報は、http://www.monotype.com から入手できます。
\APPS\FONTS ディレクトリにある自己解凍ファイルには、次のフォントが含まれています。
z
MTSANS_W.TTF -- Monotype Sans WT (True Type) バージョン 5.02。WGL4 キャラクタセットを網羅していま
す。このフォントは、ほぼすべてのラテン文字 (分音符号を含む) と、ギリシャ語、キリル文字、スラブ語、トル
コ語、アラビア語、ヘブライ語で使用するのに適しています。
z
MTSANS_JOUTLINE.TTF -- Monotype Sans WT J (True Type)。 WGL4 キャラクタと日本語を網羅し、他の
アジア言語もいくつかサポートします。
z
MTSANS_KOUTLINE.TTF -- Monotype Sans WT K (True Type)。 WGL4 キャラクタセットと韓国語を網羅し、
他のアジア言語もいくつかサポートします。
z
MTSANS_SOUTLINE.TTF -- Monotype Sans WT SC (True Type)。WGL4 キャラクタと中国語 (簡体字) を網
羅し、他のアジア言語もいくつかサポートします。
z
MTSANS_TOUTLINE.TTF -- Monotype Sans WT TC (True Type)。WGL4 キャラクタと中国語 (繁体字) を網
羅し、他のアジア言語もいくつかサポートします。
z
これらのフォントは Windows のみで使用できます。CD-ROM 上の \APPS\FONTS ディレクトリにある自己解凍
ファイル FONTS.EXE を実行して、ハードドライブ上の一時ファイルに中身を解凍します。その後、オペレーティン
グシステムによる通常のフォントのインストール手順を使用して、フォントをインストールします。
Windows システムでは次のようになります。
1. [コントロールパネル] を開きます。
2. [フォント] フォルダを開きます。
3. [ファイル] - [新しいフォントのインストール] を選択します。
4. 上記のフォントのいずれかが格納されている一時ディレクトリのドライブとディレクトリを指定します。
5. 通常は上記のフォントのうち 1 つだけを選んでインストールします。
WorldType フォントを Notes のデフォルトのマルチリンガルフォントにすることもできます。[ユーザープリファレン
ス] - [基本] パネルを開き、[デフォルトフォント] ダイアログでデフォルトのマルチリンガルフォントを設定してくだ
さい。
SwiftFile Mail Assistant 2.0
SwiftFile は Notes Client へのアドオンで、ユーザーが電子メールをフォルダに保存する際に役立ちます。
SwiftFile は、ユーザーが各受信メッセージをどの場所に保存するかを学習して予測します。この予測に基づい
て、各メッセージの先頭には 3 つのショートカットボタンが追加され、提示されたフォルダの 1 つにメッセージをす
ばやく保存するために使用できるようになります。SwiftFile による予測のいずれかが正しければ、ボタンを 1 回ク
リックするだけで、メッセージが保存できます。
インストール
SwiftFile は Notes 6 CD からインストールできます。Apps\SwiftFile ディレクトリにある setup.exe を実行して
ください。SwiftFile のインストールが完了したら、SwiftFile ReadMe ファイルの指示に従って、SwiftFile をメー
ルデータベースで使用できるように設定します。
インターナショナルなサポート
SwiftFile は Lotus Notes のサポートするすべての言語をサポートしています。1 つのデータベース内だけで
なく 1 つの文書内にも複数の言語を混在させることができます。このことによって SwiftFile の予測機能が阻
害されることはありません。
システム要件
Windows 95/98/NT SP4/2000/XP
32 MB の RAM
10 MB の空きディスク
Lotus Notes 6 以降
InstallShield Tuner for Lotus Notes
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変換ファイルを作成して IBM Lotus Notes 6 Client のインストールパッケージをカスタマイズするには、
InstallShield® Tuner などのサードパーティによるツールが必要です。Lotus Notes 6 には、InstallShield Tuner for
Lotus Notes と呼ばれる OEM バージョンが含まれており、これによってユーザーはカスタマイズ変換ファイルを作
成して標準の Lotus Notes 6 キットでリソースを追加し、デフォルト設定を変更し、表示されている機能を非表示
にすることができます。InstallShield Tuner for Lotus Notes は 2 つの Lotus Notes 6 Client パッケージ (Notes の
みと全クライアント) と連携できますが、その他の MSI パッケージのカスタマイズには使用できないことにご注意く
ださい。
InstallShield Tuner for Lotus Notes をインストールするには、Lotus Notes 6 のインストール CD の
Apps\InstallShield Tuner for Lotus Notes フォルダから setup.exe を実行します。
IBM Technical Support では、InstallShield Tuner for Lotus Notes に対するサポートを行っていないことにご注意
ください。ただし、InstallShield Tuner for Lotus Notes には包括的なオンラインヘルプが備わっており、業界標準
の Windows Installer (.MSI) パッケージをカスタマイズするためのプロセスがわかりやすく説明されています。
InstallShield Tuner OEM について詳しくは、InstallShield の Web サイト (http://www.installshield.com) を参照して
ください。
その他の Lotus Notes 固有のカスタマイズ情報について詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』にあ
る次のトピックを参照してください。
変換ファイルを作成する
変換ファイル使用時に利用できるインストールオプション
クライアントインストールをカスタマイズする
エンドユーザーのインストール用に変換ファイルを使用する
ユーザーのクライアントインストールを設定する
Lotus Domino Toolkit for WebSphere Studio 1.1
Lotus Domino Toolkit for WebSphere Studio は WebSphere Studio Site Developer 5 のプラグインです。ドラッグ
& ドロップを使って JavaServer Pages に簡単に Domino 6 カスタムタグを追加でき、簡単に Domino と J2EE アプ
リケーションを融合できます。JSP タグは JSP に埋め込まれる XML タグで、データアクセス、データ入力、プロセ
ス操作を提供するものです。タグは Java 用の Domino オブジェクト (Domino Java API) を取り出し、Domino の
データとサービスを使う J2EE アプリケーションに用に簡単に変換できます。
ツールキットは Websphere Studio に、作業対象の Domino データベースを開ける専用のペインを提供します。ペ
インではデータベースのビュー、列、フォーム、フィールド、Domino サーバーエージェントを表示し、ページに
Domino タグを簡単に追加する 2 つの方法があります:
アイテムを右クリックし、コンテキストメニューから [Add to Web Page] を選択する
ページにアイテムを直接ドラッグ & ドロップする
どちらの操作をしても、エディタの現在のカーソルのある場所にアイテムのタグが貼り付けられます。必要であれ
ば、エディタに手動でタグを追加することもできます。
z
z
インストール
Lotus Domino Toolkit for WebSphere Studio は、Notes/Domino Designer CD-ROM の Apps\LDTWS ディレ
クトリからインストールできます。
readme.txt ファイルの説明を参照してください。
システム要件
Domino で JSP カスタムタグを処理するには以下の要件を満たしている必要があります:
z
WebSphere Studio Site Developer 5
z
Domino 6.x
z
アプリケーションの実行環境として Domino 6.x と WebSphere Application Server.
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適用除外コンポーネントのライセンス情報
このセクションに含まれるライセンス情報は、適用除外コンポーネントについて言及します。適用除外コンポーネ
ントという用語は製品ライセンスで定義されています。
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DNS Resolver ソフトウェア情報
DNS Resolver
Copyright (c) 1980, 1983, 1988, 1993
The Regents of the University of California. All rights reserved.
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following conditions are met:
1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the
following disclaimer.
2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the
following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution.
3. All advertising materials mentioning features or use of this software must display the following
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This product includes software developed by the University of California, Berkeley and its contributors.
4. Neither the name of the University nor the names of its contributors may be used to endorse or promote
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THIS SOFTWARE IS PROVIDED BY THE REGENTS AND CONTRIBUTORS ``AS IS'' AND ANY EXPRESS OR
IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF
MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL
THE REGENTS OR CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL,
EXEMPLARY, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF
SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION)
HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR
TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS
SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
Portions Copyright (c) 1993 by Digital Equipment Corporation.
Permission to use, copy, modify, and distribute this software for any purpose with or without fee is hereby
granted, provided that the above copyright notice and this permission notice appear in all copies, and that the
name of Digital Equipment Corporation not be used in advertising or publicity pertaining to distribution of the
document or software without specific, written prior permission.
THE SOFTWARE IS PROVIDED "AS IS" AND DIGITAL EQUIPMENT CORP. DISCLAIMS ALL WARRANTIES
WITH REGARD TO THIS SOFTWARE, INCLUDING ALL IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND
FITNESS. IN NO EVENT SHALL DIGITAL EQUIPMENT CORPORATION BE LIABLE FOR ANY SPECIAL,
DIRECT, INDIRECT, OR CONSEQUENTIAL DAMAGES OR ANY DAMAGES WHATSOEVER RESULTING FROM
LOSS OF USE, DATA OR PROFITS, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT, NEGLIGENCE OR OTHER
TORTIOUS ACTION, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR PERFORMANCE OF THIS
SOFTWARE.
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Independent JPEG Group ソフトウェア情報
Independent JPEG Group の JPEG ソフトウェア
==========================================
README for release 6 of 2-Aug-95
=============================
This distribution contains the sixth public release of the Independent JPEG Group's free JPEG software. You
are welcome to redistribute this software and to use it for any purpose, subject to the conditions under LEGAL
ISSUES, below.
Serious users of this software (particularly those incorporating it into larger programs) should contact IJG at
[email protected] to be added to our electronic mailing list. Mailing list members are notified of updates
and have a chance to participate in technical discussions, etc.
This software is the work of Tom Lane, Philip Gladstone, Luis Ortiz, Jim Boucher, Lee Crocker, Julian
Minguillon, George Phillips, Davide Rossi, Ge' Weijers, and other members of the Independent JPEG Group.
IJG is not affiliated with the official ISO JPEG standards committee.
DOCUMENTATION ROADMAP
==========================
This file contains the following sections:
OVERVIEW
LEGAL ISSUES
REFERENCES
ARCHIVE LOCATIONS
RELATED SOFTWARE
FILE FORMAT WARS
TO DO
General description of JPEG and the IJG software.
Copyright, lack of warranty, terms of distribution.
Where to learn more about JPEG.
Where to find newer versions of this software.
Other stuff you should get.
Software *not* to get.
Plans for future IJG releases.
Other documentation files in the distribution are:
User documentation:
install.doc
How to configure and install the IJG software.
usage.doc
Usage instructions for cjpeg, djpeg, jpegtran, rdjpgcom, and wrjpgcom.
*.1
Unix-style man pages for programs (same info as usage.doc).
wizard.doc
Advanced usage instructions for JPEG wizards only.
change.log
Version-to-version change highlights.
Programmer and internal documentation:
libjpeg.doc
How to use the JPEG library in your own programs.
example.c
Sample code for calling the JPEG library.
structure.doc Overview of the JPEG library's internal structure.
filelist.doc
Road map of IJG files.
coderules.doc Coding style rules --- please read if you contribute code.
Please read at least the files install.doc and usage.doc. Useful information can also be found in the JPEG FAQ
(Frequently Asked Questions) article. See ARCHIVE LOCATIONS below to find out where to obtain the FAQ
article.
If you want to understand how the JPEG code works, we suggest reading one or more of the REFERENCES,
then looking at the documentation files (in roughly the order listed) before diving into the code.
OVERVIEW
==========
This package contains C software to implement JPEG image compression and decompression. JPEG
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(pronounced "jay-peg") is a standardized compression method for full-color and gray-scale images. JPEG is
intended for compressing "real-world" scenes; line drawings, cartoons and other non-realistic images are not
its strong suit. JPEG is lossy, meaning that the output image is not exactly identical to the input image. Hence
you must not use JPEG if you
have to have identical output bits. However, on typical photographic images, very good compression levels can
be obtained with no visible change, and remarkably high compression levels are possible if you can tolerate a
low-quality image. For more details, see the references, or just experiment with various compression settings.
This software implements JPEG baseline, extended-sequential, and progressive compression processes.
Provision is made for supporting all variants of these processes, although some uncommon parameter settings
aren't implemented yet. For legal reasons, we are not distributing code for the arithmetic-coding variants of
JPEG; see LEGAL ISSUES. We have made no provision for supporting the hierarchical or lossless processes
defined in the standard.
We provide a set of library routines for reading and writing JPEG image files, plus two sample applications
"cjpeg" and "djpeg", which use the library to perform conversion between JPEG and some other popular image
file formats. The library is intended to be reused in other applications.
In order to support file conversion and viewing software, we have included considerable functionality beyond the
bare JPEG coding/decoding capability; for example, the color quantization modules are not strictly part of
JPEG decoding, but they are essential for output to colormapped file formats or colormapped displays. These
extra functions can be compiled out of the library if not required for a particular application. We have also
included "jpegtran", a utility for lossless transcoding between different JPEG processes, and "rdjpgcom" and
"wrjpgcom", two simple applications for
inserting and extracting textual comments in JFIF files.
The emphasis in designing this software has been on achieving portability and flexibility, while also making it fast
enough to be useful. In particular, the software is not intended to be read as a tutorial on JPEG. (See the
REFERENCES section for introductory material.) Rather, it is intended to be reliable, portable,
industrial-strength code. We do not claim to have
achieved that goal in every aspect of the software, but we strive for it.
We welcome the use of this software as a component of commercial products. No royalty is required, but we
do ask for an acknowledgement in product documentation, as described under LEGAL ISSUES.
LEGAL ISSUES
=============
In plain English:
1. We don't promise that this software works. (But if you find any bugs, please let us know!)
2. You can use this software for whatever you want. You don't have to pay us.
3. You may not pretend that you wrote this software. If you use it in a program, you must acknowledge
somewhere in your documentation that you've used the IJG code.
In legalese:
The authors make NO WARRANTY or representation, either express or implied, with respect to this software,
its quality, accuracy, merchantability, or fitness for a particular purpose. This software is provided "AS IS", and
you,
its user, assume the entire risk as to its quality and accuracy.
This software is copyright (C) 1991, 1992, 1993, 1994, 1995, Thomas G. Lane.
All Rights Reserved except as specified below.
Permission is hereby granted to use, copy, modify, and distribute this software (or portions thereof) for any
purpose, without fee, subject to these conditions:
(1) If any part of the source code for this software is distributed, then this README file must be included, with
this copyright and no-warranty notice unaltered; and any additions, deletions, or changes to the original files
must be clearly indicated in accompanying documentation.
(2) If only executable code is distributed, then the accompanying documentation must state that "this software
is based in part on the work of the Independent JPEG Group".
(3) Permission for use of this software is granted only if the user accepts full responsibility for any undesirable
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consequences; the authors accept NO LIABILITY for damages of any kind.
These conditions apply to any software derived from or based on the IJG code, not just to the unmodified
library. If you use our work, you ought to acknowledge us.
Permission is NOT granted for the use of any IJG author's name or company name in advertising or publicity
relating to this software or products derived from it. This software may be referred to only as "the Independent
JPEG Group's
software".
We specifically permit and encourage the use of this software as the basis of commercial products, provided
that all warranty or liability claims are assumed by the product vendor.
ansi2knr.c is included in this distribution by permission of L. Peter Deutsch, sole proprietor of its copyright
holder, Aladdin Enterprises of Menlo Park, CA. ansi2knr.c is NOT covered by the above copyright and
conditions, but instead by the usual distribution terms of the Free Software Foundation; principally, that you
must include source code if you redistribute it. (See the file ansi2knr.c for full details.) However, since
ansi2knr.c is not needed as part of any program generated from the IJG code, this does not limit you more than
the foregoing paragraphs do.
The configuration script "configure" was produced with GNU Autoconf. It is copyright by the Free Software
Foundation but is freely distributable.
It appears that the arithmetic coding option of the JPEG spec is covered by patents owned by IBM, AT&T, and
Mitsubishi. Hence arithmetic coding cannot legally be used without obtaining one or more licenses. For this
reason,
support for arithmetic coding has been removed from the free JPEG software. (Since arithmetic coding provides
only a marginal gain over the unpatented Huffman mode, it is unlikely that very many implementations will
support it.) So far as we are aware, there are no patent restrictions on the remaining code.
WARNING: Unisys has begun to enforce their patent on LZW compression against GIF encoders and decoders.
You will need a license from Unisys to use the included rdgif.c or wrgif.c files in a commercial or shareware
application. At this time, Unisys is not enforcing their patent against freeware, so distribution of this package
remains legal. However, we intend to remove GIF support from the IJG package as soon as a suitable
replacement format becomes reasonably popular.
We are required to state that
"The Graphics Interchange Format(c) is the Copyright property of
CompuServe Incorporated. GIF(sm) is a Service Mark property of
CompuServe Incorporated."
REFERENCES
=============
We highly recommend reading one or more of these references before trying to understand the innards of the
JPEG software.
The best short technical introduction to the JPEG compression algorithm is
Wallace, Gregory K. "The JPEG Still Picture Compression Standard",
Communications of the ACM, April 1991 (vol. 34 no. 4), pp. 30-44.
(Adjacent articles in that issue discuss MPEG motion picture compression, applications of JPEG, and related
topics.) If you don't have the CACM issue handy, a PostScript file containing a revised version of Wallace's
article is available at ftp.uu.net, graphics/jpeg/wallace.ps.gz. The file (actually a preprint for an article that
appeared in IEEE Trans. Consumer Electronics) omits the sample images that appeared in CACM, but it includes
corrections and some added material. Note: the Wallace article is copyright ACM and IEEE, and it may not be
used for commercial purposes.
A somewhat less technical, more leisurely introduction to JPEG can be found in "The Data Compression Book"
by Mark Nelson, published by M&T Books (Redwood City, CA), 1991, ISBN 1-55851-216-0. This book provides
good explanations and example C code for a multitude of compression methods including JPEG. It is an
excellent source if you are comfortable reading C code but don't know much about data compression in general.
The book's JPEG sample code is far from industrial-strength, but when you are ready to look at a full
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implementation, you've got one here...
The best full description of JPEG is the textbook "JPEG Still Image Data Compression Standard" by William B.
Pennebaker and Joan L. Mitchell, published by Van Nostrand Reinhold, 1993, ISBN 0-442-01272-1. Price
US$59.95, 638 pp. The book includes the complete text of the ISO JPEG standards (DIS 10918-1 and draft DIS
10918-2). This is by far the most complete exposition of JPEG in existence, and we highly recommend it.
The JPEG standard itself is not available electronically; you must order a paper copy through ISO. (Unless you
feel a need to own a certified official copy, we recommend buying the Pennebaker and Mitchell book instead; it's
much
cheaper and includes a great deal of useful explanatory material.) In the US, copies of the standard may be
ordered from ANSI Sales at (212) 642-4900, or from Global Engineering Documents at (800) 854-7179. (ANSI
doesn't take
credit card orders, but Global does.) It's not cheap: as of 1992, ANSI was charging $95 for Part 1 and $47 for
Part 2, plus 7% shipping/handling. The standard is divided into two parts, Part 1 being the actual specification,
while Part 2 covers compliance testing methods. Part 1 is titled "Digital Compression and Coding of
Continuous-tone Still Images, Part 1: Requirements and guidelines" and has document number ISO/IEC IS
10918-1. Part 2 is titled "Digital Compression and Coding of Continuous-tone Still Images, Part 2: Compliance
testing" and has document number ISO/IEC IS 10918-2.
Extensions to the original JPEG standard are defined in Part 3, a new ISO document. Part 3 is undergoing ISO
balloting and is expected to be approved by the end of 1995. IJG currently does not support any Part 3
extensions.
The JPEG standard does not specify all details of an interchangeable file format. For the omitted details we
follow the "JFIF" conventions, revision 1.02. A copy of the JFIF spec is available from:
Literature Department
C-Cube Microsystems, Inc.
1778 McCarthy Blvd.
Milpitas, CA 95035
phone (408) 944-6300, fax (408) 944-6314
A PostScript version of this document is available at ftp.uu.net, file graphics/jpeg/jfif.ps.gz. It can also be
obtained by e-mail from the C-Cube mail server, [email protected]. Send the message "send jfif_ps from jpeg"
to the server to obtain the JFIF document; send the message "help" if you have trouble.
The TIFF 6.0 file format specification can be obtained by FTP from sgi.com (192.48.153.1), file
graphics/tiff/TIFF6.ps.Z; or you can order a printed copy from Aldus Corp. at (206) 628-6593. The JPEG
incorporation scheme found in the TIFF 6.0 spec of 3-June-92 has a number of serious problems. IJG does not
recommend use of the TIFF 6.0 design (TIFF Compression tag 6). Instead, we recommend the JPEG design
proposed by TIFF Technical Note #2 (Compression tag 7). Copies of this Note can be obtained from sgi.com or
from ftp.uu.net:/graphics/jpeg/. It is expected that the next revision of the TIFF spec will replace the 6.0 JPEG
design with the Note's design. Although IJG's own code does not support TIFF/JPEG, the free libtiff library
uses our library to implement TIFF/JPEG per the Note. libtiff is available
from sgi.com:/graphics/tiff/.
ARCHIVE LOCATIONS
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The "official" archive site for this software is ftp.uu.net (Internet address 192.48.96.9). The most recent
released version can always be found there in directory graphics/jpeg. This particular version will be archived
as graphics/jpeg/jpegsrc.v6.tar.gz. If you are on the Internet, you can retrieve files from ftp.uu.net by standard
anonymous FTP. If you don't have FTP access, UUNET's archives are also available via UUCP; contact
[email protected] for information on retrieving files that way.
Numerous Internet sites maintain copies of the UUNET files; in particular, you can probably find a copy at any
site that archives comp.sources.misc submissions. However, only ftp.uu.net is guaranteed to have the latest
official version.
You can also obtain this software in DOS-compatible "zip" archive format from the SimTel archives
(ftp.coast.net:/SimTel/msdos/graphics/), or on CompuServe in the GRAPHSUPPORT forum (GO GRAPHSUP),
library 12 "JPEG Tools". Again, these versions may sometimes lag behind the ftp.uu.net release.
The JPEG FAQ (Frequently Asked Questions) article is a useful source of general information about JPEG. It
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is updated constantly and therefore is not included in this distribution. The FAQ is posted every two weeks to
Usenet newsgroups comp.graphics, news.answers, and other groups. You can always obtain the latest version
from the news.answers archive at rtfm.mit.edu. By FTP, fetch /pub/usenet/news.answers/jpeg-faq/part1 and
.../part2. If you don't have FTP, send e-mail to [email protected] with body
send usenet/news.answers/jpeg-faq/part1
send usenet/news.answers/jpeg-faq/part2
RELATED SOFTWARE
====================
Numerous viewing and image manipulation programs now support JPEG. (Quite a few of them use this library to
do so.) The JPEG FAQ described above lists some of the more popular free and shareware viewers, and tells
where to
obtain them on Internet.
If you are on a Unix machine, we highly recommend Jef Poskanzer's free PBMPLUS image software, which
provides many useful operations on PPM-format image files. In particular, it can convert PPM images to and
from a wide
range of other formats. You can obtain this package by FTP from ftp.x.org (contrib/pbmplus*.tar.Z) or
ftp.ee.lbl.gov (pbmplus*.tar.Z). There is also a newer update of this package called NETPBM, available from
wuarchive.wustl.edu under directory /graphics/graphics/packages/NetPBM/. Unfortunately
PBMPLUS/NETPBM is not nearly as portable as the IJG software is; you are likely to have difficulty making it
work on any non-Unix machine.
A different free JPEG implementation, written by the PVRG group at Stanford, is available from
havefun.stanford.edu in directory pub/jpeg. This program is designed for research and experimentation rather
than production use; it is slower, harder to use, and less portable than the IJG code, but it is easier to read and
modify. Also, the PVRG code supports lossless JPEG, which we do not.
FILE FORMAT WARS
===================
Some JPEG programs produce files that are not compatible with our library. The root of the problem is that
the ISO JPEG committee failed to specify a concrete file format. Some vendors "filled in the blanks" on their
own, creating proprietary formats that no one else could read. (For example, none of the early commercial
JPEG implementations for the Macintosh were able to exchange compressed files.)
The file format we have adopted is called JFIF (see REFERENCES). This format has been agreed to by a
number of major commercial JPEG vendors, and it has become the de facto standard. JFIF is a minimal or "low
end" representation.
We recommend the use of TIFF/JPEG (TIFF revision 6.0 as modified by TIFF Technical Note #2) for "high end"
applications that need to record a lot of additional data about an image. TIFF/JPEG is fairly new and not yet
widely
supported, unfortunately.
The upcoming JPEG Part 3 standard defines a file format called SPIFF. SPIFF is interoperable with JFIF, in the
sense that most JFIF decoders should be able to read the most common variant of SPIFF. SPIFF has some
technical
advantages over JFIF, but its major claim to fame is simply that it is an official standard rather than an informal
one. At this point it is unclear whether SPIFF will supersede JFIF or whether JFIF will remain the de-facto
standard. IJG intends to support SPIFF once the standard is frozen, but we have not decided whether it should
become our default output format or not. (In any case, our decoder will remain capable of reading JFIF
indefinitely.)
Various proprietary file formats incorporating JPEG compression also exist. We have little or no sympathy for
the existence of these formats. Indeed, one of the original reasons for developing this free software was to
help
force convergence on common, open format standards for JPEG files. Don't use a proprietary file format!
TO DO
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In future versions, we are considering supporting some of the upcoming JPEG Part 3 extensions --- principally,
variable quantization and the SPIFF file format.
Tuning the software for better behavior at low quality/high compression settings is also of interest. The
current method for scaling the quantization tables is known not to be very good at low Q values.
As always, speeding things up is high on our priority list.
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02 お読みください
Net-SNMP ソフトウェア情報
Various copyrights apply to this package, listed in 3 separate parts below. Please make sure that you read all
the parts. Up until 2001, the project was based at UC Davis, and the first part covers all code written during
this time. From 2001 onwards, the project has been based at SourceForge, and Networks Associates
Technology, Inc. hold the copyright on behalf of the wider Net-SNMP community, covering all derivative work
done since then. An additional copyright section has been added as Part 3 below also under a BSD license for
the work contributed by Cambridge Broadband Ltd. to the project since 2001.
Code has been contributed to this project by many people over the years it has been in development, and a full
list of contributors can be found in the README file under the THANKS section.
---- Part 1: CMU/UCD copyright notice: (BSD like) ----Copyright 1989, 1991, 1992 by Carnegie Mellon University
Derivative Work - 1996, 1998-2000
Copyright 1996, 1998-2000 The Regents of the University of California
All Rights Reserved
Permission to use, copy, modify and distribute this software and its documentation for any purpose and without
fee is hereby granted, provided that the above copyright notice appears in all copies and that both that
copyright notice and this permission notice appear in supporting documentation, and that the name of CMU and
The Regents of the University of California not be used in advertising or publicity pertaining to distribution of
the software without specific written permission.
CMU AND THE REGENTS OF THE UNIVERSITY OF CALIFORNIA DISCLAIM ALL WARRANTIES WITH
REGARD TO THIS SOFTWARE, INCLUDING ALL IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND
FITNESS. IN NO EVENT SHALL CMU OR THE REGENTS OF THE UNIVERSITY OF CALIFORNIA BE LIABLE
FOR ANY SPECIAL, INDIRECT OR CONSEQUENTIAL DAMAGES OR ANY DAMAGES WHATSOEVER
RESULTING FROM THE LOSS OF USE, DATA OR PROFITS, WHETHER IN AN ACTION OF CONTRACT,
NEGLIGENCE OR OTHER TORTIOUS ACTION, ARISING OUT OF OR IN CONNECTION WITH THE USE OR
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SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION)
HOWEVER CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR
TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS
SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
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DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE GOODS OR SERVICES;
LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER CAUSED AND ON ANY
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WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT (INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE)
ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE, EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF
SUCH DAMAGE
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PERL パブリックライセンス情報
PERL
This program is free software; you can redistribute it and/or modify it under the terms of either:
a) the GNU General Public License as published by the Free Software Foundation; either version 1, or (at
your option) any later version, or
b) the "Artistic License" which comes with this Kit.
This program is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the
implied warranty of MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See either the GNU
General Public License or the Artistic License for more details.
You should have received a copy of the Artistic License with this Kit, in the file named "Artistic". If not, I'll be
glad to provide one.
You should also have received a copy of the GNU General Public License along with this program; if not, write
to the Free Software Foundation, Inc., 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139, USA.
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pStack パブリックライセンス情報
pStack
This file is free software; you can redistribute it and/or modify it under the terms of the GNU General Public
License as published by the Free Software Foundation; either version 2 of the License, or (at your option) any
later version.
This program is distributed in the hope that it will be useful, but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the
implied warranty of MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the GNU General
Public License for more details.
You should have received a copy of the GNU General Public License along with this program; if not, write to
the Free Software Foundation, Inc., 59 Temple Place - Suite 330, Boston, MA 02111-1307, USA.
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Reg Exp Parser ライセンス情報
Reg Exp Parser
The Apache Software License, Version 1.1
Copyright (c) 1999-2001 The Apache Software Foundation. All rights reserved.
Redistribution and use in source and binary forms, with or without modification, are permitted provided that the
following conditions are met:
1. Redistributions of source code must retain the above copyright notice, this list of conditions and the following
disclaimer.
2. Redistributions in binary form must reproduce the above copyright notice, this list of conditions and the
following disclaimer in the documentation and/or other materials provided with the distribution.
3. The end-user documentation included with the redistribution, if any, must include the following
acknowlegement:
"This product includes software developed by the Apache Software Foundation (
http://www.apache.org/)."
Alternately, this acknowlegement may appear in the software itself, if and wherever such third-party
acknowlegements normally appear.
4. The names "The Jakarta Project", "Struts", and "Apache Software Foundation" must not be used to
endorse or promote products derived from this software without prior written permission. For written
permission, please contact [email protected].
5. Products derived from this software may not be called "Apache" nor may "Apache" appear in their names
without prior written permission of the Apache Group.
THIS SOFTWARE IS PROVIDED ``AS IS'' AND ANY EXPRESSED OR IMPLIED WARRANTIES, INCLUDING,
BUT NOT LIMITED TO, THE IMPLIED WARRANTIES OF MERCHANTABILITY AND FITNESS FOR A
PARTICULAR PURPOSE ARE DISCLAIMED. IN NO EVENT SHALL THE APACHE SOFTWARE FOUNDATION
OR ITS CONTRIBUTORS BE LIABLE FOR ANY DIRECT, INDIRECT, INCIDENTAL, SPECIAL, EXEMPLARY, OR
CONSEQUENTIAL DAMAGES (INCLUDING, BUT NOT LIMITED TO, PROCUREMENT OF SUBSTITUTE
GOODS OR SERVICES; LOSS OF USE, DATA, OR PROFITS; OR BUSINESS INTERRUPTION) HOWEVER
CAUSED AND ON ANY THEORY OF LIABILITY, WHETHER IN CONTRACT, STRICT LIABILITY, OR TORT
(INCLUDING NEGLIGENCE OR OTHERWISE) ARISING IN ANY WAY OUT OF THE USE OF THIS SOFTWARE,
EVEN IF ADVISED OF THE POSSIBILITY OF SUCH DAMAGE.
====================================================================
This software consists of voluntary contributions made by many individuals on behalf of the Apache Software
Foundation. For more information on the Apache Software Foundation, please see <http://www.apache.org/>.
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
S/MIME ライセンス情報
Domino 6 での S/MIME の実装には、S/MIME のフリーウェアライブラリが使用されています。このパブリックライ
センスは次のとおりです。
(原文)
==========
S/MIME FREEWARE LIBRARY (SFL) PUBLIC LICENSE
29 March 2002
The United States Government/Department of Defense/National Security Agency/Office of Network Security
(collectively "the U.S. Government") hereby grants permission to any person obtaining a copy of the SFL
source and object files (the "SFL Software") and associated documentation files (the "SFL Documentation"),
or any portions thereof, to do the following, subject to the following license conditions:
1. You may, free of charge and without additional permission from the U.S. Government, use, copy, modify,
sublicense and otherwise distribute the SFL Software or components of the SFL Software, with or without
modifications developed by you and/or by others.
2. You may, free of charge and without additional permission from the U.S. Government, distribute copies of the
SFL Documentation, with or without modifications developed by you and/or by others, at no charge or at a
charge that covers the cost of reproducing such copies, provided that this SFL Public License is retained.
3. Furthermore, if you distribute the SFL Software or parts of the SFL Software, with or without modifications
developed by you and/or others, then you must either make available the source code to all portions of the SFL
Software (exclusive of any modifications made by you and/or by others) upon request, or instead you may
notify anyone requesting the SFL Software source code that it is freely available from the U.S. Government.
4. Transmission of this SFL Public License must accompany whatever portions of the SFL Software you
redistribute.
5. The SFL Software is provided without warranty or guarantee of any nature, express or implied, including
without limitation the warranties of merchantability and fitness for a particular purpose.
6. The U.S. Government cannot be held liable for any damages either directly or indirectly caused by the use of
the SFL Software.
7. It is not permitted to copy, sublicense, distribute or transfer any of the SFL Software except as expressly
indicated herein. Any attempts to do otherwise will be considered a violation of this License and your rights to
the SFL Software will be voided.
The SFL uses the Enhanced SNACC (eSNACC) Abstract Syntax Notation One(ASN.1) C++ Library to ASN.1
encode and decode security-related data objects. The eSNACC ASN.1 C++ Library is covered by the
ENHANCED SNACC SOFTWARE PUBLIC LICENSE. None of the GNU public licenses apply to theeSNACC
ASN.1 C++ Library. The eSNACC Compiler is not distributed as part of the SFL.
For further information, contact:
[email protected], Getronics Government Solutions
David Dalkowski, [email protected], Department of Defense/V32
==========
(抄訳)
==========
S/MIME FREEWARE LIBRARY (SFL) PUBLIC LICENSE
2002 年3月29日
米国政府/国防総省/国家安全保障局/ネットワークセキュリティ部 (以下まとめて「米国政府」) は、以下のライセ
ンス条件に基づき、SFL のソースおよびオブジェクトファイル (以下「SFL ソフトウェア」) のコピーおよび関連ドキュ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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メントファイル (以下「SFL ドキュメント」)、あるいはその任意の一部を取得して以下を実行する権限を、あらゆる
者に対してここに付与する。
1. SFL ソフトウェアまたは SFL ソフトウェアのコンポーネントは、無料かつ米国政府による追加の許可を得ること
なく、(当事者またはそれ以外の者、あるいはその両方による変更が加えられたかどうかにかかわらず) 使用、コ
ピー、変更することができ、サブライセンス供与およびそうでなければ配布を行うことができる。
2. SFL ドキュメントのコピーは、本 SFL パブリックライセンスが保持されることを条件に、無料かつ米国政府によ
る追加の許可を得ることなく、無料またはそれらのコピーの再版にかかったコストに見合った料金で (当事者また
はそれ以外の者、あるいはその両方による変更が加えられたかどうかにかかわらず) 配布することができる。
3. さらに、SFL ソフトウェアまたは SFL ソフトウェアの一部を (当事者またはそれ以外の者、あるいはその両方に
よる変更が加えられたかどうかにかかわらず) 配布する場合、請求があり次第 SFL ソフトウェアのソースコードの
全部分 (当事者またはそれ以外の者、あるいはその両方による変更部分を除く) を提供しなければならないもの
とする。あるいは、SFL ソフトウェアのソースコードを請求するすべての者に対し、それらが米国政府から無料で
入手可能である旨を通知することでこの代わりとすることができる。
4. SFL ソフトウェアのいかなる部分を再配布する場合においても、この SFL パブリックライセンスと併せて譲渡し
なければならない。
5. SFL ソフトウェアの提供にあたっては、明示的にも暗黙的にも、いかなる性質の保証をも行わないものとする。
これには、商用適格性の保証および特定目的への適合性が制限なく含まれる。
6. SFL ソフトウェアの使用に起因する直接的または間接的なあらゆる損害について、米国政府は一切責任を負
わないものとする。
7. 本契約で明示された方法以外で、 SFL ソフトウェアの任意の部分をコピー、サブライセンス供与、配布または
譲渡することは許可されていない。これに反して実行を試みると、本ライセンスに違反したものとみなされ、SFL ソ
フトウェアに対する権利は取り消されるものとする。
SFL では Abstract Syntax Notation One(ASN.1) エンコードおよびデコードのセキュリティ関連データオブジェクト
に対して、Enhanced SNACC (eSNACC) ASN.1 C++ ライブラリを使用している。eSNACC ASN.1 C++ ライブラリ
は、ENHANCED SNACC SOFTWARE PUBLIC LICENSE によって保証されている。GNU パブリックライセンスの
いかなる部分も、eSNACC ASN.1 C++ ライブラリに対しては適用されない。eSNACC Compiler が SFL の一部とし
て配布されることはない。
お問合せ先
[email protected], Getronics Government Solutions
David Dalkowski, [email protected], Department of Defense/V32
==========
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zlib ソフトウェア情報
zlib.h -- interface of the 'zlib' general purpose compression library
version 1.1.4, March 11th, 2002
Copyright (C) 1995-2002 Jean-loup Gailly and Mark Adler
This software is provided 'as-is', without any express or implied warranty. In no event will the authors be held
liable for any damages arising from the use of this software.
Permission is granted to anyone to use this software for any purpose, including commercial applications, and to
alter it and redistribute it freely, subject to the following restrictions:
1. The origin of this software must not be misrepresented; you must not claim that you wrote the original
software. If you use this software in a product, an acknowledgment in the product documentation would be
appreciated but is not required.
2. Altered source versions must be plainly marked as such, and must not be misrepresented as being the
original software.
3. This notice may not be removed or altered from any source distribution.
Jean-loup Gailly [email protected]
Mark Adler [email protected]
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Notes/Domino 6.5.2 のプラットフォームとシステム要件
Notes/Domino 6.5.2 リリースに適用されるプラットフォームとオペレーティングシステムのサポートを、下の表に示
しています。その他のリリースの Notes/Domino には適合しないこともあります。
2 つ目以降の表中では、オペレーティングシステムのパッチ、サービスパック、およびその他の更新については指
定していません。オペレーティングシステムのベンダーによるリリース更新は頻繁に行われているので注意してく
ださい。最新の更新情報について詳しくは、オンラインの Lotus ナレッジベース (
http://www-3.ibm.com/software/lotus/support/) を参照するか、お近くの Lotus 製品サポートの担当者にお問
い合わせください。
Notes Client
プラットフォーム
Windows 95/98
Windows 2000/
Windows XP
Macintosh
Windows NT
サポートされている
OS のバージョン
Windows 95 OSR
2;
Windows 98
Windows 2000
Professional;
Windows XP
Professional
Macintosh OS
10.1.x;
Macintosh OS
10.2.x
Macintosh OS
10.3.x
Windows NT4
(サービスパックの情報
についてはリリース情
報「Windows サービス
パックの要件」を参照)
(サービスパックの情報
についてはリリース情報
「Windows サービスパッ
クの要件」を参照)
(サービスパックの情報
についてはリリース情
報「Windows サービス
パックの要件」を参照)
サポートされているプ
ロセッサ
Intel Pentium
Intel Pentium
Power PC
Intel Pentium
RAM
最小 64 MB
最小 128 MB
最小 128 MB
最小 64 MB
128 MB 以上を推
奨
256 MB 以上を推
奨
256 MB 以上を推
奨
128 MB 以上を推
奨
290 MB 必要
290 MB 必要
(OS 10) 250 MB 必
要
290 MB 必要
ディスク容量
(デフォルトファイルをイン
ストールするために最低
限必要なディスク容量。
データベースの複製やコ
ピーをローカルで行うに
はさらに必要)
サポートされているモ
ニター
カラーモニターが必 カラーモニターが必 256 色以上のカ
要
要
ラーモニターが必
要
カラーモニターが必
要
あり
あり (Windows
2000)
NetBEUI なし
(Windows XP)
なし
あり
(2)
あり
あり
なし
あり
NetBIOS over IPX
あり
あり
なし
あり
SPX
あり
あり
なし
あり
SPX II
なし
なし
なし
あり
サポートされているプ
ロトコル
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
(1)
(3)
(3)
(4)
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
TCP/IP
あり
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
あり
Citrix のサポート情報
Notes Client は、Windows 2000 サーバー上の Citrix Metaframe XPe FR3 で、NT および MAC ICA クライアント
を使用してサポートされています。詳細については、この章の「Citrix のサポートについて」を参照してください。
Domino Administrator Client
プラットフォーム
Windows 98
Windows 2000/
Windows XP
Windows NT
サポートされている
OS のバージョン
Windows 98
Windows 2000
Professional;
Windows XP
Professional
Windows NT4
(サービスパックの情報に
ついてはリリース情報
「Windows サービスパック
の要件」を参照)
(サービスパックの情報につ
いてはリリース情報
「Windows サービスパック
の要件」を参照)
(サービスパックの情報に
ついてはリリース情報
「Windows サービスパック
の要件」を参照)
サポートされているプ
ロセッサ
Intel Pentium
Intel Pentium
Intel Pentium
RAM
最小 64 MB
最小 128 MB
最小 64 MB
256 MB 以上を推奨
256 MB 以上を推奨
256 MB 以上を推奨
330 MB 必要
330 MB 必要
330 MB 必要
ディスク容量
(デフォルトファイルをイ
ンストールするために最
低限必要なディスク容
量。データベースの複製
やコピーをローカルで行
うにはさらに必要)
サポートされているモ
ニター
カラーモニターが必要 カラーモニターが必要 カラーモニターが必要
サポートされているプ
ロトコル
あり
あり (Windows 2000)
NetBEUI なし
(Windows XP)
あり
(2)
あり
あり
あり
NetBIOS over IPX
あり
あり
あり
SPX
あり
あり
あり
SPX II
なし
なし
あり
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
Domino Designer
(1)
(3)
(3)
(4)
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
プラットフォーム
Windows 98
Windows 2000/
Windows XP
Windows NT
サポートされている
OS のバージョン
Windows 98
Windows 2000
Professional;
Windows XP
Professional
Windows NT4
サポートされているプ
ロセッサ
Intel Pentium
Intel Pentium
Intel Pentium
RAM
最小 64 MB
最小 128 MB
最小 64 MB
128 MB 以上を推奨
256 MB 以上を推奨
128 MB 以上を推奨
330 MB 必要
330 MB 必要
330 MB 必要
あり
あり (Windows 2000)
なし (Windows XP)
あり
(2)
あり
あり
あり
NetBIOS over IPX
あり
あり
あり
SPX
あり
あり
あり
SPX II
なし
なし
あり
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
ディスク容量
(デフォルトファイルをイ
ンストールするために最
低限必要なディスク容
量。データベースの複製
やコピーをローカルで行
うにはさらに必要)
サポートされているプ
ロトコル
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
(1)
(3)
(3)
(4)
脚注
1
2
3
4
Microsoft NetBEUI のみサポート
Microsoft TCP/IP のみサポート
Novell NetBIOS と Microsoft NetBIOS over IPX の両方をサポート
Microsoft による NWLink IPX/SPX スタックを使用
Domino Server - 表 1
プラットフォーム
Windows 2000
Windows NT
サポートされている
OS のバージョン
Windows 2000 Server;
Windows 2000
6
Advanced Server
Windows NT4 Intel
(サービスパックの情報につ
いてはリリース情報
「Windows サービスパック
の要件」を参照)
Windows 2003
Windows 2003 Server
Standard Edition;
(サービスパックの情報につい Windows 2003 Server
6
てはリリース情報「Windows
Enterprise Edition
サービスパックの要件」を参
(1)
照)
(サービスパックの情報について
はリリース情報「Windows サー
ビスパックの要件」を参照)
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
サポートされているプ
ロセッサ
Intel Pentium
Intel Pentium
Intel Pentium
RAM
最小 128 MB
192 MB 以上を推奨
最小 128 MB
192 MB 以上を推奨
最小 256 MB
ディスク容量
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
スワップ容量
インストールされてい
る物理 RAM の 2 倍
インストールされている
物理 RAM の 2 倍
インストールされている物
理 RAM の 2 倍
サポートされているモ
ニター
カラーモニターが必要
カラーモニターが必要
カラーモニターが必要
あり
あり
あり
(3)
あり
あり
あり
NetBIOS over IPX
あり
あり
あり
あり
あり
あり
サポートされているプ
ロトコル
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
SPX
(2)
(4)
SPX II
あり
あり
あり
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
プラットフォーム
AIX
Linux
Solaris
サポートされている
OS のバージョン
AIX 5.1;
AIX 5.2
Red Hat Enterprise
Linux 2.1;
Red Hat Enterprise
Linux 3.0;
SuSE Linux
Enterprise Server
(SLES) 8.0;
United Linux 1.0;
Powered by United
Linux 1.0
Solaris 8
Solaris 9
(5)
(5)
(5)
Domino Server - 表 2
(サービスパックの情報につ
いてはリリース情報「AIX IOCP およびパッチの要件」
を参照)
(詳しくは、リリース情報「Solaris
のパッチ要件」を参照)
(詳しくは、リリース情報
「Linux のパッチ要件」を参
照)
サポートされているプ PowerPC、POWER、
ロセッサ
POWER2、POWER3
RS64
Intel x86
UltraSPARC 以降
RAM
最小 192 MB
256 MB 以上を推奨
最小 128 MB
192 MB 以上を推奨
最小 192 MB
256 MB 以上を推奨
ディスク容量
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
スワップ容量
インストールされてい
る物理 RAM の 3 倍
インストールされてい
る物理 RAM の 3 倍
推奨されている物理
RAM の 3 倍
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
サポートされている
モニター
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
カラーモニターが必要
カラーモニターが必
要
カラーモニターが必要
なし
なし
なし
(3)
なし
なし
なし
NetBIOS over IPX
なし
なし
なし
なし
なし
なし
SPX II
なし
なし
なし
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
あり
あり
あり
プラットフォーム
iSeries
z/OS
Linux on zSeries
サポートされている
OS のバージョン
OS/400 Version 5,
Release 1 以降
z/OS Version 1,
Release 2 以降
- または z/OSe Version 1,
Release 3 以降
UnitedLinux 1.0 for IBM
S/390
サポートされている
プロトコル
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
SPX
(2)
(4)
Domino server - 表 3
(詳細については、リリー
ス情報の「Domino for
iSeries」の章を参照して
ください)
(詳細については、リ
リース情報の「Domino
for z/OS」の章を参照し
てください)
(詳細については、リリース
情報の「Domino for Linux
on zSeries サービスパック
要件」の章を参照してくださ
い)
サポートされているプ PowerPC (RISC)
ロセッサ
z/OS のリリースレベ
ルをサポートする任
意のプロセッサ
S/390 G5/G6;
zSeries (z800, z900,
z990)
RAM
最小 288 MB
512 MB 以上を推奨
最小 1 GB
2 GB 以上を推奨
最小 1 GB
2 GB 以上を推奨
ディスク容量
最小 1 GB
1.5 GB 以上を推奨
最小 3390-3 が 3 つ
最小 2.5 GB
2.5 GB 以上を推奨
スワップ容量
N/A
N/A
N/A
サポートされている
モニター
カラーモニターが必要
カラーモニターが必
要
カラーモニターが必要
なし
なし
なし
(3)
なし
なし
なし
NetBIOS over IPX
なし
なし
なし
なし
なし
なし
なし
なし
なし
サポートされている
プロトコル
NetBEUI/NetBIOS
NetBIOS over IP
SPX
(4)
SPX II
(2)
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
TCP/IP
あり
あり
あり
X.PC
なし
なし
なし
脚注
1
ドメインコントローラに Domino Server をインストールしないでください。ドメインコントローラによる NT ドメインのログオン処
理は、大規模なドメインの場合は特に大量の処理リソースを消費することになり、Domino Server のパフォーマンスに影響を
及ぼします。Domino Server を NT ドメイン内に存在させる予定の場合は、ドメイン内のメンバーサーバーにしてください。
2
Microsoft NetBEUI のみサポート
3
Microsoft TCP/IP のみサポート
4
Domino クラスタとパーティションサーバーの構成では、IPX/SPX プロトコルをサポートしていません。現時点において Lotus
では、これらの機能の今後のリリースに対して IPX/SPX ネットワークのサポートを提供する予定はありません。
5
Microsoft による NWLink IPX/SPX スタックを使用
Associated SPRs:
RWIR4TVKT2
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
Domino Web Access のシステム要件
クライアントの要件
ユーザーフィードバックに基づき、Lotus Software と IBM では、クライアント側で適切なパフォーマンスを得るため
に、最低でも Pentium II 400 MHz、128 MB のメモリを持つマシンを推奨しています。
クライアントのブラウザ
z
Win32 Internet Explorer 5.5
z
Win32 Internet Explorer 6.0
z
Mozilla 1.3.1 (Linux クライアントのみ)
z
Mozilla 1.4.1 (Linux クライアントのみ)
Domino Web Access は、JavaScript または cookie が使用不可のときは作動しません。
サポートされないブラウザで Domino Web Access を使おうとすると、サポートされないブラウザであることの通知
が表示されます。Netscape 4.x ユーザーがDomino Web Access でサポートされないブラウザページにアクセスす
ると、ハングアップやクラッシュすることがあります。Netscape 4.x ユーザーの方でこの問題があるときは、「
&ui=webmail」スイッチで直接 Web メールのユーザーインターフェースを使ってメールファイルを開く必要がありま
す。(このリリース情報の「Domino Web Access から Web メールへの切り替え」を参照してください。
カレンダーを印刷するためには、Adobe Acrobat Reader バージョン 4.0 以上が必要です。
クライアントオペレーティングシステム
z
Windows 98
z
Windows NT 4.0
z
Windows 2000 または Windows 2000 Professional
z
Windows XP または Windows XP Professional
Mozilla 用のクライアントオペレーティングシステム
z
Red Hat 7.2
z
Red hat 8.0
z
Red Hat 9
z
SuSE 8.0 (Linux 1.0 と統合)
z
SuSE 8.0
サーバーオペレーティングシステム
z
Linux RedHat 7.2
z
SuSE Linux 8.0 (Server と Enterprise)
完全なリストについては、このリリース情報の「Notes/Domino 6.0.2 のプラットフォームとシステム要件」を参
照してください。
サーバーの要件
z
IBM zSeries with z/OS® Version 1, Release 2 以降。または、z/OSe Version 1, Release 3 以降。また
は、Linux on zSeries: UnitedLinux 1.0 for IBM S/390 Service Pack 2
z
IBM pSeries (RS/6000)。 OS は AIX® 4.3.3 と 5.1
z
IBM iSeries (AS/400)。 OS は OS/400® V5R1 以上のリリース
z
Sun Solaris 8
z
Win32。OS は Windows 2000 Server、Advanced Server、または Datacenter Server の Service Pack 2
z
Win32。OS は Windows NT Server 4.0 (Service Pack 6a 以上)
TM
サーバーのメモリ要件
256MB 以上を推奨
OS/400-: 最低 256MB のメモリが必要。Domino 用に 32MB を加算 (合計 288MB)。512MB を推奨
サーバーのディスクスペース
サポートするプラットフォーム用: 最低 1 GB、1.5 GB 以上を推奨。それぞれをサポートするプラットフォームの詳
細は、このリリース情報の「Notes/Domino 6.0.2 のプラットフォームとシステム要件」を参照してください。
認証済みプロキシサーバー
z
iPlanet Portal Server 3.0 SP3 HP3
z
IBM WebSphere Edge Server 2.0.1 efix 35
z
Tivoli Access Manager 4.1
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
サポートされている Windows プラットフォーム
Notes Client
Notes/Domino 6.5 から、 Notes Client では次のプラットフォームがサポートされるようになりました。
z
Windows 95
z
Windows
Windows
Windows
Windows
z
z
z
1
98
2000 Professional
NT 4.0 Workstation (Intel Pentium のみ)
XP Professional
Domino Designer と Domino Administrator クライアント
Notes/Domino 6.5 から、Domino Designer と Domino Administrator クライアントでは次のプラットフォームがサ
ポートされるようになりました。
z
z
z
z
Windows
Windows
Windows
Windows
98
2000 Professional
NT 4.0 Workstation (Intel Pentium のみ)
XP Professional
Domino Server
Domino 6.5 から、Domino Server では次のプラットフォームがサポートされるようになりました。
1
2
z
Windows 2000 Server および Advanced Server
z
Windows NT 4.0 Server (Intel Pentium のみ)
z
Windows 2003 Server Standard および Enterprise Edition
2
Windows 95 には少なくとも OSR 2 が必要です。
Domino NSD 診断ユーティリティと Windows Server クラスタリング技術の間には、競合が存在します。Windows
Server クラスタリングでは、Domino はサポートされません。
2
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Windows サービスパックの要件
Notes/Domino 6.5 は、以下に示す Service Pack を適用した Windows プラットフォームでサポートされています。
オペレーティングシステムの個々のパッチおよび Service Pack は認証されていませんが、IBM/Lotus は、テスト
後に新しいサービスパックが正式に利用可能にり、これらのより新しい更新によって多くの問題が解決される可能
性を認識しています。これらの新しいサービスパックは、利用可能になった時点で適用することができます。
Microsoft Corporation から次のパッチを入手してインストールできます。これらのパッチは、Microsoft の次の
Web サイトからダウンロードすることもできます。
http://www.microsoft.com/downloads
Notes Client、Domino Designer Client、Domino Administrator Client
1
z
Windows 2000 Professional: Service Pack 3
z
Windows NT 4.0 Workstation (Intel Pentium のみ): Service Pack 6a
Domino Server
Windows 2000 Server、Advanced Server: Service Pack 3
z
Windows NT 4.0 Server (Intel Pentium only): Service Pack 6a
Windows 2003 Server、Enterprise Edition: 現時点では Service Pack は不要
z
1
1
z
Microsoft は、Notes/Domino 6 でのメールルーターと統計収集のパフォーマンスを低下させる Windows 2000 で
のネットワークの問題 (Domino Server、Domino Administrator 6、および Tivoli Analyzer に影響) を認識し、対処
しています。この問題は Windows 2000 SP3 で対処され、Domino Administrator 6 と Server 用のすべてのコン
ピュータに適用するよう強く推奨されています。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
Windows 2000 - サーバーモニター要件
Windows 2000 については、サーバーのモニター中に発生する深刻なパフォーマンス問題を回避するためにサー
ビスパック 3 の使用をお勧めします。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
Win32 での Java サポート
Win32 では Java サポートが JRE 1.3.1 にアップグレードされました。JRE 1.3.1 に盛り込まれた機能については、
Sun による Java Web サイトを参照してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
サポートされている Macintosh PPC のプラットフォーム
Notes/Domino 6.5 から、Mac OS バージョン 10.1.x および 10.2.x はサポートされているプラットフォームです。
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02 お読みください
Macintosh のパフォーマンス情報
Macintosh 上に Notes 6 を導入する場合、G4 より前のハードウェアで実行すると若干パフォーマンスが低下する
恐れがあります。
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AIX プラットフォームのサポート
Domino 6.5 から、AIX 5.1 および 5.2 は、Domino Server 用のプラットーフォームとしてサポートされます。
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AIX - IOCP およびパッチの要件
Domino 6.5 では、AIX システムで IOCP を有効にする必要があります。以前の Domino R5 では、この必要はあり
ませんでした。また、AIX の次のパッチレベルも必要です。
AIX 5.1
xlC.aix50.rte
bos.iocp.rte
5.0.2.0 COMMITTED C Set ++ Runtime for AIX 5.0
5.1.0.11 COMMITTED I/O Completion Ports API
5.1 APAR は IY22656 です。これは、bos.iocp.rte をレベル 5.1.0.11 にします。
AIX 5.2
ML1 パッチが fork/exec を壊し、パッチ PTF 486444 がそれを修復します。
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02 お読みください
AIX - 64 ビットモードでは bos.iocp.rte 5.1.0.16 が必要
AIX 5L では、64 ビットモードの Domino 6 を実行するために bos.iocp.rte 5.1.0.16 が必要です。
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AIX - bos.adt.debug のインストール
AIX バージョン 4.3.3 以上では、bos.adt.debug がデフォルトでインストールされないことがあります。このパッケー
ジがシステムにインストールされていない場合、nsd プログラムを稼動させるためには、このパッケージを手動で
インストールする必要があります。このパッケージ (bos.adt.debug) に含まれている dbx プログラムは、nsd が実
行中のプロセスへの割り当てを行ったり、Domino に発生している問題のデバッグに必要なスタックを提供するの
に利用します。
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AIX - Java で AWT を実行するために X11.adt.lib のインストールが必要
AIX 上で Java が AWT (Another Windowing Tool) を使用するには、X11.adt.lib パッケージがインストールされて
いなければなりません。そうでない場合、OS は libawt.a をロードできず、Java が AWT を使用できなくなります。
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AIX - 日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)の場合 Java ではロケールに
X11.fnt.ucs.ttf が必要
AIX 上で、Java によって日本語、韓国語、中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)を Unicode 形式で正しく表示するに
は、AIX のインストール CD から X11.fnt.ucs.ttf をインストールする必要があります。
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Solaris プラットフォームのサポート
Domino 6.5 から、Solaris 8 および 9 は Domino Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
メモ: Domino 6.x は、UltraSPARC と新しいプロセッサを搭載したシステムのみサポートします。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
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Solaris のパッチ要件
Domino 6 から、Domino Server が正しく機能するには下記の Solaris SPARC 2.8 パッチが必要となります。
IBM/Lotusでは、初期認証テストを受けて追加のパッチが公開され、新しい更新によってさらに問題が解決されて
いくであろうという認識を持っています。こうした新しいパッチが入手可能になったら、随時適用していってくださ
い。
次にあげるパッチは Sun Microsystems 社から入手してインストールするか、同社の Web サイト (
http://www.sun.com) からダウンロードできます。
Solaris 8
2001 年 10 月 4 日 Solaris パッチクラスタ以降
(108434-03 パッチと 108435-03 パッチ (64 ビット版でのみ必要) を含み、コンパイラにも必要)
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
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Solaris では 64 ビットカーネルモードが必要です
Domino 6.x では、Solaris 32 ビットカーネルモードはサポートされていません。Domino 6.x を実行するには、64
ビットカーネルモードを使用してください。
Associated SPRs:
TSUA5PXBFK
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Solaris のシステム設定
Domino 6 用の Solaris 2.8 サーバー上で /etc/system ファイルを次のように変更する必要があります。
set rlim_fd_max=32768
set msgsys:msginfo_msgtql=1024
上記の変更を root 権限で行い、その後システムを再起動してください。
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
サポートされている Linux プラットフォーム
Domino 6.5.1 から、Red Hat Enterprise Linux 2.1、UnitedLinux 1.0、および Powered by UnitedLinux 1.0 が、
Domino Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
Domino 6.5.2 から、Red Hat Enterprise Linux 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 8.0 が、Domino
Server 用のプラットフォームとしてサポートされます。
Associated SPRs:
LBRD5LLK44
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Linux のパッチ要件
Domino Release 6.5.1 から、Domino Server が正しく機能するには下記の Linux パッチが必要となります。
IBM/Lotus では、初期認証テストを受けて追加のパッチが公開され、新しい更新によってさらに問題が解決され
ていくであろうという認識を持っています。こうした新しいパッチが入手可能になったら、随時適用していってくださ
い。
Red Hat Enterprise Linux 2.1
Update 2 (Q2 2003)
Red Hat Enterprise Linux 3.0
Update 1
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Domino for Linux on zSeries サービスパック要件
Domino 6.5 から、Domino for Linux on zSeries Server を正しく動作させるには、次の Service Pack が必要になり
ます。オペレーティングシステムの個々のパッチおよび Service Pack は認証されていませんが、IBM/Lotus は、
テスト後に新しいサービスパックが正式に利用可能にり、これらのより新しい更新によって多くの問題が解決され
る可能性を認識しています。これらの新しいサービスパックは、利用可能になった時点で適用することができま
す。
Domino for Linux on zSeries Server
z
UnitedLinux 1.0 for IBM S/390: Service Pack 2
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Domino for Linux on zSeries の設定
Linux on zSeries (31 ビットバージョン) の構成
Linux on zSeries (S/390) は 2 GB までのメモリをサポートします。一般的に、1000 ユーザーをサポートする
Domino Server には、2 GB 以上のメモリが必要です。Domino for Linux on zSeries を 1000 ユーザー向けに設定
するときは、XPRAM を使用し、ディスクよりも速いメモリにページングを行うことが必要です。XPRAM の設定方法
は以下のとおりです。
1. ハードウェアコンソールから、いくつかの拡張メモリを設定します。Linux on zSeries は自動的にこれを検出し
ます。
2. 次に、xpram ドライバを設定します。
3. 次のコマンドは、ファイルシステムに組み込まれ、xpram_fs ディレクトリにマウントされた 3 GB のパーティショ
ンから、1 GB のスワップスペースを設定します。
insmod xpram devs=1 sizes=2000000
mkswap /dev/slram0
swapon /dev/slram
4. xpram スワップは、他のディスクスワップよりも高い優先度を持つことを確認してください。
5. これらのコマンドは、再起動時に失われてしまいます。この設定を保持したいときは、これらのコマンドを
/etc/init.d/boot.local に格納します。
デフォルトのカーネル値を設定する
次のカーネルファイルには、Domino 環境用に変更する必要があるデフォルトのカーネルパラメータが含まれてい
ます。これらはシステム全体にかかわる値で、Domino Server アプリケーションのためだけに変更する方法はない
ことに注意してください。ラボ環境で大量のメールユーザーを持つ Domino for Linux on zSeries を想定し、ボトル
ネックを検出し、これらを克服できるようにカーネル値をチューニングした結果として、推奨値が得られています。
まず、デフォルトで、linux カーネルは 1 つのプロセスが開くことができるファイルディスクリプタの数を制限してい
ます。デフォルトは 1024 です。ファイル /etc/security/limits.conf を編集することによって、このデフォルトを変更
する必要があります。
ルートで /etc/security/limits.conf を編集し、次の行を変更または追加します。
domsrvr soft
domsrvr hard
nofile 20000
nofile 49152
「domsrvr」は、Domino Server を起動するユーザー名の例です。最初の列で、UNIX ユーザー名を指定してくださ
い。このユーザー名は、Domino のインストール時に指定された notesdata ディレクトリのオーナー名です。同じ
Linux for zSeries プラットフォームに複数の Domino がインストールされている場合は、各ユーザー名ごとにこの
行を繰り返します。「soft」値は、ファイルディスクリプタの制限 (ulimit -n) の新しいデフォルトを指定します。
「hard」値は、ユーザーによって設定されるファイルディスクリプタの制限の最大値を指定します。
メモ United Linux 1.0 システムでは、上記の「hard nofile」指定によって、以降の SSH ログインが失敗することが
明らかになりました。実際に、「hard」によるファイル制限でデフォルトの 1024 よりも大きな値を指定すると、こ
の副作用が生じます。この失敗は、指定されたユーザー id のみに限定されるので、最初の列に * (アスタリ
スク) を入力すると、以降はルートユーザーだけが SSH 経由でログインできます。この問題は、将来の Linux
ディストリビューションで修正される予定です。
Domino Server ユーザーは、/etc/security/limits.conf が保存された後でログインする必要があります。
次に、/proc ファイルシステムには以下のパラメータが含まれています。/proc は仮想ファイルシステムで、実際
にはカーネルメモリへのウィンドウの役割を持ちます。/proc ディレクトリ下の多くのファイルは、カーネルパラメー
タの表示または設定のためだけに存在します。
各パラメータは、推奨値とデフォルト値を表示します。推奨値を設定するには、ルートユーザーのターミナルセッ
ションで、各設定を次のように入力します。
echo 推奨値 > パラメータファイル名
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例:
echo 131072 > /proc/sys/fs/file-max
Domino for Linux on zSeries の推奨設定は次のとおりです。
/proc/sys/fs/file-max 131072 (デフォルトは 196608)
各プロセスに許可されるファイルハンドルの最大数
/proc/sys/net/ipv4/tcp_fin_timeout 15 (デフォルトは 60 秒)
ソケットが Domino によって閉じられているときに、ソケットを FIN-WAIT-2 ステートに保持する時間
/proc/sys/net/ipv4/tcp_max_syn_backlog 16384 (デフォルトは 1024)
記憶されているが、接続するクライアントからの応答確認を受け取っていない接続要求の最大数
/proc/sys/net/ipv4/tcp_tw_reuse 1 (デフォルトは 0)
TIME-WAIT ソケットの再使用を許可
/proc/sys/net/ipv4/ip_local_port_range 1024 65535 (デフォルトは 32768 61000)
ポート値の範囲を拡張
残念ながら、これらの変更は永続性はありません。各ブート時に、/proc ファイルシステムはデフォルト値で再
ロードされます。各ブート後の /proc パラメータの (再) 設定を防ぐために、Domino の起動時にこれらの設定を自
動的に行うことができます。ただし、環境設定変数「DOMINO_LINUX_SET_PARMS」が、次のように 1 に設定され
ている必要があります。
export DOMINO_LINUX_SET_PARMS=1
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HT (ハイパースレッド) CPU は SMP システムとして扱われる
ハイパースレッド CPU 固有の「仮想」CPU により、ハイパースレッド CPU は SMP システムとしてカウントされま
す。
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Citrix のサポートについて
Notes Client は、NT および MAC ICA クライアントを使用する Windows 2000 および Windows 2003 サーバー上
の Citrix Metaframe XPe FR3 でサポートされています。
Citrix ICA は Citrix(R) Independent Computing Architecture を表します。これは、Citrix で画面更新とユーザー入力処理をア
プリケーションの他のロジックから分離可能にする「シン」プロトコルです。Citrix ICA Client を使用すると、すべてのアプリケー
ションロジックはサーバーで実行され、画面更新、マウス移動、およびキーストロークだけが Citrix ICA セッションを介して転
送されます。
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CHECKOS の警告メッセージ
Domino をインストールする前に、オペレーティングシステムに照会して現在の状態やレベルを判定する必要があ
ります。CHECKOS ツールは、特定のマシンやパッチレベルの状態に基づいて、サーバーを最適な OS の信頼性
レベルに保つために役立ちます。
CHECKOS は各ベンダーに特有のパッケージ/キットの形式を識別するように設計されており、各ベンダーに必要
なすべてのパッチのリストを保持しています。パッチはパッケージのサブセットとみなすことができます。ただし場
合によっては、パッチをロードする必要のあるパッケージが存在するものの、パッケージそのものが必ずしも必要
ではないこともあります。言い換えれば、システムにその特定のパッケージをインストールしていない限り、不足の
パッチを適用する必要はないのです。したがって、CHECKOS によって警告が生成されるたびに、インストールす
る必要があるかどうかを確認しなければなりません。そのパッチがオペレーションシステムに対する外部パッケー
ジを参照しており、ユーザーが必要としていない可能性があるからです。
詳しくは次の URL を参照してください。 http://www.lotus.com/ldd/checkos
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サポートされているロータス スーパーオフィスのバージョン
OLE (object linking and embedding) オブジェクトを作成したり埋め込んだりする場合、Notes/Designer 6.x でサ
ポートされているロータス スーパーオフィスのバージョンは、スーパーオフィス 2000 および 2001 です。
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サポートされている Microsoft Office のバージョン
Notes/Domino 6.x でサポートされる Microsoft Office のバージョンは、次のとおりです。
z
Windows で OLE (object linking and embedding) オブジェクトを作成したり埋め込んだりする場合、
Notes/Designer 6.x がサポートする Microsoft Office のバージョンは、Microsoft Office 95、97、2000、および
XP です。Office XP を使用している場合は、SP2 にアップグレードすることを強くお勧めします。SP2 には
OLE 関連の修正がいくつか追加されているからです。
z
上記の Microsoft Office バージョンでは、Notes の電子メールを経由して添付ファイルとして Office 文書を
送信する「Send To」機能の使用もサポートされています。
z
Macintosh では、Notes 6.x によって OLE はサポートされていませんが、Microsoft Office 98 と 2001 のクラ
イアントの相互運用 (たとえば情報のコピーと貼り付けなど) はサポートされています。また Office v.X も
OSX ユーザーに対してサポートされています。
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サポートする IBM WebSphere のバージョン
Domino 6.0.2 から、 WAS 5.01 が Domino for z/OS を除きすべてのプラットフォームでサポートされます。Domino
for z/OS では WAS 4.05 をサポートします。詳細は、このリリース情報の「お読みください」の「サーバーの機能変
更」にあるトピック「追加された 27 個の WebSphere 4.05 および 5.01 プラグイン」を参照してください。
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Web メールの要件
以下は、Web メールのブラウザ要件です。
z
Microsoft Internet Explorer 6.0 (Windows XP、Windows 2000、Windows NT、および Windows 98 の場合)
z
Microsoft Internet Explorer 5.5 (Windows XP、Windows 2000、Windows NT、Windows 98、および
Windows 95 の場合)
z
z
z
z
z
z
z
z
z
Microsoft Internet Explorer 5.0 (Windows NT、Windows 98、および Windows 95 の場合)
Netscape Navigator 4.7x (Windows XP、Windows 2000、Windows NT、Windows 98、および Windows 95
の場合)
Netscape 4.7x (Macintosh OS 9、OS 10.1、および 10.2 の場合)
Netscape 4.7x (Solaris 8 および 9 の場合)
Netscape 4.7x (AIX の場合)
Netscape 4.7x (Red Hat Linux 7.2 の場合)
Netscape 7.0 (Mozilla 1.01 と Java プラグイン 1.41) (6.0.2 以降の Red Hat Linux 7.2 において)
Netscape 4.61 (OS/2 Warp Server 4.5 の場合)
IBM Web Browser (IWB) 2.0 バージョン 2 (Java プラグイン J2RE 1.3.1 以降) (6.0.2 以降では OS/2
WARP 4.5 において)
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サポートされている Web ブラウザ
次の表は、Domino 6.0 の各 Java アプレットによるテストに基づいて、プラットフォーム別に最低限サポートされる
Web ブラウザを示したものです。
メモ: Internet Explorer は AIX 4.33 と Solaris 8 では使用できず、Macintosh PowerPC 上ではサポートされていま
せん。Netscape には AIX の現行バージョンで使用できるブラウザが現時点では存在していません。
プラットフォーム
AIX 4.33 & 5.1
Solaris 8
1
Windows 98
Windows NT
4.0 (Intel)
Windows 2000
Windows XP
Macintosh PPC 9.2.x
Macintosh PPC 10.2.x
OS/2 Warp 4.5
(Convience
Pack)
Red Hat Linux 7.2
1
アクションバーアプ
レット
エディタアプレット
アウトラインアプレット
ビューアプレット
このバージョンの AIX で このバージョンの AIX で このバージョンの AIX で このバージョンの AIX で
使用できるブラウザは存 使用できるブラウザは存 使用できるブラウザは存 使用できるブラウザは存
在しない
在しない
在しない
在しない
Netscape Communicator Netscape Communicator Netscape Communicator Netscape Communicator
4.7x
4.7x
4.7x
4.7x
Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 6.0,
6.0,
6.0,
6.0,
Netscape
Netscape
Netscape
Netscape
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 6.0,
6.0,
6.0,
6.0,
Netscape
Netscape
Netscape
Netscape
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 6.0,
6.0,
6.0,
6.0,
Netscape
Netscape
Netscape
Netscape
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 - Internet Explorer 5.0 6.0,
6.0,
6.0,
6.0,
Netscape
Netscape
Netscape
Netscape
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Communicator 4.7x
Netscape 4.7x
ブラウザがこのアプレッ
Netscape 4.7x
Netscape 4.7x
トをサポートしていない
ので、代わりに HTML を
使用
IBM Web Browser for
IBM Web Browser for 未サポート、デフォルト IBM Web Browser for
OS/2 Version 2.0
OS/2 Version 2.0
の HTML に設定
OS/2 Version 2.0
Netscape 7.0, Netscape Netscape 7.0, Netscape Netscape 7.0, Netscape Netscape 7.0, Netscape
Communicator 4.79
Communicator 4.79
Communicator 4.79
Communicator 4.79
Java 実装の仕様上の制限により、Internet Explorer では UNIX プラットフォーム上の Java をサポートしていません。Java
を必要とする Notes テンプレートやその他の機能の中には、この制限による影響を受けるものがあるので注意してください。
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スマートカードのサポート
Lotus Notes 6 では、スマートカードが追加されました。
スマートカード上の Notes パスワード
Notes パスワースに代わってスマートカードとスマートカード PIN が必要になるように、ID ファイルをロックするこ
とができるようになりました。リーダーからスマートカードを取り出すと、ユーザーは Notes からログアウトします。
この機能を有効にするには、以下の手順に従います。
1. ID ファイル復旧機能を使用して ID ファイルが復旧可能であること、およびサーバー上の公開ディレクトリにあ
るユーザー文書で ID ファイルにパスワードの有効期限が設定されていないことを確認します。
2. スマートカードベンダーが提供する使用説明書に従って、スマートカードリーダーのハードウェアおよびソフト
ウェアをインストールします。
3. [ユーザーセキュリティ] パネルを開きます ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ])。
4. [ユーザー情報] - [SmartCard] ペインを開きます。
5. スマートカードのインストールで作成された、PKCS #11 ライブラリの場所を示すパスを入力するかまたは参照
します。パスと名前の例を以下に示します。
c:\WINNT\system32\gclib.dll (GemSAFE 3.1)
c:\WINNT\system32\acpkcs201.dll (ActivCard Gold 2.2)
c:\WINNT\system32\pk2priv.dll (GemSAFE 2.21)
c:\Program Files\Netscape\Communicator\Program\acpkcs.dll
c:\Schlumberger\Smart Cards and Terminals\Cyberflex Access Kits\v4\slbck.dll (Schlumberger
Cyberflex Access V4.3)
c:\Schlumberger\Smart Cards and Terminals\Common Files\slbck.dll (Schlumberger Cyberflex Access
V2)
c:\WINNT\system32\dkck201.dll (Rainbow iKey 2032)
c:\WINNT\system32\dkck201.dll (Datakey CIP 4.07)
c:\WINNT\system32\sadaptor.dll (Eutron SecIdentity CryptoKit 3.2.1)
6. [Smartcard ログインを有効にする] ボタンをクリックし、パスワードの代わりにスマートカード上に格納されてい
るキーを使用して ID ファイルをロックします。
スマートカード上のインターネットキー
スマートカード上に ID ファイルの RSA プライベートキーを格納し、そのキーを使用して S/MIME メールに署名す
ることと、暗号を解除することが可能です。また SSL クライアント証明書の認証を使用して 「インターネット」サー
バーで認証を行うことができます。
スマートカード上に RSA プライベートキーを格納するには
1.
2.
3.
4.
[ユーザーセキュリティ] パネルを開きます ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ])。
[ユーザー情報] - [認証] ペインを開きます。
スマートカードに移動するプライベートキーに関連するインターネット認証を選択します。
[その他のアクション] - [Smartcard にプライベートキーを移動] を選択します。
テスト済みのスマートカードパッケージ
スマートカードの機能は、Win32 ベースのオペレーティングシステムでのみテストされています。Untested
smartcards that include PKCS #11 ライブラリを含む未テストのスマートカードも、通常は Notes6 で動作します。
次のスマートカードパッケージはテスト済みです。(*) が記されているパッケージについては、以下に注意を示しま
す。
スマートカードパッケージ
トークンによ トークンを削除すると「F5」ス トークン上の 512 トークン上の 1024
るログイン タイルのログアウトが生成さ ビット RSA キー
ビット RSA キー
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ActivCard Gold 2.2
Datakey CIP 4.07
Eutron SecIdentity CryptoKit
3.2.1
GemSAFE libraries 3.1 SP4
(GPK16000)
GemSAFE Enterprise
Workstation 2.21 (GPK8000)
(*)
GemSAFE Enterprise
Workstation 2.0 (GPK4000)
(*)
Rainbow iKey 2032 SDK
v4.7.0
Schlumberger Cyberflex
Access SDK V4.3
Schlumberger Cyberflex
Access SDK V2
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可
可
可
れる
生成される
生成される
生成される
使用可
使用可
使用可
使用可
使用可
使用可
可
生成される
使用可
使用可
可
生成されない
使用不可
使用可
可
生成されない
使用不可
使用可
可
生成される
使用可
使用可
可
生成される
使用不可
使用可
可
生成される
使用不可
使用可
注意と警告
z
喪失または破損したスマートカードを復旧する、またはスマートカードで保護されている ID ファイルをパ
スワードで保護されているファイルに戻すには、ID ファイル復旧機能を使用するしかありません。ID ファ
イル復旧機能は、スマートカードを有効にする前に ID ファイルに対して設定しておく必要があります。ス
マートカードで保護されている ID ファイルを復旧すると、キーがスマートカード上に配置された後で復旧
情報が変更されていない限り、パスワードを使用する元の ID ファイルに戻り、 スマートカードに配置され
ていたすべてのキーが復元されます。
z
ID ファイルでスマートカードを有効にする前に、ユーザー文書でパスワードの有効期限を無効にする必
要があります。
z
パスワードチェックでは、複数のコンピュータまたはプラットフォームを使用する場合でも、所定の ID ファ
イルで 1 枚のスマートカードのみが使用可能になります。このシナリオでは、スマートカードが有効にな
るのは ID ファイルの 1 つのコピーのみであり、それぞれのコンピュータすべてにそのバージョンの ID
ファイルをコピーする必要があります。ID ファイルのコピーすべてについて、その 1 枚のスマートカード
が必要になります。
z
多くのスマートカードパッケージでは、1024 ビット RSA キーのみがサポートされます。インターネット認証
を選択して、[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックス ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリ
ティ]) の [ユーザー情報] - [認証] ペインの [拡張オプション] ボタンを押すと、所定のキーの強さを調べ
ることができます。
z
サーバーのセットアップは、スマートカードで保護されているサーバー ID では機能しません。スマート
カードで保護されている ID をサーバーとともに使用するには、パスワードで保護されているバージョンの
ID ファイルを使用してサーバーのセットアップを終了し、PKCS #11 ライブラリへのパスをサーバーの
notes.ini に追加してから (PKCS11_Library=<path to library>)、上述の手順に従ってクライアントにある
サーバーの ID ファイルでスマートカードを有効にします。
z
Notes パスワードと Windows パスワードを同期するシングルログオンは、スマートカードで保護されてい
る ID ファイルでは使用できません。シングルログオンを無効にしてから Notes を再起動し、ID ファイル
でスマートカードを有効にする必要があります。
z
初期のベータリリースの Notes 6 以降、スマートカード関係の情報を ID ファイルに格納する形式が変更
されています。初期のベータリリースのいずれかでスマートカードが有効にされている ID ファイルを使用
すると、Notes 6 で「Incomplete or incorrect smartcard configuration」が発生します。
z
Notes では、バージョン 2.01 の PKCS #11 API を使用して、スマートカードおよびその他の PKCS#11 デ
バイスと通信します。バージョン 2.0 のみを実装している PKCS #11 ライブラリでは、カードをリーダーか
ら取り出したときに、「F5」スタイルのログアウトが実行されません。更新されたライブラリは、スマートカー
ドベンダーから入手できます。
z
Notes 6 でサポートされる必要最低限のバージョンの ActivCard Gold は、バージョン 2.2 です。
GemSAFE 2.21 の NT Lock Workstation 機能を使用すると、特定のバージョンの NT がクラッシュし、
Notes でデッドロックが発生することが判明しています。GemSAFE 2.21 をインストールするときに、NT
Lock Workstation 機能はデフォルトでオンになっています。チェックボックスをオフにしてください。
z
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z
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NT 4 が稼働しているラップトップに GemSAFE 2.21 をインストールすると問題が発生することがありま
す。
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Lotus Components のサポートが終了
Lotus Components バージョン 1.3 のサポートは、2001 年 1 月 31 日をもって終了しました。この ActiveX コント
ロールは Notes 6 において動作しますが、サポートはされなくなりました。
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NetBIOS over IPX: Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上の Notes と
Domino
IPX 上の NetBIOS エミュレーションにより、Domino は IPX プロトコル上で Novell NetBIOS または Microsoft
NetBIOS を使用してサーバーとワークステーションを NetBIOS に接続できます。
Windows NT には Novell NetBIOS over IPX エミュレーションと互換性を持つためのネットワークサポートが組み
込まれています。NetWare や Windows で追加設定を行わなくても、Windows NT、Windows 2000、または
Windows 2003 上で Notes ワークステーションや Domino Server を実行できます。Notes ワークステーション上で
NetBIOS ポートを有効にするか、Domino Server の場合は正しい LANA 番号を選択するだけです。
メモ: Windows 2000 または Windows 2003 上の Domino Server の場合、Microsoft から LANACFG ツールを入手
することをお勧めします。Windows 2000 または Windows 2003 では NetBIOS インターフェースの LANA 番号を決
定する方法が提供されていないからです。Windows NT システム上で LANA 番号を決定する方法について詳しく
は、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』を参照してください。
NWLink NetBIOS プロトコルスタックを使用する場合は、次のサービスがインストールされていて稼動していること
を確認してください。
z
z
NWLink IPX/SPX 互換トランスポート
NWLink NetBIOS
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NetBIOS over IPX: Windows 98 または Windows XP 上の Notes
IPX 上の NetBIOS エミュレーションにより、Domino は IPX プロトコル上で Novell NetBIOS または Microsoft
NetBIOS を使用してサーバーとワークステーションを接続できます。
Novell NetBIOS over IPX を使用するには、まず Novell の InterNetWare Client32 NetBIOS サービスをインストー
ルし、次に Notes ワークステーションのセットアップ過程で NetBIOS ポートを有効にします。
Microsoft NetBIOS over IPX を使用するには、次の手順に従います。
z
Microsft が提供している NWLink NetBIOS プロトコルスタックを使用して、次のサービスがインストールされ
ていて稼動していることを確認します。
a. Microsoft Client for NetWare Networks
b. Microsoft IPX/SPX 互換プロトコル ([プロパティ] - [NetBIOS] タブで NetBIOS のサポートを有効にしま
す)
z
c. IPX/SPX 互換プロトコルに対する Microsoft NetBIOS のサポート
Novell InterNetWare Client32 をインストールします。これは、NetBIOS エミュレーションサービスによる独自
の IPX/SPX スタックを備えています。
Windows で追加設定を行わなくても、Microsoft NetBIOS over IPX によって Notes ワークステーションを実行する
ことができます。
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NetBIOS: Windows システム上では 1 枚のNIC に 256 セッションまで
Windows プラットフォーム上で NetBIOS を使用した場合の Notes セッションの最大数は、NIC 1 枚につき 256 で
す。この数は使用される下位トランスポート (NetBEUI、IP、または IPX) によらず一定しています。
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SPX: Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上の Notes と Domino
SPX ポートが有効な場合、Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 用の Domino Server は、インス
トールされた NetWare サービスを自動的に検出します。
SPX や Windows で追加設定を行わなくても、SPX 上で Windows NT または Windows 2000 用の Notes ワークス
テーションを実行することができます。必要な処理はポートを有効にすることだけです。
Domino Server の場合、サーバーが利用する NetWare サービスを使用して、SPX を設定する必要があります。
Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上で Lotus Notes/Domino を設定する
1. Lotus Notes または Lotus Domino を起動します。
2. Notes ワークステーションまたは Domino Server 上で、SPX 用のネットワークポートがまだ有効になっていな
ければ有効にします。
3. Notes ワークステーションまたは Domino Server を再起動します。
インストールされているプロトコルスタックによって、次の追加設定のうちどれかを実行します。
NetWare Client Service のオプション
1. [コントロールパネル] で Novell NetWare クライアントサービスを選択します。
2. [設定] を選択します。
3. (省略可能) グループまたは組織のコンテキストに一致する NDS NameContext を入力します。
4. (省略可能l) NDS ツリーの名前を入力または選択します。
メモ: Domino Server で使用する IPX/SPX スタックを設定する上で、この手順は重要です。
5. (省略可能) 優先するサーバーの名前を入力します。このサーバーは、バインダリサービスを利用する Domino
Server で使用されます。
IPX/SPX スタックのオプション
1. [コントロールパネル] で Novell NetWare IPX/SPX トランスポートを選択します。
2. [設定] を選択します。
3. SPX 接続の数を、このシステムでサポートされる SPX の最大数に設定します。デフォルトは 48 です。
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SPX: Windows 98 または Windows XP 上の Notes
Notes ワークステーションは、Windows 98 または Windows XP プラットフォーム上で次の 2 つの SPX プロトコル
スタックをサポートしています。
z
z
Microsoft NwLink IPX/SPX プロトコル (Bindery Service をサポート)
Novell Requester IPX/SPX プロトコル (Bindery Service および NDS Service をサポート)
上記のプロトコルスタックを使用する場合、次のサービスがインストールされており稼動していることを確認しま
す。
Microsoft NwLink Windows 98/XP
-- Microsoft IPX/SPX 互換スタック
-- Microsoft NetWare Client Service
z
Windows 98/XP 用の Novell Requester
-- Novell NetWare Client Service
-- Novell NetWare IPX/SPX Transport
Windows 98 と Windows XP は、オペレーティングシステムに含まれる Winsock (WSOCK32.DLL) を使用して SPX
をサポートします。Notes SPX ポートのドライバは、IPX/SPX 用の WSOCK32.DLL を使用します。
z
NetWare/NDS Service 用の Novell Requester は、次の DLL を使用します。
z
CALLWIN32.DLL
z
NETWIN32.DLL
z
LOCWIN32.DLL
Windows 98 または Windows XP 上で Lotus Notes と SPX を設定する
1. Notes ワークステーションプログラムを起動します。
2. Notes ワークステーション上で、SPX 用のネットワークポートがまだ有効になっていなければ有効にします。
3. Notes ワークステーションを再起動します。
4. プロトコルスタックによって、次の手順のいずれかを実行します。
Microsoft NwLinkの場合
1. [コントロールパネル] - [ネットワーク接続] - [ローカル エリア接続] - [プロパティ] で [NWLink
IPX/SPX/NetBIOS 互換トランスポートプロトコル] を選択します。
2. [プロパティ] ダイアログボックスで [フレームの種類] をハイライト表示させて、値を選択します。
Novell NetWareの場合
1. [コントロールパネル] - [ネットワーク接続] - [ローカル エリア接続] - [プロパティ] で [NWLink
IPX/SPX/NetBIOS 互換トランスポートプロトコル] を選択します。
2. [プロパティ] ダイアログボックスで [フレームの種類] をハイライト表示させて、値を選択します。
3. [コントロールパネル] - [CSNW (NetWare 用クライアント サービス)] を選択します。
4. (省略可能) [優先サーバー] ラジオボタンをチェックして、[優先サーバーの選択] リストボックスから選択しま
す。
5. (NDS のみ) [既存のツリーとコンテキスト] ラジオボタンをチェックして、「ツリー」と「コンテキスト」を入力しま
す。
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TCP/IP: UNIX および Linux 上の Domino
UNIX および Linux オペレーティングシステムに TCP/IP プロトコルが組み込まれているため、UNIX または Linux
システム上で Domino Server と TCP/IP を設定するためにネットワークソフトウェアを追加する必要はありませ
ん。DNS またはローカルホストファイルを使用している場合は、IP アドレスとホスト名を指定して Domino Server
に ping を実行します。次に Domino Server をインストールして、サーバーセットアッププログラムを実行します。
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TCP/IP: Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上の Notes と Domino
Notes ワークステーションと Domino Server は、Windows NT、Windows 2000、および Windows 2003 によって提
供される組み込みの TCP/IP ネットワークソフトウェアを使用します。Windows NT、2000、または 2003 にネット
ワークインターフェースカード (たとえば、Ethernet または Token Ring) とデバイスドライバソフトウェアがインス
トールされており、TCP/IP プロトコルが有効になっていれば、TCP/IP や Windows の追加設定を行わなくても、
TCP/IP 上で Notes ワークステーションまたは Domino Server を実行できます。
ネットワークダイヤルアップを使用した Notes ワークステーションと Domino Server には、Microsoft DUN/RAS に
よる TCP/IP の使用がサポートされています。
Windows NT、Windows 2000、または Windows 2003 上で Lotus Notes/Domino を設定する
1. TCP/IP ソフトウェアをインストールします。
2. Domino Server を設定している場合は、DNS ホスト名を指定してサーバーに ping を実行します。これによって
Domino Server の共通名を解決できるかどうかが決まります。失敗した場合、TCP/IP ソフトウェアは正しく設定さ
れません。
メモ: Domino Server の共通名が Windows システムの名前と異なる場合は、サーバー名を解決するために、
Notes/Domino または DNS で追加作業が必要になることがあります。
3. Notes ワークステーションまたは Domino Server のソフトウェアをインストールします。
4. Notes または Domino のセットアッププログラムを実行します。Notes セットアッププログラムを実行している場
合は、[ネットワークの種類] フィールドで [TCP/IP] を選択します。
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TCP/IP: Windows 95 と Windows 98、または Windows XP と Windows 2000 上の Notes
Notes ワークステーションは、Windows 95 と Windows 98、 および Windows XP と Windows 2000 によって提供さ
れる組み込みの TCP/IP ネットワークソフトウェアを使用します。Windows 上でネットワークインターフェースカード
(たとえば、Ethernet または Token Ring) とデバイスドライバソフトウェアがインストールされており、TCP/IP プロト
コルが有効になっていれば、TCP/IP や Windows の追加設定を行わなくても、TCP/IP 上で Notes ワークステー
ションを実行できます。
ネットワークダイヤルアップを使用した Notes ワークステーションでは、Microsoft DUN/RAS による TCP/IP の使
用がサポートされています。
Windows 95、Windows 98、または Windows XP 上で Notes ワークステーションと TCP/IP を設定する
1. TCP/IP ソフトウェアをインストールします。
2. Notes ワークステーションソフトウェアをインストールします。
3. Notes セットアッププログラムを実行します。[ネットワークの種類] フィールドで [TCP/IP] を選択します。
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IMAP Namespace/Public フォルダの Netscape 7 における問題
最新の IMAP 機能である Namespace/Public フォルダの導入に伴い、Netscape 7 IMAP クライアントとの運用に
おいて明らかとなった問題が未解決のままです。この問題は、クライアントによる Notes の命名規則と区切り記号
の処理に関係するものです。Notes の命名規則では、区切り記号 (/) で区切られたユーザー名とドメインが採用
されています。
サーバー設定文書における現在の実装では、システム管理者がこの文字を他の文字 (「|」 など) に変更すること
が許可されていますが、Namespace/Other Users の場合、Netscape 7 クライアントがこの文字を Namespace
ユーザーに移し替えるときに、冒頭の問題が発生するようです。Public フォルダでは Notes の区切り記号が採用
されています。つまり、全体のフォルダ階層が 1 つのコンポーネント内にリストされるわけです。
正:
Other Users
Sam Adams|US
Inbox
誤:
Other Users\Sam Adam|US|Inbox
このフォルダにアクセスしようとすると、フォルダが存在しないことを示す「SELECT」エラーが表示されます。しか
し、これらのフォルダに関するこれ以降の設定は正しく実行されるようです。この問題については Netscape に通
知済みです。
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プレーンテキストファイルの全文索引を行うためのキャラクタセットの設定
Domino Server では、Verity 社の KeyView フィルタを使用してバイナリ形式の添付ファイルの内容を取得します。
KeyView フィルタが各バイナリ形式の添付ファイルのキャラクタセット情報を処理するので、Domino ではローカル
設定に関係なくバイナリ形式の添付ファイルを全文索引できます。ただし、これはプレーンテキストには当てはま
りません。プレーンテキストファイルはキャラクタセット情報を持っていないからです。Domino Server では、サー
バーの現在のロケールと同じキャラクタセットで書かれているという前提で、プレーンテキストファイルを処理しま
す。
Domino Server の現在のロケールを確認するには、コンソールで「show locale」と入力します。次のような応答が
返ってきます。
Region:
en-US [English(United States)]
Collation: en [Latin1]
CSID:
52(Hex)
メモ: Domino ではCSID 値を使用して、テキスト形式の添付ファイルのキャラクタセットを判断します。
全文検索を行うテキストファイルのキャラクタセットがサーバーと異なっている場合、このファイルに対する全文検
索は機能しません。この問題を回避するには、notes.ini ファイルで明示的に
FT_KVCS_UNKNOWN_CSID=CharacterSetVal と設定します。これにより、Domino Server がプレーンテキストファ
イルを処理するために使用するキャラクタセットの値が上書きされます。たとえば、'C' ロケールで動く Domino
Server 上で Shift_JIS (日本語キャラクタセット) で書かれたプレーンテキストファイルを全文検索する場合は、
Domino Server の notes.ini ファイルで FT_KVCS_UNKNOWN_CSID=12 と設定します。
次の表は、いくつかの Windows コードページに対する CSID 値を示したものです。
Windows コードページ ID
874
932
936
937
949
1250
1251
1252
1253
1254
1255
1256
1257
言語
タイ語
日本語
中国語 (中華人民共和国、シンガ
ポール)
中国語 (台湾)
韓国語
東ヨーロッパ言語
キリル文字
西ヨーロッパ言語
ギリシャ語
トルコ語
ヘブライ語
アラビア語
バルト言語
CSID
90
12
1B
1A
18
50
51
52
53
54
55
56
57
変数 CharacterSetVal に対して使用できるその他の CSID 値については、「お読みください - インストール」の
「'C' 以外のロケールに対する Linux 上の Domino の設定」を参照してください。
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サーバーのヘルスモニターと Windows の地域設定
現在、サーバーのヘルスモニターを使用して、Administrator クライアントと Windows の地域設定が異なる W32
Domino Server をモニターすると問題が発生します。たとえば、スペイン語に地域設定された Domino Server を、
英語に地域設定された Administrator クライアントでモニターする場合などです。
これは、Domino Server で数字の分離記号が正しく変換されないためで、これによって不正な警告が表示されま
す。
回避策
Administrator クライアントの地域設定は、モニターする Domino Server と同じものを使用します。
この問題については Domino 6 の今後のリリースで対応される予定です。
Associated SPRs:
RBEE5D8L5R
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Java ベースの Domino コンソールでの国別の問題
Java ベースの Domino コンソールによる国別の問題には、次のようなものがあります。
z
Linux 上では、コントローラによって起動された Domino コンソールでヘブライ語の文字を使用すると問題が
発生します。ヘブライ語の文字を書き込むと、コンソールがフリーズしてしまいます。この問題に対しては、コ
ンソールをコントローラで起動せずに、コンソールを個別に起動してからコントローラに割り当てるようにしま
す。つまり、コントローラを「server -jc -c」、コンソールを「jconsole」として起動してコントローラに割り当てま
す。または、コントローラを「server -jc」として起動して、Domino パスワードの入力後すぐにコンソールだけを
終了し、それからコンソールを個別に起動して割り当てます。
z
Domino コンソールでインド圏の言語の文字を入力する方法は次のとおりです。AIX、Linux または Windows
NT/2000 マシンで、ウィンドウまたはダイアログの左上にあるアイコンをクリックします。[入力方式の切り替
え] メニューオプションを選択するとメニューがポップアップ表示されるので、そこから [システム入力方式] を
選択できます。
z
Linux では、Linux IME で中国語文字の選択範囲を拡大すると、表示されているサーバーコマンドが再利用さ
れます。これは、Linux IME の問題によるものです。
z
Linux では、Domino コンソールの [Domino コマンド] フィールドに韓国語の文字を入力しても表示されませ
ん。
z
Domino コンソールでは、現在タイ語の文字をサポートしていません。
Domino コンソールでは、稼動中のオペレーティングシステムの言語と異なる言語によるテキストの入力をサ
ポートしていません。
z
z
Domino コンソールでは、テキストフィールドのあるダイアログボックスが呼び出されたとき、[ALT] + [~] キー
を使用して日本語 IME の入力モードを切り替えられません。[Tab] キーで他のフィールドに移ってからもう一
度そのフィールドに戻ると、切り替えられるようになります。
z
Domino コンソールは現在 GB18030 をサポートしていません。
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サーバー上の UCA コレーションの指定
Notes Client では、システム管理者が UCA コレーションを使用するように指定できます。ただし、サーバー上で
UCA コレーションを使用している場合は指定できません。この場合、システム管理者は次のコマンドを Notes.INI
ファイルに手動で入力する必要があります。
"CollationType=@UCA"
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UCA - 複数の読み方のある文字のソート
韓国語のコードポイント D1DC (U+F90F) や D4FE (U+7F85) のように、複数の読み方のある統合漢字 (Unified
Han) は、それぞれ隣り合わせになってソートされます。これは、通常の韓国語の照合標準 (読み方を基準にした
照合) とは異なります。
この規則は、日本語や中国語など、その他の言語にも適用されます。
Associated SPRs:
JHMN4RKCTC
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コレーション規則を ccSTR から UCA に変更する
コレーション規則を ccSTR から UCA に変更すると、ビュー索引が常に自動的に再構築されます。日中のパ
フォーマンス問題を回避するには、コレーションの変更は深夜にスケジュール設定します。
Associated SPRs:
BKYP5B2K4T
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キャラクタセット ISO-8859-8 は使用されない
Domino HTTP サーバー上では、ヘブライ語のキャラクタセットとして「ISO-8859-8」を選択できますが、このキャラ
クタセットによるヘブライ語のページはすべて、ISO-8859-8-i に変更されて発行されます。
Associated SPRs:
HKIA5DQ2EZ
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キャラクタセット名「Windows-874」の「TIS-620」への変更
Domino/Notes には以前「Windows-874」という名前のタイ語の MIME が存在していましたが、この MIME は「TIS620」という名前に変更されました。この名前はタイ政府の使用している公式名です。Domino/Notes のインバウン
ドメッセージではまだ「Windows-874」を受け付けますが、アウトバウンドメッセージでは「TIS-620」を使用してくださ
い。Domino HTTP サーバーでも、HTML ページの発行には「TIS-620」を使用します。
Associated SPRs:
HKIA54Z387; CLUG5CAB3P; HKIA4ZLJDJ; STOM55RC9H
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設定時にユーザーは DBCS パスワードを読み取り可能
ユーザーは、Domino 6 の設定時に作成された DBCS (Double Byte Character Set) パスワードを読み取ることが
できます。
Associated SPRs:
HSKM52BBX8
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HTML から CD への変換時にエンコードされたフィールド名はデコードされない
データのやり取り ([HTML へ変換]、[Notes 形式への変換]) の実行後、非 ASCII フィールド名は HTML ソースエ
ディタから戻されません。CD から HTML 形式への変換時には、非 ASCII フィールド名はエンコードされたフィー
ルド名に変換されますが、HTML から CD 形式への変換時には、エンコードされたフィールドはデコードされず、
元のフィールド名には戻りません。
Associated SPRs:
EJGG59C4UC
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サーバーセットアップ時にヒンディー語テキストを入力
サーバーセットアップウィザードが最初に表示された時点で、[フォント] ボタンをクリックして適切なフォントスタイ
ルを選択します。セットアップウィザードの指示に従って進み、「ヒンディー語」テキストを入力できるペインを表示し
ます。テキストフィールド内をクリックします。ウィザードのタイトルバーを右クリックするとフローティングメニューが
表示されるので、[入力方法] メニュー項目を選択します。該当する必要な入力方法を選択します。
キーボードインジケータが「EN」になっていることを確認します。キーボードインジケータは画面の右下隅に表示さ
れており、キーボードのコントロールパネルで有効にできます。
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Linux - ru や ru_RU の場合 ru_RU.ISO-8859-5 にデフォルト設定される
ロシア語のコードページマッピング: Linux でロケールが ru や ru_RU に設定されている場合、Domino はデフォル
トで iso8859-5 に設定されます。これは、koi8r を使用するユーザーにとっては不便です。
koi8r コードページを使用する場合は、ロケールが ru _RU.koi8r に設定されていること (ru や ru_RU ではないこと)
を確認します。
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02 お読みください
Linux - Linux 上のトルコ語のロケール設定
トルコ語: Linux 上でロケールがトルコ語 (Turkish) に設定されていると、サーバーを起動できません。このロケー
ルに対して Domino と Linux が 2 つの異なるマッピングを使用しているためです。
回避策
デフォルトのロケールとしてトルコ語 (Turkish) を使用するためには、端末のデフォルトロケールが次のいずれか
に設定されていなければなりません。
tr (ISO-8859-9 にマップ)
tr_TR (ISO-8859-9 にマップ)
tr_TR.utf8 (Unicode にマップ)
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各国語版の製品範囲
各国語版 Notes/Domino 6.0.x/6.x の製品範囲
Windows プラットフォーム Windows クライアント Windows
Server/Language Pack
- Designer クライア
- Administrator クライアン
ント
ト
- Notes Client
Notes 6.0.x/6.x
Notes 6.0.x/6.x
Notes 6.0.x/6.x
フランス語
ドイツ語
イタリア語
スペイン語
ブラジル系ポルトガル語
オランダ語
デンマーク語
スウェーデン語
ノルウェー語
フィンランド語
チェコ語
ポーランド語
ハンガリー語
ロシア語
トルコ語
ギリシャ語
アラビア語
ヘブライ語
イベリア系ポルトガル語
日本語
繁体字中国語
簡体字中国語
韓国語
タイ語
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y (6.0.1 から)
Y (6.0.1 から)
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
Y
Y
Y
Y
N
非 Windows プラットフォーム
Mac クライアント
- Notes Client
Server/Language Pack
Notes 6.0
フランス語
ドイツ語
イタリア語
スペイン語
ブラジル系ポルトガル語
オランダ語
デンマーク語
スウェーデン語
ノルウェー語
フィンランド語
チェコ語
ポーランド語
ハンガリー語
ロシア語
Y
Y
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
N
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y (TSK も使用可)
Y
Y
Y
Y
Domino 6.0
iSeries
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
N
N
N
N
AIX/Solaris/Linux
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
Y
N
N
N
N
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
トルコ語
ギリシャ語
アラビア語
ヘブライ語
イベリア系ポルトガル語
日本語
繁体字中国語
簡体字中国語
韓国語
タイ語
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N
N
N
N
N
Y
N
N
N
N
N
N
N
N
N
Y
Y
Y
Y
Y
N
N
N
N
N
Y (LSK も使用可)
Y
Y
Y
Y
Language Pack は次の 6 枚の CD を一組として出荷されます。
一般的には次のようになります。
CD1: フランス語、ドイツ語、イタリア語、ブラジル系ポルトガル語、スペイン語 (Language Pack BFIGS)
CD2: デンマーク語、オランダ語、フィンランド語、ノルウェー語、スウェーデン語 (Language Pack Nordics)
CD3: アラビア語、チェコ語、ギリシャ語、ヘブライ語、ハンガリー語、ポーランド語、ポルトガル語 (イベリア語)、ロ
シア語、トルコ語 (Language Pack Eastern Europe)
CD4: 簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語
CD5: 日本語
CD6: タイ語
Language Pack の機能について詳しくは、製品 CD に収録されている readme.txt を参照してください。
Windows および iSeries のヨーロッパ向けサーバーとアジア向けサーバーリリースでは、 Notes R5.x でリリースさ
れた TSK (Translated Server Kits) と LSK (Localised Server Kits) が Language Pack に置き換わっています。日
本語向けについては、Windows では TSK、AIX/Solaris/Linux では LSK がそれぞれ使用できます。
Language Pack では Domino Server 上で必要な翻訳済みファイル (テンプレートとリソースファイル) が提供され
ており、これによって翻訳済みの Notes Client または iNotes クライアントをサポートし、OS ロケールに基づいて
必要な Domino Server の設定ができます。
Administrator クライアント (6.0 の ヨーロッパ言語向けの英語およびタイ語でのみ使用可能) は、Notes Client お
よび Designer クライアントと同じコンピュータにインストールしないようにしてください。
Administrator クライアントを同じマシンにインストールする場合は、異なるディレクトリであっても、 以前にインス
トールされた Notes (たとえば Designer Client) は自動的にアンインストールされます。
6.0.1 より、Administrator クライアントはドイツ語とフランス語で利用できるようになりました。
6.0.x/6.x 向けの翻訳済みテンプレート
Notes/Domino 6.0.x/6.x 向けに、約 14 のテンプレートがヨーロッパ言語とアジア言語に翻訳されています。次の
表を参照してください。
テンプレート名
1. Domino ディレクトリ
2. メール (6) (拡張)
3. ディスカッション (6)
4. チームルーム (6)
5. 個人アドレス帳
6. ブックマーク (6)
7. メール (6)
8. 文書ライブラリ (6)
9. 個人ジャーナル (6)
10. 会議室予約 (6)
11. 購読 (6)
12. ディレクトリカタログ
13. DOLS リソーステンプレート
14. iNotes Web メール
テンプレートファイル名
pubnames.ntf
mail6ex.ntf
discsw6.ntf
teamrm6.ntf
pernames.ntf
bookmark.ntf
mail6.ntf
doclbw6.ntf
journal6.ntf
resrc6.ntf
headline.ntf
dircat5.ntf
dolres.ntf
inotes.ntf
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Unicode スタンダードソート: 文字列比較の結果に相違
[Unicode スタンダードソート] オプションのチェックマークをオンにした場合、Domino 6 の LotusScript による文字
列比較 (たとえば @sort のような文字列式) の結果が R5 と異なることがあります。R5 と Domino 6 とで同じ結果
を得るためには、[Unicode スタンダードソート] オプションのチェックマークをオフにしてください。
Associated SPRs:
MOHA5DGVP3
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02 お読みください
異なる地域のデータが [統計] ペイン内で変換されない
この問題が発生するのは、次の例のような場合です。
スペイン語に地域設定された Win32 サーバーが、英語に地域設定された Administrator クライアントによってモニ
ターされている場合。このとき [統計] タブ内の値が正しく変換されません。カンマとピリオドを取り違えてしまうか
らです。ただし、グラフ、[サーバーモニター] タブ、ローカル Statrep へのデータ収集など、Administrator クライア
ントにおけるその他のデータは正しく変換されます。
Associated SPRs:
LBRD5E5M9J
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02 お読みください
各国語版 Notes の UI 言語を英語に切り替える
各国語版 Notes 6.0 (英語版以外) には、ローカライズされたインターフェースのほかに英語のユーザーインター
フェースも用意されています。ユーザーは、Notes.INI から「UserInterface=」エントリを削除するだけで、ユーザー
インターフェース言語を英語に切り替えることができます。
この処理では、ダイアログボックス、メニュー、メッセージ、およびインフォボックスのユーザーインターフェース言
語が影響を受けますが、テンプレートのユーザーインターフェース言語はローカライズされた言語のままです。こ
の機能は、英語のみを話すサポート担当者に問い合わせる際に役立ちます。
英語への切替えを行っても、電子メール移行ツールのユーザーインターフェース言語はローカライズされた言語
のままであることにご注意ください。
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日本語環境で ADSync を使うときの制限事項
Domino Directory を Active Directory と同期するとき、ADSync は Active Directory 内の名前を Domino
Directory の基本名フィールドにそのまま入れます。しかし、日本語版の Notes/Domino では基本名にダブルバイ
ト文字は使えません。
ユーザーを日本語文字を使って Active Directory に登録してあるときや、Microsoft 管理コンソール (MMC) を
使ってユーザーを登録する予定があるときは、登録や同期を行う前にその名前をシングルバイト文字の名前に変
更してください。
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インターネットアクセスと Outlook Express 移行ツール
Outlook Express 移行ツールでは、サーバーへの接続に短縮名を使用します。このツールを使用するには、[セ
キュリティ] タブを開き、[サーバー文書] でインターネットアクセスが正しく設定されていることを確認します。
[インターネットアクセス] セクションで、[インターネット認証: 弱いセキュリティと複数の名前のバリエーション] を選
択します。
これにより Outlook Express のユーザーは移行ツールを使って Notes Mail Server に接続できるようになります。
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メールによる [ユーザーセキュリティ] パネルを通してのユーザー名の変更
[ユーザーセキュリティ] パネルを通してのユーザー名の変更をメールで要求する場合、ユーザーは管理者が要
求を処理する際に adminp を使用することを確認しなければなりません。ユーザーがローミングユーザーの場合、
管理者が adminp を使用していないと、ユーザー名の変更が受け入れられた後にローミングユーザーのファイル
の複製がサーバーに戻されません。したがって、ローカルで行ったすべての変更は、ユーザーがローミングする
他のコンピュータに送信 (プッシュ)、受信 (プル) されません。
管理者が adminp プロセスを使わない場合は、この状況を避けるために、メールファイルとローミングユーザーの
ファイルの ACL を更新しなければなりません。
Associated SPRs:
PHEY5CRMYE
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マルチユーザーマシン上のユーザーはローカルでデータベースを暗号化したほうがよい
セキュリティ向上のために、マルチユーザーマシン上のユーザーはローカルでデータベースを暗号化するように
お勧めします。
Associated SPRs:
PLOI4TAHSH
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02 お読みください
[投稿者] または [なし] の [文書を複製またはコピー] 権限
データベースのアクセス制御リストで、[投稿者] または [なし] のアクセス権を持つユーザーに [パブリック文書
[読者]] 権限を与えると、[文書を複製またはコピー] 権限も有効にすることができます。
Associated SPRs:
GFLY5VRNF6
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02 お読みください
Domino ドメインにおける拡張アクセスの有効化と使用
Domino 6 の以前のベータリリースで拡張アクセスが有効化および設定されていた場合、拡張アクセスをいったん
無効化して、もう一度有効化して設定し直すことをお勧めします。
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02 お読みください
LDAP での追加には「objectclass=dominoPerson」を使用してください
LDAP を介して新しいユーザーを Domino ディレクトリに追加する場合は、「objectclass=dominoPerson」を使用す
る必要があります。これは、Notes Client の [ユーザー] ビューで追加されたユーザーを表示するためです。
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02 お読みください
会議室データベースとリソースデータベースの [個人予約文書のみ] 表示
以前のバージョンの会議室データベースとリソースデータベースを使用している場合、全ユーザーの会議室とリ
ソースの予約状態を [個人予約文書のみ] 表示に正しく反映させるためには、[個人予約文書のみ] 表示をいった
ん削除してデータベースの設計を resrc60.ntf に置き換えなければなりません。
Associated SPRs:
JASG55KLJD
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ビューアイコンのポップアップヘルプ表示
Notes でビューアイコン上をマウスが行き来するときにポップアップヘルプを表示させるには、[ファイル] - [プリ
ファレンス] - [ユーザー] を選択して、[追加のオプション] で [ビューでアイコンポップアップヘルプを有効にする]
を選択します。
Associated SPRs:
CICE5CXNTL
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DocLib テンプレートで回覧者としてグループの使用をサポート
DocLib (文書ライブラリ) テンプレートでは、回覧者としてグループを使用できるようになりました。ただし、次の点
に注意が必要です。
1 - グループがローカルのアドレス帳から選択されているのにユーザーのロケーション文書はサーバーベースの
アドレス帳を指している場合、グループ名はローカルのアドレス帳ではなくサーバーベースのアドレス帳から派生
します。これは、サーバーのアドレス帳とローカルのアドレス帳に同じグループ名が発生し、しかも 2 つのグルー
プのメンバーが異なっている場合だけに生じる問題です。
2 - グループが回覧者 (または回覧者の 1 人) として入力されると、テンプレートではグループが展開され個々の
名前が表示されます。ただし、これらの名前は編集できません。名前のどれか 1 つを削除するには、回覧者リス
ト全体をコピーして、新しい文書を作成し、コピーした名前 (グループではない) を新しく作成した文書に貼り付け
る必要があります。
Associated SPRs:
JSTH5BVQ86; JSTH5BVR6T
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02 お読みください
文書ライブラリ (doclibsw6) の既知の問題
Domino 6 では文書ライブラリの [回覧者] フィールドにグループのサポートが組み込まれており、別名についても
サポートされています。
グループの制限
[回覧者] フィールドで指定されるグループは、ユーザーのローカルの names.nsf かデータベースの位置するサー
バーの names.nsf ファイル上のアドレス帳 (names.nsf) で定義する必要があります。たとえば、ユーザーのメール
ファイルがサーバー A に存在し、データベースはサーバー B に存在する場合、[回覧者] フィールドで使用される
任意のグループは、ローカルの names.nsf かサーバー B 上の names.nsf ファイルで定義する必要があります。
回覧者の名前検索では、ユーザーがサーバー A の names.nsf にあるグループを選択することが許可されてお
り、そのグループにメールが送信されますが、グループのメンバーは文書を回覧できません。
回避策
[回覧者] フィールドでグループを使用する前に、グループ文書をサーバーからローカルの names.nsf にコピーし
ます。
別名
ユーザーのロケーション文書で別名がオンになっており、ユーザーの言語プリファレンスが [回覧者] フィールドで
指定された別名と一致する場合、文書が送信されて回覧されると、Notes には別名が表示されます。名前の入力
方法 (アドレスダイアログからの選択、ユーザー名のタイプ入力、別名のタイプ入力) によっては、文書が送信さ
れて回覧される前に別名が表示されることもあります。ただし、文書を送信して回覧する前にユーザーが文書を
更新 ([F9] キーを押す) した場合は、文書が送信され回覧されるまでユーザー名が表示されます。メッセージウィ
ンドウ (特に、メールメッセージが送信されたことを示すもの) での別名の表示は、サポートされていません。
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02 お読みください
Instant Messaging はステータスバーには表示されない
ロケーション文書で Instant Messaging サーバーが指定されていないときは、ステータスバーのプリファレンス設
定にかかわらず、Instant Messaging の項目はステータスバーには表示されません。
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ビュー索引を破棄するときの [しない] オプションの変更
Notes/Domino 6 より前のリリースで、[ビュープロパティの索引] タブ上でビューの索引を破棄する場合のオプショ
ンは次のとおりでした。
しない
使用後に削除
未使用期間により削除 (未使用期間はユーザー定義で、1 から 245日)
Notes/Domino 6 では、[しない] が [45 日間使用されないとき] に置き換わりました。これは機能が実際に変更さ
れた訳ではありません。以前も [しない] が選択されると、Notes では 45 日間使用されていないビュー索引が破
棄されていたからです。新しく採用された UI 用語によって、実際に行われる処理がより正確に表現されるように
なりました。
Associated SPRs:
PMIA589PYE
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背景イメージの設定されたビューやフォルダは再保存する必要があります
このリリースノートは、以前のベータバージョンの Notes/Domino 6 からアップグレードするユーザーに適用されま
す。R5 以前のリリースから直接 Notes/Domino 6 にアップグレードするユーザーには適用されません。
背景イメージの設定されたビューやフォルダは、再保存する必要があります。これは、ビューやフォルダの設計要
素の ODS (on-disk structure) に対する変更によるものです。場合によってはイメージを再選択する必要もありま
す。
Associated SPRs:
JPKR56WPZX
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Win32 環境では CGI スクリプトが完全修飾されていなければならない
Win32 環境では CGI スクリプトが完全修飾されていなければなりません。たとえば、「foo.exe」または「foo.pl」とい
う名前のプログラムが存在する場合、URL にはスクリプトの完全修飾名 (「foo.exe」または「foo.pl」) が含まれてい
なければなりません。CGI スクリプトが「foo」のみで指定されていると、HTTP サーバーからエラーが返されます。
Win32 環境では、CGI プロセッサは、接尾辞の付いていない同種のファイルに対するディレクトリ検索を実行しなく
なりました。
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Web サーバー : URL での特別な文字の処理
ここでは、URL での特別な文字の扱いに関するいくつかのポイントを記述しています。
z
スペースや「+」が混在するユーザー名には、スペースを表す %20 を使う必要があります。
例えば、文書キーが「Smith + Jones」なら、
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith%20%2B%20Jones?OpenDocument
と
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith%20+%20Jones?OpenDocument
は指定できますが、
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith+++Jones?OpenDocument
はできません。
z
URL パスコンポーネントのスラッシュとバックスラッシュは区別されません。エスケープされていても区別され
ません (これは、URL処理の第一段階で、すべてのエスケープされた文字をアンエスケープして、「\」を「/」に
変更しているからです)。 結果として、ユーザー名はあいまいであるか、アドレスの検索が不可能となります。
例えば、2 つのビューで、Designer では「a/b\c/d」と「a\b/c\d」は異なりますが、URL では区別されません。
z
スラッシュとバックスラッシュの両方、またはどちらかを含む文書キーは、以下の制限のもとでアクセス可能で
す。
z
URL に「?OpenDocument」コマンド引き数を追加しなければならない
たとえば、文書キーが「Smith/Jones」なら、以下の URL で文書が見つかります。
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith/Jones?OpenDocument
しかし、以下の例では「エラー 404 - エントリが索引に見つかりません。」というエラーが返されます。
http://www.mercury.com/leads.nsf/ByCompany/Smith/Jones
z
z
z
z
データベースに保存される文書タイトルは、すべて「/」か「\」を使っていなければならない
混在させると、文書は見つかりません。
文書タイトルのスラッシュとともに、ビュー名でスラッシュ(バックスラッシュ含む)を使うと、解釈があいま
いになって存在しない文書が返そうとします。「b/c」というタイトルの文書を持つ「a」という名前のビュー
があり、「c」というは前の文書をもつ「a\b」というビューがあるとき、URL「/database.
nsf/a/b/c?OpenDocument」はビュー「a/b」を返します。
「/」または「\」で開始または終了する文書タイトルは見つかりません。
パーセント文字(%)は、エスケープ形式でも URL では使えません。エスケープ文字をエスケープすることで意
図を隠そうとする攻撃を防ぐためです。
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Web サーバー: Web サイトクローラーの URL 形式がデフォルトで無効化
[インターネットプロトコル] -> [Domino Web Engine] タブで [このサイトの Web 検索サイトへのアクセスを許可] の
設定が [無効] になっている場合、Domino Web Server では、標準の検索文字列の区切り文字 (つまり「?」) を「!」
という文字に置き換えるクライアント要求は、受け付けられなくなります (たとえば
http://www.site.com/db.nsf/form!OpenForm) 。
回避策
サーバーでこれらの要求を処理できるようにするには、次のいずれかを実行します。
1. [このサイトの Web 検索サイトへのアクセスを許可] の設定を [無効] のままにして、サーバーの NOTES.INI で
DominoXUrlProcess=1 と設定し、強制的にサーバーが「!」で区切られた URL を受け入れるようにします。
2. [このサイトの Web 検索サイトへのアクセスを許可] を [有効] に切り替えます。これによって Web サーバーで
は「!」による URL 構文を使ったダイナミック URL が生成され、対応する要求が処理されます。
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Web サーバー: エラー 401 が、もはやサーバーコンソールにログ記録されない
Domino 6 より前の Domino のリリースでは、Web サーバーはエラー 401 のログをサーバーコンソールに記録して
いました。エラー 401 は 2 つの異なる理由によって生成されます。1 つ目は、ユーザーが認証を受けていない特
定のリソースにアクセスしようとした場合で、もう 1 つは、ユーザーが認証に失敗した場合です。これらのエラー
は、Web サーバーのログでは以前と変わらず検出されます。
システム管理者がエラー 401 のログ記録をサーバーコンソールで再度有効化したいと考える場合は、次の
notes.ini 変数によってこれを有効化できます。
HTTPLogUnauthorized=1
Associated SPRs:
JMIM497PT4
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Web サーバー: セクションを生成する Dynamic HTML への機能追加
省略可能なセクションを Microsoft Internet Explorer でレンダリングするために使用される Dynamic HTML
(DHTML) が機能強化され、DHTML をサポートする他のブラウザでも使用できるようになりました。この機能強化
により、セクションの境界を定めるのに <SPAN> タグではなく <DIV> タグを使用し、さらに、IE 固有の拡張ではな
く、標準の JavaScript を使用してセクションを操作します。
この機能強化の使用は「ドミノデータディレクトリ\browser.cnf」ファイルで設定します。デフォルトでは、機能強化
はオフになっていて、オリジナルの DHTML が生成されます。機能強化をオンにするには、browser.cnf ファイルを
編集します。
browser.cnf ファイルからオプションについての説明を抜粋したものを以下に示します。
## DHTMLSections - String indicating whether / how sections should render using client-side
DHTML
##
## Possible Values (case sensitive):
##
None - client-side DHTML is not used
##
Legacy - client-side DHTML generated as originally implemented on notes 6.0. This was
an
##
IE specific implementation.
##
Standard - client-side DHTML using standards-based DHTML -- will work with IE 6 and
##
Mozilla/5 based browsers.
##
## The property as shipped is configured to provide the same behavior as originally
## implemented in notes 6.0.
Replace the rule with the ones commented out
## to extend the use of DHTML sections to other browsers and to avoid some IE 6
## problems with the legacy implementation.
## Note that some paragraph spacing in the Standard option may be different from the
## other options and from the Notes client.
Property DHTMLSections String None
Rule
Legacy
MSIE [4-9]
# IE 4.x or higher
# Rule
Legacy
MSIE [4-5]
# Rule
Standard MSIE [6-9]
Rule
Standard Mozilla/5
# Rule
Standard Opera/7
Associated SPRs:
MVIS5P3PDV
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デフォルトの時刻形式の変更
Solaris、Linux、iSeries、zSeries プラットフォーム用の Domino 6 以前のリリースでは、Domino Server の時刻形式
のデフォルト設定に 12 時間形式が使用されていました。Domino 6 では、デフォルトの時刻形式はオペレーティ
ングシステムの日付/時刻形式の設定を引き継ぐようになりました。
Domino 6 Server はカテゴリ「LC_TIME」のロケールキーワード「d_t_fmt」を調べ、デフォルトの時刻形式を決定しま
す。この結果、アップグレードした後、Domino Server で使用される時刻形式が 12 時間形式から変更されたよう
に見えることがあります。
対策
引き続き時刻形式を 12 時間形式に設定するには、次のいずれかの方法で行います。
z
12 時間形式を使用するロケールに変更して、Domino 6 サーバーを起動します。たとえば、Linux と Solaris
プラットフォームのロケール「en_US」は 12 時間形式を使用します。
z
Notes.INI の設定で 「ClockType=12_HOUR」を指定し、システムのデフォルトに設定されている時刻形式を無
効にします。
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トランザクションロギングに関する情報
一部のサーバーでは、大量の非要約データのログが原因で、メモリーの断片化が発生することがあります。
Domino 6.0.2 以降では、トランザクションロギングのコード修正により大きめのログレコードは小さい断片に分割さ
れるので、使用メモリーが少なくなります。
メモ: 6.0 以降の Domino リリースにしかフォールバックできず、トランザクションログを読み取る他のサーバー (た
とえば、バックアップサーバー) も、6.0 より後のリリースでなければなりません。
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追加された 27 個の WebSphere 4.05 および 5.01 プラグイン
Domino 6.0.2 以降、WebSphere 4.05 および 5.01 のプラグインがリポジトリとして Domino Server のインストール
に含まれるようになりました。WAS 4.05 サーバーまたは WAS 5.01 サーバーのインストール時に、必要な
WebSphere HTTP プラグインを一緒にインストールしなかった場合には、以下のガイドラインに従ってプラグインを
インストールして、有効にしてください。
WAS 4.0X
このファイルは、Websphere サーバーのリダイレクト先となる Domino Server またはグループを設定するために、
すべてのインストールにおいて必要です。
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\plug-in-cfg.xml
以下の各トランスポートの右側に示されたファイルは、Domino Server が正常にインストールされた場合の WAS
プラグインの場所です。UNIX インストールを設定するとき、例として以下の場所にプラグインおよび
plug-in-cfg.xml のファイルを保存することをおすすめします。6.0.2 Domino Server のインストールパッケージに含
まれる必要な WebSphere プラグインを、以下の WebSphere サーバーにコピーしてください。
usr\WebSphere\AppServer\bin\[下記リスト内の必要なプラグイン]
usr\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml
以下の各トランスポートの右側に示されたファイルは、Domino Server が正常にインストールされた場合の WAS
プラグインの場所です。w32 インストールを設定するとき、例として以下の場所にプラグインおよび
plug-in-cfg.xml のファイルを保存することをおすすめします。6.0.2 Domino Server のインストールパッケージに含
まれる必要な WebSphere プラグインを、以下の WebSphere サーバーにコピーしてください。
d:\WebSphere\AppServer\bin\[下記リスト内の必要なプラグイン]
d:\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml
Domino 6.0.2 には、以下のプラットフォームでの WAS 4.0x に対応する HTTP トランスポート構成が 9 つ含まれま
す。
Domino 5 上サーバーでの Domino WebSphere プラグインは、Domino 6 または Domino R5 HTTP サーバーへの
リダイレクト用にのみ設定されます。
AIX
IBM HTTP Server
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\aix\mod_ibm_app_server_http.so
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\aix\mod_app_server_http.so
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\aix\mod_app_server_http_eapi.so
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\aix\libdomino5_http.a
Domino 5.x
w32
IBM HTTP Server
Apache 1.3.x プラグイン
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
Domino 5.x
IIS
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\mod_ibm_app_server_http.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\mod_app_server_http.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\mod_app_server_http_eapi.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\domino5_http.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\iisWASplug-in_http.dll
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was4\w32\plug-in_common.dll
WAS 5.0X
このファイルは、Websphere サーバーのリダイレクト先となる Domino Server またはグループを設定するために、
すべてのインストールにおいて必要です。
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\plug-in-cfg.xml
以下の各トランスポートの右側に示されたファイルは、Domino Server が正常にインストールされた場合の WAS
プラグインの場所です。UNIX インストールを設定するとき、例として以下の場所にプラグインおよび
plug-in-cfg.xml のファイルを保存することをおすすめします。6.0.2 Domino Server のインストールパッケージに含
まれる必要な WebSphere プラグインを、以下の WebSphere サーバーにコピーしてください。
usr\WebSphere\AppServer\bin\[下記リスト内の必要なプラグイン]
usr\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml
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以下の各トランスポートの右側に示されたファイルは、Domino Server が正常にインストールされた場合の WAS
プラグインの場所です。w32 インストールを設定するとき、例として以下の場所にプラグインおよび
plug-in-cfg.xml のファイルを保存することをおすすめします。6.0.2 Domino Server のインストールパッケージに含
まれる必要な WebSphere プラグインを、以下の WebSphere サーバーにコピーしてください。
d:\WebSphere\AppServer\bin\[下記リスト内の必要なプラグイン]
d:\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml
Domino 6.0.2 には、以下のプラットフォームでの WAS 5.01 に対応する HTTP トランスポート構成が 20 個含まれ
ます。
Domino 5 サーバー上での Domino WebSphere プラグインは、Domino 6 または Domino R5 HTTP サーバーへの
リダイレクト用にのみ設定されます。
AIX
IBM HTTP Server
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\mod_ibm_app_server_http.so
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\mod_app_server_http.so
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\mod_app_server_http_eapi.so
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\libns41_http.so
IPlanet 4.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\aix\libdomino5_http.a
Domino 5.x
w32
IBM HTTP Server
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\mod_ibm_app_server_http.dll
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\mod_app_server_http.dll
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\mod_app_server_http_eapi.dll
\\Lotus\Domino\Data\domino\plug-ins\was5\w32\libns41_http.dll
IPlanet 4.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\domino5_http.dll
Domino 5.x
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\w32\iisWASplug-in_http.dll
IIS
Solaris
IBM HTTP Server
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\mod_ibm_app_server_http.so
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\mod_app_server_http.so
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\mod_app_server_http_eapi.so
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\libns41_http.so
IPlanet 4.x プラグイン
Domino 5.x
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\solaris\libdomino5_http.so
Linux
IBM HTTP Server
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\linux\i686\mod_ibm_app_server_http.so
Apache 1.3.x プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\linux\i686\mod_app_server_http.so
Apache 1.3.x w/ EAPI プラグイン
\\Lotus\Domino\data\domino\plug-ins\was5\linux\mod_app_server_http_eapi.so
WAS 4.0x および 5.0x プラグインとともに使用する IIS サーバーのセットアップ
IIS プラグインのインストール
IIS フロントエンドサーバー上にプラグインをインストールするには、Websphere インストールプログラムを使用でき
ます。[インストールする機能の選択] ダイアログから、プラグインを選択してください (厳密な UI はリリースによっ
て異なります)。他の Websphere コンポーネントをインストールする必要はありません。あるいは別の方法として、
WAS プラグインのディレクトリツリーにアクセスできる場合には、以下の説明に従い、ディレクトリツリーを新しいマ
シンにコピーして手動でプラグインをインストールすることもできます。
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1. プラグインのディレクトリツリーを、Websphere インストール済みマシンから、新しいマシン上の任意のターゲッ
トディレクトリにコピーします (以下の例は、C:\WebSphere にツリーをコピーする場合を想定しています)。
C:\WebSphere\AppServer
|-- bin
|-- config
|-- etc
|-- logs
2. インターネットサービスマネージャを起動します。
3. WebSphere で使用する Web サイトインスタンス用の新しい仮想ディレクトリを作成します。デフォルトのインス
トールで実行するには、「デフォルトの Web サイト」が見えるまで、左側のツリーを展開します。[Default Web
Site] を右クリックし、[新規作成] - [仮想ディレクトリ] を選択します。すると、仮想ディレクトリを追加するため
のウィザードが開きます。プロパティフィールドに、特定のホストヘッダ名を追加します。
4. [仮想ディレクトリにアクセスするために使用するエイリアス] には、「seplug-ins」と入力します。
5. [Web サイト上で発行するコンテンツを含むディレクトリの物理的パス] には、フォルダを参照して WebSphere
の bin ディレクトリ (C:\WebSphere\AppServer\bin) を指定します。
6. [この仮想ディレクトリへのアクセス許可の設定] では、[実行アクセスを許可する] チェックボックスにマークを
付けます。
7. [終了] をクリックすると、"seplug-ins" というタイトルのデフォルト Web サイトに仮想ディレクトリが追加されま
す。
8. ISAPI フィルタを IIS 設定に追加します。左側のツリー内にあるホスト名を右クリックして、[プロパティ] を選択
します。
9. [インターネットインフォメーションサービス] タブの [マスタープロパティ] ドロップダウンボックスで [WWW サー
ビス] を選択し、[編集] をクリックします。
10. [WWW サービスマスターのプロパティ] ウィンドウで、[ISAPI フィルタ] タブをクリックします。
11. [追加] をクリックすると、[フィルタのプロパティ] ウィンドウが開きます。
12. [フィルタ名:] フィールドに「iisWASplug-in」と入力します。
13. [実行ファイル:] フィールドで、[参照] をクリックします。WebSphere の bin ディレクトリを開き、「iisWASplugin_http.dll」を選択します。
14. [OK] を何度かクリックして、開いているウィンドウをすべて閉じます。
15. WAS 4.05 プラグインを設定する場合は、Windows のレジストリファイルを開き、HKEY_LOCAL_MACHINE ->
SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 4.0 というキーパスを作成します。「4.0」を選択し、
新しい文字列値「plug-in Config」を作成します。この変数の値として、plug-in-cfg.xml ファイルの場所
(C:\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml) を設定します。
16. WAS 5.01 プラグインを設定する場合は、Windows のレジストリファイルを開き、以下のキーパスを作成しま
す。
17. HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 5.0 を作成した後、
「5.0」を選択して、新しい文字列値「BinPath」を作成します。この変数の値として、プラグインのコピー先
(C:\WebSphere\AppServer\bin) を設定します。
18. HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 5.0 を作成した後、
「5.0」を選択して、新しい文字列値「InstallLocation」を作成します。この値として、WAS のルート
(C:\WebSphere\AppServer) を設定します。
19. HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 5.0 を作成した後、
「5.0」を選択して、新しい文字列値「LibPath」を作成します。この変数の値として、
C:\WebSphere\AppServer\lib を設定します。
20. 'HKEY_LOCAL_MACHINE' -> 'SOFTWARE' -> 'IBM' -> 'WebSphere Application Server' -> '5.0'を作成した
後、「5.0」を選択して、新しい文字列値「MajorVersion」を作成します。この値として(5)を設定します。
21. HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server -> 5.0 を作成した後、
「5.0」を選択して、新しい文字列値「plug-in Config」を作成します。この変数の値として、 plug-in-cfg.xml ファ
イルの場所 (C:\WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml) を設定します。
プラグインの設定
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プラグインの動作は、WebSphere の構成ファイルである WebSphere\AppServer\config\plug-in-cfg.xml によって
制御します。プラグインで要求をターゲットの Domino Server に中継できるようにするためには、ディレクティブを
plug-in-cfg.xml に追加して、サーバーへのトランスポートルートと、Domino に中継される要求を識別するための
URL ネーム空間のパターンルールを定義する必要があります。いずれのネーム空間ルールにも該当しない要求
を IIS がプラグインに送信した場合、プラグインはその要求が IIS そのものによって処理されるようにします。
plug-in-cfg.xml をメモ帳で開き、<Transport> 要素を変更して、該当する Domino Server をターゲットとして指定し
ます。
<!-- Server groups provide a mechanism of grouping servers together. -->
<ServerGroup Name="default_group">
<Server Name="default_server">
<!-- The transport defines the hostname and port value that the web server
plug-in will use to communicate with the application server. -->
<Transport Hostname="frisco.iris.com" Port="80" Protocol="http"/>
</Server>
</ServerGroup>
以下のディレクティブを <UriGroup> セクションの上部に追加します。これらのディレクティブは、Domino データ
ベースにアクセスするために必要です。
<UriGroup Name="default_host_URIs">
<Uri Name="/*.nsf*"/>
<Uri Name="*/icons/*"/>
<Uri Name="*/domjava/*">
さらに、コアチームのテスト担当者は、以下のディレクティプも追加する必要があります。
<Uri Name="*/qe/*">
<Uri Name="*/cgi-bin/*">
<Uri Name="*/servlet/*">
さらに、アプリケーションチームのテスト担当者は、アプリケーション固有の URL ネーム空間のディレクティプを追
加する必要があるかもしれません。たとえば、IWA のテスト担当者は以下のように入力する必要があります。
<Uri Name="*/inotes5/*">
メモ:WAS プラグインは、設定ファイルを 1 分に一度自動的に読み込み直して変更点を受け取ります。それほど長
く待てない場合は、Windows サービスのコントロールパネルから World Wide Web Publishing Service を停止し、
Internet Services Manager から Web サイトを再起動する必要があります。Web サイトだけを停止して再起動して
も、プラグインの dll が再ロードされないので、うまくいきません。
Domino Server のセットアップ
バックエンド Domino Server の NOTES.INI に、以下の行を追加します。
HTTPEnableConnectorHeaders=1
もしこれが notes.ini の最後の行であれば、新しい行を指定するために末尾に必ず <CR> を追加してください。
この後、以下のようにしてインストールをテストします。
1. Domino を起動して、HTTP タスクが実行されていることを確認します。
2. デフォルトの IIS Web サイトを起動します。
3. ブラウザから、URL「http://<domino server>/homepage.nsf」を入力します。この要求は Domino Server に直
接送られ、Domino HTTP タスクによって通常のホームページが表示されます。
4. 次に「http://<iis server>/homepage.nsf」と入力します。この要求は IIS サーバーに送られ、WAS プラグイン
は要求を傍受して、それを Domino Server に向けて中継します。その結果、ステップ 3 と同じページが表示さ
れます。
他の HTTP トランスポートのセットアップ
HTTP トランスポート iPlanet 4.X 構成の変更
定義された各サーバーごとに、obj.conf ファイルに以下の内容を追加する必要があります。WebSphere インストー
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ルの際に iPlanet プラグインをインストールするよう選択した場合には、以下の変更は自動的に行われます。
z
z
z
Init fn="load-modules" funcs="as_init,as_handler,as_term" shlib="full/path/to/module"
Init fn="as_init" bootstrap.properties="full/path/to/plug-in/config/file"
Service fn="as_handler"
HTTP トランスポート Apache 1.3.X 構成の変更
HTTP トランスポートプラグインが Apache HTTP Server 1.3.X と正しく連動するためには、httpd.conf ファイルに
以下の内容を追加する必要があります。以下の変更は、WebSphere インストールの際に自動的に実行されるは
ずです。もし設定ファイル内で ClearModuleList よりも前に LoadModule が存在する場合、Optional ディレクティブ
とともに他の AddModule ディレクティブを指定する必要があります。
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LoadModule app_server_http_module full/path/to/module
Optional AddModule mod_app_server_http.c
WebSphereplug-inConfig full/path/to/config
HTTP トランスポート Apache 1.3.X (eapi 付き) 構成の変更
HTTP トランスポートプラグインが Apache HTTP Server 1.3.X (eapi 付き) と正しく連動するためには、httpd.conf
ファイルに以下の内容を追加する必要があります。以下の変更は、WebSphere インストールの際に自動的に実
行されるはずです。もし設定ファイル内で ClearModuleList よりも前に LoadModule が存在する場合、Optional
ディレクティブとともに他の AddModule ディレクティブを指定する必要があります。
z
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LoadModule app_server_http_module full/path/to/module
Optional AddModule mod_app_server_http.c
WebSphereplug-inConfig full/path/to/config
HTTP トランスポート IBM HTTP Server 1.3.X 構成の変更
HTTP トランスポートプラグインが IBM HTTP Server 1.3.X と正しく連動するためには、httpd.conf ファイルに以下
の内容を追加する必要があります。以下の変更は、WebSphere インストールの際に自動的に実行されるはずで
す。もし設定ファイル内で ClearModuleList よりも前に LoadModule が存在する場合、Optional ディレクティブとと
もに他の AddModule ディレクティブを指定する必要があります。
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z
LoadModule ibm_app_server_http_module full/path/to/module
Optional AddModule mod_app_server_http.c
WebSphereplug-inConfig full/path/to/config
W32 サーバー上での HTTP トランスポート Domino 5.X 構成の変更
HTTP トランスポートプラグインが Domino 5.0 または 5.12 と正しく連動するためには、以下のステップを実行する
必要があります。以下の変更は WebSphere インストールの際には実行されないため、常に手動で行う必要があ
ります。
Domino Server を起動する
Web ブラウザから、/webadmin.nsf (たとえば http://frisco.iris.com/webadmin.nsf) にアクセスします。すると、
サーバーの names.nsf のパスワードを入力するよう要求されます (これは、個人文書の [インターネットパスワー
ド] フィールドで定義されたパスワードです)。管理者の短縮名、および管理者パスワードを入力する必要がありま
す。短縮名は、通常、名前のイニシャル (最初の文字) と姓の組み合わせです (たとえば Cliff Nicholson ->
cnichols)。
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ページ上部の [設定] タブをクリックします。
ページ左上の [サーバー] - [すべてのサーバー文書] をクリックします。
WebSphere で操作したいサーバーを開きます。
中央のウィンドウの左上にある [サーバーの編集] をクリックします。
ページ中央にある [インターネット] をクリックします。
ページ中央右の [DSAPI] セクションで、Domino プラグインのパスを追加します。プラグインが
WebSphere の bin ディレクトリにインストールされます。
中央のウィンドウの左上にある [保存して閉じる] をクリックします。
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レジストリのパス HKEY_LOCAL_MACHINE -> SOFTWARE -> IBM -> WebSphere Application Server ->
4.0 の下に、変数「plug-in Config」を追加します。この変数の値を、plug-in-cfg.xml ファイルの場所 (たと
えば d:\WebSphere\AppServer\Config\plug-in-cfg.xml) に設定します。
Domino Server を再起動する
サーバーが起動されると、以下のように表示されるはずです。
02/12/2003 03:05:09 PM JVM: Java Virtual Machine initialized.
WebSphere DSAPI filter loaded
02/12/2003 03:05:10 PM HTTP Web Server started
Associated SPRs:
CNIN5JGP7E
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02 お読みください
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook
Domino Access for Microsoft Outlook を使用すると、Microsoft Outlook 2000 または Microsoft XP ユーザーは、
Domino 6.51 以上が実行されている IBM Lotus Domino Server にアクセスできます。前のベータバージョンから
アップグレードする場合は、インストールの前に「アップグレードの方法」を参照してください。
システムと Outlook の要件
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Windows OS (Window 2000 Professional または Windows XP Professional)
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Outlook 2000 (SP 2) または Outlook XP (SP2)
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6.51 以上を実行している Domino Server
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Mail6.ntf、Mail6ex.ntf、または iNotes6.ntf テンプレートから作成されたメールデータベース
セットアップの方法
Domino ユーザー
この製品は、Domino に接続している Outlook ユーザー用ですが、Domino に接続している任意のクライアントか
らのアクセスも可能です。メールデータベースの設計が、Mail6.ntf、Mail6ex.ntf、または iNotes6.ntf であれば、
Domino によって提供される標準のシステム管理ツールを使用してユーザーを設定できます。
アップグレードの方法
この製品の前のバージョンがインストールされている場合は、前のバージョンをアンインストールしてから、新しい
バージョンをインストールしてください。
Domino に接続するために Outlook を設定する
システム管理者
Domino Access for Microsoft Outlook のセットアッププログラムはエンドユーザーのシステムにインストールされ
るよう設計されていて、ネットワークからも利用可能にできます。しかし、ユーザーがこのプログラムをインストール
する前に、システム管理者は Domino ユーザーを作成し、ユーザーに Notes ID を渡す必要があります。また、
Domino で定義されたユーザー名、サーバー名、メールデータベースのドメインも知らせなければなりません。
メモ: 「Domino に接続するために Outlook を設定する」の情報は、以下の「Notes Client と Outlook クライアントの
違い」、「既知の問題」、および「移行の問題」の各セクションとともに、ユーザーに配布する必要があります。ある
いは、ユーザーは「www.Lotus.com/DominoAccessForOutlook」にある readme ファイルとして、この情報を参照で
きます。
エンドユーザー
Outlook 2000 ユーザー -- インターネットだけをサポートするよう Outlook を設定した場合は、企業/ワークグ
ループ用に Outlook を再設定することが必要です。Outlook を再設定するには、Outlook を起動し、[オプション] [メール配信] を選択し、[メール サポートの再設定] を選択します。
メモ: 手順 1 と 2 は必ず実行してください。実行しないと、Domino Access for Microsoft Outlook は正しくインス
トールされません。
1. Microsoft Outlook をデフォルトのメールプログラムにします。[コントロールパネル] - [インターネットオプショ
ン] を開きます。[プログラム] タブの [電子メール] オプションで [Microsoft Outlook] を選択します (このパス
は、使用されている Windows OS とシステムのセットアップ方法によって多少異なります)。
2. 新たに Microsoft Outlook をインストールする場合は、一度クライアントを起動して、Microsoft Outlook のイン
ストールプロセスを完了させます。
3. Outlook が開いている状態で、[ツール] - [オプション] - [Mail Services] を選択し、[使用するプロファイルを
選択する] を選択します。
4. セットアッププログラムを実行します。Notes ユーザー名と、メールサーバーおよびドメインの名前の入力を求
められます。また、ID ファイル (例: jdoe.id) も指定しなければなりません。これらの情報が不明な場合は、シ
ステム管理者に問い合わせてください。
5. インストールプロセスが完了した後は、Outlook クライアントを起動できます。セットアップ時に設定したユー
ザー名を参照するプロファイルを選択します。メールファイルに大量のデータが含まれるときは、Outlook で
データが利用できるまでに時間がかかることがあります。
6. 1 つのマシンに追加プロファイルが必要な場合は、[スタート] - [プログラム] - [Domino Access for Microsoft
Outlook] を選択し、[Create New MAPI Profile] を選択します。または、セットアッププログラムを再実行し、
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[変更] を選択することによっても、プロファイルを追加できます。このリリースでは、新規プロファイルを作成
する Outlook の標準オプションはサポートされていません。
Notes Client と Microsoft Outlook クライアントの違い
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Outlook の [終了していない予定] ビューでは、繰り返し会議が正確には反映されません。しかし、カレン
ダーでは会議が正しく反映されます。
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招集された Notes ユーザーが会議への返信で情報を要求すると、Outlook の議長はコメント付きのメー
ルを受け取ります。
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埋め込まれたメッセージは、Outlook 受信者だけが読むことができます。既存のメッセージをすべての
ユーザーに送信するには、[転送] または [返信] を使用します。
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繰り返し会議への更新は (スケジュール変更ではありません)、個別の会議として送信されます。一連の
会議に変更が加えられた場合は、その数の更新が送信されます。複数の更新が送られるのを防ぐに
は、1 つの会議だけに変更を加えることをお勧めします。
Notes と Microsoft Outlook の違いの詳細については、『Domino Access for Microsoft Outlook ヘルプ』のトピッ
ク「定期的な会議」および「Domino Access for Microsoft Outlook での作業」を参照してください。
システム管理者は、6.5.1 リリース情報の「MS Exchang から Domino への変換ツールの強化」も参照してくださ
い。
既知の問題と制限
グループのタスク
z
このリリースでは、[仕事の依頼] (Notes では、グループタスク) は実装されていません。このバージョン
では、個人用のタスクだけを作成することをお勧めします。
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Outlook で、添付ファイルを含むタスクを他の Outlook ユーザーに転送した場合、添付ファイルは転送さ
れません。
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Outlook では、移行されたタスク (Exchange から Domino へ) の [達成率] フィールドに誤った値が表示さ
れ、更新できません。[仕事の依頼] は受け入れられません。
メール
メールの送信
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X509 証明書は、受信メールの復号用にのみサポートされます。
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完全なディレクトリアクセスを得るために、選択するすべてのディレクトリがドメイン内に存在する必要が
あります。このリリースでは、異なるドメイン内のディレクトリなど、別の証明書を必要とするディレクトリへ
はアクセスできません。ディレクトリにアクセスできない場合は、システム管理者に問い合わせてくださ
い。
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複雑な文書は、添付ファイルとしてメールに添付することをお勧めします。主要なエディタとして
Microsoft Word がサポートされているので、可能な場合は Microsoft Word を利用することをお勧めしま
す。
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電子メールの形式としてリッチテキスト形式を選択すると、良い結果が得られます。
表形式は、Outlook から送信すると失われることがあります。複雑な文書には、添付ファイルを使用してく
ださい。
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メールの配信が停止しているように見えることがあります。このような場合は、Outlook を終了し、
Windows をログアウトすると、メールの送信が再開されます。
サポートされていない Outlook の機能
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このリリースでは、Outlook のメッセージステーショナリーと背景色はサポートされていません。
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このリリースでは、Outlook の脚注はサポートされていません。
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Outlook 2002 で、カテゴリが割り当てられたメールの送信は、Domino ではサポートされていません。
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メールが html 形式のときは、フォローアップフラグは受信者には送信されません。
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このリリースでは、画像、図形、オブジェクトの挿入はサポートされていません。これらのオブジェクトに
は、添付ファイルを使用してください。
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Notes 内のアクティブ URL が、アクティブリンクとして Outlook には複製されないことがあります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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メッセージが送信された後は、Domino はメッセージを期限切れにする機能をサポートしません。
Domino では、トラッキングオプション [確認メッセージを自動処理する] はサポートされません。
新規アイテムに適用される Outlook ルールは、現在、アイテムが受信ボックスに追加されたときではなく
[今すぐ実行] オプションのみで機能します。
その他
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現時点では、Outlook で LotusScript ボタンを表す方法がありません。
カレンダーとスケジュール
繰り返し会議
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繰り返し会議を削除したときに、いくつかの会議がカレンダーに残ることがあります。
z
繰り返し会議の個々の会議を Outlook の参加者から他のユーザーに転送する機能は、正しく機能しま
せん。繰り返し会議の個々の会議にこのオプションを使用すると、転送者のカレンダーで会議がキャンセ
ルされることがあるので、このオプションは使用しないでください。
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Notes で、議長が繰り返し会議の 1 つに変更を加えると、変更した会議よりも前の会議が新旧重複して
表示されます。たとえば、繰り返し会議の 3 回目の会議の件名を変更すると、1 回目と 2 回目の会議に
ついては、新しい件名と古い件名の 2 つが表示されます。
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Notes からは、特定の期間に 2 日間発生する毎月の繰り返し会議は作成できません。たとえば、毎月第
2 火曜と第 2 木曜に繰り返す会議は作成できません。対策としては、2 つの繰り返し会議を作成します。
つまり、毎月第 2 火曜に行われる会議と、毎月第 2 木曜に行われる会議の 2 つを作成します。
z
配布リストを使用するとき、参加者からの返信のトラッキングはオプションのリストに表示されます。Notes
では、Outlook 経由で招集された配布リストは展開できず、参加者は「不明」と表示されます。
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後で「プライベート」に変更した繰り返し会議は、参加者には受け入れられません。これは、終了時間を 1
分に変更し、[プライベート] オプションを選択することで回避できます。
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出席と欠席が混ざっている場合は、参加者の出席/欠席の状態、繰り返し会議の特定の会議の会議室
が正しく表示されないことがあります。議長が受け取った、各ユーザーの出席と欠席のオリジナル通知
は、正しい内容になります。
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いくつかの更新が適用された繰り返し会議に参加者を追加し、更新を処理しようとすると、「要求の期限
切れ」のメッセージが表示されることがあります。参加者は、既存のカレンダーエントリに変更を加えたこ
とを確認してください (そうでないケースもありうるので)。
自動処理
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「自動処理」を使用すると、議長は参加者からの受け取り通知は受信しませんが、会議は参加者のカレ
ンダーに追加されます。
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[自動処理] タブで、特定のユーザーからの会議招集への自動応答を有効にしたとき、アドレス帳から
ユーザー名を選択できますが、この機能を動作させるには、アドレスの「@<domain>」部分を削除する必
要があります。
サポートされていない Outlook の機能
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[公開する時間帯の種類] フィールドと [カテゴリ] フィールドは、参加者には送信されません。
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メールファイルは、Outlook や他の Notes/Domino Client からもアクセスできますが、カレンダーデータの
変更は Outlook クライアントから行うことをお勧めします。複数クライアントによる特定のカレンダーデー
タの処理は、将来のリリースでサポートされる予定です。
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このリリースでは、Outlook XP および Notes/Domino だけでサポートされている変更提案機能はサ
ポートされていません。変更提案は、Outlook 議長へのメールとして配信されます。
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Notes/Domino で会議招集を作成し、ドラフトとして保存すると、Outlook で見たときにアドレスが利用でき
ません。
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Notes で特定の会議にアラームを設定したとき、Outlook では同じエントリにアラームは設定されていま
せん。
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Notes で作成した会議招集の代理を Outlook ユーザーに委託したとき、Outlook ユーザーは会議へのア
クションを実行できません。しかし、会議は代理人のカレンダーに追加されます。
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グループスケジュールを作成する Outlook XP の機能は正しく動作しません。最初に作成するときに、グ
ループのメンバーが保存されません。しかし、それ以降の編集は保存され、正しく動作します。
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会議招集へ返答を送信するときは [cc] フィールドはサポートされません。受信者を追加するときは、[宛
先] に入力してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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このリリースでは、Notes/Domino 参加者は、Outlook 議長によって作成された会議招集を代理人に委
託することはできません。
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Notes/Domino 議長または Notes/Domino 代理人からのコメントを Outlook 議長へ送信することはサ
ポートされません。
その他
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会議への複数の更新を受諾または拒否するとき、Outlook で「メッセージング インターフェイスによって原
因不明のエラーが返されました。 問題が継続して発生する場合は Outlook を再起動してください。」とい
うエラーが発生することがあります。このような場合は、エントリを閉じ、再び開いてから、受諾または拒
否をもう一度指定してください。エラーは表示されないはずです。
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会議招集を作成するとき、個人の連絡先および LDAP ディレクトリから選択したアドレスには、参加者の
状態のトラッキングは表示されません。これらのユーザーは会議招集を正しく受信し、更新および返答も
受信されます。
アドレス帳
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Notes で作成された配布リストに他の配布リストが含まれる場合、Outlook ではこの配布リストを解釈で
きません。解決策としては、Outlook で配布リストを削除してから、もう一度追加します。
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[ユーザー名の選択] ダイアログボックスが開かれるときに、[名前を表示するアドレス一覧] フィールドが
数回点滅することがあります。
Exchange から Domino へのデータの移行の問題
Exchange Server から Domino Server へデータを移行するとき、ほとんどのデータは正しく移行されますが、いく
つかの例外もあります。既知の問題は以下のとおりです。
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現在は、Domino ユーザーが表示できるフィールドだけが移行されます。Outlook の会議カテゴリは移行
されません。
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繰り返し会議には、次のようなデータの移行の問題があります。
データの移行前に、Outlook ユーザーが繰り返し会議の会議招集を拒否すると、データの移行後
に、繰り返し会議への部分変更を受け取れなくなります。
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繰り返し会議で、いくつかの会議が拒否またはスケジュール変更されているとき、Outlook ユーザー
は移行後に繰り返し会議のスケジュールと参加者の状態を検証する必要があります。
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繰り返し会議の連続する部分がキャンセルまたはスケジュール変更されたとき、スケジュールデータ
の更新が正しく移行されないことがあります。
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参加者は移行前に会議を受け入れる必要があります (ワークフローを終了させます)。このようにしない
と、移行の更新が正しく行われません。
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移行したタスクに .JPG 添付ファイルが含まれる場合、このファイルを開くときに問題が発生することがあ
ります。
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Microsoft Excel のワークシートデータは正しく移行されません。
Outlook で作成したタスクを Domino に移行すると、タスクの [詳細] タブの内容が失われます。
移行されたメモに添付ファイルが含まれているとき、Notes ユーザーがこのメモに履歴付きで返信する
と、2 つのファイルが添付されます。1 つはオリジナルの添付ファイルで、もう 1 つはファイル文書のイ
メージです。
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Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
Domino Web Access についての情報の入手先
ヘルプの入手
Domino Web Access の管理についての情報は、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』 を参照してください。加
えて、Domino Web Access を使う前に次を参照してください (メモ: Domino Web Access は、以前は iNotes Web
Access という名称でした)。
z
IBM Redbook、iNotes Web Access Deployment と Administration Guide (
http://www.redbooks.ibm.com/pubs/pdfs/redbooks/sg246518.pdf) - iNotes Web Access の管理運用に
ついてのリファレンス
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White Paper: iNotes Web Access Deployment Guide (
http://www-10.lotus.com/ldd/notesua.nsf/find/inotes) - Redbook よりひんぱんに更新され、最新の情
報が含まれていることがあります。6.0 用に新しい Red Book が公開されるまで、R5.0.11 用の iNotes
Web Access Deployment Guide を参照してください。
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Web サイト文書で [HTML フォームに UTF-8 を使用] がデフォルトで [いいえ] になっている
メモ この問題は、Notes/Domino 6 英語版を使用した場合に該当します。
重要: [HTML フォームに UTF-8 を使用] のデフォルト値は [はい] でなければなりません。コンテキストヘルプ に
デフォルトが [いいえ] であると説明されているのは間違いです。
デフォルト値を [はい] に変更しない場合は、すべてのフォームのエンコードがデフォルトでネイティブコードになり
ます。
サーバーを UTF-8 に設定し、ユーザーが文書を複数言語で保存できるようにする
HTTP サーバーには、Web クライアントで作成した英語以外の言語の文書を保存するサーバーの機能を制限す
る設定がデフォルトでされています。HTTP サーバーが ASCII でなく UTF-8 で処理するように切り替える必要が
あります。以下がその方法です:
1. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
2. [サーバー] をクリックし、[すべてのサーバー文書]をクリックします。
3. (HTTP タスクを実行しているサーバーの) Web サーバー文書を開き、[サーバーの編集] をクリックします。
4. [インターネット] タブを選択し、[Domino Web Engine] タブを選択します。
5. [出力に UTF-8 を使用] に「はい」を選択します。
Associated SPRs:
HKIA5E2K5U
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Domino Web Access Instant Messaging 連絡先の同期
Domino Web Access の以前のリリースでは、Instant Messaging 連絡先はメールサーバーに保存され、Sametime
サーバーに保存されている Instant Messaging 連絡先とは同期できませんでした。In 6.5.2 では、次の手順に従っ
て、Domino Web Access Instant Messaging リストを Sametime サーバーに転送できます。
1. Domino Web Access で、[チャット] をクリックします。
2. [Instant Messaging - チャット] ダイアログボックスの空いている部分にマウスカーソルを移動し、右クリックし
ます。
3. [ローカルの連絡先リストを Sametime サーバーに送信する] をクリックします。
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Domino Web Access N/D 6 メールテンプレートの選択
Linux Mozilla ブラウザのサポートも含め、現行リリースの Domino Web Access (iNotes) の新機能を使用するに
は、ユーザーを登録するときに、メールシステムとして [Domino Web Access] を指定し、メール用の詳細設定で
[Domino Web Access (6)] (iNotes6.ntf メールテンプレート) を選択してください。
テンプレートと Domino Web Access のインストールの詳細については、このリリース情報の「Domino Web Access
のインストール」を参照してください。
ユーザーの登録時
ユーザーを登録するとき、[ユーザー登録 -- 新規登録] ダイアログボックスにおいて、[メールシステム] フィール
ドで [iNotes] が選択され、[メールファイルテンプレート] で [Domino Web Access (6)] が選択されていることを確
認します。ユーザー登録の詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。
登録ポリシー設定文書
登録ポリシー設定文書を作成するときに、[メール] タブの [メールシステムを選択] で [Domino Web Access] を選
択し、[メールテンプレート] フィールドに「iNotes6.ntf」と入力します。ユーザー登録の詳細については、『Domino
Administrator ヘルプ』を参照してください。
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Domino Web Access オフライン言語の問題
インストールされるオフライン言語は、常に Domino Web Access テンプレートの言語に一致します。たとえば、
Domino Web Access テンプレートのフランス語バージョンは、フランス語のファイルセットを使用します。これは、
DOLS のインストールによって、自動的にダウンロードされ、適用されます。
Associated SPRs:
EGLN5JWHU8
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Domino Web Access から Web メールへの切り替え
Domino Web Access から Web メールに切り替えられます。URL パラメータ設定 (&ui=argument) を使ってWeb
メールと iNotes Web Access を簡単に切り替えられます。以下の 1 つめの例は Domino Web Access ユーザーイ
ンターフェースでユーザーのメールを開く方法、2 番目の例は Web メールユーザーインターフェースに切り替える
方法です。
http://www.acme.com/mail/jsmith.nsf?OpenDatabase&ui=inotes
http://www.acme.com/mail/jsmith.nsf?OpenDatabase&ui=webmail
ユーザーが Domino Web Access (ui=inotes) または Web メール (ui=webmail) に切り替えると、その状態がサー
バーで記憶されます。サーバーで基本認証がセットアップされていると、その状態はこのデータベースに対するこ
れ以降のすべての URL に影響します。
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Domino Web Access での Sametime の構成設定
iNotes_WA_SametimeProtocol
構文: iNotes_WA_SametimeProtocol=value
説明: Sametime サーバーへのアクセスのために、現在の Web ページのプロトコルを使用したくないときに、値を
「https:」または「http:」に設定します。たとえば、現在のプロトコルが http で、https: の使用を強制したいときは、
次のように設定します。
iNotes_WA_SametimeProtocol=http
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: 現在の Web ページのプロトコル
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
メモ: NOTES.INI 設定の「iNotes_WA_STLinksCodebase=URL」を使用して、STLinks ツールキットをロードする URL
を指定した場合は、iNotes_WA_SametimeProtocol 設定は適用されません。「iNotes_WA_STLinksCodebase=URL」
を使用する前に、iNotes_WA_SametimeProtocol (または iNotes_WA_SametimeServer) を使用して Sametime の
セットアップの問題を解決することをお勧めします。 iNotes_WA_SametimeServer に関する情報は、『Domino
Administrator ヘルプ』の「リファレンス」セクションの「NOTES.INI 設定」に記載されています。
iNotes_WA_SametimeOrg
構文: iNotes_WA_SametimeOrg=value
説明: 1 に設定すると、現在のユーザーの組織 (名前の O= の部分) が Sametime に渡されます。xSP 環境で
は、この設定は必須です。
1 = 現在のユーザーからの組織を使用する
<organization value> は、ユーザー名の「O=」の部分の代わりに、指定された組織の値を Sametime に渡します。
メモ: このリリースでは、値として 0 は使用しないでください。0 を使用すると、組織名としてゼロが渡されてしまい
ます。
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: stlinks (Sametime) にログインするときに、組織の値を渡しません。
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_SametimeNameFormat
構文: iNotes_WA_SametimeOrg=value
説明: ログイン、在席確認のために Sametime に渡される名前の形式を調整したり、RFC821 名を渡すかどうか
を指定できます。値には、4 桁までの数値を順番にしたがって含められます。
例:
iNotes_WA_SametimeOrg=1011
次の値が適用されます。
最初の桁 (左端) -- リンクを用意してチャットセッションを開始する Sametime ルーチンに渡す名前の形式を制御
します。
0 = 正規形式の短縮形を使用する (例: Joe User/Acme) [デフォルト]
1 = 完全な正規形式を使用する (例: CN=Joe User/O=Acme)
2 = 正規形式の短縮形だが、名前のコンポーネントの区切りにはカンマ (,) を使用する (例: CN=Joe
User,O=Acme)
3 = 共通名のみを使用する (例: Joe User)
2 番目の桁 -- RFC821 アドレス (例: Joe [email protected]) を Sametime に送信するかどうかを制御します。
0 = 送信しない
1 = 送信する [デフォルト]
3 番目の桁 -- Sametime ログインルーチンに渡す名前の形式を制御します。
0 = 正規形式の短縮形を使用する (例: Joe User/Acme)
1 = 完全な正規形式を使用する (例: CN=Joe User/O=Acme) [デフォルト]
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2 = 正規形式の短縮形だが、名前のコンポーネントの区切りにはカンマ (,) を使用する (例: CN=Joe
User,O=Acme)
3 = 共通名のみを使用する (例: Joe User)
4 番目の桁 -- デバッグ用です。ユーザーがリンクの上にマウスカーソルを置くと、Sametime に渡された名前と同
じ名前が表示されます。この機能をオンにするときは、4 番目の桁に任意の文字を記述します。
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: 011
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
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02 お読みください
Domino Web Access でのインターネットパスワードの変更
インターネットパスワードを変更した場合、サーバーの管理プロセス (Adminp) が実行されてその変更が有効にな
るまでの時間を計算に入れます。Adminp プロセスがサーバー上で実行される頻度の設定により、どのロケーショ
ンでも 5 分から数時間の待ち時間が必要になります。
インターネットパスワードと Notes パスワードが異なる場合、次のようになります。
z
DOLS によって最初にオフラインのメールファイルを同期しようとすると、[パスワードの同期] ダイアログが表
示されることがあります。この画面が表示されたら、同期パスワードを Notes パスワードに設定する必要があ
ります。DOLS によってこのパスワードが購読の同期プリファレンスに自動的に保存されます。ブラウザで
データベースにオフラインでログインする場合は、ブラウザにオンラインでログインするときと同じインターネッ
トパスワードを使用します。
z
オフラインのメールファイルがローカルで暗号化されている場合、Notes パスワードに対する購読の同期パス
ワードが正しく設定されていないと、オフラインのメールファイルを開いたときに HTTP 500 Server 内部エラー
が発生します。DOLS Sync Manager でメールファイルの購読エントリを選択し、[プレリファレンス] - [セキュリ
ティ] ダイアログボックスを選択して同期パスワードを設定します。
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Domino Web Access での添付ファイルの使用
Domino Web Access での添付ファイルの使用について以下に説明します。
添付ファイルサイズの限度
添付ファイルサイズは、管理者がサーバー文書に定義する次の 2 つのパラメータに基づいています。
z
[インターネット] - [HTTP] タブの [HTTP プロトコル制限値] セクションにある [最大要求内容サイズ] フィー
ルド (デフォルトは 10000 KB)
z
[インターネット] - [Domino Web Engine] タブの [投稿データ] セクションにある [最大投稿データサイズ]
フィールド (デフォルトは 10000 KB)
添付ファイルのサイズが上記の制限を超えると、Web ブラウザがハングする可能性があります。サーバーでの添
付ファイルの最大サイズについては、サーバー管理者に問い合わせてください。
Notes と Domino Web Access の両方を使用した、添付ファイル付きのエントリの編集
Domino Web Access は、繰り返しタスクエントリと繰り返しカレンダエントリにある添付ファイルの更新を許可しま
せん。Domino Web Access クライアントも使用してそれらのエントリにアクセスするときは、Notes Client を使って
添付ファイルを更新しないことをお勧めします。更新すると、あとでDomino Web Access クライアントでそれらのエ
ントリにアクセスするときに Domino Web Access の警告メッセージが表示されることがあります。
Associated SPRs:
STER5MQ9PK
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Domino Web Access では代理人は暗号化されたメールの読み込みや送信はできない
メールファイルに依頼人の Notes ID が含まれる場合でも、代理人は暗号化されたメールを読むことができず、署
名されたメールおよび暗号化されたメールを送信できません。
送信者が、代理人と依頼人の両方に向けて暗号化した場合は (たとえば、二人とも同じグループのメンバーであ
るときなど)、代理人は暗号化されたメールを読むことができます。
Associated SPRs:
STER5PR8NR; STER5PW6AG
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Domino Web Access のポータルビュー
ポータルビューの上部のスペースを減らすために、ブランドが削除されました。日付ナビゲータは、省略可能な左
側のパネルに移動されました。また、スペースを確保するために、[ごみ箱] は左側のパネルから削除されていま
す。
ポータルビューで「Domino Web Accessについて」の情報を表示するには、[プリファレンス] を開き、[About] ボタ
ンをクリックしてください。
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Domino Web Access は IE でのみデフォルトのメールクライアントにできる
Domino Web Access (iNotes Web Access) をデフォルトのメールクライアントとして設定すると、Domino Web
Access は Microsoft Internet Explorer (IE) のデフォルトのメールクライアントとしても設定されます。しかし、MS
Word や MS Excel などの他のプログラムにアクセスするときは、Domino Web Access はデフォルトのメールクライ
アントにはなりません。また、このリリースでは、IE の [ツール] - [メールとニュース] にある [リンクの送信] と
[ページの送信] の 2 つのオプションは機能しません。
Domino Web Access をデフォルトのメールクライアントとして設定する方法については、オンラインヘルプのトピッ
ク「その他のプリファレンスを設定する」を参照してください。
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Domino Web Access ユーザーの名前変更プロセス
システム管理者が名前の変更を開始した後、Notes ID を発行された Domino Web Access ユーザーがプロセスを
成功させるためには、ユーザー自身の Notes ID にアクセスできることが必要です (このユーザーは、Domino ディ
レクトリのユーザー文書に、Notes の認証済みパブリックキーを持っています)。ユーザーの DWA メールファイル
に、ユーザー自身のインポート済みの Notes ID のコピーが含まれるときは、暗号化されたメールの復号または暗
号化されたメールの送信のいずれかによって、名前変更プロセスの再開が許可されます。インポートされた
Notes ID のコピーがユーザーのメールファイルに含まれないときは、その Notes ID をインポートするか (Domino
Web Access のセキュアメール機能を使用するために必要)、Notes Client を使用して Notes ID にアクセスしてく
ださい。
Associated SPRs:
PTHN5PSQL7; DMNL4YCMWG
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Domino Web Access 用の Sametime の設定
Domino Web Access 用の Samtetime の設定の詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』のトピック
「Domino Web Access と Sametime を設定する」を参照してください。
Domino/Sametime 環境でサポートされている認証方式
Sametime を Domino Web Access と共に使用するには、LTPA (Lightweight Third Party Authentication) トークン
を生成する Domino シングルサインオン (SSO) 認証、または [Secrets and Tokens] 認証データベースのどちら
かを使用します。
Secret と Token による認証の場合は、Sametime サーバーから STAuthS.nsf を Domino サーバーディレクトリに
複製します (メモ: Unix ではファイル名の大文字と小文字は区別されます)。Secret と Token による認証は、
Domino Server の起動後に開始されます。
クラスタ環境で Sametime サーバーを設定する
複数の Sametime サーバーを使用する方法の詳細については、http://www.lotus.com/ldd/doc にある
『Sametime システム管理者ガイド』を参照してください。
同じドメイン内にある Sametime サーバーと Domino Server
単一の Domino ドメインで、クラスタ化された Domino Web Access、Sametime サーバー、および LTPA トークンと
ともに Sametime サーバーを設定するには、次の手順に従ってください。
1. Sametime サーバークラスタを作成します。
2. LTPA トークンを作成します (シングルサインオンに参加するすべてのサーバーを入力します)。
3. [HTTP サーバー] - [セッション認証] を [Multiple Server (SSO) with the LTPA token] に設定します。
4. 各 Domino Web Access ユーザーのユーザー文書の [Sametime サーバー] フィールドに、Sametime クラスタ
名を入力します。メモ: この方法を使用する場合、Sametime クラスタの名前を持つ仮のサーバー文書を作成
する必要があります。別の方法として、サーバー設定文書の [Domino Web Access] タブで、[Set an Instant
Messaging server hostname for all DWA users] を使用することもできます。
異なるドメイン内にある Sametime サーバーと Domino Server
異なるドメイン内にある Sametime サーバーと Domino Web Access サーバーの相互ドメイン設定を行うには、次
の手順に従ってください。
1. 双方のドメインをお互いに相互認証します。
2. Sametime サーバーでディレクトリアシスタントを設定します。
3. シングルサインオン (SSO) を設定している場合は、手順 4 に進んでください。SSO を設定していない場合
は、STAuthS.nsf を Domino Web Access サーバーに複製します (UNIX サーバーでは、ファイル名の大文字
と小文字は区別されます)。
4. Domino Web Access サーバーの Domino ディレクトリで、Sametime サーバーのサーバー文書を作成しま
す。次のフィールドに入力します。別の方法として、サーバー設定文書の [Domino Web Access] タブで、[Set
an Instant Messaging server hostname for all DWA users] を使用することもできます。この設定を使用する場
合は、手順 5 を省略して、手順 6 に進んでください。
[サーバー名]
z
[ドメイン名]
z
[完全なインターネットホスト名]
z
[Sametime サーバーかどうか]
5. 各 Domino Web Access ユーザーのユーザー文書の [Sametime サーバー] フィールドに、Sametime サー
バー名を入力します。
6. stlinks フォルダの内容を Sametime サーバーから Domino Web Access サーバーへコピーします。「<データ
ディレクトリ>/domino/html/sametime/stlinks」というパスがない場合は、このパスを作成します。
z
メモ: デフォルト以外のポートを使用して Sametime サーバーが設定されている場合は、[完全なホスト名] フィー
ルドに「ホスト名:ポート」と入力する必要があります。
比較表
サポート
チャット
Instant Messaging
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Domino Web Access 5.x to 6.0
IE
Mozilla/Netscape ブラウザ
チャット
ミーティング
マルチメディア
Sametime コネクト、Notes などの他
の Sametime クライアントとのコンタ
クトリストのレコードの共有
サポートする
サポートしない
サポートする
サポートしない
サポートしない
サポートしない
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Domino Web Access 6.5x と
Sametime Server 3.1
サポートする
サポートする
サポートする
サポートする
サポートする
サポートしない
ブラウザのアドレス
6.5 の Sametime 統合機能は、Sametime サーバーと直接通信するブラウザの能力に依存しています。これは、
Sametime サーバーの完全修飾インターネットホスト名が、ブラウザ側で解決できなければならないことを意味し
ます (たとえば、IM/Acme という Domino Server の完全修飾インターネットホスト名は im.acme.com のようになり
ます)。
このため、DNS がこのアドレスを解決するか、その他のメカニズム (たとえば、ローカルのオペレーティングシステ
ムの hosts ファイルを編集するなど) を使用して適切な IP アドレスを得る必要があります。
Internet Explorer ブラウザの問題
Microsoft Internet Explorer version 6 で Sametime リンクを使用する場合は、Internet Explorer JVM のインストー
ルが必要です。Sun の Java プラグインはサポートされていません。
Mozilla/Netscape ブラウザのサポートの問題
Sametime サーバー 3.1 以降を使用する必要があります。
Instant Messaging のトラブルシューティング
Instant Messaging のアイコンが、Domino Web Access メールおよびコンタクトリストに表示されない場合は、次の
点をチェックしてください。
z
Sametime サーバーは起動しているかどうか。stlinks が正しく実行されていることを確認するには、Sametime
サーバーディレクトリ \trace\stlinks.txt ログファイルを調べます。
z
すべての ST**** サービスが実行されているどうか。[コントロールパネル] - [サービス] を調べます。
Sametime サーバーが完全に起動しているときは、すべての ST**** サービスが実行されているはずです。
もし、実行されていない ST**** サービスがあるときは、まず、STComminity サーバーを起動します。この
サービスが起動できないときは、ネットワーク接続と Sametme サーバーのログファイルを確認してください。
z
\stlinks ディレクトリとファイルが、Sametime サーバーとアプリケーションサーバーの両方のディレクトリにあ
るかどうか。
z
ユーザーがプリファレンスで Instant Messaging を有効にしているかどうか。
z
ユーザーのユーザー文書で Sametime サーバー名が設定されているかどうか。
z
Sametime サーバーのデフォルトのトンネリングポート 8082 を使用してください。このポート番号を変更する
と、Sametime 接続が失敗します。
z
http:// プロトコルは Sametime サーバーにのみ使用してください。
z
Sametime サーバーを 2.5 から 3.0 または 3.1 にアップグレードするとき、stlinks が機能していない場合は、
次のファイルを削除してください。
<ドライブ名>:\Lotus\Domino\ibm-jre\jre\lib\ext\ibmjcaprovider.jar
現在の Sametime サーバーのバージョンを確認する
1. Sametime サーバーが Windows プラットフォームで実行されている場合は、「http://<sametime サーバーの
ホスト名>/stcenter.nsf」という URL を入力します。他のプラットフォームの場合は、大文字と小文字の違いに
よる問題を避けるために、「<sametime サーバーのディレクトリ>/data/stcenter.nsf」を探します。大文字と小
文字は表示どおりに入力してください。
2. ページの一番下で、[システム管理サーバー] - [ヘルプ] - [Sametime について] をクリックします。
参考資料
Sametime サーバー 3.1 のマニュアルは、http://www.lotus.com/ldd/products.nsf/products/sametime で入手で
きます。Sametime の無料トライアル版を選択してください。
『Sametime 3.1 システム管理者ガイド』は、 http://www.lotus.com/ldd/doc からダウンロードできます。
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Domino Web Access 用の追加設定
次の NOTES.INI 設定を使用して Domino Web Access セッションをカスタマイズできます。
iNotes_WA_DisableBothFormats
構文: iNotes_WA_DisableBothFormats=value
説明: この設定を使用すると、メッセージをプレーンテキストと HTML フォーマットの両方で送信する機能をオフに
することができます。
0 - オン
1 - オフ
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_DisableRecodeMIMECharset
構文: iNotes_WA_DisableRecodeMIMECharset=value
説明: デフォルトでは、Domino Web Access のキャラクタセットがキャラクタセットグループのデフォルトのキャラク
タセットでない場合、Domino Web Access はどのテキスト部分のキャラクタセットも再コーディングします。この設
定を使用すると、このような動作をオフにすることができます。
0 - オン
1 - オフ
適用: iNotes6.NTF ベースのテンプレートを使用する Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_PortalLogout
構文: iNotes_WA_PortalLogout=value
説明: 1 に設定すると、ログアウトオプションがポータルに提供されます。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_PortalOffline
構文: iNotes_WA_PortalOffline=value
説明: 1 に設定すると、オフラインオプションがポータルに提供されます。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_PortalSkipEndIESession
構文: iNotes_WA_PortalSkipEndIESession=value
説明: この設定を使用すると、ポータルセッションで (&ui=portal のセッションを使用しているとき)、Domino Web
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Access をログアウトするときに、他の Web アプリケーションがログアウトされるのを防げます。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_SessionCheck
構文: iNotes_WA_SessionCheck=value
説明: Domino Web Access クライアントが、要求を送信する前に、サーバーへの接続が存在するかどうかを検出
できるようにします。この設定によって各 POST オペレーションごとに追加の HTTP 要求が発生しますが、Web
サーバーのダウンやネットワークの問題によってユーザーのデータが失われるなどの可能性を大幅に削減できま
す。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
iNotes_WA_SkipEndIESession
構文: iNotes_WA_SkipEndIESession=value
説明: この設定を使用すると、開かれている他の Web ページが、Domino Web Access のログアウトによって悪い
影響を受けるのを防ぐことができます。Domino Web Access コントロールが使用されているとき、Domino Web
Access は、自分自身のログアウトの一部として、IE セッションを終了する呼び出しを行います。この呼び出しに
よって、IE メモリと、この IE プロセスで使用されている メモリ Cookie (または、このプロセスによって生成されたす
べての子プロセス) 内のすべてのログインクリデンシャルが消去されます。ユーザーは、この設定を使用する代わ
りに、IE の異なるインスタンスを使用して別の Web サイトにログインすることも選択できます。ユーザーは、デスク
トップ、クイック起動ツールバー、または [スタート] メニューを使用して、追加インスタンスを開始できます。 ユー
ザーがこの方法で追加インスタンスを開始すると、Domino Web Access のログアウトは他の IE ウィンドウに影響
を与えます。
0 - この設定を無効にする。
1 - この設定を有効にする。
適用: Domino Web Access コントロールを使用する Domino Web Access IE クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
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iNotes_WA_SametimeJavaConnect のデフォルト設定が正しくない
『Domino Administrator 6.5.1 ヘルプ』では、この設定のデフォルト値が誤って記述されていました。正しい設定は
次のとおりです。
構文Syntax: iNotes_WA_SametimeJavaConnect=value
説明: この設定を使用すると、Domino Web Access チャットのユーザーインターフェースではなく、ブラウザユーザーインター
フェース用 Sametime Connect のユーザーインターフェースを使用します。
0= オフ
1= オン
適用: すべての Domino Web Access クライアント
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: None
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iNotes_WA_STLinksCodebase=URL は適用できない
トピック「Domino Web Access 用の追加の NOTES.INI 設定」には、「iNotes_WA_STLinksCodebase=URL」の設定
が誤って含まれていますが、この設定は現在では適用することはできません。
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JRE 1.4.1_05 では Samteime インテグレーションは機能しない
JRE 1.4.1_05 では、Domino Web Access との Sametime インテグレーションは機能しません。
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Linux Mozilla での Domino Web Access 6.5.1 の制限
Linux Mozilla で Domino Web Access 6.5.1 を使用する際の制限事項を以下に示します。
全般
z
Domino Web Access に初めてアクセスするとき、次のような確認が求められます。
「A script from "International Business Machines Corporation" has requested enhanced privileges. You
should grant these privileges only if you are comfortable downloading and executing a program from
this source. Do you wish to allow these privileges?」
Domino Web Access を正常に機能させるために、[International Business Machines Corporaton からの内容
を常に信頼] をチェックし、[OK] ボタンをクリックしてください。
z
Web サイト文書で [文字セット] - [日本語] に 「EUC-JP」 を設定していると、Linux Mozilla で正常に動作しな
い既知の問題があります。
サーバーを EUC-JP 以外に設定にする:
1. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
2. [サーバー] をクリックし、[すべてのサーバー文書]をクリックします。
3. (HTTP タスクを実行しているサーバーの) Web サーバー文書を開き、[サーバーの編集] をクリックしま
す。
4. [インターネット] タブを選択し、[Domino Web Engine] タブを選択します。
5. [文字セット] - [日本語] に「SJIS」、「JIS(ISO-2022-JP)」、「UTF-8」のいずれかを選択します。
カレンダー
カレンダーのエントリには、ドラッグアンドドロップ操作はできません。
ローカルアーカイブ
ローカルアーカイブはサポートされていません。
プリファレンス
[その他] のプリファレンスで、デフォルトのメールクライアントを設定することはできません。
リッチテキストエディタ
フォント選択ダイアログボックスには、太字、斜体、フォント、色などの現在の文字プロパティが反映されません。
たとえば、フォントを選択して変更したとき、実際にフォントが変更されても、ダイアログボックスの表示は「フォント
を選択」というプロンプトに戻ります。
アラーム
アラームを繰り返すよう指定しても、別のビューに切り替えると (たとえば、メールからカレンダーへ) 、アラーム
ウィンドウはポップアップしなくなります。
チャットと Instant Messaging の統合
オンラインミーティングは Mozilla ではサポートされていません。このため、Domino Web Access ユーザーがチャッ
トに参加しているとき、[ツールの追加] をクリックしても、画面の共有、ホワイトボード、オーディオ、ビデオなどの
選択可能なオプションはまったく表示されません。
Domino Web Access Server のセットアップ
Sametime 3.1 で、Mozilla でのチャットと Instant Messaging (Sametime) の統合を有効にする必要があります。ま
た、チャットと Instant Messaging を使用するために、プリファレンスで Instant Messaging を有効にする必要があり
ます。Mozilla では、前のバージョンのチャットはサポートされていませんでした。
Sametime サーバーが Domino Web Access サーバーと同じマシン上にない場合は、Sametime に関連するファイ
ルを Sametime サーバーから Domino Web Access サーバーにコピーする必要があります。これを行うには、次
の手順に従って操作します。
1. Sametime サーバーから、data\domino\html\sametime\stlinks ディレクトリを Domino Web Access サーバー
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の同じ場所にコピーします。Sametime ディレクトリがないときは、このディレクトリを作成してください。
2. Domino Wed Access サーバー上の data\domino\html\sametime\stlinks\stlinks.jar ファイルを、Sametime
のインストール CD 2 の Toolkit\stlinksignedapplet ディレクトリにある署名済みバージョンの stlinks.jar で置
き換えます。
メモ: Domino Web Access の Sametime 用のセットアップの詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』を
参照してください。
Mozilla ブラウザのセットアップ
Instant Messaging を使用する前に、Java Plug-in 1.4.1 をインストールする必要があります (メモ: JRE 1.4.1_05 は
使用しないでください)。最初に、Java Plug-in を Linux クライアントにインストールし、次に、プラグインを示すシン
ボリックリンクを [Mozilla Installation Directory]/plugins で作成します。次の手順に従って操作してください。
cd /
ln -s /usr/java/j2re[VERSION]/plugin/i386/ns610/libjavaplugin_oji.so [Mozilla Installation
Directory]/plugins/libjavaplugin_oji.so
Mozilla を再起動します。
Java Plug-in は Java Runtime Environment の一部で、http://java.sun.com からダウンロードできます。
メモ: Java Plug-in が正しくインストールされているか確認するには、[ヘルプ] - [About Plug-ins] を選択し、プラ
グインのリストに「Java(TM) Plug-in 1.4.1_xx」があることをチェックします (xx は Java Plug-in のリビジョン番号で
す)。
オフライン
z
オフラインは、Red Hat 7.2、Red Hat 8、Red Hat 9、または SuSE 8.0 の Mozilla 1.3.1 でサポートされていま
す。また、Red Hat 8、Red Hat 9、または SuSE 8.0 で実行される Mozilla 1.4.1 の使用もサポートされていま
す。Red Hat 8、Red Hat 9、または SuSE 8.0 の Mozilla 1.3.1 でオフラインを使用するときは、「gcc-objc」(
Objective C support for gcc) という名前の Red Hat パッケージをインストールする必要があります。
z
Linux クライアントごとに Domino Web Access の 1 つのオフライン購読だけがサポートされます。すでに
Domino Web Access の購読がオフラインでインストールされている Linux クライアントに新しい購読をインス
トールする場合は、最初に、既存の購読をアンインストールする必要があります。
z
Linux クライアントでオフラインにするには、サーバー上の Domino Web Access のメールファイルにユーザー
の Notes ID が呼び出されている必要があります。ユーザーの Notes ID がメールファイルに呼び出されてい
ない場合は、サーバー上の doladmin.nsf でオフラインセキュリティポリシーを [ユーザー ID を自動的に作成]
に設定する必要があります。Linux でオフラインにするときに、「Unsupported Configuration」というエラーを受
け取ったときは、問題を解決するために、ユーザーの Notes ID をメールファイルの呼び出しまたは再呼び出
しを試みてください。
z
[Go Offline] ボタンを使用して、購読をインストール、同期、再インストールします。Linux クライアントでは、
Domino Sync Manager は使用できません。
z
オフラインメールファイルは、常にユーザーの $HOME ディレクトリにインストールされます。メモ: ユーザーの
ホームディレクトリのパスに 2 つ以上のサブディレクトリが含まれる場合は (例: /local/home/<ユーザー
名>)、インストールは失敗します。
z
インストール、同期化、オフラインの実行に問題があり、これらのサービスの 1 つがすでに実行されているこ
とを示すメッセージを受け取ったときは、システムの再起動が必要となります。システムを再起動した後で、
/usr/tmp ディレクトリから httploaded、syncing、または downloading という名前のファイルを削除してくださ
い。そして、失敗した操作をもう一度実行します。
z
Linux クライアントでオフラインを機能させるには、Notes Client ID のパスワードとインターネットパスワードが
同じでなければなりません。2 つのパスワードが異なる場合は、Notes Client で使用するパスワードに合わせ
て、インターネットパスワードを変更してください。インターネットパスワードを変更するには、メールサーバー
の Domino ディレクトリにある自分のユーザー文書で、[基本] タブのインターネットパスワードのフィールドを
編集します。
z
現在、SSO (マルチサーバー・セッションベース認証) が実行されているサーバーでのオフラインの実行およ
び X509 クライアント証明書を使用した SSL 認証はサポートされています。しかし、これらのセキュリティオプ
ションが設定されているサーバー上の Linux からオフラインにする場合、オフラインのインストール中に「アプ
リケーションパスワード」を求めるプロンプトがユーザーに表示されます。ユーザーは、この時点で、一致する
インターネット/Notes ID パスワードを入力する必要があります。このパスワードを入力しないと、同期は失敗
します。
z
Linux クライアント上の Domino Off-Line Services for Mozilla では、アンインストールはサポートされていませ
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ん。DOLS を削除する場合は、次の手順に従ってください。
1. Domino Off-Line Services をシャットダウンします。
2. ブラウザをシャットダウンします。
3. コンソールで、次のように入力します。
cd /$home
rm -f-r inotes
cd /usr/tmp
rm*
[オフライン] アイコンをデスクトップから削除するには、アイコンを右クリックし、[Delete] または [Move to
Trash] をクリックします。
現在の Mozilla ディレクトリにインストールされている次の 2 つのファイルも削除できます。
Mozilla 1.3.1
/[mozilla directory]/components/npdolctlm.xpt
/[mozilla directory]/plugins/libnpdolctlm.so
Mozilla 1.4.1
/[mozilla directory]/components/npdolctlm32.xpt
/[mozilla directory]/plugins/libnpdolctlm32.so
Associated SPRs:
STER5R239Z; LSHR5T6R4Y; MOSI5UXP9U; LSHR5V7R9J
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02 お読みください
Netscape の使用時におけるオフライン制限
次に示すケースで Domino Web Access から WebMail に切り替えるときは、iNotes6.ntf に基づくメールデータベー
スに対するオフラインサポートはもはや提供されません。オフラインサポートは、iNotes60.ntf に基づくメールデー
タベースと、mail6ex.ntf テンプレートによってサポートされるブラウザだけで利用できます。
z
URL で &ui=webmail スイッチを使用する (詳細については、このリリース情報の「Domino Web Access から
Web メールへの切り替え」を参照してください)。
z
未サポートのブラウザ経由で Domino Web Access へのアクセスを試みるときに、未サポートのブラウザの通
知で Web メールの使用を選択する。
Associated SPRs:
LSHR5L9MQ2
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02 お読みください
WebSphere Edge Server リバースプロキシは GZIP をサポートしない
GZIP 圧縮機能は、WebSphere Edge Server リバースプロキシではサポートされていません。
Associated SPRs:
STER5LWAF5
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02 お読みください
カレンダーでドラッグアンドドロップとビューでの編集を無効にする
[カレンダー] ビューでドラッグアンドドロップとビューでの編集を無効にするには、カレンダープリファレンスで次の
ように操作します。
1. [プリファレンス] をクリックします。
2. [カレンダー] を展開し、[表示] をクリックします。
3. [ドラッグアンドドロップとビューでの編集を無効にする] にチェックマークを付けます。
Associated SPRs:
STER5SQ4J2
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02 お読みください
スペルチェックを行うキャラクタセットはサーバー OS に一致する必要がある
Domino Web Access のスペルチェック機能が正しく動作するためには、スペルチェックを行うテキスト内の文字
が、Domino Server OS のキャラクタセットに含まれていなければなりません。含まれていない場合は、スペル
チェックエンジンが文字を正しく解釈できないことがあります。
Associated SPRs:
EROU5NDNYM
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ポータルビューで Domino Web Access のリダイレクトを使用する
個人オプションを有効にしてユーザーが Domino Web Access をポータルビューに表示できるようにしたときは、
次の NOTES.INI 変数を使用して、ポータルビューで [ログアウト] ボタンと [オフライン] ボタンも有効にする必要
があります。
iNotes_WA_PortalLogout=1
iNotes_WA_PortalOffline=1
Associated SPRs:
EROU5SBLBY
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02 お読みください
一時ディレクトリは Domino Web Access セッションの後に削除される
Domino Web Access メールでユーザーが添付ファイルを開くと、文書は一時的に一時フォルダに保存されます。
一時フォルダが存在しないときは、Domino Web Access によって自動的に作成されます。ユーザーが Domino
Web Access のセッションを終了 (ログアウト) すると、このフォルダは削除されます。
Associated SPRs:
TGOO5JPB92
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追加サーバーセットアップでのダイヤルアップ設定
現在、新しい Domino Java セットアップには、ダイヤルアップポートを設定する機能がありません。Domino ディレ
クトリを指定する画面で、ダイヤルアップ接続の使用オプションを有効にすると、Domino サービスの詳細設定画
面が表示されます。この画面で、モデム経由で接続する最初の Domino Server の電話番号を指定し、使用する
COM ポートを選択して、リストからモデムドライバを選択します。また、この画面には [ポートの設定] と [接続す
るスクリプト] という 2 つのボタンがありますが、現時点では使用できません。これらのボタンを選択すると、「This
function has not been implemented yet」というメッセージが表示されます。これらの機能が実装されると、COM
ポート設定の構成とダイヤルアップ接続の自動スクリプトの使用が可能になります。
Associated SPRs:
RBUE56VK99
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names.nsf 以外の Domino ディレクトリファイル名
現在、新しい Domino Java セットアッププログラムを使用して、「names.nsf」以外のファイル名を持つ Domino ディ
レクトリがある最初のサーバーに対して、追加サーバーのセットアップを行うことはできません。
Domino には、「Names=<ファイル名>」という notes.ini パラメータを使用してサーバーの Domino ディレクトリの名
前を変更する機能があります。この機能によってサーバーは、指定したファイル名で Domino ディレクトリを検索し
ます。ただし、最初のサーバーでこの機能を使用していると、追加サーバーをセットアップする際に最初のサー
バーに接続できません。追加サーバーのセットアップに失敗し、names.nsf ファイルがないことを示す「ファイルが
ありません」というエラーが表示されます。
Associated SPRs:
VDSE56VNKF
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NCSOW.jar と NCSOC.jar がキットから削除されました
以前のリリースの Notes/Domino には、Websphere で実行されている Java アプリケーションで CORBA リモート
lotus.domino クラスを使用できるように、NCSOW.jar アーカイブが用意されていました。これにより、NCSOW.jar
アーカイブが存在しない場合にNCSOW.jar や NCSOC.jar を使用すると発生するクラスの競合が解消されていま
した。現在ではクラスの競合が解消されたので、Notes/Domino キットから NCSOW.jar アーカイブが削除されまし
た。
また、NCSOC.jar アーカイブもキットから削除されています。R5 のキットには、圧縮されている JAR アーカイブと
圧縮されていない JAR アーカイブ がありました。Notes/Domino 6 には、圧縮されている JAR アーカイブしかあ
りません。
レビュー用にNotes/Domino 6 キットに含まれている NCSO アーカイブは次のとおりです。これらの内容はすべて
同じですが、パッケージ方法が異なります。
CORBA リモート lotus.domino API アーカイブ:
NCSO.jar
NCSO.cab
Associated SPRs:
KSMH58PS3S
JDK JAR ユーティリティによる圧縮アーカイブ
Microsoft CABARC ユーティリティによるアーカイブ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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Domino セットアップでの ID の再使用
Domino Server セットアッププログラムを使用すると、以前の Domino Server のサーバー ID、認証者 ID、および
管理ユーザー ID を再使用できます。その結果、管理者は、サーバーのクリーンインストールでサーバーの ID を
作成し直すことができます。
Lotus Domino 6 の場合、既存の ID ファイルの再使用を有効にするチェックボックスをオンにしても、画面の既存
のフィールドは変わりません。たとえば、既存のサーバー ID ファイルを再使用するためにチェックボックスをオン
にしても、[サーバー名] フィールドは空白のままです。認証者 ID から情報を取得する [組織] フィールド、および
[管理者名] フィールドについても同様です。これらのフィールドに矛盾する情報を入力すると、サーバーセットアッ
プが壊れます。これらのフィールドに追加する情報と ID ファイルに保存されている情報が正確に一致することが
重要です。
Associated SPRs:
KBAR534KDH
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02 お読みください
Domino Java セットアップを実行するための Unix システムディスプレイのロック解除
ほとんどの Unix システムでは、デフォルトでアクセス制御をオンにして新しいシェルが作成されます。その結果、
新しい Domino Java セットアッププログラムなどのアプリケーションでは、ウィンドウを作成しようとして Xlib エラー
が発生します。
システムディスプレイのロックを解除するには、アプリケーションを実行するユーザーとしてログインし、次のコマン
ドを入力します。
xhost +
これにより、システムのアクセス制御が無効になり、Domino Java セットアッププログラムを起動できます。
アクセス制御を最初に無効にせずに Domino セットアップを起動しようとすると、一例として次のようなエラーメッ
セージが表示されます。
Xlib: connection to ":0.0" refused by server
Xlib: Client is not authorized to connect to Server
Exception in thread "main" java.lang.InternalError: Can't connect to X11 window server using ':0.0' as the
value of the DISPLAY variable.
Please edit your shell's DISPLAY environment variable to reflect an unlocked terminal that you would like
to launch the Domino Setup Program on.
また、シェルの DISPLAY 環境変数が実行中の X Window セッションを指していなければならない場合がありま
す。たとえば、telnet を介して別のシステムに接続している場合、使用中のシステムを指すように DISPLAY 変数
を変更する必要があります。このような場合は必ず、システムディスプレイのポート番号 (つまり システム名:0.0)
を含めてください。
Associated SPRs:
JBAA587LZY
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02 お読みください
Windows 2000 - admin.id を保存するパスの間違い
Domino のセットアップでオプション [ローカルに ID ファイルのコピーを保存する] を選択すると、サーバーのパス
が表示されるはずですが、異なるパスが表示されます。
管理者は、admin.id ファイルを保存する正しいパスを手動で設定する必要があります。
Associated SPRs:
EDMO58DMBS
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02 お読みください
Domino 6 リモートサーバーセットアップには Java 2 バージョン 1.3.1 が必要です
『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』データベースの「Domino Server セットアッププログラムをリモートで使用
する」のトピックに記載されているように、Notes または Domino 6 がインストールされていない場合、リモートサー
バーセットアップ機能で使用するワークステーションに Java ランタイム環境 (JRE) がインストールされている必要
があります。
Notes/Domino 6 のインストールに含まれている Java のバージョンは、Java 2 バージョン 1.3.1_02 です。この
バージョンは、リモートサーバーセットアップ機能と互換性があります。Java 2 バージョン 1.4.1 JRE を使用してい
る場合は、Java セットアッププログラムで問題が発生する場合があることがわかっています。たとえば、[Domino
Advanced Services] パネルに Domino サービスのリストが表示されません。また、このバージョンの Java を使用
している場合、タブボタンを使用してフィールド間を移動する機能が無効になっているように見えます。
回避策
Notes も Domino もインストールされていないシステムでリモートサーバーセットアップ機能を使用する場合、Java
ランタイム環境のバージョンが Java 2 バージョン 1.3.1 であることを確認してください。このバージョンなら、リモー
トセットアップ機能が正常に機能します。
Associated SPRs:
ALEE5CLRZ4; ALEE5D9KWK
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02 お読みください
Domino のプロファイル設定でファイルシステムからシステムデータベースを取得できない
Domino Server セットアッププログラムには、ユーザーがサーバーのシステムデータベースを Domino Server から
複製せずに、CD やネットワークドライブを含むファイルシステムから取得できるように追加のサーバーをセット
アップするオプションがあります。このオプションは、タイトル [Domino Server のシステムデータベース] のパネル
のチェックボックスフィールド [システムデータベースを CD やほかのメディアから取得する] により選択できます。
また、Domino Server セットアッププログラムではサーバーのセットアッププロフィール を記録することができま
す。セットアッププロフィールはサーバーの設定情報を記録するファイルで、ローカル、リモートのどちらでも、また
サイレントオプションで適用することができます。サーバーのセットアッププロフィールを適用すると、指定された
サーバーで記録された設定情報を使用するように設定されます。
現在、サーバーのセットアッププロフィールの記録処理に問題があるため、[システムデータベースを CD やほか
のメディアから取得する] オプションを選択しても認識されません。ユーザーがこのオプションを選択してプロファイ
ルを記録し、そのプロファイルを使用してサーバーを設定した場合、オプションが適用されません。
この問題を回避するには、サーバーのプロファイルの設定でドメインサーバーからシステムデータベースを取得で
きるようにするか (この場合、指定したドメインサーバーが稼動中で、かつネットワーク全体から到達可能であるこ
とが必要)、プロファイルを使用せずにサーバーセットセットアップを (ローカル、またはリモートで) 実行してくださ
い。
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02 お読みください
Linux - 双方向の組織名を使用するとセットアップが停止します
Linux 対応版 Domino のセットアップ時に、組織名に双方向文字を使用すると、セットアップが停止します。
回避策
Windows マシンでリモートサーバーセットアップ機能を使用して、Linux 版 Domino をセットアップします。リモート
サーバーセットアップについて詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』を参照してください。
Associated SPRs:
ASAI5B2C2V
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02 お読みください
Unix から W32 へのリモートサーバーセットアップはサイレントにできません
Unix システムをリモートセットアップクライアントに使用してリモートサーバーセットアップを実行すると、 W32 シス
テム (Windows 2000 または Windows NT 4) 上のサーバーセットアップで問題が発生します。
この問題は、ユーザーが「サイレントセットアップ」オプションを使用した場合のみ発生します。この問題は次のコ
マンドラインで発生します。
remotesetup < serverhost > -silent <path to Setup Profile > =<path to notes.ini on serverhost > -pb
「サイレントセットアップ」オプションでは、サーバーをリモートセットアップするために notes.ini ファイルへのパスが
必要であるため、この方法では問題が発生します。しかし、Unix システム上のリモートセットアップクライアントで
は、W32 のパス、例えば「C:\Lotus\Domino\Data\notes.ini」を解釈することができません。このため、Setup プロ
グラムは次のエラーメッセージを (サイレントセットアップのログ出力が書き込まれる) errorlog.txt ファイル に書き
込みます。
「Could not find 'notes.ini' as specified on command line 」
この問題の回避策として、Unix システム上のリモートセットアップクライアントは GUI モードでのみ使用してくださ
い。プロフィールを使用する場合は、次のように「remotesetup」コマンドの「-playback」 オプションを指定してくださ
い。
remotesetup < serverhost > -playback
または
remotesetup < serverhost > -pl
これにより、ユーザーはセットアップするサーバーホストを手動で選択し、Unix のリモートクライアントシステム上
でプロフィールを GUI モードで続けることができます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
JavaConsole はディレクトリ名として最大 236 文字をサポート
Domino Server 6.0.x または 6.5 の JavaConsole は、Domino プログラムディレクトリまたはデータディレクトリの名
前として、Domino Server よりも少ない文字数しかサポートしません。
Domino 6.5.1 では、JavaConsole が修正され、ディレクトリ名として最大 236 文字をサポートするようになりました
(プログラムディレクトリまたはデータディレクトリ)。
Associated SPRs:
JBAA5MRSBM
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02 お読みください
NCSO.jar には Java 2 環境が必要
以前は、NCSO.jar には org.* パッケージにあるいくつかのクラスが含まれていました。6.0.2 のリリース以降、
NCSO.jar や NCSO.cab には、これらのクラスは 1 つも組み込まれなくなりました。これは、問題となるクラスが
Java ランタイムと共に出荷されるクラスと競合する事例が発見されたためです。そのため、NCSO.jar では、クライ
アントまたはブラウザの Java 2 環境へのアクセスが必要になりました。
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02 お読みください
Notes Web ページを表示するには JVM が必要
Notes Web ページを表示するには、Java 仮想マシン (JVM) が必要です。追加情報については、このリリース情
報の「Win 32 での Java サポート」を参照してください。
Associated SPRs:
JWOS5L87Z7
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02 お読みください
LAN 接続が必要な場合、ロケーション文書にサーバーアドレスを指定しなければならない
ローミングサーバーに接続するために、ローカルエリアネットワークの接続文書を要求するロケーションからの
ローミングのアップグレードに問題があった場合、現在のロケーション文書の [サーバー] タブの [ホーム/メール
サーバー] フィールドに、完全なホスト名が指定されていることを確認してください。
たとえば、ローカルエリアネットワークの接続文書の [受信側サーバーアドレス] フィールドに serverx.ibm.com が
指定されている場合、現在のロケーション文書の [ホーム/メールサーバー] フィールドにも serverx.ibm.com が指
定されていなければなりません。
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02 お読みください
Mac のローミングパスワードを変更するにはキーチェーンアクセスを使用不可にする必要が
ある
Macintosh に設定されたローミングユーザーの場合、パスワードキーチェーンアクセスを使用可能のままパス
ワードを変更しようとすると、誤ったパスワードが指定されたことを示す次のメッセージを受け取ります。
「パスワードが違います。(大文字小文字を正しく指定してください)」
[OK] をクリックすると、そのダイアログが続けて表示されます。これは、Notes が新規パスワードを要求するとき
に、キーチェーンアクセスが旧パスワードを設定しているためです。
この場合は、Notes のパスワードキーチェーンアクセスを一時的に使用不可にする必要があります。Macintosh
の「キーチェーンアクセス」アプリケーションを開き、リストボックスから Lotus Notes を削除することで、使用不可
になります。リストから Notes を削除したあと、パスワードダイアログが表示されるので、新規パスワードを入力す
ると、機能が正常に回復した状態で複製が完了します。
Associated SPRs:
PLOI5DQQCB
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02 お読みください
Win95/98 - ローミングユーザーは他のユーザーが終了するとクリーンアップされる
Windows 95 と 98 コンピュータでは、定期的なクリーンアップが設定されているローミングユーザーに対してのク
リーンアップは、他の Windows ユーザーが Notes を終了するときにだけ実行されます。たとえば、2 日間隔でク
リーンアップが設定されているローミングユーザーでも、2 日ごとにクリーンアップされているとは限りません。別
のユーザーが Notes を終了するのが 30 日後ならば、そのユーザーも 30 日後にクリーンアップされることになり
ます。
この問題は、NT 、2000、XP では起きません。
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02 お読みください
[ローミングプロファイルの割り当て] ダイアログにおけるローミングユーザーのディレクトリパ
スの指定
通常ユーザーからローミングユーザーにアップグレードすると、管理者にはユーザーのローミングファイル用の固
有なフォルダパスを指定するオプションが与えられます。このパスはローミングサーバー上のデータディレクトリへ
の相対パスでなければならず、 かつ 「\」(スラッシュ) またはドライバ文字で始まっていてはなりません。これに従
わないと、ローミングのアップグレードが失敗し、対象ユーザーの個人文書の [ローミング] タブが [進行中] の状
態のまま残ります。
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02 お読みください
アップグレードするにはローミングサーバーが利用可能でなければならない
Notes は、[ローミング複製サーバー] フィールドに指定されているサーバーを使用して、最初または後続のクライ
アントコンピュータを ローミングにアップグレードすることはありません。アップグレードする場合は、必ず [ローミ
ングサーバー] に指定されているサーバーが利用可能でなければなりません。これらのフィールドは Domino ディ
レクトリのユーザー文書内の [ローミング] タブにあります。
Associated SPRs:
PLOI5C4PKY; PLOI5C3SJT
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
セットアップができない場合は、ローミングユーザーのパスワード確認をオフにする
パスワードの照合を有効にしているローミングユーザーで、パスワードの [猶予期間] が期限切れになっている場
合は、Notes Client の設定ができません。
この場合は、システム管理者にアカウントのパスワードの照合を一時的にオフにするよう依頼してください。パス
ワードを変更して複製したあとで、再度、システム管理者にパスワードの照合を有効にするよう依頼してください。
Associated SPRs:
PLOI57WNUQ
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02 お読みください
セットアップ時にローミングユーザーを 6.0 サーバーで認証しなければならない
Domino 6.x 、5.x 、または、それ以前のサーバーが混在するサーバー環境下では、ローミングユーザーが Notes
Client をセットアップする場合、Domino 6.0 サーバーで認証されなければなりません。ユーザーが user.id ファイ
ルを個人アドレス帳に保存して、6.x 以前のサーバーで認証された場合、Notes は個人アドレス帳から該当ファイ
ルをローミングサーバーへプルせずに、user.id ファイルを要求します。
この場合は、user.id ファイルがディスクに保存された後に、通常通りにセットアップが続行されます。このユー
ザーはローミングが可能です。
Associated SPRs:
VMAA5DTQBK
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02 お読みください
ユーザー辞書、または ID ファイルが使用中の場合、変更はローミングされない
定期的な複製機能によって変更がファイルに複製されている時に、ローミングユーザーとして user.dic や user.id
ファイルを使用していると、使用中のファイルに対する変更は更新されません。ファイルを閉じた後に、手動で変
更を反映する必要があります。
Associated SPRs:
VMAA5D9QSA
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02 お読みください
ユーザー辞書は異なるネイティブプラットフォーム間でローミングできない
user.dic ファイルは同じネイティブプラットフォーム間でだけローミングできます。user.dic ファイルをローミングする
ネイティブプラットフォームは、ローミングユーザーとして最初に設定したとき、または最初にローミングユーザーに
アップグレードしたときに決定されます。
たとえば、ローミングユーザーアカウントを使用して、最初に Notes を設定したコンピュータが Windows 32 プラッ
トフォームの場合、user.dic は Windows 32 プラットフォーム間でだけローミングできます。Macintosh プラット
フォームへのローミングはできません。ただし、Macintosh プラットフォームにローミングする場合、もうひとつ
user.dic を作成することはできますが、そのユーザー辞書を Windows 32 プラットフォームにローミングすることは
できません。
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ユーザー名の変更後はローミングデーターベースの ACL を更新する必要がある
ローミングユーザーのユーザー名が変更になった場合は、サーバー上のシステム管理プロセスが、名前を変更し
たローミングユーザーが使用するローミングデータベースの ACL を更新する必要があります。ローミングデータ
ベースの ACL が更新される前に、名前を変更したローミングユーザーがクライアントコンピュータを設定しようと
すると、正しく設定できないことがあります。
この場合は、システム管理プロセスによって ACL が更新されるまで待つのではなく、ローミングデータベースの
ACL を手動で更新するようにシステム管理者に依頼してください。
Associated SPRs:
PLOI57KQQK
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02 お読みください
ローミング ID の保存方法を変更するにはダウングレードとアップグレードが必要
ローミングユーザーの user.id ファイルの保存方法を変更するには、まずローミングユーザーを通常のユーザー
にダウングレードする必要があります。次に、再びローミングユーザーにアップグレードすると、アップグレード
ツールによってローミング用のユーザー ID の保存オプションを変更できます。個人アドレス帳に ID を保存するに
は、[個人アドレス帳にユーザー ID を保存] オプションをオンの状態にし、ユーザー ID をディスケットに保存する
にはオフの状態にします。
Associated SPRs:
PLOI4T3LP7
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02 お読みください
ローミング ID は .id という拡張子を持ち、user.id と呼ばれる
ユーザー ID ファイルをローミング用に変更する場合、その ID ファイルは「*.id」という拡張子を持たなければなり
ません。ローミング用として個人アドレス帳に添付される ID のファイル名は、たとえファイル名が「myname.id」で
あったとしても、常に「user.id」と呼ばれます。ローミングユーザーへのアップグレード時には、このことに注意しな
ければなりません。
例えば、アップグレード時に ID ファイルを「myname.id」としていた場合でも、ローミング用に個人アドレス帳に添付
されたローミング ID ファイルは、「user.id」となります。新規マシンでローミングする場合、ID ファイルは「user.id」と
してローミングされます。
Associated SPRs:
PLOI54JSBH; PLOI4ZWNFB
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02 お読みください
ローミングサーバーとローミング複製サーバー
Domino ディレクトリのユーザー文書の [ローミング] タブにある [ローミング複製サーバー] と [ローミングサー
バー] フィールドは、システム管理プロセスによってのみ変更できます。これらのフィールドを変更するには、ま
ず、ローミングユーザーをダウングレードしなければなりません。次に、管理者がアップグレードツールを使用し
て、これらのフィールドに異なった値を指定します。
[ローミング複製サーバー] フィールドにリストされているサーバーは、ローミングクライアントの設定時に [ローミ
ングサーバー] が利用できない場合に、フェイルオーバーとして使用されます。ローミングユーザーの設定時に
フェイルオーバーとして使用したいすべてのサーバーは、[ローミング複製サーバー] フィールドにリストしなけれ
ばなりません。ただし、複製の目的のために、ローミングユーザーがローミングデータベースのフェイルオーバー
に備えて追加のサーバーを必要とする場合は、これらのレプリカを他のサーバー上に手動で作成することもでき
ます。
ただし、ローミングユーザーの設定時に [ローミングサーバー] または [ローミング複製サーバー] を利用できない
場合は、これらのレプリカも使用できないということに注意してください。
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
02 お読みください
ローミングデータベースはアップグレード前に Notes のデータディレクトリに存在しなければな
らない
ローミングユーザーとしての権限の設定をサーバー管理者に依頼する前に、ローミングデータベースとして使用
するすべてのデータベース (個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルデータベース) が Notes のデータディ
レクトリに保存されていることを確認してください。さらに、これらのデータベースのファイル名が、names.nsf、
bookmark.nsf、journal.nsf というデフォルトのファイル名になっていることも確認してください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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02 お読みください
ローミングのクリーンアップ設定の変更はセットアップ時にのみ反映される
ローミングユーザーがユーザーセットアップをした後に、サーバー管理者がそのユーザーに対するローミングのク
リーンアップ設定を変更しても、修正されたクリーンアップ設定はそのユーザーのコンピュータには反映されませ
ん。しかし、次回同じローミングユーザーがユーザーセットアップをすると、修正した設定が反映されます。
Associated SPRs:
DPAT4ZUR8Q
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02 お読みください
ローミングユーザーのセットアップポリシーはサポートされていません
初期設定でポリシー設定を使っている場合に、あるマシンから別のマシンへローミングすると、ユーザープリファレ
ンスが正しく設定されません。
Associated SPRs:
DPAT5FGQ9E
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02 お読みください
ローミングユーザーはブックマークをグリッド表示しないでください
ローミングユーザーは、ホームページにグリッド表示のブックマークを使わないでください。Notes が正しく機能し
ないことがあります。 この問題を回避するには、ホームページを Welcome ページ、またはその他のデータベース
に再設定してください。
たとえば、ホームページを Notes の Welcome ページにリセットするには、[お気に入りブックマーク] フォルダを開
き、「Welcome」データベースアイコンを右クリックします。[ブックマークをホームページに設定] を選択してくださ
い。
Associated SPRs:
MROE5HNPHZ
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02 お読みください
ローミングユーザーは変更を常にローミングサーバーに複製しなければならない
ローミングユーザーは、ローミングデータベースとの複製ができないように複製の設定を変更することができま
す。このように設定を変更すると、データが失われる可能性があります。特に、ユーザーがクリーンアップオプショ
ンセットを設定している場合に問題が起こりやすくなります。
この問題を避けるために、すべてのローミングユーザーは、Notes を終了するときに、ローミングデータをローミン
グサーバーに複製するようにしてください。
Associated SPRs:
PLOI4R3K8J; PLOI5BGLX6
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02 お読みください
非ローミングデータベースの複製の失敗で、誤ったメッセージを受け取ることがある
クリーンアップオプションを設定しているローミングユーザーが、自分のローミングデータベース以外のローカル
データベースと、ローミングサーバー以外のサーバーとの複製に失敗した場合、以下のメッセージを受け取ること
があります
「ローミングサーバーとの複製が失敗しました。 スケジュールされた削除をやめますか?」
しかし、このメッセージは正しくありません。失敗したのは、非ローミングデータベースとローミングサーバー以外
のサーバー間での複製だからです。
Associated SPRs:
PLOI5C6QD7
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DECS での外字の取り扱いについて
ここでは、いわゆる「外字」の DECS での取り扱いについての制限事項を説明します。
一般に 「外字」 と呼ばれる機種依存文字 (ベンダ定義文字) およびユーザー定義文字の異なるキャラクタセット
間での交換方式は定められていません。 日本での使用に際しては、JIS X0208-1990 規格に定義されていない
文字が主に該当します。
リリース済みのバージョンを含むすべての DECS では、これら「外字」データ交換を保証しません。既にリリースさ
れている DECS では外字の処理が一部例外的に可能となっていますが、仕様上動作を保証しているものではあ
りません。
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DECS での外字の取り扱いについて
ここでは、いわゆる「外字」の DECS での取り扱いについての制限事項を説明します。
一般に 「外字」 と呼ばれる機種依存文字 (ベンダ定義文字) およびユーザー定義文字の異なるキャラクタセット
間での交換方式は定められていません。 日本での使用に際しては、JIS X0208-1990 規格に定義されていない
文字が主に該当します。
リリース済みのバージョンを含むすべての DECS では、これら「外字」データ交換を保証しません。既にリリースさ
れている DECS では外字の処理が一部例外的に可能となっていますが、仕様上動作を保証しているものではあ
りません。
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DECS は日本語 Linux 上で動作しません
DECS は日本語の Linux 上で動作しません。DECS をロードする際にエラーが発生します。
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DECS は日本語 Linux 上で動作しません
DECS は日本語の Linux 上で動作しません。DECS をロードする際にエラーが発生します。
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DOLS リソーステンプレートがマルチリンガルに対応
Notes/Domino 6.5 および 6.0.3 以降から、[DOLS リソーステンプレート] (dolres.ntf) はマルチリンガル対応テンプ
レートに変更されました。
これにより、dolres.ntf のテンプレート名が以下のように変更されました。
変更前 : DOLS Resource Template 1.0
変更後 : DOLS Resource Template 1.0/ja
DOLS の機能を使っているオフライン Web アプリケーションは、オフライン用設計要素の [テンプレートから設計を
引き継ぐ] の値を上記のように変更する必要があります。
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DOLS リソーステンプレートがマルチリンガルに対応
Notes/Domino 6.5 および 6.0.3 以降から、[DOLS リソーステンプレート] (dolres.ntf) はマルチリンガル対応テンプ
レートに変更されました。
これにより、dolres.ntf のテンプレート名が以下のように変更されました。
変更前 : DOLS Resource Template 1.0
変更後 : DOLS Resource Template 1.0/ja
DOLS の機能を使っているオフライン Web アプリケーションは、オフライン用設計要素の [テンプレートから設計を
引き継ぐ] の値を上記のように変更する必要があります。
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JIS X 0212-1990 のサポート
Notes/Domino 6 では、JIS X 0212-1990 の日本語の漢字をサポートします。次の要件と注意事項をお読みくださ
い。
z
Windows NT 4、Windows 2000 Professional、Windows XP Professional (サービスパックの情報についてはリ
リース情報「Windows サービスパックの要件」を参照してください)
z
JIS X 0212-1990 の文字は、 Windows 98 では使用できますが、この文字をダイアログボックスの中に入力
できません。これは、ノーツの制限ではなく、Windows 98 による制限です。
z
Windows 95 では JIS X 0212-1990 をサポートしません。
一部の古い IME (ATOK11/WXGなど) では、JIS X 0212-1990 をサポートしません。
z
ユーザープリファレンスの Unicode 表示が有効になっていることを確認してください。
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JIS X 0212-1990 のサポート
Notes/Domino 6 では、JIS X 0212-1990 の日本語の漢字をサポートします。次の要件と注意事項をお読みくださ
い。
z
Windows NT 4、Windows 2000 Professional、Windows XP Professional (サービスパックの情報についてはリ
リース情報「Windows サービスパックの要件」を参照してください)
z
JIS X 0212-1990 の文字は、 Windows 98 では使用できますが、この文字をダイアログボックスの中に入力
できません。これは、ノーツの制限ではなく、Windows 98 による制限です。
z
Windows 95 では JIS X 0212-1990 をサポートしません。
一部の古い IME (ATOK11/WXGなど) では、JIS X 0212-1990 をサポートしません。
z
ユーザープリファレンスの Unicode 表示が有効になっていることを確認してください。
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Notes/Domino 6 の国産モデムファイルの同梱廃止について
Notes/Domino R4、R5 で同梱されているX.PC用国産モデム用ファイル (.mdm) については、Notes/Domino 6 で
は製品に添付されておりません。モデムファイルの製品への添付は外付けモデムメーカー様との協業によりモデ
ムファイルの提供を受けて行ってきました。しかし、ブロードバンド接続の普及やPCへのモデム機能内蔵など環
境の変化により、同梱の重要性は低下した判断いたしました。なお、国産以外のモデムファイルについては従来
通り添付されます。
Notes/Domino 6 においても X.PC モデム接続機能は R5 と同様にサポートされており、接続は可能です。mdm
ファイルはモデムメーカー様からの提供を受けるか、または同梱されているモデムファイルをご利用ください。同
梱されているモデムファイルには汎用的に使えるものが用意されており、カスタマイズの方法が記されています。
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Notes/Domino 6 の国産モデムファイルの同梱廃止について
Notes/Domino R4、R5 で同梱されているX.PC用国産モデム用ファイル (.mdm) については、Notes/Domino 6 で
は製品に添付されておりません。モデムファイルの製品への添付は外付けモデムメーカー様との協業によりモデ
ムファイルの提供を受けて行ってきました。しかし、ブロードバンド接続の普及やPCへのモデム機能内蔵など環
境の変化により、同梱の重要性は低下した判断いたしました。なお、国産以外のモデムファイルについては従来
通り添付されます。
Notes/Domino 6 においても X.PC モデム接続機能は R5 と同様にサポートされており、接続は可能です。mdm
ファイルはモデムメーカー様からの提供を受けるか、または同梱されているモデムファイルをご利用ください。同
梱されているモデムファイルには汎用的に使えるものが用意されており、カスタマイズの方法が記されています。
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UNIX 版 Domino Server でサポートされる日本語ロケール
UNIX 版 Domino Server では以下の日本語ロケールがサポートされます。下記以外のロケールでは仕様どおり
の動作を保証しません。
AIX 対応版
Ja_JP、Ja_JP.IBM-932、ja_JP、ja_JP.IBM-eucJP
Solaris 対応版
ja、japanese
Linux 対応版
ja_JP.ujis、ja、ja_JP、ja_JP.eucJP
ロケールの設定方法は以下を参照してください。
ログインシェルが sh、bash のとき
export LANG=ロケール名
ログインシェルが csh、tcsh のとき
export LANG ロケール名
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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UNIX 版 Domino Server でサポートされる日本語ロケール
UNIX 版 Domino Server では以下の日本語ロケールがサポートされます。下記以外のロケールでは仕様どおり
の動作を保証しません。
AIX 対応版
Ja_JP、Ja_JP.IBM-932、ja_JP、ja_JP.IBM-eucJP
Solaris 対応版
ja、japanese
Linux 対応版
ja_JP.ujis、ja、ja_JP、ja_JP.eucJP
ロケールの設定方法は以下を参照してください。
ログインシェルが sh、bash のとき
export LANG=ロケール名
ログインシェルが csh、tcsh のとき
export LANG ロケール名
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UNIX 版 Domino Server 起動時の注意点
以前のバージョンのドミノに上書きインストールされた場合には、Lotus Domino 6 を起動する前に notes.ini の内
容を確認してください。以下のパラメータが存在しない場合には追記してください。
ScriptLanguageID=ja
FT_KVCS_UNKNOWN_CSID=12
FT_USE_ALTFLTR=1
また、以下のパラメータが存在した場合には削除してください。
Server_Console_Codepage=8859
PLATFORM_CSID=12
COUNTRY_LANGUAGE=ja
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UNIX 版 Domino Server 起動時の注意点
以前のバージョンのドミノに上書きインストールされた場合には、Lotus Domino 6 を起動する前に notes.ini の内
容を確認してください。以下のパラメータが存在しない場合には追記してください。
ScriptLanguageID=ja
FT_KVCS_UNKNOWN_CSID=12
FT_USE_ALTFLTR=1
また、以下のパラメータが存在した場合には削除してください。
Server_Console_Codepage=8859
PLATFORM_CSID=12
COUNTRY_LANGUAGE=ja
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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タスクステータスイベントジェネレーターの用語変更
統計 & イベントの [タスクステータスイベントジェネレーター] 文書で、 [モニター対象:] セクション以下の 4 つのオ
プションの用語を以下のように変更しました。
旧
タスク未実行中モニター
タスク実行中モニター
タスク中断中モニター
タスク非実行中モニター
新
タスクの終了をモニター
タスクの開始をモニター
タスクの応答低下をモニター
タスクの応答再開をモニター
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タスクステータスイベントジェネレーターの用語変更
統計 & イベントの [タスクステータスイベントジェネレーター] 文書で、 [モニター対象:] セクション以下の 4 つのオ
プションの用語を以下のように変更しました。
旧
タスク未実行中モニター
タスク実行中モニター
タスク中断中モニター
タスク非実行中モニター
新
タスクの終了をモニター
タスクの開始をモニター
タスクの応答低下をモニター
タスクの応答再開をモニター
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検索可能な添付ファイルについて
Notes/Domino 6 ではリッチテキストフィールドに添付されたファイル内の文字列を検索することができます。
以下の日本語ファイルフォーマットに関して検索の可否を検証しています。
Windows 95/98/NT 4.0/2000/XP (Intel) プラットフォーム
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リッチテキスト形式
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検索可能な添付ファイルについて
Notes/Domino 6 ではリッチテキストフィールドに添付されたファイル内の文字列を検索することができます。
以下の日本語ファイルフォーマットに関して検索の可否を検証しています。
Windows 95/98/NT 4.0/2000/XP (Intel) プラットフォーム
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02 お読みください
個人アドレス帳でミドルネームフィールドが編集可能になりました
個人アドレス帳の連絡先文書で、ミドルネームフィールドが表示/編集可能になりました。
これに合わせて、Domino Web Access (以前の iNotes Web Access) の連絡先文書でも、MI フィールドが表示/編
集可能になりました。
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個人アドレス帳でミドルネームフィールドが編集可能になりました
個人アドレス帳の連絡先文書で、ミドルネームフィールドが表示/編集可能になりました。
これに合わせて、Domino Web Access (以前の iNotes Web Access) の連絡先文書でも、MI フィールドが表示/編
集可能になりました。
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03 トラブルシューティング
複製フィールドの設定でエラーチェックが行われない
現時点では、設定時の [複製] ダイアログボックスにある [複製の間隔] と [高優先順位データベースの追加間
隔] フィールドに対してエラーチェックが行われません。設定時にこのフィールドに不正なまたは不正確な時間が
入力された場合は、設定完了後にロケーション文書を直接編集して時間を調整します。
Associated SPRs:
TBOO4WEL7G
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03 トラブルシューティング
マルチユーザークライアントのインストールに関する情報
次に、新しいマルチユーザー Notes Client のインストール機能に関する一般情報を示します。
z
マルチユーザーインストールは、マシンに対する管理権限の所有者が行う必要があります。
z
マルチユーザーインストールの場合は、プログラムディレクトリから Notes Minder を起動する必要がありま
す。スタートメニューに表示される Notes Minder のショートカットは、現在のところ機能しません。
z
マシンに対する管理権限がある場合、既存の 4.x および 5.x のシングルクライアント Notes インストールをマ
ルチユーザーインストールにアップグレードできます。ただし、これでは Notes.INI の名前が変更されて保存さ
れるだけで、データディレクトリは、元のまま残ってしまいます。再度セットアップを実行し、再使用する元の
データを手動で移動する必要があります。既存の Lotus Notes 6 Client については、Windows XP、Windows
2000、および Windows NT の各プラットフォームでのみ、この手順を実行できます。
z
Windows 98 では、ユーザープロファイルが有効でなければなりません。この機能については、Windows のオ
ンラインヘルプで、複数ユーザーに対して個別の設定を可能にするためのトピックを参照してください。
z
マルチユーザーインストールオプションは Notes Client のみに適用されるので、Notes キットにしかありませ
ん。Designer および Administrator では、マルチユーザーインストールはサポートされていません (アップグ
レードシナリオでも同様です)。
z
変換ファイルによる共有インストールの実行とマルチユーザーインストールの選択は、サポートされていませ
ん。これについては、インストールガイドにも記載されています。
Associated SPRs:
PLOI4NAHMW; TBOO54MRLT; PLOI4PSG3S; PLOI4RQPT2; CDFO576Q47; CDFO5E5KMG; FBAY5CLF4Z
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03 トラブルシューティング
Windows 2000 のシングルログオンパスワードの同期
Windows 2000 のグループポリシー機能のため、Windows 2000 パスワードが短すぎる場合、Notes のシングルロ
グオン機能のパスワードを同期すると、誤ってエラーメッセージが表示されることがあります。
具体的には、Windows アカウントのパスワードと一致していないために Notes パスワードを変更するように要求
するメッセージが表示された場合、Windows アカウントのパスワードを入力した後、次のエラーメッセージが表示さ
れます。
"Windows パスワードを設定できません。手動で Windows パスワードを変更して新しい Notes パスワードと
一致させてください。"
このメッセージは、無視しても問題ありません。パスワードの同期が行われ、正常に機能します。
エラーメッセージを回避するには、Windows アカウントのパスワードを入力するように要求されたときに [キャンセ
ル] ボタンをクリックします。
Associated SPRs:
TBOO4V2JJ3
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
シングルログオン - 管理権限とインストール後の再起動が必要です
「シングルログオン」機能をインストールするには、オペレーティングマシンの管理権限が必要です。Notes Client
のインストール時に「シングルログオン」機能を選択した場合、「シングルログオン」機能を有効にするにはコン
ピュータを再起動すればよいだけです。その後は、Notes Client を起動する際にパスワードの入力を要求される
ことはありません。
Associated SPRs:
CDFO4NFJX7; JCAA5BMKFA
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
OLEAUT32.DLL と OLEPRO32.DLL に関するインストールの問題
Windows NT 4.0 ユーザー:
Windows NT 4.0 Service Pack 3 以前を使用している場合、Notes Client を起動すると、「the ordinal 127 could
not be located in dynamic link library oleaut32.dl」というエラーメッセージが表示されることがあります。この問題
を解決するには、少なくとも NT 4.0 Service Pack 4 にアップグレードする必要があります。
Windows 95 および Windows 98 ユーザー:
Windows 95 および Windows 98 クライアントでは、OLEAUT32.DLL がないことについて、「プログラムを呼び出せ
ません」および「The NNOTESWS.DLL file is linked to missing export OLEAUT32.DLL:97」というエラーメッセージ
が続けて表示されることがあります。これは、古いバージョンの OLAUT32.DLL、OLEPROC32.DLL、および
OLE32.DLL があるためです。最低でも、各ファイルのバージョンが下記のバージョン以降でなければなりません。
サイズ、日付、およびバージョンを照合してください。下記のバージョンより古い Dll は、Domino 6 では動作しませ
ん。
名前
OLAUT32.DLL
OLEPROC32.DLL
OLE32.DLL
サイズ
585K
161K
757K
日付
バージョン
6/2/98 2.30.4261
6/2/98 5.0.4261
7/13/98 4.71.2618
Microsoft には、Windows 95 および Windows 98 用のこれらのファイルとその他のいくつかのファイ
ルを更新するパッチユーティリティがあります (Windows のバージョンに応じて、次の 2 つのリンクの
いずれかにアクセスしてください)。
Windows 95:
http://www.microsoft.com/com/dcom/dcom95/download.asp
Windows 98:
http://www.microsoft.com/com/dcom/dcom98/dcom1_3.asp
Associated SPRs:
JTHN4FXM6K; JTHN4USR96
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップに関する情報
自動セットアップ機能では、リモートアクセスサーバー (RAS) のダイヤルアップ接続を介した Domino Server への
接続がサポートされています。ただし、この接続を確立するためにネットワークログインドメインが必要な場合は、
この機能を使用しないことをお勧めします。このログインが必要な場合、何度かダイヤルアップ試行に失敗した後
で設定画面が表示され、ログインドメインを入力できるようになります。この時点で、ダイヤルアップ接続が確立さ
れ、クライアントセットアップが完了します。
また、自動セットアップ機能では、直接ダイヤルを介して Domino Server にアクセスし、リモートアクセスサーバー
(RAS) のダイヤルアップ接続を介してインターネットアカウントにアクセスする機能はサポートされていません。こ
の組み合わせによってダイヤルアップエラーが発生し、クライアントセットアップが失敗するからです。2 つの接続
タイプを個別に使用することはできますが、同時に使用することはできません。このようにクライアントを設定する
場合は、自動セットアップ機能を使用しないでクライアントセットアップを実行することをお勧めします。
Associated SPRs:
CDFO53KPQU; TBOO59ZJZM
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
インストール時のデータ転送エラー
Windows 95/98/NT/2000 のインストール時にデータ転送エラーダイアログボックスが表示された場合、インストー
ルを終了し、他のすべてのアプリケーションをシャットダウンしてください。ほとんどの場合、このエラーは、インス
トールプログラムが .DLL (ダイナミックリンクライブラリ) ファイルを更新しようとしたときにファイルが使用中であっ
たことが原因です。また、システムからログオフし、再度ログインしてから、インストールし直すこともできます。
データ転送エラーダイアログボックスの例:
Data Transfer Error Information
ComponentError returned the following data transfer error.
Setup will now abort.
Media Name: DATA
Component: Domino as an NT Service
File Group:
File:
Error Number: -115
Associated SPRs:
TAN45S6NJ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Notes/Domino 6 へのアップグレード時には全文索引を再作成する必要があります
既存の R5.0.x の全文索引は、現在のリリースと互換性がありません。クライアントとサーバーの両方で、全文索
引を再作成する必要があります。
Associated SPRs:
DMAS4URQ2T
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Macintosh クライアントのエラー「NotesLib が見つかりません」
仮想メモリがオフになっている場合、Notes を起動すると、「NotesLib が見つからないため、Notes を開くことがで
きませんでした」というエラーメッセージが表示されることがあります。
この問題を修正するには、メモリのコントロールパネルにアクセスし、仮想メモリを有効にします。仮想メモリの合
計がマシンの物理メモリの 2 倍を超えないように設定することをお勧めします。
Associated SPRs:
MROE4G3LLJ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
クライアントセットアップの時間帯は午前 0 時をまたぐことができません
Notes Client セットアップにおいて、複製スケジュールを設定するダイアログがあります。午前 0 時をまたぐ時間
帯をこのダイアログに入力した場合、時間帯が逆になるという既知の問題があります。たとえば、Client セットアッ
プにおいて、[複製スケジュール] ダイアログに 11:00 PM - 03:00 AM と入力すると、時間帯が逆になって、03:00
AM - 11:00 PM となります。
時間が逆に変更されたこを示すダイアログにユーザーが気付かないことがありますが、ローカルアドレス帳を開
いて [詳細] - [ロケーション] ビューにアクセスし、該当するロケーション文書で時間帯を手動で編集することで簡
単に修正できます。
Associated SPRs:
TBOO4XAR4V
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Windows 95 - クライアントのインストールには 'shfolder.dll' が必要です
Windows 95 または Windows 98 Second Edition より前のオペレーティングシステムを実行している場合、Notes
Client のインストールに失敗します。これらのオペレーティングシステムに Notes Client をインストールしようとす
ると、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
Data transfer error information
ComponentError returned the following data transfer error
Setup will now abort
Media Name: data
Component: Program Files\Self Registered
File Group: ProgramFilesSelfRegistered
File: e:\notes\6.0\nlsxbe.dll
Error Number: -119
これは、Windows 98 Second Edition、Windows Millennium Edition、Windows NT、および Windows 2000 に組み込
まれているシステムファイル「shfolder.dll」がないことが原因です。これらの新しいオペレーティングシステムの
バージョンには、正常にインストールできます。
Associated SPRs:
GJBE4JPMU7
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03 トラブルシューティング
Error 1607: Unable to install InstallShield Scripting Runtime
クライアントインストールを実行またはアップグレードしようとすると、次のエラーメッセージが表示されます。
"1607: Unable to install InstallShield Scripting Runtime"
この場合、次のいずれかを実行してください。
Windows のタスクマネージャを開き (または、Win 95/98 で [Ctrl] + [Alt] + [Delete] キーを使用)、表示されて
いる場合、msiexec タスクを終了し、クライアントインストールを再試行します。
または
システムを再起動し、クライアントインストールを再試行します。
それでも修正できない場合は、インストールのトラブルシューティングに関するリリース情報「インストール時にクラ
イアントインストールに失敗した場合」を参照してください。
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03 トラブルシューティング
サイレントインストールを確認するためのコマンドへの「+」の追加
インストールが完了したとき、またはインストールに失敗したときにプロンプトを表示するには、次のように、コマン
ドの最後に (+) パラメータを使用します。
setup.exe /s /v"/qn+"
Associated SPRs:
CDFO59QNVR; KFAL48WKQ5
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03 トラブルシューティング
インストール時にクライアントインストールに失敗した場合
インストール時にクライアントインストールに失敗した場合、インストールディレクトリで次のファイルを使用して
Windows インストーラを直接インストールします。
instmsia.exe - Windows 95 および 98 の再配布可能 Windows インストーラ
次の場所からダウンロードすることもできます:
http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?ReleaseID=32831
instmsiw.exe - Windows NT 4.0 および 2000 の再配布可能 Windows インストーラ
次の場所からダウンロードすることもできます:
http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?releaseid=32832&NewList=1
場合によっては、この結果、内部エラー 2203 が発生します。これは、Microsoft Knowledge Base の記事 (
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;EN-US;q296056) で述べられている、十分なシステム権限の
セットがない場合に発生する問題と同じです。
他のエラーメッセージについても、Microsoft Knowledge Base で検索できます。
次のようなエラーメッセージが表示される可能性があります。
z
z
z
1603: Error installing Windows installer engine. A file which needs to be replaced may be held in use.
1607: Unable to install Install Shield Scripting Runtime.
Internal error 1601 -- could not install scripting runtime.
Windows インストーラを正常にインストールできた場合、詳細なログとともにクライアントをインストールすると、イ
ンストールに失敗した場所や理由を参照することができます。
コマンドラインから、次のパラメータを使用してインストーラを起動します。
setup.exe /v"/L*v c:\temp\install.log
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03 トラブルシューティング
Mac OS X - ネットワークドライブへの接続に関する問題
Macintosh OS X の古いバージョンには、ネットワークドライブに接続するとクラッシュするという既知の問題があり
ます。これは Macintosh オペレーティングシステムの問題で、その後、すでに修正されています。これらのネット
ワーク接続の問題を回避するには、Macintosh OS 10.1.5 にアップグレードしてください。
古いバージョンを実行している場合、ネットワークドライブから Macintosh クライアントをインストールしようとしたと
き、または最初のクライアントセットアップ時にネットワークドライブにユーザー ID を格納しようとしたときに、この
問題が発生することがあります。両方の問題を回避するには、Macintosh OS 10.1.5 にアップグレードするか、ま
たは Notes Macintosh インストールキットとユーザー ID をローカルドライブにコピーしてから処理を続行します。
Associated SPRs:
TBOO55EQQV
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Notes Install Disk フォルダの名前を変更しないでください
Web から Macintosh に Notes 6 をダウンロードする場合、Notes Install Disk フォルダのデフォルトの選択を受け
入れてください。インストーラによって、このフォルダにそのような名前が付けられるからです。
Associated SPRs:
LFOS5AQQQ9
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03 トラブルシューティング
Macintosh OS X - デスクトップへのフォルダのインストール
Macintosh OS X に Notes Client をインストールする場合、クライアントセットアップ時に簡単にアクセスできるよう
に、Lotus Notes フォルダをデスクトップに置くか、またはユーザー文書フォルダにユーザー ID をコピーすることを
お勧めします。
Associated SPRs:
TBOO59NM3K
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03 トラブルシューティング
Notes のシングルログオンと Windows ターミナルサーバー/クライアント
現時点では、Notes Client のシングルパスワードログオン機能と Windows ターミナルサーバー/クライアント機能
を一緒に使用することはできません。
Associated SPRs:
TKAA5AVBNX
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
メールジャーナルデータベースの設計を (更新ではなく) 置換してください
設計を引き継ぐ元のテンプレート名のスペリングが変更されたため、現在のメールジャーナルデータベース
(mailjrn.nsf) の設計を新しいメールジャーナルデータベース (mailjrn.ntf) テンプレートに (更新ではなく) 置換してく
ださい。
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03 トラブルシューティング
名前を変更したデスクトップアイコンは手動で削除する必要があります
クライアントをインストールすると、Notes、Designer、および Administrator の各クライアントのデスクトップショート
カットが新しく作成されます。これらのデスクトップアイコンの名前を変更してカスタマイズした場合、クライアントを
アンインストールした後、手動で削除する必要があります。名前を変更したデスクトップショートカットがある既存
のインストールをアップグレードすると、元のショートカットは機能しなくなります。デスクトップからそれらのショート
カットを削除し、新しく作成されたショートカットを使用してください。
Associated SPRs:
TBOO59WKLD; TBOO59WKUC
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
サーバーのアップグレード時に不要なファイルが削除されないことがあります
Domino 6 の初期のリリース (Pre-release 2) のクリーンインストールでは、文字列値がレジストリに追加されない
というインストールの問題がありました。レジストリキー HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus\Domino と
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus\Domino\6.0 が追加されても、それらの下に情報が設定されません
でした。
この問題を回避するには、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus\Domino の下に 2 つの文字列値を追加
してからアップグレードを行います。そうしなかった場合、フレッシュインストールのようにインストールが行われ、
古いファイルや不要なファイルが削除されません。Path という文字列値を追加し、その値を、現在インストールさ
れているプログラムディレクトリに設定します。さらに、DataPath という文字列値を追加し、その値を、現在インス
トールされているデータディレクトリに設定します。メモ: Path と DataPath は文字列値です。サブキーではありま
せん。
Pre-release 2 へのアップグレードでは、前のバージョンに関係なく、
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus\Domino 下の設定は維持されます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
UNIX - インストールされている Language Pack は削除する必要があります
Domino Server 6 をインストールする際に、以前のバージョンの Domino Server に Language Pack がインストー
ルされている場合、警告メッセージが表示されることがあります。この警告メッセージは、以前のバージョンの
Language Pack がインストールされており、現在実行しているインストールより前に設定した Language Pack の変
更が無効になることを知らせています。
Language Pack インストーラーの変更への影響にかかわらず、Domino 6 Server のインストールを続行するには、
Domino Server データディレクトリの NOTES.INI ファイルから「LangpackData=LangPack.DAT」という行を削除しま
す。
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03 トラブルシューティング
UNIX - リモートインストールにより、異なるユーザーがファイルの所有者となる
リモートインストールが完了してから、 notesdata および notesdata/help ディレクトリのファイル所有者を、適切な
ユーザーに変更してください。
Associated SPRs:
EDMO5CN5F4
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03 トラブルシューティング
ディスクエラー後の Notes 6 へのアップグレードまたは Notes 6 のインストール
ディスクエラーが発生した後、Notes 6 のインストールまたは Notes 6 へのアップグレードを行う場合、クライアント
インストールの場所を指定できません。この問題は、Microsoft Windows Installer が原因となって発生します。別
の場所を指定して Notes Client をインストールするには、次の手順に従ってください。
1. [スタート] ボタンをクリックし、[設定] - [コントロールパネル] を選択します。
2. [アプリケーションの追加と削除] アイコンをダブルクリックします。
3. [アプリケーションの追加と削除] ダイアログボックスで [Lotus Notes 6] を選択し、[追加と削除] をクリックし
ます。
4. インストールウィザードの指示に従って、現在のインストールを復旧します。
5. 必要なファイル (Lotus Notes 6.nsi と Data1.cab) を C:\WINNT\Installer\ にコピーします。
エラーダイアログボックスには、失敗したインストールの削除に必要なファイルが表示されます。
Associated SPRs:
PMGL5B7GPM
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Windows エクスプローラに Notes/Domino の元のブランドアイコンが表示されます
Notes/Domino 6 をインストールした後、Windows エクスプローラなどのアプリケーションに Notes および Domino
の元のブランドアイコンが表示されている場合、Microsoft Knowledge Base の次の記事を参照してください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q133733
Windows では、パフォーマンス上の理由から、ShellIconCache ファイルを使用してアイコンファイルがキャッシュさ
れます。このファイルが同期されなかったり、破損したりした場合、Windows エクスプローラなどのアプリケーショ
ンに誤ったアイコンが表示されることがあります。上記の記事に、この問題を修正する方法が記載されています。
Associated SPRs:
KSOA5DBNTM
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Domino 6 セットアップによって Notes.INI の ServerTasks 行が上書きされます
Domino Server の設定を構成し直す場合、Notes.INI ファイルの内容のほとんどを削除し、Domino セットアッププ
ログラムを再起動する方法があります。しかし、この方法では、元のサーバーの 「ServerTasks=」行を保持したく
ても、Domino 6 セットアッププログラムによって、Notes.INI ファイルにこの行が新しく追加されてしまいます。
この場合、Domino 6 Server セットアッププログラムによって Notes.INI ファイルの既存の ServerTasks 行が上書
きされないようにする Notes.INI 変数が作成されています。
Notes.INI に次の行を追加してから Domino 6 Server セットアッププログラムを実行してください。
SetupLeaveServerTasks=1
これにより、新しい Domino 6 Server の設定中に、Notes.INI ファイルの元の ServerTasks 行が保持されます。
Associated SPRs:
TGUZ4G5S5N
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Macintosh - Macintosh インストーラと Notes ALM 機能
Notes ALM 機能がサポートされているのは、Macintosh OS 9.x のみです。Macintosh OS X ではサポートされて
いません。[Notes 簡易インストール] オプションを使用している場合、Macintosh インストーラによって、デフォルト
で Notes ALM 機能がインストールされます。 また、[Notes カスタムインストール] オプションを使用している場合
は、Notes ALM 機能が使用可能なオプションとして表示されます。
Macintosh OS X にこの機能をインストールしないためには、[Notes カスタムインストール] オプションを使用し、
[Notes ALM] インストールオプションを選択しないままにします。
Associated SPRs:
KHIA5A84BR
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
パーティションサーバーのサイレントインストールでの [戻る] ボタンのエラー
パーティションサーバーのサイレント (自動) インストールを記録しているときに [戻る] ボタンを選択すると、サード
パーティソフトウェアの障害が原因で、リザルトコード -12 (ダイアログの不具合) が戻されます。サイレントインス
トールは失敗します。
[戻る] ボタンを選択せずに、サイレントインストールを再び記録する必要があります。
エラーが含まれる setup.log ファイルの例:
[InstallShield Silent]
Version=v5.00.000
File=Log File
[Application]
Name=Notes
Version=5.0
Company=Lotus
Lang=0009
[ResponseResult]
ResultCode= -12
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03 トラブルシューティング
Notes/Domino 6 を ASCII 以外の名前のフォルダにインストールすることはできません
Notes/Domino 6 を ASCII 以外の名前のディレクトリ/フォルダにインストールすることはできません。インストール
するディレクトリ/フォルダには ASCII 名を使用してください。
Associated SPRs:
YHNN59TNBA
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03 トラブルシューティング
Domino 6 へのアップグレードに関する R4.x Server の問題
Notes Server Release 4.x では、Notes Client を Notes Server とともにインストールできました。これらの 2 つの
プログラムは共通のプログラムディレクトリ、データディレクトリ、および Notes.INI ファイルを共有し、Windows プ
ラットフォームの OS システムディレクトリ (C:\WINNT など) にインストールされていました。1 つのシステムに
Notes.INI が 1 つしかないため、同じシステムへのサーバーとクライアントの個別のインストールはサポートされ
ていませんでした。
これを回避するには、OS システムディレクトリからサーバーのインストールパス (プログラムディレクトリなど) に
Notes.INI をコピーし、システムの別の場所に Notes Client をインストールする方法があります。これにより、機能
上は、同じシステムに 2 つのプログラムをインストールすることが可能です。しかし、この設定は、Notes/Domino
の今後のバージョンではサポートされません。
Domino 6 では、Domino Server と Notes Client がインストールパスを共有することはできません。そのため、
Domino 6 Server を C:\Lotus\Notes にインストールした後、Lotus Notes Client を C:\Lotus\Notes にインストー
ルすることはできません。Notes/Domino 6 では、これらのプログラムが通常どおり機能するには、2 つのプログラ
ムを異なる場所にインストールする必要があります。ただし、Notes.INI ファイルは各プログラムのインストールパ
スにあるので、同じシステムにインストールすることは可能です。
Notes R4.x Server をアップグレードする場合、クライアントのファイルがあっても、Domino 6 インストーラによって
これらのファイルがアップグレードされることはありません。また、これらのファイルが削除されることもありませ
ん。Domino 6 へのアップグレード後、クライアントのファイルとそれらへのショートカットはそのまま残ります。これ
らのファイルへのショートカットとリンクの使用はサポートされていないので、削除する必要があります。
R4.x Client を置換するには、別の場所に Notes 6 Administrator クライアントをインストールする必要があります。
R4.x Server のインストールを修正して、Notes.INI が OS システムディレクトリ以外の場所に格納されている場
合、Domino 6 へのアップグレードは正常に行われません。OS システムディレクトリで Notes.INI ファイルが検出さ
れた場合、Domino 6 インストーラによって OS システムディレクトリからプログラムディレクトリにコピーされます。
OS システムディレクトリで Notes.INI が見つからなかった場合は、サーバーのプログラムディレクトリに新しい
Notes.INI が作成されます。
Associated SPRs:
KBRE5DVKUR
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03 トラブルシューティング
シングルログオンインストールのアップグレードでは、この機能が有効なままになります
既存のシングルログオン Notes インストールをアップグレードする場合、アップグレード時に、クライアントのシン
グルログオンを再度有効にすることをお勧めします。
オペレーティングマシンでこの機能を無効にする場合は、既存のシングルログオン Notes をアンインストールし、
この機能を有効にしないでクリーンインストールを実行してください。
Associated SPRs:
CDFO5D9RN3
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03 トラブルシューティング
WebAdmin - 宛先アドレスへのルートがない
Linux 上で実行しているサーバーから Domino Web Administrator をロードすると、次のエラーメッセージが表示さ
れる場合があります。
「Notes error: No route is known from this host to the destination address.」
可能な解決策については、リリース情報の「Linux - デフォルトのネットワークキューパラメータをリセットすること」
を参照してください。
Associated SPRs:
RWIR5C6R6F
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Instant Messaging のプロキシパスワードが伝達されない
Notes 6.5 から、Notes クライアント内での Instant Messaging の使用を設定する新しい [Instant Messaging のセッ
トアップ] ダイアログが追加されました。このダイアログは、新規 Client の設定時および最新版へのアップグレー
ド後の Notes Client の起動時に表示されます。
ユーザーが Instant Messaging のプロトコルとして [プロキシを使用] を選択し、ダイアログでプロキシパスワード
を入力した場合、このプロキシパスワードはユーザーのロケーション文書へは伝達されません。これを修正するに
は、ロケーション文書を編集します。[Instant Messaging] タブを選択し、[プロキシのパスワード設定] ボタンをク
リックしてください。ダイアログが表示されるので、ユーザーは IM プロキシパスワードを入力できます。
Associated SPRs:
TBOO5MRHDR
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03 トラブルシューティング
アクセス権を削除されたシステム管理者によってポリシー文書が編集されるとセットアップは
失敗する
設定/ポリシー文書が編集され、後でこの編集を行ったユーザーからアクセス権が削除されると、他のユーザー
は Notes Client のセットアップを完了できません。次のような内容のエラーメッセージが表示されます。
このノートの署名者は、Domino ディレクトリに対し、[編集者] のアクセス権と [PolicyCreator] ロールまたは
[PolicyModifier] ロールを持つ必要があります。
この時点で [OK] をクリックすると、Client のセットアップが完了せずに、Notes Client が終了します。
Associated SPRs:
TBOO5QNNDM
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03 トラブルシューティング
クライアントのインストールに変換ファイルを使用するときのヒント
Notes Client のインストールに変換ファイルを使用するときのヒントを以下に示します。
z
Notes Client をインストールするときに、変換ファイルを使用して [Notes を通常使用するメールクライア
ントにする] チェックボックスをオフにする方法は次のとおりです。
1. 変換ファイルで、[Table Editor] - [Property] ビューを表示します (#1 の上)。
2. 「USENOTESFOREMAIL」という行を見つけます。.
3. 行を 1 回クリックして選択します。行を右クリックし、[Drop Row(s)] を選択して行を削除します。
Notes Client をインストールするときに、変換ファイルを使用して、ショートカットアイコンとデスクトップア
イコンをインストールしないようにする方法は次のとおりです。
1. 変換ファイルで、[Table Editor] ビューを表示します (#1 の上)。
2. ビューの中央にある [Shortcuts] テーブルをクリックします。
3. インストールされるすべてのデスクトップアイコンとショートカットアイコンが右側に表示されます。削
除したいアイコンをクリックしてから右クリックし、[Drop Row(s)] を選択してアイコンを削除します。
インストールしないアイコンに上記の操作を繰り返します。必要な操作はこれだけです。[Target System
Configuration] - [Shortcuts/Folder] を表示すると、アイコンが削除されていることがわかります。
z
z
共有インストール用の Admin イメージから、ノードのサイレントインストールに使用する変換ファイルを作
成するときは、[Multi-User Cleanup Service] の選択を解除する必要があります。これは、マルチユー
ザーインストール用に使用し、共有インストールには使用しないためです。
Associated SPRs:
CDFO5KLK52; JGAN5L3UWA; CDFO5MLPXE
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップでのエラー: 「宛先パスがありません」
クライアントの自動セットアップ機能を使用して新規クライアントのセットアップを実行しているときに、「宛先パスが
ありません」というエラーを受け取ることがあります。これは、設定ファイル内の KeyFileName 変数が、マシンから
アクセスできないドライブを指しているときに発生します。たとえば、ユーザー ID ファイルがネットワークドライブに
あり、ユーザーがこのドライブへのアクセス権を持たないときは、このエラーが発生します。これを回避するには、
ユーザーがドライブにアクセスできない問題を解決するか、ユーザーのファイルを別の場所に移動し、新しいパス
を示すように設定ファイルを更新します。
Associated SPRs:
TBOO5MTLFC; TBOO5L6RZT
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップと AdditionalServices 変数
クライアントの自動セットアップ機能では、AdditionalServices 変数を使用して、新規クライアントのセットアップ時
に、[追加のサービス] ダイアログボックスを表示または非表示にすることができます。この変数は、[追加のサー
ビス] ダイアログを介して設定する機能の変数と共に機能します。このため、この変数は関連する変数 (インター
ネットメールアカウント、NNTP アカウント、LDAP アカウント、プロキシサーバー、および複製) と組み合わせて使
用します。
設定ファイルでの AdditionalServices 変数の機能の例を以下に示します。
z
AdditionalServices=1 --> 設定ファイル内の他の変数にかかわらず、新規クライアントのセットアップ時に、
[追加のサービス] ダイアログが常に表示されます。関連する変数のすべてまたは一部が設定ファイルに含
まれる場合は、設定ファイルでのデータ値が各フィールドに表示されます。設定ファイルにない変数のフィー
ルドは空になります。いずれの場合でも、ユーザーはフィールド値をそのまま使用することも、変更することも
できます。
z
AdditionalServices=0 --> 関連する 1 つ以上の変数に十分な設定情報が与えられている限り、[追加のサー
ビス] ダイアログは表示されません。いくつかの例を示します。
z
可能性のあるすべてのアカウントと設定に関するすべての変数が設定ファイルに含まれる場合は、新
規クライアントのセットアップ時に、[追加のサービス] ダイアログは表示されません。
z
参照されたアカウントと設定に関するすべての変数が設定ファイルに含まれる場合は、新規クライアン
トのセットアップ時に、[追加のサービス] ダイアログは表示されません。
z
関連する変数が設定ファイルにまったく含まれない場合は、新規クライアントのセットアップ時に、[追
加のサービス] ダイアログが表示されます。
z
1 つのインターネットメールアカウントをセットアップするための変数が設定ファイルに含まれているが、
アカウントを設定するための情報 (たとえば、Mail.Incoming.Server 変数) が不足している場合は、新規
クライアントのセットアップ時に、[追加のサービス] ダイアログが表示されます。
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップと Instant Messaging の設定
クライアントの自動セットアップ機能を使用して Instant Messaging を設定するときのは、次に示す既知の問題に
ついて考慮する必要があります。
z
IM.Protocol 変数が 3 (「プロキシを使用」) に設定されているときは、IM.ProxyType 変数が必要です。この変
数がスクリプトに含まれていない場合は、クライアントのセットアップ時に [Instant Messaging のセットアップ]
ダイアログが表示され、不足している値をユーザーが入力できるようになっています。しかし、この時点では、
ダイアログは表示されません。このため、プロキシタイプが デフォルトのSOCKS4 になり、ユーザーが接続時
の問題に遭遇する可能性があります。これを修正するには、スクリプトにこの変数を含めるか、ユーザーにロ
ケーション文書の編集を依頼し、[Instant Messaging ] タブで、正しいプロキシタイプを入力してもらいます。
z
自動セットアップによって、IM.ServerNameResolve 変数が無視されるように見えます。この変数がスクリプト
に含まれるかどうかにかかわらず、[Instant Messaging のセットアップ] - [Instant Messaging のプロキシ設
定] ダイアログでは、[ローカルでサーバー名を解決] フィールドは常に有効になります。クライアントのセット
アップ時にこのフィールドを有効したのにもかかわらず、次に記述する場合を除き、ロケーション文書ではこ
のフィールドが常に無効になります。
z
IM.ServerNameResolve 変数は、IM.ProxyType 変数が 1 (「SOCKS5」) に設定されているとき、必須であるか
のようにふるまいます。特に、スクリプトで IM.ProxyType を 1 に設定し、IM.ServerNameResolve 変数をスクリ
プトに含めない場合は (この変数はオプションなので、このような方法は可能)、クライアントのセットアップ時
に [Instant Messaging のセットアップ] ダイアログが表示され、ユーザーは不足している値を入力できます。ま
た、この変数がスクリプトに含まれていない場合でも、このフィールドはチェックマークが付いた状態でユー
ザーに表示されます。クライアントのセットアップが完了しても、ロケーション文書ではチェックボックスのチェッ
クマークはそのまま残ります。
Associated SPRs:
TBOO5MTHU5; TBOO5MTJPF; TBOO5MTJFH
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03 トラブルシューティング
クライアントの自動セットアップと複数ユーザーへの導入
クライアントの自動セットアップ機能を使用するときは、特別な考慮が必要です。この機能によって標準の設定が
複数のユーザーに適用されるので、使用する上で注意が必要な変数がいくつかあります。例を以下に示します。
z
設定ファイルが一人の特定のユーザー用でない限り、KeyFileName 変数を使用しないことをお勧めします。
この変数は、特定のユーザー ID ファイルを示すときに使用します。このため、設定ファイルを使用して多くの
ユーザー用にクライアントセットアップを標準化する場合は、この変数を適用できません。
z
設定ファイルが一人の特定のユーザー用でない限り、Mail.Incoming.Username 変数と
Mail.Incoming.Password 変数を使用しないことをお勧めします。これらの変数は、各ユーザーに固有です。こ
のため、設定ファイルを使用して多くのユーザー用にクライアントセットアップを標準化する場合は、この変数
を適用できません。
z
設定ファイルが一人の特定のユーザー用でない限り、NetworkDial.EntryName 変数、NetworkDial.Username
変数、および NetworkDial.Password 変数を使用しないことをお勧めします。NetworkDial.EntryName は、
ユーザーのマシンの電話帳エントリに正確に一致する必要があります。すべてのユーザーのマシンでダイヤ
ルアップ電話帳の名前が同一でないときは、電話帳のエントリを見つけることができず、ユーザーによっては
ダイヤルアップが失敗する可能性があります。NetworkDial.Username と NetworkDial.Password は、各ユー
ザーに固有です。このため、設定ファイルを使用して多くのユーザー用にクライアントセットアップを標準化す
る場合は、これらの変数を適用できません。
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザー用のクライアントの自動セットアップ
ローミングユーザーにクライアントの自動セットアップを使用するときは、特別な考慮が必要です。ローミングユー
ザーは、数多くの設定をローミングデータベースに保存するよう設定されているので、クライアントの自動セット
アップの変数の中には、ローミングユーザーとともに使用するのが適していないものもあります。そのいくつかの
例を以下に示します。
z
KeyFileName 変数は、ローミングユーザーのクライアントのセットアップには使用しないことをお勧めします。
この変数は、特定のユーザー ID ファイルを示すときに使用します。ローミングユーザーの ID ファイルは、
ユーザーのローミングアドレス帳に保存されるので、クライアントのセットアップ時に ID ファイルがこのローミ
ングデータベースから自動的に取得されます。結果として、ローミングユーザーのクライアントのセットアップ
では、この変数は不適切になります。
z
NNTP または IMAP インターネットアカウントを持つローミングユーザーには、リリース情報の「NNTP または
IMAP インターネットアカウントを持つローミングユーザー」で示されているような、特有の問題があります。
ローミングユーザー用のスクリプトにこれらのアカウントタイプを含める前に、リリース情報のこのトピックを参
照して、詳細情報を確認してください。
z
各ユーザーのマシンごとにネットワークのダイヤルアップアカウント情報が異なる場合は、ユーザーのすべて
のマシンで値を機能させるには、NetworkDial.* 変数を十分に考慮して使用する必要があります。特に、ユー
ザーが Windows クライアントと Macintosh クライアントを 1 つずつ持つときは、インターネットアカウント用の
ネットワークダイヤルアップはこのユーザーの両方のマシンで機能しません (Macintosh では、ネットワークダ
イヤルアップはサポートされていません)。また、すべてのマシンでダイヤルアップ電話帳の名前が同一でな
い場合は、電話帳のエントリを見つけることができず、ダイヤルアップが失敗する可能性があります。
z
最初のローミングユーザーのクライアントのセットアップ時に Replication.Schedule 変数を 1 に設定できな
かったときは、このユーザーには複製が有効になりません。このため、Notes Client の起動時と終了時に、
ユーザーのローカルファイルは自動的にはサーバーに複製されません。この問題を解決するには、ユーザー
のロケーション文書を編集し、複製を有効にします。さらに、[Notes を起動したときに複製する] オプションと
[Notes 終了時の複製の確認] オプションを有効にします。
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03 トラブルシューティング
DECS の動作に関する考慮事項
このリリース情報では、Domino/Notes 6 における DECS に関する考慮事項について概説します。
DECS Administrator のアップグレード
DECS が有効な Domino R5 インストールをアップグレードした場合、既存の DECS Administrator データベースを
更新するには、新しい DECS Administrator テンプレートを使用して [設計の置換] アクションを実行する必要があ
ります。このアクションを実行しなかった場合、自動としてスケジュールされている DECS の動作が正常に行われ
ないことがあります。アップグレード前に、DECS を無効にしてから Domino をアップグレードします。Domino を
アップグレードしたら、decsadm.ntf を使用して DECS Administrator で [設計の置換] タスクを実行した後、再度
DECS を有効にします。
LEI を購入した場合、既存の DECS R5 Administrator の動作および接続の LEI Release 6 へのアップグレード
を、LEI Release 6 のインストール手順の一部として自動的に行うことができます。詳しくは、LEI Release 6 に付属
している『IBM LEI (Lotus Enterprise Integrator) インストールガイド』(leiig.nsf) (http://www.lotus.com/ldd) を参照
してください。
DECS 仮想フィールド (以前の RealTime) の動作
DECS 仮想フィールドの動作を使用して、暗号化フィールドを含むフォームを監視している場合、暗号化フィー
ルドのデータは外部システムに転送されません。
z
z
文書を保存すると、マップされていないフィールドおよびキー値が消えます。これが発生するのは、保存時に
文書が開いたままになっていた場合 ([Ctrl] + [s] キー) のみです。回避するには、文書を保存した後、一度
閉じてから開き直します。
Domino Designer の統合 - データ接続リソース
z
DCR メッセージが、ログとコンソールに 2 回表示されることがあります。
Lotus Connector に関する考慮事項
z
Lotus Connector for ODBC を使用した Microsoft SQL Server (7.0、2000) への接続は、このリリースではサ
ポートされていません。代わりに、Lotus Connector for OLE DB を使用してください。
z
z
z
EDA/SQL Connector は、サポートされなくなりました。
Solaris での DCTEST の実行による Sybase 接続のテストは、現時点ではサポートされていません。
DataDirect ODBC ドライバと DECS を併用している場合、DB2 への接続を ODBC への接続とともに使用す
ることはできません。このシナリオが必要な場合は、Lotus Connector for DB2 ではなく、Lotus Connector for
ODBC を使用して DB2 に接続してください。
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03 トラブルシューティング
Linux on zSeries - DECS は DB2 接続のみサポート
Linux on zSeries 用の DECS では、DB2 への接続のみがサポートされています。
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03 トラブルシューティング
Designer のユーザーインターフェースに関する問題
Notes/Domino 6 には、Designer のユーザーインターフェースに関連する次のような問題があります。
z
問題: 異なるドメインから Designer クライアントにデータベースを追加し、異なる ID を使用してデータベース
を修正する場合、Designer を起動すると、Designer がすべてのデータベースに接続しようとしますが、現在の
ID にはその中の多くのデータベースに対するアクセス権がありません。
回避策: 異なる ID を使用して、修正するデータベースを個別の Designer フォルダに格納します。
z
問題: Designer フォルダは、特定の状況で再起動されるまで、ブックマークバーには表示されません。
Designer ブックマークバーの 1 つの Designer フォルダを Designer ブックマークバーの別のフォルダにドラッ
グした場合、Designer を再起動するまで、Designer ブックマークバーに新しい Designer フォルダが表示され
ません。
回避策: Designer を再起動します。
z
問題: [データベースを開く] ダイアログから新しいフォルダを作成すると、[ブックマークの追加] リストが消去
されます。
回避策: ありません。現時点では、ソフトウェアの制限です。
z
問題: ブックマーク (6) データベース (bookmark.nsf) がアクティブなフォルダに表示されている場合、Designer
ブックマークバーに新しい Designer ブックマークフォルダが表示されません。
回避策: Designer を再起動します。
z
問題: 新しいローカルレプリカの db リストで、要素コレクション、たとえば Forms の横に展開 (+) アイコンが
表示されません。
回避策: Designer を再起動します。
Associated SPRs:
DBRO5ARNBZ; BMGH5DMP99; BMGH5DQHB8; BMGH5CRPHF; BMGH5DMNKG
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03 トラブルシューティング
リソース挿入時のサーバーエラー: エントリが索引に見つかりません
1 つのサーバー (またはローカルデータベース) 上のページ、フォーム、またはサブフォームの JS Header に
JavaScript ライブラリリソースを挿入するときに、そのリソースが別のサーバーにある場合、そのサーバーが [カ
タログ/ドメイン検索サーバー] にリストされている必要があります。リストされていない場合、次のエラーメッセー
ジが表示されます。
サーバーエラー: エントリが索引に見つかりません
JS ライブラリのロードコードはバックエンドにあるので、クライアント (Notes Client と Web サーバー) 間で共通で
す。つまり、クライアントのブックマーク/デスクトップを使用しません (「参照」できません)。そのため、ブックマーク
/デスクトップを使用するフロントエンドの UI と JS Header のコンパイルおよびインライン JS ライブラリとの間に
不一致があります。バックエンドはデータベースのデータディレクトリを検索し、見つからなかった場合はデータ
ベースカタログを検索します (カタログ検索の結果はキャッシュされるので、最初の検索のみが長くなることがあり
ます)。
異なるサーバー上のデータベースから JS ライブラリを使用する場合、出荷アプリケーションにそのデータベース
が含まれているか、アプリケーションがインストールされているクライアントでカタログ検索によるデータベースの
検索が可能である必要があります (これは、ロケーション文書の [サーバー] タブの [カタログ/ドメイン検索サー
バー] フィールドで設定できます)。
Associated SPRs:
DMEA4MDQBB
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03 トラブルシューティング
Web クライアントでサポートされないアクションバーの [サイズ] プロパティ
Web クライアントでサポートされないアクションバーの [サイズ] プロパティは、次のとおりです。
サイズ: 高さ、幅、余白
Associated SPRs:
MQUE4VEP3N
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03 トラブルシューティング
二重コーディングされたアクションのトリガーは、ボタンおよびホットスポットとは異なります
二重コーディングされたアクション、ボタン、またはホットスポットを含むアプリケーションを設計する際には、Notes
R5.x クライアントの次の動作に注意してください。
1. ボタンとホットスポットについては、クライアントイベントでコードがトリガーされます。
2. フォームまたはビューアクションについては、Web イベントでコードがトリガーされます。
Associated SPRs:
MQUE4YJKRS
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03 トラブルシューティング
設計のロックに関する問題
Notes/Domino 6 には、設計のロック機能に関連する次のような問題があります。これらの問題は、データベース
プロパティの [設計のロックを許可] がオンになっている場合のシナリオです。
z
問題: 新しいフレームセットを再保存できません。
回避策: 新しいフレームセットを作成した後、保存して閉じます。そのフレームセットを再度開くと、編集セッ
ションで複数の保存を行えるようになります。
z
問題: 最初にロックされていない限り、データベース内の新しいデータコネクションリソースのインフォボックス
を変更できません。
回避策: 新しいデータコネクションリソースを作成します。インフォボックスを閉じます。無題のデータコネクショ
ンリソースをロックします。そのデータコネクションリソースを開くと、編集可能になります。
z
問題: 変更内容を保存するかどうかを確認するメッセージで [いいえ] を選択した後、切断モードでサブ
フォームへの変更内容を保存できます。
回避策: ありません。現時点では、これはソフトウェアの制限です。
z
問題: 切断モードでデータベース内のデータベーススクリプトを変更した後、変更内容を保存するかどうかを
確認するメッセージが表示されません。
回避策: データベーススクリプトを閉じる ([Esc] キーを押す) 前に、手動で変更内容を保存します。
Associated SPRs:
BMGH5DXJRA; BMGH58MR55; BMGH5DXJUP; MCHG5CN6GN
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03 トラブルシューティング
呼び出される Java エージェントへの変更
既存の呼び出される Java エージェントへの変更は、クラスファイルがあるシステムで行う必要があります。次の
状況では、エラーが発生します。
z
ローカルパス c:\classfiles にあるクラスファイルを使用して、呼び出される Java エージェントをローカルクラ
イアントに作成します。
z
データベースがサーバーまで複製され、正常に実行されます。
Designer を使用して、サーバー版の呼び出される Java エージェントを変更した場合、たとえば、共有から個
人に切り替えた場合、エージェントを実行すると、「文書アイテムが見つかりません」というエラーメッセージが
表示されます。これは、エージェントを保存したときに、サーバーでクラスファイルが使用できなかったためで
す。
z
呼び出される Java エージェントを編集し、[クラスファイルを再呼び出しします] および [すべて更新] を実行した
後、保存して終了します。
Associated SPRs:
MQUE5DNGFX; MQUE4XMQQR
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03 トラブルシューティング
Web ブラウザではイベントに標準の順序はありません
onBlur イベントと onChange イベントがトリガーされる順序は、標準では定義されていません。
定義された標準がないので、順序は実装担当者にまかされます。Netscape 6 では、Notes Client と同様に、
フィールドイベントは onBlur、onChange の順にトリガーされます。Netscape 4.7 と Internet Explorer では、
onChange、onBlurの順にトリガーされます。
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03 トラブルシューティング
サポートされない図形イベント
Notes Client または Web クライアントでは、次の図形イベントはサポートされません。
onHelp、onKeyDown、onKeyPress、onKeyUp
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03 トラブルシューティング
R5 Client では、Notes 6 でコーディングされた「Web - Javascript」コードが実行されます
R5 では、イベントによって、Web クライアントのみでサポートされる JavaScript と、Notes Client と Web クライアン
トの両方でサポートされる JavaScript がありました。これは、UI による制御ではありませんでした。Notes 6 で
は、新しい UI によって、設計者が「クライアント - JavaScript」、「Web - JavaScript」、または「共通 Javascript」を
設定できます。
「クライアント - Javascript」イベントを設計する際には、R5 Notes Client で実行されるのは「Web - Javascript」UI
の JavaScript コードのみであることに注意してください。
Associated SPRs:
MQUE4X9PN7
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03 トラブルシューティング
Web クライアントでサポートされないサブフォームイベント
「Web - Javascript」 でコーディングされた onHelp、onLoad、および onUnLoad の各サブフォームイベントは、Web
クライアントではサポートされません。
Associated SPRs:
MQUE53KRWE; MQUE555LPR
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03 トラブルシューティング
Designer -- バックエンド MIMEEntity メソッドでのストリームの位置の更新
LotusScript または Java の Stream クラスメソッドを使用して、Domino 6 バックエンド Stream オブジェクトを対象
に読み込みまたは書き込みを行うと、常にストリームの位置が設定されますが、GetContentAsText などの
MIMEEntity メソッドを使用して Stream を対象に読み込みまたは書き込みを行うと、これまではストリームの位置
が更新されませんでした。
今回のリリースでは、この位置が MIMEEntity メソッドにより更新されます (ストリームの終わりまで)。したがって
その使用の際には、ストリームの読み込みを正常に実行するために、Stream.SetPosition(0) などを使用してスト
リームの位置をリセットする必要があります。
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03 トラブルシューティング
ビューと列のプロパティ: [詳細] タブ
ユーザーが [詳細] タブのドロップダウンリストで列のスタイルを選択するとき、これは、列のプロパティを設定し
ていることにはならず、スタイルの拡張フォーマットを表示している過ぎません。この機能は、このリリースでの新
機能ではありませんが、以前のリリースでは、これらの列のスタイルの拡張プロパティ (数値、日付/時刻など)
は、個別のタブにまとめられていました。
また、[詳細] タブを開くとき、デフォルトで表示されるスタイルは、必ずしも、ユーザーによって最後にアクセスまた
は編集されたスタイルではありませんが、各スタイルの拡張プロパティで変更されたすべての内容は保存され、
実装されます。
Associated SPRs:
KUMA5PZPMD
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03 トラブルシューティング
ビューと列のプロパティ: [名前] スタイル
[名前] という種類のスタイルを列に設定するときは、このスタイルを有効にして保存するために、[列のプロパティ]
インフォボックスの [詳細] タブで、スタイルの拡張プロパティを選択する必要があります。
[名前] スタイルを無効にするには、このタブ内のすべての拡張プロパティのチェックマークをオフにします。
列のスタイルとして [名前] を有効にすると、列の他のスタイルの種類はすべて上書きされます。
Associated SPRs:
KUMA5P7VCL
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03 トラブルシューティング
DOLS のプラットフォームとシステム要件
DOLS は、Notes/Domino 6 の Win32 クライアント、Win32 サーバー、AIX サーバー、Solaris サーバー、Linux
サーバーでサポートされます。
クライアントシステム要件:
z
CPU: Intel Pentium
z
RAM: 128MB 以上 (256MB を推奨)
z
空きディスク容量: 基本操作用に 500MB を推奨
z
購読の場合は、それぞれの購読のサイズに応じた追加の空きディスク容量が必要
ブラウザ要件:
z
Internet Explorer 6.0 以上
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03 トラブルシューティング
Internet Explorer 5 を使用して購読をインストールする場合の問題
z
Internet Explorer 5.01 を使用して購読をインストールしようとすると、「Error 500 attempting to request offline
configuration data」というダイアログが表示され、続いて「Error requesting offline configuration from the
server」というメッセージが表示されます。
対策
新しいバージョンの Internet Explorer をインストールしてください。
z
128 ビットの暗号化を使用して Internet Explorer 5.0 で購読をインストールしようとすると、 「DOLS DSAPI
error: user must be logged in in order to go offline.」というエラーが表示されます。
現時点ではこのエラーの対策はありません。
Associated SPRs:
MNOI4VXKGF; RAHO57SKDR
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03 トラブルシューティング
購読名は 30 文字 (バイト) 以内に制限する
購読のダウンロード時に、各国のキャラクタ (ダブルバイトまたはマルチバイト) を使用した購読のタイトルが切り
捨てられることがあります。対策としては、購読のタイトルを 30 文字または 30 バイト以下 (マルチバイトの場合)
にします。
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03 トラブルシューティング
複数のディレクトリカタログが混乱を招く可能性
クライアントにインストールした各 Web メール購読は、それぞれ固有のディレクトリカタログを持つことができま
す。これには、iNotes Web Access (R5)、Domino Web Access (6)、および [メール (6) (拡張)] データベース、また
はディレクトリカタログを含む DOLS 対応の他のカスタマイズ済みデータベースが含まれます。ディレクトリカタロ
グを持つ複数の購読を同じコンピュータにダウンロードすると、次のような問題が発生する場合があります。
z
そのコンピュータ上で購読をインストールしているユーザーであれば、インストールされているすべてのディレ
クトリカタログを読み込むことができます。すべてのカタログは、アドレス選択ダイアログにリストされます。
z
そのコンピュータ上の Web メール購読のアドレス選択ダイアログには、同じ名前を持つすべてのディレクトリ
カタログが表示されます。
z
同じ名前を持つディレクトリカタログであっても、別々の複製スケジュールが設定されている場合は、含まれ
ている情報が異なることがあります。どれが最新のディレクトリカタログかわからないと、古いディレクトリカタ
ログを使用する可能性があります。
対策
同じクライアント上にあるすべてのディレクトリカタログに必ず同じ複製スケジュールを設定します。
Associated SPRs:
SGOY4VEP4D
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03 トラブルシューティング
クラスタサーバー上で、休止しているデータベースを参照するときの問題
ユーザーが購読をオフラインでインストールしていて、管理者または設計者がオンライン版の購読無効にしても、
ユーザーはクラスタ内の別のサーバー上のレプリカを使用して同期機能を引き続き利用できます。
しかし、ユーザーがそのデータベースをオンラインで参照するために Web コントロールや Domino Sync Manager
を使用しようとすると、エラーが発生します。
Associated SPRs:
SBED4PMUNF
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03 トラブルシューティング
インターネットパスワードが同期しない
ユーザーが購読をダウンロードして、その後サーバー上のユーザー文書のインターネットパスワードを変更した場
合、その新しいパスワードを使用して購読をオフラインで開こうとすると、「アクセスは拒否されました」というエラー
が表示されます。これは、サーバー上のパスワードとオフラインの Domino ディレクトリ (DOLNAMES.NSF) が同期
していないために起きます。
対策
購読を削除し、再インストールすると、インターネットパスワードと異なるパスワードを同期するかプロンプトが表示
されます。同期した後、オフラインにすると、変更後のインターネットパスワードを使ってデータベースにアクセスで
きます。
Associated SPRs:
CGES4Q3KH2
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03 トラブルシューティング
購読のデスクトップアイコンが表示されないことがある
以下の場合は、デスクトップ上に購読のアイコンが表示されません。
z
購読のタイトルに Unicode が使用されている場合
z
オペレーティングシステムでファイル名に使用することを許可されていない文字が購読のタイトルに使用され
ている場合。たとえば、Windows のファイル名には 「/」は使用できません。そのため、タイトル (オフライン設
定文書の最初のタブ) に「/」が含まれている購読のアイコンはデスクトップ上に表示されません。
対策
ダウンロード後に購読を起動する場合は、Lotus Domino Sync Manager から起動します。
Associated SPRs:
KHKM4QN88G
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03 トラブルシューティング
複数購読の同期の周期を 1 分に設定すると同期が停止する
複数の購読をインストールし、これら購読をすべて 1 分ごとに同期するように設定すると、同期中にいずれかの
購読が 100% の確率で停止します。これによって、ほかの購読の同期が妨害されることはありません。Sync
Manager を終了して再起動してください。
Associated SPRs:
SBED4WLP3P
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03 トラブルシューティング
DOLS のインストール時のトラブルシューティングのヒント
Lotus Notes/Domino 6.x のベータリリースは、現在のリリースへはアップグレードできません。以前のリリースの
購読がインストールされている状態でサーバーを Domino 6 にアップグレードした場合は、ユーザーは以前の購
読をすべてアンインストールし、Domino 6.x の購読をインストールする必要があります。アンインストールしても、
デスクトップのアイコンは削除されないので注意してください。これを回避するには、クライアントのアップグレード
の前に、Netscape 用の DOLS プラグインファイルまたは Internet Explorer 用の Lotus DRS コントロールを削除
します。
以前のリリースの購読と Domino 6.x を一緒にオフラインにするには、次の手順で行います。
1. クライアントをアップグレードする前に、Netscape 用の DOLS プラグインファイル または Internet Explorer 用
の Lotus DRC コントロールを削除します。
2. Domino 6.x の購読をインストールして、Domino Sync Manager をアップグレードします。
3. 以前のリリースの購読を再インストールします。
暗号化されている購読をアップグレードするには
1. Domino Administrator クライアントで、doladmin.nsf のオフラインセキュリティポリシー文書の [既存のユー
ザー ID を上書きする] をオフにし、セキュリティポリシーを保存します。
2. クライアントシステムをへアップグレードする前に、クライアントシステム上で Netscape 用の DOLS プラグイ
ンファイル、Internet Explorer 用の DRS コントロールを削除します。
3. 暗号化された購読を再インストールします。
注意 [既存のユーザー ID を上書きする] をオフにしないと、アップグレード後に購読を利用できなくなります。そ
の場合は、購読を削除してから再インストールする必要があります。
Domino R5.0.x から Domino 6.X にアップグレードする
サーバーを R5.0.x から最新リリースの Lotus Domino にアップグレードすると、すべてのユーザーの既存の
DOLS オフライン購読がアップグレードの対象となります。古い購読をアップグレードして、このリリースと連動する
ようにする必要があります。新しい購読をサーバーからインストールすると、アップグレードが開始されます。新し
い購読をインストールしたら、それらをオフラインで開く前に以前の購読を一度同期させる必要があります。
DOLS を備えていないリリースの Domino から DOLS を備えた Domino 6.x にアップグレードする
DOLS を備えていないリリースの Domino から DOLS を備えた最新リリースの Lotus Domino にアップグレードし
た場合、DOLS が正しくインストールされないことがあります。アップグレードの詳細については、『Domino
Administrator ヘルプ』を参照してください。
ダイヤルアップ (または LAN) からのインストールが失敗して、「実行できません」というメッセージが表示される
Domino Sync Manager をダイヤルアップまたは LAN 接続でインストールしようとしたときに、「実行できません」 と
いうメッセージが表示されることがあります。これは、ダイヤルアップセッションのタイムアウトの設定値が小さすぎ
ることが原因である可能性があります。
サーバー文書でダウンロード時間を増やすには、次の手順を行います。
1. Domino Administrator クライアントを起動します。
2. ナビゲーションペインで、[サーバー] - [現在のサーバー文書] をクリックします。
3. [インターネットプロトコル] タブをクリックして、[HTTP] タブをクリックします。電話回線を介して購読をインス
トールする場合は、[出力タイムアウト] フィールドを 18,000 秒に設定して、充分なダウンロード時間を確保し
ます。
インターネットサービスプロバイダ (ISP) を利用している場合は、ISP に連絡して、タイムアウト時間を短く設定して
いないかどうかを確認することもできます。
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03 トラブルシューティング
DOLS データベースをインストールするにはユーザーに [読者] 以上のアクセス権限が必要
オフラインでデータベースをインストールするためには、DOLS が有効なデータベースのアクセス制御リスト (ACL)
に、ユーザーのアクセス権を [読者] 以上に設定する必要があります。[投稿者] や [なし] のアクセス権の場合に
購読をインストールしようとするとエラーが発生します。
対策
データベースの ACL でユーザーのアクセス権を [読者] 以上に設定します。
Associated SPRs:
SBED4PLL7Y
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03 トラブルシューティング
ブラウザから「オフラインで作業しますか?」というプロンプトが表示された場合は [いいえ] を選
択する
ブラウザで、オフラインで作業するかどうかを問われたときは、[いいえ] を選択してください。
オフラインでの作業を選択すると、サーバーとの接続が切断され、同期を取れなくなります。
Associated SPRs:
AWHN4M7B8U
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03 トラブルシューティング
アクセシビリティの問題
DOLS を使用するときには、次に示すアクセシビリティの問題があります。
Internet Explorer で URL アドレスボックスから Web コントロールに移動できない
[Tab] キーを押すと DOLS Web ページのフレーム間を移動できます。しかし、URL ボックスからフレームに移動
することはできません。
Netscape でフレーム間を移動できない
Netscapeでは、[Tab] キーを押して DOLS Web ページのフレーム間を移動することはできません。
ポップアップメニューに言語のキーボードショートカットキーがない
Web コントロールには、Domino Sync Manager にあるテキストの言語のリストから言語を選択するためのオプショ
ンがあります。リスト内の言語にはショートカットキーはありません。
Windows 2000
Windows 2000 コンピュータでは、ユーザーが自分で表示を有効にしない限り、アクセラレータ (メニュー項目の下
線付きの文字) は表示されません。
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03 トラブルシューティング
共有ファイルを持つ複数の購読を暗号化する場合は一貫して行う
ユーザー間でファイルを共有していることがわかっている場合は、すべての購読を暗号化するか、すべての購読
を暗号化しないかのどちらかにしてください。
共有ファイルは、そのファイルが最初にインストールされた購読が暗号化されていたかどうかによって、暗号化さ
れるかどうかが決まります。最初の購読が暗号化されてインストールされた場合は、それ以降にインストールされ
た購読でファイルの共有に問題が発生することがあります。
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03 トラブルシューティング
構成ディレクトリサーバーとして設定されている Domino Server 上の DOLS
「構成ディレクトリ」 サーバーとして設定されている追加の Domino Server 上に DOLS 購読がある場合は、セキュ
リティポリシーは [ダウンロード中に ID を要求する] または [ユーザー ID を自動的に作成] のいずれかであるこ
とが必要です。
セキュリティポリシーの [ID の検索に Domino ディレクトリを使う] が設定されている追加の Domino 構成ディレク
トリサーバーで、ユーザーが DOLS 購読をインストールしようとすると、Error 500 が返され、「DOLS DSAPI error:
No person record found in names.nsf for user <username>.」というメッセージがコンソールに表示されます。
Associated SPRs:
MNOI4ZGRVF
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03 トラブルシューティング
メールファイル (拡張) をサーバー間で移動する
AdminP を使用して、DOLS が有効になっている Domino 5.0.5 以降のサーバー間でメールファイル(拡張) を移動
しようとすると、移動処理が完了しません。
これは、これらのメールファイルの移動処理の最終ステップでユーザーが Notes を使用して元のファイルにアクセ
スする必要があるために起きます。ユーザーが元のファイルにアクセスすると、新しいメールファイルと新しいメー
ルサーバー情報を使用して個人アドレス帳の Notes ダイヤルアップ接続文書とロケーション文書が更新されま
す。次に、[新規メールサーバーへ変更を反映] 要求が作成され、古いメールファイルが削除されます。
ユーザーが、Notes の代わりに DOLS を使用して、または複製を使用してブラウザから元のファイルにアクセスし
た場合は、前述の最終ステップは開始されません。
管理者は、LotusScript を使用して、「変更を反映」 要求を作成するエージェントを [システム管理要求] データ
ベースに作成する必要があります。この LotusScript は、Notes.net の Iris Sandbox で公開されています。次の
URL からダウンロードしてご使用ください
http://www.notes.net/sandbox.nsf/ecc552f1ab6e46e4852568a90055c4cd/c425421e4e419540852568630079bb8
c?OpenDocument&ExpandSection=1&Highlight=0,admin4.nsf#_Section1
Associated SPRs:
CLYH4QVQ49
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03 トラブルシューティング
共有されている購読を削除したときにディレクトリカタログが削除されない
共有購読データとディレクトリカタログを含む購読を削除した場合、ディレクトリカタログはユーザーの Domino
Web Access ディレクトリに残ります。これは、共有データが実際に別の購読に共有されていない場合にも当ては
まります。
現在の Domino Web Access セッションでディレクトリカタログにオフラインでアクセスした場合は、購読を削除する
前にブラウザを閉じても、ディレクトリカタログは削除されません。その場合に、Windows Explorer でディレクトリカ
タログをユーザーディレクトリから手動で削除しようとすると、「共有違反」というメッセージが表示されます。
現時点では、対策はありません。
Associated SPRs:
LSHR5ACKV5
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03 トラブルシューティング
誤ったパスワードを入力したあとに同期をキャンセルするとセキュリティの問題が発生する
同期が開始された後、失敗に終わると、パスワードは壊れています。購読をアンインストールしてから、再インス
トールしてください。
Associated SPRs:
LSHR53DTDD
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03 トラブルシューティング
アイコンをカスタマイズしてもデスクトップ上のアイコンが変わらない
購読をオフラインでインストールして、ユーザー独自のアイコンを [Customize] サブフォームに追加すると、Sync
Manager には新しいアイコンが表示されますが、デスクトップ上のアイコンは変わりません。
対策
デスクトップを更新するかオペレーティングシステムを再起動します。
Associated SPRs:
SBED59Z2PR
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03 トラブルシューティング
購読を削除してもディレクトリカタログのパスは notes.ini から削除されない
[メール (6) (拡張)] テンプレート (mail6ex.ntf) を使用してメールファイルを作成し、DOLS がこのメールファイルを
ディレクトリカタログで有効にしているとき、共有ファイルのオプション ([ルール] タブ) を選択せずに購読をダウン
ロードすると、iNotes ディレクトリにある Notes.ini の Name パラメータは次のようになります。
NAMES=dolnames.nsf,dols\Web user1 Mattel
US\9A55CDC7D0D12BA385256A7100720089\dircat.nsf,dols\Web User2 Mattel
US\2EFE0803CB6E457285256A8C00746884\dircat.nsf
いずれかの購読を削除しても Notes.INI ファイルの Names パラメータは変更されず、ドロップダウンリストに購読
ディレクトリが表示されます。しかし、このディレクトリにはアクセスできません。
Associated SPRs:
SGOY4YRQB5
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03 トラブルシューティング
アドレス帳と一致しないパブリックキーに関する同期時エラー
同期時に、同期ステータスに 「パブリックキーがアドレス帳に保存したものと一致しません。」というエラーが表示
されます。その後、同期ステータスは [休止] に設定されます。
対策
サーバー文書の [セキュリティ] セクションを開き、[Domino ディレクトリにあるパブリックキーと比較] オプションを
無効にします。
Associated SPRs:
KTOT567L96
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03 トラブルシューティング
設定文書を削除した場合は、再インストールする必要がある
なんらかの理由で、購読の [オフライン購読設定] プロフィール文書を削除する必要がある場合、その購読をイン
ストールしたユーザーは、購読を削除して新しい設定文書を持つ購読を再インストールしなければなりません。
Associated SPRs:
SGOY54VKWY
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03 トラブルシューティング
Notes の「削除」によって複数ユーザー購読が削除される
次の状況のように、Notes Client の「削除」オプションを選択すると、DOLS の複数ユーザー購読が削除されま
す。まず、マルチユーザーオプションを使用して Lotus Notes をインストールし、購読プロフィール文書の [複数
ユーザーディレクトリの使用] がオンになっている DOLS 対応のデータベースをインストールします。Notes での
作業後、「個人ファイルを削除しますか」と問われるますが、ここでは [OK] を選択しません。[OK] を選択すると、
Domino Sync Manager を使用した次回の同期は失敗します。Notes Client のシャットダウン時に、DOLS の複数
ユーザーデータディレクトリが削除されるからです。
Associated SPRs:
LSHR5AERZ4
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03 トラブルシューティング
ID が上書きされると、ユーザーは暗号化された購読にアクセスできない
ユーザーが暗号化された購読をインストールして、その後なんらかの理由で自分の ID を変更した場合、その
ユーザーは暗号化された購読を開くことができなくなります。これは、ID と一致するキーを使用してオフライン購
読が暗号化されたためです。ID を変更すると、キーは ID と一致しなくなり購読は開きません。ユーザーは暗号化
された購読を削除して、再インストールし、暗号化し直す必要があります。
暗号化された購読を使用している企業では、[既存のユーザー ID を上書きする] 設定はオンにしないでください。
ID が上書きされたユーザーは、前の ID からのキーで暗号化されたオフライン購読を開くことができません。新規
の ID を暗号化された購読に適用する唯一の方法は、暗号化されたデータベースを削除し、再インストールするこ
とです。
Associated SPRs:
SBED598PUW
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03 トラブルシューティング
Windows 2000 - Sync Manager の背後に [購読の詳細] ボックスが開く
Windows 2000 Professional オペレーティングシステムでは、Sync Manager の背後に [購読の詳細] ダイアログが
開きます。
Associated SPRs:
JNES4L5G4U
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03 トラブルシューティング
無効にした購読がアップグレード時に同期される
クライアントシステムで 5.0x のすべての購読を無効にしてからサーバーをアップグレードした場合、クライアント上
で購読の 1 つをアップグレードすると、有効に設定していないにもかかわらずすべての購読が同期されます。
Associated SPRs:
JDAO5CYNM4
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03 トラブルシューティング
[ディスカッション] テンプレートの既知の問題
[ディスカッション] テンプレートが更新されると、 ファイル Dols.gif、iNotes_bnnr.gif、servers.gif に関するエラーメッ
セージがステータスバー、またはサーバーコンソールに表示される場合があります。これらのメッセージは無視し
ても安全です。
Associated SPRs:
CSAH5EASUG
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03 トラブルシューティング
[オプションファイル] ではワイルドカードを正しいフォーマットで使用することが必要
オフライン購読設定文書の [オプションファイル] フィールドで * (ワイルドカード) を使用するとき (例: *.nsf) は、*
の前に \ を追加する必要があります。追加しない場合、オフラインの同期エラーが出ることがあります。
対策
*.nsf ではなく、\*nsf を使用してください。
Associated SPRs:
TCAO4ZNMBU
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03 トラブルシューティング
アップグレード後にオフラインセキュリティ文書を変更するとパスワードが失われる
オフラインセキュリティポリシーを自動生成に設定してサーバーを 5.0x から 6.x にアップグレードした場合、オフラ
インセキュリティポリシーの選択を変更すると、認証者のパスワードが失われます。
例えば、特定のドメインに暗号化された購読が存在し、アップグレードしたサーバーのそのドメインのセキュリティ
ポリシーで新しい「既存の IDファイルの上書き」機能をオンにした場合に、この問題が起こる可能性があります。
対策
その認証者 IDを持つタブで、パスワードを再入力し、セキュリティポリシーを保存してください。
Associated SPRs:
JDAO5D6RHG
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03 トラブルシューティング
DOLS SSO [アプリケーションパスワードの入力] ダイアログの問題
SSO を有効にした場合、ユーザーは不注意により、オンライン購読に使用していたパスワードと異なる
dolsuser.id/notes.id パスワードをオフライン購読に割り当てることができてしまいます。これは、購読をダウンロー
ドするときに、オフラインの [アプリケーションパスワードの入力] で異なるパスワードを入力、確認した場合に起こ
ります。ユーザーはこのオフラインパスワードを簡単に変更することはできません。
[プロパティ] - [セキュリティ] タブのパスワードの変更により、購読のオンラインパスワードを変更できます。ユー
ザーはインターネットパスワードを使用してオフライン購読を開くことができますが、購読を同期しようとすると、
「同期パスワードが間違っています」が表示されます。
購読の同期を行うには、[アプリケーションパスワードの入力] ダイアログに入力したパスワードを入力する必要が
あります (これは Notes とインターネットのパスワードが異なる場合の動作です)。
Associated SPRs:
JDAO59H2SY
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03 トラブルシューティング
IIS プラグインで使用するために DOLS を有効にするには
IIS プラグインで使用するために DOLS を有効にするには、『Domino Administrator 6 ヘルプ』で説明されている
手順に従って、プラグインをインストールし、プラグイン設定ファイル plugin-cfg.xml の <UriGroup> セクションに次
の 2 行を追加します。
<Uri Name="/download/*" />
<Uri Name="/mail/*" />
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03 トラブルシューティング
IIS が原因でインストールパス指定のダイアログボックスの表示が遅れる
IIS がフロントエンドサーバー、DOLS を備えた Domino がバックエンドサーバーである環境で、ユーザーが購読を
インストールすると、インストールダイアログが表示されるまでに約 1 分半かかります。これは最初のインストール
でのみ発生し、再インストールの場合は発生しません。
Associated SPRs:
SBED5DTLGL
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03 トラブルシューティング
iNotes Sync Manager から Domino Sync Manager へのアップグレード
iNotes Sync Manger を Domino Sync Manager にアップグレードする場合、デスクトップアイコンとメニュー項目は
自動的には削除されないので、Sync Manager 用のアイコンとメニュー項目が 2 セット存在することになります。
iNotes Sync Manager 用のアイコンとメニュー項目は手動で削除する必要があります。
Associated SPRs:
JDAO5QTW35
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03 トラブルシューティング
Linux クライアントへの DOLS インストールのトラブルシューティング
Linux での最初のオフラインインストール時に、ライセンスダイアログでユーザーがスクロールバーを使用してスク
ロールしようとすると、Mozilla がハングすることがあります。
回避方法
Mozilla をシャットダウンし、DOLS ダウンロード再起動します。
Associated SPRs:
LSHR5SZQNF
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03 トラブルシューティング
オフラインでのログイン時には組織単位の別名は使用できない
Linux Mozilla では、オフラインでログインするときに、組織単位の別名をログインの一部として使用することはでき
ません。たとえば、AlternateName/AlternateOrgUnit/AlternateLanguage は使用できません。
ユーザーが、組織単位の別名を持たずに作成されたときは (例: AlternateName/AlternateLanguage)、この ID を
使用してオフラインでログインできます。
Associated SPRs:
JDAO5PQKC2
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03 トラブルシューティング
キャンセル後に購読をインストールできない
購読のインストールをキャンセルしたとき、購読を再インストールするには、右クリックして [オフライン] を選択す
る必要があります。
Associated SPRs:
YHAO5WNCEM
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03 トラブルシューティング
組織の DNS の外からでは購読がフェールオーバーしない
DOLS は、同期の実行中はクラスタフェイルオーバーをサポートしません。しかし、[オフライン購読設定] 文書の
[ネットワーク] 設定で、バックアップサーバー (または、2 次 TCPIP アドレス) を設定できます。
Associated SPRs:
JHOD58ZLK6
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03 トラブルシューティング
短縮ユーザー名を使ってオフライン購読にログインできない
サーバー文書の [セキュリティ] タブ - [インターネットアクセス] セクションの [インターネット認証] フィールドが [
強いセキュリティで少ない名前のバリエーション] に設定されている場合、ユーザーは短縮名を使ってオフライン購読
にログインすることができません。 これは、予想通りの動作です。オフラインではインターネットセキュリティが最
高レベルであることが求められます。この結果、短縮名での認証がサポートされていません。その代わり、ユー
ザー名の別名はすべて使用することができます。
Associated SPRs:
LSHR5CHQVL
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03 トラブルシューティング
別名を使用してオフラインで作業する
別名を使用してオフラインで作業するときは、別名がデータベースの ACL に登録されている必要があります。別
名がグループに属し、そのグループ名だけがデータベースの ACL に含まれる場合は、オフラインで作業できませ
ん。
Associated SPRs:
NYYG5KR5JL
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03 トラブルシューティング
Domino Access for MS Outlook からアクセスできないドメインがある
Domino Access for Microsoft Outlook の現在のバージョンでは、ユーザーのドメインの外部にあるドメインのアド
レス帳にはアクセスできません。
Associated SPRs:
MQUE5R4K8H
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03 トラブルシューティング
Domino HTTP サーバーは UNIX システムで DHTMLED.cab を見つけられない
UNIX システムで実行されている Domino HTTP サーバーには、DHTMLED.cab ファイルを見つけられない問題が
あります。このファイルは dhtmled.cab として Domino Server にインストールされます。UNIX ではファイル名の大
文字と小文字が区別されるので、システムはこのファイルを見つけることはできません。
対策: dhtmled.cab ファイルを DHTMLED.cab にコピーします。このファイルは、サーバーの HTML ディレクトリ (デ
フォルトでは .../data/domino/html) にあります。
Associated SPRs:
JLJE5X5JYP
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access Instant Messaging 用に LDAP メール属性を使用する
Domino Web Access での Instant Messaging に LDAP を使用するとき、メール属性は必須エントリとな
る
Domino Web Access で、Instant Messaging を使用して LDAP ディレクトリサーバーに存在するユーザー名を解
決するときは、LDAP ディレクトリエントリのメール属性に、有効な電子メールアドレスの値が含まれる必要があり
ます。たとえば、John Brown のディレクトリエントリは、次の例のようになります。
dn: cn=John Brown, o=Yourorg
givenname: John
sn: Brown
mail: [email protected]
メール属性に値のないエントリが LDAP ディレクトリで見つかると、入力された値は削除されます。これは、ユー
ザーエントリよりも、むしろグループエントリに適用されます。なぜならば、LDAP オブジェクトクラス
"groupOfNames" と "groupOfUniquenames" はメール属性を持たないからです。また、オブジェクトクラスの
"Person" および "organizationalPerson" もメール属性をサポートしないので、これらのタイプのエントリにも適用
されます。ほとんどの LDAP ディレクトリは "inetOrgPerson" オブジェクトクラスをサポートし、このオブジェクトク
ラスではメールはオプションの値です。Domino を LDAP ディレクトリサーバーとして使用する場合は、"
dominoPerson" オブジェクトクラスは "inetOrgPerson" オブジェクトクラスを引き継ぐので、メールはサポートされ
ます。
オフライン購読のプロフィール文書の作成と編集の詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』のトピック
「DOLS 購読を設定する」を参照してください。
Associated SPRs:
TDON5T8LP5
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access セキュアメールの問題
Domino Web Access でセキュアメールを使用するとき、次のような問題があります。
署名付きメール
受信者が設定した受信メールの形式 (たとえば、[Notes リッチテキスト優先] または [MIME 優先] など) に合わせ
るために、ルーターによる変換が必要な署名付きメールは、署名が失われた状態または無効になった状態で配
信されます。暗号化されたメッセージ (または、署名付きで暗号化されたメッセージ) には、この問題は発生しませ
ん。
SMTP 経由で送信される署名付きメール
SMTP 経由で送信される Notes 署名付きメールは、受信者に配信される前に、署名が削除されます。
SMTP 経由で送信される暗号化メール
暗号化されたメールを SMTP 経由で送信すると、添付ファイルが失われたり、受信者がメッセージの本文を読め
ないなどの問題が発生することがあります。
S/MIME
このリリースの Domino Web Access では、S/MIME 暗号化メールの読み込みおよび作成はできません。また、
S/MIME 暗号化メールを送信できないことを示す通知が送られてこないないこともあります。
セキュアメールを使用するには SSL が必要
サーバー設定文書でセキュアメールに SSL が必要と設定されている場合、http 経由で Domino Server にアクセ
スするユーザーは、署名付きメールまたは暗号化メールを送信するときに、異なるインターネットパスワードとイン
ポート済み Notes ID パスワードを持たなければなりません。このようなケースでは、Domino Web Access クライ
アントは、送信用に https への一時的なプロトコルの切り替えを行います。ユーザーが https 経由でサーバーに
アクセスするときは、パスワードが異なる必要はありません。
メモ: SSL への切り替えを通知するメッセージボックスが表示されたときは、[X] をクリックしてボックスを閉じない
でください。必ず [OK] をクリックして、SSL へ切り替えてください。
公開グループへのメッセージの送信
このリリースでは、Domino ディレクトリで定義されたグループに暗号化されたメッセージを送信するときに、メッ
セージの受信者リストのサイズが 10K 文字を超え、グループの 1 人以上のメンバーのパブリックキーが見つから
ない場合は、パブリックキーを見つけられるメンバーだけにメッセージが暗号化され、送信されます。Notes Client
では、パブリックキーが見つからなかったメンバーに関し、暗号化の失敗を示す通知と暗号化せずに送信するオ
プションがメッセージの送信時に表示されますが、Domino Web Access では表示されません。その代わり、メッ
セージを暗号化できなかったグループメンバーのリストを含む送信不能レポート (NDR) が、送信者の受信ボック
スに返されます。NDR から、送信者はメッセージを暗号化せずに再送信できます。
リッチテキスト形式を含むメールメモまたは電話メッセージを暗号化してグループに送信する時、書式や埋め込ま
れたイメージが失われるなどの問題が発生することがあります。しかし、イメージは添付ファイルとして送信できま
す。
重要: ディレクトリ検索の範囲では、すべてのグループ名は固有でなければなりません。異なるドメインに同じグ
ループ名がないか注意してください。
Associated SPRs:
WCAL5FVRR7; PTHN5P9S8F; PTHN5PAHJZ; STER5Q4AZX; STER5QRA55; STER5QJ9DF; NYYG5QJ63V; STER5QZ69F; STER5QZBC9;
PTHN5MRR85; PTHN5THPKV; PTHN5VKTKX
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access での Instant Messaging グループ
Instant Messaging グループへユーザーを追加する
Instant Mesaging グループに名前を追加するときは、[追加] をクリックする前に追加先のグループが選択されて
いることを確認してください。
Instant Messaging グループを追加する
Sametime サーバーにアクセスできないときに新規の Instant Messaging グループを作成しようとしても、グループ
は作成されません。しかし、サーバーにアクセスできないことを示す警告は表示されません。Sametime サーバー
にアクセスできないときは、Instant Messaging グループやそのメンバーを追加することはできません。現時点で
は、サーバーがアクセスできな状態であることを示すメッセージは表示されず、それ以降の操作も失敗します。ま
た、コンタクトリストの表示も空になります。
プリファレンスで Instant Messaging を有効にしていない場合は、Instant Messaging グループを追加できません。
しかし、Instant Messaging を有効にしているかどうかにかかわらず、Instant Messaging グループを削除すること
は可能です。
Associated SPRs:
STER5PSASW; STER5LP9QG
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access でのアーカイブの問題
Domino Web Access でアーカイブを使用するときの問題について、以下で説明します。
オフライン
オフラインでサーバーアーカイブを行うことはできません。
Linux Mozilla では、別名にアクセント文字が含まれている場合は、オフラインにはできません。メールアーカイブ
ファイル名にアクセント文字が含まれる場合は、そのファイルにオフラインでアクセスすることはできません。アー
カイブのプリファレンスを設定するときに、アーカイブファイルの名前を変更してください。
DOLS をアンインストールするとき、Domino Web Access クライアントを使用して作成したすべてのローカルアーカ
イブが削除されます。DOLS のアンインストールが必要で、残しておきたいローカルアーカイブがある場合は、
DOLS をアンインストールする前に、そのアーカイブファイルのバックアップコピーを Domino Web Access のプロ
グラムディレクトリ以外のディレクトリに作成しておきます。このローカルアーカイブは、Notes Client を使用して見
ることができます。
ローカルアーカイブを作成する
ローカルアーカイブの作成と使用方法については、製品のマニュアルを参照してください。ただし、以下の情報に
も注意が必要です。
ローカルアーカイブを作成するとき、Domino Off-Line Services は Domino Sync Manager をインストールします。
Domino Sync Manager は、空の購読をロードし、同期します。 メモ: これはアーカイブではありません。
同期が完了した後は、バックグラウンドでアーカイブ作成され、アーカイブ用に選択された文書がアーカイブに移
動されます。このとき、エラーが発生することがあります。「An error occurred trying to archive documents」という
エラーメッセージが表示されたときは、ブラウザの更新ボタンをクリックし、アーカイブする文書を再選択してくださ
い。
Linux Mozilla では、ローカルアーカイブの作成はサポートされていません。
混成環境でのアーカイブ
inotes5 メールテンプレート (inotes5.ntf) を使用している場合は、サーバーでアーカイブを設定するときに、[ホー
ムサーバー上] フィールドで、サーバーの階層名 (mail2/acme) を使用してサーバー名を指定する必要がありま
す。
Associated SPRs:
STER5PZ2FS; JDAO5QCVDG; XMXL5WZ3QB
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access でのカレンダーとスケジュールの問題
iNotes Web Access 5.0.x クライアントと Domino Web Access 6.x クライアント間のカレンダーおよびスケジュール
の問題
他のドメイン内の iNotes5 ユーザーに向けて会議召集を送る場合、参加者の完全な階層名と Notes ドメイン (た
とえば John Smith/NewYork/ACME@Lotus) を使用して送信する必要があります。
Notes/Domino Web Access 6.x クライアントと iNotes 5.0.x クライアントの間のカレンダーおよびスケジュールの
問題
現時点では、Notes/iNotes Web Access 6.0 の議長が開始したカレンダーおよびスケジュールのワークフローに
iNotes 5.0.x の参加者が含まれ、その参加者のメールファイルが iNotes を介して 5.0.x サーバー上でアクセスさ
れる場合、既知の問題が存在します。この問題についての詳細情報は、テクニカルサポートに問い合わせてくだ
さい。
Associated SPRs:
STER5D75PT
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access でのリッチテキストエディタに関する問題
以下に示すのは、Domino Web Access でのリッチテキストエディタの使用についての既知の問題です。
リスト
リスト (順序なしリストまたは番号リスト) を作成し、見出し形式を使用して文字サイズを大きくすると、見出しサイ
ズを取り消したときに以下の問題が発生します。
z
z
リストの 1 行を選択し、見出しを取り消すと、リスト要素も消えてしまう。
リストの複数行を選択すると、見出し要素を取り消すことができない。
グラフィック
グラフィックをエントリに挿入し、挿入を取り消そうとすると、取り消しが機能しません。
表
複数のセルに含まれているリストに対して、リストの形式設定をトグルして、リストを作成したりリストの形式設定を
削除したりすることはできません。セルを 1 つずつ選択し、形式設定を適用する必要があります。さらに、複数の
セルに含まれているテキストを [Delete] キーで削除することはできません。各セルの内容を選択し、[Delete] を
押す必要があります。
Associated SPRs:
STER5J25VU; STER5DFAMC; NMAA5LL8LB
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access での検索に関する制限
以下に示すのは、Domino Web Access で検索を使用したときの制限です。
z
連絡先、タスク、カレンダーエントリの一部を検索することはできません。[検索] に完全な文字列を入力
し、エントリを検索する必要があります。
z
空き時間検索では、メールサーバーのタイムゾーンがクライアントのメールサーバーのタイムゾーンと異
なるユーザーをサポートしていません。さらに、繰り返し予定や繰り返し会議がタイムゾーンの境界をま
たがると、時刻情報が不正確になります。
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access では名前選択の階層ビューは検索できない
[宛先の選択] ダイアログボックスでは、[名前によるリスト] ビューでのみ検索できます。
Associated SPRs:
CIHA5LHDKG
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access で受信ボックスをロードできない
Internet Explorer で、SSL 接続を使用せずに Domino Web Access メールデータベースにアクセスしているユー
ザーは、受信ボックスにアクセスしようとすると、「データ受信中にエラーが発生しました」というメッセージを受け
取ります。更新された urlmon.dll ではこの問題が修正されています。ユーザーは、修正版が IE の累積アップデー
トに含められる前に、Microsoft サポートに問い合わせて無料で修正版を入手できます (
http://support.microsoft.com/?kbid=837251)。これは、IE の次回の累積アップデートに含められることになってい
ます (2004 年 5 月の予定)。
他の対策としては、次のものがあります。
Internet Explorer で、[ツール] - [インターネットオプション] - [詳細設定] を選択し、[セキュリティ] で [暗号化
されたページをディスクに保存しない] がチェックされていないことを確認します。
z
GZIP 圧縮を無効にします。
z
Associated SPRs:
FTRI5VDFQC
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access における複数のログイン要求
Domino Server において匿名アクセスが許可されておらず、ユーザー名とパスワードによる基本認証が使用でき
るとき、ユーザーは、/mail と /iNotes の両方の領域について認証をするように要求されます。この複数のログイ
ン要求を受けるという問題を解決するには、他のパスからルートパスへのアクセスをマップするための領域文書
を作成することをお勧めします。
Windows では、Domino データディレクトリをマップする領域文書を作成することをお勧めします。たとえば、「/」の
領域を戻すためには、c:\domino\data (または Domino データディレクトリが置かれている任意の場所) となりま
す。
Unix では、領域文書は、/local/domino_data (または Domino データディレクトリが置かれている任意の場所) の
Domino データディレクトリを指定します。
領域文書の作成に関する追加情報については、『Domino 6 Administration ヘルプ』を参照してください。この問題
に関する追加情報については、Lotus Software Knowledge Database にある技術情報、『Prompted Twice for
Credentials When Logging into or out of Domino Web Access』(#1102037) を参照してください。
Associated SPRs:
DGUY5CQG4T; SCLE5F7DKC; JCIK54HLZ9; JSCR54J4GH
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access の Welcome ページでの Quick Notes の設定
現時点では、Domino のシステム管理者は、サーバー設定文書の [Domino Web Access] タブで、Domino Web
Access の Welcome ページ用のクイックリンクを設定することはできません。
Domino Web Access のユーザーは、レイアウトの編集機能を使用して、Welcome ページの Quick Notes を設定
できます。
Associated SPRs:
MHKM5MG7JC
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access のローカライズされたバージョンでの [検索] フィールド内の文字
Domino Web Access のローカライズされたバージョンでは、[検索] フィールドに入力された文字が非常に小さく表
示されることがあります。これが発生したときは、ブラウザのバージョンを更新することが必要な場合もあります。
Associated SPRs:
JCHO5MTCC5
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access メールの問題
Domino Web Access を使ったメールにおいて、次のような既知の問題があります。
z
異なるリリースがインストールされている環境では、一時的削除を使用可能にしたデータベースを持つ
ユーザーは、古いフォームファイルとテンプレートを実行している 6.0 サーバーにそのデータベースを複
製すると、データベースの文書を削除する時に問題が生じます。
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03 トラブルシューティング
Instant Messaging グループを削除するとエラーになる
Domino Web Access で、グループの削除後にローカルのアドレス帳を Sametime サーバーに転送すると、
Domino Web Access の警告が発生します。
Associated SPRs:
SLIU5WX46D
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03 トラブルシューティング
Web サーバー管理クライアントではデフォルトの Welcome ページを設定できない
Web サーバー管理クライアントでは、サーバー設定文書の [Domino Web Access] タブを使用して、デフォルトの
Welcome ページを設定することはできません。Domino のシステム管理者はデフォルトの Welcome ページを設定
できます。また、Domino Web Access ユーザーも、許可されている場合は、Welcome ページの [レイアウトの編
集] ボタンを使用してデフォルトを設定することができます。
Associated SPRs:
STER5P23HQ
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03 トラブルシューティング
WebSphere Edge Server リバースプロキシを DOLS で使用する
WebSphere Edge Server リバースプロキシを DOLS (Domino Off-Line Services) で使用するには、DOLS クライア
ントが Notes ID を使用して Domino Server にアクセスできるよう、ユーザーのオフライン設定をセットアップする
必要があります。これを行うには、まず、オフライン購読設定のプロフィール文書 (DOLS) の [管理] タブで、[サー
バーに接続する時にオプションの TCPIP アドレスを使用する] をオンにします。次に、サーバーの TCPIP アドレ
スを入力します。すべてのオフラインユーザーが WebSphere Edge Server リバースプロキシを使用して Domino
Server にアクセスできるようにするもう一つの方法としては、すべてのユーザーに対して $DOLS_TCPIPAddress
NOTES.INI 変数を設定します。
オフライン購読のプロフィール文書の作成と編集の詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』のトピック
「DOLS 購読を設定する」を参照してください。
Associated SPRs:
TDON5T8LP5
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03 トラブルシューティング
[送信者をアドレス帳に追加] が正しく機能しない
デフォルトのインターネットアドレス設定である [名 (FirstName) 姓 (LastName)] を選択して名、MI、姓を入力し、さ
らにセパレータとして [なし] を選択して登録したユーザーは、アドレス帳に正しく追加されません。アドレス帳のエ
ントリでは、[名]、[MI]、[姓] の各フィールドにそれぞれの名前は表示されず、姓と名が [姓] フィールドに表示さ
れ、ミドルネームは表示されません。
Associated SPRs:
STER5U49HS
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03 トラブルシューティング
オフライン時はカスタムではなくデフォルトの Welcome ページをロードする
オフラインで作業するときは、Welcome ページのカスタムレイアウトを無効にして、デフォルトの Welcome ページ
をロードしてください。
Associated SPRs:
MHKM5MK87H
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03 トラブルシューティング
タスクを Domino Web Access で削除した後も Notes に残る
Domino Web Access で繰り返しタスクを作成し、後でそのタスクのインスタンスをすべて削除した場合、Notes
Client には親文書が残ります。
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03 トラブルシューティング
ファイルを添付してイメージを挿入したメールの送信
メールメッセージにファイルを添付し、その後でイメージを挿入してメッセージを送信すると、トラブルが発生しま
す。イメージの挿入が最後の操作の場合は、「添付ファイルをアップロードできません」というエラーが発生しま
す。
対策: 最初にイメージを挿入し、その後でファイルを添付します。
Associated SPRs:
HPXG5WY9KJ
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03 トラブルシューティング
メールサーバー以外のサーバーにある文書リンクは開くことができない
Domino Web Access では、サーバー文書またはインターネットサイト文書 (作成されている場合) の [外部リンク
解決の為のリダイレクト] フィールドが有効になっていない限り、メールサーバー以外のサーバーにある文書への
文書リンクを開くことはできません。また、サーバーの catalog.nsf を外部サーバーの catalog.nsf と複製する必要
があります。
設定情報の詳細については、『 Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「Redirect URL コマンドでリンク
を検索する」を参照してください。
Associated SPRs:
HNAA5NTCJU
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03 トラブルシューティング
メールメッセージ内の表には複数のリンクを挿入できない
現在のリリースでは、Microsoft Internet Explorer をブラウザとして使用すると、メールメッセージ内に作成した表
の中には、複数のリンクを挿入することはできません。
リンクは表の最後のセルだけに挿入できます。たとえば、表に 6 個のセルがある場合は、6 番目のセルにのみリ
ンクを挿入できます。
Associated SPRs:
STER5P2B96
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03 トラブルシューティング
ユーザーアカウントが初期化されていないと Sametime が機能しない
Domino リリース 6.5 を使用して登録した Domino Web Access ユーザーの場合、アカウントが初期化されていな
いと、6.5.1 では Sametime の在席確認とチャットが機能しません。
回避方法
1. iNotes6.ntf と Forms6.nsf のバックアップを作成します。
2. Domino リリース 6.5 の iNotes6.ntf と Forms6.nsf を使用して、失敗したアカウントの設計を置き換えます。
3. Domino Web Access のユーザーアカウントにログインし、Sametime の在席確認を有効にしてプリファレンス
を保存します。
4. オリジナルの iNotes6.ntf と Forms6.nsf を復元します。
Associated SPRs:
MOSI5TWRQ8
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03 トラブルシューティング
リソースを変更するために会議を更新する
会議室またはリソースを含む会議招集を作成し、これを保存して送信したとき、システム管理者が会議室またはリ
ソースの名前を変更すると、「[会議の更新] ボタンをクリックすると、リソース名の変更が会議に適用されます」と
書かれた通知を受け取りますが、メッセージにはこのようなボタンは存在しません。処理を続行するには、Notes
Client で通知を開くか、オリジナルの会議をキャンセルし、変更されたりソース名を含む会議招集をもう一度作成
します。
Associated SPRs:
STER5QS8DJ
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03 トラブルシューティング
暗号化された会議の参加者の状態を議長が見ることができない
HTTPS ではなく HTTP で接続されているとき、サーバー設定文書でメールの暗号化フィールド [暗号化メールに
アクセスするときに SSL を使用] が [両方] に設定されていると、議長は暗号化された会議の参加者の状態を見
ることはできません。
Associated SPRs:
ASUH5PZ97C
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03 トラブルシューティング
会議室予約データベースは Welcome ページでは推奨されない
[レイアウトの編集] を使用して Welcome ページに表示するウィンドウを設定するとき、会議室予約データベース
を Welcome ページのウィンドウの 1 つとして設定することは推奨されていません。
Associated SPRs:
YNAI5KXF73
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03 トラブルシューティング
会議招集の [任意参加者] と [通知のみ] フィールドへの同じ名前の入力
署名付きまたは暗号化された会議招集を送信するときは、[任意参加者] フィールドと [通知のみ] フィールドに同
じ名前を入力しないでください。
Associated SPRs:
NYYG5QJ7NP
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03 トラブルシューティング
各国語版の Domino Web Access でのカレンダーの問題
各国語版の Domino Web Access では、次のような問題が存在します。
z
[カレンダー] ビューから会議招集を開いて削除しようとすると、「文書アイテムが見つかりません」というエ
ラーが発生します。
z
ユーザーが会議招集を変更し、議長によってその変更が承認された場合、ユーザーが予定変更通知を承認
しても [カレンダー] 会議召集ビューに予定変更通知が残ります。
Associated SPRs:
GDER5KZBXV
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03 トラブルシューティング
完全な DWA ポートレットからオフライン購読をインストールできない
ポートレットの機能エリアが [すべて] に設定されていない限り、完全な Domino Web Access ポートレットからは
オフライン購読をインストールできません。メールファイルの URL (例: http://myserver/mymailfile.nsf) を直接開
き、[オフライン] を選択してください。
Associated SPRs:
JGRP5U2MN5
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03 トラブルシューティング
受信メールの形式の設定
Domino Web Access ユーザーには、Domino ディレクトリのユーザー文書で、[受信メールの形式] フィールドを
[送信者の形式を保持] に設定してください。
Associated SPRs:
ASAO5NKF9R
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03 トラブルシューティング
連絡先を Sametime サーバーに転送するときの問題
Instant Messaging グループをリストから削除した後、ローカルにある連絡先を Sametime サーバーに転送しようと
すると (ローカルの連絡先リストを Sametime サーバーに送信する)、Domino Web Access の警告を受け取ります
が、転送は成功します。
Domino Web Access で公開の Instant Messaging グループを作成すると、このグループは個人グループとして
Sametime サーバーに転送されます。
Associated SPRs:
SLIU5WX46D; XMXL5XK4VH
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03 トラブルシューティング
Web メールでディレクトリからのインポートが動作しない
ディレクトリから Web メールへの名前のインポートが正しく動作しない場合があります。
インポートがタイミングよく完了されていないことが問題です。テンプレート設計のタイムアウト設定を変更すること
により、この問題を改善することができます。
Associated SPRs:
BHAL563N4T
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03 トラブルシューティング
Web メールを使用すると個人フォルダが表示されません
クライアントに個人フォルダを作成し、Web ブラウザを使用してメールファイルを表示しようとすると、作成した個人
フォルダが表示されません。Web メールを使用する場合、ユーザーの ID が有効であるかどうか、そしてこれらの
個人フォルダにアクセスできるかどうかを確認することができません。クライアントに共有フォルダを作成し、Web
ブラウザでメールを表示しようとして共有フォルダが表示されない場合、これはブラウザのキャッシュの問題であ
ることが確認されています。キャッシュを消去すると、共有フォルダは表示されます。
Associated SPRs:
RMAA4MYSXB
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03 トラブルシューティング
一部の設計要素データは DXL エクスポーター/インポーターによって処理されません
domino_6_0.dtd のヘッダコメントに次の内容の特記事項が追加されました。
メモ:
Domino データベースの設計要素文書 (note) だけに表示できる、その他の
タイプのデータは、現バージョンの DXL のエクスポータープログラム
とインポータープログラムではまだ処理されません
(たとえば、ビュー文書内のカスタム datetime 情報)。
特定の種類の Domino データをこの DTD で定義すると、DXL エクスポーター
とインポーターのプログラムでそれを処理できます。
特定の種類の Domino データがこの DTD に定義されていない場合、
プログラムはこれを処理できません。
DTD の特記事項で示されているとおり、DTD をデータの定義として使用し、DXL エクスポーターとインポーターの
プログラムは開発され、テストされています。原則としては、これによって文書と R5 設計要素のデータを処理でき
ます。Notes/Domino 6 に初めて導入された多くの設計要素の新機能も処理されます。しかし、一部の新しい
Notes/Domino 6 設計要素プロパティが、最初のリリースでは除かれています。テストチームでは、確認した不足
しているプロパティそれぞれに SPR (障害情報) を報告しています。下記の表は、このリリース情報が作成された
時点までに確認されている不足したプロパティと、他のエクスポート/インポート問題の一覧です。
障害情報番号
BMOY4MYNUH
BMOY4MZHG4
BMOY4MZJ6T
BMOY4NBK3B
BMOY4NBKAU
BMOY4NRKLX
BMOY4PRHQQ
BMOY4PUJUY
BMOY4Y6J8X
DANO56NW3C
ECLD58VQ75
ECLD58VRQ3
ECLD58VSUA
EJGG53E97B
MBEN4TKNSP
MBEN4TPJ6T
MBEN4TPKFQ
MBEN4XLFJM
MBEN4ZAJNW
MBEN4ZYR7V
MBEN522JXG
MCHG4ZZ69R
MCHG5425JE
PMOL4YKR9F
説明
dxl、フォームのプロパティ、[ヘッダ] タブのプロパティがエクスポートに設定されていない。
dxl、フォームのプロパティ、[印刷] タブのプロパティがエクスポートに設定されていない。
dxl、フォームのプロパティ、[セキュリティ] タブの一部のプロパティがエクスポート/インポートで
設定されていない。
dxl、[自動起動] ページのプロパティがエクスポートされない。
dxlexport で、すべてのページ背景のプロパティがエクスポートされない。
dxl - フォームレイヤーがエクスポートされない。
dxl ですべての [詳細] タブのフィールドプロパティがエクスポートされない。
dxlexport で数値フィールドから数値フォーマットにエクスポートされない。
文書リッチテキストフィールドに埋め込まれた dxl インポートアウトラインの、現在のデータベー
スへの文書リンクが失敗する。
設計: 複数の helpusing ノートでの db の DXL インポートが 1 つだけになる。
Domino DTD: フォームのユーザーインターフェース [印刷に含む] チェックボックスに属性が必
要。
Domino DTD: フォーム UI [インデックスにフィールド名を追加しない] チェックボックスに属性が
必要。
Domino DTD: フォーム UI [Notes パススルー HTML を解釈する] チェックボックスに属性が必
要。
設計: DXL インポート: フィールドイベントの Javascript がインポートされない。
datetime 形式のカスタム設定が実装されていない。
View\column 要素: [色で値を表示] ②」属性が必要。
View\column 要素: 三角アイコンイメージが実装されていない。
エクスポーターによりサポートされない: <x.cdrecord signature='97'> (SIG_CD_FILEHEADER)
$ViewInheritedFrom アイテムと $Index アイテムが、データ型 'Text' ではなく、データ型
'TextList' でインポートされている。
リンクの色がデフォルト値であっても dxl にエクスポートされる。
dtd でデフォルト値が指定されているにもかかわらず、ビュー uniquekeys の属性がエクスポー
トされる。
DXL エクスポート: 日付/時刻列のカレンダータイプがエクスポートされない。
DXL エクスポート: 設計文書 - 数値列の通貨記号プロパティがエクスポートされない。
カレンダービューが一般文書 (note) としてエクスポートされる。
Associated SPRs:
BMOY4MYNUH; BMOY4MZHG4; BMOY4MZJ6T; BMOY4NBK3B; BMOY4NBKAU; BMOY4NRKLX; BMOY4PRHQQ; BMOY4PUJUY;
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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BMOY4Y6J8X; DANO56NW3C; ECLD58VQ75; ECLD58VRQ3; ECLD58VSUA; EJGG53E97B; MBEN4TKNSP; MBEN4TPJ6T; MBEN4TPKFQ;
MBEN4XLFJM; MBEN4ZAJNW; MBEN4ZYR7V; MBEN522JXG; MCHG4ZZ69R; MCHG5425JE; PMOL4YKR9F
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
設計要素を置換すると、DXL インポーターによって、一部の文書 (note) が無視されます
NotesDXLImporter の DesignImportOption プロパティが DXLIMPORTOPTION_REPLACE_ELSE_CREATE に設定
されている場合、インポーターが入力設計要素の一部を無視する場合があります。この問題は、入力 DXL の設
計要素がコピー先のデータベースの既存の設計要素と一致するかどうかを判断するために使用される一致ルー
ルに制限があるために発生します。現在のルールは次のとおりです。
データベースに同じ種類の設計要素があり、 a) 2 つの設計要素の UNID が一致するまたは b) 2 つの文書
の名前または別名が一致するのいずれかであり、どちらかの文書に対して言語が指定されている場合、DXL
の入力設計要素が一致します。この場合、両方の文書で同一の言語が指定されていなければなりません。
問題は、これらの一致ルールでは本当は異なる 2 つの文書を十分に調べることができないことにあります。たと
えば、共通の名前または別名を持ち、言語が指定されていない、UNID の異なる 2 つのフォームは、異なる非表
示の属性を詳細に調べれば識別されるにもかかわらず、一致するとみなされます。このような 2 つの設計要素が
どちらも入力 DXL にあり、どちらもインポート操作の開始前にコピー先のデータベースにない場合、1 つ目の要
素は新規設計要素として作成され、2 つ目の要素は 1 つ目の要素と一致するとみなされるため、2 つ目の要素に
よって 1 つ目の要素が置き換えられます。
Associated SPRs:
MBEN5E2Q2A
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03 トラブルシューティング
HTML ソースエディタ: リスト形式のフィールドが [フォーム] フィールドとして返されない
HTML ソースエディタは、ダイアログリスト、ラジオボタンなどのリスト形式のフィールドを [フォーム] フィールドとし
て返しません。
Associated SPRs:
BMAN4JDHN5
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03 トラブルシューティング
Notes/Domino 6 における日付/時刻形式の変更
Lotus Notes/Domino 6 では、日付/時刻形式が拡張され、以前のバージョンの Notes では使用できなかった形
式や以前とは別の方法で処理される形式があります。また、R5 のフィールドで導入された日付/時刻形式を処理
するようにビューが拡張されました。
日付/時刻形式を含むビューの列を設計する際に、アプリケーション設計者が考慮すべき点:
Domino 6 の結果
表示オプション
日付表示を [21 世紀を 4 桁で表示] 1950 年より前、および 2000 年より
に設定
後の年は 4 桁で表示され、1950 年
から 2000 年までの年は 2 桁で表示
されます。
日付表示を ['Today' を表示] に設定 日付が今日の日付の場合、曜日/月
(このオプションは、時間表示ではな /日/年ではなく、「Today」という単語
く、日付表示と関連付けられていま が表示されます。
す)
R5 の結果
すべての年が 4 桁で表示されます。
「Today」は表示されません。日付
は、選択した曜日/月/日/年形式で
表示されます。
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03 トラブルシューティング
埋め込みビューでフィールド値を式として使用することはできません
埋め込みビューでフィールド値を式として使用するように指定しても、機能しません。
Associated SPRs:
GCUN4QDMHF
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
編集コントロールを含むページにアクセスすると、MS インストーラが起動します
Microsoft DHTML ActiveX 編集コントロールのサポートが、一部の Domino Web アプリケーションに追加されまし
た。このコントロールは、IE 5.0 以降を実行する Win32 システムのみで使用されます。ブラウザセッションから
DHTML コントロールを含むページに初めてアクセスしたとき、Microsoft Office インストーラが起動します。インス
トーラの実行をキャンセルすると、DHTML 編集コントロールを正常に動作させることができますが、次にブラウザ
を開いて、そのコントロールを含むページにアクセスすると、インストーラが再度起動します。
この問題は、MS Office がインストールされているシステムで発生します。DHTML コントロールが IE 5.0 以降で
完全にサポートされていても、MS Office は DHTML 編集コントロールを使用し、それに関する情報をレジストリに
格納します。MS Office のデフォルトインストールでは、HTML ソース編集コンポーネントが [初めて実行するとき
にインストール] としてマークされるので、Domino Web ページからコントロールにアクセスすると、MS Office は
HTML ソース編集コンポーネントのレジストリエントリを参照し、それをインストールする必要があると判断して、イ
ンストール手順を開始します。
MS Office インストーラによって、インストールの実行を確認するメッセージが繰り返し表示されないようにするに
は、次の 2 つの方法があります。
1. MS Office インストーラを実行し、必要であると判断された HTML ソース編集コンポーネントをインストールし
ます。
2. コントロールパネルの [アプリケーションの追加と削除] から MS Office インストールにアクセスし、[Microsoft
Office] の [Office ツール] セクションで [HTML ソース編集] コンポーネントを [インストールしない] として
マークします。
これは MS Office に関する問題で、DHTML 編集コンポーネントに関する問題ではありません。
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03 トラブルシューティング
埋め込みアプレットの署名が変更者の署名に変更されます
埋め込みアプレットのパラメータやプロパティが変更された場合、アプレットの署名が変更者の署名に変更されま
す。
Associated SPRs:
MEZO4UNJSX
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03 トラブルシューティング
R5 から Notes/Domino 6 へのサーブレットの移行
R5 サーブレットの名前がサーブレットクラスの名前と同じ場合、R5 から Notes/Domino 6 への移行は自動的に
行われます。名前が異なる場合は、servlets.properties ファイルに次の行を追加してください。
サーブレット名.code=サーブレットクラス
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03 トラブルシューティング
Netscape 4.x でのスタイルシートの使用
<tabel> 要素に割り当てられている Cascading Style Sheet のプロパティは、Netscape 4.x では子に継承されませ
ん。プロパティを <td> 要素に割り当ててください。
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03 トラブルシューティング
編集可能なフィールド/式列の単関数への変更
内容にフィールドまたは式を使用するように定義されているビューの列があり、さらにその列がビューで編集可能
な列として設定されている場合、列タイプを単関数に変更しただけでは、ビューで編集不可能な単関数列に変更
することはできません (この結果、外見上は、列が編集可能でなくなったように見えます)。
編集可能として設定されている列のプロパティのチェックマークを手動で解除してから、列タイプを単関数に変更
する必要があります。
Associated SPRs:
LQII4WH9NJ
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
カスタム設計の「三角アイコン」
Notes/Domino 6 には、カスタム設計の三角アイコンを使用する機能が導入されていますが、Designer では、カス
タム三角アイコンのイメージを指定しても、Designer に表示されるビューに [更新] 矢印が表示されません。ただ
し、[F9] キーを押すと、新しいカスタム設計でビューが更新されます。
また、Designer で三角アイコンのイメージを指定した後、同じ Designer セッションで別の三角アイコンに変更した
場合、Designer ビューを更新しても、新しい三角アイコンのイメージは表示されません。元のイメージが引き続き
表示されます。この問題を修正するには、Designer でビューを閉じた後、もう一度開きます。
Iどちらの場合も、ビューを保存すると、クライアントには三角アイコンが正しく表示されます。この問題は Designer
に限定されています。
Associated SPRs:
EJGG5D9BGE
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03 トラブルシューティング
埋め込みカレンダービューは、適切なサイズに設定する必要があります
カレンダービューを埋め込む場合、カレンダー情報を表示できる大きさに埋め込みビューを設定する必要がありま
す。埋め込みビューが短すぎる場合 (高さが足りない場合)、タイムスロットへの時間の表示や特定の形式でのカ
レンダーエントリの表示が困難になります。
Associated SPRs:
JSTH5DNLPN
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03 トラブルシューティング
埋め込みアウトラインの問題
Domino Designer 6 の埋め込みアウトラインには、次のような既知の問題があります。
z
[Store data in document] 埋め込みアウトラインは、Domino ディレクトリのフォームのみでサポートされていま
す。1 つの [Store data in document] アウトラインのみがサポートされています。他のコンテキストでの
[Store data in document] アウトラインはサポートされていません。
z
埋め込みアウトラインのルートエントリのプロパティは、エントリのラベルおよび別名と照合されます。R5 で
は、ルートエントリのプロパティは、エントリの別名に対してのみ照合されます。
z
埋め込みアウトラインのプロパティ [OS スタイルの三角アイコン] は、埋め込みアウトラインの背景色になり
ます。アウトラインの背景色が [なし] に再設定されても、OS スタイルの三角アイコンには埋め込みアウトライ
ンの背景色が保持されます。三角アイコンの色を再設定するには、アウトラインの背景色を [白] に変更して
から [なし] に変更します。
z
埋め込みアウトラインのプロパティ [OS スタイルの三角アイコン] は、Macintosh プラットフォームではサポー
トされていません。
z
ビューやフォルダのプレースホルダー (その他のビュー、その他の個人ビューなど) を含む埋め込みアウトラ
インでは、共有 (使用すると個人に) ビューまたはフォルダの個人インスタンスの作成後、プレースホルダー
のビューやフォルダーが順番どおりに表示されないことがあります。
Associated SPRs:
VMAA4PKNDU; VMAA56Q7AH; VMAA5CDLBS; VMAA5E3KQU
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03 トラブルシューティング
フレームセット - [フィールドと関数] ダイアログでフィールドを選択すると、クラッシュします
フレームの見出しの [式ウィンドウ] を開いて [フィールドと関数] をクリックし、[フィールド] を選択すると、クラッ
シュします。これは、このコンテキストのみで発生する問題で、適切な式を手動で入力することで回避できます。
Associated SPRs:
PHAN56VEZK
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03 トラブルシューティング
プログラム可能な表に関する既知の問題
Notes/Domino 6 のプログラム可能な表には、次のような既知の問題があります。
z
同じフォーム内でプログラム可能なタブ付きの表と対応する $ フィールドをコピー & ペーストしても、表と $
フィールドの名前を変更しない限り、機能しません。名前を変更していない場合、貼り付けられた表は、貼り
付けられた $ フィールドではなく、引き続き元の $ フィールドによって制御されます。
z
対応する $ フィールドがない (ただし、行を変更する式「FIELD $<表名> := "Row2"」がフォームにある) プログ
ラム可能な表では、読み取りモードと編集モードとを切り替えると、現在の行が保持されないことがあります。
これは、ソフトウェアの制限です。回避するには、フォームに $<表名> フィールドを追加します。
Associated SPRs:
GCUN5CEMNA; GCUN5D2LWG
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03 トラブルシューティング
レイヤーの問題
レイヤーには、次のような既知の問題/制限があります。
z
下位互換性については、段落テキストの形式や非表示が、レイヤーのプレースホルダーを含む段落だけでな
く、レイヤーの内容に直接適用される必要があります。段落のプロパティをレイヤーの内容に直接適用させる
には、次の 2 つの方法があります。
1. 段落を書式設定してから、レイヤーを作成します。これにより、段落のプロパティがレイヤー内の段落に
継承されます。
2. レイヤーを作成した後で形式を適用するには、選択にレイヤーのプレースホルダーを含めます (レイヤー
のプレースホルダーを含めて段落をハイライト表示します)。すべての形式がレイヤー内の段落に適用さ
れます。
上記の方法で段落の形式がレイヤーの段落に適用されない場合は、Notes 6 以前のクライアントで正しく表
示されるように、レイヤーの段落で形式を明示的に設定してください。
z
下位互換性については、レイヤーを表内に作成する必要があります。これは、レイヤーの内容の左余白を正
しく揃えるためです。たとえば、Notes 6 では、レイヤー内の段落の左余白が 0 の場合、段落はレイヤーの左
端に左詰めされます。Notes 6 以前のクライアントでは、レイヤー自体は表示されず、レイヤーの内容のみが
表示されます。この例の場合、Notes 6 以前のクライアントでは、フォーム上のレイヤーの内容の左余白が 0
になります。レイヤーを表内に配置すると、余白が通常の 1 インチに設定され、レイヤーの内容のコンテナと
して機能します。
z
レイヤーの上、左、高さ、および幅の各プロパティの em 単位値は、文書のデフォルトの 10pt フォントサイ
ズ、またはスタイルシートリソースによって指定されたレイヤーのフォントサイズに基づいて計算されます。
z
サブフォーム上に配置されたレイヤーは、サブフォームをフォームに挿入すると、位置が異なって表示されま
す。これは、正しい動作です。設計モードのサブフォームでは、サブフォームはコンテナブロックです。サブ
フォームがフォームに挿入されると、フォームがコンテナブロックになります。そのため、レイヤーは、サブ
フォームではなく、フォームの上端および左端からの相対的な位置に配置されます。これは、配置レイヤーの
みの問題です。自動配置レイヤーは、引き続きその挿入点にアンカーされます。
サブフォームで配置レイヤーを使用するには、自動配置される親レイヤーを作成します。その後、自動配置
レイヤー内に配置する子レイヤーを作成します。自動配置レイヤーはサブフォームでもフォームでもコンテナ
ブロックになるので、配置レイヤーにはフォーム内の相対位置が保持されます。
Associated SPRs:
VMAA4Z9PQ7; VMAA56NSUL; VMAA4MSHUQ; VMAA534RR8; VMAA4M5PA5
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03 トラブルシューティング
LotusScript デバッガでは QueryDragDrop および PostDragDrop イベントをテストできません
後でドロップするためにハイライト表示されている文書がフォルダ上にドラッグされると、QueryDragDrop イベント
が起動します。デバッグ時には、デバッガがこのイベントともに起動し、実行されます。その後、文書へのハンドル
は失われます。したがって、QueryDragDrop イベントが完了すると、文書はドロップされません。つまり、
QueryDragDrop イベントのテスト後に PostDragDrop イベントをデバッグすることはできません。
回避策
QueryDragDrop イベントと PostDragDrop イベントの両方をデバッグするには、次の手順に従ってください。
QueryDragDrop イベントをコーディングし、必要に応じてテストします。満足な結果が得られたら、QueryDragDrop
イベントのコードをコメントアウトします。次に、PostDragDrop イベントをコーディングし、必要に応じてテストしま
す。
Associated SPRs:
AWIR5CYTV9
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03 トラブルシューティング
スタイルシートリソースの問題
Notes Client のスタイルシートリソースには、次のような既知の問題/制限があります。
z
CSS のスタイル規則によって設定された要素のプロパティが、要素のインフォボックスによって設定された
競合するプロパティよりも優先されます。
z
埋め込み要素では、スタイルシートで指定されたプロパティはサポートされません。
クラスまたは ID セレクタを使用して表の特定のセルのみの境界線を指定すると、セルの境界線スタイルが
すべてのセルに適用されます。
z
z
フォント幅が 100 から 600 の場合、標準として表示されます。700 から 900 の場合は、太字として表示され
ます。
z
段落およびイメージ (P および Img) セレクタを使用している規則は、レイアウト領域内のそれらの要素に適
用されません。本文セレクタを使用している規則は、レイアウト領域内のテキストに適用されます。
z
可視のプロパティはレイヤーのみでサポートされています。値の「非表示」および「省略」のみがサポートさ
れています。
z
境界線上部の色および境界線上部のスタイルが、すべての辺に適用されます。境界線左側の色、境界線
右側の色、境界線下部の色、境界線左側のスタイル、境界線右側のスタイル、および境界線下部のスタイ
ルはサポートされていません。
z
@import 規則はサポートされていません。
@media 規則はサポートされていません。
隣接セレクタはサポートされていません。
ID およびクラスの選択は、フィールド、ボタン、または計算結果テキストではサポートされていません。たと
えば、p.redField {...} は redField クラス属性があるフィールドに適用されません。これらの要素とともにクラス
の選択を使用するには、クラス選択をサポートする要素にそれらを挿入します。たとえば、table.redField {...}
によって、redField クラス ID がある表内のフィールドに規則が適用されます。
z
z
z
次の CSS プロパティ値は、Notes ではサポートされていません。
z
フォントファミリー: cursive および fantasy 系のファミリー
z
テキストの装飾: 上線および点滅
z
境界線の色: 透明
z
背景色: 透明。本文要素ではサポートされていません。他の適用可能な要素ではサポートされています。
z
余白: 表またはイメージセレクタでは、負の値はサポートされていません。
z
パディングおよび余白: パーセント値。パーセント値が指定されると、プロパティは無視され、パディングも余
白も適用されません (多数の障害報告があります)。
Associated SPRs:
VMAA4VFQ6W; VMAA4T4QXA; VMAA4QTRVU; VMAA4R4MY6; VMAA4ULQNS; VMAA4QTRDD; VMAA4PZNS6; VMAA4VEQ2N;
VMAA4SMUSQ; VMAA4PKQE8; VMAA4RHNPC; VMAA4QTVF6; VMAA4RZMNH; VMAA4RTQ3R; VMAA5A5TNL; VMAA58QLXJ;
VMAA58QMMM; VMAA58QN7R; VMAA58QNDM; VMAA58QQ3T; VMAA58QQ8K; VMAA593JZC; VMAA593RC3; VMAA4TKMS6
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03 トラブルシューティング
コレーション規則の変更後、ソート順が更新されません
コレーション規則を変更した後、ソート順が自動的に更新されないことがあります。このような場合、nupdate.exe
コマンドを使用してソート順を更新できます。サーバーコンソールまたは OS のコマンドプロンプトでこのコマンドを
実行してください。
Associated SPRs:
BKYP5AMQGG
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03 トラブルシューティング
JavaScript を含む R5 アクションの設計一覧が停止します
JavaScript を含む R5 アクションの設計一覧を Notes 6 で作成すると、Notes がクラッシュしたり、何も返さないこ
とがあります。
回避策:
これらの要素の設計一覧を作成する際には、Designer で DXL トランスフォーマーを使用してください。
1) Designer を開きます。
2)
3)
4)
5)
6)
7)
8)
参照するデータベースの要素リストを開きます。
[ツール] - [DXL ユーティリティ] - [トランスフォーマー] を選択します。
[種類] ボックスで、設計要素の種類を選択します。
次のボックスで、参照する要素を選択します。
[変換する XSL を選択する] ボックスで、出力を書式設定する XSL スタイルシートを選択します。
出力を送信する場所を選択します。[表示] または [ファイル] (既存の HTML ファイルがある場合) です。
[OK] をクリックします。
スタイルシートの作成については、Lotus Domino 6 Designer のオンラインヘルプを参照してください。
Associated SPRs:
RCE5E2S89
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03 トラブルシューティング
HTML エディタに関する問題
Notes/Domino 6 の HTML エディタ機能に関連する、次のような問題があります。
z
問題: フォームを作成し、エンティティ (表など) を表すパススルー HTML を挿入します。これを Notes 形式に
変換してフォームを保存しようとすると、 「ディスクにビットマップが保存できません ...」というメッセージが表示
され、フォームを保存できない場合があります。
回避策: この問題は、空白の gif への参照がある HTML のみで発生します。表内の小さな赤いドットを削除
すると、フォームを保存できます。
Associated SPRs:
PCHE5DGJXH
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03 トラブルシューティング
フィールドに関する問題
Notes/Domino 6 のフィールド機能に関連する、次のような問題があります。
z
問題: 色フィールドの [RGB] タブで、新しい色の設定を受け入れるためにクリックする場所が不明確です。
回避策: スライダーを移動して [R]、[G]、および [B] の各フィールドを設定した後、[RGB:] ラベルの左側にあ
るダイアログの左下隅をクリックします。
z
問題: [表示日付] - [表示] - [月日と曜日のみ] のインフォボックス設定を使用して日付/時刻 (日付/時刻制
御) フィールドを設計した後、現在の年以外の日付を入力すると、日付が現在の年に変更されます。
回避策: オプション 1 - [表示日付] に [すべて表示] を使用します。オプション 2 - [表示] にそのまま [月日
と曜日のみ] を使用し、[特別] を [今年以外は年を表示] に設定します。
z
問題: エンティティがテキストの場合を除き、1 つのエンティティのみを許可するリッチテキストライトフィールド
に、[ALT] + [↓] キーを使用してキーボードからアクセスできます。複数のエンティティを許可するリッチテキ
ストライトフィールドには、キーボードからアクセスすることはできません。
回避策: なし
z
問題: Mac のみで、[複数値も可] に設定されているリストボックスフィールドで、使用可能なオプションの左
側に複数選択を可能にするチェックボックスが表示されません。
回避策: Mac で、選択オプションの左側をクリックします。複数選択を可能にするチェックボックスが表示され
ます。
z
問題: リッチテキストフィールドを含むフォームを作成し、フォームを [選択文書全体をリッチテキストフィール
ドに引き継ぐ] に設定して保存した後、フィールド名を変更します。このフォームから doc を作成しようとする
と、「引き継いだリッチテキストフィールドが存在しません」というダイアログボックスが表示されます。
回避策: 上記のフォーム作成手順を実行した後、[フォーム] インフォボックスの [デフォルト] タブの [作成す
るとき] セクションでフィールドを再選択します。
z
問題: ヘッドラインの段落スタイルを含むフォームを作成します。フォームにテキストフィールドを挿入し、
[Field Hint] 領域にテキストを入力します。このフォームから doc を作成すると、フィールド内のテキストの色
がマゼンタではなく、黒になります。
回避策: オプション 1 - doc を保存し、開き直します。オプション 2 - フィールドのテキストフォントの色を設定
します。
z
問題: フォームを作成し、テキストフィールドを追加して、フォントを黒以外の色に変更します。フィールドをコ
ピーします。問題 1 - フォームに <CR> を入力した後、フィールドに貼り付けます。フィールドのフォントの色
が黒に変わります。問題 2 - 別のフォームを開き、フィールドに貼り付けます。フィールドのフォントの色が黒
に変わります。
回避策: 貼り付けたフィールドのフォントの色を手動で必要な色に変更します。
Associated SPRs:
BMAN4WTPER; PCHE5CY8QU; GFLY4RYMHM; PCHE5ARC86; PCHE58NQJ9; XCAI4W6R42; ESR5DVR5Z
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03 トラブルシューティング
サーバーディレクトリで実行されるアプリケーションからの OS レベルのデータベースアクセス
サーバープログラムディレクトリで実行されるアプリケーションについて、データベースキャッシュの新しい動作が
あります。
サーバーの Notes.INI を使用する (サーバープログラムディレクトリから実行される) API アプリケーションの変更
のため、R5 ではキャッシュされなかった、このようなアプリケーションからアクセスされるデータベースを、Domino
6 ではキャッシュできます。NSF API を介して「ローカル」からアクセスされたデータベースは、閉じると、サーバー
のデータベースキャッシュに格納されます。
この変更は、データベースに OS レベルのファイル操作を行うアプリケーションに影響します。データベースが
キャッシュにある場合、キャッシュから削除せずにファイルの削除/ファイル名の変更を行うことはできません。問
題を回避するには、データベースのファイル操作に NSF APIを使用するか (NSFDbDelete など)、またはデータ
ベースをオフラインにしてから OS レベルの操作を行い、OS レベルの操作が完了した後でオンラインに戻します
(NSFTakeDatabaseOffline、NSFBringDatabaseOnline)。
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03 トラブルシューティング
ビュー/フォルダの問題: 「共有 (使用すると個人に)」ビュー
Notes/Domino Release 6 では、「共有 (使用すると個人に)」 ビューは最初、共有ビューアイコンとして表示されま
す。ユーザーがアイコンをクリックすると、ビューの個人バージョンが作成され、それに関連付けられた個人ビュー
アイコンが作成されます。しかし、R4.x とは異なり、ユーザーがデータベースを閉じ、もう一度開くまで、共有
ビューアイコンがナビゲータに表示されたままになります。
ユーザーがデータベースを閉じる/もう一度開くと、ナビゲータペインにはビューの個人バージョンのみが表示され
ます。しかし、ユーザーがビューの個人バージョンを削除すると、データベースを閉じ、もう一度開くまで、他の共
有 (使用すると個人に) ビューの共有バージョンとともにそのビューの共有バージョンがナビゲータに表示されま
す。データベースを再度開くと、個人バージョンが作成されていない場合、存在する個人バージョンと共有バー
ジョンがナビゲータに表示されます。
この動作は、ユーザーが個人ビューの設計を変更した場合も同様です。
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03 トラブルシューティング
Windows 95 - Java アプレットはサポートされません
新しい Windows 95 用の JVMでは、Java アプレットがサポートされなくなりました。メニューとダイアログを使用し
て Java アプレットを作成することはできますが、Notes Client や Designer にはアプレットが表示されません。しか
し、ブラウザや別のプラットフォームでプレビューすると、表示されます。
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03 トラブルシューティング
Windows 95 - Java はサポートされません
Notes/Domino 6 から、Notes の Windows 95 で Java がサポートされなくなります。これは、Microsoft が
Windows 95 のサポートを停止したという事実に対応するものです。Administrator クライアント、Designer、および
Server が Windows 95 でサポートされないことによる唯一の問題は、Notes Client に関するものです。
Notes Client で Java アプレットが検出されると (Welcome ページなど)、灰色のボックスが表示されます。Java コ
ンソールを起動しても、何も起こりません。Java エージェントが実行されている場合は、次のエラーメッセージが表
示されます。
"VM: Java Virtual Machine failed to start"
また、[接続ユーザー確認] ボタンをクリックしても、何も起こりません。
基本的に、Java を実行できるほとんどの場所で、何の動作も起こりません。場合によっては、JVM の起動に失敗
したというエラーメッセージが表示されます。
Associated SPRs:
MCHG5CSCSQ
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03 トラブルシューティング
更新するまでリッチテキストアプレットの変更が表示されないことがあります
リッチテキストアプレットを含む文書を Web で編集した場合、ブラウザのツールバーで [更新] ボタンを選択するま
で、リッチテキストアプレット内で行った変更が表示されないことがあります。
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03 トラブルシューティング
無効な HTTP 要求を受信すると Notes がクラッシュすることがある
ロギングが有効になっているときに無効な HTTP 要求を受信すると、クラッシュが発生します。
対策
Domino ディレクトリで [ログセクションからの除外] を選択して、[リターンコード] フィールドにステータスコード
「400」を追加して、HTTP ログから HTTP エラー 400 を除外します。
Associated SPRs:
JCHN4YXNGK
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03 トラブルシューティング
IM プロトコルが [Internet Explorer の HTTP 設定を使用] に設定されていると Notes がクラッ
シュする
ロケーション文書で、Instant Messaging のプロトコルが [Internet Explorer の HTTP 設定を使用] に設定されてい
ると、Notes Client はクラッシュします。このプロトコルは使用しないでください。
Associated SPRs:
TBOO5MRNEJ
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03 トラブルシューティング
パスワード変更後 5 分間は HTTP で新しいパスワードによる認証を行えない
ユーザー文書ででユーザーのインターネットパスワードを変更したとき、サーバーを再起動するか、Update タスク
を実行するか、HTTP タスクをシャットダウンして再起動するかしない限り、すぐには有効になりません。前述のタ
スクのいずれかが実行されるまで、前のパスワードは HTTP サーバーキャッシュに保持されます。Web からメー
ルファイルにアクセスする場合、これは 5 分以上かかることがあります。
Associated SPRs:
MALR5LM6T5
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Javascript の「alert()」ボックスのサイズ制限
Macintosh では、Javascript の Window.alert() メソッドに渡すことができる文字は 255 文字に制限されています。
255 文字を超える文字は切り捨てられます。
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03 トラブルシューティング
Designer および Administrator のカスタムスマートアイコン
Notes 6 では、カスタムアイコンを 1 セットしか移行できません。これは、クライアントを最初に起動したときに行わ
れます。他のスマートアイコンセットを移行するには、次の手順に従ってください。
1. すべてのクライアントをシャットダウンします。
2. Notes.ini ファイルの MigrateSmarticons=1 設定を編集します。
3. [スタート] メニューから、スマートアイコンセットの移行先のアプリケーションを起動します。そのアプリケーショ
ンのツールバーにスマートアイコンが表示されます。
Associated SPRs:
DLYY4TXNXM
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03 トラブルシューティング
ビューのユーロ記号
以前のリリースでは、ダイアログボックスやビューにユーロ記号「€」が正しく表示されないことがありました。現在
ではどちらにも正しく表示されますが、既存のビュー内の列に表示されるはずの「
手順に従ってください。
」が表示されない場合、次の
1. Designer でビューを開きます。
2. 「
」列の列のプロパティインフォボックスを開きます。
3. 通貨記号として「 」を選択し直します(重要: ユーロ記号を選択し直す必要があります)。
4. ビューを保存します。
5. ビューを更新すると、「
」が表示されます。
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03 トラブルシューティング
MIME ユーザーへのメッセージの転送
大量のテキスト、複数のインラインイメージ、または添付ファイルを含むメッセージを Notes Client から転送する
と、エラーが発生することがあります。ソース文書の 1 つ以上の添付ファイルが見つからないことを示すダイアロ
グボックスが表示されます。
このエラーは、MIME 保存タイプが設定されている複数の受信者にメッセージを転送する場合にのみ発生するよう
です。これが修正されない限り、回避策はほとんどありません。
1. いくつかの添付ファイル/イメージを削除すると、送信できます。
2. 個々のユーザーに文書を送信します。
3. [ユーザー] - [基本] を選択し、[インライン MIME イメージを添付ファイルとして表示する] チェックボックス
をオフにします。
Associated SPRs:
DPOS4QDKSA
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03 トラブルシューティング
[常に上部に表示] を使用すると、[ヘルプ] ウィンドウがフリーズしたように見えます
次の状況で、[ヘルプ] データベースウィンドウがフリーズしているように見えることがあります。
1. [ヘルプ] ウィンドウで、[表示] - [常に上部に表示] を選択します。
2. たとえば、[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択してダイアログボックスを開きます。ダイアログボックス
は開きますが、[ヘルプ] ウィンドウの後ろに表示され、見えません。
3. ダイアログボックスは開いたままで、[ヘルプ] ウィンドウでは操作を実行できないので、[ヘルプ] ウィンドウが
フリーズしているように見えます。
この問題が発生した場合、[Esc] キーを押して、[ヘルプ] ウィンドウの後ろに隠れているダイアログボックスを閉じ
ます。これにより、[ヘルプ] ウィンドウが使用可能になります。また、ダイアログボックスを使用する場合は、[ヘル
プ] ウィンドウを閉じてから、ダイアログボックスのコマンドを再度選択します。
Associated SPRs:
SDOE45TJSA
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03 トラブルシューティング
R5 メールに作成された JavaScript コードは Notes 6 では機能しません
ボタンやホットスポットの JavaScript コードが R5 Client から Notes 6 Client にメールで送信された場合、Notes 6
Client で受信されると消失します。
Associated SPRs:
JWIR4TZQ3R
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03 トラブルシューティング
表の使用に関する既知の問題
Notes/Domino 6 で表を使用する場合、次のような既知の問題があります。
z
R4 Client を使用して開くと、「サイズに合わせる」列が非常に狭い列として表示されます。
z
「サイズに合わせる」列に境界線があるセクションが含まれている場合、表の幅が適切でなくなることが
あります。
z
セルの下部の境界線の幅を変更しても、正しく機能しません。境界線の値が、特定のセルではなく、現在
の行のすべてのセルに適用されます。この問題は、セルの境界線のスタイルとして [エンボス 1] または
[エンボス 2] を使用している場合に、表の最後の行のみで発生します。回避策としては、表に行を 1 つ
追加し、[文字のプロパティ] インフォボックスの [非表示] パネルを使用してその行を非表示にする方法
が考えられます。
z
[クリックで次の行へ] オプションを指定した場合は、アニメーションの表の切り替え効果が無視されます。
Associated SPRs:
GCUN4TCQH6; JGAO4SF8EQ; JGAO4QT8WK; GCUN5E9LHG
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03 トラブルシューティング
埋め込みエディタの使用に関する既知の問題
埋め込みエディタを使用する場合、次のような既知の問題があります。
z
式にフィールドが含まれている場合、埋め込みエディタに式を指定しても機能しません。
z
[マウスの移動により選択を移動] が有効な埋め込みビューにリンクされている埋め込みエディタを使用
している場合、ビュー内で複数の文書が選択されているように見えます。
z
「データベースについて」および「データベースの使い方」文書を埋め込みエディタに貼り付けると、
「フォームが設定できません」というエラーが発生します。
Associated SPRs:
GCUN4QDMHF; GCUN4MNKN4; GCUN569L6J
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03 トラブルシューティング
フィールドの文字制限を越えた場合の間違ったエラー
フィールドの最大文字数を超えると、エラー「指定した種類のフィールドに使えるのはテキストのみです」が表示さ
れます。 このエラーは、「フィールドに 60KB 以上の情報が含まれています。大きすぎるため保存できません。」
と読み替えてください。
Associated SPRs:
JSTH4J2NC9
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03 トラブルシューティング
一部のダイアログボックスでスタティックテキスト行が重なって表示されます
英語以外の環境で、一部のダイアログボックスのスタティックテキストメッセージが読めません。
Associated SPRs:
KTAI4TYKBZ
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03 トラブルシューティング
ステータスバーは双方向テキストとスクリーンリーダーをサポートしている
以前のリリースでは、Lotus Notes と Domino 6 のステータスバーコードの再書き込みにより、ステータスバーに双
方向テキストやスクリーンリーダーを経由してのアクセスがサポートされていませんでした。今回のリリースでは、
双方向テキストやスクリーンリーダーを介してのアクセスがサポートされています。
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03 トラブルシューティング
Macintosh でのメールカラープリファレンスの使用
Domino 6 では、特定のメール送信者からのメールに色を指定することができます。ただし、コントロールの中に複
数の名前を指定するときに操作しにくい場合があります。それぞれの送信者名を区切るには「, 」を使用します。
Associated SPRs:
MYAG4WSL5J
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03 トラブルシューティング
「指定した種類のフィールドに使えるのはテキストのみです」エラーメッセージが誤って表示さ
れる
フィールドに制限を超えて文字を入力すると、エラー「指定した種類のフィールドに使えるのはテキストのみです」
が表示されますが、正しくは 「段落は 64KB より大きくはできません」 です。
対策
ウィンドウの「閉じる」 (X) アイコンを使って文書を終了してください。文字は保存されません。
Associated SPRs:
JSTH4J2NC9
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03 トラブルシューティング
Windows デスクトップからショートカットを使用して開いた文書を閉じるとクラッシュします
Windows デスクトップのショートカットから開いた電子メールメッセージを閉じると、Notes がクラッシュすることがあ
ります。
Associated SPRs:
JTHN53NQZN
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03 トラブルシューティング
添付ファイルを表示したときに脚注が正しく表示されません
添付ファイルを表示したときに、脚注付きの項目がある添付ワープロ文書が正しく表示されないことがあります。
想定される場所に脚注が表示されないことがあります (たとえば、複数ページの文書では、個々の脚注は各ペー
ジの下部に表示されなければなりません)。アプリケーションで文書を開くと、実際は脚注が適切な位置にあること
がわかります。
Associated SPRs:
KSAH4LGAQH
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03 トラブルシューティング
HTML 添付ファイルが正しく開けません
添付アイコンのポップアップメニューから [開く] を選択して添付 *.htm ファイルを開こうとしても、開けません。「プ
ログラムが見つかりません」というメッセージに続いて、空のブラウザウィンドウが表示されます。添付ファイルを
表示または保存すると、開くことができます。
Associated SPRs:
ELS4TBUTR
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03 トラブルシューティング
ドラッグアンドドロップ操作を使用すると、複製式が失敗します
「ドラッグアンドドロップ」操作で作成された選択文書の複製は、その後の複製サイクルでカスタマイズされた複製
式に準拠しません。
データベースで文書を選択します。文書を [レプリケータページ] アイコンにドラッグします。複製ダイアログが表示
されます。複製オプションダイアログに入力された複製式が、その後の複製によって無視されます。
Associated SPRs:
DFAN4VBRQH
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03 トラブルシューティング
WinXP - Notes Client 実行時のパフォーマンスの向上
Windows XP で Notes Client を実行すると、Windows の [システムの復元] 機能との相互作用が適切でないた
め、処理が非常に遅くなることがあります。これは、Notes Client の「起動時間」において特に顕著です。パフォー
マンスを向上させるには、コントロールパネルで [システムの復元] を無効にします。
Windows XP では、[コントロールパネル] - [システム] - [システムの復元] タブを選択し、[システムの復元を無効
にする] をオンにして、マシンを再起動します。
これは、一時的な解決策です。[システムの復元] を無効にすると、致命的なエラーの場合にオペレーティングシ
ステムの復元が困難になります。現在、この問題に対する永続的な解決策を調査しています。
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
言語マーク付きのテキストには [すべて置換] および [全スキップ] を使用できません
言語マークが付いたテキストには、[スペルチェックダイアログ] ダイアログボックスの [すべて置換] および [全ス
キップ] ボタンを使用できません。この 2 つのオプションを使用するには、言語辞書を基本辞書として設定します。
手順は次のとおりです。
1.
2.
3.
4.
[ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択します。
[インターナショナル] - [スペルチェック] ペインを開きます。
[基本辞書] リストで言語辞書を選択します。
[デフォルトに設定] ボタンをクリックします。
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03 トラブルシューティング
カレンダーの印刷: フォントの変更が印刷に反映されません
印刷ダイアログの [カレンダースタイル] タブでフォントを変更した場合、変更内容がプレビューされますが、印刷
されるハードコピーには反映されません (デフォルトのフォントとして印刷されます)。
Associated SPRs:
KUMACZJZ6
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03 トラブルシューティング
文書ライブラリと転送先アドレス
Domino ディレクトリのユーザー文書に転送先アドレスが入力されると、文書ライブラリによって、レビューユー
ザーの名前ではなく転送先アドレスがレビューユーザーとして選択されます。その結果、レビューユーザーには文
書をレビューするためのアクセス権がなくなります (代わりに、転送先アドレスにアクセス権が与えられます)。
文書ライブラリのユーザーは、Domino ディレクトリのユーザー文書に転送先アドレスを格納しないことをお勧めし
ます。ユーザー文書にインターネットメールアドレスを格納することはできます。この場合は、文書ライブラリは引
き続き正常に動作します。
Associated SPRs:
JSTH5BRJVH
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03 トラブルシューティング
デスクトップ上の個人フォルダのドラッグアンドドロップ
デスクトップ上の個人フォルダのドラッグアンドドロップはサポートされていません。
Associated SPRs:
VMAA56MV4A
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03 トラブルシューティング
古い言語タグがある文書を開くとき/編集しているときに Notes がクラッシュした場合
古い言語タグ (Notes 6 の初期のベータ版を使用して作成された言語タグ) がある文書を開くときまたは編集して
いるときに Notes がクラッシュした場合、次の手順に従って問題を修正してください。
1. Lotus Notes R5 を起動します。
2. 該当する文書を開きます。
3. [ファイル] - [保存] を選択します。
[言語情報が未指定のときフォームの設定を使う] オプションを使用して、文書が複数言語のデータベースに作成
されている場合は、次の手順に従ってください。
1. Lotus Domino Designer R5 を起動します。
2. 文書の作成に使用したフォームを開きます。
3. [ファイル] - [保存] を選択します。
上記の操作によって、壊れた言語タグが無効になります。その後、Notes 6 の現在のリリースを使用して文書にタ
グを付け直す必要があります。
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03 トラブルシューティング
添付ファイルのドラッグアンドドロップに関する既知の問題
Notes 6 で添付ファイルをドラッグアンドドロップする場合、次のような既知の問題があります。
z
一度にドラッグアンドドロップすることができる添付ファイルは 1 つだけです。
z
現時点では、Notes の文書内の添付ファイルを Notes のブックマークにドラッグアンドドロップすることは
できません。
Associated SPRs:
DLYY54HT4B
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03 トラブルシューティング
Mac のみ: 印刷ダイアログが開いているときにヘルプ文書を印刷することはできません
Notes の印刷ダイアログが開いている場合、「印刷」のリンクを使用してヘルプ文書を印刷することはできません。
印刷しようとすると、次のエラーメッセージが表示されます。
「別の文書で印刷ダイアログを開いている時は、この文書の印刷はできません。」
回避策
z
z
z
メニューバーから [ヘルプ] - [目次] を選択します。
「印刷」の索引を探し、該当する文書を開きます。
ヘルプ文書を印刷します。
Associated SPRs:
KUMA5BNKAP
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Mac OS X では Java エージェントが実行されません
Mac OS X では、Java エージェントがサポートされていません。Mac Classic (OS 9.x) ではサポートされています。
Associated SPRs:
EFEN57JMM5
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03 トラブルシューティング
Macintosh - 文書内の大きなイメージが適切に印刷されません
文書内の大きなイメージは、正しくプレビューされても、印刷すると右側が切り取られます。
Associated SPRs:
KUMA5CALRV
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03 トラブルシューティング
Macintosh - テキスト操作用のショートカットキーの動作が異なる
Macintosh では、[F1] から [F4] の各キーがそれぞれ、[元に戻す]、[切り取り]、[コピー]、および [貼り付け] の機
能に予約されています。そのため、Windows では、[F2] キーと [Shift] + [F2] キーが選択したテキストの [サイズ
の拡大]/[サイズの縮小] であるのに対し、Macintosh の Notes では、[サイズの拡大] は option + ]、[サイズの縮
小] は option + [ です。
Associated SPRs:
GCUN564JFK
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03 トラブルシューティング
図形の境界線のカスタムカラー選択によりクラッシュすることがあります (XP)
図形の境界線にカスタムカラーを適用する際に、カラーマトリックス内でクリックした後で [OK] をクリックすると、ク
ラッシュすることがあります。これは、Windows XP 固有の問題であると考えられます。
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03 トラブルシューティング
印刷プレビューが印刷物に正確に反映されないことがあります
文書のプレビューと印刷されたハードコピー間に不一致が出る場合があります。現段階では、この問題に対する
回避策はありません。
Associated SPRs:
KUMA5CAKFC
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03 トラブルシューティング
添付ファイルの [編集] 後の [開く] により編集が可能です
編集可能な添付ファイル機能について、変更内容を添付ファイルに保存するには、[編集] を使用する必要があり
ます。しかし、[開く] によってユーザーの添付ファイルの変更内容が保存される場合があります。
[編集] を選択すると、添付ファイルのアプリケーションが開きます。アプリケーションを閉じて Notes に戻った後、
Notes 文書の同じセッション内で (つまり、Notes 文書が開いている間に)、同じ添付ファイルに対して [開く] を選
択した場合、[開く] セッションで行われた変更内容を添付ファイルに保存できます。
この操作による重大な影響は見つかっていませんが、添付ファイルを編集する際には、[開く] ではなく [編集] を
使用することを強くお勧めします。
Associated SPRs:
CKAN5DDL4J
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03 トラブルシューティング
非表示列の [表示] - [カスタマイズ]
無題の列があるビューを、[表示] - [カスタマイズ] を使用してクライアントから変更した後、[デフォルト] ボタンを
クリックしてビューのデフォルトの設定に戻した場合、非表示列が表示列に戻らず、ビューに文書が表示されな
かったり、列の情報がなくなったりすることがあります。
回避策
[表示] - [カスタマイズ] で、ビュー内のすべての列が表示されるように [すべて表示] チェックボックスをオンにし
てから、[デフォルト] ボタンをクリックしてデフォルトの設定に戻します。この時点で、列がデフォルトの設定に戻り
ます。
Associated SPRs:
KKIL5BNSQW
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03 トラブルシューティング
Windows XP - WebDAV クライアントとしての Windows XP の使用
Windows XP オペレーティングシステムを WebDAV クライアントとして実行している PC を使用して Domino 6
Server 上のデータベースにアクセスすると、次のような断続的な問題が発生することがあります。WebDAV デー
タベースが [マイネットワーク] を使用してマッピングされた後、Windows エクスプローラを使用して WebDAV デー
タベースにアクセスします。たとえば、データベース内でコレクションをダブルクリックしてコレクションを開きます。
すると、Windows エクスプローラが停止して、表示するデータを検索しているように見えます。この間、Windows エ
クスプローラの画面が空白になることがあります。
この問題が発生した場合、次の回避策のいずれかを実行してみてください。
z
z
z
[更新] アイコンをクリックするか、または [F5] キーを押して、画面を更新します。
ワークスペースをクリックした後、Windows エクスプローラのアイコンに戻ります。
画面が更新されるまで数分間待機します。
上記の回避策で解決できなかった場合は、タスクマネージャで、Windows エクスプローラが応答を停止しているか
どうかを確認します。応答を停止している場合、クライアントのキャッシュを消去してみてください。その手順につい
ては、Microsoft Knowledge Base の次の記事の手順 2 を参照してください。
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q304133
メモ: この問題は、XP で Internet Explorer 6 または Dreamweaver 4.01 を使用している場合には起きませんでし
た。
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03 トラブルシューティング
添付ファイルはバックグラウンドで開く
以下の条件が揃うと、添付ファイルはフォアグラウンドで開かないという既知の問題があります。
1. 添付ファイルを [添付ファイルのプロパティ] インフォボックスから開く。
2. 添付ファイルが Microsoft Word ファイル、または Microsoft Excel ファイルである。
3. オペレーティングシステムが Windows 98、または Windows NT 4.0 である。
Associated SPRs:
YHNN5E6292
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03 トラブルシューティング
Windows のシングルログイン機能によるクライアントの起動
Windows のシングルログイン機能を使用しており、Lotus Notes の個人アドレス帳が暗号化されている場合、
Notes Client の起動時に、デフォルトでロケーション文書が常に [なし] に設定されます。
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03 トラブルシューティング
プラットフォーム間の問題: [Notes と Internet Explorer] ブラウザ
個人アドレス帳のロケーション文書の [Notes と Internet Explorer] ブラウザオプションは、Windows プラットフォー
ムのみのオプションです。このブラウザ選択は、Macintosh ではサポートされていません。Macintosh でこのオプ
ションを使用すると、特定の状況で、ロケーション文書のブラウザフィールドの値に問題が発生することがありま
す。
z
セットアップポリシーやデスクトップポリシーによって配布された [インターネットブラウザ] の値: セットアップま
たはデスクトップ設定文書で [Notes と Internet Explorer] ブラウザオプションが使用されている場合、ユーザーの
Macintosh クライアントでは、ロケーション文書の [インターネットブラウザ] フィールドに数値が表示されます。この場
合、ブラウザの値が無効なため、Macintosh の Notes Client 内から URL リンクにアクセスできません。これを修正す
るには、ロケーション文書を編集し、Macintosh に有効なブラウザオプションを選択します。
z
Windows と Macintosh の Notes Client を使用しているローミングユーザー: ブラウザオプションを [Notes と
Internet Explorer] に設定している場合、Windows システムと Macintosh システムの両方で Notes Client を
使用しているローミングユーザーにもこの問題が発生します。個人アドレス帳はローミングユーザーのサー
バーに保存されているので、ユーザーの Notes Client のすべてにブラウザオプションが複製されます。その
ため、ローミングユーザーは、すべてのクライアントのプラットフォームで使用可能な別のブラウザオプション
を選択することをお勧めします。
Associated SPRs:
CDFO4TWSR6; TBOO4ZDPMB
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03 トラブルシューティング
添付ファイルのドラッグアンドドロップのサポート
Notes 6.0 では、添付ファイルのドラッグアンドドロップがサポートされています。ただし、一度にドラッグアンドド
ロップすることができる添付ファイルは 1 つだけです。現時点では、複数の添付ファイルのドラッグアンドドロップ
はサポートされていません。
Notes 文書の添付ファイルを右クリックし、添付ファイルを Windows デスクトップにドラッグアンドドロップする場
合、コピーと移動の 2 つのオプションがあります。移動を選択した場合、コピーのように動作します。
Associated SPRs:
SSHE54WD85
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03 トラブルシューティング
リッチテキストフィールド内のホットスポットに関する問題
Notes 6 では、文書のリッチテキストフィールド内のホットスポットに関する次のような問題があります。
z
問題: 「Generic LSE Failure」エラーによって、リッチテキストフィールド内のホットスポットでコードタイプが
LotusScript から Javascript または Formula に変更されます。
回避策: ホットスポットを削除して作成し直すか、または文書を保存して閉じた後、再編集します。
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03 トラブルシューティング
パーソナル Welcome ページのレイアウト C におけるリンクフレームの表示の問題
上から下のグラデーション背景のセルを持つタブ付きの表にアウトラインまたはカレンダーを埋め込むと、表のセ
ルが正しく表示されません。Windows NT では、セルの背景が黒の塗りつぶしで表示されます。Mac の場合はセ
ルの背景がグレーになります。この問題は、Windows XP、Windows 98、および Windows 2000 では発生しませ
ん。
例えば、この問題は、パーソナル Welcome ページのレイアウト C を使用している場合に確認できます。このペー
ジの「Web リンク」 と「Notes リンク」のセクションで上記の問題が見られます。
Associated SPRs:
MDRW5ECK95
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03 トラブルシューティング
Mac OS 9 - 日本語 IME と Java コンソールに関する問題
Java コンソールが開いているときに日本語 IME をオンにすると、Mac OS 9 では Notes Client がクラッシュするこ
とがあります。Mac OS 9 で Java コンソールを開いているときには、日本語 IME をオンにしないでください。
Associated SPRs:
KHIA5D35NJ
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03 トラブルシューティング
Mac OS 9 - [クイック検索] ダイアログと日本語 IME に関する問題
Mac OS 9 では、データベースビューペインで日本語の文字を入力すると、[クイック検索] ダイアログで日本語の
文字が壊れることがあります。
回避策
[クイック検索] ダイアログボックスを開く場合、メニューから [表示] - [クイック検索] を選択し、Mac OS 9 で日本
語 IME を使用して日本語の文字を入力します。
Associated SPRs:
KHIA5D8CJ4
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03 トラブルシューティング
Macintosh - アンカーリンクが適切なスポットにリンクしていないことがあります
この一例として、オンラインヘルプの「用語集」セクションのページの上部にあるアルファベットのリンクが、文書の
正しい場所にジャンプしないという問題があります。
Associated SPRs:
KSOA56ARP7
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03 トラブルシューティング
メールルール: 完全修飾名の最初のスラッシュの欠落
クライアントメールルールを作成する際に、「送信者が次を含む: Lisa Rowe/Westford/IBM」を選択し、[追加] をク
リックした場合、実際には「送信者が次を含む: Lisa Rowe」が追加されます。
回避策
「送信者が次を含む: Lisa Rowe か送信者が次を含む: Westford かつ 送信者が次を含む: IBM 以下を実行する:
フォルダに移動」というルールを作成します。求めているルールを取得するには、さらにいくつかの手順が必要で
す。
Associated SPRs:
LROE5CJKWR
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03 トラブルシューティング
NTFS システムパーティションでは複数ユーザー共有ディレクトリに書き込みアクセス権が必
要です
Windows NTFS ファイルシステムでフォーマットされたシステムパーティションがある Windows NT、2000、または
XP を使用している場合、管理者以外のユーザーが Notes の複数ユーザークライアントインストールの Notes 共
有データディレクトリにアクセスする際に、問題が発生することがあります。これは、共有情報が格納されている
ディレクトリが読み取り専用に設定されているためです。
管理者以外のユーザーは、セットアップができない、ヘルプ、リリース情報、または共有ディレクトリ内のその他の
ファイルにアクセスできないといったエラーに遭遇することがあります。この問題を回避するには、マシンの管理者
が [システム]\Profiles\All Users\Application Data\Lotus\Notes\Data フォルダのデータプロパティを変更する必
要があります。データプロパティを変更して、このフォルダへの「書き込み」アクセスも許可するように、グループ名
「Users」のセキュリティのアクセス許可プロパティを設定します。
Associated SPRs:
TBOO59FQVH; TNIT5CAJZR
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03 トラブルシューティング
複数ユーザークライアントでは、隠しフォルダ内の個人ディレクトリを参照できません
Windows 2000 および XP のデフォルトのシステムレベルフォルダオプションでは、隠しファイルおよび隠しフォル
ダが表示されないように指定されています。複数ユーザー Notes Client の場合、ユーザーの個人データディレク
トリは隠しプロファイルフォルダに格納されます。そのため、ユーザーは Notes Client からこのディレクトリを参照
できません。
この問題を回避するには、次の 2 つの方法があります。
1. システム管理者が、隠しファイルおよび隠しフォルダが表示されるようにシステムレベルフォルダオプションを変
更します。
2. ユーザーが個人データディレクトリへのパスを入力します。
Associated SPRs:
PLOI4P3N7B; CTIY4XENAY
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03 トラブルシューティング
OLE「関連ファイル」は異なるプラットフォームではサポートされません
OLE「関連ファイル」の情報はホストのデータ形式で nsf ファイルに書き込まれるため、別のプラットフォームでは
読み取られません。
Associated SPRs:
GLAS5E2NPD
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03 トラブルシューティング
リモートデバッガ - イベントを選択しても変数は更新されません
[変数] ペインには、現在選択されているスタックフレームの変数が表示されます。これは、コードを実行するか
(この場合、現在実行中の行に対応するフレームが表示されます)、または [コール] ウィンドウから特定のコール
フレームを選択することで選択されます。
イベントを選択することもできますが、コールフレーム内のイベントであるとは限らないので、イベントを選択しても
変数は更新されません。
Associated SPRs:
RBEE5E2KXB
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03 トラブルシューティング
セットアップで複数ユーザー Notes Client のディスク容量が確認されません
Notes Client セットアップでは、複数ユーザー Notes Client がインストールされるマシンのディスク容量が確認さ
れません。セットアップを完了するために必要なディスク容量がない場合、Notes Client を使用することはできま
せん。
Associated SPRs:
PLOI4JLQ3V
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03 トラブルシューティング
「UK My Lycos」を含む Welcome ページの表示には [Notes と Internet Explorer] を使用してく
ださい
メモ [Headlines with UK My Lycos] Welcome ページは英語版のみに含まれています。日本語版には含まれてい
ません。
現在の Welcome ページの選択 [Headlines with UK My Lycos] を表示するには、インターネットブラウザとして
[Notes と Internet Explorer] が設定されている必要があります。
Associated SPRs:
MDRW5E4VYX
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03 トラブルシューティング
Windows 95 - タイ語のデフォルトの多言語フォントには CordiaUPC を使用する必要がありま
す
現在、Windows 95/98/NT 4.0 のタイ語のデフォルトフォントは「Tahoma」に設定されます。しかし、Windows 95 に
はこのフォントがないので、Windows 95 ではこれが問題となります。
タイ語の文字を正しく表示するには、R5 の場合と同様に、[ユーザー] で、デフォルトフォントを MS Sans Serif な
どの別のタイ語のフォントに変更する必要があります。ただし、MS Sans Serif は TrueType フォントではないの
で、画面表示のみが可能です。印刷することはできません。
回避策
この問題には、次の 2 つの回避策があります。
1. Windows 95 マシンに「Tahoma」フォントをインストールします (このフォントは、Microsoft 社から無料で入手で
きます)。
2. Notes.INI ファイルに「StaticFont3=CordiaUPC|0|26」行を追加します。
Associated SPRs:
TOKA5CZTJ2
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03 トラブルシューティング
Windows 95/98 - 初期のベータリリースからのクライアントのアップグレードに関するエラー
Windows 95/98 システムでは、Notes 6の「Pre-release 2」のベータバージョンからアップグレードする場合、古い
ファイルを削除した後にインストールが停止します。現時点では、MSI インストールから MSI インストールへのアッ
プグレードを行うことはできません。[アプリケーションの追加と削除] を使用して完全アンインストールを実行して
から、Notes Client をインストールしてください。
Associated SPRs:
EDMO5CMQW6
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03 トラブルシューティング
Windows XP - エラー: アップグレード後、クライアントを再起動できません
XP では、新しいフォルダを作成するときに、デフォルトでは他のユーザーに書き込みまたは変更の権限が与えら
れません。そのため、読み取りおよび実行以外の権限については、ディレクトリの作成者が指定する必要があり
ます。つまり、XP ユーザーが別の XP ユーザーによって使用またはアップグレードされる Notes をインストール
する場合、Notes ディレクトリへのアクセス権を別のユーザーに明示的に与える必要があります。そうしなかった
場合、次のエラーメッセージが表示されます。
「ltssb01.dll が見つからなかったため、このアプリケーションを開始できませんでした。アプリケーションをイン
ストールし直すとこの問題は解決される場合があります。」
Associated SPRs:
CDFO5CVMKA
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03 トラブルシューティング
IM - コンタクトリストに [利用不可] の表示; [追加] が機能しない
現在、Sametime Client 経由のコンタクトリストを持たないユーザー (ユーザー B) が、Lotus Instant Messaging を
介した他のユーザー (ユーザー A) とログオンしている場合、次の問題が発生します。
z
ユーザー A がユーザー B に電子メールを送信する。ユーザー B は受信ボックスでメッセージをクリックし、
[チャット/コンタクトリストの表示] をクリックする。
コンタクトリストは [利用不可] と表示されます。
z
ユーザー B はコンタクトリストを閉じ、ユーザー A からのメッセージを右クリックし、[コンタクトリストに追加]
を選択する。そして、ユーザー B は [チャット/コンタクトリストの表示] を選択する。
ユーザー A はリストには追加されず、[利用不可] と表示されます。また、コンタクトリストの [チャットミーティ
ング] ボタンおよび [ユーザー/グループの追加] ボタンは機能しません。
Associated SPRs:
MSTR5NEQSU
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03 トラブルシューティング
Instant Messaging 用の SOCKS5 プロキシをロケーション文書に追加する
Notes Instant Messaging 用の SOCKS5 プロキシをロケーションに追加するとき、プロキシサーバーがローカルで
サーバー名を解決できる場合は、ロケーション文書の [Instant Messaging] タブで [名前解決をローカルで行う] を
選択してください。Notes のセットアップ時に SOCKS5 設定を入力したときは、このオプションはデフォルトで選択
されています。しかし、後でロケーション文書内で設定を追加または変更したときは、このオプションを選択する必
要があります。
Associated SPRs:
GTHL5QSPY2
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03 トラブルシューティング
Instant Messaging: 姓または名だけではユーザーを検索できない
Notes で Instant Messaging にログオンしていて、チャットを開始するか、またはコンタクトリストにユーザーを追加
しようとしたときに、ユーザーの姓または名だけを入力すると、一致するユーザーのリストが表示されます。しか
し、社内の Instant Messaging (Sametime) ディレクトリが複数のディレクトリで構成されていると、このようなケース
では最初のディレクトリしか検索されず、一致するユーザーのリストは不完全なものになります。
回避方法
このような場合は、姓と名の両方を入力してください。コンタクトリストにユーザーを追加するとき、ユーザーの姓と
名の両方がわからない場合は、[ディレクトリの参照] ボタンをクリックします。次に、ユーザーが含まれるディレク
トリを選択し、ユーザーの姓を入力し、[検索] をクリックします (または、上矢印キーと下矢印キーを使用して、目
的のユーザーが見つかるまでディレクトリ内の姓を順番に見ていきます)。チャットを開始したいときに、ユーザー
の姓と名の両方がわからない場合は、[ファイル] - [Instant Messaging] - [ミーティングの開始] を選択し、[参加
者の追加] を追加します。次に、[ディレクトリの参照] ボタンをクリックし、以降は上記の手順に従います。
Associated SPRs:
MMEF5P8RNE
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03 トラブルシューティング
Notes が最小化されているときは Notes に戻れない
Notes が最小化されている状態でチャットウィンドウが開いているとき、Notes が自動的にログアウトすると、
Windows のタスクバーにある Notes ボタンをクリックしても、Notes へそのまま戻ることはできません。[Space]
キーを押して Notes のログインダイアログを表示してください。
Associated SPRs:
TSMH5QUQKA
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03 トラブルシューティング
Welcome ページ - Quick Notes のヘルプボックスのエラー
Welcome ページの Quick Notes フレームで疑問符 (?) を押したときに表示されるヘルプダイアログには間違いが
あります。現在は次のように表示されます。
「Quick Notes に追加されたイメージは自動的に高さ 240 ピクセル、幅 170 ピクセルにサイズ変更されま
す。」
この記述は間違っていますので、次の説明と読み替えてください。
「Quick Notes に追加されたイメージは自動的に高さ 170 ピクセル、幅 240 ピクセルにサイズ変更されま
す。」
Associated SPRs:
DBRO5DPGSY
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03 トラブルシューティング
[すべての文書] を使用しても文書は選択されない
[アーカイブ設定] - [アーカイブ文書の選択] ダイアログの [ビューとフォルダ] で [すべての文書] を選択しても、
アーカイブが実行されるときにどの文書も選択されません。
デフォルトでは、ファイル内のすべての文書が選択されているので、このダイアログでは、特定の文書だけをアー
カイブしたときにビューを指定します。選択プロセスは、受信ボックスやフォルダなど、他のビューを使用するとき
に機能します。
Associated SPRs:
CSAH5PQPPN
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03 トラブルシューティング
アーカイブパスが長すぎると切り捨てられる
Notes/Domino 6 では、[アーカイブの設定] で定義されているアーカイブパスは、パスの長さまたは大文字の使
用によって、切り捨てられることがあります。パスが短いとき、または小文字だけで定義されているとき (フィールド
内での占有スペースが小さくなる) は、問題は起こりません。
回避方法
小文字を使用するか、短いパスを使用することで、より短いパスにします。
Associated SPRs:
DCAL5PKQTZ
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03 トラブルシューティング
アーカイブ後の新規メールインジケータ
アーカイブの実行後、新規メールが到着していないのに、新規メールのインジケータが表示されることがありま
す。
Associated SPRs:
PALT5PKN4M
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03 トラブルシューティング
クライアント再設定ウィザードとロケーション文書
オンラインヘルプにも記載されているように、クライアント再設定ウィザードを使用して、新規の接続、インターネッ
トアカウント、プロキシサーバー、または複製スケジュールを作成する前に、正しいロケーションに切り替えておく
ことが重要です。ウィザードは、設定または変更を現在のロケーション文書にのみ適用します。
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03 トラブルシューティング
チャットアクションで「指定したコマンドを実行できません」が返される
Instant Messaging にログインしていないときに、メールビュー、フォルダ、フォームでチャットアクションを選択する
と、Instant Messaging へのログインは試みられず、「指定したコマンドを実行できません」というメッセージが返さ
れます。
Associated SPRs:
MSTR5MJRFA
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03 トラブルシューティング
チャットウィンドウを開いたままシャットダウンすると Notes がクラッシュする
チャットウィンドウが開いたままの状態で Notes Client をシャットダウンすると、Notes Client がクラッシュすること
があります。Notes をシャットダウンする前は、チャットウィンドウを閉じるよう注意してください。
この問題は、Notes の将来のリリースで解決される予定です。
Associated SPRs:
PSON5N8PYV
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03 トラブルシューティング
フォローアップのアラーム
メールメッセージにフォローアップフラグを設定したときは、アラームも設定することができます。
アラームを機能させるには、メールプリファレンスでアラーム通知を有効にする必要があります。この設定は、[カ
レンダーとタスク] - [アラーム] にあります。
Associated SPRs:
NTER5RRTWV
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03 トラブルシューティング
ワークプレース: ビューを [カレンダー] に変更するとデータが切り捨てられる
Welcome ページの [ワークプレース 今日の予定] ペインでビューを [カレンダー] に変更すると、[今日のカレン
ダー] ペインの埋め込みビューと比べ、同じ埋め込みビューの一部のデータが切り捨てられることがあります。
Associated SPRs:
RDER5P9KUB
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03 トラブルシューティング
ワークプレース: ローケーションデータが正しくないと複数のエラーが発生する
Notes Client 6.5 を起動するとき、最後に使用したロケーション文書に、正確ではないメールサーバーとメールファ
イルの情報が含まれることがあります。ワークプレースを現在の Welcome ページとして使用すると、「サーバーエ
ラー: ファイルがありません」というエラーが 7 回も表示されます。これは、ブックマークデータベースが認識してい
る最後のデータを取得するためで、ソフトウェア上の制限です。
Associated SPRs:
RDER5P3P57
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03 トラブルシューティング
設計要素がアーカイブファイルに正しく複製されない
Notes Domino 6 へのアップグレード後、既存のアーカイブファイルは、新しいアーカイブファイルの設計に適した
設計要素を受け取りません。
Associated SPRs:
MDRW5KXMQK
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03 トラブルシューティング
不正なアーカイブエラー
[アーカイブ条件設定] ダイアログで [アーカイブなしにクリーンアップする] を有効にし、選択した文書のアーカイ
ブを試みると、次のエラーを受け取ります。
メールファイルにアーカイブポリシーが設定されていません。
複数の設定を有効にしているとき、他の設定は機能しますが、[アーカイブなしにクリーンアップする] とともに機能
する設定はありません。
Associated SPRs:
PALT5LGSF2
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03 トラブルシューティング
ネットワークパフォーマンス統計は NT のデフォルト設定では無効化されています
ネットワークパフォーマンス統計は、NT ではデフォルト設定で無効化されています。ネットワークパフォーマンスを
有効化するには、次のように行います。:
1. [コントロールパネル] - [ネットワーク] - [追加] を選択します。
2. ネットワークサービスのリストからネットワークモニタエージェントを選択し、[OK] をクリックしてインストー
ルします。
3. システムを再起動します。
コマンド [show stat net] を使用して、Domino コンソールまたはリモート Administrator パネルを介してネットワー
ク統計にアクセスできるようになります。
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03 トラブルシューティング
サーバーに 2 番目のデータベースコピーを作成しようとする際のエラー
サーバーにデータベースの 2 番目のコピーを作成しようとすると、「ファイルをバックアップしようとしましたが、す
でにバックアップされています」というエラーメッセージが表示されます。
Associated SPRs:
RWIR4JPMF4
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03 トラブルシューティング
IIS 対応 Domino 使用時には、プログラムディレクトリをパスに挿入する必要があります
IIS 対応 Domino を使用する際に、Domino プログラムディレクトリがパスにない場合、エージェントを要求するす
べての URL (例えば、?OpenAgent を指定するすべての URL) ではエラー 500 の返答で失敗し、次のテキストが
表示されます。
ど)
(LotusScript エージェントの場合) LotusScript エラー - リソースファイルがありません (nse*、nsk*、な
(Java エージェントの場合) JVM: Java Virtual Machine の起動に失敗しました
Domino プログラムディレクトリをパスに挿入し、マシンを再起動すると、LotusScript エージェントは作動します。
Associated SPRs:
JCHN4R4RN9
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03 トラブルシューティング
AIX - Intersolv/Merant libodbc.a ドライバマネージャの使用
Intersolv (現 Merant) Driver Pack version 3.02 for AIX には、ドライバマネージャ libodbc.a のアーカイブ版が含ま
れています。一方、LotusScript データオブジェクト (LS:DO) には、ドライバマネージャの実行ファイルまたは、共
有オブジェクト版が必要です。libodbc.a のタイプを調べるには、次のコマンドを入力します。
file libodbc.a
アーカイブファイルの場合は、ドライバマネージャ odbc.so の実行ファイルまたは共有オブジェクト版を抽出する必
要があります。次のコマンドを入力します。
ar -x libodbc.a
ドライバマネージャを実行ファイルまたは共有オブジェクトファイルにするために、アーカイブ版を保存し、odbc.so
の名前を libodbc.a に変更します。次のコマンドを入力します。
mv odbc.so libodbc.a
このベンダー以降のバージョンでは odbc.so ライブラリが含まれますが、この名前を変更するか、名前 libodbc.a
へのリンクを作成する必要があります。
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03 トラブルシューティング
Compact -L は動作しません
Compact -L (コピー圧縮方式: 圧縮中にアクセス可能) サーバータスクは、自分で開いたデータベース、または
サーバーによって開かれているデータベース (names.nsf、log.nsf、statrep.nsf、などのシステムデータベース) に
は動作しません。このようなデータベースに compact -L を実行すると、以下のエラーが発生します。
>09:41:49 AM Compacting dbname.nsf
>09:41:51 AM Error compacting dbname.nsf: Function to-be-defined
>09:41:51 AM Database compactor process shutdown
Compact -L は、コピー圧縮方式の圧縮時にのみ有効です。以下はコピー圧縮方式の圧縮のコマンド例です。
Load compact mail1.nsf -c -L.
Associated SPRs:
TEDS4JQR3L
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03 トラブルシューティング
Linux - NIS を使用するには "NOTES_USESNIS = 1" を設定する必要があります
Linux 上の NIS には問題があり、スレッドセーフではありません。NIS を Domino と共に使用すると、クラッシュが
起こり、データベースが破壊される可能性が高くなります。この問題を回避し、Domino を NIS と共に安全に動作
するための解決策は、次のとおりです。
NIS を使用するマシンで Domino Server を起動する場合、データディレクトリ内の notes.ini ファイルの変数
NOTES_USESNIS を 1 に設定しなければなりません。このフラグが設定されると、Domino によって関数
sethostent が呼び出され、すべての名前検索の stayopen フラグが設定されます。このフラグを設定することに
よって、プロセスごとに 1 度だけ、/etc/hosts または DNS/NIS サーバーにオープン/クローズコールの実行が保
証され、これらの機能に複数スレッドのオープン/クローズコールが実行されなくなるため、NIS スレッドセーフの
バグを回避することができます。
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03 トラブルシューティング
Linux - NSD 機能が正しく作動しない
Domino 6 では、p-thread パッケージと GDB の問題のため、Linux 上で NSD 機能が正しく作動しません。GDB
プロセスがマルチスレッドプログラムにアタッチし、スレッドでのマッピング時にエラーが発生する場合があります。
このようなエラーが発生すると、GDB プロセスでは Domino 6 コマンドスクリプトの処理が中止され、それによって
GDB がプログラムにアタッチされたままになり、NSD が停止します。
この問題に対しては、現在のところ回避策がありません。しかし、GDB がプロセスに 5 分間以上アタッチされてい
ることに気づいたら、GDB プロセスに kill コマンドを送信することができます ("kill -9 GDBPIDHERE")。 これに
よって GDB は die によって強制終了され、NSD は次の実行可能な Domino を続行します。この問題について
は、将来のリリースで修正を行う予定です。
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03 トラブルシューティング
トランザクションログ: 起動時の予期せぬ内部エラー
サーバーの起動時に予期せぬ内部エラーが logger に返されると、サーバーは PANIC 状態になります。ロギング
が無効化された状態でサーバーを再起動しないように、このように設計されています。この状態が発生した場合、
トランザクションログが読み込み専用や非表示になっていないかチェックしてください。
次のようなエラーが返されます。
Unexpected internal error returned to
logger: 0x20682010
(トランザクションログが非表示)
Unexpected internal error returned to logger: 0x20692010
み込み専用)
Associated SPRs:
MOSI4V9M9Y
(トランザクションログが読
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03 トラブルシューティング
UNIX - ファイルが /opt/lotus にインストールされていない場合、NSD が機能しない
Domino を Unix にインストールする際、現在のプログラムディレクトリの設定の選択で /opt/lotus 以外を指定す
ると、NSD が正しく機能しません。
プログラムファイルが /opt/lotus にインストールされていない場合、既存のプログラムディレクトリに /opt/lotus
のリンクを追加してください。
Associated SPRs:
JBAA4W5PS8
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03 トラブルシューティング
DSAPI ファイル名をインターネットサイト文書に追加してください
インターネットサイト文書を使用する際、サーバー文書の [インターネットプロトコル] タブの [DSAPI] フィールドは
無効になります。DSAPI フィルタ情報がロードされるようにするために、各サーバーの「インターネットサイト - Web
サイト」文書の [設定] タブに DSAPI フィルタ情報を追加する必要があります。各オペレーティングシステムに対
する適切な DSAPI ファイル名については、『Domino Administrattor 6 ヘルプ』を参照してください。
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03 トラブルシューティング
ADMIN4.NSF で文書リンクをクリックしたときのエラー
ADMIN4.NSF の「移動したレプリカの削除の承認」文書で文書リンクをクリックすると、「リンク文書がビューに見つ
かりません」というエラーがレポートされます。この問題は、将来のリリースで修正される予定です。
Associated SPRs:
KLME594LPB
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03 トラブルシューティング
Linux - Domino Java セットアップ: ディレクトリを参照できない
ディレクトリをクリックして開けない場合は、必要なファイルのフルパスを入力してください。
Associated SPRs:
EDMO56XRPA
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03 トラブルシューティング
メールサーバー: すべてのエージェントは制限なしユーザーによる署名が必要です
メールサーバー - メッセージレポート領域では、これまで定期エージェントだけが制限なしエージェントを実行でき
るユーザーによる署名を必要としていました (これについては、[ヘルプ] - [データベースの使い方] 文書に記述さ
れています )。この文書が更新され、制限なしエージェントを実行できるユーザーによる署名がデータベースのす
べてのエージェントに必要となりました。
この署名を行うには、Designer でデータベースを開いて [エージェント] を選択し、[署名] アクションボタンをクリッ
クします。
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03 トラブルシューティング
未読マークや他の領域での問題を解決するには、Fixup を実行します
既存のデータベースでの未読マーク、ビュー更新、およびデータベースの他の領域に影響を及ぼす問題を解決
するには、サーバーで fixup タスクを実行してください。
推奨する修復オプションは -J -V -Q です。修復をより完全に行いたい場合には、-V と -Q のオプションを除外
できます (処理は遅くなります)。ただし、ここで説明する問題を修復するためには、これらのオプションを除外する
必要はありません。
詳しくは、Administration ヘルプのドキュメントを参照してください。
Associated SPRs:
DKAZ56EQPQ
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03 トラブルシューティング
UNIX での複数の DSAPI フィルタの使用
同一のオペレーティングシステムで複数の DSAPI (Domino Web Server API) フィルタを使用する場合、各関数に
対して一意の名前を作成する必要があります。
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03 トラブルシューティング
Windows NT - Java バックエンドメソッドによりクラッシュし、シングルサインオンが機能しない
ローカル Java バックエンドメソッドである lotus.domino.Session.getSessionToken(server) を使用すると Windows
NT がクラッシュします。 これは、Notes Client からのシングルサインオンの操作が機能しないことを意味していま
す。
Domino 6 ではローカル Java バックエンドメソッドを使用しないでください。
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03 トラブルシューティング
Windows NT - サービスをインストールできないエラー
Domino 6 サーバーのインストールで、以下のエラーが発生することがあります。
対策
z
[アプリケーションの追加と削除] を使ってアンインストールを行います。
z
レジストリの次の設定を削除します。
HKEY_CLASSES_ROOT ディレクトリ
- .ndl ディレクトリを削除
- .ns2 ディレクトリを削除
- .ns3 ディレクトリを削除
- .nsf ディレクトリを削除
- .nsg ディレクトリを削除
- .nsh ディレクトリを削除
- .ntf ディレクトリを削除
- Notes.Link エントリを削除
- Notes.NotesSession エントリを削除
- Notes.NotesUIWorkspace エントリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Lotus ディレクトリ
- Domino ディレクトリを削除
- Components ディレクトリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall ディレクトリ
- Lotus Domino ディレクトリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AeDebug ディレクトリ
- Debugger c:\notes\qnc.exe.. (または最後にインストールしたパス) エントリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services
- notestat ディレクトリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\EventLog\Utility
- notestat ディレクトリを削除
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\WindowsNT\CurrentVersion\Network\UMAddOns directory
- UMAddOns ディレクトリ全体を削除
z
プログラムディレクトリを削除します。
メモ: アップグレードを行うつもりだったのに、プログラムファイルの一部またはすべてを削除した場合は、クリーン
インストールを行ってからアップグレードする必要があります。
Associated SPRs:
EDMO5DQW47
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03 トラブルシューティング
ディスク容量不足による BTree 破損
ディスク容量の不足によって、データベースで BTree の破損が発生する可能性があります。新規エントリを追加
するために新しいスペースが必要で、そのスペースがない場合、BTree に破損のマークが付けられます。
管理者はドライブの保守を実行する必要があります。データベースでまず FIXUP を実行し、次に COMPACT を
実行してフォローアップアクションを行います。該当データベースが IMAP 対応の場合、Convert ユーティリティを
実行してファイルを無効にし (load convert mail\xxx.nsf -e-)、次に再実行してそのファイルを再度有効にします
(load convert mail\xxx.nsf -e)。
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03 トラブルシューティング
共有メールの圧縮はサーバーのデッドロックの原因となる
サーバーの実行中に共有メール (SCOS) データベースを圧縮すると、メール配信のデッドロックが発生する場合
があります。これは、サーバーコンソールから SHOW TASKS を数回実行することで確認できます。共有メールの
圧縮は実行中のように見えますが、完了はしません。また、ルーター配信スレッドは同じセットのメールファイルの
配信を停止します。サーバーは強制終了され、再起動しなければなりません。共有メールファイル上で実行してい
る圧縮を削除してください。
Associated SPRs:
MTMY5EAPGM
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03 トラブルシューティング
Linux - /bin/tar: Error is not recoverable: exiting now
Domino 6 をインストールをするときに次のエラーが表示されますが、これは Linux システムの gunzip コマンドに
よるものです。
cd /local/lotus/notes/60000/linux; /path/to/build | gunzip -c | /bin/tar xvf 多くの場合、インストールを行う前に OS を再起動することで、この問題は解決します。
Associated SPRs:
EDMO5EBP7G
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03 トラブルシューティング
Web サーバー管理クライアントによるメッセージトラッキングが切断されている可能性がある
Web サーバー管理クライアントでメッセージをトラッキングしようとすると WebAdmin が切断されているか、結果な
しで返されている可能性のある場合、現在のサーバーまたはトラッキングを試行するドメインサーバーで、ユー
ザーとサーバーの両方がメッセージのトラッキングが実行できることを確認してください。
Associated SPRs:
KBRE5C3NYF
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03 トラブルシューティング
PANIC: 共有メモリ領域に添付できない
このエラーは、プロセスローカルメモリの使用度が非常に高いサーバーで発生します。たとえば、大容量のデータベースを提
供する http サーバーや、ポート圧縮が使用可能な場合に発生する可能性があります。Domino では、個人メモリと共有メモリ
は通常 4 GB (ギガバイト) の制限された仮想アドレススペースに格納する必要があります。Domino の仮想メモリが不足する
と、このエラーが発生します。このエラーを回避するために、2 つの新しい notes.ini エントリが用意されています。
ConstrainedSHM=1 と ConstrainedSHMSizeMB=<MB 単位で指定> です。
ConstrainedSHM=1 によって、共有メモリが次のようなデフォルトサイズのセットに制限されます。
Windows と Mac プラットフォーム 2 GB
AIX プラットフォーム 2.4 GB
Solaris と Linux 3 GB
ConstrainedSHMSizeMB=<MB 単位で指定> によって、メモリは「指定された MB (メガバイト) サイズ」に制限されます。
パーティションサーバーが使用される場合、PercentAvailSysResources も使用されます 。詳細は『Lotus Domino
Administrator 6 ヘルプ』を参照してください。
これらすべての Notes.INI 値は、次のように互いに対話を行います。
AIX (セグメント化されたメモリプラットフォーム) の場合 :
基本的に Domino では、maxdata からのマッピング可能な共有メモリサイズ Dynamic、システム * のRAM
(PercentAvailSysResources/100) " * (PercentAvailSysResources/100)、Notes.ini ConstrainedSHMSizeMB、および
ConstrainedSHM の低い方の値をとります。
ConstrainedSHMSizeMB は、AIX では 256 MB 境界のみに切り捨てられることに注意してください。たとえば、650 MB に設定
すると、512 MB に切り捨てられます。
他のすべてのプラットフォームの場合:
Domino では基本的に、システム * の RAM (PercentAvailSysResources/100)、Notes.ini ConstrainedSHMSizeMB、
ConstrainedSHM の低い方の値をとります。
Domino によって、上記のように得られた限度内に共有メモリの使用のサイズが制限されます。
Associated SPRs:
GJBE5DELDA
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03 トラブルシューティング
設定 - ダイアログが表示されて閉じられると、Tab 動作が失われる
設定時に Microsoft IME を使用してテキストフィールドに入力する場合、ダイアログボックスを開いて閉じると、
IME が正しく動作しなくなります。テキストフィールドに入力することによって、システムのローカルキャラクタが発
生します。
[戻る] ボタンを押して次に [次へ] ボタンを押すか、[ヘルプ] ウィンドウを開いて閉じた後にテキストフィールドをク
リックすることによって、IME を必要な言語に戻すことができます。
Associated SPRs:
HSKM5CREL8
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03 トラブルシューティング
UNIX - シンボリックリンクをサポートするには ACTIVATE_SYMLINKS=1 を設定する必要があ
ります
UNIX のシンボリックリンクであるファイルを開く際に問題があり、リンクされているファイルにロックの競合や共有違反が発生
する可能性があります。また、Domino でシンボリックリンクを使用すると、データベース要求でロック競合が発生する原因とな
ります。ただしこの問題は、Domino ディレクトリリンクを制約された方法で設定することによって、Domino でシンボリックリンク
を安全に使用できるため、回避することができます。
注意: Domino データディレクトリに Domino ディレクトリリンク (dirlink ファイル) が含まれる場合、dirlink ファイルで指定される
パスを、ツリー上でデータディレクトリそのものよりも上位に置くことはできません。たとえば、/data/lotus/notesdata に格納さ
れているデータディレクトリには、/data/lotus/notesdata よりも上位のディレクトリを指定するパスを持つ dirlink ファイルを格
納することはできません。このため、/data/lotus/notesdata/mailfiles を含むパスは格納できますが、/data1/mailfiles のような
パスは、ツリーの上位に格納されているため格納できません。dirlinks を使用してこの変数を有効にすると、アクセス違反の原
因となります。
dirlinks に関するルールを遵守した上でシンボリックリンクを使用する場合、データディレクトリ内の notes.ini ファイルで変数
ACTIVATE_SYMLINKS=1 を設定する必要があります。このフラグが設定されると、Domino によって、参照先ファイルへのシン
ボリックリンクを指定するすべてのデータベースを開く要求が処理されます。
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03 トラブルシューティング
WebAdmin 経由でトラッキングするときの 「Invalid Mail Tracking Request」
[送信者のホームサーバー] オプションを使用して WebAdmin 経由でメッセージをトラックしようとすると、次のメッ
セージが出る場合があります。
「Invalid Mail Tracking Request」
[現在のサーバー] オプションでメッセージをトラックするか、送信者のホームサーバーに切り替えてからメッセー
ジをトラックしてください。
Associated SPRs:
RHOR5EAHAH
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03 トラブルシューティング
Web サーバー管理クライアントの区切り記号 |
一部のシステムでは、Domino Web サーバー管理クライアントのツールが | 区切り記号と共に表示されている場
合があります。これは一般に、画面解像度またはブラウザのフォントサイズによるものです。
通常、OS、ブラウザ、またはその両方で小さいフォントに変更すると、表示の問題が解決されます。
Associated SPRs:
KBRE5BUQQK
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03 トラブルシューティング
Domino Java コンソール - LocalDomainAdmins グループを「多目的」にする
Domino Java コンソールを使用して Domino Server に接続するときは、LocalDomainAdmins グループを「多目的」
に設定してください。LocalDomainAdmins グループを「多目的」以外のグループタイプに設定すると、次のエラー
が発生します。
「<user name> is not an administrator for server <server name>」
Domino/data ディレクトリに作成された ADMINDATA.XML ファイルを開きます。XML タグの <admins> と
</admins> の間にはシステム管理者が記述されていません。次の方法で、LocalDomainAdmins のグループタイ
プを変更します。
グループタイプを変更する
1. Domino Administrator で [ユーザーとグループ] をクリックします。
2. [グループ] をクリックし、[LocalDomainAdmins] を選択します。
3. [グループの編集] をクリックします。
4. [基本] タブの [グループタイプ] で [多目的] を選択します。
5. [保存して閉じる] をクリックします。
6. Domino Server と Java コントローラーを再起動します。
7. Domino/data ディレクトリで、ADMINDATA.XML を開きます。XML タグの <admins> と </admins> にシステム
管理者名が記述されています。
Associated SPRs:
HJCU5W437M; HJCU5W42EK
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03 トラブルシューティング
ISpy のメール受信データベース文書を作成するときに Adminp がエラーになる
新規サーバー、または ISpy タスクを一度も実行していないサーバーでは、次の形式のエラーが発生することが
あります。
「Admin Process: Received the following error performing a Create Mail-In Database request on ISpy on <SERVER>
(File name: names.nsf). Multiple matches for the name ISpy on <SERVER> were found in the Domino Directory
referenced by this server.」
ほとんどの場合は、次に示す理由から、このメッセージを無視しても安全です。ISpy タスクがサーバー上で最初
に実行されるとき、ISpy タスクは自分自身のメール受信データベース文書を探します。見つからないときは、ISpy
タスクはこれを作成するための Adminp 要求を作成します。この要求は、ドメインのシステム管理サーバーに対し
て複製を実行し、NAB が更新されます。次に、ISpy が存在するサーバーに対し、この新規文書が複製されます。
ISpy はこの文書を見て、自分自身のメールファイルを作成し、メールプローブを開始します。
要求と NAB の変更は常に複製されているので、ISpy は定期的にアクティブになり、開始時に行ったのと同じロ
ジックを繰り返します。ローカルの admin4.nsf で adminp 要求が作成され、これがまだ処理されていない場合、
ISpy はそれ以上のアクションを実行しません。しかし、NAB が更新される前に、処理された adminp 要求によって
ISpy のサーバーに複製が実行されることがあります。このようなことが起こると、ISpy は、メール受信データベー
スがなく、それを作成するための要求もないと判断し、それを作成するための別の要求を作成してしまいます。こ
の新しい要求がシステム管理サーバーに対して複製を行うと、上記のようなエラーが発生します。新規の ISpy 文
書は作成されません。NAB の変更が伝えられると、ISpy はそれを見て、メールプローブを正しく開始します。
Associated SPRs:
KBRE5L7Q37
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03 トラブルシューティング
Tivoli - Activity Trends のリストに複数のサーバー名が表示されない
[Tivoli Activity Trends Resource Balancing] ソフトウェアを実行するとき、複数のサーバーが追加されている場合
は、[Activity Trends] - [最新] と [Activity Trends] - [履歴] のサーバーリストに、Domino Server 名が表示され
ません。
Associated SPRs:
KLME5N9QWA
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03 トラブルシューティング
Web サーバー: 編集すると失われるリッチテキストアイテムがある
Domino Web Server を使用して Web ブラウザで編集したリッチテキストフィールドに次のアイテムがあると、アイ
テムのデータが失われるか、破損する場合があります。
z
z
z
埋め込み画像 - 編集中は表示されているが、文書を保存すると失われる。
タブ付き表 - 表示されている行だけが保存される。
Web 上で非表示になるように [段落非表示] に設定されている段落 - 文書を保存すると、段落全体が失わ
れる。
Web ブラウザから編集される可能性のあるリッチテキストフィールドでは、上記のアイテムは使用しないでくださ
い。
Associated SPRs:
EDOE5FNPJT
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03 トラブルシューティング
Windows NT と Windows 2000 でのサーバークラッシュ
統計の収集に非常に長い時間がかかり、レジストリエントリの PerfProc、PerfNet、PerfDisk、および PerfOS が設
定されている場合は、Windows NT サーバーまたは Windows 2000 サーバーで Domino Server がクラッシュする
ことがあります。クラッシュを回避するには、プラットフォーム統計の収集を無効にする NOTES.INI 変数
Platform_Statistics_Disabled=1を追加し、Domino Server を再起動します。
関連情報については、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』の「Windows NT および Windows 2000 システム
のプラットフォーム統計に関するシステム構成の問題」を参照してください。
Associated SPRs:
BGON5QLSN8
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03 トラブルシューティング
[以降このダイアログを表示させない] を選択し、サーバーの再起動時にプロンプトが表示され
ないようにする
Domino Server をどのような状況で起動するのかを問われないようにするには、選択をした後、[以降このダイア
ログを表示させない] オプションを選択します。このオプションを選択しないと、リモートから Domino Server を起
動するとき、または障害復旧から自動的に Domino Server が起動するときに、このダイアログが表示され、選択
を行わない限り起動は完了しません。
Associated SPRs:
JBAA5L8R92
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03 トラブルシューティング
エラーメッセージ「VARIANT はコンテナを含んでいません。」
Domino Web サーバー管理で、[サーバー] - [分析] パネルに切り替えるときに「VARIANT はコンテナを含んでい
ません。」というエラーメッセージが表示されたときは、サーバーのサーバー設定文書を編集し、[診断情報] タブ
の [診断情報レポートのメール受信データベース] フィールドに値を追加してください。
Associated SPRs:
KBRE5RJLEG
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03 トラブルシューティング
可用性インデックスの計算をチューニングする Notes.ini 変数
可用性インデックスは、負荷が大きな状態のときに自動的にフェイルオーバーを実行するために使用されます。
可用性インデックスは、アイドル状態のシステムでトランザクションを処理する時間と、負荷がかけられた状態の
システムで同じトランザクションを処理する時間の違いを調べることによって計算されます。マシンの速度が向上
すると、アイドル状態のシステムにおけるトランザクションの処理時間は大幅に短くなり、2 つの値の差は大きく広
がります。
Domino 6.0 では、バグを修正するために可用性インデックスコードの計算が更新され、システム管理者は、各
サーバーの CPU スピードと CPU の数に応じて計算を調整できるようになりました。サーバーのスピードに合わ
せて AI 計算を調整するには、Notes.ini 変数の SERVER_TRANSINFO_RANGE を使用します。
サーバーの可用性インデックスの計算を調整する
1. 使用度の高い期間にシステムをモニターし、拡張係数の値を記録します。コンソールコマンド「show stat
server.expansionfactor」を使用します。
2. SERVER_TRANSINFO_RANGE の値を考慮します。この値を n とすると、2 の n 乗が、拡張係数の値の上限
となれば適切です。たとえば、SERVER_TRANSINFO_RANGE=6 (デフォルト) の場合は、拡張係数は 64 より
も小さくならなければなりません。
3. SERVER_TRANSINFO_RANGE の値を、サーバーに最も適切であると判断した値に設定します。
4. 使用度の高い期間にシステムをモニターし、しきい値として設定したい可用性インデックスの値を記録しま
す。応答時間の低下、つまりフェイルオーバーを発生させたいタイミングに合わせて値を選択します。
メモ: これらの調整は、可用性インデックスでロードバランシングを実行する場合、または ICM を使用する場合に
のみ必要です。
可用性インデックスの値は、ロードバランシングを機能させるためのツールに過ぎないことに注意してください。こ
れらは、システムへの負荷の予測です。Domino R5、Domino 6、この機能修正を含む Domino 6 のそれぞれから
報告された値は異なります。AI 値は、Domino リリース間のパフォーマンスの比較には使用できません。
Associated SPRs:
IDEA5K5PNC
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03 トラブルシューティング
削除されたサーバーが [Health Monitoring] ビューから取り除かれない
[設定] - [すべてのサーバー] ビュー - [サーバーの削除] アクションを使用して Domino Server をドメインから削
除すると、Domino Administrator Client のビューで、このサーバーへのすべての参照が取り除かれます。ただし、
[設定] - [Health Monitoring] - [Server Components] ビューだけは例外となります。
このビューでは、削除したサーバーが [The Domain of the following servers has not yet been determined but will
be determined] カテゴリに表示されたままになります。また、このビューでサーバー文書を手動で削除しても、
サーバー文書は復活されます。
削除したサーバーを [設定] - [Health Monitoring] - [Server Components] ビューから永久に取り除くには、次の
手順で操作してください。
1. Domino Administrator で [サーバー] - [モニタリング] ビューを開きます。
2. [アドミニストレーション] - [サーバーリストの更新] メニュー項目を選択します。サーバーを削除したドメインに
対し、リストを更新します。削除したサーバーは、このビューには表示されなくなります。
3. 同じビューで、[停止] をクリックして Domino Administrator のサーバーモニターを無効にします。
4. [設定] - [Health Monitoring] - [Server Components] ビューで、削除したサーバーのサーバーコンポーネント
文書を削除します。
5. Domino Administrator の [ファイル] タブで、[Health Monitoring] データベース (DOMMON.NSF) を開きます。
削除したサーバーの現在のヘルスレポート文書と、そのすべての返答文書を削除します。
6. (省略可能) 削除したサーバーのこれまでのヘルスレポートと、そのすべての返答文書を削除します。
7. [サーバー] - [モニタリング] ビューを開き、[開始] をクリックして Domino Administrator のサーバーモニター
を開始します。または、Domino Administrator を終了し、再起動します。
Associated SPRs:
TBOO5UAHNU
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03 トラブルシューティング
会議室データベースとリソースデータベースの [個人予約文書のみ] 表示
以前のバージョンの会議室データベースとリソースデータベースを使用している場合、全ユーザーの会議室とリ
ソースの予約状態を [個人予約文書のみ] 表示に正しく反映させるためには、[個人予約文書のみ] 表示をいった
ん削除してデータベースの設計を resrc60.ntf に置き換えなければなりません。
Associated SPRs:
JASG55KLJD
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03 トラブルシューティング
競合するカレンダーエントリのエントリスライダのドラッグ
競合するカレンダーエントリのエントリスライダをドラッグしてエントリのスケジュールを変更すると、間違ったエント
リの時間が調整されたように見えることがあります。次の例を参照してください。
1. 同じタイムスロットと日に 2 つの予定 (または会議) を作成します (2 つの予定が競合しています)。
2. 最初の予定のエントリを選択します。
3. 最初の予定のエントリの下端を下方向へドラッグして、異なるタイムスロットに移動し (終了時刻が変わりま
す)、マウスを放します。
ドラッグした予定ではなく、2 番目の予定が調整されたように見えます。しかし、エントリリスト内の順番が変わった
ために、2 つのエントリの場所が入れ替わっただけです。長いほうのエントリが 2 番目に表示されます (これが、
スケジュールを変更した方の予定です)。
これは、設計どおりの動作です。下記の障害番号は、参照用です。
Associated SPRs:
DMAS4V9TDS
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03 トラブルシューティング
ビューでの編集によって [件名] フィールドに情報が追加されます
カレンダービューで、ビューでの編集を行うと、カレンダーフォームから [件名] フィールドに追加情報が追加され
ます。この問題は、[ロケーション] フィールドにある値によるものです。追加される情報は、[ロケーション] フィール
ドのラベルとそのフィールド値です。
たとえば、カレンダーエントリの作成時に、「イベント」内で [ロケーション] フィールドに「会議室」という単語を入力
します。カレンダービューで、ビューでの編集を行うと、「ロケーション: 会議室」という文字列が [件名] フィールドに
追加されます。
Associated SPRs:
JASG4WSJT6
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03 トラブルシューティング
開始時刻と終了時刻のタイムゾーンが異なる会議のドラッグアンドドロップのエラー
次の例のように、開始時刻と終了時刻のタイムゾーンが異なる会議をドラッグアンドドロップした場合、エラーが発
生します。
z
議長が会議を設定し、開始時刻のタイムゾーンとして太平洋標準時を選択し、終了時刻には別のタイム
ゾーンを選択します。
会議招集の案内を保存し、送信します。
z
その後、議長が会議を新しい日にドラッグ & ドロップします。
ダイアログが表示されると、終了時刻が誤って表示されます。回避するには、開始時刻のタイムゾーンと終了時
刻のタイムゾーンとの時差を追加します。
z
Associated SPRs:
DCON5CPN89
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03 トラブルシューティング
アラームが有効な場合、グループタスクにフィールドが表示されません
[その他] を選択して「タスク」を「グループタスク」に変換すると、[アサインユーザー] フィールドが表示されなくなり
ます。この問題が発生するのは、アラームが有効になっている場合のみです。
回避策
フィールドが表示されるまで、アラームのオンとオフを切り替えるか、または [ ツール] - [プリファレンス] - [カレン
ダー] - [アラーム] を選択し、アラームがタスクで有効になっている場合、[アラームを有効にする] オプションの
チェックマークを解除します。
Associated SPRs:
RMAA56TUHM
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03 トラブルシューティング
サーバーのアドレス帳への休日のインポート
Domino 6.0 にアップグレードする場合、管理者は、サーバーのアドレス帳の [休日] に移動し、R5.X のテンプレー
ト (pubnames.ntf) から前にインポートされた既存の休日をすべて削除する必要があります。その後、[アクション]
メニューからエージェントの [テンプレートからの休日の取り込み] を実行します。更新された休日の新しいセット
がインポートされます。
Associated SPRs:
DSCZ5ARMHK
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03 トラブルシューティング
ビューでの編集機能を別名オプションとともに使用することはできません
別名機能がオンになっている場合、ビューでの編集機能は動作しません。
Associated SPRs:
MSTR57RNBW
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03 トラブルシューティング
変更していなくても、会議のフォームを保存するように要求されます
参加者のステータスなどを確認するために、議長となっている既存の会議を開いた場合に、この問題が発生しま
す。会議エントリの「三角アイコン」のいずれか ([繰り返し] 三角アイコンまたは [スケジューラ] 三角アイコン) をク
リックすると、会議を閉じる際に、変更していなくても保存するように要求されます。
Associated SPRs:
JASG56PPVC
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03 トラブルシューティング
会議室予約データベースの繰り返される予約は編集できません
予約のステータスが「承認待ち」の場合、または予約が承認されている場合、会議室予約データベースに手動で
作成された 1 つの会議室/リソースの繰り返されない予約は、会議室予約データベースへの [編集者] アクセス
権がある予約の依頼者によって編集可能です。しかし、手動で作成された会議室またはリソースの繰り返される
予約を編集することはできません。
Associated SPRs:
JASG5A8MLR
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03 トラブルシューティング
会議室の承認待ち文書が会議の変更によって更新されません
所有者の制限がある (所有者のみが予約できるまたは選択リストのユーザーのみが自動処理によって予約でき
る) 会議室が会議に予約されると、承認待ち文書が生成されます。承認待ち文書が会議室の所有者によって処
理されず、会議への変更 (キャンセルやスケジュールの変更) が行われた場合、承認待ち文書が変更によって更
新されないことがあります。
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03 トラブルシューティング
スケジューラ/会議室の検索で考慮されない要素があります
会議招集で、スケジューラ、会議室の検索、またはリソースの検索を選択した場合、検索基準として次の要素が
考慮されるようになる予定です。
z
z
z
会議室の空き時間
会議室所有者の制限
会議室の定員
現時点では、検索で考慮されるのは定員と空き時間のみです。
Associated SPRs:
APAI4265GJ
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03 トラブルシューティング
スケジュールイベントのアクションで保存の確認が表示される
会議の議長または所有者が会議イベントを開き、スケジュールコントロール (例: 参加者のステータスの確認) を
開き、会議文書を閉じると、変更がなくても保存の確認が表示されます。
同様に、議長または所有者が、参加者を追加またはイベントタイプを変更したが、ダイアログボックスをキャンセ
ル終了した場合、Notes には変更がなくても保存の確認が表示されます。
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03 トラブルシューティング
前に欠席の返信をした会議招集の案内に出席の返信を送ることができません
最初に招待され、後で「代理」参加者として招集に追加されたため、同じ案内を複数受け取ることがあります。こ
の場合、他のコピーで実行された [欠席] などの前のアクションが原因で、出席の返信を送れないことがありま
す。
この場合、カレンダーから案内のすべてのコピーを削除してから、会議に再度招集してもらうように議長に依頼す
る必要があります。
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03 トラブルシューティング
[読者] アクセス権があるユーザー: インターネットから C&S エントリにアクセスできません
IMAP NAMESPACE/パブリックフォルダ機能について、[読者] アクセス権しかない場合、2 次ユーザーのローカ
ルメッセージを開こうとすると失敗し、「操作を実行する権限がありません」というメッセージが返されます。
これは、Notes Client で作成された招集の案内へのアクセスのみに関連する問題です。
Associated SPRs:
DPOS5CJMZB
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03 トラブルシューティング
[会議] ビューからの予定変更の承諾
ユーザーが会議の招集を最初は欠席して、更新通知を受け取っている場合に、その会議の予定が変更される
と、ユーザーは予定変更された会議に対してアクションを行えなくなります。
会議の予定が変更されたために会議に出席できるようになり、[会議] ビューから会議を選択して出席しようとする
と、予定変更された会議を処理するようにプロンプトが表示されますが、出席は予定変更されたものではなく変更
前の予定に対してなされるため、ユーザーのカレンダーには間違った日時の会議が保存されます。ユーザーは、
予定変更された会議に対しても ([会議] ビューを使用するか、その会議を開いて) アクションを行う必要がありま
す。
Associated SPRs:
MSTR5E5TBH
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03 トラブルシューティング
暗号化された会議召集をインターネット経由で送信すると 2 つのメールが生成される
[インターネットに直接] 経由で暗号化された会議召集を送信すると、受信者の受信ボックスに 2 つのメールが生
成されます。一つはメモで、もう一つが実際の会議招集です。POP3、または IMAP クライアント経由で会議召集を
受信した場合も同様の問題が起こります。
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03 トラブルシューティング
折り返しの代理人設定に対して参加者はアクションを行う必要がある
ユーザーが再びグループタスクの代理人に設定された場合、そのグループタスクに対して必ずアクションを行わ
なければなりません。これは、その後で予定が変更され、かつオリジナルの予定に対してアクションが行われない
場合、オリジナルの割り当て、および予定変更された割り当てのどちらに対してもアクションを行うことができない
ためです。
回避策として、所有者はそのユーザーを削除してから再度追加し、アクションを実行できる新しい割り当てを送信
してください。
Associated SPRs:
MSTR5E2R9Y
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03 トラブルシューティング
会議の更新が未処理の場合の、ビューからのカレンダーアクション
Notes/Domino 6 でユーザーが会議文書を開くと、送信された会議の更新を適用するかをたずねるプロンプトが
表示されます。しかし、ユーザーが受信ボックスに未処理の (適用されていない) 更新がある状態で[すべての通知
に対して Notes に自動処理させる] を選択し、カレンダービューから参加者アクションを行うと、更新が完全に行われ
ないことがあります。
大半の場合は、単に次に文書へアクセスしたときに再びプロンプトが表示され、更新が完了します。ただし、代理
人を設定する場合は、代理人に古い情報が送信される場合があります。ビューレベルで代理人設定をしていると
きに更新が完全に適用されていないことに気づいた場合は、代理人は議長に「情報の要求」を行い、情報が完全
に最新であることを確認するようお勧めします。
Associated SPRs:
LMAN5CSQMQ; LMAN5CTQEW
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03 トラブルシューティング
カレンダーの管理者は繰り返されるカレンダーエントリをブラウザから編集できません
カレンダーの管理者 (パブリック文書 [読者]/[作成者] アクセス権があるユーザー) がブラウザから所有者のメー
ルファイルで作業している場合、繰り返されるカレンダーエントリを作成できます。ただし、編集することはできませ
ん。変更するには、Notes Client を使用する必要があります。
Associated SPRs:
APAI5DXKF5
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03 トラブルシューティング
日付ピッカーで日曜日を選択すると、不適切な週にカレンダーが切り替わります
カレンダービューが [1 週間 (勤務日)] ビュー内にあり、週の最初の曜日が日曜日に設定されている場合、左側
のビューペインにある日付ピッカーから日曜日を選択すると、前の週にフォーカスが設定されることがあります。
回避策
必要な週について、日付ピッカーで月曜日を選択します。
Associated SPRs:
JNOE5D7TXP
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03 トラブルシューティング
欠席したミーティングがキャンセルされた後で同期しない
議長がキャンセルするカレンダーのエントリに対して、参加者が更新通知を受け取る設定をせずに欠席を選択し
ていた場合、参加者はキャンセルの通知を受け取りません。
参加者がカレンダーのエントリを再び開き、出席することを決めて、議長から情報を要求すると、議長は更新され
た情報を送信しますが、インスタンスはキャンセルされているにもかかわらず、カレンダーから削除されません。
このエントリをカレンダーから削除するには、手動で削除する必要があります。
Associated SPRs:
DFRN5DPNVK
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03 トラブルシューティング
Notes 6 ベータで変更したメールまたは C&S 設定を確認してください
Notes/Domino 6 のベータプログラムでメール機能やカレンダー/スケジュール機能を使用していた場合、[ツー
ル] - [プリファレンス] を選択し、ベータプログラムで変更したすべての設定が正しく保持されていることを確認し
てください。確認後、[OK] をクリックします。
Notes/Domino 6 の最終リリースでデフォルトの値や選択を変更している可能性があるので、この確認を行うこと
を強くお勧めします。また、新機能が正常に動作し続けるためにもこの作業が必要です。
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03 トラブルシューティング
2 日単位のカレンダービューの日数計算
2 日単位のカレンダービューに 12 月 31 日と 1 月 1 日を同時に表示すると、1 月 1 日の「日」が正しく計算され
ません。「1 日、残り 364 日」と表示される代わりに、12 月 31 日の日が増分されます。その年の残りの日数は正
しく計算されます。
Associated SPRs:
DMAS5E5JSV
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03 トラブルシューティング
カレンダーのプリファレンスの表示の問題
カレンダーのプリファレンスの表示には、次のような既知の問題があります。
z
表示のプリファレンス ([[勤務日] ビューで表示する曜日]) で週の最初の曜日を選択解除しても、[1 週間 (勤
務日)] ビューに曜日が表示されるという問題があります。[1 週間 (勤務日)] ビューが表示されている間にこ
のプリファレンスを変更した場合、プリファレンスで選択を解除した週の最初の曜日ではなく、最後の曜日が
ビューから削除されます。
回避策
次のカレンダーページに進んで、表示を再計算します。
z
同じ Notes Client で複数のカレンダーを開くと、最後に開いたカレンダーから「ビュー」の表示のプリファレン
スの一部が取得されます。
これに該当する表示のプリファレンスは、次のとおりです。
- [勤務日] の表示開始時刻
- [勤務日] の表示終了時刻
- タイムスロットの間隔
回避策
適切なアクセスレベルがあるユーザーが、プリファレンスを設定し直します。
z
タスクのプリファレンス [タスクエントリをカレンダーに表示しない] のオンとオフを切り替えたときに、1 週間単
位のカレンダービューが正しく表示されません。日曜日がビューから削除されます。
回避策
一度ビューを閉じてから開き直すか、または別のカレンダービュー形式に変更した後、1 週間単位のビューに
戻します。
Associated SPRs:
DMAS5DMQCA; DMAS52WNG2; DMAS5DQH9W
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03 トラブルシューティング
手動で作成したリソースと会議室の予約の編集
会議室予約データベースに手動で作成された単一の会議室の、 繰り返さない会議の予約は、予約のステータス
が「承認待ち」である、または予約が承諾された場合、会議室予約データベースの [編集者] アクセスを持つ予約
のリクエスタが編集できます。
手動で作成された繰り返しの会議室やリソースの予約は編集できません。
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03 トラブルシューティング
[インターネットに直接] に設定されているが、SMTPが設定されていない会議の代理人設定で
エラー
個人アドレス帳のロケーション文書の [メールの送信] を [インターネットに直接] に設定しているが、「SMTP」ア
カウント文書を設定していないユーザが、会議の招集の代理人に有効なユーザーを設定すると、エラーメッセー
ジ 「代理ユーザーに代理通知を送信するときにエラーが発生しました。他のユーザーに委任してください」が表示
されます。
会議の代理人を正しく設定するには、個人アドレス帳に SMTP アカウント文書を追加する必要があります。
Associated SPRs:
APAI5ECTGG
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03 トラブルシューティング
カレンダーの管理者への通知の転送
カレンダーの管理者に会議招集を代理受信させるように設定している場合、ユーザーに送信された会議招集や
参加者の返答は、カレンダーの管理者が受信します。通知には、ユーザーのメールファイルにある会議招集への
文書リンクが書かれているため、必要に応じて処理できます。
繰り返し会議の招集を受信し、承諾せずに別のユーザーを会議の代理にたてたが、そのユーザーがまた自分を
代理にたてた場合、カレンダーの管理者に送られた会議招集はオリジナル文書を開きます。これは代理人に転
送された文書で、処理が必要となる「代理をたてた招集」ではありません。
この場合、カレンダーの管理者が処理を行うには、ユーザーのメールファイルにある受信ボックスや会議ビューを
直接開いて編集する必要があります。
Associated SPRs:
APAI5E839S
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03 トラブルシューティング
Web からの空き時間およびスケジュール情報の参照
[スケジュールへのアクセス] プリファレンスの [次のユーザー/グループにのみスケジュールを参照] が選択され
ている場合、Web クライアントから空き時間情報を参照しているユーザーに、「制限付き」としてスケジュール情報
が表示されます。
Associated SPRs:
DMAS5D4K28
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03 トラブルシューティング
空き時間検索のプリファレンス設定
次に、空き時間検索のプリファレンス設定と関連する問題について詳細に説明します。
z
Domino ディレクトリのデフォルトのサーバー設定文書の詳細な収集設定が、ドメイン全体に適用されます。
同じドメイン内の個々のサーバーには、詳細な収集設定はありません。
サーバー設定文書の詳細な収集設定に対して行われた変更は、午前 2 時のパージ処理タスクが完了する
まで有効になりません。スケジュール管理の実行中にサーバー設定文書で選択した設定を変更した場合、
午前 2 時までスケジュール管理を再起動しないでください。スケジュール管理を再起動すると、空き時間情
報システムによって一部の結果のみが提供されることがあります。
新しい詳細な収集設定のエントリがオリジナルのエントリの一部分である場合は、サーバー設定文書の詳細
な収集設定に対して行われた変更が正常に動作しません。たとえば、オリジナルの設定が部屋、議長、カテ
ゴリ、場所で、新しい設定が部屋、議長のみの場合です。
対策として、両方の詳細な収集設定を無効にし、1 日待ってから、詳細な収集に適用したい設定をオンにして
ください。新しい設定が翌日から有効になります。または、スケジュールタスクを停止し、clubusy.nsf
(busytime.nsf) を削除してから、スケジュール管理を再起動してください。
z
[ツール] - [プリファレンス] - [アクセス/代理] - [スケジュールへのアクセス] ダイアログボックスで個々の設
定に対して行われた変更は、新しいカレンダーイベントが作成/保存された後でのみ有効になります。予約済
み時間情報にアクセス可能なユーザーに関する変更は、即座に有効になります。
z
クラスタ環境の空き時間データベース (clubusy.nsf ) を削除しなければならない場合、新しいデータベースに
古いデータが残らないように、クラスタ内の各メンバーサーバーの clubusy.nsf を同時に削除する必要があり
ます。同時に削除しなかった場合、古い/不適切なデータがすべてサーバーに複製され、不適切な結果や不
完全な結果を生じることがあります。
z
他のドメインのユーザーを含む個々の予約済み時間へのアクセス制御は、ほとんどの場合、予測したとおり
に動作します。しかし、ドメインが次のように設定されている場合は、正常に動作させるには、[次のユーザー
/グループにのみスケジュールを参照] の許可リストにサーバー名を追加しなければならないことがありま
す。
ドメインの「カレンダーサーバー」が、ユーザーのメールおよびカレンダーサーバーとしても使用されてい
る場合。
アクセス権を提供するユーザーがホームサーバーとして「カレンダーサーバー」を使用し、アクセス権を
受け取るユーザーが別のドメインから要求している場合。次に例を示します。
「Org」は組織名です。
サーバー A はドメイン A の「カレンダーサーバー」としてリストされ、UserA/Org のホームサーバー
として使用されています。
サーバー B は、ドメイン B の任意のサーバーです。必ずしも UserB/Org のホームサーバーである
とは限りません。サーバー A に接続して UserA/Org の予約済み時間情報を要求するドメイン B の
サーバーです。
UserA が [カレンダーのプリファレンス] ダイアログボックスを使用して、予約済み時間情報への
UserB のアクセス権を提供する場合、[次のユーザー/グループにのみスケジュールを参照] のリス
トは、次のとおりでなければなりません。
「Userb/Org , Server B/Org」
サーバー B が サーバー B2 とクラスタ化されている場合は、上記のリストにサーバー B2/Org も含
める必要があります。これを含めなかった場合、クラスタの負荷分散によって、サーバー B ではなく
サーバー B2 から要求が送信され、要求が拒否されます。
[次のユーザーが参照する可能性のある詳細情報を除いた、予定あり、あるいは利用可能な場合の情報
のみ] プリファレンスのリストには、サーバー名を追加する必要はありません。
Associated SPRs:
IFOR5E7P2L; IFOR5E9KP4
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03 トラブルシューティング
[アイランド] ロケーションでの空き時間の検索
個人文書が (名前の入力補完を目的として) 個人アドレス帳にコピーされている場合に、ユーザーが [アイランド]
ロケーション環境で空き時間を検索しようとすると、[アイランド] ロケーション での検索が失敗します。
この検索を正しく機能させるには、[レプリケータ] タブで、検索する空き時間データベースをマウスで右クリックし、
[オプション] セクションで、ローカルドメインに対して追加する「@DOMAIN」がこれらのすべての名前に追加されて
いることを確認します。つまり、「John Doe/Iris」ではなく、エントリに「John Doe/Iris@LOTUS (またはその他の
ローカルメールドメイン名)」と表示されていることを確認してから、そのデータベースを保存し、再び複製してくださ
い。
Associated SPRs:
IFOR5DJSNL
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03 トラブルシューティング
会議室/リソース定義でグループ名が展開されなくなりました
R5 では、次の制限付きで会議室を定義することができました。
1) 「所有者のみ」がこの会議室を予約できる。
2) 選択リストのユーザーのみが「自動処理」によってリソースを予約できる。
所有者またはリストフィールドにグループ名が入力されると、リソース定義が保存される前にグループ名が展開さ
れていました。したがって、リソースまたは会議室が定義された後でグループに追加されたユーザーは、会議室を
予約できませんでした。現在では、会議室またはリソースの所有者フィールド、あるいはリストフィールドにグルー
プ名が入力された場合、グループ定義が保持され、グループの現在のメンバーが会議室を予約できるようになり
ました。この動作が必要な場合、既存の会議室/リソースの定義を編集し、所有者のリストをグループ名で置換す
る必要があります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
アドレス帳を使用してグループタスクを割り当てると参加者が削除される
アドレス帳を使用してグループタスクを所有者に割り当てると、参加者のフィールドが表示されなくなります。所有
者が個人タスクを作成する場合は、個人タスクに対してアドレス帳から参加者を選択しないでください。
メモ: 所有者の名前を参加者のフィールドに入力すると、所有者は同時に参加者になることはできないというメッ
セージが表示されます。名前は削除され、正しく機能します。
Associated SPRs:
TSUA5E6JTU
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03 トラブルシューティング
iCal - 代理人を設定した参加者が返信アクションを行えない場合がある
ユーザーのインターネットアドレスが Domino ディレクトリのユーザー文書の [インターネットアドレス] で設定され
ておらず、かつ個人アドレス帳の [メールの送信:] が [インターネットに直接] に設定されている参加者から「代理
人設定した」会議の招集を受け取った場合、そのユーザーは代理人を設定した招集に返信することができます。
しかし、カレンダーのエントリを再度開いたときに行えるのは [情報の要求] アクションのみで、他の [参加者] アク
ションは行うことができません。この状況を回避するには、ユーザー文書ですべてのユーザーに有効なインター
ネットアドレスを設定することをお勧めします。
Associated SPRs:
APAI5ECTAY
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03 トラブルシューティング
追加された参加者がグループタスクを却下すると再び承諾することができません
議長が既存のグループタスクに参加者を追加し、却下された場合、追加された参加者はその召集に戻ることがで
きず、他のアクションも行えません。
Associated SPRs:
DFRN5E9SEZ
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03 トラブルシューティング
参加状況 - 空白領域での右クリック
スケジューラの詳細グリッドオプションもある場合、[参加状況] のユーザーインターフェースでは、[参加状況] の
空白領域で右クリックメニューにアクセスできます。
Associated SPRs:
DMAS5DXQD4
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03 トラブルシューティング
再び自分が代理人に設定された招集へコメント付き返信する場合の問題
参加者が会議 (または繰り返し会議の一連のインスタンス) に代理人を設定したときに、その人 (代理人) が出席
できない場合は、代理人がその会議を再び自分を代理人に設定してくることがあります。参加者または代理人が
折り返し代理人設定された招集を受信すると、通常の出席、欠席、変更要求の操作を実行でき、また、他の人を
代理人に設定することができます。
しかし、これらの操作を ([返信] ではなく) [コメント付き返信] を使用して実行すると、 参加者はエラーを受信し、
操作を完了できない場合があります。再び自分が代理人に設定された招集に返答する場合は、代わりに [返信]
ボタンを使用してください。
Associated SPRs:
LMAN5EDHWF
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03 トラブルシューティング
Web 上での繰り返し会議の代理人設定における制限事項
Notes Client では、代理人設定された繰り返し会議を受信したユーザーが、その会議の一部、またはすべてに対
して、代理人設定を行ったユーザーを再び代理人に設定することができます(これを「折り返しの代理人設定」と
いいます)。
Web クライアントでは、(会議が承諾される前に) すべての一連の繰り返し会議が代理人設定された場合のみ、折
り返しの代理人設定を行うことができます。参加者が一連の繰り返しを承諾した後、会議の一部またはすべてに
代理人を設定すると、参加者および代理人に「フォームの処理は終了しました」と表示され、ループバックされた
会議を承諾できなくなります。
Web クライアントで、繰り返し会議の一部に代理人を折り返しで設定することはできません。
Associated SPRs:
LMAN5D8MQB
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03 トラブルシューティング
Macintosh - 提案された会議時間のダブルクリックに関する制限
この問題は、会議招集フォームおよび [空き時間検索] ダイアログで見つかった、スケジューラインターフェースの
提案された会議時間のリストに関するものです。提案された会議時間のリスト内の項目をダブルクリックしても、
その項目が「選択」されません。
回避策
会議を選択し、[Use Selected Time] ボタンをクリックします。
Associated SPRs:
DMAS5CXLD5
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03 トラブルシューティング
[変更要求]ダイアログで日付を変更すると、会議時間が延長されます
この問題は、会議の議長が [変更要求を承認] ダイアログから特定の方法で会議の日付を変更した場合に発生
することがあります。この問題を再現するには、会議を [繰り返し] に設定し、会議時間を [空き時間検索] ダイア
ログで変更した後、さらに [変更要求を承認] ダイアログで変更する必要があります。この一連のイベントの後、
[変更要求を承認] ダイアログから [空き時間検索] ダイアログを開くと、会議の開始時刻が誤って表示されます。
例:
1.
2.
3.
4.
繰り返される会議の変更会議招集を開きます。
[変更要求を承認] をクリックします。
[空き時間検索] をクリックして [空き時間検索] ダイアログを開きます。
最適な時間または詳細グリッドで、会議の開始時刻を変更します (たとえば、午前 9 時から 午前 10 時まで
の会議を午前 10 時から午前 11 時までに変更します)。
5. [空き時間検索] ダイアログを閉じます。
6. [変更要求を承認] ダイアログで、会議の開始時刻を遅い時間 (午後 4 時から午後 5 時など) に変更します。
7. 詳細グリッドで [空き時間検索] ボタンをクリックすると、会議の予定が午前 10 時から午後 5 時までと表示さ
れます。
Associated SPRs:
DMAS5DWRRC
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03 トラブルシューティング
Windows NT の会議スケジューラのユーザーインターフェース
会議招集フォームおよびスケジュールダイアログのスケジューラ部分 (詳細グリッド) で会議時間を示す垂直バー
は、バーの下にある他の予約済み時間の色付きのブロックと区別できるように、半透明になっています。ソフト
ウェアの制限のため、Windows NT プラットフォームでは、会議時間のバーが True Color で表示されます。
回避策
予約済み時間のブロックが表示されるように、会議時間のバーをドラッグします。
Associated SPRs:
DMAS5D2JJ7
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03 トラブルシューティング
会議室の検索機能とリソースの検索機能を使用して変更した会議時間
会議招集で、会議室またはリソースの [スケジューラ] ダイアログで会議の日時を変更した場合、それらの変更が
フォームのスケジューラ UI 部分に反映されません。
回避策
他の方法で会議の日時を変更してください。
Associated SPRs:
JASG5CYRAX
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03 トラブルシューティング
エントリを開いたときに会議スケジューラに表示される致命的でないエラー
カレンダーの管理者が会議スケジューラ のユーザーインターフェースからカレンダーエントリを開くと、致命的でな
いエラーが表示されることがあります。これは、繰り返しのカレンダーエントリで、以前に [シークレット] としてマー
クされ、編集されてシークレットでなくなった場合に発生します。
回避策
エラーメッセージを受け入れて続行すると、カレンダーエントリが表示されます。
Associated SPRs:
DMAS5DUQEX
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
欠席した会議を再度出席にした場合に起こりうる遅延
ユーザーが会議の招集を欠席し、[更新通知を今後も受け取る] を選択していない場合、このユーザーはこの会
議に対して議長が行った変更の通知を受け取りません。その後、ユーザーが会議に出席することにした場合
(メール受信ボックスにあるオリジナルの招集、またはメールファイルの [会議] ビューの会議文書から出席にでき
ます)、ユーザーが持っている会議の情報は最新であるという保証がありません。これは、単に、オリジナルの招
集の情報であるためです。
この状況は、会議を欠席するときに [更新通知を今後も受け取る] を選択することで回避できます。選択した場
合、会議情報は常に最新ですが、会議はユーザーのカレンダーに存在しません。
ユーザーが会議を欠席するときに [更新通知を今後も受け取る] を選択せずに後で会議に出席し直す場合は、
出席し直した会議文書を開き、[情報の要求] を実行して、議長のカレンダーにある最新情報を取得してください。
Associated SPRs:
LMAN5B2LHR
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
要約表示のカレンダービューにおけるスクロールボックスのドラッグに関する問題
月単位のカレンダービューが要約表示されている場合、垂直スクロールボックスを上または下にドラッグしても正
常に動作しません。
W32 プラットフォームでは、垂直スクロールボックスを上または下にドラッグしても、ビューのデータが移動しませ
ん。
Macintosh プラットフォームでは、垂直スクロールボックスを一番上または一番下までドラッグしても、ビューの
データが移動しません。しかし、ボックスをビューの下方向に途中までドラッグした場合は、正常に動作します。
回避策
この問題が発生した場合、垂直スクロールバーの上端または下端にある矢印ボタンを使用してください。
Associated SPRs:
DMAS5DDLMU
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
繰り返し会議が単一の会議になってしまう
議長が繰り返し会議 (または予定) を作成し、重複を示すダイアログで [いいえ] を選択してから [OK] を押すと、
単一の会議 (または予定) になってしまいます。
対策
[いいえ] を選択しないでください。
Associated SPRs:
DFRN5E3RAE
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03 トラブルシューティング
カレンダービューにおける繰り返される複数日数のイベント
カレンダービューで、イベントの最初の日のカレンダービューのみに複数日数の繰り返される「イベント」カレン
ダーエントリが表示されます。しかし、これらのエントリは空き時間スケジュール情報には正しく表示され、競合の
確認で適切に考慮されます。
Associated SPRs:
FGRN43THTZ
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03 トラブルシューティング
午前 0 時をまたぐ繰り返し予定の変更
ある日から次の日にまたがる繰り返しカレンダーエントリをドラッグ & ドロップすると、エラーが表示されることがあ
ります。また、スケジュール変更ダイアログの日付が正しくありません。このエラーが発生するのは、2 日目にあた
るエントリの一部をドラッグした場合にのみ発生します。
回避策
このようなエントリをドラッグするには、2 日目ではなく、1 日目のエントリー表示を選択します。
Associated SPRs:
DCON5DMU3B
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03 トラブルシューティング
スラッシュを持つリソースがリソース検索で見つからない
リソース名にスラッシュが含まれている場合に (例: gym3/groundfloor)、ユーザーが手動リソース予約フォーム、
または「指定した時間で会議室を検索する」を使った会議通知で名前を検索しようとすると、検索結果にリソース
名が見つかりません。
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03 トラブルシューティング
繰り返し会議のスケジュール変更で日時が重複すると、会議室が利用不可能になる
繰り返し会議のスケジュール変更によって作成された会議室の予約を承認しようとすると、オリジナルの会議の
日時と変更後のスケジュールの日時が重なっている場合は、実際は会議室が利用可能であるのに、会議室が利
用できないことを示すエラーメッセージが出されます。
これは会議室の所有者の有無にかかわらず発生します。
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03 トラブルシューティング
Notes のオンラインミーティングを更新しても Sametime Meeting が更新されない
Notes からオンラインミーティングを更新しても、 Sametime Meeting データベースは更新されません。議長が予
定変更を送信せずに、参加者の変更、または添付ファイルの追加や削除を行うと、議長が予定変更を送信しない
限り、Sametime サーバーが最新情報に更新されません。
Associated SPRs:
DCON5C6NDS
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03 トラブルシューティング
保留中の会議と空き時間の送信
[保留] に設定されているカレンダーの任意のエントリーは、空き時間スケジューラ のユーザーインターフェースで
表示すると [予約済み] として記録されません。
[保留]に設定されている会議が送信され、参加者が承認すると、会議の期間が[予約済み] として記録されます
が、この会議はまだ [保留] に設定されているため、議長の会議には [予約済み] が記録されていません。
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03 トラブルシューティング
スケジューラでの更新された参加者リストの反映
会議招集で、スケジューラ UI が開いたままで 3 つの参加者フィールドの内容を変更 (名前の削除、名前の追加
など) した場合、別のフィールドをクリックしたり、[更新] をクリックすることでフォームの別の部分にフォーカスが
移動するまで、スケジューラの参加者リストは更新されません。
Associated SPRs:
JASG4QNMKR
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
繰り返し会議のオリジナル文書を欠席した後、「提案」することができます
繰り返し会議の招集を欠席すると、新しい日付や時間を提案できます。招集を欠席した後に新しい日付や時間を
提案し、議長がその提案を承諾すると、スケジュール変更通知を受信します。この通知には、会議がカレンダー
に追加されるまで、処理できないことが書かれています。
スケジュール変更を承諾するには、まず提案を行う前のオリジナルの会議文書を開き、承諾します。承諾すると、
スケジュール変更の処理を求めるプロンプトが自動的に表示されます。
Associated SPRs:
APAI5EANHK
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
ローカル空き時間とアドレス帳の連絡先名の使用
オプションを使用してローカル空き時間情報にアクセスする場合、次の問題が発生します。
電子メールまたはカレンダーおよびスケジュールエントリの作成時などに「名前検索」機能を使用するために、
ローカルのアドレス帳 (names.nsf) に作成されている連絡先文書にアクセスする場合、[ローカル空き時間オプ
ション] ダイアログボックスの名前に連絡先の「メールドメイン」名が含まれている必要があります。「メールドメイ
ン」名は、連絡先文書の [詳細] タブで参照できます。[ローカル空き時間オプション] ダイアログボックスで名前の
リストを入力する際に、組織名の後に @ 記号と「メールドメイン」名を追加します。
例
ローカルのアドレス帳に個人 1/mailserver8 の連絡先文書があります。[メールドメイン] フィールドは「Domain8」
に設定されています。オプションダイアログボックスでは、このユーザーの名前が「個人 1/mailserver8@Domain8」
と表示される必要があります。
Associated SPRs:
IFOR5DJSNL
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03 トラブルシューティング
手動で会議室またはリソースを予約する場合、午前 0 時をまたぐことができません
会議室とリソースデータベースで、会議室またはリソースを直接予約する場合は、午前 0 時をまたぐことができま
せん。会議招集により、会議室またはリソースを予約すると、午前 0 時をまたいで会議室を予約することができま
す。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
サーバー電話番号の先頭のゼロ
Phonebook.nsf に Notes ダイレクトダイヤルアップのサーバー接続文書を作成するときに、市外局番を入力して、
国/地域コードを入力しなかった場合、[サーバーのコール] ダイアログボックスのサーバー電話番号の先頭にゼ
ロが表示されます。
また、Phonebook.nsf を使用して Notes ダイレクトダイヤルアップのサーバー接続文書を作成する場合、[国/地域
コード] フィールドに番号が入力されていないと、[サーバーのコール] ダイアログボックスのサーバー電話番号の
先頭にゼロが表示されます。
[サーバー電話番号] ボックスにゼロが表示されないようにするには、Phonebook の Notes ダイレクトダイヤル
アップのサーバー接続文書の [電話番号] フィールドに、市外局番とサーバー
電話番号を入力してください。
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03 トラブルシューティング
Macintosh - 繰り返しの会議に複数の変更を行ったときのエラー
カレンダーエントリのスケジュールを変更する特定の状況で、Macintosh クライアントが「指定したコマンドを実行
できません」というエラーを生成することがあります。繰り返しの会議に複数の変更を加え、その繰り返しのすべて
の開始時刻と終了時刻を同じ時刻にリセットするオプションを使用すると、このエラーが発生します。
Associated SPRs:
MSTR5KCRH8
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
カレンダー管理者が権限外の新規メールアクションを受け取る
[文書の閲覧/編集/作成、代理メールの送信] よりも低いアクセス権を持つカレンダー管理者は、次のものを見る
ことはできません。
Notes メールアウトラインの [ジャンクメール] フォルダ
[この送信者からのメールを拒否] アクション
[クイックルールの作成] アクション
[メールルール] アクション
Associated SPRs:
APAI5LXTK3; APAI5LXTLW
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03 トラブルシューティング
ブラウザからの会議室とリソース予約の受け入れ
会議室の所有者は、インターネットブラウザからの予約を受け入れる、または拒否することはできません。このた
め、会議室またはリソースの所有者が Web 経由で受け取る予約承認要求は、Web ブラウザからは完了させるこ
とができません。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
会議室またはリソースの名前変更
会議室またはリソースの名前変更機能を使用するときは、次の 2 つの点に注意が必要です。
z
6.5 ベータのユーザーが、会議室とリソースの名前変更機能を使用している場合は、会議室またはリソース
の名前変更によって影響を受けるカレンダーエントリを処理する文書を更新しなければなりません。 この文
書の更新は、次の手順で行います。
1.
2.
3.
4.
5.
現在の [会議室予約 (6)] データベース (resrc60.ntf) の設計を更新または置換します。
Domino Server で [会議室予約 (6)] データベース を開きます。
非表示ビューに移動します ([表示]、Ctrl + Shift + [移動]、[$RenameResourceHelp] の順に選択)。
このビューには [Update My Meetings button] という文書があります。
この文書を削除します。
次回に、会議室またはリソースの名前を変更するときに、この文書の更新版が自動的に [会議室予約 (6)] データ
ベース に追加されます。
z
議長は [MIME 優先] にはしないこと - 会議室またはリソースの名前を変更すると、会議招集でスケジュール
を設定するときに会議室またはリソースを予約したすべての議長に対し、[会議の更新] ボタンを含む通知
メッセージが送信されます。この通知を正しく受け取るために、議長のユーザー文書の [基本] タブでは、[受
信メールの形式] として [MIME 優先] を選択しないでください。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
会議室またはリソースの名前変更時のコンソールエラーメッセージ
R6.5 では、会議室およびリソースの名前を変更することができます。会議室またはリソースの名前を変更すると
きに、Domino ディレクトリで新規の会議室が見つからないので会議室を検証できないこと示すいくつかのエラー
メッセージがサーバーコンソールに表示されることがあります。これらのメッセージは空き時間情報からのもので、
システム管理プロセスが Domino ディレクトリで会議室またはリソースの新しい名前をまだ更新していないことを
示します。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
Web クライアント証明書を受け取ろうとすると「文書がありません」というメッセージが返される
Web ブラウザからユーザー証明書 (certreq.ntf) を受け取るときに、[証明書のインストール] ボタンをクリックする
と、「文書がありません」というメッセージが返されます。Web ブラウザでは RequestID が非表示になるため、証明
書をインストールするエージェントは文書の RequestID を見つけることができません。
対策
[R5 Client Pickup] フォームで、[RequestID] フィールドを含む段落の [段落非表示] で Web ブラウザのチェックを
外します。代わりに、このフォームの [すべてのフィールドに HTML を生成する] を有効にします。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
タブ付きの表で RTF を編集している場合にルーラーでタブを編集できない
タブ付きの表の中のリッチテキストフィールドを編集しているときは、ルーラーを使用してタブを追加または編集す
ることはできません。
Associated SPRs:
RTOA4T2MT9
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
SSL と Notes/Domino 6 に関する既知の制限事項
SSL を使用したインターネットクライアント証明書による認証が正常に行われる場合
z
z
z
z
z
z
z
Netscape 4.7x クライアントで HTTP(S)、IMAP、NNTP を使用する場合
Mozilla 1.0 で HTTP(S)を使用する場合
Mozilla 1.1 で HTTP(S)、IMAP を使用する場合
IE 5.5 クライアントで HTTP(S) を使用する場合
IE 6.0 クライアントで HTTP(S) を使用する場合
OpenSSL クライアントで HTTP(S)、IMAP、NNTP を使用する場合
Notes 6 Client で、HTTP、LDAP、NNTP を使用する場合
クライアントの状態の概要
z
Netscape 4.7x
HTTP - 正常に機能
LDAP - すべての認証に失敗 (クライアントの制限事項)、匿名による認証は正常に機能
POP3 - すべての認証に失敗 (クライアントの制限事項)
IMAP - 正常に機能
NNTP - クライアント証明書による認証に失敗 (クライアントの制限事項)
SMTP - 正常に機能
z
Microsoft Internet Explorer 5.5 および 6.0、Microsoft Outlook Express 5.5 および 6.0
HTTP - 正常に機能
LDAP - すべての認証に失敗 (クライアントの制限事項)、匿名による認証は正常に機能
POP3 - クライアント証明書による認証に失敗 (クライアントの制限事項)
IMAP - クライアント証明書による認証に失敗 (クライアントの制限事項)
NNTP - クライアント証明書による認証に失敗 (クライアントの制限事項)
SMTP - 正常に機能
z
Lotus Notes 6
HTTP - 正常に機能
LDAP - 正常に機能
POP3 - クライアント証明書による認証に失敗、名前とパスワードによる認証は正常に機能
IMAP - クライアント証明書による認証に失敗、名前とパスワードによる認証は正常に機能
NNTP - 正常に機能
SMTP - 正常に機能
認証方法
下の表の設定は、サーバーのサーバー文書または各プロトコルのインターネットサイト文書に記載されています。この設
定は、各プロトコルを介して SSL による安全なセッションにアクセスするための認証の使用方法を表します。
凡例
合格
- 正常に機能する
不合格 - バグがある、クラッシュする、または正常に機能しない。関連する障害情報がある。
未サポート
- Domino 設定でサポートされていない
4
Netscape では、SSL を使用する POP3 はサポートされていません。
6
IMAP と POP3 は、匿名アクセスをいっさい有効にできません。
8
名前とパスワードによる認証にフェイルオーバーします。
9
匿名による認証にフェイルオーバーします。
10
Netscape 4.7x は、LDAP または POP3 との安全な接続を認証するためにではなく、電子メールを暗号化するた
めにクライアント証明書を使用します。
11
SMTP インバウンドは、クライアント証明書をサポートしていません。
12
参照ホップ数の制限値を超えました。
Netscape 4.7/ クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認
Messenger
証:Y
証: N
証:N
証:N
証:Y
証:Y
証: Y
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
ワード: N
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
匿名: N
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
LDAP
POP3
クライアントの クライアントの
制限事項
制限事項
10
12
クライアントの クライアントの
制限事項
制限事項
4, 10
4, 10
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
合格
未サポート
4, 6, 10
クライアントの クライアントの クライアントの クライアントの
制限事項
制限事項
制限事項
制限事項
12
8, 10, 12
9, 10
8, 9, 10, 12
クライアントの クライアントの クライアントの クライアントの
制限事項
制限事項
制限事項
制限事項
未サポート
4, 10
4, 6, 10
4, 10
4, 6, 10
合格
合格
合格
合格
フェイルオー
合格
合格 (条件付 フェイルオー
バーを修正す
き)
バーを修正す
る予定なし
CROU3RLV8L る予定なし
HTTP
NNTP
合格
クライアントの
制限事項
Note 10
合格
合格
合格
合格
IMAP
合格
合格
未サポート
未サポート
6
未サポート
合格
6
未サポート
合格
合格
合格
SMTP アウトバ 未サポート
ンド
SMTP インバウ 未サポート
ンド
11
合格
未サポート
合格
6
未サポート
合格
6
未サポート
11
11
11
凡例
合格
- 正常に機能する
不合格 - バグがある、クラッシュする、または正常に機能しない。関連する障害情報がある
未サポート
- Domino 設定でサポートされていない
5 IE 5.x -6.x は、IMAP、LDAP、POP3、NNTP との安全な接続を認証するためにではなく、電子メールを暗号化するた
めにクライアント証明書を使用します。
6
IMAP と POP3 は、匿名アクセスをいっさい有効にできません。
8 名前とパスワードによる認証にフェイルオーバーします。
9 匿名による認証にフェイルオーバーします。
11
SMTP インバウンドは、クライアント証明書をサポートしていません。
IE Domestic
クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認 クライアント認
5.5/ Outlook 証: Y
証: N
証:N
証:N
証:Y
証:Y
証:Y
Express
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
ワード: N
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
匿名: N
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
LDAP
クライアントの クライアントの
合格
クライアントの
合格
合格
合格
制限事項
制限事項
制限事項
5, 8
5, 9
5, 8
5
9
POP3
クライアントの
合格
未サポート
合格
合格
5, 6
5, 6, 8
制限事項
6
6
5, 8
5
HTTP
合格
合格
合格
合格
合格
合格
合格
NNTP
クライアントの
合格
合格
合格
合格
5, 9
5, 8
制限事項
5, 8
5
IMAP
クライアントの
合格
未サポート
合格
合格
5, 6
5, 8
制限事項
6
58
5
SMTP アウトバ 未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
ウンド
SMTP インバウ 未サポート
合格
合格
合格
11
11
11
ンド
11
凡例
合格
- 正常に機能する
不合格 - バグがある、クラッシュする、または正常に機能しない。関連する障害情報がある。
未サポート
- Domino 設定でサポートされていない
5 IE 5.x -6.x は、IMAP、LDAP、POP3、NNTP との安全な接続を認証するためにではなく、電子メールを暗号化するた
めにクライアント証明書を使用します。
6 IMAP と POP3 は、匿名アクセスをいっさい有効にできません。
8 名前とパスワードによる認証にフェイルオーバーします。
9 匿名による認証にフェイルオーバーします。
11 SMTP インバウンドは、クライアント証明書をサポートしていません。
IE Domestic
クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証
6.0/ Outlook 明書: Y
明書: N
明書: N
明書: N
明書: Y
明書: Y
明書: Y
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
Express
LDAP
POP3
HTTP
NNTP
IMAP
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
ワード: N
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
匿名: N
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
クライアントの クライアントの
合格
クライアントの
合格
合格
合格
制限事項
制限事項
制限事項
5, 8
5, 9
5, 8
5
9
クライアントの
合格
未サポート
合格
合格
5, 6
5, 6, 8
制限事項
6
6
5, 8
5
合格
合格
合格
合格
合格
合格
合格
クライアントの
合格
合格
合格
合格
5, 9
5, 8
制限事項
5, 8
5
クライアントの
合格
未サポート
合格
合格
5, 6
5, 6
制限事項
6
5, 8
5
アウトバ 未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
未サポート
SMTP
ウンド
SMTP インバウ 未サポート
ンド
11
合格
合格
合格
11
11
11
凡例
合格
- 正常に機能する
不合格 - バグがある、クラッシュする、または正常に機能しない。関連する障害情報がある。
未サポート
- Domino 設定でサポートされていない
6 IMAP と POP3 は、匿名アクセスをいっさい有効にできません。
8 名前とパスワードによる認証にフェイルオーバーします。
11 SMTP インバウンドは、クライアント証明書をサポートしていません。
Notes Client
クライアント証 クライアント証 クライアント証 クライアント証
明書: Y
明書: N
明書: N
明書: N
名前とパス
名前とパス
名前とパス
名前とパス
ワード: N
ワード: Y
ワード: N
ワード: Y
匿名: N
匿名: N
匿名: Y
匿名: Y
LDAP
合格
合格
合格
合格
POP3
不合格
DDUO5DQU5
2
合格
HTTP
NNTP
IMAP
合格
合格
合格
合格
不合格
不合格
DDUO53URFB DDUO5DR2A
U
未サポート
6
合格
クライアント証
明書: Y
名前とパス
ワード: Y
匿名: N
合格
8
合格
8
クライアント証
明書: Y
名前とパス
ワード: N
匿名: Y
合格
クライアント証
明書: Y
名前とパス
ワード: Y
匿名: Y
合格
8
不合格
合格
DDUO5DQU5
8
2
6
SMTP アウトバ 未サポート
ウンド
SMTP インバウ 未サポート
ンド
11
合格
合格
未サポート
6
合格
合格
合格
合格
合格
合格
合格
合格
不合格
不合格
不合格
不合格
DDUO5DR2A DDUO5DR2A DDUO53URFB DDUO5DR2A
U
U
U
未サポート
未サポート
未サポート
8
未サポート
未サポート
8
未サポート
合格
合格
合格
11
11
11
Associated SPRs:
CROU3RLV8L; DDUO53URFB; DDUO5DQU52; DDUO5DR2AU; DDUO5E3VSA
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
Macintosh - 新しい x509 認証機関を作成できない
この機能は、最終的に Domino Administrator クライアントからしかアクセスできなくなるため、今後も Macintosh
に対応する予定はありません。Macintosh 上の Domino Administrator クライアントをサポートする予定はありませ
ん。
Associated SPRs:
MROE4T4RJ4
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03 トラブルシューティング
SSL を使用して LDAP を実行すると、Microsoft Outlook Express がクラッシュする
サードパーティのソフトウェアの制約によって、SSL を使用して LDAP を実行すると、一部の旧バージョンの
Microsoft Outlook Express がクラッシュすることがあります。
Associated SPRs:
DDUO4VWQW3
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03 トラブルシューティング
SSL - Client の期限切れの認証が原因で「不明」のエラーメッセージが表示される
Client の期限切れの認証によって、「不明」というエラーメッセージが表示された場合は、Web サイト文書を編集
し、[セキュリティ] - [SSL オプション] を選択します (また、クライアント認証が利用可能であることを確認してくだ
さい)。
[はい] を指定すると、Web サーバーが期限切れのクライアント認証を受け入れるようになります。
HTTP を再スタートすると、期限切れの認証でもデータベースにアクセスできます。
再び Web サイト文書を編集し、[いいえ] を選択して Web サーバーが期限切れの認証を受け入れないようにしま
す。次に、HTTP を再スタートします。
この操作により、Client の認証が行わなれなくなります。これが正しい動作です。
サーバーコンソール上に 「HTTP Server: SSL handshake failure, IP address [x.xx.xx.xxx], Keyring [largekey.kyr],
error status [4163]」というエラーが表示されます。
このエラーは、本来は「HTTP server: HTTP SSL handshake error: Certificate valid end date has expired」という、正しいエ
ラーメッセージでなければなりません。
サーバー文書を編集し、[ポート] - [インターネットポート] を選択し、次のように設定してください。
[SSL のサイト証明を受け入れる:] に [いいえ] を指定して、HTTP を再スタートします。
ブラウザからデータベースに HTTPS 接続すると、認証すべきでないときにこの認証で認証できるようになります。
Associated SPRs:
SONL534JA6
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03 トラブルシューティング
MIME - 暗号化された受信メッセージのメッセージ本文が空白になる
MIME で暗号化されたメッセージの本文は、受信時に空白になることがあります。その原因として、ディレクトリカタ
ログ内のグループが展開されていないため、エディタが MIME の本文部分を作成しないことが考えられます。
対策
グループを Domino ディレクトリから個人アドレス帳にコピーします。これによって、そのグループに関連付けられ
た名前が使用可能になります。
Associated SPRs:
MJUK53LKMW
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03 トラブルシューティング
SSL セッションの再開
SSL がセッションの再開を実行するようになりました。これによって、Notes HTTP クライアントまたはサーバーが
SSL を使用しているときのパフォーマンスが大幅に向上します。また、そのほかのインターネットプロトコルにも、
若干の良い影響を及ぼす可能性があります。
サーバー上にキャッシュされる再開可能セッションのデフォルト数は、50 です。キャッシュされるセッションの数を
変更するには、notes.ini の変数 SSL_RESUMABLE_SESSIONS に必要な数値を設定します。
SSL_RESUMABLE_SESSIONS=1 と設定すると、サーバー上の SSL セッションの再開は無効になります。
Domino 6 では、再開可能セッションの数は、サーバーの SSL 負荷に合わせて動的に増加することはありませ
ん。現時点では、セッションにタイムアウトや期限切れを設定する方法はありあません。
Associated SPRs:
DKEN4YRTXJ
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03 トラブルシューティング
ブラウザキャッシュによって失効チェックが妨害される
サーバー証明書の CRL をチェックするようにブラウザを設定するときは、ブラウザが Web ページをキャッシュす
ると、証明書が失効しているサーバーにも安全にアクセスできるように見えることがあることに留意してください。
ブラウザのキャッシュをフラッシュまたは無効にすると、ブラウザはサーバーに接続して、そのサーバーの失効ス
テータスを再チェックします。
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03 トラブルシューティング
CA プロセスを使用してパスワードクオリティを変更できない
Domino Administrator クライアント ([設定] タブで [ツール] - [認証] - [認証] を選択) を使用して ID ファイルを再
認証するときに、再認証する ID ファイルのパスワードクオリティを変更するオプションが表示されます。このオプ
ションは、[CA プロセスを使用] を選択すると機能しません。
パスワードクオリティを変更する場合は、必ず [認証者 ID とパスワードを指定] を選択します。
Associated SPRs:
MROE5DCE8P
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03 トラブルシューティング
インターネットサイト文書では、SSL 専用の IP アドレスが必要
Domino Server でインターネットプロトコルのインターネットサイト文書を作成するときに、[ホスト名またはこのサイ
トにマップされたアドレス] フィールドでホスト名または DNS 名を指定します。しかし、ホスト名 (たとえば、
testserver.acme.com) を入力して、そのプロトコルに対して SSL を有効にしても、SSL は機能せず、サーバーコン
ソールに次のメッセージが表示されます。
HTTP Server: SSL handshake failure, no website found for IP address [9.95.79.250]
対策
[ホスト名またはこのサイトにマップされたアドレス] フィールドでサーバーの IP アドレスを指定します。
Associated SPRs:
DDUO4YZPTA
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03 トラブルシューティング
ACL が原因でデータベースでユーザーアクセス障害が発生することがある
データベースで断続的なユーザーアクセス障害が発生します。これは、データベースのアクセス制御リスト (ACL)
にグループを登録したことと関連があると思われます。[投稿者] または [なし] のアクセス権を持つユーザーが、
データベースへのアクセスを誤って拒否されます。この問題は、高速で演算を行うテストプログラムを実行してい
る場合にのみ発生します。Notes Client を使用しているときにこの問題が再現したことはありません。
考えられる対策としては、アクセス障害が発生するユーザーを、グループのメンバーとしてではなく、個人として
データベースの ACL に登録するという方法があります。
Associated SPRs:
TBRD56FFDW
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03 トラブルシューティング
エラー「The requested item does not exist」
CA プロセスを使用してユーザー名の別名をユーザーに追加したあとに、サーバーコンソールに次のエラーが表
示されます。
「Error processing certificate request: The requested item does not exist.」
このエラーは、CA プロセスが有効になっている認証者にユーザー名の別名を追加した直後、認証者のコンテキ
ストが自動的に更新される前に、ユーザーを再認証または登録した場合にのみ表示されます。
対策
サーバーコンソールで、以下のように入力します。
z
tell adminp process all
次に、以下のように入力します。
tell ca refresh
z
CA プロセスが有効になっている Notes 認証者がユーザー ID でロックされている場合は、次のコマンドを使
用してロックを解除する必要があります。
te ca unlock <X:\user.id> <password>
unlock コマンドを使用するときは、CA をロックするのに使用した ID ファイルのフルパスとファイ
ル名、そして、ID のパスワードを入力してください。次のように入力して、CA が再びアクティブに
なったことを確認します。
te ca status
z
次に、[システム管理要求] データベースを開いて、[認証機関の要求] ビューまたは [認証要求] ビューに移
動します。拒否された要求を見つけて開きます。その要求は、次の拒否理由によって拒否されました。
5935: 不明
z
[要求の編集] - [要求の承認] をクリックします。証明書が正常に発行されます。
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03 トラブルシューティング
Internet Explorer のエラーメッセージ (良性)
特に Microsoft Internet Explorer での良性な環境では、次のようなエラーメッセージが表示されます。
handshake failure, IP address [9.99.99.999], Keyring [R6keyfile.kyr], [SSL Error: Network IO error], code [4165]
最も頻繁にこのエラーが発生する状況は、Internet Explorer が SSL 接続を切断して再開したときです。クライア
ントが明らかな中断を感知しない場合でも、このエラーは生成されます。
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03 トラブルシューティング
CERTREQ.NSF で要求を削除するボタンが機能しない
認証要求データベースの [Approved/rejected certificates] ビューには、このビューから認証要求をパージする
ツールボタンがあります。このボタンをクリックしても、証明書のビューはパージされません。
対策
認証要求を削除してください。ビューで認証要求を選択することにより、削除できます。
Associated SPRs:
NSUA5DX265
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03 トラブルシューティング
[認証機関] データベースを作成するには ACL にロールを追加する必要がある
Administrator ユーザーが、cca50.ntf テンプレートを使用して新しい [認証機関] データベースを作成しようとした
ときに、次のエラーメッセージが表示されることがあります。
「この操作を実行する権限がありません: <サーバー名 データベース名 >」
このエラーは、[認証機関] データベースのテンプレート (cca50.ntf) に、ユーザーが [認証機関] データベースを
作成できるようにするのに必要なアクセス制御情報が含まれていない場合に発生します。最初に、[管理者] 権限
を持つユーザーが、テンプレート のACL を編集してこれを許可する必要があります。次の手順に従って、
cca50.ntf テンプレートを [認証機関] データベースの作成に使用できるようにします。
1) サーバーで [管理者] 権限を持つユーザーとしてクライアントにログインします。
2) [ファイル] - [データベース] - [開く] を選択して、データベースを開きます。
3) [データベースを開く] ダイアログで、サーバー上の Icca50.ntf ファイルを選択します (テンプレートはリスト表示
されないので、直接入力しなければなりません)。
4)
5)
6)
7)
表示されたテンプレートで、[ファイル] - [データベース] - [アクセス制御] を選択します。
[アクセス制御リスト] ダイアログで、[認証機関] データベースを作成できるようにするユーザーを選択します。
[ロール] セクションで、[CAPrivilegedUser] のチェックボックスをオンにします。
[OK] をクリックして、このダイアログを閉じます。次にテンプレートを閉じます。
テンプレートでロールが選択されたユーザーが [認証機関] データベースを作成できるようになります。
Associated SPRs:
PHEY4CTJSK
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03 トラブルシューティング
LDAP SSL SASL バインドでは、[サーバーへのアクセス可] と [サーバーへのアクセス不可]
のリストが無視される
[サーバーアクセス設定を実施] (サーバー文書の [ポート] - [インターネットポート] - [ディレクトリ]) を設定して、
[サーバーへのアクセス可] または [サーバーへのアクセス不可] のリスト (サーバー文書の [セキュリティ] タブ)
を使用すると、Notes Client からインターネットクライアント証明書への Secure (SSL) LDAP SASL バインドでは、
それらのリストは無視されます。
Associated SPRs:
DDUO5E2PXC
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03 トラブルシューティング
SASL 認証を使用する LDAP は匿名認証にフェールオーバーしない
サーバー文書の [ポート] - [インターネットポート] - [ディレクトリ] か、LDAP のインターネットサイト文書で、認証
設定を [クライアント認証: はい]、[名前とパスワード: いいえ]、[匿名: はい] と設定すると、通常、Notes Client の
インターネットクライアント証明書による認証は、SSL を使用した匿名による認証にフェールオーバーします。
しかし、Notes Client は、SASL 設定を使用する場合、クライアント証明書による認証を使用することをサーバー
に通知します。この場合、notes.id ファイルにインターネットクライアント証明書がないと、サーバーはユーザーを
認証できず、ディレクトリを匿名で検索することをユーザーに許可できません。
Associated SPRs:
DDUO5E2S45
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03 トラブルシューティング
エージェント実行のアクセスを有効する場合の間違ったエラーメッセージ
Domino 6 のサーバー文書の [セキュリティ] - [サーバーのアクセス] のリストで定義されているサーバーのアク
セスはサーバーベースのエージェントの署名者に適用されます。これは、R5 からの変更点です。
Associated SPRs:
SSHE5CZS2M
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03 トラブルシューティング
誤ったエラー: 「This document has been altered...」
添付ファイルを含む署名された MIME メッセージに対する、署名された履歴付き返信を開くと、ステータスバーに
次のエラーメッセージが誤って表示されます。
「This document has been altered since the time it was signed! Intentional tampering may have occurred.」
標準のセキュリティ手順に従っている場合は、このエラーメッセージはこのインスタンスでの誤った警告なので無
視してかまいません。
Associated SPRs:
MROE5E6S2V
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03 トラブルシューティング
キーファイル名がないと SSL を使用した検索でエラーが発生する
LDAP ディレクトリアシスタントと SMTP アウトバウンド用のアウトバウンド SSL のキーファイルは、サーバー文書
([ポート] - [インターネットポート]) で設定します。指定したキーファイルがないか、開くことができない場合、サー
バーの起動時と、ディレクトリアシスタントを使用しているときに、サーバーコンソールに「SSL Error: Keyring File
access error」というメッセージが表示されます。
サーバーのインターネットサイト文書が有効になっている場合、キーファイル値の設定は非表示になります。
サーバー文書の [キーリングファイル] フィールドに値がないか、「.kyr」で終わっていない値がある場合に、サー
バーがディレクトリアシスタントを使用しようとすると、「サイレント」エラー状況が発生することがあります。SSL は
稼動しますが、サーバーはディレクトリアシスタントサーバーとの信頼を確立できません。下に示す手順でキー
ファイルフィールドを設定するか、ディレクトリアシスタントサーバーのインターネット相互認証を作成すると、信頼
を確立できます。
対策
インターネットサイト文書が有効になっている場合のキーリングファイル名の設定は、次の手順で行います。
1. サーバー文書の [基本] タブにある [[サーバー - インターネットサイト] の文書からインターネット設定を読み
込む] オプションを無効にして、サーバーによるインターネットサイト文書の使用を無効にします。
2. サーバー文書で、[ポート] - [インターネットポート] をクリックし、[SSL 設定] セクションで SSL キーファイル
名を入力します。
3. インターネットサイト文書オプションをもう一度有効にします。
キーファイル名が「.kyr」で終わっていない場合は、キーリングファイル と stash (.sth) ファイルの名前を正しい名
前に変更して、サーバー文書の [SSL キーファイル名] フィールドに正しい名前が表示されていることを確認しま
す。
Associated SPRs:
DMEA5E2RBA
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03 トラブルシューティング
拡張 ACL が有効なリモートディレクトリへの NAMELookup
拡張アクセスが「リモート Domino Server」で無効で、リモート Domino ディレクトリで有効な場合は、拡張アクセス
が有効なリモートディレクトリへの NAMELookup において、問題が発生することがあります。
Domino Server がディレクトリアシスタントを使用して拡張アクセスが有効なリモート Domino ディレクトリにアクセ
スしようとした場合、リモートサーバは、そのディレクトリがアクセスされることを認識している必要があります。つ
まり、最初のサーバーのディレクトリアシスタントで指定されたこのディレクトリは、リモート Domino Server 上の 1
次ディレクトリ (通常は names.nsf)、 または、同じリモートサーバーのディレクトリアシスタントで設定されたローカ
ル 2 次ディレクトリのいずれかでなければなりません。
リモートサーバーがリモートディレクトリを認識しないままでリモートディレクトリにアクセスしようとすると、最初の
試行で、最初の Domino Server に次のメッセージが表示されます。
「WARNING: NAMELookups from this server to the remote Domino Directory is prohibited. Correct by
creating a Directory Assistance document for it on remoteservername.」
この追加のセキュリティ要件が適用されるのは、拡張 ACL が有効なリモート Domino ディレクトリがある場合のみ
です。拡張 ACL が無効なリモートディレクトリは、リモートサーバーのディレクトリアシスタントで設定する必要は
ありません。
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Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
03 トラブルシューティング
セッション認証、SSL データベース設定、ログインフォーム
本リリースでは、セッションベース認証用にログインフォームが保存されているデータベース (domcfg.nsf 以外)
で、データベースビットが SSL に設定されている場合、このデータベースビットは正しく動作しません。このビット
は、[ファイル] - [データベース] - [プロパティ] を選択して、[Web アクセス] の [SSL 接続の要求] で設定します。
設定すると、デフォルトフォームは作成されますが、カスタムフォームは作成されません。さらに、セッションは
SSL にリダイレクトされなくなります。また、セッション認証がユーザーを認証します。
TCPIP を SSL にリダイレクトするには、Web サイトやサーバー文書にあるポート設定を正しく設定してください。
Associated SPRs:
SONL4FXQPM
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03 トラブルシューティング
[ユーザー名] フィールドのエントリは x.509 認証の [CN=] フィールドと一致する必要がある
Domino 6 の CA プロセスで、x.509 インターネット認証をディレクトリ内のユーザー文書に発行するときは、既存
の [ユーザー名] フィールドのエントリと、発行するインターネット認証の [CN=] フィールドを一致させなければなり
ません。一致していないと、SSL クライアント証明書による認証に失敗します。SSL ハンドシェークは成功します
が、 続いて行われる名前検索が失敗します。
たとえば、ユーザー文書のユーザー名が「Daniel Jones」、証明書が「Dan Jones」の場合は、その証明書の認証
に失敗します。
対策
x.509 インターネット認証の [CN=] フィールドと一致するエントリを [ユーザー名] フィールドに追加します。Domino
6 の CA の 「証明書発行」機能を使用しても同じ結果が得られます。この機能はサードパーティの証明書を
Domino ディレクトリに発行するための手段ですが、この問題を解決するために使用することもできます。
Associated SPRs:
DMEA5DWR7P
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03 トラブルシューティング
Server-IMAP [その他のユーザーのドメイン区切り文字] Netscape 設定
Netscape クライアントで Namespace を使用しようとすると、フォルダへのアクセスで障害が発生します。これは、
Notes の区切り文字を適切に処理しないクライアント側の問題によるものです。
サーバー設定文書 の [IMAP] - [パブリックフォルダとその他のユーザーフォルダ] タブに [その他のユーザーの
ドメイン区切り文字] という新しいフィールドがあります。「/」以外の文字を挿入してください。「|」文字の使用をお
勧めします。
Associated SPRs:
DPOS4KFMA8
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03 トラブルシューティング
LDAP スキーマ
Domino LDAP スキーマデータベース
SCHEMA.NTF テンプレートから作成された新しい Domino LDAP スキーマデータベースがあります。このデータ
ベースは、SCHEMA50.NTF から作成された R5 版に代わるものです。LDAP サービスで作成されたスキーマデー
モンと呼ばれる新しいプロセスによって、Domino ディレクトリ管理サーバーに新しいスキーマデータベースが作成
されます。スキーマデーモンによって、LDAP サービスを実行しているドメイン内のすべての Notes/Domino 6
Server にデータベースが複製されるので、ドメイン全体でスキーマの整合性が維持されます。
スキーマデータベースは、スキーマの拡張にも使用できます。
R5 からのアップグレード
z
LDAP サービスを実行している R5 Server を Notes/Domino 6 にアップグレードすると、インストールプログラ
ムによって R5 の SCHEMA50.NTF テンプレートが削除され、LDAP サービスによって R5 の SCHEMA50.NSF
データベースが削除されます。これらのファイルを保持するには、ファイル名を変更してからアップグレードし
ます。
z
Domino Designer を使用している R5x でスキーマを拡張している場合、変更内容は失われません。スキーマ
の変更内容は、新しい SCHEMA.NSF データベースに適用されます。
LSCHEMA.LDIF
Notes/Domino 6 のインストールプロセスによって、LDAP サービスを実行する Domino Server の Domino データ
ディレクトリに LSCHEMA.LDIF ファイルがインストールされます。Domino ディレクトリ管理サーバーでは、Domino
LDAP スキーマデータベースで定義されている Domino ディレクトリのフォームおよびスキーマの拡張とともにこの
ファイルを使用して、ドメインの Domino LDAP スキーマが作成されます。LSCHEMA.LDIF ファイルには、
Notes/Domino 6 でサポートされている、RFC 2247、2252、2256、2739、および 2798 のすべての LDAP 標準オブ
ジェクトクラスのスキーマ要素が格納されています。この情報は、LDIF ファイル形式を使用して保存されていま
す。
LDIF ファイル形式の複雑さと、ファイルに格納されている情報の重要性のため、LSCHEMA.LDIF ファイルを使用
して LDAP スキーマを拡張することはお勧めしません。スキーマを拡張する場合、schema.nsf データベースを変
更することをお勧めします。R5 で行っていたように、Domino ディレクトリの設計を変更することでスキーマを拡張
する方法も、引き続きサポートされています。
また、Lotus Notes 6 Client、あるいは JavaScript および Java アプレットが有効な Netscape Navigator または
Microsoft Internet Explorer クライアントを使用して、Domino LDAP スキーマデータベースからスキーマを拡張す
ることもできます。
スキーマの拡張
z
最初に LDAP が読み込まれ、Domino ディレクトリ管理サーバーに新しい Domino LDAP スキーマデータベー
スが作成される際に、必要なすべてのビューが作成されるまでに最高で 10 分かかります。この間、特定の
構文が使用できなくなることがあります。問題が発生するのを防ぐには、15 分間待機してからスキーマを拡
張してください。
z
サーバー管理クライアントからスキーマを拡張する場合、このリリースでは [承認] ボタンが表示されないの
で、管理クライアント内からスキーマデーモン処理の変更を承認することはできません。代わりに、Notes
Client から schema.nsf データベースを開き、[承認] ボタンを使用する必要があります。
メモ: ヘルプドキュメントには、新しく作成されたスキーマ要素を組み込むために LDAP タスクを再起動できると記
載されていますが、これは現在のリリースには該当しません。スキーマが拡張されている場合、新しいスキーマ要
素を処理するには Tell LDAP ReloadSchema を実行する必要があります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
LDAP サービスによる国の検索ベースの処理方法の変更
バージョン 5.5 以前の Microsoft Outlook Express では、ユーザーが検索ベースを指定しなかった場合、デフォル
トの国の検索ベースが提供されます。ユーザーが実際にはデフォルトの国の検索ベースを使用したくない場合が
あるので、5.5 以前の Outlook Express ユーザーに想定どおりの動作が提供されるように、R5 の LDAP サービス
によって、デフォルトで国の検索ベース ("c=xx") すべてがルート ("") に変換されます。R5 では、NOTES.INI 設
定の LDAP_CountryCheck=1 を使用してこのデフォルトの動作を変更し、R5 の LDAP サービスによって国属性を
使用して検索ベースが厳密に解釈されるようにすることができます。
Domino 6 では、デフォルトの動作が逆になっています。つまり、LDAP サービスにより、デフォルトで国属性を使
用して検索ベースが厳密に解釈されます。バージョン 5.5 以前の Outlook Express を実行しているクライアントに
対応して、 R5 のデフォルトの LDAP サービスの動作 (国の検索ベースをルートとして解釈) を維持するには、次
の新しい NOTES.INI 設定を使用してください。
LDAPPre55Outlook=1
Domino 6 では、LDAP_CountryCheck 設定は使用されていません。
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03 トラブルシューティング
LDAP - 返される別名と重複する属性の変更
Domino 6 では、LDAP クライアントが属性の別名を返すように要求しても、別名ではなく正式な属性が返されま
す。たとえば、次の検索では、要求された別名「surname」ではなく「sn」属性が返されます。
ldapsearch -h ldap.acme.com "objectClass=*" mail cn surname
また、重複する属性を返すようにクライアントが要求しても、値が 1 つしか返されません。たとえば、次の検索で
は、別名「surname」と「s」の重複する値ではなく「sn」のみが返されます。
ldapsearch -h ldap.acme.com "objectClass=*" mail cn surname s sn
R5 では、明示的に要求された場合、別名および重複する属性が返されていました。
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03 トラブルシューティング
LDAP タスクが管理サーバーに自動的にロードされます
Domino Server では、セットアップ時に多数のインターネットプロトコルサービスの選択を自由に設定することがで
きます。しかし、ディレクトリ情報ツリー (DIT) が常に管理サーバーに保存されるようにするため、また、同じドメイ
ン内の異なるレプリカ間で複製するために、Domino ドメイン内のディレクトリサービスの整合性が極めて重要であ
ることから、システム管理者は、Domino ディレクトリの管理サーバーに LDAP サービスをロードする必要がありま
す。
さらに、Domino 6 では、同じドメイン内の LDAP サービス間で同一の LDAP スキーマを提供するために、ドメイン
全体のスキーマが導入されています。
管理サーバーに必須の LDAP サービスがあれば、管理の負担が軽減され、前述の状況が最も効率的に改善さ
れます。
動作
Domino 6 Server をロードすると、そのサーバーが Domino ディレクトリの管理サーバーである場合、LDAP サー
ビスが自動的にロードされ、Notes.ini の ServerTasks 行に LDAP タスクが設定されます。LDAP プロセスに従っ
て、LDAP スキーマデーモンのスレッドが作成され、親 LDAP プロセスが停止するまで、Domino ドメイン内のス
キーマのロード/再ロード/エクスポート/拡張/複製が提供されます。また、1 次 Domino ディレクトリを含むすべて
の管理ディレクトリおよびディレクトリアシスタントの同じ Domino ドメイン内に DIT 全体を保存するために、LDAP
VerifyDIT プロセスが開始されます。
サーバーコンソールで「TELL LDAP QUIT」コマンドを使用すると、必要に応じて、いつでも LDAP の実行を中止す
ることができます。Domino ディレクトリの管理サーバー以外の他のすべてのサーバーについては、何も変わりま
せん。
LDAP リスナーの無効化
特定の状況で、管理サーバーがそのネットワーク環境で LDAP をサポートできない場合 (LDAP ポートがオペ
レーティングシステムと競合している場合など)、TCP/IP ポートと SSL ポートの両方で LDAP が無効になるように
サーバー文書を設定することで、LDAP リスナーを無効にすることができます。サーバーコンソールに「LDAP
Server: Listener is DISABLED」というメッセージが表示されます。
この場合でも、Domino ドメイン内の基本的なディレクトリサービスを確保するために、LDAP サービスはロードさ
れ、LDAP スキーマデーモンおよび Verify DIT スレッドとともに実行されますが、LDAP クライアントからの要求は
提供されません。
LDAP サービスの無効化
ごくまれに、システム管理者が Domino ドメイン全体で LDAP サービスを実行しないことにした場合、Notes.ini 変
数「DisableLDAPOnAdmin=1」の設定によって、Domino ディレクトリの管理サーバーで LDAP サービスを無効にす
ることができます。この場合、管理者は、Notes.ini ファイルの ServerTasks 行でも LDAP を設定しないようにして
ください。
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03 トラブルシューティング
グループの LDAP 検索
Domino グループの検索
R5 および Domino 6 では、Domino ディレクトリの検索に使用される次の LDAP 検索フィルタによって、Domino グ
ループが返されます。
検索フィルタ
objectclass=groupOfNames
objectclass=groupOfUniqueNames
member=*
uniqueMember=*
Domino グループエントリが返される理由
dominoGroup オブジェクトクラスは groupOfNames オブ
ジェクトクラスから継承されます。
このオブジェクトクラス定義では、groupOfUniqueNames
オブジェクトクラス定義を必要とする、Netscape
Communicator クライアントのデータベースアクセスを承
認するために Domino グループを使用できます。
member 属性は、dominoGroup に継承される
groupOfNames オブジェクトクラスによって定義されま
す。
この属性は、groupOfUniqueNames オブジェクトクラスに
よって定義されます。表の 2 番目の項目を参照してくだ
さい。
Domino グループ以外のグループの検索
R5 では、Domino ディレクトリに作成されるすべてのグループエントリが dominoGroup オブジェクトクラスとして定
義されます。Domino 6 では、その必要はありません。LDAP アプリケーションを使用すると、groupOfNames や
groupOfUniqueNames などの標準の LDAP オブジェクトクラス、または組織で作成されたカスタムグループオブ
ジェクトクラスによって定義されるエントリを作成できます。このようなグループエントリには LDAP によってのみア
クセス可能で、Notes Client からはビューで参照できません。
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03 トラブルシューティング
LDAP サービスとリモート検索の動作
LDAP サービスでは、リモートサーバーの Domino ディレクトリに検索要求を拡張できます。たとえば、LDAP サー
ビスを実行しているサーバーに Configuration ディレクトリがある場合、LDAP 検索要求がリモートの 1 次 Domino
ディレクトリに拡張されます。また、LDAP サービスを実行しているサーバーでは、ディレクトリアシスタントを使用
して、LDAP 検索をリモートの 2 次 Domino ディレクトリに拡張できます。
Domino 6 Server には、別の Domino 6 Server で実行されている Domino LDAP サービスによって前者の
Domino ディレクトリが検索されるようにするために、追加の手順が必要になることがあります。このリリースから、
リモートディレクトリで拡張アクセス(xACL) が有効な場合、または認証された LDAP クライアントから検索要求が
送信されている場合、リモート検索を行うには、リモートディレクトリのデータベース ACL によって、LDAP 要求を
受け取るサーバーに、少なくとも「サーバー」または「サーバーグループ」エントリによって定義された読み取りアク
セス権が提供される必要があります。デフォルトで、LocalDomainServers および OtherDomainServers グループ
には必要なアクセス権が Domino ディレクトリ ACL にあるので、2 つのサーバーが同じドメイン内にある場合は何
も行う必要はありません。
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03 トラブルシューティング
Microsoft Windows XP と SSL を使用する LDAP サービスクライアント
Microsoft Windows XP で SSL とともに LDAP を使用するには、Microsoft クライアントの証明書ストアにルート証
明書が必要です。LDAP サーバーの SSL サーバー証明書が、Internet Explorer に組み込まれている認証機関
ルートのいずれかによって発行されたものでない場合は、新しいルート証明書をインストールする必要がありま
す。
1. SSL サーバー証明書を発行した認証機関の名前を確認します。Web ブラウザから SSL を使用してサーバー
に接続します。そのためには、URL を入力する際に https:/ を入力します。
2. セキュリティ警告ダイアログで [証明書の表示] をクリックし、[発行者] フィールドの名前を参照します。これ
が、証明書を発行した認証機関の共通名です。
メモ: https を使用した場合、セキュリティダイアログが表示されなかったときは、必要なルートまたは SSL
サーバー証明書がすでにインストールされている可能性があります。
3. [ツール] - [インターネットオプション] - [コンテンツ] - [証明書] をクリックします。[その他のユーザー] タブで
SSL サーバー証明書を参照し、発行者名を確認します。また、[信頼されたルート認証機関] タブで、インス
トールされているルートを確認することもできます。該当する SSL サーバーの発行ルートが表示されている
場合は、この後の手順を実行する必要はありません。表示されていない場合は、手順 4 に進んでください。
4. 管理者に問い合わせて、前の手順で確認した証明書を発行した認証機関の認証要求データベースを実行し
ているサーバーを探します。認証要求データベースの名前は通常、「certreq.nsf」です。Internet Explorer の
Web ブラウザを使用してデータベース (たとえば、http://ca_server.com/certreq.nsf) を開き、[ブラウザでこの
機関を受理する] をクリックします。これにより、ルート証明書がインストールされます。
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03 トラブルシューティング
拡張 ACL 使用時に、ユーザーが列の値を参照できるようにする方法
拡張 ACL を使用して、ユーザーが文書内のフィールドを読み取ることができないようにしている場合、ビュー内の
列の式でそのフィールドが使用されていると、ユーザーは列の値を参照できません。拡張 ACL を使用している場
合に、ユーザーがビューの列の値を参照できるようにするには、列の式で使用されているフィールドすべてへの
読み取りアクセス権をユーザーが持つ必要があります。
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03 トラブルシューティング
拡張アクセスが有効な Configuration ディレクトリ
R5 Server と Domino 6 Server が混在する Domino ドメイン環境では、拡張アクセスが有効な Configuration ディ
レクトリを使用している Domino 6 Server がある場合、これらのサーバーでは、リモート 1 次ディレクトリとして
Domino6 ディレクトリのみを指すようにディレクトリアシスタントが設定されている必要があります。
ディレクトリアシスタントが前のリリースのサーバーのリモート 1 次ディレクトリを指す場合や、ディレクトリアシスタ
ントではなくデフォルトのロジックによって前のリリースのサーバーのリモート 1 次ディレクトリが検索される場合
は、拡張 ACL 設定が適用されません。
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03 トラブルシューティング
LDAP の匿名の [サーバーへのアクセス不可] が適用されません
サーバー文書の [セキュリティ] セクションの [サーバーへのアクセス不可] フィールドに「匿名」が表示されてお
り、その LDAP サーバーにインターネットサイト文書が設定され、有効になっている場合、匿名 LDAP アクセスは
拒否されません。
インターネットサイト文書が使用されている場合、匿名 LDAP アクセスは、サーバー文書の [ポート] - [インター
ネットポート] セクションの [ディレクトリ] タブから制御する必要があります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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03 トラブルシューティング
LDAP Domino Upgrade Service のグループ移行は 500 に制限されています
移行するグループを選択すると、LDAP Domino Upgrade Service のグループエントリが作成されます。[LDAP 移
行の詳細オプション] ダイアログボックスの [グループ オブジェクトクラス] セクションで選択したオプションに基づ
いて、それらのグループに含まれるメンバーも移行することができます。現在、各グループの Domino ディレクトリ
に移行されるグループメンバーは、500 に制限されています。
新しいグループオブジェクトクラスの作成方法およびメンバー属性の追加方法について詳しくは、『Lotus Domino
Administrator 6 ヘルプ』の「メールとディレクトリの移行」セクションにあるトピック「グループエントリを移行する」を
参照してください
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03 トラブルシューティング
リリース 5 からのアップグレード後の名前付けコンテキストの LDAP 検索
リリース 5 でディレクトリアシスタントを使用している場合、Domino 6 へのアップグレード後、namingContext 属性
の LDAP 検索を正しく機能させるには、次の手順を実行します。
1. 既存のディレクトリアシスタントデータベースの設計をディレクトリアシスタント (6) テンプレートで置換します。
2. ディレクトリアシスタントデータベースの内容を少し編集し、変更内容を保存します。
3. LDAP タスクを再起動します。
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03 トラブルシューティング
LDAP では SSL 接続経由の破棄操作は適用されません
LDAP サーバーでは、SSL 接続を経由して送信された破棄要求は無視されます。LDAP により、接続の切断が検
出され、適用されます。この問題を回避するには、SSL 経由で長期間実行されている検索要求を終了します。
Associated SPRs:
JRON5DUU7Q
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03 トラブルシューティング
[インターネット名とパスワードのアクセス制限] の設定と拡張アクセス
[インターネット名とパスワードのアクセス制限] の Domino ディレクトリのデフォルトのデータベース ACL 設定は、
[編集者] です。拡張アクセスが有効な場合、この設定は、認証された LDAP 検索に影響します。[管理者] など、
[編集者] より高いアクセス権がデータベース ACL のエントリに設定されている場合、インターネットパスワードを
使用して認証する際に、そのユーザーのデータベースは [編集者] に下げられます。
[管理者] アクセス権を持つエントリに対して、認証された LDAP 検索を実行して拡張アクセスの制限を上書きす
るには、[ファイル] - [データベース] - [アクセス制御] - [詳細] を選択して [インターネット名とパスワードのアク
セス制限] を [管理者] に設定します。
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03 トラブルシューティング
リモートディレクトリの NAMELookups と拡張アクセスの警告
拡張アクセスが「リモート Domino Server」で無効で、リモートディレクトリで有効な場合、拡張アクセスが有効なリ
モートディレクトリの NAMELookups によって警告が発行されることがあります。
拡張 ACL が有効なリモート Domino ディレクトリに Domino Server がディレクトリアシスタントを使用してアクセス
しようとする場合、このディレクトリがアクセスされることをリモートサーバーが認識している必要があります。つま
り、最初のサーバーのディレクトリアシスタントで指定されたこのディレクトリは、リモート Domino Server (通常は
names.nsf) の 1 次ディレクトリ、または同じリモートサーバーのディレクトリアシスタントによって設定されたローカ
ル 2 次ディレクトリでなければなりません。
リモートサーバーがリモートディレクトリを認識しないままでリモートディレクトリにアクセスしようとすると、最初の
試行で、最初の Domino Server に次のメッセージが表示されます。
WARNING: NAMELookups from this server to the remote Domino Directory is prohibited. Correct by
creating a Directory Assistance document for it on remoteservername.
この追加のセキュリティ要件が適用されるのは、拡張 ACL が有効なリモート Domino ディレクトリがある場合のみ
です。拡張 ACL が無効なリモートディレクトリは、リモートサーバーのディレクトリアシスタントで設定する必要は
ありません。
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03 トラブルシューティング
Verisign の LDAP ディレクトリから追加された連絡先の削除に関する問題
Verisign の LDAP ディレクトリから個人アドレス帳に追加された既存の連絡先は、ビューから削除されますが、
データベースからは削除されません。
回避策
($Users) 非表示ビューにアクセスし、連絡先を削除します。
Associated SPRs:
HMES5C4SEB
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03 トラブルシューティング
Sametime - IM を使用するときの名前のあいまい一致
ユーザーによっては、Instant Messaging の連絡先リスト、電子メールメッセージ、またはメールデータベースの
ビューやフォルダで、オンラインステータスが表示されないことがあります。このようなユーザーにインスタントメッ
セージの送信を試みると、まったく同じ名前の複数のエントリを持つ [あいまいな名前] ダイアログボックスが表示
されます。この中から 1 つの名前を選択すると、チャットを開始することができます。
このようなケースは、複数のディレクトリを持つ Sametime サーバーで、同じ名前のエントリが複数のディレクトリ
に含まれるときに発生します。
この問題は、Notes の将来のリリースで解決される予定です。
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03 トラブルシューティング
中央ディレクトリアーキテクチャを使う場合のサーバーのクラスタリング
同じクラスタ内で構成ディレクトリを持つサーバーと 1 次 Domino ディレクトリを持つサーバーを混在しないでくだ
さい。このようにサーバーを混在すると、サーバー認証とデータベース承認の問題が発生する可能性がありま
す。 クラスタ内のすべてのサーバーが同じ形式のディレクトリを使用するように設定しなければなりません。
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03 トラブルシューティング
Designer でのプログラミングに関する問題
Designer でのプログラミングに関する問題は以下のとおりです。
z
問題: イベントコードの種類を LotusScript から式に変更する際の「Generic LSE Failure」エラー
対策: コードを LotusScript から式に変更したあと、文書を保存して閉じ、もう一度開いて式を入力します。
z
問題: LotusScript コンパイルエラーがある設計要素 (フォーム、ページ、ビュー、サブフォーム) を保存できる
対策: プログラミングしているイベントにフォーカスがあるときに、設計要素を保存します。すべてのコンパイル
エラーが報告されます。
z
問題: [Shared Field] LotusScript イベントで 64KB を超える LotusScript を保存できない。保存しようとする
と、「フィールドが大きすぎる (32K)、またはビューの列と選択式が大きすぎます」というエラープロンプトが表
示される
対策: ありません。これは、現時点でのソフトウェアの制限事項です。
z
問題: 共通 JavaScript をコーディングすると、図形やイメージリソースで機能しない
対策: Web - JavaScript を実行するように図形やイメージリソースをコーディングします。次に、JavaScript を
共通 JavaScript に変更します。変更した時点から、共通 JavaScript の設定が正常に機能します。
z
問題: [Picture Hotspot] LotusScript イベントで 64KB を超える LotusScript を保存できない。保存しようとす
ると、「段落やフィールドは 64KB より大きくはできません」というエラープロンプトが表示される
対策: ありません。これは、現時点でのソフトウェアの制限事項です。
z
問題: 64KB を超えるセクションでコードを編集する場合のパフォーマンスの問題.
対策: ありません。これは、現時点でのソフトウェアの制限事項です。
z
問題: 矢印キーを使用してエージェントのコードの種類を変更すると 「Generic LSE Failure」エラーが返される
対策: マウスを使用してエージェントのコードの種類を変更します。
z
問題: Designer で [Shift] + [End] キーでシンプルアクショントークンを選択して削除するとクラッシュする
対策: シンプルアクショントークンを直接クリックして選択し、削除します。
z
問題: スクリプトライブラリを参照するエージェントを実行すると、「Generic LSE Failure」エラーが返される
対策: スクリプトライブラリを編集し、再び保存します。解決しない場合は、スクリプトライブラリを再び保存した
後で、実行するエージェントを再び保存します。
Associated SPRs:
BMGH5DNNPX; BMGH4W6K3C; BMGH593TNF; BMGH5DVS4G; XCAI52S4WN; BMGH4MDSNK; AGRS5E3PNL; GCUN5E4VAB
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03 トラブルシューティング
LotusScript Debugger の問題
Notes/Domino 6 の LotusScript Debugger に関連する問題は次のとおりです。
z
次の状況で、LotusScript Debugger のメニュー項目が誤ってグレー表示されます。
1. Notes Client と Designer を開きます。
2. 任意のローカルデータベースに LotusScript エージェント (2 行) を作成します。 エージェントを開いたまま
で、[X] をクリックして Designer のウィンドウを閉じ、[はい] を選択してエージェントへの変更を保存します。
3. Notes Client に戻り、[LotusScript Debugger] をオンにして、Notes Client で同じデータベースを開き、[アク
ション] メニューからエージェントを実行します。
4. メニュー項目がグレー表示された状態のLotusScript Debugger が開きます。
Notes をまったく新しくインストールした (つまり、新しい Notes.ini ファイルが作成された) 場合は、 Notes.ini の変
数「DebugWinSplitterPos」の値が「-10」に設定される ( DebugWinSplitterPos=-10) ため、デバッグウィンドウは正
しく表示されず、機能しません。
再起動時に値はリセットされますが、WinSplitterPos を一番上に配置することになる数字が設定されるので、すべ
てのコードが非表示になります。WinSplitterPos を手動で調整すると正常に機能します。
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03 トラブルシューティング
Web アプリケーションの文書のロックの問題
Web アプリケーションの文書のロックに関する既知の問題は次のとおりです。
z
WebQuerySave エージェントが文書のロックをサポートしない
文書のロックは、WebQuerySave エージェントを使用する Web アプリケーションではサポートされません。
WebQuerySave エージェントは、ステートレスなプロトコルである HTTP を使用するため、サーバーは文書の
ロックの設定と解除を適切に行うことができません。NotesDocument.Lock() メソッドを使用して文書をロックす
ることはできますが、WebQuerySave エージェントで文書のロックを解除して、その文書に対する編集内容を
保存することはできません。
対策
文書のロック解除機能を実行する別のエージェントを作成して、文書のロックを解除するためにそれを URL
に渡します。
z
「失効した」ロック
「失効した」ロック、つまり古くなったロックに関する問題は、HTTP がステートレスであるという事実によっ
てさらに悪化します。したがって、一定の時間が経過した失効ロックを削除するシンプルエージェントを作
成する必要があります (ロックの時間は文書内の $WritersDate という名前のアイテムに記録されていま
す)。
古くなったロックのサポートについては、Domino/Notes 6 の今後のリリースで対応する予定です。
Associated SPRs:
JGON5D3PCK; JGON5D7RYE
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03 トラブルシューティング
LS2J エラー処理
LS2J を使用して LotusScript から Java を呼び出すときは、最初に LotusScript Error を調べてから、JavaError
プロパティを調べます。Java を呼び出す前に LotusScript でエラーが検出された場合は、JavaError.ErrorMsg と
JavaError.StackTrace は空の文字列になります。
次のコードでは、ユーザーは java.lang.Short Constructor を呼び出そうとしています。正しい呼び出しは、次のよ
うな short 型パラメータの署名です。
Set obj = cls.CreateObject("(S)V", 1)
しかし、ユーザーは、次のように呼び出しています。
Set obj = cls.CreateObject("(X)V", 1)
「X」 はどの Java タイプにも一致しないので、LotusScript は Java を呼び出す前にこのエラーを検出します。した
がって、唯一のエラーメッセージは、LotusScript Error に表示される次のエラーメッセージです。
LS2J Error: Constructor failed to execute
Uselsx *javacon
Sub Initialize
Dim jSession As JavaSession
Dim cls As JavaClass
Dim obj As JavaObject
Dim msg As String
Dim jError As JavaError
On Error Goto ErrorHandling
Set jSession = New JavaSession()
Set cls = jSession.GetClass("java/lang/Short")
' This signature would not match any Constructor
Set obj = cls.CreateObject("(X)V", 1)
Print obj.toString()
Exit Sub
ErrorHandling:
Print Error
' "LS2J Error: Constructor failed to execute"
Set jError = jSession.getLastJavaError
Print "Java error: "
jError.ErrorMsg ' empty String
Exit Sub
End Sub
ただし、LS2J の LotusScript 部分は、エラーを検出できない場合、Java を呼び出します。たとえば、ユーザーが
次のように記述したとします。
Set obj = cls.CreateObject("(I)V", 1)
この署名は、int 型パラメータを持つコンストラクタに一致します。LotusScript は、エラーを検出しないので Java
Constructor を呼び出そうとします。しかし、java.lang.Short クラスに int 型パラメータを持つコンストラクタがない
ため、失敗します。LotusScript Error には、前の場合と同じエラーメッセージが表示されます。l
LS2J Error: Constructor failed to execute
しかし、Java は呼び出されたので、jError.ErrorMsg にも次のエラーメッセージが表示されます。
java.lang.NoSuchMethodError: <init>
Associated SPRs:
MCHG5D8CEL
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Macintosh クライアント上の Java エージェント
Macintosh クライアント上で Java エージェントを実行する場合は、Mac OS 9 から 9.22 までのいずれかをインス
トールしている必要があります。さらに、MRJ 2.2 以降もインストールしている必要があります。
Associated SPRs:
MQUE566S6M
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03 トラブルシューティング
Domino Web Access アップロードコントロールに Upload タグを使用する
Domino タグライブラリ の Upload タグを使用する予定の Web アプリケーションは、動作している環境の HTTP
サーバーのルートディレクトリに inotes6.cab ファイルがインストールされていることを確認する必要があります。コ
ンポーネントは、システムレジストリに正しく登録されなければなりません。
これによって、Upload タグで生成される HTML が Internet Explorer ブラウザ用の Active-X コンポーネントのイン
スタンスを正しく作成することが可能になります。このコンポーネントとタグは Netscape ブラウザではサポートされ
ません。Netscape で添付ファイルを処理するために、開発者は attachmentlist タグと deleteattachments タグを
使用する必要があります。実装について詳しくは、Domino Designerの オンラインヘルプファイルのタグライブラリ
のドキュメントを参照してください。
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03 トラブルシューティング
Agent Runner に関する問題
R5 の Agent Runner は、Notes/Domino 6 との互換性がないため、現在のリリースでは使用できません。
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03 トラブルシューティング
プログラムペインの [検索と置換] に関する問題
Designer のプログラムペインの [検索と置換] のタスクの実行に関する問題は次のとおりです。
z
問題: プログラムペインの [検索と置換] の [すべて置換] で、[検索の循環] が適用されない
対策: [すべて置換] を実行する前に、必ず検索テキストの先頭にカーソルを置きます。
z
問題: プログラムペインで [検索] を実行しているときにオブジェクトペインでイベントが選択されない
対策: [検索と置換] ダイアログを閉じたあと、オブジェクトペインで手動でイベントを選択します。
z
問題: [検索と置換] ダイアログボックス ([Ctrl] + [F] キー) を使用して、現在編集している行にカーソルを置
いて検索を実行すると、コードの変更が無効になる
対策: 検索を実行する前に、変更をコミットします ([Enter] キーを押すか、[保存] を選択)。
z
問題: [検索と置換] ダイアログボックス ([Ctrl] + [F] キー) で検索方向を [前へ] にして [すべて置換] を実行
すると、LotusScript の特定の条件で無限ループする
対策: 検索方向を [次へ] に指定して [すべて置換] を実行します。
Associated SPRs:
BMGH5DAPJW; BMGH5DQM5S; PTRI5DWLFC
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03 トラブルシューティング
LotusScript のオートコンプリート機能に関する問題
Notes/Domino 6 の LotusScript のオートコンプリート機能に関する問題は次のとおりです。
z
問題: (Declarations) セクションの変数宣言の後ろに新しい行を入力しないと、オートコンプリート機能が動作
しない
対策: 変数を宣言した (Dim db as NotesDatabase など) 後、改行を入力します ([Enter] キーを押す)。
z
z
問題: カッコなしの構文 (uidoc.Gotofield " など) の場合、LotusScript のオートコンプリート機能が動作しない
対策: LotusScript 構文でカッコを使用します (call uidoc.gotofield() など)。
Associated SPRs:
BMGH5DUP3S; BMGH4ZGQ87
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03 トラブルシューティング
WebSphere の統合に関する問題
WebSphere と Domino の統合に関連する問題は次のとおりです。
z
問題: classpath に LotusXSL.jar が含まれていると WebSphere アプリケーションが起動しない
WebSphere アプリケーションのサーバー起動時に、WebSphere の管理コンソールは、クラス
com.ibm.websphere.product.WASProduct、メソッド writeFile を利用します。このメソッドは、
[org.w3c.dom.Document] フォームの引数を取得します。Domino の、XML との Java インターフェースで
使用される LotusXSL.jar ファイルは、アプリケーションサーバーの classpath に組み込まれると競合を引き
起こします。その結果、メソッド呼び出しは互換性のないオブジェクトが指定されているものとして処理されま
す。
対策: ありません。これは現時点でのソフトウェアの制限事項です。
LotusXSL.jar を必要とする Java クラスは、WebSphere アプリケーションで実行する場合は使用できません。
リモート (CORBA) アクセスとローカル (W32 のみ) アクセスの両方が影響を受けます。
Associated SPRs:
PRUN5DYMU8
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03 トラブルシューティング
JSP の名前属性に 非 ASCII 文字を使用できない
JSP ページの Domino タグライブラリの名前属性と識別子に非 ASCII 文字は使用できません。Domino タグライ
ブラリは、これらの文字をそのまま使用する Java および JavaScript コードを作成しますが、一部のブラウザはそ
れらの文字を正しく認識できません。
Associated SPRs:
EWMC5CADZ7; MMII5CLAB9; HKIA5CANZ5; MMII5CM6AM
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03 トラブルシューティング
https:// プロトコルを Java URL クラスで使用する場合の問題
この問題は Notes 固有の問題ではありません。JVM 1.3.1 を介した Java インプリメンテーションの問題です。
セキュア HTTP プロトコル (https://) を使った URL を作成しようとすると、実行時に失敗します。
例:
URL url = new URL("https://www.verisign.com");
この場合、https:// がサポートされていないプロトコルであるため、ランタイムエラーが発生します。
これは、次に説明する Sun 提供のソフトウェアにより回避できます。このソフトウェアは Windows にも対応してい
ますが、同じソフトウェアを Linux でも利用できます。
Notes で Java URL に https:// プロトコルを使用するには
Java の 1.3.* では、 https:// プロトコルをサポートしていません。しかし、 https:// プロトコルを処理する Java エ
クステンションが利用可能です。Java エクステンションは、ダウンロードしてインストールする必要があります。
ダウンロードするには
1. http://java.sun.com/products/jsse/index-103.html から JSSE 1.0.3_01 をダウンロードします。このページには
輸出制限とドキュメントの入手先が含まれているため、全体を読むことをお勧めします。ダウンロードを行うには、
Sun Download Center (登録無料) にログインする必要があります。
2. ダウンロードしたファイルを解凍します。
3. Notes を終了します。
4. INSTALL.txt ファイルの手順に従います。 重要: INSTALL.txt で述べられている Notes 用のディレクトリ
<java-home> は、<NOTESBIN>\jvm\ ディレクトリ です。<NOTESBIN> は Notes バイナリのある場所です。 特
に、JSEE .jar ファイルは <NOTESBIN>\jvm\lib\ext に格納する必要があります。
5. Notes を再起動します。
Java エージェントに次のステートメントを含める必要があります。
System.setProperty("java.protocol.handler.pkgs", "com.sun.net.ssl.internal.www.protocol");
これは、新しい URL ステートメントで https: プロトコルが参照される前に入れます。
詳細は、doc\guide and doc\apidoc ディレクトリにある JSEE 1.0.3_01 のドキュメントを参照してください。
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03 トラブルシューティング
NotesRichTextRange.TextRun の問題は Windows では解決済み
Notes/Domino 6.0 では、NoteRichTextRange オブジェクトの TextRun プロパティに 2 回目のアクセスを試みる
と、クラッシュが発生しました。この問題は、6.0.1 および 6.0.2 でも存在していました。
今回のリリースで、Windows プラットフォームではこれらの問題が解決されましたが、Unix と Macintosh では問題
は解決していません。
Associated SPRs:
JGRN5EYHY9
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03 トラブルシューティング
[ポリシー] の [ポリシーセットアップの設定] と [デスクトップ設定] の情報
[ポリシー] から展開される [ポリシーセットアップの設定] と [デスクトップ設定] について、次の情報を参考にして
ください。
z
[ポリシー] は、Lotus Notes 6 および Domino 6 のみの機能です。メールサーバーが Domino 6 を実行してい
る場合でも、Notes Client R5.0x は [ポリシー] 機能をサポートしません。
z
最新リリースの Domino 6 にアップグレードする場合は、最新のテンプレートコードを含むように Domino ディ
レクトリの設計を置換します。
z
「文書は署名されていません」というエラーが表示される場合は、設定文書またはポリシー文書が署名されて
いないことが原因と考えられます。これを解決するには、Domino ディレクトリを開き、それぞれの設定文書と
ポリシー文書を編集してから再保存します。また、すべての設定文書とポリシー文書を削除して、新しい設定
文書とポリシー文書を作成するという方法もあります。
z
[デスクトップ設定] 文書の [ユーザーとマージするブックマーク] アウトラインにリンク (フォルダ、データベー
ス、文書、URL など) を追加するには、タイトルバーにあるアイテムを [ブックマーク] アウトラインラインにド
ラッグアンドドロップします。フォルダの使用など、さらに複雑なブックマーク階層を公開する場合は、Notes
Client でブックマーク階層を作成してから、Notes Client で作成したブックマークを使用して [デスクトップ設
定] 文書に値を設定します。
Associated SPRs:
TDSS4XGR8Y; BMGH4YTLU3
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03 トラブルシューティング
以前のベータバージョンのアーカイブ設定を再保存する
以前のバージョンの Domino 6 で「ローカル」にアーカイブした場合は、メールファイルのアーカイブ設定を再保存
する必要があります。
Associated SPRs:
JGRY4VFQUP
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03 トラブルシューティング
以前のリリースのマスターポリシーとサブポリシーを削除する
Domino 6 の以前のリリースにおいて、マスターポリシーまたはサブポリシー (現在は「設定」) を作成した場合、現
在の Domino 6 テンプレートを使用して Domino ディレクトリの設計を更新する前に、Domino ディレクトリからそれ
らを削除しなければなりません。
サブポリシーは、「設定」という名前になり、フィールド名も変更されました。マスターポリシーは、「ポリシー」という
名前になりました。
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03 トラブルシューティング
[デフォルト Welcome ページ] フィールドが空白になる
Domino ディレクトリにあるデスクトップ設定フォームの [デフォルト Welcome ページ] フィールドが空白になること
があります。これを修正するには、以下の手順に従ってください。
1. デスクトップ設定文書を編集モードにする。
2. 上にあるフィールドの [共通 Welcome ページデータベース] リンクをクリックする。
3. それぞれのカスタム Welcome ページを循環して、リストを更新する。
4. デスクトップ設定文書を保存して、閉じる。
再度デスクトップ設定文書を編集モードにすると、[デフォルト Welcome ページ] フィールドに、データベースで利
用可能なカスタム Welcome ページが表示されます。
Associated SPRs:
TBOO56WHEG; TBOO4YXPCD
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03 トラブルシューティング
Notes Client にポリシーを配布しようとすると「IMAP4 Server Error」エラーが発生する
[ポリシーセットアップの設定] または [デスクトップ設定] から IMAP プロトコルを使用してアカウントを配布しよう
とすると、ホームサーバーでの認証時にエンドユーザーに対して次のエラーが表示されることがあります。
Error logging into server <server name> : IMAP4 Server Error. Unable to complete request. LOGIN invalid user
name or password.
このエラーメセージは 1 回だけ表示されます。個人アドレス帳で作成されたアカウント文書では、アカウントにアク
セスするために、ユーザーのログイン名とパスワードが必要になるからです。ユーザーからこのエラーの報告が
あった場合は、アカウント文書を編集してログイン名とパスワードを追加するよう助言してください。
Associated SPRs:
TBOO54EQFM
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03 トラブルシューティング
R4.67a より前の Domino Server のポリシー文書を保存する
Domino 6 Server から R4.67a より前の Domino Server にポリシー文書を複製する場合、複製時に「Database has
too many unique field names」というエラーが繰り返し表示されることがあります。
Domino 6 では、Domino ディレクトリの「ポリシー」型の各フォームに [読者] フィールド ($PolRdrs) が追加されまし
た。このフィールドはデフォルトでは空白になっているため、ドメイン内のすべてのエンティティが文書に対して
read のアクセス権を持ちます。さらに、Domino ディレクトリの ACL に新しいロール [PolicyReader] が追加されま
した。R4.67a より前の Domino Server へのポリシー文書のフローを正しく停止するには、次の 2 つの処理を行う
必要があります。
1. [ポリシー] フォームを開き、デフォルトとして設定されている [PolicyReader] ロールを反映するように
$PolRdrs フィールドのデフォルト値を変更します。
2. ポリシー文書に対する [読者] アクセス権を保持する必要のある、ドメイン内のすべてのエンティティ
(Domino Server、Domino Administrator など) に [PolicyReader] ロールを割り当てます (この場合は、
R4.67a より前の Domino Server は除外します)。
Associated SPRs:
SOKE5CJH85
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03 トラブルシューティング
すべてのパブリックアーカイブ設定がメールアウトラインに表示されるとは限らない
アーカイブ設定を使うと、メールクライアントのメールアウトラインセクションの [ツール] の下に、有効になった設
定が表示されます。
これはアーカイブポリシーを使用すると断続的に発生する問題で、メールアウトラインに有効になった設定が必ず
しも表示されるわけではありません。
これらの設定は、Domino/Notes 6 の今後のリリースで利用可能になり、正しく機能する予定です。
Associated SPRs:
CSAH594SKK
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03 トラブルシューティング
更新したポリシーをローカルキャッシュにプッシュする
更新したポリシーをローカルキャッシュに強制的にプッシュできます。ポリシー文書または関連する設定文書を更
新したあと、索引やビューなどが更新されるまで約 5 分待ちます。その後、次のどちらかの処理を行います。
z
z
[F5] キーを押してローカルの設定を消去し、[F9] キーを押してサーバーでの設定をリセットします。
サーバーコマンド DROP ALL を入力して、ポリシーの変更内容を反映するようキャッシュを更新します。
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03 トラブルシューティング
R5 のセットアッププロフィール、セットアップ設定とブックマークの作成
R5 の [セットアッププロフィール] または [セットアップ設定] 機能を使用している場合、ユーザーが最初のクライア
ントセットアップを実行するときにデータベースが置かれているサーバーが稼動していないと、Notes Client でセッ
トアッププロフィール文書またはセットアップ設定文書のデータベースリンクのブックマークが作成されない可能性
があります。あとでサーバーを起動しても、ユーザーの Notes Client でブックマークは作成されません。
この問題の回避策として、デスクトップ設定文書に重要なブックマークリンクを含めてください。これにより、サー
バーのバックアップが行われるときにクライアント上でブックマークが更新されます。
Associated SPRs:
TBOO4SVM6S
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03 トラブルシューティング
[ポリシー] ビューが表示されていると Administrator Client の終了時にクラッシュする
Administrator Client で [ポリシー] ビューが表示されているとき (たとえば、[設定] - [ポリシー] - [設定別])、変更
を行って Administrator Client を終了するとクラッシュが発生し、次のメッセージが表示されます。
############################################################
### FATAL THREAD 1/8 [ NLNOTES:0224:0750]
### FP=0012d034, PC=00736579, SP=0012d020, stksize=20
Exception code: c0000005 (ACCESS_VIOLATION)
メモ: 右側の [ツール] オプションを使用して設定を変更した場合は、クラッシュは発生しません。
Associated SPRs:
CSAH5J3J28
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03 トラブルシューティング
セットアップポリシーとデスクトップポリシー: Notes Client の終了と再起動が必要
セットアップ設定文書とデスクトップ設定文書には、Notes の次のセッションにならないと Notes Client に表示され
ないフィールドの値がいくつかあります。このような値としては、ユーザープリファレンスのほとんどの設定、ブック
マーク、およびカスタム Welcome ページがあります。クライアントの最初のセットアップ後、またはメールサーバー
との認証後にこれらの設定が表示されないときは、Notes Client を一度終了してから、再起動してください。設定
が表示されるはずです。
これは、いくつかの設定が Notes Client の起動時にキャッシュに蓄えられるために発生します。このようなフィー
ルドの値を変更しても、Notes Client を一度終了してから再起動しない限り、変更は反映されません。
Associated SPRs:
PWAG4WX8UD
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03 トラブルシューティング
セットアップポリシーとデスクトップポリシー: ブックマーク、Welcome ページ、ワークプレースが
表示されない
セットアップポリシーとデスクトップポリシーの両方がユーザーに割り当てられているとき、新規クライアントのセッ
トアップ時に、デスクトップポリシーからのブックマーク、またはカスタム Welcome ページやワークプレースをユー
ザーが受け取らないことがあります。
ユーザーがこの問題を報告してきたときは、デスクトップポリシーを変更し、ポリシー文書を保存して閉じます。
ユーザーが次回に認証を行うときに、ブックマーク、カスタム Welcome ページ、またはワークプレースがユーザー
の Notes Client に送られて、正しく表示されます。
Associated SPRs:
TBOO5PCJ3A
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03 トラブルシューティング
セットアップ設定とデスクトップ設定: 接続文書はダイヤルアップのみ
セットアップ設定文書およびデスクトップ設定文書によってユーザーのアドレス帳に接続文書を作成するときは、
モデムによるダイヤルアップ用の接続文書だけを作成できることに注意してください。現時点では、他の種類の
サーバー接続 (LAN、リモートサーバー、パススルーなど) 用の接続文書は作成できません。
Associated SPRs:
EHET5MSRU4
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03 トラブルシューティング
デスクトップポリシー: 6.5 以前の Client でのカスタマイズされたワークプレース
Notes のワークプレースは Notes/Domino 6.5 環境専用の機能です。カスタマイズされたワークプレースをデスク
トップポリシーによって配置するとき、6.5 以前の Notes Client ではワークプレースは表示されません。その代わ
りとして、これらのクライアントには、デフォルトの [ベーシック] Welcome ページが表示されます。
Associated SPRs:
TBOO5QDMT2
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03 トラブルシューティング
デスクトップポリシー: カスタマイズされたワークプレースの配置
カスタマイズされたワークプレースをデスクトップポリシーによって配置するときは、次のような点を考慮することが
必要です。
z
ランチャー: ワークプレースのランチャーによる項目の配置はサポートされていません。項目をランチャーにド
ラッグアンドドロップし、その後、カスタマイズされたワークプレースをデスクトップポリシーによって配置する
と、ランチャーはユーザーのデスクトップに空のままで残ります。
z
グループカレンダー: [チーム] タブにある [グループカレンダーを表示] リンクは、デスクトップポリシーでは
サポートされていません。グループカレンダーは、各ユーザーのメールファイルに固有の機能です。このた
め、ポリシーを使用してグループカレンダーを複数のユーザーに配置することはできません。
z
ユーザープリファレンス [システムカラーを使用する] とワークプレースとの連携: ユーザープリファレンスの
[システムカラーを使用する] が有効になっているときは、カスタマイズされたワークプレースのバナーは、選
択された色とパターンでは表示されず、システムカラーを使用して表示されます。これは、このユーザープリ
ファレンスが有効なときの Notes Client の他の部分と同じ動作で、統一がとれています。
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03 トラブルシューティング
デスクトップ設定と [アカウント] タブ
デスクトップ設定によっては、メールサーバーとの認証を複数回必要とし、さらに Notes Client に表示される前に
Notes Client の終了と再起動を複数回繰り返すことあります。これは、デスクトップ設定文書の [アカウント] タブ
に値が含まれないとき、または導入されるアカウントが新規クライアントセットアップの完了時にエラーメッセージ
を生成しないときに発生します。
たとえば、ポリシーを使用して新規アカウントを作成するとき、サーバーが利用できない場合や、アカウントへのア
クセスにネットワークログイン情報が必要な場合は、エラーメッセージが発生することがあります (リリース情報の
「Notes Client にポリシーを適用するときの「IMAP4 サーバーエラー」を参照してください)。ポリシーを使用した新
規アカウントの作成時にユーザーがエラーメッセージに遭遇しなかった場合は、ポリシーの他のほとんどの設定
によって、Notes Client に表示される前に、メールサーバーとの認証が何度も繰り返されることが明らかになって
います。
Associated SPRs:
TBOO5JGK2U
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03 トラブルシューティング
ブックマークアウトラインに配置されたフォルダの表示の問題
[デスクトップ設定] フォームで、ブックマークアウトラインの一番下にフォルダを配置すると、これらは Notes Client
のブックマークバーで空白として表示されます (下図参照)。フォルダの上下にデータベース、文書、または URL リ
ンクがあるときは、これは発生しません。ブックマークアウトラインで、フォルダが一番最後の項目の場合にのみ
発生します。
ユーザーがマウスポインタを空白の領域の上に置くと、フォルダ名が表示されます。また、ユーザーが「空白」の
フォルダをクリックすると、[デスクトップ設定] フォームで定義された正しいブックマークが表示されます。
Associated SPRs:
TBOO5N2PQN
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03 トラブルシューティング
モデム経由のクライアントセットアップにおけるカスタム Welcome ページ
ユーザーが新規クライアントの設定をモデム経由で実行した場合は、デスクトップ設定に基づいて配置されたカス
タム Welcome ページが Notes Cilent に表示されないことがあります。原因として、遅い接続スピードやネットワー
クの干渉などが考えられます。これは、ダイヤルアップ接続に固有の問題です。
Associated SPRs:
CDFO4XLQ78
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03 トラブルシューティング
ユーザーが削除したブックマークはデスクトップポリシーによって元に戻されない
システム管理者がデスクトップ設定文書でリンクを追加または削除すると、ユーザーのブックマークが更新され、
新しいリンクの追加またはリンクの削除が行われます。しかし、設定文書によって Client に配置されたブックマー
クをユーザーが削除した場合は、設定文書が更新されても、そのブックマークは元には戻りません。元に戻すに
は、ユーザーが手動でブックマークを Notes Client に追加する必要があります。
もちろん、セットアップ設定文書による設定をユーザーが変更した場合も、更新されません。セットアップ設定は、
Notes Client のインストールまたはセットアップ時に一度だけ適用されるので、これは適正な動作です。
Associated SPRs:
PANN5L9FYU
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03 トラブルシューティング
共有 Notes Client でのセットアップポリシーとデスクトップポリシー
セットアップ設定とデスクトップ設定は、ユーザーの個人アドレス帳、ブックマーク、および notes.ini ファイル (ユー
ザープリファレンスの設定) に適用されるので、1 つの Notes Client (およびデータディレクトリ) を共有する一部の
ユーザーには、ポリシーが正しく適用されない可能性があります。これは、これらのローカルデータベースがポリ
シーデータを 1 セットしか保持できないために発生します。異なるポリシーが適用されるユーザーが同じ Notes
Client を共有すると、Client を使用するために ID を切り替えたときに、正しいポリシー設定を受け取れないという
問題が発生します。
これを回避する 1 つの方法として、新機能の Notes マルチユーザークライアント機能を利用することが考えられ
ます。この機能を使用すると、ユーザーは Notes プログラムファイルを共有しながら、それぞれ個別のデータディ
レクトリを 1 台のマシン上に持つことができます。この機能は、[Notes-only Client] ライセンスにのみ限定されて
います。しかし、1 つのマシンと 1 つの Notes Client を共有しながら、各ユーザーがユーザー自身の Notes ファ
イルを持てるのは、価値のある機能といえます。
Associated SPRs:
WVHM5M6FD7
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03 トラブルシューティング
R5 から Notes 6 共有メールへの移行
R5 で共有メールを使用しているユーザーが Notes 6 へアップグレードすると、R5 の共有メール設定が Notes 6
の共有メール設定に自動的に移行されます。また、Domino 6 以前のバージョン (インストールされている場合) の
設定も最新バージョンの設定へ自動的にアップグレードされます。
これは次のことを意味しています。
z
z
z
既存の R5 SCOS データベースは参照専用に維持されています。
Domino 6 および以前のバージョンの既存の SCOS データベースは Domino ディレクトリのサーバー文
書で設定されます。
Notes 6 の SCOS データベースが存在しない場合、デフォルトでは、1 つの新しい共有メールデータベー
スが作成され、新しいメール配信に使用されます。このデータベースはサーバーのデータディレクトリの
サブディレクトリ SCOS1 に置かれます。
次のように、デフォルトの設定が一時的に notes.ini ファイルに書き出されます。
SCOS_DIR_11=<data_dir>\scos1
<=== ディレクトリの場所
SCOS_AUTO_CONFIG=SCOS_DIR_11
<=== Domino ディレクトリで設定することを指示
SCOS_DIR_ACTIVE_FILES_11=1
<=== アクティブなファイルの数
SCOS_DIR_MAX_SIZE_MB_11=1024
<=== ディレクトリにあるすべての共有メールデータベースの
最大累積サイズ (MB 単位) を1 ギガバイトに設定
SCOS_DIR_NOT_CONFIGURED_11=0
<=== ディレクトリがまだ Domino ディレクトリで設定されてい
ないことを指示
SCOS_ONLINE_11=Yes
<=== 既存のメッセージに読み取りアクセスするために、ディレクトリは
オンラインでなければならない
SCOS_ACTIVE_11=Yes
<=== 新しいメッセージ配信に使用するために、ディレクトリはアクティ
ブでなければならない
Domino 6 以前のバージョンの notes.ini のパラメータはすべて、上記の形式のパラメータで置き換えられます。
AdminP は notes.ini のパラメータから情報を取得し、Domino ディレクトリのサーバー文書の [共有メール] タブの
下に入れます。これが終わると、notes.ini パラメータは削除されます。次に Domino ディレクトリの情報の例を示し
ます。
ディレクトリ
ファイル数
最大ディレクトリサイズ
送信ステータス
c:\notefile\scos1
ン
1
1024
オープン
利用可能
オンライ
Notes 6 共有メールの設定
Notes 6 では、共有メールディレクトリ、データベース、およびそれらの配置の数を柔軟に設定できます。サーバー
は複数の共有メールディレクトリを持つように設定でき、それぞれのディレクトリには複数の共有データベースを
格納することができます。これらは、すべて新しいメール配信に対してアクティブに使用されます。配信時には、宛
先の SCOS データベースが選択されるため、ユーザーのメールデータベースが単一の SCOS データベースと関
連付けされることはなくなりました。
システム管理者はサーバー文書に設定を記述 (Administrator クライアント、または Notes Client を使用して
Domino ディレクトリを編集) します。[共有メール] タブにはこのための新しいタブがあります。データベースとディ
レクトリの作成は、サーバーが自動的に行います。共有メールデータベースを設定するには、サーバー文書で必
要な設定を行ってから、サーバーを再起動します (これは次のセクションで説明するすべての設定変更に適用さ
れます)。
現在の SCOS 設定のステータスを表示するには、サーバーコンソールで 「Show SCOS」コマンドと「Show SCOS
all」コマンドを使用します。
共有メールディレクトリの指定
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最適なパフォーマンスを得るために、共有メールディレクトリを別のディレクトリまたはファイルシステムに置くこと
ができます。ディレクトリの場所を変更するには、SCOS を無効にし、サーバー文書の設定を変更し、サーバーを
シャットダウンし、ファイルを移動し、サーバーを再起動して、SCOS を有効にします。ディレクトリリンクが存在しな
い場合は、設定が必要です。
たとえば、デフォルト設定を <data_dir>\scos1 から f:\scos1 へ移動するには、次の手順で行います。
z
サーバー文書 で [共有メール] を [なし] (無効) に設定します。
z
サーバーコンソールで 「Show SCOS」コマンドを実行し、サーバー文書の新しい情報を有効にします。
z
サーバー文書のディレクトリ設定を <data_dir>\scos1 から f:\scos1 に変更します。
z
サーバーをシャットダウンします。
z
sm*.nsf データベースを <data_dir>\scos1 から f:\scos1 へ移動します。
z
f:\scos1 へのディレクトリリンクがデータディレクトリ、またはリンクされたパスに存在しない場合は、作成
します。
z
z
z
サーバーを再起動します。
[共有メール] で希望の設定 ([配信] または [転送と配信]) を指定します。
サーバーコンソールで「Show SCOS」コマンドを実行します。
複数の共有メールデータベースの指定
複数の共有メールデータベースを設定するには、サーバー文書でアクティブファイルの数を増やし、サーバーコン
ソールで「Show SCOS」コマンドを実行するか、サーバーを再起動してください。値は、1 から 100 でなければなり
ません。
ディレクトリにあるすべてのデータベースの最大サイズの指定
共有メールディレクトリにあるすべてのファイルの累計ディレクトリサイズを設定するには、サーバー文書でメガバ
イト単位の最大サイズを変更し、サーバーコンソールで「Show SCOS」コマンドを実行するか、サーバーを再起動
します。これはおおよその最大値で、時間が経過してディレクトリが制限値に近いときに大きいメッセージが入る
と、ディレクトリのサイズがこの制限値を超えます。常に、実際の最大物理容量よりも少し小さいサイズを設定して
ください。値は 1 から 8192 を指定しなければなりません。
複数の共有メールディレクトリの指定
最適なパフォーマンスを得るために、共有メールディレクトリを別のディレクトリまたはファイルシステムに置くこと
ができます。複数のディレクトリを作成するには、必要に応じてディレクトリリンクを作成し、新しいディレクトリの情
報をサーバー文書に追加し、サーバーコンソールで「Show SCOS」コマンドを実行して、サーバーを再起動しま
す。場所、アクティブファイルの数、ディレクトリの最大サイズ、アクティブ、オンラインなどの新しいディレクトリのす
べての情報を必ず入力してください。ディレクトリとファイルは、「Show SCOS」コマンドの実行時、またはサーバー
の起動時に、自動的に作成されます。
既知の制限事項
Notes 6 では SCOS データベースのログの記録が可能であるため、システムでロギングが実行されている場合
は自動的にログが記録されます。データベースがデータディレクトリパスにある場合、データベースリンク
mailobj.nsf が指すデータベースは、再起動するたびに新しい DBIID になります。これはデータベースリンクとデー
タベースが同じファイルを解決しているため、ロギングが重複したデータベース ID が存在するとみなしているため
です。これに対処するには、mailobj.nsf (データベースリンクファイル) を削除するか、データディレクトリ以外のパ
スを指して、データベースをそのディレクトリに移動します。
データディレクトリまたはサブディレクトリに存在しない SCOS ディレクトリを設定したときは、ディレクトリリンクは
SCOS ディレクトリを指すように作成する必要があります。
[ファイル数] の値は 1 から 100 でなければなりません。
[最大ディレクトリサイズ] の値は 1 から 8192 でなければなりません。
それぞれの共有メールディレクトリは他の共有メールディレクトリの中で固有でなければなりません。
「Tell Router Use <database>」は現在使われていないため、サーバーがクラッシュする場合があります。
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AdminP が既存の共有メール設定を正しく移行しない場合があります。これは通常、先にドメインの管理サーバー
が Notes 6 にアップグレードされていない場合に起こります。正しく移行するには、names.nsf と admin4.nsf の設
計のアップグレードが必要です。正しく移行できなかった場合は、次の手順で手動により移行を完了する必要が
あります。
z
サーバーの Domino ディレクトリで共有メールの定義を更新し、必要なディレクトリを追加し、不要なディ
レクトリを削除します。
z
デフォルトデータベースが、(例えば) <data_dir>\scos1\sm*.nsf に作成されている場合、「Load Object
Collect -force scos1」でメッセージの有無の確認を行います。
z
サーバーを停止します。
SHARED_MAIL= 以外の notes.ini のパラメータをすべて削除します。
メッセージを持つデフォルトデータベースが存在した場合は、そのデータベースを、保存用のディレクトリ
に移動してください。移動しない場合、データベースとディレクトリは削除されます。
z
z
z
サーバーを再起動します。
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03 トラブルシューティング
Netscape/Outlook から受信したメッセージが「保存」を求めるプロンプトを表示しないことがあ
る
Netscape または Outlook から受信した HTML メッセージを編集して閉じるときに、保存するかどうかを確認する
プロンプトが表示されないことがあります。また場合によって、ホットスポットの変更が保存されないことがありま
す。
対策
[Ctrl] + [S] キーを押すか [ファイル] - [保存] を選択して、編集内容を保存します。
Associated SPRs:
BKAN4PRTJF
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03 トラブルシューティング
リモートメッセージジャーナルはレポート結果に反映される
リモートメッセージジャーナルでは、メール受信データベースを使用して、ジャーナルに記録されたメッセージをリ
モートデータベース (サーバー) に送信するので、リモートメッセージジャーナルの影響はそのリモートサーバー上
でレポートを実行したときに確認されます。
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03 トラブルシューティング
メッセージがジャーナルに 2 回以上記録される状況
メッセージジャーナルが無効になっているサーバーから 1 つのメッセージを複数の受信者に送信した場合、受信
者のサーバーでローカルメッセージジャーナルが有効になっていると、そのメッセージはジャーナルに 2 回以上
記録される可能があります。例を以下に示します。
Server1: メッセージジャーナルが有効、ローカルの保存先
Server2: メッセージジャーナルが有効、ローカルの保存先
Server3: メッセージジャーナルが無効
Server3 のユーザーが Server1 と Server2 の両方のユーザーにメッセージを送信したとします。メッセージのコ
ピーは、Server1 と Server2 の両方でローカルに記録されます。
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03 トラブルシューティング
「管理者」以外のユーザー名を使用してメールを暗号化した場合は、[メールジャーナル] デー
タベースの ACL を更新すること
メッセージジャーナルでは、サーバーの設定文書の [ユーザーの代理として暗号化] フィールドに「管理者」以外
のユーザーが指定されている場合、そのユーザーに [メールジャーナル] データベース (mailjrn.nsf) に対するアク
セス権が自動的に与えられることはありません。
サーバーの管理者は、データベースを開いてそのユーザーの名前を ACL に追加する必要があります。ユーザー
の名前は、バックアップ (サイズロールオーバーと定期的なロールオーバー) の作成時に ACL に保存されます
が、サーバーが起動時に新しいデータベースを自動的に作成する場合は、管理者はその新しいデータベースの
ACL にユーザーを再登録しなければなりません。
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03 トラブルシューティング
Eudora または iNotes を使用する受信者に転送されたメールに埋め込まれている URL が起
動しない
Eudora または iNotes を使用する受信者に転送されたメールメッセージに埋め込まれている URL は起動しませ
ん。
Associated SPRs:
DMAE4QXMDX
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03 トラブルシューティング
システムのメールのルールを追加または変更する
システムのメールのルールを追加または変更した場合は、[ファイル] メニューまたは [保存して閉じる] アクション
ボタンを使用してサーバー設定文書を明示的に保存する必要があります。文書を保存しないと、サーバーは行っ
た変更を認識しないため、指定したルールを実行しません。
Associated SPRs:
MLOT4SWPJ4
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03 トラブルシューティング
Notes リッチテキストから MHTML へ変換すると文書リンクが失われる
MIME に変換された Notes リッチテキスト文書では、文書リンクが失われます。 変換された文書に文書リンクの
ホットスポットが表示されている場合でも、リンクデータ (href) は使用できません。
Associated SPRs:
MJUK4XPEMT
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03 トラブルシューティング
メール受信データベースにジャーナル記録する場合は、メッセージを必ず暗号化すること
ジャーナル方法として [メール受信データベースへ送信] を使用する場合、メッセージを必ず暗号化してください。
メッセージを受信メールデータベースにジャーナル記録する場合に [ジャーナル] の [フィールド暗号化除外リスト]
のエントリを適用するには、[ジャーナル] の [メールの宛先] フィールドに使用される受信メールデータベース文書
の [管理] タブで、[受信メールの暗号化] を [はい] に設定します。
ジャーナル方法として [ローカルデータベースへコピー] を使用する場合は、 [フィールド暗号化除外リスト] のエ
ントリを適用するために特別な操作を行う必要はありません。
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03 トラブルシューティング
Lotus スーパーオフィスアプリケーションでチームメールを使用する場合の問題
スーパーオフィスアプリケーションで Notes 6 の チームメール機能を使用する場合にエラーが返されることがあり
ます。[ファイル] - [チームメール] を選択して、[ワークブックを添付] を選択した場合は正常に機能しますが、
[メッセージのみ] オプションと [選択した範囲のピクチャーを貼り付け] を同時に選択した場合は問題が発生しま
す。
両方のオプションを選択すると、次のエラーメッセージが表示されます。
「貼り付けオプションはこのメールサーバーでは使用できません」
現時点では、両方のオプションを同時に使用することはできません。[メッセージのみ] オプションを選択して、[選
択した範囲のピクチャーを貼り付け] の選択は解除してください。
Associated SPRs:
JTHN45KMEL; YHAN4W49SJ
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03 トラブルシューティング
MIME 添付のエンコード方式 UUENCODE が正しく機能しない
サーバー設定文書の [MIME] - [変換オプション] - [アウトバウンド] - [添付ファイルのエンコード方法] フィールド
で UUENCODE を選択すると、MIME マルチパートの情報が削除されます。これにより、text/plain パートと
text/html パートの両方の結果が「text/plain」メッセージとして表示され、HTML 部分に埋め込まれた画像の「cid」
情報がすべて失われます。
対策
この問題に対処するには、エンコード方式に「Base64」を選択してください。
Associated SPRs:
MJUK4Y6NMB
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03 トラブルシューティング
IMAP クライアントの NDR が間違ったヘッダー情報を表示する可能性
一部の IMAP クライアントが送信エラーレポート (NDR) のヘッダー情報を取り出すと、Domino Server が間違った
ヘッダー情報を返す可能性があります。この情報は特定の IMAP クライアントでキャッシュされ、更新されませ
ん。
Associated SPRs:
TYJK4ZF4RA
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03 トラブルシューティング
R5 のメールルールによって文書を [ごみ箱]に移動する場合 の問題
文書を [ごみ箱] フォルダ ($Trash) に移動し、移動した文書を削除対象としてマークし、[ごみ箱] の文書を空にす
る (削除する) かどうかを確認するプロンプトを表示する R5 の メールルールがあります。
メールデータベースを Notes 6 にアップグレードすると、文書を削除するための新しい方法である [一時的削除]
($SoftDeletions) がデフォルトで有効になります。メールデータベースを Notes 6 にアップグレードしたあと、ごみ
箱を空にするかどうかを確認するプロンプトが表示されたときに [はい] と応答すると、以前は $Trash フォルダに
あったすべての文書が、[$SoftDeletions] ビューに移動されます。
Notes 6 のメールでは、[ユーザープリファレンス] の [ごみ箱フォルダを空にする] が [データベースを閉じるとき
に問い合わせて削除する] に設定されており、[一時的削除] が有効になっている場合は、これらの文書は表示さ
れなくなります。これは、 [$SoftDeletions] はビューであって、[$Trash] のようなフォルダではないためです。
このルールのアクションを「ごみ箱に移動する」ではなく 「削除」に変更する必要があります。
Associated SPRs:
RDER54ANRQ; RDER4XAKTM
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03 トラブルシューティング
パーソナルステーショナリーを使用して作成したメールがアーカイブされない
パーソナルステーショナリーを使用して作成したメールメッセージは、メールメッセージではなくステーショナリーの
プロパティを保持します。 そのため、文書に [ $NoPurge] の値がまだあるので、パーソナルステーショナリーを使
用して作成したメッセージをアーカイブすることはできません。
Notes 6 では、パーソナルステーショナリーを使用して作成した新しいメッセージでは、文書に [$NoPurge] アイテ
ムがなくなりました。ただし、以前に作成したメッセージの場合は変わりません。
Associated SPRs:
CSAH59GPFZ
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03 トラブルシューティング
メールルールがローカルレプリカで機能しない
メールルールは、クライアントレベルではなく、受信メールの処理時にルーターレベルで Domino メールサーバー
によって処理されるため、ローカルのメールデータベースのレプリカでは、メールルールを処理することはできま
せん。これには、インターネットメール (つまり POP3 または IMAP) に使用されるローカルレプリカも含まれます。
Associated SPRs:
MKEY57TLS8
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03 トラブルシューティング
ディレクトリのレプリカが使用できない場合、ルーターはメッセージをキューに再登録する
ここでは、ルーターの検索のデフォルト動作に関して Domino 6 で変更された点について説明します。
ディレクトリでメッセージ受信者が見つからず、設定されている 2 次ディレクトリのレプリカがその時点で使用でき
ない場合、検索タスクは検索結果が完全ではないことを示すエラーを返します。その場合、ルーターはメッセージ
にステータス 「WaitingForDIR」を設定し、あとで再試行するためにそのメッセージをキューに再登録します。この
動作によって、使用できないディレクトリのレプリカがあったために、有効なユーザー宛てのメッセージをサーバー
が誤って返送するということはなくなります。ルーターは、無効な、存在しないユーザー宛てのメッセージも再試行
します。たとえば、存在しないユーザー宛ての UCE (スパム) メッセージもキューに再登録します。
新しい NOTES.INI 変数である RouterPartialLookupResults を使用すると、設定されているディレクトリのレプリカ
が使用できずに名前検索が失敗した場合のルーターの動作を指定できます。
RouterPartialLookupResults
構文: RouterPartialLookupResults=value
説明: 使用可能な設定されているディレクトリでメッセージの受信者が見つからず、設定されているディレクトリのレプリカが現
在使用できない場合に、ルーターがどのように応答するかを指定します。
0 - (デフォルト) 変数が未定義の場合や、NOTES.INI ファイル内にない場合、デフォルト条件が適用されま
す。この値を使用すると、使用できないディレクトリのレプリカがあったために、有効なユーザー宛てのメッ
セージをサーバーが誤って返送するということはなくなります。
1 - 使用可能なディレクトリで受信者が見つからない場合、ルーターは検索タスクが返した部分的な検索結
果 (受信者が見つからない場合の「なし」を含む) を使用します。使用可能などの Domino ディレクトリでも受
信者が見つからない場合は、ルーターはそのメッセージを無効であるとみなして返送します。したがって、メッ
セージはキューに再登録されません。ルーターの検索タスクは、検索結果が不完全であるかどうかは報告し
ません。
2 - Domino ディレクトリが使用できない場合に Domino R5 形式の検索動作に戻します。使用できない
Domino ディレクトリはスキップされ、そのほかの使用可能な設定されているディレクトリで指定のアドレスを
探します。使用可能なディレクトリで受信者が見つからない場合は、ルーターはそのアドレスを無効であると
みなして、ユーザーが存在しないことを通知する送信エラーレポートに添付してメッセージを送信者に返送し
ます。使用できないディレクトリによって検索結果が不完全となる場合があるため、有効なユーザー宛ての
メールをサーバーが誤って返送する可能性があります。
適用対象: メールサーバー
デフォルト: 0
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
DA 設定では、SMTP メッセージは Notes 配信を介して受信したメッセージよりも頻繁にキューに再登
録される
ディレクトリアシスタント (DA) を使用する設定では、新しいデフォルトのルーター動作が原因で、SMTP を介して
受信したメッセージが、Notes 配信を介して受信したメッセージよりも頻繁にキューに再登録されることがありま
す。これは、DA では、階層名検索を選択するためのより多くのオプションを使用できるためです。
たとえば、DA 環境では、階層名の名前検索を設定できるため、1 次ディレクトリで名前が見つからない場合、
ルーターは、名前階層に基づいて指定されているディレクトリに追加の検索要求を送ります。たとえば、階層
*/*/AcmeWest にあるすべての名前の検索要求を AcmeWest の 2 次 Domino ディレクトリに送り、階層
*/Sales/AcmeDC にあるすべての名前の検索要求を AcmeDC の 2 次 Domino ディレクトリに送るように設定で
きます。この場合、ルーターが 1 次 ディレクトリで Hiroko Shimada/IT/AcmeWest と Julia Farell/Sales/AcmeDC
を見つけられなかったときに、AcmeWest ディレクトリと AcmeDC ディレクトリのそれぞれに追加の検索が送られ
ます。指定されたディレクトリで名前が見つからない場合は、検索は失敗し、メッセージは返送されます。これらの
アドレスの検索要求は、DA で そのほかの 2 次ディレクトリが設定されていても、そこには送られません。した
がって、そのほかの 2 次ディレクトリが使用できないことによってメッセージがキューに再登録されることはありま
せん。
他方で、階層なしの SMTP 形式のアドレスの名前検索を実行する場合に、特定の 2 次ディレクトリだけを使用す
るよう DA を設定することはできません。したがって、ルーターは、1 次ディレクトリで受信者
[email protected][email protected] が見つからない場合は、設定されているすべての 2 次ディ
レクトリに追加の検索要求を行います。設定されている 2 次ディレクトリのどれかが使用できない場合は、メッ
セージはキューに再登録されます。
使用できないディレクトリによるエラーのトラブルシューティング
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使用できないディレクトリが原因で、ルーターがメッセージをキューに再登録した場合、Notes ログとサーバーコン
ソールに次のエラーが表示されます。
「Router: Unable to dispatch message 00532922 to <[email protected]>. A remote directory resource is
unavailable, message will be requeued.」
キューに再登録され、ディレクトリが使用可能になるのを待っているメッセージの数を確認するには、コンソールで
次のコマンドを入力します。
Tell router show
次のように、キューに再登録されたメッセージがサーバーの応答に示されます。
Msgs State
Via Destination
2
WaitingForDIR Waiting for Directory availability.
使用できないディレクトリを確認するには
1. メールサーバーの現在のディレクトリ設定を確認します。サーバー文書の [基本] タブの [ディレクトリ情報] セ
クションを表示し、サーバーの [ディレクトリアシスタント] データベースを調べて設定されているドメインを確認する
ことで、現在の設定を確認できます。
2. 設定されているディレクトリを、サーバーによって現在使用されているディレクトリのリストと比較してチェックしま
す。次のコマンドを使用すると、使用可能なディレクトリのリストを作成できます。
show xdir
次のようなサーバーの応答が表示されます。
DomainName
DirectoryType ClientProtocol Replica/LDAP Server
--------------- --------------- -------------- ----------------------1 ACME
Primary-NOTES NOTES & LDAP names.nsf
2 ACMEWEST
Secondary-NOTES LDAP
serverwest/acme!!names.nsf
3 ACMEDC
Secondary-NOTES NOTES & LDAP edc.nsf
4 ACMELDAP
Secondary-LDAP NOTES & LDAP ldap.acme.com:389
DA にリストされているドメインのうち、SHOW XDIR コマンドの結果に表示されていないものは使用できない
可能性があります。
Directory type フィールドには、ディレクトリが 1 次ディレクトリ、2 次ディレクトリ、構成ディレクトリ、リモート 1
次ディレクトリのいずれであるかが示されます。
SHOW XDIR コマンドの使い方について詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』を参照してくださ
い。
3. サーバーの Notes ログ (LOG.NSF) で、Domino ディレクトリが現在使用できないことを示すエントリを探します。
以下はログの例です。
02/01/2002 02:43:49.30 PM DA> Could not access Domino Directory on Server CN=FOO/O=MDN, error is
Remote system no longer responding
01/02/2002 01:21:03 PM Directory Assistance could not access Directory FOO book foo.nsf, error is
Unable to find path to server
02/20/2002 03:58:38 PM WARNING: Domain MDN is your remote primary domain, and no replicas are
available. Your server cannot process users and groups. Please contact your system administrator.
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03 トラブルシューティング
Domino 6 では[SMTP インバウンド] の [許可] リストと [許可しない] リストは仕様どおりに機
能する
Domino 6 では、サーバー設定文書の SMTP の [インバウンドリレー制御]、[インバウンド接続制御]、および [イ
ンバウンド送信者制御] の [許可] リストと [許可しない] リスト が( [ルータ/SMTP] - [制限と制御] - [SMTP イン
バウンド] タブ) が仕様どおりに機能するようになりました。Domino R5 では、いずれかの制御の [許可しない]
フィールドにエントリがあると、SMTP listener は対応する [許可] フィールドを無視していました。Domino 6 では、
ある制御の [許可しない] フィールドと [許可] フィールドに同じエントリが表示されている場合、そのエントリに関し
ては [許可しない] フィールドが優先しますが、SMTP listener は [許可] フィールドだけに表示されているほかの
エントリを適用します。
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03 トラブルシューティング
メールによる移行とクライアント/サーバー設定
Lotus Notes Client と Domino Server の両方を実行するコンピュータでメールファイルテンプレートをアップグレー
ドする場合は、メールによる移行を使用しないでください。[メールファイルの更新] ボタンをクリックすると、クライ
アントのプログラムディレクトリではなくサーバーのプログラムディレクトリにあるメール変換ユーティリティがロード
されて、Notes Client と変換ユーティリティの両方に障害が発生することがあります。
Associated SPRs:
AMAE5ANRJW
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03 トラブルシューティング
Pick Inbox Style がフルアクセスアドミニストレータ-に表示される
「フルアクセスアドミニストレーター」としてリストされているユーザーが、自分のメールファイルで [アクション] メ
ニューをクリックすると、[Pick Inbox style] 機能が表示されます。これはバグではなく、ユーザーが「フルアクセス
アドミニストレーター」の場合にのみアクセス可能な機能です。また、テンプレートの管理者に利用可能なので、通
常はメールファイルには表示されません。
「フルアクセスアドミニストレーター」とは、これらすべての制限を上書きできる非常に高い権限です。
Associated SPRs:
RDER58CTSS
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03 トラブルシューティング
[保存メールを暗号化] が無効にならない
[ユーザープリファレンス] の [保存メールを暗号化] は無効にできません。したがって、暗号化したメッセージを送
信して自分でコピーを保存した場合も、そのコピーは暗号化されます。
Associated SPRs:
RDER5DPQ9W
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03 トラブルシューティング
メールルールはリストの順番に処理される
メールルールを作成する場合は、その方法に注意しなければなりません。メールルールはリストされた順番に実
行されます。サーバーは、1 番目のルールを調べ、そのルールが適合する場合は操作を実行し、2 番目のルー
ルに移動し、適合するかどうかを調べ、適合する場合は操作を実行します。サーバーは、3 番目以降のルールに
対しても同様の処理を繰り返します。すべてのルールを一巡して、適合する場合は操作を実行します。つまり、最
初に適合したルールを実行したら終了するというわけではありません。
Associated SPRs:
PMON5D7P9M
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03 トラブルシューティング
メールルールは圧縮ツールを必要とする
クライアントの メールルールの数は 50 個に制限されています。たとえば、クライアントのユーザーが多数の (たと
えば 40 個) ルールを作成したあと、いくつかの変更を行い、いくつか (たとえば 20 個) のルールを削除または無
効にすることに決めたとします。その場合、このユーザーは最大 30 個のルールを追加で作成できると考えます。
しかし、この想定は正しくありません。
Notes/Domino 6 の現行リリースでは、メールルールを無効化または削除しても、ルールの順序番号は削除され
ません。したがって、上記の例のようにルール番号 21 から始めているつもりでルールの作成を再開しても、実際
は番号は 41 から始まります。50 ルールを超えると、作成したルールは機能しません。
Associated SPRs:
RWAS547K42
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03 トラブルシューティング
一部の署名付きメッセージに [受信確認] が誤って指定される
メッセージが署名されているか、署名付きまたは署名なしで暗号化されているか、あるいはそのどちらも行われて
いる場合に、送信者と受信者が異なるリリースの Notes を使用していると、そのメッセージの送信情報に [受信確
認] が誤って指定されます。.
ただし、受信確認は生成されません。
Associated SPRs:
ECAR5E2Q66
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03 トラブルシューティング
エンコード方式の切り替えがメッセージ本文にしか適用されない
MIME メッセージのキャラクタセットのエンコード方式は手動で切り替えることができます。ただし、これはメッセー
ジの本文にのみ適用され、メッセージの件名には適用されません。
Associated SPRs:
YGUO3Z8DFZ
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03 トラブルシューティング
キャラクタセット UTF-7 がメッセージ本文に対して機能しない
サーバー上の設定文書で、アウトバウンドメッセージのキャラクタセットとして「UTF-7」を選択できます。ただし、
メッセージ本文は「UTF-7」ではなく 「UTF-8」エンコード方式を使用して送信されます。
Associated SPRs:
HKIA5CHNS3
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03 トラブルシューティング
一部の連絡先のメールアドレスを消去できない
メールシステムに Lotus Notes が指定されている連絡先で [削除] ボタンを使用したあとも、[Email] フィールドが
再び表示されます。
対策
[メールアドレスアシスタント] のホットスポットをクリックして、メールシステムを [その他] に変更し、[メールアドレ
スアシスタント] のすべてのフィールドを消去します。
Associated SPRs:
RDER5DNR8X
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03 トラブルシューティング
IMAP 対応の Release 6 のメールファイルをアップグレードするとエラーが返される
以前にシームレスなメールアップグレードまたは convert -e の実行によって Notes 6 のメールファイルを IMAP
対応にしている場合は、メールアップグレードを実行する前にデスクトップポリシーの [アップグレードするメール
ファイルを IMAP メールクライアントから使用する] チェックボックスをオフにするか、メールファイル上で nconvert
-e- を実行します。
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03 トラブルシューティング
アーカイブ時に索引が再構築される
メールファイルの全文索引があるときは、文書をアーカイブにドラッグアンドドロップするたびに、索引が再構築さ
れます。
Associated SPRs:
MDRW5MZPHN
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03 トラブルシューティング
フォローアップのアラームにはカレンダープリファレンスが必要
メールメッセージにフォローアップのフラグを付け、注意を促すためにアラームを設定した場合は、次のカレンダー
プリファレンスが設定されていることを確認してください。設定されていないと、アラームは表示されないか、鳴りま
せん。
1. カレンダーで [ツール] - [プリファレンス] を選択します。
2. [カレンダーとタスク] - [アラーム] をクリックします。
3. [アラームを有効にする] を選択します。
Associated SPRs:
CNMR5SCS8B
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03 トラブルシューティング
メールデータベースのビューが閉じた状態で返信または転送するとクラッシュが発生する
直前に、すべてのメールデータベースビュー (受信ボックス、[カレンダー] ビューなど) のインスタンスを閉じた状
態で、メッセージのコピーを保存せず、メッセージに返信または転送を行うと、クラッシュが発生します。
Associated SPRs:
JPAI5NKSGZ
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03 トラブルシューティング
メールファイルのロケーションが [サーバー] のときにローカルレプリカを使用すると転送フラ
グが設定されない
[メールファイルのロケーション] が [サーバー] に設定されていて、ユーザーがローカルレプリカで作業したとき
は、転送フラグは設定されません。この問題を回避するには、ローカルレプリカで作業するときに、ロケーション文
書の [メールファイルのロケーション] を [ローカル] に設定してください。
Associated SPRs:
MJUK5NDNGP
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03 トラブルシューティング
重要度を含むサーバーメールルールはインターネットメールには適用されない
条件に重要度を含むサーバーメールルールを作成しても、Netscape クライアントまたは Outlook Express クライ
アントから送信されたメールに対しては、このサーバーメールルールが適用されません。これらのインターネットク
ライアントは、配信状態に影響を与えるメッセージの優先度のみ指定します。条件としての重要度は、メッセージ
の内容に関連します。
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03 トラブルシューティング
ユーザー補助機能によるフィールドの名前と説明の重複
デフォルトでは、Notes Client でユーザー補助のために情報を提供する際、フィールドの説明が空白の場合、
フィールドの説明としてフィールド名が再使用されます。同様に、フィールド名がない場合、フィールド名として
フィールドの説明が使用されます。この動作を無効にするには、次の Notes.INI ファイル変数を設定します。
MSAAFieldNameHelp = -1
使いやすくするために、フィールド名とフィールドの説明が異なっていることが重要な場合があります。その場合
は、HTML の「Title」(フィールド名) とフィールドヘルプ (フィールドの説明) をアプリケーション開発者が明示的に
指定する必要があります。
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03 トラブルシューティング
[アクセス名] フィールドプロパティの意味
[アクセス名] は、[フィールドのプロパティ] の <HTML> ペインに表示される、編集できないプロパティです。Notes
Client では、この値を使用して、このフィールドに関連するスタティックテキストラベルの「最適な候補」が表示され
ます。この「最適な候補」は、Microsoft Active Accessibility (MSAA) によって提供されます。これによって、障害
のあるユーザーが使用するユーザー補助機能に、スタティックテキストラベルとフィールド間の関連が生成されま
す。
[Access Name] は、次のものから抽出されます。
z
フィールドの HTML「Title」タグ
z
「Title」タグがない場合は、フィールドの左にあるスタティックテキスト (表の場合、最大 2 列)
z
左にスタティックテキストがない場合は、フィールドのすぐ上のスタティックテキスト
非表示の要素のために、Notes Client によって Designer と異なるテキストが配置されることがあるので、[Access
Name] は常に正確であるとは限りません。不確かな場合は、フィールドの HTML「Title」タグにのみ入力してくださ
い。
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03 トラブルシューティング
スクリーンリーダーによってフィールドの内容が通知されないことがあります
Notes 6 と R5 でユーザー補助インターフェースが異なるため、スクリーンリーダーによっては、文書を読み取る際
に値が通知されず、フィールド名が重複することがあります。Notes 6 では、次の .ini ファイル変数を設定して R5
の動作をエミュレートすることができます。
MSAACompatibility = V5
スクリーンリーダーのベンダはこの問題を認識しています。製品の現状については、ベンダにお問い合わせくださ
い。
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03 トラブルシューティング
シングルログオン競合のあるマルチ/ローミングユーザー
ローミングユーザーのシングルログオンインストール機能とマルチユーザーインストール機能との間に競合がある
ことがわかっています。
特に、[Notes 終了時にクリーンアップ] が設定されているローミングユーザーが、マルチユーザーのインストール
オプションを指定して Notes をインストールしたコンピュータの Notes Client を終了すると、ユーザーのデータディ
レクトリはクリーンアップされてしまいます。ローミングユーザーのユーザー ID はローミング用の個人アドレス帳
に保存されているため、その ID ファイルに設定されているパスワードは変更されません。その結果、マルチユー
ザー用に Notes をインストールしたコンピュータでは、ローミングユーザーはシングルログオン機能を使えなくなり
ます。
現在の Notes のセッションで、Notes のパスワードとシステムのパスワードを同期しても、新しいパスワードは保
存されません。次回 Notes を使用すると、旧パスワードの入力が要求されます。
Associated SPRs:
DPAT4XAM24
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03 トラブルシューティング
サーバー上に保存されたローミング ID ファイルは切り替えできない
ローミングユーザー ID ファイルから保存した、ローカルの User.id ファイルに切り替えることはできません。この場
合でも、切り替えできなかったことを示す警告やパスワード入力用のプロンプトは表示されません。
Associated SPRs:
PLOI4X9PHZ
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザー ID ファイルのローカルマシンへの保存が必要になることがある
ローミングユーザーのステータスを以前のリリースから Notes 6 へアップグレードした場合、ID ファイルをローカ
ルマシンに保存しておく必要があります。以前のリリースでは、ローミングユーザー機能が個人アドレス帳に
「roaminguserid」連絡先文書を作成していました。この文書にローミング情報を保存する場所が記されています。
本リリースでは、連絡先文書をプロフィール文書に移動したため、エンドユーザーからは見えません。文書に添付
されたユーザー ID を検索しない場合があるため、ID ファイルのローカルマシンへの保存が必要になることがあり
ます。
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーはパスワード変更の後で複製を行う必要がある
ローミングユーザーがパスワードを変更した場合は、個人アドレス帳を複製する必要があります。ユーザー ID
ファイルを個人アドレス帳に格納している場合は特に重要です。変更を行った後に複製しないと、個人のローミン
グデータと Notes Client にアクセスできないことがあります。
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーは ID の復旧を有効にする必要がある
ローミングユーザーには、Administrator クライアントで ID の復旧を有効にすることをお勧めします。ユーザー ID
ファイルを個人アドレス帳に格納している場合は、これが特に重要です。次のいずれかの状況にある場合は、個
人のローミングデータと Notes Client へアクセスできなくなる可能性があります。ID の復旧により、Administrator
クライアントから個人のローミングデータと Notes Client へのアクセスが復旧します。
z
z
z
パスワードチェックが「有効」で、変更要求の期限が切れている
パスワードを忘れた
パスワードを変更して複製していない
Associated SPRs:
PLOI5CURG2
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03 トラブルシューティング
Administrator Client ではローミングユーザーのアップグレードはサポートされない
Domino Administrator Client では、クライアントの終了時に、複製するかどうかを自動的にユーザーに問うことは
ありません。ユーザーがローミングユーザーにアップグレード中の場合は、このことが問題となります。システム管
理者がユーザー ID をローミングへアップグレードする場合は、Notes Client または Designer Client を使用して
アップグレードを開始し、完了させてください。これによって、アップグレードが確実に行われます。アップグレード
が完了した後は、ローミングユーザーとして Administrator Client を問題なく使用できます。ただし、終了時に、
ローミングデータベースを複製するかどうか問われないので、注意が必要です。データベースは、いつでも手動で
複製することができます。
Associated SPRs:
VMAA5DUMD2
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03 トラブルシューティング
Client でのローミングユーザーのアップグレード時、接続文書が必要になる
Notes Client でローミングサーバーへのアクセスに接続文書が必要な場合は、Client を「ローミング」用にアップ
グレードできないことがあります。これは、Domino Server の名前が実際のコンピュータ名と異なる場合や、サー
バーが別のネットワークドメインにある場合に起こります。
さらに、異なるネットワークドライバを設定した複数の Notes Client がある場合、そのうちの 1 つのコンピュータか
らローミングサーバーに接続できないことがあります。たとえば、コンピュータ 1 は LAN0 を TCPIP に設定してい
て 、コンピュータ 2 は LAN0 を NETBIOS に設定している場合、ローミング用のアドレス帳 (names.nsf) がサー
バーに複製されたときに問題が発生することがあります。この例では、ネットワークアドレスが一方のコンピュータ
の設定の形式 ( names.nsf ファイルがサーバーに複製された方、つまり、TCPIP か NETBIOS のいずれか) を採
用するため、もう一方のコンピュータはローミングサーバーに接続できなくなります。
Associated SPRs:
TBOO5F7J8E
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03 トラブルシューティング
ID を切り替えた後にローミングするには、ローミング ID に戻さなければならない
ローミングユーザーが別の ID ファイルに切り替えて Notes を使用したあとに、ローミングユーザー ID ファイルに
切り替えないままで Notes を終了すると、ローミングデータに対して行った変更がサーバーに複製されません。
ローミングユーザー ID ファイルに切り替えて、サーバーに複製するまでは、ローカルデータベースに変更をローミ
ングすることはできません。
Associated SPRs:
PLOI53VN7Y
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03 トラブルシューティング
NNTP または IMAP インターネットアカウントを持つローミングユーザー
特定のインターネットアカウントを持つローミングユーザーに固有の問題があります。これを以下に示します。
NNTP
ローカルアドレス帳には、NNTP アカウント用のアカウント文書があります。このアカウント文書は、ローカルの
NNTP データベースと対応しています。アカウント文書はローミングアドレス帳に複製され、ユーザーと共に他の
マシンにローミングされますが、ローカルの NNTP データベースはローミングされません。このため、ユーザーが
他のマシンで NNTP アカウント文書を開き、[プロキシを開く] ボタンをクリックすると、「ファイルがありません:
<filename>.nsf」という正しいエラーメッセージが表示されます。NNTP アカウント文書は、ローカルの NNTP データ
ベースがあるオリジナルのマシンでのみ有効です。
INTERNET MAIL
ローカルアドレス帳には、送受信用のインターネットメールアカウントのためのアカウント文書があります。受信用
のインターネットメールアカウントのプロトコルが IMAP の場合は、このアカウント文書はローカルの IMAP データ
ベースとローカルの mail.box/smtp.box ファイルに対応しています。アカウント文書はローミングアドレス帳に複製
され、ユーザーと共に他のマシンにローミングされますが、ローカルの IMAP ファイルはローミングされません。こ
のため、ユーザーが他のマシンで IMAP アカウント文書を開き、[プロキシを開く] ボタンをクリックすると、「ファイ
ルがありません: <filename>.nsf」という正しいエラーメッセージが表示されます。また、ユーザーがレプリケータ
ページを開くと、[インターネットメールの受信] というエントリが表示されます。複製するローカルのデータベース
がないので、この行の状態は常に「サーバーが応答しません」になります。IMAP アカウント文書は、ローカルの
IMAPデータベースがあるオリジナルのマシンでのみ有効です。
Associated SPRs:
TBOO4X9P7A; PLOI57PT2N
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03 トラブルシューティング
Win95/98 オペレーティングシステムにおけるデータディレクトリのクリーンアップ
オペレーティングシステムが Windows 95/98 の場合、ローミングユーザーのクリーンアップルーチンは W32 の場
合と異なります。データディレクトリと「削除する」ファイルは、別の Windows ユーザーがログインし、Notes を起動
するまで残っています。Notes を起動するときに (アプリケーションにログインする前に)、前のユーザーのデータ
ディレクトリと「削除する」ファイルが削除されます。
「遅延」クリーンアップオプションが適用されているデータディレクトリは同じようにローカルドライブから削除されま
すが、削除は適切な遅延時間が経過するまで行わないことに注意してください。
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03 トラブルシューティング
Windows 95/98 のみ: クリーンアップ機能を使用しない
Windows 95/98 プラットフォームにおいて、ローミングユーザーの自動クリーンアップ処理は自動的に実行されま
せん。これは既知の問題で、文書化されています。Notes のマルチユーザーバージョンがインストールされている
とき、保留ファイルを検出して削除するクリーンアップ機能は次のユーザーによる Notes の起動の影響を受けま
す。
しかし、あるユーザーが Notes (後で削除するファイルを保留してある) を終了し、PC を共用している次のユー
ザーが Notes にログインする前に Notes を再起動したときに問題が発生します。セットアップ処理で不正にローミ
ングユーザーファイルが Notes プログラムディレクトリにコピーされてしまい、この PC を使用するすべての Notes
ユーザーに問題が起こります。
対策:
ユーザーが Notes を終了した後、データディレクトリと関連する .cln ファイルを手動で削除します。これら 2 つの
項目はマルチユーザープロファイル構成にあります。これらの項目を正しく削除するには、管理者に問い合わせ
てください。
メモ: 後でクリーンアップするユーザーのデータは、ファイルの削除の有効期限が切れるまで削除されません。
Associated SPRs:
DMAS5J7QWW
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03 トラブルシューティング
「サーバーにデータを送信しますか? .」 ダイアログボックスの [キャンセル] ボタン
Notes を終了するときの一連のイベントによって、「 サーバーにデータを送信しますか? (サーバーの更新とローカ
ルデータベースの更新)」とたずねるダイアログボックスの [キャンセル] ボタンが利用できる場合とできない場合
があります。また、このダイアログボックスが表示されると、ワークスペースの背景が灰色になる場合があります。
これらの動作は、Notes アプリケーションの終了処理が中断されると発生する可能性があります。アプリケーショ
ンの終了ルーチンで [キャンセル] オプションを実行すると問題が発生する可能性があるため、表示されないので
す。
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03 トラブルシューティング
クリーンアップを求める「プロンプト」のダイアログボックスの表示順序の変更
ユーザーのロケーションとレプリケーションのオプションである [Notes を起動したときに複製する:] を [複製前に確認
する] に設定し、ユーザーがプロンプトのダイアログボックスで [いいえ] を選択した場合、Notes を終了するとプロ
ンプトのダイアログボックスが異なる順序で表示される可能性があります。
ローミングユーザーは Notes セッション中に最低 1 回はレプリケータを実行すると想定されています。 上記の状
況が発生すると、クリーンアップを求めるダイアログボックスが「サーバーにデータを送信しますか? (サーバーの
更新とローカルデータベースの更新)」とたずねるダイアログボックスの前に表示されます。
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03 トラブルシューティング
データベースを開かないと、ローミングしたときにブックマークリストにアイコンが表示されない
データベースにブックマークして、新しいシステムにローミングする場合、変更を新しいマシンに複製する前にまず
データベースを開かないと、ブックマークリストにデータベースアイコンが表示されません。 この場合でもデータ
ベース名は表示されていて、新しいマシン上で一度データベースを開くと、アイコンが正しく表示されます。
Associated SPRs:
DPAT549QHZ
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03 トラブルシューティング
パススルーサーバー経由のローミングのアップグレード
パススルーサーバー経由でローミングサーバーにアクセスを設定したクライアントでは、ローミングユーザーの
アップグレードはサポートされていません。その設定でローミングアップグレードを開始すると、Notes Client に
ローミングのアップグレードを求めるプロンプトが表示されます。このコンピュータでの設定の問題を回避するに
は、更新を中止しなければなりません。ローミングサーバーに直接アクセスしている他の Notes Client 上では、正
常にアップグレードされます。
Associated SPRs:
TFLO5F9TQ8
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03 トラブルシューティング
ユーザープロフィールがない場合、間違ったデータが指し示される
Windows 98/95 でマルチユーザー Notes Client を使用するには、「ユーザープロフィール」を有効にする必要が
あります。「ユーザープロフィール」が有効になっていない場合、または Windows の個人設定が保持されない場
合は、ユーザーの Notes データディレクトリの場所に関する問題が発生することがあります。
マルチユーザーが PC にログオンして Notes を起動しようとすると、別のユーザー ID を求めるプロンプトが表示
されます。この問題については、サポート技術情報を参照してください。 次の技術情報では、この問題の解決方
法について説明しています。
技術情報 V601: Multi-User: Bad Data Pointers when No User Profiles in Windows 9x を参照してください。
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03 トラブルシューティング
レプリケーションを「オフ」にするとクリーンアップについてのメッセージが繰り返し表示される
これは [クリーンアップ時にプロンプトを表示] を選択したときにのみ適用されます。レプリケーションをオフにし
て、Notes を終了し、「ローミングサーバーとの複製が失敗しました。 スケジュールされた削除をやめますか?」と
表示されたダイアログボックスで [キャンセル] を選択すると、同じメッセージが再び表示されます。
Associated SPRs:
PLOI5CWS5V
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザー 「起動時の複製に関する注意事項」
それぞれのユーザーのロケーション文書には、Notes の起動時に複製を行うか行わないかを切り替えるオプショ
ンがあります (フィールドセクション名は [Notes を起動したときに複製する:] です)。このオプションを切り替える以外
に、Notes の起動時に複製するかをたずねるプロンプトを表示し、選択することもできます。表示されるダイアログ
ボックスで、ユーザーは複製する ([はい] を選択)、または複製しない([いいえ]を選択)します。ローミングユー
ザーである場合は、これらのオプションに関する以下の重要な「推奨事項」に注意を払ってください。
推奨事項
Notes の起動時にレプリケーションを開始するかをたずねるプロンプトのダイアログボックスが表示された場
合、「いいえ」を選択することはお勧めできません。
z
z
Notes の起動時にレプリケータを開始することを選んだ場合は、複製処理の実行中に Notes を終了しないで
ください。
Notes の起動時に複製を開始しない場合は、次のことが起こります。
1. そのセッションの Notes を起動した後で、複製を開始した場合、クリーンアップ機能のプロンプトを (終了
時に) 表示するダイアログボックスが異なる順番で表示されることが多くなります。たとえば、クリーンアッ
プ時にプロンプトを表示すように設定しているユーザーの場合、サーバーにデータを送信するプロンプト
が表示される前にデータのクリーンアップを求めるメッセージが表示されることがあります。
2. ユーザーが (データをクリーンアップしないように選択して) Notes を終了し、続けてすぐに Notes を再起
動した場合、最終的に Notes を終了して [Send data to the server.] で [はい] を選択すると、致命的な
エラーとなることがあります。この致命的なエラーは「プログラムを呼び出せません」と表示され、エラーダ
イアログボックスで [OK] をクリックすると Notes が閉じます。これは単にエラーが出たというだけの状況
であるはずですが、このエラーが表示される前にデータのクリーンアップを確認している場合、ユーザー
はデータを失った可能性があります。
この問題を回避するには、Notes を起動したら、何か作業を行う前に (ブックマークアイコンから) レプリ
ケータページを開きます。これにより、レプリケータページがリセットされ、後でエラーメッセージが発生す
る可能性がなくなります。レプリケータページは、Notes デスクトップ上で閉じても開いたままにしてもかま
いません。
Associated SPRs:
DMAS5GVTT4
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザー: 6.5 以前の Notes Client でのワークプレース
Notes のワークプレース機能は、Notes/Domino 6.5 環境でのみサポートされています。ローミングユーザーが異
なるバージョンの Notes Client を使用しているときは、6.5 以前の Notes Client ではワークプレースは表示されま
せん。その代わり、これらの Notes Client には、デフォルトの Welcome ページである [ベーシック] が表示されま
す。
また、ローミングユーザーが 6.5 以前の Client を使用した後で Notes Client 6.5 を起動すると、ワークプレースは
自動的には表示されません。ワークプレースを正しく表示するには、ユーザーはベーシックからワークプレースに
Welcome ページを切り替える必要があります。複数のバージョンが混在している構成で作業を続ける限り、毎回、
この表示の問題が発生することに注意してください。ローミングユーザーは、同じバージョンの Notes Client を使
用することをお勧めします。
Associated SPRs:
TBOO5QSMS8
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーと IM サーバー接続: 同時に複数の接続はできない
ローミングユーザーおよび複数のマシンを持つユーザーは、Sametime サーバーへは、一度に 1 台のマシンから
の接続のみ可能です。2 番目のマシンにログオンしようとすると、他のマシンからユーザーがログオフされます。
Associated SPRs:
TBOO5MRKY5
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーにはセットアップポリシーは適用されない
ローミングユーザーには、セットアップポリシーはサポートされません。セットアップポリシーを割り当てられたロー
ミングユーザーが新規クライアントをセットアップすると、ほとんどのポリシー設定がクライアントには表示されませ
ん。このようなことが発生するのは、ポリシー設定はクライアントセットアップの最後にクライアントにコピーされ、そ
の後でローミングデータベースが複製されるからです。ポリシー設定の大部分はローミングデータベースに保存さ
れているので、既存のローミングデータベースを複製すると、新たにコピーしたポリシー設定が上書きされてしま
います。
ローミングユーザーのこの問題を回避するには、セットアップポリシーとすべて同じフィールドを含むデスクトップ
ポリシーを使用します。
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのアップグレード: ユーザーが実行しないと [進行中] のままになる
システム管理者がローミングユーザーへのアップグレードを開始すると、ユーザーのローミング状態 (ユーザー文
書の [ローミング] タブの [ローミングを使用] フィールド) が [進行中] に変更されます。ユーザーが少なくとも 1
つの Notes Client をローミングにアップグレードすると、この状態は自動的に [はい] に更新されます。しかし、
ユーザーがどの Notes Client もアップグレードしないときは、状態は [進行中] のままとなります。ローミング状態
を変更する方法として、次の 2 つがあります。
1. 新規 Notes Client のインストールとクライアントのセットアッププロセスの実行をユーザーに依頼する : ユー
ザーが新しい Notes Client をシステムにインストールし、Client を起動してセットアップを開始すると、セット
アップの最後の手順で、ローミングへのアップグレードを求められます。この時点で、ユーザーは [はい] を選
択する必要があります。[はい] を選択すると、アップグレードプロセスが続行し、ローミング状態が [はい] に
更新されます。この方法の短所として、ユーザーは、ブックマークの再作成、個人アドレス帳の再生成、他の
Notes Client で行ったすべてのユーザープリファレンスの再設定を行わなければなりません。しかし、これら
の設定を回復した後は、ユーザーの他の Notes Client へのローミングが可能になります。
2. システム管理者がローミングのダウングレードを開始し、再びローミングへのアップグレードを開始する : シ
ステム管理者がローミングユーザーのダウングレードを開始すると、ユーザーのローミング状態は [いいえ]
に変更されます。そして、システム管理者がこのユーザーに対しローミングへのアップグレードを開始すると、
ローミング状態は [進行中] に設定されます。ユーザーがアップグレードの要求を受け入れると、ローミング状
態は [はい] に変更されます。
Associated SPRs:
CMCY5K6N37
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのアップグレード、IM および Macintosh: 最初に W32 でのアップグレード
が必要
Notes 6.5 の時点で、ユーザーが Notes Clinet 内で Sametime を使用するための設定を可能にする新しい [
Instant Messaging のセットアップ] ダイアログがクライアントセットアップに追加されました。この機能は Macintosh
では互換性がないため、このダイアログは Macintosh では表示されず、すべての UI は非表示となります。ローミ
ングユーザーのアップグレードでは、次に示すように、これが問題となることもあります。
z
z
z
z
z
通常のユーザーは、2 つ (または、それ以上) の Notes Client 持っている。つまり、1 つは W32 で、もう 1 つ
は Macintosh である。
ユーザーは W32 Client で Instant Messaging を設定している。これにより、ロケーション文書に Sametime
サーバーが反映され、[IM] タブにすべての設定が表示される。
システム管理者が、ローミングへのアップグレードを開始する。
ユーザーが、Macintosh システムで、ローミングする最初のマシンとしてアップグレードを開始する。これによ
り、このシステムのローカルの names.nsf がローミングアドレス帳になる。
ユーザーが、W32 システムでローミングへのアップグレードを開始する。これにより、 Instant Messaging のす
べての設定が消去される。Sametime サーバーフィールドは空になり、[IM] タブのすべてのフィールドにはデ
フォルト値が表示される。
Macintosh では Instant Messaging が設定されていないため、このような問題が発生します。ユーザーが最初に
Mac でアップグレードしたため、このファイルがローミングデータベースになり、W32 システムでの複製の際にす
べての設定が消去されます。
これを回避するには、ユーザーが最初に W32 システムでローミングへのアップグレードを開始する必要がありま
す。この方法によって、ローミングデータベース用の Instant Messaging のすべての設定がそのまま保持されま
す。すべてのデータはそのまま保持されますが、Macintosh では非表示になります。
Associated SPRs:
TBOO5N2LRX
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのクライアントセットアップ - 「接続が拒否されました」というメッセージ
ローミングユーザーが新規クライアントのセットアップを行うとき、Domino Server が接続のために追加情報を必
要とする場合に、「接続が拒否されました。要求したサーバーは x.xx.xxx.xxx ですが <servername/domain> に接続しようと
しました」というエラーを受け取ることがあります。この場合、メッセージ内のサーバーの IP アドレスは正しいので
すが、エラーが発生しています。メッセージに対して [OK] をクリックすると、これ以上のエラーは表示されずにセッ
トアップが完了します。
Associated SPRs:
PLOI58ERTS
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのクライアントセットアップでサーバーへの接続文書が必要な場合
ローミングサーバーへアクセスするために Notes Client に接続文書が必要なとき、新規クライアントのセットアッ
プ時にユーザーが複製のエラーメッセージを受け取ることがあります。特に、ユーザーがデフォルトのロケーショ
ンを選択したときに、次のメッセージが表示されます。
z
z
接続が拒否されました。要求したサーバーは x.xx.xxx.xxx ですが <servername/domain> に接続しようとしました。
サーバーが応答しません。サーバーがダウンしているか、ネットワークに問題が発生している可能性があります。こ
の問題が続く場合は、システム管理者に連絡してください。
どちらのメッセージの場合も、[OK] をクリックすると、セットアップが完了します。
また、起動時の複製が失敗し、同じエラーが表示されることもあります。この場合は、メールファイルを開き、レプ
リケータページを表示し、[複製の開始] ボタンをクリックして手動でデータベースを複製します。これ以降は、複製
は正しく実行されます。これは、新規クライアントのセットアップ時に一度だけ起こる問題です。
この問題を回避するには、クライアントのセットアップ時に、Domino Server 名の代わりに、Domino Server の IP
アドレスを入力します。これによって、ユーザーのサーバーがクライアントに対してより明確に示されます。
Associated SPRs:
TBOO5MHKRG
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのクライアントセットアップと Instant Messaging の設定
Notes 6.5 の時点で、ユーザーが Notes Clinet 内で Instant Messaging を使用するための設定を可能にする 新し
い [Instant Messaging のセットアップ] ダイアログがクライアントのセットアップに追加されました。新規登録された
ローミングユーザーが最初の Notes Client のインストールとセットアップを行うときに、[Instant Messaging のセッ
トアップ] ダイアログが表示されます。また、ローミングユーザーが既存の Notes Client をアップグレードするとき
も、このダイアログが表示されます。
しかし、ローミングユーザーが新規クライアントのインストールとセットアップを行うときは、このダイアログは表示さ
れません。ユーザーの Instant Messaging のセットアップは個人アドレス帳に従ってローミングされるので、これは
正しい動作です。この場合は [追加のオプション] ダイアログが表示されないのと同様に、[Instant Messaging の
セットアップ] ダイアログも表示されません。
Associated SPRs:
TBOO5M4LVS
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのダウングレード時にレプリケータページからデータベースが削除されな
い
ローミングユーザーのダウングレード時に、ユーザーのレプリケータページからローミングデータベースを削除す
ることに失敗するケースがあります。この場合、データベースはサーバーから削除されているので、これらのデー
タベースの複製は失敗します。この問題を回避するには、レプリケータページからエントリを削除してください。ま
た、ユーザーがレプリケータページに他のデータベースを持たないときは、ロケーション文書を編集して、起動時と
終了時に複製を行う機能を無効にすることもできます。
この問題は、ユーザーが Notes Client をローミングユーザーとして設定し、その後、ローミングからダウングレー
ドするときに発生するようです。ユーザーが Notes Client でローミングにアップグレードした場合は、レプリケータ
ページからローミングデータベースが正しく削除されます。
Associated SPRs:
TBOO5J9JVG
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーのプリファレンスの中には Notes の再起動が必要なものがあります
ローミングユーザがユーザープリファレンスを変更したが、異なるシステムへローミングしたときに変更が反映され
ていない場合は、変更を有効にするために Notes を終了し、再起動してください。
Associated SPRs:
DPAT54ESAH
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーの名前の変更により、名前の変更の承諾が繰り返し発生
この問題は、ローミングユーザーが、[名前の変更の受け入れ] ダイアログボックスで [はい] を選択すると発生し
ます。次にこのサーバー認証を試みると、再び [名前の変更の受け入れ] ダイアログボックスが表示されます。
Associated SPRs:
PHEY5E6GNW
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーは個人アドレス帳の設計を置換する必要がある
ローミングユーザーが Notes Client を新しいリリースにアップグレードしたときは、個人アドレス帳データベースの
設計を置換する必要があります。データベースの設計にはいくつかの変更点があり、これらは自動的には更新さ
れません。
特に、Notes 6.5 では、ユーザーが Notes Clinet 内で Instant Messaging を使用するための設定を可能にする新
しい [Instant Messaging のセットアップ] ダイアログがクライアントセットアップに追加されました。新規登録された
クライアントユーザーが最初の Notes Client のインストールとセットアップを行うときに、[Instant Messaging のセッ
トアップ] ダイアログが表示されます。また、ローミングユーザーが既存の Notes Client をアップグレードするとき
も、このダイアログが表示されます。このダイアログでセットアップした IM 設定の内容は、個人アドレス帳のロ
ケーション文書内の [Instant Messaging] タブに保存されます。この新規タブを表示するために、ユーザーは個人
アドレス帳データベースの設計を置換する必要があります。
Associated SPRs:
TBOO5MRGUR
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーは名前の変更の受け入れに一貫して返答する必要があります
ローミングユーザーの名前の変更がローミングシステム上で受け入れられた後、ローミングユーザーがすでに
ローミングしているすべてのシステムにおいて、名前の変更を受け入れるかをたずねられたときには、同じように
返答しなければなりません。同じように返答しないと、名前の変更を受け入れなかったシステムからデータベース
やサーバーへアクセスできなくなります。
Associated SPRs:
BLON5A9LH6; DPAT53EMFC
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03 トラブルシューティング
ローミングユーザーを Domino ディレクトリから削除するときの Adminp 要求エラー
ローミングユーザーを Domino ディレクトリから削除するときに、システム管理要求の「削除するレプリカ情報の取
得」が、次のエラーによって失敗することがあります。これは、通知されると共に、システム管理要求データベースの
[エラー\...別エラー] ビューにも表示されます。
アクション:
削除するレプリカ情報の取得
アクションの動作場所:
<username>/<domain>
アクションの要求者:
<username>/<domain>
要求を受けるサーバー:
<servername>/<domain>
開始時間:
08:14:30 AM 12/18/2002
終了時間:
08:14:30 AM 12/18/2002
処理するデータベース:
None
Errors: Title: File name: ROAMING\<user roaming directory>\journal .nsf; Error: The mail file specified for this person in
the Domino Directory does not exist on this server .
このエラーは、ローミングユーザーの個人ジャーナルデータベース (journal.nsf) が「存在しない」場合に発生しま
す。もう一度実行しても、同じエラーで失敗します。この場合は、[ビューから削除] ボタンをクリックして、ビューか
ら無効なエラーを削除してください。
Associated SPRs:
TBOO5GPPRZ
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03 トラブルシューティング
ローミングをダウングレードしても起動時と終了時の複製は有効のまま残る
ローミングユーザーから非ローミングユーザーにダウングレードしても、Notes Client の起動時と終了時の複製機
能は有効になったままです。ユーザーのレプリケータページにデータベースがない場合も同様です。
これを修正するには、ロケーション文書を編集し、起動時と終了時の複製機能を無効にしてください。この修正後
には、Notes Client の終了時にサーバーへの複製の更新を求めるプロンプトは表示されなくなります。
Associated SPRs:
TBOO5FELEP
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03 トラブルシューティング
最初のローミングで Welcome ページのジャーナルを設定する際のエラー
ローミングユーザーの Welcome ページに個人アドレス帳以外に個人ジャーナルやローミングデータがある場合
は、新しいマシンに初めてローミングすると、次のエラーが表示されます。
「データベースは初期化していません。メニューの [ファイル - 複製 - 更新] で初期化してください。」
これは、必要なローミングデータベースである names.nsf と bookmark.nsf のみが、新しいマシンにローミングする
ときにフォアグラウンドで複製されるためです。データベースの複製後に、Notes を終了して再起動すると、データ
ベースの内容が Welcome ページに正しく表示されます。
Associated SPRs:
DPAT4SNM92
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03 トラブルシューティング
複数プラットフォームでのローミングユーザーとワークプレース
異種プラットフォーム (W32 と Macintosh) に複数の Notes Client を持つローミングユーザーは、ワークプレース
機能について、次の点を考慮する必要があります。
z
ランチャー: ローミングユーザーが W32 アプリケーションをランチャーに配置したとき、Macintosh ではこれら
のアプリケーションにアクセスできません (この逆も、同様です)。これには、両方のシステムにインストールさ
れているアプリケーション (例: Internet Explorer) も含まれます。ユーザーが、アクセスできないアプリケー
ションをランチャーでクリックすると、「プログラムの起動ができません」というメッセージが表示されます。
z
コンタクトリスト: ローミングユーザーが W32 Notes Client で Instant Messaging を有効にしている場合、この
機能は Macintosh ではサポートされていないことに注意が必要です。このため、ユーザーの Macintosh
Client では、Instant Messaging に関するものはすべて非表示になります。ワークプレースに関しては、コンタ
クトリストは W32 システムでは表示されますが、Macintosh システムでは表示されません。
z
異種環境では、ローミングユーザーはインターネットブラウザの選択に注意が必要 : ローミングユーザーとブ
ラウザのオプションの詳細については、「トラブルシューティング」の「クライアントの問題」の「プラットフォーム
間の問題: [Notes と Internet Explorer] ブラウザ」を参照してください。
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03 トラブルシューティング
複製の設定を無効にしてローミングすると設定が再び有効になってしまう
ローミングを開始、終了する際のレプリケーションの設定を無効にしても、新しいマシンに初めてローミングする
と、Notes はレプリケーションの設定をリセットしてしまいます。これは、新しいシステムにローミングするときに
データの整合性を保証するためです。そのシステム上でセットアップが完了した後、すでにセットアップされている
任意のシステムへローミングするように複製の設定を変更することができます。
Associated SPRs:
DPAT5D3Q7F
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03 トラブルシューティング
デュアルプラットフォーム (Notes Client と Web) イベントのコードを印刷する場合の問題
新しいデュアルプラットフォームイベントモデルを使用すると、Notes と Web で実行されるアプリケーションの同じ
イベントに対して別々の種類のコードをプログラムできます (たとえば、ボタンの [Click] イベントによって Notes
Client では Client LotusScript が実行され、Web では Web JavaScript が実行されるようにするなど)。
プログラムペインからコードを印刷する際に、このデュアルプラットフォームコーディング機能は考慮されません。
たとえば、Notes Client では LotusScript を実行し、Web では JavaScript を実行するように、ボタンの [Click] イ
ベントのコードを作成した場合、コードを印刷する ([すべてのオブジェクト] - [すべての言語] を選択して) と、
LotusScript だけが印刷されます。
対策
Web 用のコードを選択して、現在のセクション ([現在の選択] を選択) を印刷します。
Associated SPRs:
BMGH4UTPRG
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03 トラブルシューティング
Internet Explorer で複数ページのメールが正しく印刷されない
Internet Explorer 5.5 から複数ページのメールメッセージを印刷すると、最初のページしか印刷されません。
Microsoft パッチ Q810847 でこの問題は修正されます。
Associated SPRs:
PGUA5KDLRW
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03 トラブルシューティング
SPARC - 検索が正しくないビュー ID を返す
サイト検索: SPARC 上でブラウザから検索すると、URL に正しくない ビュー ID が返されます。
Associated SPRs:
MAHN4MBJ7X
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03 トラブルシューティング
添付ファイルの全文索引の作成が失敗することがある
WEB テーブルを含む AmiPro 添付ファイルや Lotus 1-2-3 添付ファイルは、全文索引が作成されないために内
容を検索できないことがあります。
Associated SPRs:
SRIO4VRLTP
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03 トラブルシューティング
HTML 添付ファイルのテキストの検索が失敗する
HTML 添付ファイルやファイルの 3 分の 1 は、索引が正しく作成されません。検索結果には検索文字列を持つ文
書の一部しか含まれていない可能性があります。
Associated SPRs:
RGON4TRSBA
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03 トラブルシューティング
複数のアップグレードを行ったあとは、ヘルプに新しい全文索引が必要になることがある
旧バージョンのヘルプデータベースで [検索] ボタンをクリックしたことがある場合、Domino 6 にアップグレードし
て以前のヘルプデータベースを上書きすると、次にヘルプを開いて [検索] ボタンをクリックしたときに、「全文索
引は再構築が必要です」というエラーメッセージが表示されることがあります。
索引を再構築するには、次のように操作します。
1. [OK] をクリックして、エラーメッセージダイアログボックスを閉じます。
2. ヘルプの検索ビューを開いたまま、検索バーの右端にある黒い小さな三角形をクリックしてオプションを表示
します。
3. [索引の更新] ボタン をクリックし、次に表示されるダイアログボックスで [OK] をクリックします ([索引の更新]
ボタンが表示されていない場合は、ヘルプウィンドウを最大化すると表示されます)。
4. 索引作成が終了したことを知らせるメッセージがステータスバー表示され、検索バーにある丸が緑に変わり、
その横に「索引済み」という語が表示されてから、検索が開始されます。
Associated SPRs:
DMAS4JZN25
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03 トラブルシューティング
全文検索とドメイン検索
Domino 6 を導入する場合は、データベースとドメインの索引を再構築することをお勧めします。再構築の手順は
次のとおりです。
データベースの索引の場合は、サーバーコンソールで次のように入力します。
load updall -x
ドメインの索引の場合は、サーバーコンソールで次のように入力します。
tell domidx quit
load domidx -d
load domidx
restart server
ローカルクライアントの全文索引の場合は、次のように操作します。
[ファイル] - [データベース] - [プロパティ] の[全文検索] タブで索引を削除します。
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03 トラブルシューティング
レポートが実行されない場合は、reports.nsf の全文索引を作成すること
定期レポートまたは 1 回限りのレポートが実行されない場合は、reports.nsf の全文索引を手動で作成してくださ
い。全文索引を作成する際はデフォルトの設定を使用します。
Associated SPRs:
KBRE56AQ3H
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03 トラブルシューティング
DBCS のインターネットメールメッセージを全文検索する
MIME 形式で保存されているメッセージで 2 行以上にわたる DBCS テキストを検索すると、インターネットメール
メッセージの全文検索が正常に機能しないことがあります。SBCS のテキストを検索する場合は問題は発生しま
せん。この問題は、[あいまい検索] オプションを有効にすると回避できます。
Associated SPRs:
ASHH58MBEW
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03 トラブルシューティング
Macintosh - Macintosh プラットフォームでドメイン検索を終了するには
Macintosh プラットフォームで、実行中のドメイン検索を終了するには、システムコントロールキーの [コマンド
(アップル)] + [ . (ピリオド)] を使用します。
Associated SPRs:
SRIO482J9J
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03 トラブルシューティング
Macintosh - 添付ファイルの下線表示による検索ハイライト表示
全文検索結果が含まれている添付ファイルのアイコンは、色の付いた下線でハイライト表示されます。このハイラ
イト表示は見にくいことがあります。
Associated SPRs:
DMAS48VNKL
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03 トラブルシューティング
Macintosh: 全文検索のハイライト表示は、開いている文書からは印刷されない
Macintosh では、全文検索のハイライト表示は、ハイライト表示された状態では印刷されません。ビューから文書
を印刷すると、検索文字列がハイライト表示されます。
Associated SPRs:
DMAS5E7LFH
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03 トラブルシューティング
[検索条件の追加] の検索条件トークンを削除する場合の問題
Designer に問題があるため、検索バーで検索条件のトークンを削除すると、Notes Client がクラッシュすることが
あります。トークンの削除は特定の方法で行う必要があります。
対策
「シンプルアクション」のトークンの削除については、「Designer でのプログラミングに関する問題」を参照してくださ
い。
Associated SPRs:
GCUN5E4VAB
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03 トラブルシューティング
ローカルクライアント上で全文索引を再構築する
ローカルクライアント上の、レプリカでないデータベースの場合、全文索引を削除してから作成し直します。これを
行うには、対象データベースに対して、[データベースのプロパティ] - [全文検索] タブを開いて、[索引の削除] ボ
タンをクリックします。次に、[索引の作成] ボタンを使用して再作成します。索引の設定は記憶されます。
有効な「レプリカ」であるデータベースに全文索引が付いている場合は、複製プロセスが自動的に全文索引を再
作成します。
Notes をシャットダウンすると全文索引作成プロセスが終了することに注意してください。
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03 トラブルシューティング
検索条件のトラブルシューティングと制限事項
Notes/Domino 6 の全文検索に関する問題は次のとおりです。
z
NOT 検索条件は、正しい形式で記述する必要があります。次の例では、NOT (!) 演算子が無視されます。
正しくない形式: [body] ! director
この検索条件の正しい形式は、NOT ([body] contains (director)) です。
z
アドレス帳データベースで検索する場合に問題が発生することがあります。A から F までの 1 文字を付けた
ワイルドカードオプションを使用して、フィールドによる検索を実行すると、有効な検索結果の一部しか返され
ないことがあります。これは、検索エンジンソフトウェアの制限事項です。
例: FIELD lastname CONTAINS A*
対策
ワイルドカード文字 (*) の前に付ける文字の数を 2 文字に増やします。
z
「条件」と任意の文字列の間にスペースを入力しないで検索条件を作成すると、「検索条件が理解できませ
ん」というエラーが表示されます。検索エンジンは、検索文字列と演算子記号の間にスペースを入れずに演
算子記号 (!&,|) を使用した検索条件を処理できます。ただし、テキスト文字列の代わりに検索条件トークンを
使用する場合、検索条件では、演算子記号とそれに続くテキスト文字列の間にスペースが必要となります。
対策
検索条件の構成要素の間にスペースを入れます。
z
検索条件を次のような形式で記述すると文書は検索されません。 word1.<space>word2 (<space> は、スペー
スバーを押したことを意味します)
対策
次のように検索条件を二重引用符で囲みます。 "word1.<space>word2"
z
検索条件が複雑な場合、ACCRUE 演算子は失敗します。検索条件に追加の検索要素が含まれていると、
ACCRUE 演算子は正しい関連性による順序を返しません。これは、検索エンジンの制限事項です。検索エン
ジンは、カッコによる優先指定を無視します。
問題のある検索条件の例: (word1) AND (word2 ACCRUE word3 ACCRUE word4 ACCRUE word5)
z
検索エンジンは、Macintosh 10000 コー ページをサポートしていません。
Associated SPRs:
DMAS4C5J5G; GJEL4DADC5; JHMN594FMW; KCHL5AE6G5; SRIO47KPL5; DMAS47TRE4
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03 トラブルシューティング
サイト検索 - 全文索引を再作成する場合の問題
サイト検索の範囲設定に含まれているデータベースが旧バージョンのものである場合、[サイト検索] データベー
スの全文索引ではそのデータベースの索引が作成されないことがあります。
この問題を解決するには、旧バージョンのデータベースを圧縮して、[サイト検索] の全文索引を再作成します。
データベースを「圧縮」するには、目的のデータベースの [データベースのプロパティ] ダイアログを開いて [情報]
タブを選択し、[圧縮] ボタンをクリックします。
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03 トラブルシューティング
文書を開いたままにすると検索結果が消去されない
データベース内の文書を開いたままにしてデータベースを閉じると、再び開いたときに検索結果が消去されずに
残っています。ソートオプションを [現在のソート方法の維持] または [すべての文書] に設定していると、この現
象が起きます。
この問題は、サーバーデータベースの全文検索の場合にのみ発生します。
Associated SPRs:
DMAS4M7JUK
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03 トラブルシューティング
ブラウザから検索したときに「検索結果文書が見つかりません」というメッセージが返される
Domino ディレクトリなどのデータベースを Web ブラウザから検索した (names.nsf を直接参照するか、
webamin.nsf を介して) ときに、[検索] ボタン (下の図の赤枠で囲まれているボタン) が機能していないように思わ
れることがあります。
結果が返されることがわかっている値をフィールドに入力したのに、次のようなメッセージが表示されたとします。
「検索結果文書が見つかりません」
この場合、データベースの全文索引が作成されていないことが考えられます。
[クイック検索] ボタン (上の図のもう一方のボタン) は、データベースの全文索引が作成されていなくても機能しま
す。
Associated SPRs:
KBRE5BWPEK
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03 トラブルシューティング
reports.nsf の全文索引が作成されている場合のレポートでの Notes エラー
レポートデータベース (reports.nsf) に全文索引が作成されている場合、管理者が 1 回限りのレポート ([レポート
タスクの実行] を「1回」に設定する) を実行すると、次の 2 つのいずれかの動作が確認されます。「Notes エラー:
文書が見つかりません。」などのエラーメッセージ、あるいは空白や不完全な結果が表示されます。これを回避す
るには、データベースの索引を削除するか、Domino Web Administrator からレポートを実行してください。スケ
ジュールされたレポートへの影響はありません。
Associated SPRs:
LMIR5HUVX9
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03 トラブルシューティング
Web からの「現在の順序を使う」検索は、誤った結果を返す
ビューの検索で「&SearchOrder=4」を指定すると、予期しない結果が返ります。以下の場合に不正な結果が表示
されます。
z
z
「&start」引数が「1」以外である。
検索した文書が表示できる文書数より多い。表示される文書数は以下のいずれかの条件で管理されてい
る。
- URL の「&count」引数
- Web サイト用に設定した [デフォルトの検索結果数]
- Web サイト用に設定した [最大検索結果数]
例:
「mydb.nsf」には、「cat」という語を含む文書が 10 個で、「dog」を含む文書が 20 個の「animals」ビューがあるとし
ます。Web サイトである「mysite.com」は、[デフォルトの検索結果数] が 5 で、[最大検索結果数] が 15 に設定さ
れています。
以下の URL は正しい結果を返します。
http://mysite.com/mydb.nsf/animals?SearchView&Query=cat&SearchMax=0
z
以下の URL は誤った結果を返します。
z
http://mysite.com/mydb.nsf/animals?SearchView&query=cat ( [デフォルトの検索結果数] の 5 は検索結果
数より小さい)
z
http://mysite.com/mydb.nsf/animals?SearchView&query=cat&SearchMax=0&Start=4 (開始引数が 1 ではな
い)
z
http://mysite.com/mydb.nsf/animals?SearchView&query=dog&SearchMax=0 ( [最大検索結果数] の 15 は
検索結果数の 20 より小さい)
対策
「&SearchOrder=4」を使用する場合、以下を参考にしてください。
z
「&Count」または「&Start」を指定しない。
z
「&SearchMax=0」を指定する。Web サイトのために設定された [デフォルトの検索結果数] を上書きする。
z
Web サイトの [最大検索結果数] を大きい値に設定する。
Associated SPRs:
BFRD4XLMHK
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03 トラブルシューティング
Macintosh - ステータスバーで接続のステータスが消去されない
予定された複製をMac 上で X.PC を介して実行しているときに、接続が切断されたあともステータスバーにステー
タス情報が残ります。
複製が完了して接続が切断されたあと、ステータスバーには「Modem port: xxxxx bits per second connection
established」というテキストが表示されたままになります。
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03 トラブルシューティング
複製の設定でのしきい値の変更は現在のロケーションに適用される
Notes Client のセットアップ時に、[追加のサービス] ダイアログで [メールの送受信での複製の設定] を選択する
と、複製スケジュールを選択する前に、送信メールメッセージの送信のために最初に入力したしきい値がすべて
のロケーション文書に保存されます。複製スケジュールを入力したあとにしきい値を変更した場合、変更後の新し
いしきい値は現在のロケーション文書にしか表示されません。新しいしきい値を別のロケーション文書に表示する
には、目的のロケーション文書を編集して変更します。
Associated SPRs:
TBOO4YYRRE
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03 トラブルシューティング
Domino 6 と Domino R4.67a の間で ADMIN4.NTF を複製する
Domino 6 Server と Domino R4.67a Server の間で [システム管理要求] データベーステンプレート
(ADMIN4.NTF) を複製しているときに、ログファイルに次のエラーが表示されます。
「Unable to store document in feyd1/Robco admin4.ntf (NoteID = 318) from admin4.ntf (NoteID = 318): Field is
too large (32K) or View's column & selection formulas are too large」
このエラーメッセージは無視してかまいません。複製は、それぞれのサーバー上の ADMIN4.NSF の間で正常に
行われています。
Associated SPRs:
RWIR5DXM9G
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04 マニュアルの変更
[空き時間情報] レプリケータページのエントリが古いアイコンで表示されます
レプリケータページの [空き時間情報] エントリが古いアイコンで表示されます
Lotus 6 Client ヘルプのいくつかのトピックの画像では、レプリケータページの [空き時間情報] エントリが本のア
イコンで表示されます。
実際のアイコンは次のように表示されます。
次のトピックでは、このアイコンの画像が表示されます。
z
z
z
[目次] の [はじめに] の [レプリケータページ: サーバーの情報を共有する]
[目次] の [接続の設定] の [レプリケータページを使用して複製を管理する]
[目次] の [接続の設定] の [レプリケータページの複数シーケンスを調整する]
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04 マニュアルの変更
Instant messaging: [応答可] から [離席中] に変更するタイミングの設定
x 分間使用しないと自動的にログオフするという Notes のプリファレンス設定は、Instant Messaging の状態も [応
答可] から [離席中] に変更します。このプリファレンスを設定するには、[ファイル] - [プリファレンス] - [ユー
ザー] - [基本] を選択し、[ログアウト (Notes ディスプレイのロック) x 分後] を選択して [OK] をクリックします。
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04 マニュアルの変更
スマートカードからの証明書のインポート
Domino/Notes 6.0.2 は、Notes 以外のエンティティによってスマートカードに保存されたインターネットキーをイン
ポートする機能をサポートします。定義によると、プライベートキーをハードウェアデバイスから抽出することはで
きないので、インポートのメカニズムは、X.509 証明書をトークンからコピーする、証明書からパブリックキーを抽
出する、スマートカード上のプライベートキーへの「ポインタ」を生成するという 3 段階で成り立ち、これらの 3 つの
オブジェクトを ID ファイルに保存することにより、Notes からの利用を可能にします。
Notes/Domino 6.0 では、ユーザーは自分の ID ファイルにあるインターネット証明書に対応した 1 つ以上のプラ
イベートキーを PKCS #11準拠のスマートカードまたはトークンに「プッシュ」し、このトークンでのハードウェアベー
スの暗号化を使用して、S/MIME メールの署名と復号、および Web サイトでの SSL クライアント証明書による認
証を行うことができました。この方法は、プライベートキーを ID ファイルに保存する方法よりも、はるかに高いレベ
ルのセキュリティをもたらします。なぜなら、侵入者がキーを使用するためには、ユーザーの ID ファイルのコピー
を入手し、スマートカードまたはトークンを物理的に盗み出し、トークンの PIN を知る、といった作業が必要だから
です。また、トークンを失った場合は、実際のユーザーは Notes にログインできず、このことがシステム管理者に
すぐに通知されるので、システム管理者は侵入者からシステムを防御するための予防的な措置を取ることができ
ます。しかし、ユーザーとシステム管理者は、Notes 以外のエンティティによってスマートカードにプリロードされた
キーおよび証明書をインポートすることはできません。
この機能をサポートする新しい関数が、Notes/Domino 6.0.2 用の Lotus C API Toolkit に追加されました。
スマートカードからインターネット証明書をインポートする
この機能をサポートするために、[ユーザーセキュリティ] ダイアログに新しいオプションが追加されています。
メモ: このオプションは、PC にスマートカードリーダーがインストールされていて、ユーザーの Notes ID がスマート
カードに対して有効になっている場合にのみ利用できます。それ以外の場合は、このオプションを選択できませ
ん。
1. [ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
2. 自分の ID と証明書を選択します。
3. [認証の取得] をクリックします。ID ファイルに証明書をインポートするさまざまな方法を示すリストが表示され
ます。
4. [Smartcard からインターネット証明書のインポート] を選択します。これによって、現在のスマートカードから
利用可能なすべての証明書をインポートできます。
Associated SPRs:
KSPR5FUUJY
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04 マニュアルの変更
MS Exchange から Domino への変換ツールの強化
In 6.5.1 では、カレンダーとスケジュール情報を Microsoft Exchange から Domino へ移行する機能に多くの改良
が加えられました。これらの変更の詳細とこのプロセスの推奨事項を以下で説明します。
カレンダーとスケジュールのアドレス変換
移行後のプロセスで使用される Mail Convert ツールが強化され、Microsoft Exchange のアドレスを有効な
Domino アドレスに変換する機能が追加されました。これにより、Exchange サーバーからメールファイルを移行し
たユーザーのメッセージに含まれるアドレスが、Notes の正しい形式に変換されます。
アドレス変換プロセスを正しく機能させるために、Domino Server 上で、アドレス帳 (NAB) のエントリのキャッシュ
が最新の状態でなければなりません。キャッシュを更新し、最新の状態にするには、Domino Server コンソールで
次のタスクを実行します。
'tell router q'
'load updall <Domino Address Book>' (例: 'load updall names.nsf')
'load router'
Domino Server コンソールから利用できる変換ツールのインターフェースには次のものがあります。
load convert -w <mail file dir-path> <mail file dir-path> にあるすべての移行済みのメールファイルに、Address
Fix を実行します。
例: load convert -w mail\*.nsf
load convert -w <specific mail file path> 指定された移行済みのメールファイルに、Address Fix を実行します。
例: load convert -w mail\chair.nsf
また、次の最初のコマンドを実行すると、移行済みのすべてのメールファイルを NAB から収集し、テキストファイ
ルに変換します。そして、次の 2 番目のコマンドによって、そのテキストファイルに Address Fix を実行できます。
load convert -w -l <text list file path> サーバー上のすべてのプライマリメールファイルからテキストリストファイ
ルを生成します。ただし、レプリカメールデータベースはすべて除外します。
例: load convert -w -l c:\tmp\mailfilelist.txt
load convert -w -f <text list file path> 指定されたテキストファイルに記載されているすべての移行済みメール
ファイルに対し、Address Fix を実行します。
例: load convert -w -f c:\tmp\maildlist.txt
メモ: このツールは、Microsoft Exchange のユーザーで、Domino ディレクトリにも存在するユーザーのアドレスだ
けを変換することに注意してください。より小さなグループ単位で移行する場合は、グループを移行するたびに、
このツールを実行することが必要です。
既知の問題
重要: ユーザーの移行の前に、会議招集、スケジュール変更、タスクのアサインなど進行中のワークフローを処
理しておくことをお勧めします。ツールはこれらの項目の移行を実行しますが、Exchange から Domino へ移行し
た際の違いについては、以下の既知の問題を参照してください。
z
z
リリース 6.5.1では、会議の確認は移行されません。
メッセージの本文に挿入された JPEG オブジェクトは、Exchange から Domino への移行後に、正しく表示され
ません。
z
メッセージの本文に MIME データが含まれている電子メールを移行すると、表示できない添付ファイルとして
送信されるデータを持つ電子メールとなります。
z
Notes Client では、タスクの [詳細] タブ、つまり [% Complete] フィールドは表示されません。
配信レポート、受信確認、および配信不能レポートの接頭辞は、移行によって失われます。
会議への招集者が、予定変更またはキャンセルの通知を移行前に開いたにもかかわらず、ワークフロー項
目を処理しなかった場合は (たとえば、ユーザーが変更の通知を受理しない、または暫定的に受理するな
ど)、移行後にワークフロー通知を開くときに、誤った動作が発生することがあります。移行中は、キャンセル
された会議または返信されていない会議はカレンダーに配置されないので、移行後に、スケジュール変更ま
たはキャンセルの通知を処理するときに、その会議がカレンダーに存在しないことになり、動作の不具合が
発生します。
z
z
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Exchange から Domino への移行で、特定の種類の文書が次のように処理されることに注意してください。これ
は、Outlook と Notes の会議ワークフローモデルの違いから発生する意図的な動作です。
z
最初の招集者から以降のユーザーに転送された会議招集は、本文中に会議の詳細を含むメールとして移行
されます。
z
Outlook では、未処理の会議 (たとえば、返信されていない会議招集や予定変更) はユーザーのカレンダー
に表示されますが、Notes ではこのようなことは行われません。Exchange から Domino に移行された未処理
のカレンダーエントリは、ユーザーの Notes メールファイルへは移行されません。このため、Notes のカレン
ダーまたは [会議] ビューには表示されません。
z
移行後の、未処理の繰り返し会議のワークフロー
- 繰り返し行われる会議のすべてのインスタンスに対する予定変更通知は、会議招集として表示されま
す。また、オリジナルの、既存の繰り返し会議はカレンダーには表示されません。予定変更を受理する
と、会議は予定変更後の新しい日時でカレンダーに表示されます。
- 繰り返し会議の 1 つの会議のスケジュール変更の通知だけに、「変更:」という件名が表示されます。
移行の前に、オリジナルの会議招集が受理されなかった場合、受信ボックスから削除された場合、また
はオリジナルの会議エントリが移行前にカレンダーから削除された場合は、1 つのインスタンスに対する
予定変更だけがメモとして移行されます。このメモの本文には、会議の詳細のテキストが含まれていま
す。
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04 マニュアルの変更
マニュアルの訂正: WebSphere プラグイン設定に関する説明
他の Web サーバーで Domino を使用するための設定に関するトピック「WebSphere プラグインの設定方法」の手
順 3 に間違いがありました。
<UriGroup> セクションの先頭に次のディレクティブを追加してください。これらのディレクティブによって、Domino
Web アプリケーションにアクセスするために必要な共通の URL パターンが指定されます。
<UriGroup Name="default_host_URIs">
<Uri Name="*/.nsf*">
<Uri Name="*/icons/*">
<Uri Name="*/domjava/*">
上記の内容は、下記の正しい説明で読み替えてください。
<UriGroup Name="default_host_URIs">
<Uri Name="/*.nsf*"/>
<Uri Name="/icons/*"/>
<Uri Name="/domjava/*"/>
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04 マニュアルの変更
テキストログから除外できるフィールドの例
トピック「Domino Web サーバーログのテキストファイルへの記録を設定する」に示された、特定の情報を HTTP テ
キストのログファイルから除外する方法の例は、次のとおりです。
ユーザーエージェントに基づいて除外する
ブラウザから Web サーバーに要求が送信されると、ブラウザはその要求に User-Agent ヘッダーを追加してブラ
ウザの名前を知らせます。
Microsoft Internet Explorer 5.5 によって送信される User-Agent ヘッダーの例:
User-Agent: Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 5.5; Windows NT 5.0)
Netscape 4.7 によって送信される User-Agent ヘッダーの例:
User-Agent: Mozilla/4.75 [en] (WinNT; U)
ヘッダーの正確な値はブラウザのバージョンによって異なりますが、ワイルドカードを使用して値範囲指定を行え
ます。たとえば、Internet Explorer の最近のバージョンにはすべて、文字列 「MSIE」 がヘッダーに含まれていま
す。このため、IE ブラウザから送信された要求を Web ログから除外する場合には、ユーザーエージェントの除外
のフィールドにこのパターンを使うことができます。
*MSIE*
MIME タイプに基づいて除外する
サーバーからブラウザに応答が送信されるとき、通常、サーバーはその応答の本文が MIME タイプであることを
示す Content-Type ヘッダーを応答に追加します。ただし、ヘッダーにはキャラクタセットなどの他の情報も含ま
れます。次の 2 つの例は、GIF イメージと Domino 文書用のヘッダーです。
Content-Type: image/gif
Content-Type: text/html; charset=US-ASCII
MIME タイプに基づいて応答を除外するには、通常はワイルドカードを使って Content-Type ヘッダーの値全体に
一致するパターンを指定する必要があります。たとえば、Domino 文書要求をすべて除外する場合には、次のよう
にパターンを指定してください。
text/html*
ヘッダーに含まれているキャラクタセットを検索するには、「text/html」 を指定するだけでは不十分です。
Associated SPRs:
RHOR46YH2Z
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04 マニュアルの変更
サーバーパフォーマンスモニターによるプラットフォームの統計
プラットフォームの統計をモニターする
Domino 6 にはプラットフォームの統計機能が備わっており、これによりオペレーティングシステムのパフォーマン
スが追跡され、Domino Server に結果が保存されます。プラットフォームの統計について詳しくは、オンラインヘル
プを参照してください。Domino Administrator の [設定] タブの [統計モニター] - [名前 & メッセージ (詳細)] - [統
計名] ビューで、プラットフォーム統計に関する説明のリストと全内容を表示できます。
サポートされるプラットフォーム
AIX 4.3.3 と AIX 5.1- システムと論理ディスクの統計の完全なセットを取得するには、iostat コマンドと vmstat コ
マンドを含むオプションのパッケージをロードする必要があります。このパッケージは、必ずシステムにロードしてく
ださい。オプションのシステムソフトウェアのロードについて詳しくは、AIX のインストールガイドを参照してくださ
い。
z
OS400 - Domino 6 では、プラットフォーム統計機能と統計名の多くが変更されました。プラットフォーム統計
のサポートの内容については、OS400 ドキュメントを参照してください。
z
Solaris 8 Sparc
Windows 2000 (Intel プラットフォーム)
Windows NT (Intel プラットフォーム)
z/OS - Domino 6 には、サポートされるプラットフォームの統計が多数含まれています。
z
z
z
OS400 ProcessID の統計
統計 Platform.Process.<プロセス名>.<インスタンス番号>.ProcessID は、内部使用のために OS400 でサポートさ
れています。OS400 システムでプロセスを識別するには、次の形式の統計を使用してください。
Platform.Process.<プロセス名>.<インスタンス番号>.ジョブ番号
Solaris の統計の情報
z
特定のマシンでは、次の例のように、一部の統計に対して誤った大きい値が発生する場合があります。
Platform.System.ContextSwitches = 26,571,732.1
Platform.System.PctlCombinedCpuUtil = 2,605,697
Platform.PctTotalUserCpuUtil.Peak = 4,821,546.7
このエラーが発生するときには、Platform Reset Interval Enable コマンドを使用して、プラットフォームの統計
を 0 にリセットしてください。これにより、関連する統計値が 0 にリセットされ、生成された誤った値がその後
の計算で使用されないようになります。正確な値が報告されるようになった後は、Platform Reset Interval
Disable コマンドを使用して、それ以上統計値が 0 にリセットされないようにしてください。
z
統計 Platform.LogicalDisk.<インスタンス番号>.ServiceTimeinmsecs によって、指定した論理ディスクの平均
サービスタイムが報告されます。プラットフォームの統計によって報告される値とシステムコマンド iostat の使
用によって報告される値には、大きな違いがあります。プラットフォーム統計によって報告される値は、システ
ムコマンド kstat の実行で生成された値と一致していますが、iostat コマンドによる値よりも小さくなる傾向が
あります。
z
統計 Platform.Process.<プロセス名.インスタンス番号>.PctCpuUtil によって報告されるプロセス CPU の値
は、作業負荷が大きいときには少なく報告されることがあります。システムコマンド prstat を使用して、プロセ
ス CPU の使用量の状態を調べてください。コマンド prstat の使い方について詳しくは、man page を参照して
ください。
AIX の統計の情報
z
このリリースでは、論理ディスク統計は、検出される最初の 17 ディスクに対してのみ報告されます。今後のリ
リースではこの制限はなくなり、アイドル状態にあるディスク以外のすべてのディスクで統計が報告されるよう
になります。
z
AIX でのプラットフォーム統計は、シェルスクリプトによって生成されます。サーバーがクラッシュすると、プラッ
トフォーム統計固有のシェルスクリプト (*.sh) ファイルと一時データファイル ( *.TMP) が Notes の一時ディレ
クトリ (通常は、Notes データディレクトリ) に作成される場合があります。これらのファイルは、サイズが通常
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300 バイト以下の小さいものです。これらのファイルが一時ディレクトリに存在しても影響はありませんが、そ
の中の古いファイルは削除することができます。
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04 マニュアルの変更
サーバーバージョン情報はすべて Web 応答から削除されました
サイバーアタッカーが Domino Server バージョンとプラットフォームの情報を取得しにくくするために、これらの情
報のソースがすべて Lotus Domino 6 の Web 応答から削除されました。次のような変更が行われました。
z
標準 HTTP 応答ヘッダー「Server」からバージョン情報が削除されました。R5 では、ヘッダーは次のように表
示されていました。
Server: Lotus-Domino/509
現在では、ヘッダーは次のように表示されます。
Server: Lotus-Domino
z
R5 では、「ファイルが見つかりません」などのエラーページに、サーバーのバージョン番号を指定する標準
フッターが含まれていました。このフッターが削除されました。
z
R5 では、データベース要求に対する有効な応答すべてに、サーバーバージョンとオペレーティングシステム
プラットフォームの両方を指定する HTML コメントが含まれていました。このコメントは、notes.ini 変数
DominoNoBanner=1 を設定することで非表示にできました。Domino 6 では、このコメントがデフォルトで非表
示にされています。何らかの理由でこのコメントを表示する必要がある場合は、DominoNoBanner=0 を設定し
て表示することができます。
R5 サーバーの保守を行う場合、上記の変更が R5.0.10 にも実装される予定であることに注意してください。
Associated SPRs:
JCHN4X8G9T
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04 マニュアルの変更
新しいディレクトリアシスタント機能
本リリースの新機能であるディレクトリアシスタント機能について、以下で説明します。
ディレクトリアシスタントのクラスタフェールオーバーをサポート
ディレクトリアシスタントのデータベースに設定されている Dominio ディレクトリ(2 次 Domino ディレクトリ、拡張
ディレクトリカタログ、1 次 Domino ディレクトリ) のレプリカがクラスタ内に存在している場合に、クラスタフェール
オーバーを使用してサービスを中断しないで提供することが必要であるときは、代替レプリカを見つけるように
ディレクトリアシスタントを設定することができます。クラスタフェールオーバーを使用するには、そのディレクトリの
ディレクトリアシスタント文書の [レプリカ] タブで、クラスタ内 の1 つ、かつ唯一のレプリカを指定します。
2 次ディレクトリの使用方法のさらなる制御
2 次ディレクトリの使用方法をさらに制御するために使用する次のオプションが、Notes のディレクトリアシスタント
文書で使用できるようになりました。従来は、これらのオプションがLDAP ディレクトリアシスタント文書内でのみ利
用できました。
オプション
このドメインを利用可能にする先:
Notes クライアントとインターネットの
認証/承認
このドメインを利用可能にする先:
LDAP クライアント
Domino (Notes) ディレクトリでの意味 LDAP ディレクトリでの意味
ディレクトリを Notes メールの宛先指 ディレクトリを Notes メールの宛先指
定、インターネットクライアント認証 定、インターネットクライアント認証
(LDAP クライアント認証を含む)、
(LDAP クライアント認証を含む)、
ACL グループ認証に使用します。グ ACL グループ認証に使用します。グ
ループ認証の場合は、[グループ認 ループ認証の場合は、[グループ認
証] フィールドの横の [はい] も選択 証] フィールドの横の [はい] も選択
する必要があります。
する必要があります
ディレクトリを LDAP 検索および書き LDAP 検索が Dominio ディレクトリで
込み操作に使用します。ディレクトリ 成功しなかった場合に、ディレクトリを
を LDAP 書き込み操作に使用するに LDAP 認証に使用します。
は、「すべてのサーバー」のサーバー
設定文書でも、ディレクトリの書き込
み操作を有効にする必要がありま
す。
LDAP ディレクトリアシスタント文書のこれらのオプションは、[LDAP] タブではなく、[基本] タブにあります。
[優先するメール形式] オプション
LDAP ディレクトリアシスタント文書には [優先するメール形式] という新しいオプションがあります。Notes ユー
ザーが LDAP ディレクトリのユーザーへメールの宛先を指定できるようにディレクトリアシスタントを設定した場合
は、このオプションを使用すると、ユーザーが F9 キーを押したときに Notes メールに入力されるメールアドレスの
形式を選択します。デフォルト設定の [インターネットメールアドレス] オプションを選択しておくと、インターネット
メール形式、たとえば、[email protected] が使用されます。この形式は Release 5 で使用されていました。[ノーツ
メールアドレス] を選択すると、Notes 方式の宛先指定、たとえば、John Doe/Acme@Acme が使用されます。
[ノーツメールアドレス] を選択し、LDAP ディレクトリのユーザーにメールを送信するには、エントリに MailDomain
属性の値を持たせる必要があります。
通常、[ノーツメールアドレス] オプションは、LDAP ディレクトリが Dominio ディレクトリである場合のみ使用されま
す。
LDAP ディレクトリアシスタントの別名の非参照
LDAP ディレクトリの別名エントリは、別のエントリを示すエントリです。以下のエイリアスポインタは別名を非参照
することで知られています。LDAPディレクトリのディレクトリアシスタント文書には、[検索でエイリアスを無効にす
る] フィールドという新しいフィールドがあります。このフィールドには、LDAP ディレクトリ内のエイリアスの検索を
制御する次のオプションがあります。
オプション
[なし]
[下位のエントリ
のみ]
説明
別名エントリを非参照しません。このオプションを選
択すると、非参照が必要なディレクトリに別名エントリ
が存在しない場合の検索のパフォーマンスが向上し
ます。
指定された検索ベースの下位にある別名エントリを
非参照しますが、別名の検索ベースエントリは非参
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照しません。
[検索ベースのエントリの 指定された検索ベースに対する別名エントリを非参
み]
照しますが、検索ベースの下位にある別名エントリは
非参照しません。
[常時]
常に別名を非参照します。これはデフォルトの選択
で、Release 5 の動作です。
メモ: [下位のエントリのみ] 、[検索ベースのエントリのみ]、[常時] を選択してエイリアスを非参照すると、一部の
LDAP ディレクトリにおける検索のパフォーマンスが低下することがあります。
エイリアスの非参照の例
以下の場合を仮定します。
A) LDAP ディレクトリが次のエントリを持つ
o=Acme1
o=Acme2 (o=Acme1 を指す別名エントリ)
cn=John Doe, o=Acme1
cn=John Doe, o=Acme2 (cn=John Doe, o=Acme1 を指す別名エントリ)
B) ディレクトリアシスタントはベース o=Acme2 を使ったサブツリー検索 (o=Acme2 とその下位のエントリの検索)
を処理する必要がある
次の表は、A) と B) を仮定した場合にそれぞれの [検索でエイリアスを無効にする] オプションが返す検索結果を
示しています。
返されるエントリ
o=Acme2
cn=John Doe, o=Acme2
[下位のエントリ
o=Acme2
のみ]
cn=John Doe, o=Acme1
[検索ベースのエントリの o=Acme1
み]
cn=John Doe, o=Acme2
[常時]
o=Acme1
cn=John Doe, o=Acme1
選択するオプション
[なし]
リモート LDAP ディレクトリ内の名前と Notes 名のマッピング
クライアント認証にリモート LDAP ディレクトリを使用する場合は、ユーザーの LDAP ディレクトリ識別名を Notes
識別名に対応付けることができます。名前のマッピングを設定すると、LDAP 識別名の代わりにNotes 名を、
Notes データベース ACL、および Notes データベース ACL で使用されるグループで使用できます。さらに、ユー
ザーは Notes 名をクライアントのログオン名として使用できます。
この機能は、Notes と Web のユーザーに複雑な LDAP 識別名を表示しない場合に有用です。また、この機能
は、Domino からリモート LDAP ディレクトリへユーザーを移行する組織にも有用ですが、これは既存のデータ
ベース ACL とグループでオリジナルの Notes 名を引き続き使用できるためです。
名前のマッピングを設定するには、Notes 名をリモート LDAP ディレクトリのユーザーエントリに追加し、ディレクト
リアシスタントで次のように名前のマッピングを有効にします。
1. LDAP ディレクトリのユーザーエントリで Notes 名の値を格納する属性を選択します。属性の書式は DN でな
ければなりません。新しい属性を作成しても、既存の属性を使用してもかまいません。
2. Notes 名を選択した属性の値として、リモート LDAP ディレクトリのユーザーエントリに追加します。
z
Domino は名前を追加するツールを提供していないため、利用可能なツールを使用してください。
z
Notes 名が既存のデータベース ACL とグループに存在する場合は、その名前を使用します。
z
データベースのセキュリティを強化するために複数の部分で構成される識別名が推奨されている場合で
も、任意の識別名の値を使用できます。
識別名の要素を区切るには、スラッシュ(Notes の仕様) またはカンマ (LDAP の仕様) を使用できます。
3. LDAP ディレクトリのディレクトリアシスタント文書を開きます。[LDAP] タブを選択し、Notes 名を格納する属性
の名前を [Notes の識別名で使う属性] フィールドに追加します。文書を保存します。
名前のマッピングの例
Acme コーポレーションでは、リモート LDAP ディレクトリの特定のユーザーに識別名 uid=675894, ou=Boston,
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o=acme ディレクトリを使用しています。同じユーザーに対して、Notes データベース ACL とグループでは名前
cn=Jack Johnson/ou=Boston/o=Acme を使用しています。Acme のシステム管理者は次の手順に従って LDAP
ディレクトリの識別名を Notes 名 cn=Jack Johnson/ou=Boston/o=Acme に対応付け、LDAPディレクトリの識別
名が Notes の ACL とグループで引き続き使用できるようにします。
1. リモート LDAP ディレクトリで、notesname という属性を uid=675894, ou=Boston, o=acme のユーザーエントリ
に追加し、この属性に値 cn=Jack Johnson/ou=Boston/o=Acme を指定します。
2. ディレクトリアシスタント文書の [LDAP] タブで、[Notes の識別名で使う属性] フィールドに notesname を追
加します。
ユーザーがログオンし、識別名 uid=675894, ou=Boston, o=acme (または単に uid=675894) を使用して認証する
と、名前 Jack cn=Johnson/ou=Boston/o=Acme が使用されて、ユーザーのデータベースアクセスを決定します。
将来的には、Notes 名を使ったログオン、認証も可能になる予定です。
LDAP クライアントが検索ベースを指定しない場合のネーミングコンテキストのサポート
一部の LDAP クライアントで検索ベースが指定されていない場合、クライアントは、ディレクトリサーバーのルート
DSE を検索し、サーバーでサポートされるネーミングコンテキストを決定します。次に、必ずしもディレクトリのツ
リー全体ではなく、定義されたネーミングコンテキストと一致するエントリのみが検索されます。これは、ディレクト
リ検索の範囲を制限する検索ベースの指定を、ユーザーに依存しないようにする方法です。
ディレクトリアシスタントのネーミング規則を使用して、LDAP 検索に使用する 2 次 Dominio ディレクトリのネーミン
グコンテキストを定義できるようになりました。たとえば、2 次 Dominio ディレクトリのディレクトリアシスタント文書
に、規則が */West/Acme and */East/Acme とある場合、検索ベースを指定していないがネーミングコンテキスト
を見つけることができる LDAP クライアント、たとえば IBM WebSphere® Application Server は、 これらの規則に
一致する識別名を持つエントリのみを検索し、他のエントリは検索しません。
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04 マニュアルの変更
40 ビットキーと MD5 MAC での SSL: RC2 暗号化
40 ビットキーと MD5 MAC での SSL: RC2 暗号化は、Domino 6 では使用できない暗号キーです。この暗号キー
は、R5.0x で利用できました。選択可能な SSL 暗号キーは、Web サイトの [セキュリティ] タブ、またはサーバー文
書の [ポート] - [インターネットポート] - [Web] タブに表示されます。
Associated SPRs:
SONL4ZTRPK
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04 マニュアルの変更
Tell LDAP ReloadSchema コマンド
Lotus Domino 6 では、Tell LDAP ReloadSchema コマンドの動作が変更されました。LDAP サービスを実行する
Domino ディレクトリのシステム管理サーバーでこのコマンドを実行した場合、スキーマデーモンは、Domino ディレ
クトリのフォームで定義された新しいスキーマ、または Domino LDAP スキーマデータベースで、LDAP サービス
のメモリ内のスキーマを変更します。次にスキーマデーモンは、更新したスキーマをスキーマデータベースに公開
し、そのスキーマデータベースをドメイン内の LDAP サービスを実行する他のサーバーに複製します。
このコマンドを LDAP サービスを実行するドメイン内の下位のサーバーで実行すると、システム管理サーバーの
レプリカにそれまで受け取っていない変更が検出された場合に、下位サーバーのスキーマデーモンはシステム管
理サーバーからスキーマデータベースを複製します。次にスキーマデーモンは、ローカルのスキーマデータベー
スに新たに公開されたすべての更新済みのスキーマをメモリにロードします。
ヘルプドキュメントには、新たに作成されたスキーマ要素を取り込むために、LDAP タスクを再起動できると記述さ
れています。これは、現在のリリースでは適用されません。スキーマが拡張された場合、新たに作成されたスキー
マ要素を処理するには、Tell LDAP ReloadSchema コマンドを実行する必要があります。
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04 マニュアルの変更
ポリシー設定の継承には親ポリシーが必要です
組織ポリシーと明示的ポリシーのどちらでも、設定の継承元である親ポリシーがなければ、ポリシー設定を継承
できません。たとえば、組織レベルのポリシーは階層の最上位にあり、その上に親ポリシーがないため、このポリ
シーの設定を継承することはできません。
OU レベルのポリシーのポリシー設定を継承するには、親ポリシーのポリシー設定に値がなければなりません。
ポリシー設定の一部には、デフォルト値があります。ポリシー設定の値が親ポリシーにあるかどうか分からない場
合には、[ポリシー] ビューを参照してください。
通常は、設定文書にデフォルト値を設定する方法をお勧めします。
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04 マニュアルの変更
システム管理 ECL での新しいクライアントセキュリティアクセスオプション
[システム管理 ECL] ダイアログボックスのクライアントの操作制御リスト (ECL) に、新しいセキュリティアクセスオ
プションの [ネットワークへのアクセス] が追加されました。このオプションを使用すると、ユーザーのクライアントマ
シンで実行されているアクティブコンテンツが、特権ポート (0 ~ 1024 の範囲外のポート) での接続をバインドして
受け入れ、他のサーバーとの接続を確立することができます。
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04 マニュアルの変更
シームレスなメールアップグレードには複数ユーザーのインストールが必要です
1 つのワークステーションを共有する複数ユーザーがシームレスなメールアップグレードを使用するには、複数
ユーザーのインストールオプションを使用して Notes Client をインストールする必要があります。
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04 マニュアルの変更
Server.load - SendMessage 添付ファイルオプションにはファイルのフルパスが必要です
『Domino Administrator 6 ヘルプ』に含まれる Server.Load の SendMessage 添付ファイルオプションに関する記
載で、「指定されたパスのないファイルはデータディレクトリに入れられる」という説明は正しくありません。実際に
は、添付ファイル名には、完全な絶対パスを指定しなければなりません (たとえば、c:\notes\data\myfile.txt )。
Associated SPRs:
LBRD5D6N7N
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04 マニュアルの変更
リソースバランシングプランをレプリカに送信する
リソースバランシングプランを Domino Change Manager タスクが実行されていないクライアントまたはサーバー上
の [Domino Change Control] データベース (DOMCHANGE.NSF) のレプリカに送信する場合、ステータスバーに
は送信が成功したことが表示されますが、プランがレプリカに表示されません。DOMCHANGE.NSF が Change
Manager サーバーに複製され、それを Domino Change Manager が処理すると、ドラフトプランが Change Manager
サーバーだけに表示されます。プラン文書は Domino Change Control のデータベースのレプリカには表示されま
せん。
メモ: [Submit] ダイアログボックスにこれに類似したヘルプテキストが含まれています。そのテキストでは、要求が
Change Manager サーバーによって処理された後にのみ、プランが表示されると記述されています。
Associated SPRs:
AMAE5CSKA6
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04 マニュアルの変更
「LDAP でドメイン索引を検索する」は使用できません
『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』には、トピック「LDAP でドメイン索引を検索する」がありますが、このリ
リースではこの機能を使用できません。
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04 マニュアルの変更
サマータイムの実施に関係する Notes.INI 設定の変更
Unix プラットフォームの Domino R5 Server では特に、サマータイムが実施される日を指定するために Notes.INI
設定 DSTlaw が使用されていました。Unix 上の Domino R5 サーバーで常にサマータイムの実施の固定期間が
使用されていたためにこれが必要でした。
Windows OS 上の Domino Server だけでなく、Unix OS 上の Domino 6 Server でも、サマータイムの実施と OS
のタイムゾーンを同期化できるため、この設定は必要なくなりました。Notes.INI で DSTlaw を指定しても、値は
OS の適切な値によって更新されます。同様に、Notes.INI 設定 DST は、現在の OS 設定に一致するように更新
されます。これらの変更は、Windows/Mac 上の Notes Client および Windows/Unix 上の Domino Server に適用
されます。
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04 マニュアルの変更
DST_Begin_Date と DST_End_Date は Notes/Domino 6 では使用されません
Notes.INI の設定 DST_Begin_Date と DST_End_Date は、DST の境界を指定するために設計されましたが、
Notes/Domino R5 で意図したように機能しませんでした。Notes/Domino 6 では、これらの Notes.INI 設定は使用
されません。
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04 マニュアルの変更
DOLS 文書でのエラー
『Lotus Domino Designer 6 ヘルプ』と『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「DOLS の設計要素をメイ
ンデータベースにコピーする」では、dolres.ntf から DOLS.GIF、iNotes_bnnr.gif、servers.gif を購読にコピーするよ
うに記述されています。これらの画像は、既に Domino 6 の dolres.ntf テンプレートに存在しません。
Associated SPRs:
SBED5E3U37
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04 マニュアルの変更
LDAPNAME_UPDATE_SUPPRESS_TIME はグループキャッシュを更新する
LDAPNAME_UPDATE_SUPPRESS_TIME
構文: LDAPNAME_UPDATE_SUPPRESS_TIME=1/100 秒単位の長さ
説明: LDAP ディレクトリからのエントリの時間の長さは、グループキャッシュで有効です。詳細は以下を参照して
ください。ここでは、1/100 秒とします。6000 は 1 分、3000 は30 秒、30000 は 5 分です。
0 - 動作は R5 と同じです。LDAP ディレクトリへの更新は感知されず、グループキャッシュは、グループ拡張
が利用可能な Domino ディレクトリに対する更新だけに基づいて消去されます。
x - この変数に整数を設定すると、リモート LDAP ディレクトリからの情報の有効期間 (1/100 秒単位) として
解釈されます。この値に 6000 が設定されると、LDAP サーバーからの情報は 1 分間だけ有効になります。
LDAP サーバーが [ディレクトリアシスタント] データベースのグループ拡張に指定されているときは、グループ
キャッシュは 1 分後に失効します。これらのサーバーは Domino ディレクトリの条件よりも 1 分 (LDAP サー
バータスク実行中は 30 秒) 遅れの条件になっているため、 6000 以下 (LDAP サーバータスク実行中は
3000) に設定すると役に立たない場合があります。
値なし - 値が設定されていない場合、デフォルトの 360000 (1 時間) となります。
適用: サーバー
デフォルト: 1 時間
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
Associated SPRs:
SSHD4NEPEV
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04 マニュアルの変更
Linux 上で POP3 のセッション統計が間違った値を報告する
Linux 上では、アクティブおよびピークセッションについての POP3 セッション統計において、アクティブおよびピー
クセッションではなく、全セッションの統計が報告されます。
Associated SPRs:
DPOS5E9MJM
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04 マニュアルの変更
ローミングユーザーの名前の変更
[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスの[メール送信] オプションから名前の変更を要求することができなくな
りました。代わりに、ユーザーは名前の変更を管理者に通知し、管理者は Domino ディレクトリから adminp を使
用して名前の変更を実行する必要があります。
以前は、ID の安全コピーを管理者に送信し、再認証するオプションがありました。この方法では、ユーザーが再
認証された安全コピーを ID ファイルで受け入れると、正しくレプリケーションが行われず、新しい名前を持つ ID を
使ってユーザーの個人名 とアドレス帳を更新することができないという問題があります。Notes を終了して再起動
すると、ダイアログボックスに「文書が無効またはありません」と表示されて Notes が終了するため、ユーザーは
Notes Client をそのマシンで使用できません。
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04 マニュアルの変更
Notes.INI の TRANSLOG_Style で リニア方式を設定できます
Notes.INI の TRANSLOG_Style ではリニア方式を設定できます。フルデータベースバックアップのインターバルに
必要なログサイズが 4GB (循環ロギングの最大値) 以上で、かつ記録媒体を使用していない場合は、リニアロギ
ングを使用してください。リニア ロギングを行うには、TRANSLOG_Style=2 を使用します。
TRANSLOG_Style 設定について詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』 の 「付録 C Notes.ini ファイ
ル」 を参照してください。
Associated SPRs:
RCE5DDLBK
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04 マニュアルの変更
Notes.INI の SMTPDebugIO の設定に関する最新の記述
SMTPDebugIO
文法: SMTPDebugIO=value
説明: SMTP タスクによって送受信されたデータのロギングを可能にします。ロギングは累積的に行われます。値が 1 より大
きい場合は、それぞれの段階で前の段階で記録されたすべての情報が記録されます。
0
1
3
4
-
入出力はロギングしない
SMTP での対話の段階ごとに送受信したバイト数
SMTP タスクによって受信されたすべてのデータログ (SMTP コマンドの受信と返答の送信も含む)
RFC822 データ (メッセージデータ)
注意
SMTPDebugIO は必要な場合のみ使用し、すぐに無効にしてください。SMTPDebugIO を使用するとログファイルが
非常に大きくなり、受信したメッセージの内容もログが記録されます。
適用: サーバー
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04 マニュアルの変更
ユーザーを登録するには [UserCreator] ロールを割り当てる必要がある
トピック「ドミノディレクトリの ACL にある管理ロールを使用する」では次のように説明されています。
「[UserCreator] ロールを持たない管理者でも、ユーザー登録プログラムを使用してユーザーを登録できま
す。」
この記述は間違っています。ユーザー登録プログラムを使用してユーザーを登録するには、[UserCreator] ロー
ルが必要です。
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04 マニュアルの変更
Dbcache Disable と Dbcache Show のサーバーコマンド
Dbcache Disable
構文: Dbcache Disable
説明: データベースキャッシュによって、データベースが開かれたままにされます。データベースキャッシュにある
ファイルに排他的にアクセスする必要があるときに、このコマンドを使用してデータベースキャッシュを無効にしま
す。たとえば、ウイルスチェックやバックアップソフトウェアなどのアプリケーションを実行するために、キャッシュを
無効にします。データベースキャッシュを再度有効にするには、サーバーを再起動します。
Dbcache Show
構文: Dbcache Show
説明: 現在キャッシュにあるデータベースの名前が表示されます。このコマンドを使用して、データベースキャッ
シュに開かれたデータベースがあるかどうかを確認します。データベースに排他的にアクセスできないアプリケー
ションでは、データベースがデータベースキャッシュにある場合、エラーが発生する可能性があります。
Associated SPRs:
MPEY42ESCF
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04 マニュアルの変更
[猶予期間] フィールドと [キットのタイプ] フィールドは存在しません
ヘルプ文書「Lotus Notes Smart Upgrade デスクトップポリシー設定文書を作成する」と「アップグレードキットを
Lotus Notes Smart Upgrade データベースに追加する」では、[猶予期間] フィールドと [キットのタイプ] フィールド
について言及しています。
[猶予期間] フィールドは、Domino 6 で [更新の期限] に名前が変更されました。このフィールドはポリシーのデス
クトップ設定フォームにあります。このフィールドにより、管理者はポリシーを適用するユーザーに対して日付を設
定することができます。ユーザーは [Smart Upgrade] ウィンドウが表示された場合に [Upgrade Now] ボタンを選
択するか聞かれます。
[キットのタイプ] フィールドは [Smart Upgrade キット] 文書フォームから削除されました。 これは、 Notes 6 ではフ
ルクライアントと Lite Client を区別しなくなったためです。
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04 マニュアルの変更
個人ビュー [個人予約文書のみ] は再構築する必要があります
最新の設計変更のため、会議室予約データベースの個人ビュー [個人予約文書のみ] を再構築する必要があり
ます。データベースから既存の [個人予約文書のみ] ビューを削除し、Notes 6 で最新の設計のデータベースを再
作成します。
Associated SPRs:
JASG58CMFA
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04 マニュアルの変更
Activity Trends によるデータベースまたはメールファイルの移動によってもワークスペースは
更新されない
ブックマークされたアイコンがワークスペースまたはブックマークリストに登録されているデータベースやメール
ファイルを Activity Trends のリソースバランシングを使用して移動したとき、ブックマークは更新されず、データ
ベースまたはメールファイルの移動先の新しいサーバーの場所はブックマークには反映されません。ブックマーク
を使用してデータベースまたはメールファイルを開こうとすると、エラーメッセージが表示されます。
Associated SPRs:
KLME5QRQ77
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04 マニュアルの変更
Domino Network File Store は Lotus Domino 6 ではサポートされない
Domino Network File Store (DNFS) は Domino R5 でのみサポートされます。Lotus Domino 6 ではサポートされま
せん。
Associated SPRs:
KMAO5JJ7QC
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04 マニュアルの変更
Domino Web Access 用にパスワードを一致させる必要はありません
Release 6.0.1 からは、Domino Web Access で暗号化されたメールを読むために、Notes とインターネットのパス
ワードを一致させる必要はありません。しかし、Notes ID への証明書が変更された場合、例えば、 名前の変更、
パスワード変更、認証、パブリックキーなどにより Notes ID のクレデンシャルが変更された場合は、更新された
Notes ID を Domino Web Access へインポートし直して、常に最新の Notes ID を使用することをお勧めします。
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04 マニュアルの変更
HTTP 統計
Domino Administrator Client の [ファイル] タブで、EVENTS4.NSF を開きます。[詳細] - [統計名] をクリックしま
す。「HTTP」で始まる統計を探します。リスト含まれる HTTP 統計と説明を下表に示します。
HTTP.Accept.Polls
HTTP.Accept.PollTimeouts
HTTP.Worker.Total.IdleSessionTimeouts
HTTP.Worker.Total. InputTimeouts
HTTP.Worker.Total.Notes.Requests
HTTP.Worker.Total.OutputTimeouts
Associated SPRs:
ASHH5RWBB7
受信したネットワーク接続に対し、HTTP サーバーの受
信スレッドが「listen」状態のエンドポイントをポーリングし
た回数。
ネットワーク接続の受信待ちの間に、HTTP サーバーの
受信スレッドがタイムアウトになった回数。HTTP 受信ス
レッドのポーリングタイムアウトは 200 ミリ秒です。
ネットワーク接続上でアクティビティがないために、
HTTP サーバーによって閉じられたネットワーク接続の
数。永続的に保持されている接続のみに適用されます。
Domino ディレクトリで指定されている入力タイムアウト
内にデータを受信しなかったために、HTTP サーバに
よって閉じられたネットワーク接続の数。
Domino Web Engine によって処理される Notes URL リ
クエストである HTTP リクエストの数。
出力タイムアウトの期限切れによって、HTTP サーバー
によって閉じられた接続の数。
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04 マニュアルの変更
IBM Lotus Notes Smart Upgrade を使用する
『Domino Administrator 6.0 ヘルプ』のトピック「IBM Lotus Notes Smart Upgrade を使用する」には、修正箇所が
あります。手順 10 に記載されている「手順 2」を「手順 9」に変更することが必要です。改訂された手順は次のと
おりです。
IBM Lotus Notes Smart Upgrade を使用する
IBM Lotus Notes Smart Upgrade は、Notes 6 Client をそれ以降のリリースに更新するようにユーザーに通知します。Lotus
Notes Smart Upgrade は、アップデートの管理を容易にするため、ポリシーおよび設定文書を使用します。ポリシー文書は
Lotus Notes/Domino 6 における新機能です。Domino ディレクトリにポリシー文書を作成して、グループ、部門、または組織全
体にまたがる標準設定と構成を配信します。
ポリシーについて詳しくは、「ポリシー」の項目を参照してください。
Lotus Notes Smart Upgrade を使用するには、次の手順に従ってください。
1 Smart Upgrade キットのテンプレートを使用してデータベースを作成し、Notes Client アップグレードキットをホスト管理しま
す。
2 Lotus Notes Smart Upgrade データベースへのリンクによって、Domino ディレクトリのサーバー設定文書を更新します。
3 アップグレードキット (別名差分インストーラ) を、Lotus Developer Domain Web サイト (
http://www.lotus.com/ldd/smartupgrade) からダウンロードします。
4 Lotus Notes Smart Upgrade データベースにキット文書を作成し、キットを添付します。
5 デスクトップポリシー設定文書を作成または変更します。この文書で、導入する更新リリースとNotes Client の更新に関す
る猶予期間の最終日付を指定します。
6 マスターポリシーを作成または変更して、ユーザーやグループをデスクトップポリシー設定文書に割り当てます。
7 作成したマスターポリシーによって、ユーザー文書を編集してマスターポリシーにユーザーを割り当てるか、Lotus Notes
Smart Upgrade のデスクトップポリシー設定文書を 1 つ以上のグループに対して設定するか、あるいはその両方を行い
ます。
ユーザーが Domino 6 のホームサーバーにログインした場合、Lotus Notes Smart Upgrade では次の処理が行われます。
1 ユーザーの Notes Client のリリース番号と、Lotus Notes Smart Upgrade データベースのキット文書の [対象バージョン]
フィールドで指定されたリリース番号とを比較します。
2 デスクトップポリシー設定文書の [デプロイバージョン] フィールドで指定されたアップグレードキットのリリース番号と、キッ
ト文書の [アップグレード後のバージョン] フィールドで指定されたリリース番号とを比較します。
3 デスクトップポリシー設定文書の [デプロイバージョン] フィールドにおけるアップグレードキットのリリース番号の指定は省
略可能です。[デプロイバージョン] フィールドが空白でも Lotus Notes Smart Upgrade データベースでアップグレードキッ
トが使用可能な場合、Lotus Notes Smart Upgrade は手順 2 を省略し、アップグレードキットのリリース番号を使用して
アップグレード処理を続行します。
4 Notes Client のリリース番号が [対象バージョン] フィールドのリリース番号と一致し、アップグレードキットのリリース番号
が [アップグレード後のバージョン] フィールドのリリース番号と一致する場合、Lotus Notes Smart Upgrade はユーザー
が指定されているか、またはアップグレードを許可されたグループのメンバーかどうかを確認します。
5 ユーザーが指定されているか、指定されたグループのメンバーである場合、Lotus Notes Smart Upgrade によってユー
ザーは Notes Client をアップグレードするように求められます。ユーザーは、要求に応じてクライアントを更新するか、指
定した猶予期間だけアップグレードを遅らせるかを選択できます。
6 猶予期間の終了時点で Notes Client がまだ更新されていない場合、Lotus Notes Smart Upgrade では [今すぐ更新] ボタ
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ンを表示して、Notes Client の更新を強制します。
Associated SPRs:
KUMA5RHPYZ
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04 マニュアルの変更
IMAP または POP3 を使用してメールファイルにアクセスする
ユーザーが IMAP または POP3 を使用してメールファイルにアクセスするには、MAILSERVER、MAILFILE、およ
び MAILSYSTEM の各値を適切なフィールドに追加する必要があります。
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04 マニュアルの変更
iNotes_WA_STLinksCodebase=URL は適用されない
NOTES.INI 設定の「iNotes_WA_STLinksCodebase=URL」を使用して、STLinks ツールキットをロードする URL を指
定した場合、次の設定は適用されません。
iNotes_WA_SametimeProtocol
iNotes_WA_SametimeServer (ユーザー用の特定の SametimeServer の検索も同様)
Sametime のセットアップの問題には、iNotes_WA_SametimeProtocol または iNotes_WA_SametimeServer を使用
することをお勧めします。iNotes_WA_STLinksCodebase=URL は、最初の 2 つの設定が成功しない場合のみ使用
してください。
iNotes_WA_SametimeProtocol の設定については、リリース情報の「Domino Web Access での Sametime の構成
設定」を参照してください。iNotes_WA_SametimeServer の構成設定については、『Domino Administrator ヘルプ』
の「NOTES.INI 設定」を参照してください。
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04 マニュアルの変更
LDAP 検索要求での別名の間接参照
検索要求に別名の間接参照を設定する
Domino LDAP サービスは、LDAP 検索要求に対する制限付きの別名の間接参照をサポートします。「uid=jsmith,
dc=acme,dc=com」のような別名は、「cn=John Smith,ou=Sales, o=Acme」のような別のエントリを指す別名です。
別名が指しているエントリを検索することを別名の間接参照といいます。LDAP 検索要求には、LDAP 別名を使用
するベースコンポーネントまたはフィルタコンポーネントが含まれることがあります。たとえば、ベースが
「uid=jsmith,dc=acme,dc=com」を指定したり、フィルタが「uid=jsmith」を指定するようなケースです。
別名の間接参照は、ユーザーとグループの別名にのみ機能します。
別名の間接参照は、他の別名を指さない別名エントリにのみ機能します。
別名の間接参照は、コンテナエントリには機能しません。コンテナエントリとは、その下にエントリを持つディレクト
リ内のエントリです。たとえば、コンテナエントリである別名エントリとして「o=Acme」が挙げられます。
LDAP サービス用に別名の間接参照を有効にするには
1. Domino Administrator で、LDAP サービスが実行されるサーバー、または LDAP サービスが実行されるサー
バーと同じドメイン内のサーバーを開きます。
2.
3.
4.
5.
[設定] タブをクリックします。
左側のペインで、[ディレクトリ] を展開し、[LDAP]、[設定] の順に選択します。
[検索リクエスト時にエイリアス非参照を許可しますか?] の設定で [はい] を選択します。
[保存して閉じる] をクリックします。
ユーザー文書またはグループ文書に別名エントリを追加するには
ユーザー文書の [ユーザー名] フィールドまたはグループ文書の [グループ名] フィールドの最初のエントリの後
に、別名エントリを追加します。最初のエントリは DN なので、これは変更しないでください。別名は Notes 識別名
(DN) 構文に従って記述し、名前コンポーネントの区切り記号として、カンマではなくフォワードスラッシュ文字を使
用します (LDAP DN 構文)。すべての DN と同様に、検索結果に別名が返されるときに、Domino LDAPサーバー
がフォワードスラッシュをカンマに変換します。
例:
John Smith/West/Sales
[email protected]
uid=jsmith/dc=acme/dc=com
[email protected]
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04 マニュアルの変更
Lotus Workplace クライアント認証要求の処理
Lotus Workplace の将来のリリースでは、Domino 6 CA を使用してインターネットクライアント認証を要求する予定
です。認証要求はネイティブの Domino プロセスに似ているため、いくつかの違いを明確にする必要があります。
Workplace ユーザーは、認証の要求元となる CA の認証要求データベース (certreq.nsf) にメールを送信すること
によって、インターネット証明書を要求します。メールは Workplace エージェントによって署名されているので、要
求者の身元が保証されます。
他のデータベースエージェントがこのメールを認証要求に変換し、通常の認証要求プロセスに送ります。認証が
承認されると、認証要求データベースに返されます。そして、別のエージェントが、メールによって証明書をオリジ
ナルの要求者に戻します。
LWP 要求の承認プロセスは、Domino のシステム管理者は認証要求データベースのメール要求を手動で承認ま
たは否認しなければならない点が異なります。システム管理者は、認証者の RA として指定されている必要はあ
りません。要求が承認されると、証明書は、処理を受けるためにシステム管理データベースに送信されます。
Lotus Workplaceは Workplace PKI アダプタを介して Domino CA と通信します。アダプタは、実際に認証要求を署
名し、Domino CA に送信します。さらに、発行された証明書を処理します。
PKI アダプタは、最初に認証要求を Domino CA に送信するときに、自分自身の認証要求を Domino に送信しま
す。要求の結果としてアダプタに発行された証明書はアダプタの署名用の証明書です。アダプタはこの証明書を
使用して Domino CA に送信するクライアント認証要求を署名します。Domino PKI アダプタ自身の認証要求は署
名されてなく、Domino CA に送信される唯一の未署名の認証要求となります。これ以外の認証要求はすべて署
名されます。
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04 マニュアルの変更
Notes.ini 変数 Log= の更新
サーバーの Notes.ini 変数「Log」で、次のパラメータは廃止されました。
2 - ログファイルを開くときに強制的に database fixup を実行する
4 - 全文検索
Associated SPRs:
TKIE5WHA4A
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04 マニュアルの変更
Server.Load R6 Mail Routing workload の実行
Server.Load は、IBM Lotus Domino 6.5.1 で新規の ftsearch スクリプトコマンドを持ち、R6 Mail Routing workload
には、ftsearch コマンドの使用度を制御する新規のワークロードスクリプト変数 NB_Mail_FTSearch_Enabled があ
ります。ftsearch コマンドは 6.5.1 では正しく機能せず、workload を正しく実行するために無効にする必要があり
ます。Server.Load R6 Mail Routing workload で ftsearch コマンドを無効にするには、Server.Load スクリプト変数
の「NB_Mail_FTSearch_Enabled=0」を設定してください。
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04 マニュアルの変更
[PEER Networks SNMP Master] エージェントは置換されました
Solaris では、[PEER Networks SNMP Master] エージェントが [NET-SNMP Master] エージェントに置換されまし
た。[PEER Networks SNMP Master] エージェントを使い続けることはできますが、このエージェントは既にサポー
トおよび配布されていません。[NET-SNMP Master] エージェントは Linux でも提供されています。
詳細については、『Domino Administrator 6.5 ヘルプ』の SNMP エージェントに関連するトピックを参照してくださ
い。
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04 マニュアルの変更
「Domino Web Access をカスタマイズする」の修正
『Domino Administration ヘルプ』のトピック「Domino Web Access をカスタマイズする」には誤りがあります。
[Custom_JS_Extensions] フォームの正しい名称は [Custom_JS] です。
Associated SPRs:
HNAA5WACYV
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04 マニュアルの変更
「Domino Web Access をカスタマイズする」の修正
『Domino Administration ヘルプ』のトピック「Domino Web Access をカスタマイズする」には誤りがあります。
[Custom_JS_Extensions] フォームの正しい名称は [Custom_JS] です。
Associated SPRs:
HNAA5WACYV
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04 マニュアルの変更
「タスクステータスイベントジェネレータを作成する」トピックのオプションの誤り
トピック「タスクステータスイベントジェネレータを作成する」の、モニター対象についてのオプションは間違っていま
す。次の正しいオプションで読み替えてください。
z
z
z
z
Monitor
Monitor
Monitor
Monitor
Associated SPRs:
DSCR5CJR7S
task
task
task
task
down
up
stalled
unstalled
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04 マニュアルの変更
「ユーザーを登録する」の修正
IBM Lotus Domino Administrator オンラインヘルプの「ユーザーを登録する」トピックにある「登録設定」サブトピッ
クには、誤った情報が記載されています。このトピックは、オンラインヘルプの「ユーザーとサーバーの設定」セク
ションにあります。
サブトピックの段落とメモは次のように修正されます。
登録設定
ユーザーの登録プロセスを簡略化するために、ポリシー文書と登録設定文書を作成し、ユーザーの種類ごとに異
なる登録設定をあらかじめ定義できます。たとえば、人事部に属する社員は、営業部の社員とは異なる登録設定
を持つことができます。営業部用に登録設定を作成し、人事部用には別の登録設定を作成して、社員に応じて適
切な登録設定を使い分けることが可能です。また、人事部または営業部に新しい社員を追加するときは、定義済
みの設定が適用されます。
メモ システム管理プリファレンス ([ファイル] - [プリファレンス] - [システム管理]) は、Web サーバー管理クライ
アントを使用して行ったユーザー登録には適用されません。
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クライアントインストールの自動化 - ヘルプの修正
『Domino Administrator 6.5 ヘルプ』のトピック「クライアントインストールの自動化」内のサブトピック「サイレントイ
ンストールを使用するには」は修正が必要です。このトピックは、ヘルプの「ユーザーとサーバーの設定」セクショ
ンにあります。3 つのセットアップコマンドの書式が改訂されました。
改訂された手順は次のとおりです。
サイレントインストールを使用するには
次に示す 3 つのセットアップコマンドのいずれかを使用します。
z
サイレントモードでプログレスバーを表示せずにインストールを実行するときは、次の書式を使用します。
Setup.exe /s /v"/qn"
インストールが完了すると、ショートカットアイコンがデスクトップに表示されます。
z
インストールが完了または失敗した際にメッセージを表示するときは、次の書式を使用します。次のように +
パラメータを使用します。
Setup.exe /s /v"/qn+"
z
インストールの完了または失敗を示すメッセージを表示するとともに、インストール中にプログレスバーを表
示するときは、次の書式を使用します。次のように b パラメータを使用します。
Setup.exe /s /v"/qb+"
サイレントインストールを実行すると、ユーザーにはデフォルトのインストールオプションが与えられます。インス
トールタイプをカスタマイズしたり、ユーザーのシステムへのインストール時にオプションを指定する場合は、サイ
レントインストールとともに変換ファイルを使用してください。
クライアントのサイレントインストール時の変換ファイルの使用方法について詳しくは、「エンドユーザーのインス
トール用に変換ファイルを使用する」を参照してください。
クライアントのサイレントインストール時の変換ファイルの使用方法について詳しくは、「エンドユーザーのインス
トール用に変換ファイルを使用する」を参照してください。
Associated SPRs:
JPIK5YHP77
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
クライアントシングルログオンでは、マシン名が OS ログイン名と異なる
OS ログイン名とマシン名が等しく、ユーザーが OS 名を使用してログインした場合は、Domino/Notes クライアン
トシングルログオン機能は動作しません。システムでクライアントシングルログオンが正しく機能しない場合は、
OS ログイン名を変更するか、マシン名を変更します。
これらの名前の変更方法については、Microsoft Windows のマニュアルを参照するか、ネットワーク管理者に問
い合わせてください。
メモ: このリリース情報は、クライアントシングルログオンをサポートするすべての Domino/Notes リリースに適用
されます。
Associated SPRs:
RHAN5WCHZS
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
04 マニュアルの変更
サーバー間の複製ではサーバーの階層名を使用する
サーバー間の複製では、サーバーの共通名は使用しないでください。サーバーからサーバーへの複製では、
サーバーの完全な階層名を使用する必要があります。これは、すべてのサーバー間の複製に適用されます。た
とえば、サーバーコンソールや接続文書からの複製、または Domino Administrator による複製にも適用されま
す。
Associated SPRs:
JOGA5WGQV2
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04 マニュアルの変更
シングルサインオンの手順の修正
トピック「Web ユーザーに対する複数サーバーのセッションベースの名前とパスワードによる認証 (シングルサイ
ンオン)」で、手順の説明の 2 番目の箇条書きは次のように修正する必要があります。
z
Web サイトまたはサーバー文書内のセッションベース認証で [複数サーバー (SSO)] オプションを有効にし
ます。
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04 マニュアルの変更
タスクの開始と停止
『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「ISpy タスクを起動、停止する」の記載には誤りがあります。次
の正しい説明と読み替えてください。
ISpy タスクは大文字と小文字を区別するため、以下のとおりにタスク名を入力する必要があります。
行いたい作業
実行するタスク
サーバーの起動時に ISpy タスクを自動的に開始
する
NOTES.INI の ServerTasks 設定を編集し、runjava ISpy を
含めます。
ISpy タスクを手動で開始する
コンソールでコマンド load runjava ISpy を入力します。
ISpy タスクを停止する
コンソールでコマンド tell runjava ISpy unload または tell
runjava quit を入力します。
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04 マニュアルの変更
データベースの詳細プロパティツールへのアクセス
データベースの詳細なプロパティは、サーバー文書の [セキュリティ] タブの [管理者] フィールドで指定されたシ
ステム管理者だけが使用できます。データベースの詳細プロパティツールは、次の手順でアクセスします。
1. Domino Administrator で [ファイル] タブをクリックします。
2. 管理したいデータベースを選択します。
3. [ツール] パネルで、[データベース] - [詳細なプロパティ] を選択します。
Associated SPRs:
JOGA5XRQBL
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04 マニュアルの変更
データベース移動を参照する -- マニュアルの更新
『Domino Administrator 6.5 ヘルプ』のトピック「データベース移動を参照する」にあるサブトピック「Domino Change
Control データベースでデータベース移動を参照するには」は更新が必要です。手順 1 が改訂されています。
改訂された手順は次のとおりです。
Domino Change Control データベースでデータベース移動を参照するには
1. Domino Administrator で、[サーバー] - [分析] タブをクリックします。
2. [Domino Change Control] - [Plans] ビューを開き、次のいずれかを選択します。
z
[By Status] -- 表示するプランのステータスが分かっている場合
z
[By Author] -- プランのステータスは分からないが、作成者は分かる場合
3. 対象のプランを探して展開し、データベース移動順序を参照します。
4. 任意のデータベース移動順序を展開し、個々のデータベースの移動を参照します。
Associated SPRs:
GGRD5YHQN2
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04 マニュアルの変更
メールファイルの移動後にメールファイルを開く
メールファイルを移動した後、メールファイルの開き方が異なります。
IBM Lotus Domino 6.0 以降
メールファイルを移動した後、Lotus Domino 6.0 を実行しているときに、次の手順に従って新規のメールファイル
を開く必要があります。
1. 通常の方法で、古いメールファイルを開きます。
更新が実行されます (ロケーションファイルが変更され、アイコンが変わります。)
2. 古いメールファイルを閉じます。
3. 新しいアイコンを使用して、新規のメールファイルを開きます。
IBM Lotus Domino 6.0 よりも前のリリース
6.0 よりも前の Domino を実行しているときに、次の手順に従って新規のメールボックスを開く必要があります。
メモ: メールファイルの移動が行われ、ロケーション文書が変更されますが、ワークスペースのアイコンとブック
マークは更新されません。
1. 古いメールファイルアイコンを選択し、削除します。
2. 新しいメールファイルアイコンをクリックし、新規のメールファイルを開きます。
ユーザーが古いアイコンまたはブックマークを使用してメールファイルを開こうとすると、サーバー上にレプリカが
見つからないことを示すメッセージが表示されます。
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04 マニュアルの変更
メール以外のデータベースの変換では load convert -d を使用する
サーバーのメール変換ユーティリティを使用してメール以外のデータベース ($Inbox フォルダを持たないデータ
ベース) を変換する場合は、変換によってデータベースの各カテゴリごとに新規のフォルダが作成されるのを防ぐ
ために、「-d」スイッチを使用してください。たとえば、変換タスクを使用して、サーバーに保存されている個人アド
レス帳をアップグレードすると、変換によって、データベース内のすべての文書を含む名前のない新規フォルダが
作成されます。
この対策としては、メール以外のデータベースを変換するときは、変換ユーティリティで「-d」スイッチを使用しま
す。
Associated SPRs:
HJCU5WKNP6
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04 マニュアルの変更
リリースが混在したドメインでの拡張 ACL の使用
『アップグレードガイド』と『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「相互運用性に関する注意事項 」に
おいて、リリースが混在したドメインでの拡張 ACL の使用についての次の説明は間違っています。
「Domino R5 Server から Domino 6 Server に変更内容を複製するには、Domino 6 Server が Domino R5 Server
から変更内容を受信する必要があります。」
正しい情報は次のとおりです。
拡張アクセスが Domino ディレクトリで有効になっている場合、Domino Release 5 Server 上のディレクトリに対す
る変更内容が Domino 6 Server に複製されません。Notes 6 Client では R5 Server にあるレプリカを変更するこ
とができません。R5 Client では R5 Server にあるレプリカを変更することができますが、行った変更は Domino6
Server に複製されません。
拡張アクセスがディレクトリで有効になっている場合、Domino 6 Server 上のディレクトリのレプリカに対する変更
内容を R5 Server に複製できます。Domino 6 Server は、拡張 ACL で R5 Server がアクセス可能にしているもの
だけを R5 Server に複製します。拡張 ACL による制限は R5 に適用できないことに注意してください。Domino 6
Server 上の拡張 ACL で R5 からアクセスできないようにしている重要な情報にクライアントが R5 Server を使っ
てアクセスできないようにするには、拡張 ACL に R5 の持つアクセス権で R5 Server に情報を複製できないよう
に設定してください。
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04 マニュアルの変更
企業の Welcome ページの導入 - マニュアルの更新
企業の Welcome ページを設計、作成、または更新し、すぐにユーザーに配布しないときは、システム管理プロセ
スを使用して、後で配布することができます。企業の Welcome ページの実際の更新と配布は、サーバーコンソー
ルコマンド「tell adminp p all」を使用して開始できます。
Welcome ページへの変更は、ユーザーに配布されるものと、されないものがあります。
Welcome ページを配布するとき、設計の変更はユーザーには配布されません。
システム管理者によって作成および更新された Welcome ページで、タイトルが「$」で始まるものだけが、ユー
ザーに配布されます。
z
起動パネルへのリンクの追加は、ローカルでのみ行えます。起動パネルの変更は、ユーザーには配布されま
せん。
z
設計の変更は、ローカルでのみ実行できます。
z
z
Associated SPRs:
DJOE5WCJZH
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04 マニュアルの変更
転送および配信制御を詳細に設定する - 修正
トピック「転送および配信制御を詳細に設定する」には、誤った情報が含まれています。
手順 7 の表内の「名前の参照を 1 次ディレクトリのみに制限」の情報が正しくありません。このフィールドは、メー
ラーが名前の検索を解決する方法には影響しません。このフィールドはルーターによってのみ使用され、受信
メールに対するユーザーまたはグループが存在するかどうかを調べるために、サーバーの Notes ドメインで
Doimino ディレクトリを検索する際の設定です。
設定に関する正しい情報は次のとおりです。
[有効] - ルーターは、サーバーの Domino ドメインの Domino ディレクトリでのみ名前とグループを参照できます。
ルーターは、ディレクトリアシスタントまたはディレクトリカタログで使用できる他のディレクトリでは名前やグループ
を参照できません。
[無効] - (デフォルト) ルーターは、サーバーからアクセスできるどのディレクトリでも名前とグループを参照できま
す。
Associated SPRs:
ESTN5Y3P6Q
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04 マニュアルの変更
認証者を CA プロセスに追加する - 追加情報
トピック「認証者を CA プロセスに追加する」には、サーバーを再起動するたびに CA プロセスの再ロードが必要
であることを追加しなければなりません。これを行うには、サーバーコンソールコマンド「load ca」を使用する
か、サーバーの Notes.ini ファイルに「ServerTasks=」行にパラメータ「ca」を追加して、自動的に行わせるようにし
ます。
Associated SPRs:
JOGA5WFUZR
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04 マニュアルの変更
別名言語と別名をユーザー ID に追加する
『Domino Administrator 6 ヘルプ』のトピック「別名言語と別名をユーザー ID に追加する」に訂正があります。以
下の段落では、「たとえば、ACL やグループでは、別名も基本名も使用できます。」という文が削除され、次の文
が追加されます。
ACL、グループ文書、およびサーバー文書では、別名は使用しないでください。
改訂された段落
個々の別名は、その名前の母国語を識別する言語指定子と関連付けられています。通常、別名は、指定されて
いる言語と一致したキャラクタセットで指定されます。それに対して、基本名はインターナショナルに認識可能な
キャラクタセットで指定されます。別名も基本名も、Domino システム内では同じセキュリティを提供します。ACL、
グループ文書、およびサーバー文書では、別名は使用しないでください。
Associated SPRs:
SYAI5UL864
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04 マニュアルの変更
Windows 95 - Designer クライアントを使用できません
Domino Designer クライアントは Windows 95 プラットフォームでは使用できません。Windows 95 で使用できるの
は、Notes Client だけです。Lotus Domino 6 Designer ヘルプの Windows 95 に関する記述はすべて不適切です。
サポートされるプラットフォームの完全なリストについては、各リリースノートで「お読みください」の章の「Notes お
よび Domino Release 6 のプラットフォームとシステム要件」を参照してください。
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04 マニュアルの変更
R5 URL コマンド ?OpenServer はサポートされなくなりました
R5 URL コマンド ?OpenServer は、ターゲットサーバー上の全データベースのリストを返します。たとえば、ブラウ
ザに次の要求を入力するとします。
http://www.betafour.com/?OpenServer
または、省略形
http://www.betafour.com/?Open
サーバーは www.betafour.com の Domino の全データベースのリストを返します。R5 では、Web サイト管理者は
サーバー文書のオプション
[HTTP クライアントからのデータベース参照を許可] を [いいえ] に設定して、?OpenServer コマンドを無効にする
ことができます。
サイバー攻撃に対する Domino 強化対策の一環として、Domino 6 からは ?OpenServer コマンドが完全に削除さ
れます。?OpenServer コマンドの機能が必要な場合には、Lotus Developer Domain の「An alternative to the
"?OpenServer" URL command」で説明されているとおり、LotusScript のエージェントを使用して実行できます。
エージェントは、Lotus Developer Domain の Sandbox からダウンロードして要件に合わせてカスタマイズできま
す。
Associated SPRs:
JCHN537HFB
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04 マニュアルの変更
R5 URL オブジェクト $defaultNav はサポートされなくなりました
R5 では、?OpenNavigator URL で特別なオブジェクト $defaultNav を使用して、データベース内のすべてのビュー
のリストを取得することができました。たとえば、次の URL によって、 sales.nsf のすべてのビューのリストが返さ
れました。
http://www.betafour.com/sales.nsf/$defaultNav?OpenNavigator
サイバー攻撃に対する Domino 強化対策の一環として、Domino 6 からは $defaultNav オブジェクトが削除されま
す。R5 サーバーを使用している場合でも、R5.0.10 からは $defaultNav オブジェクトが削除される予定であること
に注意してください。
Associated SPRs:
JCHN4C5RWL
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04 マニュアルの変更
ビューアイコンにポップアップアップテキストを表示する
アプリケーションのアクセス性や使いやすさを向上させるために、マウスポインタをビューアイコンの上に合わせる
と、アイコンのイメージ名が表示されます。この機能は、Notes Client のユーザープリファレンスとして有効にされ
ます。
アプリケーションでビューアイコンを使用する際のガイドラインは次のとおりです。
z
既存のビューアイコンを番号で指定すると、デフォルトのアイコン説明が表示されます。
z
ビュー列で使用するカスタムアイコンを作成するときには、意味のあるイメージ名を割り当ててください。この
名前がポップアップテキストとして使用されます。
z
1 つの列に複数のアイコンがある場合、マウスポインタをそれらのアイコンに合わせると、画面上に表示でき
るアイコンの説明がすべて表示されます。
次の表には、アイコンと各アイコンに対応するポップアップテキストが番号順に表示されています。
アイコン アイコン アイコン名
番号
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
32
33
34
35
青い文書アイコン
未読フォルダアイコン
ユーザーアイコン
グループアイコン
クリップアイコン
網アイコン
動物アイコン
検索アイコン
稲妻アイコン
確認アイコン
情報アイコン
鉛筆アイコン
画像アイコン
チャートアイコン
サウンドアイコン
マイクアイコン
グラフィックアイコン
緑画面アイコン
表アイコン
テキストアイコン
複数文書アイコン
二文書アイコン
ニュースアイコン
赤い本アイコン
アドレス帳アイコン
開いた本アイコン
閉じた本アイコン
白い本アイコン
破れた黄色ページアイコン
破れた青ページアイコン
電球の点灯アイコン
電球の消灯アイコン
更新アイコン
文書と眼鏡アイコン
文書と眼鏡とチェックマークアイコン
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
36
37
38
39
40
41
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43
44
45
46
47
48
49
50
51
52
53
54
55
56
57
58
59
60
61
62
63
64
65
66
67
68
69
70
71
72
73
74
75
76
77
78
79
80
81
82
83
84
85
文書の承認アイコン
文書と緑チェックマークアイコン
文書と赤 X アイコン
文書と疑問符アイコン
文書と感嘆符アイコン
黄文書アイコン
黄文書の返答アイコン
青文書の返答アイコン
電話アイコン
通話中アイコン
コンピュータ端末アイコン
FAX アイコン
CD-ROM アイコン
フロッピーディスクアイコン
ディスケットアイコン
ハードドライブアイコン
ネットワークアイコン
コンピュータアイコン
サーバーアイコン
接続アイコン
眼鏡アイコン
インクと羽根ペンアイコン
ドラフトアイコン
通貨アイコン
コインアイコン
鍵アイコン
南京錠アイコン
カレンダーアイコン
時計アイコン
アラームアイコン
飛行機アイコン
放送基地アイコン
書類カバンアイコン
家アイコン
地球アイコン
救急箱アイコン
財務アイコン
運送アイコン
炎アイコン
設備アイコン
ユーティリティアイコン
電気通信アイコン
建設アイコン
砂時計アイコン
禁止アイコン
赤い X アイコン
緑チェックマークアイコン
承認アイコン
否認アイコン
笑顔アイコン
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86
87
88
89
90
普通の顔アイコン
泣き顔アイコン
低温アイコン
中温アイコン
高温アイコン
91
92
93
94
95
96
97
98
99
100
101
102
103
104
105
106
107
108
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110
111
112
113
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115
116
117
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122
123
124
125
126
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129
130
131
132
133
134
135
136
137
138
爆弾アイコン
一時停止アイコン
赤信号アイコン
黄信号アイコン
青信号アイコン
肯定アイコン
否定アイコン
赤ひし形アイコン
緑ひし形アイコン
青ひし形アイコン
赤上矢印アイコン
赤下矢印アイコン
赤左矢印アイコン
赤右矢印アイコン
緑上矢印アイコン
緑下矢印アイコン
緑左矢印アイコン
緑右矢印アイコン
青上矢印アイコン
青下矢印アイコン
青左矢印アイコン
青右矢印アイコン
青画面アイコン
緑ボールアイコン
赤ボールアイコン
茶ボールアイコン
青ボールアイコン
ダークブルーボールアイコン
紫ボールアイコン
黄色ボールアイコン
未読白封筒アイコン
未読黄封筒アイコン
未読青封筒アイコン
未読赤封筒アイコン
既読白封筒アイコン
既読黄封筒アイコン
既読青封筒アイコン
既読赤封筒アイコン
白封筒の裏アイコン
黄封筒の裏アイコン
赤封筒の裏アイコン
白色招待アイコン
黄色招待アイコン
赤色招待アイコン
Lotus 123 アイコン
ワードプロセッサ文書アイコン
プレゼンテーションアイコン
Lotus Approach アイコン
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140
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171
172
173
174
175
176
177
178
179
180
181
200
ビデオカメラアイコン
ワークフロー文書アイコン
Microsoft Excel アイコン
Microsoft Word アイコン
Microsoft Powerpoint アイコン
円グラフアイコン
Visio アイコン
冬アイコン
春アイコン
夏アイコン
秋アイコン
感嘆符アイコン
番号 1 アイコン
番号 2 アイコン
番号 3 アイコン
番号 4 アイコン
番号 5 アイコン
料理アイコン
文書の否認アイコン
握手アイコン
金の星アイコン
手を振る人アイコン
部品アイコン
疑問アイコン
秘密アイコン
暗号化メールアイコン
青南京錠アイコン
仮装アイコン
青チェックマークアイコン
黄チェックマークアイコン
赤メダルアイコン
黄メダルアイコン
Lotus Word Pro アイコン
Lotus Freelance アイコン
飛行機アイコン
自動車アイコン
ビルアイコン
新規文書アイコン
風船アイコン
未使用
未使用
未使用
未使用
未使用
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04 マニュアルの変更
DTD 要素の変更と追加
Domino.dtd の検索
Notes 6 には、Domino 文書型定義 (DTD) のコピーが 2 つあります。標準のデフォルト位置を使用して Designer
がインストールされている場合には、これらのコピーは Lotus/Notes/xmlschemas ディレクトリにあります。2 つの
DTD は次のとおりです。
ファイル名
domino_6_0.dtd
domino_6_0_M14.dtd
説明
domino.dtd の最新バージョン
Notes のリリース候補版でリリースされた domino.dtd
バージョン。このバージョンは、DXL エクスポーターの以
前のバージョンで作成された DXL との互換性を保つた
めに提供されています。この DTD のコピーは、
Lotus/Notes ディレクトリにも domino.dtd の名前で格納
されています。
attachmentref 要素の修正
次の attachmentref 要素の定義は不適切です。
「インポートする添付ファイルへの参照を表します。添付ファイルはインポートされると、$File アイテムとして保存さ
れます。attachmentref 要素としてインポートされるファイルは、その後でエクスポートする場合、$File アイテム
で表されます。attachmentref 要素は、エクスポートによって生成される DXL 形式で表示されません。文書の添
付ファイルは、 それぞれ $File アイテムとしてその文書とともに保存されます。この要素によって、ファイルを $File
アイテムとしてではなく参照によってインポートできるようになります。インポートしたファイルを attachmentref と
して定義し、パスとファイル名を指定できます。」
attachmentref 要素の正しい定義は次のとおりです。
「添付ファイルへの参照を表します。添付ファイルはインポートされると、$File アイテムとして保存されます。
attachmentref の path 属性だけをインポートできます。attachmentref 要素の path 属性は、エクスポートに
よって生成される DXL 形式で表示されませんが、追加した $File アイテムは DXL 形式で表示されます。
attachmentref 要素の path 属性によって、ファイルを $File アイテムとしてインポートするのではなく、ファイルの
パスとファイル名を指定して参照によってインポートしてから、インポートしたファイルを $File アイテムとして保存
することができます。」
acl 要素の修正
acl 要素の 3 番目の属性は、adminreaderauthor ではなく、adminservermaymodify (
%acl.adminservermaymodify; エンティティタイプ) です。
form 要素への追加
form 要素には conflictaction 属性も含まれており、構文は次のとおりです。
conflictaction %form.conflictactions;
"createconflicts"
conflictaction 属性によって、1 つの文書が 2 人のユーザーによって同時に編集されたときの処理方法が定
義されます。オプションは、%form.conflictactions; エンティティに定義されます。
form.conflictactions エンティティの構文は次のとおりです。
<!ENTITY % form.conflictactions " createconflicts | donotcreateconflicts | mergeconflicts |
mergenoconflicts " >
オプションは、[フォームのプロパティ] インフォボックスの [情報] タブの [競合] セクションで設定でき、次のように
定義されます。
createconflicts
同時に複数のユーザーによって編集された文書に対して、複製の競合を発生させます。1 つの文書が主要文書
になり、その他の文書は競合文書になります。競合文書は主要文書に対する返答文書として表示され、競合が
存在することを示す灰色のダイアモンドがビューに表示されます。
donotcreateconflicts
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競合文書は作成されません。一方の文書が優先的に選択されます。もう一方の文書は失われます。
mergeconflicts
複製の競合が発生した場合に、それぞれの文書での変更をすべて組み込んだ文書が 1 つ保存されます。2 人の
ユーザーによって同じフィールドが変更されている場合、競合文書が作成され、マージされた文書に対する返答
文書として表示されます。この文書には、変更されたフィールドの他のバージョンが含まれています。
mergenoconflicts
複製の競合が発生した場合に、それぞれのコピーでの変更をすべて組み込んだ文書が 1 つ保存されます。2 人
のユーザーによって同じフィールドが変更されている場合、一方の変更が優先的に選択されます。もう一方の変
更は失われます。
Associated SPRs:
JBUD5CLJGC; JBUD5CULF4; JBUD5CZJMT
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04 マニュアルの変更
JSP タグライブラリの更新
JSP タグライブラリの更新と追加は次のとおりです。
更新
attachments タグ
inotes6.cab ファイルが Web アプリケーションサーバーで使用できなければなりません。タグが正しく機能するた
めには、サーバーで inotes6.cab ファイルの検索と参照ができなければなりません。
Lotus Notes Domino と WebSphere Web アプリケーションサーバーの同一マシンでの稼動は、Windows 2000 プ
ラットフォームだけでサポートされています。
追加
deleteattachment タグ
選択した添付ファイルを削除します。このタグが生成する HTML は、ページにタグのあるところにはどこにでも表
示されます。
メモ: このタグは、ページに attachmentlist タグがある場合にのみ使用でき、attachmentlist タグの
enabledelete 属性が true に設定されているときにのみ有効です。現在のユーザーが添付ファイルを削除する
権限をもっていない場合は、このタグは無効です。
コンテキスト
有効範囲:
attachmentlist, form
構文
<domino:deleteattachment
text="button label"
showdisabled="true|false"
debug="true|false"
onfailure="inline|exception"
time="true|false"
The standard HTML tag attributes listed below>
属性
次の属性はオプションです。
text
ボタンラベルのテキスト。指定されない場合は、タグのボディがラベルとして表示されます。ボディが存在しな
い場合は、デフォルト値はテキスト Delete attachment. に設定されます。テキストをローカライズするには、
deleteattachment タグのボディで、 msg タグを使用して代わりの引数を指定します。attachmentlist タグ
の enabledelete 属性が true に設定されているときにのみ、このボタンは表示されます。
showdisabled
[削除] ボタンが無効な場合に、このボタンを表示するか、しないかを指定します。true が指定され、現在の
ユーザーが添付ファイルを削除する権限を持っていない場合は、[削除] ボタンはグレー表示 (無効) されま
す。false の場合は、ボタンは表示されません。ボタンをアイコンで表示するには、タグのボディにイメージファ
イルを参照する HTML <img> タグを含めます。無効の場合のイメージは、docnavimg タグを使用して指定しま
す。デフォルトは false です。
debug、onfailure、および time の定義については、「共通な Domino JSP タグの属性」を参照してください。
HTML 属性
次の標準 HTML タグ属性については、「共通の HTML タグ属性」を参照してください。
accesskey
class
lang
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name
style
tabindex
title
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04 マニュアルの変更
[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブのヘルプがありません
[ダイアログリスト] フィールド、[チェックボックス] フィールド、[ラジオボタン] フィールド、または [コンボボックス]
フィールドを作成する際に、[フィールドのプロパティ] インフォボックスの [制御] タブの [F1] キーを押して表示す
るオンラインヘルプに情報がありません。
z
表示設定については、「フィールドの設計」の章のトピック「選択肢リストを表示するフィールドを作成する」を
参照してください。
z
選択肢の設定について、「フィールドの設計」の章のトピック「リストの選択肢を生成する」を参照してください。
Associated SPRs:
JFEN5CCJE6
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04 マニュアルの変更
プログラミング可能な表
次の記述は、プログラミング可能な表についての Designer ドキュメントで不足していたものです。
z
プログラミング可能な表を作成するときは、$<table-name> フィールドで使用される HTML タグでは大文字と
小文字が区別されます。
z
文書が読み込みモードのときにプログラミング可能な表の行を取得するのが難しい場合、次の例を考慮して
ください。
行を編集モードに切り替えるには、次の操作を行います。
1. 2 行 (タブ) のプログラミングム可能な表を作成します。
2. $<TableName> という名前のフィールドをフォームに追加します。
3. 表示する行を変更できるように、フォームにアクションボタンを追加します。アクションボタンの式は次のと
おりです。
FIELD $<TableName>:="<RowName>";
@Command([RefreshHideFormulas])
行を読み込みモードに切り替えるには、次の操作を行います。
1. 現在読み込みモードの文書を編集モードに切り替えるコードを記述します。
2. 次に、編集モードで使用したアクションボタンの式を追加します。
Associated SPRs:
BSPR5C7GYF
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04 マニュアルの変更
返答文書以外の分類されたメイントピックへのアクセス制限
ビューを分類するときに、分類されたメイントピック文書へのアクセスを制限しても、返答文書へのアクセスは制限
しない場合、ユーザーが分類されたメイントピック文書を表示できなくても、分類された返答文書は表示できます。
Associated SPRs:
FGRR4WSGJM
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
計算結果の名前付き設計要素でのデータベース参照の構文
Notes の式言語がデータベースを参照する方法と名前付き設計要素への計算結果参照がデータベースを参照
する方法には、明らかに不整合があります。どちらの場合も、データベース参照自体は正しく解釈されます。
Notes の式言語におけるデータベース参照の構文は、 "server":"path\\filename" で、データベース参照は次の
ように表示されます。
"Zinfandel":"mail\\psmith.nsf" (または、ローカルデータベースの場合、"":"localdb.nsf")
ただし、アウトラインエントリやリンクホットスポット (または、名前付き設計要素への参照を定義できるもの) を作
成し、参照を計算すると、データベースの式は次のように表示されます。
"CN=ZINFANDEL/OU=CAM/O=Notes!!mail/PSmith.nsf"
Associated SPRs:
VMAA4H8SZ7
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04 マニュアルの変更
Domino コネクションリソース (DCR) を使用する
バックエンドデータベースに接続するために Domino コネクションリソース (DCR) を正常に使用するには、
Designer/Notes Client インストールの一部として、Domino 基幹連携サービス (DECS) をインストールする必要が
あります。
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04 マニュアルの変更
URL コマンドの書式中に NoteID を使用してはいけない
セキュリティの向上のため、Notes/Domino 6 では、文書の識別用に NoteID を URL コマンド書式中に使用できな
くなりました。NoteID ではなく、対象オブジェクトのユニバーサル ID (UNID) を使用してください。
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04 マニュアルの変更
LotusScript の BP 関数を別の文字セットで使用しないでください
BP 関数 InputBP、InstrBP、LeftBP、RightBP、LenBP、MidBP では、使用しているプラットフォームの文字セットの
使用が想定されています。これらの関数の別の文字セットでの使用はサポートされていません。
Associated SPRs:
MCHG5CN62T
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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04 マニュアルの変更
ビュー列のプログラミング可能な色
ビューで色の付いた列を使用する場合、Domino Designer のオンラインヘルプで提供される情報以外に、次の点
も注意してください。
ビューの列には複数の色を定義できます。特定の列に設定された色は、その列の右側から行末まで、または別
の色が設定されている列までのすべての列に適用されます。
Associated SPRs:
PTRI5DXLKP
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04 マニュアルの変更
トピック「ページ、フォーム、またはサブフォームで HTML を使用する」の更新
「ページ、フォーム、またはサブフォームを HTML に変換するには」のセクションの手順 3 に関する補足の説明で
す。
[編集] - [HTML へ変換] を選択するたびに、[HTML への変換について] ダイアログボックスが最初に表示されま
す。[今後、この警告を表示しない] をチェックすると、このダイアログボックスは表示されなくなります。
Associated SPRs:
EJGG5A4B79
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04 マニュアルの変更
フォームの別名が変更される場合のビューの選択条件の更新
[検索条件の追加] ボタンを使用してビューの選択条件を指定する際に、検索条件として [使用フォームにより検
索] を指定するときは、次の点を念頭に置いてください。
フォームの別名が追加されているか、その別名が変更されている場合、ビューから条件をいったん削除し、再度
追加する必要があります。元の検索条件のままでは、フォーム名 (元のフォームに別名がない場合)、または以前
の別名 (別名が変更されている場合) が検索されます。フォームで新規作成された文書には新しい別名のタグが
付けられますが、検索条件が更新されてこの新しい別名が取得されるまで、文書はビューに表示されません。
メモ: フォームに別名がなく、フォーム名が変更された場合も同様のことが起こります。しかし、この場合、上記の
ケースよりも簡単に原因を突き止められるでしょう。
Associated SPRs:
JSTH5E4NMF
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04 マニュアルの変更
DECS のヘルプ
次の内容は『DECS インストール&ユーザーガイド』には含まれていませんが、必要な情報です。
Virtual アクティビティと Domino クラスタ
Virtual Documents アクティビティと Virtual Fields アクティビティは Domino クラスタをサポートしますが、その度合
いが異なります。Virtual Fields は、Domino クラスタによって提供されるフェイルオーバーとロードバランシングの
機能を完全にサポートできます。これに対し、Virtual Documents は、現時点では Domino クラスタで機能します
が、これらの機能を完全に利用することはできません。Domino クラスタでの Virtual アクティビティのセットアップ
と使用方法を以下で説明します。
Domino クラスタは、1 つ以上のレプリカデータベース (レプリカ) をホストする、指定された Domino Server の集ま
りで、Domino クラスタ複製が有効になっています。ここでは、読者が Domino クラスタの設定と使用に慣れている
ものとして説明します。クラスタ内のすべてのレプリカは、基本的にイベント駆動の複製モデルを使用して同期が
保たれます。クラスタ内の任意のレプリカのデータに変更が加えられると、その変更内容はクラスタ内の他のレプ
リカにすぐに複製されます。もし、あるサーバー (そして、サーバー内のレプリカデータベース) が一定期間オフラ
インであった場合は、トラフィックは自動的に他のサーバーへと迂回されます。サーバーがオンラインの状態に戻
ると、そのサーバーは他のサーバーとの複製が可能になり、現在のデータを取得してレプリカデータベースは最
新の状態となります。クラスタ内のサーバー間のロードバランシングも、同様のメカニズムで実行されます。
Virtual Fields による Domino クラスタのサポート
Virtual Fields アクティビティが完全に Domino クラスタに参加するには、クラスタ内の各サーバーで、サーバー上
のレプリカデータベースをモニターする Virtual Fields アクティビティをセットアップする必要があります。クラスタ内
の各サーバーは、そのサーバー固有の Virtual Fields アクティビティをローカルのレプリカデータベースに対して
実行することになります。クラスタ内の各サーバーは、そのサーバー用の LEI Administrator のコピーを維持し、
アクティビティの設定のコピーを使用して、各 Administrator データベースからアクティビティを実行する必要があ
ります。LEI Administrator はクラスタ複製できないため、各サーバーは、そのサーバー用の LEI Administrator の
非レプリカコピーをホストする必要があります。
すべての Virtual Fields アクティビティで同じ外部データソースを使用するよう設定できます。このように設定する
と、それぞれの Virtual Fields アクティビティは外部データにアクセスし、更新することができるため、クラスタの
フェイルオーバーとロードバランシングのサポートが得られます。たとえ、1 つのサーバーを残して他のサーバー
がすべてオフラインになっても、外部データへのアクセスは維持され、外部データは最新の状態に保たれます。他
のサーバーがオンラインに復帰すると、最新の状態にある現在の外部データが、外部データソースからこれらの
サーバーに対してすぐに直接利用できるようになります。
Associated SPRs:
SBOR5RVMVN
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04 マニュアルの変更
サービスプロバイダソフトウェアのアップグレードがサイト文書に影響を及ぼします
サービスプロバイダソフトウェアを Domino 6 の以前のリリースからアップグレードする場合、インターネットサイト
文書の [基本] タブの [このサイトをホストする Domino Servers] フィールドの情報を更新する必要があります。以
前のリリースでは、Web サイト文書だけがこのフィールドのエントリにアクセスできたため、インターネットサイト文
書では更新されていない可能性があります。
1. Domino Administrator から Domino ディレクトリ (NAMES.NSF) を開きます。
2. [サーバー] - [インターネットサイト] を選択します。
3. 編集するインターネットサイト文書または Web サイト文書を選択します。デフォルトでは、サイト文書はホス
テッドオーガニゼーション名でソートされています。
4. [文書の編集] をクリックします。
5. [基本] タブで、[このサイトをホストする Domino Server] フィールドを検索します。フィールドが空の場合、
server1/orgname のようなサーバー名を入力するか、全サーバー名を表す * (アスタリスク) を入力します。
6. [保存して閉じる] をクリックします。
Associated SPRs:
MLOT56DNVE
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04 マニュアルの変更
Domino Web Access での Instant Messaging の機能強化
Domino Web Access 6.5.2 では、Lotus Sametime Connect 6.5.1 を Instant Messaging (チャット) クライアントとし
て使用できます。Lotus Sametime Connect 6.5.1 を使用することで、コンタクトリストの管理や在席確認など、
Notes Client の Instant Messaging と同等の機能が提供されます。6.5.2 のデフォルトのチャットクライアントは
Domino Web Access Chat クライアントで、これは Domino Web Access 6.5.1 で使用されるのと同じクライアントで
す。新規の Sametime Connect 6.5.1 をチャットクライアントとして使用するには、次の NOTES.INI 設定を使用しま
す。
構文: iNotes_WA_SametimeJavaConnect=value
説明: Domino Web Access チャットユーザーインターフェースの代わりにブラウザユーザーインターフェース用
Sametime Connect を使うときに、この設定を使用します。
0= オフ
1= オン
適用: すべての Domino Web Access クライアント
デフォルト: 1
同じ機能のユーザーインターフェース: なし
Domino Web Access の Sametime Connect は Sametime サーバー上のコンタクトリストを使用するので、Domino
Web Access ユーザーと Notes Client ユーザーは同じリストを共有できます。前バージョンの Domino Web
Access のチャットで作成され、ユーザーのメールファイルに保存された個人用リスト (Domino Web Access では
Instant Messaging リストと呼ばれる) は、これらの公開リストと同期できます。
コンタクトリストの管理だけでなく、Sametime Connect は、Notes Client の Sametime 機能と同等の機能を持ちま
す。これには、Domino Web Access で利用できる次の新機能も含まれます。
z
z
z
z
z
z
z
z
z
カレンダーとスケジュール、会議などのビューに在席確認が追加される
ビューによって異なる右クリック機能
Instant Messaging リストとグループを作成し、Sametime サーバーに保存する機能
Sametime サーバーの連絡先用の公開リストの使用
Instant Messaging リストの表示機能 (リスト全体ではなくオンラインユーザーだけの表示、ソート済みのリ
スト、フルネームまたは短縮名のどちらを使用するかの選択など)
通知 (返答を必要としない短いメッセージ) を送信する機能
会議のセキュリティオプション
チャットへの招待または新規の Instant Messaging が届いたときの通知方法の選択
チャットウィンドウの新機能 (メッセージ記録の保存と送信、ツールの追加、チャット相手の Instant
Messaging リストへの追加など)
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04 マニュアルの変更
「メールにフォローアップのマークを付ける」での訂正
「メールにフォローアップのマークを付ける」というトピックでは、フォローアップアイコンが使用できないビューの説
明が誤っています。フォローアップアイコンを使用できないのは、[ごみ箱]、[ドラフト]、[ジャンクメール] の各ビュー
です。
Associated SPRs:
STER5Q68T8
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04 マニュアルの変更
ディレクトリカタログからメールアドレスを選択する
Domino Web Access のヘルプトピック「アドレス帳からメールアドレスを選択する」では、Domino ディレクトリ、
LDAP ディレクトリ、またはディレクトリカタログで検索するときにリストの表示方法を変更できるように書かれてい
ますが、これは誤りです。ディレクトリカタログの検索では、表示方法を変更できません。
Associated SPRs:
NYYG5PH4LP
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04 マニュアルの変更
ブラウザの言語プリファレンスを使用して [カレンダー] ビューを印刷する
トピック「カレンダーを印刷する」には、カレンダーのビューを印刷する言語の変更について、誤った情報が含まれ
ています。正しい情報を以下に示します。
ビューを印刷する言語を変更する
カレンダービューの印刷に使用される言語を変更するには、ブラウザの言語プリファレンス設定を使用します。こ
れは、西ヨーロッパ語、キリル語、日本語、簡体中国語、繁体中国語、および韓国語に適用されます。たとえば、
ブラウザの言語プリファレンスを簡体中国語に設定すると、[カレンダー] ビューの印刷言語は簡体中国語に変更
されます。
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04 マニュアルの変更
ブラウザユーザーインターフェース用 Sametime Connect を Domino Web Access で使用する
ブラウザユーザーインターフェース用 Lotus Sametime Connect 6.5.1 を Instant Messaging (チャット) クライアント
として使用するときは、『Domino Web Access ヘルプ』の Instant Messaging に関するトピックの一部の情報があ
てはまらなくなります。
Domino Web Access での Sametime Connect は Sametime サーバー上のコンタクトリストを使用するので、
Domino Web Access ユーザーと Notes Client ユーザーは同じリストを共有できます。Domino Web Access で前
バージョンのチャット用にユーザーのメールファイルで作成された個人用の Instant Messaging リストは、転送し
て、 Sametime サーバーに保存されているコンタクトリストと同期させることができます。Sametime Connect にお
ける個人用の Domino Web Access Instant Messaging リストを維持したいユーザーは、ブラウザユーザーイン
ターフェース用 Sametime Connect クライアントが実装される前に、このリストを転送する必要があります。
リストを同期する
1. Domino Web Access にログインします。
2. [チャット] をクリックします。
3. マウスを右クリックし、[ローカルの連絡先リストを Sametime サーバーに送信する] を選択します。
Instant Messaging コンタクトリストにユーザーを追加する
ブラウザユーザーインターフェース用 Sametime Connect 6.5.1 クライアントを使用しているときは、Instant
Messaging リストに追加されたユーザー名は Sametime サーバーに保存されます。ユーザーを追加するには、次
の手順で操作します。
1. Domino Web Access にログインします。
2. Instant Messaging に追加したいユーザーから受け取ったメールを選択します。
3. マウスを右クリックし、[コンタクトリストに追加] を選択します。
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05 互換性と相互運用
カレンダーとスケジュールの互換性: R4 と Notes 6
R4 ユーザーと Notes 6 ユーザー間でのカレンダーとスケジュールの互換性に関する問題を説明します。
繰り返し行われる会議
R4 の議長/参加者が関係する場合の、繰り返し行われる会議のスケジュール変更の通知に関する一般的な
ルールは次のとおりです。
1. スケジュールの変更を処理する前に、カレンダーに会議招集を追加しなければなりません。この説明につい
ては、下記の第 3 項目を参照してください。
2. スケジュールの変更による各カレンダーエントリーの調整は絶対値 (デルタシフトモデルとも呼ばれます) で
はなく、オフセットで行われるため、スケジュールの変更は受信された順序で処理する必要があります 。この
順序で処理されないと、意図していない結果になることがあります。詳しくは、下記の第 3 項目を参照してくだ
さい。
3. スケジュールの変更は、特定の繰り返しインスタンスから実行されます。そのため、スケジュールの変更を行
うには、このインスタンスをカレンダーに表示する必要があります。該当するインスタンスを決定するには、次
のことを確認します。
- スケジュールの変更の [StartDateTime] フィールドと [EndDateTime] フィールドが、繰り返しインスタンスの
[StartDateTime] フィールドと [EndDateTime] フィールドに一致していなければなりません。
- また、繰り返しインスタンスの [フォーム] フィールドには [予定] が入力されており、[CalendarDateTime]
フィールドと [StartDateTime] フィールドが一致していなければなりません。[フォーム] フィールドは、ワークフ
ローの通知と文書を区別します。[CalendarDateTime] フィールドがあると、文書は [カレンダー] ビューに表示
されます。
- スケジュールの変更は、繰り返しインスタンスの子文書、または繰り返し文書と同じ親を持つ子文書になり
ます (スケジュールの変更と繰り返しインスタンスは兄弟文書です)。
Domino 6 Server へのアップグレードの推奨
R4 メールテンプレートに基づくメールファイルのすべてのレプリカを Domino 6 Server 上に置くことを推奨します。
Notes 6 では、カレンダーとスケジュールの機能が多くの点で改善されました。R4 テンプレートベースのユーザー
を Domino 6 Server に移動することで、 ユーザーのクライアントとメールテンプレートが Notes 6 にアップグレード
されるまでの間、カレンダー機能が改善されます。
次の表は、Domino 6 Server で実行される R4 メールクライアントで使用できるいくつかの機能を示しています。
Notes 6.0 議長
繰り返し行われる会議の招集とス
ケジュールの変更
参加者を繰り返し行われる会議
に追加 - すべて
参加者を繰り返し行われる会議
に追加 - 一部
4.6 Server での 4.6 参加者
使用不可能
使用不可能
使用不可能
6.0 Server での 4.6 参加者
メッセージが暗号化されていない
限り、使用可能です。
次の範囲で使用可能です。
「繰り返し行われる会議の情報」
というタイトルのセクションの招集
フォームで、「この会議は繰り返さ
れます」で始まる行に日付がない
場合。ただし、後続の行「会議日
付」は正しくなければなりません。
複数の部分招集が議長から送信
される場合、次の処理が行われ
ます。
- カレンダーに追加されていない
場合、日付が最初の招集にマー
ジされる。
- 繰り返し行われる会議の開始を
正確に保持しようとする。
- 後続の招集は常に確認の形式
に変更される。
「繰り返し行われる会議の情報」
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
繰り返し行われる会議への削除
と再追加
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使用不可能
更新情報の送信
使用不可能
6.0 参加者
繰り返し行われる会議の自動処
理
4.6 Server での 4.6 議長
使用不可能
Associated SPRs:
JKEN5DALY5; WCHI5CRUSD; XJIA4X27G4; JHOD4GEU2X; PANN5AVCM4; LTAG55HBVH
というタイトルのセクションの招集
フォームで、「この会議は繰り返さ
れます」で始まる行に日付がない
場合。ただし、後続の行「会議日
付」は正しくなければなりません。
「参加者を繰り返し行われる会議
に追加 - 一部」の場合と同様に
動作します。
カレンダに招集がすでに追加され
ている場合、再追加する前に会
議に関連するすべての文書を削
除しなければなりません。
更新の情報通知を確認に変更し
ます。
6.0 Server での 4.6 議長
招集のみをサポートします。
スケジュールの変更は処理され
ません。
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05 互換性と相互運用
Notes 6 Clients のローミングが原因で、以前のバージョンのサーバーがクラッシュする場合が
ある
ID ファイルの形式に互換性がないため、Lotus Domino の以前のリリースのサーバーをホームサーバーとして使
用している、Notes 6 Client のローミングユーザーが、新規のクライアントコンピュータでローミングのユーザー機
能を使用すると、サーバーがクラッシュする場合があります。
管理者は、Client をアップグレードする前に、ローミングユーザーが使用するサーバーをアップグレードしてくださ
い。
Associated SPRs:
PTPS4UEPFJ
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05 互換性と相互運用
エントリの背景色として使用される [カレンダー] ビューの「予約済みの色」
Domino/Notes 6 以前では、カレンダーを表示するときに、[カレンダー] ビューの「予約済みの色」は無視されてい
ましたが、Notes 6 では、エントリの背景色が「予約済みの色」に割り当てられて、エントリの表示に使用されま
す。
R5 で設計された [カレンダー] ビューに「予約済みの色」が設定されており、そのまま表示すると美観を損なう場
合にのみ、この変更は問題になります。たとえば、R5 では [カレンダー] ビューの「予約済みの色」が明るい紫色
に設定されても、実際にはこの色が表示されないため、あまり気にならなかったかもしれません。しかし、この同じ
ビューを Notes 6 Client で表示すると、カレンダーエントリは目障りな紫色でハイライト表示されます。
対策
この問題は、R5 の「予約済みの色」で適切な色を選択するだけで解決します。
Associated SPRs:
JFEN57PT55
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05 互換性と相互運用
Notes 6 でローカル DB を開くと R5 の未読マークがリセットされます
Notes と Domino 6 でローカルデータベースを開いた後、そのローカルデータベースを Notes または Domino 5 で
開くと、未読マークがすべてリセットされます (すべての文書に未読のマークが付けられます)。これは、設計どお
りの動作で、未読テーブルの記憶域の内部形式がアップグレードされた結果によるものです。アップグレードは
NSF ファイルの ODS バージョンに関係なく行われます。
Notes と Domino 6 によってローカルデータベースが開かれると、未読マーク記憶域が最新の形式に変換されま
す。しかし、後に同じデータベースが R5 Domino または Notes によって開かれると、この新しい形式が認識され
ないためデータベースが破棄され、未読マークがリセットされます。この問題は、ローカルデータベースを開いたと
きだけに発生します。
Notes 6 Client または Notes 5 Client が R5 Server でデータベースにアクセスする場合、内部形式は保持されま
すが、Domino 6 Server でアクセスする場合、内部形式がアップグレードされます。内部形式がアップグレードされ
た場合でも、Domino 6 以降の Server が使用されている限り、どちらの Client バージョンでも未読マークの読み
込みと設定を行えます。 Server のバージョンが R5 にダウングレードされると、R5 Server は未読マーク記憶域
の形式を認識できず、未読マークがリセットされます。
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05 互換性と相互運用
ビューのソート: R4.6 から移行された大文字/小文字および濁点/半濁点
の区別
R4 では、2 つの文字列が同じであると見なされる場合、ビュー列のプロパティ [大文字/小文字を区別] と [濁点
/半濁点を区別] を使って区別していました。つまり、ほとんどの場合、大文字と小文字、濁点と半濁点を区別する
ソートが行われていませんでした。
R5 以降のバージョンの Notes (Notes 6 を含む) では、これらの 2 つのプロパティを設定すると、常に大文字と小
文字、濁点と半濁点がソートされます。これは、R4 と基本的に異なる点です。そのため、R5 以降のデータベース
に変換された R4 データベースは、デフォルト設定でこれらのプロパティは選択されていません。
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05 互換性と相互運用
[今日の予定] のホットスポットが R4.6 メールデータベースでときどき機能しない
Notes 6.5 の Welcome ページのワークプレースで R4.6 メールデータベースを使用するとき、ビューを起動する
ホットスポット ([メールを開く]、[カレンダーを開く]、または [すべてのタスク]) は正しいビューを開きません。これ
は、しばしば起こる問題ですが、ほとんどの場合は、[カレンダー] ビューや [タスク] ビューの代わりに、受信ボッ
クスが開かれます。これは、ソフトウェア上の制限です。
Associated SPRs:
RDER5Q8HQT
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05 互換性と相互運用
Domino HTTP サーバーが処理する WebSphere と Domino ユーザー名
多くの IBM 製品が WebSphere と Domino で相互運用されます。たとえば WebSphere でのシングル・サインオン
(SSO) をサポートする Domino HTTP サーバーなどです。設定によっては、ユーザー情報を持つ WebSphere ディ
レクトリが Domino ディレクトリにならず、勝手に LDAP ディレクトリになってしまうことがあります。 ユーザーは 2
つの世界 (Websphere と Domino) に 2 つの異なる名前で存在することがあります。
たとえば、WebSphere の世界でもともと「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」だったユーザーが、Domino の
世界では同じユーザーでも「John M Doe/MyCompany」というような Domino ユーザー名になることがあります。
Domino HTTP サーバーは、このような複数の属性を持つユーザーのいる環境での WebSphere と Domino への
SSO をサポートします。
ユーザーが最初に WebSphere へログインし、その後に Domino へアクセスしようとすると、ユーザー名は
WebSphere 形式で Domino に表示されます。SSO をサポートするために、Domino は WebSphere ユーザー名
(例 :uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com) を、Domino ディレクトリにリストされている同一のユーザー名 (例 :
John M Doe/MyCompany) に対応づけられます。Domino HTTP サーバーが管理するすべての Domino の操作に
対して、Domino ユーザー名が存在するようにユーザー名の対応づけが行われます。たとえば、ユーザーが
Domino データベースに文書を作成すると、ユーザーの WebSphere 名ではなく Domino 名がデータベースの
ACL (アクセス制御リスト) で比較され、アクセス権が決まります。
WebSphere ユーザー名を Domino ユーザー名と正しく対応させるために、以下の規則が適用されます。
1. Domino ディレクトリのユーザー文書で、[ユーザー名] フィールドに 2 番目の値として WebSphere ユーザー名
を設定しなければなりません。たとえば、Domino ユーザー「John M Doe/MyCompany」がユーザー文書の [ユー
ザー名] フィールドに WebSphere ユーザー名「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」を 2 番目にリストされてい
るようにします。
2. Domino がディレクトリアシスタントを使うように設定されているときは、
「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」のようなユーザー名を検索すると、ディレクトリの検索パスの様々なディ
レクトリから複数の検索結果が返ってくることがあります。複数の検索結果が起こったときは、管理者はディレクト
リの検索パスにある Domino と LDAP ディレクトリが同じユーザーのインターネットメールアドレス情報を持ってい
るようにしなければなりません。たとえば、Domino での検索が以下のような検索結果を返すとします。
-- John M Doe/MyCompany の Domino ディレクトリからのエントリ ([ユーザー名] フィールドの 2 番目の値
に「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」がある)
-- uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com の LDAP ディレクトリからのエントリ
uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com が Domino ユーザー名 (John M Doe/MyCompany) に対応づけられるよう
にするには、両方の情報のインターネットメールアドレスが一致していなければなりません。それぞれの情報が同
じインターネットメールアドレス (例 : [email protected]) を持っていると、Domino はこれらの情報が同じ人の
ものと認識し、正しく Domino ユーザー名「John M Doe/MyCompany」に対応づけられるようになります。
3. Domino サーバーの notes.ini に変数「NoAmbiguousWebNames」が設定されているときは、名前に適用する 2
つ以上のユーザー情報が見つかると対応づけは実行されません。
名前検索で WebSphere ユーザー名の LDAP エントリと、対応付けられる可能性のある 1 つ以上の Domino ユー
ザー名 (上記 2 の例を参照) が見つかったとき状況でこの規則が適用されます。これらのユーザー情報の識別
名が同じでないので (例 : 一方が Domino ユーザー名、他方が WebSphere ユーザー名)、サーバー環境変数の
設定により対応付けは実行されません。
この規則は重複したユーザー情報が見つかったときには適用されません。たとえば、
「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」の検索で「John M Doe/MyCompany」([ユーザー名] フィールドの 2 番
目の値に「uid=jdoe/cn=users/dc=myorg/dc=com」がある) に対する 2 つのユーザー情報が見つかったとします。
このときは、Domino ユーザー名への名前の対応づけが行われます。
メモ: WebSphere ユーザー名の Domino ユーザー名への対応づけに問題があるときは、管理者はサーバーのロ
グファイル (log.nsf) に詳細情報を出力できます。サーバーの notes.ini に以下の notes.ini 変数を追加します。
LOGLEVEL_NAME_MAPPING = 1
記録されるメッセージが膨大になる可能性があるので、通常の設定ではこの環境変数を有効にすることはおすす
めしません。対応づけの問題について情報を集めるときに有効にし、すぐに無効にすることをおすすめします。
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05 互換性と相互運用
チームルーム 4.1 をチームルーム (R5) へ移行してからチームルーム (R6) へ移行する必要
があります
チームルーム 4.1 テンプレートに基づいたチームルームデータベースを使用している場合、チームルーム (R6)
の設計へ移行する前に、 チームルーム (R5) へ移行してから、変換ユーティリティを実行する必要があります。
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05 互換性と相互運用
チームルーム (R5) からの移行時の チームルーム (R6) ユーザー別名サポート
チームルーム (R6) では、ユーザー別名の使用がサポートされます。ただし、チームルーム (R5) が
Notes/Domino 6 の設計に更新される際に、既存の文書でユーザー別名は自動生成されません (この情報が文
書の作成時に保存されないため)。そのため、文書でユーザー別名情報を表示するには、文書の作成者は既存
の文書を開いて再度保存する必要があります。設計更新後に作成されたすべての新規文書では、ユーザー別名
情報が自動的に表示されます (ユーザー別名情報が使用可能で適切に使用されている場合)。
Associated SPRs:
JSTH58XJRC
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05 互換性と相互運用
パーソナルステーショナリーメールがアーカイブ時に削除されない
R5 テンプレートで作成されたパーソナルステーショナリーメールは、Notes/Domino 6 ではアーカイブされますが、
削除されません。これは、文書内の $NOPURGE 値が原因です。
Associated SPRs:
PCOY5PVJ4L
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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05 互換性と相互運用
SMIME で暗号化されたメールは、ビューレベルではすでに解読されて表示されます
データベースのオープンコールを探知するために、クライアントに Norton Lotus Notes Virus Protection が設定さ
れている場合、暗号化された SMIME メールは開封時に解読されて表示されます。
Associated SPRs:
MROE5AYQRP
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06 変更履歴
新機能と機能強化に関する履歴の概要
以前の Notes/Domino 6 リリースで導入された新しい機能と機能強化は「変更履歴」で参照できます。この章のそ
れぞれのリリース番号、たとえば「Notes/Domino 6.0 - 初期リリース」の章には、そのリリースでの新機能の導入
や変更をリストした履歴があります。ただし、このセクションではすべての機能は記述されていません。
現在のメンテナンスリリースに関するすべての新機能のリストについては、「新機能の紹介」という章の「新機能」
セクションを参照してください。
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06 変更履歴
IBM Lotus Notes/Domino 6 の新機能の概要
以下のリストは、IBM Lotus Notes/Domino 6 で利用できる新しい機能の概要です。詳しくは、Administrator、
Designer、および Notes Client のオンラインヘルプの「新機能」を参照してください。
Notes Client
ブックマーク
z
z
ブックマーク の [履歴] ビューを使用して、日付、サイト、またはタイトルごとに履歴を表示できます。
ブックマークバーおよびフォルダでは、オペレーティングシステム上のファイルのドラッグアンドドロップがサ
ポートされます。ブックマークは、これらの要素をブックマークバー、またはブックマークフォルダのいずれか
にドロップすると作成されます。
z
ブックマークのグリッドビューは、ワークスペースとほぼ同じ機能を備えており、既存のブックマークペインの
一部となるフォルダを含むように拡張されています。ブックマークグリッドの一部としてフォルダを表示し、フォ
ルダ間を移動できます。また、グリッドビューの異なるフォルダ間でアイテムを移動できます。
z
ブックマーク内の複数選択機能は、互いに隣り合っていないアイテムも選択できるように拡張されています。
この機能により、隣り合っていないアイテムを同時に選択し、すべてのアイテムに適切な操作を適用できま
す。さらに、 [データベースを開く] ダイアログボックスで複数のデータベースにブックマークを設定できます。
z
削除、ドラッグアンドドロップ、開くなどの管理操作に対し、複数のブックマークやブックマークフォルダを選択
できます。
z
[Ctrl] + [F] キーや [Ctrl] + [G] キーなどのアクセラレータキーに加えて、[編集] - [検索] および [編集] [次を検索] を使用してブックマークを検索できます。
z
アラビア語やヘブライ語の場合、ブックマークグリッドコントロールでは右から左に表示されます。
コンポーネント
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文書内のある範囲のテキストを特定の言語に関連付けることができます。そのテキストのスペルチェックでは
適切な言語辞書(インストールされている場合)が使用されます。
z
スペルチェック時に言語辞書(インストールされている場合)を切り替えることができます。
スペルチェックでは、英語を使うユーザーは追加辞書を指定できます(現時点では、医学用語辞書のみ指定
できます)。
z
z
アクションバーアプレットでは、アクションアイテムの 2 番目の行が表示される代わりにプルダウンメニューが
サポートされます。ただし、Macintosh ではサポートされないことに注意してください。
z
ビューアプレットでは、必要に応じて水平スクロールバーが表示されます。
アウトラインアプレットでも水平スクロールがサポートされ、エントリ全体を表示できます。また、アウトラインア
プレットでは、水平揃えおよび垂直揃えの属性もサポートされます。
z
z
Internet Explorer および Netscape では、チームルームテンプレート (Windows プラットフォームのみ) を通じ
て、インストール可能な Domino アプレットをアクションボタンとして使用できます。
z
ユーザーは、IE コントロールをエディタアプレットの代わりに使用できます。このコントロールを使用するには
IE をインストールしておく必要があります。
z
Internet Explorer では、Notes は電子メールおよび連絡先一覧インターネットサービス用のデフォルトの代替
プログラムになりました。
エディタ
z
フィールドの設計に説明テキストが追加されました。このテキストにより、ユーザーはフィールドの選択内容と
入力内容を知ることができます。カーソルがフィールド内に置かれると説明テキストはなくなります。このテキ
ストは文書と一緒には保存されません。
z
設計者は、独自のスタイルシートを作成できます。このスタイルシートにより、文書のルックアンドフィールを
定義できます。文書の外観は、オリジナル文書ではなくスタイルシートを変更するだけで簡単に変更できま
す。
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セクションでは、Windows キャプションスタイル、グラデーション、および 2 種類のタブスタイルの合計 4 種類
の追加境界線スタイルがサポートされます。さらに、テキストコントロールの垂直方向の文字揃えを、コント
ロールの境界線ではなく外側のテキストに一致するように指定できます。
z
埋め込みエディタ (全機能エディタ) をフォームに追加できます。
フォーム上で文書を「このフォームを使う文書に署名する」に指定できます。
「チェックボックス」または「ラジオボタン」アイテムに行間隔を指定できます。
ボタン、チェックボックス、コンボボックス、リストボックス、ダイアログリスト、テキストと関連フィールド、埋め込
みアウトライン、日付ピッカー、スケジューラのサイズを個別のクライアントマシン上のフォントサイズに応じて
設定できます。
z
z
z
z
[OK]、[キャンセル]、および [ヘルプ] ボタンとして表示される独自のボタンを指定できます。このボタンはスク
リプト以外の適切な動作に対応します。
z
[アプレット] - [イベントとプロパティの編集] を選択することで、 ActiveX コントロールのプロパティとイベント
にアクセスし、それらを編集できます。プロパティとイベントが現在の値と一緒にプログラマ用のペインに表示
されます。
z
@dialog 関数では、[OK] および [キャンセル] ボタンをダイアログボックスの右または下に表示する新しいパ
ラメータを使用できます。
z
テキスト段落に境界線を選択できます。オプションとして、境界線のスタイル、効果、および太さがあります。
Notes では、時刻または日付フィールドに入力された内容に基づいて日時が「推測」され、時刻または日付が
正しい日時形式に変換されます。この機能はデフォルトで無効になっているため、有効にするには [ユーザー
プリファレンス] を使用します。
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z
表の新しいオプションを使用すると、列を自動調整できます (列幅が内容のサイズに合わせて自動的に設定
されます)。
z
設計者は、「見出し付き表」と呼ばれるスタイルの表を指定できます。これにより、セクションや表の行を一度
に 1 つだけ表示できます。このとき各行を見分けるための見出しバーが表示されます。
z
表内で [Ctrl] + [↑] キーおよび [Ctrl] + [↓] キーを使用して、セルの内容またはセルの選択されたグルー
プを上下に移動できます。
z
フォームベースの表内で表をフィールドに貼り付けるときに、メッセージが表示されなくなりました。これによ
り、表が実際はフォーム内でレイアウトツールとして使用されたことがわからなくなるため、ユーザーの混乱を
招かずに済みます。
z
キーボードを使用して、表のタブヘッダーを選択できます。また、左と右の矢印キーを使用して表のタブ間を
移動できます。
z
タブ付きの表では、表の上下左右どの位置でもタブを配置できます。
タブ付きの表を作成するときに、最初のタブに適用する表の端からのオフセットを 0 から 100 までのピクセル
範囲で指定できます。また、タブサイズの等しいタブ付きの表も作成できます。
z
z
z
タブ付きの表のダイアログボックス内の各タブ付きページで、コンテキストヘルプを利用できます。
フォームの onHelp イベントが指定されていると、テンプレートのダイアログボックスに [ヘルプ] ボタンが表示
されます。
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キーボードとメニューコントロールを使用して、リッチテキストフィールド内のリストアイテムを上下に移動でき
ます。
z
目の不自由なユーザー用に、スクリーンリーダーを通じて時刻ピッカーとタイムゾーンの各コントロールにアク
セス可能です。
z
スクリーンリーダーでは、表のタブにフォーカスを置くとそのタブの値を取得できます。
目の不自由なユーザー用に、テキストポップアップおよび HTML フィールドラベルが Microsoft Active
Accessibility (MSAA) スクリーンリーダーにレポートされます。
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z
HTML タイトルフィールドが空白のままであると、エディタでは、そのフィールドの前のテキストが HTML タイト
ルとして使用されます。これは、スクリーンリーダーのユーザー補助機能の必要条件を満たす場合に役立ち
ます。
インターナショナル
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IME を必要としないフィールドに入力しようとすると、IME は自動的にオフになります。たとえば、数値フィール
ドに日付を入力するときに IME は必要ありません。この機能は、Windows 32 Client でのみ利用できます。
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[名前の選択] ダイアログボックスを使用してデータを入力するときに、基本ユーザー名または別名のいずれ
かを選択できます。さらに、別名をメールデータベースのビューまたはフォルダや、会議室、リソース、または
予約の各データベース内のさまざまな領域に表示することもできます。
z
言語を右から左に表記する環境 (つまりアラビア語、ヘブライ語) では、[カレンダー] ビューは右から左への
表示となり、月曜は右上隅に表示され、金曜は左下隅に表示されます。また、他の第二カレンダーを [カレン
ダー] ビューに表示することもできます。さらに、日付ピッカーは右から左への表示環境でも動作するようにな
りました。
z
テンプレート設計者は、各フィールドにイスラム暦 (ヒジュラ暦) を選択できます。[Hijri] のオプションが設定さ
れていると、そのフィールド内の日付情報はイスラム暦 (ヒジュラ暦) で表示され、入力文字列もヒジュラ暦で
認識されます。
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プレーンテキストファイルをエクスポートするときに、Unicode テキストまたは UTF-8 テキストを選択できま
す。
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ユーロ通貨記号を含む新しく定義された文字セットが、Notes/Domino インターネットメッセージでサポートさ
れます。
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Notes/Domino では、新しく改良されたアルゴリズムが照合と変換に使用されています。このソート機能は、
Unicode コンソーシアムで定義された標準に準拠しています。
メール、カレンダー、およびスケジュール
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「削除」機能が大幅に強化されました。文書を選択して削除すると、その文書は開いているビューから削除さ
れ、[ごみ箱] フォルダの中にのみ表示されます。[ごみ箱] フォルダにより、一時的削除機能が実現します。
[ごみ箱] 内の文書は、システムから永久に削除され、回復不能とならない限り、削除を取り消すことができま
す。[ごみ箱] から削除された文書は永久に削除されます。
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メールファイルでは、すべてのメールファイルフォルダ内で未読になっているアイテムの数を確認できます。
受信ボックスは、メールのポーリング後に自動的に更新されます。[F9] キーを押して更新する必要はなくなり
ました。この機能は必要に応じて無効に設定できます。
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メールテンプレートを使用すると、メッセージの送信者が誰であるかによって [受信ボックス] および [すべて
の文書] ビュー内のメッセージの色をカスタマイズできます。メッセージの背景色、文字色、またはその両方を
変更できます。また、カレンダー内のさまざまなエントリの種類に対し独自の配色を適用することも可能です。
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メールルールの [次のフォルダに送信してコピー] を使用すると、特定の条件を満たす新規メールとして受信
メールを自動的に転送できます。たとえば、特定の送信者からのメッセージや特定の件名を含むメッセージを
チェックするルールを作成して、受信ボックスで確認する前に特定の電子メールアカウント、携帯電話、また
はポケベルへ自動的に転送できます。
z
すべての個人フォルダおよび共有フォルダに関する設計を、任意の旧バージョンから現在の Domino 6 に
アップグレードできます。
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あいまいな名前ダイアログボックスがより使いやすくなりました。サイズ変更が可能になったほか、名前ごと
に複数の列が表示され、名前に関する追加情報を得るための [詳細] ボタンが追加されました。さらに、名前
リストの任意の列によりソートを実行できます。
z
制限されたグループにメールを送信するときには、読者リストが考慮されます。制限されたグループとは、[読
者] フィールドにより保護されているプライベートグループです。
z
[宛先の選択] ダイアログボックスがより使いやすくなりました。サイズ変更が可能になったほか、新しいレイ
アウトが設定され、キーボードインターフェースが改良されています。
z
アクセス制御リストに追加する名前を検索するときに、LDAP を使用できます。
[添付ファイルのプロパティ] オプションが変更され、[表示/起動/保存] が [表示/開く/保存] に変更されまし
た。新しく [編集] オプションと [削除] オプションも追加されています。[編集] を選択すると、添付ファイルに変
更を加え、ファイルの編集に使用したアプリケーションを閉じた後、または Notes 文書を保存した後に、その
変更を Notes 文書に戻して保持できます。[削除] を選択すると、文書から添付ファイルが削除されます。
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オペレーティングシステムから文書内のリッチテキストフィールドにファイルをドラッグすることで、ファイルを文
書に添付できます。また、添付されたファイルを文書からオペレーティングシステムのフォルダにドラッグして
入れることで、添付されたファイルを保存できます。
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カレンダーエントリのフォームが設計し直され、統合された空き時間コントロールが新しくフォームに含まれる
ようになりました。会議または予定を作成するときに、カレンダープロフィールに対する空き時間のチェックを
上書きできます。
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埋め込みスケジューラコントロールに対し、予約済み時間の表示に使用するタイムゾーンを提供する方法が
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備えられました。
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[アラーム] ダイアログボックスに会議の場所が表示されます。
会議室と会議室予約のフォームおよび要求が改訂され、表示される情報が多くなると同時に、要求者への
フィードバックも増えました。さらに、所有者のリストを含めることで、会議室やリソースを複数のユーザーによ
り管理できます。また、会議室およびリソースのデータベース内で作成した単一エントリを編集して、予約に関
連する会議室/リソースまたは日時を変更できます。
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カレンダーの代理機能の拡張の一部として、あるユーザーがメールファイルで会議招集を受け取ったときに、
別のユーザーを通知先として指定できます。
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自動処理機能を使用するユーザーは、時刻が重複している会議招集に出席するか欠席するかを決定できま
す。重複のない繰り返し会議は自動処理されます。
z
会議、予定、および確認カレンダーエントリに、開始と終了のタイムゾーンを指定するためのタイムゾーン
フィールドが含まれるようになりました。開始時刻と終了時刻について異なるタイムゾーンを指定することもで
きます。この機能は、特にフライトのスケジュールを設定するときに役立ちます。
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[グループスケジュール] で、グループメンバーのスケジュールに記載されている予定ごとに開始時刻と終了
時刻、説明、議長、および参加者を確認できます。
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追加アクションの追加により、会議の議長は、(ステータスにかかわらず) すべての招集者にメールを送信す
る、(招集に返信した) 会議参加者にメールを送信する、または返信しなかった参加者にメールを送信すると
いう処理を実行できます。
z
[カレンダー] の [印刷] コマンドを使用して、印刷、編集、および他のユーザーへの送信が可能なカレンダー
エントリを含む文書を生成できます。また、編集および他のユーザーへの送信が可能な、グループからのエ
ントリのカレンダーを含む文書も生成できます。
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さまざまな種類のカレンダーエントリは、互いに区別できるように色分けされています。
QuickNotes セクションでは、カレンダーに追加するクイックアラームを作成できます。
[カレンダー] ビュー内のスクロールバーを使用して、別の日付に移動できます。
[タスク] ビューが機能強化され、既存のタスクエントリのインプレース編集がサポートされました。
会議招集の [カレンダー確認] アクションが機能強化され、ダイアログボックスでカレンダーを開けるようにな
りました。このダイアログボックスには、提案された会議の日付が表示されます。
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カレンダーエントリを iCalendar 形式でクリップボードにコピーしたり、iCalendar エントリをクリップボードから
Notes に貼り付けたりする処理がサポートされます。
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メールで受信した iCalendar メッセージは Notes C&S メッセージに変換されます。
メールとカレンダーのユーザーインターフェースが更新され、使いやすさが向上しました。
メールテンプレートが修正され、Domino 6 よりも前のリリースの Lotes Notes/Domino から C&S エントリを表
示するときにエラーが発生しなくなりました。
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IMAP クライアントメールファイルの受信ボックスフォルダの名前を別名に変更できます。これにより、ユー
ザーの受信ボックスフォルダを国際語化できます。
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[添付ファイルなしで返信] を選択すると、添付ファイル、画像、レイアウト領域、またはイメージを削除できま
す。
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メールユーザーは、「インターネットスタイル」のメッセージを返信できます。これにより、すべての返信履歴に
は左端に「>」マークが付けられます (左端のマークとして別の文字を選択することもできます)。また、インター
ネットスタイルの返信では、画像、添付ファイル、および OLE オブジェクトは取り除かれます。[返信] - [履歴
付きインターネットスタイルで返信] を選択すると、この機能を使用できます。
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[ユーザープリファレンス] で、インターネットスタイルの引用設定に使用する文字と行の長さを選択できます。
この文字と行の長さの設定は、インターネットスタイルの返信が有効になっているときに、省略されたセクショ
ンが適用される代わりに、メッセージ履歴に適用されます。また、文字と行の長さの設定は、文書内の選択し
たテキストに対し [編集] - [選択を引用] を選択したときにも適用されます。
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カレンダーおよびスケジュールのビューの見栄えがよくなり、より使いやすくなりました。インターフェースが全
体的に改良され、タスクとイベントがカレンダー上部に表示されるとともに、エッジをドラッグすることで会議室
エントリの長さを変更できます。
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[勤務日] ビューでは、日数 (7 日まで) と表示する日を選択できます。
[タイムスロット] ビューで会議のサイズをドラッグして変更することにより、 [カレンダー] ビューの会議の長さ
を変更できます。
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カレンダーコントロールに、月と年を選択するためのポップアップリストが付けられました。
[カレンダー] ビューでは、追加タイムゾーンを表示できます。
新しい @CheckCalendar コマンドにより、指定された日付の 1 日間ビューをダイアログボックスに表示できま
す。
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月次カレンダーを印刷するときに、常にその月の最初の週から始めるのではなく、指定した週から始めること
ができます。次の月の週も、そのページに収まる範囲で印刷可能です。また、1 週間のエントリが多ければそ
れに合わせてページのスペースを増やすように月次カレンダーを印刷できます。さらに、複数のタイムゾーン
がある [カレンダー] ビューも印刷できます。これらの変更では、カレンダーを印刷するときにスペースが効率
良く使用されるように設計されています。
z
Notes Client の印刷では、埋め込みスケジューラとアウトラインコントロールの印刷がサポートされます。
Designer のプログラミングペイン統合開発環境が強化されたことにより、設計者は、「空き時間」埋め込み要
素をフォームまたはページに追加し、表示する情報を制御できます。
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vCard 添付ファイルを開き、内容を Domino ディレクトリのユーザー文書に追加できます。また、この機能を使
用して、vCard または iCal メッセージの URL をファイルシステムにドラッグできます。
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NotesUIScheduler と呼ばれる新しい LotusScript クラスが追加されました。このクラスは、予定スケジューラ
と呼ばれる新しい埋め込み要素と連携します。これにより、テンプレート開発者は、使いやすい予定ワークフ
ローを作成するのに必要なツールを利用できます。
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受信ボックスにメッセージを読み込むときに、[宛先] フィールドまたは [CC] フィールドの名前を右クリックし
て、[このユーザ宛のメールを作成]、[会議に招集する]、[ユーザーの詳細表示] のいずれかを選択できま
す。この機能は、名前のリストでも使用できます。たとえば、複数の名前を選択し、[会議に招集する] を使用
して招集を行うことができます。
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新しいメールを作成するときに、フォーム自体の右側にある送信オプションを選択できます。送信オプションを
表示するには、アクションバーの一番右側にあるボタンを使用します。
モバイル
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iNotes Web Access を使用すると、Notes のメールのほか、カレンダーおよびスケジュール機能にブラウザで
アクセスできます。iNotes Web Access ユーザーは、メールの送受信、カレンダーの表示、会議への招集、タ
スクリストの作成、ノートブックの管理、およびオフライン作業を行うことが可能です。ただし、メールファイル
以外の Notes データベースにはアクセスできません。
iNotes Web Access をセットアップすると、標準の Notes Client と Web ブラウザの両方を使用してメールファ
イルにアクセスできます。Notes Client と iNotes Web Access は両方とも基礎となる同じユーザーメールファ
イル上で動作するため、ユーザーがメールを読むのにどのクライアントを使用するかにかかわらず、既読お
よび未読のマークは常に最新状態に保たれます。また、個人アドレス帳の情報と iNotes Web Access の連
絡先リストの情報を同期することもできます。
z
Macintosh オペレーティングシステムのキーチェーンに Notes パスワードを格納できます。キーチェーンは
Macintosh オペレーティングシステムの新しい機能であり、パスワードと証明書を含むすべてのセキュリティ
情報を 1 つの場所に格納できます。
パフォーマンス
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パフォーマンスを向上するために、アラーム、購読、および Web ナビゲータタスクは、バックグラウンドタスク
として実行されます。
z
新規メールのポーリングは、バックグラウンドタスクとして実行されます。
ファイルの保存は、バックグラウンドタスクとして実行されます。また、ユーザーに状況を知らせるために、保
存や添付の進行状況が表示されます。
z
z
マルチタスク機能を強化し、システムパフォーマンスを向上するために、データベースのアーカイブ処理は
バックグラウンドタスクとして実行されます。
z
設計の更新と置換はバックグラウンドで実行されるため、更新または置換の間に他のタスクを実行できます。
ユーザープリファレンスの [印刷をバックグラウンドタスクで実行する] を選択することで、バックグラウンド印
刷を有効にできます。
z
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複製はバックグラウンドタスクとして実行されるため、複製の間に他のタスクを実行できます。
[アクション] メニューから起動したエージェントは、個別のスレッドで実行されるため、完全なバックグラウンド
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タスクとして実行されます。
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パフォーマンスを向上するために、[キーワード] フィールドでは [キーワードの別名を許可] オプションがサ
ポートされます。このオプションがオフになっていると、キーワードの別名は有効になりません。
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250 を超えるインストール済みレポートに Note Client からアクセスできます。ただし、1 つの文書内で使用で
きるフォントは 250 までという制限があります。
プラットフォーム
z
Notes Minder の Macintosh バージョンが利用できます。Notes Minder は、Notes が実行中でなくても、新規
メールのチェックとそのユーザーへの通知を行うアプリケーションです。
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Verity フィルタがバージョン 6.55 に更新されました。
Notes Client と Designer 内でのドラッグアンドドロップ機能のサポートが強化されました。
ツールバーの右マウスオプションでは、個々のツールバーまたはすべてのツールバーのオンとオフを切り替
えることができるほか、設定ダイアログボックスにアクセスすることもできます。各ツールバーは、Client UI の
任意の辺に個別に配置できます。
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印刷
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設計者は、[印刷] ダイアログボックスにフォームを組み込むよう指定し、フォーム内の変数のセットを定義す
ることにより、独自のフォーム印刷を指定できます。これにより、ラベルや単純なリストを印刷できます。
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連絡先情報の印刷では、異なる印刷リスト (形式) がサポートされます。これには、アドレスラベルや連絡先リ
ストが含まれます。
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[印刷プリビュー] をビューに使用できます。
生産性
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フィールド駆動型のタブ付きの表では、ユーザーにより現在のタブが変更されると、その表に関連するフィー
ルドの値が更新されます。
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[表] メニューでは、表全体のほか、行全体、列全体、およびすべてのセルを選択できます。
埋め込みコントロールでは、境界線がサポートされます。
ビュー、エディタ、またはアウトラインなどの埋め込みサブプログラムは、最初に非表示式、タブ付きの表の非
表示行、または省略されたセクションにより隠されていると、必要になるまで起動されません。
z
z
z
z
複数のビューおよび埋め込みエディタをフォーム上に配置できます。
フォームの背景では、垂直揃え、水平揃え、自動サイズ調整、および中央揃えという繰り返しイメージの追加
スタイルがサポートされます。
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現在のウィンドウよりも広い文書では、自動的に水平スクロールバーが有効になります。
セクションでは、Windows キャプションスタイル、グラデーション、および 2 種類のタブスタイルの合計 4 種類
の追加境界線スタイルがサポートされます。
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ビットマップのみや添付ファイルのみなどの、内容がより制限されたリッチテキストフィールドを作成できます。
z
複製
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レプリケータページが使いやすくなりました。また、レプリケータページのインターフェースも更新され、カスタ
マイズしやすく、使いやすくなりました。
z
ブックマークからデータベースを [レプリケータ] アイコンまたは [レプリケータ] タブにドラッグすると、その
データベースが、複製するデータベースのリストに追加されます。
z
ブックマークバーの [レプリケータ] アイコンにデータベースをドラッグすると、レプリケータページが自動的に
開きます。
z
レプリケータページでは、データベースを整理して省略可能なグループに入れることができます。
フォームごとに、重複をマージするか、または完全に無視するかを指定できます。
より正確な進行状況がレプリケータページに表示されます。ステータスバー内の新しい複製状況バーでも、
複製のステータス更新を確認できます。
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レプリケータページを、全画面ページまたは「スライドアウト」ブックマークページのいずれかに設定できます。
[複製の設定] ダイアログボックスに、さらに切り捨てオプションが追加されました。これにより、文書および添
付ファイルの切り捨てサイズを選択できます。また、いくつかのデータベース用に新しい詳細フォームが用意
されたことで、データベースに関連する情報に基づいて複製条件を選択できます。
セキュリティ
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Notes 6 では、新しい [ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスが追加されました。使いやすいインター
フェースには、セキュリティの最も重要な内容がまとめられています。新しい [セキュリティ] サブメニュー上の
[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスを使用するには、[ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリ
ティ] を選択します。
z
Notes 6 からは、スマートカードを使用して Notes にログインできます。スマートカードを使用するには、ユー
ザーの ID ファイルを有効にします。スマートカードには、ID ファイルのロックを解除するパスワードが格納さ
れています。この機能の利点は、認証が 2 重になっていることです。つまり、スマートカードを使用する必要
があるという点と、PIN でカードのロックを解除する必要があるという点です。スマートカードを使用したログイ
ンの有効および無効の設定は、[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスで行います。
テンプレート
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Client と Designer の両方で、Welcome ページが再設計されました。新しい Welcome ページウィザードのガイ
ドに従うことで、Welcome ページをカスタマイズできます。
z
デフォルトの Welcome ページは再設計され、個人ジャーナル、今日のワンポイント、今日のワンポイントのオ
ンとオフを切り替えるオプション、[新規作成] ボタンなどの新しい機能が採用されました。さらに、管理者は、
今日のワンポイントの一覧を修正できます。
z
13 種類のフレームセットスタイルが用意されています。ユーザーは、新しい Welcome ページウィザードで 1
から 6 までのフレームを選択できます。単一フレームのホームページを選択すると、異なるレイアウトで構成
されるギャラリーから選択できます。それぞれのレイアウトには、定義済みのコンテンツと、独自のカスタマイ
ズが可能な複数のセクションが含まれています。たとえば、ユーザーはさまざまなテーマおよび色から選択で
きます。
z
Welcome ページでは、ユーザーがレイアウトに複数フレームを選択すると、フレームごとに「スイッチャー」が
提供されます。スイッチャーフレームは、デフォルトで閉じられます。スイッチャーは、フレームの内容を一時
的に直接左側に切り替えるホットスポットで構成され、ユーザーが Notes を終了するか、またはスイッチャー
の別のホットスポットをクリックすると終了します。スイッチャーを使用することで、Notes データベース、ファイ
ルシステム、または Web ページを選択できます。
z
管理者は、カスタマイズした Welcome ページ内の任意のフレーム内容をロックできます。フレームがロックさ
れると、個々のユーザーはロックされたフレームの内容を変更できなくなります。
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プリビューペインが、Welcome ページの下に表示されます。[受信ボックス]、[購読]、[タスク] リスト、または各
Notes データベースの文書は、プリビューペインに表示できます。
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[テンプレート] ダイアログボックスが、プラットフォームのダイアログボックスに似たルックアンドフィールを備
えるようになりました。
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新しい起動パネル機能を使用すると、Web リンク、Notes データベースリンク、およびユーザーの Notes 以外
のアプリケーションにすばやく簡単にアクセスできます。
z
フレーム内に表示する Notes データベースを任意に選択できます。
フレームの内容として [受信ボックス]、[カレンダー]、または [タスク] を選択すると、オプションで対応するア
クションボタンをフレーム内に表示できます。これにより、ユーザーは自分のカレンダーアイテムまたはタスク
アイテムを直接 Welcome ページから管理できます。
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従来は、「不在通知」エージェントを設定し実行するには、管理者のアクセス権でメールデータベースにアクセ
スする必要がありました。新しいセキュリティモデルを使用すると、編集者のアクセス権のみで「不在通知」
エージェントを実行できます。
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デフォルトの [購読] フォームでは、購読しているデータベース内のフィールドのリストが表示されるため、
フィールドの内容を指定できます。
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ファイルシステムのドライブとパスを表示する新しいオプションが用意されました。[ファイルシステム] を選択
すると、ダイアログボックスが表示され、フレームに必要なドライブとパスを指定できます。現在の場所でブラ
ウザに [Notes と Internet Explorer] を選択していないと、ファイルシステムのウィンドウは別ウィンドウで表示
されます。
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[タスク] エントリをカレンダービューに表示しないようにする新しいプリファレンスが追加されました。このプリ
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ファレンスは、[カレンダー] ビューの [ツール] - [プリファレンス] で設定します。
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z
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[タスク] ビューでは、優先度別の表示が可能です。
チームルームは、[アナウンス] ビューで開くようになりました。[編集者] 以上のアクセス権のあるユーザーで
あれば、アナウンスを作成できます。
チームリーダーは、[チームルーム設定] でカテゴリのリストをソートできます。
どのユーザーでも、チームルーム内のサブチームのグループカレンダーを作成できます。
Notes Client の、[チームルーム] ビューでプリビューモードを使用できます。
チーム全体または選択したサブチームのグループカレンダーを作成するのに使用する、 [チームルーム設
定] フォームの [チームメンバー] タブに新しいホットスポットが採用されました。
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チームルームでは、別名がサポートされます。すべてのチームメンバーのプロフィールには、該当ユーザー
の別名を格納する非表示フィールドと、チームメンバーの代替言語用の追加フィールドが含まれます。
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チームルームの [非アクティブ文書] では、非アクティブ文書に再度 [アクティブ] のマークを付けることができ
ます。
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[チームルーム設定] フォームに、[サブチームリストの管理] ボタンが新しく追加されました。このダイアログ
ボックスでは、チームメンバーの名前をサブチームに追加したり、サブチームから削除したりできます。
z
チームルームのチームメンバーは、サブチーム名に基づいて個々の(週次)ステータスレポートを作成できま
す。また、チームメンバーは、[個人ステータスレポート] ビューですべての個人ステータスレポートを確認でき
ます。
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単一のフォームを使用して [チームルーム] データベースに選択レプリカを作成できます。
新しいチームルームにチームメンバー文書を作成すると、チームリーダーは [アクセス制御リスト更新] をク
リックして、各チームメンバーをアクセス制御リストに簡単に追加することができるほか、各チームメンバーに
対しアクセスレベルを選択できます。
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[メール] データベース、[ディスカッション] データベース、または Domino ディレクトリに選択レプリカを簡単に
作成できます。
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[mail.box] データベース、[クラスタ] データベース、[ログ] データベース、[スキーマ] データベース、および
[ディレクトリアシスタント] データベースには、すべて Web からアクセス可能です。
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MS Outlook ユーザーの場合、オンラインのメールデータベースのみでの作業を選択できます。iNotes
Access for MS Outlook ダウンロードページからこのオプションを選択することにより、ハードディスク上の領
域を節約し、インストール時間を短縮できます。
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MS Office テンプレート (doclbm5.ntf) には、新しい機能がいくつか追加されました。移行ツールを使用して中
央管理されている場所から、またはテンプレートメニューを使用して手動により (MS Office 文書を選択して開
く)、既存の MS Office 文書を「移行」できます。各 MS Office 文書は、Notes 文書に OLE オブジェクトとして
埋め込まれます。特定のテンプレートに基づいて MS Word 文書を作成することもできます。
表示
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[表示] メニューが変更され、使いやすくなりました。[開始文字] (入力補完検索ダイアログボックスを起動す
る) および [ビューのカスタマイズ] (列の表示と非表示を切り替える、アイテムの順序を変更する) などの新し
いオプションが追加されました。
z
拡張された (「詳細」) 領域も含め、検索バーのすべてのアイテムでは、マウスを上に置くとポップアップヘル
プのテキストが表示されます。ユーザーインターフェースのセクション上でマウスを止めると、ポップアップヘ
ルプが表示されます。
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ビューではグリッド線がサポートされます。この機能により、特に [タスク] ビューが使いやすくなりますが、ど
のビューでも使用できます。
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ビューでは、ビューレベルで新しい文書を作成できます。たとえば、Mail6.ntf の $Todo ビューを使用すると、
新しい [タスク] をビューレベルで作成できます。この機能が有効にするには、ビューの設計で新しいプロパ
ティを設定します。
z
ビューの線は、式に基づいてプログラムにより色分け可能です。
必要に応じて水平スクロールバーが自動的に表示されます。
設計者は、ユーザーが直接標準のビューに新しい文書を作成できるようなビューを作成できます。
[ビューのプロパティ] ボックスの [スタイル] タブを使用して標準のビューおよび [カレンダー] ビューの周りの
余白 (上下左右) を指定できます。
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Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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Designer のインフォボックスで [タイムスロット] オプションをオンにすると、タイムスロットがカレンダーに表示
されます。
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[カレンダービュー] インフォボックスのスタイルパネルでは、タイムスロット、月名、および日名のフォントと
色、および日付値を指定できます。
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カレンダースタイルまたはデータベーススタイルのビュー内の列エントリをクリックすると、データをインプレー
スで変更できる編集モードに入ることができます。このため、文書フォームをダブルクリックして開かなくても、
特定の種類の文書を編集できます。編集モードは、[F2] キーを押して利用することもできます。
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日付ピッカーでは、すべてのフレームではなく、特定のフレームで [カレンダー] ビューを駆動できます。
[カレンダー] ビューのエントリのサイズを変更すると、ポップアップにより現在の時間位置が動的に表示され
ます。
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式に基づいて列を非表示にできます。また、リソースリンクを使用して、ビューに採用されている固定リストに
含まれていない列のアイコンを指定できます
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ビューの列内に複数のアイコンを指定および表示できます。アイコンは更新され、使いやすくなりました。
ビューの列に対し通貨および日付/時刻形式を指定できます。
ビューの列の順序およびサイズを変更できます。変更は保存され、次回ユーザーがそのビューにアクセスし
たときに復元されます。
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機能の強化により、文書内の埋め込みビューと、フレームセットのフレームにあるリソースリンクビューのシン
プルな表示のプロパティを制御しやすくなりました (列見出しの表示/非表示、アクションバーなど)。さらに、現
在の文書の親と子 (複数可) を表示する新しい埋め込みビューオプションが用意されました。
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埋め込みビューは印刷可能です。
埋め込みビューのアクションバーや選択用の余白は、表示するかどうかを制御できます。
埋め込みビューの要素を下線付のテキストとして表示するように指定できます。これにより、その要素がク
リック可能なアイテムであることがすぐにわかります。
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埋め込み文書を含む文書を印刷できます。
ドラッグによりウィンドウのタブの順序を変更できます。
データベースの全文検索の結果に基づいて検索できます。
[ウィンドウ] メニューを表示するプリファレンスを設定できます。これにより、目の不自由なユーザーの使いや
すさが向上します。
ユーザーの ID がロックされているときに、Note Client ウィンドウを隠すよう指定できます。
データベースを終了すると、サイズ変更されたフレーム (フレームセットまたは複数ペインレイアウト) のサイ
ズが保存されます。
ログアウトウィンドウに使用するビットマップを指定できます。
選択用の余白の隣りに描画される線をなくすことができます。
ビュー内に未読行を表示するときに、[太字] を指定する設計者用のオプションが [表示] - [設計] に追加さ
れました。
Designer では、ビューの背景イメージの表示がサポートされます。
日付ピッカーコントロールの背景を指定できます。
コンテキスト依存のアクションボタンが追加されました。ビュー内の選択エントリが変更されるごとに、ビューア
クションの非表示式が評価されます。これにより、ハイライト表示されている文書に適切なアクションのみを
ユーザーに表示できます。
新しい@コマンド ([RefreshFrame]; [targetframe]) を使用すると、Notes Client の特定のフレームを更新でき
ます。
Domino Designer
ブックマーク
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Domino Designer のブックマークペインに任意レベルのフォルダを作成できます。これにより、設計環境のカ
スタマイズおよび整理を簡単に行えます。
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[データベースを開く] ダイアログボックスで複数のデータベースを選択し、一度に複数のブックマークを作成
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
できます。
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設計要素のリストを展開し、設計要素の種類のアイコンをクリックしてから、作業対象の設計要素をクリックす
ることで、ブックマークから設計要素を直接開くことができます。
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Designer のブックマークでは、データベースアイコンとフォルダアイコンをドラッグできます。フォルダを別の
フォルダに移動したり、データベースをブックマークバーに移動したりすることができるようになったため、設計
環境のカスタマイズおよび整理を簡単に行えます。
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データベースが親となるフォルダを作成し、そのフォルダに設計要素をドラッグアンドドロップすることで、デー
タベース内に任意の設計要素の集まりを作成できます。
設計要素
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カスタマイズされた [ツール] メニューを作成できるため、アプリケーション設計者は独自のカスタム式やサー
ドパーティー製ツールを含めることにより、Designer 環境を拡張できます。
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設計者は、ページまたはフォームに組み込み可能な任意の要素 (たとえば、テキスト、画像、リンクなど) を格
納できるレイヤーを使用して、重複した一連の内容をページまたはフォーム上の任意の場所に配置できま
す。
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イメージ、共有フィールド、サブフォーム、アプレット、埋め込みビューなどのリソースを、複数のデータベース
間で参照し共有できます。また、Notes Client ユーザーは、各自のイメージリソースにアクセスし、それを管理
することで、イメージの定義を中央リポジトリで一元管理できます。
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新しい境界線のスタイルでは、共有イメージを境界線として使用する、「ピクチャー」と呼ばれる新しいスタイ
ルを利用できます。ここでは、イメージはインスタント写真のようになります。
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エージェントの設計リストがソート可能になりました。
アクションを、ボタンではなくチェックボックスとして表示できます。関連するメニューアイテムも、チェックボック
スのオンの状態で表示されます。
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ネイティブスタイルのすべてのコントロールに対して 3D、シンプル、または境界線なしを指定できます。
カスタマイズ可能な三角アイコンにより、セクションの「省略」または「展開」を区別するための特定のビット
マップ (イメージと同様) を指定できます。
Designer のプログラムペインで、埋め込みアウトラインをプログラムできます。
XSL スタイルシートを 1 つ以上の設計要素の DXL 出力に適用することにより、データベース設計に関するレ
ポートを生成できます。
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マルチリンガルデータベースでは、異なる言語バージョンの共有フィールドを使用して、各言語用に Notes が
作成する共有アクションを操作できます。
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式を使用することにより、フレームおよびリンクホットスポットの名前付き要素に対し、設計要素の種類、デー
タベース、および名前を指定できます。
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アクセス制御リストで [編集者] アクセス権のあるユーザーは、エージェントを有効にできます。この操作は、
編集者によるアクティブ化が許可されるように (エージェントビルダーの 2 番目のタブで) エージェントが設定
されているときにのみ使用できることに注意してください。
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プログラムペインの [言語] ドロップダウンリストから [共通 JavaScript] を選択することにより、Notes と Web
の両方で同じ JavaScript を使用するように指定できます。
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Web 上でリッチテキストを編集するために HTML または Java アプレットを選択するときの新しいオプションと
して [OS に合う位置を使用] が追加されました。これにより、Win32 システム上で稼働する IE 5.0 以上のブラ
ウザで、IE ActiveX エディットコントロールが使用されます。
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ActiveX コントロールのプロパティは、プロパティシートを通じて編集できます。
[設計の一覧] 機能では、設計要素と関連する非表示式が表示されます。
共有アクションは、設計ペインの [リソース] - [その他] - [共有アクション] ではなく、[リソース] - [共有アク
ション] の下に表示されるようになりました。
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設計要素を Web または Notes Client から非表示にする場合と同じ方法を使用して、設計要素とその他のコ
ンポーネントが特にモバイルクライアントを対象とすることを指定したり、設計要素をモバイルクライアントに対
し非表示にするよう指定できます。
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テンプレートから継承される設計要素は、設計リストでビットマップによりマークされます。
フィールド、関数、およびイベント
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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@GetField(fieldName) は、テキストパラメータとしてフィールドの値を返します。@ThisName は現在のフィール
ドの名前を返します。@ThisValue は、現在のフィールドの値を返します。これらの新しい関数を使用して、移
植可能なコードを記述できます。
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機能の強化により、新しいタイムゾーンコントロール (会議、予定、および確認の各カレンダーエントリで使用
可能) を設定できます。
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リッチテキストとリッチテキストライトを除くすべてのフィールドタイプで使用可能な Input Enabled という新しい
フィールドプロパティが追加されました。このプロパティは、フィールドスタイルが [ネイティブ OSスタイル] に
設定されているときにのみ機能します。
z
Field.OnChange イベント: Field オブジェクトに追加されました。
NotesUIDocument.PostSend イベント: 文書が送信 (メール) された後に発生します。
NotesUIDocument.QuerySend イベント: 文書が送信 (メール) される前に発生します。
NotesUIDocument.QueryRecalc イベント: 文書が再計算される前に発生します。
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プログラミング
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新バージョンの LotusScript (5.0) および JavaScript (1.4) が利用できます。また、新バージョンの Java
Virtual Machine (JVM 1.3.1) も利用できます。メモ: Macintosh の場合、オペレーティングシステムにインス
トールされているバージョンの JVM を使用しますが、これはオペレーティングシステムのバージョンによって
異なります。
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LotusScript/OLE インターフェースと Java インターフェースの両方に対し、多数の機能が追加されました。
COM インターフェースは更新されていません。CORBA インターフェースもいくつかの例外を除き更新されて
いません。
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プログラミングの変更の完全なリストについては、Domino Designer のオンラインヘルプの「新機能の紹介」セ
クションを参照してください。
プログラミングとデータ管理
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NSF と非 NSF ファイルとを組み合わせた複雑なアプリケーションを構築、編成、および導入するために利用
できるプロジェクトモデルがサポートされます。
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Designer では、Notes アプリケーションから他の外部データソースへのリンクを定義するデータコネクションリ
ソース (DCR) がサポートされます。つまり、Notes/Oracle コネクタや Notes/DB2 コネクタなどがサポートされ
ます。これにより、Notes と Notes 以外のアプリケーションとの間でデータを交換する機能が向上しました。
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フォームとページでは、HTML 以外のコンテント (MIME) タイプを指定できます。
フォーム設計では、フォームの HTML 形式を編集できます。これには、変更をネイティブオブジェクトまたは
HTML オブジェクトのいずれかで保存するオプションが用意されています。
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HTML ビューで HTML を編集するときに、ビジュアルフィードバック用のプリビューウィンドウを使用できます。
フォームおよびページのパススルー HTML を Notes Client に表示できます。リッチテキストフィールドのパス
スルー HTML は、未加工の HTML としてそのまま表示されます。
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JavaScript コードをスクリプトライブラリに格納し、さまざまなフォーム、ビュー、ページまたは共有要素内で
コードを再利用できるように共通の JavaScript 関数を定義できます。これにより、JavaScript コードの保守管
理が簡単になります。
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アプリケーションですべての LotusScript を再コンパイルするためのメカニズムが UI に採用されました。ま
た、サーバーベースの LotusScript エージェントをデバッグするためのツールも含まれます。
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LotusScript の Open ステートメントが拡張され、コードページを含むようになりました。これにより、スクリプト
作成者は、スクリプトが実行されている現在のプラットフォーム以外の異なるコードページでキャラクタセットを
処理可能です。
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LotusScript の編集で、オートコンプリートがサポートされます。
LotusScript の統合開発環境で、64K を超える大きさのコードセクションがサポートされます。
任意の表示可能または編集可能なソースコードを、プログラムペインから印刷できます。
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プロパティ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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以前利用できた 2 つのカラーピッカーではなく 1 つのカラーピッカーを使用することにより、色の選択を標準
化しています。
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共通プロパティの一部を複数の選択済み設計要素に設定できます。
Domino Server
管理
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Lotus Domino 6 には、W32 Administrator Client に非常によく似た最新の Web Administration Client が含ま
れます。
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管理者は、カスタマイズした Welcome ページを Notes ユーザーに対し作成および導入できます。
ユーザー管理操作 (登録、名前変更など) では、ミドルネームのイニシャル情報の 2 文字制限がなくなりまし
た。ミドルネームを省略せずに使用できます。
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サーバーの Activity Logging 機能が強化され、Notes セッション、データベース、パススルー、およびスケ
ジュールされたエージェントのアクティビティに関する詳細情報のほか、POP3、SMTP、HTTP、IMAP、NNTP、
および LDAP のアクティビティに関する情報を取得できます。
z
Activity Trends 機能では、Domino 6 の Activity Logging 機能が活用され、サーバーの負荷分析および再分
散が自動化されます。この機能の UI は、別売の IBM Tivoli Analyzer for Lotus Domino 製品の一部であり、
Administrator クライアントのサーバーモニタリングペインに統合されています。
z
Domino Administrator のログ分析ツールは、拡張サーバーの Activity Logging データを取得するように拡張
されました。
z
ADSync では、Windows 2000 の Microsoft Active Directory 用に Notes User Manager Extension の機能が
拡張されました。ADSync により、Domino ディレクトリ内でのプロパティおよびパスワードの登録と同期、ユー
ザーおよびグループの名前変更と削除などの操作が、Active Directory 内で可能になります。この機能に
は、2 つのディレクトリ間でのコンテナおよびプロパティのマッピングと、ユーザー登録のためのポリシーの使
用が含まれます。
z
アーカイブと文書保持の機能が強化され、Notes 管理者は、ポリシーベースの管理を通じてユーザーに対す
るすべてのアーカイブ設定を指定および管理できます。このほかにも、エンドユーザーが各自のデータベース
にのみ適用される「個人的な」アーカイブ設定を行うことを許可または禁止できます。また、新しいアーカイブ
機能では、複数のアーカイブ条件およびアーカイブの保存先のセットを使用することもできます。さらに、アー
カイブログが Domino 6 のルックアンドフィールに対応するよう更新されています。
z
Domino Administrator により実行される機能の一部が、バックグラウンドで実行されるようになりました。以前
のリリースでは、これらの機能の処理が完了するまで他の機能を実行できませんでした。
z
Domino 6 ではデータベース管理機能が強化され、サーバークラスタを使用して一部のタスクを管理できるよ
うになりました。これには、データベースをクラスタにドラッグアンドドロップする機能、レプリカを使用するクラ
スタメンバーを指定する機能、および [ファイル] - [データベース] - [作成]、[データベースの複製] ダイアロ
グボックス、[データベースのコピー] ダイアログボックスを使用したときに、ユーザーが既知のクラスタをター
ゲットとして選択できるようにする機能が含まれます。
z
管理者は、[システム管理プリファレンス] ダイアログボックスのユーザー登録 UI および登録プリファレンス
で、認証機関 (CA) の認定する証明者を選択できます。管理者は、最初にドメインサーバーで CA プロセスを
セットアップしてから、CA プロセス用の UI リストで認証者を選択する必要があります。この機能を使用する
と、登録前または登録時に物理的な認証者 ID および認証者パスワードを使用することなくユーザーを登録
できます。
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サーバーでは、テキストを含むすべてのメッセージを長期アーカイブ用に保存できる機能がサポートされま
す。
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サーバーのタスクスケジューリングを管理するユーザーインターフェースが改良され、メール配信、エージェン
ト、プログラム文書などのスケジュール済みタスクが含まれるようになりました。
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管理者は、グラフィカルインターフェースを介して、リアルタイム、履歴、傾向別に Domino Server の統計状況
をモニターできます。管理者は、統計のセットを指定し、サーバーを選択します。
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サーバーコンソールでは、テキストファイルによりログを記録できます。これにより、マシンに直接関係しない
ファイルにログを標準出力して、オフラインで確認できます。
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Domino 6 では、RegisterNewUser メソッドが更新されました。新しい RegisterNewUserWithPolicy メソッドを使
用することで、新しいユーザーを登録するための名前、パスワード、およびポリシー名を指定できます。
z
管理者は、ポリシーおよび登録ポリシー設定文書を作成することで、ユーザー用に複数の異なるデフォルト
登録設定を作成できます。ユーザーを登録する前に、登録ポリシー設定を含むポリシーを用意することで、デ
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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フォルトのユーザー登録値を設定できます。
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パフォーマンスモニタ内の Domino 統計の生成に関連するエラーメッセージを、Windows 2000 のイベント
ビューアに表示できます。
エージェント
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Domino 6 では、エージェントのセキュリティに関する新しいルールが追加されました。新しいセキュリティ機能
を制御するフィールドは、Domino ディレクトリのサーバー文書にあります。
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Domino 6 では、エージェントを有効にする 2 種類のモードがサポートされます。エージェントの実行と署名を
行うモード (R5 と同じ) と、署名を変更することなくエージェント実行するだけのモードです (このような有効化
のモードを「アクティブ化」とも呼びます)。エージェントのモードは、エージェントビルダーインフォボックスの 2
番目のタブにある [ユーザーの有効化を許可する] 設定により制御します。エージェントは、[ユーザーの有効
化を許可する] モードのときに、編集者レベルのユーザーにより有効化 (アクティブ化) されます。
ディレクトリ (一般)
z
代替一元管理ディレクトリのセットアップを選択できます。このディレクトリは、企業ユーザー、グループ、メー
ル受信データベースレコードを保持し、中央に置かれる Domino ディレクトリと、Domino 設定情報を保持し、
個々のサーバーに置かれる小規模な設定ディレクトリの組み合わせで構成されます。
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Domino ディレクトリ、拡張ディレクトリカタログ、およびシステム管理要求データベースに実装される拡張
ACL を使用できます。これにより、データベース ACL を調整し、文書およびフィールドレベルで認証ユーザー
のアクセス権を設定できます。
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ディレクトリで、LDAP と NAMELookup のいずれか、またはその両方を使用するかどうかを選択できます。
複数組織 Domino ディレクトリを使用することにより、サービスプロバイダでは、単一の Domino ディレクトリに
複数組織のディレクトリ情報を格納できます。拡張 ACL を使用することで、複数組織 Domino ディレクトリの
ユーザーは、自分の組織の情報にのみアクセスします。
z
z
ディレクトリアシスタントでは、クラスタフェイルオーバーを利用して、Domino ディレクトリの代替レプリカにフェ
イルオーバーできます。
z
2 次ディレクトリ (Domino または サードパーティの LDAP ディレクトリ) 内のインターネットクライアントを認証
する機能が拡張され、IMAP、POP3、LDAP、および NNTP クライアントが含まれるようになりました。以前の
機能では、HTTP で接続しているクライアントでのみ利用可能でした。
z
データベース認証に使用するグループを、1 次 Domino ディレクトリのほかに、1 つの 2 次 Domino ディレクト
リまたは 1 つの外部 LDAP ディレクトリに配置できます。以前には、1 次 Domino ディレクトリのほかに、外部
LDAP ディレクトリにのみ配置できました。ただし、認証グループはこれらのディレクトリの両方に配置できな
いことに注意してください。
z
グループとユーザー用のカスタムフィルタ、およびタイムアウト値を定義できます。
ディレクトリ検索に関係する新しい統計として、Database.NAMELookupTotal、
Database.NAMELookupTotalLookupTime、Database.LDAP.NAMELookupTotal、
Database.LDAP.NAMELookupTotalLookupTime、および LDAP.Total LDAPSearchTime を使用できます。
z
z
ディレクトリアシスタントに関係する新しい統計として、Database.DAReloadCount、
Database.DARefreshServerInfoCount、および Database.DAFailoverCount を使用できます。
ディレクトリ (LDAP)
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LDAP サービススキーマが強化されました。これには、LDAP RFCs 2252、2256、2798、2247、2739、2079、お
よび 1274 の完全なサポート、スキーマを保守管理および拡張するツールとなる新しい Domino LDAP ス
キーマデータベース (SCHEMA.NSF)、自動スキーマ保守プロセス、完全なオブジェクトクラス継承、スキーマ
ロードの高速化、LDAP 標準 RFC 2251 で定義される namingContext 操作属性のサポートなどが含まれま
す。
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Domino ディレクトリまたは拡張ディレクトリカタログで拡張 ACL を有効にすると、LDAP 検索および
NameLookup ではデータベース ACL と拡張 ACL を使用して、適切な結果を返します。
z
z
LDAP サービスでは、任意の識別名がサポートされます。
Notes.ini を使用する代わりに、ドメイン設定文書に一部の LDAP 設定を配置できます。これらの LDAP 構成
設定は、動的に設定または変更することが可能です。
z
LDAP サービスでは、LDAP クライアントがベンダー情報属性を検索したときに、適切な結果を返すようになり
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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ました。
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LDAP サービスの Activity Logging 機能では、ディレクトリ内のオブジェクトを読み書きしているユーザーを簡
単に判別できます。
z
LDAP 検索トランザクションを完了するまでの平均時間と検索トランザクションの際に使用される CPU 時間
が短縮されました。
z
ディレクトリアシスタントで使用する組み込み検索フィルタは、メールアドレス検索、クライアント認証検索、お
よびグループ認証検索 (ACL でのグループ拡張) に対しカスタム LDAP フィルタを指定することにより上書き
できます。
z
LDAP ディレクトリアシスタント文書の [ホスト名] フィールドに複数の値を記述できます。これにより、指定さ
れた最初のサーバーが利用できないときでも、ディレクトリアシスタントは別の LDAP サーバーにフェイル
オーバーできます。
z
LDAP アドレスピッカーにより、他の LDAP サーバーへの参照が追跡されます。
ユーザーおよびグループのエントリを LDAP ディレクトリサーバーから Domino ディレクトリに直接移行できる
新しい移行ツールが採用されました。
z
Domino ホスティング環境
z
Lotus Domino 6 サーバーには、新しいホスティング機能が搭載されました。単一の Domino Server により複
数の組織を透過的に運用できます。さまざまな会社からのクライアントは、標準のインターネットプロトコルを
使用して、同じ論理サーバーから安全にデータにアクセスできます。Domino 6 でサポートされるインターネッ
トプロトコルは、HTTP、IIOP、IMAP、LDAP、POP3、SMTP、SSL、および DOLS アクセスです。
z
Domino ホスティング環境では、サーバーの管理およびアプリケーションのサポートが簡単に行えます。管理
者は、1 台のサーバーのみを操作することで、そのサーバー上の各組織を、その組織固有のサーバーにより
運用されているかのように機能させることができます。たとえば、各組織にはそれぞれ固有の HTTP アプリ
ケーションとファイルロケーションがあり、組織固有の認証制御があります。Domino ディレクトリテンプレート
と関連するサーバータスクでは、ホステッドオーガニゼーションごとに細分設定制御が行われるよう変更され
ました。
インターナショナル
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Domino Server で使用される文字列リソースは適切な言語に切り替えられます。言語の選択は、Web ブラウ
ザの受け入れる言語設定に基づくため、1 台の Domino Server で一度に複数の言語クライアントを処理でき
ます。
z
Web アクセスユーザーは、各自のプリファレンスを設定し、その設定をセッションで維持できます。設定可能
なプリファレンスは、1) タイムゾーン、2) 日付/時刻形式、および 3) 数値形式です。情報は、Cookie を利用し
て Web ブラウザ上に格納されます。
メッセージング
z
IMAP サーバーでは、NAMESPACE 拡張機能がサポートされます。これにより、IMAP クライアントでは、別の
ユーザーのメールファイルにあるフォルダを参照したり、共有データベース内のパブリックフォルダを参照した
りできます。
z
メールファイルの制限値処理が強化され、管理者はメールファイルの所有者に対するメッセージ処理および
通知を制御できます。
z
IMAP サーバーのアーキテクチャが変更され、パフォーマンス、スケーラビリティ、および堅牢性が向上しまし
た。
z
リアルタイムブラックホールリスト (RBL) がサポートされます。RBL は、サードパーティリレーを許可する
SMTP サーバーを追跡する際に使用するデータベースです。
z
システムレベルのメールルールでは、サーバー上で処理されるすべてのメッセージについて、メッセージ条件
と実行するアクションを指定できます。
監視
z
Domino コンソールから Domino Server 統計とともに、オペレーティングシステムのプラットフォーム統計を表
示できます。これにより、Domino Server の監視およびチューニングが簡単になりました。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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z
Domino プラットフォーム統計では、CPU、メモリ、およびディスク入出力などのオペレーティングシステムレベ
ルの統計が表示されます。
1. Domino コンソールまたは管理パネルのリモートコンソールを通じて、Domino Server のシステムリソース
の消費量を調べることができます。
2. プラットフォーム統計を表示するには、Domino コンソールコマンドの show stat platform を実行します。
3. プラットホーム統計は、Windows NT、OS/400、Solaris、Windows 2000、および AIX 4.3.3 上に表示できま
す。
4. 個々のネットワーク名がプラットフォーム統計内に表示されます。すべてのネットワークアダプタ名がサ
ポートされます。
5. Domino Server 上の Domino プラットフォーム統計はデフォルトで有効になっています。
z
サーバーのヘルスモニター (SHM) では、Domino 名の検索統計が抽出され、検索時間が [Normal]、
[Significant]、[Critical] のいずれであるかが判別されます。
z
SHM では、Domino によりサポートされるすべてのサーバータイプの稼働状態の分析と、 Win32、AIX、および
Solaris 上に新規搭載されたDomino ネットワークプラットフォーム統計の分析がサポートされます。
z
この機能の UI は、別売の IBM Tivoli Analyzer for Lotus Domino 製品の一部であり、Administrator クライア
ントのサーバーモニタリングペインに統合されています。
ネットワーク
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ネットワークプロトコルとしての Vines および Appletalk のサポートは、全プラットフォームからなくなりました。
また、SPX のサポートは UNIX プラットフォームからなくなりました。ただし、Domino 6 より前のリリースでイン
ストールされた、これらのプロトコルを使用するサーバーは、Domino 6 サーバーから管理できます。
z
iNotes Access for Microsoft Outlook を使用することで、MS Outlook ユーザーは、Notes ユーザーとのやり
取りを維持しながら、Domino バックエンドを使用するメールおよび C&S 機能をすべて利用できます。また、こ
のサービスは、Web ブラウザから (DOLS 技術を利用して) インストールすることができ、Notes Client をイン
ストールせずに使用できます。
z
さまざまな場所に頻繁に移動するユーザーと、正確なローカル電話番号を使用してさまざまな場所から ISP
にダイヤルする必要のあるユーザーを支援するために、新しい電話帳データベースが導入されました。この
電話帳には、さまざまな場所の ISP の電話番号が、サイト管理者またはエンドユーザー別に記載されていま
す。サーバーに接続するときに、電話帳ダイアログボックスからこの電話帳にアクセスします。
z
有効化されているネットワークポートごとにネットワーク圧縮機能を利用できるようになり、Notes Client と
Domino Server との間、または 2 台の Domino Server の間のデータ転送を高速化できます。また、圧縮機能
を有効にすると、ネットワークトラフィックが低減されます。圧縮を実行するには、多くのメモリと CPU 能力を
必要とします。圧縮を有効にする前に、この点について考慮してください。
z
Domino 6 では、IPv6 プロトコルがサポートされます。
スレッドプール機能のサポート (Domino 5で NRPC プロトコル用のデータベースサーバーに導入されました)
は、Domino 6 で拡張されました。IMAP、POP3、SMTP、LDAP、ICM、および IIOP 用のインターネットサー
バーで使用できるようになり、接続ごとの CPU およびメモリの使用率を低減することでスケーラビリティが高
められています。スレッドプール機能のサポートにより、サーバーでは、1 ユーザー/接続に対し 1 スレッドを
使用する方式から、はるかに多くのユーザー/接続に対し小さなスレッドプールを使用する方式に切り替える
ことができます。
z
ポリシーベースの管理
z
Domino の管理者は、ポリシーを作成し、確立された階層を使用して、それらのポリシーをグループ、部門、ま
たは組織全体に自動的に分配できます。ポリシーを使用すると、管理者は標準となる設定と構成を簡単に確
立および保守することができるほか、余分な管理タスクを自動化できます。
プログラミング
z
z
z
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Notes の DateTime オブジェクトを、Java の Calendar オブジェクトから作成できます。
新しい DIIOP タスクでは、セッションを作成する HTTP 要求がサポートされます。また、サービスプロバイダ
環境では DIIOP がサポートされます。
ACL アクティビティログがプログラムから利用できます。
バックエンドクラスに対するリッチテキストの機能が強化されました。これには、テーブルに色およびスタイル
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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を指定する機能、挿入を開始するか、または範囲の境界を設定する文字列を検索する機能、RichTextItem
内で文字列を他の文字列に置換する機能、RichText 編集フレームワーク内から埋め込みオブジェクトを取り
出し、アクセスする機能、RichTextRange オブジェクトの Navigator プロパティ (指定範囲内で制限されたナビ
ゲーションを実行する機能)、特定のテキストオフセットを基準に、または検索した文字列を基準に、
RichTextItem 内で挿入操作を開始する機能などが含まれます。
z
z
MIME および XML コンテントの入出力を実行する NotesStream クラスが追加されました。
LotusScript インターフェースと Java インターフェースの両方を使用し、バックエンドクラスを介してプログラム
から MIME にアクセスできます。
セキュリティ
z
HTTP パスワード管理により、管理者は、Domino ディレクトリで設定されたユーザーにパスワード制限を設定
できます。この制限には、インターネットパスワードに有効期間を設定する権限、インターネットパスワードを
再設定するための猶予期間、インターネットパスワードを即座に変更する要求条件、およびユーザーに対す
るインターネットアクセスのロックアウト (解除にはパスワードが必要) が含まれます。また、管理者は、イン
ターネットパスワードのクオリティと長さを設定することもできます。
z
SSL セッションの再開では、SSL で認証を行う暗号化作業を最初の接続のときにだけ実行し、その後の接続
はすべて既存のキー情報を再利用することができます。
z
特定のインターネットプロトコルに対してサイト文書を作成すると、サーバーでは、サーバー文書からではな
く、そのサイト文書からプロトコルの SSL セキュリティ設定が取得されます。サイト文書セキュリティ設定に
は、証明書失効リスト (CRL) の使用を制御するための新しい設定が追加されています。これらの設定は、
サーバー文書には記載されません。セキュリティ設定は、認証チェーンの評価に使用する信頼ポリシーコード
に渡されます。
z
管理者は、ユーザーの Notes パスワードと、Domino ディレクトリ内のユーザー文書に格納されているイン
ターネットパスワードを同期できます。同期するためには、ユーザー文書に「同期を許可するフラグ」を設定し
ます。これにより、次回ユーザーがメールサーバーに認証を行うときに adminp 要求が作成されます。この要
求によって、Domino ディレクトリ内のインターネットパスワードが、Notes ID ファイルのロックを解除するパス
ワードに変更されます。
z
管理者は、証明書失効リスト (CRL) を新しい Domino 6 CA の一部として作成できます。CRL は、定期的なス
ケジュールに従って発行し、Domino ディレクトリ内の CA の認証者文書に転送するよう設定できます。これに
より、信頼する前に証明書の失効状況を検証できます。
z
管理者は、必要に応じて管理 ECL をクライアントに動的にプッシュできます。これにより、セットアップ時にク
ライアントがディレクトリから切断されているために (管理 ECL ではなく) デフォルトの ECL を取得するという
問題を解決できると同時に、更新をタイミングよく配信できます。
WebDAV
z
Domino では、Domino データベース内のリソースのリモート編集用に WebDAV がサポートされます。
Web サーバー
z
Web サーバーの検索結果は、ソートオプションとして [現在のソート方法の維持] がオンになっていると、
ビューと同じ順序で表示されます。
z
検索結果テンプレートフォームでは、[作成者] アクセス権が必要でなくなりました。
追加フィールドが HTTP ログに追加されました (テキストファイルおよび domlog.nsf へのログでサポートされ
ます)。このフィールドには、要求によってアクセスされるファイルシステムのリソース (データベース、テキスト
ファイル、または cgi プログラム) への完全なパス名が記録されます。たとえば、要求が「
http://server/sales.nsf」であると、フィールドには「c:/lotus/domino/data/sales.nsf」と記録されます。
z
z
JavaScript ライブラリがサポートされたため、開発者が再利用可能なルーチンをコピーアンドペーストする必
要がなくなりました。アプリケーションを使用してデータベース内に一度だけ JavaScript ルーチンを格納すれ
ば済みます。
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06 変更履歴
アプレット (インストール可能アプレット)
インストール可能なアプレットがサポートされました。これは、Windows プラットフォームの Internet Explorer 4.0 以
上および Netscape 4.5 から 4.7 専用です (Netscape 6.0 は現在サポートされていません)。インストール可能アプ
レットでは、各 Domino アプレットのコピーがローカルファイルシステムにインストールされます。これにより、ペー
ジロード時間が短縮され、Web トラフィックが減少するため、パフォーマンスが向上します。 Web ブラウザから
Domino アプレットに対し要求があるたびに、インストールされたアプレットが使用されます。より新しいバージョン
のアプレットがサーバーにあると、ブラウザではローカルに格納されているアプレットがその新しいアプレットで更
新されます。
メモ: Internet Explorer を実行している場合は、すべての Domino アプレットがインストールされますが、セキュリ
ティ上の制約から、Netscape の実行時にはビューアプレットと編集アプレットのみがインストールされます。
1. インストール可能アプレットを有効にするには、まず Notes 6 の [チームルーム] テンプレートでデータベースを
作成します。
2. Java アプレットおよびインストール可能アプレット機能をサポートするブラウザで、Web 上にこのデータベース
を表示します。
3. [アプレットのインストール] というラベルのアクションボタンをクリックし、[インストール] を選択します。ブラウザ
でアプレットをインストールできる場合、アプレットをインストールする手順を説明するダイアログボックスが表示さ
れます。これらのダイアログボックスで、[はい] を選択します。
4. Netscape を使用している場合、ブラウザを再起動して変更を有効にする必要があります。Internet Explorer の
場合、サーバーから次のページがロードされたときに変更が有効になります。メモ: 次のページがキャッシュから
ロードされると、アプレットは継続してサーバーからロードされる可能性があります。
5. アプレットをアンインストールする必要が生じた場合は、[アプレットのインストール] アクションボタンから [アン
インストール] を選択して、セキュリティダイアログボックスで [はい] と答えるだけです。Netscape の場合、ブラウ
ザを再起動してアンインストールを有効にする必要があります。Internet Explorer の場合、サーバーから次の
ページがロードされたときに変更が有効になります。メモ: 次のページがキャッシュからロードされると、アプレット
は継続してローカルファイルシステムからロードされる可能性があります。
既知の問題
z
Cookie: インストール可能アプレットでは、Cookie が使用されます。Domino アプレットを正常にインストールす
るには、Web ブラウザ上で Cookie の使用を有効にする必要があります。
z
デュアルブートシステム: インストール可能アプレットは、デュアルブートシステムにインストールすると機能し
ないことがあります。特に Netscape では、あるブートセクタ内の OS と同じディレクトリ
(Netscape\Communicator\Program\java\download) を共有する別のブートセクタ内の OS にアプレットをイン
ストールした場合、Netscape はいずれかの OS にインストールされているアプレットを実行しようとしますが、
適切なレジストリ設定はそのアプレットがインストールされている OS にしか適用されません。適切なレジスト
リ設定がない OS で実行した場合、アプレットをインストールすることも更新することもできません。
z
Netscape の再起動の問題: Netscape にアプレットをインストールした後、インストールされた状態のアプレッ
トを実際に実行するにはブラウザを再起動する必要があります。ユーザーが再起動するまで、アプレットは継
続してサーバーからロードされます。このことは、アンインストールの場合にも当てはまります。Netscape の
アプレットをアンインストールした後、ブラウザを再起動する必要があります。ユーザーがブラウザを再起動す
るまで、アプレットは継続してローカルファイルシステムからロードされ、サーバーからはロードされません。
z
Internet Explorer でのアンインストール: Internet Explorer でアプレットをアンインストールするには、アプレッ
トをインストールしたサーバーに戻り、そこでアンインストールアクションを実行する必要があります。アプレッ
トをインストールしたサーバーとは違うサーバーでアンインストールを実行すると、最初にインストールした
サーバー以外のすべてのサーバーからそのアプレットがロードされます。
z
不正なインストール/アンインストール状態を解決する方法: アプレットをインストールまたはアンインストール
しようとした後に、アプレットを適切に実行できない場合の解決方法を次に示します。
Internet Explorer: まず、それまでにアクセスした Notes サーバーに関係するすべての Cookie を削除す
るか、可能であればすべての Cookie を削除します。次に、[ツール] - [インターネットオプション] を
クリックして [設定] ボタンをクリックし、[オブジェクトの表示] をクリックします。DominoApplets という
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名前のオブジェクトを右クリックし、[削除] を選択してからブラウザを再起動します。
Netscape: それまでにアクセスした Notes サーバーに関係するすべての Cookie を削除するか、可能で
あればすべての Cookie を削除します。Netscape の Cookie は、通常
c:\ProgramFiles\Netscape\Users\[username]\cookies.txt にあります。ファイル全体を削除するか、
またはテキストエディタでそのファイルを開き、 Cookie を 1 行ずつ削除します。この操作は、
Netscape の実行中には行わないでください。Netscape を起動し、[編集] - [設定] をクリックして、
[詳細] - [SmartUpdate] カテゴリをクリックします。DominoApplets という名前のエントリをクリックし、
[アンインストール] ボタンをクリックしてからブラウザを再起動します。
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06 変更履歴
Client - 繰り返し会議の更新を自動的に適用する
Notes 6 の新機能として、未処理または予定変更の通知がある単一会議や繰り返し会議にアクセスすると、「未
処理通知があります」というプロンプトが表示されます。未処理の通知ダイアログには未処理通知の番号が表示
され、ユーザーが開いている文書に対して [この通知を開く]、[古いものから順に未処理の更新通知を開く]、また
は [全ての更新通知を自動的に処理する] を選択できます。
その操作を選択しても正常に動作しますが、通常は自動処理を選択することをお勧めします。単一会議または繰
り返しのセットに対して複数の更新があった場合、各自で更新をしていると更新したかどうかがわかりにくいから
です。また、更新をする ([この通知を開く]) ために自動処理のプロンプトを無視すると、古い会議データに対して
処理を行う可能性があり、適切に処理できない場合があります (古い情報を代理にするなど)。
未処理の更新に予定変更があり、[全ての更新通知を自動的に処理する] (バッチ処理) が選択されている場合、
予定変更は自動的にユーザーのカレンダーに適用され、議長に出席通知が送信されます。ユーザーはそのあと
で会議を欠席できますが、バッチ処理では自動的に出席になることに注意してください。これは、以前に [更新通
知を今後も受け取る] を指定して欠席した会議も含まれることがあります。この場合、ユーザーは元の日時では
出席できないが、今後出席できるかもしれず、会議が予定変更されたら出席するということが前提となっていま
す。
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06 変更履歴
クライアント - Notes 6 のクライアント設定 (セットアップ) の変更
Lotus Notes 6 の新しいクライアント設定ウィザードは、最初のセットアップでインストールした後、または初めて
ユーザーがマシンにローミングしたときに実行されます。
以前の設定ウィザードとの違いは次のとおりです。
z
指示が異なります。たとえば、ID ファイルがサーバー上にある場合、ファイルを用意するよう求められませ
ん。また、LAN 経由でサーバーにアクセスできる場合、電話回線接続の設定を求められません。
z
設定プロセスはモジュールに分割され、各モジュールは次のモジュールが開始する前に完了します。このた
め、入力ステージが完了する前のエラー検出能力が向上し、ユーザーはエラーを訂正することができます。
このため、サーバーに接続してローカルのアドレス帳が作成された後では、設定を「キャンセル」できません。
「キャンセル」できるのは、まだ完了していないコンポーネントのみです。
z
ローミングユーザーの場合、サーバーに接続してローミングデータベースを複製した後では、追加の質問が
行われません。これらの設定は、初期クライアント設定で完了しているものと見なされます。
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06 変更履歴
クライアント - Windows のデスクトップおよびフォルダからのドラッグアンドドロップ機能の強化
Notes 6 では、Windows のデスクトップまたはフォルダから、Notes の文書またはフォームにファイルをドラッグア
ンドドロップする機能が強化されました。Notes 6 より前までは、特定のアプリケーションがインストールされている
場合に単純なドラッグアンドドロップを行うと、Notes 文書に OLE オブジェクトが埋め込まれました。そのアプリ
ケーションがインストールされていないと、ファイルが添付されました。
今回のリリースから、デフォルトの動作は常に添付になりました。以前のように OLE オブジェクトにする場合は、
マウスを右クリックしたままファイルを Notes 文書にドラッグアンドドロップします。Notes にファイルをドロップする
際に、次の 3 つの中から選択できます。
[移動]
[コピー]
[埋め込みオブジェクトを作成]
Notes 文書に OLE オブジェクトを埋め込むには、[埋め込みオブジェクトを作成] を選択します。
既知の問題
z
現在のところ、右クリックでドラッグアンドドロップした後 [移動] を選択した場合、コピーとして機能しま
す。
z
一度にドラッグアンドドロップできるファイルは 1 つのみです。
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クライアント - 新規メールのインジケータと通知
ビジュアルな新規メールインジケータの追加
Notes 6 では、Windows クライアントにビジュアルな新規メールインジケータが追加されました。このインジケータ
は、標準の新規メール通知ポップアップよりも控えめになっています。この新規メールアイコンは、Client により新
規メールが検出されると、Windows のタスク通知領域 (「システムトレイ」とも呼ばれます) に表示されます。ユー
ザーが新規メールメッセージ読むか、またはシステムトレイ内のアイコンをダブルクリックすると、このアイコンはな
くなります。また、アイコンをダブルクリックすると、ユーザーのメールファイルが開きます。システムトレイ内のアイ
コン上にマウスカーソルを置くと、Notes Client のステータスバーに表示されるのと同じ「新規メールがあります。」
というメッセージが表示されます。
Notes Minder がすでに実行されている場合は、この新しいインジケータは表示されません。この機能を無効にす
るには、[ユーザープリファレンス] の [メール] タブにある [システムトレイにアイコンを表示] 設定をオフにします。
機能強化されたステータスバーメッセージ
「新規メールがあります。」メッセージは機能強化され、新規メールが検出されたサーバーの名前が含まれるよう
になりました。サーバーベースのメールファイルを使用している場合にのみサーバー名が表示されます。ローカル
レプリカを使用している場合は、サーバー名は含まれません。これは、サーバーのフェイルオーバーが発生したと
きに新規メールを確認 (発見) しやすくするためです。
ローカルメールファイルのレプリカを使用して即時複製を起動する新規メール通知
ローカルメールファイルのレプリカを使用している状態でネットワークに接続している場合、サーバーからの新規
メール通知によりメールファイルの即時複製が実行されます。メールファイルのレプリカの配置されているサー
バーとの接続が開かれている場合、[新規メールをチェックする] での間隔とは関係なくサーバーから Notes
Client に新規メール通知が送信されます。この通知は「非同期」通知とも呼ばれます。
Notes Client が非同期通知を受信したときに、ロケーション文書のメール設定の [アドレス帳] フィールドが [ロー
カルとサーバー] に設定されていれば、メールファイルの即時複製が実行されます。
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Client-Macintosh OS 9 上での Java エージェントのサポート
MacOS 9.x (Classic) 環境の Macintosh バージョンの Notes では、Java エージェントがサポートされます。ただ
し、Mac OS X ではサポートされません。
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06 変更履歴
クライアント - Notes リッチテキストからMIME への変換で含まれる HTML
MIME に変換された Notes リッチテキスト文書では、multipart/alternative パートで text/plain パートに加えて
text/html Body パートも含まれるようになりました。リッチテキスト文書にあったイメージは、GIF または JPEG に
変換され、multipart/related パートの content-ID により参照されます。添付ファイルは以前と同様に
multipart/mixed パートに配置されます。
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06 変更履歴
Client-認証更新要求での [宛先] フィールドへの入力
以前のリリースの Notes では、ユーザーは認証更新要求の提出先がわからないことがほとんどでした。Notes 認
証が期限切れになると、ユーザーは新規認証を要求するよう求められました。[メール認証の要求] ダイアログ
ボックスが表示され、[件名] フィールドには記入できるものの、[宛先] フィールドは空欄のままです。このため、要
求の送信先として正しい電子メールアドレスであることを確認するために、時間のかかる面倒な作業を行う必要
がありました。
Notes 6 では、次のプロセスを使用してユーザーの認証者のメールアドレスを特定します。まず、ユーザー名から
認証者名が抽出されます。次に、その認証者名に対し名前検索が行われ、エントリが検出されると、認証要求の
送信先となるアドレスまたは名前について、認証者の [メールアドレス] フィールドがチェックされます (Domino
ディレクトリで [メールアドレス] フィールドを確認するには、[サーバー] - [認証] の下に表示される Notes 認証者
文書を開きます。[連絡先情報] をクリックし、[他のメールアドレス] 情報を参照してください)。[メールアドレス]
フィールドが空の場合は、[LocalAdmin]フィールドがチェックされます。いずれも存在しない場合は、Domino ディ
レクトリ内のユーザー文書が検索され、LocalAdmin グループでそのユーザと一致する人物が検索されます。何も
見つからないと、フィールドは空白のままになります。
メモ: ネットワークに接続していない状態で認証要求を作成しようとすると、[宛先] フィールドは空白のままになり
ます。Notes がサーバー上で名前検索を実行できないためです。
名前検索プロセスが機能するためには、認証要求に対し指定された受信サーバーが必要です。管理者は、認証
要求を処理するためにメールアドレス、またはメール受信データベースを指定するよう強くお勧めします。さらに、
その情報で Domino ディレクトリ内のすべての認証者文書を更新する必要があります。
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06 変更履歴
Client-スマートカードのサポート
スマートカードのサポートが Lotus Notes 6 に追加されました。
スマートカード上の Notes パスワード
Notes パスワードの代わりに、スマートカードおよびスマートカード PIN が必要になるように、ID ファイルをロック
することが可能です。リーダーからスマートカードを取り出すと、ユーザーは Notes からログアウトします。この機
能を有効にするには、以下の手順に従います。
1. ID ファイル復旧機能を使用して ID ファイルが 復旧可能であること、およびサーバーの公開ディレクトリにある
ユーザー文書で ID ファイルにパスワードの有効期限が設定されていないことを確認します。
2. スマートカードベンダーが提供する使用説明書に従って、スマートカードリーダーのハードウェアおよびソフト
ウェアをインストールします。
3. [ユーザーセキュリティ] パネルを開きます ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ])。
4. [ユーザー情報] - [SmartCard] ペインを開きます。
5. スマートカードのインストールで作成された、PKCS #11 ライブラリの場所を示すパスを入力するかまたは参照
します。パスと名前の例を以下に示します。
c:\WINNT\system32\gclib.dll (GemSAFE 3.1)
c:\WINNT\system32\acpkcs201.dll (ActivCard Gold 2.2)
c:\WINNT\system32\pk2priv.dll (GemSAFE 2.21)
c:\Program Files\Netscape\Communicator\Program\acpkcs.dll
c:\Schlumberger\Smart Cards and Terminals\Cyberflex Access Kits\v4\slbck.dll (Schlumberger
Cyberflex Access V4.3)
c:\Schlumberger\Smart Cards and Terminals\Common Files\slbck.dll (Schlumberger Cyberflex Access
V2)
6. [Smartcard ログインを有効にする] ボタンをクリックし、パスワードの代わりにスマートカード上に格納されてい
るキーを使用して ID ファイルをロックします。
スマートカード上のインターネットキー
スマートカード上に ID ファイルの RSA プライベートキーを格納し、そのキーを使用して S/MIME メールに署名す
ることと、暗号を解除することが可能です。また SSL クライアント証明書の認証を使用して 「インターネット」サー
バーで認証を行うことができます。
スマートカード上に RSA プライベートキーを格納するには
1. [ユーザーセキュリティ] パネルを開きます ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ])。
2. [ユーザー情報] - [認証] ペインを開きます。
3. スマートカードに移動するプライベートキーに関連するインターネット認証を選択します。
4. [その他のアクション] - [Smartcard にプライベートキーを移動] を選択します。
テスト済みのスマートカードパッケージ
スマートカードの機能は、Win32 ベースのオペレーティングシステムでのみテストされています。PKCS #11 ライブ
ラリを含む未テストのスマートカードも、通常は Notes 6 で動作します。以下のスマートカードパッケージはテスト
済みです。(*) が記されているパッケージは以下に示す注意があります。
スマートカードパッケージ
ActivCard Gold 2.2
GemSAFE libraries 3.1 SP4
(GPK16000)
GemSAFE Enterprise
Workstation 2.21 (GPK8000)
(*)
トークンによ トークンを削除すると「F5」ス トークン上の 512 トークン上の 1024
るログイン タイルのログアウトが生成さ ビット RSA キー
ビット RSA キー
れる
可
生成される
使用可
使用可
可
生成される
使用可
使用可
可
生成されない
使用不可
使用可
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
GemSAFE Enterprise
Workstation 2.0 (GPK4000)
(*)
Rainbow iKey 2032 SDK
v4.7.0
Schlumberger Cyberflex
Access SDK V4.3
Schlumberger Cyberflex
Access SDK V2
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可
生成されない
使用不可
使用可
可
生成される
使用可
使用可
可
生成される
使用不可
使用可
可
生成される
使用不可
使用可
注意と警告
z
喪失または破損したスマートカードを復旧する、またはスマートカードで保護されている ID ファイルをパ
スワードで保護されているファイルに戻すには、ID ファイル復旧機能を使用するしかありません。ID ファ
イル復旧機能は、スマートカードを有効にする前に ID ファイルに対して設定しておく必要があります。ス
マートカードで保護されている ID ファイルを復旧すると、キーがスマートカード上に配置された後で復旧
情報が変更されていない限り、パスワードを使用する元の ID ファイルに戻り、 スマートカードに配置され
ていたすべてのキーが復元されます。
z
ID ファイルでスマートカードを有効にする前に、ユーザー文書でパスワードの有効期限を無効にする必
要があります。
z
パスワードチェックでは、複数のコンピュータまたはプラットフォームを使用する場合でも、所定の ID ファ
イルで 1 枚のスマートカードのみが使用可能になります。このシナリオでは、スマートカードが有効にな
るのは ID ファイルの 1 つのコピーのみであり、それぞれのコンピュータすべてにそのバージョンの ID
ファイルをコピーする必要があります。ID ファイルのコピーすべてについて、その 1 枚のスマートカード
が必要になります。
z
多くのスマートカードパッケージでは、1024 ビット RSA キーのみがサポートされます。インターネット認証
を選択して、[ユーザーセキュリティ] ダイアログボックス ([ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリ
ティ]) の [ユーザー情報] - [認証] ペインの [拡張オプション] ボタンを押すと、所定のキーの強さを調べ
ることができます。
z
サーバーのセットアップは、スマートカードで保護されているサーバー ID では機能しません。スマート
カードで保護されている ID をサーバーとともに使用するには、パスワードで保護されているバージョンの
ID ファイルを使用してサーバーのセットアップを終了し、PKCS #11 ライブラリへのパスをサーバーの
notes.ini に追加してから (PKCS11_Library=<path to library>)、上述の手順に従ってクライアントにある
サーバーの ID ファイルでスマートカードを有効にします。
z
今回のリリースの Notes では、 Notes 6 以外のアプリケーションによってカード上に配置されたキーまた
は証明書の「インポート」はサポートされません。
z
Notes パスワードと Windows パスワードを同期するシングルログオンは、スマートカードで保護されてい
る ID ファイルでは使用できません。シングルログオンを無効にしてから Notes を再起動し、ID ファイル
でスマートカードを有効にする必要があります。
z
最初期のベータリリースの Notes 6 以降、スマートカード関係の情報を ID ファイルに格納する形式が変
更されています。初期のベータリリースのいずれかでスマートカードが有効にされている ID ファイルを使
用すると、Notes 6 で「Incomplete or incorrect smartcard configuration」が発生します。
z
Notes では、バージョン 2.01 の PKCS #11 API を使用して、スマートカードおよびその他の PKCS#11 デ
バイスと通信します。バージョン 2.0 のみを実装している PKCS #11 ライブラリでは、カードをリーダーか
ら取り出したときに、「F5」スタイルのログアウトが実行されません。更新されたライブラリは、スマートカー
ドベンダーから入手できます。
z
Notes 6 でサポートされる必要最低限のバージョンの ActivCard Gold は、バージョン 2.2 です。
GemSAFE 2.21 の NT Lock Workstation 機能を使用すると、特定のバージョンの NT がクラッシュし、
Notes でデッドロックが発生することが判明しています。GemSAFE 2.21 をインストールするときに、NT
Lock Workstation 機能はデフォルトでオンになっています。チェックボックスをオフにしてください。
z
z
NT 4 が稼働しているラップトップに GemSAFE 2.21 をインストールすると問題が発生することがありま
す。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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06 変更履歴
Client-ツールバー: スマートアイコン機能の代替
Notes Release 6 クライアントには、R5 のスマートアイコン機能を完全に継承する新しいツールバー機能が備えら
れています。新しいツールバーは最新のルックアンドフィールに変更されただけでなく、現在のアプリケーションに
期待される機能も備えています。
ツールバーの特長は以下のとおりです。
z
ドラッグアンドドロップによる位置設定の柔軟性の向上
z
アイコンを複数の行にわたって表示可能
z
ツールバーを一度に複数のウィンドウ位置にドッキング可能
z
ツールバーの設定および構成はローミングユーザーに準拠
z
スマートアイコンセット (.smi ファイル) はツールバーに変換され、前のカスタマイズが維持される
z
スマートアイコンのカスタムボタンも変換される
z
各クライアント (Administrator、Designer、および Notes Client) はそれぞれのツールバーセットを保持す
るため、それぞれ異なるツールバーとレイアウトを設定可能
z
z
アドレス (URL) バーとナビゲーションバーは必要に応じて再配置できるツールバーに変更
カーソルを太字テキスト上に置くと太字ボタンが状態を変えるなど、ボタンレベルでのコンテキストおよび
状態情報の表示
既知の問題と制限
z
現時点では、スマートアイコンセットは、ツールバーが有効にされた後に実行される最初のクライアントに
のみ変換されます。[ツールバーの設定] で、スマートアイコンセットを別のクライアントに「インポート」で
きます。
z
スマートアイコンのカスタムボタンは、Windows 98 ではそのアイコンが正しく表示されない場合がありま
す。
z
現時点では、ツールバーにユーザー補助機能オプションはありません。
コンテキスト依存ツールバーを「フロート」状態にすることはできません。
スマートアイコンから移行されたツールバーアイコンは、不透明の背景で表示されます。
アドレスツールバーの内容は、フロート状態の場合に省略されることがあります。また、ウィンドウのサイ
ズが非常に小さくなります。
z
z
z
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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06 変更履歴
Client-ユーザーセキュリティ
Notes 6 に、新しい [ユーザーセキュリティ] ダイアログボックスが加わりました。セキュリティの最も重要な内容を
まとめた、使いやすいインターフェースです。新しい [セキュリティ] サブメニュー上の [ユーザーセキュリティ] ダイ
アログボックスを使用するには、[ファイル] - [セキュリティ] - [ユーザーセキュリティ] を選択します。
既存のセキュリティ機能をサポートするとともに、[ユーザーセキュリティ] には以下の新しい機能が加わりました。
z
新しいローカルデータベースのすべてのレプリカを自動的に暗号化するように Notes を設定する。
z
スマートカードを使用して Notes にログインする。
z
管理者の許可があるときに、Notes および Domino の Web/インターネットパスワードを同期する。
z
さらに便利なパスワードに変更する。新しいパスワードが受け入れられるかどうかは、その長さまたはク
オリティに基づいて判断され、管理者の許可があれば以前のパスワードをすぐに再利用できます。パス
ワードクオリティの必要条件に適合するパスワードを選択するのが難しい場合は、Notes により自動的に
パスワードが生成されるため、ユーザーが自分で考える必要はありません。
z
z
z
z
誰かがユーザー ID を盗み、そのパスワードを推測したときに、ID 盗難から復旧する。
認証の詳細を表示し、新しいツールを使用して認証を管理する。
新しいインターネット認証を要求する (利便性の向上)。
以前のメールメッセージの暗号を解除する際にいまだに使用できる期限切れキーまたは削除されたキー
を表示する。
[ユーザーセキュリティ] に頻繁にアクセスする場合は、ユーザーセキュリティアイコンを含むように Notes ツール
バーをカスタマイズできます。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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06 変更履歴
Client-「未読」マークの利用
Notes 6 では、未読文書のあるフォルダが示されるようになりました。また、そのフォルダにある未読文書の件数
も表示されます。この機能は、Notes 6 メールテンプレートに組み込まれています。
件数を表示するには、Notes 6 のメールテンプレートを使用して、クライアントとサーバーの両方で Notes 6 を実
行する必要があります。件数は、Notes 6 メールファイルのローカルレプリカを使用しているときでも Client に表
示されます。
図には以下のことが示されています。
1. [受信] ボックスに 3 件の未読文書があります。
2. [フォルダ] の下のフォルダに未読文書があります (フォルダが複雑にネストしているとき、この機能は非常に
役立ちます)。
3. [Build Notifications] フォルダに 1 件の未読文書があります。
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06 変更履歴
Designer -- バックエンド MIMEEntity メソッドでのストリームの位置の更新
LotusScript または Java の Stream クラスメソッドを使用して、Domino 6 バックエンド Stream オブジェクトを対象
に読み込みまたは書き込みを行うと、常にストリームの位置が設定されますが、GetContentAsText などの
MIMEEntity メソッドを使用して Stream を対象に読み込みまたは書き込みを行うと、これまではストリームの位置
が更新されませんでした。
今回のリリースでは、この位置が MIMEEntity メソッドにより更新されます (ストリームの終わりまで)。したがって
その使用の際には、ストリームの読み込みを正常に実行するために、Stream.SetPosition(0) などを使用してスト
リームの位置をリセットする必要があります。
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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06 変更履歴
JavaScript 言語の JavaScript 1.4 への更新
Domino 6 の JavaScript 言語は、R5 の JavaScript 1.3 から JavaScript 1.4 に更新されました。JavaScript 1.4 コ
ア機能について詳しくは、以下を参照してください。
ユーザーズガイド
http://developer.netscape.com/docs/manuals/js/core/jsguide/index.htm
リファレンス
http://developer.netscape.com/docs/manuals/js/core/jsref/index.htm
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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06 変更履歴
LotusScript - LotusScript 言語のバージョン 5.0 への更新
LotusScript 言語がバージョン 5.0 に更新されました。強化された機能は次のとおりです。
1. LotusScript から Java を呼び出すことが可能
2. ファイル入出力に対しキャラクタセットを指定することが可能
3. ShellID - シェルおよびリターンプロセス ID
4. 新しいデータ型として Byte 型および Boolean 型の追加
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
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LotusScript-Unix でのカスタマイズされたロケールのサポート
Unix では、カスタマイズされたロケールを LotusScript を使用してサポートできるようになりました。
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セキュリティ - 管理者 ECL の <ECLOwner> キー
管理者 ECL を介して、Client ECL 所有者に許可される ECL 権限の管理を行えるようになりました。キー文字列
<ECLOwner> を管理者 ECL に追加することにより、Client ECL の更新中に現在のユーザーの実行権限を修正
できます。
Domino 6 Client で ECL を更新すると、<ECLOwner> 管理者 ECL エントリは現在のユーザーの名前に置き換え
られます。これにより、現在のユーザーの Client ECL 権限が、キー文字列エントリに対して管理者 ECL 内で設
定されている権限に更新されます。この機能は特に、ユーザーが自分の ECL を修正できないように厳格な管理
者 ECL を採用している組織にとって役立ちます。
管理者 ECL にキー文字列がない場合、現在のユーザーエントリは更新時にそのユーザーの Client ECL から削
除されます。このため、これらの Client では、通常の安全な Notes プログラムへの書き込みやその実行も禁止さ
れます。この新しいキー文字列により、管理者 ECL と Client ECL の管理を柔軟に行うことが可能になります。
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セキュリティ - クライアント ECL のログ
Lotus Domino 6 Client では、ECL 関連の操作がログに記録されます。エントリは、クライアントログ (log.nsf) の
[Miscellaneous Events] に記録されます。
1. [セキュリティ警告 (ESA)] ダイアログボックスの結果がログに記録されます。また、ESA の詳細情報も記録され
ます。この詳細情報には、ESA の原因となったコードの設計の種類、設計名、Note ID、データベース名、パスな
どに関する情報が含まれます。
2. クライアント上の ECL への修正がログに記録されます。このログエントリには、変更された ECL に関する情
報、変更、追加、または削除された ECL エントリ、付与されたか取り消された権限などが含まれます。また、ECL
の動的更新、プログラムによる ECL の更新 (@ECLRefresh 関数)、ECL の更新または作成の設定、または ECL
エディタや [セキュリティ] パネルでの ECL の手動変更といった操作から生じる ECL の変更内容も記録されま
す。
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セキュリティ - ISpy で SSL をサポート
ISpy の一部である TCP の調査は、SSL サポートを含むように拡張されました。TCP の調査は、現在の調査と同
様に匿名調査に限定されます (ユーザー名/パスワードまたはクライアント証明書の認証がない)。この新しい調
査には、プロキシがサポートされていないためにファイヤウォール内での使用に限定されるという制限がありま
す。
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セキュリティ - 新しい [セキュリティ警告] オプション
[セキュリティ警告] ダイアログボックスに、警告を発生させる原因となった実行コードに関する詳細情報を参照す
るための新しいオプションが追加されました。[ヘルプ] ボタンはダイアログボックスの右上隅に移動し、代わりに
[情報] ボタンが配置されています。
[情報] ボタンを押すと、ESA の原因となったコードの設計の種類、設計名、Note ID、署名の状態、親データベー
スに関する情報が新しいダイアログボックスに表示されます。[OK] ボタンをクリックすると、[情報] ダイアログボッ
クスが閉じて ESA が再び表示されます。
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セキュリティ - すべてのインターネットプロトコルに適用される [サーバーアクセス] フィールド
以前のバージョンの Domino Server では、[このディレクトリに登録されているユーザーのみに、サーバーアクセス
を許可]、[サーバーへのアクセス可]、および [サーバーへのアクセス不可] という 3 つの [セキュリティ] フィール
ド (サーバー文書の [セキュリティ] タブ上) は、Notes Client のアクセスにのみ適用されました。Lotus
Notes/Domino 6 では、この 3 つのセキュリティ設定が、Notes Clients に加えすべてのインターネットプロトコルに
適用されます。
また、各インターネットプロトコルごとに、この機能の有効と無効を選択できます (デフォルトでは無効になっていま
す)。[インターネットプロトコル] の [サーバーアクセス] リストを有効にするには、サーバー文書を表示し、[ポート]
- [インターネットポート] タブをクリックします。次に、有効にするプロトコルのタブ (つまり [Web]) をクリックしま
す。[サーバーアクセス設定を実施] フィールドを編集し、[はい] にします。
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サーバー - [作成者] アクセス権で実行可能な Mail Tracking Reports データベース
Mail Tracking Reports データベース (reports.nsf) のユーザーは、[作成者] アクセス権でレポートを実行できま
す。以前には、[管理者] アクセス権が必要でした。
Associated SPRs:
MSKA4H2L79
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Server-自動フォールトリカバリおよび NSD (Win32 および UNIX)
Notes Client
Notes がクラッシュした後、システムを再起動する必要がなくなりました。クラッシュに関する情報を収集するプロ
グラムである NSD が自動的に実行されます。Notes は、NSD の完了後に即座に再起動できます。NSD が実行
されると、NSD ログファイルの名前が示されたダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスは、
NSD が完了すると自動的に終了します。また、[OK] ボタンを押すことでいつでも閉じることができます (NSD は完
了するまで実行を続けます)。
Domino Server
自動サーバーリカバリは、クラッシュしたサーバーを、管理者の介入なしで自動的にシャットダウンして再起動す
る Domino の機能です。Domino で致命的エラーと考えられる状況が発生すると、各 Domino プロセスは終了し、
関連するすべてのリソースは解放されます。起動時スクリプト (Unix 上の/opt/lotus/bin/server)ではこの状況を
検出し、サーバーを再起動します。
フォールトリカバリは、NT プラットフォームと UNIX プラットフォームの両方の Domino で使用できます。
自動サーバーリカバリを有効にするには、Domino ディレクトリのサーバー文書で [基本] タブを選択し、
[Automatic Server Recovery セクションの[障害/クラッシュの後、サーバーを自動的に再起動する] チェックボック
スをオンにします。
自動サーバーリカバリを有効にすると、サーバーのパスワード (存在する場合) がシステムのカーネルメモリ領域
に安全に保存され、再起動するサーバーにより取得されます。
自動サーバーリカバリでは、Domino パーティションがサポートされます。パーティション内に何らかの問題が発生
した場合、そのパーティションのみが終了および再起動されます。サーバー上の他の Domino パーティションは影
響を受けません。また、自動サーバーリカバリは Domino クラスタと互換性があり、それを補完する役割を果たし
ています。
サーバー文書の [サーバーの障害/クラッシュのあとに実行するスクリプト] フィールドの設定によって他のクリー
ンアップ作業が実行される前に、自動サーバーリカバリシステムによってオプションのプログラムを実行できます。
デフォルトでは、クリーンアップスクリプトは、実行を完了するまで 5 分かかり、その後終了します。デフォルトの時
間である 5 分を変更するには、[Cleanup Script Timeout] フィールドを使用します。たとえば、許容時間を 10 分
に増加するには、値を 600 秒に設定します。値の範囲は 30 から 1800 秒です。クリーンアップスクリプト機能は、
フォールトリカバリが無効になっていても使用できることに注意してください。
[スクリプト] フィールドは、NSD の呼び出しには使用されなくなりました。NSD の有効または無効を切り替えるに
は、[診断情報を収集するために NSD を実行] チェックボックスを使用します。
[最大障害範囲] フィールドでは、Domino が非常に早い時期に (初期化時に) クラッシュするような状況が発生し
たときに、指定したクラッシュ/リカバリサイクル数が経過した後にサーバーが停止するように、クラッシュの頻度
に対する制限値を設定します。デフォルトの制限値は 5 分以内に 3 回のクラッシュです。
自動サーバーリカバリが無効になっている場合は、Domino はフォルト後に停止するので、手動ですぐに再起動で
きます。NSD が有効なときは、再起動の前に、NSD が完了するのを待つ必要があります。
Windows プラットフォーム
Just-In-Time (JIT) デバッガは Notes によりシステムにインストールされません。現在の JIT 設定を確
認するには、「nsd -qjit」を実行します。Notes/Domino インストーラーは、NSD または QNC が以前に
JIT デバッガとしてインストールされたことがあるかどうかを調べ、インストールされている場合は、これを
デフォルトの Microsoft JIT デバッガである Dr. Watson に置き換えます。Dr. Watson を JIT デバッガとし
てマニュアルでインストールするには、「drwtsn32 -i」を実行します。
「Panic」または「Fault」の後で、NSD を実行する代わりに Domino で強制的に JIT デバッガを起動するに
は、Notes.INI 変数の「APIDeveloper=1」を設定します。これは、API アプリケーションを開発していて何か
問題が発生し、デバッグを実行する際に役立ちます。Notes/Domino のすべてのプロセスは、再起動の
前に終了させる必要があります。
既知の問題
Solaris でフォールトリカバリ機能を使用する場合、メッセージキュー当たりに使用可能なメッセージ数を増や
す必要があります。これを行うには、スーパーユーザーになり、次の行を /etc/system に追加してから再起
z
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動します。
set msgsys:msginfo_msgtql=1024
自動サーバーリカバリではメッセージキューが使用されるため、Solaris にこの設定を行う必要があります。
Solaris のデフォルト値では 1 キュー当たり 40 メッセージに設定されていますが、フォールトリカバリでは、40
を超えるメッセージが必要になります。この設定では、値を40 から推奨設定値の 1024 まで増加させていま
す。
z
Domino コントローラ/コンソール環境で実行すると、Domino コントローラでは標準入出力がリダイレクトされ
るため、フォールトリカバリのクリーンアップスクリプト (UNIX 上) により stty コマンドを介してワークステーショ
ンの標準入出力操作パラメータをリセットすることはできません。それ以外の場合、次のようなメッセージが表
示されます (Solaris の例)。
stty: tcgetattr: A Specified file does not support the IOCTL system call
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Server-サーバータスクのコマンドラインヘルプ
Domino 6 Server では、(すべてではありませんが) 大部分のサーバータスクのコマンドラインヘルプがサポートさ
れます。
ヘルプを使用するには、 LOAD または TELL コマンドに「/?」か「-?」を追加します。
構文
load <タスク名> [/?] [-?]
例
load compact -?
load compact /?
tell adminp -?
tell adminp /?
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サーバー - Cookie のログ
Cookie のログは、Windows NT および Windows 2000 の新しい HTTP スタックの一部として、デフォルトで有効に
なります。Cookie のログにより記録されるデータは、テキストログに表示されます。また、domlog.ntf 内の
LogEntry フォームには、Cookie フィールドが含まれます。
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Server-DIIOP タスクおよび CORBA リモート Domino オブジェクト
このリリース情報では、DIIOP および CORBA リモート Domino オブジェクトの新しいアイテムについて説明しま
す。
新しい DIIOP タスク
DIIOP は、CORBA リモート Domino オブジェクトにより使用されるサーバータスクです。今回大幅に書き換えら
れ、パフォーマンスとスケーラビリティが向上しました。この新しいタスクでは、POP3、LDAP、IMAP などの他の
ネットワーク処理用サーバータスクと同じコードが使用されます。したがって、DIIOP では、同様のスレッドプール
アルゴリズムが利用され、サポートされているプラットフォーム上の入出力完了ポートが使用されます。
サービスプロバイダサイトのサポート
今回のリリースでは、DIIOP タスクおよび CORBA リモート Domino オブジェクトにより、インターネットサイトがサ
ポートされます。サービスプロバイダでは、1 台の Domino Server で複数の独立した組織を運用する環境を実現
するように DIIOP を設定できます。この設定では、DIIOP は、Session オブジェクトの作成前にユーザーを認証す
るときに、NotesFactory.createSession() のターゲットであった IP アドレスを使用してディレクトリ検索を制限しま
す。
このタイプの環境で実行するように DIIOP を設定するには、Domino ディレクトリで [サーバー] - [インターネット
サイト] ビューを表示し、IIPOP インターネットサイト文書を作成します。IIOP インターネットサイト文書を使用して、
Domino Server 上で運用される組織と、CORBA リモート Domino オブジェクトのユーザーに対するネットワーク上
の組織のアクセスポイントとの間の関係を宣言できます。また、組織が許可するアクセスの種類も宣言できます。
この種類には、名前とパスワードまたは匿名、平文 (TCP) 接続または暗号化した (SSL) 接続、などが含まれま
す。
また、HTTP タスクで初期オブジェクト (diiop_ior.txt から) を Domino Server から配信する場合は、インターネット
サイトを使用するように設定する必要があります。
次に示す新しいコールが lotus.domino.Session クラスに追加されました。
String Session.getOrgDirectoryPath() raises NotesException;
このメソッドを使用して、組織のルートデータディレクトリを判別するために CORBA リモートクラスを使用する
Java アプリケーションを作成します。
diiop_ior.txt の HTTP サポート
DIIOP では、HTTP プロトコルのサポートが制限されます。HTTP プロトコルは、Domino Server へのセッションを
作成するために使用する NotesFactory.createSession(hostname,...) メソッドの一部として、初期オブジェクト参照
をクライアントプログラムに配信するために使用されていました。従来、この要求は HTTP タスクによって処理さ
れていました。つまり、Domino クラスを実際に使用するには、HTTP タスクを設定して実行する必要があったとい
うことです。今回のリリースの DIIOP では、初期オブジェクト参照の要求を処理するために十分な HTTP サポート
が行われています。したがって、HTTP を Domino Server で使用しない場合、Java プログラムの次の操作で
Domino Server とのセッションを作成できます。
Session s = NotesFactory.createSession("hostname:63148", "user", "password");
ただし、:63148 は、初期オブジェクト参照用の HTTP 要求を発行するために使用するタスクのポート番号を指定
する構文です。
新しい Java アプレットプロパティ: Notes CORBA クラスを含むアプレット
新しい Java アプレットプロパティが Designer に追加されました。このプロパティは、「Notes CORBA クラスを含む
アプレット」で、Notes CORBA クラスのみを使用するアプレットで使用できます。R5 では、Java アプレットで
「Notes CORBA クラスを使用」というプロパティが有効になっていると、HTTP サーバーは、常に CORBA リモート
Domino オブジェクト (NCSO.CAB または NCSOC.JAR) を含むアーカイブをブラウザにダウンロードしていました。
新しい属性を有効にすると、Web サーバーはアーカイブを自動的にブラウザにダウンロードしません。この機能を
使用すると、NCSO アーカイブをブラウザに常にダウンロードすることなく Domino オブジェクトを使用してインス
トール可能アプレットを構築できます。 インストール可能 Java アプレットを構築するには、サポートする必要があ
るブラウザのガイドラインに従って、アーカイブ (NCSO.CAB または NCSOC.jar) の 1 つに含まれるクラスを必ず
アプレットとともにインクルードします。
新しいメソッド: NotesFactory.createSession(String, HttpServletRequest)
Domino オブジェクトのセッションを作成する新しい方法が用意されました。サーブレットから使用するように設計さ
れており、サーブレット開発者は、Domino オブジェクトにアクセスするセッションを作成するときに、ユーザーのパ
スワードを再度要求するメソッドを作成する必要がなくなります。このときの最初の要求は、通常、HTTP サー
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バーでユーザーに対し認証が行われたときになります。
この形式の createSession を使用して、HTTP サーバーで実行される認証に基づきセッションを作成します。この
メソッドは、シングルサインオンが有効になっているときにリモートセッションに対し機能します。ローカルセッション
では、シングルサインオンが有効かどうかにかかわらず機能します。サンプルコードを以下に示します。
public class MyServlet extends HttpServlet
{
public void doGet (HttpServletRequest request, HttpServletResponse response)
throws ServletException, IOException {
...
Session session = NotesFactory.createSession(null, request);
...
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Server-Domino コンソール
Domino コンソールは、Domino の新しい機能です。Domino コントローラと Domino コンソールの 2 つのモジュー
ルで構成されており、両方とも Java ベースのアプリケーションです。コントローラはサーバー側で実行されます
が、コンソールは任意のマシン上で独立して実行できます。UNIX では、Domino コンソールを実行するには、その
システムで X Window を実行している必要があります。ただし、X Windows を実行していない状態で Domino コン
トローラを起動することもできます。
通常、Domino コントローラを起動すると、Domino Server と Domino コンソールも同じマシン上で起動されます。
ただし、一度起動すると、管理者は Domino Server や Domino コントローラを終了せずに Domino コンソールを終
了できます。このため、Domino コンソールを同じマシン上で起動するか、または他のマシン上でリモートから起動
することで、コントローラおよび Server と再接続できます。
Domino 6 以降については、Domino コンソールは Domino Server、Administrator クライアント、および Notes
Client とともにインストールされることに注意してください。ただし、Domino コンソールを任意のマシン上で別に実
行する場合は、以下の「コンソール」の手順に従ってください。
メモ: Domino コントローラ [(n)server -jc -s ] および Domino Server を独立に実行したうえで、相互の通信を要求
することはできないことに注意してください。したがって、必ず Domino コントローラの制御下で Domino Server を
起動する必要があります。
Domino コントローラと Domino コンソールの起動手順
コントローラ
z
今回のリリースの Domino 6 から、サーバーはデータディレクトリに「admindata.xml」というファイルを生成しま
す。このファイルは、手動で修正しないでください。管理者権限を設定または修正するには、Domino ディレク
トリでサーバー文書を変更する必要があります。
z
コンソールでサーバーに接続するには、そのサーバーで Domino コントローラを実行している必要がありま
す。コントローラの制御下でサーバーを実行するには、以下のコマンドを発行します。
NT の場合: 他のサーバーが実行中でないことを確認します。nserver -jc でサーバーを実行します。ウィンド
ウが表示されますが、このウィンドウを終了したり、閉じたりせず、アイコン化してください。
Unix の場合: 他のサーバーが実行中でないことを確認します。データディレクトリに移動します。次のように
入力してサーバーを実行します。
<IDIR>/lotus/bin/server -jc.
この文書の <IDIR> は、Domino Server がインストールされているディレクトリの場所を示します。
例: /opt または /local
上述のように Domino を起動するとコントローラが起動し、次にコントローラが Domino コンソールと Domino
Server を起動します。3 つのプロセスすべてが同じマシン上で実行されるため、システムリソースをある程度
占有します。マシンが低速であったり、メモリが不足している場合は、次のようにしてサーバーを実行するよう
お勧めします (server は、NT/W2K では nserver、UNIX では server)。
server -jc -c
コンソールを起動せずに、Domino とコントローラを起動します。Domino Server でパスワード
を必要とする場合は、サーバープロセスのみを起動します。この場合、他のコンソールから接続し、そこから
パスワードを入力する必要があります。サーバーでパスワードを必要としない場合は、Domino プロセスのす
べてを起動します。
メモ: セットアップ後に初めて Domino コンソールを使用してリモートシステムから接続すると、サーバー
がパスワード入力を待機するため接続できません。この場合、コンソールのローカルサーバーアイコンを
使用してローカルでコントローラに接続し、パスワードを入力します。ただし、サーバーがパスワードを要
求しないときには接続できます。
server -jc -s
コンソールとコントローラを起動しますが、Domino は起動しません。
server -jc -c -s コントローラのみを起動します。
コンソール
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コンソールのみを実行するには、以下の手順に従います。
NT の場合: コマンドプロンプトから「jconsole.exe」を実行します。この実行ファイルは、Server または
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Administrator がインストールされている場所にあります。
UNIX の場合: コマンドプロンプトから「jconsole」を実行します。この実行ファイルは、Server がインストールさ
れている場所にあります。
<IDIR>/lotus/bin/jconsole
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今回のリリースでは、Domino がインストールされていないマシン上で Domino コンソールを独立に実行する
には、実行するマシン上のディレクトリに次のファイルを配置する必要があります。Domino がインストールさ
れているマシン上の Domino 実行ファイルのディレクトリから、次のファイルを目的のマシン上の新しいディレ
クトリにコピーします。
さい。
dconsole.jar
jconsole.exe (NT/W2K の場合) または jconsole (UNIX の場合)
すべてのサブディレクトリを含む jvm ディレクトリ
環境に応じて上述の「コンソール」にある「NT の場合」または「Unix の場合」の手順に従ってくだ
その他の情報
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Domino コンソールの使用方法について詳しくは、Domino コンソールメニューにあるオンラインヘルプのメ
ニューオプションを参照してください。
z
コントローラに接続するには、管理者は Domino ディレクトリで、管理者のユーザー文書にある自分のユー
ザー名または短縮名、およびパスワード (インターネットパスワードフィールド) を知っている必要があります。
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Domino ディレクトリのサーバー文書では、インターネットホスト名フィールドに適切なホスト名が含まれている
必要があります。
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コントローラに接続するには、管理者はその名前を [セキュリティ] タブのにある Domino ディレクトリのサー
バー文書の適切なフィールドに入力する必要があります。このフィールドは次のとおりです。
z
[フルアクセスアドミニストレーター] は、すべての Domino、シェル、およびコントローラのコマンド (quit、
exit、enable/disable user を含む) を発行できます。
z
[フルリモートコンソールアドミニストレーター] は、コントローラコマンド (quit、exit、enable/disable user を
含む) およびすべての Domino コマンドを発行できますが、シェルコマンドは発行できません。
z
[参照限定アドミニストレーター] は、参照限定 Domino コマンドおよびコントローラコマンド (quit、exit、
enable/disable user を含む) を発行できますが、シェルコマンドは発行できません。
z
[システムアドミニストレーター] は、コントローラコマンド (quit、exit、enable/disable user を含む) および
シェルコマンドを発行できますが、Domino コマンドは発行できません。
z
[限定システムアドミニストレータ―] は、[制限されたシステムコマンド] フィールドにリストされているシェ
ルコマンドのみと、コントローラコマンド (quit、exit、enable/disable user を除く) を発行できます。
z
[制限されたシステムコマンド] には、[限定システムアドミニストレータ―] が発行できるリストコマンドが
含まれます。
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ポート 2050 または Domino コントローラを実行しているポートは、Domino コンソールがリモートマシンから接
続できるように公開されたポートである必要があります。
z
最初にコントローラに接続するには、接続先となるコントローラ/サーバーのホスト名を、[サーバーを開く] ダ
イアログボックスの [サーバー名] フィールドに入力する必要があります。コントローラー/サーバーに接続し
た後、Domino コンソールで [ファイル] - [サーバーリストの更新] メニューオプションを使用して、接続した
サーバーから使用可能なサーバーとサーバーグループのリストを取得します。管理者がコンソールを終了し
ても、サーバーおよびグループのリストは dconsole.ini ファイル内に保持されます。次回 Domino コンソール
を起動したときに、最新の変更を取得するのでなければ、サーバーリストを更新する必要はありません。
z
パーティションサーバー環境で Domino コントローラまたは Domino コンソールを実行するには、Notes.INI
ファイルの TCPIP_TcpIpAddress 行にサーバーの指定された IP アドレスが記述されていることを確認しま
す。
z
コンソールのテキスト領域からシステムクリップボードにテキストをコピーするには、左マウスボタンを使用し
てテキストを選択し、右マウスボタンをクリックするか、[Ctrl] + [C] キーを押すか、または [編集] - [コピー] メ
ニューオプションを使用します。
z
使用可能なサーバーまたは接続されているサーバーのリストビューで右マウスボタンをクリックすると、ポップ
アップメニューが表示されます。このメニューを使用して、接続、切断、およびサーバー情報の表示を行えま
す。
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シェルコマンドでは、エディタ、デバッガ、または対話式に同じシェルを使用して実行される他のプログラムを
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使用しないよう推奨します。
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コントローラのステータスウィンドウを表示しない場合は、Notes.ini のパラメータを
「ShowControllerStatusWindow=0」と設定してください。デフォルトでは、ステータスウインドウが表示されま
す。
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UNIX マシンでは、tee で出力をファイルに振り分けないでください。tee を使用すると、コントローラメッセージ
のみがそのファイルに書き込まれます。
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Unix サーバーでは、[ファイル] - [サーバーの強制終了] の後に、[ファイル] - [サーバーの起動] を実行する
と、サーバーにパスワードがあってもパスワードの入力を要求されません。[サーバーの強制終了] を実行し
ても、パスワードが格納および使用されているメッセージキューはクリーンアップされないからです。
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ドメインまたはサーバーを Domino コンソールに表示しないようにするには、dconsole.ini からサーバーレコー
ドを削除します。
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管理者は、「tell ca」コマンドを発行する代わりに、[表示] - [保護パスワード] を使用するか、または [送信]
ボタンの隣の小さな矢印をクリックして表示されるポップアップメニューの [保護パスワード] をクリックするこ
とができます。[パスワード] フィールドにより、暗号化されたパスワードを入力できます。
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コントローラコマンド「#restart domino」は、マニュアルで指定されているように動作しません。Domino プロセ
スを停止するだけで Domino を再起動しません。代わりに、メニューコマンドの [ファイル] - [サーバーの終
了] の後に [ファイル] - [サーバーの起動] を実行してください。
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コンソールが何らかの理由により長い間待機カーソルモードでフリーズしている場合、[Ctrl] + [Shift] + [B]
キーを押して、通常カーソルモードに戻ってください。
既知の問題
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コンソールを起動すると、コンソールテキストが表示される場所に空白の画面が断続的に表示されます。メイ
ンウィンドウのサイズを変更すると、描画上の問題が解決されます。
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表示デザインが変更されると、カーソルがコマンドプロンプト領域からなくなります。[送信] ボタンをクリックす
るか、メニューを開くか、またはその他の何らかのアクションを実行すると、フォーカスが正常に戻ります。
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各サーバーでローカルにログを作成する場合は、[ファイル] - [ローカルロギング] を使用して有効にする前
に、何も変更していない場合でも、必ず一度 [編集] - [ローカルロギング] を実行してください。これを実行し
ない場合、[編集] - [ローカルロギング] ダイアログボックスに表示されるファイルではなくデフォルトのファイ
ルの dconsole.log にログが書き込まれます。また、ローカルのログファイルのファイルパスを変更すると、次
回 [編集] - [ローカルロギング] でダイアログボックスを表示したときに、デフォルトのデータディレクトリが示
されます。
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Domino コンソールがコントローラに接続されると、コントローラは即座に最新の 120 件のメッセージを表示し
ます。これらのメッセージのいずれかがプロンプトであると、Domino コンソールではそのプロンプトが表示さ
れます。それがコンソールに表示される最後のメッセージでない限り、ダイアログボックスを無視し、キャンセ
ルしてください。
z
ダイアログボックスを表示している際にプロンプトメッセージが表示された場合、そのプロンプトを閉じるには、
プロンプトのウィンドウを閉じるためのアイコンをクリックします。2 つのモーダルウィンドウの間でフォーカス
が混乱しているのが原因です。
国際化に関する問題
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Linux では、コントローラによって起動された Domino コンソールにヘブライ文字を使用すると問題が生じま
す。ヘブライ文字が表示された後、コンソールがフリーズします。コントローラでコンソールを起動する代わり
に、コンソールを別に起動し、それをコントローラに接続してください。つまり、コントローラを「server -jc -c」で
起動し、コンソールを「jconsole」で起動してから両方を接続します。または、コントローラを「server -jc」で起動
し、Domino パスワードを入力してからすぐにコンソールのみを終了します。その後、コンソールを別に起動し
て接続します。
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AIX、Linux、および NT/W2K マシンで、インド語派の言語文字を Domino コンソールに入力するには、ウィン
ドウまたはダイアログボックスの左上隅にあるアイコンをクリックします。[入力方式の切り替え] メニューオプ
ションを選択すると表示されるポップアップメニューから、使用する IME を選択できます。
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Linux で、Linux の IME の中国語文字選択を拡張すると、IME 固有の問題のためにサーバーコマンドが繰り
返し表示されます。
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Linux では、Domino コンソールの [Domino コマンド] フィールドへの入力で、韓国語文字が表示されません。
Domino コンソールでは、現在のところタイ語文字がサポートされません。
Domino コンソールでは、実行しているオペレーティングシステムの言語以外の言語によるテキストの入力が
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サポートされません。
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Domino コンソールでは、テキストフィールドのあるダイアログボックスが起動されると、[Alt] + [~] キーを押し
ても日本語 IME の入力モードが切り替わりません。タブで他のフィールドに移動してから戻ることで、正常な
動作に復帰します。
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Domino コンソールでは、現在のところ GB18030 がサポートされません。
NT/W2K サービスとしてコントローラを起動
Server コントローラを Windows NT サービスとして実行することもできます。NT サービスとして実行するには、起
動時パラメータに「-jc」を追加します。次の 3 つの方法のうちのいずれかの手順に従います。
z
コマンドラインの「-jc」を、サービスとしてインストールされているスタンドアロンのサーバーに追加するには、
リソースキットに付属する SC ツール (Sc.exe) を次のように使用します。
Sc config "Lotus Domino Server (LotusDominoData)" binPath= "=c:\lotus\domino\notes.ini -jc"
形式: sc <server> [command] [service name] <option1> <option2> ...
詳しくは、Microsoft ナレッジベースの資料 Q251192 を参照してください (
http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;Q251192)。
z
regedit で Domino サービスのエントリを検索し、ImagePath 値の終わりに「-jc」を追加します。
MyComputer -> HKEY_LOCAL_MACHINE -> System -> CurrentControlSet -> Services ->
LotusDominoServer(datadirectory)
z
他のパラメータとともに「起動時パラメータ」で次のように指定します。
"=c:\lotus\domino\notes.ini -jc"
メモ: NT では固有のバグがあるため、パスを c:\\lotus\\domino\\notes.ini と指定する必要があります。.
Domino コントローラおよび Domino コンソールによるメッセージロギング
今回のリリースの Domino から、コントローラメッセージのロギングが以下のように変更されました。
コントローラ側でのロギング
コントローラでは、ユーザーにより制御される Domino からのメッセージがログに記録されます。デフォルトで
は、メッセージは通常のテキスト形式 (つまり、プレーンメッセージ) で Domino のデータディレクトリに保存さ
れます。ただし、以下の「コントローラの詳細」で説明されているように、ControllerLogFileName にパスを指定
することで、別のディレクトリや名前を設定できます。コントローラでは、毎日夜中に同じパスの別のログファイ
ルが開始されますが、ログファイルが大きくなりすぎないように異なる日時が付加されます。ただし、コンソー
ルから直接 ControllerLogFileType を変更すると、新しいファイルが作成され、適切な日時が付加されます。
つまり、ControllerLogFileName や ControllerLogExpiration を変更する場合は、Domino が起動されるとき、
新規ファイルが作成される夜中、ControllerLogType を変更するときなどのそれぞれの状況を考慮に入れる
必要があります。
コントローラの詳細
以下の設定をコンソールから変更するには、dcontroller.ini を編集するか、またはコントローラ設定コマンドを
使用します (たとえば、con set ControllerLogType=2)。
コントローラのロギングに影響するパラメータは 3 つあります。これらはサーバーのデータディレクトリにある
dcontroller.ini で設定します。
ControllerLogType
ControllerLogExpiration
ControllerLogFileName
ControllerLogType
有効な値は 0、1、2、または 3 です。
0 -- 記録しない。ログはコントローラ側で記録されません。これは、DEBUG_OUTFILE オプションを設定し
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ない場合と同様です。
1 -- 通常のテキストメッセージで記録する。これはデフォルトの設定です。DEBUG_OUTFILE 設定よりも
情報量が多くなります。UNIX の「pipe」コマンドに似ています。
2 -- サーバーから送られるすべての情報 (重要度、色、procid など) とともにメッセージをメタ形式で記
録する。
3 -- 両方の形式のファイルを同時に記録する。
ControllerLogExpiration
設定された日数分のファイルを保持し、残りをパージします。デフォルト値は 7 日です。つまり、どの日で
あっても数日分のファイルがデータディレクトリまたは設定されたディレクトリ内に保持されています。
ControllerLogFileName
ログファイルのパス名を設定します。これを設定する場合は、拡張子を付けないようにしてください。プロ
グラムによってファイル名に .meta または .log が付加され、日時がそのファイル名に追加されます。デ
フォルトでは「dcntrlr」という名前になります。デフォルトのディレクトリは、Domino データディレクトリで
す。デフォルトのログファイルは次のとおりです。
ControllerLogType に応じて dcntrlr06170900.log または dcntrlr06170900.meta
ControllerLogFileName=d:\logs\mylog と設定すると、ファイルは次の名前で d:\mylog ディレクトリに格納
されます。
mylog06170900.log または mylog06170900.meta
ただし、ControllerLogFileName=d:\logs\mylog.log と設定すると、ファイルは次の名前で d:\mylog ディレ
クトリに格納されます。
mylog.log06170900.log または mylog.log06170900.meta
コンソールの一般情報および詳細 (ローカルロギング)
リモート Java コンソールから接続する場合、ローカルディスク上の特定のコントローラ/サーバーから送られ
たメッセージをログに記録できます。また、複数のサーバーのログも同時に記録できます。直接ローカルロギ
ングの停止および開始を指定することも可能です。ローカルロギングを有効または無効にするには、[コント
ローラ] - [ローカルロギング] チェックボックスを使用します。
ローカルロギングを有効にすると、ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスで、ディレクト
リおよびファイルの名前、データの種類 (メタまたは通常テキスト)、およびファイルの種類 (シーケンシャルま
たは循環。循環形式を選択する場合は、ログファイルのサイズも指定します) を選択できます。
各フィールドには、フィールドの内容を示す自動ツールチップテキストがあります。ここでは、デフォルトのディ
レクトリは Java コンソールが起動される場所になります。
メモ: コントローラのロギングとローカルロギングでは、UTF8 ではなくネイティブバイトが書き込まれます。マ
ルチバイト文字を使用していると、これらは正しく表示されません。
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Server-Domino ディレクトリのインターネットサイト文書
Domino 6 では、Server カテゴリ [インターネットサイト] の下の Domino ディレクトリで新しいビューが使用できま
す。今回のリリースでインターネットサイト文書が必要になるのは、Domino ドメインがサービスプロバイダ環境を
サポートするように設定されている場合で、詳しくはオンラインヘルプに記載されています。
インターネットサイト文書の使用は、サービスプロバイダ環境以外でもサポートされます。インターネットサイト文書
の作成後は、[基本] ペインで次のコントロールを使用し、サーバー文書内でその使用を有効にする必要がありま
す。
[サーバー - インターネットサイト] からインターネット設定の読み込み
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Server-Domino Java セットアッププログラム
このリリース情報では、Lotus Domino 6 の新しい Domino Java セットアッププログラムの有用性について説明し
ます。これまで Domino Server の設定は、データベースに基づいていました (setup.nsf および setupweb.nsf)。こ
の場合、これらのデータベースに接続するための Notes Client または Web ブラウザのいずれかを必要とし、次
に Server セットアッププログラムに従ってセットアップを実行していました。Domino 6 では、設定用 GUI はすべて
Java で記述されており、サポートされるすべての Server プラットフォームで使用できます。
新しい Domino Java セットアッププログラムでは、一部設計上の機能強化が図られましたが、以前のセットアップ
と同じ機能が提供されます。「標準セットアップ」と「カスタムセットアップ」との違いはなくなりました。各セットアップ
画面で [カスタマイズ] ボタンをクリックすることで、特定の項目をカスタマイズできます。また、アプリケーションは
Java で記述されているため、すべてのサーバープラットフォームでほぼ同一です。
新しい Domino セットアッププログラムの使用
Domino Java セットアッププログラムは、以前にサーバーを起動した場合と同じように起動できます。セットアップ
を実行するには、以下の手順に従います。
Windows システムの場合
1) [スタート] メニューから [Lotus Applications] - [Domino Server] を選択します。
または
プログラムディレクトリのコマンドプロンプトから「nserver」コマンドを実行します。
Unix システムの場合
1) データディレクトリに移動し (デフォルトは /local/notesdata)、bin ディレクトリの server コマンドへの完全なパ
スを指定します。たとえば、「/opt/lotus/bin/server」です。
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Server-Domino リモートセットアップ
新しい Domino Java セットアッププログラム (関連するリリース情報を参照) は、統一された機能と外観を備えて
おり、すべての Domino Server プラットフォームでサーバーの設定を行えます。また、他のシステムからリモートで
サーバーのセットアップを実行できるように機能が拡張されています。
Domino リモートセットアッププログラムは、ネットワーク経由でシステムにサーバーセットアップを実行できるように
するファイルのサブセットです。このプログラムを使用することで、Domino Server をサポートする任意のシステム
に標準セットアップインターフェースを表示し、サーバーをリモートで設定できます。
Lotus Domino 6 では、リモートセットアッププログラムが個別のアプリケーションとしてインストールされます。ただ
し現在のところ、標準の Domino Server インストールを使用するのが最も簡単な方法です。リモートセットアッププ
ログラムを使用するには、以下の手順に従います。
Domino 6 での Domino リモートセットアッププログラムの使用
1) リモートでセットアップする予定のサーバーをインストールします。
2) 新規にインストールされたサーバーで、コマンドラインから「-listen」パラメータ付きでサーバーアプリケーション
を起動します。たとえば、Windows では、「\Lotus\Domino\nserver.exe -listen」を実行します。Unix では、
「/opt/lotus/bin/server -listen」のようになります (データディレクトリから実行する)。
3) 現在「待機」状態のサーバーをリモートでセットアップするためのマシン上に、Domino Server の別のコピーをイ
ンストールします。このコピーをセットアップする必要はありません。これは、リモート Domino セットアッププログラ
ムを実行するために必要な Java ランタイム環境と一連のファイルを用意するために使用します。
4) コマンドラインインターフェースを起動し (Unix 端末または Windows コマンドプロンプト)、プログラムディレクトリ
に移動します。Windows では、「Domino」ディレクトリです (デフォルトは C:\Lotus\Domino)。Unix では、プラット
フォーム固有のプログラムディレクトリです (たとえば AIX システムでは、/opt/lotus/notes/latest/ibmpow)。
4.1) Unix システムでは、シェルにログインするときに必ず「xhost +」を実行してください。詳しくは、リリース情報の
「Domino Java セットアップを実行するための Unix システムディスプレイのロック解除」を参照してください。
5) コマンドラインから、コマンド「serversetup -remote」を実行します。リモートシステム上で Domino Java セット
アッププログラムが起動します。
6) [Connect to Remote Domino Server] ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、セットアップするサーバー
のリモートホストアドレスを入力します。「リスナー」プログラムでは、デフォルトでポート 8585 が使用されるため、
リモート接続でもデフォルトではこのポートが使用されます。ただし、このとき TCP/IP 接続に使用するポートはカ
スタマイズできます。また、このウィンドウの [Ping] ボタンを使用して「ping」コマンドをネットワーク上に送信し、待
機しているサーバーとの接続を確認できます。
7) 待機しているマシンのホスト名とポート番号を指定し、[OK] をクリックします。Domino Java セットアッププログラ
ムの処理が続行され、リモートの待機システムに接続されます。
8) セットアップが完了すると、リモートシステム上のリスナープロセスをシャットダウンするよう求められます。この
指示に従ってシャットダウンを実行するか、またはシステムで直接 setup -q [port] を発行してシャットダウンを実
行します。
これで、リモートで設定したサーバーを起動する準備が整います。
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Server - Domino Web サーバー管理クライアント
Lotus Domino 6 Server には、Domino Administrator クライアントによく似た、まったく新しい Web サーバー管理ク
ライアント (webadmin.nsf で利用可能) が含まれています。
Domino 6 Web サーバー管理クライアントを使用するには
z
稼働していない場合は、サーバーで HTTP タスクを起動します。
z
ブラウザで、サーバー webadmin.nsf データベースを指定します。たとえば、
http://yourserver.domain.com/webadmin.nsf のようにします。
Domino 6 Web サーバー管理は、HTTP サーバーによって完全にかつ自動的に管理されます。HTTP サーバーで
は、存在しない場合 webadmin.nsf データベースが新しく作成され、ACL が自動的に管理されます。デフォルトで
は、サーバー文書のセキュリティタブで定義されるすべてのサーバー管理者およびフルアクセスアドミニストレー
ターには、ACL で自動的にアクセス権が与えられます。新しい管理者をサーバー文書に追加すると、それに応じ
て HTTP タスクにより webadmin.nsf の ACL が更新されます。
Domino 6 Web サーバー管理の要件
z
Windows 98/NT4/2000/XP 上で実行される MS Internet Explorer 5.5 または 6.0 が必要です。
z
MS Internet Explorer 5.0、Netscape 6.x、Mozilla 1.0、Opera 6、Konqueror またはその他のブラウザは現
在のところサポートされません。
z
z
z
z
英語版でサポートされている、Windows 98/NT4/2000/XP または Linux 7.2 上で実行される Netscape
4.7x については、日本語版ではサポートされません。
システム管理プロセス (AdminP) サーバータスクが同じサーバー上で実行されている必要があります。
ユーザーまたはサーバーを登録できるようにするには、認証機関 (CA) タスクが、同じまたは別の Domino 6
Server 上で実行されている必要があります。
NT 4 を実行している場合、特定の Windows OS 統合機能を利用するには、MS WMI SDK をインストールす
る必要があります (W2K には自動的に WMI が含まれます)。
既知の問題
一般
z
ボタンが一部表示されない場合は、小さなフォントを使用するようにシステムを設定してください。
z
MS Internet Explorer ブラウザの場合: [保存しているページの新しいバージョンの確認] が [自動的に確認す
る] に設定されていることを確認します ([ページを表示するごとに確認する] が設定されていると、画面アイコ
ンの描画中にブラウザが停止することがあります)。
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Server-Dynamic Debug_Out 機能
Notes Dynamic Debug_Out 機能は、サービス機能の一部として Domino 6 で新しく登場しました。この機能を使用
すると、サーバーをリサイクルせずにコンソールログのオンとオフを切り替えられます。次の機能が含まれます。
z
z
z
z
タスクの実行中にファイルへのログを有効/無効にできます。
初期ログ状態を設定できます。
ファイルに意味のある名前を付けたり、名前を変更したりできます。
ファイルサイズ制限を適用できます。
この機能について詳しくは、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』の NOTES.INI に関するセクションを参照して
ください。関連する変数は、Console_Log_Enabled、Console_Log_Max_Kbytes、Debug_Outfile、および LogFile_Dir
です。
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サーバー - IMAP ネームスペース
Domino Server は現在 IMAP ネームスペースをサポートしていますが、この機能をサポートしていない IMAP クラ
イアントがあるので、セパレータを置換するときに問題が発生することがあります。
Notes の命名規則は、セパレータ (/) で分けられたユーザー名とドメインを指定します。Notes Client からネーム
スペースを設定する場合、特定のユーザーフィールドの名前にセパレータを付けないでください。その代わりに、
[ツール] - [プリファレンス] から代理のパネルを選択し、検索機能を使用するか、ユーザー名を直接入力してくだ
さい。
すべてのセパレータを削除すると、ユーザー名だけが表示されます。ドメイン名は必要ありません。
アクセスする他のユーザーのメールファイルの設定
このフィールドでは、所有者が他のユーザーのメールファイルにアクセスできる機能を設定します。
代理
このフィールドを設定すると、他のユーザーが自分のメールファイルにアクセスできます。メールファイルの所有者
だけが設定できます。
Domino 6 では、この設定は手動で行わなければなりません。今後のリリースでは、アクセスしたいメールファイル
を指定すると、要求が送信され、指定のアクセス権や代理設定で修正できるようになります。現在のリリースで
は、このフィールドを修正したあと、相手ファイルの所有者に連絡して、自分のユーザー ID を相手の代理設定に
追加してもらわなければなりません。
Associated SPRs:
DPOS4KFMA8
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サーバー - 時間検索を処理する LDAP サービスの機能強化
LDAP サービスでは、秒 (yyyymmddhhmmssZ) およびミリ秒 (yyyymmddhhmmss.mmmZ) を含む標準的な時間検
索が優先されます。ただし、引き続き以前の時間検索 yyyymmddhhmmZ もサポートされます。
また、すべての時間は以前のリリースでは返されなかった秒 (yyyymmddhhmmssZ) を含む形式で返されます。
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サーバー - 新しい全文検索エンジン
新しいバージョンの GTR 全文検索エンジンが使用されています。これにより、クライアントまたはサーバーのいず
れかですべての全文索引が再構築されます。サーバーでは、再構築は自動的に実行され、完了までに数時間か
ら数日程度かかります。クライアントでは、[索引の更新] ボタンを使用するか、または自動の複製操作に従うこと
で索引を再構築できます。
新しいバージョンのエンジンの特長
1. パフォーマンスの向上
Boolean 型のデータ処理の機能強化
エンジンで使用する FTSearch 制限値
結果データのキャッシュ
HUGE LDAP のスピードアップ
2. リソース利用の改善
索引作成でのメモリ使用量の低減 (1 文書当たり 6 MB 制限の撤廃)
Notes メモリサービスを使用した GTR メモリ使用の改善
3. 容量
1 索引当たり最大 16 TB (以前は 2 GB)
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サーバー - Unix で Domino を起動する際の Notes.INI の場所の受け渡し
Notes.INI の場所は、Unix プラットフォーム上で Domino Server を起動するときに指定できます。これは、
「=notes-ini-location/notes.ini」引数を「server」 (または他の Domino 実行ファイル) に渡すことで行います。
Notes.INI の場所を引数として指定する場合、その引数は「server」 (または他の Domino 実行ファイル) に渡され
る第 1 引数でなければなりません。「Java コンソール」で「-jc」引数を渡す場合、その引数は、=notes.ini 引数が
あればその次に置き、他のすべての引数に先行させる必要があります。
Notes.INI の場所を「server」に渡すと、「server」の起動をサブディレクトリから、つまり、Notes データディレクトリの
外部から実行できるほか、Notes データディレクトリへのパス参照も必要でなくなります。
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サーバー - セットアップとデスクトップポリシー
Domino 6 では、R5 での「セットアッププロフィール」が「セットアップとデスクトップポリシー」に移行しました。このリ
リース情報では、R5 のセットアッププロフィールから新しいポリシーへの変更について説明します。
移行
セットアッププロフィールを使用している組織はポリシーへの移行を検討する必要があります。セットアッププロ
フィールは Domino 6 でも引き続きサポートされますが、新しい機能は組み込まれていません。管理者は、ユー
ザーの登録時にセットアッププロフィールを指定することができなくなりました。セットアッププロフィールをポリシー
に変換する移行ツールは、現在のところ用意されていません。
セットアッププロフィールとポリシーの共存
ユーザー文書にセットアッププロフィールが指定されていると、その設定は該当するユーザーに適用されるセット
アップまたはデスクトップポリシーに優先します。
セットアップポリシーの実行
セットアップポリシーは、Client 設定を行うごとに初期 Client 設定の一環として 1 回実行されます。セットアップポ
リシーに加えられた変更により、このポリシーが適用される既存のクライアントが影響を受けることはありません。
(これは、セットアッププロフィールのある R4 に存在していたセットアップ機能です)。ユーザーの開始点として機能
する初期設定がセットアップポリシーに含まれている必要があります。管理者は、ユーザー側のクライアントで最
新の設定を維持する作業には関与しません。
デスクトップポリシーの実行
デスクトップポリシーは、ポリシーへの変更が発生したときに、必ずユーザーの Client 設定に適用されます。管理
者は、デスクトップポリシーで最新状態を維持しなければならない設定を含める必要があります。たとえば、デス
クトップポリシーのサーバー電話番号が変更されると、このポリシーが適用されるすべてのクライアントに適用さ
れます。デスクトップポリシーは、R5 で動的 Client 設定によりセットアッププロフィールを適用したのと同じ方法で
適用されます。
セットアップポリシーとデスクトップポリシーの新しい機能
セットアップポリシーまたはデスクトップポリシーを介して、NOTES.INI (W32) または Notes プリファレンスファイル
(Mac) に設定をプッシュできます。これらのポリシーには両方とも [プリファレンス] という新しいタブがあり、このタ
ブには特定のポリシータイプの実行に基づいて Client に適用される設定のグループが含まれます。設定可能な
プリファレンスのグループは、R4 および R5 のロケーション設定と同じ方法で拡張可能です。詳しくは、『Domino
Administrator 6 ヘルプ』を参照してください。
デスクトップポリシーの新機能
デスクトップポリシーには、Welcome ページのカスタマイズをユーザーに適用するセクションが含まれます。
Welcome ページをユーザーのデスクトップに追加する手順は、『Lotus Domino Administrator 6 ヘルプ』の「カスタ
ム Welcome ページの導入」を参照してください。
設定でのブックマークはどのような種類のものであってもユーザーにプッシュできます。ブックマークは、ブック
マークバー、特定のフォルダ、またはサブフォルダ ([スタートアップ] フォルダを含む) に追加できます。また、ブッ
クマークの階層をユーザーのデスクトップに追加することも可能です。管理者は、目的のブックマークのレイアウト
を設定し、デスクトップポリシーの [データベース] タブの下部にある灰色のアウトライン内にドラッグします。この
ブックマークの階層は、ユーザーのコピーとマージされます。この後も、管理者はこのアウトラインを使用してブッ
クマークを移動または削除でき、この変更はユーザーに対しても反映されます。
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サーバー - Web のユーザープリファレンス
Web ブラウザを介して Domino データベースを使用する場合、ブラウザの「受け入れ言語」設定に基づいて自分
の地域に関するプリファレンスを使用できるため、ユーザーの利便性が向上しました。
たとえば、自分のブラウザの受け入れ言語をドイツ語に設定すると、ユーザープリファレンスを使用するよう設定
されており、別のカスタム設定を強制的に使用するよう設定されていないフィールドおよびビューの列の日付形式
には、ドイツ語の日付形式が使用されます (時刻が 24 時間制で表示されるなど)。
ブラウザの「受け入れ言語」を設定するには次のようにします。
Internet Explorer の場合: [ツール] - [インターネットオプション] で [言語] を選択します。
Netscape の場合: [編集] - [設定] を選択し、[カテゴリ] で [Navigator] - [言語] をクリックします。
受け入れ言語は次の設定に適用されます。
日付形式: 順序と区切り文字
月および曜日の名前
時刻形式: 区切り文字、12/24 時間形式および AM/PM 文字列とその桁
数値形式: 小数点区切り文字と先頭のゼロ
通貨形式: 記号、桁、間隔、および 3 桁ごとの区切り文字
また、上記の設定のほか、ローカル標準時およびサマータイムの設定を上書きできるページを生成する新しい
URL が用意されました。デフォルトの標準時およびサマータイムの設定はサーバー側の設定になります。
次に URL 構文を示します。
http://<servername>/$Preferences.nsf
次のように標準時プリファレンスページだけを取得することもできます。
http://<servername>/$Preferences.nsf?OpenPreferences&PreferenceType=TimeZone
または、次のように日付、時刻、数値、および通貨のプリファレンスページを取得します。
http://<servername>/$Preferences.nsf?OpenPreferences&PreferenceType=Regional
メニューは次のように取得します。
http://<servername>/$Preferences.nsf?OpenPreferences&PreferenceType=Menu
デフォルト値を上書きした場合、設定はブラウザ Client マシンの Cookie に格納されるため、Cookie を有効にす
る必要があります。
範囲
Cookie が設定されると、単一サーバーであるか複数サーバー (デフォルト) であるかという Cookie 範囲を指定す
るサーバー側設定に応じて、インターネットドメイン内の特定の Domino 6 Server またはすべての Domino 6
Server のいずれかで Cookie が機能します。上書きされた設定は、当然同じ Client マシンから Web ページを表
示したときにのみ有効になります。
プリファレンスのサーバー側管理
Domino ディレクトリの Server/Web サイトフォームには、[Web ユーザーのプリファレンスをクッキーに保存する]
という設定があり、これを使用することで管理者は次のことを行えます。
z
z
z
プリファレンスの Cookie を無視し、要求されたときにプリファレンス HTML を生成しない (無効)。
範囲をそのサーバーのみに制限する (単一サーバー)。
インターネットドメイン内のサーバーにより生成される Cookie を優先する (複数サーバー)。
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Notes/Domino 6.0.1 の新機能と機能強化
管理
Domino ディレクトリの新しい外観 (pubnames.ntf)
Domino ディレクトリの外観が変更されました。Administrator クライアントとの一貫性を持たせるために同じアイコ
ンを使うことにより、Administrator クライアントの外観との統一性が増しました。次に Domino ディレクトリの外観
の例を示します。
Smart Upgrade で複数言語のインストールをサポート
Notes Client をアップグレードするときに、Smart Upgrade が複数の言語がインストールされていることを認識する
ため、すべての言語をアップグレードすることができます。
自動診断情報コレクションツール
自動診断情報コレクションツールは、管理者が Notes Clients と Domino Server のクラッシュの診断データを自動
収集する方法の一つで、この情報は選択された集中メール受信データベースへ送信されます。これにより、ユー
ザーがクラッシュについて報告しない、あるいはクライアントやサーバーのクラッシュに関する適切なデータを収集
しない問題が解決します。
Client
ローミングユーザー
複数の Notes Client から Notes にアクセスするユーザーは、ドメイン内の任意の Notes Client からカスタマイズ
した設定と個人情報にアクセスできるようになりました。このようなユーザー、すなわちローミングユーザーのデー
タは、ファイルが格納されるローミングユーザーサーバーとユーザーのマシンの間で複製されます。ローミング
ユーザーが別の Notes Client からログオンすると、ユーザーの ID ファイル、個人アドレス帳、ブックマーク、
ジャーナルがローミングユーザーサーバーから自動的に取得されます。これらのファイルにユーザーが加えた変
更は、ローミングサーバーに複製されます。これにより、ローミングユーザーはどの Notes Client からも一貫した
操作環境を得られます。
Macintosh OS 10.2 のサポート
Notes/Domino 6.0.1 より、Notes Client のプラットフォームとして Macintosh OS 10.2 がサポートされました。
Designer
ブックマークバーから WebSphere Studio Application Developer の起動が可能
Designer のブックマークバーに WebSphere Studio Application Developer を起動するボタンが用意されました。
テンプレートのバージョン情報が利用可能
Notes/Domino 6.0 ではテンプレートが変更され、テンプレートのバージョン情報が単一の、共有フィールドに記録
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されるようになりました。テンプレートのバージョン情報へは [データベース] - [プロパティ] - [デザイン] タブより
アクセスできます。このフィールドのバージョン文字列の例を次に示します。
Title: Mail (R6) Class: StdR6Mail Build: V60_08152002
iNotes Web Access
iNotes ユーザーは Notes の暗号化されたメールを読むことが可能
iNotes Web Access (IWA) のユーザーは、IWA のブラウザインターフェースから Notes の暗号化されたメールメッ
セージを読むことができるようになりました。
iNotes ユーザーは LDAP ディレクトリにアクセス可能
iNotes Web Access ユーザーはメールやフォームの宛先に指定する名前の検索を行うときに、LDAP ディレクトリ
にアクセスできます。
Linux サーバーのサポート
Notes/Domino 6.0.1 より、Linux が iNotes Web Access のサーバーとしてサポートされました。
インストール
Notes Client は OS X のみインストールされている Macintosh でもインストール可能
Notes Client は、OS X のみインストールされている Macintosh でもインストール可能です。従来は、Notes 6 をイ
ンストールするためには、OS 9 あるいは Classic OS 環境を持つ OS X が必要でした。
ライセンス管理
IBM LAP ツール
6.0.1 では、IBM License Acceptance Process (LAP) ツールが Windows クライアントに実装されました。LAP ツー
ルは、インストールの前に使用許諾書をユーザーに表示するため、ユーザーは使用許諾書を承諾または拒否す
ることができます。使用許諾書を承諾しない場合は、製品をインストールすることができません。
プラットフォーム
Solaris 9 のサポート
Notes/Domino 6.0.1 より、Domino のプラットフォームとして Solaris 9 がサポートされました。
テンプレート
シングルコピーテンプレート
シングルコピーテンプレート機能は、テンプレートを使用するそれぞれのデータベースにテンプレート情報を格納
するのではなく、単一のテンプレートの設計情報の参照を可能にすることにより、ディスクスペースの節約を支援
します。たとえば、メールフォームの設計情報は、ユーザーのすべてのメールデータベースに格納されていまし
た。現在は、情報が単一の場所の、テンプレート内に存在し、ユーザーのそれぞれのデータベースは 1 つのテン
プレートを単に参照しています。
Web サーバー
Domino 6.0.1 では下位互換性を持つ $CacheValid フィールドを再導入
Domino 6 ではパフォーマンスが大幅に改善され、キャッシングの改良の結果、多くのサブシステムで Web ページ
の結果の作成を行うようになりました。さらに、国際化サポートの向上、新しいユーザープリファレンスなど、Web
のコンテンツをカスタマイズできる新機能がいくつかあります。
これらの機能強化により、Domino 6 のテストでは、サーバー側でのキャッシングはほとんどなく、あるとしても典
型的な使用状況ではパフォーマンスの改善が見られました。コンテンツのカスタマイズ機能の増加に伴い、キャッ
シング機能は削減されました。この結果、Domino 6 ではサーバーサイドでの Web ページのキャッシング機能が
削除されました。これにより $CacheValid フィールドも削除されました。$CacheValid フィールドは、Domino が
キャッシュストラテジーをどのように判断したかにかかわらず、指定された間 (秒)、キャッシュのページを有効にす
るために使用されていました。
Domino 6.0.1 では、$CacheValid フィールドが再び利用できるようになりましたが、下位互換のみであるため、
Domino 6 の新機能はサポートされません。この結果、新しいユーザープリファレンス、または改良されたインター
ナショナルサポートを使用すると、$CacheValid の有効性に影響を及ぼします。具体的には、これらの新しい機能
が有効になっていて (デフォルト)、 応答にローカライズ可能なフィールド (時間、日付、通貨など) または複数の言
語を選択できる任意のサーバーリソース文字列のいずれかが含まれている場合は、フォームが
$CacheValid
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フィールド を持っていても、応答がキャッシュされません。
これらの新機能は、サーバーレコード、または Web サイト文書の [Domino Web Engine] タブの [Web ユーザー
プリファレンス] セクションで、[Cookie にユーザープリファレンスを保存] を無効にし、 [デフォルト地域ロケール]
をサーバーロケールにすることで無効にできます。この設定では、$CacheValid の有効性が、すべての応答に対
して R5 の場合と同じになります。この設定を行わないと、ローカライズ可能なフィールドやリソース文字列を含ん
でいる場合に、$CacheValid を使った応答の一部がキャッシュされないことがあります。
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ローミングユーザー
複数の Notes Client から Notes にアクセスするユーザーは、ドメイン内の任意の Notes Client からカスタマイズ
した設定と個人ジャーナルにアクセスできるようになりました。このようなユーザー、すなわちローミングユーザー
のデータは、ファイルが格納されるローミングユーザーサーバーとユーザーのマシンの間で複製されます。
ローミングユーザーが別の Notes Client からログオンすると、ユーザーの ID ファイル、個人アドレス帳、ブック
マーク、ジャーナルがローミングユーザーサーバーから自動的に取得されます。これらのファイルにユーザーが
加えた変更は、ローミングサーバーに複製されます。これにより、ローミングユーザーはどの Notes Client からも
一貫した操作環境を得られます。
システム要件
ローミングユーザーのインストールまたは設定を行う前に、次のことを確認してください。
z
Notes Clients と Domino Server はすべて Notes/Domino 6.0.1以上が稼動していなければなりません。
ローミングユーザーの作成
ローミングユーザーは、ユーザー登録処理において、ユーザー登録インターフェース ([設定] - [ツール] - [登録] [ユーザー]) を使用して作成します。
1. [基本] タブで、[ローミングを有効にする] を選択し、ユーザーのローミング機能を有効にします。
2. [詳細] チェックボックスを選択すると、さらにタブが表示されます。このパネルで [ローミング] を選択します。.
3. [ローミングユーザー] の以下の任意のフィールドに入力します。[基本] タブの [ローミングを有効にする]、お
よび [Notes ID を作成する] をクリックしなかった場合は、これらのフィールドが表示されません。フィールドの
値を変更しない場合、Domino はデフォルト値を使用します (利用可能な場合) 。
[メールサーバーにローミングユーザーファイルを置く]: クリックすると、ユーザーのローミング情報がメー
ル用サーバーと同じサーバーに保存されます。このオプションを選択すると、ローミングサーバーのデ
フォルトはユーザーのメールサーバーになります。
[ローミングサーバー]: クリックすると、[ローミングユーザーのファイルサーバーの選択] ダイアログボック
スが開き、ここでユーザーのローミング情報を保存するサーバーを指定します。
[パーソナルローミングフォルダ]: ユーザーのローミング情報を含めるサブディレクトリです。デフォルトで
は、指定したサブフォルダの形式に従いますが、カスタマイズすることもできます。
[サブフォルダ形式]: ローミングサーバーのローミングサブディレクトリの命名に使用する方式です。これ
により、各ユーザー用のデフォルトの個人ローミングフォルダが決まります。
[ローミングファイルを即時に作成] または [ローミングファイルをバックグラウンドで作成]: ローミングファ
イルを作成する場合に選択します。[ローミングファイルをバックグラウンドで作成] オプションはシステム
管理プロセスが次に実行されたときにファイルを作成することにより、ユーザー登録処理にかかる時間を
節約します。
[ローミングレプリカ]: このボタンをクリックすると、[ローミングファイルレプリカの作成オプション] ダイアロ
グボックスが開き、ユーザーのローミングデータベースの追加レプリカを作成する 1 つ以上のサーバー
を指定できます。このオプションは、クラスタサーバーにのみ適用されます。ローミング複製サーバーは
ユーザー登録処理においてのみ指定できます。
[クリーンアップオプション]: 次のいずれかのローミングユーザーのクライアントについてのクリーンアップ
オプションを選択します。クリーンアップはマルチユーザーとしてインストール、設定されているクライアン
トにのみ行われます。
[クリーンアップしない] (デフォルト) ローミングユーザーのデータは、ユーザーのローミング先の
Notes Client ワークステーションから削除されません。
[定期的にクリーンアップ] [クリーンアップ間隔] フィールド使えるようになり、ここで Notes Client
ワークステーションからローミングユーザーのデータを削除するまでの日数を指定します。
[Notes 終了時にクリーンアップ] Notes が終了するとすぐにNotes Client ワークステーションから
ローミングユーザーのデータが削除されます。
[ユーザー確認] クライアントの終了時に、個人ファイルをクリーンアップするかをたずねるプロンプト
が表示されます。[はい] を選択すると、クライアントワークステーションから削除されます。[いいえ]
を選択すると、そのクライアントで再びプロンプトを表示するか確認するプロンプトが表示されます。
ユーザーが [いいえ] を選択すると、プロンプトが表示されなくなります。[はい] を選択し、次にその
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ワークステーションのクライアントを終了すると、再びプロンプトが表示されます。
通常ユーザーからローミングユーザーへの変更
通常ユーザーをローミングユーザーへ変更すると、システム管理プロセスが個人文書のユーザーのステータスを
通常からローミングに変更し、ローミングサーバー上の各ローミングユーザーの個人用サブディレクトリを作成し
ます。この個人用サブディレクトリはローミングユーザーのファイルを格納し、場所を指定した場合を除き、デフォ
ルトでは Domino/data パスに置かれます。状況に応じて、ユーザーのディレクトリ名に区切り文字を含めたい場
合は、区切り文字を選択できます。
通常ユーザーをローミングユーザーへ変更するには
z
Domino ディレクトリに [UserModifier] 権限を持つ [編集者]、または [文書の作成] 権限と [UserModifier]
ロールを持つ [作成者] である必要があります。
z
z
z
Domino Administrator クライアントの [ユーザーとグループ] タブをクリックします。
通常ユーザーの名前を1 つ以上選択します。
[ツール] ペインで [ユーザー] - [ローミング] をクリックします。
メモ: 複数のローミングユーザーと通常ユーザーを混在して選択した場合、[混合ローミングプロファイル] ダイ
アログボックスが表示され、ローミング、または通常のいずれかの選択を求めるプロンプトが表示されます。[
ローミングプロファイルの割り当て: <n> 選択ユーザー] チェックボックスをクリックします。 この場合、<n> は
選択した通常ユーザーの数です。
z
次のフィールドに入力します。
[ユーザーローミングファイルをどこに保存しますか?]: 次のいずれかのオプションを選択します。
[メールサーバーに保存] ユーザーのローミングファイルをユーザーのメールサーバーに置きます。
(ユーザーのメールサーバーはユーザー登録の際に指定されています)。
[ローミングサーバー] ボタンをクリックし、ユーザーのローミングファイルを保存する 1 つ以上のサー
バーを指定します。
[個人アドレス帳にユーザー ID を保存] (省略可能): ユーザー ID をローカル個人アドレス帳に格納しま
す。
[ユーザー個人ローミングフォルダ]: 次の中から選択します。
[ベースフォルダ] ユーザーのローミングファイルを保存するフォルダの名前です。デフォルトでは、
ユーザーのベースフォルダが Domino\data ディレクトリにあります。たとえば、すべてのローミング
ユーザーのベースフォルダ名を 「Roaming」 としたい場合、「Roaming」と入力すると、
Domino\data\Roaming ディレクトリが作成されます。
[サブフォルダの形式] ローミングユーザーの個人サブフォルダの名前を指定するときに使う形式で
す。デフォルトでは、ユーザーの省略名です。必要に応じてこの形式は変更でき、区切り文字を選択
することもできます。個人フォルダ (サブフォルダ) は、ローミングユーザーにアップグレードしたユー
ザーに対して、ベースフォルダに作成されます。 [ユーザーをスキップ] を選択するとフォルダが存在
する場合はスキップします。[フォルダ名を生成] を選択するとフォルダが存在しない場合は新しい
フォルダを生成します。
[クライアントクリーンアップオプション]: 次のいずれかのオプションを選択します。
[クリーンアップしない] ローミングユーザーファイルはクリーンアップされません。
[定期的にクリーンアップ] [クリーンアップ間隔] フィールドに 0 から 365 までの数を指定します。
[Notes 終了時にクリーンアップ] Notes の終了時にファイルをクリーンアップします。
[ユーザー確認] クライアントの終了時に、個人ファイルをクリーンアップするかをたずねるプロンプト
が表示されます。[はい] を選択すると、クライアントワークステーションから削除されます。[いいえ]
を選択すると、そのクライアントで再びプロンプトを表示するか確認するプロンプトが表示されます。
ユーザーが [いいえ] を選択すると、プロンプトが表示されなくなります。[はい] を選択し、次にその
ワークステーションのクライアントを終了すると、再びプロンプトが表示されます。
[バックグラウンドで更新を実行]: 他の管理アクティビティーで Administrator クライアントを利用できる状
態のまま要求をバックグラウンドで処理します。このオプションを選択しないと、システム管理プロセスが
アップグレードを完了するまで Administrator クライアントはビジーです。
z
[OK] をクリックします。通常からローミングへ正常にアップグレードされたユーザーの数を示すメッセージが
表示されます。
z
次の手順で、個人文書のユーザーステータスが通常からローミングに変更されたことを確認します。
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- Domino Administrator クライアントの [ユーザーとグループ] タブをクリックします。
- ローミングユーザーに変更したユーザーを選択します。
- [ユーザーの編集] をクリックし、ユーザーの個人文書を開きます。
- [ローミング] タブをクリックします。[ローミングを使用] フィールドに [進行中] または [はい] が表示さ
れます。[進行中] ステータス は、レプリケーションが行われてユーザーのファイルのレプリカがすべて更
新されるまで表示されます。
ローミングユーザーから通常ユーザーへの変更
ローミングユーザーを通常ユーザーへ変更すると、 システム管理プロセスが個人文書のユーザーのステータスを
ローミングから通常に変更し、ユーザーのローミングファイルとレプリカを、これらのファイルが存在するサーバー
から削除します。
ローミングユーザーを通常ユーザーへ変更するには
Domino Administrator クライアントの [ユーザーとグループ] タブをクリックします。
z
[ユーザー] を選択し、通常ユーザーに変更するローミングユーザーの名前を 1 つ以上選択します。
z
[ツール] ペインで [ユーザー] - [ローミング] をクリックします。
z
メモ: 複数のローミングユーザーと通常ユーザーを混在して選択した場合、[混合ローミングプロファイル] ダイ
アログボックスが表示され、ローミング、または通常のいずれかの選択を求めるプロンプトが表示されます。
[ローミングプロファイルの削除: <n> 選択ユーザー] チェックボックスをクリックします。 この場合、<n> は選択
したローミングユーザーの数です。
z
z
[バックグラウンドで更新を実行] チェックボックスをチェックすると、それぞれのユーザーをバックグラウンドで
処理します。バックグラウンドで処理するため、要求を処理している間も Administrator クライアントを使用で
きます。
変更が行われたことを確認します
- Domino Administrator クライアントの [ユーザーとグループ] タブをクリックします。
- [ユーザー] を選択し、通常ユーザーに変更したユーザーを選択します。
- [ユーザーの編集] をクリックし、ユーザーの個人文書を開きます。
- [ローミング] タブをクリックします。[ローミング使用] フィールドに [いいえ] と表示されます。
ローミングファイルの削除を承認します。ローミングユーザーから通常ユーザへ変更することを選んだ場合、
システム管理要求データベース (ADMIN4.NSF) での削除要求を承認しなければなりません。ローミングユー
ザを通常ユーザーに変更すると、ユーザーのローミングファイルとレプリカの削除が必要になります。
- Domino Administrator クライアントの [サーバー] - [分析] - [システム管理要求 (6)] を選択します。
- [管理者承認保留中] ビューを選択します。
- 詳細情報を確認せずに 1 つ以上の削除要求を承諾してよい場合は、その要求を選択し、[選択リクエ
ストの承認] をクリックし、[OK] をクリックします。
ローミングファイルの削除を承諾する前に 1 つ以上の要求の詳細を確認したい場合は、要求を選択して
開き、[要求文書編集] をクリックします。詳細な情報を確認したら、[レプリカ削除の承認] または [レプリ
カ削除の取り消し] をクリックします。
- [保存して閉じる] をクリックします。
複製とローミングサーバー
ローミングユーザーのセットアップが終わり、ローミングユーザーが任意のコンピュータで Notes を起動すると、デ
フォルトで 3 つのデータベース、すなわち個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルが複製されます。通常
ユーザーからローミングユーザーへアップグレードすると、個人ジャーナルがすでに存在していて、そのファイル
名がデフォルトの journal.nsf である場合のみ複製されます。また Notes は他のデータベースと Notes.INI 設定
ファイル (Machintosh ユーザーの場合は Notes プリファレンスファイル) からも一部の情報をコピーし、これらの 3
つのデータベースの 1 つに保存します。
さらに、マシンに最初にローミングするときに、ローミングサーバー上のローミングユーザーのサブディレクトリに
あるすべてのデータベースが、デフォルトで Notes が複製する 3 つとともに含まれます。他のデータベースを追
加するには、追加するデータベースのレプリカをローミングサーバーのローミングユーザー用のディレクトリに作
成します。
個人アドレス帳 (names.nsf)
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このファイルには、ローミングユーザーの ID (ユーザーによる複製を許可するオプションを選択した場合)、および
ユーザー辞書が添付ファイルとして含まれています。ユーザー ID は、セキュリティを強化するため、二重に暗号
化されています。
ID が複製されるため、パスワードの変更などによって ID を変更しても、別のコンピュータへコピーする必要はあ
りません。しかし、複製が行われるまで、新しいパスワードなどの変更はすぐに反映されません。そのような場合
は変更前のパスワードを使用してください。
ユーザープリファレンス
[ユーザープリファレンス] ダイアログボックスの設定は、オペレーティングシステムの固有の設定を除き、大半が
複製されます。ローミングされないプリファレンスには、フォント、通信ポート、バックグラウンド印刷、 双方向言語
設定、ファイルパスなどがあります。
ブックマーク (bookmark.nsf)
ブックマークには個人の Welcome ページ、ツールバーのプリファレンス、ブックマークされたすべてのデータベー
ス、フォルダ、アイコン、およびその他のブックマーク設定が含まれます。例えば、 ユーザーはディスカッション
データベースの左フレームを最小化し、右フレームに文書のタイトルを表示しないようにしているかもしれません。
個人ジャーナル (journal.nsf)
個人ジャーナルデータベースは、名前が journal.nsf であるか、Welcome ページで「設定」されている場合のみ、複
製されます。
ローミングサーバーを介して複製されない情報
次のアイテムは複製されないため、使用するすべてのコンピュータで同じデータを持つことができないことをご承
知ください。
-
署名ファイル
IMAP および NNTP プロキシデータベース
Notes.INI ファイル (個人アドレス帳に保存されているユーザープリファレンスを除く)
Desktop.dsk ファイル
Cache.ndk ファイル
Headline.nsf
個人ビュー
サーバーのローミングサブディレクトリに複製されないデータファイルやデータベース
Notes Client ユーザー - ローミングユーザーとしての設定
Notes を初めて使用する場合
Notes の本リリースが最初に使うリリースである場合は、[ローミングユーザー] 権限を持っていることを管理者に
確認してください。管理者が Notes ユーザーの登録時にこの権限を与えている場合は、すぐに任意のコンピュー
タ上で Notes の作業を始めることができ、ユーザーのデータが自動的に複製されます。管理者が [ローミング
ユーザー] 権限を与えていない場合は、他のコンピュータで作業を始める前に、権限を持っていることを確認して
ください。
注意: 権限についてたずねる前に、個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルの各データベースのアクセス
制御リストの [管理者] でフルネーム (組織がフルネームを使用している場合の例: Jane Q Public/Acme/Sales)
が指定されていることを確認してください。またこれらのデータベースのファイル名はデフォルトの names.nsf、
bookmark.nsf、(個人ジャーナルをローミングする場合は) journal.nsf でなければなりません。個人ジャーナルを
ローミングしない場合については、下記の「個人ジャーナルをローカルに保存する」を参照してください。
Notes を現在使用している場合
すでに Notes を複数のコンピュータで使用している場合は、おそらく最新のブックマーク、連絡先、その他の個人
設定が、主に作業するマシンと考えているコンピュータ上にあることでしょう。管理者がローミング権限を与えた後
で、次の手順に従います。
1. メインコンピュータで Notes を起動し、メールデータベースなどのデータベースを開き、ホームサーバーに接
続します。
2. 使用中のコンピュータをローミングの開始点として使用するかたずねるメッセージが表示されます。 [はい] を
クリックします。
3. Notes を終了します。デフォルトでは、ローミングユーザーの場合、Notes は終了時に複製されます。これで
作業データがローミングサーバーに複製されました。
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4. 次に使うコンピュータを起動します。
5. (省略可能) このコンピュータの names.nsf、bookmark.nsf、journal.nsf ファイルに連絡先、ブックマーク、その
他の必要な情報がある場合、 オペレーティングシステムを使ってこれらのファイルのバックアップコピーを作
成します。後で、このバックアップファイルの名前の変更、追加、オープン、およびデータベースへの情報のコ
ピーアンドペーストが可能です。オペレーティングシステムにおけるこれらのファイルの場所については、必要
に応じて、管理者に支援を頼んでください。
6. Notes を起動し、ホームサーバーへ接続します。このコンピュータにローミングするかたずねるメッセージが表
示されたら、[はい] をクリックします。
メモ: 既存の個人アドレス帳、ブックマークデータベース、個人ジャーナルデータベースのファイルのバック
アップコピーは拡張子 .000 で、拡張子 .nsf を持つバージョンのファイルが新しいローミングレプリカによって
置換されます。
7. 使用する他のコンピュータで手順 4 から 6 を繰り返してください。
ローミングユーザー情報の管理
ローミングユーザーになると、Notes で複製スケジュールが有効になり、Notes の起動または終了時に複製され
るように設定されます。スケジュールには、個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルが含まれています。複
製スケジュールは 1 つしか存在しませんが、これは、レプリケータページ上のすべてのデータベースの起動およ
び終了時にも複製が行われることを意味しています。
スケジュールで 個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナルの優先度を高く設定し、他のデータベースよりも
頻繁に複製してもかまいません。Notes は現在の場所のユーザーの個人アドレス帳、ブックマーク、個人ジャーナ
ルのエントリをレプリケータページに作成します。
個人ジャーナルをローカルに保存する
個人ジャーナルデータベースあるプライベート情報を、ローミングサーバー経由で複製したくない場合は、次の手
順でファイル名を変更することにより、個人ジャーナルをローカルに保存できます。この変更は、ローミングユー
ザーになる前に、ローミングする予定のコンピュータ上のジャーナルに対して行う必要があります。Welcome ペー
ジで指定された任意の個人ジャーナルデータベース、またはファイル名 journal.nsf を持つ個人ジャーナルデータ
ベースがローミングされます。
1. Welcome ページの [個人ジャーナル] アイコンに移動します。
2. [通知] ダイアログボックスで、[個人ジャーナルを作成していない] を選択し、ダイアログボックスを閉じます。
3. 個人ジャーナルデータベース (journal.nsf) を開きます。
4. [ファイル] - [データベース] - [新規コピー] を選択します。
5. [ファイル名] フィールドに、journal.nsf 以外の名前 (例: journal_local.nsf) を入力します。
6. 再び見つけ出せるように、新しいジャーナルをブックマークに追加します。
7. オリジナルのジャーナル (journal.nsf) を開きます。
8. [ファイル] - [データベース] - [削除] を選択し、[はい] を選択します。
9. Notes を終了し、再起動します。
メモ: すでに個人ジャーナルデータベースの名前が journal.nsf 以外であれば、コピーする必要はありません
が、Welcome ページで指定されていないことを確認する必要があります。
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06 変更履歴
シングルコピーテンプレート
説明
テンプレートからデータベースを作成すると、すべての設計要素が新しいデータベースにコピー、格納されます。
複数のデータベースがひとつのテンプレートを引き継いでいる環境、例えばメールテンプレートなどでは、データ
の冗長性が明らかです。Domino 6 のシングルコピーテンプレート (SCT) 機能がテンプレートで有効になると、同
じサーバー上にある テンプレートを引き継いだデータベースの設計要素がポインタすなわち参照文書になりま
す。これらの参照文書はテンプレート内の関連する設計要素を指しますが、エンドユーザーには見えません。この
ように、サーバーで設計文書が格納されるのは 1 回のみです。シングルコピーテンプレートを引き継いだ設計要
素を変更すると、データベース中のその設計文書にすべて反映されます。
SCTからデータベースまたはレプリカまたはその両方が作成されると、最初はすべての設計文書が含まれていま
す。データベースで参照文書を作成、削除する作業を行うのは設計のタスクです。シングルコピーテンプレートを
使用する主な利点はデータベースサイズ (ディスク容量) の削減で、これによりデータベースの圧縮が実現しま
す。
シングルコピーテンプレートを作成または有効にするには
次の 2 つのうちいずれかの方法で準備を行うことができます。
1. (推奨) - SCT として指定するサーバー上のテンプレート (たとえば、mail6.ntf) を指定します。このテンプレート
のコピーを (mail6sct.ntf という名前で) ローカルに作成します。この新しいコピー (mail6sct.ntf) の [データベース
のプロパティ] ボックス ([ファイル] - [データベース] - [プロパティ] ) の [設計] タブで、テンプレート名を
StdR6Mail から StdR6MailSCT に変更します。必要であれば、新しいテンプレートでオリジナルの StdR6Mail の設
計の変更内容を引き継ぐこともできます。また、[シングルコピーテンプレート] チェックボックスをクリックしてくださ
い。このテンプレートをサーバーにコピーします。この時点で、mail6.ntf (StdR6Mail) からの設計の引き継ぎを設定
してある特定の、または全てのデータベースについて、mail6sct.ntf (StdR6MailSCT) からの引き継ぎに変更され
ます。この作業は、以下の次の手順で変換ユーティリティーを使用すると、もっとも簡単に行うことができます
(サーバーを停止することをお勧めします)。
「mail」 サブディレクトリにあり、現在 StdR6Mail を引き継いでいるユーザーファイルを mail6sct.ntf を使
用するように変換します。
$ nconvert mail\*.nsf StdR6Mail mail6sct.ntf
詳しくは、変換ユーティリティの文書を参照してください。
Unix システムの場合、変換コマンドは「nconvert」ではなく、「convert」を使用してください。
2. SCT に指定するサーバー上のテンプレート (たとえば、mail6.ntf) を指定します。このテンプレートのシングルコ
ピーテンプレート機能を有効にするには、[データベースのプロパティ] ボックスの [設計] タブを選択し、[シングル
コピーテンプレート] チェックボックスをチェックします。次回に design タスクが実行されると、mail6.ntf を引き継い
だそれぞれのデータベースにおいて、要素が参照文書に置換されます。通常、design タスクは夜間のスケジュー
ルタスクとして実行されますが、サーバーコンソールから次のコマンドで起動することができます。
> load design
シングルコピーテンプレートを無効にする
シングルコピーテンプレートとして設計されたテンプレートが壊れたときは、オリジナルのテンプレートを使うように
ユーザーファイルを戻します。データベースをシングルコピーテンプレートから切断し、データベースが参照文書で
はなく、完全な設計文書を持つようにするには、有効にしたときの方法にしたがって次の操作を行ってください。
1. 上記の方法 1 を使用した場合は、オリジナルテンプレート (mail6.ntf) は元の状態のまま変更されていませ
ん。特定の、またはすべてのユーザーが再びこのテンプレートを使用するように変換するには、次の方法で行い
ます。
John Doe のメールファイルが再びオリジナルのテンプレートを使用するように変換する。
$ nconvert mail\jdoe.nsf StdR6MailSCT mail6.ntf
「mail」 サブディレクトリにあるすべてのユーザーのメールファイルが再びオリジナルのテンプレートを使
用するように変換する。
$ nconvert mail\*.nsf StdR6MailSCT mail6.ntf
2. 上記の方法 2 を使用した場合は、テンプレート (mail6.ntf) の [データベースのプロパティ] ボックスを開き、[シ
ングルコピーテンプレート] チェックボックスのチェックを解除します。design タスクを実行すると、再び完全な設計
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文書がデータベースに配置されます。
> load design
この方法に加え、管理者はテンプレートの OS レベルでのコピーを作成し、安全な場所に保存します。間単に回
復できます。
注意/制限事項
1. シングルコピーテンプレートとして指定するテンプレートは Notes/Domino 6 の ODS (43) でなければなりませ
ん。
2. シングルコピーテンプレートとして指定されているテンプレートは削除することができません。これは未解決の
参照を回避するためです。削除が必要な場合は、OS レベルで削除する必要があります。
3. 現時点では、シングルコピーテンプレートとして指定されているテンプレートの設計は置換できません。
4. シングルコピーテンプレートの名前を変更しないでください。これはテンプレートを参照しているデータベースが
関連性を失うためです。
5. SCT との間で大規模な変換を行う場合は、サーバーを停止するか、またはサーバーのアクティビティが低いと
きに実行することをお勧めします。
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06 変更履歴
Notes/Domino 6.0.2 の新機能と拡張機能
APPS ディレクトリ
Lotus Domino Toolkit 1.0 for WebSphere Studio
Lotus Domino Toolkit 1.0 は、開発者が Domino 6 カスタム JSP タグを使用するのを支援するために設計されま
した。ツールキットを使うと、フォーム、ビュー、エージェントなどの既存の Domino アプリケーションの主要な部分
は WebSphere Studio 開発ツールで作業できるようになり、WebSphere 上で実行される新規 JavaServer Pages
用の開始点として再利用できます。
ツールキットは、Lotus 開発者がすでに持っている開発スキルを使い、Domino 6 に組み込まれている新規
Domino カスタム JSP タグを素早く理解し、実装する助けとなります。J2EE 開発者の場合、ツールキットにより、
Notes Domino データストアと J2EE テクノロジーの環境内でのアプリケーション機能へのアクセスが可能になりま
す。
ブラウザ
IBM Browser for OS/2 をサポートする Web メールテンプレート
Notes/Domino 6.0.2 以降、Web メールテンプレートは IBM Browser for OS/2 バージョン 2 をサポートします。
Netscape 7/Mozilla Linux 版をサポートする Web メールテンプレート
Notes/Domino 6.0.2 以降、Web メールテンプレートは Netscape 7 (Mozilla) Linux 版をサポートします。
カレンダーとスケジュール
Outlook 2000 および 2002 クライアントからの Domino インターネットアドレスの検索
Notes/Domino 6.0.2 には、Outlook ユーザーに Domino インターネットメールアドレスを表示する機能がありま
す。この機能により、Outlook ユーザーは、社内で Domino アドレス帳を使って電子メールをやりとりできます。提
供されているディレクトリインターフェースは、アドレス選択用の Microsoft 標準ユーザーインターフェースを使って
ディレクトリサービスプロバイダ用の MAPI を使用します。
iNotes Web Access
新規ユーザーインターフェースと新機能の導入
Notes/Domino 6.0.2 のリリースと並行して、iNotes Web Access (IWA) では新規ユーザーインターフェースと多く
の新機能を組み込みました。これには、以下のものが含まれます。
z
新規ユーザーインターフェース。Notes 6 ユーザーインターフェースにさらに近づけるために、いくつかのダイ
アログボックスが変更されています。
z
IWA をデフォルトのメールプログラムとして指定する機能。
組織階層に基づいた名前検索と、同じ名前を持つ 2 人の人を区別する機能。
エントリリストが長いときに選択肢の複数行表示。
カレンダーとスケジュール機能の向上。会議に新規参加者を簡単に追加する機能や、午前 0 時をまたぐ予
約のサポートが含まれます。
z
z
z
z
週の開始日を選択する機能、DST 規則のサポートの向上、カレンダーエントリ用のタイムゾーンを指定する
機能、さらに [勤務時間] プリファレンスをカスタマイズする機能。
z
Client の側で生成されるグループカレンダービューとタスクチャートのサポート。グループカレンダーはグルー
プカレンダーチャート上での色による分類を含んだカテゴリ分けされたビューをサポートします。
z
展開または省略のデフォルト設定を設定し保存します。
オンライン Sametime ミーティングのサポート、議長が出席者のステータス情報を表示する機能、および会議
の通知ビューのサポート。
z
z
向上した編集機能。受信/送信メールと受信/保存カレンダーエントリの編集機能、インライン [カレンダー]
ビューの編集、および編集の取り消しが含まれます。
z
メールメッセージに表と水平線を作成する機能。
メールとカレンダーエントリのドラッグ & ドロップ機能。
メールファイルのデフォルトのビューを開く設定、[履歴付き返信]/[添付ファイルなしで履歴付き転送]、開い
たメールメッセージ内での [次へ移動]/[前へ移動] ナビゲーション、およびダウンロードする添付ファイルの
名前の変更。
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z
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メッセージをフォルダに送った後にメッセージウィンドウを閉じます。
オフライン購読用のデフォルトの日数の新規サーバー文書設定。
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向上したスペルチェックインターフェース。メールとカレンダーの件名のチェックも含まれます。
z
プレーンまたはリッチテキストフォーマットのプリファレンス設定。
z
双方向言語と複数言語テンプレートのサポート
z
DOLS インストールでの、適切なフォームとテンプレートのバージョンのサポート。
z
状況に応じたフォローヘルプと NSF ベースのヘルプシステム。
新規 IWA インターフェースで使用できる新機能の詳細は、IWA のヘルプを参照してください。
z
z
インストール
エクスプレスインストール
エクスプレス とは、小中規模の企業が、素早く Domino と Notes をインストールする方法の 1 つです。詳細につ
いては、このリリース情報の「新機能の紹介」の章、「Domino と Notes のエクスプレスインストール」を参照してく
ださい。
プラットフォーム
Citrix Metaframe XP FR2 のサポート
Domino 6.0.2 から、Notes Client は NT と MAC ICA クライアントを使用する Windows 2000 Server 上で動作する
Citrix Metaframe XPe FR2 サーバーでサポートされています。
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06 変更履歴
Domino と Notes のエクスプレスインストール
エクスプレスとは、小中規模の企業が、素早くより簡単に Domino と Notes をインストールする方法の 1 つです。
インストール手順についてなされた機能の拡張には、次のものが含まれます。
z
サーバーセットアップへの文書リンクと管理者用ヘルプ。サーバー自動実行インストール CD に追加されてい
ます。
z
サイレントサーバ ーインストールを詳細に説明した追加ヘルプ (リリース情報の「マニュアルの変更」の章に
ある「サイレントサーバーインストール」を参照してください)。
z
Win32 ではないサーバーへのインストール用スクリプトとユーザーインターフェースオプション。サーバーイン
ストールの終了後、自動的にサーバーセットアップが実行されるようにします。インストール後に管理者が
サーバーセットアップを行うように指示する、インストール後のメッセージも追加されました。
z
Win32 でのデフォルトのライセンス選択が [Utility] から [Enterprise] に変更され、Win32 インストールの後に
ユーザーがサーバーセットアップを実行するように指示するテキストが追加されました。
z
Domino をサービスとして起動できるように変更しました。Domino がユーザー環境で起動されないようにしま
す。ユーザー環境で起動すると、現行の Windows セッションのユーザーまたは管理者がログオフしたときに、
サーバーが停止する原因となります。Domino をサービスとして開始すると、ログオフとログオンの切り替えの
時に Domino が停止しないようにできます。
Domino が 6.0.2 においてどのように作動するかを以下に要約します。サーバーの起動時に、次のように作動
します。
セットアップが必要な場合は、Domino はユーザー環境で起動します。
セットアップが必要ではなく、Domino がサービスとして登録済みの場合、
Domino のインストールオプションで自動起動するように設定されているときには、インストール後にサー
バーをサービスとして自動的に開始します。
自動起動するように設定されていない場合、サービスを開始するかを尋ねます。[今後確認しない] を
チェックします。
[今後確認しない] の情報がレジストリに保存されます。
選択に基づいて、Domino をサービスまたはユーザー環境で開始します。
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06 変更履歴
Web メールの機能拡張
Notes/Domino 6.0.2 以降、Web メールには次のような機能の拡張がなされています。
z
ユーザー名の入力が必要なプリファレンスのフィールド (代理など) のアドレス帳検索
z
フォルダを変名する機能
z
「伝言メモ」フォームと機能が新たに利用可能
Associated SPRs:
GON47BU3D; GMAA5DLCY7; UCLN5E5CM3
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06 変更履歴
Notes/Domino 6.5 の新機能と拡張機能
Notes Client
カレンダーとスケジュール
ドラッグアンドドロップによるメールまたはカレンダーエントリの作成
Notes 6.5 では、メール文書をドラッグし、適切なブックマークにドロップすることによって、メール、カレンダー、タス
クの各新規文書を作成できます。カレンダーとタスクのエントリもドラッグアンドドロップできます。たとえば、長い説
明を含む会議のカレンダーエントリを [メール] ブックマーク上にドラッグすると、会議のすべての情報を含む新規
のメールメモが作成されます。同様に、タスクの項目を [カレンダー] ブックマークにドラッグすると、新規の予定が
作成されます。
リソースの名前変更
ユーザーは、既存の予約を維持したまま、既存の会議室とリソースの名前を変更できます。
繰り返しの会議の一部またはすべてのインスタンスで時刻をリセットする
ユーザーは、繰り返しの会議のスケジュールを詳細に変更できます。議長は、一連の会議のスケジュールを絶対
時間に変更する機能を持ちます。
メール
Notes をデフォルトのメールクライアントに設定する機能 (Win2000/XP)
Notes Client 6.5 では、Windows 2000 Service Pack 3および XP プラットフォームで提供される [プログラムの追
加と削除] の新しい UI コンポーネントを利用し、Notes をデフォルトの電子メールクライアントに設定できます。
「フォローアップ」機能
新しい「フォローアップ」機能を使用すると、ユーザーは、将来何らかのアクションを必要とするメッセージにフラグ
をセットできます。フラグはユーザーのビュー (受信ボックスなど) でメッセージの横に表示されます。フラグを含む
列でソートできるので、たとえば、「フォローアップが必要な」すべての項目をビュー内でまとめて表示することがで
きます。ユーザーがフォローアップの作業を完了すると、項目のフラグが解除されます。
フォローアップ機能はメール項目にのみ適用され、[ごみ箱] と [ドラフト] を除くどのメールビューでも使用できま
す。
スパム (spam) の管理に役立つクイックルール
クイックルール機能を使用すると、エンドユーザーは非常に少ないステップでフィルター (ルール) を作成すること
により、インターネットからのスパムメールを防ぐためのルールを効率よく作成できます。クイックルールの作成に
必要な情報は自動的に提供されるので、ユーザーは条件とクイックルールによって実行するアクションを定義す
るだけです。
Instant Messaging (Sametime との統合)
Notes Client から、統合された Sameteime の在席確認機能を利用できます。これには、現在ユーザーが
Sametime にログオンしているかどうかを示す、メールの [送信者] フィールドの在席確認も含まれます。右クリッ
クによって、Sametime に接続しているユーザーとチャットを開始できます。
返信および転送したメールのインジケータ
この機能によって、ユーザーは特定の文書への返信または転送の有無を簡単に判断することができます。アイコ
ンによるインジケータがビューレベルで与えられ、文書のヘッダーに表示されたインジケータによって、すでに返
信または転送したかを見分けられます。
[未読文書の表示] ビュー
ユーザーは、[未読文書の表示] ビューを使用することにより、メールファイルで未読のメールだけを見ることがで
きます。
受信ボックスの日付列に追加された時刻
メールの [受信ボックス] ビューで、日付と共に時刻を表示できるようになりました。
印刷時に配布リストを含めないオプション
メールまたはカレンダーエントリの印刷時に、[宛先] または [cc] フィールドの内容をすべて印刷するか、3 行まで
に制限するかを指定できます。この機能は、ローミングプリファレンスとしても使用可能です。
ビュー
CSV 形式でのビューの書き出しのサポート
Notes ビューのデータを CSV 形式で書き出すオプションが追加されました。CSV (Comma Separated Value) 形式
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はシンプルな ASCII テキストファイルで、1 レコードが 1 行に当たり、各フィールドはカンマで区切られています。
ビューの各文書は、個々のレコードとしてCSV ファイルに書き出されます。
手動による URL 入力の改善
[アドレス] ツールバーが閉じられていても、ユーザーはより簡単に URL を入力できます。
既読と未読のプロンプト
[すべての文書を未読に] または [すべての文書を既読に] を選択するときに、プロンプトが表示されます。
Domino Web Access (以前の iNotes Web Access)
ブラウザ
Linux 用の Mozilla のサポート
Domino Web Access は、Red Hat Linux 7.2、8.0、9、および SuSE Linux 8.0 (united Linux 1.0 を含む) で Mozilla
1.3.1 をサポートします。
カレンダーとスケジュール
複数のタイムゾーンのサポート
カレンダーエントリとカレンダービューは、複数のタイムゾーンをサポートするようになりました。これによって、開
始時刻のタイムゾーンと終了時刻のタイムゾーンが異なるカレンダーエントリを作成できます (たとえば、国際線
の航空機による移動など)。
Instant Messaging (Sametime との統合)
Notes Client から、統合された Sameteime の在席確認機能を利用できます。これには、現在ユーザーが
Sametime にログオンしているかどうかを示す、メールの [送信者] フィールドの在席確認も含まれます。右クリッ
クによって、Sametime に接続しているユーザーとチャットを開始できます。
会議の「保留」
カレンダーエントリ (会議、タスク、予定) に、保留オプションが追加されました。項目を保留に設定すると、この
ユーザーのカレンダーにアクセスできる人は、イベントの詳細を見ることができます。空き時間検索では、保留に
した時間は空き時間として表示されます。
グループタスクのサポート
グループタスクを作成し、ユーザーまたはグループに割り当てることができます。
Welcome ページに統合できるカレンダーの形式が増加
1 ~ 10 日までの形式のカレンダーを Welcome ページに表示できるようになりました。これまでは、1 日形式のカ
レンダーのみ表示可能でした。
完全な C&S 代理モデル
ユーザーは、スケジュールと会議招集への返答を他のユーザーに委任できます。
DOLS
Linux Mozilla 用のプラグイン
DWA は、Linux での Mozilla 1.3.1 にのみプラグインをサポートします。
文書の短縮化または複製フィルター適用のサポート (例: 添付ファイルなし)
デスクトップにダウンロードされる添付ファイルのサイズを削減することにより、DOLS の複製設定の機能が向上
しました。文書は 100 KB に短縮化されます。
フォーム
[伝言メモ] フォーム
[伝言メモ] フォームに記入し、メールによって送信することにより、電話があったことを通知できます。
メール
ローカルアーカイブ
ユーザーは、ユーザー自身のワークステーションにローカルにアーカイブすることができます (Internet Explorer
のみ)。
[コピーを追加] 機能の拡張
メールメッセージを読んできるときに、本文の内容をカレンダーまたはタスクの新規エントリにコピーできます。開
かれているメールメッセージで [コピーを追加] をクリックし、[新規カレンダーエントリ] または [新規タスク] を選択
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します。
送信と保存
新規メールの送信とフォルダへの保存を一回の操作で行うことができます。
ユーザー定義辞書のサポート
ユーザーの個人辞書を用意し、単語を追加したり、スペルチェックで参照することができます。
暗号化メールの送信
暗号化メールの送信、メールへの署名、Notes 暗号化メールの検証を行う機能が追加されました。
アドレス帳の名前の追加
ユーザーは、Domino ディレクトリからアドレス帳に名前をコピーできます。ユーザーが Domino Web Access で
[名前のチェック] ボタンをクリックし、[宛先の選択] ダイアログボックスにアクセスするときに、この機能を使用でき
ます。
送信者を拒否するルール
特定のユーザーからのメールを拒否する新しいメールルールを設定できます。
未読を表示するビュー
未読メッセージだけを表示する新しいビューが追加されました。
インターネット形式の返信
メールメッセージに返信するときに、インターネット形式を使用するよう選択できます。
「フォローアップ」機能
新しい「フォローアップ」機能を使用すると、ユーザーは、将来何らかのアクションを必要とするメッセージにフラグ
をセットできます。フラグはユーザーのビュー (受信ボックスなど) でメッセージの横に表示されます。フラグを含む
列でソートできるので、たとえば、「フォローアップが必要な」すべての項目をビュー内でまとめて表示することがで
きます。ユーザーがフォローアップの作業を完了すると、項目のフラグが解除されます。
フォローアップ機能はメール項目にのみ適用され、[ごみ箱] と [ドラフト] を除くどのメールビューでも使用できま
す。
改ページの作成
メールメッセージ内に改ページを挿入する機能が追加されました。
パフォーマンス
データベースサイズの合計を表示する機能
ユーザーは、使用しているデータベースの合計サイズと制限値に対する使用率 (パーセンテージ) を表示できま
す。どれだけ制限値に近づいているかを確認するときに便利な機能です。
[新規ウィンドウで開く]
この新しいメニューオプションを使用すると、メールやカレンダーなどの主な領域を新規ウィンドウに開くことができ
ます。
GZIP 圧縮
Domino Web Access は、圧縮 (GZIP 形式) を使用することによってネットワークの帯域幅を減らし、特に低速の
ネットワーク接続を使用しているユーザーのために、より良いパフォーマンスを提供します。
名前変更要求のサポート
システム管理プロセス (AdminP) 機能によって、名前変更要求に必要なクライアントとの対話処理が行われます。
印刷
ビューからの印刷
ユーザーは、ビュー内で複数の文書を選択して印刷したり、選択したビューを印刷することができます。
連絡先の印刷
連絡先の情報も印刷できます。
カレンダーの印刷へのタイムスタンプの追加
カレンダーの印刷時に、日付の横にタイムスタンプを印字できるようになりました。
編集モードでのメッセージ本文の印刷
編集モードのときに、本文を含め、文書を印刷できます。
テンプレート
容易なカスタマイズ
Domino の開発者は、Domino Web Access メールの外観を簡単にカスタマイズできます。Domino Designer を使
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用することにより、ビューやダイアログボックスへのアクションボタンの追加、Welcome ページの選択肢の追加、お
よび会社のロゴによる Domino Web Access ロゴの置換が可能です。このユーティリティの詳細については、
『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。
ユーティリティ
Redirect ユーティリティとの統合
Domino Web Access の Redirect によって、ユーザーはメールファイルにアクセスするために、メールファイルや
メールサーバーの名前を知る必要はありません。Domino の認証方式の使用により、Domino Web Access の
Redirect は、ユーザー名とパスワードに基づいて、ユーザーのブラウザをメールファイルにリダイレクトします。
ユーザーは、Domino Web Access の Redirect サーバーの名前を知るだけでかまいません。
Domino Server
アプリケーション開発
Java、COM、および CORBA のバインディング
Java、COM、および CORBA のバインディングにおける XML と 非 XML の LotusScript クラスが拡張されまし
た。
LotusScript NotesRegistration クラスの機能強化
NotesRegistration クラスに機能が追加されました。この機能は、すべてのバインディングで利用できます。
データベース管理
未読マークの複製
Domino Administrator のデータベースの詳細プロパティまたはデータベースのプロパティボックスを使用すること
により、選択したデータベース (特に、メールデータベースなど) の未読マークを複製できます。
Domino for iSeries
マルチバージョンのサポート
システム管理者は、iSeries の 1 つのパーティションで、Domino の複数のバージョンまたはリリースを実行できま
す。たとえば、Domino 6.0.2 と Domino 6.0.3 を実行できます。
Domino for z/OS
SSL 用のハードウェア暗号化の利用
この機能により、特に iNotes を使用するときに、SSL を実行する際の CPU レートを減少させることができます。
パフォーマンス
Linux 上の Domino のプラットフォーム統計
Linux および Linux on zSeries でプラットフォーム統計がサポートされました。これにより、他の Domino Server プ
ラットフォームと同様に、統計情報の表示、レポートの制御、収集、およびその他の統計関連タスクの実行が可能
です。
プラットフォーム
Linux on zSeries プラットフォームのサポート
Domino 6.5 から、Linux on zSeries が Domino のサポート対象プラットフォームになりました。サポートされている
Linux on zSeries のバージョンは、UnitedLinux 1.0 for IBM S/390 (Service Pack 2) です。
Windows 2003 Server、Enterprise Edition プラットフォームのサポート
Domino 6.5 から、Windows 2003 Server および Windows 2003 Enterprise Edition が Domino のサポート対象プ
ラットフォームになりました。
Server.Load
新規のワークロードの追加
Domino Web Access、IMAP、および、R6 メールに新規のワークロード Server.Load が追加されました。
保守性
保守性の強化
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Domino 6.5 の現在のリリースでは、次に示すように、保守性も強化されています。
z
FaultRecovery/CleanupScriptPath インターフェースの統一
z
メモリ内のデータ構造をチェックする Memcheck の自由実行
z
SEMDEBUG.TXT 内のタイムスタンプ
z
起動時の基本システムおよびサーバーデータの収集と記録により、サーバーまたはクライアントの変更
をチェックできる
z
ランタイムにおける HTTP エージェントの名前とスレッド ID のロギング
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06 変更履歴
6.5 では iNotes Web Access の名称が Domino Web Access に変更されました
iNotes Web Access の名称が、Domino Web Access に変更されました。この変更にともない、iNotes Sync
Manager は Domino Sync Manager に変更されました。同様に、Domino Administrator 文書でのセットアップの選
択も、タブ名やフィールドレベルのオプションを含め、変更されています。iNotes または iNotes Web Access という
名称は、Domino Administrator のダイアログボックス、メッセージ、およびフィールドレベルのオプションで変更さ
れています。
iNotes6.ntf などのテンプレートファイル名は変更されていません。ディレクトリ構造 (<データディレクトリ>/iNotes
フォルダ) は変更されていません。
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06 変更履歴
SSO ユーザー用に HTTP サーバーによってインタネットパスワードの変更をキャッシュする
HTTP サーバーによる SSO ユーザー用のインターネットパスワードの新しいキャッシングの概要について説明し
ます。
概要
Web ユーザーがインターネットパスワードを変更すると、Domino HTTP サーバーはユーザーの新しいインター
ネットパスワードをキャッシュに記憶します。新しいパスワードが効力を持つまでに時間がかかることがあるので
(パスワードの変更は Domino システム管理サーバーによって処理され、Domino 環境全体に複製しなければなら
ない)、キャッシングが必要となります。ユーザーの新しいパスワードをキャッシングすることにより、新しいパス
ワード情報の複製が Domino 環境で完了していなくても、HTTP サーバーはユーザーの新しいパスワードをすば
やく認識し、ログインを許可することができます。
以前のリリースでは、パスワードの変更のキャッシングは、基本認証 (Basic Authentication) 用に設定された
HTTP サーバーおよび単一セッション認証 (Single Session Authentication) 用に設定された HTTP サーバーで機
能しまた。このリリースでは、SSO (シングルサインオン・マルチサーバー・セッションベース認証) 用に設定された
サーバーでも、パスワードの変更がキャッシュされるよう機能強化されています。この機能強化により、SSO ユー
ザーがログイン後、インターネットパスワードを変更してログアウトしたとき、パスワードの変更がシステムに複製
されている間でも、新しいインターネットパスワードを使用してすぐにログインすることができます。
最良の実施方法
最も良い結果を得るには、システム管理者は、次の手順に従うようユーザーに説明する必要があります。
1. アップグレードによってこの機能に対応した Domino HTTP サーバーに、ユーザー名とパスワードを使用してロ
グインします。たとえば、iNotes メール URL などで示されたサーバー URL に最初にアクセスするとき、サーバー
へのログインが求められます。
2. インターネットパスワードの変更要求を送信します。
パスワードの変更は、iNotes 内で開始できます (ただし、iNotes メールがアップグレード済みのサーバーに置か
れている場合のみ、キャッシングが行われます)。[プリファレンス] をクリックし、[その他] タブをクリックすると、[パ
スワードの変更] ボタンが表示されます。
パスワードの変更を開始する別の方法として、アップグレード済みのサーバーで ChangePassword URL を呼び出
すこともできます (例: http://myserver.mycompany.com/names.nsf?changepassword)。
3. パスワードの変更が SSO 環境のすべてのサーバーで効力を持つまで、少し時間がかかることがあります。こ
の間にログインが必要なときは、パスワードの変更を要求したサーバーにアクセスし、以前と同じユーザー名と新
しいパスワードを使用してログインします。
パスワードの変更を要求したサーバーで、何らかの理由によって新しいパスワードが受け付けられない場合は、
識別名形式 (例: CN=John Doe/O=MyCompany) でユーザー名を入力し、もう一度新しいパスワードを入力してく
ださい。
キャッシュされた情報の場所
以前のリリースと同様に、新しいインターネットパスワードのキャッシュは、パスワードの変更を要求した HTTP
サーバーにのみ蓄えられます。SSO 環境の他のサーバーはこのキャッシュ情報にアクセスできないので、これら
の他のサーバーからパスワードの入力を求められたときは、ユーザーは新しいパスワードではなく、古いパス
ワードを入力することが必要な場合もあります。キャッシュされた情報をもたないサーバーでは、ユーザーは、
サーバーがディレクトリで見つけたパスワード情報に一致するパスワードを入力しなければなりません。
SSO ユーザーは、最初のログインによって SSO 環境全体にアクセスできるようになるので、新しいパスワードが
キャッシュされているサーバーですべてのログインが一貫して処理される場合は、ユーザーには何の不都合もあ
りません。ユーザーが目的のサーバーの URL にアクセスすると、新しいパスワードのキャッシュを持たないサー
バーにパスワードを提供しなくても、目的のサーバーによってパスワードの入力を求められます。
キャッシュされる期間
以前のリリースと同様に、新しいインターネットパスワードのキャッシュは、デフォルトで 48 時間、HTTP サーバー
によって保持されます。情報をキャッシュする期間は、サーバーの notes.ini パラメータ
HTTP_PWD_CHANGE_CACHE_HOURS によって設定できます。
設定した期間が経過してキャッシュから情報が失われると、ユーザーがログイン時に使用するパスワードは、
サーバーがディレクトリで見つけたパスワード情報によって検証されます。
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HTTP サーバーが再起動されると、パスワード情報のキャッシュは破棄されます。この場合も、ユーザーは、サー
バーがディレクトリで見つけたパスワード情報に一致するパスワードを入力する必要があります。
SSO ログイン名の詳細
通常、ユーザーは特定のログイン方法に慣れていきます。たとえば、「John Doe」でログインするユーザーは、常
に「John Doe」でログインするようになります。しかし、HTTP サーバーの設定によっては、この一貫性は必要あり
ません。つまり、サーバー文書の設定によっては、ログイン名にバリエーションを持たせることができます ([イン
ターネット認証] フィールドの [弱いセキュリティと複数の名前のバリエーション])。たとえば、「John Doe」という
ユーザーは、「jdoe」という短縮名や、ディレクトリに保存されている他の名前のバリエーションを使用してログイン
することも可能です。しかし、パスワードの変更のキャッシュを使用する場合は、これが若干の問題の原因となり
ます。キャッシュされた新規インターネットパスワードが機能するためには、ユーザーは以前のログインと同じス
ペリングのユーザー名でログインする必要があります。
新しいパスワードの使用は、HTTP サーバーがキャッシュ内でユーザーを見つけられることに依存しています。た
とえば、ユーザーがパスワードを変更するときに「John Doe」でログインしたときは、それ以降は、「jdoe」などの有
効な他の名前と新しいパスワードではログインできません。ユーザーは、以前と同じ「John Doe」という名前と新し
いパスワードを使用してログインすることが必要です。
問題となる状況: ユーザーが他のスペリングの名前を使用する
ユーザーが、「jdoe」としてログインを試みたものとします (以前に「John Doe」でログインし、パスワードの変更を
要求した後)。ユーザー「jdoe」は、ディレクトリに保存されているパスワード情報に一致するパスワードを入力しな
ければなりません。このパスワードは古いパスワードの可能性もあります。ユーザー「John Doe」用にキャッシュさ
れている情報は使用できません。ディレクトリ検索を行い、ディレクトリ内のパスワード情報を使用してパスワード
を検証しない限り、HTTP サーバーは「jdoe」と「John Doe」が同じユーザーであることを識別できないからです。
ユーザーが「jdoe」としてログインすると、一致する項目がキャッシュ内で見つけられ、パスワード情報が「jdoe」の
キャッシュエントリに転送されます。この後、「jdoe」のログインでは、新規インターネットパスワードのキャッシュが
使用されます。しかし、HTTP サーバーはこの情報のコピーをキャッシュ内に 1 つしか保持しないので、「John
Doe」の以前のキャッシュエントリは削除されます ( つまり、キャッシュされたパスワード情報が、「John Doe」のロ
グインには利用できないことを意味します)。
まとめると、ユーザーは現在キャッシュ内にあるログイン名を使用して新しいパスワードでログインできます。名前
の他のバリエーションを使用すときは、現在ディレクトリに保存されている情報と一致するパスワード情報を入力
する必要があります。
問題となる状況: ユーザーが SSO サーバーの 1 つにログインした後、別のサーバーでパスワードの変更を要求
する
パスワードの変更を要求する前に、ユーザーが SSO 構成内のあるサーバーに最初にログインしたものとします。
ユーザーがログイン名とパスワードを入力して SSO サーバーにログインするとき、ユーザーのブラウザは、構成
内の他のサーバーに再びログインすることなくアクセスすることを可能にする SSO トークンを受け取ります。この
最初のログインの後、ユーザーは次のサーバー (パスワードの変更を要求するサーバー) にアクセスするものと
します。2 番目のサーバーはユーザーの SSO トークンを受け取り、SSO トークンに保存されている情報のみに基
づいてユーザーを認識します。SSO トークンには、ユーザーの識別名が含まれています (例: CN=John
Doe/O=MyCompany)。2 番目のサーバーは、ユーザーがログイン時にどのような名前を入力したかを知りません
(たとえば、ログイン名が「John Doe」だとしても、これは 2 番目のサーバーには知らされません)。次に、2 番目の
サーバーでユーザーがパスワードを変更したものとします (たとえば、ユーザーが 2 番目のサーバーで、iNotes
メールの URL を開き、プリファレンスでパスワードの変更を要求します)。
2 番目のサーバーは、このユーザーの新しいインターネットパスワードをキャッシュします。このとき、サーバーは
ユーザーのログイン名を知りません。ユーザーは最初に別のサーバーでログインしたからです。2 番目のサー
バーは新しいパスワードを記憶しますが、新しいパスワードは SSO トークン内の識別名 (例: CN=John
Doe/O=MyCompany) のユーザーに適用されるものと認識しています。ユーザーがログアウトした後、新しいイン
ターネットパスワードを使用してこのサーバーに直接ログインするときは、SSO トークンに一致する名前、つまり
「CN=John Doe/O=MyCompany」のような完全識別名を入力する必要があります。
問題となる状況: ユーザーの最初のログイン認証が、DSAPI フィルタライブラリによって完了される
HTTP サーバーは、1 つ以上の DSAPI フィルタライブラリを追加することによって拡張できます。そして、HTTP
サーバーが認証要求を DSAPI フィルタライブラリに渡すよう設定できます。DSAPI ライブラリは、サーバーのすべ
ての URL への認証を制御するわけではなく、サーバー URL の一部だけに関与します。ここでは、ユーザーが入
力した URL は、サーバーマシン上の特定の DSAPI ライブラリに対応するものとします。つまり、ユーザーのログ
イン名 (例: John Doe) とパスワードは DSAPI ライブラリに渡され、このライブラリによってユーザーを認証するか
どうかが決められます。このプロセスの一部として、認証が承認されると、DSAPI ライブラリは、認証されたユー
ザーの名前を HTTP サーバーに返します。一般的に、HTTP サーバーに渡される名前は識別名形式です (例:
CN=John Doe/O=MyCompany)。ユーザーはこの名前によって HTTP サーバーに認識されます。つまり、HTTP
サーバーは「John Doe」というユーザーは知らず、「CN=John Doe/O=MyCompany」というユーザーを知っているこ
とになります。
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ここで、ユーザーがパスワードの変更を要求したものとします (たとえば、ユーザーが ChangePassword URL を呼
び出します)。HTTP サーバーはこのユーザーとして認識している名前 (例: CN=John Doe/O=MyCompany) を使
用して、ユーザーの新しいインターネットパスワードをキャッシュします。パスワードの変更は、どの DSAPI ライブ
ラリにも渡されないことに注意してください。パスワードの変更は、ディレクトリに記録されているこのユーザーの
情報に影響しますが、DSAPI ライブラリのユーザーパスワードの概念には影響しません。ユーザーがログアウト
した後、サーバー上の DSAPI ライブラリに対応していない URL に対し、ユーザーが新しいパスワードを使用して
ログインする場合は、HTTP サーバーがユーザーの名前とパスワードを検証する必要があります。ディレクトリに
対するパスワードの変更がまだ保留されているとき、HTTP サーバーはキャッシュ内で新しいパスワードを見つけ
られた場合にのみ、新しいパスワードを検証できます。キャッシュ内でユーザーを見つけるには、ユーザーは
キャッシュ内にある名前と同じ名前を入力しなければなりません。つまり、DSAPI から返される名前 (例: CN=John
Doe/O=MyCompany) が必要です。
Associated SPRs:
WBLD5GJF3E
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06 変更履歴
SSO 構成での Domino HTTP アイドルセッションタイムアウト
Domino HTTP は SSO (Domino HTTP マルチサーバー・セッションベース認証用のシングルサイオン構成) をサ
ポートします。SSO 構成により、システム管理者は、有効期限が固定されている SSO タイムアウトに加え、アイド
ルタイムアウトも設定できます。アイドルタイムアウトおよび有効期限固定のタイムアウトのどちらも、SSO ユー
ザーがパスワードの再入力を求められるタイミングに影響を与えます。
固定期限タイムアウトは、これまでと同様に使用されます。ユーザーは、最初に SSO HTTP サーバーにアクセス
するときに、パスワードの入力を求められます。その後は、パスワードを再入力することなく、このサーバーと構成
内の他の SSO サーバーにアクセスできます。固定有効期限のタイムアウトによって、ユーザーがパスワードの再
入力を求められることなく SSO 環境で作業を続けられる最長時間が定義されます。
これに加え、SSO アイドルタイムアウトを使用することにより、システム管理者は、ユーザーがログイン後にアイド
ル状態を保つことができる期間 (つまり、どれだけの間 SSO 環境にアクセスしないでいられるか) を制御できま
す。たとえば、ユーザーがしばらくの間デスクから離れていると、SSO セッションはアイドル状態になります。アイド
ルタイムアウトは、ユーザーが SSO セッションに参加していない間に、これを守ることができます。ユーザーが、
設定された時間以内に SSO 環境にアクセスしないと、ユーザーのセッションはアイドル状態になり、ユーザーが
次回に SSO 環境にアクセスするときにパスワードの再入力が求められます。この SSO アイドルタイムアウトは、
Domino HTTP シングルセッションサーバーで従来から利用可能なアイドルタイムアウトと概念的に似ています
が、SSO 構成では、アイドルタイムアウトと設定済みの SSO 有効期限の両方が有効です。
アイドルタイムアウトは分で指定します。どの Domino SSO HTTP サーバーも、設定されたアイドルタイムを調べ、
ユーザーのセッションがアイドル状態のときはユーザーにパスワードの再入力を求める機能を持ちます。タイムア
ウトや有効期限が複数のマシンにわたって適用される他ケースと同様に、参加しているマシン間で同じ時刻を共
有していないという潜在的な問題があります。短い時間のアイドルタイムアウトは導入が難しく、SSO 環境のさま
ざまなマシンが時刻を同期していない場合は推奨されません。
アイドルタイムアウトは最小限として考慮する必要があります。アイドルタイムアウトが発生するまでに、最小限よ
りも長い時間がかかることがしばしばあります。アイドルタイムアウトの期間は、最小限の約 2 倍にすると効果的
です。たとえば、システム管理者が最小アイドルタイムアウトを 5 分に設定したとき、ユーザーのアイドルタイムア
ウトが 5 分後に発生することもあり、他のケースでは、ユーザーセッションがタイムアウトするまでに実際に 10 分
間かかることもあります。さまざまな条件によって、いつアイドルタイムアウトが発生するのかが決められるので、
アイドルタイムアウトは時間の範囲としてとらえる必要があります。つまり、最も早いタイムアウトは設定時間に発
生し、設定時間の約 2 倍に遅延する場合もあります。
アイドルタイムアウトは時間の範囲で考慮する必要があるので、一般的に、アイドルタイムアウトは、設定された
固定有効期限の 1/2 以下にすると最も効率よく機能します。設定された固定有効期限が 30 分とすると、最も効
果的なアイドルタイムアウトの設定は 15 分以下になります (アイドルタイムアウトを長くすると、固定有効期限に
よって動作が決められることが多くなります)。たとえば、固定有効期限が 30 分のときは、アイドルタイムアウトを
5 ~ 15 分の間に設定すると適切です。
アイドルタイムアウトを設定するために、2 つの新しい設定が SSO 構成に追加されました (上記で「固定」有効期
限という用語で説明した「有効期限」の分数の下)。
アイドル状態のセッションのタイムアウト: 有効
チェックボックスをオンにすると、システム管理者はアイドルタイムアウトを設定できます。デフォルトでは、
チェックボックスはオフになっています。
最小時間 (分)
アイドルのセッションタイムアウトが有効なとき、この設定によって、ユーザーがアイドル状態を保つことがで
きる分数が決められます。この分数を経過すると、アイドル状態の継続によってセッションが有効期限切れと
みなされます。この値は 0 より大きく、固定有効期限の分数よりも小さくなければなりません。
SSO アイドルタイムアウトは、SSO 環境に参加しているすべての Domino HTTP サーバーに潜在的に影響しま
す。構成内のすべての Domino HTTP サーバーでアイドルタイムアウトを有効にするには、各 Domino HTTP
サーバーをこのリリースにアップグレードする必要があります。以前のリリースが実行されている Domino マシン
が含まれる SSO 構成にアイドルタイムアウトを導入することは可能ですが、すべてのマシンをアップグレードしな
いと、アイドルタイムアウトの動作が一貫しなくなります。
SSO 構成は Domino と WebSphere のどちらにも適用されますが、SSO 環境に参加するすべてのマシンが
Domino マシンの場合に、ユーザーにとって、アイドルタイムアウトの設定が最も役に立ち、理解しやすくなりま
す。Domino と WebSphere の混成環境では、ユーザーは Domino Server でアイドルタイムアウトを経験します
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が、WebSphere にアクセスするときはアイドルタイムアウトは発生しません。WebSphere は固定有効期限の概念
のみサポートし、WebSphere SSO ではアイドルタイムアウトはサポートされていません。このため、SSO 構成に
WebSphere が含まれ、ユーザーが最初に WebSphere にアクセスして SSO 環境へのアクセス権を得る場合、こ
のユーザーのセッションにはアイドルタイムアウトは適用されません。
Associated SPRs:
MFLY5FNMG2
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06 変更履歴
Windows 2000 と XP で Notes をデフォルトのメールクライアントにする
Windows 2000 と Windows XP のユーザーは、いくつかの方法で Notes をデフォルトのメールクライアントにするこ
とができます。
z
Notes Client のインストール時: Notes のインストールプロセスでは、ダイアログを介して、Lotus Notes をデ
フォルトのメールクライアントにするかどうかが問われます。このオプションは、ユーザーが Windows 2000 ま
たは Windows XP の管理者権限でインストールを実行している場合にのみ表示されます。
インストール時にこのオプションを選択しなかった場合でも、次の方法で Notes をデフォルトのメールクライア
ントに指定できます。
Windows の [プログラムのアクセスと既定の設定] を使用する
1. [スタート] - [プログラムのアクセスと既定の設定] をクリックします。[アプリケーションの追加と削除] ダイア
ログボックスが表示されます。
2. [プログラムのアクセスと既定の設定] が選択されていないときは、これを選択します。
3. [既定の電子メール プログラムを選択してください] で、[Lotus Notes] を選択します。
4. Notes を [スタート] メニューに追加するには、[このプログラムを表示する] にチェックマークを付けます (同様
の方法で、[スタート] メニューから Notes を削除できます)。
5. [OK] をクリックします。
z
Notes のユーザープリファレンスを使用する
1. [ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] を選択します。[ユーザープリファレンス] ダイアログボックスが表
示されます。
2. [メール] - [インターネット] をクリックします。
3. [通常使用するメールクライアント] で [Lotus Notes を通常使用するメールクライアントにする] を選択します。
4. Notes が Windows のデフォルトの電子メールクライアントになっていない場合に、Notes をデフォルトのクライ
アントにするかどうかをユーザーに問うメッセージを表示することができます。この機能を有効にするには、
[Lotus Notes の起動時に通常使用するメールクライアントにするかチェックを行う] にチェックマークを付けま
す。これによって、Notes がデフォルトのメールクライアントでないときは、ユーザーにプロンプトが表示されま
す。
5. [OK] をクリックします。
z
メモ: Notes のユーザープリファレンス設定は、ユーザーがローカルの管理者権限で Windows にログインしている
場合にのみ効力をもちます。
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06 変更履歴
データベースの修復に対する Agent Manager の起動が改善されました
現在のリリースの Domino Server では、Agent Manager の起動時に、Fixup (修復) が必要なデータベースを処理
する方法が改善されています。Agent Manager は、起動時の動作の一部として、エージェント用にすべてのデータ
ベースをスキャンする必要があります。このときに、2 つの状況が考えられます。
シナリオ 1
Agent Manager は、修復されているデータベースのスキャンを試みる (この場合、Fixup は Agent Manager 以外
のプロセスによって開始されています)。
z
以前の動作: Agent Manager はデータベースをスキップします。このデータベースでスケジュール設定さ
れているエージェントは、Agent Manager が次回にデータベースを再スキャンするまでは、実行されませ
ん (再スキャンは、Agent Manager の次回の再起動時、または深夜のキャッシュの更新時に実行されま
す)。
z
新しい動作: データベースが修復中の間は、Agent Manager はデータベースをスキップします。データ
ベースが利用可能なると、Agent Manager はスケジュール設定されたエージェントをスキャンします。これ
は、利用可能な別のデータベースで Agent Manager が実行を開始するエージェントとは別のスレッドで
行われます。
シナリオ 2
Agent Manager は、修復が必要なデータベースを検索する。
z
以前の動作: Agent Manager は修復を開始し、修復が終了するまで待ち、データベースでスケジュール
設定されているエージェントをスキャンします。これは、データベースのサイズに応じて時間がかかること
があります。修復が終了し、データベースのスキャンが順番どおりに継続するまでは、Agent Manager は
どのエージェントも実行しません。
z
新しい動作: Agent Manager は、修復が必要なデータベースをスキップします。他のデータベースのス
キャンが完了すると、Agent Manager は別のスレッドをスタートさせて修復を開始します。そして、修復が
終了するまで待ち、データベースでスケジュール設定されているエージェントをスキャンします。Agent
Manager は、修復が必要なデータベースを待たずに、利用可能な他のデータベースでエージェントの実
行を開始します。
デフォルトの動作が変更されました
新しい動作は、多くの利点を持つため、デフォルトの動作となります。しかし、以前の動作を好む場合は、
Notes.INI 設定の「DEBUG_AMGR_PREVIOUS_STARTUP_BEHAVIOR=1」によって、以前の動作を有効にすること
ができます。
新しいマルチスレッドの AMGR 起動ロジックにより、クラッシュ後のサーバーの再起動時に、同じサーバー上のす
べてのデータベースが Fixup によって処理される前に、いくつかのエージェントが実行を開始する可能性が高まり
ます。このようなエージェントが同じサーバー上の他のデータベースに依存し、エージェント自体がエラー条件を
処理するように作成されていない場合は、依存するデータベースが利用できないとエージェントが失敗することが
あります。
この INI 変数を使用すると、以前のシングルスレッドの起動に戻ります。この起動でもデータベースが利用できな
くなる可能性はなくなりませんが、その確率は低くなります。
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06 変更履歴
新しい IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook
新製品情報
iNotes Web Access for Microsoft Outlook 製品は、IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook という新し
い名称になりました。
メールファイルをサーバー上でセットアップする方法と、Domino Access for Microsoft Outlook をダウンロードする
方法については、下記に示すセットアップとダウンロードの説明を参照してください。『Domino Administrator ヘル
プ』のトピック「iNotes Access for Microsoft Outlook」に記載されている情報は使用しないでください。このトピック
の情報は正しくありません。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook は iNotes Web Access に似ていますが、メールファイルのデー
タベースへのアクセスに Web ブラウザではなく Microsoft Outlook クライアントを使用します。Domino Access for
Microsoft Outlook には、Domino Off-line Services (DOLS) 対応のサーバーが必要です。これによって、ユー
ザーはオンラインまたはオフラインで各自のメールファイルを開くことができます。DOLS を使用可能にする方法
については、『Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。
Domino Access for Microsoft Outlook は Outlook 2000 または XP をサポートします。Microsoft Outlook クライア
ントは、「企業/ワークグループ」クライアントでなければなりません。Outlook クライアントを確認するには、
Microsoft Outlook を起動し、[ヘルプ] - [バージョン情報] を選択します。
メモ: Domino Access for Microsoft Outlook は「インターネットメールのみ」クライアントはサポートしません。
Outlook 2000 は、作成された最初の IMAP ユーザープロフィールでのみ機能し、それ以降に作成されたプロ
フィールでは正しく機能しません。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook 用にサーバーを設定する
Outlook 2000 のみに、必要な EXE ファイルと INF ファイルを作成する
(このセクションは、Outlook 2000 クライアントのインストール専用です。Outlook XP を設定する場合は、このセク
ションをとばして「サーバーでメールファイルを設定する」に進んでください。)
pstprx32.dll を使用してカスタムのファイルセットを作成する必要があります。このファイルは、Outlook を
インストールした後の「C:\Program Files\Common Files\System\Mapi\1033\NT」にあります。
PKZIP 2.5 がインストールされていることを確認します。一時サブディレクトリ (例: TEMP\MAPI) を作成し
ます。
コマンドプロンプトから、次のように操作してください。
1. \temp\mapi ディレクトリを作成します。
2. \temp\mapi ディレクトリに移動します。
3. Program Files\Common Files\System\Mapi\1033\NT\pstprx32.dll を \temp\mapi にコピー
します。
4. Domino\Data\domino\html\download\filesets\dolmkinf.exe を \TEMP\MAPI にコピーしま
す。
メモ: UNIX サーバーの /notesdata/domino/html/download/filesets フォルダから、FTP を使
用して DOLMKINF.exe ファイルを取得する必要があります。このファイルを FTP 経由で転送すると
きに、FTP のコンソールコマンドラインで、ファイル転送前に「bin」と入力してください (これによってバ
イナリ転送モードになります)。このようにしないと、ファイルが壊れるおそれがあります。
5. 「dolmkinf -d \TEMP\MAPI\ -f n_IMAPDLL.inf -v602」と入力します (成功すると、
IMAPDLL.inf が作成されます)。
6. 「pkzip25 -add -rec -dir=relative -path=relative -excl=IMAPDLL.inf
\TEMP\MAPI\IMAPDLL \TEMP\MAPI\*.*」と入力します (成功すると、IMAPDLL.zip が作成されま
す)。
7. 「pkzip25 -sfx \temp\mapi\imapdll」と入力します (成功すると、IMAPDLL.exe が作成されま
す)。
8. ファイル名 IMAPDLL.exe を n_IMAPDLL.exe に変更します。
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9. n_IMAPDLL.exe と n_IMAPDLL.inf を次の場所にコピーします。
Win サーバー: Lotus\Domino\Data\domino\html\download\filesets
UNIX サーバー: notesdata/domino/html/download/filesets
サーバーでメールファイルを設定する
Domino Access for Microsoft Outlook ユーザーを設定するには、次の操作を行います。
1. Domino Administrator を起動します。
2. IMAPDLL が mail6ex.ntf ([メール (6) (拡張)] テンプレート) にあることを確認します。
z
Notes Client または Admin Client で、[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択します。サーバーを選
択し、テンプレートファイル名の mail6ex.ntf を入力します。
z
[アクション] を選択します。
z
[オフライン設定の編集] をクリックします。
z
[サービス] タブを選択します。
z
[カスタムサービス] をクリックします。
z
[オフラインにインストールするカスタムサービス] フィールドで「imapdll」と入力します。
z
[保存して閉じる] をクリックします。
3. [メール (6) (拡張)] テンプレート (MAIL6EX.NTF) オプションを選択して、ユーザーを登録します (このトピックの
詳細については、『Domino Administrator ヘルプ』の「ユーザーを登録する」を参照してください)。
z
既存のユーザーの場合は、メールファイルの設計を [メール (6) (拡張)] テンプレートに置換します。新規
ユーザーの場合は、[メール (6) (拡張)] テンプレートを使用してメールファイルを作成します。
z
Domino ディレクトリの各ユーザーのユーザー文書で、[インターネットパスワードの設定] フィールドを有
効にし、[インターネットアドレス] フィールドにアドレスが入力されていることを確認します。Domino
Access for Microsoft Outlook は、このアドレスを使用してユーザーにアクセスします。
4. 新規サーバーの場合は、DOLS の [オフラインセキュリティポリシー] 文書を作成します (このトピックの詳細
については、『Domino Administrator ヘルプ』の「DOLS の [オフラインセキュリティポリシー] 文書を作成する」を参
照してください)。
Notes Client または Admin Client で、[ファイル] - [データベース] - [開く] を選択します。サーバーを選
択し、データベースファイル名の doladmin.nsf を入力します。
z
このポリシーを適用するドメインを入力します。たとえば、「/US/Company」または「/Company」と入力しま
す (先頭のスラッシュも含めます)。
z
ID 管理ポリシーを入力します: ポリシーを選択します。ポリシーの詳細については、『Domino
Administrator 6 ヘルプ』の「DOLS の [オフラインセキュリティポリシー] 文書を作成する」を参照してくだ
さい。
5. 各ユーザーに、Notes ユーザー名、インターネットパスワード、および URL を指定します。
ユーザーには、各自のメールファイルを示す URL を割り当てます。URL の最後に /inotes を追加します
(例: http://server1/mail/jsmith.nsf/inotes)。
z
6.
サーバー文書の [セキュリティ] タブの [Programmability の制限] にある [制限付き LotusScript/Java
エージェントの実行] フィールドで、テンプレートの編集に使用した ID が [可能ユーザー] フィールドに含まれてい
ることを確認します。
[Programmability の制限] にある次の 3 つのフィールドで「*/domain name」を入力します。
[他のユーザーとして実行するエージェントを署名]
[エージェントを呼び出すユーザーとして実行するエージェントを署名]
[制限付き LotusScript/Java エージェントの実行]
z
z
z
7.
サーバーの notes.ini ファイルで、IMAP サービスが有効になっていて、設定が追加されている必要がありま
す。
z
Domino ディレクトリにある notes.ini を開きます。
z
「ServerTasks=」の行に、IMAP タスクが含まれていることを確認します。IMAP タスクが含まれていない
場合は、この行に追加してください。
z
「CS2ImapMime=1」という行を追加します。
z
ファイルを保存します。
メモ: 電子メールアドレスは、共通名ではなく、インターネット電子メールアドレスとして定義されます。
ローカライズされた (各国語の) Windows クライアントユーザーに関する重要なメモ
ローカライズされた (各国語の) Windows クライアントに Domino Access for Microsoft Outlook をインストー
ルすると、すべてのファイルはインストールされますが、ユーザーにエラーが表示され、最初の同期が実行さ
れません。
デフォルトでは、サーバー上のメールテンプレートファイルの iNotes エージェントは、マルチユーザー環境用
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に設定されています。このため、次の方法でマルチユーザー設定をオフにする必要があります。
z
z
z
サーバーで、Domino Designer を使用してメールファイルを開きます。
iNotesAgent エージェントを編集します。
「UserRoamingDataDir」というテキストを含む行で、"1" を "" に変更します。たとえば、次のように書
き換えます。
'Call profdoc.ReplaceItemValue("UseRoamingUserDataDir", "1")
Call profdoc.ReplaceItemValue("UseRoamingUserDataDir", "")
z
ファイルの変更内容を保存します (エージェントを編集したので、編集したユーザー自身がエージェ
ントの実行権限を持つようサーバー文書の変更が必要になる場合もあります)。
z
購読をインストールします。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook のクライアント設定
ユーザーは、Domino Access for Microsoft Outlook のメールファイルを使用するために、次の作業を行う必要が
あります。
1.
2.
Web ブラウザを開き、システム管理者によって割り当てられたメールファイルの URL を入力します。
Notes ユーザー名とインターネットパスワードの入力を求められたら、これらを入力してダウンロードページ
にアクセスします。
ダウンロードページで、ユーザーは Domino Sync Manager の言語を選択できます。これは、メールファイル
を管理および同期するためのクライアントソフトウェアです。このソフトウェアによって、Microsoft Outlook を
Domino に接続するための適切な設定ファイルが得られます。
3.
[ダウンロード開始] をクリックしてメールファイルをダウンロードします。ダウンロード中に、メールファイルと
Lotus download ソフトウェアがインストールされます。download が表示されたら、初めて購読を同期する間
はそのまま表示しておきます。ステータス列に [アクティブ] と表示されなくなったら、ユーザーは download
を閉じることができます。
4.
Outlook を起動します。メールプロファイルの入力を求められるので、これを入力します。
z
Mail on サーバー名 - Lotus Domino Server 6 にあるメールファイルのバージョン
5. このプロファイルによって、Domino Server へのアクセスが得られます。Outlook を介して IMAP で接続する
ときは、Domino データにアクセスするために受信ボックスフォルダの選択が必要です。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook でのパスワードの変更と不在通知機能の設定
ユーザーは、Domino Access for Microsoft Outlook を使用して、Outlook でローカルクライアントのパスワードとイ
ンターネットパスワードを変更できます。ユーザーがインターネットパスワードと Notes パスワードを同期させてい
る場合は、両方のパスワードが変更されます。ユーザーは、Outlook 内から [不在通知] エージェントを有効にす
ることもできます。どちらの機能も Outlook クライアントの [ツール] - [オプション] - [Domino Administration] タブ
で変更できます。
設定 - IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook でのパスワードの変更機能
パスワードの変更機能を有効にするには、[セキュリティポリシー設定] 文書を含むポリシー文書が Domino ディレ
クトリに存在する必要があります。この用途のために、明示的ポリシーを作成するか、既存の [セキュリティポリ
シー設定] 文書を編集します。ポリシーの作成と割り当てについては、『Domino Administrator ヘルプ』の「ポリ
シー」を参照してください。
設定 - IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook での不在通知機能
システム管理プロセス要求を使用して不在通知エージェントを有効または無効にするには、ユーザーのユーザー
文書にある [管理者] フィールドで、ホームサーバーが指定されている必要があります。ユーザーの登録時にこの
指定を行うには、次の手順で操作します。
1. Domino Administrator で、[設定] タブをクリックします。
2. [ツール] - [登録] - [ユーザー] をクリックします。
3. [詳細] をチェックし、[その他] をクリックします。
4. [ローカル管理者] フィールドに、ユーザーのホームサーバー名を入力します。
IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook でのパスワードの変更と不在通知機能の使い方
パスワードの変更
1. [ツール] - [オプション] をクリックします。
2. [Domino プリファレンス] タブをクリックします。
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3.
4.
5.
6.
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[パスワードの変更] をクリックします。
古いパスワードを入力し、次に、新しいパスワードを入力します。
確認のために新しいパスワードをもう一度入力し、[OK] をクリックします。
これは Adminp 要求なので、有効になるまでに数分かかることに注意してください。パスワードが変更される
と、メッセージによってユーザーに通知されます。
不在通知
この機能が有効のときは、ユーザーが指定した期間、Outlook はメールへ自動的に応答します。不在通知エー
ジェントを有効にしたユーザーに対してメールを送信すると、送信者は最初にメールを送信したときに不在通知を
受け取ります。
1. [ツール] - [オプション] をクリックします。
2. [Domino プリファレンス] タブをクリックします。
3. [不在通知] をクリックします。
4. 不在期間の最初の日付と、オフィスへ戻る最初の日付を各フィールドに入力します。
5. 与えられたスペースに、件名とメッセージを入力します。
6. [OK] をクリックします。
7. これは Adminp 要求なので、有効になるまでに数分かかることに注意してください。不在通知エージェントが
有効または無効になると、メッセージによってユーザーに通知されます。
既知の問題
移行 -- Microsoft Exchange データを Domino に自動的に移行する方法はありません。Domino 内の標準の
移行ツールはすべて使用できますが、Outlook クライアントからは、Domino メールファイル内の既存のカレン
ダーデータへはアクセスできません。
z
サーバーバックアップ -- ユーザーのワークステーション上で、Outlook の pst ファイルをバックアップする必
要があります。ワークステーションに保存されているデータをサーバーから再作成する方法はありません。
z
クラスタのフェイルオーバー -- この製品では、この機能は使用できません。
z
単一ワークステーションからの PST ファイルへのアクセス -- Microsoft Outlook の PST ファイルは、Domino
Server に接続された単一のワークステーションからのみアクセスできます。2 番目のクライアントからはアク
セスできません。
z
フォルダの作成 -- IMAP サーバーを使用するときは、ネストしたサブフォルダを作成できません。
z
パスワード -- [パスワードを記憶する] チェックボックスは機能しません。
z
購読の設定 -- download を閉じた後も、購読の設定ウィンドウは閉じられません。
z
フォルダへのポスト -- Outlook Today では、フォルダへのポストは使用できません。
z
返信ボタン -- Outlook XP から返信ボタン付きのメールを送信しても、ボタンは表示されません。
z
暗号化された Notes メール -- IBM Lotus Domino Access for Microsoft Outlook では、暗号化された Notes
メールを読むことができません。
z
メールの代理 -- Outlook クライアントから、2 番目の Outlook メールファイルにアクセスすることはできませ
ん。
z
メールメッセージの [秘密度] オプション -- メッセージの設定で、秘密度を [個人用]、[親展]、[社外秘] に変
更することはできません。メッセージは常に [標準] として受け取られます。
z
電子メールアドレス -- Outlook 2000 では、アクセント記号付きの (非 ASCII) 文字を含む連絡先の電子メー
ルアドレスは、機能しません。[BCC] フィールドで指定されている受信者に電子メールが送信されるとき、受
信者の [宛先] フィールドには正しい情報が表示されません。
z
メールの [宛先] フィールドと [差出人] フィールド -- 返信の送信元によっては、[差出人] フィールドのアドレ
スの形式が正しくないことがあります。[全員へ返信] を実行するときに、[宛先] フィールドの形式が異なりま
す。
z
空き時間検索 -- 他のユーザーの空き時間情報を検索することはできません。
z
カレンダーの代理 -- 他のユーザーに対し、自分のカレンダーへのアクセスを許可する方法はありません。
z
グループスケジュール -- グループスケジュールには、予定あり/なしを示す機能があります。
z
会議のスケジュール設定 -- 会議のスケジュールを設定するとき、招集するユーザーの空き時間情報を見
ることはできません。
z
複数の会議招集 -- Outlook で会議招集を開き、何のアクションも実行しないと、複数の会議招集が作成さ
れます。
z
会議招集内の添付ファイル -- 添付ファイル付きの会議招集を送信すると、添付ファイルは受け取られませ
ん。Outlook によって示されるように、添付ファイルは個別に転送してください。
z
会議への出席または欠席 -- Outlook 2000 で、会議招集に対して出席または欠席の返信をするとき、返信
メッセージを編集すると、議長は編集された返信を受け取りません。
z
IMAP サーバーを Outlook とともに使用する
Microsoft は、Corporate Workgroup アカウントの代わりに IMAP サーバーを使用するときの Outlook での違いを
明らかにしています。詳細については、「http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;en-us;197636」を参
照してください。
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Associated SPRs:
EYAI5KQS3N; EYAI5KRTQG; JCAL5KKPT8; JCAL5HJT26; JCAL5HLJY6; JCAL5HMQHG; JCAL5HYR3T; JCAL5J3S9G; JCAL5J9M9M;
JCAL5KQHSQ; MSER5HKPAC; MSER5HLJFC; MSER5HLJP6; MSER5J4QX8; MQUE5KERMQ; MQUE5KJS4S; MQUE5KKT99;
MQUE5KKPSR; MQUE5KKQJH
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06 変更履歴
Event Monitor および LDAP サーバータスクは自動的にロードされる
Domino 6 のいくつかの機能ではイベントモニタリングが必要なため、Lotus Domino Server 6.0 以降では Event
Monitor タスクが自動的にロードされます。前のバージョンの Domino では、Event Monitor をロードするには、シ
ステム管理者が NOTES.INI 変数を設定する必要がありました。NOTES.INI 変数の使用は必要なくなり、Event
Monitor のロードには影響を与えません。
Lotus Domino 6 では、Domino ディレクトリドメイン用の Domino システム管理サーバーで LDAP サービスが自動
的に実行されます。Domino システム管理サーバーは LDAP スキーマを維持し、ドメイン内のすべての LDAP
サービスに対し、ディレクトリツリー検証プロセスを実行します。
システム管理サーバーで LDAP サービスを実行しない場合は、次のことを行ってください。
z
LDAP サービスが LDAP クライアント要求を処理するのを防ぐ
z
ドメインの LDAP サービスを無効にする
LDAP サービスを自動的に実行しないようにする方法については、『Domino Administrator 6』ヘルプのトピック
「Domino ディレクトリのシステム管理サーバー上で動作している LDAP サービスで LDAP クライアント要求を処
理しないようにする」を参照してください。
LDAP サービスを無効にする方法については、『Domino Administrator 6』ヘルプのトピック「LDAP サービスを開
始および停止する」を参照してください。
Associated SPRs:
ASHH5SUGL2
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06 変更履歴
Notes.INI 変数 "ServerTasks="
Domino Administrator 6 および最新のドキュメントが更新されました。Event タスクは Domino Server 6 によって
自動的に開始されるため、Notes.INI 変数「ServerTasks=」は Event タスクを参照しなくなりました。
Associated SPRs:
ASHH5SUGL2
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06 変更履歴
Red Hat Enterprise Linux 2.1 に SMP サポートの追加
現在のリリースから、SMP box での Red Hat Enterprise Linux 2.1が導入されました。
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06 変更履歴
スマートカードに対応した ID ファイルでの EM_GETPASSWORD
Domino 6.0.4 および Domino 6.5.1 から、スマートカードで保護された ID カードのロックを解除するために、
EM_GETPASSWORD 拡張マネージャコールアウトが使用できます。これは、拡張マネージャを介して、パスワード
の代わりに暗号化されたトークンの PIN を渡すことにより行われます。
Associated SPRs:
DKEN5S5UJT
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07 Domino for iSeries
Lotus Domino 6.5.2 for iSeries へようこそ
Lotus Domino 6.5.2 for iSeries へようこそ。この章には、IBM iSeries プラットフォームに固有の詳細情報が含まれ
ています。このリリース情報の前の章には、iSeries ユーザーにも該当する Domino 製品の重要な情報が含まれ
ているので、そちらもあわせてお読みください。この章では、iSeries プラットフォームに特有の内容について説明
します。
最初の Domino Server をインストールしてセットアップする前に、サーバーおよび組織の名前の付け方とセキュリ
ティについて計画を立てる必要があります。また、既存のネットワーク構成を理解し、Domino をどのようにネット
ワークに適合させるのかについても考慮しなければなりません。初めて Domino 製品をお使いになる方は、計画
についての詳細として『Lotus Domino Administrator ヘルプ』を参照してください。このドキュメントは、次の Web
サイトにある Lotus Developer Domain から入手できます。
http://www.ibm.com/developerworks/lotus/library/
メモ インストール後は、iSeries サーバーの次の場所でこの情報にアクセスできます。
/QIBM/ProdData/LOTUS/NOTES/DATA/HELP/help65_admin.nsf
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07 Domino for iSeries
04 アプリケーション開発
6.0.1 での新規 Domino API
Domino 6.0.1 for iSeries の時点で新しい API が追加されました。新規 API に関する詳細情報は、「Domino 6 for
iSeries Application Development Guide」という文書を参照してください。この文書は次の Lotus Developer Domain
のアドレスから参照できます。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/doc
さらに、次の 2 つの Web サイトには、Domino for iSeries の API に関する便利な情報があります。
http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/domdevtools.htm
http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/devtools/dominoapi/dominoapi.htm
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07 Domino for iSeries
04 アプリケーション開発
Domino 6 用の C++ API および Toolkit のサポート
「Lotus C++ API and Toolkit for Notes/Domino 6 for iSeries」が利用可能になり、リリース 6.0 を含む R5.06 以降
の Domino 用の C++ プログラムの開発がサポートされます。このツールキットでは、OS/400 Native C++ コンパ
イラ (ILE C++ Compiler) を使用して、C++ アプリケーションプログラムをコンパイルする必要があります。
ツールキットは次の URL で入手できます。
http://www.lotus.com/ldd/downloads
z
[Toolkits and Drivers page] をクリックします。
z
[Lotus C++ API Toolkit] をクリックします。
http://www.ibm.com/support/us/
z
[Related Links] で [Developers] をクリックします。
z
[Product domains] で [Lotus] をクリックします。
z
[Lotus.com] で [Downloads] をクリックします。
z
[Toolkits and Drivers] で [Toolkits and Drivers page] をクリックします。
z
ダウンロードできるもののリストをスクロールし、[C++ API Toolkit] をクリックします。
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07 Domino for iSeries
04 アプリケーション開発
Domino Server ごとの Java JVM プロパティの設定
NOTES.INI ファイルの新しいプロパティを使って Domino Server 用の JVM プロパティを指定できるようになりまし
た。
この新しいプロパティ「JavaUserOptionsFile」は、JVM に追加するプロパティを含むテキストファイルを指定しま
す。このテキストファイルは、ASCII または EBCDIC のいずれかで、256 個までのプロパティを指定できます。エン
トリごとに「プロパティ=値」の形式で、1 行ずつ記述しなければなりません。
-D Java オプションで設定できるプロパティはすべて有効です。Domino には、すでにスタックサイズなどを調整す
る方法が備わっています。
Domino でプロパティを指定しても、そのプロパティが JavaUserOptionsFile でも指定されている場合には、
JavaUserOptionsFile の値が使用されます。たとえば、Domino でプロパティ「Foo=1」を指定しても、
JavaUserOptionsFile で「Foo=2」が指定されている場合には、JVM は「Foo=2」で作成されます。
メモ: 現在これには、java.class.path と java.library.path の 2 つの例外があります。Domino は、
JavaUserOptionsFile で指定された値を、Domino がすでにそれら 2 つのプロパティに設定した値にリンクします。
複数の Domino Server が同じオプションファイルを共用できます。
この機能の 1 つの利点は、ネイティブメソッドを持つ Java アプリケーションがより容易に使用可能になることで
す。System.load() または System.loadLibrary() がサービスプログラムを見つけるためには、そのサービスプログ
ラムがカレントパスになければなりません。この場合、管理者は、Domino for iSeries のコードがどのディレクトリを
使用するかを知っている必要があります。この変更により、管理者は JavaUserOptionsFile を NOTES.INI に設定
して、参照ファイルに「java.library.path=/QSYS.LIB/PGMAPP.LIB」を指定できます。ここで PGMAPP.LIB は、Java
アプリケーションによってロードされるサービスプログラムを含むライブラリーです。
たとえば、次のようにできます。
サーバーの NOTES.INI に以下の行を追加します。 JavaUserOptionsFile=/PGMApp/JvmOptions.properties
ファイル「/PGMApp/JvmOptions.properties」には以下の行を組み込むことができます。
java.library.path=/QSYS.LIB/PGMAPP.LIB
java.class.path=/PGMApp/bin/PGMApp.jar
PGMApp.debug=0
PGMApp.serverName=Server1
Associated SPRs:
CCAL5G52KL
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04 アプリケーション開発
Notes/Domino for iSeries 用の Lotus C API Toolkit
Notes/Domino for iSeries 用の IBM Lotus C API Toolkit が IBM ダウンロード Web サイトで利用できるようになり
ました。Notes/Domino for iSeries 用の IBM Lotus C API Toolkit は、ILE C コンパイラを使用した、iSeries プラッ
トフォーム上の Domino 6.5 用の C アプリケーションプログラムの開発をサポートします。
Toolkit は次の URL からダウンロードできます。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/downloads
z
[Toolkits and Drivers page] をクリックします。
z
[Lotus C API toolkit] をクリックします。
http://www.ibm.com/servers/eserver/iseries/domino/domdevtools.htm
z
[Lotus C API Toolkit for Domino] をクリックします。
この Toolkit には、CAPI ヘッダーファイルメンバーを含む C API ライブラリ QNOTESAPI と、Notes C アプリケー
ションをサポートする C アプリケーションプログラムエントリモジュールの Notes0 および Notesai0 が含まれてい
ます。また、このToolkit は、IFS の C アプリケーション集をサポートする C API ヘッダーファイルメンバーへのシ
ンボリックリンクも提供します。
この Toolkit には、C API の使い方を説明する iSeries 用の 56 のサンプルが含まれています。また、Toolkit には
『Lotus C API Notes/Domino 6.5 User's Guide』と『Lotus C API Notes/Domino 6.5 Reference』も含まれていま
す。
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04 アプリケーション開発
WAS アプリケーションからの Domino データへのアクセス
WAS アプリケーションから Domino データにアクセスし、クラスパスに NCSO.JAR が必要な場合は、Domino を
6.5.0 または 6.0.3 以降のバージョンにアップグレードした後に、別の場所で NCSO.JAR を示す必要があります。
以前の Domino リリースでは、NCSO.JAR は /qibm/proddata/lotus/notes/shared にありましたが、Domino 6.5.0
および 6.0.3 では削除されました。
Domino 6.0.3 および 6.5.0 以降では、クラスパスを更新して次の内容を追加する必要があります。
QIBM/ProdData/Lotus/Notes/DATA/Domino/Java または /xxxxxxxx/Domino/Java
xxxxxxxx は Domino Server インスタンスのデータディレクトリです。
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07 Domino for iSeries
04 アプリケーション開発
WebSphere アプリケーションから Domino へのアクセス
Domino 6 には次に示す 2 つの Java インターフェースがあり、WebSphere HTTP アプリケーションはこのインター
フェースを介して、Domino データベースにアクセスできます。
z
z
ローカルインターフェース
Domino の DIIOP タスク経由で CORBA/IIOP を使用するリモートインターフェース
ローカルインターフェースの使用法
ローカルインターフェースを使用するには、lotus.domino.* クラスを Java コードにインポートし、Notes.jar に対して
コンパイルします (Notes.jar は /qibm/proddata/lotus/notes/notes.jar にインストールされます)。Domino クラスを
使用する各スレッドは、スレッドの note を初期化するために、NotesThread クラスから継承するか、
NotesThread.sinitThread() を呼び出す必要があります。NotesThread.sinitThread() を使用するときは、try, catch
構造の finally 節で NotesThread.stermThread() を使用して、適切にクリーンアップを行います。ローカルクラスと
共に実行するときは、Domino データベースにアクセスする Java コードはローカルで実行されます。つまり、プロ
セスまたはジョブ内で直接実行されます。そして、ロード後、QNOTES/LIBLSXBE サービスプログラム外で実行
し、Domino のバックエンドクラスにアクセスします。ここから、Java コードは QNOTES/LIBNOTES サービスプログ
ラムの Domino API に入ります。これは、Notes API を使用して Java のスタンドアロンアプリケーションを実行す
るのと、根本的に同じことです (これに対し、Java エージェントは Domino 環境内で実行されます)。
Websphere アプリケーションが Domino にローカルにアクセスするには、Websphere Application Server 環境を少
し変更する必要があります。これらの変更により、WAS は Domino リソースにアクセスでき、Domino QNOTES
ユーザープロファイルは WAS リソースにアクセスできます。Websphere Application Server は QNOTES ユー
ザー・プロファイル下で実行される必要があります。アプリケーションが取得するリソースにアクセスできない
(QNOTES の場合は所有できない) 場合は、多くの問題が発生します。これは、Domino Server は、共有メモリを
含むこれらのリソースやアプリケーションによって作成されたデータベースにアクセスできないことを意味します。
Websphere Application Server を Domino にローカルにアクセスできるようにするには、次の手順に従ってくださ
い。
1. 任意の OS/400 コマンドラインで 次のコマンドを入力します。これによって、WAS ディレクトリファイルへの
Qnotes 権限が得られます。
CHGUSRPRF USRPRF(QNOTES) GRPPRF(QEJBSVR)
2. Qnotes User Profile で実行するために、Administrator Client で、Application Server に対し、[詳細] タブの
[USERID] フィールドに QNOTES を指定します。この指定を行わないと、作成されたすべてのファイルとすべ
ての共有メモリが QEJBSVR によって所有されます。これは、Domino Server での問題の原因となります。
3. Administrator Client で、Application Server の JVM 設定と ClassPath 設定に、
「/qibm/proddata/lotus/notes/notes.jar」および、アプリケーションが必要とするべての jar ファイルを追加し
ます。これによって、WebSphere が Domino Java クラスを検索できます。
4. Administrator Client で、Application Server の JVM 設定と System Properties で、「
java.library.path=/QSYS.LIB/QNOTES.LIB」を設定します。これによって、JVM が LIBLSXBE サービスプログ
ラムを検索し、ロードできます。
5. Administrator Client で、Application Server の 環境 ([一般] タブ、環境ボタン) に、「
PATH=/serversDataDirectory:/qibm/proddata/lotus/notes.**」を設定します。これによって、Domino API が
正しい Domino Server と、実行する Domino プログラムを検索できます。
6. iSeries Navigator を使用し、Application Server を 実行する Qnotes ユーザー・プロファイル権限を許可する
必要があります。これを行わないと、WAS (現在は Qnotes ユーザー・プロファイルで実行されている) は
Application Server を開始できません。
z
iSeries Navigator を開きます。
z
Application Server を含む iSeries のアイコンを右クリックし、[アプリケーション管理] を選択します。
z
[ホスト・アプリケーション] タブをクリックします。
z
[QIBM_EJB_PRODUCT] を展開します。
z
[QIBM_EJB_GROUP_OF_FUNCS] を展開します。
z
[QIBM_EJB_SERVER_FUNC] を選択し、[カスタマイズ] をクリックします。
z
[ユーザーおよびグループ] リストボックスで、アプリケーションサーバーを実行するユーザー・プロファイ
ルを選択します。
z
[追加] ボタンをクリックしてユーザー・プロファイルを [許可されるアクセス] リストに追加し、その後で
[OK] をクリックします。
z
[アプリケーション管理] パネルで [OK] をクリックします。
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メモ ローカル API を介して Domino にアクセスするときは、サーバーとして実行してください。
リモート CORBA/IIOP インターフェースの使用法
Domino データにアクセスするもう 1 つの方法は、リモート CORBA/IIOP インターフェースを経由することです。作
成するアプリケーションコードは、次の点が必要であることを除き、ローカルインターフェースの場合とほとんど同
じです。
z
z
z
lotus.domino.* をインポートします
NCSO.jar に対してコンパイルし、NCSO.jar とともに実行します (NCSO.jar は
/qibm/proddata/lotus/notes/data/domino/java/ncso.jar** にインストールされます)
IIOP を処理するよう Domino Server を設定します。これは、Notes.ini 内の ServerTasks ステートメントで
DIIOP タスクを有効にすることを意味します (あるいは、CFGDOMSVR/CHGDOMSVR または iSeries
Navigator 経由)。
Domino のアドレス帳には、DIIOP タスク経由で実行できるユーザーを指定する Agent Manager のセキュリティ設
定と同様の設定があります。セキュアなソリューションのために、DIIOP 経由でプログラムを実行するには、イン
ターネットパスワードが設定されたユーザー・プロファイル持っている必要があります。
アプリケーションは、IIOP を使用するときと少し異なる方法でセッションを取得します。アプリケーションは、接続す
る Domino Server の HTTP サーバーの IP アドレスとポート、および使用するユーザーパスワードとインターネッ
トパスワードを送信します。IIOP 環境で使用する Session オブジェクトの取得方法については、『Domino Designer
ヘルプ』の「NotesFactory クラス」を参照してください。
CORBA/IIOP 経由で Domino にアクセスするときの WebSphere 側の設定は、よりシンプルです。QNOTES 下で
実行する必要はありません。NCSO.jar とアプリケーション用のクラスのみが CLASSPATH に必要です。
NCSO.jar 用の Direct Executable Java プログラムを作成すると、これを iSeries 上で使用するときのパフォーマン
スが大幅に向上します。これを行うには、CRTJVAPGM
CLSF('/qibm/proddata/lotus/notes/data/domino/java/ncso.jar') OPTIMIZE(40) コマンドを発行する必要があり
ます。このコマンドの実行には、長い時間がかかり、CPU リソースもかなり消費されるので、バッチモードで実行
するようこのコマンドを送信する (SBMJOB) ことをお勧めします。Notes.jar ファイル用の Java プログラムはすで
に作成されています。
パフォーマンスを向上させるもう 1 つの方法は、NCSO.JAR 用に JIT (Just In Time) コンパイラのサポートを有効
にすることです。
メモ Domino API にアクセスするときは、実際のユーザー (セッションの確立時に指定したユーザー) としてアクセ
スすることになります。
リモート CORBA/IIOP インターフェースを使用することの利点
z
Domino Server はどのシステムに配置されていてもよく、将来、移動することも可能
z
1 つのアプリケーションから複数の Domino Server にアクセスできる
z
アプリケーションを任意の HTTP サーバーに移動できる
z
Domino のセキュリティが使用される
ローカルクラスを使用することの利点
z
z
z
TCP/IP 経由よりも速くサーバーにアクセスできる
サーバーが実行されている必要がない
IIOP を有効にしたり、設定する必要がない
** 6.0.3 および 6.5 のようなマルチバージョン機能対応のリリースでは、パス /qibm/proddata/lotus/notes がま
だ存在しますが、このディレクトリ内のすべてのファイルとすべてのサブディレクトリのために、Domino for iSeries
の主要リリースの対応ファイルを示すシンボリックリンクが含まれています。マルチバージョン機能対応リリースの
詳細については、『Domino for iSeries インストールガイド』(i400help.nsf または i400help.pdf) の第 12 章を参照し
てください。
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07 Domino for iSeries
01 インストールとセットアップ
インストールには 2 枚の CD が必要
Domino のインストールには、2 枚の CD が必要となりました。Domino のインストールに関する最新の情報につい
ては、リリース情報「2 枚の CD 用に更新されたインストール方法の説明」を参照してください。
Associated SPRs:
CGMC5W2SW9
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01 インストールとセットアップ
CD-ROM ソフトウェアの圧縮解除は不要
Domino のインストールに 2 枚の CD が使用されるようになったので、インストールファイルのコピーの前にソフト
ウェアの圧縮解除は不要になりました。以前の Domino 6 では、インストール中に、「Attaching java program. ....」
および「Uncompressing option...」というメッセージが表示されていました。これらのメッセージは表示されません。
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01 インストールとセットアップ
CFGDOMSVR コマンドの新規オプション
CFGDOMSVR コマンドの AUTOSTART パラメータに、2 つの新しいオプションが追加されました。2 つのオプショ
ンの *JSC と *ALL は、Domino Server のセットアップウィザードでは使用できませんが、将来のメンテナンスリ
リースで追加されるよう計画されています。これらの 2 つのオプションを使用すると、サーバーセットアップの完了
後に、Java Server Controller (*JSC の場合) または Domino Server と JSC (*ALL の場合) を起動することがで
きます。
メモ セットアップウィザードでは、*YES オプションと *NO オプションがサポートされています。
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01 インストールとセットアップ
domwzd.exe によるサイレント・モードの使用方法
domwzd.exe を使用してサーバーをセットアップする時に、サイレント・プレイバック・モードを 「-silent」 パラメータ
でセットアップすることはできません。その代わりに、「-s.」 を使用してください。たとえば、以下のようになります。
domwzd.exe -s c:\myprofile.pds <passwd.txt> -os400 systemname username passwd
注 < > 部分はオペレーション・パラメータを示しています。サイレント・パラメータの使用方法の詳細は、『Domino
Administrator 6 ヘルプ』 を参照してください。
この資料は Lotus Developer Domain で入手可能です。Web アドレスは以下のとおりです。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/doc
Associated SPRs:
CRRN595KE8
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01 インストールとセットアップ
セットアップウィザードによってプライマリリリースのサーバーのみ設定される
マルチバージョン機能に対応した複数のリリースの Domino (たとえば、6.0.3 や 6.5.0 など) がシステムにインス
トールされていると、Domino Server のセットアップウィザードは、プライマリリリースを使用するサーバーだけを設
定します。たとえば、6.0.3 と 6.5.0 がインストールされているシステムでは、ウィザードは 6.5.0 Server のみ設定し
ます。
主要リリース以外の任意のリリースを設定するときは、次の手順に従ってください。
1. セットアップウィザードを使用してサーバーを設定します。「Server Setup のオプションを確認してください」の表
示で、[コマンド一覧] をクリックします。
2. コマンドのテキストをコピーし、任意の OS/400 のコマンドラインに貼り付けます。
3. コマンドの先頭で「QNOTES」を「QDOMINO603」に置き換えることによって、目的のコマンドの場所を変更しま
す。たとえば、6.0.3 サーバーを設定する場合は、次の画像に示されるようなコマンドになります。
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4. [Enter] を押してコマンドを実行します。
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01 インストールとセットアップ
バッチ型のインストール
インストールに 2 枚の CD が必要になったため、Domino 6.0.4 と Domino 6.5.2 から LODRUN がサポートしてい
たバッチ型のインストール (OS400/INTLENG/BATCH 下の「プログラム」ファイルを使用) が、サポートされなくな
りました。この機能を保持しておく理由がないため、BATCH ディレクトリとそのサブディレクトリはすべて削除され
ました。
Associated SPRs:
LMIR5EALZX
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01 インストールとセットアップ
ベータ版またはプレリリース版の削除
Domino 6 ソフトウェアをインストールする前に、ベータ版またはプレリリース版を削除する必要があります。
ベータ版またはプレリリース版を削除するには、すべての Domino Server が停止していて、誰も Domino サブコマ
ンド (WRKDOMSVR など) を実行中でないことを必ず確認した上で、状況に応じて次の OS/400 コマンドを入力し
てください。
6.0.x のベータ版またはプレリリース版を削除するときは、次のコマンドを入力します。
DLTLICPGM LICPGM(5733LD6)
6.5.x のベータ版またはプレリリース版を削除するときは、次のコマンドを入力します。
DLTLICPGM LICPGM(5733L65)
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01 インストールとセットアップ
管理者インターネットパスワードのデフォルト設定の変更
CFGDOMSVR コマンドを使用して新しい Domino サーバーを作成するとき、キーワード ADM によって管理者のイ
ンターネットパスワードを設定することができます。以前のリリースでは、デフォルトは *NONE でしたが、新しく
*ADMIN になりました。これによって、Notes 管理者パスワードと同じ管理者インターネットパスワードが設定され
ます。
この変更による利点の 1 つは、リモートのグラフィックユーザーインターフェース版 Domino セットアップウィザード
を使用してサーバーをセットアップするときに、インターネットパスワードが設定されることです。Domino セットアッ
プウィザードではユーザーがインターネットパスワードを指定できないため、以前のリリースでは、管理者は
Domino ディレクトリからパスワードを更新する必要がありました。
さらに、この変更によって、OS/400 と他の Domino プラットフォーム用セットアッププログラムとの整合性が保たれ
ます。
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05 サーバー管理
ClockType は 24 時間形式がデフォルト
Domino 6 以前のリリースでは、Unix 、Linux 、OS/400 、OS/390 プラットフォームに対して、ClockType は 12 時
間形式をデフォルトにしていました。Domino 6 では、すべてのプラットフォームに対して 24 時間形式がデフォルト
になりました。この形式を 12 時間に変更するには、以下のいずれかを実行してデフォルトの設定を上書きしてく
ださい。
z
z
Domino コンソールで「SET CONFIG ClockType=12_HOUR」と入力する。
notes.ini の設定を「ClockType=12_HOUR」に指定する。
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05 サーバー管理
SBMDOMCMD で *ALL オプションが使用可能
Submit Domino Command (SBMDOMCMD) コマンドの SERVER キーワードで、*ALL オプションが使用可能にな
りました。これにより、管理者は、単一の Domino コマンドを同時に複数の Domino サーバーに発行できます。た
とえば、すべてのサーバーで ADMINP を終了しなければならない場合、SBMDOMCMD *ALL オプションを使用し
て、'Tell ADMINP Quit' コマンドをすべてのサーバーに発行できます。
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05 サーバー管理
サーバー再起動時のメッセージのモニター
Notes Server Diagnostic (NSD) ファイルが作成されると、QSYSOPR メッセージキューに LNT099C メッセージが
発行されます。NSD ファイルは Domino サーバーが予想外に終了したときに作成されます。
管理者は、このメッセージをモニターするために iSeries ナビゲーターのマネジメント・セントラルを使用すると、
サーバーが異常終了した際に通知を受けることができます。
LNT099C メッセージの一例を以下に示します。
Message . . . . :
Error occurred on Domino server <server_name>.
Cause . . . . . :
The Domino server job <job/user/number> has encountered an
unexpected error condition.
Recovery . . . : The Domino server will attempt to restart. Check the
status of the server jobs and restart the server if necessary.
Technical description . . . . . . . . : A fault condition has been detected
on Domino server <server name>. Examine the Domino server's data directory
for Notes Server Diagnostic (NSD) files which may aid in problem determination
and recovery.
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07 Domino for iSeries
05 サーバー管理
ハードウェア暗号のサポート
このリリース情報では、iSeries 上の Domino と共にハードウェア暗号 (System SSL) を設定および使用する方法
を説明します。現時点では、この SSL は Domino HTTP でのみ使用できます。
システムの要件
5722-SS1 Option 34, Digital Certificate Manager
5722-DG1, IBM HTTP Server for iSeries
5722-AC2, Crypto Access Provider 56-bit for AS/400 または 5722-AC3, Crypto Access Provider 128-bit
for AS/400
ハードウェアのセットアップ
iSeries にハードウェア暗号 (System SSL 経由) を使用するには、ハードウェア暗号カードを正しくインストールし
て、設定する必要があります。この文書を書いている時点では、Domino for iSeries は 4758 Cryptographic
Coprocessor および 2058 Cryptographic Accelerator ハードウェアをサポートします。最新の Cryptographic
Hardware のドキュメントは、iSeries Information Center (
http://publib.boulder.ibm.com/html/as400/infocenter.html) の [Networking] - [Networking Security] から入手で
きます。
z
z
z
Domino HTTP 用の System SSL の設定手順をわかりやすく記述したホワイトペーパーも用意されています。ホワ
イトペーパーには、このリリース情報を補足する内容が含まれているので、お読みになることを強くお勧めします。
また、ホワイトペーパーには、2058 Cryptographic Accelerato の基本的な設定方法も記載されています。ホワイト
ペーパーは、Web サイト (http://www.ibm.com/servers/eserver/iseries/domino/pdf/crypto.pdf) で利用できま
す。
4758 Cryptographic Coprocessor の設定方法の詳細については、Redbook『iNotes Web Access on the IBM
eServer iSeries Server』 (http://www.redbooks.ibm.com/redbooks/pdfs/sg246553.pdf) のセクション 3.2.4 から
3.2.6 を参照してください。
System SSL の詳細とハードウェア暗号に関する一般的な内容については、Redbook 『IBM eServer iSeries
Wired Network Security: OS/400 V5R1 DCM and Cryptography Enhancements』 (
http://www.redbooks.ibm.com/redbooks/pdfs/sg246168.pdf) を参照してください。
Domino 用の証明書を作成または取得する
通常、SSL によって使用される証明書は、信頼できる認証機関 (CA) から購入します。別の方法として、iSeries
に独自のローカル CA を作成し、テスト用に独自の証明書を作成することもできます。証明書の設定は、iSeries
HTTP *ADMIN サーバーが DCM セクションを使用して行います。この手順については、DCM の Redbook を参照
してください。
Domino 用のアプリケーション ID を割り当てる
Domino for iSeries は、アプリケーション ID (AID) を使用して、DCM によって作成された証明書にアクセスしま
す。新規の AID の作成方法については、ホワイトペーパーまたは Redbook を参照してください。同じ iSeries 上
の Domino Server は、同じ AID を使用することも、独自の AID を使用することもできます。[Add Application] 画
面で、次のオプションを使用します。
Application ID: 「DOMINO」または Domino Server の名前を使用することお勧めします (例: MYSERVER)。この名
前は、後の手順で Notes.ini に追加するので、書き留めておきます。
Application User Profile: 「QNOTES」を入力します。必要であれば、同じ表で [CA Trust List] と認証オプションを
有効にできます。これによって、Domino がSSL キーにアクセスできます。
Application Description: [Message File] の代わりにこのオプションを選択します。「Domino Server MYSERVER」
など、自分で決めた説明を入力します。
[Exit Program] セクションと [Message File/ID] セクションは空にしておきます。また、どちらの認証オプションが必
要か選択します。
Domino のセットアップ
Notes.INI 変数
System SSL を使用するときに設定できる Notes.INI 変数を下表に示します。「必須?」列に「Y」と記されている変
数は、System SSL を使用するとき設定が不可欠な変数です。
NOTES.INI 変数名
必須? 説明
SYSTEM_SSL_HTTP=1
Y
HTTP に SSLPlus の代わりに System SSL
API を使用するよう Domino に指示しま
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SYSTEM_SSL_APPLICATION_ID=MYSERVER
Y
SYSTEM_SSL_TIMEOUT=30000
N
す。
この Domino Server 用に DCM で作成したア
プリケーション ID です。
SSL V3.0 セッション識別子の有効期限が
切れるまでの秒数。範囲は 0 ~ 86400
秒 (1 日) です。System SSL は、この秒
数の間、SSL V3.0 セッション識別子を記
憶しています。これらの SSL V3.0 セッ
ション識別子を記憶することにより、完
全な初期ハンドシェイクが既に実行され
ているピアアプリケーションにとって、
SSL ハンドシェイク中のデータ交換量が
減少します。デフォルトは 30000 秒 (8
時間) です。
Domino SSL の設定
Domino Server では、通常と同じ方法で SSL を設定できます。Domino ヘルプデータベースに記載されている方
法に従ってください。System SSL 専用の特殊な設定は必要ありません。Domino で SSL を設定した後は、
Domino キーファイルと stash ファイルを保持しています。
メモ Domino キーと stash SSL ファイルは、HTTP 以外のプロトコルで使用され、上記の例で使用される OS400
システムキーファイルとは異なります。Domino がキーファイルまたは stash ファイルの名前を要求するときは、常
に Domino キーまたは stash ファイルの名前を指定してください。
追加メモ
z
System SSL API はスレッドプールモデルをサポートしません。System SSL は HTTP に対してのみ有効にで
きます。したがって、POP3 や IMAP などの他のインターネットプロトコルは、通常と同様に、ソフトウェア SSL
ライブラリの SSLPlus を使用します。
z
System SSL API は制限付きで CRL をサポートします。Domino は独自の CRL ストレージプロセスを持って
います。System SSL は Tivoli PKI Trust Authority のみサポートするので、この場合は、CRL は使用できま
せん。
z
System SSL と SSLPlus は SSL V3 のみサポートします。SSLPlus (現在の SSL パッケージ) は、z/OS 上の
Domino 6 で V2 のみサポートします。同様に、System SSL は SSL V3 プロトコルのみ使用します。
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07 Domino for iSeries
05 サーバー管理
マルチスレッドジョブでの RUNDOMCMD のサポート
Domino 6.0.2 以降、Run Domino Command (RUNDOMCMD) コマンドに、マルチスレッドジョブをサポートする新し
いキーワードが追加されました。その新しいキーワードは、ALWMLTTHD (Allow multiple threads: 複数スレッドの
許可) です。デフォルト設定の *JOBD は、ジョブ記述 (JOBD) の値によって複数スレッドが許可されるかどうかが
決まることを示します。JOBD パラメータ自体のデフォルトは *USRPRF であり、SBMJOB を実行するユーザープ
ロファイルのジョブ記述を指します。ALWMLTTHD キーワードの他の有効値は、*YES と *NO です。
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07 Domino for iSeries
02 各プラットフォームと要件
Domino for iSeries サーバーの要件
Domino for iSeries には以下のハードウェアおよびソフトウェアが必要です。
ハードウェア
z
PowerPC (RISC) テクノロジーに基づく IBM iSeries サーバー
Domino サーバーはどの PowerPC モデル上でも稼動できますが、iSeries サーバーモデルは、Domino など
のクライアント/サーバーアプリケーション用に最適化されています。
メモリ 288MB 以上 (512MB 推奨)
空きディスク容量 1.6GB 以上 (2GB 推奨)
メモ:
これらの値は、一般的なガイドラインです。ご使用のシステムに必要な稼働環境は、上記と異なることが
あります。Domino 用に使用する iSeries サーバーのサイジングについて詳しくは、IBM Workload Estimator for
iSeries を参照してください。Workload Estimator は、以下の Web サイトから入手できます。
z
z
http://www.ibm.com/eserver/iseries/support/estimator
OS/400 ソフトウェア
IBM Operating System/400 (OS/400)、5722SS1、バージョン 5 リリース 1 以降の最新版 PTF が適用済みの
もの。
最新版 PTF について詳しくは、http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/support または
http://www.ibm.com/eserver/iseries/service を参照してください。
z
z
z
z
z
OS/400 - ホストサーバー、5722SS1 オプション 12
TCP/IP Connectivity Utilities for iSeries、5722TC1
IBM Developer Kit for Java、5722JV1 プラス 1.3 JDK オプション 5722JV1 用 (オプション 5)
OS/400 ‐ QShell Interpreter、5722SS1 オプション 30
Domino ソフトウェア
Lotus Domino 6 for iSeries ソフトウェア。6.0.x リリースでは、製品番号は 5733LD6 になります。6.5.x リリース
では、製品番号は 5733L65 になります。
6.0.3 および 6.5.0から、* BASE オプションおよびリリースを定義するオプションのインストールが必要です。
z
6.0.x リリース用のオプション番号を下表に示します。
リリース
オプション
6.0.3
13
6.0.4
14
6.0.5
15
6.5.x リリース用のオプション番号を下表に示します。
リリース
オプション
6.5.0
10
6.5.1
11
6.5.2
12
上記のオプションに加え、C API 関連ファイルを含むオプション 1 をインストールできます。新規の C API インター
フェースを使用するアプリケーションを実行する場合は、このソフトウェアのインストールが必要です。
メモ
C API オプションはマルチバージョンには対応していません。1 つの OS/400 パーティションには、このオ
プションのインスタンスを一度に 1 つのみインストールできます。詳細については『Domino for iSeries インストー
ルガイド』(i400help.nsf または i400help.pdf) の第 12 章の「Domino の複数のリリースをインストールする」を参照
してください。
その他のソフトウェア
ご使用のシステム環境が複雑になるにつれて、Domino for iSeries を稼動するために必要なソフトウェア以外のソ
フトウェアを追加することもあります。Domino のソフトウェアを補完して本稼動環境を実現するために、さまざまな
オプションが提供されています。
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Domino 6.5 でアプリケーション開発を行う場合は、以下のソフトウェアをインストールします。
OS/400 - System Openness Includes、5722SS1 オプション 13
ILE C コンパイラー、5722WDS オプション 51
iSeries ナビゲーター (iSeries サーバーを管理するための GUI) を使用して Domino 環境を管理する場合は、以
下の追加ソフトウェアをインストールする必要があります。
z
z
z
z
IBM Client Access Windows ファミリーベース、5722XW1 (V5R1) または IBM iSeries Access ベース、
5722XW1 (V5R2)
IBM Client Access Express for Windows、5722XE1 (V5R1) または IBM iSeries Access for Windows、
5722XE1 (V5R2)
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02 各プラットフォームと要件
Domino プラグインには Notes Client が不要
Domino 6.0.3 および 6.5.0 から、iSeries Navigator 用の Domino プラグインのために、Notes Client のインストー
ルは不要になりました。
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02 各プラットフォームと要件
HTTP サーバー (Apache で稼動) の Domino 6 プラグイン と V5R1
Domino 6.0.1 では、HTTP サーバー (Apache で稼動) の Domino 6 プラグインは、OS/400 V5R1 でサポートされ
ています。詳細については、以下の Web サイトを参照してください。
http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/apache.html
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02 各プラットフォームと要件
バージョン 5 の Domino プラグインは Domino 6 サーバーでは使用できない
iSeries Navigator 用のバージョン 5 の Domino プラグインは、Domino 6 サーバーの管理には使用できません。
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03 制限事項
IPv6 は未サポート
現時点では、iSeries 上の Domino では IPv6はサポートされていません。IPv6 は、Domino および OS/400 の将
来のリリースでサポートされる予定です。
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03 制限事項
SNMP エージェントは未サポート
Domino 版の SNMP エージェント機能は、Domino 6 for iSeries ではサポートされません。
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03 制限事項
xSP は未サポート
xSP 機能は、Domino 6 for iSeries ではサポートされていません。
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03 制限事項
バッチジョブの場合は RUNDOMCMD はサーバーのデータディレクトリを設定しない
Run Domino Command (RUNDOMCMD) コマンドは、特定の Domino Server for iSeries のコンテキストで OS/400
CL コマンドを実行します。これは、Domino Server がアクティブかどうかにかかわらず、コマンドを実行できる環境
をセットアップします。セットアップには、サーバーの PATH 環境変数の設定、ジョブ用のディレクトリの設定 (サー
バーのデータディレクトを指定)、QNOTES ユーザープロファイルでの結果ジョブの実行が含まれます。
しかし、BATCH(*YES) を指定することによって、OS/400 CL のコマンド文字列がバッチで実行されるときは、
RUNDOMCMD コマンドのセットアップは、ジョブ用の現在の作業用ディレクトリをサーバーのデータディレクトリに
は設定しません。その代わりに、QNOTES ユーザープロファイルのホームディレクトリが使用されます。これは、
バッチジョブは、ジョブが実行されるユーザープロファイルのホームディレクトリを現在の作業ディレクトリとして使
用する OS/400 での制限です。
Associated SPRs:
VMEL5N5TKS
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03 制限事項
複数のリリースがインストールされている場合の C API の制限
Domino 製品の C API オプション (オプション 1) は、マルチバージョン機能に対応していないので、C API オプショ
ンを 1 つのリリースにインストールすると、他のリリースの C API が完全に上書きされてしまいます。たとえば、
6.5.0 の C API オプションがインストールされているとき、6.0.3 の C API オプションをインストールすると、6.0.3 の
C API だけがインストールされている唯一のバージョンになります。これは、特定の C API リリースを使用するア
プリケーションの開発者にとって重要です。
インストールされている C API のリリースを変更したいときは、必要なリリースのオプションをインストール (または
再インストール) します。リリースの順番にかかわらず、このオプションがインストールまたは再インストールされま
す。
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01 インストールの問題
Domino と OS/400 のシグニチャー
Domino for iSeries のインストール時に、以下のエラーメッセージ (RSTLICPGM コマンドを出したジョブに対する
ジョブログをチェック) が表示されてインストールが失敗する場合があります。
「Object has a signature that is no longer valid (インストール対象には、すでに有効ではないシグニチャーがあり
ます)」
この状態は、リストア操作で有効になった厳しいレベルのインストール対象シグニチャー検証を持ったシステムに
対して Domino をインストールしようとした結果、発生した可能性があります。
OS/400 V5R1およびそれ以降のリリースでは、リストア操作 (たとえば、製品のインストールのために) 時にインス
トール対象シグニチャー検証用に使用するポリシーが、デフォルト値の 3 を持った QVFYOBJRST システム値に
より制御されています。
OS/400 V5R1 またはそれ以降のリリ-スで Domino for iSeries をインストールする場合、Domino インストール前
に QVFYOBJRST システム値を 3 以下に設定する必要があります。
Domino for iSeries のインストール完了後に、このシステム値を運用環境に合った設定に戻して構いません。
システム値 QVFYOBJRST の変更する場合の例を以下に示します。
CHGSYSVAL SYSVAL(QVFYOBJRST) VALUE('1')
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07 Domino for iSeries
01 インストールの問題
インストールまたは更新が失敗する
他のセッションで WRKDOMSVR コマンドが実行されていると、Domino Server のインストールまたは更新が失敗
する可能性があります。このような場合は、ジョブログのエラーメッセージによって、QGNNINDS オブジェクトを割り
当てられないことが示されます。他のセッションが WRKDOMSVR コマンドを実行していないことを確認し、インス
トールまたは更新を再実行してください。
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07 Domino for iSeries
02 一般的な問題
DLTLICPGM による主要リリースの削除が失敗することがある
Domino の主要リリースを削除するとき、WRKDOMSVR セッション内では DLTLICPGM コマンドを発行しないでく
ださい。WRKDOMSVR コマンドは、主要リリースのライブラリをユーザーのライブラリリスト内に置きます。
WRKDOMSVR セッションから DLTLICPGM コマンドを発行すると、主要リリースのライブラリがユーザーのライブ
ラリリストにあるため、このコマンドは失敗します。主要リリースの削除を成功させるには、DLTLICPGM コマンドを
発行する前に、WRKDOMSVR セッションにユーザーがいないことを確認してください。
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07 Domino for iSeries
03 各国語版の問題
Domino インストール中の Language Pack の識別
Language Pack がすでにインストールされている iSeries サーバーに Domino 製品をインストールまたはアップグ
レードすると、翻訳版テンプレートが英語テンプレートに置き換わります。LODRUN コマンドを実行する時に、
Language Pack がすでにサーバー上にある場合は、ジョブログに次のメッセージが出力されます。
ONE OR MORE NON-ENGLISH LANGUAGE VERSIONS OF DOMINO FILES WERE PREVIOUSLY
ADDED TO THIS SYSTEM USING THE LOTUS DOMINO LANGUAGE PACK INSTALLER.
INSTALLATION OF THIS ENGLISH VERSION OF DOMINO WILL OVERWRITE THE
NON-ENGLISH VERSIONS OF THE DOMINO FILES. IF THE NON-ENGLISH LANGUAGE
VERSIONS ARE REQUIRED, THE LOTUS DOMINO LANGUAGE PACK INSTALLER NEEDS TO
BE USED TO REAPPLY THEM AFTER THIS INSTALLATION COMPLETES.
LODRUN コマンドが完了した後、インストールまたはアップグレードした Domino のリリース用に、希望する言語
の Language Pack を再適用する必要があります
メモ: Language Pack がインストール済みの Domino Server があり、使用している環境でこの言語サポートが必要
な場合、最新の Domino リリース用の更新済み Language Pack を入手するまで、Domino 製品をアップグレードし
ないでください。
Associated SPRs:
ARON5FMNBU
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07 Domino for iSeries
04 障害修正
以前の Domino 6 リリースからアップグレードするときの DLTLICPGM でのエラー
マルチバージョン非対応のリリースからマルチバージョン対応のリリースにサーバーのコードをアップグレードする
とき、旧バージョンの削除を選択すると、インストールエラーが発生することがあります。この問題は 6.5.1 で修正
されました。
詳細については、障害番号 DREE5S4LBH および障害番号 JSUA5RPKXV をを参照してください。
Associated SPRs:
DREE5S4LBH; JSUA5RPKXV
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99 日本語環境での制限事項
Domino 6 for iSeries インストール時の注意
IBM/Lotus では、日本語環境は下表のシステム値で検証を行なっています。
OS/400 のコンソールからWRKSYSVAL コマンドを使用して、現在のシステム値が下表の値になっていることを確
認してから Domino 6 for iSeries をご使用ください。
特にQCCSID が 5035 であることを必ずご確認ください。
システム値
QCCSID
QCHRID
QCNTRYID
QCURSYM
QDATFMT
QDATSEP
QKBDTYPE
QLANGID
QTIMSEP
記述
コード化文字セット識別コード
グラフィック文字セットおよびコードペー
ジ
国別または地域 ID
通貨記号
日付の形式
日付区切り記号
キーボード言語文字セット
言語識別コード
時刻区切り記号
日本語値
5035
1172 1027
JP
Yen (\)
YMD
1 (/)
JKB
JPN
1 (:)
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99 日本語環境での制限事項
iSeries 版 Domino Server 起動時の注意点
以前のバージョンのドミノに上書きインストールされた場合には、Lotus Domino 6 を起動する前に notes.ini の内
容を確認してください。以下のパラメータが存在しない場合には追記してください。
ScriptLanguageID=ja
FT_KVCS_UNKNOWN_CSID=12
FT_USE_ALTFLTR=1
また、以下のパラメータは Lotus Domino 6 には不要ですので削除してください。
DateOrder=YMD
PLATFORM_CSID=E04
COUNTRY_LANGUAGE=ja
DominoResLang=ja
ScriptCountryID=81
SPELL_LANG=2
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07 Domino for iSeries
99 日本語環境での制限事項
OS/400 V5R1 では Domino Server Controller が動作しません
OS/400 V5R1 では Domino Server Controller は動作しません。
そのため、Lotus Domino コンソール および ブラウザから Domino Web サーバー管理データベースのライブコンソー
ルを使って Domino Server の管理を行うことはできません。
WRKDOMCSL OS/400 コマンドまたは Domino Administrator Client のサーバーコンソールで運用するか、
OS/400 V5R2 をご使用ください。
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07 Domino for iSeries
01 Domino for iSeries のインストールと管理
2 枚の CD 用に更新されたインストール情報
インストールには 2 枚の CD が必要になったため、これに合わせて Domino のインストール方法も変更しなけれ
ばなりません。『Domino 6 for iSeries インストールガイド』または『Domino 6.5 for iSeries インストールガイド』の第
3 章のトピック「Domino ソフトウェアのインストール方法」は、次のようになります。
iSeries ナビゲーターを使用して Domino Server インストールウィザードを起動する
iSeries ナビゲーターを使用して Domino Server をインストールおよび設定するには、次の手順を実行します。
1. iSeries ナビゲーターを開きます。
2. Domino Server をインストールして設定する iSeries サーバーを開きます。
3. [ネットワーク] をクリックします。
4. [サーバー] を右クリックして、[ドミノのインストールおよび構成] を選択します。ウィザードの各パネルの指示に
従います。特定の設定でヘルプが必要な場合は、[Help] をクリックします。
EZ セットアップを使用して Domino Server インストールウィザードを起動する
EZ セットアップ CD-ROM は、iSeries サーバーに同梱されています。EZ セットアップを使用して、基本的なシステ
ム値、セキュリティ設定、およびネットワーク環境を設定できます。EZ セットアップ処理時に、iSeries サーバーで
Domino を使用するよう指定できます。これにより、Domino Server インストールウィザードが自動的に起動しま
す。
製品版 CD-ROM から InstallShield を使用する
InstallShield ウィザードは、Windows がインストールされたクライアントで Domino 製品版 CD-ROM から
setup.exe ファイルを実行することにより起動します。setup.exe ファイルは、CD-ROM のルートディレクトリにあり
ます。たとえば、以下のディレクトリにあります。
d:\setup.exe
d は、ご使用のコンピュータの CD-ROM ドライブのドライブ文字です。InstallShield を使用してインストールを終了
すると、Domino Server セットアップウィザードを起動するオプションが提供されます。
OS/400 コマンドインターフェースで LODRUN コマンドを使用する
LODRUN コマンドで Domino ソフトウェアをインストールするには、次の手順を実行します。
1. iSeries の CD-ROM ドライブに、Domino for iSeries の CD-ROM 1 を挿入します。
2. OS/400 コマンドラインに、以下のコマンドを入力して [Enter] キーを押します。
lodrun dev(*opt) dir('/os400')
3. インストールする各製品オプションの横に「1」と入力して、製品オプションを選択します。インストールしたいリ
リースを定義するオプションを選択すると、*BASE オプションがインストールされていない場合は、*BASE オプ
ションが自動的にインストールされます。C API 機能を利用する場合は、オプション 1 を選択します。
4. [Enter] キーを押して、選択した製品オプションをインストールします。
5. iSeries の CD-ROM ドライブで、CD-ROM 1 を Domino for iSeries の CD-ROM 2 に入れ替えます。
6. [Enter] キーを押して、インストールを続行します。
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07 Domino for iSeries
01 Domino for iSeries のインストールと管理
マルチバージョン機能にともなうディレクトリ構造の変更
マルチバージョン対応リリースを有効にするためのディレクトリ構造の変更によって、『Domino for iSeries インス
トールガイド』に記載された情報が正しくなくなりました。
第 21 章の「言語辞書ファイル」の情報を以下の情報で置き換えてください。
言語辞書ファイル
言語辞書ファイルは、Notes と Domino のスペルチェックに使用されます。Domino for iSeriesの英語バージョンで
は、以下の言語辞書ファイルがインストールされています。
canadien.dic
uk.dic
us.dic
wpdic.dic
Domino for iSeries 6.5.1 では、上記の辞書ファイルは製品ディレクトリの
/QIBM/ProdData/Lotus/DOMINO651/DATA/<dict-name>.dic にインストールされ、Domino Server の更新また
は作成時に、各サーバーのデータディレクトリにコピーされます。
z
z
z
z
追加の辞書ファイルは、Notes または Notes/Domino Designer CD-ROM の \APPS\DICTIONARIES ディレクトリ
にある dictions.exe または dictionaries.exe に含まれています。
以下の表に示す辞書ファイルを利用するとき、そのファイルが自動的にインストールされていない場合は、自己解
凍ファイルの内容をご使用の PC のハードドライブにある一時ディレクトリに解凍してください。Domino Server を
終了してから、FTP (または他のファイル転送方法) を使用して辞書ファイルを Domino Server のデータディレクト
リに転送します。ファイルの所有者は、以下に示す方法で QNOTES に変更する必要があります。
CHGOWN OBJ('<server-data-directory-path>/<dict-name>.dic') NEWOWN(QNOTES)
辞書ファイルは、辞書へのアクセス権を持つ各サーバーのデータディレクトリに追加しなければなりません。その
後、Domino Server を再起動します。
辞書ファイルを追加して Domino のインストールをカスタマイズする場合は、通常と同様に、辞書ファイルを追加し
た後に Domino Server を保存 (バックアップ) する必要があります。
各国語のスペルチェックが機能しない場合は、以下の条件を確認してください。
z
各サーバーのデータディレクトリに適切な言語辞書があることを確認します。
z
インターナショナルユーザー設定をチェックして ([ファイル] - [プリファレンス] - [ユーザー] - [インターナ
ショナル] の順にクリック)、正しいインターナショナルスペル辞書を使用していることを確認します。
言語
辞書ファイル名
アフリカーンス語
AFRIKAAN.DIC
アラビア語
ARABIC.DIC
カタロニア語
CATALA.DIC
チェコ語
CZECH.DIC
デンマーク語
DANSK.DIC
オランダ語
オランダベルギー語
NEDERLND.DIC
オランダ語優先
NEDPLUS.DIC
英語 (オーストラリア語)
AUS.DIC
英語
英語
英語
英語
英語
US.DIC
(カナダ)
(カリブ)
(ジャマイカ)
(ニュージーランド)
(米国)
英語 (アイルランド)
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UK.DIC
英語 (南アフリカ)
英語 (英国)
フィンランド語
SUOMI.DIC
フランス語
フランス語
フランス語
フランス語
FRANCAIS.DIC
(ベルギー)
(ルクセンブルグ)
(標準)
(スイス)
フランス語 (カナダ)
CANADIEN.DIC
ドイツ語
ドイツ語
ドイツ語
ドイツ語
DEUTSCH.DIC
(オーストリア)
(リヒテンシュタイン)
(ルクセンブルグ)
(標準)
ドイツ語 (新正書法)
DEUTSCH2.DIC
ドイツ語 (スイス)
DSCHWEIZ.DIC
ヘブライ語
HEBREW.DIC
ハンガリー語
MAGYAR.DIC
アイスランド語
ISLENSK.DIC
イタリア語 (標準)
イタリア語 (スイス)
ITALIANO.DIC
メディカル (米国)
メディカル (英国)
メディカル (英国 IZE)
US.MED
ノルウェー語 (ブークモール)
NORBOK.DIC
ノルウェー語 (ニーノシュク)
NORNYN.DIC
ポーランド語
POLSKA.DIC
ポルトガル語 (ブラジル)
BRASIL.DIC
ポルトガル語 (標準)
PORTUGAL.DIC
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
スペイン語
ESPANA.DIC
(アルゼンチン)
(ボリビア)
(チリ)
(コロンビア)
(コスタリカ)
(ドミニカ共和国)
(エクアドル)
(グアテマラ)
(メキシコ)
(モダンソート)
(パナマ)
(パラグアイ)
(ペルー)
(ウルグアイ)
(ベネズエラ)
スウェーデン語
SVENSK.DIC
トルコ語
TURKIYE.DIC
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07 Domino for iSeries
02 Lotus Connector 接続ガイド
『Lotus Connector 接続ガイド』の訂正
『Lotus Connector 接続ガイド』(lccon.nsf) の第 7 章「Lotus Connector for ODBC」の「ODBC ドライバの概要と使
い方」セクションにかかれている次の情報は正しくありません。
「Lotus Connector for ODBC は、V5R2 以上が実行されている iSeries マシンでのみサポートされています。ター
ゲットのマシンで V5R2 が実行されていると、Domino のインストールプロセスで ODBC ドライバがインストールさ
れます。初めに Domino を V5R1 システムにインストールし、後でこれを V5R2 にアップグレードした場合は、
ODBC ドライバのリストア方法を Lotus 製品サポートに問い合わせてください。」
この部分は、次のように修正する必要があります。
「Lotus Connector for ODBC は、V5R2 以上が実行されている iSeries マシンでのみサポートされています。ター
ゲットのマシンで V5R2 が実行されていると、Domino のインストールプロセスで ODBC Connector がインストー
ルされます。初めに Domino を V5R1 システムにインストールし、後でこれを V5R2 にアップグレードした場合は、
ODBC Connector のリストア方法を Lotus サポートに問い合わせてください。また、次の Web アドレスにある
Enterprise Integration ホームページから、使用している Domino のバージョンに応じた ODBC ドライバをダウン
ロードする必要があります。
http://www.lotus.com/ei
メモ サイズの都合により、製品 5722SS1 用の PTF SI07963 だけは、メディアによって配布されます。製品
5722999 用の PTF MF30670 は DELAYED PTF です。
これは、ODBC Connector を DECS と LEI とともに使用するために必要です。
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07 Domino for iSeries
01 Notes/Domino 6.0 - 初期リリース
Domino 6 for iSeries の新機能
このリリース情報には、Domino 6 for iSeries の新しい特徴を記載しています。iSeries サーバー固有でない共通
の新機能の詳細については、このリリース情報よりも前に表示されているセクションを参照してください。
z
Domino 6 for iSeries には、新規のライセンス製品 ID (5733LD6) が付けられ、IBM Passport Advantage プロ
セスを通じてのみ入手できます。IBM Passport Advantage の詳細は、以下の Web サイトにアクセスしてくだ
さい。
http://www.ibm.com/lotus/passport
z
Domino 6 では、公開される『リリース情報』はプラットフォーム毎に分かれていません。当リリースからは、1
つの『リリース情報』に、プラットフォームに固有の情報が独立した章として含まれています。
z
Domino 6 for iSeries には、InstallShield (ISMP 4.0) に基づいた新規のインストール・オプションがあります。こ
の Java ベースの GUI インターフェースを使用して、iSeries サーバーあるいはリモート・ワークステーションか
らこの製品をインストールするオプションがあります。
z
メール・サーバー・フレームワーク / AnyMail 統合を使用した Domino と OS/400 のメール統合用サポートは
なくなりました。当リリースではご使用のサーバーは、Domino と OS/400 の両方に対して 別々の SMTP
サーバーを使用するようにセットアップする必要があり、各サーバーは固有の IP アドレスで管理することにな
ります。
z
OS/400 HTTP サーバー (オリジナル) で稼動する Domino サポートはなくなりました。その代わりに、
Apache が機能提供する HTTP サーバーの改善版サポートができました。ご使用の現行環境に基づき、
Apache が機能提供する HTTP サーバーをプラグインして使用する必要があります。詳細は以下の Web サ
イトにアクセスしてください。
http://www.ibm.com/eserver/iseries/domino/apache.html
z
OS/400 システム配布ディレクトリと Domino との間の登録簿の同期サポートはなくなりました。
z
CL コマンド、メニュー、パネル、およびメッセージは、Domino 6 用には翻訳されていませんが、iSeries ナビ
ゲーター・プラグイン・インターフェースはブラジル語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、
中国語 (簡体字)、中国語 (繁体字)、およびスペイン語に翻訳されています。翻訳されたインターフェースは、
ランゲージ・パックのインストールプロセスの一部としてインストールされます。
注 OS/400 V5R2 以降、オペレーション・ナビゲーター (ご使用の iSeries サーバーの管理用 GUI) が iSeries ナ
ビゲーターという名前に変更されます。当資料では、オペレーション・ナビゲーターという製品を iSeries ナビゲー
ターという名前で呼びます。V5R1 で作業している場合はオペレーション・ナビゲーターという呼び方で使用するこ
とになりますが、この場合、記述された手順や画面上に表示に多少の違いが現れる場合があります。
z
ロケールは、Domino に付属して出荷されません。その代わりに、Domino はご使用の iSeries サーバーに含
まれる OS/400 のロケールを使用します。
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01 Notes/Domino 6.0 - 初期リリース
プラットフォーム統計の監視
Domino 6 には、オペレーティングシステムのパフォーマンス測定基準を監視するプラットフォーム統計があり、そ
の結果を Domino Server に格納します。新しいプラットフォーム統計が追加されて、Domino ジョブのジョブ番号と
プロセス ID が表示できるようになりました。これを行うのに別のパフォーマンス監視アプリケーションに切り替え
る必要はありません。以下の Domino サブコマンドを入力し、Enter (キー) を押して、Domino コンソールで直接プ
ラットフォーム統計を表示します。
sh stat platform
表示結果をよく調べて、該当のプラットフォーム統計を見つけます。たとえば、以下の表示結果から DOMINO1
サーバー上の TEST というジョブのジョブ番号、CPU 使用率、およびプロセス ID が分かります。
Platform.Process.DOMINO1.TEST.JobNumber = 382901
Platform.Process.DOMINO1.TEST.PctCpuUtil = 3.1
Platform.Process.DOMINO1.TEST.ProcessID = 87
注 上記の例にある 「87」 と表示されたプロセス ID は、他の Domino 機能用に使用されるので、iSeries ユーザー
は無視して構いません。
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02 リリース 6.0.1
6.0.1 で修正された Domino プラグインの問題
Domino 6.0 では、iSeries Navigator の [ネットワーク構成] タブの特定のフィールドに、矛盾した情報が表示され
る問題がありました。この問題は障害番号 JJAM5FVPMS で報告されましたが、6.0.1 で修正されています。
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02 リリース 6.0.1
CHGDOMSVR コマンド発行時のエラーメッセージ
Domino for iSeries 6.0.1 では、次の問題が修正されています。
IBM HTTP サーバー (オリジナル) を使用した Domino Server R5 から Domino 6.0.0 へのアップグレードで、
CHGDOMSVR コマンドの発行時に問題が発生することがあります。コマンドを発行し、そのコマンドが実行中なの
に、エラーメッセージを受け取ります。現在のパラメータ値が自動的に入力されません。この問題に対処するに
は、次のコマンドを発行し、IBM HTTP サーバー (オリジナル) に関連するデータエリアを削除します。
DLTDTAARA DTAARA(QUSRNOTES/HTTPDATA )
HTTPDATA は、発生したエラーメッセージからの不正なパラメータです。この不正なパラメータは、使用中の IBM
HTTP サーバー (オリジナル) のインスタンス名です。
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02 リリース 6.0.1
Domino 6 Language Pack のインストールの問題
Domino for iSeries のバージョン 6.0 では次の 2 つの問題が見つかりました。どちらも 6.0.1 では修正されていま
す。Language Pack CD-ROM も同様に修正されています。
iSeries OS/400 V5R2 への Language Pack のインストールが失敗する
Domino 6 Language Pack を OS/400 V5R2 にインストールするとき、リモートの (コンピュータ) InstallShield による
方法とローカルの OS/400 コンソールによる方法の両方でインストールが失敗します。OS/400 V5R1 へのインス
トールは、この問題の影響を受けません。
リモート InstallShield による方法を使用した場合、インストールは完了したように見えますが、実際にはインストー
ルされないファイルがあります。
ローカルの OS/400 コンソールによる方法を使用した場合、インストールはハングアップするか (システムはテン
プレートをデータパスにコピーしているように見えるが、それ以上進まない)、あるいは実際にはインストールされ
ないファイルがあるかのいずれかとなります。
これらのインストールの問題への対処法として、以下を実行してください。
Language Pack の CD をコンピュータの CD ドライブにセットします。
JT400NATIVE.JAR ファイルをディレクトリ「\QIBM\PRODDATA\OS400\JT400\LIB\JT400NATIVE.JAR」か
らコンピュータ (例: C:\Temp) へコピーします。
z
コンピュータに、Java Virtual Machine バージョン 1.2.2 以上がインストールされていることを確認します。
z
コンピュータのコマンドラインから、適切な jar ファイルを呼び出す Java コマンドを入力することにより、
Language Pack の InstallShield バージョンのインストーラを起動します。Language Pack の CD には、1 言語
につき 1 つの jar ファイルが含まれているので、コマンドラインを入力するときは、インストールに必要な jar
ファイルだけを追加してください。たとえば、CD ドライブが F: で、英語、フランス語、およびドイツ語をインス
トールする場合は、コンピュータのコマンドラインで次のように入力します。
java -cp
C:\Temp\JT400NATIVE.JAR;F:\DomLP60_Suite.jar;F:\DomLP60_en.jar;F:\DomLP60_fr.j
ar;F:\DomLP60_de.jar run -os400
z
z
Language Pack のインストールがすでに完了している後で上記の問題を発見した場合は、上記の説明に従い、
[REPLACE] オプションを使用して Language Pack を実行し、英語を選択します。この方法によって、Domino
Server がオリジナルの言語インストールの状態 (つまり、英語) に戻ります。
これらの問題に関する最新の情報については、次のアドレスの「Technical Support Website」を参照してください。
http://www.ibm.com/software/lotus/support
英語 Domino 6 を 各国語バージョンの Domino R5 へインストールしようとすると、特定の状況で失敗する
iSeries サーバーを Domino R5 から Domino 6 へアップグレードするとき、このサーバーに Domino R5 オプション
1 がインストールされていると、Domino 6 のインストールが失敗します。これは、Domino R5 オプション 1 の言語
機能が削除されないことが原因です。
この問題を回避するには、Domino R5 オプション 1 の言語機能を削除してから、もう一度 Domino 6 のインストー
ルを試みます。
Domino R5 オプション 1 の言語機能がインストールされているかどうかは、次の方法で調べます。
OS/400 のコマンドラインで DSPSFWRSC CL コマンドを発行します。
リソース ID 5769LNT オプション 1 を検索します。
オプション 1 があり、その機能コードが 29xx のときは、言語機能がインストールされています。
言語機能を削除するには、OS/400 のコマンドラインで DLTLICPGM コマンドを発行します。
たとえば、5769LNT オプション 1 の言語機能 2924 がインストールされている場合は、次のコマンドを発行して、
その言語機能を削除します。
DLTLICPGM LICPGM(5769LNT) OPTION(1) LNG(2924)
z
z
z
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02 リリース 6.0.1
Domino for iSeries をインストールするときに表示されるエラー
Domino 6 for iSeries では、製品の完全に翻訳されたバージョンは、入手できません。英語以外の言語で Domino
を使うには、まず英語版の Domino をインストールした後、Language Pack CD-ROM から 2 次言語サポートをイ
ンストールします。
インストール時に LODRUN コマンドを実行する時にはエラーが発生しなくても、CHKPRDOPT コマンドを実行する
時に次のエラーメッセージが表示されることがあります。Domino 6.0 for iSeries は使用可能なすべての言語で出
荷されているわけではないので、このエラーは間違いではありません。
CHKPRDOPT PRDID(5733LD6)
プロダクト 5733LD6 リリース V6R0M1 オプション *BASE ロード 2924 は正しく導入されました。
言語 *N は導入されていない。
プロダクト 5733LD6 リリース V6R0M1 オプション *BASE ロード 5050 は正しく導入されました。
CHKPRDOPT によってエラーが検出された。
1 次言語として 2924 英語を指定していない iSeries に Domino 6 for iSeries をインストールするときは、
RSTLICPGM コマンドを使うときは言語オプションとして *PRIMARY の代わりに 2924 を使うことをお勧めします。
以下のメッセージを受け取ると、インストールは成功です。インストールに成功しても、上に記した CHKPRDOPT
のエラーは発生します。
以下のメッセージ不明
RSTLICPGM LICPGM(5733LD6) DEV(*SAVF) LNG(2924) SAVF(LD6DRV060/QNOTES)
*PGM objects for product 5733LD6 option *BASE release *FIRST restored.
*LNG objects for NLV 2924 for product 5733LD6 option *BASE release *FIRST
restored.
Objects for product 5733LD6 option *BASE release *FIRST restored
2924 の値の代わりに *PRIMARY の言語オプションで RSTLICPGM を使用すると、以下の一連のメッセージが現
れます。上に記した CHKPRDOPT のエラーも発生します。
以下のメッセージ不明
RSTLICPGM LICPGM(5733LD6) DEV(*SAVF) SAVF(LD6DRV060/QNOTES)
*PGM objects for product 5733LD6 option *BASE release *FIRST restored.
Objects for product 5733LD6 option *BASE release *FIRST not restored.
End of requests.
CPF3D96 - Objects for product 5733LD6 option *BASE release *FIRST not restored.
CPF3801 - Objects from save file QNOTES in LD6DRV060 not restored.
CPD3DEE - *LNG objects for product 5733LD6 option *BASE release *FIRST not found on DEV(*SAVF).
CPD3DC1 - Product 5733LD6 option *BASE release *FIRST not processed.
CPD3DFE - *LNG objects for NLV 2931 for product 5733LD6 option *BASE release *FIRST not restored.
これらのエラーが発生したときは、言語オプション 2924 で再度 RSTLICPGM コマンドを実行することをお勧めしま
す。
RSTLICPGM コマンドを *PRIMARY で最初に実行し、その後 2924 で実行する例を下に示します。
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iSeries ライセンスプログラムのインストールコードは、すでにシステムにインストール済みの 1 次言語で製品をイ
ンストールし、その後 2 次言語のバージョンをインストールすることを想定しています。しかし、Domino 6.0 for
iSeries では、iSeries で使用可能なすべての言語で出荷されているわけではなく、2 次言語としてしかインストー
ルできません。
Domino のバージョンが正しくインストールされたかどうかは、Check Product Options (CHKPRDOPT) コマンドを
使って検証できます。インストールされていない製品の 1 次言語に関するエラーメッセージまたは通知メッセージ
を再度受け取りますが、これは間違いではありません。この時点で Domino for iSeries の 2924 と 5050 の機能
が正しくインストール済みであるかを検証できます。Domino 6.0 がインストールされている DBCS 大文字 1 次言
語システムに対して行われた CHKPRDOPT の結果を以下に示します。
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製品のコピーがこのシステムの 1 次言語において検出されなかったことを知らせるエラーメッセージまたは通知
メッセージを以下に示します。これは、間違いではありません。
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5733LD6 製品がシステムにインストールされている状態を表示するために「ソフトウェア資源の表示」コマンド
(DSPSFWRSC) を使用する場合、次の画面が表示されます。
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上の表示から [F11] を押すと次のように表示されます。
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上の表示には、インストール中に製品の言語部分がライブラリー QSYS2924 に置かれたことが示されています。
これは、システムの 1 次言語が 2924 ではないからです。
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07 Domino for iSeries
02 リリース 6.0.1
Fault Recover の設定
Domino 6.0 では、アップグレードまたは新規 Domino Server の追加時に、サーバー設定文書内の Fault
Recovery の設定が正しく初期化されません。これらの設定には、Domino Administrator の [設定] タブを介してア
クセスできます。回避方法として、システム管理者が手動で変更しない限り、これらの設定は無視されます。デ
フォルトの設定 (Fault Recovery は有効) または notes.ini で行われた設定 (アップグレード前) だけが使用されま
す。サーバー設定文書で Fault Recovery 設定を手動で編集しない限り、サーバー設定文書には実際の設定は
表示されません。
サーバー文書で Fault Recovery の設定をアクティブにするには、[削除スクリプト名] フィールドに適切な診断プロ
グラムを指定する必要があります。通常、お客様自身の診断プログラムをお持ちでない限り、これを [CALL
QNOTES/NSD] に設定します。また、他のパラメータにも適切な値を設定します。サーバーが自動的に再起動で
きるよう、Fault Recovery は常に「有効」のままにしておくことをお勧めします。次回、サーバーが再起動された後
に、Fault Recovery の設定がサーバー設定文書から初期化されます。
Domino 6.0 の将来のバージョンではこの問題を修正し、サーバー設定文書に正しい値が設定されるようになりま
す。
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03 リリース 6.0.2
OS/400 言語機能コードの修正
『Domino 6 for iSeries インストールガイド』の第 21 章「Domino の各国語バージョンを使用する」において、
「iSeries ナビゲーターへの各国語版 Domin plug-in のインストール」セクションの表で、OS/400 言語機能コード
にいくつかの誤りがありました。最新の表を以下に示します。
言語
OS/400 言語機能コード
アラビア語
2954
ポルトガル語 (ブラジル)
2980
ポルトガル語 (イベリア)
2922
チェコ語
2975
デンマーク語
2926
オランダ語
2923
英語
2924
フィンランド語
2925
フランス語
2928
ドイツ語
2929
ギリシャ語
2959
ヘブライ語
2961
ハンガリー語
2976
イタリア語
2932
日本語ダブルバイト文字
2962
韓国語
2986
ノルウェー語
2933
ポーランド語
2978
ロシア語
2979
簡体中国語ダブルバイト文字 2989
繁体中国語ダブルバイト文字 2987
スペイン語
2931
スウェーデン語
2937
トルコ語
2956
タイ語
2972
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03 リリース 6.0.2
バッチインストールに関する説明内の構文エラー
『Domino 6 iSeries インストールガイド』の付録 B 「バッチモードでの Domino のインストール」における手順の説
明で、構文の誤りがありました。「リモートの CD-ROM を使用した、リモートでのバッチインストール」セクションの
手順 3 では次のように記述されています。
Run Remote コマンド (RUNRMTCMD) という OS/400 コマンドで、インストールコマンド (複数可) を発行しま
す。たとえば Domino Enterprise Server と C API オプションをインストールするには、以下のコマンドを入力し
ます。
runrmtcmd cmd('lodrun dev(*opt) dir('/os400/intleng/batch/ent')')
rmtlocname(remote-name *ip) rmtuser(myuserid) rmtpwd('password')
このコマンドを正しく機能させるには、コマンド文字列に引用符を 1 組追加する必要があります。正しいコマンド文
字列は次のとおりです。
runrmtcmd cmd('lodrun dev(*opt) dir(''/os400/intleng/batch/ent'')')
rmtlocname(remote-name *ip) rmtuser(myuserid) rmtpwd('password')
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03 リリース 6.0.2
レッドブック『Domino 6 for iSeries Implementation』の入手可能時期
ヘルプ『Domino 6 iSeries インストールガイド』には、レッドブック『Domino 6 for iSeries Implementation』
(SG24-6592) への参照が含まれています。このレッドブックは、2002 年 12 月の時点でレッドピースとして利用で
き、2003 年 2 月に Redbook として公開されました。
このレッドブックが入手可能になると、次の Web サイトに掲載されます。
http://www.ibm.com/redbooks
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03 リリース 6.0.2
誤ったプラグインから作成された [プロパティ] 画面のイメージ
『Domino for iSeries インストールガイド』の第 2 章「Domino ソフトウェアのアップグレード」の「メールサーバーフ
レームワークからネイティブ Notes へ移行する」セクションには、誤ったバージョンの Domino プラグインから作成
された画面イメージが掲載されています。正しいバージョンの Domino プラグインから作成した同じ画面イメージを
以下に示します。
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04 リリース 6.5.1
CD-ROM から Domino for iSeries をインストールする
CD-ROM から Domino 6 for iSeries をインストールするときには、インストールファイルをコピーする前に、ソフト
ウェアをまず CD-ROM から解凍しなければなりません。この点が、解凍が必要でなかった R5 とは異なります。
Domino 6 の 6.0.2 より前のリリースでは、解凍中に 「Attaching java program. ...] というメッセージが黒い画面に
表示されました。6.0.2 からはこの点が変更され、さらにわかりやすいメッセージが表示されます。新しいメッセー
ジは次のとおりです。
"Uncompressing option xxx. This may take a while, please be patient."
ここで xxx は解凍中のオプションです。
解凍に必要な時間は、それを実行している iSeries システムのパフォーマンス特性に依存します。
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04 リリース 6.5.1
Domino 6 の C API ツールキットのサポート
Notes/Domino 6 for iSeries の Lotus C API ツールキットは利用可能です。このツールキットは、iSeries プラット
フォーム上で ILE C コンパイラを使用した Domino 6 の C アプリケーションプログラムの開発をサポートします。
ツールキットは以下の URL からダウンロードできます。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/downloads
z
[Toolkits and Drivers page] をクリック
z
[Lotus C API toolkit] をクリック
http://www.ibm.com/support/us/
z
[Related Links] の [Developers] をクリック
z
[Product Domains] の [Lotus] をクリック
z
[Lotus.com] の [Downloads] をクリック
z
[Toolkits and Drivers] の [Toolkits and Drivers page] を選択
z
ダウンロード可能なリストをスクロールし、[C++ API Toolkit] を選択
「Domino 6 for iSeries Application Development Guide」という文書に上記の API に関する追加情報があります。
この文書は下記の Lotus Developer Domain のアドレスから利用できます。
http://www.ibm.com/lotus/ldd/doc
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04 リリース 6.5.1
Domino 6.5.1 は 2 枚の CD で出荷される
Domino 6.5.1 を CD-ROM からインストールする場合は、製品は 2 枚の CD で出荷されることに注意してくださ
い。これによって、インストールの説明や手順が変わることはありません。製品のすべてのコードは最初の CD に
収録されています。2 番目の CD には、次に示すドキュメントのファイルが含まれます。
z
z
z
z
i400help.nsf (Domino 6.5 for iSeries インストールガイド)
i400help.pdf (Domino 6.5 for iSeries インストールガイド)
readme.pdf (Domino 6.5.1 リリース情報)
readme.nsf (Domino 6.5.1 リリース情報)
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04 リリース 6.5.1
Domino とその他の Lotus 製品に関するアップグレードの問題
現時点では、QuickPlace、Domino.Doc、LEI 3 ソフトウェアが稼動しているサーバーを Domino 6 にアップグレード
することはできません。Domino 6.5.1 の時点では、QuickPlace、Domino.Doc、LEI 3 は Domino R5 サーバー上で
のみ実行できます。
メモ: LEI 6 と Sametime は Domino 6 でサポートされています。Domino 6 での Sametime の実行についての詳
細は、以下のアドレスの Sametime for iSeries Web サイトを参照してください。
http://www.ibm.com/eserver/iseries/sametime
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07 Domino for z/OS
02 ハードウェア暗号のサポート
ハードウェア暗号のサポート
z/OS 上の Domino で使用するハードウェア暗号 (System SSL) の設定方法と使用方法を説明します。
ハードウェアの設定
z/OS 用のハードウェア暗号 (System SSL) を使用するには、ハードウェア暗号カードを正しく装着し、設定する必
要があります。詳細については、『インストールガイド』を参照してください。
Domino 設定
GSKKYMAN ユーティリティ
最初に、z/OS gskkyman ユーティリティを実行し、z/OS キーファイルと stash ファイルを作成します。z/OS
gskkyman キーファイルと stash ファイルは、System SSL を利用するために必要です。stash ファイルを作成する
ために、gskkyman でパスワードの保存オプションを選択します。作成後は、選択したディレクトリにこれらのファイ
ルを格納します (例: notesdata)。これらのファイルを notesdata ディレクトリに保存したくないときは、キーファイル
と stash ファイル用の notes.ini 変数を定義するときに、フルパスを指定する必要があります。詳細については、
下の「Notes.INI 変数」を参照してください。自己署名証明書を作成するときは、CA 証明書ではなく、エンド証明書
を作成します。また、自分の証明書を作成するときに、デフォルトキーが定義されることを確認してください。
gskkyman の追加情報は、現在、gskkyman の実行に使用されている z/OS リリース用の「System SSL
Programming SC24-5901」で入手できます。
Notes.INI 変数
System SSL を使用するときに設定できる Notes.INI 変数を下表に示します。「必須?」列に「Y」と記されている変
数は、System SSL を使用するとき設定が不可欠な変数です。
NOTES.INI 変数名
SYSTEM_SSL_HTTP=1
必須?
Y
SYSTEM_SSL_KEYFILE=key.kdb
Y
SYSTEM_SSL_STASHFILE=key.sth
Y
SYSTEM_SSL_CACHE=512
N
SYSTEM_SSL_TIMEOUT=30000
N
説明
HTTP に SSLPlus の代わりに System SSL API を使用
するよう Domino に指示します。
gskkyman によって作成された z/OS キーファイルを使
用します。絶対パスが指定されない場合は、notesdata
とみなします。
gskkyman によって作成された z/OS stash ファイルを使
用します。絶対パスが指定されない場合は、notesdata
とみなします。
SSL V3.0 キャッシュに格納できるセッション ID 要素の最
大数。範囲は 0 ~ 64000 (エントリ) です。0 の場合は、
各接続に完全な SSL ハンドシェイクが行われます。デ
フォルトは 512 です。
SSL V3.0 セッション識別子の有効期限が切れるまでの
秒数。範囲は 0 ~ 86400 秒 (1 日) です。System SSL
は、この秒数の間、SSL V3.0 セッション識別子を記憶し
ています。これらの SSL V3.0 セッション識別子を記憶す
ることにより、完全な初期ハンドシェイクが既に実行され
ているピアアプリケーションにとって、SSL ハンドシェイク
中のデータ交換量が減少します。デフォルトは 30000 秒
(8 時間) です。
Domino の SSL 設定
Domino Server では、通常と同じ方法で SSL を設定できます。Domino ヘルプデータベースに記載されている方
法に従ってください。System SSL 専用の特殊な設定は必要ありません。Domino で SSL を設定した後は、
Domino キーファイルと stash ファイルを保持しています。
重要なメモ: Domino キーファイルおよび stash SSL ファイルは、gskkyman で作成した z/OS キーファイルおよび
stash ファイルとは異なるもので、notesdata ディレクトリに格納する必要があります。Domino がキーファイル名ま
たは stash ファイル名を要求したときは、常に Domino キーファイル名または stash ファイル名を提供し、z/OS
gskkyman キーファイル名または stash ファイル名は提供しないでください。
Domino 証明書を z/OS キーファイルにマージすることができます。これは、証明書による認証を行うときに役に
立ちます。Domino 証明書を gskkyman キーファイルにマージしない限り、Domino によって作成された個人証明
書を持つユーザーは、System SSL を使用する HTTP とは認証できません。マージの手順は次のとおりです。
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手順 1: サーバーで HTTP をロードし、Web ブラウザを介して certreq.nsf を開きます。
手順 2: [Accept This Authority In Your Browser] をクリックします。
手順 3: IE 6 の場合は、[ツール] - [インターネットオプション] - [コンテンツ] タブの順に選択し、[証明書] をク
リックします。
手順
手順
手順
手順
手順
4:
5:
6:
7:
8:
[信頼されたルート証明機関] をクリックし、Domino 証明書を見つけます。
[エクスポート] をクリックし、ウィザードを開始します。
[エクスポートファイルの形式] で、[Base 64 Encoded X.509] を選択します。
拡張子 .arm を付けてファイル名を入力し、[OK] をクリックし、[完了] をクリックします。
次のような内容の .arm ファイルが作成されます。
----- BEGIN CERTIFICATE ----MiMFDftHUbBsJFidnWMVaJFEfweDVMLA3ppFDSVnopIeInkdh2hgDSdOmINo6IFf
fjfQUrrEIOvnmXCIVuyvJpD+iS1jaVAjIMQWIVDSofNHvvNHdi78vjMhIUVdhsui
APBgEw1UEBhMCVVMxETxQb3VnL+AkGAgTCE5ldyBZb3JrMRUwEwNVBAajEYDVQQH
UECxeLv1sXliVEsHlc3QEMA8GxaGtlXBzaWxDDAIzM5BgFRaA0lCTTA1EDAOBgNV
TwHhcB0xSySssL1iS+cO0lQ1OTAWjHVzDMMzxT0T5hMcMUmMxMBqMQkVbwTBAMNM
CQDFBdIFDnVEwVDInvI+MZifdonVQGRM8G+1HYTcmiNs4fAtTcsxFTATBgNVBAcT
cAoGA1UEChMalEeMEDDSJwYdGVzdDVzMzkwDEQMA4GA1UEAxMHHNpZTEQQLEwhMM
BAtOzpCASIwDQY5wE+l0vEXspRs4ggEPADgCHoUCMNzMPfLYJoIhvcNAAQoCguT0
Sn3edBaC52pCtXRAiSeQrJe9s0ys3+zJgd4YDd926Lc+UUnEeD9m0Re4s3rVeRSD
wghwe6H6GcHapSulW3EZHhNUnaXbnqB4Ag5TDIhl7ZuLNxSbzNkk+qm1pdV1yCMS
----- END CERTIFICATE ----手順 9: .arm ファイルをテキストファイルとして z/OS システムに転送します。
手順 10: gskkyman を実行し、[Store a CA certificate] を選択します。
手順 11: .arm ファイル名を入力し、証明書をインポートします。
これで、Domino の証明書が gskkyman キーファイルにマージされます。Domino の信頼されたルート証明書に
よって作成された個人証明書を持つユーザーは、System SSL を使用して HTTP と認証できるようになりました。
使用する各プロトコルごとに、サーバー文書で SSL を有効にできます。System SSL は HTTP プロトコルにのみ
使用できることに注意してください。サーバーですでに SSL が有効になっている場合は、この手順を省略できま
す。
メモ
System SSL API はスレッドプールモデルをサポートしない
System SSL は HTTP に対してのみ有効にできます。したがって、POP3 や IMAP などの他のインターネットプロ
トコルは、通常と同様に、ソフトウェア SSL ライブラリの SSLPlus を使用します。
System SSL API は制限付きで CRL をサポートする
Domino は独自の CRL ストレージプロセスを持っています。System SSL は Tivoli PKI Trust Authority のみサ
ポートするので、この場合は、CRL は使用できません。
System SSL と SSLPlus は SSL V3 のみサポートする
SSLPlus (現在の SSL パッケージ) は、z/OS 上の Domino 6 で V2 のみサポートします。同様に、System SSL
は SSL V3 プロトコルのみ使用します。
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07 Domino for z/OS
01 ようこそ
詳細情報の参照先
以下のマニュアルと Web サイトを必要に応じて参照してください。
Domino for z/OS 参照情報
『Domino 6.5.1 for z/OS Install Guide』
Domino 6.5.1 のリリース情報 の「Domino for z/OS」の章
『Domino に対する z/OS コンソール・サポート 』
次の Domino for Mainframe Servers (S/390 および z/OS) ホーム・ページには、販売情報と技術情報への重要
な参照方法が記載されています。
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/
Lotus Domino for z/OS 用の技術情報
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/dom390_devinfo.htm
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/servchoice.html
SMF レコード・タイプ 108 の最新資料とマクロ
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/smf.html
Domino for z/OS および Notes Document Library
http://www.lotus.com/ldd/notesua.nsf?OpenDatabase
Lotus Notes/Domino ナッレジベース
http://www.ibm.com/software/lotus/support/domino/support.html
http://www.ibm.com/software/lotus/support/notes/support.html
C API ツールキット
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/dom390_devinfo.htm
http://www.lotus.com/ldd/notesua.nsf/0b345eb9d127270b8525665d006bc355/1fe0d8ba4f32141a85256981
0053f0b9?OpenDocument
ディスカッションリスト
DOM390-L ディスカッションリストで Domino 390 対応版の問題についてディスカッションできます。
DOM390-L ディスカッションリストを購読するには、以下にメールを送ってください。
[email protected]
本文に「SUBSCRIBE DOM390-L」と書いてください。
購読の手続きが済むと、メーリングリストの使い方の詳細が送られます。
z/OS のマニュアル
3990
『3990/9390 Planning, Installation, and Storage Administration Guide 』
GA32-0100
JDK
ホームぺージ: http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/java/
z/OS
『z/OS MVS 初期設定およびチューニング 解説書 』
SA88-8564
『z/OS インストール計画 バージョン 1 リリース 2 』
GA88-8520
『z/OS MVS 計画:ワークロード管理 』
SA88-8574
『z/OS RMF Report Analysis 』
SC33-7991
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『z/OS RMF ユーザーズ・ガイド 』
SD88-6181
zFS
『z/OS 分散ファイル・サービス (DFS) zSeries ファイル・システム 管理ガイド 』
SD88-6232
TCP/IP
『z/OS Communications Server IP 構成ガイド 』
SC88-8926
『z /OS Communications Server IP 構成解説書 』
SC88-8927
『z/OS Communications Server IP マイグレーション 』
GC88-8924
DB2
『DB2 ユニバーサル・データベース・サーバー(OS/390版) インストレーションの手引き 』
GD88-7289
『DB2 ユニバーサル・データベース・サーバー(OS/390版) ODBCの手引きおよび解説書 』
SD88-7286
『DB2 ユニバーサル・データベース (OS/390 版および z/OS 版) インストレーション・ガイド 』
GC88-8766
『DB2 UDB for OS/390 and z/OS V7 ODBC Guide and Reference 』
SC26-9941
UNIX System Services
『z/OS UNIX システム・サービス 計画 』
GA88-8639
ホームページ: http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/unix
WebSphere
『WebSphere Application Server for z/OS and OS/390 インストールおよびカスタマイズ 』
GA88-8652
『WebSphere Application Server for z/OS and OS/390 メッセージおよび診断 』
GA88-8655
『z/OS HTTP Server 計画、インストールと使用の手引き 』
SC88-9004
ホームページ: http://www.ibm.com/software/webservers/appserv/zos_os390/index.html
z/OS インターネットライブラリ
OS/390 と z/OS の全 リリースのオンラインブックマネージャです。PDF ファイルも参照できます。
ホームページ: http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/
z/OS メッセージ/コードデータベース
ホームページ: http://www.ibm.com/servers/s390/os390/bkserv/msgcodesbooks.html
LookAt
LookAt は、z/OS のメッセージおよびシステム・アベンドに関する説明を検索するオンライン機能です。LookAt は
メッセージの説明を直接検索するため、従来のマニュアルを探すよりも迅速に情報を見つけることができます。
LookAtについては、インターネット上では以下に情報があります。
ホームページ: http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/zos/bkserv/lookat/lookat.html
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01 インストール
インストールの更新
最新のインストール情報については、『Domino 6.0.2 for z/OS Installation Guide 』 を参照してください。
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05 サーバー機能の変更
EBCDIC html ファイルを Domino http がサポートしなくなる
Domino http は EBCDIC HTML ファイルをサポートしません。httpd.cnf にある内容エンコード属性 (EBCDIC) が
有効なものとして受け付けられません。UNIX の iconv コマンド、または Domino 6 for z/OS が提供するシェルス
クリプト fileconv.sh を使用して、HTML ページを EBCDIC から ASCII に変換するか、または zSeries 用の IBM
http を使用して EBCDIC HTML ページを処理します。
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03 その他の情報
z/OS 対応版の Domino コンソールの制限事項
z/OS 対応版での Domino コンソールの制約一覧を以下に示します。
1. jconsole コマンドを z/OS システムから実行するには、DISPLAY 環境変数を設定して Xwindows サー
バーを実行しているワークステーションをポイントしてください。
2. Domino コンソール・サポートを使用する場合は、各 Domino Server パーティション (DPAR) ごとに固有の
ユーザー ID を使用してください。
Associated SPRs:
BAZH4CWN6H
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03 その他の情報
全文検索用にファイルシステムを拡張する
全文索引機能は、既存ファイルシステムのサイズが不足している場合にその要求を即座に失敗に終わらせず
に、索引を作成しようとするファイルシステムのサイズを自動拡張します。この機能は、z/FS ファイルシステムに
は適用されません。
この機能を有効にするには、notes.ini に以下を指定します。
OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1
notes.ini で OS390_EXPANDHFS_ENABLE を有効にすると、同一ボリューム内でファイルシステムを拡張しようと
します。最初の拡張に失敗して後続の notes.ini が設定されていると、2 回目のファイルシステムの拡張を追加の
ボリュームに行おうとします。追加ボリュームへの拡張が成功するのは、そのファイルシステムがマルチ・ボリュー
ム HFS として、次のように定義済みの場合だけです。
OS390_EXPAND_NEXT_VOL = 1
ファイルシステムが正常に拡張されるたびに、Domino Server コンソールが表示するメッセージ例を以下に示しま
す。
02/22/2002 08:21:46 PM OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1 successfully expanded
file-system-name fornn Megabytes
z/FS 上で実行時に、BPX1PCT pfsctl() が z/FS 上でファイルシステムを拡張するコマンドをサポートしないため
に表示するエラー・メッセージ例を以下に示します。
Error Expand File System Failed errno = 134 errno2 = 11B300BA "EDC5134I Function not
implemented."
02/22/2002 08:14:54 PM OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1 Failure to expand file system
file-system-name for nn Megabytes
デバイス上 (単一ボリュームまたは複数ボリューム) に空き容量がないファイルシステムを拡張しようとすると、
Domino Server のコンソールに表示されるエラー・メッセージは以下のとおりです。
Error Expand File System Failed errno = 133 errno2 = 5B27C005 "EDC5133I No space left on
device."
02/22/2002 08:21:46 PM OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1 Failure to expand file system
file-system-name for nn Megabytes
存在しないファイルシステムを拡張しようとすると、Domino Server のコンソールに表示されるエラーメッセージは
以下のとおりです。
Error Expand File System Failed errno = 129 errno2 = 05F1006C "EDC5129I No such file or
directory."
02/22/2002 08:21:46 PM OS390_EXPANDHFS_ENABLE=1 Failure to expand file system
file-system-name for nn Megabytes
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03 その他の情報
WebSphere を使用しないお客様へのお知らせ
Domino for IBM HTTP Server (WebConnector) はサポートされなくなりました。現在、WebSphere から Domino へ
の接続は、汎用の WebSphere プラグインによって実現します。IBM HTTP Server で Domino プラグインの使用を
希望されるお客様は、IBM 営業担当員から入手してください。
詳しくは、『Domino 6.0.2 for z/OS Install Guide』を参照してください。
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02 各プラットフォームと要件
Domino z/OS 対応版の実行に必要な PTF
次の Web サイトには、Domino 6 for z/OS 実行に必要な z/OS サービス一覧が記載されています。
http://www.ibm.com/servers/eserver/zseries/software/domino/servchoice.html
さらに、SMP/E を使用するツール (PTF チェッカー) が提供されて、このサービスが z/OS 上で適用済みかどうか
をチェックします。この PTF チェッカーはまた、上記に記載した Web サイトでも提供されます。この PTF チェッ
カーを使用するには、ファイルのコメント部分にある指示に従ってください。
Web サイトを定期的にチェックし、このサービス一覧に変更がある場合は確認してサービスを適用する必要があ
ります。
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02 各プラットフォームと要件
システム要件
システム要件については、『Domino for z/OS Install Guide 』を参照してください。
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02 各プラットフォームと要件
EBCDIC 形式の Lotus.ini ファイル が必要
このリリースでは、z/OS プラットフォーム用に、EBCDIC 形式の lotus.ini ファイルが必要です。デフォルトでは、
lotus.ini ファイルは /usr/lpp/lotus/notes/latest/os390 ディレクトリにあります。前のリリースでは、このファイル
は ASCII 形式でした。
新しいリリースのインストール時に、前のリリースからの lotus.ini ファイルがないときは、新規の lotus.ini ファイル
が現在の形式で作成されます。前のリリースからの lotus.ini ファイルが存在する場合、必要であれば、すべての
設定内容を維持しながら、ASCII から EBCDIC へファイルが変換されます。
Associated SPRs:
HANA5WJMVU
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04 国別言語サポート
既知の問題
LS:DO によりサポートされない混合 ASCII CCSID としてコード・ページ 943 または5039 を使用する日本語 DB2
混合 ASCII CCSID としてコード・ページ 943 または5039 を使用する日本語 DB2 はサポートされません。たとえ
ASCII の表を使用しなくとも、この CCSID での DB2 は LS:DO で問題が発生します。
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07 Domino for z/OS
02a 制限事項
メールレポートでの一部のグラフィカルサポートがまだ使用不可
ブラウザから Web サーバー管理クライアントを使用する場合、レポートデータベースからのグラフィカルな出力
は、z/OS では現時点で完全にサポートされていない場合があることに注意してください。[メッセージング] - [メー
ル] タブを開くことおよび使用レポートを作成することにより不完全な図形が出力されます。この不完全な図形出
力は Java の今後のバージョンで修正予定です。この障害のバイパス方法としては、ご使用のワークステーション
で管理クライアントから [メッセージング] - [メール] オプションを使用して、レポートデータベースから正確なグラ
フィカル出力を表示してください。
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07 Domino for z/OS
02a 制限事項
z/OS Enterprise Integration に関する制限事項
z/OS Enterprise Integration の制限は次のとおりです。
z
Notes データベース内の DECS リアルタイム文書のアクセスに、Web ブラウザを使用しないでください。
z
DECS for z/OS は、DB2 への接続だけをサポートします。
z
LC LSX および DECS
- DB2 ODBC は、DB2 for OS/390 および z/OS Recoverable Resource Manager Services attachment
facility (RRSAF) を使用する必要があります。LC LSX または DEC で使用されるデータベースには、
Subsystem セクションで「MVSATTACHTYPE=RRSAF」を設定してください。
- すべてのストアドプロシージャは、RRSAF を使用するよう定義しなければなりません。
Associated SPRs:
SKAK58UJL3
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02a 制限事項
IPv6 は未サポート
現時点では、Domino for z/OS は IPv6 をサポートしません。Domino の将来のメンテナンスリリースでサポートす
る予定です。
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07 Domino for z/OS
02a 制限事項
辞書の編集はサポートされていない
Domino Web Access でスペルチェックを使用するとき、現時点で、z/OS では [辞書を編集] ボタンはサポートされ
ていないことに注意してください。[辞書を編集] ボタンをクリックすると、個人辞書に単語を追加した後でも、空の
リストが表示されます。しかし、スペルチェック機能は個人辞書内の単語を認識し、これらの単語をスペリングの
チェックに使用します。
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07 Domino for z/OS
03 IEFUSI ユーザー出口
IEFUSI ユーザー出口
EFUSI ユーザー出口を現在使用している場合、APAR OW38477 を確認し、IEFUSI の考慮事項について 『z/OS
Unix System Services Planning 』 (GA22-7800) マニュアルを確認してください。
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07 Domino for z/OS
01 インストールの問題
インストール問題
ほとんどのインストール上の問題は、『Domino 6.0.2 for z/OS Install Guide 』 に記載された推奨値を使用している
こと、および必須サービスがすべて適用済みであることを確認すれば解決できます。Web から最新版の PTF
チェッカー・ツールを実行してください。Web ページを定期的に参照して更新状況を確認します。インストールガイ
ドに記載された値を設定してから、Domino Server をセットアップする必要があります。何か変更を行っても、IPL
するまではその変更が有効にならない場合があります。適切な z/OS マニュアルを読んで、どのパラメーターを
変更すると IPL が必要になるかを確認してください。インストール上の問題で、最も一般的なものを以下にリストし
ます。
z
IEASYSxx 値
Domino が最適に動作するためには、ESQA および ECSA の設定を最小に保つことが非常に重要になりま
す。ESQA および ECSA を最小に保つことにより、すべての Domino のアドレス・スペースで、最大の仮想ア
ドレスを確保します。Domino に対して最初に設定するのに適切な値としては、ESQA と ECSA の両方を 65
MB、大きくとも 100 MB までにすることです。
異なるプログラムディレクトリを持つ各サーバーごとに、ESQA をプラス 10 MBで計画してください。Domino メ
モリーのマップ・ファイルとユーザー共用ライブラリーの両方が ESQA ストレージを使用します。
最新レベルの Domino コードのインストール前と後に、ESQA と ECSA の使用状況をモニターしてあらゆる追
加のチューニングを行うことをお勧めします。ご使用の構成に基づき、ご使用の環境用に ECSA と ESQA サ
イズをチューニングする必要性が生じる可能性があります。z/OS 上で実行する他のアプリケーションと同様
に、CSA、ECSA、SQA、および ESQA の使用を定期的にモニターする必要があります。RMF レポーターを検
討することで、モニターを行うことができます。
SYS1.PARMLIB メンバーの IEASYSxx にある CSA と SQA パラメーターの詳細は、『z/OS MVS 初期設定お
よびチューニング 解説書 (SA88-8564)』 を参照してください。
z
BPXPRMxx 値
BPXPRMxx 値は、計算式がある場合を除き、『Domino 6.0.2 for z/OS Install Guide 』に指定されたものとまっ
たく同じに設定する必要があります。この値は Domino Server をセットアップする前に設定する必要がありま
す。
SETMVS コマンドを使用してパラメーターを設定する場合、設定値が有効なのは次回の IPL までです。パラ
メーターを永続的に設定するには、IPL 時に使用する BPXPRMxx を更新するか、または各 IPL 後に SET コ
マンドを実行します。SET コマンドを実行するには、PARMLIB の COMMNDxx メンバーにコマンドとして SET
コマンドを入れておきます。一部の PARMLIB メンバー変更には IPL を行わないと有効にならないものがあり
ます。z/OS の適切なマニュアルを見て、どのパラメーターを変更すると IPL が必要になるかを確認してくださ
い。
正しい設定がされているかをチェックするには、次の UNIX システムサービスコマンドを発行して BPXPRMxx
値を確認します。
dom_verify_os
現在の BPXPARM の設定と最高水準点の使用状況を表示するには、次のコマンドを出します。
D OMVS,O
D OMVS,LIMITS
z
COMMNDxx
ご使用の PARMLIB メンバーに次のコマンドがあるか確認し、サーバーの実行前に設定 します。
COM='SETPROG LPA,ADD,DSNAME=high-level-qualifier.SCEERUN2,MODNAME=CELHV003'
z
dom_verify_os または Domino Server のセットアップを実行できない場合は、以下の操作を行ってください。
high-level-qualifier.SCEERUN2 がカタログ化されていて、実行中のシステム上で利用できることを確認しま
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す。
high-level-qualifier.SCEERUN2 が PROGxx または LNKLSTxx の連結内にあることを確認します。
次のコマンドが正常に実行されることを確認します。
SETPROG LPA,ADD,DSN=high-level-qualifier.SCEERUN2,MOD=CELHV003'
z
インストール処理では言語を C に設定する必要があります。
インストールは、システム言語がデフォルトの C 言語を使用するように設定して行う必要があります。設定せ
ずに行った場合、予期せぬ結果となる可能性があります。
言語を確認するには、コマンド echo $LANG を出します。
結果は C となるはずです。
値が C 以外の場合は表示された値を確認し、コマンド export LANG=C を出して言語を変更する必要があり
ます。
サーバーを起動する前に、次のコマンドを出して LANG 変数を元の値に戻します。
export LANG=<original value>
z
補助記憶領域と共有ライブラリのサポート
新しい libnotes DLL または新しい Domino Server のプログラムディレクトリをインストールした後、補助記憶
領域が不足したり、パフォーマンスが下がった場合は、libnotes DLL の拡張属性と
SYS1.PARMLIB(BPXPARMxx) SHRLIBRGNSIZE 値の両方を確認してください。
それぞれのサーバープログラムのディレクトリごとに SHRLIBRGNSIZE 値を増加する必要があります。 『
Domino 6.0.2 for z/OS Install Guide』を参照してください。
システム共有ライブラリに libnotes 拡張属性が設定されていることを確認するには、次のコマンドを出しま
す。
ls -E libnotes
次の結果が表示されます。
-rwxr-xr-x
--sl
--sl
1 INSTALL NOTES
50556928 Sep
20 23:12 libnotes
1 は、共有ライブラリの拡張属性がオンに設定されていることを示します。
共有ライブラリの libnotes 拡張属性がオンに設定されていない場合、BPX.FILEATTR.SHARELIB RACF
Facility Class に許可されているユーザー ID を使ってオンに設定する必要があります。システム共有ライブラ
リの拡張属性をオンにするには、次のコマンドを出します (+l は L の小文字であることに注意してください)。
extattr
z
+l
libnotes
Domino Server のセットアップに関する問題
1. 正しいパスの設定
Domino Server のセットアップで、コマンド server -listen を出し、次の応答が返ってきた場合は、パスが正し
くセットアップされていません。
server: FSUM7351 not found
/notesdata ディレクトリで、コマンド whence server を実行すると、次の応答が返ります。
/usr/lpp/lotus/bin/server
この場合、サーバーのプログラムディレクトリの bin ディレクトリにプログラムが存在します (たとえば
/usr/lpp/lotus/bin)。 bin ディレクトリに存在しない場合は、『Domino 6.0.2 for z/OS Install Guide』の「PATH
環境変数の設定」を参照してください。
2. お勧めする Domino Server のセットアップの実行方法
Domino Server のセットアッププログラムは、以下のいずれかの方法で、ワークステーションを使用してリモー
トから実行する必要があります。
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z
Domino Administrator 6 Client がインストールされている場合は、[リモートサーバーのセットアップ] を選
択します。
z
Java Runtime Environment 1.3 - Java Runtime Environment 1.3がワークステーションにインストールさ
れていなければなりません。Java Runtime Environment 1.3 がインストールされていることを確認するに
は、ワークステーションからコマンド java -fullversion を実行します。
Domino Administrator 6 Client がすでにインストールされている場合jは、この方法を使って Domino Server
をセットアップすることをお勧めします。
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07 Domino for z/OS
03 スケーラビリティと障害回復
可用性と Fault Recovery
注意深くサーバーをメンテナンスしても、予期せぬ問題が発生する場合があります。
Domino には、一般的なトラブルシューティング用のツールが用意されています。Lotus の Web サイトとカスタマー
サポートチームには、トラブルシューティングの追加情報があります。z/OS プラットフォームの Domino に限定し
た利用可能なトラブルシューティングの差分を以下に示します。
z
新しい Domino 6 の Fault Recovery 機能により、サーバーが PANIC 状態になった後で自動的に
Domino Server を再起動することが可能。Domino Server の可用性を最大にするため、下記のとおり
サーバー文書で Fault Recovery を有効にすることを推奨。
z
また、Domino for z/OS では、サーバーが PANIC 状態になったあと、自動的に再起動する直前に SVC
ダンプを作成して「NSD」を実行することにより、さらに Domino サービスの情報を収集することが可能。
z
BPXGXQCT の ABEND=S0EC6,REASON=07020582 のDomino エラーに対する SVC ダンプも新しい機
能である。最適な Domino サービスを得るため、Domino for z/OS の SVC ダンプ機能を有効にすること
を推奨。Domino Server が起動する前に、以下の環境変数を設定すると、SVC ダンプ が利用できる。
export OS390_DOMINO_SVC_DUMP=1
OS390_DOMINO_SVC_DUMP 環境変数を設定すると、BPXGXQCT の
ABEND=S0EC6,REASON=07020582 の異常終了コードと理由コードを Domino SVC ダンプで利用でき
る。この異常終了コードと理由コードの SVC ダンプは Domino Server PANIC などのエラーが起こると作
成される。この異常終了コードと理由コードの Domino SVC ダンプを分析するには、Domino サービスへ
送信する必要がある。
ABEND=S0EC6,REASON=07020582 に対して SVC ダンプが確実に取得できるよう、z/OS SLIP トラップ
の変更または追加が必要なこともあります。異常終了コード EC6 が無効になっていないことを確認する
ためにすべての SLIP を表示するには、z/OS コンソールコマンドの「D SLIP」を使用します。異常終了
コード EC6 が無効になっている場合は、次の SLIP コマンドを使用して、この特定の異常終了コードと理
由コード用に SVC ダンプを有効にします。
SLIP SET,ID=XEC6,A=SVCD,COMP=EC6,RE=07020582,ML=50,ASIDLST=(CU,000E),
SDATA=(CSA,LPA,SQA,PSA,RGN,TRT,GRSQ,NUC),END
z
z
z
Domino NSD プログラムは新しいサービスプログラム memcheck を呼び出すようになった。memcheck プ
ログラムは 非常に多くの Domino のメモリをフォーマット、記録する。
z/OS の ps UNIX コマンドの新しいオプションを使用するように domps コマンドが更新された。たとえ
ば、各プロセスにおける仮想アドレスの最高水準点の使用状況を示す VSZ 値が表示される。
新しい dom_verify_os コマンドにより、z/OS 設定が正しいことを容易に確認できる。
以下のように、Domino のサーバー文書の設計を使用すると、Fault Recovery を利用できます。
1. [Domino Administrator] - [設定] タブをクリックし、[サーバー] セクションを展開する。
2. [サーバー文書] を開き、[文書の編集] - [基本] タブをクリックする。
3. [Fault Recovery を有効にする] をチェックする。
[Fault Recovery を有効にする] のチェックの下に、クリーンアップスクリプトを指定します。Domino に付属してい
たデフォルトのクリーンアップスクリプトは nsd.sh -batch であり、Domino サービスに要求されます。
クリーンアップスクリプト名の下で、[クリーンアップスクリプト最大実行時間] を変更できます。Domino Server が
何千ものユーザー、または 10 以上の Domino タスクをサポートしている場合、[クリーンアップスクリプト最大実行
時間] を 600 秒に変更することをお勧めします。
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07 Domino for z/OS
02 LotusScript
EBCDIC ストリングそのものを z/OS および iSeries 上でサポートする LotusScript
Domino Release 6.0.2 の場合、LotusScript が本来の EBCDIC プラットフォーム (z/OS および AS/400) を完全サ
ポートするように変わりました。特に文書で 「プラットフォームそのものの文字セット」 を参照する場合、当リリース
からこの文字セットは EBCDIC プラットフォーム上で該当する EBCDIC 文字のストリングまたは値として取り扱わ
れるようになります。以前のリリースでは、このようなストリングはすべて LMBCS とみなされました。この LMBCS
はシングルバイトの範囲にある ASCII と同じです。
この変更により、z/OS および AS/400 で LotusScript を使用する Domino アプリケーションは、プログラム作成
が一層容易になりますが、特殊なケースで、既存アプリケーションの変更が必要となる場合があります。この変更
が必要となるアプリケーションは以下の場合に限定されます。
z
z
Domino 製品の範囲外で入手し、USELSX ステートメントにより起動した LotusScript eXtensions (LSX)
ASCII ファイルまたはストリング形式に依存したローカル LotusScript アプリケーション
LotusScript を使用する Domino Designer に精通した人たちのために、下記に考慮事項が詳細に記載されていま
す。
LSX アプリケーション
ローカル LotusScript アプリケーション
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07 Domino for z/OS
01 式言語
式言語
式言語で:
z/OS の場合:
@Platform([Specific]) は「IBM OS/390」を返します。
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01 リリース 6.0
CPU の負担の軽減と z/OS の改善
Domino 6 for z/OS では、開発環境において Notes Client とメール用の iNotes Web Access に関して、Domino
のメールとスケジュール機能での著しい CPU の負荷軽減が見られました。
これらの状況は、以下の z/OS の改善点を利用して部分的に実現できます。
z
z
z
z
z
C/C++ 関数呼び出し間で実行されるアセンブラ命令処理の数を減少する C/C++ コンパイラと LE/RTL
サポート
新規 S/390 G5 と G6 命令処理に対する C/C++ コンパイラサポート
アセンブラ命令処理の標準に改善された最適化と縮小の C/C++ コンパイラ
C++ オブジェクト指向 Domino コードに対してインライン機能を拡大するC/C++ コンパイラオプション
Domino で使用する標準テンプレートライブラリの C/C++ コンパイラサポート
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01 リリース 6.0
ヘルプ/マニュアルの改良
Domino 6 for z/OS では、以下のようにヘルプ/マニュアルを改良しました。
z
『インストールガイド』は、インストール処理のフローチャートと Domino Server のセットアップ手順の画面例を
含む、多数の変更と追加で更新されました。
z
『リリース情報』は、PC/UNIX 版の『リリース情報』にマージされ、「Domino 6 for z/OS」というタイトルの章に
あります。
z
『z/OS Console Support for Domino』も更新されました。
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01 リリース 6.0
Domino Server のセットアップ
新規 Domino Server のセットアッププログラムは HTTPSETUP を置換します。
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01 リリース 6.0
Domino 6 for z/OS で Java runtime environment の出荷
Domino 6 for z/OS で Java runtime environment が、Domino 実行可能ツリーに組み込まれました。Java runtime
environment を使用するために特別なセットアップは不要です。Java runtime environment にどのような参照を
行っても PATH、CLASSPATH、または LIBPATH を使用しませんし、使用しても無視されます。外部 JDK は、
Domino 6 for z/OS 内では Java サポートを使用しません。
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01 リリース 6.0
新規 BPXPRM の確認
Domino 6 for z/OS では、新しい dom_verify_os コマンドが導入されました。このコマンドはインストール手順の一
部で、BPXPRMxx 値が正常に設定されていることを確認する際に役立ちます。
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01 リリース 6.0
新規の Fault Recovery と可用性の機能
Domino Server では、エラーが発生した場合に SVC ダンプで z/OS の状態、NSD ダンプで Domino の状態を取
得し、Domino Server を自動的に再起動するよう設定することができます。memcheck というプログラムにより、
NSD ダンプにおけるサービスの情報の取得量が非常に向上しました。さらに、Domino 6 で実現されたサーバー
の起動時間の短縮との相乗効果により、大幅にサーバーのダウンタイムが削減し、可用性が向上しました。
新しい環境変数 OS390_DOMINO_SVC_DUMP=1を指定すると、BPXGXQCT の
ABEND=S0EC6,REASON=07020582 の Domino エラーに関する SVC ダンプが可能になります。この新しい機能
により、プロセスを終了せずに Domino SVC ダンプを取得することができるようになりました。
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01 リリース 6.0
サーバーモニタリング
サーバーのインストールと設定が終わったあと、正しい運用をするための次の段階はサーバーと z/OS のパ
フォーマンスをモニターすることです。Domino は 108 レコードを介して、SMF を通して OS/390 と z/OS のパ
フォーマンスモニタリング環境が常に高度に統合されています。以前の Domino の OS/390 への移植では、以前
からの SMF インターフェースを使って収集する、パフォーマンスに影響のある Domino 情報を製品にフックを作
成して記録していました。108 レコードからの情報は z/OS やハードウェアに関する他の RMF データとともに解析
され、サーバーとプラットフォームの統合図を作成します。これは、z/OS のスキルを持つ管理者がパフォーマンス
データを収集、解析するためのプロセスで、プラットフォームに詳しくない Domino 管理者が克服する障害となるこ
ともあります。
Domino 6 では、パフォーマンスモニタのデータを別の場所から取得し、Domino 統計パッケージとともに z/OS の
測定基準と統合しました。CPU と中央ストレージの使用量を記録する RMF モニター II のデータは 毎分記録さ
れ、Domino で表示できる、またはサーバーがトラックする他の全ての統計と同じように利用できる Domino 統計
の一つとなります。このことで、管理者はそれぞれの組織でもっともわかりやすい方法でサーバーをモニターでき
ます。
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01 リリース 6.0
単一 LPAR で複数の Domino Release 6 をサポート
Domino R5 を含む単一 LPAR 上で、複数の Domino Release 6 を実行できます。これは、共有ライブラリー・サ
ポートを使用して行われます。
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01 リリース 6.0
共有ライブラリのサポート
共有ライブラリのサポートにより、インストール方法がシンプルになり、Domino の DLL のダイナミック LPA への
追加や、PUTINLPA ジョブの実行が必要なくなりました。
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01 リリース 6.0
Verity 社の KeyView フィルタサポート
Domino 6 for z/OS では、バイナリの添付ファイルからテキストを検索する Verity 社の Keyview フィルタが使用
できます。検索可能なファイル形式には、Acrobat PDF、Word、WordPerfect、1-2-3、Excel、Freelance、
PowerPoint、HTML、およびその他の多くのファイル形式があります。
注: WordPro の添付ファイルには索引付けできません。
この機能を使用できるようにするためには、索引バイナリ添付資料に対するオプションを指定した全文索引
のあるデータベースが必要です。 テキストのままとしての索引付き添付資料は、以前のとおりの操作を続けるこ
とになり、Keyview フィルタは使用しません。Keyview フィルタはサーバー全体に対して使用可能または使用不能
にできます。これを行うには notes.ini の設定を以下のようにします。
FT_BINARY_FILTER_OFF
FT_BINARY_FILTER_OFF=0 の値を設定するか、何も設定しないと、Keyview フィルタが使用されることになり、こ
れがデフォルト設定となります。
FT_BINARY_FILTER_OFF=1 の値を設定すると、Keyview フィルタは使用されません。
この notes.ini の設定により、システム管理者はバイナリ添付資料オプションをオンにしたすべてのデータベース
上で、索引付けオプションを変更しなくとも、Keyview フィルタを停止できるようになります。
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01 リリース 6.0
ホスト認証のための Domino HTTP DSAPI フィルタ (オプション)
Domino R5 S/390 対応版の Domino for IBM HTTP Server (Web Connector) 機能で、IBM HTTP サーバーを通し
て Domino データベースへアクセスするブラウザクライアントが、ホストのユーザー ID とホストのパスワードを
Domino の発行する認証要求の応答で指定できるようになりました。
Web Connector はリリース 6 でサポートしていませんが、Domino の HTTP サーバータスクへのホスト認証は、
DSAPI フィルタを介してサポートされます。
このオプションの Domino 設定を有効にすると、認証要求で指定するあらゆるクレデンシャル (名前とパスワード、
または X.509 証明書) はホスト認証サービス (RACF) で確認されます。
これは Web Connector に対するものとまったく同じに機能しますが、Domino の HTTP サーバータスクへ接続す
る (単に WebSphere を通して接続するだけでなく) ブラウザクライアントへ拡張されました。
詳細は、『Domino 6 for z/OS Install Guide』を参照してください。
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01 リリース 6.0
WebSphere への移行
Domino for IBM HTTP Server (WebConnector) はサポートされません。WebSphere から Domino への接続は、一
般的に使われる WebSphere プラグインで可能です。詳細は『Domino 6 for z/OS Install Guide』を参照してくださ
い。
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01 リリース 6.0
Domino に対する z/OS コンソール・サポート
Domino 6 に対する z/OS コンソール・サポートは、コード・バージョンが異なったサーバーを取り扱うことができま
す。1 つの Domino R5 バージョンだけでなく、複数の Domino 6 のバージョンを一緒に処理できます。この機能
は、新規の実行可能プログラム、改訂版セットアップ・スクリプト、および更新された JCL プロシージャーにより提
供されます。
詳細は、『z/OS Console Support for Domino 』 を参照してください。
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02 リリース 6.0.1
障害情報
Notes/Domino の修正リスト
Release 5.0.5 からは、R5 Web Fix List アプリケーションを導入したため、ユーザーは Lotus Developer Domain の
Web サイトより、この配信メカニズムによって、主要製品と S/390 5.0.x コードストリームの Fix List エントリにアク
セスできるようになりました。Release 6 の Fix List は R5.0x の Fix List とともに、このサイトに掲載されていま
す。R5 および R6 の Web Fix List アプリケーションへは、Lotus Developer Domain (
http://www.lotus.com/ldd/r5fixlist.nsf) からアクセスできます。
また、Lotus Developer Domain の Web サイトでは、リリース 6 以前の障害情報 (SPR) 修正についての公式な障
害修正リストと機能強化もご覧いただけます。Fix List はインターネット上の
http://www.lotus.com/ldd/r5fixlist.nsf を参照してください。
6.0.1 で修正された Domino for z/OS 固有の障害情報
CGOH5DMM98
Java セットアップ - タスクリストが空白になる問題を修正
InterNotes サーバーが Web ページをロードしない問題を修正
Server -kn が使われたときに OC4 になり、サーバーが再起動する問題を修正
「メール」オプションが選択されたときにイベント通知が動作しない問題を修正
IOCP インターネットプロトコルがエンドポイントをリークする問題を修正
Domino コンソールの notes.log ファイルが大きくなり続け、Domino 6 Fault Recovery が自動
起動する問題を修正
LANG=Hr_HR、LANG=Hu_HU、LANG=Mk_MK を設定している環境で、load http コマンドが
PANIC を引き起こす問題を修正
Fault Recovery のエラーメッセージが必要以上に時間がかかる問題を修正
CGOH5FZLMP
GCHU5FGTAK
pkcs12 ディレクトリのコンパイルを最適化
OS390 の、UNIX への間違った Notes イベントログの出力を修正
GCHU5FGU5Y
EBCDIC プラットフォーム用インターネットディレクトリでの変換の問題を修正
JBON5F6RK9
JCHS5FZSAE
Server Availability Index (SAI) が壊れる問題を修正
R4.6.x から R5.0.11 へ移行した環境でのリンクの移行の問題を修正
JDEN5FUL39
JHEG5ECT4F
インストールされている APAR PQ61928 をサーバーがロードしない問題を修正
ChildCleanup の終了中に PANIC になる問題を修正
JHEG5FZQVY
JHEG5FZRW4
NSD が完了するのに長い時間がかかる問題を修正
ファイルに英数字以外の文字が含まれるときに、NSD がすべてのアクティブなプロセスを発見
できない問題を修正
「Panic: sys res failure during transaction recovery...PRIVATE_DPOOLSIZE too small」が表示
される問題を修正
ディレクトリからファイルを削除するときの障害で、インストールがハングアップしたかのように
見える問題を修正
z/OS 上で IEEE コンパイラーの問題を回避する問題を修正
バケットへのアクセス時の PANIC を修正
ALEE5CLRZ4
CDBS5ELRQ4
CDBS5EPNSW
CDBS5FNPE6
CGOH5CALQ9
CGOH5DFK6D
GCHU5D86SM
JKEY5G8KJK
KVBN5FWK3G
MESR5G2MEW
MIAS5AUFPV
MIAS5EKQPN
SQLI5E69VH
pids.nbf ファイルに UNIX プラットフォームでの実行プロセスが欠けていて、NSD -kill が動作し
ない問題を修正.
バイナリツリーコードがストレージをリークする問題を修正
LCU: EBCDIC IBM-425 (新規アラビア語文字セット) のサポートを追加
LCU: LS Open を使って CP1388 テキストファイル (簡体字中国語) を読み込み/書き込みする
と、失敗またはファイルが壊れる問題を修正
libhauth.so ファイルが見つからない問題を修正
Domino Web サーバー管理ツールや Domino Administrator クライアントでレプリカを作成する
と、システム管理プロセスのエラーになり、レプリカデータベースが見つからない問題を修正
OS/390 でデータベースリンクの解釈に障害があり、リンクを指定してデータベースを開いたり
修復できない問題を修正
DECS: ファイルシステムの Virtual Fields アクティビティがデータを取得できない問題を修正
TCHL5EXNMA
ILM コードを Domino 6 用に更新
MIAS5GFSN7
PCAN5BANFP
PCAN5E4QDG
PDMR5EPJFF
RHOR5CDQCT
RHOR5GFRCN
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THTO5G5PA9
WSCT5C5N3T
WSCT5CDKV7
WSCT5EBSB6
YSHT5HTKXV
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iNotes Web Access: カレンダーを PDF 出力するときに HTTP がクラッシュする問題を修正
カレンダー: 繰り返しの「確認」を編集しているときに、本文の部分の文字スタイルと色が失わ
れる問題を修正
DECS:Virtual アクティビティ: [Event Options] - [Updates] - [Key Field Updates] [Delete/Insert] が失敗する問題を修正
DECS: Virtual Field Activity の作成: [Events] - [Open] を選択すると「Missing External
Record: Create Record fails」が表示される問題を修正
SCOS - ファイルやディレクトリ名を参照する多くの SCOS コンソールコマンドが動作しない問
題を修正
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07 Domino for z/OS
03 リリース 6.0.2
障害情報
Notes/Domino の修正リスト
Release 5.0.5 からは、R5 Web Fix List アプリケーションを導入したため、ユーザーは Lotus Developer Domain の
Web サイトより、この配信メカニズムによって、主要製品と S/390 5.0.x コードストリームの Fix List エントリにアク
セスできるようになりました。Release 6 の Fix List は R5.0x の Fix List とともに、このサイトに掲載されていま
す。R5 Web Fix List アプリケーションへは http://www.lotus.com/ldd/r5fixlist.nsf からアクセスできます。
また、Lotus Developer Domain の Web サイトでは、障害情報 (SPR) 修正についての公式な障害修正リスト、お
よび R6 以前のバージョンの機能強化も利用できます。Fix List はインターネット上の
http://www.lotus.com/ldd/r5fixlist.nsf を参照してください。
6.0.2 で修正された Domino for z/OS 固有の障害修正
CDBS5KRSN3
CGOH5G4J9V
CGOH5L4RBH
GCHU5KEP9Z
GCHU5LFQD5
JDEN5HNNTG
JDEN5K7LPR
JHEG5KBHU4
JKEY5HSJZD
JKEY5JBH3M
JPAI5K3T7Z
MIAS5KKNY5
MIAS5MCJCL
PDMR5JQSSK
RHOR5FWNXZ
RHOR5HBT28
RTOA5E9SED
TCHL5JNU87
THTO5KLVS6
TKLP5JJLLY
「stty: !FSUMB045 failed to get termios attributes: EDC5134I Function not implemented.
(errno2=0x05DA0167)」というエラーが表示される問題を修正
domps 仮想記憶域サイズ値が z/OS 上で切り捨てられる問題を修正
PANIC 後に実行される NSD の完了が長く、再起動が遅くなる問題を修正
データベースリンクが正しく動作しない問題を修正
.res ファイルの文字列が 256 より大きいときにサーバーが Panic になる問題を修正
z/OS ネイティブコンソールで Domino コンソールサポートを処理できない問題を修正
oeditascii が編集済みの部分を保存しない問題を修正
Domino 6 で SVC ダンプが生成されない問題を修正
エラーパスにある StateMachine で pNetSession が初期化されず、IGS (m1072) クラッシュす
る問題を修正
firstfreeindex の値が "cs" ステートメントによって変化することを認識せず、サーバーが
PANIC になる問題を修正
PANIC に続いて Unix Server がハングアップする問題を修正
Domino OS/390 対応版で SMF 89 をサポート
仮想タスクが削除された後に、workthread の SMF コードが古いポインタを使う可能性がある
問題を修正
自動診断情報ツール (6.0.2 用) を追加
MVS Jobnames が接尾辞を正しく表示しない問題を修正
メッセージトラッキング中に Web サーバー管理ツールがエラーになる問題を修正
TCP サーバーイベントジェネレータ/調査が zSeries 上で作動しない問題を修正
Keyview モジュール削除要求が失敗する問題を修正
ATOMCS64 によって HTTP がクラッシュする問題を修正
OS390 用インストールキットの種々の問題を修正
Lotus Notes, Domino, Domino Designer Release Notes
Copyright 2004 Lotus Software, IBM Software Group
07 Domino for z/OS
03 リリース 6.0.2
z/OS コンソールサポート で Domino コンソールがサポートされる
リリース 6.0.2 から、既存の「z/OS コンソールサポート」で Domino コンソールを使用できるようになりました。これ
によって、Domino 6 の新しい Domino コンソール機能を実装した上で、z/OS を介して既存のサーバーコンソール
を柔軟に使用できます。Dominoコンソール (server -jc) によって、多数のサーバーコンソールへの接続、役割に
よるコンソールアクセスの定義、サーバーのリモート起動が可能になります。
実装の詳細については、リリース 6.0.2 の『 z/OS Console Support for Domino』を参照してください。
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03 リリース 6.0.2
サーバーの稼働中に notes.log ファイルを再使用する
リリース 6.0.2 から、z/OS Domino コンソールサポートで「noteslog の再使用」コマンドを使用できます。このコマン
ドは、サーバーが稼働中jに、現在の notes.log ファイル (サーバーコンソール出力) の名前を「noteslog/notes.
logYYYYMMDD.HH:MM:SS」形式に変更します。
このサポートにより、システム管理者は、サーバーをシャットダウンすることなく noteslog ディレクトリでファイルシ
ステムのメンテナンスを実行できます。以前は、noteslog ファイルが大きくなると、サーバーをシャットダウンして、
コンソール出力ファイルを移動、削除、または保存しました。今後はサーバーを停止しなくても、これらのファイル
を管理できます。
詳細については、リリース 6.0.2 の「Domino に対する z/OS コンソールサポート」文書を参照してください。
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03 リリース 6.0.2
新しいインストールオプション「start_server_setup」
Domino Server を 1 つのローカルデータディレクトリにのみインストールするとき、この機能を有効にしておくと、
サーバーのインストールが完了した後に自動的にサーバーのセットアップが開始します。ただし、パーティション
サーバーまたはリモートサーバーのインストールのセットアップには使用できません。
新規サーバーのインストールでこのオプションを使用すると、サーバーのインストールが完了した後に自動的に
サーバーのセットアップが開始します。サーバーのアップグレードでこのオプションを使用すると、インストールが
完了した後に自動的にサーバーが再起動します。
「start_server_setup」のデフォルト値は 0 で、インストール後に、サーバーセットアップの起動またはサーバーの再
起動は行いません。
オプションの 1 が選択されてる場合は (start_server_setup = 1)、ローカルサーバーセットアップが起動します。
zOS プラットフォームでは、Xwindow のサポートを提供するワークステーションに、Unix システムサービスの
DISPLAY 変数をエクスポートすることが必要な場合があります (例: Unix コマンドプロンプトで「export DISPLAY=
myworkstation_name:0.0」を実行)。これは、インストール前に実行しておく必要があります。アップグレードによるイ
ンストールを行うときは、オプション 1 を使用すると、サーバーが起動します。zOS プラットフォームのどちらの
ケースでも、notesdata ディレクトリ所有者の ID のパスワードの入力が求められます。
Option 2 を選択すると、インストールの完了後に、新規サーバーのインストール用にサーバーセットアップが
listen モードで起動します。インストールが完了すると、リモートサーバーセットアップツールを使用してサーバー
に接続できます。このとき、notesdata ディレクトリ所有者の ID のパスワードの入力が求められます。次に、ワー
クステーションで「リモートサーバーセットアップ」アプリケーションを実行し、サーバーを設定します。
自動セットアップでインストールする場合は、script.dat の「start_server_setup」セクションを参照してください。ま
た、対話方式でインストールするときは、画面に表示される説明に従ってください。
July 2004
リリース情報には Lotus Notes、Lotus Domino 6 ソフトウェア製品についての情報が含まれています。リリース情
報は次の章から構成されています:
新機能の紹介 Notes、Domino Designer、Domino server の概要、このリリースの新機能と拡張機能についての説
明、および詳細について説明します。
お読みください サポートするプラットフォームと環境、およびインストールに必要なその他の情報について説明し
ます。
トラブルシューティング Domino と Notes に関する制限事項と問題点について説明します。
マニュアルの変更 Notes、Domino Designer、Domino Server のドキュメントについての訂正および内容の更新に
ついて説明します。
相互運用 Notes と Domino の異なるバージョン間での制限事項または非互換性について説明します。
変更履歴 以前の Notes/Domino 6 リリースから拡張された機能や新機能について説明します。
Domino for iSeries IBM iSeries プラットフォーム固有の詳細について説明します。
Domino for z/OS IBM z/OS プラットフォーム固有の詳細について説明します。
このデータベースの中の文書はあなたのサイトの現状にあうように編集してかまいませんが、データベースの内
容を編集した場合、それはあなたの組織のみでの使用に制限されます。この文書を他の組織に再販売したり他
の方法で配布したりすることは、文書が変更されているか否かに関わらず認められません。ロータスはこの文書
に加えられたいかなる変更に対しても技術的な正当性を保証しません。
特記事項
本マニュアルは、情報提供のみを目的に提供されています。本マニュアルの情報の完全性および正確性については最善の
努力を払いましたが、本マニュアルの内容は現状のままで提供されるものであり、IBM はいかなる明示もしくは黙示の保証責
任も負いません。また、本マニュアルに記載された情報は、IBM の現在の製品開発計画に基づくものであり、予告なく変更さ
れる場合があります。IBM は 本マニュアルおよびその他マニュアルの使用もしくはそれらに関連して発生したいかなる損害に
ついても責任を負いません。本書は、IBM(またはその他のサプライヤーやライセンサー) にいかなる保証責任を負わせるも
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ライセンス資料 - IBM の所有権
(C) Copyright IBM Corporation 1985, 2004
Lotus Software
IBM Software Group
One Rogers Street
Cambridge, MA 02142
All rights reserved.
改訂履歴
オリジナル:Lotus Notes/Domino 6
第 1 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.0.1
(2003/02/24 作成)
第 2 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.0.2
(2003/05/26 作成)
第 3 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.5 (2003/10/20 作成)
第 4 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.5.1
(2004/01/30 作成)
第 5 回改訂:Lotus Notes/Domino 6.5.2
(2004/07/08 作成)
商標のリスト
IBM、IBM ロゴ、AIX、AS/400、iSeries、OS/2、OS/2 Warp、S/390、Tivoli、WebSphere、z/OS、and zSeries、
Lotus、cc:Mail、Lotus Domino、Freelance、Freelance Graphics、Lotus Notes、LotusScript、Notes、1-2-3、
Organizer、Quickplace、Sametime、SmartIcons and SmartSuite は、IBM Corporation の商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国におけ
る商標または登録商標です。
Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft の米国およびその他の国における商標で
す。
MMX および Pentium は Intel Corporation の米国およびその他の国における商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標または登録商標です。
LNDRN652000
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