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A 教材・資料集

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A 教材・資料集
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:日直の表を見て、自分や友達の当番を意識する。
自発的に日直の仕事(朝の会、帰りの会の司会など)を行う。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:本学級は、半数程度の児童が身近な文字を読むことができ、全員が自分の顔写
真を認識することができる。日直の仕事である、朝の会・帰りの会の司会をやることに意欲的な児
童が多いが、当番でなくても前に出たがることも多い。表を提示することで、日直当番の順番があ
ることを意識し、その上で自発的に日直の仕事ができるようになってほしいと考える。
④教材の名称:日直の当番表
⑤指導上の留意点、配慮点
・その日の日直の役割(朝の会・帰りの会の司会、
「いただきます」の挨拶など)を行う児童の名前
と写真を表にして示すことで、自分の当番であることが意識しやすくなる。また、やりたいからや
るのではなく、あらかじめ順番が決まっていることや、友達が日直の時は自分の順番まで待つこと
など、ルールがあることが理解しやすくなる。
①学習項目:家族や社会の一員としての在り方に関する項目
人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:同じ仕事を日替わりで友達と交代して行うことで、順番を意識する。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:全員の友達の名前と顔が一致する。友達を意識して一緒に追いかけっこをして遊ぶこ
とができる。順番を教師と一緒に確認することで理解できる。
④教材の名称:バス乗車表の運び係の名札、ネームホルダー
⑤指導上の留意点、配慮点
・乗車表を持っていくときには必ずフックの名札を確認し、ネームホルダーを付けるようにする。
・乗車表を渡すときには、
「お願いします」と言葉で言えるよう、そばで教師が促す。
・係の仕事が終わったら、ネームホルダーを次の友達に直接首に掛けて渡し、交代することを意識で
きるようにする。
・ネームホルダーを受け取った人が、フックの名札を自分のものに変え、次が自分であることを確認
できるようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:今日の日直が分かる。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:自分のシンボルカードが分かる。ルーレットを見て今日の日直は誰かが分かる。
④教材の名称: 日直のルーレット
⑤指導上の留意点、配慮点
・シンボルマークの下に平仮名で名前を記入する。
・今日の日直のシンボルカードだけが見えるようにする。
・ルーレットを回転させて、全員が日直に取り組むようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:写真カードを見て、物や場所を理解し、一人で係活動をする。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:写真カードを見て、物や場所を理解することができる。
④教材の名称:係活動の物と場所の写真カード
物:健康観察カード、プリント入れ
場所:保健室前、職員室前
⑤指導上の留意点、配慮点
・係活動に取り組むときに、二枚の写真カードを提示して、
「○○へ行って○○を持ってきてくださ
い」と言葉をかける。
・後ろから教師が見守り、できるようになってきたら少しずつ離れるようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:おしぼりの入ったカゴの持ち手をしっかりと握り、食堂まで一人で運ぶ。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:給食時におしぼりを運ぶ係の児童は、持ち手を太くすることでしっかりと握ることがで
きる。
④教材の名称:おしぼり入れ
⑤指導上の留意点、配慮点
・持ち手を柔らかく、握りやすくするために、綿のひもを太く編んでカゴに取り付けるようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する内容
人間関係の育成に必要な内容
②ねらい:学級の人数分の牛乳とストローを、配膳台から一人で運ぶ。
課題学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:数字の学習(1対1)を始めたばかりなので、人数分の牛乳とストローを配膳台から持
ってくることが難しかった。
④教材の名称:牛乳ケース
⑤指導上の留意点、配慮点
・1から順番に、教師と一緒に数えながら並べるようにした。ストローも一緒に数え、小さな穴に立て
るようにした。活動を理解して自主的に取り組めるように、課題学習や朝の課題でも取り組んでいる内
容の課題を係の仕事に選んだ。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
人間関係の育成に必要な項目
心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:友達や教師から称賛され、係活動を行う充実感を感じる。
トイレ以外の場面でも繰り返し行うことで、トイレットペーパーをちぎり取るときに片方
の手で押さえる習慣を身につける。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:教師が手を添えることで、左手で物を押さえて右手で引っ張るといった左右違う
動きをすることができる。トイレットペーパーを畳んだり、ちぎったりすることが難しい。
④教材の名称:日めくりカレンダー
⑤指導上の留意点、配慮点
・トイレの場面だけでなく、係活動としてトイレットペーパーホルダーの使い方と同様な動きを取り
入れる。左手で上部を押さえ、右手で斜め上にちぎり取るように身体支援を行う。
・係活動として行うことで、切り取りを上手にできたときに友達や教師から称賛されるようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:写真で確認しながら、プリントケースや健康観察帳をボックスに入れる。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:係の児童は、文字や絵、写真、シンボルマークなどを見ることで、視覚の優位性を生
かして行動できる。
④教材の名称:取りに行ったらケースに入れよう!
⑤指導上の留意点、配慮点
・職員室前に置かれたプリントケースや、保健室前に置かれた健康観察帳を取りに行って教室に戻っ
てきた際に、このボックスに入れることで活動の終わりに見通しをもてるようにする。
・係の仕事として取りに行くことを忘れていたときも、このボックスに貼られた写真を見て、係活動
の内容や何を持ってくるのかを思い出し、自発的な行動ができるようにする。
・児童によっては入れて終わりではなく、入れたら「終わりました」と教員に報告することも合わせ
て指導する。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:日直の児童は、自分が日直であることを知る。
日直以外の児童には、誰が日直であるかを知る。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:毎日、日直をやりたい児童が 1 名いる。自分の番ではないときにも発言することがあ
ったが、日直輪番表示とメダルを見せることで、我慢できるようになってきている。
④教材の名称:日直メダル
⑤指導上の留意点、配慮点
・日直輪番表示のそばに置いておくことで、児童が自分から首にかけられるようにしてある。
・首にかけることが苦手な児童は、会の始めと終わりに首にかけることで、始めと終わりを意識でき
るようにしている。
・貼ってある物を剥がしたくなってしまう児童がいるので、メダルは簡単には剥がせない物にしてあ
る。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:今日の日直が誰なのか、どの児童も自分で確かめることで順番を意識する。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:クラスの児童全員が文字や絵、写真、シンボルマークなどを見ることで、視覚
の優位性を生かして行動できる。
④教材の名称:日直当番表
⑤指導上の留意点、配慮点
・顔写真と名前(平仮名)で表示された輪番表を用意することで、
「今日の日直」を知るとともに、
順番に見通しをもつことができる。
・係の児童自身が自分で回せるように、輪にくぼみを持たせて掴みやすくする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:順番を意識し、表示を見て今日の日直が誰であるかを知る。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:日直は順番に回るものだと理解しているものの、毎日自分がやりたいという思いが強
い児童が 1 名いる。特に言葉が出ない児童のときに、横から自分が言おうとすることが多い。
他の児童は、あまりこだわりがないが、視覚的に確かめられることで、自分でもその日の日直を確認
できるようになってきている。
④教材の名称:日直輪番表示
⑤指導上の留意点、配慮点
・どの児童にも今日の日直が誰なのかを確認できるように、児童の見やすい場所に掲示している。
・朝の会が始まる前に教師と児童全員で確認するようにしている。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:
「任されているんだ」「やって良かった」と感じながら活動する。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:毎日帰りの会の前に活動している。これまでに不定期に行ってきたゴミ捨てを毎日行
うことで、自分の役割活動という意識が少しずつ芽生えてきている。
④教材の名称:ゴミ捨て
⑤指導上の留意点、配慮点
・各教室(3クラス)を回る時は、入る時に「失礼します」出る時に「失礼しました」と挨拶するよう
に練習する。
・ゴミ箱は、自分のクラス1、他クラス2、トイレ2、の5つのごみ箱から回収する。
・担任も含めて、各クラスの教員は「ありがとう」
「えらいね」など賞賛する。
・ゴミ捨て場所については、一度校舎外に出ることもあり、安全を考え担任が付き添って行っている。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:一人一つ以上の役割を担当し、
「自分に任された仕事」という意識をもって取り組む。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:一人一つは係を担当し活動している。慣れるまでは教師が付き添って支援するが、基
本的には一人で活動できる内容を担当しているため、ほとんどの児童が教師の力をかりずに取り組め
るようになってきている。
④教材の名称:係活動分担表
⑤指導上の留意点、配慮点
・児童一人一人の手立てとしてはこのボードでは不十分であるため、写真カードを指さして伝えたり、
現物を直接渡したりして、係活動を行っている。
・さらに手立てが必要だと判断した場合は、その都度改善する。(顔写真を貼る、マークを付けるな
ど)
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:カードを見て、自分で係の仕事に気づき、取り組む。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:電気係として、教室への入退室の際に、照明を点けたり消したりする仕事を任せられ
ている。自分から行うことは忘れることが多いが、「電気お願いします」と声をかけると、自分の仕
事に気がつき取り組むことができる。文字を読むことは難しいが、写真や絵カードをたよりにして周
囲の状況ややるべきことを理解することができる。
④教材の名称:電気係の仕事をしよう!
⑤指導上の留意点、配慮点
・仕事を忘れそうになっている時は、声をかける前にカードを指さして、自分から気づいて取り組む
ことができるようにする。
・特に退室時、仕事を忘れることが多いので、ドアの本人の目線と同じくらいの高さにカードを貼っ
ておき、気がつきやすいように配慮する。
・できるだけ電気を消しやすい環境にするために、他の児童が先に教室を出て、本児が最後に教室を
出るように、順番を調節する。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:道路を歩くときの約束を知る。
実際に外を歩くとき、安全に注意しながら歩く。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:散歩や外に出かける活動が好きな児童が多い。興味がある物を見つけると、急に
飛び出してしまうことがある。
④教材の名称:道路を歩くときの約束表
改訂版 CD-ROM 付 小学校 学級生活マニュアルプリント たんぽぽ社 2013年3月21日第1刷発行
⑤指導上の留意点、配慮点
・校外学習や散歩など外を歩く場面で、何に注意すればよいかを絵で分かりやすくする。
・絵を見ながら、注意点を一つずつ児童と確認する。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:交通ルールを覚えて、安全に道路を横断する。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:青信号で左右を確認せずに飛び出してしまうことがあるが、赤は止まれ、青は進
めを理解している児童が多い。
④教材の名称:道路を安全に渡ろう!
・赤信号
・青信号
⑤指導上の留意点、配慮点
・表は赤信号、裏は青信号のペープサートを使用して、実際に外に出て信号を渡る時のための練
習を室内で繰り返し行っていく。
・教室移動の際、出入口・曲がり角などでこの教材を提示して、信号を見て行動する練習をする。
・赤から青にする前に、「青になったら急に飛び出していいんだっけ?」というような言葉かけ
を行う。
「右・左・右」の確認をしてから青にして、実際に左右を見てから動き出すように練習
する。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:校外学習の往路、復路の移動手段を理解し、落ち着いた気持ちで安全に活動する。
生活単元学習
小学部○年
③児童の実態:慣れない活動や見通しがもてない状況では、気持ちが不安定になったり、衝動的
な振る舞いをしてしまったりする児童が複数いるが、教室などで環境を整えて、繰り返し学習す
ると生活場面や実践場面でも落ち着いて行動できる。
④教材の名称:マックへ行こう
・ペープサート拡大図
ロゴを含むマクドナルド店舗及び東武バスの写真を撮影して使用
⑤指導上の留意点、配慮点
・目的地までの移動手段(往路徒歩、復路路線バス)を、図やペープサートを使って視覚的に理
解できるようにする。
・徒歩のところは、人型のペープサートで道をなぞり、バスで移動するところは、バスのペープ
サートに持ち替えるようにする。児童が自発的に、バスと人型のペープサートを重ねて、バスに
乗車している場面を表現しているときは、その方法でよい。
・学校を出発して目的地へ行き、また学校に戻ってくることを意識できるように、児童がペープ
サートを動かしているときに、
「学校を出発します。
」
「~へ行きます。
」など必要に応じて教師の
言葉で場面を説明する。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:マナーを理解し、ルールを守って利用する。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
児童の実態:興味・関心が高く、好きなことや興味のあることが目に入ると、思わず手を伸ばし触った
り、大きな声を出したりする。
③教材の名称:マナー○×クイズ
③ 指導上の留意点、配慮点
・校外学習の事前学習で取り組む。
・絵を見ながら一場面ずつ児童と確認し、合っているものには○のカードを、間違っているものには×
のカードを一緒に挙げる。
・正解したときには自信がもてるようにたくさん誉める。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:気持ちの良いおじぎをする。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:文字や説明だけで理解できる児童は少ないが、イラストを見て、やることややり方を
理解することができる。
④教材の名称:おじぎの仕方
⑤指導上の留意点、配慮点
・説明や文字だけでは理解が難しい児童も、イラスト
を見て、おじぎの際にどれくらい頭を下げたら良いの
かを理解することができるようにする。
・朝の会や帰りの会等、みんなで一緒に挨拶をする際
には、イラストを確認してから行う。
・上手にできるようになった児童がいたら、イラスト
と合わせてみんなの前で手本を示してもらい、自信を
つけられるようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:適切な声の大きさで話す。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:文字や説明だけで理解できる児童は少ないが、イラストを見て、適切な声の大きさを
理解することができる。
④教材の名称:声の大きさ
⑤指導上の留意点、配慮点
・説明や文字だけでは理解が難しい児童も、イラスト
を見て声の大きさを調節できるようにする。
・イラストを指さしながら、教師が実際に声を出し、
より理解を深める。
・行事等では、何番目の声で話したらよいのか、事前
に表で確認してから臨むようにする。
・カード等にして携帯できるようにする。不適切な声
の大きさのときには、イラストを提示して、適切な声
の大きさを伝える。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:ファストフード店で、スムーズにごみを分別して捨てる。
生活単元学習
小学部○年
③児童の実態:慣れない活動や見通しがもてない状況では、気持ちが不安定になったり衝動的な
振る舞いをしてしまったりする児童が複数いるが、教室などで環境を整えて、繰り返し学習する
と落ち着いて行動できる。
「写真と具体物」のマッチングが可能な児童が多く、場面を限定して
繰り返し学習すれば生活場面で役立てることができる。
④教材の名称:分けて捨てよう
マクドナルドの店舗で撮影したダストボックスのイラスト写真を使用
⑤指導上の留意点、配慮点
・校外学習で利用するファストフード店と同じごみ箱のイラストを用いて、一つ一つごみと絵
を対応させながら分別を行うようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:校内外での集団での移動時に、安全に列になって歩くことを意識する。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:年度当初、走ることのできる 3 名の児童は、教師の指示を待たずに勝手に移動してし
まうことが多かった。そのため、歩くペースがゆっくりの2名と、情緒が不安定になりやすくマンツ
ーマン体制の児童が1名と、興味のある物を見つけると駆け出してしまう児童 1 名が残ってしまうこ
とがあった。
④教材の名称:ならんであるこう
⑤指導上の留意点、配慮点
・日常生活の中で順番を決めて、集団で移動する練習を行っている。
・移動時や歩き始める前などにこのカードを提示して、友達と手を繋いで歩くこと、勝手な行動を減
らし指示があるまで待つこと、前の人を抜かさず並んで歩くことなどを、日常的に伝えるようにして
いる。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:友達と手をつなぎ、順番を守って並ぶ。
表を見て、手をつなぐ友達を誘ったり、誘いを受けて手を繋いだりする。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:数字を読んで順番を理解している児童が多いが、1番になりたがり友達を抜かし
たり、押したりする児童もいる。順番を目で見て分かるように提示することで、自分の順番を知
り、納得することができる。誰とでも手をつなげるように練習中である。
④教材の名称:順番表
⑤指導上の留意点、配慮点
・移動の際に必ず提示して、自分の順番と一緒に手をつなぐ友達が分かるようにする。
・児童の写真カードと順番表にマジックテープを貼って、取り外しができるようにしておく。
・「一緒に手をつなぐ友達を誘ってきてね」などの言葉かけを行い、友達同士でやりとりができ
るようにする。その際、友達のことを誘える児童をペアの一人にして、もう一方のペアの友達を
誘って並べるようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:周りの友だちにとってもちょうど良い大きさの声で歌を歌う。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:発音は不明瞭であるが、活動に取り組む意欲があり、朝の歌を歌う時も元気に歌って
いる。しかし、声が大きすぎて両隣の友だちが耳を塞いでいたり、不快そうな表情を見せたりするこ
ともある。歌う前に「優しく歌うよ」と声をかけたり、ちょうど良い声量で歌うことのできる児童を
お手本にしたりすることで、求められている大きさの声が出せるようになってきている。
④教材の名称:声の大きさに気をつけながら、元気に歌を歌おう
⑤指導上の留意点、配慮点
・朝の歌を歌う前に、全体に対して「元気に、優しい声で歌いましょう」と声をかける
・声が大きすぎる場合は、MTが目を合わせたり、「小さく、優しく」のサインを出したりして声量
を下げるように伝える。
・歌が終わったら、「優しい声で歌えたね。まるです」と称賛するようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:自分で天気を確認して、外で遊べるかどうかを判断して気持ちを切り替える。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:外で遊ぶことが好きで、休み時間になると中庭でブランコをしたり、グラウンドで自
転車に乗ったりして楽しんでいる。自分の中のスケジュールが崩れることを嫌い、天候が悪くても、
「ブランコに行ってもいいですか。」と教師に尋ねる。「雨だからいけないね。」と言われると不機嫌
になったり落ち着かなくなったりする。時間を空けると気持ちを切り替えて違う遊びを見つけること
ができる。自分で外を見てその日の天気を理解することができる。
④教材の名称:天気を確認して、遊ぶ場所を決めよう
⑤指導上の留意点、配慮点
・天気が悪く、外に行けない日に児童が外に行きたい様子を見せた際、一緒に窓の近くまで行って外
の様子を見る。「今日の天気は?」や「雨が降っていると、外で遊べる?遊べない?」といった質問
をして、自分で納得できるように促す。
・雨が降っていなくても、水たまり等があって外で遊べない場合は、実際に水たまりをみて、濡れて
しまうこと、遊べないことを確認する。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:見通しを持ち、一人で掃除をやりきる。
教室や廊下を掃除し、きれいになったことで、周囲に喜んでもらい、仕事の充実感を味わう。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:枠やラインを意識して、掃き掃除や雑巾がけに取り組むことができる。
④教材の名称:掃き掃除の範囲を示す枠、雑巾がけのスタートライン
⑤指導上の留意点、配慮点
・掃き掃除では、枠の中にあるゴミを確認してから、ミニほうきとちりとりで掃き取るようにする。
・雑巾がけでは、廊下を往復する順番が分かるように、色の違うテープを貼り、数字を記入して数字の順
に往復できるようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:雑巾がけの回数を表にして取り組むことで、見通しをもって活動する。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:雑巾がけを行いながら回数を正しく数え、覚えておくことは難しく、終わりの見通し
をもって活動に取り組むことが難しかったため、視覚的に終わりが分かるようにしたところ、見通し
をもって取り組むことができるようになってきた。
④教材の名称:雑巾がけボード
⑤指導上の留意点、配慮点
・初めは教師が側で一緒に活動し、一回終わるごとにマグネットを手渡し貼る位置を指さし等で示す
ようにした。
・慣れてきたら一回終わるごとに自分で貼るように、ボードに並べておくようにした。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する内容
人間関係の育成に必要な内容
②ねらい:教室や廊下の掃除に自分から取り組み、最後までやり遂げる。
自分だけでなく、友達も一緒に頑張っていることを感じ、励まし合ったり意識したりする。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:文字を読んで自分の名前や友達の名前を理解できる児童や、顔写真で自分を判断
することができる児童がいる。マグネットを外していくことで、ぞうきんがけの終わりが分かる。
④教材の名称:掃除マグネット
Aさん
Bさん
Cさん
⑤指導上の留意点、配慮点
・文字での理解ができる児童と顔写真で自他を理解できる児童のグループで一緒に掃除を行う。
・1往復ごとにマグネットを外し、ぞうきんがけの回数が分かるようにする。ぞうきんがけが全て終
わったら、教師とハイタッチをして称賛する。
・自分だけでなく、友達と一緒に行うようにする。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:
「ほうきを使いゴミを集める→塵取りに取る→ゴミ箱に捨てる」の一連の流れを理解する。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:掃き掃除に取り組めそうな児童は4名いる。毎日の取組で実施した児童は1名いる。
どの児童も細かなごみを掃き集めることはまだ難しいが、濡らした新聞紙などを大きなゴミに見立て
た物は、一人でも□の枠の中に掃き集められるようになってきている。
④教材の名称:ゴミを集める場所の表示
⑤指導上の留意点、配慮点
・一箇所にゴミを集めるという手順がわかるように、ゴミを集める場所を表示する。
・ゴミに注目したり、集めたりすることを意識できるように、濡らした新聞紙をゴミに見立てて行う
ようにする。
① 学 習項 目: 家庭 や社 会 の一 員と しての 在 り方 に関 する 項目
② ね らい :「 始め 」と 「終 わり 」を 意識 し て、 最後 まで きち ん と雑 巾が け をす る 。
日 常 生活 の指 導
小 学 部○ 年
③ 児 童 の実 態 : 数 字 を 理解 で きる 児 童、 理 解 が難 し い 児 童 が 半数 ず つい る 。色 の 名 称を 理
解 で きる 児童 が多 い 。雑 巾が けに ついて は 、ク ラス や児 童 にも よる が、経験は あ るも のの 、
習 慣 づ いて い る児 童 は 少な い 。4 年 にな っ て 、初 め て朝 の 取 り組 み とし て 行う よ う にな っ
た 児 童 がほ と んど で あ る。 高 ばい が 苦手 な 児 童は い ない 。 濡 れた ぞ うき ん の手 触 り や高 ば
い 運 動 を嫌 が って 取 り かか り が遅 く なる 児 童 はい る が、 雑 巾 がけ を 始め る と、 立 ち 止ま る
こ と なく 一気 に5 回、 端 から 端ま で雑巾 が け で きる 児童 が多 い 。
④ 教 材の 名称 : 雑 巾が け のス ター トゴー ル ライ ン
⑤ 指 導上 の留 意点 、配 慮 点
・雑 巾が けの スタ ート 位 置に つい ては、数 字が 理解 でき る児 童 には「1 はどこ か な?」、色
が 理 解で きる 児童 には 「 向こ うの 黒から 始 めよ う」 と伝 えて 、 促す よう にする 。
・こ のス タ ート ゴー ルラ イン は 、雑 巾が け がほ ぼ初 めて の児 童 らに とっ て、
「始 め 」と「 終
わ り 」 を意 識 して 、 最 後ま で きち ん と雑 巾 が けを す るこ と を ねら い とし て 設置 す る 。そ の
た め 、 途中 の ライ ン は なく 、 床の 線 にそ っ て まっ す ぐ に 雑 巾 がけ す るこ と はね ら っ てい な
い 。 ま ずは 「 始め 」 と 「終 わ り」 を 意識 し な がら 、 一人 で 雑 巾が け をや り きる こ と が大 切
だ と 考え 、ま っす ぐ に 雑 巾が けを するこ と は次 のス テッ プと し て考 えて いる。
・ 数 字 の認 知 があ る 児 童に つ いて は 、ゴ ー ル がず れ てし ま っ たと き に、 ス ター ト ラ イン の
数 字 を伝 えて 修正 でき る よう にす る。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい: 好きなイラストを手がかりに活動を想起し、モップ掛けに取り組む。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:毎日行っている活動について、状況や言葉を手がかりに活動することができる。物を
注視することがあまり得意ではないが、好きな物はよく見ることができる。
④教材の名称: キャラクターの絵カード
⑤指導上の留意点、配慮点
・児童が、好きなキャラクターのイラストをモップ掛けの始点と終点に貼る。
・モップ掛けを始める前にキャラクターの絵カードを提示するようにする。
・近くまで行ったら絵にタッチをするというようにルールを設定する。
・モップを後手にひきずる際には、手を添えて身体支援をして、正しくモップを掛けられるように配
慮する。
・始めは1往復から行い、徐々に回数を増やしていく。
① ①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:自分から手順を示した写真を見て取り組む。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:昨年度(25年度)、一人の児童の係活動を支援する目的で作成した。朝の掃除と給食
のときに繰り返し取り組んだことで、自分で写真を確認し、手順通りに雑巾をしぼることができるよ
うになった。
④教材の名称:雑巾絞りの手順表
⑤指導上の留意点、配慮点
・雑巾をしぼることはできるが、洗面台の回りに水が飛び、濡らしてしまうことが多かったため、洗
面台の中でできるように写真を貼った。慣れるまでは隣で一緒に練習した。
・「周りを濡らさずに雑巾をしぼること」に重点をおいたため、雑巾をきれいになるまで洗う手立て
としては不十分である。また、雑巾をしぼることが難しい児童に合わせた手立ては別途必要になる。
①学習項目:家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:落ち着いて避難する。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:文字を見て避難の仕方を理解できる児童は少ないが、イラストを見て、地震の際に、
どうしたらよいか判断することができる。
④教材の名称:避難の仕方
⑤指導上の留意点、配慮点
・説明や文字だけでは理解が難しい児童も、イラスト
を見て、避難の仕方を理解することができるようにす
る。
・イラストを指さしながら、教師が手本を示すことで、
より理解を深め、地震の際に戸惑うことなく動けるよ
うにする。
・気をつけることについても、頭文字をつなげてわか
りやすく、児童が興味をもつように伝える。
・月1回程度で練習し、いつでも対応できるようにす
る。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:植物がどんな色をしているのかを観察する。
植物が大きくなる様子が分かり、植物の成長を楽しんだり、喜んだりする。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:葉っぱや花の色などを見て答えることができる。絵を描くのは少し難しい。
④教材の名称:ひまわり観察日記
⑤指導上の留意点、配慮点
・絵を描くのは難しい児童が多いため、あらかじめ絵を描いておき、色を塗る活動にする。
・観察の視点が多いため、色の観察に視点を絞り分かりやすくする。
・下の枠には児童の実態に合わせた質問を書いておき、答えを書くなどする。
例)はっぱはなに色ですか?→ みどり
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:あさがおの栽培を通して植物の生長の過程を知り、植物を育てることに関心をもつ。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:植物の種まきや水やりに興味を持てる児童が多い。中庭に咲いている小さな草花を摘
んで、びんに挿して楽しむ児童も何名かいる。
④教材の名称:あさがおをそだてよう!
⑤指導上の留意点、配慮点
・一人ひとりが自分の植木鉢に土を入れて種まきをす
るところから始め、芽が出たり、双葉、本葉が出たり
する場面を捉えて写真入りの観察カードを掲示する。
変化の様子をみることであさがおの生長に関心をも
てるようにする。
・掲示しておくだけでは気がつかない児童もいるので
毎朝水やりをするように声をかけ、毎日自分のあさが
おを観るように促していく。
・夏休み中は水やりをすることができないので家庭の
協力をお願いして持ち帰り、家庭で栽培してもらう。
2学期には枯れたまま学校にもってきてもらい、種取
りをする。種を取ることで、種から種までの命のつな
がりが感じられるようにする。
あさがおをそだてよう
がつ
にち
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:正しい順番で着替えを行う。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:着替えの動作自体は一人で行うことができる。着替えの順番が定着していない
ため、上下とも下着姿になることが多い。言葉の指示では内容が伝わりにくいことがあり、多くの
言語指示があると混乱することがある。
④教材の名称:着替えの手順書
⑤指導上の留意点、配慮点
・初めは、教師と一緒に確認しながら着替えの順番の定着を図る。カードをめくるのは、初めは教
師が手を添えて一緒に行い、慣れてからは自分でめくるように指さしで伝えるようにする。
・衣類を畳んだり袋に入れたりすることは一人でできるため、手順書には加えない。児童の実態に
応じてカードを追加したり、抜いたりしてもよい。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:スケジュールカードを手がかりに、一人で朝の支度を行う。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:着替えの途中で集中力が途切れ、下着のまま着替えのスペースから出歩くことがある。
言葉かけが多いと、気持ちが高ぶり、大きな声を出すことがある。
④教材の名称:着替えスケジュール
⑤指導上の留意点、配慮点
・できるだけ一人で支度ができるように、登校後のスケジュールを分かりやすく表にする。
・必要なときの言葉かけも、できるだけ短く分かりやすい言葉で行うようにする。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:スケジュールを手がかりにして、カーテンを閉めてから着替えに取りかかる。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:着替えの際に、自分からカーテンを閉めたりつい立てを使ったりして周囲に配慮する
ことは難しい。しかし、スケジュールの絵や文字を見て、決められた流れに合わせて行動することが
できる。
④教材の名称:スケジュールを見ながら、朝の支度をしよう
⑤指導上の留意点、配慮点
・クラスには男児しかおらず、着替えは教室で行っている状況ではあるが、着替えが「周囲から見え
てはいけない」ということを伝えていくようにする。
・順番や終わりを分かりやすくするために、終わった工程は取り外し、ケースにしまうように促す。
・スケジュールを確認せずに着替えに取りかかろうとしたときは、スケジュールを指さして始めに
カーテンを閉めることを促す。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:手が汚れているということを受け入れ、丁寧に手を洗う。
食事の前の手洗いを習慣にする。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:トイレの後に自然に手洗いに向かえる児童2名、忘れがちだが声をかければ向かえる児
童3名。学級の児童全てが手洗いに対する抵抗はない。しかし、きれいにばい菌を落とせるほどしっか
り洗えている児童は1名である。指しゃぶりする児童はいないが、教師による仕上げが必要である。
④教材の名称:おなかの痛くなったゆうた(カラーパネルシアター)
(監修)東社協保健士会保健部会
(発行所)有限会社 アイ企画
⑤指導上の留意点、配慮点
・手洗いが不十分なときに、「お腹痛くなるよ」の一言で、丁寧に洗うように意識することができる。
・児童の好きな歌やメロディーにのせて話を進めたり、イラストを自由に動かせたりすることで、注目
することが苦手な児童や、手洗いの内容が難しいと感じる児童にも受け入れられやすい。
・クッキーなど食べ物が出てくる場面で、実態に応じて本物を提示したり、実際に食べてみたりするこ
とで、より注目しようとする気持ちが高まる。
・手にばい菌がたくさん付いているイラストを提示すると、こっそり自分の手を見る児童もおり、見え
ないばい菌を意識させるのに効果があると考えられる。
・認知度の低い児童でも、演じる側の演技力(お腹が痛い様子など)によって大いに惹きつけられるの
で、声の調子や表情など効果的に演出すると良い。
・パネルシアターの後、しっかりできそうな児童数名が前に出て、洗面器等に水を準備し実際に手洗い
をすると、現実として受け入れられやすく、即実践につながる。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:手順書によって、自分から進んで、正しく丁寧に歯を磨く。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:文字は読めないが、写真や絵で動作を理解できる。手順書の扱い方が分かる。
④教材の名称:歯磨き手順書
⑤指導上の留意点、配慮点
・自分から興味を持って歯磨きができるように、手順書を用意しておく。
・めくり式のカードにすることで、歯磨きの順番が分かるようにする。
・カードの隣に鏡を置き、自分の歯とカードのイラストを見比べながら磨けるようにする。
・机に置いて立てかけるタイプにし、歯磨きをしながら手順書が見やすいようにする。
・イラストの歯に磨くべき部分を塗ることで、どこを磨けばよいかが分かるようにする。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:絵を見て、身だしなみの良い方・悪い方の違いに気付く。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:一人で着替えができる。声かけがあるとシャツの裾をしまうことができる。
④教材の名称:身だしなみを整えよう!
⑤指導上の留意点、配慮点
・「○」と「×」の身だしなみの表を作り、分かりやすく提示する。
・全身鏡を用意して、
「○」と「×」の身仕度を教師と一緒に行う。
① 学 習項 目: 心身 の発 育 ・発 達や 健康に 関 して 必要 な項 目
② ね らい :ス モー ルス テ ップ を踏 みなが ら 、手 を 、 より きれ い に洗 う。
日 常 生活 の指 導
小 学 部○ 年
③ 児 童 の実 態 : 平 仮 名 を読 み 、理 解 でき る 児 童が 多 い。 視 覚 優位 の 児童 が おり 、 言 葉で 伝
え る よ り、 文 字を 見 せ る方 が 、や る べき こ と が伝 わ るこ と が ある 。 また 、 文字 を 読 むこ と
は 難 し いが 、 写真 の 意 味を 理 解で き る児 童 も おり 、 写真 を 指 でさ す と、 写 真と 同 じ よう に
手 を 洗お うと する こと も ある 。
④ 教 材の 名称 : 5 回こ す って あら おう!
⑤ 指 導上 の留 意点 、配 慮 点
・ 文 字 の認 知 面や 手 洗 いの 発 達段 階 に応 じ て 、 ① 「 5回 こ す って あ らお う !」 の 文 字を 読
み な が ら、 5 回こ す っ て洗 う よう に 促す 、 ② 「 5 回 こす っ て あら お う! 」 の写 真 を 見な が
ら 、 写 真と 同 じよ う に 手の 平 を合 わ せて こ す りな が ら洗 う よ うに 促 す等 、 個に 応 じ て教 材
の 使 い方 を変 える 必要 が ある 。
・ 5 回こ すっ て 洗 うた め に、 児童 によっ て は 数 を一 緒に 数え る 配慮 が必 要 であ る 。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:自分で身体を洗う。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:手順表を見ながら、大雑把に自分で身体を洗うことができる児童が5名いる。ただし、
どの児童も仕上げ洗いが必要である。他2名は、大部分支援が必要だが、手順表を見ながら一部位ず
つ確かめながら洗うことで、ゆっくりではあるが、自分で洗おうとする意識が育ちつつある。
④教材の名称:お風呂に入ろう(カード)
「視覚シンボルで楽々コミュニケーション 障害者の暮らしに役立つシンボル1000」
ドロップレット・プロジェクト エンパワメント研究所 2010年7月15日
⑤指導上の留意点、配慮点
・学校で取り組んだことを、家庭でも振り返って練習できるよう扱いやすい大きさのカードにしてあ
る。
・どこを見たらいいのか理解しにくい児童にも対応できるよう、一覧ではなく部位ごとに示してある。
・「わき」「うで」
「せなか」「あし」は左右1枚ずつ作成したが、どちらか 1 枚だけを使用して「反対
側も洗おうね」という使い方もできるようにしてある。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:自分一人で歯を磨く。
6ブロックに分けて磨くことで磨き残しを減らす。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:給食後の歯磨きには、ほとんどの児童が教師からの簡単な言葉かけで取り組むことが
できる。4名の児童は、手順表がなくてもある程度一人で進めることができるが、早く終わらせたい
気持ちが強く、教師がそばにいないと十分に磨き切れないことが多い。歯磨き手順表を使って行うと、
各ブロックを意識するので、使わない場合よりも、しっかりと磨くことができる。3名の児童は、一
人で行うことがまだ難しいが、手順表を見せながら行うことで、歯を丁寧に磨こうとしている様子が
見られる。
④教材の名称:歯磨き手順表
⑤指導上の留意点、配慮点
・口の中を6ブロックに分けて、各ブロックを赤い色で表示した。
「右下→下前歯→左下→左上→上前
歯→右上」と、ぐるっと一回転するように印付けし、児童が一人で行いやすいようにしている。
・歯ブラシを口に入れる前にカードを提示し、児童によっては、
「ここだよ」とほほをトントンと指で
触れ、場所を確認するようにしている。
・1ブロックを10回ずつブラッシングするように言葉かけをしながら、児童によっては、歯ブラシ
を一緒に持って「1.2.3…10」とカウントしている。
・手順表を見ながら行うことで、進んで磨いたり、丁寧に磨こうしたりする気持ちを育てるようにし
ている。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:一人で両方の手を洗う。
洗い残しを減らす。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:自分から率先して手洗いをする児童はいない。外から帰ってきたとき、運動後、給食
前など、その都度、教師の言葉かけにより促されて取り組んでいる。
昨年度から取り組んでいる「手洗い歌」の歌詞と洗う場所を示した物であり、歌いながら洗うと、
一緒に口ずさみながら洗える児童が2名いる。程度の差はあるが教師の支援を受けながら少しずつ自
分でできる部分を増やしている段階である。
④教材の名称:手洗い歌カード
⑤指導上の留意点、配慮点
・教師が児童のそばにつき、
「手洗い歌カード」を指さして洗う部位を確認できるように、歌詞と写真
を組み合わせた物を作成してある。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:イラストで確認しながら、鏡を見て身だしなみを整える。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:自分で着替えができる児童がほとんどだが、後ろからシャツが出ていることが
多い。シャツが出ていることを自分で気付くことは難しいが、声をかければ自分で後始末がで
きる。
④教材の名称:身だしなみを整えよう!
楽しいデザインカット資料集 斉藤栄一
6アイディア資料編 出町書房 1993年
⑤指導上の留意点、配慮点
・文字だけでは理解が難しい児童も、イラストを見てどこに気をつければ良いかがわかるよう
にする。
・女子の更衣室にこのイラストを貼り、鏡を隣に置くことで、着替えをした後に自分で気付け
るようにする。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:一人でまたは家族と一緒に、丁寧に身体を洗う。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:一人で身体を全部洗ったり、丁寧に洗ったりすることは難しいが、お風呂に一人で入
り、保護者が仕上げ洗いや見守りをしている児童が多い。保護者と一緒に入って、身体を洗う練習に
取り組んでいる児童もいる。
④教材の名称:身体を洗おう!
⑤指導上の留意点、配慮点
資料1:男子用
・授業で行ったことを家庭でも取り組めるように作成
資料2:女子用
する。一覧表にしてラミネートをかけ、お風呂に貼っ
資料3:入浴カード
ておけるようにする。
・洗う場所や順番をイラストを見ながら一緒に行う。
一人で入っている児童は洗い残しのないようにイラ
・
「視覚シンボルでコミュニケーション障害者の
暮らしに役立つシンボル1000」
ドロップレット・プロジェクト
エンパワメント研究所 2010年7月15日
ストで確認するなど、児童の実態に合わせて使うよう
にする。
・頑張り表を用意して、保護者と一緒に、または一人
で洗うことができた時にはシールを貼るようにして、
・
「楽しいデザインカット資料集」 6アイディア
達成感を得られるようにする。
資料編 斉藤栄一 出町書房
第15刷1993年3月1日発行
資料1
からだのあらいかた
①ながす
②くび
⑧せなか
⑦また
③みぎうで・わき
④ひだりうで・わき
⑥おなか
⑤むね
てであらおう☆
⑨おしり
⑩みぎあし・ひだりあし
⑪ながす
⑬あたたまる
かたまで
はいろう☆
資料2
からだのあらいかた
①ながす
②くび
⑧せなか
⑦また
③みぎうで・わき
④ひだりうで・わき
⑥おなか
⑤むね
てであらおう☆
⑨おしり
⑩みぎあし・ひだりあし
⑪ながす
⑫あたたまる
かたまで
はいろう☆
資料3
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:手順表を見ながら、自分で歯の裏側まで磨く。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:これまで1~10の絵のカードを見ながら歯磨きをしていたため、歯の裏側の磨き
方が分からなかったが、表側は大体一人で磨けるようになってきている。
④教材の名称: 歯磨きの手順表と手順カード
⑤指導上の留意点、配慮点
・対面に座り、写真カードを見せながら歯ブラシをどこに当てたら良いのかを身体支援しながら教
える。
・前歯の裏側を磨くときには、歯ブラシの持ち方を変える必要があり、どのような持ち方をしたら
よいのかが分からない場合には、分かるまで身体支援を続ける。
・手順表だと、何番に取り組んでいるのかが分からなくなってしまうことがあるため、めくりカー
ド方式にし、取り組んでいるところが、すぐにわかるようにする。
・同じめくりカードを家庭に持ち帰ってもらい、家でも同じ手順表で歯磨きを行うようにする。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:言葉かけがなくてもイラストを見て、自分から石けんを使って手を洗う。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:声をかければ自分で手を洗えるが、イラストを見ることで、石けんを付け手洗いする
ことができる。
④教材の名称:手の洗い方
⑤指導上の留意点、配慮点
・説明や文字だけでは理解が難しい児童も、イラスト
を見て、自分で石けんを使い洗うことができる。
・イラストを指さしながら、教師が隣で洗うことで、
より理解し丁寧に取り組むことができる。
1
てをぬらす
2
せっけんをつける
3
てのひらをあらう
4
てのこうをあらう
はんたいも(りょうて)
5
ゆびのあいだをあらう
はんたいも(りょうて)
6
てくびをあらう
はんたいも(りょうて)
7
あわをながす
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:目や鼻などの顔の部位の名称が分かる。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:手遊び「頭・肩・膝、ぽん」で、全員が頭、膝、目、鼻、口、耳を押さえることができ
る。肩は手を添えにくいのか、リズムに乗れなくて省略するのか飛ばしてしまう児童がいる。ほぼ全員
自分の身体部位の名称は理解している。児童によっては、頭をぶつけて痛かったとき、直接頭を押さえ
ず「あたま」と名称で痛い場所を伝えることができる。
④教材の名称:おはなはどこかな
⑤指導上の留意点、配慮点
・福笑いのような感覚で、遊びながら各部位を置くことができ、部位や名称が分からなくても楽しめる
教材である。
・簡単なマッチングができる児童であれば、目と口の位置が違っていると「おかしさ」には気付けるの
ではないか。気付けない場合は、パーツを教師が顔に当てて見せ、
「おかしいね」と確認して正しい位置
に置きなおし修正することで、その場で誤答を正すことができる。実際に顔に当て比較することで、各
部位をしっかり記憶することができるようになるものと考えられる。
・正誤表を使って一人で学習を進めることもできる。各部位の名称と位置の確認だけではなく、小さな
パーツを操作することで手指の巧緻性も養うことができる。
・認知度の低い児童でも、パーツを操作することで学習のきっかけになるものと考えられる。しかし、
小さなパーツの誤飲に気をつけなければならない。
・各部位の名称を覚えると同時に、パズルなどのゲームへと発展させることができ、余暇活動にも応用
できる。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:落ち着いて検査・検診を受ける。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:文字や説明だけで理解できる児童は少ないが、イラストを見て、やることややり方を
理解することができる。
④教材の名称:検診を受けよう!
⑤指導上の留意点、配慮点
資料1~3:身体計測
・説明や文字だけでは理解が難しい児童も、イラス
資料4~7:検診
トを見て、各検査や検診の内容を理解することがで
資料8~10:検査
きる。
・イラストを指さしながら、教師が手本を示すこと
「視覚シンボルでコミュニケーション 障害者
の暮らしに役立つシンボル1000」
ドロップレット・プロジェクト
エンパワメント研究所 2010年7月
で、より理解を深められるようにする。
・この表でやり方を理解することが難しい児童に
は、教師が何度か一緒に行い、分かるようにする。
資料1
しんたいそくてい
身 体 測 定
(しんちょうとたいじゅうをはかります)
1
ふくをぬぎます
2
3
ふくをかごにいれます
4
「きをつけ」をします
5
しんちょうけいからおります
6
たいじゅうけいにのります
7
「きをつけ」をします
8
たいじゅうけいからおります
9
ふくをきます
しんちょうけいにのります
資料2
しんちょう
身
長
(せのたかさをはかります)
1
しんちょうけいにのります
2
「きをつけ」をします
3
しんちょうけいからおります
資料3
たいじゅうそくてい
体 重 測 定
(からだのおもさをはかります)
1
たいじゅうけいにのります
2
「きをつけ」をします
3
たいじゅうけいからおります
資料4
ないかけんしん
内科検診
(おなかとせなかをみてもらいます)
1
いすにすわります
2
おいしゃさんが、おなかをみ
ます
3
おいしゃさんが、せなかをみ
ます
4
いすからたちます
資料5
しかけんしん
歯科検診
1
いすにすわります
2
おいしゃさんが、くちのなか
をみます
3
いすからたちます
資料6
がんかけんしん
眼科検診
(めをみてもらいます)
1
いすにすわります
2
おいしゃさんが、めを
みます
3
いすからたちます
資料7
じびかけんしん
耳鼻科検診
(はなとみみとくちをみます)
1
2
3
いすにすわります
おいしゃさんが、くちのなか
をみます
おいしゃさんが、はなをみま
す
おいしゃさんが、みぎみみを
みます
おいしゃさんが、ひだりみみ
をみます
いすからたちます
資料8
しりょくけんさ
視力検査
(なにがみえるかけんさします)
1
あしがたにのります
2
みぎのめで、そくていきをみ
ます
せんせいのしつもんにこた
えます
3
4
5
ひだりのめで、そくていきを
みます
せんせいのしつもんにこた
えます
資料9
ちょうりょくけんさ
聴力検査
(みみがきこえるかけんさします)
1
いすにすわります
2
みぎのみみに、きかいをあ
て、おとをききます
3
おとがきこえたら、ボタン
をおします
ひだりのみみに、きかいを
あて、おとをききます
4
5
6
おとがきこえたら、ボタン
をおします
いすからたちます
資料10
しんでんずけんさ
心電図検査
(しんぞうをしらべます)
1
くつをぬぎます
2
くつしたをぬぎます
3
ねます
4
むねをだします
5
そでをまくります
てをはさみます
いたくありません!
6
あしをはさみます
いたくありません!
むねにきゅうばんをつけます
いたくありません!
7
そのまましずかに10かぞえます
8
おきます
9
くつしたをはきます
10
くつをはきます
こえはださずに、あたまのなかでかぞえます
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:学級の友達の性別が分かる。
課題学習
小学部○年
③児童の実態:学級の友達の名前と顔が一致している。
④教材の名称:男の子、女の子
⑤指導上の留意点、配慮点
・
「おとこのこ」
「おんなのこ」の文字カードと絵カードを手がかりにして、友達の写真カードを男女
別に分けられるようにする。
・青と赤の台紙を使用して、男女の区別をより明確に提示する。
・友達の名前と顔を一致させてから取り組むことで、
「○○くんは、おとこのこ」
「○○さんは、おん
なのこ」のように、友達を意識しながら対応させるようにする。
・日常生活場面でも、
「男の子」「女の子」を意識できるような声かけや場面設定を心がける。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:自分の性に合ったトイレ・便器を意識する。
トイレに行きたいという意思を、カードを使って教師に伝える。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:写真カードを手がかりに、
「トイレに行きたい」という意思を教師に伝えることがで
きる。カードに顔写真を付けておくことで、自分の性に合ったトイレを選べる。
④教材の名称:場所カード
⑤指導上の留意点、配慮点
・ドアに場所の写真カードを貼っておく。マジックテープで付いているカードを剥がして教師に渡すこ
とができるようにした。女子トイレ、男子トイレを別々に作成し、それぞれの性に合ったトイレの写真
カードを選ぶように指導する。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な内容
②ねらい:マークを手がかりに、自分の性別と同じトイレや更衣室を利用する。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:児童は、日常の生活を通して学校のトイレの場所がわかっている。男女が別々にトイ
レや更衣室を利用することは、漠然と理解している児童が多い。
④教材の名称:男性、女性のシンボルマーク
⑤指導上の留意点、配慮点
・最初に学校やスーパーマーケットでよく見かけるシンボルマークを提示し、男子と女子の顔写真
カードと対応させる活動を行う。
・あまり見かけないシンボルマークでも男女どちらを示しているか対応させる活動を行う。
・簡単な漢字が読める児童に、漢字で表示しているシンボルを対応させる活動を行う。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:体調不良であることを伝える。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:単語でのやり取りを行うことができ、要求や拒否も言葉で伝えることができる。
平仮名は一文字ずつであれば読むことができ、単語の意味も理解できる。体調が悪いときには、イ
ライラした様子になり怒りっぽくなる。イライラして、友達や教師にあたることがある。体調が悪
いということを自分から伝えられないため、泣くことがある。
④教材の名称:○○君、元気?
⑤指導上の留意点、配慮点
「視覚シンボルで楽々コミュニケーション」 ・体調が良く気持ちが落ち着いているときに、シー
ドロップレットプロジェクト
トを使う場面や使い方を伝えて練習する。
筒井書房 2010
・イライラしたときにシートを見せて、どこが痛い
のかが分かれば選ぶようにする。
・体調が悪くイライラしていて落ち着いてシートを
見て自分で選ぶことができない場合は、教師が誘導
して一つずつ聞いていくようにする。
★○○くん、げんき?
1
げんき
2
げんきがない
★どうしてげんきがないの?
1 いたい
あたま
おなか
は
あし
2 なにかがへん
どこ?
て
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:暑さ指数に対してのシンボルマークや暑さメーターを見て、自分から水分補給をする。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:のどが渇いたときには、自分で水筒を開けて水を飲んだり、水筒を開けたいとい
う要求を教師に出したりすることができる。脱水症状対策として自分からこまめに水分補給をす
るという意識のある児童はいないが、夏場の運動や外出の後の「水を飲もう」の言葉かけで行動
を起こすことができる児童は多い。笑う、怒る、泣くといった感情や表情の違いについては、手
遊びや絵本の読み聞かせで触れることが多く、理解できている児童も多い。
④教材の名称:暑さメーター
図中下部の表は、
(公財)日本体育協会「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」(2013)
を参考に作成
⑤指導上の留意点、配慮点
・文字や数字の理解が難しい児童も、顔マークの表情の違いや色を見て、直感的に暑さの度合い
を理解できる。
・暑さ指数は日々違うので、毎日児童と一緒に暑さの度合いを確認することで、水分補給への意
欲を高めることができる。
・特に喉の渇きを感じづらい児童にとって、視覚的に暑さの度合いを伝えることができ、積極的
な水分補給のきっかけとなることが期待できる。
・水分補給の必要性を学ぶには、
「頭が痛い」
「気持ちが悪い」などの脱水症状による熱中症の症
状などについて、サインやシンボルマークなど、より分かりやすい視覚的な支援が必要となる。
①学習項目:心身の発育・発達や健康に関して必要な項目
②ねらい:けがをしたときや体調が悪いときにはどこに行けばよいかを表を見て分かり、表を見て自
分で行く。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:保健室という場所を知っている。どんなときに保健室を利用するかは、まだ明確
に理解することは難しい。
④教材の名称:保健室ってどんなところ?カード
改訂版 CD-ROM 付 小学校 学級生活マニュアルプリント たんぽぽ社 2013年3月21日第1刷発行
⑤指導上の留意点、配慮点
・保健室はどんなときに利用するのかを表で分かりやすくする。
・児童が訴えやすいよう、場所の写真カードの近くに掲示する。
・体調が悪いときや、けがをしたときなどに、
「どこに行くの?」などと問いかけ、保健室を選択で
きるようにする。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:休み時間にやりたいことを選んで伝える。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:発語はあるが、大人の言うことや聞いたフレーズをそのまま話すことが多く、
自分から何かを要求したり拒否したりすることが少ない。家庭では、「お茶ちょうだい」などのパタ
ーン化された要求がでている。自分から他人に関わろうとすることは少ないが、慣れている大人に
は、自分から近寄り、何も言わずにじっと見つめて何かを伝えようとすることがある。
④教材の名称:やりたいことカード
⑤指導上の留意点、配慮点
・やりたいことを自分からは伝えられない児童が、カードでコミュニケーションをとることで、要
求を伝えることができるように促す。伝わったことが楽しみ(好きな遊び)として自分に返ってく
ることで、要求を伝えようとする気持ちを育む。
・休み時間に、ボードを見せて「何して遊ぶ?」と教師が尋ねる。児童が遊びたいカードを選んで
教師に手渡した、
「先生、やってください」と言うように促す。
・カードだけを手渡して言葉が出ないときには、教師が言ってから模倣するようにする。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:集団の仲間意識をもつ。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:友達が名前を呼ばれると背中を押して教えたり、床に置かれた鞄を机に乗せてあ
げたりするなど、それぞれ関わり方に違いはあるものの、友達を意識した行動が見られる。一方
通行の関わりが主だが、教師が意図的に一緒に活動する場面を設定すると、短時間だが友達同士
で場や時を共有することができる。
④教材の名称:出席ボード
かしわたろう
ちばはなこ
のだまつお
つくしようこ
とくしけん
⑤指導上の留意点、配慮点
・朝の会や授業の始めの、出欠確認の際に使用する。
・写真カード、シンボルマーク、名前カードの3点となっており、児童の理解度の実態に応じ3
点全てを使ったり、文字カードだけや写真カードだけにしたりなど難易度を変えられる。
・教師が呼名し、呼ばれた児童がカードを取りに来て自分の場所に貼ったり、日直やその日の名
前係が写真に該当する児童にカードを手渡したりなど、提示の仕方も変えられる。
・名前カードを文字チップに変更すれば、難易度は更にアップする。
・認知度の低い児童が、写真カードを誤って渡そうとしても、文字が読めないがマッチングがで
きる児童であれば、違いに気付くことができ、係以外の児童の学習にもつながる。
・1枚のボードに学級の仲間が全て載っていることで、仲間意識の芽生えに有効である。
・写真、シンボル、文字の3種類のカードがそれぞれ独立しているので、個々の実態に応じた文
字獲得に向けて、毎日の積み重ねの練習になる。
・誤ったカードを渡されそうになったとき、受け取るのを拒否することで双方にコミュニケーシ
ョンが生まれるとともに、なぜ受け取らないのかを考える機会となる。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:友達を身近に感じ、お互いに意識しあったり関わったりする。
順番や決まりを守る。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:友達が名前を呼ばれると背中を押して教えたり、床に置かれた鞄を机に載せてあげたり
するなど、それぞれ関わり方に違いはあるものの、友達を意識した行動が見られる。一方通行の関わり
が主だが、教師が意図的に一緒に活動する場面を設定すると、短時間だが友達同士で場や時を共有する
ことができる。
④教材の名称:積み木タワー
⑤指導上の留意点、配慮点
・積み木の大小や形状の違いによって難易度を変えられるので、児童の手先の巧緻性に合わせた活動が
できる。
・ゲームのルールが分かりやすく、経験の有無に左右されず楽しむことができる。また、視線が一点に
集中することから、友達や順番を意識しやすい。
・積み木が高くなってくると、倒れてくることを怖がり積もうとしたがらなくなることもあるので、言
葉かけや直接的な支援が必要となる。また、倒れることが楽しみとなり、故意に倒すこともあるので、
ルールを守ることの指導も必要である。
・苦手なことに挑戦したり、やりたいことを我慢したりする力を養うことができる教材である。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:友達が選んだ関わり遊びを通して、友達を意識し、楽しく遊ぶ。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:文字は読めないが、写真や絵で動作を理解できたり、数枚の絵カードから1枚を選び
取ることができたりする児童から、絵や写真から実物や動作をマッチングすることが難しい児童まで
いる。また、友達の名前を覚えて呼びかけたり、一緒に遊んだりできる児童から、教師を介して友達
と手繋ぎ等の関わりを持つことができる児童までいる。
④教材の名称:朝の会のお楽しみカード
⑤指導上の留意点、配慮点
・五つのお楽しみのうち、友達と関わる遊びを三つ(いっぽんばし、おせんたく、パンやさん)取り
入れ、友達同士でくすぐり遊びや手遊びなどを行えるようにする。また、毎回違う友達と関われるよ
うに配慮する。
・カードには文字と絵を描き、動作や使う物で遊びをイメージしやすいようにする。
・カードを選び取ることが難しい児童に対して、カードに紐を付けて取りやすいようにする。
・日直が選ぶというルールを決めることで、友達に注目し、友達が選んだ物を受け入れて遊ぶことが
できるように声かけをする。
①学習項目:人間関係の育成に関する項目
②ねらい:遊びグッズの要求を言葉で伝える。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:気になる物を見つけると、直接的な動きで表現することが多い。興味のある物を見つ
けると次々と出してしまう。また、後片付けが難しい。
④教材の名称:遊びグッズ要求ボード
⑤指導上の留意点、配慮点
・教師とのやりとりの機会を設定し、直接的な動きから言葉での意思表出を促していく。
・要求の伝え方を提示しておくことで、正しい伝え方が分かるようにする。
・遊びたいグッズを複数の中から選べるようにしておく。
・選択したカードを枠の中に貼り、ボードを見ながら要求を伝えられるようにする。上手く伝えられ
ないときには、教師が伝え方の手本を示し、後に続いて、または一緒に伝えるようにする。
・言葉での意思表示ができたときには即時に対応し、意思が伝わっていることが分かるようにする。
・遊びグッズは、種類毎に箱に入れておき、遊んだ後に自分で箱に入れて返却できるようにする。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
家庭や社会の一員としての在り方に関する項目
②ねらい:友達への関わりや関心を、より一層高める。
係活動や仕事を行うことで友達や教師など周囲の人から喜ばれ、仕事を行う充実感を感じる。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:教師が名前を挙げた友達の顔写真や文字カードを選ぶことができる。教師の話を聞
いて車側(レスパイト)またはバス側に顔写真をそれぞれの下校方法を考え、移動することができる。
友達への関わりや関心が高い。
④教材の名称:帰りの仕方ボード
⑤指導上の留意点、配慮点
・「Aくんはバス」「Bさんは○○」とゆっくり伝える。
・児童が顔写真とレスパイト事業所名の文字カードを貼り終えたのを確認してから次の児童の帰りの仕
方を伝える。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:友達を意識しながら、朝の挨拶をする。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:教師が名前を呼んだり、肩をたたいたり、友達の顔写真カードを手がかりにすること
で友達の名前を知ることができている。友達におはようと声をかけたり、お辞儀をしたり、自分なり
の挨拶をしながら握手ができる。
④教材の名称:挨拶をしよう
⑤指導上の留意点、配慮点
・日直の名前は、教師が呼び「おはよう」の挨拶とともに握手をする。
・挨拶をするときは、目と目を合わせてからするよう声をかける。
・友達の名前や顔がわかるように、声かけをしながら行う。
・枠の上にあらかじめ手がかりとなる顔写真を貼っておき、自分の顔写真とマッチングさせて貼るよ
うにする。
・友達が欠席した場合は、
「今日は○○さんはお休みです」とサインを交えて伝えるようにする。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:見通しをもって、朝の会と帰りの会を行う。
②ねらい:自発的に朝の会と帰りの会の司会を行う。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:本学級には、一文字ずつであれば文字が読める児童、文字は読めないがイラス
トを見て活動が理解できる児童がいる。また言葉でコミュニケーションがとれる児童、発声やサイ
ン、表情でコミュニケーションをとる児童がいる。
④教材の名称:朝の会と帰りの会
⑤指導上の留意点、配慮点
・朝の会と帰りの会の流れを文字とシンボルで示し、始めから終わりまでの見通しをもちやすくす
る。
・一つの活動が終わるたびにカードを外して箱に入れることで、残っている活動を分かりやすくす
る。
・カードを外して入れるという動きがあることで、自発的な言葉や動きが少ない児童でも日直の仕
事として活動できるようにする。
・日直がマイクを使い司会を行うようにすることで、声が大きくなったり、言葉を言おうとする気
持ちが高まったりするようにする。故障はしているが本物のマイクであるため、児童の関心を引き
マイクを使いたいという気持ちが見られる。
・朝の会は赤、帰りの会は青と色分けをしてボードとカードを作ることで、児童が一人で準備した
りカードを貼り直したりするときに間違えることなく行えるようにする。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:スケジュールの内容が分かり、言葉やサインで表す。
スケジュールを見ながら会を進められるようになる。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:平仮名を読める児童が3名いる。教師の手本を見てスケジュールのサインを行える児
童が多い。
④教材の名称: 朝の会・帰りの会の流れのスケジュール
⑤指導上の留意点、配慮点
・「朝の会・帰りの会」のカードの色を分けて、どちらの会か分かるようにする。
・いつも同じ言葉とサインで進行する。
・活動が終わったら、日直が上から順番に一枚ずつスケジュールをはずし缶に入れる。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:日直の意識を高め、スケジュールカードの扱いを覚えて、朝の会、帰りの会をより
自発的に行う。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:文字は読めないが、固まりとして理解することができる。スケジュールカードの使い
方が分かる。(上から順にスケジュールが進み、上から一枚ずつ外すことで活動が進んでいく仕組み
のもの)
④教材の名称:朝の会、帰りの会の流れのスケジュールカード
⑤指導上の留意点、配慮点
・朝の会と帰りの会のカードの色を分けて、どちらの会の物かが分かるようにする。
・カードを扱うのは日直だけというルールを決めることで、日直の意識が高まるようにする。
・日直の児童によって、自分でカードを取り外す活動を行ったり、教師が取るべきカードを示して誘
導したりする。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:自分から係活動や仕事を行う。
日常生活の指導
小学部○年
③児童生徒の実態:スケジュールボードの使い方が分かり、色のシールを手がかりにスケジュールカ
ードを順番に並べることができる。
④教材の名称:朝の会・帰りの会スケジュールボード
⑤指導上の留意点、配慮点
・色シールを半分に切り、ホワイトボードとスケジュールカードに貼る。色を手がかりにマッチング
してカードを順番に貼ることができるようにする。
・前日に使用したカードが外された状態で、朝の会の分と帰りの会の分を分けておき、係活動として
設定する。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:発語のない児童でも、朝(帰り)の会の司会を自分でできる。
カードを見て、確認しながら朝(帰り)の会を進める。
生活単元学習、日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:メニューの項目の文字を読んで進めている児童は3名。絵や毎日の繰り返しの中で覚
えて進めている児童が4名いる。どの児童もメニューの項目が一つ終わるごとに、カードをはがすこ
とは理解している。日直だけが操作することができる物であり、それを楽しみにしている児童も多い。
④教材の名称:朝(帰り)の会メニューカード
⑤指導上の留意点、配慮点
・プログラムの項目とイラストを組み合わせたカードをホワイトボードに貼っておき、一つの項目が
終わるごとに、ホワイトボードからはがして箱に入れることができるようにしている。
・言葉の出ない児童は、朝(帰り)の会の日直を教師と一緒にカードを指さしながら行うようにして
いる。
・一人で取ることが難しい児童には、カードを半分ほど横にずらしてホワイトボードから飛び出させ
るようにして取りやすくなるよう支援している。
・ボードからカードが全部無くなったら、朝(帰り)の会が終了することを伝えている。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:会の流れに見通しをもちながら、一人で会を進行する。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:クラスの児童全員が、文字や絵、写真、シンボルマークなどを見ることで、視
覚の優位性を生かして行動できる。
④教材の名称:朝(帰り)の会メニューボード
⑤指導上の留意点、配慮点
・一つの項目ごとにホワイトボードからはがして活用することで、進行に見通しがもてるよう
にする。
・朝(帰り)の会の司会を言葉の出ない児童でも、文字とシンボルマークで確認しながら教師
と一緒に進めることができるようにする。
・カードが取りやすいように、カードの右端に厚めのビニールテープをつける。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:スケジュールを見て、今行っていることを理解する。
順番に変更があっても、スケジュールを見ることで納得し、落ち着いて会に参加する。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:クラスの全員が着席して会に参加することができる。途中で集中が途切れたり、気に
なることを話したりする児童もいるが、言葉かけで落ち着くことができる。また、会の進行の順番が
自分の中の順番と異なると不安定になる児童もいる。ほとんどの児童が視覚的な支援が有効である。
④教材の名称:スケジュールを見て、落ち着いて会に参加しよう
⑤指導上の留意点、配慮点
・一つひとつの項目で、カードを児童全員に見せながら会を進行する。
・MTに注目していなかったり、話をしたりする児童がいたら、もう一度カードを見せて今何をする
時間であるかを伝える。
・順番にこだわりのある児童に対しては、その日の項目や順番を指さしながら見通しをもてるように
する。
・スケジュールは、文字が読める児童とそうではない児童の両方が分かるように、ひらがなとシンボ
ルで表記をする。
①学習項目:人間関係の育成に必要な項目
②ねらい:学級の児童が朝の会(帰りの会)で自分なりにできることを行うことで、日直という集
団の中での役割を果たす。
日常生活の指導
小学部○年
③児童の実態:学級には、文字を見て活動できる児童や、イラストやサインを見て活動することが
できる児童など様々な児童が在籍している。
④教材の名称: 朝の会・帰りの会の進行ボード
⑤指導上の留意点、配慮点
・朝の会・帰りの会に行う項目について、文字とサインイラストを組み合わせたカードを、ホワイ
トボードに進行順に貼る。一つの項目が終わるごとにホワイトボードからはがして次の進行をする
というように活用する。
・朝の会・帰りの会で言葉による進行が難しい児童でも、教師と一緒に行うことで会の進行を自分
で進めることができる。
・カードが取りやすいように、スポンジを付けて厚みを作り、手先に力が入りにくい児童でも掴む
ことができるようにする。
・ボードからカードが全部無くなったら、朝の会・帰りの会が終了というように目で見て会の進行
が分かるようにする。
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