Comments
Transcript
HP OO Studio - Hewlett Packard Enterprise
HP Operations Orchestration Windows および Linux向け ソフト ウェアバージョン: 10.01 Studio オーサリングガイド ド キュメント リリース日: 2013 年 8 月 (英語版) ソフト ウェアリリース日: 2013 年 8 月 (英語版) ご注意 保証 HP製 品 、またはサービスの保 証 は、当 該 製 品 、およびサービスに付 随 する明 示 的 な保 証 文 によってのみ規 定 されるものとします。ここでの記 載 は、追 加 保 証 を提 供 するものではありません。ここに含 まれる技 術 的 、編 集 上 の誤 り、または欠 如 について、HPはいかなる責 任 も負 いません。 ここに記 載 する情 報 は、予 告 なしに変 更 されることがあります。 権 利 の制 限 機 密 性 のあるコンピューターソフト ウェアです。これらを所 有 、使 用 、または複 製 するには、HPからの有 効 な使 用 許 諾 が必 要 です。商 用 コンピューターソフト ウェア、コン ピューターソフト ウェアに関 する文 書 類 、および商 用 アイテムの技 術 データは、FAR12.211および12.212の規 定 に従 い、ベンダーの標 準 商 用 ライセンスに基 づいて米 国 政 府 に使 用 許 諾 が付 与 されます。 著 作 権 について © Copyright 2013 Hewlett-Packard Development Company, L.P. 商 標 について Adobe™は、Adobe Systems Incorporated (アドビシステムズ社 ) の登 録 商 標 です。 本 製 品 には、'zlib' (汎 用 圧 縮 ライブラリ) のインタフェースが含 まれています。'zlib': Copyright © 1995-2002 Jean-loup Gailly and Mark Adler. AMDおよびAMD Arrowのシンボルは、Advanced Micro Devices, Inc.の登 録 商 標 です。 Google™およびGoogle Maps™は、Google Inc.の登 録 商 標 です。 Intel®、Itanium®、Pentium®、Intel®およびXeon®は、Intel Coporationの米 国 およびその他 の国 における登 録 商 標 です。 Javaは、Oracle Corporationおよびその関 連 会 社 の登 録 商 標 です。 Microsoft®, Windows®、Windows NT®、Windows® XP、およびWindows Vista®は、米 国 におけるMicrosoft Corporationの登 録 商 標 です。 Oracleは、Oracle Corporationおよびその関 連 会 社 の登 録 商 標 です。 UNIX®は、The Open Groupの登 録 商 標 です。 ドキュメント の更新情報 このマニュアルの表 紙 には、以 下 の識 別 情 報 が記 載 されています。 l l l ソフト ウェアバージョンの番 号 は、ソフト ウェアのバージョンを示 します。 ドキュメント リリース日 は、ドキュメント が更 新 されるたびに変 更 されます。 ソフト ウェアリリース日 は、このバージョンのソフト ウェアのリリース期 日 を表 します。 更 新 状 況 、およびご使 用 のドキュメント が最 新 版 かどうかは、次 のサイト で確 認 できます。 http://support.openview.hp.com/selfsolve/manuals このサイト を利 用 するには、HP Passportへの登 録 とサインインが必 要 です。HP Passport IDの登 録 は、次 のWebサイト から行 なうことができます。 http://h20229.www2.hp.com/passport-registration.html (英 語 サイト ) または、HP Passport のログインページの [New users - please register] リンクをクリックします。 適 切 な製 品 サポート サービスをお申 し込 みいただいたお客 様 は、更 新 版 または最 新 版 をご入 手 いただけます。詳 細 は、HPの営 業 担 当 にお問 い合 わせください。 サポート HPソフト ウェアサポート オンラインWebサイト を参 照 してください。http://support.openview.hp.com このサイト では、HPのお客 様 窓 口 のほか、HPソフト ウェアが提 供 する製 品 、サービス、およびサポート に関 する詳 細 情 報 をご覧 いただけます。 HPソフト ウェアオンラインではセルフソルブ機 能 を提 供 しています。お客 様 のビジネスを管 理 するのに必 要 な対 話 型 の技 術 サポート ツールに、素 早 く効 率 的 にアクセスで きます。HPソフト ウェアサポート のWebサイト では、次 のようなことができます。 l l l l l l l l 関 心 のあるナレッジドキュメント の検 索 サポート ケースの登 録 とエンハンスメント 要 求 のト ラッキング ソフト ウェアパッチのダウンロード サポート 契 約 の管 理 HPサポート 窓 口 の検 索 利 用 可 能 なサービスに関 する情 報 の閲 覧 他 のソフト ウェアカスタマーとの意 見 交 換 ソフト ウェアト レーニングの検 索 と登 録 一 部 のサポート を除 き、サポート のご利 用 には、HP Passportユーザーとしてご登 録 の上 、サインインしていただく必 要 があります。また、多 くのサポート のご利 用 には、サ ポート 契 約 が必 要 です。HP Passport IDを登 録 するには、次 のWebサイト にアクセスしてください。 http://h20229.www2.hp.com/passport-registration.html (英 語 サイト ) アクセスレベルの詳 細 については、次 のWebサイト をご覧 ください。 http://support.openview.hp.com/access_level.jsp HP Operations Orchestration (10.01) 2 / 257 ページ Studio オーサリングガイド HP Software Solutions Nowは、HPSWのソリューションと統 合 に関 するポータルWebサイト です。このサイト では、お客 様 のビジネスニーズを満 たすHP製 品 ソリューション を検 索 したり、HP製 品 間 の統 合 に関 する詳 細 なリスト やITILプロセスのリスト を閲 覧 することができます。このサイト のURL はhttp://h20230.www2.hp.com/sc/solutions/index.jspです。 このPDF版オンラインヘルプについて 本 ドキュメント はPDF版 のオンラインヘルプです。このPDFは、ヘルプ情 報 から複 数 のト ピックを簡 単 に印 刷 したり、オンラインヘルプをPDF形 式 で閲 覧 できるようにするた めに提 供 されています。 このコンテンツは本 来 、オンラインヘルプとしてWebブラウザーで閲 覧 することを想 定 して作 成 されているため、ト ピックによっては正 しいフォーマット で表 示 されない場 合 があります。また、インタラクティブト ピックの一 部 はこのPDF版 では提 供 されません。 これらのト ピックは、オンラインヘルプから正 しく印 刷 することがで きます。 HP Operations Orchestration (10.01) 3 / 257 ページ 第1章 目次 目次 4 『HP Operations Orchestration Studio オーサリングガイド 』へようこそ 図 解 による HP OO Studio 概 要 7 7 HP OO Studio の開 始 – ワークフローの主 なステップ 17 HP OO Studio ウィンド ウの外 観 の調 整 18 ベスト プラクティス 20 一 般 的 なベスト プラクティス 20 共 有 コンテンツのベスト プラクティス 21 命 名 のベスト プラクティス 23 フローのベスト プラクティス 25 オペレーションのベスト プラクティス 26 ステップのベスト プラクティス 28 ト ランジションのベスト プラクティス 30 入 力 のベスト プラクティス 30 デバッグのベスト プラクティス 31 Studio の構 成 のベスト プラクティス 31 説 明 のベスト プラクティス 32 ソースコント ロール管 理 のベスト プラクティス 39 HP OO Studio での各 言 語 の使 用 - ローカライズ 39 Studio での現 在 のロケールの変 更 40 Studio の表 示 言 語 41 コンテンツパックのローカライズ 41 プロジェクト のローカライズ 41 新 しいコンテンツパックの作 成 42 プロジェクト の使 用 43 プロジェクト の管 理 43 [プロジェクト ] ペインを使 用 したフォルダーの管 理 49 ソースコント ロールの使 用 HP Operations Orchestration (10.01) 51 4 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 第 1章 : 目 次 初 期 のソースコント ロールリポジト リの作 成 51 HP OO Studio のソースコント ロールの使 用 52 [SCM 変 更 ] パネル 55 複 数 の作 成 者 での作 業 57 参照情報 61 コンテンツパックの使 用 66 コンテンツパックのプロジェクト へのインポート 66 プロジェクト のコンテンツパックの管 理 68 構 成 アイテムの管 理 72 カテゴリの設 定 72 ド メインタームの設 定 74 グループエイリアスの設 定 77 スクリプト レット の設 定 80 選 択 リスト の設 定 83 システムアカウント の設 定 86 システムフィルターの設 定 88 システムプロパティの設 定 93 フロー作 成 – 基 本 5 / 257 ページ 97 フローの作 成 – 手 順 97 新 しいフローの作 成 101 フロー内 でのステップの作 成 104 フローの外 観 の調 整 110 フローの変 更 113 入 力 の作 成 118 入 力 ソースの指 定 125 入 力 データの評 価 132 ト ランジションの作 成 133 レスポンスの設 定 137 出 力 と結 果 の作 成 147 オペレーションの出 力 の設 定 147 ステップの結 果 の設 定 150 HP Operations Orchestration (10.01) Studio オーサリングガイド 第 1章 : 目 次 出 力 および結 果 のフィルタリング 156 変 数 の使 用 173 リターンステップの作 成 179 高 度 な作 成 183 フロー内 でのサブフローの作 成 183 並 列 分 岐 ステップのフローの作 成 186 複 数 のインスタンスステップのフローの作 成 190 フロー内 でのスクリプト レット の使 用 198 フローでの正 規 表 現 の使 用 202 コンテンツの検 査 207 [問 題 ] ペインでのフローの検 査 207 フローのテスト とデバッグ 208 複 雑 なフローのデバッグ 220 Central の Studio でのデバッグ 220 実 行 する操 作 221 コンテンツパックのエクスポート 223 フローとオペレーションの管 理 225 オペレーションの作 成 225 フローまたはオペレーションの検 索 232 フローおよびオペレーションのコピー 237 ハード コピーとソフト コピーの切 り替 え 239 ハード コピー内 のプラグインの置 き換 え 239 フローとオペレーションの使 用 方 法 の詳 細 240 フローおよびオペレーションに関 するド キュメント の生 成 242 フローとオペレーションのバージョン履 歴 管 理 247 フローおよびオペレーションのブックマーク 249 HP OO 9.x からアップグレード する際 のト ラブルシューティング 254 Studio のユーザーインターフェースアイテムの場 所 254 HP OO 9.x と 10.00 のバージョン比 較 255 HP Operations Orchestration (10.01) 6 / 257 ページ 『HP Operations Orchestration Studio オーサリングガ イド』へようこそ HP OO Studio はスタンド アロンのオーサリングプログラムで、フローの作 成 、変 更 、およびテスト に使 用 します。 図 解 による HP OO Studio 概 要 7 HP OO Studio の開 始 – ワークフローの主 なステップ 17 HP OO Studio ウィンド ウの外 観 の調 整 18 ベスト プラクティス 20 HP OO Studio での各 言 語 の使 用 - ローカライズ 39 図解による HP OO Studio 概要 Studio は主 に以 下 の要 素 で構 成 されています。 HP Operations Orchestration (10.01) 7 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l l l [プロジェクト ] ペイン (左 側 )。作 業 中 のプロジェクト と、編 集 可 能 なフロー、オペレーション、その他 のプロジェクト で使 用 可 能 な HP OO オブジェクト が表 示 されます。 [依 存 関 係 ] ペイン (左 側 )。インポート されたコンテンツパックが表 示 されます。このペインでは、コン テンツパックをインポート 、削 除 、閉 じることができます。 作 成 ペイン (中 央 )。フローを作 成 ペインで開 いている場 合 、次 の 3 つのタブが、作 成 ペインの下 部 で使 用 可 能 になります。 n [設 計 ] タブ。フロー図 で作 業 できます。 n [プロパティ] タブ。フロー、オペレーション、構 成 オブジェクト のプロパティを設 定 できます。 n l l l l l l l l [インスペクター] タブ。個 々 のステップとト ランジションのプロパティを設 定 できます ([設 計 ] タブを開 いているときのみ使 用 可 能 )。 [アイコン] ペイン (右 側 )。オペレーションまたはステップで使 用 するアイコンが集 められています。[アイ コン] タブをクリックするとこのペインが開 きます。 [ブックマーク] ペイン (右 側 )。よく使 用 するオペレーションやフローのショート カット を保 存 できます。 [ブックマーク] タブをクリックするとこのペインが開 きます。 [フロー変 数 ] ペイン (右 側 )。フローで使 われているフロー変 数 と、各 フロー変 数 の使 用 方 法 のリス ト と説 明 が表 示 されます。[フロー変 数 ] タブをクリックするとこのペインが開 きます。 [参 照 ] ペイン (下 部 )。既 存 のフローでフローやオペレーションがどのように使 用 されているかを表 示 します。[参 照 ] タブをクリックするとこのペインが開 きます。 [問 題 ] ペイン (下 部 )。選 択 したフローやオペレーションで発 生 している問 題 を表 示 します。[問 題 ] タブをクリックするとこのペインが開 きます。 [SCM メッセージ] ペイン (下 部 )。ソースコント ロール関 連 のメッセージを表 示 します。[SCM メッセー ジ] タブをクリックするとこのペインが開 きます。詳 しくは、「ソースコント ロールの使 用 」を参 照 してくだ さい。 [SCM 変 更 ] ペイン (下 部 )。ソースコント ロールの最 新 の変 更 を表 示 します。[SCM 変 更 ] タブをク リックするとこのペインが開 きます。詳 しくは、「ソースコント ロールの使 用 」を参 照 してください。 [検 索 ] ペイン (下 部 )。フローやオペレーションを検 索 できます。[検 索 ] タブをクリックするとこのペイン が開 きます。 [プロジェクト ] ペイン [プロジェクト ] ペインには、プロジェクト ツリー (プロジェクト の編 集 可 能 なコンテンツが含 まれる階 層 フォ ルダー構 造 ) が表 示 されます。 l l Library フォルダーには、フローとオペレーションが含 まれます。 Configuration フォルダーには、オペレーション結 果 の処 理 、レポート の作 成 、およびフローの実 行 を容 易 にするために使 用 できるその他 の HP OO オブジェクト (フィルター、スクリプト レット 、システム プロパティなど) が格 納 されています。 HP Operations Orchestration (10.01) 8 / 257 ページ Studio オーサリングガイド GUI アイテム プロジェクト の新 規 作 成 説明 新 しいプロジェクト を作 成 します。 プロジェクト のインポート 別 のワークスペースの既 存 のプロジェクト を参 照 してインポート します。 コンテンツパックの作 成 選 択 したプロジェクト のコンテンツパックを作 成 します。 削除 開く 選 択 したプロジェクト をワークスペースから完 全 に削 除 します。 現 在 選 択 されている、閉 じたプロジェクト を開 きます。 閉 じる 現 在 選 択 されているプロジェクト を閉 じて、グレー表 示 にしま す。 リフレッシュ 現 在 選 択 しているプロジェクト のファイルをリフレッシュします。 プロジェクト の使 用 の詳 細 については、「プロジェクト の使 用 」( 43ページ) を参 照 してください。 [依 存 関 係 ] ペイン [依 存 関 係 ] ペインには、使 用 可 能 なコンテンツパックが、オペレーションおよびフローが格 納 されたフォ ルダーとともに表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 9 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 作 成 ペイン 作 成 ペインは Studio の中 央 にあるエリアで、フロー図 の作 業 をする場 所 です。ここで、フロー図 にス テップやステップ間 のつながりを追 加 したり、フローの動 作 を決 定 するプロパティを設 定 したりします。 フローが作 成 ペインで開 いている場 合 、次 の 3 つのタブが、使 用 可 能 になります。 l l l [設 計 ] タブ。フロー図 で作 業 し、ステップやステップ間 のつながりを追 加 します。 [プロパティ] タブ。[プロパティ] シート が表 示 され、フローやオペレーションの選 択 リスト 、フィルター、 スクリプト レット などのプロパティを設 定 できます。 [インスペクター] タブ。インスペクターが表 示 され、個 々 のステップとト ランジションのプロパティを設 定 できます。 作 成 ペインのツールバー フローを作 成 ペインで開 いている場 合 に、[設 計 ] タブを開 くと、作 成 ペインのツールバーが使 用 可 能 になります。 作 成 ペインのツールバーには、さまざまなタスクのショート カット として機 能 するボタンが用 意 されていま す。 HP Operations Orchestration (10.01) 10 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ボタン 機能 ステップ パレット [ステップ] パレット が開 きます。ステップオブジェクト をキャンバスにド ラッグし ます。 表 示 オプション [表 示 オプション] パレット の表 示 ツリーで選 択 使 用 するフローまたはオペレーションを選 択 するためにライブラリツリーを 展 開 します。 フローのデバッグ デバッガーを開 き、現 在 のフローの実 行 を開 始 します。 作 成 ペインの使 用 の詳 細 については、「フロー作 成 – 基 本 」( 97ページ) を参 照 してください。 [ステップ] パレット ステップパレット には、リターンステップ、並 列 分 岐 ステップ、複 数 のインスタンスステップ、およびコールア ウト をフローにド ラッグするためのボタンがあります。作 成 ペインのツールバーから [ステップパレット ] ボタン をクリックして、[ステップ] パレット を表 示 します。 ボタン 説明 成 功 リターンステップをフローにド ラッグできます。 成功 診 断 済 みリターンステップをフローにド ラッグできます。 診断済み 操 作 なしリターンステップをフローにド ラッグできます。 操 作 なし 失 敗 リターンステップをフローにド ラッグできます。 失敗 HP Operations Orchestration (10.01) 11 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ボタン 説明 並 列 分 岐 ステップをフローにド ラッグできます。 並 列 分 岐 ステップ 複 数 のインスタンスステップをフローにド ラッグできます。 複 数 のインスタンスステップ コールアウト ド ッキングバー コールアウト をフローにド ラッグして、ユーザーに情 報 を提 供 できます。 クリックして、パレット のド ッキングとド ッキング解 除 を行 いま す。 リターンステップの使 用 の詳 細 については、「リターンステップの作 成 」( 179ページ) を参 照 してください。 並 列 分 岐 ステップと複 数 のインスタンスステップの詳 細 については、「高 度 な作 成 」( 183ページ) を参 照 してください。 [表 示 オプション] パレット [表 示 オプション] パレット には、作 成 ペイン上 のフローの外 観 を変 更 するためのアイコンがあります。作 成 ペインのツールバーから [表 示 オプション] ボタン 表 示 します。 をクリックして、[表 示 オプション] パレット を ボタン 説明 ラベルの表 示 /非 表 示 オブジェクト のレスポンスラベルを表 示 または非 表 示 にしま す。 接 続 されたレスポンスアイコンの表 オブジェクト のレスポンスアイコンを表 示 または非 表 示 にしま す。 示 /非 表 示 選 択 項 目 を水 平 方 向 に整 列 HP Operations Orchestration (10.01) 選 択 項 目 を水 平 方 向 に整 列 します。 12 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ボタン 選 択 項 目 を垂 直 方 向 に整 列 最 前 面 へ移 動 最 背 面 へ移 動 グリッド の表 示 /非 表 示 ド ッキングバー 説明 選 択 項 目 を垂 直 方 向 に整 列 します。 選 択 したオブジェクト を前 面 に移 動 します。 選 択 したオブジェクト を背 面 に移 動 します。 ステップを配 置 するときに利 用 できる作 成 ペインのグリッド を 表 示 します。ステップのド ラッグ操 作 を止 めると、グリッド 上 の 一 番 近 い位 置 にそのステップがスナップされます。 クリックして、パレット のド ッキングとド ッキング解 除 を行 いま す。 表 示 オプションの使 用 の詳 細 については、「フローの外 観 の調 整 」( 110ページ) を参 照 してください。 オブジェクト のプロパティシート フロー、オペレーション、構 成 オブジェクト の [プロパティ] シート は、オブジェクト の値 を追 加 、削 除 、変 更 するためのエディターです。ライブラリに格 納 されている大 部 分 のオブジェクト については、[プロパティ] シート がオブジェクト を操 作 する際 のインターフェースです。[プロパティ] シート では編 集 ができるだけで なく、UUID やオブジェクト のバージョンに関 する情 報 が表 示 されます。 [プロパティ] シート でオペレーションのプロパティを変 更 した後 、変 更 はこのオペレーション以 前 に作 成 さ れたステップを含 めて、このオペレーションから作 成 されたすべてのステップに影 響 します。 l l フローの [プロパティ] シート を表 示 するには、作 成 ペインでフローを開 いて [プロパティ] タブをクリック します。 オペレーションまたは構 成 オブジェクト の [プロパティ] シート を表 示 するには、ライブラリでオペレーショ ンまたはオブジェクト を開 いて [プロパティ] を選 択 します。 [プロパティ] シート の使 用 の詳 細 については、「入 力 の作 成 」( 118ページ) および「オペレーションの出 力 の設 定 」( 147ページ) を参 照 してください。 ステップのインスペクター ステップのインスペクターは、オペレーションに対 する [プロパティ] シート と同 様 ですが、フローの 1 つのス テップに関 連 します。ステップのインスペクターでステップのプロパティを変 更 すると、変 更 はオペレーショ ンのインスタンスであるこのステップのみに影 響 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 13 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ステップのインスペクターの使 用 の詳 細 については、「入 力 の作 成 」( 118ページ) を参 照 してください。 ト ランジションのインスペクター ト ランジションのインスペクターは、ステップ間 のト ランジションの設 定 に使 用 します。ト ランジションのイン スペクターを表 示 するには、2 つのステップ間 を結 ぶ線 を右 クリックして [プロパティ] を選 択 します。 ト ランジションのインスペクターの使 用 の詳 細 については、「ト ランジションの作 成 」( 133ページ) を参 照 してください。 [ブックマーク] ペイン [ブックマーク] ペインは Studio ウィンド ウの右 上 にある [ブックマーク] タブをクリックすると開 き、使 用 頻 度 の高 いオペレーションやフローを簡 単 に見 つけて使 用 できるようになっています。 よく使 用 するフローやオペレーションをライブラリからド ラッグして [ブックマーク] ペインに追 加 することが可 能 です。ブックマークの詳 細 については、「フローおよびオペレーションのブックマーク」( 249ページ) を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 14 / 257 ページ Studio オーサリングガイド [アイコン] ペイン [アイコン] ペインは Studio ウィンド ウの右 上 にある [アイコン] タブをクリックすると開 き、ステップの内 容 を 分 かりやすくするために使 用 できるアイコンのライブラリが格 納 されています。フローまたはステップのデ フォルト のアイコンにこの中 のアイコンをド ラッグして置 き換 えることができます。 [アイコン] ペインの使 用 の詳 細 については、「フローの変 更 」( 113ページ) を参 照 してください。 [フロー変 数 ] ペイン [フロー変 数 ] ペインは Studio ウィンド ウの右 上 にある [フロー変 数 ] タブをクリックすると開 き、フローで HP Operations Orchestration (10.01) 15 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 使 用 されている変 数 のリスト と、どのように使 用 されているかが説 明 されています。 [フロー変 数 ] ペインの使 用 の詳 細 については、「変 数 の使 用 」( 173ページ) を参 照 してください。 [参 照 ] ペイン [参 照 ] ペインは Studio ウィンド ウの下 端 にある [参 照 ] タブをクリックすると開 き、既 存 のフローでオペ レーションやフローがどのように使 用 されているかが表 示 されます。このペインには、次 の 2 種 類 の参 照 を表 示 できます。 l l [これを使 用 する項 目 は?] - 対 象 のオペレーションまたはフローから作 成 されたステップが含 まれるフ ローを識 別 します。 [これが使 用 する項 目 は?] - 対 象 のオペレーションまたはフローが使 用 するオブジェクト (選 択 リス ト 、グループに割 り当 てられた権 限 、システムフィルターなど) を識 別 します。フローの場 合 は、フ ローのステップを作 成 したときのベースになったオペレーションおよびサブフローが含 まれます。 [参 照 ] ペインの使 用 の詳 細 については、「フローとオペレーションの使 用 方 法 の詳 細 」( 240ページ) を 参 照 してください。 [問 題 ] ペイン [問 題 ] ペインは Studio ウィンド ウの下 端 にある [問 題 ] タブをクリックすると開 き、選 択 したフローやオペ レーションが有 効 かどうかを確 認 できます。このペインには、選 択 したフローまたはオペレーションの問 HP Operations Orchestration (10.01) 16 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 題 が、場 所 と説 明 とともに表 示 されます。 [問 題 ] ペインの使 用 の詳 細 については、「[問 題 ] ペインでのフローの検 査 」( 207ページ) を参 照 してく ださい。 [検 索 ] ペイン [検 索 ] ペインは Studio ウィンド ウの下 端 にある [検 索 ] タブをクリックすると開 き、フローやオペレーション を検 索 できます。Studio の検 索 エンジンは Apache Lucene の構 文 を使 用 しています。 [検 索 ] ペインの使 用 の詳 細 については、「フローまたはオペレーションの検 索 」( 232ページ) を参 照 し てください。 HP OO Studio の開始 – ワークフローの主なステップ ここでは、HP OO Studio の作 業 での主 なステップを簡 単 に説 明 します。各 ステップの詳 細 な情 報 に ついては、リンクをクリックして参 照 できます。 1. 新 しいプロジェクト の作 成 - 業 務 で使 用 するフロー、オペレーション、フォルダー、構 成 アイテムを 含 むプロジェクト を作 成 します。 「プロジェクト の管 理 」( 43ページ) を参 照 してください。 2. コンテンツパックのインポート - 必 要 なコンテンツパックをインポート し、関 連 コンテンツをプロジェクト にコピーできるようにします。 注 : 最 初 の 2 つのステップは、この順 番 で行 わなくても構 いません。コンテンツパックは、プロ ジェクト を作 成 する前 にインポート することもできます。 「コンテンツパックのプロジェクト へのインポート 」( 66ページ) を参 照 してください。 3. フローの作 成 - オペレーション、入 力 、ト ランジション、レスポンス、リターンステップを配 置 してフ HP Operations Orchestration (10.01) 17 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ローを作 成 します。 「フローの作 成 – 手 順 」( 97ページ) と「高 度 な作 成 」( 183ページ) を参 照 してください。 4. フローの実 行 とデバッグ - 作 成 したフローをデバッガーで検 証 します。 「フローのテスト とデバッグ」( 208ページ) を参 照 してください。 5. コンテンツのリリースとコンテンツパックへのパッケージ - プロジェクト を、フロー、オペレーション、操 作 、構 成 アイテムを含 めコンテンツパックにパッケージし、HP OO Central へ昇 格 します。 「コンテンツパックのエクスポート 」( 223ページ) を参 照 してください。 HP OO Studio ウィンドウの外観の調整 HP OO Studio のペインを以 下 の状 態 に設 定 できます。 l ド ッキング - Studio ウィンド ウ内 の標 準 の位 置 に設 定 する l 移 動 可 能 - Studio ウィンド ウ内 で自 由 に再 配 置 できるようにする l 固 定 - Studio ウィンド ウの脇 に非 表 示 にし、タブのみ表 示 してワークスペースにさらに広 い領 域 を 使 用 できるようにする 実 行 する操 作 ペインを移 動 可 能 にする ペインを移 動 可 能 にすると、Studio ウィンド ウ内 の別 の位 置 にペインを移 動 できます。 1. ド ッキングされたペインの右 上 隅 にある [移 動 可 能 ] ボタンをクリックします。 2. Studio ウィンド ウ内 の新 しい位 置 にペインを移 動 します。 ペインをド ッキングする Studio ウィンド ウ内 の新 しい位 置 にペインを移 動 した場 合 、ド ッキングすると Studio ウィンド ウ内 の標 準 の位 置 にペインが戻 ります。 移 動 可 能 なペインの右 上 隅 にある [ド ッキング] ンが戻 ります。 ボタンをクリックします。ド ッキングされた位 置 にペイ ペインを最 大 化 する ペインを最 大 化 して HP OO ウィンド ウ全 体 のサイズに拡 大 するには、[最 大 化 ] ます。 ボタンをクリックし ペインを元 のサイズに復 元 する 最 大 化 する前 のサイズにペインを復 元 するには、[復 元 ] HP Operations Orchestration (10.01) ボタンをクリックします。 18 / 257 ページ Studio オーサリングガイド Studio ウィンド ウの脇 にペインを固 定 する Studio ウィンド ウの脇 にペインを固 定 してタブのみ表 示 するには、[固 定 ] インを表 示 するには、タブをクリックします。 ボタンをクリックします。ペ ペインの固 定 を解 除 する ペインを固 定 した後 で、固 定 を解 除 するには、[固 定 ] ボタンを再 度 クリックします。ペインの固 定 を 解 除 すると、ペインが開 いて、Studio ウィンド ウ内 のド ッキングされた位 置 にペインが戻 ります。 ペインのサイズを調 整 する ペインのサイズを大 きくしたり小 さくしたりするには、ペインの端 をド ラッグします。 Studio ウィンド ウをデフォルト のレイアウト にリセット する Studio ウィンド ウをデフォルト のレイアウト に戻 すには、[ウィンド ウ] > [ウィンド ウレイアウト のリセット ] を 選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 19 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ベスト プラクティス 次 のプラクティスは、複 数 の作 成 者 がフローを作 成 している場 合 に特 にお勧 めします。 一 般 的 なベスト プラクティス 20 共 有 コンテンツのベスト プラクティス 21 命 名 のベスト プラクティス 23 フローのベスト プラクティス 25 オペレーションのベスト プラクティス 26 ステップのベスト プラクティス 28 ト ランジションのベスト プラクティス 30 入 力 のベスト プラクティス 30 デバッグのベスト プラクティス 31 Studio の構 成 のベスト プラクティス 31 説 明 のベスト プラクティス 32 ソースコント ロール管 理 のベスト プラクティス 39 一 般 的 なベスト プラクティス フォルダー構 造 ほかの作 成 者 がフロー、オペレーション、およびユーティリティを見 つけることができるように、フォルダー 構 造 が適 切 に定 義 されており、プロジェクト 間 で一 貫 性 があるようにします。 Studio 内 での名 前 の変 更 プロジェクト 、フロー、またはほかの HP OO エンティティの名 前 を変 更 する場 合 は、Studio で行 いま す。MS エクスプローラーなどのファイルブラウザーでエンティティの名 前 を変 更 しないでください。 ベスト プラクティスのド キュメント 命 名 規 則 、フォルダー構 造 、フローの作 成 者 が従 うべきその他 のガイド ラインを記 述 するド キュメント を作 成 します。例 については、「命 名 のベスト プラクティス」( 23ページ) を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 20 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 共 有 コンテンツのベスト プラクティス 環 境 の識 別 複 数 の作 成 者 がプロジェクト で同 時 に作 業 するには、さまざまな方 法 があります。作 業 を始 める前 に、作 成 者 がどのように作 業 を行 うかについて考 える必 要 があります。次 に例 を示 します。 l 1 人 の作 成 者 が 1 つまたは複 数 のプロジェクト で作 業 する l 複 数 のプロジェクト が存 在 し、各 作 成 者 が 1 つのプロジェクト で作 業 する l 1 つのプロジェクト で複 数 の作 成 者 が作 業 する HP Operations Orchestration (10.01) 21 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l 複 数 のチームが存 在 し、各 チームが 1 つのプロジェクト で作 業 する l 複 数 の作 成 者 が複 数 のプロジェクト を同 時 に進 める このド キュメント には、異 なる環 境 ごとの推 奨 されるベスト プラクティスを含 めます。 コミュニティのやり取 り コミュニティのやり取 りには、組 織 内 でのコンテンツの共 有 と、ほかの組 織 とのコンテンツの共 有 がありま す。 作 成 時 のコミュニティのやり取 りには次 のようなものが考 えられます。 1. コンテンツをコミュニティからダウンロード する HP コンテンツや組 織 内 の作 成 者 により開 発 されたコンテンツパックのほかに、ほかの組 織 によりコ ミュニティに提 供 されたコンテンツをダウンロード することができます。このコンテンツは HPLN にあり ます。 詳 細 については、「コンテンツパックのプロジェクト へのインポート 」( 66ページ) を参 照 してください。 2. コミュニティで問 題 について話 し合 う HP Operations Orchestration (10.01) 22 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フロー開 発 の一 部 として、フロー内 の問 題 、推 奨 コンテンツ、ベスト プラクティスなどの問 題 に関 し てコミュニティで相 談 することができます。 このためには、関 連 するキーワード を使 ってコミュニティにその話 題 がないか検 索 し、新 しい話 題 を作 成 し、経 過 をチェックします。 また、話 し合 いに積 極 的 に参 加 したり、ベスト プラクティスド キュメント を発 行 するなどしてコミュニ ティナレッジに貢 献 することもできます。このようなド キュメント では、自 由 な編 集 を可 能 にするか、 読 み取 り専 用 にするかを決 めることができます。 3. コンテンツをコミュニティに提 供 する 新 しいコンテンツの開 発 と検 査 が終 わり、生 産 環 境 に移 行 したら、これを、無 料 または有 料 コン テンツとしてコミュニティに提 供 することができます。コミュニティにおけるそのコンテンツの使 用 期 間 内 では、ほかのユーザーに更 新 するか、削 除 するか、公 開 するかを決 定 してコンテンツを更 新 す ることができます。 命 名 のベスト プラクティス フローの種 類 l さまざまなタイプのフローを種 類 ごとに分 類 すると、識 別 しやすくなります。 l フローの種 類 ごとに別 のフォルダーに保 存 すると、探 しやすくなります。 l また、フローの種 類 ごとに専 用 のアイコンを使 用 すると分 かりやすくなります。 命 名 規 則 : 大 文 字 と小 文 字 オブジェクト のタイプごとに、名 前 の大 文 字 と小 文 字 を揃 えます。たとえば、作 成 したフローに名 前 を 付 ける場 合 はタイト ルケースにし、入 力 、出 力 、結 果 、フロー変 数 にはキャメルケースにします。 注 : キャメルケースとは、最 初 の文 字 を小 文 字 で、名 前 に含 まれる次 の語 の最 初 の文 字 を大 文 字 で表 し、語 間 にスペースを入 れない方 法 です。たとえば、serverName のようになります。 タイト ルケースとは、すべての語 の最 初 の文 字 を大 文 字 にします (「a」、「the」、「and」、「by」、 「for」、「to」、「from」などの補 助 的 な語 を除 く)。たとえば、Reboot a Server のようになります。 フローの種 類 別 の命 名 規 則 : 接 頭 辞 フローの種 類 ごとに異 なる命 名 規 則 を使 用 します。たとえば、フロー名 に、フローの種 類 に基 づいて 次 のように接 頭 辞 を追 加 します。 l ユーザーインタフェースのフロー - UI l インフラスト ラクチャーのフロー - IF HP Operations Orchestration (10.01) 23 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l ユーティリティのフロー - UT 変 数 別 の命 名 規 則 : 接 頭 辞 フロー変 数 の種 類 ごとに異 なる命 名 規 則 を使 用 します。たとえば、フロー名 に、変 数 の種 類 に基 づ いて次 のように接 頭 辞 を追 加 します。 l フロー入 力 - FI l ステップ入 力 - SI l オペレーション入 力 - OI l ローカル変 数 - LV l グローバル変 数 - GV 直 感 的 な名 前 l l l l l l l l フローに、内 容 がわかるような名 前 を付 け、フローの目 的 を説 明 するようにします。 フローがより分 かりやすくなる場 合 、ステップの名 前 を変 更 します。たとえば、String Comparator という名 前 のステップよりも、Validate <inputName> という名 前 のほうが分 かりやすくなります。 オペレーションやステップの名 前 を変 更 する場 合 、オペレーションやステップの目 的 がはっきりとわかる ような名 前 にしてください。 フローがより分 かりやすくなる場 合 、ト ランジションの名 前 を変 更 します。 シングルタスクで実 行 するフローやオペレーションの場 合 、「<動 詞 > <名 前 >」という形 式 で名 前 を 付 けます。たとえば、Send Mail、Create Snapshot のようになります。 サンプルのフローでは、名 前 に "Sample" という語 を使 用 します。たとえば、Send Mail Sample、Create Snapshot Sample のようになります。 条 件 に一 致 するものがあるかどうかをチェックするフローの場 合 、問 いを名 前 として使 用 します。た とえば、Is Computer Account Enabled のようになります。 システムまたは環 境 に関 する情 報 を収 集 するヘルスチェックフローの場 合 、フロー名 に "Health check" を含 めます (専 用 の Health Check フォルダーがある場 合 を除 く)。たとえば、Solaris Health Check のようになります。 単 語 の使 用 一 部 の入 力 名 は、多 くのオペレーションやステップで共 通 で使 用 します。次 の入 力 名 は、HP OO コン テンツで使 用 されています。 HP Operations Orchestration (10.01) 24 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l host – Windows の場 合 、host は、オペレーションが動 作 するマシン (パフォーマンスカウンターの取 得 先 またはサービスの再 起 動 を行 うホスト など) を指 します。セキュアシェル (SSH) オペレーションの 場 合 、host は、コマンド を実 行 するマシンを指 します。 l username – マシンにログオンするために使 用 するアカウント 名 。 l password – マシンにログオンするために使 用 するパスワード 。 その他 の共 通 の入 力 名 には、次 のようなものがあります。 l l mailHost - 電 子 メールの送 信 元 のホスト マシンです。 target – host が別 のシステムにも影 響 を与 える場 合 、host により影 響 を受 けるシステムを target と呼 びます。たとえば、server1 への SSH で server2 への ping を実 行 する場 合 、host は server1 で target は server2 です。 フローのベスト プラクティス フローの設 計 作 成 するフローの構 造 を、構 築 を始 める前 に設 計 します。 フローはシンプルに、1 画 面 に格 納 フローは、Studio の最 大 の大 きさである 1024 x 768 の画 面 上 のキャンバスに、1:1 の表 示 倍 率 に合 わせて作 成 します。これより大 きいフローにすることも不 可 能 ではありませんが、フローが大 きくなる場 合 、そのステップのシーケンスの一 部 をサブフローに分 割 できないかをよく確 認 してください。 フローの再 利 用 フローを再 利 用 できるように設 計 します。より複 雑 なフローでサブステップとして再 利 用 可 能 な単 純 な フローのコレクションを作 成 します。 変 更 の前 にフロー/オペレーションが使 用 されている箇 所 のチェック フローやオペレーションを変 更 する前 に、[参 照 ] > [これを使 用 する項 目 は?] を使 用 して、ほかのフ ローでこのフローやオペレーションを使 用 していないかを確 認 します。 変 更 の前 にフローをコピー 変 更 の前 に、必 ずフローのコピーを作 成 してください。両 方 のフローが必 要 ではなく、元 のフローもほ かで使 用 されていない場 合 でも、変 更 がうまくいかなかった場 合 に備 えて元 のフローをバックアップとし て保 存 しておきます。コピーしたフローが完 成 したら、元 のフローを削 除 してもかまいません。 一 貫 性 を持 たせる 異 なるフローを、同 じ開 始 および終 了 位 置 を使 用 して設 計 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 25 / 257 ページ Studio オーサリングガイド オペレーションのベスト プラクティス オペレーションを変 更 するときの注 意 オペレーションのプロパティを変 更 する ([プロパティ] シート 内 ) 場 合 、変 更 が、以 前 にこのオペレーション から作 成 されたステップを含 めて、このオペレーションをステップとして使 用 しているすべてのフローに影 響 することに注 意 してください。オペレーションのプロパティを変 更 すると、そのオペレーションを使 用 して いるほかのフローが壊 れる場 合 があります。オペレーションのコピーを作 成 し、そのコピーを変 更 すること をお勧 めします。変 更 が 1 回 限 りの内 容 の場 合 、オペレーションではなくステップを変 更 します。 オペレーションの変 更 が必 要 になりそうな場 合 はディープコピー フローをコピーするときに、オペレーションのプロパティの変 更 が必 要 になる可 能 性 がある場 合 は、 [ディープコピー] コマンド を使 用 することをお勧 めします。このコマンド ではオペレーションがコピーされるた め、元 のオペレーションに影 響 を与 えずに変 更 することができます。 ディープコピー用 のフォルダーの作 成 [ディープコピー] コマンド を使 用 してフローをコピーする場 合 、フローとそのオペレーション用 の新 しいフォ ルダーを作 成 することをお勧 めします。 カスタマイズしない場 合 は元 のオペレーションを使 用 オペレーションをカスタマイズする必 要 がない場 合 は、コピーしたオペレーションではなく元 のバージョンの オペレーションを使 用 します。フォルダー内 が、不 要 なオペレーションのコピーでいっぱいにならないよう にしてください。 統 合 のために元 の名 前 とメッセージを保 持 統 合 には独 自 のルールとベスト プラクティスがあります。統 合 で作 業 する場 合 、オペレーションを統 合 する製 品 とできる限 り同 じにしてください。 l フロー、オペレーション、入 力 などで、使 用 されている API からの元 の名 前 を保 持 してください。 l 統 合 する製 品 で使 用 されているエラー/情 報 /成 功 メッセージを変 更 しないでください。 l オペレーションで使 用 されている API バージョンをフォルダーレベルで表 示 するようにしてください。で きれば、API の場 所 も表 示 してください。 封 印 されているオペレーションではなくステップをコピー 封 印 されているオペレーション (Operations フォルダー内 のオペレーションなど) はコピーしないでくださ い。代 わりに、封 印 されたオペレーションから作 成 したステップを変 更 するようにします。 HP Operations Orchestration (10.01) 26 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 値 をフロー変 数 に割 り当 てる デフォルト では、オペレーションは、特 定 のフローで繰 り返 し使 用 されている入 力 に対 してフロー変 数 を使 用 および設 定 します。たとえば、フロー内 の複 数 オペレーションで、ホスト 、ユーザー名 、パスワー ド の入 力 を行 って、サーバーまたはメールサーバーのポート から情 報 を入 手 する必 要 がある場 合 があ ります。これらの値 を、このようなデータを必 要 とするさまざまなステップで使 用 されるフロー変 数 に割 り 当 てると、フローのメンテナンスが簡 単 になり、異 なる状 況 にも簡 単 に適 応 できるようになります。 それに対 して、電 子 メールの件 名 の行 は、電 子 メールの件 名 の行 を必 要 とするステップごとに異 なる 可 能 性 があります。したがって、件 名 の行 を、フロー変 数 で提 供 するのは良 い方 法 ではないと言 えま す。 複 数 のオペレーションで同 じコマンド を実 行 するのを避 ける 同 じコマンド を実 行 する複 数 のオペレーションを作 成 しないようにします。たとえば、パケット ロスと最 大 遅 延 の両 方 を ping オペレーションから取 得 できます。ping コマンド を使 用 する複 数 のオペレーションを 作 成 するのではなく、両 方 の情 報 を、1 つの ping オペレーションの複 数 出 力 を使 用 して 1 つのステッ プで取 得 する方 法 の方 がベターです。 この考 え方 は、WMI コマンド を実 行 するオペレーションのような非 常 に汎 用 性 の高 いオペレーションの 場 合 は例 外 です。非 常 に汎 用 的 な WMI コマンド の入 力 と非 常 に汎 用 的 な出 力 を持 つ単 一 のオ ペレーションを作 成 するのではなく、特 定 の関 数 専 用 の WMI コマンド オペレーションを作 成 する方 が お勧 めです。 スクリプト レット ではなく結 果 フィルターを使 用 コマンド の出 力 スト リームからデータを取 得 する場 合 、スクリプト レット ではなく結 果 フィルターを使 用 す る方 がベターです。これには、次 のような理 由 があります。 l l l l スクリプト レット は [スクリプト レット ] タブに個 別 に表 示 されますが、結 果 フィルターは、[結 果 ] タブエ ディターでアクセスしすぐに表 示 できます。 スクリプト レット の方 が、プログラマーでない人 にとっては管 理 が難 しくなります。 オペレーションの結 果 のいずれかが削 除 されると、結 果 フィルターは自 動 的 に無 効 になります。作 成 者 が、スクリプト レット が加 工 する結 果 を削 除 した後 に削 除 し忘 れたスクリプト レット はそのまま 残 り、フローのバグとなることがあります。 結 果 データの目 的 の処 理 を行 うスクリプト レット が必 要 な場 合 、スクリプト レット フィルターを使 用 で きます。 必 要 なレスポンスのみを使 用 ほとんどのオペレーションには、成 功 と失 敗 という、2 つのレスポンスのみがあります。レスポンスの数 を 少 なくすると、フローの作 成 が簡 単 になり、分 かりやすくなります。異 なるタイプの失 敗 を基 にした複 数 のレスポンスは、明 らかに異 なるパスに進 む場 合 や、結 果 がその状 況 のために失 敗 にしかならない場 合 (HTTP Get のリダイレクト レスポンスなど) でのみ使 用 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 27 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ただし、この原 理 は、意 味 がない場 合 には当 てはまりません。たとえば、データを取 得 してしきい値 を チェックするオペレーションでは、失 敗 、しきい値 越 え、しきい値 未 満 の 3 つのレスポンスが必 要 な場 合 があります (どれも成 功 ではないレスポンス)。 デフォルト レスポンスは失 敗 オペレーションのデフォルト のレスポンスは失 敗 にします。そうすれば、フローのデバッグ時 に、不 完 全 な オペレーションは失 敗 になり、フローが実 稼 働 する前 に問 題 を作 成 者 に示 すことができます。 ステップのベスト プラクティス 説 明 なし 通 常 、ステップに説 明 は不 要 です。ステップのレスポンスのト ランジションの説 明 で、ステップで発 生 する 内 容 が説 明 されているためです。 コールアウト コールアウト を使 用 してステップに関 する情 報 を追 加 することもできます。コールアウト を使 用 すると、フ ローの使 いやすさが向 上 します。 開 始 ステップ 開 始 ステップはフローの左 上 隅 に配 置 するべきです。ただし、次 の場 合 は例 外 です。 l l 開 始 ステップに複 数 のレスポンスがあり、それぞれが別 のステップに進 む場 合 。 開 始 ステップを左 上 隅 に配 置 すると、ト ランジションが交 差 するなどして表 示 が複 雑 になりすぎる 場合。 リターンステップの名 前 の変 更 フロー内 の同 じタイプのリターンステップが複 数 ある場 合 、リターンステップの名 前 を変 更 して原 因 を含 めます。たとえば、Error: failure や Error: threshold not met などになります。 失 敗 と否 定 の結 果 とを区 別 する オペレーションの失 敗 と否 定 の結 果 を混 同 しないようにします。たとえば、オペレーションで、答 えが TRUE または FALSE のどちらかになる質 問 をした場 合 、FALSE の答 えはオペレーションの失 敗 と同 じではありません。このような場 合 、結 果 が FALSE の場 合 とオペレーションの失 敗 の場 合 の、2 つのエ ラーで結 果 を返 す必 要 があります。 HP Operations Orchestration (10.01) 28 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 操 作 なしと情 報 の収 集 の成 功 とを区 別 する 次 の状 態 を混 同 しないようにしてください。 l l 操 作 なし は、修 復 フローがデータを収 集 したが、診 断 または修 復 を決 定 できなかった場 合 に 使 用 されます。 データの収 集 のみを目 的 とするフローまたはオペレーションは、完 了 時 に操 作 なし 決済み を返 すようにします。 ではなく解 結 果 を使 用 して値 をフロー変 数 に割 り当 てる フロー変 数 を情 報 に割 り当 てるには、ステップの [結 果 ] タブを使 用 します。結 果 をフィルターすると、ス テップ結 果 からのデータの取 得 が柔 軟 に行 えるようになります。 フロー変 数 への注 意 フロー変 数 には、フロー全 体 からアクセスできます。いずれかのステップでデータが誤 って変 更 されると、 フローの後 続 のステップでそのデータの間 違 った値 が使 用 されるため、フロー変 数 の操 作 に注 意 してく ださい。 不 要 な結 果 を追 加 しない ステップのベースとなるオペレーションまたはフローでは、複 数 の出 力 を提 供 することができます。ただ し、ステップの結 果 を追 加 するときに、フローに必 要 な出 力 のみ使 用 していることを確 認 します。結 果 が多 すぎると、不 要 なデータによりフロー速 度 が低 下 し、パフォーマンスに影 響 を与 えます。 HP Operations Orchestration (10.01) 29 / 257 ページ Studio オーサリングガイド エラーコード を取 得 する結 果 の作 成 ステップまたはト ランジションで、オペレーションから得 られるそのままのエラーが必 要 な場 合 、エラーコー ド を取 得 するステップ結 果 を作 成 し、エラーコード をフロー変 数 に割 り当 てます。 ト ランジションのベスト プラクティス ト ランジションの整 理 と簡 潔 さの保 持 l l l l l l 可 能 な限 り、ト ランジション線 が交 差 しないようにします。 可 能 な場 合 、直 線 のト ランジションを使 用 します。曲 線 のト ランジションは、フローのレイアウト に必 要 な場 合 のみ使 用 します。 可 能 な場 合 、ト ランジションが水 平 、垂 直 、または 45 度 の斜 線 になるようにステップを配 置 しま す。 2 つのステップ間 の複 数 のト ランジションを 1 つにまとめて、1 本 の線 ですべてのト ランジションを表 す ようにします。 ト ランジションのラベルがステップのラベルと重 なったり、ト ランジションのラベル同 士 が重 なったりしな いように、ト ランジションのラベルを配 置 します。 可 能 な場 合 、ト ランジションのラベルをフローの外 側 に寄 せて配 置 します。たとえば、2 つのステップ がフローキャンバスの上 部 にある場 合 、ト ランジションのラベルをト ランジション線 の上 に配 置 しま す。ステップがキャンバスの下 部 にある場 合 、ラベルをト ランジション線 の下 に配 置 します。 グリッド の使 用 グリッド を有 効 にして、ステップの整 列 を保 持 します。 入 力 のベスト プラクティス 不 要 な入 力 の削 除 ステップ内 のオプションの入 力 が必 須 でない場 合 、これらの入 力 を削 除 します。 オペレーションで必 要 な入 力 を無 効 にしない オペレーションの必 須 の入 力 は無 効 にしないようにします。無 効 にすると、そのオペレーションのすべて のインスタンスで無 効 になるためです。個 々 のステップを編 集 する必 要 があります。 順 序 ルールに従 った入 力 の追 加 順 序 ルールに従 って、一 貫 した順 序 で入 力 を追 加 します。次 に例 を示 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 30 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l 分 かりやすい分 類 または論 理 的 な分 類 に基 づく順 序 l 重 要 度 に基 づく順 序 (最 初 に必 須 の入 力 ) l アルファベット 順 注 : 入 力 が別 の入 力 を使 用 する場 合 、正 しい順 序 で指 定 する必 要 があります。たとえば、次 の ような場 合 : input_a="The first input" input_b=$(input_a)+ input_a を input_b の前 に定 義 してください。 データをフロー入 力 に割 り当 てる 理 想 的 には、フローステップで使 用 される入 力 値 は、フロー入 力 により提 供 され、フロー変 数 によりス テップに渡 されるようにします。 通 常 、 フローの作 成 者 は、ユーザーがフローを開 始 してから、そのフローを実 行 している間 に別 のタ スクを開 始 するということを前 提 にしてください。フロー入 力 に、できるだけ多 くのデータを割 り当 てると、 フローへの変 更 を簡 略 化 できます。 デバッグのベスト プラクティス サブフローのデバッグ 親 フローをデバッグする前 に、サブフローをデバッグすることをお勧 めします。 Studio の構 成 のベスト プラクティス システムプロパティ システムプロパティの作 成 または値 の変 更 は慎 重 に行 ってください。システムプロパティの適 用 範 囲 が グローバルであり、実 行 時 に、フロー実 行 のコンテキスト の一 部 となるためです。結 果 として、システム プロパティの値 を変 更 すると、既 存 のオペレーションとフローが壊 れる恐 れがあります。 構 成 アイテム 構 成 アイテム (システムフィルター、スクリプト レット 、選 択 リスト など) を削 除 する前 に、[これを使 用 する 項 目 は?] 機 能 を使 用 して、ほかのアイテムが依 存 していないかをチェックすることをお勧 めします。詳 細 については、「フローとオペレーションの使 用 方 法 の詳 細 」( 240ページ) を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 31 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 説 明 のベスト プラクティス すべての説 明 l l [説 明 ] タブを使 用 して、オペレーション、ステップ、フローの目 的 の詳 細 な説 明 を入 力 し、ほかの作 成 者 が、その目 的 を知 り、どうしてこのように設 計 したかがわかるようにします。 説 明 には、アイテムを検 索 するときに役 立 つ検 索 語 を含 めるようにしてください。また、入 力 、レス ポンス、出 力 についての説 明 を含 めてください。 l もっと長 い説 明 が必 要 な場 合 、各 段 落 を 1 行 空 けて区 切 ります。 l 段 落 の最 初 にスペースは追 加 しないでください。 l 文 は短 く簡 潔 にします。 l 長 いフレーズを使 うことは避 けます。代 わりに、長 いフレーズは短 い文 に分 けます。 l 文 はすべて、大 文 字 から開 始 し、ピリオド で終 わるようにします (英 語 の場 合 )。 l 現 在 形 、能 動 態 を使 用 します。たとえば、"If the input is not specified, it will default to 1534" で はなく、'If you do not specify a value for this input, it defaults to 1534" と記 述 します (英 語 の場 合 )。 フォルダーの説 明 同 じテクノロジーと情 報 をやり取 りする複 数 のフローまたはオペレーションを作 成 する場 合 、1 つのフォ ルダーにまとめて、フォルダーの [説 明 ] エリアにこの情 報 を記 載 します。[説 明 ] 領 域 にアクセスするに は、フォルダーを右 クリックして [プロパティ] を選 択 します。 フローの説 明 l l フローを自 動 的 に実 行 するために必 要 な特 殊 な要 件 または変 更 (スケジュールどおりなど) を含 めます。 次 のような、フローの使 用 に関 する制 限 を含 めます。 このフローは以 下 の場 合 にのみ動 作 します。 - Windows 2003 またはそれ以 降 - Windows Telnet Service が有 効 である場 合 l 必 要 なフローの入 力 を指 定 し、入 力 が必 要 なデータや適 切 なデータ形 式 を作 成 者 が検 索 でき る場 所 についての情 報 を含 めます。 HP Operations Orchestration (10.01) 32 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l フローのレスポンスと、各 レスポンスの意 味 を含 めます。 l 結 果 フィールド と、各 結 果 フィールド で与 えられるデータの説 明 を含 めます。 l 次 のように、実 装 に関 する追 加 のメモがあれば含 めます。 n サポート されているプラット フォームまたはアプリケーションのサポート (バージョン情 報 を含 む)。 n フローが相 互 作 用 するアプリケーションまたは Web サービス API。 問 題 選 別 、診 断 、修 復 を行 うフローは、最 初 に、問 題 が存 在 しているか確 認 を行 います。 l ユーザーに通 知 を送 信 するフローでは、通 知 サブフローを使 用 し、フローの作 成 者 がユーザーへの 複 数 の通 知 手 段 を選 択 できるようにします。たとえば、Web サイト ヘルスチェックフローでは通 知 サブフローを使 用 します。ユーザーがWeb サイト ヘルスチェックフローを電 子 メールおよびチケット シ ステムに設 定 すると、このフローを使 用 するすべてのフローで、正 しく通 知 が送 信 されます。 l サブフローの作 成 では、最 初 に説 明 を追 加 してください。フローの目 的 と入 出 力 を説 明 することに より、フローデザインが明 確 になるので、実 装 が簡 単 になります。 l 最 上 位 の親 フロー内 のすべてのト ランジションに注 釈 を付 けます (ト ランジションの説 明 )。これらのト ラ ンジションの説 明 は、ト ランジションの先 行 ステップで発 生 する内 容 について説 明 します。 オペレーションの説 明 オペレーションの内 容 の説 明 を含 めます。 l オペレーションが必 要 とする入 力 を列 記 します。入 力 に必 要 なデータや適 切 なデータ形 式 を作 成 者 が検 索 できる場 所 も含 めます。 l l 各 レスポンスの名 前 とその意 味 を含 めます。 l 結 果 フィールド と、各 結 果 フィールド で与 えられるデータの説 明 を含 めます。 l 次 のように、実 装 に関 する追 加 のメモがあれば含 めます。 l l サポート されているプラット フォームまたはアプリケーションのサポート (バージョン情 報 を含 む)。 l フローが相 互 作 用 するアプリケーションまたは Web サービス API。 l その他 の環 境 要 件 または使 用 要 件 。 オペレーションの説 明 のベースとして、次 のテンプレート を使 用 してください。 オペレーションの内 容 の説 明 。 入力: 入 力 1 - この入 力 の詳 細 HP Operations Orchestration (10.01) 33 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 入 力 2 - この入 力 の詳 細 入 力 3 - この入 力 の詳 細 レスポンス: レスポンス 1 - このレスポンスの詳 細 レスポンス 2 - このレスポンスの詳 細 結果: フロー/オペレーションのプライマリ結 果 その他 の結 果 : 結 果 1 - 最 初 の追 加 の結 果 結 果 2 - 2 番 目 の追 加 の結 果 入 力 の説 明 l 必 要 な入 力 に対 する意 味 がある説 明 を含 めます。 l 入 力 に必 要 なサンプルデータを正 しい形 式 で含 めます。 l オプション入 力 と必 須 入 力 を区 別 します。 l l l 説 明 で列 記 する入 力 の順 番 が、[入 力 ] タブに表 示 される順 番 と同 じであることを確 認 してくださ い。 必 要 な場 合 、入 力 がとるデータの構 文 を記 述 します。 説 明 中 のセクション見 出 しの構 文 は同 じものを使 用 します (たとえば、“Example” や “ex:” ではなく “Examples” を使 用 するなど。英 語 の場 合 )。 n n セクション見 出 しの形 式 は、「値 の形 式 」、「例 」、「デフォルト 値 」、および「有 効 な値 」です。こ れらは、該 当 する情 報 があり、使 用 可 能 な場 合 はいつでも必 要 です。 「値 の形 式 」、「例 」、「デフォルト 値 」、および「有 効 な値 」からの値 で、句 読 点 のみがふくまれる 値 は、アポスト ロフィで囲 む (','、'.') 必 要 があります。 l 各 入 力 名 の前 に 4 つスペースを置 きます。 l 入 力 の説 明 のベースとして、次 のテンプレート を使 用 してください。 入力: inputName - 最 初 の入 力 の名 前 HP Operations Orchestration (10.01) 34 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 値 の形 式 : domain\user 有 効 な値 : us.east.1a、us.east.1b デフォルト 値 : us.east.1b、',' 例 : valueString、31241423、one、two、three secondInputName - 2 番 目 の入 力 の名 前 値 の形 式 : text 有 効 な値 : one、two、three デフォルト 値 : one 例: ト ランジションの説 明 l l 最 上 位 の親 フロー内 のすべてのト ランジションに説 明 を付 けます。これらのト ランジションの説 明 は、ト ランジションの先 行 ステップで発 生 する内 容 について説 明 します。 データが実 行 中 に必 ず表 示 されなければならない場 合 を除 き、サブフローのト ランジションの説 明 を追 加 する必 要 はありません。 出 力 の説 明 l l l 説 明 で列 記 する出 力 の順 番 が、[出 力 ] タブに表 示 される順 番 と同 じであることを確 認 してくださ い。 各 出 力 名 の前 に 4 つスペースを置 きます。 オペレーションが実 行 可 能 な状 況 を制 限 するオペレーションの環 境 的 な制 限 がある場 合 は含 めま す。 結 果 の説 明 l プライマリ出 力 は、[結 果 ] リスト の一 番 最 初 の結 果 にし、次 のテキスト を含 めるようにしてくださ い。「これはプライマリ出 力 です。」 l 見 やすくするため、リスト の項 目 と表 の列 は、別 々 の行 に記 載 します。 l 各 結 果 名 の前 に 4 つスペースを置 きます。 l 結 果 の説 明 のベースとして、次 のテンプレート を使 用 してください。 結果: HP Operations Orchestration (10.01) 35 / 257 ページ Studio オーサリングガイド returnResult - これはプライマリ出 力 です。 firstResult - 次 の列 を持 つテーブル内 の EC2 インスタンス: (以 下 に テーブル形 式 の結 果 の例 を表 示 します。) Instance Id AMI ID Machine type Status - 可 能 な値 : 「パブリック DNS」、「キーの組 の名 前 」、「RAM ディスク ID」 レスポンスの説 明 l l 説 明 では、「レスポンス」という言 葉 を使 用 します。 最 も良 く使 用 されるレスポンスである "success" と "failure" では、次 のフレーズを使 用 することをお 勧 めします。 n n success - 「オペレーションは正 常 に完 了 しました」ではなく「説 明 に記 されているようにオペレー ションが完 了 しました」を使 用 する。 failure - 「何 らかの問 題 が発 生 しました」ではなく「オペレーションは異 常 終 了 しました。ト ラブル シューティング情 報 については、注 を参 照 してください」を使 用 する。 l 各 レスポンス名 の前 に 4 つスペースを置 きます。 l レスポンスの説 明 のベースとして、次 のテンプレート を使 用 してください。 レスポンス: success - 説 明 に記 されているようにオペレーションが完 了 しました。 failure - オペレーションは異 常 終 了 しました。ト ラブルシューティング情 報 については、注 を参 照 してください。 no more values - 注 の説 明 l l l 「注 」のセクションは空 白 にしておくこともできます。 より複 雑 なオペレーションでは、より多 くの情 報 を記 載 する必 要 があるため、「注 」セクションをサブ セクションに追 加 して、簡 単 に読 めてわかるようにしておきます。 構 成 、設 定 、環 境 設 定 などの、オペレーションが正 常 に動 作 するために必 要 なすべてを「前 提 条 件 」サブセクションを使 用 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 36 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l l "Extra settings" サブセクションを使 用 して、オペレーションやフローの特 別 なユースケース (セキュリ ティやネット ワーク設 定 など) をすべて一 覧 にします。このセクションは、複 数 設 定 などの特 殊 な ユースケースのあるオペレーションで便 利 です。 エラーの内 容 がわかるメッセージがないエラーの説 明 には "Troubleshooting" サブセクションを使 用 して、考 えられる解 決 策 を提 供 します。 l 上 記 のいずれのセクションにも合 わない情 報 は、"Other" サブセクションで説 明 します。 l 「注 」のセクションのサブセクションの順 番 は、表 示 されたままにしておきます。 l l l これらのセクションはオプションです。"Other" サブセクションの見 出 しのみを含 める必 要 がある場 合 、サブセクションの見 出 しは含 めず、問 題 の通 し番 号 だけを保 持 しておきます。つまり、見 出 し が “Notes” のままで、“Other” セクションを “Notes” に含 めます。 「注 」のセクションが複 数 のオペレーションまたはフローに適 用 される場 合 、注 はフォルダーレベルに 配 置 してください。個 々 のオペレーションまたはフローで、フォルダーレベルで注 を参 照 します。たと えば、「FolderName フォルダー内 の「注 」セクションを参 照 してください」などのように記 述 します。 注 の説 明 のベースとして、次 のテンプレート を使 用 してください。 前提条件: 1. 最 初 の前 提 条 件 最 初 の前 提 条 件 の説 明 1.1. 最 初 のステップを実 行 します。(4 スペース) 1.2. 次 のいずれかのコメント を入 力 します: (4 スペース) - 最 初 のコメント 。(11 スペース) - 2 番 目 のコメント 。(11 スペース) 2. 2 番 目 の前 提 条 件 2 番 目 の前 提 条 件 の説 明 その他 の設 定 : 1. abc 2. def ト ラブルシューティング: 1. abc 2. def HP Operations Orchestration (10.01) 37 / 257 ページ Studio オーサリングガイド その他 : 1. abc 2. def データベースの可 用 性 の取 得 グループを完 全 に説 明 する例 データベース可 用 性 グループ (DAG) のメンバーであるサーバーのリスト を取 得 します。これはまた、DAG に関 する次 のようなリアルタイムステータス情 報 の取 得 にも使 用 できます: PrimaryActiveManager 、OperationalServers、ReplicationPort、NetworkNames、StartedMailboxServers、Stop pedMailboxServers など。 入力: host - 接 続 先 の Exchange 2010 サーバーホスト 。 username - サーバーへの接 続 時 に使 用 するユーザー名 。 password - サーバーへの接 続 時 に使 用 するパスワード。 authType - ユーザーの資 格 情 報 の認 証 に使 用 されるメカニズムを指 定 します。 有 効 な値 : Default、Basic、Credssp、Digest、Kerberos、Negotiate、NegotiateWithImpl icitCredential。 デフォルト 値 : Default。 dagName - 停 止 する DAG の名 前 。 例 : oodag。 delimiter - 結 果 でプロパティを区 切 るために使 用 される区 切 り文 字 。 デフォルト 値 : ','。 結果: は returnResult - これはプライマリ出 力 です。DAG プロパティのリスト を返 します。各 プロパティ 1 行 に記 述 され、プロパティ名 と値 の間 は 区 切 り文 字 で区 切 られます。 servers - DAG のメンバーであるサーバーのリスト 。 operationalServers - DAG からの動 作 中 サーバーのリスト 。 primaryActiveManager - クラスターコアリソースグループを所 有 するノードを表 します。 distinguishedName - Active Directory からの DAG の DN。 isValid - DAG が有 効 かどうか。 レスポンス: HP Operations Orchestration (10.01) 38 / 257 ページ Studio オーサリングガイド success - DAG プロパティのリスト が Exchange サーバーから取 得 されました。 failure - DAG 情 報 を取 得 できませんでした。サーバーに接 続 できません (資 格 情 報 に誤 り があるか、authType がサポート されていない)。 クラスターが使 用 不 可 であり、クラスターサービスが動 作 していません。 注: 1. Powershell リモート 接 続 に関 する情 報 については、"Exchange 2010" フォルダーの説 明 を参 照 してください。 2. サポート されているバージョン: 2010。 ソースコント ロール管 理 のベスト プラクティス l ほかの作 成 者 との競 合 を防 ぐため、ファイルで作 業 する前 に必 ずファイルをロックします。作 業 を開 始 してからコミット する前 にファイルをロックするのではなく、ファイルをロックしてから編 集 するようにし ます。ファイルで作 業 している間 に、ほかの作 成 者 がファイルの編 集 を開 始 している可 能 性 があり ます。一 部 のソースコント ロール管 理 ツールでは、ファイルをロックしようとするまで、そのファイルが ロックされていることが表 示 されません。 l アイテムを更 新 してから、アイテムをロック、編 集 、およびコミット するようにします。 l フォルダーをロックすると、フォルダー内 のファイルもロックされます。 l 以 下 のアイテムのいずれかを編 集 したら、ツリーの一 部 をコミット できる場 合 でも、プロジェクト 全 体 をコミット することをお勧 めします。 n フロー、オペレーション、または構 成 アイテムの説 明 n 入 力 プロンプト のメッセージ ([プロンプト ] が選 択 されている場 合 ) n ステップのプロンプト のメッセージ ([表 示 ] タブ内 ) n @Action と IAction はプロジェクト に格 納 されません。作 成 者 の Studio リポジト リに格 納 され て、これらのアクションを使 用 するオペレーションとの間 でリンクされます。別 の作 成 者 が作 成 した @Action または IAction を使 用 するには、その Jar/DLL ファイルを自 身 の Studio リポジト リに手 動 でコピーする必 要 があります。@Action および IAction を作 成 したら、ほかの作 成 者 がイン ポート できるように、プラグインが含 まれたコンテンツパックを作 成 することをお勧 めします。 HP OO Studio での各言語の使用 - ローカライズ ローカライズとは、ネイティブ以 外 の環 境 に合 わせてソフト ウェアを適 合 させることを指 します。HP Operations Orchestration Studio は、次 の言 語 へのローカライズが可 能 です。 HP Operations Orchestration (10.01) 39 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l fr - フランス語 l de - ド イツ語 l ja - 日 本 語 l es - スペイン語 l zh - 中 国 語 Studio では、次 のテキスト 文 字 列 がローカライズされます。 l フローの説 明 とコールアウト l ト ランジションの説 明 l 構 成 アイテムの説 明 l ステップの説 明 とプロンプト メッセージ ([表 示 ] タブ内 ) l 入 力 プロンプト l フォルダーの説 明 Studio での現 在 のロケールの変 更 デフォルト では、Studio はコンピューターのデフォルト の言 語 でインスト ールされます。 現 在 のロケールをオーバーライド するには、構 成 を変 更 します。 1. Studio\conf\studio.properties ファイルを開 きます。 2. 次 の行 を検 索 します。 n user.language= n user.region= 3. 上 記 の各 行 に、言 語 のロケールを追 加 します。使 用 可 能 なコード は次 のとおりです。 言 語 のロケールコード 地 域 (オプション) 言語 fr フランス語 de ド イツ語 ja 日本語 es スペイン語 zh HP Operations Orchestration (10.01) CN 中国語 40 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 注 : 別 の言 語 インタフェースを実 装 するには、user.language フィールド と user.region フィールド (該 当 する場 合 ) の両 方 に同 じ言 語 のロケールを割 り当 てる必 要 があります。値 が無 効 な場 合 や空 白 の場 合 、Studio はデフォルト のシステムロケールを使 用 します。 Studio の表 示 言 語 Studio の表 示 言 語 には、user.language プロパティが有 効 であればその値 (user.region にも有 効 な 値 が必 要 )、無 効 であればシステムロケールが使 用 されます。 現 在 Studio でサポート されている表 示 言 語 は次 のとおりです。 言語 言 語 コード フランス語 fr ド イツ語 de 日本語 ja スペイン語 es 中国語 zh さらに、コンテンツパックのローカライズも可 能 です。詳 細 については、「コンテンツパックのローカライズ」 ( 41ページ) を参 照 してください。 コンテンツパックのローカライズ コンテンツパックのフローとオペレーションに含 まれるテキスト 文 字 列 はすべて Studio の現 在 のロケール で表 示 されます。 ローカライズファイルは、cp_<ロケール>.{<地 域 >.}properties という名 前 で保 存 されます。 (地 域 のパラメーターはオプションです)。 たとえば、コンテンツパックのデフォルト のプロパティファイルの名 前 は cp.properties、中 国 語 のファイル の名 前 は cp_zh_CN.properties となります。 プロジェクト のローカライズ プロジェクト にはプロパティファイルが 1 つのみあり、プロジェクト をコンテンツパックにパッケージする際 にデ フォルト ファイル (cp.properties) として保 存 されます。 次 の 2 つの点 に注 意 してください。 l プロジェクト のテキスト は実 際 にローカライズされるわけではありません。このテキスト の読 みとりと書 き込 みには、同 じ cp.properties ファイルが使 用 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 41 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l コンテンツパックを展 開 し、プロジェクト として Studio にロード すると、デフォルト ファイルのみが使 用 さ れ、ローカライズしたプロパティファイルは使 用 されません。ファイルが存 在 しない場 合 は作 成 され、 すべての文 字 列 は空 白 になります。 注 : 別 の言 語 を使 用 する場 合 は、言 語 ごとにプロジェクト を作 成 することをお勧 めします。 新 しいコンテンツパックの作 成 HP OO Studio でコンテンツパックをプロジェクト から作 成 すると、リソースバンド ルフォルダーには cp.properties ファイルのみが格 納 されます。 注 : コンテンツパックの構 成 を変 更 した後 、Studio を再 起 動 してください。 プロジェクト を作 成 して保 存 すると、cp.properties ファイルは \resource-bundles\cp.properties に あるプロジェクト ファイルシステムに保 存 されます。 また resource-bundles ディレクト リには、ユーザーが作 成 したリソースファイルを追 加 することができま す。追 加 したファイルは、ほかのリソースファイルと一 緒 にコンテンツパックの jar ファイルにバンド ルされま す。 HP Operations Orchestration (10.01) 42 / 257 ページ Studio オーサリングガイド プロジェクト の使用 プロジェクト は、業 務 で使 用 するフロー、オペレーション、フォルダー、選 択 リスト などのアイテムを含 む 論 理 的 な単 位 です。プロジェクト は、1 人 の作 成 者 によって、または共 同 作 業 プロジェクト として開 発 可 能 です。 Studio のプロジェクト は、オペレーティングシステムと同 様 のファイルディレクト リ構 造 を使 用 し、ソースコ ント ロールアプリケーションと容 易 に統 合 できます。 プロジェクト の管 理 43 [プロジェクト ] ペインを使 用 したフォルダーの管 理 49 プロジェクト の管理 HP OO Studio でフローの作 成 を開 始 するには、プロジェクト で作 業 している必 要 があります。 注 : プロジェクト の作 成 が、必 ずしもワークフローの最 初 のステップである必 要 はありません。プロ ジェクト を作 成 する前 に、コンテンツパックをインポート できます。 Studio 10.00 では、プロジェクト は作 成 者 のファイルシステムにローカルに格 納 されます。ソースコント ロール管 理 機 能 を使 用 するには、外 部 のソースコント ロール管 理 ツールを使 用 する必 要 があります。 ソースコント ロール管 理 の詳 細 については、「ソースコント ロールの使 用 」を参 照 してください。 実 行 する操 作 ワークスペースを設 定 する ワークスペースは、プロジェクト を格 納 するために作 成 するディレクト リです。プロジェクト の作 成 時 に、 作 成 したプロジェクト を Workspace ディレクト リに格 納 します。 このステップはオプションです。Workspace フォルダーを設 定 していない場 合 、プロジェクト の作 成 時 に、Studio によってユーザーフォルダー内 のデフォルト の場 所 にフォルダーが作 成 されます。 1. ソースコント ロール管 理 ツールを使 用 している場 合 、共 有 リポジト リに Workspace フォルダーを 作 成 します。詳 細 については、「HP OO Studio のソースコント ロールの使 用 」( 52ページ) を参 照 してください。 2. ファイル Users\[ユーザー名 ]\.oo\10.00\opstudiorc.xml をテキスト エディターで開 きます。 3. テキスト に <entry key="workspace" value="C:\Users\[ユーザー名 ]\.oo\Workspace"> と 表 示 されます。値 を、Workspace フォルダーを配 置 するパスに置 き換 えます。 このステップで、新 しいプロジェクト の作 成 時 にこの場 所 をデフォルト で使 用 するように Studio に指 定 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 43 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 4. Studio を 1 回 以 上 開 いて、Workspace フォルダーを作 成 します。 5. ソースコント ロール管 理 ツールを使 用 している場 合 、ローカルの Workspace フォルダーに対 して 共 有 の Workspace フォルダーをチェックアウト します。詳 細 については、「HP OO Studio のソース コント ロールの使 用 」( 52ページ) を参 照 してください。 プロジェクト を作 成 する 1. [ファイル] > [プロジェクト の新 規 作 成 ] を選 択 します。 注 : [プロジェクト ] ペインで [プロジェクト の新 規 作 成 ] ボタンをクリックすることもできます。 2. [名 前 ] ボックスにプロジェクト の名 前 を入 力 します。 3. [プロジェクト の作 成 ] ダイアログボックスで、[場 所 ] ボックス内 のパスが前 のタスクで設 定 した Workspace フォルダーへの正 しいパスになっていることを確 認 します。パスが [Workspace] フォル ダーへの正 しいパスでない場 合 、Workspace フォルダーを参 照 して選 択 します。 4. [OK] をクリックします。 5. ソースコント ロール管 理 ツールを使 用 している場 合 、共 有 リポジト リにプロジェクト フォルダーを追 加 します。詳 細 については、「HP OO Studio のソースコント ロールの使 用 」( 52ページ) を参 照 し てください。 プロジェクト をインポート する 別 の場 所 に作 成 したプロジェクト を開 くには、このプロジェクト を Studio にインポート する必 要 がありま す。インポート すると、プロジェクト が [プロジェクト ] ペインに表 示 されます。 ソースコント ロール管 理 ツールを使 用 している場 合 、プロジェクト フォルダーをチェックアウト して、ローカ ルの作 業 コピーを作 成 してから、プロジェクト を Studio にインポート することが必 要 になる場 合 がありま す。詳 細 については、「HP OO Studio のソースコント ロールの使 用 」( 52ページ) を参 照 してください。 1. [ファイル] > [プロジェクト のインポート ] を選 択 します。 注 : [プロジェクト ] ペインで [プロジェクト のインポート ] ボタンをクリックすることもできます。 2. [プロジェクト ディレクト リの選 択 ] ダイアログボックスで、インポート するプロジェクト を参 照 して見 つけ ます。 3. [OK] をクリックします。プロジェクト が Studio の [プロジェクト ] ペインに表 示 されます。 開 いたプロジェクト を閉 じる プロジェクト を閉 じると、閉 じたプロジェクト は [プロジェクト ] ペインに表 示 されますが、グレー表 示 されて 使 用 できなくなります。 HP Operations Orchestration (10.01) 44 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. 閉 じるプロジェクト を選 択 します。 2. [ファイル] > [プロジェクト を閉 じる] を選 択 します。 注 : [プロジェクト ] ペインで [閉 じる] ボタンをクリックすることもできます。 閉 じたプロジェクト を開 く プロジェクト を閉 じた後 で、このプロジェクト を開 いて再 度 作 業 することができます。 1. 開 く必 要 がある、閉 じた (グレー表 示 の) プロジェクト を選 択 します。 2. [ファイル] > [プロジェクト を開 く] を選 択 します。 注 : [プロジェクト ] ペインで [開 く] ボタンをクリックすることもできます。 プロジェクト を削 除 する プロジェクト を削 除 すると、プロジェクト を閉 じる場 合 とは異 なり、削 除 したプロジェクト はワークスペース から完 全 に削 除 されます。 注 : プロジェクト を削 除 した場 合 、ワークスペースから削 除 されますが、ファイルシステムからは削 除 されません。必 要 に応 じて、削 除 したプロジェクト を再 度 インポート できます。 1. 削 除 するプロジェクト を選 択 します。 2. [ファイル] > [プロジェクト の削 除 ] を選 択 します。 注 : [プロジェクト ] ペインで [削 除 ] ボタンをクリックすることもできます。 3. 確 認 のダイアログボックスで [はい] をクリックします。 コンテンツパックのフローとオペレーションをプロジェクト にコピーする [コンテンツパック] ペインのフローとオペレーションは読 み取 り専 用 です。これらのフローとオペレーションの 編 集 可 能 なコピーを作 成 するには、これらをプロジェクト にコピーします。 1. [コンテンツパック] ペインで、コピーするフローまたはオペレーションを選 択 します。 2. [編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 3. コピーを貼 り付 ける場 所 をプロジェクト ツリーで選 択 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。フロー またはオペレーションは新 しいオブジェクト として扱 われ、コピー元 となったコンテンツパックからデタッ チされます。 HP Operations Orchestration (10.01) 45 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 注 : フローを構 成 しているオペレーションもプロジェクト にコピーするには、[編 集 ] > [ディープコ ピー] を選 択 します。詳 細 については、「フローおよびオペレーションのコピー」( 237ページ) を 参 照 してください。 プロジェクト のプロパティを表 示 する プロジェクト を右 クリックして [プロパティ] を選 択 します。[プロパティ] ウィンド ウにプロジェクト の情 報 が表 示 されます。 プロジェクト 内 のオフジェクト のプロパティを表 示 する l l [プロジェクト ] ペインで、フロー、オペレーション、またはその他 のオブジェクト をダブルクリックします。オ ブジェクト の [プロパティ] ウィンド ウが開 きます。 フローが作 成 キャンバスで開 いている場 合 、フローの [プロパティ] ウィンド ウを表 示 するには、作 成 キャンバスの左 下 にある [プロパティ] タブをクリックします。 参照情報 [ファイル] メニュー メニューアイテム 説明 プロジェクト の新 規 作 成 新 しいプロジェクト を作 成 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 46 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 新規作成 新 しいファイル、フォルダー、またはオペレーションを作 成 します。 プロジェクト のインポート 別 のワークスペースの既 存 のプロジェクト を参 照 してインポート します。 プラグインのインポート 新 しいオペレーションのベースとして使 用 する、アクションプラグイ ンを参 照 してインポート します。「オペレーションの作 成 」( 225 ページ) を参 照 してください。 保存 選 択 された要 素 を保 存 します。 すべて保 存 更 新 されたすべての要 素 を保 存 します。 閉 じる 現 在 選 択 されているフローまたは [プロパティ] ウィンド ウを閉 じ ます。 すべて閉 じる 開 いているフローまたは [プロパティ] ウィンド ウをすべて閉 じま す。 最 近 開 いた項 目 最 近 開 いた項 目 を一 覧 表 示 します。これには、作 成 キャンバ スで開 かれたフローとオペレーション、最 近 表 示 された [プロパ ティ] ウィンド ウが含 まれます。 コンテンツパックの作 成 選 択 したプロジェクト のコンテンツパックを作 成 します。 プロジェクト を閉 じる 現 在 選 択 されているプロジェクト を閉 じて、グレー表 示 にしま す。 プロジェクト を開 く 現 在 選 択 されている、閉 じたプロジェクト を開 きます。 プロジェクト の削 除 選 択 したプロジェクト をワークスペースから完 全 に削 除 します。 終了 HP OO を終 了 します。 [プロジェクト の作 成 ] ダイアログボックス GUI アイテム 説明 名前 新 しいプロジェクト の名 前 を入 力 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 47 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 場所 新 しいプロジェクト を格 納 する、ワークスペースの場 所 を入 力 し ます。 l 場 所 へのパスを入 力 します。 l 場 所 を参 照 するには、参 照 ボタン をクリックします。 [プロジェクト ] ペイン [プロジェクト ] ペインには、プロジェクト ツリー (プロジェクト の編 集 可 能 なコンテンツが含 まれる階 層 フォ ルダー構 造 ) が表 示 されます。 l l Library フォルダーには、フローとオペレーションが含 まれます。 Configuration フォルダーには、オペレーション結 果 の処 理 、レポート の作 成 、およびフローの実 行 を容 易 にするために使 用 できるその他 の HP OO オブジェクト (フィルター、スクリプト レット 、システム プロパティなど) が格 納 されています。 GUI アイテム プロジェクト の新 規 作 成 プロジェクト のインポート HP Operations Orchestration (10.01) 説明 新 しいプロジェクト を作 成 します。 別 のワークスペースの既 存 のプロジェクト を参 照 してインポート します。 48 / 257 ページ Studio オーサリングガイド コンテンツパックの作 成 削除 開く 選 択 したプロジェクト のコンテンツパックを作 成 します。 選 択 したプロジェクト をワークスペースから完 全 に削 除 します。 現 在 選 択 されている、閉 じたプロジェクト を開 きます。 閉 じる 現 在 選 択 されているプロジェクト を閉 じて、グレー表 示 にしま す。 リフレッシュ 現 在 選 択 しているプロジェクト のファイルをリフレッシュします。 [プロジェクト ] ペインを使用したフォルダーの管理 [プロジェクト ] ペインで、フォルダーの追 加 、削 除 、コピー、名 前 変 更 といった、プロジェクト のフォルダー 管 理 を行 います。 ベスト プラクティス ほかの作 成 者 がフロー、オペレーション、およびユーティリティを見 つけることができるように、フォルダー 構 造 が適 切 に定 義 されており、プロジェクト 間 で一 貫 性 があるようにします。 [ディープコピー] コマンド を使 用 してフローをコピーする場 合 、フローとそのオペレーション用 の新 しいフォ ルダーを作 成 することをお勧 めします。 フロー作 成 者 向 けにフォルダー構 造 およびその他 のガイド ラインを記 述 しているド キュメント を参 照 し てください。 実 行 する操 作 フォルダーを作 成 する 1. [ファイル] > [新 規 ] > [フォルダー] を選 択 します。 2. 新 しいフォルダーの名 前 を入 力 して、[OK] をクリックします。 注 : 名 前 の長 さは最 大 128 文 字 までです。大 文 字 と小 文 字 は区 別 されません。 フォルダー名 を変 更 する プロジェクト ツリーでフォルダーを右 クリックし、[名 前 の変 更 ] を選 択 します。 フォルダーを削 除 する プロジェクト ツリーでフォルダーを右 クリックし、[削 除 ] を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 49 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フォルダーをコピーして貼 り付 ける 1. プロジェクト ツリーでフォルダーを右 クリックし、[編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 2. プロジェクト ツリーで、フォルダーを貼 り付 ける位 置 を右 クリックし、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 しま す。 サブフォルダーにド リルダウンする 展 開 ボタン をクリックしてフォルダーを展 開 し、フォルダー内 のサブフォルダーを表 示 します。 フォルダーの説 明 を表 示 する プロジェクト ツリーでフォルダーを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。フォルダーのプロパティが表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 50 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ソースコント ロールの使用 HP OO Studio のソースコント ロールとは HP OO Studio では、組 み込 みのソースコント ロール管 理 ツールが提 供 されており、作 成 者 はローカル 環 境 で作 業 した後 で変 更 をパブリックバージョンと同 期 させることができます。 作 業 コピー SCM リポジト リはバージョン付 きのデータをすべてソースコント ロールサーバーに保 持 します。Studio の ソースコント ロール管 理 ツールは、バージョン付 きデータのローカルコピー (作 業 コピー) を管 理 しま す。SCM は、ネット ワークを介 して自 身 のリポジト リにアクセスします。リポジト リには、複 数 のユーザー が同 時 にアクセス可 能 です。 チェックアウト チェックアウト は、リポジト リから作 業 コピーにソースをダウンロード するために使 用 します。ソースコント ロールサーバーからファイルにアクセスする場 合 に、最 初 に実 行 するオペレーションがチェックアウト で す。チェックアウト を実 行 すると、作 業 コピーが作 成 され、その内 容 を編 集 、削 除 、追 加 できるように なります。ファイル、ディレクト リ、ト ランク、またはプロジェクト 全 体 をチェックアウト することができます。 チェックアウト を実 行 するには、チェックアウト 対 象 コンポーネント のソースコント ロールサーバーの URL が必 要 です。 コミット : リポジト リへの変 更 の保 存 ローカルの作 業 コピーに変 更 を加 えても、ソースコント ロールサーバーには自 動 的 に保 存 されません。 変 更 を確 定 するには、その変 更 をコミット する必 要 があります。 追 加 : SVN リポジト リへの新 しいファイルの追 加 追 加 コマンド では、新 しいファイルまたはディレクト リをリポジト リに追 加 します。リポジト リには、変 更 内 容 をコミット した場 合 にのみ、新 しく追 加 されたファイルが表 示 されます。 削 除 : リポジト リからのファイルの削 除 削 除 コマンド では、作 業 コピー (リポジト リ) からアイテムを削 除 できます。コミット すると、ファイルがリポ ジト リから削 除 されます。 移 動 : ファイルまたはディレクト リの名 前 変 更 移 動 コマンド では、ディレクト リ間 でのファイルの移 動 や、ファイル名 の変 更 を行 います。ファイルはロー カルのサンド ボックス上 で (コミット 実 行 後 はリポジト リ上 で) 直 ちに移 動 されます。 更 新 : 作 業 コピーの更 新 更 新 コマンド では、変 更 内 容 がリポジト リから作 業 コピーに表 示 されます。リポジト リ内 にある最 新 の 変 更 内 容 を作 業 コピー内 でも使 用 できるように、作 業 コピーを更 新 してから作 業 を開 始 することをお 勧 めします。 初期のソースコント ロールリポジト リの作成 Studio でソースコント ロールの使 用 を開 始 する前 に、初 期 のリポジト リをセット アップする必 要 がありま す。 HP Operations Orchestration (10.01) 51 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 注 : 社 内 にすでにソースコント ロールリポジト リがある場 合 、このセクションは必 要 ありません。 SVN リポジト リを作 成 するには、 1. Windows で共 有 フォルダーを作 成 し、リポジト リの作 業 を行 う作 成 者 のために、フォルダーに読 み取 り/書 き込 みアクセス許 可 を割 り当 てます。 2. <Studio インスト ールフォルダー>\studio でコマンド ライン (cmd) を開 きます。 3. コマンド ウィンド ウに、createFileSystemScmRepository.bat および共 有 フォルダーへの完 全 パ スを入 力 します。 例: c:\<Studio インスト ールフォルダー>\Studio> createFileSystemScmRepository.bat SHARED_FOLDER_FULL_PATH 次 のように表 示 されます。 Repository was successfully created at <SHARED_FOLDER_FULL_PATH> これで、共 有 リポジト リフォルダーを Studio で使 用 する準 備 が完 了 です。 HP OO Studio のソースコント ロールの使用 このセクションでは、ソースコント ロール管 理 ツールで使 用 する一 般 的 なタスクと、複 数 の作 成 者 でプ ロジェクト やアイテムを共 有 する場 合 に作 成 者 が直 面 する可 能 性 のある高 度 なタスクについて説 明 します。 Studio での SCM の使 用 ローカルリポジト リを使 用 して Studio をインスト ールした後 、Studio で作 成 を開 始 し、ローカル環 境 で ソースコント ロールを使 用 できるようになります。ここでは、SCM で実 行 する一 般 的 なタスクについて 説 明 します。 ソースコント ロールサーバーでの認 証 設 定 SCM を使 用 する際 の最 初 のステップとして、ソースコント ロールサーバーでのユーザー認 証 の設 定 を 行 います。 HP Operations Orchestration (10.01) 52 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. [SCM] メニューから [設 定 ] を選 択 します。 使 用 するソースコント ロールサーバーに応 じて以 下 のオプションから 1 つ選 択 します。 n n Windows 認 証 の使 用 : このオプションは、デフォルト で選 択 されています。現 在 ログインしてい るユーザーを使 用 して認 証 を実 行 します。ファイルベースのソースコント ロールリポジト リに適 用 されます。 [Windows 認 証 の使 用 ] オプションの選 択 を解 除 します。ソースコント ロールサーバーで定 義 されているユーザー名 とパスワード を入 力 します。セキュリティで保 護 されたサーバー (SSL/SSH) を使 用 している場 合 は、[サーバー証 明 書 を信 頼 ] を選 択 します。選 択 しないと、 サーバーにアクセスできません。 注 : 資 格 情 報 は、SCM 自 体 へのアクセスのみに使 用 されます。システムが簡 易 ネット ワークファイル共 有 をベースにしている場 合 、HP OO は共 有 可 能 なネット ワーク接 続 をオ HP Operations Orchestration (10.01) 53 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ペレーティングシステムが生 成 するとみなすので、HP OO はネット ワーク接 続 用 の資 格 情 報 を OS に渡 しません。 リポジト リのチェックアウト リポジト リには自 分 のプロジェクト がすべて含 まれ、複 数 の作 成 者 と共 有 することができます。リポジト リは、ファイルシステムまたは Web サーバー上 でホスト することができます。ファイルシステムベースのリポ ジト リ作 成 の詳 細 については、「ローカルリポジト リの作 成 」を参 照 してください。 リポジト リは Studio から直 接 チェックアウト し、プロジェクト を追 加 してほかの作 成 者 と共 有 することが できます。 すべてのプロジェクト をチェックアウト するには、次 の手 順 を実 行 します。 1. [SCM] メニューから [チェックアウト ] を選 択 します。 [チェックアウト ] を初 めて選 択 した場 合 、ローカルリポジト リを設 定 した際 に作 成 した共 有 フォル ダーの URL を入 力 するよう求 められます。ローカルリポジト リを使 用 している場 合 は、ファイルの URL スキームを使 用 して URL を入 力 します。 例: n リポジト リフォルダーを共 有 していない場 合 は、以 下 を使 用 して接 続 します。 file:///c:/temp/reop n リポジト リを共 有 していて、ユーザーにすべての権 限 が与 えられている場 合 は、以 下 を使 用 し ます。 file://myshared/repo 2. [チェックアウト ] をクリックします。これにより、URL からファイルがチェックアウト され、Studio のワーク スペースのディレクト リにチェックインされます。 [SCM メッセージ] ウィンド ウに共 有 フォルダーとファイルのチェックアウト 先 の場 所 が表 示 されます。 チェックアウト リポジト リにすでにプロジェクト がある場 合 は、これらを Studio にインポート して作 業 することができます。 HP Operations Orchestration (10.01) 54 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 3. 次 のステップは、新 しいプロジェクト の作 成 または既 存 プロジェクト のインポート のどちらかになりま す。[プロジェクト ] ペインで、 アイコンをクリックして新 しいプロジェクト を追 加 するか、 して既 存 プロジェクト をインポート するかのどちらかを行 います。 をクリック 注 : 新 しいプロジェクト を作 成 すると、自 動 的 に SCM に追 加 されます。 ワークスペースの SVN からのデタッチ リポジト リをチェックアウト した後 、Studio のワークスペースをソースコント ロールサーバーからデタッチでき ます。これは、間 違 った処 理 をして正 しくないリポジト リをチェックアウト した場 合 に便 利 です。デタッチ を行 ってもリポジト リからは何 も削 除 されません。 1. [SCM] メニューから [チェックアウト ] を選 択 します。 2. [接 続 解 除 ] をクリックします。 3. [キャンセル] をクリックしてウィンド ウを閉 じます。 [SCM 変 更 ] パネル [SCM 変 更 ] パネルには、作 業 コピーのリビジョンと比 較 して、作 業 コピーのすべての変 更 が表 示 され ます。たとえば、フローを編 集 すると、[SCM 変 更 ] パネルにそのフローが表 示 されます。また、このパネ ルには、削 除 済 みのプロジェクト (削 除 対 象 としてマークされたプロジェクト ) があった場 合 、これらの一 覧 が表 示 されます。 変 更 の種 類 次 のスクリーンショット は、以 下 のものを示 します。 l flow という名 前 の削 除 済 みフロー (グレーで表 示 )。 l deprecated という名 前 で追 加 されたフォルダー (緑 で表 示 )。 l Project2 という名 前 のバージョンなしプロジェクト (茶 で表 示 )。 HP Operations Orchestration (10.01) 55 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l l 1 つの削 除 済 みプロジェクト 。 また、変 更 されたアイテム MathOp (青 で表 示 ) が、ロックインジケーター付 きで表 示 されています。 これは、このアイテムはユーザーが編 集 中 のためロックされていることを示 します。 名 前 変 更 および移 動 されたアイテム 名 前 変 更 および移 動 されたアイテムには、アイテムの移 動 元 または変 更 前 の名 前 を持 つ特 別 なラ ベルが付 けられます。以 下 の例 では、UUID Generator は UUID Generator 2 に名 前 が変 更 され、 フォルダー oo-base-plugin が移 動 されています。 l 以 下 のアイテムのいずれかを変 更 した後 、プロジェクト 全 体 をコミット することを推 奨 します。変 更 はアイテム自 体 では発 生 しませんが、プロパティファイル内 で発 生 します。そのため、このような変 更 により、アイテムが変 更 されたとは示 されませんが、プロジェクト が変 更 されたと示 されます。この 場 合 、説 明 の変 更 を含 むという接 尾 辞 がプロジェクト 名 に追 加 されます。 n フロー、オペレーション、または構 成 アイテムの説 明 n 入 力 のプロンプト メッセージ ([プロンプト ] が選 択 されている場 合 ) n ステップのプロンプト メッセージ ([表 示 ] タブ内 ) SCM 変 更 ツールバー すべて更 新 : Studio のワークスペース全 体 を更 新 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 56 / 257 ページ Studio オーサリングガイド すべての変 更 をコミット : 変 更 パネルで表 示 されるすべての変 更 をコミット します。変 更 が あった場 合 にのみ使 用 可 能 です。 すべての変 更 を元 に戻 す: 変 更 パネルで表 示 されるすべての変 更 を元 に戻 します。変 更 があった場 合 にのみ使 用 可 能 です。 すべてのロックを解 除 : ロックされたアイテムのロックを解 除 します。 色分け Studio では、以 下 の色 で各 アイテムを示 します。 l 黒 : 変 更 なしの通 常 アイテム (変 更 パネルでは利 用 不 可 ) l 緑: 追加済み l グレー: 削 除 済 み (プロジェクト ツリーでは利 用 不 可 ) l 青: 変更済み l 茶 : バージョンなし l 下 波 線 : エラーあり 複 数 の作 成 者 での作 業 アイテムのロックとロック解 除 複 数 の作 成 者 が共 通 プロジェクト で作 業 する場 合 、2 人 の作 成 者 が同 じアイテムを同 時 に変 更 す る可 能 性 があります。Studio では、競 合 が発 生 しないようにこれらの変 更 をすべてマージするよう試 み ます。アイテムをロックすることにより、ほかの作 成 者 が同 時 にそのアイテムで作 業 できないようにするこ とができます。ほかのユーザーによりロックされているアイテムは編 集 可 能 ですが、コミット できません。更 新 時 の競 合 を防 ぐため、編 集 前 にアイテムをロックすることを強 くお勧 めします。アイテムをロックできな い場 合 は、競 合 を避 けるためにそのアイテムを編 集 しないようにすることをお勧 めします。 注 : アイテムのロック、変 更 、コミット を行 う前 に必 ず更 新 を実 行 してください。ロックされたアイテム への変 更 をコミット すると、自 動 的 にロックが解 除 されます。 アイテムをロックするには、アイテムの編 集 ウィンド ウの左 上 隅 でロックアイテムをクリックします。 HP Operations Orchestration (10.01) 57 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ロックが成 功 した場 合 、アイコンがロックに変 わり、ロックされたファイルへの完 全 パスとユーザー詳 細 を 示 す SCM メッセージが表 示 されます。 ロック解 除 は上 記 と同 じ方 法 で行 えます。アイコンが変 わり、SCM のロック解 除 メッセージが表 示 され ます。 アイテムがロックできない場 合 、警 告 (黄 色 ) メッセージが表 示 され、アイコンは変 わりません。 ロックされたアイテムへの変 更 をコミット すると、自 動 的 にロックが解 除 されます。 ロックボタンは追 加 されていてまだコミット されていないアイテム、または Studio のワークスペースにない プロジェクト のアイテムでは無 効 です。 リビジョン履 歴 HP OO Studio では、バージョン履 歴 管 理 も提 供 されています。[リビジョン履 歴 ] ウィンド ウでは SCM 履 歴 が 4 つの列 で表 示 され、各 コミット が 1 行 ずつ表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 58 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l リビジョン: コミット のリビジョン。ローカルコピーのリビジョンにはアスタリスクが表 示 されます。チェックア ウト 後 、アスタリスクは常 に最 新 のリビジョンを示 しますが、別 のユーザーが変 更 をコミット した後 か つ更 新 前 の場 合 は、アスタリスクが示 すリビジョンは最 新 のものではありません。上 記 のスクリーン ショット は、ローカルコピーがリビジョン 2 であるが、リビジョン 3 でファイルへのコミット が行 われたことを 示 します。 l 日 時 : リビジョンがコミット された日 付 と時 刻 。 l 作 成 者 : リビジョンをコミット した作 成 者 。ユーザー名 が表 示 されます。 l コメント : コミット 時 にユーザーが追 加 したコメント 。 履 歴 アイテムを右 クリックすると、コンテキスト メニューに以 下 のオプションが表 示 されます。 l l 更 新 先 リビジョン: 選 択 したリビジョンへファイルを更 新 します。このオプションを使 用 すると、プロ ジェクト の一 部 のアイテムがほかと異 なるリビジョンに入 る場 合 があります。以 下 の例 で、アスタリ スク (*) の上 にあるリビジョンを右 クリックします。 このリビジョンに戻 す: 選 択 したリビジョンと同 じ方 法 でローカルでオブジェクト を変 更 します。たとえ ば、リビジョン 333 で 2 つのステップを含 み、リビジョン 337 で 3 つのステップを含 むフローがある場 HP Operations Orchestration (10.01) 59 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 合 、これをリビジョン 333 に戻 すと、含 まれるステップは再 度 2 つになります。ほかの作 成 者 が変 更 を見 ることができるようにするには、フローをコミット する必 要 があります。以 下 の例 で、アスタリスク (*) の下 にあるリビジョンを右 クリックします。 l 影 響 されるすべてのファイルの表 示 : 選 択 したリビジョンで変 更 されたファイルをすべて表 示 します。 注 : リビジョンを更 新 または戻 すオプションは、アイテムに変 更 が適 用 されていない場 合 にのみ有 効 になります。 [SCM メッセージ] パネル SCM 操 作 の結 果 メッセージが表 示 されます。すべての操 作 の結 果 がメッセージで表 示 され、このメッ セージには、実 行 内 容 と成 功 したかどうかが含 まれています。 パネルの任 意 の場 所 を右 クリックし、[すべてクリア] ボタンをクリックすることで、メッセージパネルをいつで もクリアすることができます。 以 下 の例 は、適 用 した操 作 に応 じて [SCM メッセージ] パネルに表 示 されるメッセージを示 します。 新 しいオペレーションの追 加 次 の例 では、MathOp という新 しいオペレーションが追 加 されました。 それぞれを追 加 した後 、新 しいアイテムが自 動 的 に追 加 としてマークされます。次 の SCM メッセージ には、oo-base-plugin フォルダーとオペレーションの XML ファイルの MathOp.xml が追 加 としてマーク されています。 アイテムのコミット コミット すると、次 のメッセージが表 示 されます。このメッセージには、前 回 追 加 されたアイテムが、サー バーに正 常 にコミット されたことが示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 60 / 257 ページ Studio オーサリングガイド アイテムの変 更 たとえば新 しい入 力 の追 加 といった変 更 を MathOp に対 して行 った後 、変 更 を元 に戻 します。この メッセージには、MathOp.xml への変 更 が元 に戻 されたことが示 されます。 エラーメッセージ エラーが表 示 される場 合 もあります。エラーは赤 で表 示 されます。この例 では、変 更 のコミット が試 行 されましたが、ファイルが期 限 切 れになっています。 参照情報 [ソースコント ロール] メニュー ワークスペース全 体 に影 響 するオペレーションが含 まれます。 HP Operations Orchestration (10.01) 61 / 257 ページ Studio オーサリングガイド オプション 説明 すべて更 新 ワークスペースを直 接 更 新 しますが、Studio にプ ロジェクト がインポート されることはありません。すで にインポート されているプロジェクト は、サーバーか ら受 信 した更 新 を反 映 します。 このコマンド は ワークスペース全 体 を更 新 するため、ほかの作 成 者 がコミット した新 しいプロジェクト が、更 新 中 に 取 得 される場 合 があります。これらのプロジェクト は Studio にインポート して作 業 することができま す。 すべてコミット アクティブなプロジェクト の変 更 をすべてコミット しま す。[コミット ] をクリックすると、コミット のコメント を追 加 できます。 すべて元 に戻 す アクティブなプロジェクト の変 更 をすべて元 に戻 し ます。 チェックアウト リポジト リをチェックアウト します。 設定 ソースコント ロールサーバーでの認 証 の実 行 方 法 を変 更 できます。 Windows 認 証 : 現 在 ログインしているユーザーを 使 用 して認 証 を実 行 します。ファイルベースの ソースコント ロールリポジト リに適 用 されます。 [ユーザー名 ] と [パスワード ] の認 証 : 入 力 された ユーザー名 とパスワード を使 用 して認 証 を実 行 し ます。 サーバー証 明 書 を信 頼 : セキュリティで保 護 され たサーバー (SSL/SSH) を使 用 している場 合 は、 このオプションを選 択 します。選 択 しないと、サー バーにアクセスできません。 [プロジェクト ] ペイン 作 業 中 のプロジェクト と、編 集 可 能 なフロー、オペレーション、プロジェクト で使 用 可 能 なその他 の HP OO オブジェクト が表 示 されます。 [プロジェクト ] パネルのコンテキスト メニュー コンテキスト メニューには、選 択 したオブジェクト で使 用 可 能 なアクションがその状 態 に応 じてすべて表 示 されます。 コミット されたフローを右 クリックした際 に使 用 可 能 なオプションを以 下 に示 します。この場 合 、[更 新 ] および [履 歴 ] のみが使 用 可 能 です。 HP Operations Orchestration (10.01) 62 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 作 成 者 がオブジェクト を変 更 する場 合 (ステップを追 加 するなど)、ローカルで変 更 されます。この場 合 、[コミット ] および [元 に戻 す] が使 用 可 能 です。 HP Operations Orchestration (10.01) 63 / 257 ページ Studio オーサリングガイド オプション 説明 追加 ソースコント ロールに追 加 するアイテム (フロー、オ ペレーション、構 成 アイテムまたはフォルダー) を マークします。Studio の [追 加 ] では、先 祖 および 子 孫 オブジェクト がすべて含 まれます。つまり、フォ ルダーが追 加 されると、子 フローと親 フォルダーも すべて追 加 されます。兄 弟 アイテムは追 加 されま せん。 Studio 内 で作 成 されたアイテムは自 動 的 に追 加 され、次 のコミット でコミット されます。 コミット ローカルでの変 更 をサーバーにコミット します。この オプションは、変 更 されたアイテムや子 アイテムが 変 更 されたフォルダーで使 用 できます。コミット は 再 帰 的 に行 われるため、フォルダーをコミット する と、その子 アイテムもすべてコミット されます。コミッ ト 後 、コミット のコメント を追 加 できます。 更新 選 択 したアイテムを更 新 します。このオプション は、ローカルで追 加 され、まだコミット されていない アイテムに対 しては使 用 できません。再 帰 的 に 動 作 し、すべての子 アイテムが更 新 されます。 元 に戻 す 選 択 したアイテムのローカルでの変 更 をすべて元 に戻 します。フロー、オペレーション、構 成 アイテム での変 更 が元 に戻 ります。削 除 されたアイテムが 復 元 されます。 重 要 : アイテムを追 加 すると自 動 的 に追 加 済 み のマークが付 きます。それに対 し変 更 を元 に戻 す と、追 加 マークが削 除 されますが、アイテムは削 除 されず、Studio とファイルシステムに存 在 したま まになります。このアイテムは、メニューの [追 加 ] を使 用 して再 度 追 加 したり削 除 したりすることが できます。 履歴 [リビジョン履 歴 ] ウィンド ウには、SCM 履 歴 が表 示 されます。詳 細 については、「リビジョン履 歴 」を 参 照 してください。 プロジェクト の削 除 l 削 除 するプロジェクト を選 択 し、[削 除 ] をクリックします。[削 除 ] をクリックすると、プロジェクト が Studio から削 除 (インポート 取 り消 し) されます。[ファイルシステムからプロジェクト を削 除 します (元 に戻 すことはできません)] オプションを選 択 すると、プロジェクト はリポジト リから削 除 するようマークさ れ、次 のコミット で削 除 が実 行 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 64 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ト ラブルシューティング l 自 分 のプロジェクト を更 新 し、他 ユーザーの変 更 を削 除 してしまいました。 以 下 のシナリオでは、更 新 中 に競 合 が発 生 する可 能 性 があります。 a. ユーザー 1 がフロー 1 を編 集 し、コミット します。 b. ユーザー 2 がフロー 1 を編 集 し、更 新 します。 ユーザー 2 はローカルでの変 更 を含 むファイルへの更 新 を受 け取 るため、競 合 が発 生 します。 Studio では、このような競 合 をユーザーのコピーを更 新 することで解 決 します。つまり、この場 合 、 ユーザー 1 がフロー 1 に対 して加 えた変 更 は削 除 されます。 このような状 況 を回 避 するため、アイテムを編 集 する前 に更 新 およびロックすることを推 奨 します。 l ファイルシステム内 で直 接 変 更 を行 ったところ、問 題 が発 生 しました。 ファイルシステム内 で直 接 ディレクト リを作 成 したりファイル名 を変 更 したりできますが、これは推 奨 されません。すべてのタスクを Studio 内 で実 行 することをお勧 めします。 ファイルシステム内 で変 更 を加 え、変 更 結 果 に問 題 が発 生 した場 合 は、外 部 の SVN ツール (SlickSVN または TortoiseSVN) を使 用 してワークスペースをクリーンアップし、これらの変 更 を元 に 戻 すことを推 奨 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 65 / 257 ページ Studio オーサリングガイド コンテンツパックの使用 コンテンツパックは、オペレーション、フロー、操 作 、構 成 アイテム、リソースバンド ルを含 む jar ファイルで す。コンテンツパックは、デプロイメント 用 に配 信 可 能 なエンティティで最 も小 さいものです。 HPLN から特 定 のド メインにコンテンツパックをダウンロード し、自 分 のプロジェクト にインポート すること ができます。 コンテンツパックのプロジェクト へのインポート 66 プロジェクト のコンテンツパックの管 理 68 コンテンツパックのプロジェクト へのインポート このセクションでは、Studio にコンテンツパックをインポート する方 法 について説 明 します。 注 : Studio をインスト ールする際 に、インスト ールウィザード で、既 存 のコンテンツパックをインポート するよう選 択 できます。コンテンツパックは、Studio を最 初 に起 動 した時 に読 み込 まれます。 最 初 にベースコンテンツパックをインポート し、次 に独 自 のド メインでカスタムフローの作 成 に必 要 な専 用 のコンテンツパックをインポート する必 要 があります。これらのコンテンツパックは、HPLN からダウン ロード できます。 コンテンツパックは、オペレーション、フロー、操 作 (Java ベースまたは .NET ベース)、構 成 アイテム (選 択 リスト 、ド メインタームなど)、リソースバンド ルの集 まりです。 コンテンツパックをインポート すると、ファイルは、読 み取 り専 用 で [コンテンツパック] ペインで使 用 できま す。 注 : ネット ワークド ライブからコンテンツパックをインポート できます。 コンテンツパックは、リモート ホスト サイト から直 接 インポート することはできません。リモート コンテン ツパックにアクセスするには、[ファイルの選 択 ] ダイアログボックスでその場 所 まで移 動 できるよう、 最 初 にローカルシステムにファイルのコピーをダウンロード するか、ネット ワークド ライブにマッピングし ます。 フローは別 のプロジェクト から再 利 用 することができます。そのフローで作 成 したコンテンツパックをイン ポート します。再 利 用 するフローのコンテンツパックへのパッケージングについては、「コンテンツパックの エクスポート 」( 223ページ) を参 照 してください。 コンテンツパックは次 の複 数 のソースからダウンロード することができます。 HP Operations Orchestration (10.01) 66 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l l l l My content – すでに Studio にあるプロジェクト とコンテンツパック。 My organization – 組 織 内 のほかの作 成 者 により開 発 されたコンテンツパックで、アーティファクト リ ポジト リに存 在 するコンテンツパック。 HP content - HP が定 期 的 にリリースしている、HPLN に存 在 するコンテンツ。 Community content - ほかの組 織 によりコミュニティに提 供 されている、HPLN に存 在 するコンテ ンツ。 実 行 する操 作 コンテンツパックのダウンロード 1. HPLN Operations Orchestration Content バージョン 10.00 のサイト を開 きます。 2. 使 用 可 能 なベースコンテンツパックを、ネット ワークド ライブ上 の場 所 にダウンロード します。 3. 指 定 したド メインで必 要 な別 のコンテンツパックを、ネット ワークド ライブ上 の場 所 にダウンロード し ます。 Studio の最 初 の起 動 時 のベースコンテンツパックのインポート 1. [コンテンツパック] ペインで、[インポート ] ボタン を選 択 します。 2. コンテンツパックの場 所 を参 照 して [開 く] をクリックします。 3. [OK] をクリックします。 注 : ベースコンテンツパックをインポート するには数 分 かかることがあります。 コンテンツパックのインポート 1. [コンテンツパック] ペインで、[インポート ] ボタン を選 択 します。 2. コンテンツパックの場 所 を参 照 して [開 く] をクリックします。 注 : 必 要 に応 じて、複 数 のコンテンツパックを一 度 にインポート できます。 3. [OK] をクリックします。インポート したコンテンツパックは、[コンテンツパック] ペインに表 示 されます。 コンテンツパックを解 凍 してプロジェクト として開 く 旧 バージョンの HP OO からコンテンツをアップグレード する場 合 、アップグレード ツールでコンテンツをコン テンツパックに変 換 します。次 の手 順 に従 って、コンテンツパックを編 集 可 能 なプロジェクト として開 きま す。 HP Operations Orchestration (10.01) 67 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. ファイルシステム (Windows エクスプローラーなど) で、コンテンツパックを解 凍 (unzip) します。コンテ ンツパックは、プロジェクト フォルダーに解 凍 されます。 2. Studio で、[ファイル] > [プロジェクト のインポート ] を選 択 します。 3. [プロジェクト ディレクト リの選 択 ] ダイアログボックスで、解 凍 されたコンテンツパックから作 成 された プロジェクト の場 所 を参 照 します。 4. [OK] をクリックします。これで、このプロジェクト を Studio で編 集 できるようになります。 注 : コンテンツパックからプロジェクト を作 成 する前 に Studio でコンテンツパックを開 いた場 合 、 Studio でコンテンツパックを閉 じる必 要 があります。プロジェクト とコンテンツパックの UUID は同 じで あるため、Studio で同 時 に開 くことはできません。 プロジェクト のコンテンツパックの管理 コンテンツパックをインポート すると、フローでコンテンツパックのオペレーションを使 用 することができます が、このオペレーションは読 み取 り専 用 です。ただし、コンテンツパック内 のフローも読 み取 り専 用 なの で、ステップとして使 用 することができます。 コンテンツパックのオペレーションを変 更 する場 合 、オペレーションをプロジェクト にコピーする必 要 があり ます。 注 : この操 作 は、レスポンスまたは結 果 を追 加 する場 合 のみ行 ってください。入 力 のみ使 用 する 場 合 は、ステップ内 でオペレーションを変 更 してください。 プロジェクト にコピーすると、オペレーションはコンテンツパックからデタッチされ、編 集 できるようになりま す。この新 しいオペレーションをフローにド ラッグアンド ド ロップして、オペレーションのプロパティを変 更 で きます。 コンテンツパックからプロジェクト にコピーされたオペレーションは、「ソフト コピー」です。つまり、アクションプ ラグインをインポート して元 のオペレーションを作 成 した場 合 、コピーされたオペレーションによって元 の オペレーションが引 き続 き参 照 されます。アクションプラグインをアップグレード して、新 しいバージョンを 呼 び出 すように元 のオペレーションを更 新 すると、コピーされたオペレーションも自 動 的 に更 新 されま す。詳 細 については、「オペレーションの作 成 」( 225ページ) を参 照 してください。 実 行 する操 作 コンテンツパックのオブジェクト をプロジェクト にコピーする 1. [コンテンツパック] ペインで、コピーするオブジェクト を右 クリックし、[編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 複 数 のオブジェクト を選 択 するには、Shift キーと Ctrl キーを使 用 します。 2. [プロジェクト ] ペインで、オブジェクト を貼 り付 ける場 所 を右 クリックし、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 68 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ヒント : [コンテンツパック] ペインから [プロジェクト ] ペインにオブジェクト をド ラッグアンド ド ロップ することもできます。 コンテンツパックを削 除 する コンテンツパックを削 除 すると、コンテンツパックを閉 じる場 合 とは異 なり、削 除 したコンテンツパックは ワークスペースから完 全 に削 除 されます。 注 : コンテンツパックを削 除 した場 合 、ワークスペースから削 除 されますが、ファイルシステムからは 削 除 されません。必 要 に応 じて、削 除 したコンテンツパックを再 度 インポート できます。 1. コンテンツパックを選 択 して、[削 除 ] ボタンをクリックします。 2. 確 認 のダイアログボックスで [はい] をクリックします。 コンテンツパックを閉 じる コンテンツパックを閉 じると、閉 じたコンテンツパックは [コンテンツパック] ペインに表 示 されますが、グレー 表 示 されて使 用 できなくなります。 以 下 の場 合 にコンテンツパックを閉 じます。 l l ワークスペースに 2 つのバージョンのコンテンツパックが配 置 されており、一 方 で作 業 するにはもう一 方 を閉 じる必 要 がある場 合 。2 つのコンテンツパックの UUID は同 じであるため、Studio で同 時 に 開 くことはできません。 コンテンツパックからプロジェクト を作 成 し、プロジェクト で作 業 するには元 のコンテンツパックを閉 じる 必 要 がある場 合 。プロジェクト とコンテンツパックの UUID は同 じであるため、Studio で同 時 に開 くこ とはできません。 1. 閉 じるコンテンツパックを選 択 します。 2. コンテンツパックを右 クリックして [閉 じる] を選 択 します。 注 : [コンテンツパック] ペインで [閉 じる] ボタンをクリックすることもできます。 閉 じたコンテンツパックを開 く コンテンツパックを閉 じた後 で、このコンテンツパックを開 いて再 度 作 業 することができます。 1. 開 く必 要 がある、閉 じた (グレー表 示 の) コンテンツパックを選 択 します。 2. コンテンツパックを右 クリックして [開 く] を選 択 します。 注 : [コンテンツパック] ペインで [開 く] HP Operations Orchestration (10.01) ボタンをクリックすることもできます。 69 / 257 ページ Studio オーサリングガイド インポート したコンテンツパックのプロパティを表 示 する [コンテンツパック] ペインでコンテンツパックを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。コンテンツパックの [プロパティ] ウィンド ウが読 み取 り専 用 モード で開 きます。 コンテンツパック内 のオフジェクト のプロパティを表 示 する [コンテンツパック] ペインで、フロー、オペレーション、またはその他 のオブジェクト をダブルクリックします。 オブジェクト の [プロパティ] ウィンド ウが読 み取 り専 用 モード で開 きます。 参照情報 [コンテンツパック] ペイン [コンテンツパック] ペインに、それぞれが固 有 の階 層 ツリー構 造 を備 えた、複 数 のコンテンツパックを表 示 できます。 GUI アイテム 説明 コンテンツパックのインポート [コンテンツパックのインポート ] ダイアログボックスを開 くと、インポー ト するコンテンツパックを選 択 できます。 削除 選 択 されたコンテンツパックを削 除 します。 開く 現 在 選 択 されている、閉 じたコンテンツパックを開 きます。 閉 じる 現 在 選 択 されているコンテンツパックを閉 じて、グレー表 示 にしま す。 HP Operations Orchestration (10.01) 70 / 257 ページ Studio オーサリングガイド コンテンツパックのプロパティ コンテンツパックを右 クリックして [プロパティ] を選 択 すると、コンテンツパックのプロパティシート が開 きま す。 表 示 されるプロパティは読 み取 り専 用 です。この情 報 は、インポート したコンテンツパック jar ファイルか ら取 得 されます。コンテンツパックを HP OO プロジェクト から作 成 した場 合 は、[コンテンツパックの作 成 ] ダイアログボックスに入 力 した内 容 から情 報 が取 得 されます。 GUI アイテム 説明 名前 コンテンツパックの名 前 。コンテンツパックを HP OO プロジェクト から 作 成 した場 合 、この名 前 はプロジェクト 名 から取 得 されます。 UUID コンテンツパックの一 意 の ID。 パブリッシャー コンテンツパックのパブリッシャー。コンテンツパックを HP OO プロ ジェクト から作 成 した場 合 、[コンテンツパックの作 成 ] ダイアログ ボックスの [パブリッシャー] フィールド から取 得 されます。 説明 コンテンツパックの説 明 。コンテンツパックを HP OO プロジェクト から 作 成 した場 合 、[コンテンツパックの作 成 ] ダイアログボックスの [説 明 ] フィールド から取 得 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 71 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 構成アイテムの管理 プロジェクト の Configuration フォルダーには、設 定 可 能 なアイテムが格 納 されています。ド メインター ム、グループエイリアス、システムアカウント 、システムプロパティなどです。 作 成 チームが異 なるプロジェクト で作 業 しており、同 じ構 成 アイテムが必 要 な場 合 、構 成 アイテムを 格 納 した共 有 プロジェクト を別 に作 成 することをお勧 めします。 カテゴリの設 定 72 ド メインタームの設 定 74 グループエイリアスの設 定 77 スクリプト レット の設 定 80 選 択 リスト の設 定 83 システムアカウント の設 定 86 システムフィルターの設 定 88 システムプロパティの設 定 93 カテゴリの設定 カテゴリとは、フローに割 り当 てることができる分 類 のことです。Studio には多 数 のカテゴリがインスト ー ルされていますが、独 自 のカテゴリの作 成 もできます。 ユーザーがカテゴリを使 用 し、重 要 なインフラコンポーネント の状 態 を示 すレポート を作 成 することもあ ります。たとえば、サーバーのヘルスチェックを行 うフローすべてにサーバーカテゴリを割 り当 てた場 合 、 サーバーカテゴリに割 り当 てられたフローを検 出 したときのみ、レポート にネット ワーク上 のサーバーの状 態 が強 調 表 示 されます。 また検 索 をフィルターするためにカテゴリを使 用 することもできます。たとえば、セキュリティカテゴリのフ ローに対 してのみ検 索 を実 行 するといったようなことができます。 カテゴリは Configuration\Categories フォルダーに保 存 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 72 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 カテゴリの作 成 1. [プロジェクト ] ペインで、Categories フォルダーを展 開 します。 2. Categories フォルダーを右 クリックし、[新 規 ] をクリックします。 3. 表 示 されたダイアログボックスで、新 しいカテゴリの名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 4. [説 明 ] ボックスに、新 しいカテゴリの説 明 を入 力 します。 5. [保 存 ] をクリックします。 カテゴリの変 更 1. [プロジェクト ] ペインで Configuration フォルダーと Categories フォルダーを展 開 し、カテゴリをダ ブルクリックしてエディターを開 きます。 2. 変 更 するカテゴリをダブルクリックして新 しい値 を入 力 します。 カテゴリの名 前 の変 更 1. [プロジェクト ] ペインで Configuration フォルダーと Categories フォルダーを展 開 し、カテゴリをダ ブルクリックしてエディターを開 きます。 2. [名 前 ] ボックスに、カテゴリの新 しい名 前 を入 力 します。 3. [保 存 ] をクリックします。 カテゴリの削 除 カテゴリを削 除 する前 に、[これを使 用 する項 目 は?] 機 能 を使 用 して、ほかのアイテムが依 存 してい ないかをチェックすることをお勧 めします。詳 細 については、「フローとオペレーションの使 用 方 法 の詳 細 」( 240ページ) を参 照 してください。 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと Categories フォルダーを展 開 します。 2. カテゴリを右 クリックし、[削 除 ] を選 択 します。 3. 確 認 ウィンド ウで [はい] をクリックします。 HP Operations Orchestration (10.01) 73 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 参照情報 カテゴリエディター GUI アイテム 説明 名前 カテゴリの名 前 です。 説明 (オプション) カテゴリの説 明 です。 ドメインタームの設定 ド メインタームは、フローや入 力 に割 り当 てることのできる属 性 です。たとえば、システム内 のさまざまな 種 類 のサーバーに対 してド メインタームを作 成 すると、特 定 の種 類 のサーバーのみに対 してステップを 実 行 させることができます。 ド メインタームは、特 定 の選 択 リスト に対 し使 用 することができます。たとえば、それぞれ異 なる種 類 の操 作 に対 するド メインタームを作 成 できます。このド メインタームの値 は Restart、Reboot、Open などにすることができます。 また、別 の例 として、特 定 の種 類 のサーバーに対 してフローを実 行 し、その他 の種 類 には実 行 しない ように指 定 する場 合 、システム内 の各 種 サーバーのド メインタームを追 加 して、あるフローの実 行 対 象 にするサーバーの種 類 をユーザーが選 択 できるようなユーザープロンプト を作 成 することが可 能 で す。 ド メインタームにはデフォルト で値 が入 っているもの、フローから入 力 値 を取 得 するもの、ユーザーが値 を指 定 するものがあります。 ド メインタームは Configuration\Domain Terms フォルダーに保 存 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 74 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 ド メインタームの作 成 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーを展 開 します。 2. Domain Terms フォルダーを右 クリックし、[新 規 ] をクリックします。 3. 表 示 されたダイアログボックスで、新 しいド メインタームの名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 4. [説 明 ] ボックスに、新 しいド メインタームの説 明 を入 力 します。 5. [追 加 ] をクリックして、新 しいド メインタームの値 を追 加 します。 6. [名 前 ] 列 に、ド メインタームの値 の名 前 を入 力 します。 7. (オプション) [説 明 ] 列 に、ド メインタームの値 の説 明 を入 力 します。 8. [保 存 ] をクリックします。 ド メインタームの値 の削 除 1. [プロジェクト ] ペインで Configuration フォルダーと Domain Terms フォルダーを展 開 し、ド メイン タームをダブルクリックしてエディターを開 きます。 2. 値 を強 調 表 示 して、[削 除 ] をクリックします。 ド メインタームの値 の変 更 1. [プロジェクト ] ペインで Configuration フォルダーと Domain Terms フォルダーを展 開 し、ド メイン タームをダブルクリックしてエディターを開 きます。 HP Operations Orchestration (10.01) 75 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 2. 変 更 する値 をダブルクリックして新 しい値 を入 力 します。 ド メインタームの名 前 の変 更 1. [プロジェクト ] ペインで Configuration フォルダーと Domain Terms フォルダーを展 開 し、ド メイン タームをダブルクリックしてエディターを開 きます。 2. [名 前 ] ボックスに、ド メインタームの新 しい名 前 を入 力 します。 3. [保 存 ] をクリックします。 ド メインタームの削 除 ド メインタームを削 除 する前 に、[これを使 用 する項 目 は?] 機 能 を使 用 して、ほかのアイテムが依 存 していないかをチェックすることをお勧 めします。詳 細 については、「フローとオペレーションの使 用 方 法 の詳 細 」( 240ページ) を参 照 してください。 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと Domain Term フォルダーを展 開 します。 2. ド メインタームを右 クリックし、[削 除 ] を選 択 します。 3. 確 認 ウィンド ウで [はい] をクリックします。 参照情報 ド メインタームエディター GUI アイテム 説明 名前 ド メインタームの名 前 です。 説明 (オプション) ド メインタームの説 明 です。 HP Operations Orchestration (10.01) 76 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 追加 [追 加 ] をクリックして、新 しいアイテムをド メインタームリスト に追 加 します。 削除 [削 除 ] をクリックして、選 択 したアイテムをド メインタームリスト か ら削 除 します。 [名 前 ] 列 ド メインタームリスト にあるアイテムの名 前 を入 力 します。 [説 明 ] 列 (オプション) ド メインタームリスト にあるアイテムの説 明 を入 力 し ます。 グループエイリアスの設定 RAS グループ RAS グループは、RAS の論 理 的 集 合 です。デプロイメント により、単 一 の RAS を特 定 の環 境 で使 用 するよりも多 くの利 点 を得 られます。たとえば、2 つの RAS を操 作 実 行 負 荷 に耐 えられるようにす る必 要 があるリモート データセンターを管 理 している場 合 や、データセンターの RAS の高 い可 用 性 を 得 たい場 合 などです。 RESTful API を使 用 して、RAS グループをサーバーで定 義 できます。詳 細 については、『HP OO Application Program Interface (API) Guide』を参 照 してください。 グループエイリアス グループエイリアスで、作 成 時 と実 行 環 境 でのオペレーションの RAS への割 り当 てを別 にすることがで きます。 1. 作 成 時 は、作 成 者 はワーカーグループではなくグループエイリアスで実 行 するオペレーションを定 義 します。 2. 実 行 時 は、管 理 者 がエイリアスを実 行 環 境 の RAS グループに、Central RESTful API を使 用 し てマップします。管 理 者 が、フローを開 いて手 動 で RAS の割 り当 てを変 更 する必 要 はありませ ん。 フォールバックとして、グループエイリアスがグループ名 と同 一 の場 合 、そのグループに自 動 的 にマッピン グされます。 オプションで、ト リガー時 にグループエイリアスをオーバーライド してオペレーションを異 なる RAS グループ にマップできます。 HP Operations Orchestration (10.01) 77 / 257 ページ Studio オーサリングガイド たとえば、Oracle クライアント で実 行 する 3 つの RAS のグループがあるとします。Oracle でクエリを実 行 するオペレーションを作 成 します。このグループに対 するエイリアスを使 用 することで、HP OO に、この オペレーションがこのグループのいずれかの RAS で実 行 する必 要 があることを知 らせます。使 用 する RAS の選 択 は実 行 時 に決 定 されるため、オペレーションで設 定 する必 要 はありません。 グループエイリアスは Configuration\Group Aliases フォルダーに保 存 されます。 実 行 する操 作 グループエイリアスの作 成 たとえば、Oracle クライアント で実 行 する 3 つの RAS の RAS グループを作 成 したとします。オペレー ションにこのグループで作 業 するよう指 示 するグループエイリアスを作 成 する必 要 があるため、これらの RAS のいずれかを実 行 する必 要 があります。 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーを展 開 します。 2. Group Aliases フォルダーを右 クリックし、[新 規 ] をクリックします。 3. 表 示 されたダイアログボックスで、新 しいグループエイリアスの名 前 を入 力 して [OK] をクリックしま す。 4. [説 明 ] ボックスに、新 しいグループエイリアスの説 明 を入 力 します。 5. [保 存 ] をクリックします。 HP Operations Orchestration (10.01) 78 / 257 ページ Studio オーサリングガイド グループのグループエイリアスへのマッピング Central RESTful API を使 用 して、実 行 環 境 でグループエイリアスをグループにマッピングします。 詳 細 については、『HP OO Application Program Interface (API) Guide』を参 照 してください。 オペレーションでのグループエイリアスの使 用 1. 「オペレーションの作 成 」( 225ページ) の説 明 に従 って、アクションプラグインから新 しいオペレーショ ンを作 成 します。 2. [入 力 ] タブの [Operation フィールド ] セクションで、[グループエイリアス] す。 ボタンをクリックしま 3. Configuration/Group Aliases フォルダーで設 定 済 みのグループエイリアスを参 照 して選 択 しま す。 4. (オプション) 現 在 のグループを別 のグループにオーバーライド する必 要 がある場 合 、[グループのオー バーライド ] ボックスに別 のグループを入 力 します。 5. オペレーションを保 存 します。 参照情報 グループエイリアスのエディター GUI アイテム 説明 名前 グループエイリアスの名 前 です。 説明 (オプション) グループエイリアスの説 明 です。 HP Operations Orchestration (10.01) 79 / 257 ページ Studio オーサリングガイド スクリプト レット の設定 スクリプト レット (JavaScript で記 述 ) は必 要 に応 じて、データを加 工 する目 的 でオペレーションに追 加 します。 スクリプト レット を使 用 すると、次 のことを実 行 できます。 l オペレーション、フロー、ステップの結 果 をフィルタリングする l オペレーションのレスポンスを決 定 する l データを親 フローに渡 す前 に、サブフローでデータを加 工 する たとえば、divide by 1k スクリプト レット では、入 力 した数 字 (被 除 数 ) を 1024 (除 数 ) で数 学 的 除 算 をし、商 を丸 めて最 も近 い整 数 値 を返 します。 システムスクリプト レット を最 初 から、またはオペレーションの既 存 のスクリプト レット から作 成 し、共 有 シ ステムスクリプト レット として保 存 できます。結 果 のスクリプト レット は、作 成 したコンテキスト に依 存 せ ず、ほかのオペレーションフローやステップで再 使 用 できます。 システムスクリプト レット は Configuration\Scriptlets フォルダーに保 存 されます。 スクリプト レット の使 用 の詳 細 については、「フロー内 でのスクリプト レット の使 用 」( 198ページ) を参 照 してください。 実 行 する操 作 既 存 のスクリプト レット をシステムスクリプト レット として保 存 1. [プロパティ] シート またはステップのインスペクターの [スクリプト レット ] タブで、システムスクリプト レッ HP Operations Orchestration (10.01) 80 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ト として保 存 するスクリプト レット を開 きます。 2. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと Scriptlets フォルダーを展 開 します。 3. [プロパティ] シート またはステップのインスペクターの [スクリプト レット ] タブから [スクリプト レット ] アイコンを Configuration\Scriptlets フォルダーにド ラッグします。 4. 新 しいシステムスクリプト レット の名 前 を変 更 するには、右 クリックし、[名 前 の変 更 ] をクリックして 名 前 を変 更 します。 オペレーション、フロー、ステップのシステムスクリプト レット のフィルタリング 1. システムスクリプト レット を使 用 するオペレーション、フロー、ステップについて、[プロパティ] シート また はステップのインスペクターの [スクリプト レット ] タブを開 きます。 2. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと Scriptlets フォルダーを展 開 します。 3. スクリプト レット を Scriptlets フォルダーから [プロパティ] シート またはステップのインスペクターの [スクリプト レット ] タブの [スクリプト レット ] アイコンにド ラッグします。 [スクリプト レット ] タブに、共 有 のスクリプト レット への参 照 があることが表 示 されます。 システムスクリプト レット の作 成 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーを展 開 します。 2. Scriptlets フォルダーを右 クリックし、[新 規 ] をクリックします。 3. スクリプト レット の名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 スクリプト レット のエディターが開 きます。 HP Operations Orchestration (10.01) 81 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 4. [説 明 ] ボックスに、スクリプト レット の目 的 を入 力 します。 5. スクリプト レット を JavaScript で入 力 します。 6. (オプション) [テンプレート の挿 入 ] をクリックして、テンプレート のガイド ラインに従 いスクリプト レット を 記 述 します。 7. [スクリプト の確 認 ] をクリックしてスクリプト にエラーがないか確 認 します。「出 力 および結 果 のフィル タリング」( 156ページ) 8. [保 存 ] をクリックします。 スクリプト レット が Scriptlets フォルダーに保 存 され、任 意 のオペレーション、フロー、ステップで使 用 できるようになります。 システムスクリプト レット の編 集 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと Scriptlets フォルダーを展 開 します。 2. 編 集 するシステムスクリプト レット をダブルクリックします。 3. スクリプト レット を変 更 して [保 存 ] をクリックします。 システムスクリプト レット の削 除 システムスクリプト レット を削 除 する前 に、[これを使 用 する項 目 は?] 機 能 を使 用 して、ほかのアイテム が依 存 していないかをチェックすることをお勧 めします。詳 細 については、「フローとオペレーションの使 用 方 法 の詳 細 」( 240ページ) を参 照 してください。 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと Scriptlets フォルダーを展 開 します。 2. システムスクリプト レット を右 クリックし、[削 除 ] を選 択 します。 3. 確 認 ウィンド ウで [はい] をクリックします。 HP Operations Orchestration (10.01) 82 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 参照情報 スクリプト レット エディター GUI アイテム 説明 名前 スクリプト レット の名 前 です。 説明 (オプション) スクリプト レット の目 的 の説 明 です。 テンプレート の挿 入 [テンプレート の挿 入 ] をクリックすると、スクリプト レット を書 くのに役 立 つガイ ド ラインが表 示 されます。 スクリプト の確 認 [スクリプト の確 認 ] をクリックすると、スクリプト レット にエラーがないか確 認 さ れます。 選択リスト の設定 選 択 リスト は、フローのユーザープロンプト で用 られるアイテムを一 覧 にしたものです。 重 要 : 現 在 のバージョンでは、ユーザープロンプト はサポート されていません。今 後 、ユーザープロ ンプト がサポート されるバージョンのため選 択 リスト を設 定 して準 備 しておくことはできますが、この バージョンではフローで使 用 することはできません。 たとえば、フローユーザーがフローのステップにサービス状 態 を指 定 する必 要 がある場 合 、選 択 リスト を データソースとした入 力 を作 成 し、選 択 リスト の中 からサービスステータスを指 定 できます (この選 択 リ スト は、実 行 中 、停 止 、一 時 停 止 で構 成 されています)。 選 択 リスト は、Configuration\Selection Lists フォルダーに保 存 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 83 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 選 択 リスト の作 成 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーを展 開 します。 2. Selection Lists フォルダーを右 クリックし、[新 規 ] をクリックします。 3. 表 示 されたダイアログボックスで、新 しい選 択 リスト の名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 4. [説 明 ] ボックスに、新 しい選 択 リスト の説 明 を入 力 します。 5. [追 加 ] をクリックして、新 しい選 択 リスト の値 を追 加 します。 6. [値 ] 列 に、選 択 リスト の値 の名 前 を入 力 します。 7. [保 存 ] をクリックします。 選 択 リスト の値 の削 除 1. [プロジェクト ] ペインで Configuration フォルダーと Selection Lists フォルダーを展 開 し、選 択 リ スト をダブルクリックしてエディターを開 きます。 2. 値 を強 調 表 示 して、[削 除 ] をクリックします。 選 択 リスト の値 の変 更 1. [プロジェクト ] ペインで Configuration フォルダーと Selection Lists フォルダーを展 開 し、選 択 リ スト をダブルクリックしてエディターを開 きます。 HP Operations Orchestration (10.01) 84 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 2. 変 更 する値 をダブルクリックして新 しい値 を入 力 します。 選 択 リスト の名 前 の変 更 1. [プロジェクト ] ペインで Configuration フォルダーと Selection Lists フォルダーを展 開 し、選 択 リ スト をダブルクリックしてエディターを開 きます。 2. [名 前 ] ボックスに、選 択 リスト の新 しい名 前 を入 力 します。 3. [保 存 ] をクリックします。 選 択 リスト の削 除 選 択 リスト を削 除 する前 に、[これを使 用 する項 目 は?] 機 能 を使 用 して、ほかのアイテムがこの選 択 リスト に依 存 していないかをチェックすることをお勧 めします。詳 細 については、「フローとオペレーション の使 用 方 法 の詳 細 」( 240ページ) を参 照 してください。 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと Selection Lists フォルダーを展 開 します。 2. 選 択 リスト を右 クリックし、[削 除 ] を選 択 します。 3. 確 認 ウィンド ウで [はい] をクリックします。 参照情報 選 択 リスト のエディター GUI アイテム HP Operations Orchestration (10.01) 説明 85 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 名前 選 択 リスト の名 前 です。 説明 (オプション) 選 択 リスト の目 的 の説 明 です。 追加 [追 加 ] をクリックして、新 しい選 択 リスト の値 を追 加 します。 削除 [削 除 ] をクリックして、選 択 した値 を選 択 リスト から削 除 しま す。 値 選 択 リスト の値 を入 力 します。 システムアカウント の設定 システムアカウント は、アカウント の資 格 情 報 (ユーザー名 とパスワード ) を含 むオブジェクト です。システ ムアカウント が作 成 される Studio のインスト ール時 以 外 では資 格 情 報 が表 示 されないように保 護 さ れます。 フロー作 成 者 は、フローの作 成 時 にシステムアカウント を使 用 できます。たとえば、入 力 ソースを、シス テムアカウント からの資 格 情 報 に設 定 することができます。「入 力 ソースの指 定 」( 125ページ) を参 照 し てください。 注 : ここで定 義 するシステムアカウント は、Studio のみで使 用 されます。また、システムアカウント は 実 行 に設 定 する必 要 があります。これは、API を使 用 して行 います。詳 細 については、『HP OO Application Program Interface (API) Guide』を参 照 してください。 システムアカウント 名 はユーザーに一 度 も表 示 されることなく、リモート マシンへのアクセスのためユー ザーアカウント 資 格 情 報 がフローに送 られます。したがって、資 格 情 報 は復 号 化 から保 護 され、シス テムアカウント 名 はユーザーに対 して非 表 示 となります。 システムアカウント は Configuration\System Accounts フォルダーに保 存 されます。 注 : <>\\"/;% の文 字 はシステムアカウント 名 には使 用 できません。 HP Operations Orchestration (10.01) 86 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 システムアカウント の作 成 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーを展 開 します。 2. System Accounts フォルダーを右 クリックし、[新 規 ] をクリックします。 3. 表 示 されたダイアログボックスで、新 しいシステムアカウント の名 前 を入 力 して [OK] をクリックしま す。 4. (オプション) [説 明 ] ボックスに、システムアカウント の説 明 を入 力 します。 5. [ユーザー名 ] ボックスに、次 の構 文 を使 用 して、このシステムアカウント を表 すアカウント のユー ザー名 を入 力 します。 <ド メイン>\<ユーザー名 > 6. [パスワード の割 り当 て] ボタンをクリックします。 7. [パスワード ] ボックスにパスワード を入 力 し、[確 認 パスワード ] ボックスに再 度 入 力 します。 8. [保 存 ] をクリックします。 システムアカウント の編 集 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと System Accounts フォルダーを展 開 します。 2. 編 集 するシステムアカウント をダブルクリックします。 3. エディターで変 更 し、[保 存 ] をクリックします。 システムアカウント の削 除 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと System Accounts フォルダーを展 開 します。 2. システムアカウント を右 クリックし、[削 除 ] を選 択 します。 3. 確 認 ウィンド ウで [はい] をクリックします。 注 : システムアカウント をコンテンツパックから削 除 し、コンテンツパックを再 デプロイすると、シス テムアカウント はデータベースから削 除 されません。この場 合 、rest API でシステムアカウント を 削 除 する必 要 があります。 次 の場 所 で DELETE を実 行 します。/oo/rest/system-accounts/<sa_name> rest API の使 用 の詳 細 については、『HP OO Application Program Interface (API) Guide』 を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 87 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 参照情報 システムアカウント のエディター GUI アイテム 説明 名前 システムアカウント の名 前 です。 注 : <>\\"/;% の文 字 はシステムアカウント 名 には使 用 で きません。 説明 (オプション) システムアカウント の目 的 の説 明 です。 ユーザー名 <ド メイン>\<ユーザー名 > という構 文 を使 用 して、このシステム アカウント を表 すアカウント のユーザー名 を入 力 します。 パスワード の割 り当 て クリックして [入 力 パスワード ] ダイアログボックスを開 き、パスワー ド を 2 回 入 力 します。 システムフィルターの設定 フィルターを使 用 して、オペレーションの出 力 や、ステップの結 果 の抽 出 や編 集 ができます。システムフィ ルターは、システム全 体 で、複 数 のステップやオペレーションで使 用 できます。 たとえば、ある ping オペレーションで使 用 されるフィルターは、ほかの ping オペレーションで役 に立 つ可 能 性 があります。 システムフィルターを最 初 から、またはオペレーションの既 存 のフィルターから作 成 し、システムフィルター として保 存 できます。結 果 のシステムフィルターは、作 成 したオペレーションに依 存 せず、ほかの出 力 や 結 果 で再 使 用 できます。 システムフィルターは Configuration\System Filter フォルダーに保 存 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 88 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 既 存 のフィルターをシステムスフィルターとして保 存 1. 該 当 のオペレーションを開 いて、フィルターエディターで、システムフィルターとして保 存 するフィル ターを選 択 します。 2. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと System Filters フォルダーを展 開 します。 3. オペレーションのフィルターエディターで、[フィルター] リスト からフィルターを System Filters フォル ダーにド ラッグします。 HP Operations Orchestration (10.01) 89 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 4. 新 しいシステムフィルターの名 前 を変 更 するには、右 クリックし、[名 前 の変 更 ] をクリックして名 前 を変 更 します。 出 力 または結 果 でのシステムフィルターの使 用 1. システムフィルターを使 用 する出 力 または結 果 のフィルターエディターを開 きます。 2. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと System Filters フォルダーを展 開 します。 3. 使 用 するフィルターを、System Filters フォルダーからフィルターエディターの [フィルター] リスト にド ラッグします。 システムフィルターの作 成 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーを展 開 します。 2. System Filters フォルダーを右 クリックし、[新 規 ] をクリックします。 3. [フィルターの選 択 ] リスト で、フィルターの種 類 を選 択 します。 4. フィルターの名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 HP Operations Orchestration (10.01) 90 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フィルターエディターが開 きます。フィルターエディターの外 観 は、選 択 したフィルターの種 類 によって 異 なります。 5. [説 明 ] ボックスに、フィルターの目 的 を入 力 します。 6. 出 力 または結 果 のフィルターに使 用 するテキスト 、文 字 列 、式 の値 、またはスクリプト レット を入 力 します。それぞれのフィルターオプションの詳 細 については、「出 力 および結 果 のフィルタリング」 ( 156ページ) を参 照 してください。 7. フィルターをテスト します。 a. [クリア] をクリックして [フィルター入 力 のテスト ] ボックスの内 容 をクリアします。 b. [クイックコマンド ] をクリックします。 c. 目 的 のデータを生 成 するコマンド を入 力 します。 d. [OK] をクリックします。コマンド の出 力 が [フィルター入 力 のテスト ] ボックスに表 示 されます。 フィルターのテスト の詳 細 については、「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 して ください。 HP Operations Orchestration (10.01) 91 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 8. [保 存 ] をクリックします。 フィルターが System Filters フォルダーに保 存 され、入 力 エディターの [検 査 形 式 ] リスト で使 用 できるようになります。 システムフィルターの編 集 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと System Filters フォルダーを展 開 します。 2. 編 集 するシステムフィルターをダブルクリックします。 3. フィルターを変 更 して [保 存 ] をクリックします。 システムフィルターの削 除 システムフィルターを削 除 する前 に、[これを使 用 する項 目 は?] 機 能 を使 用 して、ほかのアイテムが依 存 していないかをチェックすることをお勧 めします。詳 細 については、「フローとオペレーションの使 用 方 法 の詳 細 」( 240ページ) を参 照 してください。 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと System Filters フォルダーを展 開 します。 2. システムフィルターを右 クリックし、[削 除 ] を選 択 します。 3. 確 認 ウィンド ウで [はい] をクリックします。 参照情報 フィルターエディター フィルターエディターの外 観 は、選 択 したフィルターの種 類 によって異 なります。それぞれのオプションの 詳 細 については、「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) の「フィルターオプション」を参 照 してく ださい。 HP Operations Orchestration (10.01) 92 / 257 ページ Studio オーサリングガイド GUI アイテム 説明 名前 システムフィルターの名 前 が表 示 されます。 説明 システムフィルターの説 明 を入 力 します。 システムプロパティの設定 システムプロパティは、固 定 の値 を持 つ、どのようなフローでも使 用 可 能 なグローバルフロー変 数 で す。フロー変 数 を使 用 する必 要 が生 じるたびにこの変 数 を再 作 成 する手 間 を省 けます。システムプロ パティの参 照 はすべて、システムプロパティの値 を取 得 します。 たとえば、SQL Database Type システムプロパティは、さまざまな種 類 の SQL データベースを一 覧 表 示 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 93 / 257 ページ Studio オーサリングガイド システムプロパティは Configuration\System Properties フォルダーに保 存 されます。 ベスト プラクティス 次 の理 由 のため、システムプロパティの作 成 または値 の変 更 は慎 重 に行 ってください。 l l l 適 用 範 囲 がグローバルであり、実 行 時 に、フロー実 行 のコンテキスト の一 部 となるため。結 果 とし て、システムプロパティの値 を変 更 すると、既 存 のオペレーションとフローが壊 れる恐 れがあります。 実 行 開 始 時 にフローのコンテキスト の一 部 となるため。 すぐには表 示 されません。システムプロパティは、Studio Debugger ([システムプロパティ] の [コンテキ スト インスペクター]) と Configuration\System Properties フォルダーで表 示 されます。 さらに、フローを作 成 するときに入 力 を作 成 すると、フローの実 行 時 に入 力 と同 じ名 前 のフロー変 数 が自 動 的 に作 成 されます。このため、システムプロパティと同 じ名 前 の空 のフロー変 数 が自 動 的 に作 成 され、予 期 しない動 作 が得 られることがあります。 l 同 じ名 前 のフロー変 数 が優 先 されます。入 力 がフロー変 数 からの値 を取 得 可 能 な場 合 、つま り、フロー変 数 が存 在 しており、それに割 り当 てられている値 がある場 合 は、フロー変 数 は、入 力 値 のソースとしてシステムプロパティよりも優 先 されます。 一 方 、システムプロパティの値 は、入 力 値 の割 り当 てや、システムプロパティの結 果 によって変 更 する ことはできません。値 を、これら 2 種 類 のソースからシステムプロパティに割 り当 てると、システムプロパ ティと同 じ名 前 のフロー変 数 が作 成 され、値 がそのフロー変 数 に割 り当 てられます。 実 行 する操 作 システムプロパティの作 成 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーを展 開 します。 2. System Properties フォルダーを右 クリックし、[新 規 ] をクリックします。 3. システムプロパティの名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 システムプロパティのエディターが開 きます。 HP Operations Orchestration (10.01) 94 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 4. (オプション) [説 明 ] ボックスに、システムプロパティの説 明 を入 力 します。 5. [プロパティ値 ] ボックスに、システムプロパティの値 を入 力 します。区 切 り記 号 として | を使 用 しま す。 6. [保 存 ] をクリックします。 システムプロパティが System Properties フォルダーに保 存 され、フローで使 用 できるようになりま す。 フローでのシステムプロパティ値 の使 用 1. システムプロパティを、フローまたはステップ入 力 のデータソースとして指 定 します。 2. スクリプト レット で、適 切 なコマンド を使 ってシステムプロパティの値 を取 得 します。 注 : オペレーションの [スクリプト レット ] タブで必 要 なコマンド とその構 文 の詳 細 については、 [テンプレート の挿 入 ] をクリックします。テンプレート で、グローバルコンテキスト を使 用 するため に必 要 なコマンド が参 照 できます。詳 細 については、「フロー内 でのスクリプト レット の使 用 」 ( 198ページ) を参 照 してください。 システムプロパティの値 の変 更 システムプロパティの値 を変 更 するには、次 のような方 法 があります。 l スクリプト レット でシステムプロパティを変 更 します。この変 更 により、スクリプト が実 行 する時 点 から 値 が変 わります。オペレーションの [スクリプト レット ] タブで必 要 なコマンド とその構 文 の詳 細 につい ては、[テンプレート の挿 入 ] をクリックします。 l システムプロパティの値 を設 定 するオペレーションを作 成 します。 l Configurations\System Properties フォルダーのシステムプロパティを開 き、値 を変 更 します。 システムプロパティの削 除 システムプロパティを削 除 する前 に、[これを使 用 する項 目 は?] 機 能 を使 用 して、ほかのアイテムが依 存 していないかをチェックすることをお勧 めします。詳 細 については、「フローとオペレーションの使 用 方 法 の詳 細 」( 240ページ) を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 95 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと System Properties フォルダーを展 開 しま す。 2. システムプロパティを右 クリックし、[削 除 ] を選 択 します。 3. 確 認 ウィンド ウで [はい] をクリックします。 参照情報 システムプロパティのエディター GUI アイテム 説明 名前 システムプロパティの名 前 です。 説明 (オプション) システムプロパティの説 明 です。 プロパティ値 システムプロパティの値 を入 力 します。区 切 り記 号 として | を使 用 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 96 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フロー作成 – 基本 フローとは、タスクを自 動 化 するために意 思 決 定 ロジックにより連 結 された操 作 の集 まりです。 たとえば、ある Web サイト のページに最 新 の正 しいデータ (特 定 のテキスト など) が含 まれているかどう かを確 認 するとします。対 象 のデータがその Web ページに表 示 されていない場 合 は、サイト に新 しい コンテンツをプッシュする必 要 があります。これらのタスクを自 動 的 に行 うフローを作 成 できます。 この章 では、単 純 なフローを作 成 するために必 要 な、すべての基 本 的 なステップについて説 明 しま す。より複 雑 なフローの作 成 については、「高 度 な作 成 」( 183ページ) を参 照 してください。 フローの作 成 – 手 順 97 新 しいフローの作 成 101 フロー内 でのステップの作 成 104 フローの外 観 の調 整 110 フローの変 更 113 入 力 の作 成 118 ト ランジションの作 成 133 レスポンスの設 定 137 出 力 と結 果 の作 成 147 変 数 の使 用 173 リターンステップの作 成 179 フローの作成 – 手順 このト ピックでは、フローの作 成 の主 な手 順 を、1 つずつ説 明 します。Web サイト のページに特 定 のテ キスト が含 まれているかをチェックし、テキスト が見 つからなかった場 合 に Web サイト にページを投 稿 す る簡 単 なフローを作 成 する方 法 を説 明 します。 これは Studio のワークフローの概 要 を説 明 するだけであり、ここで説 明 しないオプションもたくさんありま す。手 順 ごとの詳 細 情 報 については、リンク先 の、詳 細 なフロー作 成 オプションを参 照 してください。 このト ピックでは、推 奨 されている順 番 で手 順 を進 めていますが、必 ずしもこの手 順 で行 う必 要 はあり ません。 フロー作 成 のベスト プラクティスについては、「ベスト プラクティス」( 20ページ) を参 照 してください。 手 順 1: フローの作 成 HP Operations Orchestration (10.01) 97 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. フローを作 成 するプロジェクト を開 きます。 2. フローを作 成 するフォルダーを開 きます。 3. [ファイル] > [新 規 ] > [フロー] を選 択 します。 4. フローの分 かりやすい名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 注 : 名 前 の長 さは最 大 128 文 字 までです。大 文 字 と小 文 字 は区 別 されません。 5. このフローを作 成 ペインで開 いて [プロパティ] (ペインの下 部 ) をクリックし、[説 明 ] タブをクリックしま す。 6. フローの説 明 を入 力 します。 詳 細 情 報 とオプションについては、「新 しいフローの作 成 」( 101ページ) を参 照 してください。 手 順 2: オペレーションをステップとして追 加 オペレーションを作 成 ペインにド ラッグし、フローのステップとして使 用 します。 l オペレーションを編 集 する場 合 、コピーして [プロジェクト ] ペインに貼 り付 けてから、作 成 ペインにそ のオペレーションをド ラッグします。 注 : この操 作 は、レスポンスまたは結 果 を追 加 する場 合 のみ行 ってください。入 力 のみ使 用 する場 合 は、ステップ内 でオペレーションを変 更 してください。 例 では、2 つのステップがあります。ステップ 1 では、Web ページに特 定 のテキスト が含 まれているかどう かをチェックするという Check Web Site オペレーションを用 いています。ステップ 2 は Post Page オペ レーションを使 用 して、ページを Web サイト に投 稿 します。 詳 細 情 報 とオプションについては、「フロー内 でのステップの作 成 」( 104ページ) を参 照 してください。 手 順 3: リターンステップの作 成 とフローの終 了 1 つまたは複 数 のリターンステップを作 成 してフローを終 了 します。リターンステップには、フローが取 り 得 る次 の 4 つの終 了 状 態 があります。解 決 済 み、診 断 済 み、操 作 なし、失 敗 の 4 つです。 1. 作 成 ペインのツールバーで、[ステップパレット ] ボタン をクリックします。 2. [ステップ] パレット から、使 用 するリターンステップのアイコンを作 成 キャンバスにド ラッグします。 3. 必 要 に応 じて、ステップに割 り当 てられたフローレスポンスを変 更 します。 例 のフローでは、[成 功 ] と [失 敗 ] の 2 つの終 了 状 態 があります。デフォルト のフローレスポンスを変 更 する必 要 はありません。 詳 細 情 報 とオプションについては、「リターンステップの作 成 」( 179ページ) を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 98 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 手 順 4: ト ランジションの作 成 ステップの各 レスポンスからフロー内 の別 のステップまたは終 了 ステップに進 めるように、ステップ間 を接 続 します。 注 : ステップ上 のすべてのレスポンスアイコンが別 のステップに接 続 されている必 要 があります。接 続 されていないアイコンがある場 合 、フローにエラーが表 示 されます。 1. 次 のステップに接 続 するステップ上 で、いずれかのレスポンスを表 すアイコン し、そのレスポンスの結 果 発 生 するステップに線 をド ラッグします。 をクリック 2. ト ランジションを修 正 する必 要 がある場 合 は、線 をダブルクリックして、ト ランジションのインスペク ターを開 きます。 3. ステップの別 のレスポンスアイコンに対 し、同 じ処 理 を繰 り返 します。 例 では次 のようになります。 l l l Web ページが見 つからない場 合 、フローは失 敗 で終 わります。赤 い [failure] レスポンスアイコンか ら [失 敗 ] エンド ステップまでド ラッグします。 ページがあるのにテキスト が存 在 しない場 合 は、別 のページを Web サイト に投 稿 する 2 番 目 のス テップに進 みます。黄 色 いレスポンスアイコンから 2 番 目 のステップまでド ラッグします。 ページが存 在 し、目 的 のテキスト が存 在 する場 合 は、フローは成 功 状 態 で終 了 します。どちらの ステップでも、緑 の [success] レスポンスアイコンから [成 功 ] エンド ステップまでド ラッグします。 ト ランジションの詳 細 については、「ト ランジションの作 成 」( 133ページ) を参 照 してください。 オペレーションのレスポンスの設 定 の詳 細 については、「レスポンスの設 定 」( 137ページ) を参 照 してくだ さい。 手 順 5: フローへの入 力 の追 加 1. ステップをダブルクリックして、詳 細 をステップのインスペクターに表 示 します。 2. ステップのインスペクターで、[入 力 ] タブをクリックします。 3. [入 力 の追 加 ] をクリックして、入 力 名 を入 力 します。 4. 目 的 の行 の [種 類 ] 列 をクリックし、リスト から次 のいずれかの値 の割 り当 てタイプを選 択 します。 n 単一値 n 値 のリスト 5. 入 力 のデータソースを定 義 するには、入 力 の行 の最 後 にある矢 印 ディターを開 きます。 HP Operations Orchestration (10.01) をクリックして、入 力 エ 99 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 例 では、Check Web Site ステップで、チェック対 象 のページ (mysite.com/mypage.htm) および検 索 するテキスト (「必 要 なテキスト 」) を知 る必 要 があります。この場 合 、単 一 固 定 値 の入 力 を 2 つ作 成 します。 詳 細 情 報 とオプションについては、「入 力 の作 成 」( 118ページ) を参 照 してください。 手 順 6: フローへの結 果 の追 加 結 果 を追 加 すると、ステップの出 力 を取 得 でき、これをフロー変 数 として保 存 (フロー内 の別 のステップ で使 用 する) するか、フロー出 力 フィールド として保 存 (親 フローに渡 される) することができます。 1. ステップのインスペクターで [結 果 ] タブをクリックします。 2. [結 果 の追 加 ] をクリックします。 3. [名 前 ] 列 に、結 果 の名 前 を入 力 し、キーボード のリターンキーを押 します。この名 前 は、フロー 変 数 またはフロー出 力 フィールド の名 前 に使 用 されます。 4. [ソース] リスト から、結 果 のソースを選 択 します。たとえば、プライマリ出 力 を選 択 します。 5. [割 り当 て先 ] リスト で、値 の保 存 先 を指 定 します。フロー変 数 または出 力 フィールド のいずれか です。 6. [割 り当 て操 作 ] リスト から、適 切 な操 作 を選 択 しま す。OVERWRITE、APPEND、PREPEND、または算 術 割 り当 て操 作 のいずれかです。 例 では、Check Web Site ステップを、見 つかったテキスト をフロー変 数 として保 存 するよう設 定 できま す。この簡 単 な 2 ステップのフローでは、最 初 のステップが成 功 として完 了 すると、まっすぐに Resolved: Success エンド ステップに進 みます。しかし、フロー変 数 データを電 子 メールの本 文 に含 め る Send Email ステップなどの別 のステップを追 加 することができます。 詳 細 情 報 とオプションについては、「ステップの結 果 の設 定 」( 150ページ) を参 照 してください。 手 順 7: フローの保 存 [保 存 ] ボタンをクリックします。 Studio でフローが検 証 されます。フローが有 効 でない場 合 、保 存 が行 われてエラーメッセージが表 示 されます。 次 の図 は各 種 フロー要 素 を示 しています。 HP Operations Orchestration (10.01) 100 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 新しいフローの作成 フローを作 成 するには 2 つの選 択 肢 があります。 l フローを最 初 から作 成 する l フローのベースとして定 義 済 みのテンプレート を使 用 する ベスト プラクティス フローへの名 前 付 け l l l l l l l 作 成 するフローの構 造 を、構 築 する前 に設 計 してあることを確 認 します。再 使 用 ができるような、 複 数 の小 さいフローに分 割 することが可 能 かどうかを考 えます。 フローに、フローの目 的 を説 明 する、内 容 がわかるような名 前 を付 けます。 フローの種 類 ごとに異 なる命 名 規 則 を使 用 します。たとえば、フロー名 に、フローの種 類 に基 づい て接 頭 辞 を追 加 します。フロー作 成 者 向 けの命 名 規 則 およびその他 のガイド ラインについてのド キュメント を使 用 することをお勧 めします。 大 文 字 と小 文 字 に一 貫 性 があるようにします。たとえば、フロー名 はすべてタイト ルケースを使 用 します。 シングルタスクで実 行 するフローの場 合 、「<動 詞 > <名 前 >」という形 式 で名 前 を付 けます。たとえ ば、Send Mail、Create Snapshot のようになります。 サンプルのフローでは、名 前 に "Sample" という語 を使 用 します。たとえば、Send Mail Sample、Create Snapshot Sample のようになります。 条 件 に一 致 するものがあるかどうかをチェックするフローの場 合 、問 いを名 前 として使 用 します。た とえば、Is Computer Account Enabled のようになります。 HP Operations Orchestration (10.01) 101 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l l システムまたは環 境 に関 する情 報 を収 集 するヘルスチェックフローの場 合 、フロー名 に "Health check" を含 めます (専 用 の Health Check フォルダーがある場 合 を除 く)。たとえば、Solaris Health Check のようになります。 統 合 を行 っている場 合 、使 用 されている API からの元 のフロー名 を保 持 します。 フローの説 明 l l l フローを作 成 する際 、フローで行 われる内 容 の説 明 を、[説 明 ] タブに追 加 することをお勧 めしま す。説 明 の中 に検 索 語 を含 め、フローを検 索 する際 に役 立 つようにします。また、ユーザー向 けの フロー入 力 についての説 明 も含 め、提 供 する値 の種 類 についてわかるようにします。 説 明 で列 記 する入 力 および出 力 の順 番 は、[入 力 ] タブおよび [出 力 ] タブに表 示 される順 番 と同 じでなければなりません。 説 明 のベスト プラクティスに関 する詳 細 については、「ベスト プラクティス」( 20ページ) を参 照 してくだ さい。 注 : ド キュメント の生 成 機 能 を使 用 すると、説 明 に含 まれる情 報 を作 成 者 やユーザーが参 照 で きるようになります。詳 細 については、「フローおよびオペレーションに関 するド キュメント の生 成 」 ( 242ページ) を参 照 してください。 フローを最 初 から作 成 1. フローを作 成 するプロジェクト を開 きます。 2. フローを作 成 するフォルダーを開 きます。 3. [ファイル] > [新 規 ] > [フロー] を選 択 します。 4. フローの分 かりやすい名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 注 : 名 前 の長 さは最 大 128 文 字 までです。大 文 字 と小 文 字 は区 別 されません。 テンプレート を使 用 したフローの作 成 Studio で利 用 できるテンプレート には、使 用 頻 度 が高 いいくつかのタスクを実 行 するフローが用 意 され ています。たとえば、サービスを再 開 するためのフローを作 成 するRestart Serviceテンプレート がありま す。 1. フローを作 成 するプロジェクト を開 きます。 2. [ようこそ] 画 面 で、[新 規 フロー] ボタンをクリックします。 3. 表 示 されたテンプレート の一 覧 でいずれかのフローテンプレート を強 調 表 示 すると、その説 明 が表 HP Operations Orchestration (10.01) 102 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 示 されます。必 要 に応 じて、スクロールバーをド ラッグしてテキスト を表 示 します。 4. 目 的 に合 ったフローテンプレート を選 択 し、[作 成 ] ボタンをクリックします。 5. 新 しいフローが、選 択 したプロジェクト の Library フォルダーの My Ops Flows フォルダーに作 成 さ れます。別 のフォルダーにフローを保 存 する場 合 は、フローを目 的 のフォルダーにド ラッグするか、 [編 集 ] > [切 り取 り] および [編 集 ] > [貼 り付 け] コマンド を使 用 します。 ヒント : テンプレート を [コンテンツパック] ペインの OO-Base Content コンテンツパックの Templates フォルダーから入 手 することもできます。テンプレート をダブルクリックして作 成 ペインで開 きます。フ ローを修 正 する場 合 は、プロジェクト にコピーしてコピーを修 正 します。 注 : テンプレート を別 のフローから作 成 するには、プロジェクト の Library に Templates フォルダー を作 成 し、そのフォルダーにフローを保 存 します。これらのフローは、フローテンプレート のリスト に表 示 されます。 フローの説 明 の追 加 1. 作 成 ペイン上 でフローを右 クリックし、[プロパティ] をクリックします。 HP Operations Orchestration (10.01) 103 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 2. [説 明 ] タブをクリックします。 3. フローの説 明 を入 力 して [OK] をクリックします。 参考資料 利 用 できるフローテンプレート HP OO の [ようこそ] 画 面 で [新 規 フロー] ボタンをクリックすると、[利 用 できるフローテンプレート ] リスト が表 示 されます。 GUI アイテム 説明 名前 利 用 できるテンプレート の名 前 が表 示 されます。名 前 を強 調 表 示 すると、説 明 が [テンプレート の説 明 ] ボックスに表 示 されます。 パス それぞれのテンプレート が保 存 されているフォルダーのパスが表 示 さ れます。 テンプレート の説 明 選 択 したテンプレート の説 明 が表 示 されます。 フロー内でのステップの作成 オペレーションからステップを作 成 する場 合 、ステップはオペレーションのインスタンスとなるため、オペレー ションの入 力 、出 力 、参 照 、その他 の特 性 を継 承 します。 作 成 ペインにオペレーションをド ラッグし、オペレーションからステップを作 成 します。 l l オペレーションを [コンテンツパック] ペインからド ラッグすると、ステップを変 更 することができます。ただ し、[コンテンツパック] ペインは読 み取 り専 用 であることに注 意 してください。 ステップを作 成 する前 にオペレーションを変 更 する場 合 、[コンテンツパック] ペインからコピーし、[プロ ジェクト ] ペインに貼 り付 けてから、作 成 ペインにそのオペレーションをド ラッグします。 HP Operations Orchestration (10.01) 104 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ベスト プラクティス l l ステップを作 成 する際 、ステップの作 成 元 のオペレーションまたはフローの説 明 を、[説 明 ] タブに追 加 することをお勧 めします。説 明 には、ステップを検 索 するときに役 立 つ検 索 語 を含 めるようにし、 ステップの入 力 、レスポンス、結 果 についての説 明 を含 めます。説 明 のベスト プラクティスに関 する 詳 細 については、「ベスト プラクティス」( 20ページ) を参 照 してください。 開 始 ステップはフローの左 上 隅 に配 置 するべきです。ただし、次 の場 合 は例 外 です。 n n 開 始 ステップに複 数 のレスポンスがあり、それぞれが別 のステップに進 む場 合 。 開 始 ステップを左 上 隅 に配 置 すると、ト ランジションが交 差 するなどして表 示 が複 雑 になりすぎ る場 合 。 l ステップの名 前 を変 更 する場 合 、ステップの目 的 がはっきりとわかるような名 前 にしてください。 l コールアウト を使 用 してステップに関 する情 報 を追 加 することもできます。 l l オペレーションのプロパティをカスタマイズする必 要 がない場 合 、ステップのコピーではなく元 の読 み 取 り専 用 バージョンを使 用 します。 統 合 を行 っている場 合 、使 用 されている API からの元 のオペレーション名 を保 持 します。 実 行 する操 作 オペレーションからのステップの作 成 1. [プロジェクト ] ペインまたは [コンテンツパック] ペインで、フローに追 加 するオペレーションを選 択 しま す。 注 : [コンテンツパック] ペインのオペレーションは読 み取 り専 用 です。 2. プロジェクト ツリーから作 成 ペインにオペレーションをド ラッグします。 3. 必 要 に応 じて、フロー内 での機 能 を表 すような名 前 を付 けます (オペレーションの名 前 は、総 称 的 すぎる場 合 があります)。 a. 名 前 を変 更 するステップを右 クリックし、[名 前 の変 更 ] を選 択 します。 b. 強 調 表 示 されたフィールド に新 しい名 前 を入 力 します。 4. 必 要 に応 じて、ステップを編 集 します。詳 細 については、「フローの変 更 」( 113ページ) を参 照 し てください。 読 み取 り専 用 オペレーションを編 集 可 能 にするためのプロジェクト へのコピー 1. [コンテンツパック] ペインで、コピーするオペレーションを選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 105 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 2. [編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 3. コピーを貼 り付 ける場 所 をプロジェクト ツリーで選 択 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。このオ ペレーションは、新 しいオブジェクト として扱 われ、コピー元 のコンテンツパックからデタッチされます。 4. 必 要 に応 じて、オペレーションを編 集 します。 注 : オペレーションを編 集 する場 合 、このオペレーションから作 成 されたすべてのステップに、こ のプロパティへの変 更 が引 き継 がれます。ステップを編 集 する場 合 は、元 のオペレーションに は影 響 しません。 5. プロジェクト ツリーから作 成 ペインにオペレーションをド ラッグします。 注 : コンテンツパックからプロジェクト にコピーされたオペレーションは、「ソフト コピー」です。つまり、オ ペレーションが元 々 、アクションプラグインからインポート されたものである場 合 、コピーされたオペ レーションは元 のオペレーションへの参 照 を保 持 したままです。アクションプラグインをアップグレード して、新 しいバージョンを呼 び出 すように元 のオペレーションを更 新 すると、コピーされたオペレー ションも自 動 的 に更 新 されます。詳 細 については、「オペレーションの作 成 」( 225ページ) を参 照 してください。 フロー内 からのステップのコピー ステップをコピーして貼 り付 けるには、次 のいずれかのツールを使 用 します。 l 作 成 ペインツールバーの [コピー] ボタンと [貼 り付 け] ボタン [編 集 ] > [コピー] メニューコマンド と [編 集 ] > [貼 り付 け] メニューコマンド l 右 クリックメニュー l キーボード の組 み合 わせ (CTRL+C、CTRL+V) ステップへの説 明 の追 加 1. 作 成 ペイン上 でステップを右 クリックし、[プロパティ] をクリックします。 2. [説 明 ] タブをクリックします。 3. ステップの説 明 を入 力 して [OK] をクリックします。 説 明 入 力 のベスト プラクティスについては、「ベスト プラクティス」( 20ページ) を参 照 してください。 ステップへのコールアウト の追 加 コールアウト には、ステップに関 する情 報 を入 力 します。次 のような情 報 を入 力 すると、フローの使 い 勝 手 が格 段 に向 上 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 106 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l データの移 動 : ステップ間 で情 報 を渡 す方 法 l データを格 納 するフロー変 数 の名 前 l 入 力 データに必 要 な形 式 1. ステップパレット を表 示 するには、作 成 ペインのツールバーで [ステップパレット ] ボタン をクリックします。 2. [コールアウト ] ボタンをクリックして、選 択 したコールアウト を作 成 ペインにド ラッグします。 3. コールアウト のテキスト を入 力 します。 4. コールアウト をステップに接 続 するために、グレーの円 からステップにド ラッグします。 5. コールアウト のテキスト エリアの角 をド ラッグしてサイズ変 更 します。 フローからステップを作 成 する (サブフロー) サブフローとは、フロー内 フローです。詳 細 については、「フロー内 でのサブフローの作 成 」( 183ページ) を参 照 してください。 1. 親 フローを作 成 ペインで開 きます。 2. ライブラリでステップ (またはサブフロー) として使 用 するフローを選 択 します。 3. ライブラリから作 成 ペインの親 フローにフローをド ラッグします。ド ラッグしたフローは、親 フローのス テップになります。 注 : [Accelerator Packs] フォルダーには、親 フローとして実 行 可 能 なフローが保 存 されてい ます。 手 動 ステップを作 成 する 手 動 ステップは、操 作 を選 択 できるステップです。ユーザーが、実 行 時 に操 作 を選 択 する必 要 があり ます。 HP Operations Orchestration (10.01) 107 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 手 動 ステップを作 成 するには、手 動 オペレーションテンプレート を、ベースコンテンツからコピーして、ユー ザーが選 択 できる操 作 を定 義 します。 1. [コンテンツパック] ペインで、手 動 オペレーションテンプレート を選 択 します。 2. [編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 3. コピーを貼 り付 ける場 所 をプロジェクト ツリーで選 択 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。このオ ペレーションは、新 しいオブジェクト として扱 われ、コピー元 のコンテンツパックからデタッチされます。 4. プロジェクト ツリーから作 成 ペインにオペレーションをド ラッグします。 5. ステップで、ユーザーが選 択 できる操 作 を追 加 します。 注 : ステップではなくオペレーションのプロパティで操 作 を追 加 することもできます。こうすると、別 の フローでもこのオペレーションを使 用 することができます。 表 示 ステップの作 成 表 示 ステップとは、ポップアップのプロンプト メッセージに情 報 を表 示 しますが、ほかの操 作 が実 行 され ないステップです。ユーザーは、実 行 時 に [続 行 ] を選 択 する必 要 があります。 表 示 ステップを作 成 するには、表 示 オペレーションテンプレート をベースコンテンツからコピーして、ユー ザーに表 示 する情 報 を定 義 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 108 / 257 ページ Studio オーサリングガイド プロンプト メッセージに変 数 を含 めることができます。たとえば、前 のステップが終 了 した時 間 をユーザー に通 知 するよう、メッセージに日 付 /時 刻 の変 数 (${dateTime}) を含 めることができます。 1. [コンテンツパック] ペインで、表 示 オペレーションテンプレート を選 択 します。 2. [編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 3. コピーを貼 り付 ける場 所 をプロジェクト ツリーで選 択 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。このオ ペレーションは、新 しいオブジェクト として扱 われ、コピー元 のコンテンツパックからデタッチされます。 4. プロジェクト ツリーから作 成 ペインにオペレーションをド ラッグします。 5. ステップのインスペクターを開 いて、[表 示 ] タブをクリックします。 6. [このステップの実 行 前 に常 にユーザーに確 認 する] チェックボックスをオンにします。 7. [プロンプト タイト ル] ボックスに、プロンプト のラベルを入 力 します。 8. [プロンプト の幅 ] ボックスに、プロンプト の幅 をピクセル単 位 で入 力 します。 9. [高 さ] ボックスに、プロンプト の高 さをピクセル単 位 で入 力 します。 10. [プロンプト テキスト ] ボックスに、ユーザーへのメッセージを入 力 します。 11. [OK] をクリックし、変 更 を保 存 します。 注 : ステップではなくオペレーションのプロパティで表 示 情 報 を追 加 することもできます。こうすると、 別 のフローでもこのオペレーションを使 用 することができます。 参照情報 ステップのインスペクター > [表 示 ] タブ ステップのインスペクターの [表 示 ] タブで、ユーザーに表 示 するユーザープロンプト を作 成 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 109 / 257 ページ Studio オーサリングガイド GUI アイテム 説明 このステップの実 行 前 に常 に ユーザーに確 認 する ステップを実 行 するたびにプロンプト ウィンド ウを表 示 するには、 チェックボックスをオンにします。 プロンプト タイト ル プロンプト ウィンド ウのタイト ルバーに表 示 するラベルを入 力 します。 プロンプト の幅 プロンプト ウィンド ウの幅 をピクセル単 位 で入 力 します。 高さ プロンプト ウィンド ウの高 さをピクセル単 位 で入 力 します。 プロンプト テキスト プロンプト ウィンド ウの本 文 に表 示 するメッセージを入 力 します。メッ セージに変 数 を含 めることができます。たとえば、${dateTime} のよ うになります。 フローの外観の調整 フローを作 成 するときに、[表 示 オプション] パレット を使 用 して、作 成 ペインでフローを整 理 し、外 観 を 調 整 できます。 作 成 ペインのツールバーから [表 示 オプション] ボタン を表 示 します。 HP Operations Orchestration (10.01) をクリックして、[表 示 オプション] パレット 110 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 ステップのグリッド へのスナップ グリッド にオブジェクト をスナップすると、素 早 くオブジェクト を整 列 させ整 えることができます。 1. 作 成 ペインの背 景 にグリッド が表 示 されていない場 合 は、[表 示 オプション] パレット の [グリッド の 表 示 /非 表 示 ] ボタン をクリックします。作 成 ペインにオペレーションをド ラッグすると、グリッド の 一 番 近 い線 にスナップされます。 2. グリッド のある線 から別 の線 にステップを動 かすには、ステップを少 し動 かしてマウスを放 します。 ステップの整 列 1. 選 択 したステップを水 平 方 向 に整 列 するには、1 つまたは複 数 のステップを選 択 してから [表 示 オプション] の [選 択 項 目 を水 平 方 向 に整 列 ] を選 択 します。 2. 選 択 したステップを垂 直 方 向 に整 列 するには、1 つまたは複 数 のステップを選 択 してから [表 示 オプション] の [選 択 項 目 を垂 直 方 向 に整 列 ] を選 択 します。 レスポンスラベルおよびアイコンの表 示 または非 表 示 オペレーションのレスポンスラベルとアイコンがいっぱいあるためにフローが込 みすぎている場 合 、ラベルや アイコンを選 択 して非 表 示 にできます。 1. レスポンスラベルを表 示 または非 表 示 にするには、[ラベルの表 示 /非 表 示 ] ボタンをクリック します。これにより、レスポンスラベルの表 示 と非 表 示 を切 り替 えることができます。 2. レスポンスアイコンを表 示 または非 表 示 にするには、[接 続 されたレスポンスアイコンの表 示 /非 表 示] ボタンをクリックします。これにより、レスポンスアイコンの表 示 と非 表 示 を切 り替 えること ができます。 オブジェクト の前 面 または背 面 への移 動 フローでは、作 成 ペインでオブジェクト を重 ねることができます。フロー内 に多 くのアイテムがある場 合 、 HP Operations Orchestration (10.01) 111 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フローが長 くなる場 合 があります。このような場 合 、最 も重 要 なオブジェクト を前 面 に移 動 する必 要 が あります。 1. オブジェクト をスタックの前 面 に移 動 するには、オブジェクト を選 択 してから [最 前 面 へ移 動 ] をクリックします。 2. オブジェクト をスタックの背 面 に移 動 するには、オブジェクト を選 択 してから [最 背 面 へ移 動 ] をクリックします。 参照情報 [表 示 オプション] パレット [表 示 オプション] パレット には、作 成 ペイン上 のフローの外 観 を変 更 するためのアイコンがあります。 ボタン 説明 オブジェクト のレスポンスラベルを表 示 または非 表 示 にします。 ラベルの表 示 /非 表 示 接 続 されたレスポンスアイコンの オブジェクト のレスポンスアイコンを表 示 または非 表 示 にします。 表 示 /非 表 示 選 択 項 目 を水 平 方 向 に整 列 選 択 項 目 を水 平 方 向 に整 列 します。 選 択 項 目 を垂 直 方 向 に整 列 選 択 項 目 を垂 直 方 向 に整 列 します。 最 前 面 へ移 動 最 背 面 へ移 動 グリッド の表 示 /非 表 示 HP Operations Orchestration (10.01) 選 択 したオブジェクト を前 面 に移 動 します。 選 択 したオブジェクト を背 面 に移 動 します。 ステップを配 置 するときに利 用 できる作 成 ペインのグリッド を表 示 します。ステップのド ラッグ操 作 を止 めると、グリッド 上 の一 番 近 い 位 置 にそのステップがスナップされます。 112 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フローの変更 フローを作 成 したら、フローを変 更 できます。たとえば、前 に作 成 したフローをコピーして、多 少 異 なる 用 途 に適 応 できます。HP OO で提 供 されている、[Accelerator Packs] フォルダー内 にあるようなすぐ に使 えるフローを、ニーズに合 わせて適 応 することもできます。 ベスト プラクティス 変 更 する前 に、必 ずフローをコピーしてください。 フローを変 更 する前 に、[参 照 ] > [これを使 用 する項 目 は?] を使 用 して、ほかのフローで使 用 されて いないかどうかを確 認 します。 フローをコピーするときに、オペレーションのプロパティの変 更 が必 要 になる可 能 性 がある場 合 は、 [ディープコピー] コマンド を使 用 することをお勧 めします。このコマンド を使 用 すると、フローとともにオペ レーションがコピーされるため、元 の内 容 に影 響 を与 えずに変 更 できます。「フローおよびオペレーション のコピー」( 237ページ) を参 照 してください。 [ディープコピー] コマンド を使 ってフローをコピーする場 合 、フローおよびフローのオペレーションに新 しい フォルダーを作 成 します。 注 意 : ステップの変 更 とオペレーションの変 更 の違 いを理 解 していることを確 認 してください。 l l ステップのプロパティを変 更 する場 合 (ステップのインスペクターを使 用 )、個 々 のステップにのみ 影 響 します。 オペレーションのプロパティを変 更 する場 合 ([プロパティ] シート を使 用 )、このオペレーションをス テップとして使 用 するすべてのフローに影 響 します。オペレーションのプロパティを変 更 する場 合 、そのオペレーションを使 用 するほかのフローが破 損 する可 能 性 があるため、非 常 に慎 重 に 行 う必 要 があります。 実 行 する操 作 開 始 ステップを変 更 する フローの開 始 に新 しいステップを追 加 すると、フローの開 始 ステップがまだ定 義 されていないため、その ステップは警 告 アイコンとともに表 示 されます。 フローを開 始 するのに使 用 するステップを右 クリックし、[開 始 ステップの設 定 ] を選 択 します。 ステップの名 前 を変 更 する 1. 名 前 を変 更 するステップを右 クリックし、[名 前 の変 更 ] を選 択 します。 2. 強 調 表 示 されたフィールド に新 しい名 前 を入 力 し、Enter キーを押 して保 存 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 113 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ベスト プラクティス: ステップの目 的 を明 確 に表 す名 前 を指 定 します。 フローまたはオペレーションの名 前 を変 更 する オペレーションの名 前 を変 更 する場 合 、このオペレーションがほかのフローで使 用 されていないかどうか を確 認 します。使 用 されている場 合 、オペレーションをコピーして、コピーの名 前 を変 更 することをお勧 めします。 1. [プロジェクト ] ペインで、名 前 を変 更 するフローまたはオペレーションを右 クリックし、[名 前 の変 更 ] を選 択 します。 2. 強 調 表 示 されたフィールド に新 しい名 前 を入 力 し、Enter キーを押 して保 存 します。 ベスト プラクティス: フローまたはオペレーションの目 的 を明 確 に表 す名 前 を指 定 します。 フロー図 のステップのグループを移 動 する 1. Shift キーまたは Ctrl キーを押 しながらステップのグループを選 択 します。 2. ステップをクリックし、グループとしてド ラッグします。 アイコンを変 更 する ステップ、オペレーション、またはフローのアイコンを、その要 素 を分 かりやすく表 すものに変 更 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 114 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. [アイコン] ペインを開 いて [アイコン] タブをクリックします。 2. 必 要 なアイコンを示 す、アイコンのグループ名 を選 択 します。 3. アイコンを選 択 し、ステップ、オペレーション、またはフローにド ラッグします。 注 : Ctrl キーを押 しながらアイコンをド ラッグし、アイコンを既 存 のアイコンの上 に重 ねて配 置 できます。 ベスト プラクティス: 種 類 に応 じてフローを分 類 している場 合 、フローの各 種 類 に特 定 のアイ コンを使 用 します。 ステップのインスペクターでステップを変 更 する 1. ステップを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。ステップのインスペクターが開 きます。 2. ステップのインスペクターでステップを変 更 できます。 n ステップの入 力 を追 加 または編 集 する。詳 細 については、「入 力 の作 成 」( 118ページ) を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 115 / 257 ページ Studio オーサリングガイド n n n n ステップの結 果 を追 加 または編 集 する。詳 細 については、「オペレーションの出 力 の設 定 」 ( 147ページ) を参 照 してください。 ステップの説 明 を追 加 または編 集 する。詳 細 については、「フロー内 でのステップの作 成 」( 104 ページ) を参 照 してください。 ステップのユーザープロンプト を追 加 または編 集 する。詳 細 については、以 下 の「ステップのユー ザープロンプト を表 示 する」を参 照 してください。 ステップのスクリプト レット を追 加 または編 集 する。詳 細 については、「フロー内 でのスクリプト レッ ト の使 用 」( 198ページ) を参 照 してください。 ヒント : ステップ間 でフォーカスを移 すときに、インスペクターを閉 じてから再 度 開 かずに済 むように、 インスペクターを開 いたままにするには、インスペクターのタイト ルバーの右 端 にある [固 定 ] ボタン をクリックします。 ステップのユーザープロンプト を表 示 する ステップの実 行 前 に表 示 する、ユーザープロンプト を作 成 できます。プロンプト メッセージに変 数 を含 め ることができます。たとえば、前 のステップが終 了 した時 間 をユーザーに通 知 するよう、メッセージに日 付 /時 刻 の変 数 (${dateTime}) を含 めることができます。 1. ステップを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。 2. ステップのインスペクターで [表 示 ] タブをクリックします。 3. [このステップの実 行 前 に常 にユーザーに確 認 する] チェックボックスをオンにします。 4. [プロンプト タイト ル] ボックスに、プロンプト のラベルを入 力 します。 5. [プロンプト の幅 ] ボックスに、プロンプト の幅 をピクセル単 位 で入 力 します。 6. [高 さ] ボックスに、プロンプト の高 さをピクセル単 位 で入 力 します。 7. [プロンプト テキスト ] ボックスに、ユーザーへのメッセージを入 力 します。 8. [OK] をクリックし、変 更 を保 存 します。このステップに、表 示 プロンプト を示 す青 い矢 印 が付 与 さ れます。 ステップのベースとなるオペレーションを変 更 する たとえば、既 存 のフローステップを別 のオペレーションに関 連 付 けながら、そのステップの既 存 のト ランジ ション (ステップからとステップへのト ランジション) を保 持 する必 要 がある場 合 があります。 HP Operations Orchestration (10.01) 116 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. ステップを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。 2. ステップのインスペクターで [詳 細 ] タブをクリックします。 3. [ソースオペレーション] で、[選 択 ] ボタンをクリックします。 4. [オペレーションの選 択 ] ダイアログボックスで、ステップのベースとなるオペレーションに移 動 して選 択 し、[OK] をクリックします。 5. オペレーションが変 更 されたことを表 すよう、ステップの名 前 を変 更 します。 6. 入 力 の値 の割 り当 てに必 要 な変 更 を確 認 して実 行 し、以 前 のオペレーションの入 力 と新 しいオ ペレーションの入 力 の違 いが反 映 されるようにします。 参照情報 ステップのインスペクター > [表 示 ] タブ ステップのインスペクターの [表 示 ] タブで、ステップの実 行 前 に表 示 するユーザープロンプト を作 成 でき ます。 GUI アイテム 説明 このステップの実 行 前 に常 に ユーザーに確 認 する ステップを実 行 するたびにプロンプト ウィンド ウを表 示 するには、 チェックボックスをオンにします。 プロンプト タイト ル プロンプト ウィンド ウのタイト ルバーに表 示 するラベルを入 力 します。 プロンプト の幅 プロンプト ウィンド ウの幅 をピクセル単 位 で入 力 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 117 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 高さ プロンプト ウィンド ウの高 さをピクセル単 位 で入 力 します。 プロンプト テキスト プロンプト ウィンド ウの本 文 に表 示 するメッセージを入 力 します。メッ セージに変 数 を含 めることができます。たとえば、${dateTime} のよ うになります。 入力の作成 入 力 では、フロー内 のステップが必 要 なデータを取 得 する方 法 とタイミングを指 定 します。たとえば、 [Network Check] フローでは、最 初 のステップはサーバーに対 して ping を実 行 するため、ping 対 象 の サーバーの IP アド レスを必 要 とします。IP アド レスは入 力 によって提 供 されます。 各 入 力 は変 数 にマッピングされます。その値 は以 下 の方 法 で設 定 できます。 l ユーザープロンプト を作 成 して、フローを実 行 する人 がフローの開 始 時 に値 を入 力 するようにする。 l 入 力 の値 を特 定 の固 定 の値 に設 定 する。 l 値 を別 のステップから取 得 するように設 定 する。 フロー変 数 を入 力 に割 り当 てる。フロー変 数 は、フロー全 体 で使 用 できる変 数 とデータ値 の集 合 に含 まれます。 l フロー、オペレーション、またはステップに入 力 を作 成 できます。 注 意 : ステップの変 更 とオペレーションの変 更 の違 いを理 解 していることを確 認 してください。 l l ステップのプロパティを変 更 する場 合 (ステップのインスペクターを使 用 )、個 々 のステップにのみ 影 響 します。 オペレーションのプロパティを変 更 する場 合 ([プロパティ] シート を使 用 )、このオペレーションをス テップとして使 用 するすべてのフローに影 響 します。オペレーションのプロパティを変 更 する場 合 、そのオペレーションを使 用 するほかのフローが破 損 する可 能 性 があるため、非 常 に慎 重 に 行 う必 要 があります。 ベスト プラクティス l l l l オプションの入 力 と必 須 の入 力 を区 別 しながら、可 能 なすべての入 力 をフローの説 明 で定 義 しま す。 ステップ内 のオプションの入 力 が必 須 でない場 合 、これらの入 力 を削 除 します。 可 能 な限 り、入 力 のユーザー選 択 リスト を作 成 します。これにより、入 力 ミスが原 因 で生 じるエ ラーを防 ぐことができます。 大 文 字 と小 文 字 に一 貫 性 があるようにします。たとえば、すべての入 力 名 にキャメルケースを使 用 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 118 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l l l 統 合 を行 っている場 合 、使 用 されている API からの元 の入 力 名 を保 持 します。 オペレーションの必 須 の入 力 は無 効 にしないようにします。無 効 にすると、そのオペレーションのすべ てのインスタンスで無 効 になるためです。個 々 のステップを編 集 する必 要 があります。 順 序 ルールに従 って、一 貫 した順 序 で入 力 を追 加 します。次 に例 を示 します。 n 分 かりやすい分 類 または論 理 的 な分 類 に基 づく順 序 n 重 要 度 に基 づく順 序 (最 初 に必 須 の入 力 ) n アルファベット 順 実 行 する操 作 入 力 を作 成 する 1. [プロパティ] シート またはステップのインスペクターを開 きます。 n n n オペレーションに入 力 を追 加 するには、[プロジェクト ] ペインでオペレーションを右 クリックし、[プロ パティ] を選 択 します。 フローに入 力 を追 加 するには、[プロジェクト ] ペインでフローを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。 ステップに入 力 を追 加 するには、作 成 ペインでステップをダブルクリックします。 2. [入 力 ] タブを選 択 し、[入 力 の追 加 ] ボタンをクリックします。 3. 新 しい入 力 の名 前 を入 力 して、[OK] をクリックします。入 力 が新 しい行 に表 示 されます。 注 : 入 力 の名 前 に "service" または "sp" は使 用 しないでください。これらの名 前 を使 用 する と、特 定 の状 況 でフローを実 行 した場 合 にエラーが発 生 する可 能 性 があります。 4. (オプション) ステップが機 能 する上 で入 力 を必 須 にするには、新 しい行 で [必 須 ] チェックボックスを オンにします。 5. [種 類 ] リスト で、入 力 の値 を取 得 する方 法 を指 定 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 119 / 257 ページ Studio オーサリングガイド n 単一値 n 値 のリスト - 複 数 のターゲット に対 してオペレーションを実 行 できます。 6. 該 当 する行 の端 にある右 向 き矢 印 をクリックして、入 力 エディターを開 きます。 7. 入 力 エディターで入 力 ソースを指 定 します。 n n 入 力 と同 じ名 前 の変 数 から値 を割 り当 てるには、[変 数 から割 り当 て] ボックスに表 示 される デフォルト 名 を適 用 します。 別 のフロー変 数 から値 を割 り当 てるには、[変 数 から割 り当 て] ボックスに変 数 名 を入 力 しま す。 たとえば、最 初 のステップで情 報 を検 索 し、この情 報 をフロー変 数 として保 存 してから、2 番 目 のステップでその情 報 を表 示 できます。2 番 目 のステップでは、最 初 のステップで作 成 したフロー変 数 が使 用 されます。 8. [未 指 定 時 ] リスト から、[変 数 から割 り当 て] ボックスに指 定 したフロー変 数 が存 在 しない場 合 、 またはこのフロー変 数 に値 が格 納 されていない場 合 に発 生 するアクションを選 択 します。使 用 で きるオプションは、次 のとおりです。 n ユーザーへのプロンプト : フローの開 始 時 に、情 報 を入 力 するかリスト から選 択 して情 報 を指 定 する、ユーザーへのプロンプト を設 定 します。 注 : [ユーザーへのプロンプト ] オプションは、フローの中 間 のステップには選 択 しないでくださ い。フローの途 中 のユーザープロンプト は、このバージョンでは入 力 ソースとしてサポート さ HP Operations Orchestration (10.01) 120 / 257 ページ Studio オーサリングガイド れていません。 n n n n 定 数 を使 用 する: 入 力 に使 用 する定 数 値 を入 力 します。たとえば、常 に使 用 する IP アド レ スを入 力 します。 前 のステップの結 果 を使 用 する: 入 力 に値 がない場 合 に使 用 する、前 のステップの結 果 を選 択 します。 システムアカウント : システムアカウント 名 と資 格 情 報 の種 類 を入 力 します。 ログインしたユーザーの資 格 情 報 : ログインしたユーザーのユーザー名 またはパスワード を入 力 します。 さまざまなタイプの入 力 ソースの詳 細 については、「入 力 ソースの指 定 」( 125ページ) の関 連 する タスクを選 択 してください。 9. デフォルト では、Studio によって入 力 と同 じ名 前 のフロー変 数 が作 成 されます。この変 数 をフロー 内 の後 続 のステップで使 用 できます。[変 数 への割 り当 て] ボックスでこの名 前 を変 更 できます。 たとえば、ユーザーによるパスワード 入 力 が必 要 なステップがある場 合 、簡 単 に識 別 できるよ うに、変 数 に password という名 前 を指 定 できます。 10. (オプション) 入 力 の値 を暗 号 化 するには、[暗 号 化 ] チェックボックスをオンにします。フローの実 行 時 に、入 力 はアスタリスクの並 びとして表 示 されます。 入 力 を削 除 する 1. [プロパティ] シート (フローまたはオペレーションの場 合 ) またはステップのインスペクター (ステップの 場 合 ) を開 きます。 2. [入 力 ] タブで、削 除 する入 力 を選 択 して [入 力 の削 除 ] をクリックします。削 除 したデフォルト の 入 力 は、グレーのイタリック体 で表 示 されます。 削 除 したデフォルト の入 力 を復 元 する デフォルト の入 力 を [入 力 ] タブから削 除 した場 合 、この入 力 を復 元 できます。デフォルト の入 力 は、 ステップのベースとなるオペレーションの一 部 として作 成 された入 力 です。削 除 したデフォルト の入 力 は、入 力 のリスト にグレーのイタリック体 で表 示 されます。 1. [入 力 ] タブで、[入 力 の追 加 ] をクリックします。 2. 復 元 する入 力 の正 確 な名 前 を入 力 します。 3. [OK] をクリックします。 必 須 の入 力 を無 効 にする 一 部 のオペレーションには必 須 の入 力 があり、[必 須 ] チェックボックスをオフにすることはできません。た HP Operations Orchestration (10.01) 121 / 257 ページ Studio オーサリングガイド だし、ステップで入 力 が必 要 ない場 合 、この入 力 を無 効 にできます。 注 意 : オペレーションの必 須 の入 力 は無 効 にしないようにします。無 効 にすると、そのオペレーショ ンのすべてのインスタンスで無 効 になるためです。個 々 のステップを編 集 する必 要 があります。 1. ステップで、必 須 の入 力 の入 力 エディターを開 きます。 2. [未 指 定 時 ] リスト で、[定 数 を使 用 する] を選 択 します。ただし、[「未 指 定 時 : 定 数 を使 用 する」 構 成 ] セクションは空 白 のままにします。入 力 が無 効 になります。 参照情報 ステップのインスペクター > [入 力 ] タブ ステップのインスペクターの [入 力 ] タブで、フロー内 のステップが必 要 なデータを取 得 する方 法 とタイミン グを指 定 します。 GUI アイテム 説明 名前 ステップの名 前 を表 示 します (読 み取 り専 用 )。 UUID フローまたはオペレーションの一 意 の ID を表 示 します (読 み取 り専 用 )。 入 力 の追 加 新 しい入 力 行 を追 加 します。 入 力 の削 除 選 択 した入 力 行 を削 除 します。 上 に移 動 実 行 で先 に処 理 されるように、選 択 した入 力 行 をリスト 内 の上 位 の位 置 に移 動 します。 下 に移 動 実 行 で後 に処 理 されるように、選 択 した入 力 行 をリスト 内 の下 位 の位 置 に移 動 します。 入 力 エディター その行 の入 力 に対 して入 力 エディターを表 示 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 122 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 入力列 入 力 名 を表 示 します。 必須列 この入 力 を必 須 にします。 種類列 [種 類 ] リスト で、入 力 の値 を取 得 する方 法 を指 定 します。次 のオ プションを選 択 できます。 l l l ソース列 単一値 値 のリスト - 複 数 のターゲット に対 してオペレーションを実 行 でき ます。 資 格 情 報 - システムの資 格 情 報 またはユーザーの資 格 情 報 から入 力 データを取 得 できます。 入 力 の値 の取 得 先 を指 定 します。 [プロパティ] シート > [入 力 ] タブ [プロパティ] シート の [入 力 ] タブで、フローまたはオペレーションが必 要 なデータを取 得 する方 法 とタイミ ングを指 定 します。 GUI アイテム 説明 名前 フロー名 またはオペレーション名 を表 示 します (読 み取 り専 用 )。 UUID フローまたはオペレーションの一 意 の ID を表 示 します (読 み取 り 専 用 )。 カテゴリの割 り当 て [カテゴリの割 り当 て] ダイアログボックスを開 くと、フローにカテゴリを 割 り当 てできます。 HP Operations Orchestration (10.01) 123 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 入 力 の追 加 新 しい入 力 行 を追 加 します。 入 力 の削 除 選 択 した入 力 行 を削 除 します。 上 に移 動 実 行 で先 に処 理 されるように、選 択 した入 力 行 をリスト 内 の上 位 の位 置 に移 動 します。 下 に移 動 実 行 で後 に処 理 されるように、選 択 した入 力 行 をリスト 内 の下 位 の位 置 に移 動 します。 その行 の入 力 に対 して入 力 エディターを表 示 します。 入力列 入 力 名 を表 示 します。 必須列 この入 力 を必 須 にします。 種類列 [種 類 ] リスト で、入 力 の値 を取 得 する方 法 を指 定 します。次 の オプションを選 択 できます。 l l テンプレート 列 単一値 値 のリスト - 複 数 のターゲット に対 してオペレーションを実 行 で きます。 入 力 の値 の取 得 先 を指 定 します。 入 力 エディター ステップのインスペクター (ステップの場 合 ) または [プロパティ] シート (フローまたはオペレーションの場 合 ) の [入 力 ] タブで入 力 の基 本 パラメーターを設 定 した後 で、入 力 エディターを使 って入 力 ソースの詳 細 を指 定 します。 入 力 エディターを表 示 するには、入 力 の行 の端 にある右 向 き矢 印 HP Operations Orchestration (10.01) をクリックします。 124 / 257 ページ Studio オーサリングガイド GUI アイテム 説明 名前 入 力 名 を表 示 します。ここで修 正 できます。 入 力 の種 類 入 力 の種 類 を表 示 します。ここで修 正 できます。 変 数 から割 り当 て 入 力 のソースとなるフロー変 数 の名 前 を入 力 または選 択 します。 未指定時 [変 数 から割 り当 て] ボックスに指 定 したフロー変 数 が存 在 しない場 合 、またはこのフロー変 数 に値 が格 納 されていない場 合 に発 生 する アクションを選 択 します。 「未 指 定 時 : <action>」 構成 [変 数 から割 り当 て] ボックスに指 定 したフロー変 数 が存 在 しない場 合 、またはこのフロー変 数 に値 が格 納 されていない場 合 に発 生 する アクションの詳 細 を構 成 します。このセクションは、[未 指 定 時 ] リスト で 選 択 するアクションによって異 なります。 変 数 への割 り当 て 入 力 の値 を割 り当 てるフロー変 数 を選 択 します。 暗号化 フローの実 行 時 にアスタリスクの並 びとして表 示 されるように、入 力 の 値 を暗 号 化 します。 必須 この入 力 を必 須 にします。 検査形式 入 力 の値 をシステム評 価 子 で検 証 します。この機 能 は現 在 サポート されていません。 次 の名 前 で記 録 診 断 または監 査 に値 を使 用 できるようにします。この機 能 は現 在 サ ポート されていません。 矢 印 ボタン 入 力 エディターで複 数 の入 力 を開 いている場 合 、入 力 間 を移 動 する には、縦 の矢 印 ボタンをクリックします。 矢 印 ボタン 入 力 エディターと [入 力 の概 要 ] の間 を移 動 するには、横 の矢 印 ボタン をクリックします。 入 力 ソースの指 定 フローやオペレーション、ステップでの入 力 設 定 時 、選 択 できる入 力 ソースの指 定 方 法 がいくつかあり ます。入 力 エディターは、選 択 内 容 によって変 わります。 このセクションのタスクは、入 力 を設 定 するために行 うタスクにおける、オプションのサブタスクです。「入 力 の作 成 」( 118ページ) を参 照 してください。 注 : フローの途 中 のユーザープロンプト は、このバージョンでは入 力 ソースとして使 用 できません。 HP Operations Orchestration (10.01) 125 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 単 一 の固 定 値 を入 力 ソースに指 定 入 力 ソースを単 一 の固 定 値 として指 定 します。たとえば、単 一 の固 定 値 は、常 にステップで使 用 さ れる IP アド レスなどです。 1. 入 力 を作 成 して、種 類 を [単 一 値 ] に設 定 します。 2. 行 の端 にある右 向 き矢 印 ( ) をクリックして、その行 の入 力 エディターを開 きます。 3. デフォルト で、入 力 に付 けた名 前 が [変 数 から割 り当 て] ボックスに表 示 されます。これは、入 力 値 のソースとなる同 じ名 前 の変 数 があると Studio で見 なされるためです。 n n 入 力 と同 じ名 前 の変 数 から値 を割 り当 てるには、[変 数 から割 り当 て] ボックスに表 示 される デフォルト 名 を適 用 します。 入 力 とは別 の名 前 の変 数 から値 を割 り当 てるには、[変 数 から割 り当 て] ボックスに変 数 の名 前 を入 力 します。 4. [未 指 定 時 ] リスト ボックスで [定 数 を使 用 する] を選 択 します。これにより、[変 数 から割 り当 て] ボックスで指 定 したフロー変 数 が存 在 しなかったり、その変 数 に値 が保 持 されていない場 合 にど うするかを定 義 します。 5. [「未 指 定 時 : 定 数 を使 用 する」構 成 ] セクションで、入 力 の値 (false など) を入 力 します。ま た、テキスト と変 数 の参 照 を組 み合 わせて使 用 することもできます。${variablename} の形 式 で 指 定 します。たとえば、Ping of ${targethost} succeeded のようになります。 資 格 情 報 を入 力 ソースとして使 用 し、フローで、システムアカウント の資 格 情 報 が必 要 なタスクを実 行 することもできます。 入 力 を作 成 します。 行 の端 にある右 向 き矢 印 ( ) をクリックして、その行 の入 力 エディターを開 きます。 [未 指 定 時 ] リスト ボックスで、次 のいずれかを行 います。 1. [ログインしたユーザーの資 格 情 報 ] を選 択 する。ログインユーザーが、フローを開 始 するユーザー アカウント と見 なされます。 2. [システムアカウント ] を選 択 し、[アカウント 名 ] リスト からオペレーションの資 格 情 報 で使 用 するシ ステムアカウント と、システムアカウント から抽 出 するプロパティ (パスワード やユーザー名 など) を選 択 します。これにより、こういったアカウント の資 格 情 報 が必 要 なタスクをフローで実 行 できるだけ でなく、資 格 情 報 をシステムアカウント 名 で隠 しておけるので資 格 情 報 の漏 洩 を防 ぐことにもなり ます。システムアカウント の詳 細 については、「システムアカウント の設 定 」( 86ページ) を参 照 してく ださい。 注 : [ユーザーへのプロンプト ] オプションは選 択 しないでください。ユーザーへのプロンプト は、こ のバージョンではサポート されていません。 HP Operations Orchestration (10.01) 126 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 単 一 のユーザー入 力 テキスト を入 力 ソースに指 定 フローが動 作 するために必 要 な情 報 をユーザーが提 供 する必 要 がある場 合 に、入 力 ソースを、ユー ザー入 力 テキスト として指 定 します。たとえば、ユーザーが使 用 しているサーバーの IP アド レスを、フ ローの開 始 時 に指 定 するようにすることができます。 注 : フローの途 中 のステップで入 力 ソースをユーザー入 力 テキスト として指 定 しないでください。フ ローの途 中 のユーザーへのプロンプト は、このバージョンではサポート されていません。 1. 入 力 を作 成 して、種 類 を [単 一 値 ] に設 定 します。 2. 行 の端 にある右 向 き矢 印 ( ) をクリックして、その行 の入 力 エディターを開 きます。 3. [未 指 定 時 ] リスト ボックスで [ユーザーへのプロンプト ] を選 択 します。 4. [「未 指 定 時 : ユーザーへのプロンプト 」構 成 ] セクションで [テキスト ] を選 択 します。 5. [ユーザーメッセージ] ボックスに、ユーザーに入 力 してもらうデータの内 容 を知 らせるプロンプト メッ セージを入 力 します。 単 一 のユーザー選 択 を入 力 ソースに指 定 ユーザーに入 力 を提 供 するもう 1 つの方 法 に、ユーザーが選 択 できるリスト を提 示 する方 法 がありま す。たとえば、ユーザーは場 所 の選 択 をフローの開 始 時 に行 うようにすることができます。 注 : フローの途 中 のステップで入 力 ソースをユーザー選 択 として指 定 しないでください。フローの途 中 のユーザーへのプロンプト は、このバージョンではサポート されていません。 1. 入 力 を作 成 して、種 類 を [単 一 値 ] に設 定 します。 2. 行 の端 にある右 向 き矢 印 ( ) をクリックして、その行 の入 力 エディターを開 きます。 3. [未 指 定 時 ] リスト ボックスで [ユーザーへのプロンプト ] を選 択 します。 4. [「未 指 定 時 : ユーザーへのプロンプト 」構 成 ] セクションで [選 択 ] を選 択 します。 5. [リスト ソース] リスト で、次 のいずれかを選 択 します。 n [選 択 リスト ] - あらかじめ定 義 されているリスト のセット から選 択 する。 [名 前 ] リスト で、ユーザーに提 示 するリスト を選 択 します。 ヒント : リスト を作 成 し、事 前 定 義 済 みリスト のセット に追 加 することもできます。リスト の 作 成 方 法 については、ユーザープロンプト の選 択 リスト の作 成 を参 照 してください。 n [ド メインターム] - ド メインタームは、専 用 の選 択 リスト です。例 として、特 定 の種 類 のサーバー に対 してフローを実 行 するように指 定 する場 合 、システム内 の各 種 サーバーのド メインタームを 追 加 して、あるフローの実 行 対 象 にするサーバーの種 類 をユーザーが選 択 できるようなユー HP Operations Orchestration (10.01) 127 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ザープロンプト を作 成 することが可 能 です。 [名 前 ] リスト で、ユーザーに提 示 するド メインタームリスト を選 択 します。 n [フロー変 数 ] - フロー変 数 の内 容 からリスト を作 成 します。 [名 前 ] リスト で、リスト に含 むフロー変 数 を入 力 または選 択 します。 [ソース区 切 り記 号 ] ボックスに、リスト 内 の各 要 素 を区 切 る記 号 を入 力 します。 6. [ユーザーメッセージ] ボックスに、ユーザーに入 力 してもらうデータの内 容 を知 らせるプロンプト メッ セージを入 力 します。 単 一 の入 力 値 のリスト を入 力 ソースに指 定 固 定 値 のリスト を作 成 することにより、1 つのステップを複 数 のターゲット で実 行 できるようになります。 たとえば、複 数 のマシンを対 象 にしたオペレーティングシステムのヘルスチェックやソフト ウェアアップデート のインスト ールを実 行 することができます。 1. 入 力 を作 成 して、種 類 を [値 のリスト ] に設 定 します。 2. 行 の端 にある右 向 き矢 印 ( ) をクリックして、その行 の入 力 エディターを開 きます。 3. [入 力 のプロパティ] の下 にある [入 力 区 切 り記 号 ] ボックスに、リスト 内 の各 要 素 を区 切 る記 号 を 入 力 します。 4. [未 指 定 時 ] リスト ボックスで [定 数 を使 用 する] を選 択 します。 5. [「未 指 定 時 : 定 数 を使 用 する」構 成 ] セクションの [定 数 値 ] ボックスで次 のいずれかの操 作 を行 います。 n 入 力 の値 を、[入 力 区 切 り記 号 ] ボックスで入 力 した記 号 で区 切 って入 力 します。 n 1 つ以 上 のフロー変 数 参 照 を次 の形 式 で入 力 します。 ${flowvariablename1}<区 切 り記 号 >${flowvariablename2} 注 : 入 力 した値 と変 数 を同 じリスト に含 めることが可 能 です。${flowvariableA} |${flowvariableB}|10.2.0.200|18.35.100.7 のようにします。 この例 では [flowvariableA] には 220.220.3.9、[flowvariableB] には 10.51.110.12 が入 力 さ れ、区 切 り記 号 は "|" に設 定 されています。2 つの変 数 名 を入 力 し、別 の 1 つの IP アド レスを 手 動 で [定 数 値 ] ボックスに入 力 すると、オペレーションは、 220.220.3.9、10.51.110、1210.2.0.200、18.35.100.7 の 4 つのマシンすべてで実 行 されます。 ユーザーが入 力 したテキスト から取 得 する入 力 値 のリスト を入 力 ソースに指 定 この種 類 の入 力 では、ユーザーは、区 切 り記 号 で区 切 った値 のリスト を入 力 する必 要 があります。た とえば、フローの開 始 時 に、フローでターゲット への複 数 のホスト アド レスをユーザーが入 力 するようにす ることができます。 HP Operations Orchestration (10.01) 128 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 注 : フローの途 中 のステップで入 力 ソースをユーザー入 力 テキスト として指 定 しないでください。フ ローの途 中 のユーザーへのプロンプト は、このバージョンではサポート されていません。 1. 入 力 を作 成 して、種 類 を [値 のリスト ] に設 定 します。 2. 行 の端 にある右 向 き矢 印 ( ) をクリックして、その行 の入 力 エディターを開 きます。 3. [入 力 のプロパティ] の下 にある [入 力 区 切 り記 号 ] ボックスに、リスト 内 の各 要 素 を区 切 る記 号 ま たは記 号 列 を入 力 します。 4. [未 指 定 時 ] リスト ボックスで [ユーザーへのプロンプト ] を選 択 します。 5. [「未 指 定 時 : ユーザーへのプロンプト 」構 成 ] セクションの [入 力 項 目 ] で [テキスト ] を選 択 しま す。 6. [ユーザーメッセージ] ボックスに、フローユーザーに対 してオペレーションが必 要 とするデータの種 類 を説 明 するプロンプト のテキスト を入 力 します。 注 : プロンプト のテキスト は、ユーザーにリスト の正 しい入 力 方 法 を説 明 する文 にします。さら に、正 しい区 切 り記 号 または記 号 列 を使 用 するよう注 意 書 きも付 け加 えてください。区 切 り記 号 として使 用 されていない場 合 に空 白 を挿 入 するとオペレーションの失 敗 の原 因 となる ので、注 意 が必 要 です。 ユーザーの選 択 から取 得 する入 力 値 のリスト を入 力 ソースに指 定 ユーザーへのプロンプト で、ユーザーに、複 数 アイテムを選 択 可 能 なリスト を提 示 します。たとえば、フ ローの開 始 時 に、フローでターゲット へのマシンのリスト をユーザーが選 択 する必 要 がある場 合 などで す。 注 : フローの途 中 のステップで入 力 ソースをユーザー選 択 として指 定 しないでください。フローの途 中 のユーザーへのプロンプト は、このバージョンではサポート されていません。 1. 入 力 を作 成 して、種 類 を [値 のリスト ] に設 定 します。 2. 行 の端 にある右 向 き矢 印 ( ) をクリックして、その行 の入 力 エディターを開 きます。 3. [入 力 のプロパティ] の下 にある [入 力 区 切 り記 号 ] ボックスに、リスト 内 の各 要 素 を区 切 る記 号 を 入 力 します。 4. [未 指 定 時 ] リスト ボックスで [ユーザーへのプロンプト ] を選 択 します。 5. [「未 指 定 時 : ユーザーへのプロンプト 」構 成 ] セクションの [入 力 項 目 ] で [選 択 ] を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 129 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 6. [リスト ソース] リスト で、次 のいずれかを選 択 します。 n [選 択 リスト ] - あらかじめ定 義 されているリスト のセット から選 択 する。 [名 前 ] リスト で、ユーザーに提 示 するリスト を選 択 します。 ヒント : リスト を作 成 し、事 前 定 義 済 みリスト のセット に追 加 することもできます。リスト の 作 成 方 法 については、ユーザープロンプト の選 択 リスト の作 成 を参 照 してください。 n [ド メインターム] - ド メインタームは、専 用 の選 択 リスト です。例 として、特 定 の種 類 のサーバー に対 してフローを実 行 するように指 定 する場 合 、システム内 の各 種 サーバーのド メインタームを 追 加 して、あるフローの実 行 対 象 にするサーバーの種 類 をユーザーが選 択 できるようなユー ザープロンプト を作 成 することが可 能 です。 [名 前 ] リスト で、ユーザーに提 示 するド メインタームリスト を選 択 します。 n [フロー変 数 ] - フロー変 数 の内 容 からリスト を作 成 します。 [名 前 ] リスト で、リスト に含 むフロー変 数 を入 力 または選 択 します。 [ソース区 切 り記 号 ] ボックスに、リスト 内 の各 要 素 を区 切 る記 号 を入 力 します。 7. [ユーザーメッセージ] ボックスに、ユーザーに入 力 してもらうデータの内 容 を知 らせるプロンプト メッ セージを入 力 します。 前 のステップの結 果 を入 力 ソースに指 定 たとえば、前 のステップでは、プロセスが動 作 するかどうかをテスト し、現 在 のステップの入 力 はテスト の 結 果 を表 示 するようにすることができます。 1. 入 力 を作 成 し、入 力 で複 数 の値 を許 可 するかどうかによって種 類 を [単 一 値 ] または [値 のリス ト ] のいずれかに設 定 します。 2. [未 指 定 時 ] リスト で [前 のステップの結 果 を使 用 する] を選 択 します。 3. 入 力 値 が複 数 値 の場 合 は、[入 力 のプロパティ] の下 にある [入 力 区 切 り記 号 ] ボックスに、リス ト 内 の各 要 素 を区 切 る記 号 を入 力 します。 注 : 前 のステップの結 果 に複 数 のアイテムが含 まれている場 合 、指 定 した入 力 の区 切 り記 号 が結 果 の区 切 り記 号 と同 じでなければなりません。 参照情報 入 力 エディター ステップのインスペクター (ステップの場 合 ) または [プロパティ] シート (フローまたはオペレーションの場 合 ) の [入 力 ] タブで入 力 の基 本 パラメーターを設 定 した後 で、入 力 エディターを使 って入 力 ソースの詳 細 を指 定 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 130 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 入 力 エディターを表 示 するには、入 力 の行 の端 にある右 向 き矢 印 をクリックします。 GUI アイテム 説明 名前 入 力 名 を表 示 します。ここで修 正 できます。 入 力 の種 類 入 力 の種 類 を表 示 します。ここで修 正 できます。 変 数 から割 り当 て 入 力 のソースとなるフロー変 数 の名 前 を入 力 または選 択 します。 未指定時 [変 数 から割 り当 て] ボックスに指 定 したフロー変 数 が存 在 しない場 合 、また はこのフロー変 数 に値 が格 納 されていない場 合 に発 生 するアクションを選 択 します。 「未 指 定 時 : <action>」構 成 [変 数 から割 り当 て] ボックスに指 定 したフロー変 数 が存 在 しない場 合 、また はこのフロー変 数 に値 が格 納 されていない場 合 に発 生 するアクションの詳 細 を構 成 します。このセクションは、[未 指 定 時 ] リスト で選 択 するアクションに よって異 なります。 変 数 への割 り当 て 入 力 の値 を割 り当 てるフロー変 数 を選 択 します。 暗号化 入 力 の値 を暗 号 化 し、フローを実 行 するときに値 がアスタリスクで表 示 され るようにします。 必須 この入 力 を必 須 にします。 検査形式 入 力 の値 をシステム評 価 子 で検 証 します。この機 能 は現 在 サポート されて いません。 次 の名 前 で記 録 診 断 または監 査 に値 を使 用 できるようにします。この機 能 は現 在 サポート さ れていません。 矢 印 ボタン 入 力 の概 要 に複 数 の入 力 がある場 合 、矢 印 ボタンをクリックして、入 力 間 を入 力 エディターで切 り替 えられます。 HP Operations Orchestration (10.01) 131 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 入 力 データの評 価 入 力 の検 証 には、評 価 子 を使 用 します。次 に例 を示 します。 l l 入 力 が電 子 メールアド レスの場 合 、評 価 子 を使 って、入 力 が正 しい電 子 メールの形 式 であるか を確 認 できます。 入 力 が 1 以 上 の数 値 である必 要 がある場 合 、評 価 子 を使 ってこの場 合 が当 てはまるかを確 認 できます。 Studio では、次 の値 を検 証 する標 準 のシステム評 価 子 を用 意 しています。 l 英数字 l 電 子 メール l ファイル名 l IP アド レス l 空 白 なし l 数値 l UUID l 電話番号 注 : デフォルト の電 話 番 号 用 データ評 価 子 は、北 アメリカ内 からかける場 合 の北 アメリカの電 話 番 号 形 式 (1-nnn-nnn-nnnn) のみをサポート します。地 域 の電 話 番 号 形 式 を検 証 するには、そ のためのシステム評 価 子 を作 成 する必 要 があります。 評 価 子 では次 が使 用 されます。 l =、!=、Begins with、Contains、Match All Words、Match At Least One Word などの簡 単 な演 算 子 。 l 正 規 表 現 (詳 細 については「フローでの正 規 表 現 の使 用 」( 202ページ) を参 照 ) l スクリプト レット (詳 細 については、「フロー内 でのスクリプト レット の使 用 」( 198ページ) を参 照 ) 実 行 する操 作 評 価 子 を使 用 した入 力 の検 証 入 力 エディターで入 力 を作 成 している時 に、[検 査 形 式 ] リスト から評 価 子 を選 択 して入 力 値 を検 証 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 132 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 次 の名 前 で記 録 : 診 断 または監 査 に値 を使 用 できるようにします。この機 能 は現 在 サポート されて いません。 入 力 の作 成 については、「入 力 の作 成 」( 118ページ) を参 照 してください。 ト ランジションの作成 ト ランジションを使 用 して、フロー内 の 2 つのステップを接 続 します。ト ランジションの起 点 はステップのい ずれかのレスポンス (success、failureなどのレスポンスアイコンで示 される) で、そこから別 のステップに 遷 移 します。フロー内 のすべてのレスポンスに、後 続 のステップへのト ランジション、またはフロー全 体 の 結 果 を戻 してフローを終 了 するリターンステップへのト ランジションが必 要 です。 1 つのステップに複 数 のレスポンスを接 続 できます。たとえば、失 敗 のレスポンスが複 数 ある場 合 、1 つ の失 敗 リターンステップに接 続 されることがほとんどです。 オペレーションのレスポンスの設 定 の詳 細 については、「レスポンスの設 定 」( 137ページ) を参 照 してくだ さい。 ベスト プラクティス l l 可 能 な限 り、ト ランジション線 が交 差 しないようにします。 可 能 な場 合 、直 線 のト ランジションを使 用 します。曲 線 のト ランジションは、フローのレイアウト に必 要 な場 合 のみ使 用 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 133 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l l l l l 可 能 な場 合 、ト ランジションが水 平 、垂 直 、または 45 度 の斜 線 になるようにステップを配 置 しま す。 2 つのステップ間 の複 数 のト ランジションを 1 つにまとめて、1 本 の線 ですべてのト ランジションを表 す ようにします。 ト ランジションのラベルがステップのラベルと重 なったり、ト ランジションのラベル同 士 が重 なったりしな いように、ト ランジションのラベルを配 置 します。 ほかのユーザーに対 してフローが明 確 になる場 合 は、ト ランジションのラベル名 を変 更 します。 可 能 な場 合 、ト ランジションのラベルをフローの外 側 に寄 せて配 置 します。たとえば、2 つのステップ がフローキャンバスの上 部 にある場 合 、ト ランジションのラベルをト ランジション線 の上 に配 置 しま す。ステップがキャンバスの下 部 にある場 合 、ラベルをト ランジション線 の下 に配 置 します。 実 行 する操 作 ステップ間 にト ランジションを追 加 する 1. Studio の作 成 ペインでフローを開 きます。 2. 次 のステップに接 続 する必 要 があるステップで、レスポンス名 をクリックするか、いずれかのレスポン スを表 すアイコンをクリックし、そのレスポンスのターゲット ステップにド ラッグします。 3. ト ランジションをダブルクリックします。ト ランジションのインスペクターが開 きます。 4. (オプション) ト ランジションの名 前 を変 更 するには、[ト ランジション名 ] ボックスに新 しい名 前 を入 力 します。 5. [説 明 ] ボックスに、このト ランジションが発 生 する原 因 となった先 行 ステップで起 こったことについて の説 明 を入 力 します。この説 明 は、フローの実 行 時 に HP OO Central の [結 果 の概 要 ] エリアに 表 示 されます。 注 : ト ランジションの説 明 は、ト ランジションの起 点 となるステップに関 連 します。たとえば、メッ セージ「localhost に対 する ping は成 功 しました」は、ステップ「ターゲット システムに対 する ping の実 行 」に続 くト ランジション用 に作 成 されましたが、このステップで起 こったことについて の説 明 です。 フロー変 数 を含 む説 明 を作 成 する 説 明 内 にフロー変 数 を使 用 して、可 変 の情 報 を格 納 できます。たとえば、サーバー名 がフロー変 数 servername に格 納 されている場 合 、このサーバーを識 別 するために、「サーバー ${servername} に接 続 可 能 です」と入 力 できます。 1. 2 つのステップ間 にト ランジションを作 成 します。 2. ト ランジションをダブルクリックしてト ランジションのインスペクターを開 きます。 HP Operations Orchestration (10.01) 134 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 3. [説 明 ] ボックスに、ステップのオペレーションまたは実 行 されたフローの別 の場 所 から取 得 された データを格 納 しているフロー変 数 を含 めて、説 明 を入 力 します。参 照 の形 式 は、${フロー変 数 名 } を使 用 する必 要 があります。 たとえば、ping コマンド を実 行 するステップで、ホスト マシンの名 前 を host というフロー変 数 に保 存 できるとします。ト ランジションの説 明 でこの値 を使 用 する際 は、${host} という構 文 を使 用 し て値 を参 照 できます。成 功 レスポンスのト ランジションの説 明 は、たとえば「${host} に対 する ping は成 功 しました」のように表 示 されます。"server 1" という名 前 のホスト に対 して HP OO Central で実 行 した場 合 、概 要 説 明 には「server 1 に対 する ping は成 功 しました」と表 示 されます。 ト ランジション後 のステップを実 行 できるユーザーを制 限 する (ゲート 制 御 式 ト ランジ ション) ゲート 制 御 式 ト ランジションを使 用 すると、特 定 の役 割 に所 属 するユーザーに対 して次 のステップへの アクセスを制 限 して、ト ランジションの後 のフローを続 行 するユーザーを制 御 できます。この役 割 グルー プのメンバーでないユーザーがフローを実 行 しようとすると、フローが停 止 して、ユーザーはフローを別 の ユーザーにハンド オフするのか、フローをキャンセルするのかを選 択 します。 ゲート 制 御 式 ト ランジションは赤 で表 示 されます。 1. 2 つのステップ間 にト ランジションを作 成 します。 2. ト ランジションをダブルクリックしてト ランジションのインスペクターを開 きます。 3. [続 行 前 にユーザーのグループを確 認 ] チェックボックスをオンにします。 4. [必 須 の役 割 エイリアス] リスト から、フローの実 行 を続 けるためにユーザーに割 り当 てる必 要 があ る役 割 を選 択 します。 ト ランジション後 に実 行 がハンド オフされるようにする フローを別 のユーザーにハンド オフするように、ト ランジションを設 定 できます。この処 理 が必 要 となるの は、次 のステップで別 のユーザーからの情 報 が必 要 である場 合 です。 ハンド オフト ランジションを設 定 すると、フローの実 行 中 に、フローの URL がメッセージ本 文 に記 載 され た新 規 の電 子 メールメッセージが開 きます。フローの実 行 者 は、フローを引 き継 ぐユーザーを電 子 メー ルメッセージの宛 先 に指 定 し、メッセージを送 信 できます。宛 先 のユーザーがメッセージを受 信 した後 で、フローを引 き続 き実 行 できるようになります。 1. 2 つのステップ間 にト ランジションを作 成 します。 2. ト ランジションをダブルクリックしてト ランジションのインスペクターを開 きます。 3. [このト ランジション後 にフロー実 行 をハンド オフ] チェックボックスをオンにします。 ト ランジションの完 了 をフローの ROI 値 でカウント する フローのト ランジションに値 を関 連 付 けることができます。これらの値 は、各 ト ランジションの投 資 収 益 率 (ROI) の値 を表 します。フローが実 行 されると、これらの値 は、実 際 に発 生 したト ランジションに基 づいて記 録 されます。管 理 者 は、Central でレポート を表 示 してフローの ROI 値 を確 認 し、ビジネスの 重 要 な統 計 情 報 として使 用 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 135 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. 2 つのステップ間 にト ランジションを作 成 します。 2. ト ランジションをダブルクリックしてト ランジションのインスペクターを開 きます。 3. [ト ランジションの ROI 値 ] ボックスに、ト ランジションの数 値 を入 力 します。 曲 線 定 義 点 を追 加 して曲 線 のト ランジションを作 成 する 曲 線 定 義 点 を追 加 して、ト ランジションの形 状 を直 線 から曲 線 に変 更 できます。これにより、フローを 整 理 したり、積 み重 なっているト ランジションを分 けることができます。 1. 曲 線 定 義 点 を配 置 するト ランジションの上 にマウスカーソルを合 わせます。 2. 定 義 点 を作 成 するには、Shift を押 しながらマウスをクリックします。 3. ト ランジションが適 切 な曲 線 を描 くように点 をド ラッグします。 曲 線 定 義 点 を削 除 する 曲 線 定 義 点 の上 にカーソルを合 わせ、Shift を押 しながらマウスをクリックします。 ト ランジション名 を移 動 する ト ランジション名 をクリックして別 の場 所 にド ラッグします。 2 つのステップ間 のト ランジションを削 除 する 2 つのステップ間 の既 存 のト ランジションを削 除 するには、ト ランジションを選 択 し、キーボード の Delete キーを押 します。 参照情報 ト ランジションのインスペクター ト ランジションのインスペクターで、ト ランジションの詳 細 を指 定 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 136 / 257 ページ Studio オーサリングガイド GUI アイテム 説明 ト ランジション名 デフォルト では、ト ランジション名 は起 点 となるレスポンスの名 前 (success、failure など) と同 じになりますが、ト ランジション名 は変 更 することができます。 続 行 前 にユーザーのグループ を確 認 ゲート 制 御 式 ト ランジションを作 成 するには、このチェックボックスを オンにします。必 須 の役 割 エイリアスが割 り当 てられている場 合 の み、ユーザーは次 のステップに進 むことができます。 必 須 の役 割 エイリアス フローの実 行 を続 けるためにユーザーに割 り当 てる必 要 がある、 役 割 エイリアスを選 択 します。 このト ランジション後 にフロー 実 行 をハンド オフ ハンド オフト ランジションは、現 在 のバージョンではサポート されてい ません。 ト ランジション後 に別 のユーザーにフローをハンド オフするには、この チェックボックスをオンにします。 ト ランジションの ROI 値 ト ランジションの値 を入 力 します。これにより、フローの実 行 中 にそ のト ランジションが発 生 した場 合 に、このフローの実 行 の値 にト ラン ジションの値 が加 算 されます。 説明 このト ランジションが発 生 する原 因 となった先 行 ステップで起 こった ことの説 明 を入 力 します。この説 明 は、HP OO Central の [結 果 の概 要 ] エリアに表 示 されます。 レスポンスの設定 レスポンスは、オペレーションまたはフローの、発 生 する可 能 性 があるさまざまな結 果 の 1 つです。 HP Operations Orchestration (10.01) 137 / 257 ページ Studio オーサリングガイド レスポンスの種 類 には次 の 4 つがあります。 l l l 解決済み – 正 常 に実 行 されているオペレーションまたはフローの標 準 のレスポンスです。 診断済み – 何 が問 題 なのかを特 定 して、通 知 以 外 の操 作 を実 行 しないことをオペレーション またはフローが選 択 したことを示 します。 操 作 なし – データを収 集 したが、診 断 か修 復 かをオペレーションまたはフローが決 定 できない 場 合 に使 用 されます。 注 : データ収 集 のみを目 的 としたオペレーションでは、オペレーションが完 了 すると、操 作 なし ではなく解 決 済 み を返 します。 l エラー – ステップまたはフローの実 行 が失 敗 した場 合 に使 用 されます。たとえば、入 力 が正 しく ない場 合 や、システムに到 達 できない場 合 に使 用 されます。 オペレーションまたはフローに、同 じ種 類 のレスポンスが複 数 設 定 されている場 合 があります。たとえ ば、SQL クエリオペレーションに次 の結 果 が設 定 されている場 合 があります。 l さらにアイテムが存 在 する l これ以 上 アイテムが存 在 しない l 失敗 オペレーションまたはフローのレスポンスを追 加 、削 除 、または編 集 できます。リターンステップを除 き、 ステップのレスポンスを編 集 することはできません。リターンステップの詳 細 については、「リターンステップ の作 成 」( 179ページ) を参 照 してください。 レスポンスルール ルールを使 用 すると、オペレーション結 果 の特 定 の条 件 が該 当 する場 合 のみ発 生 するように、レスポ ンスを制 限 できます。ルールによって、指 定 した値 と、オペレーションの未 加 工 結 果 のフィールド の値 が 比 較 されます。 たとえば、結 果 に 1 より大 きい値 が含 まれる場 合 は成 功 レスポンスのみ返 すルールを作 成 できま す。 1 つのレスポンスに複 数 のルールを作 成 すると、そのレスポンスのすべてのルールで、選 択 されるレスポ ンスに該 当 するかどうかを評 価 する必 要 があります。 レスポンスは、オペレーションの [レスポンス] タブに表 示 される順 序 で評 価 されます。ルールが該 当 する ことが最 初 に評 価 されたレスポンスが、選 択 されるレスポンスになります。そのため、port open レスポン スのルールが該 当 した場 合 、port listening のルールが同 様 に該 当 しても、port open レスポンスが選 HP Operations Orchestration (10.01) 138 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 択 されます。フローについて最 も役 立 つ結 果 を得 るには、レスポンスの順 序 が非 常 に重 要 になりま す。 ベスト プラクティス l オペレーションの失 敗 と否 定 の結 果 を混 同 しないようにします。たとえば、回 答 が TRUE または FALSE となる質 問 をオペレーションがした場 合 、回 答 FALSE は失 敗 と同 じことではありません。こ のような場 合 、結 果 が FALSE の場 合 とオペレーションの失 敗 の場 合 の、2 つのエラーで結 果 を返 す必 要 があります。 実 行 する操 作 オペレーションにレスポンスを追 加 する 1. オペレーションの [レスポンス] タブで、[レスポンスの追 加 ] をクリックして新 しいレスポンスの名 前 を 入 力 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 139 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 2. オペレーションの実 行 が失 敗 した場 合 に選 択 されるレスポンスを指 定 するには、[失 敗 時 ] 列 でそ のレスポンスのチェックボックスをオンにします。 3. レスポンスをデフォルト のレスポンスとして指 定 するには、[デフォルト ] 列 にあるチェックボックスをオン にします。レスポンスのルールで該 当 するものがない場 合 、デフォルト のレスポンスが、選 択 される レスポンスになります。 4. [種 類 ] 列 で、レスポンスの種 類 を選 択 します。 n 解 決 済 み: n 診 断 済 み: n 操 作 なし: n 失敗: これにより、ステップの作 成 に使 用 するときに、オペレーションに表 示 されるレスポンスアイコンが 決 まります。 5. レスポンスのルールを作 成 するには、レスポンスの行 の右 端 にある右 向 き矢 印 をクリックしま す。詳 細 については、以 下 の「レスポンスのルールを作 成 する」を参 照 してください。 レスポンスのルールを作 成 する ルールを使 用 すると、結 果 の特 定 の条 件 が該 当 する場 合 のみ発 生 するように、レスポンスを制 限 で きます。 1. オペレーションに新 しいレスポンスを作 成 します。 2. レスポンスルールエディターで、[追 加 ] をクリックします。 新 しいルールが表 示 されます。 3. [フィールド にルールを適 用 ] 列 で、ルールをテスト する値 を持 つ結 果 フィールド を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 140 / 257 ページ Studio オーサリングガイド テスト できる結 果 フィールド には、結 果 の終 了 コード 、出 力 文 字 列 、エラー文 字 列 、失 敗 メッ セージ、およびタイムアウト になった true または false が含 まれます。 注 : これらの結 果 フィールド の詳 細 を表 示 するには、[説 明 ] タブをクリックします。 これらのフィールド の値 を確 認 するには、Studio Debugger を使 ってフローのオペレーションをテ スト します。Debugger でフローを実 行 すると、ステップ結 果 インスペクターにステップの結 果 が 表 示 されます。Debugger の詳 細 については、「フローのテスト とデバッグ」( 208ページ) を参 照 してください。 4. [ルールの種 類 ] 列 で、フィールド 値 でテスト を行 う比 較 または一 致 を選 択 します。 n [=]、[!=]、[前 方 一 致 ]、[部 分 一 致 ]、[すべての単 語 に一 致 ]、[少 なくとも 1 単 語 に一 致 ] な どの単 純 な演 算 子 を選 択 します。 n 正 規 表 現 を作 成 するには、[正 規 表 現 ] を選 択 します。 n スクリプト レット を作 成 するには、[スクリプト レット ] を選 択 します。 n 共 有 ルールへの参 照 を作 成 するには、[参 照 ] を選 択 します。 5. [ルールテキスト ] 列 に、テスト で使 用 するテキスト を入 力 します。 レスポンスルールをフィルタリングおよびテスト する ルール詳 細 エディターで、次 の操 作 が可 能 です。 l ルール、フィルター、正 規 表 現 、またはスクリプト レット の使 用 を含 め、ルールを詳 しく指 定 する。 l ルールの作 成 時 にルールをテスト する。 1. ルール詳 細 エディターを開 くには、該 当 するルールの行 の右 端 にある右 向 き矢 印 ます。 HP Operations Orchestration (10.01) をクリックし 141 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 注 : ルールの種 類 として [スクリプト レット ] を選 択 している場 合 、ルール詳 細 エディターにスク リプト レット エディターが含 まれます。スクリプト レット の作 成 の詳 細 については、「フロー内 での スクリプト レット の使 用 」( 198ページ) を参 照 してください。 ルールの種 類 として [正 規 表 現 ] を選 択 している場 合 、ルール詳 細 エディターに正 規 表 現 エ ディターが含 まれます。正 規 表 現 の作 成 の詳 細 については、「フローでの正 規 表 現 の使 用 」( 202ページ) を参 照 してください。 2. 別 のルールの種 類 を使 用 するには、[ルールの種 類 ] リスト でほかの種 類 を選 択 します。 3. ルールを適 用 する前 に結 果 をフィルタリングするには、[ルールを適 用 する前 に結 果 をフィルター] をクリックし、フィルターエディターでフィルターを作 成 します。 レスポンスルールのフィルターを作 成 するのは、出 力 または結 果 のフィルターを作 成 するのと同 じで す。「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 してください。 4. ほとんどのルールの種 類 については、[テキスト ] ボックスに、比 較 をテスト するテキスト を入 力 しま す。大 文 字 小 文 字 を区 別 しない場 合 は、[大 文 字 と小 文 字 を区 別 しない] チェックボックスをオ ンにします。 正 規 表 現 ルールでは、オペレーション結 果 の正 規 表 現 フィルターを作 成 するのと同 じように、正 規 表 現 とその用 途 を指 定 します。詳 細 については、「フローでの正 規 表 現 の使 用 」( 202ページ) を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 142 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 結 果 ボックスにテスト の結 果 が表 示 されます。[パターンが一 致 します] または [パターンが一 致 しま せん] が表 示 されて、一 致 するテキスト が強 調 表 示 されます。 5. オペレーションのレスポンスの別 のルールを使 用 するには、[レスポンスの概 要 ] の横 にある上 向 き 矢 印 または下 向 き矢 印 をクリックします。 注 : ルールでは、数 字 で始 まる文 字 列 の評 価 に比 較 演 算 子 (=、 !=、<、> など) を使 用 する と、比 較 されるのは文 字 列 の数 字 部 分 のみです。たとえば、!= (等 しくない) を使 用 して "123" と "123Test" を比 較 する場 合 、"123" は明 らかに "123Test" と同 じではありませんので、評 価 は "false" となります。ただし、部 分 一 致 評 価 子 で文 字 列 を比 較 すると、この問 題 に対 処 できま す。 フローにレスポンスを追 加 する フローにレスポンスを作 成 したら、作 成 したレスポンスをフローのリターンステップで使 用 できるようにしま す。 たとえば、エラーリターンステップをもたらした結 果 が、オペレーションの失 敗 ではなく、要 求 されるしきい 値 に到 達 しない結 果 だった場 合 、この結 果 を反 映 して「エラー: しきい値 に到 達 していない」と表 示 される新 しいレスポンスをエラーリターンステップに作 成 できます。. 1. フローの [プロパティ] シート を開 きます。 2. [レスポンス] タブをクリックします。 3. [レスポンスの追 加 ] をクリックし、表 示 されたテキスト ボックスに、レスポンスの名 前 を入 力 します。 たとえば、「しきい値 に到 達 していない」と入 力 します。 4. [OK] をクリックします。 フローにエラーリターンステップを作 成 するときに、レスポンスとして「しきい値 に到 達 していない」を選 択 できます。リターンステップの詳 細 については、「リターンステップの作 成 」( 179ページ) を参 照 してくださ い。 オペレーションまたはフローからレスポンスを削 除 する 1. オペレーションまたはフローの [プロパティ] シート を開 きます。 2. [レスポンス] タブをクリックします。 3. レスポンスを選 択 し、[レスポンスの削 除 ] をクリックします。 参照情報 フローの [プロパティ] シート > [レスポンス] タブ フローの [プロパティ] シート の [レスポンス] タブで、フローのリターンステップに使 用 できるようにする、発 生 する可 能 性 があるレスポンスを指 定 します。たとえば、 「エラー: しきい値 に到 達 していない」を指 定 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 143 / 257 ページ Studio オーサリングガイド GUI アイテム 説明 レスポンスの追 加 新 しいレスポンス行 を追 加 します。 レスポンスの削 除 選 択 したレスポンス行 を削 除 します。 クリックして、選 択 したレスポンスをリスト 内 で上 または下 に移 動 します。 オペレーションの [プロパティ] シート > [レスポンス] タブ オペレーションの [プロパティ] シート の [レスポンス] タブで、オペレーションで発 生 する可 能 性 があるレス ポンスを指 定 します。 GUI アイテム 説明 レスポンスの追 加 新 しいレスポンス行 を追 加 します。 レスポンスの削 除 選 択 したレスポンス行 を削 除 します。 クリックして、選 択 したレスポンスをリスト 内 で上 または下 に移 動 します。 デフォルト オンにして、レスポンスをデフォルト のレスポンスとして指 定 します。レスポンス のルールで該 当 するものがない場 合 、デフォルト のレスポンスが、選 択 される レスポンスになります。 失敗時 オンにして、オペレーションの実 行 が失 敗 した場 合 に選 択 されるレスポンスを 指 定 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 144 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 種類 ルール レスポンスの種 類 を選 択 します。 l 成 功 /解 決 済 み: l 診 断 済 み: l 操 作 なし: l 失敗: レスポンスに作 成 したルールを表 示 します。 クリックすると、ルールエディターが表 示 されて、レスポンスのルールを作 成 でき るようになります。 オペレーションの [プロパティ] シート > [レスポンス] タブ > ルールエディター ルールエディターで、結 果 の特 定 の条 件 が該 当 する場 合 のみ発 生 するように、レスポンスを制 限 しま す。 たとえば、結 果 に 1 より大 きい値 が含 まれる場 合 は成 功 レスポンスのみ返 すルールを作 成 できます。 GUI アイテム 説明 レスポンスの追 加 新 しいレスポンス行 を追 加 します。 レスポンスの削 除 選 択 したレスポンス行 を削 除 します。 クリックして、選 択 したレスポンスをリスト 内 で上 または下 に移 動 します。 フィールド にルールを 適用 ルールをテスト する値 を持 つ結 果 フィールド を選 択 します。テスト できる結 果 フィールド には、結 果 の終 了 コード 、出 力 文 字 列 、エラー文 字 列 、失 敗 メッセージ、およびタイムアウト になった true または false が含 まれます。 ルールの種 類 フィールド 値 でテスト を行 う比 較 または一 致 を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 145 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ルールテキスト テスト に使 用 するテキスト を入 力 します。 クリックすると、ルール詳 細 エディターが開 いて、ルールをテスト およびフィルタリ ングできるようになります。 オペレーションの [プロパティ] シート > [レスポンス] タブ > ルールエディター > ルール詳 細 エディター ルール詳 細 エディターで、フィルターをテスト してルールに適 用 できます。 ルールを使 用 すると、結 果 の特 定 の条 件 が該 当 する場 合 のみ発 生 するように、レスポンスを制 限 で きます。 GUI アイテム 説明 ルールの種 類 ルールエディターで選 択 した、ルールの種 類 を表 示 します。別 のルールの種 類 を選 択 することもできます。 ルールを適 用 する前 に結 果 をフィルター クリックすると、フィルターエディターが表 示 されて、ルールを適 用 する前 に結 果 をフィルタリングできるようになります。 テキスト 比 較 をテスト するテキスト を入 力 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 146 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 大 文 字 と小 文 字 を 区 別 しない オンにすると、テキスト が大 文 字 であるのか小 文 字 であるのか区 別 されなく なります。 結 果 ボックス テスト の結 果 を表 示 します。[パターンが一 致 します] または [パターンが一 致 しません] が表 示 されて、一 致 するテキスト が強 調 表 示 されます。 コピー 結 果 ボックス内 のデータをコピーします。 貼 り付 け 結 果 ボックスにデータを貼 り付 けます。 切 り取 り 結 果 ボックス内 のデータを切 り取 ります。 クリア 結 果 ボックス内 のデータをクリアします。 クイックコマンド フィルターをテスト するデータを生 成 するコマンド を入 力 します。コマンド の出 力 は結 果 ボックスに表 示 されます。 出力と結果の作成 フロー内 で使 用 するデータを取 得 する方 法 の 1 つに、ステップ結 果 を使 用 する方 法 があります。この データを割 り当 てる方 法 は 2 つあります。 l l 結 果 内 の出 力 をフロー変 数 に割 り当 てるときに、この出 力 をデータとしてフロー内 のほかのステップ に渡 すことができます。 結 果 内 の出 力 をフロー出 力 フィールド に割 り当 てるときに、この出 力 をデータとして親 フローに渡 す ことができます。 このプロセスには、次 のようなさまざまなステップがあります。 1. プライマリ出 力 を含 め、オペレーションの出 力 を設 定 します。 「オペレーションの出 力 の設 定 」( 147ページ) を参 照 してください。 2. フロー内 のステップにオペレーションを使 用 するときに、どのオペレーション出 力 をステップ結 果 として 使 用 するのか、つまり、どのオペレーション出 力 をフロー変 数 またはフロー出 力 フィールド に割 り当 てるのかを決 定 します。 「ステップの結 果 の設 定 」( 150ページ) を参 照 してください。 3. (オプション) フィルターを作 成 して、出 力 または結 果 の選 択 の範 囲 をさらに絞 り込 むことができま す。 「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 してください。 オペレーションの出 力 の設 定 フロー出 力 を設 定 するには、まず、オペレーションの出 力 を設 定 します。これを行 うと、フロー作 成 者 (およびほかのフロー作 成 者 ) がこのオペレーションをフロー内 で使 用 するときに、出 力 をフロー変 数 に 割 り当 てできるようになります。 HP Operations Orchestration (10.01) 147 / 257 ページ Studio オーサリングガイド オペレーション出 力 のタイプ 次 のようなさまざまなタイプのオペレーション出 力 があります。 l 未 加 工 結 果 は、 すべてのオペレーションのリターンコード 、データ出 力 、およびエラー文 字 列 です。 Studio では、オペレーションから作 成 されたステップの未 加 工 結 果 を除 き、未 加 工 出 力 は直 接 表 示 されません。 l プライマリ出 力 とその他 の出 力 は未 加 工 出 力 の一 部 で、出 力 として指 定 したサクセスコード 、出 力 文 字 列 、エラー文 字 列 、障 害 メッセージなどです。 n n プライマリ出 力 とは、ステップのプライマリ結 果 として使 用 される出 力 です。プライマリ出 力 は入 力 に値 を提 供 し、その入 力 値 の割 り当 てには [前 のステップの結 果 ] を使 用 します。 オペレーションのセカンダリ出 力 とは、プライマリ出 力 に追 加 する別 の出 力 です。 ヒント : 出 力 にフィルターを 1 つ以 上 作 成 すると、出 力 の選 択 の範 囲 をさらに絞 り込 むことができ ます。「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 してください。 オペレーション出 力 の例 オペレーションには通 常 、そのオペレーションに固 有 の出 力 が含 まれます。ただし、Library の Accelerator Packs、Integrations、Operations の各 フォルダーでオペレーションを使 用 する場 合 、 次 の出 力 がよく見 られます。 l returnResult 名 前 付 きのフィールド がなく "returns:"が表 示 された場 合 、通 常 これがプライマリ出 力 です。また、 プライマリ出 力 は、大 文 字 R (汎 用 ) の Result でアクセス可 能 です。 l response (または returnCode) オペレーションのレスポンスの決 定 に使 用 するコード または文 字 列 。 l failureMessage インフラスト ラクチャーの内 部 出 力 。オペレーションが失 敗 を返 す場 合 、この出 力 は例 外 となりま す。多 くのオペレーションはこの出 力 を使 用 しません。 ベスト プラクティス l l 大 文 字 と小 文 字 に一 貫 性 があるようにします。たとえば、すべての出 力 名 にキャメルケースを使 用 します。 統 合 を行 っている場 合 、使 用 されている API からの元 の出 力 名 を保 持 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 148 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 オペレーションのプライマリ出 力 を指 定 する オペレーションを設 定 する際 に、プライマリ出 力 を指 定 できます。プライマリ出 力 を作 成 すると、その ソースを変 更 できますが、プライマリ出 力 なしの状 態 に戻 すことはできません。 1. [プロジェクト ] ペインでオペレーションを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。 2. [出 力 ] タブを選 択 します。 3. [フィールド からプライマリ出 力 を抽 出 ] リスト から、ソースフィールド を選 択 します。たとえば、 [FailureMessage] を選 択 します。 ヒント : 各 出 力 フィールド に表 示 されるデータの詳 細 については、オペレーションの [説 明 ] タブ をクリックします。 オペレーションにセカンダリ出 力 を追 加 する オペレーションのセカンダリ出 力 とは、プライマリ出 力 に追 加 する別 の出 力 です。 1. [プロジェクト ] ペインでオペレーションを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。 2. [出 力 ] タブを選 択 します。 3. [出 力 の追 加 ] をクリックします。 4. 出 力 の名 前 を入 力 します。 5. [出 力 フィールド ] リスト から、出 力 データを取 得 するフィールド を選 択 します。 6. セカンダリ出 力 の出 力 データにフィルターを作 成 するには、該 当 する行 の端 にある右 向 き矢 印 をクリックします。 フィルターの作 成 の詳 細 については、「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 して ください。 オペレーションから出 力 を削 除 する 1. [プロジェクト ] ペインでオペレーションを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。 2. [出 力 ] タブを選 択 します。 3. 削 除 する出 力 を選 択 して、[出 力 の削 除 ] をクリックします。 出 力 データを取 得 するフィールド を変 更 する 1. オペレーションの [プロパティ] シート を開 いて、[出 力 ] タブを選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 149 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 2. プライマリ出 力 のフィールド を変 更 するには、[フィールド からプライマリ出 力 を抽 出 ] ボックスの右 に ある下 向 き矢 印 をクリックし、リスト から目 的 のフィールド を選 択 します。 3. セカンダリ出 力 のフィールド を変 更 するには、出 力 の行 の [出 力 フィールド ] 列 をクリックして、リスト から目 的 のフィールド を選 択 します。 参照情報 [プロパティ] シート > [出 力 ] タブ [プロパティ] シート の [出 力 ] タブで、オペレーションのプライマリ出 力 とセカンダリ出 力 を指 定 します。 GUI アイテム 説明 フィールド からプライマリ出 力 を 抽出 プライマリ出 力 のデータを取 得 するフィールド を選 択 します。 フィルターの編 集 プライマリ出 力 のフィルターエディターを表 示 します。 出 力 の追 加 新 しい出 力 行 を追 加 します。 出 力 の削 除 選 択 した出 力 行 を削 除 します。 出 力 フィールド セカンダリ出 力 のデータを取 得 するフィールド を選 択 します。 その行 の出 力 に対 してフィルターエディターを表 示 します。 ステップの結 果 の設 定 オペレーションではさまざまな出 力 が生 成 されますが、出 力 はフローに自 動 的 には保 持 されません。 保 持 した場 合 、不 要 なデータでフローが低 速 になり、パフォーマンスに悪 影 響 を与 える可 能 性 があり ます。 ステップのインスペクターの [結 果 ] タブで、必 要 な結 果 を指 定 します。結 果 には、オペレーションの結 果 が含 まれます。次 の 2 つの方 法 で結 果 を格 納 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 150 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l 同 じフロー内 のオペレーション、ト ランジション、およびプロンプト がアクセスできるフロー変 数 を作 成 する。詳 細 については、「変 数 の使 用 」( 173ページ) を参 照 してください。 例 : ステップ LocalPing は、ターゲット ホスト が使 用 可 能 かどうかを判 断 し、結 果 PingOutput に ping オペレーションの出 力 を格 納 します。これにより、後 続 のステップで使 用 で きるフロー変 数 PingOutput を作 成 します。 次 のステップ Display では、変 数 PingOutput をユーザーに表 示 します。このステップのプロン プト のテキスト は、ping の結 果 : {PingOutput} として設 定 されています。 l フローがサブフロー (別 のフロー内 のステップ) として使 用 される場 合 、 親 フロー内 のオペレーション、 ト ランジション、およびプロンプト がアクセスできる出 力 フィールド を作 成 する。詳 細 については、「フ ロー内 でのサブフローの作 成 」( 183ページ) を参 照 してください。 例 : 親 フローには、Windows Health Checkフローがサブフローとして含 まれているステップが あります。Windows Health Checkフローの結 果 は出 力 フィールド HealthCheckOutput の 値 として格 納 されて、メインフローで使 用 できるようになります。 メインフローには、出 力 フィールド HealthCheckOutput の値 を電 子 メールの本 文 に表 示 す る、メールの送 信 オペレーションが含 まれています。 ステップの結 果 には次 の 2 種 類 があります。 l l 未 加 工 結 果 は、フローのコンテキスト で実 行 されたオペレーションから戻 された、 すべての未 加 工 データです。ステップの未 加 工 結 果 とプライマリ結 果 は、元 のオペレーションの未 加 工 出 力 とプライ マリ出 力 から取 得 されます。 ステップエディターの [結 果 ] タブで作 成 する、その他 の結 果 。ステップのインスペクターで、セカンダリ 結 果 を作 成 して指 定 できます。 ステップにフローの結 果 を設 定 する前 に、関 連 するオペレーションにプライマリ出 力 が設 定 されているこ とを確 認 します。「オペレーションの出 力 の設 定 」( 147ページ) を参 照 してください。 ヒント : 出 力 にフィルターを 1 つ以 上 作 成 すると、結 果 の選 択 の範 囲 をさらに絞 り込 むことができ ます。「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 してください。 ベスト プラクティス l l 大 文 字 と小 文 字 に一 貫 性 があるようにします。たとえば、すべての結 果 名 にキャメルケースを使 用 します。 ステップのベースとなるオペレーションまたはフローでは、複 数 の出 力 を提 供 することができます。た だし、ステップの結 果 を追 加 するときに、フローに必 要 な出 力 のみ使 用 していることを確 認 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 151 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 ステップにプライマリ結 果 を作 成 する オペレーションにプライマリ出 力 が設 定 されています。プライマリ出 力 は入 力 に値 を提 供 し、その入 力 値 の割 り当 てには [前 のステップの結 果 ] を使 用 します。 ステップで、このプライマリ出 力 をフロー変 数 で取 得 する (フロー内 のほかのステップで使 用 する) のか、 フロー出 力 フィールド で取 得 する (親 フローに渡 す) のかを指 定 できます。 1. 作 成 ペインでステップをダブルクリックします。 2. [結 果 ] タブを選 択 し、[結 果 の追 加 ] をクリックします。 3. [名 前 ] 列 に結 果 の名 前 を入 力 します。キーボード の Return キーを押 します。この名 前 は、フ ロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の名 前 に使 用 されます。 注 : 結 果 名 に「Result」を使 用 しないでください。 4. [ソース] 列 のリスト から、結 果 のソースとしてプライマリ出 力 を選 択 します。 たとえば、そのオペレーションのプライマリ出 力 である [結 果 フィールド : returnResult] を選 択 します。 プライマリ出 力 の設 定 の詳 細 については、「オペレーションの出 力 の設 定 」( 147ページ) を参 照 し てください。 ステップにセカンダリ結 果 を作 成 する 1. 作 成 ペインでステップをダブルクリックします。 2. [結 果 ] タブを選 択 し、[結 果 の追 加 ] をクリックします。 3. [名 前 ] 列 に結 果 の名 前 を入 力 します。キーボード の Return キーを押 します。この名 前 は、フ ロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の名 前 に使 用 されます。 4. [ソース] リスト から、結 果 のソースを選 択 します。 5. [割 り当 て先 ] リスト で、値 の保 存 先 を指 定 します。 n フロー変 数 に値 を格 納 するには、[Flow Variable] を選 択 します。 n 親 フローで値 を使 用 できるようにするには、[Flow Output Field] を選 択 します。 6. [割 り当 て操 作 ] リスト から、適 切 な操 作 を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 152 / 257 ページ Studio オーサリングガイド n n n n OVERWRITE – フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の現 在 の値 をこの値 に置 き換 えま す。 APPEND - フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の現 在 の値 の末 尾 にこの値 を追 加 しま す。 PREPEND - フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の現 在 の値 の先 頭 にこの値 を追 加 しま す。 4 つの算 術 割 り当 て操 作 ADD、SUB、MULTIPLY、および DIVIDE のいずれかを使 用 し て、フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の現 在 の値 を算 術 的 に変 更 します。 たとえば、ステップの結 果 が 3.14 の場 合 、MULTIPLY を選 択 すると、フロー変 数 またはフ ロー出 力 フィールド の現 在 の値 と 3.14 が乗 算 されます。 7. セカンダリ結 果 の出 力 データにフィルターを作 成 するには、該 当 する行 の端 にある右 向 き矢 印 をクリックします。 フィルターの作 成 の詳 細 については、「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 して ください。 ステップから結 果 を削 除 する 1. 作 成 ペインでステップをダブルクリックします。 2. [結 果 ] タブを選 択 し、[結 果 の削 除 ] をクリックします。 3. ステップを保 存 します。 結 果 データを取 得 するフィールド を変 更 する 1. 作 成 ペインでステップをダブルクリックします。 2. [結 果 ] タブを選 択 します。 3. 出 力 の行 の [ソース] 列 をクリックし、リスト から目 的 のフィールド を選 択 します。 4. ステップを保 存 します。 参照情報 ステップのインスペクター > [結 果 ] タブ ステップのインスペクターの [結 果 ] タブで、フロー変 数 に保 存 する出 力 を指 定 したり、親 フローで使 用 できるようにする出 力 を指 定 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 153 / 257 ページ Studio オーサリングガイド GUI アイテム 説明 結 果 の追 加 新 しい結 果 行 を追 加 します。 結 果 の削 除 選 択 した結 果 行 を削 除 します。 名前 結 果 の名 前 を入 力 します。この名 前 は、フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の名 前 に使 用 されます。 ソース 結 果 のソースを選 択 します。 割 り当 て先 結 果 の値 を格 納 する場 所 を選 択 します。 l l フロー変 数 に値 を格 納 するには、[Flow Variable] を選 択 します。 親 フローで値 を使 用 できるようにするには、[Flow Output Field] を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 154 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 割 り当 て操 作 [割 り当 て操 作 ] リスト から、適 切 な操 作 を選 択 します。 l l l l OVERWRITE – フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の現 在 の値 をこ の値 に置 き換 えます。 APPEND - フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の現 在 の値 の末 尾 に この値 を追 加 します。 PREPEND - フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の現 在 の値 の先 頭 にこの値 を追 加 します。 4 つの算 術 割 り当 て操 作 ADD、SUB、MULTIPLY、および DIVIDE を 使 用 して、フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の現 在 の値 を算 術 的 に変 更 します。 たとえば、ステップの結 果 が 3.14 の場 合 、MULTIPLY を選 択 する と、フロー変 数 またはフロー出 力 フィールド の現 在 の値 と 3.14 が乗 算 されます。 その行 の結 果 のフィルターエディターを表 示 します。 ステップのインスペクター > [詳 細 ] タブ ステップのインスペクターの [詳 細 ] タブで、ステップのベースとなるソースオペレーションを変 更 できる場 所 を指 定 します。 GUI アイテム 説明 リンク先 ステップのベースとするソースオペレーションを表 示 します。 場所 ステップのベースとするソースオペレーションの場 所 を表 示 します。 選択 [オペレーションの選 択 ] ダイアログボックスを開 きます。このダイアログボックス で、ステップのベースとなるオペレーションに移 動 して、そのオペレーションを選 択 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 155 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 出 力 および結 果 のフィルタリング オペレーションの出 力 や、ステップの結 果 の抽 出 や編 集 を行 う際 にフィルターを作 成 することができま す。 たとえば、サーバーに対 する ping オペレーションについて、最 大 、最 小 、平 均 の往 復 時 間 のみが必 要 だとします。未 加 工 出 力 を 3 つの出 力 にフィルタリングして、これらの情 報 を未 加 工 出 力 から分 離 して抽 出 できます。 実 行 する操 作 フィルターの作 成 1. フィルターエディターを開 きます。この手 順 は、フィルタリング内 容 によって異 なります。 n n n オペレーションのプライマリ出 力 に 1 つ以 上 のフィルターを作 成 するには、オペレーションの [プロ パティ] シート を開 き、[出 力 ] タブをクリックして、[フィルターの編 集 ] ボタンをクリックします。 オペレーションのセカンダリ出 力 にフィルターを作 成 するには、オペレーションの [プロパティ] シート を開 き、[出 力 ] タブをクリックして、出 力 行 の端 にある右 向 きの矢 印 をクリックします。 ステップのセカンダリ結 果 にフィルターを作 成 するには、作 成 ペインでステップをダブルクリックし、 [結 果 ] タブをクリックして、結 果 行 の端 にある右 向 きの矢 印 をクリックします。 2. フィルターエディターで、[追 加 ] ボタンをクリックします。 注 : 出 力 または結 果 には複 数 のフィルターを追 加 できます。 3. [フィルターの選 択 ] リスト で、フィルターの種 類 を選 択 します。 4. フィルターエディターの右 上 にあるエリアの [詳 細 ] で、フィルターを設 定 します。それぞれのフィル ターのオプションの詳 細 については、フィルターオプションを参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 156 / 257 ページ Studio オーサリングガイド コマンド ラインからのデータを用 いたフィルターのテスト テスト を行 うには、一 部 のデータを [フィルター入 力 のテスト ] ボックスに貼 り付 けます。このデータがロー カルのコマンド ラインコマンド で生 成 できる場 合 、次 のようにします。 1. 出 力 または結 果 のフィルターエディターを開 きます。 2. [クリア] をクリックして [フィルター入 力 のテスト ] ボックスの内 容 をクリアします。 3. [クイックコマンド ] をクリックします。 4. 目 的 のデータを生 成 するコマンド を入 力 します。 5. [OK] をクリックします。コマンド の出 力 が [フィルター入 力 のテスト ] ボックスに表 示 されます。 6. 次 のいずれかを実 行 します。 n [すべてのフィルターのテスト ] をクリックする n テスト するフィルターを選 択 して [選 択 したフィルターのテスト ] をクリックする フィルターが (上 から順 番 に) [フィルター入 力 のテスト ] ボックスのデータに適 用 され、フィルタリング結 果 が [出 力 のテスト ] ボックスに表 示 されます。 デバッガーからのデータを用 いたフィルターのテスト 必 要 なデータが単 純 なコマンド ラインコマンド で複 製 できない手 段 で生 成 されている場 合 、次 のよう にデータをデバッガーからコピーして、[フィルター入 力 のテスト ] ボックスに貼 り付 けます。 1. 出 力 または結 果 のフィルターエディターを開 きます。 2. [クリア] をクリックして [フィルター入 力 のテスト ] ボックスの内 容 をクリアします。 3. デバッガーでフローを実 行 します。 4. 該 当 するステップを強 調 表 示 します。 5. [ステップ結 果 インスペクター] ペインで、[未 加 工 結 果 ] タブのコンテンツをコピーします。 6. フィルターエディターで、コンテンツを [フィルター入 力 のテスト ] ボックスに貼 り付 けます。 7. 次 のいずれかを実 行 します。 n [すべてのフィルターのテスト ] をクリックする n テスト するフィルターを選 択 して [選 択 したフィルターのテスト ] をクリックする フィルターが (上 から順 番 に) [フィルター入 力 のテスト ] ボックスのデータに適 用 され、フィルタリング結 果 が [出 力 のテスト ] ボックスに表 示 されます。 さまざまな出 力 や結 果 のフィルタリング フィルターエディターを開 いている間 、[出 力 の概 要 ] の横 の上 向 き矢 印 または下 向 き矢 印 をクリックし て、別 の出 力 または結 果 のフィルターを作 成 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 157 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 出 力 または結 果 でのシステムフィルターの使 用 1. システムフィルターを使 用 する出 力 または結 果 のフィルターエディターを開 きます。 2. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと System Filters フォルダーを展 開 します。 3. 使 用 するフィルターを、System Filters フォルダーからフィルターエディターの [フィルター] リスト にド ラッグします。 フィルターをシステムスフィルターとして保 存 オペレーションの既 存 のフィルターを引 用 し、システムフィルターとして保 存 できます。結 果 のシステム フィルターは、作 成 したオペレーションに依 存 せず、ほかの出 力 や結 果 で再 使 用 できます。 詳 細 については、「システムフィルターの設 定 」( 88ページ) を参 照 してください。 [表 示 オプション] 大 文 字 と小 文 字 の変 換 [大 文 字 と小 文 字 の変 換 ] フィルターは、文 字 列 に含 まれるすべての文 字 を大 文 字 または小 文 字 に 変 更 します。[大 文 字 に変 換 ] チェックボックスを選 択 しないでそのままにした場 合 、このフィルターによ りすべての文 字 が小 文 字 に変 更 されます。 数 値 の抽 出 [数 値 の抽 出 ] フィルターは、結 果 内 の最 初 の数 字 を抽 出 します。連 続 した整 数 は 1 つの数 と見 な されます。たとえば、“123Test” や “Test123” という文 字 列 からは、[数 値 の抽 出 ] フィルターにより “123” という数 が抽 出 されます。 形式 [形 式 ] フィルターは、結 果 や出 力 にテキスト を付 加 したり、結 果 や出 力 の元 のコンテンツを指 定 した テキスト に置 換 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 158 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. [テキスト ] ボックスに、結 果 に付 加 するテキスト 、または結 果 と置 換 するテキスト を入 力 します。 2. [入 力 の配 置 ] リスト で、次 を行 います。 n テキスト を既 存 のテキスト の前 に付 加 する場 合 は、[先 頭 に追 加 ] を選 択 する n テキスト を既 存 のテキスト の後 ろに付 加 する場 合 は、[末 尾 に追 加 ] を選 択 する n 出 力 をテキスト に置 換 するには、[置 換 ] を選 択 する 行 数 カウント [行 数 カウント ] フィルターは、結 果 に含 まれる行 の総 数 を出 力 します。 正規表現 [正 規 表 現 ] フィルターは、正 規 表 現 (regex) を使 用 して未 加 工 結 果 をフィルタリングします。 1. [正 規 表 現 の種 類 ] リスト で、[Java スタイル] を選 択 します。ほかのスタイルは使 用 しないでくださ い。推 奨 されていません。 2. [正 規 表 現 の値 ] ボックスに、正 規 表 現 を入 力 します。 3. [フィルターのスタイル] で、未 加 工 結 果 にどのようにフィルターを適 用 するかに応 じて、[入 力 全 体 をフィルター] または [行 単 位 でフィルター] を選 択 します。 4. 正 規 表 現 の大 文 字 小 文 字 を区 別 しない場 合 は、[大 文 字 と小 文 字 を区 別 しない] を選 択 し ます。 正 規 表 現 の使 用 の詳 細 については、「フローでの正 規 表 現 の使 用 」( 202ページ) を参 照 してくださ い。 HP Operations Orchestration (10.01) 159 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 重 複 行 の削 除 このフィルターは同 一 の行 を検 出 し、そのうち 1 つを残 してすべて削 除 します。 連 続 している重 複 行 のみにこのフィルターを適 用 するには、[連 続 ] を選 択 します。 置換 このフィルターは文 字 列 の最 初 または最 後 のインスタンスか、すべてのインスタンスを別 の文 字 列 と置 換 します。 1. [検 索 ] ボックスに、検 索 して置 換 する対 象 の文 字 列 を入 力 します。 2. 置 換 する対 象 文 字 列 のインスタンスに応 じて、[置 換 ] から [先 頭 ]、[すべて]、または [末 尾 ] を選 択 します。 3. [置 換 ] ボックスに、対 象 文 字 列 と置 換 する文 字 列 を入 力 します。 4. 検 索 時 に大 文 字 小 文 字 を区 別 しない場 合 は、[大 文 字 と小 文 字 を区 別 しない] チェックボック スを選 択 します。 数 値 の丸 め このフィルターは、数 値 を切 り捨 てまたは切 り上 げて丸 めます。 1. 丸 めの精 度 を指 定 するには、数 値 を丸 める小 数 位 を [小 数 点 以 下 の桁 数 ] ボックスに入 力 しま す。 2. [丸 めの種 類 ] で、数 値 を丸 める方 向 を指 定 します。 n [切 り捨 て] は常 に数 値 を切 り捨 てる n [切 り上 げ] は常 に数 値 を切 り上 げる n [丸 め] は、末 尾 の数 字 が 5 以 上 の場 合 に切 り上 げ、4 以 下 の場 合 は切 り捨 てる HP Operations Orchestration (10.01) 160 / 257 ページ Studio オーサリングガイド スクリプト レット このフィルターは、作 成 したスクリプト レット を使 用 してデータをフィルタリングします。 1. フィルターとして使 用 するのに必 要 となるスクリプト レット の行 を取 得 するには、[テンプレート の挿 入 ] をクリックします。 挿 入 されたテンプレート は、選 択 した言 語 に固 有 のもので、フロー変 数 、オペレーション結 果 、お よび入 力 へのアクセスや、フロー変 数 および結 果 の設 定 と加 工 に最 もよく使 用 するコマンド を含 んでいます。 2. スクリプト レット をデバッグするには、[スクリプト の確 認 ] をクリックします。 スクリプト レット の詳 細 については、「フロー内 でのスクリプト レット の使 用 」( 198ページ) を参 照 してくださ い。 行 の選 択 このフィルターは未 加 工 結 果 から抽 出 する行 を指 定 します。 1. [行 の選 択 方 法 ] リスト から、対 象 とする行 の基 準 を選 択 します。 2. [パラメーター] ボックスに、対 象 文 字 列 を含 む文 字 列 を入 力 します。 3. [行 末 の種 類 ] グループで、次 のいずれかを選 択 します。 n n フィルタリングしているテキスト が、Unix オペレーティングシステム (LF で行 を終 了 ) で生 成 されて いる場 合 は、[Unix] を選 択 します。 フィルタリングしているテキスト が、Windows オペレーティングシステム (CR/LF で行 を終 了 ) で生 成 されている場 合 は、[Windows] を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 161 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フィルターで、どちらの種 類 の行 末 でも処 理 できるようにするには、[自 動 ] を選 択 します。 n デフォルト では [自 動 ] が選 択 されています。 範 囲 の選 択 このフィルターは、入 力 データから抽 出 する文 字 列 を指 定 します。指 定 する際 に使 用 する 2 つの条 件 は、文 字 列 の長 さ (文 字 数 ) と、入 力 データの先 頭 から見 た文 字 列 の最 初 の文 字 の位 置 です。 1. [開 始 ] ボックスに、文 字 列 の開 始 位 置 をゼロを基 準 として入 力 します。 2. [長 さ] ボックスに、文 字 列 の文 字 数 を入 力 します。 改 行 は、フィルタリングしているデータの取 得 元 のオペレーティングシステムに応 じて、1 文 字 また は 2 文 字 としてカウント されます。 ソート このフィルターは、各 行 の最 初 の文 字 を使 用 して入 力 データの行 を並 べ替 えます。 1. 次 のようにして、並 べ替 えの向 きを指 定 します。 n 昇 順 で並 べ替 える場 合 、[昇 順 ] チェックボックスを選 択 します。 n 降 順 で並 べ替 える場 合 、[昇 順 ] チェックボックスのチェックを外 します。 2. ASCII 順 でデータを並 べ替 える場 合 、[数 値 として扱 う] チェックボックスを選 択 します。 昇 順 の ASCII 順 は、英 語 の文 字 の場 合 おおまかに次 のようになります。 n 空白 n 記号 HP Operations Orchestration (10.01) 162 / 257 ページ Studio オーサリングガイド n 数字 n アルファベット 削除 このフィルターは、未 加 工 結 果 の最 初 または最 後 から文 字 を削 除 します。 注 : このフィルターがほかのフィルターの後 に適 用 されると、前 のフィルター処 理 により取 得 された 未 加 工 結 果 のサブセット の最 初 または最 後 から文 字 を削 除 します。 1. [削 除 方 法 ] リスト から、フィルターで未 加 工 結 果 から文 字 を削 除 する方 法 を選 択 します。[削 除 対 象 文 字 ] テキスト ボックスで指 定 した文 字 列 を削 除 する際 の次 のようなオプションを指 定 でき ます。 n [対 象 文 字 より前 のすべての文 字 ] の文 字 列 n [対 象 文 字 より前 (対 象 文 字 も含 む) のすべての文 字 ] の文 字 列 n [対 象 文 字 より後 のすべての文 字 ] の文 字 列 n [対 象 文 字 より後 (対 象 文 字 も含 む) のすべての文 字 ] の文 字 列 2. [削 除 対 象 文 字 ] テキスト ボックスに、検 索 する文 字 列 を入 力 します。 スペースの削 除 このフィルターは未 加 工 結 果 の先 頭 および末 尾 から空 白 文 字 をすべて削 除 します。 テーブル テーブルフィルターでは、未 加 工 結 果 の表 への変 換 は行 いませんが、列 の並 べ替 えや、列 、行 、ブ ロックの選 択 など、未 加 工 結 果 を表 として操 作 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 163 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 注 : 行 の番 号 設 定 は 0 ベース (0 [0] から始 まる)、列 の番 号 設 定 は 1 ベースです。 1. [列 の区 切 り記 号 ] リスト では、データを列 に分 割 するための記 号 を選 択 します。 2. [行 の区 切 り記 号 ] リスト では、データを行 に分 割 するための記 号 を選 択 します。 注 : 複 数 の連 続 した空 白 は 1 つの空 白 と見 なされるため、列 の右 にあると想 定 していた データで列 が占 められることがあります。たとえば、列 の区 切 り記 号 に空 白 を指 定 して dir コ マンド ラインコマンド の出 力 にこのフィルターを適 用 する場 合 です。 3. 最 初 の行 を列 ヘッダーとするには、[最 初 の行 はヘッダー] を選 択 します。 4. 最 初 の行 を削 除 するには、[結 果 の最 初 の行 を削 除 ] を選 択 します。 5. 列 で並 べ替 えを行 うには、[ソート 基 準 列 ] ボックスに列 番 号 を (1 ベースで) 入 力 します。 ヒント : 値 -1 は列 で並 べ替 えを行 わないことを意 味 します。 6. 昇 順 を指 定 するには、[昇 順 ] ボックスを選 択 します。 デフォルト の並 べ替 え順 序 は、降 順 です。 7. フィルタリングして抽 出 する行 を選 択 するには、次 の操 作 を行 います。 n [選 択 行 ] ボックスに、行 番 号 (0 ベース) を入 力 します。 ヒント : -1 を選 択 すると、データ内 のすべての行 が選 択 されます。 n [選 択 幅 ] ボックスに、抽 出 する行 の列 数 を入 力 します。 ヒント : -1 を選 択 すると、[選 択 列 ] に指 定 した列 の右 にある、データ内 の残 りの列 がすべ て選 択 されます。 8. フィルタリングして抽 出 する列 を選 択 するには、次 の操 作 を行 います。 n [選 択 列 ] に列 番 号 を入 力 します。 ヒント : -1 を選 択 すると、データ内 のすべての列 が選 択 されます。 n [選 択 高 ] ボックスに、抽 出 する列 の行 数 を入 力 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 164 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ヒント : -1 を選 択 すると、[選 択 行 ] に指 定 した行 の下 にある、データ内 の残 りの行 がすべ て選 択 されます。 たとえば、2 ~ 4 列 目 の最 初 の 5 行 を抽 出 するには、次 のように指 定 します。次 に示 す設 定 のうち、 最 初 の 2 つでは選 択 する行 を指 定 し、残 りの 2 つでは選 択 する列 を指 定 します。 l [選 択 行 ]: 0 l [選 択 高 ]: 5 l [選 択 列 ]: 2 l [選 択 幅 ]: 3 XML フィルター XML フィルターを使 用 すると、ステップ内 の XML を解 析 できます。XML は HP OO デフォルト コンテンツ の XML 処 理 オペレーションのいずれかに XML を渡 すフローを作 成 せずに、ステップの入 力 または結 果 から XML を取 得 することができます。 オペレーションでの XML フィルターの使 用 と、デフォルト コンテンツでの XML 処 理 オペレーションの使 用 は、いくつかの点 で異 なります。 l l オペレーション内 でのタスクの完 了 と、タスクの完 了 までのフローのインフラスト ラクチャーの仕 様 が異 なる オペレーション内 のフィルターには、XML 処 理 オペレーションにはない制 限 がいくつかあります。これ らの制 限 については、該 当 のフィルターについて次 のセクションで説 明 します。入 力 XML のフィルタ リングにフィルターとオペレーションのどちらを選 ぶかは、XML の取 得 方 法 によって決 定 します。 XML フィルターは次 のとおりです。 l XML 属 性 の取 得 l XML 要 素 の取 得 l XML 要 素 値 の取 得 l XPath クエリ XML フィルターを説 明 するため、例 では次 の XML 例 を参 照 することとします。 <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?> <tickets> <ticket id="1448" severity="3"> <customer firstName="John" lastName="Doe"> <volume>30000</volume> <company>myOrg</company> HP Operations Orchestration (10.01) 165 / 257 ページ Studio オーサリングガイド <position>CIO</position> <contactInfo> <email>[email protected]</email> <email>[email protected]</email> <mobile>12065551212</mobile> <description internal="1">Private contact info</description> <description>Partial contact info</description> </contactInfo> <description>Our best customer</description> </customer> <details> <description>A simple Test xml</description> <comment user="john"> Initially raising ticket</comment> <comment user="frank"> Problem diagnosed, not a real issue</comment> <comment user="albert">ok, I'm going to close it.</comment> <state>Closed</state> </details> </ticket> <ticket id="1886" severity="5"> <customer firstName="Elaine" lastName="Benson"> <volume>50000</volume> <company>herCompany</company> <position>CEO</position> <contactInfo> <email>[email protected]</email> <mobile>011445551212</mobile> <description internal="1">Private contact info</description> <description>Partial contact info</description> </contactInfo> <description>Our other best customer</description> </customer> <details> <description>datastream bug</description> <comment user="jack">Customer found bug.</comment> <comment user="elsbeth">It is a third-party supplier bug.</comment> <state>Closed</state> </details> </ticket> </tickets> XML 属 性 の取 得 [XML 属 性 の取 得 ] フィルターでは、指 定 する属 性 の 1 つまたは複 数 のインスタンスそれぞれの値 を 抽 出 します。フィルターエディターで、属 性 への要 素 のパスを指 定 してフィルターが適 用 される属 性 のイ ンスタンスを管 理 することができます。 属 性 の単 一 インスタンスに対 する値 を取 得 することも、複 数 のインスタンスに対 する値 を表 形 式 で取 得 することもできます。この表 では、列 はコンマ区 切 りとなり、行 は改 行 区 切 りとなります。 HP Operations Orchestration (10.01) 166 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. [要 素 パス] ボックスに、抽 出 する値 の属 性 を含 む要 素 のパスを指 定 します。要 素 へのパスを部 分 ごとに区 切 るには、フォワード スラッシュ (/) を使 用 します。 フィルターの属 性 値 の取 得 元 の要 素 のインスタンスを管 理 するには、[2] や [3] のように指 定 を追 加 します。要 素 の番 号 付 けは、1 ベース ([1] から開 始 ) です。したがって、要 素 の 2 つ目 のインス タンスを指 定 するには、[2] を使 用 します。 2. 指 定 した要 素 の子 要 素 を検 索 するには、[サブ要 素 を含 む] チェックボックスを選 択 します。 3. [属 性 名 ] ボックスに、値 を取 得 する属 性 の名 前 を入 力 します。 4. [結 果 ] で次 のいずれかを選 択 します。 n 抽 出 結 果 を属 性 の単 一 インスタンスの値 に制 限 するには、[1 つの一 致 ] を選 択 します。 n 指 定 した属 性 のすべてのインスタンスの値 を抽 出 するには、[テーブル] を選 択 します。 例 : コメント のいずれかでユーザー名 を検 索 するには (XML フィルターのト ピックで使 用 した XML の 例 を使 用 します) [要 素 パス] ボックスに /ticket/details/commentと入 力 します。 例 : 特 定 のコメント (この例 では 2 つ目 のコメント ) のユーザー名 を取 得 するには、 1. [要 素 パス] ボックスに/ticket/details/comment[2] と入 力 します。 2. [属 性 名 ] ボックスに、user と入 力 します。 3. [結 果 ] の横 の [1 つの一 致 ] を選 択 します。 john と出 力 されます。 例 : 各 コメント のユーザー名 を検 索 するには 1. [要 素 パス] ボックスに /ticket/details/comment と入 力 します。 2. [属 性 名 ] ボックスに、user と入 力 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 167 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 3. [結 果 ] の横 の [テーブル] を選 択 します。 次 のように出 力 されます。 Path,user /ticket/details/comment[1],john /ticket/details/comment[2],frank /ticket/details/comment[3],albert XML 要 素 の取 得 [XML 要 素 の取 得 ] フィルターで、次 のいずれかの方 法 で記 述 することで、要 素 全 体 (子 要 素 、値 、 属 性 を含 む) を抽 出 できます。 l 相 対 パスまたは絶 対 パスを指 定 する。 l 抽 出 する要 素 の子 要 素 を指 定 する。子 要 素 の特 定 の値 を検 索 することもできます。 l 抽 出 する要 素 の属 性 を指 定 する。属 性 の特 定 の値 を検 索 することもできます。 次 の手 順 で、テキスト ボックスを 1 つまたは組 み合 わせて使 用 して詳 細 を入 力 できます。 1. [要 素 パス] ボックスに要 素 の絶 対 パスを入 力 します。 パス内 の相 対 パスインジケーターは、相 対 パスインジケーターの前 の要 素 の相 対 位 置 を表 しま す。 n ../ は、最 後 に指 定 した要 素 の親 を示 します。 n ./ は、最 後 に指 定 した要 素 です。 例 : 例 の XML では、<volume> および <company> は兄 弟 要 素 で、両 方 とも <customer> 要 素 の子 です。<company> 要 素 は、次 のような相 対 パスで指 定 することもできます。 /tickets/ticket/customer/volume/../company HP Operations Orchestration (10.01) 168 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 特 定 した要 素 に複 数 のインスタンスがある場 合 は、上 記 の例 のようにパスを指 定 するだけで、要 素 のすべてのインスタンスが返 されます。 パスに角 括 弧 で囲 んだ整 数 を使 用 して、要 素 の特 定 のインスタンスを指 定 することができます。 例: /tickets/ticket/details/comment とすると、すべてのチケット のすべてのコメント の詳 細 が指 定 されます。 /tickets/ticket/details/comment[2] とすると、各 チケット の 2 つ目 のコメント が指 定 さ れます。 /tickets/ticket[2]/details/comment とすると、2 つ目 のチケット のすべてのコメント が指 定 されます。 2. [子 の名 前 ] ボックスに、抽 出 する要 素 の子 である要 素 の名 前 を入 力 します。子 要 素 に値 があ る場 合 、[値 ] ボックスに値 を入 力 することで結 果 を絞 り込 めます。 n n [子 の名 前 ] ボックスは、単 一 レベルの子 要 素 に対 してのみ動 作 します。フィルタリングの結 果 、指 定 した子 要 素 の直 接 の親 が返 されます。 [値 ] ボックスは、簡 略 化 した値 を処 理 します。ここに入 力 する値 は、抽 出 する要 素 の子 要 素 の値 と正 確 に一 致 している必 要 があります。 3. [属 性 名 ] ボックスに、抽 出 する要 素 に一 意 の属 性 名 を入 力 します。さらに結 果 を絞 り込 むに は、[値 ] ボックスに属 性 の値 を入 力 します。 例 : 例 の XML では、customer 要 素 とそのコンテンツを抽 出 する複 数 の方 法 があります。 l [要 素 パス] ボックスに /ticket/customer と入 力 する l [子 の名 前 ] ボックスに、次 のように customer の子 要 素 のいずれかを入 力 する。 company position contactInfo [子 ] ボックスに company と入 力 した場 合 、付 属 の [値 ] ボックスに myOrg と入 力 することがで きます。 l [属 性 名 ] ボックスに、次 のいずれかを入 力 します。 名 姓 HP Operations Orchestration (10.01) 169 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 付 属 の [値 ] ボックスに、次 のようにこれらの属 性 に対 応 する値 を入 力 できます。 John Doe これらのフィルターのそれぞれで、出 力 は次 のような customer 要 素 になります。 <customer firstName="John" lastName="Doe"> <company>myOrg</company> <position>CIO</position> <contactInfo> <email>[email protected]</email> <email>[email protected]</email> <mobile>12065551212</mobile> <description internal="1">Private contact info</description> <description>Partial contact info</description> </contactInfo> <description>Our best customer</description> </customer> XML 要 素 値 の取 得 [XML 要 素 値 の取 得 ] フィルターで、特 定 の要 素 の値 を取 得 できます。 [要 素 パス] ボックスに、対 象 の値 の要 素 へのパスを入 力 します。 ほかのフィルターと同 様 、要 素 に複 数 のインスタンスがある場 合 、別 のインスタンスを指 定 しない限 り、 フィルターは最 初 のインスタンスを返 します。 例 : サンプル XML の場 合 電 子 メール要 素 の値 を取 得 するには、/tickets/ticket/customer/contactInfo/email と入 力 しま す。 出 力 は指 定 した 2 つの電 子 メールのいずれかです。 [email protected] [email protected] HP Operations Orchestration (10.01) 170 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 電 子 メール要 素 の特 定 のインスタンスを指 定 するには、/ticket/customer/contactInfo/email[2] と入 力 します。 次 のように出 力 されます。[email protected] XPath クエリ [XPath クエリ] フィルターで、[XPath クエリ] ボックスに入 力 した標 準 の XPath 構 文 を使 用 したクエリで 結 果 からデータを抽 出 することができます。 [XPath クエリ] ボックスに、XPath 構 文 を使 用 してクエリを入 力 します。 角 括 弧 の前 のパスで、結 果 を絞 り込 むクエリの範 囲 を指 定 します。 l 角 括 弧 内 には、クエリのフィルタリング部 分 を入 れます。クエリに、複 数 のフィルターのセット を含 める ことができます。 l 例 : サンプル XML の場 合 次 のいずれかのクエリを使 用 して、40,000 単 位 を超 えるボリュームの顧 客 を抽 出 できます。 l この XPath クエリでは、40,000 を超 えるボリュームの顧 客 を抱 える企 業 がすべて検 索 されま す。 /tickets/ticket/customer/company[../volume>40000] <volume> 要 素 は、<company> タグの兄 弟 のため、要 素 <volume> を探 すためには、角 括 弧 内 のシーケンスを次 のようにして、<company> に対 するパスを記 述 します。 ../ l この XPath クエリでは、40,000 単 位 を超 えるボリュームの顧 客 がすべて検 索 されます。 /tickets/ticket/customer[volume>40000] <volume> は <company> の子 であるため、その相 対 パスを指 定 する必 要 はありません。 参照情報 フィルターエディター 左 上 のフィルターリスト に作 成 したフィルターのリスト が表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 171 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フィルターを作 成 して、フィルターの種 類 を選 択 する場 合 は、右 上 の [詳 細 :] セクションは、選 択 した フィルターの種 類 に従 って、フィルターを変 更 するコント ロールが表 示 されるように変 更 されます。 GUI アイテム 説明 追加 クリックすると新 しいフィルターが追 加 されます。 削除 クリックすると選 択 したフィルター (複 数 も可 ) が削 除 されます。 クリックすると、選 択 したフィルターがリスト の上 または下 に移 動 しま す。フィルターは、リスト に表 示 されている順 番 で処 理 されます。 フィルター入 力 のテスト フィルターが想 定 どおりに動 作 するかテスト するためのデータを配 置 する場 所 です。 すべてのフィルターのテスト テスト を、出 力 または結 果 のすべてのフィルターに適 用 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 172 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 選 択 したフィルターのテスト テスト を選 択 したフィルターに適 用 します。 コピー [フィルター入 力 のテスト ] ボックスのデータをコピーします。 貼 り付 け [フィルター入 力 のテスト ] ボックスにデータを貼 り付 けます。 切 り取 り [フィルター入 力 のテスト ] ボックスのデータを切 り取 ります。 クリア [フィルター入 力 のテスト ] ボックスのデータを消 去 します。 クイックコマンド フィルターをテスト するデータを生 成 するコマンド を入 力 します。コマ ンド の出 力 が [フィルター入 力 のテスト ] ボックスに表 示 されます。 出 力 のテスト フィルターが [フィルター入 力 のテスト ] ボックスのテスト データに適 用 され、フィルタリング結 果 が [出 力 のテスト ] ボックスに表 示 されま す。 変数の使用 変 数 を使 用 すると、フロー内 やフロー間 でデータを移 動 できます。 たとえば、サーバーで実 行 する複 数 のステップがある場 合 、最 初 のステップでサーバーの IP アド レスを 取 得 し、その値 をフロー変 数 に割 り当 てることができます。以 降 、同 じ名 前 の入 力 を持 つ後 続 のス テップではすべて、自 動 的 にそのサーバー名 が使 用 されます。 フロー変 数 フロー変 数 は、フロー変 数 が定 義 されているフロー内 でのみ使 用 できます。 フロー変 数 への値 の割 り当 て 次 の値 をフロー変 数 に割 り当 てることができます。 l l l ステップの結 果 - たとえば、該 当 項 目 をカウント するオペレーションが含 まれたステップによって、結 果 をフロー変 数 に格 納 します。 入 力 値 - たとえば、IP アド レスを入 力 値 として取 得 するステップによって、アド レスをフロー変 数 とし て格 納 します。 スクリプト レット - たとえば、ステップのオペレーションから戻 されたデータを評 価 するスクリプト レット に よって、データをフロー変 数 に格 納 します。 フロー変 数 の使 用 フロー変 数 およびフロー変 数 に格 納 されているデータを、次 の場 所 で参 照 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 173 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l l l l l l l 同 じフロー内 の別 のステップ 並 列 分 岐 ステップのレーン内 – 同 じレーン内 の、または並 列 分 岐 ステップより前 の先 行 ステップに よってフロー変 数 に値 が書 き込 まれた場 合 、レーンステップでフロー変 数 の値 を使 用 できます。た だし、フロー変 数 の値 が別 のレーン内 のステップによって変 数 に書 き込 まれた場 合 は、レーン内 の ステップでこの値 を使 用 することはできません。 オペレーションの入 力 フロー、ステップ、ト ランジションの説 明 – たとえば、ping の遅 延 オペレーションは、ping の平 均 応 答 時 間 をフィルターにより除 外 します。このオペレーションに関 連 付 けられているステップはこの平 均 応 答 時 間 をフロー変 数 latency として保 存 し、さらにこのステップに続 くト ランジションがその値 を ユーザーにレポート することが可 能 です。 レスポンスルールを使 用 してテスト するデータの一 部 – たとえば、フロー変 数 に格 納 した値 が出 力 文 字 列 またはエラー文 字 列 に含 まれているかどうかを確 認 します。 スクリプト レット 内 – スクリプト レット の結 果 をステップの外 部 で利 用 できるようにするには、スクリプト レット でフロー変 数 を作 成 (必 要 なフロー変 数 が存 在 しない場 合 ) し、このフロー変 数 に結 果 を割 り当 てる必 要 があります。 オペレーションのパラメーター内 – オペレーションのパラメーターが値 をとる場 合 、その値 が格 納 され ているフロー変 数 を参 照 すると、値 にアクセスできます。 [フロー変 数 ] ペインを使 用 すると、作 成 したフロー変 数 を追 跡 できます。 グローバル変 数 グローバル変 数 は、グローバルコンテキスト に含 まれているキー名 と値 のペアであるため、常 にすべての フロー実 行 で使 用 または参 照 できます。 フロー変 数 とグローバル変 数 の名 前 が同 じである場 合 、その変 数 名 の参 照 は、グローバル変 数 では なく、その名 前 の (ローカルの) フロー変 数 にアクセスします。これは、変 数 に値 を割 り当 てる場 合 、ま たは変 数 の値 を取 得 する場 合 の、いずれの場 合 にも当 てはまります。 入 力 の値 をグローバル変 数 から取 得 するように指 定 している場 合 、フロー変 数 はそのグローバル変 数 の値 を使 って作 成 され、この値 がフロー変 数 から入 力 に提 供 されます。 ベスト プラクティス l l 大 文 字 と小 文 字 に一 貫 性 があるようにします。たとえば、すべてのフロー変 数 名 にキャメルケース を使 用 します。 フロー変 数 の種 類 ごとに異 なる命 名 規 則 を使 用 します。たとえば、フローの入 力 には FI、ステップ の入 力 には SI、オペレーションの入 力 には OI など、変 数 のタイプに基 づいて変 数 の名 前 に接 頭 辞 を追 加 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 174 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l フロー変 数 には、フロー全 体 からアクセスできます。いずれかのステップでデータが誤 って変 更 される と、フローの後 続 のステップでそのデータの間 違 った値 が使 用 されるため、フロー変 数 の操 作 に注 意 してください。 実 行 する操 作 入 力 の値 をフロー変 数 に割 り当 てる デフォルト では、入 力 の値 は、この入 力 と同 じ名 前 を持 つフロー変 数 に割 り当 てられます。 1. [プロパティ] シート (オペレーションの場 合 ) またはステップのインスペクター (ステップの場 合 ) を開 き ます。 2. [入 力 ] タブで、入 力 を選 択 するか、または新 規 作 成 します。 3. 該 当 する行 の端 にある右 向 き矢 印 をクリックして、入 力 エディターを開 きます。 4. [変 数 への割 り当 て] ボックスで、値 を割 り当 てる変 数 の名 前 を指 定 します。 5. 保 存 します。 入 力 の作 成 の詳 細 については、「入 力 の作 成 」( 118ページ) を参 照 してください。 結 果 の値 をフロー変 数 に割 り当 てる 1. [プロパティ] シート (オペレーションの場 合 ) またはステップのインスペクター (ステップの場 合 ) を開 き ます。 2. [結 果 ] タブで、該 当 する結 果 の行 を選 択 します。 3. [割 り当 て先 ] リスト から [Flow Variable] を選 択 します。 4. [名 前 ] で、フロー変 数 の名 前 を指 定 します。 5. [ソース] で、値 のソースを指 定 します。 結 果 の作 成 の詳 細 については、「出 力 と結 果 の作 成 」( 147ページ) を参 照 してください。 必 要 に応 じて、厳 密 な結 果 を取 得 するには、結 果 に 1 つまたは複 数 のフィルターを作 成 します。 「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 してください。 スクリプト レット の値 をフロー変 数 に割 り当 てる スクリプト レット で値 を作 成 してフロー変 数 に割 り当 てることもできます。 スクリプト レット に、次 の構 文 のコマンド を含 めます。 scriptletContext.putLocal("<localflowvariablename>", <value>); <value> には、スクリプト レット 内 で作 成 されるオブジェクト または変 数 を指 定 できます。 [フロー変 数 ] ペインに情 報 を表 示 する [フロー変 数 ] ペインを使 用 すると、フロー変 数 へのデータの格 納 について、次 のことを追 跡 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 175 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l 必 要 なときにデータを使 用 できるように、フローでフロー変 数 を使 用 する仕 組 み l フロー変 数 がデータを取 得 する場 所 [フロー変 数 ] ペインに、この情 報 がツリー構 造 で表 示 されます。[フロー変 数 ] ペインには、現 在 のフ ローで使 用 されているすべてのフロー変 数 が表 示 され、各 フロー変 数 の作 成 と使 用 が一 覧 表 示 され ます。フロー内 のフロー変 数 に行 った変 更 は、[フロー変 数 ] ペインに自 動 的 に反 映 されます。 [フロー変 数 ] ペインを開 くには、Studio ウィンド ウの右 上 にある [フロー変 数 ] タブをクリックします。 [フロー変 数 ] ペインの情 報 をフィルタリングする 最 も関 心 のあるフロー変 数 の使 用 に焦 点 を絞 るため、ペインに表 示 するフロー変 数 の使 用 を選 択 できます。 1. [フロー変 数 ] ツールバーの [フィルター] ボタン す。 をクリックして、フィルターボタンを表 示 しま 2. 表 示 されたボタンの行 で、ボタンをクリックして、各 フィルタータイプのオンとオフを切 り替 えます。各 データソースタイプを切 り替 えると、そのタイプのデータソースが表 示 されたり、表 示 から削 除 されま す。 n フロー入 力 n ユーザープロンプト のステップ入 力 注 : ユーザープロンプト は、このバージョンの HP OO ではサポート されていません。 HP Operations Orchestration (10.01) 176 / 257 ページ Studio オーサリングガイド n ユーザープロンプト が設 定 されていないステップ入 力 n 結果 n スクリプト レット フロー変 数 のリスト の参 照 先 の入 力 を見 つける 特 定 の使 用 を表 示 して、その使 用 を定 義 するエディターを開 くには、[フロー変 数 ] ペインで使 用 イン スタンスを選 択 します。 l l 使 用 がフロー入 力 の場 合 、[入 力 ] タブにフローの [プロパティ] シート が開 いて、関 連 する入 力 の 入 力 エディターが開 きます。 使 用 がステップ入 力 または結 果 の場 合 、選 択 したステップが含 まれたフロー図 が開 きます。フロー 図 の下 に、入 力 または結 果 のエディターが開 きます。 ヒント : 使 用 のリスト を上 に移 動 するには、[前 へ] するには、[次 へ] ボタンを使 用 し、使 用 のリスト を下 に移 動 ボタンを使 用 します。 グローバル変 数 を表 示 する フロー内 のすべてのグローバル変 数 を表 示 するには、フローをデバッグします。グローバル変 数 (フロー 変 数 も同 様 ) および変 数 の現 在 の値 が、コンテキスト インスペクターに表 示 されます。 コンテキスト インスペクターの詳 細 については、「コンテンツの検 査 」( 207ページ) を参 照 してください。 グローバル変 数 を変 更 する 重 要 : グローバル変 数 の値 を変 更 する前 に、グローバル変 数 はすべてのフローのすべての実 行 に使 用 できることに留 意 してください。グローバル変 数 の値 を変 更 すると、そのグローバル変 数 を 使 用 するほかのフローとオペレーションに影 響 します。 グローバル変 数 を変 更 するには、タスク 入 力 の値 をフロー変 数 に割 り当 てる を完 了 します。[変 数 へ の割 り当 て] ボックスで、値 を割 り当 てるグローバル変 数 の名 前 を入 力 します。 フロー変 数 をデフォルト でグローバルにする サブフローで発 生 する場 合 を除 き、フロー内 のすべてのフロー変 数 がデフォルト でグローバルになるよう に、フローを設 定 できます。 1. フローの [フロープロパティ] シート を表 示 します。 2. [詳 細 ] タブを選 択 します。 3. [サブフローではない場 合 に、フロー変 数 をグローバルにする] チェックボックスをオンにします。 HP Operations Orchestration (10.01) 177 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 参照情報 [フロー変 数 ] ペイン 作 成 ペインでフローを開 いている場 合 、[フロー変 数 ] ペインに各 フロー変 数 がアルファベット 順 に表 示 され、フローの各 使 用 の説 明 (フロー変 数 を使 用 できるフロー内 の各 場 所 ) が表 示 されます。 GUI アイテム 説明 クリックすると、使 用 のリスト 内 を上 に移 動 します。 クリックすると、使 用 のリスト 内 を下 に移 動 します。 クリックすると、フィルターボタンが表 示 されて、[フロー変 数 ] ペインに表 示 されている 情 報 をフィルタリングできるようになります。 フロー内 でこのフロー変 数 を使 用 した回 数 を表 示 します。 フロー変 数 の特 定 の使 用 がフロー入 力 で発 生 した場 合 、チェックされます。 フロー変 数 の特 定 の使 用 がユーザー入 力 から値 を取 得 している場 合 、チェックさ れます。 [フロー変 数 ] ペインのフィルターボタン [フロー変 数 ] ツールバーの [フィルター] ボタン HP Operations Orchestration (10.01) をクリックして、フィルターボタンを表 示 します。 178 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フィルターボタンをクリックして、各 フィルタータイプのオンとオフを切 り替 えます。各 データソースタイプを切 り替 えると、そのタイプのデータソースが表 示 されたり、表 示 から削 除 されます。 フィルターボタ ン 説明 フロー入 力 - フロー変 数 が入 力 内 で参 照 されます。 ユーザープロンプト を使 用 したステップ入 力 ユーザープロンプト を使 用 しないステップ入 力 注 : ユーザープロンプト は、このバージョンの HP OO ではサポート されていませ ん。 結 果 - フロー変 数 がステップ結 果 に関 連 付 けられます。 スクリプト レット - フロー変 数 がスクリプト レット で参 照 されます。 リターンステップの作成 フローには、フローを終 了 する 1 つ以 上 のリターンステップが必 要 です。 リターンステップの種 類 には次 の 4 つがあります。 l l 解決済み – 正 常 に実 行 されているフローの標 準 のリターンステップです。 診断済み – 何 が問 題 なのかを特 定 して、通 知 以 外 の操 作 を実 行 しないことをフローが選 択 したことを示 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 179 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l 操 作 なし れます。 – データを収 集 したが、診 断 か修 復 かを修 復 フローが決 定 できない場 合 に使 用 さ 注 : データ収 集 のみを目 的 としたフローでは、フローが完 了 すると、操 作 なし 済み を返 します。 l ではなく解 決 エラー – フローの実 行 が最 後 まで失 敗 した場 合 に使 用 されます。たとえば、入 力 が正 しくない 場 合 や、システムに到 達 できない場 合 や、フローに問 題 がある場 合 に使 用 されます。 各 リターンステップ名 で、コロンの後 にあるのがリターンステップのレスポンスです。たとえば、エラー: 失 敗 のようになります。このレスポンスを編 集 できます。たとえば、エラー: 失 敗 をもたらした結 果 が、オペ レーションの失 敗 ではなく、要 求 されるしきい値 に到 達 しない結 果 だった場 合 、この結 果 を反 映 す る、エラー: しきい値 に到 達 していないなどの新 しいレスポンスをエラー: 失 敗 ステップに作 成 できます。 ベスト プラクティス l l フロー内 に同 じ種 類 の終 了 ステップが複 数 ある場 合 (複 数 のエラー終 了 ステップなど)、失 敗 の原 因 を含 めるように終 了 ステップの名 前 を変 更 します。 オペレーションの失 敗 と否 定 の結 果 を混 同 しないようにします。たとえば、回 答 が TRUE または FALSE となる質 問 をオペレーションがした場 合 、回 答 FALSE は失 敗 と同 じことではありません。こ のような場 合 、結 果 が FALSE の場 合 とオペレーションの失 敗 の場 合 の、2 つのエラーで結 果 を返 す必 要 があります。 HP Operations Orchestration (10.01) 180 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 フローにリターンステップを追 加 する 1. 作 成 ペインのツールバーで、[ステップパレット ] ボタン 示 します。 をクリックして、ステップパレット を表 2. ステップパレット から、使 用 するリターンステップのアイコンを作 成 キャンバスにド ラッグします。 3. フローステップからリターンステップへのト ランジションを作 成 します。 リターンステップのレスポンスを変 更 する リターンステップのレスポンスは、そのリターンステップに至 った結 果 をより具 体 的 に表 すように変 更 でき ます。たとえば、フローに複 数 のエラーレスポンス (エラー: 失 敗 とエラー: しきい値 に到 達 していない) が ある場 合 、[エラー] アイコンを作 成 キャンバスにド ラッグしたときに、必 要 なレスポンスがエラーリター ンステップに含 まれない可 能 性 があります。 1. 作 成 ペインでリターンステップを右 クリックし、[レスポンスの選 択 ] を選 択 します。 2. リターンステップに必 要 なレスポンスを選 択 します。たとえば、「エラー: しきい値 に到 達 していな い」を選 択 します。 新 しいレスポンスを作 成 してリターンステップに割 り当 てる 使 用 可 能 なレスポンスのリスト に必 要 なレスポンスが含 まれていない場 合 、カスタムのレスポンスを作 成 できます。 1. 作 成 ペインでリターンステップを右 クリックし、[レスポンスの選 択 ] を選 択 します。 2. [新 規 レスポンスの追 加 ] を選 択 します。 3. ダイアログボックスで、新 しいレスポンスの名 前 を入 力 し、[OK] をクリックします。 参照情報 ステップパレット ステップパレット には、リターンステップ、並 列 分 岐 ステップ、複 数 のインスタンスステップ、およびコールア ウト をフローにド ラッグするためのボタンがあります。ステップパレット を表 示 するには、作 成 ペインのツー ルバーで [ステップパレット ] ボタン HP Operations Orchestration (10.01) をクリックします。 181 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ボタン 説明 成 功 リターンステップをフローにド ラッグできます。 成功 診 断 済 みリターンステップをフローにド ラッグできます。 診断済み 操 作 なしリターンステップをフローにド ラッグできます。 操 作 なし 失 敗 リターンステップをフローにド ラッグできます。 失敗 並 列 分 岐 ステップをフローにド ラッグできます。 並 列 分 岐 ステップ 複 数 のインスタンスステップをフローにド ラッグできます。 複 数 のインスタンスステップ コールアウト ド ッキングバー HP Operations Orchestration (10.01) コールアウト をフローにド ラッグして、ユーザーに情 報 を提 供 できます。 クリックして、パレット のド ッキングとド ッキング解 除 を行 いま す。 182 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 高度な作成 この章 では、より複 雑 なフローの作 成 について説 明 します。単 純 なフローの作 成 については、「フロー 作 成 – 基 本 」( 97ページ) を参 照 してください。 フローの作 成 時 、メモリを無 制 限 に増 大 させるようなフローは作 成 しないでください。フローが休 止 し、 一 部 のタスクを実 行 した後 にまた休 止 する、といった無 限 のループを実 行 するフローなどは作 成 しな いでください。この場 合 、システムでメモリがなくなるまで実 行 履 歴 が増 大 します。 フロー内 でのサブフローの作 成 183 並 列 分 岐 ステップのフローの作 成 186 複 数 のインスタンスステップのフローの作 成 190 フロー内 でのスクリプト レット の使 用 198 フローでの正 規 表 現 の使 用 202 フロー内でのサブフローの作成 サブフローからステップを作 成 して、フローを単 純 化 できます。次 のことが可 能 です。 l プログラミングタスクを、管 理 しやすいように小 さく分 割 する l フローの部 分 ごとにテスト を行 う l 作 成 したステップを再 使 用 する たとえば、以 下 のフローにおいて Windows Health Checkのステップはサブフローです。 サブフローは、複 数 のオペレーションが含 まれている場 合 でも 1 つのステップとして処 理 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 183 / 257 ページ Studio オーサリングガイド サブフローでは主 に、親 フローのステップがアクセスする必 要 のあるデータを生 成 します。フロー内 で作 成 したフロー変 数 は、そのフロー外 では参 照 できません。ただし、サブフローの結 果 をフロー出 力 フィー ルド として保 存 することにより、サブフローから親 フローに値 を渡 すことが可 能 です。 ベスト プラクティス l l フローは、Studio の最 大 の大 きさである 1024 x 768 の画 面 上 のキャンバスに、1:1 の表 示 倍 率 に 合 わせて作 成 します。これより大 きいフローにすることも不 可 能 ではありませんが、フローが大 きくな る場 合 、そのステップのシーケンスの一 部 をサブフローに分 割 できないかをよく確 認 してください。 最 上 位 の親 フロー内 のすべてのト ランジションに説 明 と名 前 を付 けます。これらのト ランジションの 説 明 は、ト ランジションの先 行 ステップで発 生 する内 容 について説 明 します。データが実 行 中 に必 ず表 示 されなければならない場 合 を除 き、サブフローのト ランジションの説 明 を追 加 する必 要 はあ りません。 実 行 する操 作 サブフローのあるフローの作 成 1. まずフローを作 成 し、保 存 します。 2. 親 フローとして機 能 する新 しいフローを作 成 します。 3. [プロジェクト ] ペインからこのサブフローを親 フローにド ラッグし、サブフローからステップを作 成 しま す。 サブフローから親 フローへのデータの引 き渡 し 1. 作 成 キャンバスでサブフローを開 き、親 フローでデータを使 用 可 能 にするステップのインスペクター を開 きます。 2. [結 果 ] タブをクリックし、結 果 を追 加 します (詳 細 については、「ステップの結 果 の設 定 」( 150ペー ジ) を参 照 してください)。 3. 結 果 データがフロー出 力 フィールド に保 存 されるように結 果 を設 定 します。これによって、サブフ ロー外 でデータが使 用 可 能 になります。 a. [名 前 ] で、フロー出 力 フィールド の名 前 を入 力 します。 b. [ソース] で、[結 果 フィールド : Result] を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 184 / 257 ページ Studio オーサリングガイド c. [割 り当 て先 ] で、[Flow Output Field] を選 択 します。 d. 必 要 に応 じてフィルターを作 成 し、結 果 をフィルター処 理 します (詳 細 については、「出 力 お よび結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 してください)。 4. 親 フローの作 成 キャンバスで、サブフローから作 成 したステップのインスペクターを開 きます。 5. [結 果 ] タブをクリックし、ステップの結 果 を作 成 します。デフォルト では、この新 しい結 果 により以 下 が行 われます。 n サブフローのフロー出 力 フィールド の名 前 が付 いた結 果 フィールド から値 を取 得 する n サブフローのフロー出 力 フィールド と同 じ名 前 を持 つ n デフォルト で結 果 と同 じ名 前 を持 ち、このステップに続 くト ランジションとステップで使 用 可 能 に なった、フロー変 数 に割 り当 てられる 例 1. コマンド 操 作 をコピーし、"dir C:\" を実 行 するようにします。これに dir という名 前 を付 けます。 2. flowdir という名 前 のフローを作 成 します。 3. flowdir フローで、オペレーション dir を使 用 してステップを作 成 します。 4. dir ステップで、オペレーションの出 力 文 字 列 から得 られる結 果 を追 加 します。 5. 結 果 をフロー出 力 フィールド に割 り当 て、結 果 に foo という名 前 を付 けます。これで、フローにも foo という名 前 のフロー出 力 フィールド が追 加 されました。 6. parentflow という名 前 の別 のフローを作 成 します。 7. parentflow で、flowdir からステップを作 成 します。 8. flowdir ステップに結 果 を追 加 します。 新 しい結 果 の名 前 は、デフォルト では foo です。これは、[結 果 フィールド : foo] から値 を取 得 し、 その値 が foo という同 名 のフロー変 数 に割 り当 てられます。これで、サブフローのステップ dir の結 果 foo は、親 フローの flowdir ステップの後 に続 くト ランジションとステップで使 用 可 能 になります。 9. これをテスト するには、flowdir ステップの後 に基 本 通 知 オペレーションから作 成 されたステップを追 加 します。 10. この新 しいステップで、以 下 を行 います。 a. 入 力 notifyData を定 数 を使 用 する単 一 値 として定 義 し、定 数 に ${foo} を指 定 します。 b. 入 力 notifyMethod を定 数 を使 用 する単 一 値 として定 義 し、定 数 に Display を指 定 しま す。 HP Operations Orchestration (10.01) 185 / 257 ページ Studio オーサリングガイド c. 入 力 subject を定 数 を使 用 する単 一 値 として定 義 し、定 数 を次 のように指 定 します。正 常 に動 作 した場 合 、フロー出 力 フィールド に「foo という outputString の内 容 」と表 示 。 d. フローをデバッグします。 並列分岐ステップのフローの作成 並 列 分 岐 ステップは、同 時 に実 行 される一 連 の連 続 したステップです。各 連 続 ステップは、フロー図 内 にレーンとして視 覚 的 に表 されます。各 レーンに含 まれるステップを「レーンステップ」と呼 びます。フ ローを実 行 すると、レーンが同 時 に開 始 されます。 並 列 分 岐 ステップは、それぞれに独 立 した異 なる処 理 を同 時 に実 行 する場 合 に最 適 です。これに 対 して、複 数 のインスタンスステップでは、複 数 の異 なる単 一 入 力 を使 ってインスタンスが同 じ処 理 を 実 行 します。 たとえば、並 列 分 岐 ステップを使 用 すると、XML ファイルの記 述 と検 証 を実 行 すると同 時 に、担 当 者 にこの記 述 と検 証 について電 子 メールを送 信 できます。 l l 1 番 目 のレーンに、ファイルの記 述 と検 証 のステップが含 まれます。 2 番 目 のレーンによって電 子 メールが送 信 されます。 実 行 する操 作 並 列 分 岐 ステップを作 成 する 1. 作 成 ペインのツールバーで、[ステップパレット ] ボタン 示 します。 HP Operations Orchestration (10.01) をクリックして、ステップパレット を表 186 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 2. ステップパレット から、[並 列 分 岐 ステップ] アイコンを作 成 キャンバスにド ラッグします。デフォ ルト では、ステップには 2 つのレーンがあります。 3. 各 レーンに含 めるステップシーケンスを作 成 します。 a. レーンにステップ (フローまたはオペレーション) を追 加 します。 b. 各 レーンのステップを接 続 します。 c. レーン内 の最 後 のステップを [レーンエンド ] アイコン にド ラッグします。 4. 複 数 のインスタンスステップを残 りのフローに接 続 します。 a. 並 列 分 岐 ステップが開 始 ステップではない場 合 、この並 列 分 岐 ステップに先 行 するステップを [並 列 分 岐 ステップ] アイコンに接 続 します。 b. 並 列 分 岐 ステップの [完 了 ] レスポンスをフローの次 のステップに接 続 します。 レーンの表 示 順 序 を変 更 する フロー図 内 のレーンの表 示 順 序 を変 更 できますが、フローを実 行 すると、すべてのレーンが同 時 に開 始 されます。フロー図 内 の表 示 順 序 は、処 理 の順 序 には影 響 しません。 1. 移 動 するレーンを右 クリックします。 2. ド ロップダウンメニューから、[レーンを上 に移 動 ] または [レーンを下 に移 動 ] を選 択 します。 並 列 分 岐 ステップまたはコンポーネント を移 動 する l l 並 列 分 岐 ステップを移 動 するには、フロー図 内 の [並 列 分 岐 ステップ] ド ラッグします。 アイコンをクリックして 個 々 のレーンステップを移 動 するには、ステップを選 択 し、レーン内 または別 のレーンにド ラッグしま す。 並 列 分 岐 ステップをコピーする 1. フロー図 内 で [並 列 分 岐 ステップ] アイコンを右 クリックし、[コピー] を選 択 します。 2. 作 成 キャンバスを右 クリックし、[貼 り付 け] を選 択 します。 並 列 分 岐 ステップのコンポーネント をコピーする 並 列 分 岐 ステップのコンポーネント をコピーするには、次 のいずれかのツールを使 用 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 187 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l [編 集 ] > [コピー] メニューコマンド と [編 集 ] > [貼 り付 け] メニューコマンド l 右 クリックメニュー l キーボード の組 み合 わせ Ctrl+C、Ctrl+V l 作 成 ペインツールバーの [コピー] ボタンと [貼 り付 け] ボタン 注 : レーンをコピーする場 合 、[貼 り付 け] コマンド を実 行 するときに、カーソルをレーン内 に置 きま す。 レーンを追 加 する 1. 既 存 のレーンを右 クリックします。 2. ド ロップダウンメニューから、[レーンの追 加 ] を選 択 します。 現 在 選 択 しているレーンの下 に、新 しい空 のレーンが追 加 されます。 レーンを複 製 する 1. 既 存 のレーンを右 クリックします。 2. ド ロップダウンメニューから、[レーンの複 製 ] を選 択 します。 コピーしたレーンのすぐ下 に、同 じタイト ルを持 つ新 しいレーンが表 示 されます。 レーンを削 除 する レーンを削 除 するには、次 のいずれかのツールを使 用 します。 l [編 集 ] > [レーンの削 除 ] メニューコマンド l 右 クリックメニュー l キーボード の組 み合 わせ Ctrl+X l 作 成 ペインツールバーの [削 除 ] ボタン レーンのサイズを変 更 する 1. レーンの空 白 部 分 をクリックして選 択 します。辺 と角 にハンド ルが表 示 されます。 2. 辺 または角 のハンド ルをド ラッグします。 レーンの名 前 を変 更 する デフォルト では、レーンの名 前 はレーン 1、レーン 2 などとなります。 HP Operations Orchestration (10.01) 188 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. レーンを右 クリックして [名 前 の変 更 ] を選 択 します。 2. 表 示 されたテキスト ボックスに、レーンの新 しい名 前 を入 力 します。 レーンの開 始 ステップを変 更 する レーンの開 始 ステップには、フローの開 始 ステップのような緑 色 の枠 がありません。 [レーン開 始 ] アイコン コネクターを、現 在 の対 象 のレーンステップから、レーンの開 始 ステップにする ステップにド ラッグします。 並 列 分 岐 ステップとの間 でデータを移 動 する 並 列 分 岐 ステップが開 始 すると、ステップの各 レーンはグローバルコンテキスト のフロー変 数 のコピー、 ローカルコンテキスト の変 数 のコピー、および並 列 分 岐 ステップ自 体 の入 力 を取 得 します。各 レーンで は、通 常 のフロールールに従 って、ほかのレーンとは関 係 なく、これらの変 数 を使 用 したり、これらの変 数 を作 成 、変 更 、または削 除 できます。 1 つのレーン内 のステップから別 のレーン内 のステップに値 を渡 すことはできません。各 レーン内 のステッ プには、並 列 分 岐 ステップ (およびステップのレーン) が開 始 されたときに利 用 できるようになった値 のみ 含 まれています。 レーンで実 行 が終 了 すると、各 コンテキスト のフロー変 数 が、呼 び出 し元 のフロー (並 列 分 岐 ステップ が含 まれているフロー) のコンテキスト に戻 されてマージされます。マージの順 序 は、レーンが終 了 した 順 序 です。このため、2 つのレーンが同 じフロー変 数 に書 き込 む場 合 、後 に終 了 したレーンによって 変 数 の最 後 の値 が書 き込 まれます。 並 列 分 岐 ステップのレーン内 のステップでは、ローカルコンテキスト とグローバルコンテキスト からデータを 取 得 して、ローカルコンテキスト に保 存 できます。レーンステップは、スクリプト レット で scriptletcontext.putGlobal() メソッド を使 用 する場 合 のみ、グローバルコンテキスト に書 き込 み できます。scriptletcontext.putGlobal() を使 用 する構 文 については、オペレーションまたはステッ プの [スクリプト レット ] タブで、JavaScript テンプレート を挿 入 します。 並 列 分 岐 ステップをデバッグする 実 際 の実 行 時 には、フローを実 行 するとレーンは同 時 に開 始 されて実 行 されますが、デバッガーでテ スト すると連 続 して実 行 されます。デバッガーでのレーンの実 行 順 序 は制 御 できませんが、一 意 の名 前 を指 定 すると、実 行 された順 序 を確 認 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 189 / 257 ページ Studio オーサリングガイド この方 法 では、デバッガーで実 稼 働 環 境 でのフローの動 作 が正 確 には再 現 されませんが、デバッガー で並 列 分 岐 ステップを連 続 して実 行 すると、さまざまな条 件 を制 御 しながらテスト できます。詳 細 につ いては、「複 雑 なフローのデバッグ」( 220ページ) を参 照 してください。 複数のインスタンスステップのフローの作成 複 数 のインスタンスステップは、複 数 のターゲット で同 時 に実 行 されるステップです。たとえば、100 台 の サーバーで Windows 診 断 フローを実 行 する場 合 、100 台 のすべてのサーバーで同 時 にフローを実 行 する、複 数 のインスタンスステップを作 成 できます。 オペレーションのターゲット (この例 では 100 台 のサーバー) は、複 数 のインスタンスステップの入 力 リスト で定 義 されます。 複 数 のインスタンスステップ内 に、1 つまたは複 数 のオペレーションまたはサブフローを含 めることができ ます。複 数 のインスタンスステップ内 のオペレーションまたはサブフローは、ターゲット ごとに 1 回 実 行 され ます。この実 行 をインスタンスと言 います。 各 インスタンスは、インスタンスの開 始 時 に、グローバルコンテキスト とローカルコンテキスト の複 製 を取 得 します。実 行 時 に、インスタンスのステップごとに、複 数 のインスタンスステップ内 のグローバル変 数 、 フロー変 数 、およびフロー出 力 フィールド を変 更 できます。 注 : いずれかのインスタンスで例 外 が発 生 した場 合 、そのインスタンスは停 止 されます。ほかのイ ンスタンスは並 列 で実 行 されているため、引 き続 き実 行 されます。 複 数 のインスタンスステップと並 列 分 岐 ステップの相 違 点 複 数 のインスタンスステップでは、各 インスタンスが別 々 のターゲット で同 じタスクを実 行 しますが、並 列 分 岐 ステップでは、異 なるタスクを実 行 するように各 並 列 ステップを設 定 できます。 複 数 のインスタンスステップでは、実 行 時 にインスタンス数 が変 化 する可 能 性 がありますが、並 列 分 岐 ステップでは、並 列 ステップの数 は一 定 です。 フローデータの保 存 複 数 のインスタンスステップのインスタンスで作 成 されたフロー変 数 、グローバル変 数 、およびフロー出 力 フィールド は、作 成 および割 り当 て元 のインスタンスに対 してローカルです。これらの変 数 とフロー出 HP Operations Orchestration (10.01) 190 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 力 フィールド の変 数 は、以 下 のいずれかの方 法 でこのデータを残 りのフローで使 用 できるようにしない 場 合 、レーンの終 了 時 に消 去 されます。 l 複 数 のインスタンスステップの結 果 にデータをバインド する l データを保 存 するように、複 数 のインスタンスステップにスクリプト レット を作 成 する 結 果 を使 用 したデータの保 存 複 数 のインスタンスステップの終 了 後 にフロー変 数 のデータを使 用 できるようにするため、ステップの結 果 を複 数 のインスタンスステップに定 義 して、インスタンスで作 成 されたフロー変 数 から値 を取 得 でき ます。複 数 のインスタンスステップのステップのインスペクターの [結 果 ] タブで、[ソース] 列 の [結 果 <result>] を選 択 して、インスタンスで作 成 されたフロー変 数 を選 択 します。 同 様 の方 法 で、インスタンスのサブフローで作 成 されたフロー出 力 フィールド のデータを保 存 することも できます。複 数 のインスタンスステップのステップのインスペクターの [結 果 ] タブで、[ソース] 列 の [結 果 フィールド <result>] を選 択 して、インスタンスで作 成 されたフロー出 力 フィールド を選 択 します。 [割 り当 て操 作 ] フィールド を設 定 し、収 集 した値 を使 って別 の処 理 を実 行 できます。たとえば、異 な るインスタンスの結 果 を追 加 したり、異 なるインスタンスの結 果 をすべて足 し合 わせたり、より新 しいイ ンスタンスで古 いインスタンスを上 書 きしたりできます。 以 下 の例 では、複 数 のインスタンスステップの結 果 に 5 つの変 数 が設 定 されています。最 初 の 3 つの 変 数 はフロー変 数 から値 を取 得 し、残 りの 2 つの変 数 はフロー出 力 フィールド から値 を取 得 します。 Instance1とInstance2の2 つのインスタンスが存 在 し、メインフローのコンテキスト は空 であり、 Instance2 は Instance1 の後 で終 了 するとします。これらのインスタンスで以 下 の変 数 を指 定 するとし ます。 Instance1 l l フロー変 数 var1 = x var2 = y var3 = w HP Operations Orchestration (10.01) 191 / 257 ページ Studio オーサリングガイド n フロー出 力 フィールド var4 = z l Instance2 n フロー変 数 var2 = t var3 = v n フロー出 力 フィールド var5 = u 複 数 のインスタンスステップが終 了 したときに、変 数 の値 は次 のようになります。 var1 = NULL (Instance2 では、この変 数 の値 は存 在 せず、アクションが上 書 きされるため) var2 = t (Instance2 の値 によって Instance1 の値 が上 書 きされます) var3 = wv (Instance2 の値 が Instance1 の値 に追 加 されています) var4 = NULL (Instance2 では、この変 数 の値 は存 在 せず、アクションが上 書 きされるため) var5 = u スクリプト レット を使 用 したデータの保 存 ステップで生 成 したデータを残 りのフローで使 用 できるようにするには、データを収 集 して、インスタンス の実 行 が完 了 した後 も引 き続 き存 在 する変 数 として保 存 する、スクリプト レット を作 成 するという方 法 もあります。 ここに示 す例 では、スクリプト レット を使 用 して、実 行 された各 インスタンスが成 功 したのか失 敗 したの かを追 跡 し、このデータを累 計 し、グローバルコンテキスト で使 用 可 能 な変 数 として保 存 しています。 このスクリプト レット は、インスタンスごとに 1 回 ずつ、複 数 回 実 行 されます。毎 回 、現 在 のインスタンス (scriptletBranchContext) の ScriptletContext にアクセスでき、scriptletContext にアクセス することで親 フローコンテキスト を変 更 できます。 scriptletBranchContext は scriptletContext と同 じアクセスメソッド を備 えています。 HP Operations Orchestration (10.01) 192 / 257 ページ Studio オーサリングガイド スクリプト レット の詳 細 については、「フロー内 でのスクリプト レット の使 用 」( 198ページ) を参 照 してくださ い。 アップグレード 後 のマージ 前 のバージョンの HP OO からアップグレード すると、[複 数 インスタンスの切 り替 え] オプションを使 って作 成 された複 数 のインスタンスステップがフローに含 まれている場 合 、古 いインスタンスを上 書 きする新 し いインスタンスによって、ステップで作 成 されたグローバル変 数 が更 新 されます。 実 行 する操 作 複 数 のインスタンスステップを作 成 する 1. 作 成 ペインのツールバーで、[ステップパレット ] ボタン 示 します。 2. ステップパレット から、[複 数 のインスタンス] をクリックして、ステップパレット を表 アイコンを作 成 キャンバスにド ラッグします。 3. [プロジェクト ] ペインから、フローまたはオペレーションを複 数 のインスタンスレーンにド ラッグします。 注 : 複 数 のフローおよびオペレーションを複 数 のインスタンスレーンに追 加 できます。 4. 入 力 を複 数 の値 のリスト として作 成 して、複 数 のインスタンスステップのターゲット のリスト を設 定 します。たとえば、フローを実 行 するサーバーのリスト の場 合 、次 の操 作 を実 行 します。 a. ステップの開 始 時 に [複 数 のインスタンス] アイコンをダブルクリックし、複 数 のインスタンス ステップのステップのインスペクターを開 きます。 b. 入 力 を作 成 します。この例 では、入 力 の名 前 は servers です。 c. [必 須 ] チェックボックスをオンにして、種 類 を [値 のリスト ] に設 定 します。 d. 行 の端 にある右 向 き矢 印 ( ) をクリックして、その行 の入 力 エディターを開 きます。 e. [入 力 区 切 り記 号 ] ボックスに、区 切 り記 号 (リスト 内 の要 素 を区 切 る記 号 ) を入 力 します。 f. 値 のリスト を入 力 する方 法 を指 定 します。たとえば、複 数 のインスタンスステップを多 数 のサー バーで実 行 するには、[定 数 を使 用 する] を選 択 し、[定 数 値 ] ボックスでサーバー名 を指 定 し HP Operations Orchestration (10.01) 193 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ます。 値 のリスト を作 成 する方 法 には、前 のステップの結 果 を使 用 する方 法 や、別 のプログ ラムと統 合 する方 法 もあります。 入 力 の値 のリスト を作 成 するオプションの詳 細 については、「入 力 ソースの指 定 」( 125ペー ジ) を参 照 してください。 5. 複 数 のインスタンスステップの複 数 の異 なる部 分 を接 続 します。 a. [レーン開 始 ] アイコン を複 数 のインスタンスレーンの最 初 のステップに接 続 します。 b. 複 数 のインスタンスステップに複 数 のステップが含 まれている場 合 は、これらのステップを接 続 します。 c. レーン内 の最 後 のステップのすべてのレスポンス行 を [レーン - エンド ] アイコン ラッグします。 にド 6. ターゲット のリスト を各 内 部 ステップに適 用 します。 a. 複 数 のインスタンスレーン内 の内 部 ステップごとに、ステップのインスペクターを開 いて入 力 を追 加 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 194 / 257 ページ Studio オーサリングガイド b. 入 力 エディターを開 いて、[変 数 から割 り当 て] リスト で、ターゲット のリスト を保 持 するために 作 成 した変 数 を選 択 します。この例 では、この変 数 は servers です。 7. 複 数 のインスタンスステップのさまざまなインスタンスで収 集 されたデータを保 存 するには、結 果 を 保 存 するフロー変 数 を作 成 します。 a. [マルチステップ] アイコンをダブルクリックし、複 数 のインスタンスステップのステップのインス ペクターを開 きます。 b. [結 果 ] タブをクリックして結 果 を追 加 します。 c. [割 り当 て先 ] 列 で、結 果 をフロー変 数 に割 り当 てます。 d. データを保 持 するフロー変 数 に名 前 を指 定 します。たとえば、outcome と指 定 します。 e. データをどのように保 存 するのかを決 定 します。この例 では、各 サーバーの結 果 を保 存 するた め、割 り当 て操 作 は APPEND になっています。詳 細 については、以 下 の「複 数 のインスタン スステップの出 力 を保 存 する」を参 照 してください。 8. グローバルコンテキスト で作 成 できるよう、複 数 のインスタンスステップのさまざまなインスタンスで収 集 されたデータを保 存 するには、結 果 を保 存 するスクリプト レット を作 成 します。 a. 複 数 のインスタンスステップのステップのインスペクターで、[スクリプト レット ] タブをクリックします。 b. scriptletBranchContextのデータを収 集 するスクリプト レット を作 成 して、 scriptletContext で使 用 できるようにします。 次 の例 では、スクリプト レット を使 用 して、outcome 変 数 のすべての値 を累 計 するようにフ ローに指 示 しています。これは、前 の手 順 で選 択 した APPEND アクションと似 ています。 9. 複 数 のインスタンスステップを残 りのフローに接 続 します。 a. 複 数 のインスタンスステップが開 始 ステップではない場 合 、この複 数 のインスタンスステップに 先 行 するステップを [複 数 のインスタンス] HP Operations Orchestration (10.01) アイコンに接 続 します。 195 / 257 ページ Studio オーサリングガイド b. 複 数 のインスタンスステップの [完 了 ] レスポンスをフローの次 のステップに接 続 します。 複 数 のインスタンスステップの出 力 を保 存 する インスタンスのフロー変 数 とフロー出 力 フィールド のデータは、複 数 のインスタンスステップが完 了 すると 消 去 されます。このデータを保 存 するために、データを複 数 のインスタンスステップの結 果 にバインド で きます。 1. 前 述 の手 順 に従 って、複 数 のインスタンスステップを作 成 します。 2. ステップのインスペクターで [結 果 ] タブをクリックします。 3. 保 存 する各 フロー変 数 の結 果 行 を追 加 します。 4. [名 前 ] 列 に、データを保 存 するフロー変 数 の名 前 を入 力 します。 5. [ソース] 列 で、保 存 するデータのソースであるフロー変 数 またはフロー出 力 フィールド を選 択 しま す。 n n インスタンスで作 成 されたフロー変 数 を選 択 するには、[ソース] 列 で [結 果 <result>] を選 択 します。 インスタンスで作 成 されたフロー出 力 フィールド を選 択 するには、[ソース] 列 で [結 果 フィールド <result>] を選 択 します。 6. [割 り当 て操 作 ] 列 で、どのようにデータを収 集 するのかを表 すアクションを選 択 します。 たとえば、すべてのインスタンスを実 行 するのにかかる時 間 を計 算 する場 合 、[追 加 ] を選 択 しま す。複 数 のインスタンスステップでチェックされたすべてのサーバーのリスト を収 集 する場 合 は、[追 加 ] を選 択 します。 7. ステップを保 存 します。複 数 のインスタンスステップの実 行 が終 了 した後 で、作 成 したフロー変 数 を残 りのフローに使 用 できるようになります。 複 数 のインスタンスステップの出 力 をグローバル変 数 として保 存 する 複 数 のインスタンスステップの出 力 を保 存 してフローの外 部 で使 用 できるようにするため、この出 力 を グローバル変 数 として保 存 するスクリプト レット を作 成 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 196 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. ステップの開 始 時 に [複 数 のインスタンス] テップのステップのインスペクターを開 きます。 アイコンをダブルクリックし、複 数 のインスタンスス 2. [スクリプト レット ] タブをクリックします。 3. scriptletBranchContext のデータを収 集 するスクリプト レット を作 成 して、scriptletContext で使 用 できるようにします。例 : 複 数 のインスタンスステップを移 動 する 1. レーンの開 始 時 に、ステップ全 体 を表 す [複 数 のインスタンス] アイコンを選 択 します。 2. 作 成 キャンバスでステップをド ラッグします。 複 数 のインスタンスステップのサイズを変 更 する 1. レーンの空 白 部 分 をクリックして選 択 します。辺 と角 にハンド ルが表 示 されます。 2. 辺 または角 のハンド ルをド ラッグしてレーンのサイズを変 更 します。 複 数 のインスタンスステップの名 前 を変 更 する 1. レーンの開 始 時 に、[複 数 のインスタンス] アイコンを選 択 します。 2. 右 クリックして [名 前 の変 更 ] を選 択 します。 3. テキスト ボックスに新 しい名 前 を入 力 します。 複 数 のインスタンスステップをデバッグする 実 際 の実 行 時 には、複 数 のインスタンスは同 時 に実 行 されますが、デバッガーでテスト すると連 続 し て実 行 されます。つまり、実 際 の条 件 下 でテスト が行 われないということですが、各 インスタンスが終 了 するまでにかかる時 間 を調 べることができます。 詳 細 については、「複 雑 なフローのデバッグ」( 220ページ) を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 197 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フロー内でのスクリプト レット の使用 スクリプト レット (Rhino JavaScript で記 述 ) は必 要 に応 じてオペレーションに追 加 します。オペレーショ ンの入 力 データまたは結 果 データのいずれかを、オペレーションまたはフローのほかの部 分 で使 用 でき るように加 工 する目 的 で使 用 します。 スクリプト レット を使 用 すると、結 果 の特 定 のデータをテスト 、フォーマット 、加 工 、または抽 出 できま す。 スクリプト レット を使 用 すると、次 のことを実 行 できます。 l オペレーション、フロー、ステップの結 果 をフィルタリングする l オペレーションのレスポンスを決 定 する l データを親 フローに渡 す前 に、サブフローでデータを加 工 する スクリプト レット を書 くのに役 立 つリソース l スクリプト レット テンプレート (Rhino JavaScript) がスクリプト レット エディターに用 意 されています。 l デフォルト のスクリプト レット が Configuration\Scriptlets フォルダーに用 意 されています。 l デフォルト コンテンツの既 存 のスクリプト レット をコピーできます。 実 行 する操 作 テンプレート からスクリプト レット を作 成 する 1. [プロパティ] シート またはステップのインスペクターを開 きます。 n n n オペレーションにスクリプト レット を追 加 するには、[プロジェクト ] ペインでオペレーションを右 ク リックし、[プロパティ] を選 択 します。 フローにスクリプト レット を追 加 するには、[プロジェクト ] ペインでフローを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。 ステップにスクリプト レット を追 加 するには、作 成 ペインでステップをダブルクリックします。 2. [スクリプト レット ] タブを選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 198 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 3. [テンプレート の挿 入 ] をクリックします。 4. テンプレート のガイド ラインに従 って、スクリプト を作 成 します。 5. [スクリプト の確 認 ] をクリックしてエラーを確 認 します。 6. 保 存 します。 既 存 のスクリプト レット を使 用 する 1. [プロパティ] シート またはステップのインスペクターを開 きます。 n n n オペレーションにスクリプト レット を追 加 するには、[プロジェクト ] ペインでオペレーションを右 ク リックし、[プロパティ] を選 択 します。 フローにスクリプト レット を追 加 するには、[プロジェクト ] ペインでフローを右 クリックし、[プロパティ] を選 択 します。 ステップにスクリプト レット を追 加 するには、作 成 ペインでステップをダブルクリックします。 2. [スクリプト レット ] タブを選 択 します。 3. 既 存 のスクリプト レット を別 のウィンド ウで開 きます。 n n Configuration\Scriptlets フォルダーのスクリプト レット をダブルクリックします。 スクリプト レット が含 まれているオペレーションを開 きます (たとえば、Operations\Operating Systems\Linux\Red Hat フォルダーのオペレーション)。 4. スクリプト レット のテキスト をコピーして、オペレーション、フロー、またはステップの [スクリプト レット ] テ キスト ボックスに貼 り付 けます。 5. 必 要 に応 じて、スクリプト レット を変 更 します。 6. [スクリプト の確 認 ] をクリックしてエラーを確 認 します。 7. 保 存 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 199 / 257 ページ Studio オーサリングガイド スクリプト レット でステップまたはフローの結 果 をフィルタリングする スクリプト レット を使 用 して、ステップまたはフローの結 果 をフィルタリングできます。 1. 作 成 ペインでステップをダブルクリックします。 2. [結 果 ] タブを選 択 し、フィルタリングする結 果 を選 択 します。 3. 結 果 の行 の端 にある右 向 き矢 印 をクリックして、フィルターエディターを開 きます。 4. フィルターエディターで、[追 加 ] ボタンをクリックします。 5. [フィルターの選 択 ] リスト で、[スクリプト レット ] を選 択 します。 6. 次 のいずれかの方 法 で、データをフィルタリングするスクリプト レット を作 成 します。 n n [テンプレート の挿 入 ] をクリックし、スクリプト レット テンプレート をベースとして使 用 します。 別 のオペレーションまたは Configuration\Scriptlets フォルダーの既 存 のスクリプト レット のテキ スト をコピーして貼 り付 けます。 フィルターの作 成 の詳 細 については、「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 し てください。 7. [スクリプト の確 認 ] をクリックしてエラーを確 認 します。 8. フィルターをテスト して作 業 結 果 を保 存 します。 ヒント : スクリプト レット オペレーションを作 成 する場 合 、スクリプト レット で、スクリプト レット レスポンス として success を指 定 します。続 いて、オペレーションの [レスポンス] タブで、デフォルト のレスポン スとして failure を選 択 します。 オペレーションレスポンスのスクリプト レット ルールを作 成 する スクリプト レット を使 用 して、オペレーションのレスポンスを制 御 できます。 1. オペレーションの [レスポンス] タブを開 いて、レスポンスを選 択 します。 2. レスポンスの行 の右 端 にある右 向 き矢 印 をクリックして、ルールエディターを開 きます。 3. [ルールの種 類 ] リスト で、[スクリプト レット ] を選 択 します。 4. ルールの行 の右 端 にある右 向 き矢 印 HP Operations Orchestration (10.01) をクリックして、ルール詳 細 エディターを開 きます。 200 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 5. 次 のいずれかの方 法 で、スクリプト レット を作 成 します。 n n [テンプレート の挿 入 ] をクリックし、スクリプト レット テンプレート をベースとして使 用 します。 別 のオペレーションまたは Configuration\Scriptlets フォルダーの既 存 のスクリプト レット のテキ スト をコピーして貼 り付 けます。 6. スクリプト レット を作 成 し、[スクリプト の確 認 ] をクリックしてエラーを確 認 します。 7. 作 業 結 果 を保 存 します。 オペレーション、フロー、ステップでシステムスクリプト レット を使 用 する 1. システムスクリプト レット を使 用 するオペレーション、フロー、ステップについて、[プロパティ] シート また はステップのインスペクターの [スクリプト レット ] タブを開 きます。 2. [プロジェクト ] ペインで、Configuration フォルダーと Scriptlets フォルダーを展 開 します。 3. スクリプト レット を Scriptlets フォルダーから [プロパティ] シート またはステップのインスペクターの [スクリプト レット ] タブの [スクリプト レット ] アイコンにド ラッグします。 [スクリプト レット ] タブに、共 有 のスクリプト レット への参 照 があることが表 示 されます。 スクリプト レット を Configuration\Scriptlets フォルダーに保 存 する 1. [プロパティ] シート またはステップのインスペクターの [スクリプト レット ] タブで、保 存 するスクリプト レッ ト を開 きます。 2. [スクリプト レット ] ラッグします。 アイコンを [プロジェクト ] ペインの Configuration\Scriptlets フォルダーにド 3. スクリプト レット の名 前 を入 力 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 201 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 参照情報 スクリプト レット エディター スクリプト レット エディターの外 観 は、[プロパティ] シート またはステップのインスペクターの [スクリプト レッ ト ] タブで開 く場 合 でも、Configuration\Scriptlets フォルダーでスクリプト レット をダブルクリックして開 く 場 合 でも同 じです。 GUI アイテム 説明 スクリプト レット アイコ ン このアイコンを Configuration\Scriptlets フォルダーにド ラッグすると、スクリ プト レット をフォルダーに保 存 して再 利 用 できます。 テンプレート の挿 入 [テンプレート の挿 入 ] をクリックすると、スクリプト レット を書 くのに役 立 つガイ ド ラインが表 示 されます。 スクリプト の確 認 [スクリプト の確 認 ] をクリックすると、スクリプト レット にエラーがないか確 認 さ れます。 フローでの正規表現の使用 正 規 表 現 を使 用 すると、一 致 するテキスト だけでなく、文 字 の種 類 も検 索 できます。たとえば、ワイル ド カード \d を使 用 すると、任 意 の数 字 を検 索 できます。 正 規 表 現 を使 用 すると、次 のことを実 行 できます。 l 次 のような目 的 で、データの一 部 を抽 出 する結 果 /出 力 フィルターを作 成 する。 n 後 のオペレーションで使 用 するためにデータを変 数 に保 存 する。 n ステップのレスポンスを決 定 するためにデータをテスト する。 正 規 表 現 のワイルドカードと修 飾 子 正 規 表 現 の主 なワイルド カード は次 のとおりです。 HP Operations Orchestration (10.01) 202 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ワイルド カード 用途 ^ 文 字 列 の先 頭 に一 致 $ 文 字 列 の末 尾 に一 致 . 改 行 以 外 の任 意 の文 字 \b 単語境界 \B 単語境界以外 \d 任 意 の数 字 0 ~ 9 \D 数字以外 \n 改行 \r キャリッジリターン \s 空白文字 \S 非空白文字 \t タブ \w 任 意 のアルファベット 、数 字 、またはアンダーバー \W アルファベット 、数 字 、アンダーバー以 外 の任 意 の文 字 正 規 表 現 の修 飾 子 は次 のとおりです。 修飾子 結果 * ゼロ (0) 回 以 上 の繰 り返 しに一 致 + 1 回 以 上 の繰 り返 しに一 致 ? ゼロ (0) 回 または 1 回 の繰 り返 しに一 致 {n} n 回 の繰 り返 しに完 全 一 致 {n,} n 回 以 上 の繰 り返 しに一 致 {n,m} n ~ m 回 の繰 り返 しに一 致 [abc] a、b、c のいずれかに一 致 [^abc] a、b、c 以 外 の任 意 の文 字 に一 致 [a-c] a ~ c の間 の任 意 の文 字 に一 致 a|b a または b に一 致 \ 特 殊 文 字 をエスケープする (たとえば \. の場 合 、'.' がそ れ自 身 以 外 のいずれの文 字 にも一 致 しないことを意 味 します) HP Operations Orchestration (10.01) 203 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 正 規 表 現 を使 用 してテスト 出 力 をフィルタリングする 1. 出 力 または結 果 のフィルターエディターを開 いて、新 しいフィルターを作 成 します。詳 細 について は、「出 力 および結 果 のフィルタリング」( 156ページ) を参 照 してください。 2. [フィルターの選 択 ] リスト から、フィルターの種 類 として [正 規 表 現 ] を選 択 します。右 上 の [詳 細 :] セクションに、正 規 表 現 を作 成 するコント ロールが表 示 されます。 3. [正 規 表 現 の種 類 ] リスト から [Java スタイル] を選 択 します。ほかのスタイルは使 用 しないでくだ さい。推 奨 されていません。 4. [正 規 表 現 の値 ] ボックスに正 規 表 現 を入 力 します。 例 : パケット 損 失 の数 を抽 出 するには、正 規 表 現 Lost = \d を使 用 します。 この表 現 で、文 字 列 "Lost = " とその後 に続 く任 意 の数 字 を検 索 するよう、HP OO に指 定 します。 ワイルド カード \d を使 用 して、任 意 の文 字 を検 索 するよう、HP OO に指 定 します。 5. [フィルターのスタイル] で、未 加 工 結 果 にどのようにフィルターを適 用 するかに応 じて、[入 力 全 体 をフィルター] または [行 単 位 でフィルター] を選 択 します。 6. 正 規 表 現 の大 文 字 小 文 字 を区 別 しない場 合 は、[大 文 字 と小 文 字 を区 別 しない] を選 択 し ます。 7. [選 択 したフィルターのテスト ] をクリックしてフィルターをテスト します。 8. フィルターを保 存 します。 複 数 の正 規 表 現 を組 み合 わせて値 を抽 出 する 複 数 の正 規 表 現 を組 み合 わせて、フィルターで値 を抽 出 できます。 たとえば、Unix の ps コマンド の出 力 で ps の時 間 を抽 出 するには、2 つの正 規 表 現 が必 要 です。1 つ目 で出 力 を ps の行 まで絞 り込 んで、2 つ目 で時 間 を抽 出 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 204 / 257 ページ Studio オーサリングガイド F S UID PID PPID C PRI NI ADD R SZ WCHA N TTY TIME CMD 0 S 512 2160 4 2160 3 0 75 0 - 1096 wait pts/1 00:00:0 0 Bash 0 R 512 2659 2160 4 0 76 0 - 1110 - pts/1 00:00:0 0 Ps 1. 出 力 または結 果 のフィルターエディターを開 きます。 2. 正 規 表 現 のフィルターを新 しく追 加 します。 3. [正 規 表 現 の値 ] ボックスに、1 つ目 の正 規 表 現 を入 力 します。 この例 では、.*ps と入 力 しています。これにより、"ps" で終 わる任 意 の文 字 列 が抽 出 されます。 注 : 先 頭 のピリオド [.] を省 略 しないでください。 4. [行 単 位 でフィルター] チェックボックスをオンにします。 5. [選 択 したフィルターのテスト ] をクリックします。 [出 力 のテスト ] ボックスで出 力 されるのは、"ps" の文 字 が入 った行 だけとなります。 6. 正 規 表 現 の 2 つ目 のフィルターを追 加 します。 7. [正 規 表 現 の値 ] ボックスに \d*:\d*:\d* と入 力 します。 この表 現 は、コロンで区 切 られた 3 セット の数 字 を表 します。この例 では、この表 現 によって、行 から時 間 が抽 出 されます。 8. [選 択 したフィルターのテスト ] をクリックします。 9. 保 存 します。 出 力 のテスト に ps 行 の時 間 だけが表 示 されます。これで、この値 を変 数 に割 り当 てることができま す。 参照情報 フィルターエディター > 詳 細 : 正 規 表 現 [正 規 表 現 ] をフィルターの種 類 として選 択 すると、右 上 の [詳 細 :] セクションに正 規 表 現 を作 成 およ び変 更 するコント ロールが表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 205 / 257 ページ Studio オーサリングガイド GUI アイテム 説明 正 規 表 現 の種 類 データをフィルタリングする正 規 表 現 の種 類 として [Java スタイル] を選 択 します。ほかのスタイルは使 用 しないでください。推 奨 され ていません。 正 規 表 現 の値 正 規 表 現 を入 力 します。 フィルターのスタイル > 入 力 全 体 をフィルター 未 加 工 結 果 全 体 にフィルターを適 用 するには、これを選 択 しま す。 フィルターのスタイル > 行 単 位 でフィルター 各 行 に個 別 にフィルターを適 用 するには、これを選 択 します。 大 文 字 と小 文 字 を区 別 しな い 正 規 表 現 の大 文 字 小 文 字 を区 別 しない場 合 は、これを選 択 し ます。 HP Operations Orchestration (10.01) 206 / 257 ページ Studio オーサリングガイド コンテンツの検査 コンテンツをリリースする前 に、プロジェクト のフローをテスト し検 査 することが重 要 です。Studio では、こ れを行 う際 に役 立 つ次 のツールを用 意 しています。 l l [問 題 ] ペイン。問 題 が、発 生 した場 所 と内 容 説 明 とともに一 覧 され、この問 題 を解 決 するための 指 針 となります デバッガー。フローで見 つかったエラーや予 期 しない動 作 の原 因 を突 き止 めるのに役 立 ちます [問題] ペインでのフローの検査 フローを実 行 するには、フローそのもの、そのオペレーション、そしてそのフローで使 用 するすべてのシス テムアカウント が有 効 である必 要 があります。 [問 題 ] ペインを使 用 して、個 別 のフローやオペレーションに問 題 がないかチェックしたり、プロジェクト 全 体 を検 査 したりできます。この場 合 、プロジェクト のすべてのフロー、オペレーション、システムアカウント が検 査 されます。 有 効 なフローの要 件 フローを有 効 にするには次 の条 件 を満 たすことが必 要 です。 l 少 なくとも 1 つのステップがある l ステップの 1 つが開 始 ステップとして指 定 されている l 各 ステップについて、各 レスポンスから、ステップが後 続 ステップにト ランジションによって接 続 されてい る l フローの各 ステップに何 らかの実 行 処 理 に至 る経 路 がある l 値 を返 してフローを終 了 するリターンステップがある l 各 入 力 の値 の取 得 方 法 が割 り当 てられている HP Operations Orchestration (10.01) 207 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 フローまたはオペレーションの検 査 1. [プロジェクト ] ペインでフローまたはオペレーションを選 択 します。 2. [問 題 ] タブをクリックし、[問 題 ] ペインを表 示 します。 プロジェクト のすべてのフローとオペレーションの検 査 1. 検 査 するプロジェクト を開 きます。 2. [ツール] メニューから [フローとオペレーションの検 査 ] を選 択 します。 問 題 がある場 合 、その場 所 と説 明 が一 覧 表 示 され、問 題 を修 復 する方 法 が示 されます。 参照情報 [問 題 ] ペイン [問 題 ] ペインは Studio ウィンド ウの下 端 にある [問 題 ] タブをクリックすると開 き、選 択 したフローやオペ レーションが有 効 かどうかを確 認 できます。 GUI アイテム 説明 ソースの種 類 問 題 がある要 素 の種 類 が表 示 されます。 名前 問 題 がある要 素 の名 前 が表 示 されます。 説明 問 題 の説 明 と、修 復 する方 法 が示 されます。 場所 問 題 がある要 素 の場 所 が表 示 されます。 フローのテスト とデバッグ デバッガーは、以 下 の情 報 を表 示 し、フローで見 つかったエラーや予 期 しない動 作 の原 因 を突 き止 め るのに役 立 ちます。 HP Operations Orchestration (10.01) 208 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l 実 行 したステップを表 示 するツリー l 各 ステップで生 成 されたステップ結 果 とオペレーション出 力 l 各 ステップのさまざまなコンテキスト のフロー変 数 の値 l 追 跡 した各 ト ランジションの説 明 また、デバッガーのブレークポイント を設 定 し、テスト 対 象 の動 作 に集 中 するためにレスポンスを強 制 的 に選 択 することもできます。 ベスト プラクティス 親 フローをデバッグする前 に、サブフローをデバッグすることをお勧 めします。 HP Operations Orchestration (10.01) 209 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 フローのデバッグ 1. [プロジェクト ] ペインでフローを右 クリックし、[デバッグ] をクリックします。 注 : または、作 成 ペインでフローを開 き、[デバッグ] ボタンをクリックします。 2. フローを最 後 まで実 行 するには、デバッガーのツールバーの [再 生 ] ボタンをクリックします。 3. 完 了 したステップの情 報 を確 認 するには、[実 行 ツリー] ペインで目 的 のステップをクリックします。 4. [ステップ結 果 インスペクター] ペインでは、ステップの未 加 工 結 果 、プライマリ結 果 またはフィルタリ ング済 み結 果 を表 示 できます。 HP Operations Orchestration (10.01) 210 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 5. グローバル変 数 、フロー変 数 、ステップの入 力 でのこれらの変 数 の値 、ステップおよびグローバルコ ンテキスト を確 認 するには、[コンテキスト インスペクター] の該 当 セクションに移 動 します。 フローのデバッグ - ステップごと 1. デバッガーでフローを開 きます。 2. フローをステップごとに実 行 するには、[ステップオーバー] ボタンをクリックします。 サブフローへのステップインとサブフローからのステップアウト 親 フローをデバッグする前 に、サブフローをデバッグすることをお勧 めします。 l ステップのサブフローにステップインするには、[ステップイン l サブフローからステップアウト するには、[ステップアウト ボタンをクリックします。 ボタンをクリックします。 デバッガーでのペインの折 りたたみ/展 開 ほかのペインにより多 くのスペースを使 用 できるようにするために、デバッガーの一 部 のペインを折 りたた む必 要 がある場 合 があります。 HP Operations Orchestration (10.01) 211 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l ペインを折 りたたむには、パネルの右 上 にある上 向 きの二 重 矢 印 l 折 りたたんだペインを元 に戻 すには、下 向 きの二 重 矢 印 をクリックします。 をクリックします。 デバッガーでのフローのリセット と再 開 フローのリセット と再 開 を行 うと、フロー変 数 の値 がデバッガーを開 いたときの値 にリセット されます。 1. デバッガーのツールバーで、[リセット ] 2. [再 生 ] ボタンをクリックします。 ボタンをクリックします。 デバッガーでのフロー変 数 の値 の変 更 フロー変 数 の値 を変 更 したときにフローがどのように動 作 するかを確 認 する場 合 、ステップを実 行 する 前 にフロー変 数 の値 を変 更 できます。 1. デバッガーでフローを開 きます。 2. 目 的 のステップが保 留 中 になるまで、[ステップオーバー をクリックします。 注 : ステップの前 にブレークポイント を設 定 済 みである場 合 、[再 生 ] が一 時 停 止 するまでフローを実 行 します。 をクリックし、ステップ [コンテキスト インスペクター] ペインに、ステップが保 留 中 になっているポイント の [ステップ入 力 ] お よび [ステップコンテキスト ] の現 在 の値 が表 示 されます。 n [ステップ入 力 ] セクションの値 は、ステップ開 始 前 に入 力 に割 り当 てられた値 です。 n [ステップコンテキスト ] セクションの値 は、ステップ開 始 後 に更 新 された値 です。 3. このステップで使 用 されるフロー変 数 の値 を変 更 するには、[ステップ入 力 ] で目 的 のフロー変 数 のリスト を見 つけ、その値 を強 調 表 示 し、新 しい値 を入 力 して置 き換 えます。上 記 の例 では、ス テップは複 数 のインスタンスステップです。host フロー変 数 のリスト に別 の IP アド レスを追 加 できま す。 HP Operations Orchestration (10.01) 212 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 4. このステップでアクセス可 能 だが後 続 のステップで使 用 されるフロー変 数 の値 を変 更 するには、[ス テップコンテキスト ] に表 示 される該 当 フロー変 数 のリスト の値 を変 更 します。 5. フローの実 行 を続 行 します。 6. 変 更 したフロー変 数 の値 を、前 回 のフロー保 存 時 に設 定 した値 にリセット するには、[リセット ボタンをクリックします。 フローのブレークポイント の設 定 ブレークポイント は、デバッガーでのフローの実 行 を自 動 的 に一 時 停 止 します。これは、たとえば次 の ような処 理 を行 う際 に便 利 です。 l フロー変 数 の値 を調 べる l フロー変 数 の値 を変 更 して、残 りの実 行 でフローが受 ける影 響 を確 認 する ブレークポイント はフロー図 で設 定 しますが、デバッガー内 から設 定 済 みブレークポイント を有 効 または 無 効 にできます。 1. 作 成 ペインでフローを開 き、ブレークポイント を設 定 するステップを右 クリックします。 2. [デバッグ] > [ブレークポイント の設 定 ] を選 択 します。 フロー図 では、ブレークポイント は黄 と黒 の枠 で囲 まれたステップで表 されます。 3. デバッガーでフローを開 きます。 デバッガーの [ブレークポイント とレスポンスオーバーライド ] ペインの [ブレークポイント ] タブに、既 存 のブレークポイント が表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 213 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 4. 次 のいずれかを実 行 します。 n 1 つのブレークポイント を有 効 にするには、ブレークポイント のチェックボックスをオンにします。 n 1 つのブレークポイント を無 効 にするには、ブレークポイント のチェックボックスをクリアします。 n n すべてのブレークポイント を有 効 または無 効 にするには、[すべてを有 効 /無 効 にする] をクリック します。 すべてのブレークポイント をクリアするには、[ツール] メニューから [すべてのブレークポイント の削 除 ] を選 択 します。 単 一 ステップのデバッグ実 行 でレスポンスをオーバーライド する レスポンスのオーバーライド により、オペレーションが失 敗 した場 合 でも、選 択 したレスポンスを強 制 的 に指 定 できます。 レスポンスをオーバーライド すると、デバッガーを終 了 して入 力 値 を変 更 せずに、フローの特 定 のパスを テスト できます。 たとえば、フローのステップについて必 要 な情 報 がない場 合 に、このステップが失 敗 したかどうかに関 わ らず、フローの残 りのステップについてテスト が必 要 な場 合 があります。ユーザーが介 入 しない場 合 に 発 生 する failure レスポンスではなく、目 的 のレスポンスとト ランジションをたどるように強 制 的 に実 行 を 続 けることができます。 1. 作 成 ペインでフローを開 き、レスポンスをオーバーライド するステップを右 クリックします。 2. [デバッグ] > [レスポンスのオーバーライド ] を選 択 し、ステップに強 制 的 に指 定 するレスポンスをク リックします。 n なし n success n failure n プロンプト レスポンスのオーバーライド を作 成 した後 、デバッガーでオーバーライド を有 効 または無 効 にした り、別 のレスポンスを選 択 したりできます。 3. デバッガーでフローを開 きます。 デバッガーの [ブレークポイント とレスポンスオーバーライド ] ペインの [レスポンスオーバーライド ] タブ に、既 存 のレスポンスのオーバーライド が表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 214 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 4. 目 的 のレスポンスオーバーライド にスクロールします。 5. 次 のいずれかを実 行 します。 n オーバーライド に別 のレスポンスを選 択 するには、下 向 き矢 印 をクリックしてレスポンスを選 択 し ます。 n 1 つのレスポンスオーバーライド を有 効 にするには、チェックボックスをオンにします。 n 1 つのレスポンスオーバーライド を無 効 にするには、チェックボックスをクリアします。 n n n すべてのレスポンスオーバーライド を有 効 または無 効 にするには、[すべてを有 効 /無 効 にする] をクリックします。 すべてのレスポンスオーバーライド をクリアするには、[ツール] メニューから [すべてのレスポンス オーバーライド の削 除 ] を選 択 します。 ステップごとにレスポンスをオーバーライド する場 合 は、[すべてのレスポンスのオーバーライド ] チェックボックスをオンにします。 すべてのレスポンスをオーバーライド した後 にデバッガーでフローを実 行 すると、ステップごとに該 当 ステップのレスポンスを手 動 で選 択 するよう求 められます。 HP Operations Orchestration (10.01) 215 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 参照情報 [実 行 ツリー] ペイン [実 行 ツリー] ペインには、フローのサブフロー内 のステップも含 めて、実 行 する各 ステップが表 示 されま す。 実 際 の実 行 では、同 時 に実 行 されるステップは、デバッガーで順 に実 行 されます。 [ブレークポイント とレスポンスオーバーライド ] ペイン l ブレークポイント は、特 定 のステップで実 行 を自 動 的 に一 時 停 止 し、停 止 ポイント でのフロー変 数 の値 、実 行 のパス、または結 果 を調 べるためのフラグです。 HP Operations Orchestration (10.01) 216 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l レスポンスのオーバーライド により、オペレーションの結 果 に関 係 なく、選 択 したレスポンスを強 制 的 に指 定 できます。 [ブレークポイント とレスポンスオーバーライド ] ペインでは、ブレークポイント とレスポンスオーバーライド が 表 示 され、該 当 の実 行 について各 要 素 の削 除 、有 効 化 、または無 効 化 が可 能 です。 [ト ランジション履 歴 ] ペイン [ト ランジション履 歴 ] ペインでは、実 行 内 で発 生 したト ランジションとその説 明 が一 覧 表 示 されます。 [ステップ結 果 インスペクター] ペイン [ステップ結 果 インスペクター] ペインには、選 択 したステップの結 果 が表 示 されます。 l l l 未 加 工 結 果 (ステップのオペレーションの結 果 ) を表 示 するには、[未 加 工 結 果 ] タブをクリックしま す。 ステップのプライマリ結 果 を表 示 するには、[プライマリ結 果 ] タブをクリックします。 作 成 した結 果 がほかにもある場 合 、そうした結 果 を表 示 するには、[その他 の結 果 ] をクリックしま す。 HP Operations Orchestration (10.01) 217 / 257 ページ Studio オーサリングガイド [コンテキスト インスペクター] ペイン [コンテキスト インスペクター] ペインには、各 ステップについてフロー変 数 (グローバルおよびローカル) の 現 在 の値 が表 示 されます。 グローバル変 数 、フロー変 数 、ステップの入 力 でのこれらの変 数 の値 、ステップおよびグローバルコンテ キスト を確 認 するには、[コンテキスト インスペクター] の該 当 セクションに移 動 します。 l l [ステップ入 力 ] セクションの値 は、ステップ開 始 前 に入 力 に割 り当 てられた値 です。フロー変 数 の 値 を含 むテキスト ボックスは、色 分 けして表 示 されます。 [ステップコンテキスト ] セクションの値 は、ステップ開 始 後 に更 新 された値 です。 ステップのコンテキスト は、ステップのフローと親 フローのローカルコンテキスト に含 まれるフロー変 数 と 値 の割 り当 ての集 合 です (フローが別 のフローのステップである場 合 、2 つのフローの関 係 はサブフ ローと親 フローになります)。 l [グローバルコンテキスト ] セクションの値 には、システムプロパティおよび作 成 されたすべてのグローバ HP Operations Orchestration (10.01) 218 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ル変 数 の値 が表 示 されます。 デバッガーのツールバー GUI アイテム 説明 キーボード ショート カット 再生 フローを最 後 まで実 行 します。 F11 一時停止 デバッガーで実 行 中 のフローを一 時 停 止 します。 ボタンをクリックする 再生 と、一 時 停 止 された時 点 からフローの 実 行 が再 開 されます。 ALT + P 停止 デバッガーで実 行 中 のフローを停 止 しま す。 ALT + C ステップオーバー フローをステップごとに実 行 します。 F5 ステップイン ステップのサブフローにステップインしま す。 F6 ステップアウト ステップのサブフローからステップアウト し ます。 F7 HP Operations Orchestration (10.01) 219 / 257 ページ Studio オーサリングガイド リセット フロー変 数 の値 をデバッガーを開 いたと きの値 にリセット します。 F12 複雑なフローのデバッグ 並 列 処 理 ステップを使 用 したフローのデバッグ Studio では、並 列 処 理 を使 用 したステップ、複 数 のインスタンス、並 列 分 岐 ステップをデバッグしま す。並 列 処 理 を使 用 するステップを持 つフローが実 行 時 にどのように動 作 するかについて知 るに は、Studio デバッガーでフローをテスト した後 にステージング環 境 でフローを実 行 する以 外 の方 法 はあ りません。 並 列 分 岐 ステップ、複 数 のインスタンスステップを含 むフローは、こうしたステップを含 まないフローをデ バッグするのと同 じ方 法 でデバッグします。ただし、デバッガーで実 行 すると異 なる動 作 となることを考 慮 する必 要 があります。 実 行 する操 作 フローの並 列 分 岐 ステップのデバッグ フロー実 行 では、デバッガーは並 列 分 岐 ステップをすべて同 時 に開 始 し、終 了 の順 序 は、Studio で 予 測 不 能 な変 動 要 因 によって決 まります。そのため、デバッガーは、同 一 のフロー変 数 への書 き込 み が競 合 した場 合 に、どのレーンが最 後 にフロー変 数 に書 き込 むかなどの考 慮 事 項 を予 測 できませ ん。 一 方 、Studio では、制 御 された方 法 でさまざまなシナリオをテスト するために、デバッガーでのレーンの 終 了 順 序 を変 更 できます。 並 列 分 岐 ステップの詳 細 については、「並 列 分 岐 ステップのフローの作 成 」( 186ページ) を参 照 してく ださい。 フロー内 の複 数 のインスタンスステップのデバッグ フロー実 行 では、複 数 のインスタンスが並 列 で実 行 され、フローは、ほかのインスタンスの処 理 中 に、1 つのインスタンスのレスポンスに続 くステップを続 行 します。 つまり、実 際 の条 件 下 でテスト が行 われないということですが、各 インスタンスが終 了 するまでにかかる 時 間 を調 べることができます。 複 数 のインスタンスステップの詳 細 については、「複 数 のインスタンスステップのフローの作 成 」( 190ペー ジ) を参 照 してください。 Central の Studio でのデバッグ Central リモート デバッグ機 能 を使 用 して、Studio の作 成 者 が、Central または外 部 RAS およびデー タベースとして構 成 された Central でフローを実 行 することができます。 Studio では、ユーザーがリモート またはローカルの Central で接 続 およびデバッグできるよう設 定 する必 要 があるプロパティのセット が公 開 されています。 HP Operations Orchestration (10.01) 220 / 257 ページ Studio オーサリングガイド Studio では、HTTP と HTTPS の 2 種 類 の接 続 プロト コルをサポート しています。また、認 証 もサポー ト しています。認 証 が有 効 の場 合 、実 行 するすべてのフローで権 限 のあるユーザーであることを確 認 してください。 Studio 構 成 ファイル Studio では、[STUDIO_HOME]\conf\studio.properties にある Studio 構 成 ファイルを使 用 し て、Central 接 続 設 定 を公 開 します。 studio.properties ファイルには、次 のプロパティが格 納 されています。 l engine.connection.protocol: HTTP および HTTPS プロト コル l engine.connection.host: Central ホスト 名 または IP l engine.connection.port: Central のポート l engine.connection.authenticated: Central が認 証 を使 用 しているかどうか (False または True) 実 行 する操 作 注 : Central で、Studio のフローをデバッグするには、フローが使 用 するコンテンツ (ベースコンテンツ パックなど) をすべて Central にデプロイする必 要 があります。 認 証 HTTP 接 続 を使 用 した Central でのデバッグ 注 : 実 行 されるフローは、選 択 したユーザーの権 限 でデプロイする必 要 があります。 1. STUDIO_HOME/conf/studio.properties ファイルを開 きます。 2. 次 のように接 続 プロパティを変 更 します。 n engine.connection.protocol: http n engine.connection.host: localhost n engine.connection.port: 8080 n engine.connection.authenticated: true 3. Central を開 きます。 4. 内 部 ユーザーを作 成 するか、セキュアユーザー向 けに LDAP を構 成 します。Central での LDAP の構 成 の詳 細 については、『Central ユーザーガイド 』の「セキュリティのセット アップ – LDAP 認 証 」 を参 照 してください。 HP Operations Orchestration (10.01) 221 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 5. Central でセキュリティ設 定 を有 効 にします (Central で [認 証 を有 効 にする] を選 択 しま す。Central での LDAP の構 成 の詳 細 については、『Central ユーザーガイド 』の「セキュリティの セット アップ – LDAP 認 証 」を参 照 )。 次 の手 順 で、Central でフローを構 築 しデバッグします。 1. インポート したコンテンツパックまたは既 存 のコンテンツパックからのオペレーションとフローを使 用 し てフローを構 築 します。 2. フローを実 行 してデバッグします。 3. ポップアップウィンド ウが表 示 され、Central 認 証 用 のユーザー名 とパスワード を入 力 するよう促 さ れます。 4. Central で認 証 する認 証 ユーザーのユーザー名 とパスワード を入 力 し、[保 存 ] をクリックします。 5. フローを実 行 します。フローが実 行 し正 常 に完 了 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 222 / 257 ページ Studio オーサリングガイド コンテンツパックのエクスポート フローの検 査 が終 了 したら、フローをデプロイして実 行 するよう、コンテンツパックにリリースできるように なります。 コンテンツパックは、プロジェクト の成 果 です。これには、プロジェクト のエンティティと参 照 ID が含 まれま す。コンテンツパックには、フローやオペレーションだけではなく、操 作 や構 成 アイテムも含 まれています。 コンテンツパックは、デプロイメント のためにリリースする要 素 です。 注 : 無 効 なフローやオペレーションは、コンテンツパックには含 められません。 プロジェクト からコンテンツパックを作 成 すると、このコンテンツパックには、プロジェクト と同 じ固 有 識 別 番 号 (UUID) が付 けられます。つまり、プロジェクト から次 のバージョンのコンテンツパックを作 成 でき、そ れをデプロイすると、同 じ UUID を持 つ古 いバージョンを新 しいバージョンで上 書 きすることができます。 古 いバージョンを上 書 きしない新 しいコンテンツパックを作 成 する場 合 は、新 しい UUID を持 つプロ ジェクト のコピーを作 成 してそのコピーからコンテンツパックを作 成 します。 推 奨 されるベスト プラクティス l l l l コンテンツパックの新 しいバージョンを作 成 する場 合 、前 のバージョンのコンテンツパックと区 別 するた めに更 新 されたバージョン番 号 を付 けます。 新 しいバージョンのコンテンツパックを Studio にインポート する場 合 、Studio で前 のバージョンを閉 じ るか削 除 して、重 複 に関 する問 題 が生 じないようにすることをお勧 めします。 複 数 のコンテンツパックを作 成 している場 合 、同 じ名 前 の構 成 アイテムが含 まれていないことを確 認 してください。どのような場 合 でも、構 成 アイテムの名 前 を重 複 させないことをお勧 めします。共 有 構 成 アイテムごとに別 の共 有 プロジェクト にすることをお勧 めします。 あるコンテンツパックから別 のコンテンツパックにコンテンツを移 動 した場 合 、フロー 1 とフロー 2 を含 むコンテンツパック A をデプロイすると、Central ではコンテンツパック A に割 り当 てられたフロー 1、フ ロー 2 が含 められます。次 に、フロー 1 を含 むコンテンツパック B をデプロイすると、Central では、コ ンテンツパック A に割 り当 てられたフロー 2 と、コンテンツパック B に割 り当 てられたフロー 1 が含 めら れます。 実行する操作 コンテンツパックの作 成 1. [プロジェクト ] ペインで、コンテンツパックを作 成 するプロジェクト を選 択 します。 2. [ファイル] > [新 しいコンテンツパックの作 成 ] を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 223 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 注 : または、[プロジェクト ] ペインの [コンテンツパックの作 成 ] せん。 ボタンを選 択 しても構 いま 3. [コンテンツパックの作 成 ] ダイアログボックスに、コンテンツパックの詳 細 を次 のように入 力 します。 n n 場 所 – コンテンツパックを保 存 する場 所 を入 力 または参 照 します。デフォルト で、プロジェクト の ワークスペースへのパスが選 択 されています。 バージョン – 同 じコンテンツパックを複 数 繰 り返 して作 成 する場 合 、それぞれにバージョン番 号 を付 けることをお勧 めします。 n パブリッシャー n 説 明 (オプション) [名 前 ] フィールド に、プロジェクト の新 しい名 前 が表 示 されます。これは読 み取 り専 用 です。 4. [OK] をクリックします。新 しいコンテンツパックが、指 定 した場 所 に作 成 されます。 このコンテンツパックは、デプロイ、実 行 、別 のプロジェクト へのインポート ができます。 参照情報 [コンテンツパックの作 成 ] ダイアログボックス GUI アイテム 説明 名前 コンテンツパックの名 前 は、プロジェクト 名 から取 得 されます。この フィールド は読 み取 り専 用 です。 場所 コンテンツパックを保 存 する場 所 を入 力 または参 照 します。デフォ ルト で、プロジェクト のワークスペースへのパスが選 択 されていま す。 バージョン コンテンツパックのバージョンを入 力 します。この情 報 は、コンテンツ パックの [プロパティ] シート に表 示 されます。 パブリッシャー コンテンツパックのパブリッシャーを入 力 します。この情 報 は、コンテ ンツパックの [プロパティ] シート に表 示 されます。 説明 コンテンツパックの説 明 を入 力 します。この情 報 は、コンテンツ パックの [プロパティ] シート に表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 224 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フローとオペレーションの管理 プロジェクト のライブラリに多 数 のフローとオペレーションを格 納 できます。この章 では、アイテムを検 索 、 コピーする方 法 、アイテムをブックマークする方 法 、アイテムの使 用 状 況 を確 認 する方 法 、および新 し いオペレーションを作 成 する方 法 といった、このライブラリを管 理 する方 法 について説 明 します。 オペレーションの作 成 225 フローまたはオペレーションの検 索 232 フローおよびオペレーションのコピー 237 フローとオペレーションの使 用 方 法 の詳 細 240 フローおよびオペレーションに関 するド キュメント の生 成 242 フローとオペレーションのバージョン履 歴 管 理 247 フローおよびオペレーションのブックマーク 249 オペレーションの作成 Studio でオペレーションを作 成 する方 法 には次 の 3 つがあります。 l 既 存 オペレーションをコピーおよび編 集 する。 l オペレーションを既 存 のプラグインからインポート する。 l Java でアクションプラグインを作 成 し、そのアクションプラグインを Studio にインポート する。 アクションプラグインからのオペレーションの作 成 アクションプラグインは、IActions または @Actions を含 む jar ファイルです。アクションプラグインを Studio にインポート し、アクションプラグインのいずれかの操 作 からオペレーションを作 成 することができま す。 アクションプラグインは、複 数 の操 作 を含 めることができ、それぞれの操 作 から 1 つずつオペレーションを 作 成 することができます。 アクションプラグインの開 発 の詳 細 については、『拡 張 開 発 者 ガイド 』を参 照 してください。 アクションプラグインから作 成 されたオペレーションのコピー アクションプラグインをインポート して作 成 したオペレーションをコピーした場 合 、コピーされたオペレーショ ンは元 のオペレーションの参 照 を保 持 したままです。アクションプラグインがアップグレード された場 合 、 元 のオペレーションを、新 しいバージョンを呼 び出 すよう更 新 すると、コピーされたオペレーションもすべて 自 動 的 に更 新 されます。これを「ソフト コピー」といいます。 ソースオペレーション (このオペレーションのコピー元 ) は、[詳 細 ] タブに表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 225 / 257 ページ Studio オーサリングガイド コピーされたオペレーションで自 動 的 に更 新 されるアイテムは、アクションプラグインへのリンクのみです。 元 のオペレーションの入 力 、出 力 、変 数 、スクリプト レット などは、コピーでは更 新 されません。 有 効 なオペレーション 有 効 なオペレーションには次 の条 件 があります。 l UUID ジェネレーターなどの入 力 を必 要 としないオペレーションがあること。 l オペレーション結 果 を表 す有 効 な式 へマッピングされるレスポンスが少 なくとも 1 つあること。 新 規 オペレーションが無 効 または未 完 成 の場 合 は、オペレーションの名 前 が [プロジェクト ] ペインに波 線 の下 線 付 きで表 示 されます。未 完 成 のオペレーション名 の上 にカーソルを合 わせると、未 完 成 の状 態 を示 すツールチップが表 示 されます。 ベスト プラクティス 作 成 したオペレーションを使 用 してフローを作 成 するほかの作 成 者 にそのオペレーションをわかりやすく するには、オペレーションの [説 明 ] タブに次 の情 報 を追 加 します。 l l オペレーションの内 容 の説 明 。 オペレーションが必 要 とする入 力 。入 力 に必 要 なデータや適 切 なデータ形 式 を作 成 者 が検 索 で きる場 所 も含 む。 l レスポンス。各 レスポンスの意 味 を含 む。 l 結 果 フィールド 。各 結 果 フィールド で与 えられるデータの説 明 を含 む。 l 次 のような、実 装 に関 する追 加 のメモすべて。 n プラット フォームまたはアプリケーションのサポート 。バージョン情 報 を含 む。 n フローが相 互 作 用 するアプリケーションまたは Web サービス API。 n その他 の環 境 要 件 または使 用 要 件 実 行 する操 作 Studio でのオペレーションのコピーと編 集 1. [コンテンツパック] ペインまたは [プロジェクト ] ペインで、コピーするオペレーションを選 択 します。 2. [編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 3. コピーを貼 り付 ける場 所 をプロジェクト ツリーで選 択 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。オペ レーションは、新 しいオブジェクト として扱 われます。 HP Operations Orchestration (10.01) 226 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 4. オペレーションを検 索 用 途 のためにカテゴリに割 り当 てるには、[カテゴリの割 り当 て] をクリックし、リ スト からカテゴリを選 択 します。 5. 入 力 を作 成 するには、[入 力 ] タブをクリックし、[入 力 の追 加 ] をクリックします。 6. 表 示 されたダイアログボックスに名 前 を入 力 し、[OK] をクリックします。 n n 入 力 の内 容 と使 用 方 法 の詳 細 については、「入 力 の作 成 」( 118ページ) を参 照 してくださ い。 入 力 用 のデータソースの定 義 の詳 細 については、「入 力 ソースの指 定 」( 125ページ) を参 照 し てください。 7. 出 力 データを追 加 し、定 義 します。 出 力 データの追 加 と使 用 の詳 細 については、「オペレーションの出 力 の設 定 」( 147ページ) を参 照 してください。 8. 必 要 なレスポンスを作 成 し、結 果 をそのレスポンスにマッピングします。 オペレーションにどのレスポンスが選 択 されるのかを定 めるルールの定 義 については、「レスポンス の設 定 」( 137ページ) を参 照 してください。 9. [説 明 ] タブをクリックして、テキスト ボックスに説 明 を入 力 します。 10. [OK] をクリックします。 オペレーションがベースとするソースオペレーションの変 更 既 存 のオペレーションをコピーしてオペレーションを作 成 した場 合 、ソースオペレーションを変 更 できま す。コピーしたオペレーションは、ソースとして選 択 したオペレーションのコピーになります。 1. コピーしたオペレーションを開 き、[プロパティ] を選 択 します。 2. フォルダーの [プロパティ] シート で、[詳 細 ] タブをクリックします。 3. [ソースオペレーション] で、[選 択 ] ボタンをクリックします。 4. [オペレーションの選 択 ] ダイアログボックスで、コピー元 のソースオペレーションに移 動 して選 択 し、 [OK] をクリックします。 5. 必 要 に応 じて、変 更 内 容 に合 わせてオペレーションの名 前 を変 更 します。 6. 入 力 の値 の割 り当 てに必 要 な変 更 を確 認 して実 行 し、以 前 のオペレーションの入 力 と新 しいオ ペレーションの入 力 の違 いが反 映 されるようにします。 アクションプラグインのインポート によるオペレーションの作 成 アクションプラグインからオペレーションを作 成 する最 も直 接 的 な方 法 は、アクションプラグインのイン ポート と同 時 にオペレーションを作 成 する方 法 です。 HP Operations Orchestration (10.01) 227 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 1. アクションプラグインを作 成 してパックし、開 発 したアクションを含 めます。アクションプラグインの開 発 方 法 の詳 細 については、『拡 張 開 発 者 ガイド 』を参 照 してください。 2. Studio で新 しいオペレーションの作 成 先 のフォルダーを右 クリックして [プラグインのインポート ] を選 択 します。 3. [プラグインのインポート ] ダイアログボックスで、インポート する HP OO プラグインを参 照 して選 択 し ます。 4. [新 規 オペレーションのインポート と作 成 ] チェックボックスをオンにして [OK] をクリックします。 5. [オペレーションの作 成 ] ダイアログボックスで、必 要 なアクションを含 むプラグインを展 開 し、オペ レーションの作 成 元 として使 用 するアクションを選 択 します。 注 : プラグインに複 数 のアクションが含 まれている場 合 、複 数 のアクションを選 択 して複 数 の オペレーションを作 成 することができます。 選 択 したそれぞれのアクションに対 する新 しいオペレーションが、右 クリックしたフォルダーに作 成 さ れます。 HP Operations Orchestration (10.01) 228 / 257 ページ Studio オーサリングガイド それぞれのオペレーションで、アクションプラグインについての情 報 が、オペレーションの [プロパティ] ウィンド ウの [入 力 ] タブの上 部 の [Operation フィールド ] セクションに表 示 されます。 6. オペレーションを保 存 します。 インポート したアクションプラグインからのオペレーションの作 成 アクションプラグインを Studio のリポジト リにインポート したら、その中 のアクションからオペレーションを作 成 できます。 1. Studio で新 しいオペレーションの作 成 先 のフォルダーを右 クリックして [新 規 ] > [オペレーション] を 選 択 します。 2. Studio のリポジト リからプラグインの場 所 を参 照 し、[OK] をクリックします。 3. [オペレーションの作 成 ] ダイアログボックスで、オペレーションの作 成 元 のアクションを選 択 します。 注 : プラグインに複 数 のアクションが含 まれている場 合 、複 数 のアクションを選 択 して複 数 の オペレーションを作 成 することができます。 選 択 したそれぞれのアクションに対 する新 しいオペレーションが、右 クリックしたフォルダーに作 成 さ れます。 HP Operations Orchestration (10.01) 229 / 257 ページ Studio オーサリングガイド それぞれのオペレーションで、アクションプラグインについての情 報 が、オペレーションの [プロパティ] ウィンド ウの [入 力 ] タブの上 部 に表 示 されます。 アクションプラグインのインポート Studio のリポジト リにアクションプラグインをインポート だけし、後 から自 分 またはほかの作 成 者 がその アクションプラグインからオペレーションを作 成 することも可 能 です。 1. Studio で、[ファイル] > [プラグインのインポート ] を選 択 します。 2. [プラグインのインポート ] ダイアログボックスで、Studio のローカルの Maven リポジト リにインポート す る HP OO プラグインを参 照 して選 択 します。 3. [OK] をクリックします。作 成 者 はこのプラグインからオペレーションを作 成 できます。詳 細 について は、「インポート したアクションプラグインからのオペレーションの作 成 」を参 照 してください。 手 動 オペレーションの作 成 手 動 オペレーションは、操 作 を選 択 できるオペレーションです。ユーザーが、実 行 時 に操 作 を選 択 する 必 要 があります。 手 動 オペレーションを作 成 するには、手 動 オペレーションテンプレート をベースコンテンツからコピーして、 ユーザーが選 択 できる操 作 を定 義 します。 1. [コンテンツパック] ペインで、コンテンツパック内 にある手 動 オペレーションテンプレート を選 択 します (base-cp/Library/Utility Operations/Manual など)。 2. [編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 3. コピーを貼 り付 ける場 所 をプロジェクト ツリーで選 択 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。このオ ペレーションは、新 しいオブジェクト として扱 われ、コピー元 のコンテンツパックからデタッチされます。 4. オペレーションのプロパティで、ユーザーが選 択 できる操 作 を追 加 します。 表 示 オペレーションの作 成 表 示 オペレーションとは、ポップアップのプロンプト メッセージに情 報 を表 示 しますが、ほかの操 作 が実 行 されないオペレーションです。ユーザーは、実 行 時 に [続 行 ] を選 択 する必 要 があります。 表 示 オペレーションを作 成 するには、ベースコンテンツにある表 示 オペレーションテンプレート Library/Utility Operations/Display Message をコピーして、ユーザーに表 示 する情 報 を定 義 します。 プロンプト メッセージに変 数 を含 めることができます。たとえば、前 のステップが終 了 した時 間 をユーザー に通 知 するよう、メッセージに日 付 /時 刻 の変 数 (${dateTime}) を含 めることができます。 1. [コンテンツパック] ペインで、表 示 オペレーションテンプレート を選 択 します。 2. [編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 3. コピーを貼 り付 ける場 所 をプロジェクト ツリーで選 択 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。このオ ペレーションは、新 しいオブジェクト として扱 われ、コピー元 のコンテンツパックからデタッチされます。 HP Operations Orchestration (10.01) 230 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 4. オペレーションのプロパティシート で、[詳 細 ] タブを選 択 します。 5. ステップのインスペクターで [表 示 ] タブをクリックします。 6. [このステップの実 行 前 に常 にユーザーに確 認 する] チェックボックスをオンにします。 7. [プロンプト タイト ル] ボックスに、プロンプト のラベルを入 力 します。 8. [プロンプト の幅 ] ボックスに、プロンプト の幅 をピクセル単 位 で入 力 します。 9. [高 さ] ボックスに、プロンプト の高 さをピクセル単 位 で入 力 します。 10. [プロンプト テキスト ] ボックスに、ユーザーへのメッセージを入 力 します。 11. [OK] をクリックし、変 更 を保 存 します。 参照情報 ステップのインスペクター > [表 示 ] タブ [オペレーションのプロパティ] シート の [表 示 ] タブで、ユーザーに表 示 するユーザープロンプト を作 成 でき ます。 GUI アイテム 説明 このステップの実 行 前 に常 に ユーザーに確 認 する ステップを実 行 するたびにプロンプト ウィンド ウを表 示 するには、 チェックボックスをオンにします。 プロンプト タイト ル プロンプト ウィンド ウのタイト ルバーに表 示 するラベルを入 力 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 231 / 257 ページ Studio オーサリングガイド プロンプト の幅 プロンプト ウィンド ウの幅 をピクセル単 位 で入 力 します。 高さ プロンプト ウィンド ウの高 さをピクセル単 位 で入 力 します。 プロンプト テキスト プロンプト ウィンド ウの本 文 に表 示 するメッセージを入 力 します。メッ セージに変 数 を含 めることができます。たとえば、${dateTime} のよ うになります。 プラグインのインポート GUI アイテム 説明 プラグインの場 所 インポート する HP OO プラグインを参 照 して選 択 します。 新 規 オペレーションのインポート と作 成 このチェックボックスを選 択 して、インポート したプラグインから新 しいオペレーションを作 成 します。 オペレーションのプロパティ: [詳 細 ] タブ GUI アイテム 説明 リンク先 ソースオペレーション (選 択 したオペレーションのコピー元 ) が表 示 されます。 場所 ソースオペレーションの名 前 が表 示 されます。 開く ソースオペレーションの [プロパティ] シート が開 きます。 接続解除 オペレーションを親 プラグインからデタッチします。 フローまたはオペレーションの検索 目 的 のフローまたはオペレーションを見 つけるにはいくつかの方 法 があります。 l [プロジェクト ] ペインおよび [コンテンツパック] ペインでフォルダーを参 照 する l フォルダー、フロー、オペレーションの説 明 を表 示 する HP Operations Orchestration (10.01) 232 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l 検 索 を実 行 する 実 行 する操 作 フォルダーを参 照 してフローまたはオペレーションを見 つける フローやオペレーションを探 す最 も簡 単 な方 法 は、フォルダーを参 照 することです。 フォルダーに適 切 な名 前 が付 けられ、適 切 な構 造 になっている場 合 は、目 的 のフローやオペレーショ ンが探 しやすくなります。 説 明 を使 用 してフローまたはオペレーションを見 つける オペレーションやフローの説 明 を表 示 して、目 的 のものかどうかを確 認 できます。 l l オペレーションの説 明 を表 示 するには、作 成 ペインでオペレーションを開 いて [説 明 ] タブをクリックし ます。 フローの説 明 を表 示 するには、作 成 ペインでフローを開 いて [プロパティ] (ペインの下 部 ) をクリック し、[説 明 ] タブをクリックします。 注 : または、[プロジェクト ] ペインまたは [コンテンツパック] ペインで、フローまたはオペレーションを 右 クリックして [プロパティ] を選 択 します。 ド キュメント を生 成 してフローまたはオペレーションを見 つける ド キュメント の生 成 機 能 では、複 数 のフローやオペレーションについてのこれらの情 報 を 1 つにまとめる ことができます。ド キュメント の生 成 機 能 の詳 細 については、「フローおよびオペレーションに関 するド キュメント の生 成 」( 242ページ) を参 照 してください。 オペレーションの検 索 [検 索 ] ペインを使 用 して、ライブラリ全 体 をフルテキスト 検 索 できます。名 前 やそれ以 外 のフィールド プ ロパティを検 索 することにより、フローやオペレーションを検 索 できます。 1. Studio ウィンド ウの下 部 にある [検 索 ] タブをクリックして、[検 索 ] ペインを開 きます。 2. [検 索 ] リスト で、検 索 対 象 のフィールド を選 択 します。 注 : 検 索 にすべてのフィールド を含 めるには、[検 索 ] リスト を [<すべてのフィールド >] に設 定 したままにします。 3. [対 象 ] テキスト ボックスに、検 索 するテキスト を入 力 します。 検 索 文 字 列 に空 白 が含 まれている場 合 、完 全 一 致 検 索 または空 白 を含 む検 索 のいずれかを 指 定 できます。完 全 一 致 検 索 では、文 字 列 全 体 を、空 白 がある場 合 はそれも含 めて、1 つの 検 索 値 として扱 います。空 白 を挿 入 すると、空 白 で区 切 られた文 字 列 すべてを検 索 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 233 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 注 : 入 力 した検 索 文 字 列 の検 索 は、大 文 字 と小 文 字 を区 別 しません。 4. 検 索 での空 白 の扱 い方 を定 義 するには、次 のようにします。 n n 空 白 を 1 つの検 索 文 字 列 の一 部 として扱 うよう指 定 するには、[完 全 ] チェックボックスを選 択 します。 空 白 を、検 索 文 字 列 を順 に区 切 るセパレーターとして扱 うには、[完 全 ] チェックボックスを選 択 解 除 します。 5. 検 索 ボタン をクリックします。 6. [説 明 ] タブのテキスト を確 認 し、目 的 のオペレーションを指 定 します。 検 索 結 果 には、オペレーションの [説 明 ] タブから説 明 が取 得 され、オペレーションを最 大 限 に活 用 するための、次 のような重 要 な情 報 が表 示 されます。 n オペレーションの入 力 が必 要 な種 類 の情 報 。 n 結 果 に含 まれる情 報 。 n オペレーションの要 件 と前 提 条 件 。 説 明 全 体 を確 認 する場 合 は、オペレーションの [プロパティ] シート の [説 明 ] タブを参 照 してくださ い。 前 回 の検 索 コマンド を使 用 した検 索 1. [検 索 ] ペインで、[検 索 履 歴 ] ボタンをクリックします。 [以 前 に入 力 した検 索 文 字 列 ] ウィンド ウが開 きます。 HP Operations Orchestration (10.01) 234 / 257 ページ Studio オーサリングガイド このウィンド ウには、以 前 に使 用 した検 索 コマンド のリスト が最 大 25 個 表 示 されます。 リスト の検 索 コマンド の形 式 は、「対 象 <検 索 テキスト >」です。 2. リスト から検 索 コマンド をダブルクリックして実 行 します。そのコマンド は、リスト の最 上 位 に追 加 さ れます。 検 索 結 果 の並 べ替 え いずれかの列 の列 見 出 しをクリックすると、そのパラメーターを基 に検 索 結 果 が並 べ替 えられます。 Lucene 構 文 を使 用 した検 索 より詳 細 な検 索 結 果 を得 たい場 合 、Apache Lucene 構 文 を使 用 して検 索 を行 うことができま す。Lucene 検 索 構 文 については、Apache Software Foundation の Web サイト を参 照 してください。 1. Studio ウィンド ウの下 部 にある [検 索 ] タブをクリックして、[検 索 ] ペインを開 きます。 2. [検 索 ] ド ロップダウンリスト で、[<Lucene クエリ>] を選 択 します。 3. [対 象 ] テキスト ボックスに、Lucene 検 索 構 文 を使 用 してクエリを入 力 し、検 索 ボタン リックします。 をク 最 も簡 単 な Lucene 検 索 構 文 は次 のようなものです。 <検 索 可 能 なフィールド名 >:<検 索 対 象 の文 字 列 > 検 索 のヒント n n この検 索 はブール AND を使 用 します。AND を用 いて検 索 語 を 2 つ入 力 すると、両 方 の検 索 語 が含 まれるオペレーションまたはフローのみが検 索 結 果 として戻 されます。AND を使 わず に 2 つの検 索 語 を入 力 すると、どちらかの検 索 語 を含 む検 索 結 果 が得 られます。 category:database server の検 索 のように、スペースを含 む文 字 列 のみを検 索 結 果 として得 たい場 合 は、category:”database server” のように文 字 列 を引 用 符 で囲 みます。 検 索 可 能 なフィールド 名 は以 下 のとおりです。なお、ここで使 用 している検 索 文 字 列 は一 例 で す。 HP Operations Orchestration (10.01) 235 / 257 ページ Studio オーサリングガイド n フローまたはオペレーションの名 前 例: name:Get Temp Dir name:Clear Temp Dir n オペレーションのタイプ 例: type:cmd n カテゴリ 例: category:network n 入 力 の名 前 例: inputs:server n フローまたはオペレーション UUID 例: id:1234-3453-3242-32423 n フローまたはオペレーションの説 明 に含 まれている文 字 列 例: description:clear [検 索 ] ペインからのオペレーションへのアクセス 検 索 結 果 から直 接 、オペレーションやフローを操 作 することができます。オペレーションやフローを開 いて 編 集 したり、作 成 ペインで開 いているフローに追 加 することができます。 l l 検 索 結 果 でオペレーションの行 をダブルクリックして、オペレーションの [プロパティ] シート またはフ ロー図 を開 きます。 [検 索 ] ペインからフロー図 にオペレーションをド ラッグし、検 索 結 果 のオペレーションからステップを作 成 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 236 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 参照情報 [検 索 ] ペイン GUI アイテム 説明 検索 l l l 1 つのフィールド で検 索 を実 行 する場 合 は、検 索 を実 行 する フィールド を選 択 します。 検 索 にすべてのフィールド を含 めるには、[<すべてのフィール ド >] を選 択 します。 Lucene クエリを使 用 して検 索 する場 合 は、[<Lucene クエ リ>] を選 択 します。 対象 検 索 する文 字 列 を入 力 します。 完全 l l 空 白 を 1 つの検 索 文 字 列 の一 部 として扱 うよう指 定 するに は、[完 全 ] チェックボックスを選 択 する 空 白 を、検 索 文 字 列 を順 に区 切 るセパレーターとして扱 うに は、[完 全 ] チェックボックスを選 択 解 除 します。 ランク 各 検 索 結 果 のランクが表 示 されます。星 が多 いほどランクが高 く なります。 種類 フローなどの見 つかったアイテムの種 類 が表 示 されます。 パス アイテムの保 存 先 が表 示 されます。 説明 アイテムの [説 明 ] タブから取 得 されたアイテムの説 明 が表 示 され ます。 検索履歴 クリックすると、[以 前 に入 力 した検 索 文 字 列 ] ウィンド ウが表 示 さ れ、検 索 コマンド を再 使 用 できます。 フローおよびオペレーションのコピー フローやオペレーションをコピーする方 法 は 3 つあります。 l フローやオペレーションをコピーする場 合 は、封 印 されていないいずれかのフォルダーにコピーを貼 り 付 けることができます。フローをコピーした場 合 、フローのみがコピーされ、フローを構 成 するオペレー ションはコピーされません。 HP Operations Orchestration (10.01) 237 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l l l [ディープコピー] をクリックすると、フローだけでなくそのフローを構 成 しているすべてのオペレーションも コピーされます。これは、新 しいフローでオペレーションを変 更 する必 要 があり、かつ元 のオペレーショ ンに影 響 を与 えたくない場 合 に使 用 します。 フローやオペレーションを複 製 する場 合 、複 製 は自 動 的 に元 のオペレーションと同 じフォルダーに配 置 され、[<名 前 > (Copy 1)] という名 前 になります。 フローやオペレーションを切 り取 ると、そのフローやオペレーションは現 在 の場 所 から削 除 され、別 の 場 所 に貼 り付 けられます。 アクションプラグインから作 成 されたオペレーションのコピー ソフト コピー アクションプラグインの jar ファイルにリンクされたオペレーションをコピーした場 合 、コピーされたオペレー ションは元 のオペレーションへの参 照 を保 持 したままです。アクションプラグインの jar ファイルがアップグ レード された場 合 、元 のオペレーションを、新 しいバージョンを呼 び出 すよう更 新 すると、コピーされたオ ペレーションもすべて自 動 的 に更 新 されます。これを、ソフト コピーと呼 びます。 コピーされたオペレーションで自 動 的 に更 新 されるアイテムは、アクションプラグイン jar ファイルへのリ ンクのみです。元 のオペレーションの入 力 、出 力 、変 数 、スクリプト レット などは、コピーでは更 新 されま せん。 コンテンツパックからオペレーションをコピーできますが、参 照 は親 のコンテンツパックに保 持 されます。親 のプラグインが今 後 修 正 された場 合 、ソフト コピーにもその修 正 が入 ります。場 合 によっては、オペレー ションへの修 正 を行 わないようにすることもできます。この場 合 、オペレーションを親 プラグインからデタッ チすることができます。デタッチされたオペレーションに対 しては、手 動 で修 正 を実 施 する必 要 がありま す。 ソフト コピーには次 のような長 所 と短 所 があります。 l l 短 所 は、元 のオペレーションが削 除 された場 合 に、コピーが親 をなくし、プラグインへのリンクも損 失 してしまうことです。その場 合 、新 しい親 を手 動 で選 択 する必 要 があります。 長 所 は、元 のオペレーションが別 のバージョンのプラグインに更 新 された場 合 、ソフト コピーも更 新 さ れることです。 アクションプラグイン jar ファイルからのオペレーションの作 成 の詳 細 については、「オペレーションの作 成 」 ( 225ページ) を参 照 してください。 ハード コピー 10.00 以 前 のバージョンの HP OO では、アクションプラグインにリンクされたオペレーションをコピーする と、ハード コピーが作 成 されました。これは、コピーが、元 のオペレーションと同 様 にアクションプラグイン に直 接 リンクしています。アクションが更 新 された場 合 (たとえば JAR の名 前 またはクラスが変 更 され た場 合 )、ハード コピーされたオペレーションもすべて更 新 する必 要 がありました。 HP OO 10.00 では、新 しいオペレーションを作 成 し関 連 プラグインを選 択 することで、ハード コピーを作 成 することができます。この方 法 では、IAction getTemplate または @Action メタデータに基 づいて新 しいオペレーションが作 成 されます。入 力 や出 力 の複 製 も行 う、オペレーションのハード コピーを作 成 す ることはできません。 HP Operations Orchestration (10.01) 238 / 257 ページ Studio オーサリングガイド ハード コピーには次 のような長 所 と短 所 があります。 l l 長 所 は、元 のオペレーションが削 除 された場 合 、コピーには影 響 せず、親 を失 うことがありません。 短 所 は、元 のオペレーションが別 のバージョンのプラグインに更 新 されても、ハード コピーは更 新 され ないことです。 ハードコピーとソフト コピーの切 り替 え ソフト コピーを親 からデタッチし、ハード コピーにすることができます。フローの [詳 細 ] タブで、[接 続 解 除 ] ボタンをクリックしてオペレーションをデタッチします。確 認 メッセージが表 示 されます。プラグインの GAV パラメーターが元 の親 から取 得 されます。 [選 択 ] ボタンをクリックし、親 オペレーションを選 択 してハード コピーをソフト コピーに変 換 することができ ます。 ハードコピー内 のプラグインの置 き換 え 特 定 のプラグインを使 用 している、ハード コピーされたすべてのオペレーションを検 索 できます。また、そ のオペレーションを選 択 し、プラグイン GAV パラメーターを変 更 することができます。 ベスト プラクティス フローをコピーしている時 に、オペレーションのプロパティの変 更 が必 要 になった場 合 は、[ディープコ ピー] コマンド を使 用 して、オペレーションと一 緒 にフローもコピーする方 法 が最 適 です。 [ディープコピー] コマンド を使 用 してフローをコピーする場 合 、フローとそのオペレーション用 の新 しいフォ ルダーを作 成 することをお勧 めします。 実 行 する操 作 フローまたはオペレーションのコピー 1. [コンテンツパック] ペインまたは [プロジェクト ] ペインで、コピーするフローまたはオペレーションを右 ク リックします。 2. [編 集 ] > [コピー] を選 択 します。 3. コピーを保 存 するフォルダーに移 動 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。 フローまたはオペレーションの複 製 フローやオペレーションを複 製 する場 合 、複 製 は自 動 的 に元 のオペレーションと同 じフォルダーに配 置 され、[<名 前 > (Copy 1)] という名 前 になります。 1. [コンテンツパック] ペインまたは [プロジェクト ] ペインで、コピーするフローまたはオペレーションを右 ク リックします。 2. [編 集 ] > [複 製 ] を選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 239 / 257 ページ Studio オーサリングガイド フローまたはオペレーションのディープコピー フローをディープコピーした場 合 、フローのみではなく、フローを構 成 するオペレーションもコピーされま す。 1. [コンテンツパック] ペインまたは [プロジェクト ] ペインで、コピーするフローを右 クリックします。 2. [編 集 ] > [ディープコピー] を選 択 します。 3. フローとそのオペレーションを保 存 するフォルダーに移 動 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。 フローまたはオペレーションの切 り取 り 1. [コンテンツパック] ペインまたは [プロジェクト ] ペインで、移 動 するフローまたはオペレーションを右 ク リックします。 2. [編 集 ] > [切 り取 り] を選 択 します。 3. フローやオペレーションを保 存 するフォルダーに移 動 し、[編 集 ] > [貼 り付 け] を選 択 します。 フローとオペレーションの使用方法の詳細 オペレーションやフローが既 存 のフローでどのように使 用 されているかを調 べることにより、その使 用 方 法 や実 装 方 法 について理 解 を深 めることができます。これは、[参 照 ] ペインでできます。 Studio には、次 の 2 種 類 の参 照 があります。 l l オペレーションまたはフローへの参 照 – 選 択 したオペレーションまたはフローから作 成 されたステップ のあるフローの一 覧 を示 します。 オペレーションまたはフローからの参 照 – 選 択 したオペレーションまたはフローが使 用 するオブジェク ト (選 択 リスト 、グループに割 り当 てられた権 限 、システムフィルターなど) の一 覧 を示 します。フロー の場 合 は、フローのステップを作 成 したときのベースになったオペレーション (サブフローを含 む) です。 ベスト プラクティス オペレーションまたはフローを変 更 すると、それを使 用 しているほかのフローが壊 れる場 合 があります。 フローやオペレーションを変 更 する前 に、[参 照 ] > [これを使 用 する項 目 は?] を使 用 して、ほかのフ ローでこのフローやオペレーションを使 用 していないかを確 認 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 240 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 実 行 する操 作 フローまたはオペレーションを使 用 しているものを識 別 1. [プロジェクト ] ペインで、オペレーションまたはフローを右 クリックします。 2. [参 照 ] > [これを使 用 する項 目 は?] を選 択 します。 [参 照 ] ペインが開 き、オペレーションまたはフローの参 照 元 が表 示 されます。 フローまたはオペレーションが使 用 しているものを識 別 1. [プロジェクト ] ペインで、オペレーションまたはフローを右 クリックします。 2. [参 照 ] > [これが使 用 する項 目 は?] を選 択 します。 [参 照 ] ペインが開 き、オペレーションまたはフローの参 照 先 が表 示 されます。 ヒント : 参 照 元 であるフローやオペレーションは、コピー、貼 り付 け、編 集 が可 能 なサンプルとして 役 立 ちます。 HP Operations Orchestration (10.01) 241 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 参照情報 [参 照 ] ペイン [参 照 ] ペインでは、既 存 のフローでのオペレーションまたはフローの使 用 方 法 を参 照 できます。 GUI アイテム 説明 オブジェクト 選 択 したフローまたはオペレーションで使 用 されている、またはこれらが使 用 するオブジェクト が表 示 されます。 パス 選 択 したフローまたはオペレーションで使 用 されている、またはこれらが使 用 する場 所 が表 示 されます。 フローおよびオペレーションに関するドキュメント の生成 重 要 : 現 在 のバージョンでは、実 行 時 のド キュメント の生 成 機 能 はサポート されていませ ん。Studio 内 からド キュメント を生 成 できますが、ド キュメント の生 成 ステップを含 むフローを作 成 しても、このステップは実 行 時 には動 作 しません。 フローやオペレーションをド キュメント にし、ほかのユーザーに詳 細 情 報 を提 供 することができます。 l l フローを PNG 画 像 としてエクスポート する。 ド キュメント の生 成 機 能 を使 用 して、フローやオペレーションに関 する情 報 を含 む HTML ページを 作 成 する。 生 成 されたドキュメント の構 造 ド キュメント を生 成 すると、index.html という HTML ページが作 成 されます。このページには、次 のフ レームがあります。 l l l [概 要 ] フレーム – 左 上 の [概 要 ] フレームには、ド キュメント を生 成 したフォルダーに含 まれるサブ フォルダーのリスト が表 示 されます。[フォルダー] フレームに内 容 を表 示 するフォルダーを選 択 しま す。 [フォルダー] フレーム – 左 下 の [フォルダー] フレームには、[概 要 ] フレームで選 択 したフォルダー内 のフローやオペレーションのリスト が表 示 されます。 [ヘッダー] フレーム – 右 上 の [ヘッダー] フレームには、HP OO バナーが表 示 されます。 HP Operations Orchestration (10.01) 242 / 257 ページ Studio オーサリングガイド l [オペレーション] フレーム – 右 下 の [オペレーション] フレームには、フローまたはオペレーションの説 明 が表 示 されます。[プロパティ] シート の [説 明 ] タブで入 力 した情 報 です。 実 行 する操 作 フローの PNG 画 像 でのエクスポート 1. フローを作 成 ペインで開 きます。 2. 作 成 ペインを右 クリックし、[PNG にエクスポート ] を選 択 します。 3. 画 像 の保 存 先 を参 照 し、[保 存 ] をクリックします。 HP Operations Orchestration (10.01) 243 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 標 準 形 式 でのド キュメント の生 成 特 定 のフローやオペレーションを含 むフォルダーのド キュメント や、Library フォルダー全 体 のド キュメント を生 成 することができます。 1. ド キュメント を作 成 するフォルダーを右 クリックします。 2. [ド キュメント の生 成 ] > [標 準 形 式 ] を選 択 します。 3. ド キュメント ファイルの保 存 先 を参 照 し、[保 存 ] をクリックします。HTML ファイルの index.html が Web ブラウザーで開 きます。 4. 旧 バージョンの index.html を上 書 きする場 合 は、[すべてはい] をクリックします。 注 : 旧 バージョンのド キュメント を上 書 きしない場 合 は、[キャンセル] をクリックして手 順 を繰 り 返 し、ファイルを別 の場 所 に保 存 します。 カスタム形 式 のド キュメント の生 成 1. ド キュメント を作 成 するフォルダーを右 クリックします。 2. [ド キュメント の生 成 ] > [カスタム形 式 ] を選 択 します。 3. [ド キュメント 生 成 テンプレート の選 択 ] ダイアログボックスで、ド キュメント の生 成 に使 用 するテンプ レート を選 択 します。 4. ド キュメント ファイルの保 存 先 を参 照 し、[保 存 ] をクリックします。HTML ファイルの index.html が Web ブラウザーで開 きます。 カスタマイズしたド キュメント の生 成 テンプレート の作 成 ド キュメント のテンプレート は Studio\template フォルダーに保 存 されます。テンプレート の末 尾 には .vm が付 いていて、テキスト エディターで編 集 できます。テンプレート の詳 細 については、以 降 の「参 照 情 報 」のセクションを参 照 してください。 Studio\template フォルダーに作 成 した新 しい .vm ファイルが、[ド キュメント 生 成 テンプレート の選 択 ] ダイアログボックスのテンプレート リスト に表 示 されます。 1. 必 要 な .vm テンプレート のコピーを作 成 し、そのコピーの名 前 を変 更 します。 注 意 : 元 の .vm テンプレート は編 集 したり、名 前 を変 更 しないでください。 HP Operations Orchestration (10.01) 244 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 2. テキスト エディターで、新 しいテンプレート に変 更 を加 え、保 存 します。 3. Studio で、ド キュメント を作 成 するフォルダーを右 クリックして、[ド キュメント の生 成 ] > [カスタム形 式 ] を選 択 します。 4. [ド キュメント 生 成 テンプレート の選 択 ] ダイアログボックスで、作 成 したカスタムテンプレート を選 択 します。 参照情報 .vm テンプレート ファイル Folder_template.vm ルート のテンプレート 。フレームセット を生 成 し、以 下 のテンプレート を呼 び出 してそのフレームセット に 組 み込 みます。 l l l l All_folders_template.vm - 対 象 のフォルダーのサブフォルダーのリスト を生 成 し、overview-frame (左 上 ) に配 置 します。 All_ops_template.vm - すべてのオペレーションのリスト を生 成 し、folderFrame (左 下 ) に配 置 し ます。 Header.html - ヘッダーを headerFrame (右 上 ) に配 置 します。 Folder_overview_template.vm - 1 つ以 上 のオペレーションに関 する情 報 を生 成 し、opFrame (右 下 ) に配 置 します。 All_folders_template.vm フォルダーのコンテンツの表 を生 成 します。 l l l Header.css – 全 体 的 なフォント 、色 などを定 義 しているスタイルシート 。 All_ops_template.vm – すべてのオペレーションのリスト を生 成 し、リンクを作 成 して folderFrame (左 下 ) に表 示 します。 Folder_contents.vm – 選 択 したフォルダーのコンテンツのリスト を生 成 し、リンクを作 成 して folderFrame (左 下 ) に表 示 します。 All_ops_template.vm すべてのオペレーションのコンテンツおよびすべての子 オペレーションのド キュメント の表 を生 成 します。 l Header.css – 全 体 的 なフォント 、色 などを定 義 しているスタイルシート 。 l Op_template.vm – リンクを作 成 して opFrame (右 下 ) に表 示 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 245 / 257 ページ Studio オーサリングガイド Folder_overview_template.vm フォルダーのコンテンツについての概 要 を表 形 式 で生 成 します。 l Header.css – 全 体 的 なフォント 、色 などを定 義 しているスタイルシート 。 l Folder_contents.vm – リンクを作 成 して folderFrame (左 下 ) に表 示 します。 Op_template.vm 単 独 のオペレーションのド キュメント を生 成 します。 l Header.css – 全 体 的 なフォント 、色 などを定 義 しているスタイルシート 。 l Folder_template.vm – リンクを作 成 して同 じフレームに表 示 します (親 フォルダー以 下 )。 l Folder_contents.vm – フォルダーのコンテンツを folderFrame に表 示 します。 Flow_template.vm 単 独 のフローのド キュメント を生 成 します。 l Header.css – 全 体 的 なフォント 、色 などを定 義 しているスタイルシート 。 l Flow_template.vm – リンクを作 成 して同 じフレームに表 示 します (親 フォルダー以 下 )。 l l Folder_contents.vm – フォルダーのコンテンツのリスト を生 成 し、リンクを作 成 して folderFrame (左 下 ) に表 示 します。 Op_template.vm – リンクを作 成 して opFrame (右 下 ) に表 示 します。 Folder_contents.vm 単 独 のフォルダーのコンテンツの表 を生 成 します。 l Header.css – 全 体 的 なフォント 、色 などを定 義 しているスタイルシート 。 l Op_template.vm – リンクを作 成 して opFrame (右 下 ) に表 示 します。 Header.html ヒューレット ・パッカード のバナー。 Hp_rockwell.css ヒューレット ・パッカード のバナー用 のスタイルシート 。 HP Operations Orchestration (10.01) 246 / 257 ページ Studio オーサリングガイド Hp_steps_307x39.jpg ヒューレット ・パッカード のバナー用 の画 像 。 Logo_hp_smallmasthead.gif ヒューレット ・パッカード のバナー用 のロゴ。 フローとオペレーションのバージョン履歴管理 構 成 アイテム、フロー、またはオペレーションが保 存 されるたびに、そのアイテムの新 しいバージョンが作 成 されます。[バージョン履 歴 ] ダイアログボックスにこれらのバージョンが一 覧 表 示 され、以 下 の操 作 を 実 行 できます。 l アイテムの前 のバージョンを表 示 する l 前 のバージョンを別 の名 前 で保 存 する l アイテムを前 のバージョンへ復 元 する l 2 つのバージョンの差 異 を表 示 する 注 : バージョン履 歴 機 能 は、Studio でのローカルな作 成 作 業 にのみ適 用 され、ソースコント ロー ル管 理 リポジト リに保 存 されたバージョンには適 用 されません。バージョン履 歴 は、作 業 内 容 を ソースコント ロールリポジト リにコミット する前 に使 用 します。リポジト リで共 有 するためにフローをコ ミット した場 合 、HP OO のローカルのバージョン履 歴 機 能 を前 のバージョンに戻 す作 業 に使 用 す ることは推 奨 されません。 実 行 する操 作 構 成 アイテム、フロー、オペレーションの前 のバージョンを開 く アイテムの前 のバージョンを開 いて表 示 したときに、そのバージョンに別 の名 前 を付 けて保 存 することが できます。 1. 構 成 アイテム、フロー、またはオペレーションを右 クリックし、[履 歴 の表 示 ] を選 択 します。 2. 必 要 なバージョンを右 クリックし、[開 く] をクリックします。選 択 したバージョンが作 成 ペインで開 きま す。 HP Operations Orchestration (10.01) 247 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 3. 開 いたバージョンを保 存 するには、[名 前 を付 けて保 存 ] ボタンをクリックし、一 意 の名 前 を 付 けます。プロジェクト の 2 つのバージョンが個 別 に保 存 されます。 4. [OK] をクリックして [バージョン履 歴 ] ダイアログボックスを閉 じます。 構 成 アイテム、フロー、オペレーションの以 前 のバージョンへの復 元 この手 順 により、構 成 アイテム、フロー、またはオペレーションを前 のバージョンに復 元 できます。現 在 のバージョンと前 のバージョンの両 方 を保 持 するには、「構 成 アイテム、フロー、オペレーションの前 の バージョンを開 く」を参 照 してください。 1. 構 成 アイテム、フロー、またはオペレーションを右 クリックし、[履 歴 の表 示 ] を選 択 します。 2. 復 元 するバージョンを右 クリックし、[復 元 ] をクリックします。復 元 するバージョンが作 成 ペインで開 きます。 3. [OK] をクリックして [バージョン履 歴 ] ダイアログボックスを閉 じます。 4. プロジェクト を保 存 します。開 いたバージョンが現 在 のバージョンを上 書 きして保 存 されます。 バージョンの比 較 [バージョン履 歴 ] ダイアログボックスでは、構 成 アイテム、フロー、オペレーションのバージョンを比 較 する こともできます。現 在 のバージョンが片 側 に表 示 され、前 のバージョンが反 対 側 に表 示 されます。 1. 構 成 アイテム、フロー、またはオペレーションを右 クリックし、[履 歴 の表 示 ] を選 択 します。 2. Ctrl キーを押 しながら現 在 のバージョン (最 上 行 ) と前 のバージョンの両 方 を選 択 します。 3. 右 クリックし、[比 較 ] を選 択 します。アイテムの現 在 の状 態 と前 のバージョンとの差 異 が表 示 され ます。 4. [OK] をクリックして [バージョン履 歴 ] ダイアログボックスを閉 じます。 参照情報 [バージョン履 歴 ] ダイアログボックス メニューアイテム 説明 バージョン 自 動 的 に生 成 された、プロジェクト のバージョン番 号 。 HP Operations Orchestration (10.01) 248 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 日時 バージョンが変 更 された日 付 と時 刻 。 コメント 加 えられた変 更 の種 類 。 フローおよびオペレーションのブックマーク [ブックマーク] ペインを使 用 すると、使 用 頻 度 の高 いオペレーションやフローを簡 単 に見 つけて使 用 で きます。ブックマークしたフローやオペレーションは、通 常 のライブラリ内 の場 所 からも利 用 できます。 フローやオペレーションを [ブックマーク] ペインに追 加 すると、作 成 キャンバスの右 クリックメニューにそのフ ローまたはオペレーションが表 示 されるようになります。 インスト ールした Studio から別 の Studio へ、ブックマークをエクスポート およびインポート できます。 実 行 する操 作 ブックマークの追 加 1. Studio ウィンド ウの右 上 にある [ブックマーク] タブをクリックして、[ブックマーク] ペインを開 きます。 2. ペインを開 いたままにしておくには、ペインの右 上 隅 にある [固 定 ] アイコンをクリックします。 3. ライブラリまたは [検 索 ] ペインの結 果 からフローまたはオペレーションを [ブックマーク] ペインの適 切 なシェルフにド ラッグします。 シェルフの [ブックマーク] ペインへの追 加 [ブックマーク] ペインには、デフォルト でフロー用 とオペレーション用 の 2 つのシェルフがあります。ですが、 カスタマイズしたシェルフを追 加 してブックマークを整 理 できます。 1. [ブックマーク] ペインのシェルフのタイト ルバーを右 クリックし、[追 加 ] を選 択 します。 2. シェルフの名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 HP Operations Orchestration (10.01) 249 / 257 ページ Studio オーサリングガイド シェルフの名 前 の変 更 1. 名 前 を変 更 するシェルフのタイト ルバーを右 クリックし、[名 前 の変 更 ] を選 択 します。 2. シェルフの新 しい名 前 を入 力 して [OK] をクリックします。 シェルフの削 除 1. 削 除 するシェルフのタイト ルバーを右 クリックし、[削 除 ] を選 択 します。 2. 確 認 ウィンド ウで [はい] をクリックします。 シェルフの表 示 /非 表 示 1. 非 表 示 にするシェルフのタイト ルバーを右 クリックし、[非 表 示 ] を選 択 します。そのシェルフは [ブックマーク] ペインに表 示 されなくなります。 2. 非 表 示 にしたシェルフを表 示 するには、[ブックマーク] ペインを右 クリックし、[表 示 ] をクリックしてか ら、非 表 示 にしたシェルフ名 を選 択 します。 3. 非 表 示 にしたシェルフをすべて表 示 するには、[ブックマーク] ペインを右 クリックし、[すべて表 示 ] を 選 択 します。 シェルフの上 下 移 動 上 下 に移 動 するシェルフのタイト ルバーを右 クリックし、[上 に移 動 ] または [下 に移 動 ] を選 択 します。 シェルフの折 りたたみ/展 開 1. シェルフを折 りたたむには、シェルフのタイト ルバー上 にある二 重 矢 印 ( ) をクリックします。シェルフ のタイト ルは表 示 されますが、シェルフ内 のブックマークは非 表 示 になります。 2. シェルフを展 開 するには、二 重 矢 印 を再 度 クリックします。 ブックマークのエクスポート インスト ールした Studio から別 の Studio へ、ブックマークをエクスポート できます。 1. [ブックマーク] ペイン内 を右 クリックし、[エクスポート ] をクリックします。 2. [ブックマークのエクスポート ] ダイアログボックスで、エクスポート するシェルフを選 択 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 250 / 257 ページ Studio オーサリングガイド 3. [OK] をクリックします。[エクスポート ファイルの選 択 ] ダイアログボックスが表 示 されます。 4. ブックマークの保 存 先 を参 照 し、ファイルの名 前 を入 力 します。 5. [保 存 ] をクリックします。 ブックマークのインポート 1. [ブックマーク] ペイン内 を右 クリックし、[インポート ] を選 択 します。 2. [インポート ファイルの選 択 ] ダイアログボックスで、ブックマークファイルを探 して選 択 し、[開 く] をク リックします。 3. [ブックマークのインポート ] ダイアログボックスで、インポート するシェルフを選 択 して [OK] をクリックし ます。 HP Operations Orchestration (10.01) 251 / 257 ページ Studio オーサリングガイド インポート 中 、同 じシェルフにあるブックマークは UUID を基 に統 合 されます。既 存 のブックマークは保 持 され、複 製 は作 成 されず、新 しいエント リがシェルフに追 加 されます。 参照情報 [ブックマーク] メニュー [ブックマーク] ペインで右 クリックすると、[ブックマーク] メニューが表 示 されます。メニューに表 示 されるア イテムは、右 クリックした時 に選 択 されているアイテムによって異 なります。 メニューアイテム 説明 追加 新 しいシェルフを [ブックマーク] ペインに追 加 します。 削除 選 択 したシェルフを [ブックマーク] ペインから削 除 します。 名 前 の変 更 [ブックマーク] ペインで選 択 したシェルフの名 前 を変 更 します。 上 に移 動 [ブックマーク] ペインで選 択 したシェルフを上 に移 動 します。 下 に移 動 [ブックマーク] ペインで選 択 したシェルフを下 に移 動 します。 非表示 [ブックマーク] ペインで選 択 したシェルフを非 表 示 にします。 表示 [ブックマーク] ペインで表 示 する、非 表 示 のシェルフを選 択 できま す。 すべて表 示 [ブックマーク] ペインで選 択 したすべてのシェルフを非 表 示 にしま す。 折 りたたみ [ブックマーク] ペインのシェルフを折 りたたみます。シェルフのタイト ルは表 示 されますが、ブックマークは非 表 示 になります。 HP Operations Orchestration (10.01) 252 / 257 ページ Studio オーサリングガイド インポート エクスポート HP Operations Orchestration (10.01) 253 / 257 ページ Studio オーサリングガイド HP OO 9.x からアップグレードする際のト ラブルシュー ティング Studio のユーザーインターフェースアイテムの場所 HP OO 9.x での作 業 に慣 れているユーザーが、Studio のユーザーインターフェースアイテムを見 つけれ られない場 合 、以 下 のト ラブルシューティングのヒント が対 象 アイテムを見 つけるのに役 立 ちます。 リポジト リはどこにありますか? HP OO ではリポジト リは使 用 されなくなりました。ファイルはユーザーのファイルシステムにローカルで保 存 されるため、共 同 作 業 ではソースコント ロールアプリケーションを使 用 することをお勧 めします。 [チェックイン] ボタン、[チェックアウト ] ボタン、[自 分 の変 更 /チェックアウト ] ペインはどこ にありますか? ユーザーがソースコント ロールに接 続 している場 合 、変 更 パネルからコミット とチェックアウト を実 行 可 能 です。「ソースコント ロールの使 用 」を参 照 してください。 [プロジェクト ] ペインと [コンテンツパック] ペインに同 じアイテムが含 まれているように見 えるのはなぜですか? [プロジェクト ] ペインと [コンテンツパック] ペインは以 下 の点 で異 なります。 l l [プロジェクト ] ペインには、プロジェクト で使 用 できる編 集 可 能 な フロー、オペレーション、その他 の HP OO が含 まれます。 [コンテンツパック] ペインには、 読 み取 り専 用 のフロー、オペレーション、その他 の HP OO が含 まれ ます。プロジェクト 内 でこれらのオブジェクト を使 用 できますが、編 集 はできません。これらのオブ ジェクト を編 集 する場 合 は、[プロジェクト ] ペインにコピーします。 オペレーションを作 成 できないのはなぜですか? この機 能 は存 在 し、オペレーションを作 成 することは可 能 です。削 除 されたのは、組 み込 みオペレー ション (HTTP、SSH、コマンド ラインなど) を作 成 するオプションです。これらは既 存 のテンプレート オペ レーションからコピーする必 要 があります。 HTTP、SSH、コマンド ラインなどの組 み込 みオペレーションを作 成 することはできません。既 存 のテンプ レート オペレーションからこれらをコピーし、プラグイン内 のアクションから新 しいオペレーションを作 成 する 必 要 があります。詳 細 については、「オペレーションの作 成 」( 225ページ) を参 照 してください。 sleep スクリプト レット を作 成 できないのはなぜですか? sleep スクリプト レット は廃 止 されました。HP OO 10.00 では、スクリプト レット は Rhino で記 述 する必 要 があります。 カテゴリというド メインタームはどこにありますか? Configuration\Categories フォルダーが追 加 され、カテゴリを保 存 してフローを分 類 することができる ようになりました。これは、カテゴリド メインタームの代 わりに使 用 します。 HP Operations Orchestration (10.01) 254 / 257 ページ Studio オーサリングガイド HP OO 9.x と 10.00 のバージョン比較 タスク HP OO 9.x での処 理 HP OO 10.00 での処 理 方 法 オペレーションの作 成 [新 規 ] > [オペレーション] メ ニューオプションを使 用 し、オペ レーションの種 類 を選 択 しま す。 アクションプラグインをインポート する か、インポート 済 みのアクションプラ グインからオペレーションを作 成 しま す。 「オペレーションの作 成 」( 225ペー ジ) を参 照 してください。 共 有 リポジト リへのフロー のチェックイン Studio で [チェックイン] ボタンを 使 用 します。 プロジェクト をファイルシステムにロー カルに保 存 し、ソースコント ロール管 理 ツールを使 用 して、共 有 リポジト リにコミット します。 「HP OO Studio のソースコント ロー ルの使 用 」( 52ページ) を参 照 してく ださい。 フローのデプロイと実 行 Central のアプリケーションでフ ローを開 き、フローを実 行 しま す。 フローをコンテンツパックとしてリリー スし、API 経 由 で HP OO にデプロ イします。 『HP OO インスト ールガイド 』および 『HP OO Application Program Interface (API) Guide』を参 照 してく ださい。 複 数 のインスタンスステップ ステップを右 クリックし、[複 数 イ の作 成 ンスタンスの切 り替 え] オプション を選 択 して、そのステップを複 数 のインスタンスステップに変 更 します。 次 に、ステップの異 なる ターゲット について複 数 のルー プを作 成 します。 [ステップ] パレット の [複 数 のインスタ ンス] アイコンを作 成 キャンバスにド ラッグします。 1 つまたは複 数 のサブ フローまたはオペレーションを複 数 の インスタンスレーンに追 加 し、値 の 入 力 リスト でステップの複 数 のター ゲット を設 定 します。 「複 数 のインスタンスステップのフロー の作 成 」( 190ページ) を参 照 してく ださい。 オペレーションのアクション の作 成 IAction 実 装 クラスを作 成 し、 コンパイルして .dll または .jar ファイルを作 成 します。この .dll または .jar ファイルを自 分 の Web サービスにコピーし、その Web サービスを Studio にイン ポート します。 HP Operations Orchestration (10.01) アクションプラグインを作 成 してパッ ケージ化 し、Studio にインポート し て、そこから新 しいオペレーションを 作 成 します。 「オペレーションの作 成 」( 225ペー ジ) を参 照 してください。 255 / 257 ページ Studio オーサリングガイド タスク HP OO 9.x での処 理 フローの分 類 に使 用 する カテゴリの作 成 Configuration\Domain Configuration\Categories フォル Terms フォルダー内 のカテゴリと ダー内 に新 しいカテゴリを作 成 しま よばれるド メインタームで、新 し す。 いカテゴリ用 に新 しい行 を追 加 します。 HP Operations Orchestration (10.01) HP OO 10.00 での処 理 方 法 256 / 257 ページ