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読谷村子ども・子育て支援事業計画
はじめに 村民の皆様におかれましては、平素より読谷村の村づく りにご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。 さて、地域における子育て支援や教育環境の整備、子育てと仕事の両立の支援等子ども の育ちについて社会全体で支援することを目的として、平成 24 年 8 月に子ども・子育て 支援法が制定されました。 本村におきましても、同法の趣旨に基づき、幼児期における学校教育並びに児童福祉(保 育)による養育支援施策の提供の充実を図るため、読谷村子ども・子育て会議を設立し、 基本的な子育て支援計画の検討を進めてまいりました。 今回、 「読谷村子ども・子育て支援事業計画」が策定されましたことは、子どもの健やか な成長と子育て環境の充実がこれまで以上に図られることとなり、これまで貴重なご意見 やご助言、ご協力を賜りました多くの関係者の皆様に対し、心から感謝申し上げます。 子どもは社会の希望であり、未来を創る力であります。特に生涯にわたる人格形成の基 礎となる幼児期を、学校教育・児童福祉(保育)等、それぞれの機関が連携することによ り質の高い教育・保育を保障していくことが、社会の責務であり、応えるものであると思 っております。 結びに、本計画の策定により、家庭、地域、教育・保育施設、事業所、行政等が互いに 連携し支え合い、子どもたち一人ひとりの個性と能力を十二分に発揮して、素晴らしい人 生を歩めるよりよい地域社会の構築に向け、地域とともに協働でがんばってまいりましょ う。 平成 26 年 3 月 読谷村長 石嶺 傳實 目 次 Ⅰ 計画の概要 1.計画策定の目的と背景・法令の根拠 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.計画の対象 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.計画の期間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4.計画の位置付け ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5.子ども・子育てニーズの把握 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 1 1 1 3 Ⅱ 読谷村の状況と課題 1.読谷村の概況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.子どもと家庭の状況と課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)人口推移と将来推計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)出生 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)婚姻・離婚 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)就労 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)保育所の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)幼稚園の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (7)小・中学校の状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.区域ごとの状況 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4 5 5 10 12 13 17 19 20 21 (1)北区(渡慶次小学校区) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)西区(読谷小学校区) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)東区(喜名小学校区) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)中区(古堅小学校区) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)南区(古堅南小学校区) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 24 26 28 30 Ⅲ 計画の基本的な考え方 1.計画の理念と基本指針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.施策の方向 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)子どもの心身の健やかな成長に資する教育・保育の充実 ・・・・・ (2)地域における子育て支援 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 32 34 34 34 (3)母性並びに乳幼児等の健康の確保・増進 ・・・・・・・・・・・・ (4)安心・安全で豊かな生活環境の整備 ・・・・・・・・・・・・・・ (5)職業生活と家庭生活との両立 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)支援を必要とする児童等を持つ世帯へのきめ細かな取り組みの推進・ 34 34 35 35 Ⅳ 量の見込みと確保の内容 1.幼児期の学校教育・保育の量の見込みと確保の内容 ・・・・・・・・・ (1)量の見込み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ア)量の見込みの設定の考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ イ)量の見込み ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)確保方策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ア)村全域の見込み量 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イ)区域ごとの見込み量 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ウ)確保方策のフロー図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.地域子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保の内容 ・・・・・・・ (1)利用者支援事業(新規) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)時間外保育事業(延長保育事業) ・・・・・・・・・・・・・・・ (3)妊婦健康診査 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)乳児家庭全戸訪問事業(すこやか赤ちゃん訪問) ・・・・・・・・ (5)養育支援訪問事業・子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業 (その他要保護児童等の支援に資する事業) ・・・・・・・・・・ (6)一時預かり事業(幼稚園における在園児を対象とした一時預かり) ・・ (7)一時預かり事業(在園児対象型を除く) 、ファミリーサポートセン ター事業(病児・緊急対応強化型を除く) ・・・・・・・・・・・・・ (8)病児保育事業、ファミリーサポートセンター事業(病児・緊急対 応強化事業) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (9)ファミリーサポートセンター事業(就学後) ・・・・・・・・・・ (10)地域子育て支援拠点事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (11)放課後児童健全育成事業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (12)実費徴収補足給付事業(新規) ・・・・・・・・・・・・・・・・ (13)多様な主体の参入促進(新規) ・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.教育・保育の一体的提供、体制の確保 ・・・・・・・・・・・・・・・ (1)認定こども園への移行、普及に係る考え方 ・・・・・・・・・・・ (2)幼稚園教諭と保育士の合同研修に対する支援 ・・・・・・・・・・ (3)読谷村子ども・子育て支援事業計画の役割、提供の必要性に係る 考え方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)教育・保育施設及び地域型保育事業を行う者の相互の連携の推進 36 36 36 38 38 38 40 41 42 42 42 42 43 44 44 45 45 46 46 46 47 47 48 48 48 48 方策 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 (5)認定こども園、幼稚園及び保育所と小学校等との連携の推進方策 ・ 48 Ⅴ 基本施策と取組 1.母性並びに乳幼児等の健康の確保・増進 ・・・・・・・・・・・・・・ 49 (1)母性の健康の保持増進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 ア)妊娠期 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 49 イ)産褥期 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)乳児・幼児の健康の保持増進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ ア)幼児健診の充実・強化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イ)歯科保健対策の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ウ)予防接種率の向上 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ エ)こども医療費助成制度 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ オ)母乳育児の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)食育の推進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)母子保健推進員活動の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)学童期・思春期から成人期に向けた保健対策の充実・・・・・・・・ 49 49 49 50 50 50 50 50 50 51 2.安心・安全で豊かな生活環境の整備 ・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)豊かな生活環境の整備 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ア)公園・緑地等の整備・充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ イ)保育園の園庭開放 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ウ)公共施設等のユニバーサルデザインの推進 ・・・・・・・・・・ エ)村営住宅の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)交通安全対策・防犯体制の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・ ア)交通安全対策の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イ)防犯体制の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.職業生活と家庭生活との両立 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)産後の休業及び育児休業後における特定教育・保育施設又は地域型 51 51 51 51 51 51 51 51 51 52 保育事業の円滑な利用の確保 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)仕事と生活の調和の実現のための働き方の見直し ・・・・・・・・ (3)仕事と子育ての両立のための基盤整備 ・・・・・・・・・・・・・ 4.支援を必要とする児童等をもつ世帯へのきめ細かな取組みの推進 ・・・ (1)児童虐待防止対策の充実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ア)発生予防、早期発見、早期対応、連携と相談体制の強化等 ・・・ イ)社会的養護施策との連携 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)母子家庭及び父子家庭の自立支援の推進 ・・・・・・・・・・・・ ア)子育て・生活支援 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イ)就業支援 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52 52 52 52 52 52 53 53 53 53 ウ)経済的支援 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)障がいをもつ子どもがいる世帯への支援の充実 ・・・・・・・・・ ア)育ちの支援 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ イ)生活、経済的支援 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)青少年の健全育成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53 54 54 54 55 Ⅵ 計画の推進 1.連携体制の構築 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.住民参加と情報発信 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.各主体の役割 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)行政 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (2)教育・保育施設 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (3)地域 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (4)住民 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (5)家庭 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (6)企業・事業所 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 56 56 56 56 56 57 57 57 57 4.計画の進捗状況の点検と見直し ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58 資料編 18 歳未満人口の推移・推計・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 計画策定の組織体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 計画策定の経過 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 読谷村子ども・子育て会議条例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 読谷村子ども・子育て会議委員名簿 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 読谷村子ども・子育て支援事業計画作業部会名簿 ・・・・・・・・・・ 読谷村立保育所の沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 読谷村立幼稚園の沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 2 3 4 5 6 7 13 読谷村保育料徴収金基準額表(平成 25 年度) ・・・・・・・・・・・・ 読谷村子ども教育プログラム 成長のみとおし ・・・・・・・・・・・ 読谷村次世代育成支援対策推進行動-後期計画-進捗状況 ・・・・・・・ 子ども・子育て支援制度の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 保育の必要性の認定について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子ども・子育て支援制度に関する用語定義 ・・・・・・・・・・・・・ 16 17 19 23 24 25 Ⅰ 計画の概要 1.計画策定の目的と背景・法令の根拠 急速な少子化の進行や核家族化等の社会の変化を背景とした、家庭や地域社 会における子育て力の低下や深刻な待機児童問題等に対応するため、平成 24 年 8 月、幼児期の学校教育・保育、地域の子ども・子育て支援を総合的に推進 する、子ども・子育て関連3法(※)が、社会保障と税の一体改革関連法とし て成立しました。平成 27 年度から開始する子ども・子育て支援新制度は、① 質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供、②保育の量的拡大・確保、 ③地域の子ども・子育て支援の充実を目的とし、子どもを産み育てやすい社会 の実現を目指し推進されます。 読谷村においては、沖縄県平均よりも高い合計特殊出生率を維持し、全国で も高水準にありますが、経年的な変化をみると、数値が年々減少し、少子化が 着実に進行しています。また、県内外からの移住者の増加や高い離婚率を鑑み ると、子育て支援が必要な世帯が今後も増加していくと予想されます。このよ うなことから、読谷村における少子化対策、待機児童の解消、地域における子 育て支援の充実を図るため、本計画を策定し子ども・子育て支援を推進してま いります。 ※子ども・子育て関連3法 ①子ども・子育て支援法 ②認定こども園法の一部改正法 ③子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関 係法律の整備等に関する法律 2.計画の対象 本計画の対象は、狭義には、概ね 18 歳未満の子どもとその家族ですが、 地域全体の子ども・子育て支援に関する計画という性格上、全ての読谷村住 民と村内に存在するあらゆる団体・組織・企業の子ども・子育て支援に関す ることを対象とします。 3.計画の期間 本計画の期間は、平成 27 年度~31 年度の 5 カ年とします。 4.計画の位置付け 本計画は、 「子ども・子育て支援法」に基づく計画です。子ども・子育て支援 1 法においては、地域の実情に即するとともに地域ぐるみの取組みが重要視され ており、各市町村は住民に最も身近な行政体として、子ども・子育て支援行政 の中心的役割を担うことが期待されます。 また、本計画における子育て支援は、地域での子育て支援、母子保健、教育 環境整備、居住環境整備なども含まれており、市町村のまちづくり全体と密接 な関わりがあります。 そこで、行政の全体ビジョンを示した「読谷村第4次総合計画」を上位計画 とし、 「読谷村地域福祉計画」と読谷村の「教育主要施策」との連携により、関 連計画との整合性を図りながら推進します。 さらに、国・県の子ども・子育て支援に関する計画や周辺市町村の計画・施 策との連携を図り、効果的な施策に結びつくよう配慮します。 なお、本計画は、次世代育成支援対策推進法に基づく市町村行動計画と、母 親と子どもの健康を守り、子どもの健やかな成長を支えるための「母子保健計 画」を兼ねるものとします。 2 5.子ども・子育てニーズの把握 本計画が地域の実状と合ったものとするため、読谷村在住の子育て世帯や、 妊婦、小学生の保護者、中学生、村内事業所等に対して調査を実施しました。 ①読谷村子ども・子育て支援事業計画策定に係るニーズ調査 実施期間:平成 25 年 10 月 16 日~平成 25 年 11 月 20 日 調査対象:読谷村在住の小学校就学前の保護者世帯と妊婦 ・0~5 歳児(平成 19 年 4 月 2 日~平成 25 年 8 月 20 日生まれ) ・平成 25 年 8 月 20 日現在、妊娠有(3 カ月~8 カ月) 配布数 :2,230 件 回収数 :1,167 件(回収率 52.3%) ②読谷村 放課後の過ごし方についてのアンケート調査 実施期間:平成 25 年 11 月 19 日~平成 25 年 12 月 4 日 調査対象:読谷村立5小学校1~6年生の保護者(各学年1クラス) 読谷村立2中学校1~3年生(各学年1クラス) 配布数 :小学校 907 件、中学校 220 件 回収数 :小学校 738 件(回収率 81.4%)、中学校 202 件(回収率 91.8%) ③読谷村事業所等へのヒアリング調査 村内3事業所、1団体へのヒアリング調査を実施。 ◆ニーズ調査から見える読谷村の主な課題◆ 1、延長保育・土曜の午後の保育について 2、待機児童解消 3、幼・小学校の放課後の過ごし方について 4、幼稚園の午後の預かりについて 5、病児・病後児を預けることについて 6、子育て支援について(情報、サービスの拡充等) 3 Ⅱ 読谷村の状況と課題 1.読谷村の概況 読谷村は、沖縄本島中部の西海岸、東シナ海に突き出た半島に位置し、沖縄 本島中部の中頭郡に属する村です。面積は 35.17 ㎢と沖縄県では比較的広い 村域を有し、年平均気温は 23.4 度、年間降水量 1,836 ミリで亜熱帯気候に 属します。 日本の村としては 1 番人口が多く、2014 年にそれまで 1 位だった岩手県 岩手郡滝沢村が市制施行したことにより、本村が人口 1 位となりました。人口 密度は同じ沖縄県中頭郡の北中城村、中城村に次いで 3 番目に高いです。 読谷村の海は、サンゴ礁が発達し青く澄んでおり、観光資源として、水産資 源として生活の一部と化しています。時には沖にザトウクジラやイルカ類が回 遊してくることもあります。 陸域に目を転じると、山地森林には、リュウキュウマツやタブノキ、リュウ キュウガキの林だけでなく、“ヤンバル”(沖縄本島北部)にみられるようなイ タジイを中心とするシイ林もみることができます。また、海岸域には、潮風に 強い海岸植生の発達が良好であり、読谷村は豊かな緑に彩られています。 サンゴの海、緑の山々、清らかな川、マングローブの自生する河口域、その 中で息づく様々な生き物たち、読谷の豊かな自然は地域の宝であり、村民の誇 りです。 読谷での先人の営みは、古く縄文時代にまでさかのぼることができ、その後 続く、グスク時代、琉球王朝時代、戦前、戦後という長い歴史のなかで、多く の史跡が残され、伝統文化が育まれ受け継がれてきました。「渡具知東原遺跡」 や「喜名焼古窯跡」、世界遺産に登録された「座喜味城跡」などは先人の偉大な 足跡の 1 つです。また、琉球王朝時代、中国(明)との進貢貿易の拠点でもあ った長浜港から多くの文化・文物がもたらされ、独特の文化が花開きました。 それらは、 「読谷山花織」 「喜名焼」に代表される「ヤチムン」 (焼物)等の伝統 工芸や各地の民俗芸能として継承され、読谷の大地に深く根ざしています。 さらに、読谷村は、沖縄文化発展の一翼を担ってきた琉球古典音楽の始祖と して讃えられる「赤犬子」 (あかいんこ)生誕の地としても知られ、歴史と伝統 文化の息づく地域です。豊かな自然と伝統文化を有する読谷の特徴は、子ども の成長に資する絶好の条件となっており、こうした地域の特徴を活かした子ど も・子育て支援が求められています。 4 2.子どもと家庭の状況と課題 (1)人口推移と将来推計 人口をみると、平成 25 年 3 月末では 40,407 人(住民基本台帳人口)で あり、平成 16 年の 37,869 人と比較すると 6.7%増加しました。 今後の人口推移をみると、平成 33 年には総人口が 43,279 人となり、平成 25 年と比較して 2,872 人、7.1%増加するものと予想されます。 人口の推移 44,000 実績 43,000 推計値 42,000 41,203 41,581 41,945 42,312 42,646 42,963 43,279 40,818 41,000 39,950 40,000 39,053 40,318 40,407 H24 H25 39,250 39,000 38,000 37,000 36,000 (人) H21 H22 H23 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 資料:住民基本台帳人口 総人口が増加傾向にある一方、年少者人口(0~14 才)は減少傾向にあり、 総人口に占める年少者人口の割合は平成 16 年(20.4%)と平成 25 年(18.6%) を比較すると、この 10 年間で 1.8 ポイントの減少となっています。一方で、 高齢者人口(65 歳以上)は年々増加しており、平成 16 年には 5,455 人だっ たのが、平成 25 年には 6,827 人となり、それに伴い高齢化率(総人口に占 める割合)が平成 16 年の 14.4%から平成 25 年には 16.9%となり、この 10 年間で 2.5 ポイント増加しました。今後も少子高齢化が緩やかに進行し、 平成 28 年以降は年少者人口割合と高齢者人口割合が逆転した人口構造になる ことが推測されます。 5 年齢別人口の推移 45,000 40,000 35,000 (人) 37,869 38,321 38,619 38,530 38,679 39,053 39,250 39,950 40,318 40,407 5,676 5,840 6,069 6,249 6,428 6,472 6,550 6,594 6,827 5,455 24,697 24,969 25,070 25,311 24,967 25,141 25,313 25,946 26,235 26,079 7,717 7,676 7,620 7,515 7,463 7,484 7,465 7,454 7,489 7,501 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 30,000 25,000 20,000 15,000 10,000 5,000 0 年少者人口 生産年齢人口 高齢者人口 資料:住民基本台帳人口 年少者人口割合と高齢者人口割合の推移 30.0% 20.0% 実績 推計値 20.4% 20.0% 20.1% 19.5% 19.8% 19.5% 18.8% 19.3% 19.2% 19.0% 18.6% 18.6% 18.7% 18.4% 18.3% 15.2% 14.4% 14.8% 16.9% 16.5% 16.5% 16.4% 16.4% 15.7% 16.2% 17.2% 17.8% 18.1% 20.8% 17.9% 17.8% 17.7% 10.0% 年少者人口割合 高齢者人口割合 0.0% H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 資料:住民基本台帳人口 人口ピラミッドで 5 歳階級別人口をみると、男女ともに 35~39 歳人口が 最も多くなっています。 子どもの人口は、若年ほど減少する傾向が見られ、少子化の傾向がみられま す。 6 読谷村の人口ピラミッド (人) 資料:住民基本台帳人口 18 歳未満の児童・生徒の人口は、いずれの年齢階級も、ほぼ横ばいから微 増で推移すると予想されます。 18 歳未満の人口推移 推計値 実績 10000 9050 8000 9075 9095 9130 9068 9066 9071 9130 9146 9171 9170 1566 1610 1641 1641 1567 1553 1528 1598 1650 1656 1613 1625 1564 1550 1532 1588 1641 1649 1602 1556 1517 1522 6000 15~17歳 12~14歳 4000 3125 3166 3139 3104 3050 2995 2999 3021 3048 3103 3153 6~11歳 0~5歳 2000 2734 2735 2765 2853 2863 2873 2899 2909 2892 2895 2882 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 0 (人) 資料:住民基本台帳人口 7 ◇読谷村の人口は、増加傾向にあります。 ◇しかし、年少者人口は、概ね横ばい状態が続き、年少者人口の割合は減少 傾向にあります。 世帯数と世帯人員についてみてみると、世帯数は 1975 年(昭和 50 年)に は 4,903 世帯であったのが、2010 年(平成 22 年)には 12,422 世帯まで 増加し、2.5 倍以上の伸びとなっています。 その一方で一世帯あたりの人員数は 4.9 人から 3.08 人まで減少し、核家族 化が進行しているものと考えられます。 読谷村の世帯数・世帯人員の推移 (世帯) 世帯数 世帯当たり人員 (人) 6 100,000 4.9 10,000 4,903 1,000 6,021 6,851 4.4 4.2 8,045 8,965 10,694 11,803 12,422 5 4 3.82 3.67 3.38 3.16 3.08 3 100 2 10 1 1 0 昭和50年 昭和55年 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 資料:総務省統計局「国勢調査」 住所別の人口推移をみた場合、全体的に人口及び世帯数ともに増加傾向にあ ります。平成 21 年と 22 年を比較すると、ほぼ全域で人口が増加しているも のの、座喜味、伊良皆、上地、比謝で人口の減少が見られます。また、長浜、 渡具知、大湾で約 3%の上昇が見られるなど、地域間で偏りがみられます。 8 住所別人口及び世帯数の推移 喜 名 親 志 座喜味 伊良皆 上 地 波 平 都 屋 高志保 渡慶次 儀 間 宇 座 瀬名波 長 浜 楚 辺 渡具知 比 謝 大 湾 古 堅 大 木 比謝矼 牧 原 長 田 計 (単位:人) 平成14年 平成15年 平成16年 平成17年 平成18年 平成19年 平成20年 平成21年 平成22年 人 口 3,082 3,207 3,214 3,263 3,222 3,282 3,277 3,315 3,383 世帯数 899 954 970 1,003 993 1,030 1,037 1,058 1,087 人 口 - - - - - - - - - 世帯数 - - - - - - - - - 人 口 3,058 3,086 3,121 3,140 3,178 3,187 3,260 3,262 3,230 世帯数 1,004 1,020 1,048 1,077 1,093 1,117 1,154 1,170 1,178 人 口 2,732 2,763 2,773 2,822 2,837 2,832 2,846 2,852 2,835 世帯数 909 930 939 954 972 970 976 990 999 人 口 791 764 781 777 789 765 744 752 750 世帯数 233 229 235 240 245 245 245 257 261 人 口 3,330 3,321 3,345 3,369 3,378 3,351 3,334 3,348 3,370 世帯数 991 1,008 1,028 1,051 1,067 1,075 1,090 1,109 1,138 人 口 1,358 1,354 1,319 1,317 1,344 1,315 1,319 1,324 1,349 世帯数 525 525 516 519 533 534 539 546 573 人 口 2,835 2,847 2,850 2,837 2,846 2,858 2,883 2,857 2,879 世帯数 865 876 891 902 913 924 944 958 969 人 口 1,445 1,453 1,492 1,495 1,490 1,472 1,491 1,527 1,568 世帯数 436 454 464 477 490 489 505 528 543 人 口 392 416 414 415 418 455 463 470 477 世帯数 111 121 120 124 126 139 148 158 162 人 口 386 389 416 432 452 465 501 506 506 世帯数 110 114 123 131 146 149 171 176 178 人 口 1,393 1,422 1,456 1,458 1,446 1,476 1,469 1,463 1,484 世帯数 421 439 458 464 476 488 494 504 525 人 口 2,534 2,543 2,592 2,646 2,711 2,763 2,781 2,796 2,884 世帯数 780 798 829 861 907 946 966 996 1,034 人 口 4,734 4,672 4,724 4,716 4,681 4,719 4,740 4,810 4,860 世帯数 1,519 1,531 1,561 1,574 1,580 1,604 1,643 1,669 1,710 人 口 853 886 897 923 958 933 931 943 974 世帯数 252 266 280 289 300 290 296 304 317 人 口 1,963 1,970 1,986 2,005 1,986 1,989 1,988 1,962 1,958 世帯数 631 642 656 669 667 665 677 676 687 人 口 1,959 1,985 2,043 2,063 2,062 2,039 2,037 2,047 2,126 世帯数 640 658 681 689 697 689 704 719 748 人 口 2,500 2,538 2,648 2,723 2,710 2,743 2,782 2,973 3,007 世帯数 767 778 832 854 860 893 919 998 1,007 人 口 2,068 2,111 2,095 2,079 2,103 2,085 2,066 2,089 2,128 世帯数 658 670 674 686 699 696 695 711 732 人 口 98 109 97 95 101 104 104 109 110 世帯数 37 41 40 40 41 38 38 44 44 人 口 - - - - - - - - - 世帯数 - - - - - - - - - 人 口 - - - - - - - - - 世帯数 - - - - - - - - - 人 口 37,511 37,836 38,263 38,575 38,712 38,833 39,016 39,405 39,878 世帯数 11,788 12,054 12,345 12,604 12,805 12,981 13,241 13,571 13,892 資料:平成 20 年度 9 読谷村統計書(各年 12 月末現在) (2)出生 平成 19 年から平成 24 年までの読谷村の出生数の推移をみてみると、平成 20 年から増加する傾向にあります。 一方、出生率では全国と比べて沖縄県は高い傾向にあり、読谷村も同じ傾向 にあります。 出生数の推移 500 480 460 476 468 467 H22 H23 H24 平成23年 平成24年 452 438 440 411 420 400 380 360 (人) H19 H20 H21 出生率(読谷村・中部保健所管内・沖縄県・全国)の推移 14 12 10 8 6 4 2 0 平成19年 平成20年 平成21年 読谷村 平成22年 管内 沖縄県 全国 読谷村の年間出生数の推移 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 年間 男児 235 205 243 210 247 245 241 240 出生数 女児 195 235 209 201 191 223 226 236 合計 430 440 452 411 438 468 467 476 (人) 読谷 11.5 11.9 12.1 11.0 11.6 12.3 12.2 12.3 出生率 管内 12.5 12.6 12.7 12.6 12.6 12.7 12.6 12.4 (‰) 沖縄 11 12.1 12.1 12.2 12.2 12.3 12.1 12.2 全国 8.4 8.7 8.6 8.7 8.7 8.5 8.3 8.2 資料:厚生労働省「衛生統計(人口動態編)」 10 一人の女性がその年齢別出生率で一生の間に産むとしたときの子どもの数を 合計特殊出生率といいますが、その合計特殊出生率の昭和 50 年から平成 24 年までの推移についてみてみると、沖縄県、全国ともに下降傾向にあります。 また、沖縄県は全国と比べて常に高い位置にあり、さらに読谷村は沖縄県全体 と比べて高い位置にあります。 具体的には、昭和 50 年では全国 1.91、沖縄県 2.88 でありましたのが、 平成 24 年では全国 1.41、沖縄県 1.90 となっております。 合計特殊出生率 S58~62 S63~H4 H5~9 H10~14 H15~19 H20~24 読谷村 2.25 2.08 2.00 1.91 1.81 1.88 沖縄県 2.25 2.03 1.90 1.83 1.74 1.86 北部 2.57 2.36 2.00 1.96 1.79 1.85 中部 2.21 2.01 1.93 1.87 1.80 1.88 南部 2.20 1.98 1.83 1.75 1.79 1.94 宮古 2.52 2.29 2.26 2.22 2.04 2.28 八重山 2.69 2.46 2.28 2.10 1.92 2.14 昭和 62 年 平成 4 年 1.69 全国 平成 9 年 1.50 平成 14 年 1.39 平成 19 年 1.32 平成 24 年 1.34 1.41 全国及び沖縄県の合計特殊出生率の推移 3.50 全国 3.00 沖縄 2.88 2.38 2.50 2.31 1.95 2.00 1.91 1.50 1.75 1.87 1.82 1.72 1.78 1.79 1.87 1.86 1.39 1.39 1.90 1.76 1.54 1.42 1.36 1.00 1.26 1.37 1.37 1.41 0.50 0.00 S50 S55 S60 H2 H7 H12 H17 H20 H21 H22 H23 H24 資料:厚生労働省「人口動態調査」 ◇本村の合計特殊出生率は、沖縄県全体より高めではありますが、減少傾向に あります。 11 (3)婚姻・離婚 婚姻件数は年により変動はあるものの、平成 16 年の 251 件以降は減少傾 向にあり、平成 24 年は 204 件で、過去 10 年間で最も低い値となりました。 離婚件数に関しては、年ごとにばらつきがあるものの、若干、増加傾向にあ り平成 24 年には 113 件となり 2.9‰と沖縄県内でも高い値となっています。 こうした傾向が続けば、ひとり親世帯の増加も見込まれます。 婚姻及び離婚の状況 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 婚姻届出件数(件) 235 251 247 221 207 241 225 242 216 204 婚姻率 読谷 6.3 6.8 6.6 6.0 5.6 6.4 6.0 6.3 5.6 5.3 (‰) 沖縄 6.3 6.4 6.5 6.5 6.3 6.5 6.5 6.4 6.0 6.3 離婚届出件数(件) 100 110 96 96 108 96 101 108 120 113 離婚率 読谷 2.7 3.0 2.6 2.6 2.9 2.6 2.7 2.8 3.1 2.9 (‰) 沖縄 2.8 2.7 2.7 2.7 2.7 2.6 2.6 2.6 2.6 2.6 婚姻に対 する離婚 割合(%) 読谷 42.6% 43.8% 38.9% 43.4% 52.2% 39.8% 44.9% 44.6% 55.6% 55.4% 沖縄 43.8% 42.5% 41.6% 41.2% 42.9% 40.1% 39.8% 40.3% 42.5% 41.1% 資料:厚生労働省「衛生統計(人口動態編)」 ※婚姻率(単位:‰)=年間婚姻届出件数/10 月 1 日現在の全体人口×1000 ※離婚率(単位:‰)=年間離婚届出件数/10 月 1 日現在の全体人口×1000 ◇本村の婚姻率は、沖縄県平均よりわずかに低い傾向があります。 ◇一方、離婚率は、沖縄県平均よりやや高めであります。 12 (4)就労 年齢階級別労働力率の動向をみてみますと、男性と女性では異なった形状を しております。男性は逆 U 字型をしており、2000 年、2010 年の2時点を 比べても、さほど大きな変化はみられません。 一方、女性では M 字型をしており、2000 年、2010 年の2時点を比べて みると、M 字型のボトムの部分が上にシフトしています。これは、女性の働く 意欲が高まった結果と思われます。 男性の年齢階級別労働力率 読谷村 沖縄県 女性の年齢階級別労働力率 読谷村 沖縄県 資料:総務省統計局「平成 12 年 国勢調査」、「平成 22 年 13 国勢調査」より加工 アメリカ、フランス、スウェーデンなどの先進国と日本の年齢階級別労働力 を比べてみますと、男性の形状はほぼ同じ逆 U 字型となっております。 一方、女性をみてみますと、他の国と比べて異なった形状をしております。日 本は、他の国と比べて結婚や出産によって「働くことの意欲」が失われる傾向 があると考えられます。 先進国における男性(左図)と女性(右図)の年齢階級別労働力率(2010 年) 資料:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 より加工 ◇本村や沖縄県、我が国の女性の就労状況は、他の先進国に比べて 30 代~ 40 代で減少する傾向が見られます。 就業者の就労先をみると、昭和 60 年までは村内と村外はほぼ同じ割合で推 移していましたが、平成 2 年以降は、村外での就業が増えています。 村外での従業地をみると、以前と比較して那覇市や浦添市など、遠距離で働 く割合が減少し、北谷町や沖縄市などの近距離、また、その他の市町村で働く 人の割合が増えています。 このように、住民の就業先は多様化しており、仕事をもつ保護者に対する子 育て支援は広域的な連携が必要です。 14 就業先別の就業者推移 平成 2 年 平成 7 年 人 人 % 平成 12 年 % 人 平成 17 年 % 人 平成 22 年 % 人 % 村内従業 5,929 46.6 6,731 49.4 6,917 46.5 6,936 46.4 6,521 46 村外従業 6,782 53.4 6,907 50.6 7.946 53.5 8,020 53.6 7,665 54 那覇市 798 6.3 754 5.5 783 5.3 782 5.2 649 4.6 宜野湾市 549 4.3 588 4.3 638 4.3 686 4.6 701 4.9 浦添市 623 4.9 635 4.7 666 4.5 602 4 581 4.1 沖縄市 1,222 9.6 1,277 9.4 1,471 9.9 1,394 9.3 1,402 9.9 恩納村 660 5.2 639 4.7 656 4.4 643 4.3 629 4.4 1,123 8.8 1,068 7.8 1,189 8 1,138 7.6 1,121 7.9 北谷町 580 4.6 589 4.3 899 6 941 6.3 752 5.3 その他 1,227 9.7 1,357 10 合計 12,711 100 13,638 嘉手納町 1,644 11.1 100 14,863 1,834 12.3 100 14,956 1,830 12.9 100 14,186 100 資料:総務省統計局「国勢調査」 読谷村外への就業者数の推移 (人) 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000 2,000 1,000 0 昭和55年 那覇市 昭和60年 宜野湾市 平成2年 浦添市 平成7年 沖縄市 恩納村 平成12年 嘉手納町 平成17年 北谷町 平成22年 その他 資料:総務省統計局「国勢調査」 15 通勤時間 常住地による従業市町村 読谷村に常住する就業者 読谷村で就業 自宅 自宅外 他市町村で就業 県内 那 覇 宜 野 湾 浦 添 名 護 糸 満 沖 縄 豊 見 城 う る ま 南 城 国 頭 大 宜 味 東 今 帰 仁 本 部 恩 納 宜 野 座 金 武 嘉 手 納 北 谷 北 中 城 中 城 西 原 与 那 原 南 風 原 八 重 瀬 そ の 他 の 市 町 他県 15歳以上就業者 市 市 市 市 市 市 市 市 市 村 村 村 村 町 村 村 町 町 町 村 村 町 町 町 町 村 15,623 6,521 859 5,662 8,574 7,665 649 701 581 213 28 1,402 35 888 16 3 3 2 6 16 629 36 123 1,121 752 147 104 137 12 37 11 13 28 平均通勤時間 (片道) 割合 41.74% 5.50% 36.24% 0分 15分 4.15% 49分 4.49% 33分 3.72% 38分 1.36% 49分 0.18% 75分 8.97% 28分 0.22% 54分 5.68% 33分 0.10% 53分 0.02% 85分 0.02% 76分 0.01% 83分 0.04% 67分 0.10% 70分 4.03% 27分 0.23% 38分 0.79% 40分 7.18% 13分 4.81% 19分 0.94% 32分 0.67% 38分 0.88% 47分 0.08% 46分 0.24% 48分 0.07% 59分 0.08% 0.18% 資料:総務省統計局「平成 22 年 国勢調査」 ◇村内で就業する人は 4 割程度であります。 ◇村外への勤務者の平均通勤時間は、片道で 30 分程度です。 16 (5)保育所の状況 保育所については、本村には公立保育所が 3 か所、私立の認可保育園が 6 か 所、計 9 か所の保育所があり、平成 25 年 4 月 1 日現在では、公立保育所に 193 人、認可保育園に 603 人、あわせて 796 人が入所しています。また認 可外保育施設では、11 か所に 452 人が入所しています。 障がい児の受け入れについては公立保育所・認可保育園で対応しております。 保育所の入所状況 ●村立保育所 各年 4 月 1 日現在 保育所数 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 3 3 3 3 3 3 3 3 3 定員 180 180 210 210 210 210 210 210 210 総数 225 225 220 221 217 207 185 199 193 0歳児 8 8 7 9 8 7 6 7 6 収容人員 1歳児 2歳児 32 48 33 50 36 43 32 50 36 51 37 45 34 41 37 38 37 42 ●私立(法人)保育所 保育所数 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 3 3 3 3 3 3 5 5 6 3歳児 4歳児以上 61 76 53 81 57 77 52 78 60 62 56 62 51 53 55 62 48 60 各年 4 月 1 日現在 定員 270 270 270 270 300 330 510 510 570 総数 345 311 309 311 332 355 518 519 603 0歳児 24 17 20 19 17 26 38 41 52 収容人員 1歳児 2歳児 67 84 51 71 55 79 60 67 77 75 74 85 111 133 116 124 133 149 3歳児 4歳児以上 84 86 81 91 76 79 82 83 73 90 90 80 119 117 129 109 136 133 ●保育所・認可保育園の変遷 【平成 19 年度】 村立保育所の定員を 60 名から 70 名へ変更(3 保育所)→合計 30 名の定員増 【平成 20 年度】 次世代育成支援対策施設設備事業を活用し、わかたけ保育園園舎を建替え、定員を 30 名増 【平成 21 年度】 安心こども基金保育所緊急整備事業を活用し、のぐさ保育園園舎を建替え、定員を 30 名増 【平成 22 年度】 安心こども基金を活用し、認可外保育施設を新築し認可化(南古堅保育園)→90 名定員 保育所入所待機児童対策特別事業を活用し認可外保育施設を増改築し認可化(きりん保育園) →90 名定員 【平成 24 年度】 村単独補助により、咲く原保育園を新設 →60 名定員 【平成 25 年度】 安心こども基金保育所緊急整備事業を活用し、喜名保育園を移転・新築し、定員を 30 名増 17 認可外保育施設の現況 施設名 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 平成 25 年 4 月 1 日現在 所在地 いずみ保育園 学童保育園ピーターパン 子どもの森保育園 すこやか保育園 すぽんじ・まむ たんぽぽ乳児園 プティミニョン乳児ハウス ふれ愛保育園 みどりが丘保育園 こども園大きな和 わんぱく楽園 古堅 喜名 喜名 波平 波平 座喜味 喜名 比謝 楚辺 高志保 波平 合計 総数 0歳児 77 3 39 3 25 3 62 1 32 2 15 2 16 1 77 1 58 0 13 0 38 1 452 17 収容人数 1歳児 2歳児 3歳児 4歳児 5歳児 7 22 24 21 0 9 10 5 12 0 13 9 0 0 0 7 15 16 23 0 6 10 9 5 0 9 4 0 0 0 4 7 2 2 0 12 20 23 21 0 5 20 13 20 0 8 4 1 0 0 6 10 8 13 0 86 131 101 117 0 資料:こども未来課 各年 4 月 1 日現在の待機児童数は、平成 18 年の 80 人から翌年には減少し たものの、平成 20 年に 89 人、平成 21 年に 96 人と増加傾向にあります。 平成 22 年に、わかたけ保育園とのぐさ保育園をそれぞれ 30 人増し定員 120 人、平成 23 年度に読谷こばと保育園の名称変更があり、南古堅保育園と して認可し定員 90 人、きりん保育園を認可化にて定員 90 人、また、平成 25 年には、咲く原保育園の新設にて定員 60 人、平成 25 年 11 月には、喜名保 育園が 30 人増の 120 人定員となりました。 よって、平成 18 年度保育所定員は 480 人でしたが、平成 25 年 11 月現 在の定員は 810 人、待機児童数 25 人となっており、待機児童解消に努めて いる最中です。 保育所(園)定員と待機児童数の推移 各年 4 月 1 日現在(H25 年 11 月を除く) 900 保育所(園)定員 800 810 780 待機児童数 720 720 700 600 500 480 450 540 510 480 400 300 200 89 80 100 96 82 64 65 (人) H18 H19 7 11 0 H20 H21 H22 H23 H24 H25 25 H25.11 資料:こども未来課 18 (6)幼稚園の状況 村内の公立幼稚園は、渡慶次、読谷、喜名、古堅、古堅南の 5 カ所あります。 平成 25 年度では園児数 380 人、学級数が 15 となっています。5 歳児人口 499 人の約 76%が公立幼稚園に通っています。 村立幼稚園の在籍状況 各年 5 月 1 日現在 450 400 399 337 350 381 374 388 359 361 H20 H21 384 386 380 H24 H25 345 327 300 250 200 150 100 50 0 (人) H14 H15 H16 H17 H18 H19 H22 H23 村立幼稚園の園児数・学級数・教員数の推移 総計 園 児 数 平成14年度 平成15年度 平成16年度 平成17年度 平成18年度 平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 399 337 374 327 381 388 359 361 384 345 386 380 学 級 数 14 13 13 13 14 13 14 14 13 13 14 15 渡慶次幼稚園 教 員 数 17 18 21 20 18 18 19 19 15 13 30 30 園 児 数 59 47 68 48 52 64 52 50 59 58 59 73 学 級 数 読谷幼稚園 教 員 数 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 3 園 児 数 3 3 3 4 3 3 3 3 3 2 5 6 87 74 72 71 90 93 66 80 84 82 85 75 学 級 数 喜名幼稚園 教 員 数 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 園 児 数 4 4 5 4 4 4 4 4 3 3 6 6 61 44 68 59 72 75 71 69 59 53 70 72 学 級 数 古堅幼稚園 教 員 数 2 2 2 2 3 3 3 3 2 2 3 3 園 児 数 3 3 4 4 4 4 4 4 3 2 6 6 107 94 88 75 89 89 89 77 99 77 88 79 学 級 数 古堅南幼稚園 教 員 数 4 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 3 園 児 数 5 4 4 4 4 4 4 4 3 3 6 6 85 78 78 74 78 67 81 85 83 75 84 81 学 級 数 教 員 数 3 3 3 3 3 2 3 3 3 3 3 3 6 4 5 4 4 3 4 4 3 3 7 6 資料:読谷村統計書 ◇幼稚園児数は、近年 380 名前後で推移しています。 ◇本村の 0~5 歳児人口は 2,879 人で、1,252 人が村内の私立幼稚園や 家庭保育、村外の教育・保育施設を利用していることがわかります。 19 また、私立幼稚園については、村内に読谷中央幼稚園と読谷こばと幼稚園の 2 か所があります。私立幼稚園を利用する本村の児童は、他市町村の私立幼稚 園も含め、176 名となっています(平成 26 年 3 月現在)。 (7)小・中学校の状況 本村には渡慶次、読谷、喜名、古堅、古堅南の 5 つの小学校と読谷、古堅の 2 つの中学校があります。 児童数・生徒数・学級数の状況 H18年度 渡慶次 小学校 読谷 小学校 喜名 小学校 古堅 小学校 古堅南 小学校 小学校 計 読谷 中学校 古堅 中学校 中学校 計 児童数 学級数 教員数 児童数 学級数 教員数 児童数 学級数 教員数 児童数 学級数 教員数 児童数 学級数 教員数 児童数 学級数 教員数 児童数 学級数 教員数 児童数 学級数 教員数 児童数 学級数 教員数 514 18 28 619 19 27 513 18 25 686 22 33 711 23 34 3043 100 147 850 24 51 688 20 39 1538 44 90 H19年度 507 18 27 616 20 28 516 17 23 675 22 33 700 21 30 3014 98 141 846 23 48 703 21 42 1549 44 90 (各年 5 月現在、平成 21 年は 11 月現在) H20年度 513 19 27 619 21 30 513 18 26 684 22 34 696 21 29 3025 101 146 863 24 49 698 21 42 1561 45 91 H21年度 515 18 31 601 20 33 522 18 31 696 24 40 709 22 36 3043 102 171 849 23 50 718 20 43 1567 43 93 H22年度 501 18 34 599 19 32 547 19 34 697 23 42 725 25 41 3069 104 183 807 22 51 683 20 44 1490 42 95 H23年度 480 17 34 611 21 32 527 19 34 718 24 42 699 24 41 3035 105 183 787 23 51 696 21 44 1483 44 95 H24年度 483 17 32 626 21 38 519 19 33 696 24 39 683 23 44 3007 104 186 777 23 54 683 20 44 1460 43 98 H25年度 488 18 34 621 23 38 509 19 37 662 23 38 671 23 41 2951 106 188 825 25 57 681 19 44 1506 150 289 ◇小学校は 5 校 2,951 人、中学校は 2 校 1,506 人が通学しています。 (平成 25 年度) 20 3.区域ごとの状況 平成 26 年 4 月 1 日より新たに設定される行政区域を用いて、ニーズ調査か ら見える各地区における特徴と、子ども・子育て支援の状況を分析しました。 行政区域は小学校区分を基本とした、北区(渡慶次小学校区)、西区(読谷小 学校区)、東区(喜名小学校区)、中区(古堅小学校区)、南区(古堅南小学校区) の 5 つの地域で構成されています。 地区区分と位置 渡慶次 小学校区 北区 読谷 小学校区 西区 喜名 小学校区 東区 古堅 小学校区 中区 古堅南 小学校区 南区 北1区 北2区 北3区 北4区 西1区 西2区 西3区 東1区 東2区 東3区 中1区 中2区 中3区 中4区 中5区 南1区 南2区 南3区 南4区 字長浜の一部(北側) 字瀬名波の一部 字渡慶次の一部 字渡慶次の一部 字儀間の全部 字宇座の全部 字長浜の一部(南側) 字高志保の一部 字波平の全部 字高志保の一部 字上地の一部 字座喜味の一部 字都屋の全部 字座喜味の一部 字座喜味の一部 字喜名の一部 字上地の一部 字喜名の一部 字伊良皆の一部 字座喜味の一部 字座喜味の一部 字楚辺の一部(西側) 字楚辺の一部(東側) 字大木の一部 字楚辺の一部 字大湾の一部 字伊良皆の一部 字比謝の一部 字伊良皆の一部 字比謝の一部 字大木の一部 字大湾の一部 字渡具知の全部 字古堅の一部 字大湾の一部 字古堅の一部 字大湾の一部 字大湾の一部 字比謝矼の全部 字比謝の一部 21 (1)北区(渡慶次小学校区) ①地区の状況 世帯数(戸) 人口(人) 2,665 7,344 (平成 25 年 9 月 6 日現在) 児童 人口 (人) 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 0~5歳児 126 98 99 94 105 104 626 (平成 25 年 8 月 20 日現在) ②施設一覧 施設名 村立保育所(1) 読谷村北保育所 認可保育園(0) - 在籍者数(人) 定員(人) 62 70 - - 認可外保育園(1) こども園大きな和 22 25 村立幼稚園(1) 渡慶次幼稚園 73 - 私立幼稚園(1) 読谷こばと幼稚園 63 120 - - 488 - - - 28 - 放課後児童クラブ(0) 小学校(1) 中学校(0) その他(1) 渡慶次小学校 わんぱく広場(瀬名波公民館) (村立・認可・認可外保育園は平成 25 年 11 月 1 日現在、村立幼・小・中学校、私立幼稚園、放課後 児童クラブは平成 25 年 5 月 1 日現在、わんぱく広場は平成 25 年 12 月現在。) 22 ③児童の利用施設 0歳 2 6 0 8 村立保育所 認可保育園 村立幼稚園 計 1歳 1.6% 4.8% 0.0% 6.3% 13 18 0 31 2歳 13.3% 18.4% 0.0% 31.6% 17 19 0 36 3歳 17.2% 19.2% 0.0% 36.4% 18 16 0 34 4歳 17 22 0 39 19.1% 17.0% 0.0% 36.2% 5歳 16.2% 21.0% 0.0% 37.1% 1 0 71 72 1.0% 0.0% 68.3% 69.2% 計 68 81 71 220 (平成 25 年 5 月 1 日現在) ④保育料の階層分布(村立・認可保育園利用者) (人) 40% 80 35% 70 人数 30% 60 50 40 30 母子・父子・障 がい者世帯率 23(15.1%) 20% 15% 10% 20 9(5.9%) 6% 10 3(2.0%) 0 25% 41(27.0%) 22% 41(27.0%) 35(23.0%) 0% 第1階層 第2階層 0 第3階層 0 0% 0% 0% 0% 0% 第4階層 第5階層 第6階層 第7階層 第8階層 5% 0% 資料編 P.16「読谷村保育料徴収金基準額表(平成 25 年度)」を参照 ⑤地区の特徴(ニーズ調査より) ◇「配偶者と子ども」のみの核家族が多い(8.5 割) ◇就労していない母親の割合が高い ◇父・母ともに出勤時間が他区より早い(6~7時代) ◇幼稚園の預かり保育の利用希望が高く、学童保育の利用希望が低い ◇小学校の放課後について、習い事に通わせたい割合が高い ◇村立保育所の利用意向が高い 23 (2)西区(読谷小学校区) ①地区の状況 3,320 8,966 世帯数(戸) 人口(人) (平成 25 年 9 月 6 日現在) 児童 人口 (人) 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 0~5歳児 129 98 88 92 88 90 585 (平成 25 年 8 月 20 日現在) ②施設一覧 施設名 村立保育所(1) 認可保育園(2) 認可外保育園(3) 村立幼稚園(1) 在籍者数(人) 定員(人) 62 70 138 120 きりん保育園 93 90 すぽんじ・まむ 53 92 すこやか保育園 73 71 わんぱく楽園 45 49 読谷幼稚園 75 - 読谷村保育所 わかたけ保育園 私立幼稚園(0) 放課後児童クラブ(2) 小学校(1) 中学校(0) その他(3) - - (民間)すぽんじ・まむ学童 - 13(幼 8) - (民間)都屋学童 21(幼 7) - 621 - - - 子育て支援センターはばたけ - - わかたけ保育園こそだてひろば - - 38 - 読谷小学校 - わんぱく広場(波平公民館) (村立・認可・認可外保育園は平成 25 年 11 月 1 日現在、村立幼・小・中学校、放課後児童クラブは 平成 25 年 5 月 1 日現在、わんぱく広場は平成 25 年 12 月現在。) 24 ③児童の利用施設 0歳 2 10 0 12 村立保育所 認可保育園 村立幼稚園 計 1歳 1.6% 7.8% 0.0% 9.3% 6 27 0 33 2歳 6.1% 27.6% 0.0% 33.7% 11 29 0 40 3歳 12.5% 33.0% 0.0% 45.5% 11 26 0 37 4歳 14 24 0 38 12.0% 28.3% 0.0% 40.2% 5歳 15.9% 27.3% 0.0% 43.2% 0 0 67 67 0.0% 0.0% 74.4% 74.4% 計 44 116 67 227 (平成 25 年 5 月 1 日現在) ④保育料の階層分布(村立・認可保育園利用者) (人) 40% 80 人数 70 60 30% 46(29.5%) 50 母子・父子・障 がい者世帯率 48(30.7%) 24% 40 30 32(20.5%) 13% 20 10 2(1.3%) 0 0% 第1階層 第2階層 35% 20% 15% 18(11.5%) 8(5.1%) 第3階層 25% 2(1.3%) 0(0%) 0% 0% 0% 0% 0% 第4階層 第5階層 第6階層 第7階層 第8階層 10% 5% 0% 資料編 P.16「読谷村保育料徴収金基準額表(平成 25 年度)」を参照 ⑤地区の特徴(ニーズ調査より) ◇「配偶者と子ども」の核家族の割合(6.7 割)が他の地区と比べて一番低く、 「(自分または配偶者の)親と同居」の割合(1.5 割)が高い ◇小学校低学年の放課後に、自宅や祖父母、友人・知人宅で過ごさせたいと答えた 割合が高い 25 (3)東区(喜名小学校区) ①地区の状況 2,304 6,662 世帯数(戸) 人口(人) (平成 25 年 9 月 6 日現在) 児童 人口 (人) 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 0~5歳児 118 70 83 79 67 86 503 (平成 25 年 8 月 20 日現在) ②施設一覧 施設名 在籍者数(人) 定員(人) - - - 村立保育所(0) 認可保育園(1) 認可外保育園(4) 村立幼稚園(1) 喜名保育園 117 120 学童保育園ピーターパン 51 53 プティミニョン乳児ハウス 26 28 子どもの森保育園 25 37 たんぽぽ乳児園 26 22 喜名幼稚園 72 - - - 38(幼 14) - 私立幼稚園(0) - 放課後児童クラブ(1) (民間)学童保育園ピーターパン 小学校(1) 喜名小学校 509 - 中学校(1) 読谷中学校 825 - その他(1) わんぱく広場(喜名公民館) 37 - (村立・認可・認可外保育園は平成 25 年 11 月 1 日現在、村立幼・小・中学校、放課後児童クラブは 平成 25 年 5 月 1 日現在、わんぱく広場は平成 25 年 12 月現在。) 26 ③児童の利用施設 0歳 村立保育所 認可保育園 村立幼稚園 計 0 14 0 14 1歳 0.0% 11.9% 0.0% 11.9% 1 26 0 27 2歳 1.4% 37.1% 0.0% 38.6% 0 35 0 35 3歳 0.0% 42.2% 0.0% 42.2% 3 27 0 30 4歳 6 17 0 23 3.8% 34.2% 0.0% 38.0% 5歳 9.0% 25.4% 0.0% 34.3% 0 0 69 69 0.0% 0.0% 80.2% 80.2% 計 10 119 69 198 (平成 25 年 5 月 1 日現在) ④保育料の階層分布(村立・認可保育園利用者) (人) 40% 80 70 60 50 人数 34% 30% 母子・父子・障 がい者世帯率 35(27.1%) 35(27.1%) 40 30 27(21.0%) 25(19.4%) 0 25% 20% 15% 10% 20 10 35% 0(0%) 0% 第1階層 第2階層 4% 第3階層 5(3.9%) 1(0.8%) 1(0.8%) 0% 0% 0% 0% 0% 第4階層 第5階層 第6階層 第7階層 第8階層 5% 0% 資料編 P.16「読谷村保育料徴収金基準額表(平成 25 年度)」を参照 ⑤地区の特徴(ニーズ調査より) ◇就労する母親の割合が高い ◇短時間で就労している母親で、フルタイムでの就労を希望する割合が高い ◇現在就労していない母親で、今後就労したいという割合が高い ◇土曜日の教育・保育サービスの利用希望が高い ◇地域子育て支援拠点事業の利用希望が高い 27 (4)中区(古堅小学校区) ①地区の状況 3,761 10,368 世帯数(戸) 人口(人) (平成 25 年 9 月 6 日現在) 児童 人口 (人) 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 0~5歳児 154 107 120 114 121 121 737 (平成 25 年 8 月 20 日現在) ②施設一覧 施設名 在籍者数(人) 定員(人) 70 70 のぐさ保育園 124 120 咲く原保育園 60 60 認可外保育園(1) みどりが丘保育園 75 78 村立幼稚園(1) 古堅幼稚園 78 - 私立幼稚園(1) 読谷中央幼稚園 村立保育所(1) 認可保育園(2) 読谷村南保育所 放課後児童クラブ(1) (民間)みどりが丘学童 81 160 40(幼 20) - 小学校(1) 古堅小学校 662 - 中学校(1) 古堅中学校 681 - わんぱく広場(大添公民館) 37 - わんぱく広場(大木公民館) 14 - その他(2) (村立・認可・認可外保育園は平成 25 年 11 月 1 日現在、村立幼・小・中学校、放課後児童クラブは 平成 25 年 5 月 1 日現在、わんぱく広場は平成 25 年 12 月現在。) 28 ③児童の利用施設 0歳 1 17 0 18 村立保育所 認可保育園 村立幼稚園 計 1歳 9 33 0 42 0.6% 11.0% 0.0% 11.7% 2歳 8.4% 30.8% 0.0% 39.3% 8 39 0 47 3歳 6.7% 34.2% 0.0% 43.9% 11 39 0 50 4歳 9.6% 34.2% 0.0% 43.9% 13 39 0 52 5歳 10.7% 32.2% 0.0% 43.0% 1 0 94 95 0.8% 0.0% 77.7% 78.5% 計 43 167 94 304 (平成 25 年 5 月 1 日現在) ④保育料の階層分布(村立・認可保育園利用者) (人) 84(41.6%) 40% 80 人数 70 60 30% 31% 50 40(19.8%) 40 35(17.4%) 20 10 2(1.0%) 0 母子・父子・障 がい者世帯率 14% 30 0% 第1階層 第2階層 35% 第3階層 23(11.4%) 16(7.9%) 1(0.5%) 1(0.5%) 0% 0% 0% 0% 0% 第4階層 第5階層 第6階層 第7階層 第8階層 25% 20% 15% 10% 5% 0% 資料編 P.16「読谷村保育料徴収金基準額表(平成 25 年度)」を参照 ⑤地区の特徴(ニーズ調査より) ◇母親の短時間就労の割合が高い ◇就学前児の「定期的な教育・保育サービス」の利用割合が高い ◇小学校高学年の放課後のわんぱく広場の利用希望割合が高い 29 (5)南区(古堅南小学校区) ①地区の状況 2,656 7,556 世帯数(戸) 人口(人) (平成 25 年 9 月 6 日現在) 児童 人口 (人) 0歳 1歳 2歳 3歳 4歳 5歳 0~5歳児 133 95 112 111 92 100 643 (平成 25 年 8 月 20 日現在) ②施設一覧 施設名 在籍者数(人) 定員(人) - - - 南古堅保育園 94 90 いずみ保育園 84 90 ふれ愛保育園 84 84 古堅南幼稚園 81 - 村立保育所(0) 認可保育園(1) 認可外保育園(2) 村立幼稚園(1) 私立幼稚園(0) - - - (父母会運営)南学童クラブ 35(幼 0) 35 60(幼 22) 55(幼稚園:30) 32(幼 8) 30 放課後児童クラブ(3) (民間)ふれ愛学童 (民間)なかよし学童 小学校(1) 古堅南小学校 671 - - - - ファミリーサポートセンター - - つどいの広場 - - 中学校(0) その他(2) (村立・認可・認可外保育園は平成 25 年 11 月 1 日現在、村立幼・小・中学校、放課後児童クラブは 平成 25 年 5 月 1 日現在、わんぱく広場は平成 25 年 12 月現在。) 30 ③児童の利用施設 0歳 村立保育所 認可保育園 村立幼稚園 計 1歳 1 12 0 13 0.8% 9.0% 0.0% 9.8% 8 31 0 39 2歳 8.4% 32.6% 0.0% 41.1% 7 30 0 37 3歳 6.3% 26.8% 0.0% 33.0% 5 28 0 33 4歳 4.5% 25.2% 0.0% 29.7% 9 28 0 37 5歳 9.8% 30.4% 0.0% 40.2% 0 0 78 78 0.0% 0.0% 78.0% 78.0% 計 30 129 78 237 (平成 25 年 5 月 1 日現在) ④保育料の階層分布(村立・認可保育園利用者) 40% (人) 80 70 人数 38% 30% 60 50 40 47(29.0%) 45(27.8%) 32(19.7%) 25% 20% 15% 10% 20 0 母子・父子・障 がい者世帯率 28(17.3%) 30 10 35% 7% 0(0%) 0% 第1階層 第2階層 第3階層 6(3.7%) 5% 0(0%) 0% 0% 0% 0% 0% 0% 第4階層 第5階層 第6階層 第7階層 第8階層 4(2.5%) 資料編 P.16「読谷村保育料徴収金基準額表(平成 25 年度)」を参照 ⑤地区の特徴(ニーズ調査より) ◇「定期的な教育・保育サービス」の利用割合が低い ◇土曜日の教育・保育サービスの利用希望が低い ◇幼稚園の預かり保育の利用希望が低く、習い事や学童保育の利用希望が高い ◇小学校低学年、高学年の放課後の学童保育の利用希望が高い 31 Ⅲ 計画の基本的な考え方 1.計画の理念と基本指針 読谷村の村づくりの基本計画である「読谷村第4次総合計画基本構想」では、 読谷村のあるべき姿として、 ゆたさある風水 (ユタサアルフンシ 優る肝心 咲き誇る文化や マサルチムグクル サチフクルハナヤ 健康の村 ガンジュウヌシマ) を掲げています。 この“読谷村のあるべき姿”を踏まえ、この計画の新しい子育ての基本理念 と基本指針の骨子としてとらえ、この計画の基本理念を次のように定め、4つ の基本指針を掲げます。 理念:安心して子どもを産み、健やかに成長できるむらづくり ■ 基 本 指 針 ■ からだ ①子どもの健やかな育ちを守ります。(身体・こころ・文化) ②ゆいまーるの心を軸に子育てを通した親としての成長を支えます。 ③子育てと仕事が両立できる環境をつくります。 ④教育・保育や子育て支援の質の向上に取り組みます。 32 ■ 施策の体系図 ■ <理 念> <基本方針> 『安心して子どもを産み、健やかに成長できるむらづくり』 からだ ①子どもの健やかな育ちを守ります。(身体・こころ・文化) ②ゆいまーるの心を軸に子育てを通した親としての成長を支えます。 ③子育てと仕事が両立できる環境をつくります。 ④教育・保育や子育て支援の質の向上に取り組みます。 【施策の方向】 1 子 ども の 心身 の健やかな成長に 資する教育・保育 の充実 【事項項目】 (1)教育・保育提供区域の設定 (2)各年度における教育・保育の量の見込み、確保方策(確保内容・ 実施時期) (3)地域子ども・子育て支援事業の量の見込み、確保方策(確保内 容・実施時期) (4)教育・保育の一体的提供、教育・保育推進に関する体制の確保 2 地域における 子育て支援 網掛けは必須記載項目 3 母 性並 びに乳 幼児等の健康の確 保・増進 (1)母性の健康の保持増進 (2)乳児・幼児の健康の保持増進 (3)食育の推進 (4)母子保健推進員活動の充実 4 安心・安全で豊 かな生活環境の整 備 (1)豊かな生活環境の整備 (2)交通安全対策・防犯体制の充実 5 職業生活と家 庭生活との両立 (1)産後の休業及び育児休業後における特定教育・保育施設又は地 域型保育事業の円滑な利用の確保 (2)仕事と生活の調和の実現のための働き方の見直し (3)仕事と子育ての両立のための基盤整備 6 支援を必要と する児童等を持つ 世帯へのきめ細か な取組みの推進 (1)児童虐待防止対策の充実 (2)母子家庭及び父子家庭の自立支援の推進 (3)障がいをもつ子どもがいる世帯への支援の充実 (4)青少年の健全育成 33 2.施策の方向 (1)子どもの心身の健やかな成長に資する教育・保育の充実 子ども・子育て支援においては、子ども達が心身ともに健やかな成長を遂げ られる様な環境を整えることが重要です。そのためには教育・保育環境の整備 と内容の充実が大切です。特に生涯の生きる力の基盤が形成されるという乳幼 児期の重要性に鑑み質の高い教育・保育の充実が求められます。子どもの成長 に関わるすべての大人が連携しあって、子ども達が安心安全で生活しそれぞれ の時期にふさわしい生活や豊かな体験ができるよう環境を整え、教育・保育の 充実を図り「読谷の子、地域の子」として育まれることが重要です。また、成 長の長期的な見通しのもとに、今日的な課題である青少年期の心の問題対策も 対処していかねばなりません。さらに、子育て中の保護者への支援なども講じ ていかねばなりません。 (2)地域における子育て支援 子育ての第一義的責任(最も重要な責任)は、保護者にありますが、男女共 働きが見られる現代においては、子どもを地域の宝として見守っていくしくみ と子どもを安心して産み育てることができる環境づくりが必要です。 そのためには、行政と地域が連携しながら地域における子育て支援体制を構 築することが重要です。 その中で行政に対しては、働きながら子育てできる環境づくりに向けて、教 育・保育支援事業を中心とした子育て支援サービスの充実を図ることが求めら れます。 また、地域に対しては、子育て世帯が楽しく子育てできるよう、地域ぐるみ で子育てを支援する体制づくりが求められます。 (3)母性並びに乳幼児等の健康の確保・増進 母性並びに乳幼児等の健康の確保・増進において重要なことは、病気になら ないための健康づくりであり、基本的な生活習慣の確立、予防接種や食育の充 実等が重要となります。また、次に重要なことは病気の早期発見であり、健康 診断等の事業が重要となります。最後に、病気になった場合に備えて医療環境 の整備が必要となります。その他、最近では育児不安等の悩みを抱える保護者 も多く、心の健康を守ることも重要です。 (4)安心・安全で豊かな生活環境の整備 読谷村は『ゆたさある風水 優る肝心 咲き誇る文化や 健康の村』という ことばからも分かるように、自然と文化と人の温かさに恵まれた地域であり、 この地域の宝(地域資源)を子どもの健全育成に活かすことは読谷村の子ども・ 子育て支援施策における重要なポイントであり特色でもあります。 豊かな生活環境は子どもがのびのびと育つために必要な条件です。読谷村の 34 特色である豊かな自然環境は、有形、無形の様々な恩恵を子ども達に与えてお り、自然環境の保全は子ども達にかけがえのない豊かな体験をさせることであ り良好な子育て環境づくりの基本といえます。ただし一方では交通事故や水難 事故、落下事故などの危険もあることから、気軽に利用できる公園や緑地を整 備することが重要です。子ども達を事件や事故から守り安心安全な環境を確保 することは子育ての最も基礎的な条件といえます。事件や事故を未然に防ぎ、 万全を期して、交通安全や防犯対策を中心に安心で安全に子ども達が地域の豊 かな自然の中で様々な体験ができるよう配慮や対策をしていくことが重要です。 (5)職業生活と家庭生活との両立 少子化の主な原因の一つとして、共働き世帯の増加に伴う家庭の子育て機能 の低下がしばしば指摘され、仕事と家庭の両立が子ども・子育て支援対策の重 要なポイントと考えられています。 妊娠・出産から育児期にかけては、時間的な制約等も多く、子どもの病気な ど突発的な状況への対応もしなければなりません。したがって、職業生活と家 庭生活との両立においては、職場の理解と協力が必要不可欠であり、子育てを 支援する職場づくりが重要となります。 また、お母さん一人に子育てや家事を任せるのではなく、お父さんをはじめ として、家族みんなで子育てをすることが必要です。 (6)支援を必要とする児童等を持つ世帯へのきめ細かな取り組みの推進 障がいをもつ子どもがいる世帯では、一人ひとりの子どもの状況に合わせた 多様な子育て支援と周囲の支えを必要としています。また、ひとり親世帯は、 子育てを担う保護者が一人であり、家庭内での助け合いや役割分担がしにくい にもかかわらず、就労し家計を支える必要もあるため、保護者に多大な負担が かかっています。こうした世帯に対しては、1 つ 1 つの世帯にあわせたきめ細 かい対応が必要です。 その他、児童等に対する虐待や家庭内暴力(DV)への対応も必要です。一 人の犠牲者も出さないという高い意識を持って対策に努める必要があります。 こうした課題は、人口規模が比較的小さく、地域コミュニティがしっかり構 築できる読谷村の特性が有利に働く分野といえます。地域の持つ力を有効に活 用するために、地域ネットワークを構築し、行政と地域が一体となったきめ細 かな体制づくりをめざします。 35 Ⅳ 量の見込みと確保の内容 1.幼児期の学校教育・保育の量の見込みと確保の内容 区域の設定については、読谷村を1区域と捉え、教育・保育や地域子ども・ 子育て支援事業を推進します。 (1)量の見込み ア)量の見込みの設定の考え方 平成 26 年 1 月に内閣府が提示しました「市町村子ども・子育て支援事業計 画における『量の見込み』の算出等のための手引き」を参考に算出を行いまし た。 算出手順としては、平成 25 年 10 月に実施しました「読谷村子ども・子育 て支援事業計画策定に係るニーズ調査」を活用し、まず、対象となる子どもの 父母の有無、就労状況から「家庭的類型」を求めます。 家庭類型としては、以下のタイプがあげられます。 家庭類型の種類 図表 1 タイプ 父母の有無と就労状況 タイプ A ひとり親家庭 タイプ B フルタイム×フルタイム タイプ C タイプ C’ タイプ D タイプ E タイプ E’ タイプ F ※1 フルタイム×パートタイム (就労時間:月 120 時間以上+月 60 時間~120 時間の一部※1) フルタイム×パートタイム (就労時間:月 60 時間未満+月 60 時間~120 時間の一部※1) 専業主婦(夫) パートタイム×パートタイム (就労時間:双方が月 120 時間以上+月 60 時間~120 時間の一部※1) パートタイム×パートタイム (就労時間:いずれかが月 60 時間未満+月 60 時間~120 時間の一部※1) 無業×無業 子どもに今後受けさせたい教育・保育方針によってタイプが決まる。 さらに、家庭類型については母親の就労状況の変更希望によって、潜在的家 庭類型へと移行していきます。これをもとに、子どもが利用できる教育・保育 サービスが決まっていきます。 36 家族類型と関連する事業の分類 図表 2 家庭類型 保育認定 関連する事業の分類 1号認定 満3歳以上の就学 幼稚園 前の子ども (教育標準時間認 認定こども園 定) ・タイプC’:フルタイム×パートタイム (月60時間未満+月60時間~120時間の一部) ・タイプD:専業主婦(夫) ・タイプE’:パートタイム×パートタイム <専業主婦家庭、 (いずれかが月60時間未満+月60時間~120時間の一部) 就労時間短家庭> ・タイプF:無業×無業 ・タイプA:ひとり親家庭 【教育を希望する者】 2号認定 幼稚園、認定こども園 満3歳以上の就学 前子どもで保育を 【保育を希望する者】 必要とするもの 保育所、認定こども園 ・タイプB:フルタイム×フルタイム ・タイプC:フルタイム×パートタイム (月120時間以上+月60時間~120時間の一部) ・タイプE:パートタイム×パートタイム (双方が月120時間以上+月60時間~120時間の一部) 3号認定 保育所 満3歳未満の就学 認定こども園 前子どもで保育を 地域型保育 必要とするもの ニーズ見込み量は、各年齢児童の推計人口、潜在的な家庭類型、利用意向に よって算出されます。 「量の見込み」の算出方法(イメージ) 家庭類型の算出 母親が就労状況の変更希望により 各年齢児童 の推計人口 潜在的な家庭類 型の算出 (割合) ニーズ 見込み量 利用意向 (割合) 0~5歳児人口推計 (人) 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 平成 30 年 平成 31 年 0 歳児 443 445 448 445 445 1 歳児 470 469 471 474 472 2 歳児 492 477 477 478 481 3 歳児 486 505 490 489 491 4 歳児 517 490 509 494 493 5 歳児 491 523 497 515 500 2899 2909 2892 2895 2882 合計 37 イ)量の見込み 読谷村では、前項の考え方をもとにニーズ量の算出を行いました。さらに、平成 23 年沖縄県の「認可外保育施設実態調査」も鑑みた算出結果となっています。保育のニ ーズ量は、前項でいいますと図表 2 の「2号認定(保育希望) 」、「3号認定」の合計 にあたり、平成 27 年度では 961 名となっています。 また現在、読谷村にある村立・認可保育園の総定員数が 810 名です。 つまり、供給が 810 名、需要が 961 名となっており、151 名の供給不足となっ ています。 平成 27 年度は1号認定が 275 名、2号認定の教育希望が 396 名、2 号認定の保 育希望が 417 名、3号認定 0 歳児が 143 名、1・2 歳児が 401 名となっています。 平成 28 年度は1号認定が 278 名、2号認定の教育希望が 419 名、2 号認定の保 育希望が 411 名、3号認定 0 歳児が 143 名、1・2 歳児が 399 名となっています。 平成 29 年度は1号認定が 275 名、2号認定の教育希望が 399 名、2 号認定の保 育希望が 417 名、3号認定 0 歳児が 144 名、1・2 歳児が 399 名となっています。 平成 30 年度は1号認定が 275 名、2号認定の教育希望が 413 名、2 号認定の保 育希望が 410 名、3号認定 0 歳児が 143 名、1・2 歳児が 400 名となっています。 平成 31 年度は1号認定が 273 名、2号認定の教育希望が 402 名、2 号認定の保 育希望が 412 名、3号認定 0 歳児が 143 名、1・2 歳児が 399 名となっています。 (2)確保方策 ア)村全域の見込み量 本村においては、算出された教育・保育ニーズ量に対し、村立幼稚園、私立幼稚園、 村立保育所、認可保育園、地域型保育において供給サービスを確保する方策を講じて まいります。 平成 27 年度の計画としては、一時預かり事業(幼稚園型)を開始することにより 保育を必要とする 2 号認定(教育希望)の全数を確保することを想定します。 平成 29 年度の計画としては、2 箇所の認可保育園(各園定員 90 名)の運用開始 があげられます。それにより、2号認定(保育希望)の 50 名、3 号認定の 130 名 (0 歳児 70 名、1・2 歳児 60 名)が新たに確保できることを想定します。 平成 31 年度には、北保育所(定員 70 名)の老朽化に伴う建替後の保育施設(定 員 90 名)が運用を開始することにより、3 号認定の 20 名(0 歳児 10 名、1・2 歳児 10 名)が新たに確保できることを想定します。なお、北保育所建替後の保育施 設は、大きな地震など災害が発生した際の、発達障がい児とその家族の避難生活支援 の場所として利用できるような施設整備を検討します。また、村内事業所が事業所内 保育施設を開始することにより3号認定の 19 名(0 歳児 10 名、1・2 歳児 9 名) が確保できることを想定します。 確保方策として掲げた計画は、本村の財政計画や人口の急激な増減、教育・保育ニ ーズ等を反映したものとなるよう、年度ごとに見直しを行い、子ども一人ひとりにゆ とりのある教育・保育サービスを提供できる体制づくりを努めてまいります。 38 村全域の教育・保育の見込み量と確保量 (単位:人) 平成27年度 全域 ①量の見込み (必要利用定員数) ②確保の 村立幼稚園 内容 私立幼稚園 平成28年度 3歳以上 3歳以上 3歳未満 3歳以上 3歳以上 3歳未満 教育のみ (1号認 定) 保育認定 保育認定 保育認定 保育認定 (2号認定) (3号認定) 教育のみ (1号認 定) (2号認定) (3号認定) 275 教育 保育 0歳 1・2歳 396 417 143 401 278 教育 保育 0歳 1・2歳 419 411 143 399 525 525 280 280 村立保育所 129 9 72 129 9 72 認可保育園 256 69 275 256 69 275 地域型保育 0 0 0 0 0 0 ②-① 134 ▲32 ▲ 65 ▲ 54 108 ▲26 ▲ 65 ▲ 52 平成29年度 全域 ①量の見込み (必要利用定員数) ②確保の 村立幼稚園 内容 私立幼稚園 平成30年度 3歳以上 3歳以上 3歳未満 3歳以上 3歳以上 3歳未満 教育のみ (1号認 定) 保育認定 保育認定 保育認定 保育認定 (2号認定) (3号認定) 教育のみ (1号認 定) (2号認定) (3号認定) 275 教育 保育 0歳 1・2歳 399 417 144 399 保育 0歳 1・2歳 413 410 143 400 525 525 280 280 村立保育所 129 9 72 129 9 72 認可保育園 306 139 335 306 139 335 地域型保育 0 0 0 0 0 0 18 4 8 25 5 7 ②-① 131 平成31年度 全域 3歳以上 3歳以上 3歳未満 教育のみ (1号認 定) 保育認定 保育認定 (2号認定) (3号認定) 教育 保育 0歳 1・2歳 402 412 143 399 村立保育所 129 19 82 認可保育園 306 139 335 地域型保育 0 10 9 23 25 27 ①量の見込み (必要利用定員数) ②確保の 村立幼稚園 内容 275 教育 私立幼稚園 ②-① 273 525 280 130 39 117 イ)区域ごとの見込み量 確保方策は村全体を 1 区と捉えて推進しますが、区域ごとの比較のため、人 口推計及び見込み量を示します。 なお、算定方法については、地区ごとの人口推計の結果を全体の人口推計等 に補正しました。 区域ごとの量の見込み (単位:人) 平成27年度 北区 該当人口推計 量の見込み 3歳以上 教育のみ (1号認定) 平成28年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 保育 308 57 82 86 277 107 教育 該当人口推計 量の見込み 3歳以上 教育のみ (1号認定) 92 保育 90 90 276 107 該当人口推計 量の見込み 3歳以上 教育のみ (1号認定) 教育 59 保育 87 教育 255 82 86 西区 該当人口推計 量の見込み 55 保育 81 該当人口推計 量の見込み 3歳以上 教育のみ (1号認定) 80 257 100 保育 教育 54 東区 該当人口推計 量の見込み 65 保育 教育 92 44 中区 該当人口推計 量の見込み 65 保育 86 教育 93 44 中区 該当人口推計 量の見込み 90 保育 89 335 130 該当人口推計 量の見込み 3歳以上 教育のみ (1号認定) 89 保育 85 58 該当人口推計 量の見込み 3歳以上 教育のみ (1号認定) 89 保育 87 42 238 61 64 93 94 平成29年度 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 保育 86 3歳以上保育認定 (2号認定) 334 130 338 132 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 3歳未満 保育認定 (3号認定) 保育 315 58 84 88 337 131 教育 3歳未満 保育認定 (3号認定) 保育 326 60 88 91 332 129 300 116 平成29年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 保育 320 59 89 87 3歳以上保育認定 (2号認定) 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 314 58 92 292 114 平成31年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 66 88 平成30年度 南区 保育 242 教育 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 319 59 教育 3歳未満 保育認定 (3号認定) 230 平成28年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 保育 317 平成27年度 南区 3歳以上保育認定 (2号認定) 3歳未満 保育認定 (3号認定) 3歳以上保育認定 (2号認定) 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 324 57 99 平成31年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 65 65 平成30年度 3歳以上 教育のみ (1号認定) 237 239 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 324 60 87 99 平成28年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 254 83 平成29年度 保育 66 平成27年度 3歳以上 教育のみ (1号認定) 57 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 3歳以上保育認定 (2号認定) 239 66 312 99 81 239 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 238 44 3歳未満 保育認定 (3号認定) 保育 平成31年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 教育 256 79 平成30年度 3歳以上 教育のみ (1号認定) 保育 3歳以上保育認定 (2号認定) 238 62 3歳以上保育認定 (2号認定) 3歳未満 保育認定 (3号認定) 293 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 234 43 255 82 平成28年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 274 107 平成29年度 保育 84 平成27年度 東区 92 279 108 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 3歳以上保育認定 (2号認定) 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 294 54 88 平成31年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 89 301 99 平成30年度 3歳以上 教育のみ (1号認定) 保育 3歳以上保育認定 (2号認定) 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 309 57 3歳未満 保育認定 (3号認定) 保育 330 61 平成28年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 269 105 教育 3歳未満 保育認定 (3号認定) 321 平成27年度 西区 90 3歳以上保育認定 (2号認定) 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 328 60 保育 3歳以上保育認定 (2号認定) 平成31年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 331 61 平成30年度 北区 平成29年度 3歳以上保育認定 (2号認定) 3歳未満 3歳以上 保育認定 教育のみ (3号認定) (1号認定) 86 291 113 教育 3歳未満 保育認定 (3号認定) 保育 305 56 40 83 85 289 112 3歳以上保育認定 (2号認定) 教育 3歳未満 保育認定 (3号認定) 保育 309 57 82 86 292 114 41 7. 事業所内保育 6. 居宅訪問型保育 5. 家庭的保育 4. 小規模保育 3. 幼稚園 2. 保育所 1. 幼保連携型認定こども園 事業名 供給(確保方策)-需要(ニーズ量) 地 域 型 給 付 施 設 型 給 付 分類名 134 ▲32 ▲65 ▲54 希望者全て確保 ①一時預かり事業開始 ▲26 ▲65 ▲52 新制度等による取組 取組加速期間 108 平成28年度 131 18 4 8 2号認定(保育):50名 3号認定:130名 (0歳児70名、1・2歳児60名) ① 2箇 所 の 認 可 保 育 園 の 運用開始(各園定員90名) 平成29年度 130 23 25 27 ①事業所内保育施設の 運用開始 3号認定:19名 (0歳児10名、1・2歳児9名) 3号認定:20名 (0歳児10名、1・2歳児10名) ② 北保 育所 建替 え後 施設 の運用開始(定員90名) 平成31年度 2年間前倒し 25 5 7 待機児童解消を目指す 117 平成30年度 ※上記のスケジュールは、村の財政計画により実施期間を見直す場合があります。 3号(1・2歳児) 3号(0歳児) 2号(保育) 2号(教育) 1号 確保人数 内容 確保人数 内容 確保人数 内容 確保人数 内容 確保人数 内容 確保人数 内容 確保人数 内容 平成27年度 ウ)確保方策のフロー図 2.地域子ども・子育て支援事業の量の見込みと確保の内容 ※単位については、下記の通り定義します。 量の見込み(人) = 実利用人数(人) 量の見込み(人日)= 利用人数(人)× 利用日数(日) 量の見込み(人回)= 利用人数(人)× 利用回数(回) ⇒年間延べ利用人数 ⇒年間延べ利用回数 (1)利用者支援事業(新規) 確保 子ども又はその保護者の身近な場所で、教育・保育施設や地域の子育て支 援事業等の情報提供及び必要に応じ相談・助言を行うとともに、関係機関 との連絡調整等を実施する事業。 既存の地域子育て支援拠点事業「わかたけ保育園こそだてひろば」、「子育 内容 て支援センターはばたけ」、「つどいの広場」において、従来のサービスを 概要 行うとともに、平成 27 年度からは新たに読谷村役場内で利用者支援事業 を行う予定となっています。 担当課 こども未来課 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 ①量の見込み 5ヵ所 5ヵ所 5ヵ所 5ヵ所 5ヵ所 ②確保方策 4ヵ所 4ヵ所 4ヵ所 4ヵ所 4ヵ所 ▲1 ▲1 ▲1 ▲1 ②-① ▲1 ※各校区(区域)に1ヵ所ずつ (2)時間外保育事業(延長保育事業) 確保 保育認定を受けた子どもついて、通常の利用日及び利用時間以外の日及び 時間において、認定こども園、保育所等において保育を実施する事業。 時間外保育事業を希望する利用者は全員利用できるように取り組みます。 内容 村立保育所・認可保育園の全園で実施します。 担当課 こども未来課 概要 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 ①量の見込み 592 587 591 587 588 ②確保方策 592 587 591 587 588 ②-① 0 0 0 0 0 (3)妊婦健康診査 概要 方針 妊婦の健康の保持及び増進を図るため、妊婦に対する健康診査として、① 健康状態の把握、②検査計測、③保健指導を実施するとともに、妊娠期間 中の適時に必要に応じた医学的検査を実施する事業。 健診受診率の把握と向上を目指します。さらに、ハイリスク者に対しての 早期支援を行います。 担当課 こども未来課 42 ①量の見込み ②確保方策 平成 27 年度 492 人 6,888 回 平成 28 年度 487 人 6,818 回 平成 29 年度 482 人 6,748 回 平成 30 年度 475 人 6,650 回 平成 31 年度 476 人 6,664 回 実施場所: ・沖縄県医師 会加入医療機 関 ・沖縄県立病 院 ・琉球大学医 学部附属病院 ・その他、県 立医療機関 実施場所: ・沖縄県医師 会加入医療機 関 ・沖縄県立病 院 ・琉球大学医 学部附属病院 ・その他、県 立医療機関 実施場所: ・沖縄県医師 会加入医療機 関 ・沖縄県立病 院 ・琉球大学医 学部附属病院 ・その他、県 立医療機関 実施場所: ・沖縄県医師 会加入医療機 関 ・沖縄県立病 院 ・琉球大学医 学部附属病院 ・その他、県 立医療機関 実施場所: ・沖縄県医師 会加入医療機 関 ・沖縄県立病 院 ・琉球大学医 学部附属病院 ・その他、県 立医療機関 検査項目: 問診及び診察 その他 19 項 目 検査項目: 問診及び診察 その他 19 項 目 検査項目: 問診及び診察 その他 19 項 目 検査項目: 問診及び診察 その他 19 項 目 検査項目: 問診及び診察 その他 19 項 目 実施時期: 通年 実施時期: 通年 実施時期: 通年 実施時期: 通年 実施時期: 通年 ※公費負担 14 回 (4)乳児家庭全戸訪問事業(すこやか赤ちゃん訪問) 概要 方針 生後 4 か月までの乳児のいる全ての家庭を訪問し、子育て支援に関する情 報提供や養育環境等の把握を行う事業。 実施率目標値 100%を目指します。地域の母子の実態把握と、育児不安の 軽減を図ります。さらに、訪問実施後の継続支援を行い、関係機関との連 携も行います。 担当課 こども未来課 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 ①量の見込み 443 人 445 人 448 人 445 人 445 人 ②確保方策 実施体制: 助産師、 読谷村こども 未来課保健 師、母子保健 推進員 実施体制: 助産師、 読谷村こども 未来課保健 師、母子保健 推進員 実施体制: 助産師、 読谷村こども 未来課保健 師、母子保健 推進員 実施体制: 助産師、 読谷村こども 未来課保健 師、母子保健 推進員 実施体制: 助産師、 読谷村こども 未来課保健 師、母子保健 推進員 ※①量の見込みは0歳児推計人口より 43 (5)養育支援訪問事業・子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業(その 他要保護児童等の支援に資する事業) 養育支援が特に必要な家庭に対して、その居宅を訪問し、養育に関する指 導・助言等を行うことにより、当該家庭の適切な養育の実施を確保する事 業。また、要保護児童対策協議会(子ども安心ネット)の機能強化を図る ため、調整機関職員やネットワーク構成員(関係機関)の専門性強化と、 ネットワーク機関間の連携強化を図る取組を実施する事業。 児童の健全な発育・育成を願って次世代を担う子ども達の未来を支援しま 概要 方針 す。また、虐待発生予防にも努めます。 担当課 こども未来課 平成 27 年度 ①量の見込 み ②確保方策 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 62 人 62 人 62 人 62 人 61 人 実施体制: ・家庭児童相 談員(2 名) ・読谷村要保 護児童対策地 域協議会(子 ども安心ネッ ト) ・子ども家庭 支援員 (H25.4.1、 登録者 33 名) 実施体制: ・家庭児童相 談員(2 名) ・読谷村要保 護児童対策地 域協議会(子 ども安心ネッ ト) ・子ども家庭 支援員 (H25.4.1、 登録者 33 名) 実施体制: ・家庭児童相 談員(2 名) ・読谷村要保 護児童対策地 域協議会(子 ども安心ネッ ト) ・子ども家庭 支援員 (H25.4.1、 登録者 33 名) 実施体制: ・家庭児童相 談員(2 名) ・読谷村要保 護児童対策地 域協議会(子 ども安心ネッ ト) ・子ども家庭 支援員 (H25.4.1、 登録者 33 名) 実施体制: ・家庭児童相 談員(2 名) ・読谷村要保 護児童対策地 域協議会(子 ども安心ネッ ト) ・子ども家庭 支援員 (H25.4.1、 登録者 33 名) ※養育支援訪問事業と未熟児訪問事業の推計 (6)一時預かり事業(幼稚園における在園児を対象とした一時預かり) 概要 家庭において保育を受けることが一時的に困難となった幼稚園在園児に ついて、主として昼間において、幼稚園において一時的に預かり、必要 な保護を行う事業。 幼稚園に在園する1号認定及び2号認定(教育希望者)の預かり保育を 確保内容 実施します。 担当課 学校教育課 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 479 人日 487 人日 480 人日 480 人日 476 人日 64,140 人日 65,163 人日 64,221 人日 64,328 人日 63,734 人日 約 249 人/日 約 253 人/日 約 249 人/日 約 249 人/日 約 247 人/日 ②確保方策 64,619 人日 65,650 人日 64,701 人日 64,808 人日 64,210 人日 ②-① 0 0 0 0 0 ①量の見込 み 1 号認定に よる利用 2 号認定に よる利用 計(※) ※年間開所日数を 260 日(5 日×52 週)とし、1日当たりの利用見込み量を算出。 44 (7)一時預かり事業(在園児対象型を除く)、ファミリーサポートセンター事 業(病児・緊急対応強化型を除く) 確保 【一時預かり事業】 家庭において保育を受けることが一時的に困難になった乳幼児について、 主として昼間において、認定こども園、幼稚園、保育所、地域子育て支援 拠点その他の場所において、一時的に預かり、必要な保護を行う事業。 【ファミリーサポートセンター事業】 地域において、児童の預かり等の援助を希望する者(おねがい会員)と、 援助を行うことを希望する者(まかせて会員)との相互援助活動に対する 連絡・調整を実施する事業。 保育所における一時預かり事業で毎年度 2,100 人日を確保し、ファミリ 内容 ーサポートセンター事業で残りの 21,219 人日を確保する予定です。 担当課 こども未来課 概要 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 ※ 23,319 人日 約 64 人/日 23,076 人日 約 63 人/日 23,154 人日 約 63 人/日 23,198 人日 約 64 人/日 23,206 人日 約 64 人/日 一時預かり 2,100 人日 2,100 人日 2,100 人日 2,100 人日 2,100 人日 ファミリー サポートセ ンター 21,219 人日 20,976 人日 21,054 人日 21,098 人日 21,106 人日 0 0 0 0 0 ①量の見込み ②確保方策 ②-① ※年間開所日数を 365 日とし、1日当たりの利用見込み量を算出。 (8)病児保育事業、ファミリーサポートセンター事業(病児・緊急対応強化 事業) 病児について、病院・保育所等に付設された専用スペース等において、看 護師等が一時的に保育等する事業。 確 保 内 平成 26 年度からやびく産婦人科・小児科附設こどもデイケアセンターと 概要 容 の病後児保育の提携を開始します。ファミリーサポートセンターにおいて も相談に応じて病児・病後児の預かりを実施しています。 担当課 こども未来課 ①量の見込み 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 100 人日 100 人日 100 人日 101 人日 101 人日 100 人日 100 人日 100 人日 101 人日 101 人日 0 0 0 0 0 病児保育 ②確保方策 ファミリー サポートセ ンター ②-① 45 (9)ファミリーサポートセンター事業(就学後) 概要 地域において、児童の預かり等の援助を希望する者(おねがい会員)と、 援助を行うことを希望する者(まかせて会員)との相互援助活動に対する 連絡・調整を実施する事業。 確保 内容 就学児の一時的な預かりや、学校・習い事までの送迎等の相互援助活動に 関する連絡・調整をファミリーサポートセンターにて行います。 担当課 こども未来課 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 ①量の見込み 350 人 350 人 350 人 350 人 350 人 ②確保方策 350 人 350 人 350 人 350 人 350 人 ②-① 0 0 0 0 0 (10)地域子育て支援拠点事業 確保 乳幼児及びその保護者が相互の交流を行う場所を開設し、子育てについて の相談、情報の提供、助言その他の援助を行う事業。 既存の「わかたけ保育園こそだてひろば」、 「子育て支援センターはばたけ」、 内容 「つどいの広場」でのサービスをさらに充実させる予定です。 担当課 こども未来課 概要 平成 27 年度 ①量の見込み ※ ②確保方策 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 16,860 人回 16,692 人回 16,740 人回 16,776 人回 16,776 人回 約 65 人/回 約 64 人/回 約 64 人/回 約 65 人/回 約 65 人/回 3 ヵ所 3 ヵ所 3 ヵ所 3 ヵ所 3 ヵ所 ※年間開所日数を 260 日(5 日×52 週)とし、1日当たりの利用見込み量を算出。 (11)放課後児童健全育成事業 確保 保護者が労働等により昼間家庭にいない小学校に就学している児童に対 し、授業の終了後に小学校の余裕教室、児童館等を利用して適切な遊び及 び生活の場を与えて、その健全な育成を図る事業。 平成 27 年度より南区にて定員 40 名の南学童クラブの運用開始を予定し 内容 ています。 概要 また平成 30 年度には新たな学童クラブ(定員 40 名)の設置を予定して いますが、村の財政により実施時期を見直すことも想定されることから、 子ども・子育て会議においても進捗を管理してまいります。 また、本村においては民間学童保育も放課後の居場所としての役割を担っ ております。さらに、わんぱく広場の充実、児童館の運用開始等、児童生 徒の健全な放課後の居場所を確保するよう努めていることから、本事業の ニーズ量は減少していくものと推定されます。 担当課 こども未来課 46 平成 27 年度 平成 28 年度 平成 29 年度 平成 30 年度 平成 31 年度 低学年 622 人 631 人 645 人 654 人 664 人 高学年 225 人 225 人 224 人 229 人 233 人 ②確保方策 40 人 40 人 40 人 80 人 80 人 ②-① ▲807 人 ▲816 人 ▲829 人 ▲803 人 ▲817 人 ①量の見込 み (12)実費徴収補足給付事業(新規) 確保内容 保護者の世帯所得の状況等を勘案して、特定教育・保育施設等に対して、 保護者が支払うべき日用品、文房具その他の教育・保育に必要な物品の 購入に要する費用又は行事への参加に要する費用等を助成する事業。 国の動向を見定め、法に沿って検討してまいります。 担当課 こども未来課 概要 (13)多様な主体の参入促進(新規) 確保内容 特定教育・保育施設等への民間事業者の参入の促進に関する調査研究そ の他多様な事業者の能力を活用した特定教育・保育施設等の設置又は運 営を促進するための事業 認可外保育園の認可化など複合的に調査研究してまいります。 担当課 こども未来課 概要 47 3.教育・保育の一体的提供、体制の確保 (1)認定こども園への移行、普及に係る考え方 教育と保育を連携しながら充実するために、 「子ども・子育て支援事業計画作 業部会」にて継続審議し、幼保(幼稚園と保育所)連携の必要性、推進するた めの課題とその解決策等を検討するための研究会などを実施します。その中で 本村での認定こども園のあり方、普及に関する方法等を検討します。 (2)幼稚園教諭と保育士の合同研修に対する支援 待機児童対策に係る事業として、公立保育所、公立幼稚園の現行法制度によ る幼児期の子育て支援体制から、平成 27 年度以降における子ども・子育て支 援新制度(幼保連携型認定こども園等)へ移行していく事を前提とし、平成 26 年度より幼稚園教諭および保育士に対し、制度移行に向けた講習会等を実施し ます。また村ならびに教育委員会と連携し、スムーズな移行が実施できるよう カリキュラムの作成、講習会、講演会の計画実施ができるような専門職員(嘱 託職員)の配置を行います。 (3)読谷村子ども・子育て支援事業計画の役割、提供の必要性に係る考え方 子ども・子育て支援事業計画は、利用する側の視点に立つとともに子どもの 視点を重視し、子どもが安心して教育・保育できる環境の充実を図ります。子 ども達の教育・保育は、一日に複数の保育担当者が時間によって関わることは 適切でなく、一貫した保育士等との生活が重要となります。そのための方策を 検討します。 (4)教育・保育施設及び地域型保育事業を行う者の相互の連携の推進方策 「子ども・子育て支援事業計画作業部会」の推進において、教育・保育施設 のあり方や地域型保育事業を行う者との連携を検討します。 (5)認定こども園、幼稚園及び保育所と小学校等との連携の推進方策 「子ども・子育て支援事業計画作業部会」の推進において、認定こども園の あり方を検討するとともに保育所、幼稚園、小学校との連携(保・幼・小連携) も加えてその推進方策を検討します。 48 Ⅴ 基本施策と取組 1.母性並びに乳幼児等の健康の確保・増進 (1)母性の健康の保持増進 ア)妊娠期 妊娠がわかったら、早めに母子(親子)健康手帳と妊婦健康診査受診票 を交付し、定期的に妊婦健康診査が受診できる環境を整えます。また、出 産に備えて必要な知識を両親学級や健康相談、訪問指導で提供し、早産や 低体重児出生予防に努めます。 ・母子(親子)健康手帳交付 ・妊婦健康診査 ・うぶ声教室(両親学級) ・妊婦栄養相談 イ)産褥期 産婦を支える取組みとして、保健師、助産師等専門職による保健指導や、 地域の母子保健推進員による家庭訪問を通して、子どもを抱える家庭が孤 立せずに、地域で支えあっていけるような体制を整えていきます。また、 妊娠期の経過からハイリスク者に対しては保健指導を実施し、出産後も健 康管理ができるよう支援します。 ・妊産婦・乳幼児訪問指導 ・新生児・産婦訪問指導 ・低出生体重児訪問 ・すこやか赤ちゃん事業(乳幼児家庭全戸訪問事業) ・未熟児訪問指導、未熟児養育医療事業 (2)乳児・幼児の健康の保持増進 ア)幼児健診の充実・強化 子どもの健康の確保・増進のため、乳幼児健康診査の充実を図ります。 乳幼児健康診査の結果により、医療受診の必要性や成長発達の段階を早期 に把握し、適切な関係機関等につなぐことで、子どもたちの発達が助長で きるよう支援します。 ・乳児一般健康診査 ・1歳6ヶ月児健康診査 ・2歳児健康ひろば ・3歳児健康診査 ・健康相談(定例、随時、電話等) ・心理発達相談 ・発達支援に関する保健・福祉・教育・医療・労働の連携 49 イ)歯科保健対策の推進 乳幼児健康診査等において、歯科検診、歯みがき指導、フッ素塗布を実 施し、虫歯のない子どもの増加を目指します。 ウ)予防接種率の向上 予防接種で防げる病気は予防接種で免疫をつけるよう、保護者に対する 普及啓発を図ります。特に、MR(麻しん風しん)混合ワクチンの接種率 95%達成を目指し、あらゆる機会を通じて、接種率の向上に努めます。 エ)こども医療費助成制度 子どもの病気の早期発見、早期治療を促し、健全な育成を図るため、こ ども医療費助成制度を実施していきます。現在、通院は 0 歳から就学前ま で(3 歳以降は一部自己負担あり)、入院は 0 歳から中学 3 年生までが対 象です。 オ)母乳育児の推進 母乳は栄養学的にも乳児にとって優れた食品であり、母乳による育児は 母子の愛着形成にも大きな意味を有しています。また、母乳栄養児は将来 の生活習慣病のリスクも低くなると言われています。あらゆる機会を通じ て、母乳に関する普及啓発と、母乳育児が継続できるような支援を実施し ます。 (3)食育の推進 生活習慣病予防の基盤は妊娠期及び乳幼児期であることが言われています。 妊娠期においては母体の体重増加や食事内容が胎児の発育に影響を与えるこ とから、妊娠期の食生活が重要となります。乳幼児健康診査結果における課 題の中で、乳児貧血、体重増加の不均衡、身長の伸びなどが、各年代にあっ た食習慣や食事の量に影響を受けます。 各種事業における保健指導や栄養相談を通じて、保護者が各年齢に応じた 段階の栄養摂取が学べ、実践できるよう努めます。 ・離乳食教室 ・こども栄養相談 ・妊婦栄養相談 (4)母子保健推進員活動の充実 地域ぐるみの子育て支援体制を構築するため、地域に密着した母子保健推 進員活動の充実を図ります。 定例会議等での研修実施を通して資質向上を図り、事業や個別支援の中で 地区担当保健師と連携しながら、母子等の支援を進めていきます。 50 (5)学童期・思春期から成人期に向けた保健対策の充実 学童期・思春期保健対策を効果的に推進するため、保健、医療、福祉、教 育等の関係者が互いに情報交換、意見交換を実施するなど連携強化を図って いきます。 2.安心・安全で豊かな生活環境の整備 (1)豊かな生活環境の整備 子ども達の健全育成にとって最も重要な財産である、読谷村の豊かな自然 環境の保全に努めるとともに、気軽に利用できる安全な公園や施設整備を進 めます。 ア)公園・緑地等の整備・充実 緑あふれる生活環境と子ども達が安心して遊べる場所の確保のため、公 園及び緑地の整備・充実を図るとともに、適正な遊具の安全管理に努めま す。 イ)保育園の園庭開放 地域の子ども達が安心して集い遊べる場所として、村立3保育所及び認 可保育園の園庭を開放します。 ウ)公共施設等のユニバーサルデザインの推進 公共施設等の整備に際しては、景観に配慮するとともに、子どもや高齢 者、外国人、障がいのある人まで、誰もが使えるユニバーサルデザインを 基本とします。 エ)村営住宅の充実 村の住宅環境向上に資するため、今後とも村営住宅の充実に努めます。 (2)交通安全対策・防犯体制の充実 事件・事故を未然に防ぎ、子ども達の安心・安全な環境の保全に努めます。 ア)交通安全対策の充実 交通安全指導や啓発運動等を推進するとともに、交通安全関係団体が行 う様々な交通安全活動を支援し、子ども達の登下校時の交通安全確保に努 めます。 イ)防犯体制の充実 防犯灯の設置、見通しの効く公園などの整備、 「こども 110 番の家」の 普及促進を行うとともに、警察・地域の連携による「地域の目を活かした 防犯・安全体制」の確立を図ります。 51 3.職業生活と家庭生活との両立 職業生活と家庭生活との両立においては、職場の理解と協力が必要不可欠で あり、子育てを支援する職場づくりを促進します。 また、男女が共同して子育てをしたり、家事を分担したりすることができる 男女共同参画社会の実現を目指します。 (1)産後の休業及び育児休業後における特定教育・保育施設又は地域型保育 事業の円滑な利用の確保 育児休業中の保護者が保育所の入所時期を考慮して、育児休業の取得をた めらったり、途中で切り上げたりする状況があることから、本村では育児休 業の満期取得(原則 1 歳到達時まで)を促進し、0 歳児の家庭での保育を目 指し、1 歳からの質の高い保育を利用できるような環境を目指します。 ・企業、事業者への育児休業取得の促進 ・男女共同参画事業との連携 ・必要に応じ、ファミリーサポートセンターで対応 (2)仕事と生活の調和の実現のための働き方の見直し (長時間労働の抑制に取り組む労使に対する支援等を含む) 役場をはじめとして、村内の事業所等において、職場におけるノー残業デ ー運動を普及促進します。 (3)仕事と子育ての両立のための基盤整備 読谷村内の事業所に対し、企業の子育て支援とその社会的役割などにつ いての意識啓発を行います。 4.支援を必要とする児童等をもつ世帯へのきめ細かな取組みの推 進 (1)児童虐待防止対策の充実 児童虐待(身体的虐待、ネグレクト、性的虐待、心理的虐待、他)は、児 童の人権を著しく侵害し、その心身の成長及び人格の形成に重大な影響を与 えるとともに、本村並びに我が国における将来の世代の育成にも懸念を及ぼ すことから、児童虐待の予防及び早期発見・早期対応、要保護児童等の保護 及び自立の支援を充実します。 ア)発生予防、早期発見、早期対応、連携と相談体制の強化等 意識啓発と情報提供の推進、講演会、パネル展等により、虐待予防や普 及啓発に努めます。 また、保育者や地域、民生委員児童委員、保育所、保健所、児童相談所 等によるネットワーク化【要保護児童対策協議会(子ども安心ネット)】に より情報収集や対応策を調整し、支援体制を強化します。 52 イ)社会的養護施策との連携 重要な案件に対しては、児童相談所を中心に対応策を協議します。 (2)母子家庭及び父子家庭の自立支援の推進 母子家庭や父子家庭のひとり親世帯等に対しては、保護者に大きな負担が かかるため、特に配慮が必要です。それぞれの世帯に合わせたきめ細かな対 応に努めます。 ア)子育て・生活支援 ・日常生活支援事業 ひとり親家庭等が、一時的に家事・育児が困難になったとき、生活支 援員を派遣し、食事や身の回りの世話、保育サービス等を行います。 ・ひとり親世帯の保育所入所への配慮 ひとり親世帯で就労等の事由により、保育を必要とする子どもの保育 充実と親の育児負担軽減のため、保育所への優先入所を継続します。 ・読谷村母子寡婦福祉会の充実 母子家庭への支援活動を推進するため、読谷村母子寡婦福祉会の充実 を図ります。 ・夏休み学童クラブ事業の実施【社会福祉協議会】 母子・父子家庭の小学生児童及び幼稚園児で夏期休暇期間中に保護者 が勤労等により、日中家庭にいない児童を対象に、夏休み学童クラブ事 業を実施します。異年齢との交流や集団生活を体験することで、児童の 健全育成を目指します。 イ)就業支援 ・自立支援教育訓練給付金 就業に役立つ雇用保険制度の教育訓練給付の指定教育訓練講座を受講 した母子家庭の母、又は父子家庭の父に対し、受講料の 20%を支給し ます。 ・高等技能訓練促進費 看護師や介護福祉士などの資格取得のため、2年以上養成機関等で修 業する母子家庭の母、又は父子家庭の父に対し、修業期間中(2 年を上 限)生活費を支給します。 ウ)経済的支援 ・児童扶養手当の支給 53 18 歳未満の児童を扶養しているひとり親家庭等に対し、児童扶養手 当を支給します。 ・母子家庭及び父子家庭等医療費助成事業 母子世帯、父子世帯及び養育者家庭に対し、各医療保険診療に係る自 己負担金から一部負担金を控除した額を助成します。 ・母子寡婦福祉資金貸付金 母子家庭の母や寡婦の経済的自立と生活の安定と、児童の福祉向上を 図るため、12 種類の貸付制度があります。 ※平成 26 年 10 月より父子家庭も対象となる予定です。 (3)障がいをもつ子どもがいる世帯への支援の充実 障がいをもつ子どもがいる世帯では、一人ひとりの子どもの状況に合わせ た多様な子育て支援と周囲の支えを必要としています。それぞれの世帯に合 わせたきめ細かい対応に努めます。 ア)育ちの支援 ・親と子の遊びの教室(のびのびクラブ) 発育・発達の継続的支援が必要な幼児の心身の健全な発育・発達を促 します。また、保護者の育児不安の緩和・解消を図り、親が子どもへの 対応を学ぶ場を提供します。 ・障がい児保育事業 心身に障がいをもち、集団保育が可能な児童を対象に、保育所及び認 可保育園における保育を継続します。 ・特別支援教育の充実 インクルーシブ教育システムの推進と個々の教育的ニーズの把握及び 全校体制による教育的支援を実施し、確かな学力を向上させ生きる力を 育むために、学校と連携した家庭、地域の取組みを推進します。 イ)生活、経済的支援 ・用具等給付事業 障がい児の日常生活を支援するため、 「補装具給付事業」及び「日常生 活用具給付事業」を継続します。 ・経済的支援 障がい児がいる世帯の経済的負担を軽減するため、「障害児福祉手当」 及び「特別児童扶養手当」を継続します。 54 (4)青少年の健全育成 地域の青少年が豊かな人間関係を培い、生活への適応と個性の伸長を通し 自己実現及び生きる力育成のため、家庭・学校・地域など関係機関の有機的 な連携のもとに、総合的な相談・指導活動を行い、青少年の健全な育成を図 ります。 ・青少年センターの機能充実 教育相談員による不登校児童生徒の教育相談を推進し、学校復帰の支 援に努めます。また、地域の環境浄化の促進を図ります。 ・フレンドリー事業【社会福祉協議会】 不登校・引きこもりの児童生徒等その保護者の交流の場を提供します。 55 Ⅵ 計画の推進 1.連携体制の構築 本計画は、読谷村の子ども・子育て支援に向けた総合的な計画であり、その 内容は、福祉、保健、医療、教育、雇用、生活環境など幅広い分野にわたって います。 したがって、計画の推進にあたっては、庁内関連部署の有機的な連携による 全庁的な体制づくりが必要です。また、施策によっては、村内に収まらないも のもあり、国や県、関係機関、周辺市町村との連携をこれまで以上に強化する 必要があります。 さらに、行政と地域が一体となった地域ぐるみの子ども・子育て支援体制を 構築するために、地域の住民や関係団体との連携・協力を密にします。 2.住民参加と情報発信 本計画の推進にあたっては、地域住民の参加を促進し、村民全体で子ども・ 子育て支援に関わることが重要です。そのためには、村の広報誌や村のホーム ページ等による情報発信の充実を図り、周知・啓発を行うことが必要です。 また、本計画に基づき推進される様々な取組みや施策の成果をあげる意味で も、子ども・子育て支援関連の取組みや施策に関する情報が村民に行き渡るよ う、情報提供に努めます。 3.各主体の役割 本計画の推進にあたっては、子どもを地域の宝としてみんなで助け合いなが ら、明るく楽しい子育て環境の実現に向けて村全体が協力することが重要です。 具体的には、行政だけでなく、家庭や地域、住民、企業など村内のあらゆる 組織や個人が、子ども・子育て支援に関する理解を深め、それぞれの置かれた 状況に応じた役割を果たすことが求められます。 (1)行政 子ども・子育て支援に関する施策や事業、基盤整備を推進するとともに、情 報発信や個人・企業に対する意識啓発、様々な組織への支援を通して、読谷村 の子ども・子育て支援におけるリード役・コーディネート役を担います。 また、保育所や幼稚園の教育・保育に対する質の向上を目指します。 (2)教育・保育施設 子ども・子育て支援に関しては、教育(幼稚園・小学校等) ・保育(保育所等) 施設との連携が重要となってきます。教育・保育の質の向上を目指すとともに、 定期的な連絡・調整・情報交換等を「子ども・子育て支援事業計画作業部会」 56 にて継続審議し、教育と保育の連携を図ります。 (3)地域 自治会や子ども会などの地域組織の活動やスポーツや文化などのサークル活 動、子どもに関わるボランティア組織・NPO組織の活動などを通して、子ど もだけでなく、その保護者もいきいきと成長できる環境づくりに協力すること が求められます。 また、近所の子育て世帯が困っているときには、できる範囲で手を差しのべ たり、話し相手になったり、地域の子ども達に気軽に声をかけたり、時にはし かり、時にはほめるなど、地域ぐるみで子育てを支援する地域風土の形成・維 持が重要です。さらに、子どもを産み育てることに誇りが持てる社会づくりに 向け、子どもは地域社会の宝であるとの意識を地域レベルで醸成し、子どもを 中心とした様々なまつりやイベントを開催することも地域の重要な役割です。 (4)住民 読谷村には、様々な特技や技能、知恵を持った住民がたくさんいます。また、 やさしく美しい村民の真心は、豊かな自然や伝統文化にも優る村の誇りです。 村民の心で、読谷の子ども達を包み込み、それぞれのできる範囲で各々の特 技、才能を活かした子育て支援を実行することが住民に求められる役割です。 具体的な行動としては、子ども会やPTA、自治会などの地域の活動、子ど もに関する地域のまつりやイベント、スポーツ・文化等のサークル活動に参加・ 協力したり、児童の福祉に関連するボランティア活動やNPO活動を支援する ことなどがあげられます。 また、本計画を中心とする読谷村の子ども・子育て支援施策に、意見や知恵 を出すなどして、参加することも重要です。 (5)家庭 子どもを持つ各家庭には、子どもを明るく元気に育てる最も重要な役割があ ります。家庭は子どもを育てる最も基本的な単位であり、特殊な場合を除き、 子どもにとっては、家族とともに成長することが何よりも幸せであるという事 実を忘れてはなりません。 また、共働きが一般的になった現在の社会においては、お母さん一人に子育 てを任せるのではなく、お父さんをはじめとする家族全員で、子育てや家事を 分担することが求められます。 (6)企業・事業所 子育てと仕事の両立は、次世代育成支援において重要な課題ですが、行政の 力だけでは限界のある分野でもあります。 したがって、子育てと仕事の両立に向けて、子どもや家族に優しい職場づく りが、企業や事業所に求められます。 57 具体的には、産休・育休制度の活用促進やフレックスタイム制の導入、多様 な勤務形態の容認、出産を機に退社した人材の再雇用制度の充実など、様々な 方策や制度を導入することが必要です。 また、業務と従業員の勤務実態に即して、事業所独自の一般事業主行動計画 を策定することも求められます。 4.計画の進捗状況の点検と見直し 本計画の推進にあたっては、随時、計画の進捗状況を点検するとともに、住 民意向やニーズを把握しながら、 「読谷村子ども・子育て会議」において、PDCA サイクルでもってチェック・評価し、計画の見直し及び修正を実施します。な お、教育・保育施設の担当者と連携を図りながら、検討協議します。 読谷村 子ども・子育て会議 (1) 学識経験者 (2) 子どもの保護者 (3) 保健、福祉又は教育に関係する者 (4) 子ども・子育て支援に関する事業 設置 行 村長 庁 議 調整 作業部会 (事務局) に従事する者 (5) 副村長 (6) その他村長が必要と認める者 政 連携 ・庁議への報告 ・進捗管理 ・保・幼・小の連携 ・計画の見直し ・その他 ・進捗管理 ・保幼小連携の在り方 ・計画の見直し ・その他 【PDCA サイクルによる進捗管理】 P:Plan(計画) D:Do (実行) C:Check(点検・評価) A:Act(改善) 意見・情報交流 地域・住民・家庭・企業・事業所等 58 説 明 ・ 広 報 ・ 意 見 ・ 情 報 交 流 資 料 編 18歳未満人口の推移・推計 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 計画策定の組織体制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 計画策定の経過 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 読谷村子ども・子育て会議条例 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 読谷村子ども・子育て会議委員名簿 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 読谷村子ども・子育て支援事業計画作業部会名簿 ・・・・・・・・・・ 読谷村立保育所の沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 読谷村立幼稚園の沿革 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 読谷村保育料徴収金基準額表(平成 25 年度)・・・・・・・・・・・・・ 読谷村子ども教育プログラム 成長のみとおし ・・・・・・・・・・・ 読谷村次世代育成支援対策推進行動-後期計画-進捗状況・・・・・・・ 子ども・子育て支援制度の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 保育の必要性の認定について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 子ども・子育て支援制度に関する用語定義 ・・・・・・・・・・・・・ 1 2 3 4 5 6 7 13 16 17 19 23 24 25 ◆18歳未満人口の推移・推計 推計値 実績 H22 H23 H24 (人) H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 0歳 416 475 455 457 444 443 445 448 445 445 445 442 1歳 461 454 491 466 484 470 469 471 474 472 471 471 2歳 443 464 475 499 474 492 477 477 478 481 479 478 3歳 482 465 470 481 512 486 505 490 489 491 494 492 4歳 446 474 476 467 485 517 490 509 494 493 495 498 5歳 487 433 486 493 474 491 523 497 515 500 499 501 6歳 510 503 462 488 513 493 511 545 517 537 521 520 7歳 537 482 515 465 493 518 498 516 549 522 541 526 8歳 539 519 487 517 459 487 511 492 509 542 515 534 9歳 549 569 517 494 528 469 498 523 502 521 554 527 10歳 524 549 574 511 498 533 473 502 527 507 525 559 11歳 507 517 549 575 508 495 530 470 499 524 504 522 12歳 494 532 509 549 583 515 502 537 477 506 531 510 13歳 514 488 538 506 547 581 513 501 535 475 504 530 14歳 556 530 485 533 511 553 587 518 505 541 480 509 15歳 557 556 527 483 531 509 551 585 516 504 539 478 16歳 483 555 562 525 475 523 502 543 576 509 497 531 17歳 570 530 552 559 547 496 545 522 564 600 530 516 0-2歳 1,320 1,393 1,421 1,422 1,402 1,405 1,391 1,396 1,397 1,398 1,395 1,391 3-5歳 1,415 1,372 1,432 1,441 1,471 1,494 1,518 1,496 1,498 1,484 1,488 1,491 0-5歳 2,735 2,765 2,853 2,863 2,873 2,899 2,909 2,892 2,895 2,882 2,883 2,882 6-11歳 3,166 3,139 3,104 3,050 2,999 2,995 3,021 3,048 3,103 3,153 3,160 3,188 12-14歳 1,564 1,550 1,532 1,588 1,641 1,649 1,602 1,556 1,517 1,522 1,515 1,549 15-17歳 1,610 1,641 1,641 1,567 1,553 1,528 1,598 1,650 1,656 1,613 1,566 1,525 0-17歳 9,075 9,095 9,130 9,068 9,066 9,071 9,130 9,146 9,171 9,170 9,124 9,144 資料:住民基本台帳人口 1 ◆計画策定の組織体制 【子ども・子育て会議】10人以内 (1) 学識経験者 (2) 子どもの保護者 (3) 保健、福祉又は教育に関係する者 (4) 子ども・子育て支援に関する事業に従事する者 (5) 副村長 答申 村長 (6) その他村長が必要と認める者 諮問 連携 【庁議】 ・村長へ報告 ・作業部会より進捗状況 等の報告を受ける。 連 携 【事務局】 庶務:こども未来課 子ども子育て対策係 受託者:財団法人沖縄 県公衆衛生協会 連携 【作業部会】 ・庁議へ進捗状況等の報告 ・庁議より指導・助言を受け計画素案作成 ・子ども・子育て支援の理念 ・行政ができること ・村民ができること ・地域ができること ・企業ができること ・保・幼・小の連携 ・検討委員会 ・作業部会の調整 ・関連部局の調整 ・子ども・子育て施策の検証、情報の提供、 ・その他 課題の抽出、目標像の検討、 取組みの検討 アンケート ヒアリング 意見要望 ニーズ調査対象者 ヒアリング(企業等) 次世代育成対策推進評価 関連計画 2 ◆計画策定の経過 日 付 事 項 平成 25 年度 平成 25 年 8 月 12 日 第1回 作業部会 平成 25 年 8 月 27 日 第2回 作業部会 平成 25 年 10 月 11 日 認可外保育施設へのヒアリング 平成 25 年 10 月 15 日 第3回 作業部会 平成 25 年 10 月 16 日 認可外保育施設へのヒアリング 平成 25 年 10 月~12 月 「子ども・子育て支援事業計画策定に係るニーズ調査」の実施 対象:小学生以下の子どものいる全世帯、妊婦 平成 25 年 11 月~12 月 「放課後の過ごし方についてのアンケート調査」の実施 対象:小中学生(全校対象、各学年1クラス) 平成 25 年 11 月 8 日 障がい児者を守る父母の会へのヒアリング 平成 25 年 11 月 12 日 第1回 子ども・子育て会議 平成 25 年 11 月 12 日 認可外保育施設園長へのヒアリング 平成 25 年 11 月 21 日 事業所ヒアリング 平成 25 年 11 月 27 日 事業所ヒアリング 平成 25 年 12 月 10 日 第4回 作業部会 平成 25 年 12 月 17 日 第5回 作業部会 平成 25 年 12 月 24 日 第6回 作業部会 平成 25 年 12 月 27 日 拡大作業部会(幼稚園、保育所のフリートーキング) 平成 26 年 1 月 14 日 第7回 作業部会 平成 26 年 1 月 21 日 第8回 作業部会 平成 26 年 1 月 28 日 第9回 作業部会 平成 26 年 2 月 4 日 第10回 作業部会 平成 26 年 2 月 18 日 第2回 子ども・子育て会議 平成 26 年 2 月 18 日 事業所ヒアリング 平成 26 年 3 月 18 日 臨時作業部会 平成 26 年 3 月 26 日 平成 26 年 3 月 28 日 平成 25 年度 幼保連携講演会(講師:汐見稔幸氏) (主催:読谷村子ども・子育て支援事業計画作業部会) 私立幼稚園へのヒアリング 作業部会開催数:全12回(第1回~第10回、拡大作業部会、臨時作業部会) 子ども・子育て会議開催数:全2回 3 ◆読谷村子ども・子育て会議条例 平成25年10月7日 読谷村条例第26号 (趣旨) 第1条 この条例は、子ども・子育て支援法(平成24年法律第65号。以下「法」という。) 第77条第1項及び第3項の規定に基づき、読谷村子ども・子育て会議(以下「子ども・ 子育て会議」という。)を設置し、その組織及び運営に関し必要な事項を定めるものと する。 (所掌事務) 第2条 子ども・子育て会議は、法第77条第1項各号に掲げる事務を処理する。 (組織) 第3条 子ども・子育て会議は、委員10人以内をもって組織する。 2 委員は、次に掲げる者のうちから村長が委嘱する。 (1) 学識経験者 (2) 子どもの保護者 (3) 保健、福祉又は教育に関係する者 (4) 子ども・子育て支援に関する事業に従事する者 (5) 副村長 (6) 前各号に定める者のほか、村長が必要と認める者 (委員の任期) 第4条 委員の任期は、2年とする。ただし、再任を妨げない。 2 委員が欠けた場合における補欠委員の任期は、前任者の残任期間とする。 (会長及び副会長) 第5条 子ども・子育て会議に会長及び副会長を置き、委員の互選により選任する。 2 会長は、会務を総理し、子ども・子育て会議を代表する。 3 副会長は、会長を補佐し、会長に事故があるとき又は会長が欠けたときは、その職務 を代理する。 (会議) 第6条 子ども・子育て会議の会議(以下この条及び次条において「会議」という。)は、 会長が招集し、議長となる。 2 会議は、委員の半数以上が出席しなければ開くことができない。 3 会議の議事は、出席した委員の過半数で決し、可否同数のときは、議長の決するとこ ろによる。 4 (関係者の出席等) 第7条 会長は、会議において必要があると認めるときは、関係者の出席を求めてその意 見若しくは説明を聴き、又は関係者から必要な資料の提出を求めることができる。 (庶務) 第8条 子ども・子育て会議の庶務は、生活福祉部こども未来課において処理する。 (委任) 第9条 この条例に定めるもののほか、子ども・子育て会議の運営に関し必要な事項は、 会長が子ども・子育て会議に諮って定める。 附 則 この条例は、公布の日から施行する。 ◆読谷村子ども・子育て会議委員名簿 (敬称略) 氏 名 所 属 等 大湾由美子 琉球大学、沖縄キリスト教短期大学 非常勤講師 吉 葉 研 司 琉球大学 教育学部 准教授 金 城 広 史 読谷村PTA連合会 副会長 長浜真佐夫 読谷村社会福祉協議会 常務理事 山 内 正 幸 読谷村民生委員児童委員協議会 主任児童委員 知 花 ち せ 読谷村 保健師 比 読谷村認可保育園連絡会 嘉 忍 知 花 洋 子 公益財団法人 沖縄県労働者福祉基金協会 チーフアドバイザー 池 原 栄 順 読谷村副村長 5 ◆読谷村子ども・子育て支援事業計画作業部会名簿 (敬称略) 氏 名 知 與 池 仲 所 属 等 花 那 覇 原 宗 直 康 根 初 優 読谷村学校教育課長 樹 読谷村学校教育課 指導主事 司 読谷村学校教育課 学校教育係長 子 読谷村古堅幼稚園 副園長 松 田 恵 子 読谷村古堅南幼稚園 副園長 西 銘 誓 子 読谷村生涯学習課 生涯学習係長 知 花 圭 太 読谷村企画財政課 主任主事 仁 読谷村都市計画課 主任主事 み 読谷村福祉課 地域福祉係長 太 読谷村健康環境課 健康づくり係長 島 伊 袋 狩 山 め ぐ 内 山 内 幸 子 読谷村北保育所長 平 良 充 子 読谷村南保育所長 古 謝 清 美 読谷村保育所長 石 川 浩 恵 読谷村こども未来課 子育て支援係長 剛 読谷村こども未来課 保育所係長 當 山 比 屋 根 美 千 代 読谷村こども未来課 母子保健係長 6 ◆読谷村立保育所の沿革 年 1957 (S32) 月 3 1965 (S40) 7 10 1966 (S41) 11 12 3 4 5 6 10 1967 (S42) 1968 (S43) 1969 (S44) 1970 (S45) 1971 (S46) 12 5 6 9 10 1 2 8 10 4 10 1 10 4 11 その他 主な出来事 布令第165号により、終戦以来、村が幼稚園として就園以前 の児童を受け入れ運営していたものが困難となり、保育所と して経営するようになる。(23日) 読谷村保育所開所(4日) トレーラー落下 乳児4名、幼児30名 計34名 棚原隆子ちゃん圧殺 職員 園長(古堅宗光)、主任、保母3名 勤務時間 午前7時~午後7時 第一回父母の会(17日) 第二回父母の会、理事(6名)を定める(16日) 西表ヤマネコ発見 完全給食開始(生活普及員による献立)(21日) 調理担当1名(臨時) 県保母会結成 給食婦採用(1日) 第2土曜日は定例研究会 クリスマス会(琉米親善会よりサンタクロース)(18日) として出席 第一回卒園式(26日) 琉球大学政府立となる 随時新入園児受け入れ 目の検診(31日) 台風18号 歯の検診(6日) 宮古島を襲う(風速85.3m) 内科検診(24日) 入所措置権を行政主席から 避難訓練(消防隊長、副隊長が訓練に見える)(4日) 市町村長へ移譲(6月) 栄養指導(大城慶子、県職員)毎週土曜(9日) クリスマスおゆうぎ会(17日) 第一回親子ピクニック(6日) 伊江島保育所より長期実習(6/19~8/31) 検便(保健所)(26日) 渡具知恵美子栄養士が栄養指導献立作成 耳鼻咽喉科検診(新里先生)(14日) 第一回運動会(役場の庭)(14日) 保母一名採用(1日) 長浜の季節保育所の為実習生受入(二名) 初の主席公選 父母の会講演会(10日) 屋良朝苗当選 第二回運動会(波平公民館広場)(5日) 保母一名採用 第三回運動会(保育室) 園だより第一号「あらぐさ」を発刊 読谷村母子福祉協議会結成 第四回運動会(神阿佐木広場)(3日) 県保母の会研究大会 「3歳児の保育」について発表(読谷保育所) 入園式 はと組(18)担当一名、ぞう組(19)担当一名 ひよこ組(13)担当一名、りす組(10)担当二名 視力検査(12日) 7 年 1972 (S47) 月 4 8 10 1973 (S48) 1974 (S49) 1975 (S50) 1976 (S51) 7 10 7 10 1979 (S54) 1980 (S55) 1981 (S56) 1982 (S57) 1983 (S58) 5 10 5 6 11 4 5 9 1 7 9 5 4 6 7 10 2 3 1984 (S59) その他 5/15沖縄祖国に復帰する $から\へ わかなつ国体開催 ベトナム戦争停戦 読谷村立歴史民俗資料館設立 沖縄国際海洋博覧会 10 12 1977 (S52) 1978 (S53) 主な出来事 蟯虫検査(26日) 南保育所設立 保母5名、栄養士1名、調理員1名採用 2園合同運動会(於南保育所) 県保母の会研究大会 「生活指導」について発表 家庭連絡帳ができる 七夕まつり(7日) 2園合同運動会(6日) プール開き(15日) 2園合同運動会(5日) 劇団「かじまやー」巡回公演 5 1 3 4 5 北保育所設立(1日) 保母5名、調理員2名採用 3園合同運動会(於南保育所)(2日) 県保母の会研究大会 「自由あそび」について発表 3園合同遠足 運動会(各園にて)(1日) 3園年齢別担当者会始まる 3園合同遠足(合同最後)(27日) 読谷保育所増改築のため2保育所へ分散保育 (6/20~8/31) 消防署、郵便局訪問(勤労感謝の日)(22日) 入園式(個人面接)(2日) 親子遠足(2日) 村老人会役員と交流 凧あげ会(19日) プラスチックの食器から読谷焼の陶器にかわる 敬老会(13日) 障害児保育開始(障害児保育実施要綱に基づき) 発達相談 避難訓練(年間計画作成) 父母の会から保護者会に改める 歯科検診及びはみがき指導(歯科衛生士) 絵本の貸し出し開始(週一回) いも掘り遠足(座喜味)(23日) ムーチー作り(3日) ジューシー作り(10日) ひなまつり会(3日) おわかれ遠足(31日) 保母増員各園一名(所長設置)(1日) 凧あげ会(18日) 保護者会講演会(生活リズムについて)(12日) クラス懇談会(21日) 尿、蟯虫検査(4/24~25) 交通安全指導(嘉手納署交通課)(21日) 8 交通方法変更(7/30) 福祉センター設立(8/30) 読谷村勤労者体育センター 完成 読谷村伝統工芸センター 完成 残波岬総合公園開園 年 1984 (S59) 1985 (S60) 1986 (S61) 1987 (S62) 月 10 2 4 12 12 主な出来事 畜産まつり見学(6日) 第18回運動会(読谷)(27日) 野外劇「かばまだらのたんじょうび」 カレーパーティー(15日) リズム運動開始(30日) 石けんづくり(5日) 山口サンタ来園(北保育所3園年長児)(18日) 安全指導「ハブについて」コザ保健所 稲福先生 その他 人間国宝 「金城次郎の世界」 母子通園施設「ふくぎ」 チェルノブイリ原発事故 4 6 7 給食展示紹介 プールあそび(小学校のプール活用)(1日) 保護者会主催 調理実習(16日) 残波サイクル列車の開通式に参加(31日) 動く美術館見学 3保育所年長組 厚生省「児童福祉施設最低 基準」を改正 (3月) 児童福祉法一部改正 入所措置等、機関委任事務 から団体委任事務へ(4月) 海邦国体(10/26) 厚生省児童福祉法制定 40周年記念(11月) 1988 (S63) 1 4 1989 10 (H元年) 12 1990 (H2) 1 7 第14回保育研究大会(22日) 「子どもの保育条件のあり方」について発表 学習会(22日) 「子どもの発達と診断」講師三浦司先生 4週6休制施行(15日) 食物アレルギーの対応 人形劇観劇(飛行船)(4日) 地域活動事業(北保育所)国吉トミ氏の昔話やあそび ふくぎとの統合保育 県保育研究集会 「家庭との連携」について発表(読谷保育所) 蚕の飼育 中部所長会議 第一回読谷村平和創造展 昭和から平成へ 文部省新「幼稚園教育要領」 発表(3月) 厚生省保育所保育指針改定 合計特殊出生率1.57ショック (6月) 国連「児童の権利に関する 条約」発効(9月) 1991 (H3) 1992 (H4) 1993 (H5) 3 3園交流保育をする(年長) 1 4 6 7 8 12 1 12 北海道池田町より雪だるまが届く 入所児童処遇特別加算事業 佐藤宗夫絵本講演会(1日) 安全指導(救急法)消防職員 秋葉英則講演会「子どもの心が見えますか」(4日) ミニコンサート(知花賢招)(26日) 読中三年女生徒保育所見学(26日) 海浜清掃(北保育所) 9 NHK大河ドラマ「琉球の風」放映 年 1994 (H6) 月 2 4 主な出来事 ゆいまーる共生事業との交流 こいのぼり掲揚(残波岬いこいの広場) その他 平和の礎起工式(1/26) 厚生省「子育て支援のため の総合計画」策定(9月) 厚生省「緊急保育対策等 5ヶ年事業」策定 1995 (H7) 7 10 12 1996 (H8) 1997 (H9) 6 2 4 6 8 10 11 1998 (H10) 2 3 4 6 7 8 11 12 1999 (H11) 1 2 3 4 6 創立30周年記念陶芸教室(1日) 職員研修 講師 県児童家庭課(31日) 「これからの保育所の運営について」 県保母会研究大会 第二分科会(27日) 「表現あそび」について発表(読谷保育所) 地域活動事業(郷土伝承文化)読谷保育所・南保育所 阪神大震災(1/17) 残波大獅子太鼓鑑賞(12日) 読谷の里慰問(北保育所)(17日) 男子厨房職員配属(南保育所)(1日) 「読谷の文化について」研究会開始 3保育所 古堅小学校との交流(南保育所) 保育時間の「一部改正」 横笛太郎リズムあそび講演(4日) 第一回保育まつり 於北保育所(29日) 読谷の里友愛訪問(北保育所)(26日) 障害児保育実践記録集「なかま」第1号発刊 手作り紙芝居作成 読谷保育所(クスクェー由来) 北保育所 (赤犬子) 南保育所 (泰期と進貢船) 低年齢児保育促進として0歳児受け入れ(1日) (読谷保育所1名、南保育所1名、北保育所3名) 地域活動事業(郷土文化伝承活動)読谷保育所、南保育所 読谷中学校交流学習(三年生男女) 乳児保育促進対策事業 乳児室改修工事及び備品整備(3保育所) 第二回保育まつり(於南保育所)(28日) 子育て支援(園庭開放、相談)開始 地域老人との交流会(北保育所) 読谷の里友愛訪問(南保育所) 地域老人との交流会(読谷保育所) 障害児保育実践記録集「なかま」第2号発刊 乳児保育開始(各園3名) 地域子育て支援として園庭開放 毎週水曜日 午前9時~11時 地域活動事業(郷土文化伝承活動)北保育所 内科検診、尿・蟯虫検査 年二回に加え 歯科検診も年二回実施 村役場新庁舎完成 10 「平和の礎」完成 戦後50周年記念事業 世界のウチナーンチュ大会 児童福祉法一部改正 オオゴマダラを通して取材 (北保育所) 幼稚園教育要領の改定 村人口 36,242名 児童福祉法施行令の改正に より男女共通名称「保育 士」となる 「沖縄県保母会」から「沖 縄県保育士会」へ変更 年 1999 (H11) 2000 (H12) 2001 (H13) 月 10 11 3 4 11 1 3 4 2002 (H14) 3 7 10 12 2003 (H15) 2004 (H16) 2005 (H17) 3 3 6 3 5 12 2006 (H18) 2007 (H19) 3 11 3 4 6 11 主な出来事 0歳児・五歳児保育に向けて学習会 (鎌田先生・喜友名先生) 第三回保育まつり(於読谷保育所)(27日) 少子化特例交付金により各園大型遊具備品、チョウ園 (北保育所)が整備された 障害児保育実践記録集「なかま」第3号発刊 五歳児保育開始 第四回保育まつり(於文化センター) 第27回沖縄県保育研究大会(北保育所) 研究発表「生命の尊さを学びそれが体得する芽を育てる」 障害児保育実践記録集「なかま」第4号発刊 改築移転(読谷保育所) 一時的保育事業開始 読谷村子育て支援センター(はばたけ)オープン(読谷保育 所) 「改築記念誌あらぐさ」発刊(読谷保育所) 障害児保育実践記録集「なかま」第5号発刊 第50回九州地区保育事業研究大会 研究発表「保育所運営のあり方について」読谷保育所 第36回全国保育士会研究大会 研究発表「保育者の専門性」南保育所 第36回沖縄県保育士会研究大会 研究発表「食事・健康・安全に関する内容」南保育所 南保育所落成式・祝賀会 30周年記念改築記念誌「みなみ」発刊 南保育所 障害児保育実践記録集「なかま」第6号発刊 障害児保育実践記録集「なかま」第7号発刊 定員の弾力化による入所増(25%) 「子どもの食事・親子連続講座」6/2.8/27.10/26の3回 特別支援保育実践記録集「なかま」第8号発刊 苦情解決実施要綱の公布 第三者委員を委嘱し、窓口の設置 第39回沖縄県保育士会研究大会 研究発表「地域子育て支援を深める」読谷村保育所 北保育所増改築 特別支援保育実践記録集「なかま」第9号発刊 第10回保育まつり(健康増進課と共催)18日 特別支援保育実践記録集「なかま」第10号発刊 村立三保育所 定員数60人から70人に変更 金城実氏の「戦争と人間」のレリーフ展を3園年長児見学 第11回保育まつり(健康づくり村民の集いと共催)10日 11 その他 保育所保育指針改定 読谷村文化センター オープン 村人口 36,683名 村人口 37,208名 「新おきなわ子どもプラン」 策定 少子化対策プラスワン 認可外保育施設の届出制 福祉サービス第三者評価 事業の実施 保育士の国家資格化 次世代育成支援対策推進法 成立(7月) いきいき親子“夢”プラン -読谷村次世代育成支援対 策地域行動計画-策定 村人口 38,709名 年 2008 (H20) 月 3 9 11 2009 (H21) 3 4 11 2010 (H22) 2 3 11 2011 (H23) 3 5 9 11 12 2012 (H24) 3 4 11 3 主な出来事 特別支援保育実践記録集「なかま」第11号発刊 読谷保育所敷地境界法面外柵設置工事、 ハブ侵入防止ネット設置 読谷村保育所蝶園設置 南保育所 ハブ侵入防止ネット設置 北保育所 フェンス修繕及びネット設置 第12回保育まつり(2008、健康と子育ての広場)15日 特別支援保育実践記録集「なかま」第12号発刊 こども未来課が新設される 特別支援保育が3法人保育園でも実施される 第13回保育まつりが「新型インフルエンザ」の流行により 中止になる 第36回沖縄県保育研究大会 北保育所第2分科会で発表 「配慮を必要とする子どもの保育の充実」 特別支援保育実践記録集「なかま」第13号発刊 熱中症に注意して保育をすすめる。 インフルエンザ対策に留意して保育を行う。 第14回保育まつり(公立3保育所・3法人保育園) 天候悪く、文化センター鳳ホールでの発表 特別支援保育実践記録集「なかま」第14号発刊 創立47年 読谷村保育所 卒園児数 958名 創立39年 読谷村南保育所 卒園児数 801名 創立35年 読谷村北保育所 卒園児数 729名 合 計 2,488名 チャレンジデー 3公立保育所タバコ禁煙施設認定 第15回保育まつり(公立3保育所・5法人保育園他関係機関) 南保育所、県保育士会研究発表 4分科会“専門職としての責務と研修等"にて発表 地デジ化により、液晶テレビ設置 特別支援保育実践記録集「なかま」第15号発刊 創立48年 読谷村保育所 卒園児数 978名 創立40年 読谷村南保育所 卒園児数 819名 創立36年 読谷村北保育所 卒園児数 741名 合 計 2,538名 こども未来課3係でスタートする(保育所係、子育て支援 係、母子保健係) 第16回保育まつり(公立保育所・5法人保育園他関係機関) 舞台発表の部プログラムに公立3保育所の2歳児が参加 する。 特別支援保育実践記録集「なかま」第15号発刊 創立49年 読谷村保育所 卒園児数 1,000名 創立41年 読谷村南保育所 卒園児数 843名 創立37年 読谷村北保育所 卒園児数 756名 合 計 2,599名 12 その他 村人口 39,495名 猛暑続く各地で熱中症発症 前年度に続きインフルエ ンザ注意報が出る 春夏甲子園優勝 高校野球連覇(興南高校) 村人口 39,878名 東日本大震災(3/11) なでしこジャパンワール ドカップ優勝 読谷村陸上競技場完成(9月) 村人口 40,386名 ロンドンオリンピック 村人口 40,894名 ◆読谷村立幼稚園の沿革 西暦(中・和暦) 月日 事項 1946年(昭和21) 11月6日 読谷初等学校附属読谷幼稚園 初代園長 大湾梅成氏就任。 1947年(昭和22) 2月24日 古堅初等学校・中等学校設立認可、幼稚園併設。園長 山内繁茂氏就任(初中学校長兼務)教諭 松田シズ。宮城貞・ 波平テル子就任。 1947年(昭和22) 5月12日 渡慶次初等学校付属幼稚園設立。場所、高志保区南東端(俗称シービヌチジ)初代園長 宇座信篤氏 就任 1948年(昭和23) 04月 喜名初等学校付属幼稚園設立 初代園長 石嶺伝盛氏 就任 曽根美津・玉城キク教諭採用。 1952年(昭和27) 04月 古堅幼稚園、校区集落移転に伴い、字大湾、楚辺、大木の各公民館で分散保育。園長 宮城伝三郎氏就任(初中学校 長兼務)。 1956年(昭和31) 終戦以来村の教育予算で賄っていた経費が、この年度から半分は園児負担となる。 1956年(昭和31) 12月13日 幼稚園設置基準制定。 1958年(昭和33) 04月 渡慶次幼稚園PTAを結成する。初代PTA会長山城吾助氏就任。 1958年(昭和33) 04月 渡慶次幼稚園、嘉手納航空隊よりコンセット2棟譲渡され4教室完成。 1961年(昭和36) 12月26日 読谷幼稚園、幼稚園舎建築負担金の承認。 1962年(昭和37) 03月 公立読谷村立読谷幼稚園として沖縄県中央教育委員会より認可。 1962年(昭和37) 08月 読谷幼稚園、園舎竣工木工ブロックスラブ建一棟2教室。 1963年(昭和38) 1月28日 読谷幼稚園、園舎竣工木造トタン葺一棟二教室。 1963年(昭和38) 3月27日 読谷教育区立読谷幼稚園として沖縄県中央教育委員会より認可。 1963年(昭和38) 04月 読谷教育区立渡慶次幼稚園として公立認可される。4学級編成在籍園児(男77名、女71名、計148名)。 1963年(昭和38) 5月7日 喜名小幼稚園舎建設委員会。 1964年(昭和39) 04月 喜名小学校より字伊良皆が古堅小学校へ分離、喜名幼稚園は各字公民館に分散。 1964年(昭和39) 04月 喜名幼稚園は各字公民館に分散。 1964年(昭和39) 04月 小学校PTAより独立、読谷幼稚園PTA結成。初代PTA会長大城重信氏就任。 1964年(昭和39) 4月8日 伊良皆区幼稚園が古堅校区幼稚園に加入、大木学級に合併。 1964年(昭和39) 12月 読谷幼稚園、中頭支部教研集会公開保育。 1965年(昭和40) 5月31日 中央教育委員会、市町村立幼稚園給料の補助決定(100分の20)。 1965年(昭和40) 7月1日 読谷教育区立喜名幼稚園として喜名小学校敷地内に設置。 1965年(昭和40) 09月 古堅幼稚園、各公民館に分散設置していたものを小学校内に統合設置し、読谷教育区立古堅幼稚園として認可され る。 1967年(昭和42) 04月 古堅幼稚園、PTA結成。初代PTA会長松田栄喜氏就任。 1967年(昭和42) 7月25日 「幼稚園教育振興法」公布。 1968年(昭和43) 07月 古堅幼稚園、小学校校舎不足により、幼稚園は大木、楚辺、古堅公民館借用移転。 1969年(昭和44) 04月 沖縄聾学校幼稚部に風疹による聴覚障害児受け入れ。 1969年(昭和44) 4月1日 幼稚園教育要領施行(文教局)。 1969年(昭和44) 12月 古堅幼稚園、園舎3教室落成間仕切り使用5学級編成。 1971年(昭和46) 09月 読谷幼稚園、読谷小学校体育館南側に園舎竣工、木造コンクリート建一棟2教室、同時にクラス移動する 1971年(昭和46) 11月27日 読谷幼稚園、幼稚園ブロック建スラブ園舎二教室竣工。 1972年(昭和47) 05月 本土復帰により読谷村立渡慶次幼稚園、読谷村立読谷幼稚園、読谷村立喜名幼稚園、読谷村立古堅幼稚園へ改名。 1973年(昭和48) 09月 第1回読谷幼稚園運動会実施(単独開催昭和50年度第3回まで)。 1974年(昭和49) 05月 古堅幼稚園、園舎3教室増築落成。 1975年(昭和50) 02月 古堅幼稚園、沖縄県教育委員会指定研究発表「交通安全指導と管理」。 1975年(昭和50) 08月 古堅幼稚園、交通安全表彰(嘉手納警察署)。 1976年(昭和51) 喜名幼稚園、幼稚園舎三教室が新築落成。 13 西暦(中・和暦) 月日 事項 1976年(昭和51) 03月 読谷幼稚園、園舎の南側にコンクリート建一棟(管理室、保健室、遊戯室、保育2、水洗トイレ竣工と同時に旧園舎2教 室移動) 1976年(昭和51) 09月 読谷幼稚園・小学校合同運動会。 1977年(昭和52) 3月1日 渡慶次幼稚園、園舎増築工事完了(小学校より新園舎に移動)。 1978年(昭和53) 03月 古堅幼稚園、沖縄県交通安全協会より表彰。 1978年(昭和53) 06月 古堅幼稚園、園文庫開設・絵本80冊にて園文庫の貸し出し開始。当初は保護者が借りにくることにした。後に園児が利 用。 1978年(昭和53) 09月 古堅幼稚園、第1回単独運動会挙行。 1978年(昭和53) 11月 古堅幼稚園、沖縄県学校安全大会で研究発表「交通安全指導と管理」。 1979年(昭和54) 04月 古堅南幼稚園、PTA結成。 1979年(昭和54) 09月 古堅幼稚園、第2回単独運動会挙行。 1979年(昭和54) 12月 古堅幼稚園、園舎増築工事のためプレハブ仮園舎及び小学校舎借用。 1980年(昭和55) 4月7日 古堅南幼稚園、古堅幼稚園より分離開園。(古堅幼稚園園舎借用)園長岳原宜正。 1980年(昭和55) 7月17日 読谷幼稚園、テレビ放送利用学級開設。 1980年(昭和55) 08月 古堅幼稚園、嘉手納警察署より交通安全表彰(PTA)。 1980年(昭和55) 12月 読谷幼稚園、放送利用学級研究発表を行う。 1981年(昭和56) 4月1日 古堅南幼稚園、現在地古堅612番地の1へ新築移転。 1981年(昭和56) 05月 古堅幼稚園、沖縄県交通安全協会より交通安全表彰。 1981年(昭和56) 5月1日 古堅南幼稚園、園文庫開設。 1981年(昭和56) 12月19日 読谷幼稚園、放送利用学級研究発表を行う。 1982年(昭和57) 03月 喜名幼稚園、管理室・遊戯室・保健室完成。 1983年(昭和58) 7月29日 古堅幼稚園、沖縄県初等理科教育研究大会で公開保育(玉城絹子)。 1983年(昭和58) 09月~11月古堅南幼稚園、読谷村教育委員会指定放送利用学級開設。中頭地区研究集会で公開授業及び研究発表。 1983年(昭和58) 12月5日 古堅南幼稚園、読谷村教育委員会指定研究発表『幼児が意欲的に取り組む園生活』。 1984年(昭和59) 12月1日 読谷幼稚園、園舎(遊戯室)工事のためプレハブ園舎へ移動 1985年(昭和60) 1月31日 古堅南幼稚園、読谷村教育委員会指定研究園として研究発表、テーマ『子ども達が絵本の楽しさを知り進んで絵本を 見るようになるためにはどうしたらよいか』。 1985年(昭和60) 3月13日 読谷幼稚園、読谷村教育委員会指定研究発表会。 1985年(昭和60) 04月 読谷幼稚園、園舎遊戯室完成。 1985年(昭和60) 4月9日 古堅南幼稚園、昭和59年修了園児による『ほんはともだち』発行。 1985年(昭和60) 09月 古堅幼稚園、放送利用学級開設(PTA)。 1985年(昭和60) 10月23日 読谷幼稚園、沖縄県幼稚園教育課程研究会(公開保育2組担任新垣恵子教諭)。 1986年(昭和61) 2月6日 読谷幼稚園、図書貸し出し開始する。 1986年(昭和61) 2月7日 読谷幼稚園、読谷村教育委員会指定研究発表。 1986年(昭和61) 3月30日 古堅南幼稚園、琉球放送テレビ番組「おはようおきなわ」放映。 1986年(昭和61) 11月1日 読谷幼稚園、子どもの読書会発表(沖縄県読書研究会主催)(大湾由美子教諭とクラスの園児発表)。 1986年(昭和61) 12月16日 読谷幼稚園、放送利用学級閉級式、放送局見学。 1987年(昭和62) 2月4日 喜名幼稚園研究発表会(文部省指定・二年次)。 1987年(昭和62) 2月9日 読谷幼稚園、読谷村教育委員会指定グループ研究発表(公開保育担当3組担任仲嶺久美子教諭)。 1988年(昭和63) 5月20日 読谷幼稚園、交通安全指導表彰を受賞(嘉手納署嘉手納地区交通安全協会より)。 1990年(平成02) 11月24日 古堅南幼稚園・南小学校、創立10周年記念式典を挙行する。 1991年(平成03) 01月 古堅幼稚園、読谷村教育委員会指定研究発表。 1992年(平成04) 2月19日 古堅南幼稚園、読谷村教育委員会指定研究園研究発表 テーマ「人とのかかわりを持つ力をそだてるためには、どの ようにすれば良いか」。 1992年(平成04) 12月16日 古堅幼稚園、沖縄県教育委員会 読谷村教育委員会指定研究発表。 14 西暦(中・和暦) 月日 事項 1992年(平成04) 12月27日 古堅幼稚園、沖縄テレビ「あおぞらの子」出演放映。 1993年(平成05) 11月17日 古堅幼稚園、沖縄県教育委員会、読谷村教育委員会指定研究発表。 1995年(平成07) 12月14日 読谷幼稚園、読谷村学力向上対策推進協議会指定相互授業研究発表会。 1996年(平成08) 12月 渡慶次幼稚園園舎竣工。 1998年(平成10) 10月11日 読谷幼稚園、読谷村学力向上対策相互授業研究。 1999年(平成11) 04月 古堅南幼稚園、平成11年度預かり保育推進事業実施協力園。(沖縄県教育庁義務教育課) 2000年(平成12) 2月20日 古堅南幼稚園、創立20周年記念式典・祝賀会。 2000年(平成12) 04月 古堅幼稚園、預かり保育実施。 2000年(平成12) 05月 古堅幼稚園、保護者の保育参加。「テイーチャーズ・エイド」(アシスタントマザー)開始。・英会話…ヤングさんと遊ぼう 等実施。 2001年(平成13) 07月 読谷幼稚園、家庭学級開設。 2001年(平成13) 09月 読谷村放課後児童健全育成事業が古堅南幼稚園でスタートし、南学童クラブがオープン。 2002年(平成14) 6月11日 喜名幼稚園、沖縄県教育委員会・読谷村数育委員会より委託。家庭教育支援事業「幼稚園における家庭教育学級」を 開設。家庭教育学級開級式を行なう。 2002年(平成14) 8月31日 古堅幼稚園、園舎老朽化に伴い新築工事のためプレハブ仮園舎へ。 2002年(平成14) 9月19日 喜名幼稚園、村学力向上対策相互授業(6年生との交流授業を通して)。 2003年(平成15) 02月 古堅幼稚園園舎竣工。 2003年(平成15) 02月 喜名幼稚園防音改造工事竣工。 2003年(平成15) 2月1日 古堅小学校100周年記念碑除幕式、タイムカプセル完封式に全園児参加。 2003年(平成15) 3月1日 古堅幼稚園、新園舎落成により移転。 2003年(平成15) 12月2日 渡慶次幼稚園、中頭地区生活科研究大会において、公開保育授業のなかで幼少交流事業を実施し連携研究発表し た。 2003年(平成15) 12月20日 古堅幼稚園創立55周年・新園舎落成記念祝賀式典・祝賀会。 2004年(平成16) 2月7日 平成15年度学力向上推進実践報告会(喜名幼稚園発表)。 2004年(平成16) 4月2日 読谷幼稚園、障害児介助ヘルパー設置開始。(読谷村学校教育課) 2004年(平成16) 11月9日 喜名幼稚園、中頭教育課程研究発表・公開保育を実施。 2005年(平成17) 02月 読谷村学力向上対策実践報告会にて幼稚園部実践発表。 2005年(平成17) 5月27日 古堅幼稚園PTA、幼小一貫の活動として小学校組織に包括する。 2005年(平成17) 11月8日 古堅南幼稚園、中頭教育課程研究発表・公開保育。 2007年(平成19) 2月3日 古堅南幼稚園、村学対実践報告会(鳳ホール)にて全園児舞台発表。 2007年(平成19) 6月6日 読谷幼稚園PTA、幼小一貫の活動として小学校組織に包括する。 2007年(平成19) 09月 読谷幼稚園での預かり保育(12時~18暗まで)開始する。 2009年(平成21) 04月 読谷村学校教育課・幼稚園主任を副園長とする。 2010年(平成22) 2月6日 村学力向上対策実践報告会 鳳ホールにてアトラクションの部で読谷幼稚園児が舞台発表をする。 2010年(平成22) 4月14日 古堅南小学校・南幼稚園創立30周年記念集会。 2011年(平成23) 02月 村学力向上対策実践報告会 鳳ホールにてアトラクションの部で渡慶次幼稚園児が舞台発表をする。 2011年(平成23) 5月12日 古堅南幼稚園、平成23年度沖縄県学力向上対策学校計画訪問(沖縄県教育委員会)。 2011年(平成23) 6月10日 古堅南幼稚園PTA、幼小一貫の活動として小学校組織に包括する。 2012年(平成24) 1月18日 村内幼稚園児対象 ソーシャルスキルトレーニングを読谷幼稚園にて実施。(2月8日までの間、毎週水曜日計4回実 施) 2012年(平成24) 2月18日 第34回中頭地区学力向上実践推進大会(ポスターセッション報告:村内5公立幼稚園の連携実践報告) 2013年(平成25) 04月 渡慶次幼稚園PTA、幼小一貫の活動として小学校組織に包括する。 15 ◆読谷村保育料徴収金基準額表(平成 25 年度) 各月初日の入所児童の属する世帯の階層区分 定 義 階層区分 世帯内児童数 徴収金(保育料)基準額(月額) 3歳未満児 3歳児 4歳児以上 1 第1階層 生活保護法による被保護世帯 (単給世帯を含む) 0円 0円 0円 1 12,000円 10,000円 10,000円 2 6,000円 5,000円 5,000円 3 0円 0円 0円 0円 0円 0円 1 17,500円 14,800円 14,800円 2 8,750円 7,400円 7,400円 3 0円 0円 0円 1 16,500円 13,800円 13,800円 2 8,250円 6,900円 6,900円 3 0円 0円 0円 1 27,000円 24,300円 24,300円 2 13,500円 12,150円 12,150円 3 0円 0円 0円 1 33,500円 29,000円 29,000円 2 16,750円 14,500円 14,500円 3 0円 0円 0円 1 37,800円 31,900円 31,900円 2 18,900円 15,950円 15,950円 3 0円 0円 0円 1 40,000円 38,500円 38,500円 2 20,000円 19,250円 19,250円 3 0円 0円 0円 1 50,000円 48,400円 48,400円 2 25,000円 24,200円 24,200円 3 0円 0円 0円 2 3 市町村民税非課税世帯 第2階層 1 2 母子・父子・障害者世帯 第1階層及び第4~8 階層を除き、前年度分 の市町村民税の額の 区分が次の区分に該当 する世帯 3 市町村民税課税世帯 第3階層 母子・父子・障害者世帯 第4階層 40,000円未満 40,000以上 103,000円未満 第5階層 第6階層 第7階層 第8階層 第1階層を除き、前年 度分の所得課税世帯で あって、その所得税の 額の区分が次の区分に 該当する世帯 103,000円以上 413,000円未満 413,000円以上 734,000円未満 734,000円以上 ※平成27年度の子ども・子育て支援新制度施行に伴い、保育料に変更がある可能性があります。 16 ◆読谷村次世代育成支援対策推進行動計画-後期計画-進捗状況 1 概要 指標 平成22年度 実績 平成23年度 実績 平成24年度 実績 児童福祉法に基づき設置運営されている公立保育 所・認可保育園にて通常に行う事業。 か所数 公立:3か所 認可:3か所 公立:3か所 認可:5か所 公立:3か所 認可:5か所 保護者の就労状況に配慮し、通常の保育園の開所 時間を超えて保育を実施する事業。 か所数 なし なし なし [こども未来課] 保護者の疾病、入院等により緊急一時的に保育を 必要とする児童の保育(月15日を限度とする)。保 護者のリフレッシュのための支援(週1日程度) か所数 公立:1か所 認可:3か所 公立:1か所 認可:3か所 認可:2か所 特定保育事業 保護者の就労形態等により、週3日を限度として 保育が継続的に困難となる児童の保育。 か所数 公立:1か所 認可:2か所 公立:1か所 認可:1か所 公立:2か所 認可:2か所 認可外保育施設への、米やミルクの現物支給、児 童・職員の内科検診、教材費などの補助。 補助費 51,334,684円 19,784,472円 24,956,263円 認可外保育施設へ、社会福祉センターの施設貸出 の支援。 施設貸出 件数 17件 7件 9件 [こども未来課] 保護者が就労等により昼間家庭にいない概ね10歳 未満の児童に対し、放課後の居場所を提供するこ とで、その健全な育成を図る事業。 定員数 補助費 35人 4,478,000円 35人 3,742,000円 35人 3,742,000円 児童手当 次代を担う児童の育ちを支援するため、中学校終 了前までの児童に児童手当を支給する。 児童手当 子ども手当 83,245,000円 913,562,999円 180,000円 1,051,177,000円 807,950,000円 183,818,000円 [学校教育課] 保護者の就労、疾病等により家庭での保育が困難 な園児を、幼稚園の教育時間の前後に保育する預 かり保育事業。 定員数 5園 25名 5園 25名 5園 25名 地域子育て支援センター事業 地域子育て支援拠点事業センター型。子育て中の 親子の交流や育児相談、情報提供等を実施。 登録者数 延利用者数 188組(219人) 6943人 195組(236人) 6311人 175組(216人) 6371人 親同士が、育児についての情報交換と仲間づくり をし、親子で楽しく遊ぶことを目指した集いの場 開催回数 参加人数 5回 79人 6回 72人 6回 74人 村内の保育所(園)が、地域の人との交流を目的に 毎年開催しているまつり。 参加者数 755人 751人 1,105人 ゆいまーる共生事業や、老人クラブにおける子ど も会や保育園児、幼稚園児、小学生との交流。 - 実施 継続 継続 公立保育所における、デイサービスの訪問や幼稚 園との交流、小中高校生の職場体験の受け入れ。 - 実施 継続 継続 子育て中の母親同士の仲間づくりや健康づくり、 情報交換や学習の場所を提供する。 実施回数 10回 9回 8回 村内の子育て中の親子を対象に村内2か所に子育 てサロンを設置。 か所数 - 2か所 2か所 延利用者数 4,158人 5,193人 5,045人 - - - - - 実施 休止 - 交付件数 492件 525件 487件 事業 [担当課] 通常保育事業 [こども未来課] 2 延長保育事業 [こども未来課] 3 4 一時預かり事業 [こども未来課] 5 認可外保育施設への補助 [こども未来課] 6 認可外保育施設への支援 [社会福祉協議会] 7 8 放課後児童健全育成事業 [こども未来課] 9 10 幼稚園における保育機能の強化 [こども未来課] 11 育児学級 [健康環境課、こども未来課、生涯学習課] 12 保育まつり [こども未来課] 13 3世代交流の促進 [福祉課、健康環境課] 14 保育所地域活動の充実 [こども未来課] 15 16 17 家庭教育支援事業 子育て応援セミナー [生涯学習課] 家庭教育支援事業 子育て拠点づくり事業 [生涯学習課] 保護者交流促進事業 (つどいの広場) [こども未来課] 18 ファミリー・サポート・センターの設置 [こども未来課、学校教育課、生涯学習課、福祉課] 19 20 21 発達支援連携会議 地域子育て支援拠点事業ひろば型。子育ての相 談・情報交換を行い、遊びの場を提供。 会員登録した地域住民が、「預かる会員」の自宅 で「預ける会員」の子をを預かるサービス。 [こども未来課、福祉課 発達障害者(児)の円滑な支援を行うことを目的に 診療所、学校教育課、生涯学習課、商工観光課] した、関係部局の緊密な連携のための会議。 親子(母子)健康手帳の交付 [こども未来課] 手帳交付時にマタニティカードで状況を把握し、保健 師・看護師にて全数面接を行い保健指導を実施。 妊婦健康診査 平成20年度より14回公費負担。 実人数 延べ人数 728人 5,739人 743人 5,539人 697人 5,558人 年3クール、妊婦さんとそのパートナーを対象に マタニティ教室を開催。 参加延べ 人数 151人 197人 132人 毎週月曜日~金曜日の午前中に、保健師などによ る健康相談を実施。 実件数 延べ件数 57件 62件 51件 56件 53件 60件 実件数 延べ件数 40件 45件 45件 46件 44件 59件 妊娠中または産後に体調不良や不安を抱える方に 対し保健師が家庭訪問し保健指導を行う。 実件数 延べ件数 78件 107件 86件 133件 86件 136件 発育・発達・育児に関することや不安に対し、保 健師が家庭訪問をして相談を受ける。 実件数 延べ件数 308件 424件 175件 276件 217件 338件 心身の発育・発達、栄養状況、歯の疾病、行動言 語の発達等、運動機能、視力、聴力等の障害、育 児上問題となる事項等の異常を早期に発見し、適 切な援助を講じると同時に、医師・保健師・栄養 士・歯科衛生士等専門職より、基本的な生活習慣 の確立に向けた指導等、健全な発達のための知識 を得る場としている。 平成21年度より、2歳児健康ひろばを新規実施。 受診人数 受診率 832人 88.9% 797人 84.2% 818人 82.3% 受診人数 受診率 401人 91.1% 409人 86.5% 432人 88.0% 受診人数 受診率 417人 85.5% 382人 83.8% 399人 84.1% 受診人数 受診率 268人 60.2% 345人 72.2% 358人 72.4% 乳幼児健診等で要経観となった方に対し、保健 師・栄養士が健康相談を行う。 来所フォロー率 電話フォロー率 56.6% 79.7% 95.5% 85.9% 59% 73% 保護者からの希望や、医師・保健師が必要と判断 した方に対し心理相談員による発達相談を行う。 延相談者数 33人 29人 32人 [こども未来課] 22 両親学級 (うぶ声教室) [こども未来課、健康環境課] 23 定例健康相談 (尿検査) [こども未来課、健康環境課] 24 定例健康相談 (相談) [こども未来課、健康環境課] 25 妊産婦訪問指導 [こども未来課] 26 乳幼児訪問指導 [こども未来課] 27 乳児一般健康診査 [こども未来課、健康環境課] 28 1歳6か月児健康診査 [こども未来課、健康環境課] 29 3歳児健康診査 [こども未来課、健康環境課] 30 2歳児健康ひろば [こども未来課、健康環境課] 31 子ども健康相談 [こども未来課、健康環境課] 32 子ども心理発達相談 [こども未来課] 33 出生届申請時に、ベビーカードを記入しハイリス ク児を把握し健康相談を実施する。 相談件数 461件 473件 463件 [こども未来課] 産婦及び生後28日未満の新生児に対し、助産師が 家庭を訪問し助言を行う。 産婦人数 新生児数 130人 126人 122人 122人 153人 153人 歯科検診、歯科保健の充実 4歳児歯科検診 [こども未来課] 乳幼児健診にて歯科保健指導を実施。平成22年度 より4歳児を対象とした歯科検診を開始。 受診人数 受診率 162人 37.4% 155人 31.6% 169人 34.3% 出生届時健康相談 [こども未来課] 34 35 (平成25年10月現在) 新生児・産婦訪問指導 19 36 事業 概要 [担当課] 予防接種事業・結核対策事業 (BCG) 集団予防接種(BCG・ポリオ・DT)と、個別予 予防接種事業 (ポリオ) [こども未来課] 38 予防接種事業 (DPT) [こども未来課] 39 予防接種事業 (DT) [こども未来課] 40 予防接種事業 (MR) [こども未来課] 41 母子保健推進員活動の充実 [こども未来課] 42 妊娠・出産・育児関連図書の充実 [こども未来課] 43 妊産婦健康相談 [こども未来課] 44 45 50 58 61 65 708件 692件 205冊 256冊 287冊 手帳交付時にマタニティカードで状況を把握し、保健 師・看護師にて全数面接を行い保健指導を実施。 相談件数 477件 506件 494件 実人数 延べ人数 14人 47人 19人 59人 15人 55人 - 実施 継続 継続 生活習慣病予防を目的とした食生活改善と親へ栄 養の知識を普及する 開催回数 参加人数 5回 60人 2回 34人 2回 45人 H20年8月に制定した「読谷村食育推進会議条 例」をもとで、年次的に村民運動として食育を実 施する。 - 実施 継続 継続 経済的理由で入院分娩ができない場合に、その世 帯の所得に応じて、入院分娩に要する費用の一部 を公費で負担。 認証人数 取下げ人数 相談人数 5人 [こども未来課] 2人 1人 5人 2人 1人 2人 こども医療費助成事業 保険診療による医療費の自己負担分を助成。通院 は就学前まで。入院は中学校卒業時まで。 助成金額 53,293,049円 57,190,423円 60,588,164円 中部福祉保健所及び県と連携し、かかりつけ医の 普及促進に努める。 - 実施 継続 継続 県及び関係機関と連携し小児救急体制の充実に努 める。 - 実施 継続 継続 中学2年生において、職場体験学習を通して、5 日間の保育所での保育体験学習を実施している。 - 実施 継続 継続 思春期の心と体に関する教育を充実するととも に、喫煙・飲酒・薬物等についての知識の普及を 図る。 実施回数 情報交換 研修、見学等 1回 1回 [生涯学習課、学校教育課] 小学生を対象に地域を活用して、放課後の居場所 づくり・人と人とのつながりの大事さを学ぶこと を目的とした事業。 か所数 延参加人数 6か所 4,783人 6か所 5,012人 5か所 5,506人 職場体験事業の充実 体験を通して、学ぶこと・働くことの意義を理解 し自己の個性や適性を理解することを目的とする - 実施 継続 継続 総合的な学習を充実し、地域の人や自然などに触 れ合い学習する機会を増やす。 - 実施 継続 継続 [生涯学習課] 県内外の他の地域との交流を推進することによ り、気候や文化、生活習慣の異なる地域生活を体 験することにより、健やかな成長を支える。 参加人数 20人 25人 26人 地域体験事業の充実 地域の子ども達が読谷村の自然、文化、農漁業、 伝統工芸を体験する機会を充実させる。 - 実施 継続 継続 スポーツや文化活動の普及・充実に努め、子ども 達の健全育成を図る。 - 実施 継続 継続 子ども会への加入を促進することによって、心身 の健やかな成長を図る。 読子連 会員数 850人 676人 523人 読谷村海外移住者子弟研修生受け入 [企画財政課] れ事業 南米各国及びその他の国々から海外移住者子弟の 研修生を受け入れ、技術等の習得や住民との交流 を通し、社会の発展に寄与する人材を育成する。 受入人数 1人 1人 1人 朝のあいさつ運動 あいさつを普及促進し、子ども達の健全育成に努 める。 活動日数 学校及び行政における心の相談機能を充実させる とともに、そのネットワーク化を図る。 相談件数 101件 141件 71件 村立図書館及び学校等の図書室の充実を図るとと もに、公民館などの公的施設における図書の充実 を図る。 - 実施 継続 継続 1人 2人 2人 1,129,000円 1,129,000円 1,129,000円 実施 継続 継続 親子料理教室の充実(食生活改善推 [健康環境課] 進事業) 読谷村食育推進計画の推進 助産施設入所事業 かかりつけ医の普及促進 小児救急体制の充実 保育体験学習 思春期教育の充実 異世代間交流の促進 (わんぱく広場) 総合的な学習の時間 地域交流事業 スポーツ・文化活動の促進 子ども会活動の充実 心の教育相談機能の充実 図書機能の充実 学校等におけるパソコンやインターネットの環境 情報教育 整備に努める。 指導員配置数 地域体験を通してPTA活動の充実を推進する。 補助金 地域組織との連携を強化する。 IT教育環境の充実 PTA活動の充実 [生涯学習課、学校教育課] 70 706件 関連図書 冊数 継続 [学校教育課] 69 活動件数 村立図書館等における妊娠・出産、育児に関する 図書の充実を図る。 継続 [生涯学習課、学校教育課] 68 地域ぐるみの子育て支援体制を構築するため、地 域に密着した母子保健推進員活動の充実を図る。 実施 [こども未来課、福祉課、学校教育課] 67 92.8% 93.4% 91.2% 89.2% - [学校教育課] 66 97.1% 98.1% 85.3% 87.2% 知識の普及だけでなく、実習や体験的な活動も含 め、学校における食育を推進する。 学校における食育の推進 [生涯学習課] 64 96% 96% 82% 84% 両親学級や育児学級での調理実習の充実を図り、 食育を推進する。 栄養学習の充実 [生涯学習課] 63 1期 2期 3期 4期 - [生涯学習課、商工観光課] 62 87.10% 77組 146人 [学校教育課] 60 82.1% - [学校教育課] 59 89% 70組 142人 [こども未来課、学校教育課、健康環境課] 57 接種率 - [学校教育課] 56 68.2% 95.9% 83.9% 73.1% 90組 165人 [こども未来課、生涯学習課、学校教育課] 55 83.2% 85.7% 75.9% 73.0% - [健康環境課] 54 78% 79% 75% 75% 参加組数 参加人数 [こども未来課] 53 1回目 2回目 3回目 追加 生後3~6か月の子をもつ保護者に対し、離乳が スムーズに進むことを目的とした教室。 離乳食教室 生涯学習課、調理場、農業推進課、商工観光課] 52 95.8% 24.8% 43.3% 保育所等に預けられない病児・病後児を医療機関 等に付設された専用スペースで預かるサービス。 [健康環境課、こども未来課、福祉課、学校教育課、 51 92% 32.1% 44.2% 病児・病後児保育 [学校教育課、調理場、農業推進課] 49 96% 45.8% 46.7% 遊びの教室を実施し、健全な発育・発達を促す。 [こども未来課、健康環境課] 48 平成24年度 実績 1回目 2回目 親と子の遊びの教室(のびのびクラブ) 発育・発達でフォローを必要とする親子等に対し [こども未来課、健康環境課] 47 平成23年度 実績 [こども未来課] [こども未来課] 46 平成22年度 実績 接種率 防接種(DPT・麻しん風しん混合・麻しん・風 しん・日脳)を実施。麻しん風しんについては、 平成18年4月よりこれまでの1回接種から2回接種 に法改正された。平成20年度から平成24年度まで の5年間に限り、中学1年生(3期)と高校3年生 〈4期)を対象に麻しん風しん混合ワクチン接種 が定められている。 0~5ヶ月の乳幼児対象のBCG予防接種を実施。 平成21年度より集団予防接種(年間4回)に加 え、もれ者を対象に村内5ヶ所の医療機関でBCG の個別接種を開始し、接種機会の確保を図ってい る。また、乳幼児の結核に関する相談を行ってい る。 [こども未来課] 37 指標 地域人材の育成と活用 [生涯学習課、 学校教育課、こども未来課、健康環境課、社協] 地域人材を育成し学校教育や地域活動、子育て支 援を進める。 20 - 毎月2週目の5日 毎月2週目の5日 毎月2週目の5日 間(延べ60日) 間(延べ60日) 間(延べ60日) 71 事業 [担当課] 幼稚園及び学校教育の充実 [学校教育課] 72 校舎の改築 [教育総務課] 73 校区の見直し 75 77 81 89 継続 継続 [都市計画課] 緑あふれる生活環境と子ども達が安心して遊べる 場所の確保のため、緑の基本計画等に基づき、公 園及び緑地の整備・充実を図る。 - 実施 継続 継続 遊具の安全管理 子ども達の安全を確保するため、適正な遊具の安 全管理に努める。 修繕費 1,187,850円 99,900円 381,300円 子ども達が安心して集い遊べる場所として、公立 3保育所及び認可保育園の園庭を開放する。 か所数 公立:3か所 認可:3か所 公立:3か所 認可:3か所 公立:3か所 認可:3か所 すべての人が暮らしやすいまちづくりをめざし、 バリアフリー化を促進する。 件数 公園施設長寿命 化計画の策定 5件 5件 道路環境の整備 子ども達の安全確保のため、歩道やガードレール など道路環境の整備を推進する。 件数 2件 3件 3件 交通安全指導の充実 子ども達を交通事故から守るため、警察と連携 し、交通安全指導の充実を図る。 - 実施 継続 継続 地域やPTA、老人会と連携し、登下校時の交通安 全確保に努める。 - 実施 継続 継続 交通安全推進協議会の運動の一つとして掲げ、各 期毎の交通安全を通し、普及促進につとめている - 実施 継続 継続 子ども達を犯罪から守るため、普及を図るととも に、子ども達への周知を徹底する。 件数 203件 205件 205件 嘉手納地区防犯協会、嘉手納町・読谷村安全なま ちづくり推進協議会を通し防犯指導に努める。 - 実施 継続 継続 防犯燈の設置、修繕及び23字と4自治会へ地域管 理の防犯燈電気料金を補助金として交付。 - 実施 継続 継続 校区安全マップを作成・配布し、情報の提供と意 識啓発に努める。 - 実施 継続 継続 公園・緑地等の整備・充実 保育園の園庭開放 バリアフリー化の促進 登下校時の交通安全確保 チャイルドシートの普及促進 「こども110番の家」の普及促進 防犯指導の充実 防犯対策 校区安全マップ 防犯パトロール及び深夜徘徊の防止指導 防犯パトロールの充実や青少年の深夜徘徊を防止 [生涯学習課、総務課、学校教育課] し、安全・安心のまちづくりに努める。 - 実施 継続 継続 街灯の設置推進 犯罪から地域と子ども達を守るため、街灯の設置 を推進する。 - 実施 継続 継続 犯罪から地域と子ども達を守るため、「一戸一灯 運動」を推進する。 一戸一灯運動 登下校時子ども見守り運動 [学校教育課、生涯学習課] (22) 両親学級 (うぶ声教室) [こども未来課、健康環境課] 92 ノー残業デー運動の普及促進 [総務課] 93 村内における雇用の場の確保 [商工観光課] 94 事業所における子育て支援計画の策定 [商工観光課、こども未来課] 95 事業所への意識啓発 [総務課、商工観光課] 96 97 地域の実情に配慮し、適正な校区の見直しを行 う。 実施 [総務課] 91 1件 - [総務課] 90 2件 村の住宅環境向上に資するため、今後とも村営住 宅の充実に努める。 [学校教育課] 88 4件 村営住宅の充実 [総務課] 87 改築等件数 320人 施肥作業 [総務課] 86 実施なし 参加人数 植樹本数 [総務課、生涯学習課] 85 実施なし [都市計画課] [総務課、こども未来課] 84 実施なし 実施なし [総務課] 83 - 子ども達の安全で快適な教育環境を確保するため に、必要に応じて校舎の改築を行う。 260人 イスノキ416本 ヒマワリ10,000㎡ [総務課] 82 子ども達の教育の中心である幼稚園教育及び学校 教育の充実に努める。 実施なし [都市計画課、こども未来課、福祉課] 80 平成24年度 実績 1,500人 1,300本 (フクギ、クロキ等) [こども未来課] 79 平成23年度 実績 実施なし [こども未来課、都市計画課、農業推進課] 78 平成22年度 実績 - 豊かな自然環境の保全 [都市計画課] 76 指標 読谷村の豊かな自然環境は、子ども達の健全育成 にとって最も重要な財産であり、今後ともその保 全に努める。 [学校教育課] 74 概要 - 対応なし 対応なし 対応なし 地域全体で児童生徒の登下校時の安全指導に努め 地域の子どもは地域で守り育む意識を高める。 - 実施 継続 継続 年3クール、妊婦さんとそのパートナーを対象に マタニティ教室を開催。 参加延べ 人数 151人 197人 132人 役場をはじめとして、職場におけるノー残業デー (毎月第2・4水曜日)運動を普及促進する。 - 実施 継続 継続 村内における雇用の場を確保し職住近接を促進 し、子育てと仕事が両立しやすい環境を実現。 - 実施 継続 継続 従業者300人以上の大規模事業所における子育て 支援計画の策定を促進する。 - 対応なし 対応なし 対応なし 読谷村内の事業所に対し、企業の子育て支援とそ の社会的役割などについての意識啓発を行う。 - 実施なし 実施なし 実施なし - 実施なし 実施なし 実施なし 県との連携によるファミリーフレンドリー企業 県と連携し、沖縄県全体でファミリーフレンド [こども未来課、商工観光課] リー企業の普及を促進する。 の普及促進 男女共同参画社会の実現に向け、男女共同参画社 あやとりプラン21の推進 [総務課、企画財政課] 会行動計画「あやとりプラン21」を推進する。 - 実施 継続 継続 98 児童扶養手当 件数 631件 719件 766件 99 [こども未来課] 母子家庭及び父子家庭等医療費助成事業 [こども未来課] 母子(父子)家庭の18歳未満の児童を対象に、その 児童を扶養している人に支給する。 母子(父子、養育者)家庭に対し、各医療保険診療 に係る自己負担金から一部負担金を控除した額を 助成する。 助成額 14,166,978円 16,342,208円 14,990,012円 ひとり親世帯の子ども達の保育充実と親の育児負 担の軽減のため保育所への優先入所を継続する。 - 実施 継続 継続 ひとり親世帯への支援活動を推進するため、読谷 村母子寡婦福祉会の充実を図る。 補助金 429,000円 429,000円 429,000円 母子・父子家庭の小学校低学年児童及び幼稚園児 で夏季休暇期間中に保護者が勤労等により、日中 家庭に居ない児童を対象に実施する。 開催日数 参加人数 28日間 12人 26日間 12人 27日間 12人 心身に障がいをもち、保育に欠け、集団保育が可 能な児童を対象に、村立3保育所及び認可保育園 における保育を今後も継続する。 運営負担金 5,722,500円 7,490,000円 3,734,500円 38件 37件 42件 116件 119件 123件 100 ひとり親世帯の保育所入所への配慮 [こども未来課] 101 読谷村母子寡婦福祉会の充実 [こども未来課] 102 夏休み学童クラブ事業 [社会福祉協議会] 103 障害児保育事業 [こども未来課] 104 経済的支援 [福祉課、こども未来課] 105 経済的支援 [福祉課、こども未来課] 障がいをもつ子どもがいる世帯の経済的負担を軽 障害者福祉手 減するため、「障害児福祉手当」及び「特別児童 当受給者数 扶養手当」を継続する 特別児童扶養 手当受給者数 21 概要 指標 平成22年度 実績 平成23年度 実績 平成24年度 実績 障がいをもつ子ども達の日常生活を支援するた め、「補装具給付事業」及び「日常生活用具給付 事業」を継続する。 補装件数 日常件数 22件 54件 35件 59件 24件 53件 不登校・ひきこもりの児童生徒等、その保護者の 交流の場を提供する。 活動回数 参加者数 73回 2人 89回 3人 80回 3人 補助金 610,000円 610,000円 610,000円 身体・知的・精神障害児及び発達障害児の親子通 園事業等の展開を図る。 - 実施なし 実施なし 実施なし 幼児、児童、生徒の教育的ニーズを把握し、必要 かつ適正にそれぞれに応じた教育を推進する。 配置人数 幼5・小7・中3 専門員1 幼5・小8・中3 専門員1 幼5・小7・中3 専門員1 子どもへの暴力や育児放棄を防ぐため、地域全体 での取り組みを推進する。 相談件数 101件 141件 71件 子どもや母親への暴力をはじめとするDVの防止 と救済のため、意識啓発と情報提供を推進する。 - 実施 継続 継続 事業所への働きかけ等の村内に収まらない事業は 国や県、関連機関との連携を強化する。 - 実施 継続 継続 広域的な施策として位置づけられるものもあるた め、周辺市町村との広域連携の充実を図る。 - 実施 継続 継続 地域ぐるみでの次世代育成支援の推進と本計画の 進捗状況のチェック、様々な課題の検討などを行 う組織として、次世代育成支援対策地域協議会を 開催する。 - 実施 実施なし 実施なし め、各地区ごとに拠点場所となる施設の確保に努 める。具体的には、公民館等、既存施設の活用を 検討する。 - 実施 継続 継続 読谷村の次世代育成支援を支援する組織として、 ボランティア組織やNPO組織を支援する。 - 実施 継続 地域ぐるみでの次世代育成支援活動を推進する中 [生涯学習課、総務課、福祉課、こども未来課] 心組織として、子ども会及び自治会活動に関わる 各種団体の活性化を促進する。 - 実施 継続 継続 - 実施 継続 実施なし - 実施 継続 継続 事業 [担当課] 106 用具等給付事業 [福祉課] 107 フレンドリー事業 [社会福祉協議会] 活動の充実を図るため、活動場所の確保、会員の 108 読谷村障害児者を守る父母の会の 親睦を図る。 活動の充実 [福祉課] [福祉課、こども未来課、 ファミリー・サポート・センターを拠点とした、 109 親子通園事業 学校教育課、生涯学習課] 110 特別支援教育の充実 [こども未来課、健康環境課、学校教育課] 111 要保護児童対策地域協議会 [こども未来課] 112 DVに関する啓発活動 [企画財政課、こども未来課] 113 国や県、関係機関との連携 [こども未来課] 114 周辺市町村との広域連携の充実 [こども未来課] 115 次世代育成支援対策地域協議会 [こども未来課] 116 地域における活動の拠点の形成・充実 地域ぐるみでの次世代育成支援活動を推進するた [生涯学習課、都市計画課、こども未来課、 農業推進課] 117 ボランティア組織、NPOの育成支援 [こども未来課] 118 自治会活動の活性化 119 読谷村子育て情報誌(冊子、パンフレッ 転入世帯をはじめとする住民への情報提供やワン ストップサービス実現のためのハンドブックとし [こども未来課] ト)の作成 て、「読谷村子育て情報誌(冊子・パンフレッ ト)」を作成する。 120 ホームページを活用した情報提供 [こども未来課] 子育て支援サービスの情報を一元化し、村のホー ムページにて、情報提供に努める。 次世代育成支援対策推進行動計画への記載はないが、健康増進センターにて実施している事業 事業 121 健康増進センター (18歳以下利用者) 122 健康増進センター 概要 健康増進センター施設の利用状況。 (6歳以下利用者) 123 健康増進センター よみキッズ 村内の小学生を対象とした、走る・飛ぶ・投げ る・泳ぐ・もぐる・打つ・走るなど運動・遊びを 通し、スポーツチャレンジを行う教室。 124 健康増進センター 夏休み期間に、子どもたちに水の特性と楽しさを 伝えていく水泳教室。 夏休みサマー企画 125 健康増進センター 水慣れ広場 幼児期の発達に合わせ、「遊び」の要素を取り入 れて、水と親しみ、水慣れから水泳の基本動作ま でを習得する。 22 指標 平成22年度 実績 平成23年度 実績 平成24年度 実績 利用 延べ人数 4,549人 4,721人 4,913人 利用 延べ人数 254人 319人 274人 利用 延べ人数 1,740人 907人 1,386人 利用 延べ人数 387人 428人 512人 利用 延べ人数 - 294人 176人 ◆子ども・子育て支援制度の概要 住 民 ○ 満3歳未満の就学前子どもで保育を必要とするもの(3号認定) ○ 満3歳以上の就学前子どもで保育を必要とするもの(2号認定) ○ 満3歳以上の就学前子ども 教 育 ・ 保 育 給 付 の 受 給 資 格 認 定 申 請 の保護者 (1号認定) 市町村による ○情報提供 ○利用あっせん ○利用の要請 教育・保育施設 教 育 ・ 保 育 給 付 の 受 給 認 定 ( 申 請 か ら 地域型保育事業(0~2 歳児) 小規模保育:利用定員が6人以上 19 人以下 認定こども園 幼保連携型 の施設で行う 幼稚園型 家庭的保育:厚生労働省令で定める家庭的 保育者の居宅で満3歳未満の 保育園型 乳幼児保育を行う 地方裁量型 居宅訪問型保育:乳幼児の居宅において家 庭的保育者による保育を行う 保育園 事業者内保育:事業主が労働者の監護する 幼稚園 小学校就学前の子どもを保育 30 施設型給付費 日 以 内 ) 地域型保育給付費 市町村 施設型給付費・地域型保育給付費の支給 子ども・子育て会議(条例による設置、努力義務) 内閣総理大臣が定める額(公定価格)から保護者負担額 を引いた額 または子どもの保護者、子ども・子育て支援に係る 当事者 意見 ※やむを得ない理由により、支給認定前に教育・保 育または地域型保育を受けたときは、『特例施設型 市町村子ども・子育て支援事業計画 給付』『特例地域型保育給付』を支給する ※5 年ごとに見直す ○年度ごとの教育・保育施設に係る必要利用定員総 数 地域子ども・子育て支援事業 ○地域型保育事業所の必要利用定員総数 ○地域子育て支援拠点事業 ○一時預かり事業 ○その他の教育・保育の量の見込み・提供体制の確 ○病児・病後児保育事業 ○延長保育事業 保の内容・実施時期 ○放課後児童健全育成事業 ○妊婦健康診査事業 ○乳児家庭全戸訪問事業 ○養育支援訪問事業 ○年度ごとの地域子ども・子育て支援事業量の見込 み・提供体制の確保の内容・実施時期 ○教育・保育の一体的提供・推進に関する体制の確 保の内容 協議 私学助成・就園奨励 施設型給付を受けな 都道府県 都道府県子ども・子育て支援事業計画 都道府県子ども・子育て会議 い私立幼稚園 23 ※5 年ごと ◆保育の必要性の認定について 1.保育の必要性の認定についての概要 子ども・子育て支援法では、保護者の申請を受けた市町村が客観的基準に基づき、保育の必要性を認定した 上で給付を支給する仕組みとなる(子ども・子育て支援法 19条等) 認定区分 1号認定 2号認定 3号認定 教育標準時間認定(4時間) 満3歳以上・保育認定 満3歳未満・保育認定 2.保育の必要性の認定に係る「事由」について 現行の「保育に欠ける」事由 以下のいずれかの事由に該当し、か つ、同居の親族その他の者が当該児童 を保育することができないと認められ ること 新制度における「保育の必要性」の事由 以下のいずれかの事由に該当すること ※同居の親族その他の者が当該児童を保育すること ができる場合、その優先度を調整することが可能 ①昼間労働をすることを常態としてい ること(就労) ①就労 ・フルタイムのほか、パートタイム、夜間など基本 的にすべての就労に対応(一時預かりで対応可能な 短時間の就労は除く) ・居宅内の労働(自営業、在宅勤務等)を含む ②妊娠中であるか又は出産後間がない こと(妊娠、出産) ②妊娠、出産 ③保護者の疾病、障害 ③疾病にかかり、若しくは負傷し、又 は精神若しくは身体に障害を有してい ること(保護者の疾病、障害) ④同居の親族を常時介護していること (同居親族の介護) ⑤震災、風水害、火災その他の災害の 復旧に当たっていること(災害復旧) ⑥前各号に類する状態にあること(そ の他)。 ④同居又は長期入院等をしている親族の介護・看護 ・兄弟姉妹の小児慢性疾患に伴う看護など、同居又 は長期入院・入所している親族の常時の介護・看護 ⑤災害復旧 ⑥求職活動 ・起業準備を含む ⑦就学 ・職業訓練校等における職業訓練を含む ⑧虐待やDVのおそれがあること ⑨育児休業制度取得時に、すでに保育を利用してい る子どもがいて継続利用が必要であること ⑩その他、上記に類する状態として市町村が認める 場合 24 ◆子ども・子育て支援新制度に関する用語定義 用 1 語 定 義 子ども・子育て関連 ①「子ども・子育て支援法」(以下、法という。) 3法 ②「就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供に関する法 律の一部を改正する法律」(認定こども園法の一部改正) ③「子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等 の総合的な提供に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う 関連法律の整備等に関する法律」 (関係法律の整備法:児童福祉法、 地方教育行政の組織及び運営に関する法律ほかの一部改正) 2 市町村子ども・子育 5年間の計画期間における幼児期の学校教育・保育・地域の子育て支 て支援事業計画 援についての需給計画をいい、新制度の実施主体として、特別区を含 めた全市町村が作成することになる。(法第61条) 3 市町村等が設置する 子ども・子育て支援法第77 条第1項で規定する市町村が条例で設置 「子ども・子育て会 する「審議会その他合議制の機関」を言う。本会議は、村長の諮問に 議」 応じて答申する合議制の諮問機関(地方自治法第138 条の4第3項で 定める村長の付属機関)。 4 幼保連携型認定こど 学校教育・保育及び家庭における養育支援を一体的に提供する施設と も園 し、学校及び児童福祉施設としての法的位置付けを持つ単一の施設で あり、内閣府が所管する。設置主体は、国、自治体、学校法人、社会 福祉法人に限られる(株式会社等の参入は不可)。(認定こども園法 第2条) ※ここで言う「学校教育」とは、現行の学校教育法に基づく小学校就 学前の満3 歳以上の子どもを対象とする幼児期の学校教育を言い、 「保育」とは児童福祉法に基づく乳幼児を対象とした保育を言う。 5 子ども・子育て支援 全ての子どもの健やかな成長のために適切な環境が等しく確保され るよう、国若しくは地方公共団体又は地域における子育ての支援を行 う者が実施する子ども及び子どもの保護者に対する支援。 (法第7 条) 6 教育・保育施設 「認定こども園法」第二条第六項に規定する認定こども園、学校教育 法第一条に規定する幼稚園及び児童福祉法第三十九条第一項に規定 する保育所をいう。(法第7条) 7 施設型給付 認定こども園・幼稚園・保育所(教育・保育施設)を通じた共通の給 付。(法第11条) 8 特定教育・保育施設 市町村長が施設型給付費の支給に係る施設として確認する「教育・保 育施設」を言い、施設型給付を受けず、私学助成を受ける私立幼稚園 は含まれない。(法第27条) 9 地域型保育事業 小規模保育、家庭的保育、居宅訪問型保育及び事業所内保育を行う事 業。(法第7条) 10 地域型保育給付 小規模保育や家庭的保育等(地域型保育事業)への給付。(法第11条) 25 用 11 語 特定地域型保育事業 定 義 市町村長が地域型保育給付費の支給に係る事業を行う者として確認 する事業者が行う「地域型保育事業」を言う。(法第29、43条) 12 小規模保育 主に満3歳未満の乳児・幼児を対象とし、利用定員が6人以上19人以下 で保育を行う事業。(法第7条) 13 家庭的保育 主に満3歳未満の乳児・幼児を対象とし、利用定員が5人以下で、家庭 的保育者の居宅またはその他の場所で、家庭的保育者による保育を行 う事業。(法第7条) 14 居宅訪問型保育 主に満3歳未満の乳児・幼児を対象とし、当該保育を必要とする乳児・ 幼児の居宅において家庭的保育者による保育を行う事業。(法第7条) 15 事業所内保育 主に満3歳未満の乳児・幼児を対象とし、事業所内の施設において、 事業所の従業員の子どものほか、地域の保育を必要とする子どもの保 育を行う事業。(法第7条) 16 保育の必要性の認定 保護者の申請を受けた市町村が、国の策定する客観的基準に基づき、 保育の必要性を認定した上で給付を支給する仕組み。(法第19条) 【参考】認定区分 ・ 1号認定子ども:満3 歳以上の学校教育のみ(保育の必要性なし) の就学前子ども ・ 2 号認定子ども:満3 歳以上の保育の必要性の認定を受けた就学 前子ども(保育を必要とする子ども) ・ 3 号認定子ども:満3 歳未満の保育の必要性の認定を受けた就学 前子ども(保育を必要とする子ども) 17 「確認」制度 給付の実施主体である市町村が、認可を受けた教育・保育施設及び地 域型保育事業に対して、その申請に基づき、各施設・事業の類型に従 い、市町村事業計画に照らし、1号認定子ども、2号認定子ども、3 号認定子どもごとの利用定員を定めた上で給付の対象となることを 確認する制度。(法第31条) ※ 認可については、教育・保育施設は都道府県、地域型保育事は 市町村が行う。 18 地域子ども・子育て 支援事業 地域子育て支援拠点事業、一時預かり、乳児家庭全戸訪問事業、延長 保育事業、病児・病後児保育事業、放課後児童クラブ等の事業。(法 第59条) 26 読谷村子ども・子育て支援事業計画 2015(平成 27 年)~2019(平成 31 年) 2014(平成 26 年)3 月 発行 発行:読谷村 生活福祉部 こども未来課 〒904-0392 沖縄県読谷村字座喜味 2901 番地 電話 098-982-9240 FAX 098-982-9210