Comments
Description
Transcript
物品調達等の発注における障害者雇用促進企業等に対 する
物品調達等の発注における障害者雇用促進企業等に対 する優遇措置の実施に関する要綱 (趣旨) 第1条 この要綱は、物品調達等の発注において、障害者の雇用に 積極的に取り組む企業(以下「障害者雇用促進企業」という。) に発注情報を提供し、又は授産施設等から優先的に物品を調達す る場合の取扱いを定めることにより、県内の障害者の雇用及び就 労の促進に資することを目的とする。 (定義) 第2条 この要綱において障害者とは、障害者の雇用の促進等に関 す る 法 律 ( 昭 和 35年 法 律 第 123号 。 以 下 「 法 」 と い う 。 ) 第 2 条 第1号に規定する者をいう。 2 この要綱において障害者雇用促進企業とは、次のいずれにも該 当する者であって第5条の規定により登録を受けた者をいう。 (1) 製造の請負等に係る競争入札の参加者の資格及び資格審査に 関 す る 要 綱 ( 平 成 8 年 2 月 7 日 愛 媛 県 告 示 第 192号 ) の 規 定 に 基づき、営業種別が文具・事務用機器類又は印刷・製本類に係 る一般競争入札又は指名競争入札に参加する者に必要な資格を 有する者 (2) 愛媛県内に本店、支店、営業所等(以下「県内事業所」とい う。)を有する者であって、県内事業所(2以上の県内事業所 がある場合は県内事業所全体)において、第7条に規定する基 準日に雇用する障害者(法第2条第6号に規定する障害者を含 む 。 ) の 割 合 が 法 第 43条 第 2 項 で 規 定 す る 雇 用 率 の 2 倍 以 上 で あ る 者 ( 法 第 43条 の 規 定 に よ り 算 定 し た 労 働 者 の 総 数 が 50人 未 満の事業主にあっては、県内事業所において1人以上の障害者 を雇用している者) 3 この要綱において授産施設等とは、県内に所在する次のものを いう。 (1) 社 会 福 祉 法 ( 昭 和 26年 法 律 第 45号 ) 第 2 条 第 2 項 第 7 号 の 規 定により経営される授産施設 (2) 生 活 保 護 法 ( 昭 和 25年 法 律 第 145号 ) 第 38条 第 1 項 第 4 号 に 規定する授産施設 (3) 障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法 律 ( 平 成 17年 法 律 第 123号 。 以 下 障 害 者 総 合 支 援 法 と い う 。 ) 第5条第7項に規定する生活介護を行う事業所 (4) 障 害 者 総 合 支 援 法 第 5 条 第 11項 に 規 定 す る 障 害 者 支 援 施 設 ( 就労移行支援、就労継続支援、生活介護を行うものに限る) (5) 障 害 者 総 合 支 援 法 第 5 条 第 13項 に 規 定 す る 就 労 移 行 支 援 を 行 う事業所 (6) 障 害 者 総 合 支 援 法 第 5 条 第 14項 に 規 定 す る 就 労 継 続 支 援 を 行 う事業所 (7) 障 害 者 総 合 支 援 法 第 5 条 第 25 項 に 規 定 す る 地 域 活 動 支 援 セ ンター (8) 障 害 者 の 地 域 に お け る 作 業 活 動 の 場 と し て 障 害 者 基 本 法 第 18 条第3項の規定により必要な費用の助成を受けている施設 (9) 法 第 74条 の 3 第 1 項 に 規 定 す る 在 宅 就 業 支 援 団 体 (10) 法 第 44条 第 1 項 の 認 定 に 係 る 同 項 に 規 定 す る 子 会 社 の 事 業 所 (11) その他障害者等の就労の場のうち知事が適当と認めるもの (適用範囲) 第3条 この要綱は、出納局会計課における発注に適用する。 (登録の申請) 第4条 障害者雇用促進企業の登録を受けようとする者は、障害者 雇用促進企業登録申請書(様式第1号)に障害者雇用状況計算書 (様式第2号。以下「計算書」という。)を添えて、知事に申請 するものとする。 (登録等) 第5条 知事は、前条の規定による申請があった場合は、その内容 を審査し、第2条第2項各号に規定する要件を満たすと認めると きは、障害者雇用促進企業の登録を行うとともに、障害者雇用促 進企業登録審査結果通知書(様式第3号)を当該申請者に交付す る。 (登録の有効期間) 第6条 障害者雇用促進企業の登録の有効期間は、毎年4月1日( 4 月 2 日 以 降 に 登 録 の あ っ た 場 合 は そ の 日 ) か ら 翌 年 の 3 月 31日 までとする。 (障害者雇用状況の報告) 第7条 障害者雇用促進企業の登録を受けた者は、4月1日、7月 1 日 、 10月 1 日 及 び 1 月 1 日 を 基 準 日 と し て 、 当 該 月 の 10日 ま で に、障害者雇用状況報告書(様式第4号)に計算書を添えて、知 事に報告しなければならない。 (登録の取消し) 第8条 知事は、障害者雇用促進企業の登録を受けた者が、第2条 第2項第2号の規定に該当しなくなったときは、該当しなくなっ た旨の報告のあった月の末日をもって、当該登録を取り消す。 2 知事は、障害者雇用促進企業の登録を受けた者が、偽りその他 不正の手段により登録を受けたことが判明したときは、直ちに当 該登録を取り消す。 (授産施設等の届出) 第9条 授産施設等を営む者で、県の用品の調達を希望する者は、 授産施設等届出書(様式第5号)を知事に提出するものとする。 2 知事は、前項の規定により届出があったときは、第2条第3項 各号の授産施設等に該当することを確認し、登録を行う。 3 前項の規定により登録を受けた授産施設等を営む者は、製造の 請負等に係る競争入札の参加者の資格及び資格審査に関する要綱 ( 平 成 8 年 2 月 7 日 愛 媛 県 告 示 第 192号 ) に 基 づ く 競 争 入 札 参 加 資格審査を申請するよう努めるものとする。 4 第2項の規定により登録を受けた授産施設等を営む者は、当該 授産施設等廃止し、又は休止するときは、授産施設等廃止等届出 書(様式第6号)により知事に届け出なければならない。 (障害者雇用促進企業等の周知) 第 10条 知事は、障害者雇用促進企業及び授産施設等の登録を行っ たときは、名簿を作成し、関係する機関に周知する。 (障害者雇用促進企業への情報提供) 第 11条 知事は、一般競争入札等により物品を購入しようとすると きは、当該情報を障害者雇用促進企業に提供するものとする。 (授産施設等からの物品の調達等) 第 12条 知事は、第9条第1項の規定により届出のあった授産施設 等 が 製 造 す る 物 品 ( 予 定 価 格 が 30万 円 以 下 の 場 合 に 限 る 。 ) を 調 達するときは、予算の適正な使用に留意しつつ、授産施設等から 調達するよう努めるものとする。 (その他) 第 13条 この要綱に定めるもののほか、この要綱の施行について必 要な事項は、別に定める。 附 則 (施行期日) 第1条 こ の 要 綱 は 、 平 成 16年 11月 8 日 か ら 施 行 す る 。 た だ し 、 次 の各号に掲げる規定は、当該各号に定める日から施行する。 (1) 第 11条 及 び 第 12条 (2) 第 14条 附 平 成 17年 4 月 1 日 平 成 16年 12月 1 日 則 こ の 要 綱 は 、 平 成 18年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 附 則 こ の 要 綱 は 、 平 成 18年 7 月 27日 か ら 施 行 す る 。 附 則 1 こ の 要 綱 は 、 平 成 19年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 2 変更前のこの要綱による申請又は届出は、変更後のこの要綱に よる申請又は届出とみなす。 附 則 こ の 要 綱 は 、 平 成 20年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 附 則 こ の 要 綱 は 、 平 成 25年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 附 則 1 こ の 要 綱 は 、 平 成 26年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る 。 2 変更前のこの要綱による申請又は届出は、変更後のこの要綱に よる申請又は届出とみなす。