...

介護老人保健施設 自主点検表

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

介護老人保健施設 自主点検表
介護老人保健施設
平成
年
自主点検表
月
日 ( )
~
:
実地指導担当者職・氏名
実地指導年月日
:
法 人 名 称
(実地指導を行う上での留意点)
介護保険事業所番号
前回実地指導年月日 平成 年 月 日
苦情・情報提供有無 有・無(有の場合は、記録
の写しを添付)
その他の留意点( )
施 設 名 称
施 設 応 対 者
事前点検項目一覧
①
入所・通所定員(認知症専門棟定員を含む)は届出どおりか
②
協力医療機関(協力歯科医療機関を含む)は届出どおりか
③
平面図(併設施設を含む)は許可内容と一致しているか
④
職員数は必要人員を配置しているか
また、ユニット型の場合、ユニットごとに、日中常時介護・看護職員が1名以上配置しているか
⑤
併設施設等と職員の重複はないか
⑥
併設施設等との勤務割合の割り振りは適切か
⑦
夜勤体制は(療養階+1)名(独立施設はうち1名は看護職員)としているか
また、ユニット型の場合、2ユニットに1名を配置しているか
⑧
入所者の対診の状況は適切か
【過去に実地指導を受けている場合】
⑨
過去の指導・指摘項目を是正しているか
【介護給付費明細書と診療報酬明細書より】
⑩
施設が負担すべき項目を医療保険請求していないか
Ⅰ 施設の状況
1.施設の区分
従来型
単独型
ユニット型
併設型
一部ユニット型
2.入所定員
前年度実績入所者数
当日入所者数
(
(
(
)人
)人 (小数点第2位以下切り上げ)
)人 (内、短期入所(
)人、予防(
)人
(うちユニット部分)
入居定員
前年度実績入居者数
当日入居者数
(
(
(
)人
)人 (小数点第2位以下切り上げ)
)人 (内、短期入所(
)人、予防(
)人
(
(
(
)人
)人 (小数点第2位以下切り上げ)
)人 (内、予防(
)人
3.通所リハビリテーション定員
前年度実績通所者数
当日利用者数
Ⅱ 点検項目
○ 従来型、ユニット型施設はそれぞれ該当する項目を、一部ユニット型施設については全ての項目を確認す
る。(介護老人保健施設・短期入所療養介護・介護予防短期入所療養介護)
老健1
Ⅰ 基本方針
ッ
ユ
従ニ
来
ト
項
目
1 基本方針
(従来型)
内
容
適
施設サービス計画に基づいて、看護、医学的管理の下における介護及び機能訓
練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うことにより、入所者がその
□
有する能力に応じ自立した日常生活を支援し、居宅への復帰を目指すものと
なっているか。
入所者一人ひとりの意思及び人格を尊重し、施設サービス計画に基づき、その
居宅における生活への復帰を念頭に置いて、入居前の居宅における生活と入居
後の生活が連続したものとなるように配慮しながら、看護、医学的管理の下に
おける介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世話を行うこと □
により、各ユニットにおいて入居者が相互に社会的関係を築き、自律的な日常
生活を営むことを支援しているか。
(ユニット型)
2.意思及び人格の尊重 入所者の意思及び人格を尊重し、常に入所者の立場に立ってサービスの提供に
□
努めているか。
3.他機関等との連携
明るく家庭的な雰囲気を有し、地域や家庭との結び付きを重視した運営を行
(従来型)
い、市町村、居宅介護支援事業者、居宅サービス事業者、他の介護保険施設そ
□
の他の保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者との密接な連携に努め
ているか。
(ユニット型)
地域や家庭との結びつきを重視した運営を行い、市町村(特別区を含む)、居
宅介護支援事業者、居宅サービス事業者、他の介護保険施設その他の保険医療
□
サービス又は福祉サービスを提供する者との密接な連携に努めているか。
不
適
□
根
拠
法・第97条
介・3条
法・第97条
介・44条
□
□
□
□
Ⅱ 人員に関する基準(基準:厚労省令、通知:厚労省通知、介:高槻市条例、介規則:高槻市規則)
ッ
ユ
従ニ
来
ト
項
目
1 医師
内
容
常勤換算方法で、入所者の数を100で除して得た数以上配置しているか。
適
不
適
□
□ 法第97条第2項
常勤の医師を1以上配置しているか。(単独型のみ)
2 薬剤師
病院、診療所と併設されている施設で、複数の医師が勤務する形態の場合、こ
のうち一人は、入所者全員の病状等を把握し施設療養全体の管理責任を持つ医 □
師となっているか。(併設型のみ)
上記の施設で、兼務の医師は、日々の勤務体制が明確に定められているか。
□
実情に応じた適当数を配置しているか。
□
(入所者の数を300で除した数以上が標準)
3 看護職員又は介護 常勤換算方法で、入所者の数が3又はその端数を増すごとに1以上配置している
職員
か。
看護職員の員数は看護・介護職員の総数の7分の2程度、介護職員の員数は看護・
□
介護職員の総数の7分の5程度となっているか。
根
拠
□ 介・4条
介規則 2条
□
□
通知・第2 2
□
□
介・4条
介規則 2条
通知・第2 3
※看護・介護職員の総数の2/7程度の看護職員を確保できていない場合であっても、必要
数の2/7以上の看護職員を配置している場合は指摘事項とはしない。
例えば、定員100人施設の場合、看護介護職員の総数が42人であれば本来12人の看護職員
が必要であるが、必要数の34人の2/7の9.8人以上の配置があれば指摘事項とはしない。
常勤職員を人員基準の員数の7割以上確保しているか。
(ユニット型のみ)
□
□
常勤職員に代えて非常勤職員を充てる場合の勤務時間数が常勤職員を充てる場
□
合の勤務時間数以上であるか。
□
※併設事業所の職務に従事する場合は、当該介護老人保健施設において勤務する時間が
勤務計画表によって管理されていなければならず、介護老人保健施設の看護・介護職員
の常勤換算方法における勤務延時間に、併設事業所の職務に従事する時間は含まれない
ものであること。
昼間については、ユニットごとに常時1人以上の介護職員又は看護職員を配置
(ユニット型)
□ □
しているか。
介・53条
※上記配置基準が満たされていない場合は、ユニット未実施減算の対象となることに注意
夜間及び深夜については、2ユニットごとに1人以上の介護職員又は看護職員を
□
夜間及び深夜の勤務に従事する職員として配置しているか。
□
※上記配置基準が満たされない場合は、夜勤減算の対象となることに注意
ユニットごとに、常勤のユニットリーダーを配置しているか。
□
□
※ユニットリーダーは、ユニットリーダー研修受講者とするが、当面は当該研修受講
者を各施設2名以上(2ユニット以下の施設は1名以上)配置し、当該研修受講者を
配置された以外のユニットでは、ユニットにおけるケアに責任を持つ(当該研修受
講者以外で可)職員を決めて配置することでよい。
※上記配置基準が満たされていない場合は、ユニット未実施減算の対象となることに
注意
老健2
4 支援相談員
1以上(入所者の数が100を超える場合にあっては、常勤の支援相談員1名に
加え、常勤換算方法で、100を超える部分を100で除して得た数以上)配置して □
いるか。
介・4条
□ 介規則 2条
通知・第2 4
保健医療及び社会福祉に関する相当な学識経験を有し、以下に掲げるような入
所者に対する各種支援及び相談の業務を行うのにふさわしい常勤職員をあてて
いるか。
① 入所者及び家族の処遇上の相談
□
② レクリエーション等の計画、指導
③ 市町村との連携
④ ボランティアの指導
□
5 理学療法士、作業 常勤換算方法で、入所者の数を100で除して得た数以上配置しているか。
療法士又は言語聴覚士
※当該施設の入所者に対するサービスの提供時間帯以外の時間に指定訪問リハ
ビリテーションのサービス提供に当たることは差し支えないが、当該施設の理 □
学療法士等の常勤換算方法における勤務時間に、指定訪問リハビリテーション
に従事した時間は含まれない。
6 栄養士
□
介・4条
介規則 2条
通知・第2 5
入所定員100以上の介護老人保健施設にあっては、1以上配置しているか。
介・4条
□ 介規則 2条
通知・第2 6
※入所定員が100人以上の施設においては常勤職員を1人以上配置するものとする。ただ
し、同一敷地内にある病院等の栄養士がいることにより、栄養指導等の業務に支障がな
い場合には、兼務職員をもって充てても差し支えない。
なお、100人未満の施設に置いても常勤職員の配置に努めるべきであること。
□
7 介護支援専門員
入所者の数が100又はその端数を増すごとに1人配置しているか。
□
専らその職務に従事する常勤の者を1名以上配置しているか。
□
□ 介・4条
介規則 2条
□ 通知・第2 7
※ただし、入所者の処遇に支障がない場合は当該施設の他の業務に従事することができ
る。
この場合、介護支援専門員の配置基準を満たすと同時に、兼務を行う他の職種に係る常
勤換算上も、介護支援専門員の勤務時間の全体を当該他の職種に係る勤務時間として算
入することができる。
なお、居宅介護支援事業者の介護支援専門員との兼務は認められない。
入所者が100人又はその端数を増すごとに増員することが望ましい。
□
□
※増員する介護支援専門員については非常勤とすることを妨げるものではなく、また、
当該増員職員については居宅介護支援事業者の介護支援専門員と兼務することができ
る。
8 調理員、事務員そ 施設の設置形態等実情に応じた適当数を配置しているか。
の他の従業者
※ただし、併設施設との職員の兼業や業務委託等により適切なサービス提供を □
確保できる場合は配置しない場合があっても差し支えない。
介・4条
介規則 2条
□ 通知・第2 8
9 入所者の算定
10 常勤
従業者の員数算定のための入所者数を前年度の平均値としているか。
□
新規許可施設は適正な推定数により算定しているか。(6ヶ月未満はベッド数
の90% 。6ヶ月超1年未満は直近6月平均)
□ 介・4条
介規則 2条
□
□
当該施設における勤務時間が、当該施設において定められている常勤の従業者
が勤務すべき時間数(1週間に勤務すべき時間数が32時間を下回る場合は32時
間を基本とする。)に達しているか。
ただし、育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する □
法律(平成3年法律第76号)第23条第1項に規定する所定労働時間の短縮措置
が講じられている者については、入所者の処遇に支障がない体制が施設として
整っている場合は、例外的に常勤の従業者が勤務すべき時間数を30時間として
取り扱うことを可能とする。
老健3
通知・第2
9(3)
□
Ⅲ 設備に関する基準
ッ
ユ
従ニ
来
ト
項
目
内
容
適
不
適
根
拠
(従来型)
次に掲げる施設を有しているか。
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
1 療養室
基準・第3条
通知・第3 2
介・第5条
療養室
診察室
機能訓練室
談話室
食堂
浴室
レクリエーション・ルーム
洗面所
便所
サービス・ステーション
調理室
洗濯室又は洗濯場
汚物処理室
療養室の定員は4人以下となっているか。
1人あたりの床面積は8㎡以上となっているか。
※療養室内に洗面所・収納設備を設置している場合はその面積を含む
療養室内に便所が設けられている場合はその面積を除く
地階に設けていないか。
1以上の出入口は、避難上有効な空地、廊下又は広間に直接面して設けている
か。
寝台又はこれに代わる設備を備えているか。
□
□
□
□ 法・第97条
□
(従来型)
□ 通知・第3
2(1)
□ 介・5条、6条
介規則 3条、4
□ 条
□
□
□
□
入所者の身の回り品を保管することができる設備を備えているか。
□
□
ナースコールを設けているか。
□
□
2 診察室
医師が診察を行うのに適切なものとなっているか。
□
□
3 機能訓練室
1㎡に入所定員数を乗じて得た面積以上の面積を有し、必要な器械・器具を備え
ているか。
※介護老人保健施設で行われる機能訓練は、理学療法士又は作業療法士の指導 □
下における運動機能やADLの改善を中心としたものであるので、これに必要
な器械・器具を備えること。
4 談話室
□ 通知・
第3 2(1)②ハ
入所者同士や入所者とその家族が談話を楽しめる広さを有しているか。
※入所者とその家族が談話を楽しめるよう、ソファー、テレビその他の教養娯 □
楽設備を備えること。
□
5 食堂
2㎡に入所定員数を乗じて得た面積以上の面積を有しているか。
□
□
6 浴室
身体の不自由な者が入浴するのに適したものとなっているか。
□
□
□
□
□
通知・
□ 第3 2(1)②ホ
□
□
□
□
療養室のある階ごとに設けているか。
□
□
身体の不自由な者が使用するのに適したものとなっているか。
□
□
便所にはブザー又はそれに代わる設備及び常夜灯が設置されているか。
□
□
10 サービス・ス
テーション
看護・介護職員が入所者のニーズに適切に応じられるよう、療養室のある階ご
□
とに療養室に近接して設けているか。
□
11 調理室
食器・調理器具等を消毒する設備、食器、食品等を清潔に保管する設備並びに
□
防虫及び防鼠の設備を設けているか。
□
□
□
□
□
一般浴槽のほか、入浴に介助を必要とする者の入浴に適した特別浴槽を設けて
いるか。
入浴に全面的な介助を必要とする者に必要な特別浴室については、その出入に
当たってストレッチャー等の移動に支障を生じないよう構造設備上配慮してい
るか。
7 レクリエーション レクリエーションを行うために十分な広さを有し、必要な設備を備えている
ルーム
か。
8 洗面所・便所
療養室のある階ごとに設けているか。
9 便所
12 洗濯室又は洗濯場
13 汚物処理室
他の施設と区別された一定のスペースを有しているか。
老健4
通知・
第3 2(1)②ニ
(ユニット型)
次に掲げる施設を有しているか。
1 ユニット
2 診察室
3 機能訓練室
4 浴室
5 サービス・ステーション
6 調理室
7 洗濯室又は洗濯場
8 汚物処理室
1 療養室
□
療養室の定員は1人となっているか。
※ただし、夫婦で利用する場合等、入居者へのサービスの提供上必要と認めら □
れる場合は、2人とすることができる。
療養室はいずれかのユニットに属するものとし、当該ユニットの共同生活室に
近接して一体的に設けられているか。
※「近接して一体的に設け」るとは、以下のような場合を指す。
(a)当該共同生活室に隣接している療養室
(b)当該共同生活室に隣接していないが、(a)の療養室と隣接している
(c)その他当該共同生活室に近接して一体的に設けられている療養室
(他の共同生活室の(a)及び(b)に該当する療養室を除く)
□
□
法・第97条
□ 通知・
第5 3(2)④
(ユニット
型)
介・45条、46
□ 条
介規則 9条、
10条
療養室の床面積は10.65㎡以上であるか。
※療養室内に洗面所を設置している場合はその面積を含む
療養室内に便所が設けられている場合はその面積を除く
□
□
2人部屋がある場合は21.3㎡以上であるか。
□
□
(平成17年10月1日時点で既に存している(建設長も含む)ユニットは10.65㎡未満でも
差し支えない。また、同日以降に増築または改築した場合も同様の取扱いとする。
なお、2人部屋についても同様の扱いとし、21.3㎡未満でも差し支えない。
ユニットに属さない療養室を改修したものについては、入居者同士の視線の遮
断の確保を前提にした上で、療養室を隔てる壁について、天井との間に一定の □
隙間が生じていても差し支えない。
□
地階に設けていないか。
□
□
□
□
1以上の出入口は、避難上有効な空地、廊下又は広間に直接面して設けている
か。
寝台又はこれに代わる設備を備えているか。
(ユニットの定員)
□
□
入所者の身の回り品を保管することができる設備を備えているか。
□
□
ナースコールを設けているか。
□
□
1ユニットの入居定員はおおむね10人以下となっているか。
□ □
※ただし、敷地や建物の構造上の制約など特別の事情によりやむを得ない場合であっ
て、各ユニットにおいて入居者が相互に社会的関係を築き、自律的な日常生活を営むこ
とを支援するのに支障がないと認められる場合には、10人を超えるユニットも認められ
る。
上記但し書き※の場合であっても下記の要件を満たしているか。
□
□
①「おおむね10人」と言える範囲内の入居定員となっているか。
□
□
□
□
いずれかのユニットに属するものとし、当該ユニットの入居者が交流し、共同
で日常生活を営むための場所としてふさわしい形状を有しているか。
□
□
一の共同生活室の床面積は、二平方メートルに当該共同生活室が属するユニッ
□
トの入居定員を乗じて得た面積以上を標準としているか。
□
②10人を超えるユニット数は、総ユニット数の半分以下になっているか。
(共同生活室)
(「標準とする」とは平成17年10月1日に現に存する介護老人保健施設が同日において現
に有しているユニットにあっては、建物の構造や敷地上の制約など特別の事情によって
当該面積を確保することが困難であると認められたときは上記面積未満であっても差し
支えないという趣旨。)
他のユニットの入居者が、当該共同生活室を通過することなく、施設内の他の
□
場所に移動することができるようになっているか。
当該ユニットの入居者全員とその介護等を行う職員が一度に食事をしたり、談
話等を楽しんだりすることが可能な備品を備えた上で、当該共同生活室内を車 □
椅子が支障なく通行できる形状が確保されているか。
介護を必要とする者が食事をしたり、談話等を楽しんだりするのに適したテー
ブル・イスなどの備品を備えているか。
□
※入居者が、その心身の状況に応じて家事を行うことができるようにする観点
から、簡易な流し・調理設備を設けることが望ましい。
老健5
通知・
□ 第5 3(2)⑤
□
□
洗面所
療養室ごと又は共同生活室ごとに相当数設けているか。
※療養室に相当数設けることとしても差し支えないが、1箇所に集中して設け
るのではなく、2箇所以上に分散して設けることが望ましい。また、療養室ご □
とに設ける方式と、共同生活室ごとに設ける方式とを混在させても差し支えな
い。
身体の不自由な者が使用するのに適したものとなっているか。
便所
□
□
□
療養室ごと又は共同生活室ごとに相当数設けているか。
※療養室に相当数設けることとしても差し支えないが、1箇所に集中して設け
るのではなく、2箇所以上に分散して設けることが望ましい。また、療養室ご □
とに設ける方式と、共同生活室ごとに設ける方式とを混在させても差し支えな
い。
□
身体の不自由な者が使用するのに適したものとなっているか。
□
□
便所にはブザー又はそれに代わる設備及び常夜灯が設置されているか。
□
□
2 診察室
医師が診察を行うのに適切なものとなっているか。
□
□
3 機能訓練室
1㎡に入所定員数を乗じて得た面積以上の面積を有し、必要な器械・器具を備え
ているか。
□
□
□
□
一般浴槽のほか、入浴に介助を必要とする者の入浴に適した特別浴槽を設けて
□
いるか。
□
5 サービス・ステー 看護・介護職員が入所者のニーズに適切に応じられるよう、療養室のある階ご
□
ション
とに療養室に近接して設けているか。
□
4 浴室
※介護老人保健施設で行われる機能訓練は、理学療法士又は作業療法士の指導
下における運動機能やADLの改善を中心としたものであるので、これに必要
な器械・器具を備えること。
身体の不自由な者が入浴するのに適したものとなっているか。
※療養室のある階ごとに設けることが望ましい。
6 調理室
食器・調理器具等を消毒する設備、食器、食品等を清潔に保管する設備並びに
□
防虫及び防鼠の設備を設けているか。
□
□
□
7 洗濯室又は洗濯場
老健6
通知・
第3 2(1)②ハ
(従来型・ユニット型
共通)
1 焼却炉、浄化槽、 療養室、談話室、食堂、調理室から相当の距離を隔てて設けているか。
その他の汚物処理設備
及び便槽
2 調剤室
薬剤師が当該施設内で調剤する場合は、調剤室を設けているか。
3 その他
4 構造設備の基準
(耐火構造)
□
通知・
□ 第3 2(1)②リ
□
□
床面積を定めない施設については、各々の施設の機能を十分に発揮しえる適当
□
な広さを確保するよう努めているか。
□
機能訓練室、談話室、食堂及びレクリエーション・ルームを区画せず、一つの
オープンスペースとする場合、入所者に対するサービス提供に支障を来さない □
よう全体の面積は各々の施設の基準面積を合算したもの以上としているか。
□
耐火建築物であるか。
または、次のいずれかの要件を満たす2階建て又は平屋建ての介護老人保健施 □
設の建物で、準耐火建築物であるか。
介・第6条第3
□ 項第6号
第46条第1項、
第2項
イ 療養室その他の入所者の療養生活に充てられる施設を2階及び地階のいずれにも設け
ていないこと。
ロ 療養室等を2階又は地階に設けている場合であって、次に掲げる要件の全てを満たす
こと。
(1) 当該介護老人保健施設の所在地を管轄する消防長又は消防署長と相談の上、消防計
画に入所者の円滑かつ迅速な避難を確保するために必要な事項を定めること。
(2) 避難訓練については、消防計画に従い昼間及び夜間に行うこと。
(3) 火災時における避難、消火等の協力を得ることができるよう、地域住民等との連携
体制を整備すること。
耐火建築物又は準耐火建築物でない場合は、火災予防、消火活動等に関し専門
的知識を有する者の意見を聴いて、次の各号のいずれかの要件を満たす木造か
つ平屋建ての介護老人保健施設の建物であって、火災に係る入所者の安全性が □
確保されていると高槻市長が認めた建物であるか。
□
1 スプリンクラー設備の設置、天井等の内装材等への難燃性の材料の使用、調理室等火
災が発生するおそれがある箇所における防火区画の設置等により、初期消火及び延焼
の抑制に配慮した構造であること。
2 非常警報設備の設置等による火災の早期発見及び通報の体制が整備されており、円滑
な消火活動が可能なものであること。
3 避難口の増設、搬送を容易に行うために十分な幅員を有する避難路の確保等により、
円滑な避難が可能な構造であり、かつ、避難訓練を頻繁に実施すること、配置人員を
増員すること等により、火災の際の円滑な避難が可能なものであること。
(エレベーター)
療養室等が2階以上の階にある場合は、屋内の直通階段及びエレベーターをそ
れぞれ1以上設けているか。
□
(階段)
療養室等が3階以上の階にある場合は、避難に支障がないように避難階段を2
以上設けているか。ただし、前号に規定する直通階段を避難階段としての構造 □
とする場合は、その直通階段の数を避難階段の数に算入することができる。
階段には手すりを設けているか。
(廊下)
※階段の傾斜は緩やかにするとともに、手すりは原則として両側に設けるこ
と。
片廊下1.8メートル以上、中廊下2.7メートル以上となっているか。
※幅は内法によるものとし、手すりから測定するものとする。
手すり及び常夜灯を設けているか。
□
□
□
介・第6条第3
□ 項第4号
□
□
(ユニット型のみ) 廊下の一部の幅を拡張することにより、入居者等の円滑な往来に支障が生じな
いと認められる場合には1.5メートル以上(中廊下にあっては、1.8メートル以
上)としているか。
□
※アルコーブを設けること等により、入居者、職員等がすれ違う際にも支障が
生じない場合を想定している。
(その他)
サービスの提供を適切に行うために必要な設備を設けているか。
介・第6条第3
□ 項第1号、第46
条第3項第1号
介・第6条第3
□ 項第2号、3号
第46条第3項第
2号、3号
□
介・第46条第3
項第4号
□
□ 介・第6条第3
項第5号、第46
条第3項第5号
入所者の身体の状況等に応じたサービスの提供を確保するため、車椅子、ギャッ
チャーベッド、ストレッチャー等を備えること。
家庭的な雰囲気を確保するため、木製風のベッド、絵画、鉢植え等の配置や壁紙の工
夫等に配慮するとともに、教養・娯楽のための本棚、音響設備、理美容設備等の配置
に努めること。
車椅子等による移動に支障のないよう床の段差をなくすよう努めること。
(消火設備等)
病院又は診療所と介護老人保健施設とを併設する場合には、両施設の入所者の
処遇に支障がないよう、表示等により病院又は診療所と介護老人保健施設の区 □
分を可能な限り明確にしているか。
□
消火設備その他の非常災害に際して必要な設備を設けているか。
※風水害、地震等の災害に際して必要な設備
□
老健7
□
Ⅳ 運営に関する基準(基準:厚労省令、通知:厚労省通知、介:高槻市条例、介規則:高槻市規則)
ッ
ユ
従ニ
来
ト
項
目
内
容
適
1 内容及び手続の説 サービスの提供開始前に、あらかじめ、入所申込者又はその家族に対し、重要
明及び同意
事項を記載した文書(重要事項説明書)で説明し、入所申込者の同意を得て、 □
交付しているか。
重要事項説明書及び契約書には、日付、説明及び入所申込者が漏れなく記載さ
□
れているか。
重要事項説明には以下の内容が記載されているか。
□
不
適
根
拠
介・7条
□
□
□
①運営規程の概要
事業者、施設の概要(名称、住所、所在地、連絡先など)
目的、方針、従業者の職種、員数及び職務内容、入所定員及び居室数など
②管理者氏名及び従業者の勤務体制
③利用料及びその他の費用
④施設利用に当たっての留意事項
⑤秘密保持と個人情報の保護(使用同意など)について
⑥事故発生時の対応(損害賠償の方法を含む)
⑦苦情処理の体制及び手順
苦情相談の窓口、苦情・相談の連絡先(事業者、市町村、大阪府国民健康保険団体連
合会など)
⑧高齢者の虐待防止に関する項目
⑨その他入所者の選択に役立つ事項
・協力医療機関等
⑩事業者、施設、利用者(場合により代理人)による説明確認欄
入所者又はその家族が理解しやすいように、わかりやすいものとなっている
□ □
か。
2 サービス提供拒否 正当な理由なくサービス提供を拒否していないか。
□ □ 介・8条
の禁止
※要介護度や所得の多寡を理由にサービス提供を拒否することを禁止するものである。
(多床室を希望する者に対して従来型個室しか空床がない場合や、生活保護者が従来型
個室やユニット型個室に入所を希望する場合は、正当な理由とできる。)
3 サービス提供困難 入所申込者の病状等を勘案し、入所申込者に対し自ら必要なサービスを提供す
時の対応
ることが困難であると認めた場合は、適切な病院又は診療所を紹介する等の措 □
置を速やかに講じているか。
介・9条
□
4 受給資格等の確認 利用申込者の被保険者証で被保険者資格、要介護認定の有無及び要介護認定の
有効期間を確認するとともに介護保険負担割合証で負担割合を確認している
□
か。
(確認の具体的な方法: )
介・10条
□
被保険者証に認定審査会意見が記載されているときは、サービス提供を行うに
□
際し、その意見を考慮しているか。
□
5 要介護認定等の申 入所の際に要介護認定を受けていない入所申込者については、既に要介護認定
請に係る援助
申請が行われているか確認しているか。要介護認定の申請が行われていない場
合は、入所申込者の意思を踏まえて速やかに申請が行われるよう必要な援助を □
行っているか。
□
有効期間が終了する30日前には要介護認定の更新申請が行われるように必要
□
な援助を行っているか。
□
6 入退所
心身の状況及び病状並びにその置かれている環境に照らし、看護、医学的管理
の下における介護及び機能訓練その他必要な医療等が必要であると認められる □
者を対象に、サービスを提供しているか。
入所を待っている申込者がいる場合、医学的管理の下における介護及び機能訓
練の必要性を勘案し、介護保健施設サービスを受ける必要性が高いと認められ
る入所者を透明性・公平性に留意し、優先的に入所させるよう努めているか。 □
入所者申込者の入所に際しては、その者に係る居宅介護支援事業者に対する照
会等により、その者の心身の状況、生活歴、病歴、指定居宅サービス等の利用 □
状況等の把握に努めているか。
介・11条
介・12条1項
□
介・12条2項
□
介・12条3項
□
入所者の家族等に対し、居宅における生活への復帰が見込まれる場合には、家庭での
療養へ移行する必要性があること、できるだけ面会に来ることが望ましいこと等の説明
を行うとともに、入所者に対して適切な介護保健施設サービスが提供されるようにする
ため、入所者の心身の状況、生活歴、病歴、家族の状況等の把握に努めているか。
また、室の高い介護老人保健施設サービスの提供に資する観点から、指定居宅サービ
ス等の利用状況等の把握に努めているか。
老健8
通知・第4
6(3)
入所者の心身の状況、病状、置かれている環境等に照らし、入所者が居宅にお
いて日常生活を営むことができるかどうかについて定期的に検討し、その内容 □
等を記録しているか。
上記の検討に当たっては、医師、薬剤師、看護・介護職員、支援相談員、介護
支援専門員、理学(作業)療法士、栄養士等の協議により行っているか。
介・12条4項
□
介・12条5項
□
□
① 入所者の病状及び身体の状態に照らし、退所して居宅において日常生活を営むこ 通知・第4
とができるかどうかを定期的に検討しなければならないこと。医師等による居宅にお 6(4)
ける生活への復帰の可否の検討は、入所後早期に行うこと。
② その検討は病状及び身体の状態に応じて適宜実施すべきものであるが、少なくと 通知・第4
も3月ごとには行うこと。これらの定期的な検討の経過及び結果は記録しておくとと 6(4)
もに、完結の日から2年間保存しておくこと。
入所者の退所に際しては、その者又はその家族に対し、適切な指導を行うとと
もに居宅サービス計画の作成等の援助に資すため、居宅介護支援事業者に対す □
る情報の提供に努めているか。
介・12条6項
□
退所が可能になった入所者の退所を円滑に行うために、介護支援専門員及び支援相談員
が中心となって、退所後の主治の医師及び居宅介護支援事業者等並びに市町村と十分連
携を図ること。
通知・第4
6(5)
退所後の主治の医師に対する情報の提供その他保健医療サ-ビス又は福祉サー
□
ビスを提供する者との密接な連携に努めているか。
介・12条6項
7 サービス提供の記 当該入所者の被保険者証に、次の事項を記載しているか。
録
①入所年月日
□
□
□ 介・13条
提供した具体的なサービスの内容等を記録しているか。
□
□
サービス提供の記録については、完結の日から2年間保存しているか。
□
□
②介護保険施設の種類及び名称
③退所年月日
8 利用料等の受領
利用者負担として、居宅介護サービス費用基準額または居宅支援サービス費用
【法定受領サービス】 基準額の1~2割(法令等により給付率が決定している割合に応じて)の支払 □
を受けているか。
介護報酬告示上の額の1割負担について、公費負担対象となる入所者に対して
は、当該公費負担の給付対象となる額を控除した額の支払を受けているか。
□
介・14条、47
□ 条
□
介規則5条、12
条準用5条
通知・第4 9
介護報酬告示上の額の1割負担について、高額介護サービス費の所得区分に応
じた月額負担上限額を超える場合は、当該上限額の支払を受けているか。
【特別な療養室料】
【特別な食事料】
□
□
法定代理受領サービスに該当しない場合に必要となる費用と当該サービスに該
当する場合に必要となる費用との間に不合理な差額を設けていないか。
□
□
特別な療養室の定員は、1人又は2人となっているか。
□
□
当該療養室が、居住費の他に特別な療養室の提供を行ったことに伴い必要とな
□
る費用の支払を入所者から受けるのにふさわしいものとなっているか。
□
当該療養室の提供を行うことに伴い必要となる費用の額が、重要事項説明書に
□
規定されているか。
□
実際の当該療養室の提供に際しては、入所者又はその家族の希望によるもので
□
あって、それに係る同意を書面で得ているか。
□
通常の食事では提供が困難な高価な材料を使用し、特別な調理を行う等するこ
□
とにより必要な費用徴収にふさわしいものとなっているか。
□
当該食事の提供を行うことに伴い必要となる費用の額が、重要事項説明書に規
□
定されているか。
□
※提供ごとに費用が異なる場合には「実費」との規定でも可であるが、別途消費税が必
要となることの規定は必要。
支払を受ける額は、当該食事の提供に必要となる費用から通常の食事の額を控
□
除した額として、その額に消費税を含めた金額となっているか。
□
当該食事の提供に当たっては、医師との連携の下に管理栄養士又は栄養士によ
る入所者ごとの医学的及び栄養学的な管理を行うこととしているか。
□
□
実際の当該食事の提供に際しては、入所者又はその家族の希望によるもので
あって、それに係る同意を書面で得ているか。
□
老健9
□
【居住費及び食費】
(従来型のみ)
【その他の日常生活
費】
負担限度額認定者については、居住費及び食費ともに、当該認定証に記載され
□
ている負担限度額の範囲内で徴収しているか。
□
外泊している入所者のベッドを当該入所者に同意を得た上で短期入所療養介護
又は介護予防短期入所療養介護として利用している場合は、当該入所者から居 □
住費を徴収していないか。
□
入所者から居住費及び食費ともに、負担限度額の範囲内で徴収する場合に、特
□
定入所者介護サービス費(補足給付)と整合が図られているか。
□
負担限度額認定者であるものの、居住費及び食費についていずれかを負担限度
額の範囲内で徴収していない場合は、特定入所者介護サービス費(補足給付) □
を請求していないか。
従来型個室に入所している入所者で、多床室に係る施設サービス費を算定する
□
場合は、多床室にかかる居住費を徴収しているか。
□
□
当該費用の徴収に当たっては、入所者又はその家族の希望によるものとなって
□
いるか。
□
当該費用について、入所者又はその家族に事前に十分説明を行い、書面による
□
同意を得ているか。
□
当該費用については、運営規程に可能な限り具体的な額を規定しているか。
□
□
当該費用は、保険給付の対象となっているサービスと重複したものとなってい
□
ないか。
□
○ シャンプー、リンス、石鹸、歯ブラシ、タオル、カミソリ、ティッシュペーパー、
化粧品、入れ歯洗浄剤、入所者の希望により参加するクラブ活動や行事等に必要な
材料費、人工肛門のストマ用装具(市町村からの支給対象でない場合) など
× 入浴時のバスタオル、ポータブルトイレ、車椅子、歩行器、食事用のエプロン、
共用の談話室等のテレビやカラオケ設備の使用料 など
当該費用は、あいまいな名目によるものでなく、費用の内訳を明らかにしてい
□
るか。
□
○ 日用品費(シャンプー、歯ブラシ、タオル等) 100円/日
× 日用品費 100円/日 …… 内容が曖昧
○ 洗濯 200円/kg、シャツ1枚50円
× 洗濯 200円/回 …… 量が明らかでないため不可
【預かり金】
施設サービスの一環として提供される日常生活上の便宜とはいえないものにつ
□
いては、その他の日常生活費とは別に徴収しているか。
□
その他の日常生活費以外のものについても、入所者又はその家族の希望による
□
ものであって、書面による同意を得ているか。
□
預かり金の管理方法は以下のとおり適切に行っているか。
①預かり金管理規程を整備しているか。
□
□
②責任者及び補助者を選定し、印鑑と通帳を別々に保管しているか。
□
□
③適切な管理が行われていることの確認が複数の者により常に行える体制で出
□
納事務を行っているか。
□
④入所者との保管依頼書(契約書)や預り証、個人別出納台帳等、必要な書類
□
を備えているか。
□
⑤預かり金の収支状況は、管理者により定期的(毎月)に点検されているか。
□
□
⑥入所者又は家族等に定期的(少なくとも3ヶ月に1回)に収支報告(閲覧又
□
は通知等)を行っているか。
□
預かり金の管理費用は実費相当となっているか。また、積算根拠は文書等によ
□
り明確にされているか。
□
入所者又はその家族に対して、費用区分を明確にした領収書を発行している
か。
□
□
領収書には消費税の課税・非課税の区分が明確にされているか。
□
□
9 保険給付の請求の 法定代理受領サービスに該当しない介護保健施設サービスに係る費用の支払を
ための証明書の交付
受けた場合は、提供したサービスの内容、費用の額その他必要と認められる
□
サービス提供証明書を入所者又はその家族に交付しているか。
□
【領収書】
老健10
介・15条
10 介護老人保健施設 施設サービス計画に基づき、入所者の要介護状態の軽減又は悪化の防止に資す
サービスの取扱方針
るよう、その者の心身の状況等を踏まえて、その者の療養を妥当適切に行って □
(従来型)
いるか。
施設サービス計画に基づき、漫然かつ画一的なものにならないよう配慮してい
□
るか。
当該施設の従業者は、当該施設サービスの提供に当たっては、懇切丁寧を旨と
し、入所者又はその家族に対し、療養上必要な事項について、理解しやすいよ □
うに指導又は説明を行っているか。
(ユニット型)
入居者がその有する能力に応じて、自らの生活様式及び生活習慣に沿って自律
的な日常生活を営むことができるようにするため、施設サービス計画に基づ
き、入居者の日常生活上の活動について必要な援助を行うことにより、入居者 □
の日常生活の支援を行っているか。
介・16条
□
□
□
介・48条
□
※入居者へのサービスの提供に当たっては、入居前の居宅における生活と入居後の生活
が連続したものとなるよう配慮することが必要であり、このため職員は、1人1人の入
居者について、個性、心身の状況、入居に至るまでの生活歴とその中で培われてきた生
活様式や生活習慣を具体的に把握した上で、その日常生活上の活動を適切に援助しなけ
ればならない。
なお、こうしたことから明らかなように、入居者の意向に関わりなく集団で行うゲー
ムや、日常生活動作にない動作を通じた機能訓練など、過程の中では通常行われないこ
とを行うのは、サービスとして適当でない。
各ユニットにおいて入居者がそれぞれの役割を持って生活を営むことができる
□
よう配慮してサービス提供を行っているか。
□
※入居者へのサービスの提供は、入居者がユニットに置いて相互に社会的関係を築くこ
とができるよう、それぞれ役割を持って生活を営めるように配慮して行わなければなら
ない。
このため職員は、入所者相互の信頼関係が醸成されるよう配慮することが必要である
が、同時に、入居者が他の入居者の生活に過度に干渉し、自立的な生活を損なうことの
ないようにすることにも配慮が必要である。
入居者のプライバシーの確保に配慮してサービス提供を行っているか。
□
□
入居者の自立した生活を支援することを基本として、入居者の要介護状態の軽
減又は悪化の防止に資するよう、その者の心身の状況等を常に把握しながら、 □ □
適切にサービス提供を行っているか。
当該施設の従業者は、当該施設サービスの提供に当たっては、入居者又はその
家族に対し、サービスの提供方法等について、理解しやすいように説明を行っ □ □
ているか。
(従来型・ユニット型 自らサービスの評価を行い、その改善を図っているか。
□ □
共通)
※具体的には「自主点検表」等を使った自己評価などが定期的に行われているか。
老健11
11.身体的拘束等の原則 身体的拘束その他入所者の行動を制限する行為は、当該入所者又は他の入所者
禁止
等の生命又は身体を保護するため緊急やむを得ない場合(切迫性、非代替性、
□
一時性を満たす場合)のみに限っているか。
また、下記の記録を完結の日から2年間保存しているか。
介・16条第4,5
項、48条第6,7
□ 項
※ 身体拘束禁止の具体的行為は下記のとおり(「身体拘束ゼロへの手引き」より)
① 徘徊しないように、車いすやいす、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。
② 転落しないように、ベッドに体幹や四肢をひも等で縛る。
③ 自分で降りられないように、ベッドを柵(サイドレール)で囲む。
④ 点滴・経管栄養等のチューブを抜かないように、四肢をひも等で縛る。
⑤ 点滴・経管栄養等のチューブを抜かないように、又は皮膚をかきむしらない
ように、手指の機能を制限するミトン型の手袋等をつける。
⑥ 車いすやいすからずり落ちたり、立ち上がったりしないようにY字型抑制帯や
腰ベルト、車いすテーブルをつける。
⑦ 立ち上がる能力のある人の立ち上がりを妨げるような椅子を使用する。
⑧ 脱衣やおむつはずしを制限するために、介護衣(つなぎ服)を着せる。
⑨ 他人への迷惑行為を防ぐために、ベッドなどに体幹や四肢をひも等で縛る。
⑩ 行動を落ち着かせるために、向精神薬を過剰に服用させる。
⑪ 自分の意思で開けることのできない居室等に隔離する。
緊急やむを得ず身体的拘束等を行った場合には、施設の医師が以下の事項を診
□
療録に記載しているか。
□
※記録にあたっては、「身体拘束ゼロへの手引き」に収載されている「緊急やむを得な
い身体拘束に関する説明書」もしくはそれに準じた形式で記録することが必要。
①どのような身体的拘束等を行ったか。
②いつからいつまで身体的拘束等を行ったのか。
③その際の入所者の心身の状況はどのようであったか。
④緊急やむを得ない理由は何か。
緊急やむを得ず身体的拘束等を行う場合、入所者本人又は家族に説明し、書面
□
による同意を得ているか。
□
緊急やむを得ず身体的拘束等を行ったケースについては、ケース検討会議等で
□
とりあげて、他に方法がなかったかどうか検討しているか。
□
当該施設の管理者及び従業者は、身体的拘束等廃止を実現するために正確な事
□
実認識を持っているか。
□
身体的拘束等廃止を実現するための正確な事実認識を持つために、大阪府等が
□
行う研修等に参加し、当該施設の従業者の意識啓発に努めているか。
□
管理者は、管理者及び各職種の従業者で構成する「身体拘束廃止委員会」など
□
を設置し、施設全体で身体的拘束等廃止に取り組んでいるか。
□
既に身体的拘束等の原則禁止を実現できているか。若しくは身体的拘束等をな
□
くしていくための改善計画が作成されているか。
□
当該改善計画には、次の内容が盛り込まれているか。
□
□
①施設内の推進体制
有
無
②介護の提供体制の見直し
有
無
③「緊急やむを得ない場合」を判断する体制・手続
有
無
④施設設備等の改善
有
無
⑤施設の従業者その他の関係者の意識啓発のための取組
有
無
⑥入所者の家族への十分な説明
有
無
老健12
12 施設サービス計画 当該施設の管理者は、計画担当介護支援専門員に施設サービス計画の作成に関
□
の作成
する業務を担当させているか。
施設サービス計画の作成に当たっては、入所者の日常生活全般を支援する観点
から、当該地域の住民による自発的な活動等によるサービス等の利用も含め
□
て、施設サービス計画上に位置づけるよう努めているか。
介・17条
□ 通知・第4 12
□
施設サービスの作成又は変更に当たっては、入所者の希望や課題分析の結果に基づき、
介護給付費対象サービス以外の、当該地域の住民による入所者の話し相手、会食等の自
発的な活動によるサービス等も含めて施設サービス計画に位置付けることにより、総合
的な計画となるよう努めなければならない。
施設サービス計画の作成に当たっては、入所者の有する能力、その置かれてい
る環境等の評価を通じて入所者が現に抱える問題点を明らかにし、入所者が自
立した日常生活ができるように支援する上で解決すべき課題を把握(アセスメ □
ント)しているか。
□
課題分析は、計画担当介護支援専門員の個人的な考え方や手法のみによって行われては
ならず、入所者の課題を客観的に抽出するための手法として合理的なものと認められる
適切な方法を用いなければならないものである。
アセスメントは、入所者及びその家族に面接して行っているか。
□
□
アセスメントに当たって、面接の趣旨を入所者又はその家族に対して十分に説
□
明し、理解を得ているか。
□
入所者の希望、入所者についてのアセスメントの結果及び医師の治療の方針に
基づき、入所者の家族の希望を勘案して、施設サービス計画原案を作成してい □
るか。
□
原案は、入所者の希望及び入所者についてのアセスメントの結果による専門的見地並び
に当該施設の医師の治療方針に基づき、入所者の家族の希望を勘案して、入所者及びそ
の家族の生活に対する意向、総合的な援助の方針、生活全般の解決すべき課題(ニー
ズ)、サービスの目標及び達成時期、サービスの内容、サービスを提供する上での留意
事項等を盛り込んだ計画の原案となっているか。
サービス担当者会議の開催や各担当者への照会等により、施設サービス計画原
案の内容について、担当者から専門的な見地からの意見を求めているか。
□
□
他の担当者とは、医師、理学療法士、作業療法士、看護・介護職員及び栄養士等の当該入
所者の介護及び生活状況等に関係する者を指す。
施設サービス計画原案について、入所者又はその家族に説明し、文書により同
□
意を得ているか。
□
施設サービス計画を入所者に交付しているか。
※当該計画は、基準条例の規定に基づき、完結の日から2年間保存すること。
□
□
特段の事情がない限り、定期的に入所者に面接してモニタリングを行い、記録
□
を残しているか。
□
「定期的に」の頻度については、入所者の心身の状況等に応じて適切に判断するもの
とする。「特段の事情」とは、入所者の事情により入所者に面接することができない場
合を主に指すものであり、計画担当介護支援専門員に起因する事情は含まれない。
なお、当該「特段の事情」については、具体的な内容を記録しておく必要がある。
入所者が要介護更新認定や区分変更認定を受けた場合には、サービス担当者会
議の開催や各担当者への照会等により、施設サービス計画の変更の必要性につ
□
いて、担当者から専門的な見地からの意見を求めているか。
□
施設サービス計画は、入所者の状態の変化等必要に応じて変更を行っている
か。
□
□
施設サービス計画を変更する際にも計画作成同様の一連の手続きを行っている
□
か。
□
老健13
13 診療の方針
診療は、一般に医師として必要性があると認められる疾病又は負傷に対して、
□
的確な診断を基とし、療養上妥当適切に行われているか。
□
診療に当たっては、常に医学の立場を堅持して、入所者の心身の状況を観察
し、要介護者の心理が健康に及ぼす影響を十分配慮して、心理的な効果もあげ □
ることができるよう適切な指導を行っているか。
□
常に入所者の病状等の的確な把握に努め、入所者又は家族に適切な指導を行っ
□
ているか。
□
検査、投薬、注射、処置等は、入所者の病状に照らして妥当適切に行っている
□
か。
□
特殊な療法又は新しい療法等については、市長が定めるもののほか行っていな
いか。
※療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定め
□
る掲示事項等(平成18年3月厚生労働省告示第107号)第五に定める
療法等
市長が定める医薬品以外の医薬品を入所者に施用し、又は処方していないか。
※療担規則及び薬担規則並びに療担基準に基づき厚生労働大臣が定め
る掲示事項等(平成18年3月厚生労働省告示第107号)第六に定める
□
医薬品
14 必要な医療の提供 入所者の病状からみて自ら必要な医療を提供することが困難であると認めたと
が困難な場合の措置等 きは、協力病院等に入院させ又は対診を求める等必要な措置を講じているか。 □
不必要に往診を求め、病院もしくは診療所に通院させていないか。
□
往診を求め、又通院させる場合には、病院等の医師等に対し当該入所者の診療
状況に関する情報の提供を行っているか。
※平成12年老企第59号通知の別記様式またはそれに準ずる様式を
□
使用する必要がある。
□
□
介・19条
□ 通知・第4 14
□
□
往診を受けた医師等、又は通院した病院等の医師から当該入所者の療養上必要
な情報の提供を受けるものとし、その情報により適切な診療を行っているか。 □
□
対診(往診及び通院)を求めた場合に、施設が負担すべき費用が医療保険で請
□
求されないよう注意しているか。
□ 施設入所者に係
「介護老人保健
介護老人保健施設で対応できる医療行為については、保険医からの情報提供により施設
の医師が対応することとなるので、当該医療行為に係る保険請求は認められないこと。
なお、介護老人保健施設で通常行えない医療行為については保険請求が認められるも
のであること。
15 機能訓練
介・18条
る往診及び通院
(対診)につい
て」(平成12年
3月31日老企第
59号)4(2)
入所者の心身の諸機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるため理学療
法、作業療法その他必要なリハビリテーションを計画的に行っているか。
□
介・20条
□ 通知・第4 15
入所時に情報収集を行い、医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護
職員、介護職員、薬剤師、支援相談員、栄養士、介護支援専門員その他の職種
の者(以下「関連スタッフ」という。)がアセスメントとそれに基づく評価を □
行っているか。
リハビリテーション実施計画の作成に当たっては、施設サービス計画との整合
□
性を図っているか。
通知・第4 15
イ
□
□
※施設サービス計画にリハビリテーション実施計画に相当する内容を記載している
場合は、その記載をもってリハビリテーション実施計画の作成に代えることが
できる。
入所者ごとのリハビリテーション実施計画に従い医師又は医師の指示を受けた
理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士がリハビリテーションやケアを実施す □
るとともに、入所者の状態を定期的に記録しているか。
入所者一人について、週2回以上の機能訓練を行っているか。(集団リハビリ
テーションのみだけではなく、入所者の心身の状態を適切に評価した上で、必 □
要なリハビリテーションを提供しているか。)
アセスメントとそれに基づく評価を行った後、関連スタッフが必要に応じてリ
ハビリテーションカンファレンスを行ってリハビリテーション実施計画の作成 □
や見直しを行っているか。
また、リハビリテーションを行う医師、理学療法士、作業療法士又は言語聴覚
士が、看護職員、介護職員その他の職種の者に対し、リハビリテーションの観
□
点から、日常生活上の留意点、介護の工夫等の情報を伝達しているか。
老健14
通知・第4 15
□ ロ
□
通知・第4 15
□ ハ
□
通知・第4 15
ニ
16 看護及び医学的管 看護及び医学的管理の下における介護は、入所者の自立の支援と日常生活の充
理の下における介護
実に資するよう、入所者の病状及び心身の状況に応じ、適切な技術をもって
□
(従来型)
行っているか。
1週間に2回以上、適切な方法により、入所者を入浴させ、又は清しきをしてい
□
るか。
(従来型)
□ 介・21条
通知・第4 16
□
入浴の実施に当たっては、入所者の自立支援に資するよう、その心身の状況を踏まえ、
特別浴槽を用いた入浴や介助浴等適切な方法により実施すること。
なお、入所者の心身の状況から入浴が困難である場合には、清しきを実施するなどに
より身体の清潔保持に努めること。
(ユニット型)
看護及び医学的管理の下における介護は、各ユニットにおいて入居者が相互に
社会的関係を築き、自律的な日常生活を営むことを支援するよう、入居者の病
□
状及び心身の状況等に応じ、適切な技術をもって行っているか。
(ユニット
型)
□ 介・49条
通知・第5 6
自律的な日常生活を営むことを支援するという点では、入居者の日常生活上の活動への
援助が過剰なものとなることのないよう留意する必要がある。
また、入居者が相互に社会的関係を築くことを支援するという点では、単に入居者が家
事の中で役割を持つことを支援するにとどまらず、例えば、入居者相互の中で頼り、頼
られるといった精神的な面での役割が生まれることを支援することにも留意する必要が
ある。
入居者の日常生活における家事を、入居者がその病状及び心身の状況等に応じ
□
て、それぞれの役割を持って行うよう適切に支援しているか。
□
「日常生活における家事」には、食事の簡単な下準備や配膳、後片付け、清掃やゴミ出
しなど、多様なものが考えられる。
入居者が身体の清潔を維持し、精神的に快適な生活を営むことができるよう、
適切な方法により、入居者に入浴の機会を提供しているか。
ただし、やむを得ない場合には、清しきを行うこともって入浴の機会の提供に □
代えることができる。
□
入浴が、単に身体の清潔を維持するだけでなく、入居者が精神的に快適な生活を営む上
でも重要なものであることから、こうした観点に照らして「適切な方法により」これを
行うこととするとともに、同様の観点から、一律の入浴回数を設けるのではなく、個浴
の実施等入居者の意向に応じることができるだけの入浴機会を設けなければならないこ
とを規定したものである。
(従来・ユニット共
通)
入所者の病状及び心身の状況に応じ、適切な方法により、排泄の自立につい
て、必要な援助を行っているか。
□
□
おむつを使用せざるを得ない入居者については、排せつの自立を図りつつ、お
□
むつを適切に取り替えているか。
□
排せつに係る介護に当たっては、入所者の心身の状況や排せつ状況などをもとに、トイ
レ誘導や入所者の自立支援に配慮した排せつ介助など適切な方法により実施すること。
なお、おむつを使用せざるを得ない場合には、入所者の心身及び活動状況に適したおむ
つを提供し、適切におむつ交換を実施すること。
褥瘡患者の状況
入所前から(
)名 入所後発症(
)名
褥瘡が発生しないよう適切な介護を行うとともにその発生を予防するために以下のよう
な体制を整備しているか。
①褥瘡のハイリスク者(日常生活自立度の低い入所者等)に対し、褥瘡予
防のための計画を作成、実践並びに評価を行っているか。
□
□
②専任の褥瘡予防対策を担当する者を定めているか。
□
□
) □
□
□
□
□
□
入所者に対し、離床、着替え、整容その他日常生活上の世話を適切に行ってい
□
るか。
□
入所者の負担により、施設の従業者以外の者による看護及び介護を受けさせて
いないか。
□
※付き添いを求めたり、家族に介護に来るよう強制していないか
□
③医師、看護職員、介護職員、栄養士等からなる褥瘡対策チームの設置し
ているか
構成メンバー(
回/
開催頻度(
④褥瘡対策のための指針の整備
)
⑤介護職員等に褥瘡対策に関する施設内職員継続教育の実施しているか。
老健15
17 食事の提供
(従来型)
(ユニット型)
個々の入所者の栄養状態に応じて、摂食・嚥下機能及び食形態にも配慮した栄
養管理を行うように努めるとともに、入所者の栄養状態、身体の状況、病状及
び嗜好を定期的に把握し、それに基づき計画的に食事の提供を行っているか。 □
(従来型)
介・22条
□ 通知・第4 17
食事は、入所者の自立の支援に配慮し、できるだけ離床して食堂で行われるよ
□
う努めているか。
□
栄養並びに利用者の心身の状況及び嗜好を考慮した食事を提供しているか。
□
入居者の心身の状況に応じて、適切な方法により食事の自立について必要な支
□
援を行っているか。
入居者の生活習慣を尊重した適切な時間に食事を提供するとともに、入居者が
その心身の状況に応じてできる限り自立して食事を摂ることができるよう必要 □
な時間を確保しているか。
(ユニット
□ 型)
介・50条
□ 通知・第5 7
□
施設側の都合で急かしたりすることなく、入居者が自分のペースで食事を取ることがで
きるよう十分な時間を確保しなければならないこと。
(調理後2時間を超えて食事をしている場合は、食中毒の原因となるので注意)
入居者が相互に社会的関係を築くことができるよう、その意思を尊重しつつ、
□
入居者が共同生活室で食事を摂ることを支援しているか。
□
共同生活室で食事を摂るよう強制していないか。
□
□
(従来型・ユニット型 調理は、あらかじめ作成された献立に従って行うとともに、その実施状況を明
□
共通)
らかにしているか。
□
食事時間は適切なものとなっているか。
※夕食時間は午後6時以降が望ましいが早くても午後5時以降とすること
配膳時間
朝(
)、昼(
)、夜(
□
□
)
業務委託している場合には、下記の項目について施設自らが行っているか。
①栄養管理
□
□
②調理管理
□
□
③材料管理
□
□
④施設等管理
□
□
⑤業務管理
□
□
⑥衛生管理
□
□
⑦労働衛生管理
□
□
□
□
□
□
居室関係部門と食事関係部門の連携が行われているか。
食事の安全面、衛生面は確保されているか。
①検食簿・喫食調査結果、食事せん、献立表、献食記録、入所者の入退所簿、食料品
消費日計等
②調理員の健康状態の把握、等
食事内容については、当該施設の医師又は栄養士を含む会議において検討を加
えているか。
□
18 相談及び援助
常に入所者の心身の状況、病状、その置かれている環境等の的確な把握に努
め、入所者又はその家族に対し、相談に適切に応じるとともに、必要な助言そ
の他の援助を行っているか。
□
19 その他のサービス 適宜入所者のためのレクリエーション行事を行うように努めているか。
の提供
(従来型)
(ユニット型)
□
介・23条
□
介・24条
□
□
入居者の嗜好に応じた趣味、教養又は娯楽に係る活動の機会を提供するととも
□
に、入居者が自律的に行うこれらの活動を支援しているか。
□
入居者1人1人の嗜好を把握した上で、それに応じた趣味、教養又は娯楽に係る活動の
機会を提供するとともに、同好会やクラブ活動などを含め、入居者が自立的に行うこれ
らの活動を支援しなければならない。
療養室は、家族や友人が気軽に来訪・宿泊することができるように配慮してい
□
るか。
□
(従来型・ユニット型 常に入所者の家族との連携を図るとともに、入所者とその家族の交流等の機会
□
共通)
を確保するよう努めているか。
□
老健16
介・51条
20 入所者に関する市 入所者について、以下のいずれかに該当する状況が生じた場合、遅滞なく、意見を付し
町村への通知
てその旨を市町村に通知しているか。
①正当な理由なしに介護老人保健施設サービスの利用に関する指示に従わない
ことにより、要介護状態等の程度を増進させたと認められるとき。
□
②偽りその他不正な行為によって保険給付を受け、又は受けようとしたとき。
□
21 管理者による管理 管理者は、専ら当該施設の職務に従事する常勤の職員となっているか。
※ただし、管理上支障がない場合は、同一敷地内にある事業所、施設等の職務 □
に従事することができる。
22 管理者の責務
管理者は、当該施設の従業者の管理、業務の実施状況の把握その他の管理を一
□
元的に行っているか。
管理者は、従業者に当該施設に係る基準省令の「運営に関する基準」を遵守さ
□
せるために必要な指揮命令を行っているか。
□
□
介・26条
□ 介規則・6条
□
介・27条
□
23 計画担当介護支援専 計画担当介護支援専門員は、施設サービス計画の作成の業務以外に、次の業務を行って
門員の責務
いるか。
①入所に際して、居宅介護支援事業所に対する照会等により、心身の状況、生
□
活歴、病歴、指定居宅サービス等の利用状況等の把握。
□
②入所者の心身の状況、その置かれている環境等に照らし、その者が居宅にお
いて日常生活を営むことができるかどうかについて、定期的な検討及びその内 □
容等の記録。
□
③退所に際し、居宅介護支援事業所に対して情報を提供するほか、保健医療
サービス・福祉サービスを提供する者との密接な連携。
□
□
介・25条
介・28条
④苦情の内容等の記録(内容の把握でも可)。
□ □
※計画担当介護支援専門員がすべてを記録しなければならないものではなく、他の職員
の記録であっても差し支えないが、計画担当介護支援専門員が責任者として把握してい
る必要がある。
⑤事故の状況及び事故に際して採った処置の記録(内容の把握でも可)。
□
□
※計画担当介護支援専門員がすべてを記録しなければならないものではなく、他の職員
の記録であっても差し支えないが、計画担当介護支援専門員が責任者として把握してい
る必要がある。
24 運営規程
(ユニット型のみ)
以下に掲げる重要事項を内容とする運営規程を定めているか。
①施設の目的及び運営の方針
有
②従業者の職種、員数及び職務内容
有
□ (従来型)
介・29条
無 (ユニット型)
介・52条
無
③入所定員
有
無
④ユニットの数及びユニットごとの入居定員
有
無
⑤入所者に対する介護保健施設サービスの内容
有
無
⑥利用料その他の費用の額
・施設が徴収する全ての利用料等(介護報酬以外)
・居住費及び食費の負担限度額
・居住費の外泊時の取扱い ・消費税の課税の有無
・利用料変更に係る手続関係
有
無
⑦施設の利用に当たっての留意事項
有
無
⑧非常災害対策
有
無
⑨その他施設の運営に関する重要事項
・身体的拘束等の原則禁止
・虐待防止に関する事項
・その他の重要事項
有
無
老健17
□
25 勤務体制の確保等 事業所ごとに、原則として月ごとの勤務表を作成し、従業者の日々の勤務時
(従来型・ユニット型 間、常勤・非常勤の別、看護・介護職員等の配置等を明確にしているか。
共通)
※タイムカード等を利用して、職員の勤務時間の確認等を行っているか。
□
(従来型)
介・30条
□ (ユニット型)
介・53条
介規則・11条
勤務表は、予定と実施を作成しているか。
□
□
夜間の安全確保及び入所者のニーズに対応するため、看護・介護職員による夜
間の勤務体制(療養階+1名)を確保しているか。
□
休日、夜間等においても医師との連絡が確保される体制を取っているか。
【研修機会の確保】
□
□
委託が認められている業務を除いては、施設の職員によってサービスを提供し
□
ているか。
□
全職員に、勤務先及び勤務時間等を明記した辞令を交付しているか。
□
□
非常勤職員も含めた全ての職員に、雇用契約書等による勤務条件の明示を行っ
□
ているか。
□
従業者の資質向上のため、計画的な研修を実施しているか。
□
□
入所者の意思と人格を尊重したサービスを提供するため、職員の人権意識の向
□
上を図るための研修を行っているか。
□
研修に参加する職員に偏りはないか。
□
□
研修内容を研修参加職員以外に周知できる体制が整備されているか。
□
□
□
□
□
(従来型)
□ 介・31条
□
(ユニット型)
□ 介・54条
□
□
【職員検診】
職員の健康診断は年1回(夜勤を行う職員については年2回)行っているか。
26 定員の遵守
(従来型)
入所定員を常に守っているか。
(ユニット型)
ユニットごとの入居定員を常に守っているか。
(従来型・ユニット型 療養室の定員は常に守っているか。
共通)
27 非常災害対策
非常災害に対する具体的計画(※)を立てているか。
介・32条
□
□
非常災害に備えるため、定期的(年2回以上)に避難、救出その他必要な訓練を
行っているか。
□
□
年に1回は、夜間を想定した訓練を行っているか。
□
□
地域の消防機関へ速やかに通報する体制をとるよう職員に周知徹底を図ってい
□
るか。
□
日頃から消防団や地域住民との連携を図り、火災の際に消火・避難等に協力し
□
てもらえるような体制を整備しているか。
□
消防計画の策定及び消防業務の実施は、防火管理者が行っているか。
□
□
地震防災マニュアルを作成しているか。
□
□
※消防法施行規則第3条に規定する消防計画(これに準ずる計画を含む)及び
風水害、地震等の災害に対処するための計画をいう。
老健18
28
衛生管理等
入所者の使用する施設、食器その他の設備又は飲用に供する水について、衛生
□
的な管理は適切に行われているか。
介・33条
□ 介規則・7条
食品の保管設備、食器の消毒・保管方法等は大量調理衛生管理マニュアルに
沿って行われているか。
□
□ 通知・第4 25
簡易専用水道(受水槽)を使用している場合、年1回法定検査を受けている
か。
□
□
貯水槽を使用している場合、清掃を年1回以上行っているか。
□
□
井戸水を使用している場合、必要な水質検査(年1回)を実施し、適切に衛生
□
管理を行っているか。
□
循環式浴槽を使用している場合、以下の検査等を含めてレジオネラ症対策を適切に行っ
ているか。
① 入浴日の浴槽水の残留塩素濃度検査は、入浴前・入浴中・入浴後の3回実施
□
し、常に0.4mg/l以上に保たれているか。
□
②浴槽水を適切(1週間に1回以上)に交換し、清掃を行っている。
※浴槽水交換頻度 回/ 週
□
□
③循環式浴槽水は少なくとも1年に1回以上は水質検査を行い、レジオネラ属
菌に汚染されていないか確認している。
(高齢者施設の場合、1年に2回以上が望ましい)
□
1回目:時期 . . 結果
2回目:時期 . . 結果
□
空調設備等により施設内の適温の確保に努めているか。
□
□
□
□
清潔リネン庫に掃除器具や不潔リネン等の汚染の原因になるものを置いていな
□
いか。
□
シーツ交換は週1回以上行っているか。
(医薬品及び医療用
具)
医薬品及び医療用具の管理は適切か。
□
□
□
□
□
□
③専用の麻薬帳簿を作成し、譲受、交付、廃棄、事故を記録し完結の日から2
年間保管しているか。
□
□
(向精神薬処方ありの ①譲受を記録(卸業者からの向伝票で可)し、完結の日から2年間保存してい
場合のみ)
るか。
※同一法人の施設からの譲受は可能、他法人の施設からは不可
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
(麻薬処方ありの場合 麻薬を処方している場合、以下の事項を遵守しているか。
のみ)
(薬務課作成の「麻薬の取扱いについて(老健施設)」参照のこと)
①麻薬施用者免許を受けた医師が処方しているか。
②保管は固定式等容易に持ち運びができない麻薬専用金庫を使用しているか。
②従事者が在室していない場合は施錠保管しているか。
③廃棄する場合、焼却や希釈等回収が困難な方法で行い、記録しているか。
④盗難・紛失等した場合、速やかに大阪府薬務課に届け出ているか。
(覚せい剤原料処方あ 覚せい剤原料を処方している場合、以下の事項を遵守しているか。
りの場合のみ)
※パーキンソン病治療薬のエフピー等が該当する。
①譲受を記録し、完結の日から2年間保存しているか。
②保管は覚せい剤原料専用の保管庫や施錠できる引出等に保管しているか。
③帳簿を作成し、記録しているか。
(誤嚥防止)
洗剤等の危険物が認知症の入所者の手が届くところに放置されていないか。
※H21年末 洗剤誤飲による死亡事例あり
老健19
(感染症対策)
感染症が発生し、又はまん延しないよう必要な措置を講ずるよう努めている
か。
□
□
特に、インフルエンザ対策、腸管出血性大腸菌感染症対策、レジオネラ症対策
□
等について、別途通知等に基づき適切な措置を講じているか。
□
感染症予防の観点から、共用タオルや固形石けんを使っていないか。
□
□
□
□
感染症対策のため、空調設備等により施設内の適温・適湿の確保に努めている
□
か。
□
感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための対策を検討する委員会を概
ね3月に1回以上、定期的に開催するとともに、感染症が流行する時期等を勘
□
案して必要に応じて随時開催しているか。
□
手指消毒薬剤または消毒器を設置しているか。
委員会は、幅広い職種(例えば、施設長(管理者)、事務長、医師、看護職員、介護職
員、栄養士、生活相談員)で構成しているとともに、構成メンバーの責務及び役割分担
を明確にしておくか。
委員会の結果について、職員に周知徹底を図っているか。
専任の感染対策を担当する職員(看護師が望ましい)を決めているか。
感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための指針を整備しているか。
当該指針には、平常時の対策及び発生時の対応が規定されているか。
□
□
□
□
□
□
□
□
○平常時の対策の例
・施設内の衛生管理(環境の整備、排泄物の処理、血液・体液の処理等)
・日常のケアに係る感染対策(血液等に触れるとき、傷や創傷皮膚に触れるときの取り
決め)
・手洗いの基本
・早期発見のための日常の観察項目
○発生時の対応の例
・発生状況の把握
・感染拡大の防止
・医療機関や保健所
・市町村における施設関係課等の関係機関との連携
・医療措置
・行政への報告等
・発生時における施設内の連絡体制や上記関係機関への連絡体制の整備
また、発生時における施設内の連絡体制や医療機関等の関係機関への連絡体制
□
が明記されているか。
□
職員に対し感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための研修を年2回以
上定期的に開催しているか。
□
□
食中毒(O-157含む)及び感染症の発生を防止するために必要に応じ保健所の
助言、指導を求めているか。
□
□
感染症や食中毒を疑ったときは、感染症管理体制の徹底を図るための体制整備
□
や感染症の対応方策が整備されているか。
□
入所予定者の感染症既往がある場合、感染対策担当者は、当該感染症に関する
知識・対応を従業者に周知しているか。
※入所予定者の健康状態の把握は必要であるが、既往をもって入所を拒否する
正当な理由には当たらないことに留意。
(感染症に係るマニュ 下記の感染症マニュアルを整備しているか。
アルの整備)
①MRSA
□
□
□
□
有
無
②結核
有
無
③疥癬
有
無
④O-157
有
無
⑤ノロウイルス
有
無
⑥インフルエンザ
有
無
□
□
感染症マニュアルの内容を職員に周知しているか。
老健20
29 協力病院
協力病院を定めているか。
□
□ 介・34条
通知・第4 26
□
協力病院にはおおむね20分以内に搬送できるか。
□
□
入所者の入院や休日夜間の対応について取り決めているか。
□
□
□
□
□
□
□
□
従業者に対し、正当な理由がなく、その業務上知り得た入所者又はその家族の
□
秘密を漏らすことがないよう、必要な措置を講じているか。
□
退職後においても、従業者が正当な理由なく、その業務上知り得た入所者又は
□
その家族の秘密を漏らすことがないよう措置を講じているか。
□
□
協力病院は救急治療に対応できるか。
協力歯科医療機関を定めているか。
30 掲示
施設内の見やすい場所に、以下の事項を掲示しているか。
介・35条
①運営規程の概要
②従業者の勤務体制
③協力病院
④利用料その他の額
⑤食事の週間メニュー
⑥その他のサービスの選択に資すると認められる事項
入所者の手の届く可能性のある掲示物に押しピンを使用していないか。
31
秘密保持等
個人情報保護のために職員への意識啓発、教育・研修を実施しているか。
□
□
□
□
32 居宅介護支援事業 居宅介護支援事業所又はその従業者に対し、要介護被保険者に当該施設を紹介
者に対する利益供与の することの対償として、金品その他の財産上の利益を供与していないか。
□
禁止
□
居宅介護支援事業所等に対して、入所者・家族に関する情報を提供する際に
は、あらかじめ文書により入所者の同意を得ているか。
33 苦情処理
34 地域との連携等
介・36条
介・37条
居宅介護支援事業所又はその従業者から、当該施設からの退所者を紹介するこ
との対償として、金品その他の財産上の利益を収受していないか。
□
□
相談窓口(当該施設、大阪府、市町村、国保連合会)、苦情処理の体制及び手
□
順等、苦情を処理するための措置の概要を掲示しているか。
□
苦情を受け付けた場合には、当該苦情の内容を記録しているか。
また、完結の日から2年間保存しているか。
□
□
入所者からの苦情に関して、市町村が行う調査に協力するとともに、市町村か
□
ら指導または助言を受けた場合はそれに従って必要な改善を行っているか。
□
市町村からの求めがあった場合、上記の改善の内容を市町村に報告している
か。
□
□
入所者からの苦情に関して、国保連が行う調査に協力するとともに、国保連か
□
ら指導または助言を受けた場合はそれに従って必要な改善を行っているか。
□
国保連からの求めがあった場合、上記の改善の内容を国保連に報告している
か。
□
□
苦情がサービスの質の向上を図る上での重要な情報であるとの認識に立ち、苦
□
情の内容を踏まえ、サービスの向上に向けた取組を自ら行っているか。
□
施設の運営に当たっては、地域住民又はその自発的な活動等との連携及び協力
□
を行う等の地域との交流に努めているか。
介・39条
□ 通知・第4 30
地域に開かれた施設として運営されるよう、地域の住民やボランティア団体との連携及
び協力を行う等の地域との交流を図らなければならない。
施設の運営に当たっては、提供したサービスに関する入所者からの苦情に関し
て、市町村等が派遣する者が相談及び援助を行う事業その他の市町村が実施す □
る事業に協力するよう努めているか。
老健21
□
介・38条
35 事故発生の防止及 事故発生防止のための指針を整備しているか。
び発生時の対応
当該指針には、次の事項が盛り込まれているか。
□
□ 介・40条
介規則・8条
□ 通知・第4 31
(イ)施設における介護事故の防止に関する基本的な考え方
有
無
(ロ)介護事故の防止のための委員会その他施設内の組織に関する事項
有
無
有
(ニ)施設内で発生した介護事故、ヒヤリ・ハット事例及び現状を放置しておく
と介護事故に結び付く可能性が高いものの報告方法等の介護に係る安全の確保 有
を目的とした改善のための方策に関する基本方針
(ホ)介護事故等発生時の対応に関する基本方針
有
無
(ヘ)入所者等に対する当該指針の閲覧に関する基本方針
有
無
(ト)その他介護事故等の発生の防止の推進のために必要な基本方針
有
無
事故が発生した場合又はそれに至る危険性がある事態が生じた場合、当該事実
が事故発生防止のための委員会に報告され、その原因等の分析を行っている
□
か。
□
事件の原因の分析を通じた改善策を職員に周知しているか。
□
(ハ)介護事故の防止のための職員研修に関する基本方針
無
無
□
□
改善策の周知徹底は介護事故等について施設全体で情報共有し、今後の再発防
止につなげるためのものであり、決して職員の懲罰を目的としたものでないこ □
とに留意しているか。
□
改善策の周知徹底について、以下のような措置をとっているか。
□
□
(イ)介護事故等について報告するための様式の整備
有
無
(ロ)介護職員その他職員等による、介護事故等の発生又は発生ごとの状況、背
景等の記録及び(イ)の様式に従った報告
有
無
(ハ)事故発生防止のための委員会において、(ロ)により報告された事例の集計・
有
分析
無
(ニ)事例の分析に当たって、介護事故等の発生時の状況を分析し、介護事故等
の発生原因、結果等を取りまとめ、防止策を検討
有
無
(ホ)報告された事例及び分析結果の職員への周知徹底
有
無
(ヘ)防止策を講じた後の効果についての評価
有
無
□
□
□
□
□
□
サービス提供により事故が発生した場合は速やかに市町村、入所者の家族等に
□
連絡を行うとともに、必要な措置を講じているか。
□
35 事故発生の防止及 事故発生防止のための委員会を設置しているか。
び発生時の対応
専任の安全対策を担当する者を決めているか。
事故発生の防止のための研修を、年2回以上開催しているか。
上記の事故の状況及び事故に際して採った措置について記録しているか。
□
□
賠償すべき事態が生じた場合、速やかに損害賠償を行えるよう体制(保険加
入、積立金)をとっているか。
□
□
事故対応マニュアル又はそれに準ずるものを作成しているか。
□
□
当該マニュアル等は全ての職員に周知が図られているか。
□
□
36 会計の区分
介護保健施設サービスの事業の会計とその他の事業との会計を区分している
か。
□
□
37 記録の整備
従業者、施設及び構造設備並びに会計に関する諸記録を整備しているか。
□
□ 介・42条
通知・第4 33
各記録が鉛筆書きではなく、ペン書きやコピー等保存性に配慮したものとして
□
いるか。
入所者に対するサービス提供に関する諸記録を整備し、その完結の日から2年
間保存しているか(診療録については医療法規定により5年)。
①施設サービス計画
②居宅への復帰の可能性についての検討の記録
③診療録その他サービス提供の内容に係る記録
④緊急やむを得ない場合に行った身体的拘束等に関する記録
⑤基準省令第22条に規定する市町村への通知に係る記録
⑥苦情の内容等の記録
⑦事故の状況及び事故に際して採った処置についての記録
老健22
□
□
□
介・41条
38 広告制限
広告は次の事項に限定しているか。
□
□ 法・第98条
①施設の名称、電話番号及び住所
②施設に勤務する医師及び看護職員の氏名
③施設及び構造設備に関する事項
④職員の配置数
⑤提供されるサービスの種類及び内容(医療内容に関するものを除く)
⑥利用料の内容
⑦その他高槻市長の許可を受けた事項
39 開設許可等の変更 入所定員その他下記の事項を変更しようとしたときは、高槻市長の許可を受け
□
許可
ているか。
□
法・第94条
①敷地の面積及び平面図
②建物の構造概要及び平面図(各室の用途を明示)並びに施設及び構造設備の概要
③施設の共用の有無及び共用の場合の利用計画
④運営規程(従業者の職種、員数及び職務内容並びに入所定員(入所定員又は療養室の
定員の減少は含まず)にかかる部分)
⑤協力病院の名称及び診療科名並びに当該協力病院との契約内容(協力病院の変更に限
る)(協力歯科医療機関の場合は当該歯科医療機関の名称及び契約内容)
⑥施設の管理者の氏名、生年月日及び住所
40 開設許可等の変更 開設者の住所その他下記の事項に変更があったときは、10日以内にその旨を高
□
届出
槻市長に届け出ているか。
□
①施設の名称及び開設の場所
②開設者の名称及び主たる事務所の所在地並びに代表者の氏名、生年月日、住所及び職
名
③開設者の定款、寄附行為等及びその登記事項証明書又は条例等(当該許可に係る事業
に関するものに限る)
④併設する施設がある場合にあっては、当該併設する施設の概要
⑤施設の管理者の氏名、生年月日及び住所
⑥運営規程(従業者の職種、員数及び職務内容並びに入所定員に係る部分を除く)
⑦協力病院の名称及び診療科名並びに当該協力病院との契約の内容(協力病院を変更し
ようとするときに係るものを除く。協力歯科医療機関の場合は当該歯科医療機関の名称
及び契約内容)
⑧当該申請に係る事業に係る施設介護サービス費の請求に関する事項
⑨役員の氏名、生年月日及び住所
⑩介護支援専門員の氏名及びその登録番号
41 高齢者虐待の防止
【高齢者虐待の防止、
高齢者の養護者に対す
る支援等に関する法
律】
施設の従業者は、高齢者虐待を発見しやすい立場にあることを自覚し、高齢者
□
虐待の早期発見に努めているか。
□
高齢者虐待の防止について、従業者への虐待の防止のための措置(人権研修
等)を講じているか。
□
老健23
□
法・第98条
Ⅴ 業務管理体制の整備
項
目
内
容
適 不適
1 業務管理体制整備に 事業者(法人)において、①~③の区分に応じ、業務管理体制を整備するとと
係る届出書の提出
もに、当該整備に係る事項を記載した届出書を、所管庁に提出しているか。
① 法令遵守責任者の選任 【全ての法人】
□
法令遵守責任者の届出 済 ・ 未済
所属・職名
② 法令遵守規程の整備【事業所(施設)数が20以上の法人のみ】
①に加えて、規程の概要の届出 済 ・ 未済
③ 業務執行の状況の監査の定期的な実施【事業所(施設)数が100以上の法人
のみ】
①及び②に加えて、監査の方法の概要の届出 済 ・ 未済
所管庁に変更があったときは、変更後の届出書を、変更後の所管庁及び変更前
の所管庁の双方に届け出ているか。
※所管庁(届出先)は、事業所等の所在状況により異なる。
① 3以上の地方厚生局の区域…………厚生労働大臣(本省)
② 2以上の都道府県、かつ1または2の地方厚生局の区域
…法人所在地の都道府県知事
③ 1つの都道府県内に所在する事業者(④は除く)
…所在地の都道府県知事
□
④ 1つの政令指定都市内に所在する事業者
…所在地である政令指定都市の長
⑤ 地域密着型サービス(介護予防含む)のみを行う事業者で、すべての指定
事業所が高槻市内に所在する事業者…高槻市長(福祉指導課)
⑥ 上記以外の事業者…大阪府知事(福祉部高齢介護室介護事業者課)
老健24
拠
法115の32
則140の39
□ 則140の40
氏名
届出事項に変更があったときは、遅滞なく、変更事項を所管庁に届け出ている
か。
※ 事業所数の増減により整備すべき内容が変わった場合等についても、届出 □
が必要
根
□
□
Ⅵ-1 介護給付費関係
ユ
ニ
ッ
従
来
型ト
型
項
1 端数処理
目
内
容
算定される単位数から金額に換算する際に生ずる1円未満(小数点以下)の端
数は切り捨てているか。(基本単位は老健最終ページ別表参照)
適 不適
□
2 介護保健施設サー 入所の日数については、入所日及び退所日の両方を含めて、施設サービス費を
ビス費
算定しているか。
□
※以下の事項に該当する場合は、それぞれの事項のとおり取扱うこと。
当該施設と短期入所生活介護事業所、短期入所療養介護事業所、特定施設又は
介護保険施設(以下「介護保険施設等」という。)が次の位置関係にある場
合、当該施設へ入所した日は入所の日数に含め、退所した日は入所の日数に含 □
めずに、施設サービス費を算定しているか。
通・第二
□ 1(1)
通・第二
□ 1(2)
□
①当該施設と介護保険施設等が同一敷地内にある場合
②当該施設と介護保険施設等が隣接若しくは近接する敷地にあって相互に職員の兼務や
施設の共用等が行われている場合
当該施設と病院又は診療所の医療保険適用病床(以下単に「医療保険適用病
床」という。)が次の位置関係にある場合、当該施設へ入院した日又は退院し
□
た日は入院の日数に含めずに、施設サービス費を算定しているか。
□
①当該施設と医療保険適用病床が同一敷地内にある場合
②当該施設と医療保険適用病床が隣接又は近接する敷地にあって相互に職員の兼務や
施設の共用等が行われている場合
【施設基準】
[従来型]
[在宅強化型]
介護老人保健施設の施設サービス費(Ⅰ)の介護保健施設サービス費(ⅰ)又
□
は(ⅲ)を算定する場合、以下の施設基準を満たしているか。
□
看護職員又は介護職員の数が、常勤換算方法で、入所者の数が3又はその端数 を増すご
とに1以上であること。
介護保健施設サービス費(Ⅰ)の介護保健施設サービス費(ⅱ) 又は(ⅳ)を算定する
場合、以下の施設基準を満たしていること。
①リハビリテーションを担当する理学療法士、作業療法士又 は言語聴覚士が
適切に配置されているか。
※適切な配置とは、理学療法士等と医師、看護職員、支援相談員、栄養士、 □ □
介護支援専門員等が協力して在宅復帰に向けた施設サービス計画を策定できる
体制を整備していることをいう。
② 次のいずれにも適合しているか。
□ □
(1)算定日が属する月の前6月間において当該施設から退所した者(当該施設内で
死亡した者を除く。)のうち、在宅において介護を受けることとなったもの(当該施
設における入所期間が1月間を超えていた者に限る。) の占める割合が100分の5
0を超えていること。
※施設基準における在宅とは、自宅その他自宅に類する住まいである有料老人ホー
ム、認知症高齢者グループホーム及びサービス付き高齢者向け住宅等を含むものであ
る。なお、当該施設から退所した入所者の総数には、短期入所療養介護の利用者は含
まない。
(2)入所者の退所後30日以内(退所時の要介護状態区分が要介護4又は要介護5
の場合にあっては14日以内)に、当該施設の従業者が当該退所者の居宅を訪問し、
又は指定居宅介護支援事業者から情報提供を受けることにより、当該退所者の在宅に
おける生活が1月以上(退所時の要介護状態区分が要介護4又は要介護5の場合に
あっては14日以上)継続する見込みであることを確認し、記録していること。
③30.4を当該施設の入所者の平均在所日数で除して得た数が100分の1
□
0以上であるか。
□
④次のいずれかに適合しているか。
□
□
(1)算定日が属する月の前3月間における入所者のうち、要介護状態区
分が要介護4及び要介護5の者の占める割合が100分の35以上である
こと。
□
□
(2)算定日が属する月の前3月間における入所者のうち、喀痰吸引が実
施された者の占める割合が100分の10以上又は経管栄養が実施された
者の占める割合が100分の10以上であること。
※施設基準における入所者の割合については、以下の(a)に掲げる数を(b)
に掲げる数で除して算出すること。
(a)当該施設における直近3月間の入所者ごとの要介護4若しくは
要介護5に該当する入所者延日数、喀痰吸引を必要とする入所者
延日数又は経管栄養を必要とする入所者延日数
(b)当該施設における直近3月間の入所者延日数
□
□
⑤入所者が在宅へ退所するに当たっては、当該入所者及びその家族に対して、
退所後の居宅サービスその他の保健医療サービス又は福祉サービスについて指 □
導を行っているか。
□
老健25
根
拠
[在宅強化型] つづき ⑥本人家族に対する指導の内容は次のようなものとなっているか。
(a) 食事、入浴、健康管理等在宅療養に関する指導
(b)退所する者の運動機能及び日常生活動作能力の維持及び向上を
目的として行う体位変換、起座又は離床訓練、 起立訓練、食事
□
訓練、排泄訓練の指導
(c)家屋の改善の指導
(d)退所する者の介助方法に関する指導
⑦看護職員又は介護職員の数が、常勤換算方法で、入所者の数が3又はその端
□
数を増すごとに1以上であるか。
⑧当該基本施設サービス費を算定した場合は、算定根拠等の関係書類を整備し
□
ているか。
⑨適用すべき所定単位数の算定区分については、月の末日において、それぞれ
の算定区分に係る施設基準を満たさない場合は、当該施設基準を満たさなく
なった月の翌々月に変更の届出を行い、当該月から、介護保健施設サービス費
(Ⅰ)の介護老人保健施設サービス費(ⅰ)若しくは(ⅲ)を算定している
□
か。
(翌月の末日において当該施設基準を満たしている場合を除く。)
□
□
□
□
⑩定員超過に該当していないこと。
□
□
⑪人員欠如に該当していないこと。
□
□
【従来型個室に入所し 従来型個室の入所者であって、以下の基準を満たしている者に対しては、多床
□
ていた者の取扱い】
室に係る介護保健施設サービス費を算定しているか。
告・別表2 注
□ 10
通・第二
平成17年9月30日において従来型個室に入所している者であって、平成17年10月1日以後 6(18)
引き続き従来型個室に入所している場合で、かつ平成17年9月1日から30日までの間に特
別室料を徴収していないこと。
※当該従来型個室を一旦退所した後、再度当該従来型個室に入所する場合は当該措置の
対象にはならない。
【多床室利用者による 従来型個室の入所者であって、以下の基準を満たしている者に対しては、多床
告・別表2 注
□ □ 11
従来型個室利用の取扱 室に係る介護保健施設サービス費を算定しているか。
い】
①感染症等により、従来型個室への入所が必要であると医師が判断した者であって、従
来型個室への入所期間が30日以内であること。
②従来型個室の床面積が8.0㎡未満であること。
③著しい精神症状等により、同室の他の入所者の心身の状況に重大な影響を及ぼすおそ
れがあると医師が判断した者であること。
【夜勤職員欠員減算】 夜勤を行う職員の勤務条件に関する基準を満たさない場合は、所定単位数の
100分の97に相当する単位数を算定しているか。
□
告・別表2 注1
□ 通・第二
1(6)
【定員超過減算】
入所者数が定員を超過した場合は、所定単位数の100分の70に相当する単位数
を算定しているか。
□
通・第二
□ 1(3)
【人員欠如減算】
看護職員・介護職員の員数が基準を満たさない場合は、所定単位数の100分の
70に相当する単位数を算定しているか。
□
通・第二
□ 1(5)
①人員基準上必要とされる員数から1割を超えて減少した場合は、その翌月から入所者
の全員について所定単位数が減算される。
②1割の範囲内で減少した場合は翌々月から所定単位数が減算される。
(翌月の末日に人員基準を満たしている場合を除く。)
医師の員数が基準を満たさない場合は、所定単位数の100分の70に相当する単
位数を算定しているか。
(翌月の末日に人員基準を満たしている場合を除く。)
□
□
理学療法士又は作業療法士又は言語聴覚士の員数が基準を満たさない場合は、
所定単位数の100分の70に相当する単位数を算定しているか。
□
(翌月の末日に人員基準を満たしている場合を除く。)
□
介護支援専門員の員数が基準を満たさない場合は、所定単位数の100分の70に
相当する単位数を算定しているか。
(翌月の末日に人員基準を満たしている場合を除く。)
□
□
【ユニットケア体制職 ユニットにおける職員の員数が、以下のユニットにおける職員の基準を満たさない場合
員減算】
は、所定単位数の100分の97に相当する単位数を算定しているか。
①日中については、ユニットごとに常時1人以上の介護職員又は看護職員を配
置すること。
□
□
②ユニットごとに、常勤のユニットリーダーを配置すること。
□
□
老健26
告・別表2 注2
通・第二
1(2)
【特定入所者介護サー 居住費及び食費におけるを負担限度額の範囲内で徴収する場合に限って当該費
□
ビス費(補足給付)】 用を請求しているか。
負担限度額認定者であるものの、居住費又は食費についていずれかを負担限度
□
額を超えて徴収している場合は、当該費用を請求していないか。
介護保険法 第
□ 49条
介護保険法施
□ 行令 第22条
居住費又は食費について負担限度額よりも低い額で徴収する場合、基準費用額
□
と負担限度額との差額で請求しているか。
□
外泊時に居住費を入所者から徴収する場合(短期入所療養介護未利用)で、当
該費用を請求するときは、当該外泊時費用算定期間内となっているか。
□
□
外泊中の初日又は最終日に食事の提供を行わなかった場合、負担限度額認定証
□
の交付を受けた者の当該日に係る補足給付を請求していないか。
□
3 身体拘束廃止未実 「介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準省令」第13
施減算
条第4項に規定する身体拘束等を行う場合の記録を行っているか。
□
告・別表2 注3
□ 通・第二
6(6)
上記の記録を行っていない事実が生じた場合に、次の事項を行っているか。
①速やかに改善計画を高槻市長に提出している。
□
□
②改善計画提出後、事実が生じた月から3月後に改善計画に基づく改善状況を
高槻市長に報告している。
□
□
③上記①・②の手続きを行った上で、事実が生じた月の翌月から改善が見込ま
れた月までの間、入所者全員について所定単位数から、1日につき所定単位数 □
から5単位を減算している。
□
4 夜勤職員配置加算 以下の基準を満たす場合に、1日につき24単位を算定しているか。
□
□ 告・別表2 注4
通・第二
6(7)
①入所者等の数が41人以上にあっては、20又はその端数を増すごとに1以上で
あり、かつ、2を超えている。
□
□
②入所者等の数が40人以下にあっては、20又はその端数を増すごとに1以上で
あり、かつ、1を超えている。
□
□
③夜勤を行う職員の数は、一日平均夜勤職員数とし、暦月ごとに夜勤時間帯
(午後10時から翌日の午前5時までの時間を含めた連続16時間)における延夜
勤時間数を、当該月の日数に16を乗じて得た数で除することによって算定して □
いる。(小数点第3位以下は切り捨て)
□
④一部ユニット型介護老人保健施設の夜勤職員配置加算の基準は、当該施設の
□
ユニット部分とそれ以外の部分のそれぞれで満たしている。
□
⑤認知症ケア加算を算定している場合は、夜勤職員配置加算の基準は、認知症
□
専門棟とそれ以外の部分のそれぞれで満たしている。
□
夜勤を行う看護職員又は介護職員の数が次のとおりとなっているか。
5 短期集中リハビリ 以下の基準を満たす場合に、1日につき240単位を所定単位数に加算しているか。
テーション実施加算
①入所日から起算して3月以内の期間に集中的に行ったリハビリテーションに
□
対して算定しているか。
②20分以上の個別リハビリテーションを、1週につきおおむね3日以上実施し
□
ているか。
③過去3月間の間に、介護老人保健施設に入所したことがない場合に限り算定
しているか。
□
ただし、以下の④、⑤の場合はこの限りではない。
④短期集中リハビリテーション実施加算の算定途中又は算定終了後3月に満た
ない期間に4週間以上の入院後に介護老人保健施設に再入所した場合であっ
□
て、短期集中リハビリテーションの必要性が認められる者か。
□
□
□
□
⑤短期集中リハビリテーション実施加算の算定途中又は算定終了後3月に満た
ない期間に4週間未満の入院後に介護老人保健施設に再入所した場合であっ
□ □
て、以下に定める状態である者か。
ア 脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳外傷、脳炎、急性脳症(低酸素脳症等)、髄
膜炎等を急性発症した者
イ 上・下肢の複合損傷(骨、筋・腱・靭帯、神経、血管のうち 三種類以上の複合損
傷)、脊椎損傷による四肢麻痺(一肢以上)、 体幹・上・下肢の外傷・骨折、切断・離
断(義肢)、運動器の悪性腫瘍等を急性発症した運動器疾患又はその手術後の者
老健27
告・別表2 注5
通・第二
6(8)
6 認知症短期集中リ 以下の基準を満たす場合に、1週に3日を限度として1日につき240単位を所定単位数に加 告・別表2 注6
ハビリテーション実施 算しているか。
通・第二
加算
6(9)
①認知症であると医師が判断した者で、リハビリテーションによって生活機能
□ □
の改善が見込まれると判断された者に対して行っているか。
②下記の施設基準を満たしているか。
□
□
イ リハビリテーションを担当する理学療養士、作業療法士又は言語聴覚士が適切に
配置されていること。
ロ リハビリテーションを行うに当たり、入所者数が、理学療養士、作業療法士又は
言語聴覚士の数に対して適切なものであること。
③入所者に対して、医師又は医師の指示を受けた理学療法士、作業療法士又は
言語聴覚士が、集中的なリハビリテーションを1対1で個別に行っているか。
また、当該その入所の日から起算して3月以内の期間において、1週に3回を限
度とし、1回につき20分以上実施しているか。
□
□
④在宅復帰に向けた生活機能の改善を目的として、リハビリテーション実施計
画に基づき、医師又は医師の指示を受けた理学療法士、作業療法士又は言語聴
覚士が記憶の訓練、日常生活活動の訓練等を組み合わせたプログラムを実施し
□
ているか。
なお、記憶の訓練、日常生活活動の訓練等を組み合わせたプログラムは認知症
に対して効果の期待できるものであるか。
□
※実施時間が20分に満たない場合は算定できず、当該実施時間は介護保健施設
サービス費に含まれる。
⑤当該リハビリテーションに関わる医師は、精神科医師もしくは神経内科医師
を除き、認知症に対するリハビリテーションに関する専門的な研修を修了した □
医師となっているか。
⑦当該リハビリテーションの対象となる入所者はMMSE(Mini Mental State
Examination)又はHDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)においておおむ □
ね5点から25点に相当する者となっているか。
□
□
⑧当該リハビリテーションに関する記録(実施時間、訓練内容、訓練評価、担
□
当者等)は利用者ごとに保管されているか。
□
当該リハビリテーション実施加算と並行して短期集中リハビリテーション実施
加算を算定しているか。
※この場合、それぞれの加算が基準を満たし、別々に両リハビリテーションを □
実施したことがわかるよう記録等を残していること。
□
当該加算は、当該入所者が過去3月の間に当該加算を算定していない場合に算
□
定しているか。
□
老健28
7 認知症ケア加算
認知症専門棟において、日常生活に支障を来すおそれのある症状又は行動が認
められることから介護を必要とする認知症の入所者に対して介護保健施設サー
□
ビスを行った場合に、1日につき76単位を所定単位数に加算しているか。
告・別表2 注7
通・第二
□ 6(10)
認知症専門棟は、次の基準を満たしていること。
イ 日常生活に支障をきたすおそれのある症状又は行動が認められることか
ら介護を必要とする認知症の入所者と他の入所者を区別しているか。
□
□
ロ 他の入所者と区別して上記認知症の入所者に対する介護保健施設サービ
スを行うのに適当な次に掲げる基準に適合する施設及び設備を有している
か。
□
□
・ 専ら上記認知症の入所者を入所させるための施設であって、原則として、同一の建
物又は階において、他の入所者等を入所させるものでないもの。
・ 入所定員は概ね40人となっていること。
・ 入所定員の1割以上の個室を設けていること。
・ 療養室以外の生活の場として入所定員1人当たりの面積が2㎡以上のデイルームを設
けていること。
・ 30㎡以上の家族に対する介護方法に関する知識及び技術の提供のための施設(家族
介護教室等)を設けていること。
ハ 介護保健施設サービスを行う単位ごとの入所者数は10人を標準としてい
□ □
るか。
ニ 単位ごとに固定した介護職員又は看護職員を配置しているか。
□
□
ホ ユニット型施設でないか。
□
□
当該加算の対象となる入所者は「日常生活自立度」によるランクⅢ、Ⅳ又はМ
に該当し、認知症専門棟において認知症に対応した処遇を受けることが適当で □
あると医師が認めた者となっているか。
□
認知症専門棟の勤務体制は次の基準を満たしていること。
①日中について入所者10人に対して常時1人以上の介護職員又は看護職員を配
置しているか。
□
□
②夜間及び深夜について、入所者20人に対し1人以上の介護職員又は看護職員
を夜間及び深夜の勤務に従事する職員として配置しているか。
□
□
8 若年性認知症入所 若年性認知症入所者に対して介護保健施設サービスを行った場合、若年性認知
者受入加算
症入所者受入加算として、1日につき120単位を所定単位数に加算しているか。 □
□
受け入れた若年性認知症入所者ごとに個別の担当者を決めているか。
□
個別の担当者を中心に当該入所者の特性やニーズに応じたサービスを提供して
□
いるか。
別に認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定している場合には算定していな
□
いか。
9 外泊時費用
入所者に対して居宅における外泊を認めた場合は、1月に6日を限度として所
定単位数に代えて1日につき362単位を算定しているか。
※外泊には、入所者の親戚の家における宿泊、子供又はその家族との旅行に行 □
く場合の宿泊等も含む。
外泊の初日及び最終日は介護保険施設サービス費を算定するが、外泊の期間中
にそのまま退所した場合、退所した日は外泊時費用で算定しているか。
□
□
□
□
告・別表2 注9
通・第二
□ 6(12)
□
外泊期間中にそのまま併設医療機関(医療保険適用病床)に入院した場合に
□ □
は、入院日以降に当該費用を算定していないか。
入所者が外泊中で、外泊時費用の算定期間中に、当該ベッドを短期入所療養介護として
活用する場合は、以下の要件を満たしているか。
①入所者から書面による同意を得ているか。
□
□
②入所者の外泊時費用は算定していないか。
□
□
老健29
告・別表2 注8
通・第二
6(11)
10 ターミナルケア加 以下の基準を満たす入所者については、ターミナルケア加算として、死亡日以
算
前4日以上30日以下については1日につき160単位を、死亡日の前日及び前々日
□
については、1日につき820単位を、死亡日については1日につき1,650単位
を、死亡月に所定単位数を加算しているか。
告・別表2 注
12
□ 通・第二
6(13)
①医師が一般的に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがないと診
□
断した者であるか。
□
②入所者又はその家族等の同意を得て、当該入所者のターミナルケアに係る計
□
画が作成されているか。
□
③医師、看護師、介護職員等が共同して、入所者の状態又は家族の求め等に応
じ、随時説明を行い、同意を得てターミナルケアが行われているか。
□
□
以下の要件を踏まえているか。
イ 医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがないと
診断した入所者について、本人及び家族とともに、医師、看護職員、介護
職員等が共同して、随時本人又はその家族に対して十分な説明を行い、合
意をしながら、その人らしさを尊重した看取りができるよう支援している
か。
□
□
ロ 上記①~③に適合するターミナルケアを受けた入所者が死亡した場合
に、死亡日を含めて30日を上限として、当該施設において行ったターミナ
ルケアに対して算定しているか。
死亡前に他の医療機関等に移った場合又は自宅等に戻った場合、当該施
設においてターミナルケアを直接行っていない退所した日の翌日から死亡
日までの間に算定していないか。(退所した日の翌日から死亡日までの期
間が30日以上あった場合は、当該加算算定不可。)
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
ハ 当該施設を退所した月と死亡した月が異なる場合、当該加算は死亡月に
まとめて算定しているか。また、入所者側にとっては、当該施設に入所し
ていない月についても自己負担を請求されることになるため、入所者が退
所する際、退所の翌月に亡くなった場合に、前月分の当該加算に係る一部
負担の請求を行う場合があることを説明し、文書にて同意を得ているか。
ニ 当該施設退所の後も、継続して入所者の家族指導等を行うことが必要で
あり、入所者の家族等との継続的な関わりの中で、入所者の死亡を確認す
ることが可能である。
※ ターミナルケアを行った入所者が退所後に死亡した場合、死亡日を確
認し、算定基準を満たす場合は当該加算を算定できる。
ホ 外泊又は退所の当日について当該加算を算定した場合、当該日に所定単
位数を算定していたか。
※入所者が外泊した場合(外泊加算を算定した場合を除く。)には、当該
外泊期間が死亡日以前30日の範囲内であれば、当該外泊期間を除いた期間
について、ターミナルケア加算の算定が可能。
ヘ 本人又はその家族に対する随時の説明に係る同意については、口頭で同
意を得た場合は、その説明日時、内容等を記録するとともに、同意を得た
旨を記載しているか。
また、本人が十分に判断をできる状態になく、かつ、家族の来所が見込
めないような場合も、医師、看護職員、介護職員等が入所者の状態等に応
じて随時、入所者に対するターミナルケアについて相談し、共同してター
ミナルケアを行っていると認められる場合には、ターミナルケア加算の算
定は可能である。
この場合に、適切なターミナルケアが行われていることが担保されるよ
う、職員間の相談日時、内容等を記録するとともに、本人の状態や、家族
と連絡を取ったにもかかわらず来所がなかった旨を記載しているか。
なお、家族が入所者の看取りについてともに考えることは極めて重要で
あり、施設として、一度連絡を取ったにもかかわらず来所がなかったとし
ても、定期的に連絡を取り続け、可能な限り家族の意思を確認しながら
ターミナルケアを進めることが重要となる。
ト ターミナルケア加算を算定するに当たっては、本人又はその家族が個室
でのターミナルケアを希望する場合には、当該施設は、その意向に沿える
よう考慮しているか。なお、個室に移行した場合の入所者については、注
11に規定する措置(経過措置(多床室算定))の対象としているか。
老健30
11 在宅復帰・在宅療 下記基準に適合し、届け出ている場合、1日につき27単位を加算しているか。
養支援機能加算
①介護保健施設サービス費(Ⅰ)の介護保健施設サービス費(ⅰ) 及び(ⅲ)
□
を算定しているか。
② 次のいずれにも適合しているか。
□
告・別表2 注
15
通・第二
□
6(14)
□
⑴ 算定日が属する月の前6月間において当該施設から退所した者(当該施設内で死亡
した者を除く。)のうち、 在宅において介護を受けることとなったもの(当該施
設における入所期間が1月を超えていた退所者に限る。)の占める割合 が100
分の30を超えていること。
※基準における在宅とは、自宅その他自宅に類する住まいである有料老人ホーム、
認知症高齢者グループホーム及びサービス付き高齢者向け住宅等を含むものであ
る。なお、当該施設から退所した入所者の総数には、短期入所療養介護の利用者は
含まない。
⑵ 退所者の退所後30日以内(退所時の要介護状態区分が要介護4又は要介護5の場
合にあっては14日以内)に、当該施設の従業者が当該退所者の居宅を訪問し、又
は指定居宅介 護支援事業者から情報提供を受けることにより、当該退所者の在宅
における生活が1月以上(退所時の要介護状態区分が要介護4又は要介護5の場合
にあっては14日以上)継続する見込みであることを確認し、記録している。
③30.4を当該施設の入所者の平均在所日数で除して得た数が100分の5
□
以上であるか。
□
※施設基準において、30.4を当該施設の入所者の平均在所日数で除して得た数につ
いては、小数点第3位以下は切り上げることとし、短期入所療養介護の利用者を含まな
いものとする。また、平均在所日数については、直近3月間の数値を用いて、以下の式
により計算すること。
(a) (ⅰ)に掲げる数÷(ⅱ)に掲げる数
(ⅰ) 当該施設における直近3月間の入所者延日数
(ⅱ) (当該施設における当該3月間の新規入所者数+当該施設における当該3月間の
新規退所者数)÷2
(b) (a)において入所者とは、毎日24時現在当該施設に入所中の者をいい、当該施設
に入所してその日のうちに退所又は死亡した者を含むものである。
(c) (a)において新規入所者数とは、当該3月間に新たに当該施設に入所した者(以
下、「新規入所者」という。) の数をいう。当該3月以前から当該施設に入所し
ていた者は、新規入所者数には算入しない。
当該施設を退所後、当該施設に再入所した者は、新規入所者として取り扱う。
(d) (a)において、新規退所者数とは、当該3月間に当該 施設から退所した者の数を
いう。当該施設において死亡した者及び医療機関へ退所した者は、新規退所者に含
むものである。
④入所者が在宅へ退所するに当たっては、当該入所者及びその家族に対して、
退所後の居宅サービスその他の保健医療サービス又は福祉サービスについて指 □
導を行っているか。
□
⑤本人家族に対する指導の内容は次のようなものとなっているか。
□
□
(a) 食事、入浴、健康管理等在宅療養に関する指導
(b) 退所する者の運動機能及び日常生活動作能力の維持及び向上を目的として行う体位
変換、起座又は離床訓練、起立訓練、食事訓練、排泄訓練の指導
(c) 家屋の改善の指導
(d) 退所する者の介助方法に関する指導
⑥当該基本施設サービス費を算定した場合は、算定根拠等の関係書類を整備し
□
てあるか。
12 初期加算
入所した日から起算して30日以内の期間については、初期加算として、1日に
□
つき30単位を加算しているか。
当該入所者が過去3月間の間に、当該施設に入所したことがない場合に限り算
定しているか。(ただし、認知症の自立度判定基準によるランクⅢ、Ⅳ又はМ □
に該当する場合は過去1月間)
当該施設の短期入所療養介護を利用していた者が日を空けることなく引き続き
当該施設に入所した場合(短期入所から退所した翌日に当該施設に入所した場
合を含む。)は、入所直前の短期入所療養介護の利用日数を30日から控除して □
得た日数に限り算定しているか。
「入所日から30日間」中に外泊を行った場合、当該外泊を行っている間は、加
□
算を算定していないか。
老健31
□
告・別表2 ハ
□ 通・第二
6(15)
□
□
□
13 入所前後訪問指導 入所前後訪問指導加算(Ⅰ)
加算
退所を目的とした施設サービス計画の策定及び診療方針の決定を行った場合に
算定しているか。
□
入所前後訪問指導加算(Ⅱ)
退所を目的とした施設サービス計画の策定及び診療方針の決定にあたり、生活
機能の具体的な改善目標を定めるとともに、退所後の生活に係る支援計画を策
定した場合算定しているか。
①入所前後訪問指導加算(Ⅰ)
入所期間が1月を超えると見込まれる者の入所予定日前30日以内又は入所後7
日以内に当該者が退所後生活する居宅を訪問し、退所を目的とした施設サービ □
ス計画の策定及び診療方針の決定を行った場合に、入所中1回を限度として算
定しているか。
②入所前後訪問指導加算(Ⅱ)
①における施設サービス計画の策定等にあたり、⑥に掲げる職種が会議を行
い、次のイ及びロを共同して定めた場合に、入所中に1回に限り加算を行って □
いるか。
告・別表2 注
ニ
通・第二
□ 6(16)
□
□
イ 生活機能の具体的な改善目標
当該入所予定者が退所後生活する居宅の状況に合わせ、また入所予定者及びその家
族等の意向を踏まえ、入浴や排泄等の生活機能について、入所中に到達すべき具体
的な改善目標を定めること。
ロ 退所後の生活に係る支援計画
入所予定者の生活を総合的に支援するため、入所予定者およびその家族等の意向を
踏まえた施設及び在宅の双方にわたる切れ目のない支援計画を作成すること。当該
支援計画には、反復的な入所や併設サービスの利用、インフォーマルサービスの活
用等を広く含み得るものであること。当該支援計画の策定に当たっては、終末期の
過ごし方及び看取りについても話し合いを持つように努め、入所予定者およびその
家族等が希望する場合には、その具体的な内容を支援計画に含むこと。
③当該者が退所後にその居宅でなく、他の社会福祉施設等に入所する場合で
あって、当該者の同意を得て、当該社会福祉施設等を訪問し、退所を目的とし
た施設サービス計画の策定及び診療方針の決定を行った場合も、同様に算定し □
ているか。
□
④入所前に居宅を訪問した場合は入所日に算定し、入所後に訪問した場合は訪
□
問日に算定しているか。
□
⑤入所前後訪問指導加算は、次の場合には算定しないようにしているか。
イ 病院又は診療所のみを訪問し、居宅を訪問しない場合
□
ロ 他の介護保険施設のみを訪問し、居宅を訪問しない場合
ハ 予定の変更に伴い、入所しなかった場合。
⑥入所前後訪問指導は、医師、看護職員、支援相談員、理学療法士、作業療法
士又は言語聴覚士、栄養士、介護支援専門員等が協力して行っているか。
□
⑦入所前後訪問指導は、入所者及びその家族等のいずれにも行っているか。
□
□
□
□
⑧入所前後訪問指導を行った場合は、指導日及び指導内容の要点を診療録等に
□
記載しているか。
□
老健32
14 退所時指導等加算 ※「入所期間が1月を超える」とは、民法の規定を準用する。例えば、3月1日
入所の1月を超える日とは4月2日以降となる。(以下、特別の規定のない期間
計算は同様の取扱いになる。【介護保険法第201条、民法第138~143条】)
【退所前訪問指導加
算】
□
告・別表2 ホ
通・第二
□ 6(17)
入所期間が1月を超えると見込まれる入所者の退所に先立って在宅療養に向け
た最終調整を目的として入所者が退所後生活する居宅を訪問し、入所者及び家
族等に対して退所後の療養上の指導を行った場合に、入所中1回を限度として □
460単位を算定しているか。
告・別表2 ホ
注1
□ 通・第二
6(17)①
※2回の算定が可能となるのは介護療養型老健のみのため、2回算定に係る説明省略
入所者が退所後にその居宅でなく、他の社会福祉施設等に入所する場合であっ
て、当該入所者の同意を得て、当該社会福祉施設等を訪問する場合には、当該
社会福祉施設等に対して、連絡調整や情報提供を行ったときも、退所先が居宅 □
と同様に算定しているか。
□
★ 他の社会福祉施設等とは、病院、診療所及び介護保険施設(介護老人福祉施設、介護 ★平24.3版
老人保健施設、介護療養型医療施設)を含まず、有料老人ホーム、養護老人ホーム、軽 vol.267 問
費老人ホーム、認知症高齢者グループホームを指す。
185
当該加算について、次の場合には算定していないか。
□ □
①退所して病院又は診療所へ入院する場合
②退所して他の介護保険施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医
療施設)へ入所又は入院する場合
③死亡退所の場合
当該加算の算定に当たっては、次の事項を適切に行っているか。
①退所日に算定しているか。
□
□
②医師、看護職員、支援相談員、理学療法士又は作業療法士、栄養士、介
護支援専門員等が協力して行っているか。
□
□
③療養上の指導は、入所者及びその家族等のいずれにも行っているか。
□
□
④指導日及び指導内容の要点を診療録等に記載しているか。
□
□
□
□
□
告・別表2 ホ
□ 注2
通・第二
6(17)①
入所前後訪問指導加算を算定した月において、当該加算は算定していないか。
【退所後訪問指導加
算】
入所期間が1月を超える入所者の退所後30日以内に当該入所者の居宅を訪問
し、入所者及び家族等に対して療養上の指導を行った場合に、退所後1回を限
度として460単位を算定しているか。
入所者が退所後にその居宅でなく、他の社会福祉施設等に入所する場合であっ
て、当該入所者の同意を得て、当該社会福祉施設等を訪問する場合には、当該
社会福祉施設等に対して、連絡調整や情報提供を行ったときも、退所先が居宅 □
と同様に算定しているか。
当該加算について、次の場合には算定していないか。
□
□
□
①退所して病院又は診療所へ入院する場合
②退所して他の介護保険施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医
療施設)へ入所又は入院する場合
③死亡退所の場合
当該加算の算定に当たっては、次の事項を適切に行っているか。
①訪問日に算定しているか。
□
□
②医師、看護職員、支援相談員、理学療法士又は作業療法士、栄養士、介
護支援専門員等が協力して行っているか。
□
□
□
□
□
□
③療養上の指導は、入所者及びその家族等のいずれにも行っているか。
④指導日及び指導内容の要点を診療録等に記載しているか。
老健33
【退所時指導加算】
次に掲げる区分のいずれかに該当する場合に、1回につき400単位を算定して
いるか。
告・別表2 ホ
□ 注3
通・第二
① 入所期間が1月を超える入所者が退所し、その居宅で療養を継続する場合、当該入 6(17)②
所者の退所時に、入所者及びその家族等に対して、退所後の療養上の指導を行った
場合(入所者1人につき1回を限度とする)
□
② 退所が見込まれる入所期間が1月を超える入所者をその居宅において試行的に退所
させる場合において、当該入所者の試行的な退所時に、入所者及びその家族等に対
して、退所後の療養上の指導を行った場合(入所中最初に試行的な退所を行った月
から3月の間に限り、入所者1人につき、1月に1回を限度とする。)
療養上の指導の内容には、次の事項が含まれているか。
①食事、入浴、健康管理等在宅療養に関する指導
②退所する者の運動機能及び日常生活動作能力の維持及び向上を目的とし
て行う体位変換、起座又は離床訓練、起立訓練、食事訓練、排泄訓練の指
導
③家屋の改善の指導
④退所する者の介助方法の指導
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
試行的退所時に算定する場合には、次の事項について、適切に行っているか。
①試行的退所を行うに当たっては、その病状及び身体の状況に照らし、退
所して居宅において生活できるかどうかについて医師、薬剤師(配置され
ている場合に限る。)、看護・介護職員、支援相談員、介護支援専門員等
により、退所してその居宅において療養を継続する可能性があるかどうか
検討しているか。
②当該入所者又は家族に対し、趣旨を十分説明し、同意を得た上で実施し
ているか。
③外泊時費用を併せて算定する場合は、試行的退所中の入所者の状況の把
握を行っているか。
④試行的退所期間中に、当該入所者のベッドを短期入所療養介護に活用す
る場合には、当該入所者の同意を得ており、また、外泊時費用を算定して
いないか。
⑤試行的退所期間中は、指定居宅サービス等の利用はしていないか。
⑥試行的退所期間が終了しても、居宅に退所できず、介護老人保健施設で
療養を続ける場合、居宅において療養が続けられない理由等を分析した上
でその問題解決に向けたリハビリ等を行うため、施設サービス計画の変更
を行うとともに適切な支援を行っているか。
当該加算について、次の場合には算定していないか。
①退所して病院又は診療所へ入院する場合
②退所して他の介護保険施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医
療施設)へ入所又は入院する場合
③死亡退所の場合
当該加算の算定に当たっては、次の事項を適切に行っているか。
【退所時情報提供加
算】
①医師、看護職員、支援相談員、理学療法士又は作業療法士、栄養士、介
護支援専門員等が協力して行っているか。
□
□
②療養上の指導は、入所者及びその家族等のいずれにも行っているか。
□
□
③指導日及び指導内容の要点を診療録等に記載しているか。
□
□
入所期間が1月を超える入所者が退所し、その居宅において療養を継続する場
合、当該入所者の退所後の主治医に対し、入所者の同意を得て、診療状況を示
□
す文書(平成12年老企第40号通知の別紙様式2)を添えて紹介を行った場合
に、入所者1人につき1回に限り500単位を算定しているか。
告・別表2 ホ
注4
□ 通・第二
6(17)③
入所者が退所後にその居宅でなく、他の社会福祉施設等に入所する場合であっ
て、当該入所者の同意を得て、当該社会福祉施設等に対して当該入所者の診療
状況を示す文書を添えて当該入所者の処遇に必要な情報を提供したときも、退 □
所先が居宅と同様に算定しているか。
□
退所後の主治の医師に対して入所者を紹介するに当たっては、事前に主治の医
師と調整し、老企第40号の別紙様式2に必要な事項を記載の上、入所者又は主
□
治の医師に交付するとともに、交付した文書の写しを診療録に添付している
か。
主事の医師へ交付する文書に入所者の諸検査の結果、日常生活動作能力、心理
状態などの心身機能の状態、薬歴、退所後の治療計画等を示す書類を添付して □
いるか。
当該加算について、次の場合には算定していないか。
□
□
□
□
①退所して病院又は診療所へ入院する場合
②退所して他の介護保険施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医
療施設)へ入所又は入院する場合
老健34
③死亡退所の場合
【退所前連携加算】
入所期間が1月を超える入所者が退所し、その居宅において居宅サービス又は
地域密着型サービスを利用する場合において、当該入所者の退所に先立って当
該入所者が利用を希望する指定居宅介護支援事業者に対して、当該入所者の同
意を得て、当該入所者の診療状況を示す文書を添えて、当該入所者に係る居宅
サービス又は地域密着型サービスに必要な情報を提供し、かつ、当該指定居宅 □
介護支援事業者と連携して退所後の居宅サービス又は地域密着型サービスの利
用に関する調整を行った場合に、入所者1人につき1回を限度として500単位を
算定しているか。
□
退所前連携を行った場合は、連携を行った日及び連携の内容の要点に関する記
□
録を行っているか。
□
当該指定居宅介護支援事業者と連携して退所後の居宅サービス利用の調整を
行った結果、入所者及びその家族において最終的に当該サービスを利用しない □
こととなった場合には算定しているか。
□
当該加算について、次の場合には算定していないか。
□
□
告・別表2 ホ
注5
通・第二
6(17)④
①退所して病院又は診療所へ入院する場合
②退所して他の介護保険施設(介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医
療施設)へ入所又は入院する場合
③死亡退所の場合
医師、看護職員、支援相談員、理学療法士又は作業療法士、栄養士、介護支援
□
専門員等が協力して行っているか。
15 老人訪問看護指示 入所者の退所時に、当該施設の医師が、診療に基づき、指定訪問看護、指定定
加算
期巡回・随時対応型訪問介護看護(訪問看護サービスを行う場合に限る)又は
指定看護小規模多機能型居宅介護(訪問看護サービスを行う場合に限る)事業
所の利用が必要であると認め、当該入所者の選定する指定訪問看護ステーショ □
ンに対して、当該入所者の同意を得て、訪問看護指示書を交付した場合に入所
者1人につき1回を限度として300単位を算定しているか。
□
告・別表2 ホ
注6
通・第二
□ 6(17)⑤
当該訪問看護指示書の様式は、「介護老人保健施設からの退所時における老人
訪問看護指示加算に係る訪問看護指示書の様式について(平成12年老健第96
□
号)」によるものとしているか。
□
当該施設から交付される訪問看護指示書に指示期間の記載がない場合は、その
□
指示期間を1月であるものとみなしているか。
□
訪問看護指示書は、診療に基づき速やかに作成・交付しているか。
□
□
訪問看護指示書を交付する場合に、特に退所する者の求めに応じて、当該退所
□
者又はその家族等を介して指定訪問看護ステーション等に交付しているか。
□
交付した訪問看護指示書の写しを診療録等に添付しているか。
□
□
訪問看護を指示した当該施設は、指定訪問看護ステーションからの指定訪問看
□
護の対象者についての相談等に懇切丁寧に応じているか。
□
16 栄養マネジメント 次の基準を満たすものとして高槻市に届け出た介護老人保健施設における管理栄養士
加算
が、継続的に入所者ごとの栄養管理をした場合、1日につき14単位を算定しているか。
①原則として入所者全員に対して実施しているか。
□
□
② 常勤の管理栄養士を1名以上配置しているか。
□
□
調理業務の委託先にのみ管理栄養士が配置されている場合に算定していな
□
いか。
③常勤の管理栄養士が、同一敷地内の複数の介護保険施設又は地域密着型介護
老人福祉施設の栄養ケア・マネジメントを行う場合は、当該管理栄養士が所属
する施設のみ算定しているか。
ただし、介護老人福祉施設が一の地域密着型介護老人福祉施設を併設している □
場合であって、双方の施設を兼務する常勤の管理栄養士による適切な栄養ケ
ア・マネジメントが実施されているときは、双方の施設において算定出来るこ
ととする。
④サテライト型施設を有する介護保険施設(以下「本体施設」という)にあっ
□
ては、次の取扱いとしているか。
□
□
□
イ 本体施設に常勤の管理栄養士を1名配置している場合(本体施設の入所者数とサテ
ライト型施設(一施設に限るの入所者数の合計数に対して配置すべき栄養士の員数
が1未満である場合に限る)であって、当該管理栄養士が当該サテライト型施設に
兼務し、適切に栄養ケア・マネジメントを行っているときは、当該サテライト型施
設においても算定できることとする。
ロ 本体施設に常勤の管理栄養士を2名以上配置している場合であって、当該管理栄養
士がサテライト型施設に兼務し、適切に栄養ケア・マネジメントを行っているとき
は、当該サテライト施設(一施設に限るにおいても算定できることとする。
老健35
告・別表2 ヘ
通・第二
6(19)準用
5(18)
⑤栄養ケア・マネジメントについては、以下に掲げるとおり、実施している
か。
□
□
イ 入所者ごとの低栄養状態のリスクを、施設入所時に把握しているか。
(以下「栄養スクリーニング」という。)
※栄養スクリーニングの実施に当たっては、厚生労働省が示している様
式又はそれに準じた様式で作成すること。
□
□
ロ 栄養スクリーニングを踏まえ、入所者ごとの解決すべき課題を把握して
いるか。(以下「栄養アセスメント」という。)
※栄養アセスメントの実施に当たっては、厚生労働省が示している様式
又はそれに準じた様式で作成すること。
□
□
□
□
ニ 栄養ケア計画に基づき、入所者ごとに栄養ケア・マネジメントを実施す
るとともに、栄養ケア計画に実施上の問題(栄養補給方法の変更の必要
性、関連職種が共同して取り組むべき事項の見直しの必要性等)があれ
ば直ちに当該計画を修正しているか。
□
□
ホ 入所者ごとの栄養状態に応じて、定期的に、入所者の生活機能の状況を
検討し、栄養状態のモニタリングを行っているか。
□
□
□
□
低栄養状態のリスクが低い者も含め、少なくとも月1回、体重を測定す
るなど、入所者の栄養状態の把握を行っているか。
□
□
ヘ 入所者ごとに、おおむね3月を目途として、低栄養状態のリスクについ
て、栄養スクリーニングを実施し、栄養ケア計画の見直しを行っている
か。
□
□
ト サービス提供記録において利用者ごと栄養計画に従い管理栄養士が利用
者の栄養状態の定期的な記録を行い、栄養マネジメント加算算定用の記
録を兼用としているか。
※当該栄養記録とは別に栄養マネジメント加算算定用の記録は必要な
い。
□
□
□
□
⑧運営規程に定める定員の超過に該当していないか。
□
□
⑨人員基準欠如に該当していないか。
□
□
ハ 栄養アセスメントを踏まえ、施設長の管理のもと、医師、管理栄養士、
歯科医師、看護職員、介護支援専門員その他の職種の者が共同して、入
所者ごとに、栄養補給に関する事項(栄養補給量、補給方法等)、栄養
食事相談に関する事項(食事に関する内容の説明等)、解決すべき事項
に対し関連職種が共同して取り組むべき事項等を記載した栄養ケア計画
を作成しているか。
また、作成した栄養ケア計画については、栄養、ケア・マネジメントの
対象となる入所者又はその家族に説明し、その同意を得ているか。
※栄養ケア計画に相当する内容を施設サービス計画の中に記載する場合
は、その記載をもって栄養ケア計画の作成に代えることができる。
モニタリングの際、栄養スクリーニング時に把握した入所者ごとの低栄
養状態のリスクのレベルに応じ、それぞれのモニタリング間隔を設定
し、入所者ごとの栄養ケア計画に記載しているか。
当該モニタリング間隔の設定に当たっては、低栄養状態のリスクの高い
者及び栄養補給方法の変更の必要性がある者(経管栄養法から経口栄養
法への変更等)については、おおむね2週間ごと、低栄養状態のリスク
が低い者については、おおむね3月ごとに行っているか。
⑥当該加算については、栄養ケア計画を作成し、入所者又はその家族に説明
し、その同意を得られた日から算定を開始しているか。
⑦栄養ケア・マネジメントを実施している場合には、個別の高齢者の栄養状態
に着目した栄養管理が行われるため、下記帳票等を作成する必要はない。
※検食簿、喫食調査結果、入所者の入退所簿及び食料品消費日計等
の食事関係書類(食事せん及び献立表を除く。)、入所者年齢構
成表及び給与栄養目標量
老健36
17 経口移行加算
以下の基準を満たす場合で、医師の指示に基づき、医師、歯科医師、管理栄養士、看護
師、介護支援専門員その他の職種の者が共同して、現に経管により食事を摂取している
入所者ごとに経口による食事の摂取を進めるための経口移行計画を作成している場合で
あって、当該計画に従い、医師の指示を受けた管理栄養士又は栄養士による栄養管理及
び言語聴覚士又は看護職員による支援が行われた場合に、当該計画が作成された日から
起算して180日以内の期間に限り、1日につき所定単位数を加算する。
①現に経管により栄養を摂取している者であって、経口による食事の摂取を進
めるための栄養管理及び支援が必要であるとして、医師の指示を受けた者を対 □
象としているか。
②医師、歯科医師、管理栄養士、看護師、言語聴覚士、介護支援専門員その他
の職種の者が共同して、経口による食事の摂取を進めるための栄養管理の方法
等を示した経口移行計画を作成しているか。
□
※施設サービス計画に経口移行計画に相当する内容を記載していれば可。
③経口移行計画は、栄養ケア計画と一体のものとして作成しているか。
□
□
□
□
④作成した経口移行計画について、経口により食事の摂取を進めるための栄養
管理及び支援の対象となる入所者又はその家族に説明し、その同意を得ている □
か。
□
⑤経口移行計画に基づき、経口により食事の摂取を進めるための栄養管理及び
□
支援を実施しているか。
□
⑥算定期間は、経口からの食事が可能となり、経管による食事摂取を終了した
日までの間でとするが、経口移行計画に入所者又はその家族の同意を得た日か □
ら180日以内となっているか。
□
⑦180日を超えて実施する場合は、経口による食事摂取が一部可能な者であっ
て、医師の指示に基づき、継続して経口による食事摂取を進めるための栄養管 □
理及び支援が必要とされる場合に限っているか。
□
⑧180日を超えて実施する場合は、継続して当該栄養管理及び支援が必要であ
ること及びおおむね2週間ごとの医師の指示が、診療録等に記載されている
か。
□
□
⑨栄養マネジメント加算を算定しているか。
□
□
⑩定員超過利用該当していないか。
□
□
⑪人員基準欠如に該当していないか。
□
□
経管栄養法から経口栄 経管栄養法から経口栄養法への移行は、場合によっては、誤嚥性肺炎の危険も生じうる
養法への移行
ことから、次の項目について確認した上で実施しているか。
イ 全身状態が安定していること(血圧、呼吸、体温が安定しており、現疾患
□
の病態が安定していること。)。
□
ロ 刺激しなくても覚醒を保っていられること。
□
□
ハ 嚥下反射が見られること(唾液嚥下や口腔、咽頭への刺激による喉頭挙上
□
が認められること。)。
□
ニ 咽頭内容物を吸引した後は唾液を嚥下しても「むせ」がないこと。
□
□
当該加算を180日間にわたり算定した後、経口摂取に移行できなかった場合
に、期間を空けて再度経口摂取に移行するための栄養管理及び支援を実施した □
場合、当該加算を算定していないか。
□
入所者の口腔の状態によっては、歯科医療における対応を要する場合も想定さ
れることから、必要に応じて、介護支援専門員を通じて主治の歯科医師への情 □
報提供を実施するなどの適切な措置を講じているか。
□
定員超過利用該当していないか。
□
□
人員基準欠如に該当していないか。
□
□
老健37
告・別表2 ト
通・第二
6(20)準用
5(19)
18 経口維持加算
以下の基準を満たす場合に、現に経口により食事を摂取する者であって、摂食機能障害
を有し、誤嚥が認められる入所者に対して、医師又は歯科医師の指示に基づき、医師、
歯科医師、管理栄養士、看護師、介護支援専門員その他の職種の者が共同して、入所者
の栄養管理をするための食事の観察及び会議等を行い、入所者ごとに、経口による継続
的な食事の摂取を進めるための経口維持計画を作成している場合であって、当該計画に
従い、医師又は歯科医師の指示(歯科医師が指示を行う場合にあっては、当該指示を受
ける管理栄養士等が医師の指導を受けている場合に限る。)を受けた管理栄養士又は栄
養士が、栄養管理を行った場合に、当該計画が作成された日の属する月から起算して6
月以内の期間に限り、1月につき400単位を算定しているか。
(経口維持加算Ⅰ)
以下の基準を満たしているか。
□
□
イ 定員超過利用・人員基準欠如に該当していない
ロ 入所者の接触・嚥下機能が医師の診断により適切に評価されている
ハ 誤嚥等が発生した場合の管理体制が整備されている
※管理体制とは食事の中止、十分な排痰、医師又は歯科医師との緊密な連携等が迅
速に行われる体制
ニ 食形態の配慮など誤嚥防止のための適切な配慮がなされている
ホ 上記ロ~ニを他職種共同により実施するための体制が整備されている
①現に経口により食事摂取をしている者であって、摂食機能障害(食事の摂取
に関する認知機能の低下を含む。以下同じ。)を有し、水飲みテスト(「氷砕
片飲み込み検査」、「食物テスト(food test)」、「改訂水飲みテスト」な
どを含む。以下同じ。)、頸部聴診法、造影撮影(医科診療報酬点数表中「喉
頭ファイバースコピー」をいう。以下同じ。)等により誤嚥が認められる(喉
頭侵入が認められる場合及び食事の摂取に関する認知機能の低下により誤嚥の
有無に関する検査を実施することが困難である場合を含む。以下同じ。)こと □
から、継続して経口による食事の摂取を進めるための特別な管理が必要である
ものとして、医師又は歯科医師の指示を受けた者を対象しているか。
ただし、歯科医師が指示を行う場合にあっては、当該指示を受ける管理栄養士
等が、対象となる入所者に対する療養のために必要な栄養の指導を行うに当た
り、主治の医師の指導を受けている場合に限っているか。
②月1回以上、医師、歯科医師、管理栄養士、看護職員、言語聴覚士、介護支
援専門員その他の職種の者が共同して、入所者の栄養管理をするための食事の
観察及び会議等を行い、継続して経口による食事摂取を進めるための特別な管
□
理の方法等を示した経口維持計画を作成しているか。
※施設サービス計画に経口維持計画に相当する内容を記載していれば可。
□
□
③作成した経口維持計画について、特別な管理の対象となる入所者又はその家
□
族に説明し、その同意を得ているか。
□
④経口維持計画に基づき、栄養管理を実施しているか。
□
□
⑤算定期間は、継続して経口による食事の摂取を進めるための特別な栄養管理
により、当該入所者に摂食機能障害及び誤嚥が認められないと医師又は歯科医
師が判断した日までの間で、経口維持計画について入所者又はその家族の同意
を得た日の属する月から6月以内となっているか。
□
※特別な管理とは、入所者の誤嚥を防止しつつ、継続して経口による食事の摂
取を進めるための食物形態、摂食方法等における適切な配慮をいう。
⑥6月を超えて実施する場合は、水飲みテスト、頸部聴診法、造影撮影又は内
視鏡検査等により、引き続き摂食機能障害及び誤嚥が認められ、継続して経口
による食事摂取を進めるための特別な栄養管理が必要であるとして、医師又は □
歯科医師の指示を受けているか。
⑦6月を超えて実施する場合は、当該特別な管理を継続することについて入所
者又はその家族に説明し、同意を得ているか。この場合、①②における医師の □
指示はおおむね1月ごとにに受けているか。
⑧算定に当たって実施する食事の観察及び会議等は、関係職種が一同に会して
実施することを想定しているが、やむを得ない理由により、参加するべき者の
□
参加が得られなかった場合は、その結果について終了後速やかに情報共有を
行っているか。
⑨経口移行加算を算定していないか。
□
※経口移行加算を算定している場合は、算定不可。
⑩栄養マネジメント加算を算定しているか。
※栄養マネジメント加算を算定していない場合は、算定不可。
老健38
□
□
□
□
□
□
□
告・別表2 チ
注1
通・第二
6(21)準用
5(20)
(経口維持加算
(Ⅱ))
以下の基準を満たす場合に、1月につき100単位を算定しているか。
①協力歯科医療機関を定めているか
□
②経口維持加算(Ⅰ)を算定しているか
□
告・別表2 チ
注2
□ 通・第二
6(21)準用
□ 5(20)
③入所者の経口による継続的な食事の摂取を支援するための食事の観察及び会
議等に、医師(基準条例に規定する配置医師を除く)、歯科医師、歯科衛生士 □
又は言語聴覚士が加わっているか
□
④食事の観察及び会議等の実施に当たっては、医師(基準条例に規定する配置
医師を除く。)、歯科医師、歯科衛生士又は言語聴覚士のいずれか1名以上が
加わることにより、多種多様な意見に基づく質の高い経口維持計画を策定して □
いるか。
□
⑤算定に当たって実施する食事の観察及び会議等は、関係職種が一同に会して
実施することを想定しているが、やむを得ない理由により、参加するべき者の
□
参加が得られなかった場合は、その結果について終了後速やかに情報共有を
行っているか。
□
19 口腔衛生管理体制 以下の基準を満たす場合に、1月につき、30単位を算定しているか。
加算
※入院・外泊中の期間は除き当該月において1日でも当該施設に在所した入所者につい
ては、算定することが可能。
①歯科医師又は歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、介護職員に対する口腔
ケアに係る技術的助言及び指導を月1回以上行っているか。
※「口腔ケアに係る技術的助言及び指導」とは、当該施設における入所者の口
腔内状態の評価方法、適切な口腔ケアの手技、口腔ケアに必要な物品整備の留
意点、口腔ケアに伴うリスク管理、その他当該施設において日常的な口腔ケア □
の実施にあたり必要と思われる事項のうち、いずれかに係る技術的助言及び指
導のことをいうものであって、個々の入所者の口腔ケア計画をいうものではな
い。
□
②歯科医師又は歯科医師の指示を受けた歯科衛生士の技術的助言及び指導に基
づき、入所者の口腔ケア・マネジメントに係る計画が作成されているか。
□
□
③「入所者の口腔ケア・マネジメントに係る計画」には、以下の事項を記載し
□
ているか。
□
・ 当該施設において入所者の口腔ケアを推進するための課題
・ 当該施設における目標
・ 具体的方策
・ 留意事項
・ 当該施設と歯科医療機関との連携の状況
・ 歯科医師の指示内容の要点(当該計画の作成にあたっての技術的助言・指導を歯科
衛生士が行った場合に限る。)
・ その他必要と思われる事項
医療保険において歯科訪問診療料又は訪問歯科衛生指導料が算定された日の属
する月であっても当該加算を算定できるが、介護職員に対する口腔ケアに係る
技術的助言及び指導又は入所者の口腔ケア・マネジメントに係る計画に関する
技術的助言及び指導を行うにあたっては、歯科訪問診療又は訪問歯科衛生指導 □
の実施時間以外の時間帯に行っているか。
□
定員超過利用該当していないか。
□
□
人員基準欠如に該当していないか。
□
□
老健39
告・別表2 リ
通・第二
6(22)準用
5(21)
20
口腔衛生管理加算 (1)以下の基準を満たす場合に、1月につき、110単位を算定しているか。
①口腔衛生管理体制加算を算定していること。
※口腔衛生管理体制加算を算定していない場合は、算定不可。
□
□
告・別表2 ヌ
□ 通・第二
6(23)準用
□ 5(22)
②当該施設において歯科医師又は歯科医師の指示を受けた歯科衛生士の技術的
助言及び指導に基づき、入所者又は入院患者の口腔ケア・マネジメントに係る □
計画が作成しているか。
□
③歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が、入所者に対し、口腔ケアを月4回以
□
上行った場合、当該利用者ごとに算定しているか。
□
④定員超過を行っていないか。
□
□
⑤人員基準欠如に該当していないか。
□
□
①歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が口腔衛生体制加算を算定している施設
の入所者に対して口腔ケアを実施した場合において、当該利用者ごとに算定し □
ているか。
□
(2)当該加算の算定にあたっては、次の事項を適切に行っているか。
②当該施設が当該加算に係るサービスを提供する場合においては、当該サービ
スを実施する同一月内において医療保険による訪問歯科衛生指導の実施の有無
を入所者又はその家族等に確認するとともに、当該サービスについて説明し、
その提供に関する同意を得た上で行っているか。
また、別紙様式を参考として入所者ごとに口腔に関する問題点、歯科医師から □
の指示内容の要点、口腔ケアの方法及びその他必要と思われる事項に係る記録
(以下「口腔衛生管理に関する実施記録」という。)を作成し保管するととも
に、その写しを当該入所者に対して提供しているか。
③歯科医師の指示を受けて当該施設の入所者に対して口腔ケアを行う歯科衛生
士は、口腔に関する問題点、歯科医師からの指示内容の要点(ただし、歯科医
師から受けた指示内容のうち、特に歯科衛生士が入所者に対する口腔ケアを行
うにあたり配慮すべき事項とする。)、口腔ケアの方法及びその他必要と思わ
れる事項を口腔衛生管理に関する記録に記入しているか。
また、当該歯科衛生士は、入所者の口腔の状態により医療保険における対応が □
必要となる場合には、適切な歯科医療サービスが提供されるよう当該歯科医師
及び当該施設の介護職員等への情報提供を的確に行っているか。
④医療保険において歯科訪問診療料が算定された日の属する月であっても当該
加算を算定できるが、訪問歯科衛生指導料が算定された日の属する月において □
は、当該加算を算定していないか。
老健40
□
□
□
21 療養食加算
以下の基準を満たす場合に、1日につき18単位を算定しているか。
□
②入所者の病状等に応じて、主治の医師により入所者に対し、疾患治療の直接
□
の手段として発行された食事せんに基づき、療養食を提供しているか。
□ 告・別表2 ル
通・第二
□ 6(24)準用
5(23)
□
①食事の提供が管理栄養士又は栄養士によって管理されているか。
□
③当該療養食に係る献立表が作成されているか。
□
□
④医師の発行する食事せんには、当該入所者の年齢、身長、体重、病名、病状
等に対応した栄養量及び内容を有する治療食(糖尿病食、腎臓病食、肝臓病
食、胃潰瘍食(流動食は除く。)、貧血食、膵臓病食、脂質異常症食、痛風食
□
及び特別な場合の検査食などの内容が記載されているか。
※前記の療養食の摂取方法は、経口または経管は問わない。
□
⑤定員超過に該当していないか。
□
□
⑥人員欠如に該当していないか。
□
□
①心臓疾患等に対して減塩食療法を行う場合は、腎臓病食に準じて取扱うもの
□
として、総量6.0g未満の減塩食となっているか。
□
②高血圧症に対して減塩食療法を行う場合、加算対象としていないか。
□
□
③肝臓病食については、肝庇護食、肝炎食、肝硬変食、閉鎖性黄疸食(胆石症
及び胆嚢炎による閉鎖性黄疸の場合を含む)等となっているか。
□
□
④胃潰瘍食については、手術前後に与える高カロリー食は対象としていない
が、侵襲の大きな消化管手術の術後において胃潰瘍食に準ずる食事を提供する □
場合は対象としているか。
□
⑤十二指腸潰瘍の場合も胃潰瘍食として取扱っているか。
□
□
⑥クローン病、潰瘍性大腸炎等により腸管の機能が低下している入所者に対す
□
る低残さ食についても加算対象としているか。
□
⑦貧血食の対象となる入所者は、血中ヘモグロビン濃度が10g/dl以下であり、
□
その原因が鉄分の欠乏に由来していると医師が認める者か。
□
⑧高度肥満症(肥満度が+70%以上又はBMIが35以上)に対して食事療法を行
□
う場合に、脂質異常症食に準じて取扱っているか。
□
⑨特別な場合の検査食は潜血食としている他、大腸X線検査・大腸内視鏡検査
□
のために特に残さの少ない調理済食品を使用した場合としているか。
□
⑩脂質異常症食の対象となる入所者は、空腹時定常状態におけるLDL-コレステ
ロール値が140㎎/dl以上又はHDL-コレステロール値が40㎎/dl未満若しくは血 □
清中性脂肪値が150㎎/dlとなっているか。
□
当該入所者に提供される治療食等については、以下の基準を満たしているか。
経口移行加算又は経口維持加算を併せて算定している場合は、経口による食事
□
の摂取を進めるための栄養管理及び支援を行っているか。
在宅復帰支援機能加算 (療養型老健のみ算定できる加算なので省略)
老健41
□
22 緊急時施設療養費 入所者の病状が著しく変化した場合に緊急その他やむを得ない事情により行
【緊急時治療管理】
なった医療行為について一日につき511単位を算定しているか。
□
入所者の病状が重篤となり救命救急医療が必要となる場合において緊急的な治
療管理としての投薬、検査、注射、処置等を行ったときに算定しているか。
□
緊急時治療管理が行われた場合に1回に連続する3日を限度として算定してい
るか。
同一入所者について1月に1回を限度として算定しているか。
対象となる入所者は、次のとおりとなっているか。
告・別表2 ワ
□ 通・第二
6(26)
□
□
□
□
□
□
□
①意識障害又は昏睡
②急性呼吸不全又は慢性呼吸不全の急性増悪
③急性心不全(心筋梗塞を含む)
④ショック
⑤重篤な代謝障害
⑥その他薬物中毒等で重篤なもの
【特定治療】
診療報酬の算定方法(平成20年厚生労働省告示第59号)別表第一医科診療報酬
点数表(以下「医科診療報酬点数表」という。)第1章及び第2章において、高
齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)第64条第3項に規定す
る保険医療機関等が行った場合に点数が算定されるリハビリテーション、処
置、手術、麻酔又は放射線治療(※)を行った場合に、当該診療に係る医科診
療報酬点数表第1章及び第2章に定める点数に10円を乗じて得た額を算定してい □
るか。
□
※平成27年3月23日厚労省告示第94号「厚生労働大臣が定める基準に適合する
利用者等」第67号を除く
特定治療を算定する日は、緊急時治療管理を同時に算定しないようにしている
□
か。
23 所定疾患施設療養 次の①の基準を満たす場合において、②に該当する入所者に対し投薬、検査、
費
注射、処置等を行った場合に1日につき305単位を算定しているか。
□
①次のいずれにも適合しているか。
□
□
告・別表2 カ
□ 通・第二
6(27)
□
(1) 診断名、診断を行った日、実施した投薬、検査、注射、処置等の内容等を診療録に
記載していること。
(2) 所定疾患施設療養費の算定開始年度の翌年度以降において、 当該施設の前年度に
おける当該入所者に対する投薬、検査、注射、処置等の実施状況を公表しているこ
と
※治療の実施状況についての公表に当たっては、介護サービス情報の公表制度を活
用する等により、前年度の当該加算の算定状況を報告すること。
②次のいずれかに該当する者
イ 肺炎の者
ロ 尿路感染症の者
ハ 帯状疱疹の者(抗ウイルス剤の点滴注射を必要とする者に限る)
□
□
同一の入所者について1月に1回、連続する7日を限度として算定している
か。
□
□
緊急時施設療養費を算定した日は算定していないか。
□
□
算定する場合にあっては、診断名、診断を行った日、実施した投薬、検査、注
□
射、処置の内容等を診療録に記載しているか。
□
請求に際して、診断、行った検査、治療内容等を記載しているか。
□
老健42
□
24 認知症専門ケア加 以下の基準を満たす場合に、1日につき3単位を加算しているか。
算【Ⅰ】
①入所者の総数のうち、日常生活に支障を来すおそれのある症状若しくは行動
が認められることから介護を必要とする認知症の者(日常生活自立度のランク
Ⅲ、Ⅳ又はMに該当する入所者:以下「対象者」)の占める割合が2分の1以 □
上であるか。
認知症専門ケア加算
【Ⅱ】
告・別表2 ヨ
通・第二
6(28)準用
□ 5(27)
②認知症介護に係る専門的な研修を修了している者を、当該対象者の数が20人
未満である場合にあっては、1以上、当該対象者の数が20人以上である場合に
あっては、1に、当該対象者の数が19を超えて10又はその端数を増すごとに1
を加えて得た数以上配置し、チームとして専門的な認知症ケアを実施している □
か。
※「認知症介護に係る専門的な研修」とは、「認知症介護実践リーダー研修」
を指す。
□
③当該施設において、認知症ケアに関する留意事項の伝達又は技術的指導に係
□
る会議を定期的に開催しているか。
□
以下の基準を満たす場合に、1日につき4単位を加算しているか。
①認知症専門ケア加算(Ⅰ)の基準のいずれにも適合しているか。
□
□
□
□
③当該施設における介護職員、看護職員ごとの認知症ケアに関する研修計画を
作成し、当該計画に従い、研修を実施又は実施を予定しているか。
□
□
②認知症介護の指導に係る専門的な研修を修了している者を①の基準に加え1
名以上配置し、施設全体の認知症ケアの指導等を実施しているか。
※「認知症介護の指導に係る専門的な研修」とは、「認知症介護指導者研修」
を指す。
25 認知症行動・心理 医師が、認知症の行動・心理症状が認められるため在宅での 生活が困難であ
症状緊急対応加算
り、緊急に入所することが適当であると判断した者に対し、介護保健施設サー
ビスを行った場合には、入所した日から起算して7日を限度として、1日につ
き所定単位数を加算しているか。
告・別表2 タ
通・第二
6(29)準用
5(28)
※「認知症の行動・心理症状」とは、認知症による認知機能の障害に伴う、妄 □
想・幻覚・興奮・暴言等の症状を指すものである。
※本加算は、在宅で療養を行っている利用者に「認知症の行動・心理症状」が
認められた際に、介護保健福祉施設に一時的に入所することにより、当該利用
者の在宅での療養が継続される ことを評価するものである。
□
当該加算の算定にあたっては、次の事項を適切に行っているか。
①在宅で療養を行っている要介護被保険者に「認知症の行動・心理症状」が認
められ、緊急に介護老人保健施設への入所が必要であると医師が判断した場合
であって、介護支援専門員、受け入れ施設の職員と連携し、利用者又は家族の □
同意の上、当該施設に入所した場合に算定しているか。
②医師が判断した当該日又はその次の日に利用を開始した場合に限り算定して
いるか。
この際、当該施設への入所ではなく、医療機関における対応が必要であると判
断される場合にあっては、速やかに適当な医療機関の紹介、情報提供を行うこ □
とにより、適切な医療が受けられるように取り計らっているか。
③当該利用者の在宅での療養が継続されることを評価するものであるため、入
所後速やかに退所に向けた施設サービス計画を策定し、当該入所者の「認知症
の行動・心理症状」 が安定した際には速やかに在宅復帰が可能となるように □
しているか。
④判断を行った医師は診療録等に症状、判断の内容等を記録しているか。
□
□
□
□
□
⑤施設も判断を行った医師名、日付及び利用開始に当たっての留意事項等を介
□
護サービス計画書に記録しているか。
□
⑥当該加算の算定にあたっては、個室等、認知症の行動・心理症状の増悪した
□
者の療養に相応しい設備を整備しているか。
□
⑦当該加算は、当該入所者が入所前1月の間に、当該介護老人保健施設に入所
したことがない場合及び過去1月の間に当該加算(他サービスを含む)を算定 □
したことがない場合に限り算定しているか。
□
次に掲げる者が直接、当該施設へ入所した場合に、当該加算を算定していない
□
か。
□
a 病院又は診療所に入院中の者
b 介護保険施設又は地域密着型介護老人福祉施に入院中又は入所中の者
c 短期入所生活介護、短期入所療養介護、特定施設入居者生活介護、短期利用特定施
設入居者生活介護、認知症対応型共同生活介護、短期利用認知症対応型共同生活介
護、地域密着型特定施設入居者生活介護及び短期利用地域密着型特定施設入居者生
活介護を利用中の者
老健43
26 認知症情報提供加 ①過去に認知症の原因疾患に関する確定診断を受けておらず、認知症のおそれ
算
があると医師が判断した入所者であって、施設内での診断が困難であると判断
された者について、当該入所者又はその家族の同意を得た上で、当該入所者の
診療状況を示す文書を添えて、認知症疾患医療センター又は認知症の鑑別診断 □
等に係る専門医療機関に当該入所者の紹介を行っているか。
□
告・別表2 レ
通・第二
6(30)
※ 「認知症の原因疾患に関する確定診断」とは、脳血管疾患、アルツハイマー病等、認
知症の原因疾患が特定されたことをいう。
※ 「認知症のおそれがある」とは、MMSE(Mini Mental State Examination)においてお
おむね23点以下、又はHDS-R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)においておおむね20
点以下といった認知機能の低下を認め、これにより日常生活に支障が生じている状態
※ をいう。
「施設内での診断が困難」とは、介護老人保健施設の医師が、入所者の症状、施設の
設備、医師の専門分野等の状況から、当該施設内での認知症の鑑別診断等が困難であ
※ ると判断した場合を指す。
「診察状況を示す文書」とは、入所者の症状経過、介護老人保健施設内で行なった検
※ 査結果、現在の処方等を示す文書をいう。
「認知症の鑑別診断等に係る専門医療機関」とは、認知症の鑑別診断、専門医療相
談、合併症対応、医療情報提供等を行うにつき、専任の認知症疾患の鑑別診断等の専
門医療を主たる業務とした10年以上の臨床経験を有する医師が1名以上配置され、血
液検査、尿一般検査、心電図検査、神経心理検査が実施できる体制を確保するととも
に、神経画像検査の体制として、CT又はMRIを有している保険医療機関をいう。また、
認知症疾患医療センターに関する届出もしくはその意思を有し、具体的手続きを行
なっている機関。
②入所者1人につき入所期間中に1回を限度として算定しているか。
□ □
③当該介護老人保健施設に併設する保険医療機関(認知症疾患医療センター及
びこれに類する保険医療機関を除く)に対する紹介を行った場合に算定してい □
ないか。
□
※ 「これに類する保険医療機関」は、認知症疾患医療センターが一定程度整備されるま
での間に限り、以下のいずれの要件も満たすものとする。
27 地域連携診療計画 医科診療報酬点数表の地域連携診療計画管理料又は地域連携診療計画退院時指
情報提供加算
導料を算定して保険医療機関を退院した入所者に対して、当該保険医療機関が
地域連携診療計画に基づいて作成した診療計画に基づき、入所者の治療等を行
うとともに、入所者の 同意を得た上で、当該退院した日の属する月の翌月ま □
でに、地域連携診療計画管理料を算定する病院に当該入所者に係る診療情報を
文書により提供した場合に、入所者1人につき1回を限度として算定している
か。
告・別表2 ソ
通・第二
6(31)
□
当該加算を算定するにあたり、次の事項を適切に行っているか。
①地域連携診療計画は、医科診療報酬点数表に掲げる地域連携診療計画管理料
を算定する保険医療機関(以下「計画管理病院」 という。)において作成さ
れ、当該計画管理病院からの転院後又は退院後の治療を担う複数の連携保険医
療機関又は介護サービス事業所との間で共有して活用されるものであり、病
名、入院時の症状、予定されている診療内容、標準的な転院までの期間、転院 □
後の診療内容、連携する保険医療機関を退院するまでの標準的な期間(以下本
区分において「総治療期間」という。)、退院に当たり予想される患者の状態
に関する退院基準、その他必要な事項が記載されたものとなっているか。
②医科診療報酬点数表に掲げる以下の疾患について、地域連携診療計画管理料
及び地域連携診療計画退院時指導料(Ⅰ)を算定して当該医療機関を退院した患
□
者が、介護老人保健施設に入所した場合に限り算定しているか。
□
□
イ 大腿骨頸部骨折(大腿骨頸部骨折骨接合術、大腿骨頸部骨折人工骨頭置換術等を実
施している場合に限る。)
ロ 脳卒中(急性発症又は急性増悪した脳梗塞、脳出血又はくも膜下出血の治療を実施
している場合に限る。)
③計画管理病院又は計画管理病院からの転院後若しくは退院後の治療を担う保
険医療機関からの退院後の療養を担う介護老人保健施設において、診療計画に
基づく療養を提供するとともに、退院時の患者の状態や、在宅復帰後の患者の
状況等について、退院の属する月又はその翌月までに計画管理病院に対して情 □
報提供を行った場合に、算定しているか。
④当該加算を算定する施設は、以下のいずれも満たすものであるか。
□
□
□
イ あらかじめ計画管理病院において作成された疾患や患者の状態等に応じた地域連携
診療計画が、当該施設および連携保険医療機関と共有されていること。
ロ イについて、内容、開催日等必要な事項について診療録等に記録されていること。
老健44
28 サービス提供体制 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき18単位を所定単位数に加
□
強化加算【Ⅰイ】
算しているか。
①介護職員の総数のうち、介護福祉士の占める割合が60%以上であるか。
※介護職員に係る常勤換算にあっては、入所者への介護業務(計画作成等介護
を行うに当たって必要な業務は含まれるが、請求事務等介護に関わらない業務
を除く。)に従事している時間を用いても差し支えない。
□
※介護福祉士については、各月の前月の末日時点で資格を取得している者を対
象とする。介護福祉士等の取扱いについては、登録証明書の交付まで求めるも
のではない。
告・別表2 ツ
□ 通・第二
6(32)準用
2(17)①~④、
⑥
□
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録しているか。
ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又は再
開した事業所を含む。)については、届出日の属する月の前三月の割合につい
て、常勤換算方法により算出した平均を用いることとする。したがって、新た
に事業を開始し、又は 再開した事業者については、4月目以降届出が可能とな □
るものであること。
□
※前年度の実績が6月に満たない事業所(新たに事業 を開始し、又は再開した
事業所を含む については、その割合について毎月記録し、継続的に所定の割
合を維持していること。
③定員超過に該当していないか。
□
□
④人員欠如に該当していないか。
□
□
サービス提供体制強化 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき12単位を所定単位数に加
□
加算【Ⅰロ】
算しているか。
□
①介護職員の総数のうち、介護福祉士の占める割合が50%以上であるか。
※介護職員に係る常勤換算にあっては、入所者への介護業務(計画作成等介護
を行うに当たって必要な業務は含まれるが、請求事務等介護に関わらない業務
を除く。)に従事している時間を用いても差し支えない。
□
※介護福祉士については、各月の前月の末日時点で資格を取得している者を対
象とする。介護福祉士等の取扱いについては、登録証明書の交付まで求めるも
のではない。
□
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録しているか。
ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又は再
開した事業所を含む。)については、届出日の属する月の前三月の割合につい
て、常勤換算方法により算出した平均を用いることとする。したがって、新た
に事業を開始し、又は 再開した事業者については、4月目以降届出が可能とな □
るものであること。
□
※前年度の実績が6月に満たない事業所(新たに事業 を開始し、又は再開した
事業所を含む については、その割合について毎月記録し、継続的に所定の割
合を維持していること。
③定員超過に該当していないか。
□
□
④人員基準欠如に該当していないか。
□
□
□
□
※介護職員に係る常勤換算にあっては、入所者への介護業務(計画作成等介護
を行うに当たって必要な業務は含まれるが、請求事務等介護に関わらない業務 □
を除く。)に従事している時間を用いても差し支えない。
□
サービス提供体制強化 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき6単位を算定している
加算【Ⅱ】
か。
①看護・介護職員の総数のうち、常勤職員の占める割合が75%以上であるか。
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録しているか。
ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又は再
開した事業所を含む。)については、届出日の属する月の前三月の割合につい
て、常勤換算方法により算出した平均を用いることとする。したがって、新た
に事業を開始し、又は 再開した事業者については、4月目以降届出が可能とな □
るものであること。
□
※前年度の実績が6月に満たない事業所(新たに事業 を開始し、又は再開した
事業所を含む については、その割合について毎月記録し、継続的に所定の割
合を維持していること。
③定員超過に該当していないか。
□
□
④人員欠如に該当していないか。
□
□
老健45
サービス提供体制強化 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき6単位を算定している
加算【Ⅲ】
か。
□
□
①指定短期入所療養介護を利用者に直接提供する職員の総数のうち、勤続年数
3年以上の者の占める割合が30%以上であるか。
※介護保健施設サービスを入所者に直接提供する職員とは、看護職員、介護職
員、支援相談員、理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士として勤務を行う職
員を指す。
□
※勤続年数とは、各月の前月の末日時点における勤続年数を指す。
※勤続年数の算定にあたっては、当該施設における勤務年数に加え、同一法人
の経営する他の介護サービス事業所、病院、社会福祉施設等においてサービス
を利用者に直接提供する職員として勤務した年数を含めることができる。
□
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録しているか。
ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又は再
開した事業所を含む。)については、届出日の属する月の前三月の割合につい
て、常勤換算方法により算出した平均を用いることとする。したがって、新た
に事業を開始し、又は 再開した事業者については、4月目以降届出が可能とな □
るものであること。
□
※前年度の実績が6月に満たない事業所(新たに事業 を開始し、又は再開した
事業所を含む については、その割合について毎月記録し、継続的に所定の割
合を維持していること。
③定員超過に該当していないか。
□
□
④人員欠如に該当していないか。
□
□
老健46
23 介護職員処遇改善 ○ 介護職員処遇改善加算
加算
(1)介護職員処遇改善加算(Ⅰ) 所定単位数にサービス別加算率を乗じた
単位数の1000分の34に相当する単位数を加算しているか。
「指定居宅サービスに 【下の基準①から⑧ いずれにも適合する場合】
要する費用の額に関す
る基準」平12厚告19号 (2)介護職員処遇改善加算(Ⅱ) 所定単位数にサービス別加算率を乗じた
の別表の1ヘ
単位数の1000分の19に相当する単位数を加算しているか。
【下の基準①から⑧ いずれにも適合する場合】
介・別表2
ニ
□
□
(1) 介護職員の賃金(退職手当を除く。)の改善(以下「賃金改善」という。)に要する
費用の見込み額が、介護職員処遇改善加算の算定見込み額を上回る賃金改善に
関する計画を策定し、当該計画に基づき適切な措置を講じている。
□
□
(2) 当該介護老人保健施設において、(1)の賃金改善に関する計画並びに当該計画
に係る実施期間及び実施方法その他の介護職員の処遇改善の計画等を記載した
介護職員処遇改善計画書を作成し、全ての介護職員に周知し、届け出ている。
□
□
(3) 介護職員処遇改善加算の算定額に相当する賃金改善を実施している(する予定
である)。
□
□
(4) 当該介護老人保健施設において、事業年度ごとに介護職員の処遇改善に関す
る実績を高槻市長に報告している(する予定である)。
□
□
□
□
(6) 当該介護老人保健施設において、労働保険料(労働保険の保険料の徴収等に
関する法律(昭和44年法律第84号)第10条第2項に規定する労働保険料をいう。)の
納付を適正に行っている。
□
□
(7)次に掲げる基準のいずれにも適合していること
(一) 介護職員の任用の際における職責又は職務内容等の要件(介護職員の賃金
に関するものを含む。)を定めていること。
(ニ) (一)の要件について書面をもって作成し、全ての介護職員に周知していること。
(三) 介護職員の資質の向上の支援に関する計画を策定し、当該計画に係る研修
の実施又は研修の機会を確保していること。
(四) (三)について、全ての介護職員に周知していること。
□
□
□
□
(9) 別途通知(「介護職員処遇改善加算に関する基本的考え方並びに事務処理手順
及び様式例の提示について」)に基づいて、処理を行っている。
□
□
(3)介護職員処遇改善加算(Ⅲ) (2)により算定した単位数の100分の90
に相当する単位数を加算しているか。
【下の基準①から⑥かつ⑦又は⑧に掲げる基準に適合する場合】
(4)介護職員処遇改善加算(Ⅳ) (2)により算定した単位数の100分の80
に相当する単位数を加算しているか。
【下の基準①から⑥に掲げる基準に適合する場合】
(Ⅰの要件)
(5) 算定日が属する月の前12月間において、労働基準法(昭和22年法律第49号)、
労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)、最低賃金法(昭和34年法律第137
号)、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)、雇用保険法(昭和49年法律第116
号)その他の労働に関する法令に違反し、罰金以上の刑に処せられていない。
(8) 平成27年4月から届出の日の属する月の前月までに実施した介護職員の処遇
改善の内容(賃金改善に関するものを除く。)及び当該介護職員の処遇改善に要し
た費用を全ての介護職員に周知していること。
老健47
(Ⅱの要件)
(1) 介護職員の賃金(退職手当を除く。)の改善(以下「賃金改善」という。)に要する
費用の見込み額が、介護職員処遇改善加算の算定見込み額を上回る賃金改善に
関する計画を策定し、当該計画に基づき適切な措置を講じている。
□
□
□
□
(3) 介護職員処遇改善加算の算定額に相当する賃金改善を実施している(する予定
である)。
□
□
(4) 当該介護老人保健施設において、事業年度ごとに介護職員の処遇改善に関す
る実績を高槻市長に報告している(する予定である)。
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
(3) 介護職員処遇改善加算の算定額に相当する賃金改善を実施している(する予定
である)。
□
□
(4) 当該介護老人保健施設において、事業年度ごとに介護職員の処遇改善に関す
る実績を高槻市長に報告している(する予定である)。
□
□
□
□
□
□
□
□
(2) 当該介護老人保健施設において、(1)の賃金改善に関する計画並びに当該計画
に係る実施期間及び実施方法その他の介護職員の処遇改善の計画等を記載した
介護職員処遇改善計画書を作成し、全ての介護職員に周知し、届け出ている。
(5) 算定日が属する月の前12月間において、労働基準法(昭和22年法律第49号)、
労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)、最低賃金法(昭和34年法律第137
号)、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)、雇用保険法(昭和49年法律第116
号)その他の労働に関する法令に違反し、罰金以上の刑に処せられていない。
(6) 当該介護老人保健施設において、労働保険料(労働保険の保険料の徴収等に
関する法律(昭和44年法律第84号)第10条第2項に規定する労働保険料をいう。)の
納付を適正に行っている。
(7)次に掲げる基準のいずれかに適合すること。
(一)次に掲げる要件の全てに適合すること。
(a) 介護職員の任用の際における職責又は職務内容等の要件(介護職員の賃金に
関するものを含む。)を定めている。
(b) (a)の要件について書面をもって作成し、全ての介護職員に周知している。
(ニ)次に掲げる要件の全てに適合すること。
(a) 介護職員の資質の向上の支援に関する計画を策定し、当該計画に係る研修の
実施又は研修の機会を確保していること。
(b) (a)について、全ての介護職員に周知していること。
(8) 平成20年10月から届出の日の属する月の前月までに実施した介護職員の処遇
改善の内容(賃金改善に関するものを除く。)及び当該介護職員の処遇改善に要し
た費用を全ての介護職員に周知していること。
(Ⅲの要件)
(1) 介護職員の賃金(退職手当を除く。)の改善(以下「賃金改善」という。)に要する
費用の見込み額が、介護職員処遇改善加算の算定見込み額を上回る賃金改善に
関する計画を策定し、当該計画に基づき適切な措置を講じている。
(2) 当該介護老人保健施設において、(1)の賃金改善に関する計画並びに当該計画
に係る実施期間及び実施方法その他の介護職員の処遇改善の計画等を記載した
介護職員処遇改善計画書を作成し、全ての介護職員に周知し、届け出ている。
(5) 算定日が属する月の前12月間において、労働基準法(昭和22年法律第49号)、
労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)、最低賃金法(昭和34年法律第137
号)、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)、雇用保険法(昭和49年法律第116
号)その他の労働に関する法令に違反し、罰金以上の刑に処せられていない。
(6) 当該介護老人保健施設において、労働保険料(労働保険の保険料の徴収等に
関する法律(昭和44年法律第84号)第10条第2項に規定する労働保険料をいう。)の
納付を適正に行っている。
(7)次に掲げる基準のいずれかに適合すること。
(一)次に掲げる要件の全てに適合すること。
(a) 介護職員の任用の際における職責又は職務内容等の要件(介護職員の賃金に
関するものを含む。)を定めている。
(b) (a)の要件について書面をもって作成し、全ての介護職員に周知している。
(ニ)次に掲げる要件の全てに適合すること。
(a) 介護職員の資質の向上の支援に関する計画を策定し、当該計画に係る研修の
実施又は研修の機会を確保していること。
(b) (a)について、全ての介護職員に周知していること。
(三)平成20年10月から届出の日の属する月の前月までに実施した介護職員の処遇
改善の内容(賃金改善に関するものを除く。)及び当該介護職員の処遇改善に要し
た費用を全ての介護職員に周知していること。
老健48
(Ⅳの要件)
(1) 介護職員の賃金(退職手当を除く。)の改善(以下「賃金改善」という。)に要する
費用の見込み額が、介護職員処遇改善加算の算定見込み額を上回る賃金改善に
関する計画を策定し、当該計画に基づき適切な措置を講じている。
□
□
□
□
(3) 介護職員処遇改善加算の算定額に相当する賃金改善を実施している(する予定
である)。
□
□
(4) 当該介護老人保健施設において、事業年度ごとに介護職員の処遇改善に関す
る実績を高槻市長に報告している(する予定である)。
□
□
□
□
□
□
□
□
(2) 当該介護老人保健施設において、(1)の賃金改善に関する計画並びに当該計画
に係る実施期間及び実施方法その他の介護職員の処遇改善の計画等を記載した
介護職員処遇改善計画書を作成し、全ての介護職員に周知し、届け出ている。
(5) 算定日が属する月の前12月間において、労働基準法(昭和22年法律第49号)、
労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)、最低賃金法(昭和34年法律第137
号)、労働安全衛生法(昭和47年法律第57号)、雇用保険法(昭和49年法律第116
号)その他の労働に関する法令に違反し、罰金以上の刑に処せられていない。
(6) 当該介護老人保健施設において、労働保険料(労働保険の保険料の徴収等に
関する法律(昭和44年法律第84号)第10条第2項に規定する労働保険料をいう。)の
納付を適正に行っている。
(賃金の水準見直し 経営状況を理由に事業の継続が著しく困難となった場合であって、介護職員の賃金
水準(賃金改善に関するものを除く。)を見直した上で賃金改善を行う場合には、そ
を行う場合)
の内容について市に届け出ているか。
告示:「指定施設サービス等に要する費用の額の算定に関する基準(平成12年厚生省告示第21号)
通知:指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(短期入所サービス及び特定施設入居者生活介護に係る部分)及
び指定施設サービス等に要する費用の額の算定に関する規準の制定に伴う実施上の留意事項について(平成12年3月8日老企第40
号厚生省老人保健福祉局企画課長通知)」
老健49
別表
イ介護保健施設サービス費(1日につき)
イ 介護保健施設サービス費(Ⅰ)
要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
(1)介護保健施設サービス費(Ⅰ)
介護保健施設サービス費(ⅰ)
695
740
801
853
介護保健施設サービス費(ⅱ)
733
804
866
922
介護保健施設サービス費(ⅲ)
768
816
877
928
介護保健施設サービス費(ⅳ)
812
886
948
1,004
(2)介護保健施設サービス費(Ⅱ)(療養型老健:看護職員を配置)
介護保健施設サービス費(ⅰ)
723
804
917
993
介護保健施設サービス費(ⅱ)
723
804
986
1,060
介護保健施設サービス費(ⅲ)
800
882
996
1,071
介護保健施設サービス費(ⅳ)
800
882
1,063
1,138
(3)介護保健施設サービス費(Ⅲ)(療養型老健:看護オンコール体制)
介護保健施設サービス費(ⅰ)
723
798
891
966
介護保健施設サービス費(ⅱ)
723
798
959
1,034
介護保健施設サービス費(ⅲ)
800
876
969
1,043
介護保健施設サービス費(ⅳ)
800
876
1,037
1,112
904
977
981
1,059
(ⅰ)従来型個室(従来型)
(ⅱ)従来型個室(在宅強化型)
(ⅲ)多床室(従来型)
(ⅳ)多床型(在宅強化型)
1,067
1,135
1,145
1,213
(ⅰ)従来型個室(療養型)
(ⅱ)従来型個室(療養強化型)
(ⅲ)多床室(療養型)
(ⅳ)多床型(療養強化型)
1,040
1,109
1,118
1,186
(ⅰ)従来型個室(療養型)
(ⅱ)従来型個室(療養強化型)
(ⅲ)多床室(療養型)
(ⅳ)多床型(療養強化型)
ロ ユニット型介護保健施設サービス費(1日につき)
要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5
(1)介護保健施設サービス費(Ⅰ)
介護保健施設サービス費(ⅰ)
介護保健施設サービス費(ⅱ)
介護保健施設サービス費(ⅲ)
介護保健施設サービス費(ⅳ)
774
816
774
816
819
890
819
890
881
952
881
952
934
1,008
934
1,008
985
1,063
985
1,063
(ⅰ)ユニット型個室(従来型)
(ⅱ)ユニット型個室(在宅強化型)
(ⅲ)ユニット型準個室(従来型)
(ⅳ)ユニット型準個室(在宅強化型)
1,155
1,222
1,155
1,222
1,229
1,297
1,229
1,297
(ⅰ)ユニット型個室(療養型)
(ⅱ)ユニット型個室(療養強化型)
(ⅲ)ユニット型準個室(療養型)
(ⅳ)ユニット型準個室(療養強化型)
(3)介護保健施設サービス費(Ⅲ)(療養型老健:看護オンコール体制)
介護保健施設サービス費(ⅰ)
885
960
1,053
1,128
介護保健施設サービス費(ⅱ)
885
960
1,121
1,196
介護保健施設サービス費(ⅲ)
885
960
1,053
1,128
介護保健施設サービス費(ⅳ)
885
960
1,121
1,196
1,202
1,271
1,202
1,271
(ⅰ)ユニット型個室(療養型)
(ⅱ)ユニット型個室(療養強化型)
(ⅲ)ユニット型準個室(療養型)
(ⅳ)ユニット型準個室(療養強化型)
(2)介護保健施設サービス費(Ⅱ)(療養型老健:看護職員を配置)
介護保健施設サービス費(ⅰ)
885
966
1,079
介護保健施設サービス費(ⅱ)
885
966
1,148
介護保健施設サービス費(ⅲ)
885
966
1,079
介護保健施設サービス費(ⅳ)
885
966
1,148
老健50
短期入所療養介護(老健みなし)自主点検表
Ⅰ 基本方針
ッ
ユ
従ニ
来
ト
項
目
基本方針
(従来型)
内
容
適 不適
利用者が要介護状態となった場合においても、可能な限りその居宅において、
その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、看護、医学
的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世 □
話を行うことにより、療養生活の質の向上及び利用者の家族の身体的及び精神
的負担の軽減を図っているか。
(ユニット型)
当該事業は、利用者一人ひとりの意思及び人格を尊重し、利用者の居宅におけ
る生活と利用中の生活が連続したものとなるように配慮しながら、看護、医学
的管理の下における介護及び機能訓練その他必要な医療並びに日常生活上の世
話を行うことにより、各ユニットにおいて利用者が相互に社会的関係を築き、 □
自律的な日常生活を営むことを支援することにより、利用者の心身の機能の維
持並びに利用者の家族の身体的及び精神的負担の軽減を図るものとなっている
か。
根
拠
介・189条
予・173条
□
介・206条
予・191条
□
Ⅱ 人員に関する基準
ッ
ユ
従ニ
来
ト
項
目
従業者の員数
内
容
適 不適
当該事業所に置くべき医師、薬剤師、看護職員、介護職員、支援相談員、理学
療法士又は作業療法士及び栄養士の員数が、それぞれ、利用者を当該事業所の
本体施設である介護老人保健施設の入所者とみなした場合における介護保険法 □
に規定する介護老人保健施設として必要とされる数が確保されているために必
要な数以上となっているか。
根
拠
介・190条
予・174条
□
介規則・35条
予規則・32条
Ⅲ 設備に関する基準
ッ
ユ
従ニ
来
ト
項
目
設備に関する基準
内
容
適 不適
当該事業所の本体施設である介護保険法に規定する介護老人保健施設として必
要とされる施設及び設備を有しているか。
□
短期入所(老健みなし)51
根
拠
介・191条、
207条
□ 予・175条、
192条
Ⅳ 運営に関する基準
ッ
ユ
従ニ
来
ト
項
目
内
容
適 不適
1 内容及び手続の説 サービスの提供開始前に、あらかじめ、入所申込者又はその家族に対し、重要
明及び同意
事項を記載した文書(重要事項説明書)で説明し、入所申込者の同意を得て、 □
交付しているか。
重要事項説明書及び契約書には、日付、説明及び入所申込者が漏れなく記載さ
□
れているか。
重要事項説明には以下の内容が記載されているか。
□
根
拠
介・7条
□
□
□
①運営規程の概要
事業者、施設の概要(名称、住所、所在地、連絡先など)
目的、方針、従業者の職種、員数及び職務内容、入所定員及び居室数など
②管理者氏名及び従業者の勤務体制
③利用料及びその他の費用
④施設利用に当たっての留意事項
⑤秘密保持と個人情報の保護(使用同意など)について
⑥事故発生時の対応(損害賠償の方法を含む)
⑦苦情処理の体制及び手順
苦情相談の窓口、苦情・相談の連絡先(事業者、市町村、大阪府国民健康保険団体連
合会など)
⑧高齢者の虐待防止に関する項目
⑨その他入所者の選択に役立つ事項
・協力医療機関等
⑩事業者、施設、利用者(場合により代理人)による説明確認欄
2 対象者
入所者又はその家族が理解しやすいように、わかりやすいものとなっている
□
か。
利用者の心身の状況若しくは病状により、若しくはその家族の疾病、冠婚葬
祭、出張等の理由により、又は利用者の家族の身体的及び精神的な負担の軽減
等を図るために、一時的に利用して看護、医学的管理の下における介護及び機 □
能訓練その他必要な医療等を受ける必要がある者を対象に、当該サービスを提
供しているか。
3 指定短期入所療養 居宅介護支援事業者その他保健医療サービス又は福祉サービスを提供する者と
介護の開始及び終了
の密接な連携により、指定短期入所療養介護の提供の開始前から終了後に至る
まで利用者が継続的に保健医療サービス又は福祉サービスを利用できるよう必 □
要な援助に努めているか。
4 サービス提供拒否 正当な理由のある場合を除きサービス提供を拒否せずに、適切に利用者の受入
の禁止
を行っているか。
□
□
介・192条
予・176条
□
介・204条準用
153条第2項
□
予・182条準用
135条第2項
介・204条準用
10条
□ 予・182条準用
10条
5 サービス提供困難 当該事業所の通常の事業の実施地域等を勘案し、利用申込者に対し自ら適切な
時の対応
サービスを提供することが困難であると認めた場合は、当該利用申込者に係る
居宅介護支援事業者への連絡、適当な他の指定短期入所療養介護事業者等の紹 □
介その他の必要な措置を速やかに講じているか。
介・204条準用
11条
□ 予・182条準用
11条
6 受給資格等の確認 利用申込者の被保険者証で被保険者資格、要介護認定の有無及び要介護認定の
有効期間を確認するとともに介護保険負担割合証で負担割合を確認している
□
か。
(確認の具体的な方法: )
介・204条準用
12条
□ 予・182条準用
12条
被保険者証に認定審査会意見が記載されているときは、サービス提供を行うに
□
際し、その意見を考慮しているか。
7 要介護認定等の申 要介護認定を受けていない利用申込者については、既に要介護認定申請が行わ
請に係る援助
れているか確認しているか。要介護認定の申請が行われていない場合は、利用
申込者の意思を踏まえて速やかに申請が行われるよう必要な援助を行っている □
か。
有効期間が終了する30日前には要介護認定の更新申請が行われるように必要
□
な援助を行っているか。
8 心身の状況等の把 当該サービスの提供に当たっては、利用者に係る居宅介護支援事業者が開催す
握
るサービス担当者会議等を通じて、利用者の心身の状況、その置かれている環
境、他の保健医療サービス又は福祉サービスの利用状況等の把握に努めている □
か。
短期入所(老健みなし)52
□
介・204条準用
13条
□ 予・182条準用
13条
□
介・204条準用
14条
□ 予・182条準用
14条
9 法定代理受領サー 利用申込者又はその家族に対し、居宅サービス計画の作成を居宅介護支援事業
ビスの提供を受けるた 者に依頼する旨を市町村に対して届け出ること等により、通所介護の提供を法
めの援助
定代理受領サービスとして受けることができる旨を説明すること、居宅介護支 □
援事業者に関する情報を提供することその他の法定代理受領サービスを行うた
めに必要な援助を行っているか。
介・204条準用
16条
□ 予・182条準用
16条
10 居宅サービス計画 居宅サービス計画が作成されている場合は、当該計画に沿った当該サービスを
□
等に沿ったサービスの 提供しているか。
提供
介護予防サービス計画が作成されている場合は、当該計画に沿った当該サービ
□
スを提供しているか。
介・204条準用
□ 17条
11 サービス提供の記 利用者及びサービス事業者が、支給限度額の残額やサービスの利用状況を把握
録
できるようサービスの提供日、内容(具体的なサービスの内容、利用者の心身
の状況その他必要な事項)、保険給付の額その他必要な事項を居宅サービス計 □
画の書面又はサービス利用票等に記載しているか。
介・204条準用
20条
□ 予・182条準用
20条
サービス事業者間の密接な連携等を図るため、利用者からの申出があった場合
には、文書の交付や利用者の用意する手帳等に記載するなどしてその情報を利 □
用者に対して提供しているか。
□
利用者に対するサービス提供に関する諸記録を整備し、その完結の日から2年
□
間保存しているか。
□
12 利用料等の受領
法定代理受領サービスに該当する場合、介護報酬告示上の額(算定する加算等
【法定受領サービス】 を含む)の1~2割(法令等により給付率が決定している割合に応じて)の支 □
払を受けているか。
介護報酬告示上の額の自己負担額について、公費負担対象となる利用者に対し
ては、当該公費負担の給付対象となる額を控除した額の支払を受けているか。 □
法定代理受領サービスに該当しない場合に必要となる費用と当該サービスに該
当する場合に必要となる費用との間に不合理な差額を設けていないか。
□
要介護度に応じた1月当たりの限度基準額を超える場合は、その超えたサービ
ス利用に必要となる費用は全額利用者負担となっているか。
【食費及び滞在費】
予・182条準用
□ 17条
□
負担限度額認定者については、食費及び滞在費ともに、当該認定証に記載され
□
ている負担限度額の範囲内で徴収しているか。
老企第25号
□ 第3の一
3-(10)①②
介・193条、
□ 208条
介規則36条、
37条
□
予・177条、
193条
予規則33条、
□
34条
□
◆食費を食事ごとに設定している場合、実際に喫食した食事に係る食費が負担限度額を
下回るにも関わらず、負担限度額で徴収していないか
※具体的には、朝食300円、昼食580円、夕食500円と設定している事業所で、利用負担第
3段階(負担限度額650円)が朝食だけを喫食して退所した場合、負担限度額より朝食代
の方が低額であるので、徴収額は300円となる。また、この場合、施設の必要となる食費
は300円で、利用者から300円徴収しているので、補足給付は発生しない。
【特別な療養室料】
【特別な食事料】
特別な療養室の定員は、1人又は2人となっているか。
□
□
当該療養室が、居住費の他に特別な療養室の提供を行ったことに伴い必要とな
□
る費用の支払を入所者から受けるのにふさわしいものとなっているか。
□
当該療養室の提供を行うことに伴い必要となる費用の額が、重要事項説明書に
□
規定されているか。
□
実際の当該療養室の提供に際しては、入所者又はその家族の希望によるもので
□
あって、それに係る同意を書面で得ているか。
□
通常の食事では提供が困難な高価な材料を使用し、特別な調理を行う等するこ
□
とにより必要な費用徴収にふさわしいものとなっているか。
□
当該食事の提供を行うことに伴い必要となる費用の額が、重要事項説明書に規
□
定されているか。
□
※提供ごとに費用が異なる場合には「実費」との規定でも可であるが、別途消費税が必
要となることの規定は必要。
支払を受ける額は、当該食事の提供に必要となる費用から通常の食事の額を控
□
除した額として、その額に消費税を含めた金額となっているか。
□
※具体的には次のとおり
・食費で1,380円を徴収している場合、人件費光熱費も含めた食事の実費が2,000円であ
れば、670円(2,000-1,380 = 620、これに消費税を加える)を徴収する。なお、別に一品
を追加するなどしてその食費が明確な場合は、それに係る食費に対して消費税を乗じて
徴収する。
当該食事の提供に当たっては、医師との連携の下に管理栄養士又は栄養士によ
□ □
る入所者ごとの医学的及び栄養学的な管理を行うこととしているか。
実際の当該食事の提供に際しては、入所者又はその家族の希望によるもので
あって、それに係る同意を書面で得ているか。
短期入所(老健みなし)53
□
□
【その他の日常生活
費】
当該費用の徴収に当たっては、入所者又はその家族の希望によるものとなって
□
いるか。
当該費用は、保険給付の対象となっているサービスと重複したものとなってい
□
ないか。
□
□
○ シャンプー、リンス、石鹸、歯ブラシ、タオル、カミソリ、ティッシュペーパー、
化粧品、入れ歯洗浄剤、入所者の希望により参加するクラブ活動や行事等に必要な
材料費、人工肛門のストマ用装具(市町村からの支給対象でない場合) など
× 入浴時のバスタオル、ポータブルトイレ、車椅子、歩行器、食事用のエプロン、
共用の談話室等のテレビやカラオケ設備の使用料 など
当該費用は、あいまいな名目によるものでなく、費用の内訳を明らかにしてい
□ □
るか。
○ 日用品費(シャンプー、歯ブラシ、タオル等) 100円/日
× 日用品費 100円/日 …… 内容が曖昧
○ 洗濯 200円/kg、シャツ1枚50円
× 洗濯 200円/回 …… 量が明らかでないため不可
当該費用について、入所者又はその家族に事前に十分説明を行い、書面による
□
同意を得ているか。
当該費用については、運営規程に可能な限り具体的な額を規定しているか。
□
【領収書】
□
□
施設サービスの一環として提供される日常生活上の便宜とはいえないものにつ
□
いては、その他の日常生活費とは別に徴収しているか。
□
その他の日常生活費以外のものについても、入所者又はその家族の希望による
□
ものであって、書面による同意を得ているか。
□
利用料等の支払を受ける際、利用者に対し領収証を交付しているか。
□ 法41条8項
□
領収証には、保険給付の対象額とその他の費用を区分して記載し、その他の費
□
用についてはさらに個別の費用ごとに区分して記載しているか。
□
償還払いとなる利用者に対し領収証の交付を行っているか。
□
□
領収書を発行する際に、「医療費控除の対象となる金額」を記載しているか。
((介護予防)短期入所療養介護については、介護保険対象自己負担額と食
□
費・滞在費自己負担額が対象額)
13 保険給付の請求の 法定代理受領サービスに該当しない介護保健施設サービスに係る費用の支払を
ための証明書の交付
受けた場合は、提供したサービスの内容、費用の額その他必要と認められる
□
サービス提供証明書を利用者又はその家族に交付しているか。
14 指定短期入所療養 利用者の要介護状態の軽減又は悪化の防止に資するよう、認知症の状況等利用
□
介護の取扱方針
者の心身の状況を踏まえて、当該利用者の療養を適切に行っているか。
(従来型)
相当期間(4日)以上にわたり継続して入所する利用者については、短期入所
療養介護計画に基づき、画一的なものとならないよう配意してサービスを提供 □
しているか。
サービスの提供に当たっては、懇切丁寧を旨とし、利用者又はその家族に対
し、療養上必要な事項について、理解しやすいように指導又は説明を行ってい □
るか。
サービス提供に当たって、当該利用者又は他の利用者の生命または身体を保護
するため、緊急やむを得ない場合を除いて身体拘束を行なっていないか。
また、身体拘束を行なう場合、その様態及び時間、その際の利用者の心身の状
況並びに緊急やむを得ない理由を記録しているか。
平成12年11月16
日付け老振第73
□ 号
介・204条準用
22条
□ 予・182条準用
22条
□
介・194条
□
□
□
□
自らその提供するサービスの質の評価を行い、常にその改善を図っているか。 □
□
※当該記録は、基準条例の規定に基づき、完結の日から2年間保存すること。
(ユニット型)
利用者が、その有する能力に応じて、自らの生活様式及び生活習慣に沿って自
律的な日常生活を営むことができるようにするため、利用者の日常生活上の活
動について必要な援助を行うことにより、利用者の日常生活を支援するものと □
して行っているか。
□
各ユニットにおいて利用者がそれぞれの役割を持って生活を営むことができる
□
よう配慮して行っているか。
□
利用者のプライバシーの確保に配慮してサービス提供を行っているか。
□
□
利用者の自立した生活を支援することを基本として、利用者の要介護状態の軽
減又は悪化の防止に資するよう、その者の心身の状況等を常に把握しながら、 □
適切にサービス提供を行っているか。
従業者は、指定短期入所療養介護の提供に当たって、利用者又はその家族に対
□
し、サービスの提供方法等について、理解しやすいように説明を行っている
か。
自らその提供するサービスの質の評価を行い、常にその改善を図っているか。 □
短期入所(老健みなし)54
介・第209条
□
□
□
15 指定介護予防短期 利用者の介護予防に資するよう、サービスの目標を設定し、計画的にサービス
□
入所療養介護の基本的 提供を行っているか。
取扱方針
自らその提供する指定介護予防短期入所療養介護の質の評価を行うとともに主
(従来型)
治の医師又は歯科医師とも連携を図りつつ、常にその改善を図っているか。
□
サービスの提供に当たり、利用者ができる限り要介護状態とならないで自立し
た日常生活を営むことができるよう支援することを目的とするものであること □
を常に意識してサービスの提供に当っているか。
利用者がその有する能力を最大限活用することができるような方法によるサー
□
ビスの提供に努めているか。
ユニット型指定介護
予防短期入所療養介護
の提供に当たっての留
意事項
□
□
□
□
サービスの提供に当たり、利用者とのコミュニケーションを十分に図ることそ
の他の様々な方法により、利用者が主体的に事業に参加するよう適切な働きか □
けに努めているか。
□
主治の医師又は歯科医師からの情報伝達やサービス担当者会議を通じる等の適
切な方法により、利用者の心身の状況、病状、置かれている環境等利用者の日 □
常生活全般の状況の的確な把握を行っているか。
□
予・184条
利用者が、その有する能力に応じて、自らの生活様式及び生活習慣に沿って自
律的な日常生活を営むことができるようにするため、利用者の日常生活上の活
動について必要な援助を行うことにより、利用者の日常生活を支援するものと □
してサービスを提供しているか。
□
各ユニットにおいて利用者がそれぞれの役割を持って生活を営むことができる
□
よう配慮してサービスを提供しているか。
□
利用者のプライバシーの確保に配慮してサービスを提供しているか。
□
15 身体的拘束等の原 サービスの提供に当たっては、当該利用者又は他の利用者等の生命又は身体を
則禁止
保護するため緊急やむを得ない場合を除き、身体的拘束等を行っていないか。 □
身体的拘束等を行う場合には、その態様及び時間、その際の利用者の心身の状
□
況並びに緊急やむを得ない理由を記録しているか。
16 (介護予防)指定 相当期間(概ね4日)継続して入所することが予定される利用者については、
短期入所療養介護計画 利用者の心身の状況、病状、希望及び置かれている環境並びに医師の診療の方
の作成
針に基づき、指定(介護予防)短期入所療養介護の提供の開始前から終了後に
至るまでの利用者が利用するサービスの継続性に配慮して、他の従業者と協議 □
の上、サービスの目標、当該目標を達成するための具体的なサービスの内容等
を記載した(介護予防)短期入所療養介護計画を作成しているか。
予・198条
□
介・194条、
□ 209条
予・178条
□
介・195条、
216条準用195
条
□ 予・184条、
202条準用184
条
(介護予防)短期入所療養介護計画は、既に居宅サービス計画(介護予防サー
ビス計画)が作成されている場合は、当該計画に沿ったものとなっているか。 □
□
(介護予防)短期入所療養介護計画を利用者又はその家族に説明し、文書によ
□
り同意を得ているか。
□
(介護予防)短期入所療養介護計画を利用者又はその家族に交付しているか。
※当該計画は、基準条例の規定に基づき、完結の日から2年間保存すること。 □
□
当該居宅サービス計画(介護予防サービス計画)を作成している指定居宅介護
支援事業者(指定介護予防支援事業者)から(介護予防)通所リハビリテー
ション計画の提供の求めがあった際には、同計画を提供することに協力するよ □
う努めるものとしているか。
□
(介護予防短期入所療 指定介護予防短期入所生活介護の提供に当たっては、介護予防短期入所生活介
養介護の具体的取扱方 護計画が作成されている場合には、当該計画に基づき、利用者が日常生活を営 □
針)
むのに必要な支援を行っているか。
□
指定介護予防短期入所生活介護の提供に当たっては、懇切丁寧を旨とし、利用
者又はその家族に対し、サービスの提供方法等について、理解しやすいように □
説明を行っているか。
短期入所(老健みなし)55
予・183条
□
17 診療の方針
医師の診療の方針は、次に掲げるところによるものか。
診療は、一般に医師として診療の必要性があると認められる疾病又は負傷
に対して、的確な診断を基とし、療養上適切に行なっているか。。
□
診療に当たっては、常に医学の立場を堅持して、利用者の心身の状況を観
察し、要介護者の心理が健康に及ぼす影響を十分配慮して、心理的な効果
をも上げることができるよう適切な指導を行なっているか。。
□
□ 介・196条、
216条準用196
条
□
予・185条、
202条準用185
条
□
常に利用者の病状及び心身の状況並びに日常生活及び置かれている環境の
的確な把握に努め、利用者又はその家族に対し、適切な指導を行なってい
るか。
□
□
□
□
□
□
市長が定める医薬品以外の医薬品を利用者に施用し、又は処方していない
か。
□
□
入院患者の病状の急変等により、自ら必要な医療を提供することが困難で
あると認めたときは、他の医師の対診を求める等診療について適切な措置
を講じているか。
□
□
検査、投薬、注射、処置等は、利用者の病状に照らして妥当適切に行なっ
ているか。
特殊な療法又は新しい療法等については、市長が定めるもののほか行って
いないか。
18 機能訓練
利用者の心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるため、必要な
理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションを行っているか。
□
□
19 看護及び医学的管 看護及び医学的管理の下における介護は、利用者の自立の支援及び日常生活の
理の下における介護
充実に資するよう、利用者の病状及び心身の状況に応じ、適切な技術をもって □
(従来型)
行っているか。
1週間に2回以上、適切な方法により、利用者を入浴させ、又は清しきしている
□
か。
□
利用者の病状及び心身の状況に応じ、適切な方法により、排せつの自立につい
□
て必要な援助を行っているか。
□
おむつを使用せざるを得ない利用者のおむつを適切に取り替えているか。
(ユニット型)
介・197条、
216条準用197
□ 条
予・186条、
202条準用186
介・198条
□ 予・187条
□
□
前各項に規定するもののほか、利用者に対し、離床、着替え、整容その他日常
□
生活上の世話を適切に行っているか。
□
利用者に対し、当該利用者の負担により、当該指定短期入所療養介護事業者の
□
従業者以外の者による看護及び介護を受けさせていないか。
□
看護及び医学的管理の下における介護は、各ユニットにおいて利用者が相互に
社会的関係を築き、自律的な日常生活を営むことを支援するよう、利用者の病 □
状及び心身の状況等に応じ、適切な技術をもって行っているか。
介・210条
□ 予・199条
利用者の日常生活における家事を、利用者が、その病状及び心身の状況等に応
□
じて、それぞれの役割を持って行うよう適切に支援しているか。
□
利用者が身体の清潔を維持し、精神的に快適な生活を営むことができるよう、
適切な方法により、利用者に入浴の機会を提供しているか。
ただし、やむを得ない場合には、清しきを行うことをもって入浴の機会の提供 □
に代えることができる。
□
利用者の病状及び心身の状況に応じて、適切な方法により、排せつの自立につ
□
いて必要な支援を行っているか。
□
おむつを使用せざるを得ない利用者については、排せつの自立を図りつつ、そ
□
のおむつを適切に取り替えているか。
□
前各項に規定するもののほか、利用者が行う離床、着替え、整容等の日常生活
□
上の行為を適切に支援しているか。
□
利用者に対し、当該利用者の負担により、当該事業者の従業者以外の者による
□
看護及び介護を受けさせていないか。
□
短期入所(老健みなし)56
20 食事の提供
(従来型)
個々の入所者の栄養状態に応じて、摂食・嚥下機能及び食形態にも配慮した栄
養管理を行うように努めるとともに、入所者の栄養状態、身体の状況、病状及
び嗜好を定期的に把握し、それに基づき計画的に食事の提供を行っているか。 □
食事は、入所者の自立の支援に配慮し、できるだけ離床して食堂で行われるよ
□
う努めているか。
食事の提供
(ユニット型)
栄養並びに利用者の心身の状況及び嗜好を考慮した食事を提供しているか。
□
入居者の心身の状況に応じて、適切な方法により食事の自立について必要な支
□
援を行っているか。
入居者の生活習慣を尊重した適切な時間に食事を提供するとともに、入居者が
その心身の状況に応じてできる限り自立して食事を摂ることができるよう必要 □
な時間を確保しているか。
(従来型)
介・199条
□ 予・188条
通知・第3 九
2(7)
□
(ユニット
□ 型)
介・211条
□ 予・200条
通知・第3 九
3(7)
□
事業者側の都合で急かしたりすることなく、入居者が自分のペースで食事を取ることが
できるよう十分な時間を確保しなければならないこと。
(調理後2時間を超えて食事をしている場合は、食中毒の原因となるので注意)
入居者が相互に社会的関係を築くことができるよう、その意思を尊重しつつ、
□
入居者が共同生活室で食事を摂ることを支援しているか。
□
共同生活室で食事を摂るよう強制していないか。
□
□
(従来型・ユニット型 調理は、あらかじめ作成された献立に従って行うとともに、その実施状況を明
□
共通)
らかにしているか。
□
食事時間は適切なものとなっているか。
※夕食時間は午後6時以降が望ましいが早くても午後5時以降とすること
配膳時間
朝(
)、昼(
)、夜(
業務委託している場合には、下記の項目について施設自らが行っているか。
)
□
①栄養管理
□
□
②調理管理
□
□
③材料管理
□
□
④施設等管理
□
□
⑤業務管理
□
□
⑥衛生管理
□
□
⑦労働衛生管理
□
□
□
□
食事内容については、当該施設の医師又は栄養士を含む会議において検討を加
えているか。
□
□
21 その他のサービス 適宜利用者のためのレクリエーション行事を行うよう努めているか。
の提供
常に利用者の家族との連携を図るよう努めているか。
(従来型)
□
□ 介・200条
予・189条
□
利用者の嗜好に応じた趣味、教養又は娯楽に係る活動の機会を提供するととも
□
に、利用者が自律的に行うこれらの活動を支援しているか。
介・212条
□ 予・201条
常に利用者の家族との連携を図るよう努めているか。
□
□
□
22 利用者に関する市 利用者が次のいずれかに該当する場合は、遅滞なく、意見を付してその旨を市
町村への通知
町村に通知しているか。
23 管理者の責務
□
□
居室関係部門と食事関係部門の連携が行われているか。
(ユニット型)
□
(1) 正当な理由なしにサービス利用に関する指示に従わないことにより、要 □
介護等状態の程度を増進させたと認められるとき。
(2) 偽りその他不正の行為によって保険給付を受け、又は受けようとしたと
き。
管理者は、当該事業所の従業者の管理及びサービス利用の申込みに係る調整、
□
業務の実施状況の把握その他の管理を一元的に行っているか。
管理者は、当該事業所の従業者に 基準を遵守させるために必要な指揮命令を
□
行っているか。
短期入所(老健みなし)57
介・204条準用
27条
予・182条準用
□ 24条
介・204条準用
□ 56条
予・182条準用
□ 54条
24 運営規程
以下に掲げる重要事項を内容とする運営規程を定めているか。
□
①事業の目的及び運営の方針
有
②事業所の名称及び所在地
有
□ 介・201条、
213条
無 予・179条、
無 194条
③従業者の職種、員数及び職務内容
有
無
④指定(介護予防)短期入所療養介護の内容
有
無
⑤利用料その他の費用の額
・事業所が徴収する全ての利用料等(介護報酬以外)
・滞在費及び食費の負担限度額
・消費税の課税の有無
・利用料変更に係る手続関係
有
無
⑥通常の送迎の実施地域
有
無
⑦施設の利用に当たっての留意事項
有
無
⑧非常災害対策
有
無
⑨その他施設の運営に関する重要事項
・身体的拘束等の原則禁止
・虐待防止に関する事項
・その他の重要事項
有
無
25 勤務体制の確保等 利用者に対し適切なサービスを提供できるよう、指定通所介護事業所ごとに従
□
(従来型)
業者の勤務の体制を定めているか。
事業所ごとに、当該事業所の従業者によってサービスを提供しているか。
ただし、利用者の処遇に直接影響を及ぼさない業務については、この限りでな □
い。
従業者の資質の向上のための研修の機会を確保しているか。
(ユニット型)
□
利用者に対し適切なユニット型指定短期入所療養介護を提供できるよう、ユ
ニット型指定短期入所療養介護事業所ごとに従業者の勤務の体制を定めている □
か。
従業者の勤務の体制を定めるに当たっては、規則で定める基準により職員の配
置を行っているか。
□
介・204条準用
□ 108条
予・182条準用
103条
□
□
介・214条
□ 予・195条
□
○介護老人保健施設である指定短期入所療養介護事業所
当該事業所に置くべき医師、薬剤師、看護職員、介護職員、支援相談員、理学療法士又
は作業療法士及び栄養士の員数は、それぞれ、利用者(指定短期入所療養介護の事業と指
定介護予防短期入所療養介護の事業とが同一の事業所において一体的に運営されている
場合にあっては、当該事業所における指定短期入所療養介護又は指定介護予防短期入所
療養介護の利用者。)を当該介護老人保健施設の入所者とみなした場合における法に規定
する介護老人保健施設として必要とされる数が確保されるために必要な数以上
ユニット型指定短期入所療養介護事業所ごとに、当該ユニット型指定短期入所
療養介護事業所の従業者によってユニット型指定短期入所療養介護を提供して
いるか。
□
ただし、利用者の処遇に直接影響を及ぼさない業務については、この限りでな
い。
従業者の資質の向上のための研修の機会を確保しているか。
□
26 定員の遵守
(従来型)
次に掲げる利用者の数以上の利用者に対して同時に指定短期入所療養介護を
行っていないか。
ただし、災害、虐待その他のやむを得ない事情がある場合は、この限りでな
い。
□
□
介・202条
予・180条
□
□
□
介・215条
□ 予・196条
○介護老人保健施設である指定短期入所療養介護事業所
利用者の数を当該介護老人保健施設の入所者の数とみなした場合において入所
定員及び療養室の定員を超えることとなる利用者の数
(ユニット型)
27 地域との連携
ユニットごとの入居定員を常に守っているか。
事業の運営に当たっては、提供したサービスに関する利用者からの苦情に関し
て市町村等が派遣する者が相談及び援助を行う事業その他の市町村が実施する
□
事業に協力するよう努めているか。
短期入所(老健みなし)58
介・204条準用
39条
□ 予・182条準用
36条
28 非常災害対策
非常災害に関する具体的計画を立て、非常災害時の関係機関への通報及び連携
のための体制を整備し、並びにこれらを定期的に従業者に周知するとともに、
定期的に避難訓練、救出訓練その他必要な訓練を行っているか。
介・204条準用
110条
予・182条準用
105条
※消防法の規定により防火管理者を置くこととされている事業所にあっては、
その者に消防計画の策定及びこれに基づく消防業務を行わせるものとする。置
□
かなくてもいい事業所においても、防火管理について責任者を定め、その者に
消防計画に準ずる計画の樹立等の業務を行わせるものとする。
なお「非常災害に関する具体的計画」とは、消防法施行規則第3条に規定する
消防計画(これに準ずる計画を含む。)及び風水害、地震等の災害に対処する
ための計画をいう。
29 衛生管理等
利用者の使用する施設、食器その他の設備又は飲用に供する水について、衛生
的な管理に努め、又は衛生上必要な措置を講ずるとともに、医薬品及び医療機 □
器の管理を適正に行っているか。
事業所において感染症が発生し、又はまん延しないように必要な措置を講ずる
□
よう努めているか。
食中毒及び感染症の発生を防止するための措置等について、必要に応じて保健
□
所の助言、指導を求めるとともに、常に密接な連携を保っているか。
特にインフルエンザ対策、腸管出血性大腸菌感染症対策、レジオネラ症対策等
については、その発生及びまん延を防止するための措置について、厚労省通知 □
等に基づき、適切な措置を講じているか。
空調設備等により施設内の適温の確保に努めているか。
30 掲示
事業所内の見やすい場所に、以下の事項を掲示しているか。
□
介・204条準用
□ 144条
予・182条準用
122条
□
通知・第3 七
3(4)
□
□
□
□
□
□
①運営規程の概要
②従業者の勤務体制
③利用料その他の額
④その他のサービスの選択に関する重要事項
31 秘密保持等
従業者は、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者又はその家族の秘密
□
を漏らしていないか。
従業者であった者が、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者又はその
家族の秘密を漏らすことがないよう、必要な措置を講じているか。
※従業者が、従業者でなくなった後においてもこれらの秘密を保持すべき旨
□
を、従業者との雇用時等に取り決めておくなどの措置を講じているか。
※従業員の在職中及び退職後の秘密保持のため、就業規則、雇用契約、労働条
件通知書、誓約書等で取り決めが行われているか。
サービス担当者会議等において、利用者の個人情報を用いる場合は当該利用者
の同意を、利用者の家族の個人情報を用いる場合は当該家族の同意を、あらか
□
じめ、文書により得ているか。
(同意書様式:有 無、利用者:有 無、利用者の家族:有 無)
通知・第3
六3(6)
介・204条準用
34条
予・182条準用
31条
介・204条準用
□ 35条
予・182条準用
32条
□
□
32 居宅介護支援事業 居宅介護支援事業者又はその従業者に対し、利用者に対して特定の事業者によ
者等に対する利益供与 るサービスを利用させることの対償として、金品その他の財産上の利益を供与
□
の禁止
していないか。
介・204条準用
37条
□ 予・182条準用
34条
33 苦情処理
介・204条準用
□ 38条
予・182条準用
35条
□
提供したサービスに係る利用者及びその家族からの苦情に迅速かつ適切に対応
するために、苦情を受け付けるための窓口を設置する等の必要な措置を講じて □
いるか。
苦情を受け付けた場合には、当該苦情の内容等を記録しているか。
□
提供したサービスに関し、法第23条の規定により市町村が行う文書その他の物
件の提出若しくは提示の求め又は当該市町村の職員からの質問若しくは照会に
応じ、及び利用者からの苦情に関して市町村が行う調査に協力するとともに、 □
市町村から指導又は助言を受けた場合においては、当該指導又は助言に従って
必要な改善を行っているか。
□
市町村からの求めがあった場合には、前項の改善の内容を市町村に報告してい
□
るか。
□
提供したサービスに係る利用者からの苦情に関して国保連が行う法第176条第1
項第3号の調査に協力するとともに、国保連から同号の指導又は助言を受けた
□
場合においては、当該指導又は助言に従って必要な改善を行っているか。
□
国保連からの求めがあった場合には、前項の改善の内容を国保連に報告してい
□
るか。
□
短期入所(老健みなし)59
34 事故発生時の対応 利用者に対するサービスの提供により事故が発生した場合は、市町村、当該利
用者の家族、当該利用者に係る居宅介護支援事業者等に連絡を行うとともに、 □
必要な措置を講じているか。
事故の状況及び事故に際して採った処置について記録しているか。
なお、事故の状況及び事故に際して採った処置についての記録は、完結の日か □
ら2年間保存しなければならない。
介・204条準用
□ 40条
予・182条準用
37条
□
利用者に対するサービスの提供により賠償すべき事故が発生した場合は、損害
賠償を速やかに行っているか。
このほか、以下の点に留意するものとする。
① 利用者に対するサービスの提供により事故が発生した場合の対応方法につ
いては、あらかじめ事業者が定めておくことが望ましいこと。
② 事業者は、賠償すべき事態において速やかに賠償を行うため、損害賠償保
険に加入しておくか、又は賠償資力を有することが望ましいこと。
③ 事業者は、事故が生じた際にはその原因を解明し、再発生を防ぐための対
策を講じること。
35 会計の区分
36 地域等との連携
37 記録の整備
□
□
□
介・204条準用
41条
□ 予・182条準用
38条
□
介・204条準用
166条
□ 予・182条準用
141条
□
介・203条
□ 予・181条
当該サービスの事業の会計とその他の事業の会計を区分しているか。
事業の運営に当たっては、地域住民等との連携及び協力を行う等の地域との交
流に努めているか。
従業者、施設及び構造設備並びに会計に関する諸記録を整備しているか。
①短期入所療養介護計画
②提供した具体的なサービスの内容等の記録
③身体的拘束等の態様及び時間、その際の利用者の心身の状況並びに緊急やむを得ない
理由の記録
④市町村への通知に係る記録
⑤苦情の内容等の記録
⑥事故の状況及び事故に際して採った処置についての記録
38.指定の変更
運営に関する基準について、変更届出提出の該当事項があった場合、速やかに
変更届出を指定権者に提出しているか。
※変更した日から10日以内に提出すること。
□
39 高齢者虐待の防止 従事者による利用者への虐待を行っていないか。
□
【高齢者虐待の防止、
高齢者の養護者に対す
研修の機会の確保など従業員に対して高齢者虐待防止のための措置を講じてい
る支援等に関する法
るか。
律】
□
(措置の具体的な内容: )
法:第75条、
第115条の5
則:第131条第
□
9項、
第140条の22第
9項
□
□
介:高槻市指定居宅サービス事業者の指定並びに指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例
(平成24年高槻市条例第54条)
予:高槻市指定介護予防サービス事業者の指定並びに指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防
サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例(平成24年高槻市条例第55条)
介規則:高槻市指定居宅サービス事業者の指定並びに指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条
例施行規則(平成25年高槻市規則第32号)
予規則:高槻市指定介護予防サービス事業者の指定並びに指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護
予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例施行規則(平成25年高槻市規則第33号)
通知:指定居宅サービス等及び指定介護予防サービス等に関する基準について(平成11年9月17日老企第25号厚生省老人保健福
祉局企画課長通知)
法:介護保険法(平成9年12月17日法律第123号)
則:介護保険施行規則(平成11年3月31日厚生省令第36号)
短期入所(老健みなし)60
Ⅴ-1 介護給付費関係(短期入所療養介護・介護予防短期入所療養介護共通)
ッ
ユ
従ニ
来
型ト
型
項
1 端数処理
目
内
容
算定される単位数から金額に換算する際に生ずる1円未満(小数点以下)の端
数は切り捨てているか。(基本単位は別表参照)
適 不適
□
□
□
□
当該事業所と(介護予防)短期入所生活介護事業所、特定施設又は介護保険施
設(以下「介護保険施設等」という。)が次の位置関係にある場合、当該事業
所へ利用を開始した日は利用の日数に含め、終了した日は利用の日数に含めず □
に、(介護予防)短期入所療養介護費を算定しているか。
□
2 (介護予防)短期 利用の日数については、利用の開始日及び終了日の両方を含めて、(介護予
入所療養介護費
防)短期入所療養介護費を算定しているか。
根
拠
①当該事業所と介護保険施設等が同一敷地内にある場合
②当該事業所と介護保険施設等が隣接若しくは近接する敷地にあって相互に職員の兼
務や施設の共用等が行われている場合
当該事業所と病院又は診療所の医療保険適用病床(以下単に「医療保険適用病
床」という。)が次の位置関係にある場合、当該施設へ入院した日又は退院し
□
た日は入院の日数に含めずに、(介護予防)短期入所療養介護費を算定してい
るか。
①当該事業所と介護保険施設等が同一敷地内にある場合
□
②当該事業所と介護保険施設等が隣接若しくは近接する敷地にあって相互に職員の兼
務や施設の共用等が行われている場合
当該サービス終了日に、(介護予防)訪問看護、(介護予防)訪問リハビリ
テーション、(介護予防)居宅療養管理指導及び(介護予防)通所リハビリ
テーションのサービスを受けていないか。
□
□
本体施設である介護老人保健施設における施設サービス費の算定区分に応じ
て、(介護予防)短期入所療養介護費を算定しているか。
□
□
利用者の居住環境に応じた所定単位数を算定しているか。
□
□
【30日を超える利用】 利用者が連続して30日を超えて利用する場合に、30日を超える日以降の(介護
□
予防)短期入所療養介護費を算定していないか。
告・別紙9 イ
□ 注14
リハビリテーション機 平成27年度よりリハビリテーション機能強化加算を本体報酬に包括化したことを踏ま
能強化加算の本体報酬 え、以下の事項についてあわせて留意しているか。
への包括化に伴う留意
イ 介護老人保健施設における短期入所療養介護においては、実用的な日常生
事項
活における諸活動の自立性の向上のために、利用者の状態に応じ、利用者に必
要な理学療法、作業療法又は言語聴覚療法を適時適切に提供できる体制が整備 □ □
しているか。
ロ 理学療法又は作業療法については、実用歩行訓練・活動向上訓練・運動療
法等を組み合わせて利用者の状態に応じて行うことが必要であり、言語聴覚療
法については、失語症、構音障害、難聴に伴う聴覚・言語機能の障害又は人工
内耳埋込術後等の言語聴覚機能に障害を持つ利用者に対して言語機能又は聴覚 □
機能に係る活動向上訓練を行っているか。
当該訓練により向上させた諸活動の能力については、常に看護師等により日常
生活での実行状況に生かされるよう働きかけが行っているか。
□
ハ 理学療法、作業療法又は言語聴覚療法は、利用者の実用的な在宅生活にお
ける諸活動の自立性の向上のため、訓練の専用施設外においても訓練を行って
いるか。
なお、言語聴覚療法を行う場合は、車椅子・歩行器・杖等を使用する患者が容 □
易に出入り可能であり、遮音等に配慮された部屋等を確保することが望まし
い。
□
ニ 理学療法、作業療法又は言語聴覚療法を行うに当たっては、医師、看護職
員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等が共同してリハビリテーション実
施計画を作成し、これに基づいて行った個別リハビリテーションの効果、実施
方法等について評価等を行っているか。
□
なお、短期入所療養介護においては、リハビリテーション実施計画に相当する
内容を短期入所療養介護計画の中に記載する場合は、その記載をもってリハビ
リテーション実施計画の作成に代えることができるものとすること。
□
ホ 医師等リハビリテーション従事者は、理学療法、作業療法又は言語聴覚療
法を行う場合は、開始時に利用者に対してリハビリテーション実施計画の内容 □
を説明し、記録しているか。
□
ヘ リハビリテーションに関する記録(実施時間、訓練内容、担当者等)は利
用者ごとに保管され、常に当該事業所のリハビリテーション従事者により閲覧 □
が可能であるようにしているか。
□
短期入所(老健みなし)61
通・第2の3(1)
①
予通・別紙1第
2の9(1)①
【施設基準】
[従来型]
介護老人保健施設短期入所療養介護費(Ⅰ)の介護老人保健施設短期入所療養介護費(ⅰ)
又は(ⅲ)を算定する場合、以下の施設基準を満たしていること。
①介護老人保健施設である指定(介護予防)短期入所療養介護事業所である
か。
□
②当該介護老人保健施設における看護職員又は介護職員の数が、適正に運用さ
□
れているか。
[在宅強化型]
通・第2の3(1)
①
予通・別紙1第
□ 2の9(1)①
□
介護老人保健施設短期入所療養介護費(Ⅰ)の介護老人保健施設短期入所療養介護費(ⅱ)
又は(ⅳ)を算定する場合、以下の施設基準を満たしていること。
①リハビリテーションを担当する理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が適
□
切に配置しているか。
通・第2の3(1)
②
予通・別紙1第
□ 2の9(1)②
② 次のいずれにも適合しているか。
□
□
(1)算定日が属する月の前6月間において当該施設から退所した者が在宅において介
護を受けることとなったものの占める割合が100分の50を超えていること。
(2)入所者の退所後30日以内(退所時の要介護状態区分が要介護4又は要介護5の
場合にあっては14日以内)に、適切な方法により当該退所者の在宅における生活が1
月以上(退所時の要介護状態区分が要介護4又は要介護5の場合にあっては14日以
上)継続する見込みであることを確認し、記録していること。
③30.4を当該施設の入所者の平均在所日数で除して得た数が100分の1
□
0以上であるか。
□
④次のいずれかに適合すること。
(1)算定日が属する月の前3月間における入所者のうち、要介護状態区分が
要介護4及び要介護5の者の占める割合が100分の35以上であること。
(2)算定日が属する月の前3月間における入所者のうち、喀痰吸引が実施さ □
れた者の占める割合が100分の10以上又は経管栄養が実施された者の占め
る割合が100分の10以上であること。
□
⑤入所者が在宅へ退所するに当たっては、当該入所者及びその家族に対して、
退所後の居宅サービスその他の保健医療サービス又は福祉サービスについて指 □
導を行っているか。
□
⑥本人家族に対する指導の内容は適切なものとなっているか。
□
□
⑦看護職員又は介護職員の数が、運営基準を遵守されているか。
□
□
【夜勤職員】
当該事業所の本体施設である介護老人保健施設において夜勤を行う職員の勤務
条件に関する基準を満たしていない場合には、当該事業所の利用者に対して
□
も、該当月の翌月から解消月までの間、短期入所療養介護費を所定単位数の
100分の97で算定しているか。
告・別紙9 イ
注1
□ 予告・別紙9
イ 注1
【定員超過】
当該事業所の本体施設である介護老人保健施設において定員を超過している場
合には、当該事業所の利用者に対しても、該当月の翌月から解消月までの間、 □
短期入所療養介護費を所定単位数の100分の70で算定しているか。
□
【人員欠如】
当該事業所の本体施設である介護老人保健施設において人員欠如となっている
場合には、当該事業所の利用者に対しても、該当月の翌月から解消月までの
間、(介護予防)短期入所療養介護費を所定単位数の70%で算定しているか。 □
告・別紙9 イ
注1
□ 予告・別紙9
イ 注1
【ユニットケア体制】 ユニットにおける職員の員数が、以下のユニットにおける職員の基準を満たさない場合
は、所定単位数の100分の97に相当する単位数を算定しているか。
①日中については、ユニットごとに常時1人以上の介護職員又は看護職員を配
置しているか。
②ユニットごとに、常勤のユニットリーダーを配置しているか。
□
□
【特定入所者介護サー 当該事業所の本体施設である介護老人保健施設における当該費用(居住費を滞
□
ビス費(補足給付)】 在費と読替え、外泊に係る取扱いを除く)と同様に請求しているか。
短期入所(老健みなし)62
告・別紙9 イ
注3
予告・別紙9
□ イ 注2
□ 通・第2の3(8)
予通・別紙1第
2の9(6)
□
3 夜勤職員配置加算 以下の基準を満たす場合に、1日につき24単位を算定しているか。
□
夜勤を行う看護職員又は介護職員の数が次のとおりとなっているか。
①入所者等の数が41人以上にあっては、20又はその端数を増すごとに1以上で
あり、かつ、2を超えているか。
□
②入所者等の数が40人以下にあっては、20又はその端数を増すごとに1以上で
あり、かつ、1を超えているか。
□
□ 告・別紙9 イ
注4
予告・別紙9
イ 注2
□
通・第2の3(2)
予通・別紙1第
□ 2の9(2)
③夜勤を行う職員の数は、一日平均夜勤職員数とし、暦月ごとに夜勤時間帯
(午後10時から翌日の午前5時までの時間を含めた連続16時間)における延夜
勤時間数を、当該月の日数に16を乗じて得た数で除することによって算定して □
いるか。(小数点第3位以下は切り捨て)
□
④一部ユニット型指定短期入所療養介護事業所の夜勤職員配置加算の基準は、
□
当該事業所のユニット部分とそれ以外の部分のそれぞれで満たしているか。
□
⑤認知症ケア加算を算定している場合は、夜勤職員配置加算の基準は、認知症
□
専門棟とそれ以外の部分のそれぞれで満たしているか。
□
4 個別リハビリテー 医師、看護職員、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士等が共同して利用者ご
ション実施加算
とに個別リハビリテーション計画を作成し、当該個別リハビリテーション計画
に基づき、医師又は医師の指示を受けた理学療法士、作業療法士又は言語聴覚
士が個別リハビリテーションを20分以上行った場合に、1日につき240単位を所 □
定単位数に加算しているか。
5 認知症ケア加算
認知症専門棟において、日常生活に支障を来すおそれのある症状又は行動が認
(従来型のみ)
められることから介護を必要とする認知症の入所者に対してサービスを行った □
(介護予防:対象外) 場合に、1日につき76単位を所定単位数に加算しているか。
認知症専門棟は、次の基準を満たしていること。
告・別紙9 イ
注5
予告・別紙9
□ イ 注4
通・第2の3(3)
予通・別紙1第
2の9(3)
施設告・別表2
□ 注7
施設通・第二
6(10)
イ 日常生活に支障をきたすおそれのある症状又は行動が認められることか
ら介護を必要とする認知症の入所者と他の入所者を区別しているか。
□
□
ロ 他の入所者と区別して上記認知症の入所者に対するサービスを行うのに
適当な次に掲げる基準に適合する施設及び設備を有しているか。
□
□
・ 専ら上記認知症の入所者を入所させるための施設であって、原則として、同一の建
物又は階において、他の入所者等を入所させるものでないもの。
・ 入所定員は概ね40人となっていること。
・ 入所定員の1割以上の個室を設けていること。
・ 療養室以外の生活の場として入所定員1人当たりの面積が2㎡以上のデイルームを設
けていること。
・ 30㎡以上の家族に対する介護方法に関する知識及び技術の提供のための施設(家族
介護教室等)を設けていること。
ハ サービスを行う単位ごとの入所者数は10人を標準としているか。
□ □
ニ 単位ごとに固定した介護職員又は看護職員を配置しているか。
□
□
ホ ユニット型施設でないか。
□
□
当該加算の対象となる入所者は「日常生活自立度」によるランクⅢ、Ⅳ又はМ
に該当し、認知症専門棟において認知症に対応した処遇を受けることが適当で □
あると医師が認めた者となっているか。
□
認知症専門棟の勤務体制は次の基準を満たしていること。
①日中について入所者10人に対して常時1人以上の介護職員又は看護職員を配
置しているか。
□
□
②夜間及び深夜について、入所者20人に対し1人以上の介護職員又は看護職員
を夜間及び深夜の勤務に従事する職員として配置しているか。
□
□
短期入所(老健みなし)63
6 認知症行動・心理 以下の基準を満たす場合に、1日につき200単位を所定単位数に加算しているか。
症状緊急対応加算
①利用者に、「認知症の行動・心理症状」が認められ、緊急に短期入所療養介
護が必要であると医師が判断した場合であって、居宅介護支援専門員、当該
(介護予防)短期入所療養介護事業所の職員と連携し、利用者又は家族の同意
□
の上、短期入所療養介護を開始しているか。
※「認知症の行動・心理症状」とは、認知症による認知機能の障害に伴う、妄
想・幻覚・興奮・暴言等の症状を指す。
②病院又は診療所に入院中の者、介護保険施設又は地域密着型介護老人福祉施
設に入院中又は入所中の者、認知症対応型共同生活介護、地域密着型特定施設
入居者生活介護、特定施設入居者生活介護、短期入所生活介護、短期入所療養
介護、短期利用共同生活介護、短期利用特定施設入居者生活介護及び地域密着 □
型短期利用特定施設入居者生活介護を利用中の者が、直接、(介護予防)短期
入所療養介護の利用を開始した場合には算定していないか。
③医師が判断した日又はその次の日に利用を開始しているか。
※本加算は、予定外で緊急入所した場合の受入れの手間を評価するものである □
ことから、予定どおりの入所は対象にならない。
④利用開始日から7日を限度として算定しているか。
※本加算は、「認知症の行動・心理症状」が認められる利用者を受け入れる際
の初期の手間を評価したものであり、利用開始後8日目以降の短期入所療養介 □
護の利用の継続を妨げるものではない。
⑤判断を行った医師は、診療録等に症状、判断の内容等を記録している。ま
た、事業所において、判断を行った日時、医師名及び利用開始にあたっての留 □
意事項等を記録しているか。
(緊急短期入所受入加
算)
以下の者に対し、居宅サービス計画において計画的に行うこととなっていない
指定短期入所療養介護を緊急に行った場合は、緊急短期入所受入加算として、
利用を開始した日から起算して7日を限度として1日につき90単位を所定単位 □
数に加算しているか。
告・別紙9 イ
注7
予告・別紙9
イ 注5
□
通・第2の3(9)
予通・別紙1第
2の9(7)
□
□
□
□
□
告・別紙9 イ
注8
通・第2の
3(10)
当該加算の算定にあたっては、以下の事項を適切に行っているか。
①介護を行う者が疾病にかかっていることその他やむを得ない理由により短期
入所が必要となった場合であって、かつ、居宅サービス計画において当該日に
(介護予防)短期入所を利用することが計画されていない居宅要介護者に対し
て、居宅サービス計画を担当する居宅介護支援事業所の介護支援専門員が、そ □
の必要性を認め緊急に(介護予防)短期入所療養介護が行われた場合に算定し
ているか。
□
②やむを得ない事情により、当該介護支援専門員との事前の連携が図れない場
合に、利用者又は家族の同意の上、短期入所療養介護事業所により緊急に短期
入所療養介護が行われた場合であって、事後に当該介護支援専門員によって、 □
当該サービス提供が必要であったと判断された場合についても、当該加算を算
定しているか。
□
③緊急に受入れを行った事業所については、当該利用が速やかに居宅における
生活に復帰できるよう、居宅介護支援事業者と密接な連携を行い、相談してい □
るか。
□
④緊急利用した者に関する利用の理由、期間、緊急受入れ後の対応などの事項
を記録しているか。
また、緊急利用者にかかる変更前後の居宅介護サービス計画を保存するなどし □
て、適正な緊急利用に努めているか。
□
⑤認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定した場合には、当該加算は算定し
□
ていないか。
□
⑥緊急受入に対応するため、居宅介護支援事業所や近隣の他事業所との情報共
有に努め、緊急的な利用ニーズの調整を行うための窓口を明確化している。
また、空床の有効活用を図る観点から、情報公表システム、当該事業所のホー □
ムページ又は地域包括支援センターへの情報提供等により、空床情報を公表す
るよう努めているか。
□
⑦7日を限度として算定することとあるのは、本加算が、緊急に居宅サービス
計画の変更を必要とした利用者を受け入れる際の初期の手間を評価したもので
あるためであり、利用開始後8日目以降の短期入所療養介護の利用の継続を妨
げるものではないことに留意すること。また、緊急に受入れを行った事業所に □
ついては、当該利用者が速やかに居宅における生活に復帰できるよう、居宅介
護支援事業者と密接な連携を行い、相談すること。
□
⑧認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定している場合は算定不可。
□
□
□
告・別紙9 イ
注9
□ 予告・別紙9
イ 注6
7 若年性認知症利用 若年性認知症利用者に対して介護保健施設サービスを行った場合、若年性認知
者受入加算
症利用者受入加算として、1日につき120単位を所定単位数に加算しているか。
受け入れた若年性認知症利用者ごとに個別の担当者を決め、担当者を中心に当
該利用者の特性やニーズに応じたサービスを提供しているか。
□
別に認知症行動・心理症状緊急対応加算を算定している場合には算定していな
□
いか。
短期入所(老健みなし)64
通・第2の
□ 3(11)
予通・別紙1第
2の9(8)
□
8 重度療養管理加算 介護老人保健施設短期入所療養介護費(Ⅰ)及び特定介護老人保健施設短期入
(介護予防:対象外) 所療養介護費を算定している場合について、利用者(要介護状態区分が要介護
4又は要介護5の者に限る。)であって、以下の状態(※)にあるものに対し
て、計画的な医学的管理を継続して行い、かつ、療養上必要な処置を行った場 □
合には、重度療養管理加算として介護老人保健施設短期入所療養介護費(Ⅰ)
については1日につき120単位を、特定介護老人保健施設短期入所療養介護費
については1日につき60単位を所定単位数に加算しているか。
※次のいずれかに該当する状態
□
告・別紙9 イ
注10
□ 通・第2の3(4)
□
イ 常時頻回の喀痰吸引を実施している状態
※「常時頻回の喀痰吸引を実施している状態」とは、当該月において1日当たり8回
(夜間を含め約3時間に1回程度)以上実施している日が20日を超える場合をいう
ものであること。
ロ 呼吸障害等により人工呼吸器を使用している状態
※「呼吸障害等により人工呼吸器を使用している状態」については、当該月において
1週間以上人工呼吸又は間歇的陽圧呼吸を行っていること。
ハ 中心静脈注射を実施している状態
※「中心静脈注射を実施している状態」については、中心静脈注射により薬剤の投与
をされている利用者又は中心静脈栄養以外に栄養維持が困難な利用者であること。
ニ 人工腎臓を実施しており、かつ、重篤な合併症を有する状態
※「人工腎臓を実施しており、かつ、重篤な合併症を有する状態」については、人工
腎臓を各週2日以上実施しているものであり、かつ、下記に掲げるいずれかの合併症
をもつものであること。
a透析中に頻回の検査、処置を必要とするインスリン注射を行っている糖尿病
b常時低血圧(収縮期血圧が九十mmHg以下)
c透析アミロイド症で手根管症候群や運動機能障害を呈するもの
d出血性消化器病変を有するもの
e骨折を伴う二次性副甲状腺機能亢進症のもの
fうっ血性心不全(NYHAⅢ度以上)のものげるいずれかの合併症をもつものであ
ること
ホ 重篤な心機能障害、呼吸障害等により常時モニター測定を実施している状態
※重篤な心機能障害、呼吸障害等により常時モニター測定を実施している状態」につ
いては、持続性心室性頻拍や心室細動等の重症不整脈発作を繰り返す状態、収縮期血
圧90mmHg以下が持続する状態、又は、酸素吸入を行っても動脈血酸素飽和度90%
以下の状態で常時、心電図、血圧、動脈血酸素飽和度のいずれかを含むモニタリング
を行っていること。
ヘ 膀胱または直腸の機能障害の程度が身体障害者福祉法施行規則(昭和二十五年厚
生省令第十五号)別表第五号に掲げる身体障害者障害程度等級表の四級以上に該当
し、かつ、ストーマ処置を実施している状態
※「膀胱または直腸の機能障害の程度が身体障害者福祉法施行規則(昭和25年厚生
省令第15五号)別表第五号に掲げる身体障害者障害程度等級表の4級以上に該当
し、かつ、ストーマの処置を実施している状態」については、当該利用者に対して、
皮膚の炎症等に対するケアを行った場合に算定できるものであること。
ト 経鼻胃管や胃瘻等の経腸栄養が行われている状態
※「経鼻胃管や胃瘻等の経腸栄養が行われている状態」については、経口摂取が困難
で経腸栄養以外に栄養維持が困難な利用者に対して、経腸栄養を行った場合に算定で
きるものであること。
チ 褥瘡に対する治療を実施している状態
※「褥瘡に対する治療を実施している状態」については、以下の分類で第3度以上に
該当し、かつ、当該褥瘡に対して必要な処置を行った場合に限る。
リ 気管切開が行われている状態
※「気管切開が行われている状態」については、気管切開が行われている利用者につ
いて、気管切開の医学的管理を行った場合に算定できるものであること。
9 送迎加算
利用者の心身の状態、家族等の事情等からみて送迎を行うことが必要と認めら
れる利用者に対して、その居宅と当該事業所との間の送迎を行う場合に、片道
□
1回につき184単位を所定単位数に加算しているか。
告・別紙9 イ
注11
□ 予告・別紙9
イ 注7
送迎に係る記録として、利用者、送迎者、送迎先等が明確にされているか。
□
□
送迎先が、利用者の都合による場合を含めて居宅以外となったときに、当該加
□
算を算定していないか。
□
送迎の実施については、運営規程に定める実施地域の範囲内となっているか。 □
□
送迎が運営規程に定める実施地域の範囲外となる場合で、別途利用料の徴収に
□
当たっては、運営規程にその利用料を規定しているか。
□
短期入所(老健みなし)65
10多床室の算定
11 療養食加算
従来型個室において、次の事項に該当する場合は、多床室の所定単位数を算定している
か。
①感染症等により、従来型個室への入所が必要であると医師が判断した者で
□ □
あって、従来型個室への入所期間が30日以内であるか。
②従来型個室の床面積が8.0㎡未満であるか。
□ □
③著しい精神症状等により、同室の他の利用者の心身の状況に重大な影響を及
□
ぼすおそれがあると医師が判断した者であるか。
以下の基準を満たす場合に、1日につき23単位を算定しているか。
□
①食事の提供が管理栄養士又は栄養士によって管理されているか。
□
②利用者の病状等に応じて、主治の医師により利用者に対し、疾患治療の直接
□
の手段として発行された食事せんに基づき、療養食を提供しているか。
③当該療養食に係る献立表が作成されているか。
□
□
□ 告・別紙9 イ
(4)
□ 予告・別紙9
イ(3)
□ 通・第2の
3(12)
予通・別紙1第
□
2の9(9)
④医師の発行する食事せんには、当該利用者の年齢、身長、体重、病名、病状
等に対応した栄養量及び内容を有する治療食(糖尿病食、腎臓病食、肝臓病
食、胃潰瘍食(流動食は除く。)、貧血食、膵臓病食、脂質異常症食、痛風食 □
及び特別な場合の検査食などの内容が記載されているか。
※前記の療養食の摂取方法は、経口または経管は問わない。
□
⑤定員超過を行っていないか。
□
□
⑥人員基準欠如に該当していないか。
□
□
①心臓疾患等に対して減塩食療法を行う場合は、腎臓病食に準じて取扱うもの
□
として、総量6.0g未満の減塩食となっているか。
□
②高血圧症に対して減塩食療法を行う場合、加算対象としていないか。
□
□
③肝臓病食については、肝庇護食、肝炎食、肝硬変食、閉鎖性黄疸食(胆石症
及び胆嚢炎による閉鎖性黄疸の場合を含む)等となっているか。
□
□
④胃潰瘍食については、手術前後に与える高カロリー食は対象としていない
が、侵襲の大きな消化管手術の術後において胃潰瘍食に準ずる食事を提供する □
場合は対象としているか。
□
⑤十二指腸潰瘍の場合も胃潰瘍食として取扱っているか。
□
□
⑥クローン病、潰瘍性大腸炎等により腸管の機能が低下している利用者に対す
□
る低残さ食についても加算対象としているか。
□
⑦貧血食の対象となる利用者は、血中ヘモグロビン濃度が10g/dl以下であり、
□
その原因が鉄分の欠乏に由来していると医師が認める者か。
□
⑧高度肥満症(肥満度が+70%以上又はBMIが35以上)に対して食事療法を行
□
う場合に、脂質異常症食に準じて取扱っているか。
□
⑨特別な場合の検査食は潜血食としている他、大腸X線検査・大腸内視鏡検査
□
のために特に残さの少ない調理済食品を使用した場合としているか。
□
⑩脂質異常症食の対象となる利用者は、空腹時定常状態におけるLDL-コレステ
ロール値が140㎎/dl以上又はHDL-コレステロール値が40㎎/dl未満若しくは血 □
清中性脂肪値が150㎎/dlとなっているか。
□
当該利用者に提供される治療食等については、以下の基準を満たしているか。
短期入所(老健みなし)66
告・別紙9 イ
注12
予告・別紙9
イ 注8
22 緊急時施設療養費 利用者の病状が著しく変化した場合に緊急その他やむを得ない事情により行
【緊急時治療管理】
なった医療行為について一日につき511単位を算定しているか。
□
利用者の病状が重篤となり救命救急医療が必要となる場合において緊急的な治
□
療管理としての投薬、検査、注射、処置等を行ったときに算定しているか。
緊急時治療管理が行われた場合に1回に連続する3日を限度として算定してい
るか。
□
同一利用者について1月に1回を限度として算定しているか。
□
対象となる利用者は、次のとおりとなっているか。
□
①意識障害又は昏睡
告・別紙9 イ
□ (5)
予告・別紙9
□ イ(4)
通・第2の
□ 3(12)で準用す
る2(13)
□ 予通・別紙1
□ 第2の9(9)で準
用する8(10)
②急性呼吸不全又は慢性呼吸不全の急性増悪
③急性心不全(心筋梗塞を含む)
④ショック
⑤重篤な代謝障害
⑥その他薬物中毒等で重篤なもの
【特定治療】
診療報酬の算定方法(平成20年厚生労働省告示第59号)別表第一医科診療報酬
点数表(以下「医科診療報酬点数表」という。)第1章及び第2章において、高
齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)第64条第3項に規定す
る保険医療機関等が行った場合に点数が算定されるリハビリテーション、処
置、手術、麻酔又は放射線治療(※)を行った場合に、当該診療に係る医科診
療報酬点数表第1章及び第2章に定める点数に10円を乗じて得た額を算定してい □
るか。
□
※平成27年3月23日厚労省告示第94号「厚生労働大臣が定める基準に適合する
利用者等」第67号を除く
特定治療を算定する日は、緊急時治療管理を同時に算定しないようにしている
□
か。
短期入所(老健みなし)67
□
13 サービス提供体制 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき18単位を所定単位数に加
□
強化加算【Ⅰイ】
算しているか。
①介護職員の総数のうち、介護福祉士の占める割合が60%以上であるか。
□
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録している。
※ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又は
再開した事業所を含む。)についてのみ、直近三月の割合について、常勤換算 □
方法により算出した平均を用い、その割合について毎月記録し、継続的に所定
の割合を維持しているか。
③定員超過に該当していないか。
□
④人員欠如に該当していないか。
告・別紙9 イ
□ (6)
予告・別紙9
□ イ(5)
通・第2の
3(13)
□ 予通・別紙1第
2の9(10)
□
□
□
サービス提供体制強化 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき12単位を所定単位数に加
□
加算【Ⅰロ】
算しているか。
□
①介護職員の総数のうち、介護福祉士の占める割合が50%以上であるか。
□
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録しているか。
※ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又は
□
再開した事業所を含む。)についてのみ、直近三月の割合について、常勤換算
方法により算出した平均を用い、その割合について毎月記録し、継続的に所定
の割合を維持している。
③定員超過に該当していないか。
□
④人員欠如に該当していないか。
サービス提供体制強化 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき6単位を算定している
加算【Ⅱ】
か。
□
□
□
□
□
□
①看護・介護職員の総数のうち、常勤職員の占める割合が75%以上であるか。
※介護職員に係る常勤換算にあっては、利用者への介護業務(計画作成等介護
を行うに当たって必要な業務は含まれるが、請求事務等介護に関わらない業務 □
を除く。)に従事している時間を用いても差し支えない。
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録しているか。
※ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又は
再開した事業所を含む。)についてのみ、直近三月の割合について、常勤換算 □
方法により算出した平均を用い、その割合について毎月記録し、継続的に所定
の割合を維持している。
③定員超過に該当していないか。
□
④人員欠如に該当していないか。
□
□
□
□
□
□
□
□
①指定短期入所療養介護を利用者に直接提供する職員の総数のうち、勤続年数
3年以上の者の占める割合が30%以上であるか。
※短期入所療養介護を入所者に直接提供する職員とは、看護職員、介護職員、
支援相談員、理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士として勤務を行う職員を
指す。
□
※勤続年数とは、各月の前月の末日時点における勤続年数をいうものとする。
※勤続年数の算定にあたっては、当該施設における勤務年数に加え、同一法人
の経営する他の介護サービス事業所、病院、社会福祉施設等においてサービス
を利用者に直接提供する職員として勤務した年数を含めることができる。
□
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録しているか。
※ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又は
再開した事業所を含む。)についてのみ、直近三月の割合について、常勤換算 □
方法により算出した平均を用い、その割合について毎月記録し、継続的に所定
の割合を維持している。
□
③定員超過に該当していないか。
□
□
④人員欠如に該当していないか。
□
□
□
告・別紙9 イ
(7)
予告・別紙9
□ イ(6)
通・第2の
3(14)
予通・別紙1第
2の9(11)
サービス提供体制強化 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき6単位を算定している
加算【Ⅲ】
か。
14 介護職員処遇改善 当該事業所の本体施設である介護老人保健施設における介護職員処遇改善加算
加算
と同様に算定しているか。
短期入所(老健みなし)68
告:指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成12年厚生省告示第19号)
通:指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(短期入所サービス及び特定施設入居者生活介護に係
る部分)及び指定施設サービス等に要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について
(平成12年3月8日老企第40号厚生省老人保健福祉局企画課長通知)
予告:指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成18年厚生労働省告示第127号)
予通:指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について(平成
18年3月17日老計発0317001・老振発0317001・老老発0317001、厚生労働省老健局計画・振興・老人保健課長連名通
知)
短期入所(老健みなし)69
通所リハビリテーション(老健みなし)自主点検表
Ⅰ 基本方針
項
目
基本方針
内
容
要介護状態となった場合においても、利用者が可能な限り居宅において、そ
の有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、生活機能の
維持又は向上を目指し、理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーショ
ンを行うことにより、利用者の心身の機能の維持回復を図るものとなってい
るか。
適 不適
根
拠
介・136条
予・117条
□
□
Ⅱ 人員に関する基準
項
従業者の員数
目
内
容
医師は指定通所リハビリテーションの提供に当たらせるために必要な専任の
常勤医師が1人以上勤務しているか。
なお、病院又は診療所(医師について介護老人保健施設の人員基準を満たす
余力がある場合に限る)と併設されているものについては、当該病院又は診
療所の常勤医師との兼務で差し支えないものであること。
理学療法士、作業療法士もしくは言語聴覚士または看護職員もしくは介護職
員は単位(同時に一体的に行われるものをいう)ごとにサービス提供時間帯
を通じて専従の職員を利用者の数が10人以下の場合は、1以上、利用者の数が
10人を超える場合は、利用者の数を10で除した数以上配置しているか。
適 不適
拠
介・137条
予・118条
□
□
□
□
※次のような場合は2単位として扱われ、それぞれの単位ごとに必要な従業者を確保す
る必要がある。
a 指定通所リハビリテーションが同時に一定の距離を置いた二つの場所で行われ、
これらのサービスの提供が一体的に行われているといえない場合
b 午前と午後とで別の利用者に対して指定通所リハビリテーションを提供する場合
※6時間以上8時間未満の通所リハビリテーションの前後に連続して延長サービスを行
う場合にあっては、事業所の実情に応じて、適当数の従業者を配置するものとする。
※提供時間帯を通じて専ら当該指定通所リハビリテーションの提供に当たる従業者を確
保するとは、指定通所リハビリテーションの単位ごとに理学療法士、作業療法士又は言
語聴覚士、看護職員若しくは介護職員について、提供時間帯に当該職種の従業者が常に
居宅基準上求められる数以上確保されるよう必要な配置を行うよう定めたものである
(例えば、提供時間帯を通じて専従する従業者が2人必要である場合、提供時間帯の2
分の1ずつの時間専従する従業者の場合は、その員数としては4人が必要となる。)。
また、専従する従事者のうち理学療法士、作業療法士若しくは言語聴覚士又は経験を有
する看護師が、常勤換算方法で、0.1人以上確保されていることとし、所要時間1時間
から2時間の通所リハビリテーションを行う場合であって、定期的に適切な研修を修了
している看護師、准看護師、柔道整復師又はあん摩マッサージ師がリハビリテーション
を提供する場合は、これらの者を当該単位におけるリハビリテーションの提供に当たる
理学療法士等として計算することができる。この場合における「研修」とは、運動器リ
ハビリテーションに関する理論、評価法等に関する基本的内容を含む研修会であって、
関係学会等により開催されているものを指す。具体的には、日本運動器リハビリテー
ション学会の行う運動器リハビリテーションセラピスト研修、全国病院理学療法協会の
行う運動療法機能訓練技能講習会が該当する。
※利用者の数又は利用定員は、単位ごとの指定通所リハビリテーションについての利用
者の数又は
利用定員をいうものであり、利用者の数は実人員、利用定員は、あらかじめ定めた利用
者の数の上限をいうものである。従って、例えば、1日のうちの午前の提供時間帯に利
用者10人に対して指定通所リハビリテーションを提供し、午後の提供時間帯に別の利用
者10人に対して指定通所リハビリテーションを提供する場合であって、それぞれの指定
通所リハビリテーションの定員が10人である場合には、当該事業所の利用定員は10人、
必要となる従業者の員数は午前午後それぞれ1人ということとなり、人員算定上午前の
利用者の数と午後の利用者の数が合算されるものではない。
※同一事業所で複数の単位の指定通所リハビリテーションを同時に行う場合には、同時
に行われる単位の数の常勤の従業者が必要となるものである
※従事者1人が1日に行うことのできる指定通所リハビリテーションは2単位までとす
ること。ただし、1時間から2時間までの通所リハビリテーションについては0.5単位
として扱う。
上記のうち理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が、利用者が100人又はそ
の端数を増すごとに1以上確保されているか。(指定通所リハビリテーション
のうち、リハビリテーションを提供する時間帯に、当該職種の従事者が常に
□ □
確保されていること。)
通リハ(老健みなし)70
根
介規則・19条
予規則・16条
通知・第3
七
1(1)②
Ⅲ 設備に関する基準
項
目
設備に関する基準
内
容
通所リハビリテーション用の部屋・食堂の面積が3平方メートルに利用定員を
乗じた面積以上のものとなっているか。
適 不適
□
(病院、診療所、介護 病院、診療所、介護老人保健施設が互いに併設される場合(同一敷地内にあ
老人保健施設が互いに る場合、又は公道をはさんで隣接している場合をいう。)であって、そのう
併設される場合)
ちの複数の施設が同一の部屋等で指定通所リハビリテーションを行う場合、
以下の条件に適合しているか。
介規則・20条
予規則・17条
□
□ 通知・第3
七
2(1)(2)(3)
□
□
① 当該部屋等において、それぞれの指定通所リハビリテーションを行うためのスペース
が明確に区分されていること。
② それぞれの指定通所リハビリテーションを行うためのスペースが、次に掲げる面積要
件を満たしていること。
・3㎡に利用定員を乗じた面積以上であるものを有すること。
ただし、介護老人保健施設の場合は、当該専用の部屋等の面積に利用者用に確保され
ている食堂(リハビリテーションに供用されるものに限る。)の面積を加えるものと
すること。
(併設する特養等にお 指定通所リハビリテーションを行うためのスペースと、当該指定通所リハビ
ける通所介護の機能訓 リテーション事業所と併設の関係にある特別養護老人ホーム・社会福祉施設
練室との関係)
等における指定通所介護の機能訓練室等が同一である場合、以下の条件に適
合しているか。
□
□
イ 当該部屋等において、指定通所介護の機能訓練室等と指定通所リハビリテーションを
行うためのスペースが明確に区分されていること。
ロ 指定通所介護の機能訓練室等として使用される区分が、指定通所介護の設備基準を満
たし、かつ、指定通所リハビリテーションを行うためのスペースとして使用される区
分が、指定通所リハビリテーションの設備基準を満たすこと。
通リハ(老健みなし)71
拠
介・138条
□ 予・119条
消火設備その他の非常災害に際して必要な設備(※)並びに指定通所リハビリ
テーションを行うために必要な専用の機械及び器具を備えているか。
※消防法その他の法令などに規定された設備を示しており、それらの設備を
確実に設置しなければならないものである。
根
Ⅳ 運営に関する基準
項
目
内
容
適 不適
根
拠
1 内容及び手続の説 サービス提供開始の際に、あらかじめ重要事項を文書で説明し、利用申込者
明及び同意
の同意を得るとともに、交付しているか。
□
重要事項説明書及び契約書には、日付、説明者及び利用申込者が漏れなく記
載されているか。
介・146条準
□ 用9条
予・124条準
用9条
□
□
重要事項説明には以下の内容が記載されているか。
□
□
①運営規程の概要
・事業者情報 ・事業所情報 ・運営方針及び目的
・営業日 ・営業時間 ・通常の事業の実施地域
・定員 ・留意事項 ・非常災害対策
・身体的拘束等原則禁止 ・虐待防止措置
②従業者の勤務体制
・職種 ・基準人員数 ・実配置人員数 ・職務内容
③利用料及びその他の費用
・加算関係 ・その他の費用 ・消費税の課税の有無
・利用料変更に係る手続き関係 ・徴収方法
④事故発生時の対応
・連絡先(市町村) ・連絡先(入所者の家族)
・対応策 ・損害賠償
⑤苦情処理の体制
・事業所内の処理体制及び連絡先 ・連絡先(市町村)
・連絡先(国保連)
⑥その他入所者の選択に役立つ事項
・協力病院等
利用者又はその家族が理解しやすいように、分かりやすいものとなっている
か。
□
□
□
介・146条準
用10条
□ 予・124条準
用10条
□
介・146条準
用11条
□ 予・124条準
用11条
□
介・146条準
用12条
□ 予・124条準
用12条
□
□
5 要介護認定等の申 サービスの提供開始に際し、要介護認定を受けていない利用申込者について
請に係る援助
は、要介護認定の申請が既に行われているかどうかを確認し、申請が行われ
ていない場合は、当該利用申込者の意思を踏まえて速やかに当該申請が行わ
れるよう必要な援助を行っているか。
□
介・146条準
用13条
□ 予・124条準
用13条
居宅介護支援(これに相当するサービスを含む。)が利用者に対して行われて
いない等の場合であって必要と認めるときは、要介護認定の更新の申請が、
遅くとも当該利用者が受けている要介護認定の有効期間が終了する30日前ま
でになされるよう、必要な援助を行っているか。
□
□
□
介・146条準
用14条
□ 予・124条準
用14条
□
介・146条準
用69条
□ 予・124条準
用69条
2 サービス提供拒否 正当な理由のある場合を除きサービス提供を拒否せずに、適切に利用者の受
の禁止
入を行っているか。
3 サービス提供困難 当該事業所の通常の事業の実施地域等を勘案し、利用申込者に対し自ら適切
時の対応
なサービスを提供することが困難であると認めた場合は、当該利用申込者に
係る居宅介護支援事業者への連絡、適当な他の事業者等の紹介その他の必要
な措置を速やかに講じているか。
4 受給資格等の確認 利用申込者の被保険者証で被保険者資格、要介護認定の有無及び要介護認定
の有効期間を確認するとともに介護保険負担割合証で負担割合を確認してい
るか。
(確認の具体的な方法: )
利用申込者の被保険者証に、法第73条第2項に規定する認定審査会意見が記載
されているときは、当該認定審査会意見に配慮して、サービスを提供するよ
うに努めているか。
6 心身の状況等の把 利用者に係る居宅介護支援事業者が開催するサービス担当者会議等を通じ
握
て、利用者の心身の状況、その置かれている環境、他の保健医療サービス又
は福祉サービスの利用状況等の把握に努めているか。
7 居宅介護支援事業 サービス提供の開始及び終了に際して、居宅介護支援事業者その他保健医療
者等との連携
サービス又は福祉サービスを提供する者との連携を努めているか。
通リハ(老健みなし)72
8 法定代理受領サー 利用申込者又はその家族に対し、居宅サービス計画の作成を居宅介護支援事
ビスの提供を受けるた 業者に依頼する旨を市町村に対して届け出ること等により、通所リハビリの
めの援助
提供を法定代理受領サービスとして受けることができる旨を説明すること、
居宅介護支援事業者に関する情報を提供することその他の法定代理受領サー
ビスを行うために必要な援助を行っているか。
9 居宅サービス計画 居宅サービス計画が作成されている場合は、当該計画に沿った当該サービス
等に沿ったサービスの を提供しているか。
提供
介護予防サービス計画が作成されている場合は、当該計画に沿った当該サー
ビスを提供しているか。
10 居宅サービス計画 利用者が居宅サービス計画の変更を希望する場合は、当該利用者に係る居宅
等の変更の援助
介護支援事業者への連絡その他の必要な援助を行っているか。
11 サービス提供の記 記録にはサービスの提供日、提供時間、サービス内容、利用者の心身の状
録
況、保険給付の額その他必要な事項を記載しているか。
□
□
介・146条準
□ 用17条
□
予・124条準
□ 用17条
□
介・146条準
用18条
□ 予・124条準
用18条
□
介・146条準
用20条
□ 予・124条準
用20条
□
□
□
□
※利用者の居宅サービス計画の書面又はサービス利用票等に記載すること。
サービスを提供した際には、提供した具体的なサービスの内容等を記録する
とともに、利用者からの申出があった場合には、文書の交付その他適切な方
法により、その情報を利用者に対して提供しているか。
サービス提供に関する諸記録をサービス完結の日から2年間保管しているか。
12 利用料等の受領
利用者負担として、居宅介護サービス費用基準額または居宅支援サービス費
【法定受領サービス】 用基準額の1~2割(法令等により給付率が決定している割合に応じて)の
支払を受けているか。
介・146条準
用16条
□ 予・124条準
用16条
□
法定代理受領サービスに該当しないサービスを提供した場合の利用料と居宅
介護サービス基準額との間に、不合理な差額を生じさせていないか。
介基準197
□ 条、予基準
269条、
老企第25号13-(10)①②④
11-3-(1)
※ なお、そもそも介護保険給付の対象となる通所リハビリテーションの
サービスと明確に区分されるサービスについては、次のような方法により別
の料金設定をして差し支えない。
イ 利用者に当該事業が通所リハビリテーションの事業とは別事業であり、当
該サービスが介護保険給付の対象とならないサービスであることを説明
し、理解を得ること。
ロ 当該事業の目的、運営方針、利用料等が、通所リハビリテーション事業所
の運営規程とは別に定められていること。
ハ 会計が通所リハビリテーションの事業の会計と区分されていること。
通常の事業実施地域内でサービス提供を行う場合、交通費の支払を受けてい
ないか。
※ 通常の事業実施地域における送迎に係る費用は算定単位に含まれている。
通リハ(老健みなし)73
介・146条準
用103条
介規則47条
□
□
□
□
予・124条準
用101条
(12 利用料等の受領 利用料のほかには、次の費用の額以外の支払を受けていないか。
つづき)
※利用料以外に利用者から支払いを受けることができる費用
①利用者の選定により通常の事業実施地域以外に居住する利用者に対して行
う送迎を行う費用
②家族等の出迎え等の都合で、利用者が通常の時間を超えて事業所にいる場
合の預かりサービスに係る利用料
③食事の提供に要する費用
④おむつ代
⑤通所リハビリテーションの提供において提供される便宜のうち、日常生活
においても通常必要となるものに係る費用であって、その利用者に負担させ
ることが適当と認められる費用・・「その他の日常生活費」老企第54号
□
□
※「その他の日常生活費」の主旨
その他の日常生活費は、利用者又はその家族等の自由な選択に基づき、事業者が通所リ
ハビリテーションの提供の一環として提供する日常生活上の便宜に係る経費に係る経費
がこれに該当する。
なお、事業者により行なわれる便宜の供与であっても、サービスの提供と関係のないも
のについては、その費用は「その他日常生活費」と区別されるべきものである。
※「その他の日常生活費」の受領に関する基準
その他の日常生活費の主旨にかんがみ、事業者が利用者から「その他の日常生活費」の
徴収を行なうに当たっては、以下に掲げる基準が遵守されなければならないものとす
る。
①「その他の日常生活費」の対象となる便宜と、保険給付の対象となっているサービス
との間に重複関係がないこと。
②保険給付の対象となっているサービスと明確に区分されないあいまいな名目による費
用の受領は認められないこと。したがって、お世話料、管理協力費、共益費、施設利用
補償費といったあいまいな名目の費用の徴収は認められず、費用の内訳が明らかにされ
る必要があること。
③「その他の日常生活費」の対象となる便宜は、利用者又は家族等の自由な選択に基づ
いて行なわれるものでなければならず、事業者は「その他の日常生活費」の受領につい
て利用者又はその家族等に事前に十分な説明を行い、その同意を得なければならない。
④「その他の日常生活費」の受領は、その対象となる便宜を行なうための実費相当額の
範囲内で行なわれるべきものであること。
⑤「その他の日常生活費」の対象となる便宜及びその額は、当該事業者の運営規程にお
いて定められなければならず、また、サービス選択に資する重要事項として、事業所の
見やすい場所に掲示されなければならないこと。ただし、「その他の日常生活費」の額
については、その都度変動する性質のものである場合には、「実費」という形の定め方
が許される者であること。
○…日用品費(シャンプー、歯ブラシ、タオル等) 100円/日
×…日用品費 100円/日 → 内容が曖昧
※通所リハビリテーションの「その他の日常生活費」の具体的な範囲について
①個人用の日用品について
○…シャンプー、リンス、石鹸、歯ブラシ、タオル、カミソリ、ティッシュペーパー、
化粧品、入れ歯洗浄剤
×…入浴時のバスタオル、ポータブルトイレ、車いす、歩行器、食事用のエプロン、
共用の談話室等のテレビやカラオケの使用料
②利用者の希望により参加するクラブ活動や行事等に必要な材料費について
○…サービスの一環として行われるクラブ活動や行事のために調達し、提供する材料
であって、利用者に負担させることが適当と認められるもの。
(例えば、習字、お花、絵画、刺繍等のクラブ活動等の材料費)に係る費用は、
共用娯楽に要する費用として、「その他の日常生活費」に該当する。
×…一般的に想定されるサービス提供の範囲を超えるもの。
(例えば、希望を募り実施する旅行等 →
介護保険上のサービス提供とは関係のない費用として徴収)
上記に記載されている利用料以外に利用者から支払いを受けることができる
費用について、あらかじめ、利用者又はその家族に対し、当該サービスの内
容及び費用について説明を行い、利用者の同意を得ているか。
13 保険給付の請求の 法定代理受領サービスに該当しない指定通所リハビリテーションに係る利用
ための証明書の交付
料の支払を受けた場合は、提供した指定通所リハビリテーションの内容、費
用の額その他必要と認められる事項を記載したサービス提供証明書を利用者
に対して交付しているか。
通リハ(老健みなし)74
□
□
□
介・146条準
用22条
□ 予・124条準
用22条
14 指定通所リハビリ 利用者の要介護状態の軽減又は悪化の防止に資するよう。その目標を設定
テーションの基本的取 し、計画的に行っているか。
扱方針
自ら提供する指定通所リハビリテーションの質の評価を行い、常にその改善
を図っているか。
□
□
□
□
15 指定通所リハビリ サービス提供に当たっては医師の指示及び通所リハビリテーション計画に基
テーションの具体的取 づき、利用者の心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立に資するよう
扱方針
妥当適切に行っているか。
※指定通所リハビリテーションは、個々の利用者に応じて作成された通所リ
ハビリテーション計画に基づいて行われるものであるが、グループごとに
サービス提供が行われることを妨げるものではないこと。
介・139条
介・140条
1号
□
□
通知・第3
七
3(1)①,⑫
※事業所内でサービスを提供することが原則であるが、次に掲げる条件を満
たす場合においては、事業所の屋外でサービスを提供することができる
ものであること。
イ あらかじめ通所リハビリテーション計画に位置付けられて
いること。
ロ 効果的なリハビリテーションのサービスが提供できること。
サービス提供に当たっては、懇切丁寧に行うことを旨とし、利用者又はその
家族に対し、リハビリテーションの観点から療養上必要とされる事項につい
て、理解しやすいように指導又は説明を行なっているか。
※通所リハビリテーション計画の目標及び内容については、利用者又は家族
に説明を行うとともに、その実施状況や評価についても説明を行うこと。
介・140条
2号
□
□ 通知・第3
七
3(1)③
サービス提供に当たっては、常に利用者の病状、心身の状況及びその置かれ
ている環境の的確な把握に努め、適切なサービスを提供しているか。
特に認知症である要介護者に対しては特性に応じたサービス提供をしている
か。
介・140条
3号
※認知症の状態にある要介護者で、他の要介護者と同じグループとして、指
定通所リハビリテーションを提供することが困難な場合には、必要に応じグ
ループを分けて対応すること。
通知・第3
七
3(1)⑥,⑦,
⑧
※指定通所リハビリテーションをより効果的に実施するため、支援相談員や
医療ソーシャルワーカー等の協力を得て実施することが望ましいこと。
□
□
※主として認知症等の精神障害を有する利用者を対象とした指定通所リハビ
リテーションにあっては、作業療法士等の従業者により、主として脳血管疾
患等に起因する運動障害を有する利用者にあっては、理学療法士等の従業者
により効果的に実施されるべきものであること。
リハビリテーション会議の開催により、リハビリテーションに関する専門的
な見地から利用者の状況等に関する情報を構成員と共有するよう努め、利用
者に対し、適切なサービスを提供しているか。
介・140条
4号
※リハビリテーション会議の構成員は、医師、理学療法士、作業療法士、言
語聴覚士、介護支援専門員、居宅サービス計画の原案に位置付けた指定居宅
サービス等の担当者、看護師、准看護師、介護職員、介護予防・日常生活支
援総合事業事業のサービス担当者及び保健師等とすること。
指定通所リハビリテーション事業者は、リハビリテーション会議を開催し、
リハビリテーションに関する専門的な見地から、利用者の状況等に関する情
報を当該構成員と共有するよう努めること。
なお、リハビリテーション会議は、利用者及びその家族の参加を基本とする
ものであるが、家庭内暴力等によりその参加が望ましくない場合や、家族が
遠方に住んでいる等によりやむを得ず参加できない場合は、必ずしもその参
加を求めるものではないこと。
また、リハビリテーション会議の開催の日程調整を行ったが、サービス担当
者の事由等により、構成員がリハビリテーション会議を欠席した場合は、速
やかに当該会議の内容について欠席者との情報共有を図ること。
通知・第3
七
3(1)⑨
16 通所リハビリテー 医師及び理学療法士、作業療法士その他従業者は診療又は運動機能検査、作
ション計画の作成
業能力検査等を基に、共同して利用者の心身の状況、希望及びその置かれて
いる環境を踏まえてリハビリテーションの目標、当該目標を達成するための
具体的なサービスの内容等を記載した通所リハビリテーション計画を作成し
ているか。
※通所リハビリテーション計画は、医師の診察内容及び運動機能検査等の結
果を基に、指定通所リハビリテーションの提供に関わる従業者が共同して
個々の利用者ごとに作成するものであること。
通リハ(老健みなし)75
□
□
介・141条
1項
□
□
通知・第3
七
3(1)②
既に居宅サービス計画が作成されている場合、通所リハビリテーション計画
を当該計画の内容に沿って作成しているか。
介・141条
2項
※なお、通所リハビリテーション計画を作成後に居宅サービス計画が作成さ
れた場合は、当該通所リハビリテーション計画が居宅サービス計画に沿った
ものであるか確認し、必要に応じて変更するものとする。
通知・第3
七
□ 3(1)④、⑬
で準用する一
3(13)⑥
□
※当該居宅サービス計画を作成している指定居宅介護支援事業者から通所リ
ハビリテーション計画の提供の求めがあった際には、同計画を提供すること
に協力するよう努めるものとする。
通所リハビリテーション計画を利用者又はその家族に説明し同意を得ている
か。
※通所リハビリテーション計画は診療又は運動機能検査、作業能力検査等を
基に、医師等の従業者が共同して、利用者の心身の状況、希望及びその置か
れている環境を踏まえて作成されなければならないものであり、サービス内
容等への利用者の意向の反映の機会を保障するため、指定通所リハビリテー
ション事業所の管理者は、通所リハビリテーション計画の作成に当たって
は、その内容等を説明した上で利用者の同意を得なければならない。
介・141条
3項
□
通所リハビリテーション計画を利用者又はその家族に交付しているか。
※交付した通所リハビリテーション計画は基準条例に基づき、完結の日から
2年間保存しているか。
□
通知・第3
七
□ 3(1)⑤
介・141条
4項
□ 通知・第3
七
3(1)⑤
それぞれの利用者について、サービスの実施状況及びその評価を診療記録に
記載しているか。
※通所リハビリテーション及び訪問リハビリテーションにおいて整合性のと
れた計画に従いリハビリテーションを実施した場合には、基準省令第115条第
5項に規定する診療記録を一括して管理しても差し支えないものであるこ
と。
指定通所リハビリテーション事業者が指定訪問リハビリテーション事業者の
指定を併せて受け、かつ、リハビリテーション会議(医師が参加した場合に限
る。)の開催等を通じて、利用者の病状、心身の状況、希望及びその置かれて
いる環境に関する情報を構成員と共有し、訪問リハビリテーション及び通所
リハビリテーションの目標及び当該目標を踏まえたリハビリテーション提供
内容について整合性のとれた通所リハビリテーション計画を作成した場合に
ついては、訪問リハビリテーション計画に関する基準を満たすことをもっ
て、通所リハビリテーション計画に規定する基準を満たしているものとみな
すことができる。
※当該計画の作成に当たっては、各々の事業の目標を踏まえたうえで、共通
目標を設定すること。また、その達成に向けて各々の事業の役割を明確にし
た上で、利用者に対して一連のサービスとして提供できるよう、個々のリハ
ビリテーションの実施主体、目的及び具体的な提供内容等を1つの目標とし
て分かりやすく記載するよう留意すること。
通リハ(老健みなし)76
介・141条
5項
□
□ 通知・第3
七
3(1)⑪
介・141条
6項
□
□
通知・第3
七
3(1)⑩
17 指定介護予防通所 指定介護予防通所リハビリテーションは、利用者の介護予防に資するよう、
リハビリテーションの その目標を設定し、計画的に行っているか。
基本的取扱方針
□
予・125条
□ 1項
事業者は、自らその提供する指定介護予防通所リハビリテーションの質の評
価を行うとともに、主治の医師又は歯科医師とも連携を図りつつ、常にその
改善を図っているか。
※提供された介護予防サービスについては、介護予防通所リハビリテーショ
ン計画に定める目標達成の度合いや利用者及びその家族の満足度等について
常に評価を行うなど、その改善を図らなければならないものであること。
指定介護予防通所リハビリテーション事業者は、指定介護予防通所リハビリ
テーションの提供に当たり、単に利用者の運動器の機能の向上、栄養状態の
改善、口腔機能の向上等の特定の心身の機能に着目した改善等を目的とする
ものではなく、当該心身の機能の改善等を通じて、利用者ができる限り要介
護状態とならないで自立した日常生活を営むことができるよう支援すること
を目的とするものであることを常に意識してサービスの提供に当っている
か。
予・125条
2項
□
□ 通知・第4
三7(1)④
予・125条
3項
□
□
事業者は、利用者がその有する能力を最大限活用することができるような方
法によるサービスの提供に努めているか。
※サービスの提供に当たって、利用者ができないことを単に補う形でのサー
ビス提供は、かえって利用者の生活機能の低下を引き起こし、サービスへの
依存を生み出している場合があるとの指摘を踏まえ、「利用者の自立の可能
性を最大限引き出す支援を行う」ことを基本として、利用者のできる能力を
阻害するような不適切なサービス提供をしないよう配慮すること。
予・125条
4項
□
通知・第4
□ 三7(1)③
事業者は、指定介護予防通所リハビリテーションの提供に当たり、利用者と
のコミュニケーションを十分に図ることその他の様々な方法により、利用者
が主体的に事業に参加するよう適切な働きかけに努めているか。
※介護予防の十分な効果を高める観点からは、利用者の主体的な取組が不可
欠であることから、サービスの提供に当たっては、利用者の意欲が高まるよ
うコミュニケーションの取り方をはじめ、様々な工夫をして、適切な働きか
けを行うよう努めること。
18 指定介護予防通所 指定介護予防通所リハビリテーションの提供に当たっては、主治の医師若し
リハビリテーションの くは歯科医師からの情報伝達又はサービス担当者会議若しくはリハビリテー
具体的取扱方針
ション会議を通じる等の適切な方法により、利用者の病状、心身の状況、置
かれている環境等利用者の日常生活全般の状況の的確な把握を行っている
か。
予・125条
5項
□
予・126条
1項1号
□
※リハビリテーション会議に係る解釈通知は、「15 指定通所リハビリテー
ションの具体的取扱方針」を参照のこと。
医師及び理学療法士、作業療法士その他専ら指定介護予防通所リハビリテー
ションの提供に当たる介護予防通所リハビリテーション従業者は、診療又は
運動機能検査、作業能力検査等を基に、共同して、利用者の心身の状況、希
望及び置かれている環境を踏まえて、リハビリテーションの目標、当該目標
を達成するための具体的なサービスの内容、サービスの提供を行う期間等を
記載した介護予防通所リハビリテーション計画を作成しているか。
※介護予防通所リハビリテーション計画の作成に当たっては、主治医又は主
治の歯科医師からの情報伝達やサービス担当者会議を通じる等の適切な方法
により、利用者の状況を把握・分析し、介護予防通所リハビリテーションの
提供によって解決すべき問題状況を明らかにし(アセスメント)、これに基
づき、支援の方向性や目標を明確にし、提供するサービスの具体的内容、所
要時間、日程等を明らかにするものとする。なお、介護予防通所リハビリ
テーション計画の様式については、事業所ごとに定めるもので差し支えな
い。
□ 通知・第4
三7(1)②
□
通知・第4
三7(2)②
予・126条
1項2号
□
通知・第4
□ 三7(2)①
医師等の従業者は、介護予防通所リハビリテーション計画の作成に当たって
は、既に介護予防サービス計画が作成されている場合は、当該計画の内容に
沿って作成しているか。
予・126条
1項3号
※介護予防通所リハビリテーション計画の作成後に介護予防サービス計画が
作成された場合は、当該介護予防通所リハビリテーション計画が介護予防
サービス計画に沿ったものであるか確認し、必要に応じて変更するものとす
る。
通知・第4
三7(2)③,⑨
□ で準用する
第4三1(2)
⑥
※当該介護予防サービス計画を作成している指定介護予防支援事業者から介
護予防通所リハビリテーション計画の提供の求めがあった際には、同計画を
提供することに協力するよう努めるものとする。
通リハ(老健みなし)77
□
(18 指定介護予防通 医師等の従業者は、介護予防通所リハビリテーション計画の作成に当たって
所リハビリテーション は、その内容について利用者又はその家族に対して説明し、利用者の同意を
の具体的取扱方針 つ 得ているか。
づき)
※、介護予防通所リハビリテーション計画は、利用者の日常生活全般の状況
及び希望を踏まえて作成されなければならないものであり、その内容につい
て説明を行った上で利用者の同意を得ることを義務づけることにより、サー
ビス内容等への利用者の意向の反映の機会を保障しようとするものである。
医師等の従業者は、介護予防通所リハビリテーション計画の目標や内容等に
ついて、利用者又はその家族に、理解しやすい方法で説明を行うとともに、
その実施状況や評価についても説明を行うものとする。
予・126条
1項4号
通知・第4
三7(2)④
□
□
医師等の従業者は、介護予防通所リハビリテーション計画を作成した際に
は、当該介護予防通所リハビリテーション計画を利用者に交付しているか。
※介護予防通所リハビリテーション計画を作成した際には、遅滞なく利用者
に交付しなければならず、当該介護予防通所リハビリテーション計画は、基
準条例の規定に基づき、完結の日から2年間保存しなければならないことと
している。
指定介護予防通所リハビリテーション事業者が指定介護予防訪問リハビリ
テーション事業者の指定を併せて受け、かつ、リハビリテーション会議(医師
が参加した場合に限る。)の開催等を通じて、利用者の病状、心身の状況、希
望及びその置かれている環境に関する情報を構成員と共有し、介護予防訪問
リハビリテーション及び介護予防通所リハビリテーションの目標及び当該目
標を踏まえたリハビリテーション提供内容について整合性のとれた介護予防
通所リハビリテーション計画を作成した場合については、介護予防訪問リハ
ビリテーション計画に関する基準を満たすことをもって、介護予防通所リハ
ビリテーション計画に関する基準を満たしているものとみなすことができ
る。
予・126条
1項5号
□
通知・第4
□ 三7(2)④
予・126条
1項6号
□
□
※当該の「基準を満たしているものとみなす」計画の作成に当たっては、
各々の事業の目標を踏まえたうえで、共通目標を設定すること。また、その
達成に向けて各々の事業の役割を明確にした上で、利用者に対して一連の
サービスとして提供できるよう、個々のリハビリテーションの実施主体、目
的及び具体的な提供内容等を1つの計画として分かりやすく記載するよう留
意すること。
指定介護予防通所リハビリテーションの提供に当たっては、介護予防通所リ
ハビリテーション計画に基づき、利用者が日常生活を営むのに必要な支援を
行っているか。
指定介護予防通所リハビリテーションの提供に当たっては、懇切丁寧に行う
ことを旨とし、利用者又はその家族に対し、リハビリテーションの観点から
療養上必要とされる事項について、理解しやすいように指導又は説明を行っ
ているか。
通知・第4
三7(2)⑤
□
□
予・126条
□ 1項7号
□
指定介護予防通所リハビリテーションの提供に当たっては、介護技術の進歩
に対応し、適切な介護技術をもってサービスの提供を行っているか。
※指定介護予防通所リハビリテーションの提供に当たっては、介護技術の進
歩に対応した適切なサービスが提供できるよう、常に新しい技術を習得する
等、研鑽を行うべきものであることとしたものである。
医師等の従業者は、介護予防通所リハビリテーション計画に基づくサービス
の提供の開始時から、少なくとも1か月に1回は、当該介護予防通所リハビリ
テーション計画に係る利用者の状態、当該利用者に対するサービスの提供状
況等について、当該サービスの提供に係る介護予防サービス計画を作成した
指定介護予防支援事業者に報告するとともに、当該介護予防通所リハビリ
テーション計画に記載したサービスの提供を行う期間が終了するまでに、少
なくとも1回は、当該介護予防通所リハビリテーション計画の実施状況の把握
(モニタリング)を行っているか。
※介護予防支援事業者に対する実施状況等の報告については、サービスが介
護予防サービス計画に即して適切に提供されているかどうか、また、当該計
画策定時から利用者の状態等が大きく異なることとなっていないか等を確認
するために行うものであり、毎月行うこととしている。
通リハ(老健みなし)78
予・126条
1項8号
予・126条
1項9号
□
通知・第4
□ 三7(2)⑦
予・126条
1項10号
□
□
通知・第4
三7(2)⑧
(18 指定介護予防通 医師等の従業者は、モニタリングの結果を記録し、当該記録を当該サービス
所リハビリテーション の提供に係る介護予防サービス計画を作成した指定介護予防支援事業者に報
の具体的取扱方針 つ 告しているか。
づき)
※事業者は介護予防通所リハビリテーション計画に定める計画期間が終了す
るまでに1回はモニタリングを行い、利用者の介護予防通所リハビリテー
ション計画に定める目標の達成状況の把握等を行うこととしている。
予・126条
1項11号
□
□ 通知・第4
三7(2)⑧
医師等の従業者は、モニタリングの結果を踏まえ、必要に応じて介護予防通
所リハビリテーション計画の変更を行っているか。
※モニタリングの結果により、解決すべき課題の変化が認められる場合等に
ついては、担当する介護予防支援事業者等とも相談の上、必要に応じて当該
介護予防通所リハビリテーション計画の変更を行うこととしたものである。
上記の介護予防通所リハビリテーション計画の作成に係る規定は、介護予防
通所リハビリテーション計画の変更について準用しているか。
予・126条
1項12号
□
□
通知・第4
□ 三7(2)⑧
□
予・126条
1項13号
19 指定介護予防通所 指定介護予防通所リハビリテーションの提供に当たっては、介護予防の効果
予・127条
リハビリテーションの を最大限高める観点から、次に掲げる事項に留意しながら行なっているか。
□ □
提供に当たっての留意
点
一 事業者は、サービスの提供に当たり、介護予防支援におけるアセスメントにおいて把 予・127条1号
握された課題、指定介護予防通所リハビリテーションの提供による当該課題に係る改
善状況等を踏まえつつ、効率的かつ柔軟なサービスの提供に努めること。
ニ 事業者は、運動器機能向上サービス、栄養改善サービス又は口腔機能向上サービスを 予・127条2号
提供するに当たっては、国内外の文献等において有効性が確認されている等の適切な
ものとすること。
三 事業者は、サービスの提供に当たり、利用者が高齢者であることに十分に配慮し、利 予・127条3号
用者に危険が伴うような強い負荷を伴うサービスの提供は行わないとともに、安全管
理体制(※)等の確保を図ること等を通じて、利用者の安全面に最大限配慮するこ
と。
(次項の「安全管理体制等の確保」参照)
20 安全管理体制等の サービスの提供を行っているときに利用者に病状の急変等が生じた場合に備
確保
え、緊急時マニュアル等を作成し、事業所内の従業者に周知徹底を図るとと
(介護予防のみ)
もに、速やかに主治の医師への連絡を行えるよう、緊急時の連絡方法をあら
かじめ定めているか。
□
□
サービスの提供に当たり、転倒等を防止するための環境整備に努めている
か。
□
□
サービスの提供に当たり、事前に脈拍や血圧等を測定する等利用者の当日の
体調を確認するとともに、無理のない適度なサービスの内容とするよう努め
ているか。
□
□
サービスの提供を行っているときにおいても、利用者の体調の変化に常に気
を配り、病状の急変等が生じた場合その他必要な場合には、速やかに主治の
医師への連絡を行う等の必要な措置を講じているか。
21 利用者に関する市 利用者が次の各号のいずれかに該当する場合は、遅滞なく、意見を付してそ
町村への通知
の旨を市町村に通知しているか。
(1) 正当な理由なしに指定通所リハビリテーションの利用に
関する指示に従わないことにより、要介護状態の程度を
増進させたと認められるとき。
22 緊急時の対応
23 管理者等の責務
予・128条1項
(2) 偽りその他不正の行為によって保険給付を受け、又は受
けようとしたとき。
サービス提供を行っているときに利用者に病状の急変が生じた場合その他必
要な場合は、速やかに主治の医師への連絡を行う等の必要な措置を講じてい
るか。
指定通所リハビリテーション事業所の管理者は、医師、理学療法士、作業療
法士又は専ら指定通所リハビリテーションの提供に当たる看護師のうちから
選任した者に、必要な管理の代行をさせているか。
予・128条3項
予・128条4項
□
通リハ(老健みなし)79
□
介・146条準
用27条
予・124条準
用24条
□
□
□
介・146条準
用28条
□ 予・124条準
用25条
□
介・142条
予・120条
□ 通知・第3
七
3(2)
□
□
※組織図等により、指揮命令系統を明確にしておく必要がある。
事業所の管理者又は前項の管理を代行する者は、指定通所リハビリテーショ
ン事業所の従業者にこの節の規定を遵守させるために必要な指揮命令を行っ
ているか。
予・128条2項
24 運営規程
以下に掲げる重要事項を内容とする運営規程を定めているか。
□
①事業の目的及び運営の方針
有
□ 介・143条
予・121条
無
②事業所の名称及び所在地
有
無
③従業者の職種、員数及び職務内容
有
無
④営業日及び営業時間
有
無
⑤指定通所リハビリテーションの利用定員
有
無
⑥指定通所リハビリテーションの内容
有
無
⑦指定通所リハビリテーションの利用料その他の費用の額
・事業所が徴収する全ての利用料等(介護報酬以外)
・消費税の課税の有無 ・利用料変更に係る手続き関係
有
無
⑧通常の事業の実施地域
有
無
⑦サービス利用に当たっての留意事項
有
無
⑧非常災害対策
有
無
⑨その他施設の運営に関する重要事項
・身体的拘束等の原則禁止
・虐待防止に関する事項
・その他の重要事項
有
無
25 勤務体制の確保等 利用者に対し適切なサービスを提供できるよう、事業所ごとに従業者の勤務
の体制を定めているか。
※、原則として月ごとの勤務表を作成し、従業者の日々の勤務時間、常勤・
非常勤の別、専従の介護職員等の配置、管理者との兼務関係等を明確にする
こと。
事業所ごとに、従業者によって指定通所リハビリテーションを提供している
か。ただし、利用者の処遇に直接影響を及ぼさない業務については、この限
りでない。
□
介・146条準
用108条
□ 予・124条準
用103条
□
通知・第3七
3(6)で準用
する六3(5)
□ ①,②
□
□
※調理、洗濯等の利用者の処遇に直接影響を及ぼさない業務については、第
三者への委託等を行うことを認めるものであること。
(研修の機会の確保) 従業者の資質の向上のための研修の機会を確保しているか。
26 定員の遵守
27 非常災害対策
利用定員を超えてサービス提供を行っていないか。
ただし、災害その他やむを得ない事情がある場合はこの限りではない
非常災害に関する具体的計画を立て、非常災害時の関係機関への通報及び連
携のための体制を整備し、並びにこれらを定期的に従業者に周知するととも
に、定期的に避難訓練、救出訓練その他必要な訓練を行っているか。
※消防法の規定により防火管理者を置くこととされている事業所にあって
は、その者に消防計画の策定及びこれに基づく消防業務を行わせるものとす
る。置かなくてもいい事業所においても、防火管理について責任者を定め、
その者に消防計画に準ずる計画の樹立等の業務を行わせるものとする。
なお「非常災害に関する具体的計画」とは、消防法施行規則第3条に規定す
る消防計画(これに準ずる計画を含む。)及び風水害、地震等の災害に対処
するための計画をいう。
28 衛生管理等
□
146条準用109
□ 条
予・124条準
用104条
介・146条準
用110条
予・124条準
用105条
□ 通知・第3
七
3(6)で準用
する一3(6)
事業者は、利用者の使用する施設、食器その他の設備又は飲用に供する水に
ついて、衛生的な管理に努め、又は衛生上必要な措置を講ずるとともに、医
薬品及び医療機器の管理を適正に行っているか。
□
事業所において感染症が発生し、又はまん延しないように必要な措置を講ず
るよう努めているか。
□
通知・第3
□ 七
3(4)
食中毒及び感染症の発生を防止するための措置等について、必要に応じて保
健所の助言、指導を求めるとともに、常に密接な連携を保っているか。
□
□
特にインフルエンザ対策、腸管出血性大腸菌感染症対策、レジオネラ症対策
等については、その発生及びまん延を防止するための措置について、厚労省
通知等に基づき、適切な措置を講じているか。
□
□
□
□
□
□
空調設備等により施設内の適温の確保に努めているか。
29 掲示
□
事業所内の見やすい場所に、以下の事項を掲示しているか。
①運営規程の概要
②従業者の勤務体制
③利用料その他の額
④その他のサービスの選択に関する重要事項
通リハ(老健みなし)80
介・144条
□ 予・122条
介・146条準
用34条
予・124条準
用31条
30 秘密保持等
従業者は、正当な理由がなく、その業務上知り得た利用者又はその家族の秘
密を漏らしていないか。
□
事業者は、当該事業所の従業者であった者が、正当な理由がなく、その業務
上知り得た利用者又はその家族の秘密を漏らすことがないよう、必要な措置
を講じているか。
※具体的には、事業所の従業者が、従業者でなくなった後においてもこれら
の秘密を保持すべき旨を、従業者との雇用時等に取り決め、例えば違約金に
ついての定めをおくなどの措置を講ずべきこととするものである。
事業者は、サービス担当者会議等において、利用者の個人情報を用いる場合
は当該利用者の同意を、利用者の家族の個人情報を用いる場合は当該家族の
同意を、あらかじめ、文書により得ているか。
□
介・146条準
□ 用35条
予・124条準
用32条
通知・第3
□ 七
3(6)で準用
する一3(21)
□
□
□
介・146条準
用37条
□ 予・124条準
用34条
(同意書様式:有 無、利用者:有 無、利用者の家族:有 無)
31 居宅介護支援事業 居宅介護支援事業者又はその従業者に対し、利用者に対して特定の事業者に
者等に対する利益供与 よるサービスを利用させることの対償として、金品その他の財産上の利益を
の禁止
供与していないか。
32 苦情処理
提供したサービスに係る利用者及びその家族からの苦情に迅速かつ適切に対
応するために、苦情を受け付けるための窓口を設置する等の必要な措置を講
じているか。
※「必要な措置」とは、具体的には、相談窓口、苦情処理の体制及び手順等
当該事業所における苦情を処理するために講ずる措置の概要について明らか
にし、利用申込者又はその家族にサービスの内容を説明する文書に苦情に対
する措置の概要についても併せて記載するとともに、事業所に掲示すること
等である。
介・146条準
用38条
予・124条準
用35条
□
□
□
□
提供した指定訪問介護に関し、法第23条の規定により市町村が行う文書その
他の物件の提出若しくは提示の求め又は当該市町村の職員からの質問若しく
は照会に応じ、及び利用者からの苦情に関して市町村が行う調査に協力する
とともに、市町村から指導又は助言を受けた場合においては、当該指導又は
助言に従って必要な改善を行っているか。
□
□
市町村からの求めがあった場合には、前項の改善の内容を市町村に報告して
いるか。
□
□
事業者は、提供したサービスに係る利用者からの苦情に関して国民健康保険
団体連合会が行う調査に協力するとともに、国民健康保険団体連合会から同
号の指導又は助言を受けた場合においては、当該指導又は助言に従って必要
な改善を行っているか。
□
□
事業者は、国民健康保険団体連合会からの求めがあった場合には、前項の改
善の内容を国民健康保険団体連合会に報告しているか。
□
□
□
介・146条準
用39条
□ 予・124条準
用36条
通知・第3
七
3(6)で準用
する一3(23)
苦情を受け付けた場合には、当該苦情の内容等を記録しているか。
※当該苦情(サービスとは関係のないものを除く。)の受付日、その内容等
を記
録することを義務づけたものである。
また、事業者は、苦情がサービスの質の向上を図る上での重要な情報である
との認識に立ち、苦情の内容を踏まえ、サービスの質の向上に向けた取組を
自ら行うべきである。
なお、基準条例の規定に基づき、苦情の内容等の記録は、完結の日から2年
間保存しなければならない。
33 地域との連携
提供したサービスに関する利用者からの苦情に関して、市町村等が派遣する
者が相談及び援助を行う事業その他の市町村が実施する事業に協力するよう
努めているか。
通リハ(老健みなし)81
34 事故発生時の対応 利用者に対するサービスの提供により事故が発生した場合は、市町村、当該
利用者の家族、当該利用者に係る居宅介護支援事業者等に連絡を行うととも
に、必要な措置を講じているか。
□
介・146条準
□ 用40条
予・124条準
用37条
前項の事故の状況及び事故に際して採った処置について記録しているか。
なお、当該記録については、完結の日から2年間保存しなければならない。
□
□
□
□
□
介・146条準
用41条
□ 予・124条準
用38条
□
□
□
□
従事者による利用者への虐待を行っていないか。
□
□
研修の機会の確保など従業員に対して高齢者虐待防止のための措置を講じて
いるか。
(措置の具体的な内容: )
□
□
利用者に対するサービスの提供により賠償すべき事故が発生した場合は、損
害賠償を速やかに行っているか。
このほか、以下の点に留意するものとする。
① 利用者に対するサービスの提供により事故が発生した場合の対応方法につ
いては、あらかじめ事業者が定めておくことが望ましいこと。
② 事業者は、賠償すべき事態において速やかに賠償を行うため、損害賠償保
険に加入しておくか、又は賠償資力を有することが望ましいこと。
③ 事業者は、事故が生じた際にはその原因を解明し、再発生を防ぐための対
策を講じること。
35 会計の区分
36 記録の整備
当該サービスの事業の会計とその他の事業の会計を区分しているか。
従業者、施設及び構造設備並びに会計に関する諸記録を整備しているか。
介・145条
予・123条
①通所リハビリテーション計画
②提供した具体的なサービスの内容等の記録
③規定する市町村への通知に係る記録
④苦情の内容等の記録
⑤事故の状況及び事故に際して採った処置についての記録
37 事業者の名称等の 以下の事項に変更があった場合に、変更後10日以内に高槻市長に届出してい
変更の届出等
るか。
38 高齢者虐待の防止
【高齢者虐待の防止、
高齢者の養護者に対す
る支援等に関する法
律】
介:高槻市指定居宅サービス事業者の指定並びに指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例
(平成24年高槻市条例第54条)
予:高槻市指定介護予防サービス事業者の指定並びに指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防
サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例(平成24年高槻市条例第55条)
介規則:高槻市指定居宅サービス事業者の指定並びに指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条
例施行規則(平成25年高槻市規則第32号)
予規則:高槻市指定介護予防サービス事業者の指定並びに指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護
予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例施行規則(平成25年高槻市規則第33号)
通知:指定居宅サービス等及び指定介護予防サービス等に関する基準について(平成11年9月17日老企第25号厚生省老人保健福
祉局企画課長通知)
法:介護保険法(平成9年12月17日法律第123号)
則:介護保険施行規則(平成11年3月31日厚生省令第36号)
通リハ(老健みなし)82
Ⅴ-1 介護給付費関係(通所リハビリテーション・介護予防通所リハビリテーション共通)
項
目
1 端数処理
内
容
算定される単位数から金額に換算する際に生ずる1円未満(小数点以下)の端
数は切り捨てているか。(基本単位は通リハP19別表参照)
2 (介護予防)通所 サービス提供回数と請求回数は一致しているか。
リハビリテーション費
利用者の要介護区分に応じて現に要した時間でなく、通所リハビリテーショ
ン計画に位置づけられた内容の指定通所リハビリテーションを行うのに要す
る標準的な時間でそれぞれ所定単位数を算定しているか。
送迎時の居宅内介助
(介護予防除く)
適 不適
□
□
□
根
拠
□
告・別紙7 注
□ 1
予告・別紙7
注1
□
通・第2の
8(6)
□ 予通・別紙1
第2の7(9)
指定(介護予防)通所リハビリテーションを行うのに要する時間に、送迎に
要する時間を含んでいないか。
□
利用定員を超過した単位については所定の単位の70%で算定しているか。
※月平均で定員超過した場合に減算
□
通・第2の
□ 8(21)
医師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護職員もしくは介護職員の
員数が基準を満たさない場合は所定単位の70%で算定しているか。
□
通・第2の
□ 8(22)
□
告・別紙7 注
1
通・第2の
□ 8(1)
送迎時に実施した居宅内での介助等(電気の消灯・点灯、窓の施錠、着替
え、ベッドへの移乗等)に要する時間を所要時間に含めている場合、以下の
いずれの要件も満たしているか。
(1日30分以内を限度とする)
※同一建物又は同一敷地内の有料老人ホーム等に居住している利用者へ介護
職員が迎えに行き居宅内介助した場合も対象となる
イ 居宅サービス計画及び通所リハビリテーション計画に位置付けた上で実施している
※H27報酬改
定に関する
Q&A (vol.1)
ロ 送迎時に居宅内の介助等を行う者が、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、看護
職員、介護福祉士、実務者研修修了者、介護職員基礎研修課程修了者、一級課程修了
者、介護職員初任者研修修了者(二級課程修了者を含む。)又は当該事業所における勤
続年数と同一法人の経営する他の介護サービス事業所、医療機関、社会福祉施設等にお
いてサービスを利用者に直接提供する職員としての勤続年数の合計が3年以上の介護職
員である
1時間以上2時間未満の
通所リハビリにおいて
理学療法士等を専従か
つ常勤で2名以上配置
している場合の加算
(介護予防除く)
1時間以上2時間未満の通所リハビリを提供した場合について、配置基準を超
えて、理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士を専従かつ常勤で2名以上配置
している事業所においては、1日につき30単位を所定単位数に加算している
か。
3 事業所規模
前年度の1月当たりの平均利用延人員数(一体的に行う介護予防通所リハビリ
テーションにおける前年度の1月当たりの平均利用延人員数を含む)について
以下の区分により高槻市に届出した上で所定の単位数を算定しているか。
①通常規模型 750人以内
②大規模型(Ⅰ) 750人を超え900人以内
③大規模型(Ⅱ) 900人を超える
告・別紙7 注
2
通・第2の
8(3)
□
□
※「専従」とは、当該通所リハビリテーション事業所において行うリハビリ
テーションについて、当該リハビリテーションを実施する時間に専らその職
務に従事していることで足りるものとすること。
通リハ(老健みなし)83
通・第2の
8(6)
□
□
4 理学療法士等体制 1時間以上2時間未満のサービス提供について、配置規準を超えて理学療法
強化加算
士、作業療法士又は言語聴覚士を専従かつ常勤で2名以上配置している場合
(介護予防除く)
に1日につき30単位を所定単位数に加算しているか。
□
告・別紙7 注
2
通・第2の
□ 8(3)
※この場合の「専従」とは、当該事業所においてリハビリテーションを実施
する時間に専らその職務に従事していることで足りる。
5 延長サービス体制 6時間以上8時間未満のサービス提供の前後に日常生活上の世話を行った場
(介護予防除く)
合、つぎに掲げる区分に応じて算定しているか。
イ 8時間以上9時間未満の場合………50単位
ロ 9時間以上10時間未満の場合……100単位
ハ 10時間以上11時間未満の場合……150単位
ニ 11時間以上12時間未満の場合……200単位
ホ 12時間以上13時間未満の場合……250単位
ヘ 13時間以上14時間未満の場合……300単位
当該加算の算定にあたっては、以下の事項を適切に行っているか。
告・別紙7 注
3
通・第2の
8(4)
□
□
□
□
① 当該加算は、所要時間6時間以上8時間未満の通所リハビリテーションの前後に連
続して通所リハビリテーションを行う場合について、6時間を限度として算定してい
る。
(例)8時間の通所リハビリテーションの後に連続して2時間の延長サービスを行った
場合や、8時間の通所リハビリテーションの前に連続して1時間、後に連続して1時
間、合計2時間の延長サービスを行った場合には、2時間分の延長サービスとして100単
位を算定する。
②当該加算は通所リハビリテーションと延長サービスを通算した時間が8時間以上の部
分について算定している。
※例えば、7時間の通所リハビリテーションの後に連続して2時間の延長サービスを
行った場合には、通所リハビリテーションと延長サービスの通算時間は9時間であり、
1時間分(=9時間-8時間)の延長サービスとして50単位を算定する。
③ 延長加算は、実際に利用者に対して延長サービスを行うことが可能な体制にあり、か
つ、実際に延長サービスを行った場合に算定されるものであるが、当該事業所の実情に
応じて、適当数の従業者を置いていることが必要である。
6 中山間地域等に居 事業所の医師等が、中山間地域等に居住する利用者に対して、通常の事業の
住する者へのサービス 実施地域を越えてサービス提供を行った場合に、1日につき所定単位数の5%
提供加算
に相当する単位数を算定しているか。
□
告・別紙7 注
□ 4
通・第2の
8(5)
□
□
この場合、通常の事業の実施地域以外の地域に居住する利用者に対して行う
送迎に要する費用の支払いを受けていないか。
※大阪府内で「中山間地域等」に該当する地域は、能勢町の一部(旧東郷
村、旧田尻村、旧西能勢村の地域)、太子町の一部(旧山田村の地域)、千
早赤阪村。
7 入浴介助加算
(介護予防除く)
入浴提供体制を確保している事業所で入浴介助を行った場合、所定の単位数
を算定しているか。
告・別紙7 注
□ 5
通・第2の
8 リハビリテーショ ※リハビリテーションマネジメント加算は、利用者ごとに行われるケアマネジメントの 告・別紙7 注
ンマネジメント加算
一環として実施されるものであり、リハビリテーションの質の向上を図るため、利用者 6
(介護予防除く)
の状態や生活環境等を踏まえた多職種協働による通所リハビリテーション計画の作成、 通・第2の
当該計画に基づく適切なリハビリテーションの提供、当該提供内容の評価とその結果を 8(9)
踏まえた当該計画の見直し等といったSPDCAサイクルの構築を通じて、継続的にリ
ハビリテーションの質の管理を行った場合に加算するものである。
□
※ 本加算は、SPDCAサイクルの構築を通じて、継続的にリハビリテーションの質の
管理を行った場合に加算するものであることから、当該SPDCAサイクルの中で通所
リハビリテーション計画を、新規に作成し直すことは想定しておらず、利用者の状態に
応じて適切に当該計画の見直しが行われるものである。
したがって、「同意」とは、本加算を取得するに当たって初めて通所リハビリテーショ
ン計画を作成して得られた同意をいい、当該計画の見直しの同意とは異なることに留意
すること。
通リハ(老健みなし)84
リハビリテーションマ 以下の基準をいずれも満たす場合に、1月につき230単位を所定単位に加算し
ネジメント加算(Ⅰ) ているか。
□
□
(1) 通所リハビリテーション計画の進捗状況を定期的に評価し、必要に応じて当該計画
を見直していること。
※「定期的に」とは、初回の評価は、通所リハビリテーション計画に基づくリハビリ
テーションの提供開始からおおむね2週間以内に、その後は書く加算に位置づけられた見
直しの期間ごとに評価を行うものであること。
(2) 指定通所リハビリテーション事業所の理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が、
介護支援専門員を通じて、指定訪問介護の事業その他の指定居宅サービスに該当する事
業に係る従業者に対し、リハビリテーションの観点から、日常生活上の留意点、介護の
工夫等の情報を伝達していること。
(3) 新規に通所リハビリテーション計画を作成した利用者に対して、指定通所リハビリ
テーション事業所の医師又は医師の指示を受けた理学療法士、作業療法士又は言語聴覚
士が、当該計画に従い、指定通所リハビリテーションの実施を開始した日から起算して
一月以内に、当該利用者の居宅を訪問し、診療、運動機能検査、作業能力検査等を行っ
ていること。
リハビリテーションマ 以下の基準をいずれも満たす場合に、以下のとおり所定単位に加算しているか。
ネジメント加算(Ⅱ)
(1)通所リハビリテーション計画を利用者又はその家族に説明し、利用者の同意を得た日
の属する月から起算して6月以内の期間のリハビリテーションの質を管理した場合
1,020単位
(2)当該日の属する月から起算して6月を超えた期間のリハビリテーションの質を管理し
た場合
700単位
※ 「リハビリテーションの質の管理」とは、生活機能の維持又は向上を目指すに当たっ
て、心身機能、個人として行うADLやIADLといった活動、家庭での役割を担うこ
とや地域の行事等に関与すること等といった参加について、バランス良くアプローチす
るリハビリテーションが提供できているかを管理することをいう。
(1) リハビリテーション会議を開催し、リハビリテーションに関する専門的
な見地から利用者の状況等に関する情報を構成員と共有し、当該リハビリ
テーション会議の内容を記録しているか。
□
□
(2) 通所リハビリテーション計画について、医師が利用者又はその家族に対
して説明し、利用者の同意を得ているか。
□
□
□
□
(4) 指定通所リハビリテーション事業所の理学療法士、作業療法士又は言語
聴覚士が、介護支援専門員に対し、リハビリテーションに関する専門的な見
地から、利用者の有する能力、自立のために必要な支援方法及び日常生活上
の留意点に関する情報提供を行っているか。
□
□
(5) 以下のいずれかに適合しているか。
□
□
(3) 通所リハビリテーション計画の作成に当たって、当該計画の同意を得た
日の属する月から起算して六月以内の場合にあっては一月に一回以上、六月
を超えた場合にあっては三月に一回以上、リハビリテーション会議を開催
し、利用者の状態の変化に応じ、通所リハビリテーション計画を見直してい
るか。
(一)指定通所リハビリテーション事業所の理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士
が、居宅サービス計画に位置付けた指定訪問介護の事業その他の指定居宅サービスに該
当する事業に係る従業者と指定通所リハビリテーションの利用者の居宅を訪問し、当該
従業者に対し、リハビリテーションに関する専門的な見地から、介護の工夫に関する指
導及び日常生活上の留意点に関するの助言を行うこと。
(ニ)指定通所リハビリテーション事業所の理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士
が、指定通所リハビリテーションの利用者の居宅を訪問し、その家族に対し、リハビリ
テーションに関する専門的な見地から、介護の工夫に関する指導及び日常生活上の留意
点に関する助言を行うこと。
(6) (1)から(5)までに適合することを確認し、記録しているか。
□
□
□
□
(Ⅱ)の(1)(6月以内:1,020単位/月)を算定した後は、(2)(6月超え:700
単位/月)を算定しているか。
※ただし当該期間以降であっても、リハビリテーション会議を開催し、利用
者の急性増悪等により引き続きつきに1回以上、当該会議を開催し、利用者の
状態の変化に応じ、当該計画を見直していく可能性が高いことを利用者若し
くは家族並びに構成員が合意した場合、(Ⅱ)の(1)を再算定できるものであ
ること。
通リハ(老健みなし)85
9 短期集中個別リハ
ビリテーション実施加
算
(介護予防除く)
以下の基準に適合しているものとして届け出た指定通所リハビリテーション
事業所の医師又は医師の指示を受けた理学療法士、作業療法士又は言語聴覚
士が、利用者に対して、その退院(所)日又は認定日から起算して3月以内
の期間に、個別リハビリテーションを集中的に行った場合、1日につき110単
位を所定単位数に加算しているか。
※当該加算におけるリハビリテーションは、利用者の状態に応じて、基本的
動作能力及び応用的動作の応力を向上させ、身体機能を回復するための集中
的なリハビリテーションを個別に実施するものであること。
告・別紙7 注
7
通・第2の
8(10)
□
□
□
□
□
□
※「個別リハビリテーションを集中的に行った場合」とは、退院(所)日又は
認定日から起算して3月以内の期間に、1週につきおおむね2日以上、1日当た
り40分以上実施するものでなければならない。
リハビリテーションマネジメント加算(Ⅰ)又は(Ⅱ)を算定しているか。
認知症短期集中リハビリテーション実施加算または生活行為向上リハビリ
テーション実施加算を算定している場合に当該加算を算定していないか。
10 認知症短期集中リ
ハビリテーション実施
加算
(介護予防除く)
当該加算におけるリハビリテーションは、認知症を有する利用者の認知機能
や生活環境等を踏まえ、応用的動作能力や社会適応能力(生活環境又は家
庭環境へ適応する等の能力をいう。以下同じ。)を最大限に活かしながら、
当該利用者の生活機能を改善するために実施されているか。
本加算の対象となる利用者は、MMSE(Mini Mental StateExamination)
又はHDS―R(改訂長谷川式簡易知能評価スケール)においておおむね5
点~25点に相当する者とするものであるか。
本加算の算定に当たっては、リハビリテーションマネジメント加算の算定が
前提となっていることから、当該加算の趣旨を踏まえたリハビリテーション
を実施するよう留意しているか。
認知症短期集中リハビ 以下の基準をいずれも満たす場合に、1週に2日を限度として、1日につき
リテーション実施加算 240単位を所定単位数に加算しているか。
(Ⅰ)
(1) 1週間に2日を限度として個別にリハビリテーションを実施すること。
□
告・別紙7 注
8
通・第2の
□
8(11)①
通・第2の
8(11)⑥
□
□
□
通・第2の
□ 8(11)⑦
□
□
(2) 通所リハビリテーション費におけるリハビリテーションマネジメント加算(Ⅰ)又は
(Ⅱ)を算定していること。
(3) リハビリテーションを担当する理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士を適切に配
置していること。
(4) リハビリテーションを行うに当たり、利用者が理学療法士、作業療法士又は言語聴
覚士の数に対して適切なものであること。
退院(所)日又は通所開始日から起算して3月以内の期間に、リハビリテー
ションを集中的に行った場合に算定しているか。
□
□
□
□
利用者が過去3月の間に本加算を算定した場合にも算定していないか。
精神科医師若しくは神経内科医師又は認知症に対するリハビリテーションに
関する専門的な研修を修了した医師により、認知症の利用者であって生活機
能の改善が見込まれると判断された者に対して、通所リハビリテーション計
画に基づき、1週間に2日を限度として、20分以上のリハビリテーションを
個別に実施しているか。
なお、当該リハビリテーションの提供時間が20分に満たない場合は、算定は
できない。
通リハ(老健みなし)86
通・第2の
8(11)②
□
□
認知症短期集中リハビ 以下の基準をいずれも満たす場合に、1月につき1,920単位を所定単位数に加
リテーション実施加算 算しているか。
(Ⅱ)
(1) 一月に四回以上リハビリテーションを実施すること。
□
□
(2) リハビリテーションの実施頻度、実施場所及び実施時間等が記載された通所リハビ
リテーション計画を作成し、生活機能の向上に資するリハビリテーションを実施するこ
と。
(3) リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)を算定していること。
(4) リハビリテーションを担当する理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士を適切に配
置していること。
(5) リハビリテーションを行うに当たり、利用者が理学療法士、作業療法士又は言語聴
覚士の数に対して適切なものであること。
精神科医師若しくは神経内科医師又は認知症に対するリハビリテーションに
関する専門的な研修を終了した医師により、認知症の利用者であって生活機
能の改善が見込まれると判断された者に対して、通所リハビリテーション計
画に基づき、利用者の状態に応じて、個別又は集団によるリハビリテーショ
ンは、1月に8回以上実施することが望ましいが、1月に4回以上実施した
場合に算定できるものである。その際には、通所リハビリテーション計画に
その時間、実施頻度、実施方法を定めたうえで実施するものであるか。
認知症短期集中リハビリテーション加算(Ⅱ)における通所リハビリテーショ
ン計画の作成に当たっては、認知症を有する利用者の生活環境に対応した
サービス提供ができる体制を整える必要があることから、利用者の生活環境
をあらかじめ把握するため、当該利用者の居宅を訪問すること。
認知症短期集中リハビリテーション加算(Ⅱ)における通所リハビリテーショ
ン計画に従ったリハビリテーションの評価に当たっては、利用者の居宅を訪
問し、当該利用者の居宅おける応用的動作能力や社会適応能力について評価
を行い、その結果を当該利用者とその家族に伝達しているか。
なお、当該利用者の居宅を訪問した際、リハビリテーションを実施すること
はできないことに留意すること。
退院(所)日又は通所開始日の属する月から起算して3月以内の期間に、リ
ハビリテーションを集中的に行った場合に算定しているか。
利用者が過去3月の間に本加算を算定した場合にも算定していないか。
11 生活行為向上リハ
ビリテーション実施加
算
(介護予防除く)
通・第2の
8(11)③
□
□
通・第2の
8(11)④
□
□
通・第2の
8(11)⑤
□
□
□
□
□
通・第2の
□ 8(11)⑧
以下の基準に適合しているものとして高槻市に届け出た上で、生活行為の内
容の充実を図るための目標及び当該目標を踏まえたリハビリテーションの実
施内容等をリハビリテーション実施計画にあらかじめ定めて、利用者に対し
て、リハビリテーションを計画的に行い、当該利用者の有する能力の向上を
支援した場合に、次に掲げる区分に応じて算定しているか。
告・別紙7 注
9
○ リハビリテーション実施計画に基づく指定通所リハビリテーション
の利用を開始した日の属する月から起算して3月以内の場合
2,000単位
○ 当該日の属する月から起算してから3月を超え、6月以内の場合
1,000単位
※ 本加算は、6月間に限定して算定が可能であることから、利用者やその
家族においても、生活行為の内容の充実を図るための訓練内容を理解し、家
族の協力を得ながら、利用者が生活の中で実践していくことが望ましいこ
と。
また、リハビリテーション会議において、訓練の進捗状況やその評価(当該
評価の結果、訓練内容に変更が必要な場合は、その理由を含む。)等につい
て、医師が利用者、その家族、構成員に説明すること。
□
□
※当該加算におけるリハビリテーションとは、加齢や廃用症候群等により生
活機能の1つである活動をするための機能が低下した利用者に対して、当該
機能を回復させ、生活行為の内容の充実を図るための目標と当該目標を踏ま
えた6月間のリハビリテーションの実施内容をリハビリテーション実施計画
にあらかじめ定めた上で、計画的に実施するものであること。
イ 生活行為の内容の充実を図るための専門的な知識若しくは経験を有する
作業療法士又は生活行為の内容の充実を図るための研修を修了した理学療法
士若しくは言語聴覚士を配置している。
※「生活行為」とは、個人の活動として行う排泄、入浴、調理、買物、趣味
活動等の行為をいう。
通リハ(老健みなし)87
通・第2の
8(12)⑥
通・第2の
8(12)①
□
□
(生活行為向上リハビ ロ 生活行為の内容の充実を図るための目標及び当該目標を踏まえたリハビ
リテーション実施加算 リテーションの実施頻度、実施場所及び実施時間等が記載されたリハビリ
つづき)
テーション実施計画をあらかじめ定めて、リハビリテーションを提供してい
る。
※計画の作成に当たっては、6月のサービス提供が終了後、更にサービス提
供した場合の減算になることついて説明した上で、当該計画の同意を得るよ
う留意すること。
□
通・第2の
□ 8(12)③
通・第2の
8(12)②
※当該リハビリテーション実施計画の作成や、リハビリテーション会議にお
ける当該リハビリテーションの目標の達成状況の報告については、上記イの
専門的な知識等を持つ理学療法士等が行うものと想定されていることに留意
ハ 当該計画で定めた指定通所リハビリテーションの実施期間中に指定通所
リハビリテーションの提供を終了した日前一月以内に、リハビリテーション
会議を開催し、リハビリテーションの目標の達成状況を報告すること。
※リハビリテーション実施計画に従ったリハビリテーションの評価に当たっ
ては、利用者の居宅を訪問し、当該利用者の居宅おける応用的動作能力や社
会適応能力について評価を行い、その結果を当該利用者とその家族に伝達す
ること。なお、当該利用者の居宅を訪問した際、リハビリテーションを実施
することはできないことに留意すること。
□
通・第2の
□ 8(12)⑦
※リハビリテーションマネジメント加算の算定が前提となっていることか
ら、当該加算の趣旨を踏まえ、家庭での役割を担うことや地域の行事等に関
与すること等を可能とすることを見据えた目標や実施内容を設定すること。
□
通・第2の
□ 8(12)⑤
利用者数が理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士の数に対して適切なもの
であるか。
□
□
短期集中個別リハビリテーション実施加算又は認知症短期集中リハビリテー
ション実施加算を算定している場合においては、算定していないか。
□
□
□
告・別紙7 注
10
通・第2の
□ 8(13)
ニ リハビリテーションマネジメント加算(Ⅱ)を算定している。
12 生活行為向上リハ
ビリテーションの実施
後にリハビリテーショ
ンを継続した場合の減
算
(介護予防除く)
生活行為向上リハビリテーション実施加算を算定するために作成したリハビ
リテーション実施計画書で定めた指定通所リハビリテーションの実施期間中
に指定通所リハビリテーションの提供を終了した日の属する月の翌月から6
月以内の期間に限り、同一の利用者に対して、指定通所リハビリテーション
を行った場合は、1日につき所定単位数の100分の15に相当する単位数を所定
単位数から減算しているか。
※生活行為向上リハビリテーションの提供を終了後、同一の利用者に対して、引き続き
通・第2の
指定通所リハビリテーションを提供することは差し支えないが、通所リハビリテーショ
8(12)④
ン計画の作成に当たって、その内容について利用者又はその家族に対して説明し、同意
を得る際には、6月以内の期間に限り、1日につき所定単位数の100分の15に相当する単
位数が減算されることを説明した上で、当該計画の同意を得るよう留意すること。
13 若年性認知症利用 若年性認知症利用者に対して介護保健施設サービスを行った場合、若年性認
者受入加算
知症利用者受入加算として、1日につき120単位を所定単位数に加算している
か。
受け入れた若年性認知症利用者ごとに個別の担当者を決めているか。
※若年性認知症利用者を担当する者のことで、介護職員の中から定めるこ
と。なお、人数や資格等の要件は問わない。
個別の担当者を中心に当該入所者の特性やニーズに応じたサービスを提供し
ているか。
通リハ(老健みなし)88
□
告・別紙7 注
□ 11
予告・別紙7
注3
□
□
□
□
通・第2の
8(14)で準用
する7(11)
14 栄養改善加算
(介護予防を含む)
以下の基準を満たすものとして高槻市に届け出て、低栄養状態にある利用者
又はそのおそれのある利用者に対し、当該利用者の低栄養状態の改善等を目
的として栄養改善サービスを行った場合に、3月以内の期間に限り1月に2回
を限度として1回につき150単位を所定単位数に加算しているか。
ただし、栄養改善サービスの開始から3月ごとの利用者の栄養状態の評価の
結果、低栄養状態が改善せず、栄養改善サービスを引き続き行うことが必要
と認められる利用者については、引き続き算定することができる。
□
□
告・別紙7 注
12
予告・別紙7
ハ
通・第2の
8(15)で準用
する7(12)
予通・別紙1
イ 管理栄養士を1名以上配置している。
※介護老人保健施設に配置する管理栄養士が兼務することが可能である。
ロ 利用者の栄養状態を利用開始時に把握し、医師、管理栄養士、理学療法士、作業療
法士、言語聴覚士、看護職員、介護職員その他の職種の者が共同して、利用者ごとの摂
食・嚥下機能及び食形態にも配慮した栄養ケア計画を作成している。
ハ 利用者ごとの栄養ケア計画に従い管理栄養士等が栄養改善サービスを行っていると
ともに、利用者の栄養状態を定期的に記録している。
ニ 利用者ごとの栄養ケア計画の進捗状況を定期的に評価していること。
ホ 人員欠如該当していないか。
へ 定員超過該当していないか。
対象者は次のイ~ホのいずれかに該当する者であって、栄養改善サービスの
提供が必要と認められる者か
□
通:第2の
□ 7(12)③
イ BMIが18.5未満の者
ロ 1~6月間で3%以上の体重の減少が認められる者又は「地域支援事業の実施に
ついて」(平成18年6月9日老発第0609001号厚生労働省老健局長通知)に規定する基本
チェックリストの№11の項目が「1」に該当する者(=6ヶ月間で2~3kg以上の体
重減少がある者)
ハ 血清アルブミン値が3.5g/dl以下である者
ニ 食事摂取量が不良(75%以下)である者
ホ その他低栄養状態にある又はそのおそれがあると認められる者
口腔及び摂食・嚥下機能の問題、生活機能の低下の問題、褥瘡に関する問
題、食欲の低下の問題、閉じこもりの問題、認知症の問題、うつの問題を有
する者については、上記イ~ホのいずれかの項目に該当するかどうか、適宜
確認しているか。
□
□
栄養改善サービスの提供は、以下の手順を経てなされているか。
□
□
通:第2の
7(12)④
① 利用者ごとの低栄養状態のリスクを利用開始時に把握(栄養スクリーニング)し
ている。
② 利用開始時に、管理栄養士が中心となり、利用者ごとの摂食・嚥下機能及び食形
態にも配慮しつつ、栄養状態に関する解決すべき課題の把握(栄養アセスメント)を
行い、管理栄養士、看護職員、介護職員その他の職種の者が共同して、栄養食事相談
に関する事項(食事に関する内容の説明等)、解決すべき栄養管理上の課題等に対し
取り組むべき事項等を記載した栄養ケア計画を作成している。
③ 栄養ケア計画について利用者又はその家族に説明し同意を得ている。
④ 栄養ケア計画に基づき、管理栄養士等が利用者ごとに栄養改善サービスを提供
し、問題点がある場合には直ちに計画を修正している。
⑤ 利用者ごとの栄養状態に応じて、定期的に利用者の生活機能の状況を検討し、お
おむね③月ごとに体重を測定する等により栄養状態の評価を行い、その結果を当該利
用者を担当する介護支援専門員や主治の医師に対して情報提供すること。
⑥ サービス提供記録において利用者ごとの栄養ケア計画に従い管理栄養士が利用者
の栄養状態を定期的に記録する場合は、当該記録とは別に影響改善加算の算定のため
に利用者の栄養状態を定期的に記録する必要はないものとする。
おおむね3月ごとの評価の結果、上記イ~ホのいずれかに該当する者であっ
て、継続的に管理栄養士等がサービス提供を行うことにより、栄養改善の効
果が期待できると認められるものについては、継続的に栄養改善サービスを
提供する。
通リハ(老健みなし)89
□
□
通:第2の
7(12)⑤
15 口腔機能向上加算 以下の基準を満たすものとして高槻市に届け出て、口腔機能が低下している
(介護予防を含む)
利用者又はそのおそれのある利用者に対し、当該利用者の口腔機能の向上を
目的として口腔機能向上サービスを行った場合に、3月以内の期間に限り1月
に2回を限度として1回につき150単位を所定単位数に加算しているか。
ただし、口腔機能向上サービスの開始から3月ごとの利用者の口腔機能の評
価の結果、口腔機能が改善せず、口腔機能向上サービスを引き続き行うこと
が必要と認められる利用者については、引き続き算定することができる。
□
□
告・別紙7 注
13
予告・別紙7
ニ
通・第2の
8(16)で準用
する7(13)
予通・別紙1
イ 言語聴覚士、歯科衛生士又は看護職員を一名以上配置している
ロ 利用者の口腔機能を利用開始時に把握し、医師、歯科医師、言語聴覚士、歯科衛生
士、看護職員、介護職員その他の職種の者が共同して、利用者ごとの口腔機能改善管理
指導計画を作成している
ハ 利用者ごとの口腔機能改善管理指導計画に従い医師、医師若しくは歯科医師の指示
を受けた言語聴覚士若しくは看護職員又は歯科医師の指示を受けた歯科衛生士が口腔機
能向上サービスを行っているとともに、利用者の口腔機能を定期的に記録している
ニ 利用者ごとの口腔機能改善管理指導計画の進捗状況を定期的に評価する
ホ 人員欠如該当していないか。
へ 定員超過該当していないか。
対象者は次のイ~ハのいずれかに該当する者であって、口腔機能向上サービ
スの提供が必要と認められる者か
□
通・第2の
□ 7(13)③
イ 認定調査票における嚥下、食事摂取、口腔清潔の3項目のいずれかの項目におい
て「1」以外に該当する者
ロ 基本チェックリストの口腔機能に関連する(13)、(14)、(15)の3項目のう
ち、2項目以上が「1」に該当する者
ハ その他口腔機能の低下している者又はそのおそれのある者
利用者の口腔の状態によって、医療における対応が必要である場合には介護
支援専門員を通して主治医または主治の歯科医師への情報提供、受診奨励な
どの適切な措置を講じることとし、歯科医療を受診している場合であって、
次のイ又はロのいずれかに該当する場合には当該加算を算定していないか。
□
□
通・第2の
7(13)④
イ 医療保険において歯科診療報酬点数表に掲げる摂食機能療法を算定している場合
ロ 医療保険において歯科診療報酬点数表に掲げる摂食機能療法を算定していない場
合であって、介護保険の口腔機能向上サービスとして「摂食・嚥下機能に関する訓練
の指導若しくは実施」を行っていない場合
口腔機能向上サービスの提供は、以下の手順を経てなされているか。
① 利用者ごとの口腔機能を、利用開始時に把握すること。
□
□ 通・第2の
7(13)⑤
② 利用開始時に、言語聴覚士、歯科衛生士又は看護職員が中心となって、利用者ご
との口腔衛生、摂食・嚥下機能に関する解決すべき課題の把握を行い、言語聴覚士、
歯科衛生士、看護職員、介護職員、生活相談員その他の職種の者が共同して取り組む
べき事項等を記載した口腔機能改善管理指導計画を作成すること。
作成した口腔機能改善管理指導計画については、口腔機能向上サービスの対象となる
利用者又はその家族に説明し、その同意を得ること。
③ 口腔機能改善管理指導計画に基づき、言語聴覚士、歯科衛生士又は看護職員等が
利用者ごとに口腔機能向上サービスを提供すること。その際、口腔機能改善管理指導
計画に実施上の問題点があれば直ちに当該計画を修正すること。
④ 利用者の口腔機能の状態に応じて、定期的に、利用者の生活機能の状況を検討
し、おおむね3月ごとに口腔機能の状態の評価を行い、その結果について、当該利用
者を担当する介護支援専門員や主治の医師、主治の歯科医師に対して情報提供するこ
と。
⑤ サービスの提供の記録において利用者ごとの口腔機能改善管理指導計画に従い言
語聴覚士、歯科衛生士又は看護職員が利用者の口腔機能を定期的に記録する場合は、
当該記録とは別に口腔機能向上加算の算定のために利用者の口腔機能を定期的に記録
する必要はないものとすること。
通リハ(老健みなし)90
(15 口腔機能向上加 おおむね3月ごとの評価の結果、次のイ又はロのいずれかに該当する者で
算 つづき)
あって、継続的に言語聴覚士、歯科衛生士又は看護職員等がサービス提供を
行うことにより、口腔機能の向上又は維持の効果が期待できると認められる
ものについては、継続的に口腔機能向上サービスを提供しているか。
通・第2の
7(13)⑥
□
□
イ 口腔清潔・唾液分泌・咀嚼・嚥下・食事摂取等の口腔機能の低下が認められる状
態の者の低下が認められる状態の者
ロ 当該サービスを継続しないことにより、口腔機能が低下するおそれのある者
16 サービス種類相互 利用者が(介護予防)短期入所生活介護、(介護予防)短期入所療養介護若
算定
しくは(介護予防)特定施設入居者生活介護又は(介護予防)小規模多機能
型居宅介護、(介護予防)認知症対応型共同生活介護、地域密着型特定施設
入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護若しくは複合
型サービスを受けている間に、(介護予防)通所リハビリテーション費を算
定していないか。
17 重度療養管理加算 利用者(要介護状態区分が要介護3、4、5の者に限る。)であって、以下
(介護予防除く)
の状態(下記「次のいずれかに該当する状態」)にあるものに対して、計画
的な医学的管理を継続して行い、通所リハビリテーションを行った場合に
は、重度療養管理加算として1日につき100単位を所定単位数に加算している
か。
※当該加算を算定する場合にあっては、当該医学的管理の内容等を診療録に
記録しておくこと。
当該加算の算定にあたっては、以下の事項を適切に行っているか。
□
告・別紙7 注
14
□ 予告・別紙7
注4
□
告・別紙7 注
15
通・第2の
□ 8(17)①
□
□
①重度療養管理加算を算定できる利用者は、当該状態が一定の期間や頻度で継続して
いる者であること。
②請求明細書の摘要欄に該当する状態を記載することとする。なお、複数の状態に該
当する場合は主たる状態のみを記載すること。
次のいずれかに該当する状態
□
□
イ 常時頻回の喀痰吸引を実施している状態
※「常時頻回の喀痰吸引を実施している状態」とは、当該月において1日当たり8回 通・第2の
(夜間を 含め約3時間に1回程度)以上実施している日が20日を超える場合をいう 8(17)②ア
ものであること。
ロ
呼吸障害等により人工呼吸器を使用している状態
※「呼吸障害等により人工呼吸器 を使用している状態」については、当該月において 通・第2の
1週間以上人工呼吸又は間歇的陽圧呼吸を行っていること。
8(17)②イ
ハ 中心静脈注射を実施している状態
※「中心静脈注射を実施している状態」については、中心静脈注射により薬剤の投与 通・第2の
をされて いる利用者又は中心静脈栄養以外に栄養維持が困難な利用者であること。 8(17)②ウ
ニ 人工腎臓を実施しており、かつ、重篤な合併症を有する状態
※「人工腎臓を実施しており、かつ、重篤な合併症を有する状態」については、人工
腎臓を各週2日以上実施しているものであり、かつ、下記に掲げるいずれかの合併症 通・第2の
をもつものであること。
8(17)②エ
a 透析中に頻回の検査、処置を必要とするインスリン注射を行っている糖尿病
b 常時低血圧(収縮期血圧が九十mmHg以下)
c 透析アミロイド症で手根管症候群や運動機能障害を呈するもの
d 出血性消化器病変を有するもの
e 骨折を伴う二次性副甲状腺機能亢進症のもの
f うっ血性心不全(NYHAⅢ度以上)のものげるいずれかの合併症をもつものであ
ること
ホ 重篤な心機能障害、呼吸障害等により常時モニター測定を実施している状態
※重篤な心機能障害、呼吸障害等により常時モニター測定を実施している状態」につ 通・第2の
いては、 持続性心室性頻拍や心室細動等の重症不整脈発作を繰り返す状態、収縮期血 8(17)②オ
圧90mmHg以下が持続する状態、又は、酸素吸入を行っても動脈血酸素飽和度90%
以下の状態で常時、心電図、血圧、動脈血酸素飽和度のいずれかを含むモニタリング
を行っていること。
ヘ 膀胱または直腸の機能障害の程度が身体障害者福祉法施行規則(昭和25年厚生省
令第15号)別表第五号に掲げる身体 障害者障害程度等級表の四級以上に該当し、か
つ、ストーマ処置を実施している状態
※「膀胱または直腸の機能障害の程 度が身体障害者福祉法施行規則(昭和25年厚生 通・第2の
8(17)②カ
省令第15五号)別表第五号に掲げる身体障害者障害程度等級表の4級以上に該当
し、かつ、ストーマの処置を実施している状態」については、当該利用者に対して、
皮膚の炎症等に対するケアを行った場合に算定できるものであること。
ト 経鼻胃管や胃瘻等の経腸栄養が行われている状態
※「経鼻胃管や胃瘻等の経腸栄養 が行われている状態」については、経口摂取が困難
で経腸栄養以外に栄養維持が困難な利用者に対して、経腸栄養を行った場合に算定で 通・第2の
8(17)②キ
きるものであること。
通リハ(老健みなし)91
(重度療養管理加算
つづき)
チ
褥瘡に対する治療を実施している状態
※「褥瘡に対する治療を実施している状態」については、以下の分類で第3度以上に 通・第2の
8(17)②ク
該当し、かつ、当該褥瘡に対して必要な処置を行った場合に限る。
第1度:皮膚の発赤が持続している部分があり、圧迫を取り除いても消失しない(皮
膚の損傷はない)
第2度:皮膚層の部分的喪失(びらん、水疱、浅いくぼみとして表れるもの)
第3度:皮膚層がなくなり潰瘍が皮下組織にまで及ぶ。深いくぼみとして表れ、隣接
組織まで及んでいることもあれば、及んでいないこともある
第4度:皮膚層と皮下組織が失われ、筋肉や骨が露出している
リ
気管切開が行われている状態
※「気管切開が行われている状態」 については、気管切開が行われている利用者につ 通・第2の
いて、気管切開の医学的管理を行った場合に算定できるものであること。
8(17)②ケ
所要時間1時間以上2時間未満の通所リハビリテーション費を算定し
ている場合には、算定していないか。
□
□
18 中重度者ケア加算 以下の基準に適合しているものとして高槻市に届け出た指定通所リハビリ
(介護予防除く)
テーション事業所が、中重度の要介護者を受け入れる体制を構築し、指定通
所リハビリテーションを行った場合は、中重度者ケア体制加算として、1日
につき20単位を所定単位数に加算する。
告・別紙7 注
16
□ □ 通・第2の
8(18)で準用
する7(8)
イ 指定通所リハビリテーション事業所の看護職員又は介護職員の員数に加え、看護
職員又は介護職員を常勤換算方法で1以上確保していること。
ロ 前年度又は算定日が属する月の前3月間の指定通所リハビリテーション事業所の
利用者数の総数のうち、要介護状態区分が要介護3、要介護4又は要介護5である者
の占める割合が100分の30以上であること。
ハ 指定通所リハビリテーションを行う時間帯を通じて、専ら指定通所リハビリテー
ションの提供に当たる看護職員を1名以上配置していること。
暦月ごとに、基準条例で規定する看護職員又は介護職員の員数に加え、看護
職員又は介護職員を常勤換算方法で1以上確保しているか。
このため、常勤換算方法による職員数の算定方法は、暦月ごとの看護職員又
は介護職員の勤務延時間数を、当該事業所において常勤の職員が勤務すべき
時間数で除することによって算定し、暦月において常勤換算方法で2以上確
保していれば加算の要件を満たすこととする。
なお、常勤換算方法を計算する際の勤務延時間数については、サービス提供
時間前後の延長加算を算定する際に配置する看護職員又は介護職員の勤務時
間数は含めないこととし、常勤換算方法による員数については、小数点第2
位以下を切り捨てるものとする。
要介護3、要介護4又は要介護5である者の割合については、前年度(3月
を除く。)又は届出日の属する月の前3月の1月当たりの実績の平均につい
て、利用実人員数又は利用延人員数を用いて算定するものとし、要支援者に
関しては人員数には含めていないか。
通・第2の
7(8)①
□
□
通・第2の
7(8)②
□
□
利用実人員数又は利用延人員数の割合の計算方法は、次の取扱いによるもの
としているか。
イ 前年度の実績が6月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又は
再開した事業所を含む。)については、前年度の実績による加算の
届出はできないものとする。
通・第2の
7(8)③
□
□
□
通・第2の
□ 7(8)④
□
通・第2の
□ 7(8)⑤
□
通・第2の
□ 7(8)⑥
ロ 前3月の実績により届出を行った事業所については、届出を行った
月以降においても、直近3月間の利用者の割合につき、毎月継続的
に所定の割合を維持しなければならない。また、その割合について
は、毎月ごとに記録するものとし、所定の割合を下回った場合につ
いては、直ちに第一の5の届出を提出しなければならない。
看護職員は、指定通所介護を行う時間帯を通じて1名以上配置しており、他
の職務との兼務は行っていないか。
当該事業所を利用する利用者全員に算定しているか。
中重度の要介護者であっても社会性の維持を図り在宅生活の継続に資するケ
アを計画的に実施するプログラムを作成しているか。
通リハ(老健みなし)92
19 同一建物減算
事業所と同一建物に居住する利用者又は同一建物から通う利用者に通所リハ
ビリテーションを行う場合について、1日につき94単位を所定単位数から
減算しているか。
※「同一建物」とは、当該事業所と構造上又は外形上、一体的な建築物を指
すものであり、具体的には、当該建物の1階部分に指定事業所がある場合
や、当該建物と渡り廊下等で繋がっている場合が該当し、同一敷地内にある
別棟の建築物や道路を挟んで隣接する場合は該当しない。
また、ここでいう同一建物については、当該建築物の管理、運営法人が当該
指定通所リハビリテーション事業所の指定通所リハビリテーション事業者と
異なる場合であっても該当するものであること。
告・別紙7 注
17
予告・別紙7
注6
□
□
通・第2の
8(19)で準用
する7(14)①
傷病その他やむを得ない事情により送迎を行った場合は減算対象としていな
いか。
※具体的には、傷病により一時的に歩行困難となった者又は歩行困難な要介
護者であって、かつ建物の構造上自力での通所が困難である者に対し、2人
以上の従業者が、当該利用者の居住する場所と当該事業所の間の往復の移動
を介助した場合に限られること。
ただし、この場合、2人以上の従業者による移動介助を必要とする理由や移
動介助の方法及び期間について、介護支援専門員とサービス担当者会議等で
慎重に検討し、その内容及び結果について通所リハビリ計画に記載するこ
と。また、移動介助者及び移動介助時の利用者の様子等について記録しなけ
ればならない。
20 送迎を実施しない 利用者に対して、その居宅と指定通所リハビリテーション事業所との間の送
場合の減算
迎を行わない場合は、片道につき47単位を所定単位数から減算しているか。
(介護予防除く)
※利用者が自ら通う場合、利用者の家族等が送迎を行う場合など事業者が送
迎を実施していない場合は、片道につき減算の対象となる。ただし、同一建
物減算の対象となっている場合には、当該減算の対象とはならない。
送迎に係る記録として、利用者、送迎者、送迎先、発着時刻等が明確か。
通リハ(老健みなし)93
通・第2の
8(19)で準用
する7(14)②
□
□
□
告・別紙7 注
18
通・第2の
□ 8(20)
□
□
21 社会参加支援加算
(平成28年4月から算
定開始)
(介護予防除く)
以下の基準に適合しているものとして高槻市に届け出た指定通所リハビリ
テーション事業所が、リハビリテーションを行い、利用者の社会参加等を支
援した場合は、社会参加支援加算として、評価対象期間の末日が属する年度
の次の年度内に限り、1日につき所定単位数を加算しているか。
評価対象期間とは、社会参加支援加算を算定する年度の初日の属する年の前
年の1月から12月までの期間
告・別紙7 ニ
通・第2の
8(23)で準用
する5(8)
□
□
※社会参加支援加算におけるリハビリテーションは、通所リハビリテーショ
ン計画に家庭や社会への参加を可能とするための目標を作成した上で、利用
者のADL及びIADLを向上させ、指定通所介護等に移行させるものであ
ること。
イ
次に掲げる基準のいずれにも適合しているか。
通・第2の
5(8)①
□
□
⑴ 評価対象期間において指定通所リハビリテーションの提供を終了した者(生活行為向
上リハビリテーション実施加算を算定した者を除く。以下「通所リハビリテーション終
了者」という)のうち、指定通所介護等(指定通所介護、指定認知症対応型通所介護、
第1号通所介護事業その他社会参加に資する取組)を実施した者の占める割合が100分の5
を超えていること。
通・第2の
※「その他社会参加に資する取組」には、医療機関への入院や介護保険施設への入所、 5(8)②
指定訪問リハビリテーション、指定認知症対応型共同生活介護等は含まれず、算定対象
とならないこと。
⑵ 評価対象期間中に指定通所リハビリテーションの提供を終了した日から起算して14日
以降44日以内に、通所リハビリテーション従業者が、通所リハビリテーション終了者に
対して、居宅訪問等により、当該通所リハビリテーション終了者の指定通所介護等の実
施が、居宅訪問等をした日から起算して、3月以上継続する見込みであることを確認し、
記録していること。
通・第2の
5(8)④⑤
※「三月以上継続する見込みであること」の確認に当たっては、指定通所リハビリテー
ション事業所の理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士が、通所リハビリテーション終
了者の居宅を訪問し、通所リハビリテーション計画書のアセスメント項目を活用しなが
ら、リハビリテーションの提供を終了した時と比較して、ADL及びIADLが維持又
は改善していることを確認すること。
なお、利用者の居宅への訪問が困難である場合、当該利用者の介護支援専門員に対し
て、居宅サービス計画の提供を依頼し、社会参加等に資する取組の実施状況を確認する
とともに、電話等を用いて、上記と同様の内容を確認すること。
※「三月以上継続する見込みであること」の確認に当たって得られた情報については、
ロ 12を当該指定通所リハビリテーション事業所の利用者の平均利用月数で
除して得た数が100分の25以上であるか。
※上記の数については、小数点第3位以下は切り上げること。
通・第2の
5(8)③
※平均利用月数については、以下の式により計算すること。
イ(ⅰ)に掲げる数÷(ⅱ)に掲げる数
(ⅰ) 当該事業所における評価対象期間の利用者ごとの利用者延月数の合計
(ⅱ) (当該事業所における評価対象期間の新規利用者数の合計+当該事業
所における評価対象期間の新規終了者数の合計)÷2
ロ イ(ⅰ)における利用者には、当該施設の利用を開始して、その日のう
ちに利用を終了した者又は死亡した者を含むものである。
ハ イ(ⅰ)における利用者延月数は、利用者が評価対象期間において当該
事業所の提供する通所リハビリテーションを利用した月数の合計をいう
ニ イ(ⅱ)における新規利用者数とは、当該評価対象期間に新たに当該
事業所の提供する通所リハビリテーションを利用した者の数をいう。
また、当該事業所の利用を終了後、12月以上の期間を空けて、当該事
業所を再度利用した者については、新規利用者として取り扱うこと。
ホ イ(ⅱ)における新規終了者数とは、評価対象期間に当該事業所の
提供する通所リハビリテーションの利用を終了した者の数をいう。
通リハ(老健みなし)94
□
□
22 サービス提供体制 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき18単位を所定単位数に
強化加算【Ⅰイ】
加算しているか。
□
告・別紙7 ホ
□ 予告・別紙7
ロ
□
通・第2の
8(24)
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録している。
※ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又
は再開した事業所を含む。)についてのみ、直近三月の割合について、常勤
換算方法により算出した平均を用い、その割合について毎月記録し、継続的
に所定の割合を維持している。
□
□
③定員超過に該当していないか。
□
□
④人員欠如に該当していないか。
□
□
①介護職員の総数のうち、介護福祉士の占める割合が50%以上である。
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録している。
※ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又
は再開した事業所を含む。)についてのみ、直近三月の割合について、常勤
換算方法により算出した平均を用い、その割合について毎月記録し、継続的
に所定の割合を維持している。
③定員超過に該当していないか。
④人員欠如に該当していないか。
サービス提供体制強化 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき12単位を所定単位数に
加算【Ⅰロ】
加算しているか。
①介護職員の総数のうち、介護福祉士の占める割合が60%以上である。
②職員の割合の算出に当たっては、常勤換算方法により算出した前年度(3月
を除く。)の平均を用い、その割合について記録している。
※ただし、前年度の実績が六月に満たない事業所(新たに事業を開始し、又
は再開した事業所を含む。)についてのみ、直近三月の割合について、常勤
換算方法により算出した平均を用い、その割合について毎月記録し、継続的
に所定の割合を維持している。
③定員超過に該当していないか。
④人員欠如に該当していないか。
サービス提供体制強化 以下の基準に適合し、届け出ている場合、1日につき6単位を算定している
加算【Ⅱ】
か。
①通所リハビリテーションを利用者に直接提供する職員の総数のうち、勤続
年数3年以上の者の占める割合が30%以上である。
※通所リハビリテーションを入所者に直接提供する職員とは、看護職員、介
護職員、支援相談員、理学療法士、作業療法士又は言語聴覚士として勤務を
行う職員を指す。
※勤続年数とは、各月の前月の末日時点における勤続年数をいうものとす
る。
※勤続年数の算定にあたっては、当該施設における勤務年数に加え、同一法
人の経営する他の介護サービス事業所、病院、社会福祉施設等においてサー
ビスを利用者に直接提供する職員として勤務した年数を含めることができ
る。また、施設の合併又は別法人による事業の継承の場合であって、当該施
設・事業所の職員に変更がないなど、施設が実質的に継続して運営している
と認められる場合には、勤続年数を通算することができる。ただし、グルー
プ法人については、たとえ理事長等が同じでも通算はできない。
□
23 介護職員処遇改善 当該事業所の本体施設である介護老人保健施設における介護職員処遇改善加
加算
算と同様に算定しているか。
□
□
告・別紙7 ヘ
予告・別紙7
ハ
通・第2の
8(25)
予通・別紙1
通リハ(老健みなし)95
Ⅵ-2 介護予防費関係
項
1 日割り計算
目
内
容
利用者が介護予防通所リハビリテーションを受けている間に、他の事業所で
介護予防通所リハビリテーション費を算定していないか。
月途中に
①要介護から要支援になった場合
②要支援から要介護になった場合
③要支援区分が変更になった場合
④同一保険者管内で転居等により事業所を変更した場合
について、日割り計算により報酬を請求しているか。
2 運動器機能向上加 以下の基準を満たしていると届け出た上で、利用者の運動器の機能向上を目
算
的として個別的に実施される機能訓練であって、利用者の心身の状態の維持
又は向上に資すると認められるものを行った場合、1月につき225単位を
加算しているか。
根
□
予告・別紙7
□ 注5
□
□
□
予告・別紙7
ロ
予通・別紙1
□
第2の7(2)
①機能訓練指導員の職務に従事する理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、
看護職員、柔道整復師又はあん摩マッサージ指圧師(以下「理学療法士等と
いう。」)を1名以上配置しているか。
□
□
②利用者の運動器の機能を利用開始時に把握し、理学療法士等、介護職員、
生活相談員その他の職の者が共同して、運動器機能向上計画を作成している
か。
□
□
③利用者ごとの運動器機能向上計画に従い、理学療法士等、経験のある介護
職員その他の職種の者が運動器機能向上サービスを行っているとともに、利
用者の運動器の機能を定期的に記録しているか。
□
□
□
□
□
□
□
□
□
□
④利用者ごとの運動器機能向上計画の進捗状況を定期的に評価しているか。
⑤定員超過に該当していないか。
⑥人員欠如に該当していないか。
以下の要件を満たしているか。
イ 利用者ごとに看護職員等の医療従事者による運動器機能向上サービスの実施に当
たってのリスク評価、体力測定等を実施し、サービスの提供に際して考慮すべきリス
ク、利用者のニーズ及び運動器の機能の状況を、利用開始時に把握すること。
ロ 理学療法士等が、暫定的に、利用者ごとのニーズを実現するための概ね3月程度で達
成可能な目標(以下「長期目標」という。)及び長期目標を達成するための概ね1月程度
で達成可能な目標(以下「短期目標」という。)を設定すること。長期目標及び短期目
標については、介護予防支援事業者において作成された当該利用者に係る介護予防サー
ビス計画と整合が図れたものとすること。
ハ 利用者に係る長期目標及び短期目標を踏まえ、理学療法士等、看護職員、介護職
員、生活相談員その他の職種の者が共同して、当該利用者ごとに、実施する運動の種
類、実施期間、実施頻度、1回当たりの実施時間、実施形態等を記載した運動器機能向上
計画を作成すること。その際、実施期間については、運動の種類によって異なるもの
の、概ね3月間程度とすること。また、作成した運動器機能向上計画については、運動器
機能向上サービスの提供による効果、リスク、緊急時の対応等と併せて、当該運動器機
能向上計画の対象となる利用者に分かりやすい形で説明し、その同意を得ること。な
お、介護予防通所介護又は介護予防通所リハビリテーションにおいては、運動器機能向
上計画に相当する内容を介護予防通所介護計画の中又は介護予防通所リハビリテーショ
ン計画の中にそれぞれ記載する場合は、その記載をもって運動器機能向上計画の作成に
代えることができるものとすること。
ニ 運動器機能向上計画に基づき、利用者毎に運動器機能向上サービスを提供するこ
と。その際、提供する運動器機能向上サービスについては、国内外の文献等において介
護予防の観点からの有効性が確認されている等の適切なものとすること。また、運動器
機能向上計画に実施上の問題点(運動の種類の変更の必要性、実施頻度の変更の必要性
等)があれば直ちに当該計画を修正すること。
(2 運動器機能向上 ホ 利用者の短期目標に応じて、概ね1月間毎に、利用者の当該短期目標の達成度と客観
加算 つづき)
的な運動器の機能の状況についてモニタリングを行うとともに、必要に応じて、運動器
機能向上計画の修正を行うこと。
通リハ(老健みなし)96
拠
ヘ 運動器機能向上計画に定める実施期間終了後に、利用者毎に、長期目標の達成度及
び運動器の機能の状況について、事後アセスメントを実施し、その結果を当該利用者に
係る介護予防支援事業者に報告すること。介護予防支援事業者による当該報告も踏まえ
た介護予防ケアマネジメントの結果、運動器機能向上サービスの継続が必要であるとの
判断がなされる場合については、上記イからホまでの流れにより、継続的に運動器機能
向上サービスを提供する。
ト 指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス
等にかかる介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準第107条又は第123
条において準用する第19条において規定するそれぞれのサービスの提供の記録におい
て利用者ごとの運動器機能向上計画に従い、介護予防通所介護においては理学療法士
等、経験のある介護職員その他の職種の者が、介護予防通所リハビリテーションにおい
ては医師又は医師の指示を受けた理学療法士等若しくは看護職員が利用者の運動器の機
能を定期的に記録する場合は、当該記録とは別に運動器機能向上加算の算定のために利
用者の運動器の機能を定期的に記録する必要はないものとすること。
基準に適合しなかった場合、届出を行っているか。
□ □
3 選択的サービス複 以下の基準に適合しているものとして市に届け出た上で、利用者に対し、運
数実施加算
動器機能向上サービス、栄養改善サービス又は口腔機能向上サービスのうち
複数のサービスを実施した場合に、1月につき次に掲げる単位数を所定単位
数に加算しているか。
□
予告・別紙7
ホ
予通・別紙1
□ 第2の7(5)
選択的サービス複数実施加算(Ⅰ) 432単位
選択的サービス複数実施加算(Ⅱ) 630単位
栄養改善サービス又は口腔機能向上サービスのうち、Ⅰの場合は2種類、Ⅱの場合は3種
類のサービスを実施している。
利用者が介護予防通所介護の提供を受けた日において、当該利用者に対し、選択的サー
ビスを行っている。
利用者に対し、選択的サービスのうちいずれかのサービスを1月につき2回以上行ってい
る。
運動器機能向上加算、栄養改善加算又は口腔機能向上加算を算定している場
合に、当該加算を算定していないか。
□
□
実施する選択的サービスごとに、各選択的サービスの取扱いに従い適切に実
施しているか。
□
□
□
□
□
□
□
予告・別紙7
ヘ
予通・別紙1
□ 第2の7(6)
いずれかの選択的サービスを週2回以上実施しているか。
複数の種類の選択的サービスを組み合わせて実施するに当たって、各選択的
サービスを担当する専門の職種が相互に連携を図り、より効果的なサービス
の提供方法等について検討しているか。
4 事業所評価加算
以下の基準に適合しているものとして市に届け出た指定介護予防通所リハビ
リテーション事業所において、評価対象期間(※)の満了日の属する年度の
次の年度内に限り1月につき所定単位数を加算しているか。
※加算を算定する年度の初日の属する年の前年の1月から12月までの期間(基
準に適合しているものとして届け出た年においては、届出の日から同年12月
までの期間
定員利用・人員基準に適合しているものとして市に届け出て選択的サービスを行ってい
ること。
評価対象期間における指定介護予防通所介護事業所の利用実人数が10名以上であるこ
と。
※平成18年4
月改定関係
Q&A
※単に利用実人数が10名以上であればよく、必ずしもこれらの者全員が連続する3月以上 vol.7(事業所
の選択的サービスを利用している必要はない。
評価加算関
「評価対象期間内に選択的サービスを利用した者の数」÷「評価対象期間内
に介護予防通所介護又は介護予防通所リハビリテーションをそれぞれ利用し
□ □
た者の数」≧0.6であるか
「要支援状態区分の維持者数+改善者数×2」÷「評価対象期間内に運動器
機能向上サービス、栄養改善サービス又は口腔機能向上サービスを3月以上
利
用し、その後に更新・変更認定を受けた者の数」≧0.7であるか。
□
□
告:指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成12年厚生省告示第19号)
通:指定居宅サービスに要する費用の額の算定に関する基準(訪問通所サービス、居宅療養管理指導及び福祉用具
貸与に係る部分)及び指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項につ
いて(平成12年3月1日老企第36号)
予告:指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準(平成18年厚生労働省告示第127号)
予通:指定介護予防サービスに要する費用の額の算定に関する基準の制定に伴う実施上の留意事項について(平成
18年3月17日老計発0317001・老振発0317001・老老発0317001、厚生労働省老健局計画・振興・老人保健課長連名通
知)
通リハ(老健みなし)97
1 通所リハビリテーション費(1回につき)
(1)通常規模型(月平均の利用者数が750人以下)
1時間以上
2時間以上
3時間以上
2時間未満
3時間未満
4時間未満
4時間以上
6時間未満
6時間以上
8時間未満
要介護1
329
343
444
559
726
要介護2
358
398
520
666
875
要介護3
388
455
596
772
1,022
要介護4
417
510
673
878
1,173
要介護5
448
566
749
984
1,321
(2)大規模型(Ⅰ)(月平均の利用者数が751人~900人)
1時間以上
2時間以上
3時間以上
4時間以上
2時間未満
3時間未満
4時間未満
6時間未満
6時間以上
8時間未満
要介護1
323
337
437
551
714
要介護2
354
392
512
655
861
要介護3
382
448
587
759
1,007
要介護4
411
502
662
864
1,152
要介護5
441
558
737
969
1,299
4時間以上
6時間未満
6時間以上
8時間未満
(3)大規模型(Ⅱ)(月平均の利用者数が901人~)
1時間以上
2時間以上
3時間以上
2時間未満
3時間未満
4時間未満
要介護1
316
330
426
536
697
要介護2
346
384
500
638
839
要介護3
373
437
573
741
982
要介護4
402
491
646
842
1,124
要介護5
430
544
719
944
1,266
2 介護予防通所リハビリテーション費(1月につき)
要支援1
1,812
要支援2
3,715
通リハ(老健みなし)98
8時間以上 9時間以上
9時間未満 14時間未満
6時間以上
8時間未満
の単位数に
+50単位で
算定
以降、1時間
増すごとに
+50単位で
算定
9~10:100
10~11:150
11~12:200
12~13:250
13~14:300
8時間以上 9時間以上
9時間未満 14時間未満
6時間以上
8時間未満
の単位数に
+50単位で
算定
以降、1時間
増すごとに
+50単位で
算定
9~10:100
10~11:150
11~12:200
12~13:250
13~14:300
8時間以上 9時間以上
9時間未満 14時間未満
6時間以上
8時間未満
の単位数に
+50単位で
算定
以降、1時間
増すごとに
+50単位で
算定
9~10:100
10~11:150
11~12:200
12~13:250
13~14:300
Fly UP