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昭和36年1月16日第3種郵便物認可 昭和50年1月1日第204号(毎月1回1日発行1部30円) NO.204 /50 馨 をノやゴ ご衡 年始の言葉 ﹁躍如上人御一代記聞書﹂の冒頭 本願寺八代の宗主、蓮如の語録 はいくつになるぞ、道徳念仏申さ ﹁勤修寺村の道穂、明応二年正月 一日に御前へまいりたるに、蓮如 上人おほせられてさふらふ。道徳 る。 全日本仏教会 財団法人 るべし。云々﹂という一節があ 明応二年といえば蓮如が七十九 歳の年にあたる。おそらく年始の 挨拶に来た道徳が、ありきたりの ふとこの言葉が出たにちがいな 世間話に時を過していたのであろ う。じっときき入る蓮如の口から い。突飛といえば突飛、乱暴とい えば乱暴かも知れない。しかしじ っとかみしめてみるとこれほど心 のこもった深い思いやりはない。 今年もまた酔生夢死にも等しい とは一体何か?果して君にはそ 一年を過しかねない一人の男を前 に、生死をこえてゆるぎない価値 ’ ㌃ 一 f 一 厄 れだけのものがあるか?・この重大 な問いかけをしてくれる大導師。 何かが光っている。 ︵T・K︶ a講諜︶ (朧 響 新年の御あいさつ 信 る公害等によって交通 ガスや運転の誤りによ 地獄というような言葉 が使われているのであ ります。 るいは上求菩提、下化衆生の宗教信仰の このことは、厭離稜土、欣求浄土、あ 基本を呼びさまし、やがて浄仏国土、成 就衆生への宗教的理想を達成せしむる実 本山知恩院において行われました全日本 昨昭和四十九年十一月六日、浄土宗総 ん。 践に転化せられることを望んでやみませ ましても空には飛行機があり、地上には の危機を救おう、仏教で﹂というのでし 仏教徒会議におけるスローガンが﹁人類 んでやみませぬ。 たが、それが一歩でも実現することを望 が、飛行機には多数の乗客の人命と交換 に無謀極まる犯罪が行われています。地 難訓躰雛面壁盛服竹 し、加えて政治の混迷と相侯って、人心 進国を問わず、人口問題と食糧問題を取 各宗諸大 り上げて真剣に討議されましたことは耳 た。また、昨年は世界各国が先進国、後 とうむざい 新しいことでむざいます。 は大きく揺れ動きながら年を越しまし ます。 徳の皆様方 昭和の聖 謹賀新年 ∼財団法人 人が思い及びもしなかった文化の発達が 題一つを取りあげて見ても、私どもの先 の公害がともなっています。原子力の問 進んだと申しますが、そこにはいろいろ ありませぬ。科学の進歩によって文化は 一昨年の石油ショック以来、世界あげ 代に入るのではないかと思われます。 私など老僧の量り知れない変化多難の時 りました。これからの世界を思いますと 世紀に向っては、あと二十五年余りとな 五十年、丁度半世紀に当り、 更に二十一 大慈悲の心をもって、夫々に与えられて 私たち仏教徒は東洋の精神である如来 見をかわしました。 立部瑞祐 味岡良 南 谷 恵 澄 清水谷孝 ﹁人口問題と仏教﹂と題し、有意義な意 ありますが、その使用を誤れば人類の滅 いる如来の慧命を如何に生かし、いかに ﹁人類の危機をどう救うか﹂について、 わが全仏主催の京都大会においても、 新年おめで 智 上の交通には電車や自動車の騒音や排気 間の短縮は著るしい利便を与えています 鉄道、高速道路の発達によって、旅行時 んでいるのであります。交通関係に致し 齢日蜻仏教幽々振岸 あけましておめでとう6ぎいます。 月日の流れの中に一年という区ぎりを つけて、その歳の初めに心を新たにして 今年が仕合わせでありますようにと祈る 心持ちが、こうした言葉となって、年の いるのであります。 始め に お 互 に 言 い か わ す O 挨 拶 と な っ て 教 朝も数えて 神総山竹岸 仏 即 田林田村 寛皓恵教信 光宣:公義香憲即自正 顕泰允道管英順一道 欝欝諦智宏 〇一画ノ。艘。∼o∼o∼o∼o∼o刑ノ〇一)o∼oρ・りO∼〇一・}o∼〇一、り。∼oδり。∼o齢」ノ〇一) 木三等山藤茶匙別岡 村山部田井田岡所謂 宏 お互が尽しあって自他平等の真の平和実 しかし、現実は必ずしも幸福のみでは 村 虚㌦ ’ ,「一 一 O 醐 團 てのインフレはわが国にもその類を及ぼ 亡を来すかも知れないという危機をはら 一 2 ■ 第3種郵便物認可 昭和50牢1月1日 全 ’鵜が仏 舞 , かと存じます。 現に遭進ずるかが、当面の課題でもある 日本人の心により大いなる灯明を点じな 十一世紀に向っての新しい日本、新しい 現実の今日に生かし、みずから行じて二 阻の原点をみつめ、−その言葉とこころを せていることは事実であります。 近代思想が、今、人類をまがり角に立た ヨーロッパを起点に全世界を洗脳した π ,← の上に、大慈悲の眼をそそがねばなりま もちろん、大所高所より全世界の人類 さえるとき、さらに大きく発展する最短 て、積極的に共通の場を提供し手をたず 文化を踏まえながら、その枠を乗り越え も、二仏は各宗団の夫々の歴史、伝統、 混沌たる現代の世相に対応するために 心の眼を向けねばなりません。 せんが、一歩たちどまって国内に大きな 新年のむ挨拶といたします。 皆様の深い6理解とむ協力をお願いし しょう。 いくことに、一段の奮起をしてまいりま にとけこませ、社会仏教として生かして のみ留めることなく、あらゆる機構の中 かくして、私たちは仏教を家庭の中に ければなりません。 れば宗派エゴイズムに毒されて、互に誹 かしながら、仏教界でさえも、ややもす も強い力を発揮するでありましょう。し 全一仏教的立場からなされる時、何より しかもそれは一宗派のわくを越えた、 し、行動しなければなりません。 たち仏教徒は今こそ全世界に向って発言 このような歴史的な視点に立って、私 機を救い得るといえましょうか。 かしそのようなことでどうして現代の危 諺し合うことがないでもありません。し 距離に立つものと考えられます。 私たちお互はもう一度、仏陀世尊、宗 の手中におさめ、物質文明の花園はまさ 今後とも、全一仏教運動推進のため、 にたるべく決意を新たにいたしたいもの の面目を発揮し、真に大衆の苦悩を救う 今こそ巨視的立場に立って、仏教本来 各位には に百花擦乱の観を呈しました。 しかし、人間のあくなき欲望は止るこ 寛 つつがなく 拶といたします。 各位の一層の御協力を願って年頭の6挨 田 新春をお迎 とを知らず、加えて国家乃至民族的エゴ 縫細紐瀦韓総繕嚴神 えのことと り返して来ました。その結果、資源の欠 イズムは、地球上に絶え間なく戦禍をく 全仏副会長に山田 であります。 およろこび 乏と環境汚染は人類最大の課題となり、 核兵器の開発競争は日々エスカレートし ここに新年を迎え所感の一端をのべて の御尽力をたまわり深謝いたします。 ついては種々の立場から論ぜられましょ しました。こうした結果をまねく原因に 二十世紀は今やバラ色から灰色に一変 なものにしました。 ら、このたび引退され、旧脱十二月、新 台座主・菅原栄海師は、健康上の理由か 二仏副会長として御尽力されていた天 恵諦師︵天台座主︶ む挨拶を申し上げます。 一つ間違えば地球滅亡の可能性を確定的 二十世紀も激動の申にいよいよ後四分 の重責をおおせつかりまして以来、格別 旧年、はからずも全日本仏教会理事長 す。 申し上げま 雄 として大聖釈尊が明らかにされた因縁生 うが、私は仏教徒として、天地自然の理 歳︶が就位された。 座主に山田恵諦師︵滋賀院門跡、七十八 て、菅原前副会長の残任期間をおっとめ これにともない、師は全仏副会長とし の開幕は科学文明の発達とともに、人類 起の法則を無視した人間のエゴイズムに 越一をあますだけとなりました。今世紀 起因するものであることを指摘せずには になられることになる。 レでありました。 いられません。 にバラ色の未来を約束するファンファー 人類の叡智は確実に二十世紀を自から ∼ .已− ・^ デη 舟 . . } ’㌧「⊃. .李 ゲr一 響 一 P 一 3 昭和50年1月1日 全 仏 第3種郵便物認可 ハ」ρo∼o州♂o∼oヂ博。而」ρo∼o∼o∼o∼o(Lρoρ↓♂o伶り。∼o州♂o(り。♂〒》o∼o(」ク。∼o∼o創♂o∼oρ・」’ρ 中西勝戦黒長田神古保 i蕊慧難豊簸紅叢蕊麺鑑∼鑑灘袈簸1 全 仏 兵庫県仏大会形式で開く 大会々期は十月一日・二日の両日、神 るとともに、勝手な言い方だが、掲げら 煩わして居ります。ただ会場の制約もあ が出せないものかと、委員諸氏の苦慮を れるスローガンやテーマが余りにも高遠 戸市の体育館を主会場に、数千名の参加 深大にして、短時日の大会が、これに如 を見込んで行われる予定である。仏教徒 会議はここ二回、池上本門寺、京都知恩 何に対処し、後に何か残されるか、実行 とした理想論の宣言決議に終始すること される行事か何か、結論としてまた遊洋 てきたが、第二十三回は再び檀信徒を含 めた大規模な動員による大会形式をもっ 院和順会館と、代表者会議の形式をとっ て繰りひろげられることになった◎ できる限り手近い問題、実行される全一 は、極力避けたいものです。すなわち、 れんことを衷心期待いたします。したが 仏教の推進の方策を重点として、協議さ 藤会長はじめ数名の役員が参加し、その 運営等について検討するなど、すでに実 後、諸子合がもたれ、スローガンや大会 兵庫県仏では、先の京都の会議にも佐 れ、大会旗の伝達が行われた。 院での全日本仏教徒会議の席上、発表さ 花まつりや各種の仏教運動を広く展開し 兵庫県仏はこれまで神戸市を中心に、 長︼ ︻写真は大会旗の伝達を受ける佐藤兵庫県仏会 ている。 動に入っており、盛会が今から期待され のです。 ても是非とも配慮をお願いいたしたいも のに限定されんことを、懸仏当局におい って、議題提案等もこの主旨に副つたも 至ったわけである。 います。少なくともその端緒でもつかみ 信徒の連絡、組織を作りたいと念願して また、この大会を契機として、県下檀 てきたが、いよいよ機が熟し大会開催に 協賛を得て僧俗およそ三、四千人を擁す 第23回大会を る大会を覆できるなら空前の霞で 卯年は飛 じて許されません。多くの人の労苦と、 しかしお祭り騒ぎに終るが如きは、断 されてよいかもしれません。 終ったとしても、それはそれなりに評価 兵 庫 県 仏 教 会 長 かりにこの大会が、仏教徒のお祭りに 手の造船所が林立していますし、灘酒で 乏しいところですが、神戸は古い港、大 なお、蛇足を加えますなら、観光地に 信ずる次第です。 層盛り上げ、意義づけられることを深く す。これができれば、本大会の意義を一 の檀信徒への教化対策を講じたいもので たい。しかる後に、毎年地方ブロック毎 躍の歳とか 浄財とを何としても生かさねばなりませ ています。太閤さんゆかりの有馬温泉は 知られる灘五郷には巨大な酒庫が櫛比し お請けして 藷乞踏諜%簗最も欣びとする 本県は地域 ん。如何にこの大会を盛り上げ、意義あ 昭和五十年度の第二十三回全日本仏教 であったことは否めません。今回、この 的仕事が中心で、教化事業等は誠に低調 た相当著しいところ、本県仏教会も連絡 その中から、多少でも兵庫方式、新味 す。 経験せられた方式に帰着しようと致しま まして搦異いたします。 岡ともあれ、皆様の6参加ご協力を奮い はありません。 望があれば、む案内申し上ぐるに吝かで 佐藤 覚雄 すこぶる広 るものにするか、目下熟議中であり、積 徒会議は、今秋、兵庫県仏教会︵佐藤覚 大会の要請を受け、全会員の深い理解と 市内に在って、繁栄して居ります。O希 その格差ま 大であり、 んだりくずしたり、人間の考えることは 似たりよったり、ともすれば他府県の される運びとなり、昨十一月の京都知恩 雄会長︶が担当し懸仏と共催のもと開催 一 4 ド 全日本仏教徒会議 第3種郵便物認可 昭和50年1月1日 3,500,000 3,523,000 23,000 収入合計 19宗派 R(別表) 第差回全仏 23,000 会議決算 2,023,000 承 認さる 2,000,000・ 昭和50年1月1日 昨年十一月開催された第二十二回全日 1,500,000円 本仏教徒会議︵京都知恩院和順会館︶の 1,500,006円 付記 収支決算は、さる十一月二十九日の常務 1.全仏拠出金 ゚額o円 マ額 0円 収入超 収入未 た。なお、収支差引残高三八、三八○円 決算額 組織局費より 予算額 理事会において、別表のとおり承認され 対予算: 項 目 2・特別協賛金 は四仏通常会計雑収入に繰入れられる。 撒 高高高高高 残 鮨認譜潮 藤野円円円円 収入の部 全㎜㎜㎝枷謝 タβ54 回︻023.008438 22 金金金金金 一一一一一 第3333 全 仏 第3種郵便物認可 支出の部 項 目 予算額 ○ ▽減 支出済額 1・会 議 費 100,000円 97,170円 2・事 務 費 100,000 98,310 3・旅 費 300,000 4・通 信 費 150,000 5・印 刷 費 ャ用額0円 予算不用額 付 記 2,830円 1,690 △24,000 5,700 11項へ流用 67,050 ’△80,000 2,950 5項へ流用 300,000 685,150 0385,150 0 6.会 場 費 150,000 150,000 0 0 7.講師謝礼 8・記念品代 300,000 300,000 0 0 500,000 495,600 △ 4,000 400 9・中 食 代 200,000 225,000 025,000 0 10.接 待 費 200,000 191.900・ △ 8,000 100 11・レセプション代 450,000 491,000 041,000 0 12.宣 伝 費 250,000 239,150 △10,150 700 13・雑 費 200,000 173,990 ’△25,000 1,010 14・予 備 費 300,000 0 △300,COO 0 3,500,000 3,484,620 支出合計 270,300. 0 4、12、14項より流用 11項へ流用 ’13項より流用 11項へ流用 8項、10項、 12項より瀟ヨ 5項へ5,150 P1項へ5,000流用 5項へ流用 15,380. 特、別協賛金一覧 浄土宗・知恩院 300,000円 11 日蓮宗本山会 50,000 浄土真宗本願寺派 300,000 12 真宗大谷派 300,000 天 台 宗 200,000 14 本門仏立宗 本門法華宗 浄至恩西山禅林寺派 30,000 13 真言宗智山派 200,000 15, 浄土宗西山深草派 20,000 200,000「 16 17 西山浄土宗 10,000 100,000 真言宗山階派 10,000 100,000・ 18 10,000, 全日本仏教婦人連盟 1QO,000・ 19 真宗興正派 真言宗御室派 50,000 臨済宗妙心寺派 和宗四天王寺 念法真教教団 ’一 臨済宗天竜寺派. 20,000 20,000 3,000 2,023,000− T一 低廉な住宅用地の ⋮庁達⋮ ⋮税通⋮ 床面積の10倍の面積を超える場 氏が、新宗連常務理事大石秀典氏に伴わ 政府より派遣されたアナンダ・スジョノ 川組織局長、鎌田国際部長が、東京本願 全仏としては突然のことであり、長谷 れて全仏を訪れた。 合を除く︶とする。 収入金額︶ ︵低廉貸付の判定の基礎となる 第二項︵非収益事業たる不動産 本政府はどういう政策を立て ︵一︶ 日本の仏教寺院に対して、日 ・スジョノ氏の訪日目的は、 ⋮国で⋮ 和五十年五月の法人税申告に関する講習 貸付業の要件︶に規定する貸付 権利金は非収益 “全仏”昭和四十九年五月号に法人税 会を二月上旬に東京で開催し、加盟団体 151216の3 規則第四条の寺二 輪番所応接室にて同氏と懇談した。A 法施行令一部改正と地方税法の一部改正 ているか ︵二︶ 政治と宗教について 期間に係る収入金額は、契約に ︵三︶ 仏教界の組織はどうなってい を通じ各法人に節税を呼びかけることに ととされている土地の貸付の対 に関する経過と改正箇所についての解説 価の額によるものとし、当該契 等の調査研究のためである。氏は一月二 るか 基づき毎年経常的に収受するこ 約の締結に伴い収受するいわゆ なっている。 ︵K・1記︶ 昭和四十九年度法人税関係法令の改 る権利金は、その収入金額には を掲載したが、昭和四十九年九月三十日 正に伴う法人税︵租税特別措置法関 付国税庁長官より各国税局長門、法人税 の取扱いについて左記のとおり通達が出 係を除く︶の取扱いについて 昭和四十九年十月一日以後終了 な宗教であるところがら、回教局が一番 シヤでは、宗教省があり、回教が国教的 る。なお同氏の話しでは、現在インドネ 教界の指導者層と会いたいとの意向であ 十日頃迄滞日するが、その間に、日本仏 されたので参考までに転載する。 @付則第七条を次のように改め、 含めないものとする。 通達の内容は、主として住宅の用に供 される土地の判定と、低廉貸付の判定の 法人税基本通達︵昭和四十四年直審 する事業年度から適用する。 第一 法人税基本通達の改正 特に”当該契約の締結に伴い収受するい ︵法︶二十五︶の一部を次のように改 基礎となる収入金額が規定された訳だが わゆる権利金の額は、その収入金額には 7 削除 て設置されているが、宗教人口として最 教・ヒンズー教護が一番小さい部門とし 大きく、次にイスラム教局が大きく、仏 正する。 十四収益事業の範囲 イ 28 151216の次に、次の2項 を ンドネシや仏 教代表が来局 いた。 も少ない仏教徒は発言力も弱いといって 加える。 ︵主として住宅の用に 供される土地の判定︶ 収受する金額とも広義に解釈してよいと ものの敷地の用に供される土地 積に対する割合が垂以上である プリンスホテルで開催した。 念慈善チャリティーショウ﹂を東京赤坂 表︶では、十二月四日恒例の﹁成道会記 東京ブデイストクラブ︵安田圭司代 一 ︵当該土地の面積が当該家屋の で多金 の国税庁係官の談話を得ており、まこと 案懲 に朗報である。なお税法改正に伴い、昭 慈デ7 善イに 大いにわいた。福引三角券は、今年は一 券二人の豪華抽せんに、来会の六百名は 一週聞招待旅行一名、香港迄の往復旅行 引券の抽せんがあり、特等としてハワイ 第二部ではオークションに引続き、福 の保子夫人より﹁法話﹂があった。 る三帰依文発声に一同唱和。池坊専永師 学生による献灯献花、望月メンバーによ 第一部式典では、武蔵野女子大音楽部 ﹂言聖§毒響ロ﹂ぜ孟毒⋮=彗星塁霜⋮・∼亀一§§琴︷崖誓∼呂暑崔蕾一贈・∼邑箋蚕言∼畠畳一一鴨一§§︸・昌三騰一§■翻3孝ξ§寵二言L覧一一髄葦騨萎7 151216の2 令第五条第一項 十二月七日午後三時に、インドネシや 宅の用に供される土地とは、そ 計額に三を乗じて計算した金額以下の場 の全部又は一部を人の居住の用 計画税額で当該貸付期間に係るものの合 従来通り、収益事業に該当し課税対象に に供する家屋のうち人の居住の 第五号へ︵非収益事業の不動産 なるので、今回の通達によりその点が明 用︵別荘の用を除く︶に供する 貸付業︶に規定する主として住 確になった。 部分の床面積の当該家屋の床面 金等の取扱い如何によっては、殆んどが 料、契約更新料等、契約内容変更に伴い また“権利金“については、名儀変更 合は、非収益事業と見なされるが、権利 る︶に課される固定資産税額および都市 係る土地︵主として住宅の用に供され は注目に値いする。すなわち当該貸付に 含めないものとする〃と規定されたこと 29 バ ン のブグ 6 第3種郵便物認司 昭和50年1月1日 全 仏 枚千円であったが、二百枚はまたたく間 ︵二︶点字図書館あて金一封 煬ワ千円也 ま︵伊勢市︶江口亨︵下関市︶新井留 て披露し、午後九時十五分散会した。 のヒット曲を彼独特のジョークをまじえ ︵四︶八王子身障児の会あて金一封 なお、バングラディシュ救援は、目下 対して金一封 日下部徳太郎︵千葉県︶ 美子︵町田市︶伊原きよ子︵池田市︶ ︵姫路市︶申山南一︵島原市︶大谷紀 ︵新宿︶中西文夫︵岩手県︶三輪訓子 江︵秦野市︶鶴岡明子︵明石市︶新保 大阪市︶梅林しのぶ︵神戸市︶香川光 市︶吉川義範︵宇都宮市︶吉田晃︵東 下由紀子︵尼崎市︶斎藤正男︵宇都宮 春江︵名寄市︶田窪松二︵大口市︶山 吉︵戸田市︶饗場泰子︵横浜市︶多賀 なお、今年のチャリティ先きは、次の 四仏が主唱して実施しており、当日全仏 知子︵広島市︶九島時子︵秋田県︶長 大山英雄︵熊本県︶S、小清水フジ子 各所で、安田リーダーより夫々の代表者 溝渕高子︵豊中市︶M、戸井田みね子 一、金参千円也 都宮市︶畠山智美︵尼崎市︶亀田陽一 ︵文京区︶山本英子︵丸亀市︶大竹た 谷川喜久子︵横浜市︶田中藤一郎︵宇 章子︵杉並区︶下田浄江︵広島県︶塙 長谷川 一、金壱百円也 H ’ 一’、金四百円也 南川百合︵三重県︶B 福田哲生︵横浜市︶堀内康雄︵横手市︶ 一、金五百円也 き子︵逗子市︶ A 千五百円也 一、金弐千円也 岡三二枝︵横浜市︶野原禧一︵奈良市︶ 燗 立区︶井上剛治︵大阪市︶ 県︶臼井伸江︵舞鶴市︶品田利博︵足 松永忍︵佐世保市︶村上昭雄︵島根 菊池利喜︵越谷市︶畏手道一︵神戸市︶ 佳代子︵笠間市︶森永誠治︵福山市︶ ︵埼玉県︶川口栄子︵神戸市︶飯井た として受取った。 ︵一︶東京拘置所あて金一封 喚・==7一・﹁二:●一﹄==●一二;=●誕・:=一.一。需==・O.二=﹁一.一==・訂 バングラの孤児を救おう 万円也 千円也 後藤くに子︵板橋区︶ 衣類 、 ・ の絶大なるO協力をお願いしている。 るよう努力しており、とくに仏教界各位 ︵姫路市︶西村美奈子︵舞鶴市︶林弘 市︶丸一淳︵東大阪市︶宮下千代江 鈴木石油店︵瑞浪市︶金子さとみ︵柏 辺康子︵大阪市︶森田好恵︵北九州市︶ 三次︵板橋区︶上利昭子︵宇部市︶渡 都宮市︶佐藤豊子︵世田谷区︶高橋与 沢誠太郎︵小田原市︶宇佐神節子︵宇 曹洞宗々務庁 謹賀新年 ︵四十九年十二月十二日現在︶ 小計 四九三、八五〇円也 市︶K、有村春江︵兵庫県︶八木象三 雄︵柏原市︶須藤光子︵苫小呉市︶吉 ︵新座市︶吉田俊子︵西宮市︶笹下常 高橋三子・︵品川区︶大川信彦︵町田 滋賀県立大津高校一年二組 バングラディシュ戦争孤児救援 子︵下関市︶大和市立渋谷中学校一年 管長岩.本勝俊 宗務総長ほか役員一同 池田法雨︵諌早市︶嶋田悦子︵館山市︶ 〒塒〇三︵454︶五四一一− 東京都港区芝二一五−二 市︶松村辰之助︵神戸市︶M、佐田は Y、佐々木︵広島市︶市川古り︵八戸 一、金壱千円也 S 千葉悦子︵浦和市︶谷口悦子︵高槻市︶ ご協力者芳名︵順不同・敬称略︶ 源久寺︵徳島市︶ 煬ワ千壱百五十円也 大西ゆみ子︵玉野市︶ 燻オ千円也 全仏職員一同 熹ェ千円也 一、金壱千五百円也 煦?怏 也 煦?怦?迪ワ百円也 広瀬俊道︵神戸市︶ 煦?恣 ︵那珂湊市︶ 栃木県立黒磯高校生徒会、宮崎報恩会 燗 救援金続々寄せられる 既報のとおり、四仏ではバングラディ シュの仏教孤児院に収容されている難民 一流大衆紙に報道されたこともあって、 孤児救援の募金運動を展開しているが、 連日浄財が続々と寄せられている。 なかには一母子家庭からも貧者の一灯 として捨財されているものもあり、事務 つ子︵神戸市︶渡辺一︵大阪市︶鈴木 清胤国際局長が出席して、これを救援金 ︵三︶バングラディシュ戦争孤児救援に ト に贈られ万場の拍手をあびた。 に売れた。第三部は水原弘ショー、数々 一、 一、 五組 局では感激して、さらに大きな運動とな 一、 一、 一、 一、 一、 煬ワ万円也 リティーショー 森下洋二︵吹田市︶ 燻l万七千二百円也 津川堅治︵大阪市︶ 燻Q万円也 天台宗関信協布教師年次大会参加者 一、 一、 一、 一、 一、 東京ブデイストクラブ成道会記念チャ 第3種郵便物認可 [ 7 昭和50年1月1日 全 仏 運動に共通テーマ が団結して一つの結論を出すことが出来 .馳, れば、一つ一つの宗派の出す意見よりも ︵順不同・敬称略︶ 口問題等、仏教者の主体性を失わずに積 いうことが大切だ◎科学技術の知識のほ 言わない。が科学技術の開発には評価と かに、それを動かす知慧というものが科 ならない。 学を超えたところにあることを忘れては 先憂後楽はマジョリティのなかに求め ることはできない。現代の弘法大師は諸 える望遠鏡を手にして、科学技術を叱咤 国を行脚する必要はないが、未来まで見 激励して頂きたいと思う。 につくことである。 そのためには、まず小異を捨てて大同 脈政治、保革の争い等で、政治経済の不 インフレ、デモの連続、物価上昇、金 問題、公害問題、ベトナム救援、世界人 ますます深めていってほしい。 敢えて言えば、仏教界がセクト主義を 全国寺院へ統一標語 さらに、核兵器廃棄、軍備全廃の立場 捨てて、本当の意味での﹁牛仏﹂運動に はるかに大きな力を発揮することは間違 現在、各回に例えば同朋運動、 を強く打ち出して、つねに内外に仏教の 極的に取り組んでゆきたい。 照 ら す 運 動 、 お て つ ぎ 運 動 、 その他各種 非戦主義を主張すべきである。そのため 信を来たし、公害により科学文明にも疑 いがない。 の名称のものがある◎全仏はこれ等の運 援助の手をさしのべた時、仏教は“生き また、各国仏教団体との交友、親善を 動の代表者たちによって﹁仏教実践運動 には靖国問題、国家神道の復活等、国民 かましい時はない。それで社会は現実に 本願寺派善福寺住職 麻布 照海 綜合会議﹂を持つべきである。そして、 義をもたらせるなど、今日ほど世論がや 遺制の名残りを止め、真の教団民主化は 激動している。然るに仏教界は未だ封建 遠く、国会をまねて派閥に明け暮れ、政 なり、護法の上より全一仏教運動をもっ 旨としている。今こそ各宗各派は一丸と いことである。全話は全一仏教運動を主 つ動いてゆく。人間は一本の触角を持た 権争いに終始している。真になげかわし ないけれど、地球の反対側の出来事を知 と推進すべきである。 い触角をふりながら、まわりを警戒しつ 一般の関心の対象となっていない理由の り、過去、現在のことから未来まで予測 小さい虫でも自分の体の虹彩もある長 東大名誉教授 若林 勲 科学技術超えた知慧 た宗教”になると信ずる。 ろう。 社会問題に取組もう 武蔵野女子大学助教授 花山 勝友 一つは、現実の社会問題に対する仏教者 電極では自己の標語を発表している が、全仏は全一仏教の上より、大衆仏教 特殊な例を除き、仏教が現在の日本人 のあいまいな態度にあると思われる。 する。 に標語と主旨を送り、一年中の運動とし め、統一標語を発表し、日本全国の各寺 徒を対象として、各宗よりその協調を求 であるのにエネルギー危機とか公害が避 らかにし、もって未来を予測するのだ。 けがたい天災のように騒がれるのは何故 て推進すれば、全仏教徒に一貫した主旨 理化学は宇宙物質界の普遍的法則を明 だろうか。 現在の仏教界はどんな解答を与えている だろう。 悩み苦しんでいる様々な問題に対して、 にしても、共通の課題や目標にむかって 現実的には、宗派の垣根は越えがたい 戦争、公害、人口問題、インフレ、社 が伝達され、仏教徒としての意識を高 生きている人間が、この現実の人世で 各署が協力してやっていける仕事は限り 先憂後楽などという古い言葉を判れも 生みやすい。 確な態度を表明しなければならないであ 感情の複雑に絡んだ問題に対しても、明 日的状況のなかで新らしいセクト主義を われているが、それらは反面、歴史の今 近年、各宗単位の記念行事は盛んに行 高野山大学教授 宮坂 宥勝 宗派の垣根を越えて 会の発展を期すべきものと考える。 合会議は毎年開き、互に助け合ってその つことを提唱すべきであると考える。綜 だけ全仏教に共通するテーマを同文で持 各運動の夫々の特殊な綱領の中に、一つ 一隅を 鎌倉大仏殿住職 佐藤 密雄 鴉 会福祉等といった問題に対し、全仏教界 一8一 乱 なくあるはずである。被爆者援護、同和 一皿 で 『、’ワーL・’ ゴ暢、 一 r r 第3種郵便物認可 昭和50年1月1日 全 仏 すみからすみまで浸透するような標語で あるが、これを生かして、一年を通して る。従来は全国大会だけの標語で終りで め、明るい社会を建設することもでき そしてそれにもかかわらず、その抱負や 命感を内外に宣明してきたに違いない。 に刺激されて、そのときどきの抱負と使 の政治状勢に左右され、ときの思想潮流 おそらく仏教界は毎年のように、とき 立場からリーダーシップをとるべきだと 効果があがらない。全日本仏教会が広い 沖縄の仏教振興は、各宗ばらばらでは ことになる。 が最も弱いのは、沖縄と小笠原だという とは、相対的に見て、日本じゆうで仏教 スト教化がある程度成・聾した。というこ い。 気を持って告発してゆく年であって欲し 自利利他の仏教の精神から社会悪を勇 かわらず、こんにち人間生存の価値観が 正見は八正道の第一義である。にもか 戦後三十年などとケチなことをいわずに ではないかと思うのである。できれば、 に明らかにしていくことから出発すべき して、何をやってこなかったかを自覚的 機構、財政はいずれも三流企業にも及 を寺に委託しているという形の現況では 物に堕していて、さらに檀家は単に墓地 ・祈祷・葬儀の場所であり、三族の私有 はあるまいか。 い社会づくりに取り組む仏教界の態度で 同意協議し対策案を出すことは、住みよ この一年、各宗派団体そして日量連と 一歩にもなる。 と。これは未来社会への希望をつなぐ第 る人命危機の不安を少しでも解消するこ 実の暗い環境特に過密化地域に予感され 時代即応の仏教推進の一環として、現 標。 することを、積極的に申し出ることを目 ﹁非常時災害避難所﹂として指定協力 政府特に環境庁にたいし、全国寺院を 組織専門委員 岩本 英樹 災害避難所に寺院 仏教運動を推進したい。 う傷みと三孝の感情をこれまで持ちつづ 思う。今年こそ、沖縄における仏教の失 使命感が、十分に満たされなかったとい 価値観の逆立ち正す けてきたのではないかと思う。だから、 地回復を真剣に考えるべき年である。 おどろくべき逆立ち状態になっているの 明治百年にわたる日本仏教界の自己点検 文化専門委員 摩尼清之 過去三十年間、何をやってきたかを点検 をわが仏教界は黙視している。たとえば ばない教団が割拠し、教学は訓詰的、そ 社会悪の告発の年に 人間生存の第一条件である農業を軽視し 史という仕事にとりかかってはどうであ して寺院は信仰、聞法の場でなく、観光 大衆は教団や、その構成員に今更望むと スではないか。私は今年こそ、仏教界が 人びとの目を再び沖縄に向け直すチャン その意味では、今年ひらかれる海洋博は 人は忘れてしまっているように見える。 あれほど騒いだ沖縄間題を、たいていの である。むしろ人間が犯した科学的失敗 とんど違いはないとする科学者もいる位 しつつある宇宙像と、仏教の考え方はほ き発達を遂げた物理学が究極的にあらわ る人々は大変関心を持っている。驚くべ しかし、仏教そのものについては心あ 昨年全仏大会に人口問題をとりあげた せん。 の道義を救うには仏教以外に道はありま が全仏に参加し、予算を増額して、現代 全仏新年度の方途は、各県仏、各宗派 東洋大学講師 山折 哲雄 私は、日本の仏教界は今年先ずなにを 9 一 文化専門委員長 真渓 義貫 農民は自からをさげすみ、出稼ぎという ろうか。 , 沖縄に仏教振興を 昔の中国の苦力︵タリー︶のような存在 に転落している。そして耕地は地力を失 相模工大助教授 佐伯 真光 沖縄問題と真剣にとりくむべき年ではな いとする者すらいる。 をアセスメントするものは仏教にしかな この問題を提出していただきたいと思い が、本年も全治大会には、ぜひもう一度 F 即 ,. , 6 い、農業は崩壊寸前に瀕している。 都会的虚飾にあこがれ、人間存在に何 が第一主義の価値であるかを忘れてしま いかと思う。 今年こそ、仏教界は総繊訂することに 人口問題の再提出を 戦争とその後の占領政策の結果、宗教 よって仏教の本姿に直参し、人類の危機 ころはないという人々が多い。 なすべきかを考えるよりは、戦後の三十 地図をぬりかえられてしまったのは、沖 救済に立ち向うべきである。人類の危機 日本人は熱し易く、さめ易い。数年前 年間を、日本の仏教界が何をしてきたか 縄と小笠原である。占領軍のキリスト教 ったこの倒錯を正すことが仏教の第一使 を考えることの方が、より一層関心があ 優遇策は、本土ではさして効果をあげな 命であろう。 る。なぜなら、そうすることによって、 ら解消の途が開かれる。 は、一切のエゴイズムを超克することか 国際専門副委員長 新美 孝道 戦後の三十年、日本の仏教界が何をして これらの島じまでは事情がちがい、キリ かった。しかし、ながく占領下にあった この鉤書髭をしたか こなかったかということが、明らかにさ ます。 れると思うからである。 第3種郵便物認可 一 昭和50年1月1日 全 仏 全 仏 二十数宗派より参加 11 . F 4 r きりわけて、自然界は単なる物である、 そして人間は精神的な心のあるものであ だいたい人間と自然とを対立的にはっ 題提起を行なった。午後からは全員によ ると勝手にわけたのは近世以後デカルト 主林霊法師が﹁新しい伝道について﹂基 るデスカッションが行われ、熱心なる話 な哲学、思想の結果です。それが段々発 等が中心になった、ヨーロッパの支配的 調講演をされ、つづいて真渓義貫師が問 三時すぎ閉会した。 し合いのうち種々の成果を収めて、午後 派、善通寺派、天台宗、念法真教、真宗 派、高野山、新義真言、醍醐派、大覚寺 のを実現してまいったのです。所が人間 質の一応豊かな便利な人間生活というも の力によって自然界を征服して今日の物 した。人間は知性の産物である科学学問 て、そして神の座までもちあげていきま 木辺派、興正派、西山浄土宗、臨済宗妙 の世界よりも現代においては自然の世界 展して人間の知性を人間の限界をこえ 前より各宗教化担当者会議を開催してき 心寺派、天竜寺派、本門法華宗など二十 が真実を語っているわけです。 なお、当日は、曹洞宗、東西本願寺、 ているが、その第三回目の会合が、さる 数宗派より担当の部長を中心とした約四 浄土宗、日蓮宗、真言宗豊山派、智山 日 6 ろ 各 宗 団 は そ れ ぞ れ 積 極 的 に 教 化 十一月三十日、京都妙心寺花園会館を会 十名余りが出席された。 いておりますが、限定された教義教化を すすめいただ 心な教化をお の立場から熱 て転学、宗乗 宗におきまし しそれは本当の信仰、安心でないので現 いう所へ入りこんでいるようです。しか 宗の仏教者の方は安心とか、信仰とかと はなにも関係がないように思われて、各 医学とか技術・自然科学の問題で仏教に 治経済の問題に対してです。公害問題は 問題に対して、それから第二は現代の政 くてはいけないと思います。第一は公害 の世界観、人生観の立て直しをしなけれ というものがどういうものであるか、そ はその問題の根本的な解決は、一体人間 に押えていこうという様な傾向です。私 が出ました、それを後から追ってわずか 果、政府の行政処置一つを見ても、公害 代主義の人間観をそのままうけとった結 けです。日本も明治以後ヨーロッパの近 ば、根本的に大きなあやまちであったわ r .▼曲冒 ’−= 林霊法師が基調講演 伝道にあたっているが、さらに横の連絡 場に開催された。 自然の世界も人間もすべて重々無尽の関 千論で国土成仏、草木悉皆成仏と説き、 大乗仏教においては諸法実相、一念三 世界観の立て直し をとりつつ、問題点を互いに研究し参考 ます。 こえまして仏教の思想が現代にどういう ばならないと思います。すべては宇宙の ︵講演要旨︶ 役割を果すものか、またどういう尊い役 くかという主体の掘下げが安心です。こ 実の実際の問題に人間がどう対処してい よって、あるいは空の論理によってみん 大きな縁の力によって、本願のお育てに パの人間観を仏教の人間観から見たなら 割を果さねばならないか、ここまで目を の公害問題、これこそ仏教徒が今日根本 係にあるわけです。人間本位のヨーロッ 開いて進めていかなくてはならないと思 的な解決の道として発言をしなければな 訴えていくに二つの立場に向っていかな います。その様な広い立場は、まことに 日本の仏教がその思想の内容を現代に 全日本仏教会の指導せられるところの今 らない大きな問題です。 な生かされて生きておるという大乗仏教 日以後に重大な一つの役割があると存じ それぞれ各 ﹁仏教の新しい伝道について﹂ 開会式のあと、浄土宗大本山知恩寺法 にし、また、通仏教的な面においては協 調して、より大きな教化運動が展開でき ないものかを探ぐるべく、全仏では三年 京都の花園会館で開かれた教化担当者会議 林霊法師 “, ‘f r→層 ▼ ;郭= 第3種郵便物認可 昭和50年1月1日 一10一 ということが先ず第一です。 は世界的に求められ、それを訴えていく の万物共生の世界観というものが、今日 人間が生まれ出た背景を考えてみます できたのではないでしょうか。 ることの尊さをしみじみと与えることが は対決して解決していく歴史的な役割が る。いずれはその反宗教的な立場と仏教 のムードが今日日本にも入って来てい である。そうして常に仏教が社会に対し 大乗仏教の思想信仰に燃えることが大切 な意味から伝道者は最大の熱意をもって 第二の問題は社会問題ですが、具体的 と、時間的、空間的に無限の、重々無尽 すが、各宗団は今日までの出来た路線の 私は日本仏教に与えられていると思いま と告発をしていかなくてはならない。仏 て、政治経済まで影響を与える様な発言 教を現代化することではなくてむしろ現 上のみに活動が限られて到底歴史的なこ ろう。 代を仏教化することが我々のつとめであ の縁起の結晶のあらわれである。そのう の様な大きな問題には対決出来ない。私 ちの一つでも欠けても生命は生まれでな い。人間の生命は短いものであっても、 の子弟等を集めて伝道学校の建設が必要 は仏教に熱意ある志ある若い人々、宗門 す。これが文明社会で何故おこったか、 今日一日生きて本当によかった、自分の な例としてヒッピーの問題を出してみま ここに問題があります。文明社会では機 今日の一日の背景には無限の大宇宙の生 なった自コ]をとりもどそうとするもので 本当の自己、宇宙の大きな生命と一つに まれていますが、これは禅というものが と思っている。般若心経が彼等の間で読 本当に生きているという実感をもちたい 等は二度とない人生を有意義に生きたい なくてはならないわけです。 ところが、現代、一番大事な高校から 的な人間観、世界観をそこに与えていか て生きることの厳粛な事実であることを しみじみと味わっていくというこの宗教 唯今そこにその姿での行住坐臥が、すべ は出てこない。だから、老人も若人も、 れば、本当の生きる姿の尊さというもの 命の結晶があるという宗教的実感がなけ 午後からのデスカッションは真渓文化 々を救済していかなくてはならない。 ら、それを明らかにして混迷している人 っきりした指導原理を持っているのだか 自然と社会の問題に対して大乗仏教はは 急務であると思います。そうして現代、 て布教伝道を中心にした日本全国の仏教 しすすめていかなくてはいけない。そし 対象にした仏教読本の編纂等を強力にお への導入、学生を中心にした若い人々を 運動の指導、現世利益を媒介とした仏教 その為にはあらゆる手段、例えば市民 っていかなければならない。しかし、彼 械の部品のように物質化された生活を送 ある た め だ と 思 い ま す Q 私 共 は 、 彼 等 が 大学にかけての教育においては、この人 現在色々な意味で危機感が叫ばれてい 専門委員長が司会となって行われた。 うことを言っておりました。また、二十 いの感じられる社会を求めている”とい ぬ、そんな社会より物がなくても生きが たおかげで退屈で最後には死なねばなら い話を聞きますと、 ”私達は豊かになっ 私がパリに行った時、学生運動家に会 は具体的に一体どのようにそれに対処す このような状況をふまえまして、私共 識のうちに求めているわけです。 ものを、日本中の大多数の若者達は無意 きていくかという主体的な人生観という ものであって、現代に対処して如何に生 の知識は与えているが、それは断片的な まれる。 して行動力をもった仏教界の組織化が望 いう仏教の特質をとり出して統一したそ 統を再び打ち直して﹁仏教とは何か﹂と はもう一度宗教史を学問的に研究し、伝 に対処していくためには、更めて各宗派 要性を感じていないのではないか。それ い、同じ様に仏教に対してもそれほど必 るが、一般大衆はそれほど意識していな 当者から活発な意見 歳で自殺した女子学生が書いた﹁二十歳 ればよいか。色々と方法がありますが、 いうことが必要だと思います。 の前提としての末法思想である。その粋 人間が生れ変って歴史の生命を救うため はなく、仏教に於ける末法論というのは 日本仏教からいったら歴史的な終末論 石 塚大喜 〒瓢浦和市高砂四丁目=ニー一八 電話〇四八八1六一−二=二八 事務局長 北之内 真 竜 〃 副会長大島見 道 会 長石川隆惇 財団法人埼玉県佛教会 謹賀新年 が各宗の教化担当者の間から出された。 渇く実現していくことだ、といった意見 徒の結集、各県仏の統合組織を少しでも を見ていかなければならないと思いま 努力している姿、何を目的としているか 生を如何に生きていくかという人生観、 デスカッションで各担 す。 世界観を少しも与えていない。受験準備 の原点﹂という手記を読みますと、自分 教育というものを共同して進めていくと 第一に大切なことは、各宗における宗内 左翼運動に絶望して自殺してしまいます が宗教の宣伝は認めていない。その革新 今日、中国・ソ連は宗教は認めている , 匿州 一 一 4ぐ ε ‘ 君 , {圃へ 生きがい求める若者 る。彼女は自分の生きがいとしていた新 の生きがいを、生きがいをと言ってい が、この時に誰か仏教的な本当の気持を 第3種郵便物認可 もったものが会ったならば、そこで生き 一11一 昭和50年1月1日 全 仏 第3種郵便物認可 全 仏 昭和50年1月1日 浄土宗宗務庁 臨済宗妙心寺派 浄土門主岸 信宏 管長梶浦慮外 宗務総長稲岡覚順 長滝沢教夫 総 務 局 宗務総長江西寛堂 教学局長稲岡法純 財務局長水谷徴道 総務部長後藤純一 社会局長飯田信弘 財務部長梶田泰賢 教学部長竹中玄鼎 総長公室長大橋良憲 宗務支所長野村宗春 真言宗豊山派宗務所 真言宗智山派 総本山智積院 鰭帳竹村教智 赫還郷別所弘因 管長鳥居敬誉 宗務総長浅井堅固 総務部長小沢跳躍 教化部長斎 隆套 法務部長岡本実良 教学部長岡田昌道 総務部長中川祐俊 財務部長 久保埜 太 清 教務部長 山局 山 宥 進 教化部長吉田俊誉 縢叢小宮勝憲 暫 浄土宗開宗八百年記念慶讃事務局 局長梶原重道花園会本部長原 英嶽 霧羅梶原重道 議羅飯田信弘﹁ 法務部長渡辺琢山 〒皿〇三︵九四五︶〇六三九︵代︶ 京都市東山区林下町四〇〇 京都市右京区花園妙心寺町 〒晒〇七五︵五四︼︶五三六一 京都市東山区七条東瓦町九六四 東京都文京区大塚五−四〇i八 〒晒〇七五︵五四一︶七=一二 〒聞〇七五︵四六三︶三一二一 一12一 昭和50年1月1日 第3種郵便物認可 全 仏 念法真教々団 燈主小倉霊現 二佐中増永華 刀く 一五内野村田井出 ) 通 蓋査日弘宏日 毛裏紀通雄掛 京都市右京区南禅寺福地町 管長勝平宗徹 臨済宗南禅寺派 東京都台東区浅草二一三−一 〒m O三︵八四二︶〇一八一 宗務総長壬生台舜 管長清水谷恭順 鐘.踪浅草寺 騰棄蟄議総管門 蓋酷長長長長法 〒㎝〇七五︵七七一︶〇三六五 曹洞宗大本山永平寺 貫首佐藤泰舜 監院宮崎文輝 福井県吉田郡永平寺町 曹洞宗大本山総持寺 貫首岩本勝俊 副貫首乙川理映 監院成田芳髄 横浜市鶴見区鶴見ニー一一一 浄土宗総本山知恩院 門跡岸 信宏 執事長鵜飼隆玄 局内一同 京都市東山区林下町 真言宗智山派大本山 成田山新勝寺 貫首松田照応 千葉県成田市成田一番地 真言宗智山派大本山 川崎大師平間寺 貫首高橋隆夫 三代原 教運 執事茂木隆応 総務馬本克美 川崎市川崎区大師町四−四八 修験道大本山 高尾山薬王院 貫主山本秀順 東京都八王子市高尾町二一七七 一 鼎,じ一 管領小倉良現 大阪市鶴見区緑三−四一二二 〒鵬 〇六︵九二︶二一〇一 孝道教団 平理岡野正道 月月理 岡 野 貴美子 燈務耀岡野輝勝 横浜市神奈川区鳥越三八 〒謝〇四五︵四三二︶一二〇一 一13一 本 青森県仏教十 大阪府仏教会 会 長 西口公教︵国分寺︶ 葉1 副会長螢悶地一隆︵本巻寺︶ 〃 井上文克︵妙信寺︶ 事務局長川口良信︵全興寺︶ 事務局 大阪市大淀区国分寺町四一一 調寺㎝六︵三ξ五六=毛 〃 岡 山 貴 子 割 長靴泉院 上田 頼石 事務局長願栄寺 吉川 正英 〃次長妙現寺 秋田 発順 会 口舌雲院 泉山 益宣 〃 長流寺 大和 玄悦 京都府仏教会 会 長梶浦宿外 副会長渋谷有教 船 光 口 誹 財団法人 国際仏教興隆協会 名誉総裁岸 信宏 会 長賀屋興宣 理事長巌谷勝雄 役員 一 同 〒塒〇三︵七二︶七六〇八 東京都目黒区中目黒五一二四−五三 祐天寺内 理事長中山理 々 日本仏教鎭盛会 財団法人 神田事務所 東京都千代田区内神田ニー三−五 鎌倉ピル内 〒剛〇三三五六︶四九=‘ 杉 一14ムー 智 子 智 子 会 副 〃 沢崎上寿 美 谷 暉 条 八七 庶 務浮木寺 中村 泰順 〃 高明寺 中村 光伸 〃 本寿寺 笹本 義顕 ”主目出晒寺広田竜昌 〃 横井鶴瀬 事務局 京都市中京区烏丸通三条下ル公 三社ビル五階 〒枷 皇食 野 長 長 2笛 本 と茜 会 理 事 長 156京局 大 2墜 事務局 八戸市十一日町五八 願栄寺内 〒㎝〇一七八︵二二︶一四〇二 事 〒東務 事 務 局 長 都 第3種郵便物認可 全 仏 昭和50年1月1日 ﹁人口問題について﹂ 国から出されたわけです。これは、日本 のは話がわからないという点が開発途上 す。牛の肉から穀物をとろうとしますと きのびるかどうか、子供の死亡率が高い ことになり、あと三人女の子が産まれる 直接穀物を食べる場合にくらべて、牛の 大体七倍の耕地がいる。つまり、人間が しかし、子供が大人になるまで無事に生 ということで、結局六人というようなこ の中で畜産物の消費がふえてまいりま とになるわけでむざいます。やはり、経 の土地が必要になるわけです。従って、 肉から同カロリーをとろうとすると七倍 もそうですが、先進国になりますと食糧 済社会の状態がよくなっていくというの から不安である。そうすると、男の子を すと、こういう貧乏な国の が、人口増加のいきすぎを抑えるのに有 三人産めばどうやら大丈夫だろうという 経済がある程度よくなりま 効なのではないか、この点が今度のブカ 大来佐武郎氏の講演要旨三・完︶ ってまいります。日本も所 すと人口の増加率は急に減 りますが、今の世界はまさに貧乏人の子 も﹁貧乏人の子だくさん﹂というのがあ るということでひぎいます。日本の諺に 経済社会の変化と非常に密接な関係があ 出ましたが、一つの論点は人口の動きと 私は出席しておりまして、色々な議論が 年と呼ぶことに致しました。この会議に 議の開催を決め、一九七四年を世界人周 国連は一九七〇年に総会で世界人口会 死亡率というのが貧乏な国では非常に高 わけでOざいまして、いわゆる乳幼児の め、どうしても早死にする子供がふえる い、病院も少ない、それに栄養が悪いた かず、夜になるとまつ暗になるのでどう しても子供がふえやすい。医者も少な なにしろ、貧乏ですと農村に電灯もつ いる。 加、経済の発展が非常に大きく影響して でごぎいます。これはやはり所得の増 まれる割合が大体半分に減っているわけ は、この十年聞に子供の生 ール、ホンコンという国で 々、韓国や台湾、シンガポ したが、日本の近所の国 が出てくるわけでむざいます。 てきて子供の数を制限しようという状況 という気持になり、また共かせぎもふえ と、そう子供ばかりつくっていられない 長くなり知的水準も上がってまいります いえるようです。これは、教育の年限も 上しますと子供の数が減るということが 各国の例をみましても、婦人の地位が向 た問題が非常に多いわけでむざいますが 口会議でOぎいますから、婦人に関連し ーマになっているわけでむざいます。人 の地位向上ということが世界の大きなテ は国連の婦人年ということもあり、婦人 うことが非常に議論になりまして、来年 それからもう一つは、婦人の地位とい Oざいます。 になっておりましたが、この採択をめぐ 動計画というものを最後に採択する予定 こんどのルーマニアの会議では人口行 たわけでむざいます。 事じゃないかというような議論もきかれ のを沢山消費しているが、人間の方が大 らどうか。アメリカではキャット・フー ドとかドッグ・フードとかいうようなも 国のペット・アニマルの増加をおさえた すべきだというが、それならばまず先進 国の人達は食糧が足りないし人口を抑制 います。これは別の会議でしたが、先進 にあるという言い方もできるわけでむぎ かな国々の家畜のエサ、これが競争関係 かっている貧乏な国たの人達の食糧と豊 耕地面積あたりのやしなえる人口の数が だくさんになっておりまして、貧乏な国 それからもう一つこのブカレスト会議 りまして非常に議論がわかれました。今 る意味では、今の世界では飢え死にしか で非常に急激な人口増加がおこっている いわけです。ですから、インドの農村調 で議論に出てまいりましたのは、金持の ン・アメリカ等各地で会議をやったり、 まで一年以上、アジア、アフリカ、ラテ 少なくなってまいるわけです。これはあ わけでむぎいます。ある程度経済がよく かというと、六人というのが非常に多い 査などで母親に一体子供が何人もちたい はないか。その資源を大量に浪費してい 国は食糧その他資源を浪費しすぎるので レスト会議でとりあげられまして、第一 なりますと子供を産む数が減ってくる。 そうでOざいます。この子供というのは 委員会というところで討議されたわけで よく聞く議論ですが、貧乏な国で人口が 親が年をとった時の保険の意味がありま の増加率が減ってまいりま どんどんふえている、こういう貧乏な国 すので、農村の慣習からいえばやはり男 って、貧乏な国に人口をふやすなという この行動計画の原案をつくってきたので 色々な専門家の会議をやったりしながら 考え方に五グループ を援助すればますます世界の人口がふえ の子の後継をつくらなければならない。 る国が、食糧、資源が足りないからとい るばかりではないかという意見がむぎい 一15一 ’ 得が上るに従いまして人口 第22回全日本仏教徒会 議で講演する大来氏 ます。しかし、もう少し深く考えてみま ’ 「モ . r 昭和50年1月1日 全 仏 第3種郵便物認可 全 仏 すが、その原案に対して三百以上の修正 第三のグループとしましては西欧諸国 というような事情があるようです。 と人口の増加率が低くなりすぎて心配だ 採択されました。 で、どうやら人口行動計画というものが ことでむざいますが、子供は二人までと も大会宣言の起草委員会で議論があった 画がまとまったわけですが、この議論を です。どうやら最後になってこの行動計 すが、貧しい国々で年三%も人口がふえ は少産少死の人口状態にほぼ達していま 先進国といわれる国々です。この国々で アメリカ、カナダ、日本などのいわゆる フランスはちょっと立場が違いますが、 会の中に出来まして、その委員長もしま 準備特別委員会というのが人口問題審議 ておりまして、今回の国連の人口会議の 生省の人口問題審議会の委員を十年位し ぼ人口増加七一パーセント、私も実は厚 日本の立場と致しましても、日本はほ いう状態であれば静止人口になります。 ずつ子供を持つと、その半分が女子だと けでありまして、だいたい各夫婦が二人 いうふうになり、母親の後継が出来るわ 平均して半分が、女の子になりますから になります。二人産めば、一人、つまり ますので、むしろ人口は将来減少する形 いうことになりますと、子供を産まない の巣をつついたような状態になったわけ 意見が出るというようなことで一時は蜂 通じまして、人口問題に対する世界各国 ると世界の将来がどうなるか心配である した関係もあってブカレスト会議に行っ 現在人口の重圧をひしひしと感じてお す。人口の増減がほぼ横ばい状態に到達 静止人ロに到達するのを目標にしていま た人口状態になります。 年位たつと、一億四千万位でほぼ安定し たりの子供が二人になれば、つまり六十 て、その子供が母親となり、その母親あ 当分の間は過去に子供が増えておりまし 一定の年に達すれば、また子供を産むと 婦人もおりますし、一人だけの所もあり の考え方は大体五つのグループにわけら という立場から人口問題に非常に熱心で たわけでOぎいますが、その人口問題審 ”静止人口”について れるのではないかという印象を受けまし むざいます。 議会における日本の考え方は、とにかく た。 でありますが、我々のところはまだ土地 ディッシュ等のアジアの大多数の国々で 第四のグループは、インド、バングラ り、政府も色々な政策をとりはじめてお する今の日本の人口状況から言うと、今 黷ツは、アフリカとラテン・アメリカ だ。だから人口の増加をおさえる必要は もあるし資源もある、足りないのは人口 ります。会議の後半になりまして、これ い先だって一億一千万を越えたわけであ から六十種類後には、約一億四千万、つ 一部の代表からは、我々は自分達が欲し ないという意見です。また、アフリカの ないのに数千万の人口を失ってしまった きかえしをやり、骨抜きになりかかって らの国々と西側の先進諸国が連合してま 人口の数については、ほぼめどがたつ段 日本の場合には、考えようによっては したというような実情です。 の問題とか、人口があまりに都市に集中 階まで来ているわけです。人口の老齢化 りますが一億四千万位の所で、だいたい いという意見もでました。いずれにして も、アフリカ、ラテン・・アメリカの国々 そのいわゆる安定人口といいますか、静 はこの人口抑制ということに対して激し い反発を示したわけです。 する問題とか、その他安全確実なこの避 か、いろいろな問題がOぎいますけれど 止人口に到達するだろうと検討しており 四つの島で暮すのは大変だと思いますが も、見方によってはこの数に関する限り 最後の五番目の立場として中国がむざ 因は対外的には帝国主義、植民地主義、 特に食糧問題、エネルギー問題等も考え す。しかし同時に日本をとりまくアジア は、かなり解決点に近い所にきていま ます。一億四千万までいってはこの狭い 国内的には社会改革のおくれ、収入所得 れば、大変ではないかという考え方とと 諸国をながめますと、お隣の中国は一生 ますが、これをめぐって相当議論があり すが、ここでは近年人口増加率が急激に の不均衡であり、これらを改善すれば人 にかくその辺で増加が止まれば、なんと います。これは非常にユニークな意見で さがり、少しさがりすぎではないかとい 口問題は自ら解決するという考え方でむ いう見方がむざいます。 か日本人はやって行けるのではないかと 貧乏と人口増加は関係がない、貧乏の原 う心配をもちはじめているわけです。ル ざいます。私も二年半前に中国にまいり ルーマニ,ア、ハンガリア等の東欧諸国で ーマニアでは新しい法律をつくり、人口 ましたが、世界の中で最も徹底的に産児 第二の立場は、ソ連、会議の開催地の か母親の年齢四十歳以上でなければいか 制限は子供四人以上でなければいかんと 懸命努力していますが、それでも年にニ 妊方法をもっと考えなければいけないと いた行動計画をどうやら実のあるものに だからこのあなうめをしなければならな 「・ 東欧諸国等の社会主義国では、男女同権 印象をうけました。 制限をやっているのは中豊だろうという めに東京で、日本人口会議を開催致しま 世界人口会議に先だちまして七月の始 す◎ と年に千六百万は増えるわけでございま 口のニパーセントということになります パーセント位は増えています。実感の人 んというような制限を設けました。ソ連 であり共かせぎをする、見方によっては この時の議論におきましても、”子供は 七て私が議長をしたわけで6ぎいますが 東南アジア諸国になりますと三パーセ かなか議論が大変だったわけで︸eぎいま 二人まで”という意見が出ました。これ 今のような五つの立場が入り乱れ、な すが、最後には先程申しましたような形 夫婦共かせぎをしてやっと一人前の収入 になるともいえますが、共かせぎをする 一16一 第3種郵便物認可 昭和50年1月1日 ぎいますから、やはり日本としてはでき 百年 で 十 六 倍 に な る と い う よ う な 勢 で O 四倍になります。七十五年で八倍になり は倍になるわけですから、五十年たつと 十を三で割りますと二十三∼四年で人口 ります。三パーセントですと、先程の七 ント位増えているところが多いわけであ やってきました。近頃では、環境問題か 食糧その他を輸入するということで、 製品を輸出して外貨を稼ぎ、その外貨で 工業の発達に努力致しまして、その工業 いろ公害その他の問題もむざいましたが できるということで、日本は戦後、いろ 今迄ですと、お金があれば食糧が輸入 は到達したわけでOぎいます。 国とほぼ同じ世界最長寿国の一つに日本 きましても北欧諸国、スカンジナビア諸 ずまずの所にまいったわけで、寿命にお 育の普及とか、栄養とかという面ではま 山Oぎいますが、健康とか、一般的な教 よくしなければいけないということは沢 告で、転勤にたつ人間社会という報告が さらに今度のベルリン大会では第二の報 これが非常に世界的な反響を呼びまして んでやってもらった研究でありますが、 クラブが、アメリカの若手の学者達に頼 三年程前に成長の限界という本をローマ 反響を呼ぶようになって来ております。 まして、だんだんこの世界的にも大きな いうようなことから、いろいろ考え出し ものの豊かさというものがある所まで達 作成されました。とにかく、人間生活の のように高度成長していかなければいけ ないかということになりますといろいろ しますと、だんだん精神の問題といいま これから先、経済をいつまでも今まで ギーの問題、環境の問題、栄養の改善と 問題が益ざいます。資源の問題馬エネル か悪者のように考えられておりますが、 なってまいりまして、たんぱく質の摂取 いります。本当にひもじい人達にいかに すか、心のもちようということがでてま ら工業というのは又工場というのは、何 量も増え、カロリーも増えて、昭和十年 いうのもあるところまでは、非常に病気 る限り他のアジア諸国の人口増加の抑制 りやるという必要がありましょうし、同 を減らし、寿命を長くするプラスが大き といいますか、増加率を下げるための技 時にこれらアジア諸国の食糧生産、農業 二十五年長くなっております。今の乳幼 頃に比べますと日本人の平均寿命は現在 一面そういうことで日本人の栄養がよく 生産、特に食糧生産の増加について日本 術援助あるいは経済的な援助も必要な限 の知識、経験あるいは経済力をできるだ になるわけではむぎいませんが、やはり 説教しても、なかなかその腹がいっぱい 世界がある程度豊かになってくれば、し いわけでありますが、ある程度以上この の三分の二をしめるわけですが、欲望と かもまだ非常に貧しい人達が世界の人口 児死亡率も最近では千人あたり十二人、 つまり贅沢な食べ物を食べることが、か いうものをのばなしにしておいていいか け役立てる必要があるのではないかと思 えって健康にマイナスになるという結果 栄養がよくなりますと、今度は逆に心臓 死亡率が下ってまいりました。栄養不良 がでてまいります。ですから人間として 国の人達の間でも考えられる様になって ・どうかということが、だんだん世界の各 病が増えたり、リュウマチが増えたり、 の病気といわれた結核も私共若い頃には とにかく健康で教育をうけて、ある程度 だいたい世界最低の水準で戦前は百人を 非常に多かったのですが、これも経済が 長生きする必要というものはどうしても 越えていたと思いますが、非常に子供の これは私ども申しておることですが、 成長した結果、とにかく結核というもの 維持達成しなければなりません。それか います。 日本は今、食糧の五十パーセントを輸入 が非常に少なくなりました◎ ためには、少なくとも自給をしなければ 来も食べ物の心配をしないでやっていく になっていますので、やはり日本人が将 ます。穀物全体の五割が輸入ということ その八割近くがアメリカから入っており 四つのものについてみますと、だいたい りゃんは家畜のえさでありますが︶この こし、こうりゃん、とうもろこしとこう 日本自身の広い意味での安全保障でもあ 本ができるだけ協力するということは、 テンポがひきあげられるということに日 率が下がり、アジア各国の食糧の生産の えますと、やはりアジア各国の人口増加 けにはいかないのですが、長い将来を考 が維持されているということは忘れるわ ということで、今の日本人の生活、経済 それによって外貨その他原料も輸入する ば、どこかで壁にあたるのではないかと 口と工業生産が無限に増えていくとすれ の数人の人達がやはり有限の地球上で人 おりますが、これは数年前にヨーロッパ 私もローマクラブというのに関係して 度が出てくるのではないかと思います。 社会の面、資源の面、どれをとっても限 かぎりない欲望を充すためには経済の面 が、その欲望について、すべての問題の 間の欲望はきりがないわけでむぎいます らどこまで先さらに贅沢を求めるか、人 うな面からの接近も同時にやっていかな フトウエアーといいますか、そういうよ というような、近Oろの言葉でいえばソ すが、当時人間の社会制度、心の持ち方 将来の問題を考えてみる必要がOぎいま る数ではかれるような面から、いろいろ ルギー、環境というような、物ではかれ おいてこの人口とか食糧とか資源、エネ 社会の将来の問題を考える時に、一方に 大会にあたりまして、世界の将来、人間 実は今度のベルリンのローマクラブの 食糧協力は安全保障 にあおいでいるわけです。その七割ない 我々はこの経済の発展、工業の発展、 いけないのです。日本の食糧の輸入が円 の問題を考えてみますとまだまだ生活を るように思います。ただこれからの日本 まいりました。 この主要な食糧︵小麦、大豆、とうもろ し八割はアメリカから来ているのですが での不安を除くために必要なのです。 滑に行くということがわれわれの食糧面 第3種郵便物認可 9 − ㌦、 昭和50年『1月1日 全 仏 一17一 わけです。 招いて、これらの人達の話をお願いした ズムの立場というような色々な思想家を から回教の人、それから仏教、マルキシ 贈ればいけないということで、クリスチ ャン、カソリック、プロテスタントそれ ≦器け。︵浪費の限界︶も人間社会、特 ートが出たのですが、同時にピ巨騨ωけ。 あるならば、浪費の限界つまりトぎ諺 ぎいますし、同時にそういう面の制約が 楽観できないのです。この面の制約も6 点、食糧の点からいいまして、必ずしも すが、欲望の限界ということを考えます 8αq3≦爵︵成長の限界︶というリポ ウムで色々議論を願ったらいいと思いま つながりはむしろ本日の午後のシンポジ 口、資源、食糧、環境といった問題との す。この仏教の考え方と今の世界の人 国の人々に印象を与えたようでむぎいま 人々自体がそういう感じを持ちはじめて 感じられてきている。これは西欧社会の ロッパ的な精神にある意味での行詰りが りますと、その絶えず前進を求めるヨー してはいけないということになってまい していかなくてはならない、環境も破壊 とにかく科学技術の進歩をはかり、生産 題だと思います。私は仏教の曹洞宗でO に豊かな国々で考えなければならない問 ト的なこの前向きに進んでいく精神が一 世界の経済がどんどん発展していくと のがあるのではなかろうかと。 これからの人間社会において、もう少し いるわけでありますが、そういう意味で 今のような点から申しますと、今迄は と、色々な意味で仏教の精神と通ずるも を増やし、能率を上げ、自然界を征服し ぎいますが、普段あまり仏教の勉強も 的なことで多少仏教の本も読んだりしま でこの地球を住み易い場所として伝えて す。しかし、有限の地球上で子々孫々ま 近年感じているわけでむぎいます。 印象を私ども門外漢ではごぎいますが、 の大きな役割を持つのではないかという 教の精神というものが将来の社会に一つ 別のものの考え方という点から、この仏 て人聞の欲望を充足することをひたむき も問題になりまして、多少のつけやきば しておりませんので、今度の国際会議に したけれども、そのベルリンの会議に出 一応その段階ではいわゆるプロテスタン スト教の中でもプロテスタントの精神と にしてきました。特に西欧の精神、キリ つの支えになって来たと思うのでありま いうのは、フロンティア、つまり自然界 席された佐伯真光さんの話は、かなり各 ︵おわり︶ の征服を進めていくというような気持が ら、全国統一ポスターで釈尊のお誕生を 祝うよう普及して、皆様に好評を得てむ えて人の心に安らぎを与えることでしょ ポスターは明るい春の色を一杯にたた 利用していただいています。 年むとに各 花まつりポスターのご利用を し , ︸も0∼O∼0∼O︸もO∼O亀﹂ξ0∼O∼O斗1﹁㌔O亀﹂ノtO︶1﹁馬O亀﹂ノtO∼O∼O︸ノ﹁㌔O∼◎∼O︸も◎亀41P㍉O︸㌔0∼O∼0 いかなければならない、自然も資源も残 非常に強くあったのでむざいます。しか に従って、色々な悩み、つまり豊かな社 しだんだんその社会が豊かになっていく 会の心配の種が増えてきております。で すから経済の成長、経済の発展、所得の 地で盛んにな 上昇、豊かさがあれば、自動的に人間社 体に、疑問を持たれる様な状況になって う。どうぞ本年も同ポスターを各県郡市 会の幸福が増えるかどうかということ自 っている春の 既にどのよう り﹂を今年も はまちまちでしょうが、﹁四月八日﹂を す。なお、諸事情から花まつりの開催日 利用して頂くよう左記要領にて頒布しま う人達が人間として生がいある生活がで 強調し、一般の人々に忘れられない様に 仏あるいは各寺院、幼稚園等にて広くO きる程度の豊かさまでは、どうしても世 に開催してい のお誕生日﹂と刷り込んであります。 ポスター上部に﹁四月八日はお釈迦さま 行事﹁花まつ 界的にも、国内的にも、もっていかなく こうかとお考 ◎一枚八十円︵三十枚以上は送料本会負 仏教界最大の てはなりませんが、それ以上についての えになってお 担一外国は別途︶ 貧乏な国々、豊かな国々でも、非常に貧 問題の考え方が本質的にとわれていると しょう。 和四十七年か 全仏では昭 られることで しい人達が多勢いるのですから、こうい きていると思うのです。勿論これは、今 ( 一18一 第3種郵便物認可 思うのです。 仏教精神の役割 一方、人口の増加というのは、資源の ! 幽 一 い喫.7 自 鋼 ■一ヒ で’, 全 仏 昭和50年1月1日 第3種郵便物認可 ・誤写 います。 ﹁おたいまつ﹂と呼ばれて 後夜、農朝の六時にわたって、十一人 の作法で、日中、日没、初夜、半夜、 て水取の行事が行われ、闘伽桶にくみ の闘伽貸屋に、堂内より兇師がくだっ うにすさまじい。 この日はまた、二月堂下 とくに大きく火の牡丹のよ 明は﹁篭松明﹂といわれて の中にささえられて、いまも伝えられ 所をとった声明は美しい天平のリズム たえ、その相好を心にうかべ、その各 かれている十一面観音の諸の功徳をた 神学心経でして、この経典のなかに画 の典拠となっています経典は、十一面 の練行衆によって行われています。そ 水取りや瀬々のぬるみもこの日より ている。 乙諜 ことに三月+二日の大松 春を呼ぶこの行事は修二会と呼ばれ とった清浄水を本尊十一面観音にささ ことに﹁南無観世音菩薩﹂を略して この二月堂のお水取の中心となって まるで踊り出したいような躍動的なリ ﹁南無観﹂﹁南無観﹂と唱える称名は 謹賀新年 財団法人 全日本仏教尼僧法団 総 裁 副総裁 〃 理事長 副理事長 一19一 東大寺お水取り 火と水の祭典といわれています。 げる作法が盛大に行われています。 月堂の廻縁より火の瀧のように大松明 いるのは何といっても﹁十一面悔過﹂ 菊島輝男 取締馨捜織内 七郎 千代田トラベル 株式会社 〒描〇三︵三五三︶〇四二四 東京都新宿区大京町三十一 慈母会館内 梶沢北加花大 山 山田川藤院宮 智教教真慈智 弘然全成薫栄 東京都港区南青山五−六−二〇 千成ビル内 〒期 〇三︵四〇七︶三六=一 翼 一 −二 、 それは三月一日より十四日まで、二 をふりまわすことから、多くの人から 後夜の節はまことに美しい。 ズムで六時毎に早くすすめられ、 るのは旧二月におこなわれ、こ お水取行法が修二会といわれ とに神道の技の思想と、仏教の 梅過の思想がつらなっている奈 良時代仏教の姿をとどめ、実忠 たといわれています。 和尚が天平勝宝四年に始められ また、神名帳や過去帳も読ま 〃 縫締 相川.忠重 営業課長渡辺義光 長長役 れ、ことに過去帳の重慶と﹁青 緑もこれを歌舞伎にうつしてい 衣女人﹂の話は有名で、尾上松 る。 お水取りが終る頃、新しいあ 々は待ちわびるのです。 ︵東大・ たたかい春がやってくるのを人 ︻写真はお水取りの松明︼ 寺執事 平岡霧海謹製︶ 営業取 叱− 幽▼ ■一一 昭和50年1月1日 全 仏 全 仏 昭和50年1月1日 第3種郵便物認可 二 二十十十 七 十 十三一日 日 五 一日日 インドネシア仏教会代表来 麟歎鰍餅鰍疇 仏跡参拝の千代田トラベル・昭和50年の新企画 ガンダーラ・アフガニスタンの旅 (北京経由) 発行所財団法人 千代田トラベルでは過去10年、インド仏跡参拝に鋭 意努力して参りました。幸い各界多方面の6支持を戴 き憲なく任務を果させて戴いております。厚く御礼申 し上げます。 ここに発表するガンダーラ・アフガニスタンの旅は 北京航空路開設を機に、昭和50年の新企画として、日 本航空の協力を得て、弊社が開発しようとしている新 全日本仏教会 ルートです。 仏教はインドに生れ、中国・韓国を経て日本で開花 いたしました。その発禅の地お釈迦さまが歩まれたイ ンドの仏跡を溶血iされた方はすでに数多くなって参り ましたが、今度は六突三蔵の足跡を辿って大乗仏教発 祥の地ガンダーラ(パキスタン東部)地方を中心に、 アフガニスタンのバーミヤン(大石仏)までO案内し ます。なお、途中北京に2泊して、まだ自由渡航が当 分望めない中国を瞥見できるのもこの旅行の大きな魅 この費用には毎日の食事を含めて団体行動中の一 切の経費が含まれています。 参加人員 各回とも 15名以上25名まで 日本航空の協力により適当する特別割引運質の関 係で、参加者15名未満の場合は団体が成立しませ んので、そのような節は改めてむ相談させて戴き ます。 申込締切 出発の45日前 北京宿泊手配、中国査証手続の関係で締切日は厳 守します。 この旅行の特色 東京 1・その道の專門の講師の方にO同行戴く。 2・最も良い気侯の時期を選んで、ガンダーラ仏 跡を巡訪する。 3・歴史的にも地理的にも有名なカイバル峠をバ スで越える。 4・バーミヤンの石仏を見、ヒンズークシを仰ぎ ながらシルクロードの一端を知る。 5・往路北京で2泊して観光する。(中国大使館 実施時期 了承済) 力です。 .コース ()内の数字は泊数 東京都台東区西浅草一ノ五ノ五︵東京本願寺内︶ 話〇三 ︵八四三︶六三 四 一∼= 電 内会議 二月 1特約店募集中 1 宗連理事会 第劃塑報垂雪懸欝に労難事新曲蒙写 ! 員研修 人税法改正に関する打合 終会法山眉日局イ 業 東京ブディストクラブ・チ ャリティーショー参加 日 日 東京一北京(2)一ラワルピンディ(3)一丁キシラーラ ホールω一ペシヤワール(2)…カイバル峠…カブー ル(3)一バーミヤン(1)一デリー(1)一香港(1)一大阪一 第1回 昭和50年3月26日一4月9日 14泊15日 第2回 〃 8月27日一9月10日 〃 第3回 〃 10月1日一10月15日 〃 第4回・ 〃 10月22日一11月5日 〃 本年度は以上4回の予定です。この地域は厳し い気侯の制約を受けて上記の時期以外は旅行に 6・帰路香港に1泊して、大阪経由帰国し、西日 本の方々の便宜を計っている。 運輸大臣登録一般第154号 繰盤社多量厘距」ラペル 適しません。 参加費用(予定) お一人につき 418,000円 東京都港区南青山5丁目6番20号(千成ビル) 電話407−3612(代表)〒107 一20一 事務総局録事 ︵+二月︶ 縁『義義墾轟翻翻 1 四日 Ω幽回目3躍蹴==闘=昌翻8==−=躍=屠冨■回国馴回3騙 墨冒屋驕冨鱈開富「1