20 代女性 8 割「結婚したい」10 年来の高水準に しかし 交際相手いない

2011 年 6 月
編集･発行 株式会社オーネット 広報グループ
2011
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性(
代未婚女性(全国 900 人)の恋愛・
恋愛・結婚意識
20 代女性 8 割「結婚したい」10 年来の高水準に
しかし
交際相手いない 20・30 代未婚女性 65％ 過去最高
～ 結婚相手に求める年収 半数が 400 万円以上あれば OK ～
平成 22 年国勢調査の結果がまもなく公表される。前回、平成 17 年国勢調査では本格的な人口減少社会の到来
を予測し、その原因とも言える 20 代後半～30 代男女の未婚率の大幅な上昇が話題となった。あれから 5 年、人
口は減少局面に入り、男女の未婚率も過去最高となることは間違いない。
当社では長年に渡り、未婚男女の恋愛や結婚に対する意識面での変化を定期的に調査しており、2 年前に行っ
た 20・30 代未婚女性の調査において、結婚意欲は上昇傾向にあった。しかし、「交際相手がいない」という割合
は過去最高をマークし、結婚したい気持ちはあるものの、肝心の交際相手の有無という状況が全く伴っていない
ということがわかった。
そして今年、大きな災害の影響も受け、彼女たちの意識面にはどのような変化があったのか。オーネットは、全
国 900 人の未婚女性、20 代・30 代、そして今回は 40 代も対象に、恋愛、結婚に関する意識を調査した。
調査の結果、様々な社会環境の影響を受けてか、「（なるべく早く+いずれは）結婚はする」との回答は、20・30 代で
75.2％と、2年前となる前回調査からさらに大幅に上昇（全体では67.5％）、特に 20代は 2 年前の 75.3％から、81.0％
と 5 ポイント以上上昇するなど 10 年来の高水準を見せた。このように彼女たちの結婚意欲は強まっている一方、交
際状況は 20・30 代で「交際相手はいない」が 65.0％と、過去 15 年間で最高値（当社調べ）を更新し、恋愛状況は
改善するどころか、悪化の一途を辿っている。
彼女らに恋愛観を聞いたところ、受身指向なことがわかる。「恋人には追いかけるより、追いかけられたい」
64.8％、「男性は、女性を守る存在であってほしい」82.7％と回答。実際に交際相手がいると答えた女性も、81.1％
が相手のアプローチから交際を始めており、男性主導の恋愛模様が描かれてはいる。しかし、前述のように未
婚女性の 7 割近くは交際相手がいないというのが現状の中で、理想の男性は待っていても現れないと悟ったの
か、3 割（30.7％）の未婚女性が「好きな人ができたら自分から告白する」、7 割（69.3％）が「交際相手を作るには
自分から積極的に動くべきだ」と自ら行動を起こす意志を見せている。更に、「結婚するための活動＝婚活は必
要だと思う」54.1％と半数以上が回答、「婚活している人はもてない人だと思う」に関しては 15.8％しか回答してお
らず、婚活は結婚するためには必要なことと捉えている。
ただ、その裏側には、「交際していても、結婚をする気があるのかわからない男性が多い」72.6％と、煮え切らな
い男性に対してのジレンマを感じながら、「結婚を先延ばしにしていると、困るのは女性のほうだ」64.6％と考える
など不安と焦りの色も覗かせている。
このような心理変化、そして経済環境や社会環境の変化は彼女たちが考える結婚後のライフスタイルにも影響を
与えているようだ。「結婚・出産後も、フルタイムで働き続けたい」とする 20・30 代未婚女性は 2 年前の 32.6％から、
今回 40.7％へと増えており、結婚後も自ら働いていくことへの意欲が感じられる。ただ今回聞いた、「実際はどう
なると思うか」という質問には、「フルタイムで働き続ける」とするのは 27.3％に減り、「派遣・パート・アルバイトな
どで家計を支える」が 62.2％と多数を占めている。働き続けたいにもかかわらず、フルタイムの労働は難しいと
考える彼女たちの意識がハッキリと見える。
当報道に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。
株式会社オーネット マーケティング部 広報グループ
tel：050-5817-5606 fax：03-3474-1775 e-mail：[email protected]
－ 調 査 概 要 －
この資料は、結婚情報サービス「O-net（オーネット）」を運営する、楽天グループの株式会社オーネット（本社：東京都品
川区 代表取締役社長：島貫慶太）が、全国の 20 代・30 代・40 代未婚女性計 900 人を対象に恋愛・結婚意識などについ
て調査した結果をまとめたものです。
■調査名
■調査地域
■調査対象
■調査方法
■サンプル数
■調査期間
■調査主体
：
：
：
：
：
：
：
オーネット「2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の意識調査」
全国
2011 年 5 月 13 日時点で、20 歳～49 歳迄の結婚経験のない女性
楽天リサーチ株式会社モニターによるインターネットを利用したクローズ調査
900 人 （20 代女性 300 人 30 代女性 300 人 40 代女性 300 人）
2011 年 5 月 13 日（金）‐5 月 16 日（月）
株式会社オーネット
※表記の無い場合の単位は％です。 調査結果の数値は小数点第 2 位以下を四捨五入しているため、合計で
100％にならないことがあります。
※出版物・印刷物等、本資料をご使用になる場合には、オーネット 広報グループ宛連絡のうえ
〝「楽天
〝「楽天グループ
楽天グループの
グループの結婚情報サービス
結婚情報サービス オーネット」
オーネット」調査〝
調査〝 と明記ください。
調査対象者プロフィール
職業
全体
20代
30代
人
％
人
％
人
％
最終学歴
全体
20代
30代
人
％
人
％
人
％
短大・
専門学 予備校 その他 正規就
大学生 高専の
校生
生
の学生 労者
学生
91
0
10
0
5
279
10.1
0.0
1.1
0.0
0.6
31.0
90
0
8
0
3
117
20.0
0.0
1.8
0.0
0.7
26.0
1
0
2
0
2
162
0.2
0.0
0.4
0.0
0.4
36.0
中学
高校
44
4.9
29
6.4
15
3.3
205
22.8
106
23.6
99
22.0
専門
学校
134
14.9
55
12.2
79
17.6
短大
大学
134
14.9
35
7.8
99
22.0
348
38.7
209
46.4
139
30.9
自営
業・自
由業
51
5.7
18
4.0
33
7.3
派遣・
アルバ
パート
イト
等
165
125
18.3
13.9
68
79
15.1
17.6
97
46
21.6
10.2
無職
64
7.1
19
4.2
45
10.0
求職中 その他
80
8.9
38
8.4
42
9.3
30
3.3
10
2.2
20
4.4
大学院 その他
33
3.7
16
3.6
17
3.8
2
0.2
0
0.0
2
0.4
● 20・
20・30 代の未婚女
未婚女性を調査した
調査した前回調査
した前回調査「
前回調査「ことぶき科学情報
ことぶき科学情報 vol.52
vol.52 2009 年 20 代・30 代未婚女
代未婚女性の意
識調査」
識調査」もございます。
ございます。ご希望される
希望される場合
される場合はご
場合はご連絡
はご連絡ください
連絡ください。
ください。
2
ことぶき科学情報
ことぶき科学情報 ＶＯＬ.57
ＶＯＬ.57（
.57（2011.6）
2011.6）
－ 目 次 －
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の恋愛に対する意欲
■「交際相手はいない」 20 代・30 代で 65.0％と過去最高に
■現在交際相手のいない 40 代の半数以上 50.7％が「交際相手はほしくない」
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の恋愛観
■「男性は、女性を守る存在であってほしいと思う」 82.7％
■交際相手には、「追いかけるより追いかけられたい」も 64.8％
■先に告白をしたのは相手 81.1％
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の男性観
■交際相手と別れても友達として付き合える 39.1％
■男性の友人がいる 67.6％
■交際していても、結婚をする気があるのかわからない男性が多い 72.6％
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の結婚意思
■「結婚したい」 20 代・30 代の 75.2％、特に 20 代では 81.0％と 10 年来の高水準に
■結婚を先延ばしにしていると、困るのは女性のほうだ 64.6％
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の結婚相手の条件
■結婚相手に重視することは「性格」、「愛情」、「健康」、「収入」、そして「見た目」
■結婚相手の理想年齢、20 代は年上、30 代 40 代は気にしない派と年下派が増加
■結婚相手に求める年収、400 万円でも半数は OK、20 代女性の 3 人に 1 人は 300 万円でも OK
■「ここまで待ったんだから結婚に妥協はしたくない」 40 代の 55.1％
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の夫婦の形
■結婚後の理想はフルタイム 41.3％、専業主婦 35.2％
■実際は派遣・パート・アルバイト 58.3％だと思う
3
ことぶき科学情報
ことぶき科学情報 ＶＯＬ.57
ＶＯＬ.57（
.57（2011.6）
2011.6）
2011
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の
未婚女性の恋愛に
恋愛に対する意欲
する意欲
■「交際相手はいない
交際相手はいない」
はいない」 20 代・30 代で 65.0％
5.0％と過去最高に
過去最高に
20 代・30 代・40 代未婚女性（900 人）に交際相手について聞いたところ、全体の 683％と、3 人に 2 人が「現在交際相
手はいない」と回答した。20 代・30 代に限ってみてみると 65.0％まで上昇しており、下図の通り、調査開始 15 年間の
中で最高値を記録し、男性の数字に迫ろうとしている。40 代女性の交際相手がいない率も上昇していることがわか
り、未婚女性全体で交際状況の低下が見て取れる。今年 1 月、新成人に対して同様の調査を行ったがその調査でも
77％が「交際相手がいない」と、調査開始以来過去最高の値となった。交際相手がいないという状況は世代・性別に
関係なく広がっていることが分かる。
【交際状況について】
20・30・40代未婚女性
900人
【交際相手はいない】
20・30代未婚女性推移
交際相手
がいる
31.7％
49.8
交際相
手いない
68.3％
52.2
63.3
65.0
53.2
％
1996年 2001年 2006年 2009年 2011年
n=400 n=400 n=1,350 n=900 n=900 人
＜参考：男性推移＞
【交際相手はいない】
20代・30代推移
【交際相手はいない】
20代推移
69.6
70.0
63.6
56.8
56.2
1996年 2001年 2006年 2009年
n=400人 n=400人 n=1,350人n=1,135人
49.5
【交際相手はいない】
30代推移
68.8
64.0
62.0
70.6
52.8
50.5
1996年 2001年 2006年 2009年
n=200人 n=200人 n=600人 n=605人
1996年 2001年 2006年 2009年
n=200人 n=200人 n=750人 n=530人
■現在交際相手のいない
現在交際相手のいない 40 代の半数以上（
半数以上（50.7％）
50.7％）が
％）が「交際相手はほしくない
交際相手はほしくない」
はほしくない」
「今は交際相手がいないものの、交際相手がほしい」と思っている未婚女性は全体で 60.3％、「欲しくない」という未
婚女性は 39.7％だった。年代別に見ると 20 代の 7 割近い 69.2％が「交際相手がほしい」と答え、30 代も 64.4％が「ほ
しい」と答えており、さほど変化は見られず男性（2009 年調査）と比較してもほしいと答える割合は高い。しかし 40 代
女性では「欲しくない」が 50.7％と急増し、過半数を上回るという変化が見られた。
20・30・40代女性　交際相手がほしいと思うか（％）
単一回答　％ 全体
20代
30代
交際相手がいる
31.7
39.3
30.7
母数（人） 900
300
300
交際相手いないと答えた方のみ（％）
交際相手がほしい
60.3
69.2
64.4
交際相手はほしくない
39.7
30.8
35.6
母数（人） 615
182
208
40代
25.0
300
49.3
50.7
225
4
＜参考＞20代・30代男性（年代比較）交際相手がほしいと思うか
単一回答　％ 全体
20代
30代
交際相手がいる
30.0
30.4
29.4
交際相手がほしい
48.2
48.1
48.3
交際相手はほしくない
21.8
21.5
22.3
母数 1,135人
605人
530人
（交際相手がほしいとの回答者）　交際相手を見つける努力
単一回答　％ 全体
20代
30代
努力をしている
25.4
27.1
23.4
努力をしていない
74.6
72.9
76.6
母数 547人
291人
256人
ことぶき科学情報
ことぶき科学情報 ＶＯＬ.57
ＶＯＬ.57（
.57（2011.6）
2011.6）
ほしいと答えた理由としては、「いれば楽しい」が 68.2％と年代問わず多く、次いで「早く結婚したい」、「自分が向上
する」、「いないとさびしい」の順だった。年代による大きな差が見られたのは「早く結婚したい」で、20 代は 46.8％と
半数近く理由としてあげ、30 代では 53.7％と過半数が答えている。一方、40 代はというと 28.8％まで下がり、交際と
結婚とは別物として考えるようになっていることがわかる。
交際相手が欲しくない理由に関しては、年代に関わらず「ひとりで楽しいから」が最も多かった。次に多いのが 20 代
は人と付き合うのが苦手だから、30 代は結婚したいと思わないから、40 代は「ほかのことに時間を割きたいから」と
いう結果だった。20 代は対人関係の苦手意識、30 代は結婚意欲の低下、40 代は結婚の優先順位の低下といったよ
うに、各年代で女性の心理が大きく揺れ動いているように見える。
20・30・40代未婚女性　交際相手ほしい理由　ほしくない理由
ほしい理由　％ 全体
20代
30代
40代
ほしくない理由　％ 全体
20代
30代
40代
いれば楽しい
68.2
65.9
66.4
73.0 ひとりで楽しい
69.7
67.9
73.0
68.4
早く結婚したい
43.9
46.8
53.7
28.8 他に時間を割きたい
48.0
39.3
52.7
49.1
自分が向上する
39.6
41.3
38.1
39.6 結婚したいと思わない
46.7
30.4
56.8
48.2
いないとさびしい
28.8
32.5
26.1
27.9 他にお金を使いたい
32.8
25.0
45.9
28.1
母数（人）
244
56
74
114
371
126
134
111
2011
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の
未婚女性の恋愛観
■「男性は
男性は、女性を
女性を守る存在であって
存在であって欲
であって欲しいと思
しいと思う」 82.7％
82.7％
20代・30代・40代未婚女性（900人）の「恋愛観」を聞くと、82.7％が「男性は、
【男性は、女性を守る存在で
女性を守る存在であって欲しいと思う」と回答した（20代82.7％ 30代85.3％、
あって欲しい】
40 代79.3％）。また、「追いかけるより追いかけられたい」も 64.8％と高く。恋
思わない
愛観においては、男性主導を希望していることがうかがえる。
17.3%
思う
82.7％
n=900
【交際相手には、追いかけるより
追いかけられたい】
恋愛スタイルについて聞いてみると 76.4％が「恋人の浮気は許さない」と答
えながらも、「恋人に束縛されたくない」が 83.9％と高い。相手に対しては誠
意を求めつつも、それ以上に自分が束縛されることは抵抗感を示している。
20-40 代の未婚女性達は男性主導を理想としながらも、現実にはあまり
干渉しない、独立した恋愛関係を求めているようだ。
【交際相手の浮気は許せない】
思わない
思わない
【交際相手には束縛されたくない】
思わない
23.6％
16.1％
35.2％
思う
思う
思う
64.8％
76.4％
83.9％
n=900
n=900
n=900
■「先に告白をしたのは
告白をしたのは相手
をしたのは相手」
相手」 81.1％
81.1％
恋人がいると回答した 285 人に「恋人とのつき合い方」を聞いたところ、「先に好きになったのは相手」70.5％、「先に
告白したのは相手」81.1％と、交際が始まるまでの段階は、男性が主導権を握っていることが分かる。
交際が始まった後も男性のほうが積極的で、「電話やメールをする」、「デートの場所、日時、食事を決める」などは
主に相手＝男性と、女性に対してまめな男性像が窺える。更に「けんかしたとき先にあやまるのは主に相手」63.2％、
「デートの時に先に来て待つのは主に相手」55.8％と、現代の優しい男性像も浮かび上がる。
現在交際相手のいる女性達の半数以上は、交際をリードしてくれて、追いかけてくれて、尚且つ自分を大切にしてく
れる、というよく出来た男性と交際しているようだ。
5
ことぶき科学情報
ことぶき科学情報 ＶＯＬ.57
ＶＯＬ.57（
.57（2011.6）
2011.6）
【恋人とのつき合いの実態】
恋人がいる20・30・40代 未婚女性285人
％
主に自分
先に告白したのは
先に好きになったのは
けんかした時に先にあやまるのは
主に相手
18.9
81.1
29.5
70.5
36.8
63.2
デートの日時を決めるのは
43.2
56.8
電話やメールをするのは
43.2
56.8
デートの時に先に来て待つのは
44.2
55.8
デートの場所を決めるのは
45.3
54.7
デートの食事を決めるのは
47.7
52.3
デートの時の会話の中心は
食事や弁当を作るのは
57.2
42.8
83.2
16.8
＜参考＞恋人がいる20・30代未婚男性
恋人とのつき合いの実態
％ 主に自分
先に告白したのは
先に好きになったのは
74.1
63.2
けんかした時に先にあやまるのは
68.5
デートの日時を決めるのは
72.9
電話やメールをするのは
49.4
デートの時に先に来て待つのは
69.7
デートの場所を決めるのは
デートの食事を決めるのは
72.1
68.5
デートの時の会話の中心は
42.6
食事や弁当を作るのは
母数
20.3
184人
2011
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の
未婚女性の男性観
■「男性の
男性の友人がいる
友人がいる」
がいる」 66.2％
66.2％
20 代・30 代未婚女性（900 人）の 66.2％は男性の友人がいる。その割合は 20 代に特化すると 73.0％と高く、前回調
査時の 70.4％を上回った。30 代66.3％、40 代59.3％と、年代につれその割合は低下していくが、09 年の男性調査時
（n:670 20 代 63.0％ 30 代 54.5％）に比べるとその割合は高い。
「男性の友人がいる」と回答した 596 人にその友人関係を聞くと、「メールで連絡を取り合う」が 93.3％と最も多く、「恋
愛対象としてみていない」87.8％、「時々合っておしゃべりをする」87.1％と続く。恋愛相談をしたり、遊びにいったり、
話をしたり、と同性の友人と同じような関係を構築していることが分かる。年代による差はほとんど見られなかった。
ただ、「恋愛対象にしているかもしれない」といった、いわゆる“恋愛候補”の友人は、09 年男性調査では 51.6％と 5
割を僅かに超えているのに対して、女性は 37.2％と 15 ポイント近く下回っている。男性の多くが友人の中に淡い恋
心を抱いているのに比べ、女性は異性の友人をあくまでも友人と冷静に捉えているようだ。それでも 4 割近くは異性
の友人の中に恋愛対象としてみている男性がいる可能性があり、恋愛に発展する素地は十分にあると言える。
20・30・40代未婚者　異性の友人の関係（異性の友人がいると答えた方のみ）
いる・いない2択で、いるの割合　％ 女性
男性
20代女性 30代女性 40代女性
メールで連絡を取り合う
93.3
92.8
92.7
94.0
93.3
恋愛対象としてみていない
87.8
87.2
87.7
90.5
84.8
時々合っておしゃべりをする
87.1
89.0
83.1
87.4
91.6
電話で連絡しあう
67.1
66.9
61.2
69.3
71.9
恋愛相談ができる
59.6
57.6
63.9
55.8
58.4
買い物や遊びに行く
51.8
58.4
53.0
50.3
52.2
自宅に招いたり相手の家に出かけられる
43.5
45.5
43.4
43.7
43.3
恋愛対象にしているかもしれない
37.2
51.6
36.1
37.2
38.8
親友と呼べる関係
35.7
41.9
32.9
36.7
38.2
電話やメールだけの付き合い
16.8
19.6
17.8
15.6
16.9
母数（人）
596
870
219
199
178
20011
20011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の
未婚女性の結婚意思
■「結婚したい
結婚したい」
したい」 20 代・30 代の 75.2％、
75.2％、特
％、特に 20 代では 81.0％
81.0％と 10 年来の
年来の高水準
交際状況は悪化の一途を辿っているものの、20 代・30 代未婚女性（900 人）の 75.2％は「早く」または「いずれは」結
婚したいと考え、「結婚したくない」は 7.8％、「今は考えられない」との回答が 17.0％である。
特に 20 代の結婚意向が上昇しており、2 年前の 75.3％から、81.0％と 5 ポイント以上上昇した。30 代も前回の 68.5％
から、69.3％へと微増している。40 代では 52.0％と約半数となり、「早く結婚したい」という割合が 20・30 代の半分まで
6
ことぶき科学情報
ことぶき科学情報 ＶＯＬ.57
ＶＯＬ.57（
.57（2011.6）
2011.6）
に減少、逆に「今は考えられない」が36.3％急増する。「交際相手がほしい」の設問でも、40代から急激に低下してい
たが、40 代を境に、結婚・恋愛に対しての優先度が低下するようだ。
【結婚の意志】20・30・40代女性900人
早く結婚
全体
（900人）
26.9
20代
（300人）
32.7
30代
（300人）
31.3
40代
（300人）
いずれは結
婚
16.7
一生結婚
したくない
40.6
今は考え
られない
9.1
48.3
38.0
35.3
＜参考＞【結婚の意思】 20代・30代男性1,135人
9.7
11.7
全体
n=1,135人
23.4
6.0
いずれは
結婚
早く結婚
20代
n=605人
13.0
30代
n=530人
21.0
したくない
20.4
57.4
22.3
17.9
62.1
20.0
23.2
51.9
24.9
36.3
結婚意思推移は下表の通り。30 代は微増しているが、ほぼ変化は見られない。20 代を見ると 1999 年の結婚意思が
88.5％と最も高く、それ以降は減少傾向を見せていた。しかし、2006 年を底に 09 年は微増、11 年は高い上昇を見せ、
過去 10 年間の中でも高水準、01 年の数字に迫る勢いである。
【早く＋いずれ結婚したい】
20代未婚女性推移
88.5
85.5
【早く＋いずれ結婚したい】
30代未婚女性推移
【早く＋いずれ結婚したい】
40代未婚女性推移
8 1 .0
73.6
75.3
99年
01年
06年
09年
11年
（200人） （200人） （600人） （450人） （300人）
69.5
6 9 .3
68.0
70.0
67.9
49.4
68.5
99年
01年
06年
09年
11年
（200人） （200人） （750人） （450人） （300人）
52.0
06年
（400人）
08年
（150人）
11年
（300人）
■「結婚によって
結婚によって人生
によって人生の
人生の楽しみは多
しみは多くなる」
くなる」 62.7％
62.7％
結婚観について聞いてみたところ、「結婚によって得ることのほうが多い」と 69.3％が回答した。20 代 30 代で見ると
実に 73.6％となった。09 年の男性調査では 72.4％であり、20 代 30 代女性は男性よりも結婚の意義や価値を感じる
ようになっていることが分かる。40 代では 60.4％と 10 ポイント以上低下しており、性別・年代による結婚・恋愛に対す
る優先度の違いがここでも見てとれる。
「結婚するなら早婚のほうが得」と答えている未婚女性は全体で 36.7％、前回調査では 30 代が 20 代を上回っていた
が、今回の調査では20代が30代を逆転する結果となり、結婚時期に対する20代女性の結婚意識の高さが窺える。
この意識の高まりは、結婚の時期が遅れることに対しての焦燥感にも繋がっている。「結婚を先延ばししていると、
困るのは女性のほうだ」に関して、「そう思う」と答えたのは 64.6％、そのうち 20 代 72.3％、30 代 67.3％、40 代 54.0％
となり、結婚時期に対しての焦りは 20 代ほど大きくなっている。
201
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の
未婚女性の結婚相手の
結婚相手の条件
■結婚相手に
結婚相手に重視することは
重視することは「
することは「性格」
性格」、「愛情」
愛情」、「健康」
健康」、「収入」
収入」、そして「
そして「見た目」
全員（900 人）に結婚相手の条件を聞くと、重視する項目は「性格」、「愛情」に次いで、「健康」の順となり、前回調査に
比べ、さほど変化は見られなかった。
7
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2011.6）
「家事・育児能力」を重視するという回答は 20・30 代で 67.8％と約 7 割が回答しているものの、40 代は 10 ポイント以上
低い 58.9％だった。前回の 20・30 代調査では「家事・育児への協力姿勢」を重視するという項目が 87.6％で、実際の能
力を聞いた今回は回答率が下がってはいるが、それでも半数以上、とくに20代30代の多くはこの能力を求めているよ
うだ。「収入」は前回調査より微増の 77.0％、性格、愛情、健康は勿論のこと、今後は家事・育児への協力姿勢だけでな
く、実際の能力も求められそうだ。
■結婚相手の
結婚相手の理想年齢、
理想年齢、20 代は年上、
年上、30 代 40 代は気にしない派
にしない派と年下派が
年下派が増加
20・30・40代女性　結婚相手を選ぶ際に重視すること
重視する・しないの2択で
「重視する」の回答　％
性格
愛情
健康
収入
容姿・外見
家事・育児能力
職業
婚姻暦
身長
学歴
母数（人）
全体
20代
30代
40代
99.1
97.2
94.0
77.0
68.5
67.8
64.2
53.2
38.0
35.9
900
98.9
96.5
91.5
76.2
68.4
72.3
67.7
68.1
40.1
36.5
300
99.3
97.4
95.9
77.5
72.7
72.0
63.8
53.1
37.6
34.7
300
99.2
97.7
94.7
77.4
64.2
58.9
60.8
37.4
36.2
36.6
300
20代
56.3
3.3
9.3
31.0
300
30代
36.7
7.4
9.0
47.0
300
40代
23.7
11.3
11.7
53.0
300
20・30・40代女性　結婚相手に求める年齢
年齢　単純回答　％
全体
年上
38.9
年下
7.4
同年齢
10.0
気にしない
43.7
母数(人）
900
20 代・30 代・40代未婚女性（900 人）が考える
結婚相手の理想年齢は、左下表の通り。年
の差婚が話題となっているが、20 代は年上
派（絶対年上＋できれば年上）が 56.3％と、
半数以上が年上を希望しているが、30 代で
は 36.7％、40 代では 23.7％と、年代とともに
少数派となっていく。
年上派が年代と共に減少する中で「特に気
にしない」と答える割合が増加、30・40 代で
は過半数を占めている。
年下派は 20 代 3.3％と極少数派だが、30 代
は 7.4％、40 代は 11.3％と年代とともに増加
する傾向を見せている。
結婚したいと回答した女性に「年下の男性の
ほうが、自分は合うのではないかと思う」か
聞いてみたところ、全体では 30.6％、うち 20 代は 21.3％、30 代 30.3％、40 代 40.8％と、年代と共に 10 ポイントずつ「そ
う思う」とする割合が増えるという結果になり、年下男性も結婚相手として考えられるようになっていくようである。
■結婚相手に
結婚相手に求める年収
める年収、
年収、400 万円でも
万円でも半数
でも半数は
半数は OK、
OK、20 代女性の
代女性の 3 人に 1 人は 300 万円でも
万円でも OK
【相手に求める年収】　20・30・40代未婚女性（900人）
0.7
それ以上
2.0
20代未婚女性
全体
1.1
1,500万円
1.1
4.3
1,000万円
4.6
4.6
800万円
8.7
10.6
600万円
13.6
20.2
500万円
22.5
26.2
400万円
25.6
300万円
16.6
200万円
3.5
23.0
6.7
％
2.5
無くても良い
1.8
0.0
5.0
10.0
15.0
20.0
25.0
8
30.0
未婚女性たちが結婚相手に求める年収も調
査したところ、25.6％と 4 人に 1 人が 400 万円
以上を希望していることが分かった。次いで
500 万円以上 22.5％、300 万円以上 16.6％、
600 万円以上 13.6％となった。
20 代女性で見ると求める年収は 400 万円以
上が 26.2％と全体平均より若干多い程度だ
が、次点が 300 万円以上 23.0％となり、全体
に比べ 7 ポイント近く多い。
この結果から、47.6％と半数近くの女性が、
20 代女性に至っては 58.5％と過半数が、年
収 400 万円台の男性でも OK ということにな
る。年収 300 万円台だと、全体では 22.0％と
大幅にダウンするが、20 代女性では 32.2％
と、年代の低い女性のほうが男性の収入に
対して現実的とも言えるようである。
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ことぶき科学情報 ＶＯＬ.57
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2011.6）
■「ここまで待
ここまで待ったんだから結婚
ったんだから結婚に
結婚に妥協はしたくない
妥協はしたくない」
はしたくない」 40 代の 55.1％
55.1％
非常に高い結婚意欲を持ちながら、彼女達は結婚に妥協はしたくないと 結婚に妥協はしたくない
％
思う
思わない
考えている。「結婚に妥協はしたくない」という設問に対し 20 代では
全体（818人）
47.6
52.4
38.7％が「思う」と答えているが、30 代は 49.4％、40 代では実に 55.1％と
20代（282人）
38.7
61.3
半数を超え、年代に比例してその意志が強まっていくことが分かる。
30代（271人）
49.4
50.6
しかし、結婚相手に重視する項目を見ると、いずれの項目においても重
40代（265人）
55.1
44.9
視すると答えている割合は年代の低い層の方が高い。
年代の高い女性ほど、相手にそこまで多くを求めてはいないが、最低限ここは譲れないという部分が妥協しないと
いう姿勢に現れているようだ。
2011 年 20 代・30 代・40 代未婚女性の
代未婚女性の夫婦の
夫婦の形
■結婚後の
結婚後の理想は
理想は「フルタイム」
フルタイム」 41.3％
41.3％、「専業主婦」
専業主婦」 35.2％
35.2％、現実は
現実は「派遣・
派遣・パート・
パート・アルバイト」
アルバイト」 58.3％
58.3％
【結婚・出産後の自分の仕事】　理想
20・30・40代未婚女性　900人
専業主婦
35.2％
フルタイム
41.3％
派遣・パート
アルバイト
23.5％
【結婚・出産後の自分の仕事】　現実
20・30・40代未婚女性　900人
専業
主婦
10.3％
結婚後の仕事に対する理想では、「フルタイムで働き続ける」という項
目が 41.3％と、これまでの調査で初めて「派遣・パート・アルバイト」を
抜く形となった。年代別で見ると 20 代 40 代はフルタイムが最も高いが、
30 代だけは前回の調査と同じく専業主婦が 37.3％とフルタイムよりも
僅かに高い結果となっている。
「実際にはこうなると思う」という設問では、派遣・パート・アルバイトが
58.3％となり、各年代ともに半数以上を占める結果となった。専業主婦
に至っては 1 割に過ぎず、理想では 35.2％がそうなりたい、と回答して
いたものの、大幅減となった。働く意志はあるものの、結婚・出産後の
家庭と仕事の両立、復職の困難さなどを冷静に見ているようだ。
ただ、当社が 09 年に行った調査では、「配偶者にはフルタイムで働い
てほしい」と答える男性が 4 割まで急増しており、女性たちが結婚後も
働く意志を見せていることで、男性の肩の荷が少しは軽くなりそうだ。
女性）結婚・出産後の仕事の理想と現実
理想
全体
20代
単数回答　％
818
282
フルタイム
41.3
44.7
派遣・パート・アルバイト
23.5
24.1
専業主婦
35.2
31.2
現実
全体
20代
フルタイム
31.4
28
派遣・パート・アルバイト
58.3
61.7
専業主婦
10.3
10.3
フルタイム
31.4％
派遣・パート
アルバイト
58.3％
30代
271
36.5
26.2
37.3
30代
26.6
62.7
10.7
40代
265
42.6
20
37.4
40代
40
50.2
9.8
＜参考：09 年 20・30 代未婚男性調査＞
【99年男性　配偶者の結
婚後の仕事の希望】
不詳
400人
0.6%
フル
専業
タイ
主婦
ム
23.9%
27.3%
派遣
等
48.2%
【09年男性　配偶者の結
婚後の仕事の希望
1,135人
→
専業
主婦
20.6%
派遣
等
38.9%
フル
タイ
ム
40.4%
9
配偶者の結婚後仕事の希望
20代
99年
20 代
単数回答　％ 200人
フルタイムで働いてほしい
24.7
派遣等で家計を支えてほしい 46.9
専業主婦でいてほしい
27.8
不詳
0.6
30代
99年
30 代
単数回答　％ 200人
フルタイムで働いてほしい
29.9
派遣等で家計を支えてほしい 49.4
専業主婦でいてほしい
20.0
不詳
0.5
09年
605人
36.9
38.0
25.1
09年
530人
44.5
40.0
15.5
ことぶき科学情報
ことぶき科学情報 ＶＯＬ.57
ＶＯＬ.57（
.57（2011.6）
2011.6）
「ことぶき科学情報」バックナンバー 一覧
ことぶき科学情報 第1回発行は、ＶＯＬ.１ 1996年01月 「新成人の恋愛･結婚観／団塊ジュニアの意識調査」です。
ここでは、2001 年からのバックナンバーを紹介します。
ＶＯＬ.３１
ＶＯＬ.３２
ＶＯＬ.３３
ＶＯＬ.３４
ＶＯＬ.３５
2001 年 01 月
2001 年 03 月
2001 年 05 月
2001 年 08 月
2001 年 12 月
「西暦 2001 年新成人の恋愛・結婚・仕事意識」
「20～30 代独身ＯＬの恋愛･結婚意識」
「20～30 代独身サラリーマンの恋愛・結婚意識」
「25～34 歳独身男女の国勢調査結果と結婚意識」
ＶＯＬ.３６
ＶＯＬ.３７
2002 年 01 月 「西暦 2002 年新成人新成人の恋愛・結婚・仕事意識」
2002 年 03 月 「25～39 歳独身ＯＬを娘に持つ母親の母娘関係実態・意識調査」
ＶＯＬ.３８
2003 年 01 月 「’03 年新成人の新成人の恋愛・結婚・仕事意識」
ＶＯＬ.３９
報告書
短信Ⅰ
ＶＯＬ.４０
2004 年 01 月
2004 年 07 月
2004 年 10 月
2004 年 12 月
「’04 年新成人の恋愛・結婚・仕事意識」
「日本と韓国の 20 代・30 代独身者 1000 人の意識」
「３大都市圏の独身女性 結婚意識調査」
「25～39 歳独身ＯＬを娘に持つ母親の母娘関係実態・意識調査」
ＶＯＬ.４１
短信Ⅱ
ＶＯＬ.４２
短信Ⅲ
2005 年 01 月
2005 年 03 月
2005 年 06 月
2005 年 10 月
「’05 年新成人の恋愛・結婚・仕事意識」
「25～39 歳独身男女のプロポーズに関する調査」
「子供のいる 30 代・40 代既婚男性の子育て意識」
「３大都市圏の独身男性 結婚意識調査」
ＶＯＬ.４３
ＶＯＬ.４４
短信Ⅳ
ＶＯＬ.４５
短信Ⅴ
ＶＯＬ.４６
2006 年 01 月
2006 年 03 月
2006 年 05 月
2006 年 07 月
2006 年 10 月
2006 年 11 月
「’06 年新成人の恋愛・結婚・仕事意識」
「全国 20 代未婚者 800 名の結婚の形調査」
「地域別 25～34 歳の独身女性 結婚意識調査」
「全国 30 代 40 代 未婚男性 1,200 名の結婚意識」
「中国地方 25～44 歳の独身男性 結婚意識調査」
「全国 30 代 40 代 未婚女性 1,150 名の結婚意識」
ＶＯＬ.４７
号外
2007 年 01 月 「’07 年新成人の恋愛・結婚意識」
2007 年 01 月 「’07 年新成人 東西比較」
「居住形態別代独身ＯＬのライフスタイル、恋愛･結婚意識比較調査」
ＶＯＬ.４８ 2008 年 01 月 「’08 年新成人の恋愛・結婚意識」
短信Ⅵ 2008 年 03 月 「四国 4 県 20・30 代 独身女性 400 名 意識調査」
ＶＯＬ.４９ 2008 年 10 月 「首都圏・阪神圏 20 代・30 代・40 代女性 900 名に聞いた結婚」
ＶＯＬ.５０
ＶＯＬ.５１
ＶＯＬ.５２
2009 年 01 月 「’09 年新成人の恋愛・結婚意識」
2009 年 06 月 「’09 年 20 代・30 代未婚男性の意識調査」
2009 年 10 月 「’09 年 20 代・30 代未婚女性の意識調査」
ＶＯＬ.５３
ＶＯＬ.５４
ＶＯＬ.５５
2010 年 01 月 「’10 年新成人の恋愛・結婚意識」
2010 年 06 月 「適齢期の子どもを持つ母親 450 名の結婚・親子関係に関する意識調査」
2010 年 10 月 「20～50 代 離婚経験を持つ女性 全国 500 人の意識調査」
ＶＯＬ.５６
ＶＯＬ.５７
2011 年 01 月 「’11 年新成人の恋愛・結婚意識」
2011 年 06 月 「’11 年 20 代・30 代・40 代 未婚女性の意識調査」
バックナンバーについてのお問い合わせは、オーネット 広報グループ までお願いいたします。
TEL：03‐5745‐1810 FAX：03‐5745‐1812 E-mail：ml.koho@@onet.co.jp URL http://onet.jp
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