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インド知財の概況 - 台湾知的財産権情報サイト

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インド知財の概況 - 台湾知的財産権情報サイト
Feb. 2014
JETRO New Delhi
今浦
陽恵
[email protected]
Copyright © 2014 JETRO. All rights reserved.
禁無断掲載
旺盛な消費と豊富な労働力
(兆ドル)
60
中間層による消費額
2025年の人口構成
13億9,605万人
その他
50
EU
米国
40
日本
30
アセアン
ブラジル
20
13億9,464万人
ロシア
10
インド
中国
0
2010
2020
2030 (年)
(出典) 米国統計局
(出典) OECD DEVELOPMENT CENTRE (Working Paper No.285) 2010に基づきJETRO作成
1
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我が国企業の進出動向
(億ドル)
700
EU
600
米国
500
中国
400
300
(企業数)
1,200
輸入相手国別輸入額
1,000
800
韓国
我が国企業進出状況 (億ドル)
35
進出企業数
直接投資額
30
2011年8月
日印EPA発効
25
20
日本
600
15
400
200
10
100
200
5
0
0
0
(年)
(年度)
(出典) インド商工省 Export Import Bank
(出典)
2
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在インド日本大使館、インド商工省
R&Dセンターとしてのインド
GE
2000年にバンガロールに研究開発拠点を立ち上げ。
今後3年間で6000万ドルの追加投資を行い、5000人(現状4500
人)による研究開発体制を構築する。
ここ2年間で、リバース・イノベーションを通じたコストダウンを
通じて、風力用タービンから乳児用製品まで30の製品を新たに生
み出してきた。
今後さらに、機関車や信号機など30の製品を新たにインドにおけ
るR&Dを通じて生み出していく計画。
シーメンス
インド全体で11の研究開発拠点をもつ。
バンガロールのCorporate Technology Centerはインドのみなら
ず、世界全体の研究開発の拠点となっている。
サムソン
デリーとバンガロールの2拠点で合計6000名がR&D部門に勤務。
インドマーケット向けのテレビ、携帯電話等の開発を実施。
デュポン
施設2ケ所。そのうちの1つの研究施設は自動車産業の集積地プ
ネに位置し、自動車メーカー、現地企業等と協業しながら、自動
車関連の研究開発を実施。
リバース・イノベーション:成熟市場での成功モデルを捨て、新興国のニーズを捉えた現地発のイノベーション
3
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出願・審査動向
(件数)
45000
特許
(件数)
9,000
40000
8,000
35000
7,000
30000
6,000
(件数)
250,000
意匠
商標
200,000
150,000
4,000
15000
3,000
10000
2,000
5000
1,000
0
0
100,000
50,000
0
(年度)
(年度)
棒グラフ:出願受理件数 ---審査請求件数 ---審査着手件数
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
20000
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
5,000
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
25000
(年度)
(出典)インド特許意匠商標総局アニュアルレポートに基づきJETRO作成
4
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特許出願の国別動向
50000
インドにおける特許出願件数(2000-2011年度)
45000
40000
805
652
出願件数
35000
675
30000
11192
1157
12168
25000
その他
韓国
中国
20000
10405
15000
4117
10000
10600
欧州
米国
5353
日本
インド
5000
8312 8921
0
2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011
年度
(出典)インド特許意匠商標総局アニュアルレポートに基づきJETRO作成
5
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特許出願の出願人別動向
2010年度出願件数 外国出願人ベスト10
順位
組織名
出願件数
1(1) クアルコム(米)
1192⇖1153
2(2) コーニッカフィリップス
エレクトロニクス(オランダ)
1101⇖627
3(5) ソニー株式会社(日本)
455⇖302
4(-) GE(米)
439⇖000
5(8) シャープ株式会社(日本)
436⇖277
6(3) テレフォナクナティ
7(10) シーメンス
LM
エリクソン(スウェーデン)
アクチエンゲゼルシヤフト(独)
381⇙449
351⇖249
8(4) BASF(独)
346⇖302
9(-) 中興通訊(中)
286←???
10(6) マイクロソフト(米)
253⇙301
(出典)インド特許意匠商標総局アニュアルレポートに基づきJETRO作成
6
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欧米の対インド出願戦略(2011年3月調べ)
IT系企業
米国企業
欧州企業
製薬系企業
 特許出願する地域を決定する際に、様々な基準を採
用している。例えば、その国の歳入、競合他社の存
在、見込まれる経済・歳入成長など。インドは、こ
れらの基準を満たしている。
 インドは、最も重要な地域の一つであり、多数の特
許出願をしている。
化学系企業
 優先順位は、米国・欧州・中国・日本である。最近
は、ブラジル・インドに重点を置き始め、日本の優
先度を下げ始めている。
 現状、ASEAN・インドに対して、同業他社と比較
して十分な特許出願をしているとは思わない。とり
わけ、地元企業の競争力の増加を考えると、積極的
に出願する必要がある。
 インドにおいては、ここ5年間出願を毎年30%増加
させている。
 現在、インドにおける特許の有効性、行使力は不透
明であるが、侵害訴訟の信頼性や予測可能性に関し
て、インドの法制度は改善されるものと考えている
。そのため、我々は、さらにインドにおける知財ポ
ートフォリオを確立していく予定である。
 主な出願目的は、①技術移転、②自社製品の模倣対
策、③ライセンス契約の機会創出。
自動車系企業
 ASEAN各国やインドの重要性が、今後増加すると考
える。
 それらの国々にある現地法人工場に経営の自由度を
与えるために、将来的に出願を増やす予定。
[175] 当社は、特許出願するもののうち、ほぼ全件を海外にも特許出願している。というのも、海外にも特許出願することを
決めてから自国に特許出願するからである。とにかく特許出願し、その後で海外出願する案件を選ぶアプローチとは全く異な
る。出願対象国の選定基準は、その国の市場規模のみである。特に7~10年後の市場規模予測で評価する。競合他社の動向
や特許制度の整備状況も確認はするが、あくまで参考情報に過ぎない。(欧州企業)
特許庁「戦略的な知的財産管理に向けて-技術経営力を高めるために-<知財戦略事例集>」(2007年4月)から抜粋
7
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インド知的財産関係政府機関
商工省(Ministry of Commerce and Industry)
大臣:Anand Sharma
ニューデリー
産業政策推進局(DIPP)
商業省(Doc)
次官:Saurabh Chandra
局長:D.V. Prasad
アーメダバード
コルカタ
ムンバイ
チェンナイ
予算のみ管理
特許意匠商標総局(CGPDTM)
長官:Chaitanya Prasad
知的財産審判委員会(IPAB)
主に特許事件
特許局
コルカタ
ニューデリー
ムンバイ
チェンナイ
意匠局
コルカタ
商標局
ムンバイ
ニューデリー
コルカタ
チェンナイ
アーメダ-バード
地理的
表示局
チェンナイ
主に商標事件
委員長
Smt. Justice Prabha Sridevan
副委員長
Ms. S. Usha
技術メンバー(特許)
D.P. S. Parmar
技術メンバー(商標)
Mr. Sanjeev Kumar Shaswal
8
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稀に合議体
近年のインド知財を巡る動き
イノベーション
促進
種々の国家
政策
実用新案
導入
登録業務
権利行使
国際関係
強制実施権
PCT国際調
査機関化
質と速度
模倣品対策
マドプロ
加盟
透明性
知財訴訟
マルチ会合
固有の制度
外国政府等からの働きかけ
9
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インド政府の政策課題
雇用創出
国家イノベーション委員会
(2010年9月)
知的財産委員会
(2011年5月)
毎年約2000万人が労働者市場に(製造業で毎年1000万人吸収)
製造業振興
製造業のGDPシェアは16%、雇用は12%(10年以内にGDPシェアを25%に)
イノベーション振興
国家電子産業政策
(2012年11月)
外国投資・技術導入・国内イノベーション振興
国家科学技術・イノベーション政策
(2013年1月)
低所得者対策
国家製造業政策
(2011年10月)
インド人口の大部分は、低所得者層
強制実施権
医薬品アクセスの確保
国家医薬品価格政策
(2012年12月)
人道的観点・ジェネリック業界保護の観点から至上命題
実施報告義務
特許権強化に慎重
エバーグリーニング
インド固有の法制度・訴訟を含めた運用
10
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国家知的財産権戦略(案)
(2012年9月)
実用新案権
禁無断掲載
政策的な観点から捉えた知財
プロパテントとアンチパテントの混在
2010年-2020年 = イノベーションの10年
(2010年1月 マンモハン・シン首相)
国家イノベーション委員会設立(2010年9月)
・セクター別委員会として知財委員会設立(2011年5月)
第12期5ヵ年(2012-2017)計画アプローチペーパー(2011年10月)
・知財管理行政の強化の必要性
・知財権者には、独占を強化するインセンティブがある
・独占は、特に医薬の分野において、更なるイノベーションを抑制し、価格を高騰させる
・倹約的な(Frugal)イノベーションを保護できる知財制度の確立が必要
11
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禁無断掲載
政策的な観点から捉えた知財
プロパテントとアンチパテントの混在
国家知的財産権戦略(2012年9月ドラフト)
•特許・意匠・商標総局の機能強化
電子化(電子出願、DB等)
中小企業等への手続料の減免措置
審査・手続の質の向上・迅速化
•エンフォースメントの強化
•実用新案制度の導入
短い審査/権利付与の所要時間
保護期間5-7年
TRIPS第7条・第8条の目的及び原則に合致したセクター固有の例外
•営業秘密に関する法制の導入
12
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禁無断掲載
政策的な観点から捉えた知財
プロパテントとアンチパテントの混在
国家製造業政策(2011年10月)
・2022年までにGDPの少なくとも25%を製造業に(現在は16%)
・2022年までに1億人の新たな雇用創出
→外国投資・技術導入、イノベーションの促進
→知財システムの思慮深い改善
共同開発、国内イノベーション、環境技術へのアクセスを可能にする
現在のTRIPSを超える保護には非常に慎重
ビジネスヨーロッパが反対意見
→技術の獲得と開発
 技術獲得・開発ファンド(TADF:Technology Acquisition and Development Fund)の設立
気候変動枠組条約交渉での主張の具現化
環境技術保有企業
TADFによる権利買取
強制実施権の設定
13
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中小企業
政策的な観点から捉えた知財
プロパテントとアンチパテントの混在
国家医薬品価格決定政策(2012年7月)
目的:イノベーションと競争の機会を十分に与え、業界の成長を支え、必須医薬品の適
正価格での入手を確保する。
→国家必須医薬品を対象とする。
→価格規制対象外医薬品も年10%を超えた価格上昇に対する引き下げ権限
考慮対象国
→特許医薬品は、権利者の交渉スキームを確立
A国での公的調達価格×
インドの一人当たり国民総所得(購買力平価)
A国の一人当たり国民総所得(購買力平価)
英国・カナダ
フランス
オーストラリア
ニュージーランド
→インド国内での研究開発によって生まれた以下の薬については、適用除外
インドで特許された新薬
インドで特許されたプロセスによる新薬
新たな投薬システムを伴う製剤
14
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インド知的財産制度の歩み
 1995年
 1999年
WTO加盟
改正特許法施行
 2002年
改正特許法施行
 2005年
改正特許法施行(現行法)
 2007年
 2013年
PCT国際調査機関化承認
改正商標法施行
メールボックス出願※受け付け
特許の保護期間延長
医薬品の製法特許 7年→20年
その他の製法特許、物質特許 14年→20年
出願公開制度導入
医薬品の物質特許制度導入
マドリッドプロトコルへの加盟
PCT国際調査運用開始
※メールボックス出願:医薬品の物質特許導入前に、出願を受け付け、制度導入後に審査を開始する制度
15
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禁無断掲載
特許審査の質
審査基準
特許 2011年3月公表
意匠 2011年3月公表
商標 2008年第1次ドラフト
技術分野別ガイドライン
伝統的知識及び生物由来物質関連発明 2012年12月公表
バイオテクノロジー関連発明
2013年 3月公表
コンピュータ関連発明
2013年 6月第1次ドラフト
(参考) インド特許・意匠審査担当者数(2012年3月末現在(カッコ内は前年比))
特許・意匠
デリー
ムンバイ
コルカタ
チェンナイ
合計
審査管理官
19
13(▲1)
20
22
74(▲1)
審査官
85(+50)
27(+13)
40(+27)
55(+33)
207(+128)
※意匠は、コルカタの審査管理官2名、審査官4名が専従で担当(上記の内数)
※商標は、ムンバイでのみ実体審査を実施(登録官10名、審査官(補)28名)
16
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特許審査の進捗状況(2014年1月6日現在)
最初の審査報告書送付件数(月平均)
審査対象案件の審査請求年月
2013
2012
2011
2010
2009
2008
電気
電子
電気電子
機械
機械
化学
化学
バイ
オ
バイオ
■デリー支局 ■ムンバイ支局 ■コルカタ本局 ■チェンナイ支局
審査対象月よりも3月前に審査請求したもので、依然最初の審査報告が来ていないものに対し、
特許局に同報告を送るよう依頼ができます。
2013年4-12月平均
0
17
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50
100 150 200 250
(出典)インド特許意匠商標総局の公表データに基づきJETRO作成
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特許審査の進捗状況
審査待ち件数と月平均ファーストアクション件数
57385
592
デリー
上段:審査待ち件数(2012年4月26日現在)
中段:審査待ち件数(2013年8月13日現在)
下段:ファーストアクション件数(2013年1-12月平均)
18950
173
ムンバイ
コルカタ
234
チェンナイ
29223
52891
306
0
100
200
300
400
500
600
700
(出典)インド商工省及びインド特許意匠商標総局の公表データに基づきJETRO作成
今のペースで審査をすると・・・現在の滞貨に着手するだけで10年
500人規模の審査官増員計画(2013年7月発表)
18
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特許・拒絶査定率(2013年4月-12月)
デリー
電気電子
デリー
ムンバイ
ムンバイ
コルカタ
コルカタ
チェンナイ
チェンナイ
0%
化学
50% 100%
(特許審査フロー)
特許出願
出願公開
0%
機械
50% 100%
審査請求
みなし取下
拒絶理由
特許
審査報告書送付
バイオ
補正書等
デリー
デリー
ムンバイ
ムンバイ
12月経過
コルカタ
コルカタ
拒絶理由
チェンナイ
チェンナイ
0%
50% 100%
ヒアリング
0%
50% 100%
■特許 ■拒絶 ■みなし放棄
(出典)インド特許意匠商標総局の公表データに基づきJETRO作成
特許
みなし放棄
補正書等
特許
19
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みなし放棄
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特許
拒絶
特許審査結果-電気電子-(2013年4月-12月)
処理件数(月平均)
デリー
250
250
ムンバイ
コルカタ
250
250
200
200
200
200
150
150
150
150
100
100
100
100
50
50
50
50
0
0
0
0
査定率
12年度
12年度
13年度
12年度
13年度
12年度
13年度
100%
100%
100%
100%
50%
50%
50%
50%
0%
0%
0%
0%
■特許 ■拒絶 ■みなし放棄
---最初の審査報告書
チェンナイ
13年度
2013年度の元データ:2013年4月から2013年12月
(出典)インド特許意匠商標総局の公表データに基づきJETRO作成
20
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禁無断掲載
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21
禁無断掲載
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年9月
2009年8月
2009年7月
2009年6月
2009年5月
2009年4月
2009年3月
2009年2月
2009年1月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年9月
2008年8月
2008年7月
2008年6月
2008年5月
2008年4月
2008年3月
2008年2月
2008年1月
2007年12月
2007年11月
2007年10月
2007年9月
2007年8月
2007年7月
2007年6月
2007年5月
2007年4月
2007年3月
2007年2月
2007年1月
2006年以前
2013年11月に最初の審査報告書(FER)が発送された案件の審査請求時期
2013年11月に特許/拒絶された案件の最初の審査報告書(FER)発送時期
■デリー支局 ■ムンバイ支局 ■コルカタ本局 ■チェンナイ支局 (上図で色が濃くなっている部分は、RQ Statusで審査対象とされている審査請求月)
2007年以前
2008年第1
2008年第2
2008年第3
2008年第4
2009年第1
2009年第2
2009年第3
2009年第4
2010年第1
2010年第2
2010年第3
2010年第4
2011年第1
2011年第2
2011年第3
2011年第4
2012年第1
2012年第2
2012年第3
2012年第4
2013年第1
2013年第2
2013年第3
2013年第4
特許審査結果-電気電子-(2013年11月)
50
0
※RQ Statusでは、コルカタは2009年10月審査請求分を審査していることになっている。
10
5
0
審査の迅速化
Public Grievance
苦情申立情報公開請求。商工省から審査担当者に対応の指示
RTI : Right To Information
情報公開請求。審査の進捗を尋ねることで実質的に審査を進める効果
Writ Petition
特許局を被告とした、審査促進を求める訴訟。(Ex. W. P. No.s 20683 and 20684 of 2010)
22
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インド居住者の発明
原則:まずインドに出願、その後他国
違反した場合:2年以下の懲役及び/又は罰金
インドでの特許は取消・みなし放棄
インド子会社が出願
元インド駐在員が異動後に発明
インド人が日本の本社で研修中に発明
インド人を新規採用 etc
例外:
特許庁に申請し
許可を受ける
Companies Act
Foreign Exchange Management Act
Income Tax Act
(1)インドに居住する何人も、・・・長官に申請し交付された許可書での権
限による以外は、・・・インド国外で特許出願をし、させてはならない。
ただし、次の場合はこの限りでない。
(a)同一発明についての特許出願が、インド国外における出願の6週間以
上前にインドにおいてされた場合
特許法第39条
23
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情報提供義務(特許法8条、規則12条、Form3)
(1)同一又は実質的に同一の発明について、外国で出願を行っている場合、以下の書類
(Form3)を提出しなければならない。
(a)詳細を記載した陳述書
(b)陳述書を提出後に行った他の外国出願に対し、前号の詳細を通知し続ける旨の誓約
国名
出願日
出願番号 ステイタス
公開日
特許査定日
(Form3)
同一又は実質的に同一の発明の出願から3月以内に詳細を通知する宣誓
(2)特許付与/拒絶査定まではいつでも、長官は、所定の詳細の提出を出願人に要請するこ
とができ、その場合、出願人は長官に提出しなければならない。
Roche Vs Cipla (デリー高裁)
パテントファミリーでない、後願も「実質的に同一」であり、8条(1)の対象
VRC Continental Vs Uniroyal Chemical Company (IPAB)
インド出願後にEPO出願がなされたが、当該情報が提出されていない。
明細の更新がなされなかったことについてはサイレント
Tata Chemical Ltd. Vs. Hindustan Unilever Ltd (IPAB)
ISR,IPERも8条(2)の対象
24
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実施報告義務(特許法122条、規則131条、Form27)
年1回及び長官の求めに応じ、実施状況の報告義務
◆実施有無、(1)、(2)に該当する数量及び価格等
(1)インド国内
(2)インド外からの輸入
不提出、虚偽の証拠提出に対する罰則規定
・不提出→100万ルピー以下の罰金
・虚 偽→6月以下の禁固及び/又は罰金
特許権者及び実施権者に提出義務
強制実施権許諾の証拠となる
2013年6月、Web上での公開を開始
2009年度
2010年度
2011年度
存続特許件数
37334
39594
39989
Form27提出件数
24009
34112
27825
4189
6777
7431
実施件数
(出典)インド特許意匠商標総局アニュアルレポート
25
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物質特許への追加的要件
Evergreeningに対する戦い Novartis vs 特許法3条(d)
インド特許法第3条 発明でないもの
(d) 既知の物質について何らかの新規な形態の単なる発見であって、
当該物質の既知の効能の増大にならないもの
説明 本号の適用上、既知の物質の塩、エステル、エーテル、多形体、代謝物質、
純形態、粒径、異性体、異性体混合物、錯体、配合物、及び他の誘導体は、
それらが効能に関する特性上実質的に異ならない限り、同一物質とみなす。
革新的発明 ・・・ わずかな改変 ・・・ わずかな改変
実
質
的
な
保
護
26
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期
間
物質特許への追加的要件
Evergreeningに対する戦い Novartis vs 特許法3条(d)
事件概要
1998年7月
特許出願
既知物質
Imatinib mesylate
本願発明
Beta-crystalline form of imatinib mesylate
付与前異議
2006年1月
拒絶査定
追加的効能の示されていない既知の物質の新規な形態
2006年8月
チェンナイ高裁
一部移管
2007年8月
法第3条(d)のTRIPS・憲法適法性
知的財産審判委員会
2007年4月
2009年6月
拒絶査定不服
→第3条(d)の条約適法性について管轄権なし
→新規性・進歩性はあり
→自由裁量権を有するのみでは、法律無効の理由にならない →既知の物質の‘Therapeutic efficacy’の増大が示されていない
✓’efficacy’は、’Therapeutic efficacy’を意味する
→’efficacy’は、’Therapeutic efficacy’を意味する
最高裁高裁
27
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2009年9月
2013年4月
物質特許への追加的要件
Evergreeningに対する戦い Novartis vs 特許法3条(d)
最高裁で示された特許法第3条(d)の解釈
’efficacy’の意味
—病気を治療する医薬品の場合、治療効果(Therapeutic efficacy)のみ
—全ての有利・有益な特性ではない
—ある形態が本来的に有する特性に変化しただけでは、「効能の増大」に
該当しない。(ex. 塩-溶解性の向上、多形相-吸湿性向上)
考慮せず
• 流動性
• 熱力学的安定性
• 低吸湿性
立証必要
• 生物学的利用率
判示せず
• 安全性
• 毒性低減
インド特許法第3条 発明でないもの
(d) 既知の物質について何らかの新規な形態の単なる発見であって、
当該物質の既知の効能(efficacy)の増大にならないもの
28
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物質特許への追加的要件
Evergreeningに対する戦い Novartis vs 特許法3条(d)
最高裁で示された特許法第3条(d)の適用
進歩性の要件を明確化した確認規定(ex majore cautela)ではない。
「特許の対象」からの除外規定であり、TRIPS協定で認められている。
TRIPS協定第27条 特許の対象
1.2及び3の規定に従うことを条件として、特許は、新規性、進歩性及び産業上の利
用可能性のあるすべての技術分野の発明(物であるか方法であるかを問わない。)
について与えられる。・・・
2.加盟国は、公の秩序又は善良の風俗を守ること(人、動物若しくは植物の生命若
しくは健康を保護し又は環境に対する重大な損害を回避することを含む)を目的
として、商業的な実施を自国の領域内において防止する必要がある発明を特許の
対象から除外することができる。・・・
3.加盟国は、また、次のものを特許の対象から除外することができる。
(a)人又は動物の治療のための診断方法、治療方法及び外科的方法
(b)微生物以外の動植物並びに非生物学的方法及び微生物学的方法以外の動植物
の生産のための本質的に生物学的な方法
29
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強制実施権
インドにおける強制実施権の発動・申請状況
2012年3月 Bayer(独)のがん苦痛緩和薬(sarafenib)に対し発動(84条)
2013年1月 インド保健家族福祉省が商工省に発動を勧告(92条?)
Roche(スイス)のがん治療薬(trastuzumab)
→2013年5月 特許権更新せず
Bristol-Myers Squibb(米)のがん治療薬(ixabepilone)
→安全性と効能に疑義
Bristol-Myers Squibb(米)のがん治療薬(dasatinib)
→2013年9月 商工省の専門家委員会が発動を勧告
2013年3月 Bristol-Myers Squibb(米)のがん治療薬(dasatinib)に対する申請(84条)
→2013年10月 インド特許局が申請を棄却
→申請者は適切な条件でライセンスを受ける努力を怠った
特許法第92条
国家緊急事態、極度の緊急事態、又は公的な非商業的使用の場合に、
・・・強制実施権を許諾できる。
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強制実施権
強制実施権の発動
Bayer vs Natco
事件概要
2010年12月 インドのジェネリックメーカーNatco社がドイツの
bayer社に対し、同社の特許(肝細胞がん・腎細胞がん
に対する苦痛緩和剤:ソラフェニブ)に対するライセン
ス取得交渉を開始
2011年 7月 Natco社が同特許に対する強制実施権許諾をインド特許
意匠商標総局(CGPDTM)に申請
2012年 3月 CGPDTMが強制実施権を許諾
2012年 5月 バイエル社が知的財産審判委員会(IPAB)に審判請求
2012年 9月 IPABが強制実施権の暫定的停止請求を棄却
2013年 3月 IPABがバイエル社の請求を棄却
2013年 5月 バイエル社がムンバイ高裁に出訴
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強制実施権
強制実施権の発動要件とインド政府の判断
a)公衆の満足いく程度の需要が充足されていないこと
C:特許意匠商標総局の判断
I:知的財産審判委員会の判断
C:実施報告書の記載によれば、この2年間で公衆に提供した本件医薬品はごく少量である
b)合理的に無理のない価格で公衆に利用可能でないこと
特許医薬品の価格交渉につ
いての検討委員会報告(案)
2013年2月
C:インド公衆の層/区分による異なった価格で提供していない
C:全世界でほぼ同じ価格で販売している
I:「合理的に無理のない価格」とは、価格Xで特許権者が販売できるかではなく、価格X
で公衆が購入できるかである。
c)インド領域内で実施されていないこと
C:単なる輸入は特許発明の実施にあたらない
C:「インド領域内で実施」とは、インドで製造することを意味する
I:「輸入」が実施にあたるかは事案ごとに判断されるべき。特許権者は、インドで製造で
きなかった理由を、証明しなければならない。
TRIPS協定第27条第2文
・・・物が輸入されたものであるか国内で生産されたものであるかについて
差別することなく、特許が与えられ、特許権が享受される。
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強制実施権
知的財産審判委員会(IPAB)によるその他の判断
I:a)-c)の要件は、競合他社でなく、特許権者によって満たされるべきである。
I:特許法第84条に基づく強制実施権が許諾された場合には、特許権者は妥当な
利益を受けるべきである。そして、特許権者の(発明に要した)費用は、(販売価
格ではなく)そのロイヤルティ料率にのみ関係する。
インドにおけるソラフェ二ブ販売価格
Bayer
Natco
Cipla
Rs.280,428/月
Rs.8,800
ロイヤリティ
6% → 7%
Rs.30,000/月
得られる利益
→Rs.5,400/月に変更
販売代理店・卸:30%、Natco:14%、Bayer:6%
I:強制実施権の対象は特許法には明記されていないが、強制実施権の制度は主に
特許権者と医薬品アクセスとのバランスをとるためのものである。
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標準必須特許と競争法
FRAND条件の解釈
事件概要
Ericsson vs Micromax, Intex Technologies
2013年3月4日
E社がM社を携帯電話の規格技術に係る特許権侵害で提訴
2013年3月6日
デリー高裁が一方的差止請求を認容
2013年3月19日
M社がE社にロイヤルティを支払う暫定的契約をデリー高裁が記録
2013年4月10日
デリー高裁が仲裁人を選定し、和解手続きの開始を指示
(その後E社が他社との契約書を提出しなかったため不調)
時期不明
M社がインド競争委員会に対し、競争法第4条(支配的地位の濫用)
違反の疑いでE社に対する調査を申請
2013年10月
I社が同様にE社に対する調査を申請
2013年11月12日
M社の申請につき、競争委員会が一応の合理的事件であるとして
、事務局長に調査を指示(事務局長は60日以内に調査結果を報告)
2013年1月16日
I社の申請につき、事務局長に調査を指示(M社の調査と併合)
2014年1月21日
デリー高裁が競争委員会に対し、E社に対する決定の保留を指示
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標準必須特許と競争法
FRAND条件の解釈
Ericsson vs Micromax, Intex Technologies
競争委員会における調査項目
製品全体に対し、一定料率がかかることの是非(M社・I社)
特許部品でなく、製品全体の価値でロイヤルティ額が変動
商品の値段
Rs. 100
Rs. 1000
ロイヤルティ料率
ロイヤルティ額
Rs. 1.25
1.25%
Rs.12.5
ライセンシーに不開示契約(NDA)を強いることの是非(I社)
他のライセンシーのロイヤルティ条項を知ることができないのは、FRAND条件を同様の地位
にある他社と公平かつ均一に適用するという精神に反する
両当事者の所在地でない外国を紛争解決の管轄地とすることの是非(I社)
シンガポールを管轄地とし、地元司法の活用を制限
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模倣品・海賊版 –インドの被害状況インド産業界も模倣品・海賊版を問題視
インドにおける模倣品・海賊版被害状況(FICCI,2012)
ITソフトウェア
80%
音楽CD等
40%
自動車部品
30-40%
コンピュータハードウェア 25-30%
日用消費財
たばこ
アルコール
医薬品
模倣自動車部品による年間被害者数
死亡:2万5400人 負傷:9万3000人
FICCI-CASDCADE
(Committee on Anti - Smuggling & Counterfeiting
Activities Destroying the Economy)
(出典)インド自動車部品工業会
CII
2011年1月設立
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20-22%
15-20%
10-20%
5-10%
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ASSOCHAM
模倣品・海賊版 –日系企業も被害に日本企業の模倣被害状況(2011年度)
中国(含香港)
韓国
台湾
インドネシア
タイ
ベトナム
マレーシア
シンガポール
フィリピン
インド
他者による不正権利取得(2011年度)
商標権
51.0%
意匠権
特許
実用新案権
171
35
29
韓国
29
3
7
8.0%
台湾
18
1
6
7.8%
インドネシア
17
3
0
6.3%
タイ
8
0
0
6.2%
ベトナム
8
0
0
5.4%
マレーシア
4
1
0
5.1%
シンガポール
3
1
0
フィリピン
9
0
0
インド
8
0
0
19.3%
中国(含香港)
19.0%
5.9%
(出典)特許庁、2012年度模倣被害調査報告書
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模倣品・海賊版 –マーケットにて-
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模倣品・海賊版 –マーケットにて-
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模倣品・海賊版 –マーケットにて-
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模倣品・海賊版 –マーケットにて-
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模倣品・海賊版 –対抗策場所
手段
権
利
インド国内
刑事
外国→インド
民事
税関
特許
○
○
意 匠
○
○
商 標
○
○
○
著作権
○
○
○
救済/制裁
罰金
懲役
差止(製造・販売)
損害賠償
水際差止
メリット
公権力による手続
高裁に提訴可
市場拡散を防止
留意点
情報漏洩
高コストになりがち 税関への登録が必要
昨年初頭から電子登録システムがダウン→現在は復旧
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知財訴訟
訟期間短縮化への取組
・民事訴訟法改正(2002年)
電子化の推進
手続段階における遅延防止策
代替的紛争解決の推奨
・国家訴訟政策(2009年)
訴訟期間を15年から3年へ
・知財訴訟
4月で結審すべき旨の最高裁判決(2009年)
Bajaj Auto Ltd.Vs. TVs Motor Company Ltd.
種々の仮処分命令
マレーバ型差止命令
アントン・ピラー命令
ジョン・ドゥ命令 etc
60
提訴から仮処分認定までの期間
52
50
40
30
20
10
1
0
1か月
4か月
1
1
1
12か月
27か月
41か月
提訴から結審までの期間
20
11
10
9
5
0
4
3
5
2
元データ:デリー高裁、ムンバイ高裁(2013年5月6月)
(出典)JETRO
43
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外国周知商標の保護
Whirlpool Corp vs. N.R. Dongre (1996年8月、最高裁判例)
・インドでの登録・商業的使用が無い場合でも、外国企業の周知商標が保護
・被告による登録商標の存在は、被告の抗弁にはならない
・事業分野、製品、サービスの相違は重要でない
国境を越えた名声(Trans-Border Reputation)が認められるための主な要件
・国際的名声があること
外国での商標登録状況
外国への事業展開状況
全世界での売上高、広告費
・(国際的名声が)インド市場に浸透していること
インドで入手可能な国際的な雑誌等での掲載状況
インドでの展示会等への参加状況
インドでアクセス可能なウェブサイト上での広告
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ライセンス規制
海外資金送金
関連法令:1999年外国為替管理法(Foreign Exchange Management Act,1999)
2009年12月以前 所定の額・ロイヤルティ料率を超える場合
外国投資促進委員会の承認
2009年12月以降 規制撤廃
海外送金規制の再導入の可能性
2013年8月 The Economic Times
税制
関連法令:1961年所得税法(Income Tax Act,1961)
2013年度~
源泉税率10%↗25%
日ーインド間 日印租税条約第12条により、10%に据え置き
✓チェックポイント✓
PAN(Permanent Account Number)の取得→日本の親会社の確定申告
日本の税務署からTRC(Tax Residency Certificate)の取得→インド子会社で保存
45
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インド日本商工会
2013年
1.税制
2.銀行
建議書
インド政府に対する建議書
(1)現行実務の運用改善
3.保険
• 特許出願公開期限の厳守
4.物流
• 「居住者」定義の明確化
5.鉄鋼製品
6.日本国弁護士
7.知的財産
• 異議申立手続等の迅速化
(2)新たな制度の導入
8.査証
• 早期審査制度の導入
9.インフラ
• 部分意匠制度の導入
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JETROニューデリー知的財産権部
発足 2012年
部長 今浦陽恵(特許庁から出向)
ワイシャリ・ジェイン(日本語・英語・ヒンディ)
サラウディン(英語・ヒンディ)
管轄地域 南アジア・西アジア
主な活動内容
①知的財産に関する情報の収集・提供
②日系企業向けセミナーの開催
③日系企業からの相談対応
④インド知的財産研究会事務局
連絡先 +91-11-4168-3006 [email protected]
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インド知的財産研究会(IPG)
発足 2006年
登録メンバー数(1月19日現在) 70企業・団体等
役員 会長-マルチスズキ、副会長-キヤノン、NGKスパークプラグ
参加対象者
①インドに進出している日系企業・団体・政府機関
②①に該当しない場合であって、インドの知的財産に関心があり、インドIPGの目
的に合致した形でその活動に積極的に参加する意思がある者
主な活動概要
①定期会合等を通じたメンバー間での情報共有
②外部講師等を招いたセミナー・勉強会の開催
③インド政府当局との意見交換・要望書の提出
④国際知的財産保護フォーラム(IIPPF)等との協働
事務局 JETROニューデリー事務所知的財産権部
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ご静聴ありがとうございました
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