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2012年度 第2四半期決算説明会
2012年度 第2四半期決算説明会 -2012年度 第2四半期累計決算および2012年度計画- 2012年10月30日 富士通フロンテック株式会社 代表取締役社長 利根 廣貞 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED [目次] 2012年度 第2四半期累計決算概要 P. 2~ 6 2012年度 通期計画概要 P. 7~ 8 2012年度 ビジネス重点施策 P. 9~18 まとめ P.19 1 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 2012年度 第2四半期累計決算概要 連結経営成績 摘要 [億円] 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株当たり 純利益 2012年度上期 450 △9.0 △12.3 △9.9 △41.27円 2011年度上期 477 1.1 △2.8 △6.9 △28.91円 増減額 △27 △10.1 △9.5 △3.0 △12.36円 セグメント別売上高 摘要 [億円] 金融 ビジネス 流通 ビジネス 産業・公共 ビジネス サービス ビジネス 合計 2012年度上期 160 96 112 82 450 2011年度上期 189 99 105 84 477 増減額 △29 △3 +7 △2 △27 2 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED セグメント別売上高(主な増減要因) <2012年度上期> 金融ビジネスの前期大口受注の一巡を主因に 前年同期比27億円の減収(対前年同期比94%) [億円] 470 477 450 金融ビジネス 160億円(前年同期比 △29億円 △15.3%) ・営業店端末の下期集中△17億円 (12年上期実績34億円 12年下期計画67億円) ・IC基本形パッケージソフトの減少 △6億円 ・海外向けメカコンポーネントの減少 △9億円 流通ビジネス 96億円(前年同期比 △3億円 △3.0%) ・国内POSの所要増 +4億円 ・米国POS/SCOの所要減(FFNA) △8億円 産業・公共ビジネス 112億円(前年同期比 +7億円 +6.7%) ・スマートフォン検証ソリューションの増 +4億円 ・地方公営の保守/運用サービスの増 +3億円 サービスビジネス 82億円(前年同期比 △2億円 △2.4%) 金融ビジネス 流通ビジネス 産業・公共ビジネス サービスビジネス ・アウトソーシングサービスの一部契約満了による減 △1億円 ・店舗向けPOSヘルプデスクの一部契約満了による減 △1億円 3 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 連結財政状態および連結キャッシュ・フロー <2012年度上期> 連結財政状態 摘要 [億円] 総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産 2012年度上期末 589 331 55.8% 1,373.08円 2011年度末 656 344 52.1% 1,426.98円 増減額 △67 △13 +3.7% △53.90円 連結キャッシュ・フロー [億円] 現金及び現金 営業C/F A 投資C/F B フリーC/F A+B 財務C/F 2012年度上期 45 △25 20 △19 1 19 2011年度上期 22 △18 4 △22 △18 37 +23 △7 16 +3 19 △18 摘要 増減額 4 C/F 同等物期末残高 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 総資産の状況(主な増減要因) <2012年度上期> 【総資産】 A+B 656 253 [億円] 589 売掛債権 (前年度末比) 178 たな卸資産 154 現預金 19 その他流動資産 35 20 28 201 【負 債】 A 46 67 26 【純資産】 B 214 固定資産 買掛債務 258 短期借入金 127 その他流動負債 32 72 27 固定負債 債 (△67億円) 258億円 (△54億円) ・買掛債務 (前年度末の購入の支払 △46億円) ・短期借入金 (返済 △14億円) ・未払金他 (+4億円) ■純資産 344 589億円 ・売掛債権 (前年度末売上の回収 △75億円) ・たな卸資産 (新機種売上による減 △11億円) ・固定資産(有形+6億円、無形+4億円 +13億円) ■負 312 173 ■総資産 143 331億円 (△13億円) 331 ・利益剰余金 2012年3月末 (△12億円) 2012年9月末 5 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED フリーキャッシュ・フロー(主な増減要因) <2012年度上期> 営業キャッシュ・フロー (前年同期比) 投資キャッシュ・フロー フリーキャッシュ・フロー ■フリーキャッシュ・フロー 20億円 (+16億円) [億円] 45 43 +36 22 +20 +4 △7 △18 △25 10年度上期 11年度上期 12年度上期 営業CF 2012年度上期 45億円 ・たな卸資産の減少 ・売掛債権の減少 ・仕入債務の減少 (+23億円) (+41億円) (+14億円) (△37億円) 投資CF 2012年度上期 △25億円 (△7億円) ・固定資産の取得 (△16億円) ・前期株式取得(韓国再編) (+8億円) ・子会社株式売却(韓国再編)(△6億円) ・その他 (+6億円) 6 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 2012年度 通期計画概要 連結経営成績 摘要 [億円] 売上高 営業利益 経常利益 純利益 1株当たり 純利益 2012年度計画 1,035 28.0 23.0 10.0 41.75円 2011年度 1,012 23.2 20.5 6.6 27.47円 増減額 +23 +4.8 +2.5 +3.4 +14.28円 前回公表値比 △20 ±0.0 ±0.0 ±0.0 セグメント別売上高 摘要 [億円] 金融 ビジネス 流通 ビジネス 産業・公共 ビジネス サービス ビジネス 合計 2012年度計画 400 224 233 178 1,035 2011年度 397 217 232 166 1,012 増減額 +3 +7 +1 +12 +23 7 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 2012年度セグメント別売上計画(主な増減要因) <2012年度計画> 金融、流通、サービスビジネスを中心に 前年度比23億円の増収(対前年比102%)を計画 [億円] 1200 1,046 1000 951 431 800 1,012 1,035 397 400 408 234 217 224 219 232 233 140 162 166 178 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 400 200 168 ・営業店端末の所要増 +11億円 (11年度実績89億円 12年度計画100億円) ・国内ATMの所要増 +5億円(新機種の拡販) ・海外向けメカコンポーネントの減少 △6億円 ・ATM関連ソリューションの減少 △7億円 流通ビジネス 224億円(前年度比 +7億円 +3.2%) 600 235 金融ビジネス 400億円(前年度比 +3億円 +0.8%) 0 ・国内POSの所要増 +13億円 ・流通ソリューションの増加 +4億円 ・米国POS/SCOの所要減(FFNA) △10億円 産業・公共ビジネス 233億円(前年度比 +1億円 +0.4%) ・トータリゼータ端末の減少 △8億円(投資抑制による減) ・ネットワーク基盤SIの増加 +2億円 ・表示システムの増加 +6億円 サービスビジネス 178億円(前年度比 +12億円 +7.2%) 金融ビジネス 流通ビジネス 産業・公共ビジネス サービスビジネス ・店舗向けATMサービスの拡大 +8億円 ・アウトソーシングサービスの新規契約増 +2億円 ・流通ヘルプデスクの増加 +1億円 8 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 2012年度 ビジネス重点施策 1. 国内プロダクトビジネスの強化 2. グローバルビジネスの戦略的な拡大 3. サービスビジネスの着実な推進 9 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 2012年度 各セグメントの施策 セグメント 金融ビジネス 流通ビジネス 産業・公共ビジネス サービスビジネス 売上規模 (2012年度計画) 施策内容 国内ATMの拡販 営業店端末の拡大 メカコンポーネントビジネスの拡大 400億円 (39%) TeamPoS7000による国内店舗ビジネスの拡大 224億円 (22%) トータリゼータ端末の確実な伸長 表示ビジネスの拡大 233億円 (23%) 金融サービスビジネスの拡大 流通サービスビジネスの拡大 178億円 (16%) 合計 10 1,035億円 (100%) Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 金融ビジネス 国内ATMの拡販 【市場シェア】 <国内ATM(設置台数ベース)> 国内ATM稼動台数184,000台(コンビニ、信販除く) その他14% 富士通 20% O社 24% H社 42% 2012年7月現在 富士通調べ FACT-V X200 2011年度は信用金庫様、JA様 向けに出荷 2012年度は大手都市銀行様、 地方銀行様を中心に本格展開 (導入事例)南都銀行様 11 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 金融ビジネス 営業店端末の拡大 国内営業店(稼動台数ベース) <国内稼動台数147,800台> その他 15% 当社 51% 日立 12% OKI 22% 2011年度 出典:JEITA 営業店端末 通帳証書発行機 信用金庫様、信用組合様、労働 金庫様向け機器更改が活発化 大手地方銀行4行様で下期 から支店展開開始 12 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 金融ビジネス メカコンポーネントビジネスの拡大 【市場シェア】 <海外ATM(設置台数ベース)>設置台数209万台(全世界) その他30% 富士通 4% NCR 30% Wincor 15% Diebold 21% 2011年度 当社調べ 全世界に向けたグローバル紙幣還流ユニット Marinerの拡販(累計30,000台突破) 中国を中心とした複数のATMベンダー様で新機種 G750の採用が決定。13年度本格展開予定 中国人民銀行の通達に合致した、記番号読取機能 付き新型紙幣出金ユニットG510-Vを11月末販売予定 欧米セルフチェックアウトシステム、中南米ATM 向けに新小型紙幣還流ユニット(G60)商談を推進 13 紙幣還流ユニット (MARINER) 新型紙幣還流ユニット (G750) (ご参考) 新型紙幣出金ユニット (G510-V) 新小型紙幣還流ユニット (G60) Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 流通ビジネス TeamPoS7000による国内店舗ビジネスの拡大 新型グローバルPOS 【市場シェア】 <国内POS(出荷台数ベース)> 国内POS出荷台数109,000台 その他21% NEC-I 20% Aシリーズ 1. 2. 3. 4. 5. Mシリーズ 富士通 10% 東芝TEC 49% 2011年度 出典:DSS 業界初!フルフラットディスプレイの採用 省電力で環境に配慮したグリーン製品(従来比40%減) 全モデルに高信頼SSDを標準搭載。安心な運用を実現 様々な店舗、幅広い性能レンジをカバー(デザイン性追求) 稼動率を高める保守性の実現(スピーディーな復旧) 新型機の特長を活かした戦略的拡販 欧米、アジア市場における拡大 グローバル市場で最適なサプライチェーン確立 TeamPoS7000の受注済商談件数は 約10,000台(2012~2013年度出荷) 市場シェアを10%から15%へ (導入事例)マルト様 14 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 産業・公共ビジネス トータリゼータ端末の確実な伸長 【市場シェア】 <トータリゼータ端末(稼動台数ベース)> 稼動全台数34,500台(JRA、公営競技) その他4% NT社 25% 富士通 71% 2011年度 当社調べ 自動発払機(J7) キャッシュレス端末機 JRA様向け第7次端末の確実な展開と 地方公営様向け端末の拡販強化 新規場外発売所商談、リプレース商談推進 キャッシュレス端末の商談展開強化 ボートレースに加え競輪向け機種追加 (導入事例)公営競技場 自立型端末のラインアップ追加 15 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 産業・公共ビジネス 表示ビジネスの拡大 【市場シェア】 <野球場スコアボード(導入台数ベース)> その他8% 富士通 34% P社 17% <せりシステム(席数ベース)> 55,000席(全せり会場) M社 10% その他14% 当社 61% A社 15% T社 18% I社 23% 2012年度 当社調べ 2012年度 当社調べ ECO BOARD 野球場スコアボードのトップシェア堅持 (ご参考)超節電タイプの無給電で動作可能な太陽光発電式 スコアボード<ECO BOARD>を開発(13年上期発売予定) ※ECO BOARDは当社の登録商標 中古車せりのセンター化システム提案 せりシステム せり会場のトータルシステムを構築することにより 売上拡大を目指す 海外空港表示システムの展開 海外空港表示システム(昆明空港) 中国を中心に商談推進中、昆明空港様(12年6月)稼動、 杭州空港様は(12年12月)稼動開始予定。 16 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED サービスビジネス 金融サービスビジネスの拡大 【市場シェア】 <流通店舗向けATM(監視対象台数ベース)> <ATMアウトソーシング(導入台数ベース)> 41,000台(全監視対象台数) 108,000台(アウトソーシング対象台数) L社 22% 富士通 4% 富士通 10% O社 44% E社 28% AJ社 52% S社 40% 2011年度 当社調べ 2011年度 当社調べ 店舗向けATMサービス 新小型ATM(V3)の投入、集配金サービス等 新サービスによりサークルKサンクス様を中心に ATMの設置台数拡大。現在4,000店舗で稼動中 金融アウトソーシングサービス ATMアウトソーシングサービスをクラウド サービスとして提供開始 金融機関9行で約4,000台稼動中 17 コンビニ店舗向け新小型 ATM (V3) Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED サービスビジネス 流通サービスビジネスの拡大 1. サポートセンター国際認定取得(2012/03) POSヘルプデスク (サポートセンター品質を認証する世界で唯一の国際標準) 日本で4社目の認証 POSヘルプデスク契約数 ⇒約200ユーザ(2万店舗) 2. 問合せ窓口格付けで三つ星獲得(★★★) (消費者視点でミステリコールを実施し電話対応などを評価) 過去約1,000社が受査し1割が三つ星獲得 TeamCloud/M 稼動と監視 3. TeamCloud/Mの成長。 クラウド型サービス商品の基本運用を標準化 しながらサービス商品を成長させていく。 18 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED まとめ 重点施策と事業効率化を強力に推進し 2012年度連結売上高 1,035億円 2012年度連結営業利益 (営業利益率) 28億円 (2.7%) の達成を目指してまいります 19 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 本日の主な商品デモンストレーション 新製品 【TeamPoS7000シリーズ】 業界初のフルフラットディスプレイを採用した 新型グローバルPOS(高い信頼性と省電力) Aシリーズ (2012年度 グッドデザイン賞) Mシリーズ オールインワンデザインに機能を凝縮した先進のデザイン性 ⇒2012年度グッドデザイン賞受賞 先端技術商品 【パームセキュア】 手のひら静脈で個人認証を可能とした生体認証装置 大垣共立銀行様で全国初の手にひらだけで取引可能な生体認証ATM稼動開始 【UHF帯RFID】 小型で長い通信距離を実現したUHF帯RFIDタグ 20 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED <見通しに関する注意事項> ●本資料には、富士通フロンテックが現時点で把握可能な情報から判断した想定等に もとづく将来についての計画や戦略、業績に関する予想及び見通しの記述が含まれ ています。 ●また、多様なリスクや不確実性(経済動向、関連業界における激しい競争、市場需 要、為替レート、税制や諸制度等があります)を含んでおります。そのため、実際の 業績は当社の見込みとは異なる可能性がありますので、ご承知置きください。 <商標について> 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。 21 Copyright 2012 FUJITSU FRONTECH LIMITED 22 22 Copyright 2010 FUJITSU FRONTECH LIMITED