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財務報告書
財務報告書
(平成20年度)
足立区 政策経営部
目
1
次
平成20年度普通会計決算の状況 ································ 1
(1)決算のまとめ ···················································· 2
① 実質収支比率·················································· 3
② 経常収支比率·················································· 4
(2)歳入のまとめ ···················································· 5
(3)歳出(性質別)のまとめ ·········································· 8
① 義務的経費·················································· 10
② 投資的経費·················································· 14
③ その他経費·················································· 15
(4)歳出(目的別)のまとめ ········································ 16
(5)将来の財政負担 ················································ 18
① 負債比率···················································· 18
② 特別区債···················································· 19
③ 債務負担行為················································ 21
④ 基金························································ 22
(6)その他 ························································ 25
① 普通会計···················································· 25
② 財政調整交付金·············································· 27
③ 国民健康保険特別会計········································ 28
④ 介護保険特別会計············································ 29
⑤ 後期高齢者医療特別会計······································ 30
⑥ 老人保健医療特別会計········································ 31
⑦ 健全化判断比率·············································· 32
2
主要施策の成果報告
(1)事業一覧 ······················································ 33
(2)成果報告 ················································ 35∼73
3
足立区の財務情報
(1)財務諸表作成の目的 ············································ 74
(2)バランスシート ················································ 74
(3)行政コスト計算書 ·············································· 82
(4)キャッシュ・フロー計算書 ······································ 84
(5)連結バランスシート ············································ 87
4
主な施設の運営における経費と財源 ···························· 91
・区民事務所 ························································ 92
・区立保育園 ························································ 93
・衛生試験所 ························································ 94
・足立区都市農業公園 ················································ 95
・足立区花畑記念庭園・桜花亭 ········································ 96
・足立区生物園 ······················································ 97
・まちづくり施設 ···················································· 98
・足立区立小学校 ···················································· 99
・足立区立中学校 ·················································· 100
・足立区立鋸南自然の家 ············································ 101
・足立区立日光林間学園 ············································ 102
・足立区立山中湖林間学園 ·········································· 103
・足立区立郷土博物館 ·············································· 104
・足立区立中央図書館 ·············································· 105
・足立区地域学習センター ·········································· 106
・足立区総合スポーツセンター ······································ 107
5
主な事業の運営における経費と財源 ·························· 108
・生活保護事業 ···················································· 109
・児童手当の支給事業 ·············································· 110
・子ども医療費助成事業 ············································ 111
・私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業 ······························ 112
・健康増進事業 ···················································· 113
・集団回収支援事業 ················································ 114
・児童・生徒の就学援助事業 ········································ 115
1
平成20年度普通会計決算の状況
ここでは、20年度の普通会計決算が示す足立区の財政状況をお知らせ
します。
「普通会計」とは、全国の地方自治体を比較するために、国の定める基
準により各地方公共団体の会計を統一的に再構成したものです。
たとえば、一般会計での目的別分類は足立区の場合、一番大きな分類で
の名称は総務費、民生費、環境衛生費・・・とありますが、東京23区の
中でもこの名称はさまざまです。たとえば、区民生活費や保健福祉費、環
境土木費など各区の特色に応じて名称がつけられ、分類されています。こ
のため、各区の一般会計の分類のままでは、比較することができません。
全国の地方自治体は、法律に基づいて一般会計や特別会計を「普通会計」
に統一して整理し、決算を総務省に提出しています(地方自治法第252
条の17の5第2項に基づき、総務省が「地方財政状況調査」として全国
の自治体で実施しています)。この調査結果は集計され、地方財政白書と
して報告されます。
※ 金額は、表示単位未満の端数調整をしていな
いので、加減乗除した金額には一致しない場合
があります。
※ 23区の20年度数値は速報値です。
1
< (1) 決算のまとめ >
20年度の決算額は、下表のとおり歳入(収入)が2,386億90百万円、歳
出(支出)が2,207億61百万円でした。
19年度との比較では、歳入から歳出を単純に差引いた形式収支は179億29
百万円で96億87百万円の増額、翌年度に繰り越すべき財源を差引いた実質収支
は82億80百万円で5億3百万円の増額となっています。
また、20年度の実質収支から19年度の実質収支を差引いた単年度収支は5億
3百万円の黒字で、財政調整基金への積立てなどを加えた実質単年度収支は24億
82百万円の黒字となりました。
普通会計決算総括表
(単位:百万円)
区
分
19 年度
歳
入
総
額
235,886
238,690
2,804
歳
出
総
額
227,644
220,761
△6,883
8,242
17,929
9,687
465
9,649
9,184
支
7,777
8,280
503
支
61
503
442
実 質 単 年 度 収 支
741
2,482
1,741
歳 入 歳 出 差 引 額
(
形
式
収
支
)
翌年度へ繰り越すべき財源
実
単
質
年
収
度
収
2
20 年度
差引増減
< (1)−① 実質収支比率 >
実質収支比率は4.9%で前年度より0.3
ポイント上回りました。
なお 、23区全体の実質収支比 率は
5.3%となっています。
※実質収支比率
各自治体の一般財源(P.5参照)ベースでの
標準的な財政規模を示す標準財政規模に対する
実質収支額(P.2参照)の割合をいいます。
その自治体の規模に合わせた
純粋な収支を表しています。単
に多ければ良いというものでは
なく、3%∼5%程度が望まし
い水準とされています。
20年度は前年度を若干上回
り、良好な水準を維持していま
す。
単位:%
7.0
足立区
23区平均
6.0
5.0
4.0
3.0
2.0
1.0
0.0
11年度
12年度
13年度
14年度
15年度
16年度
3
17年度
18年度
19年度
20年度
< (1)−② 経常収支比率 >
経常収支比率は定期的な収入のうち、必ず支払う経費(生活保護費や児童手当等
の扶助費、職員の人件費、特別区債の返済にあてる公債費等)の割合を示したもの
で、財政構造の弾力性を測定する指標です。
20年度の経常収支比率は75.1%となりました。前年度経常収支比率
74.9%より0.2ポイント上昇しましたが、80%以内を維持しており、良好な
状態を保っています。
単位:%
足立区
23区
95.0
90.0
85.0
80.0
75.0
中期財政計画での目標は 80%以内で、
16年度以降良好な状態を保っています。
70.0
11年度
12年度
13年度
14年度
15年度
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
*総務省の指示により 13年度から減税補てん債を分母に含めた数値を標準値としたので、比
較のため12年度以前の数値も同様に算出しています。
*経常収支を家庭に置き換えると!
○定期的に入ってくる収入(給与等)の中で、必ず支払う経費(家
賃、光熱水費など)が占める割合を測る指標です。
○経常収支比率が適正であれば、将来に備えて貯蓄をしたり、余裕
のお金でレジャーも楽しめます。
*経常収支比率は70%∼80%が適正水準と考えられています。都市部にあ
っては80%を超える場合には、その財政構造は弾力性を失いつつあると考
えられます。
4
< (2) 歳入のまとめ Ⅰ >
○ 一般財源
【使い方が特定されず、どのような経費にも使用することができる財源】
(特別区税、財政調整交付金、地方譲与税など)
一般財源は1,607億円で、前年度に比べ19億円の増額となっています。
歳入全体での構成比は67.3%で前年度とポイントの増減はありませんでし
た。
□ 増額の主な要因は、財政調整交付金や19年中の経済状況の影響による特
別区税収入などの増額によるものです。
□ 一方で、景気の悪化により地方消費税交付金や配当割交付金は減額となっ
ています。
○ 特定財源
【使い方が特定され、特定の経費にのみ使用できる財源】
(国・都支出金、使用料・手数料、諸収入、特別区債など)
特定財源は780億円で、前年度に比べ9億円の増額となっています。
歳入全体の構成比は32.7%で前年度とポイントの増減はありませんでした。
□ 増額の主な要因は、定額給付金などの国庫支出金、特別区債などの増額に
よるものです。
□ 一方で、土地開発公社貸付金元金収入、土地売払収入等が減額となってい
ます。
単位:億円
1,200
平成18年度
平成19年度
平成20年度
1,000
800
600
400
200
その他の特定財源
特別区債
5
諸収入
国・都支出金
地方譲与税等
財政調整交付金
特別区税
0
< (2) 歳入のまとめ Ⅱ >
特別区税は、19年中の所得増の影響もあり11億円の増額となりました。歳
入総額では、国庫支出金96億円、財政調整交付金11億円などの増により前年度
と比較して28億円の増額となっています。
しかし、自主財源(※注 1)の根幹である特別区税(※注 2)が歳入総額に占め
る割合は、23区平均に比べ依然として低く、財政調整交付金に依存せざるを得な
い状況が続いています。
単位:億円
1,200
歳入総額
特別区税
財政調整交付金
単位:億円
右目盛参照
2,400
左目盛参照
1,000
2,300
800
2,200
600
2,100
400
2,000
200
1,900
0
1,800
11年 度
12年度
13年度
14年度
特別 区税
15年度
16年度
財 政調整交付金
※注 1
17年 度
18年 度
19年 度
20年 度
歳入総額
自主財源とは、足立区が独自に調達する財源で、特別区税、保育所費などの
負担金、施設使用料などを指します。
※注 2 特別区税は所得によって税額が決定される特別区民税、種別によって課税さ
れる軽自動車税、特別区たばこ税の合計です。
6
< (2) 歳入のまとめ Ⅲ >
特別区税は、所得増の影響で特別区民税が19年度に続き増収し、全体として対
前年度比2.6%の増額となりました。
特別区民税の徴収率は90.7%(対前年度比0.5ポイント減)で、内訳は現年
課税分が95.6%(対前年度比0.4ポイント減)、滞納繰越分は28.6%(対
前年度比1.8ポイント増)となっています。
単位:億円
500
450
400
350
300
250
200
150
100
50
0
特別区たばこ税
軽自動車税
特別区民税
11年度
47
2
332
12年度
47
2
313
13年度
47
2
312
14年度
46
2
306
15年度
47
3
299
16年度
47
3
289
17年度
48
3
300
18年度
47
3
326
19年度
46
3
386
20年度
44
3
399
特別区民税の増額の主な要因は、19年中の所得増によるも
のですが、景気の低迷により今後は厳しい状況になっていく
ことが予想されます。
7
< (3) 歳出(性質別)のまとめ Ⅰ >
歳出の内訳を性質別(人件費、物件費、維持補修費など使い方の分類)に見
ると、義務的経費(職員の人件費、生活保護費等の扶助費、借金である特別区
債の返済にあてる公債費など、性質上簡単に削減することができない経費)は、
依然として増加傾向にあります。
義務的経費の増加は、
財政が硬直化する要因
の一つです。
単位:億円
2,500
2,000
829
690
800
676
769
737
823
870
733
646
1,500
308
203
そ
の
他
の
経
費
215
321
196
209
276
209
253
187
1,171
1,176
19年度
20年度
投
資
的
経
費
1,000
500
1,041
1,069
1,083
1,086
1,123
1,131
1,130
1,142
11年度
12年度
13年度
14年度
15年度
16年度
17年度
18年度
0
8
義
務
的
経
費
< (3) 歳出(性質別)のまとめ Ⅱ >
・ 義務的経費は前年度に比べると人件費は15億円減額しましたが、生活保護
等の扶助費が29億円増額、借金である特別区債の返済にあてる公債費は9
億円減額したことにより、合計で5億円の増加となりました。
・ 投資的経費(建設事業費など社会資本の形成に役立つもの)は、(仮称)新
田公園の用地購入など公園新設経費58億円の減額、日暮里・舎人ライナー
の駅前駐輪場などの建設経費10億円の減額などで合計67億円の減少と
なりました。
・ その他の経費(義務的経費、投資的経費以外のもの)は竹の塚鉄道立体化資
金積立金34億円の増額、老人保健医療特別会計繰出金34億円の減額など
により合計6億円の減少となりました。
単位:億円
2,500
2,276
2,208
その他の経費
2,000
829
1,500
276
・物件費
・維持補修費
・補助費等
・積立金
・投資、出資金
・貸付金
・繰出金
投資的経費
・建設事業費
823
209
1,000
義務的経費
500
1,171
・人件費
・扶助費
・公債費
1,176
0
19年度
20年度
9
< (3)−① 義務的経費 Ⅰ >
義務的経費とは、人件費(職員給与等)、扶助費(生活保護等)、公債費(借
金である特別区債の返済にあてる経費)です。性質上容易に削減することので
きない経費です。
(単位:百万円)
区分
19年度
20年度
増減額
人件費
40,736
39,176
△1,560
扶助費
62,213
65,136
2,923
公債費
14,113
13,241
△872
義務的経費合計
117,062
117,553
491
義務的経費の内訳では、人件費は15億円の減少となりました。しかし、扶
助費は29億円増加し、公債費が9億円減少したため、全体では前年度より5
億円増加しました。
支出に占める義務的経費の構成比割合は53.2%と、昨年度に比べ1.8
ポイントの増加となりました。
23区ではどうでしょうか
義務的経費の構成比平均
47.5%
最小値
29.5%
最高値
56.1%
23区全体の平均は47.5%で、昨年より1.3ポイントの減少となりました。
足立区の構成比は増加しており、昨年度に引き続き、平均を超えている状況
にあります。
10
< (3)−① 義務的経費 Ⅱ >
義務的経費のうち人件費は、計画的に職員定数を減らしている結果、15億
60百万円減少しました。歳出総額に占める割合(人件費比率)も下がり17.
7%となりました。前年度に比べ0.2ポイントの減、23区では2番目に低い数
値となっています。
12 年度は都から清掃事業
が移管され増えました
単位:億円
人件費と人件費比率の推移
%
29.0
470
460
27.0
23区平均人件費比率
450
(右軸)
25.0
440
棒グラフは足立区の
人件費(左軸)
23.0
430
420
足立区人件費比
率(右軸)
21.0
410
19.0
400
17.0
390
11年度
12年度
13年度
14年度
15年度
11
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
< (3)−① 義務的経費 Ⅲ >
生活保護費や児童手当等の扶助費は、651億円で前年度に比べ29億円(4.
7%)の増です。景気等の影響を受けやすく、昨年度よりも増加傾向が大きくなっ
ています。
特別区民税の歳入額(399億円)を大幅に超えています。
老人福祉サービスは、介護保
険特別会計で提供されている
ため、普通会計での構成比は
扶助費の内訳と
特別区民税の推移
小さくなっています。
(その他経費の繰出金に分類
されます)
単位:億円
特別区民税
700
その他
600
500
400
120
107
5
138
108
4
143
110
102
4
4
老人福祉費
169
152
386
300
5
181
399
児童福祉費
326
289
300
322
333
340
339
345
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
200
100
0
12
生活保護費
< (3)−① 義務的経費 Ⅳ >
借金である特別区債の返済にあてる公債費(家庭に置き換えれば、住宅ロー
ンの年間返済額にあたります)は、132億円(元金:110億円、利子:2
2億円)で前年度に比べ9億円(△6.2%)の増額です。
・特別区債(借入金)残高
・起債(借入)額
・公債費(返済額)
の推移
単位:億円
1,600
特別区債(借入金)残高
1,400
起債(借入)額
公債費(返済額)
1,200
1,000
800
600
400
200
0
1
1
年
度
1
2
年
度
1
3
年
度
1
4
年
度
1
5
年
度
1
6
年
度
1
7
年
度
1
8
年
度
1
9
年
度
2
0
年
度
2
1
年
度
2
2
年
度
2
3
年
度
2
4
年
度
2
5
年
度
2
6
年
度
中期財政計画に基づく見込額
13
< (3)−② 投資的経費 >
投資的経費とは、道路、学校、公共施設の建設や用地購入など社会資本の形成に
投入する経費です。
投資的経費は普通建設事業費、失業対策事業費(東京都内では平成4年に終息)
及び災害復旧事業費からなり、本年度も当区においては普通建設事業費のみとなっ
ています。
単位:百万円
30,000
25,000
8,676
20,000
15,000
5,389
3,935
10,000
補助事業
単独事業
18,962
15,469
14,784
5,000
0
18年度
19年度
20年度
※普通建設事業費とは
道路や橋、学校、庁舎等の新増設の建設事業に投入する経費です。
国からの負担金や補助金を受けて実施する「補助事業費」と、足立
区独自の経費で任意に実施する「単独事業費」があります。
災害時の復旧事業は、これから除かれます。
普通建設事業費は、全体で208億58百万円でした。前年度に比べると、67
億80百万円(△24.5%)の減額となりました。その要因は以下のとおりです。
増額となったのは、小中一貫校「新田学園」の建設で8億44百万円、道路の新
設事業で14億56百万円などです。
減額となったのは、(仮称)新田公園の用地購入など公園新設経費で57億78百
万円、教育相談センターの建設で25億35百万円、日暮里・舎人ライナーの駅前
駐輪場などの建設経費で10億6百万円などです。
14
< (3)−③ その他経費 >
その他の経費は、物件費、維持補修費、補助費等、積立金、投資及び出資金、
貸付金、繰出金からなっています。
単位:百万円
内
区
分
その他の経費
物件費
維持補修費
補助費等
積立金
投資及び出資金
貸付金
繰出金
訳
20年度
82,349
29,009
1,322
12,418
13,916
84
614
24,987
19年度
82,945
28,545
1,293
12,113
16,537
0
1,347
23,111
増減額
△596
464
29
305
△2,621
84
△733
1,876
増減率
△0.7%
1.6%
2.3%
2.5%
△15.9%
皆増
△54.4%
8.1%
全体では、823億49百万円となっています。前年度に比べると5億96
百万円(0.7%)の減となり、歳出総額に占める構成比では37.3%と前年
度を0.9ポイント上回りました。主な増減要因は下記のとおりです。
(1)補助費等は、3億5百万円の増額となっています。これは、緊急経営資
金融資あっせんなどの信用保証料や利子に対する補助金1億82百万円、認
証保育所運営経費助成金1億4百万円の増額があったことなどによります。
(2)積立金は、竹の塚鉄道立体化資金積立基金への積立て33億60百万円
の増額と減債基金への積立て38億88百万円、義務教育施設建設資金積立
基金への積立て10億2百万円の減額などが主な要因で、26億21百万円
の減となりました。
(3)投資及び出資金の84百万円の増額は、足立コミュニティアーツ株式取
得費56百万円の増額などによるものです。
(4)貸付金は、7億33百万円の減額となりました。これは、土地開発公社
借入金元利償還相当貸付金で7億33百万円の減額などによるものです。
(5)繰出金は、18億76百万円の増額となっています。理由は、一般会計
から国民健康保険、老人保健医療の特別会計への繰出金が40億46百万円
の減額となり、後期高齢者医療、介護保険の特別会計への繰出金が59億2
2百万円増額となったためです。
15
< (4) 歳出(目的別)のまとめ Ⅰ >
歳出(支出)の内訳を、目的別(どの分野にどれだけの経費が投入されているか)
に分類すると次のようになります。
目的別歳出の状況
単位:百万円
120,000
100,000
80,000
60,000
40,000
20,000
0
議会費 総務費 民生費 衛生費 労働費
平成19年度
平成20年度
936
915
23,740 109,355 15,179
19,473 112,394 15,571
416
454
農林
商工費 土木費 消防費 教育費 公債費
水産費
116
1,688 29,507
541
32,049 14,118
79
1,885 25,873
463
30,410 13,244
目的別分類での主な増額は民生費で、主な減額は総務費と土木費です。
(1)「総務費」では、減債基金積立金38億88百万円、公共施設建設資金積立
基金積立金20億81百万円の減額、財政調整基金積立金12億98百万円の
増額などにより、42億67百万円の減額となりました。
(2)「民生費」では、一般会計から後期高齢者医療特別会計への繰出金56億3
2百万円、子ども医療費助成金7億54百万円の増額、一般会計から老人保健
医療特別会計への繰出金34億31百万円の減額などにより、30億39百万
円の増額となりました。
(3)「土木費」では、公園等の新設57億78百万円の減額、竹の塚鉄道立体化
資金積立基金への積立て33億60百万円の増額などにより、36億34百万
円の減額となっています
(4)「教育費」では、教育相談センターの建設25億35百万円の減額、小中一
貫校「新田学園」の建設8億44百万円の増額などにより、16億39百万円
の減額となっています。
16
< (4) 歳出(目的別)のまとめ Ⅱ >
単位:円
3,000
2,480
2,500
2,000
1,500
903
1,000
1,132
1,172
600
705
41
110
議 会 の 運営 に
地 域 産 業の 振 興 や 消 費 者 保 護の た め に
区 が 借 り入 れ た 特 別 区 債 の 返済 に
健 康 を 守る 保 健 所 の 運 営 や 清掃 事 業 に
17
国 民 健 康保 険 、 後 期 高 齢 者 医療 、 介 護 保 険 の 経費 に
防 災 対 策、 選 挙 、 広 報 ・ 広 聴な ど に
道 路 や 公園 の 整 備 の た め に
保 育 園 、児 童 館 な ど に
学 校 教 育や 生 涯 学 習 の た め に
高 齢 者 や身 体 の 不 自 由 な 方 など へ の 福 祉 に
0
1,480
1,377
500
< (5) 将来の財政負担−① 負債比率 >
足立区の負債比率は、19年度決算では0.04でしたが、20年度決算で
は−0.07と大幅に改善しました。しかし、23区全体の平均は−0.22
(19年度は−0.16)とこれも大幅に改善されたため、23区平均との較
差は依然として開いています。
負債比率とは・・・
歳入総額に占める負債額(借金から貯金を引いた額)の割合。
借金が少なく貯金が多いほど、数値は小さくなります。つまり、23区平均
(−0.22)は、借金より貯金のほうが大きいのですが、足立区(−0.07)
は、23区平均と比べるとまだまだ貯金が少ないということです。
負債比率
= (特別区債現在高(除く臨時財政対策債)― 積立基金残高 ―
実質収支)÷ 普通会計歳入決算総額
20年度決算数値に基づいて算出すると・・・
−0.07=(913億円―992億円―83億円)÷2,387億円
0.70
0.60
0.50
足 立 区
23区 平均
0.55
0.56
0.49
0.49
0.43
0.39
0.40
0.30
0.20
0.30
0.37
0.24
0.32
0.26
0.20
0.17
0.14
0.10
0.04
0.06
0.00
-0.07
-0.10
-0.07
-0.16
-0.20
-0.22
-0.30
11年度 12年 度 13年度
14年度 15年 度 16年度
17年度 18年度 19年度
18
20年度
23区の改
善率以上に
改善しまし
た。比率は、
23区の平
均を目指し
ています。
< (5)-② 特別区債 Ⅰ >
皆さんも、家やマンションなど高額なものを購入するときに、ローンを組んで
購入すると思います。区の仕事でも、学校や道路などの建設事業は多額な経費が
かかるためローンを組んでいます。これを特別区債とよんでいます。特別区債の
残高とは、ローンの残高を意味するものです。また、特別区債の発行とは、新規
のローンを組んだことを意味します。
19年度末の特別区債残高は999億円でした。20年度の新たな借り入れである
特別区債発行額(借入額)は24億円、元金償還額(返済額)は110億円で差し引
き86億円の減となり、20年度末現在高は913億円(8.6%減)となりました。
23区全体で20年度決算時の特別区債残高は8,188億円、足立区は全体の約1
割を占めています。
自主財源の少ない区にとって資金確保のための一手段として特別区債の発行は必要
です。将来負担の大きな要因となるため、世代間負担の公平性を保ちながら計画的な
発行をしています。
20年度決算での23区の特別区債残高と積立金の状況です。改善していますが、足
立区は他区と比較して特別区債の残高が多い状況を示しています。
単位:億円
1,600
23区の特別区債と基金の状況(特別区債残高順)
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
港
千
代
田
中
央
特 別区 債現 在 高 913 765 640 596 522 498 442 411 398 306 303 294 278 277 275 231 228 219 189 182 100
69
54
積 立金 現在 高 992 722 654 1010 271 774 442 371 353 362 749 743 594 337 155 718 299 473 1043 452 1405 630 552
足
立
世
田
谷
練
馬
大
田
目
黒
葛
飾
板
橋
中
野
豊
島
北
19
江
東
品
川
新
宿
台
東
墨
田
渋
谷
荒
川
杉
並
江
戸
川
文
京
< (5)−② 特別区債 Ⅱ >
学校や道路などの建設事業には多額の経費がかかるため、特別区債を発行(一
般家庭でいえば、ローンを組むこと)し、長期に渡って分割払いにすることで負
担を平準化するようにしています。特別区債の返済は、公債費として10年から
25年に分割して支払います。
平成20年度は次の事業のために特別区債を発行しました。
(単位:百万円)
事業の名称
発行額
○都市計画道路整備事業
特別区債の名称
752 道路整備債
補助138号線梅田地区・補助138号線関原地区
北千住駅東口地区・主要区画道路2号線
○総合住環境整備事業
53 総合住環境整備債
関原一丁目地区、足立一・二・三丁目地区
西新井駅西口周辺地区
○公園整備事業
27 公園緑地新設拡充債
新田公園整備
○土地区画整理事業
183 土地区画整理債
佐野六木土地区画整理事業
上沼田南土地区画整理事業
○学校施設建設事業
368 校舎、体育館建設債
新田小中一貫校校舎・体育館
○校地取得事業
529 校地取得造成債
弥生小学校用地
○小・中学校耐震補強工事事業
322 学校施設改修債
上沼田・千寿第八・東渕江小学校ほか11件
○小・中学校外装改修事業
181 学校施設改修債
寺地・鹿浜・東加平・北三谷小学校ほか2件
合計
20
2,415
< (5)−③ 債務負担行為 >
区の仕事は原則として単年度内で行わなくてはなりませんが、例外で2年度
以上に渡った契約ができます。その一つが債務負担行為です。2年度以上に渡
る契約は、次の年度以降に負担がかかります。そのため、契約の前にその全体
の予定金額と期間を議会の議決を得て予算として定めています。
大型事業(主に施設建設事業が多い)では単年度で工事が終了しない場合が
あります。また、コピー機などは購入するよりも長期間で見るとリース契約で
借りた方が経費がかからない場合に、「債務負担行為」を行い、2年度以上の契
約をします。しかし、この契約の翌年度以降の残額は、後年度の負担となりま
すので、計画的な取扱いが必要です。19年度末の残高は、206億円でした
が、20年度末では、433億円となりました。
増額となったのは、平成13年度以前に土地開発公社が取得した用地の買戻
し197億27百万円、小中一貫校「新田学園」建設27億19百万円などで
す。
単位:億円
900
808
800
745
700
600
487
500
437
433
392
400
273
300
297
206
200
241
100
0
11年度
12年度
13年度
14年度
15年度
21
16年度
17年度
18年度
19年度
20年度
< (5)−④ 基金 Ⅰ >
20年度は、竹の塚鉄道立体化資金積立基金に44億6百万円、義務教育施
設建設資金積立基金に41億74百万円、減債基金に37億24百万円、財政
調整基金に23億78百万円、地域福祉振興基金に20億39百万円を積み立
てることができました。
特定目的基金の積立額等の状況
基金の名称
(単位:百万円)
19年度末
現在高
財政調整基金
20年度
積立額
20年度末
取崩額
現在高
9,231
2,378
0
11,609
439
92
75
456
7,382
144
0
7,526
407
1
409
0
6,106
2,039
314
7,831
26,048
4,174
212
30,010
63
0
4
60
24,226
3,724
0
27,950
一般区営住宅改修整備資金積立基金
554
553
0
1,107
文化芸術振興基金
947
4
189
763
7,056
4,406
0
11,463
124
300
1
423
82,585
17,816
1,204
99,197
育英資金積立基金
公共施設建設資金積立基金
日暮里・舎人線及び常磐新線建設資金
積立基金
地域福祉振興基金
義務教育施設建設資金積立基金
住宅対策資金積立基金
減債基金
竹の塚鉄道立体化資金積立基金
環境基金
合計
*財政調整基金と減債基金の積立金には、19年度の歳計剰余金から基金に編
入した39億円が含まれています。
*金額は、表示単位未満で四捨五入し端数調整をしていないため、加減乗除し
た金額と一致しない場合があります。
22
< (5)−④ 基金 Ⅱ >
区では将来の財政負担に備えて、様々な積立をしています。積立基金は○○基
金または○○積立金といった名称で、議会の議決を得た条例に基づいて設置して
います。それぞれの積立金は特定の目的を持っており、その目的以外に活用する
ことはできません。
20年度に、基金を取り崩して事業に活かした事例は、次のものです。
基金の名称
取崩額
育英資金積立基金
75
日暮里・舎人線及び常磐新
線建設資金積立基金
409
地域福祉振興基金
314
義務教育施設建設資金積
立基金
212
住宅対策資金積立基金
文化芸術振興基金
4
189
環境基金
1
合計
1,204
23
(単位:百万円)
活用した事業内容
◆育英資金貸付事業
高校、大学等への進学が、経済的
理由により困難な区民の方への貸付
資金に活用しました。
◆基金の廃止
基金の目的が終了したので、基金
を廃止し、残額を竹の塚鉄道立体化
資金積立基金に積立てました。
◆福祉施設建設助成事業
特別養護老人ホーム(仮称)竹の
塚翔裕園の建設費助成事業などに活
用しました。
◆義務教育施設建設事業
小中一貫校「新田学園」の建設事
業に活用しました。
◆住宅施策推進事務
住宅政策関連調査などに活用しま
した。
◆文化芸術活動推進事業
区立学校への演劇鑑賞事業や児童
演劇鑑賞教室の開催に活用しまし
た。
◆郷土博物館の展示内容改修事業
郷土博物館の展示内容改修経費に
活用しました。
◆環境計画推進事業
より良い環境を実現するための先
進的な事業や商品を研究、開発をす
る区民や事業者等に対して行う助成
事業に活用しました。
< (5)−④ 基金 Ⅲ >
23区の積立金はグラフのとおりです。足立区は、23区平均の613億円
を上回り、中期財政計画の500億円を達成することができました。しかし、
特別区債残高との比較(P.19 参照)では、まだまだ十分な状態とはいえません。
今後の学校改築等の施設更新に備えて、より一層の積立金が必要です。
単位:億円
1,600
23区の積立金の状況(19・20年度末現在)
1,400
1,200
1,000
800
600
400
200
0
足
立
港
江
戸
川
大
田
品
川
世
田
谷
渋
谷
江
東
葛
飾
練
馬
千
代
田
杉
並
新
宿
中
央
文
京
板
橋
豊
島
北
中
野
台
東
荒
川
目
黒
墨
田
19年度
826 1220 916 768 723 699 663 660 655 599 567 553 539 488 397 369 365 356 344 311 277 223 140
20年度
992 1405 1043 1010 743 722 718 749 774 654 630 473 594 552 452 442 353 362 371 337 299 271 155
24
< (6) その他−① 普通会計 Ⅰ >
地方公共団体の歳入及び歳出は、一般会計及び特別会計により経理されてい
ます。普通会計とは、総務省の定める基準による統計上の会計であり、決算統
計においては、地方公共団体相互間の比較や時系列比較が可能となるよう特定
の事業会計を公営事業会計とし、残りの会計を統合して普通会計としてまとめ
ています。普通会計は統計上における分類上の用語で、一般的に地方財政の計
数を表わすときは、この普通会計を基本としていることが多く、「地方財政の状
況(地方財政白書)」にも使用されています。
一般会計と特別会計を普通会計に整理しなおすと、国民健康保険事業を始め
とした足立区の四つの特別会計は、目的別歳出では民生費、性質別歳出では繰
出金に分類されます。また、障害者自立支援給付費など収入と支出が重複し実
際の規模より決算規模が大きくなってしまう場合は、その部分を下記のように
調整します。
20年度の一般会計と普通会計
区
歳
分
入
調
内
容
障害者自立支援給付費
受入金
239,307 介護従事者処遇改善臨
時特例交付金
一般会計
決算額
合
歳
出
計
障害者自立支援給付費
給付金
221,378 介護従事者処遇改善臨
時特例基金積立金
合
計
25
(単位:百万円)
整
調整額
普通会計
決算額
△90
△527
238,690
△617
△90
△527
△617
220,761
< (6)−① 普通会計 Ⅱ >
(単位:百万円、%)
区
分
歳出総額
19年度
決算額
20年度
構成比
決算額
構成比
増減額
増減率
227,644
100.0
220,761
100.0
△6,883
△3.0
117,062
51.4
117,553
53.2
491
0.4
40,736
17.9
39,176
17.7
△1,560
△3.8
うち職員給
25,981
11.4
25,423
11.5
△558
△2.1
うち退職金
4,647
2.0
4,338
2.0
△309
△6.6
扶助費
62,213
27.3
65,136
29.5
2,923
4.7
公債費
14,113
6.2
13,241
6.0
△872
△6.2
27,638
12.1
20,858
9.4
△6,780
△24.5
普通建設事業費
27,638
12.1
20,858
9.4
△6,780
△24.5
失業対策事業費
0
0.0
0
0.0
0
0.0
災害復旧事業費
0
0.0
0
0.0
0
0.0
82,945
36.4
82,350
37.3
△595
△0.7
28,545
12.5
29,009
13.1
464
1.6
1,293
0.6
1,322
0.6
29
2.2
補助費等
12,113
5.3
12,418
5.6
305
2.5
積立金
16,537
7.3
13,916
6.3
△2,621
△15.8
0
0.0
84
0.0
84
皆増
貸付金
1,347
0.6
614
0.3
△733
△54.4
繰出金
23,111
10.2
24,987
11.3
1,876
8.1
義務的経費
人件費
投資的経費
その他経費
物件費
維持補修費
投資及び出資金
26
< (6)−② 財政調整交付金 >
※
○×区
原資の55%
○△区
交付
財政調整交付金
として各区へ
○○区
△○区
基準財政需要額―基準財政収入額
=交付額
財政調整交付金の原資
固定資産税
市町村民税法人分
特別土地保有税
都が課税徴収
(市町村では市町
村が課税徴収する
ものです)
※
原資の45%
都の財源へ
上下水道、消防な
どに充当(市町村
では市町村の業務
です)
都区財政調整制度とは、人口が
集中する大都市地域における一
体的・統一的なサービスの提供を
するために、23区と東京都の間
で財源を調整するしくみです。
23区内で標準的な行政のサ
ービスを提供するために、必要な
費用(基準財政需要額)を人口な
ど各区の状況に合わせて算定し、
各区の基準財政収入(23区共通
の標準的な収入で算定)を差し引
いて、不足がある場合に普通交付
金として各区に交付されていま
す。
足立区には不可欠の財源です。
※ 平成19年度より、区の財源は52%から55%、都の財源は48%から45%
に改正されました。
27
< (6)−③ 国民健康保険特別会計 >
保険料(基礎分+支援金)
20年度末被保険者数
均等割
36,900 円(前年度 35,100 円)
235,589 人(前年度比 46,416 人減)※注
所得割
117/100(前年度 124/100)
人口に対する加入率 35.61%(前年度 43.09%)
※注 後期高齢者医療制度への移行による減
歳出総額
歳入総額
792億円
790億円
保険給付費
519億円
保険料
167億円
老人保健拠出金
17億円
国庫支出金
188億円
後期高齢者支援金等
94億円
介護納付金
39億円
療養給付費等交付金
前期高齢者交付金
35億円
117億円
共同事業拠出金
100億円
都支出金
43億円
事務費(職員給与費等)
13億円
共同事業交付金
97億円
その他(保健事業費等)
8億円
繰入金(区一般会計から)141億円
その他(繰越金等)
収支
4億円
2億円
国民健康保険特別会計に対する赤字補てん
123億円
保険料は政令で、保険給付費等の 50%をまかなうように設定されます。残りの 50%は国や都
道府県が負担するため、仮に保険料がすべて収納されれば、原則として赤字は発生しません。
しかし、23 区は全体の保険給付費等から統一保険料率を設定しており、この保険料率を足立区
に適用すると、他区と比べ所得階層が低いため、保険給付費等の 40%未満しか保険料でまかなえ
ません。さらに、保険料の収納率が低く(足立区 81.23%、23 区平均 82.49%)なっています。
このため、国保会計は赤字が生じており、毎年一般会計から財源を補てんしています。
単位:百万円
国民健康保険料と保険給付費と一般会計繰入金の推移
60,000
50,000
40,000
30,000
20,000
10,000
0
15年度
16年度
17年度
保険給付費
18年度
保険料
※一般会計繰入金は赤字補てん分です。
28
19年度
一般会計繰入金
20年度
< (6)−④ 介護保険特別会計 >
歳入総額
338億円
保険料
歳出総額
70億円
326億円
保険給付費
294億円
※区に直接納入される1号被保険者の保険料
地域支援事業費
8億円
国庫支出金
73億円
事務費(職員給与費等)
都支出金
44億円
その他(国庫支出金の返還金等)
支払基金交付金
93億円
10億円
14億円
※加入する健康保険から社会保険診療報酬支
払基金を通じて納入される40歳∼64歳
収支
12億円
までの2号被保険者の保険料
繰入金(区一般会計から)
50億円
その他(繰越金等)
平成20年度末被保険者数
8億円
1号被保険者
141,353人
(前年度比5,365人増)
介護保険料と保険給付費の推移
単位:百万円
35,000
30,000
25,000
20,000
15,000
10,000
5,000
0
15年度
16年度
17年度
保険給付費
29
18年度
保険料
19年度
20年度
< (6)−⑤ 後期高齢者医療特別会計 >
歳入総額
歳出総額
48億円
保険料
43億円
広域連合納付金
32億円
38億円
繰入金(区一般会計から)15億円
事務費(職員給与費等)
2億円
その他(健診受託費等)
その他(葬祭費等)
3億円
1億円
収支
平成20年度末被保険者数
5億円
53,878人
平成20年度に、老人保健医療制度に替わり、新たな医療保険制度として後期高齢者医療制度
が創設されました。対象は、75歳以上の方と、65歳以上75歳未満で一定の障がいのある方
となっています。
この制度を運営するため、都内のすべての区市町村によって「東京都後期高齢者医療広域連合」
が設立され、区市町村と役割分担をして、効率的・効果的に事務処理を行っています。
区市町村は、給付申請などの受付事務や各種相談業務、保険料の徴収を行い、広域連合は、被
保険者資格の認定や被保険者証等の交付、保険料率の決定や保険料の賦課、保険給付を行ってい
ます。
普通会計決算においては、
「東京都後期高齢者医療広域連合」等が実施している下記
の項目を、後期高齢者医療特別会計の決算総額から除いています。
≪歳 入≫
事務費繰入金
療養給付費繰入金
保険料軽減措置繰入金
≪歳 出≫
2億円
事務費負担金
35億円
療養給付費負担金
5億円
保険料軽減措置負担金
2億円
31億円
4億円
※20年度から創設された制度のため、実績の経年変化はお知らせできません。
30
< (6)−⑥ 老人保健医療特別会計 >
歳入総額
歳出総額
46億円
46億円
支払基金交付金
24億円
医療給付
37億円
国庫支出金
15億円
現金給付
3億円
都支出金
審査支払手数料
3億円
0.5億円
繰入金(区一般会計から) 3億円
事務費(職員給与費等)0.5億円
その他(繰越金等)
その他(繰出金等)
1億円
※一般会計で経理されている職員給与費等が
普通会計では特別会計で経理されるため、
決算書に記載されている金額とは 1 千 5 百
万円の差額が発生します。
収支
5億円
0億円
平成14∼19年度にかけて、老人保健医療制度の受給対象者の年齢が70歳から75歳に、国・
都・区の負担割合が3割から5割に段階的に引き上げられたため、受給対象者は減少しましたが、区
の負担額は増加しました。なお、20年度から後期高齢者医療制度に移行しましたが、過年度分の医
療費支払いのため老人保健医療特別会計は22年度まで存続します。
単位:百万円
歳出決算額
50,000
4,000
左目盛
一般会計繰入金
45,000
右目盛
40,000
3,500
3,000
35,000
2,500
30,000
2,000
25,000
20,000
1,500
15,000
1,000
10,000
500
5,000
0
0
16年度
17年度
18年度
31
19年度
20年度
< (6)−⑦ 健全化判断比率 >
自治体の財政破たんを未然に防ぐことを目的として、「地方公共団体の財政の健全化に関する
法律(財政健全化法)」が平成19年6月に公布されました。
自治体の財政に影響を及ぼすすべての会計を対象に「実質赤字比率」
「連結実質赤字比率」
「実
質公債費比率」「将来負担比率」の4つの指標(健全化判断比率)を用いて自治体財政の健全度
を判断します。指標が早期健全化基準を超えた自治体は財政健全化計画、財政再生基準を超えた
自治体は財政再生計画を策定し財政の健全化を目指さなければなりません。
■平成20年度決算に基づく足立区の健全化判断比率
実質赤字比率
連結実質赤字比率
実質公債費比率
将来負担比率
健全化判断比率
−
−
4.8%
−
早期健全化基準
11.25%
16.25%
25.0%
350.0%
財政再生基準
20.00%
40.00%
35.0%
※実質赤字額又は連結実質赤字額がない場合及び実質公債費比率又は将来負担比率が算定され
ない場合は、「−」で表示しています。
①実質赤字比率(一般会計の実質赤字額の標準財政規模に対する比率)
足立区の平成20年度決算における一般会計の実質収支は83億円の黒字でした。
②連結実質赤字比率(全会計の実質赤字額の標準財政規模に対する比率)
足立区の平成20年度決算における全会計(一般会計・国民健康保険特別会計・介護保険特別
会計・後期高齢者医療特別会計・老人保健医療特別会計)の実質収支は107億円の黒字でし
た。
③実質公債費比率(公債費[借入金の返済及びこれに準じる額]の標準財政規模に対する比率)
足立区の平成20年度決算に基づく実質公債費比率は 18 年度:6.0%、19 年度:6.2%、20 年
度:2.4%の平均で 4.8%でした。
④将来負担比率(一般会計が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する比率)
足立区の平成20年度決算に基づく将来負担額は、区債の残高、債務負担行為による支出予定
額、退職手当支給予定額などの合計で1,664億円でした。一方で、基金の残高や国が定め
た額など将来負担額から控除される額の合計は2,748億円で、差し引き1,084億円のマ
イナスとなり、将来負担比率は算定されませんでした。
※標準財政規模・・・地方公共団体の一般財源の標準的な規模を示す指標。平成20年度足立区の健
全化判断比率算出の基となる足立区の標準財政規模は、1,700億円でした。
32
2 主要施策の成果報告書
(1)事業一覧【重点プロジェクト重点項目別】
重点項目
事
業
名
予算現額(千円) 決算額(千円)
子ども
健康
教育
9,522,978
9,226,479
15,000
14,286
35
学力向上のための講師配置事業
450,012
440,357
36
放課後子ども教室推進事業
102,011
66,185
37
中学校放課後学習推進事業
13,067
10,438
38
146,000
139,263
39
小・中学校給食業務運営事業(「おいしい給食」啓発等事業)
特色ある教育支援事業(課外活動等支援事業)
子育て
子育てサロン事業
30,463
28,781
40
保育サービス事業
8,213,410
8,024,002
41
490,330
449,371
42
妊産婦・乳幼児相談事業<こんにちは赤ちゃん訪問事業>
28,032
19,871
43
平日夜間小児初期救急診療事業
34,653
33,925
44
2,323,957
2,147,628
163,141
162,002
45
17,052
16,296
46
妊婦健康診査事業
くらし
健康・長寿
がん検診事業
元気応援ポイント事業・健康高齢者表彰事業
公園等の新設・改良事業
環境
1,470,157
1,351,368
47
日暮里・舎人ライナー沿線花の散歩路事業
12,140
11,677
48
「環境サミット in 足立」開催事業
46,267
46,267
49
垳川まるごと再発見!
7,400
2,829
50
自然再生事業
5,342
3,256
51
21,782
20,334
52
公共施設の地球温暖化対策事業
179,981
175,063
53
ワンチャリ・ツーロック作戦、まちの美化推進運動の展開
251,193
242,048
54
町会・自治会への助成
149,502
116,488
55
13,830,714
12,758,563
大学連携・協働・研究委託事業
55,857
55,857
56
ビジネス支援事業
57,413
52,337
57
創業支援事業
25,630
19,663
58
就労支援事業、あだち若者サポートステーション事業
49,144
43,443
59
足立ブランド認定推進事業
22,619
19,742
60
4,539,650
4,534,641
61
596,865
596,724
62
道路の新設・改良事業
5,245,343
4,573,606
63
土地区画整理事業
2,716,530
2,455,346
64
密集市街地整備事業
416,565
334,359
65
建築物耐震化促進事業
105,098
72,845
66
14,626
13,487
14,626
13,487
太陽光発電システム設置補助金の拡充
治安
まちづくり
文化・産業
経済・観光
鉄道立体化の促進事業
北千住駅東口地区再開発
都市更新・再生
経営改革
協働推進
団塊世代の地域回帰推進事業
その他
67
12,425,651
11,132,062
首都直下地震への対応事業
331,870
317,798
68
特別養護老人ホーム等の整備助成事業
306,720
300,312
69
1,133,563
1,133,562
70
新田小中一貫校建設事業
902,838
886,980
71
特定健診・特定保健指導事務(国民健康保険特別会計)
907,162
440,754
72
8,843,498
8,052,656
73
38,117,926
35,278,219
小・中学校耐震補強事業
後期高齢者医療制度
頁
総 計 ( 3 9 事 業 )
33
[参考]事業一覧【基本計画分野別】
事 業 名
重点項目
分野Ⅰ 魅力と個性のある美しい生活都市
予算現額(千円) 決算額(千円)
頁
15,102,348
13,930,566
まちづくり−
都市更新・再生
まちづくり−
都市更新・再生
まちづくり−
都市更新・再生
4,539,650
4,534,641
61
596,865
596,724
62
5,245,343
4,573,606
63
公園等の新設・改良事業
くらし−環境
1,470,157
1,351,368
47
日暮里・舎人ライナー沿線花の散歩路事業
くらし−環境
12,140
11,677
48
2,716,530
2,455,346
64
416,565
334,359
65
105,098
72,845
66
18,971,134
17,894,811
鉄道立体化の促進事業
北千住駅東口地区再開発
道路の新設・改良事業
まちづくり−
都市更新・再生
まちづくり−
都市更新・再生
まちづくり−
都市更新・再生
土地区画整理事業
密集市街地整備事業
建築物耐震化促進事業
分野Ⅱ 自立し支えあい安心して暮らせる安全都市
子育てサロン事業
子ども−子育て
30,463
28,781
40
保育サービス事業
子ども−子育て
8,213,410
8,024,002
41
妊婦健康診査事業
子ども−子育て
490,330
449,371
42
妊産婦・乳幼児相談事業<こんにちは赤ちゃん訪問事業>
子ども−子育て
28,032
19,871
43
平日夜間小児初期救急診療事業
子ども−子育て
34,653
33,925
44
163,141
162,002
45
くらし−
健康・長寿
がん検診事業
「環境サミット in 足立」開催事業
くらし−環境
46,267
46,267
49
垳川まるごと再発見!
くらし−環境
7,400
2,829
50
自然再生事業
くらし−環境
5,342
3,256
51
太陽光発電システム設置補助金の拡充
くらし−環境
21,782
20,334
52
公共施設の地球温暖化対策事業
くらし−環境
179,981
175,063
53
ワンチャリ・ツーロック作戦、まちの美化推進運動の展開
くらし−治安
251,193
242,048
54
その他
331,870
317,798
68
その他
8,843,498
8,052,656
73
17,052
16,296
46
306,720
300,312
69
首都直下地震への対応事業
後期高齢者医療制度
くらし−
健康・長寿
元気応援ポイント事業・健康高齢者表彰事業
特別養護老人ホーム等の整備助成事業
その他
分野Ⅲ 人間力と文化力を育み活力あふれる文化都市
3,988,587
3,396,985
団塊世代の地域回帰推進事業
経営改革−
協働推進
14,626
13,487
67
町会・自治会への助成
くらし−治安
149,502
116,488
55
ビジネス支援事業
57,413
52,337
57
25,630
19,663
58
49,144
43,443
59
足立ブランド認定推進事業
まちづくり−
経済・観光
まちづくり−
経済・観光
まちづくり−
経済・観光
まちづくり−
経済・観光
22,619
19,742
60
学力向上のための講師配置事業
子ども−教育
450,012
440,357
36
放課後子ども教室推進事業
子ども−教育
102,011
66,185
37
中学校放課後学習推進事業
子ども−教育
13,067
10,438
38
小・中学校給食業務運営事業(「おいしい給食」啓発等事業)
子ども−健康
15,000
14,286
35
創業支援事業
就労支援事業、あだち若者サポートステーション事業
小・中学校耐震補強事業
その他
1,133,563
1,133,562
70
新田小中一貫校建設事業
その他
902,838
886,980
71
子ども−教育
146,000
139,263
39
その他
907,162
440,754
72
55,857
55,857
55,857
55,857
38,117,926
35,278,219
特色ある教育支援事業(課外活動等支援事業)
特定健診・特定保健指導事務(国民健康保険特別会計)
分野Ⅳ 自己進化する協働型自治体
まちづくり−
文化・産業
大学連携・協働・研究委託事業
総 計 ( 3 9 事 業 )
34
56
(2) 成果報告書
重点項目:子ども−健康
事業名:
小・中学校給食業務運営事業
(「おいしい給食」啓発等事業)
決算額
14,286
千円
予算現額
15,000
千円
【事業の概要】
足立区の給食を、もっと子どもたち
においしく食べてもらうための取り組
みを行いました。
<炊飯器で給食>
児童が自分たちで米を研いで
炊いた、炊き立てのご飯で給食
を食べました。(鹿浜西小学校)
<うめじま弁当コンクール>
親子で「うめじま弁当」を考え、
優秀作品が弁当給食になりまし
た。(梅島小学校)
平成20年10月25日、シアター1010
で「おいしい給食まつり」を開催しまし
た。
給食の試食や、各学校の取り組みを
紹介した展示コーナー、給食調理用の
大釜にさわれる体験コーナーなどで足
立区の給食をPRしました。また、「さか
なクン」の講演会も行われ大盛況となり
ました。
(来場者約3,000人)
平成20年度の年間残菜量(主食・
主菜・副菜)は、平成19年度との
比較で約39.7トン減少し、総量
約341.6トンでした。
平成21年1月26日∼30日の学校給食週間を
活用して給食を食べる時間を5分延長する取り組
みを行ったところ、
残菜率が小学校で
平均3%、中学校で
平均4%減少しまし
た。
担当課係 副参事(おいしい給食担当)
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 14,286千円
問合せ先(直通)
35
3880−5427
重点項目:子ども−教育
事業名:
学力向上のための講師配置事業
決算額
440,357
千円
予算現額
450,012
千円
【事業の概要】
小・中学校にステップアップ講師を配置し、児童・生徒一人ひとりの状況に応じた学習指導を充
実させることで、確かな学力の定着を目指しています。
◇ TT(ティーム・ティーチング)指導 ◇
ステップアップ講師
教諭
◇ 少人数指導 ◇
区内小・中学校の児童・生徒に確かな学力を定着させるため、ステップアップ講師を配置
し、「わかる授業」の一方策として、習熟度別少人数学習指導、TT(ティーム・ティーチン
グ)等を実施しました。
○習熟度別指導では、クラスを分けて少人数によるきめ細かい指導を行いました。
○TT(ティーム・ティーチング)では、メインとサブの先生に分かれ、一斉指導という従来
の方法に代わり、それぞれの専門性を生かし、分担協力をしながら児童・生徒一人ひとり
の状況に応じた学習指導を行いました。
◎ステップアップ講師制度の特徴
授業を児童・生徒にわかりやすくするため、学習集団の柔軟な編成や指導方法を工夫した授
業を行うものです。学校の状況に応じ、特色ある授業を計画して効果的に展開します。
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 440,357千円
担当課係 教職員課事業推進係
問合せ先(直通)
36
3880−5964
重点項目:子ども−教育
事業名:
66,185
千円
102,011
千円
決算額
放課後子ども教室推進事業
予算現額
「あだち放課後子ども教室」
【事業の概要】
○平成19年度のモデル実施6校に始まり、20年度に新たに20校開設し、26校に拡大しました。平成22年度
までに全小学校での開設を予定しています。
○自由な遊びや自主学習、体験、学年を超えた交流により、「早寝・早起き・朝ごはん」といった基本的な生活リ
ズムを身につけるなどの効果が現れています。子どもたちがこの活動を通じて、自主性や社会性を学び、地域
社会の中で健やかにたくましく生き抜く力を育んでいくことを目指し、引き続き、地域・学校・行政が一体となり22
年度までの全校開設に向け、取り組んでいきます。
保
護
者
・ 協力
地
自由遊び・学びの場
域
の
方
々
運営
体験・交流の場
ッ
実
行
委
員
会
・
安
全
管
理
ス
タ
フ
校庭・体育館・教室・図書室など
支援
体験プログラム①
体験プログラム②
区教育委員会・(財)足立区生涯学習振興公社
(財)足立区生涯学習
振興公社では、「放課
後子ども教室」の子ど
もたちに「体験プログラ
ム」を提供しています。
「読み語りキャラバン」
千寿双葉小学校
「コーディネーショントレーニング」
高野小学校
【地域・学校・行政一体での取り組み】
「あだち放課後子ども教室」を開始するにあたり、学校や開かれた
学校づくり協議会、PTAなどの皆さんに事業の説明を行いました。地
域や保護者の方々に実行委員会を組織していただき、運営内容の
決定や見守りスタッフ募集などのご協力を得て、開設に向け準備を
進めてきました。
教育委員会と(財)足立区生涯学習振興公社もこの実行委員会に
出席し、活動の場所や内容などについて、学校との調整を行ったり、
開設後の日々の運営を支援してきました。
担当課係 副参事(キッズぱれっと担当)
問合せ先(直通)
37
【今後の開設計画】
平成21年度 39校(計65校)
平成22年度 7校(計72校)
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 18,794千円
都の支出 : 18,793千円
区の支出 : 28,598千円
5813−3732
重点項目:子ども−教育
事業名:
中学校放課後学習推進事業
決算額
10,438
千円
予算現額
13,067
千円
【事業の概要】
放課後の中学校に学校図書館支援員を派遣し、学校図書館
の充実・活用と生徒たちが自主学習を行うための学習環境整備
を進めています。
区内中学校の生徒が予習・復習・調べ学習等の自主学習を行うための環境を整えるため、学
校図書館支援員を派遣し、放課後の学校図書館の開放、図書の整理、調べ学習のサポート等を
行いました。
○放課後の学校図書館を生徒たちに開放し、学習場所として有効活用しました。
○司書資格を有する支援員が、読書に関する生徒からの要望に対して、専門性を生かした情
報・サービスを提供しました。
○生徒が調べ学習などを行うために、事業実施校の学校図書館にインターネット接続パソコ
ンを設置しました。
◎中学校放課後学習推進事業の進展
平成20年度は中学校10校において事業を実施しました。平成21年度はさらに10校
(計20校)において事業展開を図ります。
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 10,438千円
担当課係 教職員課事業推進係
問合せ先(直通)
38
3880−5964
重点項目:子ども-教育
事業名:
特色ある教育支援事業(課外活動等支援事業)
決算額
139,263
千円
予算現額
146,000
千円
【事業の概要】
小・中学校のクラブ活動等の放課後活動の充実、芸術鑑賞機会の提供、地域との交流体験、学校図
書・設備の充実を図り、子どもたちがいきいきと育つ学習環境を整備しました。
伝統文化に触れる(お正月飾りを作る)
古典芸能を学ぶ(落語)
【学び・体験充実】
芸術鑑賞機会の提供 2,343千円
環境学習の支援・外部講師の活用・地域との交流 7,091千円
特色ある教育支援事業
新学習指導要領対応設備の充実
(武道場の整備)
都・関東・全国大会への出場
【放課後活動充実】
クラブ活動・部活動の支援 38,580千円
居場所づくり連携事業 2,863千円
【学校設備充実】
教具・教材・学校設備の充実 73,952千円
図書館整備 14,434千円
全国大会出場は延べ333人
関東大会出場は延べ431人
(団体戦、チーム、個人)
担当課係 教育政策課学校経理係
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 139,263千円
問合せ先(直通)
39
3880-5483
重点項目:子ども−子育て
事業名:
子育てサロン事業
決算額
28,781
千円
予算現額
30,463
千円
サロンで子育ての輪を広げよう!
【事業の概要】
サロン利用者同士の交流や、常駐子育てサポーターへの相談などを通して、子育て
中の保護者の不安や負担感を軽減し、楽しい子育てを地域で支える事業です。
運営方法にも新しい展開
子育てサロンを全区的に展開!
☆子育てサロン運営
新たに関原・新田で子育てサロンを開設しました。
・子育てサロン関原(旧区立中部保育園跡)
・子育てサロン新田(私立新田保育園内)
☆子育てサロン整備
子育てサロン梅島(教育相談センター内)開設のための
準備を進めました(平成21年5月18日開設)。
直営型、委託型に加え、民間型
を開始しました。これは法人等
で運営する子育てサロン事業に
対し補助をするものです。
こども家庭支援センターを中心とした子育てサロン連絡会の開催など、
センターと子育てサロン並びに子育てサロン間の連携を強化しました。
子育てサロン
六月(直営)
子育てサロン
綾瀬(直営)
子育てサロン
鹿浜(直営)
子育てサロン
元宿(直営)
21年度新設
子育てサロン
梅島(委託)
連携・調整
整備
こども家庭支援センター
新設
子育てサロン
新田(民間)
新設
子育てサロン
関原(委託)
子育てサロン 子育てサロン
西保木間(委託) 千住(直営)
子育てサロン
おおやた(直営)
子育てサロン
竹の塚(直営)
【この事業を支えた支出】
都の支出 : 14,928千円
区の支出 : 13,853千円
担当課係 こども家庭支援センター事業係
問合せ先(直通)
40
3606−1333
重点項目:子ども−子育て
事業名:
保育サービス事業
決算額
8,024,002
千円
予算現額
8,213,410
千円
「待機児童の解消」と
「さらなる保育サービスの充実」を目指して
【事業の概要】
●区立保育園の民営化と多様な保育サービスの充実
●認可保育園運営の充実
●家庭福祉員(保育ママ)の育成と保育環境の充実
●認証保育所の運営費助成
●認証保育所等利用者助成
●保育室の運営費助成 を実施しました。
●区立保育園の民営化と多様な保育サービスの充実● 26,770千円
民営化した保育園において、長時間の延長保育、産休明け保育などを実施し、多様
な保育需要への対応を図りました。
平成20年 2園(扇こころ、東保木間)
平成16∼19年 5園(伊興すみれ、東部若葉、六町あづま、青井、中部ひまわり)
民営化累計7園
●認可保育園運営の充実● 6,788,944千円
区立保育園の調理の民間委託の推進(新規4園)、私立保育園に対する運営助成の充実
及び保育環境の整備を実施しました。
区立保育園 59園(公設民営5園、幼保園1園を含む)
私立保育園 31園(平成20年度民営化1園) 合計入所定員 8,842名
●家庭福祉員(保育ママ)の育成と保育環境の充実● 196,050千円
低年齢児の保育需要に応えるため、新規の家庭福祉員を育成しました。
また、保育室の環境整備と安全玩具への切替を、未実施及び新規の家庭福祉員を対象に
実施しました。
家庭福祉員 総数95人 保育室環境整備 18カ所 安全玩具切替 20カ所
保育定数251名
●認証保育所の運営費助成● 839,827千円
認証保育所の運営費助成を行いました。
A型(駅前型) 15カ所
B型(小規模型) 15カ所
●認証保育所等利用者助成● 97,710千円
認証保育所等の利用者に利用料の助成を行いまし
た。
利用料助成者数 延 9,768人
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 786,063千円
都の支出 : 387,600千円
区の支出 :5,098,874千円
利用者の支出 :1,751,465千円
●保育室の運営費助成● 74,701千円
保育室の運営費助成を行いました。
保育室 5カ所
一時保育・休日保育事業の実施
担当課係 保育課保育管理係
問合せ先(直通)
41
3880−5872
重点項目:子ども−子育て
事業名:
妊婦健康診査事業
決算額
449,371
千円
予算現額
490,330
千円
【事業の概要】
妊婦健康診査にかかる経済的負担を軽減し、健康で安心して出産できる環境づくりを推進するために、
平成20年4月から妊婦健康診査の公費負担回数を、従来の2回から14回に増やしました。
【事業内容と実績】
○ 公費負担回数 妊婦健康診査受診票 14回分
妊婦超音波検査受診票 2回分
○ 受診票の交付 保健総合センター・区民事務所の窓口で、母子健康手帳の交付とともに、
公費負担を受けられる受診票を交付
○ 公費負担内容
■妊婦健康診査
◇ 初回の検査項目 問診、体重測定、血圧測定、尿検査、血液型(ABO、Rh)、貧血、
血糖、不規則抗体、梅毒、B型肝炎、風疹
◇2回目以降の検査項目 問診、体重測定、血圧測定、尿検査、保健指導
その他選択項目(以下の項目から1項目選択)
クラミジア抗原、C型肝炎、経膣超音波、血糖・貧血、B群溶連菌、
NST(ノン・ストレス・テスト)
■妊婦超音波検査
◇経腹法による断層撮影で、胎児数、胎児の発育異常を検査
○ 平成20年度実施状況 ■妊婦健康診査 1回目 5,752件
2回目以降 延べ34,285件
■妊婦超音波検査 延べ 5,610件
里帰りや助産施設などでの出産のため、受診票が使えない場合も妊婦健
康診査費用の一部を助成
○ 平成20年度実施状況
■里帰り出産等による妊婦健康診査費用助成 349件
■助産所における妊婦健康診査費用助成 16件
妊婦健康診査公費負担回数拡充による緩和措置として、差額助成
を実施 (助成事業は平成20年度で終了)
○ 平成20年度助成件数 3,953件
【この事業を支えた支出】
都の支出 : 15,921千円
区の支出 : 433,450千円
担当課係 健康推進課健康推進係
問合せ先(直通)
42
3880−5892
重点項目:子ども−子育て
事業名:
妊産婦・乳幼児相談事業
<こんにちは赤ちゃん訪問事業>
決算額
19,871
千円
予算現額
28,032
千円
【事業の概要】
『こんにちは赤ちゃん訪問事業』は、育児に慣れない親の不安やストレスを軽減し、健や
かな子どもの成長発達を支援するため、専門スタッフにより生後3か月までの乳児のいる家
庭を全戸訪問しています。
訪問実績
○平成20年度の足立区の出生数 5,389人(「人口動態」より)
○出生通知票提出数 4,029人
○訪問件数 3,274人
■こんにちは赤ちゃん訪問事業とは
○保健師や助産師の資格を持つ専門スタッフが赤ちゃんの生まれた家庭すべてを訪問します!
○赤ちゃん誕生連絡票(出生通知票)を提出していただくと、訪問日を調整します!
○訪問時には、赤ちゃんの発育・発達状況やお母さんの健康状態をチェックします!
○お母さんの育児不安を直接お聞きするなど不安やストレスを軽減します!
○子育てに関する情報等を提供します!
○必要に応じて医療施設や他機関との連携を図ります!
■主な相談内容
⇒専門スタッフが次のような育児不安等の軽減を図ります。
○授乳相談(授乳回数やリズム、混合栄養など)
○病気についての相談(湿疹のことなど)
○赤ちゃんの発育相談
○育児相談(よく泣く、寝ない、しゃっくり・よく吐く、兄弟のことなど)
○母親相談(体調不良、メンタル相談など)
○その他(地域の子育て情報、家族のことなど)
こんにちは赤ちゃん訪問のチラシ
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 9,896千円
区の支出 : 9,975千円
担当課係 健康推進課健康推進係
問合せ先(直通)
43
3880−5892
重点項目:子ども−子育て
事業名:
平日夜間小児初期救急診療事業
決算額
33,925
千円
予算現額
34,653
千円
【事業の概要】
平日の夜間における子どもの急病への早期対応を可能とし、安心して受診できる診療
体制を確保するため、平日夜間小児初期救急診療事業を実施しました。
【事業の実績】
《平成19年度》 診療件数 102件
平成20年1月7日より診療を開始しました。
《平成20年度》 診療件数 777件
小さな子どもを持つ親の
不安を軽減し、安心して
子育てができる環境を整
備するとともに、子ども
の健全な育成につなげま
す。
【平日夜間小児初期救急診療の概要】
・診療科目: 小児科
・対 象: 中学生以下
・診療場所:
足立区医師会館休日応急診療所
足立区中央本町3−4−4
電話 3880−1131
・診 療 日:
月曜日から金曜日(休日及び年末年始を除く)
・受付時間:
午後7時30分から午後10時まで
健康保険証を忘れずに持
参してください。
乳幼児医療証(マル乳・
マル子医療証)をお持ち
の方は、あわせて持参し
てください。
【この事業を支えた支出】
都の支出 : 4,599千円
区の支出 : 29,326千円
担当課係 健康推進課成人保健係
問合せ先(直通)
44
3880−5121
重点項目:くらし−健康・長寿
事業名:
がん検診事業
決算額
162,002
千円
予算現額
163,141
千円
【事業の概要】
各種がん検診の実施により、区民の健康意識の高揚・健康の維持増進を図り、疾病の予防と早
期発見に努めました。
平成20年度から、消化器健診を『ピロリ検診』と改め、胃健診において、これまでのペプシ
ノゲン法に加えて、萎縮性胃炎の原因とされ、胃がんとの関連性が指摘される「ピロリ菌」の抗
体検査を新たに導入し、陽性者の除菌を支援しました。
【事業の内容】
対象年齢 検査項目
1 胃がん検診(ピロリ検診) 35歳以上 ペプシノゲン法、ピロリ菌抗体検査
2 大腸がん検診
40歳以上 便潜血反応検査
3 肺がん検診
40歳以上
胸部X線検査、喀痰細胞診検査
4 乳がん検診 40歳以上で原則年度内に
偶数年齢を迎える女性
マンモグラフィ撮影と視触診の併用
5 子宮がん検診 20歳以上で原則年度内に
偶数年齢を迎える女性 膣鏡診、頚部細胞診検査
6 前立腺がん検診 60歳∼64歳の男性 前立腺特異抗原(PSA)検査
■年齢は全て年度末年齢
【事業の実績】
がん検診実施状況 (受診者数)
年度
平成20年度
備 考
平成18年度 平成19年度
(※1)
検診種別
20年度よりペプシノゲン法検査とピロリ菌
胃がん検診
―
―
3,130 抗体検査を実施
(ピロリ検診) (※2)
20年度より大腸がん検診(単独)、ピ
17,744
14,405
7,494 ロリ検診として実施
大腸がん検診
肺がん検診 (※3)
乳がん検診
子宮がん検診
前立腺がん検診
4,948
3,315
10,148
100
4,908
4,443
11,208
124
102
5,937
13,618
158
※1 平成20年度の医療制度改革により、健診の実施方法が変更となり(特定健診など)、
それに伴い、がん検診体系も変更となりました。
※2 平成18・19年度は、胃がん検診としてペプシノゲン法検査のみ実施しました。
※3 平成20年度は肺がん検診以外に胸部X線検査として、特定健診・後期高齢者
医療健診・健康増進健診等があり、84,276人の方に実施しました。
がん検診を受診
しましょう!!
担当課係 健康推進課成人保健係
【この事業を支えた支出】
都の支出 : 413千円
区の支出 : 159,938千円
利用者の支出: 1,651千円
問合せ先(直通)
45
3880−5121
重点項目:くらし−健康・長寿
事業名:
元気応援ポイント事業・健康高齢者表彰事業
決算額
16,296
千円
<元気高齢者に介護保険料の一部をお返しする事業>
予算現額
17,052
千円
【事業の概要】
元気高齢者に2つの事業で実質的に介護保険料の一部をお返しします。
1 元気応援ポイント事業
平成20年度実績
☆ボランティア登録者数 365 人
92 カ所
☆ボランティア受入機関
対
象
者 :
介護保険サービスを利用していない65歳以上の区民
対象となる活動:
介護保険施設等(受入機関)で行う指定されたボランティア活動
事業の内容:
1時間の活動につき、100ポイントを付与します。
100ポイント単位で100円に換算します。
平成20年度の活動実績に応じて平成21年度に活動交付金を交付します。
活動ポイント1,000ポイント以上で活動交付金を請求できます。
活動交付金の上限は年間5,000円です。
2 健康高齢者表彰事業
元気な高齢者への表彰対象を拡大しました。
高齢者の方の健康増進への意欲と関心
を高めていただくため、介護保険サー
ビス等を受けていない90歳以上の元
気な高齢者の方に対象を拡大し、記念
品を贈呈しました。
平成20年度実績
贈呈者数 1,592名
希望する対象者へ区内共通商品券
(1万円)を贈呈しました。
【この事業を支えた支出】
介護保険会計からの支出 : 345千円
区の支出 : 15,951千円
担当課係 介護保険課介護保険係
問合せ先(直通)
46
3880−5887
重点項目:くらし-環境
事業名:
公園等の新設・改良事業
決算額
1,351,368
千円
予算現額
1,470,157
千円
【事業の概要】
公園は、人々のふれあい、休息、レクリエーション、災害対策など生活環境の中でさまざまな役割を
担っています。
平成20年度は、荒川左岸の一部区間の土手に桜を植える計画に取り組みました。新しい足立の名所
の一つとして整備していきます。また、(仮称)新田公園の整備事業に着手し、既存の公園についても、地
域の皆さんのご意見等を取り入れた改良工事を行いました。
荒川左岸桜づつみモデル事業基本計画策定
平成20年から平成32年にかけて都市農業公園から西新井橋付近までの延長4.4kmにわ
たって、五色桜由来の97品種のうち現存する49種を用いて桜づつみを再現する計画を策定し
ました。
イメージ図
公園等の改良事業
既存の公園・児童遊園に
おいて公園灯、遊具、公園
便所の改修工事を計画的
に行いました。大規模な公
園改良については設計段
階から地域の方々と意見
交換を行いながら整備して
います。
イメージ図
(仮称)新田公園 整備事業
新田地区住宅市街地総合整備事業の中で、スーパー
堤防化される隅田川の水辺や隣接する学校施設との調
和を図った水と緑の公園として整備しています。
(平成22年4月部分開園予定)
多目的広場
ビオトープ
【この事業を支えた支出】
国の支出:
30,000千円
都の支出:
16,780千円
区の支出:
1,304,588千円
【五丁田公園
完成予定図】
担当課係 公園整備課公園事業係
問合せ先(直通)
47
3880-5919
重点項目:くらし−環境
事業名:
日暮里・舎人ライナー沿線花の散歩路事業
決算額
11,677
千円
予算現額
12,140
千円
【事業の概要】
平成18年度から20年度の3年間で、公園を主な活動場所とするコミュニティ・ガーデ
ン事業を展開してきました。
日暮里・舎人ライナーの開通にあわせ、沿線の公園や民地を活用した地域の方々の
花づくり活動をとおして、コミュニティの輪を育て地域の活性化とまちのイメージアップを
図りました。
花の散歩路 概要図
N
凡例: 花植え場所
文 伊興小
■舎人公園駅
ー
皿沼小
文
東
コ
1 連絡会づくり
これまで、地域の方々とともに
ワークショップによりコースを設定
し、花植え活動を行ってきました。
さらに、今後の自主的な活動に向
けて、町会やグループをつなぐ連
絡会づくりを進めました。
ス
江
北
北
部
緑
道
公
園
谷在家駅■
文 西二小
文
足立工高
鹿一小
文
西新井中
ー
西
コ
西新井
大師西駅
ス
文
■
文
西一小
文
成19年度から西コースで事業を
開始しました。平成20年度は、最
終年次でもあり、次のことを行い
ました。
西伊興小
ー
日
舎
ラ
イ
ナ
文
平成18年度からは東コース、平
西新井
2 花とみどりのまちあるき・マッ
プの作成
事業活動を広く知ってもらうため
に、花壇ラベルの設置や、案内
マップの作成に取り組みました。
大師
上沼田小
本事業により、約1,200㎡の花壇が造られ、地域の方々に
喜ばれています。今後も地域の方々が継続的に活動を進めて
いくため、区では平成21、22年度の2年間を目途に、種や花
苗の一部を配布していくなどの支援をしていきます。
担当課係 公園整備課公園活用係
問合せ先(直通)
48
【この事業を支えた支出】
区の支出:11,677千円
3880−5897
重点項目:くらし−環境
事業名:
「環境サミットin足立」開催事業
決算額
46,267
千円
予算現額
46,267
千円
【事業の概要】
環境が主要議題となるG8北海道洞爺湖サミットに先立ち、環境月間中の平成20年6月21日に
足立区においてツバル副首相、環境大臣、先進都市首長、環境分野で活躍する著名人、学識経験
者等を招いて講演会、シンポジウムなどを、区民の環境意識を高め環境配慮行動を推進する目的
で開催しました。
ツバルの副首相とアルピニストの野口健氏には、現在の温暖化の危機的な現状を訴えていただ
き、66万の足立区民が今後、何をすべきかを考えるきっかけ作りとしました。
≪日時≫ 平成20年6月21日(土) 午後1時から午後4時30分
≪日時≫ 平成20年6月21日(土) 午後1時から午後4時30分
≪会場≫ 足立区役所内 庁舎ホール
≪会場≫ 足立区役所内 庁舎ホール
≪基調講演≫ ターバウ・テイ氏(ツバル副首相)、野口 健氏(アルピニスト)
≪基調講演≫ ターバウ・テイ氏(ツバル副首相)、野口 健氏(アルピニスト)
≪パネルディスカッション参加者≫
≪パネルディスカッション参加者≫
ターバウ・テイ氏(ツバル副首相)
ターバウ・テイ氏(ツバル副首相)
鴨下一郎氏(環境大臣)
鴨下一郎氏(環境大臣)
吉川和夫氏(東京都環境局長)
吉川和夫氏(東京都環境局長)
古川雅典氏(岐阜県多治見市長)
古川雅典氏(岐阜県多治見市長)
藤田忠夫氏(山口県宇部市長)
藤田忠夫氏(山口県宇部市長)
野尻幸宏氏(独立行政法人 国立環境研究所 地球環境研究センター副センター長)
野尻幸宏氏(独立行政法人 国立環境研究所 地球環境研究センター副センター長)
野口 健氏(アルピニスト)
野口 健氏(アルピニスト)
近藤やよい(足立区長)
近藤やよい(足立区長)
枝廣淳子氏(コーディネーター・環境ジャーナリスト)
枝廣淳子氏(コーディネーター・環境ジャーナリスト)
≪その他アトラクション≫
・足立区温暖化対策キャラクター、ミリー弟妹名前発表
・足立区温暖化防止テーマソング「君と僕と青空の歌」披露
当日、下記の「環境サミットin足立」宣言文
が発表され、ツバル副首相をはじめ、パネ
ラーの皆さま全員に署名をいただきました。
◆『省エネを心がけている 』と回答した人
65% 69.8%
4.8ポイ
*足立区政に関する世論調査。
ントアップ
平成19年9月と20年9月の比較。
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 46,267千円
担当課係 温暖化対策課事業推進係
問合せ先(直通)
49
3880−5860
重点項目:くらし−環境
がけがわ
事業名:
垳川まるごと再発見!
決算額
2,829
千円
予算現額
7,400
千円
【事業の概要】
足立区と八潮市の間を流れる垳川は、閉鎖系水域による水質の悪化が問題と
なっています。河川の水質浄化のためには、ハード面の整備のみならず、流域全
体の浄化に対する意識の高揚が不可欠です。
垳川流域の自然とのふれあいを通じて、忘れかけていた川の魅力を再発見し、
地域が一体となった河川浄化活動をより一層活発化させました。
1 集まれ!垳川調査隊の開催
垳川流域の住民が河川や河川を取り巻く環境への関心を高める契
機となるように、今年度は埼玉県、八潮市との共催で平成20年7月19
日に垳川調査隊を実施しました。垳川の生物調査や水質調査、今ま
で実施してきた浄化活動や今後の浄化方針等の展示を行い、流域住
民に対し水質改善への協力を促しました。
2 垳川自然観察会の開催
垳川流域の自然とのふれあいをテーマに、流域住民の交流を深
め、河川浄化に向けた雰囲気づくりをより一層推進することを目的とし
て平成20年11月22日に開催しました。30名の参加者はどんぐりを探
したり、落ち葉や昆虫の冬越しを観察し、垳川の自然の豊かさを再確
認しました。
3 垳川流域マップの作成
垳川流域の自然環境とふれあい親しむ機会を拡大し、河川浄化
や自然再生への意識を高めるため、流域の自然環境や生物の生息
状況がひと目でわかる流域マップを10,000部作成しました。マップは
垳川流域の小中学校・区民事務所・住区センター等に配布し、垳川
の自然について区民の皆さんへの周知を図りました。
4 垳川の環境を考える懇談会の開催
これからの浄化対策及び自然再生を協働で進めていく
足がかりとして、「垳川の環境を考える懇談会」を平成21
年2月12日に区立第十三中学校において開催し、85名
が参加しました。垳川流域の住民、団体、行政(足立区、
埼玉県、八潮市)がそれぞれ、今年度の活動報告や今後
の計画等について情報及び意見交換を行い、垳川浄化 【この事業を支えた支出】
に向けた地域連携の機運が高まりました。
区の支出 : 2,829千円
担当課係 環境保全課自然再生担当
問合せ先(直通)
50
3880−5026
重点項目:くらし−環境
事業名:
自然再生事業
決算額
3,256
千円
予算現額
5,342
千円
【事業の概要】
水と緑に囲まれた足立の自然環境を守り続けていくための第一歩は、一人ひとりが身近
な自然を知ることです。足元に広がる小さな自然に目を向け、親しむきっかけづくりのため、
多くの区民が足立の自然にふれあう機会を創出します。
また、自然環境に関する知識や自然とふれあう経験の豊富な区民が核となり、地域の中
で積極的に活動できるよう、自然観察リーダーの育成・登録を行いました。
1 河川生物調査の実施
綾瀬川(2地点2回)、荒川(2地点)、垳川(2地点)、毛長
川(1地点)で生物調査を行い、29種の魚類(外来種5種
含む)を確認できました。また、一部調査では環境学習会
も同時に行い、区民が自然とふれあう機会を創りました。
確認できた魚類の種数(外来種除く)は4種類増えたこと
から水環境が向上したことが伺われます。また、環境学習
会への参加も昨年度より増えており、魚類への関心も高
まっています。
2 自然観察リーダーの育成・登録
自然観察のノウハウを指導し、環境教育充実のためのコー
ディネーター的役割も担う「自然観察リーダー」の育成を始
めました。今後は平成20年度に登録した12名の有資格者と
協働で、環境啓発事業等を実施していきます。
3 環境セミナーの開催
平成20年度は、「足立の生き物たち」をテーマに3回
開催しました。67名の参加者は講義や観察会を通じ、
区内に生息する鳥や魚への関心を高めました。
4 野鳥モニター・綾瀬川流域水環境モニター制度
野鳥モニター(34名)や水環境モニター(8名)の方の協力
により、区内の野鳥や綾瀬川の水質調査を行ない、区内の
環境を詳細に把握することができました。また、モニターの
方には垳川や荒川の調査隊など啓発事業にもご協力をい
ただきました。
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 3,256千円
担当課係 環境保全課自然再生担当
問合せ先(直通)
51
3880−5026
重点項目:くらし−環境
事業名:
太陽光発電システム設置補助金の拡充
決算額
20,334
千円
予算現額
21,782
千円
【事業の概要】
自然エネルギーの活用は、温暖化防止策として有効な手段です。国の設置助成
自然エネルギーの活用は、温暖化防止対策として有効な手段です。国の設置助
成制度終了後も、区では、住宅用太陽光発電設置助成を独自に行ってきました
制度終了後も、区では、住宅用太陽光発電システム設置助成を独自に行ってきま
が、20年度から、補助金を大幅に増額しました。また、新たに公益的施設への設
したが、20年度から、補助金を大幅に増額しました。また、新たに公益的施設へ
置についても助成対象とし、区内における太陽光発電システム設置件数の増加
の設置についても助成対象とし、区内における太陽光発電システム設置件数の
を図ることで、二酸化炭素(CO2)排出量削減を促進します。
増加を図ることで、二酸化炭素(CO2)排出量削減を促進しました。
・住 宅 用 :太陽電池出力1kwあたり、7万円( 上限は30万円 )
・公益的施設用:助成対象経費の2分の1に相当する額(上限は350万円)
※22年度までの3年限定事業
※22年度までの3年限定事業
(対象となる施設)
ア 町会 ・自治会館 2 民設民営の高齢者施設
1 町会
イ 民設民営の高齢者施設
ウ 民設民営の障害者施設 エ 民設民営の私立保育園
3 民設民営の障がい者施設 4 民設民営の私立保育園
オ 私立幼稚園
5 私立幼稚園
*区から施設整備費、運営経費等の補助を受けている施設
◆20年度補助件数 107件(延べ425件)
住宅新築件数で、10軒に1軒設置(単純計算による)
*延べ件数425件は、23区中1位の実績
担当課係 温暖化対策課環境計画係
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 20,334千円
問合せ先(直通)
52
3880−5935
重点項目:くらし−環境
事業名:
公共施設の地球温暖化対策事業
決算額
175,063
千円
予算現額
179,981
千円
【事業の概要】
地球温暖化対策として、本庁舎では空調設備の自動制御インバーターポンプへの改修工事のほ
か、冷暖房効率の向上及び民間建物への緑化促進を図るため、正面玄関前にケヤキを植え芝生広
場を整備するとともに北館屋上を緑化し「エコガーデン」をつくりました。
また、二酸化炭素の排出削減を図るためエネルギー使用量削減に取り組み、省エネ機器の導入、
クールビズ・ウォームビズの徹底による適正な温度管理などにより、平成20年度は前年度比5.4%
を削減しました。
【北館屋上に癒しの空間 「エコガーデン」】
【シンボルツリーのオリーブの木 】
【省エネ機器の導入(ポンプのインバーター化)】
【省エネ照明機器の導入】
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 175,063千円
担当課係 施設保全課本庁舎管理係
問合せ先(直通)
53
3880−5824
重点項目:くらし-治安
事業名: ワンチャリ・ツーロック作戦、まちの美化推進運動の展開
決算額
242,048
千円
予算現額
251,193
千円
~ビューティフル・ウィンドウズ運動の実践~ 足立区を安全できれいな、住みよいまちにしていきます
【事業の概要】
足立区の刑法犯の中で最も多い自転車盗難の防止を中心としたキャンペーンを通じて、犯罪を減ら
し、安全なまちを目指しています。 さらに、盗難の対象となりやすい放置自転車の防止と、まちの美化
推進のための迷惑喫煙防止パトロール等の実施により、マナーとまちの美観を向上し、安全できれい
な住みよい足立区の実現を図っています。
【ビューティフル・ウィンドウズ運動】
米国ニューヨーク市で犯罪抑止プログラムの基礎となったブロークン・ウィンドウ理論を参考に、犯罪を起しにくい
まちづくりとして、防犯対策とともに、環境美化を推進する「ビューティフル・ウィンドウズ運動」を実践しています。
1 自転車盗難防止「ワンチャリ・ツーロック作戦」の展開
-自転車にはカギを2つ付けましょう!
自転車盗難防止対策として、警察署・防犯協会と連携し「ワンチャリ・ツーロック作戦」を展開しました。ワイ
ヤー錠等の配布を行いながら、広く区民に盗難防止を呼びかけました。区内自転車盗難件数は、平成19年
3,679件から平成20年3,412件と、267件7.3%の減少となりました。
区内自転車盗件数の推移
区内全刑法犯認知件数の推移
15,000
13568
14,000
3767
3,800
14403
3,700
13384
13,000
3679
3600
3,600
12721
12,000
3528
3,500
11390
3412
3,400
11,000
3,300
10,000
3,200
16年
17年
18年
19年
20年
16年
2 放置自転車の防止
-自転車の置き去りはやめましょう!-
放置自転車対策事業として年間170日間の街頭指
導活動、及び自転車撤去活動に取り組みました。ま
た、10月には区内の主要4駅(綾瀬・竹ノ塚・西新井・
北千住)で放置自転車クリーンキャンペーンを警察や
鉄道関係者、民間企業、地元の皆さんと連携を図り
ながら実施しました。
平成20年度の放置自転車撤去数は25,134台で、
前年度と比べると2,368台、約8.6%の減少を図ること
ができました。また、撤去された自転車のうち約6割
(15,016台)は持主に返還されました。
17年
18年
19年
3 美化推進活動の展開
迷惑喫煙防止パトロール
指導員を6人に増員し、禁煙特定
区域(北千住駅周辺)では過料徴
収、主要駅(綾瀬、西新井、竹ノ塚)
では歩きタバコ防止指導を展開。
パトロールに併せ、路面シールなど
の周知啓発物を増やしました。
放置自転車禁止区域内の撤去数
地域美化推進の支援
36000
美化推進協議会と協働し
32,279
た美化推進キャンペーンや、
地域清掃活動への支援を実
施しました。
34,445
32000
33,425
20年
27,502
28000
25,134
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 211,181千円
撤去手数料等 : 30,867千円
24000
16年
17年
18年
19年
危機管理課生活安全推進
担当課係 交通安全対策課自転車係
区民課地域活動支援係
20年
問合せ先(直通)
54
3880-5838
(危機管理課)
重点項目:くらし−治安
事業名:
町会・自治会への助成
決算額
116,488
千円
予算現額
149,502
千円
【事業の概要】
地域の自治組織としての機能強化を図り地域分権を推進するため、町会・自治会等への
様々な支援を行いました。
【地区町会・自治会連合会】
−地区町会・自治会連合会とは−
区内を25の地域に分け各町会・自治会を束ねた、広域的な地域自治のために
活動する組織です。
1 運営助成
足立区防災コミュニティ計画作成の手引き
∼自分と家族とまちを守るために∼
連合会の組織運営や活動経費を助成しました。 25地区計 7,330千円
2 活性化事業助成
連合会が提案する事業に対し、事業費を助成しました。 (1)『地域防災コミュニティ計画作成の手引書』作成 1,000千円
(足立区町会・自治会連合会)
(2)西新井地区町会・自治会協議会管内モデル 956千円
『地域防災コミュニティ計画』の作成
(西新井地区町会・自治会協議会)
【町会・自治会会館助成】
地域自治活動の拠点である町会・自治会会館の整備に対して助成しました。
平成20年度助成実績
・梅田神明町自治会(梅田三丁目)
・内匠本町町会(南花畑三丁目)
・千住旭町会
計 29,414千円
[千住旭町会]
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 116,488千円
[内匠本町町会]
担当課係 区民課調整係
[梅田神明町自治会]
問合せ先(直通)
55
3880−5855
重点項目:まちづくり-文化・産業
事業名:
大学連携・協働・研究委託事業
決算額
55,857
千円
予算現額
55,857
千円
◆東京藝術大学への研究委託・連携事業
【事業の概要】
東京藝術大学の持つ人的資源を最大限に活用し、区民向け演奏会や小中学校音楽教育支援活
動等、区と様々な連携事業を実施しながら、区民の文化芸術活動の振興を図りました。また、事業の
実施結果報告書を作成し、今後の文化芸術振興のあり方を調査・研究しました。
[主な連携事業]
区内施設において演奏
会を開催し、身近で質
の高い文化芸術に触れ
る機会を創出しました。
藝術大学ミュージックフェスタ
(藝大千住キャンパス)
区民や文化関連施設と協
働して作り上げていく文化
芸術イベントを実施しまし
た。
高齢者や障がい児を対象に
した音楽療法を実施し、心
のケアとともに生活に豊か
さと潤いを届けました。
小中学校を訪問し音楽実
技指導や音楽鑑賞会など
の音楽教育支援活動を行
いました。
文化講座「楽しいイタリア語入門」
(藝大千住キャンパス)
文化芸術教養講座など
のイベントを開催し、区
民の文化芸術の教養を
深めました。
弦楽アンサンブルコンサート
(舎人小学校)
未就学児とその親を対象
にした音楽教室やコンサー
トを実施し、親子で質の高
い音楽の魅力を経験しまし
た。
各事業を継続して実施することで、文化と教養を高め、心の豊かさと誇りを持てる未来を創造します。
◆大学連携・協働事業
【事業の概要】
足立区に開学した大学の専門性を生かし、連携の推進を図りました。20年度は子どもを中心とした
施策展開のために、子どもの心理や子どもの保育について専門性のある東京未来大学へ「子育て
サポーター育成講座」等の講座運営も委託しました。
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 55,857千円
担当課係
文化課文化振興担当
政策課政策担当
問合せ先(直通)
56
3880-5730
(文化振興担当)
重点項目:まちづくり-経済・観光
事業名:
ビジネス支援事業
決算額
52,337
千円
予算現額
57,413
千円
【事業の概要】
足立区は、第二創業や経営革新に対する支援策を強化しました。
あだち産業センターの「ビジネス支援」として、各種支援専門家を配し、「出会いと交流の場」を設置しました。
「ビジネスチャレンジ助成」では、新製品・新技術や新サービスなどの開発に取り組み、それを事業化しようと
する方を対象に、必要な経費の一部に補助金を交付しました。20年度は、審査時の評価基準に「環境に優し
い事業」の項目を取り入れました。
【ビ ジ ネ ス 支 援】
【ビジネスチャレンジ助成】
《相談メニュー》
・創業や経営革新など経営に関する相談
・知的財産に関する相談
・事業継承や法律問題に関する相談
・労務関係に関する相談
・ホームページの作成に関する相談
・インターネット上の物販に関する相談
2年間継続事業 最大1,000万円
開発アイデア
申 請
《ビジネスコンビニ》
・大判ポスター作成など
審査・採択
研 市 コ
究 場 ン そ
開 開 サ の
発 拓 ル 他
費 費 費
最大500万円
《その他》
・商談スペースの提供
・ビジネス関連図書の閲覧・貸出
・データベースの検索
・無線LANサービス
※事業経費の半額
補助金交付
事業展開
販路拡大支援
【助成事業件数】
新規
継続
計
相
談
員
助
言
18年度 19年度 20年度
6件
5件
2件
2件
4件
6件
8件
9件
8件
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 52,337千円
担当課係 中小企業支援課創業支援係
問合せ先(直通)
57
3870-8400
重点項目:まちづくり-経済・観光
事業名:
創業支援事業
決算額
19,663
千円
予算現額
25,630
千円
【事業の概要】
足立区は、創業者向けに、他にはない独自のスタートアップ支援策を用意しました。
「トータルマッチング」では、中小企業の課題に応じた支援を行うための専門のコーディネータ(マッチングク
リエイター)を配置し、区内全域にわたり訪問相談を展開しました。
「スタートアップビジネス助成」では、創業者の借入れ金利負担を緩和するため、足立区制度融資「創業資
金①(申告前)」のあっせんを受け、融資が実行された方に対し、融資実行額の3%に相当する額を助成しま
した。
3年目を迎える「創業プランコンテスト」では、より優秀な創業者に補助金を支給しました。
トータルマッチング
あの企業をご紹介
してみましょう。
この支援制度をご
案内してみよう。
中小企業の「経営の総合応援隊」として、20年度から
専門の担当者(マッチングクリエイター)を4名配置し、
マッチングから販路開拓支援、営業支援、経営戦略支援、
経営のIT化、事業承継など、経営全般の課題解決を
強力に応援しています。
平成21年3月末現在 訪問実績 2,435社
スタートアップビジネス助成
創業プランコンテスト
区制度融資「創業資金①(申告前)」を
利用した場合、助成金を支給します。
優秀な事業プランで創業する人を表
彰(副賞賞金あり)し、事業の実施状
況を評価して、最大200万円までの
補助金を支給します。
創業支度費
最大200万円
事務所開設費
利子の補助
保証料補助
お客様負担分
初期人件費
販売促進費
その他
スタートアップ
ビジネス助成
【コンテスト採択事業件数】
最優秀賞
優秀賞
奨励賞
【スタートアップビジネス助成件数】
創業資金①申告前
19年度 20年度
35件 46件
計
18年度 19年度 20年度
1件
0件
0件
1件
2件
1件
2件
2件
1件
4件
4件
2件
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 19,663千円
担当課係 中小企業支援課経営支援係
問合せ先(直通)
58
3870-8404
重点項目:まちづくり-経済・観光
事業名:
就労支援事業
あだち若者サポートステーション事業
決算額
43,443
千円
予算現額
49,144
千円
【事業の概要】
就職活動がうまくいかない、就労することに不安を感じている、そんな悩みを解決
するために、ハローワーク足立を始めとする関係機関と連携して、働くための準備
に役立つ情報を提供する講演会を実施し、個別の相談を充実させました。
就労支援サービスの案内役
ジョーとブー
若年者向け就労支援事業
あだち若者サポートステーション(サポステ)で、若年者の「働く準備」を支援しました
延べ来所者数 5,647名 うち新規来所者数 994名
のべ来所者数 5,647名 うち新規来所者数 994名
進路決定者 152名(19年度は95名)
進路決定者 152名(19年度は95名)
『サポステの区内出前事業』
区内12箇所の地域学習センターでセミナーを実施
区内12カ所の地域学習センターでセミナーを実施
参加者計 37名
参加者 計40名
当事者、保護者向けの講演会を実施しました
講演会 9回実施
参加者 計272名
『あだち若者サポートステーション
ガイドブック』(20年度作成)から抜粋
ひきこもりセーフティネット事業を開始しました
相談件数517件 登録相談75名
関係機関会議 計6回
PR 18媒体利用 関係機関訪問 63カ所
女性向け就労支援事業
働くための準備に必要な情報を提供しました
『子育てサロン出前情報提供会』
区内10カ所の子育てサロンで情報提供会を実施
参加者 計100名
『講演会 企業で活躍する女性たち』
参加者 70名
シニア向け就労支援事業
ハローワークのマザーズコーナー
に、区の子育て支援情報を提供し、
定期的に更新作業を行いました。
困っているけれど、どこに相談に行った
らいいのか分からない方のために…
緊急雇用・生活総合相談を開
催しました。
来所者91名 相談件数120件
情報提供と相談窓口の充実を図りました
『講演会 自分でデザインする自分の仕事』
就労相談室で就労準備相談を実施しました。
参加者 24名
4月~9月 毎週木曜日
11月~3月 第3木曜日 セミナー
『多様な働き方セミナー』 【この事業を支えた支出】
第4木曜日 個別相談
都の支出 : 7,962千円
講演参加者 80名
利用者 延べ40名
区の支出 : 35,481千円
個別相談 15名
担当課係 就労支援課就労支援係
問合せ先(直通)
59
3880-5469
重点項目:まちづくり-経済・観光
事業名:
足立ブランド認定推進事業
決算額
19,742
千円
予算現額
22,619
千円
【事業の概要】
たくみ
足立区の企業の素晴らしさ、そこから産み出される製品・技術等の「すごさ」や「匠さ」を、足立ブラン
ドとして認定し、直接の取引先のみならず、一般の消費者にも広く周知することで、企業と足立区が協
力し合いながら共にイメージアップを図っていく事業です。
19年度よりスタート、初年度は製造業を対象にブランド第一号ともいえるべき11社を認定しました。
20年度は
☆ 対象を製造業に加えて製造小売業にも拡大し、20年度は9社を認定、19年度企業と
合わせて20社となりました。
☆ 足立区主催の産業展や東京ビッグサイトのギフトショー等に出展し、「足立ブランド」と
足立区のイメージアップを図りました。
☆ あだち広報や足立区ホームページ等様々な機会で企業を紹介し、全国に向け「足立
ブランド」を発信しました。
☆ 認定企業で構成される「FC足立交流会」を発足するとともに、定期的に認定企業同士
の情報や意見を交換し合う場を設定し、強固なネットワークづくりを支援しました。
21年度には、TASK(台東・荒川・足立・墨田・葛飾)プロジェクト等を通じ、近隣区との
協力体制の構築も図り、販路拡大と企業交流を行っていきます。
ギフトショー出展 (9月)
20年度認定式 (12月)
19年度認定企業と固い握手
【この事業を支えた支出】
区の支出 : 19,742千円
定期的に交流会を実施
担当課係 産業振興課工業係
問合せ先(直通)
60
3880-5869
重点項目:まちづくり-都市更新・再生
事業名:
鉄道立体化の促進事業
決算額
4,534,641
千円
予算現額
4,539,650
千円
鉄道の立体化により
まちの一体性と賑わいを創出します!!
【事業の概要】
東武伊勢崎線竹ノ塚駅付近の鉄道を立体化することにより、交通の安全
性、利便性を向上させ、駅東西の一体的なまちづくりを推進します。
○○○○○○○○
高架化完成イメージ
1 竹ノ塚駅付近連続立体交差事業着工準備 128,282千円
竹ノ塚駅付近の連続立体交差事業の都市計画手続きに向けて、鉄道施設の
概略設計や環境影響評価調査等を行いました。
2 竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会等の運営 329千円
竹ノ塚駅付近鉄道高架化促進連絡協議会等を運営し、鉄道高架化に向けた
要望活動等に要した経費です。
3 竹の塚鉄道立体化資金積立基金 4,406,030千円
(累計積立額約115億円)
鉄道立体化工事着工に備えて、資金を積み立てました。
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 40,000千円
都の支出 : 20,000千円
区の支出 : 4,426,126千円
その他の支出 : 48,515千円
担当課係
鉄道立体推進室
副参事(鉄道立体化) 立体化担当
問合せ先(直通)
61
3880-5484
重点項目:まちづくり-都市更新・再生
事業名:
北千住駅東口地区再開発
決算額
596,724
千円
予算現額
596,865
千円
『下町情緒と新しい街並みが調和する、安心して暮らせるまち』を目指して、
総合的なまちづくりを進めます!
【事業の概要】
北千住駅東口地区では、日本たばこ産業(株)社宅等跡地の土地利用転換を契機としまし
て、まちの将来像となる「まちづくり計画」を策定し、広幅員の道路や交通広場の整備、防災
性の向上、賑わいに満ちた商店街づくりなど総合的なまちづくりを進めています。
当地区に東京電機大学の進出が決定され、地域と連携・交流が図られる開かれたキャン
パス計画を誘導しています。
① 区画街路第12号線用地測量及び基本・実施設計委託
具体的整備に向けた測量と設計の業務委託を実施しました。
② 商業用都市整備用地(代替地)
関係地権者の方との調整に係る用地を購入しました。
③ 北千住駅東口周辺地区まちづくりコンサルティング業務委託
千住旭町地区における地区計画の策定に向けた地元合意形成やまちづくり連絡会の
運営を行うために、コンサルティング業務委託を実施しました。
公社日ノ出町住宅
日本たばこ産業㈱社宅等跡地
計画イメージ図
③ 千住旭町
旧第十六中学校
地区
北千住駅
北
千
住
駅
街
区画街路第13号線
①
厚
東京電機大学
学
足立学園
千寿常東小学校
区
画
街
路
第
1
2
号
線
②
千寿常東
小学校
<北千住駅東口地区>
【この事業を支えた支出】
区の支出 :596,724千円
担当課係
副参事(市街地整備)
北千住駅東口地区担当
問合せ先(直通)
62
3880-5424
重点項目:まちづくり-都市更新・再生
事業名:
道路の新設・改良事業
決算額
4,573,606
千円
予算現額
5,245,343
千円
【事業の概要】
都市の骨格となる都市計画道路や地区幹線道路は、安全で安心なまちを形成し、快適な交通ネットワー
クを築いていきます。平成20年度は、補助第258号線の綾瀬車両基地立体交差取付道路工事、同じく
平野三丁目地区の整備工事を完了させたほか、補助第138号線その1工区及び区画街路第12号線等
の用地取得を行いました。また、歩道のセミフラット化などユニバーサルデザインや都市景観に配慮した
道路改良を行い、移動の円滑化や快適な道路環境を実現しました。
補助第258号線・綾瀬車両基地立体交差工事
補助第258号線・平野三丁目地区整備
中川遊歩道整備その1工事
入谷一丁目道路改良工事
【整備効果】
1 道路の新設事業(補助第258号線)
(1)綾瀬車両基地立体交差工事は、綾瀬車両基地により分断された
加平地区と谷中地区を車道と自転車歩行者道の二層式アンダーパ
スで結び、環状7号線の渋滞解消を図り、安全で円滑な交通網を築
くことができました。
(2)平野三丁目地域は生活道路への車両の流入が激しく、著しい交
通環境の悪化を招いていましたが、本区間の整備により当該地区の
道路交通の安全性及び防災性の向上を図ることができました。
2 道路の改良事業
中川遊歩道は、景観に配慮し散歩などが楽しめるよう整備をしまし
た。 入谷一丁目道路改良は、歩道をセミフラット化することで、誰もが
安心して通行できる道路環境を整備しました。
担当課係
街路課事業計画係
工事課工務係
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 1,521,650千円
都の支出 : 700,770千円
区の支出 : 2,347,792千円
その他の支出: 3,394千円
問合せ先(直通)
63
3880-5921
重点項目:まちづくり-都市更新・再生
事業名:
土地区画整理事業
決算額
2,455,346
千円
予算現額
2,716,530
千円
【事業の概要】
土地区画整理事業は、道路、公園等の公共施設を計画的に整備改善することにより、交通の円滑
化や安全で快適な居住空間の確保など、宅地の利用増進を図ることを目的としています。
現在、足立区では佐野六木地区と上沼田南地区の2地区で土地区画整理事業を施行しています。
足立区施行の土地区画整理事業位置図
上沼田南地区
18.3 ha
施工済
H20施工箇所
佐野六木地区
24.8 ha
上沼田南地区
佐野六木地区
この事業を
支えた支出
施
工
済
国の負担
17.0%
H20施工箇所
区画整理前の状況
施工済
施工前の道路状況
都の負担
35.0%
区の負担
48.0%
道路、公園等の公共施設が計画的に整備さ
れ、安心・安全なまちづくりが実現します。
区画整理後の状況
車のすれ違いがスムースになり、緊急車両
の通行も可能になりました。
施工後の道路状況
【この事業を支えた支出】
国の支出: 417,200千円
都の支出: 858,635千円
区の支出:1,179,511千円
担当課係 区画整理課推進係
問合せ先(直通)
64
3880-5925
重点項目: まちづくり-都市更新・再生
事業名:
密集市街地整備事業
決算額
334,359
千円
予算現額
416,565
千円
【事業の概要】
環状7号線以南に広がる密集市街地で密集
市街地整備事業を進めています。道路の拡
幅や公園の整備、古い木造住宅の除却や火
に強い建物への建替促進などを行い、防災
性と住環境の向上を図っています。
まちづくりの活動拠点(関原の森)
まちかどプチテラスを整備しました
狭あい道路を拡幅整備しました
< 平成20年度事業実績 >
関原一丁目地区 足立一・二・三丁目地区 西新井駅西口周辺地区 千住仲町地区
2.51㎡
道路等用地取得
157.80㎡
76.80㎡
12.58㎡
92.94㎡
87.66㎡
69.79㎡
道路整備
4.95㎡
252.34㎡
-
-
-
公園等用地取得
124.98㎡
公園整備
32.22㎡
-
-
-
-
老朽住宅の買収
3戸
1戸
-
老朽住宅の除却
-
3戸
1戸
(土木部への執行委任分を含む)
< 密集市街地整備事業位置図 >
①関原一丁目地区(12.9ha)
②足立一・二・三丁目地区(50.2ha)
③西新井駅西口周辺地区(51.4ha)
④千住仲町地区(15.7ha)
③
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 124,207千円
都の支出 : 61,236千円
区の支出 : 148,916千円
②
①
④
担当課係 密集地域整備課地域整備担当
問合せ先(直通)
65
3880-5181
重点項目: まちづくり-都市更新・再生
事業名:
72,845
千円
105,098
千円
決算額
建築物耐震化促進事業
予算現額
【事業の概要】
震災時の家屋倒壊から区民の生命を守るとともに、二次災害の危険を回避するなど、公益上の観点から地域全
体の防災力を高めていきます。
特に木造住宅等の耐震診断・耐震改修について、区民・民間建築団体との「協働」により推進します。
【事業内容】
1 事業目標
住
宅
72.1%(平成19年度)
戸建住宅
【推計値】
耐震化目標
90%以上
(平成27年度)
共同住宅等
自然更新では
○これまでの動向等から推計
・平成27年度の住戸数
・木造住宅と非木造住宅の耐震化率
民
間
特
定
建
築
物
等
82.9%(平成19年度)
災害時応急対策に必要な特定建物(病院等)
重
要
民
間
特
定
建
築
物
2
耐震化目標
重要な建築物
100%
その他
90%以上
災害時要援護者が利用する特定建築物(社会
福祉施設等)
特に利用者の多い特定建築物(百貨店等)
学校・事務所等
区
立
特
定
建
築
物
耐震化率85.4%
被害の半減化
(減災効果)
その他の特定建築
60.9%(平成19年度)
耐震化目標
100%
災害時の避難所、被害情報の収集や被害対策支持等の
応急活動の拠点となる防災対策上特に重要な建築物
上記以外の区立の特定建築物
事業実績
148
(1)耐震診断助成
146
① 木造住宅
0
② 賃貸共同住宅
2
③ 分譲マンション
83
(2)耐震改修工事費助成
83
① 木造住宅
0
② 分譲マンション
(3)家具転倒防止器具等施工費助成
4
3
件
件
件
件
件
件
件
啓発活動
(社)東京都建築士事務所協会足立支部と協働で、第1・3・
4・6・10・11ブロック内18カ所で「耐震診断」・「耐震改修工
事」・「助成制度」の説明会・個別相談会を開催しました。延
べ162名の区民の方々が参加され、うち92名の方が耐震診
断を行いました。
また、9月の「総合防災訓練」、10月の「Aフェスタ」及び町
会の避難所運営訓練・防災訓練等において木造住宅の耐
震促進事業の普及啓発活動を行いました。
件
【この事業を支えた支出】
国の支出 :
9,285千円
都の支出 :
1,414千円
区の支出 : 62,136千円
その他の支出 :
10千円
担当課係 建築防災課耐震助成係
問合せ先(直通)
66
3880-5317
重点項目:経営改革-協働推進
事業名:
団塊世代の地域回帰推進事業
決算額
13,487
千円
予算現額
14,626
千円
【事業の概要】
区にお住まいの団塊世代(昭和22年~24年生まれ)の方々が、セカンドライフを健康で生きがいを感
じられるものとし、地域社会のなかで今までの経験や英知を活かした地域活動や社会貢献活動に取り
組んでいただくために、下記の事業を実施しました。
◆対象地域 東部地区(綾瀬・中川・佐野)
◆対象者数 約6,000人
平成20年度の主な事業
※この事業は、区を5つのブロックに分け、平成18年度から順次3カ年かけて実施しました。
講座実施期間 平成20年6月1日~11月22日
協働推進課主催講座 18講座 21回開催 延べ参加人数 461人
生涯学習振興公社主催講座(セカンドライフ満喫講座・IT講座) 10講座 14回開催 延べ参加人数 442人 住区推進課主催講座(スポーツ吹き矢、学習サポーター養成、脳トレ教室) 3講座 12回、1教室、1講演会(多湖輝氏)開催 延べ1,529人
男女共同参画推進課主催講座(男の料理)1講座 4回開催 80人 団塊世代事業講座参加者総数 合計 2,512人
本講座の受講生で「綾瀬団塊ネットワークだんだん」結成(会員20名)
オープニング講演 紀平正幸氏
団塊講座の同窓会と位置づけ、地域課題を話し合い、交流を深め、新たなネット
ワークの構築と地域活動開始への動機づけを目的として実施しました。
日 時 平成21年3月1日 午後1時から5時
場 所 区役所庁舎13階大会議室 参加者60名
プログラム
○基調講演「早わかり足立の歴史」安藤義雄氏
○団塊グループ活動紹介・活動報告
あだち団塊ネット「サエラ」、サザンさわやか倶楽部
○交流会、フォーラム終了後にうたごえ喫茶の開催
○団塊世代NPO足立ほがらかネットワークへの参加者勧誘
◆ 配布対象
足立区にお住まいのシニア世代
◆ 主な配布先
区の施設窓口
盛人フォーラム参加者
◆ 版型
A5版 カラー印刷 44ページ
◆ 発行部数
8,000部
3カ年に渡った「団塊世代の地域回帰推進事業」
の集大成として事業の趣旨をコンパクトにまとめ、
行政情報や電話帳、マップなどの情報を増やし作
成しました。
団塊世代講座に参加できなかった区民の方へ
講座の内容を伝えるとともに、定年後、積極的に
地域と関わりを持ち、参加してもらう動機づけとな
るような編集内容としました。また、各自、自分史
ダイアリーや将来設計のワークシート等をはさみ
込み、第二の母子手帳として愛着を持って使用し
ていただけるよう工夫を凝らしました。
担当課係
協働推進課協働推進係
住区推進課事業調整係
男女共同参画推進課事業推進係
(財)足立区生涯学習振興公社
【この事業を支えた支出】
都の支出 : 11,836千円
区の支出 : 1,651千円
問合せ先(直通)
67
3880-5020
(協働推進課)
重点項目:その他
事業名:
首都直下地震への対応事業
決算額
317,798
千円
予算現額
331,870
千円
【事業の概要】
首都直下地震の発生に備えるため、自助(区民)、共助(地域)、公助(行
政)のそれぞれの役割を認識しながら、連携と協働により事前の予防策を講
ずることで、災害発生時の被害を最小限に抑えていくことができるような取り
組みを行いました。
足立区{公助}
区民{自助}
協 働
(足立区の安全・安心を守る)
災害予防対策及び災害応急対策に関する
諸施策を展開していきます。
20年度の主な取り組みは次のとおりです。
(自分の命は自分で守る)
住区センターや小学校な
どで、起震車・煙体験訓練を
145回実施し、14,730人が参
加しました。
災害時要援護者への支援体制の整備
災害発生時に適切な避難行動がとりにくい
要介護高齢者や障がい者等への支援策とし
て、民生委員との連携協力により、避難支援
プランの区内全域展開を実施しました。
協 調
地震・水害等
地域{共助}
(自分達のまちは自分達で守る)
地域配備消火器の充実
大地震に伴って発生する火災や平時の出
火を、初期に防止するため、町会・自治会単
位に配置している区の消火器の増配備を行
いました。
連 携
北千住駅前滞留者・
帰宅困難者対策の推進
あだち防災マップの作成
北千住駅周辺事業者等
を中心とした「北千住駅前
滞留者対策推進協議会」
で震災時に於ける北千住
ルールを策定し、検証を
目的とした図上訓練を行
いました。
広域避難場所の見直しに伴い、「あだち防
災マップ」をカラーユニバーサルデザインを
用いて改訂作成し、全戸配布を行いました。
連携強化
情報共有
警察・消防等の防災関係機関
担当課係 災害対策課災害対策係
20年度の避難所運営訓
練については、68校で実
施し、16,123人が参加しま
した。
【この事業を支えた支出】
都の支出 : 2,000千円
区の支出 : 315,181千円
その他の支出 : 617千円
問合せ先(直通)
68
3880-5836
重点項目:その他
事業名:
特別養護老人ホーム等の整備助成事業
決算額
300,312
千円
予算現額
306,720
千円
【事業の概要】
在宅では介護が困難な要介護高齢者のための施設
特別養護老人ホーム、認知症高齢者グループホーム 等
を建設する民間法人に対して建設費を助成し、積極的に整備を
促進しました。
☆さらに要介護高齢者の施設整備に
取り組んでいます ☆
◎特別養護老人ホーム◎
【常に介護が必要で、自宅では介護が困難な人のための施設】
下記施設の施設整備費を助成しました。
☆ 「(仮称)竹の塚翔裕園」 平成21年11月開設予定
定員:特養100人、短期入所10人、 認知症対応型デイサービス12人
☆ 上記施設のほか、既に開設済みの6施設(ケアハウス1施設含む)
にも建設費を分割助成しています。
平成21年7月現在 15施設・定員1,489人
◎認知症高齢者グループホーム◎
【認知症状態にある人が、施設職員から日常生活の支援を
受けながら共同生活する施設】
下記施設の施設整備費を助成しました。
☆ 「(仮称)きらら東綾瀬」 平成21年11月開設予定
定員:2ユニット 18人
平成21年7月現在 23施設・定員417人
◎老人保健施設◎
【病状が安定し、治療より看護や介護に重点をおい
たケアが必要な人のための施設】
平成21年7月現在 9施設・定員975人
【この事業を支えた支出】
都の支出 : 600千円
区の支出 : 299,712千円
問合せ先(直通)
担当課係 高齢サービス課施設整備係
69
3880-5498
重点項目:その他
事業名:
小・中学校耐震補強事業
決算額
1,133,562
千円
予算現額
1,133,563
千円
【事業の概要】
区では、阪神淡路大震災の教訓を踏まえ、昭和56年に施行された建築基準法の改正(新耐震
設計)以前の基準で設計された校舎について第一次診断を行い、その結果に基づいて平成9年度
より耐震補強の必要性の高い小・中学校から順次、補強工事を実施してきました。
平成20年度は小学校10校、中学校4校の耐震補強工事を実施しました。これにより区内すべ
ての小・中学校校舎の耐震化が完了しました。(改築等予定校を除く)
また、校舎の耐震化に引き続き、平成22年度末までに独立型体育館の耐震化を完了させる予
定です。
耐震補強工事を実施した校舎
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 316,023千円
都の支出 : 2,302千円
区の支出 : 815,237千円
耐震補強工事の実施箇所
担当課係 学校施設課計画調整係
問合せ先(直通)
70
3880-5965
重点項目: その他
事業名:
決算額
新田小中一貫校建設事業
予算現額
【事業の概要】
新田小中一貫校は、新田地区のまちづくりに伴う児童・生
徒数の増加や既存校舎の老朽化への対応を図ると同時に、
児童・生徒の生きる力を育むことを目指して、小中一貫教育を
推進するために建設するものです。
886,980
902,838
千円
千円
~ひと・もの・環境の「ゆるやか
な連続」を設計コンセプトとして
施設づくりを目指します~
は、
平成22年4月開校を目
指し、着々と工事が進め
られています。
【校舎棟・体育館棟概要】
階数
校舎棟
屋階 塔屋、室外機械置場、太陽光発電システム
普通教室、多目的室、家庭科室、音楽室
交流スペース、富士見テラス
普通教室、多目的室、理科室、男女更衣
3階
室、交流スペース
普通教室、テラス、図工室、美術室、外国
2階
語教室、多目的室、交流スペース
校長室、職員室、事務室、保健室、放送
1階 室、管理室(主事室)、会議室、相談室
技術室、給食室、多目的ランチルーム
4階
体育館棟
プール(大25m、小13
m)、器具庫、機械室
図書室、視聴覚室、コン
ピュータ室、メディアラウンジ
体育館、更衣室、PTA
室、学童保育室、子ども
居場所スペース、備蓄庫
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 231,773千円
都の支出 : 3,888千円
区の支出 : 603,094千円
その他の支出: 48,225千円
敷地面積:16,000㎡
延床面積:13,160㎡
担当課係 学校施設課改築担当
問合せ先(直通)
71
3880-5978
重点項目:その他
事業名:
特定健診・特定保健指導事務
(国民健康保険特別会計)
決算額
440,754
千円
予算現額
907,162
千円
【事業の概要】
糖尿病や高血圧症など生活習慣病を予防し、より重篤な脳血管疾患・虚血性心疾患・腎不全などへの
進行を防ぐため、メタボリックシンドロームに着目した特定健診・特定保健指導を平成20年度から実施
しました。
対象は、40~74歳の足立区国民健康保険の加入者です。
受診が必要な段階となる手前で特定保健指導を実施し、生活習慣の改善によって病気を積極的に予
防することにより、健康寿命の延伸と生活習慣病にかかる医療費を減らしていくことを目指します。
平成20年度
特定健診・特定保健指導
の実施結果
特定健診受診率
特定保健指導実施率
20年度目標
34%
25%
20年度実績
40%
32%
特定健診の対象者145,978人に受診券を送付したところ、受診者は58,868人でした。
20年度の目標に対し実績は約6%上回りました。
下記のグラフは、各年代別の受診率を、平成19年度基本健診分と比較したものです。
40代以外は各年代とも受診率が伸び、特に70歳から74歳の受診率は前年度より約20%高くなってい
ます。
受診者のうち、8,715人(14.8%)が特定保健
年代別健診受診率の比較(H19:H20)
指導の対象となりました。
0.6
<内 訳>
H19
0.5
H20
積極的支援レベル 2,700人 (4.6%)
0.4
動機づけ支援レベル 6,015人(10.2%)
0.3
0.2
0.1
0
40代
50代
60代
受診勧奨訪問指導事業
早期対応保健指導事業
の実施
70~74歳
70-74
対象者のうち 特定保健指導の利用券発送が
8,004件、利用した人は2,545人(約32%)で、
20年度の実施率目標25%を7%上回りました。
計
生活習慣病の予防や重症化防止を目的とする特定健診・特定保
健指導をフォローするための事業もあわせて実施しました。
受診勧奨訪問指導事業は、特定健診の結果、医療が必要な状態にもかかわらずレセプトによる受診が確
認できない方を対象に、早期に適切な医療を勧めるため保健指導を行い重症化を防止するものです。
早期対応保健指導事業は、特定保健指導対象の境界域手前の方を対象に個々に合わせた保健情報の
提供や保健指導をする、より積極的な予防のための事業です。
成果は・・・
受診勧奨訪問指導事業
対象者 143名
受診確認 68名(47.6%)
未受診だが生活改善 69名(48.2%)
受診又は改善あり 137名(95.8%)
早期対応保健指導事業
対象者数 62名
肥満値や生活習慣等の改善あり 28名(45.2%)
*アンケート回収数 31名 (回収したうち90.0%が改善あり)
担当課係 国民健康保険課保健事業担当
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 104,292千円
都の支出 : 102,496千円
区の支出 : 233,966千円
問合せ先(直通)
72
3880-5018
重点項目:その他
事業名:
後期高齢者医療制度
決算額
8,052,656
千円
予算現額
8,843,498
千円
【事業の概要】
平成20年4月から、東京都後期高齢者医療広域連合を保険者とする75歳以上の方(広域連
合による障害認定を受けた65歳以上の方を含む)を対象とした健康保険制度が始まりました。
◎ 制度開始の平成20年度は様々な保険料軽減措置を実施しました
均 等 割 保 険 料 の 軽 減
世帯所得に応じた均等割保険料(年間37,800円)の軽減割合が、
国の新たな施策により以下のように変わりました。
変更前 2割軽減 ・ 5割軽減 ・ 7割軽減
↓
変更後 2割軽減 ・ 5割軽減 ・ 8.5割軽減
足立区の軽減該当者数 2割=3,747人 5割=1,222人 8.5割=21,183人
所 得 割 保 険 料 の 軽 減
所得割保険料の軽減割合が所得額に応じて以下のように軽減されました。
※所得割保険料=保険料算出上の所得{総所得金額等(退職所得を除く)-33万円}
×6.56%(東京都保険料率)
保険料算出上の所得が15万円以下 → 全額
保険料算出上の所得が20万円以下 → 75%
保険料算出上の所得が58万円以下 → 50%
※全額及び75%軽減については、国の軽減率にさらに上乗せする東京都独自の軽減です。
足立区の軽減該当者数 全額=1,658人 75%=517人 50%=3,451人
※このほか、被保険者の皆さんの保険料負担を下げるため、区では448,756千円の負担をしています。
(区で行う葬祭給付や、東京都後期高齢者医療広域連合へ支払う保険料軽減措置負担金)
保険料の納付方法が選べるようになりました
保険料の納め方は、原則として年金天引きですが、
申し出により口座振替にすることも可能となりました。
【この事業を支えた支出】
国の支出 : 17,010千円
都の支出 : 479,528千円
区の支出 : 4,204,716千円
利用者の支出 : 3,250,348千円
その他の支出 : 101,054千円
平成21年3月末現在被保険者数
53,878人
担当課係 高齢医療・年金課高齢医療係
問合せ先(直通)
73
3880-5874
3
足立区の財務情報
(1)
財務諸表作成の目的
自治体の会計は、現金の動きに着目した「現金主義会計」によって行われています。
この会計方式では、一定期間における現金の出(歳出)と入(歳入)は把握できます
が、自治体の保有する資産の状況や一年間の行政活動に係る正確なコスト、また行政
活動における資金調達の方法や資金の使い道について把握することが困難です。
そこで、区の財政状況について多面的な情報を提供するため、総務省から示された
「地方公共団体の総合的な財政分析に関する調査研究会報告書」の考え方(総務省方
式)に基づき、企業会計の手法を使った財務諸表(バランスシート、行政コスト計算
書、キャッシュ・フロー計算書、連結バランスシート)を作成しました。
今後、これらの財務諸表の対前年度比較や他自治体との比較などにより、足立区の
財政状況の分析が可能となります。
なお、平成21年度決算から、「新地方公会計制度実務研究会報告書」に基づく新
たな財務書類(基準モデル)4表(貸借対照表、行政コスト計算書、純資産変動計算
書、資金収支計算書)を作成する予定です。
(2)
バランスシート
足立区が保有している資産や負っている負債の状況を示し、全体としての財政状況
を表します。
①
バランスシートの構成
借 方
貸 方
資産
負債
(将来の区民負担)
将来の世代がこれから負
(区民の財産)
担する金額
行政サービスを提供する
正味資産
ための資産の金額
(今までの区民負担)
今までの世代がこれまで
負担した金額
74
②
バランスシートの見方
平成○○年度 足立区普通会計バランスシート
(平成○○年3月31日現在)
【単位:千円】
借 方
貸 方
〔資産の部〕
〔負債の部〕
1.有形固定資産
(1)総 務 費
(2)民 生 費
(3)衛 生 費
(4)労 働 費
(5)農林水産業費
(6)商 工 費
(7)土 木 費
(8)消 防 費
(9)教 育 費
(10)そ の 他
計
(うち土地
有形固定資産合計
1.固定負債
66,414,386
1年を超えて所有する
36,236,655
土地、建物、備品など
の資産 6,868,570
(1)地 方 債
(2)債務負担行為
① 物件の購入等
357,470
※行政目的別に計上
151,136
2,605,822
255,417,204
2,424,790
217,667,470
32,527
588,176,030
263,706,471 )
財団法人等に
対する出資金
将来の世代の負担分
76,506,078
返済までの期間が
1年を超える負債
② 債務保証又は損失補償
債務負担行為計
(3)退職給与引当金
(4)そ の 他
固定負債合計
2.流動負債
資 産 合 計
0
年度末に職員全員が普
32,220,568
通退職した場合の退職
0
金として必要な引当金
108,726,646
588,176,030
2.投 資 等
貸し付けた資金の
(1)投資及び出資金
18,707,327
年度末の残高
(2)貸 付 金
24,434,255
(3)基 金
① 特定目的基金 59,638,901
積み立てた基金の
② 土地開発基金
0
年度末の残高
③ 定額運用基金
750,000
基 金 計
60,388,901
(4)退職手当組合積立金
0
投資 等合計
103,530,483
3.流動資産
(1)現金・預金
① 財政調整基金
② 減債基金
③ 歳計現金
現金・預金計
(2)未 収 金
① 地 方 税
② そ の 他
未収 金計
流動資産合計
0
0
(1)翌年度償還予定額
(2)翌年度繰上充用金
(3)その他
123,553,282
3.一般財源等
3,725,428
1,749,650
正味資産合計
5,475,078
62,963,312
754,669,825
※債務負担行為(本表に計上されないもの)に関する情報
22,744,334 千円
①物件の購入等に係るもの
②債務保証または損失補填に係るもの
37,488,000 千円
③利子補給等に係るもの
0 千円
75
0
負 債 合 計
2.都道府県支出金
57,488,234
区債の翌年度償
0
還額
14,826,636
1.国庫支出金
27,949,616
17,929,851
14,826,636
流動負債合計
〔正味資産の部〕
1年以内に現金化
11,608,767
が可能な資産
1年以内に返済期限が
来る負債
負債・正味資産合計
今までの世代
の負担分
34,024,530
資産の形成にあたり
これまで国や都が支
35,620,202
出した分
561,471,811
資産の形成にあたり
これまで区民税など
631,116,543
で賄った分
754,669,825
平成20年度 足立区普通会計バランスシート (前年度比較)
(平成21年3月31日現在)
【単位:千円】
借 方
〔資産の部〕
20年度
貸 方
19年度
〔負債の部〕
差引
1.有形固定資産
66,414,386
66,494,640
(1)総 務 費
36,236,655
37,112,732
(2)民 生 費
6,868,570
7,105,099
(3)衛 生 費
357,470
344,912
(4)労 働 費
151,136
162,534
(5)農林水産業費
2,605,822
2,722,946
(6)商 工 費
255,417,204 251,476,355
(7)土 木 費
2,424,790
2,438,590
(8)消 防 費
217,667,470 216,467,052
(9)教 育 費
32,527
32,690
(10)そ の 他
588,176,030 584,357,550
計
(263,706,471) (257,934,114)
( う ち 土 地 )
有形固定資産合計 588,176,030 584,357,550
20年度
19年度
差引
76,506,078
88,947,714 -12,441,636
1.固定負債
-80,254
(1)地 方 債
-876,077
-236,529
(2)債務負担行為
① 物件の購入等
12,558
-11,398
-117,124
0
0
0
0
0
0
0
0
(3)退職給与引当金
(4)そ の 他
32,220,568
35,698,024
-3,477,456
0
0
0
固定負債合計
108,726,646
② 債務保証又は損失補償
債務負担行為計
3,940,849
0
-13,800
1,200,418
-163
3,818,480
(5,772,357)
124,645,738 -15,919,092
3,818,480
2.流動負債
2.投 資 等
(1)投資及び出資金 18,707,327
24,434,255
(2)貸 付 金
(3)基 金
① 特定目的基金 59,638,901
0
② 土地開発基金
750,000
③ 定額運用基金
60,388,901
基 金 計
(4)退職手当組合積立金
0
103,530,483
投資等合計
18,589,000
118,327
25,677,077
-1,242,822
49,128,723
10,510,178
0
0
750,000
0
49,878,723
10,510,178
0
0
94,144,800
9,385,683
11,608,767
9,230,843
2,377,924
27,949,616
24,225,522
3,724,094
17,929,851
8,241,742
9,688,109
57,488,234
41,698,107
15,790,127
3,725,428
3,421,004
304,424
1,749,650
1,667,378
82,272
3.流動資産
(1)現金・預金
① 財政調整基金
② 減債基金
③ 歳計現金
現金・預金計
(2)未 収 金
① 地 方 税
② そ の 他
未収金計
流動資産合計
5,475,078
5,088,382
386,696
62,963,312
46,786,489
16,176,823
資 産 合 計
754,669,825
725,288,839
29,380,986
(1)翌年度償還予定額
14,826,636
10,960,972
3,865,664
(2)翌年度繰上充用金
0
0
0
(3)その他
0
0
0
流動負債合計
14,826,636
10,960,972
3,865,664
負 債 合 計
123,553,282
135,606,710 -12,053,428
〔正味資産の部〕
1.国庫支出金
34,024,530
32,503,045
1,521,485
2.都道府県支出金
35,620,202
34,632,270
987,932
561,471,811
522,546,814
38,924,997
正味資産合計
631,116,543
589,682,129
41,434,414
負債・正味資産合計
754,669,825
725,288,839
29,380,986
3.一般財源等
※債務負担行為(本表に計上されないもの)に関する情報
35,179,630 千円
①物件の購入等に係るもの
35,908,000 千円
②債務保証または損失補填に係るもの
0 千円
③利子補給等に係るもの
76
③
20年度バランスシートの概要と前年度比較
Ⅰ 資産の部
有形固定資産
5,881億76百万円(38億18百万円増)
有形固定資産とは、土地、建物、道路及び高額の備品など、長期間にわたって行
政サービスを提供するために使用される資産です。なお、資産の評価は、取得時の
※
原価を採用しており、土地以外については、各項目ごとに耐用年数を設定し、定額法
による減価償却を行っています。
20年度は、道路の新設事業等の都市計画道路事業、上沼田南と佐野・六木地区
の区画整理事業、及び小中一貫校建設事業などで191億02百万円を取得(うち、
土地は57億72百万円)し、全有形固定資産から152億83百万円の減価償却
を行いました。よって、有形固定資産は、この差額分である標記の金額が増加しま
した。
※
定額法
取得原価を耐用年数で割って、単年度の償却費用を決める方法
投資等
1,035億30百万円(93億86百万円増)
・投資及び出資金
187億07百万円(1億18百万円増)
首都圏新都市鉄道㈱(つくばエクスプレス)、足立市街地開発㈱、及び㈶足立
区まちづくり公社等への出資金残高です。
20年度は、足立コミュニティ・アーツの株式購入及び地方公営企業等金融機
構への出資などにより、標記の金額が増加しました。
・貸付金
244億34百万円(12億43百万円減)
足立区土地開発公社や育英資金、生業資金など、区が団体、個人に貸付を行っ
たものの残高です。
20年度は、足立区土地開発公社所有の土地を区が事業用に買い戻したことに
より、足立区土地開発公社から貸付金の返還が16億15百万円あり、新たな貸
付を含めた全体額では、標記の金額が減少しました。
・基金
603億89百万円(105億10百万円増)
77
特定の目的のために、積み立てた区の貯金残高です。
20年度は、竹の塚鉄道立体化、小・中学校の改築、特別養護老人ホームや障
がい者施設建設等のために、117億14百万円積み立てました。また、特別養
護老人ホームの建設費補助のための取り崩しや日暮里・舎人線及び常磐新線建設
資金積立基金の廃止等により、12億04百万円を取り崩し、全体では、標記の
金額が増加しました。
流動資産
629億63百万円(161億77百万円増)
・現金、預金
574億88百万円(157億90百万円増)
財政調整基金は予期せぬ収入減や支出に備えるものです。
20年度は、取り崩しをしていませんので、積立分の23億78百万円が増加
しました。
減債基金は、地方債の償還に備えるものです。
20年度は、財政調整基金と同様に積立分の37億24百万円が増加しました。
歳計現金は、形式収支(歳入決算額と歳出決算額の差額)です。
20年度は、定額給付金の国庫支出金収入等の影響で96億88百万円増加し
ています。
・未収金
54億75百万円(3億87百万円増)
歳入歳出決算書の収入未済額(期日までに収入できなかったもの)で、地方税
とその他(手数料や負担金など)に分けて計上しています。
20年度は、地方税の未収金が3億4百万円、雑入などその他の未収金が82
百万円それぞれ増加しています。
Ⅱ 負債の部
固定負債
1,087億27百万円(159億19百万円減)
・地方債
765億06百万円(124億42百万円減)
78
区の借入金である特別区債のうち、翌年度に予定されている元金償還額(利子
を除く)を控除した額を計上しています。
20年度は、発行額が24億15百万円と償還額(109億91百万円)を大
幅に下回ったことなどにより、標記の金額が減少しています。
・退職給与引当金322億21百万円(34億77百万円減)
区の職員に対しては、その勤務年数に応じて退職手当を支給することが条例で
定められています。このことから、年度末に職員全員が普通退職したと想定し積
算しています。
20年度は、職員数の50名減に加え、退職手当の算出元である平均給料及び
平均勤務年数が、共に前年度を下回ったため、標記の金額が減少しています。
流動負債
148億27百万円(38億66百万円増)
特別区債の年度末残高のうち、翌年度に予定されている元金償還額を計上して
います。
20年度は、21年度に満期一括償還(54億円)が予定されているため、標
記の金額が増加しました。
Ⅲ 正味資産の部
国庫支出金
340億25百万円
(15億21百万円増)
都支出金
356億20百万円
(9億88百万円増)
一般財源
5,614億72百万円(389億25百万円増)
「国庫支出金」や「都支出金」は、バランスシートの借方(資産の部)にある有
形固定資産取得時や、貸付金、基金の財源になっているものです。
このうち、有形固定資産取得時の財源になったものは、有形固定資産の減価償
却にあわせて償却を行っています。
79
④バランスシートの分析
バランスシートを見ることで次のような分析ができます。
・社会資本形成の世代間負担比率
社会資本の整備の結果を示す有形固定資産のうち、正味資産による整備の割合
を見ることで、これまでの世代によって既に負担された分の割合を見ることがで
きます。この比率が高いほど、将来世代への負担が少なく健全であるといえます。
正味資産合計
これまでの世代による社会資本の負担比率=
有形固定資産残高
足立区のこれまでの世代による社会資本の負担比率
項
目
20年度
19年度
有形固定資産残高(a)
588,176,030 千円
584,357,550 千円
正味資産合計(b)
631,116,543 千円
589,683,129 千円
107.3%
100.9%
社会資本負担比率(b/a)
・予算対資産比率
足立区の社会資本形成の総額を表すバランスシートの資産合計が足立区の歳入
合計の何年分に該当するかを表します。この比率が高いほど、既に社会資本整備
ができていると考えられます。
資産合計
予算額対資産比率=
普通会計歳入合計
足立区の予算額対資産比率
項
目
20年度
19年度
普通会計歳入合計(a)
238,690,492 千円
235,886,032 千円
資産合計(b)
754,669,825 千円
725,288,839 千円
3.16 年
3.07 年
予算額対資産比率(b/a)
80
・有形固定資産の行政目的別割合
有形固定資産の行政目的別割合を見ることにより、行政分野ごとの資産形成の
比重を把握することができます。これまでの足立区の資本形成がどの分野に重点
をおいていたのかが明確になります。
各行政費
有形固定資産の行政目的別割合=
有形固定資産合計
足立区の有形固定資産の行政目的別割合
費
目
20 年度金額
20 年度割合
(単位:千円)
19 年度金額
19 年度割合
総務費
66,414,386
11.3%
66,494,640
11.4%
民生費
36,236,655
6.2%
37,112,732
6.4%
衛生費
6,868,570
1.2%
7,105,099
1.2%
労働費
357,470
0.1%
344,912
0.1%
農林水産業費
151,136
0.0%
162,534
0.0%
商工費
2,605,822
0.4%
2,722,946
0.5%
土木費
255,417,204
43.4%
251,476,355
43.0%
消防費
2,424,790
0.4%
2,438,590
0.4%
教育費
217,667,470
37.0%
216,467,052
37.0%
その他
32,527
0.0%
32,690
0.0%
588,176,030
100%
584,357,550
100%
有形固定資産合計
81
(3)
行政コスト計算書
バランスシートでは、税金等の投入によって整備された資産の構成や、将来返済す
べき負債などの「ストックに関する情報」を明らかにしてきました。行政コスト計算
書では、人的サービスや給付サービスなど、資産につながらない行政サービスの提供
のために、足立区がどのような活動をしたのかを「コスト」という側面からみていく
もので、民間企業の損益計算書にあたるものです。
また、かかったコストに着目して年間の活動の実態を把握しようとする場合、コス
トは、現金の支出だけでは捉えきれません。そこで行政コスト計算書では、民間企業
と同じように減価償却費や退職給与引当金繰入等、その年度の地方公共団体の活動に
対応した現金では支出されない経費についても計上しています。
行政コスト計算書は、大きく「行政コスト」と「収入項目」から構成されています。
「行政コスト」の項目区分は、行政目的別経費(総務費・民生費など)ごとにその性
質別内訳を示しています。性質別経費の内容は、下表のとおりです。
・人件費(普通会計の人件費決算額から退職手当支払い額
を控除したもの)
行政サービスの担い手 ・退職給与引当金繰入金等(当該年度において、新たに退
職給与引当金として繰り入れた部分の相当額)
である職員に要するも
の
・物件費(施設管理等の委託費や事務用品の購入など)
物にかかるコスト
B
・維持補修費(公共施設などの維持補修費)
地方公共団体が最終消 ・減価償却費(固定資産の減価償却費)
費者になっているもの
A
人にかかるコスト
・扶助費(生活保護費や児童手当など)
・補助金等(各種公益団体事業に対する補助金など)
他の主体に移転して効 ・繰出金(国民健康保険特別会計などに繰出す経費)
果が出てくるようなも ・普通建設事業費(社会福祉法人への補助金等)
の
災害復旧費、失業対策事業費、公債費(利子分のみ)
その他のコスト
D
債務負担行為繰入
不納欠損額(未納税額等のうち一定理由による徴収不能分)
上記に属さないもの
C
移転支出的なコスト
82
平成20年度 行政コスト計算書
〔行政コスト〕
総
(1)人件費
額
(構成比)
34,838,326 18.51%
A (2)退職給与引当金繰入
小 計
(1)物件費
860,374
議
会
費総
761,028
0.46%
18,794
35,698,700 18.97%
779,822
29,008,932 15.41%
64,142
務
費民
生
費衛
6,385,402 14,115,310
生
費労
働
費 農 林 水 産費 商
工
費土
木
(単位:千円)
費消
防
費教
育
費 災 害 復 旧費 公
4,878,462
18
50,895
557,850
3,729,854
112,605
4,246,902
0
120,479
0
1,257
13,777
92,113
2,781
104,882
0
6,543,097 14,463,904
4,998,941
18
52,152
571,627
3,821,967
115,386
4,351,784
3,797,548
4,955,424
109,308
12,821
344,982
3,536,450
272,389 11,112,344
4,800,480
(2)維持補修費
1,321,879
0.70%
0
37,523
85,797
9,432
0
542
0
976,070
934
211,581
15,283,383
8.12%
0
1,891,149
1,855,394
318,265
42,898
19,157
118,572
6,342,335
27,781
4,667,832
0
0.00%
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
45,614,194 24.23%
64,142
5,726,220
152,206
32,520
小 計
(1)扶助費
65,135,883 34.61%
(2)補助費等
12,417,980
C (3)繰出金
89,045
1,631,062
(他団体への補助金等)
小 計
(1)災害復旧事業費
0.87%
0
104,171,948 55.35%
89,045
0
(2)失業対策事業費
83
D (3)公債費(利子分のみ)
(4)債務負担行為繰入
(5)不納欠損額
小 計
5,283,121
1,526,432
3,031,818
3,819,633
239,473
7,118
949,819
456,190
36,249
2,594,326
0 24,987,023
0
0
0
0
0
0
0
29,414
463,554 10,854,855
0
3,044
0
0
301,104 15,991,757
3,044
0
1,482,688
218,741
0
0
0
30,549
1,325,758
26,600
0
1,223,723 90,364,345
5,346,065
239,473
7,118
980,368
1,781,948
62,849
4,077,014
0
0
0
0
0
0.00%
0
0.00%
2,249,845
1.20%
0
0.00%
484,633
0.26%
2,734,478
1.45%
a 188,219,320 100.00%
(構成比率)
6,741,671
62,126,763
1,194,309
24,987,023 13.28%
(4)普通建設事業費
行 政 コ ス ト
6.60%
費 諸 支 出 金 不 納 欠 損額
348,594
157,695
B (3)減価償却費
(4)その他
債
2,249,845
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
484,633
0
0
0
933,009 13,493,040 111,569,920 15,628,127
0
0
0
391,697
91,790
0
0
2,015,549 16,458,770
0.50%
7.17%
59.28%
8.30%
0.21%
0.05%
1.07%
8.74%
12,818,165
716
2,689,597
4,691,562
2,047,368
33,374
10,590
71,939
6.81%
0.08%
19.93%
4.21%
13.10%
8.52%
11.54%
3.57%
0 10,975,024 40,845,000
337,062
12,495
6,255
2.16%
3.19%
6.81%
(188,219,320) (100.0%)
0
0
0
2,249,845
479,339 24,420,555
0
0
2,252,889
0
484,633
484,633
0.00%
1.20%
0.00%
0.26%
0.25%
12.97%
2,500,845
0
772,174
0
0
0
15.19%
0.00%
3.16%
0.00%
0.00%
0.00%
22,366
299,144
0
555,170
0
0
0
1.11%
1.82%
0.00%
2.27%
0.00%
0.00%
0.00%
〔収入項目〕
1
使用料・手数料等
b
b/a
2
国庫・都支出金
c
c/a
3
一般財源
53,052,516
28.19%
0.00%
81.34%
36.61%
d 161,608,271
d/a
85.86%
■行政コスト
■収入項目
収入(b+c+d)
e 227,478,952
A
人にかかるコスト
4
正味資産
f
1,881,476
B
物にかかるコスト
ただし、基金の取崩しによる「繰入金」は計上しない。
5
期首一般財源等
522,546,814
C
移転支出的なコスト
また、「諸収入」の貸付金元利収入の内、元金相当分は計上しない。
41,141,108
D
その他のコスト
国庫・都支出金償却額
差引(e−a+f)
一般財源等増減額
6
期末一般財源等
561,471,811
1 「使用料・手数料」「分担金・負担金」「寄付金」「繰入金」「財産収入」「諸収入」の調定額を計上。
2 「国庫支出金」「都支出金」の調定額とし、資産形成に資するものは計上しない。
3 「地方税」「地方譲与税」等の一般財源は決算統計5表1∼12行区分の決算額を計上。
(4)
キャッシュ・フロー計算書
キャッシュ・フロー計算書は、一会計年度における行政活動を資金の増減(流れ)
の面から表したものです。
従来から作成している決算関係書類では、行政が行う活動に対してどのような収支
があったかという活動別の収支状況がはっきりしないという欠点がありました。それ
に対しキャッシュ・フロー計算書では、様々な活動を①行政活動
②投資活動
③財
務活動の三点に分類し、それぞれの資金の流れを明らかにすることで、行政活動全体
の中でどこからどこへ資金が流れているのか、あるいは資金の調達具合は健全である
かということが把握できます。
行政活動による
キャッシュ・フロー
投資活動による
キャッシュ・フロー
財務活動による
キャッシュ・フロー
税収、使用料収入、人件費、物件費、扶助費といった、経常的
に行われる行政活動から発生する資金の増減を記載する。
有形固定資産の取得、貸付金、積立金、繰出金といった、投資
的な活動から発生する資金の増減を記載する。
区債の償還や発行といった、財務活動により発生する資金の増
減を記載する。
キャッシュ・フロー計算書には、これら三点の諸活動に係る歳入・歳出の他に、歳
計現金や財政調整基金、減債基金の増減も記載しています。
キャッシュ・フロー計算書を見る際には、個々の活動の黒字額と赤字額の意味と相
互の関係に着目する必要があります。行政活動が赤字になっている場合、経常的な活
動をそのための財源で賄えない状態を意味しますので、財政状態が極めて悪化してい
ることになります。投資活動は通常、歳出額のほうが歳入額よりも多くなるので、赤
字になります。また財務活動が黒字になる場合は、地方債発行額のほうが償還額より
も多いということなので、区債の現在高が増えていくということを意味しています。
地方債の管理が健全で区債現在高が順調に減っていれば、ここは赤字になります。
各活動全体の黒字と赤字の関係は、行政活動の黒字額で投資活動と財務活動の赤字
を吸収できていれば健全な財政運営を行っていることになります。そうでない場合に
は、区債の発行額が増えたり、財政調整基金を多額に取り崩したりして財政状況を悪
化させたことになります。
84
キャッシュ・フロー計算書の見方
歳入はプラス、歳出
はマイナスで表記し
(平成○○年4月1日∼平成○○年3月31日)
ています
キャッシュ・フロー計算書
(単位:千円)
Ⅰ 行政活動によるキャッシュ・フロー
1.税収
2.使用料及び手数料収入
3.人件費による支出
公債諸費に係る分
4.物件費による支出
は、財務活動で計上
5.維持補修費による支出
しています
6.扶助費による支出
7.諸収入
小 計
普通建設事業費
8.交付金による収入
に係る部分は、
9.国庫及び都道府県支出金による収入
投資活動で計上
10.分担金・負担金・寄附金による収入
しています
11.補助費等による支出
行政活動によるキャッシュ・フロー
45,865,475
5,283,076
-39,176,156
-29,005,888
-1,321,879
-65,135,883
2,061,594
-81,429,661
114,845,707
52,525,354
2,156,234
-14,174,584
73,923,050
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
1.有形固定資産の取得による支出
財政調整基金、減
2.国庫及び都道府県支出金による収入
債基金に係る分
3.財産の売却・運用による収入
は、Ⅳ現金及び現
4.貸付金元利収入
金同等の増減欄で
5.貸付金の貸付による支出
計上しています
6.投資及び出資による支出
7.他会計・基金からの繰入による収入
8.積立基金への積立による支出
9.他会計・定額運用基金への繰出による支出
投資活動によるキャッシュ・フロー
-19,101,862
4,390,894
1,055,883
1,864,339
-613,746
-84,022
1,885,194
-11,713,719
-24,987,023
-47,304,062
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
行政活動・投資活
1.地方債の発行による収入
動・財務活動によ
2.地方債の償還による支出
るキャッシュ・フ
3.支払利子及び公債諸費による支出
ローの合計額で
財務活動によるキャッシュ・フロー
す。
Ⅳ 現金及び現金同等物の増減額
Ⅴ 現金及び現金同等物の繰越残高
Ⅵ 現金及び現金同等物の年度末残高
15,790,127
41,698,107
57,488,234
内訳)
財政調整基金
減債基金
歳計現金
85
2,415,000
-10,990,972
-2,252,889
-10,828,861
11,608,767
27,949,616
17,929,851
57,488,234
キャッシュ・フロー計算書
(平成20年4月1日∼平成21年3月31日)
(単位:千円)
Ⅰ 行政活動によるキャッシュ・フロー
1.税収
2.使用料及び手数料収入
3.人件費による支出
4.物件費による支出
5.維持補修費による支出
6.扶助費による支出
7.諸収入
小 計
8.交付金による収入
9.国庫及び都道府県支出金による収入
10.分担金・負担金・寄附金による収入
11.補助費等による支出
行政活動によるキャッシュ・フロー
45,865,475
5,283,076
-39,176,156
-29,005,888
-1,321,879
-65,135,883
2,061,594
-81,429,661
114,845,707
52,525,354
2,156,234
-14,174,584
73,923,050
Ⅱ 投資活動によるキャッシュ・フロー
1.有形固定資産の取得による支出
2.国庫及び都道府県支出金による収入
3.財産の売却・運用による収入
4.貸付金元利収入
5.貸付金の貸付による支出
6.投資及び出資による支出
7.他会計・基金からの繰入による収入
8.積立基金への積立による支出
9.他会計・定額運用基金への繰出による支出
投資活動によるキャッシュ・フロー
-19,101,862
4,390,894
1,055,883
1,864,339
-613,746
-84,022
1,885,194
-11,713,719
-24,987,023
-47,304,062
Ⅲ 財務活動によるキャッシュ・フロー
1.地方債の発行による収入
2.地方債の償還による支出
3.支払利子及び公債諸費による支出
財務活動によるキャッシュ・フロー
2,415,000
-10,990,972
-2,252,889
-10,828,861
Ⅳ 現金及び現金同等物の増減額
Ⅴ 現金及び現金同等物の繰越残高
Ⅵ 現金及び現金同等物の年度末残高 15,790,127
41,698,107
57,488,234
内訳)
財政調整基金
減債基金
歳計現金
11,608,767
27,949,616
17,929,851
57,488,234
20年度について、行政活動によるキャッシュ・フローは、739億23百万円の
黒字、投資活動並びに財務活動によるキャッシュ・フローは、それぞれ473億04
百万円、108億29百万円の赤字となりました。
86
(5)
連結バランスシート
民間企業における連結財務諸表は、グループを構成する親会社や子会社などの関連
企業の財務諸表を合算し、相互取引を控除することによって、企業グループを一体と
して捉えるものです。
足立区においても、普通会計のほかに国民健康保険特別会計などの4つの特別会計
があります。さらに本区が出資している外郭団体も複数存在します。普通会計だけで
なく、これらの全ての会計、外郭団体のバランスシートを連結させて足立区の連結バ
ランスシートを作成することにより、足立区の財政状況を総合的に捉えることができ
るようになります。
ここでは、総務省が示した様式【連結バランスシート(試案)】に基づき作成した、
平成20年度の足立区連結バランスシートを掲載します。
連結した会計、外郭団体等は下記のとおりです
区 分
名 称
国民健康保険特別会計
特別会計
介護保険特別会計
後期高齢者医療特別会計
老人保健医療特別会計
地方三公社
足立区土地開発公社
(財)足立区生涯学習振興公社
(財)足立区体育協会
出資法人
(財)足立区勤労福祉サービスセンター
(財)足立区まちづくり公社
足立市街地開発(株)
(株)足立コミュニティ・アーツ
87
平成20年度 足立区連結バランスシート
(平成21年3月31日現在)
【単位:千円】
借 方
貸 方
〔資産の部〕
〔負債の部〕
1.有形固定資産
(1)地方公共団体
① 普通会計
588,176,030
② 公営事業会計
0
588,176,030
地方公共団体計
(2)関係団体
1.固定負債
(1)地方公共団体
① 普通会計債
② 公営企業債
地方公共団体計
(2)関係団体
① 一部事務組合・広域連合
② 地方独立行政法人
③ 地方三公社
④ 第三セクター
関係団体計
有形固定資産合計
2.投 資 等
(1)投資及び出資金
(2)貸付金
(3)基金
(4)退職手当組合積立金
(5)その他
投資等合計
3.流動資産
(1)現金・預金
(2)未収金
(3)その他
流動資産合計
4.繰延勘定
76,506,078
0
76,506,078
0
① 一部事務組合・広域連合地方債
0
② 地方独立行政法人長期借入金
0
0
③ 地方三公社長期借入金
3,648,806
④ 第三セクター長期借入金
1,973,387
6,717,333
6,717,333
594,893,363
14,500,694
0
関係団体計
(3)債務負担行為
(4)引当金
(うち 退職給与引当金)
(
その他の引当金)
(5)その他
固定負債合計
5,622,193
0
33,648,742
33,648,742
0
1,112,771
116,889,784
1,455,972
60,388,901
0
3,621,078
79,966,645
2.流動負債
(1)翌年度償還予定額
14,826,636
① 地方公共団体
237,071
② 関係団体
翌年度償還予定額計
(2)翌年度繰上充用金
(3)その他
流動負債合計
15,063,707
0
1,025,188
16,088,895
62,159,133
負 債 合 計
13,659,687
132,978,679
27,670,608
103,489,428
〔資産・負債差額の部〕
0
1.国庫支出金
2.都道府県支出金
3.他団体及び民間出資分
4.一般財源その他
34,024,530
35,620,202
0
575,726,025
資産・負債差額合計
資 産 合 計
778,349,436
負債及び資産・負債差額合計
※債務負担行為(本表に計上されないもの)に関する情報
56,986,576
①物件の購入等に係るもの
(うち連結対象法人に対するもの
②債務保証または損失補填に係るもの 35,908,000
( 同 上
0
③利子補給等に係るもの
( 同 上
645,370,757
778,349,436
41,627,219 )
35,408,000 )
0)
<留意点>
○この連結バランスシート(試案)は、総務省「連結バランスシート(試案)に基づいて作成しています。
○この連結バランスシート(試案)は、当団体と連携協力して行政サービスを実施している関係団体を連結して、一つの行政主
体であるとみなして作成したものであり、関係団体の資産及び負債等が当団体に帰属するものではない点にご留意ください。
88
注
記
1.連結の範囲
連結の範囲は、足立区の全会計(普通会計、その他の特別会計(国民健康保険特
別会計、介護保険特別会計、後期高齢者医療特別会計、老人保健医療特別会計))
及び当区の関与及び財政支援の下で当区の事務事業と密接な関連を有する業務を
実施している関係団体としている。
連結を行った関係団体は、当区が設立した地方三公社(土地開発公社)及び当区
が資本金、基本金その他これらの準ずるものの2分の1以上を実質的に出資してい
る民法法人及び商法法人としている。具体的には以下の関係団体としている。
名 称
(地方三公社)
足立区土地開発公社
(出資法人)
(財)足立区生涯学習振興
公社
(財)足立区体育協会
(財)足立区勤労福祉サー
ビスセンター
(財)足立区まちづくり公
社
足立区市街地開発(株)
(株)足立コミュニティ・
アーツ
資本金等
(百万円)
実質出資
割合
業務の内容
5
100%
公共用地または公用地等の
取得、管理及び処分事業
1,500
100%
生涯学習の推進事業
520
96%
500
100%
502
100%
5,186
58%
体育及びスポーツの振興事
業
中小企業勤労者に対する福
祉事業
まちづくり及び施設営繕事
業
駅前市街地の再開発事業
99
90%
文化芸術劇場の管理運営
備考
2.会計処理の相違
(1)会計基準
①普通会計及びその他の特別会計
総務省研究会報告を参考として、決算統計データから作成したバランスシ
ートを用いた。
②地方三公社(土地開発公社)
土地開発公社経理基準要綱等に基づいて作成され、区議会への報告がなさ
れている貸借対照表を用いた。
③出資法人
民法法人については公益法人会計基準に基づいて、商法法人については企
業会計原則に基づいてそれぞれ作成され、区議会への報告等がなされている
各々の貸借対照表を用いた。
(2)有形固定資産の減価償却方法
普通会計については、普通建設事業費の区分ごとに地方公営企業法施行規則等
を参考に耐用年数を設定し、当該区分ごとに定額法により減価償却を行っている。
89
地方三公社及び主たる出資法人については、減価償却資産の耐用年数等に関す
る省令(昭和 40 年大蔵省令第 15 号)の規定に基づく定額法によっている。
(3)引当金の計上方法
退職給与引当金については、普通会計は会計年度末に職員全員が普通退職した
と想定してその要支給額を計上しており、関係団体についても主として期末時点
において職員全員が自己都合により退職した場合の要支給額を計上している。
3.出納整理期間における現金の受払いの調整
普通会計においては出納整理期間が設けられており、出納整理期間中の現金の受
払い等が終了した後の計数を会計年度末に計上しているが、関係団体には出納整理
期間が存在しないため、連結に際して、普通会計において出納整理期間中に現金の
受払い等がなされた場合は、関係団体においても、これに対応する現金の受払い等
が当該会計年度末に終了したものとして調整を行っている。
90
4 主な施設の運営における経費と財源
ここでは、使用料や手数料で運営している主な施設の決算状況を掲載します。利用している施
設の概要とかかった経費、及び利用者や区・都・国などの支出額などを盛り込みました。
表の見方については、下記のとおりです。施設の利用内容にあわせて、一部表記等を変更して
いるところがあります。
○○○における経費と財源
(○○部 ○○課)
1 事業の概要
この施設の担当課です。
2 経費と財源
施 施設数
設 施設総面積
概
要 平均面積
(A)
平均年間人件費 (従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
経
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内
(D)
役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費)
委託料
(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
(E)
訳
備品購入費 (F)
その他( )
(G)
総事業費
(H)=A+B
単位 平成19年度
か所
㎡
㎡
千円
人
人
人
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
平成20年度
施設等に従事している職員および人件費の額を記載しています。人件費は、平均給与
(常勤、非常勤の右にある数値)に従事職員数をかけて算出しており、実際の支給額と
は異なります。
減価償却費相当額 (I) 千円
3年に一度行われている建物評価額の差額(1年平均)を、減価償却額とみなしていま
す。また、複合施設等の減価償却相当額の算出方法については、それぞれの表で説
明しています。ご確認ください。
財
源
内
訳
財源総額 利用者(入館料)
区(事業運営分)
区(減価償却費相当分)
都
国
(J) 千円
千円
千円
千円
千円
千円
財源総額については、利用者が支出する使用料や手数料などのほか、区・都・国などの
支出額を計上しています。また、区の財源では、施設を運営管理する経費と減価償却費
相当額に分けて計上しています。
利用者一人にかかった経費 (K)=J/L
(入館者数)(L)
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口 円
円
人
区民人口(翌年度4月1日現在)
平成19年度 654,466人 平成20年度 661,610人
赤ちゃんから高齢者まで、ひとりの区民が支出している額を計上しています。
91
区民事務所における経費と財源
(区民部 区民課)
1 事業の概要
区民事務所は区内に17か所あり、居所に関わる諸届、印鑑証明書・課税証明書等の発行や区
民税・国民健康保険料・介護保険料・後期高齢者医療保険料の収納など区民の皆様に身近な窓
口業務と町会・自治会や青少年対策地区委員会等の地域活動の支援業務を行っています。
20年度の窓口業務は年間1,098,644件、収納額は2,902,248,910円の取扱となっています。そ
の他、各種行政サービスに関する相談も年々増加しています。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G+H
費 報償費(区民事務所管内慶弔等見舞金)
(C)
内 需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (D)
役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (E)
訳 委託料(機械保守委託、警備委託、その他委託料)
(F)
使用料及び賃借料 (G)
備品購入費 (H)
総事業費 (I)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
17
17
㎡
7,145
6,123
㎡
420
360
千円
1,592,854
1,586,877
人
170
169
人
21
22
人
12
6
千円
43,236
46,543
千円
940
891
千円
24,185
22,452
千円
5,949
7,446
千円
10,605
10,343
千円
1,027
3,870
千円
530
1,541
千円
1,636,090
1,633,420
減価償却費相当額 (J) 千円
67,212
67,212
区民事務所の減価償却費相当額は、単独4区民事務所の減価償却費相当額の平均値に
「か所数」をかけて算出しています。
財 財源総額 利用者(手数料)
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
(K) 千円
1,703,302
286,304
1,349,786
67,212
0
0
1,700,632
278,222
1,355,198
67,212
0
0
人
1,505
1,131,463
1,548
1,098,644
円
2,603
2,570
千円
千円
千円
千円
千円
利用者一人にかかった経費 (L)=K/M 円
(利用者数)(M)
区民一人あたりの負担額 (N)=K/区民人口
■主な手数料
・戸籍全部個人事項証明書 450円
・戸籍の除籍謄本抄本
750円
・印鑑証明書交付手数料
300円
・印鑑登録証交付手数料
50円
・住民票写し交付手数料
300円
92
区立保育園における経費と財源
(子ども家庭部 保育課)
1 事業の概要
公立保育園の適正な運営のため、産休代替保育士等臨時職員の雇用、給食の食材・備品・
消耗品の購入、各園で使用した光熱水費の支出、各園担当嘱託医への報酬支払い及び歯科検
診等を実施しました。
また、公立保育園53園のうち44園について給食調理民間委託を実施し、運営の効率化
を図りました。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
経
(従事職員数:臨時職員)
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
内
訳
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費)
委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 その他(区立保育園中規模修繕費等) 総事業費 減価償却費相当額 (C)
(D)
(E)
(F)
(G)
(H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
55
53
㎡
37,607
36,301
㎡
684
685
千円 10,694,219 9,821,710
人
970
914
人
474
455
人
291
282
千円 1,694,435 1,741,423
千円
739,897
733,621
千円
60,796
118,880
千円
687,773
721,466
千円
31,975
38,514
千円
173,994
128,942
千円 12,388,654 11,563,133
(I) 千円
171,507
165,270
減価償却費相当額は、単独園の減価償却費相当額の平均値に保育園数をかけて算出して
います。
財 財源総額 利用者(保育料)
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
(J) 千円 12,560,161 11,728,403
千円 1,140,825 1,144,422
千円 11,213,494 10,389,478
千円
171,507
165,270
千円
25,594
29,233
千円
8,741
0
保育園児一人当たりの保育料の平均額を上の表から算出すると、次のとおりです。
平成20年度 1,144,422千円÷5,493人=208千円(年額)
保育園児一人にかかった経費 (K)=J/L
(保育園児数)(L)
円
人
2,190,471
5,734
2,135,154
5,493
区民一人あたりの支出額 円
19,191
17,727
(M)=J/区民人口
93
衛生試験所における経費と財源
(衛生部 衛生試験所)
1 事業の概要
(1)各保健総合センターで実施している健診、相談事業に伴う検査
(血液 大腸がん 心電図 尿 ペプシノゲン ピロリ菌)
(2)感染症予防に伴う検査
(腸内細菌 ノロウイルス 結核菌 肝炎 性感染症 麻しん)
(3)生活衛生課の指導・監視に伴う検査
(食品添加物 農薬 食品微生物 水質 室内空気 家庭用品)
(4)一般および庁内からの依頼検査
(腸内細菌 水質 室内空気 食品細菌)
(5)夏休み子ども実験教室をはじめとして、区民への情報提供
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(検査機器賃借料等) (G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
892
892
㎡
892
892
千円
124,318
124,658
人
13
13
人
1
1
人
4
4
千円
61,316
50,247
千円
38,384
34,917
千円
162
430
千円
6,315
4,567
千円
14,178
8,543
千円
2,277
1,790
千円
185,634
174,905
減価償却費相当額 (I) 千円
8,198
8,198
足立保健所全体の減価償却費相当額に、衛生試験所の占有面積の割合を
かけて算出しています
財 財源総額 (J)
利用者(保健所使用料)
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
検体1件にかかった経費 (K)=J/L
(検査した検体数)(L)
千円
千円
千円
千円
千円
千円
193,832
17,358
159,564
8,198
2,210
6,502
183,103
19,250
151,328
8,198
70
4,257
円
件
2,002
96,820
2,718
67,364
今後は、民間検査機関に委託した場合の経費を検証していきます。
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
94
円
296
277
足立区都市農業公園における経費と財源
(土木部 公園整備課)
1 事業の概要
都市農業公園は、「自然と遊ぶ、自然に学ぶ、自然と共に生きる」をテーマに、春は五色
桜やチューリップ、秋にはコスモスなど四季折々の花を楽しむことができます。さらに、自
然とふれあう機会として、水田や畑を利用した農作業体験教室を実施しています。園内に併
設する緑の相談所では、ハーブ教室や植物に関する相談・講習会などを実施しています。ま
た、自然環境館では、身近な自然や生き物について楽しみながら学ぶことができます。園内
には、古民家、長屋門など足立区指定文化財、レストハウスもあります。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(講習会等参加経費) (G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
4,012
4,012
㎡
4,012
4,012
千円
108,410
106,781
人
9
9
人
6
6
人
6
6
千円
109,755
109,849
千円
26,358
27,418
千円
9,994
9,710
千円
73,361
71,777
千円
0
921
千円
42
23
千円
218,165
216,630
減価償却費相当額 (I) 千円
財
源
内
訳
財源総額 (J)
利用者(会議室使用料・駐車場料金等)
区(事業運営分)
区(減価償却費相当分)
都
国
その他(レストラン賃貸料等)
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
利用者一人にかかった経費 (K)=J/L 円
(利用者数)(L) 人
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
■施設使用料
会議室 5,300円∼
※使用時間帯によって異なります
■駐車場使用料(普通車用)
30分以内 無料
30分を超えた場合 30分までごと 100円
95
円
38,857
38,857
257,022
10,927
201,059
38,857
0
0
6,179
255,487
10,774
199,814
38,857
0
0
6,042
1,012
254,025
787
324,774
393
386
ここでの利用者数は、都市農業公園
の正面3か所に設置されている入場
者測定器で計測したもので、荒川河
川敷方面からの入場者は含んでいま
せん。
足立区花畑記念庭園・桜花亭における経費と財源
(土木部 公園整備課)
1 事業の概要
花畑記念庭園は、四季折々の花が楽しめる池泉回遊式の日本庭園です。桜花亭には、貸出
施設として洋室、和室、茶室があり、美しい庭園を眺めながら、宴会、会議、研修会、また
茶道、華道教室などにも利用できます。
平成18年度から、指定管理者による管理・運営を行っています。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他( )(G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
962
962
㎡
962
962
千円
0
0
人
0
0
人
0
0
人
0
0
千円
41,782
40,266
千円
1,884
370
千円
2
0
千円
39,896
39,896
千円
0
0
千円
0
0
千円
41,782
40,266
減価償却費相当額 (I) 千円
財
源
内
訳
8,869
8,869
千円
千円
千円
千円
千円
千円
千円
50,651
0
41,781
8,869
0
0
1
49,135
0
40,266
8,869
0
0
0
(庭園・会議室利用者数)(L)
円
人
734
69,013
741
66,333
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
円
77
74
財源総額 (J)
利用者(会議室使用料等)※指定管理者の収入
区(事業運営分)
区(減価償却費相当分)
都
国
その他(電気・通信料管理者負担分)
利用者一人にかかった経費 (K)=J/L
■施設使用料
洋室 2,500円∼
和室 2,100円∼
茶室 1,100円∼
ここでの利用者数は、午前・午後とも
一定時間の滞留人数と開園時間から積
算した庭園利用者と、集会施設の利用
者をあわせた数字です。
※使用時間帯によって異なります
96
足立区生物園における経費と財源
(土木部 公園整備課)
1 事業の概要
(1)生物園は「ふれあい、いのち、共生」をテーマとした自然の生き物たちとのふれあいの
場です。園内に入るとリニューアルした日本最大級の生態系水槽に泳ぐ約九千匹の色
鮮やかな魚たちが来園者を出迎えます。亜熱帯をイメージした吹き抜けの温室では様
々な種類の蝶が舞い、その下をピラルクーなど大型魚や熱帯魚が、優雅に泳ぎます。
小動物とのふれあいコーナーもあり、子供から大人まで楽しめる施設です。
(2)平成20年度の入園者数は、131,785人で、昨年の11万人突破をさらに上回ることができ
ました。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(昆虫施設連絡協議会参加費等) (G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
2,918
2,918
㎡
2,918
2,918
千円
93,216
90,984
人
8
8
人
5
5
人
2.5
2.5
千円
160,391
167,422
千円
36,809
46,945
千円
13,925
14,377
千円
108,778
105,477
千円
850
589
千円
29
34
千円
253,607
258,406
管理運営費には、元渕江公園の管理経費を含んでいます。
減価償却費相当額 (I) 千円
45,793
45,793
千円
千円
千円
千円
千円
299,400
16,665
236,942
45,793
0
0
304,199
17,265
241,141
45,793
0
0
入園者一人にかかった経費 (K)=J/L
(入園者数)(L)
円
人
2,700
110,906
2,308
131,785
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
円
457
460
財 財源総額 利用者(入園料等)
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
(J) 千円
■入園料 ※19年12月より年間パスポートを発売
【一般】年間パスポート 1,200円 【小・中学生】年間パスポート 600円
一日券 個人 300円 一日券 個人 150円
一日券 団体 200円 一日券 団体 100円
(団体は20名以上)
97
まちづくり施設における経費と財源
(施設名:足立区関原の森・愛恵まちづくり記念館、足立区まちづくり工房館)
(都市整備部 密集地域整備課)
1 事業の概要
まちづくり活動の拠点及び交流の場並びに住環境と工業が調和するまちづくりを実践す
る場として、関原一丁目に設置した関原の森・愛恵まちづくり記念館及びまちづくり工房
館を維持管理しています。19、20年度の決算状況は、指定管理者への管理委託などの
経常的な経費となっています。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他( 施設補修費 )(G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
1,414
1,414
㎡
1,414
1,414
千円
0
0
人
0
0
人
0
0
人
0
0
千円
17,304
15,859
千円
0
0
千円
0
0
千円
14,700
14,660
千円
0
0
千円
2,604
1,199
千円
17,304
15,859
減価償却費相当額 (I) 千円
15,265
15,265
千円
千円
千円
千円
千円
千円
32,569
4,465
12,839
15,265
0
0
31,124
3,348
12,511
15,265
0
0
利用者一人にかかった経費 (K)=J/L
(利用者数)(L)
円
人
2,763
11,787
817
38,102
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
円
50
47
財 財源総額 (J)
利用者(作業室使用料)
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
98
足立区立小学校における経費と財源
(学校教育部 教育政策課・学校施設課・学務課・教職員課)
1 事業の概要
小学校72校の良好な学習環境を維持するため、学校施設・設備・校具等の修繕・購入、
各種保守点検、機械警備委託、学校への予算配付による小破修繕等を行っています。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(学校修繕費等)
(G)
総事業費 (H)=A+B
人件費には、以下の教員等東京都職員を含みま
せん。
教員系(H19:1,734人)
事務系(H19:131人)
(H20:1,715人)
(H20:134人)
※人数は、常勤・再任用・嘱託員の合計数です。
単位 平成19年度 平成20年度
か所
72
72
㎡
408,696
410,605
㎡
5,676
5,703
千円
871,796
631,562
人
66
44
人
61
56
人
70
68
千円
5,080,245
6,503,319
千円
1,459,928
1,529,446
千円
184,011
203,247
千円
1,868,683
2,107,482
千円
150,286
142,904
千円
1,417,337
2,520,240
千円
5,952,041
7,134,881
管理運営費には、小学校費のうち
自然教室事業経費、夏季臨海・林間
学園事業経費、要保護・準要保護児
童就学援助事業経費は含まれていま
せん。
減価償却費相当額 (I) 千円
1,322,251
1,322,251
財 財源総額 (J) 千円
利用者
千円
源 区(事業運営分)
千円
千円
内 区(減価償却費相当分)
都
千円
訳 国
千円
7,274,292
0
5,817,937
1,322,251
28,418
105,686
8,457,132
6,771,275
1,322,251
27,630
335,976
児童一人にかかった経費 (K)=J/L
(児童数)(L)
円
人
223,124
32,602
259,159
32,633
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
円
11,115
12,783
99
足立区立中学校における経費と財源
(学校教育部 教育政策課・学校施設課・学務課・教職員課)
1 事業の概要
中学校37校の良好な学習環境を維持するため、学校施設・設備・校具等の修繕・購入、
各種保守点検、機械警備委託、学校への予算配付による小破修繕等を行っています。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(学校修繕費等) (G)
総事業費 (H)=A+B
人件費には、以下の教員等東京都職員を含みま
せん。
教員系(H19:904人)
事務系(H19:70人)
(H20:894人)
(H20:65人)
単位 平成19年度 平成20年度
か所
37
37
㎡
250,750
250,552
㎡
6,777
6,772
千円
457,708
348,981
人
31
21
人
32
29
人
88
79
千円
3,003,958
3,003,404
千円
792,591
889,828
千円
97,702
114,238
千円
973,276
1,111,094
千円
85,892
81,878
千円
1,054,497
806,366
千円
3,461,666
3,352,385
管理運営費には、中学校費のうち
自然教室事業経費、要保護・準要保
護生徒就学援助事業経費は含まれて
いません。
※人数は、常勤・再任用・嘱託員の合計数です。
減価償却費相当額 (I) 千円
794,031
794,031
4,255,697
0
3,414,537
794,031
12,080
35,049
4,146,416
生徒一人にかかった経費 (K)=J/L 円
(生徒数)(L)
人
296,234
14,366
288,226
14,386
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口 円
6,503
6,267
財 財源総額 利用者
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
100
(J) 千円
千円
千円
千円
千円
千円
3,150,428
794,031
16,451
185,506
足立区立鋸南自然の家における経費と財源
(学校教育部 教育改革推進課)
1 事業の概要
① 鋸南自然教室:小学校4年生を対象に、臨海施設の立地条件を生かした2泊3日の自然
観察学習を実施しています。【参加児童数 5,406名】
② 鋸南臨海学園:小学校5年生を対象に、海浜の自然や文化に親しみながら2泊3日の水
泳体験学習を実施しています。【参加児童数 2,827名】
③ 学校利用に支障のない範囲で、区民の皆様へ施設を開放しています。
【区民利用者数 大人/4,035名 子ども/2,061名】
④ 経費の内容:バスの借上げ(児童送迎用、引率主任実地踏査用)、教員・児童に配付す
る実施要領・しおりの印刷、及び施設の運営・維持管理等を行います。
※平成18年度から、指定管理者による管理・運営を行っています。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(報償費、使用料及び賃借料ほか) (G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
7,804
7,804
㎡
7,804
7,804
千円
0
0
人
0
0
人
0
0
人
0
0
千円
169,483
177,948
千円
35,175
36,987
千円
1,134
1,097
千円
80,818
82,736
千円
0
0
千円
52,356
57,128
千円
169,483
177,948
減価償却費相当額 (I) 千円
(J)
財 財源総額 利用者(宿泊料等) ※指定管理者の収入
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
千円
千円
千円
千円
千円
千円
利用者一人にかかった経費 (K)=J/L 円
(利用者数)(L) 人
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
■利用料金(1泊)
宿泊料:大人 3,500円 子ども 1,700円
101
円
114,315
114,315
283,798
0
169,483
114,315
0
0
292,263
0
177,948
114,315
0
0
20,222
14,034
20,397
14,329
434
442
足立区立日光林間学園における経費と財源
(学校教育部 教育改革推進課)
1 事業の概要
① 日光林間学園:小学校6年生を対象に、日光の自然と文化遺産に親しむ2泊3日の
社会体験学習を実施しています。【参加児童数 5,366名】
② 学校利用に支障のない範囲で、区民の皆様へ施設を開放しています。
【区民利用者数 大人/2,538名 子ども/2,436名】
③ 経費の内容:バスの借上げ(児童送迎用・引率主任実地踏査用)、教員・児童に配付
する実施要領・しおりの印刷、及び施設の運営・維持管理等を行います。
※平成17年度から、指定管理者による管理・運営を行っています。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(報償費、使用料及び賃借料ほか) (G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
6,484
6,484
㎡
6,484
6,484
千円
0
0
人
0
0
人
0
0
人
0
0
千円
123,817
125,535
千円
18,586
21,457
千円
930
1,153
千円
51,551
52,300
千円
301
2,478
千円
52,449
48,147
千円
123,817
125,535
減価償却費相当額 (I) 千円
51,014
51,014
(J) 千円
財 財源総額 利用者(宿泊料等) ※指定管理者の収入
千円
源 区(事業運営分)
千円
千円
内 区(減価償却費相当分)
都
千円
訳 国
千円
174,831
0
123,817
51,014
0
0
176,549
0
125,535
51,014
0
0
16,182
10,804
17,074
10,340
267
267
利用者一人にかかった経費 (K)=J/L 円
(利用者数)(L) 人
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
■利用料金(1泊)
宿泊料:大人 3,500円 子ども 1,700円
102
円
足立区立山中湖林間学園における経費と財源
(学校教育部 教育改革推進課)
1 事業の概要
① 山中湖自然教室:中学校1年生を主な対象に、富士山に関する歴史等、科学的興味及び
環境保全の必要性について2泊3日の体験学習を実施しています。
【参加生徒数 4,296名】
② 山中湖林間学園:小学校5年生を対象に、夏休みの生活に変化を与え健全な心身の訓練
助長を図るため2泊3日の体験学習を実施しています。【参加児童数 2,356名】
③ 学校利用に支障のない範囲で、区民の皆様へ施設を開放しています。
【区民利用者数 大人/254名 子ども/109名】
④ 経費の内容:バスの借上げ(児童・生徒送迎用、引率主任実地踏査用)、教員・生徒に
配付する実施要領・しおりの印刷、及び施設の運営・維持管理・小破修繕等を行います。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(報償費、使用料及び賃借料ほか) (G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
6,474
6,474
㎡
6,474
6,474
千円
0
0
人
0
0
人
0
0
人
0
0
千円
90,139
87,871
千円
13,539
13,302
千円
292
333
千円
34,521
10,806
千円
0
0
千円
41,787
63,430
千円
90,139
87,871
減価償却費相当額 (I) 千円
財 財源総額 (J)
利用者(宿泊料等) ※指定管理者の収入
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
千円
千円
千円
千円
千円
千円
利用者一人にかかった経費 (K)=J/L 円
(利用者数)(L) 人
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
■利用料金(1泊)
宿泊料:大人 3,500円 子ども 1,700円
103
円
48,487
48,487
138,626
0
90,139
48,487
0
0
136,358
0
87,871
48,487
0
0
18,286
7,581
19,438
7,015
212
206
足立区立郷土博物館における経費と財源
(生涯学習部 文化課)
1 事業の概要
郷土博物館は、社会教育法、博物館法、文化財保護法等の基本理念に基づき、昭和61年11
月に開設しました。足立区の歴史・民俗等を展示し、区民文化の向上と共に郷土愛を育んで
います。また、学校・地域を核とした各種事業を実施し、郷土の歴史・文化が集積する生涯
学習の拠点としての活動を発展、拡大しています。
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料) (E)
備品購入費 (F)
その他(施設修繕費等) (G)
総事業費 (H)=A+B
減価償却費相当額 財 財源総額 利用者(入館料)
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
2,562
2,562
㎡
2,562
2,562
千円
91,329
88,181
人
8
8
人
5
5
人
1
2
千円
29,667
30,773
千円
12,140
9,746
千円
4,885
2,809
千円
11,631
15,574
千円
0
554
千円
1,011
2,090
千円
120,996
118,954
(I) 千円
27,064
27,064
(J) 千円
千円
千円
千円
千円
千円
148,060
827
120,169
27,064
0
0
146,018
317
118,637
27,064
0
0
入館者一人にかかった経費 (K)=J/L
(入館者数)(L)
円
人
6,228
23,772
7,589
19,242
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
円
226
221
■利用料金(観覧料)
常設展:一般(高校以上) 200円
団体(20人以上) 100円
特別展:同上
104
足立区立中央図書館における経費と財源
(生涯学習部 中央図書館)
【地域図書館を除く】
1 事業の概要
区民の皆様の「人間力」「文化力」を育むため、利用しやすく魅力ある図書館を目指してい
平成20年度に策定した「足立区図書館計画」「第二次子ども読書活動推進計画」に基づい
て、区民の皆様の「人間力」「文化力」を育み皆様に役立つ図書館を目指すため、次の事業に
ます。さらに、創造力あふれる子どもを育むため、子ども読書活動の推進や学校図書館活性化
のための支援等様々な事業を実施しています。また、利用者の情報利用の利便性を高めるた
重点的に取り組み、時代の変化に合わせた図書館サービスの充実を図っていきます。
め、図書館ホームページの充実やパソコン・携帯電話からの図書のインターネット予約、さら
①子ども読書活動推進計画に定めた事業の推進
には、中央図書館での利用者用インターネット閲覧サービスなど時代の変化に合わせた図書館
②ITを活用した新しい図書館の構築
サービスの充実を図っています。
③ボランティアと図書館との連携・協働による学校図書館への支援
(中央図書館分)
①施設利用状況 開館日数 324日 来館者数
325日 来館者数 689,223人
661,724人
登録者数 一般48,130人
一般47,544人 児童3,431人
児童3,532人
②貸出状況 貸出点数 一般636,919点
一般625,813点 児童73,795点 団体貸出数
児童68,774点 団体貸出数 335,824冊
305,821冊
(雑誌・音楽映像資料含む)
(雑誌・音楽映像資料含む)
平成19年度
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(図書館資料費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(施設修繕費等) (G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
6,537
6,537
㎡
6,537
6,537
千円
258,017
259,165
人
18
18
人
24
28
人
5
5
千円
271,901
262,781
千円
75,110
64,182
千円
17,067
17,561
千円
118,971
119,202
千円
762
1,965
千円
59,991
59,871
千円
529,918
521,946
減価償却費相当額 (I) 千円
63,607
63,607
学びピア21全体の減価償却費相当額に、中央図書館の
占有面積の割合をかけて算出しています
財 財源総額 利用者(施設利用料)
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
(J) 千円
千円
千円
千円
千円
千円
貸出した本一冊にかかった経費 (K)=J/L
(貸出冊数)(L)
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
105
593,525
0
529,918
63,607
0
0
585,553
0
521,946
63,607
0
0
円
冊
593
1,000,408
560
1,046,538
円
907
885
足立区地域学習センターにおける経費と財源
(生涯学習部 生涯学習課)
【地域図書館、地域体育館を除く】
1 事業の概要
区民の皆様の高度化・多様化する学習需要に応え、学習機会を提供するとともに、学習意
高度化・多様化する学習需要に応え、区民の学習機会を提供し、学習意欲を支援する。ま
た生涯学習によるまちづくり・人づくりを推進し、古来豊かな区民文化の創造に寄与する。
欲を支援しています。また生涯学習によるまちづくり・人づくりを推進することにより、心
①施設利用状況 利用者総数 487,842人
豊かな区民文化の創造に寄与します。
【内訳】・団体利用 426,012人 ・自主事業 61,830人
①施設利用状況 利用者総数 593,395人
②登録団体の状況 607団体 会員数 12,612人
【内訳】・団体利用 484,665人 ・自主事業 108,730人
②登録団体の状況 734団体 会員数 12,460人
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(施設修繕費等) (G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
13
13
㎡
11,388
11,388
㎡
876
876
千円
0
0
人
0
0
人
0
0
人
0
0
千円
838,943
830,576
千円
160,386
172,854
千円
7,025
8,854
千円
621,974
612,116
千円
0
0
千円
49,558
36,752
千円
838,943
830,576
減価償却費相当額 (I) 千円
358,661
358,661
13か所の減価償却相当額は、単独館の減価償却費相当額に
「か所数」をかけて算出しています
財 財源総額 利用者(施設利用料)
源 区(事業運営分)
内 区(減価償却費相当分)
都
訳 国
(J) 千円
千円
千円
千円
千円
千円
1,197,604
63,145
775,798
358,661
0
0
1,189,237
64,676
765,900
358,661
0
0
利用者一人にかかった経費 (K)=J/L 円
(利用者数)(L) 人
2,069
578,697
2,004
593,395
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口 円
1,830
1,797
■利用料金
学習室 2,300円∼ 料理室
4,000円∼
音楽室 2,300円∼ レクリエーションホール3,000円∼
※利用時間帯によって異なります
106
足立区総合スポーツセンターにおける経費と財源
(生涯学習部 スポーツ振興課)
1 事業の概要
区民の皆様の高度化・多様化する生涯スポーツの需要に応え、生涯スポーツ振興計画や体
高度化・多様化する生涯スポーツの需要に応え、生涯スポーツ振興計画や体力づくり事業
力づくり事業を計画し、スポーツを通じてまちづくりや人づくりの推進を図っています。
を計画し、スポーツを通じてまちづくりや人づくりの推進を図る。
①施設利用状況 利用者総数 336,409人
①施設利用状況 利用者総数 323,180人
【内訳】・個人利用 81,771人 ・団体利用
【内訳】・個人利用 72,797人 ・団体利用254,638人
250,383人
②登録団体の状況 【22種目 59団体 延べ1,445人】
②登録団体の状況 【18種目 50団体 延べ2,068人】
(1)合気道/5
(2)日本拳法/1
(4)器械体操/2⑤剣道/3
(5)剣道/3
(6)健康体操/4
①合気道/5
②エアロビクス/1 (3)空手/3
③空手/3 ④機械体操/2
⑥健康体操/4
⑦卓球/8
(7)卓球/8
(8)トランポリン/4
(9)バドミントン/2
(10)バウンドテニス/3
(11)ファミリーテニス/5
(12)ヨーガ/4
⑧トランポリン/5 ⑨バドミントン/1 ⑩バウンドテニス/2 ⑪ファミリーテニス/5 ⑫ヨーガ/4 ⑬太極拳/1
(13)太極拳/1
(14)なぎなた/1
(15)バスケット/1 (16)ビーチボールバレー/2 (17)バレーボール/1
⑭なぎなた/1
⑮バスケット/1 ⑯ビーチボールバレー/2 ⑰バレーボール/1 ⑱フラダンス/1
(18)フラダンス/1 (19)ランニング/1 (20)フットサル/5 (21)新体操/1 (22)レクリエーション/1
2 経費と財源
施
設
概
要
施設数
施設総面積
平均面積
平均年間人件費 (A)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
経
費 管理運営費の総額 (B)=C+D+E+F+G
需用費(光熱水費、修繕費、その他需用費) (C)
内 役務費(通信運搬費、清掃費、その他役務費) (D)
(E)
訳 委託料(清掃委託、機械保守委託、警備委託、その他委託料)
備品購入費 (F)
その他(施設修繕費等) (G)
総事業費 (H)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
か所
1
1
㎡
8,984
8,984
㎡
8,984
8,984
千円
124,968
115,592
人
6
6
人
16
16
人
12
12
千円
201,051
218,834
千円
75,550
81,144
千円
1,011
1,003
千円
118,844
120,081
千円
0
1,116
千円
5,646
15,490
千円
326,019
334,426
減価償却費相当額 (I) 千円
98,079
98,079
財 財源総額 (J) 千円
利用者(施設利用料)
千円
源 区(事業運営分)
千円
千円
内 区(減価償却費相当分)
都
千円
訳 国
千円
424,098
49,298
276,721
98,079
0
0
432,505
52,100
282,326
98,079
0
0
1,236
343,049
1,286
336,409
648
654
利用者一人にかかった経費 (K)=J/L 円
(利用者数)(L) 人
個人・団体利用の合計総数です
区民一人あたりの支出額 (M)=J/区民人口
円
■利用料金
※団体利用料金 ( )は個人一般利用料金 【利用時間帯によって異なります】
大体育館 6,000円∼(300円∼) 小体育館 2,000円∼(300円∼)
柔道場 1,300円∼(300円∼) 剣道場 2,500円∼(300円∼)
弓道場 1,300円∼(300円∼) エアーライフル場 2,000円∼(500円/時間)
スポーツサウナ (600円/1回)
107
5 主な事業の運営における経費と財源
ここでは、施設の運営を伴わない事業の決算状況を掲載します。事業の概要とかかった
経費、及び区・都・国の支出額などを盛り込みました。
表の見方については、下記のとおりです。事業の内容にあわせて、一部表記等を変更し
ているところがあります。
〇〇〇事業における経費と財源
この事業の担当課です。
(〇〇部 〇〇課)
1 事業の概要
2 経費と財源
単位 平成19年度
事業費(〇〇〇事業)の総額 (A)千円
平均年間人件費 (B)千円
経
費 (従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944) 人
内
訳
平成20年度
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302) 人
(従事職員数:臨時職員) 人
総事業費 (C)=A+B 千円
施設等に従事している職員および人件費の額を記載しています。人件費は、平均
給与(常勤、非常勤の右にある数値)に従事職員数をかけて算出しており、実際
の支給額とは異なります。
財
源
内
訳
財源総額
(D) 千円
千円
区
千円
都
千円
国
その他( )千円
財源総額については、区・都・国などからの財源を計上しています。
利用者一人にかかった経費 (E)=C/F 円
(利用者数)(F) 人
円
(E)のうち区の支出額
区民一人あたりの支出額 (G)=C/区民人口
円
区民人口(翌年度4月1日現在)
平成19年度 654,466人 平成20年度 661,610人
赤ちゃんから高齢者まで、ひとりの区民が支出している額を計上しています。
108
生活保護事業における経費と財源
(福祉部 自立支援課・福祉事務所)
1 事業の概要
(1)福祉事務所の運営
(2)生活保護費給付事業施行事務
生活保護法による要保護者等に対する訪問調査活動等
(3)生活保護費給付事業
2 経費と財源
経
費
内
訳
事業費(生活保護費給付事業)の総額 (A)
平均年間人件費 (B)
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
(従事職員数:臨時職員)
総事業費 (C)=A+B
単位 平成19年度 平成20年度
千円
34,407,610
34,768,034
千円
2,138,726
2,097,290
人
232
226
人
21
23
人
0
0
千円
36,546,336
36,865,324
※事業費の総額(A)には、福祉事務所の運営分H19=84,832千円、H20=70,098千円を
加算しています。
※従事職員数では、庶務係と援護担当を除いたものを生活保護担当職員としまし
た。ただし、常勤については所長を入れています。
※総事業費(C)には法外援護を含み、生活保護以外の経費を可能な限り除外してい
ます。
財
源
内
訳
財源総額
区
都
国
その他(返還金等)
(D) 千円
千円
千円
千円
千円
被保護者一人にかかった経費 (E)=C/F
円
(被保護者数)(F) 人
円
(E)のうち区の支出額
区民一人あたりの支出額 (G)=C/区民人口
円
36,546,336
10,331,564
928,207
25,008,650
277,915
36,865,324
9,749,489
1,040,324
25,811,278
264,233
1,902,761
19,207
537,906
1,816,026
20,300
480,270
55,841
55,721
庶務係は、文書管理・会計事務・福祉統計・庁舎管理等に従事し、援護担当は障
害者福祉・老人福祉に従事しているため本書の生活保護事業から除きました。
足立区の被保護者の割合(保護率)は、約3.2%です。仮に、以下の区と保護率が同
じであるとした場合、単純計算で総事業費約369億円は次のようになります。
世田谷区の保護率(0.8%)なら約92億円、大田区の保護率(1.9%)なら約219億円、
板橋区の保護率(2.6%)なら約300億円、台東区の保護率(4.1%)なら約473億円
生活保護担当職員のうちケースワーカーは148人で、一人あたり約93世帯を担当し
ています。仮に、国の基準である80世帯を担当するとした場合、さらに約25人のケー
スワーカー、人件費約2億2千4百万円が必要となります。
109
児童手当の支給事業における経費と財源
(子ども家庭部 子育て支援課)
1 事業の概要
児童手当は、児童を養育している方に手当を支給することにより、家庭における
生活の安定に寄与するとともに、次世代を担う児童の健全な育成及び資質の向上を
図ることを目的としています。区内に住所を有する小学校修了前までの児童を養育
している方に対し、第1子5,000円 第2子5,000円 第3子と第1子・第2子の3歳未満
の児童に10,000円を支給しました。(所得制限有り)
2 経費と財源
経
費
内
訳
財
源
内
訳
単位 平成19年度 平成20年度
4,276,479
4,463,456
事業費(児童手当の支給事業)の総額 (A)千円
平均年間人件費 (B)千円
52,785
52,261
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944) 人
5
5
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302) 人
1.5
1.5
(従事職員数:臨時職員) 人
4人*7ヶ月
4人*7ヶ月
総事業費 (C)=A+B
千円
4,329,264
4,515,717
財源総額
区
都
国
その他(返還金)
(D) 千円
千円
千円
千円
千円
対象児童一人にかかった経費 (E)=C/F 円
(対象児童数)(F) 人
円
(E)のうち区の支出額
区民一人あたりの支出額 (G)=C/区民人口
円
4,329,264
1,260,745
1,193,751
1,874,259
509
4,515,717
1,302,855
1,219,373
1,992,848
641
117,627
36,805
34,255
120,615
37,439
34,799
6,615
6,825
掲載している事業費の総額は、児童手当の支給した額とそれにかかった郵送経費
封入封緘委託経費、封筒印刷代などの事務的経費です。
※ 対象児童数は、児童を養育している方の数です。
110
子ども医療費助成事業における経費と財源
(子ども家庭部 子育て支援課)
1 事業の概要
児童(乳幼児・義務教育就学児童)を養育している者に対し、児童に係る医療費
を助成することにより児童の保健の向上と健やかな育成を図り、子育ての支援に資
することを目的としています。足立区に住所があり医療保険に加入している出生か
ら中学校3年生(15歳に達した最初の3月31日まで)の児童の医療費のうち保
険診療の自己負担分(食事療養費を除く)を助成しました。(養育者の所得制限は
ありません。)
2 経費と財源
経
費
内
訳
財
源
内
訳
単位 平成19年度 平成20年度
1,978,865
2,733,114
事業費(子ども医療費助成事業)の総額
(A) 千円
平均年間人件費 (B)千円
52,785
52,261
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944) 人
5
5
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302) 人
1.5
1.5
(従事職員数:臨時職員) 人
4人*7ヶ月
4人*7ヶ月
総事業費 (C)=A+B 千円
2,031,650
2,785,375
財源総額
区
都
国
その他(返還金)
(D) 千円
千円
千円
千円
千円
対象児童一人にかかった経費 (E)=C/F 円
(対象児童数)(F) 人
円
(E)のうち区の支出額
区民一人あたりの支出額 (G)=C/区民人口
円
2,031,650
2,024,730
2,785,375
2,774,349
6,920
11,026
24,152
84,120
24,070
32,486
85,742
32,357
3,104
4,210
※ 対象児童数は、医療証交付している方の数です。
※ 平成19年10月診療分から現行制度の助成対象に拡大しました。
111
私立幼稚園等園児保護者負担軽減事業における経費と財源
(子ども家庭部 子育て支援課)
1 事業の概要
私立幼稚園等に通園する園児保護者の経済的負担を軽減するために、所得に応じて入
園料と保育料の一部を補助しています。
区民のみなさんが安心して子育てができるよう、また幼児期の教育が充実するよう応
援し、公・私立幼稚園の格差是正と幼児教育の振興を図ります。
2 経費と財源
経
費
内
訳
財
源
内
訳
単位 平成19年度 平成20年度
1,243,058
1,198,310
事業費(保護者負担軽減)の総額
(A)千円
平均年間人件費 (B)千円
7,091
7,155
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944) 人
0.80
0.80
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302) 人
0.00
0.00
(従事職員数:臨時職員) 人
総事業費 (C)=A+B 千円
1,250,149
1,205,465
財源総額 区
都
国(国庫補助金)
その他(返還金)
(D) 千円
千円
千円
千円
千円
1,250,149
885,905
364,244
0
0
1,205,465
858,184
347,039
0
242
支給対象者一人にかかった経費
(E)=C/F
(負担軽減対象幼稚園児数)(F)
(E)のうち区の支出額
(5月1日現在の区内私立幼稚園在籍者数) (H)
受給割合 (I)=F/H
円
人
円
人
%
125,504
9,961
88,937
10,022
99.39
123,650
9,749
88,028
9,746
100.03
区民一人あたりの支出額 円
1,910
1,822
(G)=C/区民人口
① 保護者負担軽減補助金(保育料等の関係で補助額が異なります。)
限度額
・生活保護・非課税・均等割 ……………月額12,900円
・所得割 34,500円以下(第1子)………月額11,200円
(第2子以降)…月額12,900円
・所得割183,000円以下 (第1子)………月額10,200円
(第2子以降)…月額12,300円
・所得割216,700円以下(第1子)………月額 9,100円
(第2子以降)…月額11,700円
・所得割216,701円以上……………………月額 3,500円
② 入園料補助金(入園料の金額と補助金額の低い額)
・生活保護・非課税………………………100,000円
・均等割…………………………………… 80,000円
・所得割183,000円以下 ………………… 60,000円
・所得割183,001円以上 ………………… 50,000円
112
健康増進事業における経費と財源
(衛生部健康推進課・各保健総合センター、区民部国民健康保険課・高齢医療年金課)
1 事業の概要
生活習慣病予防のための健康教育の推進及び各種健康診査の実施により、疾病の疑い
のある人、医療を要する人を早期に発見し、早期治療や生活習慣の改善を図ることで、
区民の健康維持と健康寿命の延伸を図っています(平成20年度の医療制度改革により、
健康診査の実施方法が変更され、従来の生活習慣病予防健診は特定健診等に改編されま
した)。
(1)健康教育事業(40歳∼64歳)
健康増進教室・禁煙支援・健康手帳の交付
(2)健康診査・保健指導(40歳以上)
特定健診・後期高齢者医療健診・詳細項目健診・生活保護受給者健診・健康増進
健診・特定保健指導
2 経費と財源
経
費
内
訳
単位 平成19年度 平成20年度
1,063,611
875,467
事業費(健康増進事業)の総額
(A)千円
平均年間人件費 (B)千円
136,666
138,857
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944) 人
12
14
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302) 人
3
2
(従事職員数:臨時職員) 人
1,069
664
総事業費 (C)=A+B 千円
1,200,277
1,014,324
※平成19年度の事業費(A)は、生活習慣病予防健診事業の総額です。
財
源
内
訳
財源総額
区
都
国
(D) 千円
その他(東京都後期高齢者医療広域連合からの健康診査委託料 等)
千円
千円
千円
千円
健診者一人にかかった経費 (E)=C/F 円
(健診者数)(F) 人
円
(E)のうち区の支出額
区民一人あたりの支出額 (G)=C/区民人口
113
円
1,200,277
760,021
208,407
231,849
0
1,014,324
671,283
104,489
104,292
134,260
13,917
86,243
8,813
11,285
89,880
7,469
1,834
1,533
集団回収支援事業における経費と財源
(環境部 計画課)
1 事業の概要
集団回収とは、利益を目的としない地域住民10世帯以上のグループ(団体)が、各
家庭から出る資源を自主的に日時や場所を決めて回収し、回収業者へ引き渡すリサイ
クル活動です。
回収実施団体の登録制度を設け、回収量に応じた報奨金(6円/㎏)の支給のほ
か、相談、作業補助用具等の貸出しを行っています。
【対象品目】新聞・雑誌・段ボール・紙パック・古布・スチール缶・アルミ缶・びん
【貸与物品】運搬台車・簡易型空缶プレス機・折りたたみ式コンテナ・雨よけシート・標識旗
2 経費と財源
経
費
内
訳
財
源
内
訳
単位 平成19年度 平成20年度
99,519
97,089
事業費(集団回収支援事業)の総額
(A) 千円
平均年間人件費 (B) 千円
9,729
8,944
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944) 人
1
1
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302) 人
0
0
(従事職員数:臨時職員) 人
1
0
総事業費 (C)=A+B 千円
109,248
106,033
財源総額
(D) 千円
千円
区
千円
都
千円
国
その他( ) 千円
109,248
109,248
0
0
0
106,033
106,033
0
0
0
集団回収参加者一人にかかった経費 (E)=C/F 円
(集団回収参加者数)(F) 人
円
(E)のうち区の支出額
383
285,191
383
367
288,718
367
167
160
区民一人あたりの支出額 (G)=C/区民人口 円
■集団回収参加者数算定方法
【平成19年度】
・世帯と人口(H20.4.1現在):308,040世帯、654,466人
・1世帯あたり平均人数:654,466/308,040=2.12人(小数点第3位四捨五入)
・集団回収実績:684団体、134,524世帯(団体登録申請時の世帯数)
・集団回収参加者数:134,524*2.12=285,191人(小数点以下切り上げ)
【平成20年度】
・世帯と人口(H21.4.1現在):313,939世帯、661,610人
・1世帯あたり平均人数:661,610/313,939=2.11人(小数点第3位四捨五入)
・集団回収実績:703団体、136,833世帯(団体登録申請時の世帯数)
・集団回収参加者数:136,833*2.11=288,718人(小数点以下切り上げ)
114
児童・生徒の就学援助事業における経費と財源
(学校教育部 学務課)
1 事業の概要
(1)経済的な理由により就学が困難な児童生徒に対し、その保護者へ経費の援助を
し、義務教育の円滑化を図っています。
(2)「就学が困難な児童生徒」とは、要保護者(生活保護受給世帯)及び準要保護
者(生活保護基準の1.1倍以内の所得世帯)の児童生徒をいいます。
[対象者及び援助費目]
① 要保護世帯の保護者/修学旅行費・校外活動費・卒業記念アルバム費・自然教
室費・医療費(学校病のみ)
② 準要保護世帯の保護者/学用品通学用品費・新入学児童生徒学用品費等・学校
給食費・修学旅行費・校外活動費・卒業記念アルバム費・自然教室費・体育実技
用具費・医療費(学校病のみ)・通学費(特別支援学級のみ)・夏季施設参加費
2 経費と財源
単位 平成19年度 平成20年度
千円
1,530,307
1,476,274
千円
45,100
45,380
人
5
5
人
0
0
(従事職員数:臨時職員) 人
3
3
総事業費 (C)=A+B 千円
1,575,407
1,521,654
事業費(要保護・準要保護)の総額
(A)
平均年間人件費 (B)
経
(従事職員数:常勤 H19 @8,864 H20 @8,944)
費
内
(従事職員数:非常勤 H19 @3,918 H20 @3,302)
訳
財
源
内
訳
財源総額 (D)
区
都
国(国庫補助金)
その他( )
千円
千円
千円
千円
千円
受給児童・生徒一人にかかった経費
(E)=C/F
(就学援助対象児童・生徒数)(F)
(E)のうち区の支出額
(5月1日現在区立小中学校児童・生徒数) (H)
受給割合 (I)=F/H
区民一人あたりの支出額 (G)=C/区民人口
115
1,575,407
1,569,287
0
6,120
0
1,521,654
1,515,866
0
5,788
0
円
人
円
人
%
83,377
18,895
83,053
46,894
40.29
83,028
18,327
82,712
46,941
39.04
円
2,407
2,300
Fly UP