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メガソーラー施設に係る主な土地利用上の許認可等手続について
平成 26 年 5 月 千葉県商工労働部産業振興課 メガソーラー施設に係る主な土地利用上の許認可等手続について ご相談の際に事業計画や事業場所の位置図、現況写真を必要とする許認可等があります。また、本紙はメガソーラー 施設に係る土地利用上のすべての許認可等手続を掲載しているわけではないので、詳細については冊子「新エネルギー等 施設の設置に関する手続き情報[許認可等手続情報] 」をご確認ください。 番号 1 2 □ □ [許認可等手続の名称] □ 窓口 土地に関する権利の移転または設定に係る契約 用地課 土地取引調査室 043−223−3289 【解説】 一団の土地であって、①市街化区域内は 2 千㎡以上、②市街化 《届出先》 区域以外の都市計画区域は 5 千㎡以上、③都市計画区域以外 各市町村 の区域は 1 万㎡(1ha)以上が対象となります。 主として建築物の建築を目的とする開発行為 [都市計画法] 都市計画区域における 開発行為の許可 市街化調整区域における 建築許可 対象となる主な行為 【解説】 太陽光発電設備(パネル・パワコン・受変電設備)は建築 基準法上の建築物ではありませんが、その付属施設が建築物 に該当する場合がありますので、設計等図書を持って事前に 建築確認を所管する窓口で確認ください。 地域開発審査班 (非線引都市計画区域) 043−223−3240 《申請先》 市町村 ※事前協議が必要 都市計画課 地域開発審査班 043−223−3240 形質変更時の届出 3,000 ㎡以上の土地の形質変更 [土壌汚染対策法第 4 条第 1 項]【解説】 □ 《申請先》 市町村 ※事前協議が必要 水質保全課 地質環境対策班 043−223−3812 自然保護課 国定公園・県立自然公園内の 工作物の設置 自然公園班 開発行為等の許可申請又は 土地の形状変更(工作物を設置するための土地の造成等) 043−223−2056 《申請・届出先》 届出 【解説】 [自然公園法・県立自然公園条例] 許可の可否は個別の判断となりますが、特別地域内での土地 の形状変更を伴う事業は許可されません。 □ 自然環境保全協定の締結 緑化協定の締結 [県自然環境保全条例] 5 1ha 以上の土地の形質変更等 【解説】 対象となる地域は、次のとおりです。 ・都市計画区域内の市街化調整区域 ・都市計画区域内の無指定区域 ・都市計画区域外 土地の現況によっては対象外となることもありますが、個別 の確認が必要ですので、事前に自然保護課と協議してください。 敷地面積が1ha 以上の工場等の新増設 【解説】 売電のみを目的とする施設は、原則として協定の対象外にな りますが、個別の確認が必要ですので、事前に自然保護課と 協議してください。 1 都市計画課 都市開発審査班 (市 街 化 区 域 ・ 市街化調整区域) 043−223−3245 形質変更する部分の面積の合計が 3,000 ㎡以上の場合は 《届出先》 届出が必要です。以下の点にご留意ください。 千葉・市川・船橋・ ・掘削及び盛土の面積の合計が 3,000 ㎡以上 松戸・柏・市原、 それ以外は水質 ・50cm 以上の掘削が 1 箇所でも存在する場合は届出対象 保全課 ・土地の形質の変更に着手する 30 日前までに届出 形質変更する土地に、汚染のおそれがあると判断された場合 は、調査・結果報告命令が出ることがあります。 4 ページ 番号 土地取引等に伴う届出 [国土利用計画法] 都 市 計画 区 域 以外の 区域における開発行為 の許可 3 冊子 概要 管轄土木事務所 管理課(又は管理 用地課) 自然保護課 自然環境企画室 043−223−2059 3 3 7 10 ・ 11 13 番号 6 □ 概要 [許認可等手続の名称] 林地開発行為の許可等 [森林法] 冊子 対象となる主な行為 □ 農地の転用等についての許可 又は届出 [農地法] ページ 番号 1ha 超の土地の形質変更 森林課 林地対策班 043−223−2955 【解説】 対象となる区域は地域森林計画の「対象民有林」となります。 《申請・届出先》 「対象民有林」の区域は、土地の位置や形状が特定できる 林地開発許可: 図面を持って、相談窓口に備え付ける「森林計画図」により 小規模林地開発届出: 北部林業事務所 確認ください。 区域に該当する場合、現状、立木竹が生育していなくても 森林管理課 手続きが必要となります。また、登記簿上の山林以外の地目 0475−82−3121 北部林業事務所 についても対象となる可能性があります。なお、土地の造成 印旛支所 等を行わずにパネルを設置する場合も「工作物又は施設の 043−483−1130 新築又は増築」として土地の形質変更に該当します。 中部林業事務所 0.3ha 以上 1.0ha 以下の土地の形質を変更する場合は知事 への「小規模林地開発行為の届出」が、1.0ha 以下の開発 で立木の伐採を伴う場合(小規模林地開発行為の届出を 行う場合を含む)は、市町村への「伐採及び伐採後の造林 の届出」が必要です。 7 窓口 15 森林管理課 0439−55−4970 南部林業事務所 森林管理課 04−7092−1318 伐採届出: 市町村 《申請先》 農地の転用又は転用のための権利移動 4ha 超: 【解説】 農地・農村振興課 事業計画地に農地が含まれる場合には、農地法の転用許可 農地調整室 (市街化区域内は届出)が必要です。農用地区域内農地、 043−223−2828 14 甲種農地及び第1種農地は原則不許可となります。 4ha 以下及び届出: また、農用地区域内農地の場合は、市町村で策定している 市町村農業委員会 農業振興地域整備計画の変更による農振除外等の手続を あらかじめ行った上で、農地転用手続を行う必要があります。 8 □ 埋蔵文化財発掘の届出 [文化財保護法] 周知の埋蔵文化財包蔵地における土木工事 市町村教育委員会 (埋蔵文化財担当) 【解説】 周知の埋蔵文化財包蔵地において、地下へ影響を及ぼす工事 が発生する場合、その 60 日前までに市町村教育委員会経由 で県教育委員会へ届け出てください。 なお、対象地が埋蔵文化財包蔵地であるか否かは、市町村 教育委員会窓口で確認してください。 22 ○事業区域内に土砂等を搬入する場合 9 □ 環境影響評価手続(環境アセス) 土砂等の埋立や盛土の事業 [県環境影響評価条例] 【解説】 自然公園等の区域内では埋立面積 10ha 以上、区域外では 40ha 以上の場合が対象となります。 10 □ 特定事業の許可 事業区域外の場所から発生し、又は採取された [県土砂等の埋立て等による 土砂等による埋立て等を行う事業 土壌の汚染及び災害の発生 【解説】 埋立て等を行う面積が 3,000 ㎡以上の場合が許可の対象と の防止に関する条例] 環境政策課 環境影響評価・ 指導班 043−223−4135 廃棄物指導課 残土対策班 043−223−2641 なります。 ただし、所在市町によっては独自の条例が適用される場合が ありますので、該当市町は冊子で確認してください。また、 埋立て等を行う面積が 3,000 ㎡未満であっても、各市町の 条例の対象となる場合があります。 新エネルギーは、エネルギーの分散確保や、環境負荷の低減に加え、地域の特性を踏まえた有効的 な活用をすることにより、地域経済の活性化にもつながると期待される一方、その設置工事などを めぐり、住民から苦情が出ていることも事実です。事業者の皆様におかれましては、関係法令の順 守はもちろん、周辺住民へも十分配慮するようお願いいたします。 http://www.pref.chiba.lg.jp/sanshin/new-enrgy/tetuzuki/cautions.html 8 24 ○規制区域等がある市町村(一覧) 冊子 近郊緑地 ページ 保全区域 番号 千葉市 銚子市 市川市 船橋市 風致地区 6 6 ○ ○ ○ ○ ○ 館山市 木更津市 松戸市 野田市 茂原市 景観計画 区域 7 ○ ○ ○ 国定公園 10 ○ 佐倉市 旭市 ○ 柏市 勝浦市 ○ ○ 市原市 流山市 八千代市 ○ 我孫子市 鴨川市 君津市 富津市 ○ ○ ○ 浦安市 四街道市 ○ 八街市 山武市 いすみ市 大網白里市 酒々井町 九十九里町 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 一宮町 睦沢町 長生村 白子町 長柄町 御宿町 鋸南町 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 18 地区 18 ○ ○ ○ ○ ○ 地すべり 宅地造成 等 工事 防止区域 規制区域 20 21 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 砂防 指定地 21 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 横芝光町 長南町 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 芝山町 大多喜町 ○ ○ ○ 栄町 東庄町 ○ ○ ○ ○ ○ 神崎町 多古町 ○ ○ ○ 富里市 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 特別緑地 生産緑地 保護区 保全地区 12 ○ ○ 白井市 南房総市 緑地 ○ ○ ○ 印西市 香取市 ○ ○ ○ 袖ケ浦市 匝瑳市 郷土 鳥獣 12 ○ ○ ○ ○ 東金市 習志野市 自然 11 ○ ○ ○ 成田市 鎌ケ谷市 自然公園 ○ ○ 環境保全地域 県立 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 用語説明 1.近郊緑地保全区域 保全区域内(緑地保全地域及び特別緑地保全地区を除く)において、建築物、工作物の建築等、土地の形質 の変更、木竹の伐採、水面の埋立などの行為を行おうとする場合に、行為の届出を要する。 http://www.pref.chiba.lg.jp/kouen/toshikeikaku/kinkouryokuti.html 2.風致地区 風致地区内において、建築物、工作物の建築等、土地の形質の変更、木竹の伐採、水面の埋立などの行為を 行おうとする場合に、行為の許可を要する。 http://www.pref.chiba.lg.jp/kouen/toshikeikaku/fuuchichiku/ 3.景観計画区域 景観計画区域内において、建築物の建築、工作物の建設、開発行為などの行為を行おうとする場合に、行為 の届出を要する。なお、届出対象行為は、各市で内容が異なるため、確認をする必要がある。 http://www.pref.chiba.lg.jp/kouen/keikanzukuri/keikanhou.html 4.鳥獣保護区 国指定鳥獣保護区特別保護地区及び県指定鳥獣保護区特別保護地区内で次の行為を行う場合は、それぞれ 環境大臣、都道府県知事の許可を受けなければならない(ただし、除外規定については個別に確認のこと)。 (1) 建築物その他の工作物を新築し、改築し、又は増築すること (2) 水面を埋め立て、又は干拓すること (3) 木竹を伐採すること http://www.pref.chiba.lg.jp/shizen/choujuu/hogoku/hogoku-gaiyou.html#content_top 5.特別緑地保全地区 特別緑地保全地区内において、建築物、工作物の建築等、土地の形質の変更、木竹の伐採、水面の埋立など の行為を行おうとする場合に、行為の許可を要する。 http://www.pref.chiba.lg.jp/kouen/toshikeikaku/tokubeturyokuti/tikuitiran.html 6.生産緑地地区 生産緑地地区においては、建築等の行為は市の許可を受けなければならないが、市は農業等に関係するもの に限り許可をすることができる。 http://www.pref.chiba.lg.jp/kouen/toshikeikaku/seisannryokuti.html 7.地すべり等防止区域 地すべり等防止区域内において以下の行為をしようとするものは、知事の許可を受けなければならない。 (1) 地下水を誘致し、又は停滞させる行為で地下水を増加させるもの、地下水の排水施設の機能を阻害する行 為その他地下水の排除を阻害する行為 (2) 地表水を放流し、又は停滞させる行為その他地表水のしん透を助長する行為 (3) のり切又は切土で政令で定めるもの (4) ため池、用排水路その他の地すべり防止施設以外の施設又は工作物で政令で定めるものの新築又は改良 (5) 上記のほか、地すべりの防止を阻害し、又は地すべりを助長し、若しくは誘発する行為で政令で定めるもの http://www.pref.chiba.lg.jp/cs-chiba/shisetsu/jisuberi.html#a02 8.宅地造成工事等規制区域 宅地造成工事規制区域内において行われる宅地造成に関する工事で、面積が500㎡を超える切土・盛土、高 さが2mを超える切土、高さが1mを超える盛土などを行う造成主は、当該工事に着手する前に知事の許可を受け る必要があり、許可の申請窓口は市町村となる。 https://www.pref.chiba.lg.jp/tokei/kaihatsukoui/takuchizousei.html 9.砂防指定地 砂防指定地において、次の行為をしようとする者は、知事の許可を受けなければならない。 (1) 竹木の伐採 (2) 土石、芝草その他の土地の産出物の採取 (3) 建築物、橋、電柱その他の工作物の新築、改築又は除却 (4) 地引きによる竹木の搬出 (5) 土地の開墾、盛土、掘削、切土又はのり切 (6) 家畜の放牧等 https://www.pref.chiba.lg.jp/kakan/sabou/shiteichi/