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CSRレポート 2016 - 株式会社 ジーシーシー

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CSRレポート 2016 - 株式会社 ジーシーシー
CSRレポート
2016
Corporate Social Responsibility Report
ヒト、情報、ふれあい
株式会社ジーシーシー
1トップメッセージ
1 トップメッセージ
私たちジーシーシーは、1965年(昭和40年)の創業以来、住民サービスに寄与する情報システム
を自治体の皆様に提供し、情報処理サービスを通じて地域貢献に努めて参りました。
また、弊社の企業理念の中には「地域社会に貢献できるオンリーワン企業を目指します」という理
念が掲げられています。
これを実現するためには、ステークホルダーの皆様の声に耳を傾け、協働に努め、公器として社会
的な責任を果たしていくことが大切であると考えます。
現在、私たちは、より良いCSRを実現するため、国際的な社会的責任のガイドラインであるISO26
000規格を活用し「組織統治」、「人権/労働慣行」、「環境」、「公正な事業慣行」、「お客様への
対応(消費者課題)」、「コミュニティへの参画およびコミュニティの発展」の観点から様々な活動に
取り組んでいます。
またおかげさまで、弊社は2015年(平成27年)に、創立50周年を迎えることができました。
半世紀という長きにわたり、お客様そして地域社会に支えていただいたことに心から感謝するととも
に、今後もより一層、社会に必要とされる企業となるべく、積極的にCSR活動に取り組んで参ります。
代表取締役社長 松下 弘明
All Rights Reserved, Copyright © 2016, GCC Inc.
2
1トップメッセージ

創立 50 周年について
創立 50 周年を記念して、特別にロゴを作成しました。また、記念パーティを実施し、多くの社
員が参加した大規模なイベントとなりました。
創立 50 周年記念ロゴ
記念ロゴに込めた想い

50 周年の祝いと、今後のより一層の発展に向けた姿
勢をリボンの流れで表現しています。

カラーリングには会社ロゴマークのメインカラーであり、且
つ信頼や伝統を表すブルーを採用しています。

ロゴ内のメッセージは、設立当初からの当社の志を忘
れず、これからも地方自治体、地域社会の未来のため
に貢献する意思を表しています。
All Rights Reserved, Copyright © 2016, GCC Inc.
3
2CONTENTS
2 CONTENTS
内容
1 トップメッセージ .....................................................................................................................2
2 CONTENTS ........................................................................................................................4
3 編集方針 ..............................................................................................................................6
4 CSR 活動目的 ......................................................................................................................6
5 CSR 活動方針 ......................................................................................................................7
6 CSR 活動報告 ......................................................................................................................7
6-1 組織統治 .......................................................................................................................7
6-1-1 CSR マネジメント ....................................................................................................7
6-1-2 事業継続計画(リスクマネジメント) ...........................................................................8
6-2 人権/労働慣行 ......................................................................................................... 10
6-2-1 人と環境に寄り添うオープン・オフィス ................................................................... 10
6-2-2 ワークライフバランスへの取り組みの実施 .............................................................. 12
6-2-3 働きやすい職場環境実現のためのその他のサポート ............................................ 12
6-2-4 衛生委員会による健康障がい防止と心身の健康の保持増進 ................................ 15
6-2-5 人材育成 ............................................................................................................. 16
6-3 環境............................................................................................................................ 17
6-3-1 太陽光発電の導入............................................................................................... 17
6-3-2 LED照明の導入.................................................................................................. 17
6-3-3 グリーンカーテンの導入 ....................................................................................... 18
6-3-4 CO2 削減に係る取り組みの実施 ........................................................................... 18
6-4 公正な事業慣行.......................................................................................................... 19
6-4-1 企業理念と行動指針 ............................................................................................ 19
6-4-2 公益通報制度 ...................................................................................................... 20
6-4-3 情報資産の保護および管理 ................................................................................. 20
6-4-4 強固な情報セキュリティ環境の構築 ...................................................................... 21
6-4-5 セキュリティの向上 ............................................................................................... 23
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4
2CONTENTS
6-5 お客様への対応 ......................................................................................................... 24
6-5-1 製品の品質向上 .................................................................................................. 24
6-5-2 お客様満足度の向上の推進 ................................................................................ 25
6-5-3 個人情報の保護 .................................................................................................. 25
6-6 コミュニティへの参画およびコミュニティの発展 ............................................................. 27
6-6-1 社会貢献活動の推進 ........................................................................................... 27
6-6-2 地域貢献活動の推進 ........................................................................................... 29
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5
3編集方針 4CSR 活動目的
3 編集方針
本レポートは、当社のCSR※1への取り組みに関する情報を開示し、より多くのステークホルダー
※2の皆様とのコミュニケーションを図るために作成・編集をしています。
レポート内容については、2015年度(2015年4月1日から2016年3月31日まで)の取り組みにつ
いて、ISO26000規格を活用し、その中核主題に沿ってご紹介しています。
なお、ISO26000規格は、認証を必要とする規格ではなく、CSR活動を定義するためのガイダン
ス文書(手引き)として位置づけられています。
※1:CSRとは
Corporate Social Responsibility の頭文字をとったもので、日本では「企業の社会的責任」と訳
されています。これは、企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に
責任をもち、あらゆるステークホルダーからの要求に対して適切な意思決定をすることを指し
ています。
※2:ステークホルダーとは
地域社会、行政機関、お客様、社員など、企業の利害関係者を指します。
4 CSR 活動目的
企業が持続的に発展していくためには、利益を追求しつつ、ステークホルダーの皆様のニーズに
応えていかなければなりません。
このことがCSR活動であり、社会に対して責任を果たし、社会とともに発展していくための活動です。
また、CSR活動には、事業活動において利益の確保などの「経済的側面」だけではなく、地球環
境に配慮する「環境的側面」、社員や地域社会と良好な関係を構築する「社会的側面」を考慮する
ことが求められています。
そのために、以下の目的を設定してCSR活動に取り組みます。
① 社員がやりがいを感じられる就業環境を実現し、社会貢献を通じて豊かな心を育む。
② 企業市民として活動することにより、当社ブランドを向上させ、会社の持続的な発展に寄
与する。
③ 法令遵守(コンプライアンス)により、企業市民としての責任を果たす。
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6
5CSR 活動方針 6CSR 活動報告
5 CSR 活動方針
ジーシーシーの社員は、企業活動そのものが社会的責任を果たすこと、すなわちこれが「CSR活
動方針」であることを自覚し、会社の持続的な発展を図るべく、当社の企業理念および行動指針に
基づいて、社会的責任を果たします。
(当社の企業理念および行動指針は、6-4.公正な事業慣行 P19 を参照。)
6 CSR 活動報告
CSR の取り組みにあたっては、「社会的責任の手引き」である ISO26000 規格を活用し、その中核主
題である「組織統治」、「人権/労働慣行」、「環境」、「公正な事業慣行」、「お客様への対応(消費
者課題)」、「コミュニティへの参画およびコミュニティの発展」の観点で、様々な活動に取り組んで
います。
6-1 組織統治
当社が、社会的責任を果たし、地域社会やお客様の事業に貢献し、さらに事業を継続していくた
めの取り組みを行っています。
6-1-1 CSR マネジメント
CSR活動を推進するために、事務局を総務部内に設置し、社内から委員を選出してCSR推進委
員会を定期的に開催しています。
CSR推進委員会では、活動方針の検討・決定を行い、活動内容を確認しています。
また、社員のCSR活動への意識を高めるために、CSR活動目的やCSR活動方針について、イン
トラネットなどを利用して周知しています。
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7
6CSR 活動報告
6-1-2 事業継続計画(リスクマネジメント)
企業価値を高め、事業を継続していくためにリスクマネ
ジメントの観点から、お客様の業務およびそれを支え
る当社業務の継続、さらに地域社会と協調した復旧活
動の実現のために「大規模震災時等における事業継
続計画」を作成し、社員の意識を高めています。また、
当社の事業の根幹である情報システムの保護と稼働
の中断防止の観点から、情報セキュリティマネジメント
システムにおいて、事業継続管理に関する規程を定
めて、全社および各部門で障害復旧に着目した事業
継続計画や障害復旧マニュアルを策定しています。
この計画やマニュアルを基に教育・訓練を実施し、業務遂行に支障が出ないようリスクマネジメント
のPDCAを回して対応しています。

安定した自家発電装置の導入
当社は、大規模震災時における停電等を想定し、自家発
電装置を導入しております。また、地下オイルタンクを設
置して、発電機用の燃料を十分に確保しているため、お
客様へのサービスの停止を招来することがないように備
えています。

社員の安否確認
当社は、大規模震災時等の社員の安否状況を確認する
ために、安否確認システムを利用しています。
本システムを用いて、社員の安否を確認し、出勤可否も
把握することで、迅速かつスムーズな復旧体制を整えるこ
とが可能です。
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8
6CSR 活動報告

消防訓練の実施
当社は、火災発生時を想定し、定期的に消防訓練を実施しています。
消防訓練では、自衛消防隊の指導のもと、消防署への通報や避難警報の放送、安全場所へ
の避難、消火器による初期消火などを体験し、社員が一丸となって訓練に取り組むことで地域
防災意識を高めています。

雪害対策マニュアルの策定
平成26年2月に関東甲信地方で観測史上1位の記録的
な大雪がありました。前橋は通常降雪の無い地域ですがこ
れを契機に、当社は雪害の発生時または雪害の予兆時に
おいて、速やかに有効な活動ができるように努めるため、
また雪による被害を最小限にとどめるため「雪害対策マニ
ュアル」を策定しました。これに基づき、復旧体制の整備を
図ると共に、積雪時に備えて除雪機を設置し速やかに対
処できる体制を整えています。
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6CSR 活動報告
6-2 人権/労働慣行
人権を尊重し、働きやすい職場環境実現を推進するために、様々な取り組みを行っています。
6-2-1 人と環境に寄り添うオープン・オフィス
本社エリアの天川ファクトリエは、働きやすい職場環境実現
を推進するために、「人と環境に寄り添うオープン・オフィス」
を設計コンセプトに、社内のつながりを促進させる仕掛けと
地球環境への配慮を取り入れて、一体感溢れるオフィスを
実現しています。

交流を促進するオフィス
執務スペースは、集中の場と交流の場を明確に分離するレイアウトを有しています。
従来型の交流の場である会議室の他に、開放的なコミュニケーションエリアを設け、アイデア
発想や組織を跨いだ偶発的なコラボレーションを誘発させる仕掛けを取り入れました。

コミュニケーションエリア
いつでも利用できるように、気軽で開放的なミーティ
ングエリアをワークスペースのすぐ横に配置しまし
た。

TV会議システム
遠距離の相手ともリアルで臨場感あふれるナチュラ
ルなコミュニケーションが行えるように、各拠点に TV
会議システムを導入しました。
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10
6CSR 活動報告

会議室
お客様を招いての説明会、または社内研修などに使用する多目的室や大会議室、グル
ープミーティング用の小会議室など活用シーンに合わせた会議室を設置しています。

休憩コーナー
執務から解放され、頭と体をリフレッシュさせる空間をつくり出しています。

グループ編成替えに柔軟に対応できるレイアウト
執務机は、どのようなレイアウトにも柔軟に対応できるユニバーサルプランを導入しています。
これは部門構成に依存せず、物を動かさず人が動い
てレイアウト変更するデスク利用方式です。そのため、
組織変更やグループ再編成時にも効率の良い移動が
可能です。また、「できるだけ多くの人が利用可能であ
るようなデザインにすること」をコンセプトの基本として
います。老若男女・障害有無・能力を問わずに利用す
ることができる設計を積極的に取り入れています。

バリアフリーに配慮したオフィス
オフィス内はバリアフリーとなっており、車いすのまま入館できます。
また、足の不自由な社員でもオフィス内を安心して利用できるよう
にエレベーターや専用のトイレを備えています。
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11
6CSR 活動報告
6-2-2 ワークライフバランスへの取り組みの実施
当社は、「裁量労働制度」と「フレックスタイム制度」を導入し、仕事と生活の調和を図りながら効率
的に働くことによってワークライフバランスの推進を行っています。

就業管理システムの導入
各社員の労働時間を即時に正しく確認するために、就業管理システムを導入しました。
本システムにより、自身の就業内容を振り返るほか、上司がグループメンバの就業内容を適正
化し、都度マネジメントすることができるように活用しています。

有給休暇取得の推進
健康管理とともに、趣味や家庭生活の充実を目的としたワークライフバランスの推進策として、3
ヶ月に2日以上、有給休暇を計画的に取得するように努めています。また、本年度から時間単
位年休を導入しました。時間単位年休は、1時間単位で取得できるため、通院や役所での手続
きなど幅広い場面で活用しています。
6-2-3 働きやすい職場環境実現のためのその他のサポート
上記のほかに、ワークライフバランス実現のサポートとして、以下の取り組みを行っています。

育児支援
仕事と育児の両立を支援するために、以下の各制度を設けています。

育児休業
育児休業は、生後満1年未満の子を養育する社員が、その子の満1歳の誕生日の前日
まで休業できます。2013年は3名、2014年は4名、2015年は3名がこの制度を利用し
ています。

育児短時間勤務
小学校3年生の年度末までの実子、または養子と同居し、養育する社員が、1日の所定
労働時間の50%~75%の時間で勤務できます。2013年は8名、2014年は7名、201
5年は9名がこの制度を利用しています。

子の看護休暇
小学校3年生の年度末までの子を養育する社員が、1年間につき5日(2 人以上の場合
は最大10日)まで、有給休暇とは別に、病気または怪我をした子の看護のために、休暇
を取ることができます。2015年は32名がこの制度を利用しています。
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12
6CSR 活動報告

介護支援
仕事と介護の両立を支援するために、以下の各制度を設けています。

介護休業
介護休業は、要介護状態にある家族を介護する社員が、通算93日まで休業できます。
2013年に2名がこの制度を利用しています。

介護短時間勤務
介護短時間勤務は、要介護状態にある家族を介護する社員が、通算93日まで1日の所
定労働時間の50%~75%の時間で勤務できます。

家族の介護休暇
家族の介護休暇は、要介護状態にある家族を介護する社員が、1年間につき5日(2 人
以上の場合は最大10日)まで、有給休暇とは別に、要介護状態にある家族の介護のた
めの休暇を取ることができます。2015年は5名がこの制度を利用しています。
また、介護に直面する社員は、企業において中核的な人材とし
て活躍している場合も少なくありません。仕事と介護を両立できる
職場環境の整備を図り、こうした人材の離職を防止することは、
企業の持続的な発展にとって重要な課題となっています。
厚生労働省では、仕事と介護を両立できる職場環境の整備に取
り組む企業に対して、シンボルマークである『トモニン』をホームペ
ージなどに掲載して取り組みをアピールすることを促すとともに、
「トモニン」を活用して、介護離職を未然に防ぐための取り組みを
[シンボルマーク_トモニン]
推進しています。

自己啓発奨励金制度
会社の業務に役立つ資格の取得を奨励するために、情
報処理技術者資格をはじめとした公的資格、ソフト会社
認定資格などを取得した社員に対して、報奨金を支給す
る制度を設けています。
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6CSR 活動報告

障がい者雇用
障がい者雇用促進法に基づき、障がい者の方に対して、資質・スキルに合わせた成長・活躍
の場を提供しています。

継続雇用制度の実現
高年齢者雇用安定法に基づき、高年齢社員の継続雇用を行い、活躍の場を提供しています。

ぐんま女性活躍大応援団
ぐんま女性活躍大応援団は、「女性が希望に応
じ持てる能力を発揮し、あらゆる分野において活
躍できる社会」の実現という趣旨に賛同した団体
から組織されたものです。当社もこの趣旨に賛同
し、女性の活躍を応援しています。

カフェテリア制度
本年度から新たに追加された制度です。本制度は、1 年間で利用することの出来る福利厚生
費の枠をポイント化して付与し、付与された範囲内で、所定の福利厚生メニューの中から、社
員が自由に選択します。業務上必要な衣類の購入、記念日等の食事代、書籍購入費など幅
広いメニューを選択できます。

「社内の届出Q&A」の掲載
住まいや家族などの情報に変更が生じた場合、
どのような手続きを行えばよいかをまとめた「こん
なときQ&A」をイントラネットに掲載し、社員に分
かりやすい情報提供をしています。
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6CSR 活動報告
6-2-4 衛生委員会による健康障がい防止と心身の健康の保持増進
衛生委員会は、産業医や有資格者である衛生管理者、各部門から選出された衛生委員会メンバ
ーにより構成され、社員の労働災害の防止や健康の維持・増進に関して、様々な問題の検討とそ
の対策を実施しています。
[主な検討内容]

作業環境(電気使用量、温湿度)

就業状況(定時外労働、有給休暇取得)

健康管理(産業医からの連絡、個別の健康相談) など
さらに、以下の健康管理への対策も行っています。

AED 装置の設置
AED 装置を天川ファクトリエおよび泉沢ファクトリエに設置し、万一の事態に備えています。
また、外部機関の専門家を講師とする救急救
命処置講習会を開催し、衛生委員の他、社員
も参加しました。
救急救命処置講習会では、AED装置の使用
法および心肺蘇生法による救急救命処置に
ついてのポイントや注意点について説明を受
けた後、人形を使って心肺蘇生の練習を行い
ました。このような救命処置訓練を受講することで、緊急時にAED装置を有効に活用できる
体制を整えています。

定期健康診断や生活習慣病予防健診
定期健康診断や生活習慣病予防健診を行い、衛生委員会で全社の傾向を報告し、所見に
ついての対策を検討しています。

インフルエンザ予防接種の実施
希望全社員を対象とするインフルエンザの予防接種を実施しました。
これは、全社員を対象とすることで、インフルエンザの集団発生を予防するとともに、家族間の
罹患防止を目的としています。
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6CSR 活動報告

ウェルリンク株式会社によるメンタルヘルスケア
イキイキと働ける職場をつくるためには、社員の体だけでなく、心
のケアも重要です。
当社では、ウェルリンク株式会社が提供するサービスを通じて、
社員や家族などの「心とからだの健康づくり」についての健康相
談を行っています。

[ウェルリンク社キャラクター_ココロン]
メンタルヘルス・マネジメント検定試験の受験支援
社内メンタルヘルス対策の一環として、就業管理者を対象とするメンタルヘルス・マネジメント
検定試験対策講習会を開催しました。講習会への参加、受験をとおして、職場で必要とされ
るメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を取得することができました。今後は、職場の
メンタルヘルスに関する問題の予防、解消に活用していきます。

まえばしウェルネス企業
前橋市では、社員や家族などの健康づくりに取り組む企業と力を
合わせて、働きざかり世代の健康づくりを推進する制度をはじめ
ました。
当社は、この「まえばしウェルネス企業」に登録し、前橋市と力を
合わせて社員や家族などの健康づくりに推進していきます。
6-2-5 人材育成

個々のキャリアに応じた充実の研修制度
当社では、立場や年齢・キャリアに応じた様々な研修を実施し、社員の能力向上を図っていま
す。近年では、社外講師を招き、新入社員研修、階層別研修(営業研修、新任課長代理研修
など)、年代別研修(キャリア研修など)を開催しました。さらに、社外機関主催の研修にも積極
的に参加することで、業務で必要な知識の取得を図り、能力向上に努めています。
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16
6CSR 活動報告
6-3 環境
本社エリアの天川ファクトリエは、本社機能、開発拠点、データセン
ターなどを擁するジーシーシーのコアエリアに開設されました。
当社は、環境省が推進する低炭素社会の実現に向けた気候変動
キャンペーン「Fun to Share」に参加しています。
これまでもグリーンカーテンや電気自動車の導入など様々な取り組
みを行ってきました。
さらに天川ファクトリエに設えた太陽光発電による CO2 排出削減量
は、年間約50tとなります。
これは、一般家庭の CO2 排出量を約10年分削減する値です。
6-3-1 太陽光発電の導入
平成25年6月に天川ファクトリエを竣工した際、広大な屋根一面を覆い尽くすように太陽光発電パ
ネルが設置されました。大震災以降、再生可能エネルギーの重要性が叫ばれていますが、地域貢
献を目的とする企業として当社も電力不足解消の一助を担うべく設置を決断しました。
屋根の傾斜部分に600枚の太陽光発電パネルを設置することで、平成27年の1年間で
約170,388kwhもの発電が行えました。
当社エントランスホールには、太陽光発電システムによりその時点での発電量や再生可能エネル
ギーの仕組みなどをディスプレイで紹介しています。
6-3-2 LED照明の導入
節電効果が高いと言われるLED照明を導入することにより、従来の
蛍光灯から電気料の半減を目指しています。
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17
6CSR 活動報告
6-3-3 グリーンカーテンの導入
開発拠点である泉沢ファクトリエでは、夏場の日差しを和らげ
るために、「グリーンカーテン」を導入し、オフィスでの節電と省
エネに取り組んでいます。
これにより、室内温度の上昇を抑えています。
6-3-4 CO2 削減に係る取り組みの実施

エコキャップ運動への取り組み
エコキャップ運動とは、ペットボトル
のキャップを集め再資源化すること
で「地球環境を改善し」、キャップ
の再資源化で得た売却益によ り
「国内外の子どもたちへのワクチン
寄贈ならびに貧困救済」および「被
災孤児等の救援」などを行う運動です。
当社が集めた現在までのキャップの累計個数は、218,450 個にのぼり、ワクチン 262.3 人分に
相当します。
それとともに、エコキャップをゴミとして焼却した場合、1662.5kgに相当する CO2 の発生を防げ
た結果となります。(2016年1月現在)

カーシェアリングの実施
イントラネットの「社有自動車予約システム」にて、事
前に社有自動車を予約することにより、部門間で共
有する社有自動車の予約状況を把握することがで
きるようになりました。これにより、カーシェアリングの
稼働率が 74.2%となり、「無駄な増車の抑止」や「余
剰車両の削減」などの効果をもたらしています。さら
に、年数の経過した燃費の悪い車をより低燃費なエコカーに随時入替えることで、燃費の節
約、CO2 削減に貢献するなど、環境にやさしい仕組みを積極的に取り入れています。
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18
6CSR 活動報告

電気自動車の導入
当社は、電気自動車を導入することで、CO2 の発生を抑制し、温暖化防止に積極的に取り組
んでいます。また最近では、超小型電気自動車※を導入し、近距離移動時に積極的に活用
しています。これにより、燃料費削減が実現しました。
※超小型電気自動車
自動車よりコンパクトで、地域の手軽な移動の足となる1人~2人乗り程度の車両
(エネルギー消費量は、通常の自動車に比べ1/6(電気自動車の1/2)程度)
[出典:国土交通省]

テレビ会議システムの導入
当社は、テレビ会議システムを導入し、これにより本社
と支社間での会議に関わる出張経費の削減が実現し
ました。
また、社有自動車での社員の移動に関わる CO2 排出
量の削減などの効果をもたらしています。
さらに、スピードを要求されるビジネスにおいて、電話
と違い、お互いの顔を見て会話をすることでより深いコミュニケーションを図っています。
6-4 公正な事業慣行
「公正な事業慣行」に求められている倫理的な行動に取り組むために、ステークホルダーの皆様に
対し「コンプライアンスの遵守」や「公正な事業活動」、「情報資産の保護および管理」を念頭に事
業活動を行っています。
この実践のために、企業理念と行動指針を定めて、様々な取り組みを行っています。
6-4-1 企業理念と行動指針
社員一人ひとりがコンプライアンスを意識し、公正な事業活動を行うためのガイドラインとして、【企
業理念】と【行動指針】を定めています。
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19
6CSR 活動報告


企業理念
1.
行政サービスの担い手として、人間力あふれる企業をめざします
2.
社会・生活・産業面のダイナミックな動きに柔軟かつ敏速に対応できる企業をめざします
3.
とびぬけた継続性・安定性のある情報インフラ構築をコア業務とします
4.
地域社会に貢献できる、オンリーワン企業をめざします
行動指針
1.
私たちは、お客様から1つでも多くの「ありがとう」をいただけるよう行動します
2.
私たちは、先端的な技術開発に果敢に挑み、その成果を仕事に反映するよう行動します
3.
私たちは、粘り強さや、大地をイメージさせる懐の深さ、いわば「土っぽさ」を発揮し、お客
様に親しまれるよう行動します
4.
私たちは、お客様の立場にたち、社員一人ひとりが積極的に考え、行動します
5.
私たちは、社員一人ひとりが、お客様に品位のある礼儀や行儀作法をもって信頼をかち
えるよう行動します
6.
私たちは、100年の変革と継続の企業ドラマを生み出せるよう一丸となって取り組みます
6-4-2 公益通報制度
公益通報者保護法に基づき、総務部内に公益通報窓口を設置しています。
社員が、法令違反やその他の不正行為に直面した場合に、自らの所属部署と氏名を明らかにした
上で、口頭や電話・電子メール・郵便などにより、公益通報窓口に通報することができます。
通報の秘密は厳守され、通報者は通報したことによる不利益を被ることがないよう保護されます。
6-4-3 情報資産の保護および管理
お客様や社内の情報を公正に保護および管理し、強固な情報セキュリティを確立するために、「IS
MS基本方針」および「情報セキュリティ基本方針」を定めています。これらの方針を全社的情報セ
キュリティ確保の礎とし、情報資産を保有する全部門において適用することで、適切な情報管理の
推進に努めています。

ISO/ISMS推進委員会および社内環境検討委員会の設置
各部門から委員を選定し、品質やセキュリティ、ハードウェア・ソフトウェアの環境に関して、
様々な問題の検討とその対策を実施しています。
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6CSR 活動報告

社内セキュリティ教育の実施
社内セキュリティ教育として、新入社員教育や部門
内教育、全社員が受講する e ラーニングによる教
育を実施し、セキュリティの重要性と技術・知識の
習得に努め、セキュリティ事故防止とセキュリティレ
ベル向上を目指しています。
6-4-4 強固な情報セキュリティ環境の構築
お客様や社内の情報資産を安全に管理するために、ハード面、ソフト面のセキュリティ対策を講じ
ています。

セキュアなデータセンター
情報資産を管理するために、入退管理装置や生体認証装置、防犯監視カメラ、耐震強度が
高く停電対策を施した建屋などを有しています。
また、入退時には、携帯電話およびカメラ、ビデオカメラ、ライターを含む燃焼機器、手荷物の
持ち込みを禁止しているほか、受付にて金属探知機による検査を実施しています。これにより、
さらに強固なセキュリティ体制を整えています。
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6CSR 活動報告
東日本大震災では、前橋市は震度5強の地震に見舞われましたが、建物・サーバともに異常
は認められず、継続してシステムを稼働することができました。
群馬県によると、県内に大きな被害を及ぼす可能性
がある活断層は右図の3つです。中でも前橋市に最
も大きな被害をもたらすと考えられている『関東平野
北西縁断層帯主部』が活動した場合、市内の大部
分で震度6弱の揺れが想定されています。
ただし、前述の活断層による今後30年以内の地震
発生確率は、ほぼ0~0.008%という調査結果が出
ており、前橋市は地震による被害を受けにくい地域
にあることが報告されています。
[群馬県内に大きな被害を及ぼす可能性がある活断層]
[出典:群馬県地震被害想定調査(平成24年6月)]

情報漏えい対策および不正アクセス対策
情報漏えいや不正アクセスを防ぐために、全社で各種セキュリティ対策を講じています。
セキュリティ対策を全社に適用する際には、技術部門が十分に検討、検証を行った上で、導
入を決定しています。また、万一セキュリティに係るインシデントを検知した際に、被害拡大を
防ぐための対策を検討・対応する組織内 CSIRT の構築を進めています。
そのほか、定期的な社員教育を行うほか、特に注意喚起すべきトピックについては随時、イン
トラネットで社員へ情報発信を行うなど、情報管理のコンプライアンス意識を高めています。
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22
6CSR 活動報告
6-4-5 セキュリティの向上

認証の取得とセキュリティ方針の策定
当社は、情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC27001)の認証を取得しておりま
す。この認証を維持するために、セキュリティ方針に基づき、毎年、全社および各部門で目標
を設定し、その達成状況を評価して、セキュリティの向上を図っています。

情報セキュリティマネジメントシステム(ISO/IEC27001)の認証取得
ISO/IEC27001は、情報資産の喪失、流出、改ざん、システム障害など
のリスクを低減し、情報の機密性、完全性、可用性を継続的に確保・維持す
るシステムの確立を目的とした、ISMSの国際規格です。2002年、全国で6
番目に取得しました。

JQA-IM0006
ISMS基本方針
当社が定める ISMS 基本方針は、以下のとおりです。
当社は、情報処理に関わる企業として最新の情報技術とノウハウにより、高品質な情報システ
ム、情報処理サービスをお客様に提供します。同時に、当社は現在の情報社会で厳しく要求
されている情報セキュリティについても、個人情報及び特定個人情報の保護において重大な
責務を負っていることを含め、その重要性を極めて高いものと位置づけます。
そこで当社は、充実した情報セキュリティを実現するマネジメントシステムを構築することによ
り、情報とその環境を保護して、企業活動における社会的責任を果たし、又当社の企業活動
の障害となる事象を引き起こさないようにします。
1.
当社が保護すべき情報は、お客様からお預かりした情報(特定個人情報を含む)、
プライバシー関連情報及び当社の事業遂行に関わる情報、設備、機器等とする。
そして、それらをセキュアな環境で保護するために最適なセキュリティ対策を講ず
る。
2.
当社は、情報セキュリティに関する法規を遵守し、お客様との間で交わしたセキュリ
ティ上の義務を全うする。
3.
セキュリティ対策を講ずるために、情報セキュリティマニュアルを始めとする情報セキ
ュリティマネジメントシステムを構築する。
4.
情報セキュリティマネジメントシステムは、これを実行し、チェックし、見直しをして、
改善することにより実効性を維持する。
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23
6CSR 活動報告
6-5 お客様への対応
お客様に製品やサービスをご提供する際の消費者課題としては、「公正なマーケティング慣行」、
「持続可能な消費」、「データおよびプライバシーの保護」、「製品とサービスへのアクセス」といった
様々な課題があります。当社では、製品事故の撲滅、お客様満足度の向上、お客様の情報保護
ために、「情報処理全般のソリューション」をご提供することでお客様の業務効率の向上に寄与でき
るよう取り組んでいます。
6-5-1 製品の品質向上

認証の取得と品質目標の策定
当社は、品質マネジメントシステム(ISO9001)の認証を取得しております。
この認証を維持するために、品質方針に基づき、毎年、全社および各部門で目標を設定し、
その達成状況を評価してお客様に提供するソリューションの品質の向上を図っています。

社内品質教育の実施
社内品質教育として、製品の品質とサービスに必要な教育を実施し、品質意識の向上と品質
に関する技術の向上に取り組んでいます。

品質方針
当社が定める品質方針は、以下のとおりです。
お客様のニーズと期待を満たすことをモットーとし、そのために高い品質の製品とサービスを
提供することにより、当社の事業を維持し発展する。上記を満たすため、品質マネジメントシ
ステムを構築し、以下の品質方針を立てる。
【品質方針】
お客様の満足を得られる品質の製品とサービスを提供する。
この品質方針を全うするために、毎年度「品質目標」を作成し、全社員が当社の品質マネジメ
ントシステムを理解、遵守して製品とサービスに反映して品質の保証ができるよう環境を維持
し、継続的改善に取り組む。
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24
6CSR 活動報告

品質マネジメントシステム(ISO9001)の認証取得
国際標準規格であるISO9001の認証を1999年に取得しました。ソフトウ
ェアの設計・開発から、受託計算サービス、保守運用まで、情報サービス
の全分野が認証範囲です。
JQA-QM3905

IT サービスマネジメントシステム(ISO/IEC20000)の認証取得
国際規格である ISO/IEC20000 の認証を2015年に取得しました。
ISO/IEC20000 とは、組織が顧客に提供する IT サービスの内容・リスクを
明確にし、ITサービスの継続的な管理・高い効率性・継続的な改善を実
現する制度です。登録組織、登録範囲は以下のとおりです。
登録組織
サービスプラットフォーム部門 データセンター
登録範囲
ホスティングサービスにおける監視サービスおよび運用保守サービス
ISO/IEC20000-1
JUSE-IT-019
6-5-2 お客様満足度の向上の推進
毎年、お客様満足度の高い製品をご提供することを目的として、お客様の声をお聞きするために、
「システム全般」や「SE・営業担当」、「問い合わせ・保守対応」の観点で「お客様アンケート調査」を
実施しています。
この調査結果を基に、問題点の分析や原因究明を行い、営業部門を中心にお客様へのフォロー
アップ活動を行っています。
アンケートのご意見のフォローアップを徹底し、さらなるお客様満足度の向上に努めていきます。
6-5-3 個人情報の保護

認証の取得と個人情報保護の取組み
当社は個人情報保護(プライバシーマーク)の認証を取得しております。
個人情報保護について、「個人情報保護方針」を定め、個人情報保護に関する社内規程およ
び管理体制を整備するとともに、教育を通じて社員の意識を高め、個人情報の適切な保護に
努めています。
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25
6CSR 活動報告

個人情報保護方針
当社が定める個人情報保護方針は、以下のとおりです。
当社は、個人情報及び特定個人情報の適正な取扱いの確保について組織として取り組
むため、個人情報保護方針を以下に定める。
1.
個人情報及び特定個人情報の利用目的を明確にし、その目的に必要な範囲内
において、公正かつ適正な方法で個人情報及び特定個人情報の取得、利用及
び提供を行う。
2.
個人情報及び特定個人情報に関する法令、国が定める指針その他の規範を遵
守する。
3.
個人情報及び特定個人情報への不正なアクセス、個人情報の紛失、破壊、改ざ
ん及び漏洩等に関して予防処置及び是正処置を講ずる。
4.
個人情報及び特定個人情報の取扱いに関する苦情及び相談等に対応するため
に、個人情報苦情相談窓口を設置し、適切かつ迅速に対応する。
5.
事業の内容及び規模を考慮した個人情報及び特定個人情報の保護に関する社
内規程(個人情報保護マネジメントシステム)を定め、全ての社員等に周知徹底
するとともに、個人情報保護マネジメントシステムを継続的に改善する。
※マイナンバー制度に対応するため、「特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドラ
イン(事業者編)」に基づき、上記方針を策定しました。

個人情報保護(プライバシーマーク)の認証取得
適切な個人情報保護措置を講じている民間事業者を認定して、
その旨を示すプライバシーマークの使用
を認めるというものです。1998年、全国
で9番目に取得しました。個人情報保護
レベルの維持・向上が認められ、2011 年
に表彰状をいただきました。
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6CSR 活動報告
6-6 コミュニティへの参画およびコミュニティの発展
「地方公共団体における行政事務の効率化と住民満足度の向上」という事業目的を揚げて設立さ
れた会社として、事業活動を通じて地域社会の発展に寄与するとともに、様々な活動に取り組んで
います。
6-6-1 社会貢献活動の推進

骨髄バンク普及映画を作る会への支援
骨髄バンク普及映画を作る会は、ドナー登録者数を増やし、移植
を希望する全ての患者さんに適合する骨髄ドナーが見つかるよう
にしたいという共通の想いを持った会員が全国より集まり、普及活
動をしています。
当社は、「映画で命を救う」というこの企画に賛同し、協賛しました。

オレンジリボン運動への協力
オレンジリボン運動は、児童虐待の起こらない社会を作っていこう
というメッセージを広く一般に伝えていき、一人でも多くの方々に
「児童虐待防止」に関心を持ってもらい、子供たちの笑顔を守るた
めに一人ひとりに何ができるのかを呼びかけていくことを目的とし
ている啓発活動です。
児童の健全な育成を目指し『私たちみんなの目で 子ども虐待の
ないぐんまへ』の活動に、当社も協賛しております。

献血への協力
当社は、30 年以上、群馬県赤十字血液センターによる献血事業に協力し、移動献血車の来社
時には、毎年 100 名を超える社員が業務の合間を利用し、善意ある献血を行いました。その貢
献が認められ、平成 24 年には、群馬県献血推進協議会長より、感謝状をいただきました。
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6CSR 活動報告

障がい者への就労支援
当社は、全社員約600人に呼びかけ、不要となった私物のパ
ソコンやプリンター、携帯電話、ゲーム機などの小型家電を集
めて、障がい者福祉事業所による組織として設立された『ぐん
ま基板ネットワーク』に寄付しています。
『ぐんま基板ネットワーク』では、障がい者福祉事業所と協働し、
小型家電から希少金属を取り出して換金することで、障がい者
の収入アップを図っています。
当社は、その理念に賛同し、障がい者への就労支援に積極的
に取り組んでいます。

寄付金機能付き自動販売機の設置
当社は、寄付金機能付き自動販売機を設置しました。
飲料水を購入すると1本につき5円が『すてっぷぐん
ま』の活動を通じて、犯罪被害者の支援に役立てら
れます。
『すてっぷぐんま』は、犯罪などの被害者およびその
家族に対して、精神的ケアを行うとともに、社会全体
の被害者支援意識の高揚を図ることにより、被害者に理解と配慮
をもって支援し、被害の回復や軽減に資することを目的とする支援
団体です。
当社は、その貢献が認められ、公益社団法人被害者支援センタ
ーすてっぷぐんま理事長より、感謝状をいただきました。

群馬県肢体不自由児協会への募金
「群馬県肢体不自由児協会」は障がいがある、なしに係わらず、誰もが地域の中で安心して暮
らしていける社会を目指すことを目的として活動する団体です。
当社は、手足の不自由な子どもたちを守り育み、また、地域の中での理解や支援を得られるよ
う、活動する趣旨に賛同し、支援しています。
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6CSR 活動報告

前橋市産業振興・社会貢献優良企業の表彰
当社は、不要となった小型家電を障がい
者福祉事業所に寄付するといった障がい
者への就労支援への取り組みや、社員や
家族など働きざかり世代の健康づくりを推
進する制度である、まえばしウェルネス企
業への登録といった取り組みを行ってきま
した。
これらの積極的な取り組みが、前橋市の地域経済活性化や産業振興に関わった優良企業と
して認められ、前橋市長より、表彰状をいただきました。
6-6-2 地域貢献活動の推進

地域・芸術活動の支援
当社は、法人会員およびパートナー協賛会社として、
以下の様々な団体の活動を支援しています。

・
前橋市国際交流協会
・
公益社団法人 前橋市シルバー人材センター
・
花と緑のぐんまづくり推進協議会
・
公益財団法人 群馬交響楽団
・
水と緑と詩のまち前橋文学館友の会
・
ザスパクサツ群馬(Jリーグ)
・
群馬クレインサンダーズ(BJリーグ)など
クラブ活動の支援
社員のスポーツ交流などのために、クラブ活動(野球部・ゴルフ部・ソ
フトボール部・テニス部・スキー&スノーボード部・軽音楽部)を支援し
ています。
中でもジーシーシー野球部は、平成 27 年に行われた第43回群馬県
クラブ人軟式野球大会にて優勝、また、第 3 回関東クラブ人軟式野球大会にて準優勝し、優
秀な成績をおさめました。
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6CSR 活動報告

インターンシップ活動の支援
当社は、インターンシップを実施し、業務における実作業に
体験していただきます。
その中で、社会や企業に対する理解を深めていただき、学
生の皆様に働くことの意味、自分自身の今後について考え
る機会として、活動を支援しています。

子ども参観日の開催
平成 27 年に新しい試みとして、子どもたちに親の働い
ている姿を見せるというイベントを実施しました。子ども
たちに職場に対する理解を深めてもらうとともに、ワー
クライフバランスの一環として、各々の社員が家庭と仕
事について、再認識することのできた取組みでした。
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