...

平成 25 年度

by user

on
Category: Documents
0

views

Report

Comments

Transcript

平成 25 年度
平成25年度
「運営に関する計画・自己評価(最終評価)」
大阪市立西野田幼稚園
運営に関する計画・自己評価(総括シート)
本園の教育目標
★元気な子ども(心と体を存分に動かす)
★考える子ども(自分の思いを表現し工夫し、創り出す)
★感じる子ども(自然に親しむ)
★仲よくする子ども (やさしく思いやりがあり、決まりや約束を守る)
を育てる
1 園運営の中期目標
現状と課題
平成 25 年度大阪市立幼稚園教育研究会・総合主題「豊かな人間性を培い、力強く生
きる力をはぐくむ」第1ブロック研究部・研究主題「~かかわる・つながる・育ち合う
~」に基づき、子どもたちが友達、先生、身近な大人などすべての周りの人とかかわり、
かかわることから生まれる行為、遊び、生活を通してつながり、子ども、友達、集団、
教師も保護者も育つことを目標に掲げている。本園では、154 名の園児が在籍している
が、意図的なかかわりをもたなければ様々な友達とかかわる機会が少ない面がある。そ
こで意図的な交流活動に取り組む環境をつくり、子どもたちの育ちを援助していく必要
があると考える。また、保護者により教育に関心をもってもらい、一緒に育てていくと
いう意識を高めることも課題である。地域の方とも連携することで、様々な人とかかわ
りながら、子どもたちの育ちをよりよいものにしていきたい。
中期目標
【視点 学力の向上】
○毎学期の子どもへの聞き取りやチェックリストで、幼稚園の遊びの交流活動「なかよし集
会(全園児の集会遊び)
」
「なかよしタイム(同年齢の交流遊び)」
「すくすくタイム(異年齢
の遊び)
」の取り組みが楽しかったという割合を毎年、70 パーセント以上にする。
(カリキュラム改革関連)
○保護者アンケートで、幼稚園の遊びや生活の中で、多様な人とかかわる機会が多くなった
という割合を、毎年、前年度より向上させる。
(カリキュラム改革関連)
○保護者アンケートで、人とかかわる力が、年度当初より高くなったという割合を、毎年、
前年度より向上させる。
(カリキュラム改革関連)
○教職員は、人とかかわる力の育成につながる遊びの環境や指導の工夫に努め、自己評価で
「目標通りに達成した」を毎年 80 パーセント以上にする。 (マネジメント改革関連)
【視点 道徳心・社会性の育成】
○保護者アンケートで、防災・安全教育の次の項目について「あてはまる・どちらかという
とあてはまる」という割合を、毎年、前年度より向上させる。
・お子さんは、防災・安全への関心をもつようになりましたか。
・保護者の方は、防災・安全教育について関心をもつようになりましたか。
(カリキュラム改革関連)
○保護者アンケートで、次の項目について「あてはまる・どちらかというとあてはまる」と
いう割合を、毎年、前年度より向上させる。
・お子さんは、幼稚園のきまりを守っていますか。
・あいさつをすすんでしていますか。
・幼稚園には、いろいろな思いの友達がいることを理解し、認め合おうとして
いますか。
(カリキュラム改革関連)
【視点 健康・体力の保持増進】
○保護者アンケートで、次の項目について「あてはまる・どちらかというとあてはまる」と
いう割合を、毎年、年度当初よりも増加させる。
・うがい・手洗いをすすんでしていますか。
・早寝・早起き・朝ごはんの習慣が身についてきましたか。
・体を動かす遊びが好きですか。
(カリキュラム改革関連)
2 中期目標の達成に向けた年度目標
【視点 学力の向上】
○毎学期の子どもへの聞き取りやチェックリストで、幼稚園の遊びの交流活動「なかよし集
会(全園児の集会遊び)
」
「なかよしタイム(同年齢の交流遊び)」
「すくすくタイム(異年齢
の遊び)
」の取り組みが楽しかったという割合を、3 月末には 70 パーセント以上にする。
(カリキュラム改革関連)
○本年度の保護者アンケートで、お子さんは、幼稚園で、様々な友達と出会い楽しく遊んで
いると思うという割合を、年度当初よりも向上させる。
(カリキュラム改革関連)
○本年度の保護者アンケートで、お子さんは様々な人とかかわる力があると思うという割合
を年度当初よりも向上させる。
(カリキュラム改革関連)
○教職員は、人とかかわる力の育成につながる遊びの環境や指導の工夫に努め、今年度の自
己評価において、達成度を 80 パーセント以上にする。
(マネジメント改革関連)
【視点 道徳心・社会性の育成】
○保護者アンケートで、防災・安全教育の次の項目について「あてはまる・どちらかという
とあてはまる」という割合を、年度当初よりも向上させる。
・お子さん自身は、火事や地震がおこったとき、どう行動すればよいか関心をもっていま
すか。
・安全に気をつけて登降園していますか。
(カリキュラム改革関連)
○今年度の保護者アンケートで、次の項目について「あてはまる・どちらかというとあては
まる」という割合を、年度当初よりも向上させる。
・お子さんは、幼稚園のきまりを守っていますか。
・あいさつをすすんでしていますか。
・幼稚園には、いろいろな思いの友達がいることを理解し、認め合おうとして
いますか。
(カリキュラム改革関連)
【視点 健康・体力の保持増進】
○今年度の保護者アンケートで、次の項目について「あてはまる・どちらかというとあては
まる」という割合を、年度当初よりも向上させる。
・うがい・手洗いをすすんでしていますか。
・早寝・早起き・朝ごはんの習慣が身についていますか。
・体を動かす遊びが好きですか。
(カリキュラム改革関連)
3 本年度の自己評価結果の総括
本年度の学校園運営計画を通して、具体的に目標設定をし、継続して取り組んでいった
ことで、教職員の連携を図ることができた。各項目ともに年間計画に基づいて実施するこ
運営に関する計画・自己評価(目標別シート)①
とができた。
【視点 学力の向上】子どもたちが様々な人とかかわる機会を多くしていく中で成長して
いく姿が見られた。子どもへの聞き取りや保護者アンケートからも、目標が達成できたと
言える。昨年度に比べ、保護者や地域の方とのかかわりを一層もてたことも大きな成果で
あったと考える。地域とのかかわりで、昨年度までの反省から交流のもち方を検討して進
められたこともよかった。
【視点 道徳心・社会性の育成】防災・安全教育において、引き続き保護者と連携して意
識を高めていきたい。人権教育は課題を決めて進めることで、友達を大切にしようとする
気持ちが育った。
【視点 健康・体力の保持増進】生活習慣として、引き続き取り組んでいく必要がある。
運動能力の低下が問題視されている現状の中、本園の子どもたちは体を動かすことを楽し
んでいることがわかった。
上記のような取り組みや教育内容を幼稚園から発信する機会をより多くもった。
今後、計画実行を円滑に行い、教職員の連携を深めるために、事前事後の協議と共に、
実施表の作成やボードの利用など工夫をしていきたい。また、計画的に継続して取り組ん
でいくことがどの取り組みにおいても大切であるので、反省を活かして引き続き取り組ん
でいきたい。
運営に関する計画・自己評価(目標別シート)①
評価基準A:目標を上回って達成した
B:目標どおりに達成した
C:取り組んだが、目標を達成できなかった
D:ほとんど取り組めず目標も達成できなかった
達成
年度目標
状況
【視点 学力の向上】
○毎学期の子どもへの聞き取りやチェックリストで、幼稚園の遊びの交流活動「なか
よし集会(全園児の集会遊び)」
「なかよしタイム(同年齢の交流遊び)」「すくすくタ
イム(異年齢の遊び)
」の取り組みが楽しかったという割合を、3 月末には 70 パーセン
ト以上にする。
(カリキュラム改革関連)
○本年度の保護者アンケートで、お子さんは、幼稚園で、様々な友達と出会い楽しく
遊んでいると思うという割合を、年度当初よりも向上させる。
B
(カリキュラム改革関連)
○本年度の保護者アンケートで、お子さんは様々な人とかかわる力があると思うとい
う割合を年度当初よりも向上させる。
(カリキュラム改革関連)
○教職員は、人とかかわる力の育成につながる遊びの環境や指導の工夫に努め、今年
度の自己評価において、達成度を 80 パーセント以上にする。
(マネジメント改革関連)
年度目標の達成に向けた取組内容、取り組みの進捗状況を図る指標
達成
状況
取組内容①【人間関係】
交流活動「なかよし集会」「なかよしタイム」「すくすくタイム」の年間計画を立て
B
るとともに、子どもの発達や興味・関心に合わせて、活動内容の充実を図り実施する。
指標 交流活動について、年間計画通りに実施する。
取組内容②【人間関係】
「なかよし集会」「なかよしタイム」「すくすくタイム」の活動や、子どもたちの育
ちを、保護者会、PTA 総会、西野田通信を通して保護者に知らせる。
指標 担任は、毎月末の降園時の保護者会で、活動内容や育ちを知らせる。
園長は、PTA総会・毎月 1 回以上の西野田通信の中で活動の内容や育ちを知
らせる。
A
取組内容③【地域との連携の推進】
地域との交流活動(盆踊り・夏祭・公園清掃)の事前事後の指導の計画を立て、実
A
施する。
指標 盆踊りの指導 2 回、夏祭りの交流 2 回、毎学期一回以上の公園清掃を実施する。
取組内容④【子育て支援事業との連携】
3 歳児子育て支援事業「わくわくランド」未就園児子育て支援事業「おひさま広場」
A
の年間計画を立て実施する。
指標 「わくわくランド」を月 8 回以上、「おひさま広場」を月 1 回実施する。
取組内容⑤【保育研究を伴う園内研修の充実】
一人1回以上研究保育を実施し、指導力の向上に取り組む。
A
指標 園内研究保育7回、公開保育1回以上実施する。
取組内容⑥【研修の充実】
人とかかわる力を深める教材研究を実践する。なかよし遊び・伝承遊び・体操・ゲ
B
ーム遊びなど
指標 月1回以上、教材研究会を実施する。
年度目標の達成状況やと取組の進捗状況の結果と分析
取組内容①
・今年度は様々な人とのかかわりをもてるように、保育室の配置を変えた。特に異年齢のかか
わりが少なかったことから、意図的に年少児と年長児が隣同士の保育室となるように配置し、
ペアクラスとして年間通じてかかわりをもつようにした。
・
「なかよし集会」
「なかよしタイム」
「すくすくタイム」は、年間計画を立て、子どもの発達や
興味・関心に合わせて活動内容を検討し、実施した。
年度当初は、年長児が年少児の世話をするなどのかかわりをもち、一緒に遊ぶ機会をたくさ
んもった。
1・2学期は「なかよしタイム」を中心に取り組み、運動会や作品展など大きな行事では学
年のねらいを共通化していった。
3学期は異年齢の相互の学びを深めるねらいをもち、「すくすくタイム」の充実を図った。
同年齢・異年齢の様々な友達とのかかわりを年間を通して楽しんだ。
・それぞれの取り組みが楽しかったかという子どもへの聞き取りにおいて、1学期末「すくす
くタイム」では「あまり楽しくない」という回答もあった。これは活動の中で自分の思いが
通らない経験があったことが要因と思われる。3学期の聞き取り(H26,02,26・27 実施 144
名)では、
「とても楽しかった」
「楽しかった」という割合が、どの活動も 80 パーセントを
超えた。特に「すくすくタイム」は 97 パーセントであった。これは、意図的な様々な人と
のかかわりをもつ機会を深める中で、お互いに葛藤を乗り越え、自分の気持ちを調整しなが
ら遊ぼうとする気持ちが育ったと思われる。
取組内容②
・担任は、日々の降園時、月末の保育室降園時、行事前のお知らせの中で、活動内容や子ども
の育ちを知らせた。しかし職員間の共通理解が十分でないこともあり、伝え方についてより
検討が必要である。
・園長は、PTA総会や各種の行事において活動内容や子どもの育ちについて知らせ、毎月1
回以上の西野田通信(全15号)を配布し、教育活動について理解してもらう機会をもった。
取組内容③
・6/18 盆踊りの指導を地域女性会の方に行っていただいた。事前に職員に対しての指導も行っ
ていただいたことで、連携して子どもに指導することができた。
・江成公園の清掃を、毎学期1回以上実施し、地域の方や保護者とも連携して行うことができ
た。
1学期
6/13(年長児)
2学期
9/20(全園児 地域の敬老会“和老会”の方と一緒に行う)
10/21(全園児 大阪マラソンクリーンUP作戦に参加する)
3学期
1/20(らん・まつ組の園児と保護者) 2/17(ふじ・さくら組の園児と保護者)
3/17(ばら・きく組の園児と保護者)
取組内容④
・
「わくわくランド」は、56 名の参加で月8回以上計画通り実施した。
・
「おひさま広場」は、月1回計画通り実施し、平均 30 名以上の参加があった。
(5/27、6/24、7/22、9/24、10/12、11/25、12/16、1/27、2/24、3/17)
取組内容⑤
・研究保育を計画的に実施し、指導について学び合った。事前に保育案について園長から指導
を受け、事後は反省会を通して意見交換し合い、指導力の向上に取り組むことができた。
5/16(全クラス) なかよしタイム・すくすくタイムで遊ぶ
~かかわる・つながる・育ち合う~
5/22(大阪市立幼稚園教育研究会1ブロック)かかわる・つながる・育ち合う
6/20(ばら組)
絵の具で絵を描く
9/17(まつ組)
運動会に向けたリズム表現
10/31(らん組)
絵の具で絵を描く
11/18(さくら組) こどもてんらんかいに向けた製作
12/10(きく組)
1/16(ふじ組)
クリスマス製作
劇遊びの取り組み
2/18(保健指導) 早寝の大切さを伝える「くじら列車に乗ろう」
取組内容⑥
・教材研究会を計画し、実施した。
(抜粋)
9/24
製作材料(モール)
10/17
絵本の見方「はじめてのおつかい」
10/30
画材について(絵の具)
12/16
合奏の方法
3/17・18・19 ふれあい遊び
次年度への改善点
・
「なかよし集会」
「なかよしタイム」
「すくすくタイム」の取り組みについて、学期ごとに計画
を立てて話し合い、ねらいの共通理解を一層深めたい。また、教育課程に欄を設け、位置付
け計画的に実施する。また、活動内容をつなげていくことで、より取り組みを深めていく。
・保護者へ知らせる内容について教職員間で共通理解を図り、子どもの成長が明確に知らせら
れるように、伝える内容や方法を検討する。
・地域との交流活動、公園清掃など年間を通して計画的に実施する。
・引き続き「わくわくランド」
「おひさま広場」の年間計画を立て、実施する。
・研究保育、教材研究会を、今後も教職員の指導力の向上を目指し実施していく。
運営に関する計画・自己評価(目標別シート)②
評価基準A:目標を上回って達成した
B:目標どおりに達成した
C:取り組んだが、目標を達成できなかった
D:ほとんど取り組めず目標も達成できなかった
達成
年度目標
状況
【視点 道徳心・社会性の育成】
○保護者アンケートで、防災・安全教育の次の項目について「あてはまる・どちらか
というとあてはまる」という割合を、年度当初よりも向上させる。
・お子さん自身は、火事や地震がおこったとき、どう行動すればよいか関心をもっ
ていますか。
・安全に気をつけて登降園していますか。
(カリキュラム改革関連)
○今年度の保護者アンケートで、次の項目について「あてはまる・どちらかというと
A
あてはまる」という割合を、年度当初よりも向上させる。
・お子さんは、幼稚園のきまりを守っていますか。
・あいさつをすすんでしていますか。
・幼稚園には、いろいろな思いの友達がいることを理解し、認め合おうとして
いますか。
(カリキュラム改革関連)
年度目標の達成に向けた取組内容、取り組みの進捗状況を図る指標
取組内容①【安全教育の推進】
園内の安全生活についての指導の年間計画を立てて実施する。
達成
状況
B
指標 年間計画の通りに実施する。
取組内容②【防災・安全教育の推進】
保護者も参加する防災・安全指導を実施し、事後アンケートを取り防災意識を高め
B
る。
指標 交通安全指導2回、生活安全指導 1 回、避難訓練の参観 1 回を実施する。
取組内容③【安全対策・救急対応】
近隣幼稚園と合同研究会を実施し、安全・防災意識と危機対応力を高める。
A
指標 福島消防署と連携して幼児防災教育の研修会を年 2 回、実施する。
取組内容④【道徳教育の推進】
登降園時を中心に「あいさつ運動」を実施し、保護者も子どもも元気にあいさつが
できるようにする。
指標 あいさつ週間を学期に 1 回もつ。
B
取組内容⑤【道徳教育の推進】
人権教育啓発推進計画において、教材を選定し指導を行う。
A
指標 選定した人権教育教材を基に各クラスで指導の機会を学期に 1 回以上もつ。
年度目標の達成状況やと取組の進捗状況の結果と分析
取組内容①
・子どもたちが安全に園生活を過ごせるように年間計画に基づいて各月の指導の重点を教職員
間で共通理解して実施した。
取組内容②
・福島警察署と連携して生活安全指導(交通安全、防犯)福島消防署と連携して(防災)を実
施した。定期的に実施することで改めて防犯、防災に気付くことができた。
・6月ふれあい交通安全指導、11月福島警察による交通安全指導、1月津波時の避難訓練、
2月大阪府警本部、福島警察による防犯指導を実施した。
取組内容③
・福島区幼児防災コミュニティ防災講習会に参加し、区内の幼稚園関係者と共に研修を行った。
・3月福島消防署主催の消防フェスタに自由参加。区民センターで子どもと保護者が防災意識
を高めた。また、近隣幼稚園・保育所の同年齢の友だちと一緒に防災について関心をもつこ
とができた。
取組内容④
・学期に1回(1週間)実施する。
「おはよう」
「こんにちは」
「さようなら」
「こんばんは」
「あ
りがとう」
「ごめんなさい」などの挨拶がたくさんあることに気付き自発的に声がかけられ
るようにした。
取組内容⑤
・選定した教材で指導を行い、事後に教職員で協議をし人権意識の向上がはかれた。今年度の
人権教育の絵本「スイミー」
「あやちゃんのうまれたひ」
「となりのたぬき」
「さっちゃんの
まほうのて」
「さきちゃんのめがね」
次年度への改善点
・遊具の使い方については以下の課題がある。すべり台・スケーターはテラスで乗らない。ボ
ールは裏庭で遊ぶ。トランポリンはテラスの近くで使わない。池に砂を入れない。砂場の砂
は出さない。園庭に穴を掘らないなど。
・防犯安全指導後にアンケートを配布し、保護者への啓発をはかる。保護者が防犯、防災指導
の参加が低い。保護者も参加しやすい形態を工夫する。
・防災活動時、津波避難に伴い連絡カードやボード、引き渡しカードなども作成して子どもを
安全に保護者に引き渡しができるように教職員で共通理解をもつ。
・あいさつ週間には、園全体にポスターを掲示して、保護者にもあいさつをすることの大切さ
の意識を高める。3学期末に集めた標語を用いて次年度のあいさつの指導に生かしたい。
・友だちとかかわる中で、互いの思いの違いからいざこざや葛藤が起こる姿を受け止め、その
都度指導するとともに、クラスや園全体での指導も行い一層の問題解決に努めていきたい。
運営に関する計画・自己評価(目標別シート)③
評価基準A:目標を上回って達成した
B:目標どおりに達成した
C:取り組んだが、目標を達成できなかった
D:ほとんど取り組めず目標も達成できなかった
達成
年度目標
状況
【視点 健康・体力の保持増進】
○今年度の保護者アンケートで、次の項目について「あてはまる・どちらかという
とあてはまる」という割合を、年度当初よりも向上させる。
A
・うがい・手洗いをきちんとしていますか。
・早寝・早起き・朝ごはんの習慣が身についてきましたか。
・体を動かす遊びが好きになりましたか。
(カリキュラム改革関連)
年度目標の達成に向けた取組内容、取り組みの進捗状況を図る指標
取組内容①【健康な生活習慣】
手洗い・うがいの習慣を身につけることを重点に指導にあたる。
達成
状況
A
指標 手洗い・うがいの保健指導の実施を学期に 2 回、強化週間の実施を毎学期 1 回
実施する。
取組内容②【健康な生活習慣】
早寝・早起き・朝ごはんの生活習慣を身につくよう指導をする。
A
指標 早寝・早起き・朝ごはんの保健指導を毎学期 1 回実施する。
生活カレンダーを長期休業に配布・実施する。
取組内容③【体力向上への支援】
指導計画をもとに、体を動かす遊びを週案に位置づけ記入し、実践する。
A
指標 チェックリストを作成し、一人一人の子どもの体力を学期に 1 回以上測り指導
に役立てる。
取組内容④【健康な生活習慣】
保健指導や、病気やけがの防止について啓発活動、子どもの体力向上についての啓
発を行う。
指標 「ほけんだより」を毎月 1 回、「ほけんだより
特別号」を年 3 回発行する。
A
年度目標の達成状況やと取組の進捗状況の結果と分析
取組内容①
・1 学期、2 学期と計画的に発育測定・体重測定時に手洗い・うがいの保健指導を実施した。
また担任もクラスの実態に応じて手洗いの仕方や手洗い場の使い方を繰り返し指導して
いる。
10 月 17 日には外部講師による手洗い指導を実施した。ブラックライトを用いてしたため、
手洗いに興味を持つことができた。
・てあらいうがいがんばろう週間:6 月 17 日~21 日
10 月 21 日~25 日 2 月 17 日~21 日
集会の際に子ども達に声かけを行い、意識づけ、各クラスでも継続して声かけを続けた。
歌にのせて丁寧な手洗い方法を身につけている。手洗いカレンダーを発行し、その後保護
者からコメントを載せた「ほけんだより特別号」を作成し、保護者への啓発も行った。
・手洗い場の環境を整えるため、定期的な掃除を心掛けている。
取組内容②
・1 学期、早寝・早起き・朝ごはんの保健指導を、保護者に対して実施を行した。長期休業
前に指導を聞いて気が引き締まったなどの意見をもらうことができた。
・長期休みの生活カレンダーは「げんきににっこりかれんだー」を配布し、
「はやね、はや
おき、あさごはん」などの中から自分で目標を決め、達成状況を色ぬりで確認するという
形式にした。
・2 学期、全園児を対象にスライド教材を用いて早寝・早起き・朝ごはんの大切さについて
話をした。冬休みの生活を考えることをねらいとして、生活カレンダーについても説明を
行った。
・3 学期、各クラス個別に、早寝・早起きの意義・大切さを伝えるために「くじられっしゃ
にのろう」という題で保健指導を実施し、降園時には保護者に対しても保健指導の振り返
りを行った。翌日に子どもたちの話を聞きとると、早起きに意欲的に取り組めていた。
・3 学期に始めた全クラスでのマラソンごっこは、9 時登園を意識するよい機会となった。
遅刻する子どもも減り、生活習慣を整えるきっかけになったと思われる。
取組内容③
・1 学期、子ども一人ひとりの実態把握のため、外で体を動かす遊びについて記録した。そ
こから、個人・クラスの体を動かす遊びの現状と課題を探った。
・2学期は 1 学期の課題を受け、体を動かす遊びを取り入れた具体的な目標をクラスごとに
定め、目標を達成するための遊びを計画的に、継続して行った。各クラスでそれぞれの目
標が達成された。
・3学期は、園全体で朝のマラソンごっこを実施した。毎朝実施していくうちに「走ること
が楽しくなってきた」
「走ったら気持ちいい」という子どもの声が聞かれ、体を動かす遊
びに親しんでいる姿が見られた。
・年度末に、
「体を動かす遊びは好きか」という質問シートを作成し子どもたちに実施した。
子どもたちの 91%が「体を動かす遊びが好き」と答えた。
取組内容④
・ほけんだよりによって、各月の保健事項について保護者に啓発を行っている。また「から
だを使って外で遊ぼう」の見出しを毎月設け、外遊びの大切さや注意点、遊びの紹介など
を掲載している。
5 月:外遊びの大切さ 6 月:子どもたちの遊び(サーキット遊び) 7 月:夏の遊びの
注意点 夏休み:特別号(熱中症・オニごっこ) 10 月:秋におすすめの遊び 11 月:
なわとび遊び
12 月:フープ遊び 冬休み:お正月の遊び
1 月:お正月の遊び 2 月:マラソンごっこ
について 3 月:外遊びの紹介 特別号:外遊びの取り組みの振り返り など
次年度への改善点
・手洗い、うがいの集団指導や「てあらいうがいがんばろう週間」は、計画に基づき実施
できたので継続して行っていく。個別に支援のいる子どもにも継続して声かけや個別指
導を行っていく。
・感染症予防の観点も踏まえ、手洗い場の環境を整え、記録に残していく。
・
「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さを保護者と子どもに周知徹底していく。
9 時までに登園することを次年度も定着させるため声かけを増やし、集会などを行い子ど
もたちが進んで登園したいと思える取り組みをしたい。
・ボールを使った遊びは裏庭を活用している。裏庭の安全な使い方のために、渡り廊下を
作ったり、遊具の置き場所を改善したりして、活用方法を見直し、体を動かす遊びがよ
り充実したものになるように努めていく。
・継続して、ほけんだよりによって保健指導、病気やけがの防止について啓発を行う。子
どもの様子を載せることで、保護者がより興味をもつような内容にしていきたい。
Fly UP