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SAP BusinessObjects XI

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SAP BusinessObjects XI
SAP BusinessObjects XI 3.1
すべての情報、
すべての人を、
1つのプラットフォームに統合
SAP® BusinessObjects™ XI 3.1の新機能
SAP BusinessObjects XI の新機能
広範なデータアクセス、
高いユーザビリティー、
強化された柔軟性
SAP® BusinessObjects™ XI 3.1 ソリューショ SAP BusinessObjects XI 3.1 を活用すると、
構造化 / 非構造化データを
ンは、SAP が提供するビジネスインテリジェンス
問わず、
あらゆる企業情報に自由にアクセスし、1 つの統合されたビューを
(BI)
ソフトウェアの最新メジャーリリースです。
より正確な情報に基づく意思決定を実施できるようになります。
SAP BusinessObjects XI は、BI 機能を包括 使用して、
的に提供し、
レポート / クエリー / 分析から、
ダッ
シュボード / ビジュアル化、直感的な情報検出 /
高度な予測分析、
データ品質管理、抽出 / 変換 /
企業の戦略的な BI イニシアチブや、
チームとビジネスネットワーク間の
連携強化に必要なあらゆる BI ツールが、高い柔軟性を備えた、単一の
ロード (ETL)
まで幅広く対応します。
統合 BI プラットフォームから提供されます。
SAP BusinessObjects XI 3.1 の特長を以下
このドキュメントでは、SAP BusinessObjects
• データアクセスとサポート対象のプラット
活用について詳しく解説します。
• ネイティブ 64 ビットアーキテクチャー
• 情報検出 / 配信ソリューション
• コンテンツライフサイクル管理
• プラットフォーム管理
に示します。
• 異種混在環境に最適な BI プラットフォーム
により、信頼性の高い包括的なビューを通じ
てあらゆる情報資産を把握できます。
• アナリスト / ビジネスユーザー向けの操作性
XI 3.1 の新機能とともに、以下の製品分野での
• Microsoft ソフトウェアの IT 環境との統合
• Oracle エンタープライズアプリケーションと
フォーム
の統合
を強化。各ユーザーは自由に情報にアクセス
し、適切な情報に基づき迅速に意思決定を下
ビジネスインテリジェンスプラットフォーム
せるようになります。
• BI の導入を柔軟に実施できるため、IT 部門は
より多くの社内ユーザーに対して BI アプリケー
情報検出 / 配信
ションを提供 / 管理できるようになります。
クエリー、
レポート、分析
レポート
分析
ダッシュボード
検索
高度な分析機能
情報配信
予測
情報管理
データ統合
データ品質管理
ビジネスアプリケーション /
構造化データ
図 1:SAP BusinessObjects XI 3.1 の機能
2
メタデータ管理
非構造化データ
マスターデータ管理
データマート
ソリューション
クラウドデータ
あらゆる IT 環境に対応する
最先端の BI プラットフォーム
Microsoft および Oracle のソフトウェアをサポート
Microsoft ソフトウェアの
IT 環境との統合
Microsoft 社は先頃、同社のテクノロジープラッ
トフォームを構成するコンポーネントを多数更
新しました。Microsoft Windows Server
2008 、Microsof t SQL Ser ver 2008 、
Internet Information Services 7 . 0( IIS
7.0)、Microsoft Visual Studio 2008 がこれ
に該当します。SAP BusinessObjects XI 3.1
は、これらテクノロジープラットフォームの最新
リリースをすべてサポートするとともに、SAP
BusinessObjects Web Intelligence® ソフト
ウェア、SAP BusinessObjects Desktop
Intelligence™ ソフトウェア、BI ポータルの
Microsoft .NET Framework ネイティブサ
ポートを実現しています。BI ポータルに関して
は、Microsoft .NET Framework 3.0 と 3.5 の
両方をサポートすることで、Microsoft .NET
Framework と Java のバージョン間の既存の
パリティを維持しています。
Oracle エンタープライズ
アプリケーションとの統合
らゆるデータにアクセスできるようになりました。
広範なデータアクセスが実現することで、デー
タソースの種類にかかわらず一貫した操作性が
SAP BusinessObjects XI 3.1 では、Oracle
E-Business Suite に直接接続できるようにな
りました。これにより、膨大な量の Oracle アプ
リケーションデータを統合し、レポート、分析、
得られるため、ユーザーは確信を持って意思決
定を行えるようになります
(図 2 を参照)
。
ビジュアル、ダッシュボードに変換できるように
新たに対応するデータソース
なります。また、該当データにシングルサインオ
HP NeoView 2.3
ンで直接アクセスできるため、エンドユーザーの
Microsoft SQL Server 2008
生産性が向上します。SAP BusinessObjects
Microsoft Analysis Services 2008
ソフトウェアは他の Oracle アプリケーション
Netezza 4.0
SAP BusinessObjects XI 3.1 は Microsoft
SharePoint Services と Microsoft Office
SharePoint Server 2007 をサポートしている
ため、アーキテクチャー上の多数の変更点を有
にも接続できるため、ユーザーは PeopleSoft
Oracle 10g RAC
効活用できます。また、BI だけでなく、Web ア
プリケーションや Microsoft .NET アプリケー
ションに対しても理解を深めたいと考える企業
に最適な選択肢でもあります。IT 部門と開発者
Enterprise、JD Edwards EnterpriseOne、
Siebel アプリケーションに保存されている情報
Oracle 11g
Oracle 11g RAC
も最大限に活用できます。
PostgreSQL
は、この BI プラットフォームが提供するスケ
Progress OpenEdge
ジュールやセキュリティーなどの機能を再利用
データアクセスとサポート対象の
プラットフォーム
Teradata 12
できます。最新版の Microsoft .NET BI プラッ
トフォームソフトウェア開発キットを使って、既
存のコンテンツをアプリケーションに埋め込む
こともできます。
SAP BusinessObjects XI 3.1 ではさらに柔
図 2:SAP BusinessObjects XI 3.1 で
新たにアクセス可能となるデータソースの例
軟性が強化され、形式や保存場所を問わず、あ
3
SAP BusinessObjects XI 3.1 に
ネイティブ 64 ビットアーキテクチャー
よって、形式、形態、
サイズ、
SAP BusinessObjects XI 3 . 1 は、SAP
BusinessObjects Enterprise ソフトウェア初
柔軟にアクセスできるようになるため、 の BI 向け 64 ビットアプリケーションとして、
HP-UX Itanium システム上で高いパフォーマ
社内の全員が信頼性の高い確かな
ンスを発揮します。Crystal Reports® ソフトウェ
情報に基づいて意思決定を
ア、SAP BusinessObjects Web Intelligence
ソフトウェア、
SAP BusinessObjects Voyager
下せるようになります。
ソフトウェアなど、SAP BusinessObjects ソ
保存場所を問わず、
あらゆる情報に
SAP BusinessObjects XI 3.1 は、
SAP、Oracle、PeopleSoft、
Microsoft、Siebel、JD Edwards、
リューション関連のあらゆるプラットフォーム
サービスにおいて、64 ビットネイティブ実装の
メリットを活用できます。
各情報検出ソリューションにより、アナリストや
ビジネスユーザーは、クエリー、
レポート、分析、
ダッシュボード、操作しやすい情報検索 / ナビ
ゲーション機能を使って、必要な情報に迅速に
アクセスし、広い視野に基づく意思決定を実行
できるようになります。
SAP BusinessObjects Voyager
SAP BusinessObjects Voyager は、初回リ
リースおよび 2 回目のリリースをベースに、いく
つかの機能強化が行われています。アナリスト
とビジネスユーザーは、新しいデータビジュア
Salesforce.com や
ル化 / 例外強調表示機能によってデータを検
数百にも及ぶさまざまな環境の
出できるようになりました。ビジュアル化のオプ
業界標準アプリケーションおよび
ションには、図 3 に示すボックスプロット、散布
図、レーダーチャート、バブルプロットなどがあ
ソリューションを広範かつ柔軟に
ります。
サポートします。
SAP BusinessObjects XI 3.1 は、オペレー
ティングシステム
(OS)/ サーバーの混在状況
情報検出 / 配信ソリューション
ボックスプロット
散布図
レーダーチャート
バブルプロット
やビジネスニーズの変化に対応できる能力を提
供し、異種混在システム / ビジネス環境におけ
る企業のニーズを満たします。SAP は、Red Hat
Enterprise Linux 5、Microsoft Windows
Server 2008、Microsoft Windows Vista
Service Pack 1 など、サポート対象となる OS
を拡大し、異種混在環境で発生する問題や技術
的な課題の克服に今後も取り組んでいきます。
図 3:SAP BusinessObjects XI 3.1 の新しいビジュアル化オプション
4
SAP BusinessObjects XI 3.1 によって、レポート / クエリー /
分析、
ダッシュボード / ビジュアル化、直感的な情報検出 /
高度な予測分析といったさまざまな BI 機能の中から、
特定の役割(ロール)
に応じた機能を企業内の全員に提供できるように
なります。詳細な情報が必要なアナリストや一時的に情報を利用する
ユーザーまで、必要な情報に誰もがアクセスできるため、IT 部門や
開発者の負担を最小限に抑えられます。
• Microsoft Excel のエクスポート機能の強化:
SAP BusinessObjects Web Intelligence
ドキュメントを CSV ファイルとして保存でき
ます。65,536 行を超える場合は、複数の
Microsoft Excel シートに保存されます。
• レポートのデータ更新を取り消すオプション
• 値の一覧の自動ロード
今回のリリースでは新しい保護機能も追加され
ました。これは、特定のしきい値に達したユー
ザーの要求に複数の指標を適用し、メモリ消費
を最適化するものです。
SAP BusinessObjects Voyager では、他に
も次の機能が大きく強化されています。
SAP BusinessObjects Web Intelligence
SAP BusinessObjects XI 3.1 では、ビジネス
• Microsoft Analysis Services 2008 を
るよう、SAP BusinessObjects Web Intelli-
ユーザーやアナリストが強力な分析を実行でき
データソースとしてサポート
• SAP BusinessObjects Web Intelligence
または Crystal Reports のドリルスルー。こ
れにより、既存のレポートや分析情報にコン
テキスト
(行ヘッダーと列ヘッダー)
を組み込
むことができます。
gence のインターフェースを以下のように強化
しています。
• データセット間の柔軟な比較:順方向、逆方
向、ブロック単位、セクション、ブレーク、さら
に任意の数のディメンションに対応します。
• 各自がお気に入りメンバーを編集できるため、 • 新しいレポートフィルターバー:データフィル
あらゆるディメンションからお気に入りメン
タリングの利便性と簡素性を向上します。
バーのグループを定義し、選択したメタデー
タを使ってカスタマイズされた情報ビューを
すばやく構築できます。
5
導入の簡素化
広範な構成オプション
Kerberos または NT LAN Manager(NTLM)
プロトコルで Active Directory 認証を設定で
コンテンツライフサイクル管理
プラットフォーム管理
SAP BusinessObjects XI 3.1 では、新たにラ
SAP BusinessObjects XI 3.1 では、複雑な
BI コンテンツのプロモーションをさまざまな環
境にわたって管理できるようになりました
(図 4
や柔軟性はそのままに、
プラットフォームの導入
リポジトリー診断ツール
と管理を簡素化する機能が多数追加されてい
リポジトリー診断ツールは、
リポジトリーにおけ
ます。
る不整合をスキャンして修正します。その対象
サーバーデータベース間の不整合だけでなく、
することができます。
Internet Protocol Version 6(IPv6)
SAP BusinessObjects のクライアントとサー
バーで、128 ビットの IPv6 アドレスの構文がサ
また、
お客様から寄せられた広範なフィードバッ
ポートされるようになりました。これにより、
きます。
イフサイクル管理アプリケーションが追加され、 導入やグローバルな導入に必要とされる粒度
を参照)
。このアプリケーションにより、あらゆ
る組織の BI コンテンツ管理における標準的な
ライフサイクル
(開発、テスト、本稼働)
を簡素化
には、
ファイルリポジトリーサーバー / 集中管理
リポジトリー内のメタデータで発生する不整合
も含まれます。
変換マネジャー
クに基づき、
メンテナンス作業の削減とプラット
IPv4 のみの環境、IPv6 のみの環境、IPv4/IPv6
フォーム稼働率の最大化を達成する次の機能
のデュアル環境のいずれでも稼働できるように
が追加されました。
なります。
• コンテンツ / オブジェクトの包括的かつ
Microsoft Active Directory
SAP BusinessObjects Enterprise ソフトウェ
ては、新しいメニューとツールバーの導入、XML
のドメイン間で Microsoft Active Directory
のインポート / エクスポートに対応するための
SAP BusinessObjects XI 3.1 では、すべての
既存機能はそのままに、変換マネジャーのユー
ザーインターフェースが強化され、より直感的
詳細な管理
• 依存関係のチェックと分析
• 監査とスケジュール設定
• 委任管理
• ロールバック
アにより、管理者は、企業ネットワーク内の複数
認証をサポートできるようになります。BI シス
に操作できるようになっています。強化点とし
Localization Interchange File Format(XLIFF)
ウィザードの更新、変換ワークフローの強化に
テム管理者は、集中管理コンソールを使用して、 ともなうビューの簡素化などがあります。
言語サポート
SAP BusinessObjects XI 3.1 は、新たに追
加されたノルウェー語、デンマーク語、タイ語の
3 言語を含む、合計 17 言語に対応しています。
図 4:ライフサイクル管理アプリケーションのインターフェース
6
サマリー
異種混在環境に最適なプラットフォーム、アナ
リストやビジネスユーザー向けのエクスペリエ
ンス強化、BI の実導入における柔軟性を備えた
SAP BusinessObjects XI 3.1 は、統合 BI プ
ラットフォームとして信頼性の高い情報を提供
します。これにより、あらゆるユーザーが情報を
より効果的に活用できるようになります。SAP
BusinessObjects XI 3.1 を導入して、業務 /
戦略の最適な遂行を支援する真の
「インテリジェ
ンスプラットフォーム」を構築することで、企業
はさまざまな戦略を連携させるためのクローズ
ドループシステムを確立できます。
詳細
SAP BusinessObjects XI 3 . 1 、その他の
SAP BusinessObjects ソリューションの詳細
については、SAP 担当者にお問い合わせいただ
くか、以下の Web サイトをご覧ください。
http://www.sap.com/japan/solutions
/sapbusinessobjects
SAP BusinessObjects XI 3.1 は、データ品質管理、データ体系、
データ監査、
データアクセス / 移動を統合して、利便性の高い
データ統合環境を提供します。この環境を活用することで、
ビジネスデータの正確性、一貫性、完全性を維持できるとともに、
従業員のパフォーマンス向上、
プロジェクト管理の効率化、
IT 所有コストの削減を実現できます。
7
49009258J(SE/09/03)
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