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ディレクトリの設定

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ディレクトリの設定
CHAPTER
13
ディレクトリの設定
この章では、Cisco CallManager Express(Cisco CME)システムのディレクトリ サービスに関する機
能について説明します。
内容
•
ローカル ディレクトリの順序(P.13-2)
•
ディレクトリ エントリの追加(P.13-3)
•
ローカル ディレクトリの無効化(P.13-4)
Cisco CallManager Express 3.0 システム アドミニストレータ ガイド
OL-5359-01-J
13-1
第 13 章
ディレクトリの設定
ローカル ディレクトリの順序
ローカル ディレクトリの順序
この作業では、ローカル ディレクトリにある名前について姓と名のいずれを先に表示するかを設定
します。
要約手順
1. telephony-service
2. directory {first-name-first | last-name-first}
3. exit
詳細手順
ステップ 1
コマンドまたはアクション
目的
telephony-service
telephony-service 設定モードを開始します。
例:
Router(config)# telephony-service
ステップ 2
directory {first-name-first |
last-name-first}
例:
Router(config-telephony-service)#
directory last-name-first
ローカル ディレクトリの姓と名の順序を定義します。
(注)
名前と電話番号のディレクトリ自体は、ephone-dn
設定モードで name コマンドおよび number コマン
ドを使用して作成します。
first-name-first キーワードを使用してコマンドを設定する
と、ディレクトリ情報は電話機に Jane E. Smith のように表
示されます。last-name-first キーワードを使用してコマンド
を設定すると、ディレクトリ情報は電話機に Smith, Jane E.
のように表示されます。
ステップ 3
telephony-service 設定モードを終了します。
exit
例:
Router(config-telephony-service)# exit
例
次の例では、Cisco CME ルータで管理する IP Phone のローカル ディレクトリにある姓と名の順序を
定義します。
telephony-service
directory last-name-first
Cisco CallManager Express 3.0 システム アドミニストレータ ガイド
13-2
OL-5359-01-J
第 13 章
ディレクトリの設定
ディレクトリ エントリの追加
ディレクトリ エントリの追加
Cisco CME システムは、ephone-dn 設定時に割り当てられた電話番号に基づいて、ローカル電話ディ
レクトリを自動的に作成します。Cisco CME ローカル ディレクトリにエントリを追加するには、
directory entry コマンドを使用します。同一企業内で使用している別の Cisco CME システムの電話
番号など、ローカル以外の番号も追加できます。
directory entry コマンドで作成したエントリを表示するには、show telephony-service directory-entry
コマンドを使用します。
要約手順
1. telephony-service
2. directory entry {[entry-tag number name name] | clear}
3. exit
詳細手順
ステップ 1
コマンドまたはアクション
目的
telephony-service
telephony-service 設定モードを開始します。
例:
Router(config)# telephony-service
ステップ 2
directory entry {entry-tag number name
name | clear}
例:
IP Phone に表示される電話ディレクトリ エントリを作成し
ます。エントリは、入力した順序で表示されます。
•
entry-tag:このディレクトリ エントリをすべての設定
作業時に識別する固有のシーケンス番号。値の範囲は
1 ~ 100 です。
•
number:このエントリの電話番号または内線番号。最
大 32 文字です。
•
name name:ディレクトリに表示される名前。最大 24
文字です。
•
clear:すべてのディレクトリ エントリを削除します。
Router(config-telephony-service)#
directory entry 1 5550111 name Sales
ステップ 3
telephony-service 設定モードを終了します。
exit
例:
Router(config-telephony-service)# exit
例
次の例では、3 つの電話番号リストのディレクトリを作成します。
telephony-service
directory entry 1 14045550111 name Sales
directory entry 2 13125550122 name Marketing
directory entry 3 12135550144 name Support
Cisco CallManager Express 3.0 システム アドミニストレータ ガイド
OL-5359-01-J
13-3
第 13 章
ディレクトリの設定
ローカル ディレクトリの無効化
ローカル ディレクトリの無効化
IP Phone に表示されるローカル ディレクトリ(Local Services メニューの項目 4)は、HTTP 経由で
アクセスされる XML ページとして機能します。このページにはパスワード保護はありません。
no service local-directory コマンドを使用すると、HTTP ディレクトリ サービスを無効にして、この
ディレクトリを使用不可にできます。
要約手順
1. telephony-service
2. no service local-directory
3. exit
詳細手順
ステップ 1
コマンドまたはアクション
目的
telephony-service
telephony-service 設定モードを開始します。
例:
Router(config)# telephony-service
ステップ 2
no service local-directory
例:
IP Phone のローカル ディレクトリ サービスを無効
にします。
Router(config-telephony-service)# no service
local-directory
ステップ 3
telephony-service 設定モードを終了します。
exit
例:
Router(config-telephony-service)# exit
例
次の例では、Cisco CME ルータ で管理する IP Phone のローカル ディレクトリを無効にします。
telephony-service
no service local-directory
Cisco CallManager Express 3.0 システム アドミニストレータ ガイド
13-4
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