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第38回 東海スポーツ傷害研究会
第38回 東海スポーツ傷害研究会 日 時:平成28 年 2月 20日 (土)14:00~ 場 所:ウインクあいち「大ホール」 〒450-0002 名古屋市中村区名駅四丁目 4 番 38 号 TEL. 052-571-6131 ● JR名古屋駅桜通口からミッドランドスクエア方面 徒歩 ● ユニモール地下街 5番出口 徒歩 2分 5分 松坂屋 至大阪 J R 大名古屋ビルヂング 桜 通 キャッスルプラザ ミッドランド スクエア ウインクあいち 名鉄 近鉄 名 古 屋 高 速 都 心 環状 線 セントラル タワーズ 名古屋駅 J R 綿 通 中村署 モード学園 広 小 路 通 至東京 (※駐車場はご用意してございません) ・発 表時間は 5 分 参加費 2,000 円 日整会専門医・認定医 (スポーツ) 及び研修医単位取得の場合は、別途1,000円を申し受けます。 日医健康スポーツ医制度再研修会、 日本リハビリテーション医学会単位取得の場合は無料です。 日医生涯教育研修単位取得の場合は無料です。 当番 幹 事 山 田 光 子(藤田保健衛生大学坂文種報徳會病院 整形外科 臨床准教授) プ ロ グ ラム 挨 拶(13:55 ~ 14:00)当番幹事:山田光子 セッションⅠ(14:00 ~ 14:40) 座長:福田亜紀(鈴鹿回生病院 整形外科) 1. 膝前十字靭帯再建術後の片脚垂直跳びテストの有用性 小杉 峻(やまが整形外科 リハビリテーション科) 2. バトントワーリング選手における外傷・障害発生調査~競技特有の動作との関連性に着目して~ 大村理子(医療法人承継会 びわじま整形外科) 3. 中学生ラグビー大会における外傷および疾病に関する調査 濱野武彦(トヨタ自動車ヴェルブリッツ) 4. 鏡視下内側支帯縫縮術を施行した初回膝蓋骨脱臼の 1 例 與田正樹(三菱名古屋病院 整形外科・関節鏡センター) 5. 野球選手に生じた膝内側半月板後角損傷の1例 竹内聡志 (名鉄病院 整形外科) (14:40 ~ 15:20) 座長:小山博史(浜松医科大学 整形外科) セッションⅡ 6. 高校サッカー選手における肉離れの危険因子の検討 石原敏雄(はちや整形外科病院 リハビリテーション部) 7. スクワット動 作における殿 筋 群の筋活 動について ~抵 抗の 有 無と抵 抗位 置に 着目して~ 柴田智仁(医療法人承継会 井戸田整形外科名駅スポーツクリニック リハビリテーション科) 8. 投球動作の障害予防に対する指導方法に関する報告(股関節に着目して) 安藤研介(医療法人社団大須賀医院 おおすが整形外科 リハビリテーション科) 9.下前腸骨棘剥離骨折後に Subspine impingement により股関節唇損傷を生じた 1 例 錦野匠一(浜松医科大学 整形外科) 10. 当所における大 腿 骨 疲労骨 折 例の検 討 熊澤雅樹 (公益財団法人 スポーツ医・科学研究所) 1 休憩(15:2 0 ~ 15:3 0) セッションⅢ(15:30 ~ 16:10) 座長:亀山 泰(井戸田整形外科名駅スポーツクリニック) 11. プロフットサル選手のメディカルチェック ~レギュラー選手と控え選手の筋力・筋量の差~ 安井健人 (はなみずき整形外科スポーツクリニック リハビリテーション科) 12. 投球 動 作のアーリーコッキング期における足部・足関 節 運 動と骨 盤回 旋 角度の関 係 佐藤真樹(公益財団法人 スポーツ医・科学研究所) 13. 学童 女子野 球 選 手の関 節 可動 域の 特 徴 尾関 圭子(愛知医科大学病院 リハビリテーション部) 14. 足関節捻挫後における足部内側部痛について 上川慎太郎(平針かとう整形外科) 15. 小児足関節外果裂離骨折に対するギプス固定による保存療法の治療成績 山路倫生(阿由知通山路整形外科) セッションⅣ(16:10 ~ 16:50) 座長:後藤英之(名古屋市立大学 整形外科) 16. 岐阜市野球肘検診の調査結果 仙石英史 ( 川崎整形外科クリニック リハビリテーション科) 17. 肩関節痛を有するバドミントン選手の特徴 久保田大夢( JA岐阜厚生連 西美濃厚生病院 リハビリテーション科) 18. 肘内側側副靭帯(UCL)損傷を有した高校野球投手の治療経験 内山靖允 (きたはらクリニック リハビリテーション部) 19. 骨軟骨柱が脱転した上腕骨小頭離断性骨軟骨炎 (OCD) に対して 肋骨肋軟骨移植術を用いて再手術を施行した 1 例 鈴木 拓 (藤田保健衛生大学 整形外科) 20. 野球により発症した肘離断性骨軟骨炎に対する保存療法の検討 早川克彦 ( 愛光整形外科) 2 休憩(16:5 0 ~ 17:0 5) (17:05 ~ 17:40) 座長:杉本勝正(名古屋スポーツクリニック) セッションⅤ 21. 当院における成長期腰椎分離症 ~早期例に対する対応について~ 伊藤雅流 (米田病院) 22. 骨盤傾斜角度とスポーツ外傷の関係について 米倉伸樹 (やまだ整形外科・リハビリクリニック) 23.「GAME READY」の臨床応用への可能性について ~介在物の工夫と温度差による比較検討~ 市川尚樹 (医療法人明和会 辻村外科病院 リハビリテーション科) 24. スポーツによる難 治 性 疲労骨 折の 術 後再発 例の検 討 亀山 泰(医療法人承継会 井戸田整形外科名駅スポーツクリニック) 代表幹事:横江清司(公益財団法人 スポーツ医・科学研究所) 総 会(17:40 ~ 17:50) 休憩(17:5 0 ~ 18:0 0) 特 別 講 演(18:00~19:00) 座長:山田光子 肩のスポーツ傷害とリハビリテーション 望月 由(県立広島病院 整形外科) 3 講 演 内 容 1. 膝前十字靭帯再建術後の片脚垂直跳びテストの有用性 やまが整形外科 リハビリテーション科 〇 やまが整形外科 小杉 峻(理学療法士),河野公昭,村橋喜代久, 村橋淳一,桑坪憲史,勇島 要,松永義雄,田口 毅, 野田英伯,渡邉和樹,熊澤早紀 山賀 寛,山賀 篤 当院では, 膝前十字靭帯再建術後患者に対して片脚垂直跳びの評価を実施している.今回, 筋力評価と しての片脚垂直跳びテストの有用性を検討した結果 , 若干の知見が得られたため報告する. 2. バトントワーリング選手における外傷・障害発生調査 ~ 競技特有の動作との関連性に着目して~ (柔道整復師) ,加藤淳司,井戸田仁 医療法人承継会 びわじま整形外科 〇 大村理子 医療法人承継会 井戸田整形外科名駅スポーツクリニック 平野佳代子 日本のバトントワーリング選手は世界で好成績を収めるが, 認知度は低く各分野での先行研究も少ない . 今回 , 女子選手にアンケート調査を行い , 外傷・障害発生と競技特有の動作との関連性を考察したの で報告する . 3. 中学生ラグビー大会における外傷および疾病に関する調査 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 〇 濱野武彦(トレーナー) My スポーツコンディショニング 吉田征史 名古屋市立御幸山中学校 蟹江憲昭 我々は 2005年より, 愛知県内の中学生ラグビー大会において, 外傷および疾病への救急対応や医療機 関への受診指導を実施している. 11年間の活動記録から, 試合中に発生した外傷および疾病を集計し , 分析した . 4. 鏡視下内側支帯縫縮術を施行した初回膝蓋骨脱臼の 1 例 三菱名古屋病院 整形外科・関節鏡センター 〇 與田正樹(医師),高橋成夫,黒河内和俊, 山本隆一郎, 中島基成 17 歳女性 . バレエで右片脚立位から , 右膝屈曲時に右膝蓋骨を脱臼 . 手術治療を強く希望されたため , 鏡視下内側支帯縫縮術施行し, 経過良好である. 小侵襲であるため , 初回膝蓋骨脱臼治療の選択肢の 1 つと考える . 5. 野球選手に生じた膝内側半月板後角損傷の1例 名鉄病院 整形外科 〇 竹内聡志(医師),長谷川伸一,大藪直子 名鉄病院 関節鏡センター 土屋篤志 名古屋市立大学 整形外科 野崎正浩 28歳男性 , 守備動作中にランナーが左膝にぶつかり受傷. 左膝内側半月板後角損傷及び後十字靭帯部 分断裂と診断, 手術を施行した . 半月板後角損傷の手術手技について報告する . 4 6. 高校サッカー選手における肉離れの危険因子の検討 はちや整形外科病院 リハビリテーション部 〇 石原敏雄(理学療法士),村松孝一,山本智美, 佐藤吉紀,藤本哲也 ,小松亮太 当院がサポートする高校男子サッカー部員46名に対してフィジカルチェックを実施した. ハムストリングス/ 大腿四頭筋力比や柔軟性などの測定結果と , 肉離れの既往との関係について調査したので報告する . 7. スクワット動作における殿筋群の筋活動について ~ 抵抗の有無と抵抗位置に着目して~ 医療法人承継会 井戸田整形外科名駅スポーツクリニック リハビリテーション科 ○ 柴田智仁(理学療法士) , 大浦徹男,平野佳代子, 水谷将和,亀山 泰 医療法人承継会 びわじま整形外科 井戸田仁 日本福祉大学 健康科学部 小林寛和 スクワット動作を用いたエクササイズの際,殿筋群の強化を目的として,抵抗下での股関節外転・外旋 位の保持を併用している.今回,抵抗の有無と抵抗位置に着目して,殿筋群の筋活動を分析したので 報告する. 8. 投球動作の障害予防に対する指導方法に関する報告(股関節に着目して) 医療法人社団大須賀医院 おおすが整形外科 リハビリテーション科 〇 安藤研介(理学療法士), 若林英希,片山裕介, 深野裕己, 医療法人社団大須賀医院 おおすが整形外科 大須賀友晃 愛知医科大学 運動療育センター 宮川博文 投球動作指導に関しては様々な報告がされている. 今回 , 我々は障害予防の観点から股関節の安定性 に着目し , 投球動作指導を実施した . その方法 , 効果などを検証, 考察したので第一報として報告する . 9. 下前腸骨棘剥離骨折後に Subspine impingement により 股関節唇損傷を生じた 1 例 浜松医科大学 整形外科 〇 錦野 匠一(医師),小山博史,星野裕信,松山幸弘 14歳男性 . 下前腸骨棘剥離骨折の骨癒合後に , 股関節屈曲位にて左股関節痛を生じた. Subspine impingementによる股関節唇損傷と診断し, 股関節鏡下手術を施行した症例を経験したので報告する . 10. 当所における大腿骨疲労骨折例の検討 公益財団法人 スポーツ医・科学研究所 中部大学 生命健康科学部 医療法人承継会 井戸田整形外科名駅スポーツクリニック 医療法人承継会 びわじま整形外科 医療法人鬼頭会 鬼頭整形外科スポーツクリニック 〇 熊澤雅樹(医師) 横江清司 亀山 泰 井戸田 仁 鬼頭 満 大腿骨疲労骨折は疲労骨折の中では比較的稀とされており, 症状がはっきりせず診断に難渋すること がある . 今回当所での大腿骨疲労骨折例について臨床的特徴 , 治療期間などについて検討を行ったの で報告する . 5 11. プロフットサル選手のメディカルチェック ~レギュラー選手と控え選手の筋力・筋量の差~ ,林 昌輝 はなみずき整形外科スポーツクリニック リハビリテーション科 〇 安井健人(理学療法士) 澤井大輔,夏目英樹,永瀬幸美 西森康浩 はなみずき整形外科スポーツクリニック スポーツ選手にとってパフォーマンス能力は重要であり, 筋力はその要素の 1 つである . 今回 , プロフッ トサルチームのメディカルチェックを実施し , 選手間での筋力・筋量の比較検討を行った . 12. 投球動作のアーリーコッキング期における足部・足関節運動と骨盤回旋角度の関係 公益財団法人 スポーツ医・科学研究所 〇 佐藤真樹(理学療法士),金村朋直,岡戸敦男,熊澤雅樹 日本福祉大学 健康科学部 小林寛和 投球時の骨盤・体幹・上肢運動に下肢関節運動が及ぼす影響は大きい.本研究は,アーリーコッ キング期における足部・足関節運動とフットプラント時の骨盤回旋角度との関係に着目し,運動 学的分析を試みた. 13. 学童女子野球選手の関節可動域の特徴 愛知医科大学病院 リハビリテーション部 愛知医科大学 整形外科学教室 愛知医科大学 リハビリテーション科 ○ 尾関圭子 (理学療法士) ,飯田博己,岩本 賢, 中路隼人,三浦祐輝 梶田幸宏,村松由崇,岩堀裕介 木村伸也, 2013 年より学童女子野球の全国大会が行われるようになった.セレクションで選ばれた愛知県代表 チームに対し,昨年度と今年度メディカルチェックを行う機会を得たので, その結果について一考察を加 え報告する. 14. 足関節捻挫後における足部内側部痛について 平針かとう整形外科 〇 上川慎太郎(理学療法士),岡西尚人,加藤哲弘 足関節外側側副靭帯損傷 (以下 LCL 損傷)症例の疼痛出現部位を retrospective に調査した結果 , 内 側部痛が残存する症例が 44 症例中15症例存在した. LCL 損傷後は内側支持機能の低下も考えられる ため, その機能評価が重要となる . 15. 小児足関節外果裂離骨折に対するギプス固定による保存療法の治療成績 阿由知通山路整形外科 〇 山路倫生(医師),山路敦子 第35回本研究会にて小児足関節外果裂離骨折の治療にはギプス固定が有用と報告した . 今回, 当院に て2週間以上のギプス固定を行ない1年間以上経過観察できた20例における骨癒合や再捻挫等の治療 成績を報告する . 6 16. 岐阜市野球肘検診の調査結果 川崎整形外科クリニック リハビリテーション科 川崎整形外科クリニック 岐阜大学医学部附属病院 整形外科 松波総合病院 整形外科 〇 仙石英史(理学療法士),村上典央 川崎浩史 寺林伸夫 福田 雅 軟式野球スポーツ少年団に所属する小学生を対象に平成25 , 26年度岐阜市野球肘検診を実施した . 検診 ではアンケート調査, 超音波検査, メディカルチェックを行い ,その結果について若干の考察を加え報告する . 17. 肩関節痛を有するバドミントン選手の特徴 JA 岐阜厚生連 西美濃厚生病院 リハビリテーション科 さとう整形外科 名古屋スポーツクリニック うめだ整形外科 野口整形外科内科医院 中部学院大学 看護リハビリテーション学部 理学療法学科 ○久保田大夢(理学療法士), 永田敏貢 福吉正樹,小野哲矢,中川宏樹 青山英里 南島瑞紀 鵜飼建志 バドミントン競技者の中で , 肩関節痛を有する選手は少なくない . 今回 , 岐阜県社会人バドミントン選手に 対しメディカルチェックを行い , 得られたデータから肩関節痛の特徴について考察し , 報告する . 18. 肘内側側副靭帯(UCL)損傷を有した高校野球投手の治療経験 きたはらクリニック リハビリテーション部 〇 内山靖允(理学療法士),山地輝幸 きたはらクリニック 整形外科 北原圭一郎 高校 3 年投手 . 夏の大会2ヶ月前に UCL 損傷と診断され , 理学療法を行った . 順調であったが大会前 の練習試合にて登板を許可したところ症状が悪化した . 症状増悪の原因の考察とその後の復帰までの 経験を報告する . 19. 骨軟骨柱が脱転した上腕骨小頭離断性骨軟骨炎 (OCD) に対して 肋骨肋軟骨移植術を用いて再手術を施行した 1 例 藤田保健衛生大学 整形外科 〇鈴木 拓(医師),志津香苗, 船橋拓哉, 吉岡靖子, 下山哲生 , 辻村俊造 , 鈴木克侍, 山田治基 慶應義塾大学 整形外科 佐藤和毅 愛光整形外科 早川克彦 14 歳男児 . 上腕骨小頭 OCD に対して骨軟骨柱移植術を施行した . 小頭の外側壁が欠損しており , 術後 1 年で移植した骨軟骨柱が脱転した . 肋骨肋軟骨を用いて再手術を施行し , 疼痛は消失し , 移植骨の生 着も良好であった . 20. 野球により発症した肘離断性骨軟骨炎に対する保存療法の検討 愛光整形外科 〇 早川克彦(医師), 中根高志 藤田保健衛生大学 整形外科 鈴木 拓,志津香苗 対象は過去 3 年間に保存療法を行った 10 例 (右肘9例、左肘 1 例) とした . 全例が男児で平均年齢は 12.3 歳(11 ~ 13 歳)で経過観察期間は平均 17.5 ヵ月(7 ~ 30 ヵ月)であった . 治療成績はおおむね良 好であった . 7 21. 当院における成長期腰椎分離症 ~早期例に対する対応について~ 米田病院 〇伊藤雅流(柔道整復師),片桐幸秀,島 大輔,永田和平,鈴木祥代,山口 永, 中島幸治,角谷法彦,米田 實 成長期腰椎分離症は MRI・CT による早期診断と経過観察が重要である . 当院における早期を中心 とした腰椎分離症の経過からみえてきたことと, CT 被ばく線量軽減に対する取り組みについてあわせ て報告する . 22. 骨盤傾斜角度とスポーツ外傷の関係について やまだ整形外科・リハビリクリニック 〇 米倉伸樹(理学療法士),安藤正和,河田悠希, 平岡洋樹,宮原 鉄,山本将起,倉田祐太郎,山田兼吾 前回発表において , 骨盤傾斜角度とスポーツ外傷との関係について調査した . 今回中学 2 年生男女 108 人を対象とし , 骨盤後傾角度が怪我の回数に影響を及ぼしているとの結果を得たので , ここに報告する . 23. 「GAME READY」の臨床応用への可能性について ~ 介在物の工夫と温度差による比較検討~ 医療法人明和会 辻村外科病院 リハビリテーション科 〇 市川尚樹(理学療法士),和田陽介, 中川武夫,安田 公,辻村 享, 中京大学 スポーツ科学部 渡辺丈眞 前回 , 我々は瞬時に間欠的圧迫と全周的冷却を同時に行う「GAME READY」の有用性について報告し た . 今回 , 介在物の工夫と温度差による比較検討を行い , 臨床応用への可能性について考察した . 24. スポーツによる難治性疲労骨折の術後再発例の検討 医療法人承継会 井戸田整形外科名駅スポーツクリニック 公益財団法人 スポーツ医・科学研究所 医療法人鬼頭会 鬼頭整形外科スポーツクリニック 医療法人承継会 びわじま整形外科 中部大学 生命健康科学部 〇 亀山 泰(医師) 熊澤雅樹 鬼頭 満 井戸田仁 横江清司 難治性の疲労骨折では手術療法が必要となるが , 術後骨癒合し一旦はスポーツ復帰した後に再発す る例もある . 今回 , 術後再発した難治性の疲労骨折例について検討したので報告する . 8 特 別 講 演 肩のスポーツ傷 害とリハビリテーション 県立広島病院 整形外科 主任部長 望月 由 先 生 肩のスポーツ傷害の原因には様々なものがあります. 投球障害肩における肩関節唇損傷や腱板 損傷などの疾患が原因の場合もあります. また, 肩関節不安定症やインピンジメント症候群が原因 の場合もあります. このような肩のスポーツ傷害の原因の特定と治療方針の作成が重要なポイント となります. 特に, 保存的治療が重要となります. 今回 , 肩のスポーツ傷害の原因についての診断と 治療について紹介させていただこうと思います. また , 最近取り組んでおります, 関節鏡による低 侵襲手術や組織の再生についても紹介させていただこうと思います. 本講演が皆様方の日常診 療の一助となれば幸いです. 9 受講者には以下の単位が認められます。 日本整形外科学会教育研修会認定単位:1単位 ・整形外科専門医資格継続 02:外傷性疾患(スポーツ障害を含む) 必須科目 09:肩甲帯・肩・肘関節疾患 ・スポーツ医資格継続 !!大切なお知らせ!! 平成27年1月1日より、教育研修会単位取得が完全デジタル化されます。 研修 会 を 受 講 さ れ る 方 へ IC会員カードが必要になりますので、必ずご持参ください 。 <IC会員カード見本> (平成25年4月に全会員に発行済です) 現在、カードがお手元にない方は日整会事務局 までお問い合わせください。 (03 - 3816 - 3671) 必須分 野 番 号 の 選 択 に つい て 単位の必須分野番号を、研修会当日に選択することはできません。 後日、会員専用ページ内の「単位振替システム」を利用して、 ご自身で、ご希望の必須分野番号への振替をお願い致します。 日本リハビリテーション医学会専門医・認定臨床医資格継続単位:5単位 日本医師会認定健康スポーツ医資格継続単位:1単位 日本医師会生涯教育単位:5 単位 カリキュラムコード 1, 2, 9, 10, 11, 12, 15, 19, 57, 61 10 顧 問:三浦隆行、 丹羽滋郎、 岩田 久、 内田淳正、 中川研二、 蟹江良一、 清水克時、 藤澤幸三、須川 勲、喜久生明男、本庄宏司 幹 事: (五十音順) 岩 堀 裕 介 ( 愛 知 医 科 大 学 整 形 外 科) 杉 本 勝 正 (名 古 屋 ス ポ ー ツクリニック) 加藤 公 ( 鈴 院 ) 高 橋 正 哲 (十 全 記 念 病 院 整 形 外 科) 亀 山 泰 (井戸田整形外科名駅スポーツクリニック) 土 屋 篤 志 (名 鉄 病 院 整 形 外 科) 河 野 公 昭 (や 早川克彦 ( 愛 鹿 ま 回 が 生 整 形 病 外 科) 光 整 形 外 科) 後 藤 英 之 ( 名 古 屋 市 立 大 学 整 形 外 科) 福 田 雅 (松 波 総 合 病 院 整 形 外 科) 小林寛和 ( 日 福 田 亜 紀 (鈴 鹿 回 生 病 院 整 形 外 科) 本 福 祉 大 学) 小 林 正 明 ( 名 古 屋 市 立 大 学 整 形 外 科) 山 賀 寛 (や ま が 小 林 良 充 (聖隷浜松病院 スポーツ整形外科) 山 路 倫 生 (阿 由 知 通 山 路 整 形 外 科) 小 山 博 史 (浜 松 医 科 大 学 整 形 外 科) 山 田 光 子 (坂文種報徳會病院 整形外科) 近 藤 精 司 (至 学 館 大 学 短 期 大 学 部) 横 江 清 司 (公益財団法人 スポーツ医・科学研究所) 清 水 卓 也 ( 中 京 大 学 保 健 セ ン タ ー) 米 田 實 (米 田 病 院 整 形 外 科) 共 催:東海スポーツ傷害研究会 三 笠 製 薬 株 式 会 社 11 整 形 外 科) 1407_ゼポラステープ_A4 フルルビプロフェン貼付剤 1407_ゼポラステープ_B5 経皮吸収型鎮痛・消炎剤 薬価基準収載 フルルビプロフェンテープ剤 【禁忌(次の患者には使用しないこと) 】 ⑴本剤又は他のフルルビプロフェン製剤に対して 過敏症の既往歴のある患者 ⑵アスピリン喘息(非ステロイド性消炎鎮痛剤等 による喘息発作の誘発)又はその既往歴のある 患者[喘息発作を誘発することがある。 ] 【効能・効果】 下記疾患並びに症状の鎮痛・消炎 変形性関節症、肩関節周囲炎、腱・腱鞘炎、腱周囲炎、 上腕骨上顆炎(テニス肘等) 、筋肉痛、外傷後の腫脹・疼痛 【用法・用量】 1 日 2 回、患部に貼付する。 【使用上の注意】 1. 慎重投与(次の患者には慎重に使用すること) 気管支喘息のある患者 [気管支喘息患者の中にはアスピリン喘息の患者も含ま れており、それらの患者では喘息発作を誘発すること がある。 ] 2. 重要な基本的注意 ⑴消炎鎮痛剤による治療は原因療法ではなく対症療法 であることに留意すること。 ⑵皮膚の感染症を不顕性化するおそれがあるので、感 染を伴う炎症に対して用いる場合には適切な抗菌剤 又は抗真菌剤を併用し、観察を十分に行い、慎重に 使用すること。 ⑶慢性疾患(変形性関節症等)に対し本剤を用いる場 合には薬物療法以外の療法も考慮すること。また、 患者の状態を十分観察し、副作用の発現に留意する こと。 3. 副作用 本剤は使用成績調査等の副作用発現頻度が明確となる 調査を実施していない。以下のような副作用があらわ れた場合には、症状に応じて使用を中止するなど適切 な処置を行うこと。 ⑴重大な副作用 1ショック、アナフィラキシー ショック、アナフィラキシー(頻度不明注1)があ らわれることがあるので、観察を十分に行い、胸 内苦悶、悪寒、冷汗、呼吸困難、四肢しびれ感、 血圧低下、血管浮腫、蕁麻疹等があらわれた場合 には使用を中止し、適切な処置を行うこと。 2喘息発作の誘発(アスピリン喘息) 喘息発作(頻度不明注1)を誘発することがあるので、 乾性ラ音、喘鳴、呼吸困難感等の初期症状が発現 した場合は使用を中止すること。なお、本剤による 喘息発作の誘発は、貼付後数時間で発現している。 ⑵その他の副作用 頻度不明 皮 膚 注2 瘙痒、発赤、発疹、かぶれ、 ヒリヒリ感等 注1:自発報告のため頻度不明。 注2:これらの症状が強い場合は使用を中止すること。 ●その他の使用上の注意等については添付文書を ご参照ください。 製造販売元 〔資料請求先〕 〒1 76-8585 東京都練馬区豊玉北2-3-1 http://www.mikasaseiyaku.co.jp/ ISO 9001 ISO 14001 JQA-QM9235 三笠製薬株式会社 JQA-EM0987 三笠製薬掛川工場 2014年7月作成