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Untitled - 第一生命保険株式会社
当社の概要についてご説明します。 1 当社の中長期的な事業戦略をご説明します。 2 3 日本の保険市場の特徴について説明します。 4 日本の生命保険市場の状況をご確認いただきます。 5 民間生命保険会社の市場シェアを示しています。現在、日本の生 命保険市場は41社の保険会社が競争を展開していますが、当社は 新契約の市場シェアを維持・拡大していることがグラフから読み取 れると思います。 6 第一生命グループの強みは、必要に応じて新しい会社を設立し、お 客様の多様なニーズに素早く対応する体制を整えてきたことにあり ます。 7 第一生命では、お客さまに「確かな安心」と「充実した健康サポート」 を提供するために、契約時、契約期間中、保険金のお支払い時に おいて高い付加価値のある商品・サービスを提供しています。 8 第一生命の強みは、約1,000万名のお客さまに対して、高度なコン サルティング・サービスの提供を担う約4万名の営業職員です。多 様化するライフスタイルやお客さまニーズにきめ細かく対応し、成長 を加速させるため、現在営業職員チャネルの構造改革を進めてい ます。 9 第一フロンティア生命の強みは幅広い商品ラインナップと、金融機 関を支えるホールセラーの存在です。 10 ネオファースト生命は、比較検討を望むお客さまのニーズを捉え、 分かり易い保障内容で、非喫煙者に対する割引など業界初の商品 を開発しました。昨年8月より、新商品の販売を開始しており、大手 金融機関を皮切りに、地方銀行や保険ショップなどにも販路を拡大 しています。 11 12 各国の生命保険市場の規模を比較した図と、人口や経済・保険市 場の成長見通しについて主要地域別に並べた図があります。 第一生命グループは2007年から海外進出を本格化し、他社に先駆 けて国際化を進めましたが、どのような戦略を展開してきたかにつ いては次のページで説明します。 13 第一生命グループは、海外6カ国で事業を展開しています。 このスライドは、各事業の成長ステージと、それぞれに応じた経営 管理手法を示したものです。 14 オーストラリアの生命保険市場は、足もとでは少し減速したとはい え、中期的には、好調な経済等を背景に安定した成長を続けてきま した。特にTALが強みを持つ保障性保険の分野は大きく成長してい ます。 15 プロテクティブは、1970年代以降、主に、他社から保険契約を買 収する手法を中心として、47件の生保事業の買収を成功させてき ました。買収した事業が産み出された利益を蓄積し、次の買収のた めの資金とするサイクルにより、プロテクティブは着実に成長してま いりました。 16 アセットマネジメント事業は企業年金の運用受託や投資信託の設 定・運用など、生保事業との親和性が高い業務をおこなっています。 日本ではDIAMアセットマネジメント、米国ではジャナス社を通じて事 業を行っております。日米とも高齢化による老後資金ニーズの増加 などを背景に成長が見込まれます。 17 18 2015年度より中期経営計画を刷新し、2015-17年度中期経営計画 D-Ambitiousをスタートさせました。 19 このスライドは、新中期経営計画「D-Ambitious」の主な数値目標を 並べたものです。 20 第一生命単体の利益は改善が続いています。 21 第一フロンティア生命は、好調な販売を維持し、通年で黒字化を目 指しています。 22 最後に、海外生保事業の利益成長についてお話します。 成長の第3ステージに入った今年度は、プロテクティブ社が連結対 象となるため、海外生保事業の利益貢献度は格段に大きくなります。 23 株主還元については、業績動向や市場環境、規制動向などを考慮 した上で、総還元性向を連結修正純利益の40%程度を目処とし、 中長期的に安定的な株主配当を目指しております。 24 2016年3月期の一株当たり配当は7円増配し35円とする予想を示し ております。総還元性向40%を目指し、現金配当を安定的に引き上 げることが大前提ですが、資本市場の変動を背景に一時的に利益 が上振れする場合には、自社株買いも機動的に行うことを目指しま す。 25 26 保険会社は特殊な業態で、保険契約者が支払った保険料を運用し、 将来の保険金支払いに備えて責任準備金として蓄えています。保 険金支払い前の運用資産の含み益は資本の中でカウントしていま す。また、契約開始から満了までに数十年かかることがあります。 27 第一生命の運用資産構成と株価動向について説明します。 28 現在、マイナス金利が導入されていますが、ここではマイナス金利 により当社の受ける影響は、限定的であることをお示ししたいと思 います。 29 左のグラフは第一生命の含み益の状況を示しています。また、当社 の実質純資産額は約9兆円、ソルベンシーマージンは第一生命単 体で874%です。一般的にソルベンシーマージンは、200%を超えて いれば十分な支払い余力を有するといわれていますので、健全性 についても十分な水準を維持しております。 30 2016年3月期第3四半期累計の連結経常収益は前年同期比1%増の 5兆4,189億円となりました。また、連結経常利益は同13%増の3,247 億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同32%増の1,735億 円と、大幅な増益となりました。 通期予想に対する進捗率は経常利益で79%、純利益で89%と高い水 準になりました。 31 32 33 34 35