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2015年度Annual Report(ダウンロード)

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2015年度Annual Report(ダウンロード)
開学 100 周年に向けて
生涯学びを楽しむ
Enjoy Learning for Life
Annual Report
2015
学校法人名城大学
MS-26 推進室
-0-
はじめに
本学では、2015 年 4 月から、開学 100 周年にあたる 2026 年を目標年とする新たな戦
略プラン「Meijo Strategy-2026」
【通称:MS-26】がスタートしました。2026 年は、本
法人の礎となる「名古屋高等理工科講習所」の開設から 100 年目という節目の年でもあ
り、各部署においては、掲げるビジョンの実現に向けて鋭意ご努力いただいております。
新たな戦略プランのスタートから 1 年経過したことから、進捗状況を点検・把握し、
重要な情報を全体として共有するため、
「MS-26 Annual Report 2015」を作成しました。
2008 年度から作成しておりました「MS-15 活動報告書」の MS-26 版としての位置づけ
です。
本法人では、2016 年 5 月現在、9 学部・11 研究科、附属図書館・総合研究所を含む
センター等の 10 の全学組織、経営本部、そして附属高等学校が活動を続けています。
このような大規模組織の活動内容を MS-26 戦略プランの枠組みに沿って把握するた
めに、上述したすべての部署にお願いして提出してもらったものが、「事業報告書 ―部
署版―」です。これは内部資料として大切に保管しています。
そしてこの報告書の内容を MS-26 推進室が総合政策部の協力を得ながら編集し、完
成させたものが、この「MS-26 Annual Report 2015」です。
報告書の内容は、例えば「人材の確保と育成」や「教育の充実」のように、MS-26 戦
略プランの 5 つのドメイン別に、「成果」の内容を簡潔かつできるだけ具体的な数値を
示しながら列挙しています。数字や文字ばかりでは読みにくいと考え、とくに多くの人
に着目してもらいたいと考える「成果」の内容については、経年変化を示す図表を挿入
しました。また「成果」の内容に続けて、「成果指標」と「関連指標」を列記し、動向
を確認しやすくしました。
今後、各部署において、この報告書から見える成果や課題を確認していただき、今年
度以降の改善や課題についての議論の材料としていただくことを強く望みます。
2016 年 5 月
学校法人名城大学
-1-
MS-26 推進室
目
次
■Our Value
・・・・・・・・・・・・・・・・03
■Our Vision
・・・・・・・・・・・・・・・・03
■2015 年度のレビュー
・・・・・・・・・・・・・・・・04
■2015 年度 MS-26 に係る特別予算措置事業一覧
・・・・・05
1)2015 年度 MS-26 推進支援事業(当初予算配布分)
2)2015 年度 MS-26 推進支援事業(後期追加支援分)
【大学】
■MS-26 戦略プラン
・・・・・・・・・・・・・・・・09
1)人材の確保と育成
・・・・・・・・・・・・・・・・10
2)教育の充実
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14
3)研究の充実
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24
4)社会貢献
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・28
5)組織・経営改革
・・・・・・・・・・・・・・・・・32
【附属高等学校】
■MS-26 戦略プラン
・・・・・・・・・・・・・・・・・39
1)人材の確保と育成
2)教育の充実
3)社会貢献
・・・・・・・・・・・・・・・・40
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・43
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・50
4)組織・体制整備
・・・・・・・・・・・・・・・・・53
-2-
■Our Value
生涯学びを楽しむ
Enjoy Learning for Life
「生涯学びを楽しむ」という言葉は、すべての学生・生徒が本学の教育によって「学ぶ楽しさ」に
気づき、卒業・修了後も、それぞれの多彩なコミュニティの中で、さまざまな人や文化と出会い、人
生を楽しみながら生涯学び続けてほしいという願いを込めました。また教職員に対しても、「学ぶ楽
しさ」「教える楽しさ」「仕事の楽しさ」を実感し、有意義な日々を送ってほしいというメッセージ
が込められています。すべての行動の指針とすべく、常に私たちが胸に刻んでおかなくてはならない
言葉です。
■Our Vision
名城大学
多様な経験を通して、学生が大きく羽ばたく「学びのコミュニティ」を創り広げる
学ぶとは、教室で教員から教わることだけではありません。たとえばディベートで仲間と激しい議
論を交わしたり、海外からの留学生の意識の高さに驚い
たり、昼夜を忘れて研究に没頭したり、ボランティア活
動で地域の人々と交流したり……。このようにキャンパ
ス内外でさまざまな人や文化と出会い、お互いに刺激し、
大学の学びがますます楽しくなる。そんな「学びのコミ
ュニティ」を常に提供し続ける大学をめざします。いわ
ば、日本で他に類を見ない「多様性の追求」を教育の核
とする大学です。こうすることで、卒業後も学生は折に触
れてキャンパスを訪れ、生涯学びを楽しんでほしいという願いも込めました。
名城大学附属高等学校
「多様な経験」を創り出す「挑戦する学校」
正課・正課外を問わず「多様な経験」を創り出す「学びの場」とな
るよう、教職員が一丸となって挑戦し続ける学校を目指すビジョンを
掲げました。
この「多様な経験」ができる「学びの場」は学校内に留まることなく、
異なる価値観や異文化との出会いも結び付けていきたいと考えています。
附属高等学校に集う全ての生徒、教職員が、それぞれ自ら目標を設定
し、生涯にわたってセルフマネジメントし続けていきます。
-3-
■2015 年度のレビュー
(大学)2015年度 名城大学における主な取り組み
○2016 年度 ナゴヤドーム前キャンパス開設準備及びその学びの特色とキャンパスコンセプト構築
○2016 年度 外国語学部国際英語学科設置への準備
○定員管理の厳格化や教育の質向上を目的とし、2017 年度からの収容定員変更を検討(認可申請中)
○安定的な志願者(学部)の確保(2016 年度入試志願者 38,314 名)
○各種指導行事によるきめ細かな対応により実就職率(学部)92.8%を達成
○学長採用枠としてジャーナリスト池上彰氏を、2015 年度は特別講師として、2016 年度からは教授
として採用
○継続的な教育の質的向上のため、2016 年度より学位授与方針対応表(科目ナンバリングを含む)
及び履修系統図をシラバスに反映
○各学部等における多様な経験の場を創出する「学びのコミュニティ創出支援事業」を新設
○全学的なアクティブ・ラーニングの展開に向けて「能動的学習促進プロジェクト」において検討
○課外において、学生グループによる自主的な学びの活動に対して活動経費を助成する
「Enjoy Learning プロジェクト助成要項」を創設
○グローバル人材養成のために「グローバルパスポート」制度を構築
○英語圏の大学と交換留学拡充とキャンパスの国際化を目的とした短期受入れプログラムとして、
海外の学生を対象としたサマースクール「Meijo University Summer School 2015」を開催
○国際化拠点施設とするグローバルプラザ(自律的英語学習支援施設等)を設置
○全研究科において学位論文審査基準の適切性の検討及び学生への周知(公表)
○学長、学部長等及び副学長の選考のあり方及び業績評価について検討することを目的として、
名城戦略審議会の下に「学長・学部長等選考等あり方検討部会」を設置
○教育研究活動の高度化、業務の効率化等に資する ICT 戦略(基本方針、行動計画、推進体制等)
について検討
○2017 年度からの事務組織の再編を踏まえ、
「学長室開設準備室」、
「社会連携センター開設準備室」、
「障がい学生支援センター開設準備室」の設置に向けた検討(2016 年度より設置)
(附属高等学校)2015年度 名城大学附属高等学校における主な取り組み
○「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業」(第三期目採択)による特色ある教育の展開
○志願者数 14 年連続愛知県下№1(2016 年度入試志願者 7,745 名)
○課外活動での目覚ましい成績(地区大会以上出場部活動 9 部、うち全国大会出場部活動 7 部)
○2016 年度大学入学試験実績(国公立大学へ 68 名の生徒が合格)
○キャリア教育プログラム開発の充実(学年別、コース別に外部講師講演や卒業生との交流など)
○探求型学習プログラムの実施(企業課題探究プログラム、多文化共生プログラム、南山大学連携
プロジェクト「Visual Thinking Strategies」、社会課題探究プログラムなど)
○次世代リーダー育成及びアクティブ・ラーニングの推進(「学習ルーム」整備、英語ビブリオバト
ルの展開、「あいち科学の甲子園」への出場を目標に掲げた研究会の実施、英語プレゼンテーショ
ンやポスター発表など)
○国際クラスにおける国際化プログラムの実施(インドネシア(バリ州)・ニュージーランド(マナ
ワツ・ワンガヌイ地方)
・アメリカ(カリフォルニア州)におけるテーマ研修、英語プレゼンテー
ション実施、国際理解教育の実施団体「TWO」との連携など)
○全校生徒を対象としたサロンの実施(「グローバルサロン」として、全校生徒と対話を実施)
○SGH における課題研究等の実施(先行研究の分析とフィールドワークを通し、各自が課題研究論
文を作成・発表など)
○SSH 東海地区フェスタの実施(SSH 指定校 21 校が集い、約 950 名が参加)
○地域との交流プログラムの実施(学校全体で校外清掃実施、地域住民などと避難訓練実施など)
○中村キャンパスの将来構想について検討する「附属高等学校施設整備計画検討委員会」及び「施設
設備計画 WG」の設置
-4-
■2015 年度 MS-26 に係る特別予算措置事業一覧
2015 年度 MS-26 推進支援事業(当初予算配布分)
単位:千円
部署
1
24
経営学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
25
理工学部
26
37
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
理工学部
38
理工学部
39
理工学部
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
27
28
29
30
31
32
33
34
35
36
事業テーマ
キャリア形成事業
学部・研究科のFD活動推進
WEB を活用しての学生の主体的な学びを促進
理工系女子学生キャリアアップセミナー実施経費
実感教育の実施
実感教育(スーパーコンピューター・京見学)
実感教育(企業体感教育、マイコン実感教育)
体験型教育(テスタ等作製)
体験型教育(ブレッドボード)
企業人による初年次啓蒙セミナー
招聘国外研究者による専門授業
実感教育の実施
大学院修士課程連携による体験型学部授業の実施
他研究機関での実験等の体験
実感教育の実施
学生の海外派遣を容易にする制度の導入
学生・学生教員間の交流イベント
実感教育の実施
実感教育の実施
実践的なモノづくり学習教育プログラムの開発
実感教育の実施
まちづくり実習プログラムの開発
実感教育の実施
海外大学との学生ワークショップの開催
学修・学生生活を支援するため、学生ウェブシステム
(PASTEL)の改善・運用
高校生対象のコンテスト・イベントの実施
実感教育の実施
実感教育の実施
加子母木匠塾への参加
建築施工管理実習
地域企業との連携プロジェクト(明治村等)
地域企業との連携プロジェクト(旧有松絞問屋)
魅力施設の構想提案(ライブスタジオ)
学童施設の計画
mozo プロジェクト(地域連携事業)
サイン計画・サイクルステーション計画
商店街の活性化(多治見駅前商店街)
地元まちづくり団体と連携した犬山市下本町防災ビルの調
査と活用提案
中川運河の調査と活用案の提案
-5-
支援額
6,600
1,000
600
500
600
600
600
1,500
700
800
500
600
360
3,800
600
300
50
600
600
1,000
600
1,000
600
500
5,000
100
600
600
600
1,000
300
300
300
300
150
150
100
100
100
単位:千円
部署
40
47
理工学部
理工学部
理工学部
人間学部
人間学部
人間学部
人間学部
人間学部
48
総合学術研究科
49
学務センター
大学教育開発
センター
大学教育開発
センター
大学教育開発
センター
MS-26 推進室
41
42
43
44
45
46
50
51
52
53
事業テーマ
支援額
物理実験教材(2重振り子の模型)の制作
再生可燃燃料の製造現場の訪問及び実験体験
分子模型を利用した化学物質の立体構造の実感
学内ワークプログラム開発
フィールドワークの充実(社会・教育系)
FD フォーラムの開催
附属高等学校教員との交流
コミュニケーション特別演習研修先の充実
PBL の実践例についての外部講師による講演
ピア・サポート
200
320
80
10
150
100
10
50
80
290
研修等の FD 活動
297
学生の協力による FD 活動
200
学修成果の把握に係る学生調査
3,000
MS-26 推進活動経費
7,888
合
46,990
計
(理工学部)模型を作製し、企業に提案
学内ピア・サポーター交流会及びリーダー研修
-6-
2015 年度 MS-26 推進支援事業(後期追加支援分)
単位:千円
部署
事業テーマ
支援額
1,000
1
経営学部
2
経済学部
3
経済学部
4
理工学部
課題解決型 Android プログラミング開発プロジェクト
5
理工学部
“つながりをチカラに“・キャリアアップセミナー
470
6
理工学部
国際学会 ISGN の“Nobel Session”派遣
300
7
理工学部
学生向け国際セミナー
210
8
理工学部
国際展示会 CEATEC JAPAN への参加と最先端技術のふれあい
500
9
理工学部
配属前の“実験好きな”学生を対象とした実践化学研究
3,000
10
理工学部
国際学生 EV モビリティデザインコンテストプロジェクト
3,000
11
理工学部
第 11 回全日本学生室内飛行ロボットコンテスト機体製作と出場
700
12
理工学部
学年横断型の建築設計教育プログラムの実施
700
13
理工学部
大工との協働による建築実践を通した体験型ものづくり教育
250
14
理工学部
地域大学連携による歴史的建築の活用実践教育プログラム開発
15
農学部
16
農学部
小学生の自由研究のアシストによるアクティブラーニング
17
農学部
学生の職業観と課題探究能力向上を図る地元企業等との連携
18
農学部
19
薬学部
ディープアクティブラーニング導入サポートプロジェクト
20
薬学部
創薬創発教育推進プログラム
21
都市情報学部
近代遺産を活かした歴史的市街地の活性化プロジェクト
1,000
22
都市情報学部
企業の課題を解決する体験型プログラム
3,000
23
24
新学部開設準
備室
大学教育開発
センター
高大接続会計教育オナーズプログラム
専門ゼミをベースとし、体験型プログラムを通して課題解決能力
を育成する取り組み
専門ゼミナールの自主的研究をもとにグローバル社会への提言
(メッセージを動画で政策・発信する、ゼミ生への映像技能支援事業)
実習・体験を基盤とした産官コーオプ教育プログラムによる能動
学修の推進
GAP 教育導入による農産物生産工程におけるリスク評価のでき
る人材の育成
1,500
1,500
3,000
1,200
2,150
3,000
470
208
3,000
600
基礎演習Ⅰ(FSP:Future Skills Project)
475
学生の能動的な学修を誘導する独自補助教材開発
900
880
25
学務センター
「名城大好き!」学生を増やす学生ピア・サポート
26
附属高等学校
次世代リーダー育成及びアクティブラーニングの推進
合
3,000
36,013
計
-7-
(理工学部)
(経済学部)
学年横断型の建築設計教育プログラム補助教材開発
専門ゼミをベースとし、体験型プログラムを通して課題解決能力を
育成する取り組み
~明知鉄道担当者による明知鉄道の概要についてのレクチャー~
(都市情報学部・理工学部)近代遺産を活かした歴史的市街地の活性化プロジェクト
(附属高等学校)次世代リーダー育成及びアクティブラーニングの推進
-8-
大学】
-9-
人材の確保と育成
(Goal)
目的意識と行動力と社会性に
優れた学生を確保し、ビジョン
を実現できる教職員を育成する
(行動目標・戦略計画)
1.優秀な学生の確保
1)アドミッションポリシーに基づく
学生の確保
2.教職員の育成
1)能動的学修を支える FD の促進
2)教職協働事業を支える SD の促進
38,314
14,710
名
2016 年度入試
学部
志願者数
490
名
名
2016 年度
専任教員数
オープンキャン
Our Value
生涯学びを楽しむ
パス参加者数
Enjoy Learning for Life
258
名
Our Vision
多様な経験を通して、学生が
大きく羽ばたく「学びのコミ
ュニティ」を創り広げる
2015.5.1 現在
36
名
専任教員
採用者数
2016 年度採用
留学生数
2015.5.1 現在
324
7
名
事務職員数
名
2015.4.1 現在
(業務職・契約事務職員含む)
専任事務職員数
2016 年度採用
- 10 -
成 果
学部志願者数
1.優秀な学生の確保
50,000
38,314
1)アドミッションポリシーに基づく学生の確保
40,000
33,599 35,150
30,656
30,000 26,272
〔安定的な志願者(学部)の確保
20,000
―2016 年度入試志願者 38,314 名― 〕
10,000
・2016 年度入学試験(学部)において、38,314 名の
0
志願者を確保した。
H24
H25
H26
H27
H28
・リクルートマーケティングパートナーズ社の高校3年生
が選ぶ「志願したい大学」ランキングにおいて、昨年度に引き続き東海エリア1位を獲得した。
オープ ン キャン パス参加者 数
〔オープンキャンパスの重点化
14,710
16,000
12,510
14,000
―過去最高の参加者 14,710 名― 〕
11,048 10,903 11,461
12,000
・オープンキャンパスにおいて、高校生とその保護者を
10,000
8,000
対象に告知することに重点を置いた広報活動を行い、
6,000
4,000
2015 年度は過去最高の 14,710 名の参加者を得た。
2,000
(高校 3 年生の参加者数:4,770 名)
0
H23
H24
H25
H26
H27
・女子学生確保に向け、オープンキャンパスの一企画として、
女子校生限定「Meijo Girl's Cafe」や理系女子向け「Girl's Talk on Sci&Tech」を開催した。
・保護者限定の「OYA Cafe」を開催した。
〔在学生の母校訪問による入試広報
―在学生 131 名が母校訪問― 〕
・在学生 131 名が母校を訪問し、高校教員に自身の経験に基づく本学の情報を伝達した。
〔進学相談会への参加拡大〕
・前年度実績を考慮しながら相談会会場を精選し、年間 78 回参加した。
〔高校における大学説明会への参加拡大〕
・出願の多い高校を中心に、大学説明会として年間 65 件参加した。
2.教職員の育成
【高い教育力・研究力を持つ教育職員の確保】
〔多様な雇用形態の確立〕
・英語教育に特化させる教育職員として、平成 28 年度より「特任講師」(任期付き教育職員)
を 6 名採用することになった。
〔学長採用枠による教育職員(教授)の採用〕
・学長採用枠により、ジャーナリストの池上彰氏を特別講師として採用し、経済学部の授業(教
養科目)を担当した。また、平成 28 年度からは教授として採用することになった。
〔特別栄誉教授規程の新規制定と授与〕
・永年に渡る研究活動と功績を顕彰する制度として、「名城大学特別栄誉教授規程」を新規制定
し、2014 年ノーベル物理学賞受賞した赤﨑勇終身教授と天野浩名古屋大学特別教授(元本学
理工学部教授)に対して本称号を授与した。
〔特別功労者の顕彰〕
・教育上、学術上又は大学運営において、特に顕著な功績のあった丸勢進名誉教授(元学長)に
対して、特別功労者として顕彰した。
〔教育功労賞による表彰 ―3 件(うち特別教育功労賞 1 件、教育功労賞 2 件)― 〕
・教育活動及び教育改善に大きく貢献した者を表彰する「教育功労賞」2 件、特に全学的な取組
みとして波及できる可能性のある者を表彰する「特別教育功労賞」1 件を表彰した。
- 11 -
【専門性を持つ優れた事務職員の確保】
〔多様な雇用形態の確立〕
(契約事務職員の採用(2016 年度 -27 名採用- ))
・2016 年度の契約事務職員として 27 名(内 専門職 10 名)採用。
(業務職の採用(2016 年度 -6 名採用- )
)
・2016 年度の業務職として 6 名採用した。
FD講 演 会 参 加 率
1)能動的学修を支える FD の促進
〔第 17 回 FD フォーラム -参加率 11.3%- 〕
・「教育の内部質保証~その基盤づくりと実際~」をテーマに
FD 講演会を実施し、教職員等 105 名(参加率 11.3%)が
参加した。
16.0%
14.0%
12.0%
10.0%
8.0%
6.0%
4.0%
2.0%
0.0%
14.4%
13.3%
12.6%
11.3%
9.6%
H23
H24
H25
H26
H27
〔FD 学習会を2回開催 -82 名参加- 〕
・第 1 回を「アクティブ・ラーニング」、第 2 回を「学習成果の可視化」をテーマとした
FD 学習会を開催し、教職員 82 名が参加した。
シ ラ バ スの到 達目標 の達成 状況(H27)
100.0%
〔前期と後期に授業改善アンケートを実施
―冊子の作成― 〕
・前期 675 授業(実施率 95.2%)、
後期 679 授業(実施率 96.0%)において、学生による
授業改善アンケートを実施し、アンケート結果の集計を
して共有した。
前期
後期
80.0%
60.0%
40.0%
45.9%
50.6% 48.4%
52.6%
58.7%
44.8%
42.4% 54.5%56.4%
38.6%
44.7% 50.1% 47.5% 44.0%
40.0% 43.1%
20.0%
0.0%
法
経営 経済 理工
農
薬
都市 人間
※「強くそう思う」+「ややそう思う」
2)教職協働事業を支える SD の促進
〔事務職員自己啓発研修費制度
-一人あたり使用額 24,273 円- 〕
・利用者の一人あたりの使用額は、23,403 円から 24,273 円に
増加し、総額 8,155,719 円を支給した。
・自己啓発研修費制度の利用率も 45.70%から 48.50%に増加
した。
事 務 職 員 自 己啓 発研修 費利用 率
60.0%
55.2%
52.1%
50.0%
45.9%
45.7%
H25
H26
48.5%
40.0%
30.0%
20.0%
10.0%
0.0%
H23
H24
H27
〔総務部主催の集合研修・他部署との連携型研修の実施〕
(管理職研修)
・管理職者研修として、新任管理職者研修を実施した。
・派遣法等改正に向けて労務管理研修、部下のメンタルケアのためにラインケア研修を実施した。
・事務職員の事務長、室長、課長を対象に「2015 年度戦略セミナー MS-26 戦略プランの具体
化・行動化に向けて」を実施し、35 名が参加した。
(一般職研修)
・管理職者が講師として、業務知識伝承及び諸規定遵守を目的とした研修を実施した。
・予算・決算に関する研修、セルフケア研修、ハラスメント研修、情報セキュリティ研修、
マイナンバー研修を実施した。
(若手職員研修)
・新入職員研修、若手研修(グループワーキング、プレゼンテーション研修)を実施した。
(目的別研修)
・国際化に向けて、米国図書館視察研修へ中堅職員を 1 名派遣した。
- 12 -
成果指標
入試関係
入学志願者(学部)
入学志願者(修士・専門職)
手続率(学部)[手続者数/合格者数]
高校ランク別出願者数 A1・B1
※ベネッセの高校ランキング(A1~E1)までの 9 ランクを
基に集計
2014
2015
33,599 名
329 名
29.1%
35,150 名
328 名
28.7%
38,314 名
305 名
27.4%
A1:1,026
B1:12,870
A1:1,119
B1:13,334
A1:1,071
B1:14,087
16 名
1名
22 名
3名
36 名
7名
(再雇用)
(内 1 名再雇用)
(内 6 名特任講師)
9名
5名
6名
6名
5名
7名
(新卒 4 名、中途 2 名)
(新卒 4 名、中途 1 名)
(新卒 5 名、中途 2 名)
0名
2名
0名
7名
4名
24 名
6名
10 名
17 名
教職員採用関係
教育職員採用者数
(内、契約教員)
特任助手(任期付)採用数
2016
事務職員採用関係
専任事務職員採用者数(業務職除く)
業務職採用者数
契約事務職員(専門)
契約事務職員(一般)
入試関係
オープンキャンパス参加者数
高校訪問校数
大学説明会
在学生の母校訪問
2013
2014
11,461 名
403 校
166 校
123 名
12,510 名
256 校
133 校
140 名
14,710 名
98 校
65 校
131 名
9.6%
79 名
13.3%
109 名
11.3%
105 名
1,277 名
66 件
45.9%
7,935,089 円
23,973 円
951 名
35 件
45.7%
7,886,952 円
23,403 円
802 名
28 件
48.5%
8,155,719 円
24,273 円
FD 関係
FD フォーラム参加率(教職員)
FD フォーラム参加者数(教職員)
SD 関係
事務職員研修参加延べ人数
事務職員研修件数
自己啓発研修費使用率
自己啓発研修費総額
自己啓発研修費執行平均額
2015
【シラバスの到達目標達成状況】
法
経営
経済
理工
農
薬
都市
人間
前期
45.9
50.6
48.4
44.8
38.6
42.4
52.6
58.7
後期
44.7
50.1
47.5
44.0
40.0
43.1
54.5
56.4
※「強くそう思う」+「ややそう思う」(%)
- 13 -
教育の充実
(Goal)
多様性と実践性を大事にする基礎教育と
専門教育を通して、コミュニケーション力と
問題解決力をもつ人材を育成する
(行動目標・戦略計画)
1.学生の多様な経験による主体的な学びの
促進
1)アクティブ・ラーニング型学修の推進
2)多様な専門性に根差したグローバル人材
の養成
2.大学院教育・研究の質保証
1)高度専門職業人養成に向けた教育プログ
ラム開発
3.学修・課外活動・学生生活支援サービス
の充実
1)課外活動における多様な経験の促進
2)学修・学生生活に関する支援体制の整備
3)ICT の活用による学修支援
61.1
62.0
授業満足度
%
※強くそう思う、ややそう思うと
回答した人の率
490
%
名
専任教員数
本学への好感度
Our Value
生涯学びを楽しむ
※強くそう思う、ややそう思うと
回答した人の率
Enjoy Learning for Life
Our Vision
多様な経験を通して、学生が
大きく羽ばたく「学びのコミ
ュニティ」を創り広げる
72.2
%
入学満足度
※満足、やや満足と回答
2015.5.1 現在
646
名
学生の国外へ
の派遣人数
した人の率
96.8
300
%
薬剤師国家試験
合格率
6 年制課程卒業生
(新卒受験者)
237
インターンシップ
名
JABEE 修了者数
- 14 -
名
学生派遣数
成 果
1. 学生の多様な経験による主体的な学びの促進
〔体系的な教育課程の構築と自己点検活動〕
・継続的な教育の質的向上のため、体系的な教育課程の構築を前提とした学生の学修成果等に基
づいた自己点検活動の推進をしていくために、2016 年度より学位授与方針対応表(科目ナン
バリングを含む)及び履修系統図をシラバスに反映させていくことになった。
〔教育の質保証プロジェクトによる支援
―12 プロジェクト― 〕
・2015 年度教育の質保証プロジェクトとして、25,000 千円(新規 6 件(経営学部、経済学部、農
学部、薬学部、薬学研究科、人間学部)、継続 6 件(理工学部、農学部、薬学部))を支援した。
〔2016 年度教育課程の改正〕
・2016 年度教育課程の改正を行った。
(大学院法学研究科、大学院理工学研究科、大学院総合学術研究科、農学部、薬学部)
〔2015 年度「私立大学等改革総合支援事業」のタイプ 3 に選定〕
・タイプ 3「産業界・他大学等との連携」(取組学部:薬学部)に選定された。
1)アクティブ・ラーニング型学修の推進
〔学びのコミュニティ創出支援事業の構築〕
・多様な経験を通して、学生が羽ばたく「学びのコミュニティ」を創り広げることを目指し、
各学部等における多様な経験の場を創出する「学びのコミュニティ創出支援事業」を構築し、
予算支援を含め構築した。
〔MS-26 基本戦略部会の下に「能動的学習促進プロジェクト」を設置〕
・学習者が主体的に学び合うコミュニティ(学びのコミュニティ)を創り広げていくことを目指
し、その実現に向けて、現在の能動的学習プログラムを調査・分析し、新たな能動的学習法導
入の可能性を探ることを目的とする「能動的学習促進プロジェクト」を設置し、検討を進めた。
2)多様な専門性に根差したグローバル人材の養成
〔グローバルパスポート制度の構築〕
・グローバル人材養成のために、各種プログラムへの参加や施設の利用、語学検定試験等の受験
等、学生生活における学生の様々な経験や成果を記録していき、学生が自らで学習履歴を振り
返り自己成長を実感できる仕組みとして、「グローバルパスポート」制度を構築した。
〔海外の大学等との新規学術交流の協定 -7 大学- 〕
・新たに、ダナン外国語大学、香港教育学院、
マラヤ大学、ハノイ経営工科大学、
ロモノーソフ・モスクワ国立総合大学など 7 大学
と協定を締結し、計 81 大学・機関となった。
学 術 交 流 協 定数
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
59
65
70
74
81
H23
H24
H25
H26
H27
〔名城大学海外オフィス(タイ)の設置〕
・ASEAN、特にタイにおいて行う現地大学との交流活動、共同教育・研究、外国人留学生の募集、
教員及び研究者の招へい、教育事情の情報取集等の拠点として、本学協定校であるラジャマン
ガ工科大学タニヤブリ校に海外オフィスを設置した。
〔サマースクールの実施〕
・英語圏の大学と交換留学拡充とキャンパスの国際化を目的とした短期受入れプログラムとして、
海外の学生を対象としたサマースクール「Meijo University Summer School 2015」を開催し
た。本学協定校である米国ディクシー州立大学、ニューヨーク市立大学ハンター校、香港教育
学院の 3 校から 16 人の学生が参加し、本学の学生との交流や日本文化に触れる機会とした。
- 15 -
〔海外研修留学プログラムの充実 ―16 プログラムの実施―
・海外英語研修として、16 プログラム実施した。
〕
〔海外の大学との共同プログラムの充実 ―学部 54 件、大学院 9 件の実施― 〕
・海外の大学との共同プログラムとして、学部 54 件、大学院 9 件実施した。
〔大学間の交換留学制度の充実〕
・全学部の学生を対象とした交換留学制度を構築した。
・2 年次から参加対象とした交換留学制度を拡大した。
・新たな交換留学協定を締結した。(東亜大学校(韓国)、香港教育学院(中国))
〔グローバルプラザ(自律的英語学習支援施設等)の構築〕
・
「名城大学 国際化計画 2013」に基づき、ナゴヤドーム前キャンパス及び天白キャンパスに設
置予定の自律的英語学習支援施設の機能と運営体制について構築した。
・大学教育に関する基本協定を締結している神田外語大学とグローバルプラザを核とした本学の
英語学習充実に向けてノウハウや人的資源の支援を含め、具体的に検討を図り体制を構築した。
〔台湾・真理大学とのスポーツ国際交流の実施 ―学生 53 名、教職員 10 名が訪問― 〕
・本学プレ 90 周年事業と本学協定校である台湾・真理大学の開学 50 周年を記念し、スポーツ
国際交流を実施した。本学の学生 53 名、教職員 10 名が訪問し、スポーツの交流試合はもち
ろんのこと、学生同士の異文化交流や大学施設の見学等、スポーツを通して国際交流を図った。
また、2016 年度においても引き続きスポーツ国際交流を推進していく。
〔海外英語研修派遣支援制度の拡充〕
・2014 年度から、海外派遣支援制度として特別奨学金 20 万円、一般奨学金 5 万円を支給して
いる海外英語研修派遣支援制度について、学生のニーズに合わせ対象人数を拡大し、また対象
学年も制限をなくすこととし、海外派遣支援制度の拡充を進めた。
〔SA 制度の充実 ―39 名新規登録― 〕
・留学生を多面的にサポートするボランティアスタッフとして 39 名が新規登録し、交換留学生
の空港への迎え、日本語学習支援など様々な面で留学生をサポートした。
(SA 登録者数:107 名)
学 生 の 国 外 派遣 人数
〔学生の国外派遣人数 -646 名- 〕
・2015 年度中の学生の国外派遣人数は 646 名となり、
昨年度より 81 名増加した。
646
700
565
600
500
400
363
411
432
H24
H25
300
200
100
〔海外研修に引率としてサポート
0
-114 名の教職員派遣- 〕
・各学部・研究科の海外研修、学会発表、
ゼミ合宿等において、114 名の教職員を引率として派遣した。
H23
H26
H27
〔外国語学部における 1 年間留学制度に係る留学先大学の決定〕
・外国語学部における 1 年間留学制度に係る留学先大学として、米国ディクシー州立大学等、
3 か国 6 大学とした。
2.大学院教育・研究の質保証
1)高度専門職業人養成に向けた教育プログラム開発
〔大学院生助成制度の充実化 -総額 8,345 千円支援― 〕
・主体的な研究の進展を図ることを目的として、研究内容に取り組む意欲を評価し必要な助成を
行う「大学院生研究助成(B)」を新設し、採択者数 14 名、総額 679 千円支援した。
・「大学院生研究助成」、「国際的調査・研究助成」、「英語プレゼン講座」として、修士課程 32
名、博士後期課程 10 名に総額 8,345 千円支援した。
- 16 -
〔研究支援員制度の構築〕
・外部資金を原資とする研究プロジェクトに関して、博士後期課程及び博士課程に在学する学生
を対象とする研究支援員制度を構築し、理工学研究科より 1 名採用された。
〔学位論文(修士・博士課程)審査基準の作成及び公表〕
・学位の水準や審査の透明性・客観性を確保していくため、全研究科に対して学位論文審査基準
の適切性の検討(見直し若しくは作成)を依頼し、併せて学生への周知(公表)していくこと
とした。
〔研究倫理教育の実施〕
・中央教育審議会大学分科会の審議まとめや認証評価における大学院教育の指摘事項を踏まえ、
今後はこれまで以上に大学院生に対して研究倫理教育を推進していくこととし、各研究科のオ
リエンテーションやガイダンスで実施していくこととなった。
〔過年度採択の GP 等への支援〕
・2012 年度に採択された「がんプロフェッショナル養成基盤推進プラン」
(薬学研究科)、
「大学
間連携共同教育推進事業」(教職センター)実施のための支援を行った。
3.学修・課外活動・学生生活支援サービスの充実
1)課外活動における多様な経験の促進
〔MS-26 基本戦略部会の下に「学生の多様な経験促進プロジェクト」を設置〕
・学習者が主体的に学び合うコミュニティ(学びのコミュニティ)を創り広げていくことを目指
し、その実現に向けて、現在の学生が課外活動において他者とのコミュニティの中で成長し、
生涯にわたって学び続けることができる多様な経験の場を調査・分析し、新たな多様な経験の
可能性を探ることを目的とする「学生の多様な経験促進プロジェクト」を設置し、検討した結
果、新たに「Enjoy Learning プロジェクト」を創設することとなった。
〔強化クラブ合宿所によるクラブ支援〕
・強化クラブの支援(アメリカンフットボール部、柔道部、バレーボール部、ハンドボール部)
を目的として、ライオンズ植田寮の運営を開始した。
・強化クラブの支援(日進グランドに拠点を置く、硬式野球部とラグビー部)を目的として、
本学と長期賃貸借契約を締結するスキームによる構想を検討し、2017 年からの入居に向けて
準備を進めた。
〔課外活動団体への援助 ―108,309 千円の援助― 〕
・強化スポーツクラブを始めとする課外活動団体に援助金として 108,309 千円を支給し、昨年
度より 6,855 千円増加した。
2)学修・学生生活に関する支援体制の整備
〔入学前学習プログラム(MEC プログラム)の実施及び追跡調査 -MEC 受講者数 633 名― 〕
・大学での学習の関連性を明確にし、基礎学力と学習意欲の向上を狙いとして、入学前学習プロ
グラム(MEC プログラム)を実施し、633 名の受講者(受講率 54.7%)を得た。
(申し込み学部:経営学部、理工学部、農学部、薬学部、都市情報学部、人間学部、外国語学部)
・また、本プログラムの教育効果の検証及び今後のプログラム開発や改善に繋げるために、入学
前に本プログラムを受講した学生に対して、追跡調査を実施した。
〔リメディアル教育等の充実〕
・大学での学びの基礎となる高校までの学習内容の学び直しを目的とした「名城サプリメント教
育」を実施した。天白キャンパスで 5 講座(252 名参加)
、八事キャンパスで 3 講座(121 名
参加)開講した。
- 17 -
〔全学部対象の英語多読プロジェクトの推進 -利用者数 18,537 名- 〕
・「多読ルーム」において、蔵書数 31,873 冊を整備し、2015 年度は利用者数 18,537 名、貸出
冊数 35,621 冊の実績を上げ、学生の英語運用能力向上に努めた。
〔各種指導行事によるきめ細かな対応
-実就職率(学部)92.8%- 〕
・1・2 年生を対象とした講演会、就職対策講座、
就職模擬試験、模擬面接、専門家による公務員講座・
公務員個別相談を実施。
※実就職率=就職者数÷(卒業者数-大学院進学者数)
実 就 職 率 (学 部)
94.0%
92.4%
92.8%
H26
H27
92.0%
89.2%
90.0%
87.0%
88.0%
86.0%
85.2%
84.0%
82.0%
80.0%
H23
H24
H25
〔3 年次個人面談率 -91.7%(昨年度:85.4%)- 〕
・キャリアセンターにおいて、日々の学生面談・相談に加え、文系学部・農学部を中心に
全 3 年生を対象に面談を実施した結果、3 年次の個人面談率は、昨年度より 6.3 ポイント
上昇し、91.7%となった。
〔ガイダンスの実施 ―学生満足度 92.7%― 〕
・学部 3 年生・大学院 1 年生を対象に、就職活動の流れに応じてガイダンス、U ターン希望
学生、外国人留学生を対象としたガイダンスを実施した。
・平均出席率は、昨年度より 4.8 ポイント上昇し、88.3%となった。
・学生満足度は、昨年度より 4.4 ポイント上昇し、92.7%となった。
〔学内企業セミナーの実施 ―学生 23,175 名参加― 〕
・企業担当者を招き、企業セミナーを開催した。833 社に対して学生 23,175 名の参加があった。
〔就職情報交換会の実施 ―企業満足度 99.0%― 〕
・企業との就職情報交換会を実施し、287 社から 458 名の出席があり、企業の満足度は、99.0%
となった。
〔1 年次グループ面談率 -74.2%- 〕
・天白キャンパス(理工学部除く)の 1 年生を対象に、卒業後を見据えて学生時代に何をすべ
きかを考えさせることを目的にグループ面談を実施し、出席率が昨年度より 16.9 ポイント上
昇した。
〔父母を対象に就職説明会の開催〕
・学部 3 年生の父母を対象とした「就職説明会」を開催し、410 名の父母が参加した。
〔インターンシップの充実 ―300 名の学生を派遣― 〕
・企業等と学生とのマッチングを図り、学生 300 名を
企業等に派遣した。
イ ン タ ーンシップ 参加者 数
600
515
450
500
400
317
330
H23
H24
300
300
200
100
0
H25
H26
H27
〔キャビンアテンダント養成講座の実施〕
・2016 年よりキャビンアテンダント養成を目的として、航空業界と連携し、全学部を対象
とした「名城キャビンアテンダントプログラム」(M-CAP)を構築した。
〔就労体験型実習の実施に関する基本協定書の締結 ―全国「道の駅」連絡会との締結― 〕
・学生の就業体験機会を増やし実習を通して多様な気づきや経験を重ねることで、課題発見力や
想像力といった社会人基礎力の向上など学の更なる成長につながる目的として、全国「道の駅」
連絡会と就労体験型実習の実施に関する基本協定書を締結した。
- 18 -
〔就職支援に関する協定の締結 ―石川県との締結― 〕
・U ターン就職を目指す学生への求人紹介を目的として、石川県と就職支援に関する協定を
締結した。
〔薬剤師国家試験で合格率 91.6%
―全国私立大学 5 位― 〕
・第 101 回薬剤師国家試験において、合格率が 91.6%となり、全国の私立大学中 5 位となった。
(既卒者を含む)〔6 年制課程卒業生(新卒受験者)の合格率は、96.8%〕
〔公務員試験対策の充実〕
・学生アンケートや他大学調査の結果を活かし、講師との打ち合わせを重ね目標を共有化し、講
座の新設・改廃及びカリキュラム・授業内容等の充実・改善を図った。
〔2016 年度公立学校教員採用試験 ―61 名合格― 〕
・学習会、勉強会、小論文、教育実習の事前指導における模擬授業を充実させ、2015 年度公立
学校教員採用試験において 61 名(内現役 26 名)が合格した。
〔2016 年度小学校教員資格認定試験 ―1 名合格― 〕
・小学校教員資格認定試験対策講座の受講者の内、昨年度より 2 名少ない 1 名が合格した。
〔学生アンケートの実施〕
・MS-26 推進室と連携し、KPI(Key Performance Indicator)として、在学生・最終学年生の
成果・正課外における自己成長の実感度を調査することを新たに取り入れ、学生アンケートを
実施することとなった。
〔学生実態調査アンケートの実施〕
・全学生を対象に実施した「学生実態調査アンケート」について、報告書として取りまとめ、
全学で共有した。
・在学生の学部別好感度
法
経営
経済
理工
農
薬
都市
人間
好き
62.7
70.7
63.9
58.9
64.9
55.2
63.9
71.8
好きで
はない
5.2
3.5
3.1
5.3
3.4
7.9
4.5
2.9
※「好き」→「好き」+「やや好き」(%)
※「好きではない」→「好きではない」+「あまり好きではない」
(%)
・入学満足度
法
経営
経済
理工
農
薬
都市
人間
満足
72.2
78.2
74.2
70.9
73.8
68.2
68.1
78.0
不満
5.3
3.1
4.5
6.1
4.3
7.0
5.9
3.4
※「満足」→「満足」+「やや満足」(%)
※「不満」→「不満」+「やや不満」(%)
在 学 生学 部 別好 感度(2015年 4月 )
入 学満 足度(2015年4月)
100.0%
100.0%
好き、やや好き
80.0%
好きではない、あまり好きではない
71.8%
70.7%
62.7%
満足、やや満足
不満、やや不満
78.2%
78.0%
74.2%
73.8%
80.0% 72.2%
70.9%
68.2% 68.1%
63.9%
58.9%
64.9%
63.9%
55.2%
60.0%
60.0%
40.0%
40.0%
20.0%
20.0%
0.0%
5.3%
5.2%
3.1%
3.5% 経済
法
経営
理工
3.4%
農
7.9%
薬
0.0%
4.5% 2.9%
都市 人間
- 19 -
6.1%
5.3%
4.5%
3.1% 経済 理工
法
経営
4.3%
農
7.0% 5.9% 3.4%
薬
都市 人間
〔学習相談室による学習支援体制 ―利用者 276 名― 〕
・2014 年度から、天白及び可児キャンパスにおいて、学生の学習方法に関する悩み相談等を目
的とした「学習相談室」を開設し、2015 年度は 276 名利用があった。
また、名城サプリメント教育と連携することで、学習相談体制の充実を図った。
〔学生協力員制度の活性化と学内ピア・サポーターの連携〕
・学生生活を充実させるために、学生協力員の職務範囲を拡大(ガイダンス等以外のピア・サポ
ートの機会・活動を増やす)し、学生同士による支援体制の充実を図った。
カ ウン セラー相談 件数(学部)
〔カウンセリング体制の強化
―カウンセラー対応件数 1,929 件―
・カウンセラーの対応件数は、
1,929 件(前年比 127 名増)対応した。
2,000
〕
1,900
1,929
1,828
1,811
1,802
1,800
1,665
1,700
1,600
1,500
H23
H24
H25
H26
H27
〔奨学金制度の見直し〕
・2015 年度から、より効果的な配分を行うことを目的として、特別強化クラブ奨学生の新設、
奨学生の経済的負担軽減を目的とした制度改正等を実施した。
〔東日本大震災被災者(学生)支援 -1 名、1,890 千円- 〕
・2015 年度東日本大震災被災者支援として、1 名に 1,890 千円を支援し、志願者 4 名に対して、
入学検定料を免除した。
また、2016 年度においても、引き続き本制度を継続していくこととした。
〔赤﨑奨学金の支給 ―5 名に支給― 〕
・寄附者である理工学研究科赤﨑勇終身教授の意向に基づく大学院博士後期課程の研究活動を奨
励することを目的とした「赤﨑奨学金」として、5 名の学生に奨学金を支給した。
〔法学部中山健男奨学金の支給 ―2 名に支給― 〕
・故中山健男法学部元教授の意向により、法学部及び大学院法学研究科の教育研究活動を奨励す
ることを目的とした「法学部中山健男奨学金」として、2 名の学生に奨学金を支給した。
〔メイドー・MCS・長谷川奨学金の支給 ― 8 名に支給― 〕
・寄附者である長谷川士郎氏の意向により、学部生の教育研究活動を奨励することを目的とした
「メイドー・MCS・長谷川奨学金」として、8 名の学生に奨学金を支給した。
3)ICT の活用による学修支援
〔授業改善アンケートの WEB 化〕
・分析や運用、コスト等を踏まえ、全学的な ICT 体制に先駆け、授業改善アンケートの WEB
化を平成 28 年度より実施することになった。
〔ナゴヤドーム前キャンパスにおける ICT を利活用した教育・学修支援機能の整備〕
・2016 年度より開設するナゴヤドーム前キャンパスにおいて、ラーニングコモンズや海外大学
との遠隔講義システム、附属図書館の IC タグ化等、ICT を利活用した教育学修支援機能の整
備を図った。
- 20 -
成果指標
2013
グローバル人材養成関係
外国人留学生数
学術交流協定件数
(内、学術交流協定新規件数)
学生の国外派遣人数
学生の国外からの受入れ人数
国外卒業生人数
※留学者のうち帰国者数
海外研修引率者数(教職員)
学修支援関係
MEC 受講者数
英語多読プロジェクト
就職支援関係
就職率(学部)
実就職率(学部)
3 年次個人面談実施率
3 年次グループ面談率
学内企業セミナー
就職情報交換会
インターンシップ参加者数
薬剤師国家試験合格者・率
※6 年制課程卒業生(新卒)
教員採用試験合格者数
2014
2015
335 名
70 件
5件
432 名
350 名
291 名
74 件
4件
565 名
308 名
258 名
81 件
7件
646 名
284 名
37 名
29 名
28 名
79 名
81 名
114 名
509 名
551 名
633 名
利用者 21,412 名
利用者 17,975 名
利用者 18,537 名
貸出冊数 44,896 冊
貸出冊数 34,558 冊
貸出冊数 35,621 冊
98.5%
89.2%
87.1%
91.0%
企業 911 社
学生 19,796 名
企業 260 社(391 名)
450 名
204 名
91.07%
86 名
98.7%
92.4%
85.4%
87.7%
企業 831 社
学生 23,391 名
企業 289 社(416 名)
515 名
209 名
88.56%
61 名
99.4%
92.8%
91.7%
実施せず
企業 833 社
学生 23,175 名
企業 287 社(458 名)
300 名
209 名
96.8%
61 名
学生活動・生活支援関係
1,929 件
カウンセラー対応件数
1,665 件
1,802 件
(内訳 1 年 288 件,2 年 357 件,
3 年 230 件,4 年 855 件,
5 年 0 件,6 年 41 件)
- 21 -
関連指標
2013
教育の質保証関係
JABEE 修了者数
GP 等申請件数
GP 等採択件数
高大一貫・連携プログラム数
2014
2015
265 名
0件
0件
271 名
2件
0件
237 名
1件
0件
都市 3 件、人間 1 件
都市 3 件、人間 1 件
人間 1 件
7名
7名
2名
30 単位
90 単位
80 単位
49,349 冊
330,113 名
53,316 冊
321,213 名
50,101 冊
331,768 名
10 名
17.2%
5名
3名
4.4%
3名
6名
8.6%
1名
学部 335 名・修士 24 名
学部 296 名・修士 16 名
学部 307 名・修士 15 名
学部 78.6%・修士 86.9%
学部 82.3%・修士 85.8%
学部 80.1%・修士 86.0%
15 団体・81 名
17 団体・79 名
18 団体・85 名
60 件
72 件
75 件
人間学部への高大一貫入学者数
グローバル人材養成関係
海外の大学との単位互換単位数
※交換留学単位認定数
学修支援関係
図書館貸出冊数(学部学生)
図書館入館数(学部学生)
就職支援関係
新司法試験合格者数
新司法試験合格率
小学校免許認定試験合格者数
学生活動・生活支援関係
退学者数
卒業率
学長表彰
課外活動における全国大会
以上の出場件数
【資格試験合格者数(一部)】
単位:名
平成 23 年度
平成 24 年度
平成 25 年度
平成 26 年度
平成 27 年度
司法書士
1
2
2
1
4
行政書士
1
5
5
2
3
宅地建物取引主任者
36
37
32
40
41
簿記 2 級
23
10
5
12
4
資格
※それぞれの年度の 3 月 1 日現在
図書館貸 出冊数(学部学生)
60,000
50,000
49,349
48,222
53,316
50,101
350,000
43,008
40,000
340,000
30,000
330,000
20,000
320,000
10,000
310,000
0
300,000
H23
H24
H25
H26
退学者 数
図書館入館数(学部学生)
360,000
H27
348,008
331,768
331,250 330,113
321,213
H23
H24
- 22 -
H25
H26
H27
400
350
300
250
200
150
100
50
0
363
349 学部 335 修士
296
307
31
30
24
16
15
H23
H24
H25
H26
H27
〔課外活動の主な成績(H27)〕
・特別強化クラブ(2 クラブ)、強化クラブ(5 クラブ)、準強化クラブ(スポーツ系 3 クラブ、
文化系 4 クラブ)を重点的に支援した。
・女子駅伝部が第 33 回全日本大学女子駅伝対校選手権大会において 5 位。2015 全日本大学
女子選抜駅伝競走において 2 位。
・アメリカンフットボール部が第 41 回東海学生アメリカンフットボール秋季リーグ戦におい
て優勝。全日本大学アメリカンフットボール選手権においてベスト 6。
・應援團チアリーディング部が第 20 回中部チアリーディング選手権大会において 4 位。
・弓道部が第 58 回東海学生弓道選手権大会において男子団体準優勝。
・柔道部が平成 27 年度全日本学生柔道優勝大会(女子 24 回)においてベスト 8 位。
・少林寺拳法部が第 49 回少林寺拳法部全日本学生大会立会評価法男子重量級において 4 位、
鳥澤慎司選手。
・水上競技部が第 4 回中部学生秋季水泳記録会において男子 400mフリーリレー4 位。
・軟式野球部が平成 27 年度東海学生軟式野球連盟春季リーグにおいて 4 位。
・バレーボール部が平成 27 年第 140 回東海大学男女バレーボールリーグ戦秋季大会において
優勝。
・洋弓部が 2015 年度東海学生アーチェリー王座出場校決定戦において男子団体 2 位。
・ラグビー部が平成 27 年度東海学生ラグビーリーグ 2015 において 4 位。
・ラクロス部が第 24 回東海学生ラクロスリーグ戦において男子 3 位。
・将棋部が第 46 回学生王座戦、第 28 回リコー杯アマチュア将棋団体日本選手権において優
勝。第 44 回学生王将戦個人戦において優勝、國分雄太選手。
・エコノパワークラブが本田宗一郎杯 Honda エコマイレッジ チャレンジ 2015 第 35 回全国
大会において優勝。
- 23 -
研究の充実
(Goal)
教育研究環境の充実を通して、社会に評
価される学術の創造と普及を図り、教育と
社会に還元する
(行動目標・戦略計画)
1.独創的研究の推進と研究成果の社会へ
の発信
1)自由な発想に基づく、独創的な研究の
推進
2)研究成果の積極的な発信
2.国際的な研究拠点の育成と強化
1)国際的研究拠点づくり
124
54
96
件
Our Value
生涯学びを楽しむ
Enjoy Learning for Life
33
百万円
件
受託研究・共同
奨学寄附金受入
件数
件
科学研究費助成
事業採択件数
Our Vision
多様な経験を通して、学生が
大きく羽ばたく「学びのコミ
ュニティ」を創り広げる
研究受入件数
113
百万円
受託研究費・
共同研究費額
奨学寄附金額
18
21
件(国内)
341,586
件
教員情報システム
へのアクセス件数
- 24 -
件(国外)
特許出願件数
成 果
1.独創的研究の推進と研究成果の社会への発信
1)自由な発想に基づく、独創的な研究の推進
〔学内助成事業 - 57 件支援- 〕
・5 つの学内助成事業を対象に公募を実施し、選定した結果、57 件で総額 61 百万円を助成
した。
科 研 費 採 択 件数
〔科学研究費助成事業採択件数
-124 件-
〕
140
120
・2015 年度の科学研究費助成事業は、238 件の申請に
115
120
122
124
H24
H25
H26
H27
103
100
対して、124 件(218 百万円)の採択となり、
80
採択件数は前年度比 2 件の増となった。
40
60
20
0
〔受託性大型プロジェクト
―132 百万円―
H23
〕
・受託性大型プロジェクトとして、27 件、132 百万円が採択された。
〔受託研究費・共同研究費
-113 百万円(96 件)-
受 託 研 究 費 ・共同研 究費(百万 円)
〕
160
140
120
100
80
60
40
20
0
・受託研究費と共同研究費を新規に 47 件(60 百万円)
受け入れ、継続分と合わせて 113 百万円(96 件)
となった。
142
111
113
H26
H27
95
78
H23
H24
H25
〔奨学寄附金 -33 百万円- 〕
・奨学寄附金を 54 件受け入れ、33 百万円となり、前年度比 40 百万円減となった。
〔日本学術振興会研究成果の社会還元・普及事業
―1 件採択―
〕
・
「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」に 1 件(360 千円)
採択された。
〔戦略的研究基盤形成支援事業
-新規 1 件、継続 2 件-
〕
・「戦略的研究基盤形成支援事業」に 2 件申請し 1 件採択となり、平成 27 年度分は 新規 1 件
(100 百万円)と継続 2 件(75 百万円)となった。
〔私立学校施設整備補助金【大型装置】
-新規 1 件、継続 2 件-
〕
・「平成 26 年度(補正)私立学校施設整備補助金【大型装置】申請事業」に 1 件採択
(5,016 千円)となった。
〔学術研究振興資金(若手研究者奨励金含む)
-平成 28 年度 2 件申請-
〕
・
「平成 28 年度学術研究振興資金(若手研究者奨励金含む)
」に対して、学術研究振興資金 1 件、
若手研究者奨励金 1 件に申請した。
〔アジア研究センター研究助成プロジェクト
-平成 28 年度分 2 件採択-
〕
・平成 28 年度アジア研究センターの研究助成プロジェクトとして、公募型プロジェクト 2 件
(総額:2,000 千円)採択された。
〔産学官連携強化に向けた研究シーズシートの作成〕
・研究成果を積極的に外部発信し、研究シーズの付加価値を高め、産業界や官界との連協強化を
図ること等を目的として、
「研究シーズシート」の作成を全学的に展開していくことになった。
- 25 -
〔CaN 研究コンソーシアムへの参画 -理工学部- 〕
・GaN(窒化ガリウム)を中心的な材料として世界をリードする省エネルギーイノベーションの
創出を目的とした GaN 研究コンソーシアムに、研究推進はもちろんのこと、若手研究人材の
育成等を目的として幹事機関の 1 つとして参画することになった。
〔弘前大学大学院医学研究科と学術研究交流協定を締結〕
・総合研究所(スポーツ医科学研究センター)と学術研究交流を目的として、弘前大学大学院医
学研究科と学術研究交流協定を締結した。
〔名古屋学芸大学管理栄養学部と学術研究交流協定を締結〕
・総合研究所(スポーツ医科学研究センター)と学術研究交流を目的として、名古屋学芸大学管
理栄養学部と学術研究交流協定を締結した。
〔相談窓口対応 ―約 450 件― 〕
・産学連携に係る相談を年間約 450 件受け、コーディネートし、共同研究に結び付けた。
(共同研究実施件数〔新規〕:31 件)
〔シーズの発掘活動の展開 -特許出願 39 件- 〕
・産学官担当者が教員のシーズ発掘作業を行い、
特許に 39 件申請した。
・特許実施許諾件数は、国内 3 件となった。
特許出願件数
45
40
35
30
25
20
15
10
5
0
25
H23
39
38
36
H24
25
H25
H26
H27
2)研究成果の積極的な発信
〔教員情報システムの活用促進〕
・教員情報システムを紹介するチラシ等で企業等に積極活用を促し、新規採用教員へ説明を行い、
2015 年度中に 341,586 件のアクセスがあった。
〔企業等向けの広報物の作成〕
・産学連携を推進するため、ノーベル物理学賞を紹介した LED パネルやチラシ、その他研究を
紹介するパネルを作成し、展示会等で広報した。
〔相談件数増加に向けた学外への PR 活動 -展示会へ出展 16 回- 〕
・BIOtech2015、スマートコミュニティ Japan、テクノフロンティア、イノベーションジャパン
中部エレクトロニクスショー、アグリビジネス創出フェア、nano tech 2016 など計 16 回の
展示会に出展した。
・岡崎商工会議所、大府商工会議所、安城商工会議所、豊田商工会議所と連携し、交流会等に
参画した。
2.国際的な研究拠点の育成と強化
1)国際的研究拠点づくり
〔ノーベル賞受賞記念講演会の開催〕
・青色発光ダイオード(青色 LED)を世界で初めて実現させた理工学研究科 赤﨑勇終身教授が
2014 年ノーベル物理学賞を受賞したことを記念して、ノーベル賞受賞記念講演会を開催した。
赤﨑勇終身教授と元名城大学教授で名古屋大学の天野浩教授より、発明に至る経緯や苦労、挑
戦し続ける姿勢等を講演してもらい、在学生に対してモチベーションアップや帰属意識を高
めて還元した。
〔外国人招へい研究員 ―研究員 4 名― 〕
・平成 28 年度外国人招へい研究員を募集し、4 名(理工学部 3 名、薬学部 1 名)を決定した。
〔LED 共同研究センターを核とした共同研究 ―共同研究 9 社― 〕
・「LED 共同研究センター」において、9 社との共同研究を実施した。
- 26 -
成果指標
2013
研究推進関係
学内助成事業件数
科学研究費助成事業申請・採択件数
(継続込)
受託性大型プロジェクト採択額
受託研究・共同研究受入件数
(内、共同研究実施件数)
受託研究・共同研究費額
奨学寄附金受入件数・金額
戦略的研究基盤形成支援事業件数
2015
58 件
申請 195 件
採択 120 件
102 百万円
59 件
申請 223 件
採択 122 件
151 百万円
57 件
申請 238 件
採択 124 件
132 百万円
76 件
106 件
96 件
(内新規 47 件)
(内新規 67 件)
(内新規 47 件)
56 件
72 件
66 件
(内新規 29 件)
(内新規 40 件)
(内新規 31 件)
95 百万円
111 百万円
113 百万円
(内新規 49 百万円)
(内新規 75 百万円)
(内新規 60 百万円)
75 件・67 百万円
70 件・73 百万円
54 件・33 百万円
2件
2件
3 件(継続含)
0件
0件
1件
国内 23 件・国外 15 件
国内 19 件・国外 6 件
国内 18 件・国外 21 件
15 回
102,570 件
15 回
341,586 件
16 回
私立学校施設整備補助金採択件数
(大型補助)
特許出願件数
2014
研究成果発信関係
教員情報システムアクセス件数
展示会等への出展
関連指標
2013
2014
2015
研究推進関係
厚生労働省科学研究費補助金申請・
採択件数
申請 0 件・採択 0 件
申請 1 件・採択 1 件
1件
1件
0件
国内 2 件・国外 0 件
国内 3 件・国外 0 件
国内 3 件・国外 0 件
51 本
3回
77 本
4回
69 本
3回
私大研採択件数
特許実施許諾件数
申請 0 件・採択 0 件
総合研究所関係
論文・紀要への投稿数
研究成果発表回数
- 27 -
社会貢献
(Goal)
地域とともにある大学として、地域の多
様なニーズに対応し、人的交流を通して活
性化につながるサービスを充実する。
(行動目標・戦略計画)
1.地域支援の充実
1)地域と一体となったコミュニティづく
り
2.社会人の学び直しの機会の提供
1)生涯学習支援プログラムの開発
42
352
件
生涯学習プログラム件数
(公開講座)
18
件
件
出前講義
行政に係る
教職員の委嘱件数
Our Value
生涯学びを楽しむ
実施件数
Enjoy Learning for Life
1,839
名
Our Vision
多様な経験を通して、学生が
大きく羽ばたく「学びのコミ
ュニティ」を創り広げる
ボランティア
279
活動参画者数
教員免許状更新
名
講習参加者数
7
件
地域社会との
連携協定件数
(新規協定件数)
- 28 -
成 果
1.地域支援の充実
1)地域と一体となったコミュニティづくり
〔刈谷市との連携による連携講座の実施 -57 名受講- 〕
・生涯学習推進の観点から、刈谷市教育委員会との連携により、大学連携講座を前期 1 講座、
後期 1 講座開講し、57 名が受講した。
〔池上彰特別講師による講演 -来場者 600 名- 〕
・外国語学部開設を記念した特別イベントを開催し、地域の方々など幅広い層を対象として、
池上彰特別講師より「世界を知るために~グローバル社会とこれからの日本~」について講演
を実施した。
〔地域社会との連携推進 -新規協定書締結 7 件- 〕
・地域社会との連携を推進し、新規協定書 7 件(行政 5 件、企業 1 件、大学 1 件)と締結した。
〔大学間包括連携協定の締結 -藤田保健衛生大学との締結- 〕
・両大学の持つ教育、研究、地域社会との連携等の実績を互いに活用し、連携を推進することに
より、社会に貢献するとともに両大学の教育、研究の一層の充実を図ることを目的として、藤
田保健衛生大学と大学間包括連携協定を締結した。
〔相互協力及び連携に関する協定書の締結 -名古屋市農業センターとの締結- 〕
・農学部及び大学院農学研究科と名古屋市農業センターで、農業資源の相互活用、学生のインタ
ーンシップ受入れ、研究者及び職員等との交流等を目的として、相互協力及び連携に関する協
定書を締結した。
〔岐阜県可児市、学校法人日本体育大学との連携・協力に関する協定を締結〕
・岐阜県可児市と学校法人日本体育大学の 3 者間による包括協定を締結し、包括的な多様な分
野で相互に連携協力し、地域社会の発展と学生の実践力の養成を目指す。
〔イオンリテール株式会社と連携協力に関する協定を締結〕
・イオンリテール株式会社と連携協力に関する協定を締結し、まちづくり及び地域活性化、地域
防災の強化、教育・研究・学生活動などで連携を深めていくことになった。
〔名古屋市東区と連携協力に関する協定を締結〕
・名古屋市東区と連携協力に関する協定を締結し、まちづくり及び地域活性化、地域防災の強化、
高齢化社会を迎える地域福祉の向上、生涯学習などで連携を深めていくことになった。
〔愛知県日進市と連携協力に関する協定を締結〕
・愛知県日進市と連携協力に関する協定を締結し、まちづくり及び地域活性化、地域防災の強化、
高齢化社会を迎える地域福祉の向上、生涯学習などで連携を深めていくことになった。
〔東日本大震災災害復興支援義援金活動 ―義援金総額 413,650 円―
・学生食堂協力によるチャリティーメニュー
(義援金 1 食 20 円)
義援金額 103,000 円 5,150 食
・特定商品による売上寄付 106,300 円
・店舗募金箱設置による募金 12,450 円
・その他義援金 191,900 円
- 29 -
〕
〔ネパール地震復興支援義援金活動 ―義援金総額 205,409 円― 〕
・2015 年 4 月 25 日に発生したネパール地震による被災地支援のため、ボランティア協議会の
学生及びネパール出身の留学生が 4 月 28 日~5 月 15 日まで学内外で募金活動を実施し、甚
大な被害を受けたダジン群チャイナプル村のブワンエソリ中等学校の再建支援金として寄附
した。
〔台風 18 号災害復興支援義援金活動 ―義援金総額 26,705 円― 〕
・2015 年 9 月に発生した台風 18 号で大きな被害が出た茨城県、栃木県の被災地支援のため、
ボランティア協議会の学生が 9 月 28 日~30 日の 3 日間、学内で募金活動を実施。日本赤十
字社を通じて寄附した。
〔東日本大震災災害復興支援ボランティア活動〕
・ボランティア協議会の学生が主体となり、東日本大震災復興支援を目的とした「はまらいんや!
大島」を宮城県気仙沼市大島地区において計 2 回実施(平成 27 年 6 月 26 日~6 月 29 日、12
月 4 日~12 月 7 日)し、計 96 名が参加した。
〔天白区役所等との連携によるボランティアの展開〕
・天白区役所、天白警察署などと連携し、年末特別警戒パトロール、清掃活動等の各種行事に参
加した。また、「天白区民まつり」においてブース出展及び運営補助のボランティア活動を実
施した。
・天白川辺の楽校と連携し、天白小学校の生き物観察体験学習の運営補助を実施した。
・大坪小学校で開催された天白区総合防災訓練に、ボランティア協議会の学生 13 名が参加した。
・名古屋大須ロータリークラブと連携し、危険ドラッグ撲滅キャンペーンを実施した。
〔ボランティア協議会による各種行事の実施〕
・ボランティア協議会の活動(クリーンアップ大作戦、学内環境パトロール、地域防犯パトロー
ル、大坪小学校でのふれあいあいさつ運動、災害復興ボランティア、社会福祉施設あしたの丘
訪問ボランティア、中部盲導犬協会と連携した盲導犬ボランティア他)を積極的に支援した。
・なごや生物多様性センターの各種イベントにボランティアとして学生が参加した。
・天白警察署の協力のもと講師を招き、学内で「自転車交通マナー講演会」を開催し、58 名が
参加した。
〔平針駅前商店街との連携事業〕
・経済学部の井内尚樹ゼミと平針駅前商店街振興組合が連携し、「シニアにやさしい商店街」を
テーマに既存のイベント・セールに学生の提案を盛り込み、商店街の活性化と課題解決を目指
す事業を実施した。
2.社会人の学び直しの機会の提供
1)生涯学習支援プログラムの開発
〔行政に係る教職員の委嘱件数 -352 件- 〕
・地域貢献の一環として、教職員が行政に係る委嘱件数は、
352 件となった。
行政委嘱件数
400
350
300
250
200
150
100
50
0
331
354
352
H26
H27
273
235
H23
H24
H25
〔各学部等における各種公開講座の実施〕
・各学部等において、各種公開講座、講演会、起業講座等を実施し、多くの市民等の参加者を
得た。
- 30 -
〔附属農場(農学部)による地域連携〕
・農学部において、幼小中高や市民を対象に、体験講座や公開講座を実施した。
(幼稚園児 10 件、小学生 2 件、高校生 13 件、市民 3 件、公開講座 3 回)
〔名古屋駅前サテライト施設(MSAT)において公開講座の実施 -14 件- 〕
・名駅サテライト(MSAT)において、年間 14 件の公開講座を実施した。
出 前 講 義 実 施件 数
〔高校及び自治体への出前講義の実 -18 件- 〕
・出前講義として、自治体等 へ 18 件実施した。
140
120
116
110
100
73
80
61
60
40
18
20
〔教員免許状更新講習の実施〕
0
H23
H24
・教員免許状更新講習を 8 月 19 日~21 日、
8 月 24 日~25 日まで、9 講座(56 件)を開講し、279 名が受講した。
H25
H26
H27
〔科目等履修生に係る学費等の軽減措置〕
・社会人の学び直しの観点から、本学の卒業生及び卒業見込みの者が科目等履修生として出願す
る場合の科目等履修料等や、科目等履修生の継続者に対する検定料を軽減した。
成果指標
2013
地域支援関係
ボランティア活動参画数
2014
2,788 名
73 件
(内高校 64 件)
出前講義実施件数
2015
1,984 名
61 件
(内高校 53 件)
1,839 名
18 件
(内高校 0 件)
社会人学び直し関係
生涯学習プログラム件数(公開講座)
行政委嘱件数
教員免許状更新講習参加者数
40 件
44 件
42 件
(内 14 件 MSAT) (内 14 件 MSAT) (内 14 件 MSAT)
235 件
354 件
352 件
217 名
287 名
279 名
ボ ラ ン ティア活 動参 画者数
3,500
3,133
3,073
3,000
生 涯 学 習 プ ログラム件 数(件)
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
2,788
2,500
1,984
2,000
1,839
1,500
1,000
500
0
H23
H24
H25
H26
H27
85
67
40
H23
教 員 免 許 状 更新 講習参 加者数
400
350
300
250
200
150
100
50
0
344
285
287
279
H26
H27
217
H23
H24
H25
- 31 -
H24
H25
44
42
H26
H27
組織・経営改革
(Goal)
ビジョンの実現に向け、戦略的かつ機動的
な組織・経営改革を持続する
(行動目標・戦略計画)
1.組織の活性化
1)社会のニーズを踏まえた大学院・学部・
学科の改組
2)組織内コミュニケーションの活性化
2.ブランド力の向上
1)学内外への広報の積極的展開
2)卒業生及び父母との連携強化
3.ビジョンの実現を支える基盤整備
1)学生の主体的な学びを支援する環境整備
2)財源の多様化の促進
498
百万円
寄附金額
230
298
百万円
百万円
教育振興資金(開学 90
特別補助金(過年
度調整除く)
Our Value
生涯学びを楽しむ
周年募金事業含む)
Enjoy Learning for Life
2,516
Our Vision
多様な経験を通して、学生が
大きく羽ばたく「学びのコミ
ュニティ」を創り広げる
百万円
補助金全体
1,119
282
ホームカミングデイ
件
参加人数
メールマガジン
登録者数
2016.3.18 配信総数
名
35,342
ページレビュー/1 日
本学ホームページ
アクセス件数
- 32 -
成 果
1. 組織の活性化
〔学校法人日本体育大学との包括連携協定の推進〕
・学校法人日本体育大学との包括連携協定に基づき、双方の理事長や学長などが参画した連携推
進協議会を開催し、連携のあり方や活動報告について意見交換を図った。
〔トップマネジメントの強化〕
・トップマネジメント強化に向けて、「大学法人のビジネスモデル変革と必要条件を考える」を
テーマとする「米国の大学経営・財務戦略最新事情視察団」へ副学長・理事を 1 名派遣した。
1)社会のニーズを踏まえた大学院・学部・学科の改組
〔大学ガバナンスに関わる課題について共有〕
・大学運営会議の構成員を対象とする「2015 年度学内サミット」を開催した。当日は、リクル
ート進学総研所長 小林浩氏を講師に招き、「高大接続改革について~制度改革で何が変わる
のか~」をテーマに、議論を深めた。
〔収容定員の見直し ―2017 年度― 〕
・定員管理の厳格化や教育の質向上を目的とし、入学定員を見直すために検討を進め、2017 年
度から入学定員及び収容定員を見直すことになった。
〔外国語学部の開設 ―2016 年度開設― 〕
・外国語学部国際英語学科の届出が文部科学省に受理され、2016 年度より開設することになっ
た。
〔大学院理工学研究科修士(博士前期)の再編 ―2017 年度― 〕
・2017 年度からの「応用化学専攻」及び「メカトロニクス工学専攻」の新設、
「機械システム工
学専攻」から「機械工学専攻」、「建設システム工学専攻」から「社会基盤デザイン工学専攻」
への名称変更、既設専攻の入学定員及び収容定員の見直し、既設専攻の教育課程の改正に向け
て具体的に進めた。
〔大学院法学研究科修士課程の教育課程の改正 ―2016 年度― 〕
・教育内容の拡充のため、2016 年度から、大学院法学研究科修士課程の教育課程の改正を進め
ることになった。
〔農学部の人材養成目的、学位授与方針、教育課程編成方針、入学者受け入れ方針の改正〕
・学部教育の質保証の観点から、2016 年度より、農学部の人材養成目的、学位授与方針、教育
課程編成方針、入学者受け入れ方針の改正を進めることになった。
〔薬学部の教育課程の改正 ―2017 年度― 〕
・薬剤師養成を重視するため、2017 年度から、薬学部の教育課程の改正を進めることになった。
〔大学院総合学術研究科博士前期課程の教育課程の改正 ―2016 年度― 〕
・社会のニーズに合わせ、2016 年度から、大学院総合学術研究科博士前期課程の教育課程の改
正を進めることになった。
〔法務研究科の募集停止 ―2017 年度から募集停止― 〕
・法務研究科を 2017 年度から募集停止することとなった。
- 33 -
〔総合研究所に研究センターを設置 -新規 3 センター設置- 〕
・総合研究所の下に、新たに「現代国際・比較刑事法学研究センター」、
「血栓症予防治療研究セ
ンター」、「スポーツ医科学研究センター」の 3 センターを設置し、全体で 7 の研究センター
体制となった。
2)組織内コミュニケーションの活性化
〔ナゴヤドーム前キャンパス開設に向けた学びの特色とキャンパスコンセプト〕
・2016 年度より開設するナゴヤドーム前キャンパスについて、学びの特色を「アクティブな
学びの創造」とし、キャンパスコンセプトを「キャンパスから地域へ、キャンパスから世界
へ」として、開設準備を進めた。
〔学長・学部長等選考等あり方検討部会の設置〕
・学長、学部長等及び副学長の選考のあり方及び業績評価について検討することを目的として、
名城戦略審議会の下に「学長・学部長等選考等あり方検討部会」を設置し、検討した。
〔可児キャンパスのあり方について検討〕
・MS-26 に基づく総合学園づくりの視点から、キャンパスの将来構想について、具体的な方向性
を企画することを目的として設置された「キャンパス将来構想検討部会」において、可児キャ
ンパスのあり方について検討した。
〔ICT 戦略検討部会の設置〕
・教育研究活動の高度化、業務の効率化等に資する ICT 戦略(基本方針、行動計画、推進体制
等)を検討することを目的として、名城戦略審議会の下に「ICT 戦略検討部会」を設置し、
検討した。
〔ナゴヤドーム前キャンパス開設プロジェクトの設置〕
・2016 年度よりナゴヤドーム前キャンパスが開設するにあたり、開設及び既存キャンパスから
の移転に係る事項について、関係部署等と連携し、全学的見地から検討調整を図り、円滑かつ
訴求力の強いキャンパス開設を実現することを目的として、「ナゴヤドーム前キャンパス開設
プロジェクト」を設置した。
〔ナゴヤドーム前キャンパス事務室の設置〕
・2016 年度よりナゴヤドーム前キャンパスが開設するにあたり、ナゴヤドーム前キャンパス事
務室を設置し、開設における体制を図った。
〔新たな開設準備室の設置に向けた検討〕
・学長のリーダーシップの下、大学の基本戦略に基づくマネジメントを実践する体制を構築する
ため、学長室開設に伴う諸事項を取扱い、円滑な開設を実現することを目的として、「学長室
開設準備室」を 2016 年度設置に向けて検討した。
・社会連携を軸として、社会との連携に関する窓口や全学的なマネジメントの役割を果たす体制
を構築するため、社会連携センター開設に伴う諸事項を取扱い、円滑な開設を実現することを
目的として、
「社会連携センター開設準備室」を 2016 年度設置に向けて検討した。
・障害者差別解消法に基づき、障がい学生への差別的取扱いの禁止及び合理的配慮の提供に係る
実施体制を構築し、障がい学生の修学を支援するとともに、障がい学生支援センターの円滑な
開設を実現することを目的として、
「障がい学生支援センター開設準備室」を 2016 年度設置
に向けて検討した。
〔消防法に基づく教育・訓練の実施 -訓練参加者 36 名- 〕
・文部科学省からの総合防災訓練の大綱を踏まえ、クラブ活動中に巨大地震が発生し、クラブハ
ウス内に学生が取り残されていることを想定した自衛消防訓練を実施し、36 名の参加者があ
った。
〔マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)に伴う説明会の実施〕
・2016 年より全国民に対して付与されるマイナンバー制度導入に伴う本学教職員の対応につい
て全学的に説明会を実施した。
- 34 -
〔マイナンバー制度(社会保障・税番号制度)に伴う特定個人情報の諸規定の改正〕
・2016 年より全国民に対して付与されるマイナンバー制度導入に伴い、特定個人情報の適切な
取扱に関する要項を新規制定し、また関連諸規定について一部改正した。
〔障がい学生支援講演会の実施〕
・2016 年より障害者差別解消法が施行されるにあたり、全学的に「障がい学生支援講演会」を
実施した。
〔教職員の安全と健康の確保 ―安全衛生委員会の活動― 〕
・教職員の安全と健康を確保し、快適な職場環境の形成の促進のため、安全衛生委員会を通して
職場巡回等を実施した。
〔中期事業計画の策定 ―2015~2018 年度の中期事業計画― 〕
・中期(2015~2018 年度)視点から取り組むべき全学的な課題の概要及び MS-26 に係る各施
策の達成度の可視化等を目的として、中期事業計画を策定した。
〔大学基準協会による認証評価の受審〕
・公益財団法人大学基準協会による機関別認証評価を受審し、適合認定を受けた。
また、法科大学院について、同協会による追評価を受審し、適合認定を受けた。
〔「ハラスメント防止等に関するガイドライン」の一部改正〕
・社会の変化に伴い、ハラスメントの概念そのものも変化しており、その変化に対応するために、
一層の防止啓発と迅速な救済措置を図ることを目的として、「ハラスメント防止等のガイドラ
イン」を一部改正した。
〔「育児休業に関する規程」の一部改正〕
・国家政策等に基づく子育て支援体制の充実を図るため、教職員の育児休業期間の延長を内容と
する「育児休業に関する規程」の一部改正をした。
2.ブランド力向上
1)学内外への広報の積極的展開
〔開学 90 周年プロジェクト事業の展開〕
・開学 90 周年に向けて、ナゴヤドーム前キャンパスや外国語学部を中心とした地下鉄広告、DM、
Web サイト(開学 90 周年特別サイト)、学生活動活性化(クラブ・サークル等による PR 活
動)等により、積極的に展開を図った。
2)卒業生及び父母との連携強化
〔卒業 30 周年ホームカミングデイの開催〕
・開学 100 周年を視野に「ステークホルダーの一員である卒業生」との交流を継続的に促進・
発展させ、「名城ブランド」の強化を図り、また卒業した同窓生同士が再開を通して懇親を深
め、本学への愛校心の向上を目的として、卒業 30 年目にあたる卒業生を大学に招待する「卒
業 30 周年ホームカミングデイ」を開催し、154 名が参加した。
〔スペシャルホームカミングデイの開催〕
・天白キャンパスへ移転を開始した時代の卒業生を大学に招待し、卒業した同窓生同士が再開を
通して懇親を深め、本学への愛校心の向上を目的として、昭和 42 年 3 月~昭和 43 年 3 月に
卒業した卒業生を大学に招待する「スペシャルホームカミングデイ」を開催し、128 名が参加
した。
- 35 -
〔卒業生教員と現役学生との交流会を実施
-卒業生 88 名参加-
〕
・小学校、中学校、高等学校で教員として従事している卒業生と、現役学生とが交流を深める「卒
業生教員交流会」を開催し、卒業生 88 名、在学生 15 名が参加した。
〔校友会等の団体との連携〕
・全国 37 支部において校友会支部総会及び愛知県内卒業生の会の総会(6 回)が開催され、理
事長、学長、学部長等が出席した。
MSAT利 用 者 数
〔名古屋駅前サテライト施設(MSAT)- 29,414 名利用-
〕
・名駅サテライト(MSAT)において、卒業生及び
本学関係者を中心に、昨年度より 3,136 名少ない、
29,414 名の利用があった。
33,000
32,000
31,000
30,000
29,000
28,000
27,000
26,000
25,000
32,550
29,075
29,517
29,414
27,777
H23
H24
H25
H26
H27
〔各地区における父母との交流(各学部地区(父母)懇談会)〕
・地区懇談会を各学部において開催し、父母との交流を積極的に進めた。
3.ビジョンの実現を支える基盤整備
1)学生の主体的な学びを支援する環境整備
〔再開発計画全体像の見直し〕
・新校友会館、アプローチ整備、春日井キャンパス新本館等のスケジュール変更等により、
各キャンパスの再開発スケジュールの見直しを行った。
〔ナゴヤドーム前キャンパスの竣工〕
・ナゴヤドーム前キャンパスが 2016 年 3 月に竣工した。
〔卒業生との交流の場の充実 -新校友会館の建設に着手- 〕
・卒業生との交流の場である新校友会館の建設に着手し、2016 年 5 月に竣工となる予定。
〔春日井キャンパスの新本館の竣工〕
・春日井キャンパスの新本館が 2016 年 3 月に竣工した。
〔天白キャンパス 4・11 号館改修工事の完了〕
・天白キャンパス 4 及び 11 号館の改修工事が 2015 年 9 月に完了した。
〔八事キャンパス 6 号館改修工事の完了〕
・八事キャンパス 6 号館の改修工事が 2015 年 11 月に完了した。
〔国際化拠点施設の整備 -グローバルプラザの設置- 〕
・天白キャンパス及びナゴヤドーム前キャンパスに、国際化拠点施設とするグローバルプラザ(自
律的英語学習支援施設等)を設置した。
〔天白キャンパス正門アプローチ整備に係るデザインコンペの開催〕
・天白キャンパスにおける正門アプローチの整備(2016 年 8 月着工、2017 年 3 月竣工予定)
について、在学生や教職員、卒業生等を対象にデザインコンペを開催した。
〔ラーニングコモンズの活用〕
・学生の自律的学習等を支援することを目的に設置したラーニングコモンズに、延べ 1,447 名の
学生が利用した。(2016 年 4 月~11 月)
- 36 -
〔学生の懲戒処分のガイドラインの策定〕
・快適な学内学習環境の維持、反則行為者の更生指導等を目的とした「懲戒処分のガイドライン」
を策定した。
〔ナゴヤドーム前キャンパスにおける食堂等の運営〕
・ナゴヤドーム前キャンパスにおける食堂及びカフェレストランについて、具体的な運営(コンセ
プト、営業時間、メニュー等)を検討し、決定した。
〔2016 年 4 月学内全面禁煙に向けた取り組み〕
・2016 年 4 月より学内全面禁煙の実施に向けて、禁煙の日運動や卒煙指導等を実施した。
2)財源の多様化の促進
〔名城大学教育振興資金の受納 -298 百万円- 〕
・
「名城大学教育振興資金」として 1,105 件、298 百万円の寄附金を受納し、昨年度比 174 百万
円の増額となった。(開学 90 周年募金事業を含む。)
教 育 振 興 資 金件 数
教 育 振 興 資 金金 額(百万円)
1,118
1,200
1,105
350
250
800
200
600
400
298
300
1,000
184
124
150
362
251
100
200
50
31
42
H23
H24
59
0
0
H23
H24
H25
H26
H27
H25
H26
H27
〔特別補助金の獲得 - 230 百万円- 〕
・特別補助金 230 百万円を獲得し、法人全体の補助金は 2,516 百万円となった。
(法人全体昨年度比 39 百万円減)
補 助 金 ( 百万 円)
特 別 補 助 (百 万円)
350
300
278
2,626
2,650
302
245
253
250
2,600
230
2,556
2,548
200
2,550
150
2,500
2,516
2,499
100
2,450
50
2,400
0
H23
H24
H25
H26
H23
H27
H24
H25
H26
H27
〔全学的な入学金の統一化〕
・同一大学の学部間による入学金の差異と学費負担者の家計負担軽減のため、全学的な入学金の
統一化を図った。
〔MS-26 履行に伴う予算制度の改正〕
・2015 年度から MS-26 が履行されるに当たり、この MS-26 を推進していくため予算制度を新
たに見直し、改正した。
- 37 -
成果指標
2013
組織活性化関係
戦略的大学連携新規件数
2014
0件
2015
1件
1件
ブランド力向上関係
寄付者・卒業生約
オール名城大会参加人数
ホームカミングデイ参加人数
卒業 30 周年 155 名
卒業 30 周年 65 名
卒業 30 周年 154 名
スペシャル 233 名
スペシャル 69 名
スペシャル 128 名
(卒業生)
MSAT 利用者数
29,517 名(2,043 件) 32,550 名(2,065 件) 29,414 名(1,968 件)
財源の多様化関係
教育振興資金件数・金額
(開学 90 周年募金事業含む)
362 件
59 百万円
1,118 件
124 百万円
867 件
81 百万円
342 百万円
89 百万円
253 百万円
2,556 百万円
(内開学 90 周年募金事業)
401 百万円
167 百万円
245 百万円
2,499 百万円
寄附金額
(内現物寄附)
特別補助(過年度調整除く)
補助金
寄 附 金 額 (百 万円)
350
498
483
250
342
167
200
257
300
327
300
401
400
1,105 件
298 百万円
1,049 件
287 百万円
498 百万円
89 百万円
230 百万円
2,516 百万円
( 寄 附 金 額の うち)現物 寄附金 額(百万 円)
600
500
開催せず
500 名
150
200
100
100
64
89
89
H26
H27
50
0
0
H23
H24
H25
H26
H27
H23
H24
H25
関連指標
2013
2014
2015
ブランド力向上関係
大学通信への活躍する卒業生掲載
メールマガジン登録者数
20 名
2,131 名
- 38 -
37 名
1,146 名
7名
1,119 名
- 39 -
- 39 -
人材の確保と育成
(Goal)
目的意識と行動力、社会性に優れた生
徒、教育職員を確保し、育成する
(行動目標・戦略計画)
1.優秀な生徒の確保
1)教育目的・方針に基づく優れた生徒
の確保
2)中学校との接続強化
3)学習塾等の関係団体との連携強化
2.優れた教育職員の確保と育成
1)専門性をもった教育職員の確保
2)突破力を育む授業方法の開発と共有
3)生徒との時間の捻出
593
7,745
名
2016 年度入試
志願者数
95
名
2016 年度
専任教員数
入学者数
Our Value
生涯学びを楽しむ
2015.5.1 現在
Enjoy Learning for Life
3
Our Vision
「多様な経験」を創り出す
「挑戦する学校」
9
名
名
専任教員
採用者数
2015 年度採用
件
研究授業
13
件数
99
名
349
専任事務職員数
名
校外研修
学内施設開放
派遣件数
(中学生の訪問)
(教育職員)
- 40 -
名
2015.5.1 現在
成 果
1.優秀な生徒の確保
1)教育目的・方針に基づく優れた生徒の確保
〔志願者数 14 年連続愛知県下№1 -志願者数 7,745 名- 〕
・公開見学会(2 回)の他に、17 校の中学校で進学説明会を 10,000
8,000
実施した。
6,000
・中学生の本校への訪問回数も増加し、公開見学会の
4,000
来校者は 6,500 名超(過去最高)、となった。
2,000
・2016 年度入試志願者は、7,745 名となった。
0
志願者数
7,696
7,629
7,825
8,009
7,745
H24
H25
H26
H27
H28
〔国際・SS クラスにおける優秀な生徒確保〕
・2016 年度推薦入試で、国際クラス 29 名・SS クラス 27 名の成績優秀な生徒を確保できた。
また一般入試受験者への勧誘により、高い基準にもかかわらず、国際クラス 3 名・SS クラス
4 名の成績優秀な生徒を確保できた。
〔生徒(国際クラス)の資格取得の支援〕
・英語検定試験(準 1 級) 3 年 18.2%、1 年 2.6%
・英語検定試験(2 級)
3 年 90.9%、2 年 71.4%、1 年 41.1%
・TOEIC 平均得点
3 年 660.5 点、2 年 515.6 点、1 年 391.3 点
2)中学校との接続強化
〔中学生本校訪問受入れ強化〕
・本校への中学生見学者が 24 校 349 名あり、見学者のかなりの人数が本校を受験した。
3)学習塾等の関係団体との連携強化
〔学習塾説明会の実施〕
・学習塾、予備校等への入試相談会に 9 カ所に参加し、パンフレットを 1400 部以上配布した。
また説明会では、個別相談会も実施し 300 組以上に対応した。
2.優れた教育職員の確保と育成
1)専門性をもった教育職員の確保
〔新規教諭を採用 -3 名の教諭採用(2015 年度)- 〕
・2015 年度は、専任教諭 3 名を新規に採用し、専任率は 85.6%となった。
また 2016 年度に向けて、専任教諭 3 名を採用した。
2)突破力を育む授業方法の開発と共有
〔研究授業等の実施〕
・研究授業については、数学と理科において実施した。
・校内研修は全教員を対象として、1、2 学期は各 2 回、3 学期は 1 回実施した。ホームルーム
活動、キャリア教育、メンタルヘルス、アクティブ・ラーニングなど教科指導以外の分野につ
いても教員の質的向上を図った。
・校外研修については 5 教科を中心に延べ 99 名が参加し、教科内での共有(伝達講習)を行い、
授業力の向上に努めた。
・他校との人的交流は、浜松日体高等学校と夏季休業中に部活動の相互訪問を実施した。
- 41 -
〔研修の充実 ―延べ 205 名参加― 〕
・教員全員を対象とした教員研修会を 1 回実施し、85 名が参加した。
・教育開発部を中心とした希望者による教員研修会を 4 回実施し、延べ 120 名が参加した。
校 外 研 修 派 遣数
〔校外研修への積極的派遣 ―派遣 99 名― 〕
・校外研修の充実を図り、99 名を派遣した。
120
100
80
99
87
89
H25
H26
64
60
40
28
20
0
H23
H24
H27
〔保護者への授業公開 -310 名の保護者参加- 〕
・6 月 15 日と 16 日に保護者を対象にして 全学年全クラスで授業を公開し、合わせて 310 名
の参加者があった。
成果指標
2014
入試関係
志願者数
県下中学 3 年生の生徒数に対する志願者数の割合
入学者数
教育職員採用関係
教育職員採用者数
8,009 名
10.9%
640 名
7,745 名
10.6%
593 名
2名
3名
3名
2014
2015
30 回
28 件
6件
28 回
25 件
9件
26 回
31 件
6件
2件
21 件
4309 名
約 500 件
―名
9件
2件
19 件
4448 名
約 500 件
―名
9件
2件
17 件
6500 名超
536 件
349 名
9件
88.1%
89.0%
85.6%
14 名
87 名
―件(―名)
―件
―件
302 名
12 名
86 名
6 件(265)
7件
0件
372 名
13 名
99 名
5 件(205)
9件
4件
310 名
教職員関係
教員専任率
「公立高等学校の適正配置及び教職員定数の標準等に関す
る法律」に基づく専任教員数(第六次の基準は生徒数)
事務職員確保数
校外研修派遣数
校内研修件数・参加者数
研究授業件数
他校との人的交流件数
保護者の授業参加人数
2016
7,825 名
10.7%
668 名
2013
入試関係
入試説明会(全校)
財政支援(学業奨学生)
財政支援(体育奨学生)
中学校等との接続関係
中学生参加企画数
相談会・説明会開催件数
学校見学会参加者数
教員による中学校への訪問件数
上級学校訪問人数
学習塾等の相談会・説明会の開催件数
2015
- 42 -
教育の充実
(Goal)
授業・HR・課外活動などを通して、幅広
い教養、コミュニケーション力、問題解決力
をもつ人材を育成する
(行動目標・戦略計画)
1.学習・生活指導の充実
1)生徒の多様化に対応した学習・生活指導
の充実
2)課外活動の活性化
3)学習成果の向上
4)高校生の模範となるマナーの定着
2.突破力を育む教育プログラムの開発
1)キャリア教育プログラムの開発
2)探求型学習プログラムの開発
3)国際化の推進
4)特色を生かした取り組みの開発
3.外部との連携体制の充実
1)高大連携プログラムの開発
2)外部団体連携プログラムの開発
60.6
名
国公立大学
本校の満足度
(生徒)
※そう思う、ややそう思うと回答
した人の率
78.5
68
%
Our Value
生涯学びを楽しむ
合格者数
Enjoy Learning for Life
14
Our Vision
「多様な経験」を創り出す
「挑戦する学校」
%
件
高大接続・連携
プログラム数
本校の満足度
(保護者)
10
※そう思う、ややそう思うと回答
した人の率
件
キャリア教育
85.7
1
%
部活動への
参加率
257
プログラム数
名
留学生数
名
(受入れ)
外部講師
招聘人数
- 43 -
成 果
1.学習・生活指導の充実
1)生徒の多様化に対応した学習・生活指導の充実
〔総合的なカウンセリングの充実〕
・気掛かりな生徒への対応を明確化した。
・早期対応を目的とした支援体制を強化した。
・担任、科長、養護教諭にてカウンセリング委員会を
開催した。
2)課外活動の活性化
〔課外活動での目覚ましい成績 -全国大会出場 7 部- 〕
・地区大会以上の出場部活動は、9 部となり、その内、
全国大会出場部活動は 7 部となった。
ス クール カ ウンセラー対 応件数
50
43
45
H26
H27
40
30
21
21
18
20
10
0
H23
H24
H25
部活動参加率
100.0%
80.0%
77.0%
78.7%
81.7%
H23
H24
H25
86.1%
85.7%
H26
H27
60.0%
40.0%
〔部活動参加の推進 ―参加率 85.7%― 〕
・全生徒における部活動の参加率は 85.7%であった。
20.0%
0.0%
〔浜松日体高等学校との交流試合の実施〕
・学校法人日本体育大学との包括連携協定に基づき、浜松日体高等学校と 5 つの部活動との
交流試合を実施した。
3)学習成果の向上
〔2016 年度大学入学試験 -国公立大学に 68 名の生徒が合格- 〕
・2016 年度大学入学試験において、68 名の生徒(特進 49 名、一般 12 名、SS 5 名、国際 1 名、
総合 1 名)が国公立大学に合格した。
4)高校生の模範となるマナーの定着
〔マナーアップ委員会の開催〕
・各部活動から 2 名選出し、電車のマナーや登下校時のマナーなどの啓発活動を行った。
2.突破力を育む教育プログラムの開発
〔特色ある教育の展開〕
・文部科学者の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業」について、第三期目に採択
され、特色ある教育の展開を図った。
1)キャリア教育プログラムの開発
〔1 年全体のキャリア教育の実施 -1 件- 〕
・普通科、総合学科の 1 年学年団で企画した。
生徒の希望を重視し、21 の大学・短大、8 の専門学校から外部講師を招へいした。
〔2 年全体のキャリア教育の実施 -1 件- 〕
・夏休み課題としてオープンキャンパス(名城大学に限らず幅広い大学を指示)に参加させ、
レポートを提出させた。
〔3 年全体のキャリア教育の実施 -1 件- 〕
・夏休みに、普通科、総合学科合同の講座制補習を実施した。
- 44 -
〔普通科におけるキャリア教育 -キャリア教育プログラム数 10 件- 〕
・国際クラスにおいて、名古屋大学大学院、上智大学、国際基督教大学、立命館大学、立命館ア
ジア太平洋大学等で学ぶ卒業生を招聘し、大学での学びとキャリア形成について意見交換会を
実施した。
・1 年一般進学クラスおよび 1 年総合学科において、株式会社さんぽうと連携して進路・キャリ
アのガイダンスを実施した。
・1 年一般進学クラスにおいて、SSⅠ講座の中で「いろいろな仕事」「社会人としての心構え」
など進路実現のための講話を実施した。
・1 年特進クラスにおいて、カンコ―学生服の方(本校卒業生)を講演者として、社会人としての
あるべきマナー等について講演会を実施した。
・1 年特進クラスにおいて、SSⅠ講座の中で国公立大学や職業についての調べ学習を実施し、
プレゼンテーションを行わせた。
・1 年生全体で、株式会社フロムページと連携して「夢ナビプログラム」を活用したキャリアガ
イダンスを実施した。
・2 年一般進学理系クラスにおいて、生徒モチベーション強化を目的とした、内部人材の活用
「天才とは①②」「プラス思考」「大学受験体験記」を実施した。
・2 年一般進学理系クラスにおいて、国公立希望者ガイダンスを 3 回開催した。部活動との両立
を前提に国公立受験に向けて具体的なアドバイスを行った。
・2 年一般進学文系クラスにおいて、総合的な学習の時間に卒業生や非常勤講師を招き進路実現
のための体験談の講話を実施した。
・3 年一般進学理系クラスにおいて、国公立大学出願に向けたガイダンスを年間継続しセンター
試験結果をふまえた出願検討会を実施した。
〔総合学科におけるキャリア教育 -キャリア教育プログラム数 10 件- 〕
・1年の「産業社会と人間」の授業で、『自分を知る』、『進路と職業』
、『社会と自分』などの
体験を通して学ぶキャリア教育プログラムを 10 件実施した。
・1 年普通科・総合学科での合同で、28 大学・専門学校から講師を招聘して、進路ガイダンス
を実施した。
・社会探究系列では、探究入門の授業で、名城大学の留学生・留学体験者(中国・台湾・フラン
ス・モロッコ・ミャンマー)と、
「留学生交流会(母国紹介)
・
(テーマ別発表)」
「台湾留学生・
留学者の体験談」という主題で交流会を3回実施した。
・地域交流系列では、地域の保育園、介護老人保健施設等での体験型授業によるキャリア教育を
実施した。
・ビジネス系列では、企業実践の授業で社会人講話を通して学ぶキャリア教育プログラムを実施
した。
・数理系列では、エネルギープログラムとして、講話・研究所見学を通して学ぶキャリア教育プ
ログラムを実施した。
2)探求型学習プログラムの開発
〔普通科における探求型学習プログラム〕
・1年国際クラスにおいて、企業課題探究プログラム・多文化共生プログラム、2 年国際クラス
において南山大学連携プロジェクト「Visual Thinking Strategies」
・社会課題探究プログラム、
3 年国際クラスにおいては課題研究を実施した。
・1 年国際クラス生徒の企業課題探究プログラムにおけるプレゼンテーションが全国大会にて優
秀賞を受賞した。
・3 年国際クラス生徒の課題研究論文が「第 1 回全国高校生国際シンポジウム」に選出され、
鹿児島県でプレゼンテーションを行った。
・2 年及び 3 年 SS クラスが愛知県学生科学賞で優秀賞を受賞した。
・2 年特進クラスにおいて、総合的な学習の時間で名古屋の産業について調べ校外学習を行った。
- 45 -
〔次世代リーダー育成及びアクティブ・ラーニングの推進〕
・生徒が、学習活動に主体的に取り組むため 3 号館 2 階に「学習ルーム」として整備した。
・自然科学ゾーンの学習・実験ルームにおいて、「数学オリンピック」や「科学オリンピック」
に代表される大会やコンテストに向けての準備をアクティブ・ラーニング形式で実施した。
・グローバルゾーンの「英語多読ルーム」においては、協力委員の生徒が中心となり、英語ビブ
リオバトルを展開し、
「英会話ルーム(仮称)
」のおいては,名城大学のグローバルプラザとタ
イアップしたイベントやプレゼン発表会、洋楽・洋画鑑賞会などを検討した。
・SSH 関連においては、毎週月曜日及び金曜日の授業後に、
「あいち科学の甲子園」への出場を
目標に掲げた研究会や大学教員の指導を受ける学習会を実施した。
・SGH 関連においては、授業後や土曜日に海外研修に参加する生徒の事前研究及び英語による
プレゼンテーションやポスター発表の練習の場として約 40 回利用した。また 3 年国際クラス
の「課題探究」の論文作成、プレゼンテーション準備や実用英語検定、TOEIC 学習会を実施
した。
3)国際化の推進
〔海外の生徒の受け入れ〕
・ドイツからの 1 名、台湾から台北市立中崙高級中学 17 名、インドネシアから国立ウブド第一
高等学校1名、アメリカからヒルトップハイスクール 12 名、台湾から国立内壢高級中学 30
名、JST 事業さくらサイエンスプランにより韓国の高校生 30 名を受け入れた。
〔国際クラスにおける国際化プログラムの実施〕
・JICA、JETRO、名古屋モスク等へのフィールドワークを実施した。
・JICA、愛知県等、公的な機関が実施する「グローバルな課題」に関するワークショップやフ
ォーラム、コンテストに参加した。
・SGH 事業の一環として、インドネシア(バリ州)では「観光と開発、文化の固有性とグロー
バル化」について研修を実施した。
・SGH 事業の一環として、ニュージーランド(マナワツ・ワンガヌイ地方)では、
「地域に根ざ
す企業とグローバル化」について研修を実施した。
・SGH 事業の一環として、アメリカ(カリフォルニア州)では「日系企業のグローバル化」
「企
業と社会におけるダイバーシティ」をテーマに研修を実施した。
・英語多読プログラムを実施した。
・英語でのプレゼンテーション、エッセイの作成等を行った。
・台湾の台北市立中崙高級中学(17 名)を受け入れ、交流事業を実施した。
・アメリカのヒルトップハイスクール生徒との共同学習として、トヨタ工場・大須観音・名古屋
城等でフィールドワークを実施した。
・台湾の国立内壢高級中学(30 名)を受け入れ、交流事業を実施した。
・国際クラス1年において、国際理解教育の実施団体「TWO」との連携で、
「多文化共生プログ
ラム」を実施した。
・国際クラス 1 年及び 2 年が、愛知県国際交流協会及び NPO 法人愛・知みらいフォーラム主催
の講座に参加した。
・国際クラス 1 年及び 2 年が、愛知県国際交流協会の主催する「未来を築くユース会議(全 6
回)」に参加した。
・国際クラス 1 年及び 2 年が IIBC(TOEIC)エッセイコンテストにて、学校団体賞を受賞した。
- 46 -
4)特色を生かした取り組みの開発
〔全校生徒を対象としたサロンの実施〕
・「グローバルサロン」として、土曜日に 8 回外部講師を招聘し、「失敗を恐れずにアクション
を起こす」ことをテーマに、参加生徒と対話を実施した。
・全校生徒を対象とした土曜サロンを開講した。
・課外学習としての学習サロンを開講(毎週月・金の授業後)した。
〔SGH における課題研究等の実施〕
・国際クラス 3 年において、
「愛知県の産業を基盤としたグローバルビジネス課題」を大きなテ
ーマとし、先行研究の分析とフィールドワークとを通して、各自が 10,000 字程度の課題研究
論文を作成・発表した。
・フィールドワークは、国内では 34 箇所の企業・団体、鷹来キャンパスの延べ 47 回、国外で
は 3 カ国で 19 箇所の企業・団体にて視察及びヒアリング調査を行った。
・課題研究に関して大学教員及び学生等の外部人材が参画した延べ回数(人数×回数)は 90 回、
企業または国際機関等の外部人材が参画した延べ回数(人数×回数)は 141 回となった。
・名城大学からは 17 名の教員が SGH 事業に参画した。
・課題研究発表会(日本語:11 月、英語:2 月)を実施し、全校生徒研究発表会(2 月)に繋げ
た。また、研究論文が全国高校生国際シンポジウムで選出された。
・
「SGH ミーティング 2015」を 12 月 19 日に実施した。名城大学及び愛知県中小企業家同友会
から講師を招聘し、東海地区の SGH 指定校・アソシエイト校 8 校 102 名が集い、
「中部地域か
ら見たグローバル化」について議論・発表を行った。
〔国際バカロレアの研究〕
・国際バカロレアに関する調査研究を行った。
SSHフェ スタ 参加 者数
〔SSH 東海地区フェスタの実施 -約 950 名参加- 〕
1,000
800
・SSH 事業に係り、「スーパーサイエンスハイスクール
600
東海地区フェスタ 2015」を 7 月 18 日に
天白キャンパスにおいて開催し、SSH 指定校 21 校が集い、 400
200
研究発表等を実施した。
950
800
750
660
450
0
H23
H24
H25
H26
H27
3.外部との連携体制の充実
1)高大連携プログラムの開発
〔普通科における高大連携プログラム〕
・2 年 SS クラスでのスーパーサイエンスⅡの授業で高大連携講義を実施した。
・1 年一般進学クラスのスーパーサイエンスⅠの授業における進路ガイダンスを実施した。
・名城大学 竹内英人准教授による数学特別講座「数学竹内塾」を実施した。
・名古屋大学 四方義啓名誉教授による「四方数学サロン」を実施した。
・日本福祉大学(産社)、名古屋大学(エネプロ)と連携し、教授各 1 名ずつ講師として招聘した。
〔国際クラスにおける高大連携プログラム〕
35
・2 年は、毎週名城大学人間学部の授業を天白校舎で受講した。 30
・2 年の「多文化共生Ⅱ」において、南山大学人類学博物館と 25
連携プログラムを 7 回実施した。
高 大 接 続 ・連 携教育 プログラム 数
29
26
24
17
20
14
15
10
・大阪大学国際公共政策学会において本戦に選出され、
プレゼンテーションを実施した。
5
0
H23
H24
H25
H26
H27
・愛知大学スピーチコンテストにおいて本戦に選出され、英語でプレゼンテーションを実施した。
・中央大学の高校生地球環境論文賞において入選した。
- 47 -
〔総合学科における高大連携プログラム〕
・数理系列で名古屋大学の教員による講義及び「核融合研究所」の施設見学会を実施した。
・1 年生全員を対象に、日本福祉大学との連携において模擬授業を実施した。
2)外部団体連携プログラムの開発
〔新聞社主催のコンテストに向けての指導〕
・普通科 1 年一般国際クラスにおいて、中日新聞主催の新聞切り抜きコンテストに向けた新聞
スクラップ指導を行った。結果、努力賞 1 名の生徒が受賞した。
〔外部講師の招へいによる特色ある
300
教育プログラムの実施 ―外部講師 257 名招へい― 〕 250
・特色ある教育として、外部講師を SSH13 名、SGH231 名、 200
150
その他 13 名をそれぞれ招へいした。
外 国 講 師 招 へい人数
257
159
181
147
120
100
50
〔1 日看護体験〕
0
・医療法人偕行会(名古屋協立病院、城西病院)と連携し、
H23
H24
H25
H26
H27
事前指導としての看護職に関するガイダンスも含めて、体験学習会を実施した。
〔名城大学入学前指導〕
・特別推薦希望者を対象に学長や学部長からの講話、MEC や学部企画の行事に参加した。
〔大学入試説明会〕
・3 年生の希望者を対象に南山、立命館、同志社、東京理科、明治大学の入試担当者より大学
概要と入試について説明を受けた。
〔裁判所見学ツアー〕
・名城大学法学部と連携し希望者を対象に、事前指導として裁判に関する学習会も含めて見学会
を実施した。
- 48 -
成果指標
2013
学習・生活指導関係
皆勤・精勤者割合
退学者数
特別指導対象者数
生徒の満足度 ※そう思う、ややそう思うと回答した人の率
保護者の満足度 ※そう思う、ややそう思うと回答した人の率
相談件数(SC)
相談件数(教員)
課外活動関係
部活動数(部活動参加率)
大会等の実績(地区大会以上の出場)
学習成果関係
TOEIC 平均得点(国際 3 年)
国公立大学合格者数(特進クラス)
国公立大学合格者数(一般進学クラス)
国公立大学合格者数(SS クラス)
国公立大学合格者数(国際クラス)
国公立大学合格者数(総合学科)
2014
2015
―%
3名
4名
56.4%
77.6%
21 件
34 件
12.5%
2名
4名
61.9%
79.3%
43 件
57 件
14.3%
6名
13 名
60.6%
78.5%
45 件
9件
34 部(81.7%)
10 部
34 部(86.1%)
10 部
35 部(85.7%)
9部
712.7 点
651.3 点
660.5 点
53 名
32 名
49 名
19 名
14 名
12 名
(内文系 2 名) (内文系 5 名) (内文系 1 名)
5名
6名
5名
0名
1名
1名
0名
0名
1名
教育プログラム関係
キャリア教育プログラム件数
探求型学習プログラム件数
国際化の推進プログラム件数
留学した生徒数
留学受け入れ数
国際化に係る連携団体件数
特色を生かしたプログラム件数
連携関係
高大接続・連携教育プログラム数
大学教員招聘人数
大学への訪問回数
外部団体連携プログラム数
外部講師招へい人数
外部団体への訪問回数
SSH フェスタ参加者数
SGH ミーティング参加者数
- 49 -
24 件
―件
―件
―名
1名
―件
―件
26 件
5件
32 件
2名
1名
6件
7件
10 件
6件
52 件
3名
1名
6件
10 件
26 件
―名
―回
―件
120 名
―回
800 名
―名
29 件
4名
25 回
2件
181 名
9回
750 名
―名
14 件
9名
29 回
2件
257 名
66 回
950 名
102 名
社会貢献
(Goal)
社会に貢献できる生徒を育成し、交流や
学習活動を通して社会的責任を果たす。
(行動目標・戦略計画)
1.地域資源の活用による教育の推進
1)地域連携プログラムと地域活動の充実
2.社会貢献の促進
1)地域の方々を支える中村キャンパスの
活用
2)貢献活動
3)危機管理システムの更なる強化
4)無駄の排除・低炭素社会への対応
18
17
件
Our Value
生涯学びを楽しむ
公開講座等
Enjoy Learning for Life
実施件数
Our Vision
「多様な経験」を創り出す
「挑戦する学校」
地域貢献
件
活動件数
10
件
防火防災
委員会活動件数
349
名
中学生
2
本校訪問人数
件
避難訓練
実施回数
- 50 -
成 果
1.地域資源の活用による教育の推進
1)地域連携プログラムと地域活動の充実
〔地域との連携プログラムの実施〕
・保育園と連携した活動を1~2カ月にわたり実施した。
・地域住民と一緒に生徒が栽培した野菜などを収穫する収穫祭を実施した。
2.社会貢献の促進
1)地域の方々を支える中村キャンパスの活用
〔防災研修の実施〕
・教職員に向けた防災研修を実施した。
〔防災体制の強化〕
・非常勤講師対象の防火防災訓練を企画した。
2)貢献活動
〔地域との交流プログラムの実施〕
・年間を通して、学校全体で校外清掃を実施した。
・23 年間に亘り、男子バレー部員が新幹線沿線の清掃活動を毎週実施した。
・総合学科の人間コミュニケーション系列で「人間関係」の授業を基礎に①中村保育園、
②白社苑、③児童館での活動を実施した。
・ダンス部と吹奏楽部が、中村警察署青少年非行防止キャンペーンにて招待発表を行った。
・メカトロ部が、中村区の幼稚園・保育園において、ロボットによる演奏会を実施した。
・自然科学部が、児童館等で小学生対象の「科学あそび」や庄内川の清掃活動を実施した。
・地域の広域避難所になっている附属高等学校で、高校教職員、地域住民、新富町保育園が協力
し、避難訓練を実施した。
3)危機管理システムの更なる強化
〔防火防災委員会の充実〕
・防火防災委員会を定期的に開催した。(10 回開催)
4)無駄の排除・低炭素社会への対応
〔校用車における環境負荷への配慮〕
・排出ガス削減と省燃費に貢献するため、公用車のリース(計 3 台)においてハイブリッド車を
採用した。
〔LED 照明の積極的採用〕
・省電力化に向けて、1 号館及び第 2 体育館の照明交換において、従来の白熱灯から LED 電球
への切り替えを順次行った。
- 51 -
成果指標
2013
2014
2015
地域連携関係
地域社会との連携事業件数
公開講座等の実施件数
19 件
4件
21 件
11 件
18 件
17 件
防災関係
防火・防災委員会活動件数
防災教育の実施件数
9件
1件
10 件
1件
10 件
2件
160 名
350 名
349 名
10 件
1件
10 件
1件
10 件
2件
1件
1件
2件
地域貢献関係
学内施設開放(中学生の訪問)
危機管理関係
防火・防災委員会の開催件数
避難訓練の実施件数
低炭素への対応関係
無駄の排除・低炭素社会実施計画取組件数
- 52 -
組織・体制整備
(Goal)
ビジョンの実現に向け、戦略的かつ機動的
な組織・経営改革を持続する
(行動目標・戦略計画)
1.ビジョンの実現を支える基盤整備
1)組織・体制の整備
2)環境整備
3)財源の多様化の促進
2.ブランド力の向上
1)学内外への広報の積極的展開
2)在校生・卒業生の帰属感
61
百万円
寄附金額
749
百万円
補助金額
Our Value
生涯学びを楽しむ
Enjoy Learning for Life
Our Vision
「多様な経験」を創り出す
「挑戦する学校」
78.5
%
施設面に関する
保護者からの満足度
60.6
%
施設面に関する
生徒からの満足度
- 53 -
成 果
1.ビジョンの実現を支える基盤整備
1)組織・体制の整備
〔高校内規の全面的見直し〕
・高校内規の全面的な見直しを継続的に整備した。
2)環境整備
〔中村キャンパスの再開発に向けた他校視察〕
・18 名の教職員が他校の施設を見学した。(16 校)
〔附属高等学校施設整備計画検討委員会の設置〕
・常勤理事会の下に「附属高等学校施設整備計画検討委員会」及び「施設整備計画 WG」を
設置し、中村キャンパスの将来構想について検討を開始した。
寄 附 金 額 (現 物寄附 除く)(百万 円)
3)財源の多様化の促進
〔寄附金の受納 - 61 百万円(現物寄附除く)- 〕
・寄附金(現物寄附除く)として 61 百万円を受納し、
昨年度比 4 百万円の増額となった。
〔補助金の獲得 - 749 百万円- 〕
・補助金 749 百万円を獲得し、昨年度比 11 百万円の
増額となった。
80
70
60
50
40
30
20
10
0
71
56
57
H23
H24
57
H25
H26
61
H27
補 助 金 額 (百 万円)
755
749
750
745
738
740
735
731
732
731
H23
H24
H25
730
725
720
H26
H27
〔課外活動に対する激励金等による支援〕
・PTA より 33 部、2 同好会、SSH、SGH 生徒会に対して激励金が給付された。また、全国大
会(高校総体、国体等)に出場した部活動等に対し、PTA 及び同窓会より激励金が給付された。
2.ブランド力の向上
1)学内外への広報の積極的展開
〔PTA 常任委員会等の実施〕
・年間 5 回の常任委員会を実施し、校長、副校長、教頭、事務長、運営委員において、意見交
換を行った。
2)在校生・卒業生の帰属感
〔卒業生による講演〕
・3S「総合学習」社会人基礎班にて、CA の卒業生が、希望進路を実現させた経験談や、社会人
として必要なマナーを講演した。
・3S「企業実践」にて、卒業生の銀行家 1 名と起業家 3 名が講演を行い、働く意義と企業活動
への理解を深めた。
〔プレイベント、90 周年総会への準備会の開催〕
・9 月、10 月、3 月の 3 回、同窓会役員と学内同窓生による会議を実施した。
・11 月にプレイベントを実施した。内容は本校卒業生の桂竹丸氏による落語会を行った。
- 54 -
〔文化祭時展示見学会の実施〕
・文化祭時に写真パネル展示、11 月 28 日に 90 周年プレイベントを実施し、多くの卒業生が
展示を見学した。
〔同窓会執行部会の実施〕
・1 月に執行部会を実施し、管理職との意見交換も行い課題を共有した。
〔同窓会の新たな生徒支援体制の構築〕
・文化祭において、開学 90 周年に向けた展示会を実施した。
〔同窓会名簿の充実〕
・平成 27 年 11 月 28 日開催の 90 周年プレイベント参加者約 100 名の住所確認を行った。
成果指標
2013
施設関係
生徒の満足度
保護者の満足度
財源関係
寄附金額(現物寄附除く)
補助金額
生徒への支援件数(PTA)
2014
2015
56.3%
77.6%
61.9%
79.3%
60.6%
78.5%
71 百万円
731 百万円
13 件
57 百万円
738 百万円
15 件
61 百万円
749 百万円
13 件
広報関係
卒業生との交流件数
6件
2件
5件
(普通科 3 件、
総合学科 3 件)
(普通科 1 件、
総合学科 1 件
(普通科 0 件、
総合学科 5 件
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「MS-26 Annual Report 2015」
編
集
学校法人名城大学
MS-26 推進室
経営本部総合政策部
発
行
2016 年 5 月作成
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