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平成 28年度版 - 長野県信用保証協会

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平成 28年度版 - 長野県信用保証協会
平成 28 年度版
長野県信用保証協会のあらまし
2016 DISCLOSURE
CREDIT GUARANTEE CORPORATION OF NAGANO-KEN
2016 DISCLOSURE
ごあいさつ
平素は信用保証協会の業務運営につきまして、格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
当協会につきまして、皆さまに更なるご理解をいただくために、業務内容や平成 27 年度の業績など
をまとめたディスクロージャー誌「長野県信用保証協会のあらまし 平成 28 年度版」を作成いたしま
した。本誌を通じて、多くの皆さまに当協会や信用保証制度に対するご認識を深めていただければ
幸いに存じます。
最近の長野県経済は、政府の経済政策などにより、緩やかに回復しつつあるものの、一部に弱め
の動きがみられ、本格的な景気回復にはなお時間を要す見込みです。
このような経済状況を踏まえて、当協会では、国及び地方公共団体の中小企業施策に基づく各種
政策保証や企業のニーズに即した当協会独自の保証制度の推進などによる資金繰り支援を行うと
ともに、金融機関、商工団体等の関係機関の皆さまと連携した創業支援、経営改善支援、事業承継
支援などの地方創生に向けた取り組みを積極的に行い、長野県経済の振興と発展に寄与してまいり
ます。
今後も信用保証協会の使命達成のため、役職員一丸となって、企業のライフステージに応じた総
合的な支援を行う「地域の皆さまに信頼され、顔の見える保証協会」を目指し、努力してまいります
ので、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。
平成 28 年6月 会長 荒
井
英 彦
目 次
Ⅰ ビジョン ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
信用保証協会の役割
長野県信用保証協会の基本理念
Ⅱ 事 業 計 画・経 営 計 画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
中期事業計画(平成27年度~平成29年度)
平成28年度経営計画
Ⅲ お客さまへの約 束 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
コンプライアンス態勢
個人情報保護宣言
反社会的勢力の排除
Ⅳ 長 野 県 信用保 証 協 会について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18
プロフィール
コーポレートマーク
イメージキャラクター
当協会のあゆみ
役員
組織機構図
担当地域と営業部・支店のご案内
Ⅴ 平 成 2 7 年 度 事 業 報 告 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 26
事業方針
経済金融情勢
業績
決算報告
基本財産
主な取り組み
Ⅵ 信用保 証の動 向 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50
保証利用企業者数
保証の推移
保証承諾の状況
保証債務残高の状況
代位弁済と求償権回収の推移
代位弁済の状況
Ⅶ 信用保 証 制 度のご案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 62
信用補完制度について
信用保証業務の概要
責任共有制度
信用保証料
保証制度のご案内
Ⅰ
ビジョン
Ⅰ ビ ジョン
信用保証協会の役割
信用保証協会の役割は、中小企業の金融の円滑化を図ることにあります。事業の経営に真剣に努力し、将来
に向かって発展の可能性のある中小企業者に対して、金融上の強力な「公的保証人」となって、融資の途を開く
専門機関が信用保証協会です。信用保証協会は、中小企業と金融機関とを結びつける「かけ橋」の役目を果た
すことを目的として設立された機関であり、多くの中小企業の中に埋もれている信用力を発掘し、資金の裏付け
をして、その企業を発展に導き、地域経済の発展に寄与することに大きな役割があります。
長野県信用保証協会は、このような機能・役割を果たすべく、
「基本理念」を定め、中小企業を力強くサポート
します。
長野県信用保証協会の基本理念
コン セプト
私たち長野県信用保証協会は
信用保証により
明日を拓く中小企業を力強くサポートし
長野県の洋々たる発展の一翼を担います
基本姿勢
質の高い信用保証サービスの提供
お客さまのニーズに積極的に対応し
新しい可能性を生み出す質の高い信用保証サービスを提供します
健全かつ適切な業務の遂行
公共的使命と社会的責任の重みを認識し
環境の変化に対応できる経営基盤の確立を図り
健全かつ適切な業務を行います
活力にあふれた組織づくり
創造性豊かな人材を育成し 自由闊達な議論で 活力にあふれた組織をつくります
行動の指針
わたしたちは
○ありがとうの心で親身になって接します
○広い視野に立ち 公正・迅速にとりくみます
○感性をみがき 進んで改革につとめます
2
Ⅱ
事業計画・経営計画
Ⅱ
Ⅱ 事業計画
事業計画
・
・
経営計画
経営計画
中期事業計画(平成27年度~平成29年度)
長野県信用保証協会は、信用保証により中小企業・小規模事業者(以下「中小企業者等」という。)の金融の
円滑化を図るとともに、創業支援、経営改善支援等に積極的に取り組むことで長野県経済の発展に貢献してま
いります。
また、中小企業者等のパートナーとして親切・丁寧・きめ細やかな対応に努め、企業のライフステージに応じた
支援を行う「地域の皆さまに信頼され、顔の見える保証協会」を目指し、平成27年度から平成29年度までの3年
間における基本方針について、以下に掲げる9つの事項を主要項目として取り組みます。
中小企業者等の資金繰り支援
創業者に対する支援
保証利用企業者数の増加
回収の最大化
顧客サービスの充実
及び広報活動の強化
経営改善支援の強化
地域の皆さまに信頼され、
顔の見える保証協会
危機管理態勢の充実
コンプライアンス態勢の強化
職場環境の整備及び人材育成
1 中小企業者等の資金繰り支援のための各種保証商品等の推進
国の各種政策保証や当協会独自の保証制度など最適な保証制度を提案していくことで、中小企業者等
の資金ニーズに迅速・的確・きめ細やかに対応し、資金繰りを強力に支援してまいります。
2 創業者に対する支援
創業支援は、地域経済の活性化のために最も必要な課題の一つと位置付け、金融機関、商工団体等の創
業支援機関との連携を図るとともに、モニタリング訪問、広報活動などにより積極的な支援に取り組んでま
いります。
3 保証利用企業者数の増加
県内の中小企業者等の数は減少傾向にあり、保証利用企業者数も同様に減少しております。そのため、
これまで信用保証を利用していない中小企業者等に対して信用保証制度の周知を図るとともに、金融機関
や関係機関等との連携、キャンペーンの実施などにより保証の利用促進に努め、保証利用企業者数の増加
を図ります。
4 経営改善支援の強化
地域経済・雇用を支える中小企業者等の経営課題・経営支援ニーズは、内外環境の変化により複雑化・
高度化・専門化しており、保証先の中小企業者等の中には、条件変更を繰り返すなど経営の安定に支障を
生じている企業も多く、条件変更先数は高止まりの状況にあります。このことから、経営改善に取り組む中
小企業者等を後押しするため、きめ細かな対応による経営支援の取り組みを一層強化してまいります。
4
5 回収の最大化
早期着手の徹底、さまざまな回収方法の推進、サービサーの有効活用、求償権管理の合理化・効率化に
取り組むことで、回収の最大化を図ります。
6 コンプライアンス態勢の強化
中小企業者等及び関係機関等から信頼される組織として、公的使命と社会的責任を十分認識し、コンプ
ライアンスの推進を経営における最重要課題と位置付け、態勢の強化に取り組みます。
7 顧客サービスの充実及び広報活動の強化
「信用保証懇話会」や企業訪問、関係機関との勉強会などから得られたニーズに応えるとともに、正確な
事務処理の徹底や業務の効率化を進めることにより、顧客満足度の向上に努めます。また、中小企業者等
に対する広報活動を強化し、資金繰り支援や経営支援・創業支援など協会業務についての積極的な情報提
供を行います。
8 職場環境の整備及び人材育成
健康的で働きやすい職場環境の整備を進め、併せて業務の多様化や高度化に対応するための人材の育
成を図ります。
9 危機管理態勢の充実
緊急事態に備え危機管理態勢の充実を図ります。
5
Ⅱ
Ⅱ 事業計画
事業計画
・
・
経営計画
経営計画
平成28年度経営計画
業務環境
長野県経済は、緩やかに回復しつつあるものの、一部に新興国経済の影響などが見られ、地域や業種間のば
らつきもあり、本格的な景気回復にはなお時間を要すものと予想されます。
長野県内の中小企業・小規模事業者(以下「中小企業者等」という。)は、国の経済政策などにより一部におい
て業績の向上がみられるものの、コストダウン要請や人手不足に苦しむ企業も多く、経営環境の見通しは依然と
して厳しい状況が続いています。
設備投資動向は、全体として緩やかに増加しているものの、老朽化による更新や補助金を前提としての投資
が多く、新規の設備投資には慎重な様子がうかがえます。
今後は、海外景気の下振れや為替の動向など不安定要素はあるものの、雇用情勢の改善が続き、各種政策の
効果が表れるなか、原油安を受けたコスト低下などによる収益改善の拡大、大河ドラマ「真田丸」や諏訪地区の
御柱祭などによる誘客効果、また、来年度に予定されている消費税率引き上げ前の駆け込み需要などにより、引
き続き持ち直していくことが期待されます。
企業向けの貸出金は、運転資金需要には一服感が見られるものの、設備資金需要に持ち直しの動きが見られ
ます。貸出金利は、緩やかに低下しています。
業務運営方針
当協会は、県内の中小企業者等に対し、国及び地方公共団体の中小企業施策に基づく各種政策保証や企業
のニーズに即した当協会独自の保証制度の推進などによる資金繰り支援を行うとともに、金融機関及び商工団
体等の関係機関と連携した経営改善支援・事業承継支援を強化し、創業支援、NPO法人への保証などの地方
創生に向けた取り組みを積極的に行うことにより、長野県経済の発展に貢献してまいります。
併せて、これまで信用保証を利用していない中小企業者等に対して信用保証制度の周知を図る等により、保
証利用企業者数の増加に取り組んでまいります。
求償権の回収においては、無担保求償権や代表者以外に保証人のいない求償権の増加により回収環境が一
層厳しさを増す中、早期着手の徹底、多様な回収方法の推進などにより、回収の最大化を図ります。
また、コンプライアンス態勢の強化、個人情報保護の徹底及び反社会的勢力の排除や不正利用の防止、顧客
サービスの向上、危機管理態勢の充実などにより経営基盤の強化に努めます。なお、今後予定される信用保証
制度の見直しについては、その動きを注視し金融機関など関係機関との情報交換を図りつつ、適切な取り組みを
進めることとします。
こうした取り組みにより、中小企業者等のパートナーとして親切・丁寧・きめ細やかな対応に努め、企業のライ
フステージに応じた総合的な支援を行う「地域の皆さまに信頼され、顔の見える保証協会」を目指してまいりま
す。
6
重点課題
【保証部門】
(1)中小企業者等の資金繰り支援のための各種保証商品等の推進
・中小企業者等の資金繰り支援のため、地方公共団体の中小企業施策に沿って「県・市町村の中小企業融
資制度資金」を推進します。
・当協会独自の制度である、設備投資のための資金を幅広く供給する「設備応援みらい保証」や金融機関と
協会が協調して必要な資金を供給する「連携支援保証(アシスト)
」を推進します。
(2)中小企業者等の経営改善に資する各種保証商品等の推進
・経営改善に取り組む中小企業者等を支援する「経営力強化保証」及び「事業再生計画実施関連保証(経営
改善サポート保証)
」を推進します。
(3)創業者に対する支援など地方創生に向けた取り組みの推進
・創業予定者や創業後間もない企業を支援する創業関係の保証に積極的に取り組みます。
・県の中小企業融資制度資金において新設された「地方創生推進資金」や地方創生に取り組む中小企業の
資金繰りを支援する「『地方創生』応援社債保証」を推進します。
・地域経済の新たな担い手であるNPO法人への保証に積極的に取り組みます。
(4)保証利用企業者数の増加 ・協会保証を利用していない中小企業者等に対し、その利用を促すことで経営の安定と事業の発展を支援す
る「新規応援保証(ファースト・ステップ)
」を推進します。
・協会の新規利用及び再利用を促す「保証利用企業者数増加キャンペーン(ウェルカム!キャンペーン)
」及び
保証利用企業者数の増加などを達成した金融機関店舗を表彰する
「年間感謝企画
(こらぼ)
」
を実施します。
【期中管理部門】
(1)経営改善支援・事業承継支援の強化
・早期に経営改善を促すため、保証申込や新たな条件変更申込などのタイミングを捉え、改善が必要な中小
企業者等に対し、金融機関と連携した働きかけを行います。
・経営改善が進まず条件変更を繰り返すなどの中小企業者等に対し、国の「経営支援強化促進補助事業」を
活用して設置した専門チームによる訪問支援等により、改善促進に向けた働きかけを行います。
・当協会が長野県中小企業診断協会と連携し経営診断費用を負担する「中小企業診断士活用支援事業」を
充実させるとともに、
「長野県よろず支援拠点」等の国や県などの専門家派遣事業を積極的に活用し、経営
課題に対する「気づき」支援を行います。
・国の施策である「認定支援機関による経営改善計画策定支援事業」の活用を推進するため、税理士などを
はじめとする認定支援機関との連携強化に努めるとともに、改善計画策定に係る利用者負担分の一部補
助を引き続き実施します。
・協会が事務局を務める「信州経営サポートミーティング」の活用や、バンクミーティングに積極的に参加し、
早期に関係者間の連携を図り、円滑な経営改善計画策定を支援します。
・「長野県事業引継ぎ支援センター」などの支援機関と連携し、中小企業者等の円滑な事業承継支援に取り
組みます。
7
Ⅱ
Ⅱ 事業計画
事業計画
・
・
経営計画
経営計画
(2)再生支援の強化
・中小企業再生支援協議会、金融機関、信州みらい応援ファンドなどと緊密な連携を図り、再生スキームに
柔軟に対応し事業再生を支援します。
(3)延滞・事故管理の徹底
・延滞管理リストの活用により、事故報告が提出される前の段階から保証利用企業の状況を把握して、返済
緩和の提案を行うなど適切な支援を行います。
・事故報告が提出された中小企業者等について、債務者や連帯保証人との面談や金融機関との連携により
金融取引の正常化に向けた取り組みを強化します。
【回収部門】
(1)早期着手の徹底
・期中管理部門との連携を強化し、代位弁済が避けられないと判断した中小企業者等については、事前に債
務者や連帯保証人の実態把握や資産調査に努めるなど管理回収の早期着手を徹底します。
(2)多様な回収方法の推進
・担保物件については、競売による換価処分は最終手段とし、関係者との調整に努めることで任意売却を一
層推進し、回収の最大化を図ります。
・「経営者保証に関するガイドライン」に基づく保証債務の整理は、企業の再生、経営者の再起などを総合的
に判断し、適切に対応します。
(3)サービサーの有効活用
・実質無担保求償権に加え、代位弁済後3年を経過した有担保求償権をサービサーへ積極的に委託し、回収
の効率化を図ります。
・サービサーに対する検査を通じて、委託求償権の管理状況を把握し適切な回収方策を促すことで、一層の
回収の促進を図ります。
(4)求償権の正確な管理及び事務の合理化・効率化
・複雑化する法的整理等や予想される民法改正(消滅時効期間の統一など債権関係)に対して、適切に対応
します。
・回収の見込みがない求償権については、管理事務停止や求償権整理を適切に進め、求償権管理の合理化・
効率化を図ります。
【その他間接部門】
(1)コンプライアンス態勢の強化
・コンプライアンスの徹底、個人情報保護態勢の強化を図ります。また、反社会的勢力を断固として排除します。
(2)顧客サービスの充実
・信用保証懇話会の開催、中小企業者等に対するアンケートの実施、関係機関との意見交換、企業訪問等を
通じ、新たな顧客ニーズを把握し業務の改善に取り組みます。
・信州大学経営大学院との共催により中小企業者等の経営に役立つ具体的・実用的な分野に係る「経営セミ
ナー」を開催し、中小企業支援の強化を図ります。
(3)広報活動の強化
・保証協会や保証制度及び当協会が取り組んでいる経営改善支援・創業支援業務等についての認知度を高
めるため、ホームページや広報誌を充実させるとともに、新たに制作したイメージキャラクターを積極的に活
用し、広報活動を強化します。
(4)職場環境の整備、人材育成、危機管理態勢の充実
・子育て支援など職員が働きやすい職場環境を整備するとともに、人材育成、危機管理態勢の充実に努めて
まいります。
8
事業計画
平成28年度の保証承諾等の主要業務数値(計画)は、以下のとおりです。
金 額
保
証
承
対前年度計画比
対前年度実績見込比
諾
2,470億円
107.6%
101.5%
保 証 債 務 残 高
5,480億円
100.9%
99.6%
保証債務平均残高
5,394億円
99.2%
98.6%
代
位
弁
済
70億円
87.5%
150.5%
実
際
回
収
17億円
89.5%
100.0%
事業計画・経営計画の評価
当協会では、中期事業計画及び年度経営計画の実施状況について、自己評価を行うとともに、第三者機関で
ある外部評価委員会による評価を受け、その結果を公表しています。
外部評価委員会は、学識経験者、弁護士及び税理士の3名で構成されています。
外部評価委員会の開催実績
開 催 日 平成27年6月26日(金)
主な議題 (1)中期事業計画(平成24年度~平成26年度)の実施状況に係る評価について
(2)平成26年度経営計画の実施状況に係る評価について
(3)平成26年度コンプライアンス態勢及び運営に係る評価について
(4)中期事業計画(平成27年度~平成29年度)について
(5)平成27年度経営計画について
(6)平成27年度コンプライアンス・プログラムについて
なお、外部評価委員会の意見・提言を踏まえた平成27年度経営計画に対する自己評価については、ホーム
ページで公表いたします。
9
Ⅲ
お客さまへの約束
Ⅲ
Ⅲ お客さまへの約束
お客さまへの約束
コンプライアンス態勢
長野県信用保証協会は、公共的使命と社会的責任を果たし、社会からの揺るぎない信頼の確立を図るため、
法令遵守(コンプライアンス)を経営の最重要課題の一つとして位置付け、コンプライアンスの実践に役職員一
丸となって取り組んでいます。
コンプライアンスの推進を図るため、コンプライアンス委員会を設置するとともに、総務部総務課をコンプライ
アンスに関する統括部署と位置付け、また、各部署にコンプライアンス担当者を配置し、コンプライアンス・マニュ
アルに基づくコンプライアンスの実践を行っています。
信用保証協会倫理憲章
当協会は高い自己規律に基づき、社会からの揺るぎない信頼の確立に向けて、更なる努力を払うことを誓い、
倫理憲章を定め、コンプライアンスの実践に取り組んでいます。
信用保証協会の公共性と
社会的責任
地域社会に対する貢献
広く住民とのコミュニケーションを図
信用保証協会の公共性と社会的責
任の重みを常に認識し、健全な業務運
営を通じて信頼の確立を図る。
りながら地域社会への貢献に努める。
倫理憲章
反社会的勢力との対決
質の高い信用保証サービス
経営の効率化に努め、創意と工夫を
活かした質の高い信用保証サービス
の提供を通じて、地域経済の発展に貢
献する。
法令やルールの厳格な遵守
市民社会の秩序や安全に脅威を与
あらゆる法令やルールを厳格に遵守
える反社会的勢力とは、断固として対
し、社会的規範にもとることのない誠
決する。
実かつ公正な事業活動を遂行する。
コンプライアンス組織体制図
監
事
監 査 室
報告・連絡・相談
理 事 会
コンプライアンス委員会
コンプライアンス統括部署
指示
調査・チェック
コンプライアンス担当者
職 員 等
12
外部相談窓口
(弁護士)
行動基準
当協会の役職員として、次に掲げる行動基準を実践していきます。
1 社会人としての倫理観
私たちは、社会人としてあたりまえのことを、あたりまえに判断し行動するとともに、自分自身を客観的に
見つめ、相手の立場に立った行動を心掛けます。
2 法令・ルールの遵守
私たちは、職務を遂行するにあたって、法令や業務に関わる諸規程・ルールを守ります。その際には、形式
的に従うだけでなく、その法令・ルールの背景を理解し、誠実に行動します。
3 約束・契約上の義務の履行
私たちは、約束を守ることはもちろん、顧客(中小企業者、金融機関、関係機関及び取引先企業等。以下
同じ。)との間の契約における義務を誠実に履行します。
4 公私の別
私たちは、勤務中に私的目的と疑われるような行動を慎み、また私的利益を目的とする行動をとりません。
5 行政機関との適正な関係
私たちは、行政機関との関係において、社会的に批判を浴びるような行動はとりません。
6 反社会的勢力(不当要求行為)
との対決
私たちは、反社会的勢力の不当な介入を許さず、断固これと対決します。
7 地域社会、環境への配慮
私たちが業務を遂行するに当たり、当協会及び顧客のことだけでなく、常に地域社会、環境への影響を配
慮します。
8 職場秩序の維持
私たちは、職員の個性を尊重し、職員の主体性と創造性の発揮により当協会が発展するという意識に
立った企業風土づくりと職場秩序の保持に努め、職場の内外を問わず、協会職員として品位ある行動に努
めます。
9 「報告・連絡・相談」の励行
私たちは、業務全般にわたり「報告・連絡・相談」を怠りません。当協会に利害が及ぶ事象はもちろん、顧
客、職員、地域社会等、当協会の利害関係人に関する情報は、必ず「報告・連絡・相談」を行います。
10 顧客への対応
(1)基本的な考え方
常に親切、丁寧に誠意をもって応対します。
(2)苦情の処理
どのような場合においても、個人の問題ではなく協会全体の問題として、誠意をもって適切かつ迅速
に処理します。
11 異常時の対応
常日頃から異常時の対処に留意するとともに、異常に「気付く」目を養います。
12 懲罰
役職員が、法令、諸規程及びコンプライアンス・マニュアル等コンプライアンスに違反した場合は、就業規
則並びに表彰及び制裁実施要領等の規定により、懲戒等必要な制裁を行います。
13
Ⅲ
Ⅲ お客さまへの約束
お客さまへの約束
個人情報保護宣言
当協会は平成17年4月1日に全面施行された「個人情報の保護に関する法律」に基づき、個人情報の重要性
に鑑み、個人情報取扱事業者として次のとおり
「個人情報保護宣言」を制定し、お客様の個人情報の保護に全力
で取り組んでおります。
個人情報保護宣言(平成17年4月1日制定)
長野県信用保証協会は信用保証協会法(昭和28年8月10日法律第196号)に基づく法人であり、中小企業等
の皆様が金融機関から貸付等を受けるについて、貸付金等の債務を保証することを主たる業務としており、信用
保証協会の制度の確立をもって中小企業等の皆様に対する金融の円滑化を図ることを目的としております。
業務上、お客様の個人情報を取得又は利用等をさせていただくことになりますが、お客様の個人情報の取扱
いについて以下の方針で取り組み、適正な個人情報の保護に努めてまいります。
1 個人情報に関する法令等の遵守
当協会は、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)などの法令及びガイドライン等を遵守
して、お客様の個人情報を取り扱います。
2 個人情報の取得・利用・提供
(1)当協会では、信用保証業務の適切な運営の遂行のためにお客様の個人情報を適正に取得し、利用しま
す。なお、利用目的の詳細につきましては当協会ホームページ又は備え付けのパンフレットの「個人情
報保護法に基づく公表事項等に関するご案内」の1「当協会が取り扱う個人情報の利用目的」に公表
しておりますのでご覧ください。
(2)取得したお客様の個人情報は、法令等に定める一定の場合を除き、上記記載の利用目的以外には使
用いたしません。
(3)取得したお客様の個人情報は、法令等に定める一定の場合を除き、お客様の同意を得ないで第三者に
は提供、開示しません。
(4)お客様の本籍地等の業務上知り得た公表されていない情報を、適切な業務の運営の確保その他必要
と認められる目的以外の目的には使用いたしません。
3 個人データの適正管理
お客様の個人データについて、組織的、人的、技術的安全管理措置を継続的に見直し、お客様の個人
データの取扱いが適正に行われるように定期的に点検するとともに、個人情報保護への取り組みを見直し
ます。
4 個人情報保護の維持・改善
当協会は、お客様の個人情報の取扱いが適正に行われるように定期的に点検するとともに、個人情報保
護への取り組みを見直します。
5 個人データの委託
(1)当協会は、個人情報保護法第23条第4項第1号の規定に基づき個人データに関する取扱いを外部に
委託する場合があります。
(2)委託する場合には適正な取扱いを確保するため契約の締結、実施状況の点検などを行います。
14
6 保有個人データの開示・利用目的の通知
(1)法令等に定める一定の場合を除き、お客様は、当協会が保有するお客様ご自身の個人データの開示
及びその利用目的の通知を求めることができます。
(2)申請の方法は当協会窓口に備置してある「保有個人データ」開示等申請書に所定の事項を記載のう
え、ご本人確認書類を添付して当協会窓口に持参又は郵送してください。
(3)個人データの開示及び利用目的の通知につきましては実費相当額
(1件につき500円)
をいただきます。
7 保有個人データの訂正・削除、利用停止、第三者提供の停止
(1)当協会が保有する個人データに誤りがある場合は下記の窓口にご連絡ください。
調査確認のうえ、法令等に定める一定の場合を除き、訂正又は削除いたします。
(2)お客様の個人情報を不適切に取得し、又は目的外に利用している場合には下記の窓口にご連絡くださ
い。調査確認のうえ、法令等に定める一定の場合を除き、保有個人データの利用を停止いたします。
(3)お客様の個人情報を個人情報保護法第23条に違反して第三者に提供している場合には、下記の窓口
にご連絡ください。調査確認のうえ、法令等に定める一定の場合を除き、保有個人データの第三者提
供を停止いたします。
(4)6、7の具体的な手続につきましては当協会ホームページ又は備え付けのパンフレットの「個人情報保
護法に基づく公表事項等に関するご案内」の4
(3)
「開示等の求めに応じる手続」をご覧下さい。
8 質問・苦情について
当協会は、お客様からの個人情報に関する質問・苦情について適切かつ迅速に取り組みます。
9 開示・利用目的の通知・訂正・利用停止・第三者提供の停止・安全管理措置・相談・質問・苦情窓口
当協会における個人情報等に関する各種のお問い合わせの窓口は以下のとおりです。
住 所 長野市大字南長野県町597番地5
電話番号 026-234-7288
部 署 名
総務部総務課
15
Ⅲ お客さまへの約束
反社会的勢力の排除
当協会では信用保証委託契約書中に「反社会的勢力の排除条項」
を設け、反社会的勢力排除の強化に努めて
います。
反社会的勢力排除の取り組みとして、ポスター等の広報物や説明会等を通じて中小企業者及び関係機関の皆
さまに対して周知徹底を図っています。
また、反社会的勢力に関する内部研修を行い、反社会的勢力への適切な対応等について知識を深め、役職員
一丸となって取り組んでおります。
暴力団等の反社会的勢力とは取引いたしません!
長野県信用保証協会は反社会的勢力とは一切の関係を遮断します。
≪反社会的勢力とは≫
●現在、暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、
総会屋等、社会運動等標ぼうゴロまたは特殊知能暴力集団等、その他これらに準ずる者(以下これらを「暴力団
員等」といいます。)
●次のいずれかに該当する者
(1)暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること
(2)暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
(3)自己、自社もしくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもってするなど、不
当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること
(4)暴力団員等に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有す
ること
(5)役員または経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有すること
●自らまたは第三者を利用して次の一つにでも該当する行為を行う者
(1)暴力的な要求行為
(2)法的な責任を超えた不当な要求行為
(3)取引に関して、脅迫的な言動をし、または暴力を用いる行為
(4)風説を流布し、偽計を用いまたは威力を用いて当協会の信用を毀損し、または当協会の業務を妨害する行為
(5)その他上記(1)から(4)に準ずる行為
16
Ⅳ
長野県信用保証協会について
Ⅳ
Ⅳ 長野県信用保証協会について
長野県信用保証協会について
プロフィール
●設 立/昭和24年3月28日
●事業開始/昭和24年4月30日
●基本財産(資本金に相当)/ 429億円
内訳 基 金 72億円
基金準備金 357億円
●事 業 所/本店、本店営業部、7支店
●役職員数/役員 会 長 1名
専 務 理 事 1名 常 務 理 事 1名
常 勤 理 事 1名 非常勤理事 11名
常勤監事
1名 非常勤監事 2名
職 員 128名(平成28年6月1日現在)
●保証債務残高/件数 82,517件
金額 5,470億円
●利用企業者/ 31,727企業(平成28年3月31日現在)
コーポレートマーク
コーポレートマークは楕円形のなかに三つのラインをデザイン化した
もので、長野県信用保証協会が中小企業と金融機関を結ぶひとつの宇宙
を構成し、中小企業の健全な繁栄に大きく寄与することの願いが込めら
れています。
経済的な安心、安定を求める中小企業によって形成されるグリーンの
世界は長野県の大地を、信用信頼を求める金融機関のブルーの世界は長
野県の大空を、そして、中小企業と金融機関との太いパイプ役として、
地域経済の発展に貢献する長野県信用保証協会を白い爽やかな風として
象徴したマークです。
イメージキャラクター
長野県信用保証協会イメージキャラクター
ウサポくん™
18
当協会のあゆみ
昭和24年 3月28日 社団法人長野県信用保証協会設立許可
昭和24年 4月27日 社団法人長野県信用保証協会設立登記
昭和24年 4月30日 事業開始
本所を長野県商工課内に設置
松本事務所を松本商工会議所内に設置
昭和25年 7月13日 本所を長野県工業倶楽部内に移転
昭和25年 9月14日 財団法人長野県信用保証協会設立許可
昭和25年10月 7日 財団法人長野県信用保証協会設立登記
昭和27年 8月 1日 岡谷駐在員事務所を岡谷商工会議所内に、諏訪駐在員事務所を諏訪商工会議所内に設置
昭和27年 9月16日 飯田駐在員事務所を飯田商工会議所内に設置
昭和29年 7月21日 信用保証協会法に基づく組織変更認可
昭和29年 8月 3日 特殊法人に組織変更登記
昭和31年 4月 2日 小諸駐在員事務所を小諸商工会議所内に設置
昭和33年 2月 8日 伊那駐在員事務所を伊那商工会議所内に設置
昭和33年 7月 1日 中小企業信用保険公庫(現日本政策金融公庫)設立
信用補完制度体系の確立
昭和33年 9月 1日 上田駐在員事務所を上田商工会議所内に設置
昭和34年 2月16日 松本事務所を支所に昇格
昭和34年 8月11日 上田、岡谷、飯田、諏訪、小諸、伊那の駐在員事務所を連絡所に変更
昭和37年 5月26日 本所を長野県自治会館に移転
昭和38年 4月 1日 上田、岡谷、飯田、諏訪、小諸、伊那の連絡所を支所に昇格
昭和42年 6月15日 中野連絡所を中野商工会議所内に設置
昭和44年 4月 1日 中野連絡所を支所に昇格
昭和45年11月20日 本所を長野県中小企業指導センター内に移転
昭和57年 9月 6日 本所を現在地の長野市大字南長野県町597-5信用保証会館に移転
」長野営業所及び松本出張所営業認可
平成13年 4月 9日 「保証協会債権回収株式会社(保証協会サービサー)
平成14年 4月 1日 岡谷支所を諏訪支所に統合
平成16年 4月 1日 「本所」
「長野事務所」
「支所」の呼称を「本店」
「本店営業部」
「支店」に変更
平成18年 4月 1日 「保証料率の弾力化」を実施
平成19年10月 1日 「責任共有制度」の導入
平成20年 1月 4日 電算共同化システム「COMMON SYSTEM」稼働開始
平成23年 2月21日 上田支店を上田市天神3-4-8へ移転
平成23年 3月22日 「保証協会債権回収株式会社(保証協会サービサー)
」上田出張所営業認可
平成25年 4月22日 小諸支店を廃止し、新たに佐久市佐久平駅北19-5に佐久支店を開設
19
Ⅳ
Ⅳ 長野県信用保証協会について
長野県信用保証協会について
役 員
20
(平成28年6月1日現在)
会 長
荒 井 英 彦
常
勤
専務理事
篠 原 邦 秀
常 勤
常務理事
岩 﨑 弘
常 勤
常勤理事
矢 島 正 昭
常 勤
理 事
石 原 秀 樹
非常勤
長野県産業労働部長
理 事
三 木 正 夫
非常勤
長野県市長会会長
理 事
藤 原 忠 彦
非常勤
長野県町村会会長
理 事
佐々木正孝
非常勤
長野県中小企業団体中央会専務理事
理 事
水 本 正 俊
非常勤
長野県経営者協会専務理事
理 事
今 井 克 明
非常勤
長野県商工会議所連合会専務理事
理 事
松 田 好 功
非常勤
八十二銀行常務取締役
理 事
中 條 功
非常勤
長野銀行取締役頭取
理 事
原 徹 爾
非常勤
長野県信用金庫協会会長
理 事
黒 岩 清
非常勤
長野県信用組合協会会長
理 事
山 中 秀 彦
非常勤
商工組合中央金庫長野支店長
監 事
髙 山 弥
常 勤
監 事
中 村 英 雄
非常勤
長野県商工会連合会専務理事
監 事
倉 田 博 光
非常勤
公認会計士
組織機構図
(平成28年6月1日現在)
監 査 室
本店営業部
・内部監査
総 務 課
総 務 部
・事業報告・予算・決算
・人事・給与・研修
・資金管理・出納
保証第1課
保証第2課
管 理 課
企画情報課
保証統括課
会 長
・審査
・期中管理の統括
・信用保険関係
専務理事
保証統括部
常務理事
保証事務課
・財務データ
・担保入力
松本支店
保証第1課
保証第2課
管 理 課
・保証申込受付 調
・査
・保証債務の管理
・求償権管理回収
・事業計画
・システム運用
・業務分析
・広報
・保証推進
・保証制度企画
理 事 会
上田支店
保 証 課
管 理 課
常勤理事
経営支援課
・経営支援
・再生支援
監
事
管理統括課
・代位弁済の受付・審査・履行
・求償権管理の総括
・保険金に関すること
管理事務課
・法的事務
・回収金処理
諏訪支店
佐久支店
伊那支店
・保証申込受付 調
・査
・保証債務の管理
管理統括部
飯田支店
中野支店
21
Ⅳ
Ⅳ 長野県信用保証協会について
長野県信用保証協会について
担当地域と営業部・支店のご案内
■本店営業部
■中野支店
本店
本店営業部
中野支店
〒383-0025 中野市三好町2-1-58
TEL 0269-22-4528 FAX 0269-22-5442
本店営業部
〒380-0838 長野市大字南長野県町597-5
TEL 026-234-7271 FAX 026-234-9630
担当地域:中野市・飯山市・下水内郡・下高井郡
上高井郡小布施町
担当地域:長野市・須坂市・千曲市・上高井郡高山村
上水内郡・北安曇郡白馬村・小谷村
■上田支店
■松本支店
上田支店
上田警察署入
口
松本支店
佐久支店
R158
〒386-0025 上田市天神3-4-8
TEL 0268-22-5914 FAX 0268-22-5927
〒390-0852 松本市大字島立976-1
TEL 0263-47-1533 FAX 0263-47-4209
担当地域:上田市・東御市・小県郡・埴科郡
担当地域:松本市・塩尻市・大町市・安曇野市・東筑摩郡
木曽郡・北安曇郡(白馬村・小谷村を除く)
諏訪支店
■伊那支店
■佐久支店
伊那支店
〒385-0027 佐久市佐久平駅北19-5
TEL 0267-68-8484 FAX 0267-68-8485
〒396-0015 伊那市中央4634-1
TEL 0265-72-6148 FAX 0265-72-6150
担当地域:佐久市・小諸市・南佐久郡・北佐久郡
担当地域:伊那市・駒ヶ根市・上伊那郡
■諏訪支店
■飯田支店
飯田支店
●ピアゴ
〒395-0084 飯田市鈴加町2-19
TEL 0265-52-1522 FAX 0265-52-1524
担当地域:飯田市・下伊那郡
22
〒392-0022 諏訪市高島1-12-18
TEL 0266-52-1946 FAX 0266-52-1987
担当地域:諏訪市・岡谷市・茅野市・諏訪郡
23
Ⅴ
平成 27 年度事業報告
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
事業方針
長野県内の中小企業・小規模事業者(以下「中小企業者等」という。)に対し、国及び地方公共団体の中小企
業施策に基づく各種政策保証などを推進し金融の円滑化を図るとともに、金融機関及び商工団体等の関係機関
と連携し、積極的に経営改善支援、事業承継支援及び創業支援に取り組む。
資金繰り支援においては、企業の実情に対応し、各種政策保証や当協会独自の保証制度など最適な保証制度
を提案し強力に支援していく。また、地域経済に新たな活力を生み出す創業支援を一層強化するとともに、信用
保証制度の周知・利用促進に努め、保証利用企業者数の増加に取り組む。
求償権の回収においては、回収環境が一層厳しさを増す中、早期着手の徹底等により、その最大化を図る。
こうした事業方針に基づき、次のとおり事業計画を策定しました。
金 額
保
証
承
諾
2,295億円
保 証 債 務 残 高
5,430億円
保証債務平均残高
5,435億円
代
位
弁
済
80億円
実
際
回
収
19億円
求 償 権 残 高
23億円
経済金融情勢
長野県経済は、緩やかに回復しつつあるものの、一部に弱めの動きがみられ、本格的な景気回復にはなお時
間を要す見込みです。
製造業では、自動車関連は、北米向け等の海外需要が堅調なものの、国内向けで一部に弱さがみられること
から、生産は横ばいとなっています。半導体関連・電子部品等は、スマートフォン向け需要は一服し、生産用機械
向けは中国など新興国経済減速の影響がみられ、横ばい圏内の動きとなっています。機械・同関連部品等は、内
外需要の増加により、生産は緩やかに回復しているものの、新興国経済減速の影響がみられます。
建設は、公共工事は緩やかな減少傾向となっていますが、住宅投資は底堅く推移しています。
個人消費は、一部に弱さがみられるものの、消費者マインドの持ち直しを背景に緩やかに回復しています。
雇用情勢は、月間有効求人倍率(4月、季節調整値)は1.39倍(全国1.34倍)と、堅調に推移しています。
金融面の動向は、企業向けの貸出金は運転資金需要には一服感が見られるものの、設備資金需要に持ち直し
の動きが見られます。貸出金利は、緩やかに低下しています。
以上の情勢の中で当協会は、中小企業者等の資金繰り安定のため、国及び地方公共団体の中小企業施策に
沿った各種保証制度の積極的な推進に取り組みました。また、平成27年10月から取り扱いが開始されたNPO
法人の保証利用の促進に関係機関等と連携して取り組むとともに、平成28年1月には年末からの雪不足の影響
を受けている中小企業者等を当協会独自の「災害緊急特別保証」の対象に追加し、経営安定に努めました。ま
た、地方創生の取り組みを行う中小企業者の事業発展に資することを目的として「『地方創生』応援社債保証」
の取り扱いを開始しました。
26
業 績
(単位:件、百万円、%)
年 度
保
証
承
諾
保 証 債 務 残 高
保証債務平均残高
対前年度比
平成27年度
平成26年度
件数
24,595
24,852
△ 257
99.0
金額
240,620
232,881
7,739
103.3
件数
82,517
85,062
△ 2,545
97.0
金額
547,002
562,753
△ 15,751
97.2
100.7
金額
546,855
563,044
△ 16,189
97.1
100.6
件数
739
774
△ 35
95.5
増 減
比 率
対計画比
―
104.8
―
―
代
位
弁
済
金額
4,570
4,608
△ 38
99.2
57.1
実
際
回
収
金額
1,703
2,065
△ 362
82.5
89.6
求 償 権 残 高
金額
1,161
1,356
△ 195
85.6
50.5
保証承諾
平成27年度の保証承諾は、国及び地方公共団体の中小企業施策に沿った各種政策保証や「新規応援保証」
、
「設備応援みらい保証」をはじめ当協会独自の保証制度を積極的に推進した結果、件数24,595件(前年度比
99.0%)
、金額2,406億20百万円(同103.3%)となり、金額は前年度を上回りました。
なお、
「新規応援保証」の保証承諾は955件、53億円、
「設備応援みらい保証」の保証承諾は997件、163億
23百万円となりました。
ア 業種別
主な業種別の対前年度比は、製造業108.3%、建設業 101.5%、小売業(飲食含む)96.9%となりました。
イ 資金使途別
資金使途別構成比は、運転資金78.0%(前年度79.6%)
、設備資金12.0%(同11.3%)
、運転・設備資金
10.0%(同9.1%)となりました。
ウ 金額・期間
保証承諾を1件当たりの平均でみると、承諾額は978万円(前年度937万円)
、保証期間は51.3か月(同
49.2か月)となりました。
保証債務残高
保証債務残高は、件数82,517件(前年度比97.0%)
、金額5,470億2百万円(同97.2%)と、件数、金額とも
に減少しました。うち、返済緩和をしている保証債務残高は796億74百万円(同94.9%)と全体の14.6%を占
めています。
保証債務平均残高は、5,468億55百万円(前年度比97.1%)となりました。
代位弁済・求償権
代位弁済は、件数は739件(前年度比95.5%)
、金額は45億70百万円(前年度比99.2%)と、件数、金額とも
に減少し、代位弁済率は0.84%(前年度0.82%)となりました。
業種別の構成比では、製造業26.6%、小売業(飲食含む)23.1%、建設業22.2%となっています。
求償権の回収は、無担保求償権が増加し、第三者保証人のいない保証の代位弁済がほとんどを占める中、早期着
手の徹底、保証協会債権回収株式会社の有効活用を図りましたが、17億3百万円(前年度比82.5%)と減少しました。
なお、求償権残高は代位弁済の減少から、11億61百万円(前年度比85.6%)と減少しました。
27
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
決算報告
□貸借対照表(平成28年3月31日現在)
(単位:円)
借 方
科 目
金 額
科 目
金 額
現 金
10,788
基本財産
現 金
10,788
基 金
7,215,537,996
小 切 手
0
基金準備金
35,676,339,792
預 け 金
21,825,233,576
制度改革促進基金
収支差額変動準備金
42,891,877,788
0
当 座 預 金
0
普 通 預 金
766,855,557
通 知 預 金
0
定 期 預 金
21,031,819,180
郵 便 貯 金
26,558,839
損失補償金
0
金銭信託
0
保証債務
547,001,535,494
有価証券
54,121,165,000
責任準備金
求償権償却準備金
退職給与引当金
21,445,938,674
3,299,510,236
281,628,026
1,270,705,480
求償権補てん金
0
保 険 金
0
国 債
796,970,000
地 方 債
25,038,575,000
損失補償補てん金
0
社 債
28,281,620,000
借 入 金
0
株 式
4,000,000
長期借入金
0
受 益 証 券
0
短期借入金
0
収支差額変動準備金造成資金
0
その他有価証券
新株予約権
再生ファンド出資
27,017,519
0
雑 勘 定
10,617,422,503
27,017,519
仮 受 金
19,275,357
動産・不動産
982,794,943
保険納付金
145,714,934
事業用不動産
905,565,866
損失補償納付金
事業用動産
所有動産・不動産
損失補償金見返
保証債務見返
73,047,677
10,421,574,504
未払保険料
3,973,466
0
未 払 費 用
18,521,496
547,001,535,494
1,161,208,735
譲受債権
0
雑 勘 定
1,689,652,146
仮 払 金
44,836,254
保 証 金
0
厚 生 基 金
336,901,800
連合会勘定
64,716
未 収 利 息
71,341,030
合 計
未経過保証料
8,362,746
4,181,400
求 償 権
未経過保険料
28
貸 方
1,236,508,346
626,808,618,201
合 計
626,808,618,201
□貸借対照表(図解)
借方
貸方
現金・預け金
218億円
(227億円)
預け金
保証の推進などのため218
億円を金融機関へ預託して
います。
基本財産
株式会社の資本金に相当し
ます。出資金としての性格を
持つ出えん金及び金融機関
等 負 担 金 からなる【基 金】
(72億円)並びに収支差額か
らの繰り入れの累計である
【基金準備金】(357億円)の
2つから構成されています。
基本財産
429億円
(420億円)
制度改革促進基金
有価証券
541億円
(522億円)
有価証券
代位弁済の支払準備資産と
して国債、地方債及び 社債
を保有し、運用しています。
不動産等
本店及び松本支店を所有し
ています。
求償権
不動産等
10億円
(10億円)
の保険金等による求償権の
償却分を控除した額です。
求償権
12億円
(14億円)
代位弁済した金額から、回収
金や日本政策金融公庫から
未経過保険料
当年度中に日本政策金融公
庫へ支払った信用保険料のう
ち、翌事業年度に帰属する部
分について計上しています。
未経過保険料
12億円
(12億円)
その他
5億円
(4億円)
制度改革
促進基金
0億円
(1億円)
収支差額
変動準備金
214億円
(210億円)
収支差額変動準備金
収支の差額に欠損が生じた
責任準備金
33億円
(34億円)
求償権償却
準備金
3億円
(3億円)
未経過保証料
104億円
(107億円)
国が実施する施策の円滑な
導入及び促進を図るととも
に中小企業が必要とする事
業資金の融資を円滑にする
ため協会の経営基盤を強化
することを目的として国から
交付されています。一定の範
囲で取り崩しが可能となって
おり、当期は全額の2億円を
取り崩しました。
場合や、急激な保証の増大
等により基本財産の増強が
必要となった場合には、これ
を取り崩して、協会経営が不
安定になることを防ぐことが
できます。
当期は収支差額13億7,800
万円のうち、4億5,900万円
を繰り入れました。
退職給与引当金
13億円
(13億円)
その他
2億円
(2億円)
未経過保証料
受入保証料のうち、翌事業
年度以降に係る保証料(保
証料の前受金的な性格)を
計上します。
*( )内は前期の数字
*保証債務見返(資産)と保証債務(負債)は同額のため、この表からは除いています。
*単位以下を四捨五入しているため合計値が一致しない場合があります。
29
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
□収支計算書(平成27年4月1日から平成28年3月31日まで)
科 目
金 額
経常収入
6,128,186,773
保 証 料
5,069,546,274
預け金利息
18,009,327
有価証券利息配当金
574,156,273
調 査 料
0
延滞保証料
3,196,842
損 害 金
10,404,579
事務補助金
0
責任共有負担金
雑 収 入
421,944,000
30,929,478
経常支出
4,615,804,275
業 務 費
1,925,060,771
借入金利息
0
信用保険料
2,690,741,704
責任共有負担金納付金
雑 支 出
0
1,800
経常収支差額
1,512,382,498
経常外収入
7,749,956,667
償却求償権回収金
責任準備金戻入
求償権償却準備金戻入
求償権補てん金戻入
253,251,137
3,386,564,559
327,840,149
3,782,300,822
補 助 金
0
その他収入
0
経常外支出
求償権償却
8,083,681,906
4,485,649,626
譲受債権償却
0
有価証券償却
0
雑勘定償却
12,751,611
退 職 金
4,015,240
責任準備金繰入
求償権償却準備金繰入
その他支出
経常外収支差額
制度改革促進基金取崩額
収支差額変動準備金取崩額
当期収支差額
30
(単位:円)
3,299,510,236
281,628,026
127,167
△ 333,725,239
199,819,180
0
1,378,476,439
収支差額変動準備金繰入額
459,492,000
基本財産繰入額
918,984,439
□収支計算書(図解)
支出
信用保険料
27億円
(26億円)
経 常 収 入
信用保険料
日本政策金融公庫へ支払った信用
保険料のうち、当該決算期間に対
応する額を計上します。
経 常 支 出
業務費
19億円
(18億円)
収入
保証料
51億円
(52億円)
預け金利息等
金融機関への預け金の受取利息並
びに国債及び地方債等有価証券か
らの利息配当金です。
その他
0億円
(2億円)
預け金利息等
6億円(6億円)
その他
5億円(6億円)
求償権償却
償権の回収不能額を見積もって一
定の割合を積み立てます。
洗替方式を採用しているので、前
期末に計上した求償権償却準備金
の戻入(収入)を行うのと同時に、
責任準備金
責任準備金
繰入
33億円
(34億円)
責任準備金
戻入
34億円
(35億円)
経 常 外 収 入
求償権償却準備金
資産の健全性を保つ観点から、求
償却求償権回収金
3億円(3億円)
求償権償却
45億円
(47億円)
経 常 外 支 出
年度末の求償権のうち、回収不能
と認められる求償権や代位弁済後
5年を経過した求償権を償却(自己
償却)した額と当期に受領した保
険金及び損失補償補てん金により
償却した額を計上します。
保証料
受入保証料のうち、当該決算期間
に対応する額を計上します。
当期の求償権償却準備金の繰入
(支出)を行います。
求償権償却準備金戻入
3億円(5億円)
求償権補てん金戻入
求償権
補てん金戻入
38億円
(42億円)
求償権償却準備金繰入
3億円
(3億円)
当期収支差額
13.8億円
(20.4億円)
景気変動等により代位弁済が異常
に増加した場合の備え(支払資金)
として、保証債務残高に対して一定
の割合を積み立てます。
洗替方式を採用しているので、前期
末に計上した責任準備金の戻入(収
入)を行うのと同時に、当期の責任
準備金の繰入(支出)を行います。
代位弁済により日本政策金融公庫
から受領した保険金と連合会から
受領した損失補償補てん金です。
期中で受領した保険金等は決算時
に求償権補てん金戻入処理を行
い、求償権を償却(保険金・損失補
償補てん金償却)します。
*( )内は前期の数字
*単位以下を四捨五入しているため合計値が一致しない場合があります。
31
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
□財産目録(平成28年3月31日現在)
(単位:円)
資 産
科 目
金 額
科 目
10,788
預 け 金
21,825,233,576
金銭信託
0
有価証券
54,121,165,000
損失補償金
0
27,017,519
保証債務
547,001,535,494
動産・不動産
損失補償金見返
保証債務見返
982,794,943
求償権償却準備金
退職給与引当金
3,299,510,236
281,628,026
1,270,705,480
求償権補てん金
0
0
借 入 金
0
547,001,535,494
雑 勘 定
10,617,422,503
求 償 権
1,161,208,735
譲受債権
0
雑 勘 定
1,689,652,146
合 計
責任準備金
金 額
現 金
その他有価証券
32
負 債
626,808,618,201
合 計
562,470,801,739
正味財産
64,337,816,462
基本財産
基本財産は、一般企業の資本金に相当するものです。信用保証協会が引き受けた保証債務の最終担保的な
性格があり、このことから、長野県信用保証協会が引き受けできる保証債務の最高限度額は、定款の定めにより
基本財産の60倍(定款倍率)となっています。
基本財産の構成
基本財産は(1)基金(2)基金準備金で構成されています。
(1)基金は、県、市町村からの拠出である出えん金と金融機関等負担金で構成されています。
(2)基金準備金は、毎事業年度決算における収支差額のうち、基金準備金として繰り入れた累計で、信用保
証協会の自己造成資金です。
□基本財産の内訳
(平成28年3月31日現在)
基金 17%
基本財産 428億9,200万円
(1) 基
出
金
え
ん
72億1,600万円
金
50億9,000万円
金融機関等負担金
21億2,600万円
(2) 基 金 準 備 金
83%
基金準備金
356億7,600万円
注 百万円未満四捨五入のため合計は必ずしも一致しません。
□出えん金・金融機関等負担金の内訳
拠 出 先
出えん金
金融機関等負担金
県
(*)4,504,764
―
4,504,764
村
490,804
―
490,804
関
92,917
2,115,318
2,208,235
他
1,120
10,615
11,735
計
5,089,605
2,125,933
7,215,538
市
金
そ
(平成28年3月31日現在 単位:千円)
町
融
機
の
合 合 計
*県からの出えん金には国からの基金補助金33億円が含まれています。
□出えん金内訳
金融機関等
1.8%
市町村
9.7%
県
(および国)
88.5%
□金融機関等負担金内訳
政府系・農協他
4.3%
信用協同組合
12.0%
信用金庫
29.0%
その他 0.5%
都市銀行 6.4%
地方銀行
38.5%
第二地方銀行
9.3%
33
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
基本財産の増強
信用保証協会が、健全な経営を行い公共的使命を果たしていくためには、基本財産の充実が不可欠です。長
野県信用保証協会は、県、市町村、金融機関から拠出される出えん金や負担金のほか、自己造成による基金準
備金への繰入れで、その増強に努めております。
□年度別造成額
区 分
(単位:千円)
基 金
年 度
平成23年度
出えん金
長野県
市町村
基 金
準備金
計
0
1,286,920
1,286,920
金融機関
等負担金
0
0
0
0
平成24年度
0
0
0
0
0
1,009,642
1,009,642
平成25年度
0
0
0
0
0
1,341,451
1,341,451
平成26年度
0
0
0
0
0
1,357,227
1,357,227
平成27年度
0
0
0
0
0
918,984
918,984
□基本財産の推移
(単位:千円)
年 度
基本財産
基 金
基金準備金
平成23年度
38,264,574
7,215,538
31,049,036
平成24年度
39,274,216
7,215,538
32,058,678
平成25年度
40,615,666
7,215,538
33,400,128
平成26年度
41,972,893
7,215,538
34,757,355
平成27年度
42,891,878
7,215,538
35,676,340
0
10,000,000
20,000,000
30,000,000
40,000,000
50,000,000(単位:千円)
基金
平成23年度
基金準備金
平成24年度
平成25年度
平成26年度
平成27年度 7,215,538
35,676,340
収支差額変動準備金
収支の差額に欠損が生じた場合や、急激な保証の増大等により基本財産の増強が必要となった場合には、こ
れを取り崩して、協会経営が不安定になることを防ぐことができます。
平成27年度の当期収支差額は13億7,800万円となり、そのうち4億5,900万円を収支差額変動準備金へ繰
入しました。繰入後の収支差額変動準備金の残高は214億4,600万円となりました。
(単位:千円)
年 度
34
繰 入 額
残 高
平成23年度
1,286,920
18,794,456
平成24年度
842,651
19,637,108
平成25年度
670,725
20,307,833
平成26年度
678,613
20,986,447
平成27年度
459,492
21,445,939
主な取り組み
中小企業者等の資金繰り支援のための取り組み
●新規応援保証(ファースト・ステップ)をリニューアルしました
当協会の保証をご利用いただいていない中小企業の皆さまの経営安定と事業発展のファーストステップを応
援する新規応援保証について、平成27年10月1日から取り扱いを変更し、1企業1回の利用制限をなくし、保証
申込時点で保証のご利用が無い方なら何回でもご利用いただけるなど、ご利用いただきやすくしました。
また、保証利用企業者数増加キャンペーン(ウェルカム!キャンペーン)を併せて実施し利用促進に取り組みました。
新規応援保証の保証承諾実績
件 数
金 額
955件
53億円
●設備応援みらい保証を推進しました
「みらい」へ向けて設備投資を行う中小企業の皆さまを応援する設備応援みらい保証について、年間感謝企画
「こらぼ」と併せて推進し、多くの皆さまにご利用いただきました。
設備応援みらい保証の保証承諾実績 件 数
金 額
997件
163億2,300万円
●特定非営利活動法人(NPO法人)に対する保証取り扱いを開始しました
平成27年10月1日から地域経済の新たな担い手であるNPO法人の取り扱いを開始しました。
特定非営利活動法人(NPO法人)に対する保証承諾実績
件 数
金 額
33件
1億2,200万円
●災害緊急特別保証の保証対象者を追加しました
異常気象による暖冬が続くなか、雪不足からスキー客など観光客の減少等の影響を受け資金繰りに支障を生
じている、または生ずるおそれのある県内の中小企業の皆さまを、平成28年1月7日から信用保証料を割り引い
た「災害緊急特別保証」の保証対象に加えて経営安定を支援いたしました。また、本部及び全支店に「特別相談
窓口」を設置し相談に対応させていただきました。
平成28年4月1日現在の災害緊急特別保証の対象災害は次のとおりです。
①平成26年台風第8号の接近に伴う大雨に係る災害
②御嶽山噴火に係る災害
③平成26年長野県北部地震に係る災害
④平成27年12月以降の雪不足による影響
災害緊急特別保証の保証承諾実績 件 数
金 額
101件
16億1,900万円
35
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
●「地方創生」応援社債保証を創設しました
地方創生の取り組みを行う中小企業者の事業発展に資するため、社債による長期・安定的な事業資金を供給
することを目的として、平成28年3月1日から「地方創生」応援社債保証を創設し取り扱いを開始しました。
「地方創生」応援社債保証の保証承諾実績(発行額ベース)
件 数
金 額
18件
14億6,000万円
●特別相談窓口の設置
当協会では次の特別相談窓口を設置し、中小企業の皆さまのご相談に対応しております。
特 別 相 談 窓 口
備 考
北朝鮮制裁措置に係る特別相談窓口
原材料・エネルギーコスト高対策特別相談窓口
デフレ脱却等特別相談窓口
東日本大震災に関する特別相談窓口
平成26年2月14日からの大雪による災害に関する特別相談窓口
平成28年3月末で終了
平成26年台風第8号の接近に伴う大雨に係る災害に関する特別相談窓口
御嶽山噴火に係る災害に関する特別相談窓口
平成26年長野県北部地震に係る災害に関する特別相談窓口
賃金水準上昇対策特別相談窓口
平成27年12月以降の雪不足による影響に係る特別相談窓口
自動車サプライチェーン等関連中小企業支援対策特別相談窓口(三菱自動車関連)
平成28年熊本地震による災害に関する特別相談窓口
●各種相談窓口の開設
中小企業の皆さまのご相談に対応するため、経営改善・資金繰り相談等の各種相談窓口を開設しているほか、
当協会ホームページにWeb相談窓口を開設しています。
また、フリーダイヤルによるお客様相談窓口も開設して対応させていただいております。平成27年12月及び
平成28年3月には平日の通常営業時間外に、また平成27年12月には土日祝日もご相談に対応させていただき
ました。
【お客さま相談窓口】 R0120−34−7680
36
●出張相談会の開催
当協会では、以下の商工団体との共催で中小企業の皆さまから相談をお受けする出張相談会を開催しました。
資金繰りのご相談、保証制度のご案内など、各部支店の担当者が直接お話を伺っております。今後の詳しい
出張相談会の予定は、当協会または当該商工団体へお問い合わせください。
商 工 団 体
松本商工会議所
上田商工会議所
飯田商工会議所
伊那商工会議所
小諸商工会議所
信州中野商工会議所
駒ヶ根商工会議所
大町商工会議所
飯山商工会議所
千曲商工会議所
南相木村商工会
南牧村商工会
佐久穂町商工会
坂城町商工会
●年間感謝企画「こらぼ」を実施しました
積極的な信用保証利用の推進により、中小企業の皆さまの資金繰り支援や経営支援、設備投資促進等にご
尽力いただいた金融機関店舗さまに感謝の気持ちを込めて感謝状を贈呈させていただく年間感謝企画「こらぼ」
を通年で実施し、多くの金融機関店舗さまにご協力をいただきました。
部 門
感謝状贈呈店舗数
保証推進部門(上・下期合計)
延べ 80店舗
経営支援部門
31店舗
設備促進部門
18店舗
●「保証利用企業者数増加キャンペーン(ウェルカム!キャンペーン)
」を実施しました
平成27年10月1日から平成28年3月31日まで、新規創業者を含む多くの中小企業の皆さまに対し積極的な
信用保証利用の推進を図る保証利用企業者数増加キャンペーン(ウェルカム!キャンペーン)を実施し、多くの金
融機関店舗さまにご協力をいただきました。
感謝状贈呈店舗数
40店舗
●「信用保証実務セミナー」を開催しました
平成27年7月に金融機関の若手の担当者の皆さまを対象とした「信用保証実務セミナー」を長野市、松本市、
飯田市の3会場で開催し、214名の方にご参加をいただきました。
中小企業者等の資金繰り支援のため、今後も金融機関の担当者の皆さまに信用保証制度に対する理解を深
めていただけるようなセミナーを開催し、信用保証制度の利用促進に積極的に取り組みます。
長野会場
飯田会場
37
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
経営改善支援の取り組み
●信州再生支援ネットワーク会議の開催
「信州再生支援ネットワーク会議」を平成27年度中に3回開催しました。
このネットワーク会議は、経営改善支援、再生支援業務に関わる金融機関、中小企業再生支援協議会、その他
の支援機関、および行政等の担当者が一堂に会し、経営改善支援、再生支援に関する情報交換を通じたノウハ
ウの共有や知識習得、各機関の連携強化による協調支援体制の構築等を目的に平成22年から開催されており、
当協会は事務局として参加しています。
信州再生支援ネットワーク会議
正会員
正 会 員
八十二銀行 長野銀行 長野信用金庫
上田信用金庫 松本信用金庫 諏訪信用金庫
アルプス中央信用金庫 飯田信用金庫
長野県信用組合 長野県信用農業協同組合連合会
地域金融機関 計10機関
連携
事務局
長野県信用
保証協会
長野県中小企業
再生支援協議会
八十二キャピタル
(再生ファンド運営者)
連携
連携
オブザーバー
関東経済産業局 長野財務事務所 長野県 長野県商工会議所連合会 長野県商工会連合会
地域経済活性化支援機構 関東信越税理士会長野県支部連合会 日本公認会計士協会東京会長野県会
長野県弁護士会 日本政策金融公庫 商工組合中央金庫 計11機関
信州再生支援ネットワーク会議開催実績と基調講演の内容
開催実績
平成27年5月14日
平成27年8月25日
講 師
板橋区立企業活性化センター長
中嶋 修 様
長野県企画振興部総合政策課企画幹
尾島 信久 様
弁護士法人中央総合法律事務所
平成28年1月21日
パートナー弁護士 國吉 雅男 様
同 山田 晃久 様
38
演 題
「中小企業を救う板橋モデル」
板橋区立企業活性化センターの取組
地方創生と長野県
経営者保証に関するガイドライン活用
事例と今後の課題
●「信州みらい応援ファンド」への出資
当協会では企業の再生支援を財務面、経営面から支援する中小企業再生ファンドへの出資を通じて、再生に
取り組む中小企業を支援しています。
ファンドの概要
名
称
信州みらい応援ファンド
地
域
長野県内
額
30億円
出 資
総
無限責任組合員
八十二キャピタル㈱
有限責任組合員
独立行政法人中小企業基盤整備機構、㈱八十二銀行、㈱長野銀行、長野信用金庫、
松本信用金庫、上田信用金庫、諏訪信用金庫、飯田信用金庫、アルプス中央信用
設
立
平成25年3月29日
期
間
存続期間/平成33年3月31日
者
八十二キャピタル㈱
運
営
金庫、長野県信用組合、長野県信用農業協同組合連合会、長野県信用保証協会
●「経営安定化支援事業」等を通じて訪問支援を行っています
経営改善が進まず条件変更を繰り返すなどの中小企業者等に対し、国の「経営支援強化促進補助事業」を活
用して設置した専門チームの経営相談員等による訪問支援により、改善促進に向けた働きかけを行っております。
保証協会
各営業部・店
経営相談員
経営課題の解決
訪問支援
働きかけ
連携
中小企業・
小規模事業者
訪問実績
企 業 数
訪問回数
489企業
1,048回
経営改善支援
地域金融機関
●経営診断資料の提供を行っています
改善促進に向けた働きかけの一環として、一般社団法人CRD協会が提供している
「中小企業経営診断システム」を利用した経営診断資料を無料で提供しております。
資料提供実績
企 業 数
424企業
●「長野県よろず支援拠点」への橋渡し
経営課題に対する相談先に悩む中小企業の皆さまに対し、公益財団法人長野
県中小企業振興センターが運営する「長野県よろず支援拠点」の活用を積極的に
活用実績
企 業 数
42企業
提案しています。
39
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
●「中小企業診断士活用支援事業」を行っています
当協会をご利用いただいている中小企業の皆さまへの経営改善支援の一環と
事業実績
企 業 数
して、一般社団法人 長野県中小企業診断協会と提携し、当協会が経営診断費用
46企業
を負担する「中小企業診断士活用支援事業」を行っています。金融機関と連携し
た経営支援強化策の一つとして今後も活用を進めてまいります。
●経営改善計画策定費用の一部補助を行っています
国が実施している「認定支援機関による経営改善計画策定支援事業」を活用
事業実績
企 業 数
し、国から経営改善計画策定費用の一部補助を受けた中小企業の方の自己負担
103企業
分について、その自己負担した費用のうち2分の1
(上限20万円)を当協会が補助
する事業を行っています。
●経営サポート会議を行っています
関係金融機関等による支援方針を確認する「信州経営サポートミーティング」
経営サポート会議開催実績
回 数
等の経営サポート会議を行っています。協会が事務局としてハブ機能を担うこと
286回
で、中立的立場による金融機関間の調整が可能となります。
●中小企業の皆さまの経営改善に向けた保証に取り組んでいます
経営改善に取り組む中小企業を支援するため事業再生計画実施関連保証(経営改善サポート保証)や経営力
強化保証に積極的に取り組んでおります。
経営改善に向けた保証の保証承諾実績
事業再生計画実施関連保証
(経営改善サポート保証)
件 数
金 額
172件
40億1,800万円
13件
2億1,700万円
経営力強化保証
●条件変更の取り組み
返済緩和の保証債務残高と企業者数の推移
当協会では中小企業の皆さまの経営状況に合わせた
返済条件の変更等に柔軟に取り組んでおります。
平成21年12月の中小企業金融円滑化法施行後は条件
変更の申し込みが増加しましたが、同法の趣旨を十分に踏
まえた上で、金融機関との連携を強化し、中小企業の皆さ
まの資金繰り円滑化に積極的に対応してまいりました。
5,000
4,000
協会では引き続き中小企業の皆さまの実情に応じた条
1,000
854
3,563
800
840
797
400
200
平成
27
返済緩和保証債務残高
返済緩和企業者数
年度
26
年度
25
平成
24
年度
23
平成
1,160億1,700万円
850
年度
12,739件
0
862
平成
金 額
1,000
600
年度
件 数
4,510 4,331
4,123 3,882
平成
返済方法等の条件変更承諾実績
1,200
3,000
2,000
支援していきます。
(単位:億円)
6,000
同法は平成25年3月31日をもって終了しましたが、当
件変更を柔軟に行うことで、資金繰り改善、経営改善を
40
(単位:企業者)
0
創業者に対する支援の取り組み
●「みらい起業応援セミナー」を開催しました
当協会では、県内の学生や若者たちが起業や企業経営の魅力などを学ぶことで、将来の長野県経済を担う若
者の創業意識の醸成を図ることを目的として、株式会社長野放送と共催で「みらい起業応援セミナー」を平成28
年2月に長野市で開催しました。
第1部の基調講演ではJリーグ松本山雅の神田文之社長に「夢を描く」と題してご講演いただき、松本山雅が
夢を持ち続け、サポーターの力を生かして地域と共に成長していくことの重要性についてお話しいただきました。
また、第2部では長野県出身のタレント、オリエンタルラジオの藤森慎吾さんをお迎えし、神田社長とのトーク
セッションを行いました。タレントとしての差別化やプロモーション戦略について自身の経験などを踏まえ、コミカ
ルにお話しいただきました。
基調講演
トークセッション
●創業サポートガイドを配布しております
創業をお考えの方に向けた創業計画や保証制度の解説を中心に、創業につい
ての基礎的な内容をまとめた「信用保証協会の創業サポートガイド」を作成して
配布しております。
41
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
●創業塾・創業セミナー等との連携
当協会では、商工団体や金融機関等が行う創業塾・創業セミナー等に参加し、創業者に対する金融支援メ
ニューや創業後の経営支援メニューを紹介しています。
また、長野県等が主催する創業イベントに後援をしています
セミナー等の参加実績
主催・共催
セミナー等名称
開催日
長野商工会議所
長野地域創業スクール
平成27年 9月 岡谷商工会議所 他
諏訪地域創業スクールi
nおかや
平成27年11月 飯田商工会議所・日本政策金融公庫
起業・創業情報ウィーク
伊那商工会議所 他
伊那地域創業スクール
平成27年11月 長野信用金庫・日本政策金融公庫
創業支援セミナー
平成27年 9月 平成27年12月~
平成28年 1月 創業イベントの後援実績
イ ベ ント 名
開催日
信州ベンチャーコンテスト2015
平成27年9月
信州ベンチャーサミット2016
平成28年3月
●創業関係の保証の実績
創業予定者や創業後間もない企業を支援する創業関係の保証に積極的に取り組みました。
創業関係の保証の保証承諾実績
件 数
金 額
896件
31億9,500万円
●創業関係の保証利用企業へのフォローアップ訪問
創業関係の保証をご利用いただいた方に金融機関担当者と訪問し、創業計画
訪問実績
の進捗確認を行うとともに、経営に不安を感じていることをお伺いし、必要に応じ
て「長野県よろず支援拠点」等へ橋渡しを行っています。
●テレビ番組「信州 夢追人~新時代の経営者たち~」の提供を行っています
若手経営者が夢に向かってまい進する姿を紹介する番組の提供を
しています。当協会のホームページでも出演者の紹介や番組のバッ
クナンバーへのリンクを掲載しておりますので、是非ご覧ください。
長野朝日放送 「信州 夢追人~新時代の経営者たち~」
毎月第1火曜日 18:55~19:00
再放送 本放送の翌週土曜日 24時09分~ 24時15分
42
企 業 数
230企業
顧客サービス及び広報活動の取り組み
●「信用保証協会経営セミナー」を開催しました
信州大学経営大学院との共催で、
「事業を承継し、次のステップへ」をメインテーマに中小企業の皆さまや関係
機関の皆さまを対象とした「信用保証協会経営セミナー」を平成27年10月に開催し、延べ162名の方にご参加
いただきました。
中野会場
松本会場
開催日 平成27年10月1日(木)
開催日 平成27年10月28日(水)
場 所 アップルシティーなかの
場 所 松本東急REIホテル
講 師 株式会社サイベックコーポレーション
代表取締役社長 平林 巧造 様
講 師 株式会社木村桜士堂
常務取締役 木村 安之様
演 題 「事業承継に求められる覚悟と決断
~自分の経験から~」
演 題 「事業承継と発展のために推進する
我が社のグローバル展開」
●「平成27年度信用保証懇話会」を開催しました
信用保証懇話会は、中小企業・金融機関・経済団体の皆さまと、定期的に信用保証に関する意見交換を行う
ことにより一層の相互理解を深め、制度の充実、業務の改善、利便性の向上に役立てることを目的として平成
15年度から開催しています。
金融機関の方を委員とする金融機関部門(写真)は平成27年9月に、中小企業及び経済団体等の方を委員と
する中小企業部門は平成28年2月に開催しました。
今回の懇話会においても、信用保証制度について活発な意見交換が行われました。委員の皆さまからお寄せ
いただいたご意見・ご要望等を真摯に受け止め、今後も「地域の皆さまに信頼され、顔の見える保証協会」を目
指し、業務の改善や保証商品の開発などサービス向上に努めてまいります。
43
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
●イメージキャラクター ウサポくん
イメージキャラクターの「ウサポくん」です。
当協会の一員として、中小企業の皆さまを力強く応援していきますのでよろしくお願いします。
TM
●「信用保証のガイドブック」を配布しております
各種保証商品の紹介を一冊にまとめた「信用保証のガイドブック」を配布
しております。
●広報誌「さぽーと」を配布しております
当協会の事業概況、新商品のご案内等を掲載した広報誌「さぽーと」を年4回、金融機関、関係機関の皆さま
に配布しています。
44
●ポスター・パンフレットを作成しています
中小企業の皆さま向けに新商品のご案内、各種お知らせ等のポスター、パンフレットを作成しています。
融 資のための
信用力
発 掘!
融 資のための
信用力
発 掘!
融 資のための
信用力
発 掘!
融 資のための
信用力
発 掘!
地道に頑張る
あなたにこそ
応えたい
ひたむきな
あなたの決意を
未来につなぐ
今を乗り越える
確かな希望を
届けたい
まっすぐ
前を向く人の
支えになる
私たちは、中小企業の皆さまの
私たちは、中 小 企 業の皆さまの
私たちは、中小企業の皆さまの
私たちは、中小企業の皆さまの
円滑な資金調達をサポートする公的機関です。
円 滑な資 金 調 達をサポートする公 的 機 関です。
円滑な資金調達をサポートする公的機関です。
円滑な資金調達をサポートする公的機関です。
0120-34-7680
ht t p://www.nagano-cgc.or.jp
0120-34-7680
h t t p: //w w w. n ag an o - cg c. o r. j p
0120-34-7680
h t t p: //w w w. n ag an o - cg c. o r. j p
0120-34-7680
h t t p: //w w w. n ag an o - cg c. or.jp
●テレビ・ラジオ番組の提供
特色ある企業の経営者にインタビューを行い、経営理念・経営戦略・人材育成・自社PR等をお聞かせいただく
コーナーの提供を行っています。
信越放送ラジオ 「情報わんさかGO!GO!ワイドらじ☆カン」内
「信州ビジネスライブラリー この経営者に聞く」
毎月第1木曜日 16:05~16:15 その他、提供しているテレビCM・ラジオCMの放送は以下の通りです。
信越放送ラジオ 「中谷彰宏のビジネスサプリ」
毎週月曜日 7:50~ 7:55 信越放送テレビ 「YES!ものづくり」
毎週月曜日 18:55~19:00
45
27年度事業報告
Ⅴ
Ⅴ 平成
平成27
年度事業報告
●ホームページ
当協会のホームページでは、保証協会の概要、保証商品のご案内、またタイムリーな情報を掲載しています。
ぜひご活用ください。
ホームページアドレス http://www.nagano-cgc.or.jp
●ニュースリリース
当協会では四半期ごとの事業概況や「信用保証協会経営セミナー」のご案内等の情報を、ホームページを通じ
て積極的に情報発信しております。
46
CSR 等の取り組み
●「もんぜんパートナーシップ制度」地域清掃活動に取り組んでいます
当協会ではボランティア活動の一環として「もんぜんパートナーシップ制度」に登録を行い、地域の清掃活動に
取り組んでおります。
また、各支店においても地域清掃活動に取り組んでおります。
「もんぜんパートナーシップ制度」
地域清掃活動
各支店における地域清掃活動
●エコキャップ収集活動を行っております
ペットボトルのキャップを収集し、そのリサイクルの利益で医療支援、ワクチン支援、障がい者支援、子どもたち
への環境教育等、さまざまな社会貢献活動にあてる運動に参加しております。
平成27年度は8,514個のペットボトルキャップを寄付しました。
これはキャップをゴミとして焼却した場合に比べ、約62キログラムのCO₂の発生を抑制したことになります。
47
Ⅴ 平成 27 年度事業報告
●AEDを設置しています
当協会では来店者や職員、地域住民の救急安全のために、全ての店舗でAED
(自動対外式除細動機)を設置
しております。
また、AEDによる心配蘇生法の講習会を実施し、緊急時・災害時に対応行動ができるよう、社会人の責務とし
て、また地域への貢献のため、積極的に取り組んでおります。
AED
講習会
●非常災害防衛訓練を実施しております
当協会では非常災害時等の緊急事態発生時における災害対策、救援活動及び事業継続計画等の対策に関す
る準備の検証や確認、また、防災意識を高めるため、緊急地震速報対応訓練、安否確認訓練及びシステム障害
時の保証事務処理訓練並びに消防訓練を通じた「非常災害防衛訓練」を実施し、緊急事態に備えております。
48
Ⅵ
信用保証の動向
Ⅰ
Ⅵ
Ⅰビ
Ⅵ
信用保証の動向
ビ
信用保証の動向
ジ
ジョ
ョン
ン
保証利用企業者数
企業者︶
100,000
90,000
80,000
70,000
60,000
50,000
40,000
30,000
20,000
10,000
0
50.0%
48.0%
77,326
78,580
78,580
46.0%
44.0%
42.0%
40.6%
40.5%
41.0%
40.0%
31,884
31,792
31,727 38.0%
36.0%
34.0%
32.0%
30.0%
平成25年度
平成26年度
平成27年度
□業種別保証利用企業者数
製
造
業
合 計
7,175
5,758
10,291
10,184
6,098
6,117
2,282
2,499
31,884
31,792
5,630
8%
20%
7% 19%
19%
19%
10,049
6,240
個
人
1 0 0 万円以下
合 計
5,363
3,048
342
9,563
5,268
2,972
336
48
15
31,884
43
15
31,792
□従業員数別保証利用企業者数
100万円以下
16%
17%
17%
25
26
27
2,887
30%
320
3%
30%
41
14
1,000万円以下
5,000万円以下
3億円以下
3%
3億円超
3%
30%
500万円以下
1億円以下
31,727
(単位:者)
8%
8%
2% 1%
従業員なし
2%1%
5人以下
8%
9%
2%
8% 1%
33%
26
27
46%
45%
44%
年度
25
年度
平成
9%
36%
35%
平成
平成27年度
11,568
13,856
2,684
2,443
578
394
187
15
2
31,727
年度
50
し
下
下
下
下
下
下
下
超
平成26年度
11,064
14,275
2,748
2,548
555
397
188
15
2
31,792
5,134
1%
1%
10% 39% 40% 41%
平成
従 業 員 な
5
人以
1 0 人以
3 0 人以
5 0 人以
100人以
300人以
500人以
500人 合 計
平成25年度
10,686
14,620
2,790
2,605
558
410
200
11
4
31,884
9,420
9%
年度
3 億 円 超
1,076
個人
平成
3 億 円以下
929
1%
年度
1 億 円以下
834
9%
12,835
平成
5,000万円以下
平成27年度
12,666
年度
1,000万円以下
平成26年度
9,693
23%
22%
平成
5 0 0 万円以下
その他の産業
(単位:者)
平成25年度
12,541
27
サービス業
32%
(注)「飲食店」は「卸・小売業」に含まれます。
□資本金別保証利用企業者数
26
32%
31,727
卸・小売業
25
23%
32%
2,633
建設業
18%
年度
その 他 の 産 業
7,234
5,943
製造業
18%
年度
サ ービ ス 業
7,270
8%
年度
卸・ 小 売 業
平成27年度
平成
業
※中小企業者数は中小企業白書より
引用。
平成
設
平成26年度
保証利用企業者数(左軸)
保証利用度(右軸)
(単位:者)
平成25年度
中小企業者数(左軸)
平成
建
︵利用度︶
︵単位
□長野県内の中小企業者数と保証利用企業者数の推移
10人以下
30人以下
50人以下
100人以下
300人以下
500人以下
500人超
保証の推移
(単位:億円)
7,000
保証承諾額のうち
「中小企業金融安定化特別保証」
の保証承諾額
保証承諾額のうち
「緊急保証」
の保証承諾額
6,500
上記以外の保証承諾額
保証債務残高
6,412
6,299
6,000
5,500
平成10年度から12年度まで
取扱いを行った金融安定化特
別保証制度は3,787億8,100
万円の保証承諾を行いました。
5,000
4,500
4,113
5,470
平成27年度末の保証債務残高
は5,470億200万円でした。
平成15年2月から取扱
いを開始した借換保証
制度の推進により、保証
承諾額が増加しました。
4,000
平成20年10月から23年3月
まで取扱いを行った緊急保証
制度は3,947億2,100万円
の保証承諾を行いました。
3,500
3,000
平 成 2 7 年 度の
保証承諾額は
2,406億2,000
万円でした。
2,406
2,500
2,000
1,500
1,000
平成 2
元
3
4
5
6
7
8
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27
51
Ⅰ
Ⅵ
Ⅰビ
Ⅵ
信用保証の動向
ビ
信用保証の動向
ジ
ジョ
ョン
ン
保証承諾の状況
□支店別保証承諾
(単位:百万円)
70,000
60,000
58,510
54,445
平成25年度
平成26年度
50,000
平成27年度
40,000
31,588
30,000
23,616
22,131
20,281
20,000
18,015
12,035
10,000
0
本店営業部
松本支店
上田支店
飯田支店
諏訪支店
佐久支店
伊那支店
支店別保証承諾構成比
(単位:%)
平成25年度
23.4
23.3
9.2
平成26年度
22.8
23.9
9.8
平成27年度
22.6
24.3
本店営業部
松本
8.0
15.0
9.4
6.4
5.3
8.1
13.8
8.8
7.9
5.0
9.8
8.4
13.1
9.2
7.5
5.0
上田
飯田
諏訪
佐久
伊那 中野
□業種別保証承諾
製
造
業
建
設
業
卸 ・ 小 売 業
サ ー ビ ス 業
その他の産業
合 計
中野支店
※佐久支店は平成25年4月22日に小諸より移転しました。
(単位:件、百万円)
平成25年度
件数
金額
5,176
64,717
6,807
60,098
7,366
61,739
3,316
23,952
2,037
23,274
24,702
233,780
平成26年度
件数
金額
4,994
61,743
6,942
63,737
7,491
62,301
3,371
23,473
2,054
21,627
24,852
232,881
平成27年度
件数
金額
4,922
64,915
6,873
64,699
7,254
62,139
3,725
27,272
1,821
21,595
24,595
240,620
(注)
「飲食店」
は
「卸・小売業」
に含まれます。
0
20,000
40,000
製造業
卸・小売業
26
27
年度
平成27年度
平成
平成26年度
27%
26%
25
年度
21,595
平成25年度
26%
平成
52
27%
9%
11%
27%
10% 10%
28%
10%
62,139
27,272
製造業
9%
サービス業
年度
その他の
産業
その他の産業
平成
64,699
卸・小売業
サービス業
80,000
64,915
建設業
業種別保証承諾構成比
(単位:百万円)
60,000
26%
27%
27%
建設業
□金融機関群別保証承諾
都
地
区 分
市
方
銀
平成25年度
行
銀
信
用
用
金
組
平成26年度
3,428
平成27年度
2,118
2,797
行
117,197
116,257
125,765
庫
52,637
53,431
53,705
第二地方銀行
信
(単位:百万円)
36,633
合
37,578
22,740
政府系・農協他
21,671
1,145
合 計
34,554
22,296
1,826
233,780
1,503
232,881
240,620
(単位:百万円)
140,000
125,765
平成25年度
120,000
平成26年度
平成27年度
100,000
80,000
53,705
60,000
34,554
40,000
22,296
20,000
0
2,797
都市銀行
1,503
地方銀行
第二地方銀行
金融機関群別保証承諾構成比
信用金庫
信用組合
1% 1%
都市銀行
1% 1%
9%
0%
10% 1%
地方銀行
9%
27
信用金庫
信用組合
年度
平成
26
年度
平成
16%
25
年度
16%
第二地方銀行
平成
22%
23% 23%
政府系・農協他
政府系・農協他
50%
50%
52%
15%
□責任共有対象・対象外別保証承諾構成比
100%
責任共有対象外
責任共有対象
80%
60%
40%
20%
0%
55.4%
40.4%
46.6%
59.8%
72.0%
84.1%
94.0%
92.9%
平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
※責任共有対象には特定社債保証、流動資産担保融資保証などの部分保証を含みます。
53
Ⅰ
Ⅵ
Ⅰビ
Ⅵ
信用保証の動向
ビ
信用保証の動向
ジ
ジョ
ョン
ン
保証債務残高の状況
□支店別保証債務残高
(単位:百万円)
160,000
140,000
121,696
120,000
平成25年度
124,955
平成26年度
平成27年度
100,000
78,451
80,000
54,644
60,000
47,786
48,196
42,956
40,000
28,319
20,000
0
本店営業部
松本支店
上田支店
飯田支店
諏訪支店
佐久支店
伊那支店
中野支店
支店別保証債務残高構成比
(単位:%)
平成25年度
22.7
22.7
10.0
8.6
14.5
8.9
7.4
5.2
平成26年度
22.5
22.7
10.0
8.8
14.4
8.9
7.6
5.2
平成27年度
22.2
22.8
10.0
8.7
14.3
8.8
7.9
5.2
本店営業部
松本
上田
飯田
諏訪
佐久
伊那 中野
□業種別保証債務残高
製
造
業
建
設
業
卸 ・ 小 売 業
サ ー ビ ス 業
その他の産業
合 計
(単位:件、百万円)
平成25年度
件数
金額
20,343
187,828
18,953
109,583
26,811
155,481
13,697
77,650
5,556
48,849
85,360
579,390
平成26年度
件数
金額
19,931
177,938
18,780
107,753
26,533
149,074
13,611
74,849
6,207
53,139
85,062
562,753
平成27年度
件数
金額
18,289
165,364
18,016
103,335
25,581
143,441
14,093
77,231
6,538
57,631
82,517
547,002
(注)
「飲食店」
は
「卸・小売業」
に含まれます。
0
50,000
100,000
(単位:百万円)
150,000
200,000
製造業
165,364
建設業
26%
卸・小売業
26
27
年度
平成27年度
27%
平成
平成26年度
27%
25
年度
57,631
平成25年度
9% 32%
13%
平成
54
13%
30%
32%
年度
その他の
産業
9%
143,441
77,231
製造業
11%
サービス業
平成
サービス業
その他の産業
14%
103,335
卸・小売業
業種別保証債務残高構成比
19%
19%
19%
建設業
□金融機関群別保証債務残高
都
地
区 分
市
方
銀
平成25年度
行
銀
信
用
用
金
組
平成26年度
9,442
平成27年度
8,096
7,493
行
284,674
276,356
270,645
庫
149,097
144,422
138,818
第二地方銀行
信
(単位:百万円)
77,196
合
75,770
53,339
政府系・農協他
52,338
5,642
合 計
73,167
51,151
5,771
579,390
5,728
562,753
547,002
(単位:百万円)
350,000
平成25年度
270,645
300,000
平成26年度
平成27年度
250,000
200,000
138,818
150,000
100,000
73,167
50,000
0
51,151
7,493
都市銀行
5,728
地方銀行
第二地方銀行
金融機関群別保証債務残高構成比
信用金庫
信用組合
1% 1%
都市銀行
1%
9% 1%
1%
9% 2%
地方銀行
9%
第二地方銀行
27
信用金庫
信用組合
年度
平成
26
年度
平成
25
年度
平成
26%
26% 26%
政府系・農協他
政府系・農協他
13% 49%
49%
14%
50%
13%
□責任共有対象・対象外別保証債務残高構成比
100%
責任共有対象外
責任共有対象
80%
60%
40%
20%
0%
30.1%
31.2%
32.9%
36.7%
43.3%
52.1%
62.2%
70.4%
平成20年度 平成21年度 平成22年度 平成23年度 平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度
※責任共有対象には特定社債保証、流動資産担保融資保証などの部分保証を含みます。
55
Ⅰ
Ⅵ
Ⅰビ
Ⅵ
信用保証の動向
ビ
信用保証の動向
ジ
ジョ
ョン
ン
□地域別保証債務残高
0
(単位:百万円)
20,000
40,000
60,000
80,000
長野市
86,494
松本市
68,074
上田市
37,394
岡谷市
19,541
須坂市
12,127
小諸市
10,801
伊那市
15,244
駒ヶ根市
8,741
中野市
12,943
大町市
7,084
飯山市
5,426
茅野市
18,709
塩尻市
16,993
佐久市
21,698
千曲市
13,780
東御市
7,924
安曇野市
19,303
4,047
北佐久郡
小県郡
11,444
1,496
諏訪郡
13,527
上伊那郡
20,170
下伊那郡
12,838
木曽郡
東筑摩郡
6,853
2,756
北安曇郡
8,172
埴科郡
上高井郡
8,210
3,726
下高井郡
上水内郡
下水内郡
56
平成27年度
34,864
諏訪市
7,559
2,898
313
平成25年度
平成26年度
25,678
飯田市
南佐久郡
100,000
(単位:百万円)
区 分
平成25年度
94,720
長 野 市
松 本 市
71,116
上 田 市
39,717
岡 谷 市
26,802
飯 田 市
35,853
諏 訪 市
21,705
須 坂 市
12,868
小 諸 市
11,804
伊 那 市
14,643
駒ヶ根 市
8,662
中 野 市
13,301
大 町 市
7,264
飯 山 市
6,074
茅 野 市
20,320
塩 尻 市
18,536
佐 久 市
23,387
千 曲 市
14,623
東 御 市
7,919
安曇野市
20,172
南佐久郡
4,674
北佐久郡
11,606
小 県 郡
1,739
諏 訪 郡
14,581
上伊那郡
20,647
下伊那郡
13,785
木 曽 郡
7,252
東筑摩郡
2,693
北安曇郡
8,496
埴 科 郡
8,521
上高井郡
3,902
下高井郡
8,009
上水内郡
3,307
下水内郡
466
市
計
469,484
郡
計
109,677
※
県 外
228
合 計
579,390
※県外に本社・本店がある企業
平成26年度
90,889
69,488
38,227
25,530
35,669
20,846
12,279
11,127
14,917
8,523
13,146
7,146
5,818
19,456
17,593
22,573
13,858
8,026
19,319
4,260
11,453
1,671
14,047
20,639
13,551
7,112
2,688
8,539
8,877
3,973
7,823
3,103
387
454,431
108,124
198
562,753
平成27年度
86,494
68,074
37,394
25,678
34,864
19,541
12,127
10,801
15,244
8,741
12,943
7,084
5,426
18,709
16,993
21,698
13,780
7,924
19,303
4,047
11,444
1,496
13,527
20,170
12,838
6,853
2,756
8,172
8,210
3,726
7,559
2,898
313
442,819
104,008
175
547,002
□保証制度別保証債務残高
0
(単位:百万円)
50,000
100,000
150,000
200,000
一般
割引根保証
手形貸付根保証
事業者カードローン
全国小口
商工連あっせん融資
提携保証
1,0
900
平成25年度
2,186
2,3
平成26年度
平成27年度
21,476
2,2
2,096
9,706
1,051
1,0
180
233
1,422
2,1
特定社債
流動資産担保融資
300,000
238,208
当座貸越根保証
無担保当座貸越
250,000
16,194
4,
4,143
その他
50,441 ※
県制度
115,323
市町村制度
83,677
※連携支援保証、新規応援保証、設備応援みらい保証など
保証制度別保証債務残高構成比
15%
一般
商工連あっせん融資
手形貸付根保証
特定社債
割引根保証
17%
17%
42%
27
年度
平成
26
年度
平成
25
年度
平成
21% 26%
30%
39%
44%
当座貸越根保証
無担保当座貸越
事業者カードローン
全国小口
提携保証
流動資産担保融資
その他
県制度
市町村制度
57
Ⅰ
Ⅵ
Ⅰビ
Ⅵ
信用保証の動向
ビ
信用保証の動向
ジ
ジョ
ョン
ン
代位弁済と求償権回収の推移
(単位:億円)
180
代位弁済額のうち
「中小企業金融安定化特別保証」
の代位弁済額
代位弁済額のうち
「緊急保証」
の代位弁済額
上記以外の代位弁済合計
160
求償権回収額
緊急保証の代位弁済が
増加しました。
159
金融安定化特別保証の代位
弁済が増加しました。また、
長引く景気低迷により代位 145
弁済全体が増加しました。
140
120
平成27年度の代
位弁済額は45億
7,000万円でした。
100
バブル景気による不動産価
格の高騰から、物件処分によ
る求償権回収が進みました。
80
60
46
40
20
0
58
バブル景気崩壊後、不動産価格は下落を
続けており、
また、無担保求償権・第三者保
証人のいない求償権が増加していること
から、回収環境は厳しくなっています。
平成 2
元
3
4
5
6
7
8
平成27年度の求償権回収額
は17億300万円でした。
17
9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27
代位弁済の状況
□推移
(単位:件、百万円)
年 度
代位弁済
件 数
平 成 25 年 度
金 額
997
平 成 26 年 度
7,710
774
平 成 27 年 度
代位弁済率※
1.33%
4,608
739
0.82%
4,570
0.84%
※代位弁済率=代位弁済金額÷保証債務平均残高
□業種別代位弁済
(単位:件、百万円)
平成25年度
製
建
造
業
設
件数
金額
259
業
卸 ・ 小 売 業
568
997
1,629
103
470
53
7,710
404
774
平成27年度
件数
765
308
796
46
合 計
1,340
135
2,103
127
金額
175
1,555
345
その他の産業
件数
2,688
220
サ ー ビ ス 業
平成26年度
4,608
149
168
285
107
30
739
金額
1,214
1,017
1,552
697
91
4,570
(注)
「飲食店」
は
「卸・小売業」
に含まれます。
0
1,000
製造業
5,000
1,214
建設業
1,017
卸・小売業
1,552
サービス業
その他の産業
(単位:百万円)
2,000
697
平成25年度
平成26年度
91
業種別代位弁済構成比
平成27年度
その他の産業
サービス業
15%
製造業
2%
27
20%
年度
平成
26
年度
平成
卸・小売業
25
年度
27%
35%
34%
平成
27%
9%
29%
10% 8%
35%
10%
17%
22%
建設業
59
Ⅰ ビ
Ⅵ
信用保証の動向
ジョン
□金融機関群別代位弁済
平成25年度
区 分
都
市
地
方
銀
銀
金 額
行
3,741
用
信
用
金
庫
2,250
組
5,000
1,971
1.51
1,520
11
0.71
1,956
1.05
1,551
592
0.90
77
1.33
平成27年度
金 額
0.70
476
0.38
7,710
0.51
521
1.72
22
合 計
代位弁済率
44
1.31
0.92
923
政府系・農協他
金 額
0.69
707
合
平成26年度
代位弁済率
67
行
第二地方銀行
信
(単位:百万円、%)
417
1.33
4,608
42
0.82
4,570
代位弁済金額
1.11
0.81
0.72
0.84
平成27年度
1,956
1,551
1,000
592
417
11
都市銀行
地方銀行
第二地方銀行
信用金庫
信用組合
42
政府系・農協他
(単位:%)
0.14
1.00
0.73
0.81
0.81
1.11
2.00
代位弁済率(代位弁済率=代位弁済金額 ÷ 保証債務平均残高)
金融機関群別代位弁済構成比
政府系・農協他
信用組合
9%
10%
都市銀行
1% 0%
2% 1%
0%
1%
12%
26
27
9%
49%
11%
13%
第二地方銀行
43%
年度
平成
25
年度
平成
29%
年度
34%
33%
平成
信用金庫
60
0.81
平成26年度
2,000
3.00
0.73
平成25年度
3,000
0.00
0.14
(単位:百万円)
4,000
0
代位弁済率
43%
地方銀行
0.72
Ⅶ
信用保証制度のご案内
Ⅰ
Ⅶ
Ⅰビ
Ⅶ
信用保証制度のご案内
ビ
信用保証制度のご案内
ジ
ジョ
ョン
ン
信用補完制度について
□信用保証制度のしくみ
①融資申込
中小企業者
④融 資
金 融 機 関
⑤返 済
①信用保証委託申込
①信用保証依頼
②信用調査
③信用保証書発行
⑧求償権取得
⑨求償債務返済
信用保証協会
信用保証協会
⑥代位弁済請求
⑦代位弁済
信用保証制度の当事者は、基本的に中小企業者、金融機関、信用保証協会の三者です。
① 中小企業者は、金融機関を経由して信用保証協会に保証申込み(保証委託契約の申込)をします。県・市町
村の中小企業融資制度資金(一部の資金を除く)は地方事務所、市町村の商工担当課や商工会議所・商工
会が受付の窓口となります。
② 信用保証協会は、申込みのあった中小企業者について信用調査をします。
③ 信用保証協会は、審査の結果、信用保証を適当と認めたときは、金融機関に対し信用保証書を発行します。
④ 金融機関は、信用保証書に基づき中小企業者に融資を行います。このとき、中小企業者には所定の信用保証
料を金融機関を通じて信用保証協会へお支払いいただきます。
⑤ 中小企業者は、融資を受けたときの条件によって、金融機関に借入金を返済します。
⑥ 中小企業者が、何らかの事情で借入金の全額または一部の返済ができなくなったとき、金融機関は信用保証
協会に対して代位弁済の請求をします。
⑦ 信用保証協会は、この請求に基づき、中小企業者に代わって借入金の残額を金融機関に代位弁済します。
⑧ 信用保証協会は、中小企業者に対する求償権を得て債権者となります。
⑨ 信用保証協会は、中小企業者の実情に応じ求償権の回収を行います。
(⑥~⑨ は事故の場合)
62
□信用保険制度のしくみ
①包括保証保険契約
②保険料支払
日本政策
金融公庫
③保険金請求
④保険金支払
信用保証協会
⑤回収金納付
信用保険制度の当事者は、㈱日本政策金融公庫(以下「日本公庫」という。)と信用保証協会の二者です。
① 日本公庫と信用保証協会は包括保証保険契約を締結し、この保険契約に基づき日本公庫は信用保証協会の
保証に対して保険を引き受けます。
② 信用保証協会は日本公庫に信用保険料を支払います。
③ 信用保証協会が金融機関に代位弁済したときは、日本公庫に保険金の請求を行います。
④ 日本公庫は信用保険の種類に応じ、代位弁済した元本金額の70%から90%を保険金として信用保証協会に
支払います。
⑤ 信用保証協会は、代位弁済した中小企業者からの回収金を、保険金の受領割合に応じて日本公庫に納付し
ます。
63
Ⅰ
Ⅶ
Ⅰビ
Ⅶ
信用保証制度のご案内
ビ
信用保証制度のご案内
ジ
ジョ
ョン
ン
信用保証業務の概要
保証をご利用いただける方
●企業規模
資本金または常時使用する従業員数のどちらか一方が該当すればご利用いただけます。
業 種
製造業等(運送業、建設業を含む)
資 本 金
常時使用する従業員数
3億円以下
300人以下
3億円以下
900人以下
1億円以下
100人以下
小売業(飲食店を含む)
5,000万円以下
50人以下
サービス業
5,000万円以下
100人以下
3億円以下
300人以下
5,000万円以下
200人以下
ゴム製品製造業
(自動車又は航空機用タイヤ及びチューブ製造
業並びに工業用ベルト製造業を除く)
卸売業
ソフトウェア業
情報処理サービス業
旅館業
医業
−
法人 300人以下
個人 100人以下
※生計を一つにしている家族従業員、会社の役員、全くの臨時的な従業員は、従業員数に含まれません。
※組合の場合は、当該組合が保証対象業種を営むもの、またはその構成員の3分の2以上が保証対象業種を営んでいれ
ば対象となります。
※個人の方は、従業員数が該当すれば対象となります。
※特定非営利活動法人(NPO法人)は従業員数が該当すれば対象となりますが、一部ご利用いただけない保証制度が
あります。
※医療法人及び医業を主たる事業とする法人(社会福祉法人等)の場合、出資の総額に制限はなく、常時使用する従業
員数が300人以下のものが対象となります。また、個人の場合は、常時使用する従業員数は100人以下が対象となりま
す。なお、ここでいう医業とは病院、一般診療所、歯科診療所、獣医業、介護老人保健施設を指します。介護老人福祉
施設(特別養護老人ホーム)は医業には含まれません。
※学校法人、宗教法人、農事組合法人、有限責任事業組合(LLP)はご利用できる「中小企業者」には該当しません。
●業種
中小企業信用保険法施行令で定める業種となっており、商工業・サービス業のほとんどの業種でご利用いた
だけます。
ただし、農林・漁業(一部の業種を除く。)
、金融・保険業、サービス業のうち風俗関連営業等、宗教・政治経済・
文化団体、その他信用保証協会において不適当と認める業種についてはご利用いただくことができません。
64
●所在地・業歴
長野県内に住居または事務所、店舗、工場等があり、事業を営んでいる方を対象としております。営業年数は
問いません。
創業関連保証と創業等関連保証については、創業前から対象となる場合もあります。
法人の場合は、本社、本店、主たる事務所が県外であっても県内に支店、事務所等があり、かつ、県内におい
て事業活動が確認できる方は、ご利用いただけます。
ただし、県・市町村の中小企業融資制度資金の場合は、それぞれの制度の定めによります。
●許認可等
許認可や届出等を必要とする事業を営んでいる場合は、当該事業に係る許認可等を受けていることが必要と
なります。
信用保証の内容
●保証限度額
一中小企業者に対する保証金額の限度は次のとおりです。
個
人
医
組
・
療
会
法
社
人
合
2億8,000万円
4億8,000万円
*上記の限度額に含まれず別枠でご利用いただける保証もあります。
(セーフティネット保証、特定社債保証、流動資産担保融資保証など)
●資金使途
事業に必要な「運転資金」と「設備資金」に限られます。
●保証期間
資金使途等に応じた適切な期間とします。ただし、協会制度、県・市町村の中小企業融資制度資金及び別枠
保証についてはそれぞれの制度の定めによります。
●連帯保証人
原則として法人代表者以外の連帯保証人は必要ありません。
●担保
担保は必要に応じて不動産等の担保を提供していただきます。
65
Ⅰ
Ⅶ
Ⅰビ
Ⅶ
信用保証制度のご案内
ビ
信用保証制度のご案内
ジ
ジョ
ョン
ン
責任共有制度
□責任共有制度の概要
信用保証協会の保証付融資については、原則として信用保証協会と金融機関が適切に責任を共有することに
より、両者が連携して中小企業の皆さまの事業意欲等を継続的に把握し、融資実行及びその後における経営支
援や再生支援等の適切な支援を行うこと等を目的とした「責任共有制度」を導入しています。
金融機関は「部分保証方式」
(金融機関が行う融資額の一定割合を保証する方式)または「負担金方式」
(金融
機関の過去の保証利用実績(代位弁済率等)に基づき一定の負担金を支払う方式)のいずれかの方式を選択す
ることとなり、金融機関の負担割合は20%となります。
責任共有制度における金融機関の負担部分のイメージ図
□保証時点
部分保証方式
信用保証協会の80%保証
非保証
部分
信用保証協会の100%保証
20%
□代位弁済時点
信用保証協会からの
代位弁済額 80%
負担金方式
□保証時点
□代位弁済時点
金融機関
負担部分
信用保証協会からの
代位弁済額 100%
20%
□負担金支払時点
負担金
約20%
金融機関は、80%部分について信用保証協会から
金融機関は、信用保証協会から100%代位弁済を
代位弁済を受けることになりますが、残りの20%につ
受けることになりますが、事後的に約20%の負担金を
いては、金融機関の負担となります。
信用保証協会に支払います。
□責任共有制度の対象とならない保証制度
一部の保証制度は責任共有制度の対象外(100%保証)となります。
なお、責任共有制度導入以前の既保証分は責任共有制度の対象となりません。
主な責任共有制度の対象外の保証
・創業関連保証、創業等関連保証
・小口零細企業保証
・特別小口保険に係る保証
・災害関係保証
・経営安定関連保証(セーフティネット保証)1号~6号
・東日本大震災復興緊急保証
・経営力強化保証
(責任共有対象外の保証を残高と同額以内で借換する場合)
・事業再生計画実施関連保証(経営改善サポート保証)
(責任共有対象外の保証を残高と同額以内で借換する場合)
・事業再生保証
・求償権消滅保証
66
信用保証料
□信用保証料
信用保証料は、信用保証協会と中小企業者との信用保証委託契約に基づき、信用保証協会の保証をご利用
いただく対価としてお支払いいただくものです。
この信用保証料は信用保証協会の業務運営を行うため直接中小企業者に負担していただく唯一の収入で、
日本政策金融公庫への信用保険料、信用保証協会の業務費、代位弁済等に充てられるものです。
信用保証料は、金融機関から融資を受けたとき、金融機関を通じて信用保証協会にお支払いいただきます。原
則として一括払いとなっていますが、条件によりましては分割払いも可能です。
また、保証期限前に繰上償還によって借入金を完済した場合は、お支払いいただいた信用保証料を所定の範
囲でお返ししています。
□保証料率
信用保証料の計算基礎となる保証料率は、中小企業者の経営状況に応じて9段階の料率体系となっております。
保証料率の決定にあたってはCRD
(中小企業信用リスク情報データベース)
のリスク評価モデルを利用します。
また、ご利用いただく保証制度によって適用される保証料率が変わります。
なお、一部の保証制度(※1)は通常より低い保証料率でご利用いただけます。
(単位:年率%)
区 分
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
責任共有保証料率
1.90
1.75
1.55
1.35
1.15
1.00
0.80
0.60
0.45
※2
(特殊保証)
(1.62)
(1.49)
(1.32)
(1.15)
(0.98)
(0.85)
(0.68)
(0.51)
(0.39)
責任共有外保証料率※3
2.20
2.00
1.80
1.60
1.35
1.10
0.90
0.70
0.50
※1 省エネルギー・節電支援保証、連携支援保証、経営力強化保証、新規応援保証、災害緊急特別保証、設備応援みら
い保証、特定社債保証、
「地方創生」応援社債保証など
※2 特殊保証の料率が適用される保証は割引根保証、事業者カードローン当座貸越根保証、当座貸越根保証、無担保当
座貸越根保証となります。
※3 責任共有外保証料率が適用される保証は小口零細企業保証等となります
次の保証制度は定率の保証料率となっております。
主な定率の保証制度
(単位:年率%)
責任共有外保証料率
責任共有保証料率
創業関連保証・創業等関連保証
0.80以内
―
特別小口保険に係る保証
0.55 災害関係保証
0.80以内
経営安定関連保証(セーフティネット保証)
0.80以内
0.64以内
事業再生計画実施関連保証(経営改善サポート保証)
0.80以内
0.64以内
事業再生保証
2.20 0.44 ―
―
67
Ⅰ
Ⅶ
Ⅰビ
Ⅶ
信用保証制度のご案内
ビ
信用保証制度のご案内
ジ
ジョ
ョン
ン
CRD
CRD=中小企業信用リスク情報データベース
CRDは平成13年3月、中小企業庁が中心となって中小企業金融の円滑化を支援することを目的に創
設された一般社団法人CRD協会が運営する中小企業に関する日本最大のデータベースです。
一般社団法人CRD協会は信用保証協会51協会、金融機関114機関、政府系金融機関3機関、
その他
7機関の合計175機関
(平成28年4月1日現在)
が会員となっております。
□保証料率の割引
保証料率は、財務内容以外の要因も加味して決定されます。
① 中小企業会計割引【0.1%の割引】
「中小企業の会計に関する基本要領」に準拠して決算書を作成している方(ただし、責任共有制度対象かつ9
段階の料率区分が適用される保証
(特定社債保証、
「地方創生」
応援社債保証及び一括支払契約保証を除く)
を利用する場合に限ります。)
、または会計参与を設置している方については、保証料率が0.1%割引になります。
(『中小企業の会計に関する基本要領』の適用に関するチェックリストなどの確認書類(会計参与設置会社は
会計参与の設置が登記されていることを示す書類)が必要になります。)
② 有担保割引【0.1%の割引】
不動産等の担保を提供していただく場合は、保証料率が0.1%割引になります。
□保証料率決定のプロセス
保証料率決定までの流れは下図のとおりです。
中 小 企 業 者
9段階の保証料率体系の保証
その他の保証
CRDのリスク評価モデルを利用し
①∼⑨の保証料率区分を判定
定率の保証料率
(貸借対照表を作成されていない場合は⑤の料率が適用されます)
中小企業会計割引
有担保割引
「中小企業の会計に関する基本要領」
のすべての項目について適用状況が確認できる会社、
また
は会計参与を設置している会社は、年0.1%を割引
※保証制度により割引の対象とならない場合があります。
不動産等の物的担保を提供した場合、年0.1%を割引
保証料率決定
68
□信用保証料の計算
信用保証料は、金融機関からの借入金額、保証期間、保証料率、割賦返済回数別係数に基づき、一定の計算
式により算出されます。
期日一括返済の場合
保証料 = 借入金額 ×
保証期間(日数)
× 保証料率
365
計算例)借入金額500万円、保証期間1年、保証料率1.15%
500万円 × 365 × 1.15% = 57,500円
365
割賦返済の場合
保証料=①+②
①据置期間部分の保証料 = 借入金額 ×
②割賦返済部分の保証料 = 借入金額 ×
据置期間(日数)
× 保証料率
365
保証期間 - 据置期間(日数)
× 保証料率 × 割賦返済回数別係数
365
計算例)借入金額1,000万円、保証期間36か月、うち6か月据置、均等返済、保証料率1.15%
①1,000万円 × 180 ×1.15% = 56,712円
365
②1,000万円 × 1,095-180 × 1.15% × 0.55 = 158,558円 ① + ② = 215,270円
365
□割賦返済回数別係数
割賦返済回数別区分
均等割賦返済係数
不均等割賦返済係数
6回以下
0.70
0.77
7回以上12回以下
0.65
0.72
13回以上24回以下
0.60
0.66
25回以上
0.
55
0.
61
据置期間
割賦返済期間
借入金額
①
借入日
②
最終期限
69
Ⅰ
Ⅶ
Ⅰビ
Ⅶ
信用保証制度のご案内
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信用保証制度のご案内
ジ
ジョ
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□信用保証料の分割支払い
信用保証料は、原則として一括でお支払いいただきますが、次の場合は分割してお支払いいただくことができ
ます。
(1)保証期間が2年を超える当初保証料(特定社債保証、
「地方創生」応援社債保証、予約保証及び保証料補給
のある県・市町村の中小企業融資制度資金の信用保証料を除きます。)
(2)事業者カードローン当座貸越根保証、当座貸越根保証、無担保当座貸越根保証に係る保証期間2年の当初
保証料または貸越期間2年延長に係る変更保証料
(3)変更後保証期間が2年を超える変更保証料
詳しい内容については、個別にお問い合わせください。
□信用保証料の返戻
繰上償還によって借入金を完済した場合は、お支払いいただいた信用保証料をお返ししています。お返しする
金額は借入日から1年ごとに区分した、次の①と②の合算です。ただし、1,000円を超えるものに限ります。
① 完済した日の属する年度については、未経過期間に相当する額の90パーセント相当額
② 翌年度以降については、未経過期間に相当する額の全額
未経過期間
借入金額
①
②
90%
借入日
70
1年目
完済日
100%
2年目
最終期限
保証制度のご案内
□主な一般の保証制度(各商品を合算して2億8,000万円(組合は4億8,000万円)までご利用いただけます)
(平成28年6月1日現在)
保証の種類
保 証 限 度 額
資金使途
保証期間
担 保
保証人
一 般 保 証
個人・法人 2億8,000万円
組 合 4億8,000万円
運転
設備
資金使途等に応じた
適切な期間とします
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
根保証
1. 手形貸付根保証
2. 割引根保証
個人・法人 2億8,000万円
組 合 4億8,000万円
(組合等の場合、
転貸資金除く)
2年以内
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
運転
2億8,000万円
運転
設備
1年または2年
原則5,000万
円以内は不要
原則不要
法人は代表者
無担保当座貸越根保
証
3,000万円
運転
設備
1年または2年
不要
原則不要
法人は代表者
事業者カードローン
当座貸越根保証
2,000万円
運転
設備
1年または2年
不要
原則不要
法人は代表者
不要
原則不要
法人は代表者
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
不要
原則不要
法人は代表者
不要
不要
法人は代表者
不要
原則不要
法人は代表者
不要
原則不要
法人は代表者
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
原則不要
原則不要
法人は代表者
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
必要に応じ
不要
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
当座貸越根保証
小口零細企業保証
(全国小口)
商工連あっせん
融資保証
小企業経営支援保証
「ささえ」
創業等関連保証
創業関連保証
再挑戦支援保証
借換保証
省エネルギー・節電
支援保証
(信州エコサポート)
連携支援保証
(アシスト)
1,250万円
運転
設備
(据置1年以内)
運転
7年以内
設備
10年以内
1,000万円
運転
設備
(据置1年以内)
1,500万円
運転
設備
(据置1年以内)
合算して1,000万円
運転
設備
(据置1年以内)
運転
設備
(据置1年以内)
ただし、既存の保証付融資残高
との合計1,250万円
8,000万円
ただし、支援創業関連保証の場
合は合算して1,500万円
10年以内
10年以内
10年以内
10年以内
10年以内
保証付既往借入 資 金 使 途 等に応
個人・法人 2億8,000万円
金の返済資金ほか じた適切な期間と
組 合 4億8,000万円
必要な事業資金 します
5,000万円
1億円
対象設備の導入
に必要な資金
運転
設備
10年以内
(据置2年以内)
7年以内
(据置1年以内)
10年以内
(据置1年以内)
5年以内
経営力強化保証
個人・法人 2億8,000万円
組 合 4億8,000万円
運転
設備
運転
(据置1年以内)
ただし、保証付既往借入金を
借り換える場合は10年以内
7年以内
(据置1年以内)
3年以内
(据置6ヵ月以内)
経営者保証ガイドライン
対応保証
法人 2億8,000万円
組合 4億8,000万円
新規応援保証
(ファースト・ステップ)
5,000万円
運転
設備
(据置1年以内)
8,000万円
運転
設備
(据置2年以内)
2億8,000万円
運転
設備
災害緊急特別保証
設備応援みらい保証
設備
5年以内
(据置6ヵ月以内)
10年以内
10年以内
15年以内
(据置1年以内)
有担保(建物のみを担保とする
場合を除く。)の場合20年以内
71
Ⅰ
Ⅶ
Ⅰビ
Ⅶ
信用保証制度のご案内
ビ
信用保証制度のご案内
ジ
ジョ
ョン
ン
□主な別枠保証制度(一般の保証制度枠とは別枠でご利用いただけます)
保証の種類
経営安定関連保証
( セーフティネット保証)
個人・法人 2億8,000万円
ただし、
セーフティネット保証6号
に係る限度額 3億8,000万円
組 合 4億8,000万円
資金使途
保証期間
担 保
保証人
運転
設備
資金使途等に応
じた適 切 な 期 間
とします
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
資金使途等に応
じた適 切 な 期 間
とします
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
災害関係保証
個人・法人 2億8,000万円
組 合 4億8,000万円
運転
設備
東日本大震災復興緊急
保証
個人・法人 2億8,000万円
組 合 4億8,000万円
運転
設備
流動資産担保融資保証
(ABL保証)
2億円
(保証割合80% )
運転
設備
1年以内
売掛債権
棚卸資産
不要
法人は代表者
特定社債保証
4億5,000万円
(保証割合80% )
運転
設備
7年以内
原則2億円超
は必要
不要
「地方創生」
応援社債保証
4億5,000万円
(保証割合80% )
運転
設備
7年以内
原則2億円超
は必要
不要
個人・法人 5億8,000万円
組合 10億8,000万円
運転
5年以内
設備
7年以内
原則8,000万
円超は必要
原則不要
法人は代表者
運転
設備
10年以内
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
経営革新関連保証
事業再生保証
72
保 証 限 度 額
(平成28年6月1日現在)
2億円
10年以内
(据置2年以内)
事業再生計画実施関連
個人・法人 2億8,000万円
保証(経営改善サポート
組 合 4億8,000万円
保証)
運転
設備
海外投資関係保証
2億円
運転
設備
資金使途等に応
じた適 切 な 期 間
とします
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
特定信用状関連保証
2億円
運転
設備
1年以内
必要に応じ
原則不要
法人は代表者
15年以内
(据置1年以内)
□長野県中小企業融資制度資金
資金名
中小企業振興資金
一般
しあわせ信州
創造枠
限度額
設備 1億円
(組合 1億1,000万円)
運転(長期・短期)
5,000万円
(組合 6,000万円)
流動資産担保
運転 5,000万円
経営健全化支援資金
設備 3,000万円
運転 3,000万円
設備 3,000万円
運転 5,000万円
経営安定対策
特別経営安定対策
設備 3,000万円
災害対策
創業支援向け
運転 3,000万円
設備 3,000万円
ただし、新規開業予定者については設備・
運転の合計で2,500万円(3,000万円※)
運転 1,500万円
(平成28年6月1日現在)
利率
年2.1%
1年以内
年1.8%
年1.9%
1年以内
年1.6%
年1.8%
年1.9%
年1.6%
年1.1%
設備 1億円
事業展開向け
設備 7年以内
年1.1%
保証人:原則不要。法人は代表者
担 保:必要に応じ
1年以内
保証人:原則不要。法人は代表者
担 保:売掛債権、棚卸資産
運転 5年以内
9年以内
7年以内
9年以内
7年以内
10年以内
5年以内
(自動車5年以内)
5年以内
地方創生推進資金
企業立地向け
知事が特に認めるものについては5億円
研究開発施設の場合5億円
設備導入及び本社機能移転の場合1億5,000万円
次世代産業向け
5年以内
15年以内
(設備導入の場合10年以内)
新事業活性化資金
節 電・ 省 エ ネ 対
策向け
運転 3,000万円
設備・運転の合計で5,000万円
設備 1億円
海外展開向け
運転 3,000万円
設備 1億円
経営力強化支援資金
運転 3,000万円
(建物等13年以内、知事
が特に認めるもについ
ては最長で18年以内)
(知事が特に認めるものに
ついては最長で12年以内)
年1.9%
年1.6%
年1.9%
年1.6%
経営改善サポート資金
設備・運転の合計で1億5,000万円
年1.6%
東日本大震災復興支
援資金
設備 3,000万円
運転 5,000万円
年1.3%
再生支援資金
運転 5,000万円
金融機
関所定
※支援創業関連保証の場合。
10年以内
7年以内
運転 3,000万円
知事が特に認めるものについては5,000万円
設備 1億5,000万円
保証人:原則不要。法人は代表者
担 保:必要に応じ
7年以内
年1.4%
知事が特に認めるものについては1億5,000万円
防 災・ 環 境 調 和
向け
*創業等関連保証、創業関連保証を利用
できる場合は、原則2,500万円(3,000
万円※)まで無担保、無保証人による
貸付となります(法人代表者を除く)
7年以内
運転 3,000万円
設備 3億円
設備 1億円
保証人:原則不要。法人は代表者
担 保:必要に応じ
(建物等12年以内。知事
が特に認めるものについ
年1.7%
ては最長で17年以内)
地域活性化向け
運転 研究開発施設の場合 5,000万円
設備導入及び本社機能移転の場合3,000万円
保証人:原則不要。法人は代表者
担 保:必要に応じ
(建物等12年以内)
5年以内
(知事が特
(知事が特に認めるものに
知事が特に認めるものについては5,000万円 に認めるも
のについて ついては最長で10年以内)
は1.4%)
設備 1億円
7年以内
知事が特に認めるものについては1億5,000万円
(建物等12年以内)
運転 3,000万円
保証人等
(自動車5年以内、建物
等13年以内)
10年以内
ただし、新規開業予定者については設備・
運転の合計で2,500万円(3,000万円※)
新事業活動促進法認定事業者等の場合及び
知事が特に認めるものについては
1億5,000万円
期間
10年以内
(建物等13年以内)
7年以内
設備 10年以内
運転 7年以内
7年以内
保証人:原則不要。法人は代表者
担 保:必要に応じ
(建物等12年以内)
5年以内
7年以内
5年以内
(県制度資金の借換10年以内)
設備・運転いずれも
15年以内
10年以内
8年以内
10年以内
(事業再生を目的とした保証
を利用する場合は3年以内)
保証人:原則不要。法人は代表者
担 保:必要に応じ
保証人:原則不要。法人は代表者
担 保:必要に応じ
保証人:原則不要。法人は代表者
担 保:必要に応じ
金融機関と協議して決定します
詳しくは長野県のホームページ等でご確認ください。
73
Ⅰ ビ
Ⅶ
信用保証制度のご案内
ジョン
□長野県中小企業融資制度資金のしくみ
市 町 村
商工担当課
申込み
地方事務所
商工担当課
*商工会議所、商工会で申込
みできる市町村があります。
中 小 企 業 者
保証料補給
信用保証協会
保証料支払い
あっせん・
保証料補給
保証
金 融 機 関
貸付け
あっせん
□保証料補助制度について
中小企業振興資金及び経営力強化支援資金を除き、県の中小企業融資制度資金をご利用される場合、県と
市町村が信用保証料の一部を補助します。なお、一部の制度保証については、県と市町村で全額補助するため、
中小企業者のご負担分はありません。
(一部補助の負担割合)
県補助割合
市町村補助割合(*)
中小企業者ご負担分割合
2/5
2/5
1/5
*申込み市町村により補助割合が異なりますので、市町村担当課または信用保証協会窓口までお問い合わせください
□市町村の融資制度
多くの市町村では、独自の融資制度を設けています。保証限度額、保証期間、貸付利率、保証人等の条件はそ
れぞれ取扱内容が異なりますので、市町村担当課または信用保証協会窓口までお問い合わせください。
74
平成 28 年度版
長野県信用保証協会のあらまし
2016 DISCLOSURE
発 行
平成28年 6 月
住 所
長野市大字南長野県町597-5
T E L
E-mail
U R L
長野県信用保証協会 総務部 企画情報課
026-234-7680 FAX 026-233-5030
[email protected]
http://www.nagano-cgc.or.jp
中
ー
小
ートナー&ベス
ッドパ
トサ
のグ
ポ
業
ー
タ
企
〒 380-0838 長野市大字南長野県町 597-5
TEL. 026-234-7288 ㈹ FAX. 026-232-3052
【お客様相談窓口】
0120 34 7680
http://www.nagano-cgc.or.jp
E-mail:[email protected]
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