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1
モノの流れを「見える化」して全体最適を実現
在庫の削減やジャスト・イン・タイム(JIT)生産・配送を推進
「見える化」ソリューション
原材料の仕入れから、生産、配送まで、すべての工程で モ
ノの流れ を正確に把握すれば、在庫の削減、ジャスト・イ
ン・タイム(JIT)生産・配送などが可能になり、トータル
の物流コストは大幅に削減できる。ヤマトシステム開発を中
心とするヤマトグループはITを活用し、従来は工場や物流セ
ンターなど個別に管理していたモノの流れを、統合して「見
える化」するソリューションを提供している。
(取材・編集 日経BPコンサルティング)
拠点ごとの情報化では、全体最適は不可能
サプライチェーン全体を可視化して、トータルで管理
ほとんどの企業の物流システムの問題点として、工場や配送センターなど拠点ごとにシステムを導入して個別管理しているこ
とがあげられる。拠点ごとに情報化しても部分最適しか実現できず、企業としての全体最適は達成できない。しかし、原材料
の調達から、生産、配送まで、一連の モノの流れ を可視化してトータルで管理すれば、在庫削減などに大きく寄与すること
ができる。
!
工場が生産管理システムを導入して生産効率を向上し、コスト削減していても、物流センターにどれだけ在庫があるかを把握
しないまま生産計画を立ててしまえば、結果的に過剰在庫を招き、生産コスト削減効果は吹っ飛んでしまう。また物流セン
ターが地域ごとに複数ある場合、個別センターごとでしか製品の管理をしていないと、別のセンターには在庫があるのに、
在庫がなくなったからと工場に生産依頼を出してしまうことになりかねない。
!
こうした問題を解決するのに有効なのが、ヤマトグループの「見える化」ソリューションだ。このソリューションを導入すれ
ば、サプライチェーン全体の流通在庫を正確に把握でき、全体最適を実現できる。
!
さらに、システムをヤマトグループの荷物追跡システムとつなぐことで、配送先の企業や個人に届くまでのモノの流れを管理
することが可能になる。そうすれば、ジャスト・イン・タイム(JIT)配送や製品のトレースも可能になり、物流サービスは
大きく向上する。
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モノの流れを「見える化」して全体最適を実現
在庫の削減やジャスト・イン・タイム(JIT)生産・配送を推進
「見える化」ソリューション
クラウド型の採用で、段階的な
システム導入を可能に
クラウド型で物流情報システムの導入コストを削減
ただし、全体を管理できるシステムの必要性は理解できても、実際に構築するのは容易ではない。既に稼働している拠点ご
とに異なったシステムを統合しようとするには、コストも時間もかかるからだ。その問題を解決するためヤマトグループは、
Webを活用したクラウド型のシステムを開発、販売を開始した。
!
業態業種に関係なく利用できる汎用のパッケージソフトなので、簡単に、早く、安くシステムを構築できるうえ、Webを利
用するため、専用回線や専用端末も必要なく、インターネットとパソコンがあれば導入できる。クラウド型で提供するため、
大きな投資も必要ない。導入費用を変動費として扱うことができ、企業にとって大きなメリットとなる。
!
モノの流れを「見える化」するソフトは、『倉庫「見える化」@web』『流通「見える化」@web』といったパッケージを
用意している。運送や物流センター運営といった、ロジスティクスに関するヤマトグループのノウハウを盛り込んでいる。こ
のため、モノの流れ全体を「見える化」したい企業ばかりでなく、一部拠点の「見える化」をまず推進したい企業も容易に
導入することが可能だ。
!
例えば、倉庫の在庫管理が完全にはできていない企業の場合、『倉庫「見える化」@web』の導入で、倉庫内の在庫の「見
える化」を行えばいい。一方、倉庫にはWMS(倉庫管理システム)、工場には生産管理システムを既に導入して拠点ごとの
在庫を管理している場合、『流通「見える化」@web』を導入して両者を結びつければ、全体のモノの流れを管理できる。
さらに顧客に届くまでの流れを把握したいならヤマトグループの荷物追跡システムのデータも『流通「見える化」@web』で
つなげればいい。このように段階を追ってシステムが導入できるのも、大きな特徴である。
ソリューション導入により、先入れ先出しが徹底
賞味期限などを確認する問い合わせが激減
ある食品卸は、まず単独の委託物流センターに『倉庫「見える化」@web』を導入して確実な賞味期限管理を実現すること
からスタートした。
!
食品の在庫管理で重要なのは賞味期限。この食品卸では、賞味期限切れの商品を発送するような不手際はなかったが、先入
れ先出しが徹底しておらず賞味期限が先に来る商品を後に発送してしまうといったことを経験していた。『倉庫「見える化」
@web』導入以前は賞味期限などを確認する問い合わせが月平均50件もあったという。それも導入に伴い激減した。
!
この食品卸は今後、全国各地の物流センターに『倉庫「見える化」@web』を導入し、『流通「見える化」@web』を活用
して各センターの在庫を一元管理する計画だ。これによって先入れ先出しを徹底できるだけでなく、大幅な在庫削減が可能
になると考えている。
!
さらに将来は、取引先店舗の在庫量の情報まで「見える化」する構想もある。そうなれば、実際の販売量に基づいた商品管
理が実現でき、さらに精緻に流通在庫をコントロールできる。
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モノの流れを「見える化」して全体最適を実現
在庫の削減やジャスト・イン・タイム(JIT)生産・配送を推進
「見える化」ソリューションを活用してネット卸事業
「見える化」ソリューション
流通経路の短縮で、仕入れ価格の低減も
大手食品卸、国分の100%子会社である国分グローサーズチェーン(KGC)は低コストで導入できる「見える化」ソリューショ
ンを活用して、「ネット卸」事業を展開している。
!
国分グループはこれまで、大手小売りを中心に取引してきた。しかし、2012年に300周年を迎えるに当たり、規模の大小に
かかわらず取引先と仕入れ先のニーズに丁寧に対応していくことを宣言。その理念に沿ってKGCは、インターネットを活用し
た小規模小売事業者向け会員制通販サイト「問屋 国分ネット卸」をオープンさせた。
!
小規模小売事業者は1回の取引における発注量が小さいため、大手小売りを対象としたこれまでの物流システムや自社配送網
をそのまま活用するとムダが多い。そのためヤマト運輸の宅急便インフラと、『倉庫「見える化」@web』『流通「見える化」
@web』を活用した「ネット卸事業」で対応することにした。
!
加工食品や菓子など国分グループの複数の配送センターが取り扱っている商品や、食品メーカーからの直送商品をいったんヤ
マト運輸の集荷センターに納品して集める。そのセンターから、小規模小売事業者の注文に応じて宅急便で出荷する仕組みだ。
過疎地から離島まで、国内であれば全国どこからの注文にも対応する。
!
既存のWMS(倉庫管理システム)と『倉庫「見える化」@web』をEDI(電子データ交換)でつないで『流通「見える化」
@web』で各拠点の在庫を一元管理すると同時に、出入荷状況の管理などを行う。Webを通じて注文が入ると、出荷先送り
情報などをヤマト運輸の集荷センターに送信し、その情報に応じて仕分けと詰め合わせ梱包を行って出荷する。ヤマト運輸の
宅急便の追跡システムを活用して、小売事業者への納品確認も行える。代金引換やクレジット決済により、ヤマトグループが
決済を代行することもできる。さらに、ヤマトフィナンシャル(YFC)が提供する「クロネコあんしん決済サービス」を活用
して、小売事業者が希望する掛け売りにも対応する。
!
既存のWMS(倉庫管理システム)と『倉庫「見える化」@web』をEDI(電子データ交換)でつないで『流通「見える化」
@web』で各拠点の在庫を一元管理すると同時に、出入荷状況の管理などを行う。Webを通じて注文が入ると、出荷先送り
情報などをヤマト運輸の集荷センターに送信し、その情報に応じて仕分けと詰め合わせ梱包を行って出荷する。ヤマト運輸の
宅急便の追跡システムを活用して、小売事業者への納品確認も行える。代金引換やクレジット決済により、ヤマトグループが
決済を代行することもできる。さらに、ヤマトフィナンシャル(YFC)が提供する「クロネコあんしん決済サービス」を活用
して、小売事業者が希望する掛け売りにも対応する。
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ネット卸事業が軌道に乗れば、卸事業者は配送網を自前で用意しなくても、小口の取引先が拡大できる。また、取引する中小
小売事業者にとってもこれまでより多くの種類の商品が取り扱えるようになる、流通経路が短縮するので仕入れ価格の低減も
期待できるなど、さまざまなメリットが見込める。
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モノの流れを「見える化」して全体最適を実現
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安全性を担保するヤマトグループのデータセンター
「見える化」ソリューション
利便性を支える、万全のセキュリティー体制
誰にでも簡単に物流上の問題点を発見できることも、ヤマトグループの「見
える化」ソリューションの特徴。「データを集めても、数字が並んだ表では
問題点はなかなか発見できないが、『倉庫「見える化」@web』や『流通「見
える化」@web』は、データをグラフで表示する分析ツールと連携している
ので、問題点があればすぐにわかる。
!
例えば在庫数量の多い商品や在庫回転率の高い商品の上位10品目を棒グラフ
で表示したり、全体在庫における品群別の比率を円グラフで表したりできる。
各拠点の在庫データをまとめてチェックできるので、適切な在庫数量や商品
構成を見直し、サプライチェーン全体の流通在庫の適正化が図れる。
!
インターネットを使ったクラウド型で提供されるシステムだけに、システム
ダウンやデータ漏洩のリスクなどを危惧する人もいるだろう。データは企業
経営の根幹にかかわる重要情報であり、取引先の情報なども含まれるので、
万が一にも事故が発生すれば信用を損ねてしまう。
『倉庫「見える化」@web』や『流通「見
える化」@web』が備える分析ツール
!
こうしたデータを取り扱うヤマトシステム開発は、システムの中核となるIDC
(インターネットデータセンター)の災害対策、セキュリティー対策に万全
を期している。地震など災害時にシステムが利用不可能にならないように、
免震構造システムや非常用自家発電装置などを備えたIDCにデータを保管し
ている。情報漏洩を防止するため、厳しい入退館チェックシステムを装備し、
外部機関によるアプリケーション脆弱性診断も定期的に受診している。
!
さらに、ヤマトグループのIDCは、情報セキュリティーシステムに関する国
際規格ISO27001に準拠していることを第三者審査によって認定されている。
さらにITサービスマネジメントに関する国際規格ISO20000準拠や、厳密な
ことで知られるクレジット業界の国際セキュリティー基準PCIDSSの設備要
件をクリアしているIDCもある。
災害・セキュリティー対策を施したヤマト
グループのインターネットデータセンター
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(掲載内容は取材時のものです)
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