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HITACHI FLORA/HA8000 ディスクアレイ装置運用マニュアル

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HITACHI FLORA/HA8000 ディスクアレイ装置運用マニュアル
HITACHI
FLORA/HA8000
ディスクアレイ装置運用マニュアル
Copyright© Hitachi,Ltd. 2001. All rights reserved.
マニュアルはよく読み、保管してください。
このマニュアルは、いつでも参照できるよう、手近な所に保管してください。
第1版
1
はじめに
この度は、日立アドバンスドサーバをお買い上げいただき、誠にありがとうございます。本マニュアルは、
ディスクアレイ装置の運用方法に関して記述したものです。このマニュアルは、いつでも参照できる様、
印刷して手近な所に保管してください。
また、『ディスクアレイメンテナンスユーティリティー取扱説明書』、『RAIDマネージメントプログラ
ム(サーバ編/クライアント編)取扱説明書』も合わせて参照してください。
注意:本マニュアルは、印刷すると画面表記部分の文字が見えにくくなる場合がありますが、ご了承くだ
さい。
お願い
● 本書の内容を、無断で転載あるいは引用する事を禁止します。
● 本書の内容については将来予告なしに変更することがあります。
● 本書の記述内容について万一ご不審な点や誤りなど、お気付きののことがありましたら、お買い求め先
へご一報くださいますようお願い致します。
● 本製品を運用した結果については前項にかかわらず責任を負いかねますので、あらかじめご了承くださ
い。
版権についてのお知らせ
このマニュアルの内容はすべて著作権によって保護されています。このマニュアルの内容の一部
または全部を、無断で転載することは禁じられています。
Copyright© Hitachi,Ltd. 2000. All rights reserved.
他社製品の登録商標および商標についてのお知らせ
このマニュアルにおいて説明されている各ソフトウェアは、ライセンス契約あるいはロイヤリティー契約
のもとに供給されています。ソフトウェアおよびマニュアルは、そのソフトウェアライセンス契約に基づ
き同意書記載の管理責任者の管理のもとでのみ使用することができます。それ以外の場合は該当ソフトウ
ェア供給会社の承諾なしに無断で使用することはできません。
・Microsoft,Windows,WindowsNT,Windows2000 は米国 Microsoft Corp.の登録商標です。
・DAC960P,DAC960PU,DAC960PR,DAC960PTL-1,DAC960PRL-1,DAC1164P,AcceleRAID 160,AcceleRAID352
は IBM Corp.の登録商標です。
・Global Array Manager、RAID Assist は IBM Corp.の登録商標です。
・その他、各会社名、各製品名は、各社の商標または登録商標です。
2
重要なお知らせ
FLORA-SC3, HA8000/140A, HA8000/140A1, HA8000/150A, HA8000/250C, HA8000/280C
DACCF ユーティリティーでの「Add Drive to Last pack」オプションによる容量拡張時の注意事項
システム装置添付の「ディスクアレイメンテナンスユーティリティー取扱説明書」に従い「Add Drive to
Last pack」オプションにてハードディスクを増設した際、以下の問題が発生することが判明しました。
(1)2台以上のハードディスクを選択していると容量拡張後の追加された領域が不正な値を表示(2TB 等と
表示)される。この時、表示される容量値のまま「ENTER」キーを押しても受け付けられない(次の画面へ
移らない)
。
(2)上記(1)の状態で容量値を変更すると論理ドライブを設定できるが、OS上から追加した論理ドライブ
をディスクアドミニストレータからフォーマットするとOSハングアップとなる。この時、システム装置
を再起動するとハードディスクが障害として登録される(HDD エラーランプ点灯)
。
【対処方法】
FLORA-SC3, HA8000/140A, HA8000/140A1, HA8000/150A, HA8000/250C, HA8000/280C のシステム装置で、
DACCF ユーティリティー「Add Drive to Last pack」オプションにより容量拡張を行う場合は、
本書の「4章 【重要】Add Drive to Last Pack実行手順」の手順にしたがって実施
してください。
対象システム装置のセット形名は、下表を参照願います。
システム装置名
FLORA-SC3
HA8000/140A
HA8000/140A1
HA8000/150A
HA8000/250C
HA8000/280C
セット形名
PC-SC3「E,F,J,L,M」7xxxxxx
PC-x1402-x「A,1」xxxx
PC-x1402-xHxxxx
PC-x1502-xxxxxx
PC-x2503-x「B,C,E,F」xxxx
PC-x2502-xxxxxx
PC-x2803-x「B,C,E,F」xxxx
PC-x2802-xxxxxx
3
――――― 目 次 ―――――
1章 ディスクアレイ装置運用手順
1.1 DACADM/DACMONによる監視
1.2 RAIDマネージメントプログラムによる監視
2章 コンシステンシーチェックによる整合性検査
2.1 DACCFによるコンシステンシーチェック
2.2 DACADMによるコンシステンシーチェック
2.3 RAIDマネージメントプログラムによるコンシステンシーチェック
3章 データのバックアップの重要性
4章 【重要】Add Drive to Last Pack実行手順
適用機種について
本ディスクアレイ装置運用マニュアルは、以下のシステム装置に適用します。
FLORA−SS1/SM1/SS2/SM2/SR1/SC3
HA8000−140/150/180/250/260/280/380/70x1/70x2
/170x1/170x2/270x1/270x2
70x2,170x2,270x2は、ディスクアレイコントローラボード CA7145 及び CA7146 搭載機種
が対象です。
4
第1章 ディスクアレイ装置運用手順
ディスクアレイとは、処理パフォーマンスの向上・信頼性向上を目的として、複数のハードディスクを仮
想的に1つのドライブとして制御する方式です。冗長性のあるRAIDレベルである RAID 1,RAID 5,RAID
6(0+1)の場合、1台のハードディスクが障害を起こしても、アレイパリティもしくはミラーリングされた
データにより、失ったハードディスクのデータを計算しながら、縮退状態(1台少ない状態)で、稼動を
続ける事ができます。
しかしながら、不良ブロック(アクセス不可ブロック)の発生を見落としていると、ハードディスクの複
数台障害等を引き起こし、重要なデータの消失につながります。
ここでは、このような障害をできる限り回避する為の、ディスクアレイ装置の監視方法および不良ブロッ
ク検出方法・修復方法を説明します。
ハードディスクの障害情報は、System Manager からも監視できます。System Manager に関して
は、System Manager の取扱説明書を参照してください。
ディスクアレイ装置に異常を検出した際は、速やかに保守員に連絡してください。
重要なデータは、必ず定期的にバックアップを採取してください。
5
1.1 DACADM/DACMONによる監視
(適用機種:FLORA−SS1/SM1/SS2/SM2/SR1)
DACADM/DACMONはディスクアレイ装置の状態遷移をロギング/デバイスのエラーカウントを
チェックできます。
(1)DACMON(ポップアップウィンドウ)
DACMONは、イベント発生時(ハードディスク障害等)ポップアップ形式でメッセージを表示します。
この内容はロギングされ、イベントビューア−アプリケーションログ
アプリケーションログに登録されます。
アプリケーションログ
表示されるメッセージはシステム装置に添付されている「ディスクアレイ メンテナンスユーティリティ
ー取扱説明書」を参照してください。
DAC960 SCSI RAID Controller Monitor Utility V 4.05
Mon Mov 27 17:38:11 2000
DAC960-1:The hard disk at [CH-0 : ID-2] has failed.
例:1枚目のコントローラで、CH-0/ID-2 のハードディスクが障害となった場合の
ポップアップウィンドウ表示例
(2)Drive Information オプションdacadm
このオプションは、ハードディスクの状態とハードディスク個々のエラーカウントを見る事ができます。
エラーカウントのチェックは、週一回程度は実施する事を推奨します。エラーカウントをチェックするに
エラーカウントのチェックは、週一回程度は実施
は、
「Drive Information」オプション選択後に表示されるウィンドウ内から、参照するハードディスクの
ドライブボックスをクリックしてください。
Device Selection
Drive Information (Controller 1)
Channel 0
CD
Channel 1
ONL
ONL
ONL
ONL
ONL SBY
Channel 2
ドライブボックス
Help
OK
ハードディスクのドライブボックス内には、ハードディスクのステータスが表示されてい
ます。ハードディスクのステータスは、
“ONL”,”DED”,”SBY”,”---“があります。
6
ドライブボックスをクリックすると、下の様なウィンドウが表示されます。各エラーカウントをチェック
してください。各エラー数が10∼15個/週
10∼15個/週を越えるようでしたら、ハードディスクの故障が近い可能
10∼15個/週
性がありますので、予防保守としてハードディスクを交換することを推奨します。
Drive Information
CH-x : Id-x
Soft Error(s)
Hard Error(s)
Parity Error(s)
Miscellaneous Error(s)
:
:
:
:
0
0
0
0
xxxxxxxxx-xxx
OK
・ハードディスクにエラー(Misc Error, Soft Error, Parity Error, Hard Error)が登
録されても、ポップアップ形式でのメッセージは表示されません。各エラーカウントは、
「Drive Information」オプションで、定期的にチェックしてください。
・「Drive Information」の各項目は、電源断もしくはシステムリセット(リブート)で初
期化されまますので、注意してください。
・ディスクアレイ装置は、複数のハードディスクにまたがってデータを保存します。通常運
用時、ハードディスクの一部のエリアに不良ブロック(データが読めないエリア)が存在
していても、パリティデータから不良ブロック部分のデータを生成して動作することがで
きます(ただし、エラーカウントが複数登録されている状態では、既にファイルが破壊さ
れている可能性があります)
。この様な状態で運用を続けますと、ファイル破壊を引き起こ
したり障害発生時のリビルド(データ再構築)処理が失敗する場合があります。ハードデ
ハードデ
ィスクにエラーカウントが登録された場合
ィスクにエラーカウントが登録された場合(10∼15個/週)は、業務終了後にデー
ィスクにエラーカウントが登録された場合(10∼15個/週)は、業務終了後にデー
タのフルバックアップを採取
タのフルバックアップを採取し、速やかに「保守連絡先ラベル」のところまで連絡し、
タのフルバックアップを採取
エラーカウントの登録されているハードディスクを予防保守として交換することを推奨し
ます。
・予防保守としてハードディスクを交換する際、必ず事前にデータのフルバックアップを採
必ず事前にデータのフルバックアップを採
取
取してください。予防保守対象以外のハードディスクにエラーカウントが登録されている
場合は、リビルド(データ再構築)処理が失敗する場合があります。リビルド処理が失敗
した場合は、アレイ構成をイニシャライズし、バックアップデータの書き戻しを実施して
ください。
・リビルド(データ再構築)処理時、エラーカウントが登録されていなかったとしても、実
際にはエラーが存在しているが電源断もしくはシステムリセットによりエラーカウントが
初期化されてしまっている場合もあります。この場合でも、リビルド処理が失敗する場合
があります。リビルド処理が失敗した場合は、データのフルバックアップ採取後、アレイ
構成をイニシャライズし、バックアップデータの書き戻しを実施してください。
・エラーカウントのチェックと同時にコンシステンシーチェックも定期的に実施してくださ
い(「2章 コンシステンシーチェックによる整合性検査」参照)
。
・最低限の予防保守として、データのバックアップは定期的に採取してください(「3章
データのバックアップの重要性」参照)
。
7
1.2 RAIDマネージメントプログラムによる監視
(適用機種:FLORA-SC3,HA8000-140/150/180/250/260/280/380/170/270)
RAIDマネージメントプログラムは、ディスクアレイ装置に障害が発生した場合や、エラーを検出した
場合に、その情報を報告・ロギングします。RAIDマネージメントプログラムがインストールされてい
ないシステム装置では、ディスクアレイ装置の監視はできませんので、必ずインストールしてください。
また、RAIDマネージメントプログラムがインストールされていない環境では保守作業が実施できない
場合もあります。
(1)ログ情報ビューア
RAIDマネージメントプログラムは、イベントが発生するとログ情報ビューアに出力します。出力され
るメッセージのセキュリティレベルは0から4の5つのレベルに分類されます。出力されるメッセージの
一覧と対処方法は、
『RAIDマネージメントプログラム クライアント編 取扱説明書』に記載されてお
りますので、そちらも合わせて参照してください。
下表のセキュリティレベルは、ログ情報ビューアの「シビリティ」に表示されます。また、ログの先頭に
表示されるアイコン色は、セキュリティレベルによって変わります。赤色のアイコンが表示(セキュリテ
ィレベル0∼2)された場合には、何らかの対処が必要になります。黄色のアイコンが表示(セキュリテ
ィレベル3)された場合には、予防保守が必要かもしれません。青色のアイコン(セキュリティレベル4)
は情報です。対処の必要はありません。
セキュリティ
レベル
0
1
タイプ
説 明
致命的
重大
2
エラー
3
4
警告
情報
ディスクアレイコントローラーの故障等
アレイ中の大型コンポーネントの故障等
例:電源、ファン、物理ハードディスクの故障等
コンシステンシーチェックの失敗、またはエラーに
よるリビルドの中止等
ハードディスクにエラーが見つかった等。
サインオン、システムスタートアップ等のイベント
メッセージ
例:コンシステンシーチェック、またはリビルド終
了時等
ログ情報ビューア
8
アイコン
表示色
赤色
赤色
赤色
黄色
青色
(2)コントローラビュー
ハードディスクの状態は、コントローラビューからも確認できます。正常な状態では、物理ドライブアイ
コン・論理ドライブアイコンは緑色の■です。
セキュリティレベル3、4のイベントは、イベントの内容によってはコントローラビューか
らは判断できない場合があります(ハードディスクにエラーが見つかったが、リカバリでき
た場合等)
。必ず、ログ情報ビューアも参照してください。
ハードディスクに障害が発生しますと、障害が発生した物理ドライブアイコンは、赤色の×となります。
この時、論理ドライブアイコンも変化します。下の例では、黄色の!となっており、縮退状態(1台少な
い状態。パリティデータもしくはミラーリングされたデータにより、障害ハードディスクのデータを計算
しながら動作中)で動作している事を意味しています。
9
冗長性のあるアレイ構成(RAID 1,5,6(0+1))では、ハードディスクが1台障害となっても縮退状態で運用
を続ける事ができます。この時、リザーブディスクが設定されている場合は、自動的にリザーブディスク
に対してリビルド処理が実施されます。リザーブディスクが設定されていない構成では、障害となったハ
ードディスクを交換する事で、交換したハードディスクに対して自動的にリビルド処理が実施されます。
リビルド実施中は、リビルド対象となっているハードディスクの物理ドライブアイコンは黄色の▼となり
ます。リビルド処理中の物理ドライブアイコンは黄色の!となります。
複数のハードディスクが同時に障害となった場合、もしくは冗長性のないアレイ構成(RAID 0,7(JBOD))
で障害となった場合は、全てのデータが失われます。この時、動作不可となった物理ドライブアイコンは、
赤色の×となります。
10
(3)デバイス情報
デバイス情報は、ハードディスク個々のエラーカウントを見る事ができます。エラーカウントのチェック
エラーカウントのチェック
は、週一回程度は実施する事を推奨します。エラーカウントをチェックするには、ハードディスクの物理
は、週一回程度は実施
ドライブアイコンをダブルクリックしてください。
「デバイス情報」ウィンドウが表示されます。
ダブルクリック
「デバイス情報」の「デバイスエラー」の各項目を定期的にチェックしてください。
「デバイスエラー」の
各エラー数が10∼15個/週
10∼15個/週を越えるようでしたら、ハードディスクの故障が近い可能性がありますの
10∼15個/週
で、予防保守としてハードディスクを交換することを推奨します。
・「デバイスエラー」の各項目は、電源断もしくはシステムリセット(リブート)で初期化さ
れますので、注意してください。
・ディスクアレイ装置は、複数のハードディスクにまたがってデータを保存します。通常運用
時、ハードディスクの一部のエリアに不良ブロック(データが読めないエリア)が存在してい
ても、パリティデータから不良ブロック部分のデータを生成して動作することができます(た
だし、エラーカウントが複数登録されている状態では、既にファイルが破壊されている可能性
があります)
。この様な状態で運用を続けますと、ファイル破壊を引き起こしたり障害発生時の
リビルド(データ再構築)処理が失敗する場合があります。ハードディスクにエラーカウント
ハードディスクにエラーカウント
が登録された場合(10∼15個/週)は、業務終了後にデータのフルバックアップを採取
が登録された場合(10∼15個/週)は、業務終了後にデータのフルバックアップを採取し、
(10∼15個/週)は、業務終了後にデータのフルバックアップを採取
速やかに「保守連絡先ラベル」のところまで連絡し、エラーカウントの登録されているハード
ディスクを予防保守として交換することを推奨します。
・予防保守としてハードディスクを交換する際、必ず事前にデータのフルバックアップを採取
必ず事前にデータのフルバックアップを採取
してください。予防保守対象以外のハードディスクにエラーカウントが登録されている場合は、
リビルド(データ再構築)処理が失敗する場合があります。リビルド処理が失敗した場合は、
アレイ構成をイニシャライズし、バックアップデータの書き戻しを実施してください。
・リビルド(データ再構築)処理時、エラーカウントが登録されていなかったとしても、実際
にはエラーが存在しているが電源断もしくはシステムリセットによりエラーカウントが初期化
されてしまっている場合もあります。この場合でも、リビルド処理が失敗する場合があります。
リビルド処理が失敗した場合は、データのフルバックアップ採取後、アレイ構成をイニシャラ
イズし、バックアップデータの書き戻しを実施してください。
・エラーカウントのチェックと同時にコンシステンシーチェックも定期的に実施してください
(「2章 コンシステンシーチェックによる整合性検査」参照)
。
・最低限の予防保守として、データのバックアップは定期的に採取してください(「3章 デー
タのバックアップの重要性」参照)
。
11
2章 コンシステンシーチェックによる整合性検査
ディスクアレイ装置は、データのリード/ライト時に不良ブロック(アクセス不可領域)を検出すると、
自動的に交替処理(予備領域へのデータ移行)を実施します。しかし、パリティデータ部もしくはミラー
データ部に不良ブロックが存在した場合/日々の業務でアクセスしない領域に不良ブロックが存在した場
合は、通常はリード処理が実施されない為交替処理は実施されません。この様な状態でハードディスクに
障害が発生した場合、パリティデータもしくはミラーデータが読み取れませんのでリビルド処理が失敗し、
不良ブロック部のデータが消失してしまう可能性があります。
この様な状況を回避する為に、運用開始直後から定期的にコンシステンシーチェック
運用開始直後から定期的にコンシステンシーチェック(整合性チェック)
運用開始直後から定期的にコンシステンシーチェック(整合性チェック)
を実施してください。コンシステンシーチェックは、ハードディスクの全領域に対してリード処理を実施
を実施
し、パリティデータやミラーデータが破壊されていないか(不良ブロックが存在しないか)をチェックし
ます。また、コンシステンシーチェックで異常を検出した際、エラーを修復する事が可能です。コンシス
テンシーチェックは、週一回程度は実施
週一回程度は実施する事を推奨します。
週一回程度は実施
また、コンシステンシーチェック中は、アクセス性能が極端に低下します
コンシステンシーチェック中は、アクセス性能が極端に低下しますので、業務終了後に実施する事
コンシステンシーチェック中は、アクセス性能が極端に低下します
を推奨します。
・コンシステンシーチェックの実施方法は、FLORA-SS1,SM1 は「2.1 DACCFに
よるコンシステンシーチェック」
、FLORA-SS2,SM2,SR1 は「2.2 DACADMによ
るコンシステンシーチェック」
、FLORA-SC3,HA8000 シリーズは「2.3 RAIDマ
ネージメントプログラムによるコンシステンシーチェック」を参照してください。
・コンシステンシーチェックは、冗長性のあるアレイ構成(RAID 1,5,6(0+1))に対して
のみ実施可能です。
・初めてコンシステンシーチェックを実施した際は、一旦全領域の整合性を確保するた
めエラーが見つかる場合があります。
12
2.1 DACCFによるコンシステンシーチェック
(適用機種:FLORA−SS1/SM1)
・システム装置に添付されている「ディスクアレイメンテナンスユーティリティー 取扱説明
書を参照し、DACCFを起動してください。メインメニューが表示されましたら、
「06.Consistency
06.Consistency Check」を選択してください。
Check
MYLEX Disk Array Controller - Configuration Utility,Ver. n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960xx #1
Firmware Version n.nn
01.
02.
03.
04.
05.
06.
07.
08.
09.
10.
Main Menu
Automatic Configuration
New Configuration
View/Update Configuration
Rebuild
Initialize System Drive
Consistency Check
Tools
Select DAC960
Advanced Functions
Diagnostics
If 3 or more Physical drives are present, choose this option
to create are RAID 5 System drive automatically.
Use Cursor keys for selection, hit <ENTER> to Select, <ESC> to Quit
・「06.Consistency Check」を選択すると、下の様な画面が表示されます。コンシステンシー
チェックを実施するシステムドライブにカーソルを合わせ、[Enter]キーを押下してください。
MYLEX Disk Array Controller - Configuration Utility,Ver. n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960xx #1
Firmware Version n.nn
Consistency Check
√Sys Drv 0
Select System drive using cursor keys and hit <ENTER>,<ESC> to Preevious Menu
コンシステンシーチェックは RAID1,5,6(0+1)に対してのみ実施可能
です。RAID0,7(JBOD)のアレイ構成は選択できません。
コンシステンシーチェックは、1構成毎に実施します。
13
・コンシステンシーチェックを実施するシステムドライブを選択すると、不整合部分が見つか
った場合に自動修正を実施するかどうかの確認ウィンドウが表示されますので「YES
YES」を選択
YES
してください。
「YES」を選択しますと、コンシステンシーチェックが開始されます。
MYLEX Disk Array Controller - Configuration Utility,Ver. n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960xx #1
Firmware Version n.nn
Consistency Check
√Sys Drv 0
Do you want to enable
Automatic restoretion?
NO
YES
Select System drive using cursor keys and hit <ENTER>,<ESC> to Preevious Menu
・コンシステンシーチェックが開始すると、進捗状況がグラフで表示されます。100%にな
るまでお待ちください。
MYLEX Disk Array Controller - Configuration Utility,Ver. n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960PRL #1
Firmware Version n.nn
Consistency Check
35% Checked
Sys Drv 0
Consistency check in progress ...
14
・100%になりましたら終了です。正常終了した場合は、画面下に“System
System drive found to
be
continue.”と表示されます。
be consistent. Press any key to continue.
MYLEX Disk Array Controller - Configuration Utility,Ver. n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960xx #1
Firmware Version n.nn
Consistency Check
100% Checked
Sys Drv 0
System drive found to be consistent. Press any key to continue.
・不整合部分が見つかった場合は、
“Check
Check failed”と表示されます。
failed
MYLEX Disk Array Controller - Configuration Utility,Ver. n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960xx #1
Firmware Version n.nn
Consistency Check
100% Checked
Sys Drv 0
Check failed. The next screen will allow you to restore consistensy. Note that
The restored inconsistency blocks may show data loss or corruption.
Consistency check in progress ...
・DACCFを終了してください。
・コンシステンシーチェックでエラーが見つかった際、コンシステンシーチェックの期間が空
いていた場合はデータが損傷している可能性がありますので、バックアップデータを書き戻
す事を推奨します。また、週一回のチェックで頻繁にエラーが採取される場合は、まもなく
ハードディスクが故障する可能性があります。
「1.1 DACADMによる監視 (2)
Drive Information オプション」を参照して、全てのハードディスクのエラーカウントをチ
ェックしてください。
・コンシステンシーチェックと同時に「1.1 DACADMによる監視 (2)Drive
Information オプション」を参照して、定期的に全てのハードディスクのエラーカウントを
チェックしてください。
15
2.2 DACADMによるコンシステンシーチェック
(対象機種:FLORA−SS2/SM2/SR1)
・DACADMを起動し、
「Management」メニューから「Consistency
Consistency Check」を選択してく
Check
ださい。
Mylex DAC960 SCSI RAID Controller ADMINISTRATION Utility
Management Configuration Help
Select Controller
Rebuild Rate
Rebuild Drive
Consistency Check
Kill Drive
Make Online
・「Consistency Check」を選択すると、下の様な画面が表示されます。
Consistency Check
System Drive Selection
Sys Drv 0 (RAID x)
Not Installed
0%
Not Installed
Cancel
Consistency Check Rate = 50
Not Installed
<<
・
OK
>>
Sys Drv 0 (RAID x)
Help
の部分をクリックすると、不整合部分が見つかった場合に自動修
正を実施するかどうかの確認ウィンドウが表示されますので、
「はい
はい(Y)
はい(Y)」を選択してくださ
(Y)
い。
Consistency Check
Restore Consistency in case error
はい(Y)
いいえ(N)
コンシステンシーチェックは RAID1,5,6(0+1)に対してのみ実施可能
です。RAID0,7(JBOD)のアレイ構成は選択できません。
16
・「はい(Y)」を選択すると、コンシステンシーチェックが実施されます。コンシステンシー
チェックが終了すると、下の様な終了ウィンドウが表示されます。
Consistency Check
Consistency Check OK
はい(Y)
・コンシステンシーチェックが終了しましたら、DACMONを参照し、エラー(不整合部分)
が発見されたかどうか、確認してください。正常終了時は“Consistency
Consistency Check Completed.”
Completed.
と表示されます。
DAC960 SCSI RAID Controller Monitor Utility V 4.05
Mon Mov 27 19:25:10 2000
DAC960-1:Consistency Check Completed.
Mon Mov 27 17:38:11 2000
DAC960-1:Consistency Check Started.
・不整合部分が見つかった場合は、
“Consistency
Consistency Check Error.”と表示されます。
Error.
DAC960 SCSI RAID Controller Monitor Utility V 4.05
Mon Mov 27 19:25:10 2000
DAC960-1:Consistency Check Error.
Mon Mov 27 17:38:11 2000
DAC960-1:Consistency Check Started.
・コンシステンシーチェックでエラーが見つかった際、コンシステンシーチェックの期間が空
いていた場合はデータが損傷している可能性がありますので、バックアップデータを書き戻
す事を推奨します。また、週一回のチェックで頻繁にエラーが採取される場合は、まもなく
ハードディスクが故障する可能性があります。
「1.1 DACADM/DACMONによ
る監視(2)Drive Information オプション」を参照して、全てのハードディスクのエラー
カウントをチェックしてください。
・コンシステンシーチェックと同時に「1.1 DACADMによる監視 (2)Drive
Information オプション」を参照して、定期的に全てのハードディスクのエラーカウントを
チェックしてください。
17
2.3 RAIDマネージメントプログラムによるコンシステンシーチェック
(対象機種:FLORA-SC3,HA8000-140/150/180/250/260/280/380/170/270)
・コントローラビューから、論理ドライブアイコンをダブルクリックしてください。
「論理ドライブ」
ウィンドウが開きます。
「論理ドライブ」ウィンドウ内の「コンシステンシーチェック
コンシステンシーチェック」ボタンをクリ
コンシステンシーチェック
ックしてください。
ダブルクリック
「コンシステンシーチェック」
をクリック
18
・「コンシステンシーチェック」ボタンをクリックすると、コンシステンシーチェックでエラーが見つか
った場合にコンシステンシー(整合性)を修復するかどうかの確認ウィンドウが表示されます。
「はい
はい」
はい
を選択してください。コンシステンシーチェックが開始されます。
・コンシステンシーチェックが開始されると、進捗状況が表示されます。
・コンシステンシーチェックが終了すると、進捗状況ウィンドウは消えコンシステンシーチェック終了ウ
ィンドウが表示されます。コンシステンシーチェックが終了しましたら、
「ログ情報ビューア」を参照
してください。コンシステンシーチェックでエラーが発見された場合には、
「論理ドライブでコンシス
論理ドライブでコンシス
テンシーチェックエラーが発生しました。」というログが採取されます。このメッセージの次には必ず
「バッドブロックが見つかりました。
バッドブロックが見つかりました。」というログが採取されます。
・コンシステンシーチェックでエラーが見つかった際、コンシステンシーチェックの期間が空
いていた場合や「バッドブロックが見つかりました。
バッドブロックが見つかりました。」というログが大量に採取された場合
はデータが損傷している可能性がありますので、バックアップデータを書き戻す事を推奨し
ます。また、週一回のチェックで頻繁にエラーが採取される場合は、まもなくハードディス
クが故障する可能性があります。
「1.2 RAIDマネージメントプログラムによる監視
(3)デバイス情報」を参照して、全てのハードディスクのエラーカウントをチェックして
ください。
・コンシステンシーチェックと同時に「1.2 RAIDマネージメントプログラムによる
監視(3)デバイス情報」を参照して、定期的に全てのハードディスクのエラーカウント
をチェックしてください。
19
3章 データのバックアップの重要性
ディスクアレイ装置を採用する事で信頼性は向上しますが、完全にデータを保護する事はできません。縮
退運用中にさらなるハードディスク障害が発生した・複数のハードディスクが同時に障害となった・不良
ブロックの発生を見落としていた場合等は、データは消失します。したがって、最低限の予防保守として、
最低限の予防保守として、
必ず定期的にデータのバックアップを採取してください。また、バックアップ装置の手入れ(ヘッドクリ
必ず定期的にデータのバックアップを採取
ーニング等)も定期的に実施してください。
・データ容量が増加してきますとデータのバックアップ作業時間が非常に長くなります。バ
ックアップは差分ファイル(変更のあったファイル)のみにして頂きますと、作業時間を
短縮できます。差分ファイルでのバックアップ方法は、使用しているバックアッププログ
ラムの取扱説明書をご参照ください。
・バックアップメディアは4∼5個用意し、日毎にローテーションして使用する事を推奨し
ます。
20
4章 【重要】Add Drive to Last Pack実行手順
(適用機種:FLORA-SC3, HA8000/140A, HA8000/140A1, HA8000/150A, HA8000/250C, HA8000/280C)
DACCFユーティリティーによる「Add Drive To Last Pack」オプションは、既存のパック容量を増
設する機能です。拡張された領域は、新たにRAIDレベルなどを設定する必要があります。したがって、
オペレーティングシステムは、新たに論理ドライブが1台追加されたと認識します。
「Add Drive To Last Pack」オプションによる容量拡張処理時間は、既存のアレイ構成の容量
に比例します。既存のアレイ構成容量10GBで約2時間の処理時間を目安としてください
(既存のアレイ構成が18GBの場合、約4時間です)
。
注意
本オプションにより容量拡張処理を行うと、途中でキャンセルはできません。また、容量拡
張処理中にハードディスクに障害が発生すると、全てのデータが失われます。したがって、
容量拡張処理前に必ず補助記憶装置にデータのバックアップをとってください。
注意
【重要】次頁以降の説明は、システム装置添付の
【重要】次頁以降の説明は、システム装置添付の「デ
次頁以降の説明は、システム装置添付の「ディスクアレイメンテナン
「ディスクアレイメンテナン
スユーティリティ取扱説明書」記載の説明から変更しております。変更点は、
スユーティリティ取扱説明書」記載の説明から変更しております。変更点は、
本オプション実行時に、増設するHDDをリザーブディスクに設定した上で、
容量拡張処理(
容量拡張処理(「Add Drive to Last Pack」
Pack」)を実行する事です。
リザーブディスクとして設定せずに2台以上のハードディスクを選択
リザーブディスクとして設定せずに2台以上のハードディスクを選択して容
2台以上のハードディスクを選択して容
量拡張を行うと、拡張したパック容量が不正に大きな値(2TB
量拡張を行うと、拡張したパック容量が不正に大きな値(2TB等
(2TB等)に認識され、
正常動作しない場合があります。
よって、
「Add Drive to Last Pack」を実行する際は、システム装置添付の
Pack」を実行する際は、システム装置添付の「
」を実行する際は、システム装置添付の「デ
ィスクアレイメンテナンスユーティリティ取扱説明書」ではなく、必ず次頁以
降の手順にしたがって、実行願います。
また、本書の「重要なお知らせ」も合わせてご参照ください。
また、本書の「重要なお知らせ」も合わせてご参照ください。
21
1. 電源を OFF した状態で、ハードディスクを追加搭載してください。
あらかじめ搭載されていたリザーブディスクを使用する(新規に追加
搭載しない)場合は、手順2へ進んでください。
2. システム装置に添付されている「ディスクアレイメンテナンスユーティリティー取扱説明書」を参
システム装置に添付されている「ディスクアレイメンテナンスユーティリティー取扱説明書」を参
照し、DACCFユーティリティーを起動してください。メインメニューが表示されましたら、
「View/Update Configuration」を選択し、
Configuration」を選択し、[ENTER]
」を選択し、[ENTER]キーを押してください。
[ENTER]キーを押してください。
MYLEX Disk Array Controller Configuration Utility,Version n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960PR #1
Firmware Version n.nn
01.
02.
03.
04.
05.
06.
07.
08.
09.
Main Menu
Automatic Configuration
New Configuration
View/Update Configuration
Rebuild
Initialize System Drive
Consistency Check
Tools
Select DAC960
Advanced Functions
If more than 3 Physical Drives are present,choose this option to create
one Raid 5 System Drive automatically.
Use Cursor keys for selection, hit <ENTER> to Select, <ESC> to Quit
2.次のメニューが表示されたら、[ESC]
2.次のメニューが表示されたら、[ESC]キーを押してください。
[ESC]キーを押してください。
View/Update Configuration
1.Define Pack
2.Define System Drive
3.Add Drive to Last pack
22
3.次の画面が表示されますので、[YES]
3.次の画面が表示されますので、[YES]を選択し、
[YES]を選択し、[ENTER]
を選択し、[ENTER]キーを押してください。
[ENTER]キーを押してください。
SAVE configuration?
YES
NO
ここで「YES」を選択しセーブすることで、追加したハードディスクがリザーブ
ディスクとして設定されます。
既にリザーブディスクとして設定されていた場合は、本メッセージは表示され
ずメインメニューにもどりますので、手順4へ進んでください。
4.メインメニューから「
4.メインメニューから「View/Update Configuration」を選択してください。
Configuration」を選択してください。
5.「Add Drive to Last Pack」を選択し、
Pack」を選択し、[ENTER]
」を選択し、[ENTER]キーを押してください。
[ENTER]キーを押してください。
View/Update Configuration
1.Define Pack
2.Define System Drive
3.Add Drive to Last pack
23
6.「Add Drive to Last pack」を選択すると、次の画面になります。この画面で、パックに加えた
pack」を選択すると、次の画面になります。この画面で、パックに加えた
いハードディスクにカーソルを合わせて、[ENTER]
いハードディスクにカーソルを合わせて、[ENTER]キーを押してください。複数のハードディスク
[ENTER]キーを押してください。複数のハードディスク
を選択できますので、目的のハードディスクをすべて選択したら、ESCキーを押して選択画面
を終了してください。
MYLEX Disk Array Controller Configuration Utility,Version n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960PR #n Firmware Version n.nn
Tgt Channel Number
ID
0
1
2
3
4
Add Capacity
0
ONL
A-0
ONL
A-1
ONL
A-2
SBY
SBY
5
6
Select drive with Cursor keys, hit <ENTER> to Add to pack or <ESC> to close Pack
Add Drive to Last pack サブオプション画面
選択可能なハードディスクをすべて選択すると、自動的に次の画面に進みます。
リザーブディスクとして残しておきたいハードディスクは、選択しないで下さい。
選択可能なハードディスクは‘SBY’
‘SBY’ステータスのハードディスクのみです。ハード
ハード
‘SBY’
ディスクのステータスが‘RDY’であった場合は、
ディスクのステータスが‘RDY’であった場合は、次の画面が表示されるまで
‘RDY’であった場合は、次の画面が表示されるまで[ESC
次の画面が表示されるまで[ESC]
[ESC]
キーを押し、[NO]
キーを押し、[NO]を選択して
[NO]を選択して[ENTER]
を選択して[ENTER]キーを押してください
[ENTER]キーを押してください。そして、手順1から再度
キーを押してください
実施してください。
SAVE configuration?
YES
NO
24
7.必要なハードディスクを選択すると、次の画面になります。この画面で、容量拡張処理を実行す
る確認メッセージが表示されますので、[YES]
る確認メッセージが表示されますので、[YES]を選択し
[YES]を選択し[ENTER
を選択し[ENTERキーを押してください。
[ENTERキーを押してください。
Irrerersible Process.
Do you want to proceed
NO
YES
8. 容量拡張処理の進捗状況がグラフで表示されます。100%になるまでお待ちください。
MYLEX Disk Array Controller Configuration Utility,Version n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960PR #n Tgt Channel Number
ID
0
Firmware Version n.nn
Add Capacity
0
ONL
A-0
1
ONL
A-1
2
ONL
A-2
3
ONL
A-3
4
ONL
A-4
System drive 0 - 28%
5
6
Data migration in progress
Add Drive to Last pack 実行中画面
9. 進捗状況を示すグラフが100%に達してしばらくすると、画面下に次のメッセージが表示され
ます。
Data migration completed successfully.Press any key to continue.
このメッセージが表示されたら、処理終了です。任意のキーを押してください。
25
10. 「Define System Drive」を選択し、
Drive」を選択し、[ENTER]
」を選択し、[ENTER]キーを押してください。
[ENTER]キーを押してください。
View/Update Configuration
1.Define Pack
2.Define System Drive
3.Add Drive to Last pack
11. 次の画面が表示されますので「
次の画面が表示されますので「Create System Drive」を選択し、
Drive」を選択し、[ENTER]
」を選択し、[ENTER]キーを押してくだ
[ENTER]キーを押してくだ
さい。
MYLEX Disk Array Controller Configuration Utility,Version n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960PR #n
Firmware Version n.nn
Pak/Drvs
Size(MB) Pak/Drvs Size(MB)
A/n
xxxxx
Sys Drv
Size(MB)
System Drive Definition
1. Create System Drive
2. Toggle Write Policy
RAID Write Mode
Use Cursor Keys for selection,hit <ENTER> to select,<ESC> to Previous Menu
12. 次の画面が表示されますので、拡張した領域に設定する任意のRAIDレベルを選択し[ENTER]
次の画面が表示されますので、拡張した領域に設定する任意のRAIDレベルを選択し[ENTER]
キーを押してください。
RAID Level
RAID 0
RAID 1
RAID 3
RAID 5
RAID 6
RAID 7
26
13. 設定可能な最大容量値が表示されます。値は変更せずに、そのまま
設定可能な最大容量値が表示されます。値は変更せずに、そのまま[ENTER]
値は変更せずに、そのまま[ENTER]キーを押してくだ
[ENTER]キーを押してくだ
さい
さい。
さい。
Enter Size(MB)
=
xxxxx
注意
上記手順13で[ENTER]キーを押しても手順14の画面に進まない場合は
販売会社もしくは保守会社に連絡してください。
14. 設定したRAIDレベルと容量が表示されます。内容を確認し、正しければ[YES]
設定したRAIDレベルと容量が表示されます。内容を確認し、正しければ[YES]を選択し
[YES]を選択し
[ENTER]キーを押してください。
[ENTER]
キーを押してください。
System Drive# = x
Raid Level
= x
Capacity
= xxxxx MB
Do you want to Create
this System drive ?
NO
YES
15. ライトポリシーを設定します。「Toggle Write Policy」を選択し、
Policy」を選択し、[ENTER]
」を選択し、[ENTER]キーを押してく
[ENTER]キーを押してく
ださい。
System Drive Definition
1. Create System Drive
2. Toggle Write Policy
ライトポリシーはデフォルトで「Wrtie Thru(ライトキャッシュ無効)
」に設定されてい
ます。変更の必要のない場合は手順17へ進んでください。
27
16. ライトポリシーを変更する論理ドライブにカーソルを合わせて、[ENTER]
ライトポリシーを変更する論理ドライブにカーソルを合わせて、[ENTER]キーを押してくださ
[ENTER]キーを押してくださ
い。[ENTER]
い。[ENTER]キーを押すたびに
[ENTER]キーを押すたびに[Write
キーを押すたびに[Write Thru]と
Thru]と[Write Back]が交互に切り替わります。ライ
Back]が交互に切り替わります。ライ
トポリシーの選択が完了しましたら[ESC]キーを押してください。
[ESC]キーを押してください。
MYLEX Disk Array Controller Configuration Utility,Version n.nn mm/dd/yy
1 Channel - 15 Target DAC960PR #n
Pak/Drvs
Size(MB) Pak/Drvs Size(MB)
A/n
xxxxx
B/x
xxxxx
Sys Drv
Size(MB)
Firmware Version n.nn
System Drive Definition
1. Create System Drive
2. Toggle Write Policy
RAID Write Mode
0
xxxx
5
Write Thru
1
xxxx
5
Write Thru
Use Cursor Keys for selection,hit <ENTER> to select,<ESC> to Previous Menu
Write Backは外付けUPS接続時にのみ選択してください。
Back
17.[ESC]
17.[ESC]キーを押してください。下のような、SAVE
[ESC]キーを押してください。下のような、SAVE(
キーを押してください。下のような、SAVE(データ保存)確認の為のウィンドウが開
きます。正しく設定できたならば‘YES’を選択して下さい。更新された構成情報を保存し
きます。正しく設定できたならば‘YES’を選択して下さい。更新された構成情報を保存し
たあと、画面はメインメニューに戻ります。
SAVE configuration?
YES
NO
もしRAIDレベルとライトポリシーの設定をやり直したい場合は、ここで‘NO’を選択してく
ださい。設定をやり直す場合は、メインメニューから「03. View/Update Configuration」オプ
ションを選択し、手順10から再度設定を行ってください。
28
18.DACCFユーティリティーを終了し、システムを再起動しOSを起動してください。
19.「2.3 RAIDマネージメントプログラムによるコンシステンシーチェック」を参照し、追
加された論理ドライブに対してコンシステンシーチェックを実施してください。
以上で容量拡張処理は終了です。
29
Fly UP