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資料 3 各保険者の財政等について
資料3 各保険者の財政等について 1 2 3 4 5 各保険者の概要 国保組合の概要 健康保険組合の概要 高齢者医療制度の財政の概要 各保険者の収支 平成23年11月18日 1 各保険者の概要 75歳以上 0~74歳 国民健康保険 3,910万人 (1,723市町村 3,570万人、 165国保組合 340万人) 全国健康保険協会 被用者 3,480万人 健康保険組合 後期高齢者医療制度 自営業、 無職等 47広域連合 1,390万人 1,473組合、3,000万人 共済組合 77組合、900万人 *22年3月末現在 1 加入者比率 共済組 合 7% 後期高 齢者 11% 健保組 合 24% 国民健 康保険 28% 協会けん ぽ 27% 国保組 合 3% 1 各保険者の概要 市町村国保 国保組合 協会けんぽ 健保組合 共済組合 後期高齢者 医療制度 被保険者 自営業者・ 無職等 自営業者等 主に中小企業 サラリーマン 主に大企業 サラリーマン 公務員・ 教職員等 75歳以上 高齢者 平均年齢 (20年度) 49.2歳 38.8歳 36.0歳 33.8歳 33.4歳 81.8歳 市町村民税 課税標準額 217万円 総報酬 218万円 (被保険者一人 当たり385万円) 総報酬 293万円 (被保険者一人当 たり554万円) 総報酬 321万円 (被保険者1人当た り681万円(19年度)) 旧但し書き所得 16.7万円 14.8万円 13.0万円 13.3万円 86.5万円 20.3万円(事業主 負担込) 平均保険料率 7.672%(22年度) 21.9万円(事業主 負担込) 平均保険料率 7.676%(20年度) 6.4万円 加入者1人当た り平均所得 (20年度) 旧但し書き所 得(※1) 79万円 (一世帯当たり 138.9万円) 加入者一人当 たり医療費(20 年度)(※2) 28.2万円 加入者一人当 たり保険料(20 年度)(※3) 8.3万円 【一世帯あたり 14.4万円】 12.4万円 17.6万円(事業主 負担込) 平均保険料率 9.50%(22年度) 公費負担(定率 分のみ) 給付費等の 50% 給付費等の 39% 給付費等の 16.4%(※4) 財政逼迫組合に 定額補助 なし 給付費の 約50% 3兆7,011億円 2,902億円 1兆447億円 24億円 なし 5兆5,427億円 公費負担額 (※5) (※1) 75.8万円 (22年度予算ベース) 厚生労働省第13回高齢者医療制度改革会議資料 2 2 国保組合の概要 種類 保険者数 (20年度) 加入者数 (20年度) 保険給付費に対す る国庫補助割合(20 年度) 加入者一人当たり所得 (21年度)(単純平均) ※2 一世帯当たり所得 (21年度) (単純平均)※2 建設関係※1 32 195.7万人 46.9% 70万円 164万円 一般業種※1 41 91.4万人 29.0% 125万円 250万円 医師 47 32.1万人 26.2% 667万円 1,385万円 歯科医師 27 27.9万人 29.6% 221万円 392万円 薬剤師 18 4.7万人 34.6% 221万円 373万円 全国計 165 352万人 39.4% 295万円 593万円 ※1 建設関係・・・建設、鳶職、左官、タイル、板金など 一般業種・・・税理士・芸能・理容などの一部 ※2 平成21年度市町村民税課税標準額:平成21年度国保組合所得調査結果(厚生労働省) 厚生労働省第41回社会保障審議会医療保険部会資料を元に作成 <国保組合国庫補助制度の概要> 国庫補助の種類 金額(22年度) 概要 定率補助 2,081億円 原則医療給付費の32% 調整補助金 (医療給付費の15%以内) 813億円 普通調整補助金(各国保組合の財政力に応じて配分) 230億円 特別調整補助金(各国保組合の毎年度の財政状況等に応じて配分) 特別対策費補助金 26億円 資格管理や医療費適正化事業に対して補助 事務費負担金 29億円 事務費用を補助 出産育児一時金補助金 34億円 出産育児一時金の1/4を補助 高額療養費共同事業補助金 26億円 高額医療費の再保険事業への拠出金の1/4を補助 合計 3,239億円 厚生労働省第41回社会保障審議会医療保険部会資料を元に作成 3 3 健康保険組合の概要 <22年度決算見込 保険料収入に対する拠出金 の割合別組合数 (拠出金・納付金等合計)> <経常収支差引額の状況> 22年度 組合数 21年度 割合(%) 4 0.3 20%~30%未満 105 7.2 30%~40%未満 406 27.8 40%~50%未満 589 40.4 50%~60%未満 254 17.4 60%以上 100 6.9 1,458 100.0 経常収支差引額 △4,154億円 △5,234億円 20%未満 赤字組合の赤字総額 △4836億円 △5,636億円 黒字組合の黒字総額 682億円 402億円 赤字組合数 (赤字組合の割合) 1,115組合 76.47% 1,184組合 80.38% 80.38 黒字組合数 (黒字組合の割合) 343組合 23.53% 289組合 19.62% 計 平均 43.03 <参考> 協会けんぽ 22年度の保険料収入に対する拠出金の割合:42.7% ただし、協会けんぽは保険給付費に対する国庫補助が入っているため、 国庫補助も含めた収入に対する拠出金の割合は37.4%となる。 けんぽれんHP 平成22年度健保組合決算見込の概要 4 4 高齢者医療制度の概要 <後期高齢者医療制度> ○高齢化に伴う医療費の増大が見込まれる中で、高齢者と若年世代の負担の明確化を図る観点から、75歳 以上の高齢者等を対象とした後期高齢者医療制度を平成20年4月から施行。 ○対象者数:約1,400万人 ○後期高齢者給付費:11.7兆円(22年度予算ベース) 保険料 (約 割) 患者負担 1 後期高齢者支援金(約4割) (0歳~74歳の保険料) 公費(約5割) (国:都道府県:市町村=4:1:1) 5.0兆円 5.5兆円 0.8兆円 後期高齢者支援金の内訳 協会けんぽ 1.6兆円 健保組合 1.5兆円 兆円 兆円 共済 0.5兆円 兆円 市町村国保 1.3兆円 兆円 兆円 兆円 兆円 兆円 兆円 兆円 上段は後期高齢者支援金の加入者割(2/3)の部分、下段は総報酬割(1/3)の部分 5 厚生労働省第13回高齢者医療制度改革会議資料 4 高齢者医療制度の概要 <前期高齢者財政調整> ○65歳~74歳までの高齢者(前期高齢者)の偏在による保険者間の負担の不均衡を調整するため、保険者間 の財政調整の仕組みを導入。 ○対象者数:約1,400万人(65歳~74歳の前期高齢者数) ○前期高齢者給付費5.3兆円(22年度予算ベース) 各保険者の 納付金 (当該保険者の一人当たり前期高齢者給付費)×当該保険者の0歳~74歳の加入者数 = ×(全国平均の前期高齢者加入率-当該保険者の前期高齢者加入率) (概念図) 協会 けんぽ ※数字は前期高齢者加入率 (20年度推計) *前期高齢者の加入率が12%を上回る保険者については交付金が交付され、 下回る保険者については納付金を納付することになる。 6 厚生労働省第1回高齢者医療制度改革会議資料 4 高齢者医療制度の概要 厚生労働省第13高齢者医療制度改革会議資料 7 4 高齢者医療制度の概要 <退職者医療制度>※平成27年3月末で完全廃止 ○企業を退職した方は、国保に加入する。 ○そのため、65歳未満の国保加入者で被用者保険の加入期間が20年以上の方(退職被保険者)等の医療給 付費については、自ら支払う保険料を除いた部分を、各被用者保険が財政力に応じて負担している。 65 65歳~ 74歳 協会けんぽ 65歳未満 (被用者 保険20年 以上) 厚生労働省第1回高齢者医療制度改革会議資料 8 5 各保険者の収支 9 ■各保険者の収入内訳 国保(市町村)財源(H21) 公費(国) 公費(都道府県) 公費(市町村、市町村からの一般会計繰入含む) 療養給付費交付金(退職者医療・被用者保険拠出分) 前期高齢者交付金 共同事業交付金(市町村国保、国、都道府県) 保険料 収入合計 単位:億 29,717 7,698 3,970 5,859 26,690 14,247 27,955 116,137 厚生労働省 国民健康保険事業年報 後期高齢者医療財源(H21速報) 公費(国) 公費(都道府県) 公費(市町村) 単位:億 36,362 9,004 8,773 1,915 47,518 8,565 3,637 1,434 117,207 保険基盤安定(保険料軽減分)(国、都道府県、市町村) 後期高齢者交付金 保険料 繰入金 その他 収入合計 国保組合(全体)財源(H20) 公費(国) 公費(都道府県) 前期高齢者交付金 保険料 その他 収入合計 単位:億 3,041 73 55 4,400 178 7,747 厚生労働省「医療保険に関する基礎資料」 厚生労働省保険局高齢者医療課報道発表資料 国保(市町村)収入内訳 後期高齢者収入内訳 繰入金 3% 保険料 24% 共同事業交 付金(市町村 国保、国、都 道府県) 12% 療養給付費 交付金(退職 前期高齢者 者医療・被用 交付金 者保険拠出 23% 分) 5% 協会けんぽ収入(H21) 公費(国) 保険料 その他 収入合計 公費(都道府 県) 7% 公費(市町 村、市町村 からの一般 会計繰入含 む) 3% 単位:億 9,678 59,555 501 69,735 協会HP(運営委員会資料・国ベース) 保険料 85% 公費(国) 後期高齢者 31% 交付金 41% 保険基盤安 定(保険料 軽減分) (国、都道府 県、市町村) 2% 公費(国) 39% 公費(都道 公費(市町 府県) 8% 村) 保険料 57% 7% 健保組合収入(H21) 公費(国・財政逼迫組合に対する定額補助) 保険料 その他 収入合計 単位:億 40 59,671 2,007 61,718 公費(都道 府県) 前期高齢者 1% 交付金 1% 共済組合(全体)収入(H20) 保険料 その他 収入合計 単位:億 19,631 932 20,562 厚生労働省「医療保険に関する基礎資料」 けんぽれんHP 協会収入内訳 その他 1% その他 2% その他 1% 保険料 7% 公費(国) 26% 国保組合(全体)収入内訳 健保組合収入内訳 その他 3% 公費(国) 14% 公費(国・財 政逼迫組合 に対する定 額補助) 0% 保険料 97% ※単年度収支差△4,893億円 準備金残高△3,179億円 10 共済組合(全体)収入内訳 その他 5% 保険料 95% ■各保険者の支出内訳 国保(市町村)支出(H21) 保険給付費 後期高齢者支援金・老人保健拠出金 前期高齢者納付金 その他 支出合計 単位:億 85,550 16,554 45 17,117 117,327 後期高齢者支出(H21速報) 保険給付費 その他 支出合計 単位:億 110,403 2,233 114,147 厚生労働省保険局高齢者医療課報道発表資料 厚生労働省 国民健康保険事業年報 後期高齢者支出内訳 その他 14% 協会支出(H21) 保険給付費 後期高齢者支援金・老人保健拠出金 前期高齢者納付金・退職者給付拠出金 その他 支出合計 協会HP(運営委員会資料・国ベース) 前期高齢者 納付金・退 職者給付拠 出金 5% 単位:億 44,513 15,058 13,703 1,354 74,628 健保組合支出(H21) 保険給付費 後期高齢者支援金・老人保健拠出金 前期高齢者納付金・退職者給付拠出金 その他 支出合計 その他 2% 保険給付費 60% 人保健拠出 金含む) 11% 後期高齢者 支援金 18% 保険給付費 98% 単位:億 34,385 13,233 13,945 5,390 66,952 けんぽれんHP 協会支出内訳 後期高齢者 支援金・老 人保健拠出 金 20% 国保組合(全体)支出内訳 その他(※老 その他 2% 保険給付費 72% 前期高齢者 納付金・退 職者給付拠 出金 18% 単位(億) 4,971 1,394 352 825 7,542 厚生労働省「医療保険に関する基礎資料」 国保(市町村)支出内訳 前期高齢者 納付金 0% 後期高齢者 支援金・老人 保健拠出金 14% 国保組合(全体)支出内訳(H20) 保険給付費 後期高齢者支援金 前期高齢者納付金・退職者給付拠出金 その他(※老人保健拠出金含む) 支出合計 保険給付費 66% 共済組合(全体)支出(H20) 保険給付費 後期高齢者支援金 前期高齢者納付金・退職者給付拠出金 その他(※老人保健拠出金含む) 支出合計 厚生労働省「医療保険に関する基礎資料」 健保組合支出内訳 前期高齢者 納付金・退 職者給付拠 出金 21% 後期高齢者 支援金・老 人保健拠出 金 20% 共済組合(全体)支出内訳 その他(※老 人保健拠出 前期高齢者 金含む) 納付金・退 7% 職者給付拠 出金 26% その他 8% 保険給付費 51% 保険給付費 51% 後期高齢者 支援金 16% 11 単位:億 10,914 3,470 5,415 1,404 21,203