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日本語 - Hoshizora Foundation

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日本語 - Hoshizora Foundation
The hoshiZora Foundation
アニュアルレポート
2010年~2011年
Registered
as NGO in 2011
Indonesia
Period: May
2010
to June
Registered Tax Number: 31.306.728.2-543.000
hoshiZora
F O U N D A T I O N
The hoshiZora Foundation Office:
KALAKIJO, GUWOSARI, RT.04
PAJANGAN, BANTUL, YOGYAKARTA, INDONESIA, 55751 TELP. +62 274 646 1699
e-mail : [email protected] | Facebook : The hoshiZora Foundation
F o r
T h e
C h i l d r e n ,
F o r
A
B e t t e r
W o r l d
w w w. h o s h i - z o r a . o r g
目次
初年度の活動成果 ....................................................................................
初年度の運用面の成長 .......................................................................
ホシゾラの専門的な活動 .................................................................
ホシゾラ
03
06
13
アニュアルレポート 2010年~2011年
01
ホシゾラ は、2006年5月2日よりボランティアを
ベースとした組織として、活動を始め成長させてきまし
た。2010年、5人の常勤スタッフと2人のパートタイムの
スタッフにより、運営を始めました。インドネシアの
ジョグジャカルタの事務所を開き、専門のスタッフによ
り、より多くの寄付者を得て、より多くのアディックを
得る準備を整え始めたのです。
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初年度の活動成果
ホシゾラ
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専門経営の最初の年、乳兄弟プログラムを通じて、ホシゾラは160人の新
しいアディックを採用しました。その後奨学生の数を、2010年には80人に、
2010年の終わりには240人に伸ばすことができました。これは前年比200%
の伸長で、200人を目指すという目標を多きく上回る結果を残しました。
中間報告に関して述べますと、学生の数だけではなく、その質も著しく良
くなってきました。アディックの採用やモニタリングに関する新しいシス
テムにより、私たちのアディックの質が高まっていると考えています。と
240
250
いうのは、私たちは奨学生を受け入れる際により高いパラメーターを使っ
て選考し、勉学に対しより高いモチベーションや目標を持ち、高い学力の
200
成果のあるアディックを受け入れることにしたからです。これにより、よ
160
144
150
50
の成績を見たら、専門経営を始めた前に採用したアディックの平均グレー
ドは10のうち7であったのが、2010年ー2011年に採用されたア
105
100
り高い学力をもった学生を受け入れることができています。2011年6月期
ディックの平均グレードは10のうち9のグレードです。
80
アディックの増加傾向に加えて、カカッ(奨学金の寄付者)の数も2010年
36
時に36人であったのが、2011年6月には144人に増えました。このように、
より多くの人がホシゾラを理解し、私たちの活動に参加してくれているこ
0
June ‘10
Dec ‘10
June ‘11
とについて、大変喜びを感じています。同時に私たちはできる限りの援助
をするよう挑戦し続けています。
Number of Adik Bintang
Number of Kakak Bintang
ホシゾラ
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CENTER OF JAVA
Yogyakarta city
scholarship coverage area (regency)
district capital
奨学金をより多くの子供たちへ与えるという目的を追求し、インドネシアのジョ
クジャカルタの新しいエリアであるクロンプロゴ、キヅゥル、スラマンという3
つの新しい都市にも援助を始めました。また今年は、スラマンにおいてメラピ山
噴火の犠牲者への奨学金活動も始めました。
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初年度の
運用面の成長
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奨学金援助に加え、私たちは奨学金を授与した生徒に対し、イベントを行い始めました。もっとも大きなイ
ベントとして、奨学生全員参加の「ホシゾラフォーラム」を開催しました。今年度は2010年の9月と2011年
の2月に、2回イベントを開催しました。
2010年の9月のイベントには170人、また3月には300人以上の参加がありました。アディックだけでなく、カ
カッ(ホシゾラへの寄付者)や、日本愛好家の団体であるAtsuki Community、またジョグジャカルタギリア
ンヌサンタのストリートチルドレンと共に活動するNGOと共に行われました。
また、光栄なことに、日本から宇都宮典子さんや吉田聖崇さん、青木朋子さん(ホシゾラ教育センターの寄
付者)、山崎美香さん、本田ビッキーまきさん達に参加していただきました。
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講演者から素晴らしいお話しを聞く機会と共に、この会ではすべての
方々に人材交流や多くの学びを与えることができました。日本に対す
る質問や、折り紙を学ぶ講座、また日本の盆踊りの披露などにより、
アディックらは日本を良く理解することができました。これらは彼ら
にとって、かけがえのない経験となりました。
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2011年3月、ホシゾラフォーラムと同時に、私たちのソシアルビジネスの
一つである「ホシゾラ教育ツアー」が行われました。そこで、2人の参加
者と他の日本の方々に、地元の学校で実際に生徒に教えたりするなどの交
流をしてもらい、地元の教育活動に参加していただくことができました。
訪れた先の学生らは、6カ月にもわたりホシゾラを通じて日本語を学んで
きた生徒です。彼らは日本の友達に日本語で手紙を書いたりしました。吉
田聖崇さんはその手紙を日本へ持ち帰り、東京の孤児院の子ども達へ渡し
てくれたのです。
吉田聖崇さんは、今までに2度フォーラムに参加してくださり、その手紙
の返事を持ってきてくださる約束をしてくれました。アディック宅への訪
問は、参加者が子供たちの身近な日常生活に触れることができる、とても
親しみ深い交流の機会です。これにより、参加者はバティック作りやガム
ラン演奏など、インドネシアの文化も体験することができます。同時に私
たちにとっても多くの学びを得ることができるので、今後より多くの参加
者が増えることを望んでいます。
その他のソシアルビジネスとして、地元の学校で日本語授業を行うことを
試みています。協業している学校は昨年それを実行したため、2011年7月
から引き授業を設けることになっています。また今年、別の学校で新しい
講座を開く展開にもなりました。
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今年の私たち募金活動は、主に自然災害に対する収益集めに注
力しました。9月にはメラピ山被害者への収益集めのイベント
を行いました。
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3月26日、私たちはロイヤルシ
ルク財団や、Atsuki J-Freakと
いう団体と共に、 “ジョク
ジャ・ケア・フォー・ジャパ
ン”という活動を行いました。日本三陸沖で発生したで
マグニチュード8.9の地震と津波による日本国内の大被
害に対し、私たちの関心が一気に高まりました。22もの
学校の生徒が日本への同情の想いを抱き、出来る限りの
活動し始めたのです。
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日本は長い間、インドネシアを様々な面で助けて
くださっていることを私たちは大変恩に感じてい
ます。今回我々にとって、日本を助ける時が来た
のだと思いました。このイベントでは3,000人の
人々が参加し、1,700万円が寄付されました。こ
のイベントは、塩尻孝二郎・駐インドネシア日本
大使も参加されました。
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ホシゾラ
の専門的な活動
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最初の半年、組織の立ち上げと運営の整備に費やしました。次の半年は、関係各社との関係性の構築、また、メディアへの展開
に力をいれました。同時に私たちは、いくつかの新聞や雑誌、テレビやラジオのインタビューにより、ホシゾラの活動をアピー
ルすることに努めました。また、ウェブサイトでも英語、日本語、そしてインドネシア語の3種類の言語での情報提供を始めま
した。私たちはより多くの人がホシゾラで学び、私たちの活動に参画してくれることを望んでいます。このネットワークを広げ
るために、私たちが行う教育ツアーやメラピ山被害への援助、ジョクジャ・ケア・フォー・ジャパンなど様々な組織とともに活
動をし、協業しています
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次の半年は、ホシゾラ教育センター(HEC)という
大きなプロジェクトに着手し始めました。 HECは
能力開発センター、教育情報提供、インターネッ
トカフェ、図書館などの施設です。青木朋子さん
の援助に加え、資金を調達するために、私たちは
カナダや日本への資金援助を求めました。また、
地元の慈善団体や企業などにも資金援助を求めま
した。これにより、HECは、2011年の9月にオープ
ンする予定となりました。
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hoshiZora
この最初の年度は、私たちホシゾラの専門チームにとって偉大な挑戦となりました。そして私たちは成長し、より大きな組織化を
考えています。既に200人の生徒の援助を達成し、今後より多くの地域の援助をできるよう考えています。より多くの奨学金を与え
て寄付者を集めるだけでなく、今後、学生たちに総合的なサポートを与え、ソシアルビジネスを伸長させていきたいと考えていま
す。私たちはできる限り多くの人たちの目標に同意して参加してもらい、より精力的に活動していく予定です。同時に私たちは、
寄付者に対しても、より多くのサービスや援助を行っていきたいと思います。来たるホシゾラ教育センターの運営を本格化し、イ
ンドネシア社会に対しより総合的かつ平等な教育をもたらせるよう、真摯に活動していくつもりです。
6月30日 バンツゥル市
2011年
ホシゾラ
ホシゾラ
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