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Skype-Lync (Code 60026) オーディオテスト仕様(Skype
Japan K.K. 〒240-0005 横浜市保土ヶ谷区神戸町134 横浜ビジネスパークイーストタワー15F Tel : +81 (0) 45-340-2236 Fax: +81 (0) 45-340-2237 データシート E-mail: [email protected] WEB: http://www.head-acoustics.de/jp/ Skype-Lync (Code 60026) Skype & Lync オーディオ・テスト仕様 (Skype-Lync統合) 概要 VoIPシステムとそのコンポーネンツの音声品質 評価は様々な信号処理がかかわっており 困難な課題です。(エコーキャンセラー、非線形 プロセサー、音声コーデック、VAD/ボイス・アクティビ ティ検知、ジッター・バッファー、PLC/パケット損失 補償)これらの側面全てが通話音声品質 に重大な影響を及ぼします。 Skype とマイクロソフト®Lync®システムにこうし た信号処理が用いられている為、「Skype & Lyncオーディオ・テスト仕様」が開発されまし た。Skype & Lyncデバイスやアクセサリー向けに 音声品質、信号ノイズ、エコー/ 遅延等ユーザー 体験に重大な影響を及ぼすオーディオ要件 を規定しています。 TM カスタム信号処理テストの為のSkype-Lync測定システム構成 説明 測定標準「Skype-Lync」はヘッド・アコース ティクスの通信分析システムACQUA用にSk ypeTMとマイクロソフト®Lync®のテスト新仕様 をインプリメントしたものです。「Skype-Lyn c」はヘッドセット、ハンドセット、ハンドヘルド、ハン ズフリー・スピーカーホン等SkypeTMとマイクロソフ ト®Lync®デバイス、アクセサリーの為のテスト です。 この標準のオーディオ品質要件は「Sky pe & Lyncオーディオ・テスト仕様」チャプター4 に基づきテスト・スイートとしてインプリメントさ れています。 従来の「Skype-AS」標準との主な違い は異なるテスト・ケース、即ちDUTがSkype/ Lyncの信号処理をそのまま用いるか、 或いはDUTがカスタム信号処理を用いて いるかにより2つの異なるテスト仕様が 規定されている点です。 ●「Skype/Lyncのデフォルト・オーディオ・プリ プロセシングAugust 2013を用いたデバ イス向けSkype & Lyncオーディオ・テスト 仕様」:このテスト・スイートはDUTがSk ypeTMかLync®のビルトイン信号処理 (ソフトウェア信号処理)を用いている 場合に適用されます。 ●「カスタム・ソフトウェアかハードウェア・オーディ オ・プリプロセシングJune 2014を用いた デバイス向けSkype & Lyncオーディオ・ テスト仕様」:このテスト・スイートはDUTが 独自の信号処理(ハードウェア/ソフトウェ ア信号処理)を用いている場合に適 用されます。 この標準にインプリメントされたテストは送話 ・受話方向の遅延測定、エコーテスト、バッ クグラウンド・ノイズの環境下及びダブル・トー ク発生時の音声品質テスト等重要な通話 音声品質側面を網羅します。 この目的の為に分析手法3QUEST、E QUEST、POLQA、Speech-based Double Talk、エコー・アテニュエーション(3GPP TS 26.13 1/132に基づく)が「Skype-Lync」標準に 用いられています。 アプリケーション ●SkypeTMとマイクロソフト®Lync®通話に用 いられるハンドセット、ヘッドセット、スピーカ ーホン、その他のアクセサリーの自動分析 ●「Skype & Lyncオーディオ・テスト仕様」に 基づく適合テスト Database Revision Based on Specification Version Min.ACQUA Version 1 SP2 August 2013 and June 2014 3.2.100 02.16 D60026jp4 データベース履歴と仕様バージョン 標準インプリメンテーション Rev.01以降有効、変更の可能性あり システム要件 Skype-Lync (Code 60026)はハンドセット、 ヘッドセット、スピーカーホンのテスト用に下記 のシステム・コンンポーネンツが必要になりま す: ●ACQUA (Code 6810他)高度通信品 質分析システム、バージョン3.2.100以降 注:ACQUAを既にお持ちのお客様 はソフトウエア保守契約(SMA)が有効 である必要があります。 ●PC 3台 ウィンドウズ7 or 8.1、ACQUA 用、HAE-BGN用、レファレンス・クライアント 用。 ●ACOPT 29 (Code 6856)、オプション EQUEST ●ACOPT 30 (Code 6857)、オプション POLQA ●MFE Vl.1 (Code 6462)、アナログUSBフロント エンド、レベル調整機能とパワーアンプ搭載 ●MFE Vl-BEQ (Code 6461)、オプショナル MFE Vl.1用バイノーラル・イコライゼーション ●2 x DSB ll (Code 2406) or DSB lll (Code 2407)、デジタル・サウンド・ボード ●2 x CXX ll.3 (Code 5177-3)、ケーブル AES/ EBU XLR male 3-ピン<>XLR female 3-ピン 2.95m ●Webcam レファレンスPC用(PCは弊社では 準備致しません) ハンドセット & ヘッドセット・テスト用のみに下記: ●HMS ll.3-33 (Code 1230.1)、HEAD測定 システム ●HIS L (Code 1231)、HEADインピーダンス・シ ミュレータ、左 ●HHP lll.1 (Code 1403) ハンドセット・ポジショナー VeriMount或いは HHP lV (Code 1406) ハンドセット・ポジショナー MotorMount (六軸機構) ●HMT lll (Code 1961)、HMS ll用HEAD 測 定トライポッド 測定 下記の測定がSkype-Lync に含まれています: 「カスタム信号処理」テスト用のみ下記: ●HAE-BGNバックグラウンド・ノイズ・システム 別紙データシート Code 6971をご参照 ●ACOPT 21 (Code 6844)、オプション 3QUEST ●ACOPT 32 (Code 6859)、オプション Speech -based Double Talk (TS 26.131/132に 基づく) スピーカーホン・テスト用のみ下記: ●自由音場マイクロホン 人工マウスとの組合 せ(ITU-T P.51に基づく) オプション ●ACOPT 02 (Code 6812)、オプション 信号分析 PSMM SKYPE (CODE 6595)について スピーカーホン・テスト用のみ下記: ●ACOPT 33 (Code 6864)、オプション ターン テーブル・サポート ●ケーブル CUD l (Code 6086)、アダプター USB <> D-SUB 9-ピン、ターンテーブルのリモ ート・コントロール (ACQUA PCに接続) ●(マイクロホン)正確な距離に自由音場 マイクロホンと人工マウスを設置する為の 台とブーム ●PSMM Skype (Code 6595) ポジショニング・ スタンド、Skype-Lync標準規格に基づく ½”マイク及び人工マウス PSMM Skypeを用い自由音場マイクと人工 マウスをレーザー・ポインター(PSMM Skypeに 同梱)によりデバイスに合わせることが できます。テスト・ポジションが”Skype & Lync Audio Test Specifiation” section 5に基づき 設定可能です。(30、50、100cm時に、 -7.5、0、15度) マイクと人工マウスはPSMM Skype (Code 6595) に含まれていません。 標準納入アイテム ●Skype-Lync (Code 60026)、ACQUAの データベースとして ●SkypeTM インストレーション ●SkypeTM レファレンス/DUTエディター ●ドキュメンテーション(PDF) ・マニュアル ・Skype & Lyncオーディオ・テスト仕様 ●V2Cファイル(ACQUAバージョン3.2.100以降) ●ドングル 2つ (SkypeTM レファレンス/DUTエ ディター) リーガル、商標について: SkypeTM 及びマイクロソフト®Lync®はマイクロソフト・コーポレーションの登録商標です。 ⓒ2016 ヘッドアコースティクスGmbH 無断複製禁止 02.16 D60026jp4 標準インプリメンテーション Rev.01以降有効、変更の可能性あり