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授業科目名 倫理学 (Ethics) 必修の区分 ※ 単位数 2.0 開講年次 1
授業科目名 倫理学 (Ethics) 必修の区分 ※ 単位数 2.0 開講年次 1 講師名 水野 オフィスアワー・場所 ※ 友晴 所属 連絡先 ※ 講義目的及び到達目標 倫理とは言葉上の定義ではなく、人間が日常的に生きる実生活に裏打ちされたもので なければならない。倫理の問題が輝き出す場所は、人間が人間的な生を送ることから 離れない場所であると言えるだろう。そのような場所の場面を、品川哲彦著『倫理学 の話』(ナカニシヤ出版)から探りつつ、倫理の問題へと説き及ぶことにしたい。 講義内容・授業計画 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 13. 14. 15. ガイダンス 第1章 倫理学とはどのような学問か 第2章 倫理の好きなひと / 嫌いなひと、倫理学の好きなひと / 嫌いなひと ディスカッションと振り返り(1) 第3章 倫理(道徳)を自己利益にもとづけるアプローチ(1) プラトン 第3章 倫理(道徳)を自己利益にもとづけるアプローチ(1) プラトン 第4章 倫理(道徳)を自己利益にもとづけるアプローチ(2) ホッブズ 第4章 倫理(道徳)を自己利益にもとづけるアプローチ(2) ホッブズ ディスカッションと振り返り(2) 第5章 自然観と倫理観、ないし、形而上学と倫理学 その1 第5章 自然観と倫理観、ないし、形而上学と倫理学 その2 第7章 倫理(道徳)を義務にもとづけるアプローチ カント その1 第7章 倫理(道徳)を義務にもとづけるアプローチ カント その2 ディスカッションと振り返り(3) 試験 その1 その2 その1 その2 テキスト 品川哲彦 参考文献 西田幾多郎『善の研究』(岩波文庫) 成績評価の基準 最終授業時に実施する試験による 履修上の注意・履修要件 テキストは必ず購入すること。倫理学という学問分野は、実際の場面に応用されては じめて力が出てくるものであるから、受講に際しては具体例について考えながら講義 を聞くようにしてほしい。 地域に関する学修 備考 『倫理学の話』(ナカニシヤ出版) 該当しない 世界時代の倫理を論ずることが、新しい課題への挑戦と同時に基本への回帰であるこ とを示したい。