第3回 ポスター：自給粗飼料と食品副産物を組み合わせた搾乳牛用混合

自給粗飼料と食品副産物を組み合わせた
搾乳牛用混合飼料の調製と給与
技術の概要
転作田で生産された飼料イネと、大都市に滞留する食品副産物を
組み合わせた貯蔵性と嗜好性が高い混合飼料（発酵TMR）の調製と、
乳量40kg/日程度の乳牛の栄養を充足させる給与技術です。
豆腐粕
ビール粕
混合飼料の調製
誤差の少ないサンプリ
ング方法と栄養価の
迅速分析技術を確立
飼料イネ
飼料イネ
ロールサイレージ
混合精度を向上させ
る攪拌時間や飼料
粒度について解明
混合飼料（発酵TMR）の60日貯蔵
季節別の発酵特性、
脱気や添加剤の効
果、品質保証期間を
解明
自走式細断型
ロールベーラ
乳牛への混合飼料（発酵TMR）の給与効果を解明
50
乳量（kg/日）
45
40
35
30
25
S粒度TMR
L粒度TMR
20
15
1
2
3
4
5
6 7 8 9 10 11 12 13 14
分娩後週齢（週）
図 乳量の推移
それぞれのシンボルは平均値±標準誤差
開発した混合飼料は ①二次発酵（変敗）抑制効果大
②貯蔵60日後も高い嗜好性維持
③乳量40kg/日程度の栄養充足可能
2006 広島県立畜産技術センター 飼養技術部