...

DropDMG説明書

by user

on
Category: Documents
18

views

Report

Comments

Transcript

DropDMG説明書
DropDMG説明書
DropDMGを使って何ができる?
DropDMGを使って簡単にdmg形式のファイルを作成できます。dmg形式はMacの
標準ディスクイメージファイル形式です。DropDMGにファイルをドラッグするだ
けですぐディスクイメージを作成できます。ボタンをクリックするとディスクイ
メージをCDに焼けます。dmgファイル以外にtar、zip、cdr、iso、img形式のファ
イルの作成も可能です。ディスクイメージに表示されるアイコンの位置、大きさな
どの設定ができ、背景に表示される画像の指定もできます。
このマニュアルについて
このマニュアルは「DropDMG」の基本的な使い方についての簡易マニュアルにな
ります。詳しい使い方については英語マニュアルを参照して下さい。「Help」メ
ニューの「DropDMG Manual」、または「DropDMG Help」を選んで下さい。
対象 OS
Mac OS 10.5以上
体験版について
体験版は28日間までご利用できます。
DropDMGの購入
DropDMGをご購入の場合は「DropDMG」メニューから「Purchase」を選んで
「Purchase Online」をクリックして下さい。DropDMG購入ページに接続されま
す。
http://www.infinisys.co.jp/product/dropdmg/index.shtml
シリアル番号の入力
ご購入後、メールでシリアル番号が届きます。「DropDMG」メニューから
「Purchase」を選びます。
メールで届いた「Serial Name」と「Serial Number」を入れて下さい。
「Personalize」をクリックすると体験版が製品版に変わります。
DropDMGの起動
「アプリケーション」フォルダにある「DropDMG」アイコンをダブルクリックし
ます。下記の画面が表示されます。
DropDMGの使い方
作成されるdmgファイルの設定
「option」キーを押しながら「Configuration」メニューをクリックします。
「ファイル設定」ダイアログが表示されます。ここで作成されるファイルの設定を
行います。
複数の設定を保存できます。画面の左下の「+」をクリックすると新規設定を保存
できます。「歯車」メニューから「Make Default」を選ぶと、その設定が初期設定
の設定になります。
複数の設定がある場合、使いたい設定は「Configuration」メニューで選べます。
Format (形式):ファイルの形式を設定する。通常は「dmg - smaller file,
faster」で設定するとよい。右側の数字(10.2など)は必要なOS Xの最
低バージョン。
Encryption (暗号化):暗号化の設定。暗号化しない場合は「None」
「Set Passphrase」:暗号化を使う場合、これをクリックして「パスワード」を設
定する。
Segments:これをクリックすると一つの大きいファイルをいくつかの小さいファ
イルに分解できる。
Limit file size to:最大のファイルサイズ
「Sizes 」:分解されたファイルの一つ一つのファイルサイズ
Licence:ディスクイメージに付けるライセンステキストを設定する(ない場合は
「None」
Layout:ディスクイメージに使うレイアウトを設定する(ない場合は「None」
Options
「Custom Volume Icon」:作成されたディスクイメージがFinderでボリュームと
して表示されるとき、ボリュームのアイコンにカスタムアイコンを張
る。ディスクイメージにアプリケーションがある場合、そのアプリケー
ションのアイコンを利用する。一つのファイルしかディスクイメージに
入っていない場合は、そのファイルのアイコンを使う。または「Set
Icon」をクリックして、グラフィックファイルをアイコンとして設定す
る。
「Internet-enabled」:これをクリックすると、ディスクイメージがインターネッ
トからSafariでダウンロードされる場合、ディスクイメージが自動的に
解凍され、内容がフォルダにコピーされる。その後、ディスクイメージ
ファイルが削除される。
「Optimize for Restores」:ディスクイメージをApple Software Restoreまた
はディスクユーティリティ用のバックアップファイルとして使いたい場
合は、これをクリックすると復帰が速くなる。
Destination:保存先を設定する。「Next to Source」を選ぶと元のファイルと同
じ場所で保存される。
Names : ファイル名の設定。
「Automatic」:元のファイル名を使って、自動的にファイル名が付く
「Ask」:ファイル名を指定するダイアログが表示される
「Append current date」:自動的に日付をファイル名に付け加える
「Sanitize for Servers」:サーバーで利用できるファイル名に変換する(スペー
ス、禁止記号などがないように)
Source
「Delete after creating」:ディスクイメージを作成してから元のファイル/フォ
ルダを削除する
「Delete after converting」:ディスクイメージをコンバートしてから元のファイ
ル/フォルダを削除する
設定が終わりましたら、左上の赤いボタンをクリックして、ダイアログを閉じま
す。
dmgファイルの作成
ディスクイメージに保存したいフォルダまたはファイルをDropDMGのウインドウ
にドラッグして下さい。フォルダをドラッグする場合はそのフォルダに入ってる全
てのファイルがディスクイメージに保存されます。
DropDMGのアイコンにもドラッグできます。
メインウインドウの他のボタン
「New」:新しいディスクイメージを作成する。これをクリックするとダイアログ
が表示され、使用したいフォルダを指定できる。
「Blank」:空のディスクイメージを作成する。
「Burn」:CDを焼く。これをクリックするとダイアログが表示され、CDに焼きた
いフォルダまたはディスクイメージファイルを指定する。
「info」:ファイルの情報を表示する。
「Verify」:ディスクイメージを検証する。
「Preferences」:初期設定を表示する。
「Detail」:作業の詳細を表示する。
ディスクイメージ/アーカイブのコンバート
すでに作成されたディスクイメージまたはアーカイブを別の設定で再保存できま
す。
「File」メニューから「Convert Image/Archive」を選びます。表示されるダイア
ログにあるメニューから使いたい設定を選んで、コンバートしたいディスクイメー
ジ/アーカイブを指定します。
環境設定
DropDMGの「Preferences」を選ぶと「環境設定」ダイアログが表示されます。
Configurations
「Configurations」については上記の「作成されるdmgファイル設定」で説明しま
した。
Licenses
ユーザーがディスクイメージを開く際、使用許諾が表示されるように設定できま
す。
ここで「New License」をクリックして、左側に「untitled」のライセンスファイ
ルが表示されます。ファイル名を入力して「return」を押します。「New
License」ボタン名が「New Language」のメニューに変わります。使いたい言語
を選びます。言語が左側に表示されます。言語を選択すると右側にライセンスのテ
キストを入力できます。
一番上に表示されているテキストはMac OS Xが表示する説明のテキストです。
ウインドウの下にライセンスと一緒に表示されるボタンのテキストが表示されてい
ます。
一つのライセンスに複数の言語を使うことができます。表示される言語はユーザー
のシステム設定によって変わります。
複数のライセンスを保存したい場合は左下の「+」をクリックしてもう一つのライ
センスを作成できます。
Layouts(レイアウト)
ディスクイメージに入っているアイコンの配置と大きさ、背景のグラフィックの設
定ができます。
複数のレイアウトを保存できます。左下の「+」をクリックすると新規レイアウト
が作成されます。
Window Position:ディスクイメージを開く際、表示されるウインドウの位置を設
定できる。(画面の左上からのピクセル数)
Background image:「Choose」をクリックしてグラフィックファイルを指定す
ると、このグラフィックがディスクイメージのウィンドウの背景にな
る。
Icon Positions:アイコンの位置の設定ができる
「Add icon」をクリックしてディスクイメージに入れるファイルを指定します。マ
ウスでこのアイコンを設定したい位置にドラッグします。ファイルを
ウインドウにドラッグすることもできます。(ここでアイコンの位置
のみを設定します。実際にディスクイメージに保存されるファイルは
DropDMGにドラッグするフォルダの内容によります。)
Icon Size:アイコンの大きさの設定ができる
Text Size:テキストの大きさの設定ができる
Advanced (詳細)
「Temporary Options」(仮設定):ディスクイメージを作成する際、一回だけ
使用する設定ができます。この設定は「仮設定」と呼び、保存されません。この仮
設定を行うダイアログをディスクイメージを作成する度に使いたい場合は「Show
unless option key is down」(optionキーが押されているとき以外に表示)を選
びます。常に使いたくない場合は「Show if Option key is down」(optionキー
が押されているときに表示)を選びます。
Operations
「Always run with root access」:常にルート権限を利用して作業する
「Quit when done」:ディスクイメージが作成されたら「DropDMG」を終了す
る。
「Remove Log Entries」:ログを削除するタイミングを設定する
Command-line tool
DropDMGをUnix上で使えるコマンドをインストールする。詳しくは英語マニュア
ルを参照して下さい。
Fly UP