...

第2章 - 建築研究所

by user

on
Category: Documents
21

views

Report

Comments

Transcript

第2章 - 建築研究所
第 2 章 日射熱取得率の測定
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.1 はじめに
現在の省エネルギー基準 1)2)3)では,窓の日射熱取得率(日射侵入率)はフレーム材
質の違いによる影響が少なく,ガラスの性能やガラスとフレームの面積比率によって
変化することが明らかとなっている。また,この基準では,レースカーテン,内付ブ
ラインド,紙障子,外付ブラインドが評価対象となっている。しかし,近年普及しつ
つあるスクリーン類が含まれないなど評価できるものは限定される。本調査では,代
表的な開口部材と開口部遮蔽物を組み合わせた場合の日射熱取得率を測定にて評価し,
データを整理することとする。
測定は ISO15099 4)の計算法に準拠した建築研究所保有設備の測定装置にて実施する
こととした。本装置は夏期条件による測定も可能とした日本唯一の測定装置である。
測定結果から得られるデータは遮熱計算法 JIS 案(窓及びドアの熱性能-日射熱取
得率の計算-5))へ反映している。測定データをもとに計算結果との整合化を図ること
で,より精度の高い計算予測方法の確立へつながるものと考える。
2.2 測定装置の概要
2.2.1 測定装置
平成 23 年度,つくば市の独立行政法人 建築研究所保有設備の測定装置 6) にて日射
熱取得率の測定を実施した。本測定法は,太陽光シミュレータ,恒温室,計測箱を持
ち,夏期・冬期の条件を切り替え,同一試験体の熱貫流率と日射熱取得率を測定でき
る特色を有する。
図 2.2.1-1 に測定装置の全体構成を示す。
∞
図 2.2.1-1 日射熱取得率測定装置の全体構成
5
第 2 章 日射熱取得率の測定
太陽光シミュレータで照射された光は,光導入窓,外気側バッフルを通過し,試験
体に当たり,さらに試験体を透過した光は,計測箱のバッフルを透過し冷却パネルに
当たる。
恒温室には,光導入用の窓を設け太陽光シミュレータの光が計測箱に取り付けられ
た試験体に照射されるようになっている。恒温室の設定は 温度-10℃~30℃で制御精度
±0.5℃,湿度は成り行きである。
外気側には照射光を透過させ外側の赤外放射の影響を遮断するために試験体取り付
け枠前面に厚さ 5mm の高透過型ガラス製のバッフルが設けられている。高透過型ガラ
スは一般に用いられるフロート板ガラスに比べ,透過率が高く,分光特性もフラット
であるために照射光の分光特性をほとんど変化させない。また,ガラスは 3μm 以上の
赤外放射を透過しないので,バッフルより外側の赤外放射の影響を遮断できる。
なお,高透過型ガラスの修正放射率は 0.837,日射反射率は 0.08,日射透過率は 0.90,
日射吸収率は 0.02 である。バッフルと試験体との間に試験時の屋外環境が形成される。
また,試験体の間の熱伝達率を設定するために,上部に気流調整用の 300mmφ
AC200V 軸流ファン 5 台を設置し,試験体前面の空気を吸い込んでいる。
計測箱は厚さ 75mm の断熱パネルで構成され内法寸法(W2,180×H2,180×D780mm)
である。計測箱の構成を図 2.2.1-2 に示す。
計測箱周壁
遮蔽板
試験体取付枠
室内側バッフル
(高透過ガラス)
熱流計
試験体
冷却パネル
外気側バッフル
(高透過ガラス)
ファン
ヒーター
図 2.2.1-2 計測箱の構成
6
第 2 章 日射熱取得率の測定
計測箱内の背面側には透過した日射熱を除去するための冷却パネルが設けられる。
この冷却パネルには外部の恒温槽で温度制御された冷却水が循環するようになってい
る。表面には熱流計が全面に貼り付けられ,除去熱量が計測される。熱流計は黒色で
表面の放射率は 0.95,日射吸収率は 0.95 である。
冷却パネルは室内温度より低めに設定され,室温は後述のヒーターにより制御され
る。
計測箱と試験体取付枠の室内側表面全面に熱流計が取り付けられ,試験体以外から
の恒温室と計測箱の間を移動通過する熱量を計測できるようになっている。
計測箱内部には,照射光を透過させ冷却パネルからの赤外放射の影響を遮断するた
めに,外気側と同様厚さ 5mm の高透過型ガラス製のバッフルが設けられている。修正
放射率は 0.837,日射反射率は 0.08,日射透過率は 0.90,日射吸収率は 0.02 である。
バッフルと試験体との間に試験時の室内環境が形成される。
バッフル下部には熱伝達率の調整と温度の制御のためのファン・ヒーターが取り付
けられる。80mmφDC 軸流ファン 8 台が設置され,風速は電源(DC18V2A)の電圧を変
更することで調整可能である。温度調整用のシリコン被覆シースヒーターは白金抵抗
温度計により,電源(DC32V6A)の電流制御により定温度制御としている。
供給電力は電圧,電流を計測することで求める。
試験体取付枠は合板の間にハニカムコアをサンドイッチした厚さ 142mm のパネルで,
標準サイズの窓を取り付ける開口が開いている。計測箱側の表面には,熱流計が全面
に貼られ通過する熱量を計測できるようになっている。熱流計は黒色で,表面の放射
率は 0.95,日射吸収率は 0.95 である。
冷却パネル面以外の計測箱周壁 4 面にも,通過熱流量を計測するために熱流計パネ
ルが全面に貼り付けてある。熱流計は黒色で表面の放射率は 0.95,日射吸収率は 0.95
である。
当該,日射熱取得率測定装置の主な特長は以下の通りである。
(a) 日射遮蔽係数ではなく日射熱取得率を直接求めることを目的としているため,標準ガ
ラス(通常は 3mm 厚フロートガラス)の波長特性の影響を受けない。従って,近年
普及してきた遮熱型 Low-E ガラスなどの波長選択性を有する窓の日射による取得熱
量を正確に評価することが可能である。
(b) 一般に,従来の装置では日射による取得熱量を冷却流体の出入り口温度差と流量から
計測していたが,本装置では,冷却パネル,計測箱及び試験体取り付け枠での熱量計
測に熱流計を用いている。そのため,流量計や計測箱の校正実験を省くことができる。
7
第 2 章 日射熱取得率の測定
(c) 室内側,外気側の試験体正面にガラスのバッフル板を設け,光源及び冷却パネルから
の長波長放射が試験体に与える影響をできるだけ小さくしている。
(d) 太陽光シミュレータとして,標準試験体の大きさの照射面積で最大 500W/㎡の照射強
度を有し,平行度も高く,エアマス 1.5 の標準太陽光のスペクトルとよく合致したも
のを使用している。
(e) 試験体取り付け開口の大きさが,高さ 1,375mm,幅 1,695mm であり,市販の開口部
製品の測定が可能である。
8
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.2.2 測定条件
日射熱取得率測定の実験条件を表 2.2.2-1 に示す。
測定条件は,ISO15099 4)の条件に合わせた。照射強度は,夏期条件が 500 W/m2,冬
期条件が 300 W/m2。室内外の温度は,夏期条件が室内側温度 25℃,外気側温度 30℃
で室内外温度差は 5℃,冬期条件が室内側温度 20℃,外気側温度 0℃で室内外温度差は
20℃とした。熱伝達率は,夏期条件で室内側対流熱伝達率 2.5W/(m2・K),室外側対流熱
伝達率 8W/(m2・K),冬期条件で室内側対流熱伝達率 3.6W/(m2・K),室外側対流熱伝達率
20W/(m2・K)となるように,外気側のファンの周波数及び室内側のファンの電圧を調整
した。
表 2.2.2-1
夏期条件
冬期条件
室内温度 [℃]
25
20
外気温度 [℃]
30
0
照射強度 [W/m2]
500
300
室内側対流熱伝達率
[W/(m2・K)]
2.5
3.6
室外側対流熱伝達率
[W/(m2・K)]
8.0
20
9
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.2.3 測定項目
本調査における測定に長波放射センサー,短波放射センサーを用い,図 2.2.3-1~
2.2.3-4 に示すよう配置した。外気側,室内側に加え,室内遮蔽物を付加させた際に形
成される中空層の内部にも配置している。
長波放射センサーは取付開口面積を9等分した位置に,短波放射センサーは取付開
口面積の中央に配置し,設置方向は外気側,室内側の両方を見るように設置している。
また,今回は熱電対による空気温度測定の代わりに,長波放射センサーの温度をそ
の雰囲気の空気温度としている。
照射量を測定するため外気側にエプレ製放射強度計を配置し,室内側には EKO 製の
長短波放射計を設置している。
また,測定項目一覧を 表 2.2.3-1 に示す。
10
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.2.3-1 センサー配置図(縦断面)
図 2.2.3-2 センサー配置図(外気, Section A, ※内観を示す)
11
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.2.3-3 センサー配置図(中空, Section B, ※内観を示す)
図 2.2.3-4 センサー配置図(室内, Section C, ※内観を示す)
12
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.2.3-1 測定項目一覧
測定項目
中
上
out
長波放射量
中
下
短波放射量
中
外
上
気
in
長波放射量
中
下
上
空気温度
中
下
短波放射量
中
上
out
長波放射量
中
下
短波放射量
中
中
上
空
in
長波放射量
中
下
上
空気温度
中
下
短波放射量
中
上
out
長波放射量
中
下
短波放射量
中
室
上
内
in
長波放射量
中
下
上
空気温度
中
下
内観左
測定
記号
単位
CH
短波放射量
測定項目
短波放射量
out
(エプレ)
バッフル温度
窓面温度
out
短波放射量
in
室
out
内 長波放射量
in
バッフル温度
窓面温度
外
気
EA7,out
EA8,out
EA9,out
EA7,in
EA8,in
EA9,in
θA7
θA8
θA9
EB7,out
EB8,out
EB9,out
EB7,in
EB8,in
EB9,in
θB7
θB8
θB9
EC7,out
EC8,out
EC9,out
127
128
129
137
138
139
187
188
189
147
148
149
157
158
159
57
58
59
167
168
169
W/m
W/m
2
2
℃
W/m
2
W/m2
℃
W/m
2
EC7,in
EC8,in
EC9,in
θC7
θC8
θC9
177
178
179
197
198
199
記号
測定
CH
単位
IA,out
49
W/m
IC,out
IC,in
EC,out
EC,in
66
67
62
63
64
65
68
69
W/m
2
℃
2
℃
W/m
2
℃
13
内観中
測定
記号
CH
IA0,out 120
EA4,out 124
EA5,out 125
EA6,out 126
IA0,in
130
EA4,in 134
EA5,in 135
EA6,in 136
θA4
184
θA5
185
θA6
186
IB0,out 140
EB4,out 144
EB5,out 145
EB6,out 146
IB0,in
150
EB4,in 154
EB5,in 155
EB6,in 156
θB4
54
θB5
55
θB6
56
IC0,out 160
EC4,out 164
EC5,out 165
EC6,out 166
IC0,in
170
EC4,in 174
EC5,in 175
EC6,in 176
θC4
194
θC5
195
θC6
196
単位
内観右
測定
記号
単位
CH
W/m2
W/m
2
EA1,out
EA2,out
EA3,out
121
122
123
EA1,in
EA2,in
EA3,in
θA1
θA2
θA3
131
132
133
181
182
183
EB1,out
EB2,out
EB3,out
141
142
143
EB1,in
EB2,in
EB3,in
θB1
θB2
θB3
151
152
153
51
52
53
EC1,out
EC2,out
EC3,out
161
162
163
EC1,in
EC2,in
EC3,in
θC1
θC2
θC3
171
172
173
191
192
193
W/m
2
W/m
2
W/m2
W/m
2
℃
W/m
2
W/m
2
℃
W/m
2
W/m2
W/m2
℃
W/m2
℃
W/m2
W/m
2
W/m2
W/m2
W/m
℃
2
W/m2
℃
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.2.4 測定装置の改修概要
図 2.2.4-1,図 2.2.4-2 に,平成 24 年度実施された日射熱取得率測定装置(独立行政法
人 建築研究所保有)改修前後の装置全体構成を示す。改修前には計測箱を恒温室内部
に配置する仕様とされていたが,改修後には恒温室光導入窓の対向面に試験体取付枠
を設置し計測箱を恒温室外部に配置する仕様に変更された。本改修により以下の利点
が期待できる。
・熱流を測定している計測箱周壁の内外温度は,改修前には夏期で内:25℃,外:
30℃,冬期で内:20℃,外:0℃だったのに対して,改修後には夏期で内:25℃,
外:測定装置設置室温,冬期で内:20℃,外:測定装置設置室温となった。その
ため,計測箱周壁の内外温度差を小さくすることができた。したがって,夏期か
ら冬期または冬期から夏期に測定を切り替える際に計測箱周壁を通過する熱流が
安定するまでの時間を短縮できた。
・試験体取付後,改修前には計測箱内部側(室内側)からの作業が困難だったのに
対して,改修後には計測箱と試験体取付枠を簡単に取り外すことができるように
した。そのため,計測箱内部側(室内側)からの作業が容易になった。
気流発生装置
日射照射装置
(ソーラシミュレータ)
光導入窓
計測箱
恒温室
計測箱周壁
室内側
バッフル
冷却板
ファン・ヒータ
▼FL
外気側
バッフル
試験体
取付枠
図 2.2.4-1 日射熱取得率測定装置の全体構成(改修前)
気流発生装置
日射照射装置
(ソーラシミュレータ)
光導入窓
計測箱
恒温室
計測箱周壁
室内側
バッフル
冷却板
ファン・ヒータ
▼FL
外気側
バッフル
試験体
取付枠
図 2.2.4-2 日射熱取得率測定装置の全体構成(改修後)
14
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.2.5 測定する熱量の変更点
図 2.2.5-1 に,日射熱取得率を測定する際の熱量の内訳(夏期条件)を示す。また,式
(2.2.5-1)及び式(2.2.5-2)に,熱量の収支式を示す。冬期条件では,試験体の貫流熱量(QW
または Q’W)と試験体取付パネルから流入する熱量(QP または Q’P)の正負が逆になる。
照射日射がある場合: QGain = QC − QB − QI − QP − QW
(2.2.5-1)
照射日射が無い場合: QW = QC − QB − QI − QP
(2.2.5-2)
'
'
'
'
'
改修前後で熱量の定義に変更点はない。しかしながら,計測箱周壁 4 面での通過熱
量(QB または Q’B)は,改修前には計測箱と恒温室とに挟まれた周壁を通過する熱量の測
定だったのに対し,改修後には計測箱と測定装置設置室を通過する熱量の測定となる。
そのため,計測箱周壁 4 面での通過熱量(QB または Q’B)とその熱を除去する役割にあた
る冷却板で除去される熱量(QC または Q’C)の改修前後の値が異なることが予想される。
屋外側
バッフル
熱流計
冷却板
QB :計測箱周壁 4 面から流入する熱量
QC :冷却板により除去される熱量
QGain :照射日射取得熱量
QI :ファン・ヒータにより供給される熱量
QP :試験体取付パネルから流入する熱量
QSolar :照射日射熱量
QW :照射日射がある場合の試験体の貫流熱量
室内側
バッフル
ファン・ヒータ
a
屋外側
バッフル
Q’B
照射日射がある場合
熱流計
冷却板
Q’C
室内側
バッフル
Q’W
ファン・ヒータ
QB' :計測箱周壁 4 面から流入する熱量
QC' :冷却板により除去される熱量
QI' :ファン・ヒータにより供給される熱量
QP' :試験体取付パネルから流入する熱量
QW' :照射日射が無い場合の試験体の貫流熱量
Q’I
Q’P
b
照射日射が無い場合
図 2.2.5-1 日射熱取得率を測定する際の熱量の内訳
15
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.2.6 測定項目の変更点
本調査における測定機器,測定項目とその設置位置を図 2.2.6-1~2.2.6-7 に示す。
また,測定項目一覧を表 2.2.6-1 に示す。本年度の測定では,空気温度の測定をするた
めに熱電対を取付開口面積の中央に追加して設置している。
長波放射計
MIR-101
透過帯域
(μm)
6.4~14
短波放射計
MIR-101Q
0.28~4.8
型番
透過率
(%)
75
90
図 2.2.6-1 測定機器[熱電対(左),長波放射計(中),短波放射計(右)]
型番
放射強度計
EPPLEY J3
感度
μV/μV cm-2
0.02
インピーダンス
(Ω)
300
図 2.2.6-2 測定機器[エプレ放射計]
型番
μV/W・m-2
感度
インピーダンス
(Ω)
7
10~100
赤外放射計
日射計
MR-50
波長範囲
5~50μm
305~2800nm
図 2.2.6-3 測定機器[長短波放射計(上 日射計:短波,下 赤外放射計:長波)]
16
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.2.6-4 センサー配置図(縦断面)
図 2.2.6-5 センサー配置図(外気, Section A, ※内観を示す)
17
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.2.6-6 センサー配置図(中空, Section B, ※内観を示す)
図 2.2.6-7 センサー配置図(室内, Section C, ※内観を示す)
18
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.2.6-1 測定項目一覧
内観左
測定
記号
単位
CH
測定項目
短波放射量
長波放射量
out
短波放射量
外
気
長波放射量
in
雰囲気温度
バッフル板表面温度
空気温度
試験体表面温度
短波放射量
長波放射量
out
短波放射量
中
空
長波放射量
in
雰囲気温度
試験体表面温度
空気温度
試験体表面温度
短波放射量
長波放射量
out
短波放射量
室
内
長波放射量
in
雰囲気温度
試験体表面温度
空気温度
バッフル板表面温度
測定項目
外
気
短波放射量
out
(エプレ)
バッフル温度
窓面温度
中
上
中
下
中
上
中
下
上
中
下
EA7,out
EA8,out
EA9,out
7
8
9
EA7,in
EA8,in
EA9,in
θA7
θA8
θA9
17
18
19
26
27
28
W/m2
W/m2
℃
中
中
上
中
下
中
上
中
下
上
中
下
EB7,out
EB8,out
EB9,out
EB7,in
EB8,in
EB9,in
θB7
θB8
θB9
107
108
109
117
118
119
86
87
88
W/m2
W/m2
℃
中
中
上
中
下
中
上
中
下
上
中
下
EC7,out
EC8,out
EC9,out
147
148
149
EC7,in
EC8,in
EC9,in
θC7
θC8
θC9
157
158
159
197
198
199
W/m2
W/m2
℃
中
内観中
測定
記号
CH
IA0,out
0
EA4,out
4
EA5,out
5
EA6,out
6
IA0,in
10
EA4,in
14
EA5,in
15
EA6,in
16
θA4
23
θA5
24
θA6
25
θaA5,out 291
θaA5
290
θaA5,in 286
IB0,out
100
EB4,out
104
EB5,out
105
EB6,out
106
IB0,in
110
EB4,in
114
EB5,in
115
EB6,in
116
θB4
83
θB5
84
θB6
85
θaB5,out 285
θaB5
284
θaB5,in 283
IC0,out
140
EC4,out
144
EC5,out
145
EC6,out
146
IC0,in
150
EC4,in
154
EC5,in
155
EC6,in
156
θC4
194
θC5
195
θC6
196
θaC5,out 282
θaC5
281
θaC5,in 280
記号
測定
CH
単位
測定項目
IA,out
249
W/m2
短波放射量
266
267
℃
室
内
長波放射量
バッフル温度
窓面温度
19
単位
内観右
測定
記号
単位
CH
W/m2
W/m2
EA1,out
EA2,out
EA3,out
1
2
3
EA1,in
EA2,in
EA3,in
θA1
θA2
θA3
11
12
13
20
21
22
EB1,out
EB2,out
EB3,out
101
102
103
EB1,in
EB2,in
EB3,in
θB1
θB2
θB3
111
112
113
80
81
82
EC1,out
EC2,out
EC3,out
141
142
143
EC1,in
EC2,in
EC3,in
θC1
θC2
θC3
151
152
153
191
192
193
W/m2
W/m2
W/m2
℃
W/m2
℃
℃
℃
℃
W/m2
W/m2
W/m2
W/m2
W/m2
℃
W/m2
℃
℃
℃
℃
W/m2
W/m2
W/m2
W/m2
W/m2
℃
W/m2
℃
℃
℃
℃
記号
測定
CH
out
IC,out
262
in
out
in
IC,in
EC,out
EC,in
263
264
265
268
269
単位
W/m2
℃
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.2.7 改修前後の測定結果の比較
図 2.2.7-1 に普通複層ガラスにおける改修前後の日射熱取得率を示す。改修前後の日
射熱取得率の差は最大 0.02 であり,測定データの妥当性が確認できた。また,図 2.2.7-2
に普通複層ガラスにおける改修前後の熱貫流率を示す。改修前後の熱貫流率の差は最
大 0.3W/(m2・K)であった。図 2.2.7-3~2.2.7-6 に各測定における各種熱量を示す。図よ
り冬期の測定において計測箱周壁 4 面での通過熱量(QB または Q’B)が改修後に 0 に近い
値になっていることが分かる。これは,改修前には内(計測箱):20℃,外(恒温室):0℃で
あったのに対して,改修後には内(計測箱):20℃,外(測定装置設置室): 20~25℃となり
温度差が小さくなったことによると考えられる。
20
第 2 章 日射熱取得率の測定
改修前(冬期)
改修後(冬期)
改修前(夏期)
改修後(夏期)
0.8
0.7
0.71
0.70
0.72
0.70
日射熱取得率[-]
0.6
0.5
0.42
0.42
0.42
0.42
改修前
改修後
改修前
改修後
0.4
0.3
0.2
0.1
0.0
改修前
改修後
改修前
冬期
改修後
夏期
冬期
普通複層+遮蔽物なし
夏期
普通複層+内付ロールスクリーン
図 2.2.7-1 普通複層ガラスにおける改修前後の日射熱取得率
改修前(冬期)
改修後(冬期)
改修前(夏期)
改修後(夏期)
3.0
2.7
2.7
2.5
熱貫流率[W/(㎡・K)]
2.5
2.4
2.4
2.4
2.0
1.9
1.6
1.5
1.0
0.5
0.0
改修前
改修後
冬期
改修前
改修後
夏期
改修前
改修後
冬期
普通複層+遮蔽物なし
改修前
改修後
夏期
普通複層+内付ロールスクリーン
図 2.2.7-2 普通複層ガラスにおける改修前後の熱貫流率
21
第 2 章 日射熱取得率の測定
改修前
改修後
1200
1100
1000
900
800
熱量[W]
700
600
500
400
300
200
100
0
-100
-200
QSolar QGain QC
QP
QB
QI
QW
Q'C
Q'P
Q'B
Q'I
Q'W
改修前 695.5 490.3 400.3 -36.1 -55.0 123.9 -122.9 -156.0 -39.0 -50.2 53.6 -120.5
76.1 -118.5 -0.9 -31.2 -1.4 140.3 -108.7
改修後 720.6 511.8 443.4 -29.3 3.2
図 2.2.7-3 普通複層ガラス+遮蔽物なし(冬期)の各種熱量
改修前
改修後
1200
1100
1000
900
800
熱量[W]
700
600
500
400
300
200
100
0
-100
-200
QSolar QGain QC
改修前 1008.1 723.0 741.2
改修後 990.8 688.7 722.9
QP
9.6
6.9
QB
2.3
-14.1
QI
2.8
30.6
QW
3.5
10.8
Q'C
110.6
86.1
Q'P
12.1
9.4
Q'B
11.9
-10.0
Q'I
58.0
61.7
図 2.2.7-4 普通複層ガラス+遮蔽物なし(夏期)の各種熱量
22
Q'W
28.6
25.1
第 2 章 日射熱取得率の測定
改修前
改修後
1200
1100
1000
900
800
熱量[W]
700
600
500
400
300
200
100
0
-100
-200
QSolar QGain QC
QP
QB
改修前 694.3 291.1 174.1 -35.4 -52.1
改修後 718.0 299.7 228.7 -31.1 0.4
QI
QW
Q'C
Q'P
Q'B
Q'I
Q'W
78.8 -108.4 -151.1 -39.2 -52.2 51.5 -111.2
65.3 -105.5 1.3 -30.4 -1.7 133.5 -100.0
図 2.2.7-5 普通複層ガラス+内付ロールスクリーン(冬期)の各種熱量
改修前
改修後
1200
1100
1000
900
800
熱量[W]
700
600
500
400
300
200
100
0
-100
-200
QSolar QGain QC
改修前 1002.1 425.5 442.4
改修後 1159.3 489.6 488.5
QP
2.1
2.4
QB
-6.3
-18.7
QI
16.0
13.5
QW
5.1
1.8
Q'C
107.6
86.6
Q'P
11.6
7.7
Q'B
11.6
-11.0
Q'I
62.0
73.7
Q'W
22.3
16.1
図 2.2.7-6 普通複層ガラス+内付ロールスクリーン(夏期)の各種熱量
23
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.3 日射熱取得率の測定結果
2.3.1 試験体の選定
窓の日射熱取得率の測定を実施するにあたり,試験体とその組み合わせの選定を行
った。窓の日射熱取得率測定の組み合わせ一覧を表 2.3-1 に示す。平成 23 年度は単板
ガラスとサッシ・遮蔽物の組み合わせ計 21 通りで測定を実施し,平成 24 年度は複層
ガラスとサッシ・遮蔽物の組み合わせ計 39 通りで測定を実施した。以下,選定した試
験体について説明する。
[1] フレーム
本調査における日射熱取得率の測定では,室内外の遮蔽物に加え,通常の窓の内側
に窓を設ける二重窓についても実施する。ここでは,通常の窓(外気側と室内側を隔
てる窓)を外窓,外窓の内側(室内側)に設けられる窓を内窓と称し,試験体を構成
する外窓と内窓に使用されたサッシフレームについて説明する。
①
外窓用フレーム
既往の研究 7)から,外窓の日射熱取得率ηはサッシフレームの見付(伝熱開口面積に
対するサッシフレームの見付面積)の違いによる影響は受けるが,材質や開閉形式の
違いによる影響はほとんどないことがわかっている。そこで,測定に用いるサッシフ
レームは,測定の容易度(ガラス交換の簡易さ)や測定誤差因子の低減等に配慮し,
上下縦断面で同一形状をしている樹脂性の FIX 窓1種類とした。
試験体図と試験体取付枠の構成を図 2.3.1-1~2.3.1-3 に示す。
サッシフレームサイズは W1,690mm,H1,370mm であり,伝熱開口面積に対するサッ
シフレームの面積は 12.8%となる。また,日射熱取得率ηにあまり影響しないが,サ
ッシフレームの色は白で日射吸収率 0.30 のものを使用した。
② 内窓用フレーム
上市されている二重窓の内窓のほとんどは樹脂製のサッシフレームであるが,内窓
についても外窓と同様に見付の違いによる影響は受けるものの,材質や開閉形式の違
いによる影響はほとんど受けないことは容易に想定されたので,図 2.3.1-4 及び図
2.3.1-5 に示す木製サッシを作成し,これを内窓として測定に用いることとした。
内窓は,額縁に囲まれる形で納まっており,室内側の見え掛かりが外窓と一致する
ように作成されている。また,サッシフレームは無垢の木材を組み合わせて作成して
おり,外窓と同様に上下縦断面で同一形状をしている。
なお,試験体外観図はガラス押さえを合わせたため,同様の図面となる。
24
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3-1 窓の日射熱取得率測定の組み合わせ一覧
サッシフレーム
樹脂(PVC)
eRS1
rBL4
rRS0
rPS8
E
E
膜
膜
膜
膜
2
3
2
3
面
面
面
面
D透障a D透透6 D透6普 D透取2 D透取3 D透遮2 D透遮3
FL6
FL6
S透明6
○
○
○
×
○
×
○
○
○
○
○
○
○
○
○
熱線吸収
グリーンペーン
MFL6
S熱吸6
○
×
×
×
×
×
○
×
×
×
×
×
×
×
×
熱線反射
レフライトS(1種)
CFL6S*
S熱反6
○
×
×
×
×
×
○
×
×
×
×
×
×
×
×
高性能熱線反射
(淡色)
レフシャインSGY32(2種)
RSFL6SGY32*
S反淡6
○
×
×
×
×
×
○
×
×
×
×
×
×
×
×
高性能熱線反射
(濃色)
レフシャインSS8(3種)
RSFL6SS8*
S反濃6
○
×
×
×
×
×
○
×
×
×
×
×
×
×
×
透明
ペアマルチ
FL3+A12+FL3
P普複_
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
×
×
×
×
×
膜2面
NFL3LE2*+A12+FL3
P取得2
●
●
●
×
●
×
●
●
●
×
×
×
×
×
×
膜3面
FL3+A12+*NFL3LE3
P取得3
●
×
×
×
●
×
●
×
×
×
×
×
×
×
×
膜2面
RSFL3AW6*+A12+FL3
P中庸2
●
×
×
×
●
×
●
×
×
×
×
×
×
×
×
膜3面
FL3+A12+*RSFL3AW6
P中庸3
●
×
×
×
●
×
●
×
×
×
×
×
×
×
×
膜2面
RSFL3AG6*+A12+FL3
P遮蔽2
●
●
●
×
●
×
●
●
●
×
×
×
×
×
×
膜3面
FL3+A12+*RSFL3AG6
P遮蔽3
●
×
×
×
●
×
●
×
×
×
×
×
×
×
×
RSFL3AK6*+Ar9+FL3+V+*RSFL3SH
P真空a
●
×
×
×
●
×
●
×
×
×
×
×
×
×
×
ペアマルチEA
3+A12+3mm
Low-E(銀1層)
Low-E(銀2層)
3+A9+6mm
eBL4
ン
普
通
複
層
透明
Low-E(CVD型)
複
層
None
ツ
透
明
単
板
‐
)
ガ
ラ
ス
略号
横
紙
障
子
遮
熱
銀L
2 o
層w
(
6mm
ガラス品種略号
縦
高
遮
蔽
プ
リ
断
熱
C
L
V
o
D
w
型
‐
)
ン
単
板
ル
ス
ク
リ
ー
ル
ス
ク
リ
ー
ブ
ラ
イ
ン
ド
ロ
ー
遮
蔽
物
な
し
ー
ー
ブ
ラ
イ
ン
ド
ロ
遮
蔽
物
木製内窓
内付
(
外付
真空
ペアマルチスーパー
ブルー
ペアマルチレイボーグ
グリーン
スペーシア21遮熱クリア
※○は H.23 年度実施,●は H.24 年度実施。
は通常使用する膜面位置。
25
第 2 章 日射熱取得率の測定
上フレーム拡大
下フレーム拡大
図 2.3.1-1 試験体縦断面図(外窓)
26
第 2 章 日射熱取得率の測定
縦フレーム拡大
縦フレーム拡大
対称
図 2.3.1-2 試験体横断面図(外窓)
27
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.1-3 試験体内観図
28
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.1-4 試験体縦断面図(内窓)
29
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.1-5 試験体横断面図(内窓)
30
第 2 章 日射熱取得率の測定
[2]
ガラス
窓の日射熱取得率の測定に用いる窓ガラスとして,単板ガラス 5 種類,複層ガラス 4
種類,複層真空ガラス 1 種類の合計 10 種類を用意した。以下に選定ガラスの概要を示
し,表 2.3.1-3 に 10 種類のガラスの光熱性能をまとめて示す。
①
単板ガラス
最も一般的に用いられている透明フロート板ガラス,板ガラス基板を着色すること
で日射熱を吸収して遮熱性能を向上させた熱線吸収板ガラス(グリーン色)
,透明フロ
ート板ガラスを基板として日射熱を反射させる薄膜を施して遮熱性能を向上させた熱
線反射ガラス(3 種類)とした。熱線反射ガラスの成膜方法には,フロート板ガラスの
製造工程中に成膜するものと,真空チャンバ内でスパッタリング法により成膜するも
のの 2 通りある。後者は特に高性能熱線反射ガラスと呼ばれ,薄膜構成の自由度が高
く,色味や性能のバリエーションが豊富である。JIS R 3221 8)では熱線反射ガラスの日
射熱遮蔽性による区分が定められており,3 つの各区分に該当するものとして,
(1 種)
普通の熱線反射ガラス,
(2 種)淡色の高性能熱線反射ガラス SGY32,
(3 種)濃色の高
性能熱線反射ガラス SS8 の 3 種類を選定した。なお,測定装置の窓寸法と取り扱い易
さを考慮していずれも 6 ミリ厚のものとした。
表 2.3.1-2
日射熱遮蔽性による区分 8)
種類
日射熱取得率η
1種
0.70 以下
2種
0.55 以下
3種
0.40 以下
② 複層ガラス
透明フロート板ガラスを 2 枚組み合わせた透明複層ガラス,および Low-E ガラスと
透明フロート板ガラスを組み合わせた Low-E 複層ガラス(3 種類)とし,いずれも板
ガラスは 3 ミリ厚,中空層は 12 ミリ厚とした。断熱性能を向上させるために中空層に
アルゴンやクリンプトンなど熱伝導率の小さい気体を封入させた複層ガラスも製造さ
れるが,中空層気体の種類が遮熱性能に及ぼす影響は小さいことから,ここでは中空
層に乾燥空気を封入したものを選定した。
Low-E ガラスは,板ガラス表面に酸化スズや銀などの薄膜を施して,常温物体の熱
放射領域である遠赤外線の反射率を高めたもので,この薄膜面を中空層に面するよう
配置すると中空層の放射熱伝達を低減して,単板ガラスの約 4 倍,一般の複層ガラス
の約 2 倍にまで断熱性能を高めることができる。Low-E とは Low Emissivity の略で「低
放射」を意味する。Low-E ガラスは,遠赤外領域を反射(低放射)して,可視光領域
31
第 2 章 日射熱取得率の測定
を透過(採光)するよう作られているが,薄膜の特殊設計により近赤外領域(日射熱)
においては反射を高めたものと透過を高めたものがあり,日射熱の遮蔽と取得のバリ
エーションが取りそろえられている。ここでは,日射遮蔽型,日射中庸型,日射取得
型の 3 種類の Low-E ガラスを用いた Low-E 複層ガラスを選択した。図 2.3.1-6 に各 Low-E
ガラスの分光特性を示す。
複層ガラスの場合には,板ガラスの組み合わせ方によって,遮熱性に変化を持たせ
ることができる。Low-E ガラスのように日射吸収の大きいガラスを室外側へ配置する
と,中空層が熱抵抗となるために,室外側ガラスで吸収された日射熱は室内へ伝わり
にくく,日射熱取得率は小さくなる。逆に,日射吸収の大きいガラスを室内側に配置
すると,吸収された日射熱は室外へ逃げにくく,日射熱取得率が大きくなる。図 2.3.1-7
に Low-E 複層ガラスの構成ごとの日射特性を示す。
近赤外線
吸収率
反射率(膜面入射)
0.4
1.0
0.2
0.8
0.4
0.6
0.6
0.2
0.0
0.2
反射率(膜面入射)
0.2
1.0
0.0
0.8
透過率
1000
10000
吸収率
1000
10000
近赤外線
b) 日射中庸型(銀 1 層膜タイプ,板厚 3 ミリ)
遠赤外線
1.0
0.0
0.8
0.2
赤線が分光透過率(左縦軸)
,青線が分光反射率(右
縦軸)を表す。左右の縦軸の目盛は反転表示してお
反射率(膜面入射)
0.4
0.4
0.6
反射率
0.6
り,透過率と反射率と吸収率の合計は"1"であるの
透過率
0.2
0.8
で,グラフ中の透過率と反射率で囲まれた領域が吸
1.0
収率を意味する。
吸収率
0.0
1.0
波長(nm)
a) 日射遮蔽型(銀 2 層膜タイプ,板厚 3 ミリ)
紫外線 可視光線
0.4
0.6
波長(nm)
透過率
遠赤外線
0.4
0.8
透過率
0.0
近赤外線
反射率
0.6
0.0
反射率
透過率
0.8
紫外線 可視光線
遠赤外線
透過率
紫外線 可視光線
1.0
1000
10000
波長(nm)
c) 日射取得型(酸化すず膜タイプ,板厚 3 ミリ)
図 2.3.1-6
Low-E ガラスの分光特性
32
第 2 章 日射熱取得率の測定
Low-E膜
Low-E膜
100
100
(室外側)
(室外側)
(室内側)
日射透過率
日射反射率
35.4
37.6
3.6
再放熱
23.4
再放熱
a) 日射遮蔽型Low-Eガラス
(室内側)
日射透過率
日射反射率
35.4
39.4
日射熱取得率
39%
13.6
再放熱
11.6
再放熱
透明ガラス
透明ガラス
日射熱取得率
49%
a) 日射遮蔽型Low-Eガラス
Low-E膜
Low-E膜
100
100
(室外側)
(室外側)
(室内側)
日射透過率
日射反射率
53.5
25.0
4.5
再放熱
17.0
再放熱
b) 日射中庸型Low-Eガラス
(室内側)
53.5
25.8
日射熱取得率
58%
10.5
再放熱
10.2
再放熱
透明ガラス
透明ガラス
日射熱取得率
64%
b) 日射中庸型Low-Eガラス
Low-E膜
Low-E膜
100
100
(室外側)
(室外側)
(室内側)
日射透過率
日射反射率
61.2
14.8
5.8
再放熱
18.2
再放熱
c) 日射取得型Low-Eガラス
日射透過率
日射反射率
日射透過率
日射反射率
日射熱取得率
67%
61.2
16.5
12.8
再放熱
9.5
再放熱
透明ガラス
透明ガラス
図 2.3.1-7
(室内側)
日射熱取得率
74%
c) 日射取得型Low-Eガラス
Low-E 複層ガラスの構成と日射特性
③ 複層真空ガラス
Low-E 複層ガラスの中空層を真空にすることで,伝導と対流による熱伝達を排した
高断熱ガラスに「真空ガラス」と呼ばれるものがある。真空の場合には間隙の距離は
熱性能に無関係となるため,中空層ひいてはガラス総厚を極めて薄くすることができ,
既存の単板ガラス用サッシにそのまま取り付けることができるので窓の断熱改修に適
している。さらに,真空ガラスともう一枚の Low-E ガラスとを複層ガラス化し,中空
層にアルゴンガスを封入した「複層真空ガラス」はグラスウール 50mm 程度に匹敵す
る断熱性能を実現する。図 2.3.1-8 にこれらのガラス構造を示す。
ここでは,超高断熱窓の実現例の一つとして,窓の日射熱取得率の測定用に複層真
空ガラス 1 種類を選定した。その構成は,室外側から順に【Low-E ガラス 3 ミリ+ア
33
第 2 章 日射熱取得率の測定
ルゴンガス層 9 ミリ+透明フロート板ガラス 3 ミリ+真空層 0.2 ミリ+Low-E ガラス 3
ミリ】のものとする。
Low-E 膜
Low-E 膜
アルゴン
ガス層
真空層
真空層
a) 真空ガラス
図 2.3.1-8
b) 複層真空ガラス
真空ガラスおよび複層真空ガラスの構造
34
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.1-3
窓の日射熱取得率の測定用の板ガラスの光熱性能
紫外線
可視光
ガラス品種
日射
熱貫流率
透過率
透過率
反射率
OUT
反射率
IN
透過率
反射率
OUT
吸収率
A1
吸収率
A2
吸収率
A3
[W/m2K]
0.628
0.887
0.081
0.081
0.806
0.073
0.121
---
---
0.232
0.755
0.071
0.071
0.467
0.055
0.478
---
---
日射熱取得率[-]
修正放射率
夏
冬
5.8
0.85
0.84
---
5.8
0.63
0.60
---
単板ガラス(6ミリ)
透明フロート板ガラス
熱線吸収板ガラス
グリーン色
熱線反射ガラス
シルバー系
#1
0.393
0.633
0.324
0.349
0.627
0.211
0.162
---
---
5.8
0.68
0.67
0.837
高性能熱線反射ガラス
SGY32
#1
0.253
0.320
0.120
0.240
0.291
0.103
0.605
---
---
5.5
0.49
0.45
0.707
SS8
#1
0.037
0.080
0.414
0.360
0.063
0.362
0.575
---
---
4.6
0.22
0.18
0.394
複層ガラス(3ミリ+空気層12ミリ+3ミリ)
透明複層ガラス
0.576
0.818
0.149
0.149
0.745
0.134
0.068
0.053
---
2.9
0.79
0.79
---
#2
0.142
0.697
0.134
0.155
0.354
0.376
0.255
0.014
---
1.6
0.39
0.39
0.042
#3
0.142
0.697
0.155
0.134
0.354
0.394
0.097
0.155
---
1.6
0.49
0.48
0.042
#2
0.265
0.755
0.153
0.133
0.535
0.250
0.182
0.033
---
1.8
0.58
0.58
0.103
#3
0.265
0.755
0.133
0.153
0.535
0.258
0.018
0.126
---
1.8
0.64
0.64
0.103
#2
0.448
0.755
0.159
0.173
0.612
0.148
0.199
0.042
---
1.9
0.67
0.66
0.151
#3
0.448
0.755
0.173
0.159
0.612
0.165
0.070
0.153
---
1.9
0.74
0.73
0.151
(3ミリ+アルゴン層9ミリ+3ミリ+真空層+3ミリ) #4
0.076
0.604
0.170
0.173
0.296
0.390
0.260
0.018
0.037
0.8
0.35
0.35
0.042,0.115
Low-E複層ガラス
日射遮蔽型
日射中庸型
日射取得型
複層真空ガラス
紫外線特性はISO 9050:2003,可視光特性はJIS R 3106:1998による。
日射特性,日射熱取得率はJIS R 3106:1998の日射領域300-2500nmによる。
熱貫流率はJIS R 3107:1998による。
修正放射率はJIS R 3107:1998による熱線反射膜およびLow-E膜のもの。ガラス面は0.837とする。
OUT,IN:室外側,室内側からの入射に対する反射率。
A1,A2,A3:室外側からの順の各ガラスの多重反射後の日射吸収率。
#1:熱線反射膜を単板ガラスの室内側に配置。
#2:Low-E膜を室外側ガラスの空気層側に配置。
#3:Low-E膜を室内側ガラスの空気層側に配置。
#4:Low-E膜を室外側ガラスのアルゴン層側と室内側ガラスの真空層側に配置。
35
第 2 章 日射熱取得率の測定
[3]
遮蔽物
① 遮蔽物概要
現在の省エネルギー基準では,内付ブラインド,外付ブラインド,レースカーテン,
和障子等が評価対象となっている。しかし,近年普及しているスクリーン類が含まれ
ないなど,評価できるものは限定される。
今回将来的に省エネルギー基準の充実を目的とし,比較的普及率の高い遮蔽物(縦
型ブラインド,ロールスクリーン,プリーツスクリーン)を追加選定し,測定を実施
した。
平成 24 年度は遮蔽物併用の有無による相関関係を見出すことを目的とし,特に室内
ブラインド,室内ロールスクリーンを選択し,すべてのガラスとの組み合わせによる
測定を実施した。また,室外ブラインド,室外ロールスクリーン,プリーツスクリー
ン,紙障子においてもガラスとの組み合わせ水準を 3 通りとし,測定を実施した。
主な遮蔽物についての体系図を図 2.3.1-9 に示す。
また,遮蔽物の概要を 表 2.3.1-4~2.3.1-6 に示す。
室内側遮蔽物
ブラインド
横型ブラインド
高遮蔽ブラインド
縦型ブラインド
スクリーン
ロールスクリーン
ローマンシェード
プリーツスクリーン
カーテン
ドレープカーテン
レースカーテン
和障子
屋外側遮蔽物
ブラインド
横型ブラインド
スクリーン
ロールスクリーン
オーニング
図 2.3.1-9
主な遮蔽物の体系図
網掛け部は測定実施,青字は追加選定したものを示す。
※薄字は非選定の遮蔽物を示す。
36
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.1-4
遮蔽物概要
遮蔽物種類
主な特徴
内付(横型)ブラインド
ブラインドは横型ブラインドと縦型ブラインドに大別でき,
ブラインド類の市場規模 278.6 億円の中で横型ブラインドは
219.7 億円(約 79%)あり,ビル・住宅マーケットにおいて
定着している。
<特徴>
・多数のスラット(羽)を水平に組立てたものでスラットの
角度が調整でき,かつブラインドを上下に開閉可能な室内向
けベネシャンブラインド。
・スラットの素材はアルミニウム合金,天然木,プラスチッ
クなどがある。
・スラットの形状・素材・色などの違いにより多様な光学特
性を持つ。
・スラットの角度調節により視野の調節に併せ,調光機能を
もつことにより昼光のコントロールが可能。
内付(縦型)ブラインド
ブラインドは横型ブラインドと縦型ブラインドに大別でき,
ブラインド類の市場規模 278.6 億円の中で縦型ブラインドは
58.9 億円(約 21%)あり,ビル・住宅マーケットにおいて定
着している。
<特徴>
・多数のルーバーを垂直に並べ組み立てたもので,ルーバー
の回転により調光でき,かつブラインドを水平方向開閉する
ことができる。
・ルーバーの素材は化学繊維生地,ガラス繊維複合ビニル製,
アルミニウム合金製など多種に及ぶ。
・ルーバーの幅,素材・色・柄などの違いにより多様な光学
特性を持つ。
高遮蔽ブラインド
近年住宅ではホームシアターなどの需要,オフィスではプロ
ジェクターの利用などが増え,室内空間を暗くする必要性か
ら,窓開口部の遮蔽性を求められるようになっている。その
ような背景から,一般のブラインドよりも閉めたときの遮蔽
性が高い「高遮蔽ブラインド」が普及してきている。
<特徴>
・スラットを閉めたときにスラット角度 85°(一般 75°)
程度まで回転し,遮蔽性が高い。
・スラット中央の穴がなく,穴からの光漏れがない。
・閉めたときのスラットどうしの隙間が小さいため,ブライ
ンド全体の密閉性が高まり,それにより窓―ブラインド間中
空層の熱貫流抵抗が高い。
37
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.1-5 遮蔽物概要
遮蔽物種類
外付(横型)ブラインド
主な特徴
<特徴>
・多数のスラット(羽)を水平に組立てたものでスラットの
角度が調整でき,かつブラインドを上下に開閉可能な屋外向
けベネシャンブラインド。
・スラットの素材は主にアルミニウム合金を使用。
・スラットの形状・色などの違いにより光学特性が異なる。
・スラットの角度調節により視野の調節に併せ,調光機能を
もつことにより昼光のコントロールが可能。
・比較的高額であることなどから国内では普及が進んでいな
いが,屋外で遮蔽することにより,室内向けに対し日射熱取
得率が比較的小さく省エネルギー効果が高い。
内付ロールスクリーン
スクリーン類の市場規模は 316 億円ありブラインド類の市場
規模を上回っている。その中でロールスクリーンは 193.1 億
円であり横型ブラインドとほぼ均衡した規模がある。主にビ
ル・住宅マーケットに定着している。
<特徴>
・平滑なスクリーンが上下に可動し調光するものであり,主
にロールスクリーンと呼び窓の室内に取付けるものである。
・スクリーンの素材は化学繊維生地,ガラス繊維複合ビニル
製など多種に及ぶ。
・素材・色・柄などの違いにより多様な光学特性を持ち,近
年では日射反射性の高い糸や金属蒸着により遮熱性能を高め
たものが普及しつつある。
外付ロールスクリーン
<特徴>
・平滑なスクリーンが上下に可動し調光するものであり,主
にロールスクリーン又はシェードと呼び窓の屋外に取付ける
ものである。
・スクリーンの素材は主に化学繊維などで屋外設置による耐
候性を考慮した素材を用いる。
・素材・色などの違いにより多様な光学特性をもつ。
・屋外で遮蔽することにより室内向けに対し日射熱取得率が
比較的小さく省エネルギー効果が高い。
38
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.1-6 遮蔽物概要
遮蔽物種類
主な特徴
プリーツスクリーン
プリーツスクリーン市場規模は 54.8 億円あり,スクリーン類
全体の 17.3%にあたる。主に住宅マーケットに定着している。
<特徴>
・プリーツ(ひだ)状に仕上げたスクリーンが上下に可動し
調光する。
・スクリーンの素材は化学繊維が主体であり,通常の織布に
加え不織布も定着している。
・素材・色・柄などの違いにより多様な光学特性を持ち,近
年では日射反射性の高い糸などにより遮熱性能を高めたもの
が普及しつつある。
レースカーテン
カーテン市場規模 879 億円の内,レース(シアー)カーテン
251 億円(約 28%)あり,古くから主に住宅マーケットに定
着している。
<特徴>
主に織機にて織るボイルと編機を用いて編むレースを用いた
比較的光透過性のあるカーテンを総称してレースカーテンと
呼ぶ。
・水平方向に開閉でき,光透過性のある生地により調光・採
光する。
・素材・色・柄などの違いにより多様な光学特性を持ち,近
年では日射反射性の高い糸や金属蒸着により遮熱性能を高め
たものが普及しつつある。
和障子
<特徴>
日本家屋における扉,窓に用いる建具の一つで,明かりを通
すように木枠に紙を貼ったもので,紙は和紙等を用いるが近
年では化学繊維紙,紙にプラスチックフィルムを貼ったもの
など種類が増えている。
注記:表中の市場規模数値は(社)日本インテリアファブリックス協会発行の「平成 23 年度の
インテリアファリックス事業の概況」によるものとする。
39
第 2 章 日射熱取得率の測定
② 遮蔽物仕様
各種遮蔽物の代表的な種類の構造図および角度別開口率について以下に示す。
【内付(横型)ブラインド】スラット幅 25 ㎜タイプ
図 2.3.1-10 内付ブラインド構造図
表 2.3.1-7
内付(横型)ブラインド
スラット角度別開口率
40
第 2 章 日射熱取得率の測定
【高遮蔽ブラインド】スラット幅 25mm タイプ
図 2.3.1-11 内付ブラインド 高遮蔽ブラインド構造図
表 2.3.1-8 高遮蔽ブラインド スラット角度別開口率
41
第 2 章 日射熱取得率の測定
【外付(横型)ブラインド】スラット幅 80 ㎜タイプ
図 2.3.1-12 外付ブラインド構造図
表 2.3.1-9
外付(横型)ブラインド
スラット角度別開口率
42
第 2 章 日射熱取得率の測定
【縦型ブラインド】ルーバー幅100㎜
図 2.3.1-13 縦型ブラインド構造図
表 2.3.1-10
縦型ブラインド
ルーバー角度別開口率
43
第 2 章 日射熱取得率の測定
【内付ロールスクリーン】
図 2.3.1-14 ロールスクリーン構造図
【外付ロールスクリーン】
図 2.3.1-15 外付ブラインド ロールスクリーン構造図
44
第 2 章 日射熱取得率の測定
【プリーツスクリーン】
図 2.3.1-16 プリーツスクリーン構造
【レースカーテン】
図 2.3.1-17 レースカーテン構造図
45
第 2 章 日射熱取得率の測定
【和障子】
図 2.3.1-18 和障子構造図
46
第 2 章 日射熱取得率の測定
各種遮蔽物の光学特性をまとめて表 2.3.1-11 に示す。
表 2.3.1-11
各種遮蔽物の光学特性
試験体
色
スラット角
[°]
光学特性 [ - ]
備考
-75
0.00
0.00
0.49
0.11
0.52
0.01
0.01
0.30
0.38
0.19
0.19
0
スラット間隔:21.5[mm]
スラット幅:24.6[mm]
スラット高さ:2.2[mm]
全反射率:0.716
拡散反射率:0.674
鏡面(正)反射率:0.042
0.54
0.20
0.52
0.24
0.43
0.43
0.77
0.09
0.75
0.12
0.69
0.70
0.92
0.04
0.92
0.04
0.90
0.90
0.75
0.12
0.77
0.09
0.70
0.69
30
0.52
0.24
0.54
0.20
0.43
0.43
45
0.30
0.38
0.30
0.34
0.19
0.19
60
0.11
0.52
0.09
0.49
0.01
0.01
75
0.04
0.63
0.04
0.62
0.00
0.00
-75
0.03
0.63
0.04
0.66
0.00
0.00
-60
0.09
0.51
0.09
0.55
0.00
0.00
-45
0.24
0.38
0.24
0.41
0.11
0.11
-30
0.50
0.23
0.48
0.27
0.37
0.37
0
15
スラット間隔:19:5[mm]
スラット幅:24.6[mm]
スラット高さ:2.2[mm]
全反射率:0.716
拡散反射率:0.674
鏡面(正)反射率:0.042
0.75
0.10
0.72
0.14
0.66
0.67
0.91
0.05
0.91
0.05
0.89
0.89
0.72
0.14
0.75
0.10
0.67
0.66
0.48
0.27
0.50
0.23
0.37
0.37
45
0.24
0.41
0.24
0.38
0.11
0.11
60
0.09
0.55
0.09
0.51
0.00
0.00
85
0.01
0.71
0.00
0.68
0.00
0.00
-75
0.03
0.59
0.04
0.61
0.00
0.00
-60
0.10
0.48
0.13
0.51
0.04
0.04
-45
0.30
0.33
0.30
0.38
0.21
0.21
-30
-15
アイボリー
(T-13)
τ'0
0.63
0.34
30
外付ブラインド
(タチカワ)
τ0
0.04
0.09
-15
ベージュ
(C407)
ρ'
0.62
0.30
15
高遮蔽ブラインド
(ニチベイ)
τ'
0.04
-60
-30
ベージュ
(C407)
ρ
-45
-15
内付ブラインド
(ニチベイ)
τ
0
15
スラット間隔:72[mm]
スラット幅:80[mm]
スラット高さ:12[mm]
全反射率:0.690
拡散反射率:0.649
鏡面(正)反射率:0.041
0.53
0.20
0.51
0.26
0.44
0.44
0.73
0.11
0.70
0.15
0.66
0.66
0.85
0.07
0.85
0.07
0.83
0.83
0.70
0.15
0.73
0.11
0.66
0.66
30
0.51
0.26
0.53
0.20
0.44
0.44
45
0.30
0.38
0.30
0.33
0.21
0.21
60
0.13
0.51
0.10
0.48
0.04
0.04
75
0.04
0.61
0.03
0.59
0.00
0.00
内付ロールスクリーン
(トーソー)
クリーム
(TR-7038)
―
組織:平織
材質:ポリエステル繊維
生地厚:0.38[mm]
0.35
0.56
0.35
0.56
外付ロールスクリーン
(LIXIL)
ベージュ
―
組織:平織
材質:ポリエステル繊維
PVCコーティング
0.39
0.28
0.38
0.28
0.29
0.53
0.29
0.53
プリーツスクリーン
(ニチベイ)
ベージュ
(M6043)
組織:不織布
材質:ポリエステル繊維
0.21
0.57
0.21
0.57
0.00
0.65
0.00
0.65
0.45
0.55
0.45
0.55
生地
88.9
折畳み
紙障子
(YKKAP・和障子紙ハイテックA)
白
―
材質:化学繊維混パルプ
注) τ:透過率,ρ:反射率,τ0:直接透過率,τ'0:室内側からの反射日射に対する直接透過率
τ’:室内側からの反射日射に対する透過率,ρ’:室内側からの反射日射に対する反射率
47
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.3.2 測定結果詳細
日射熱取得率(日射侵入率)は,ISO15099 1)では (2.3.2-1)式により得ることができる
としている。
SHGC =η=
qint - qint (I s = 0)
Is
(2.3.2-1)
ここで,qint は照射時の取得熱流密度[W/m2], qint (I s = 0) は照射無しの時の取得熱流
密度[W/m2],Is は照射強度[W/m2]である。定義では,日射を照射することにより生じ
る熱伝達率の変化等の影響は,すべて日射熱取得率に含まれるものとされている。本
報の日射熱取得率はこの定義に従っている。定義に従った日射熱取得率を測定するに
は,日射の無い時の試験体の内外温度差による貫流分の熱量を除く必要があるので,
まず熱貫流率測定を行い,日射の無い温度差のみの熱貫流率:U [W/(m2・K)]を求め,
引続き日射有りの日射熱取得率測定を行う。測定原理を図 2.3.2-1 に示す。
測定の熱収支における QSolar は照射日射熱量[W],St は日射照射による取得熱量[W],
QI はファン・ヒーターで投入される熱量[W],QC は冷却板で除去される熱量[W],
QB は計測箱周壁 4 面での通過熱量[W],QS は試験体取付枠での通過熱量[W],QW は試
験体の貫流熱量[W]を示している。
QB
QB
QSolar
St
QC
θne
QC
θni
θne
θni
QI
a
QI
QW
QW
QS
QS
熱貫流率測定
b
図 2.3.2-1 測定の原理
48
日射熱取得率測定
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-1 は室内より外気側の温度が高い夏期の場合を示しているが,冬期の場合は
室内外の温度が逆転し試験体,計測箱周壁 4 面及び試験体取り付け枠の貫流分の熱流
方向が逆になる。
平成 23 年度の各種測定結果を図 2.3.2-2~2.3.2-64 に,平成 24 年度の各種測定結果を
図 2.3.2-65~2.3.2-181 に示す。熱量の記号の意味は,図 2.2.2-1 参照とする。なお,ブ
ラインドの測定は,全てスラット角度は 45deg で測定した結果である。また,熱電対に
よる遮蔽物の表面温度測定は平成 24 年度実施の内付ロールスクリーンのみで行ってい
る。
49
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-2 測定結果:透明単板+遮蔽物なし
50
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.8
0.74
夏
4.4
0.75
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1200
1200
1000
1000
800
St
QI
QC
QB
QS
QW
1187.3
884.8
800
706.4
523.9
600
600
400
284.5
200
87.4
0.0
0
-57.3 -38.9
-200
-290.4
-400
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1400
31.1
-54.4 -42.4
-218.8
-224.6
400
200
51.7
2.0
0
11.3 13.5
-200
0.0
0.0
49.7
10.6 11.8 43.8
-115.8
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-963.3
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-3 測定の熱収支:透明単板+遮蔽物なし
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.66
-0.28
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.05
5.70
6.17
19.37
19.62
19.86
20.10
-0.62
4.66
4.64
18.86
19.04
19.21
19.39
20.00
バッフル
温度
19.82
20.93
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.14
29.10
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.12
31.25
31.67
29.95
29.83
29.72
29.61
29.37
28.10
27.94
25.21
25.15
25.09
25.03
図 2.3.2-4 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+遮蔽物なし
51
バッフル
温度
25.46
23.89
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-5 測定結果:熱線吸収+遮蔽物なし
52
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.7
0.56
夏
4.1
0.55
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
739.9
800
600
800
415.4
400
284.8
200
76.9
0.0
0
-54.8 -38.4
-200
710.4
600
-180.2
-400
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1298.4
31.4
-53.4 -43.1
-218.9
-219.5
400
200
46.6
0.6
0
10.1
6.9
-200
0.0
0.0
54.5
11.5 11.3 40.1
-117.3
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-774.5
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-6 測定の熱収支:熱線吸収+遮蔽物なし
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.89
-0.28
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.11
9.61
9.86
19.78
19.85
19.93
20.00
-0.62
4.67
4.68
18.82
18.99
19.16
19.34
20.00
バッフル
温度
19.54
20.97
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
32.10
29.05
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.39
37.84
38.41
31.29
31.02
30.75
30.48
29.31
28.07
27.96
25.35
25.27
25.19
25.10
図 2.3.2-7 構成断面の測定温度(中央 1 点):熱線吸収+遮蔽物なし
53
バッフル
温度
25.91
23.90
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-8 測定結果:熱線反射+遮蔽物なし
54
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.7
0.61
夏
4.1
0.56
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
716.7
800
600
800
400
279.2
200
100.7
0.0
0
-55.3 -38.1
-200
-227.2
-400
690.8
600
437.5
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1237.2
34.8
-54.1 -42.5
-217.6
-217.4
400
200
65.5
5.5
0
12.4 21.6
-200
0.0
0.0
51.6
11.5 11.5 41.2
-115.8
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-795.8
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-9 測定の熱収支:熱線反射+遮蔽物なし
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.69
-0.26
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.03
5.79
6.34
19.02
19.21
19.40
19.59
-0.59
4.66
4.68
18.81
18.98
19.15
19.32
20.00
バッフル
温度
19.33
20.83
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.31
29.08
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.30
31.50
32.08
29.93
29.64
29.36
29.08
29.34
28.09
27.94
25.24
25.18
25.12
25.05
図 2.3.2-10 構成断面の測定温度(中央 1 点):熱線反射+遮蔽物なし
55
バッフル
温度
24.74
23.90
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-11 測定結果:高性能熱線反射(淡色)+遮蔽物なし
56
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.4
0.43
夏
3.8
0.43
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
800
712.2
800
600
600
400
302.8
200
272.2
86.9
0.0
0
-38.0
-99.7 -54.4
-200
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1240.8
33.2
-55.3 -43.2
-197.6
-206.9
200
70.1
0.5
0
9.2
20.8
0.0
-200
-400
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
531.9
400
0.0
54.4
11.9 11.6 38.6
-116.5
-632.6
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-12 測定の熱収支:高性能熱線反射(淡色)+遮蔽物なし
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.88
-0.39
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.07
10.52
10.68
18.45
18.73
19.00
19.27
-0.71
4.33
4.87
19.04
19.20
19.36
19.52
20.00
バッフル
温度
19.34
20.97
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
32.38
29.10
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.33
40.08
40.15
28.96
28.94
28.92
28.90
29.33
28.18
27.96
25.21
25.13
25.05
24.98
図 2.3.2-13 構成断面の測定温度(中央 1 点):高性能熱線反射(淡色)+遮蔽物なし
57
バッフル
温度
25.08
23.83
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-14 測定結果:高性能熱線反射(濃色)+遮蔽物なし
58
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
3.7
0.18
夏
3.1
0.19
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
722.2
800
800
600
600
400
266.9
130.9 103.2
200
0
6.4
0.0
-49.6 -35.9
-200
-155.0
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1284.9
13.9
-55.8 -44.1
-180.9
400
55.5
-0.9
0
7.2
32.8
0.0
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
0.0
57.5
12.1 12.0 32.0
-113.5
-200
-400
-1400
244.8
200
-339.4
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-15 測定の熱収支:高性能熱線反射(濃色)+遮蔽物なし
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
1.01
-0.33
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.15
9.95
10.45
17.71
17.86
18.00
18.15
-0.62
3.70
5.31
20.09
20.21
20.34
20.46
20.00
バッフル
温度
18.52
21.68
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
32.73
29.11
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.57
41.31
40.88
27.36
27.24
27.12
26.99
29.33
28.39
28.20
25.00
24.93
24.86
24.78
図 2.3.2-16 構成断面の測定温度(中央 1 点):高性能熱線反射(濃色)+遮蔽物なし
59
バッフル
温度
24.54
23.72
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-17 測定結果:外付ブラインド+透明単板
60
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.8
0.35
夏
4.1
0.22
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
742.7
800
800
600
600
400
261.0
200
256.9
53.7
0
5.7
0.0
50.9
-51.2 -41.2
-57.0 -42.7
-200
0.0
-215.4
-220.9
-400
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1218.4
400
271.1
200
62.5
8.7
48.7
-200
0.0
0.0
55.3
10.6 11.2 40.5
-117.6
-400
-600
4.6
0
-395.6
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-18 測定の熱収支:外付ブラインド+透明単板
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.75
-0.25
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.48
3.84
7.41
19.48
19.78
20.08
20.38
-0.62
2.00
5.97
18.53
18.62
18.70
18.79
20.00
バッフル
温度
20.26
20.21
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.58
29.17
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
32.38
33.44
30.25
27.22
27.22
27.22
27.22
29.35
28.86
27.59
25.29
25.22
25.15
25.08
図 2.3.2-19 構成断面の測定温度(中央 1 点):外付ブラインド+透明単板
61
バッフル
温度
23.94
23.93
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-20 測定結果:外付ロールスクリーン+透明単板
62
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.8
0.26
夏
4.2
0.24
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
727.8
800
800
600
600
400
259.2
187.5
200
65.7 56.1
0.0
0
48.5
-51.4 -41.5
-55.9 -42.2
-200
0.0
-211.2
-400
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1217.8
-214.7
400
296.2
140.8
200
9.5
0
14.7 54.6
0.0
-200
0.0
54.3
9.0
11.6 42.9
-117.9
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-515.8
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-21 測定の熱収支:外付ロールスクリーン+透明単板
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.57
-0.38
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.35
2.73
6.63
19.22
19.29
19.36
19.43
-0.68
0.94
5.51
18.58
18.69
18.81
18.93
20.00
バッフル
温度
19.81
20.34
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.54
29.23
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
32.10
33.70
30.26
27.18
27.00
26.83
26.65
29.42
29.00
27.74
25.30
25.23
25.16
25.09
図 2.3.2-22 構成断面の測定温度(中央 1 点):外付ロールスクリーン+透明単板
63
バッフル
温度
22.53
23.91
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-23 測定結果:透明単板+内付ブラインド
64
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.4
0.45
夏
3.5
0.43
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
1000
1000
800
600
317.9
200
267.9
36.1
0.0
0
-48.3 -57.3 -39.8
-200
0.0
39.2
-54.9 -44.1
-208.6
-400
熱収支量[W]
熱収支量[W]
QI
QC
QB
QS
QW
1192.5
800
709.1
600
400
St
-208.1
509.6
400
200
65.8
0.2
0
7.4
-13.1
-200
0.0
0.0
60.4
12.1 12.0 34.3
-118.9
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-569.9
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-24 測定の熱収支:透明単板+内付ブラインド
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.71
-0.30
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.20
6.99
7.94
23.37
22.83
20.19
20.82
-0.63
4.34
4.30
18.37
19.91
16.06
20.39
20.00
バッフル
温度
20.00
21.69
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.55
29.11
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.59
33.73
34.86
36.68
34.02
35.12
31.76
29.35
28.35
28.19
25.81
25.19
26.04
25.09
図 2.3.2-25 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+内付ブラインド
65
バッフル
温度
26.29
23.87
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-26 測定結果:透明単板+内付ロールスクリーン
66
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.0
0.42
夏
3.1
0.38
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
1000
1000
800
600
296.2
200
266.4
61.8
0.0
0
-69.8 -54.9 -39.2
-200
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
QI
QC
QB
QS
QW
1185.1
800
704.2
600
400
St
32.4
-56.7 -43.8
-194.1
-198.3
200
78.1
5.4
0
17.8
0.0
-4.5
-200
-400
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
447.6
400
0.0
49.4
11.1 11.5 33.7
-105.8
-544.4
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-27 測定の熱収支:透明単板+内付ロールスクリーン
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.71
-0.29
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.26
6.09
7.16
22.33
18.48
17.67
21.01
-0.61
4.03
4.10
17.37
16.84
16.19
20.66
20.00
バッフル
温度
19.80
21.88
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.56
29.13
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.71
33.45
34.51
37.31
32.26
31.28
29.03
29.38
28.42
28.25
25.94
25.63
25.68
24.69
図 2.3.2-28 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+内付ロールスクリーン
67
バッフル
温度
24.24
23.53
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-29 測定結果:熱線吸収+内付ロールスクリーン
68
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.0
0.35
夏
2.9
0.36
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
739.1
800
800
600
600
400
272.5
261.5
200
54.4
0.0
0
-34.0 -56.2 -39.5
-200
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1298.7
23.6
-54.8 -44.0
-186.2
-197.3
200
72.2
3.6
0
12.8
0.0
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
0.0
61.2
11.3 11.0 30.1
-5.4
-113.6
-200
-400
-1400
470.3
400
-553.4
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-30 測定の熱収支:熱線吸収+内付ロールスクリーン
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.94
-0.29
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.22
10.41
10.90
21.60
18.78
18.19
20.29
-0.62
4.02
4.12
17.33
16.84
16.22
20.64
20.00
バッフル
温度
19.51
21.73
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
32.56
29.12
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.75
40.98
41.86
37.61
34.41
33.71
29.98
29.34
28.42
28.26
26.04
25.75
25.82
24.89
図 2.3.2-31 構成断面の測定温度(中央 1 点):熱線吸収+内付ロールスクリーン
69
バッフル
温度
25.05
23.73
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-32 測定結果:熱線反射+内付ロールスクリーン
70
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
4.1
0.37
夏
3.0
0.32
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
715.6
800
800
600
600
400
266.8
261.9
200
74.9
0.0
0
-54.8 -53.7 -38.9
-200
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1238.3
32.3
-56.4 -44.1
-189.4
-198.7
400
200
97.4
3.5
0
22.7
0.0
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
0.0
58.5
11.7 10.7 31.5
-3.2
-112.4
-200
-400
-1400
401.3
-521.6
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-33 測定の熱収支:熱線反射+内付ロールスクリーン
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.73
-0.30
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.18
6.01
7.04
21.63
17.88
17.09
20.52
-0.63
4.04
4.13
17.39
16.88
16.22
20.64
20.00
バッフル
温度
19.49
21.87
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.66
29.08
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.73
33.49
34.73
37.12
31.54
30.59
28.48
29.33
28.38
28.21
25.94
25.69
25.73
24.80
図 2.3.2-34 構成断面の測定温度(中央 1 点):熱線反射+内付ロールスクリーン
71
バッフル
温度
23.76
23.67
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-35 測定結果:高性能熱線反射(淡色)+内付ロールスクリーン
72
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
3.9
0.30
夏
2.8
0.32
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
800
800
711.3
600
600
400
262.8
215.7
200
66.9
0
0.0
-15.9 -54.2 -38.7
-200
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1248.2
29.7
-57.4 -44.5
-173.8
-190.7
400
200
94.9
2.4
0
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
20.3
0.0
0.0
60.0
11.6 11.1 29.8
-7.5
-200
-400
-1400
395.4
-112.6
-505.5
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-36 測定の熱収支:高性能熱線反射(淡色)+内付ロールスクリーン
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.90
-0.40
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.08
11.13
11.51
19.85
18.37
17.94
19.65
-0.72
3.83
4.30
17.68
17.33
16.73
20.74
20.00
バッフル
温度
19.30
21.95
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
32.79
29.14
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.55
42.73
43.02
34.57
32.97
32.59
28.33
29.36
28.46
28.21
25.84
25.56
25.61
24.75
図 2.3.2-37 構成断面の測定温度(中央 1 点):高性能熱線反射(淡色)+内付ロールスクリーン
73
バッフル
温度
24.16
23.65
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-38 測定結果:高性能熱線反射(濃色)+内付ロールスクリーン
74
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
3.5
0.15
夏
2.4
0.17
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
QI
QC
QB
QS
QW
1000
1000
725.6
800
800
600
600
400
257.3
200
107.9 106.6
23.1
0.0
0
-54.8 -38.2
-200
-144.6
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1296.4
18.9
-57.6 -44.8
-173.8
400
137.0
3.9
0
6.5
36.6
0.0
0.0
59.4
12.4 11.7 26.4
-109.9
-200
-400
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
220.9
200
-404.9
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-39 測定の熱収支:高性能熱線反射(濃色)+内付ロールスクリーン
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
1.03
-0.32
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.19
10.05
10.73
17.33
17.14
16.92
18.30
-0.61
3.44
4.79
18.66
18.65
18.27
21.16
20.00
バッフル
温度
18.55
22.28
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
32.82
29.13
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.61
42.08
41.25
29.56
28.49
28.31
25.08
29.34
28.54
28.14
25.46
25.17
25.18
24.59
図 2.3.2-40 構成断面の測定温度(中央 1 点):高性能熱線反射(濃色)+内付ロールスクリーン
75
バッフル
温度
21.96
23.55
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-41 測定結果:透明単板+プリーツ
76
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
3.7
0.42
夏
2.9
0.39
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
1000
1000
800
600
301.6
200
256.1
37.1
0.0
0
-60.8 -56.3 -40.0
-200
0.0
熱収支量[W]
熱収支量[W]
QI
QC
QB
QS
QW
1188.4
800
709.9
600
400
St
26.2
-55.8 -43.5
-181.5
-183.1
200
79.2
3.9
0
13.5
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
0.0
0.0
58.8
11.1 11.7 30.7
-5.8
-112.2
-200
-400
-1400
458.8
400
-549.5
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-42 測定の熱収支:透明単板+プリーツ
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.68
-0.32
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.17
6.28
7.32
22.45
20.27
19.40
21.28
-0.62
3.75
3.68
16.24
16.30
15.53
20.58
20.00
バッフル
温度
20.11
21.71
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.68
29.18
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.64
34.33
35.78
39.86
35.76
34.72
29.57
29.39
28.50
28.33
26.22
25.78
25.84
24.78
図 2.3.2-43 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+プリーツ
77
バッフル
温度
24.87
23.68
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-44 測定結果:透明単板+内窓(紙障子)
78
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
2.3
0.36
夏
2.2
0.32
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
1000
1000
720.6
800
QI
QC
QB
QS
QW
1147.1
800
600
600
400
260.5
200
105.0
0.0
0
-200
-166.8
-54.9 -40.0 -103.8
0.0
49.7
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
148.7
-51.6 -41.3
-105.5
400
200
27.9
0.3
0
8.7
10.9
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
0.0
0.0
53.4
12.1 12.8 24.0
-102.3
-200
-400
-1400
368.1
-415.9
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-45 測定の熱収支:透明単板+内窓(紙障子)
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.67
-0.38
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.20
4.38
5.08
15.91
13.84
18.35
19.65
-0.65
1.87
1.48
7.69
12.02
12.24
18.80
20.00
バッフル
温度
17.96
19.77
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.75
29.15
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.72
34.60
36.90
43.53
35.59
33.04
29.79
29.37
28.65
28.55
27.19
26.14
25.99
24.64
図 2.3.2-46 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+内窓(紙障子)
79
バッフル
温度
25.66
23.52
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-47 測定結果:透明単板+内窓(透明単板)
80
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
2.2
0.62
夏
2.0
0.58
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1200
1200
1000
1000
718.1
800
600
800
400
152.8
117.9
200
0.0
0
-56.2 -37.7 -101.0
-200
-400
St
QI
QC
QB
QS
QW
1150.3
667.0
600
442.1
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1400
0.0
41.0
-52.8 -42.2 -98.8
400
200
10.7
0
-1.4
8.7
2.9
0.0
0.0
61.8
11.8 12.9 22.9
-109.3
-200
-400
-365.1
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-687.9
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-48 測定の熱収支:透明単板+内窓(透明単板)
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.61
-0.37
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.00
4.04
4.36
14.09
15.68
15.30
19.80
-0.62
1.79
1.14
7.39
12.80
12.02
18.78
20.00
バッフル
温度
18.76
19.74
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.40
29.14
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.10
33.41
35.05
39.14
34.09
33.42
30.21
29.34
28.64
28.58
27.24
26.00
26.01
24.51
図 2.3.2-49 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+内窓(透明単板)
81
バッフル
温度
27.00
23.52
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-50 測定結果:透明単板+内窓(普通複層)
82
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
1.6
0.57
夏
1.4
0.54
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1200
1200
1000
1000
720.0
800
600
800
600
413.1
400
200
143.2
106.4
0.0
0
-54.4 -37.4 -73.5
-200
-400
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
1400
0.0
25.4
-52.5 -43.0 -73.1
St
QI
QC
QB
QS
QW
1129.1
608.1
400
200
22.2
2.2
0
11.1
5.0
0.0
0.0
62.6
12.5 13.1 17.3
-105.4
-200
-400
-354.2
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-648.6
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-51 測定の熱収支:透明単板+内窓(普通複層)
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.59
-0.37
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.00
3.61
3.99
12.91
13.35
16.77
20.00
-0.60
1.17
0.66
5.59
9.60
14.35
19.28
20.00
バッフル
温度
18.82
20.17
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.52
29.22
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.14
33.80
35.51
40.04
35.51
32.05
29.62
29.39
28.83
28.77
27.68
26.74
25.38
24.24
図 2.3.2-52 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+内窓(普通複層)
83
バッフル
温度
26.40
23.32
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-53 測定結果:透明単板+内窓(断熱 Low-E(CVD 型,膜 2 面))
84
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
1.2
0.52
夏
1.2
0.49
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
1000
1000
717.9
800
600
370.7
200
135.5
98.3
0.0
0
-54.8 -37.7 -57.5
-200
-400
熱収支量[W]
熱収支量[W]
QI
QC
QB
QS
QW
1146.6
800
600
400
St
0.0
20.9
-54.2 -44.3 -57.9
561.3
400
200
27.1
1.9
0
11.9
4.8
0.0
0.0
57.8
12.7 12.9 14.2
-97.5
-200
-400
-319.0
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-607.0
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-54 測定の熱収支:透明単板+内窓(断熱 Low-E(CVD 型,膜 2 面))
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.62
-0.43
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.01
4.08
4.44
14.12
15.07
18.58
20.00
-0.64
0.82
0.41
4.56
7.81
15.55
19.50
20.00
バッフル
温度
18.81
20.40
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.70
29.20
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.19
35.29
37.34
43.61
41.01
32.46
29.53
29.40
28.96
28.91
28.04
27.34
25.14
24.42
図 2.3.2-55 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+内窓(断熱 Low-E(CVD 型,膜 2 面)
)
85
バッフル
温度
26.21
23.31
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-56 測定結果:透明単板+内窓(断熱 Low-E(CVD 型,膜 3 面))
86
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
1.1
0.53
夏
1.2
0.51
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
1000
1000
715.4
800
600
380.6
200
137.2
92.0
0.0
0
-56.2 -38.5 -52.9
-200
-400
熱収支量[W]
熱収支量[W]
QI
QC
QB
QS
QW
1133.0
800
600
400
St
0.0
18.8
-59.1 -44.3 -52.6
579.5
400
200
20.2
-0.3 10.5
0
3.9
0.0
0.0
65.7
10.2 13.5 14.9
-104.3
-200
-400
-324.8
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-613.9
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-57 測定の熱収支:透明単板+内窓(断熱 Low-E(CVD 型,膜 3 面))
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.60
-0.43
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.00
3.68
3.97
12.76
13.00
19.72
20.02
-0.65
0.83
0.41
4.57
7.84
15.56
19.52
20.00
バッフル
温度
19.02
20.39
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.58
29.22
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.14
34.47
36.23
41.49
37.85
33.82
29.49
29.41
28.96
28.90
27.99
27.28
25.07
24.20
図 2.3.2-58 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+内窓(断熱 Low-E(CVD 型,膜 3 面)
)
87
バッフル
温度
26.46
23.32
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-59 測定結果:透明単板+内窓(遮熱 Low-E(銀 2 層,膜 2 面))
88
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
1.2
0.36
夏
0.6
0.36
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
1000
1000
714.8
800
QI
QC
QB
QS
QW
1134.1
800
600
600
400
260.3
134.6
116.7
200
熱収支量[W]
熱収支量[W]
St
0.0
0
-53.6 -35.8 -51.6
-200
0.0
20.1
-55.2 -44.4 -55.0
-236.0
-400
400
404.9
200
48.1
4.6
0
15.0
5.1
0.0
0.0
68.4
11.6 13.0
7.4
-100.4
-200
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-477.8
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-60 測定の熱収支:透明単板+内窓(遮熱 Low-E(銀 2 層,膜 2 面))
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.80
-0.49
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.09
5.27
5.63
16.39
18.56
18.78
18.98
-0.69
0.66
0.30
4.14
7.14
15.98
19.60
20.00
バッフル
温度
18.18
20.48
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
32.12
29.25
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.25
37.37
39.97
47.73
46.91
31.78
27.70
29.44
29.04
28.98
28.17
27.54
25.06
24.43
図 2.3.2-61 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+内窓(遮熱 Low-E(銀 2 層,膜 2 面)
)
89
バッフル
温度
24.96
23.32
第 2 章 日射熱取得率の測定
図 2.3.2-62 測定結果:透明単板+内窓(遮熱 Low-E(銀 2 層,膜 3 面))
90
U値
η値
[W/(㎡・K)]
[-]
冬
1.2
0.41
夏
0.9
0.39
第 2 章 日射熱取得率の測定
QSolar
St
QI
QC
QB
QS
QSolar
QW
1400
1400
1200
1200
1000
1000
716.0
800
600
290.1
200
熱収支量[W]
熱収支量[W]
QI
QC
QB
QS
QW
1130.3
800
600
400
St
134.5
90.1
0.0
0
-52.7 -36.2 -52.7
-200
0.0
18.3
-54.2 -44.0 -54.6
-238.6
-400
441.9
400
200
34.6
3.2
0
12.1
5.4
0.0
0.0
66.0
12.0 12.9 10.2
-101.1
-200
-400
-600
-600
-800
-800
-1000
-1000
-1200
-1200
-1400
-497.1
-1400
冬(Is=300)
夏(Is=500)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
25.00
50.00
20.00
45.00
15.00
40.00
温度[℃]
温度[℃]
図 2.3.2-63 測定の熱収支:透明単板+内窓(遮熱 Low-E(銀 2 層,膜 3 面))
10.00
35.00
5.00
30.00
0.00
25.00
-5.00
冬(Is=300)
冬(Is=0)
バッフル
温度
0.74
-0.42
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.06
4.23
4.52
13.78
14.05
21.01
19.66
-0.62
0.74
0.33
4.24
7.34
15.89
19.60
20.00
バッフル
温度
18.56
20.49
夏(Is=500)
夏(Is=0)
バッフル
温度
31.90
29.25
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.21
35.55
37.56
43.50
40.29
34.73
28.60
29.40
29.02
28.96
28.15
27.52
25.12
24.48
図 2.3.2-64 構成断面の測定温度(中央 1 点):透明単板+内窓(遮熱 Low-E(銀 2 層,膜 3 面)
)
91
バッフル
温度
25.63
23.37
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
なし
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-65 測定結果:普通複層+遮蔽物なし
92
U値[W/(m2・K)]
2.6
2.3
η値
0.71
0.70
0.69
0.72
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
990.8
1000
720.6
800
679.9
502.1
600
400
140.3
熱量[W]
200
0.0
0.9
0.0
76.1
-1.4
3.2
0.0
0.0
61.7
-10.0
9.4
30.6
25.1
-14.1
6.9
19.6
0
-31.2
-200
-29.3
-108.7
-86.1
-108.7
-400
-443.4
-600
-800
-722.9
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-66 測定の熱収支:普通複層+遮蔽物なし
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
31.95
31.99
32.06
31.08
29.21
29.27
29.34
29.40
26.30
夏(Is=0)_放
29.60
29.97
29.21
27.07
25.45
25.39
25.33
25.27
24.42
18.86
夏(Is=500)_熱
31.67
30.75
31.53
30.37
27.22
27.17
27.12
27.07
26.34
18.07
夏(Is=0)_熱
29.55
29.91
29.10
26.97
25.30
25.26
25.23
25.19
24.56
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.63
2.12
4.73
13.79
20.08
20.23
20.38
20.53
19.66
冬(Is=0)_放
1.30
1.16
3.23
11.40
18.10
18.21
18.31
18.42
18.89
冬(Is=300)_熱
2.29
1.42
4.15
13.47
19.50
19.50
19.50
19.50
冬(Is=0)_熱
1.26
1.00
2.91
11.52
18.71
18.83
18.94
19.06
図 2.3.2-67 構成断面の測定温度(中央 1 点):普通複層+遮蔽物なし
93
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#2)
(NFL3LE2*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
なし
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-68 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#2)+遮蔽物なし
94
U値[W/(m2・K)]
1.9
1.6
η値
0.61
0.62
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
1148.8
QW
1000
800
708.3
682.6
600
415.1
400
110.1
熱量[W]
200
0.0
1.1
0.0
66.2
-1.3
-3.7
0.0
0.0
42.0
-10.9
8.5
18.5
25.2
7.8
14.8
0
-31.0 -78.9
-200
-31.2
-400
-17.7
-58.0
-79.8
-366.6
-600
-800
-738.4
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-69 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#2)+遮蔽物なし
30
50
25
45
40
温度[℃]
温度[℃]
20
15
35
10
30
5
25
0
-5
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
32.86
32.74
34.90
32.24
30.27
29.86
29.46
29.06
26.53
夏(Is=0)_放
29.77
30.13
29.57
26.50
25.35
25.28
25.22
25.16
24.59
19.32
夏(Is=500)_熱
32.69
31.32
34.41
31.34
27.49
27.46
27.42
27.38
26.68
18.63
夏(Is=0)_熱
29.73
30.07
29.46
26.42
25.23
25.20
25.17
25.14
24.71
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.42
2.01
4.92
16.63
20.94
20.71
20.48
20.25
19.73
冬(Is=0)_放
1.35
1.24
2.68
13.58
18.71
18.78
18.85
18.92
19.27
冬(Is=300)_熱
2.22
1.38
4.35
16.13
19.98
19.97
19.95
19.94
冬(Is=0)_熱
1.31
1.09
2.48
13.63
19.17
19.26
19.35
19.44
図 2.3.2-70 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#2)+遮蔽物なし
95
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#3)
(FL3+A12+*NFL3LE3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
なし
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-71 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#3)+遮蔽物なし
96
U値[W/(m2・K)]
1.9
1.5
η値
0.65
0.65
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
1149.5
QW
1000
800
750.0
685.3
600
443.1
400
111.7
熱量[W]
200
0.0
0.7
0.0
37.3
-2.0
-3.5
0.0
0.0
43.0
-10.7
8.9
17.7
24.3
7.4
12.4
0
-31.2
-200
-30.7
-79.2
-400
-19.7
-58.9
-80.4
-365.9
-600
-800
-774.3
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-72 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#3)+遮蔽物なし
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
28.95
32.72
34.06
35.08
31.49
31.31
31.14
30.97
26.96
夏(Is=0)_放
29.92
30.29
29.72
26.55
25.36
25.30
25.24
25.18
24.62
19.67
夏(Is=500)_熱
32.47
31.27
33.61
34.39
27.88
27.83
27.78
27.72
26.96
18.61
夏(Is=0)_熱
29.89
30.23
29.61
26.47
25.23
25.21
25.18
25.15
24.73
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.47
2.01
4.22
18.59
21.85
21.78
21.72
21.66
20.11
冬(Is=0)_放
1.28
1.16
2.63
13.49
18.68
18.76
18.85
18.93
19.30
冬(Is=300)_熱
2.17
1.35
4.10
18.20
20.31
20.22
20.13
20.04
冬(Is=0)_熱
1.23
1.01
2.40
13.57
19.13
19.22
19.32
19.41
図 2.3.2-73 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#3)+遮蔽物なし
97
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀1層#2)
(RSFL3AW6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
なし
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-74 測定結果:Low-E 複層(銀 1 層#2)+遮蔽物なし
98
U値[W/(m2・K)]
1.7
1.4
η値
0.50
0.51
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
1165.9
QW
1000
800
684.7
597.6
600
342.8
400
熱量[W]
112.5
102.7
200
0.0
0.0
-2.9
1.4
-2.3
0.0
0.0
43.0
-10.1
8.7
40.0
16.5
7.1
13.6
0
-29.0 -72.2
-200
-29.8 -72.2
-400
-18.7
-58.1
-350.9
-600
-639.6
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-75 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 1 層#2)+遮蔽物なし
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.59
2.10
5.02
16.52
20.84
20.69
20.55
20.41
19.26
冬(Is=0)_放
1.41
1.30
2.67
13.90
18.69
18.77
18.84
18.91
19.22
冬(Is=300)_熱
2.30
1.42
4.95
16.30
19.74
19.72
19.71
19.69
冬(Is=0)_熱
1.36
1.13
2.46
13.95
19.13
19.22
19.30
19.38
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
30.34
32.84
35.69
31.63
30.33
30.07
29.80
29.54
26.32
夏(Is=0)_放
27.26
30.18
30.05
26.37
25.29
25.24
25.19
25.14
24.59
18.82
夏(Is=500)_熱
32.87
31.36
35.85
31.19
27.26
27.24
27.22
27.20
26.36
18.61
夏(Is=0)_熱
29.77
30.11
29.52
26.30
25.18
25.15
25.12
25.09
24.66
図 2.3.2-76 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 1 層#2)+遮蔽物なし
99
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀1層#3)
(FL3+A12+*RSFL3AW6)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
なし
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-77 測定結果:Low-E 複層(銀 1 層#3)+遮蔽物なし
100
U値[W/(m2・K)]
1.8
1.5
η値
0.56
0.57
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
1173.2
QW
1000
800
685.1
667.9
600
381.2
400
106.6
熱量[W]
200
0.0
1.6
0.0
46.6
-1.5
0.0
0.0
0.0
42.6
-11.8
9.4
19.1
17.1
8.0
13.7
0
-31.6 -75.1
-200
-30.7 -75.6
-400
-18.5
-59.3
-321.5
-600
-688.3
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-78 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 1 層#3)+遮蔽物なし
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.64
2.08
4.36
18.78
20.62
20.59
20.57
20.54
19.78
冬(Is=0)_放
1.33
1.20
2.60
13.83
18.71
18.78
18.86
18.93
19.26
冬(Is=300)_熱
2.26
1.39
4.03
18.38
20.04
19.98
19.92
19.87
冬(Is=0)_熱
1.28
1.05
2.38
13.91
19.15
19.24
19.33
19.41
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
31.76
33.18
34.41
35.07
29.89
29.80
29.71
29.62
26.78
夏(Is=0)_放
29.68
30.80
30.33
26.57
25.36
25.30
25.24
25.18
24.61
19.49
夏(Is=500)_熱
33.03
31.67
33.98
34.48
27.70
27.69
27.68
27.66
27.04
18.64
夏(Is=0)_熱
30.33
30.69
30.07
26.46
25.21
25.18
25.16
25.13
24.71
図 2.3.2-79 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 1 層#3)+遮蔽物なし
101
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#2)
(RSFL3AG6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
なし
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-80 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#2)+遮蔽物なし
102
U値[W/(m2・K)]
1.7
1.3
η値
0.38
0.40
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1189.1
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1000
800
689.9
600
479.0
400
263.8
熱量[W]
137.1
103.8
200
0.0
1.1
0.0
-1.8
-2.0
0.0
0.0
40.4
-10.4
8.9
16.9
16.0
-14.9
9.1
14.4
0
-31.6 -71.6
-200
-29.6 -70.0
-55.8
-299.4
-400
-503.6
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-81 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#2)+遮蔽物なし
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.74
2.23
6.28
16.10
19.65
19.60
19.55
19.50
18.92
冬(Is=0)_放
1.34
1.26
2.61
14.10
18.69
18.75
18.82
18.89
19.21
冬(Is=300)_熱
2.52
1.60
5.09
15.89
19.38
19.40
19.42
19.44
冬(Is=0)_熱
1.28
1.11
2.38
14.12
19.13
19.21
19.29
19.37
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
34.05
33.49
38.06
30.96
28.83
28.61
28.39
28.18
26.14
夏(Is=0)_放
30.23
30.63
30.07
26.39
25.25
25.19
25.14
25.08
24.55
18.52
夏(Is=500)_熱
33.90
31.87
36.38
30.50
27.10
27.10
27.09
27.09
26.29
18.65
夏(Is=0)_熱
30.29
30.64
30.05
26.31
25.14
25.11
25.08
25.05
24.65
図 2.3.2-82 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#2)+遮蔽物なし
103
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#3)
(FL3+A12+*RSFL3AG6)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
なし
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-83 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#3)+遮蔽物なし
104
U値[W/(m2・K)]
1.7
1.4
η値
0.45
0.47
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1191.4
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1000
800
690.5
565.5
600
310.8
400
103.6
熱量[W]
200
0.0
0.8
0.0
59.8
-2.0
-3.1
0.0
0.0
40.1
-10.8
9.5
16.9
9.4
-16.6
8.1
12.9
0
-31.2 -71.2
-200
-30.4 -71.4
-55.7
-265.7
-400
-600
-579.4
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-84 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#3)+遮蔽物なし
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.64
2.08
4.47
20.20
20.98
20.68
20.38
20.09
19.34
冬(Is=0)_放
1.39
1.26
2.56
14.07
18.66
18.73
18.81
18.88
19.17
冬(Is=300)_熱
2.31
1.43
4.23
19.69
19.87
19.83
19.79
19.75
冬(Is=0)_熱
1.33
1.10
2.36
14.09
19.10
19.19
19.27
19.36
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.37
33.05
34.47
36.76
30.83
30.25
29.66
29.08
26.41
夏(Is=0)_放
30.08
30.45
29.91
26.28
25.18
25.14
25.09
25.04
24.51
19.31
夏(Is=500)_熱
33.08
31.59
34.62
36.08
27.56
27.55
27.53
27.52
27.04
18.62
夏(Is=0)_熱
30.04
30.35
29.80
26.21
25.08
25.06
25.03
25.01
24.60
図 2.3.2-85 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#3)+遮蔽物なし
105
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
真空複層ガラス
ガラス
(RSFL3AK6*+Ar9+FL3+V+*RSFL3SH)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
なし
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-86 測定結果:真空複層+遮蔽物なし
106
U値[W/(m2・K)]
0.9
0.8
η値
0.31
0.32
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
1151.8
QW
1000
800
693.0
600
369.6
400
211.6
熱量[W]
200
0.0
0.0
70.3
1.1
88.4
-1.6
-1.5
0.0
0.0
46.3
-9.8
9.1
61.9
9.2
-17.1
8.3
7.8
0
-30.6 -39.0
-200
-29.2 -38.8
-54.9
-230.6
-400
-430.6
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-87 測定の熱収支:真空複層+遮蔽物なし
30
50
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.13
2.14
5.62
19.87
20.66
20.56
20.47
20.37
19.16
冬(Is=0)_放
0.86
1.20
1.83
17.06
18.94
19.05
19.15
19.26
19.25
冬(Is=300)_熱
2.49
1.47
5.50
19.67
19.90
19.85
19.80
19.74
冬(Is=0)_熱
1.23
1.05
1.62
17.08
19.29
19.35
19.40
19.46
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
27.45
33.14
39.21
31.18
29.05
28.98
28.90
28.83
25.96
夏(Is=0)_放
24.97
30.25
30.74
25.54
25.10
25.05
25.00
24.96
24.47
19.07
夏(Is=500)_熱
33.68
31.53
39.15
30.86
27.17
27.16
27.15
27.14
25.93
18.98
夏(Is=0)_熱
29.90
30.17
29.87
25.45
25.06
25.04
25.01
24.98
24.47
図 2.3.2-88 構成断面の測定温度(中央 1 点):真空複層+遮蔽物なし
107
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
外付ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-89 測定結果:普通複層+外付ブラインド
108
U値[W/(m2・K)]
2.5
2.2
η値
0.22
0.25
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
1068.4
1000
716.7
800
600
400
270.6
熱量[W]
159.5
138.9
200
0.0
1.0
0.0
97.8
-1.8
-4.3
0.0
0.0
41.6
-11.2
7.9
84.8
23.6
7.4
24.7
0
-30.6
-200
-107.5
-30.7
-116.7
-19.0
-61.9
-105.7
-400
-368.4
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-90 測定の熱収支:普通複層+外付ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.37
2.63
3.81
13.10
19.49
19.49
19.49
19.49
19.35
夏(Is=500)_放
冬(Is=0)_放
1.26
1.18
1.82
11.95
18.49
18.50
18.52
18.53
19.02
夏(Is=0)_放
-0.12
33.87
36.67
29.99
28.13
28.08
28.02
27.96
25.41
9.32
30.10
31.55
27.14
25.54
25.49
25.44
25.39
冬(Is=300)_熱
2.22
1.67
3.81
13.25
19.48
19.54
19.60
19.66
18.71
24.78
夏(Is=500)_熱
32.61
31.86
36.67
29.95
27.13
27.06
26.98
26.91
冬(Is=0)_熱
1.18
1.05
1.82
12.19
19.04
19.14
19.24
19.35
18.34
25.51
夏(Is=0)_熱
29.79
30.03
31.55
27.07
25.45
25.40
25.35
25.29
24.92
図 2.3.2-91 構成断面の測定温度(中央 1 点):普通複層+外付ブラインド
109
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#2)
(NFL3LE2*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
外付ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-92 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#2)+外付ブラインド
110
U値[W/(m2・K)]
1.8
1.4
η値
0.18
0.19
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1048.3
1000
705.4
800
600
400
熱量[W]
0.0
1.3
0.0
199.5
124.6 110.9
108.4
200
-1.6
-3.6
0.0
0.0
51.3
-12.1
7.6
123.3
14.5
7.9
14.8
0
-30.4 -77.7
-200
-29.8 -75.7
-126.5
-18.2
-61.3
-400
-327.2
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-93 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#2)+外付ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.45
2.66
3.77
15.12
19.64
19.69
19.74
19.80
19.16
冬(Is=0)_放
1.27
1.24
1.93
13.94
18.73
18.74
18.76
18.77
19.17
冬(Is=300)_熱
2.29
1.70
3.77
15.42
19.40
19.44
19.47
19.51
18.72
冬(Is=0)_熱
1.22
1.10
1.93
14.21
19.13
19.22
19.31
19.39
18.66
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
4.57
33.73
36.90
29.46
28.25
28.16
28.06
27.97
25.24
夏(Is=0)_放
6.56
29.81
31.47
26.44
25.39
25.34
25.29
25.24
24.68
夏(Is=500)_熱
32.59
31.70
36.90
29.38
27.22
27.19
27.16
27.13
25.29
夏(Is=0)_熱
29.53
29.73
31.47
26.36
25.34
25.31
25.27
25.23
24.76
図 2.3.2-94 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#2)+外付ブラインド
111
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#2)
(RSFL3AG6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
外付ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-95 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#2)+外付ブラインド
112
U値[W/(m2・K)]
1.7
1.2
η値
0.11
0.13
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1028.3
1000
800
697.5
600
400
熱量[W]
76.1 122.4
102.9
200
0.0
0.8
0.0
-2.4
-3.3
0.0
0.0
131.4 125.0
50.3
-12.0
7.7
13.6
7.8
14.0
0
-30.7 -70.5
-200
-29.3 -68.0
-97.9
-18.3
-59.7
-259.9
-400
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-96 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#2)+外付ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.41
2.65
3.73
15.33
19.27
19.32
19.37
19.42
18.94
冬(Is=0)_放
1.20
1.15
1.59
14.45
18.78
18.79
18.81
18.82
19.09
冬(Is=300)_熱
2.26
1.69
3.73
15.24
19.25
19.29
19.33
19.37
冬(Is=0)_熱
1.12
0.99
1.59
14.52
19.11
19.18
19.25
19.32
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
32.90
33.97
35.30
28.95
27.71
27.75
27.79
27.83
25.25
夏(Is=0)_放
29.63
29.89
29.68
26.14
25.22
25.18
25.13
25.08
24.61
18.49
夏(Is=500)_熱
32.89
31.93
35.30
28.72
27.21
27.15
27.10
27.04
25.22
18.56
夏(Is=0)_熱
29.60
29.82
29.68
26.09
25.17
25.13
25.09
25.05
24.67
図 2.3.2-97 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#2)+外付ブラインド
113
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
外付ロールスクリーン
(ベージュ)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-98 測定結果:普通複層+外付ロールスクリーン
114
U値[W/(m2・K)]
2.6
2.2
η値
0.25
0.25
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
975.6
1000
800
683.1
600
400
熱量[W]
0.0
0.5
0.0
246.5
172.9
144.1
200
64.5
-2.9
-5.1
0.0
0.0
40.2
-12.2
9.0
27.0
24.3
7.2
25.6
0
-30.8
-200
-31.7
-89.9
-110.8
-21.0
-61.4
-110.7
-285.3
-400
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=300)
冬(Is=0)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-99 測定の熱収支:普通複層+外付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.47
2.54
3.17
13.19
19.93
19.88
19.82
19.77
19.57
冬(Is=0)_放
1.23
1.13
1.64
11.69
18.46
18.48
18.49
18.51
18.92
冬(Is=300)_熱
2.22
1.42
3.17
13.12
19.59
19.63
19.67
19.71
冬(Is=0)_熱
1.15
0.99
1.64
11.83
18.96
19.07
19.18
19.29
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
32.70
33.66
34.29
30.16
28.40
28.13
27.86
27.59
25.58
夏(Is=0)_放
29.71
30.03
29.81
27.13
25.51
25.46
25.40
25.35
24.77
18.87
夏(Is=500)_熱
32.57
31.36
34.29
29.82
27.44
27.10
26.75
26.41
25.71
18.12
夏(Is=0)_熱
29.68
29.95
29.81
27.07
25.41
25.36
25.30
25.25
24.92
図 2.3.2-100 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:普通複層+外付ロールスクリーン
115
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#2)
(NFL3LE2*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
外付ロールスクリーン
(ベージュ)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-101 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#2)+外付ロールスクリーン
116
U値[W/(m2・K)]
1.9
1.5
η値
0.22
0.22
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
1000
QB
QP
QW
1026.7
室内側
800
662.4
600
400
熱量[W]
0.0
0.0
228.3
145.4 102.5
117.7
200
-0.5
-4.7
-5.2
0.0
0.0
133.0
51.7
-13.4
7.8
15.8
10.9
12.7
0
-31.4
-200
-30.9
-81.1
-131.8
-17.8
-61.9
-80.2
-400
-367.1
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-102 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#2)+外付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.35
2.19
3.30
15.18
19.81
19.71
19.62
19.53
19.20
冬(Is=0)_放
1.13
1.05
1.46
13.76
18.68
18.68
18.69
18.69
19.11
冬(Is=300)_熱
2.10
1.32
3.30
14.97
19.47
19.48
19.49
19.50
冬(Is=0)_熱
1.06
0.93
1.46
13.85
19.11
19.18
19.25
19.32
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
32.78
33.21
35.08
30.09
28.81
28.62
28.43
28.24
25.41
夏(Is=0)_放
29.66
30.00
29.81
26.52
25.42
25.37
25.33
25.28
24.71
18.75
夏(Is=500)_熱
32.66
31.21
35.08
29.53
27.94
27.78
27.62
27.47
25.42
18.62
夏(Is=0)_熱
29.65
29.91
29.81
26.46
25.38
25.34
25.30
25.26
24.80
図 2.3.2-103 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#2)+外付ロールスクリーン
117
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#2)
(RSFL3AG6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
外付ロールスクリーン
(ベージュ)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-104 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#2)+外付ロールスクリーン
118
U値[W/(m2・K)]
1.7
1.3
η値
0.13
0.14
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
1000
QB
QP
QW
981.0
室内側
800
692.2
600
400
熱量[W]
88.1 122.9
106.8
200
0.0
0.1
0.0
-3.6
-4.5
0.0
0.0
137.6
50.2
-13.0
8.6
15.6
67.8
-15.9 11.8
16.8
0
-31.3 -72.0
-200
-31.0 -70.3
-105.3
-61.5
-218.1
-400
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-105 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#2)+外付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.38
2.34
3.56
15.36
19.31
19.30
19.28
19.27
19.05
冬(Is=0)_放
1.09
1.02
1.38
14.33
18.74
18.75
18.76
18.78
19.17
冬(Is=300)_熱
2.16
1.38
3.56
15.31
19.33
19.35
19.37
19.39
冬(Is=0)_熱
1.01
0.89
1.38
14.42
19.14
19.20
19.27
19.33
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.26
33.65
35.84
28.74
26.96
26.82
26.67
26.53
24.97
夏(Is=0)_放
30.25
30.62
30.44
26.49
25.42
25.38
25.33
25.29
24.71
18.64
夏(Is=500)_熱
33.14
31.66
35.84
28.51
26.58
26.38
26.18
25.98
25.08
18.70
夏(Is=0)_熱
30.24
30.54
30.44
26.43
25.39
25.35
25.31
25.27
24.80
図 2.3.2-106 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#2)+外付ロールスクリーン
119
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
縦型ブラインド45°
(***)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-107 測定結果:普通複層+縦型ブラインド
120
U値[W/(m2・K)]
2.4
2.2
η値
0.49
0.51
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1017.3
1000
800
674.7
520.9
600
332.7
400
142.7
熱量[W]
200
0.0
0.0
90.0
-0.3
-4.1
-8.5
0.0
0.0
34.9
-10.3
8.6
32.1
24.8
5.2
13.9
0
-31.7
-200
-31.2
-106.5
-25.1
-58.0
-106.2
-276.9
-400
-600
-547.0
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-108 測定の熱収支:普通複層+縦型ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.49
2.13
4.91
15.32
24.59
20.17
19.20
21.69
18.98
冬(Is=0)_放
0.86
1.17
3.26
11.22
18.16
18.78
17.45
19.49
19.57
冬(Is=300)_熱
2.27
1.38
4.89
14.49
22.41
20.17
19.20
20.10
18.74
冬(Is=0)_熱
1.25
1.01
2.95
11.50
18.87
18.78
17.45
19.79
19.28
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
4.34
33.06
37.52
34.76
36.18
30.50
31.30
31.48
26.64
夏(Is=0)_放
6.18
30.33
32.99
27.51
25.76
25.47
25.94
25.40
24.81
夏(Is=500)_熱
32.62
31.43
34.01
33.79
31.85
30.50
31.30
28.72
26.22
夏(Is=0)_熱
29.89
30.27
29.47
27.48
25.68
25.47
25.94
25.41
24.77
図 2.3.2-109 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:普通複層+縦型ブラインド
121
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
横型ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-110 測定結果:普通複層+横型ブラインド
122
U値[W/(m2・K)]
2.4
1.8
η値
0.42
0.48
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1038.9
1000
800
677.7
600
494.6
400
286.6
138.3
熱量[W]
200
0.0
0.0
123.0
-0.6
-3.5
-15.5
0.0
0.0
41.8
-12.2
8.7
74.6
22.1
0.3
3.7
0
-31.7
-200
-37.6
-102.5
-32.3
-60.3
-112.1
-244.4
-400
-600
-540.9
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-111 測定の熱収支:普通複層+横型ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.64
2.27
5.53
17.62
26.09
25.11
24.34
22.63
20.12
冬(Is=0)_放
1.42
1.30
3.24
11.01
17.97
18.92
17.11
19.40
19.62
冬(Is=300)_熱
2.44
1.51
5.19
17.05
23.46
25.11
24.34
21.91
冬(Is=0)_熱
1.39
1.15
3.01
11.29
18.84
18.92
17.11
19.80
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.07
33.21
34.21
36.32
36.43
34.88
35.91
32.03
26.86
夏(Is=0)_放
30.16
30.59
29.84
27.70
25.91
25.54
25.99
25.30
24.72
20.18
夏(Is=500)_熱
32.86
31.59
34.23
35.80
31.30
34.88
35.91
30.72
26.86
19.35
夏(Is=0)_熱
30.12
30.54
29.71
27.66
25.68
25.54
25.99
25.32
24.73
図 2.3.2-112 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:普通複層+横型ブラインド
123
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#2)
(NFL3LE2*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
横型ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-113 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#2)+横型ブラインド
124
U値[W/(m2・K)]
1.7
1.3
η値
0.41
0.43
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1096.0
1000
800
683.4
600
468.9
400
281.2
109.1
熱量[W]
200
0.0
0.4
0.0
35.3
-2.5
-7.8
0.0
0.0
44.8
-11.2
8.4
68.8
14.3
-0.8
2.4
0
-31.6 -75.5
-200
-35.2 -83.2
-31.7
-56.4
-190.3
-400
-507.7
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-114 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#2)+横型ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.59
2.13
5.59
19.80
25.23
24.77
24.38
22.81
20.60
冬(Is=0)_放
1.26
1.13
2.54
13.05
18.42
18.98
17.71
19.46
19.62
冬(Is=300)_熱
2.36
1.36
5.60
20.13
22.80
24.77
24.38
21.98
冬(Is=0)_熱
1.22
0.99
2.34
13.17
18.82
18.98
17.71
19.69
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.11
33.09
35.95
36.41
35.71
34.92
35.86
31.65
26.78
夏(Is=0)_放
29.66
30.03
29.53
26.70
25.53
25.24
25.63
25.09
24.52
20.64
夏(Is=500)_熱
32.98
31.32
36.78
37.05
31.52
34.92
35.86
30.49
26.88
19.37
夏(Is=0)_熱
29.61
29.94
29.39
26.66
25.41
25.24
25.63
25.12
24.52
図 2.3.2-115 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#2)+横型ブラインド
125
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#3)
(FL3+A12+*NFL3LE3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
横型ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-116 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#3)+横型ブラインド
126
U値[W/(m2・K)]
1.8
1.2
η値
0.46
0.49
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1066.4
1000
800
674.2
519.6
600
307.9
400
111.1
熱量[W]
200
0.0
0.0
-0.1
55.4
-3.7
-14.2
0.0
0.0
52.1
-12.8
8.1
48.1
13.6
-0.9
-0.1
0
-31.7 -75.6
-200
-36.5 -85.0
-35.8
-61.0
-227.5
-400
-600
-530.9
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-117 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#3)+横型ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.49
2.13
4.88
22.70
26.33
24.95
25.07
23.21
20.55
冬(Is=0)_放
1.31
1.22
2.63
13.06
18.43
19.04
17.66
19.46
19.61
冬(Is=300)_熱
2.26
1.38
4.79
22.51
23.30
24.95
25.07
22.36
冬(Is=0)_熱
1.26
1.05
2.38
13.22
18.89
19.04
17.66
19.71
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
32.83
32.91
34.37
40.38
37.19
34.35
36.38
32.68
27.47
夏(Is=0)_放
29.71
30.09
29.56
26.78
25.61
25.33
25.67
25.19
24.64
20.67
夏(Is=500)_熱
32.68
31.35
34.91
40.26
31.19
34.35
36.38
31.39
27.39
19.37
夏(Is=0)_熱
29.69
30.03
29.48
26.75
25.46
25.33
25.67
25.23
24.64
図 2.3.2-118 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#3)+横型ブラインド
127
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀1層#2)
(RSFL3AW6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
横型ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-119 測定結果:Low-E 複層(銀 1 層#2)+横型ブラインド
128
U値[W/(m2・K)]
1.6
1.1
η値
0.35
0.36
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1068.9
1000
800
670.9
600
387.6
400
231.7
106.4
熱量[W]
200
0.0
0.0
-0.1
70.7
-3.5
-12.0
0.0
0.0
48.9
-12.6
8.0
84.5
12.3
2.2
5.4
0
-31.7 -71.2
-200
-35.5 -76.4
-28.8
-56.6
-178.4
-400
-451.0
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-120 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 1 層#2)+横型ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.61
2.16
5.62
19.91
25.62
24.02
23.57
22.21
20.19
冬(Is=0)_放
1.30
1.19
2.53
13.41
18.48
19.04
17.68
19.45
19.60
冬(Is=300)_熱
2.39
1.43
5.54
19.61
22.89
24.02
23.57
21.44
冬(Is=0)_熱
1.27
1.05
2.30
13.47
18.86
19.04
17.68
19.70
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.21
33.06
36.15
35.98
35.88
33.65
34.16
30.35
26.41
夏(Is=0)_放
29.59
29.98
29.50
26.57
25.51
25.22
25.58
25.09
24.53
20.26
夏(Is=500)_熱
33.08
31.39
36.94
35.69
31.04
33.65
34.16
29.30
26.48
19.38
夏(Is=0)_熱
29.55
29.90
29.39
26.54
25.39
25.22
25.58
25.13
24.53
図 2.3.2-121 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 1 層#2)+横型ブラインド
129
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀1層#3)
(FL3+A12+*RSFL3AW6)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
横型ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-122 測定結果:Low-E 複層(銀 1 層#3)+横型ブラインド
130
U値[W/(m2・K)]
1.7
1.1
η値
0.41
0.43
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1089.8
1000
800
681.9
600
472.5
400
278.2
104.1
熱量[W]
200
0.0
1.0
0.0
33.7
-1.9
-9.3
0.0
0.0
48.7
-12.1
8.0
73.8
11.9
-0.5
1.3
0
-31.3 -71.9
-200
-34.7
-32.4
-56.6
-80.5
-187.4
-400
-600
-514.7
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-123 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 1 層#3)+横型ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.56
2.16
4.80
22.90
25.43
24.47
24.71
23.06
20.60
冬(Is=0)_放
1.28
1.18
2.50
13.33
18.43
19.00
17.70
19.45
19.60
冬(Is=300)_熱
2.31
1.43
4.68
22.67
23.00
24.47
24.71
22.32
冬(Is=0)_熱
1.23
1.02
2.27
13.42
18.81
19.00
17.70
19.67
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
32.74
32.72
34.23
39.70
35.68
34.28
36.25
31.82
26.92
夏(Is=0)_放
29.50
29.88
29.39
26.54
25.48
25.19
25.56
25.07
24.52
20.71
夏(Is=500)_熱
32.53
31.15
34.66
39.77
31.41
34.28
36.25
30.65
27.03
19.35
夏(Is=0)_熱
29.47
29.81
29.30
26.52
25.37
25.19
25.56
25.13
24.53
図 2.3.2-124 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 1 層#3)+横型ブラインド
131
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#2)
(RSFL3AG6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
横型ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-125 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#2)+横型ブラインド
132
U値[W/(m2・K)]
1.6
1.1
η値
0.26
0.28
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1053.5
1000
800
683.0
600
400
297.4
熱量[W]
180.9
106.6
200
0.0
0.0
-1.1
76.6
-4.3
-6.5
0.0
0.0
107.0
50.2
-12.0
8.7
13.0
4.7
9.4
0
-31.8 -69.4
-200
-31.6 -71.1
-148.4
-26.0
-59.8
-400
-392.4
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-126 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#2)+横型ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.70
2.18
6.45
18.58
23.47
22.45
22.12
21.11
19.53
冬(Is=0)_放
1.25
1.18
2.44
13.68
18.27
19.02
17.94
19.48
19.65
冬(Is=300)_熱
2.50
1.46
5.76
18.46
21.82
22.45
22.12
20.66
冬(Is=0)_熱
1.20
1.02
2.20
13.81
18.97
19.02
17.94
19.76
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.28
33.49
38.30
34.33
33.42
31.49
32.41
29.22
25.99
夏(Is=0)_放
30.12
30.55
30.06
26.68
25.57
25.30
25.68
25.18
24.65
19.60
夏(Is=500)_熱
33.81
31.87
37.96
34.09
30.27
31.49
32.41
28.08
25.97
19.47
夏(Is=0)_熱
30.11
30.48
29.95
26.65
25.43
25.30
25.68
25.22
24.65
図 2.3.2-127 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#2)+横型ブラインド
133
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#3)
(FL3+A12+*RSFL3AG6)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
横型ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-128 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#3)+横型ブラインド
134
U値[W/(m2・K)]
1.6
1.1
η値
0.35
0.37
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1062.0
1000
800
681.6
600
395.8
400
237.3
102.4
熱量[W]
200
0.0
0.0
0.0
46.9
-3.0
-2.2
0.0
0.0
50.1
-11.5
8.6
46.9
12.6
1.2
2.7
0
-31.2 -68.2
-200
-33.4 -74.5
-29.1
-59.8
-174.1
-400
-417.6
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-129 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#3)+横型ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.82
2.28
4.99
24.09
25.21
23.90
24.34
22.51
20.30
冬(Is=0)_放
1.41
1.29
2.55
13.85
18.32
19.09
17.94
19.49
19.66
冬(Is=300)_熱
2.50
1.54
4.97
24.26
22.90
23.90
24.34
21.91
冬(Is=0)_熱
1.36
1.14
2.35
14.00
19.01
19.09
17.94
19.78
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
20.61
33.07
36.69
40.74
35.04
32.76
35.00
31.36
27.02
夏(Is=0)_放
19.61
30.27
31.37
26.61
25.53
25.29
25.63
25.16
24.64
20.46
夏(Is=500)_熱
33.00
31.56
35.44
41.34
30.47
32.76
35.00
30.46
27.04
19.49
夏(Is=0)_熱
29.91
30.24
29.73
26.58
25.41
25.29
25.63
25.20
24.63
図 2.3.2-130 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#3)+横型ブラインド
135
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
真空複層ガラス
ガラス
(RSFL3AK6*+Ar9+FL3+V+*RSFL3SH)
樹脂
(PVC・白)
フレーム
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
横型ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-131 測定結果:真空複層+横型ブラインド
136
U値[W/(m2・K)]
0.9
0.5
η値
0.23
0.25
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
1133.1
QW
1000
800
689.5
600
400
284.5
熱量[W]
200
0.0
0.0
73.5
158.4
0.0
41.2
-2.8
-4.5
0.0
0.0
52.2
-11.6
8.7
32.0
5.5
5.4
2.8
0
-31.3 -39.4
-200
-31.7 -40.5
-122.8
-19.3
-54.8
-305.4
-400
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-132 測定の熱収支:真空複層+横型ブラインド
20
45
15
40
温度[℃]
50
温度[℃]
25
10
35
5
30
0
25
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.86
2.23
5.90
22.74
23.65
22.28
22.70
21.14
19.82
冬(Is=0)_放
1.32
1.21
1.77
16.69
18.81
19.26
18.74
19.54
19.56
冬(Is=300)_熱
2.59
1.52
5.85
22.56
22.00
22.28
22.70
20.64
冬(Is=0)_熱
1.23
1.06
1.62
16.73
19.10
19.26
18.74
19.65
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
34.05
33.40
39.00
35.58
33.21
31.12
32.47
29.97
26.48
夏(Is=0)_放
29.91
30.26
29.96
25.64
25.13
24.93
25.17
24.87
24.41
19.95
夏(Is=500)_熱
34.02
31.71
40.06
35.45
29.40
31.12
32.47
29.09
26.46
19.43
夏(Is=0)_熱
29.89
30.18
29.86
25.62
25.08
24.93
25.17
24.95
24.38
図 2.3.2-133 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:真空複層+横型ブラインド
137
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
高遮蔽ブラインド
(アイボリー)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-134 測定結果:普通複層+高遮蔽ブラインド
138
U値[W/(m2・K)]
2.5
1.6
η値
0.50
0.51
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
966.7
1000
800
680.7
600
496.6
340.8
400
141.3
熱量[W]
200
0.0
0.1
0.0
63.3
-3.5
-13.3
0.0
0.0
50.7
-13.6
7.4
23.9
16.7
2.9
0.1
0
-31.6
-200
-35.1
-106.3
-33.7
-61.2
-115.1
-240.8
-400
-489.9
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-135 測定の熱収支:普通複層+高遮蔽ブラインド
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.63
2.24
5.39
17.21
25.47
24.38
23.16
22.68
20.32
冬(Is=0)_放
1.43
1.32
3.32
11.33
18.19
19.22
15.96
19.17
19.47
冬(Is=300)_熱
2.42
1.51
5.04
16.47
23.60
24.38
23.16
21.51
冬(Is=0)_熱
1.39
1.14
3.03
11.55
18.76
19.22
15.96
19.62
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
32.20
32.33
33.32
35.74
36.73
34.81
35.97
32.28
27.28
夏(Is=0)_放
29.55
29.91
29.22
27.31
25.67
25.23
26.12
25.23
24.72
20.32
夏(Is=500)_熱
32.02
30.87
33.32
34.78
33.14
34.81
35.97
30.84
27.30
19.09
夏(Is=0)_熱
29.51
29.86
29.12
27.25
25.57
25.23
26.12
25.27
24.75
図 2.3.2-136 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:普通複層+高遮蔽ブラインド
139
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付ロールスクリーン
(クリーム)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-137 測定結果:普通複層+内付ロールスクリーン
140
U値[W/(m2・K)]
2.4
1.5
η値
0.41
0.42
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
1159.3
QW
1000
718.0
800
600
488.1
400
295.6
133.5
熱量[W]
200
0.0
0.0
-1.3
65.3
-1.7
0.4
0.0
0.0
73.7
-11.0
7.7
16.1
13.5
2.4
3.3
0
-30.4
-200
-31.1
-100.0
-18.7
-86.6
-101.4
-228.7
-400
-488.5
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-138 測定の熱収支:普通複層+内付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
31.99
32.07
33.48
36.26
38.36
34.36
33.57
31.98
26.87
夏(Is=0)_放
29.34
29.69
29.08
27.37
25.91
25.73
25.67
25.07
24.33
19.17
夏(Is=500)_熱
31.74
30.08
32.90
35.16
31.44
33.16
32.55
29.16
26.66
18.84
夏(Is=0)_熱
29.32
29.64
28.99
27.32
25.66
25.74
25.66
25.13
24.33
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.71
2.34
5.33
15.72
24.67
21.05
20.66
21.41
19.28
冬(Is=0)_放
1.25
1.12
2.96
10.17
16.60
16.66
16.55
18.93
19.21
冬(Is=300)_熱
2.45
1.47
4.71
15.02
20.84
20.19
19.97
20.00
冬(Is=0)_熱
1.20
0.96
2.66
10.36
17.53
16.30
16.48
19.24
図 2.3.2-139 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:普通複層+内付ロールスクリーン
141
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#2)
(NFL3LE2*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付ロールスクリーン
(クリーム)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-140 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#2)+内付ロールスクリーン
142
U値[W/(m2・K)]
1.7
1.2
η値
0.37
0.39
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
1142.4
QW
1000
800
681.2
600
443.4
400
249.6
104.2
熱量[W]
200
0.0
0.4
0.0
40.2
-1.1
-1.1
0.0
0.0
48.4
-11.3
8.1
38.3
13.4
5.3
7.6
0
-30.8 -72.8
-200
-31.8 -75.0
-21.7
-58.5
-181.9
-400
-472.8
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-141 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#2)+内付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.61
2.28
5.66
18.83
25.33
21.75
21.31
21.76
19.70
冬(Is=0)_放
1.34
1.23
2.56
12.53
17.40
17.52
17.39
19.29
19.50
冬(Is=300)_熱
2.46
1.50
5.10
18.13
21.25
20.93
20.85
20.57
冬(Is=0)_熱
1.28
1.07
2.35
12.61
18.22
17.22
17.25
19.59
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.45
33.44
36.64
37.62
38.56
34.10
33.15
31.35
26.66
夏(Is=0)_放
29.76
30.13
29.63
26.95
25.85
25.63
25.57
25.03
24.53
19.62
夏(Is=500)_熱
33.39
31.62
36.36
36.65
31.55
33.03
32.60
28.78
26.49
19.23
夏(Is=0)_熱
29.73
30.05
29.52
26.92
25.66
25.64
25.57
25.04
24.52
図 2.3.2-142 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#2)+内付ロールスクリーン
143
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#3)
(FL3+A12+*NFL3LE3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付ロールスクリーン
(クリーム)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-143 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#3)+内付ロールスクリーン
144
U値[W/(m2・K)]
1.7
1.1
η値
0.41
0.43
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
1143.2
QW
1000
800
683.2
600
493.2
400
278.0
106.2
熱量[W]
200
0.0
0.0
-0.3
29.7
-2.0
-4.8
0.0
0.0
47.9
-11.4
8.4
41.3
13.5
2.8
6.2
0
-30.6 -73.2
-200
-33.2 -77.3
-26.5
-58.4
-192.4
-400
-600
-517.1
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-144 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#3)+内付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.60
2.23
4.89
22.32
26.88
23.18
22.74
22.29
20.14
冬(Is=0)_放
1.29
1.17
2.52
12.55
17.49
17.54
17.40
19.29
19.49
冬(Is=300)_熱
2.38
1.45
4.80
21.69
22.44
22.61
22.27
21.04
冬(Is=0)_熱
1.26
1.04
2.33
12.63
18.26
17.24
17.38
19.61
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
23.72
33.42
36.46
41.56
40.01
35.48
34.55
31.87
26.92
夏(Is=0)_放
29.86
30.22
29.72
27.01
25.90
25.67
25.60
25.05
24.54
20.15
夏(Is=500)_熱
33.12
31.56
35.30
40.97
32.41
34.83
33.98
29.22
26.78
19.21
夏(Is=0)_熱
29.84
30.16
29.63
26.97
25.70
25.67
25.60
25.07
24.56
図 2.3.2-145 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#3)+内付ロールスクリーン
145
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀1層#2)
(RSFL3AW6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付ロールスクリーン
(クリーム)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-146 測定結果:Low-E 複層(銀 1 層#2)+内付ロールスクリーン
146
U値[W/(m2・K)]
1.6
1.1
η値
0.32
0.33
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
1158.4
QW
1000
800
683.5
600
384.2
400
216.6
98.0
熱量[W]
200
0.0
1.3
0.0
50.1
-0.5
0.9
0.0
0.0
48.1
-10.7
8.1
43.5
12.5
5.6
8.7
0
-31.0 -67.8
-200
-29.8 -69.6
-21.1
-58.0
-168.1
-400
-420.9
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-147 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 1 層#2)+内付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.75
2.31
5.68
18.59
25.11
21.28
20.87
21.55
19.45
冬(Is=0)_放
1.35
1.25
2.52
12.81
17.49
17.62
17.50
19.35
19.52
冬(Is=300)_熱
2.50
1.53
5.61
18.16
21.14
20.91
20.61
20.54
冬(Is=0)_熱
1.29
1.08
2.31
12.89
18.31
17.32
17.46
19.59
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
25.23
33.53
38.23
36.88
38.16
33.29
32.35
30.61
26.42
夏(Is=0)_放
27.01
30.07
30.02
26.80
25.79
25.55
25.50
24.99
24.51
19.38
夏(Is=500)_熱
33.58
31.74
37.71
36.29
31.09
32.84
32.08
28.27
26.28
19.26
夏(Is=0)_熱
29.67
30.00
29.48
26.76
25.60
25.55
25.48
24.99
24.50
図 2.3.2-148 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 1 層#2)+内付ロールスクリーン
147
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀1層#3)
(FL3+A12+*RSFL3AW6)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付ロールスクリーン
(クリーム)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-149 測定結果:Low-E 複層(銀 1 層#3)+内付ロールスクリーン
148
U値[W/(m2・K)]
1.6
1.1
η値
0.37
0.40
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
1165.7
QW
1000
800
684.0
600
463.8
400
250.4
100.6
熱量[W]
200
0.0
1.0
0.0
36.0
-1.2
2.5
0.0
0.0
48.2
-12.5
8.8
24.3
14.6
4.1
6.4
0
-31.4 -69.0
-200
-33.5 -72.9
-23.9
-59.1
-182.6
-400
-474.8
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-150 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 1 層#3)+内付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.80
2.31
4.98
22.76
25.81
23.04
22.74
22.22
20.10
冬(Is=0)_放
1.32
1.19
2.48
12.76
17.43
17.57
17.47
19.33
19.51
冬(Is=300)_熱
2.48
1.50
4.65
22.16
22.30
22.55
22.32
21.08
冬(Is=0)_熱
1.26
1.04
2.26
12.85
18.25
17.27
17.40
19.57
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
32.21
33.65
35.58
41.44
38.22
35.03
34.36
31.75
27.02
夏(Is=0)_放
29.84
30.79
30.36
27.10
25.94
25.72
25.62
25.05
24.53
20.08
夏(Is=500)_熱
33.46
31.80
35.25
41.00
32.11
34.56
33.90
29.34
26.88
19.23
夏(Is=0)_熱
30.32
30.67
30.13
27.03
25.70
25.69
25.62
25.07
24.55
図 2.3.2-151 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 1 層#3)+内付ロールスクリーン
149
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#2)
(RSFL3AG6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付ロールスクリーン
(クリーム)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-152 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#2)+内付ロールスクリーン
150
U値[W/(m2・K)]
1.5
1.1
η値
0.24
0.26
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
1184.6
QW
1000
800
688.5
600
313.8
400
熱量[W]
168.3
98.5
200
0.0
0.6
0.0
97.8
1.0
-1.5
0.0
0.0
44.6
-11.2
8.7
72.1
13.4
-12.5
8.5
10.6
0
-31.6 -66.0
-200
-29.8 -65.6
-55.4
-171.6
-400
-392.5
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-153 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#2)+内付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.86
2.40
6.86
17.49
22.66
20.30
20.09
20.81
18.74
冬(Is=0)_放
1.28
1.21
2.45
13.09
17.52
17.64
17.50
19.28
19.47
冬(Is=300)_熱
2.66
1.68
5.66
17.15
20.41
19.83
19.66
20.01
冬(Is=0)_熱
1.29
1.12
2.30
13.14
18.31
17.35
17.48
19.55
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
34.51
33.95
39.47
35.69
36.13
32.50
31.79
29.76
26.03
夏(Is=0)_放
30.12
30.50
30.02
26.85
25.79
25.57
25.49
24.96
24.47
18.63
夏(Is=500)_熱
34.46
32.12
37.96
35.13
30.78
31.80
31.25
27.79
25.91
19.24
夏(Is=0)_熱
30.09
30.43
29.92
26.79
25.58
25.55
25.48
24.97
24.47
図 2.3.2-154 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#2)+内付ロールスクリーン
151
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#3)
(FL3+A12+*RSFL3AG6)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付ロールスクリーン
(クリーム)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-155 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#3)+内付ロールスクリーン
152
U値[W/(m2・K)]
1.5
1.0
η値
0.32
0.36
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
1189.5
QW
1000
800
690.5
600
423.1
400
219.2
98.4
熱量[W]
200
0.0
0.2
0.0
55.2
-1.7
-3.6
0.0
0.0
45.0
-11.3
9.1
12.9
4.3
7.2
6.0
0
-31.3 -65.6
-200
-32.9 -69.8
-19.9
-55.7
-168.2
-400
-420.7
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-156 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#3)+内付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.78
2.26
5.03
24.49
25.64
23.19
22.94
22.07
19.98
冬(Is=0)_放
1.40
1.28
2.48
13.05
17.48
17.63
17.48
19.27
19.43
冬(Is=300)_熱
2.50
1.53
4.79
23.93
22.31
22.95
22.72
21.14
冬(Is=0)_熱
1.33
1.11
2.27
13.11
18.27
17.33
17.47
19.54
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.77
33.50
35.53
43.12
37.97
35.03
34.41
31.24
26.92
夏(Is=0)_放
30.07
30.41
29.93
26.87
25.81
25.58
25.50
24.97
24.49
20.01
夏(Is=500)_熱
33.51
31.79
35.75
42.79
31.67
34.93
34.25
29.26
26.85
19.21
夏(Is=0)_熱
30.15
30.44
29.95
26.82
25.62
25.57
25.51
24.99
24.49
図 2.3.2-157 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#3)+内付ロールスクリーン
153
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
真空複層ガラス
ガラス
(RSFL3AK6*+Ar9+FL3+V+*RSFL3SH)
樹脂
(PVC・白)
フレーム
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付ロールスクリーン
(クリーム)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-158 測定結果:真空複層+内付ロールスクリーン
154
U値[W/(m2・K)]
0.9
0.5
η値
0.21
0.23
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1147.2
1200
1000
800
692.6
600
400
264.5
熱量[W]
200
0.0
0.0
68.8
142.6
0.3
-1.6
76.3
-1.8
0.0
0.0
54.9
-11.3
8.3
53.8
5.5
6.4
4.4
0
-30.8 -36.8
-200
-30.7 -37.5
-20.1
-57.4
-148.9
-400
-309.0
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-159 測定の熱収支:真空複層+内付ロールスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.00
2.26
6.14
22.68
23.82
21.80
21.64
21.04
19.43
冬(Is=0)_放
0.81
1.18
1.80
16.20
18.18
18.45
18.39
19.46
19.50
冬(Is=300)_熱
2.60
1.52
5.97
22.50
21.45
21.61
21.40
20.44
冬(Is=0)_熱
1.21
1.05
1.59
16.22
18.55
18.29
18.37
19.62
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.77
33.44
39.30
36.45
35.05
31.82
31.29
29.05
25.95
夏(Is=0)_放
24.85
30.16
30.67
25.88
25.42
25.21
25.15
24.86
24.44
19.45
夏(Is=500)_熱
34.05
31.71
40.27
36.24
30.30
31.55
31.04
27.51
25.96
19.36
夏(Is=0)_熱
29.78
30.09
29.78
25.84
25.34
25.17
25.13
24.87
24.40
図 2.3.2-160 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:真空複層+内付ロールスクリーン
155
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付プリーツスクリーン
(ベージュ)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-161 測定結果:普通複層+内付プリーツスクリーン
156
U値[W/(m2・K)]
2.2
1.8
η値
0.41
0.42
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
984.2
1000
800
677.3
600
417.8
400
279.7
126.8
熱量[W]
200
0.0
0.4
0.0
38.4
-2.4
-8.3
0.0
0.0
38.5
-9.0
10.9
48.4
22.6
1.3
13.8
0
-31.4
-200
-33.3
-93.5
-180.2
-30.1
-63.0
-96.3
-400
-451.2
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-162 測定の熱収支:普通複層+内付プリーツスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.61
2.26
5.35
16.19
24.91
22.85
22.34
21.87
20.00
冬(Is=0)_放
1.38
1.25
3.05
10.08
16.53
16.75
16.52
19.26
19.40
冬(Is=300)_熱
2.42
1.46
5.20
15.94
23.31
22.85
22.34
20.59
冬(Is=0)_熱
1.34
1.09
2.80
10.32
17.22
16.75
16.52
19.66
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.14
33.31
34.70
37.79
39.71
36.46
35.60
30.95
26.88
夏(Is=0)_放
30.30
30.68
30.01
28.15
26.63
26.25
26.22
25.35
24.80
20.01
夏(Is=500)_熱
32.98
31.60
35.00
37.35
36.42
36.46
35.60
28.37
26.97
19.11
夏(Is=0)_熱
30.27
30.62
29.90
28.12
26.50
26.25
26.22
25.31
24.84
図 2.3.2-163 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:普通複層+内付プリーツスクリーン
157
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#2)
(NFL3LE2*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付プリーツスクリーン
(ベージュ)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-164 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#2)+内付プリーツスクリーン
158
U値[W/(m2・K)]
1.6
1.1
η値
0.39
0.42
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
934.2
1000
800
646.9
600
393.3
400
255.4
102.9
熱量[W]
200
0.0
0.5
0.0
70.8
-2.5
-9.7
0.0
0.0
50.4
-11.7
8.9
36.5
14.1
2.6
8.5
0
-31.3 -69.7
-200
-33.3 -74.3
-29.2
-61.7
-209.0
-400
-411.7
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-165 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#2)+内付プリーツスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.66
2.26
5.72
19.90
26.18
24.02
23.53
22.42
20.10
冬(Is=0)_放
1.35
1.24
2.54
12.21
17.06
17.32
17.15
19.32
19.46
冬(Is=300)_熱
2.45
1.48
5.30
19.50
24.73
24.02
23.53
21.27
冬(Is=0)_熱
1.30
1.09
2.33
12.31
17.59
17.32
17.15
19.65
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.17
33.14
36.05
38.31
39.22
36.12
35.19
30.69
26.86
夏(Is=0)_放
30.20
30.61
30.08
27.28
26.17
25.84
25.80
25.15
24.68
20.15
夏(Is=500)_熱
33.07
31.53
36.05
37.83
35.80
36.12
35.19
28.31
26.98
19.22
夏(Is=0)_熱
30.19
30.55
29.99
27.25
26.08
25.84
25.80
25.17
24.69
図 2.3.2-166 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#2)+内付プリーツスクリーン
159
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#2)
(RSFL3AG6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内付プリーツスクリーン
(ベージュ)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-167 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#2)+内付プリーツスクリーン
160
U値[W/(m2・K)]
1.5
1.0
η値
0.26
0.28
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
QSolar
1200
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1000.4
1000
800
686.0
600
400
281.2
熱量[W]
179.6
98.2
200
0.0
0.4
0.0
43.8
-2.9
-5.7
0.0
0.0
53.1
-12.3
8.1
40.2
11.0
4.6
8.0
0
-31.3 -64.3
-200
-30.7 -65.9
-121.1
-26.3
-59.9
-400
-307.6
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-168 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#2)+内付プリーツスクリーン
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.72
2.17
6.39
18.32
23.46
22.41
22.09
21.12
19.82
冬(Is=0)_放
1.29
1.19
2.37
12.71
17.19
17.48
17.32
19.35
19.41
冬(Is=300)_熱
2.50
1.45
5.49
18.22
22.68
22.41
22.09
20.47
冬(Is=0)_熱
1.23
1.04
2.17
12.80
17.69
17.48
17.32
19.59
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.19
32.81
37.49
35.96
36.11
34.18
33.62
29.41
26.41
夏(Is=0)_放
29.73
30.09
29.65
26.83
25.91
25.62
25.58
25.04
24.59
19.88
夏(Is=500)_熱
33.13
31.28
36.92
35.76
33.70
34.18
33.62
27.67
26.57
19.15
夏(Is=0)_熱
29.71
30.02
29.55
26.80
25.86
25.62
25.58
25.05
24.59
図 2.3.2-169 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#2)+内付プリーツスクリーン
161
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内窓(紙障子)
(ホワイト)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-170 測定結果:普通複層+内窓(紙障子)
162
U値[W/(m2・K)]
1.6
1.7
η値
0.35
0.36
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1005.4
1000
800
692.9
600
361.8
400
239.2
140.3
熱量[W]
200
0.0
0.0
87.5
27.7
0.0
0.0
54.3
12.7
12.8
28.4
18.7
0.2
10.8
8.0
0
-53.0 -34.5 -71.8
-52.5 -41.7 -73.7
-200
-98.5
-167.3
-400
-409.2
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-171 測定の熱収支:普通複層+内窓(紙障子)
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
冬(Is=300)_放
冬(Is=0)_放
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
0.61
0.21
3.54
13.81
22.67
19.07
18.42
20.04
18.05
-0.49
-0.69
1.06
6.74
10.87
14.23
14.30
19.21
20.13
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
31.63
31.62
33.77
39.19
44.80
36.55
34.07
29.70
25.73
夏(Is=0)_放
29.21
29.41
28.89
27.44
26.50
25.58
25.52
24.50
23.40
冬(Is=300)_熱
夏(Is=500)_熱
冬(Is=0)_熱
夏(Is=0)_熱
図 2.3.2-172 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:普通複層+内窓(紙障子)
163
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(CVD型#2)
(NFL3LE2*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内窓(紙障子)
(ホワイト)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-173 測定結果:Low-E 複層(CVD 型#2)+内窓(紙障子)
164
U値[W/(m2・K)]
1.2
0.8
η値
0.31
0.32
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1007.0
1000
800
646.7
600
325.2
400
198.2
熱量[W]
200
0.0
0.0
86.9
0.0
37.4
-3.1
-5.8
0.0
0.0
57.1
-13.0
8.0
46.3
8.8
9.0
6.3
0
-32.2 -51.6
-200
-30.8 -52.9
-146.0
-24.3
-60.9
-400
-362.5
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-174 測定の熱収支:Low-E 複層(CVD 型#2)+内窓(紙障子)
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.55
2.18
5.49
18.71
25.45
21.40
20.77
21.46
19.81
冬(Is=0)_放
1.27
1.18
2.22
9.79
12.81
15.28
15.59
19.00
19.15
冬(Is=300)_熱
2.35
1.42
2.53
17.73
23.04
21.40
20.77
20.28
冬(Is=0)_熱
1.21
1.03
1.49
10.04
12.84
15.28
15.59
19.43
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
32.75
32.72
36.12
41.58
46.06
37.40
34.51
30.12
26.45
夏(Is=0)_放
29.52
29.87
29.44
27.28
26.54
25.98
25.85
25.16
24.65
19.72
夏(Is=500)_熱
32.69
31.03
32.19
39.56
42.29
37.40
34.51
27.73
26.66
18.78
夏(Is=0)_熱
29.49
29.79
28.99
27.23
26.55
25.98
25.85
25.17
24.68
図 2.3.2-175 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(CVD 型#2)+内窓(紙障子)
165
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
Low-E複層ガラス(銀2層#2)
(RSFL3AG6*+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
内窓(紙障子)
(ホワイト)
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-176 測定結果:Low-E 複層(銀 2 層#2)+内窓(紙障子)
166
U値[W/(m2・K)]
1.1
0.5
η値
0.20
0.22
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1016.6
1000
800
648.8
600
400
223.2
熱量[W]
200
0.0
0.0
83.7
130.6
0.0
-3.7
47.4
-4.4
0.0
0.0
59.7
-13.7
8.1
75.4
6.7
10.2
5.4
0
-32.3 -47.7
-200
-30.6 -47.4
-95.6
-22.0
-60.8
-292.2
-400
-600
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-177 測定の熱収支:Low-E 複層(銀 2 層#2)+内窓(紙障子)
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
冬(Is=300)_放
2.64
2.14
6.16
16.93
22.36
19.81
19.44
20.50
19.57
冬(Is=0)_放
1.25
1.17
2.12
10.48
13.29
15.59
15.88
19.04
19.19
冬(Is=300)_熱
2.43
1.45
5.54
16.62
21.18
19.81
19.44
19.79
冬(Is=0)_熱
1.17
1.01
1.94
10.73
13.31
15.59
15.88
19.45
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
33.72
33.34
38.39
38.57
41.83
34.77
32.64
28.98
25.95
夏(Is=0)_放
30.25
30.65
30.19
27.29
26.47
25.94
25.82
25.13
24.64
19.44
夏(Is=500)_熱
33.67
31.72
38.41
37.55
39.42
34.77
32.64
27.36
26.12
18.84
夏(Is=0)_熱
30.25
30.58
30.11
27.24
26.52
25.94
25.82
25.17
24.66
図 2.3.2-178 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:Low-E 複層(銀 2 層#2)+内窓(紙障子)
167
第 2 章 日射熱取得率の測定
試験体
ガラス
透明複層ガラス
(FL3+A12+FL3)
フレーム
樹脂
(PVC・白)
内窓(透明単板6mm)
遮蔽物
伝熱開口幅[m]
伝熱開口高さ[m]
面積[m2]
グレージング面積比
1.690
1.370
2.315
0.872
試験結果
冬期条件
夏期条件
図 2.3.2-179 測定結果:普通複層+内窓(透明単板)
168
U値[W/(m2・K)]
1.6
1.8
η値
0.63
0.63
第 2 章 日射熱取得率の測定
1400
1200
QSolar
QGain
QI
QC
QB
QP
QW
1009.7
1000
800
693.5
600
637.3
433.4
400
140.3
熱量[W]
200
0.0
0.0
86.3
28.9
0.0
0.0
51.8
12.9
12.7
20.2
9.8
1.4
10.5
3.9
0
-53.0 -42.0 -74.3
-200
-53.9 -35.8 -75.5
-400
-97.5
-354.5
-600
-662.9
-800
-1000
-1200
-1400
冬(Is=0)
冬(Is=300)
夏(Is=0)
夏(Is=500)
図 2.3.2-180 測定の熱収支:普通複層+内窓(透明単板)
50
30
25
45
20
温度[℃]
温度[℃]
40
15
35
10
30
5
25
0
-5
冬(Is=300)_放
冬(Is=0)_放
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
0.57
0.01
2.92
11.56
17.80
18.60
18.37
19.86
19.06
-0.40
-0.61
1.13
6.60
10.85
14.89
14.32
19.30
20.21
20
バッフル
温度
外気
空気温度
ガラス
表面温度
ガラス
表面温度
中空層
空気温度
遮蔽物
表面温度
遮蔽物
表面温度
室内
空気温度
バッフル
温度
夏(Is=500)_放
31.34
31.09
32.74
36.15
38.37
34.29
33.79
29.58
26.84
夏(Is=0)_放
29.21
29.40
28.89
27.47
26.51
25.47
25.53
24.50
23.38
冬(Is=300)_熱
夏(Is=500)_熱
冬(Is=0)_熱
夏(Is=0)_熱
図 2.3.2-181 構成断面の測定温度(中央 1 点)
:普通複層+内窓(透明単板
169
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.3.3 測定結果一覧
夏期・冬期条件における熱貫流率,日射熱取得率の一覧を表 2.3.3-1 に示す。また,
図 2.3.3-1~2.3.3-24, 図 2.3.3-33~2.3.3-72 に各測定における日射熱取得率,熱貫流率,
構成断面の測定温度の比較を,遮蔽物の有無による日射熱取得率の相関を図 2.3.3-73
~2.3.3-78 に示す。
なお,遮蔽物効果係数は遮蔽物無しの日射熱取得率に対する遮蔽物併用時の日射熱
取得率の比(0~1)で表した値で,遮蔽物の有無による日射熱取得率の相関である近
似式 y=ax2+bx に,遮蔽物無しの日射熱取得率で除した y/x=ax+b にて表現する。
遮蔽物単体の日射熱取得率に相当するものとし,ここに示す。
図 2.3.3-1~2.4.3-2 は,外窓フレームに各種単板ガラスの組み合わせた際の遮蔽物な
しの測定結果である。この測定結果と単板ガラス単体の日射熱取得率(カタログ値)
にガラス面積比率の 0.872 を乗じた値を比較すると,ほとんど一致していることが分
かる。この結果からみても,高い測定精度,及び測定値の妥当性は確認されたと言え
る。
今回測定に用いた各種単板ガラスは,反射率・吸収率が様々である。熱線吸収ガラ
ス以外にも高性能熱線反射(淡色),
(濃色)も吸収率は 50%程度と吸収率は高い。
図 2.3.3-3~2.3.3-6 を見ると吸収率の高いガラスの表裏面温度が高い値を示している
ことが分かる。
図 2.3.3-7~2.3.3-12 は,各種単板ガラスと内付ロールスクリーンを組み合わせた測
定結果である。ロールスクリーンは遮蔽物であるがスクリーンを下げることで断熱性
能の向上が確認された(増加熱抵抗 約 0.04m2・K/W)。日射熱取得率は 0.4 を下回る結
果であり,どのガラス種においても安定した日射遮蔽が得られることがわかる。
図 2.3.3-13~2.3.3-18 は,透明単板ガラスに各種遮蔽物を組み合わせた測定結果であ
る。室外側設置の遮蔽物の外付ブラインド,及び外付ロールスクリーンにおいて,日
射熱取得率は約 0.2 と高い遮蔽効果が確認された。熱貫流率においてはほとんど向上
がみられていないことから,外付タイプの遮蔽物はほとんど断熱性向上に寄与しない
といえる。
室内側設置の遮蔽物の内付ブラインド,内付ロールスクリーン,プリーツスクリー
ンにおいて,日射熱取得率はそれぞれ 0.45,0.42,0.42 であった。ブラインドはスラ
ット角度 45°で直達光はさえぎる形であり他の内付タイプと同等の日射熱取得率が
得られていた。ロールスクリーンとプリーツスクリーンは日射熱取得率が同じであっ
たが,熱貫流率においてはプリーツスクリーンの方が小さく断熱性向上効果(増加熱
170
第 2 章 日射熱取得率の測定
抵抗 約 0.06m2・K/W)がロールスクリーンより高いことが分かる。
図 2.3.3-19~図 2.3.3-24 は,透明単板ガラスに各種内窓を組み合わせた測定結果で
ある。紙障子の日射熱取得率は 0.36 と内付タイプの遮蔽物より小さい値であることが
分かる。紙障子は内窓として設置されるので併用時は外窓との中間空気層が設定され
ることとなり,この中間空気層が断熱性向上(増加熱抵抗 約 0.22m2・K/W)に大きく
寄与しているため日射熱取得率も小さくなったと考えられる。
内窓透明単板ガラスは紙障子と同様に二重窓形成による断熱性能の向上が確認され
た。日射熱取得率については 0.62 と大きな値であることも確認された。
内窓複層ガラスについても日射熱取得率は大きく,断熱性能の向上効果は高い。特
に日射熱取得タイプの複層ガラスにおいては断熱性能を高め,日射熱を良く取り入れ
るというガラス性能が反映された結果である。
内窓日射遮熱タイプの複層ガラスにおいては断熱性能も高く,日射熱取得率も小さ
いことが確認された。日射熱を取得したいか,あるいは遮蔽したいかに応じ,ガラス
を選別し用いることが有用であることがわかる。この日射遮蔽タイプにおける温度結
果をみると,内窓の室外側ガラスで遮蔽しているため中間空気層や外窓ガラスの温度
が高くなっていることがわかる。
ここで,各測定における貫流熱と日射熱による冬の取得熱,及び夏の侵入熱の比較
を図 2.3.3-25~図 2.3.3-32 に示し,省エネルギー性を検証する。
遮蔽物なしの各種単板ガラスでは,夏はガラスの日射遮蔽性能に応じ侵入熱を抑え
ている様子がみられるが(図 2.3.3-26),冬は取得熱も抑える結果(図 2.3.3-25)とな
っている。特に高性能熱線反射(濃色)ガラスにおいては,熱取得がマイナス,つま
り熱損失していることがわかる。
各種単板ガラスと室内ロールスクリーンとの組み合わせでは,夏は貫流熱も日射侵
入熱も低減が確認され,省エネルギー的に有用な活用方法であることがわかる(図
2.3.3-28)。ただし,冬において貫流熱の低減はみられるものの,日射取得熱も大きく
低減してしまっているので取得熱は遮蔽物なしより小さくなってしまっている(図
2.3.3-27)。省エネルギー性を考慮すると逆効果であり,冬は遮蔽物を併用しない方が
良いことが数値からも明らかである。
透明単板ガラスに各種遮蔽物の組み合わせでは,夏は外付タイプの遮蔽物の方が内
付タイプよりも侵入熱も小さく省エネルギー的に有用とわかる(図 2.3.3-30)
。
ただし,
透明単板ガラスでは貫流熱による侵入も大きいため全体的に省エネルギー性を有して
171
第 2 章 日射熱取得率の測定
いるとは言い難い。むしろ高性能熱線反射(濃色)ガラスの遮蔽物なしの方が,透明
単板ガラスに各種遮蔽物を組み合わせた際の侵入熱より小さかった。冬は各種単板ガ
ラスのときと同様,
遮蔽物なしがもっとも取得熱が大きい結果であった
(図 2.3.3-29)
。
特に外付タイプの遮蔽物においては併用しても断熱性能が向上しないことから,取得
熱をほとんど貫流熱で損失してしまっている。外付遮蔽物が固定型であるならば,冬
は省エネルギー性を有していないと言え,留意する必要がある。
透明単板ガラスに内窓の組み合わせでは,夏は貫流熱の低減は確認されるものの日
射侵入熱が大きく,省エネルギー性は低いといえる(図 2.3.3-32)。その中でも内窓日
射遮熱タイプの複層ガラスは侵入熱が小さめで,外付遮蔽物と同程度の省エネルギー
性を有していることがわかる。冬は内窓設置による断熱性能向上により貫流熱が小さ
くなり,
透明単板ガラス単体よりも取得熱が大きく省エネルギー性が高いといえる
(図
2.3.3-29)。ただし,高性能熱線反射(濃色)ガラスにおいては透明単板ガラスよりも
取得熱が小さくなっているので,日射熱取得は期待できないことがわかる。
なお,今回の各種単板ガラスにおいて,冬の取得熱がもっとも大きかったのは,内
窓の透明単板ガラス,透明複層ガラスの組み合わせであり,夏の侵入熱がもっとも小
さかったのは,高性能熱線反射(濃色)ガラスに室内ロールスクリーンの組み合わせ
であった。
図 2.3.3-33 は,外窓フレームに各種複層ガラスを組み合わせた際の遮蔽物なしの測
定結果である。この測定結果と複層ガラス単体の日射熱取得率(カタログ値)にガラ
ス面積比率の 0.872 を乗じた値を比較すると,概ね一致していることが分かる。
日射遮蔽型を除くとその差は 0.00~0.04 であったが,日射遮蔽型においては 0.03~0.06
とやや差が見られていた。試験装置のキセノンランプと太陽光 AM-1.5 とのスペクト
ル合致度は十分高いことは確認されているが,可視光-近赤外域においてやや合致度
が劣るポイントがあることも確認されている。日射遮蔽型の分光特性はこの波長域に
おいて反射率が高くなる波長選択性の高いガラスであり,今回差が少し見られた要因
と考えられる。
遮蔽物の有無による日射熱取得率の相関図を見ると,遮蔽物なしの日射熱取得率と
遮蔽物併用時の日射熱取得率との相関はかなり高いことが分かり,2 次の相関式にて
表わすことができる。夏期と冬期とで大別しているが,同一として扱っても差し支え
ないともいえる。
室内側遮蔽物における 2 次の相関式は上に凸の曲線で表されるが,室外側遮蔽物に
おける相関式は直線に近い形で表わされることが確認された。
172
第 2 章 日射熱取得率の測定
室内側遮蔽物の効果係数において,遮蔽物無しの日射熱取得率が低いほど,効果係
数は高くなり,日射熱取得率が高いほど,効果係数が低くなることが分かった。
反面,室外側遮蔽物の効果係数は,遮蔽物無しの日射熱取得率によって,あまり変化
が見られないことが分かった。
173
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.3-1 窓の日射熱取得率測定の結果一覧
凡例:
サッシフレーム
樹脂(PVC)
外付
S透明6
熱線吸収
グリーンペーン
MFL6
S熱吸6
熱線反射
レフライトS(1種)
CFL6S*
S熱反6
高性能熱線反射
(淡色)
レフシャインSGY32(2種)
RSFL6SGY32*
S反淡6
高性能熱線反射
(濃色)
レフシャインSS8(3種)
RSFL6SS8*
S反濃6
透明
ガ
ラ
ス
Low-E(CVD型)
複
層
3+A12+3mm
Low-E(銀1層)
Low-E(銀2層)
3+A9+6mm
※
真空
ペアマルチ
FL3+A12+FL3
P普複_
膜2面
NFL3LE2*+A12+FL3
P取得2
膜3面
FL3+A12+*NFL3LE3
P取得3
膜2面
RSFL3AW6*+A12+FL3
P中庸2
膜3面
FL3+A12+*RSFL3AW6
P中庸3
膜2面
RSFL3AG6*+A12+FL3
P遮蔽2
膜3面
FL3+A12+*RSFL3AG6
P遮蔽3
ペアマルチEA
ペアマルチスーパー
ブルー
ペアマルチレイボーグ
グリーン
スペーシア21遮熱クリア
RSFL3AK6*+Ar9+FL3+V+*RSFL3SH P真空a
eRS1
U η U η
4.8 0.35 4.8 0.26
4.1 0.22 4.2 0.24
rTBL4
U
η
rBL4
U η
4.4 0.45
3.5 0.43
rHBL4
rRS0
U
U
4.0
×
×
3.1
4.0
×
×
×
×
×
2.9
4.1
×
×
×
×
×
3.0
3.9
×
×
×
×
×
2.8
3.5
×
×
×
×
×
2.4
2.5 0.22 2.6 0.25 2.4 0.49 2.4 0.42 2.5 0.50 2.4
2.2 0.25 2.2 0.25 2.2 0.51 1.8 0.48 1.6 0.51 1.5
1.8 0.18 1.9 0.22
1.7 0.41
1.7
×
×
1.4 0.19 1.5 0.22
1.3 0.43
1.2
1.8 0.46
1.7
×
×
×
×
1.2 0.49
1.1
1.6 0.35
1.6
×
×
×
×
1.1 0.36
1.1
1.7 0.41
1.6
×
×
×
×
1.1 0.43
1.1
1.7 0.11 1.7 0.13
1.6 0.26
1.5
×
×
1.2 0.13 1.3 0.14
1.1 0.28
1.1
1.6 0.35
1.5
×
×
×
×
1.1 0.37
1.0
0.9 0.23
0.9
×
×
×
×
0.5 0.25
0.5
は通常使用する膜面位置。単位:U[W/(m2・K)], η[-]
174
η
η
0.42
0.38
0.35
0.36
0.37
0.32
0.30
0.32
0.15
0.17
0.41
0.42
0.37
0.39
0.41
0.43
0.32
0.33
0.37
0.40
0.24
0.26
0.32
0.36
0.21
0.23
rPS8
D透障a
D透透6
D透6普
‐
)
FL6
eBL4
η
0.74
0.75
0.56
0.55
0.61
0.56
0.43
0.43
0.18
0.19
0.71
0.72
0.61
0.62
0.65
0.65
0.50
0.51
0.56
0.57
0.38
0.40
0.45
0.47
0.31
0.32
普
通
複
層
(
FL6
None
U
4.8
4.4
4.7
4.1
4.7
4.1
4.4
3.8
3.7
3.1
2.6
2.3
1.9
1.6
1.9
1.5
1.7
1.4
1.8
1.5
1.7
1.3
1.7
1.4
0.9
0.8
ン
横
ツ
透
明
単
板
遮
熱
銀L
2 o
層w
‐
)
6mm
透明
条 カタログ値
件 U
η
冬 5.8
夏
0.85
冬 5.8
夏
0.63
冬 5.8
夏
0.68
冬 5.5
夏
0.49
冬 4.6
夏
0.22
冬 2.9
夏
0.79
冬 1.9
夏
0.67
冬 1.9
夏
0.74
冬 1.8
夏
0.58
冬 1.8
夏
0.74
冬 1.6
夏
0.39
冬 1.6
夏
0.49
冬 0.8
夏
0.35
(
単
板
略号
縦
高
遮
蔽
紙
障
子
プ
リ
ー
ン
ガラス品種略号
ル
ス
ク
リ
ー
ル
ス
ク
リ
ロ
ー
ブ
ラ
イ
ン
ド
断
熱
C
L
V
o
D
w
型
ー
ブ
ラ
イ
ン
ド
ー
遮
蔽
物
な
し
遮
蔽
物
木製内窓
内付
ロ
冬U 冬η
夏U 夏η
E
E
膜
2
面
膜
3
面
膜
2
面
膜
3
面
D透取2
D透取3
D透遮2
D透遮3
U η U η U η U η U η U η U η U η
3.7 0.42 2.3 0.36 2.2 0.62 1.6 0.57 1.2 0.52 1.1 0.53 1.2 0.36 1.2 0.41
2.9 0.39 2.2 0.32 2.0 0.58 1.4 0.54 1.2 0.49 1.2 0.51 0.6 0.36 0.9 0.39
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
2.2
1.8
1.6
1.1
0.41
0.42
0.39
0.42
1.6
1.7
1.2
0.8
0.35 1.6 0.63
0.36 1.8 0.63
0.31
×
0.32
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
1.5 0.26 1.1 0.20
1.0 0.28 0.5 0.22
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
カタログ夏η
1.00
※カタログ夏ηはガラス面積比率を乗じた値
0.90
0.80
日射熱取得率[-]
0.70
0.75 0.74 0.74
0.60
0.61 0.59
0.55 0.56 0.55
0.50
0.56
0.43 0.43 0.43
0.40
0.30
0.20
0.19 0.18 0.19
0.10
0.00
S透明6_None
S熱吸6_None
S熱反6_None
S反淡6_None
S反濃6_None
図 2.3.3-1 窓の日射熱取得率:単板ガラス+遮蔽物なし
夏U
冬U
カタログ冬U
6.0
5.0
4.8
熱貫流率[W/(m2・K)]
4.0
4.7
4.7
4.4
4.4
4.1
4.1
3.8
3.0
3.7
3.1
2.0
1.0
0.0
S透明6_None
S熱吸6_None
S熱反6_None
S反淡6_None
図 2.3.3-2 窓の熱貫流率:単板ガラス+遮蔽物なし
175
S反濃6_None
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
S透明6_None
S熱吸6_None
S熱反6_None
S反淡6_None
S反濃6_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
31.14
31.12
31.25
31.67
29.95
29.83
29.72
29.61
25.46
32.10
31.39
37.84
38.41
31.29
31.02
30.75
30.48
25.91
31.31
31.30
31.50
29.93
29.64
29.36
29.08
24.74
32.08
32.38
31.33
40.08
40.15
28.96
28.94
28.92
28.90
25.08
32.73
31.57
41.31
40.88
27.36
27.24
27.12
26.99
24.54
図 2.3.3-3 構成断面の測定温度(夏 Is=500[W/m2],中央 1 点):単板ガラス+遮蔽物なし
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
S透明6_None
S熱吸6_None
S熱反6_None
S反淡6_None
S反濃6_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
25.15
23.89
29.10
29.37
28.10
27.94
25.21
25.09
25.03
29.05
29.31
27.96
25.35
25.27
25.19
25.10
23.90
28.07
29.08
29.34
28.09
27.94
25.24
25.18
25.12
25.05
23.90
29.10
29.33
28.18
27.96
25.21
25.13
25.05
24.98
23.83
29.11
29.33
28.39
28.20
25.00
24.93
24.86
24.78
23.72
図 2.3.3-4 構成断面の測定温度(夏 Is=0[W/m2],中央 1 点):単板ガラス+遮蔽物なし
176
第 2 章 日射熱取得率の測定
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
S透明6_None
S熱吸6_None
S熱反6_None
S反淡6_None
S反濃6_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
0.66
0.05
5.70
6.17
19.37
19.62
19.86
20.10
19.82
0.89
0.11
9.61
9.86
19.78
19.85
19.93
20.00
19.54
0.69
0.03
5.79
19.02
19.21
19.40
19.59
19.33
6.34
0.88
0.07
10.52
10.68
18.45
18.73
19.00
19.27
19.34
1.01
0.15
9.95
10.45
17.71
17.86
18.00
18.15
18.52
図 2.3.3-5 構成断面の測定温度(冬 Is=300[W/m2],中央 1 点):単板ガラス+遮蔽物なし
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
S透明6_None
S熱吸6_None
S熱反6_None
S反淡6_None
S反濃6_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
19.04
20.93
-0.28
-0.62
4.66
4.64
18.86
19.21
19.39
-0.28
-0.62
4.68
18.82
18.99
19.16
19.34
20.97
4.67
-0.26
-0.59
4.66
4.68
18.81
18.98
19.15
19.32
20.83
-0.39
-0.71
4.33
4.87
19.04
19.20
19.36
19.52
20.97
-0.33
-0.62
3.70
5.31
20.09
20.21
20.34
20.46
21.68
図 2.3.3-6 構成断面の測定温度(冬 Is=0[W/m2],中央 1 点):単板ガラス+遮蔽物なし
177
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
1.00
0.90
0.80
日射熱取得率[-]
0.70
0.60
0.50
0.40
0.42
0.38
0.36
0.30
0.35
0.37
0.32
0.32
0.30
0.20
0.17
0.10
0.15
0.00
S透明6_rRS0
S熱吸6_rRS0
S熱反6_rRS0
S反淡6_rRS0
S反濃6_rRS0
図 2.3.3-7 窓の日射熱取得率:単板ガラス+内付ロールスクリーン
夏U
冬U
6.0
5.0
熱貫流率[W/(m2・K)]
4.0
4.0
4.1
4.0
3.9
3.5
3.0
3.1
2.9
3.0
2.8
2.4
2.0
1.0
0.0
S透明6_rRS0
S熱吸6_rRS0
S熱反6_rRS0
S反淡6_rRS0
S反濃6_rRS0
図 2.3.3-8 窓の熱貫流率:単板ガラス+内付ロールスクリーン
178
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
S透明6_rRS0
S熱吸6_rRS0
S熱反6_rRS0
S反淡6_rRS0
S反濃6_rRS0
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.56
31.71
33.45
37.31
32.26
31.28
29.03
34.51
24.24
32.56
31.75
40.98
37.61
34.41
33.71
29.98
41.86
25.05
31.66
31.73
33.49
34.73
37.12
31.54
30.59
28.48
23.76
32.79
31.55
42.73
34.57
32.97
32.59
28.33
43.02
24.16
32.82
31.61
42.08
41.25
29.56
28.49
28.31
25.08
21.96
図 2.3.3-9 構成断面の測定温度(夏 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:単板ガラス+内付ロールスクリーン
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
S透明6_rRS0
S熱吸6_rRS0
S熱反6_rRS0
S反淡6_rRS0
S反濃6_rRS0
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
29.13
29.38
28.42
28.25
25.94
25.63
25.68
24.69
23.53
29.12
29.34
28.42
28.26
26.04
25.75
25.82
24.89
23.73
29.08
29.33
28.38
28.21
25.94
25.69
25.73
24.80
23.67
29.14
29.36
28.21
25.56
23.65
28.46
25.84
25.61
24.75
29.13
29.34
28.54
28.14
25.46
25.17
25.18
24.59
23.55
図 2.3.3-10 構成断面の測定温度(夏 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:単板ガラス+内付ロールスクリーン
179
第 2 章 日射熱取得率の測定
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
S透明6_rRS0
S熱吸6_rRS0
S熱反6_rRS0
S反淡6_rRS0
S反濃6_rRS0
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
0.71
0.26
6.09
22.33
18.48
17.67
21.01
7.16
19.80
0.94
0.22
10.41
21.60
18.78
18.19
20.29
10.90
19.51
0.73
0.18
6.01
7.04
21.63
17.88
17.09
20.52
19.49
0.90
0.08
11.13
19.85
18.37
17.94
19.65
11.51
19.30
1.03
0.19
10.05
10.73
17.33
17.14
16.92
18.30
18.55
図 2.3.3-11 構成断面の測定温度(冬 Is=300[W/m2],中央 1 点)
:単板ガラス+内付ロールスクリーン
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
S透明6_rRS0
S熱吸6_rRS0
S熱反6_rRS0
S反淡6_rRS0
S反濃6_rRS0
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
-0.29
-0.61
4.03
4.10
17.37
16.84
16.19
20.66
21.88
-0.29
-0.62
4.02
4.12
17.33
16.84
16.22
20.64
21.73
-0.30
-0.63
4.04
4.13
17.39
16.88
16.22
20.64
21.87
-0.40
-0.72
4.30
17.33
21.95
3.83
17.68
16.73
20.74
-0.32
-0.61
3.44
4.79
18.66
18.65
18.27
21.16
22.28
図 2.3.3-12 構成断面の測定温度(冬 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:単板ガラス+内付ロールスクリーン
180
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
カタログ夏η
1.00
※カタログ夏ηはガラス面積比率を乗じた値
0.90
0.80
日射熱取得率[-]
0.70
0.75 0.74 0.74
0.60
0.50
0.40
0.43
0.45
0.35
0.30
0.20
0.42
0.42
0.39
0.38
0.24 0.26
0.22
0.10
0.00
S透明6_None
S透明6_eBL4_Iv
S透明6_eRS1
S透明6_rBL4
S透明6_rRS0
S透明6_rPS8_Be
図 2.3.3-13 窓の日射熱取得率:透明単板ガラス+各種遮蔽物
夏U
冬U
カタログ冬U
6.0
5.0
4.8
4.8
熱貫流率[W/(m2・K)]
4.0
4.8
4.4
4.4
4.1
4.2
4.0
3.7
3.5
3.0
3.1
2.9
2.0
1.0
0.0
S透明6_None
S透明6_eBL4_Iv
S透明6_eRS1
S透明6_rBL4
S透明6_rRS0
図 2.3.3-14 窓の熱貫流率:透明単板ガラス+各種遮蔽物
181
S透明6_rPS8_Be
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
外気
ガラス
ガラス
温度
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
31.14
29.95
29.83
29.72
29.61
25.46
31.12
31.25
31.67
S透明6_None
31.58
32.38
33.44
27.22
27.22
27.22
27.22
30.25
23.94
S透明6_eBL4_Iv
31.54
32.10
33.70
27.18
27.00
26.83
26.65
30.26
22.53
S透明6_eRS1
31.55
31.59
33.73
34.86
36.68
34.02
35.12
31.76
26.29
S透明6_rBL4
31.56
31.71
33.45
37.31
32.26
31.28
29.03
34.51
24.24
S透明6_rRS0
31.64
34.33
35.78
39.86
35.76
34.72
29.57
24.87
S透明6_rPS8_Be 31.68
図 2.3.3-15 構成断面の測定温度(夏 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:透明単板ガラス+各種遮蔽物
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
29.10
29.37
28.10
27.94
25.21
25.15
25.09
25.03
23.89
S透明6_None
29.17
29.35
28.86
27.59
25.29
25.22
25.15
25.08
23.93
S透明6_eBL4_Iv
29.23
29.42
29.00
27.74
25.30
25.23
25.16
25.09
23.91
S透明6_eRS1
29.11
29.35
28.35
28.19
25.81
25.19
26.04
25.09
23.87
S透明6_rBL4
29.13
29.38
28.42
28.25
25.63
23.53
25.94
25.68
24.69
S透明6_rRS0
29.39
28.50
28.33
26.22
25.78
25.84
24.78
23.68
S透明6_rPS8_Be 29.18
図 2.3.3-16 構成断面の測定温度(夏 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:透明単板ガラス+各種遮蔽物
182
第 2 章 日射熱取得率の測定
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
外気
ガラス
ガラス
温度
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
19.37
19.62
19.86
20.10
19.82
0.66
0.05
5.70
6.17
S透明6_None
0.75
0.48
3.84
19.48
19.78
20.08
20.38
7.41
20.26
S透明6_eBL4_Iv
0.57
0.35
2.73
19.22
19.29
19.36
19.43
6.63
19.81
S透明6_eRS1
0.71
0.20
6.99
7.94
23.37
22.83
20.19
20.82
20.00
S透明6_rBL4
0.71
0.26
6.09
22.33
18.48
17.67
21.01
7.16
19.80
S透明6_rRS0
0.68
0.17
6.28
7.32
22.45
20.27
19.40
21.28
20.11
S透明6_rPS8_Be
図 2.3.3-17 構成断面の測定温度(冬 Is=300[W/m2],中央 1 点)
:透明単板ガラス+各種遮蔽物
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
-0.28
-0.62
4.66
4.64
18.86
19.04
19.21
19.39
20.93
S透明6_None
-0.25
-0.62
2.00
5.97
18.53
18.62
18.70
18.79
20.21
S透明6_eBL4_Iv
-0.38
-0.68
0.94
5.51
18.58
18.69
18.81
18.93
20.34
S透明6_eRS1
-0.30
-0.63
4.34
4.30
18.37
19.91
16.06
20.39
21.69
S透明6_rBL4
-0.29
-0.61
4.03
4.10
16.84
21.88
17.37
16.19
20.66
S透明6_rRS0
-0.62
3.75
3.68
16.24
16.30
15.53
20.58
21.71
S透明6_rPS8_Be -0.32
図 2.3.3-18 構成断面の測定温度(冬 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:透明単板ガラス+各種遮蔽物
183
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
1.00
0.90
0.80
日射熱取得率[-]
0.70
0.60
0.62
0.58
0.57
0.54
0.50
0.49
0.52
0.51
0.53
0.40
0.30
0.36 0.36
0.36
0.39 0.41
0.32
0.20
0.10
0.00
D透障a_None D透透6_None D透6普_None D透取2_None D透取3_None D透遮2_None D透遮3_None
図 2.3.3-19 窓の日射熱取得率:透明単板ガラス+内窓
夏U
冬U
6.0
5.0
熱貫流率[W/(m2・K)]
4.0
3.0
2.0
2.2
2.3
2.0
2.2
1.4
1.6
1.0
1.2
1.2
1.2
1.2
1.1
1.2
0.9
0.6
0.0
D透障a_None
D透透6_None
D透6普_None
D透取2_None
D透取3_None
D透遮2_None
図 2.3.3-20 窓の熱貫流率:透明単板ガラス+内窓
184
D透遮3_None
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
D透障a_None
D透透6_None
D透6普_None
D透取2_None
D透取3_None
D透遮2_None
D透遮3_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
31.75
43.53
35.59
33.04
29.79
25.66
31.72
34.60
36.90
31.40
31.10
33.41
35.05
39.14
34.09
33.42
30.21
27.00
31.52
31.14
33.80
35.51
40.04
35.51
32.05
29.62
26.40
31.70
31.19
35.29
37.34
43.61
41.01
32.46
29.53
26.21
31.58
31.14
34.47
41.49
37.85
33.82
29.49
26.46
36.23
32.12
31.25
37.37
39.97
47.73
46.91
31.78
27.70
24.96
31.90
31.21
35.55
37.56
43.50
40.29
34.73
28.60
25.63
図 2.3.3-21 構成断面の測定温度(夏 Is=500[W/m2],中央 1 点):透明単板ガラス+内窓
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
D透障a_None
D透透6_None
D透6普_None
D透取2_None
D透取3_None
D透遮2_None
D透遮3_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
29.15
29.37
28.65
28.55
27.19
26.14
25.99
24.64
23.52
29.14
29.34
28.64
28.58
27.24
26.00
26.01
24.51
23.52
26.74
23.32
29.22
29.39
28.83
28.77
27.68
25.38
24.24
29.20
29.40
28.91
28.04
27.34
25.14
24.42
23.31
28.96
29.22
29.41
28.96
28.90
27.99
27.28
25.07
24.20
23.32
29.25
29.44
29.04
28.98
28.17
27.54
25.06
24.43
23.32
29.25
29.40
29.02
28.96
28.15
27.52
25.12
24.48
23.37
図 2.3.3-22 構成断面の測定温度(夏 Is=0[W/m2],中央 1 点):透明単板ガラス+内窓
185
第 2 章 日射熱取得率の測定
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
D透障a_None
D透透6_None
D透6普_None
D透取2_None
D透取3_None
D透遮2_None
D透遮3_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
0.67
15.91
13.84
18.35
19.65
17.96
0.20
4.38
5.08
0.61
0.00
4.04
4.36
14.09
15.68
15.30
19.80
18.76
0.59
0.00
3.61
3.99
12.91
13.35
16.77
20.00
18.82
0.62
0.01
4.08
4.44
14.12
15.07
18.58
20.00
18.81
0.60
0.00
3.68
12.76
13.00
19.72
20.02
19.02
3.97
0.80
0.09
5.27
5.63
16.39
18.56
18.78
18.98
18.18
0.74
0.06
4.23
4.52
13.78
14.05
21.01
19.66
18.56
図 2.3.3-23 構成断面の測定温度(冬 Is=300[W/m2],中央 1 点):透明単板ガラス+内窓
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
D透障a_None
D透透6_None
D透6普_None
D透取2_None
D透取3_None
D透遮2_None
D透遮3_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
-0.38
-0.65
1.87
1.48
7.69
12.02
12.24
18.80
19.77
-0.37
-0.62
1.79
1.14
7.39
12.80
12.02
18.78
19.74
9.60
20.17
-0.37
-0.60
1.17
0.66
5.59
14.35
19.28
-0.43
-0.64
0.41
4.56
7.81
15.55
19.50
20.40
0.82
-0.43
-0.65
0.83
0.41
4.57
7.84
15.56
19.52
20.39
-0.49
-0.69
0.66
0.30
4.14
7.14
15.98
19.60
20.48
-0.42
-0.62
0.74
0.33
4.24
7.34
15.89
19.60
20.49
図 2.3.3-24 構成断面の測定温度(冬 Is=0[W/m2],中央 1 点):透明単板ガラス+内窓
186
第 2 章 日射熱取得率の測定
250.0
222.0
200.0
貫流熱
168.0
150.0
日射熱
取得熱
[W/㎡]
183.0
129.0
126.0
100.0
87.0
72.0
41.0
50.0
54.0
0.0
-26.0
-50.0
-100.0
-96.0
-96.0
-88.0
-96.0
-80.0
-150.0
S透明6_None
S吸収6_None
S熱反6_None
S反淡6_None
S反濃6_None
図 2.3.3-25 冬の取得熱(貫流熱+日射取得熱 Is=300[W/m2]):単板ガラス+遮蔽物なし
貫流熱
600.0
500.0
400.0
日射熱
侵入熱
[W/㎡]
463.0
375.0
275.0
300.0
364.0
357.0
285.0
280.0
215.0
200.0
100.0
157.0
88.0
82.0
84.0
70.0
95.0
62.0
0.0
S透明6_None
S吸収6_None
S熱反6_None
S反淡6_None
S反濃6_None
図 2.3.3-26 夏の侵入熱(貫流熱+日射侵入熱 Is=500[W/m2]):単板ガラス+遮蔽物なし
187
第 2 章 日射熱取得率の測定
貫流熱
250.0
日射熱
取得熱
[W/㎡]
200.0
150.0
126.0
100.0
46.0
50.0
111.0
105.0
90.0
45.0
29.0
25.0
12.0
0.0
-25.0
-50.0
-100.0
-80.0
-80.0
-70.0
-78.0
-82.0
-150.0
S透明6_rRS0
S吸収6_rRS0
S熱反6_rRS0
S反淡6_rRS0
S反濃6_rRS0
図 2.3.3-27 冬の取得熱(貫流熱+日射取得熱 Is=300[W/m2])
:単板ガラス+内付ロールスクリーン
貫流熱
600.0
日射熱
侵入熱
[W/㎡]
500.0
400.0
300.0
200.0
100.0
252.0
190.0
62.0
238.0
180.0
58.0
220.0
160.0
60.0
216.0
160.0
56.0
133.0
85.0
48.0
0.0
S透明6_rRS0
S吸収6_rRS0
S熱反6_rRS0
S反淡6_rRS0
S反濃6_rRS0
図 2.3.3-28 夏の侵入熱(貫流熱+日射侵入熱 Is=500[W/m2])
:単板ガラス+内付ロールスクリーン
188
第 2 章 日射熱取得率の測定
250.0
貫流熱
222.0
日射熱
取得熱
[W/㎡]
200.0
150.0
126.0
135.0
105.5
100.0
126.0
126.0
78.0
47.0
50.0
52.0
46.0
10.0
0.0
-6.0
-50.0
-100.0
-96.0
-84.0
-95.5
-88.0
-80.0
-74.0
-150.0
S透明6_None S透明6_eBL4_Iv S透明6_eRS1
S透明6_rBL4
S透明6_rRS0 S透明6_rPS8_Be
図 2.3.3-29 冬の取得熱(貫流熱+日射取得熱 Is=300[W/m2])
:透明単板ガラス+各種遮蔽物
貫流熱
600.0
500.0
400.0
日射熱
侵入熱
463.0
375.0
285.0
300.0
192.7
200.0
100.0
[W/㎡]
88.0
111.2
81.5
216.0
120.0
96.0
215.0
70.0
253.0
252.0
190.0
62.0
195.0
58.0
0.0
S透明6_None S透明6_eBL4_Iv S透明6_eRS1
S透明6_rBL4
S透明6_rRS0 S透明6_rPS8_Be
図 2.3.3-30 夏の侵入熱(貫流熱+日射侵入熱 Is=500[W/m2])
:透明単板ガラス+各種遮蔽物
189
第 2 章 日射熱取得率の測定
貫流熱
250.0
184.7
200.0
100.0
172.1
140.8
150.0
日射熱
取得熱
159.6
137.0
154.9
130.1
140.5
[W/㎡]
109.2
85.8
88.9
121.6
98.3
51.8
50.0
0.0
-50.0
-37.1
-43.9
-22.6
-24.8
-31.6
-23.5
-23.3
-100.0
-150.0
D透障a_NoneD透透6_NoneD透複6_NoneD透取2_NoneD透取3_NoneD透遮2_NoneD透遮3_None
図 2.3.3-31 冬の取得熱(貫流熱+日射取得熱 Is=300[W/m2])
:透明単板ガラス+内窓
貫流熱
600.0
日射熱
侵入熱
[W/㎡]
500.0
400.0
300.0
295.4
264.1
329.7
289.9
298.0
269.3
269.5
244.8
279.6
255.8
200.0
100.0
31.3
39.8
28.7
24.8
23.8
191.4
178.5
12.9
212.9
195.5
17.4
0.0
D透障a_NoneD透透6_NoneD透複6_NoneD透取2_NoneD透取3_NoneD透遮2_NoneD透遮3_None
図 2.3.3-32 夏の侵入熱(貫流熱+日射侵入熱 Is=500[W/m2])
:透明単板ガラス+内窓
190
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
ガラスη
1.0
0.9
0.8
0.72 0.71
日射熱取得率 [-]
0.7
0.69
0.62 0.61
0.6
0.65 0.65 0.64
0.58
0.57 0.56 0.56
0.51 0.50 0.51
0.5
0.47
0.40
0.4
0.45
0.43
0.38
0.34
0.32
0.3
0.31 0.31
0.2
0.1
0.0
P普複+None
P取得2+None
P取得3+None
P中庸2+None
P中庸3+None
P遮蔽2+None
P遮蔽3+None
P真空a+None
図 2.3.3-33 窓の日射熱取得率:複層ガラス+遮蔽物なし
夏U
冬U
6.0
熱貫流率 [W/(m2・K)]
5.0
4.0
3.0
2.6
2.3
1.9
2.0
1.6
1.9
1.5
1.7
1.4
1.8
1.7
1.5
1.3
1.7
1.4
1.0
0.8
0.9
0.0
P普複+None
P取得2+None
P取得3+None
P中庸2+None
P中庸3+None
P遮蔽2+None
P遮蔽3+None
図 2.3.3-34 窓の熱貫流率:複層ガラス+遮蔽物なし
191
P真空a+None
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
p普複_None
P取得2_None
P取得3_None
P中庸2_None
P中庸3_None
P遮蔽2_None
P遮蔽3_None
P真空a_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
31.67
27.22
27.17
27.12
27.07
26.34
30.75
31.53
30.37
32.69
31.32
34.41
31.34
27.49
27.46
27.42
27.38
26.68
32.47
31.27
33.61
34.39
27.88
27.83
27.78
27.72
26.96
32.87
31.36
35.85
31.19
27.26
27.24
27.22
27.20
26.36
33.03
31.67
33.98
34.48
27.70
27.69
27.68
27.66
27.04
33.90
31.87
36.38
27.10
27.10
27.09
27.09
30.50
26.29
33.08
31.59
34.62
36.08
27.56
27.55
27.53
27.52
27.04
33.68
31.53
39.15
27.17
27.16
27.15
27.14
30.86
25.93
図 2.3.3-35 構成断面の測定温度(夏 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+遮蔽物なし
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
p普複_None
P取得2_None
P取得3_None
P中庸2_None
P中庸3_None
P遮蔽2_None
P遮蔽3_None
P真空a_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
29.55
29.91
29.10
26.97
25.30
25.26
25.23
25.19
24.56
29.73
30.07
29.46
26.42
25.23
25.20
25.17
25.14
24.71
29.89
30.23
29.61
26.47
25.23
25.21
25.18
25.15
24.73
25.15
24.66
29.77
30.11
29.52
26.30
25.18
25.12
25.09
30.33
30.69
30.07
26.46
25.21
25.18
25.16
25.13
24.71
30.29
30.64
30.05
26.31
25.11
24.65
25.14
25.08
25.05
30.04
30.35
29.80
26.21
25.08
25.06
25.03
25.01
24.60
29.90
30.17
29.87
25.45
25.06
25.04
25.01
24.98
24.47
図 2.3.3-36 構成断面の測定温度(夏 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+遮蔽物なし
192
第 2 章 日射熱取得率の測定
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
p普複_None
P取得2_None
P取得3_None
P中庸2_None
P中庸3_None
P遮蔽2_None
P遮蔽3_None
P真空a_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
2.29
19.50
19.50
19.50
19.50
18.86
1.42
4.15
13.47
2.22
1.38
4.35
16.13
19.98
19.97
19.95
19.94
19.32
2.17
1.35
4.10
18.20
20.31
20.22
20.13
20.04
19.67
2.30
1.42
4.95
16.30
19.74
19.72
19.71
19.69
18.82
2.26
1.39
4.03
18.38
20.04
19.98
19.92
19.87
19.49
2.52
1.60
5.09
19.38
19.40
19.42
19.44
15.89
18.52
2.31
1.43
4.23
19.69
19.87
19.83
19.79
19.75
19.31
2.49
1.47
5.50
19.90
19.85
19.80
19.74
19.67
19.07
図 2.3.3-37 構成断面の測定温度(冬 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+遮蔽物なし
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
p普複_None
P取得2_None
P取得3_None
P中庸2_None
P中庸3_None
P遮蔽2_None
P遮蔽3_None
P真空a_None
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
1.26
1.00
2.91
11.52
18.71
18.83
18.94
19.06
18.07
1.31
1.09
2.48
13.63
19.17
19.26
19.35
19.44
18.63
1.23
1.01
2.40
13.57
19.13
19.22
19.32
19.41
18.61
19.22
18.61
1.36
1.13
2.46
13.95
19.13
19.30
19.38
1.28
1.05
2.38
13.91
19.15
19.24
19.33
19.41
18.64
1.28
1.11
2.38
14.12
19.21
18.65
19.13
19.29
19.37
1.33
1.10
2.36
14.09
19.10
19.19
19.27
19.36
18.62
1.23
1.05
1.62
17.08
19.29
19.35
19.40
19.46
18.98
図 2.3.3-38 構成断面の測定温度(冬 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+遮蔽物なし
193
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
ガラスη
夏遮蔽物効果係数
冬遮蔽物効果係数
1.0
日射熱取得率 [-] / 遮蔽物効果係数 [-]
0.9
0.88
0.88
0.8
0.7
0.720.71
0.69
0.71
0.69
0.71
0.70
0.67
0.6
0.59
0.59
0.51
0.49
0.5
0.4
0.3
0.25
0.22
0.31
0.58
0.50
0.420.41
0.42
0.35
0.58 0.59
0.510.50
0.48
0.420.41
0.49
0.360.35
0.35
0.35
0.630.63
0.59
0.250.25
0.2
0.1
0.0
図 2.3.3-39 窓の日射熱取得率:普通複層ガラス+各種遮蔽物
夏U
冬U
6.0
5.0
熱貫流率 [W/(m2・K)]
4.0
3.0
2.6
2.3
2.0
2.6
2.5
2.2
2.2
2.2
2.4
2.5
2.4
1.8
1.6
2.4
2.2
1.8
1.5
1.7 1.6
1.0
0.0
図 2.3.3-40 窓の熱貫流率:普通複層ガラス+各種遮蔽物
194
1.8
1.6
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
31.67
30.75
31.53
30.37
27.22
27.17
27.12
27.07
26.34
p普複_None
32.61
31.86
36.67
29.95
27.13
27.06
26.98
26.91
25.51
p普複_eBL4
32.57
31.36
34.29
27.44
27.10
26.75
26.41
29.82
25.71
p普複_eRS1
31.43
34.01
33.79
31.85
30.50
31.30
28.72
26.22
p普複_rTBL4 32.62
32.86
31.59
34.23
31.30
34.88
35.91
30.72
35.80
26.86
p普複_rBL4
図 2.3.3-41 構成断面の測定温度(夏 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:普通複層ガラス+各種遮蔽物①
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
34.81
27.30
32.02
30.87
33.32
34.78
33.14
35.97
30.84
p普複_rHBL4
31.74
30.08
32.90
35.16
31.44
33.16
32.55
29.16
26.66
p普複_rRS0
32.98
31.60
37.35
36.46
26.97
35.00
36.42
35.60
28.37
p普複_rPS8
31.62
33.77
39.19
44.80
36.55
34.07
29.70
25.73
D普障a_None 31.63
31.09
32.74
36.15
38.37
34.29
33.79
29.58
26.84
D普透6_None 31.34
図 2.3.3-42 構成断面の測定温度(夏 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:普通複層ガラス+各種遮蔽物②
195
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
29.55
29.91
29.10
26.97
25.30
25.26
25.23
25.19
24.56
p普複_None
29.79
30.03
31.55
27.07
25.45
25.40
25.35
25.29
24.92
p普複_eBL4
29.68
29.95
29.81
25.41
25.36
25.30
25.25
27.07
24.92
p普複_eRS1
30.27
29.47
27.48
25.68
25.47
25.94
25.41
24.77
p普複_rTBL4 29.89
30.12
30.54
29.71
25.68
25.54
25.99
25.32
27.66
24.73
p普複_rBL4
図 2.3.3-43 構成断面の測定温度(夏 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:普通複層ガラス+各種遮蔽物①
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
25.23
24.75
29.51
29.86
29.12
27.25
25.57
26.12
25.27
p普複_rHBL4
29.32
29.64
28.99
27.32
25.66
25.74
25.66
25.13
24.33
p普複_rRS0
30.27
30.62
28.12
26.25
24.84
29.90
26.50
26.22
25.31
p普複_rPS8
29.41
28.89
27.44
26.50
25.58
25.52
24.50
23.40
D普障a_None 29.21
29.40
28.89
27.47
26.51
25.47
25.53
24.50
23.38
D普透6_None 29.21
図 2.3.3-44 構成断面の測定温度(夏 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:普通複層ガラス+各種遮蔽物②
196
第 2 章 日射熱取得率の測定
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
2.29
1.42
4.15
13.47
19.50
19.50
19.50
19.50
18.86
p普複_None
2.22
1.67
3.81
13.25
19.48
19.54
19.60
19.66
18.71
p普複_eBL4
2.22
1.42
3.17
19.59
19.63
19.67
19.71
13.12
18.87
p普複_eRS1
2.27
1.38
4.89
14.49
22.41
20.17
19.20
20.10
18.74
p普複_rTBL4
2.44
1.51
5.19
23.46
25.11
24.34
21.91
17.05
20.18
p普複_rBL4
図 2.3.3-45 構成断面の測定温度(冬 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:普通複層ガラス+各種遮蔽物①
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
24.38
20.32
2.42
1.51
5.04
16.47
23.60
23.16
21.51
p普複_rHBL4
2.45
1.47
4.71
15.02
20.84
20.19
19.97
20.00
19.17
p普複_rRS0
2.42
1.46
15.94
22.85
20.01
5.20
23.31
22.34
20.59
p普複_rPS8
0.61
0.21
3.54
13.81
22.67
19.07
18.42
20.04
18.05
D普障a_None
0.57
0.01
2.92
11.56
17.80
18.60
18.37
19.86
19.06
D普透6_None
図 2.3.3-46 構成断面の測定温度(冬 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:普通複層ガラス+各種遮蔽物②
197
第 2 章 日射熱取得率の測定
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
1.26
1.00
2.91
11.52
18.71
18.83
18.94
19.06
18.07
p普複_None
1.18
1.05
1.82
12.19
19.04
19.14
19.24
19.35
18.34
p普複_eBL4
1.15
0.99
1.64
18.96
19.07
19.18
19.29
11.83
18.12
p普複_eRS1
1.25
1.01
2.95
11.50
18.87
18.78
17.45
19.79
19.28
p普複_rTBL4
1.39
1.15
3.01
18.84
18.92
17.11
19.80
11.29
19.35
p普複_rBL4
図 2.3.3-47 構成断面の測定温度(冬 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:普通複層ガラス+各種遮蔽物①
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
19.22
19.09
1.39
1.14
3.03
11.55
18.76
15.96
19.62
p普複_rHBL4
1.20
0.96
2.66
10.36
17.53
16.30
16.48
19.24
18.84
p普複_rRS0
1.34
1.09
10.32
16.75
19.11
2.80
17.22
16.52
19.66
p普複_rPS8
-0.69
1.06
6.74
10.87
14.23
14.30
19.21
20.13
D普障a_None -0.49
-0.61
1.13
6.60
10.85
14.89
14.32
19.30
20.21
D普透6_None -0.40
図 2.3.3-48 構成断面の測定温度(冬 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:普通複層ガラス+各種遮蔽物②
198
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
ガラスη
夏遮蔽物効果係数
冬遮蔽物効果係数
1.0
日射熱取得率 [-] / 遮蔽物効果係数 [-]
0.9
0.8
0.77
0.7
0.6
0.63
0.59
0.63
0.60
0.58
0.65
0.72
0.70
0.70
0.67
0.66
0.63
0.66
0.67
0.64
0.5
0.42
0.41
0.4
0.43
0.39
0.41
0.40
0.37
0.37
0.36
0.33 0.32
0.32
0.3
0.26
0.24
0.23
0.2
0.21
0.1
0.0
P普複+rRS0
P取得2+rRS0
P取得3+rRS0
P中庸2+rRS0
P中庸3+rRS0
P遮蔽2+rRS0
P遮蔽3+rRS0
P真空a+rRS0
図 2.3.3-49 窓の日射熱取得率:複層ガラス+内付ロールスクリーン
夏U
冬U
6.0
熱貫流率 [W/(m2・K)]
5.0
4.0
3.0
2.4
2.0
1.7
1.7
1.5
1.2
1.1
1.6
1.6
1.1
1.1
1.5
1.1
1.0
1.5
1.0
0.9
0.5
0.0
P普複+rRS0
P取得2+rRS0
P取得3+rRS0
P中庸2+rRS0
P中庸3+rRS0
P遮蔽2+rRS0
P遮蔽3+rRS0
図 2.3.3-50 窓の熱貫流率:複層ガラス+内付ロールスクリーン
199
P真空a+rRS0
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
p普複_rRS0
P取得2_rRS0
P取得3_rRS0
P中庸2_rRS0
P中庸3_rRS0
P遮蔽2_rRS0
P遮蔽3_rRS0
P真空a_rRS0
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
31.74
31.44
33.16
32.55
29.16
26.66
30.08
32.90
35.16
33.39
31.62
36.36
36.65
31.55
33.03
32.60
28.78
26.49
33.12
31.56
35.30
40.97
32.41
34.83
33.98
29.22
26.78
33.58
31.74
37.71
36.29
31.09
32.84
32.08
28.27
26.28
33.46
31.80
35.25
41.00
32.11
34.56
33.90
29.34
26.88
34.46
32.12
37.96
30.78
31.80
31.25
27.79
35.13
25.91
33.51
31.79
35.75
42.79
31.67
34.93
34.25
29.26
26.85
34.05
31.71
40.27
30.30
31.55
31.04
27.51
36.24
25.96
図 2.3.3-51 構成断面の測定温度(夏 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+内付ロールスクリーン
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
p普複_rRS0
P取得2_rRS0
P取得3_rRS0
P中庸2_rRS0
P中庸3_rRS0
P遮蔽2_rRS0
P遮蔽3_rRS0
P真空a_rRS0
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
29.32
29.64
28.99
27.32
25.66
25.74
25.66
25.13
24.33
29.73
30.05
29.52
26.92
25.66
25.64
25.57
25.04
24.52
29.84
30.16
29.63
26.97
25.70
25.67
25.60
25.07
24.56
25.55
24.50
29.67
30.00
29.48
26.76
25.60
25.48
24.99
30.32
30.67
30.13
27.03
25.70
25.69
25.62
25.07
24.55
30.09
30.43
29.92
26.79
25.55
24.47
25.58
25.48
24.97
30.15
30.44
29.95
26.82
25.62
25.57
25.51
24.99
24.49
29.78
30.09
29.78
25.84
25.34
25.17
25.13
24.87
24.40
図 2.3.3-52 構成断面の測定温度(夏 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+内付ロールスクリーン
200
第 2 章 日射熱取得率の測定
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
p普複_rRS0
P取得2_rRS0
P取得3_rRS0
P中庸2_rRS0
P中庸3_rRS0
P遮蔽2_rRS0
P遮蔽3_rRS0
P真空a_rRS0
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
2.45
20.84
20.19
19.97
20.00
19.17
1.47
4.71
15.02
2.46
1.50
5.10
18.13
21.25
20.93
20.85
20.57
19.62
2.38
1.45
4.80
21.69
22.44
22.61
22.27
21.04
20.15
2.50
1.53
5.61
18.16
21.14
20.91
20.61
20.54
19.38
2.48
1.50
4.65
22.16
22.30
22.55
22.32
21.08
20.08
2.66
1.68
5.66
20.41
19.83
19.66
20.01
17.15
18.63
2.50
1.53
4.79
23.93
22.31
22.95
22.72
21.14
20.01
2.60
1.52
5.97
21.45
21.61
21.40
20.44
22.50
19.45
図 2.3.3-53 構成断面の測定温度(冬 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+内付ロールスクリーン
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
p普複_rRS0
P取得2_rRS0
P取得3_rRS0
P中庸2_rRS0
P中庸3_rRS0
P遮蔽2_rRS0
P遮蔽3_rRS0
P真空a_rRS0
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
1.20
0.96
2.66
10.36
17.53
16.30
16.48
19.24
18.84
1.28
1.07
2.35
12.61
18.22
17.22
17.25
19.59
19.23
1.26
1.04
2.33
12.63
18.26
17.24
17.38
19.61
19.21
17.32
19.26
1.29
1.08
2.31
12.89
18.31
17.46
19.59
1.26
1.04
2.26
12.85
18.25
17.27
17.40
19.57
19.23
1.29
1.12
2.30
13.14
17.35
19.24
18.31
17.48
19.55
1.33
1.11
2.27
13.11
18.27
17.33
17.47
19.54
19.21
1.21
1.05
1.59
16.22
18.55
18.29
18.37
19.62
19.36
図 2.3.3-54 構成断面の測定温度(冬 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+内付ロールスクリーン
201
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
ガラスη
夏遮蔽物効果係数
冬遮蔽物効果係数
1.0
日射熱取得率 [-] / 遮蔽物効果係数 [-]
0.9
0.8
0.75
0.7
0.69
0.67
0.6
0.5
0.78
0.75
0.71
0.68
0.70
0.73
0.69
0.70
0.77
0.78
0.77
0.68
0.59
0.49
0.48
0.43
0.42
0.46
0.43
0.41
0.4
0.41
0.37
0.36 0.35
0.28
0.3
0.35
0.26
0.25
0.23
0.2
0.1
0.0
p普複+rBL4
P取得2+rBL4
P取得3+rBL4
P中庸2+rBL4
P中庸3+rBL4
P遮蔽2+rBL4
P遮蔽3+rBL4
P普複+rBL4
図 2.3.3-55 窓の日射熱取得率:複層ガラス+内付横ブラインド
夏U
冬U
6.0
熱貫流率 [W/(m2・K)]
5.0
4.0
3.0
2.4
2.0
1.8
1.8
1.7
1.3
1.2
1.7
1.6
1.1
1.1
1.6
1.1
1.3
1.1
0.9
1.0
0.5
0.0
p普複+rBL4
P取得2+rBL4
P取得3+rBL4
P中庸2+rBL4
P中庸3+rBL4
P遮蔽2+rBL4
P遮蔽3+rBL4
図 2.3.3-56 窓の熱貫流率:複層ガラス+内付横ブラインド
202
P普複+rBL4
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
p普複_rBL4
P取得2_rBL4
P取得3_rBL4
P中庸2_rBL4
P中庸3_rBL4
P遮蔽2_rBL4
P遮蔽3_rBL4
P真空a_rBL4
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
32.86
31.30
34.88
35.91
30.72
26.86
31.59
34.23
35.80
32.98
31.32
36.78
37.05
31.52
34.92
35.86
30.49
26.88
32.68
31.35
34.91
40.26
31.19
34.35
36.38
31.39
27.39
33.08
31.39
36.94
35.69
31.04
33.65
34.16
29.30
26.48
32.53
31.15
34.66
39.77
31.41
34.28
36.25
30.65
27.03
33.81
31.87
37.96
30.27
31.49
32.41
28.08
34.09
25.97
33.00
31.56
35.44
41.34
30.47
32.76
35.00
30.46
27.04
34.02
31.71
40.06
29.40
31.12
32.47
29.09
35.45
26.46
図 2.3.3-57 構成断面の測定温度(夏 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+内付横ブラインド
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
p普複_rBL4
P取得2_rBL4
P取得3_rBL4
P中庸2_rBL4
P中庸3_rBL4
P遮蔽2_rBL4
P遮蔽3_rBL4
P真空a_rBL4
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
30.12
30.54
29.71
27.66
25.68
25.54
25.99
25.32
24.73
29.61
29.94
29.39
26.66
25.41
25.24
25.63
25.12
24.52
29.69
30.03
29.48
26.75
25.46
25.33
25.67
25.23
24.64
25.22
24.53
29.55
29.90
29.39
26.54
25.39
25.58
25.13
29.47
29.81
29.30
26.52
25.37
25.19
25.56
25.13
24.53
30.11
30.48
29.95
26.65
25.30
24.65
25.43
25.68
25.22
29.91
30.24
29.73
26.58
25.41
25.29
25.63
25.20
24.63
29.89
30.18
29.86
25.62
25.08
24.93
25.17
24.95
24.38
図 2.3.3-58 構成断面の測定温度(夏 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+内付横ブラインド
203
第 2 章 日射熱取得率の測定
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
p普複_rBL4
P取得2_rBL4
P取得3_rBL4
P中庸2_rBL4
P中庸3_rBL4
P遮蔽2_rBL4
P遮蔽3_rBL4
P真空a_rBL4
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
2.44
23.46
25.11
24.34
21.91
20.18
1.51
5.19
17.05
2.36
1.36
5.60
20.13
22.80
24.77
24.38
21.98
20.64
2.26
1.38
4.79
22.51
23.30
24.95
25.07
22.36
20.67
2.39
1.43
5.54
19.61
22.89
24.02
23.57
21.44
20.26
2.31
1.43
4.68
22.67
23.00
24.47
24.71
22.32
20.71
2.50
1.46
5.76
21.82
22.45
22.12
20.66
18.46
19.60
2.50
1.54
4.97
24.26
22.90
23.90
24.34
21.91
20.46
2.59
1.52
5.85
22.00
22.28
22.70
20.64
22.56
19.95
図 2.3.3-59 構成断面の測定温度(冬 Is=500[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+内付横ブラインド
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
p普複_rBL4
P取得2_rBL4
P取得3_rBL4
P中庸2_rBL4
P中庸3_rBL4
P遮蔽2_rBL4
P遮蔽3_rBL4
P真空a_rBL4
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
1.39
1.15
3.01
11.29
18.84
18.92
17.11
19.80
19.35
1.22
0.99
2.34
13.17
18.82
18.98
17.71
19.69
19.37
1.26
1.05
2.38
13.22
18.89
19.04
17.66
19.71
19.37
19.04
19.38
1.27
1.05
2.30
13.47
18.86
17.68
19.70
1.23
1.02
2.27
13.42
18.81
19.00
17.70
19.67
19.35
1.20
1.02
2.20
13.81
19.02
19.47
18.97
17.94
19.76
1.36
1.14
2.35
14.00
19.01
19.09
17.94
19.78
19.49
1.23
1.06
1.62
16.73
19.10
19.26
18.74
19.65
19.43
図 2.3.3-60 構成断面の測定温度(冬 Is=0[W/m2],中央 1 点)
:複層ガラス+内付横ブラインド
204
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
ガラスη
夏遮蔽物効果係数
冬遮蔽物効果係数
1.0
日射熱取得率 [-] / 遮蔽物効果係数 [-]
0.9
0.8
0.7
0.6
0.5
0.4
0.35
0.35
0.3
0.25
0.31
0.22
0.35
0.35
0.30
0.25 0.25
0.34
0.32
0.29
0.34
0.27
0.22 0.22
0.19 0.18
0.2
0.36
0.13
0.1
0.14 0.13
0.11
0.0
p普複+eBL4_Iv
P普複+eRS1
P取得2+eBL4_Iv
P取得2+eRS1
P遮蔽2+eBL4_Iv
P遮蔽2+eRS1
図 2.3.3-61 窓の日射熱取得率:複層ガラス+外付ブラインド,外付ロールスクリーン
夏U
冬U
6.0
熱貫流率 [W/(m2・K)]
5.0
4.0
3.0
2.6
2.5
2.2
2.2
2.0
1.9
1.8
1.7
1.7
1.5
1.4
1.2
1.3
1.0
0.0
p普複+eBL4_Iv
P普複+eRS1
P取得2+eBL4_Iv
P取得2+eRS1
P遮蔽2+eBL4_Iv
P遮蔽2+eRS1
図 2.3.3-62 窓の熱貫流率:複層ガラス+外付ブラインド,外付ロールスクリーン
205
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
32.61
31.86
36.67
29.95
27.13
27.06
26.98
26.91
25.51
p普複_eBL4
32.59
31.70
36.90
29.38
27.22
27.19
27.16
27.13
25.29
P取得2_eBL4
32.89
31.93
35.30
28.72
27.21
27.15
27.10
27.04
25.22
P遮蔽2_eBL4
32.57
31.36
34.29
27.44
27.10
26.75
26.41
29.82
25.71
p普複_eRS1
31.21
35.08
29.53
27.94
27.78
27.62
27.47
25.42
P取得2_eRS1 32.66
31.66
35.84
26.58
26.38
26.18
25.98
28.51
25.08
P遮蔽2_eRS1 33.14
図2.3.3-63 構成断面の測定温度(夏Is=500[W/m2],中央1 点)
:複層ガラス+外付ブラインド,外付ロールスクリーン
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
外気
ガラス
遮蔽物
バッフル
ガラス
中空層
遮蔽物
室内
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
29.79
30.03
31.55
27.07
25.45
25.40
25.35
25.29
24.92
p普複_eBL4
25.31
24.76
29.53
29.73
31.47
26.36
25.34
25.27
25.23
P取得2_eBL4
29.60
29.82
29.68
26.09
25.17
25.13
25.09
25.05
24.67
P遮蔽2_eBL4
29.68
29.95
27.07
25.36
24.92
29.81
25.41
25.30
25.25
p普複_eRS1
29.91
29.81
26.46
25.38
25.34
25.30
25.26
24.80
P取得2_eRS1 29.65
30.54
30.44
26.43
25.39
25.35
25.31
25.27
24.80
P遮蔽2_eRS1 30.24
図2.3.3-64 構成断面の測定温度(夏Is=0[W/m2],中央1 点)
:複層ガラス+外付ブラインド,外付ロールスクリーン
206
第 2 章 日射熱取得率の測定
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
2.22
1.67
3.81
13.25
19.48
19.54
19.60
19.66
18.71
p普複_eBL4
2.29
1.70
3.77
15.42
19.40
19.44
19.47
19.51
18.72
P取得2_eBL4
2.26
1.69
3.73
15.24
19.25
19.29
19.33
19.37
18.49
P遮蔽2_eBL4
2.22
1.42
3.17
19.59
19.63
19.67
19.71
13.12
18.87
p普複_eRS1
2.10
1.32
3.30
14.97
19.47
19.48
19.49
19.50
18.75
P取得2_eRS1
2.16
1.38
3.56
19.33
19.35
19.37
19.39
15.31
18.64
P遮蔽2_eRS1
図2.3.3-65 構成断面の測定温度(冬Is=500[W/m2],中央1 点)
:複層ガラス+外付ブラインド,外付ロールスクリーン
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
外気
ガラス
遮蔽物
バッフル
ガラス
中空層
遮蔽物
室内
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
1.18
1.05
1.82
12.19
19.04
19.14
19.24
19.35
18.34
p普複_eBL4
19.22
18.66
1.22
1.10
1.93
14.21
19.13
19.31
19.39
P取得2_eBL4
1.12
0.99
1.59
14.52
19.11
19.18
19.25
19.32
18.56
P遮蔽2_eBL4
1.15
0.99
11.83
19.07
18.12
1.64
18.96
19.18
19.29
p普複_eRS1
1.06
0.93
1.46
13.85
19.11
19.18
19.25
19.32
18.62
P取得2_eRS1
1.01
0.89
1.38
14.42
19.14
19.20
19.27
19.33
18.70
P遮蔽2_eRS1
図2.3.3-66 構成断面の測定温度(冬Is=0[W/m2],中央1 点)
:複層ガラス+外付ブラインド,外付ロールスクリーン
207
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏η
冬η
ガラスη
夏遮蔽物効果係数
冬遮蔽物効果係数
1.0
日射熱取得率 [-] / 遮蔽物効果係数 [-]
0.9
0.8
0.7
0.6
0.70
0.68
0.68
0.64
0.59
0.58
0.42
0.42 0.41
0.4
0.39
0.36
0.28
0.3
0.55
0.52
0.50
0.5
0.35
0.32
0.53
0.50
0.49
0.31
0.26
0.22
0.2
0.20
0.1
0.0
P普複+rPS8_Be
P取得2+rPS8_Be
P遮蔽2+rPS8_Be
D普障a_None
D取障2a_None
D遮障2a_None
図 2.3.3-67 窓の日射熱取得率:複層ガラス+内付プリーツスクリーン,紙障子
夏U
冬U
6.0
熱貫流率 [W/(m2・K)]
5.0
4.0
3.0
2.2
2.0
1.8
1.6
1.1
1.0
1.5
1.7
1.6
1.2
1.0
1.1
0.8
0.5
0.0
P普複+rPS8_Be
P取得2+rPS8_Be
P遮蔽2+rPS8_Be
D普障a_None
D取障2a_None
D遮障2a_None
図 2.3.3-68 窓の熱貫流率:複層ガラス+内付プリーツスクリーン,紙障子
208
第 2 章 日射熱取得率の測定
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
32.98
31.60
35.00
37.35
36.42
36.46
35.60
28.37
26.97
p普複_rPS8
33.07
31.53
36.05
37.83
35.80
36.12
35.19
28.31
26.98
P取得2_rPS8
33.13
31.28
36.92
35.76
33.70
34.18
33.62
27.67
26.57
P遮蔽2_rPS8
31.63
31.62
33.77
44.80
36.55
34.07
29.70
39.19
25.73
D普障a_None
31.03
32.19
39.56
42.29
37.40
34.51
27.73
26.66
D取障2a_None 32.69
31.72
38.41
39.42
34.77
32.64
27.36
37.55
26.12
D遮障2a_None 33.67
図2.3.3-69 構成断面の測定温度(夏Is=500[W/m2],中央1 点)
:複層ガラス+内付プリーツスクリーン,紙障子
50.00
温度[℃]
45.00
40.00
35.00
30.00
25.00
20.00
バッフル
外気
ガラス
遮蔽物
バッフル
ガラス
中空層
遮蔽物
室内
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
30.27
30.62
29.90
28.12
26.50
26.25
26.22
25.31
24.84
p普複_rPS8
25.84
24.69
30.19
30.55
29.99
27.25
26.08
25.80
25.17
P取得2_rPS8
29.71
30.02
29.55
26.80
25.86
25.62
25.58
25.05
24.59
P遮蔽2_rPS8
29.21
29.41
27.44
25.58
23.40
28.89
26.50
25.52
24.50
D普障a_None
29.79
28.99
27.23
26.55
25.98
25.85
25.17
24.68
D取障2a_None 29.49
30.58
30.11
27.24
26.52
25.94
25.82
25.17
24.66
D遮障2a_None 30.25
図2.3.3-70 構成断面の測定温度(夏Is=0[W/m2],中央1 点)
:複層ガラス+内付プリーツスクリーン,紙障子
209
第 2 章 日射熱取得率の測定
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
外気
ガラス
ガラス
中空層
遮蔽物
遮蔽物
室内
バッフル
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
2.42
1.46
5.20
15.94
23.31
22.85
22.34
20.59
20.01
p普複_rPS8
2.45
1.48
5.30
19.50
24.73
24.02
23.53
21.27
20.15
P取得2_rPS8
2.50
1.45
5.49
18.22
22.68
22.41
22.09
20.47
19.88
P遮蔽2_rPS8
0.61
0.21
3.54
22.67
19.07
18.42
20.04
13.81
18.05
D普障a_None
2.35
1.42
2.53
17.73
23.04
21.40
20.77
20.28
19.72
D取障2a_None
2.43
1.45
5.54
21.18
19.81
19.44
19.79
16.62
19.44
D遮障2a_None
図2.3.3-71 構成断面の測定温度(冬Is=500[W/m2],中央1 点)
:複層ガラス+内付プリーツスクリーン,紙障子
30.00
25.00
温度[℃]
20.00
15.00
10.00
5.00
0.00
-5.00
バッフル
外気
ガラス
遮蔽物
バッフル
ガラス
中空層
遮蔽物
室内
温度
空気温度 表面温度 表面温度 空気温度 表面温度 表面温度 空気温度
温度
1.34
1.09
2.80
10.32
17.22
16.75
16.52
19.66
19.11
p普複_rPS8
17.32
19.22
1.30
1.09
2.33
12.31
17.59
17.15
19.65
P取得2_rPS8
1.23
1.04
2.17
12.80
17.69
17.48
17.32
19.59
19.15
P遮蔽2_rPS8
-0.49
-0.69
1.06
6.74
14.23
20.13
10.87
14.30
19.21
D普障a_None
1.21
1.03
1.49
10.04
12.84
15.28
15.59
19.43
18.78
D取障2a_None
1.17
1.01
1.94
10.73
13.31
15.59
15.88
19.45
18.84
D遮障2a_None
図2.3.3-72 構成断面の測定温度(冬Is=0[W/m2],中央1 点)
:複層ガラス+内付プリーツスクリーン,紙障子
210
第 2 章 日射熱取得率の測定
冬η
冬遮蔽物効果係数
多項式 (冬η)
線形 (冬遮蔽物効果係数)
夏η
夏遮蔽物効果係数
多項式 (夏η)
線形 (夏遮蔽物効果係数)
1.00
遮蔽物併用時 η[-] / 遮蔽物効果係数 [-]
内付ロールスクリーン
0.80
0.60
0.40
y=-0.312x2+0.831x
R2=0.983
y=-0.228x2+0.756x
R2=0.991
0.20
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
遮蔽物無し η[- ]
図 2.3.3-73 内付ロールスクリーン 遮蔽物の有無による相関
冬η
冬遮蔽物効果係数
多項式 (冬η)
線形 (冬遮蔽物効果係数)
夏η
夏遮蔽物効果係数
多項式 (夏η)
線形 (夏遮蔽物効果係数)
1.00
遮蔽物併用時 η[-] / 遮蔽物効果係数 [-]
内付ブラインド
0.80
0.60
0.40
y=-0.228x2+0.842x
R2=0.986
y=-0.353x2+0.883x
R2=0.982
0.20
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
遮蔽物無し η[- ]
図 2.3.3-74 内付ブラインド 遮蔽物の有無による相関
211
第 2 章 日射熱取得率の測定
冬η
冬遮蔽物効果係数
多項式 (冬η)
線形 (冬遮蔽物効果係数)
夏η
夏遮蔽物効果係数
多項式 (夏η)
線形 (夏遮蔽物効果係数)
1.00
遮蔽物併用時 η[-] / 遮蔽物効果係数 [-]
内付プリーツ
0.80
0.60
0.40
y=-0.353x2+0.864x
R2=0.994
y=-0.300x2+0.811x
R2=0.997
0.20
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
遮蔽物無し η[-]
0.80
1.00
図 2.3.3-75 内付プリーツスクリーン 遮蔽物の有無による相関
冬η
冬遮蔽物効果係数
多項式 (冬η)
線形 (冬遮蔽物効果係数)
夏η
夏遮蔽物効果係数
多項式 (夏η)
線形 (夏遮蔽物効果係数)
1.00
遮蔽物併用時 η[-] / 遮蔽物効果係数 [-]
紙障子
0.80
0.60
0.40
0.20
y=-0.141x2+0.605x
R2=0.999
y=-0.128x2+0.578x
R2=0.999
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
遮蔽物無し η[- ]
図 2.3.3-76 紙障子 遮蔽物の有無による相関
212
1.00
第 2 章 日射熱取得率の測定
冬η
冬遮蔽物効果係数
多項式 (冬η)
線形 (冬遮蔽物効果係数)
夏η
夏遮蔽物効果係数
多項式 (夏η)
線形 (夏遮蔽物効果係数)
1.00
遮蔽物併用時 η[-] / 遮蔽物効果係数 [-]
外付ロールスクリーン
0.80
0.60
0.40
0.20
0.00
y=-0.016x2+0.350x
R2=0.998
0.00
0.20
y=0.102x2+0.270x
R2=0.993
0.40
0.60
遮蔽物無し η[-]
0.80
1.00
図 2.3.3-77 外付ロールスクリーン 遮蔽物の有無による相関
冬η
冬遮蔽物効果係数
多項式 (冬η)
線形 (冬遮蔽物効果係数)
夏η
夏遮蔽物効果係数
多項式 (夏η)
線形 (夏遮蔽物効果係数)
1.00
遮蔽物併用時 η[-] / 遮蔽物効果係数 [-]
外付ブラインド
0.80
0.60
0.40
0.20
0.00
y=0.146x2+0.232x
R2=0.992
0.00
0.20
y=0.115x2+0.223x
R2=0.998
0.40
0.60
遮蔽物無し η[-]
0.80
1.00
図 2.3.3-78 外付ブラインド 遮蔽物の有無による相関
213
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.3.4 測定結果の分析
[1] 付加熱抵抗の算出
照射日射が無い場合の測定結果を用いて遮蔽物の付加熱抵抗を算出した。遮蔽物の
付加熱抵抗(ΔR)は,式(2.3.4-1)によって算出した。
(2.3.4-1)
∆R = Rglz − Rg
ここに,
ΔR:遮蔽物の付加熱抵抗
[m2・K/W]
Rglz:遮蔽物がある場合の試験体の熱貫流抵抗
[m2・K/W]
Rg:遮蔽物が無い場合の試験体の熱貫流抵抗
[m2・K/W]
Rglz,Rg は,各々の測定で式(2.4.1-2)によって算出される R とした。
R=
1
= AW ⋅ (θ ex − θ in ) QW
U
(2.3.4-2)
ここに,
AW:試験体の伝熱開口面積
[m2]
θex:屋外側空気温度
[℃]
θin:室内側空気温度
[℃]
QW:試験体の貫流熱量
[W]
U:試験体の熱貫流率
[W/(m2・K)]
各種遮蔽物の付加熱抵抗一覧を表 2.3.4-1 に示す。この測定結果を元に各種遮蔽物の
付加熱抵抗を簡易に算出するための近似式について検討した。図 2.3.4-1~2.3.4-5 に内
付ロールスクリーンの近似式検討結果を示す。図 2.3.4-1 は,遮蔽物が無い場合の試験
体の熱流密度 QW/AW と遮蔽物の付加熱抵抗 ΔR の相関である。図より QW/AW と ΔR は反
比例の関係にあった。そのため,QW/AW の逆数を用いかつ遮熱計算に適用可能な遮蔽
物が無い場合の熱貫流抵抗 Rg を用いて近似式を検討した。図 2.3.4-2 は,測定による
図 2.3.4-3 は,
測定 ΔR と図 2.3.4-2 より得られた近似式(2.3.4-3),
Rg と ΔR の相関である。
式(2.3.4-4)より求めた計算 ΔR の相関である。また,図 2.3.4-4 は,カタログより得ら
れるガラスの熱貫流率 Ug の逆数 Rg と ΔR の相関である。図 2.3.4-5 は,測定 ΔR と図
2.3.4-4 より得られた近似式(2.3.4-5),式(2.3.4-6)より求めた計算 ΔR の相関である。図
より夏期の普通複層ガラス,Low-E 複層ガラス(CVD 型・膜 2 面),Low-E 複層ガラス
(銀 2 層・膜 2 面)以外は測定と計算が近い値を示した。同様に,図 2.3.4-6~2.3.4-10
に内付ブラインド 45°,図 2.3.4-11~2.3.4-15 に内付ブラインド 0°,図 2.3.4-16~
2.3.4-20 に内付ブラインド-45°,図 2.3.4-21~2.3.4-25 に外付ブラインド,図 2.3.4-26
~2.3.4-30 に内付プリーツスクリーン,図 2.3.4-31~2.3.4-35 に紙障子の場合の近似式
を検討した。式(2.3.4-7)~式(2.3.4-31)に検討した近似式を示す。その結果,概ね ΔR を
カタログ Rg の近似式として簡易に算出できることが分かった。
214
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.4-1 各種遮蔽物の付加熱抵抗一覧
サッシフレーム
樹脂(PVC)
外付
CFL6S*
S熱反6
高性能熱線反射
(淡色)
レフシャインSGY32(2種)
RSFL6SGY32*
S反淡6
高性能熱線反射
(濃色)
レフシャインSS8(3種)
RSFL6SS8*
S反濃6
透明
ペアマルチ
FL3+A12+FL3
P普複_
Low-E(銀1層)
Low-E(銀2層)
膜2面
NFL3LE2*+A12+FL3
P取得2
膜3面
FL3+A12+*NFL3LE3
P取得3
膜2面
RSFL3AW6*+A12+FL3
P中庸2
ペアマルチEA
ペアマルチスーパー
ブルー
膜3面
FL3+A12+*RSFL3AW6
P中庸3
膜2面
RSFL3AG6*+A12+FL3
P遮蔽2
ペアマルチレイボーグ
グリーン
膜3面
※
真空
スペーシア21遮熱クリア
は H23 年度実施,
FL3+A12+*RSFL3AG6
P遮蔽3
RSFL3AK6*+Ar9+FL3+V+*RSFL3SH
P真空a
eRS1
rTBL4
横
rBLm4
rBL0
rBL4
ン
rHBL4
rRS0
ガラス
測定Ug
普
通
複
層
E
膜
2
面
rPS8
‐
)
レフライトS(1種)
3+A12+3mm
3+A9+6mm
S熱吸6
熱線反射
Low-E(CVD型)
複
層
MFL6
縦
ツ
透
明
単
板
(
ガ
ラ
ス
S透明6
ン
高
遮
蔽
紙
障
子
遮
熱
銀L
2 o
層w
‐
)
6mm
グリーンペーン
FL6
(
熱線吸収
単
板
FL6
ガラス
条
件 カタログUg
プ
リ
ー
透明
略号
ル
ス
ク
リ
ー
eBL4
ガラス品種略号
ル
ス
ク
リ
ロ
ー
ブ
ラ
イ
ン
ド
断
熱
C
L
V
o
D
w
型
ー
ー
ブ
ラ
イ
ン
ド
ロ
遮
蔽
物
木製内窓
内付
E
膜
3
面
膜
2
面
膜
3
面
D透障a D透透6 D透6普 D透取2 D透取3 D透遮2 D透遮3
⊿R
冬
5.8
4.5
-0.003
0.000
夏
-
4.0
0.015
0.004
冬
5.8
4.7
夏
-
4.0
冬
5.8
4.6
夏
-
3.9
冬
5.5
4.2
夏
-
3.7
冬
4.6
3.7
夏
-
3.0
冬
2.9
夏
-
冬
×
×
×
×
×
×
×
×
0.022
0.058
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
0.034
0.056
0.215
0.243
0.418
0.593
0.677
0.642
0.646
0.094
0.119
0.227
0.260
0.461
0.585
0.583
1.336
0.882
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
0.036
0.094
0.035
0.085
0.029
0.090
0.026
×
×
×
×
×
×
×
2.6
0.009
-0.002
0.023
0.030
0.026
0.037
0.018
0.038
0.075
0.255
0.251
2.3
0.029
0.012
0.017
0.062
0.061
0.112
0.201
0.213
0.108
0.221
0.177
1.9
1.9
0.007
-0.013
0.020
0.018
0.035
0.051
0.078
0.288
夏
-
1.6
0.098
0.064
0.126
0.107
0.161
0.250
0.263
0.591
冬
1.9
1.9
×
0.033
1.5
×
0.018
-
×
0.023
夏
0.076
0.075
0.152
×
×
×
×
×
×
×
×
冬
1.8
1.7
×
0.021
1.4
×
0.005
-
×
0.006
夏
0.117
0.080
0.191
×
×
×
×
×
×
×
×
冬
1.8
1.8
0.013
0.017
0.035
夏
-
1.5
0.150
0.133
0.233
×
×
×
×
×
×
×
×
冬
1.6
0.024
0.026
0.035
0.056
0.078
0.305
夏
-
0.076
0.106
0.171
0.178
0.283
1.112
×
×
×
×
×
×
冬
1.6
1.7
0.038
0.025
0.039
夏
-
1.4
0.135
0.138
0.199
×
×
×
×
×
×
×
×
冬
0.8
0.9
0.009
-0.008
0.000
夏
-
0.8
0.424
0.461
0.882
×
×
×
×
×
×
×
×
×
×
1.7
0.011
0.003
1.3
0.042
0.015
×
×
×
×
×
×
×
×
×
は H24 年度実施。単位:Ug[W/(m2・K)], ⊿R[m2・K/W]
215
×
×
×
×
×
×
×
0.099
0.049
0.207
0.046
0.222
0.056
0.215
0.057
0.244
0.078
0.916
第 2 章 日射熱取得率の測定
内付ロールスクリーン
a). 測定 Rg からのΔR 近似式
0.30
夏期: ∆R = 0.275 Rg + 0.029
(2.3.4-4)
冬期: ∆R = 0.060 Rg + 0.018
(2.3.4-5)
0.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.25
0.15
b). カタログ Rg からのΔR 近似式
0.10
0.05
夏期: ∆R = 0.310 Rg + 0.045
(2.3.4-6)
冬期: ∆R = 0.053Rg + 0.022
(2.3.4-7)
0.00
0
20
40
60
80
100
QW/AW[W/m 2 ]
図 2.3.4-1 QW/AW と⊿R の相関
0.30
0.30
y = 0.2751x + 0.0293
R2 = 0.7675
計算⊿R(測定Rgからの近似式)[m ・K/W]
P遮蔽2
0.25
P取得2
0.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
2
0.25
0.15
y = 0.0603x + 0.0179
R2 = 0.842
0.10
0.05
0.00
0.20
0.15
P普複
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.80
0.60
1.00
0.00
0.05
2
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
測定Rg[m ・K/W]
図 2.3.4-2 測定 Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-3 測定と計算の比較
(測定 Rg からの近似式)
0.30
0.30
y = 0.3097x + 0.0453
R2 = 0.805
計算⊿R(カタログRgからの近似式)[m ・K/W]
P遮蔽2
0.25
P取得2
0.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
2
0.25
0.15
y = 0.0533x + 0.022
R2 = 0.8787
0.10
0.05
0.00
0.20
0.15
P普複
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
0.00
2
0.05
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
カタログRg(1/カタログUg)[m ・K/W]
図 2.3.4-4 カタログ Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-5 測定と計算の比較
(カタログ Rg からの近似式)
216
第 2 章 日射熱取得率の測定
内付ブラインド 45°
a). 測定 Rg からのΔR 近似式
0.30
夏期: ∆R = 0.263Rg + 0.001
(2.3.4-8)
冬期: ∆R = 0.021Rg + 0.022
(2.3.4-9)
0.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.25
0.15
b). カタログ Rg からのΔR 近似式
0.10
0.05
夏期: ∆R = 0.310 Rg + 0.008
(2.3.4-10)
冬期: ∆R = 0.021Rg + 0.022
(2.3.4-11)
0.00
0
20
40
60
80
100
QW/AW[W/m 2 ]
図 2.3.4-6 QW/AW と⊿R の相関
0.30
計算⊿R(測定Rgからの近似式)[m ・K/W]
0.30
0.15
0.10
y = 0.021x + 0.0216
R2 = 0.1718
0.05
0.25
P遮蔽2
2
y = 0.2634x + 0.0007
R2 = 0.7802
0.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.25
0.00
P中庸3
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.80
0.60
1.00
0.00
0.05
2
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
測定Rg[m ・K/W]
図 2.3.4-7 測定 Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-8 測定と計算の比較
(測定 Rg からの近似式)
0.30
0.30
P遮蔽2
0.25
0.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
2
0.25
計算⊿R(カタログRgからの近似式)[m ・K/W]
y = 0.3097x + 0.0075
R2 = 0.7913
0.15
0.10
y = 0.0206x + 0.022
R2 = 0.2182
0.05
0.00
0.20
0.15
P中庸3
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
0.00
2
0.05
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
カタログRg(1/カタログUg)[m ・K/W]
図 2.3.4-9 カタログ Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-10 測定と計算の比較
(カタログ Rg からの近似式)
217
第 2 章 日射熱取得率の測定
内付ブラインド 0°
a). 測定 Rg からのΔR 近似式
0.30
夏期: ∆R = 0.158 Rg − 0.004
(2.3.4-12)
0.15
冬期: ∆R = −0.034 Rg + 0.038
(2.3.4-13)
0.10
b). カタログ Rg からのΔR 近似式
0.05
夏期: ∆R = 0.220 Rg − 0.018
(2.3.4-14)
冬期: ∆R = −0.009 Rg + 0.024
(2.3.4-15)
0.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.25
0.00
0
10
20
30
40
50
QW/AW[W/m 2 ]
図 2.3.4-11 QW/AW と⊿R の相関
0.30
計算⊿R(測定Rgからの近似式)[m ・K/W]
0.30
0.25
0.20
y = 0.1583x - 0.0041
R2 = 0.3428
2
測定⊿R[m ・K/W]
2
0.25
0.15
0.10
0.05
y = -0.034x + 0.0377
R2 = 0.1111
0.00
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
0.00
0.05
2
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
測定Rg[m ・K/W]
図 2.3.4-12 測定 Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-13 測定と計算の比較
(測定 Rg からの近似式)
0.30
計算⊿R(カタログRgからの近似式)[m ・K/W]
0.30
0.25
0.20
y = 0.2203x - 0.0184
R2 = 0.4977
2
測定⊿R[m ・K/W]
2
0.25
0.15
0.10
y = -0.0088x + 0.024
R2 = 0.0124
0.05
0.00
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
0.00
2
0.05
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
カタログRg(1/カタログUg)[m ・K/W]
図 2.3.4-14 カタログ Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-15 測定と計算の比較
(カタログ Rg からの近似式)
218
第 2 章 日射熱取得率の測定
内付ブラインド-45°
0.30
a). 測定 Rg からのΔR 近似式
0.20
夏期: ∆R = 0.129 Rg + 0.022
(2.3.4-16)
冬期: ∆R = −0.039 Rg + 0.043
(2.3.4-17)
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.25
0.15
0.10
b). カタログ Rg からのΔR 近似式
0.05
0.00
0
10
20
30
40
夏期: ∆R = 0.180 Rg + 0.009
(2.3.4-18)
冬期: ∆R = −0.008 Rg + 0.026
(2.3.4-19)
50
QW/AW[W/m 2 ]
図 2.3.4-16 QW/AW と⊿R の相関
0.30
計算⊿R(測定Rgからの近似式)[m ・K/W]
0.30
0.25
0.20
y = 0.1286x + 0.0216
R2 = 0.1659
2
測定⊿R[m ・K/W]
2
0.25
0.15
0.10
0.05
y = -0.0393x + 0.0434
R2 = 0.0726
0.00
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
0.00
0.05
2
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
測定Rg[m ・K/W]
図 2.3.4-17 測定 Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-18 測定と計算の比較
(測定 Rg からの近似式)
0.30
計算⊿R(カタログRgからの近似式)[m ・K/W]
0.30
0.25
0.20
y = 0.1804x + 0.0093
R2 = 0.2447
2
測定⊿R[m ・K/W]
2
0.25
0.15
0.10
y = -0.008x + 0.0264
R2 = 0.005
0.05
0.00
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
0.00
2
0.05
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
カタログRg(1/カタログUg)[m ・K/W]
図 2.3.4-19 カタログ Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-20 測定と計算の比較
(カタログ Rg からの近似式)
219
第 2 章 日射熱取得率の測定
外付ブラインド
0.30
a). 測定 Rg からのΔR 近似式
0.20
夏期: ∆R = 0.063Rg + 0.019
(2.3.4-20)
冬期: ∆R = 0.027 Rg − 0.002
(2.3.4-21)
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.25
0.15
0.10
b). カタログ Rg からのΔR 近似式
0.05
0.00
0
20
40
60
80
夏期: ∆R = 0.087 Rg + 0.015
(2.3.4-22)
冬期: ∆R = 0.021Rg + 0.001
(2.3.4-23)
100
QW/AW[W/m 2 ]
図 2.3.4-21 QW/AW と⊿R の相関
0.30
計算⊿R(測定Rgからの近似式)[m ・K/W]
0.30
0.25
0.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
2
0.25
0.15
0.10
y = 0.0633x + 0.0192
R2 = 0.1585
0.05
y = 0.0269x - 0.0016
R2 = 0.2254
0.80
1.00
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0.00
0.05
2
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
測定Rg[m ・K/W]
図 2.3.4-22 測定 Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-23 測定と計算の比較
(測定 Rg からの近似式)
0.30
計算⊿R(カタログRgからの近似式)[m ・K/W]
0.30
0.25
0.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
2
0.25
0.15
0.10
y = 0.0867x + 0.0149
R2 = 0.2193
y = 0.0211x + 0.0014
R2 = 0.2057
0.05
0.00
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
0.00
2
0.05
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
カタログRg(1/カタログUg)[m ・K/W]
図 2.3.4-24 カタログ Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-25 測定と計算の比較
(カタログ Rg からの近似式)
220
第 2 章 日射熱取得率の測定
内付プリーツスクリーン
0.30
a). 測定 Rg からのΔR 近似式
0.20
夏期: ∆R = 0.357 Rg + 0.011
(2.3.4-24)
冬期: ∆R = 0.056 Rg + 0.048
(2.3.4-25)
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.25
0.15
0.10
b). カタログ Rg からのΔR 近似式
0.05
0.00
0
20
40
60
80
夏期: ∆R = 0.421Rg + 0.018
(2.3.4-26)
冬期: ∆R = 0.046 Rg + 0.053
(2.3.4-27)
100
QW/AW[W/m 2 ]
図 2.3.4-26 QW/AW と⊿R の相関
0.30
計算⊿R(測定Rgからの近似式)[m ・K/W]
0.30
0.20
0.15
0.10
y = 0.0562x + 0.0476
R2 = 0.8378
0.05
0.25
2
y = 0.3566x + 0.0105
R2 = 0.8042
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.25
0.00
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.80
0.60
1.00
0.00
0.05
2
図 2.3.4-27 測定 Rg と⊿R の相関
0.15
0.20
0.25
0.30
図 2.3.4-28 測定と計算の比較
(測定 Rg からの近似式)
0.30
計算⊿R(カタログRgからの近似式)[m ・K/W]
0.30
0.25
0.20
0.15
y = 0.0458x + 0.0527
R2 = 0.7677
0.10
0.25
2
y = 0.4209x + 0.0177
R2 = 0.8304
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.10
測定⊿R[m 2 ・K/W]
測定Rg[m ・K/W]
0.05
0.00
0.20
0.15
0.10
0.05
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
0.00
2
0.05
0.10
0.15
0.20
0.25
0.30
測定⊿R[m 2 ・K/W]
カタログRg(1/カタログUg)[m ・K/W]
図 2.3.4-29 カタログ Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-30 測定と計算の比較
(カタログ Rg からの近似式)
221
第 2 章 日射熱取得率の測定
紙障子
1.50
a). 測定 Rg からのΔR 近似式
1.40
1.30
1.20
2
測定⊿R[m ・K/W]
1.10
夏期: ∆R = 1.630 Rg − 0.277
(2.3.4-28)
冬期: ∆R = 0.229 Rg + 0.168
(2.3.4-29)
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
b). カタログ Rg からのΔR 近似式
0.40
0.30
0.20
0.10
夏期: ∆R = 1.863Rg − 0.239
(2.3.4-30)
冬期: ∆R = 0.200 Rg + 0.184
(2.3.4-31)
0.00
0
20
40
60
80
100
QW/AW[W/m 2 ]
図 2.3.4-31 QW/AW と⊿R の相関
1.20
1.20
y = 1.6298x - 0.2774
R2 = 0.8618
1.10
計算⊿R(測定Rgからの近似式)[m ・K/W]
1.10
1.00
2
0.80
0.70
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.90
0.60
0.50
0.40
0.30
y = 0.2289x + 0.1679
R2 = 0.9944
0.20
0.10
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
0.00
0.00
0.20
0.40
0.80
0.60
1.00
0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.1 1.2
2
測定⊿R[m 2 ・K/W]
測定Rg[m ・K/W]
図 2.3.4-32 測定 Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-33 測定と計算の比較
(測定 Rg からの近似式)
1.20
1.20
y = 1.8625x - 0.2392
R2 = 0.7888
1.00
1.10
計算⊿R(カタログRgからの近似式)[m ・K/W]
1.10
2
0.80
0.70
2
測定⊿R[m ・K/W]
0.90
0.60
y = 0.1966x + 0.1838
R2 = 0.9947
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
1.00
0.90
0.80
0.70
0.60
0.50
0.40
0.30
0.20
0.10
0.00
0.00
0.00
0.20
0.40
0.60
0.80
1.00
0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 0.9 1.0 1.1 1.2
2
測定⊿R[m 2 ・K/W]
カタログRg(1/カタログUg)[m ・K/W]
図 2.3.4-34 カタログ Rg と⊿R の相関
図 2.3.4-35 測定と計算の比較
(カタログ Rg からの近似式)
222
第 2 章 日射熱取得率の測定
[2]
表面熱伝達率の算出
照射日射が無い場合の測定結果を用いて表面熱伝達率を算出した。表面熱伝達率は,
式(2.3.4-32)及び式(2.3.4-33)によって算出した。表面温度及び空気温度は熱電対による
測定値を用いた。
hse =
hsi =
QW
(2.3.4-32)
AW ⋅ (θ ex − θ se )
QW
(2.3.4-33)
AW ⋅ (θ si − θ in )
ここに,
hse:屋外側表面熱伝達率
[ W/(m2・K) ]
hsi:室内側表面熱伝達率
[ W/(m2・K) ]
QW:試験体の貫流熱量
(W)
AW:伝熱開口面積
( m2 )
θex:屋外側空気温度
( ℃ )
θin:室内側空気温度
( ℃ )
θse:屋外側試験体表面温度
( ℃ )
θsi:室内側試験体表面温度
( ℃ )
各種ガラスと遮蔽物なしの組み合わせでの表面熱伝達率を図 2.3.4-36~2.3.4-37 に示
す。また,各種ガラスと室内ロールスクリーンの組み合わせでの表面熱伝達率を図
2.3.4-38~2.3.4-39 に示す。図より,各種ガラスと遮蔽物なしの組み合わせでは表面熱伝
達率の設定条件と概ね近い値になっていることが分かる。また,各種ガラスと室内ロ
ールスクリーンの組み合わせでの表面熱伝達率は室内側で各種ガラスと遮蔽物なしの
組み合わせでの表面熱伝達率と大きく異なり,遮蔽物の設置による影響を受けたこと
が考えられる。
223
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏期
冬期
35
平均値: 13.4W/(m2・K)(夏期)
2
屋外側表面熱伝達率[W/(m・ K)]
30
15
24.6
24.6
25
20
29.6
23.1W/(m2・K)(冬期)
19.9
14.1
20.6
14.4
20.2
14.0
19.6
13.8
24.5
23.5
24.4
24.3
24.5
20.0
14.9
13.4
13.1
12.4
12.1
13.3
12.3
13.3
13.5
10
5
0
透明
熱吸
熱反
反淡
反濃
普複 取得2 取得3 中庸2 中庸3 遮蔽2 遮蔽3 真空
図 2.3.4-36 屋外側表面熱伝達率(各種ガラス+遮蔽物なし)
夏期
冬期
25
6.0W/(m2・K)(冬期)
20
2
室内側表面熱伝達率[W/(m ・K)]
平均値: 6.0W/(m2・K)(夏期)
15
10
8.4
5.9 6.2 5.9
6.4
5.9 6.2
6.5
5.3
5
4.1
4.8
6.1 6.2 6.2 5.9 5.8 5.8 5.9 5.7 6.2 5.9 5.8 5.9 6.0 5.8
7.1
0
透明
熱吸
熱反
反淡
反濃
普複 取得2 取得3 中庸2 中庸3 遮蔽2 遮蔽3 真空
図 2.3.4-37 室内側表面熱伝達率(各種ガラス+遮蔽物なし)
224
第 2 章 日射熱取得率の測定
夏期
冬期
35
平均値: 11.9W/(m2・K)(夏期)
2
屋外側表面熱伝達率[W/(m・ K)]
30
29.0
23.4W/(m2・K)(冬期)
25.5
24.6
25
20.8
21.4
21.1
20.6
24.4
23.9
24.3
24.4
24.2
20.5
20
15
14.1
14.5
14.4
13.8
14.2
10.9
10.7
10.6
10.5
11.6
11.2
11.3
10
7.5
5
0
透明
熱吸
熱反
反淡
反濃
普複 取得2 取得3 中庸2 中庸3 遮蔽2 遮蔽3 真空
図 2.3.4-38 屋外側表面熱伝達率(各種ガラス+室内ロールスクリーン)
夏期
23.2
平均値: 11.7W/(m2・K)(夏期)
16.0W/(m2・K)(冬期)
20
18.2
18.3
18.0
18.9
2
室内側表面熱伝達率[W/(m ・K)]
25
冬期
15.6
15
14.0
12.7
11.9
12.4
12.5
13.4
13.2
11.0
14.1
11.1
13.7
11.0
13.7
11.5
13.8
11.3
13.6
12.7
10.7
10
9.1
5
0
透明
熱吸
熱反
反淡
反濃
普複 取得2 取得3 中庸2 中庸3 遮蔽2 遮蔽3 真空
図 2.3.4-39 室内側表面熱伝達率(各種ガラス+室内ロールスクリーン)
225
第 2 章 日射熱取得率の測定
1.3.5 測定結果のデータベース化
[1] データベースの概要
測定より得られるデータ量は膨大である。データを整理・分類し,目的に応じて有
効に活用する為に測定結果のデータベース化を図る。
測定対象物である窓(フレーム,ガラス),遮蔽物,及び共通要素に大別し,更に詳
細な分類にて枝分かれし整理することとした。データベース構成のイメージを図 2.3.5-1
に示す。
WindowLiblary
窓フレームの登録データ
FrameProductList
GlazingLibrary
ShadingType
窓フレームの登録データ
グレイジングの登録データ
遮蔽物の分類リスト
FrameLibrary
フレームの登録データ
FrameSpectralData
フレームの波長別光学特性
Wintypes
GlassList
ShadingLibrary
グレイジングのガラス構成
遮蔽物の製品情報
Glass
ShadingColor
板ガラス製品の名称と性能
遮蔽物の色情報
GlassSpectralData
ShadingSpectralData
ガラスの波長別光学特性
遮蔽物の波長別光学特性
窓タイプの登録データ
Manufacture
EnvCondition
製造会社の情報
環境条件
図 2.3.5-1 DB概要イメージ
窓全体に関連する WindowLibrary テーブルは窓の構成(窓タイプ,フレーム,グレー
ジング,遮蔽物)とその性能値を収納する。WindowLibrary テーブルで記録するのは各
部位のインデックスであり,Wintypes は窓タイプの情報(標準寸法,姿図など)を,
詳細な情報は関連するテーブルに収納する。
FrameProductList テーブルは窓フレーム製品の名称,タイプ,色など基本的な情報を
リストで,個々のフレーム部材の熱性能値は FrameLibrary テーブルに収納する。
また,FrameSpectralData には波長毎の光学特定データを収納する。
GlazingLibrary テーブルは窓を構成するグレージングの個々の情報を収納する。各グ
レージングのガラス構成は GlasslList テーブルで情報を整理し,板ガラス単体の性能は
Glass テーブルに収めている。Glass テーブルに収納するガラスの波長別光学特性データ
226
第 2 章 日射熱取得率の測定
は GlassSpectralData テーブルに収納し,グレージングの光学特性を計算する際に引用で
きるものとする。
ShadingLibrary テーブルは遮蔽物のタイプ,色,諸寸法などの基本データと遮蔽物単
体の熱抵抗や併用時の増加熱抵抗,日射透過率,反射率を収納する。ShadingColor テー
ブルには遮蔽物の色に関するテーブルで,メーカー特有の色名称と一般的な色名称の
対応表になっている。また,各色に対応する波長別の光学特性測定値は ShadingSpectral
Data テーブルに収納する。
共通要素として,窓を構成する各部材(窓,フレーム,グレージング,遮蔽物)の
製造会社の情報は Manufacture テーブルに収納する。また,測定時における環境条件に
ついては EnvCondition テーブルで整理し収納する。
227
第 2 章 日射熱取得率の測定
[2] データベースの項目
窓全体に関連するテーブルの構造を表 2.3.5-1~2.3.5.15 に示す。
表 2.3.5-1 WindowLibrary テーブル:窓全体のデータ(窓の構成,サイズ,性能値)
フィールド名
説明
WindowID
窓識別番号
Name
名称
WinTypeID
窓の種類
Width
窓の幅寸法[m]
Height
窓の高さ寸法[m]
ProjectedArea
窓面積[m2]
EnvConditions
環境条件:EnvConditionテーブルとリンク
UvalWinter
U値:冬期
UvalSummer
U値:夏期
Tsol
日射透過率
Tvis
可視光透過率
Tuv
紫外線透過率
SHGCWinter
η値:日射熱取得率 冬期
SHGCSummer
η値:日射熱取得率 夏期
FrameProductID
フレーム製品のID
GrazingID
グレージングのID
ShadingIn
窓の室内側の遮蔽物
ShadingMid
グレージング内部の遮蔽物
ShadingOut
窓の室外側の遮蔽物
Comments
コメント
表 2.3.5-2 Wintypes テーブル:窓タイプ(窓の仕様,標準サイズ)
フィールド名
説明
WintypeID
窓タイプ識別番号
Type
開口部の型式
標準寸法の幅[m]
Width
標準寸法の高さ[m]
Height
フレームの部材数
Nframe
Nglz
ガラス面の数
illistration
姿図
Comments
コメント
表 2.3.5-3 FrameProductList テーブル:窓フレーム製品のリスト
フィールド名
説明
FrameProductID
フレーム製品識別番号
WinTypeID
窓番号
ManuadctureID
メーカー識別番号:manufactureテーブルとリンク
ProductID
製品番号
ProductName
製品名称
FrameType
フレームタイプ
EnvConditions
環境条件:EnvConditionテーブルとリンク
SurfaceIn
室内側表面仕上げ(色情報含む)
SurfaceOut
室外側表面仕上げ(色情報含む)
Comment
コメント
228
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.5-4 FrameLibrary テーブル:フレーム部材のリスト
フィールド名
説明
FrameID
フレーム番号
ManuadctureID
メーカー識別番号:manufactureテーブルとリンク
ProductID
製品番号
ProductName
製品名称
EnvConditions
環境条件:EnvConditionテーブルとリンク
SurfaceIn
室内側表面仕上げ(色情報含む)
SurfaceOut
室外側表面仕上げ(色情報含む)
ColorID
カラー番号
FrameColorName
仕上げ名称
Color
共通色名
Ae
日射吸収率
Re
日射反射率
Rv
可視光反射率
Emis
放射率
X
3刺激値
Y
3刺激値
Z
3刺激値
L*
L*a*b*表示系
a*
L*a*b*表示系
b*
L*a*b*表示系
Comment
コメント
表 2.3.5-5 FrameSpectralData テーブル:フレーム部材の波長別光学特性
フィールド名
説明
ManuadctureID
メーカー識別番号:manufactureテーブルとリンク
FrameProductID
製品番号
Wavelength
波長[mm]
Asol1
日射吸収率(室外側)
Asol2
日射吸収率(室内側)
Rsol1
日射反射率(室外側)
Rsol2
日射反射率(室内側)
Avis1
可視光吸収率(室外側)
Avis2
可視光吸収率(室内側)
Rvis1
可視光反射率(室外側)
Rvis2
可視光反射率(室内側)
Color
色番号(室外側)
Color
色番号(室内側)
Timestamp
登録日時
229
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.5-6 GlazingLibrary テーブル:グレージング登録データ
フィールド名
説明
GlazingID
グレージングの識別番号
メーカー識別番号:manufactureテーブルとリンク
ManufactureID
ProductID
製品番号
GlzName
グレージング名称
Nlayers
ガラスの総数
EnvConditions
環境条件:EnvConditionテーブルとリンク
Thickness
グレージング全体での厚さ[m]
UvalCenterWinter
ガラス中央部U値:冬期
UvalCenterSummer
ガラス中央部U値:夏期
SHGCCenterWinter
η値:日射熱取得率 冬期
SHGCCenterSummer η値:日射熱取得率 夏期
Tsol
日射透過率
Routsol
日射反射率・室外側
Rinsol
日射反射率・室内側
Tvis
可視光透過率
Toutsol
可視反射率・室外側
Tinsol
可視反射率・室内側
Emishout
放射率・室外側
放射率・室内側
Emishin
色番号
Color
Timestamp
登録日時
表 2.3.5-7 GlassList テーブル:グレイジングを構成するガラスのリスト
フィールド名
説明
ParentID
GlazingLibraryテーブルとリンク
Index
グレージングを構成するガラスの通し番号(外気側から1~n)
GlassID
Glassテーブルとリンク
AbsSol
日射吸収率(グレージング構成時における吸収率)
230
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.5-8 Glass テーブル:ガラス単体のデータ
フィールド名
説明
GlassID
ガラスの識別番号
ManufactureID
メーカー識別番号:manufactureテーブルとリンク
ProductID
製品番号
Glasstype
ガラスタイプ
ProductName
製品名称
ProductNickname
製品略称
Thickness
グレージング全体での厚さ[m]
Tsol
日射透過率
Rsol1
日射反射率(室外→室内)
Rsol2
日射反射率(室内→室外)
Tvis
可視光透過率
Rvis1
可視光反射率(室外→室内)
Rvis2
可視光反射率(室内→室外)
Emis1
放射率(外)
Emis2
放射率(内)
Conductivity
熱伝導率
Color
色番号
Timestamp
登録日時
表 2.3.5-9 GlassSpectralData テーブル:ガラス波長別光学特性
フィールド名
説明
ManuadctureID
メーカー識別番号:manufactureテーブルとリンク
ProductID
製品番号
Wavelength
波長[mm]
T
透過率
Rf
反射率(フロントサイド)
Rb
反射率(バックサイド)
Timestamp
登録日時
表 2.3.5-10 ShadingType テーブル:遮蔽物のタイプ
フィールド名
説明
ShadingTypeID
遮蔽物タイプ識別番号
遮蔽物の大分類:
ShadingClassification
ブラインド,ロールスクリーン,プリーツスクリーン,カーテン,紙障
遮蔽物の細分類:
ShadingType
横型ブラインド,縦型ブラインド,高遮蔽ブラインド etc
IOsideType
設置位置(0:室外用 1:室内用 2:グレージング内)
231
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.5-11 ShadingLibrary テーブル:遮蔽物製品情報と熱抵抗
フィールド名
説明
ShadingID
遮蔽物識別番号
ManufacturerID
メーカー識別番号
ProductID
製品番号
ProductName
製品名称
ProductNickname
製品略称
ShadingTypeID
遮蔽物タイプ識別番号
Offset
遮蔽物のオフセット位置[m]
DltRstuw
遮蔽物併用時の増加熱貫流抵抗(U値冬期)
DltRstus
遮蔽物併用時の増加熱貫流抵抗(U値夏期)
Rshadinguw
遮蔽物自身の熱抵抗(U値冬期)
Rshadingus
遮蔽物自身の熱抵抗(U値夏期)
DltRstuw_c1
ΔRst 近似式係数1(U値冬期)
DltRstuw_c2
ΔRst 近似式係数2(U値冬期)
DltRstuw_c3
ΔRst 近似式係数3(U値冬期)
DltRstus_c1
ΔRst 近似式係数1(U値夏期)
DltRstus_c2
ΔRst 近似式係数2(U値夏期)
DltRstus_c3
ΔRst 近似式係数3(U値夏期)
DltRstuw_eq
補正増加熱貫流抵抗(U値冬期)
DltRstus_eq
補正増加熱貫流抵抗(U値夏期)
Tsol
日射透過率
Rsol1
日射反射率(室外→室内)
Rsol2
日射反射率(室内→室外)
Tvis
可視光透過率
Rvis1
可視光反射率(室外→室内)
Rvis2
可視光反射率(室内→室外)
ShadingEffectw
遮蔽物効果係数(冬期)
ShadingEffects
遮蔽物効果係数(夏期)
ShadingEffectw_c1
遮蔽物効果近似式係数1(冬期)
ShadingEffectw_c2
遮蔽物効果近似式係数2(冬期)
ShadingEffectw_c3
遮蔽物効果近似式係数3(冬期)
ShadingEffects_c1
遮蔽物効果近似式係数1(夏期)
ShadingEffects_c2
遮蔽物効果近似式係数2(夏期)
ShadingEffects_c3
遮蔽物効果近似式係数3(夏期)
Color
色番号
SpectralDataID
分光特性データ番号
スラット幅[mm]
SlatWidth
SlatInterval
スラット間隔[mm]
SlatAngle
スラット角[°]
CurtainAperture
カーテンの開口率[%]
Curtainmesh
カーテンのメッシュ
PleatsInterval
プリーツスクリーン山間隔[mm]
ShojiAperture
紙障子の有効開口率[%]
Timestamp
登録日時
表 2.3.5-12 ShadingColor テーブル:遮蔽物の色情報
フィールド名
説明
Code
色コード(メーカー呼称)
Mcolor
色名:メーカー呼称
Color
ユーザーに示す色名
group
類似する色グループ
232
第 2 章 日射熱取得率の測定
表 2.3.5-13 ShadingSpectralData テーブル:遮蔽物の波長別光学特性
フィールド名
説明
ManuadctureID
メーカー識別番号
SpectralDataID
分光特性データ番号
Wavelength
波長[mm]
Tspec
透過率(直進成分):非透過材料の場合は"0"
Rupspec
上面反射率(鏡面成分):鏡面成分無視には"0"
Rlowspec
下面反射率(鏡面成分):鏡面成分無視には"0"
Tdiff
透過率(拡散成分):非透過材料の場合は"0"
Rupdiff
上面反射率(拡散成分)
Rlowdiff
下面反射率(拡散成分)
Timestamp
登録日時
表 2.3.5-14 Manufacture テーブル:製造会社に関する情報
フィールド名
ManufactureID
Name
Nickname
Category
説明
メーカー識別番号
メーカー名
メーカー名・愛称
取扱い製品のカテゴリー
表 2.3.5-15 EnvCondition テーブル:環境条件の情報
フィールド名
説明
EnvConditionID
環境条件識別番号
Code
環境条件の名称
TIn
室内側温度
TOut
室外側温度
AlpIn
総合熱伝達率:室内側
AlpOut
総合熱伝達率:室外側
hrIn
放射熱伝達率:室内側
hrOut
放射熱伝達率:室外側
hcIn
対流熱伝達率:室内側
hcOut
対流熱伝達率:室外側
Srad
日射量[W/m2]
Comments
コメント
233
第 2 章 日射熱取得率の測定
[3] データベースの整備
本調査における測定結果をデータベース項目毎に分類し,整理を実施した。
今回整備したデータベースは,本調査の測定結果だけではなく,過去の測定結果やこ
れからの測定結果を整理し得るよう配慮し,データベースの項目を細分化したもので,
今後も有効的に活用するためのツールとすることで,より精度の高い計算方法の確立
へつながるものと期待する。
また,登録したデータリストの一部を 図 2.3.5-2 に示す。
図 2.3.5-2 登録データリスト例
234
第 2 章 日射熱取得率の測定
2.4 まとめ
本章では,ガラスとサッシ・遮蔽物の組み合わせによる日射熱取得率測定を実施し,
測定結果をデータベース項目毎に分類し,整理を実施した。得られた知見を以下にま
とめる。
① 外窓フレームに各種ガラスを組み合わせた際の遮蔽物なしの測定結果とガラス単
体の日射熱取得率(カタログ値)にガラス面積比率の 0.872 を乗じた値を比較する
と,概ね一致していることが確認された。
② 省エネルギー基準の夏期日射取得係数並びに開口部の夏期日射侵入率の基準値の
みでは,冬期の日射熱取得が期待出来ず年間負荷が増加するケースがある。
③ 内窓追加のケースでは,断熱性向上により冬期の日射熱取得によるパッシブ効果が
期待できる。夏期において,日射侵入熱が大きく省エネルギー性は低いケースがほ
とんどだが,日射侵入熱が小さく省エネルギー性が高いケースもある。
④ 遮蔽物なしの日射熱取得率と遮蔽物併用時の日射熱取得率において,高い相関関係
が確認された。相関は 2 次式にて表わすことができ,窓単体の日射熱取得率が既知
であれば,遮蔽物を組み合わせた際の日射熱取得率が予想することができる。
⑤ 遮蔽物単体の特性の遮蔽物効果係数において,室内側遮蔽物では,窓単体の日射熱
取得率が低いほど効果係数は高くなり,日射熱取得率が高いほど効果係数は低くな
ることが確認された。また,室外側遮蔽物では,窓単体の日射熱取得率によってあ
まり変化が見られないことも確認された。
⑥ 照射日射のない場合の測定結果より遮蔽物の付加熱抵抗(ΔR)を算出し,窓単体の熱
貫流抵抗,及びガラス単体の熱貫流抵抗(カタログ Rg)との相関を検討した。
結果,カタログ Rg による相関が高いことが分かり,カタログ Rg を変数とした近似
式を定めた。近似式によって簡易的にΔR を導き出せることを確認した。
235
第 2 章 日射熱取得率の測定
参考文献
1)
住宅に係わるエネルギー使用の合理化に関する建築主等及び特定建築物の所有者の
判断基準(H18.3.27 改正 経済産業省・国土交通省告示第 3 号)
2)
住宅に係るエネルギーの使用の合理化に関する設計,施工及び維持保全の指針
(平成 18 年国土交通省告示第 378 号 平成 21 年国土交通省告示第 118 号一部改正)
3)
次世代省エネルギー基準解説等(「住宅の省エネルギー基準の解説」p133-150)
4)
ISO15099:2003, Thermal performance of windows, doors and shading devices - Detailed
calculations
5)
JIS draft, 窓及びドアの熱性能-日射熱取得率の計算-
6)
倉山千春, 開口部の総合熱性能評価法に関する研究, 鹿児島大学大学院理工学研究科
学位論文, 2007
7)
遮熱計算方法に関する研究報告書 平成 13 年度, 14 年度, 15 年度 社団法人リビング
アメニティ協会
8)
JIS R 3221:2002 熱線反射ガラス
236
Fly UP