Comments
Description
Transcript
96B391E8
児童人口に占める要保護児童の割合 表21肛前祝腰照淡ほ拍)推移(川77、lりH(i) 川77 川7∼う 川7†) 1!凋() l佃1 1!)H2 州椚 Ⅲ糾 l伸5 川腑 隼 72:i 7′19 711 総数 815 損用 甘録独 川)・′1 lま坐) 158(i IIHリ 1000人比 0.62 0.(i7 0.68 ().72 り塑 l.0(i 1.川 l.67 2.2リ 腑ト1()00人比は15歳以トクレイトン(川路】り8(う隼)を州】1. Jl川せ:ウエンデイ・ステイントン・ロジャース、 デニス・ヒーヴイー、エリザベス・ア ッシ_−パ雨宮二 手廿加宣=∴申町敏イ∴‖澤あけみ†仏ソ=■氾前出待へ叫兆胱用法律文化什、 lり‡):川÷p.二jl ♪ 表22 イングランドにJjけるケアリ川二枚(=)7ニi、1伸2) 川7:‡ 8日、8′11 川7・′1 鋸.二j()() H)75 ()′1.200 1976 95.800 1∼)77 リ(う.2():i 川7ト; M.1リリ 川7リ り5.nR∼) lf)8() リ2.∼)81 川8l 92.270 1982 88,(i63 1!浴:i 82.1(う5 川糾 7′用/15 1日85 6り.55() l()88 67.326 65.76B 61:i52 川8リ (う2.l′18 川畑) (う()、5:i2 Ⅲリl 5().H:i・・1 l()92 5・・1.5()() 川8(i 1‡)87 汽椚・:ー)HSSいndI)()l・Ⅰ.1耶5、1伊龍 =典:し、‖IiIlI)l・ilし・】1ill・止l供軋 ■卜し・=n・llI−川・州lll(1iしt‖l川・‖t−Ⅰ二爪、し・li\でし、11il(ll〉川lしでIi川1i11 i川…‖吊\′品=)l・し・】lit〔l‖川11i(、i(トi=卜・・lり川・\裾仙川(、=l==−i(、トl叩二i−1†)リ2●・川′′/ブ血∴ヾ/7 ノ′ノJ/川///√イ.ヾ「ノ‘イ〟/廿∽九\′()l.2(ト1.川川i.Ⅰ)・552 ChildrenLookedAfterbyLocalAuthoritiesYearEnding31March2005,Volumel:NationalTab7es A Tab[eA Chi]dren[00kedafterat31Marchbygenderandage,1995−20051・2 numbersandrateperlO,000childrenunder18years En9land Ageat31March A]JChildrenl RatesperlO,000 19953 19963 19973 19984 19994 20004 2001十 20024 20034 20043 20 49,900 50,800 51,500 53,300 55,500 58,100 58,900 59,700 60,800 61,100 60,900 45 46 46 48 49 52 26,800・27,600 Underl l−4 5−9 10−15 16andover 3,600 3,900 5,700 6,000 11,800 12,000 4,800 4,800 FemaIe 23.200 23,200 23,300 24.200 25,300 26,200 Underl l−4 5−9 10−15 16andover 3,200 3,400 4,600 4,800 10,000 9,800 4,600 4−500 770 890 750 54 55 55 55 28,200 29,200 30,200 31,900 32,600 33,200 33,600 33,900 33,700 Male 830 53 900 940 4,300 4,600 6,100 6,500 12,200 12,400 4,700 4,800 830 3,800 4,900 9,500 4,300 870 4,200 5,300 9,600 4,200 1,100 4,900 6,800 12.700 4,700 1,200 1,200 1,200 1,300 1,400 1,400 5,100 4,900 5.000 4,900 4,700 4.600 7,100 7,200 7,300 7,200 7,100 6,700 13,500 14,10014,50014,800 14,900 14.900 5,100 5.200 5,200 5,400 5,800 6,100 26,300 26,500 27,200 27,200 27,200 1.100 1,000 1.100 1,100 1.300 1,200 4,400 4.500 4,400 4,300 4,3004,200 5,900 6,200 6,100 6,100 6,000 5,600 9,800 10,400 10,600 10,800 11,300 11,600 4,100 4,000 4,100 4,200 4,2004,500 1,400 4,100 5,500 11.600 4,700 1.FiguresexcJudec柚drenJookedafterunderanagreedseriesofshorttermpIacements 2.Historicaldatamaydifferfromolderpubl桓ations.Thisismainlyduetotheimplementationofamendmentsandcorrections Sentbysome]ocalauthoritiesafterthepubIicationdateofpreviousmaterials 3.FiguresaretakenfromtheSSDA903return 4.FiguresaretakenfromtheCLAlOOreturn Source:SSDA903 Published on30March2006 3 Pagelofl Chi)drenLookedAfterbyLocalAuthoritiesYearEnding31March20057Volumel‥NationalTabIes B TableB Percentageofchi[dren[00kedafterat31Marchbyageandbygender,1995−20051・2 PerCentageS En9land Ageat31March1995319963199731998419994 20004 20014 20024 20034 20043 20053 A[lChi[drenl lOO lOO lOO lOO lOO ■3▼ ∠7 ∠T ハリ一〃ニ只 ィー ﹂7 ∠7 5 5 ■h︶ ■〇.4 5 5 5 ︵O d・ ■〇.4 5 ︵0 7 ハロ ∠7 ∠T ∠T 5 ∠7 J7 7 っ︶ 5 5 ハ0 5 ∠7 7 ウエノ† ∠T ■− イー︵∠一4・イ・ ■h︶一7 ︵0 一7・つエ一d7 2 2 ィー イ一つム.4一丁 ィー 5 イークーノT ∠T 5 5 っJ 5 7 5 2 ∠T ︵0 5 5 5.4 イ・2 ∠7一1 2 2 ハ0 イー イ・丘U イ・7 3 7 ∠T d・5 ∠7 ノ7 2 4一7 イー2 5 2 ■今 7 つ︶ 丁 ︵D ∠7 イ・2 d・イー 仁︶一斗 ︵0 ∠T 3 ︵0 ■−2 ︵J 00 イー 石︶ q︶ イー3 ィ・∠7 JT ノT.†・ イ一つ﹂一4 ∠7 Male Female イー2 l−4 5−9 10−15 16andover 3 つ︺ Under 1 1・Figuresexcludechi[dren100kedafterunderanagreedseriesofshorttermplacements 2.Historicaldatamaydifferfromolderpublications・Thisismainlyduetotheimplementationofamendments andcorrectionssentbysomelocalauthoritiesafterthepublicationdateofpreviousmaterials 2.figuresaretakenfromtheSSDA903return 3.FiguresaretakenfromtheCLAlOOreturn Source:SSDA903 Pub=shedon30March2006 4 Pagelofl 児童養護施設 ’ ‥′▼■ ̄’ ̄ 新規入所児童数及び虐待を受けた児童数等の推移 (A)のうち、児童相 談所の主な措置理 当該年度 児童数 けていたと判断(推 (1施設平均) 平成16年度 1,535 12.2 3.6 2.4 6,041 1,959 1,171 12.3 4.0 2.4 49.6 425 551 51.8 493 552 62.1 483 557 3,130 6.3 3,514 7.2 2.2 5.0 11.6 (1施設平均) (か所) 6.0 1,072 2,442 (か所) (%) 2,569 1,03 5,184 5,660 調査票送付先施設数 (A)/合計 (人) (人) (人) (人) 平成14年度 回答施設数 (C) (B) (1施設平均) 児童が占める割合 (B)+(C) 察)された児童数 (A) 平成12年度 (A)のうち、被虐待 合計 新規入所児童数 全養協調べ 全養協調べ <参考> (D)のうち、児童 (D)のうち、児童相 談所の主な措置埋 児童養護施設入所 児童数 (D)のうち、被虐待 児童が占める割合 合計 由が「虐待」である 児童数 察)された児童数 (D (E)十(F) 回答施設数 調査票送付先施設数 (D)/合計 (E) (F) (人) 平成18年 1月1日現在 (1施設平均) 27,106 56.1 (人) (人) 8,412 6,513 17.3 13.5 (%) (人) 14,925 55.1 30.8 注1)(A)は、平成16年4月1日から平成17年3月31日までに新規に児童養護施設に入所した児童数である(一時保護は含まない)。 注2)(B)(C)(E)及び(F)は、各児童養護施設からの回答によるものであり、「被虐待児受入加算」の対象であることは問わない。 注3)(B)は(C)を含まない。同様に(E)は(F)を含まない。 (か所) 483 (か所) 55 『地方分権と児童養護施設の現状と課題』(平成18年5月11日) 全国児童養護施設協議会 Ⅰ.5 少子化対策・要保護児童対策における国と地方のあるべき関係 Ⅰ.5.1 全体的な傾向 「少子化対策」と「要保護児童対策」それぞれの「施策内容」と「財源」という計4 項目について、それぞれ ①国が主体となるべき ②国と地方が連携すべき ③地方が主体となるべき の三択で、最も考えに近いものを尋ねた。 まず施策内容については、少子化対策でも要保護児童対策でも、「国は大まかな方向 性を示し、それに基づいて各自治体が詳細を企画・立案・実行すべき」という“国・地 方連携”論が過半数(55.7%)を占めた。次いで多かったのは「国が詳細な指針を示し て全国の自治体をリードしていくべき」という“国主体”論で、少子化対策では2割、 要保護児童対策では3割を占めた。「基本的に各自治体が独自に企画・立案・実行すべ き」という“地方主体”論は、少子化対策と要保護児童対策の何れでも1割以下であっ た。 全体として、“国・地方連携”論を中心としつつ、やや“国主体”論に寄ったあたり が、自治体の考え方の所在と言える。なお、要保護児童対策に比べて少子化対策では無 回答が多く(13.1%)、より広範な少子化対策については国・地方関係を一概には言えな いとする自治体が比較的多いと考えられる。 少子化対策・要保護児童対策における国と地方のあるべき関係−−全体的傾向 少子化対策に 策 内 容 詳細を企画 国が負担金等によって財源をしっかりと担保すべき 財 源 国の財源と自治体の財源を適切に組み合わせて行うべき 財源移譲を前提として基本的に自治体の財源で行うべき 55.7% 55.7% 8.2% 9.8% 27.9% 37.7% 29.5% 27.9% 31.1% 31.1% ※集計は無回答を含むが表示は省略。そのため合計は100%に満たない。 一方、財源については意見が分かれた。少子化対策については、「国が負担金等によ って財源をしっかりと担保すべき」「国の財源と自治体の財源を適切に組み合わせて行 うべき」「財源移譲を前提として基本的に自治体の財源で行うべき」の三つが何れも3 6 『地方分権と児童養護施設の現状と課題』(平成18年5月11日) 全国児童養護施設協議会 割前後で、強いて言うと三つ目の“地方主体”論がやや優勢(3l.1%)であった。 要保護児童対策については逆に“国主体”論が一番多かった(37.7%)が、しかし次 点は、“国・地方連携”論でなく“地方主体”論となっており(31.1%)、まさしく意見 が割れた。 Ⅰ.5.2 地域的な傾向(1)−少子化対策の施策内容について 少子化対策の施策内容について、道府県と指定都市等の別でみてみると、“国・地方 連携”論が太宗を占めることは変わらないが、“国主体”論は道府県で21.7%なのに対 し指定都市等では26.7%、一方で“地方主体”論は道府県で10.9%あるのに指定都市等 ではゼロとなっており、指定都市等の方が相対的に“国主体”論に寄っていると言える。 少子化対策の施策内容についての国と地方のあるべき関係−一地域的傾向 0% 全 20% 40% 60% 80% 100% 体 道府県 (除く東京都) 指定都市 および東京都 ■国主体・ロ国・地方連携 田地方主体 D無回答 Ⅰ.5.3 地域的な傾向(2)一少子化対策の財源について 少子化対策の財源になるとこ道府県と指定都市等の違いが一層明らかになる。道府県 では“地方主体”論が37.0%で1位、“国主体”論は21.7%で3位であるのに対し、指 定都市等では“国主体”論が46.7%で1位、“地方主体”論は13.3%で3位と、順位が 完全に逆となった。全体として意見が分かれている状況(Ⅰ.5.1で前述)も、実は、 道府県の“地方主体”論と指定都市等の“国主体”論が合成された結果であると言える。 7 『地方分権と児童養護施設の現状と課題』(平成18年5月=日) 全国児童養護施設協議会 少子化対策の財源についての国と地方のあるべき関係−一地域的傾向 0% 全 20% 60% 40% 80% 100% 休 道府県 (除く東京都) 指定都市 および東京都 ■国主休 8国・地方連携 田地方主体 □無回答 Ⅰ.5.4 地域的な傾向く3)一要保護児童対策の施策内容について 要保護児童対策の施策内容についても、以上と同様の傾向が見受けられる。道府県で は“国・地方連携”諭が58.7%を占め、“国主体”論はその半分未満の次点にとどまる のに対し、指定都市では“国・地方連携”論と並んで“国主体”論が46.7%で同率首位 となった。 要保護児童対策の施策内容についての国と地方のあるべき関係−一地域的傾向 0% 全 20% 60% 40% 80% 体 道府県 (除く東京都) 指定都市 および東京都 ■国主体 口国・地方連携 辺地方主体 口無回答 Ⅰ.5.5 地域的な傾向(4)一要保護児童対策の財源について 要保護児童対策の財源においては、指定都市等の“国主体”論が最も顕著である。道 府県では“地方主体”論が37.0%で1位、“国主体”論は30.4%で2位であるのに対し、 8 100% 『地方分権と児童養護施設の現状と課題』(平成18年5月11日) 全国児童養護施設協議会 指定都市等では“国主体”論が60.0%を占めた。 要保護児童対策の財源についての国と地方のあるべき関係−一地域的傾向 0% 全 20% 40% 60% 80% 100% 体 道府県 (除く東京都) 指定都市 および東京都 ■国主休 日国・地方連携 田地方主体 口無回答 以上のように、道府県と指定都市等とを比較すると、前者は“地方主体”論に、後者 は“国主体”論に相対的に寄っており、指定都市等の“国主体”諭指向は、少子化対策 よりも要保護児童対策において、また施策内容よりも財源について、より顕著である。 Ⅰ.5.6 アンケートの自由記述回答およぴヒアリングから アンケートの自由記述回答やヒアリング調査から、主に妻保護児童対策における“国 主体”論に関して、以下のような意見が収集きれた。 > 財政規模が小さかったりヾこれまで単独事業の蓄積がなかったりする自治体では、 施策責任がより地方に委譲された場合、これまセのサービス水準を維持できなく なる恐れがある.。 > 児童養護、要保護児童対策は、保育等と比べると「陽の当たらない」分野であり、 施策推進を求める圧力団体もあまり存在しないので、施策の推進如何は首長や幹 部の意識次第となってしまうところがある。 > 子どもの人権保障の観点から、生活保護と同じく、国が全国一律で責任を持って 行うべきである。 > 難度・専門性の高い分野は国主体で進めて欲しい。 一方、“地方主体”論寄りの意見においても、「十分な財源委譲」を大前提として強調 するものが目立った。 9 阻b 1イギリスのケアリーヴァーが24歳になるまでの支援を受ける根拠法 津崎哲雄 作成 TheChiIdren(LeavingCare)Act2000:児童(リーヴィングケア)法2000年::=TheChiIdren(LeavingCare)Act2000is based upon the consultationdocumentMe,Survive,OutThere?.TheactcameintoforceinOctober2001. (2001年10月施行) 1−1<2000年児童(リーヴィングケア)法(2001年10月施行)における4種類の対象規定> ①EligibleChildren:16・17歳で、16歳の誕生日までに最少13週間育成委託経験をもち現在育成委託中 ②RelevantChildren:16−17歳で、ケアリーヴァー、かつて①であった者、その他 (診FormerRelevantChildren:18−21歳で、かつて(診であった者、18歳までに育成委託児経験があり①であった者、その他 ④Qua(ifyingChi(dren&YoungPeopleover16:16−21(継続・高等教育や職幕訓練を受けようとしていたり、受けているのであれば 24歳まで)歳で、16歳時点で育成委託児童であったが現在は育成委託を受けていない者、2001年10月以降にケアを離れたが ①ではない者、同年同月以前にケアを離れた者、その他 1−2 主な法規定内容 1)Adutyonloca[authoritiestoassessandmeettheneedsofyoungpeopreaged16and17whoareincareorcare)eavers.Wherever theyoungpersonlivesthedutywillrestwiththe[ocaIauthoritiestokeepintouchwithcareleaversuntiltheyareatleast21. 自治体は16−17歳のケア委託児童(若者)もしくはケアリーヴァーの=−ズをアセスメントし、充足する義務を負う。 彼らがどこで暮らしていようとも、自治体はケアリーヴァーと少なくとも21歳まで接触を保たなければならない。(不 明になった若者の所在確認はなによりも優先的に取り組まなければならない)。 2)EverYeligibleyoungpersonincareshouldrecieveacomprehensivepathwayplanwhentheyturn16.Thispranshouldmapoutacl rout9tOindependence. 16歳になった時点(遅くとも16歳の誕生日を過ぎて3ケ月以内)で全てのインケア児童(若者)はアセスメントの結果に基づいた包 括的な社会的自立計画(pathway plan)を立ててもらわなければならない。この計画は社会的自立への明確な道筋を細かく取り決 めていなければならない。(CarePIanからPathwayPFanへ) 3)EachyoungpersonshouldhaveayoungpersonsadvisorwhowiLIcoordinatetheprovisionofsupportandassistancetomeettheneeds oftheyoungperson.ParticuIaremphasiswiI]beplaceonhe廟ngtheyoungpersohintoeducation,trainingoremployment. すべての児童(若者)には個別アドヴァイザー(personaladvisor)が指名されなければならない。個別アドヴァイザpは 担当する若者のニーズを充足する支援・援助策(住居・現物・金銭給付;学生なら授業料・生活費・休暇中の居所も含め、 など)の調整を行う。特に強調されるべきは、若者が(継続・高等)教育、あるいは職業訓練を受けるか、就職するのを 支援することである。4)Afinancialregimeforcareleaverstoendtheconfusingpresentsystemandensuretheyhavecomprehensive ポnancialsupport. ケアリーヴァ一に対する現行経済的支援の混乱を解消し、彼らが包括的な経済的支援を受けられる体制を確立する。(特 に自治体間移動問題との関連において) 5)Continuingassistanceforcareleaversaged18−2l,eSPeCail[ywitheducationandemproymentAssist witheducationortrainingcontinuestotheendoftheagreedprogramme,eVenifittakessomeonepastthe ageof21. 18歳から21歳までのケアリーヴァーヘの援助‘(特に継続・高等教育への進学と就職のための)を継続する。継続・高 等教育あるいは職業訓練への支援は、設定された社会的自立計画の終了まで継続される。たとえ、21歳を超えることが あっても〔24歳に達するまでは:法24集B(3)(a)〕。 6)ケアl)−ヴァ一による意見表明(representations,不服申立てを含む)手順を自治体は策定し、実施しなければなら ない。 <2000年児童リーヴインクケア法第24条B項(3)(a)の規定> Employment, 24B.−(1)There]evantlocalauthoritymaygiveassistancetoanypersonwhoqualifiesforadviceand educationandtraining・aSSistancebyvirtueofsection24(2)(a)byco?tributingtoexpensesincurredbyhimin.;vingnearthe (雇用、高等・継続教 pIacewhereheis,OrWi”be.employedorseekingemployment.(雇用されているか就職しようとしている 育、職業訓練) ケアリーヴァーへの住唇費・生活貴支給) (2)ThereJevantJocaIauthoritymaygiveassistancetoapersontowhomsubsection(3)app[iesby− (a)contributingtoexpensesincurredbythepersoninques is,OrWilLbe,reCeivingeducationortraining;Or(高等・継続教育か職業訓練を受けているか受 けようとするケアリーヴァーの住居・生活関連真の支給) (b)makingagranttoenablehimtomeetexpensesconnectedwithhiseducationortraining.(高 等・継続教育か職業訓練を受けているか受けようとするケアリーヴァーの学費・訓練費に相当 する補助金の支給) (3)Thissubsectionappliestoanypersonwho− (本条項は次の者に適用される) (a)isundertwent イ0Ur;and(24歳未満) 10 (b)qua[iResforadviceandassistancebyvir・tueOfsection24(2)(a),OrWOu[dhavedonesoifhe wereundertwenty−One.〔24条2項(a)の支援受給に当てはまる者、あるいは21歳未満時に既 に支援を受給してしまっている者〕 (5)WheretheIocalauthorityaresatisfiedthatapersontowhomsubsection(3)appIieswhoisin full−timefurtherorhighereducationneedsaccommodationduringavacat晶nbecausehisterm−tjrne accomrnodationisnotavailabletohimthen,theyshalrgivehimassistanceby−(継続・高等教育を受け ているケアリーヴァーで学期中暮らす学生寮が休暇中に利用できない者には、次の支援を行う) (a)providinghimwithsuitabIeaccommodationduringthevacation;Or(休暇中に適当な住居を提 供する) (b)payinghirnenoughtoenablehimtosecure 分で確保するに必要な経費を支給する) Source:DepartmentforEducationandSkifl’(DfES)WebsiteonChildrenLeavingCare http://www.everychildmatters.gov,uk/socialcare/Iookedafterchildren/leavingcare/ 2 2000法に基づく24歳未満のケアリーヴァー支援の実例 ロンドン・イーリング特別区児童サービス部は2006年度イギリス児童社会サービス全国表彰で「全国ベスト・コ ーポレイト・ペアレント賞」(NationalBestCorporateParentAⅣard2006)と「連合王国最高社会的ケアチーム掌」 CrheUK,$S。CialCareTbam。fThelもar)を得た。前者は2000年法に基づいて、同区のケ■ァ「リーヴァーの高等 教育(Univ.)進学率13%を達成したことを評価された。同区のケアリーヴァー225名ヰ29名が大学進学を達 成したのである。全国平均は継続教育を含めても約5%前後が全国平均であることを考えると、この達成は著しい し、その施策実践の基盤は2000年法である。数年前に同区のコーポレイト・ペアレント委員会(インケアの若者と ケアリーヴァーが構成、委員長は区長)は継続・高等教育への進学希望が高いこと、しかし学費生活費負担への懸 念で展望が見出せないことなど、ニード表明を行ったが、同区はそれに対して、同法の規定を活用し、University Allowance5000ポンド(年額:邦貨約125万円支給)制度を導入、また併せてLeavingCareGrantを500ポン ドから1000ポンド(邦貨約25万円)に値上げし、支給するようにした。さらに、同法のケアリーヴァーへの支援 条項に基づいて、ケアリーヴァーのドロップインセンターを設け、教育や就職や人間関係、そして生活費などに関 する相談業務を日常的に行えるようにした。その結果、インケア児童若者の犯罪・非行率やケアリーヴァーの社会 的排除率が低下し、こうした若者たちの文化余暇活動が盛んになった。 こうした施策実践の背景には、上記2000年法に加えて、2004年児童法51条による地方自治体の育成委託児(イ ンケア児童)・ケアリーヴァーヘの学力達成保障義務があり、育成委託児(インケア児)450名とケアリーヴァー225 名、合計675名に学力達成プログラム(放課後特別学習指導、個別指導、個別大学入学準備指導、など)を担当す るセーディネ「夕・−と4名の特別教員任用という人的資源投入があった影響もあるであろう。 Source:αikLre)2∧わTV,29Nov.−5Dec.2006,HaymarketBusinessPublicationsLtd.,pP.7,37 Website:http://www.childrennow.co.uk/awards/index.c血1 8【訂00RPORAl【臥R【NT Winner: RecognISeSthe10Calauthorityorcar PrOViderthatcandemonstratethe biggestimprovementinoutcomesfoI ChiJdrenoryoungpeopleincare,in areassuchasheaLth.educationaI il achievementorengagementwith education,OrPa抽Cipationinthe Widercommunity. 作成者注:Corpor且teParent(ing)(社会的共同親/業)とは英国が戦後1948年児童法以来、特に97年労働党政権以降 採用してきた児童養護施策の基盤とな■る国家施策理念である。実親が子を養育できない場合、自治体が社会的共同 親となり、その子の最善の利益を保障する努力を実親のごとく行う責任と義務を担うべし、という理念である。 11 /エシー 著 者:粟津美穂 発行所:㈱太郎次郎者エディタス ﹁卑十﹂という言葉からは、小さなチビもが相覆される。が、アメリカのフォスターケア人口五±一 ◎フォスターユースはいま アメリカの児童保護ソーシャルワーク lワニ 万三千人の半数が十一歳以上、▼そして五分の宗十六夜以上の青 (出典)ディープ・ブルニ 虐待を受けた子どもたちの成長と困難の記録 エシー ノ受け入れ家庭を探しにくくなるっ里親たちは 遠するからだ。 ﹁反抗期の難しさ﹂というイメージから、ティーンを敬 高校を卒業し、十八故になると、法のうえでも選拳権のある﹁大人﹂となるアメリカの多くの若者 は、親きょうだいとの家庭生活から、外の世界へ第一歩を踏みだして、かたちのうえでは一応、独り 立ちすを。大学へ行く子ども、職場に向かう子ども、軍に入隊する子ども、行き先はさまざまでも 独らには親や親戚という確固とした足場がある。凶雛にぶちあたったとき、経済的にも精神的にも縛 れる人間がいつも背後にいる。近年では、物価の高騰で住まいの賃貸もままならず、二十歳を過ぎて も、両親や親戚の家から学校や仕事にいく若者も多い。 一っこ 年間二万人近くのフォスターユースが、法的な年齢に連七たという理由で、裁判所の指示とともに フォスターケアを離れる。私のクライエントの多くは、十八歳までの人生のほとんどをシステムのな かで過ごしてきていたが、統計的には、ティーンになってからフォスターケアに入ってぐる子どもた のように親や親戚のサポートのない、涜れ者のようなフォスターユースにとって、 ちが大多数だ。どちらにしても、彼らが十八歳になるまえに養子縁組され、自分の家族を確保する宰 はきわめて低い。 ﹁普通のテノ1・・・・ン﹂ 彼らのエマンシペーション︵独立︶には、あまりに多くの困難が待ちうけている。彼らの一割がホーム 〓J︶ レスになった経験をもち、四割以上が、医療費が工面できないために病院やクリニックなどの医頼桟 関を利用することに因#をおぼえ、二割が逮捕され拘置された経験をもつ。システムを出てほんの致 年間についての、こうしたデータだけを見ても、彼らの現状の過酷さがわかる。 アメリカでは一九八六年に、社会保障法のタイトル4Eが改正され、十八歳でシステムを離れるフ ォスターユースを支援するための予算、自立支援プログラムニコ︹吾e︼J︵ln三﹁ざ﹂竃真空﹂−ILP︶が初め 14一 て保障された。連邦政府はフォスターユースの独立のために、年額七千万ドルの予算を五十の州にわ けて与え、各州は、連邦政府の与える額と同額を州予算に組みこむことが義務づけられた。ベンチユ ラ郡でも、この予算を様に、生活スキルを数える四十時間のトレーニングをはじめ、十﹂ハ歳以上のユ ノスたちに、調理、履歴書の書き方、アパートの探し方など、実践的生活実習を提供してきた。 スたちの生活状況は年々、悪化のこ嘩をたどっでい だが、ILP予算、には、肝心の、システムを離れた十八歳以上のユースに対する援助がふくまれて いなかったため、効果は現れず、フォスターユー ︻■hこ った。連邦政府はその後、十三年間、†1LP予算を引き上げず、年々増加するフォスターユース人口 と物価の高騰に、タイトル4Eのペースは追いつかなかった。児童支援団体ヤフォスターユースの不 満や批判が高まるなか、一九九九年、ILP予算を七千万ドルから一億四千万ドルに倍増する法案が 可決された。 歳までではな この法案は、ロードアイランド州の故チェーフィー下院議員の名をとって、チエーフィー・フォス クーケア・インデペンデンス・プログラムと呼ばれ、敷かずの条項が改正された。十 く二十一蔑までの援助が州政府に義務づ・けられ、予算の三割を彼らの家賃と食費に使ってよいという ー∽ 」 エシー 、≠hこ 点が、以前のILPと大きく変わっている.︰一そして、米国厚生省は五十の州に、フォスターユー 現況と彼らへのプログラムの効果の報告を義務づけた。 チェーフィー∵プログラムは、各州の予算の使い方に多大な柔軟性を与えた。カリフすルニア川は、 ︻−■ フさ人クーユースの二年制・凹年制大学での教育と、彼らの共同住宅プログラムを広めることに力を 入れてきた︹ このことによってフォスターユースのための国家予算が二倍に増えたとはいえ、一人当たりのユー lい スの スド与えられる金簡は、現在も年間†ドルたらず■U彼らのエマンシペー・1ヨンにかかる膨大な費用を フォスターユースが十凹扱ぐらいのうちから、エマンシペーションに向かって 追捕する黄金ではないへ、 ベンチユラ郡では、 さまざまな準備を撃えるよう、ソーシャルワーカーが中心となって支援を進めてきた︹﹀家庭的な環境 に廿二しいないユースたちにとって、少ない社会資源に手を伸ばし、バリバリと強く生きてゆくには かなりの・教育と準備が必軍と考慮されたためだ。数年まえから、ILPのコーデ.1ネ一夕ーがフす ス々/・・ユースの自立のための準備にあたるようになってから、ユースたちに対するサービスの綜二が とれ、効宰性も向上した。 私は、自分のクライエントたちが十八故になって、いぎ仕事を探そうとして、身分証明書や出生証 明脊がないために就職できず、他人の家を転々とLたり、ホームレスになったりすることを想像して は心配した=∴実際、学校を何度も転校したために、成績表も卒業証書も見つからず、大学の願書を肘 し遅れた子どもたちの話を、同僚のソーシャルワーカーたちから耳にしていたし、住むアパートが見 つからずに、麻薬を売り、あげくに殺人事件にまきこまれて、独房に入っている十九歳のフォスター ユースもいた■し ,′−ス ジェシーのエマンシペーションのための、周りの人間の一連の努力には日を見張るものがあった﹁ チェーフィー・プログラムからの予算だけでは、ジェシーに必要なものはとてもまかなえなかったの で、私は郡や州のあらゆる社会嚢源を駆使して、ジT∵ンーの住宅や教育、医痺、就職などのもろもろ のサー∴ヒス統合に奔走したが、ここに完全に欠けていたもの・が、ジェシー自身の意志であった﹁−これ はジェシーだけにみられる傾向 ではないが、多くのユースのあいだに、﹁十八故になってシステ′でを 抜けでれば、明るい未来が待っている﹂という、漠然とした楽観主義がはびこっている︰∴ン丁∵ンーの ア 場合は柴観を通りこして、 自分の自立に対する傍若無人な重責任さがあった。どんなに周りの人間が 警上=しても、システムの外の世界、現実の大人の世界の厳しさは説きき九なかった.リ ナ∫.−フノ・−・プログラムの成立から五年、シカゴ大学がおこなった調査報告が注目を粂めた・√ ∴0〇四年末時占あデータを見ると、まず、三人に一人の割合で高校を卒業していないこ メリカ中西部三川のフォスターユースについて、長期にわたる実態調香をし、その途中結果が駅北[き れているり −ト■ し﹂がわかった。定職があるのは十人に囚人、また、女子の二人に一人、男子の凹人に町人が過去W年 に︰回以⊥、政府からの福祉会を受けていたし ーA チエーフィトプログラム成立後、フォスタ土−スヘの世の中の関←が誓ったのは、人草など のりサーチ阿体が、フォスターユースの憶療、メンタ∼ヘルス、警や誓の現状を調案寄るこ し﹂によって、芸と諾が誓ってきているからでもあ7雪そして、この驚、ゲイやレズビアンの ユー ースたちの擁護の堤が、人きくとりあげられるようになった・リゲ フ寸スタ ノ∼ 、里 †施 設 だけでは 十たちは、護やコミュニティーで差別的な撒いを言、貿をな誓 わ れ る らの安宕環境と稚利を保蔽寸る などを不当にも追放されている事実示明7£に⋮たからだった・=J彼 ソーシャルワークの実践が、これからの課題になるだろう︰ ー∽