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FW Web 画面遷移ツール定義ガイド

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FW Web 画面遷移ツール定義ガイド
FW
Web 画面遷移ツール定義ガイド
Version 1.5
2015 年 10 月 28 日
富士通株式会社
All Right Reserved, Copyright © FUJITSU LIMITED 2013-2016
i
改訂履歴
改訂 No.
1
2
3
4
5
6
日付
2013/06/10
2013/06/19
2014/07/01
2014/11/28
2015/10/28
2016/02/04
Version
1.0
1.1
1.2
1.3
1.4
1.5
章 No.
-
項 No.
-
2
9
改訂内容
新規作成
チェック内容ダイアログの構成が変わったため、修正。
エディタの描画方法の修正対応。
改版による全体内容修正
FW リファクタリング
URI 設定ダイアログを追加。
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ii
目次
第 1 章 はじめに ............................................................................................................................................................ 1
第 2 章 WEB 画面遷移定義の作成 .......................................................................................................................... 2
2.1 処理概要 ........................................................................................................................................................................................................... 2
2.2 WEB 画面遷移定義ファイルの作成........................................................................................................................................................ 3
2.3 モデルの設定.................................................................................................................................................................................................. 5
2.4 モデルプロパティの設定 ............................................................................................................................................................................ 8
2.4.1 画面 : 登録画面 .................................................................................................................................................................................. 8
2.4.2 画面イベント : 送信 ............................................................................................................................................................................ 9
2.4.3 アプリケーション : 送信アプリ ........................................................................................................................................................ 9
2.4.4 外部システム : 顧客サーバ ......................................................................................................................................................... 10
2.4.5 設計書 : 顧客登録 ........................................................................................................................................................................... 10
2.5 入出力項目ダイアログの設定例.......................................................................................................................................................... 11
2.6 チェック内容ダイアログの設定例......................................................................................................................................................... 12
2.7 サービス設定ダイアログの設定例 ...................................................................................................................................................... 15
2.8 BEAN 項目設定ダイアログ、APIFBEEAN 指定ダイアログの設定例 ....................................................................................... 15
2.9 URI 設定ダイアログ、URI 参照ダイアログの設定例 ................................................................................................................... 16
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iii
第1章
はじめに
本書は Web 画面遷移ツールを使用する際、想定される例を元に設定の流れを説明した資料です。
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1
第2章
WEB 画面遷移定義の作成
Web 画面遷移定義を作成するため、具体的な処理フロー例を元に作成方法を説明します。
2.1
処理概要
本章では下記の例を元に Web 画面遷移ツールの記述例を説明します。
【処理概要】
顧客情報を登録画面で入力し、外部システムである「顧客サーバ」に情報を送信します。
・処理フロー
① 画面「登録画面」で「送信」ボタンを押下した場合、画面イベント「送信」が実行されます。
② 画面イベント「送信」がアプリケーション「送信アプリ」を実行します。
③ アプリケーション「送信アプリ」が外部システム「顧客サーバ」に連携します。
・登録画面イメージ
オレンジ網掛け箇所が入力フォーム箇所です。
登録画面
氏名(漢字)
富士通 太郎
氏名(カナ)
フジツウ タロウ
メールアドレス
[email protected]
ログイン ID
xxxx
パスワード
*******
年齢
32
誕生日
2000/01/01
▼
都道府県
http://www.xxxx1.co.jp/
HP アドレス
□新規加入チェック
http://www.xxxx2.co.jp/
送信
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2
2.2
Web 画面遷移定義ファイルの作成
Web 画面遷移定義ファイルの作成は下記の通りです。
操作の詳細については別紙「Web 画面遷移ツールマニュアル : ファイルの新規作成」を参照してください。
① 作成するフォルダを右クリックし、「新規」-「その他」を選択します。
② 「Web 画面遷移ツール」-「画面遷移定義ファイル」を選択し、「次へ」ボタンを押下します。
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3
③ 「設計書名」に“顧客登録.web”と設定し、「完了」ボタンを押下します。
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4
2.3
モデルの設定
処理概要の処理フローの処理単位ごとにモデルを設定します。モデルの詳細は別紙「Web 画面遷移ツールマニュアル : モデル説明」を参照してください。
処理単位としては、「設計書」「画面」「画面イベント」「アプリケーション」「外部システム」が存在します。
設定方法は下記の通りです。
① ファイルの初期値として「設計書」モデルと「画面」モデルが配置されます。
「画面」モデルをクリックするとプロパティの編集が可能となり、プロパティの画面名を“登録画面”に修正します。
② ツリー部の「登録画面」モデルを右クリックし、「追加」-「画面イベント」を選択します。
ダイアログが表示されるので新しいモデル名に“送信”を設定し、「OK」ボタンを押下します。
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5
③ ツリー部の「送信」モデルを右クリックし、「追加」-「アプリケーション」を選択します。
ダイアログが表示されるので新しいモデル名に“送信アプリ”を設定し、「OK」ボタンを押下します。
④ ツリー部の「送信アプリ」モデルを右クリックし、「追加」-「外部システム」を選択します。
ダイアログが表示されるので新しいモデル名に“顧客サーバ”を設定し、「OK」ボタンを押下します。
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6
操作後の状態は下記の通りです。
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7
モデルプロパティの設定
2.4
設定したモデルにプロパティを設定します。
プロパティの詳細については別紙「Web 画面遷移ツールマニュアル : モデル説明」を参照してください。
2.4.1 画面 : 登録画面
ツリー部、もしくは、描画部の「登録画面」モデルをクリックするとプロパティを設定することができます。
処理フローの画面:「登録画面」で設定するプロパティの設定例については下記の通りです。
No.
1
プロパティ項目
パッケージ名
必須
○
2
画面 ID
○
3
4
5
画面名
継承クラス
入出力項目
○
○
○
説明
ActionForm を自動生成時にパッケージ名として使用します。任意の値を設定します。
(上記の例では com.fujitsu.xfw.tool.のパッケージが生成されます)
画面を特定する ID。java の自動生成時にクラス名として使用されます。任意の値を設定します。
(上記の例では、“com.fujitsu.xfw.tool.InputScreen”のクラスが生成されます)
画面の名称。任意設定します。
入出力項目の画面項目タイプでチェックボックスを設定しているため、Custom を設定します。
別章「2.5 入出力項目ダイアログの設定例」を参照してください。
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8
2.4.2 画面イベント : 送信
ツリー部、もしくは、描画部の「送信」モデルをクリックするとプロパティを設定することができます。
処理フローの画面イベント:「送信」で設定するプロパティの設定例については下記の通りです。
No.
1
プロパティ項目
画面イベント名
必須
〇
説明
画面イベントの名称。任意設定します。
2.4.3 アプリケーション : 送信アプリ
ツリー部、もしくは、描画部の「送信アプリ」モデルをクリックするとプロパティを設定することができます。
処理フローのアプリケーション:「送信アプリ」で設定するプロパティの設定例については下記の通りです。
No.
1
2
3
プロパティ項目
アプリケーション名
関連画面 ID
実行メソッド名
必須
〇
説明
アプリケーションの名称。
アプリケーションと関連する画面 ID。当記述例では”登録”と関連があるため”inputScreen”が設定されている。
画面イベントから実行されるアプリケーションのメソッド名。
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9
2.4.4 外部システム : 顧客サーバ
ツリー部、もしくは、描画部の「顧客サーバ」モデルをクリックするとプロパティを設定することができます。
処理フローの外部システム:「顧客サーバ」で設定するプロパティの設定例については下記の通りです。
No.
1
プロパティ項目
外部システム名
必須
〇
説明
外部システムの名称。任意設定します。
2.4.5 設計書 : 顧客登録
ツリー部、もしくは、描画部の「顧客登録」モデルをクリックするとプロパティを設定することができます。
処理フローの設計書:「顧客登録」で設定するプロパティの設定例については下記の通りです。
No.
1
プロパティ項目
基底クラス
必須
○
説明
ActionForm が継承するデフォルトのクラス。パッケージからのフルパスで記述します。
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2.5
入出力項目ダイアログの設定例
画面のモデルのプロパティで「入出力項目」を設定します。
入出力項目で設定した項目の1行が java 自動出力時に一つの変数として設定されます。
処理概要で記述した登録画面で必要となる入出力ダイアログの設定例を下記に示します。
1
3
4
2
1.
項目毎にを定義する。各項目の説明については下記の通りです。
各項目の意味については別紙「Web 画面遷移ツールマニュアル : 入出力項目ダイアログ」を参照してください。
2.
HP アドレスは複数設定が可能な項目のため配列に“〇”を、配列ではなくデータ型単体の場合は“×”を設定します。
3.
氏名(漢字)と氏名(カナ)にデフォルトで“富士通太郎”と“フジツウタロウ”を設定するため値を設定します。
4.
HP アドレスについては、Bean 項目のマッピングを行うため、「マッピング」の項目に“〇”を設定し Bean 項目を設定します。
Bean 項目についての詳細は「Web 画面遷移ツールマニュアル : Bean 項目設定ダイアログ」を参照してください。
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11
2.6
チェック内容ダイアログの設定例
各行で設定するチェック内容ダイアログの項目の説明を書きに示します。
氏名(漢字)
氏名(カナ)
ログインID
メールアドレス
1
4
5
2
6
3
チェックをしない
場合
7
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
項目毎にを定義します
・String/Long/BigDecimal はコンボボックスから選択します。
・独自の型を使用する場合は直接入力します。
項目「氏名(漢字)」は必須項目のため、「必須チェック」を設定します。
項目「氏名(漢字)」はマルチバイト文字列が設定されており、文字数ではなくバイト数で適当な範囲(1~200 バイト)を想定しているため「バイト数チェック」を設定し、MIN に 1、MAX に 200 を設定します。
項目「氏名(カナ)」はチェックする項目が存在しないため、各チェック項目を設定しません。
項目「メールアドレス」はメールアドレスの形式を想定しているため「メールアドレスチェック」を設定します。
項目「ログインID」は半角英数字で 8~16 文字を想定しているため「文字数チェック」を設定し、MIN に 8、MAX に 16 を設定します。
項目「ログインID」は半角英数字のみを許容するため「正規表現チェック」を設定し、英数字の正規表現範囲である[0-9a-zA-Z]を設定します。
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パスワード
都道府県
誕生日
年齢
11
9
8
10
8. 項目「パスワード」はユーザ ID とまったく同じ文字列を許可しないため、「相関チェック」を設定し、ユーザ ID とパスワードの「画面項目(英名)」を使用し“loginID != password” と設定します。
9. 項目「年齢」は 10~200 歳までの人を対象としているため、「範囲チェック」を設定し 10,と 200 を設定します。
10. 項目「誕生日」は日付型の“/”を含む年月日を想定しているため「日付チェック」を設定し“YYYY/MM/DD”の文字列を設定します。
・20130601 の場合は“YYYYMMDD”、201306 の場合は YYYYMM と設定します。
・2013/06/01/ 12:30:30 の場合は“yyyy/MM/dd HH:mm:ss” と設定します。
11. 項目「都道府県」はデータ型が独自作成した「com.fujitsu.datas.Address」を利用するため、データ型に“com.fujitsu.datas.Address”を直接入力します。(独自の型を設定した場合は、すべてのチェックを設定できなくなります。)
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13
新規加入チェック
HPアドレス
12
12. 項目「HPアドレス」は URL 形式での記述を想定しているため、「URL チェック」を設定します。
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2.7
サービス設定ダイアログの設定例
サービス設定ダイアログの記述例を下記に示します。項目「サービス名」「ユースケースID」「オペレーションID」に
それぞれに対応するサービス名、ユースケースID、オペレーションIDを設定します。
2.8
Bean 項目設定ダイアログ、APIFBEean 指定ダイアログの設定例
Bean 項目設定ダイアログの記述例を下記に示します。
1
2
1.
2.
項目「入出力/入力/出力」は入出力ダイアログの項目「HPアドレス」がマッピングする組み合わせを表します。入出力時ともにマッピングしたいため「入出力」ボタンを設定します。
項目「入力 Bean 項目」は参照ボタンを選択し、APIFBean で対応する Bean 項目を設定します。(出力 Bean 項目も同様に選択し設定します。)
→APIFBean 指定ダイアログに Bean クラスを表示させるための設定については別紙「Web 画面遷移ツールマニュアル : APIF 設定ページ」を参照してください。
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2.9
URI 設定ダイアログ、URI 参照ダイアログの設定例
URI 設定ダイアログの記述例を下記に示します。
1
2
1.
2.
項目「ドメイン」「コンテキスト」「パス」に、対応する URI のドメイン、コンテキスト、パスをそれぞれ設定します。「参照」ボタンで URI マッピング定義ファイルを参照し、URI を選択することもできます。
項目「ドメイン」「コンテキスト」「パス」の入力に基づき、形成される URI を表示します。
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