環境活動報告書 S

環境活動報告書 Ｓ
２００７年度 株式会社大昌電子 岩手工場
【工場概要】
：社名
：工場長
：所在地
株式会社大昌電子 岩手工場
取締役副社長 半田芳男
〒029-3403 岩手県東磐井郡藤沢町砂子田字宮ノ脇30
*ＴＥＬ 0191-63-5111
*ＦＡＸ 0191-63-5110
：売上高
１０５億円(2007年度生産実績)
：従業員数
４８０人（正社員３３０ 派遣社員１５０）
：工場床面積 19,387ｍ２(1工場8,114ｍ２ 2工場7,872ｍ２ 3工場3,401ｍ２）
【事業内容】
大昌電子は、研究開発,設計から製造,実装,組み立てまで
プリント配線基板製造を中心とした,お客様のあらゆるニーズに
フレキシブルに対応可能な“トータルサポートシステム“を
構築し活動しております。
携帯電話用フレキ基板
設計
研究開発
デジカメ用メインボード
実装。
検査機器
プリント基
板
：栃木工
場
組み立て
治具
環境重視の為”軽薄短小化”そしてより”高機能化”を積極的に推進し
又,製造工程での”高品質改善活動”により省資源化に取り組んでおります。
【環境方針】
【環境マネジメントシステム】
私達は，高密度プリント配基板の生産活動，製品，サービスが
環境に与える影響を継続的に考え，全社員が環境影響に配慮
する活動を進めております。
環境マネジメント組織図
1998年7月ISO14001の認定取得
岩 手 工 場 長
環境管理責任者
環境管理会議
管理責任者委員会
各 部 署
SGS UKAS
【環境保全への取組み・活動内容】−１
・ＣＯ2排出と生産の実績
24,000
・エネルギー(電気と重油)の実績
7,000
23,800
6,000
8,000
23,600
7,000
23,400
5,000
6,000
23,200
4,000
23,000
22,800
3,000
22,600
5,000
4,000
3,000
2,000
22,400
2,000
22,200
1,000
1,000
22,000
21,800
0
2005
2006
CO2(kg/CO2）
2007
生産量
0
2005
2006
電気（万ｋｗｈ）
2007
重油（ｋｌ）
生産実績の大幅増加ではありましたが、種々の改善活動の結果
ＣＯ2排出実績は過去3年の実績では削減をする事が出来ております。
主な活動内容としては①省電力設備への転換 ②ｲﾝﾊﾞｰﾀｰやｾﾝｻｰを活用したムダ排除
③省ｴﾈﾊﾟﾄﾛｰﾙにより省エネ意識の徹底 ④照明設備の見直し ⑤各種広報活動
【環境保全への取組み・活動内容】−２
・水の使用量と排水実績
80
・ＰＲＴＲ排出実績
55
60
40
50
20
0
2005
2006
水の使用量（万ｔ）
排水量（万ｔ）
2007
45
2005
2006
2007
総排出量（ｔ）
水の使用量についても種々の改善活動の結果過去3年実績では削減できて
おります。しかしまだまだ不充分との認識により今後も積極的に取組みます。
主な活動内容としては①省節型設備への転換 ②ｲﾝﾊﾞｰﾀｰやｾﾝｻｰを活用したムダ排除
③省ｴﾈﾊﾟﾄﾛｰﾙにより節水意識の徹底 ④再利用化の促進 ⑤各種広報活動
ＰＲＴＲ排出に付いては薬品の変更により、過去2年増えております。
今後に向けては、工法や設備の見直しをし使用薬品の見直しを図ります。
【環境保全への取組み・活動内容】−３
・工場排水水質実績
基準に対する排出実績(２００７年度最大値)
分析項目
ｐｈ
ＢＯＤ （ｍｇ／ｌ）
銅 （ｍｇ／ｌ）
鉛 （ｍｇ／ｌ）
シアン （ｍｇ／ｌ）
フッ素 （ｍｇ／ｌ）
ＳＳ （ｍｇ／ｌ）
溶解マンガン（ｍｇ／ｌ）
分析値
7.5
14.6
1.5
＜０．０１
＜０．１
2.0
6.8
＜０．１
許容限度値
国
藤沢町
５．８∼８．６
５．８∼８．６
160
30
3
2.5
0.1
0.1
1
0.5
8
8
30
200
4
10
大昌電子岩手工場は昭和６０年藤沢町との｢公害防止に関する立地協定書｣を
取交わし操業を開始致しました。
排水基準を遵守する為工場内では校正された分析装置により４回／日分析を行い
監視しております。
排出水がより安定するために、より環境にやさしい薬品への転換や、
設備メンテの分散化を図り実施しています。
又,外部の検査機関に分析依頼しその結果を毎月藤沢町に報告しております。
【環境保全への取組み・活動内容】−４
・廃棄物の排出実績と有用化率
60
7,000
・埋立て実績(ゼロエミッション)
120
2
1.8
6,000
100
5,000
1.6
1.4
80
1.2
4,000
60
1
3,000
0.8
40
2,000
1,000
0.6
0.4
20
0.2
0
50
2005
アルカリ廃液（ｔ）
2006
酸廃液（t）
廃プラ（t）
2007
汚泥（ｔ）
0
0
2005
有用化率（％）
2006
埋立て量（t）
2007
埋立て率（％）
廃棄物については、生産の伸びと共に微増の状態で有ります。
しかし、廃プラスチック及び汚泥に付きましては有用化が進みました。
有用化率は総量の増加により低下してしまいました。
埋立て実績に付きましては目標1％以下を目指し活動しておりますが
2007年より目標を達成する事が出来ております。
【環境保全への取組み・活動内容】−５
・グリーン購入の推進
お客様からの認定証(三菱電機様)
製品への有害化学物質含有を避ける為
グリーン購入共通仕様書を作成し
サプライヤーを含んだ仕組みを構築し
運用しております。
その結果,岩手工場から出荷される製品
及び梱包資材を含む全てがＲｏｈｓ指令を
クリアしております。
株式会社 大昌電子
代表取
2006年10月16日
木
殿
三菱電機株式会社
上席常務執行役
資材部長 富田 邦夫
グリーン認定証
拝啓 貴社益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
平素は、弊社グループの資材調達活動にご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、先般ご提出頂きました「三菱電機グループ『グリーン認定』に向けた調査票」を弊社にて
採点致しました結果、貴社での環境への取組みは、弊社の要求基準を満足しておりますので、
三菱電機グループとして「グリーン認定」致します。
今後とも、環境への取組みにご支援、ご協力を賜りたく、宜しくお願い致します。
敬具
記
１． グリーン認定対象
１）
貴社名、貴社事業所名
株式会社 大昌電子
岩手工場
２）
三菱電機グループ
調査依頼元
三菱電機株式会社
姫路製作所
２．貴社の「三菱電機グループ『グリーン認定』に向けた調査票」採点結果
お客様からの認定証(キヤノン様)
お客様からの認定証(ソニー様)
１）
２）
ランク
お願い事項
ランクA
ランク1
今後とも、環境に対する取組みにご支援、ご協力をお願い致します。
３．有効期限
上記、三菱電機グループ『グリーン認定』は、2010年3月31日 まで有効
と
但し、関連法規の変化等により調査内容を改定する必要が 生じ た場合
、 認定の有効期限内に
再調査、再認定を実施する場合がございます。
以 上
お客様からの認定証(富士通様)
さ
【環境保全への取組み・活動内容】−６
・ＣＳＲ−１( 工場内の安全及び法遵守活動)
工場内の安全管理の為、法の遵守に向けた管理責任者委員会及び
火災の予防の為の自衛消防隊、作業環境・安全確保に向けた安全衛生委員会
等の活動を精力的に行い、防災訓練と消防訓練を毎年定期的に行っています。
防災訓練の様子(2008年6月19日)
消防訓練の様子(2007年11月9日）
また、消防団活動を積極的に支援する
岩手地球環境にやさしい事業書として
事業所として消防庁長官表彰を戴きました。 2007年1月4つ星認定を戴きました。
表彰状(2007年3月)
【環境保全への取組み・活動内容】−７
・ＣＳＲ−２(地域貢献活動)
工場周辺の美化の為道路のゴミ拾いと河川清掃を
毎年２回行っています。
河川清掃(２００７年６月)
この環境報告書に関する問合せ先
株式会社大昌電子 環境管理部(時田)
ＴＥＬ：０１９１−６３−５１１１
ＦＡＸ：０１９１−６３−５１１０
Ｅ−ＭＡＩＬ ：[email protected]
道路のゴミ拾い(２００７年４月)