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PDF:14.5MB - 京都大学高等教育研究開発推進センター

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IV.国内連携
IV − 1. MOST
1. はじめに
MOST(Mutual Online System for Teaching & Learning)は、本センターが 2009 年 11
月に提供を開始したオンライン FD 支援システムで、大学の教職員、大学院生を対象とした招
待制のサイトである(図 1)。2014 年 1 月 1 日現在、登録者数 581 名(+101)、スナップショッ
ト数 2,092 件(+691)、コミュニティ数 87 件(+4)となっている(括弧内は 2012 年 12 月
1 日以降の増加数)。本節では、MOST の取り組みやシステム改良の内容を中心に報告をおこ
なう。
図 1 MOST トップページ(https://most-keep.jp)
− 187 −
2. MOST における取り組み
MOST のトップページからリンクされた「MOST ギャラクシー(旧スナップショットギャ
ラリー)」のコンテンツを充実させるために、関西地区 FD 連絡協議会の 「FD 活動報告会」 に
おいて作成された個別大学で取り組まれている組織的な FD 活動に関するスナップショット
や、MOST フェローの活動成果などを中心に MOST 上に掲載してきた。今年度も引き続き公
開コンテンツの充実を図った。
2‒1. MOST フェローシッププログラム
本センターでは、これまで提供してきた MOST の活動をさらに推進・活性化させるため、
全国の大学教員を対象とし、MOST を利用した授業実践の見直しや教育改善の活動に取り組
む「MOST フェローシッププログラム」を 2011 年度に開始した。今年度は第 2 期 MOST フェ
ローを募集し 10 名が選定された。第 2 期 MOST フェローと各テーマを資料 1 に示す。
MOST フェローは、1 年間かけて、対面でのミーティングや MOST を利用することで、フェ
ロー同志で活動のプロセスや成果を共有しながら、各自の教育実践をよりよくするとともに、
教員コミュニティとしての成長も目指している。第 2 期 MOST フェローの活動スケジュール
を資料 2 に示す。このプログラムは、MOST フェロー運営委員会として、飯吉、田口、酒井
が中心となりプログラムの運営を担当した。以下、本プログラムにおける、2 度の対面ミーティ
ングを中心に報告する。
(a) 第 1 回ミーティング
2013 年 3 月 15 日、第 2 期 MOST フェローシッププログラムの第1回目ミーティングが京
都大学で開催された。プログラムを資料 3 に示す。第1回ミーティングでは、フェローの自
己紹介や1枚の画像を提示しながらの実践紹介をおこない、活動の第一歩を踏み出した。
ミーティングの冒頭で、まず、飯吉・田口から本プログラムの趣旨説明がおこなわれた。こ
こでは、個人の授業改善だけでなくディシプリンを越えた教員コミュニティとしてもその質的
向上を目指すというプログラムのねらいや、MOST を利用して実践を可視化・共有化するこ
との意義などについて説明がなされた。
続いて、事前に提出された自己紹介シートを元に、各フェローによる自己紹介がおこなわれ
た。1 人 2 分程度で、自身が担当する授業を紹介するとともに、選定したテーマや改善したい
内容、そのきっかけや現状と課題などについて共有された。
次に、酒井より、この取り組みで各フェローが作成する MOST とコースポートフォリオ(ス
ナップショット)の紹介、年間スケジュールの説明がおこなわれた。本プログラムでは、1 年
間で各自のスナップショットを作成するとともに、翌年の第 20 回大学教育研究フォーラムで
成果発表することが最終目標であることが示された。
オフィシャルなミーティングの終了後、別室に移動し、第 1 期 MOST フェローの修了式が
おこなわれた。本プログラムを終了した 9 名の第 1 期 MOST フェローに修了証が授与された。
第 1 期 MOST フェローは、この日までにそれぞれ 1 年間取り組んできた授業開発・改善の成
果をスナップショットとして作成し、MOST 上で公開するとともに、第 19 回大学教育研究
フォーラムでもその成果を発表した。スナップショットは下記の URL で閲覧可能である。
https://most-keep.jp/most/gallery-most_fellow_01/
− 188 −
引き続き、第 1 期 MOST フェローも合流し、第 2 期 MOST フェローの教育上の取り組み
についてのアピールタイムが設けられた。事前に提出された取り組み内容をアピールするよう
な 1 枚の写真、図、イラスト(自己 PR 用画像)をスクリーンに投影し、各自の教育に関する
アピール点が各 2 分程度で発表された。本ミーティングは非常に盛況で、終了時刻が過ぎる
まで活発な議論や意見交換がおこなわれた。
なお、本ミーティング後、2 週間の期間を設け、ミーティングや公開研究会の感想を掲示板
へ投稿することを各フェローに求めた。また、
「プロポーザル」スナップショットのテンプレー
トを送信し、「(1) テーマ」「(2) 対象となる実践、時期」「(3) エビデンス、データの収集方法、
協力者、ピアレビューの計画」「(4) 目標」などを 1 枚のスナップショットにまとめ、後日、
オンラインコミュニティ上でフェロー間で共有した。
(b) 第 2 回ミーティング(合宿)
2013 年 8 月 27 日(火)〜 28 日(水)、KKR ホテル大阪において、第 2 回ミーティングを
合宿形式にて開催した(資料 4)。この合宿では、前期に取り組んだ各自の授業実践について、
作成途上のコースポートフォリオ等を使って活動報告がおこなわれた。初日は、各自の活動経
過報告の後、ディナーセッションとして飯吉によるトーク、及び第 1 期 MOST フェローから
勝又あずさ先生(成城大学)と木村修平先生(立命館大学)によるトークがおこなわれ、講演
内容について全体で議論をおこなった。2 日目は MOST フェローシッププログラム後半の活
動や、プログラムの今後の展開について、グループディスカッションをおこない、最後に議論
内容を全体で共有した。
第 2 回合宿以降の活動は、本原稿執筆時点では未実施であるが、今後予定されている
MOST フェローの活動と今後の予定について述べる。
2014 年 1 月には、作成途上のコースポートフォリオの質を上げるため、スナップショット
作成の進捗状況や問題点の報告、共有の機会をオンラインでおこなう。このフェロー間での
相互チェックを通じてスナップショットを完成させ、3 月の大学教育研究フォーラムまでに
MOST 上でスナップショットの一般公開をおこなう。これが本プログラムの一つめの成果で
ある。また、3 月に京都大学で開催される第 20 回大学教育研究フォーラムにおいて、各フェロー
はそれぞれ 1 年間かけて取り組んできた活動成果に関して個人研究発表をおこなう。これが
二つめの成果となり、第 2 期 MOST フェローの活動は終了することとなる。
MOST フェローシッププログラムは、次年度以降も継続すべく準備を進めている。3 月の第
20 回大学教育研究フォーラムの期間中に、第 3 期 MOST フェローの第 1 回ミーティングを予
定している。
2‒2. コースポートフォリオ実践プログラムの実践事例の提供
2010 年度後期に開発した「コースポートフォリオ実践プログラム」を、カリキュラム改善
を目的としたプログラムとして発展させ、2013 年度前期より、同じ学科に属するすべての教
員が参加する実践プログラムを実施している。この取り組みは、2011 〜 13 年度科学研究費
補助金基盤研究(B)「コースポートフォリオを活用した大学カリキュラムの質保証モデルの
構築」(研究代表者:田口真奈)に引き継がれている。
2013 年度には、某大学における学科全体の取り組みとして、カリキュラム改善を視野に入
れた本プログラムの実践がおこなわれている。当該学科の全教員、全科目を対象としてコース
− 189 −
ポートフォリオを作成し、カリキュラム改善のための基礎資料とすることがねらいである。こ
こで作成されたカスタマイズ版のスナップショットのテンプレートや、カリキュラム改善に関
わる知見を将来的に MOST 上で公開する予定である。
2‒3. 関西地区 FD 連絡協議会の「FD 活動報告会 2013」
上記のほか、関西地区 FD 連絡協議会の 「FD 活動報告会 2013」 向けに作成されたスナッ
プショット 28 件を、個別大学でおこなわれている組織的な FD 活動の事例として掲載した(III
−2 参照)。
3. システムの開発と改修について
利用者の要望などを受け、今年度中に MOST および KEEP Toolkit に対しておこなった改
修項目を以下に列挙する。原稿作成時点で多くの項目が未完成であるが、今年度内に完成予定
である。
(a) KEEP Toolkit 関連
・ ダッシュボードの開発…画面レイアウトの再設計・実装。「名称変更機能」「ポートフォリオ・
ソート機能」「フォルダ機能」を改修し、「同一ウインドウ表示機能」を開発。
・ スナップショット機能の開発…編集画面の再設計・実装、テキストエディター(TinyMCE)
の更新。また、「ボックス編集(移動・追加・削除)機能」「タグ入力機能」を開発。
・ ギャラリー・スティッチ機能の開発…編集画面の再設計・実装。また、「スティッチグルー
プ作成・編集機能」「ギャラリー作成・編集機能」を開発。
・ 管理ページのデザイン変更…現在の管理ページのレイアウト・デザインを変更。
・「スナップショットへのコメント付与機能」「ユーザーテンプレート投稿機能」の開発。
(b) MOST(Sakai)関連
・ 日英非対応箇所の改修、タブレット・スマートフォン端末対応、BasicLTI 準拠、トップペー
ジレイアウトの改修。
4. MOST 講習会
教育関係共同利用拠点における業務として「MOST 講習会」が企画されているが、昨年度
までに講習会参加者数が少なかったこと、しかし、少数の需要もあることなどを鑑み、これま
で実施してきた講習会で使用してきた教材を MOST 上で提供することとし、個別対応はオン
ライン上でおこなうこととした。MOST 上での教材は、下記の URL に掲載している。
https://most-keep.jp/most/program-web_lecture/
今後予定している 3 月の講習会は、関西地区 FD 連絡協議会の会員校に所属する教職員を対
象としたもので、協議会広報ワーキンググループとの共催で開催する。これは次年度の 「FD
活動報告会 2014」 と連動している。
このほか、MOST のデモを、昨年度、第 19 回大学教育研究フォーラムの参加者に対して実
− 190 −
施した。3 月に開催される第 20 回大学教育研究フォーラムにおいても実施予定である(執筆
時点で未実施)。MOST の登録は招待制で、通常は事務局よりアカウントの発行をおこなって
いないが、これらの講習会およびデモにおいては希望者に MOST のアカウントの発行手続き
をおこなっている。
(酒井 博之、飯吉 透、田口 真奈)
− 191 −
Ⅳ−1. 資料1
第 2 期 MOST フェロー
氏名
所属
テーマ
大学の講義および教員免許更新講習等における
天野一哉
星槎大学共生科学部
3%/3URMHFW%DVHG/HDUQLQJの手法を用いた
授業実践
オープン・エデュケーションによる教材共有と
稲葉利江子 津田塾大学学芸学部
教材の作成
協同的に課題を遂行するアクティブ・ラーニン
京都工芸繊維大学
内村浩
グ型授業―ピア・インストラクションによる学
アドミッションセンター
習観の変容―
加藤恭子
高崎商科大学商学部
神谷健一
大阪工業大学
知的財産学部
駒井章治
坂田信裕
鈴木敦
ピア・インストラクションを含む交流型講義
アンドラゴジーを念頭に置いたリメディアル英
語教育のオープン化と教材アーカイブの構築
3%/(3URMHFW3UREOHP%DVHG/HDUQLQJ)を企業
奈良先端科学技術大学院
などで行っているファシリテーションの技法を
大学バイオサイエンス研
用いて議論の促進を図り、自宅学習を推進して
究科
いる。
Fブレンディッド・ラーニング ,&7 活用で変貌する医療現場と医学部・看護学部
獨協医科大学
における情報リテラシー授業をどう結び付ける
基本医学情報教育部門
か?:遠隔医療を理解するためのブレンディッ
ド・ラーニング
茨城大学人文学部
3%/(3URMHFW%DVHG/HDUQLQJ)
筒井洋一
京都精華大学人文学部
Dピア・インストラクション
チーム・ビルディングとコミュニケーションを
促進するピア・インストラクション授業のデザ
イン
村上祐子
東北大学
大学院理学研究科
オープン・エデュケーション
− 192 −
Ⅳ−1. 資料2
第 2 期 MOST フェロー 活動計画
日 程
活 動
3 月 14 日(木) 第 19 回大学教育研究フォーラム 小講演への参加(京都大学)
(任意)
3 月 15 日 (金)
第 1 回ミーティング(京都大学)
〜3 月末
第 1 回ミーティングの感想の共有
・MOST 内「第 2 期 MOST フェロー」コミュニティ内の「掲示板」へ投稿
4 月 1 日 (月)
「活動のプロポーザル」 スナップショットの共有
・ 「テンプレート」 を各アカウントに送信します
・ 記載項目:①テーマ、②対象となる実践、③動機、④目標、⑤エビデンスの収集・
分析方法、⑥協力者、ピアレビューの計画など)
6 月頃
進捗状況や問題点の報告、共有(オンライン)
8 月 27 日(火) 第 2 回ミーティング(合宿)
〜28 日(水)
・ 1日目:13:30〜宿泊、2日目:9:00〜12:30
・ 活動の進捗共有、成果発表に向けての計画
・ トークセッション
9 月 3 日(火)
合宿の感想共有、アンケート提出締切
8 月後半
第 2 回ミーティング後、スナップショットを MOST フェローで共有
1 月頃
進捗状況や問題点の報告、共有(オンライン)
3 月中旬
MOST のギャラリーでスナップショット一般公開 ・・・成果①
3 月中旬
第 20 回大学教育研究フォーラム(京都大学) ・・・成果②
・ 個人研究発表で各フェローの成果報告
・ 修了式
・ 第 3 期フェローとの交流会
− 193 −
Ⅳ−1. 資料3
第 2 期 MOST フェロー 第 1 回ミーティング プログラム
日 時:2013 年 3 月 15 日(金)16:10〜18:00
場 所:京都大学 吉田南 1 号館 1 共 21 演習室・1 共 22 演習室(2F)
プログラム
ミーティング開始
1 共 21 演習室にご参集下さい(15:45 開場)
趣旨説明(飯吉・田口・酒井)
自己紹介
第 2 期 MOST フェローの自己紹介(1 人 2 分程度)
0267 について(酒井)
(部屋移動)
修了式
1 共 22 演習室へ移動(軽食を用意しています)
第 1 期 MOST フェローの修了式をおこないます
アピールタイム
1 人 2 分(+質疑応答 2 分)程度で、持参した画像等を
ディスカッション
スライドに映し、取り組みについてのアピールをおこ
ないます
終了・解散
会場地図:京都大学 吉田南 1 号館 1 共 21 演習室(吉田南構内)
− 194 −
Ⅳ−1. 資料4
第 2 期 MOST フェローシッププログラム 第 2 回ミーティング
日 時:8 月 27 日(火) 13:30~21:00 (受付 13:00~)
8 月 28 日(水) 9:00~12:30
場 所:KKR ホテル大阪 ボードルーム(6 階)
■プログラム(1 日目)
日程
時間
プログラム
挨拶・本合宿研究会の趣旨について
13:30
~
備考
飯吉 透(京都大学)
開会挨拶
13:40
MOST フェロー合宿プログラムについて
酒井 博之(京都大学)
MOST フェロー活動報告(前半)
13:40
~
司会:酒井 博之
15:20
(1 人 20 分・・・発表 10 分+質疑応答 10 分)
セッション 1
休憩(15 分)
15:35
8 月 27 日
~
(火)
17:15
MOST フェロー活動報告(後半)
17:15-18:00
チェックイン・休憩(45 分)
ディナーセッション
司会:河合 道雄(京都大学大学院生)
キャッスルトーク 1
18:00
~
20:00
セッション 2
(ゲスト:第1期 MOST フェロー)
勝又あずさ(成城大学)
・木村修平(立命館大学)
キャッスルトーク 2
飯吉 透
自由行動
− 195 −
Ⅳ−1. 資料4
■プログラム(2 日目)
日程
時間
プログラム
備考
7:00
~
朝食(各自、レストランシャトー(12 階)にて)
8:45
チェックアウト
今年度後半のプログラムについて
酒井 博之
今後の MOST フェローの活動について(グループワ
9:00
~
セッション 3
11:00
ーク)
ファシリテーター:酒井 博之
・ コミュニティ活動に望むこと
8 月 28 日
・ スナップショットの将来の活用
(水)
・ 大学教育コモンズに対してコミュニティができる
こと
11:00
~
11:30
セッション 4
第 20 回大学教育研究フォーラムに向けて
大学教育研究フォーラムでの研究発表について
片 づ け・移 動(タクシー)
12:00
~
大阪水上バス アクアライナー乗船(大阪城港~淀屋橋港)
12:20
12:30
解散
− 196 −
IV − 2. 大学生研究フォーラム
1. 概要
大学全入時代といわれる最近の大学教育にとって、学生をどう育てるかということが喫緊の
課題となっている。大学はもはや単なる知識を習得させるだけの場ではなく、知識社会、情報
化社会、グローバル社会といった新たな社会状況で力強く活躍する人材育成の場ともなってき
ている。そのために大学は、正課・正課外教育、キャリア教育など有機的・包括的に考えてい
かなければならない。
大学生研究フォーラムは、高等教育における教授学習やファカルティ・ディベロップメント
の実践的研究組織・京都大学高等教育研究開発推進センターと、大学生・大学院生への奨学制
度で、社会に貢献する有用な人材育成を目指す公益財団法人電通育英会が、現代大学生の姿を
正確に理解し、かつ現代社会を力強く生きていける学生を育てるために開催するものである。
さて、大学生研究フォーラムは、プログラムのよりいっそうの充実をはかるべく、2011 年
度より共催校に東京大学大学総合教育研究センターを加えて、運営組織の拡張をおこなってい
る。これにともなって、これまで一方通行的な講演形式のフォーラムから、参加者同士が議論
をおこなう参加者同士の「ダイアローグセッション」を導入している。また二日目には、参加
対象者を大学、企業等の関係者だけでなく高校教諭にまで拡張して、「高校教諭のためのシン
ポジウム」を設けている。これはとくにキャリアデザインが、大学入学以前の状態と密接に絡
んでいる調査結果をふまえてのことである。
本年度の大学生研究フォーラムは、初めて京都を離れて、東京大学で開催した。今回は、グロー
バル化が進み、政治・経済・生活が大きく変化していく中での企業の進化に注目し、今、企業
がどのような変貌を遂げつつあるのか、その変化に大学や大学生はどう対応すべきなのか、そ
のために必要な学びとは何かについて議論をおこなった。参加者数は、1 日目が 292 名、2 日
目が 239 名であった。
* 大学生研究フォーラムは、特別経費「大学教員教育研修のための相互研修型FD拠点形成」
を受けて、国内連携事業の一つとして運営された。
2. プログラムの特徴
1)一日目のプログラム――大学生研究フォーラム
今年は、①基調講演、② Learningful Talk 1(大学・大学生の今を知る)、③ Learningful
Talk 2(企業経営のフロンティアを知る)、③総括パネルディスカッションの構成でプログラ
ムを実施した。各プログラムの概要、登壇者は下記のとおりである。
①基調講演 安西祐一郎(独立行政法人 日本学術振興会 理事長)
「教育が日本をひらくグローバル世紀への提言」
② Learningful Talk(1) 「大学・大学生の今を知る」というセッションテーマのもと、3 件報
告をおこなった。
・溝上慎一(京都大学 高等教育研究開発推進センター)「大学生の学び、キャリア」
− 197 −
・佐藤博樹(東京大学大学院 情報学環)「大学生のインターンシップ、企業」
・松尾泰樹(文部科学省 高等教育局 学生・留学生課長)「大学生の留学」
③ Learningful Talk(2) 「企業経営のフロンティアを知る」というセッションテーマのもと、
2 件報告をおこなった。
・田中潤(株式会社ぐるなび 人事部門長兼総務部門長)「変わる採用」
・奈良崎修二(日産自動車株式会社 人事本部 副本部長)「変わる働き方・人材活用」
④ダイアローグセッション 午前中の基調講演、Learnigful Talk の報告を計 5 件聴いて、参
加者同士でダイアローグをおこなった。
⑤総括パネルディスカッション 午前中の基調講演から、Learnigful Talk の計 5 件の報告を
受けて、「学生のうちに経験させたいこと」という大テーマのもと、大学教育改革、キャリア
教育の専門の識者に自由に討論してもらった。一日の振り返り、総括となることも目的とした。
ディスカッサントには、以下の 3 氏を招聘した。
・吉見俊哉(東京大学 副学長/大学総合教育研究センター長)
・平田純一(立命館アジア太平洋大学 副学長)
・笹倉和幸(早稲田大学大学院 政治経済学術院/学生部長)
【司会】
大塚雄作(京都大学 高等教育研究開発推進センター長)
2)二日目のプログラム――「高校教諭のためのシンポジウム」
高校におけるキャリア教育をどのようにおこなえばよいか、どこまでやるべきか、どのよう
に大学へ接続させるか、という問題が検討された。プログラムは、① 2 つの講演に②それぞ
れパネルディスカッション、③ダイアローグセッション、④指定討論、⑤総括パネルディスカッ
ション、の構成のもと実施された。
①講演 ・井尻達也(京都市立堀川高等学校 教諭)
「変化への適応を通したキャリア形成の軌跡-JAXAでの経験をもとに高校のキャリ
ア教育を考える」
・中濱秀徳(大阪府教育センター 教育課程開発部 主任指導主事)
「高校での学びを通したキャリア意識の形成-大阪府教育センター附属高校などの取組
み」
②パネルディスカッション ・溝上慎一(京都大学 高等教育研究開発推進センター)
・中原淳(東京大学 大学総合教育研究センター)
・井尻達也(京都市立堀川高等学校 教諭)
・中濱秀徳(大阪府教育センター 教育課程開発部 主任指導主事)
【司会】
・成田秀夫(河合塾 教育研究開発本部 開発研究職・講師)
③ダイアローグセッション
④指定討論
・安彦忠彦(神奈川大学 特別招聘教授/中央教育審議会委員)
⑤総括パネルディスカッション
・安彦忠彦(神奈川大学 特別招聘教授/中央教育審議会委員)
− 198 −
・井尻達也(京都市立堀川高等学校 教諭)
・中濱秀徳(大阪府教育センター 教育課程開発部 主任指導主事)
【司会】
・成田秀夫(河合塾 教育研究開発本部 開発研究職・講師)
3. 大学生研究フォーラム 2013・高校教諭のためのシンポジウムを振り返って
以下、2 日間のなかで考えたことである。
・1 日目の、社会に送り出す学校(大学・高校)の役割として何が大事かという問いに、立場
の異なる識者から何度も出た言葉は、「多様性(さまざまな人、さまざまな状況)を経験する」
「主体的に学ぶ」「目的やビジョンを持つ」であった。これら3つの観点は、大学教育のなかで
は言い古されたものであるが、対課題、対他者、対自己・人生を通しての学生の主体・人格形
成を、やはり多くの者が大事だと見ているということを、改めて理解した。今後は、大学教育
でおこなわれているさまざまな実践が、これらの観点から見たときにどのように位置づくもの
なのかを、しっかり検討していかなければならないと思われた。
・2 日目の議論のなかからは、とくに以下 2 点について多く考えさせられた。1つは、「キャ
リア教育をできるだけ使わないで、キャリア教育をやっている、としたい」という考え方につ
いてである。キャリア教育と冠するか否かは、実はどうでもいいことだが、キャリア教育で提
示している、たとえば①キャリアデザイン、②技能・態度(能力)、社会性のポイントをおさ
えた実践となっているのかは、しっかりアセスメントされなければならない。2 つ目に、「高
校生の中にどうしても目的・目標(将来の見通し)を見つけられない者がいる。大学に行って
から考えてもらうしかない」というフロアーからの先送りの意見である。たしかにそういう実
態があることは承知しているが、高校生の時期に見つけられない者が大学に入ってからも見つ
けられない可能性が高い、というデータが蓄積されつつあるなかで、高校での先送り意識をど
のように理解していけばいいかを、一度しっかり議論しなければならないと考えられた。
4. 付録資料
『大学生研究フォーラム 2013 』のプログラム(web 上で公開)
(http://www.dentsu-ikueikai.or.jp/forum/)
(溝上 慎一)
− 199 −
Ⅳ−2. 資料1
【公益財団法人 電通育英会設立50周年事業】
東京大学/京都大学/電通育英会共催
大 学 生 研 究 フォー ラム 2 0 1 3 は 満 員 の 参 加 者 を お迎 えし 、 好評のうち に終了いたし ま し た。
ご 参 加 いただいた皆 様 、 誠 にありが と うご ざ いま し た。
来 年 度 の 「 大 学 生 研 究 フォー ラム 2 0 1 4 」 ( 1 日 目 )
およ び 「 高 校 教 諭 の ため の シ ン ポ ジ ウム 」 ( 2 日 目 ) は
下 記 の 日 程 ・ 会 場 で開 催 いたし ま す 。
【日時】2014年7月27日(日)・28日(月)
【 会 場 】 京 都 大 学 百 周 年 記 念 ホー ル
詳 し いプ ロ グラム が 決 定 次 第 、 こ ち らの ペー ジ で告 知 いたし ま す 。 大学生研究フ ォ ー ラ ム 2013は、
参加者の98%以上に「有益だっ た」とご 評価いただきま した。
高校教諭のため のシ ンポジ ウム 2013は、
参加者の88%に「有益だっ た」とご 評価いただきま した。
− 200 −
Ⅳ−2. 資料1
学生のうちに経験させたいこと ―大学生の今、変わる企業
東京大学本郷キ ャ ン パス・ 伊藤謝恩ホー ルで開催
2008年の第1回開催から数えて6回目を迎える「大学生研究フォーラム2013」。初めての首都圏開催となる今回は、グローバル化が進み、政
治・経済・生活が大きく変化していく中での企業の進化に注目。今、企業がどのような変貌を遂げつつあるのか、その変化に大学や大学生は
どう対応すべきなのか、そのために必要な学びとは何かについて考えていきます。
大学生研究フ ォー ラム 2 0 1 3
「 学生のう ち に経験させたいこ と」
開催概要
( 併催) 高校教諭のため のシ ン ポジ ウム
「 高校生のう ち に身につけさせたいこ と」
開催概要
<開催日>
2013年8月17日(土)
10:00~17:45(昼食付)
<開催日>
2013年8月18日(日)
10:00~17:30(昼食付)
<会場>
東京大学本郷キャンパス・伊藤謝恩ホール
>会場へのアクセスマップ
<会場>
東京大学本郷キャンパス・伊藤謝恩ホール
>会場へのアクセスマップ
■開催スケジ ュー ル
■開催スケジ ュー ル
総合司会:
松下佳代(京都大学高等教育研究開発推進セン
ター教授)
9:30 開場
10:00~ イント ロダク シ ョ ン
中原淳(東京大学 大学総合教育研究センター)
10:30~11:30
基調講演
「 教 育 が 日 本 を ひ らく
グロ ー バ ル 世 紀 へ の 提 言 」
安西祐一郎(独立行政法人 日本学術振興会 理
9:15 開場 10:00~ イント ロダク シ ョ ン
溝上慎一(京都大学 高等教育研究開発推進セン
ター)
10:20~11:20
講演
「 変化への適応を 通し たキ ャリア 形成の軌跡
- JAX Aでの経験を もと に高校のキ ャリア 教
育 を 考える 」
− 201 −
Ⅳ−2. 資料1
事長)
井尻達也(京都市立堀川高等学校 教諭)
11:45~
Lea rni ng f ul Lunch・主催者挨拶
11:20~12:00 パネルデ ィスカッシ ョ ン(1)
吉見俊哉(東京大学 副学長/大学総合教育研究 溝上慎一(京都大学 高等教育研究開発推進セン
センター長)
ター)
大塚雄作(京都大学 高等教育研究開発推進セン
中原淳(東京大学 大学総合教育研究センター)
ター長)
井尻達也(京都市立堀川高等学校 教諭)
森隆一(公益財団法人 電通育英会 理事長)
【司会】
成田秀夫(河合塾 教育研究開発本部 開発研究
13:00~14:15 Lea rni ng f ul Ta l k (1)
「大学・大学生の今を知る」
「 大 学 生 の 学 び 、 キ ャリア 」
職・講師)
12:00~13:20
ラ ンチョ ンセミナー
溝上慎一(京都大学 高等教育研究開発推進セン
「 大 学 生 の イン タ ー ン シ ップ 、 企 業 」
13:20~14:20 講演
佐藤博樹(東京大学大学院 情報学環)
「 高 校での学び を 通し たキ ャリア 意識の形成
ター)
「大学生の留学」
- 大阪府教育セン タ ー 附属高校など の取組
松尾泰樹(文部科学省 高等教育局 学生・留学生
み 」
課長)
中濱秀徳(大阪府教育センター 教育課程開発部
【司会】
主任指導主事)
中原淳(東京大学 大学総合教育研究センター)
14:15~15:30 Lea rni ng f ul Ta l k (2)
「企業経営のフ ロンテ ィア を知る」
14:20~15:00 パネルデ ィスカッシ ョ ン(2)
溝上慎一(京都大学 高等教育研究開発推進セン
ター)
「変わる 採用」
中原淳(東京大学 大学総合教育研究センター)
田中潤(株式会社ぐるなび 人事部門長兼総務部
井尻達也(京都市立堀川高等学校 教諭)
門長)
中濱秀徳(大阪府教育センター 教育課程開発部
「 変 わ る 働 き方 ・ 人 材 活 用 」
主任指導主事)
奈良崎修二(日産自動車株式会社 人事本部 副
【司会】
本部長)
成田秀夫(河合塾 教育研究開発本部 開発研究
【司会】
職・講師)
中原淳(東京大学 大学総合教育研究センター)
15:50~16:30 ダイア ロー グ・セッシ ョ ン
16:30~16:40 小括
15:20~15:50 ダイア ロー グ・セッシ ョ ン
16:00~16:30 指定討論
安彦忠彦(神奈川大学 特別招聘教授/中央教育
中原淳(東京大学 大学総合教育研究センター)
審議会委員)
16:40~17:30
総括パネルデ ィスカッシ ョ ン
「学生のうちに経験させたいこ と」
16:30~17:15
総括パネルデ ィスカッシ ョ ン
安彦忠彦(神奈川大学 特別招聘教授/中央教育
吉見俊哉(東京大学 副学長/大学総合教育研究 審議会委員)
センター長)
井尻達也(京都市立堀川高等学校 教諭)
平田純一(立命館アジア太平洋大学 副学長)
中濱秀徳(大阪府教育センター 教育課程開発部
笹倉和幸(早稲田大学大学院 政治経済学術院/ 主任指導主事)
学生部長)
【司会】
【司会】
成田秀夫(河合塾 教育研究開発本部 開発研究
大塚雄作(京都大学 高等教育研究開発推進セン
職・講師)
ター長)
17:30~17:45 閉会
溝上慎一(京都大学 高等教育研究開発推進セン
17:15~17:30 総括と次年度に向けて-閉会
溝上慎一(京都大学 高等教育研究開発推進セン
ター)
ター)
− 202 −
Ⅳ−2. 資料1
────────────────────────────────────────────
■大学生研究フ ォー ラム 登壇者のプ ロ フ ィー ル
────────────────────────────────────────────
安 西 祐 一 郎 ( あん ざ い ゆ ういち ろう) 氏
独立行政法人 日本学術振興会 理事長
1974年慶應義塾大学大学院工学研究科博士課程修了。専門は認知科学・情報科学。カーネギーメロン大学客員
助教授、慶應義塾大学理工学部教授を経て、93年同学部長、01~09年慶應義塾大学塾長。
佐 藤 博 樹 ( さ と う ひ ろき) 氏
東京大学大学院 情報学環 教授
1953年東京生まれ。81年一橋大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。雇用職業総合研究所、法政大
学経営学部教授を経て、96年東京大学社会科学研究所教授。11年より現職。
松 尾 泰 樹 ( ま つ お ひ ろき) 氏
文部科学省 高等教育局 学生・留学生課長
1962年生まれ。87年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。同年、旧・科学技術庁入庁。外務省経済局、
在中国・日本大使館一等書記官を経て、文部科学省人事担当企画官、理化学研究所横浜研究推進部長を経て、
10年より現職。
田 中 潤 ( たなか じ ゅん ) 氏
株式会社ぐるなび 執行役員/管理本部人事部門長 兼 総務部門長
1985年日清製粉(株)入社。業務用小麦粉営業、人事等を経験後、09年に(株)ぐるなびに転職。経営学習研究所
理事、にっぽんお好み焼き協会理事等もつとめ、人と食の分野に幅広い関心を持つ。
奈 良 崎 修 二 ( ならさ き し ゅうじ ) 氏
日産自動車株式会社 人事本部 副本部長
1980年入社、人事部門、生産管理部門、新工場建設プロジェクトなどに従事。その後経営企画室でルノー社とのア
ライアンス事業などを担当、エグゼクティブ・キャリアコーチを経て12年より現職。
吉 見 俊 哉 ( よ し み し ゅん や ) 氏
東京大学 副学長/大学総合教育研究センター長/教授
1957年東京生まれ 東京大学教養学部卒。04年、同大学院情報学環教授。06年、同学環長。10年より現職、教育
企画室長。専攻は社会学、メディア論、文化研究。
平 田 純 一 ( ひ らた じ ゅん いち ) 氏
立命館アジア太平洋大学 副学長/教授
1950年生まれ。75年ニューヨーク州立大学バッファロー校大学院経済学研究科修了。立命館大学経済学部教授を
経て、10年より立命館アジア太平洋大学国際経営学部教授、副学長。
− 203 −
Ⅳ−2. 資料1
笹 倉 和 幸 ( さ さ く ら か ず ゆ き) 氏
早稲田大学 政治経済学術院教授/学生部長
1959年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。日本鋼管(現JFE)勤務、福岡大学経済学部助教授等を経て、現
職。10年より、早稲田大学学生部長・キャリアセンター長。
大 塚 雄 作 ( おおつ か ゆ うさ く ) 氏
京都大学 高等教育研究開発推進センター長/教授
東京大学理学部・教育学部卒、東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。00年大学評価・学位授与
機構教授を経て、04年京都大学高等教育研究開発推進センター教授。12年より現職。
────────────────────────────────────────────
■高校教諭のため のシ ン ポジ ウム 登壇者のプ ロ フ ィー ル
────────────────────────────────────────────
井 尻 達 也 ( いじ り たつ や ) 氏
京都市立堀川高等学校 数学科教諭
大学では宇宙工学を専攻し、ロケットを研究。JAXAでは「きぼう」の通信システムの開発に携わり、打ち上げ成功に
貢献。自身の体験を高校生に伝えたいという思いから教員に転身、現在に至る。
中 濱 秀 徳 ( なは か は ま ひ でのり) 氏
大阪府教育センター 教育課程開発部 カリキュラム研究室 主任指導主事
高校現場等を経て現職。キャリア教育指導者養成研修を担当したことをきっかけに、キャリア教育に関する知識を
深めていく。様々なタイプの学校現場に、キャリア教育をどのようなかたちで根付かせるかを、現在の課題にしてい
る。
安 彦 忠 彦 ( あび こ ただひ こ ) 氏
神奈川大学 特別招聘教授/中央教育審議会委員
1964年東京大学教育学部卒業。同大学院博士課程退学後、大阪大学、愛知教育大学、名古屋大学、早稲田大学
を経て、12年より現職。05年から中央教育審議会委員。専門はカリキュラム論を中心に教育方法・教育評価。
溝 上 慎 一 ( み ぞ か み し ん いち ) 氏
京都大学 高等教育研究開発推進センター 准教授
1994年神戸大学教育学部卒業。京都大学博士(教育学)。96年京都大学高等教育教授システム開発センター助
手、03年より現職。自己形成論、青年心理学、学生の学びと成長を中心としたFDと大学生研究を行っている。
中 原 淳 ( なか は ら じ ゅん ) 氏
東京大学大学総合教育研究センター 准教授
東京大学教育学部、大阪大学大学院を経て、文部科学省メディア教育開発センター助手、マサチューセッツ工科
大学客員研究員、06年より現職。専門は経営学習論。「大人の学びを科学する」をキーワードに、高等教育・企業
人材育成等を研究。
− 204 −
Ⅳ−2. 資料1
成 田 秀 夫 ( なりた ひ でお) 氏
学校法人河合塾 教育研究開発本部 開発研究職・講師
河合塾現代文講師の傍ら、大学生向けの「日本語表現講座」や発想法、構成法を生かした「レポート作成・プレゼ
ン講座」を開発し、大学でも教鞭をとっている。07年より経済産業省の提唱する「社会人基礎力」の育成と評価手
法の研究開発に携わる。
■大学生研究フ ォー ラム 2 0 1 3
お問い合わせ先
■高校教諭のため のシ ン ポジ ウム
お問い合わせ先
(公財)電通育英会 事務局
(公財)電通育英会 事務局
〒104-0061 東京都中央区銀座7-4-17
〒104-0061 東京都中央区銀座7-4-17
電通銀座ビル4F
電通銀座ビル4F
TEL:03-3575-1386
TEL:03-3575-1386
[email protected]
[email protected]
− 205 −
IV − 3. 大学教育研究フォーラム
1. 概要
大学教育研究フォーラムは、京都大学高等教育研究開発推進センターが 1994 年度より年 1
回開催してきたものである。今年で 20 回目を迎える(2014 年 3 月 18 日・19 日開催予定)。
毎年 500 ~ 600 名の大学教職員関係者が参加する、全国的にも広く認知された大学教育に関
する研究・実践交流の場である。
同フォーラムは、FD(ファカルティ・ディベロップメント)や教授法・カリキュラム・教育評価・
E-learning / 遠隔教育 /、大学生 / 大学生活といった諸領域における、学内・学外の大学教育
関連の最先端の実践知をあまねく集積する場として開催するものである。最近の趨勢をふまえ
た最先端の知見は、学内外の教育改善推進に大きく貢献すると考えられている。
これまで、外部予算や学内からの助成等の支援を受けて運営がなされてきた大学教育研究
フォーラムであったが、残念ながらそうした支援を受けにくい状況に至っている。昨年から案
内をしたように、今年のフォーラムから、下記のとおりで参加費を徴収することとした。
一般 5,000 円
関西 FD 連絡協議会会員校の関係者 4,000 円
学生(大学院生・大学生等学生身分を提示できる者) 3,000 円
京都大学教職員等関係者 3,000 円
大学教育研究フォーラムは、特別経費「大学教員教育研修のための相互研修型FD拠点形
成」を受けて、国内連携事業の一つとして、また、学校法人河合塾教育研究開発本部、関西地
区 FD 連絡協議会の協賛を得て、運営された。
2. プログラムの特徴
第 20 回大学教育研究フォーラムは、①シンポジウム、②小講演、③参加者企画セッション、
④個人研究発表から構成され実施される。プログラムの構成については、とくに大きな変更点
はない。
以下は、 各プログラムの特徴、ならびに本年度の具体的プログラムである。
①シンポジウム「学生の学びをどうデータ化し、どう利用するか」 趣旨 学生が大学で何をどう学んでいるかは、今日、大学教育における最大の関心事の一つ
です。学生の学びを把握するために、個々の教員は、授業中のやりとりや宿題・小テスト、学
期末の評価課題を用います。また、大学全体としても、Learning Management System(LMS)
を活用したり、学生調査や卒業生調査を実施したりしています。近年では、ポートフォリオを
使って、学生自身に自分の学びの履歴を作らせる大学も増えてきました。
学生の学びをデータ化することは、学生の学修成果の測定・評価のためだけでなく、授業・
カリキュラム・教育環境などの改善や、説明責任の遂行、内部質保証のためにも不可欠になっ
てきています。最近では、Institutional Research(IR)や Learning Analytics など、学生の
− 206 −
学びのデータ化と利用を組織的におこなうための手法にも注目が集まっています。
そんななか、本シンポジウムでは、学生の学びをじかに感じとることのできる位置にいる教
員たちが、自分の教育活動において学生の学びをどうデータ化し、どう利用しているかに焦点
をあてます。学生の学びは、学問分野によって大きく様相が異なります。そこで、今回は、歯
学、工学、ケミカルバイオロジー、英語教育の分野からパネリストをお招きして、各分野での
学びのデータ化・利用について報告していただくことにしました。分野ごとの固有性と分野を
こえた共通性を浮かび上がらせていきたいと思います。
報告者 1 小野和宏(新潟大学歯学部教授 / 副学部長) 報告者 2 久保猛志(金沢工業大学副学長 / 教育点検評価支援担当)
報告者 3 上杉志成(京都大学物質−細胞統合システム拠点教授 / 副拠点長)
報告者 4 岡田圭子(獨協大学経済学部教授 / 全カリ英語部門担当 / GP 事業推進責任者)
指定討論者 秋山卓也(文部科学省高等教育局高等教育企画課高等教育政策室室長補佐 / 大
学評価専門官)
司 会 松下佳代(京都大学高等教育研究開発推進センター教授)
②小講演 各論的に、具体的なトピックを 8 つ取り上げ、最先端の知見を提供する。本年度
は下記のテーマで講演者に依頼をおこなっている。
・平田純一(立命館大学経済学部教授 / 立命館副総長)
「大学の役割と環境変化―大学教育のグローバル化と学生への動機づけ―」
・村上隆(中京大学現代社会学部教授)
「中堅私大の一教員は、学生に何を渡すことができるのか?―小さな実践報告と前提
となる入試学力―」
・伊勢田哲治(京都大学大学院文学研究科准教授)
「批判的に考えるのは本当によいことか―哲学的クリティカル・シンキング教育から
の視点―」
・飯吉透(京都大学高等教育研究開発推進センター教授)
酒井博之(京都大学高等教育研究開発推進センター准教授)
「百倍返しの教育イノベーション―大学教育コモンズと MOST 教員コミュニティーの
構築―」
・鈴木克明(熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻教授・専攻長)
「インストラクショナルデザインからみた大学教育―鳥瞰図からサンドイッチモデル
へ―」
・阿部光伸(愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室講師)
「SD の新たなステージ「SDC(Staff Development Coordinator)養成プログラムの
展開」―スタッフ・ポートフォリオの活用を視点に-」
・藤本夕衣(東京大学大学総合教育研究センター特任研究員)
「「大きな問い」を失った大学―「授業デザイン」の陥穽―」
・白水始(文部科学省国立教育政策研究所 初等中等教育研究部 / 教育研究情報センター
総括研究官)
村中崇信(中京大学工学部電気電子工学科准教授)
「大学教育改革の成功の鍵を探る─ジグソー授業実践の 10 年の蓄積から─」
− 207 −
③参加者企画セッション ある特定のテーマでの研究・実践交流を促す目的で、一般参
加者から募集するセッションである。本年度では「学生とともに進める FD」「Learning
Analytics(LA) を教育にどう利用するか」「ティーチング・ポートフォリオの効果検証」など 8
件の応募があった。
④個人研究発表 「FD・授業公開」「教育評価」「カリキュラム」「授業研究」「教育評価」
「e-Learning・遠隔教育」「大学生・大学生活」の研究部会を用意し、大学教育実践研究の交流
の場としている。本年度は 92 件の応募があった。2010 年度の申し込みが 72 件、2011 年度
の申し込みが 77 件、2012 年度の申し込みは 96 件であったから、昨年の状況を維持している
と言える。参加費を徴収することの影響は見られなかったと考えられる。
3. 付録資料
資料 1 『第 20 回大学教育研究フォーラム プログラム』(web 上で公開)
(http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/forum/2013/program_2013.pdf)
(溝上 慎一)
− 208 −
Ⅳ−3. 資料1
第
大学教育研究フォーラム
プログラム
回
20
2014.3.18 TUE・19 WED
会場:京都大学
主 催:
京都大学高等教育研究開発推進センター
(相互研修型 FD 共同利用拠点)
協 賛:
学校法人河合塾 教育研究開発本部
関西地区 FD 連絡協議会
− 209 −
Ⅳ−3. 資料1
第 20 回大学教育研究フォーラム
◆ 日 程 2014 年 3 月 18 日(火)∼ 19 日(水)
◆ 会 場 京都大学 吉田キャンパス
【個人研究発表・参加者企画セッション】 1号館/総合館(吉田南構内)
【小講演】 総合館(吉田南構内)
【シンポジウム】 百周年時計台記念館・1F百周年記念ホール(本部構内)
【情報交換会】 百周年時計台記念館・2F国際交流ホール(本部構内)
3 月 18 日(火)
受 付
8:15∼11:00・
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・【1号館 共106】
12:30∼13:00・
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【百周年時計台記念館・1F百周年記念ホール】
個人研究発表(1)
9:00∼10:45・
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・【1号館/総合館】
9:00∼ 9:20 個人発表① 9:20∼ 9:40 個人発表② *1人あたりの時間20分
9:40∼10:00 個人発表③ (発表時間15分+質疑応答3分+2分交代)
10:00∼10:20 個人発表④ 10:20∼10:45 全体討論
小 講 演(1) 11:00∼12:00・
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【総合館】
シンポジウム
13:00∼17:15・
・
・
【百周年時計台記念館・1F百周年記念ホール】
開会の挨拶 13:00∼13:10
松本 紘(京都大学総長)
シンポジウム 13:10∼17:15
「学生の学びをどうデータ化し、どう利用するか?」
報告者 1
小野和宏(新潟大学歯学部教授/副学部長) 報告者 2
久保猛志(金沢工業大学副学長/教育点検評価支援担当)
報告者 3
上杉志成(京都大学物質−細胞統合システム拠点教授/副拠点長)
報告者 4
岡田圭子(獨協大学経済学部教授/全カリ英語部門担当/ GP 事業推進責任者)
指定討論者 秋山卓也(文部科学省高等教育局高等教育企画課高等教育政策室室長補佐/
大学評価専門官)
司 会 松下佳代(京都大学高等教育研究開発推進センター教授)
情報交換会
17:30∼19:30・
・
・
・
・【百周年時計台記念館・2F国際交流ホール】
1
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Ⅳ−3. 資料1
3 月 19 日(水)
受 付
8:30∼13:30・
・
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・【1号館 共106】
個人研究発表(2)
9:00∼10:45・
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・【1号館/総合館】
9:00∼ 9:20 個人発表①
9:20∼ 9:40 個人発表② *1人あたりの時間20分
9:40∼10:00 個人発表③ (発表時間15分+質疑応答3分+2分交代)
10:00∼10:20 個人発表④
10:20∼10:45 全体討論
小 講 演(2) 11:00∼12:00・
・
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【総合館】
参加者企画セッション
13:30∼16:00・
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・【1号館/総合館】
2
− 211 −
Ⅳ−3. 資料1
3 月 18 日(火)
第1日
個人研究発表(1) 9:00∼10:45
A−1. 教育評価研究部会
座長:高橋哲也・
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・【会場:1号館 1共31】
大学教職員を対象とした IR のプログラム開発に関する研究
−リサーチ・クエスチョンの導き方に焦点をあてて−
川那部隆司(立命館大学)
・鳥居朋子(立命館大学)・石本雄真(立命館大学)
河井亨(立命館大学)
大学連携による教学 IR のすゝめ−F レックスにおける学生意識調査の分析−
田中洋一(仁愛女子短期大学)
・入澤学(株式会社システムグラフィ)・山川修(福井県立大学)
大阪府立大学の IR の取り組み 1−e ポートフォリオデータの活用−
星野聡孝(大阪府立大学)
・新井隆景(大阪府立大学)・深野政之(大阪府立大学)
大阪府立大学の IR の取り組み 2−学生調査と教務データの活用−
高橋哲也(大阪府立大学)
・深野政之(大阪府立大学)・溝上慎一(京都大学)
B−1. カリキュラム研究部会
座長:小川勤・
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・
・【会場:総合館 共北25】
大学英語教育における学習評価基準設定に向けた TOEFL-ITP の導入
金丸敏幸(京都大学)
・前野悦輝(京都大学)・長田哲也(京都大学)・鈴木あるの(京都大学)
國府寛司(京都大学)
・田地野彰(京都大学)
教員養成課程に新しく設置した科学技術教育コースについて
蒲生啓司(高知大学)
・道法浩孝(高知大学)
学習支援における学習成果の可能性
−米国の学習助言(アカデミック・アドバイジング)の事例から−
清水栄子(愛媛大学)
新しい共通教育導入後の成果と課題
小川勤(山口大学)
・糸長雅之(山口大学)
3
− 212 −
Ⅳ−3. 資料1
3 月 18 日(火)
B−2. カリキュラム研究部会
座長:筒井洋一・
・
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・
・【会場:1号館 1共33】
女子大学ビジネス系学部における金融経済教育
水野英雄(椙山女学園大学)
安寧の都市ユニットにおける教育プログラムについて−対話と実践に基づく教育−
小山真紀(京都大学)
・安東直紀(京都大学)・山田圭二郎(京都大学)・三谷智子(京都大学)
孔相権(京都大学)
・今村行雄(京都大学)・村上由希(京都大学)・土井勉(京都大学)
野本愼一(京都大学)
・谷口栄一(京都大学)
グローバル化社会を生きる力を育てるリベラルアーツ科目の試み
−学生のふり返りに対する教師のフィードバックに着目して−
三輪充子(元川村学園女子大学)・佐藤真紀(お茶の水女子大学)・鈴木寿子(早稲田大学)
トンプソン美恵子(東京海洋大学)・野々口ちとせ(大阪大学)・半原芳子(福井大学)
房賢嬉(お茶の水女子大学)
・岡崎眸(お茶の水女子大学)
モジュール型カリキュラムとチームビルディングによる学習者の動機づけ
筒井洋一(京都精華大学)
C−1. 授業研究部会
座長:中西良文・
・
・
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・
・
・
・
・
・【会場:総合館 共北26】
茨城大学における PBL 授業の導入と「プロジェクト実習」の展開について
鈴木敦(茨城大学)
初年次日本語表現科目におけるレポート作成と並行した表記・表現レベルの指導法とその効果
大場理恵子(東京海洋大学)
・石井一成(東京海洋大学)・大島弥生(東京海洋大学)
トンプソン美恵子(東京海洋大学)・池田玲子(東京海洋大学)
医療系大学でのグループワークによる初年次教育の試み
平川要(九州歯科大学)
・福泉隆喜(九州歯科大学)・吉野賢一(九州歯科大学)
中原孝洋(九州歯科大学)
プロジェクト活動を中心とした初年次教育科目受講による社会的動機づけの変化
中西良文(三重大学)
・下村智子(三重大学)・守山紗弥加(三重大学)・益川優子(三重大学)
大道一弘(三重大学)
・中島誠(三重大学)
C−2. 授業研究部会
座長:北垣郁雄・
・
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・
・
・【会場:1号館 1共32】
語りにみる先輩後輩関係における学びの可能性
山田嘉徳(関西大学)
学習発達段階を考慮した英語文法事項配列の検討
佐藤恭子(追手門学院大学)
震災復興に係る大学授業の事例分析−「白熱教室」を通して−
北垣郁雄
4
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Ⅳ−3. 資料1
3 月 18 日(火)
C−3. 授業研究部会
座長:村上祐子・
・
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・
・
・
・
【会場:1号館 1共24LL】
経営学諸理論の専門ゼミ活動への応用−ビジネスの視点から学生の自主性を伸ばす試み−
加藤恭子(高崎商科大学)
講義受講生による授業エスノグラフィの試み
増田匡裕(高知大学)
囲碁を利用した論理学授業
村上祐子(東北大学)
C−4. 授業研究部会
座長:内村浩・
・
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・【会場:総合館 共北27】
大人数授業でのアクティブラーニングにおける持続的な授業改善とその評価
尾澤重知(早稲田大学)
・森裕生(早稲田大学)・江木啓訓(神戸大学)
日本版 PBL (Project Based Learning) の構築および実践
−主体性とコミュニケーションスキルを伸ばす−
天野一哉(星槎大学)
グローバル化に対応できる、アクティブラーニングを導入した国際関係論の授業計画と実践法
清水亮(同志社大学)
教員養成におけるアクティブ・ラーニング型授業−学習観と指導観がどう変容したか?−
内村浩(京都工芸繊維大学)
C−5. 授業研究部会
座長:谷口進一・
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【会場:1号館 1共25LL】
Phrase Reading Worksheet を利用した英語授業の設計
神谷健一(大阪工業大学)
先行研究のレビューを通じたゼミナールならではの学びに関する考察
伏木田稚子(東京大学)
数理系科目におけるクリティカルシンキングの活用と評価
谷口進一(金沢工業大学)
・西誠(金沢工業大学)・山岡英孝(金沢工業大学)
D−1. FD・授業公開研究部会
座長:服部憲児・
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・【会場:総合館 共北28】
対話デザインを多角的に可視化する DVD 制作
−多人数の対話を有機的につなぐ授業システム運用のためのビデオ教材−
牧野由香里(関西大学)
・関西大学総合情報学部牧野ゼミ(関西大学)
「理工系の講義形式授業の中で学生を輝かせるひと工夫」WS プログラム開発について
原暢久(芝浦工業大学)
・吉田博(徳島大学)
FD の場としての学生・教職員交流型イベントの可能性
−大阪大学における「ひとこといちば」の取り組み−
服部憲児(京都大学)
5
− 214 −
Ⅳ−3. 資料1
3 月 18 日(火)
D−2. FD・授業公開研究部会
座長:稲葉利江子・
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・【会場:総合館 共北38】
保育者養成におけるリメディアル教育の取り組み事例
竹安知枝(神戸海星女子学院大学)・浅井由美(神戸海星女子学院大学)
中田尚美(神戸海星女子学院大学)・尾崎秀夫(神戸海星女子学院大学)
口勝一(追手門学院大学)
「対話」と「学び」に対する課題の整理
牧恵子(愛知東邦大学)
大学教員のための FD 手帳−期待できる効果と使用者の評価の考察−
村上裕美(関西外国語大学短期大学部)
コースポートフォリオを用いた授業コンテンツ共有の取組み
稲葉利江子(津田塾大学)
F−1. 大学生・大学生活研究部会
座長:坂井敬子・
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・【会場:総合館 共北31】
学生のソーシャルスキル向上を目指したコミュニケーション・サポート・セミナーの試み
濱田里羽(金沢大学)
Three-Year-Compromise 折り合いの 3 年−Compromise 折り合いは、和という日本文化の原点に遡る−
菅野憲司(千葉大学)
学生と図書館職員が運営する学修支援活動の取り組み
吉田博(徳島大学)
・佐々木奈三江(徳島大学)・亀岡由佳(徳島大学)
学生インターンシップ実施/非実施企業の特徴の検討−静岡県内企業へのアンケート調査から−
坂井敬子(静岡大学)
・佐藤龍子(静岡大学)・宇賀田栄次(静岡大学)・須藤智(静岡大学)
酒井徹也(静岡大学)
・中村美智太郎(静岡大学)
F−2. 大学生・大学生活研究部会
座長:勝又あずさ・
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・【会場:総合館 共北32】
グループワーク中心のキャリア教育を通じた学生支援の試み
後藤綾文(三重大学)
大学生活でジェネリックスキルを獲得するための初年次キャリア教育の事例
平野恵子(文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所)
教員・職員・キャリアカウンセラーの連携によるキャリア形成プログラムの効果の検討
髙橋南海子(明海大学)
・東香織(明海大学)・市川雅也(明海大学)・大黒章子(明海大学)
キャリアデザイン科目(PBL)におけるキャリア観の醸成
−諸先輩をモデルにキャリア史の作成を通して−
勝又あずさ(成城大学)
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− 215 −
Ⅳ−3. 資料1
3 月 18 日(火)
小講演(1) 11:00∼12:00
大学の役割と環境変化
−大学教育のグローバル化と学生への動機づけ− ・
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・【会場:総合館 共北27】
平田 純一(立命館大学経済学部教授/立命館副総長)
【司会】溝上 慎一(京都大学高等教育研究開発推進センター准教授)
中堅私大の一教員は,学生に何を渡すことができるのか?
−小さな実践報告と前提となる入試学力− ・
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【会場:総合館 共北28】
村上 隆(中京大学現代社会学部教授)
【司会】大塚 雄作(京都大学高等教育研究開発推進センター教授/センター長)
批判的に考えるのは本当によいことか
−哲学的クリティカル・シンキング教育からの視点−・
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【会場:総合館 共北31】
伊勢田 哲治(京都大学大学院文学研究科准教授)
【司会】田口 真奈(京都大学高等教育研究開発推進センター准教授)
百倍返しの教育イノベーション
−大学教育コモンズと MOST 教員コミュニティーの構築−・
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【会場:総合館 共北32】
飯吉 透 (京都大学高等教育研究開発推進センター教授)
酒井 博之(京都大学高等教育研究開発推進センター准教授)
【司会】酒井 博之(京都大学高等教育研究開発推進センター准教授)
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− 216 −
Ⅳ−3. 資料1
3 月 18 日(火)
シンポジウム 13:00∼17:15
会 場
百周年時計台記念館・1F 百周年記念ホール
開会の挨拶
13:00 ∼ 13:10
松本 紘(京都大学総長)
シンポジウム
13:10 ∼ 17:15
「学生の学びをどうデータ化し、どう利用するか?」
学生が大学で何をどう学んでいるかは、今日、大学教育における最大の関心事の一つ
です。学生の学びを把握するために、個々の教員は、授業中のやりとりや宿題・小テス
趣 旨
ト、学期末の評価課題を用います。また、大学全体としても、Learning Management
System(LMS)を活用したり、学生調査や卒業生調査を実施したりしています。近年では、ポート
フォリオを使って、学生自身に自分の学びの履歴を作らせる大学も増えてきました。
学生の学びをデータ化することは、学生の学修成果の測定・評価のためだけでなく、授業・カリ
キュラム・教育環境などの改善や、説明責任の遂行、内部質保証のためにも不可欠になってきてい
ます。最近では、Institutional Research(IR)や Learning Analytics など、学生の学びのデータ化と
利用を組織的に行うための手法にも注目が集まっています。
そんななか、本シンポジウムでは、学生の学びをじかに感じとることのできる位置にいる教員た
ちが、自分の教育活動において学生の学びをどうデータ化し、どう利用しているかに焦点をあてま
す。学生の学びは、学問分野によって大きく様相が異なります。そこで、今回は、歯学、工学、ケ
ミカルバイオロジー、英語教育の分野からパネリストをお招きして、各分野での学びのデータ化・
利用について報告していただくことにしました。分野ごとの固有性と分野をこえた共通性を浮かび
上がらせていきたいと思います。
報告者 1
小野和宏(新潟大学歯学部教授/副学部長) 報告者 2
久保猛志(金沢工業大学副学長/教育点検評価支援担当)
報告者 3
上杉志成(京都大学物質−細胞統合システム拠点教授/副拠点長)
報告者 4
岡田圭子(獨協大学経済学部教授/全カリ英語部門担当/ GP 事業推進責任者)
指定討論者 秋山卓也(文部科学省高等教育局高等教育企画課高等教育政策室室長補佐/
大学評価専門官)
司 会 松下佳代(京都大学高等教育研究開発推進センター教授)
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− 217 −
Ⅳ−3. 資料1
3 月 19 日(水)
第2日
個人研究発表(2) 9:00∼10:45
A−2. 教育評価研究部会
座長:山田剛史・
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・【会場:1号館 1共31】
理工系人材に求められるグローバル・コンピテンシーに関する考察
宮浦崇(九州工業大学)
・水井万里子(九州工業大学)
思考と実践をつなぐパフォーマンス評価−「考える OSCE-R」における学生の学び−
平山朋子(藍野大学)
・松下佳代(京都大学)・西村敦(藍野大学)・堀寛史(藍野大学)
汎用的技能としてのクリティカルシンキング測定方法の検討
久保田祐歌(愛知教育大学)
理工系分野における研究室教育の形態と汎用的能力との関連
山田剛史(愛媛大学)
・大竹奈津子(愛媛大学)・清水栄子(愛媛大学)・津曲陽子(愛媛大学)
A−3. 教育評価研究部会
座長:倉茂好匡・
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【会場:1号館 1共24LL】
大学における職員評価の現状−アンケート調査分析を踏まえて−
岩崎保道(高知大学)
ペア学習における交流活動アセスメントツール作成の試み (1)
森田慶子(大分県立看護科学大学)・吉村匠平(大分県立看護科学大学)
ペア学習における交流活動アセスメントツール作成の試み (2)
吉村匠平(大分県立看護科学大学)・森田慶子(大分県立看護科学大学)
環境フィールドワーク科目での Saai-MAS を用いた授業評価アンケートの導入
倉茂好匡(滋賀県立大学)
B−3. カリキュラム研究部会
座長:長田尚子・
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・【会場:総合館 共北31】
リーディング大学院プログラム「グローバル生存学」における e ポートフォリオの開発と実装
平岡斉士(京都大学)
・堀智晴(京都大学)・西真如(京都大学)・浅野泰仁(京都大学)
フローランス・ラウルナ(京都大学)・塩谷雅人(京都大学)・高野義孝(京都大学)
橋口浩之(京都大学)
・平原和朗(京都大学)・余田成男(京都大学)・寶馨(京都大学)
「学生の力」を活用した学習支援組織の運営
−SLA
(Student Learning Adviser)の採用・育成に焦点を当てて−
鈴木学(東北大学)
・足立佳菜(東北大学)
学習者目線から捉えた初年次英語授業とカリキュラムのリ・デザイン化−実態調査からの示唆と挑戦−
金岡正夫(鹿児島大学)
・横山千晶(慶應義塾大学)・渡辺敦子(国際基督教大学)
口晶彦(鹿児島大学)
カリキュラム評価における「卒業生インタビュー」の意義
−卒業生の初期キャリア形成とカリキュラムの継続的改善に向けた探索的研究−
長田尚子(清泉女学院短期大学)・武田るい子(清泉女学院短期大学)
村田信行(清泉女学院短期大学)・森田泰暢(清泉女学院短期大学)
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Ⅳ−3. 資料1
3 月 19 日(水)
C−6. 授業研究部会
座長:木野茂・
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・【会場:総合館 共北25】
協調学習の利点と課題−英語論文執筆の授業実践を通して−
加藤由崇(京都大学)
Project-Based Learning の学習過程とその成果−Student Report からの分析−
吉田文子(佐久大学)
・柿澤美奈子(佐久大学)・宮原香里(佐久大学)
大学教育における知識構成型ジグソー法の実践−教職専門科目「社会科の指導法」を通して−
三浦和美(東北福祉大学)
・渡部信一(東北大学)
大規模授業で主体的な学びは可能か−400人規模でグループ学習をした学生の振り返りから−
田中翔(立命館大学)
・木野茂(立命館大学)
C−7. 授業研究部会
座長:深野政之・
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・【会場:総合館 共北38】
初年次ライティング科目における自己点検・相互点検・教師添削の諸相
トンプソン美恵子(東京海洋大学)・大島弥生(東京海洋大学)・石井一成(東京海洋大学)
大場理恵子(東京海洋大学)
・池田玲子(東京海洋大学)
文章表現教育の可能性−自己省察としての文章表現を事例として−
谷美奈(帝塚山大学)
入学時の状態が初年次教育科目の成果に及ぼす影響
中島誠(三重大学)
・中西良文(三重大学)・大道一弘(三重大学)・益川優子(三重大学)
守山紗弥加(三重大学)
・下村智子(三重大学)
大阪府立大学における初年次ゼミナールの実践と評価
深野政之(大阪府立大学)
・谷口栄一(大阪府立大学)・山口義久(大阪府立大学)
C−8. 授業研究部会
座長:坂田信裕・
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【会場:1号館 1共25LL】
英語リーディング授業におけるアウトプット活動の充実に向けて
−iPad を利用した要約活動を中心として−
細越響子(京都大学)
・高橋幸(京都大学)
言語学を専門としない語学教員が学んでおくべき言語学
渡辺暁(山梨大学)
大学院大学短期集中講義(輪講)における「学修」の推進
駒井章治(奈良先端科学技術大学院大学)
情報リテラシー教育における授業デザイン改善への取り組み
坂田信裕(獨協医科大学)
・山下真幸(獨協医科大学)・上西秀和(獨協医科大学)
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Ⅳ−3. 資料1
3 月 19 日(水)
C−9. 授業研究部会
座長:杉田由仁・
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・【会場:1号館 1共32】
日本におけるサイエンスコミュニケーション活動事例の分類と課題の考察
−学生の社会参加という観点から−
長沼祥太郎(京都大学)
・松下佳代(京都大学)
ワークフロー分析を用いた「e シラバス」構築モデルの実装とデータ利活用の考察
池田瑞穂(関西学院大学)
教職に関する科目「教育方法論」を履修した学習者のエミックな視点からの「意義ある学び」の
質的分析
三津村正和(創価大学)
・関田一彦(創価大学)
学生授業評価における「到達目標達成度」関連要因の分析
杉田由仁(山梨県立大学)
・流石ゆり子(山梨県立大学)・小林美雪(山梨県立大学)
須田由紀(山梨県立大学)
・山本奈央(山梨県立大学)・中橋淳子(山梨県立大学)
C−10.授業研究部会
座長:長谷川元洋・
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・【会場:総合館 共北26】
TBL(チーム基盤型学習)の方略をアレンジした授業「プレゼンテーション」の学修成果と課題
中越元子(いわき明星大学)
・野原幸男(いわき明星大学)・林正彦(いわき明星大学)
小佐野磨子(いわき明星大学)
・永田隆之(いわき明星大学)・川口基一郎(いわき明星大学)
教員養成型 PBL 教育の課題と展望(X)
−特別支援教育教員養成における対話的事例シナリオの開発−
赤木和重(神戸大学)
・山田康彦(三重大学)・森脇健夫(三重大学)・根津知佳子(三重大学)
中西康雅(三重大学)
・守山紗弥加(三重大学)・前原裕樹(立命館大学)
クリッカーを活用した自学型学習の構築の試み
畔田博文(富山高等専門学校)
PBL・アクションラーニングによるリーダーシップ育成の実践
長谷川元洋(金城学院大学)
・時岡新(金城学院大学)・中村岳穂(金城学院大学)
齋藤民徒(金城学院大学)
・牛田博英(金城学院大学)・工藤多恵(金城学院大学)
岩崎公弥子(金城学院大学)
D−3. FD・授業公開研究部会
座長:井上史子・
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・【会場:総合館 共北27】
FD 実質化に必要な新たな視座−FD における学生関与の現状−
山本堅一(追手門学院大学)
・吉田博(徳島大学)・服部憲児(京都大学)
教職課程担当教員養成プログラムのめざすもの−プレ FD プログラムとしての独自性と課題−
境愛一郎(広島大学)
・山口裕毅(広島大学)・張磊(広島大学)・久恒拓也(広島大学)
大学院の FD−一筋の光明−
吉田雅章(和歌山大学)
学びあう集団・組織の構築−学生の能動的関与が促す組織的 FD−
井上史子(帝京大学)
・土持ゲーリー法一(帝京大学)・沖裕貴(立命館大学)
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− 220 −
Ⅳ−3. 資料1
3 月 19 日(水)
D−4. FD・授業公開研究部会
座長:栗田佳代子・
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・【会場:総合館 共北28】
理科大好き実験教室 2013
川村康文(東京理科大学)
教職課程担当教員養成プログラムにおける「育てたい教師像」
黒木貴人(広島大学)
・中居舞子(広島大学)・山本遼(広島大学)・小林祐也(関西大学)
学生関与の FD 活動−芝浦工業大学における SCOT プログラム事例報告−
ホートン広瀬恵美子(芝浦工業大学)・
原暢久(芝浦工業大学)
ティーチング・ポートフォリオ作成ワークショップのための基準
栗田佳代子(東京大学)
・尾澤重知(早稲田大学)・北野健一(大阪府立大学工業高等専門学校)
原暢久(芝浦工業大学)
・秦敬治(愛媛大学)・竹元仁美(聖マリア学院大学)
松本高志(阿南工業高等専門学校)・皆本晃弥(佐賀大学)
E−1. e-Learning・遠隔教育研究部会
座長:武田俊之・
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・【会場:1号館 1共33】
スタディスキル科目における LMS とモバイル機器の効果的な活用法の研究
内田啓太郎(関西学院大学)
ユビキタス映像記録視聴システムを活用した授業研究の試み (III)
平山勉(名城大学)
・後藤明史(名古屋大学)・竹内英人(名城大学)
リアルタイム評価と長期的評価
−タブレット端末 (iPad) による全学ユビキタス化から浮かび上がるもの−
小松泰信(大阪女学院大学/大阪女学院短期大学)
川﨑千加(大阪女学院大学/大阪女学院短期大学)
誰もが開講できるオープン・オンライン・コースとその高等教育への影響
武田俊之(関西学院大学)
・重田勝介(北海道大学)・森秀樹(大阪大学)
F−3. 大学生・大学生活研究部会
座長:土岐智賀子・
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・【会場:総合館 共北32】
同志社ラーニング・コモンズ内の統計から見た学習支援の内容と傾向
鈴木夕佳(同志社大学)
・岡部晋典(同志社大学)
ラーニングコモンズにおける学生の空間利用状況とその可能性
−導入期における定点観測の結果を踏まえて−
野中陽一朗(兵庫教育大学)
・丸毛幸太郎(兵庫教育大学)・中間玲子(兵庫教育大学)
宮元博章(兵庫教育大学)
・横山香(兵庫教育大学)・山中一英(兵庫教育大学)
古川雅文(兵庫教育大学)
学生サポーター養成に関する一考察−学年・参加回数に着目して−
黒田友貴(愛媛大学)
ピア・サポーターの育成・マネージメント−ピア・サポート組織の実践報告−
福田今日子(立命館大学)
・土岐智賀子(立命館大学)
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− 221 −
Ⅳ−3. 資料1
3 月 19 日(水)
小講演(2) 11:00∼12:00
インストラクショナルデザインからみた大学教育
−鳥瞰図からサンドイッチモデルへ− ・
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・【会場:総合館 共北27】
鈴木 克明(熊本大学大学院社会文化科学研究科教授システム学専攻教授・専攻長)
【司会】酒井 博之(京都大学高等教育研究開発推進センター准教授)
SD の新たなステージ「SDC(Staff Development Coordinator)養成プログラムの展開」
−スタッフ・ポートフォリオの活用を視点に− ・
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・【会場:総合館 共北28】
阿部 光伸(愛媛大学教育・学生支援機構教育企画室講師)
【司会】山本 淳司(京都大学総長室(教育)担当課長/大学院総合生存学館事務長)
「大きな問い」を失った大学−
「授業デザイン」の陥穽− ・
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・【会場:総合館 共北31】
藤本 夕衣(東京大学大学総合教育研究センター特任研究員)
【司会】田口 真奈(京都大学高等教育研究開発推進センター准教授)
大学教育改革の成功の鍵を探る
−ジグソー授業実践の10 年の蓄積から− ・
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・【会場:総合館 共北32】
白水 始 (文部科学省国立教育政策研究所 初等中等教育研究部/
教育研究情報センター 総括研究官)
村中 崇信(中京大学工学部電気電子工学科准教授)
【司会】松下 佳代(京都大学高等教育研究開発推進センター教授)
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Ⅳ−3. 資料1
3 月 19 日(水)
参加者企画セッション 13:30∼16:00
学生とともに進める FD ・
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【会場:1号館 1共32】
代表企画:梅村修(追手門学院大学)
共同企画:木野茂(立命館大学)・服部憲児(京都大学)・村山孝道(京都文教大学)
天野憲樹(岡山大学)・吉田博(徳島大学)・山本堅一(追手門学院大学)
長谷川伸(関西大学)・堀江育也(札幌大学)
鹿島我(京都光華女子大学/短期大学部)
話題提供:木野茂(立命館大学)・天野憲樹(岡山大学)・堀江育也(札幌大学)
長谷川伸(関西大学)・鹿島我(京都光華女子大学)・吉田博(徳島大学)
山本堅一(追手門学院大学)・服部憲児(京都大学)
司 会:梅村修(追手門学院大学)・村山孝道(京都文教大学)
Learning Analytics(LA)を教育にどう利用するか
−LA の現状と今後の展開−・
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【会場:1号館 1共33】
企 画:山川修(福井県立大学)・武田俊之(関西学院大学)
話題提供:武田俊之(関西学院大学)・小川賀代(日本女子大学)・森本康彦(東京学芸大学)
松田岳士(島根大学)
指定討論:安武公一(広島大学)
司 会:山川修(福井県立大学)
ティーチング・ポートフォリオの効果検証 ・
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・【会場:総合館 共北25】
企 画:栗田佳代子(東京大学)
話題提供:栗田佳代子(東京大学)・北野健一(大阪府立大学工業高等専門学校)
松本高志(阿南工業高等専門学校)・竹元仁美(聖マリア学院大学)
皆本晃弥(佐賀大学)
指定討論:吉田香奈(広島大学)・吉田塁(東京大学)
司 会:栗田佳代子(東京大学)
数学のこんな授業が文系学部でできないか ・
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【会場:1号館 1共24LL】
企 画:水町龍一(湘南工科大学)
報 告:井上秀一(帝京大学)・矢島彰(大阪国際大学)・萩尾由貴子(久留米大学)
川添充(大阪府立大学)
司 会:井上秀一(帝京大学)
教養教育におけるコミュニケーション教育
−音表現・脳科学・心理学から− ・
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・【会場:1号館 1共25LL】
企 画:山地弘起(長崎大学)
話題提供:橋本優花里(福山大学)・西田治(長崎大学)・山地弘起(長崎大学)
指定討論:Gehrtz 三隅友子(徳島大学)
司 会:保崎則雄(早稲田大学)
14
− 223 −
Ⅳ−3. 資料1
3 月 19 日(水)
学生の学びのデータ化・分析・活用
−学習科学・教育工学・教育方法学の知見から− ・
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・【会場:1号館 1共31】
企 画:杉原真晃(山形大学)
話題提供:松下佳代(京都大学)・白水始(国立教育政策研究所)・遠山紗矢香(静岡大学)
杉原真晃(山形大学)
指定討論:尾澤重知(早稲田大学)
司 会:杉原真晃(山形大学)
学生と楽しむ授業へ−コンサルティング・ワークショップ−・
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・【会場:総合館 共北26】
企 画:清水亮(同志社大学)・橋本勝(富山大学)
教育コンサルタント:上野寛子(明治学院大学)・川上忠重(法政大学)
たなかよしこ(日本工業大学)・橋本勝(富山大学)
清水亮(同志社大学)
学生コンサルタント:中里祐紀(岡山大学)・曽根健吾(東洋大学)・萩原広道(京都大学)
高橋雄大(岡山大学)・東海麻由(富山大学)
高大接続教育の実践デザインを考える ・
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・【会場:総合館 共北27】
企 画:谷口哲也(学校法人河合塾)
話題提供:椋本洋(立命館大学)・成田秀夫(学校法人河合塾)・内村浩(京都工芸繊維大学)
小林昭文(学校法人河合塾)
司 会:中井俊樹(名古屋大学)
15
− 224 −
Ⅳ−3. 資料1
MEMO
16
− 225 −
Ⅳ−3. 資料1
参加方法等について
◆参加資格
大学教育関係者、もしくは大学教育に関心のある方。
◆参加費用
一般 5,000 円
関西 FD 連絡協議会会員校の関係者 4,000 円
学生
(大学院生・大学生等学生身分を提示できる者)3,000 円
京都大学教職員等関係者 3,000 円
◆参加申込の方法
次のいずれかの方法で、2014 年 2 月10 日(月)17 時 までに、
1. 高等教育研究開発推進センターの HP の入力フォームから、オンラインで申し込む。
2. 18 ページの FAX 用フォームを使用し、FAX にて申し込む。 FAX:075 -753 - 3045
センター HP: http://www.highedu.kyoto-u.ac.jp/
◆ 情報交換会について
初日
(3月18 日)
午後 5 時半より、百周年時計台記念館 2 階・国際交流ホールにて、講師の先生方を
囲んで情報交換会を開催いたします
(会費 5,000 円)
。
こちらも併せて、お申し込みをお待ちしております。
会費は当日、受付にてお支払いください。
◆お問い合わせ
京都大学高等教育研究開発推進センター 大学教育研究フォーラム担当
[email protected]
(注)
メールを送る場合には、件名に
「大学教育研究フォーラムについての問い合わせ」とお書きください。
あさがお(ASAGAO)ML のご案内
高等教育研究開発推進センターでは、当センターに関する最新の情報を
お知らせするための
『あさがお
(ASAGAO)ML』を設けています。
この ML では、
「大学教育研究フォーラム」
「大学生研究フォーラム」などのイベント開催や
他の高等教育関連機関のシンポジウム、ワークショップの開催などの情報を提供しており、
案内を自由に投稿することもできます。
下記の URL から登録できます。
http://kyoto-u.s-coop.net/asagao/
17
− 226 −
Ⅳ−3. 資料1
FAX: 075 - 753 - 3045 宛先: 京都大学高等教育研究開発推進センター
第 20 回大学教育研究フォーラム 参加申込書( FAX 用)
氏 名
フリガナ
所 属
職 名
メールアドレス
このメールアドレスを『あさがお(ASAGAO)ML』に
登録することを
希望する 希望しない 登録済み (○をつけてください)
情報交換会
3 月 18 日(火)
17 時半∼
会費 5,000 円
参加する 参加しない (○をつけてください)
(注)
キャンセルの方は、2014 年 3 月 11 日(火)17 時までにご連絡下さい。申し込みをされて
当日お越しにならない場合には、後日請求をさせていただきます。あらかじめご了承下さい。
備 考
18
− 227 −
Ⅳ−3. 資料1
コンビニ
「ローソン」
生協食堂
「カフェテリアルネ」
生協「中央食堂」
コンビニ
「ファミリーマート」
※ 2013 年 12 月現 在 の 情 報となります。
− 228 −
IV − 4. FD ネットワーク代表者会議(JFDN)
IV − 4 − 1. 第 6 回会議の概要
2013 年 9 月 13 日(金)11 時~ 17 時、FD ネットワーク代表者会議(JFDN)の第 6 回会議が、
京都大学吉田南 1 号館 106 室にて開催された。本年度は、特別経費プロジェクトが終了した
ことに伴い、各 FD ネットワークの自主的参加という形をとったが、全国 11 の FD ネットワー
クの代表が参集し、それぞれの活動の現状と課題について報告し合った。その後、東條正範氏
(文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室専門官)、安部田康弘氏(文部科学省高等教
育局大学振興課学務係長)よりコメントをいただき、自由討議の時間を持った。
昨年度は、6 月に大学改革実行プランが出され、8 月 28 日に、中教審答申『新たな未来を
築くための大学教育の質的転換に向けて~生涯学び続け、主体的に考える力を育成する大学へ
~』が出され、本年度も、教育再生実行会議から、5 月 28 日に『これからの大学教育等の在
り方について(第三次提言)』などが出されるなど、大学教育改革は社会の喫緊の課題として
大学に突きつけられ続けてきている。一方で、FD が義務化されてから 5 年を経過し、それが
日常的な活動として位置づけられるようになったこともあってか、FD ということは一頃に比
べて前面に取り上げられることは少なくなってきたような印象もある。そのこと自体は、むし
ろ好ましいことではないかとも思われるが、大学を取り巻く状況の変化の速度はますます速
まっていく昨今、本来の意味での FD は大学教員にとってより重要な課題になってきている。
そのような状況の下、FD をどのように大学教育のなかで持続させていくべきなのか、そして
また、FD ネットワークがそれに対してどのような機能を果たしていくべきなのか、「持続可
能な FD と FD ネットワークのあり方」という課題について本年度は中心的に議論した。
1. 参加者
いわて高等教育コンソーシアム
江本 理恵(岩手大学 大学教育総合センター 准教授)
看護学教育研究共同利用拠点
北池 正 (千葉大学大学院看護学研究科附属 看護実践研究指導センター長・教授)
文部科学省
東條 正範(文部科学省 高等教育局 大学振興課 大学改革推進室 専門官)
安部田康弘(文部科学省 高等教育局 大学振興課 大学改革推進室 学務係長)
大学コンソーシアム石川
青野 透(金沢大学 大学教育開発・支援センター 教授)
福井県学習コミュニティ推進協議会(F レックス)
内藤 徹(仁愛女子短期大学 教授・F レックス FD チームリーダー)
杉原 一臣(福井工業大学 准教授・F レックス FD チームサブリーダー)
FD・SD 教育改善支援拠点
夏目 達也(名古屋大学 高等教育研究センター 教授)
− 229 −
医学教育共同利用拠点
丹羽 雅之(岐阜大学医学教育開発研究センター 教授)
大学コンソーシアム京都
徳永 寿老(大学コンソーシアム京都 事務局長)
川面 きよ(大学コンソーシアム京都 専門研究員)
山陰地区 FD 連絡協議会および山陰地域ソーシャルラーニングセンター
七田 麻美子(島根大学 教育開発センター / ソーシャルラーニングセンター 講師)
四国地区教職員能力開発ネットワーク(SPOD)/教職員能力開発拠点
山田 剛史(愛媛大学 教育企画室 准教授)
九州地域大学教育改善 FD・SD ネットワーク:Q-Links
小貫 有紀子(九州大学 教育改革企画支援室 特任助教)
相互研修型 FD 共同利用拠点
大塚 雄作(京都大学 高等教育研究開発推進センター センター長/教授)
松下 佳代(同 教授)
溝上 慎一(同 准教授)
田中 一孝(同 特定助教)
飯吉 透(同 教授)
酒井 博之(同准教授)
FD ネットワーク代表者会議(JFDN)第 6 回会議 集合写真
− 230 −
2. プログラム
2.
プログラム
時間
プログラム
内容
10:30
受付開始
吉田南1号館 106室
11:00~11:10
開会挨拶
開会挨拶:大塚 雄作
(京都大学高等教育研究開発推進センター長)
11:10
~
12:30
FD ネットワークおよ 〔発表・質疑 各20分〕
び教育関係共同利用
1.小貫 有紀子(九州地域大学教育改善FD・SDネット
拠点の現状と課題I
ワーク:Q-Links・九州大学)
「かたらしてぇ Q-Links 2013」
2.山田 剛史(四国地区教職員能力開発ネットワーク(
SPOD)/教職員能力開発拠点・愛媛大学)
「四国地区における教職員能力開発の展開と成果」
3.七田 麻美子(山陰地区FD連絡協議会および山陰地域ソ
ーシャルラーニングセンター・島根大学教育開発センター)
「山陰地域ソーシャルラーニングセンターの取組につ
いて」
4.徳永 寿老(大学コンソーシアム京都)
「大学コンソーシアム京都における持続可能な FD と
FD ネットワークのための取組」
12:30~13:30
13:30
~
16:10
昼 食
106室にて
FD ネットワークおよ 〔発表・質疑 各20分〕
び教育関係共同利用
5.大塚 雄作(関西地区FD連絡協議会・京都大学)
拠点の現状と課題II 「教育関係共同利用拠点の今後 ― 関西地区FD連絡
協議会の行方 ―」
6.丹羽 雅之 (医学教育共同利用拠点・岐阜大学)
「共同利用拠点としての成果と今後の方向性」
7.夏目 達也 (FD・SD教育改善支援拠点・名古屋大学)
「「名古屋大学FD・SD 教育改善支援拠点」の活動と課題」
8.内藤 徹(仁愛女子短期大学 教授・FレックスFDチ
ームリーダー)
「福井県のFD活動―FDチームを中心として―」
9.青野 透 (大学コンソーシアム石川・金沢大学)
「学都いしかわ・課題解決型グローカル人材育成システムの
構築」
10. 北池
正 (看護学教育研究共同利用拠点・千葉大学)
「看護学教育研究共同利用拠点の現況と課題 ―看護学教
育におけるFDマザーマップの開発大学間共同活用の促進
プロジェクト―」
11.江本 理恵 (いわて高等教育コンソーシアム・岩手大学)
「いわて高等教育コンソーシアムのFD・SDの取り組み」
16:10~17:00
ディスカッション
コメント:東條正範・安部田康弘 (文部科学省)
司会:大塚 雄作(京都大学)
17:00
記念撮影・解散
(大塚 雄作、斎藤 有吾)
(大塚 雄作、斎藤 有吾)
− 231 −
Ⅳ−4−1. 資料1
1
2
3
4
[email protected]
2013
9
13
FD
1. Q-Links
FD
SD
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FD S
D
ż
ż
żFD
FD S
D
ż
Q-Links
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© kuboyama
− 232 −
Ⅳ−4−1. 資料1
•
•
.
− 233 −
Ⅳ−4−1. 資料1
Q-Lab
laboratry
&
collaboration
− 234 −
Ⅳ−4−1. 資料1
FD
D SD
D
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”
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Q-Lab
Q-Lab
Q-Lab
Q-Lab
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9/20
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(
11 )
)
24
− 235 −
Ⅳ−4−1. 資料1
.
2012
10
12
FD
2014
SD
Q-Links
11
26
2012 11 21
17:30
19:00
14:15
17:45
2
2013 01 11
Q-Links
3
2013 6 10
18:00
20:00
18:00
20:00
4
2013 7 19
27
− 236 −
Ⅳ−4−1. 資料1
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Ⅳ−4−1. 資料1
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− 238 −
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Ⅳ−4−1. 資料1
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− 239 −
Ⅳ−4−1. 資料1
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− 240 −
Ⅳ−4−1. 資料1
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Shimane University
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Center for Educational Research
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Shimane University
Center for Educational Research
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Shimane University
− 241 −
Ⅳ−4−1. 資料1
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Center for Educational Research
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Shimane University
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Center for Educational Research
and Development (CERD),
Shimane University
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Shimane University
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Center for Educational Research
and Development (CERD),
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• E-Learning system 䛾㛤Ⓨ
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• Medical Communication ᩍ⫱䛾㐍໬䛸ᬑཬ
• Professionalism ᩍ⫱䛾㛤Ⓨ
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• Simulation ᩍ⫱䛾㛤Ⓨ
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− 250 −
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− 251 −
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− 252 −
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Role play in Japanese & English
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ᾏእ⮫ᗋᐇ⩦ㄝ᫂䞉◊ಟሗ࿌఍
すᇛ䞉㕥ᮌ䞉ஂಖ⏣䞉Dr. Lefor
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་⒪㠃᥋ Medical Interview
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་⒪㠃᥋ Medical Interview
Dr. Lefor
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Physical Examination Basics I
Dr. Salcedo
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Medical Interview& Case presentaion
Dr. Deshpande
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Physical Examination Basics II
Dr. Salcedo
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Case presentation
Dr.Oshimi
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Journal Club
Dr. Oshimi
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Advanced Clinical Reasoning Workshop
Dr. Salcedo, Dr. Thomas
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Medical Interview in English:ᇶ♏⦅
Dr. Evans
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Basic Trauma Management
Dr Bhanji
Ⅳ−4−1. 資料1
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Ⅳ−4−1. 資料1
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− 280 −
Ⅳ−4−1. 資料1
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− 281 −
Ⅳ−4−1. 資料2
2013 年 9 月 13 日 11 時~
於 京都大学 吉田南 1 号館 106 号室
FD ネットワーク代表者会議
意見交換記録
【出席者】大塚、松下、飯吉、溝上、酒井、田中(高等教育研究開発推進センター)、小貫
(九州大学)、山田(愛媛大学)、七田(島根大学)、徳永、川面(大学コンソーシアム京都)、
丹羽(岐阜大学)、夏目(名古屋大学)、内藤(仁愛女子大学)、杉原(福井工業大学)、青野
(金沢大学)、北池(千葉大学)、江本(岩手大学)、東條、安部田(文部科学省)
(安部田)FD を大学で担当されている方々の苦労がわかった。今後の 18 歳人口の動向を
考えると、大学の生き残りのために FD は重要な手段である。よって大学運営側が FD
について理解していないのであれば、理解してもらうための仕掛けを打ち出す必要が
ある。また、具体的に申し上げることはできないが、FD と IR の関係についても気に
なる。次に、分野・領域別の FD を展開することはできないのか。同じ地域内で、同
領域の FD を展開すると学生の奪い合いになる。ICT を利用し地域を超えた FD 活動
の可能性はありえないのか。OCW、 MOOCs の伸長に対応する FD も考える必要が
ある。
(東條)FD・SD に関心の無い教員と職員をどう振り向かせれば良いのか。千葉大学の調査
(p.70)では FD に消極的な教員が少ないようであったが、これは他のネットワークで
も同じなのか。
(青野)安部田さんへの提案になるが、全国すべての大学が参加する FD 協議会を作るつも
りはないのか。たとえば全国組織として大学教育学会があるかもしれないが、これは
FD のためだけのものではない。次に、各大学が学生を奪い合うという利害関係があ
る中で、FD についても、情報共有が難しいという状況だ。
(飯吉)現在は FD 活動が成熟してきている一方で、フラット化して地域の特色が失われて
きている。全国大会等で、最先端の本当に面白い情報を得るには、金銭的な負担が大
きい。そこで ICT を通じて、小さい特殊な FD コミュニティを多数作るのはどうだろ
うか。持続しない小さいコミュニティが連動して大きな流れを作れれば面白い。また
潜在的なニーズとしては、外国人に対する FD はどうするのか。これは今までの FD
では全く対応できない大きな問題となるだろう。
(大塚)大学教員で FD を好む人はいないという状況で、部局改編が起きると、小さなセン
ターは真っ先に不要とされる。この点を理解して欲しい。
(夏目)FD についてはどの教員も消極的である。そこからセンター不要論というものも出
てくる。行政の方での支えなければ、せっかく芽生えた様々な動きが潰されてしまう
− 282 −
Ⅳ−4−1. 資料2
だろう。拠点制度がある限り執行部は FD センターの改編に手を出せない、というこ
とも重要な事実である。FD が十分に広まったというのではなく、これからさらに発
展させる必要がある、という認識を文科省には持って欲しい。
(徳永)FD の義務化というのではなく、FD を受けられることが教員の権利になるような
ヴィジョンの転換が必要である。また、コンソーシアムが予算を申請しなかった事例
が紹介されたが、申請しても落選した事例もあることを承知いただきたい。
(飯吉)定員割れの恐れがある中、多くの大学は何でもやるという状況にある。その中の選
択肢の一つが FD であり、FD の義務化とは最低限の質保証である。しかしその質保
証で学生は来るのだろうか。教育力を上げたとしても、そのパフォーマンスを社会に
認めさせ、出口を作らないと学生に魅力は無いのではないか。学生支援、企業研修制
度に勝てる FD が求められる。
(山田)四国の大学は、四国内の学生だけでは定員を満たせない。そういった状況下で、四
国の学生は何で大学を判断するかというと、偏差値である。私の報告では IR に注力
するということであったが、FD と IR が現実的成果を上げられるかははなはだ疑問
である。また IR では中立性が重要であるので、FD という顔の見える支援的取り組
みとは両立しにくい。もっとも、二つの部署を分ければ良いとも思わないが。
(大塚)それは広い意味での大学評価の課題と言えるだろう。ところで、拠点の認定が判明
しない状況で、拠点の概算要求は可能なのか。そのスケジュールはどうなっているの
か。先んじて組織改編にさらされると、仮に予算があっても事業の継続は不可能であ
る。
(安部田)通常のスケジュールでは問題があることについては認識しているので、切れ目が
ないようにしたい。特に特別経費の部分は、概算要求に支障がないようにするつもり
である。拠点の制度は FD を推進するためのツールとして重要であると我々も考えて
いるので、きちんと手当ができるようにしたい。
(夏目)せっかく出てきた芽なので、行政の方でもぜひ支援して欲しい。
(丹羽)他大学への支援は大学の執行部から理解が得にくいので、やはり行政からのお墨付
きは重要である。それから、文科省としては拠点の評価はどうしているのか。
(安部田)評価の指標をどうするかが難しい。しかしながら、省内では評価をするようにと
の議論がある。
(松下)FD の 10-20 年の見通しを文科省はどう考えているのか。
(安部田)率直に申し上げて、それは FD が義務付けられた段階で各大学に委ねられたと考
えている。ただし「大学改革加速プログラム」ではより発展的な支援を考えており、
そこでは効果検証が可能な形での FD が求められるだろう。
(杉原)私のように若いときに FD 委員長に携わると、それこそ 10-20 年間任期が続くと
予想されるので、そういった状況を考慮して FD の支援を賜りたい。
文責:田中一孝(高等教育研究開発推進センター)
− 283 −
IV − 4 − 2. 第 6 回 FD ネットワーク代表者会議を終えて
2013 年 9 月 13 日(金)11:00 ~ 17:00、京都大学吉田南 1 号館 106 室において、全国か
ら 11 の FD ネットワーク、教育関係共同利用拠点の代表者が集まり、第 6 回 FD ネットワー
ク代表者会議(Japan Faculty Development Network : JFDN)が開催された。
本年度は、京大センター申請の特別経費プロジェクトが終了したことに伴い、昨年度までの
報告者の招待という形はとれず、各 FD ネットワークの自主的参加としたことで、どの程度の
ネットワークが引き続き参加してくれるのか危惧されたが、全国 11 の FD ネットワークの代
表が参集してくれたことに、まずもって感謝の意を表しておきたい。また、それぞれの FD ネッ
トワークの活動の現状と課題の報告は、毎年、総体的に充実度が増してきているように思われ、
今回も、参加ネットワーク互いのよい刺激の機会とすることができた。
FD が法制的に義務化されて 5 年が経ち、「FD」という言葉の逼迫度も一頃に比べて減退し
てきている印象もある昨今、FD ネットワークも一つの曲がり角に来ているとも思われ、その
活動を今後どう展開していけばよいのか、改めて原点に立ち返って考え直す時期に来ている。
今回は、その意味で、持続可能な FD ネットワークのあり方を JFDN の一つのテーマとした次
第であり、そのことも含めて、貴重な情報交換、意見交換の場とすることができたのではない
かと思う。
各ネットワークからの報告の後、安部田康弘氏(文部科学省高等教育局大学振興課学務係長)、
東條正範氏(文部科学省高等教育局大学振興課大学改革推進室専門官)よりコメントをいただ
いた。
安部田氏からは、「FD を大学で担当されている方々の苦労がわかった。今後の 18 歳人口減
少の動向を考えると、大学の生き残りのために FD は重要な手段であり、大学運営側が FD に
ついて十分に理解していないのであれば、理解してもらうための仕掛けを打ち出す必要がある。
また、今後の課題として、FD と IR の関係がどのようになっているのか、また、分野・領域
別の FD を展開することはできないのかといったことが挙げられるように思う。同じ地域内で、
同領域の FD を展開すると学生の奪い合いになるという点も考慮する必要があり、その点で、
ICT を利用し地域を超えた FD 活動の可能性はありえないか。OCW、MOOCs の伸長に対応
する FD も考える必要がある。」といった趣旨のコメントがあった。また、東城氏からは、
「FD・
SD に関心のない教員と職員をどう振り向かせれば良いのか。」という課題が取り上げられた。
それに対して、以下のような意見交換が行われた。
① 地域では、各大学が学生を奪い合うという利害関係もあり、FD に関する情報共有も難し
い点もあることから、全国すべての大学が参加する FD 協議会を作ることはできないか。
② 現在は FD 活動が成熟してきている一方で、フラット化して地域の特色が失われてきてい
る。全国大会等で、最先端の本当に面白い情報を得るには、金銭的な負担が大きい。そこで
ICT を通じて、小さい特殊な FD コミュニティを多数作るのはどうだろうか。小さいコミュニ
ティが連動して大きな流れを作れれば面白い。
③ 外国人教員などが増加する方向性が見える中で、潜在的なニーズとして、外国人に対する
FD はどうするのか。今までの FD では全く対応できない大きな問題となる可能性がある。
④ 大学改革の流れの中で、部局改編などの動きが起こると、大学教員で FD を好む人はいな
− 284 −
いという状況もあり、FD などを担当している小さなセンターは真っ先に不要という意見が主
流となる。ネットワークを担当しているセンターなどについては、学外の行政等からのサポー
トが必要となる。
⑤ FD についてはどの教員も消極的である。そこからセンター不要論というものも出てくる。
行政の方での支えなければ、せっかく芽生えた様々な動きが潰されてしまうだろう。拠点制
度がある限り執行部は FD センターの改編に手を出しにくいということも重要な事実である。
FD が十分に広まったというのではなく、これからさらに発展させる必要がある、という認識
を文科省には持って欲しい。
⑥ FD の義務化というのではなく、FD が教員の権利となるようなヴィジョンの転換が必要で
ある。
⑦ コンソーシアムが予算を申請しなかった事例が紹介されたが、申請しても落選した事例も
あることを承知いただきたい。
⑧ 定員割れの恐れがある中、多くの大学は何でもやるという状況にある。その中の選択肢の
一つが FD であり、FD の義務化とは最低限の質保証である。しかしその質保証で学生は来る
のだろうか。教育力を上げたとしても、そのパフォーマンスを社会に認めさせ、出口を作らな
いと学生にとっての魅力は出てこないだろう。その視点から FD を考えてみてはどうか。
⑨ 学生が受験する大学を選択するときに、最も大きなものは「偏差値」である。IR に注力
することも求められているが、FD と IR が現実的成果を上げられるかははなはだ疑問である。
IR では中立性が重要であるので、FD という顔の見える支援的取り組みとは両立しにくいとい
うこともある。もっとも、IR と FD の二つの部署を分ければよいということでもなく、それ
を以下に連携させていくかは大きな課題だろう。
⑩ それは広い意味での大学評価の課題とも言えるだろう。
⑪ 拠点の認定が判明しない状況で、拠点をベースとした概算要求は可能なのか。そのスケ
ジュールはどうなっているのか。先んじて組織改編にさらされると、仮に予算があっても事業
の継続は不可能という可能性もある。
⑫ 通常のスケジュールでは問題があることについては認識しているので、切れ目がないよう
にしたい。特に特別経費の部分は、概算要求に支障がないようにするつもりである。拠点の制
度は FD を推進するためのツールとして重要であると我々も考えているので、きちんと手当が
できるようにしたい。
⑬ 他大学への支援は大学の執行部から理解が得にくいので、行政からのお墨付きは重要であ
る。文科省として拠点の評価はどうしているのか。
⑭ 評価の指標をどうするかは難しい課題であるが、それについての議論は続けている。
⑮ FD の 10 ~ 20 年の見通しを文科省はどう考えているのか。
⑯ 率直に申し上げて、それは FD が義務付けられた段階で各大学に委ねられたと考えている。
ただし「大学改革加速プログラム」ではより発展的な支援を考えており、そこでは効果検証が
可能な形での FD が求められるだろう。
⑰ 若いときに FD に携わると、10 ~ 20 年間任期が続くと予想されるので、そういった状況
を考慮して FD の支援を賜りたい。
以上のように、ディスカッションでは、FD ネットワークの存続に関わる問題も含めて、今
後の FD のさまざまな課題が取り上げられた。
FD に関しては、方向性として、今後、時代の変化、ICT などのテクノロジーの発展に伴って、
− 285 −
FD そのものはますます重要な役割を果たしていくであろうことは、この JFDN の場では少な
くとも共有された。その中で、FD ネットワークという、そう簡単ではない取り組みをどのよ
うに継続させて行き得るのかが問われることになるが、その際に、FD という、大学教員には
基本的には敬遠されている取り組みにどう市民権を与えていくかということと、そういう状況
にあって、どういう支援が求められるかという点が課題として取り上げられた。
前者については、グローバル化の中で、外国人教員を対象としたり、また、英語で授業を行
うことに関する新たな FD の課題などが、切実に教員に突きつけられていく可能性は大きいし、
また、MOOCs などに代表される遠隔授業の広がりも、大学教員に対するプレッシャーとなっ
ていくことが予想され、大学教員が「研究」に関わっていさえすればよいということはなく、
教育に関わる FD を敬遠してはいられない外的状況が身近に迫っているということは否定し得
ないことであろう。
ただ、外的状況にのみ頼ることは持続可能性という点では心許ない部分もあり、それを機
に、むしろ、FD そのものが自分にとって意義のあるものとして内発的に位置づけられるよう
な FD 観を、この FD ネットワークの取り組みの蓄積などを通して共有していくということも
意識しておきたいところである。そのためには、FD 講演会やワークショップ、授業評価など、
定型的な FD 活動から一歩脱却して、MOOCs などのオンライン教材の共同制作であるとか、
教材の共有化を図る何か新しい仕掛けを模索していくことも一法であろう。そのような新しい
試みは現時点の通念では「FD」とは呼ばれないかもしれないが、「FD」を意識せずに教育力
を醸成していくことのできる機会になるようであれば、我々が発展を期すのは「FD」ではなく、
大学教育そのものであるわけでもあり、有意義な試みとなっていくと思われる。いずれにして
も、まずは、日頃の FD 活動を地道に積み重ねていくことで、大学教員にとっての FD の内発
的な意義を少しずつ浸透させていく以外にないであろう。
FD ネットワークへの支援という後者の点については、昨年の後記にも触れたように、少な
くとも今の日本の大学の風土においては、継続的な予算的措置が必要不可欠であるということ
を改めて強調しておきたい。何故、わが国において、十年一日のごとくに、大学教育改革が叫
ばれてきているのは、何度も繰り返し出されている答申やまた GP の予算措置などによって、
短期間では盛り上がりが見られたとしても、それが長続きもしないし、横にも広く普及してい
かないまま尻すぼみになったり、あるいは、制度的に形だけ導入されたりといったレベルで終
わってしまっているところにその一因があると思われる。教育的な営みには適切な人材リソー
スの投入が不可欠であり、その下に、教育方法をも含んだ教育素材を創り出し(create)、そ
れを蓄積・共有し(share)、さらに活用・評価していく(use)というサイクル(CSU サイク
ル)を回していく必要がある。それを継続的に蓄積し、活用していくためには、教育素材に関
してはビジネスが成立するというわけでもないことから、その拠点となるべきところに、それ
なりの予算措置が必要とされることになる。わが国の大学では、教育の部分は二の次という風
土もあって、予算措置のあり方も研究や開発プロジェクトを念頭に置いたものがほとんどであ
り、FD ネットワークの拠点に関しても、活動そのものよりも、常に、予算獲得をどのように
したらよいかに精力が切り裂かれる現状である。これは、突き放してみれば、拠点のエゴと言
われてしまうかもしれないが、もう一段上の視点から見れば、わが国の教育を実のあるものに
していくためにはそう簡単に切り捨てられないことでもあろう。そのように行政レベルを突き
動かすためにも、その雰囲気作りが必要であり、昨年度テーマにした「評価」のあり方、言い
換えれば、FD ネットワークの成果をわかりやすく示す努力も必要とされることになるだろう。
(大塚 雄作、田中 一孝、斎藤 有吾)
− 286 −
IV − 5 − 1. 相互研修型 FD 共同利用拠点諮問委員会の概要
2013 年 2 月 28 日(木)14 ~ 17 時、京都大学楽友会館会議室にて、相互研修型 FD 共同
利用拠点諮問委員会が開催された。
出席者は、委員として、諮問委員会委員長の舘昭桜美林大学大学院大学アドミニストレーショ
ン研究科 教授をはじめ、天野郁夫東京大学名誉教授、絹川正吉新潟大学理事、羽田貴史東北
大学高等教育開発推進センター教授、大塚雄作京都大学高等教育研究開発推進センター長、中
崎明京都大学学務部共通教育推進課長の他、本センターからの陪席者として、松下佳代教授、
飯吉透教授、溝上慎一准教授、田口真奈准教授、酒井博之准教授、田川千尋特定助教、高橋雄
介特定助教、坂本尚志特定助教、田中一孝特定助教であった。なお、諮問委員の寺崎昌男立教
学院本部調査役は所用のため欠席された。
本諮問委員会は、特別経費プロジェクト『大学教員教育研修のための相互研修型 FD 拠点形
成』の最終年度にあたることから、そのプロジェクトの外部評価を兼ねて実施された。
そのベースとして、諮問委員の方々には、2012 年度の活動報告をまとめた『相互研修型
FD 拠点活動報告 2012(京都大学高等教育叢書 32)』と共に、拠点認定時に諮問委員の先生
方にご登壇いただいたシンポジウムをまとめた『FD ネットワークの展開と大学教育改革の方
向性を問う(京都大学高等教育叢書 30・2010 年 9 月 7 日開催)』を事前にお送りした。前者
の活動報告には、5 年度間のプロジェクト日誌(p.25 ~ p.33)などを含んでおり、あらかじめ、
特別経費プロジェクトの全体の流れを諮問委員の方々には掴んでおいていただいている。
また、当日、特別経費プロジェクトの総括国際シンポジウム『ネットワーク時代の大学教育
改善―学びと教えの相互深化を持続させる―(2013 年 1 月 27 日開催)』の資料集を配付し、
そこに掲載されているスライド配付資料版『FD ネットワーク形成のこれまでとこれから―相
互研修型 FD 拠点形成 2008 ~ 2012―』に基づいて、当該プロジェクトの概要が説明された。
その配付資料版を、本年度の情報も若干追加して改訂したものを、
【資料】として掲載しておく。
その説明の後、諮問委員から質問およびコメントをいただく機会を持ったが、その主な内容
は以下のようなものであった。「→」以下は、本センターからの回答である。
① 国際レベルでのシンポジウム、学会(ISSOTL)参加などは、記録に残っているか。
→ 資料集、予稿集などに掲載されている。ISSOTL への参加は、相互研修型 FD と
Scholarship of Teaching & Learning(SOTL)という考え方が一致しているため。
② ネットワークとは何か?国際連携は、シンポジウム、学会発表で連携と言えるか?学内か
ら国際にわたって 4 つのレベルがあるが、それぞれネットワークの形は違っているのでは?
また、ネットワークを通じて大学教育を改善していくとすれば、次の5年間に対するビジョン
は何か?
→ ネットワークをどう捉えるかということは一言ではいえないが、少なくとも、ネット
ワークというからには一方向ではいけないと思うので、相互方向性ということを一つの
ポイントにしている。従って、国際連携については、ISSOTL で発表するだけ、国際シ
ンポジウムで人を呼んで話を聞くだけ、というのにとどまらないように意識している。
例えば昨年度ハーバード大学よりピア・インストラクションについてマズール先生をお
呼びしたが、これは溝上先生が学内で同様のことを行っていて、共同研究の形をとって
− 287 −
いる。2008 年のメアリー・ヒューバー、マギール大などとの連携も、共同研究の形をとっ
ている。
③ ネットワークを強めるというのは、個別の大学が持っている視野の狭さをどのように広げ
ていくか、ということだと思う。もう少し組織としてものを考えられるものに成長する必要が
あるのではないか。学内で認められないと何もできないというところがあるので、学内自体が
大学全体の視野も持ってほしいと思う。
④ 全国レベルの代表者会議には、まったく違う組織が集まっていると思う。こういう形でも
よいのだろうが、関西 FD のようなタイプが全国にいくつもできていく、このようなイメージ
はあるのだろうか。文科省のずるいところは、特定のところにお金を出して、やりなさいとい
う風であるが、ブロック制でやったほうがよいのではないか。理想型はどこに行くべきか。
⑤ 関西 FD が成り立っているのはロケーションの良さがあるからだと思う。集まるための距
離の問題がある。むしろ、各機関における FD 組織の位置づけ(学長との関係等)がきちっと
していない限り、存続が危ないと思っている。自分の大学のことしか目に入っていない時に、
全国でつながっていくことの難しさがあると思う。ネットワークの基盤となっている各組織の
弱体化の問題。ごく一部の機関しかこのような議論ができないなかで、どのようにネットワー
クを作るのか。組織化はどうしたらいいのか。
⑥ FD ネットワークができた頃は情報交換の重要性があった。しかし結局 FD は大学個別の
問題である。日本の場合は国立・私立が別の世界を作ってきた。特に私立の小規模校は自力で
FD プログラムを組めない。こうした孤立した私立大学をどうするか。そうした問題もある。
京大の取り組みは非常によいが、類似のものが各地にできるか難しい。
⑦ 四国のネットワークと関西 FD との差異は? 各大学が組んだプログラムを共有していくと
いうやり方という点では類似しているとも言えるが、四国の取り組みは一つのタイプであって、
大学の組織的な取り組みで会費も高い。しかし関西の場合は個人参加の色彩がある。また、四
国の場合は相互研修ではなくトップダウン型。二つの対照的な成功した FD ネットワークと言
える。大学間の共通項がだんだん消失していっているのは問題ではないか。
⑧ 大学教育研究フォーラムは京都で始められて、一種の学会、全国学会化している。これは
京大がコスト負担をしているのか?
→ 特別経費を中心に京大のセンターの存在意義を示すものとしてやってきた。特別経費
が切られて、来年以降は会費をとらざるを得ない。学会と異なり、年会費などもなくやっ
てこれているので、毎年の参加に気安さがあると思われる。内容的には、大学教育学
会、高等教育学会などとも近くなってきているが、基本的には、教育実践者が自らの教
育の場を研究対象としてその成果を共有する場という位置づけ。分野を問わず FD 関係
者がフォーラムに 100 名くらい全国から来られている。もう一つは、専門分野で大学
教育学会や高等教育心理学・教育工学・外国語教育の方々が 100 名くらいいらしている。
残りの 400 くらいは緩やかに他学会にもかぶっていると思う。
⑨ フォーラムのアウトカム(発表の質)をどう思うか。発表のレベルの低さが気になっている。
→ 申し込みの案内を出す時に、個人研究発表を設け始めた頃から、形式を設定すべきと
いう話もあったが、分野がいろいろであったり、そこは深く求めないことにした。その
かわり、申し込みの案内を出すところで、発表の要件を 5 つくらい提示しており、そ
んなにひどいものはない。当初は、高校の先生が一言もの申すとか、現場を持たない人
が高等教育に一言もの申したいという話があり、ご遠慮願うということもあったが、こ
の 7 ~ 8 年はそのようなことはない。学生 FD が進んで来て発表を希望する学生もいる
− 288 −
が、指導教員をつけるなどして、質の保証には配慮している。また、各セッションから、
センターの教員が分担して、よい発表については推薦し、センターの紀要に投稿依頼し、
査読を経て掲載するということも行っている。
⑩ 他のネットワークとの関係はどうか?
→ 京都にはすでに大学コンソーシアム京都というネットワークがあるので、紛らわしい。
さらに、私立大学のネットワークもあるので、関西 FD の特色を強調することが難しい。
個々のネットワークの特色を出していくということが課題。
⑪ 概算要求書では、学内負担分が 6000 万ということで京都大学が負担している。そのぶん、
学内のためだけにやりなさいという話になるのか?
→ 概算要求の書類上のことであるが、要は、申請するプロジェクトに対して、文科省か
らの運営費交付金のみではなく、京都大学もこれだけのリソースを割いて取り組むとい
う意志表示の部分と考えたらよい。最近は、あまり意味があるとは思えないが、エフォー
ト率などの記入も求められたりしている。学内的には、確かに、リソースを割いている
のだから、学内のために有用であることも期待される部分もあり、学内の風あたりは厳
しくないとは言えない。また、全学教育シンポジウムなど、学内的にリソースを出して
いる部分も、学内負担分として含められている。
⑫ 私立の立場から考えると、国立大学というのは、日本の大学教育に対してもっとサービス
すべきだと思う。6000 万、それは京都大学のためだけにあるのではないと思う。
→ 特に京大は全国の大学をリードしていく役割も担うべきと考えている。しかし、京大
内の組織再編の委員会などで、センターのような小さな組織は矢面に立たされている。
各部局で FD はできるようになってきたからセンターのミッションは終わっているので
はないかという意見も出て来ており、センターの立場は共同利用拠点の認定を得たから
といって安泰ではない。全国の FD、大学教育改革全体を見渡す立場が学内に必要であ
るという意識を持っている人は少ない。
⑬ アメリカの Higher Education センターもそうで、FD が重要という啓蒙活動を終えた後は
各大学の教員の責任ということで学会ができたり、パブリケーションなどが出回ったりした。
イギリスのように、専任を置くような方向へはいかなかったということでよいか?
アメリカは CTL(Center for Teaching & Learning)だが、そういった FD センターから部
局に普及してしまうと、センターは何をすればよいかということがある。大学教育自体は課題
がどんどん新しくなっていくこともあり、センターを大きくしていくという考え方もあれば、
大きすぎるので機能別に分かれて分化させようという意見もある。
⑭ FD 全般のネットワーク論になっているが、相互研修型の FD としての報告がちょっと見
えづらかった。アメリカの学会でも Mutual Faculty Development というのが言葉として定
着していると聞いているが。
コンセプトからいうと、田中先生が言っていた相互研修型という理念が拡散した感がある。
parcticular だったのが、general になっているように思う。拠点形成ということからいうと、
この 5 年でかなり立派なことをしてきたと思う。拠点形成と、相互研修型 FD がどのようにつ
ながっていくのか。お互いに利用し合う、という意味に相互研修型がずれていっていると思う。
田中さんの言っていた本来の相互研修型は、教員の自立性、自立して解決していくということ
だったと思うが、今は営みそのものになってしまっている。
⑮ 諮問されている内容が相互研修型 FD の内容というようになっているので。多くの説明が
FD の共同利用型拠点としてのものであり、相互研修型 FD についての理念がよくわからない。
− 289 −
田中先生のおっしゃったものがどのようにセンター内で展開されたのか、みなさんの共有財産
となったのか。共同利用拠点としては、よくやりました、ということになると思うのだが、相
互研修型についてはどうか?
→ スライド 4 に、相互研修型 FD のことがあるが、田中先生が最初におっしゃったのは、
教員と学生の相互性だった。プロジェクト開始にあたって相互性という概念を拡張した。
当初は学生と教員の相互性であった。それを FD に広げて教員同士の相互性という概念
を作った。2008 年から拠点を開始するにあたり、組織間の相互性に概念を意図的に拡
張した。愛媛を中心とする四国の SPOD は会費が 200 万であるが、関西 FD は 2 万で
ある。確かに、大学間相互ということになると、SPOD ほどには相互的ではないという
ことになるかもしれない。2008 年から FD が義務化される中で、経営基盤の弱い弱小
大学がたくさんあり、関西 FD のイベントにでられる先生方はこのような大学の先生が
多い。自分の大学では FD が行われていないところの先生方である。教育に関心を持つ
仲間も大学にはいないが、関西 FD のイベントで仲間に出会い、連帯を深めているとい
う意味で関西 FD はうまく機能している。京大が資金をだして運営しているが、関西地
区、全国に共同研修の機会を提供し、日本の高等教育の質向上にそれなりに寄与してい
る。だが、執行部にはなかなか理解されづらい。拠点の認定のあるあと 2 年間は大丈
夫だろうがその後はわからない。
⑯ 相互性の拡張について。田中さんの概念の出発点は 50 ~ 60 年代のサークル活動だったの
ではないか。これは運動だと田中さんに言った。それが初発だ。FD 義務化して状況が変わった。
それと田中さんの運動とは違うレベルにある。フォーラムまでは話し合い、学び合いの活動で
あったが、それ以降は変質してしまった。使命が終わったと考えることもできるが、私として
はもう少し続けてほしい。関西はかなりできたが、全国的にはまだまだ。運動から政策へとい
う移行で、違和感があるのかもしれない。
SOTL と京大のセンターの営みの類似性をどのようにはっきりおさえているのか。SOTL の
場合はそれぞれの教員がそれぞれのディシプリンを踏まえて参加している。フォーラムもよ
く似ている。そのあたりの整理は?カーネギーが手を引いても SOTL が壊れるわけではない。
京大と SOTL を比べると、京大は手を広げすぎているのではないか。SOTL はディシプリン
基盤。フォーラムではそういうわけにはいかない。そこが課題。日常性ということは、つきつ
めればディシプリンが根底にある。
→ フォーラムでの発表が学会発表となるかは各大学によっては違うだろう。教育研究活
動を発表する場としてフォーラムは機能している。SOTL の場合、各学会に働きかけ、
教育研究活動を学会誌に掲載、学会発表を奨励。カーネギー財団だからできたことで、
京大には難しい。相互研修型 FD を今後どう展開するかというなかで限界があるだろう。
カーネギーでも、グローバル対応のための教養を構築するために、インターディシプリ
ンに対する問題意識があり、SOTL でも論じられてきた。現在ディシプリンの枠を超え
るという試みに発展しつつある。フォーラムの場合は出発点がすでにディシプリン横断
的だった。
⑰ ディシプリンと日本語の専門は違う。日本の学問、特に人文系はディシプリンがない。相
互研修型がいくら広がってもいいが、それが相互研修型でないものに対してどのような効果を
与えているのかが重要。原点としては学び合の相互性だが、そうでないものに対して成果を上
げているということを明確にしなければならない。
フォーラムはその部分で成果を上げていると言えるかもしれない。
− 290 −
個々のレベルの活動で得られた成果について、データをもとにまず内部で評価するべきだろ
う。フォーラムの重要性は会費がないことだけでなく、他の学会にないティーチングとラーニ
ングに関する知見やケース・スタディも集まっている。だが、参加していない教員にインパク
トを与えるためにはレビューなどの仕組みが必要。相互研修を集まって話して満足するだけで
は国の経費をもらってやる意味がない。向上を目指さねばならない。聞いているとそのあたり
が出てこないので心配になる。
いちばん人が集まるのは大学教育研究フォーラムと大学生研究フォーラム。後者についても
う少し説明を。
→ 大学生研究フォーラムは学生調査を行って、それをもとに教育改善、学生の成長につ
いて考えてきた。調査から見えてくる学生の問題点と実践をつなぐ試み。大学教育研究
フォーラムと形式が異なり、個人研究発表はない。こちらで企画したセッションを行う。
キャリアについて焦点を当てて、大学教育との関係について考えている。2 年前より東
大も主催に加わった。電通育英会には諸費用を拠出していただいている。
相互研修型 FD の成果について。成果についてのエビデンスが見せられていないとい
う課題は認識しているが、問題は FD の成果とは何か、ということ。たとえば SPOD の
成果は何なのか。SPOD との大きい差異には研修プログラムの設定方法がある。SPOD
はトップダウン式。われわれは資料 1 の 10 にあるように、関西 FD の取り組みの中に
はライティングのワークショップなど、各大学が事例を持ち寄って行う形式があり、ポ
スターセッションなどのピアレビューもある。文学研究科プレ FD でも同様である。こ
ちらから目標を押し付けるのではなく、場を提供し、それぞれの経験を持ち寄り出し
合い、お互い研鑽しあうという構造をとっている。学会であればこれは当然であるが、
SPOD のプログラムと比べると、相互研修型という形で取り組んでいると思う。それが
独自の成果になっているのか、結局 FD の評価に帰着するのではないか。
⑱ すでにある FD の成果に関する指標ではだめなのか。大学教員は自分の学会、授業の最適
解にしか一般的に関心を持てない。たとえば研究倫理の問題などは、教員が集まっても出てこ
ない。トップダウンでしかできない。そういう面をどう組み込むのか。日本の高等教育全体の
課題について取り組むために、機関相互の関係の中で日本の高等教育を改革するという目標を
設定しないといけないのではないか。この課題が落ちているのではないか。
→ 日本の高等教育改革は、我々としては常にその視点をもつように心がけている。大学
と社会の接点で出てくる新しい課題は、アクティブ・ラーニングや学習とキャリアとの
架橋のような問いは、トップダウン的にテーマ化しないと広まっていかない。相互研修
型で取り組んでいるプログラムもあるがトップダウン的に行っているプログラムもあ
る。
⑲ 4 つのレベルにわたる事業の結果として、どの程度センターとしては達成感があるのか、
それが見えにくい。大学院生のための教育実践講座や文学部プレ FD は相互研修型 FD の大き
な成果ではないかと思う。それを PR する視点が必要だろう。もう一点は、地域レベルについ
て。ここでの実践も重要だろう。こういう実践が他の地域のモデルになりうるのか。どこに問
題があるのか、何が成果か、自己評価が必要だろう。外に向けたアピールが必要。
→ ご指摘の通り。叢書に自己評価の文章を入れなければいけないとは考えていたが報告
だけで終わってしまった。手ごたえがあるのはプレ FD であったり大学院生の教育実践
講座。これらはプロジェクトの間にうまく成長してきた。新任教育セミナーについては
始まったばかりでまだわからないが、今後の発展が期待できる。関西 FD も、参加者の
− 291 −
間には情報交換だけでなく、共感を共有でき、自分の大学に戻ってそれを活かすことが
できる。だからこそ、こうした研究会への参加校が増えている。また、事務職員の参加
も大きい。これも一つの成果。ただ、関西 FD には達成感、手ごたえがない。関西 FD
で助かっているという大学の声がなかなかない。
ただ、小規模校からの肯定的な反応はかなりある。大規模大学たとえば阪大、関大な
どが、大規模大学の使命として研修提供の重要性を認識し始めている。これは継続の成
果だろう。小規模校からのアンケート結果がこうした成果の大きな要因。プレ FD も、
相互研修型でなければ文学研究科は絶対参加しなかった。相手の文化を尊重しながら
行ってきた。
文学研究科のプレ FD については、自分の日常から話を始めている。決して日常性、
ローカリティをトップダウンにおいては無視しているのではない。伝えたいことをうま
く伝えられる仕組みを作ってきたからこそ、4 年間を通じて進歩してきている。フォー
ラムについてもテーマ設定によって発表が増えるなど、単なるボトムアップでなく、価
値づけもしている。
⑳ 刊行物にできる成果以外の戦略性など重要であり、それを提示してほしい。
外部から見ると、相互研修型 FD の成果を、自分たちで認識して、箇条書きでいいので示し
てほしい。そしてそれが拠点の、センターの働きかけの成果だと明確にしてほしい。
4 年間努力してきたが、努力のレベルで終わっている。自分たちで立体的に問題構造を把握
してもらわないと、評価する方も難しい。時間がないのはわかるが、頑張ってほしい。
→ PDCA 的な議論は毎年合宿で行っているが、外部の形に見えるようになっていない。
㉑ 自己評価とは自己主張である。センターとしての自己主張をはっきりさせなければならな
い。5 年間でこれだけのことをやったのは大変なことだ .。
資金がなくなって消えるのはもったいない。
文科省としてはコストパフォーマンスがよかったのではないか。
プロジェクトにおいては人材育成も重要なミッション。人材の再生産サイクルの確立が重要。
どれだけリーダーが育ったかも考慮しないといけない。
ここ 5 年、大学教育関係の出版物が飛躍的に増えた。啓蒙的な活動は増加している。学会
も大きく変質している。
→ ローカリティが重要な要素であることは自覚して相互研修型としてやっているわけだ
が、その共有もわれわれの使命である。それぞれのローカリティが大きな流れのなかに
位置しているのだから、普遍的な視点も重要になる。そういう意味でローカリティと普
遍的なものの融合を大学教育学、高等教育学の中で行うことをわれわれの使命として努
力していきたい。スタッフがミクロなアプローチをする傾向にあるので、マクロな視点
からご意見をいただけるのはありがたい。
以上
(大塚 雄作、田中 一孝)
− 292 −
Ⅳ−5−1. 資料1
1
2013.2.28@京都大学楽友会館
相互研修型FD拠点諮問委員会資料
特別経費「大学教員教育研修のための相互研修型FD拠点形
成」プロジェクト総括シンポジウム『ネットワーク時代の大学
教育改善―学びと教えの相互進化を持続させる―』資料より
1. 相互研修型FD拠点形成プロジェクト
• 2008年度
FDネットワーク形成の
これまでとこれから
▫ 大学設置基準の改定により
FD (faculty development) 義務化
↓
▫ 5年間の特別経費プロジェクト『大学教員
教育研修のための相互研修型FD拠点
形成』(2008~2012)を高等教育研究開
発センターが開始
京都大学高等教育研究開発推進センター
大塚雄作
(予算約1億円/年度 ・
プロジェクト期間の任期付きの特定教員採用)
2
3
◆相互研修型FD
2. FDネットワーク形成の意義
• 高等教育のユニバーサル化時代
→ 教育ニーズの多様化
→ 一般的な教育方法やFD活動の限界
→ 個々の大学・学問領域等のローカリティという考え方
• アカウンタビリティ
相互研修型FDは、日常的に行われることで、表面的
に見えにくく、アカウンタビリティを示しにくい。
• 相互研修型FD:
それぞれの教育実践の改善のために、ファカルティ同
士が教え合い学び合い、また、学生・教職員と協力す
ること。
→ FDネットワークにより、相互研修型FDの重要性
を共有する必要がある
→ 相互研修型FDの組織化を試みる
トップダウンで一律のFD活動
ではFDが実質的に機能しない。
4
◆FDネットワークのレベル
5
3. FDネットワークとしての取組
• ファカルティ同士の個人的つながり (FDの同僚性)
• 組織同士のつながり
① 学内レベル (京都大学内)
(学部同士・大学同士)
▫ 小規模の大学はFD活動
をどのように進めたらよい
かがわからない場合も少
なくない。
② 地域レベル (関西地域)
③ 全国レベル (日本国内)
▫ 共同してFD活動(授業評
価なども含む)を実施する
方がコストパフォーマンス
がよい。
④ 国際レベル
− 293 −
Ⅳ−5−1. 資料1
6
京都大学におけるFDシステム
A.教育経験別教育研修
■学内拠点
必要な他との連携
ベテラン教員
新任教員
日常的教育実
践・教育改善
プレFD
(FDの実質化)
中堅教員
新任教員教育セミナー
入試の在り方、カリキュラム
の統一的検討、理念の検討
教育業績評価と
報奨システムの構築
(院生研修、文学部プレFD)
D1.全学のFD支援
大学院生のための教育実践講座
B.教育相談窓口
文学研究科プレFD
D2.各研究科のFD支援
C.教育・学習実態調査
FD研究検討委員会
情報の共有化・意識の共同化・全学的支援
勉強会
教育調査
自学自習実態調査
E.FD委員会支援
自学自習実態調査
高等教育研究開発推進セン
ター
赤字:2010年度実施
緑字:2011年度実施
F.FDに関する広報
8
◆FD研究検討委員会
7
9
◆新任教員教育セミナー
それぞれの部局に
おけるFD活動につ
いて情報交換したり、
一般のFDや大学教育
の動向に関わる情報
共有を行う。
高等教育研究開発推
進センターは、それら
の活動の支援を行う。
2011.9.1:新任教員57名を対象
「京大の教育サポートリソース」パンフ配付
2012.9.7:新任教員88名参加
2013.9.10:新任教員89名参加
11
10
◆プレFD
◆自学自習実態調査
大学院生のための教育実践講座
2011.8.4 第7回
• 各部局のFD活動の状況に関する情報交換会
• FDに関する勉強会
• Basicコース:55名
• Advancedコース:17名
2012.8.7 第8回
• 学生の学習実態に関する調査実施
• Basicコース:32名
• Advancedコース:16名
2013.8.5 第9回
• Basicコース:55名
• Advancedコース:18名
文学研究科プレFD
2012.2.23 16名修了書授与
2013.2.23 12名修了書授与
− 294 −
Ⅳ−5−1. 資料1
関西地区FD連絡協議会(2008年度設立)
■地域拠点
監査役(2)
代表幹事校(1)
関西地区FD連絡協議会
事務局
常任幹事校(5)
FD共同実施WG・・・初任者研修(カンジュニ)
FD連携企画WG・・・『思考し表現する学生を育
てる』シリーズ・パイロット校
広報WG・・・ニュースレター・HP
研究WG・・・FDメディア研究SG・FDデザイン
研究SG・FD実態調査
FD活動報告会
幹事会
幹事校(11)
FD共同
実施部
FD連携
企画部
広報部
FD共同
実施WG
FD連携
企画WG
広報WG
研究WG
HP作成管理・
ニュースレター
の発行
FDに関する共
同研究の遂行
とその支援
初任者研修、
公開講演会等
の共同実施
共通課題をもつ
会員校の連携、
その促進支援
研究部
会員校 2013年5月1日現在、149校(123法人)
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14
◆FD共同実施WGによる
初任者教員向けプログラム
◆FD連携企画WGによる
『思考し表現する学生を育てる』シリーズ
2008年11月29日(土)14:00−17:00 『思考し表現する学生
を育てる ―書くことをどう指導し、評価するか?―』 立
命館大学衣笠キャンパス
2009年12月12日(土)13:30〜18:00 『思考し表現する学
生を育てる ―書くことをどう指導し、評価するか?Ⅱ―』
関西大学 千里山キャンパス 第2学舎
2011年1月8日(土)13:00〜18:00 『思考し表現する学生
を育てる ―書くことをどう指導し、評価するか?III―』
京都大学吉田南1号館
2011年12月17日(土)13:00~18:00
『思考し表現する学生を育てるⅣ
―ライティング指導の方法―」
立命館大学以学館
17
16
◆FD連携企画WGによる関西FDパイロット校
関西FDパイロット校:関西FD会員校の多くに共通する教育改善に関わる問
◆広報WGによる
ニュースレター
題の解決の方途をパイロット・ケースとして探っていこうという大学(短大)・学部・
学科のこと。会員校間の連携・協働による支援を受けることができ、その成果は
会員校間で共有する。現在の「関西FDパイロット校」と本WGが支援するFD活
動は以下の通り。(平成24年1月現在)
パイロット校
神戸常盤大学・
神戸常盤大学短期大学部
藍野大学
医療保健学部理学療法学科
京都ノートルダム女子大学
大阪府立大学
支援するFD活動
FDの学科間連携
学生の学習成果の評価(OSCE)にもとづく
授業改善や科目間連携
授業・授業外の学習、インターンシップなど
の活動が学生の成長に及ぼす影響につい
てのアセスメント
IR(Institutional Research)にもとづく授業・
カリキュラム改善、学士の質保証
http://www.kansai-fd.org/publications/newsletter/8.html
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Ⅳ−5−1. 資料1
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◆ FDに関する2つの調査
◆研究WG・・・二つのサブグループ
FDメディア研究SG
ケータイを利用した授業アンケート・出欠確認
LMSの活用 etc.
「に関する実態およびニーズ調査ሺʹͲͲ͹ሻ」
関西設立に向けてʹͲͲ͹年͸~͹月に実施
対象:関西地区の大学・短大等
(ケータイを利用した 出欠確認の見学会 →)
「に関する実態調査ሺʹͲͳʹሻ」
ʹͲͳʹ年ʹ~͵月に実施
対象:関西地区の大学・短大等
郵送、‡„ሺሻ、‡Ǧƒ‹Ž返信を利用
ͷ月͹日現在回収の͵Ͷͺ件を分析対象
FDデザイン研究SG
各大学のFD取組事例の共有
(公開研究会 →)
FDに関わる各種調査 etc.
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20
研修の内容,教員の意識の持ち方や協力的な姿
勢,情報の蓄積,授業公開などが変化に寄与Ǩ
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■全国拠点
◆FD活動報告会
・・・FD相互評価の機会として
関西FD総会時にポスターセッション
↑
作成にMOSTを活用
大学教育研究フォーラム
大学生研究フォーラム
ポスター発表に対してポストイットでコメントを付す
冊子・HPで公表
FDネットワーク代表者会議 (JFDN)
(http://www.kansai-fd.org/activities/
meeting/20120519_peer-review.html)
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Ⅳ−5−1. 資料1
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◆大学教育研究フォーラム
◆大学生研究フォーラム
2011年8月1日(月)・2日(火) 427名参加
京都大学高等教育研究開発推進センター
東京大学大学総合教育研究センター
公益財団法人電通育英会 共催
2012年8月19日(日)・20日(月) 約500名
第16回(2010年):618名
第17回(2011年):439名
第18回(2012年):578名
第19回(2013年):682名
第20回(2014年)
3月18日・19日開催予定
27
26
◆ MOST (Mutual Online System for Teaching & learning)
◆FDネットワーク代表者会議 (JFDN)
コースポートフォリオ
組織的FDポートフォリオ
スナップショットギャラリー
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29
◆国際シンポジウム(公開研究会)
■国際拠点
①2011年12月1日
フェレンス・マルトン
(ヨーテボリ大学名誉教授)
「Deep Learningにもとづく
大学教育のあり方」
海外研究者招聘
国際シンポジウム
公開研究会
76名参加
②2012年2月12日
ダニエル・バーンスタイン
(カンザス大学・次期ISSOTL会長)
「大学教育におけるポートフォリオの活用
―授業改善からカリキュラム改善へ―」
137名参加
海外調査
成果発信
ISSOTL参加
国際シンポジウムに関する書籍刊行
③2012年3月1日 センター内研究会
クリス・ゴールディ (スタンフォード大学)
「大学院教育のあり方について
(カーネギー財団のCIDプログラムを中心に)」
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Ⅳ−5−1. 資料1
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◆国際シンポジウム
◆国際連携の成果の出版・発表
①2012年10月10日
①出版
・2008年1月の国際シンポ(「日本のFDの未来—Building the Core
エリック・マズール(ハーバード大学・物理学)
「ピア・インストラクションによる
アクティブ・ラーニングの深化」
in Faculty Development—」)
↓
・センター編『大学教育のネットワークを創る
―FDの未来へ―」(東信堂, 2011年3月)
・ "Building Networks in Higher Education:
Towards the future of faculty development“
(Maruzen Planet, 2011)
ピア・インストラクションを通して学生の深い学習を促す授業や
学習評価のあり方について考える
ハーバード=京大 共同研究より
京大 ピア・インストラクション活用授業 →
「自己形成の心理学(溝上慎一)」
②2013年1月27日
ランディ・バース(ジョージタウン大学) &
エリザベス・バークレー(フットヒルカレッジ)
②発表
・ISSOTL 2011、他に参加・発表
「ネットワーク時代の大学教育改善」
学びと教えの相互進化をいかに持続させるかについて議論
32
33
4. FDネットワークのこれからと
FDの課題
◆教授から学習へ
• 財政的問題により、FDネットワークの維持にとって
は困難な状況が到来している。
• FDの目標は教育を活性化し、学生の学習に寄与す
ること。
• その困難な状況にあって、教育改善やFD活動をど
のように推進していくかが問われている。
• 世界的に「教授から学習へ」というシフトが、高等教
育にも顕著に見られるようになっている。
• FDネットワーク自身も、資源の限界があるなかで、
どのようにその機能を果たしていくかが大きな課題
となってきている。
• FD活動は、そのような流れのなかでも、学習を活性
化するための重要な位置づけがされるべきもの。
34
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◆FD評価の課題
◆FDに関する知識や経験の積み重ね
• 大学教育やFDに関する評価のあり方や具体的な
方法について明らかにしていくことが今後の重要な
課題の一つ。
• 関西FDなどに参加してくる各大学の委員は、3年程
度で代わっていき、常にFDに関しては、ほとんど経
験ないところから始めることが少なくない。
• 教育関係共同利用拠点として、京都大学高等教育
研究開発推進センターは、その点で、FDに関する
知識や経験を積み重ね、それに経時的に関わるス
タッフによって、常に共有を図る努力が望まれる。
• FDネットワークは、難しい情勢のなかで、その機能
を十全に果たしていくために、重要な岐路に差し掛
かっている。
了
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IV − 5 − 2. 相互研修型 FD 共同利用拠点運営委員会の概要
2013 年 9 月 12 日(木)15 時から、京都大学吉田南 1 号館 106 室において、文部科学省
教育関係共同利用拠点「相互研修型 FD 共同利用拠点」の平成 25 年度の運営委員会が開催さ
れている。参考のために、その議論の概要を記載しておく。
なお、出席者は、学外から、伊東千尋和歌山大学システム工学部教授、圓月勝博同志社大学
文学部教授、大久保敦大阪市立大学大学教育研究センター教授、田中俊也関西大学文学部教授、
夏目達也名古屋大学高等教育センター教授、学内他部局より、前平泰志京都大学大学院教育学
研究科長、八尾誠京都大学大学院理学研究科教授、センターから、大塚雄作京都大学高等教育
研究開発推進センター長、松下
佳代同教授、飯吉透同教授、溝
上慎一同准教授、その他、酒井
博之准教授、田中一孝特定助教、
センター事務局が陪席した。
大塚委員長より、拠点の平成
24 年度活動状況報告、決算報
告、また、平成 25 年度活動実
施計画、予算報告があり、引き
続いて、委員の意見交換が行わ
れた。主な質疑・コメントは以
下の通り。
(伊東)概算要求についての厳しい状況は、文部科学省の判断としては、FD は定常活動とな
り喫緊の課題ではないとのことか、それとも活動計画自体の問題か。
(大塚)震災対応の側面があるかもしれないが、詳細は不明である。おそらく、すでに共同利
用拠点に選ばれているということが影響し、新規プロジェクトの予算を獲得するのが難
しくなっているのかもしれない。文科省が FD に注力しなくなったという雰囲気は感じ
ない。
(伊東)河合塾との追跡調査の連携事業は、FD とどのような関係があるのか。
(大塚)キャリア教育が設置基準に盛り込まれたことで、長期間にわたる学生のデータを集め
る必要がある。そうしたデータに基づき、新たな計画を FD の計画を提案することがで
きる。
(溝上)大学生を対象とした近年の調査を通じて、多くの学生において、大学 1 年次の学力や
学習態度がそのまま 4 年間変わらないことがわかってきた。したがってそういった結
果を高校に伝えることが重要である。さらに、大学生だけの調査では限界があり、高校
生も含めて調査を実施しなければならない。
(夏目)そこから得られる知見はなにか。
(溝上)多角的に言えるが、関心としては学習や様々な活動が個人の成長にどうつながるかを
見るつもりだ。自分の将来の姿を確実に思い描いている学生ほど勉強をしていると言わ
れるが、高校でどういう学習をしてきた学生が、どういう大学に入るのかを調べる。
− 299 −
(大塚)今年の 11 月に高校 2 年生のデータを取り、彼らが大学 1 年になったときにさらにデー
タを取る。
(溝上)大学入学後は予測がつくところが多いので、10 年後を待たず 3 年後には多くのことが
わかるだろう。
(夏目)進学先の学部によって状況は違うのでは。
(溝上)たとえば医療系ではキャリア意識が高い。ただそういった違いがあっても、主体的な
学びの姿勢などについては、分野などに限らない一般的な結論が導き出されると予想さ
れる。
(伊東)工学部では産業界との連携が求められる。工学部では学生は全く勉強せず、会社に出
てから実務を通して知識・技術を習得し始めるという傾向がある。この状況について企
業から大学の教育に不満がある。そこで企業の実務に就いた学生が、大学の教育を振り
返ってどうなのか、こういう視点からの調査も必要ではないか。
(溝上)大学生研究フォーラムにおいて、
東大での窓口の先生は、大学教育の
みならず企業の人材開発も専門とし
ている。その先生には昨年、今回の
縦断調査の予備調査として、ミドル
マネージャークラスの社会人に高
校・大学を振り返ってもらう調査を
実施してもらった。その中でわかっ
てきたことは、組織で仕事するため
に一番外してはならないのは対人関
係や活動性である。その上に勉強という活動が乗ってくるのであり、勉強だけをするこ
とはかえって負の効果としてはたらくことがわかった。この二つに、将来という三つ目
を加えると三項パフォーマンスとなる。
(田中)たとえば短大からの大学編入者などは、調査のサンプルになるのか。
(溝上)基本的に高大接続に焦点を当てているが、様々な層を調査していきたいし、検討はする。
(八尾)高専からの編入者もいる。京大でも工学部学生は勉強しないと言われており、学生の
社会における将来像を想定した上で、大学の FD を検討するのは有意義である。ところ
で、たとえばスマートフォンなどに熱中になっている人間はちゃんと将来就職できるの
か、興味がある。
(溝上)メディアの発達した時代あるいは公共の感覚が低下した時代に、学生のどのような生
活態度が、どのような将来に結びつくかというのは、重要な視点である。
(夏目)大学 1 年と 3 年の成績の相関が高いと言っていたが、優秀層は常に良く学び、そうで
ない層は学ばないということか。
(溝上)企業の観点からすると、いい学生と中間の学生、欲しくない学生と 3 ~ 4 層程度に分
類できる。とりわけ上位層と下位層は学業成績のみならずチャレンジ精神等、様々な面
で変わらないままである。
(夏目)教育が有効性を持つとすれば、それを変えなければならない。
(溝上)どの点を変えることができて、どの点ができないのか、より限定的な視点から調べる
必要がある。
(夏目)工学部学生の生活に関する認識が極めて単調である。
− 300 −
(溝上)自分の将来像や社会が前提となって今の自分がある、という感覚は今の学生には無い。
日常を単に楽しむことで単調性が生まれる。これはまずい状態であるが、どこまで大学
が関われるかは問題である。
(伊東)文科省より、近年社会人が持つべき基礎知識を教えるという、リニューアル教育が大
学は求められている。その点でもこの調査は重要である。どの点がリニューアル教育に
足りないのかを盛り込んで欲しい。
(圓月)運営委員会として問題であるのは、概算要求などの支援が減っていることである。高
大接続は教育の大きな問題であるので、たとえば来年の中期計画に中心的に盛り込み、
もう一度概算要求の回復を図ったほうが良い。今回の資料を見て、プロジェクトの緊急
性についてのインパクトがない。
(大塚)概算要求に加え、拠点プロジェクトも来年度に終わるので、その申請もする。このチャ
ンスを活かす必要がある。
(松下)補足すると、資料 5 の概算要求の緊急性、必要性の欄については申請時から変えられ
ない部分である。よって、現在から見れば仕方のない部分がある。新規プロジェクトに
ついてはトランジション調査の内容を踏まえて、教育イノベーションを起こすというも
のであった。これまでは内容の切り分けが難しかったが、27 年度からは 1 本化した内
容で申請書を書ける。
(圓月)これまでの大変な蓄積があるので、今後の予算のための戦略をもっと発展させて欲しい。
(大塚)センターとしてはミッションを再定義し、共同利用拠点をより発展させていきたいと
考えている。
(大久保)拠点プロジェクト終了後の見通しを聞かせて欲しい。
(大塚)拠点のリソースを継続する必要はある。
(大久保)たとえば 10 年単位の長期的見通しが必要ではないか。
(大塚)たとえば関西 FD にしても、特別経費が落ち続けると会費を値上げせざるをえない。
京大が下支えするためにも、そうした見通しを持ちながら、27 年度以降の予算を申請
していきたい。
(田中)27 年度以降はパンフレットを新たに作り変えるのか。
(大塚)むしろ、学内の組織改編を踏まえて、適切な時期に作り変える必要がある。
(松下)配布したのは拠点のパンフレットだが、それ以外にもセンターのパンフレットもある。
拠点の継続性、センターの組織改編の可能性、二つの意味でパンフレットを新たに作り
にくい状況にある。
(大塚)各大学の FD 担当者は年度ごとに変わりがちなので、拠点の継続性は重要であると考
えている。この点についての評価が
文部科学省から得られたらと思って
いる。
(夏目)SD に関してはどうか。
(大塚)コンソーシアム京都や私大のネッ
トワークとの住み分けを明確にする
ために、本拠点は SD を前面に出す
ことは考えていない。
(夏目)少なくとも見せ方として、それら
のネットワークと連携を出してもい
− 301 −
いのでは。
(大塚)事務職員と教員の連携は重要であるのは無論だが、拠点のミッションとして前面に出
すのは避けている。
(夏目)プレ FD は興味深く発展しているが、プロジェクトとして負担になっているのではな
いか。またポスドクについては京大の担当部署に任せても良いのではないか。
(大塚)「大学院生のための教育実践講座」は現在、大きな負担になっていない。文学研究科プ
レ FD プロジェクトについては、予算も含めて、次第にセンターから自立し定着してい
る。他の部局からの要望も今後出てくる可能性があるので、その際には我々が対応でき
る体制を整えていきたい。
(夏目)学内の潜在的なニーズを拾うことも重要である。
(大塚)学内の FD 研究検討委員会がまさにそうした場になっているが、委員の入れ替わりが
激しく、難しい状況である。
(飯吉)MOST などのコミュニティを通じて新たな FD の課題や興味深い知見を共有している
が、京大の教員は参加していないという現実がある。京大にも MOST に参加を希望す
るような教員がいるかもしれない。ただ「相互研修型」の弱点として、参加を強制でき
ないという問題がある。
(圓月)FD 活動の自立化は理想的だが、拠点の必要性が希薄化するという危険性もある。予
算が減るということを理由にして関西 FD の会員費の値上げをすることは、脱会を招く
だろう。今後はより普遍的なミッションを提示して、会員校の執行部を説得する必要が
ある。
(大塚)様々なネットワークがある中で、この拠点特有のミッション提示する必要はあるだろう。
(田中)JFDN は関西 FD が中心になって、他大学に声をかけている状況か。
(大塚)JFDN は関西 FD にかぎらず、全国の FD ネットワークの代表者会議である。
(前平)そもそも FD とは何なのか、その定義がよくわからない。パンフレットに記して欲しい。
また学内の実践に活きるように、もっと活動をアピールして欲しい。
(大塚)FD については様々な考え方があるが、基本的には大学設置基準にある FD を前提とし
ている。その上で我々の FD を提示している。
(飯吉)FD が日本で出てきた経緯は、最低限の大学質保証であるだろう。そしてそれは達成
されたかもしれない。今後は FD が将来への大きな投資になるという視点を打ち出し、
ブレークスルーをする必要がある。
(大塚)課題は様々であるが、大久保委員の指摘にもあったように、今後、長期的視点をもっ
て我々の活動を展開していく必要がある。今後ともご指導を賜りたい。
以上
記録:田中一孝
(大塚 雄作、田中 一孝)
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