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本プロジェクトにおいて策定された施策の概要 (平成20年7月報告書
認知症 の 医療と生 活の質を高める緊急プロジェクト 第 5回 (H22917) 1 本 プロジェクトにおいて策定された施策 の概要 (平 成 20年 7月 報告書 ) 資料 2 平成20年 7月 緊急プロジェク トの報告書概要 :今 後の認知症対策は、早期の確定診断を出発点とした適切な対応を促進することを基本方針とし、具体的な対策とし の推進と適切な医療の提供、④適切なケアの普及及び本人・家 :て 、①実態の把握、②研究開発の促進、 ③早期診断 ヽ : ■ ■ 静―垣 ͡十井 L曇 コル ロ 工 こ―」 T ttL i_― ′ ■ _ト ヮ 支援、⑤若年性認知症対策を=士 積極的に推進する。 :族「 J・ .rい 実態把握 研 究開発 医療対 策 >正 確な認知症患者数や、 >幅 広 い分野にわたり研究 >専 門医療を提供する医師 認知症 に関わる医療・介護 サービス利用等の 実態 は 不明 課題を設定しており、重点 化が不足 >BPSDの 適切な治療が行 >医 学 的に診 断された認知 症の有病率の早急な調査 >要 介護認定で使用されて いる「認知症高齢者 の 日常 生活 自立度」の 見直し >認 知症 の有病率に関する 調査 の実施 >認 知症 に関わる医療・介護 サービスに関する実態調 査 の実施 >よ り客観 的で科学 的な日 常生活 自立度の検討 われ ていない >重 篤な身体疾患の治療が 円滑でない >各 ステージ(① 発症予防対 策、②診断技術向上、③治 療方法開発、④発症後対 応)毎 の視点を明確にした 研究開発の促進 経済産業省、文部科学省と 連携し、特に①診断技術向 上 、②治療方法 の開発を重 点分野とし、資源を集中 >ア ルツハイマー病の予防 因子の解明 (5年 以内) >ア ルツハイマー病の早期 診断技術 (5年 以内) >ア ルツハ イマー病 の根 的治療薬実用化 ″ ″一 アッカ 夕申心 や 医療機関が不十分 適 切 な ケ アの普及 本 人 ・ 家族支援 若年 性認知症 >認 知症ケアの質の施設・事業所間 >若 年性認知症 に対する国 格差 >医 療との連携を含めた地域ケア が不十分 >地 域全体で認知症の人や家族を 支えることが 必要 >認 知症の人やその家族に対する 相談体制が不十分 >早 期診 断の促進 >認 知症ケア標準化・高度化 >医 療との連携を含めた地域ケ 療 の提供 >身 体合併症 に対 する適切 な対応 ア体制の強化 >誰 もが 自らの問題と認識し、 ・認知症に関する理解の普及 ・認知症の人やその家族に対 する相談支援体制の充実 >BPSD急 性期の適切な医 【 短期】 >認 知症診療ガイ ドライン の 開発 ・ 普及支援 >認 知症疾患医療 センタ ー の 整備 ・ 介護 との連携担 当者の配置 >認 知症 医療 に係 る研修の 充実 【中・長期】 >認 知症に係る精神医療等 の あり方の検討 【 短 期】 >認 知症ケアの標 準化 ・ 高度 ヒの推進 イ >認 知 症連携担 当者を配置す る地域包括 支援 センタ ーの 整備 >都 道 府県・ 指定都市 にコ ー ル セ ンタ ーを設置 >認 知 症 を知 り地域を つ くる 10か 年構想の 推進 【 中・長期】 >認 知症ケアの評価のあり方検討 >認 知症サポーター増員 >′ Jヽ・中学校における認知症教育の 推進 民の理解 不足 ・ ・ 「福祉」 「就労」 >「 医療」 の連 携 が不十分 >若 年性認知症 に関する 「相談」から 「医療」 ・ 「福 ・ 「就労 」の総合的な 祉」 支援 【 短期】 >若 年性認知症相談 コールセン タ ーの設置 >認 知症連携担当者によるオ ー ダ ーメイ ドの支援体制の形成 >若 年性認知症就労支援ネ ッ ト ワ ークの構築 >若 年性認知症ケアのモデル事 業の実施 >国 民に対する広報啓発 【中・長期】 >若 年性認知症対応の介護サー ビスの評価 >就 労継続に関する研究 ∠ 平成 21年 度予 算 における 認 矢□ 症対策 関連予算 の 概要 平成21年 度予算額 3ヮ 901ヮ 628千 円 i O EE,fi#iilffiEffiEfi{L+t i *t6t'f6:fr'fft'l(15075\Ft) (対 前年 1,832ヮ eoo,ooo+H thtrfi&>f=tJ+#H:6,000*H .....................j :I ' Efl.fr,fituEiIlE'f6ftl+f;*++ft8+* : fillEfiTR +frWt4.:10/10 408,28e+H 認知症ケア人材育成等事業 344ヮ j +E=E#|lfi ア多職種共同研修・研究事業 認知症ケ Efi!F+r-,ffirr--+E?rb a :① : 実施 主体 ⑤ tn#+& :市 町村 (150か 所) 認知症対策普及・相談・支援事業 若年性認知症対策総合推進事業 -/ : 698,112千 円 154,446千 円 > 認知症介護研究・研修 センタ…運営事業 446ヮ 520千 円 > 認知症ケア高度化推進事業 76り 523,275千 349ヮ ・ 認知症の医療 や介護の専 門家に対す る研修 ・ 認知症高齢者 に 関わ る地域 の 関係者 の 紹介 と交流 を 目的 と した地域 ケアネ ッ トワー ク研修 ・ 認知症介護の専 門家等が対応す る コー ルセ ンター を設置 し、 認知症の本人や 家族 に対す る電話相談 を実施 ・ 若年性認知症専 用 コー ルセ ンターの開設 (全 国 1か 所 ) ・ 若年性認知症 自立支援ネ ッ トワークの構 築 等 945千 円 実施 主体 :都 道府 県、指定都市 (150か 所) >認 知症対策総合研究経費 : 62,431千 円 : 実施主体 :都 道府 県 >認 知症疾患医療センター運営事業等 : 282,310千 円 実施主体 :都 道府 県、指定都市 ⑤ t ・ 地域包括支援セ ンターに認知症連携担 当者 を配置 し、医 療 との連携や認知症 に 関す る専 門的見地か らの援助 を行 う。 741千 円 口認 知症 対応 型サ ー ビス 事 業管理者等養 成事 業 ・ 認知症地域 医療 支援事 業 口高齢者権 利擁 護等推進事 業 FfEf'fA : #tlEfiTR. : ! =ttt{6 > I 515千 円増 ) 300千 円 一般公募による研究、研究内容を指定する研究、若手育成を目的とする研究 障害保健福祉部所管】 【 ・地域包括支援セ ンター との連携機能強化 のための担 当者の 配置 等 大臣官房所管】 【 ・認知症の実態把握、アルツハ イマー病 の予防、治療に関す る研究 等 3 平成 22年 度 における認矢□ 症施策関連予算の概要 (参 考 ) 平成22年 度予算 3,6399825千 円 >認 知症地域ケア推進事業 (対 前年261,803千 円減 ) 1,308,242千 円 900,000千 円 認知症 対策連携 強 化事 業 実施 主体 :都 道府 県・ 市町村(150か 所 )1か 所 あた り事業費 :6,000千 円 認 知症 地 域 支 援 体 制 構 築 等 推 進 事 業 実施主体 :都 道府県 408,242千 >認 知 症 ケア人材 育 成 等 事 業 377,246千 口認知症対応型サー ビス事業管理者等養成事業 ・認知症地域医療支援事業 ・高齢者権利擁護等推進事業 円 ・ 認 知症 疾患 医療 センター等 の認 知症 の専 門的な医療機 関と連携す る地域 包括支援センターに認知症連 携担 当者を新 たに配置 し、地域 における認知症ケア体制及び医療 との連 携体制 の強化 を図るための 。 た論 症 へ の対応を行う医療、福祉 等 のマンパ ワーや拠 点等に関す る情 報を整理 した「地域資源 マップ」の作 成等 により、地域 における連 携体 制を構築 し、効 果的な支援を行 う事 業。 円 認知症 介護 の質の 向上を図るための研修 、認知症 の主 治医 (か か りつ け医 )に 助言等を行うサポート医の養 成 、介護施設・事 業所等従事者 に 対する権 利擁護意識 の向上を図るための研修や相談 事業、認知症 の 本 人 や家族を支える多職種 共同の研 修 、相 談、啓発活 動の支援等を行 う事 業 。 実施主体 :都 道府 県、指定都市 ・ 認 知 症 ケア多職 種 共 同研修・研 究 事 業 実施主体 :市 町村(150か 所 ) > 認知症対 策普及・相談・支援事業 299,475千 円 実施 主体 :都 道府 県、指定都市 > 若年性認知症対 策総合推進事業 189ヮ 655千 円 若 年性認知症 の方 に対する就 労継続 や 日中活動等の 支援を可能 と する地域 ネットワークの構 築やケアモデル事 業等による若年性認知症 の方 に対する総合的な支 援を実施するための事 業。 438,745千 円 「認知症介護 認知 症介護 の質の 向上を図るための 研究 や研修を行う 研究・研修 センター 」の運 営事 業。 実施 主 体 :都 道府 県 > 認知症介護研究・研修センター運営事業 > 認知症ケア高度化推進事業 > 認知症疾患医療センター運営事業等 76,734千 584,878千 円 円 実施 主体 :都 道府 県 、指定都市 (150か 所) > 認知症対策総合研究経費 認 知症 の 本 人や家族 に対し、精神 面も含めた様 々な支 援を推進するため 、認 知症 介護 の専 門家等が対応するコールセンターを設 置することにより、 地域 の 実情 に応じた効 果的な支援を行 う事 業 364,850千 一般公募による研究、研究内容を指定する研究、若手育成を目的とする研究 円 認知 症ケア実践例 及 びその効果に関する情報の集積 、分析評価 、情 報発信 を行 い、認知症介護の現場 にお ける標準化・認知症ケアの高 度 化を図る事 業。 障害保健福祉部所管】 【 ・ 地域 包括 支援セ ンター との連 携機能 強化のための担 当者の配置 等 大臣官房所管】 【 ・ 認 知症 の実態把握 、アル ツハ イ マー 病の 予防、治療 に関す る研究 等 4 平成 23年 度概算要求 にお ける認矢□ 症対策関連予算 の概要 0認 知症の方の暮 らしを守るための施策の推進 38億 円 ① 市民後見人 (弁 護士、司法書士等の専 P]職 以外の第三者 による後見 人)の 養成を支援するなど、地上 或における市民後見活動の仕組み づ < りの推進を図る。 症 コーデ ィネータ ーによる医療と介護サ ービス等の連携を強化 ② 認矢□ するとともに、認矢□ 症ケアの支援体制を構築するための事業を実施 し、 症施策を更 に推進する。 市町村圏域等 における認矢□ 症高齢者の徘徊 に対応するために、書察や交通機関等を含め、 ③ 認矢□ 市民が幅広 <参 加する徘徊高齢者の捜索・発見・通報・保護のための ネ ットワークづ <り を進める。 ※ 「平成23年 度老人保健福祉関係予算概算要求の概要」より抜粋 5 □ 平成21年 度介護報酬‖ 症関連の主な改定内容について ① 改定における認矢 1認 知症対応型共同生活介護 (グ ループホーム ) ○ 地域の認知症介 護 の拠点として、グループホームを退居する利用者 が 自宅や地域 での生活を継続 できる ように相談援助する場合を評価するとともに、利用者 の重度化や看取りにも対応 できるようにする観点から の評価を行う。また、夜勤職員の手厚 い配置 に対する評価を行う。 ・退居時相談援助加算 (新 規) ・看取り介護加算 (新 規) ・夜間ケア加算 (新 規) 2認 → 400単 位/回 (1回 を限度) → 80単 位/日 (死 亡日以前30日 を上限) → 25単 位/日 量日症 短 期 集 中 リハ ビリテー ション (介 護老人保健施設、介護療養型医療施殷、通所りι lビ リ 量三シヨン主 ○ 軽度者 に加えて 中等度 ヨ 重度の者 についても効果 が あるとの 調査結 果を踏まえて、対象を中等度・重度 の 者 に拡大するとともに、介護老人保健施設 の ほか 、介護療養型 医療施設 及び通所リハ ビリテーションにおけ る実施 につ いて評価を行う。 ・認知症短期集中リハビリテーション実施加算 介護老人保健施設 → 240単 位/日 (週 3回 まで) 介護療養型医療施設 (新 規) → 240単 位/日 (週 3回 まで) 通所リハビリテーション(新 規 ) → 240単 位/日 (週 2回 まで) 3認 知症の行動・心理症状への対応 (短 期入所系サービス、グループホーム ) ○ 認知症高齢者等の在宅生活を支援する観点から、家族関係やケアが原因で認知症の行動 口 心理症状が 出現したことにより在宅での生活が困難になつた者の短期入所系サービス及びグループホームのショート ステイによる緊急受入れ について評価を行う。 ・認知症行動・心理症状緊急対応加算 (新 規)→ 200単 位/日 (入 所日から7日 を上限) (※ )算 定要件認知症 日常生活 自立度 がⅢ以上であって、認知症行動・心理症状が認められ、在宅生活が困難であると 医師が 判断した者であること。 平成21年 度介護報酬‖ 改定における認矢□ 症関連の主な改定内容について ② 4若 年性認知症対策 (施 設系サービス、短期入所系サービス、通 F f墓 サてビス、三ルニゴホーム ) ○ 若年性認知症患者やその家族 に対する支援を促進する観点から、若年性認知症患者を受け入れ 、本人や その 家族 の希望を踏まえた介護サービスを提供することについて評価を行う。 ・若年性認知症利用者 (入 所者/患 者)受 入加算 (新 規)→ 宿泊 120単 位/日 、 通所 60単 位/日 注 1 宿 泊 による受入れ とは、介護老人福祉 施設 、介護 老人保健 施 設等 による受入れをいい 、通 所 による受入れ とは 、通 所介護 、 通所 リハ ビリテーション等 による受入れをいう。 注 2通 所介護 及び通所 リハ ビリテーションにおける若 年性認知症ケア加算 は廃 止する。 注 3介 護予防通 所介護 及び介護予防通 所 リハ ビリテーションについては 、240単 位 /月 。 5専 門的な認知症ケアの 普及 に向けた取組 (施 設 系サ ービス、グループホー ム ) ○ 専 門的な認知症ケアを普及する観 点 か ら、認知症介護 について一 定 の経験を有 し、国や 自治体 が 実施 又 は指 定する認知症ケアに関する専 門研修を修 了した者 による介護サ ービスについて評価を行う。 ・認知症専門ケア加算 (新 規 )→ (I)3単 位/日 、 (Ⅱ )4単 位/日 (※ )次 の要件を満たす事業所内の認知症日常生活自立度 Ⅲ以上の者につき(1)又 は(Ⅱ )を 算定 (I)① 認知症 日常生活自立度 Ⅲ以上の者が、入所者 日 入居者の1/2以 上②認知症介護実践リーダー研修修了者を、認知症日常生 活自立度Ⅲ以上の者が20人 未満の場合は1名 以上配置し、20人 以上の場合は10又 はその端数を増すごとに1名 以上を配置③ 職員間での認知症ケアに関する留意事項の伝達又は技術的指導会議を定期的に実施 かつ、認知症介護指導者研修修了者を1名 以上配置 (認 知症日常生活自立度Ⅲ以上 (Ⅱ )① 認知症専門ケア加算 Iの 要件を満たし、 の者が10人 未満の場合は実践リーダー研修修了者と指導者研修修了者は同一人で可)② 介護・看護職員ごとの研修計画を作成 し、実施 6認 知症の確定診断の促進 (介 護 老 人保健施設 ) ○ 認 知症の確 定診断を促進 し、より適切なサ ービスを提供する観 点 から、認知症 の 疑 いの ある介護老人 保健施設入所者を認知症疾患医療 センター 等 に対して紹介することについて評価を行う。 ・認知症情報提供加算 (新 規 )→ 350単 位/回