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64 kb SPI CMOS Serial EEPROM

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64 kb SPI CMOS Serial EEPROM
注文コード No. N A 2 2 5 5
LE25CB643TT-BH
CMOS LSI
64 kb SPI CMOS Serial EEPROM
http://onsemi.jp
概要
LE25CB643TT-BHはシリアルペリフェラルインタフェース(SPI)対応の64Kbit EEPROMである。本製品
は、自社CMOS EEPROM技術を採用することにより、高速動作、高信頼性を実現している。また、イ
ンタフェースはSPI bus互換プロトコルに準拠しており、小規模なパラメータ格納用不揮発性メモ
リとして最適である。また32バイトのページ書換え機能を搭載しており、データの書き換えが高速
にできる。
機能
・容量
・動作電圧範囲
・動作温度範囲
・シリアルインタフェース
・動作周波数
・低消費電力
:スタンバイ時
:読み出し時
:書き換え時
・ページライト機能
・書き換え時間
・書き換え回数
・データ保持
・高信頼性
・パッケージ
:64k bits(8k×8 bits)
:2.7V∼5.5V
:−40ºC∼+85ºC
:SPI Mode0、Mode3対応
:5MHz
:3μA(max.)
:1mA(max.)
Micro8
:3mA(max.)
:32 Bytes
:5ms
:106回
:20年
:自社独自のシンメトリメモリアレイ構成(USP6947325)を採用
低電源電圧時の書き込み禁止機能搭載
:LE25CB643TT-BH Micro8
※この製品は米国SST 社(Silicon Storage Technology, Inc.)のライセンスを受けています。
ORDERING INFORMATION
See detailed ordering and shipping information on page 17 of this data sheet.
Semiconductor Components Industries, LLC, 2013
December, 2013
D1813HKPC 20131129-S00001 No.A2255-1/17
LE25CB643TT-BH
絶対最大定格/Ta=25℃
項目
記号
条件
定格値
電源電圧
unit
−0.5∼+6.5
V
DC端子電圧
−0.5∼5.5
V
端子に対する瞬時電圧
−0.5∼6.5
V
−65∼+150
℃
保存周囲温度
Tatg
最大定格を超えるストレスは、デバイスにダメージを与える危険性があります。最大定格は、ストレス印加に対してのみであり、推奨動作条件を超えての機能
的動作に関して意図するものではありません。推奨動作条件を超えてのストレス印加は、デバイスの信頼性に影響を与える危険性があります。
動作範囲
項目
記号
条件
定格値
min
typ
unit
max
動作電源電圧
2.7
5.5
V
動作周囲温度
−40
+85
℃
DC 電気的特性
項目
リード時動作電流
記号
ICCR
条件
定格値
min
typ
unit
max
CS=0.1VDD,HOLD=WP=0.9VDD
SI=0.1VDD/0.9VDD,SO=open
1
mA
動作周波数=5MHz,VDD=VDD max
VDD=VDD Max.,VIN=0.1VDD/0.9VDD
3
mA
ライト時動作電流
ICCW
CMOSスタンバイ電流
ISB
CS=VDD,VIN=VDD or VSS
VDD=VDD max
3
μA
入力リーク電流
ILI
VIN=VSS∼VDD,VDD=VDD max
2
μA
出力リーク電流
ILO
VIN=VSS∼VDD,VDD=VDD max
2
μA
入力低電位
VIL
VDD=VDD max
−0.3
0.3VDD
V
入力高電位
VIH
VDD=VDD min
0.7VDD
VDD+0.3
V
出力低電位
VOL
IOL=3.0mA,VDD=2.7V∼5.5V
0.4
V
出力高電位
VOH1
IOH=−0.4mA,VDD=2.7V∼5.5V
0.8VDD
V
端子容量/Ta=25℃,f=1MHz
項目
記号
条件
定格値
unit
出力端子容量
CDQ
VDQ=0V
12
pF
入力端子容量
CIN
VIN=0V
6
pF
注:このパラメータは全数測定されたものではなく、サンプル値である。
No.A2255-2/17
LE25CB643TT-BH
AC電気的特性
入力パルス電圧
0.2×VDD∼0.8×VDD
入力パルス立ち上がり・
10ns
立下り時間
出力判定電圧
0.5×VDD
出力負荷
30pF
AC特性(fCLK=5MHz動作時)VDD=2.7V∼5.5V
項目
記号
定格値
min
unit
max
クロック周波数
fCLK
5
SCK論理高レベルパルス幅
tCLHI
90
ns
SCK論理低レベルパルス幅
tCLLO
90
ns
入力信号立上がり/立下り時間
tRF
CSセットアップ時間
tCSS
90
ns
SCKセットアップ時間
tCLS
90
ns
データセットアップ時間
tDS
20
ns
データホールド時間
tDH
30
ns
CSホールド時間
tCSH
90
ns
SCKホールド時間
tCLH
90
ns
CS待機パルス幅
tCPH
90
ns
CSからの出力高インピーダンス時間
tCHZ
SCKからの出力データ時間
tV
出力データホールド時間
tHO
0
ns
WPセットアップ時間
tWPS
30
ns
WPホールド時間
tWPH
30
ns
HOLDセットアップ時間
tHS
30
ns
HOLDホールド時間
tHH
30
ns
HOLDからの出力低インピーダンス時間
tHLZ
50
ns
HOLDからの出力高インピーダンス時間
tHHZ
100
ns
ライトサイクル時間
tWC
5
ms
SCKからの出力低インピーダンス時間
tCLZ
1
0
MHz
μs
150
ns
80
ns
ns
No.A2255-3/17
LE25CB643TT-BH
外形図
unit:mm
Micro8
CASE 846A-02
ISSUE J
D
HE
PIN 1 ID
NOTES:
1. DIMENSIONING AND TOLERANCING PER ANSI Y14.5M, 1982.
2. CONTROLLING DIMENSION: MILLIMETER.
3. DIMENSION A DOES NOT INCLUDE MOLD FLASH, PROTRUSIONS OR GATE
BURRS. MOLD FLASH, PROTRUSIONS OR GATE BURRS SHALL NOT EXCEED
0.15 (0.006) PER SIDE.
4. DIMENSION B DOES NOT INCLUDE INTERLEAD FLASH OR PROTRUSION.
INTERLEAD FLASH OR PROTRUSION SHALL NOT EXCEED 0.25 (0.010) PER SIDE.
5. 846A-01 OBSOLETE, NEW STANDARD 846A-02.
E
e
b 8 PL
0.08 (0.003)
T
M
T B
S
A
S
SEATING
PLANE
0.038 (0.0015)
A
A1
DIM
A
A1
b
c
D
E
e
L
HE
MIN
0.05
0.25
0.13
2.90
2.90
0.40
4.75
MIN
INCHES
NOM
0.003
0.013
0.007
0.118
0.118
0.026 BSC
0.021
0.016
0.187
0.193
0.002
0.010
0.005
0.114
0.114
MAX
0.043
0.006
0.016
0.009
0.122
0.122
0.028
0.199
GENERIC
MARKING DIAGRAM*
L
c
MILLIMETERS
NOM
MAX
1.10
0.08
0.15
0.33
0.40
0.18
0.23
3.00
3.10
3.00
3.10
0.65 BSC
0.55
0.70
4.90
5.05
8
XXXX
AYW
RECOMMENDED
SOLDERING FOOTPRINT*
8X
8X
0.48
1
0.80
XXXX
A
Y
W
= Specific Device Code
= Assembly Location
= Year
= Work Week
= Pb Free Package
(Note: Microdot may be in either location)
5.25
*This information is generic. Please refer to device data
0.65
PITCH
DIMENSION: MILLIMETERS
*For additional information on our Pb Free strategy and soldering
details, please download the ON Semiconductor Soldering and
Mounting Techniques Reference Manual, SOLDERRM/D.
STYLE 1:
PIN 1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
SOURCE
SOURCE
SOURCE
GATE
DRAIN
DRAIN
DRAIN
DRAIN
STYLE 2:
PIN 1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
SOURCE 1
GATE 1
SOURCE 2
GATE 2
DRAIN 2
DRAIN 2
DRAIN 1
DRAIN 1
STYLE 3:
PIN 1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
N-SOURCE
N-GATE
P-SOURCE
P-GATE
P-DRAIN
P-DRAIN
N-DRAIN
N-DRAIN
No.A2255-4/17
LE25CB643TT-BH
端子配置図
CS
1
8
VDD
SO
2
7
HOLD
WP
3
6
SCK
VSS
4
5
SI
ピン名称
PIN1
CS
PIN2
SO
シリアルデータ出力
PIN3
WP
ライトプロテクト
PIN4
VSS
接地
PIN5
SI
シリアルデータ入力
PIN6
SCK
シリアルクロック
PIN7
HOLD
ホールド
PIN8
VDD
電源
チップセレクト
ブロック図
XDECODER
EEPROM
Cell Array
ADDRESS
BUFFERS
&
LATCHES
Y-DECODER
I/O BUFFERS
&
DATA LATCHES
CONTROL
LOGIC
SERIAL INTERFACE
CS
SCK
SI
SO
WP
HOLD
No.A2255-5/17
LE25CB643TT-BH
表1:コマンド設定
コマンド
ライトイネーブル
(WREN)
ライトディセーブル
(WRDI)
ステータスレジスタリード
(RDSR)
ステータスレジスタライト
(WRSR)
リード
(READ)
ライト
(WRITE)
第1バス
第2バス
第3バス
第4バス
第5バス
第6バス
第nバス
サイクル
サイクル
サイクル
サイクル
サイクル
サイクル
サイクル
PD *1
PD *1
PD *1
PD *1
06h
04h
05h
01h
DATA
03h
A15-A8
A7-A0
02h
A15-A8
A7-A0
表1の説明:
各コードの後ろのhは16進の数値を表記していることを意味する。
すべてのコマンドについてA15-A13がドントケアとなる。
*1. PD:ページライトデータ。1バイト∼32バイトの、バイト単位の任意のデータ数を入力する。
No.A2255-6/17
LE25CB643TT-BH
図2:シリアル入力タイミング
(SPI Mode 0)
tCPH
CS
tCLS
tCSS
tCLHI
tCLLO
tCSH
tCLH
SCK
tDS
SI
tDH
DATA VALID
High Impedance
SO
High Impedance
(SPI Mode 3)
tCPH
CS
tCLS
tCSS
tCLLO
tCLHI
tCSH
tCLH
SCK
tDS
SI
SO
tDH
DATA VALID
High Impedance
High Impedance
No.A2255-7/17
LE25CB643TT-BH
図3:シリアル出力タイミング
(SPI Mode 0)
CS
SCK
tCLZ
SO
tHO
tCHZ
DATA VALID
tV
SI
(SPI Mode 3)
CS
SCK
tCLZ
SO
tHO
tCHZ
DATA VALID
tV
SI
No.A2255-8/17
LE25CB643TT-BH
コマンドと動作説明
表1:コマンド設定にコマンドのリストと概要を示す。それぞれのコマンドに対応する機能と動作
の詳細な説明を次に示す。
1.リード(READ)
リードコマンドには、第1バスサイクルから第4バスサイクルで構成され、(03h)に続けて16ビット
のアドレスを入力する仕様となっており、指定したアドレスのデータがSCKに同期して出力される。
データの出力は、第4バスサイクルBit0の立ち下りクロックを基準にSOから出力される。図4:リー
ド(READ)にタイミング波形を示す。
リードコマンドを入力し、指定したアドレスのデータを出力した後にSCKを入力続けると、SCKを入
力している期間中デバイス内部でアドレスを自動的にインクリメントして、それに対応したデータ
を順に出力する。クロックの入力を続け、内部のアドレスが最上位アドレスに達しデータが出力さ
れた後、なおもSCKの入力が続く場合、内部のアドレスは最下位アドレス(0000h)に戻ってデータの
出力が続く。CSを論理高レベルにすることで、デバイスは非選択になり、リードサイクルは終了す
る。デバイスの非選択時は、出力端子SOは高インピーダンスの状態となっている。
図4:リード(READ)
CS
Mode3
SCK
0 1 2 3 4 5 6 7 8
15 16
23 24 25 26 27 28 29 30 31
Mode0
8CLK
SI
SO
03h
Add.
Add.
(00000011)
(A15-A8)
(A7-A0)
High Impedance
7 6 5 4 3 2 1 0 7
Data Out(N)
Data Out(N+1)
■ A15-A13はドントケア
■ 0∼23クロックの立ち上りエッジに同期し、SIからコマンドの識別アドレスの取り込みを行なう。
■ 23クロック以降の立下りエッジに同期し、SOにデータを出力する。
No.A2255-9/17
LE25CB643TT-BH
2.ステータスレジスタ
ステータスレジスタとは、デバイスの内部の動作状態や設定状態を外部から読み出し(ステータス
レジスタリード)、あるいはプロテクト情報の設定(ステータスレジスタライト)を行なうものであ
る。レジスタは全部で8ビットあり、それぞれのビットの意味を表2:ステータスレジスタに示す。
表2:ステータスレジスタ
ビット
名称
Bit0
RDY
Bit1
WEN
Bit2
BP0
論理
機能
0
レディー状態
1
ビジー状態(ライト動作中)
0
ライト禁止状態
1
ライト可能状態
0
電源投入時
0
0
不揮発情報
1
ブロックプロテクト情報
0
ステータスレジスタBP0、BP1の項、参照
不揮発情報
Bit3
BP1
Bit4
X
0
リザーブビット
0
Bit5
X
0
リザーブビット
0
Bit6
X
0
リザーブビット
0
Bit7
SRWP
0
ステータスレジスタライト可能状態
1
ステータスレジスタライト禁止状態
1
不揮発情報
2-1.ステータスレジスタリード(RDSR)
ステータスレジスタリードにより、ステータスレジスタの内容を読み出すことができる。ステータ
スレジスタリードは、ライト動作中にも行なうことが可能である。
図5:ステータスレジスタリードにステータスレジスタリードのタイミング波形を示す。ステータ
スレジスタコマンドは、第1バスサイクルのみで構成され、(05h)の8ビット目を入力したクロック
(SCK)の立ち下りに同期して、ステータスレジスタの内容が出力される。出力される順序は
SRWP(Bit7)が最初で、1クロックが入力されるたびにその立ち下りに同期してRDY(Bit0)までのデー
タが順に出力される。RDY(Bit0)が出力された後、なおもクロックの入力が続く場合、最初に出力
されたビット(SRWP)に戻って、データ出力が出力され、以後クロック入力が続く限り出力が繰り返
される。ステータスレジスタリードは、いつでも読出すことが可能となっている。
図5:ステータスレジスタリード
CS
Mode3
SCK
0 1 2 3 4 5 6 7
8
9 10 11 12 13 14 15
Mode0
8CLK
SI
SO
05h
(0000101)
High Impedance
7 6 5 4 3 2 1 0 7
Status Register Out
No.A2255-10/17
LE25CB643TT-BH
2-2.ステータスレジスタライト(WRSR)
ステータスレジスタライトにより、ステータスレジスタのBP0、BP1、SRWPを書換えることができる。
RDY、WENとBit4、Bit5,Bit6はリードオンリーであり書き換えることはできない。BP0、BP1、SRWP
は不揮発メモリに記憶しており、書き込みを行なうと電源を切断してもその内容は保持される。
図6:ステータスレジスタライトにステータスレジスタライトのタイミング波形を、また、
図11にステータスレジスタライトのフローチャートを示す。ステータスレジスタライトコマンドは、
第1バスサイクルと第2バスサイクルで構成され、(01h)に続けてDATAを入力する。その後CSを立ち
上げることで内部のライト動作が始まる。この操作でBP0、BP1、SRWPの書換えを行なうことができ
る。ステータスレジスタライト時に、書き換えを行なうことのできないビット、つまり、RDY
(Bit0)、WEN(Bit1)、Bit4、Bit5、Bit6にデータを設定しても書き込みは行なわれないので、いず
れの値に設定しても不具合は発生しない。ステータスレジスタライトの終了は、ステータスレジス
タリードのRDYにより検知することができる。また、ステータスレジスタの書換え回数は、1000回
(Min.)である。ステータスレジスターライトを行なうには、WPピンを論理高レベル、ステータスレ
ジスタのWENを 1 状態にしておく必要がある。
図6:ステータスレジスタライト
Self-timed
Write Cycle
tWC
CS
tWPS
tWPH
WP
Mode3
SCK
0 1 2 3 4 5 6 7 8
15
Mode0
8CLK
01h
SI
SO
(0000001)
DATA
High Impedance
2-3.各ステータスレジスタの内容
RDY(Bit0)
レディー/ビジー検知
は、ライト動作の終了を検知するためのレジスターである。
RDYが 1 状態の場合、デバイス
RDY
はビジー状態であり、 0 状態であればライト動作が終了していることを示す。
WEN(Bit1)
ライトイネーブル
WENは、デバイスがライト可能であるかどうかを検知するためのレジスタである。WENが 0 状態
であれば、ライトコマンドを入力しても、デバイスはライト動作を行わない。WENが 1 状態であ
れば、ブロックプロテクトされていない領域にライトを行うことが可能である。
WENは、ライトイネーブルコマンドおよびライトディセーブルコマンドにより、コントロールでき
る。ライトイネーブルコマンド(06h)を入力することにより、WENは 1 状態に、また、ライトデ
ィセーブルコマンド(04h)を入力することにより 0 状態にすることができる。また、下記の状態
の時は、不用意な書き込みを防止するため自動的にWENが 0 状態となる。
・電源投入時
・ライトの終了後
・ステータスレジスターライトの終了後
*ライト動作の入力コマンドが不成立、プロテクトされたアドレスへのライト動作等、デバイス内部
でライト動作が行われなかった場合、WENは、そのコマンド発行前の状態を維持する。また、リード
動作によってWENの状態が変わることはない。
No.A2255-11/17
LE25CB643TT-BH
BP0、BP1(Bit2、3)
ブロックプロテクト設定
ブロックプロテクトBP0、BP1は書き込みを行うことが可能なステータスレジスタビットで、その内
容によりプロテクトするメモリ空間を設定することができる。設定条件は表3:プロテクトレベル
設定条件を参照すること。
表3:プロテクトレベル設定条件
プロテクションブロック
(Level)
全領域アンプロテクト
(0)
上位1/4領域プロテクト
(1)
上位1/2領域プロテクト
(2)
全領域プロテクト
(3)
ステータス
レジスタビット
プロテクト領域
BP1
BP0
0
0
無し
0
1
1800h∼1FFFh
1
0
1000h∼1FFFh
1
1
0000h∼1FFFh
SRWP(Bit7)
ステータスレジスタのプロテクト設定
ステータスレジスタライトプロテクトSRWPは、ステータスレジスタのプロテクトを行うためのビッ
トで書き換えを行うことが可能である。SRWPが 1 状態、かつ、WPピンが論理低レベルである時、
ステータスレジスタライトコマンドは無視され、ステータスレジスタのBP0、BP1、BP2、SRWPは保
護される。WPピンが論理高レベルである時は、SRWPの状態にかかわらず、ステータスレジスタはプ
ロテクトされない。SRWP設定条件を表4:SRWP設定条件に示す。
表4:SRWP設定条件
モード
ステータスレジスタ
プロテクト領域
アンプロテクト領域
(Mode)
(Status Register)
(Protrcted Area)
(Unprotrcted Area)
アンプロテクト
プロテクト
アンプロテクト
プロテクト
プロテクト
アンプロテクト
WPピン
SRWP
1
0
ソフトウエア
0
0
プロテクト
1
1
(SPM)
0
1
ハードウエア
プロテクト
(HPM)
Bit4、Bit5、Bit6はリザーブビットとなっており意味を持っていない。
3.ライトイネーブル(WREN)
下記の動作を行う前には、あらかじめデバイスをライトイネーブル状態にしておく必要がある。こ
れは、ステータスレジスタのWENを 1 状態にする操作と同じで、ライトイネーブルコマンドの入
力を行うことで可能となる。図7:ライトイネーブルに、ライトイネーブル動作を行う場合のタイ
ミング波形を示す。ライトイネーブルコマンドは、第1バスサイクルのみで構成され、(06h)を入力
することにより行なわれる。
・ライト(WRITE)
・ステータスレジスタライト(WRSR)
No.A2255-12/17
LE25CB643TT-BH
4.ライトディセーブル(WRDI)
ライトディセーブルは、ステータスレジスタのWENを 0 状態にセットし、不用意なライトを禁止
するコマンドである。図8:ライトディセーブルにタイミング波形を示す。ライトディセーブルコ
マンドは、第1バスサイクルのみで構成され、(04h)を入力する。ライトディセーブル状態(WEN
0 )からの抜け出しは、ライトイネーブルコマンド(06h)でWEN 1 にすることにより行なわれ
る。
図7:ライトイネーブル
図8:ライトディセーブル
CS
CS
Mode3
SCK
Mode3
0 1 2 3 4 5 6 7
SCK
Mode0
0 1 2 3 4 5 6 7
Mode0
8CLK
SI
8CLK
SI
06h
High Impedance
SO
04h
High Impedance
SO
5.ライト(WRITE)
本製品は、最大32バイトのページ書き込みが可能である。同一ページ内(ページアドレス:A15∼
A5)に、1バイトから32バイトの任意のバイト数が書き込める。図9:ライトにライトのタイミング
波形を、図12にフローチャートを示す。CSを立ち下げた後、コマンド(02H)を入力し、引き続き16
ビットのアドレス(Add)を入力する。その後、CSを立ち上げるまではクロックの立ち上りの度に内
部アドレス(A4∼A0)は自動インクリメント(Add+1)されながら、ライトデータがロードされる。CS
が立ち上がるまでデータのロードが続く。ロードされるデータが32バイトを超えた場合は、最後に
ロードされた32バイトがライトされる。ライトデータはバイト単位でロードする必要があり、それ
以外のタイミングでCSを立ち上げた場合は、ライト動作は行われない。ライト時間は、32バイト(1
ページ)を一度にライトした場合でも、5ms(Max.)である。
図9:ライト
Self-timed
Write Cycle
tWC
CS
Mode3
SCK
0 1 2 3 4 5 6 7 8
15 16
23 24
47
279
PD (N+1) PD (N+2)
PD(N+31)
31 32
39 40
Mode0
8CLK
SI
02h
Add.
Add.
(0000010)
(A15-A8)
(A7-A0)
SO
PD (N)
High Impedance
■ A15-A13はドントケア
No.A2255-13/17
LE25CB643TT-BH
6.ホールド機能
HOLDピンによるホールド機能は、シリアルコミュニケーションを中断(ホールド状態)するために使
用する。図10:HOLDにタイミング波形を示す。SCKが論理低レベルでHOLDを立下げると、デバイス
はホールド状態となり、HOLDを立ち上げると、ホールド状態から抜けだす。SCKが論理高レベルの
時に、HOLDの立下げ、立ち上げを行わないこと。ホールド機能は、CSが論理低レベルの時有効で、
CSを立ち上げると、ホールド状態から抜け、シリアルコミュニケーションはリセットされる。ホー
ルド状態時、SOはHi-Z出力でSI、SCKはドントケアとなる。
図10:HOLD
CS
Active
Active
HOLD
tHS
tHS
SCK
tHH
tHH
HOLD
tHHZ
SO
tHLZ
High Impedance
7.ハードウエアデータ保護
電源投入時の不用意な書き込みを防ぐために、本製品では内部にパワーオンリセット機能を有して
いる。
8.ソフトウエアデータ保護
本製品では、以下の条件ではコマンドを認識しないことにより、不用意な動作を無くしている。
・ライトコマンド入力時、CSの立ち上げタイミングが、バスサイクル間(SCKの8CLK単位)で無い場合。
・ライトのデータがバイト単位で無い場合。
・ステータスレジスタライトのコマンド入力が、2バスサイクル以上の場合。
9.電源投入
不用意な書き込みを防止するため、電源投入時は、CSをVDDにしておくこと。リード動作の開始は、
電源を投入し電源電圧が2.7V以上で、電圧が安定した状態から10μs(tPU_READ)後に、コマンドを入
力すること。また、ライト動作の開始は、電源を投入し電源電圧が2.7V以上で、電圧が安定した状
態から10ms(tPU_WRITE)後に、コマンドを入力すること。
10.デカップリングコンデンサ
デバイスを安定に動作させるために、VDD-VSS間に0.1μFのセラミックコンデンサをデバイスごとに
付加すること。
No.A2255-14/17
LE25CB643TT-BH
図11:ステータスレジスタライトフローチャート
図12:ライトフローチャート
ステータス
レジスタライト
ライト
スタート
スタート
06h
ライトイネーブル
コマンドをセット
06h
ライトイネーブル
コマンドをセット
02h
01h
ステータスレジスタ
ライトのコマンドを
セット
ライト
のコマンドをセット
アドレス1
データ
アドレス2
CSの立上りエッジで
プログラムスタート
データ0
データ1
ステータスレジスタ
リード
コマンドをセット
05h
データn
NO
Bit 0=
0
?
CSの立上りエッジで
ライトスタート
YES
ステータスレジスタ
ライト終了
ステータスレジスタ
リード
コマンドをセット
05h
*ステータスレジスタライト終了後、
自動的にライトディセーブルとなります。
NO
Bit 0=
0
?
YES
ライト
終了
*ライト終了後、自動的に
ライトディセーブルとなります。
No.A2255-15/17
LE25CB643TT-BH
„ アプリケーションノート
1) 電源投入時の注意
本製品は電源投入時の不用意な書き込みを防止するためのパワーオンリセット回路を搭載している。
パワーオンリセット回路を安定に動作させるため以下の条件を守ること。また、書き込み期間中の
電源の瞬断に対してはそのデータは保証されない。
項目
記号
VDD=2.7∼5.5V
min
typ
unit
max
電源立ち上げ時間
tRISE
‒
‒
100
ms
電源立ち下げ時間
tOFF
10
‒
‒
ms
電源立ち下げ電圧
Vbot
‒
‒
0.2
V
tRISE
VDD
tOFF
注
1). CS=Hにすること。
Vbot
0V
No.A2255-16/17
LE25CB643TT-BH
ORDERING INFORMATION
Device
LE25CB643TT-BH
Package
Micro8
(Pb-Free / Halogen Free)
Shipping (Qty / Packing)
4000 / Tape &Reel
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www.onsemi.com/site/pdf/Patent-Marking.pdf. SCILLC reserves the right to make changes without further notice to any products herein. SCILLC makes no
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performance may vary over time. All operating parameters, including “Typicals” must be validated for each customer application by customer’s technical
experts. SCILLC does not convey any license under its patent rights nor the rights of others. SCILLC products are not designed, intended, or authorized for use
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(参考訳)
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す。「標準的」パラメータを含むすべての動作パラメータは、ご使用になるアプリケーションに応じて、お客様の専門技術者において十分検証されるようお願い致しま
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PS No.A2255-17/17
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