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青森県立美術館「Dance Aleko Aomori Lab` #2」に関する 公開稽古及び
登録ID 平成20年12月12日 報 道 機 関 各 位 青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会事務局 青森県立美術館「Dance Aleko Aomori Lab’ #2」に関する 公開稽古及び公演について 標記について下記のとおり開催いたしますので、告知および取材について御協力をよろしくお願 いいたします。 記 1 事業名 青森県立美術館「Dance Aleko Aomori Lab’ #2」 2 事業内容 青森県立美術館では将来的に美術館のオリジナル作品『ダンス・アレコ青森』を制作し、長期的 に上演することを目的に、今年度は Dance Aleko Aomori Lab’ #1・#2・#3 として、3回にわたり 実験的なダンス作品を制作します。 第2回目となる Dance Aleko Aomori Lab’ #2は、八戸東高等学校表現科 1 年生 30 名が、プロ のバレエダンサーと一緒に、朗読とダンスでアレコの世界を表現します。 ※ 詳細は別添「Dance Aleko Aomori Lab#’2概要書」のとおり 3 開催日時: 公開稽古 平成20年12月18日(木)17:00∼18:30 会場:青森県立八戸東高等学校 八戸市類家1丁目4−47 公開日 平成20年12月20日(土) 19:00∼ 平成20年12月21日(日) 14:00∼ 会場:青森県立美術館シアター 青森市安田字近野 185 4 取材に当たって 取材を希望される社は別紙取材申込書をFAXするか、来場前に御連絡くださいますようお願い します。 報道機関用提出資料(連絡先) 担 当 商工労働部 青森県立美術館 パフォーミングアーツ推進チーム 三好課長 長谷川 副参事 小笠原 主査 電話番号 017−783−5243 報道監 商工労働部 報道監 二階(内線 3602) 県立美術館「Dance Aleko Aomori Lab’ #2」 取 材 申 込 書 社 名 取材希望日時を ○で囲んでください。 取材者名 【公開稽古】 会場:八戸東高等学校 その他 撮影クルー等の人数 平成20年 12 月 18 日 (木) 【本 番】 会場:県立美術館 シアター 平成20年 12 月 20 日 (土) 【本 番】 平成20年 12 月 21 日 会場:県立美術館 シアター (日) 17:00∼ 19:00∼ 14:00∼ ・フラッシュ不可 ・撮影エリア制限有り ・フラッシュ不可 ・撮影エリア制限有り 緊急連絡先電話番号 担当:小笠原 真理子(電話 017−783−5243) 青森県立美術館 舞台芸術部門 小笠原 行き FAX 017−783−5244 ダンス アレコ 青森 ラボ ツー Dance Aleko Aomori Lab #2 青森県立八戸東高等学校 表現科1年生30名が、 プロのモダンバレエダンサーと一緒にアレコの原作『ジプシー』の世界 を、ドラマリーディングとダンスで表現します!! 公開稽古日 平成 20 年 12 月 18 日(木)17:00∼ 会場:八戸東高等学校 公 演 日 平成 20 年 12 月 20 日(土)19:00∼ 12 月 21 日(日)14:00∼ 会場:青森県立美術館 シアター 取材先 ●青森県立美術館パフォーミングア−ツ推進実行委員会:小笠原 真理子 電話 017−783−5243 ●青森県立八戸東高等学校 表現科:顧問 木村浩哉 電話 0178−43−0262 ●昆 賀子モダンダンススタジオ:主宰 昆 賀子 電話 0178−46−2955 Dance Aleko Aomori Lab #2 青森県立八戸東高等学校 表現科1年生30名が、プロのモダンバレエダンサーと一緒 にアレコの原作ジプシーの世界を、ドラマリーディングとダンスで表現します!! 【あらすじ】 文明社会に嫌気がさし、自由を求めて「ジプシー」の一団に加わったロシアの青年貴族アレコは、 「ジプシー」の娘、ゼムフィーラと恋に落ちる。しかし、奔放なゼムフィーラはすぐに別の若いジ プシーへ心を移してしまう。それを知ったアレコは、嫉妬のあまり錯乱状態に陥り、ゼムフィーラ とその愛人を殺害する、アレコの中に潜む文明人の傲慢と「ジプシー」が体現する真の自由。その 二つの矛盾が引き起こす生と死の物語。 【原 作】アレクサンドル・プーシキン「ジプシー」 訳 蔵原惟人 【構成・演出】長谷川孝治(青森県立美術館舞台芸術総監督) 【振 付】昆賀子モダンダンススタジオ 【日 時】平成20年12月20日(土)18:30 開場 19:00 開演 12月21日(日)13:30 開場 14:00 開演 ※ 上演時間は 80 分を予定しています。 【運営主体】 青森県立美術館パフォーミングア−ツ推進実行委員会 主 催 助 【会 場】 青森県立美術館パフォーミングア−ツ推進実行委員会・青森県立美術館 成 財団法人 地域創造 青森県立美術館シアター 全席自由 青森県青森市安田字近野185 ※1公演につき 180 席限定となります。 【出演ダンサー】 〈昆賀子モダンダンススタジオ〉 橋本寛子・昆 真千子・矢吹 唯・前田一葉・高橋 郁 〈青森県立八戸東高等学校表現科 第1学年〉 石橋奨也・加藤千尋・工藤麗加・小林彩乃・下舘美晴・鈴木彩乃・庭 千裕・古川怜奈・ 三浦ひかる・吉田千秋 【出演俳優】 〈青森県立八戸東高等学校表現科 第1学年〉 久慈瑛介・工藤正熙・高屋勇柊・上野由香子・太田智美・大村琴美・小村りさこ 坂本玲菜・清水ひかる・高橋愛理沙・中村那美・福岡五洋・水野奈々実・山岸真維・山田眞子 【舞台スタッフ】 〈青森県立八戸東高等学校表現科 鹿野愛里未・高杉紗苗・野 第1学年〉 由衣・藤川京子 【入場料金】 前売:ペア券(一般 2 名) 4,000 円 一般券(大 人) 2,300 円 (学 1,000 円 生) (高校生以下) 【チケット販売場所】 当日 500 円増し 800 円 ローソンチケット(L コード 27493)/紀伊國屋書店/弘前大学生協 日弘楽器/サンロード青森/さくら野青森店/成田本店しんまち店 三春屋/長崎屋/青森県立美術館ミュージアムショップ 【予約受付】 青森県立美術館パフォーミングアーツ推進実行委員会 TEL 017-783-5243 FAX 017-783-5244 E-mail:[email protected] 【託児サービス】 各公演の開場から終演までの間、お子様 1 名につき 200 円で託児サービスを行います。 ご希望の方は、鑑賞される日の7日前までに、事務局までお申し込みください。 【カフェ「4 匹の猫」臨時営業のお知らせ】 12 月 20 日(土) 、1 月 31 日(土)に限り、17:00 から 19:00(ラストオーダー18:30)まで臨時営 業いたします。 【ダンスアレコ青森のチケットをお持ちのお客様】 青森県立美術館主催の企画展、常設展のチケットを割引価格(団体料金と同額)でお買い求め頂け ます。 (当日券の販売がある時のみに限る) 【青森県立美術館メンバーシップ会員ご優待】 青森県立美術館メンバーシップ会員は、ペア券 200 円引き、その他 100 円引きでお買い求めいただ けます。割引チケットは、事前にご予約いただき、公演当日に受付にて料金と引換でお渡しします。 ご予約は美術館総合案内もしくは下記問い合わせ先にて承ります。 【青森県立美術館主催の企画展・常設展のチケットをお持ちのお客様】 ダンスアレコ青森の当日券を割引料金で購入できます。 稽古風景 12/5 八戸東高等学校体育館にて ←(高校生ダンサー稽古風景) 第2幕 カーニバルのシーン プロのダンサー6名と10名の 高校生ダンサーの稽古 『体を使うということ』 ←(高校生俳優稽古風景) アレコとゼムフィーラの語りシーン 16 名の高校生が俳優として出演。 ←(高校生舞台スタッフ) 4名の高校生がプロの舞台スタッ フ指導のもと、音響・照明等を学び、 本番の舞台づくりをします。 「体を使うということ」構成・演出 長谷川孝治(青森県立美術館舞台芸術総監督) ダンサーの身体はそのまま芸術作品である。身体に芸術性のかけらも見るこ とができないダンサーは残念ながらダンサーの名に値しない。 しかし、わたしたちは自然を相手に体を動かしている農家の人や山で働く 人、そして海で働く人たちの無駄を削いだ動きに美しさを感じる。 無駄を削ぐとは、任意の A 地点から B 地点までを最も短くかつ素早く動く ことである。すべてのアスリートが身につけているその術を、人間は労働の 中にあらかじめ持っている。 そして、ダンスはその労働の中の身体の美しさを集積してできている。こ の場合の労働とは経済学の概念で言われるそれではなくて、単純に体を使っ て働くことを意味しているのは言うまでもない。 現在、 「言葉」よりも「身体」に重きを置いたダンスが、演劇よりも美しさ を持つのは当然である。インターネット上を飛び交う「言葉」は、人間の精 神と身体のバランスを著しく疎外する。日々の生活で知らぬ間に言葉に偏っ ていく人間は、バランス(調和)を欠いているが故に美しくない。だから、 ダンスに人は惹かれるのだ。無心に身体を極限にまで追いつめ、幾度も幾度 も美しさの軌跡をなぞろうとするダンサーに憧れるのだ。 青森県立美術館が、いや、青森県民が所有している「アレコ」三点はダン サーを最も美しく見せるために制作された作品である。 今、様々なダンスをその前で踊ろうとするのは、少しづつ狂っていく常識 をもう一度元に戻すための芸術的な営みに他ならない。 他ならぬ体を使って。