...

PowerAct Pro インストールガイド(Windows 8.1版)

by user

on
Category: Documents
8

views

Report

Comments

Transcript

PowerAct Pro インストールガイド(Windows 8.1版)
オムロン無停電電源装置(UPS)専用ソフトウェア
PowerAct Pro Master Agent
Windows 8.1 編
インストールマニュアル
ご使用上の注意
ご使用上の注意
ご使用用途について
一般オフィスやサーバールームで使われるコンピューターに使用することを目的に設計、製造されています。きわめて高い
信頼性や安全性が要求される以下のような用途には絶対に使用しないでください。
1.
医療機器など、人命に直接関わる用途
2.
人身の損傷に至る可能性のある用途
例:航空機、船舶、電車、エレベーターなどの運行、運転、制御に直接関わる用途
3.
主要な電算機システム、幹線通信機器、公共の交通システムなどへの用途
4.
これらに準ずる機器への用途
ソフトウェア使用許諾契約書について
本ソフトウェアをコンピューターにインストールした場合は、以下のソフトウェア使用許諾契約書(以下、本契約)の内容
にご同意いただいたものとします。ご同意いただけない場合は、本ソフトウェアをコンピューターにインストールしないで
ください。
ソフトウェア使用許諾契約書
オムロン株式会社(以下、オムロン)がお客様にソフトウェア商品(以下
本ソフトウェア)を使用許諾する条件を定めた
ものです。必ず本ソフトウェアをご使用になる前に、以下の注意事項をよくお読みください。
1.
本契約にいう「本ソフトウェア」とは、本パッケージに含まれるコンピュータープログラムおよびそれに関連する技術
資料などのすべてを含みます。本ソフトウェアにかかわる著作権その他の知的財産権はオムロンまたはオムロンに使用
許諾をしている第三者に帰属し、本契約によりお客様に移転することはありません。お客様がそれらの権利を侵害した
場合、前述のオムロンまたはオムロンに使用許諾をしている第三者に対する責任は、お客様が負うものとします。
2.
オムロンは、お客様が無停電電源装置(UPS)を管理する目的のみで本ソフトウェアを使用する非独占権利を承諾します。
3.
お客様はオムロンの事前同意なしに第 3 者へライセンス譲渡および貸与を行うことはできません。
4.
お客様は本ソフトウェアのバックアップ目的のためのみに本ソフトウェアを複製することができます。お客様は本ソフ
トウェアの改変ならびに逆コンパイル、逆アセンブリー、リバースエンジニアリング、その他それに類する行為を行う
ことはできません。
5.
お客様は、本ソフトウェアの内容について本契約期間中およびその終了後も機密として保存し、第三者へ開示しないも
のとします。
6.
お客様が商品を購入後 90 日以内に本ソフトウェアの欠陥を発見し返却した場合、オムロンは無償で交換いたします。
7.
上記の本ソフトウェアの交換は、オムロンのソフトウェア保証責任のすべてを定めるものであり、オムロンは本ソフト
ウェアの欠陥により発生した、お客様の直接的、間接的あるいは波及効果による損害に対しては一切の責任を負いません。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
1
ご使用上の注意
本ソフトウェアの改変ならびに逆コンパイル、逆アセンブリー、リバースエンジニアリング、その他のそれに類する行為によ
り、特許権(実用新案権に基づく権利も含む。以下同じ)または著作権を侵害するものとしてオムロンに使用を許諾している
第三者および当該第三者以外からお客様が請求された場合には、オムロンは責任を負いません。
オムロンがお客様の損害について責任を負ういかなる場合においても、オムロンの責任はお客様が商品購入代金として
8.
支払った金額を超えることはありません。
お客様が本契約に違反した場合、オムロンはお客様に通知することにより本ソフトウェアの使用許諾を終了させること
9.
ができます。その場合、お客様は本ソフトウェアおよびそのすべての複製物をオムロンに返却しなければなりません。
10. 本契約は日本国の法律の下で解釈され、かつ日本国の法律により制御されるものとします。
運用に関するお願い
1.
本ソフトウェアおよび本書の内容の全部または一部を無断で流用することは固くお断りいたします。
2.
本ソフトウェアおよび本書の内容については将来、予告なしに変更する場合があります。
3.
本ソフトウェアおよび本書の内容については万全を期しておりますが、万一誤りやお気づきの点がございましたら、
当社までご連絡くださるようお願いいたします。
本書に記載した画面などは、実際のものとは一部異なる場合があります。
4.

Google Chrome は、Google の商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における登録商標です。

Microsoft、Internet Explorer、Windows は、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。

Mozilla、Firefox は、Mozilla Foundation の登録商標です。

その他、本書に記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。
© OMRON Corporation. 2016 All Rights Reserved.
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
2
本書の読み方
本書の読み方
本書の構成
本書は、次の内容で構成されています。
はじめに
本ソフトウェアの特徴と、全体のシステム構成について説明しています。
インストール
本ソフトウェアのインストールの前提条件と、Apache を使用したインストール方
法、IIS を使用したインストール方法、Web サーバを使用しないインストール方法
の 3 種類のインストール方法を説明しています。
シャットダウン動作の確認
本ソフトウェアのシャットダウン時の動作設定について説明しています。また、
シャットダウンテストの実行方法についても説明しています。
こんなときには
本ソフトウェアが使用する HTTP ポート番号の変更方法について説明しています。
また、通信ポートを手動で設定する方法についても説明しています。
付録
本ソフトウェアの動作シーケンスについて説明しています。また、復電時にサーバ
を自動起動させる方法、本ソフトウェアの削除方法についても説明しています。
表記上の注意
本書では、次の表記が使用されています。
守っていただきたい事項、操作上の注意を要する事項を記載しています。この記載をよくお読みにな
り、必ず指示に従ってください。
役立つ情報や、ヒントとなる情報を記載しています。また、関連する情報が記載されているページや
他のマニュアルを紹介しています。
本ソフト
ウェア
[
]
オムロン PowerAct Pro Master Agent のことです。
画面に表示される項目で、操作対象のもの(クリックできるボタン類)は[ ]で記載しています。
例:
[次へ]ボタンをクリックします。
「
」
上記以外の画面に表示される項目や、リンク先については「 」で記載しています。
例:
「通信ポートテスト結果」の結果が空欄の場合、本ソフトウェアと UPS の通信ができていま
せん。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
3
目次
目次
ご使用上の注意 ......................................................................................................................... 1
本書の読み方 ............................................................................................................................. 3
目次 ........................................................................................................................................... 4
1
はじめに .............................................................................................................................. 6
1-1 機能と特徴 ...................................................................................................................................... 6
1-2 機器の接続と運用 ........................................................................................................................... 7
1-2-1 コンピュータを 1 台接続する場合 ......................................................................................... 7
1-2-2 コンピュータを 2 台以上接続する場合 .................................................................................. 7
1-2-3 仮想 OS でのシステム構成例 ................................................................................................. 9
1-3 インストールの種類 ..................................................................................................................... 10
1-4 インストールの手順と動作確認 ................................................................................................... 12
2
インストールの準備 .......................................................................................................... 13
2-1 インストールに関するご注意 ....................................................................................................... 13
2-2 動作環境 ........................................................................................................................................ 14
3
インストール方法-Apache を使用する場合- ................................................................. 15
3-1 本ソフトウェアのインストール ................................................................................................... 15
3-2 ポップアップブロックの設定 ....................................................................................................... 34
3-3 サーバ証明書のインストール ....................................................................................................... 40
4
インストール方法-IIS を使用する場合- ......................................................................... 50
4-1
IIS の有効化と設定 ....................................................................................................................... 50
4-2 本ソフトウェアのインストール ................................................................................................... 56
4-3 ポップアップブロックの設定 ....................................................................................................... 70
4-4 サーバ証明書のインストール ....................................................................................................... 76
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合- ....................................................... 87
5-1 本ソフトウェアのインストール ................................................................................................... 87
6
シャットダウン動作の確認 .............................................................................................. 100
6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合- ......................................... 100
6-2 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合- .................................................. 107
6-3 シャットダウンテスト ................................................................................................................ 112
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
4
目次
7
こんなときには................................................................................................................ 114
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・ ........................................... 114
7-1-1 本ソフトウェアのインストール途中でポート番号を変更する場合 ................................... 114
7-1-2 インストール完了後に HTTP ポート番号を変更する場合 ................................................. 116
7-2 UPS と通信ができない ............................................................................................................... 123
7-2-1 USB 接続の場合 .................................................................................................................124
7-2-2 Web サーバを使用する場合 ...............................................................................................125
7-2-3 Web サーバを使用しない場合(通信ポートを「自動」で設定する場合) .......................128
7-2-4 Web サーバを使用しない場合(通信ポートを「手動」で設定する場合) .......................133
7-2-5 「通信ポートの設定」で「手動」を選択する場合 ............................................................140
付録 ....................................................................................................................................... 142
付-1 シャットダウン動作シーケンス................................................................................................ 142
付-1-1 初期設定値の動作シーケンス ...........................................................................................142
付-1-2 基本項目以外(シャットダウン開始遅延など)を設定した場合の動作シーケンス ........143
付-1-3 UPS の出力停止前に復電した場合 ...................................................................................144
付-2 復電時にサーバを自動起動させる ............................................................................................ 145
付-2-1 UPS とコンピュータの自動起動設定 ...............................................................................145
付-2-2 UPS 停止前に復電した場合にコンピュータが自動起動しない .......................................147
付-3 本ソフトウェアの削除方法 ....................................................................................................... 152
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
5
1
はじめに
1
1-1 機能と特徴
はじめに
1-1 機能と特徴
無停電電源装置(以下、UPS)は、停電などの電源異常から接続機器を守る装置です。しかし、UPS は内蔵
バッテリの容量により、限られた時間しかシステムに電源を供給することはできません。
このため、自動シャットダウンソフトウェアを利用して一定の時間内にシステムを正常終了させ、ハードディ
スクの破壊やシステムファイルの破損などの障害を防ぎます。
PowerAct Pro とは、冗長電源対応や出力コンセント制御対応などの機能も搭載した電源管理ソリューションで
す。
PowerAct Pro には、次の特徴があります。
スケジュール運転
日時や毎週/毎月といった条件を指定し、UPS の停止、起動や UPS の自己診断
を行うことができます。
連携シャットダウン
ネットワーク上の複数のサーバやクライアントを連携してシャットダウンさせ
ることができます。
出力コンセント制御
出力コンセント制御機能を搭載した UPS と本ソフトウェアを組み合わせること
により、UPS の起動時にコンセント出力の開始やシャットダウン時のコンセン
ト出力の停止を遅延させることができます。
アプリケーションの自動保存
入力電源異常(停電など)が発生した場合に、作成中や編集中のファイルを自
動保存し、アプリケーションソフトや OS を終了させます。
マルチ OS 対応
Windows/Linux/Macintosh/Unix の 4 種の OS に対応しています。
GUI
グラフィカルな画面で各種の設定ができます。
仮想化サーバ対応
Hyper-V/VMware に対応し、複数の Guest OS を制御することができます。
Guest OS へのインストールは不要です。
スクリプトシャットダウン
ソフトウェアをインストールできないアプライアンスサーバなども、スクリプ
トを使って OS のシャットダウンができます。
ping 監視・モバイル端末監視
SNMP を使わずに、ネットワーク上の端末の稼働状況監視やモバイル端末から
のコンセント制御(リブート)ができます。
SNMPv3 対応
SNMPv3 に対応し、セキュアな環境でネットワーク上の電源管理ができます。
CO2 監視機能
接続端末の消費電力から、CO2 排出量を手軽に測定できます。スケジュール運
転機能と併用すれば、夜間・休日は、機器の稼働を停止させることで CO2 や電
気料金の削減ができます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
6
1
はじめに
1-2 機器の接続と運用
1-2 機器の接続と運用
PowerAct Pro には、UPS に専用ケーブル(RS232C/USB)で直接接続されているコンピュータ向けの「マス
ターエージェント」(本ソフトウェア)とネットワークを経由して接続されているコンピュータ向けの「ス
レーブエージェント」が存在します。
スレーブエージェントは本ソフトウェアと連携してコンピュータをシャットダウンします。
コンピュータを 1 台接続する場合
1-2-1
コンピュータと UPS を付属の専用ケーブル(RS232C/USB)で接続し、本ソフトウェアをインストールしま
す。
1-2-2
■
コンピュータを 2 台以上接続する場合
UPS に専用ケーブルで直接接続されているコンピュータ
UPS と専用ケーブル(RS232C/USB)で直接接続されているコンピュータには、本ソフトウェアをインス
トールします。
■
それ以外のコンピュータ
2 つの対処方法があります。
方法①「PowerAct Pro スレーブエージェント」をインストールする。
方法② 本ソフトウェアからスクリプトコマンドを発行してコンピュータを自動シャットダウンする。
複数コンピュータの場合の運用イメージ
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
7
1
はじめに
1-2 機器の接続と運用
・スレーブエージェントのインストール方法については別紙のインストールガイドを参照してください。
・コンピュータと UPS の接続には RS232C または USB のどちらか一方のみを使用してください。また各コン
ピュータは同一セグメント上のネットワークに接続してください。もし、同一セグメントでネットワーク接続で
きない場合は、コンピュータにネットワークインターフェースカードを追加するなどして LAN ポートを増設し
て、同一セグメントに属するように設定します。
(例)
■
マスターエージェント
・UPS と RS232C または USB で直接接続されたサーバコンピュータにインストールする。
・UPS の監視/制御、LAN で接続されたサーバコンピュータの起動/停止も一元的に管理する。
・UPS に実装して使用される「SC20G/SC20G2」も UPS を直接制御するため、マスターエージェントとして
機能する。
■
スレーブエージェント
マスターエージェントからの指令に基づき、サーバコンピュータをシャットダウンする。
UPS の制御は行わない。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
8
1
はじめに
1-2-3
1-2 機器の接続と運用
仮想 OS でのシステム構成例
Hyper-V による仮想環境で使用する場合は、ホスト側に PowerAct Pro をインストールします。
ゲスト OS 側にはインストールは不要です。ゲスト OS は自動的にシャットダウンされます。再起動時は、
シャットダウン前の状態で、各ゲスト OS が起動します。
・
マスターエージェント/スレーブエージェントともにインストール可能です。
・
マスターエージェントをインストールする場合は、RS232C または USB で接続してください。
・
スレーブエージェントをインストールする場合は、別途マスターエージェントが必要です。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
9
1
はじめに
1-3 インストールの種類
1-3 インストールの種類
本ソフトウェアは Web ベースのモニタ画面で各種の設定などを行います。
この Web モニタ画面を表示するために、Web サーバがインストールされます。
Web サーバとしては、Apache または IIS(Internet Information Services)を使用します。
また、Web モニタ画面を使わずにコンソールから制御する方法もあります。
このため、インストール時に次の 3 つの中から選択してください。
Apache を使用する場合
P.15 参照
IIS を使用する場合
P.50 参照
Web サーバを使用しない場合
P.87 参照
本ソフトウェアでは、Web サーバとして Apache を推奨しています。既存のソフトウェアで Apache を利用してい
る場合は IIS を利用してください。
Web サーバを使用しない場合、PowerAct Pro のモニタ画面を表示させることができないため、基本的なシャット
ダウンパラメータ(P.107「6-2
シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合-」参照)だ
けが設定可能です。
それ以外の項目はコンソールモードを使用して設定します。コンソールモードの操作方法については、別冊の
『コンソールモード設定ガイド』を参照してください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
10
1
はじめに
1-3 インストールの種類
モニタ画面
コンソールモード設定画面
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
11
1
はじめに
1-4 インストールの手順と動作確認
1-4 インストールの手順と動作確認
次の手順で本ソフトウェアをインストールし、動作を確認します。
インストーラーの起動
↓
インストール方法の選択
「1-3
インストールの種類」を参考
↓
インストール
↓
シャットダウンパラメータの設定
↓
シャットダウンテストの実行
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
12
2
インストールの準備
2
2-1 インストールに関するご注意
インストールの準備
2-1 インストールに関するご注意
インストールを開始する前に、次の事項をご確認ください。
<製品>
・本ソフトウェアは、オムロン製 UPS およびオムロン製 OEM 供給品の UPS 以外では使用できません。
<環境>
・Administrator 権限があるユーザ名で OS にログインしてください。
・お使いの環境で OS が正常に終了できることを確認してください。
・他の自動シャットダウンソフトウェアを使用している場合は、必ずそのソフトウェアをアンインストール
し、OS を再起動してください。各ソフトウェアのアンインストール方法は、それぞれの取扱説明書を参照
してください。
・本ソフトウェアをインストールする前に UPS と接続してください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
13
2
インストールの準備
2-2 動作環境
2-2 動作環境
対応コンピュータ
DOS/V 機、Apple 製 Macintosh およびその互換機ではご使用になれません。
対応 OS と対応プラッ
Microsoft Windows Server 2012※1
トフォーム
Microsoft Windows Storage Server 2012
x86、AMD64、EM64T
Microsoft Windows Server 2012R2
Microsoft Windows Storage Server 2012R2
WWW ブラウザ
Microsoft Internet Explorer 11.0/10.0/9.0/8.0/7.0※2/6.0
HTTP サーバ
Apache HTTP Server 2.2.8
RAM
256MB 以上
ハードディスク容量
100MB 以上
インターフェース
RS232C、USB
ネットワークカード
10Mbps 以上
プロトコル
TCP/IP
※1
Internet Information Services(Windows OS 標準)
Hyper-V を用いた仮想 OS 環境でもご使用いただけます。仮想 OS のホスト側に本ソフトウェアをインストールして
ください(ゲスト OS にインストールする必要はありません)
。
※2
Internet Explorer 7.0 の場合、本ソフトウェアのモニタ画面を開いた時にフィッシング詐欺警告のアイコンが表示され
ることがありますが、問題はありません。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
14
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3
3-1 本ソフトウェアのインストール
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
1 UPS 付属 CD-ROM をサーバのドライブに挿入します。
2 次のメッセージをクリックします。
上記メッセージが表示されない場合は、直接 Setup.exe を実行してください。
Setup.exe は CD-ROM の software フォルダに格納されています。
(例)CD-ROM ドライブが D ドライブの場合
D:¥software¥PowerAct_Pro¥Windows¥Master¥VerXXX¥Program¥Setup.exe
3 [OMRON_Autorun.exe の実行]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
15
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
手順 2 の画面が表示されないまたは一旦表示されたが消えてしまった場合は、以下の手順で CD-ROM を実行して
ください。
①[スタート]ボタンを右クリックして、
「エクスプローラー(E)」を選択します。
② DVD ドライブをダブルクリックします。
4 [既に登録済み/後で登録する]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
16
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
「UPS ご愛用者登録はお済みですか?」の画面が自動起動しない場合
・CD-ROM 直下の OMRON_Autorun.exe を実行すると、
「UPS ご愛用者登録はお済みですか?」の画面が起動しま
す。
・CD-ROM の以下階層の Setup.exe を実行すると、直接インストーラーが起動できます。
¥software¥PowerAct_Pro¥Ver5x¥Windows¥Program¥Master¥Setup.exe
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
17
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
5 「PowerAct Pro (Windows 版) Master Agent」の[インストール]ボタンをクリックします。
6 進行中の画面が表示されます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
18
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
7 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
8 「使用許諾契約」の内容をよくお読みになり、「使用許諾契約の全条項に同意します(A)」を選択して、
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
使用許諾契約に同意いただけない場合は本ソフトウェアを使用できません。
[キャンセル]ボタンをクリックして、インストールを中止します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
19
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
9 「標準インストール(ネットワーク機能あり)」を選択して、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
「標準インストール」を選択した場合は、ネットワークを経由して以下を利用することができます。
・ネットワーク上のコンピュータの Web モニタ画面での UPS 情報の各種確認、設定や制御
・スレーブエージェントをインストールしたコンピュータのシャットダウン
・SNMP を利用したシャットダウン警告や指定したコンピュータへの UPS の動作情報の通知
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
20
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
10 「Apache Web サーバを使用する」を選択して、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
本ソフトウェアでは、Web サーバとして Apache を推奨しています。既存のソフトウェアで Apache を利用してい
る場合は IIS を利用してください。
Web サーバを使用しない場合、PowerAct Pro のモニタ画面を表示させることができないため、基本的なシャット
ダウンパラメータ(P.107「6-2
シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合-」参照)だ
けが設定可能です。
それ以外の項目はコンソールモードを使用して設定します。コンソールモードの操作方法については、別冊の
『コンソールモード設定ガイド』を参照してください。
11 [OK]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
21
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
12 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
13 「使用許諾契約」の内容をよくお読みになり、「使用許諾契約の全条項に同意します(A)」を選択して、
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
使用許諾契約に同意いただけない場合は本ソフトウェアを使用できません。
「使用許諾契約の条項に同意しません」を選択した場合、
[キャンセル]ボタンをクリックして、インストールを
中止します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
22
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
14 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
Apache を書き込み禁止のフォルダやネットワークドライブにインストールしないでください。
必ずローカルコンピュータのリードライト可能なハードディスクにインストールしてください。
本画面では Apache のインストール先の変更が可能です。Apache のインストール先を変更する場合は[参照(R)]
ボタンをクリックしてインストール先を指定して、
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
15 [インストール]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
23
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
16 [完了]ボタンをクリックします。
[完了]ボタンをクリックすると一旦以下の画面を表示しますが、次の画面が表示されるまでそのままお待ちくださ
い。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
24
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
17 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
本ソフトウェアを書き込み禁止のフォルダやネットワークドライブにインストールしないでください。
必ずローカルコンピュータのリードライト可能なハードディスクにインストールしてください。
本画面では本ソフトウェアのインストール先の変更が可能です。本ソフトウェアのインストール先を変更する場
合は[参照(R)]ボタンをクリックしてインストール先を指定してから、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
25
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
18 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
19 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
26
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
20 [いいえ(N)]ボタンをクリックします。
暗号通信を使用する場合は[はい(Y)]を選択します。
「PowerActProSSL 認証設定」画面が表示されたら、
[OK]
ボタンをクリックします。
PowerAct Pro のインストールが完了したら、
「サーバ証明書」をインストールしてください(P.40「3-3
サーバ
証明書のインストール」参照)。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
27
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
21 「自動」または「手動」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
「自動」を選択した場合、COM ポート、USB ポートの順に接続されている UPS を検索します。
「手動」を選択した場合、設定した COM ポートだけを検索します(P.140「7-2-5
「通信ポートの設定」で「手
動」を選択する場合」参照)
。
22 結果を確認して、[OK]ボタンをクリックします。
「通信ポートテスト結果」が空欄の場合、本ソフトウェアと UPS の通信ができていません。インストール上は問
題ありませんので、
[OK]ボタンをクリックして手順 25 に進んでください。ここで UPS と通信させたい場合は
P.123「7-2
UPS と通信ができない」を参照してください。
手順 22 の「通信ポートテスト結果」の結果が空欄の場合、手順 23、24 の画面は表示されません。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
28
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
23 「UPS 使用開始日」、「バッテリ使用開始日(交換日)」、「次回のバッテリ交換(予定日)」を設定して、
[OK]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
29
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
24 [OK]ボタンをクリックします。
バッテリ使用開始日を設定したあと警告画面が表示される場合があります。この場合は、[通信設定]タブを選択
して、HTTP ポートの番号を変更します(P.114「7-1
「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出た
ら・・・」参照)
。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
30
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
25 [OK]ボタンをクリックします。
インストール完了後に[PowerAct Pro モニタ]の「環境設定」でもシャットダウン動作の設定はできます(P.100
「6-1
シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-」参照)
。
26 [はい]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
31
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
27 パスワードは 1~15 文字の半角英数字(A~Z、a~z、0~9)で設定します。
大文字/小文字は区別されます。
設定したパスワードは、メモを取るなどして必ず保存しておいてください。
本パスワードは PowerAct Pro モニタにログインするときのパスワードです(P.102「6-1 シャットダウンパラ
メータの設定-Web サーバを使用する場合-」の手順 4 参照)
。
28 [OK]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
32
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-1 本ソフトウェアのインストール
29 [完了]ボタンをクリックして、デスクトップ画面に戻ります。
「オムロン UPS 自動シャットダウンソフトウェアメニュー」画面が開いている場合は、これを閉じてください。
30 CD-ROM をドライブから取出します。
以上で Apache を使用した本ソフトウェアのインストールは終了です。
続いて、P.34「3-2
ポップアップブロックの設定」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
33
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-2 ポップアップブロックの設定
3-2 ポップアップブロックの設定
1 [スタート]ボタンを右クリックして、「コントロールパネル」を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
34
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-2 ポップアップブロックの設定
2 [ネットワークとインターネット]をクリックします。
3 [インターネットオプション]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
35
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-2 ポップアップブロックの設定
4 [プライバシー]タブをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
36
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-2 ポップアップブロックの設定
5 [ポップアップブロック]欄の[設定(E)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
37
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-2 ポップアップブロックの設定
6 「ポップアップブロックの設定」画面で「許可する Web サイトのアドレス(W):」欄に「127.0.0.1」と入
力し、[追加(A)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
38
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-2 ポップアップブロックの設定
7 「許可されたサイト(S):」欄に「127.0.0.1」が追加されたことを確認して、[閉じる(C)]ボタンをクリッ
クします。
以上でポップアップブロックの設定は終了です。
P.27 手順 20 で「SSL による暗号化通信」を「使用する」と選択した場合は次の P.40「3-3
インストール」に、「使用しない」と選択した場合は、P.100「6-1
サーバ証明書の
シャットダウンパラメータの設定-Web
サーバを使用する場合-」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
39
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
3-3 サーバ証明書のインストール
1 [スタート]ボタンを右クリックして、「コントロールパネル」を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
40
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
2 [ネットワークとインターネット]をクリックします。
3 [インターネットオプション]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
41
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
4 「インターネットのプロパティ」画面が表示されたら、「コンテンツ」タブをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
42
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
5 [証明書(C)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
43
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
6 「信頼されたルート証明機関」タブを選択します。
7 [インポート(I)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
44
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
8 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
45
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
9 [参照(R)]ボタンをクリックします。
10 [OS (C:)]→[Program Files(x86)]フォルダ→[Apache2.2.8]フォルダ→[conf]フォルダから
「server.crt」を選択して、[開く(O)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
46
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
11 「証明書のインポート ウィザード」画面に戻ったら、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
12 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
47
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
13 [完了(F)]ボタンをクリックします。
14 警告画面が表示されたら、[はい(Y)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
48
3
インストール方法-Apache を使用する場合-
3-3 サーバ証明書のインストール
15 [OK]ボタンをクリックします。
16 [閉じる(C)]ボタンをクリックします。
「インターネットのプロパティ」画面や「ネットワークとインターネット」画面が開いていたら閉じてください。
以上で Apache 使用時のサーバ証明書のインストールは終了です。
続いて P. 100「6-1
シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
49
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4
4-1
IIS の有効化と設定
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-1 IIS の有効化と設定
1 [スタート]ボタンを右クリックして、「プログラムと機能(F)」を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
50
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-1
IIS の有効化と設定
2 [Windows の機能の有効化または無効化]を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
51
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-1
IIS の有効化と設定
3 「Windows の機能」画面で「インターネットインフォメーションサービス」を選択し、以下の画像と同じ
部分にチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
52
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-1
IIS の有効化と設定
4 [閉じる]ボタンをクリックします。
5 「プログラムと機能」画面を閉じます。
6 [スタート]ボタンを右クリックして、「コンピューターの管理(G)」を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
53
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-1
IIS の有効化と設定
7 左側のメニューで「インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャー」を選択します。
8 「接続」メニューでコンピューター名を選択して、「ホーム」画面で「ISAPI および CGI の制限」を選択し
ます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
54
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-1
IIS の有効化と設定
9 「操作」メニューの「機能設定の編集」を選択します。
10 「特定できない CGI モジュールを許可する(C)」にチェックを入れて、[OK]ボタンをクリックします。
以上で IIS の有効化と設定は終了です。
コンピューターの管理画面を閉じて、P.56「4-2
本ソフトウェアのインストール」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
55
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
4-2 本ソフトウェアのインストール
1 UPS 付属 CD-ROM をサーバのドライブに挿入します。
2 次のメッセージをクリックします。
上記メッセージが表示されない場合は、直接 Setup.exe を実行してください。
Setup.exe は CD-ROM の software フォルダに格納されています。
(例)CD-ROM ドライブが D ドライブの場合
D:¥software¥PowerAct_Pro¥Ver5x¥Windows¥Program¥Master¥Setup.exe
3 [OMRON_Autorun.exe の実行]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
56
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
手順 2 の画面が表示されないまたは一旦表示されたが消えてしまった場合は、以下の手順で CD-ROM を実行して
ください。
①[スタート]ボタンを右クリックして、
「エクスプローラー(E)」を選択します。
② DVD ドライブをダブルクリックします。
4 [既に登録済み/後で登録する]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
57
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
「UPS ご愛用者登録はお済みですか?」の画面が自動起動しない場合
・CD-ROM 内の OMRON_Autorun.exe を実行すると、
「UPS ご愛用者登録はお済みですか?」の画面が起動しま
す。
・CD-ROM の以下の階層の Setup.exe を実行すると、直接インストーラーが起動できます。
¥software¥PowerAct_Pro¥Ver5x¥Windows¥Program¥Master¥Setup.exe
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
58
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
5 「PowerAct Pro (Windows 版) Master Agent」の[インストール]ボタンをクリックします。
6 進行中の画面が表示されます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
59
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
7 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
8 「使用許諾契約」の内容をよくお読みになり、「使用許諾契約の全条項に同意します(A)」を選択して、
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
使用許諾契約に同意いただけない場合は本ソフトウェアを使用できません。
[キャンセル]ボタンをクリックして、インストールを中止します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
60
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
9 「標準インストール(ネットワーク機能あり)」を選択して、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
「標準インストール」を選択した場合は、ネットワークを経由して以下を利用することができます。
・ネットワーク上のコンピュータの Web モニタ画面での UPS 情報の各種確認、設定や制御
・スレーブエージェントをインストールしたコンピュータのシャットダウン
・SNMP を利用したシャットダウン警告や指定したコンピュータへの UPS の動作情報の通知
10 「IIS Web サーバを使用する」を選択して、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
61
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
11 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
本ソフトウェアを書き込み禁止のフォルダやネットワークドライブにインストールしないでください。
必ずローカルコンピュータのリードライト可能なハードディスクにインストールしてください。
本画面では本ソフトウェアのインストール先の変更が可能です。本ソフトウェアのインストール先を変更する場
合は[参照(R)]ボタンをクリックしてインストール先を指定してから、
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
62
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
12 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
13 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
63
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
14 [いいえ(N)]ボタンをクリックします。
暗号通信を使用する場合は[はい(Y)]を選択します。
「PowerActProSSL 認証設定」画面が表示されたら、
[OK]
ボタンをクリックします。
PowerAct Pro のインストールが完了したら、
「サーバ証明書」をインストールしてください(P.76「4-4
サーバ
証明書のインストール」参照)。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
64
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
15 「自動」または「手動」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
「自動」を選択した場合、COM ポート、USB ポートの順に接続されている UPS を検索します。
「手動」を選択した場合、設定した COM ポートだけを検索します(P.140「7-2-5
「通信ポートの設定」で「手
動」を選択する場合」参照)
。
16 結果を確認して[OK]ボタンをクリックします。
「通信ポートテスト結果」が空欄の場合、本ソフトウェアと UPS の通信ができていません。インストール上は問
題ありませんので、
[OK]ボタンをクリックして手順 19 に進んでください。ここで UPS と通信させたい場合は
P.123「7-2
UPS と通信ができない」を参照してください。
手順 16 の「通信ポートテスト結果」が空欄の場合、手順 17、18 の画面は表示されません。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
65
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
17 「UPS 使用開始日」、「バッテリ使用開始日(交換日)」、「次回のバッテリ交換(予定日)」を設定して、
[OK]ボタンをクリックします。
18 [OK]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
66
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
19 [OK]ボタンをクリックします。
インストール完了後に[PowerAct Pro モニタ]の「環境設定」でもシャットダウン動作の設定はできます(P.100
「6-1
シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-」参照)
。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
67
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
20 パスワードは 1~15 文字の半角英数字(A~Z、a~z、0~9)で設定します。
大文字/小文字は区別されます。
設定したパスワードは、メモを取るなどして必ず保存しておいてください。
本パスワードは PowerAct Pro モニタにログインするときのパスワードです(P.102「6-1 シャットダウンパラ
メータの設定-Web サーバを使用する場合-」手順 4 参照)
。
21 [OK]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
68
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-2 本ソフトウェアのインストール
22 [完了]ボタンをクリックして、デスクトップ画面に戻ります。
「オムロン UPS 自動シャットダウンソフトウェアメニュー」画面が開いている場合は、これを閉じてください。
23 CD-ROM をドライブから取出します。
以上で IIS を使用した本ソフトウェアのインストールは終了です。
続いて、P.70「4-3
ポップアップブロックの設定」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
69
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-3 ポップアップブロックの設定
4-3 ポップアップブロックの設定
1 [スタート]ボタンを右クリックして、「コントロールパネル」を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
70
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-3 ポップアップブロックの設定
2 [ネットワークとインターネット]をクリックします。
3 [インターネットオプション]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
71
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-3 ポップアップブロックの設定
4 [プライバシー]タブをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
72
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-3 ポップアップブロックの設定
5 [ポップアップブロック]欄の[設定(E)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
73
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-3 ポップアップブロックの設定
6 「ポップアップブロックの設定」画面で「許可する Web サイトのアドレス(W):」欄に「127.0.0.1」と入
力し、[追加(A)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
74
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-3 ポップアップブロックの設定
7 「許可されたサイト(S):」欄に「127.0.0.1」が追加されたことを確認して、[閉じる(C)]ボタンをクリッ
クします。
以上でポップアップブロックの設定は終了です。
P.64 手順 14 で「SSL による暗号化通信」を「使用する」と選択した場合は次の P.76「4-4
サーバ証明書の
インストール」に、「使用しない」と選択した場合は P.100「6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web
サーバを使用する場合-」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
75
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
4-4 サーバ証明書のインストール
1 [スタート]ボタンを右クリックして、「コントロールパネル」を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
76
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
2 [ネットワークとインターネット]をクリックします。
3 [インターネットオプション]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
77
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
4 「インターネットのプロパティ」画面が表示されたら、「コンテンツ」タブをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
78
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
5 [証明書(C)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
79
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
6 「信頼されたルート証明機関」タブを選択します。
7 [インポート(I)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
80
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
8 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
81
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
9 [参照(R)]ボタンをクリックします。
10 [OS (C:)]→[Program Files(x86)]フォルダ→[PowerAct Pro(Master Agent)]フォルダから
「server.crt」を選択して、[開く(O)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
82
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
11 「証明書のインポート ウィザード」の画面に戻ったら、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
83
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
12 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
84
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
13 [完了(F)]ボタンをクリックします。
14 警告画面が表示されたら、[はい(Y)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
85
4
インストール方法-IIS を使用する場合-
4-4 サーバ証明書のインストール
15 [OK]ボタンをクリックします。
16 [閉じる(C)]ボタンをクリックします。
「インターネットのプロパティ」画面や「ネットワークとインターネット」画面が開いていたら閉じてください。
以上で IIS 使用時のサーバ証明書のインストールは終了です。
続いて P.100「6-1
シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
86
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5
5-1
本ソフトウェアのインストール
1 UPS 付属 CD-ROM をサーバのドライブに挿入します。
2 次のメッセージをクリックします。
上記メッセージが表示されない場合は、直接 Setup.exe を実行してください。
Setup.exe は CD-ROM の software フォルダに格納されています。
(例)CD-ROM ドライブが D ドライブの場合
D:¥software¥PowerAct_Pro¥Ver5x¥Windows¥Program¥Master¥Setup.exe
3 [OMRON_Autorun.exe の実行]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
87
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
手順 2 の画面が表示されないまたは一旦表示されたが消えてしまった場合は、以下の手順で CD-ROM を実行して
ください。
①[スタート]ボタンを右クリックして、
「エクスプローラー(E)」を選択します。
② DVD ドライブをダブルクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
88
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
4 [既に登録済み/後で登録する]をクリックします。
「UPS ご愛用者登録はお済みですか?」の画面が自動起動しない場合
・CD-ROM 内の OMRON_Autorun.exe を実行すると、
「UPS ご愛用者登録はお済みですか?」の画面が起動しま
す。
・CD-ROM の以下の階層の Setup.exe を実行すると、直接インストーラーが起動できます。
¥software¥PowerAct_Pro¥Ver5x¥Windows¥Program¥Master¥Setup.exe
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
89
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
5 「PowerAct Pro (Windows 版) Master Agent」の[インストール]ボタンをクリックします。
6 進行中の画面が表示されます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
90
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
7 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
8 「使用許諾契約」の内容をよくお読みになり、「使用許諾契約の全条項に同意します(A)」を選択して、
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
使用許諾契約に同意いただけない場合は本ソフトウェアを使用できません。
[キャンセル]ボタンをクリックして、インストールを中止します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
91
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
9 「スタンドアローンインストール(ネットワーク機能なし)」を選択して、[次へ(N)]ボタンをクリックし
ます。
「標準インストール」を選択した場合は、ネットワークを経由して以下を利用することができます。
・ネットワーク上のコンピュータの Web モニタ画面での UPS 情報の各種確認、設定や制御
・スレーブエージェントをインストールしたコンピュータのシャットダウン
・SNMP を利用したシャットダウン警告や指定したコンピュータへの UPS の動作情報の通知
10 「Web サーバを使用しない」を選択して、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
92
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
11 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
本ソフトウェアを書き込み禁止のフォルダやネットワークドライブにインストールしないでください。
必ずローカルコンピュータのリードライト可能なハードディスクにインストールしてください。
本画面では本ソフトウェアのインストール先の変更が可能です。本ソフトウェアのインストール先を変更する場
合は[参照(R)]ボタンをクリックしてインストール先を指定してから、
[次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
93
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
12 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
13 [次へ(N)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
94
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
14「自動」または「手動」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
「自動」を選択した場合、COM ポート、USB ポートの順に接続されている UPS を検索します。
「手動」を選択した場合、設定した COM ポートだけを検索します(P.140「7-2-5
「通信ポートの設定」で「手
動」を選択する場合」参照)
。
15 結果を確認して[OK]ボタンをクリックします。
「通信ポートテスト結果」が空欄の場合、本ソフトウェアと UPS の通信ができていません。インストール上は問
題ありませんので、
[OK]ボタンをクリックして手順 18 に進んでください。ここで UPS と通信させたい場合は
P.123「7-2
UPS と通信ができない」を参照してください。
手順 15 の「通信ポートテスト結果」が空欄の場合、手順 16、17 の画面は表示されません。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
95
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
16「UPS 使用開始日」、「バッテリ使用開始日(交換日)」、「次回のバッテリ交換(予定日)」を設定して、
[OK]ボタンをクリックします。
17 [OK]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
96
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
18 [OK]ボタンをクリックします。
インストール完了後にデスクトップに作成される[シャットダウンパラメータ設定]アイコンからもシャットダ
ウン動作の設定はできます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
97
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
19 パスワードは 1~15 文字の半角英数字(A~Z、a~z、0~9)で設定します。
大文字/小文字は区別されます。
設定したパスワードは、メモを取るなどして必ず保存しておいてください。
本パスワードは PowerAct Pro モニタにログインするときのパスワードです(P.102「6-1 シャットダウンパラ
メータの設定-Web サーバを使用する場合-」手順 4 参照)
。
20 [OK]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
98
5
インストール方法-Web サーバを使用しない場合-
5-1 本ソフトウェアのインストール
21 [完了]ボタンをクリックして、デスクトップ画面に戻ります。
「オムロン UPS 自動シャットダウンソフトウェアメニュー」画面が開いている場合は、これを閉じてください。
22 CD-ROM をドライブから取出します。
以上で Web サーバを使用しない本ソフトウェアのインストールは終了です。
続いて、P.107「6-2
シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合-」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
99
6
シャットダウン動作の確認
6
6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-
シャットダウン動作の確認
6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-
1 デスクトップの[PowerAct Pro モニタ]アイコンをダブルクリックします。
2 [はい(Y)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
100
6
シャットダウン動作の確認
6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-
3 本ソフトウェアをインストールしたサーバ名をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
101
6
シャットダウン動作の確認
6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-
4 「ログイン ID」に「Admin」、「パスワード」に本ソフトウェアのインストール時に設定したパスワードを入
力して、
[設定]ボタンをクリックします。
「Admin」の「A」は必ず大文字で入力してください。
大文字/小文字は区別されます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
102
6
シャットダウン動作の確認
6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-
5 [環境設定]をクリックします。
「UPS の形式」が空欄の場合、本ソフトウェアと UPS の通信ができていません。P.123「7-2
UPS と通信がで
きない」を参照してください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
103
6
シャットダウン動作の確認
6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-
6 設定の変更をします。
入力電源異常時(停電、電圧変動など)のシャットダウン動作に関する基本的な設定項目である「待機時
間」、
「シャットダウンに必要な時間」、
「UPS 自動停止」を設定します。
項目
待機時間
設定内容
本ソフトウェアが入力電源異常を検出してから、シャットダウン動作
を開始するまでの時間を設定します。
初期値:60 秒
※待機時間内に復電(電源の回復)を検出した場合、シャットダウン
動作は開始されません。また、0 秒に設定した場合、入力電源異常
の検出後、すぐにシャットダウンが始まりますので、ある程度余裕
をもった時間を設定してください。
シャットダウンに必要な時間
OS がシャットダウンを開始した時点から、UPS が自動停止するまで
の時間を設定します。
初期値:180 秒
※OS のシャットダウン途中で UPS が出力停止しないように、ある程
度余裕をもった時間を設定してください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
104
6
シャットダウン動作の確認
6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-
項目
設定内容
UPS 自動停止
入力電源異常時によるシャットダウン時に UPS を自動的に停止する
かどうかの設定をします。
初期値:する
する:
「シャットダウンに必要な時間」の設定値で UPS は出力停止しま
す。長時間の停電時に無駄な放電を省く(バッテリを温存する)目
的で設定します。
しない:
「シャットダウンに必要な時間」の設定値は無効になります。
UPS はバッテリが続く限り放電し続けて、バッテリが尽きたタイ
ミングで出力停止します。
7 必要に応じて、以下の設定を行います。
項目
設定内容
シャットダウン開始遅延
UPS に複数台のコンピュータを接続している環境で、他のコンピュータよ
りシャットダウンの開始を遅くする場合に設定します。
設定範囲:0~600 秒(60 秒単位で設定できます)
初期値:0 秒
外部コマンドライン
シャットダウン時に実行するプログラムのコマンドを入力します。
プログラムの実行時間は次の「外部コマンド実行時間」で設定します。
※「実行するプログラム」とはデータを保存するプログラムなどを指しま
す。
外部コマンド実行時間
「外部コマンドライン」で設定したプログラムの実行に必要な時間を設定
します。実行中は OS のシャットダウン動作を一時停止します。
設定範囲:0~600 秒(60 秒単位で設定できます)
初期値:0 秒
※Hyper-V 機能使用時に仮想サーバを本ソフトウェアで終了する場合、ゲ
スト OS(仮想サーバの OS)のシャットダウンに必要な時間をここで設
定してください。
OS 終了モード
OS の終了モードを[
「シャットダウン」で終了する]
、
[「休止状態」で終
了する]から選択します。
ゲスト OS 終了モード
「仮想サーバ終了モード」で[
「PowerAct Pro」が終了する]を選択した
場合、ゲスト OS の終了方法を[
「シャットダウン」で終了する]
、
[「休止
状態」で終了する]から選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
105
6
シャットダウン動作の確認
6-1 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用する場合-
8 [設定]ボタンをクリックして、設定を更新します。
設定を変更しない場合は、[キャンセル]ボタンをクリックします。
以上で Web サーバを使用したシャットダウンパラメータの設定は終了です。
続いて、P.112「6-3
シャットダウンテスト」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
106
6
シャットダウン動作の確認
6-2 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合-
6-2 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合-
1 タスクトレイの PowerAct Pro の常駐アイコンを右クリックして、[エージェント停止]を選択します。
2 エージェントが停止して、赤い×印が付きます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
107
6
シャットダウン動作の確認
6-2 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合-
3 デスクトップの[シャットダウンパラメータ設定]をダブルクリックします。
[シャットダウンパラメータ設定]で設定を変更する場合は必ずエージェントを停止してください。
「シャットダウンパラメータ」画面は、
「アプリ」からも開くことができます。
「シャットダウンパラメータ」画面
から設定できない項目については、コンソールモードで設定することが可能です。コンソールの操作については、
コンソールモード設定ガイドを参照してください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
108
6
シャットダウン動作の確認
6-2 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合-
4 設定の変更をします。
入力電源異常時(停電、電圧変動など)のシャットダウン動作に関する基本的な設定項目である「待機時
間」、
「シャットダウンに必要な時間」、
「UPS 自動停止」を設定します。
項目
待機時間
設定内容
本ソフトウェアが入力電源異常を検出してから、シャットダウン動作
を開始するまでの時間を設定します。
初期値:60 秒
※待機時間内に復電(電源の回復)を検出した場合、シャットダウン
動作は開始されません。また、0 秒に設定した場合、入力電源異常
の検出後、すぐにシャットダウンが始まりますので、ある程度余裕
をもった時間を設定してください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
109
6
シャットダウン動作の確認
6-2 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合-
項目
シャットダウンに必要な時間
設定内容
OS がシャットダウンを開始した時点から、UPS が自動停止するまで
の時間を設定します。
初期値:180 秒
※OS のシャットダウン途中で UPS が出力停止しないように、ある程
度余裕をもった時間を設定してください。
UPS 自動停止
入力電源異常時によるシャットダウン時に UPS を自動的に停止する
かどうかの設定をします。
初期値:する
する:
「シャットダウンに必要な時間」の設定値で UPS は出力停止しま
す。
長時間の停電時に無駄な放電を省く(バッテリを温存する)目的で
設定します。
しない:
「シャットダウンに必要な時間」の設定値は無効になります。
UPS はバッテリが続く限り放電し続けて、バッテリが尽きたタイ
ミングで出力停止します。
5 必要に応じて、以下の設定を行います。
項目
シャットダウン開始遅延
設定内容
UPS に複数台のコンピュータを接続している環境で、他のコン
ピュータよりシャットダウンの開始を遅くする場合に設定します。
設定範囲:0~600 秒(60 秒単位で設定できます)
初期値:0 秒
外部コマンドライン
シャットダウン時に実行するプログラムのコマンドを入力します。
プログラムの実行時間は次の「外部コマンド実行時間」で設定しま
す。
※「実行するプログラム」とはデータを保存するプログラムなどを指
します。
外部コマンド実行時間
「外部コマンドライン」で設定したプログラムの実行に必要な時間を
設定します。実行中は、OS のシャットダウン動作を一時停止しま
す。
設定範囲:0~600 秒(60 秒単位で設定できます)
初期値:0 秒
※Hyper-V 機能使用時に仮想サーバを本ソフトウェアで終了する場
合、ゲスト OS(仮想サーバの OS)のシャットダウンに必要な時
間をここで設定してください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
110
6
シャットダウン動作の確認
6-2 シャットダウンパラメータの設定-Web サーバを使用しない場合-
項目
OS 終了モード
設定内容
OS の終了モードを[
「シャットダウン」で終了する]
、
[「休止状態」
で終了する]から選択します。
ゲスト OS 終了モード
「仮想サーバ終了モード」で[
「PowerAct Pro」が終了する]を選択
した場合、ゲスト OS の終了方法を[
「シャットダウン」で終了す
る]
、
[「休止状態」で終了する]から選択します。
6 [OK]ボタンをクリックし設定を更新します。
設定を変更しない場合は、[キャンセル]ボタンをクリックして画面を閉じます。
7 タスクトレイの PowerAct Pro の常駐アイコンを右クリックして、[エージェント起動]を選択します。
8 エージェントが起動して、赤い×印が消えます。
以上で Web サーバを使用しない場合のシャットダウンパラメータの設定は終了です。
続いて、P.112「6-3
シャットダウンテスト」に進みます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
111
6
シャットダウン動作の確認
6-3 シャットダウンテスト
6-3 シャットダウンテスト
AC 入力プラグを抜いて、停電状態にしてシャットダウンテストを実施します。
以下の動作を確認してください。
・コンピュータがシャットダウンすること
・コンピュータのシャットダウン完了後に UPS の出力が停止すること
動作イメージは P.142「付-1 シャットダウン動作シーケンス」を参照してください。
1 タスクトレイの PowerAct Pro の常駐アイコンが
になっていることを確認します。
PowerAct Pro の常駐アイコンには次の意味があります。
アイコン
状態
商用運転中
備考
UPS と本ソフトウェアは通信中です。
入力電源に異常はありません。
通信エラー
UPS と本ソフトウェアの通信ができていません。
この状態では停電が発生してもシャットダウンできません。
通信ケーブルがしっかり接続されているか確認してください。
P.123「7-2
入力電源異常
UPS と通信ができない」を参照してください。
入力電源の異常で UPS はバックアップ運転(バッテリ出力)中
です。
原因として停電、電圧または周波数の変動などが考えられま
す。
2 UPS の AC 入力プラグをコンセントから抜いて、停電状態にします。
停電時、UPS の状態表示は
が点滅をします。ブザーが 4 秒間隔で鳴動します。液晶表示器を搭載してい
る UPS の状態表示については、各機種の取扱説明書を参照してください。
3 本ソフトウェアが停電を検出すると PowerAct Pro の常駐アイコンが
に変わります。
4 約 60 秒後(「待機時間」の設定値)に OS のシャットダウンを開始します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
112
6
シャットダウン動作の確認
6-3 シャットダウンテスト
5 OS のシャットダウン開始から約 180 秒後(「シャットダウンに必要な時間」の設定値)に UPS の出力が停
止します。
シャットダウンパラメータの設定で UPS 自動停止を「しない」と選択した場合には、バッテリの放電が完了する
まで出力は停止しません。
出力停止時、UPS の状態表示は
になります(UPS が完全に停止すると状態表示は消灯します)
。液晶表示
器を搭載している UPS の状態表示については、各機種の取扱説明書を参照してください。
6 UPS の AC 入力プラグをコンセントに挿して、復電させます。
復電すると自動的に UPS が起動します(UPS の電源が入ります)
。
以上でシャットダウンテストは終了です。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
113
7
こんなときには
7
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
こんなときには
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
P.29「3-1
本ソフトウェアのインストール」の手順 23 の後に、「HTTP ポートをチェックしてください」の
警告画面が表示されることがあります。
これは、Apache が使用する HTTP ポートが、別のプログラムで使用されている状態ですので、次の方法で
Apache が使用する HTTP ポートの番号を変更してください。
7-1-1
本ソフトウェアのインストール途中でポート番号を変更する場合
1 [OK]ボタンをクリックして、警告画面を閉じます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
114
7
こんなときには
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
2 [通信設定]タブをクリックして、「HTTP ポート」の「80」を変更した(本例では「8080」)後、[OK]
ボタンをクリックします(HTTP ポート番号の初期値:80)
。
P.27「3-1
本ソフトウェアのインストール」手順 20 で「SSL による暗号化通信を使用する」を選択した場合は
HTTPS ポート番号も変更してください(HTTPS ポート番号の初期値:443)
。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
115
7
こんなときには
7-1-2
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
インストール完了後に HTTP ポート番号を変更する場合
1 タスクトレイの PowerAct Pro の常駐アイコンを右クリックして、[エージェント停止]を選択します。
2 エージェントが停止して、赤い×印が付きます。
3 ファイルエクスプローラーを開いて、[OS (C:)]→[Program Files (x86)]フォルダ→[PowerAct
Pro(Master Agent)]フォルダ→[ConfigShutdownParameter.exe]をダブルクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
116
7
こんなときには
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
4 [通信設定]タブをクリックして、「HTTP ポート」の「80」を変更した(本例では「8080」)後、[OK]
ボタンをクリックします(HTTP ポート番号の初期値:80)
。
P.27「3-1
本ソフトウェアのインストール」手順 20 で「SSL による暗号化通信を使用する」を選択した場合は
HTTPS ポート番号も変更してください(HTTPS ポート番号の初期値:443)
。
5 タスクトレイの PowerAct Pro の常駐アイコンを右クリックして、[エージェント起動]を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
117
7
こんなときには
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
6 エージェントが起動して、赤い×印が消えます。
7 デスクトップの[PowerAct Pro モニタ]を右クリックして、[プロパティ]を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
118
7
こんなときには
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
8 [セキュリティ]タブをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
119
7
こんなときには
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
9 [編集(E)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
120
7
こんなときには
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
10 「グループ名またはユーザー名(G):」欄で、ログインしているユーザー名をクリックし、「アクセス許可
(P):」欄の「フルコントロール」にチェックした後で、
[適用(A)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
121
7
こんなときには
7-1 「HTTP ポートをチェックしてください」の警告が出たら・・・
11 [Web ドキュメント]タブをクリックし「URL(U):」欄に変更したポート番号を追記して、[OK]ボタンを
クリックします。
手順 4 で設定したポート番号(例:8080)
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
122
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
7-2 UPS と通信ができない
本ソフトウェアは、USB ポートまたは RS232C ポート(COM ポート)経由で UPS と通信します。次の
チャートを参考にして、本ソフトウェアと UPS の通信を確立してください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
123
7
こんなときには
7-2-1
7-2 UPS と通信ができない
USB 接続の場合
1 サーバから USB ケーブルを取り外します。
2 USB ケーブルを再接続して、30 秒~1 分程度(UPS が再検出される時間)待ちます。
3 USB 通信が確立すると、タスクトレイの PowerAct Pro の常駐アイコンが以下の表示になります。
USB ケーブルを再接続しても通信が確立しない場合は、別の USB ポートに接続し直してください。それでも通信
が確立しない場合は、P.125「7-2-2 Web サーバを使用する場合」または P.128「7-2-3 Web サーバを使用しな
い場合(通信ポートを「自動」で設定する場合)
」へ進んでください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
124
7
こんなときには
7-2-2
7-2 UPS と通信ができない
Web サーバを使用する場合
1 デスクトップの[PowerAct Pro モニタ]をダブルクリックします。
2 [はい(Y)]ボタンをクリックします。
3 本ソフトウェアをインストールしたサーバ名をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
125
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
4 「ログイン ID」に「Admin」、「パスワード」にインストール時に設定したパスワードを入力して、[設定]
ボタンをクリックします。
大文字/小文字は区別されます。
5 [環境設定]をクリックします。
6 [通信設定]をクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
126
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
7 [自動選択]ボタンをクリックします。
通信ポートを「手動」で設定する場合は、
[ポート追加]ボタンをクリックして、UPS を接続している COM ポー
トを選択した後、
[設定]ボタンをクリックします。
8 「UPS 型式」が表示されれば通信が確立された状態です。
9 「通信設定」画面と「PowerAct Pro モニタ」画面を閉じます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
127
7
こんなときには
7-2-3
7-2 UPS と通信ができない
Web サーバを使用しない場合(通信ポートを「自動」で設定する場合)
1 ファイルエクスプローラーを開いて、[OS (C:)]→[Program Files (x86)]フォルダ→[PowerAct
Pro(Master Agent)]フォルダの[PowerActProConsole.exe]をダブルクリックします。
2 「2」(Monitor PowerAct Pro Master Agent)を入力して、「Enter」キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
128
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
3 「3」(Select by IP Address of Master Agent)を入力して、「IP address of PowerAct Pro master agent:」欄
に「127.0.0.1」を入力した後、
「Enter」キーを押します。
4 「1. Login ID:」欄に「Admin」を入力して、「Enter」キーを押します。
続いて、
「2. Password:」欄に本ソフトウェアのインストール時に設定したパスワードを入力して、
「Enter」キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
129
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
5 キーボードの「Q」キーを押します。
6 「1」(System Configuration)を入力して、「Enter」キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
130
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
7 「1」(Configuration)を入力して、「Enter」キーを押します。
8 「4」(Communication Setting)を入力して、「Enter」キーを押します。
9 「1」(Communication Basal Setting)を入力して、「Enter」キーを押します。
10 「11」(Communication Port Setting)を入力して、「Enter」キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
131
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
11 「1」(Auto)を入力して、「Enter」キーを押します。
12 「UPS Model」に接続している UPS の型式が表示されれば、UPS と通信が確立された状態です(本例では
USB ポートに BN100S を検出しています)
。
「Communication Port List」に UPS が自動検出されるまで時間がかかることがあります。
13 「Enter」キーを押して、手順 10 の画面に戻ります。
14 「0」(Return)を入力して、「Enter」キーを押して、一つずつ前の画面に戻り、
「PowerActProConsole」を終了します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
132
7
こんなときには
7-2-4
7-2 UPS と通信ができない
Web サーバを使用しない場合(通信ポートを「手動」で設定する場合)
1 ファイルエクスプローラーを開いて、[OS (C:)]→[Program Files (x86)]フォルダ→[PowerAct
Pro(Master Agent)]フォルダの[PowerActProConsole.exe]をダブルクリックします。
2 「2」(Monitor PowerAct Pro Master Agent)を入力して、「Enter」キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
133
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
3 「3」(Select by IP Address of Master Agent)を入力して、「IP address of PowerAct Pro master agent:」欄
に「127.0.0.1」を入力した後、
「Enter」キーを押します。
4 「1. Login ID:」欄に「Admin」を入力して、「Enter」キーを押します。
続いて、
「2. Password:」欄に本ソフトウェアインストール時に設定したパスワードを入力して、
「Enter」
キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
134
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
5 キーボードの「Q」キーを押します。
6 「1」(System Configuration)を入力して、「Enter」キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
135
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
7 「1」(Configuration)を入力して、「Enter」キーを押します。
8 「4」(Communication Setting)を入力して、「Enter」キーを押します。
9 「1」(Communication Basal Setting)を入力して、「Enter」キーを押します。
10 「11」(Communication Port Setting)を入力して、「Enter」キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
136
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
11 「2」(Manual)を入力して、「Enter」キーを押します。
12 「2」(Add)を入力して、「Enter」キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
137
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
13 UPS が接続されている COM ポートの番号を入力して、「Enter」キーを押します(本例では「COM1」を
選択)。
14 「1」(COM List)を入力して、「Enter」キーを押します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
138
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
15 「UPS Model」に接続している UPS の型式が表示されれば、UPS との通信が確立した状態です(本例では
COM ポート 1 に BN100S を検出しています)。
16 「Enter」キーを押して、手順 10 の画面に戻ります。
17 「0」(Return)を入力し、「Enter」キーを押して一つずつ前の画面に戻り、「PowerActProConsole」を
終了します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
139
7
こんなときには
7-2-5
7-2 UPS と通信ができない
「通信ポートの設定」で「手動」を選択する場合
1 「手動」を選択して、[OK]ボタンをクリックします。
2 UPS を接続している COM ポートを選択して、[追加(A)]ボタンをクリックします。
3 [OK]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
140
7
こんなときには
7-2 UPS と通信ができない
4 [OK]ボタンをクリックします。
5 選択した COM ポートの通信結果を確認して、[OK]ボタンをクリックします。
6 本ソフトウェアのインストール手順に戻ります。
Apache を使用する場合
P.29 手順 23 参照
IIS を使用する場合
P.66 手順 17 参照
Web サーバを使用しない場合
P.96 手順 16 参照
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
141
付録
付-1 シャットダウン動作シーケンス
付録
付-1 シャットダウン動作シーケンス
付-1-1 初期設定値の動作シーケンス
初期設定
・待機時間:60 秒
・シャットダウンに必要な時間:180 秒
・UPS 自動停止:する
本ソフトウェアが入力電源異常を検出してから約 60 秒後に OS のシャットダウンが開始されます。OS の
シャットダウン開始から約 180 秒後に UPS が出力停止します。
初期値では本ソフトウェアが入力電源異常を検出してから UPS が出力停止するまで約 240 秒かかります。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
142
付録
付-1 シャットダウン動作シーケンス
付-1-2 基本項目以外(シャットダウン開始遅延など)を設定した場合の動作シーケンス
設定例
・待機時間:60 秒
・シャットダウン開始遅延:60 秒
・外部コマンド実行時間:60 秒
・シャットダウンに必要な時間:180 秒
・UPS 自動停止:する
「シャットダウン開始遅延」と「外部コマンド実行時間」の設定がそれぞれ「60 秒」の場合、入力電源異
常の検出から約 180 秒後に OS のシャットダウンが開始されます。
OS のシャットダウン開始から約 180 秒後に UPS が出力停止します。
この設定では本ソフトウェアが入力電源異常を検出してから UPS が出力停止するまで約 360 秒かかります。
「シャットダウン開始遅延時間」
、
「外部コマンド実行時間」、
「シャットダウンに必要な時間」の合計は、出力
コンセント制御機能のある UPS で最大 1800 秒、出力コンセント制御機能のない UPS で最大 600 秒です。
出力コンセント制御機能のある UPS は次の通りです。
・BN220S/BN300S
・BN100XR/BN150XR/BN240XR
・BN75R/BN150R/BN300R
・BN100T/BN150T/BN220T/BN300T
・BU75RW/BU100RW/BU200RW/BU300RW
・BU1002SW/BU3002SW
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
143
付録
付-1 シャットダウン動作シーケンス
付-1-3
UPS の出力停止前に復電した場合
UPS が「自動停止する」設定では、OS のシャットダウンが開始されると、UPS は必ず出力停止します。
UPS の出力停止前にコンピュータの電源を入れると、OS の起動途中または起動後に UPS が出力停止する
ので、コンピュータやその他の接続機器の故障の原因となる恐れがあります。
コンピュータを手動で起動する際には、まず UPS が出力停止したことを確認してください。
UPS が自動停止する前にサーバを起動したい場合は一旦 UPS を再起動(電源スイッチ操作で OFF / ON する)さ
せてください。
再起動後には UPS が出力停止しなくなります。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
144
付録
付-2 復電時にサーバを自動起動させる
付-2 復電時にサーバを自動起動させる
付-2-1
UPS とコンピュータの自動起動設定
入力電源異常で UPS が自動シャットダウンした後、復電時にサーバを自動起動させる場合は、次の設定を
します。
1 復電時に UPS を自動起動する設定(工場出荷時設定)にします。
UPS の設定スイッチで設定する機種は、
「2 番」を「OFF」にします。設定スイッチを変更した後は UPS の完全
停止と再起動が必要です。詳細は各 UPS の取扱説明書を参照してください。
UPS の LCD メニューで設定する機種の場合、
「セッテイ」→「キドウセッテイ」→「ジドウサイキドウ」で「ユウ
コウ」にチェックを入れます。
2 コンピュータの BIOS 設定を、入力電源が回復した時に、コンピュータが自動起動する設定にします。
・NEC(Express5800)
[Boot]→[After Power Failure]→[Power On]
・HP(ProLiant DL145)
[Power]→[After Power Failure]→[Power On]
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
145
付録
付-2 復電時にサーバを自動起動させる
・HP(ProLiant DL DL360G6)
[サーバアベイラビリティ]→[自動パワーオン]→[有効]
・富士通(PRIMERGY RX100 S5)
[Power]→[Power Failure Recovery]→[Always On]
・日立(HA8000)
BIOS セットアップメニューで「AC 入力でシステム装置を起動させる」に設定にします。
BIOS 設定の詳細は、各コンピュータの取扱説明書を参照してください。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
146
付録
付-2 復電時にサーバを自動起動させる
付-2-2
UPS 停止前に復電した場合にコンピュータが自動起動しない
OS がシャットダウンを開始した後 UPS が出力停止する前に復電した場合、UPS は出力停止した直後に自
動起動するため、出力を停止している時間が短くなります。
この「出力停止時間が短い」ことが原因でコンピュータが起動しない可能性がありますので、「UPS 起動遅
延時間」で出力停止時間を延ばして、コンピュータが自動起動するか確認してください。
コンピュータは入力電源の停止時間が短いと、内部に蓄積された電力が抜けきらず、入力電源が OFF になったこ
とを検出できないことがあります。
コンピュータ内部に蓄積された電力が完全に抜けきる時間は、コンピュータごとに異なりますので、使用してい
る機種に合わせて「UPS 起動遅延時間」を調節してください。
■ Web サーバを使用する場合
1 デスクトップの[PowerAct Pro モニタ]にログインし、[環境設定]→[UPS 起動/再起動]を開きます。
2 「UPS 起動遅延時間」を長くして、[設定]ボタンで更新します。
3 「UPS 起動/再起動」画面を[キャンセル]ボタンで閉じます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
147
付録
付-2 復電時にサーバを自動起動させる
4 [システム]→[ログオフ]で[PowerAct Pro モニタ]を閉じます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
148
付録
付-2 復電時にサーバを自動起動させる
■ Web サーバを使用しない場合
1 タスクトレイの PowerAct Pro の常駐アイコンを右クリックして、[エージェント停止]を選択します。
2 エージェントが停止して、赤い×印が付きます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
149
付録
付-2 復電時にサーバを自動起動させる
3 デスクトップの[シャットダウンパラメータ設定」をダブルクリックし、[UPS 起動/再起動]タブで
「UPS 起動遅延時間」を長くして、
[OK]ボタンをクリックします。
4 タスクトレイの PowerAct Pro の常駐アイコンを右クリックして、[エージェント起動]を選択します。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
150
付録
付-2 復電時にサーバを自動起動させる
5 エージェントが起動して、赤い×印が消えます。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
151
付録
付-3 本ソフトウェアの削除方法
付-3 本ソフトウェアの削除方法
1 [コントロールパネル]→「プログラムと機能」で、「PowerAct Pro(Master Agent)」をダブルクリックしま
す。
本ソフトウェアはインストーラーから削除することもできます。インストールした本ソフトウェアと同じバー
ジョンの Setup.exe を起動し、削除してください。
2 [はい(Y)]ボタンをクリックします。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
152
付録
付-3 本ソフトウェアの削除方法
3 [完了]ボタンをクリックします。
Apache を使用している場合、同様の手順で「Apache2.2.8」も削除してください。
4 Windows Server 2012R2 を再起動します。
以上で本ソフトウェアの削除は終了です。
PowerAct Pro Master Agent インストールマニュアル
(Windows 8 用)
153
●本誌に記載のない条件や環境での使用、および原子力制御・鉄道・航空・車両・燃焼装置・医療機器・娯楽機械・安全機器、その他人名や財産に大
きな影響が予測されるなど、特に安全性が要求される用途に使用される際には、当社の意図した特別な商品用途の場合や特別の合意がある場合を除
き、当社は当社商品に対して一切保証をいたしません。
●本製品の内、外国為替及び外国貿易法に定める輸出許可、承認対象貨物(又は技術)に該当するものを輸出(又は非居住者に提供)する場合は同法
に基づく輸出許可、承認(又は役務取引許可)が必要です。
電子機器統轄事業部 UPS 事業部
〒108-0075 東京都港区港南 2-3-13 品川フロントビル 7F
TEL: 03-6718-3630
最新情報はホームページをご覧ください。http://www.omron.co.jp/ese/ups/
【オムロン電子機器カスタマサポートセンタ】
オムロン商品のご用命は
0120-77-4717
[電話受付時間]月曜日~金曜日(祝祭日、当社の休日を除く)
9:00 ~ 17:30(12:00 ~ 13:00 を除く)
TEL: 03-5781-3930
FAX: 03-6718-3632
メールアドレス : [email protected]
2016年3月現在
C OMRON Corporation 2016. All Rights Reserved.
〇
お断りなく仕様などを変更することがありますのでご了承ください。
本書の内容の一部または全部を無断転載することは禁止されております。
本書の内容については、将来予告なしに変更することがあります。
K1L-D-16013A
Fly UP