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技術者交流会 サイジング説明資料
情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 技術者交流会 サイジング説明資料 2013/10 株式会社NTTデータイントラマート Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 ⽬次 1. iWPとiAPの違い 検証結果 システムアーキテクチャ 性能⽐較 サイジングの違い その他サイジングについて 2. iAPに関するサイジングの説明 検証概要、検証環境 シナリオ 検証結果 3. 注意点・参考資料 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 2 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 1. iWPとiAPの違い Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 3 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 1-1. 検証結果 iAP、iWP7.2⽐較 同時150処理 条件 計測時間は20分とし、開始から10分後に150VUとなる。 ログインログアウト:150 IWP7.2 10分後 150VU iAP iWP7.2 iAP :最⼩0.5秒 最⼤1.6秒 平均0.9秒 :最⼩0.4秒 最⼤0.5秒 平均0.47秒 約200%性能向上 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 4 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 1-2. iWPとiAPの違い システムアーキテクチャ • APサーバの追加だけでスケールアウトを可能に し、スケーラビリティの向上。 安定性の向上を 図る。 – Backend Service の廃⽌ – Service⽤クラスタリング機構の追加 Ver7.2以前の構成 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. Accel Platformの構成 5 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 1-3. iWPとiAPの違い StorageServiceの廃⽌ • Storage Serviceは廃⽌され、APサーバ内で完結する API化されました。 • ファイルI/Oはローカルアクセス化し、各APサーバで 同時アクセスが可能に。 • 分散環境を構築する場合、共有ディスクを使⽤する事が 前提となります。 NAS Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. OS等の機能で APサーバに マウントする。 6 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 1-4. iWPとiAPの違い Permanent Data Service • オブジェクトの永続化機能(ファイル) • 廃⽌ → API化 • 永続化先はStorage その他サービス Resource Service • スクリプト開発モデルのリソースを管理 • 廃⽌ • Warに含まれます。 Shared Memory Service • オブジェクトの永続化機能(メモリ) • 廃⽌ → API化 • 永続化先はStorage Schedule Service • バッチ処理のスケジューリング機能 • JobSchedulerに変更 Serialization Service • システム全体で利⽤可能な ロック機構を提供 • 廃⽌ → API化 • ロック情報をデータベースで管理 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. Async Service(New) • ⾮同期処理機能のためのサービス • Queue Service • Task Service 7 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 1-5.その他サイジングについて • iAPは以前のWebPlatform/AppFrameworkとはアーキ テクチャが別物であるため、下記の配慮が必要となる。 – APサーバ1台で同時100接続程度の処理を⽬安とすること。 – APサーバは、⼗分な性能を持つCPUを割り当てること。 (物理的に6core以上、メモリ16GB以上を推奨) – DBサーバとストレージサーバのI/Oネックが発⽣しやすいため、 ハードウェアレベルでの配慮が必要となる。(SSDなどを検討する) I/Oネックが発⽣した場合、スケーラビリティが低下する。 – 推奨データベースは下記の順です。 Oracle > PostgreSQL > SQL Server 2012 > DB2 – 未処理案件数、WF申請ノードの対象者、次ノードの処理対象者につ いては、増加することで性能が悪化するため、 ⼗分に考慮して設計を⾏う必要がある。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 8 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2. iAPに関する サイジングの説明 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 9 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-1. 検証環境構成および負荷検証概要 検証構成 環境構成概要 負荷検証概要 ①スタンドアローン 同時接続100 AP(CPU:4Core):1台 DB:1台 Cassandra:1台 ファイルサーバ:1台 ログインシナリオ同時40接続 申請同時30接続 承認同時30接続 ②スタンドアローン 同時接続100 AP(CPU:6Core):1台 DB:1台 Cassandra:1台 共有ストレージNAS:1台 ログインシナリオ同時40接続 申請同時30接続 承認同時30接続 ③分散構成 同時接続350 AP(CPU:6Core):3台 DB:1台 Cassandra:3台 共有ストレージNAS:1台 ログインシナリオ同時140接続 申請同時105接続 承認同時105接続 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 10 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-2. 検証構成① 4Core(スタンドアローン)同時接続100 AP:1台 DB:1台 Cassandra:1台 共有ファイルサーバ:1台 共有ファイルサーバ ユーザ iAP Resin(war) x1 DB Oracle Enterprise Edition WebServer x 1 /apache Cassandrax1 ※:本資料における負荷検証の環境構成ではCassandraが含まれていますが、 設定のみで負荷試験時にはIMBoxを動作させておりません Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 11 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-3. 検証構成① (H/W構成) サーバ Model スペック FUJITSU PRIMERGY RX500 S7 CPU:E5‐4610 x2Socket 2.40GHz 4core Memory:1600MHz 8GB x8 64GB HDD:SAS1.2TB ファイルサーバ DELL PowerEdge R300 CPU:X3363 2.83GHz 4core Memory:1600MHz 8GB HDD:160GB、3.5インチ SATAII ハードディ スク(7200回転) 負荷用端末 DELL XPS 14 Ultrabook WEB/AP/DB/Cassandra CPU: Core™ i5‐3337U Memory:1600MHz 8GB HDD:500GB HDD(5400回転) ※環境は全て物理サーバを利用 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 12 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-4. 検証構成① (S/W構成) サーバ OS ミドルウェア WEB/AP Windows Server 2008 R2(SP1) Apache2.3.4 intra‐mart Accel Platform 2013 Spring+パッチ DB Windows Server 2008 R2(SP1) Oracle Database Enterprise Edition11.2 Cassandra Windows Server 2008 R2(SP1) Cassandra 1.1.4 ファイルサーバ Windows Server 2008 R2(SP1) ‐‐‐‐‐ 負荷用端末 Windows Server 2008 R2(SP1) 負荷試験ツール ‐‐‐‐‐ Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. Oracle Application Testing Suite 12.1.0.1.0 13 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-5. 検証構成② (スタンドアローン)同時接続100 AP:1台 DB:1台 Cassandra:1台 共有ストレージNAS:1台 共有ストレージ NAS ⾼性能ストレージを推奨 ユーザ iAP Resin(war) x1 DB Oracle Enterprise Edition WebServer x 1 /apache Cassandrax1 ※:本資料における負荷検証の環境構成ではCassandraが含まれていますが、 設定のみで負荷試験時にはIMBoxを動作させておりません Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 14 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-6. 検証構成② (H/W構成) サーバ WEB/AP/DB/Cassandra NAS 負荷用端末 Model DELL PowerEdge R620 FAS2220 DELL XPS 14 Ultrabook スペック CPU:E5‐2665 x2Socket 6core Memory:1600MHz 8GB x8 64GB HDD:H710P SAS146GB 15krpm x8 , SSD100GB MLC x2 NIC:Broadcom 57800 10Gb SFP+ x2Port , 1Gb‐T x2Port HBA:Broadcom 57190 1Gb‐T x4Port iDRAC:Enterprise ‐‐‐‐‐ CPU: Core™ i5‐3337U Memory:1600MHz 8GB HDD:500GB HDD(5400回転) ※環境は全て物理サーバを利用 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 15 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-7. 検証構成② (S/W構成) サーバ OS ミドルウェア WEB/AP Windows Server 2008 R2(SP1) Apache2.3.4 intra‐mart Accel Platform 2013 Spring+パッチ DB Windows Server 2008 R2(SP1) Oracle Database Enterprise Edition11.2 Cassandra Windows Server 2008 R2(SP1) Cassandra 1.1.4 Data ONTAP 8.1.1 ‐‐‐‐‐ NAS 負荷用端末 負荷試験ツール Windows Server 2008 R2(SP1) ‐‐‐‐‐ Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. Oracle Application Testing Suite 12.1.0.1.0 16 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-8. 検証構成③(分散)同時接続350 AP:3台 DB:1台 Cassandra:3台 共有ストレージNAS:1台 共有ストレージ NAS ※⾼性能ストレージを推奨 ・・・ ユーザ Webサーバorロー ドバランサ DB Oracle RAC x 2 Cassandra Cluster Node x 3 iAP Resin(war) x 3 ※:本資料における負荷検証の環境構成ではCassandraが含まれていますが、 設定のみで負荷試験時にはIMBoxを動作させておりません Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. ※ Cassandraの冗⻑化は3台以上 17 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-9. 検証構成③ (H/W構成) サーバ Model スペック HP ProLiant DL380 G7 CPU:Intel® Xeon®プロセッサー 5550番 台/5600番 6core Memory:16GB DIMM 32GB HDD:500GB(SSD) DB Oracle Database Appliance CPU:2 x Intel® Xeon® Processor X5675 (6core, 3.06GHz) Memory:96GB メモリ 共有ストレージ 20 x 600GB SAS2 HDD 4 x 73GB SAS2 SSD NAS Data ONTAP 8.1.1 ‐‐‐‐‐ WEB/AP/Cassandra 負荷用端末 DELL XPS 14 Ultrabook CPU: Core™ i5‐3337U Memory:1600MHz 8GB HDD:500GB HDD(5400回転) ※環境は全て物理サーバを利用 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 18 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-10. 検証構成③ (S/W構成) サーバ WEB/AP DB Cassandra NAS 負荷用端末 負荷試験ツール OS ミドルウェア Windows Server 2008 R2(SP1) Apache2.3.4 intra‐mart Accel Platform 2013 Spring+パッチ Red Hat Enterprise Linux 6 Oracle Database Real Application Clusters Windows Server 2008 R2(SP1) Cassandra 1.1.4 Data ONTAP 8.1.1 ‐‐‐‐‐ Windows Server 2008 R2(SP1) ‐‐‐‐‐ ‐‐‐‐‐ Oracle Application Testing Suite 12.1.0.1.0 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 19 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-11. 負荷試験テストシナリオ 実施したテストシナリオのパターンは以下の通り。 パターン①ログイン パターン②申請 パターン③承認 ログイン画⾯ ログイン画⾯ ログイン画⾯ ポータル画⾯ ポータル画⾯ ポータル画⾯ 申請画⾯ ログイン画⾯ 申請⼀覧画⾯ 承認画⾯ 未処理⼀覧画⾯ 申請⼀覧画⾯ 購買画⾯ 未処理⼀覧画⾯ 承認選択画⾯ ログイン画⾯ Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. ログイン画⾯ 20 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-12. 検証環境テストデータ 120,000人のユーザについては、ワークフローの負荷を考慮してある程度現実的な組織数 を設定する。(組織最大16,000人) 計16,000人 親会社 計2,400人 子会社A(2,00人) 計9,000人 計4,600人 子会社B(2,00人) 子会社C(2,00人) 計2,200人 部1(200人) 部1(200人) 部2(200人) 部1(200人) 部2(200人) 部3(200人) 部4(200人) 課1(200人) 課2(200人) 課3(200人) 課4(200人) 課5(200人) 課6(200人) 課7(200人) 課8(200人) 課9(200人) 課0(200人) 課01(200人) 課02(200人) 課03(200人) 課04(200人) 課05(200人) 課06(200人) 課07(200人) 課08(200人) 課09(200人) 課10(200人) 課11(200人) 課12(200人) 課13(200人) 課14(200人) 課15(200人) 課16(200人) 課17(200人) 課18(200人) 課19(200人) 課20(200人) 課01(200人) 課02(200人) 課03(200人) 課04(200人) 課05(200人) 課06(200人) 課07(200人) 課08(200人) 課09(200人) 課10(200人) 課11(200人) 課12(200人) 課13(200人) 課14(200人) 課15(200人) 課16(200人) 課17(200人) 課18(200人) 課19(200人) 課20(200人) 課21(200人) 課22(200人) 課23(200人) 課24(200人) 課25(200人) 課26(200人) 課27(200人) 課28(200人) 課29(200人) 課30(200人) 課31(200人) 課32(200人) 課33(200人) 課34(200人) 課35(200人) 課36(200人) 課37(200人) 課38(200人) 課39(200人) 課40(200人) 2,000人組織 4,000人組織 8,000人組織 その他ユーザ(約100,000人)は1社2,000人程度に分散して所属 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 21 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-13. 負荷試験テストシナリオ(ワークフロー) 実施したテストシナリオのワークフロー設定は以下の通り。 ノード数と処理対象者の関係 申請:全ユーザが申請可 1課(200⼈)*10課=2000⼈ Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 承認:申請ユーザの所属上司 1課(20⼈)*10課=200⼈ 22 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-14. 検証環境シナリオ実⾏条件 負荷試験:Oracle Application Testing Suite 12.1.0.1.0を利⽤ テストシナリオはすべて以下の条件で実施した。 思考時間は3〜10秒 思考時間は、ランダム(3〜10秒)とし た。VU数はシナリオによって異なる。 上記以外の設定はすべてデフォルトのま ま。 負荷分散 iAPの分散はWebServerConnectorによる ラウンドロビンにて負荷分散を⾏った。 実⾏シナリオ 実際の運⽤をイメージし、⼀つのシナリオの みを実施するのではなく、複数のシナリオを 混在して実施。 同時接続数は10%/分で増加 テストシナリオはすべて同時接続数を10%ずつ、1分毎に増加させて実施した。 テスト時間は30分、テスト開始から19分後に設定した同時接続数の上限に到達 し、残りの11分間を設定した同時接続数で実⾏し続けることになる。 左図は、同時接続数を300とした場合の、同時接続数の増加イメージとなる。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 23 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-15. 負荷検証結果4Core (スタンドアローン構成(同時100接続)) 【構成】 :スタンドアローン構成(P4参照) ファイルサーバ利⽤ 【シナリオ】:ログイン、ワークフロー申請、ワークフロー承認の混在 【接続数】 :ログイン(40接続)、ワークフロー申請、承認(各30接続) 【負荷時間】:30分 ログインシナリオ同時40接続 シナリオ\検証 同時接続数 (実測値) ログインパフォーマンス 40⼈ (40vu) ポータル表⽰平均 0.8秒 ※ポータル画⾯の表⽰レスポンス ※※CPU使⽤率に関して:4Coreの サーバを⽤いた場合は、6Coreに⽐べ て⾼負荷時のCPU使⽤率が⾼くなり ます。その為、4Coreサーバ利⽤に 関しては⾼負荷時の検証を⾏ってくだ さい。 申請同時30接続 シナリオ\検証 同時接続数 (実測値) 申請処理時間平均 申請パフォーマンス 30⼈ (30vu) 1.0秒 ※グレーボックス画⾯の申請ボタン押下から 申請⼀覧画⾯へ戻るレスポンス 承認同時30接続 シナリオ\検証 同時接続数 (実測値) 承認処理時間平均 承認パフォーマンス 30⼈ (30vu) 2.0秒 ※グレーボックス画⾯の承認ボタン押下から 未処理⼀覧画⾯へ戻るレスポンス ※実行シナリオ:実運用を想定し、3つのシナリオ同時に流した。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 24 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-16. 負荷検証結果6Core (スタンドアローン構成(同時100接続)) 【構成】 :スタンドアローン構成(P7参照) 【シナリオ】:ログイン、ワークフロー申請、ワークフロー承認の混在 【接続数】 :ログイン(40接続)、ワークフロー申請、承認(各30接続) 【負荷時間】:30分 ログインシナリオ同時40接続 シナリオ\検証 ログインパフォーマンス 同時接続数 (実測値) ポータル表⽰平均 40⼈ (40vu) 0.7秒 ※ポータル画⾯の表⽰レスポンス 申請同時30接続 シナリオ\検証 同時接続数 (実測値) 申請処理時間平均 申請パフォーマンス 30⼈ (30vu) 1.1秒 ※グレーボックス画⾯の申請ボタン押下から 申請⼀覧画⾯へ戻るレスポンス 承認同時30接続 シナリオ\検証 同時接続数 (実測値) 承認処理時間平均 承認パフォーマンス 30⼈ (30vu) 0.7秒 ※グレーボックス画⾯の承認ボタン押下から 未処理⼀覧画⾯へ戻るレスポンス ※実行シナリオ:実運用を想定し、3つのシナリオ同時に流した。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 25 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-17. 負荷検証結果 分散構成 Apx3台 (同時350接続) ) 【構成】 :分散構成 Apx3台(P10参照) 【シナリオ】:ログイン、ワークフロー申請、ワークフロー承認の混在 【接続数】 :ログイン(140接続)、ワークフロー申請、承認(各105接続) 【負荷時間】:30分 ログインシナリオ同時140接続 シナリオ\検証 同時接続数 (実測値) ログインパフォーマンス 140⼈ (140vu) ポータル表⽰平均 1.5秒 申請同時105接続 シナリオ\検証 同時接続数 (実測値) 申請処理時間平均 申請パフォーマンス 105⼈ (105vu) 1.9秒 ※グレーボックス画⾯の申請ボタン押下から 申請⼀覧画⾯へ戻るレスポンス ※ポータル画⾯の表⽰レスポンス 承認同時105接続 シナリオ\検証 同時接続数 (実測値) 承認処理時間平均 承認パフォーマンス 105⼈ (105vu) 1.6秒 ※グレーボックス画⾯の承認ボタン押下から 未処理⼀覧画⾯へ戻るレスポンス ※実行シナリオ:実運用を想定し、3つのシナリオ同時に流した。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 26 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 2-18. 検証結果 ワークフローXMLファイルの ストレージへの格納処理廃⽌ 同時100処理 条件 計測時間は40分とし、開始から30分後に100VUとなる。 30分後 100VU 申請:100 ベージュ⾊ Storage-NFS、 XML→FILE保存 ⻘⾊ Storage-NFS、 XML→LOB保存 オレンジ⾊ Storage-ロカール、 XML→LOB保存 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 緑⾊ Storage-ロカール、 XML→FILE保存 27 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 3. 注意点・ 参考資料 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 28 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 3-8. H/W構成上の注意点1 APサーバで分散構成をする場合、共有ストレージへのI/Oが ボトルネックになる可能性があるため、⾼性能ストレージ サーバの使⽤を推奨する。 (Windows Server2003以前のSMB/CIFSは、⾼負荷時 に性能が出ないため、特に⾼負荷が想定される環境では、 Windows Server2003以前のSMB/CIFSは推奨しない) Cassandraは、キャッシュの割り当て量が性能に⼤きく影響 するため、メモリについては⼗分に余裕のある設計をする。 (64bitマシンを強く推奨)また、保存データが⼤量になる ため、⼗分に余裕のあるDisk領域を設計する。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 29 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 3-9. H/W構成上の注意点2 • APサーバで分散構成をする場合、複数のAPサーバ間で共 有可能なストレージサーバが必須となる。 • DB,ストレージサーバについては、I/O性能の⾼いものの 利⽤を推奨する。 • APサーバを仮想環境構築を想定している場合、 物理相当で6coreを割り当てる必要がある。 また、この場合でも、 物理サーバと⽐較すると 9割以下の性能となる点に留意する。 • DBサーバについては、他のサービスとは同⼀筐体とせず、 可能な限り物理サーバにて構築することを推奨する。 • Cassandraは、IMBoxの想定利⽤量が多い場合、性能と 可⽤性を考慮し、3台以上の構成とする。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 30 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 3-10. Cassandra⽤サーバ参考スペック 【H/W参考スペック (64bit/WindowsまたはLinux等) 】 • • • CPU: XeonX3363 2.83GHz QuadCore×1 (2.4GHz × 1 CPU)〜 メモリ:16GB(JavaVMのメモリ領域はフリーメモリの50〜80%のを想定) HDD:⼀般に標準搭載されている容量(e.g. 256GB~1TB等) ※次ページ「 Cassandraを使⽤する場合のHDDサイズに関して」参照 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 31 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 3-11. Cassandraを使⽤する場合のDisk容量に関して • 事例(Disk容量) – – – – 運⽤期間:約半年 利⽤ユーザ:300名※アクティブユーザ20%程度 グループ:約170 のべメッセージ数:4万メッセージ ⇒上記条件における容量:300MB ※添付ファイル:1GB(ストレージに格納) 利⽤ユーザ数、メッセージ数、添付ファイル利⽤頻度を 検討の上、ディスクサイズの決定をお願い致します。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 32 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 3-12. フローによるStorage領域の使⽤容量⽬安 IM-Workflowは、データをデータベース およびStorage領域に保存します。 この時に保存されるデータ量は、IM-Workflowのノード数およびアクション数に⽐例します。 パターン例1 ノード数 5 5 アクション数 5 10 使⽤データサイズの⽬安 200 KB 360 KB 【フローのイメージ】 パターン例2 ノード数 10 10 アクション数 5 10 使⽤データサイズの⽬安 400 KB 730 KB 【フローのイメージ】 ※詳細はIM-Workflow リリースノート(制限事項)をご参照ください。 http://www.intra-mart.jp/download/product/index.html Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 33 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 主な設定パラメータについて • ResinのJVMオプション設定 – resin.properties 【設定例】 jvm_args : -Xmx2048m -XX:MaxPermSize=512m ↑MaxHeapSize・MaxPermSizeを設定及びオプション設定 【注意】 Linux系OSの場合、 JVMオプションでtempディレクトリの指定をおこなわないと、 /tmp が利⽤されます。 cron等の設定により、定期的に/tmp配下の内容が 削除される設定が標準で組み込まれている場合があります。 Resin では、作業⽤ディレクトリに展開した設定ファイル等の変更を検出した際に ⾃動的に再起動が⾏われる場合があります。 回避するためには下記のような設定を⾏います。 jvm_args : -Xmx2048m -XX:MaxPermSize=512m -Djava.io.tmpdir=/var/resin-tmp ※-Djava.io.tmpdirに指定したディレクトリは事前に作成し、権限設定をお願いします。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 34 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 主な設定パラメータについて • データベース接続設定 – resin-web.xml 【設定例】 <database jndi-name="jdbc/default"> ←JNDI名 使⽤するJDBCドライバ <driver> <type>oracle.jdbc.driver.OracleDriver</type> <url>jdbc:oracle:thin:@192.168.xxx.xxx:1521:orcl</url> ←DB接続先 <user>imart</user> <password>password</password> ←DB接続ユーザ/パスワード </driver> <max-connections>32</max-connections> ←DBへの最⼤接続数 <prepared-statement-cache-size>8</prepared-statement-cache-size> </database> ステートメントキャッシュサイズ Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 35 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 主な設定パラメータについて • データソースマッピング設定 – conf/data-source-mapping-config.xml 【設定例】 <system-data-source> <resource-ref-name>java:comp/env/jdbc/default</resource-ref-name> </system-data-source> ↑resin-web.xmlで指定した systemデータソース⽤のJNDI名 <tenant-data-source> <tenant-id>default</tenant-id> <resource-ref-name>java:comp/env/jdbc/default</resource-ref-name> </tenant-data-source> ↑resin-web.xmlで指定した tenantデータソース⽤のJNDI名 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 36 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 主な設定パラメータについて • Storage領域の指定 – conf/storage-config.xml 【設定例】 <storage-info> <root-path-name>D:¥storage</root-path-name> ↑ストレージ領域を指定します。 分散環境の場合はそれぞれのintra-martから接続できるように ネットワーク共有ができるストレージを⽤意する必要があります。 (NFS,CIFS接続) マルチテナント環境の場合はテナント数分のストレージ領域を⽤意し、 各テナントから利⽤するストレージ領域を設定する必要があります。 Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 37 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 主な設定パラメータについて • ネットワーク構成の設定 – conf/network-agent-config.xml 【設定例】 <TCP> <initial-hosts> <host address="192.168.xxx.101"/> ←分散構成の場合、 <host address="192.168.xxx.102"/> 対象のResinの数分設定します。 </initial-hosts> </TCP> Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 38 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 主な設定パラメータについて • リクエスト制限設定 – conf/request-control-config.xml 【設定例】 ←同時処理制限 <thread max="32"> <inspection keep-live="3000"/> </thread> <accept queue=“8"> ←thread maxを超えた場合の処理待ち最⼤数 <query> <length max="10485760"/> ←リクエストの最⼤値(byte) </query> </accept> <synchronized queue=“4"> ←並列処理閾値を超えた場合の処理待ち最⼤数 <query> ←並列処理閾値(byte) <length min="1048576"/> </query> </synchronized> Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 39 情報種別:公開 会社名:NTTデータイントラマート 情報所有者:開発本部 お問合せ先 株式会社NTTデータイントラマート 本社: 〒107-0052 東京都港区⾚坂2-17-22 ⾚坂ツインタワー本館3階 TEL:03-5549-2821 関⻄営業所: 〒530-0003 ⼤阪市北区堂島3-1-21 NTTデータ堂島ビル2F TEL:06-6210-4861 名古屋営業所: 〒461-0004 名古屋市東区葵1-20-6 NTTDATA葵ビル7F階 (株式会社イントラマート・シー・エス・アイ 名古屋オフィス内) TEL:052-979-6032 URL:http://www.intra-mart.jp/ Copyright © 2002‐2013 NTT DATA INTRAMART CORPORATION All Rights Reserved. 40