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H17年度 JGS研究プロジェクト論文概要集

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H17年度 JGS研究プロジェクト論文概要集
255
はじめに
会員の皆様には日頃よりJGS/IT委員会活動にご協力を賜り、厚くお礼申しあげます。
JGSの「プロジェクト・チーム活動」は、会員の皆様方の暖かいご支援をいただき、平成17年度の
プロジェクト・チーム活動は、38テーマに273名の方々が参加され、40編の論文が提出されました。
この活動は、各チームの参加者により 1 年間の共同研究を行い、その成果を論文にまとめるものです。
提出された論文はいずれも1年間の成果をよく表しており、各種の提案がなされています。これらは業種
を問わず、会員各社にとって有益な情報であろうと確信しております。
各チームの研究論文を概要集としてまとめ、論文内容は全てJGSホームページへ掲載いたしております
のでご活用下さい。(全国研の会員専用 ライブラリーからリンクされております)
提出された論文の中から当プロジェクト委員会が厳正に審査し、各部会1編の優秀論文を以下のとおり選
出いたしました。
<平成17年度優秀論文>
・IP-05
サーバ仮想化技術
・PM-09 テスト計画技法
・RM-03 IT企業のセキュリティーポリシー
・WN-03 Ajax(Asynchronous javascript + XML)のWeb 開発に関して
・SP-10 DB2 UDB HADR環境における実運用上の考慮点と将来の展望
優秀論文チームは、その研究内容を平成 19 年 5 月 17 日~18 日に開催されます IBM ユーザーシンポジウ
ム九州大会(於:小倉)にて発表いただきますので、会員各社から多数ご参加いただくようご協力をお願
いいたします。
また、各地区からの講演依頼による研究発表の機会も増えてきておりますので、併せて、ご協力いただけ
ればさいわいです。
今後も会員の皆様のご要望をできるだけ取り入れて各チームの研究が益々盛んになるようプロジェクト・
チーム活動を推進してまいりますので、積極的なご参加をお願いいたします。
また、定期的なプロジェクト活動では時宜を失いかねないテーマの研究につきましては、特別プロジェク
トとして随時募集いたしますので、こちらの方も積極的なご参加をお願いいたします。
平成 18 年 9 月
全国 IBM ユーザー研究会連合会
JGS/IT委員会
プロジェクト統括
松本
務
目 次
情報システム企画部会(IP部会)
IP−01
「プロジェクトマネジャーの育成方法」 ………………………………………………………2
論題「プロジェクトマネジャー育成のための組織環境」
IP−02
「SOAのビジネスシステムへの応用」 …………………………………………………………4
論題「失敗しないSOA導入の勘所」
IP−03
「情報セキュリティ管理の基準考察」 …………………………………………………………6
論題「情報セキュリティ対策における評価基準」
IP−04
「企業内ブログの活用」 …………………………………………………………………………8
論題「企業へのブログ導入効果の測定
−KPI設定とPDCAサイクルによる高ROIの実現−」
IP−05
「サーバ仮想化技術」……………………………………………………………………………10
論題「サーバ仮想化技術の活用法」
IP−06
「ITガバナンス考察」……………………………………………………………………………12
論題「ITガバナンスの確立−その背景と確立のためのアプローチ−」
IP−07
「セキュリィティ対策としてのアクセスコントロール考察」………………………………14
論題「内部脅威へのセキュリティ対策−検疫ネットワーク組み合わせ検証−」
IP−09
「システム開発部門における顧客満足度向上方策」…………………………………………16
論題「顧客満足度向上方策への考察
−システム開発部門における顧客満足度向上方策−」
プロジェクトマネジメント部会(PM部会)
PM−01
「システム開発計画書の書き方」………………………………………………………………18
論題「ステークホルダ間の合意に着目したシステム開発計画書の書き方
−熱意を持ってプロジェクトを進めるために−」
PM−02
「PMOの役割」 …………………………………………………………………………………20
論題「PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の機能と構築効果」
PM−03
「システム開発における生産性向上方策」……………………………………………………22
論題「システム開発における生産性向上の阻害要因とその対応策
−笑顔でプロジェクトを終えるために−」
PM−04
「理想的なプロジェクト管理ツールの要件」…………………………………………………24
論題「理想的なプロジェクト管理ツールの要件」
PM−05
「プロジェクトの評価手法」……………………………………………………………………26
論題「プロジェクト経験を未来に生かすプロジェクト評価の重要性」
PM−06
「プロジェクトマネージャーのためのコミュニケーション・マネジメント」……………28
論題「プロジェクトを成功に導くコミュニケーション・マネジメントの要点
−迷走するプロジェクトマネージャー達へ−」
PM−07
「システム運用保守におけるプロジェクトマネジメント」…………………………………30
論題「システム運用保守におけるプロジェクトマネジメントの研究
−システム運用保守効率化実現のために−」
PM−09
「テスト計画技法」………………………………………………………………………………32
論題「プロジェクトリソースを考慮した最適テスト設計技法の研究
−リソースベーステスト設計フレームワークの検証−」
PM−10
(A)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」………………………………………34
論題「異業種他業界に学ぶ仕様確定との戦い方−第三者の視点−」
PM−10
(B)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」………………………………………36
論題「未確定仕様が引き起こすリスクのマネジメント
−発注者・受注者それぞれの視点からの考察−」
PM−10
(C)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」………………………………………38
論題「未確定仕様を未然に防ぐには?
−アンケートによる未確定仕様の原因究明とその対応策−」
PM−11
「ファンクションポイント法による見積り技法」……………………………………………40
論題「ファンクションポイント法による見積り技法
−ファンクションポイント法導入の検討−」
PM−13
「障害管理技法」…………………………………………………………………………………42
論題「障害管理を阻害する真の原因−からくりに潜む人の意識−」
PM−14
「EVMを用いた最新のプロジェクト管理」 …………………………………………………44
論題「計画変更に耐えうるEVMの活用法
―段階的詳細化を適切に反映させるためのアプローチ―」
リソースマネジメント部会(RM部会)
RM−01
「事業継続のための災害復旧マネジメント(災害・事故対策)
」 …………………………46
論題「初めてのBCP策定∼障害対策を応用した作成」
RM−03
「IT企業のセキュリティポリシー」……………………………………………………………48
論題「IT企業のセキュリティポリシー
−セキュリティポリシー社内徹底のための諸策について−」
RM−04
「z/OSとz/Linuxによるレガシー・マイグレーション」……………………………………50
論題「z/OSとz/Linuxのメリットを活かしたレガシー・マイグレーション
RM−05
「ITIL適用の研究」………………………………………………………………………………52
論題「ITIL適用における現状分析−こうすれば使えるセルフアセスメント活用術−」
RM−06
「オートノミック・コンピューティングの実システムへの適性」…………………………54
論題「システム運用のオートノミック化実現に向けて」
システム製品部会(SP部会)
SP−02
「ビジネスプロセスモデルとUMLモデルの連携」 …………………………………………56
論題「ビジネスIT連携のためのモデリング品質向上アプローチ」
SP−03
「JSF(Java Server Faces)を使用したJavaアプリケーションの開発生産性とパフォーマンスの研究」 58
論題「新規開発時にJSF(Java Server Faces)を採用する価値はあるか?」
SP−04
「DB2 for z/OSのセキュリティ機能」 ………………………………………………………60
論題「法令遵守の視点でのDB2 for z/OSのセキュリティ機能の評価と提言」
SP−06
「基幹業務プラットフォームとしてのLinux on zSeries」…………………………………62
論題「基幹業務プラットフォームとしてのLinux on zSeries」
SP−09
「セキュリティ要件の明確化とzSeriesでの実装化の研究」………………………………64
論題「セキュリティ・ガイドラインに対するRACFの適用可能性
−FISCガイドラインへの対応−」
SP−10
「DB2 UDB」……………………………………………………………………………………66
論題「24時間365日連続稼動を実現するHADR機能の評価と有効活用法」
ウェブ & ネットワーク部会(WN部会)
WN−01 「XMLメタデータの利用」………………………………………………………………………68
論題「XMLメタデータの利用動向と今後の可能性」
WN−02 「VPN/IPSec/暗号化などの最新セキュリティ技術を利用したネットワーク・デザインの研究」…70
論題「企業ネットワークにおけるセキュリティ脅威と対策」
WN−03 「Ajax(Asynchronous Javascript + XML)のWeb開発に関して」……………………72
論題「WebアプリケーションにおけるAjaxの適用指針と留意点」
WN−04 「J2EEにおけるアスペクト指向プログラミング」 …………………………………………74
論題「アスペクト指向プログラミング適用によるWebアプリケーション開発の簡易化」
WN−05 「MDA(Model Driven Architecture)によるラウンドトリップエンジニアリング」……76
論題「ラウンドトリップエンジニアリングを実現するためのMDAツール」
WN−06 「基幹システムへのリッチクライアント適用」………………………………………………78
論題「基幹システムへのリッチクライアント適用」
WN−10 「Notes/Domino」………………………………………………………………………………80
論題「Notes/Domino Webアプリケーションに対する最新Web技術の適用の研究」
JGSプロジェクト・チーム論文概要集
情報システム企画部会(IP部会)
プロジェクトマネジメント部会(PM部会)
リソースマネジメント部会(RM部会)
システム製品部会(SP部会)
ウェブ & ネットワーク部会(WN部会)
IP−0I「プロジェクトマネジャーの育成方法」
IP-01「プロジェクトマネジャーの育成方法」
論題「プロジェクトマネジャー育成のための組織環境」
<概要>
プロジェクトマネジャーには,専門的な知識・スキル以外
にも優れたコミュニケーション能力,対外折衝能力,分析的
思考力等のコンピテンシーが必要である.当研究会では,プ
ロジェクトマネジャーが必要とする能力を“知識”“スキル”
“コンピテンシー”に分類し,それぞれを再検証した.その結
果,育成には,環境のサポートが重要であるとの結論に達し
た.本論では,組織環境を改善して個人をサポートすること
により,優れたコンピテンシーを持ったプロジェクトマネジ
ャーを育成し,育った人材がさらに良い環境を創る育成のダブルスパイラルモデルを提案する.さら
に育成モデルの導入計画案を作成し,各ステップにおける行動と留意点について解説している.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)インフォテクノ朝日
(株)エクサ
(株)コベルコシステム
第一生命情報システム(株)
(株)大和総研
(株)ユーフィット
基盤ソリューション部
佐々木良高
第2事業部 営業本部 公共・公益システム営業部
(サブリーダー)石川 圭
ソリューション事業部 コンサルティング部
村橋 陽三
保険システム本部 個人保険第一グループ
(リーダー)出口よしみ
金融ソリューション事業本部
ネットトレードシステム開発部
安松 裕二
金融システム部 金融第一部
池井 誠
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
2
スキルズ&プロフェッション
テクニカル企画
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
猿谷 清吾
IP−0I「プロジェクトマネジャーの育成方法」
<Team Name> “IP-01 Education model of project manager”
<Thesis Subject> “Corporate culture for education of project manager”
<Summary>
A project manager is highly required capabilities, such as communication ability, negotiations ability,
and an analytic intellectual power as well as professional knowledge / skill. In our studying group, we
classified the abilities, that a project manager needed, into "knowledge" "skill" "competency" and further
validated each. As a result, we reached a conclusion that environmental support is much more important
than educational contents. In the article, we propose new double spiral model that shows superior
project managers create superior workplace, and vice versa. Furthermore, this article includes action
plan using the double spiral model, and some comments in each step of the education.
Member list ( alphabetical order of company name )
Daiwa Institute of Research Ltd.
Net Trade System Development Division
EXA CORPORATION
Sales Division Public and Public interest System
Sales Department
Info Techno Asahi Co., Ltd.
Infra-structure Solution Division
KOBELCO SYSTEMS CORPORATION
Solution Business Division Consulting Department
The Dai-ichi Life Information Systems Co.,Ltd
Insurance System Divison
Individual Insurance Department No.1
UFIT CO.,Ltd.
Finance Business Division
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Technical Planning
Skills & Profession Development
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Yuji Yasumatsu
(Sub-Leader) Kei Ishikawa
Yoshitaka Sasaki
Yozo Murahashi
(Leader) Yoshimi Deguchi
Makoto ikei
Seigo Saruya
3
IP−02「SOAのビジネスシステムへの応用」
IP−02「SOAのビジネスシステムへの応用」
論題「失敗しないSOA導入の勘所」
<概要>
SOA(Service Oriented Architecture)は,刻々と変化
するビジネスに柔軟に対応するため,ITとビジネスを融合し
て全体最適をはかり,変化に強い俊敏なシステムを構築する
ための考え方として注目されている.しかし,SOAは一つの
考え方であり,本質的に理解や企業における導入は本格的に
進んでいるといは言い難い状況にある.
本論文では,SOAの導入において取り組むべき活動や直面
する課題について考察し,小さく始めて段階的にSOAを定着
させていく現実的なアプローチを取り上げ,企業を取り巻く現況を勘案した議論を通じることでSOA
導入を失敗させないポイントを取り纏め,戦略的な導入計画の立案について提言する.
さらに,導入計画を策定する上でSOAベンダーに期待したい点と抜本的にITとビジネスの関係を変
革するため期待されるSOAの価値についても言及する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
エスアイソリューションズ(株)
第一サービス事業部
オムロンネットワークアプリケーションズ(株)
経営企画室IT企画グループ
キヤノンシステムソリューションズ(株)
金融事業部第2プロジェクト
JFEシステムズ(株)
東京事業所 技術グループ
ダイヤモンドコンピューターサービス(株)
SI技術部 技術推進グループ
東京ガス(株)
IT活用推進部
日本コンピュータ(株)
新規事業部
(株)菱友システムズ
ソリューションプロダクト事業部
宇野 明弘
田中 訓
熊沢 昭一
中村 裕子
辻本 寿太
(サブリーダー)鈴木 明
(リーダー)可児 寿夫
石川 尊久
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
4
SOA Architect
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
仙石 靖彦
IP−02「SOAのビジネスシステムへの応用」
<Team Name> “IP-02 The Practical application of SOA to business systems”
<Thesis Subject> “The Vital Points for Successful Implementation of SOA”
<Summary>
SOA has lately attracted considerable attention as an idea that enables us, through the total
optimization by uniting IT and business, to construct systems capable of corresponding to the fast
business changes. However, it is one of such ideas, and the current situation implies that most companies
seem to have difficulties in understanding its essence and introducing in full-scale.
In this paper, we will give considerations to the tasks and problems we would face in introducing SOA,
and make an introduction to the strategic approach obtained through the discussion we had in this team
to find out a realistic, small start approach that help us instill SOA to the current systems.
Furthermore, we mention our expectations for SOA vendors in planning and introducing SOA, and we
also mention the worth of SOA expected to change the relation between IT and business radically
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTINS INC.
Financial Industry Dept.
Diamond Computer Service Co., Ltd.
Open Systems Technology Division
JFE Systems Inc.
Tokyo Office
Nippon Computer Co., Ltd.
New Business Development Dept.
OMRON NETWORK APPLICATIONS Co., Ltd.
Corporate Strategy Planning Dept.
Ryoyu Systems Co., Ltd.
Solution Product Division
SI Solutions Co., Ltd.
BU-Services No.1
TOKYO GUS Co., Ltd.
IT Application Dept.
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
SOA Architect
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Shouichi Kumazawa
Juta Tsujimoto
Yuko Nakamura
(Leader) Hisao Kani
Satoru Tanaka
Takahisa Ishikawa
Akihiro Uno
(Sub-Leader) Akira Suzuki
Yasuhiko Sengoku
5
IP−03「情報セキュリティ管理の基準考察」
IP−03「情報セキュリティ管理の基準考察」
論題「情報セキュリティ対策における評価基準」
<概要>
セキュリティ対策の達成度の定量的な計測は簡単ではない.
当チームでは,セキュリティ対策の達成度,課題性を定量的
に計測する方法について,具体的な評価基準の考察を行った.
メンバー・リスト(会社名50音順)
第一生命情報システム(株)
(株)大和総研
(株)ティージー・アイティーサービス
ニッセイ情報テクノロジー(株)
基盤システム本部 基盤開発グループ
人事部
計画部
企業・福祉ソリューション事業部
(サブリーダー)渡辺 春代
新井 正史
(リーダー)馬場 達彦
湯浅久美子
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
6
GBS事業.AS.情報セキュリティ推進
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
海津 暁夫
IP−03「情報セキュリティ管理の基準考察」
<Team Name> “IP-03 Study of Information Security Management assessment. ”
<Thesis Subject> “Evaluation standards for Information Security Management actions”
<Summary>
It is not easy to quantify the attained level of Information Security Management activities for the
organization. The team studied how to measure the effectiveness level of Information Security
Management actions, and practical methodology to evaluate it.
Member list ( alphabetical order of company name )
Daiwa Institute of Research Ltd.
Personnel Department
Nissay Information Technology Co., Ltd.
Corporate-Welfare Solutions Department
TG IT Service Co., Ltd.
Planning Department
The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Infrastructure Systems div.
Infrastructure Systems Development Group
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Information Security Management
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Masashi Arai
Kumiko Yuasa
(Leader) Tatsuhiko Baba
(Sub-Leader) Haruyo Watanabe
Akio Kaizu
7
IP−04「企業内ブログの活用」
IP−04「企業内ブログの活用」
論題「企業へのブログ導入効果の測定−KPI設定とPDCAサイクルによる高ROIの実現−」
<概要>
昨今,ブログの普及度合いは目覚しく,企業内への導入を
検討している企業も多い.しかしながら,導入後の効果を測
定することが難しいことなどから,導入に踏み切るまでには
至らない企業も多い.
そこで我々は導入事例を調査し,ブログを企業内で展開す
る際に障壁となる事項を洗い出した上で,その対策を検討し
ていった.その過程で企業の業績評価の手法であるバランス
ド・スコア・シートの考え方を取り入れ,ブログ運営の計画
段階から評価までをPDCAサイクルとして捉え,導入後の効果を定量的に測定できる方法を立案した.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)ティージー・アイティーサービス
運用サービス部サービスサポートグループ
(リーダー)表 武志
(株)テプコシステムズ
企画部 社内システムグループ
小高 敬生
ニッセイ情報テクノロジー(株)
ビジネスソリューション事業部 総務ブロック
(サブリーダー)奥本 明美
ニッセイ情報テクノロジー(株)
基盤ソリューション事業部Web
ソリューション開発ブロック
山田 啓人
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
アウトソーシング・ソリューション事業部
第四ソリューション推進 第二開発-BS
水野 由香
日本生命保険(相)
システム企画部IT企画T
児玉 徳雄
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
日本アイ・ビー・エム(株)
8
東京基礎研究所ナレッジ・インフラストラクチャ担当
東京基礎研究所
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
武田 浩一
村上 明子
IP−04「企業内ブログの活用」
<Team Name> “IP-04 Enterprise utilization of blogs”
<Thesis Subject> “Efficiency evaluation of blogs as enterprise communication tools”
<Summary>
In the last decade, blogs (weblog) have been widely used as communication tools on the Internet.
Recently many enterprise companies introduce blogs for marketing tools of their products or internal
communication tools. However some companies hesitate to introduce them, because it is hard to
evaluate the effectiveness.
In this paper, we investigated blog introduction examples as enterprise communication tools and
identified the obstacles. We designed the PDCA cycle for blog introduction and proposed a new method
to evaluate the effectiveness using the Balanced Score Sheet.
Member list (alphabetical order of company name)
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
System Development No.2-BS
Yuka Mizuno
Nippon Life Insurance Company
Norio Kodama
Nissay Information Technology Co., Ltd.
BUSINESS SOLUTION DEPARTMENT
BUSINESS SYSTEM BLOCK
(Sub-Leader) Akemi Okumoto
Nissay Information Technology Co., Ltd.
Hiroto Yamada
TEPCO SYSTEMS CORPORATION
Corporate Planning Dept.
Yoshio Kodaka
TG IT Service Co., Ltd.
System management Sercice Dept. Service Support Group
(Leader) Takeshi Omote
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Knowledge Infrastructure IBM Tokyo Research Laboratory
Kohichi Takeda
IBM Japan, Ltd.
IBM Research, Tokyo Research Laboratory
Akiko Murakami
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
9
IP−05「サーバ仮想化技術」
IP−05「サーバ仮想化技術」
論題「サーバ仮想化技術の活用法」
<概要>
情報システムの対象業務が拡大されたことで,システムの
複雑化,リソース利用率の低下,運用コストの増加が問題と
なっている.これらの問題を解決する手段として,近年サー
バの仮想化技術が注目されている.
本論文では,サーバに仮想化技術を導入した場合の効果と
考慮点,そしてサーバ仮想化技術を利用した活用事例につい
て述べる.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
基盤システム第2開発部
川口委緒里
キャノンシステムソリューションズ(株)
基盤事業部運用技術部
浜村 昌幸
キャノンシステムソリューションズ(株)
基盤事業部ネットワーク・基盤技術部第一課
仁平 一也
クオリカ(株)
アウトソーシング事業部OS部
阿部 健一
ダイヤモンドコンピューターサービス(株)
ITサービス事業部 アウトソーシング推進グループ
(リーダー)兼本 憲人
(株)CRCソリューションズ
ビジネスソリューション第一事業部
ソリューション技術部
(サブリーダー)新島弘太郎
(株)JIEC
技術統括本部 技術部
増形 宜紀
(株)損保ジャパン・システムソリューション
システム基盤第一部
杉山 功
第一生命情報システム(株)
人事・会計グループ
青木 敦
(株)大和総研
オープンシステム技術部
中山 太郎
中央三井インフォメーションテクノロジー(株)
技術統括部
安形 浩一
(株)ティージー情報ネットワーク
インフラソリューション部
大金 義信
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム・システムズ・エンジニアリング(株)
システムpサーバー
日本アイ・ビー・エム・システムズ・エンジニアリング(株)
システムpサーバー
10
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
安達 登美
高松 尚子
IP−05「サーバ仮想化技術」
<Team Name> “IP-05 Server Virtualization Technology”
<Thesis Subject> “Use method of Server Virtualization Technology”
<Summary>
The complication of the system, the decrease in the resource availability, and the increase in the
operation cost become problems, because the target business for the information system was expanded.
As the means to settle these problems, recent years, server virtualization technology is watched. In this
thesis, we describe the effect and the consideration point when introducing virtualization technology into
a server, and we describe the use case with server virtualization technology.
Member list ( alphabetical order of company name )
CRC Solutions Corp
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC.
Network & Technology Headquarters Network
& Technology Department
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC.
Network & Technology
Headquarters Operation Technology Department
Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd.
IT Infrastructure Solutions Department
Daiwa Institute of Research Ltd.
Open System Engineering Dept.
Diamond Computer Service Co.Ltd
System & Operations Management Division
EXA CORPORATION
IT Platform Development No.2 Dept.
JIEC Co., Ltd.
Advanced Technical Support
Qualica Inc.
Outsourcing Business Div.
Sompo Japan System Solutions Inc.
IT Infrastructure Division
TG Information Network Co., Ltd.
IT Infrastructure Solution Department
The Dai-ichi-Life Information Systems Co., Ltd.
Personnel and Accouting Systems Group
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
System p Server
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
System p Server
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
(Sub-Leader) Kotaro Niijima
Kazuya Nihei
Masayuki Hamamura
Koichi Agata
Taro Nakayama
(Leader) Norito Kanemoto
Iori Kawaguchi
Yoshinori Masugata
Kenichi Abe
Isao Sugiyama
Yoshinobu Ogane
Atsushi Aoki
Tomi Adachi
Naoko Takamatsu
11
IP−06「ITガバナンス考察」
IP−06「ITガバナンス考察」
論題「ITガバナンスの確立−その背景と確立のためのアプローチ−」
<概要>
ITガバナンスの確立に向けて,既存のフレームワークの検
証を行い,今後の方向性と企業のITガバナンス確立に向けた
アプローチついて検証を行う.日本企業は日本版SOX法の施
行を間近に控え,ITガバナンスの確立が急務だが,ITガバ
ナンスを確立するにあたり,最適解を導くための考慮点につ
いて言及する.
ITガバナンスの確立には,COBITのフレームワークを用い,
各企業の規模に応じた達成目標の設定が必要である.また,IT
ガバナンスの確立にあたり,一定の投資・作業量の増加等負荷がかかることも忘れてはならない.IT
ガバナンスのためのITガバナンスではなく,コーポレートガバナンスと整合性をとって,企業優位性
を高めるためのITガバナンスの確立が求められる.
メンバー・リスト(会社名50音順)
花王インフォネットワーク(株)
ビジネスソリューション開発
久保田 信
(株)損保ジャパン・システムソリューション
ソリューション事業部ソリューション第二部
飯浜 達也
(株)大和総研
オープンシステム基盤設計部
本田 孝宏
(株)ティージー・アイティーサービス 計画部戦略企画グループ
(サブリーダー)森田 恒男
ニッセイ情報テクノロジー(株)
ビジネスソリューション事業部
佐藤 信二
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
ビジネス・インテグレーション・コンサルティング事業部
阿部 暁
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
SCMソリューション事業部
増田 将智
日本生命保険(相)
システム企画部
(リーダー)加藤 賢
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
システム・インフラストラクチャー・ソリューション
12
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
鈴木 善明
IP−06「ITガバナンス考察」
<Team Name> “IP-06 Consideration of IT Governance”
<Thesis Subject> “Establishment of IT Governance − Practical approach to
Establishment of IT Governance based upon its background −”
<Summary>
This paper describes the approach to establish the IT governance, with the verification of the populated
frameworks such as COBIT. Japanese companies are preparing the SOX implementation; this paper also
describes the issues to the optimized solution for IT governance establishment.
It is required to set appropriate goal to meet each corporate scale and business situation by leveraging
COBIT framework. And also, it is important to consider the investment and workload for the promotion
activities. Finally this paper concludes that IT governance promotion in accordance with the corporate
governance is the key to success to gain the competitiveness.
Member list ( alphabetical order of company name )
Daiwa Institute of Research Ltd.
Open Systems Architecture Design Dept.
Takahiro Honda
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
Business Integration Consulting
Satoru Abe
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
SCM solution development
Shinji Satou
Kao Infonetwork Co., Ltd.
Business Solution Development Dept.
Shin Kubota
Nippon Life Insurance Company
System Planning Department
(Leader) Ken Katoh
Nissay Information Technology Co., Ltd.
Business Solution Department
Masatoshi Masuda
SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC.
2nd Solution Systems Department.Solution Systems division
Tatsuya Iihama
TG IT Service Co.,Ltd.
Planning Dept Strategy Planning Group
(Sub-Leader) Tsuneo morita
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Web Server, System Infrastructure Solution
Yoshiaki Suzuki
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
13
IP−07「セキュリィティ対策としてのアクセスコントロール考察」
IP−07「セキュリィティ対策としてのアクセスコントロール考察」
論題「内部脅威へのセキュリティ対策−検疫ネットワーク組み合わせ検証−」
<概要>
資産保護のための有効な手段として,最近注目を浴びつつ
ある技術に検疫ネットワークがある.今までセキュリティパ
ッチやパターンファイルの更新遅れによって受けていた被害
を,劇的に減少させることが出来る可能性を秘めている.し
かし,実際の検疫ネットワーク適用は,企業においてあまり
広く認知されていない.そこで筆者は検疫ネットワークの特
徴と有効な利用方法について,それぞれの技術方式を導入面・
運用面から比較し,本論に掲載をした.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
クオリカ(株)
(株)CRCソリューションズ
ダイヤモンドコンピュータサービス(株)
ニッセイ情報テクノロジー(株)
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
鈴木 康史
石川 大介
(リーダー)園田 一史
(サブリーダー)土井 聡
阪谷 毅
加藤 通子
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
14
田中陽一郎
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
IP−07「セキュリィティ対策としてのアクセスコントロール考察」
<Team Name> “IP-07 Consideration of the access control as a security measure”
<Thesis Subject> “Security countermeasures against internal threats − Examination of
the combined quarantine methods −”
<Summary>
Quarantine network is recently getting public attention as a powerful means to protect company's
assets. As its possibility, significant reduce is expected in damages from inundated security patch files
and virus pattern files. Albeit such advantages, there aren't many organizations that take the
implementation of quarantine network into consideration. Thus the author chose to discuss its features
and effective use, comparing the technologies in terms of introduction and operation.
Member list ( alphabetical order of company name )
CRC Solutions Corp.
Diamond Computer Service Co., Ltd.
EXA CORPORATION
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
Nissay Information Technology Co., Ltd.
QUALICA Inc.
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
(Leader) Kazushi Sonoda
(Sub-Leader) Satoshi Doi
Yasufumi Suzuki
Michiko Katou
Takeshi Sakatani
Daisuke Ishikawa
Youichirou Tanaka
15
IP−09「システム開発部門における顧客満足度向上方策」
IP−09「システム開発部門における顧客満足度向上方策」
論題「顧客満足度向上方策への考察−システム開発部門における顧客満足度向上方策−」
<概要>
システム開発者が顧客満足度を向上させる為に何をすれば
よいか考えるにあたり,身近な顧客満足度の調査に使用され
るアンケートに注目した.何に対してどのように調査しその
後の分析結果から有益な情報を取り出せるか,そしてどのよ
うにして顧客満足度を向上させるかを研究する.また,それ
を既存のガイドラインや規範からも考察する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
キヤノンシステムソリューションズ(株)
製造事業部
第一生命情報システム(株)
人事・会計グループ
(株)大和総研
社会保険システム開発部
三菱UFJトラストシステム(株)
システム開発第2部
(リーダー)山口 敦央
野田 剛
湊 綾太
尾久 俊明
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
WebサーバーpSeriesグループ
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
WebサーバーpSeriesグループ
16
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
安達 登美
高松 尚子
IP−09「システム開発部門における顧客満足度向上方策」
<Team Name> “IP-09 The improvement policy in customer satisfaction in a systems
development section.”
<Thesis Subject> “Consideration to the improvement policy in customer satisfaction
− The
improvement policy in customer satisfaction in a systems
development section −”
<Summary>
We paid attention to the questionnaire used for researching common customer satisfaction on
considering what system developers should do to improve customer satisfaction. We’ll study in what the
object is, how we should research it, whether we can pick out useful information from the research or
not and how we can improve customer satisfaction. Moreover, we consider it from the existing
guidelines and the model.
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC
Production Division
Daiwa Institute of Research Ltd.
Social Insurance Systems Business Division
Social Insurance Systems Development Dept.
Mitsubishi UFJ Trust Systems Co., Ltd.
Systems Development Division Ⅱ
The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Personnel Affairs / Accounts Group
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
A Web server pSeries group
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
A Web server pSeries group
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
(Leader) Atsuo Yamaguchi
Ryota Minato
Toshiaki Ogyu
Tsuyoshi Noda
Naoko Takamatsu
Tomi Adachi
17
PM−01「システム開発計画書の書き方」
PM−01「システム開発計画書の書き方」
論題「ステークホルダ間の合意に着目したシステム開発計画書の書き方
−熱意を持ってプロジェクトを進めるために−」
<概要>
昨今,システム開発におけるプロジェクトの複雑化・高度
化に起因するトラブル防止対策の一環として,設計工程より
さらに上流の「超上流工程」の注目度が増している.
「システ
ム開発計画書の作成」もこの「超上流工程」の一つであり,ス
テークホルダ間で合意を行い,システム開発を円滑に進める
上で重要である.そこで本論文では「現場における計画書の
問題点」を事例として挙げながら,システム開発計画書の書
き方および運用方法,システム開発計画書とモチベーションについて述べる.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)CSKシステムズ
(コベルコシステム(株))
IT生産技術部
(サブリーダー)大久保直樹
(ソリューション事業部 ERP本部プロジェクトグループ)
(伊藤 圭司) 2006年3月迄参加
シャープ(株)
国内営業本部 IT推進室
伊藤 誠英
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
第一ソリューション推進
中島 誠二
(株)菱友システムズ
BS事業部
(リーダー)安齋 和敏
チーム・アドバイザー
アイ・ビー・エム ビジネスコンサルティング サービス(株)
バリューデリバリーセンターⅡ BAI
18
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
第五
上田 純
PM−01「システム開発計画書の書き方」
<Team Name> “PM-01 How to write system development plans”
<Thesis Subject> “How to write system development plans focusing on agreement
among stakeholders − For working on projects with passion −”
<Summary>
These days, a process called "super-upstream process," which comes before a design process, has been
drawing attentions from people as prevention of troubles caused by projects on system development
which have been increasingly complicated and sophisticated. "Making system development plans," one
of the "super-upstream processes," is important for stakeholders to reach agreement and to work on
system development smoothly. This paper will describe "how to write system development plans," "how
to operate system development plans," and "system development plans and motivation," mentioning
examples of "on-site problems about system development plans."
Member list ( alphabetical order of company name )
CSK SYSTEMS CORPORATION
IT Producing Technology Division
(Sub-Leader) Naoki Okubo
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
Solution Service No.1
Seiji Nakajima
(KOBELCO SYSTEMS CORPORATION)
(Solution Business Division ERP Business Group NetWeaver Section)
(Keiji Ito)
Until March, 2006
Ryoyu Systems Co., Ltd.
Business Solution
(Leader) Kazutoshi Anzai
SHARP CORPORATION
DOMESTIC SALES AND MARKETING CONSUMER ELECTRONICS GROUP
IT PROMOTION-COMMUNICATION SYSTEMS
Masahide Ito
Team adviser
IBM Business Consulting Services KK
Value Delivery CenterⅡ BAI No.5
Jun Ueda
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
19
PM−02「PMOの役割」
PM−02「PMOの役割」
論題「PMO(プロジェクトマネジメントオフィス)の機能と構築効果」
<概要>
近年,情報サービス業やさまざまな業種において,プロジ
ェクトマネジメントオフィス(以降,PMOと略す)を構築す
る企業が増えている.本論では,各企業がPMOを構築する背
景を考察し,PMOの定義,機能,PMO構築の必要性,PMO
の構築効果の調査を行った.また,企業におけるPMOの現状
を把握したうえで,実際にPMOを構築する際のポイント等に
ついて我々の見解を述べる.
メンバー・リスト(会社名50音順)
NTTデータソフィア(株)
開発第三部
キヤノンシステムソリューションズ(株)
製造事業部 第四開発部
(株)JIEC
技術統括本部 技術部
(株)JIEC
技術統括本部 品質管理部
(株)ティージー情報ネットワーク
インフラソリューション部
ニッセイ情報テクノロジー(株)
企業・福祉ソリューション事業部
中村希美子
小前 広志
坂下 秀彦
(リーダー)金子 義明
諸田 敦洋
(サブリーダー)崎山 貴男
チーム・アドバイザー
日本アイビーエム・ビジネス・ソリューション(株)
関西支社e−ビジネス・ソリューション部
20
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
田中 良一
PM−02「PMOの役割」
<Team Name> “PM-02 Role of PMO”
<Thesis Subject> “Function and Effectiveness of PMO (Project Management Office)”
<Summary>
In recent years, the number of enterprises constructing project management offices (Hereafter to be
referred to as PMO) are increasing in the information service industry and other various types of business.
In this thesis, we consider the background in which PMO are constructed by enterprises and research
their definition and functions, as well as the necessity and the effect of constructing PMO. Furthermore,
grasping the present status of PMO in the enterprise, we present our opinion on the key points of
constructing PMO in practice, etc.
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC.
Fourth System Development Department
Manufacturing Business Division
JIEC Co., Ltd.
Quality Management Dept.
Advanced Technology Division
JIEC Co., Ltd.
Technology Dept.
Advanced Technology Division
Nissay Information Technology Co., Ltd.
Corporate-Welfare Solution Department
NTT DATA SOFIA Corporation
3rd System Development Department
TG Information Network Co., Ltd.
IT Infrastructure Solution Department
Team adviser
IBM Global Services Japan Business Solution Company, Ltd.
e-Business Solution Kansai Branch
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Hiroshi Komae
(Leader) Yoshiaki Kaneko
Hidehiko Sakashita
(Sub-Leader) Takao Sakiyama
Kimiko Nakamura
Atsuhiro Morota
Ryohichi Tanaka
21
PM−03「システム開発における生産性向上方策」
PM−03「システム開発における生産性向上方策」
論題「システム開発における生産性向上の阻害要因とその対応策
−笑顔でプロジェクトを終えるために−」
<概要>
近年,開発の生産性向上を目的とした開発支援ツールや開
発業務のプロセス改善などが提唱されている.しかし実際の
開発現場においては,それらを採用して実際に生産性を向上
させることは容易ではない.本研究では,生産性向上策を効
果的に実施する方法を提案することを目的とし,
「自社にて活
用できる可能性が高い」実施方法について考察を行った.そ
の結果,前工程に起因する手戻りが大きな阻害要因であるこ
とが明らかになった。また同時に、手戻りを抑制するための対応策には,効果の高さは認識されてい
るが実施が困難なものが多いという傾向が明らかになった.さらに,それらの対応策を実施しやすく
するためには,体制作りと,段階的な導入が効果的であるという結論に至った.
メンバー・リスト(会社名50音順)
エス・アイ・シー(株)
システム開発部SMLシステム・
センター情報システム課
玉置 博行
エスアイソリューションズ(株)
第1サービス事業部第3開発部
(サブリーダー)牛島 剛志
オムロンネットワークアプリケーションズ(株)
ソリューショングループ
市川 靖雄
花王インフォネットワーク(株)
アプリケーションバリューサービスチーム
中野恵美子
キヤノンシステムソリューションズ(株)
製造事業部 第四開発部
青木 一高
(株)JIEC
技術統括本部技術部
(サブリーダー)萩原 康至
(株)損保ジャパン・システムソリューション
ソリューション事業部ソリューション第二部
関 昌宏
中央三井インフォメーションテクノロジー(株)
人事部
三原 一真
東邦ガス情報システム(株)
開発部
林 孝行
ニッセイ情報テクノロジー(株)
リーテイルソリューション事業部 個人保険B
尼子 慎也
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
POソリューション事業部
(リーダー)大崎 智弘
(株)菱友システムズ
BS事業部システム開発部
山口 秀純
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
22
RBSS
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
山
陽一
PM−03「システム開発における生産性向上方策」
<Team Name> “PM-03 Methodology for productivity improvement in system
development”
<Thesis Subject> “Obstruction factors of productivity improvement in system
development and the countermeasures against them
− How
to finish a project with smile −”
<Summary>
Recently, many methodologies are proposed to improve the productivity in system development, such
as development support tools, a development process models, and so on. However, in the actual
development, it is not easy to acquire the effect of those methodologies. The purpose of this study is the
proposal of the way to realize the improvement of the productivity more effectively in each person's
company. Then it was proved that the most degrading factor is the returning to the previous development
phase. And the countermeasures for the returning have a tendency that sufficient effect could not be
taken since enforcement was difficult. As a conclusion, in order to make countermeasures easy to
implement, it is effective to make organization and to introduce them gradually.
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTINS Inc.
Manufacturing Business Division
Fourth Marketing Department
Kazutaka Aoki
Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd.
Personnel Department
Kazumasa Mihara
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
Plant Operation Solution
(Leader) Tomohiro Ohsaki
JIEC Co., Ltd.
Advanced Technology Division
Technology Dept.
(Sub-Leader) Yasushi Hagiwara
KAO Info network Co., Ltd.
Application Value Service Team
Emiko Nakano
Nissay Information Tecnology Co., Ltd.
Individual Customer Systems Block
Retail Solutions Department
Shinya Amako
OMRON NETWORK APPLICATIONS Co., Ltd.
SOLUTIONS GROUP
Yasuo Ichikawa
Ryoyu Systems Co., Ltd.
Business Solution Division Systems
Development Department No.1
Hidezumi Yamaguchi
SI Solutions Co., Ltd.
BU-Services No.1 System Developments No.3
(Sub-Leader) Tsuyoshi Ushijima
SIC Co., Ltd.
System Development Department
SML System Center Information System Section
Hiroyuki Tamaki
SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC.
2nd Solution Systems Department. Solution Systems division
Masahiro Seki
TOHOGAS Information Sysem.Co., Ltd.
Development Department
Takayuki Hayashi
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
RBSS
Yohichi Yamasaki
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
23
PM−04「理想的なプロジェクト管理ツールの要件」
PM−04「理想的なプロジェクト管理ツールの要件」
論題「理想的なプロジェクト管理ツールの要件」
<概要>
昨今のシステム開発プロジェクトでは,コスト,納期,品
質に対する顧客要求の変化に対応するため,プロジェクト管
理ツールへの期待は高まっている.しかしながら,それらは
十分活用されている様に見えない.本論では,理想的なプロ
ジェクト管理ツールの要件を求めるに当たり,理想的なプロ
ジェクト管理をツール化するという検討から機能要件を,ア
ンケートによるツールの使用実態から現場に則した要件を得
た.双方の結果からは,プロジェクトに関わる人的要素の重
要性が示され,これを満足する要件を結論として導いた.
メンバー・リスト(会社名50音順)
コベルコシステム(株)
(株)ディーエム情報システム
プロジェクト支援部
カスタマーサービス事業本部 システム開発部
日本アイ・ビー・エム人事サービス(株)
第二デリバリー本部
(株)菱化システム
システム開発本部
(リーダー)三木 誠一
向井 初子
平野 浩久
(サブリーダー)米田 衆
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
24
インダストリアル・セクター・デリバリー 西日本SOL・SVC
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
後田 廣
PM−04「理想的なプロジェクト管理ツールの要件」
<Team Name> “PM-04 The requirements for ideal project management tools”
<Thesis Subject> “The requirements for ideal project management tools”
<Summary>
With system development project of these days, because of corresponding to the change of the
customer request for cost, delivery date and quality, expectation of the project management tools has
risen. But they seem not to be utilized enough. In this paper, when the requirements for ideal project
management tools are shown, functional requirements were obtained from the examination that it
converts ideal project management to tool, and requirements which met on the site were obtained from
use actual condition of the tools by the questionnaire. From the both results, importance of the human
elements about the project was shown, and we led the requirements which satisfy this as conclusion.
Member list ( alphabetical order of company name )
DM Information Systems Co., Ltd
Customer Service System Dept.
IBM Japan Human Resources Services Co., Ltd
HR BTO Delivery Center #2
KOBELCO SYSTEMS CORPORATION
Project Management Administration Department
Ryoka Systems Inc. System Solution Division
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
West Solution Services Industrial Sector Delivery
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Hatsuko Mukai
Hirohisa Hirano
(Leader) Seiichi Miki
(Sub-Leader) Shuu Maita
Hiroshi Ushiroda
25
PM−05「プロジェクトの評価手法」
PM−05「プロジェクトの評価手法」
論題「プロジェクト経験を未来に生かすプロジェクト評価の重要性」
<概要>
システム開発において,プロジェクトマネジメントの重要
性が説かれるようになって久しく,PMBOK[1][2]に代表され
るマネジメント手法も確立されてきたように思われる.
にもかかわらず,失敗するプロジェクトは後を絶たない.失
敗する理由はさまざまであろうが,その理由のひとつに「過
去の失敗に学んでいない」こと,つまり適切にプロジェクト
の評価がなされてないことがあげられる.
上記の背景を元に,本論文ではPMBOKのマネジメント手
法を軸としてどのようにプロジェクトを評価すべきか,ということについて述べる.また,評価した
結果をどのように生かし,同じ失敗を繰り返さないようにできるか,ということについても述べる.
メンバー・リスト(会社名50音順)
キヤノンシステムソリューションズ(株)
医療ソリューション事業部
医療開発部 第三課
(リーダー)小林 淳太
(株)ティージー・アイティーサービス
運用サービス部 サービスサポートグループ
多田 俊之
ニッセイ情報テクノロジー(株)
リーテイルソリューション事業部
個人保険(次回)ブロック
前田 聰
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
SCMソリューション事業部 第一開発部
(サブリーダー)佐藤 秀城
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
26
品質技術 第3品質技術
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
鈴木 暢子
PM−05「プロジェクトの評価手法」
<Team Name> “PM-05 Assessment method of Project ”
<Thesis Subject> “Importance of project assessment that make the best use of project
experience in the future”
<Summay>
It has been recognized that applying project management method is important to execute project. In
fact the project management method based on PMBOK seems to be de facto standard for system
development project.
However there are some projects that turned out to be failures. One of reasons on those failures is that
the past projects were not sufficiently evaluated and therefore they can not apply the past knowledge to
their project.
In this paper, We describe how we should evaluate projects based on the project management method
and use the results not to repeat the same failure.
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC.
Medical Treatment Development Department
Medical Treatment Slution Business Division
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
SCM Solution Development
Nissay Information Technology Co., Ltd.
Retail Solution Department
TG IT Service Co., Ltd.
Operation Service Department
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Quality Assurance No.3
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
(Leader) Junta Kobayashi
(Sub-Leader) Hideki Sato
Satoshi Maeda
Toshiyuki Tada
Yohko Suzuki
27
PM−06「プロジェクトマネージャーのためのコミュニケーション・マネジメント」
PM−06「プロジェクトマネージャーのためのコミュニケーション・マネジメント」
論題「プロジェクトを成功に導くコミュニケーション・マネジメントの要点
−迷走するプロジェクトマネージャー達へ−」
<概要>
プロジェクトマネージャーは日々のプロジェクト管理の業
務の中でコミュニケーション計画を作成・実施しているが,実
際には,コミュニケーション・マネジメントのための指針が
なく,様々なコミュニケーション上の問題を抱えているのが
現実である.そこで本論では,様々なプロジェクトマネージ
ャーが経験してきたコミュニケーション上の成功例/失敗例
を具体的に事例集として整理し,その内容を分析し,仮説を
導き出した.当仮説の有用性を実験によって実証した上で,コミュニケーション・マネジメントの要
点として提言する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)アイ・ティ・フロンティア
旭硝子本部
エムエルアイ・システムズ(株)
基盤開発グループ
キヤノンシステムソリューションズ(株)
製造事業部 第二プロジェクト
(株)ティージー情報ネットワーク
インフラソリューション部
インフラコンサルグループ
(株)東レシステムセンター
生産システム事業部SD1課
ニッセイ情報テクノロジー(株)
ビジネスソリューション事業部
顧客ブロック
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
プラント・オペレーション・
ソリューション事業部
(株)ノーリツ
IT推進部推進グループ
(株)ユーフィット
ソリューションプロダクト本部
(株)菱友システムズ
ビジネスソリューション事業部
事業推進室 ソリューション営業グループ
高橋 昌之
石川 勇
(サブリーダー)高橋 昇
松本 良司
泉 健太郎
(リーダー)川畑 久
唯松 大輔
下田 雅彦
古川 研吾
桜井 雅寿
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
28
品質技術.第一品質技術
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
鶴岡 義浩
PM−06「プロジェクトマネージャーのためのコミュニケーション・マネジメント」
<Team Name> “PM-06 Communications management for project manager”
<Thesis Subject> “The main point of the communication management which leads a
project to a success − To the straying project managers −”
<Summary>
Although the project manager is drawing up and carrying out the communication plan in the daily
project management business, it is actually that there is no index of practice for communication
management, and having the problem on various communications. Then in this text, we collected the
example of a success / example of failure on the communication which various project managers have
experienced as the collection of examples, and drew a certain hypothesis which we analyzed the
collection of examples. we verified by experiment that this hypothesis is effective as a tool which serves
as an index when the project managers carry out communication management and proposed the main
point of communication management which we analyzed the collection of examples.
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTIONS Inc.
Manufacturing Business Division Second System
Development Project
(Sub-Leader) Noboru Takahashi
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
Plant Operation Solution
Daisuke Tadamatsu
IT Frontier Corporation
Asahi Glass Division
Masayuki Takahashi
MLI Systems Inc. IT Planning & Development
Isamu Ishikawa
Nissay Information Technology Co., Ltd.
BUSINESS SOLUTION DEPARTMENT
CUSTOMER SYSTEMS BLOCK
(Leader) Hisashi Kawabata
Noritz Corporation
Masahiko Shimoda
Ryoyu Systems Co., Ltd.
Business Solution Division
Masatoshi Sakurai
TG Information Network Co., Ltd
IT Infrastructure Solution Department Consulting Group
Ryoji Matsumoto
Toray Systems Center, inc.
Production Systems Dept.1st SD Sect.
Kentaroh Izumi
UFIT Co., Ltd.
Solution Products Division
Kengo Furukawa
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Quality Assurance
Yoshihiro Tsuruoka
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
29
PM−07「システム運用保守におけるプロジェクトマネジメント」
PM−07「システム運用保守におけるプロジェクトマネジメント」
論題「システム運用保守におけるプロジェクトマネジメントの研究
−システム運用保守効率化実現のために−」
<概要>
近年,情報システムの運用管理に注目する企業が増えてい
る.企業のITコストの内,新規システム開発に占める割合は
3割前後で,残りの7割は運用保守管理に関する支出だと言わ
れており,限られた予算・システム・人的リソースで,運用
保守全体を向上させ効率化する事が必須の条件になりつつあ
る.
そこで,本論文では,システム運用保守方法の調査分析を
行い,各社から挙がった問題点に対する対応策を検討し,さらにシステム運用保守効率化に繋げるた
めに必要なプロジェクトマネジメント方法を立案した.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)アイ・ティ・フロンティア
(株)エクサ
エムエルアイ・システムズ(株)
クボタシステム開発(株)
シャープ(株)
旭硝子本部
第1事業部IT統合サービスセンター
サービスグループ
情報開発センター
経営企画室 IT戦略企画室
情報セキュリティ推進部
第一生命情報システム(株)
基盤システム本部システム管理グループ
ダイヤモンドコンピュータサービス(株)
ITサービス事業部 システム運用室
(株)大和総研
運用総括部
(株)東レシステムセンター
基幹システム事業部SI1課
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
PO・SOL事業部 第一SOL開発部
(株)菱友システムズ
ITサービス事業部
(株)菱友システムズ
ITサービス事業部
笠原 知雄
小川 晃功
斉藤 匡
益田 恵嗣
(サブリーダー)宇都宮 勢一
倉地 昭宏
黒瀬 貴史
松井 利彦
黒澤 弘毅
上田 博之
(リーダー)惠 健一郎
須藤 真弘
チーム・アドバイザー
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
アウトソーシング事業部
30
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
佐原 盛雄
PM−07「システム運用保守におけるプロジェクトマネジメント」
<Team Name> “PM-07 Project Management in System Maintenance and Operation”
<Thesis Subject> “Study on Project Management in System Maintenance and Operation
− Aim
at Realization of Efficiency in System Maintenance and Operation −”
<Summary>
In recent years,a greater number of businesses have shifted their focus onto system maintenance and
operation. Of all the information technology-related spending by businesses, money spent on developing
new systems takes up about 30 %, while the remaining 70 % is spent on operating and maintaining
existing systems. It is more vital than ever before to achieve more effective and efficient system
maintenance and operation within limited financial, physical, and human resources.
In this paper, we have studied and analyzed how systems are operated and maintained in a variety of
companies, come up with measures against problems raised by the companies, and then further
developed a method of project management that produces systems more efficient to operate and to
maintain.
Member list ( alphabetical order of company name )
Daiwa Institute of Reserch Ltd.
Systems Management Department
Toshihiko Matsui
Diamond Computer Service Co., Ltd.
IT Service Dept. System Operations Gr
Takashi Kurose
EXA CORPORATION
No.1 Sector IT Integration Service Center
Teruyoshi Ogawa
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
Plant Operation Solution _ Dev#1
Hiroyuki Ueda
IT Frontier Corporation
AGC Division
Tomoo Kasahara
KUBOTA SYSTEMS, Inc.
Information Development Center
Keishi Masuda
MLI Systems Inc. Services Delivery
Tadashi Saito
Ryoyu Systems Co., Ltd.
IT Service Division
(Leader) Kenichirou Megumi
Ryoyu Systems Co., Ltd.
IT Service Division
Masahiro Sudou
SHARP CORPORATION
Information Security Promotion Dept.IT Strategic Planning
Management Planning Board
(Sub-Leader) Seiichi Utsunomiya
The Dai-ichi Life Information Systems Corporation
Basic Systems Management Div.
System Administration Group
Akihiro Kurachi
Toray Systems Center, Inc.
Business Solution Department 1ST SI Section
Hiroki Kurosawa
Team adviser
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
Global Outsourcing Services
Morio Sahara
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
31
PM−09「テスト計画技法」
PM−09「テスト計画技法」
論題「プロジェクトリソースを考慮した最適テスト設計技法の研究
−リソースベーステスト設計フレームワークの検証−」
<概要>
近年のシステム開発では,サービス提供サイクルの早期化
およびコスト効率の向上化ニーズが強まっている為,品質を
確保しつつ開発期間の短縮・開発コストの削減をどう実現し
ていくかが大きな問題となっている.この為,プロジェクト
では,品質と納期,コストの関係のバランスを見極めること
が非常に重要となっている.では,どの様にしてこれらのバ
ランスを見極め調整するのか.当研究では,最近のシステム
開発で重要な局面となってきているテスト工程に於いて,テスト設計プロセスを「テスト項目洗出し
の効率化」
,
「テスト項目選定の効率化」2つの観点から分析し、その結果を実用レベルに落とし込みフ
レームワーク化することでプロジェクトリソースに応じた最適なテスト項目が作成できることを検証、
考察する。
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)アイ・ティ・フロンティア
コンピテンスセンター 開発技術部
鈴木 通夫
(株)アイ・ティー・ワン
第3システム事業部
野久尾智明
アドバンスト・アプリケーション(株)
コンサルティング技術部
川和田 元
エスアイソリューションズ(株)
第一サービス事業部 第三開発部
(サブリーダー)奥村 淳
NTTデータソフィア(株)
システム管理本部 システム管理部
篠崎 秀介
エムエルアイ・システムズ(株)
総務・資産運用システムグループ
亀井 政典
クオリカ(株)
システム本部第一事業部システム第二部第二グループ
長橋 茂
(株)ジャックス
システム開発部開発第二課
加々山英司
ニッセイ情報テクノロジー(株)
企業・福祉ソリューション事業部 企業・
福祉ソリューションブロック
坂田 大輔
ニッセイ情報テクノロジー(株)
ビジネスソリューション事業部顧客ブロック
(サブリーダー)清水 篤
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
SCMソリューション事業部
(リーダー)田村 隆樹
(株)菱友システムズ
BS事業部 システム開発部 システム2グループ
小黒 博司
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
32
銀行第二アプリケーション・サービス 銀行第一サービス部
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
坂本 直史
PM−09「テスト計画技法」
<Team Name> “PM-09 Test Planning”
<Thesis Subject> “Research for test design to optimize Project’s resource − Verification
of Framework for test design which consider Project’s resource −”
<Summary>
Recently, the system development are demanded the advancing in the date of delivery and an increase
in the cost performance. It has been a problem how shortening of the development cost and advancing
the development period ,without lowering quality. The project is very important to keep the balance of
the quality and the delivery date and the cost. Then, how are these balances kept? Recently, a test
process is becoming important for systems development. In this paper, the test design process is analyzed
from the viewpoint of "Increase in the efficiency of the test item extraction" and "Increase in the efficiency
of the test item selection". And the result is downed on the practical level, and the framework is created.
And, it verifies and considers to be able to make the best test item corresponding to the project resource.
Member list ( alphabetical order of company name )
Advanced Application Corporation
Consulting Engineering Department
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
SCM Solutions
IT Frontier Corporation
Competence Center Software Engineering Department
Information Tecnology One Co., Ltd.
The 3rd system operation division
JACCS Co., Ltd.
System Development No.2
MLI Systems Inc, General Affairs Investment System
Nissay information Technology Co., Ltd.
Corporate-Welfare Solutions Department
Nissay information Technology Co., Ltd.
Business solution department Customer systems block
Hajime Kawawata
(Leader) Takaki Tamura
Michio Suzuki
Chiaki Nokuo
Eiji Kagayama
Masanori Kamei
Daisuke Sakata
(Sub-Leader) Atsushi Shimizu
NTT DATA SOFIA Corporation
System management headquarters
System management part
Shusuke Shinozaki
QUALICA Inc.
Systems & Integration Division Systems Division 1 Systems Dept.2 Group 2
Shigeru Nagahashi
Ryoyu Systems Co., Ltd.
Business Solution Ddivision
Systems Development Department Systems 2 Group
Hiroshi Oguro
SI Solutions Co., Ltd.
System Developments No.3
BU-Services No.1
(Sub-Leader) Atsushi Okumura
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Banking Services No.1 Banking Application Services No.2
Naofumi Sakamoto
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
33
PM−10(A)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」
PM−10(A)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」
論題「異業種他業界に学ぶ仕様確定との戦い方−第三者の視点−」
<概要>
システム開発において,長年議論されている問題の一つに,
「仕様が確定しない」ことが挙げられる.この問題に対して
様々な研究がなされているが,仕様が確定しないことに因る
プロジェクト収支の赤字,破綻が未だに後を絶たない.我々
は,新たな解決策を見出すため,同様の問題を抱えていると
思われる異業種他業界にインタビューを行った.その結果を
元に研究を進め,要件定義の段階で業務知識やシステム知識
を備えた第三者の視点を加えるという新たな仕様確定の方策
を提言する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
アドバンスト・アプリケーション(株)金融システム部
須川 匠英
清水建設(株)
情報システム部
稲垣 欽之
(株)損保ジャパン・システムソリューション
ソリューション事業部
ソリューション第二部プロジェクト推進グループ
加藤美千子
第一生命情報システム(株)
個人保険第一グループ
国雲 正博
(株)ディーエム情報システム
カスターマサービス事業本部システム開発部
三ツ巻一仁
(株)ティージー情報ネットワーク
インフラソリューション部
江縫 正巳
(株)東レシステムセンター
生産システム事業部SD3課
江本 光雄
ニッセイ情報テクノロジー(株)
リーテイルソリューション事業部 個人保険(次回)ブロック
(リーダー)西阪 健一
日本アイ・ビー・エム(株)
アプリケーション・サービス カード・クレジット・デリバリー第四サービス部
秋田 智子
(株)ノーリツ
IT推進部 推進グループ
倉本 亘
(株)ユーフィット
東京産業システム部
林 仁
(株)菱友システムズ
BS事業部 システム開発部
芳田宏一郎
チームアドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
34
コンピテンシー&プロフェッション開発
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
武内 剛
PM−10(A)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」
<Team Name> “PM-10(A) A start method of the project that had non-decision
specifications ”
<Thesis Subject> “How with the specification decision studied in other business area
to fight − The third party perspective −”
<Summary>
In the system development, it is often the case that the specifications of the project output are not fixed
till the very end of the project. This is one of the well-discussed issues in the area, and many studies
have been conducted on this subject, while lots of projects have ended up in failure because of this
problem. To find a new solution to the problem, we conducted interviews with experts from other
business areas, which also have a similar problem. This paper proposed a new way of determining
specifications, that is, to involve the experts of the application or the system architecture from outside of
the project and gain independent third party perspective during the requirement determination phase.
Member list ( alphabetical order of company name )
Advanced Application Corporation
Finance System Dept.
DM Information Systems Co., Ltd.
Customer Service System Dept.
IBM Japan, Ltd.
Services _.4 Card Credit Delivery Applacation Services
Nissay Information Technorogy Co., Ltd.
Retail Solution Department Individual
Insuarance System Block
Noritz Corporation
Information Systems Dept.
Ryoyu Systems Co., Ltd.
BS Division Systems Deveropment
SHIMIZU CORPORATION
Information Systems Dept.
SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC.
Solution Second Division Project Promotion Group
TG Information Network Co., Ltd.
IT Infrastructure Solution Dept.
The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Individual Insurance Systems Group No.1
Toray Systems Center, Inc.
Production System Dept. 3rd SD Sec.
UFIT Co., Ltd.
Tokyo Industrial System Dept.
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Competency & Profession Development
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Shoei Sukawa
Kazuhito Mitsumaki
Tomoko Akita
(Leader) Kenichi Nishisaka
Wataru Kuramoto
Koichiro Yoshida
Yoshiyuki Inagaki
Michiko Kato
Masami Enui
Masahiro Kokuun
Mitsuo Emoto
Hitoshi Hayashi
Takeshi Takeuchi
35
PM−10(B)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」
PM−10(B)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」
論題「未確定仕様が引き起こすリスクのマネジメント−発注者・受注者それぞれの視点からの考察−」
<概要>
IT関連事業に携わる者にとって「未確定仕様」という言
葉は常に付きまとっている永遠の課題である.「未確定仕様」
とそれが引き起こす「リスク」をどう扱うか,これこそがプ
ロジェクトの成否を決める大きな要因となる.本論はこの「未
確定仕様」が引き起こす「リスク」をプロジェクト遂行上必
ず存在するステークホルダーである「発注者」・「受注者」側
双方の視点に立ってマネジメントした時の相違点や効果を考
察する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
アドバンスト・アプリケーション(株)金融システム部
須川 匠英
清水建設(株)
情報システム部
稲垣 欽之
(株)損保ジャパン・システムソリューション
ソリューション事業部
ソリューション第二部プロジェクト推進グループ
加藤美千子
第一生命情報システム(株)
個人保険第一グループ
国雲 正博
(株)ディーエム情報システム
カスターマサービス事業本部システム開発部
三ツ巻一仁
(株)ティージー情報ネットワーク
インフラソリューション部
(リーダー)江縫 正巳
(株)東レシステムセンター
生産システム事業部SD3課
江本 光雄
ニッセイ情報テクノロジー(株)
リーテイルソリューション事業部 個人保険(次回)ブロック
西阪 健一
日本アイ・ビー・エム(株)
アプリケーション・サービス カード・クレジット・デリバリー
第四サービス部
秋田 智子
(株)ノーリツ
IT推進部 推進グループ
倉本 亘
(株)ユーフィット
東京産業システム部
林 仁
(株)菱友システムズ
BS事業部 システム開発部
芳田宏一郎
チームアドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
36
コンピテンシー&プロフェッション開発
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
武内 剛
PM−10(B)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」
<Team Name> “PM-10(B) A start method of the project that had non-decision
specifications”
<Thesis Subject> “The management of the risk that non-decision specifications
cause − Consideration from each person of ordering / order
viewpoint −”
<Summary>
Speech for a person engaged in an IT allied enterprise of "non-decision specifications" is always a
problem of immortality following. I become a big factor to select the success or failure of a project as
how I treat "the risk" that "non-decision specifications" and it cause. The main subject considers a
difference and an effect when I stand in a viewpoint of "the person of ordering" / "person of order" side
both sides who are existing in project accomplishment by all means and managed "the risk" that this
"non-decision specifications" cause.
Member list ( alphabetical order of company name )
Advanced Application Corporation
Finance System Dept.
DM Information Systems Co., Ltd.
Customer Service System Dept.
IBM Japan, Ltd.
Services _.4 Card Credit Delivery Applacation Services
Nissay Information Technorogy Co., Ltd.
Retail Solution Department Individual
Insuarance System Block
Noritz Corporation
Information Systems Dept.
Ryoyu Systems Co., Ltd.
BS Division Systems Deveropment
SHIMIZU CORPORATION
Information Systems Dept.
SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC.
Solution Second Division Project Promotion Group
TG Information Network Co., Ltd.
IT Infrastructure Solution Dept.
The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Individual Insurance Systems Group No.1
Toray Systems Center, Inc.
Production System Dept. 3rd SD Sec.
UFIT Co., Ltd.
Tokyo Industrial System Dept.
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Competency & Profession Development
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Shoei Sukawa
Kazuhito Mitsumaki
Tomoko Akita
Kenichi Nishisaka
Wataru Kuramoto
Koichiro Yoshida
Yoshiyuki Inagaki
Michiko Kato
(Leader) Masami Enui
Masahiro Kokuun
Mitsuo Emoto
Hitoshi Hayashi
Takeshi Takeuchi
37
PM−10(C)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」
PM−10(C)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」
論題「未確定仕様を未然に防ぐには?−アンケートによる未確定仕様の原因究明とその対応策−」
<概要>
「未確定仕様」とは,プロジェクトが終了するまでの間,存
在し続ける可能性がある.プロジェクトにおいて「未確定仕
様」がいかなる理由で,どのフェーズで発生するのか.そし
て,どのフェーズまで存在するのかによってプロジェクトの
成否が決まると言っても過言ではない.
本論文ではプロジェクト初期の段階で発生すると思われる
「未確定仕様」にターゲットを絞込み,アンケート結果を用い
て「未確定仕様」の発生原因を究明し,日々のプロジェクト
マネジメントにおける作業において最小の労力で最大の効果を得るような『見える化』と『予兆の管
理』という2つの方策を提案するものである.
メンバー・リスト(会社名50音順)
アドバンスト・アプリケーション(株)金融システム部
清水建設(株)
情報システム部
(株)損保ジャパン・システムソリューション
ソリューション事業部ソリューション第二部
プロジェクト推進グループ
第一生命情報システム(株)
個人保険第一グループ
(株)ディーエム情報システム
カスターマサービス事業本部
システム開発部
(株)ティージー情報ネットワーク
インフラソリューション部
(株)東レシステムセンター
生産システム事業部SD3課
ニッセイ情報テクノロジー(株)
リーテイルソリューション事業部 個人保険(次回)ブロック
日本アイ・ビー・エム(株)
アプリケーション・サービス カード・クレジット・デリバリー
第四サービス部
(株)ノーリツ
IT推進部 推進グループ
(株)ユーフィット
東京産業システム部
(株)菱友システムズ
BS事業部 システム開発部
須川 匠英
稲垣 欽之
加藤美千子
国雲 正博
三ツ巻一仁
江縫 正巳
(リーダー)江本 光雄
西阪 健一
秋田 智子
倉本 亘
林 仁
芳田宏一郎
チームアドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
38
コンピテンシー&プロフェッション開発
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
武内 剛
PM−10(C)
「未確定仕様を抱えたプロジェクトのスタート方法」
<Team Name> “PM-10(C) A start method of the project that had non-decision
specifications”
<Thesis Subject> “How to prevent non-decision specifications?− Consideration from
"Visualization" and "Management of sign −"
<Summary>
"Non-decision specifications", it may continue existing until a project is completed. For what kind of
reason does "undecided specification" occur by which phase in a project? And it is not an overstatement
although the success or failure of a project are decided by to which phase it exists.
A target is narrowed down to the "undecided specification" considered to generate in the stage in early
stages of a project in this paper.
The cause of generating of "undecided specification" is studied using a questionnaire result, and two
policies called "visualization " and "management of a sign" which acquire the maximum effect by the
minimum labor in the work in daily project management are proposed.
Member list ( alphabetical order of company name )
Advanced Application Corporation
Finance System Dept.
DM Information Systems Co., Ltd.
Customer Service System Dept.
IBM Japan, Ltd.
Services _.4 Card Credit Delivery Applacation Services
Nissay Information Technorogy Co., Ltd.
Retail Solution Department Individual
Insuarance System Block
Noritz Corporation
Information Systems Dept.
Ryoyu Systems Co., Ltd.
BS Division Systems Deveropment
SHIMIZU CORPORATION
Information Systems Dept.
SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC.
Solution Second Division Project Promotion Group
TG Information Network Co., Ltd.
IT Infrastructure Solution Dept.
The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Individual Insurance Systems Group No.1
Toray Systems Center, Inc.
Production System Dept. 3rd SD Sec.
UFIT Co., Ltd.
Tokyo Industrial System Dept.
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Competency & Profession Development
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Shoei Sukawa
Kazuhito Mitsumaki
Tomoko Akita
Kenichi Nishisaka
Wataru Kuramoto
Koichiro Yoshida
Yoshiyuki Inagaki
Michiko Kato
Masami Enui
Masahiro Kokuun
(Leader) Mitsuo Emoto
Hitoshi Hayashi
Takeshi Takeuchi
39
PM−11「ファンクションポイント法による見積り技法」
PM−11「ファンクションポイント法による見積り技法」
論題「ファンクションポイント法による見積り技法−ファンクションポイント法導入の検討−」
<概要>
現在,ソフトウェア開発に関する見積りは,曖昧なものが
多い.客観的な指標もなく,開発者の勘と経験で見積りを行
い,ユーザーもそれを信じるしかないという状況である.し
かし,今後の情報サービス産業を考えると,現状は明らかに
不健全であり,改善しなければいけないことは明白である.そ
こで,見積り技法として有効と考えられているファンクショ
ンポイント法の利用を考えてみる.メリット・デメリットは
あるが,その他の技法を見ても,明らかにファンクションポ
イント法を上回る技法はなく,うまくデメリットをカバーしながら精度の高い見積りを作成すること
が,今後の見積りを考えると最良の方法だと思われる.
本論文では,ファンクションポイント法とその他の見積り技法を比較しながら,ファンクションポ
イント法の導入・利用方法について述べる.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
第一生命情報システム(株)
(株)ティージー情報ネットワーク
東北ディーシーエス(株)
金融システム営業部
業務システム本部
インフラソリューション部
システム第一部
(リーダー)宮坂 大輔
遠藤 知仁
(サブリーダー)中根 誠
佐藤 直人
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
40
AMSサービス 第二AMSサービス
第三ビジネス・ソリューション
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
川上知恵子
PM−11「ファンクションポイント法による見積り技法」
<Team Name> “PM-11 Estimate technique by a function point method”
<Thesis Subject> “Estimate technique by a function point method
− Examination
of function point method introduction −”
<Summary>
An estimate about software development has many vague things now. Without an objective index, I
estimate it by perception and experience of a developer, and it is the situation that a user cannot but
believe it. However, the present conditions are clearly unhealthy when I think about future information
services, and what you must improve is clear. Therefore I try to think about the use of the function point
method that it is thought that I am effective as estimate technique. There is merit demerit, but there is not
technique to exceed a function point method clearly, and, to see other technique, it seems that it is the
best method when it thinks about a future estimate to make a high estimate of precision while it is
delicious, and covering a demerit.
I speak introduction / usage of a function point method while comparing other estimate technique with
a function point method in this article.
Member list ( alphabetical order of company name )
EXA CORPORATION
Financial System Sales Dept.
TG Information Network Co., Ltd.
Infra Solution Dept.
The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Business Systems div.
Tohoku Diamond Computer Service Co., Ltd.
System Part 1
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Business Solution-HR
AMS Delivery-IGA
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
(Leader) Daisuke Miyasaka
(Sub-Leader) Makoto Nakane
Tomohito Endo
Naoto Sato
Chieko Kawakami
41
PM−13「障害管理技法」
PM−13「障害管理技法」
論題「障害管理を阻害する真の原因−からくりに潜む人の意識−」
<概要>
失敗から学ぶことは多い.政治,産業,医学など,あらゆ
るものは,失敗を糧に進歩してきた.
情報システムも同様でなければならない.そのために多くの
企業が,ITILの導入や,障害管理ツールの活用により,障害
情報を蓄積し,さまざまな対策を試みている.しかし,それ
ら日々の障害管理の苦労が報われず,悩んでいる企業も多い
のではないだろうか.
当論文では,現状の障害管理における問題点の本質を見極
めるため,「失敗学の法則」「トヨタ式カイゼン術」などを実践し,新たな視点で改善策の立案を試み
た.
メンバー・リスト(会社名50音順)
アフラック(アメリカンファミリー生命保険会社)
第3システム開発部品質保証グループ
(株)エクサ
基盤システム第1開発部
NTTデータソフィア(株)
開発第三部外為グループ
(株)テプコシステムズ
コンピュータセンター
運用総括グループ
東邦ガス情報システム(株)
技術管理部技術管理グループ
(株)東レシステムセンター
基幹システム事業部運用2課
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
アウトソーシング・ソリューション事業部
明治安田システム・テクノロジー(株)
テクニカル・サポート部センター
ソリューションサポートグループ
(有)嘉賢
システム開発部
那波征一郎
森 秀樹
(サブリーダー)三宅 卓
(リーダー)根岸 康成
多田 進
中原 一郎
別府 昇
小藤 伸弥
矢澤 貞雄
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
日本アイ・ビー・エム(株)
IGS事業 インフラストラクチャー・サービス
ソフトウェア事業 Tivoliテクニカル・
セールス&サービス
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
システムズ・マネジメント
42
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
辻 悦正
山本 隆之
水谷 好伸
PM−13「障害管理技法」
<Team Name> “PM-13 System Fault Management Technique”
<Thesis Subject> “Root cause which hinders system fault management
− Human
consciousness behind “KARAKURI” mechanism −”
<Summary>
We often learn from failure. Any kind of human activities such as politics, industries, medicine has
progressed by making the best use of failures. Information system management is not an exception.
Therefore, companies use solutions such as "ITIL" or tools of system fault management to accumulate
information of system faults and try to cope with them.
However, in spite of daily efforts, many companies are still bothered by system faults.
In this paper, we attempted to ascertain what is the essential problem of system faults by practicing
"Mechanism of failure" and "Toyota-style improvement method", and made original suggestions to make
improvement of system fault management.
Member list ( alphabetical order of company name )
American Family Life Assurance Company of Columbus (AFLAC)
System Development Dept.3 Quality Assurance Group
EXA CORPORATION
IT Platform Development No.1 Dept.
IBM Japan Industrial Solution Co, Ltd.
Outsourcing Solution Division
Meiji Yasuda System Technology Company Limited
Tech support region center solution support group
NTT DATA SOFIA Corporation
A development Part 3 foreign exchange group
TEPCO SYSTEMS CORPORATION
Computer Center An operative generalization group
TOHO GAS Information System Co., Ltd.
Technical administration technology management group
Toray Systems Center, Inc
Business Solution Dept. HR Sect.
Yosikata Ltd.
Systems Development
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Infrastructure Services IBM Global Services
IBM Japan, Ltd.
Tivoli Technical Sales & Services Software
IBM Japan Systems Engineering Co, Ltd.
The systems management
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Seiichiro Naba
Hideki Mori
Noboru Beppu
Shinya kotou
(Sub-Leader) Taku Miyake
(Leader) Yasunari Negishi
Susumu Tada
Ichiro Nakahara
Sadao Yazawa
Etsumasa Tsuji
Takayuki Yamamoto
Yoshinobu Mizutani
43
PM−14「EVMを用いた最新のプロジェクト管理」
PM−14「EVMを用いた最新のプロジェクト管理」
論題「計画変更に耐えうるEVMの活用法−段階的詳細化を適切に反映させるためのアプローチ−」
<概要>
ここ数年,システム開発プロジェクトにおけるリスクの多
様化が加速度的に進行しており,納期や予算を遵守できない
プロジェクトが増加の一途をたどっている.失敗となるリス
クの芽を検知し,それらを摘み取るために,システム開発の
状況を可視化するEVMが注目を集めており,最近,多くのプ
ロジェクトでEVMの導入が進んでいるが,開発現場では十分
に活用できていないケースがあるのではないだろうか.その
原因として,筆者らは,システム開発につきものであり,
EVMの大きな阻害要因と言える「計画変更」に着目した.EVMがもつ本来の効果を発揮させるための
課題を明らかにするとともに,「計画変更」を適切にEVMへ反映させる方法を提案する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
基盤システム第1開発部
キヤノンシステムソリューションズ(株)
製造事業部Tプロジェクト
(株)クリス
保全システムグループ
(株)損保ジャパン・システムソリューション
保険システム第2事業部
(株)東レシステムセンター
Eソリューション事業部ERP課
ニッセイ情報テクノロジー(株)
リーテイルソリューション事業部
(株)菱友システムズ
ビジネスソリューション事業部
(サブリーダー)竹石 大祐
三野 敬介
宇羽野 隆
南田 勇人
蔵井 秀之
(リーダー)山中 裕介
船井 隆信
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
日本アイ・ビー・エム(株)
44
テクニカル・ストラテジー&コンピテンシー
ソフトウェア・エンジニアリング.
ラショナル技術推進
テクニカル・ストラテジー&コンピテンシー
ソフトウェア・エンジニアリング.
メソッド&ツール
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
江木 典之
箱嶋 俊哉
PM−14「EVMを用いた最新のプロジェクト管理」
<Team Name> “PM-14 The latest project management with EVM”
<Thesis Subject> “Method of using EVM that can endure plan change
− Approach
to reflect Progressive Elaboration appropriately −”
<Summary>
The diversification of the risk in the system development project has progressed with accelerating
speed for these several years, and the project that cannot observe the delivery date and the budget keeps
increasing. To detect the bud of the risk becoming a failure, and to pick them, EVM that makes the
situation of the system development visible attracts attention. Recently, is not the development site
confused though the introduction of EVM is advanced by a lot of projects? We paid attention to "Plan
change" that was the obstruction factor of EVM by the one about the system development. The problem
to demonstrate an original effect of EVM is clarified, and it proposes the best method when "Plan change"
is taken into EVM.
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC
Manufacturing Business Division.
T System Development Project
Keisuke Mino
CLIS Co., Ltd.
Policy Administration System Groupe
Takashi Ubano
EXA CORPORATION
IT Platform Development No.1 Dept.
(Sub-Leader) Daisuke Takeishi
Nissay Information Technology Co., Ltd.
Retail Solution Department
(Leader) Yusuke Yamanaka
Ryoyu Systems Co., Ltd.
Business Solution Division
Takanobu Funai
SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC.
The Second Division of Systems of Insurance
Hayato Minamida
Toray Systems Center, Inc.
Enterprise Solution Dept.
ERP Solution Sect.
Hideyuki Kurai
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Rational Technical Solutions. Software Engineering Technical.
Technical Strategy & Competency
Noriyuki Egi
IBM Japan, Ltd.
Methods & Tools,Software Engineering,
Technical Strategy & Competency
Toshiya Hakoshima
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
45
RM−01「事業継続のための災害復旧マネジメント(災害・事故対策)」
RM−01「事業継続のための災害復旧マネジメント(災害・事故対策)
」
論題「初めてのBCP策定∼障害対策を応用した作成」
<概要>
当研究は,災害・障害により企業の根幹であるITシステ
ムに長時間の停止を招く事態を想定し,企業が事業を再開す
るための復旧計画や対策を策定する際に使用するガイドを作
成する事を目的とした. 省庁等により経営層に向けた指針
は発表されているが,その内容は経営層に対して企業の社会
的責任を果たすことが主眼とされている.そこでIT部門担
当者が現行システムに潜在するリスクを把握し,業務への影
響分析を行い,それらに基づいた対策を立案する事で,IT
部門が主体的に事業継続計画を策定することが可能となるように論文を纏めた.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)インテック
技術・営業統括本部
(株)エクサ
Aプロジェクト部
クオリカ(株)
アウトソーシング事業部
(株)ティージー・アイティーサービス
運用サービス部
(株)ティージー・アイティーサービス
運用サービス部
日本生命保険(相)
システムリスク管理室
ブリヂストンソフトウェア(株)
システム技術運用部
谷下 進
(リーダー)田中 宏一
藤野 哲
松本 正二
山上 勝年
太田 浩史
村田 光生
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
46
TS&NWサービス事業
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
深谷 純子
RM−01「事業継続のための災害復旧マネジメント(災害・事故対策)」
<Team Name> “RM-01 Disaster Recovery”
<Thesis Subject> “First challenge of BCP − Application of countermeasures for IT
system failure −”
<Summary>
The purpose of this study is to help creating guidelines when you prepare the measures and disaster
recovery plans to resume the businesses on the occasions when the fundamental company's IT systems
are down because of the disaster or system failure for many hours. There are some guidelines released by
government ministries for managements, but they focus on fulfilling the corporate social responsibilities.
This article makes it possible that IT department creates a business continuity plans by taking the
initiatives in identifying the risks, analyzing the impacts on the business operations, and planning the
measures based on these steps.
Member list ( alphabetical order of company name )
BRIDGESTONE SOFTWEAR Co., Ltd.
System Technology & Operation Dept.
EXA CORPORATION
A project
INTEC INC.
Technologies and Marketing Division
Nippon Life Insurance Company
SYSTEM RISK MANAGEMENT.Dept.
TG IT Service Co., Ltd.
System Management Service Dept.
TG IT Service Co., Ltd.
System Management Service Dept.
QUALICA Inc.
Business Planning Dept.
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
TS & NW SERVICES
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Mitsuo Murata
(Leader) Koichi Tanaka
Susumu Tanishita
Hiroshi Oota
Shoji Matsumoto
Masatoshi Yamakami
Tetsu Fujino
Sumiko Fukaya
47
RM−03「IT企業のセキュリティポリシー」
RM−03「IT企業のセキュリティポリシー」
論題「IT企業のセキュリティポリシー−セキュリティポリシー社内徹底のための諸策について−」
<概要>
近年,企業において情報資産の漏洩,盗難,破壊等の情報
セキュリティ事故が多発し社会的に大きな問題となっており,
不測の経済的負担や,お客様や社会からの信用を落としかね
ない危険性を常にはらんでいる.本論文では,なぜこのよう
な情報セキュリティ事故が起こるのか,その情報セキュリテ
ィ事故未然防止のためにはどうすればよいのかについて,社
員一人ひとりの日常業務に不可欠な情報資産であるOA関係に
焦点を絞り提言を行う.
メンバー・リスト(会社名50音順)
アイエス情報システム(株)
システム技術部
(株)ティージー・アイティーサービス 計画部
日本アイ・ビー・エム人事サービス(株)
事業企画本部
(リーダー)松崎 宗市
宮崎 泰人
小島 和夫
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
48
インフラストラクチャー・
ソリューション事業部
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
山田 素久
RM−03「IT企業のセキュリティポリシー」
<Team Name> “RM-03 IT Industry Security Policy”
<Thesis Subject> “IT Industry Security Policy -Security Policy − Proposals on various
internal control measures −”
<Summary>
In recent years, the high incidence of corporate information security breaches involving the leakage,
theft, or destruction of information assets has become quite a problem in society. These incidents place
unanticipated financial strain on companies involved, and are fraught with the possibility of being highly
detrimental to customer or societal trust in the company. This study deals with the question of why these
security breaches take place and looks into their root causes. It then explores solutions involving the
protection of information by each employee as a way of avoiding these security incidents by focusing on
OA-related information assets required for their daily work.
Member list ( alphabetical order of company name )
IBM Japan Human Resources Services Co., Ltd.
Business Planning
IS Information System Co., Ltd.
Technical Operations
TG IT Service Co., Ltd.
Planning Dept.
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Infrastructure Solution & Consulting
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Kazuo Kojima
(Leader) Souichi Matsuzaki
Yasuto Miyazaki
Motohisa Yamada
49
RM−04「z/OSとz/Linuxによるレガシー・マイグレーション」
RM−04「z/OSとz/Linuxによるレガシー・マイグレーション」
論題「z/OSとz/Linuxのメリットを活かしたレガシー・マイグレーション」
<概要>
さまざまな問題を抱えているレガシー・システムをマイグ
レーションする上で,TCO削減や新しいビジネスニーズに対
応できるシステム構成を考える必要がある.
そのシステム構成のひとつとして,信頼性,運用性に優れて
いるメインフレームと豊かなWeb環境のオープン・システム
のメリットを活かしたz/OSとz/Linuxの構成がある.
当チームではz/OSとz/Linuxを利用したシステムで,小さな
リスクで効果が大きい構成について提言している.
レガシー・システムのマイグレーションを検討している企業にとって,当論文の施策が参考になる事
を期待する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
アドバンスト・アプリケーション(株)
システムズ・エンジニアリング部
(株)NHKコンピューターサービス
放送システム
エヌ・ティ・ティ・データ・システム技術(株)
システム基盤技術担当
TIS(株)
アウトソーシング企画部
(株)菱友システムズ
システムサービス部
今井 勉
白旗 貴宏
(リーダー)清谷 佳史
八鍬 淳
(サブリーダー)津谷 圭司
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
50
TSS.eサーバーSoln事業開発
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
飯村 一雄
RM−04「z/OSとz/Linuxによるレガシー・マイグレーション」
<Team Name> “RM-04 Legacy migration by z/OS and z/Linux”
<Thesis Subject> “Legacy migration which makes the best use of advantage of z/OS
and z/Linux”
<Summary>
Legacy migration which has various problems requires to be considered in the view point of the system
configuration which is based on the TCO reduction and new business needs. One of the target system is
mainframe which has advantage in reliability and easy of operation , and z/os and z/Linux which
employed the merit of the open system of the rich Web environment efficiently. This team proposes the
effect about large composition at the small risk by the system using z/os and z/Linux. We expect this
proposal will be helpful for the company considering legacy migration.
Member list (alphabetical order of company name)
Advanced Application Corporation
Systems Engineering Dept.
Tsutomu Imai
NHK Computer Service Co., Ltd.
Broadcasting System
Takahiro Shirahata
NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES Inc.
System Platform Group
(Leader) Yoshifumi Kiyotani
Ryoyu Systems Co., Ltd.
System Service Dept.
(Sub-Leader) Keiji Tsuya
TIS Inc
Corporate Planning Div. Outsourcing Business Planning Dept.
Jun Yakuwa
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
SVR Sol Business Development, Technical Sales Support
Kazuo Iimura
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
51
RM−05「ITIL適用の研究」
RM−05「ITIL適用の研究」
論題「ITIL適用における現状分析−こうすれば使えるセルフアセスメント活用術−」
<概要>
当研究では,OGCが提供しているセルフアセスメントを利
用し,問題点を踏まえたうえで,評価方法を工夫し効果的な
使用法について提言した.評価項目毎に11社の平均値と比較
したところ,特定の評価項目の差が,全体の評価結果に大き
く関係することがわかった.サービスデスクについては,
「サ
ービスデスクの有無」,インシデント管理については,「イン
シデントマネージャの有無」,問題管理については,「問題の
登録と解決手順の有無」が該当する.今回の研究から得られ
た,セルフアセスメント実施の注意点は,(1)ITIL理解者による実施 (2)複数回答者による実施 (3)セ
ルフアセスメント範囲の明確化 (4)評価基準の明確化 である.また,セルフアセスメント分析の考慮点
は,(1)集計情報の視覚化 (2)高得点部分の再評価,が重要である.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)アイ・ティ・フロンティア
旭硝子本部システムサービスグループ
(株)エクサ
第4事業部
(株)エクサ
IT統合サービスセンター
(株)NHKコンピューターサービス 砧運用センター
キヤノンシステムソリューションズ(株)
基盤事業部 運用技術部
クオリカ(株)
アウトソーシング事業部
クボタシステム開発(株)
情報開発センター
コベルコシステム(株)
システム技術部
ダイヤモンドコンピューターサービス(株)
ITサービス事業本部 情報処理部
(株)大和総研
技術部
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
アウトソーシングサービス事業部
ソリューション・テクノロジー
(株)ネットシステム
オペレーションセンター
平岩 良房
(サブリーダー)川勝 充
堀 正憲
福島 慶称
和久洋二郎
北田 基樹
亀山 善次
伊藤 央
藪 繁樹
(リーダー)山中 邦治
小林 信亮
本田 祐吉
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
52
TS&NWSSC.SSハウジング&
アウトタスキングSVC
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
鈴木 祥夫
RM−05「ITIL適用の研究」
<Team Name> “RM-05 Research for ITIL Implementation”
<Thesis Subject> “Analysis of Present Status for ITIL Implementation
− Best
Practice of Self Assessment −”
<Summary>
This paper contains 11 members companies problem analysis, our experience of the OGC self
assessment sheet usage, its evaluation and proposal for effective usage. We discussed the pros and cons
of the self assessment sheet, arranged it and evaluated our companies. We found a few special items
have a relation to total values. They are “Service Desk existence”, “Is there an Incident Manager? “ and
“Procedures for the registration of problems and their resolution“. There are very important points to
effective self assessment. These are (1)ITIL knowledge for assessor (2)Answers should be made by multi
people (3)Defined self assessment scope (4)Evaluation standard. The important point, when analyzing
results, are (1)Visualization of static data (2)Re-assess high evaluated items.
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC.
Network & Technology Headquarters Operation Technology
Yojiro Waku
Daiwa Institute of Research Ltd.
Systems Engineering Dept.
(Leader) Kuniharu Yamanaka
Diamond Computer Service Co., Ltd.
Data Control & Processing Division
Shigeki Yabu
EXA CORPORATION
IT integration service center
Masanori Hori
EXA CORPORATION
No.4 Sector
(Sub-Leader) Mitsuru Kawakatsu
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
Solution Technology
Nobuaki Kobayashi
IT Frontier Corporation
Asahi Glass Systems Service Division
Yoshifusa Hiraiwa
KOBELCO SYSTEMS CORPORATION
System Engineering Dept.
Hisashi Itou
KUBOTA SYSTEM INC.
Information Development Center
Yoshitsugu Kameyama
Net System Co., Ltd.
Operation Center
Yukichi Honda
NHK Computer Service Co., Ltd.
Kinuta System Operation Center
Yoshiya Fukushima
QUALICA Inc.
Outsourcing division
Motoki Kitada
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
TS&NWSSC SS Housing & Outtasking SVC
Yoshio Suzuki
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
53
RM−06「オートノミック・コンピューティングの実システムへの適性」
RM−06「オートノミック・コンピューティングの実システムへの適性」
論題「システム運用のオートノミック化実現に向けて」
<概要>
オートノミック・コンピューティングという言葉が世に出
てから数年.IT環境の複雑化に伴うシステム管理や維持コス
トの増大の問題を解決する手段として打ち出されたコンセプ
トであり,その対応製品も出始めている.しかし現実の業務
を考えた場合,「なにをどこまでオートノミック化できるの
か」,「オートノミックは現状の問題をどこまで解決できるの
か」といった点についてピンとこない運用管理者も多いので
はないだろうか.
本論では,比較的身近な3つの運用管理(プログラム配布管理,キャパシティ管理,パフォーマン
ス管理)について,現場での問題点を洗い出すと共にオートノミック機能の成熟レベルを定義し,現
時点でどのレベルまでオートノミック化が可能かを明確にする.またそれにより浮かび上がった,
”オ
ートノミック化を今後さらに進めるための課題”について考察する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)アイ・ティー・ワン
ITサービスセンター
(株)エクサ
基盤システム第1開発部
キヤノンシステムソリューションズ(株)
基盤事業部
クオリカ(株)
アウトソーシング事業部
(株)シーエーシー
アウトソーシングコラボレーション本部
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
EPMO.システム技術
新宮 貢
山本 幸治
(サブリーダー)大橋 清榮
(リーダー)小渕 崇
熊澤 公平
渡邉 友之
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
54
アドバンスド・テクニカル・
サポート デザイン・センター
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
町田 武夫
RM−06「オートノミック・コンピューティングの実システムへの適性」
<Team Name> “RM-06 Fitness to a true system of autonomic computing”
<Thesis Subject> “Autonomic of system use can be suitable for realization”
<Summary>
It is several years since words of autonomic computing are given to the world. It is a concept proposed
as means to solve a problem of system management with complexity of IT environment and increase of a
maintenance cost, and the supported product begins to appear.
However, will not there be many system administrators who do not get a hint about a point "where can
solve the present problem as for autonomic" to "what there is autonomic in to where" when I thought
about real duties?
By the main subject, I investigate on-site problems about three comparatively imminent operative
administrative tasks (program distribution use, ability management, performance management) and
define a maturity level of a autonomic function and make it clear to which level at present whether
autonomic is possibility. In addition, I consider problem "to push forward" autonomic which rose by it
more in future.
Member list ( alphabetical order of company name )
CAC Corporation OUTSOURCING COLLABORATIVE
SOLUTION DIV.
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC.
Networ & Technology Headquarters
EXA CORPORAITON
IT Platform Development No.1 Dept.
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
System Technology
Information Technology One Co.,Ltd.
IT ServiceCenter
QUALICA Inc.
Outsourcing Division
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Advanced Technical Support
Design Center for ON DEMAND BUSINESS
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Kohei Kumazawa
(Sub-Leader) Seiei Ohashi
Koji Yamamoto
Tomoyuki Watanabe
Mitsugu Shingu
(Leader) Takashi Obuchi
Takeo Machida
55
SP−02「ビジネスプロセスモデルとUMLモデルの連携」
SP−02「ビジネスプロセスモデルとUMLモデルの連携」
論題「ビジネスIT連携のためのモデリング品質向上アプローチ」
<概要>
ビジネス・プロセスを継続的に維持・管理し,ビジネス環
境に柔軟に対応するための仕組みとして,BPM(Business
Process Management)に取り組む企業が増えており,ビ
ジネス・プロセス・モデルの作成や,作成したモデルをシス
テムで実行可能にする各種ツールの機能強化も進んでいる
[1][2][3].一方,業務をモデリングすることによる「ビジネ
スの視覚化・改善」
「実装へのシームレスな連携」といった期
待通りの効果は得られていないのが現状である.筆者らは実
業務のモデリングによる検証から,業務とITのギャップを解消するためにはビジネス・プロセス・モ
デリングの「品質」が重要なカギであると判断し,モデリングの品質向上のアプローチとしてガイド
ラインを策定しその効果を確認した.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)朝日新聞社
(株)エクサ
(株)クレスコ
(株)CSKシステムズ
(株)JIEC
東レ(株)
(株)東レシステムセンター
(株)ユーフィット
製作本部東京システム1部
吉田 俊光
鉄鋼システム第2開発部 経理チーム
(リーダー)上田 昌男
ナレッジマネジメント推進部
藤本 樹快
IT生産技術部 品質技術課
(サブリーダー)常盤 努
基盤エンジニアリング事業部 第1システム部
山岸 章洋
システム企画開発部
土屋 健吾
Eソリューション事業部 EC1課
金畑 竜彦
金融第一部
上村 真子
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
ビジネス・インテグレーション
56
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
亀田 綾
SP−02「ビジネスプロセスモデルとUMLモデルの連携」
<Team Name> “SP-02 Cooperation of Business Process Model and UML Model”
<Thesis Subject> “An approach to improvement of modeling quality for business and
IT cooperation”
<Summary>
To flexibly cope with change to business environment, there is an increase in companies which apply
BPM(Business Process Management) [1] [2] [3]. In addition, there has been rapid improvement in
functions, such as the making of business process models and increase of system tools which realize
these models. By modeling this business, there are not effects such as business visualization/business
improvement and seamless cooperation to implement business. After performing an inspection through
modeling of the real business, we’ve concluded that the quality of the business process modeling is an
important key to get rid of the gap between business and IT. We therefore devised a guideline as an
approach of modeling quality improvement and confirmed its effect.
Member list ( alphabetical order of company name )
Asahi Shimbun Company
System Management Section
Toshimitsu Yoshida
Cresco, Ltd.
Knowledge Management Promotion Department
Shigeyoshi Fujimoto
CSK SYSTEMS CORPORATION
IT Producing Technology Division Quality Engineering Section
(Sub-Leader) Tsutomu Tokiwa
EXA CORPORATION
(Leader) Masao Ueda
JIEC Co., Ltd.
Akihiro Yamagishi
Toray Corporation System Development Dept.
Kengo Tsuchiya
Toray System Center Inc.
E-Solution Dept.
Tatsuhiko Kanahata
UFIT Co., Ltd.
Financial Systems Dept. I
Masako Kamimura
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Business Integration
Aya Kameda
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
57
SP−03「JSF (Java Server Faces)を使用したJavaアプリケーションの開発生産性とパフォーマンスの研究」
SP−03「JSF (Java Server Faces)を使用したJavaアプリケーションの開発生産性とパフォーマン
スの研究」
論題「新規開発時にJSF(Java Server Faces)を採用する価値はあるか?」
<概要>
本論文では,「新規開発時にJSF(Java Server Faces)を採
用する価値はあるか?」という問いに対して,実際にJSFを使
用して小規模システムの開発を行うことにより検証,考察を
実施する.さらにそこから得られた情報を,
「導入」と「開発」
という2つの観点から整理し,JSFのメリット,デメリットを
明確にすることによって,JSFの採用検討時に参考となる情報
を提供する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)インフォテクノ朝日
(株)エクサ
業務ソリューション部
公共・公益システム事業部
公共・公益システム開発部
コベルコシステム(株)
ソリューション事業部CRM本部
ソリューション部東日本グループ
第一生命情報システム(株)
開発センターグループ開発第二部
中央三井インフォメーションテクノロジー(株)
人事部
(株)東レシステムセンター
Eソリューション事業部EC2課
(サブリーダー)保科 智久
(リーダー)親里未智留
伊藤 睦
花咲 賀信
中澤 朋広
及川 雅洋
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
アーキテクチャー・ソリューション アプリケーション基盤設計
安田 和
58
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
SP−03「JSF (Java Server Faces)を使用したJavaアプリケーションの開発生産性とパフォーマンスの研究」
<Team Name> “SP-03 A Study on a develpment productivity and performance of Java
application using JSF(Java Server Faces)”
<Thesis Subject> “Is JSF(Java Server Faces) worth adopting for developing a new
system?”
<Summary>
In this paper, we develop a small-scale system using JSF(Java Server Faces) and examine a question that
“Is JSF(Java Server Faces) worth adopting for developing a new system?”. By organizing the result of the
examination from the 2 points of view, “Introduction” and “Development”, and demonstrating an
advantage / disadvantage of using JSF, we provide the useful information about adopting JSF for system
development.
Member list ( alphabetical order of company name )
Chuo Mitsui Infomation Technology Co., Ltd.
The personnel section
Tomohiro Nakazawa
EXA CORPORATION
The public interests Systems Business Dept.
The public interests Systems Development Dept.
(Leader) Michiru Chikasato
Info Techno Asahi Co., Ltd.
Business solution Dept.
(Sub-Leader) Tomohisa Hoshina
KOBELCO SYSTEMS CORPORATION
Solution Business Division. CRM Business Group.
System Integration Department. East Regional Section.
Atsushi Ito
The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Systems Development Center
Yoshinobu Hanasaki
Toray Systems Center, Inc.
Enterprise Solution Dept.2nd EC Solution Sect.
Masahiro Oikawa
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Application Infrastructure Design Architecture Solution
Kazu Yasuda
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
59
SP−04「JDB2 for z/OSのセキュリティ機能」
SP−04「DB2 for z/OSのセキュリティ機能」
論題「法令遵守の視点でのDB2 for z/OSセキュリティ機能の評価と提言」
<概要>
この論文はDB2 for z/OSの持つセキュリティに関する機
能を評価したものである.企業の情報システムに対する厳格
な機密保持の要求や日本版企業改革法に代表される法令を遵
守する必要性等,セキュリティに関する関心が高くなってき
ている.当チームでは情報システムに対するセキュリティ要
件を分析し,DB2 for z/OSが持っているセキュリティ機能
の評価を行った.その結果法令で定めている監査に対応する
機能が十分では無いという結論に達した.当論文では不足し
ている機能を明確にし,今後の同プロダクトに対する機能拡張の提言を行っている.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)インフォテクノ朝日
(株)エクサ
エムエルアイ・システムズ(株)
第一生命情報システム(株)
(株)大和総研
基盤ソリューション部
第一事業部福山システム開発部
テクニカルグループ
基盤システム本部
技術部
山手 岳司
(リーダー)桐原 英樹
小田 将志
本橋 貴光
(サブリーダー)村上 功修
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
ビジネス・インフラストラクチャー・ソリューション
エンタープライズ・ミドルウェア
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
ビジネス・インフラストラクチャー・ソリューション
エンタープライズ・ミドルウェア
60
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
川向 智之
長尾 肇子
SP−04「JDB2 for z/OSのセキュリティ機能」
<Team Name> “SP-04 System Management for DB2 for z/OS”
<Thesis Subject> “Evaluation and proposal for DB2 for z/OS security capabilities from
the viewpoint of laws”
<Summary>
This article evaluated a function about the security that DB2 for z/OS lasted. Interest to relate to
necessity to observe laws and ordinances represented by demand of strict secret maintenance for
information system of a company and J-SOX security rises. We analyzed a security matter for information
system by this team and evaluated the security capability that DB2 for z/OS had. As a result, a function
corresponding to the inspection that I established in laws and ordinances was enough and reached the
conclusion that there was not. I make a short function clear in this article and propose Extensions for the
future product.
Member list ( alphabetical order of company name )
Daiwa Institute of Research Ltd.
Systems Engineering Dept.
(Sub-Leader) Katsunori Murakami
EXA CORPORATION
Fukuyama Systems Development Dept. No.1 Sector
(Leader) Hideki Kirihara
Info Techno Asahi Co., Ltd.
Infrastructure Solution Dept.
Takeshi Yamate
MLI Systems Inc.
Technical Support
Masashi Oda
The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Infrastructure Systems div.
Takamitsu Motohashi
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Enterprise Middleware,Business Infrastructure Solution
Tomoyuki Kawamukoh
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Enterprise Middleware,Business Infrastructure Solution
Hatsuko Nagao
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
61
SP−06「基幹業務プラットフォームとしてのLinux on zSeries」
SP−06「基幹業務プラットフォームとしてのLinux on zSeries」
論題「基幹業務プラットフォームとしてのLinux on zSeries」
<概要>
近年急速に普及してきたLinux on System z(z/Linux)につ
いて,基幹業務システムのプラットフォームとしての評価を,
顧客が基幹業務システムに求めているものが何であるかを考
察した上で行った.評価結果として,z/LinuxはSystem zが
本来持っている優位性をLinux環境下で享受できるシステム
であり,基幹業務プラットフォームとしての条件を満たして
いるが,利用に当たってはシステム規模やコスト,人材確保
を検討した上で最終決定する必要があるとの結論に達した.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
第1事業部 IT統合サービスセンター
(サブリーダー)茂木 克友
(株)エクサ
第2事業部 基盤システム第1開発部
山内 進一
エヌ・ティ・ティ・データ・システム技術(株)
企画開発部 システム基盤技術担当
荻野圭一朗
コベルコシステム(株)
ソリューション事業部
システムソリューション本部ソリューション部
中村 沙織
(株)大和総研
投資調査本部 リサーチIT推進部
(リーダー)岡崎 豊三
(株)ティージー・アイティーサービス 運用サービス部サービスサポートグループ
阿部 隆仁
(株)ディーエム情報システム
カスタマーサービス事業本部システム開発部
塩田 和彦
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
システム・インフラストラクチャー・ソリューション
エンタープライズ・サーバー
62
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
真鍋 厚志
SP−06「基幹業務プラットフォームとしてのLinux on zSeries」
<Team Name> “SP-06 Linux on zSeries as a platform of the mission critical systems”
<Thesis Subject> “Linux on zSeries as a platform of the mission critical systems”
<Summary>
We evaluated Linux on System z(z/Linux) as a platform of the mission critical systems from user’s
requirements point of view. We considered user’s requirements about the mission critical systems before
evaluating. As a result, z/Linux has, not only advantage which System z has already got, but also
necessary functions about the mission critical systems. Although we can introduce z/Linux into the
mission critical systems, the size of the systems, the capability of the staffs and the total cost should be
checked before introducing.
Member list ( alphabetical order of company name )
Daiwa Institute of Research Ltd.
Research IT Development Dept.Equity Research Division
(Leader) Toyozo Okazaki
DM Information Systems Co., Ltd.
Customer-Service Unit System Development Division.
Shiota Kazuhiko
EXA CORPORATION
No.1 Sector IT Integration Service Center
(Sub-Leader) Katsutomo Moteki
EXA CORPORATION
No.2 Sector
Platform System Development No.1 Dept.
Shinichi Yamauchi
KOBELCO SYSTEMS CORPORATION
Solution Business Division System Solutions Group
Saori Nakamura
NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC.
System Platform Group
System Infrastructures Group
Keichiro Ogino
TG IT Service Co., Ltd.
System Management Service Dept. Service Support Group
Takahito Abe
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Enterprise Server System Infrastructure Solution
Atsushi Manabe
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
63
SP−09「セキュリティ要件の明確化とzSeriesでの実装化の研究」
SP−09「セキュリティ要件の明確化とzSeriesでの実装化の研究」
論題「セキュリティ・ガイドラインに対するRACFの適用可能性−FISCガイドラインへの対応−」
<概要>
この論文は,セキュリティ・ガイドラインの代表格である
「FISCガイドライン」のセキュリティ基準を技術的な実施項
目別に再構成することを試みるとともに,その実施項目に対
して,zSeriesのセキュリティ製品「RACF」でどのように対
応していくかについて考察している.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
第1事業部IT統合サービスセンター
エヌ・ティ・ティ・データ・システム技術(株)
保険システム事業部
エヌ・ティ・ティ・データ・システム技術(株)
日銀システム事業部
ニッセイ情報テクノロジー(株)
基盤ソリューション事業部
セキュリティソリューションブロック
飯島 洋樹
(リーダー)伊藤 誠
金城 純一
神田 章裕
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
エンタープライズ・サーバー
64
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
田中 博
SP−09「セキュリティ要件の明確化とzSeriesでの実装化の研究」
<Team Name> “SP-09 Security Guideline & zSeries Security”
<Thesis Subject> “The application possibility of RACF to a Security Guideline
− How
to deal with requirements of FISC Guideline −”
<Summary>
This paper explains re-configuring the security items of the major security guideline "FISC Guideline"
according to a technical enforcement item, and it has considered how it corresponds with the security
product "RACF" of zSeries to the technical enforcement item.
Member list ( alphabetical order of company name )
EXA CORPORATION
No.1 Sector IT Integration Service Center
Nissay Information Technology Co., Ltd.
IT Infrastructure (Architecture)Solutions department
NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC.
Insurance Systems Division
NTT DATA SYSTEM TECHNOLOGIES INC.
Bank of Japan Systems Division
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Enterprise Server
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Hiroki Iijima
Akihiro Kanda
(Leader) Makoto Itou
Junichi Kaneshiro
Hiroshi Tanaka
65
SP−10「DB2 UDB」
SP−10「DB2 UDB」
論題「24時間365日連続稼動を実現するHADR機能の評価と有効活用法」
<概要>
近年,企業の基幹システムにおいて,24時間365日連続稼
働への要件はますます高まりつつある.これを実現するため
に複数のソリューションが提供されているが,本論文ではDB2
UDBの 機 能 で あ る HADR( High Availability Disaster
Recovery)を取り上げ,他の代表的ソリューションと比較す
ることで,HADRの長所・考慮点を明確にした.さらに,稼
働系のサービス停止時間をより少なくする手法など,HADR
のユニークな活用方法についても提案する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
アイエス情報システム(株)
(株)エクサ
(株)エクサ
(株)エクサ
コベルコシステム(株)
JFEシステムズ(株)
I−プロジェクト推進室
(リーダー)莇 政夫
テクニカルコンピテンシー部 基盤制御チーム
伊吹 将
第1事業部 IT統合サービスセンター
技術サービスチーム
星野 明子
第2事業部 基盤システム第1開発
李 東漢
サービス事業部SO本部システム技術部第2サーバーグループ
(サブリーダー)合田 憲生
東京事業所 技術グループ(神戸駐在)
大和 沙織
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
インフォメーション・マネジメント
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
インフォメーション・マネジメント
66
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
岩橋 智宏
中山 真紀
SP−10「DB2 UDB」
<Team Name> “SP-10 DB2 UDB”
<Thesis Subject> “The effective ways to utilize DB2 UDB HADR enables 24/7 nonstop service”
<Summary>
Recently, requirements for availability of mission-critical systems to run 24hours a day and 365 days
are growing and several high availability solutions are provided. In this paper, we will focus on one of
DB2 UDB function, HADR (High Availability Disaster Recovery) and discuss its advantages and
considerations compared with other representative high availability solutions. In addition, we will
introduce techniques to minimize the out-of-service time and unique utilizations of HADR.
Member list ( alphabetical order of company name )
EXA CORPORATION
Infrastructure Technology Group
Technology Competency Dept.
EXA CORPORATION
No.1 Sector IT Integration Service Center
Technical Service Team
EXA CORPORATION
No.2 Sector IT Platform Development
No.1 Dept.
IS Information System Co., Ltd.
I-project
JFE Systems, lnc. Tokyo Office Technical group (Kobe residence)
KOBELCO SYSTEMS CORPORATION
Server Section Ⅱ System Technology Department,
Strategic Outsourcing Group,Service Business Division.
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Information Management
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Information Management
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Masashi Ibuki
Akiko Hoshino
Donghan Lee
(Leader) Masao Azami
Saori Yamato
(Sub-Leader) Norio Goda
Maki Nakayama
Tomohiro Iwahashi
67
WN−01「XMLメタデータの利用」
WN−01「XMLメタデータの利用」
論題「XMLメタデータの利用動向と今後の可能性」
<概要>
本稿では,
「XMLメタデータ」のビジネスへの応用可能性に
ついて論述する.
現在,コンシューマーシーンにおいては「XMLメタデータ」
を用いたビジネスモデルは既に普及している状況にあると評
価できるが,その一方で,ビジネスシーンにおけるXMLメタ
データの応用事例は,まだ一般的とはいえない状況にある.
当チームでは,「XMLメタデータ」の現在の利用動向の分
析・調査をふまえ,今後のビジネスへの応用可能性について
考察をおこなう.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)アシスト
ソフトウェア・リサーチ・センター
篠塚 陽一
(株)インテック
ネットワーク&アウトソーシング事業本部 コスモセンター 福島 絢子
三菱重工業(株)
情報システム部 管理システムグループ
(リーダー)田中 敏明
明治安田システム・テクノロジー(株)
ソリューション第ニ開発部
(サブリーダー)倉本 高宏
明治安田システム・テクノロジー(株)
リテール・システム開発部営業管理システム開発室
営業情報システムグループ営業情報チーム
中野 潤也
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
ビジネス・インテグレーション
68
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
高橋 辰徳
WN−01「XMLメタデータの利用」
<Team Name> “WN-01 research for XML metadata”
<Thesis Subject> “Use trend of XML metadata and possibility in the future”
<Summary>
In this paper, we describe application possibility of XML metadata. Specially, we focused on purpose
of enterprise business. According to our analysis and investigation of a trend of XML metadata, in the
consumer scene, solutions with XML metadata have been already becoming very popular. But, on the
other hand, in enterprise business scene, it is not spreading so far.
As a result, we found that XML metadata will become practically useful for enterprise business
purposes, in the future.
Member list ( alphabetical order of company name )
INTEC INC.
Network&Outsourcing Division Cosmo Center
K.K. Ashisuto
Software Research Center
Meiji Yasuda System Technology Company Limited
Solution Development Dept.
Meiji Yasuda System Technology Company Limited
Retail Systems Development Dept.
MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, Ltd.
Information Technology Section
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Business Integration
Ayako Fukushima
Yoichi Shinozuka
(Sub-Leader) Takahiro Kuramoto
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Junya Nakano
(Leader) Toshiaki Tanaka
Yoshinori Takahashi
69
WN−02「VPN/IPSec/暗号化などの最新セキュリティ技術を利用したネットワーク・デザインの研究」
WN−02「VPN/IPSec/暗号化などの最新セキュリティ技術を利用したネットワーク・デザインの研
究」
論題「企業ネットワークにおけるセキュリティ脅威と対策」
<概要>
インターネットが世界的な展開を見せて以来,情報ネット
ワーク社会は企業活動に対して様々な恩恵をもたらすと同時
に,常にセキュリティ上の脅威に晒されているという危険性
も与えている.当チームでは,企業ネットワークにおけるセ
キュリティ脅威とその対策についてまとめ,最適な企業ネッ
トワーク作りについて研究して来た.本稿が,企業のシステ
ム管理者にとって,今後の企業としてのセキュリティ対策を
評価するための一助になる事を望む.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
エムエルアイ・システムズ(株)
コベルコシステム(株)
第1事業部 IT統合サービスセンター
テクニカルG
サービス事業部 ネットワーク本部
ソリューション部 西日本グループ
(株)ジャックス
システム開発部
(株)損保ジャパン・システムソリューション
システム基盤第一部
ダイヤモンドコンピューターサービス(株)
SI技術部
(株)大和総研
オープンシステム基盤設計部
中央三井インフォメーションテクノロジー(株)
技術統括部
ニッセイ情報テクノロジー(株)
基盤ソリューション事業部 Webソリューション開発B
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
第一技術−MF
富士ソフトディーアイエス(株)
ITサービス本部 技術管理部
明治安田システム・テクノロジー(株)リテール・システム開発部
(株)ユーフィット
基盤ソリューション部
牧 真也
我妻 祐樹
古賀 信成
池田 匡志
山田 昭義
浜石 晃
(リーダー)前田 哲洋
景山 嗣規
藤田 忍
根岸 健一
(サブリーダー)鬼頭 伸治
鈴木 勇介
(サブリーダー)安達 隆博
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
システム・インフラストラクチャ・ソリューション
ネットワーク・システム
70
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
宮谷 伸也
WN−02「VPN/IPSec/暗号化などの最新セキュリティ技術を利用したネットワーク・デザインの研究」
<Team Name> “WN-02 Study of network design with the latest security technology
such as VPN , IPSec and encryption”
<Thesis Subject> “Threats and measures in corporate network security”
<Summary>
Since the Internet started to spread all over the world, our Information-Networking society has brought
not only wide variety of benefits but also security threats to corporate activities. Our team had studied the
optimum delivering process of corporate network systems with the analyses of various security threats
and measures. We hope that this report would help companies' system managers to evaluate their
network security policy.
Member list ( alphabetical order of company name )
Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd.
IT Infrastructure Solutions Department
Hidenori Kageyama
Daiwa Institute of Research Ltd.
Open Systems Architecture Design Dept.
(Leader) Tetsuhiro Maeda
Diamond Computer Service Co., Ltd.
Open Systems Technology Division
Akira Hamaishi
EXA CORPORATION
IT Integration Service Center, No.1 Sector
Shinya Maki
FUJISOFT DIS Co., Ltd.
IT service headquarters technological Management department
(Sub-Leader) Shinji Kitou
IBM Japan Industrial Solution Co.,Ltd
SystemSupport No.1-MF
Kenichi Negishi
JACCS CO., LTD. System development Dept.
Masashi Ikeda
KOBELCO SYSTEMS CORPORATION
Service Business Division,Network Group,Network Solution
Department,West Regional Section
Nobushige Koga
Meiji Yasuda System Technology Company Limited.
Retail system development department
Yuusuke Suzuki
MLI Systems Inc. Technical group
Yuuki Agatsuma
Nissay Information Technology Co., Ltd.
IT Infrastructure (Architecture) Solutions Department
WebSolution Development B
Shinobu Fujita
SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC.
System Infrastructure No.1 department
Akiyoshi Yamada
UFIT Co., Ltd.
IT Infrastructure solution Dept.
(Sub-Leader) Takahiro Adachi
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Network Systems System Infrastracture Solution
Shinya Miyatani
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
71
WN−03「Ajax(Asynchronous Javascript + XML)のWeb開発に関して」
WN−03「Ajax(Asynchronous Javascript + XML)のWeb開発に関して」
論題「WebアプリケーションにおけるAjaxの適用指針と留意点」
<概要>
Ajaxは,高度なリッチクライアント環境の提供によりユー
ザリビティを向上させる技術であるとともに,Web2.0へのパ
ラダイム・シフトをサポートする大きな要素である.本論文
は,Ajaxを用いたWebアプリケーションを構築するにあたり,
実際にAjaxを用いたWebアプリケーションを構築することを
通して,その適用指針や留意点を示すものである.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
(株)エクサ
製造流通システム第3開発部 開発第1チーム
亀ヶ谷 聡
テクニカルコンピデンシー部
先進技術チーム
(サブリーダー)原嶋 徹
(株)損保ジャパン・システムソリューション
ソリューション事業部 ソリューション第二部
プロジェクト推進グループ
石川 裕一
(株)損保ジャパン・システムソリューション
システム基盤第一部
プロジェクト推進グループ(兼)
第三グループ
(リーダー)南雲 貞美
東邦ガス情報システム(株)
技術管理部 技術管理グループ
小河 貴博
ニッセイ情報テクノロジー(株)
基盤ソリューション事業部
ITソリューションブロック
藤井 宜之
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
イノベーションテクノロジー
72
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
石黒 徹
WN−03「Ajax(Asynchronous Javascript + XML)のWeb開発に関して」
<Team Name> “WN-03 For Web development with Ajax(Asynchronous Javascript +
XML)”
<Thesis Subject> “Guidelines and attentions for applying ‘Ajax’ to Web-Applications”
<Summary>
‘Ajax’ is a technology that improves usability by offering of high rich client environment, and it is a
meaningful factor that supports the paradigm shift to Web2.0. This article shows guidelines and points to
keep in mind for applying ‘Ajax’ to Web-Applications, through building the Web-Application with use of
‘Ajax’.
Member list ( alphabetical order of company name )
EXA CORPORATION
Development Group
Manufacturing Distribution System Development Dept.
Akira Kamegaya
EXA CORPORATION
Advanced Technology Group
Technology Competency Dept.
(Sub-Leader) Tohru Harashima
Nissay Information Technology Co., Ltd.
Information Technology Solution Block
IT Infrastructure Solutions Dept.
Noriyuki Fujii
SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC.
Project Promotion Group System Infrastructure Dept.
(Leader) Sadami Nagumo
SOMPO JAPAN SYSTEM SOLUTIONS INC.
Project Promotion Group Solution Dept.
Yuichi Ishikawa
TOHO GAS Information System Co., Ltd.
Technology Management Group
Technology Management Dept.
Takahiro Ogawa
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Innovation Technology Dept.
Tohru Ishiguro
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
73
WN−04「J2EEにおけるアスペクト指向プログラミング」
WN−04「J2EEにおけるアスペクト指向プログラミング」
論題「アスペクト指向プログラミング適用によるWebアプリケーション開発の簡易化」
<概要>
Webアプリケーションの開発者が今後の開発にアスペクト
指向プログラミング(AOP)を適用することを提案する.本
論文では,DIコンテナベースのWebアプリケーションにAOP
を適用したケースと,AOPを適用していないケースを比較し
ている.AOPを適用したケースは横断的関心事を局所化する
ことができ,再利用性・保守性・生産性・拡張性の面で優れ
ていることを実証した.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
テクニカルコンピテンシー部
(リーダー)広戸 裕介
キヤノンシステムソリューションズ(株)
基盤事業部 ネットワーク・基盤技術部
大澤 健司
中央三井インフォメーションテクノロジー(株)
技術統括部
永井 郁子
中央三井インフォメーションテクノロジー(株)
第一金融システム事業部 システム開発第三部
藤田久美子
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
ソリューション事業部
第三ソリューション推進第一開発-SCM(P)
江場 公祐
日本アイビーエム インダストリアル ソリューション(株)
プラント・オペレーション・ソリューション事業部
第二ソリューション開発部
(サブリーダー)大月美都貴
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
テクノロジー・イノベーション
74
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
津田 嘉孝
WN−04「J2EEにおけるアスペクト指向プログラミング」
<Team Name> “WN-04 Aspect-Oriented Programming for J2EE”
<Thesis Subject> “Ease of Web application development using Aspect-Oriented
Programming”
<Summary>
This paper contains a comparison for DI-based Web application between two cases: applying AspectOriented Programming (AOP) or not. With AOP, you can localize “cross-cutting concerns” into a
module. In this paper, we have substantiated the superiority of AOP; reusability, serviceability,
productivity and extensibility. That is why; we suggest applying AOP to Web application developments.
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC.
Network & Technology Department
Kenji Osawa
Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd.
First Financial Systems Division Systems Development Department Ⅲ Kumiko Fujita
Chuo Mitsui Information Technology Co., Ltd.
IT Infrastructure Solutions Department
Ikuko Nagai
EXA CORPORATION
Technological Competency Dept.
(Leader) Yusuke Hiroto
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
Plant Operation Solution #2
(Sub-Leader) Mitsuki Ohtsuki
IBM Japan Industrial Solution Co., Ltd.
System Development No.1-SCM(P)
Kosuke Eba
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Technology Innovation
Yoshitaka Tsuda
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
75
WN−05「MDA(Model Driven Architecture)によるラウンドトリップエンジニアリング」
WN−05「MDA(Model Driven Architecture)によるラウンドトリップエンジニアリング」
論題「ラウンドトリップエンジニアリングを実現するためのMDAツール」
<概要>
近年,モデリングを主体としたシステム開発手法である
MDA(モデル駆動アーキテクチャ)が注目を浴びている.し
かし,実際のシステム開発では,要件の変更や生成されたコ
ードの保守により設計と実装が異なってしまうことがある.こ
の問題を解決するためにはMDAにおいてもラウンドトリップ
エンジニアリングが必要であると考えられる.そこで,ラウ
ンドトリップエンジニアリングに必要な機能を定義し,現行
のMDAツールでのサポートの状況を調査した.本論文では,
ラウンドトリップエンジニアリングの観点から見た,現時点でのMDAツールの成熟度と課題,ならび
に,今後の展望について報告する.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
テクニカルコンピテンシー部 先進技術チーム (リーダー)飯田 浩司
キヤノンシステムソリューションズ(株)
基盤事業部 ネットワーク・基盤技術部
三浦 智子
コベルコシステム(株)
プロジェクト支援部 先進技術グループ
(サブリーダー)原 武
(株)JIEC
技術統括本部 技術部
早川 隆治
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム(株)
76
ソフトウェア開発研究所
先進ソリューション&アーキテクチャ
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
竹村 司
WN−05「MDA(Model Driven Architecture)によるラウンドトリップエンジニアリング」
<Team Name> “WN-05 Roundtrip engineering with MDA”
<Thesis Subject> “Realization of Roundtrip Engineering in Software Development
Cycle with MDA Tools”
<Summary>
In these years, Model Driven Architecture (MDA) is getting a lot of attention. Ideally, codes are
automatically generated from models in MDA. But, MDA tools are expected to support "roundtrip
engineering" in case generated code can lose touch with source models due to change of requirements or
maintenance of the generated code in empirical system development. We have defined functions
required to support "roundtrip engineering" in MDA tools, and investigated support of these functions by
various MDA tools. In this paper, we report the maturity and issues of existing MDA tools from the aspect
of "roundtrip engineering", and offer future prospects of MDA tools.
Member list ( alphabetical order of company name )
CANON SYSTEM SOLUTIONS INC.
Network Base Technology Div
Base Technology Group
EXA CORPORATION
Advanced Technology Group
Technology Competency Dept.
JIEC Co., Ltd.
Advanced Technology Division Technology Department
KOBELCO SYSTEMS CORPORATION
Project Management Administration Departmen
Advanced Technology Section
Team adviser
IBM Japan, Ltd.
Advanced Solution&Architecture
Software Development Laboratory
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Tomoko Miura
(Leader) Koji Iida
Takaharu hayakawa
(Sub-Leader) Takeshi Hara
Tsukasa Takemura
77
WN−06「基幹システムへのリッチクライアント適用」
WN−06「基幹システムへのリッチクライアント適用」
論題「基幹システムへのリッチクライアント適用」
<概要>
リッチクライアントは,これまでのファットクライアント
やWebクライアントが内包する問題点に対する解決策として
注目されている.昨今,基幹システムにもWeb化の波が押し
寄せた.その一方で,ユーザの操作性や生産性,パフォーマ
ンスに妥協を許さないなど単なるWeb化で満足できない基幹
システムが存在する.それら基幹システムへリッチクライア
ントを適用する際の選定条件をまとめ,複数の適用事例をあ
げて検証を加えた.その結果,製品の操作性や表現力と共に
基幹システムとの接続性にも着目し,リッチクライアントを適用することが有効であるとの結論を得
た.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)アイ・ティ・フロンティア
(株)エクサ
第一生命情報システム(株)
三菱重工業(株)
SI第一本部第三ソリューション部
公共・公益システム開発部
基盤開発グループ
情報システム部管理システムグループ
細野 広伸
(リーダー)戸塚 正巳
古川 秀俊
高橋雄一郎
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
アーキテクチャ・デザイン
78
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
及川 修一
WN−06「基幹システムへのリッチクライアント適用」
<Team Name> “WN-06 Adoption of rich client technologies to mission critical
systems”
<Thesis Subject> “Adoption of rich client technologies to mission critical systems”
<Summary>
Rich client technology has some advantages over fat-clients or browser-based clients and the value of it
has been recently recognized. Today, many mission critical systems have been designed based on web
technologies. On the other hands, simple browser-based client technologies are not enough for some of
these systems that require high level of usability, productivity and performance. In this paper, we
summarize the issues to be considered when we choose rich client technologies in mission critical
systems. We also show the approach to choose client technologies with some application scenario
examples. Finally, we reach the conclusion that rich client technology in the mission critical systems is
one of efficient solutions in points of the usability, the rich presentation capability and the connectivity
with them.
Member list ( alphabetical order of company name )
EXA CORPORATION
Public and Utility Application Development Dept.
(Leader) Masami Totsuka
IT Frontier Corporation
Solution Department C, SI Division A
Hironobu Hosono
MITSUBISHI HEAVY INDUSTRIES, LTD.
Information Systems and
Communications Departmanet Administral Systems Group
Yuichiro Takahashi
The Dai-Ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Base Development Group
Hidetoshi Furukawa
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Architecture Design
Shuichi Oikawa
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
79
WN−10「Notes/Domino」
WN−10「Notes/Domino」
論題「Notes/Domino Webアプリケーションに対する最新Web技術の適用の研究」
<概要>
本論文はNotesアプリケーションをWeb化する際にユーザ
ー利便性向上のために適用できるWeb技術の研究結果である.
NotesのWeb化についての現状の把握,問題点についての洗
い出し,最新Web技術の調査・研究を行ない,解決策を提示
する.この研究成果を実装することにより,Web化された
Notesアプリケーションの利便性は飛躍的に向上することがで
きる.
メンバー・リスト(会社名50音順)
(株)エクサ
オリックス・システム(株)
第一生命情報システム(株)
日本オフィス・システム(株)
IT統合サービスセンター
運用グループ
基盤システム本部
ITソリューション部
(サブリーダー)長島 敦子
岩村多映佳
(リーダー)頼成 和也
黒岩 俊介
チーム・アドバイザー
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
ITソリューション・センター
ポータル&コラボレーション・システム部
日本アイ・ビー・エム システムズ・エンジニアリング(株)
ビジネス・インフラストラクチャー
ソリューションワークプレース
80
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
村上 雄介
吉田 美和
WN−10「Notes/Domino」
<Team Name> “WN-10 Notes/Domino”
<Thesis Subject> “Research of application of the latest Web technology to
Notes/Domino Web application”
<Summary>
This thesis is a research result of an applicable Web technology to making the Notes application
program Web for the user convenience improvement. The latest dug Web technology is investigated
about a current grasp and the problem of making of Notes Web, it researches, and the solution is
presented. The convenience of the Notes application program made Web can be rapidly improved by
mounting this result of the research.
Member list ( alphabetical order of company name )
EXA CORPORATION
IT Integration Service Center
NIPPON OFFICE SYSTEMS LTD.
IT Sol Grp.
ORIX Computer Systems Corporation
Management Grp.
The Dai-ichi Life Information Systems Co., Ltd.
Base Development Grp.
Team adviser
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Portal & Collaboration Systems IT Solution Center
IBM Japan Systems Engineering Co., Ltd.
Workplace Business Infrastructure Solution
(Sub-Leader) Atsuko Nagashima
平成17年度 JGS研究プロジェクト・チーム論文
Shunsuke Kuroiwa
Taeka Iwamura
(Leader) Kazuya Raijo
Yuhsuke Murakami
Miwa Yoshida
81
255
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