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平成22年度

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平成22年度
事
業
(平
成
報
2
2
告
年
度)
学校法人 嘉数女子学園
書
目
次
頁
Ⅰ 法人の概要・沿革
・・・・・・・・・・・・・・
1
1.法人の概要
2.法人の沿革
3.建学の精神・教育理念
4.組織図
5.設置する学校
6.役員
7.理事
8.教職員
9・卒業・修了、学位授与数等の状況
10.教員免許、資格取得者の状況
11.入試状況
Ⅱ 事業の概要
・・・・・・・・・・・・・・・
9
1.定員増の申請
2.学生募集の強化
3.学習支援ボランティア等活動の充実
4.日本留学試験の実施
5.就職サポートの充実
6.環境整備
7.幼稚園の廃止
Ⅲ 財務の概要
1.資金収支計算書
2.消費収支計算書
3.貸借対照表
4.財務状況の推移
5.財務比率表
・・・・・・・・・・・・・・・・ 12
平成22年度
事業報告書
Ⅰ 法人の概要・沿革
1.法人の概要
法
人 名
学校法人 嘉数女子学園
住
所
沖縄県那覇市長田2丁目2番21号
法人の設立
1966年4月6日(昭和41年)
2.法人の沿革
1996年 4月
財団法人 嘉数女子学園
沖縄女子短期大学・同附属高等学校
設立認可。嘉数津子氏 理事長兼学長に就任
第一期生入学(英語商業科第一部・第二部 家政科第二部)
1967年 6月
法人名を学校法人 嘉数女子学園に変更
1968年12月
児童教育科第一部・第二部設置認可
1969年 8月
嘉数女子学園 学寮竣工
1971年 7月
学校法人 しらゆり学園報恩幼稚園を本学附属幼稚園として
合併認可
9月
12月
嘉数昇氏 理事長就任 宮島長純氏 学長就任
英語商業科を商業科に学科名を変更
1972年 3月
商業科の課程認定認可
1972年 5月
砂川朝信氏 学長代行就任
沖縄の復帰に伴う文部省関係法令の特別措置に関する政令によ
り学校教育法による短期大学として認可
10月
国吉司図子氏 学長就任
1974年 7月
宮国英勇氏 理事長就任
1976年 4月
有馬輝武氏 理事長就任
5月
1977年 3月
有馬輝武氏 学長代行就任
大城徹男氏 理事長就任
安里彦紀氏 学長就任
1982年 1月
学園創立15周年記念式典
1983年 1月
商業科第二部、家政科第二部学科廃止認可
1984年 4月
7月
砂川朝信氏 学長就任
安里彦紀氏(元学長)名誉教授称号授与
1985年 4月
嘉数昇清氏 理事長就任
1986年 8月
各学科にコース制を導入
1987年 2月
学園創立20周年記念・記念館竣工式典
1987年 4月
砂川朝信氏 学長再選
1990年 4月
砂川朝信氏 学長三選
1993年 4月
福地孝氏 学長就任
12月
福地孝氏 理事長職務代行就任
1994年 4月
新垣雄久氏 理事長就任
1995年 7月
沖縄県私立大学協会加盟大学間における単位互換協定
1996年 4月
福地孝氏 学長再選
11月
放送大学と本学間の単位互換協定
学園創立30周年記念式典
国際交流事業調印式(ハワイ大学リーワード校)
1997年 7月
11月
ハワイ大学コミュニティーカレッジ夏期講習派遣
「児童厚生二級指導員」養成課程認定校として
児童教育科第一部認可(財)児童健全育成推進財団
1999年 2月
「医事管理士、医療管理秘書士」教育指定校として認可
(財)日本病院管理教育協会
4月
玉城政光氏 学長就任
2000年 4月
砂川朝信氏 名誉教授称号授与
2002年 4月
砂川朝信氏 学長就任
6月
「ピアヘルパー」資格認定校として認可
(日本教育カウンセラー協会)
2003年 4月
10月
児童教育科第二部に男子学生入学
「児童厚生二級指導員」養成課程認定校として
児童教育科第二部認可 (財)児童健全育成推進財団
2004年 4月
商業科を総合ビジネス学科に学科名変更
総合ビジネス学科、児童教育科第一部に男子学生入学
2005年 4月
砂川朝信氏 学長再選
「プレゼンテーション実務士」「社会調査アシスタント」教育
課程認定。全国大学実務教育協会
2007年 1月
5月
2008年 4月
学園創立40周年記念式典
協働事業協定書締結(那覇市教育委員会)
福地孝氏 学長就任
2008年 6月
7月
12月
2009年 2月
6月
10月
石川秀雄氏 理事長就任
協働事業協定書締結(南城市教育委員会)
児童教育学科(昼夜開講制) 設置認可
姉妹校提携調印式(岐阜女子大学)
保育支援ボランティア(那覇市)
協働事業協定書締結(豊見城市教育委員会)
2010年 3月
財団法人短期大学基準協会 第三者評価適格認定
2011年 1月
鎌田佐多子氏 名誉教授称号授与
3. 建学の精神・教育理念
①
建学の精神・教育理念
「しらゆりの如く
気品豊かで 愛情こまやかな 温かみのある女子を教育する」
ことが本学の建学の精神であり、その建学の精神を反映した教育理念は
「しらゆ
り」のように、清楚にして品格があり、かつ球根の如く忍耐強く自らの可能性を信
じて大きく成長することを願い、同時に創造性に富み専門知識と技能を習得し、
よって女性の自立と社会的地位の向上を図ることである。
本学の建学の精神・教育理念が生まれた事情や背景は以下のとおりである。
本学の創設者は、明るい社会は、明るい家庭を土台として生まれるものであり
そのために女性に与えられた使命は重要である。今次大戦の反省の中から、既に設
置されている男女共学の大学とは別に、女子特有の教育を施す女子高等教育機関の
必要性を痛感し、それはやがて母性愛に満ちた女子教育の場を開設し、「外にあって
は有能な女性、家庭にあっては良き妻・立派な母親となる人材を育成」を目指す、
沖縄女子短期大学の創設につながっていった。
純白で白い花を咲かせる「しらゆり」は、地中の球根がその開花を待つ明日への
夢、未来への可能性を秘めており、目標達成まで忍耐強く、命を持ち成長し続ける
力を持つ花でもある。以上のことから、母性愛に満ち、自立した女子教育を目指す
本学の「建学の精神」と「教育理念」を象徴するシンボルと言えよう
4.組織図
学校法人嘉数女子学園理事長
理
事 会
監
事
評議員会
沖縄女子短期大学学長
附
属
図
書
館
沖
縄
女
子
短
期
大
学
事
務
室
教
授 会
学
科
児
童
教
育
科
第
二
部
児
童
教
育
科
第
一
部
児
童
教
育
学
科
総
合
ビ
ジ
ネ
ス
学
科
学
生
支
援
部
教
学
生
支
援
課
教
事
務 局
(短大事務局兼任)
務
部
務
課
第
三
者
評
価
推
進
室
財
総
務
務
課
課
5.設置する学校
①
沖縄女子短期大学(平成22年5月1日現在)
単位:
人
学
科 名
入学定員
収容定員
学生現員
50
100
109
昼間主コース
115
230
295
夜間主コース
10
20
19
-
-
4
-
-
38
175
350
総合ビジネス
学
科
児童教育学科
児童教育科
第
一
部
児童教育科
第
二
合
部
計
465
※ 児童教育学科第一部の入学定員及び収容定員が「-」となっているのは、
平成21年度から児童教育学科へ統合し昼夜開講制となったためである。
6. 役 員(平成22年5月 1 日現在)
7. 理 事 10人
② 監 事
8. 教職員(平成22年5月現在)
内
訳
①
専任教員
21 人
②
兼務教員
51 人
③
専任職員
14 人
④
兼務職員
10 人
合 計
96 人
2人 ③
評議委員 21人
総合計
96人
9.卒業、修了、学位授与数等の状況(平成22年度)
単位:人
学
科
コ
総合ビジネス学科
児童教育学科
児童教育科第二部
ー ス
平成23年
平成22年
卒業・学位授与数
3 月卒業
前期卒業
計
情報処理コース
12
0
ビジネス心理コース
30
0
初等教育コース
27
0
心理教育コース
60
0
福祉教育コース
42
0
人間発達コース
5
0
人間発達コース
32
1
33
208
1
209
合
計
42
134
10.教員免許、資格取得者の状況(平成22年度)
単位:人
教員免許
総合ビジネス
児童教育
児童教育科
学科
学科
第二部
格
合計
小二種
25
幼二種
124
23
147
保育士
102
26
128
43
22
65
71
16
101
児童厚生二級
資
前期卒業
25
ピアヘルパー
14
秘書士
36
36
情報処理士
12
12
ビジネス実務士
33
33
社会調査アシスタント
3
3
11
11
医事管理士
23
23
医療管理秘書士
23
23
プレゼンテーション実
務士
11.入試状況
※平成22年度入試より児童教育科第一部及び第二部を統合し、児童教育学科となる。
12.就職状況
就 職 率 推 移
単位:%
H18
総合ビジネス学科
児童教育学科
全
体
H19
H20
H21
H22
78
73.7
60.5
60.5
74.2
92.75
98.2
91.1
92.9
97.0
92.8
94.9
86.5
84.6
90.5
Ⅱ.事業の概要
1.総合ビジネス学科及び児童教育学科の定員増申請
本学に対する受験者のニーズへの対応及び経営基盤の強化等を図るため、文部科
学省及び九州厚生局に定員増認可申請を行い、両省から認可されたことにより平成
23年4月から新たな定員でスタートした。
単位:人
学
科
(旧)
(新)
入学定員(総定員)
入学定員(総定員)
50(100)
60(120)
125(250)
175(350)
50(100)
175(350)
235(470)
60(120)
総合ビジネス学科
児童教育学科
合
計
増
加
10(20)
2.学生募集の強化
① オープンキャンパスの実施 (3回)
平成22年度は、6月、7月、9月の3回実施し、今年度の参加者は、344人
の参加で前年度より115人増加した。尐子化により短大の約6割強が定員割れし
ている中、本学の平成23年度入学生は入学定員235人に対し、246人が入学
し、充足率は105%である。
② 広報活動の強化
進路指導教諭を本学に招いての説明会の実施や、高校を訪問しての校長、進路
指導教諭、生徒への説明会をより丁寧に実施するとともに、テレビCM、受験雑
誌への広告及び各種会場で開催される進学相談会への積極的な参加を行った。
3.学習支援ボランティア等活動の充実
那覇市、南城市、豊見城市の教育委員会と提携し学習支援ボランティアや保育支
援ボランティアの取り組みを行った。
ボランティアを通して、
学生としてのマナー、
社会人への心構え、教育実習に向けての動機付けを高めるなど児童理解や教育現場
への視野を広げた。
4.日本留学試験(独立行政法人 日本学生支援機構主催)の実施
日本留学試験は、国内16地区にて年2回実施されており、各大学が輪番制で
委託を受けて実施している。
今年は、本校が当番校として実施した。受験者数は225人であった。
5.就職サポートの充実
新規学卒者の雇用情勢が、
かなり厳しい状況となっている昨今、
本学においては、
現在、就職ガイダンスや面接指導等を行い、就職サポートを実施しているところで
あるが、今年 県の施策である新規学卒者緊急支援事業 いわゆる就職パワフルサ
ポ-ト(就職希望でまだ就職の決まってない学生を対象に、コーディネーター2名
を配置し個別的に密着した就職支援活動)を活用した。
これらの事業をとおして、さらなるきめ細かい就職支援活動を図ることができた。
その結果、就職率は全体で90.5% 前年度より5.9%UP 特に総合ビジ
ネス学科においては74.2% 前年度より13.7%UPした。
6.環境整備
① 本館校舎の環境整備
本館校舎のアルミサッシ窓は、多くが劣化による変形があることから、風雨対
策として平成21年度から年次的に改修を行っており、平成22年度は6教室を
整備した。また、学習テーブル・椅子等の機器備品を購入し教育環境の充実を
図った。
② 幼稚園園舎の後利用の整備
記念館1階に設置されていた幼稚園園舎の後利用として、平成23年4月の開
所
に向けて教育実践支援センターの施設を整備した。同センターは、教職課程、保
育士養成課程の改革改善の支援及び保育士等の養成の支援を目的として設置され、
本学教育の更なる充実発展等に貢献するものと期待されている。引き続き平成
23年度は、
保育室を多目的教室として利用するための間仕切り、トイレの改修、
学生コミュニティーコーナーの整備をして行く。
③ 体育館施設の整備
体育館設備の移動式鉄棒、照明器具、男女の更衣室・トイレ及びシャワー室等
の
整備・改修を行い、円滑な授業への対応と、課外活動が活発に取り組めるよう
環境整備を行った。
④ 職員駐車場の擁壁工事
永年の雨水等の浸透が原因と思われる状況により、擁壁が傾き倒壊の恐れが
あったことから、擁壁改修工事を行い、安全策を講じた。
⑤ その他
白百合同窓会から、キャリア教育の充実を支援するため、テーブル10台、
椅子30脚が寄贈され、就職ガイダンス、個別指導等に有効活用され、就職活動に
役立っている。
7.附属報恩幼稚園の廃止
平成22年5月26日開催の理事会・評議員会で、附属幼稚園の廃止が決議され、
平成23年1月31日付で文科省から廃止認可を受けた。
廃止に伴い、園舎の校舎面積を短大校舎に編入し、不足していた学習室の確保や学
生が自由に活動できる空間の充実を図った。平成23年4月以降は多目的に有効活用
されることになっている。
Ⅲ 財務の概要
1.資金収支計算書
資金収支計算書は、学園の1年間の活動状況をお金の動きで捉えたものです。
資 金 収 支 計 算 書
(自平成22年4月1日 至平成23年3月31日)
単位:円
収入の部
科
目
学生生徒納付金収入
予
算
決
算
差
異
402,200,000
386,182,360
16,017,640 ①
手数料収入
10,000,000
9,984,900
15,100 ②
寄付金収入
6,050,000
7,060,000
△ 1,010,000 ③
補助金収入
78,000,000
78,256,212
△ 256,212 ④
資産運用収入
3,700,000
4,118,298
事業収入
2,100,000
1,641,170
458,830 ⑤
48,520,000
68,454,452
△ 19,934,452 ⑥
借入金収入
270,000,000
250,000,000
20,000,000
前受金収入
196,540,000
211,398,000
△ 14,858,000
その他の収入
193,000,000
142,766,608
50,233,392
△ 216,625,000
△ 265,190,047
48,565,047
326,332,571
326,332,571
1,319,817,571
1,221,004,524
雑収入
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
△ 418,298
98,813,047
支出の部
科
目
予
算
決
算
差
異
人件費支出
369,300,000
357,089,207
12,210,793 ⑦
教育研究経費支出
102,150,000
94,775,700
7,374,300 ⑧
27,600,000
30,765,543
△ 3,165,543 ⑨
借入金等利息支出
3,000,000
1,866,227
1,133,773
借入金等返済支出
282,000,000
281,506,000
494,000
施設関係支出
0
892,080
△ 892,080
設備関係支出
18,500,000
10,494,106
8,005,894
その他の支出
225,500,000
166,311,553
59,188,447
管理経費支出
予備費
資金支出調整勘定
次年度繰越支払資金
支出の部合計
9,000,000
9,000,000
△ 44,000,000
△ 88,812,193
44,812,193
326,767,571
366,116,301
△ 39,348,730
1,319,817,571
1,221,004,524
98,813,047
[資金収支決算概要]
① 学生生徒納付金のうち、授業料及び施設設備資金は、学費の延納者や退学者等により
見込みとの差が生じた。
② 手数料収入のうち、入学検定料は予算を上回る受験生のため増加となったが、試験料
等収入は見込み額よりも減尐となり手数料全体としては、ほぼ予算どおりとなった。
③ 寄附金収入は、主に新入生からの教育振興基金への寄付である。
④ 補助金収入は、地方中小規模校(収容定員2千人以下)への新たな支援等のため前年
度より増加した。
⑤ 事業収入は、主に日本留学試験受託事業収入によるものである。
⑥ 雑収入は、主に退職金財団交付金収入によるものであり自己都合の退職者が出たため、
予算との差異が生じた。
⑦ 人件費支出のうち、自己都合による退職者が出たため予算との差異が生じた。
⑧ 教育研究経費支出は、各教室の整備を行い、学生の環境整備を行った。また、その他
の経費(光熱費、通信費等)については、節減等により予算との差異が生じた。
⑨ 管理経費支出は、報酬委託費や広告費支出等により予算超過となった。
2.消費収支計算書
消費収支計算書は、学園の1年間の諸活動から、経営の状況を捉えます。教育活動を行
うことにより、学園の消費収支均衡の状態をみています。
消 費 収 支 計 算 書
(自平成22年4月1日 至平成23年3月31日)
単位:円
収入の部
科
目
学生生徒納付金収入
予
算
決
算
差
異
402,200,000
386,182,360
16,017,640
手数料収入
10,000,000
9,984,900
15,100
寄付金収入
6,550,000
7,927,500
補助金収入
78,000,000
78,256,212
△ 256,212
資産運用収入
3,700,000
4,118,298
△ 418,298
事業収入
2,100,000
1,641,170
458,830
48,520,000
68,454,452
△ 19,934,452
551,070,000
556,564,892
△ 5,494,892
△ 15,000,000
△ 19,253,416
4,253,416
536,070,000
537,311,476
△ 1,241,476
雑収入
帰属収入
基本金 組入額
消費収入の部合計
△ 1,377,500 ⑩
支出の部
科
目
予
算
決
算
差
異
人件費
356,000,000
346,949,296
9,050,704 ⑪
教育研究経費
109,150,000
107,646,272
1,503,728
37,600,000
38,622,893
△ 1,022,893
借入金等利息
3,000,000
1,866,227
1,133,773
資産処分差額
0
120,409
△ 120,409
徴収不能額
0
200,000
△ 200,000
505,750,000
495,405,097
10,344,903
30,320,000
41,906,379
前年度繰越消費支出超過額
905,176,810
889,522,159
翌年度繰越消費支出超過額
874,856,810
847,615,780
管理経費
消費支出の部合計
当年度消費収入超過額
[消費収支決算概要]
⑩ 寄附金のうち現物図書(短大後援会)を含む。
⑪ 人件費は、退職金の取り崩し、退職給与引当金繰入額を含む。
上記の結果、当年度消費収入超過額は 41,906千円 となり 翌年度繰越
消費支出超過額が 847,615千円 となった。
3.貸借対照表
貸借対照表は年度末における学園の財政状況を明らかにするため、学園が保有する資産、
負債、基本金及び消費収支差額を一覧表に示したものです。
貸
借
対
照
表
平成23年3月31日現在
単位:円
資産の部
科
目
固定資産
有形固定資産
その他の固定資産
流動資産
資産の部合計
本 年 度 末
前 年 度 末
増
減
599,687,784
608,282,429
△ 8,594,645
597,754,348
606,348,993
△ 8,594,645
1,933,436
1,933,436
0
437,980,102
360,896,314
77,083,788
1,037,667,886
969,178,743
68,489,143 ①
負債の部
科
目
本 年 度 末
前 年 度 末
増
減
固定負債
412,440,813
430,608,724
△ 18,167,911
流動負債
390,847,509
365,350,250
25,497,259
負債の部合計
803,288,322
795,958,974
7,329,348 ②
基本金の部
科
目
本 年 度 末
前 年 度 末
増
減
第1号基本金
1,012,995,344
993,741,928
19,253,416
第4号基本金
69,000,000
69,000,000
0
1,081,995,344
1,062,741,928
19,253,416
基本金の部合計
消費収支の部合計
科
目
翌年度繰越消費支出超過額
消費収支差額の部合計
科
目
本 年 度 末
前 年 度 末
増
減
847,615,780
889,522,159
41,906,379
△ 847,615,780
△ 889,522,159
41,906,379
本 年 度 末
前 年 度 末
増
減
負債の部、基本金の部
及び消費収支差額の部合計
1,037,667,886
969,178,743
68,489,143
[貸借対照表概要]
① 固定資産は、減価償却により減尐した。流動資産は、現金預金や未収入金が増加した。
その結果資産の部合計は68,489千円増加した。
② 固定負債は、長期借入金、退職給与引当金が減尐、流動負債は、短期借入金は減尐し
たが、未払金や前受金が増加した。その結果負債の部合計は7,329千円増加した。
4.財務状況の推移
① 資金収支計算書
単位:千円
科
目
学生生徒納付金収入
平成20年度
平成21年度
平成22年度
478,538
397,752
386,182
手数料収入
9,016
9,984
9,985
寄付金収入
11,926
6,620
7,060
補助金収入
27,311
54,498
78,256
3,205
3,246
4,118
331
4,622
1,641
雑収入
148,445
75,418
68,455
借入金収入
303,000
455,500
250,000
前受金収入
203,457
194,907
211,398
その他の収入
227,529
292,450
142,767
△ 390,505
△ 236,521
△ 265,190
322,926
293,672
326,332
1,345,179
1,552,148
1,221,004
人件費支出
494,386
376,897
357,089
教育研究経費支出
102,246
93,789
94,776
26,753
26,815
30,766
借入金等利息支出
3,297
3,210
1,866
借入金等返済支出
333,566
447,006
281,506
施設関係支出
0
0
892
設備関係支出
2,126
47,226
10,494
その他の支出
264,549
323,517
166,311
△ 175,416
△ 92,644
△ 88,812
293,672
326,332
366,116
1,345,179
1,552,148
1,221,004
資産運用収入
事業収入
資金収入調整勘定
前年度繰越支払資金
収入の部合計
管理経費支出
資金支出調整勘定
次年度繰越支払支出
支出の合計
② 消費収支計算書
単位:千円
科
目
学生生徒納付金
平成20年度
平成21年度
平成22年度
478,538
397,752
386,182
手数料
9,016
9,984
9,985
寄付金
12,638
7,023
7,928
補助金
27,311
54,498
78,256
3,205
3,246
4,118
331
4,622
1,641
雑収入
148,445
75,418
68,455
帰属収入合計
679,484
552,543
556,565
基本金組入額
△ 8,916
△ 12,598
△ 19,253
消費収入の部合計
670,568
539,945
537,312
人件費
478,305
363,655
346,949
教育研究経費
107,567
106,402
107,646
35,785
35,306
38,623
借入金等利息
3,297
3,210
1,866
資産処分差額
4,397
18
121
0
200
200
629,351
508,791
495,405
41,217
31,154
41,907
資産運用収入
事業収入
管理経費
徴収不能額
消費支出の合計
当年度消費収入超過額
③ 貸借対照表
単位:千円
科
目
固定資産
平成20年度
平成21年度
平成22年度
581,776
608,282
599,687
579,843
606,349
597,754
1,933
1,933
1,933
445,700
360,896
437,980
1,027,476
969,178
1,037,667
固定負債
455,357
430,609
412,440
流動負債
442,651
365,350
390,848
負債の部合計
898,008
795,959
803,288
1,050,144
1,062,742
1,081,995
△ 920,676
△ 889,522
△ 847,615
有形固定資産
その他の固定資産
流動資産
資産の部合計
基本金の部合計
消費収支差額の部合計
5.財務比率表
平成19年度から平成22年度までの過去4年間の本学と全国短大法人(同規模)との
消費収支決算財務比率及び貸借対照表決算財務比率は次のとおりである。
消
費
算
式
収
支
決
算
財
務
比
率
上段:沖縄女子
No
比
消 費 収 支 比 率
単位:%
短期大学
率
評価
(×100)
下段:全国短大法人
1
人件費
比
2
3
4
7
沖縄女子短期大学
72.9
70.4
65.8
62.3
全国短大法人
61.9
61.9
58.9
(61.4)
沖縄女子短期大学
95.4
99.9
91.4
89.8
学生納付金
全国短大法人
98.4
98.4
84.9
(92.6)
教育研究
教育研究経費
沖縄女子短期大学
15.8
15.8
19.3
19.3
経費比率
帰属収入
全国短大法人
24.9
24.9
30.3
(31.6)
管理経費
管理経費
沖縄女子短期大学
6.2
5.3
6.4
6.9
帰属収入
全国短大法人
9.6
9.6
14.0
(14.7)
消費支出
沖縄女子短期大学
95.9
93.8
94.2
92.2
消費収入
全国短大法人
114.4
114.4
113.8
(116.4)
学生生徒
学生納付金
沖縄女子短期大学
76.5
70.4
72.0
69.4
納付金比率
帰属収入
全国短大法人
62.9
62.9
69.4
(66.4)
沖縄女子短期大学
7.4
4
9.9
14.1
帰属収入
全国短大法人
23.6
23.6
14.0
(17.3)
基本金
基本金組入額
沖縄女子短期大学
0.6
1.3
2.3
3.5
組入率
帰属収入
全国短大法人
13.8
13.8
6.8
(6.7)
率
消費収支
率
補助金
率
補
件 費
平成 22 年度
依存率
比
8
帰属収入
平成 21 年度
人
比
6
率
件 費
平成 20 年度
人件費
比
5
人
平成 19 年度
助 金
注1.財務比率の評価は次のとおり
△
高い値が良い
▼ 低い値が良い
~ どちらともいえない
注2.全国短大法人(同規模)集計の( )の数値は参考資料からのデータが得られないた
め平成21年度の数値を仮表示している
※参考資料:「平成22年度版 今日の私学財政 」(日本私立学校振興 共済事業団)
▼
▼
△
▼
▼
~
△
△
貸
借
対
照
決
算
財
務
比
率
上段:沖縄女子
算
NO
比
貸
式
借 対 照 表 比 率
単位:%
短期大学
率
評価
(×100)
9
固定資産
固
構成比率
10
11
13
14
15
総
産
資 産
平成 19 年度
平成 20 年度
平成 21 年度
平成 22 年度
沖縄女子短期大学
59.8
56.6
62.8
57.8
全国短大法人
84.2
84.2
89.0
(89.2)
固
定
固
定 資
産
沖縄女子短期大学
753.3
449.4
353.2
255.9
比
率
自
己 資
産
全国短大法人
97.8
97.8
99.9
(98.8)
固
定 資
産
沖縄女子短期大学
106.3
99.5
100.7
92.7
全国短大法人
89.9
89.9
93.7
(93.4)
固定長期
適合率
12
定 資
下段:全国短大法人
自己資金+固定負債
流
動
流
動 資
産
沖縄女子短期大学
91.9
100.7
98.8
112.1
比
率
流
動 負
債
全国短大法人
249.9
249.9
218.9
(240.5)
総負債
総
負
債
沖縄女子短期大学
92.1
87.4
82.1
77.4
比
率
総
資
産
全国短大法人
13.9
13.9
10.9
(9.7)
前受金
現
金 預
金
沖縄女子短期大学
134.7
144.3
167.4
173.2
保有率
前
受
金
全国短大法人
412.3
412.3
276.7
(298.7)
基本金
基
本
金
沖縄女子短期大学
97.8
98.4
95.8
96.8
比
基本金要組入額
全国短大法人
96.2
96.2
99.0
(99.2)
率
注1.財務比率の評価は次のとおり
△
高い値が良い
▼ 低い値が良い
~ どちらともいえない
注2.全国短大法人(同規模)集計の( )数値は参考資料からのデータが得られないため
平成21年度の数値を仮表示している
※参考資料:「平成22年度版 今日の私学財政 」(日本私立学校振興 共済事業団)
▼
▼
▼
△
▼
△
△
消費収支の推移
単位:千円
800,000
685,185
679,484
600,000
400,000
681,113
653,538
670,568
629,351
552,543
539,945
508,791
556,565
537,312
495,405
200,000
帰属収入計
消費収入計
0
27,575
41,217
31,154
41,907
消費支出計
-200,000
当年度消費収支超過額
-400,000
翌年度繰越消費収支額
-600,000
-800,000
-1,000,000
-847,616
-980,236
-920,675
-889,522
-1,200,000
平成19年度 平成20年度 平成21年度 平成22年度
単位:%
主な消費収支決算財務比率の推移
120
100
95.9
80
76.5
93.8
70.4
72.9
60
70.4
94.2
72.0
92.2
69.4
人件費比率
教育研究経費比率
消費収支比率
65.8
62.3
学生生徒納付金比率
補助金比率
40
20
15.8
15.8
19.3
4.0
0
9.9
7.4
平成19年度
平成20年度
平成21年度
19.3
14.1
平成22年度
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