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藤川 顕氏 講演資料 - 国際民商事法センター
2014年3月6日 東京コンサルティンググループ 株式会社 東京コンサルティングファーム シニアコンサルタント 藤川 顕 1 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved ◆ 2 デモが与えた影響 ◆ Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 資料確認 ◆ タイの基礎知識と投資環境 <<補足資料~進出に先駆けて~>> ・進出形態及び投資規制 ・進出スキーム ・会社設立手順 3 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 目次 4 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 目次 5 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの基礎知識 ~国土 • 51万3,115 ㎢(日本の約1.4倍) • カンボジア、ラオス、 ミャンマー、マレーシアと隣接 • 首都:バンコク (バンコクの人口は687万人) 6 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの基礎知識 ~気候 【日本とタイの気温比較】 (℃) 40 35 30 25 タイの平均最高気温 20 タイの平均最低気温 日本の平均最高気温 15 日本の平均最低気温 10 5 0 1 7 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 (月) Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの基礎知識 ~気候 【東京とバンコクの降水量比較】 (mm) 400 350 300 250 東京の月間降水量 200 バンコクの月間降水量 150 100 50 0 1 8 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 (月) Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの基礎知識 ~通貨 • 通貨はバーツ(Baht、略称:THB) 1バーツ→約3.17円(2014年1月9日現在) 【リーマン・ショック以降の円バーツレートの推移】 円バーツレート 出所:OANDA 9 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの基礎知識 ~歴史 7~8世紀 先住民の中でモーン族のドヴァラヴァディー人 がチャオプラヤ川流域に王国を形成 11~12世紀 タイ族によって形成された小国家がクメール王朝の支 配下におかれる スコータイ王朝 1240年頃~1438年 タイ族初の統一国家が成立、タイ文字の制定、 上座部仏教が国教となる 1351年 アユタヤに都を移し、スコータイ王朝を滅ぼす 王朝 1351年~1767年 1767年 ビルマに敗北 トンブリー王朝 1767年~1782年 1767年 アユタヤを奪還し、トンブリーを新たに王都へ 1939年 呼び方をサイアム(シャム)国からタイ国に改める チャックリー王朝 1782年~現在 10 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの基礎知識 ~政治情勢~ ◆ 最近の政治情勢 11 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの基礎知識 ~経済情勢~ ◆ 最近の経済情勢 12 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの基礎知識 ~その他 時差 年号(仏歴) 日本との時差は△2時間 仏暦2543年=西暦2000年=平成12年 ( 西暦に 543 年を加えると仏暦になります ) 宗教 国民の約93%は仏教を信仰している(上座部仏教) (イスラム教 5.2%、キリスト教0.7%、その他 0.2% 言語 公用語:タイ語 (観光地のホテルやレストランでは、英語も通じます) 教育 小・中・高・大で、6・3・3・4制 義務教育制度も導入されている (教育制度は日本と同様) 立憲君主制( 1932年以降 ) 政治 元首 プーミポン・アドゥンヤデート国王陛下 (King Bhumibol 在留邦人 13 Adulyadej( Rama IX) 49,983人(外務省/2012年速報版) Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 目次 14 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの投資環境 ~経済動向 ・世界金融危機や大洪水などの困難な状況に直面しつつも、 20世紀後半から21世紀にかけて経済成長を遂げた (兆バーツ) 14 【名目GDPと実質GDP成長率】 (%) 10 12 8 10 6 8 4 6 2 4 0 2 -2 0 -4 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 (年) 15 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 名目GDP 実質GDP成長率 タイの投資環境 ~財政状況 ・財政状況は比較的安定しているといえる 【財政収支の推移】 3 (兆バーツ) 2.5 2 1.5 歳入 歳出 財政収支 1 0.5 0 -0.5 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 (年) 16 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの投資環境 ~貿易 ・ASEANの各国とタイが進めてきた貿易自由化は、産業競争力 向上に大きな効果をもたらした (億USドル) 【貿易収支の推移】 2500 2000 1500 輸出額 1000 輸入額 500 貿易収支 0 -500 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 17 (年) Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの投資環境 ~労働コスト 【法定最低賃金(月額)】 (USドル) 3000 2,610 2500 2000 1,733 1,550 1,555 1,272 1500 640 199 203 206 166 158 162 237 158 名古屋 横浜 千葉 オークラン ド シドニ ー ダッ カ コロンボ カラチ チェ ン ナイ バン ガロ ール アーメダバード ムン バイ ニ ュ ーデリー ビエ ン チャ ン プノン ペ ン ダナン ホーチミン ハ ノイ セブ マニラ 台北 香港 武漢 深圳 青島 瀋陽 大連 広州 上海 北京 ソ ウル 0 バタム島 136 167 153 153 139 95 95 85 55 78 98 103 50 84 105 78 60 40 ジャ カルタ 500 578 621 バン コ ク 1000 出所:JETRO「第22回アジア主要都市・地域の投資関連コスト比較」 【2012年4月より】 ■バンコクと首都圏6県(バンコク、プーケット、ナコンパトム、サムットプラカン、サ ムットサコン、パトゥムタニ、ノンタブリ) →300バーツ/日 ■その他の地域 →40%UP(2013年1月~ 300バーツ) 18 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイの投資環境 ~企業の収益性 【2012年 製造業企業・収益性アンケート】 (%) 40 35 30 25 20 15 10 5 0 タイ 中国 インドネシア フィリピン シンガポール 出所:国際協力銀行「2012年わが国製造業企業の海外事業展開に関する調査報告」 19 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 目次 20 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資メリット ~4大メリット 1. 質の高い労働力 • タイ投資の有望理由「安価で質の高い労働力」 • 高学歴化による労働力の質的向上 2. 大きな国内マーケットと成長への期待 • 現地マーケットの今後の可能性 • アジア地域で最も高い収益性 3. 充実したインフラ • インフラ環境の整備 4. アジアの製造拠点 21 • アセアンの中心であり、グローバル市場への輸出向け製造拠点 • 高度な産業集積が発達しているため、原材料、部品調達が容易 • 豊富な外資優遇政策や、FTAの締結促進(インドとも先行FTA) Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資のメリット ~グローバル拠点として 【輸出拠点として最適な立地】 中国:13億人 日本:1.2億人 インド:11億人 ASEAN:5.5億人 オセアニア:0.2億人 22 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資メリット ~今後の課題 投資の主な課題 ・労働コストの上昇 ・他社との厳しい競争 ・管理職クラスの人材確保が困難 ・技術系人材の確保が困難 ・治安及び社会情勢が不安 23 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved ご清聴ありがとうございました 24 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 25 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 進出形態の特徴 【進出形態の特徴】 設立形態 特徴 現地法人 ・他の形態と比較して最も自由な活動が可能 ・サービス業の場合は、外国人事業法の規制対象となる ・製造業の場合は、原則100% 支店 ・本店と同様の事業を行うことが可能(営利活動可能) ・本社が完全コントロール可能 ・銀行等の一部の業種のみに利用される形態 ・情報収集や本社の代理として行う広報など非営利活動のみ可能 駐在員事務所 ・本社が完全コントロール可能 ・設立の審査が厳しいため、他国に比べると利用頻度は低い 26 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資規制 ~外国人事業法による規制~ 【外国人事業法による投資規制】 外国人事業法 = 外国人 の事業を規制 規制対象は「外国人」 ⇒ 外国資本額が総資本の50%以上の企業 【外国資本50%未満の場合】 【外国資本50%以上の場合】 つまり、タイ51%、日本49%の合弁企業は「タイ法人」となる 27 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資規制 ~外国人事業法による規制~ 【禁止業種 (第1種)】 「特別な理由で外国人に禁止された事業として保護されているもの」 ⇒原則として外国人が事業を行うことが禁止 【規制業種 (第2種/第3種)】 ■第2種 「国の安全または保安に関する事業または、タイの伝統文化、工芸、自然遺産、 環境に影響を及ぼす事業」 ⇒商務大臣認可による外国人事業許可が必要 ■第3種 「外国人との競争力がまだついていない事業」 ⇒外国人事業許可審議委員会認可による外国人事業許可が必要 28 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資規制 ~外国人事業法による規制~ 【業種規制】③ 「第3種:規制業種」 ■外国人との競争力がまだついていない事業 1. 2. 3. 4. 5. 6. 7. 8. 9. 10. 11. 12. 精米、米および穀物からの製粉 養魚、植林 合板、ベニヤ板、チップボード等の製造 石灰の製造 会計事務所 法律事務所 建築事務所 技術事務所 建設(最低資本金が5億バーツ以上など) 仲介業(最低資本金1億バーツ) 競売業 地場農産物の国内取引 29 13.最低資本金額が1億バーツ未満、1店舗 当たりの最低資本金額が2千万バーツ未 満の小売業 14.1店舗当たりの最低資本金額が1億バー ツ未満の卸売業 15.公告業 16.ホテル業、ホテルに対するサービスを 除く 17.観光業 18.飲食店 19.種苗、育種業 20.その他のサービス業、省令で定める業 種を除く Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資規制 ~外国人事業法による規制~ 【最低資本金に関する規制】 外国法人 規制業種 規制業種以外 外国人事業法による 最低資本金 300万バーツ 200万バーツ 労働省規定による資本金 (外国人1 名につき) タイ法人 なし 200万バーツ →BOIの奨励を受ける法人に関しては別途 最低資本金の要件が加わ り、土地代、運転資金を除き100万バーツが必要 30 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資規制 ~その他の規制①~ 【土地所有に関する規制】 土地法(1954年) →外国人・外国法人(外国人が資本金の4 9%超を有する場合または外国人株 主が半 数を超える場合)が、土地を所有することを原則として禁止 土地法(1999年改正) →外国人が4,000万バーツ以上を外国から投資した場合、1ライ(1,600㎡=約485 坪)以下ならば住居用の土地を所有できる 【工場法による規制】 工場法(1969年) →50馬力以上の動力源を使用する工場が対象 →操業前に許可証(有効期間5年)を取得する必要がある →拡張をする場合も許可申請が必要 31 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資規制 ~その他の規制②~ 【外国人の就業規制】 外国人就労法(1978年) →39業種において外国人の就労を禁止 →外国人の就労には、労働許可証(ワークパーミット)が必要 【現地人の雇用義務】 原則 →タイで現地法人を設立し、外国人が労働許可証を取得するためには、外国人1名に 対し、タイ人4名を雇用することが義務 小規模で運営する会社の場合 →秘書、メイド、運転手、メッセンジャーボーイなどを正社員として雇用することで 当該規制を回避 【外国為替管理法等による規制】 外国からタイへの送金 →バーツの制限なし。外貨5,000ドル以上の場合、タイ中央銀行に報告する必要あり タイから外国への送金 →バーツの制限なし。外貨50,000ドル以上の場合、タイ中央銀行に報告する必要あり 32 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 33 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資インセンティブ ~BOI 【優遇措置対象業種】 優遇措置を 受ける要件 7類129業種 1類: 2類: 3類: 4類: 5類: 6類: 7類: 農業および農産品からの製造業 鉱山、セラミックス、基本金属 軽工業品 金属製品、機械、運輸機器 電子・電気機器産業 科学工業、紙およびプラスチック サービス、公共事業 【優遇措置対象ゾーン】 「第1ゾーン」 ⇒バンコク首都圏6県 「第2ゾーン」 ⇒首都圏周辺11県及びプーケット 「第3ゾーン」 ⇒その他58県 34 奨励業種に該当すること 付加価値20%以上であること 初期投資額が100万バーツ以上 負債と自己資本比率が3対1以下であること 近代的な生産プロセスおよび新品機械が使 用されること 環境保護システムを設置すること 1,000万バーツ以上の投資の場合、操業開 始後2年以内に、ISO9000の認可が必要 8,000万バーツ以上の投資の場合、F/S(可 能性調査報告書)を提出すること など Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資インセンティブ ~新BOI 新たな投資奨励策 【新BOI】 2013年12月発表予定(2015年1月施行) →ゾーン別の恩典を廃止、奨励業種の絞り込み →特定業種・産業への恩典を厚くする 従来と変わらない業種(7種類) ・農業・農産物加工業 ・軽工業 品・輸送機器 ・電子・電気機器 益事業 ・鉱業・セラミック・基本金属 ・化学工業・紙・プラスチック ・金属・機械製 ・サービス・公 新たに追加された業種(10種類) ・基礎インフラ及び物流 ・基礎産業 ・医療・科学機器産業 ・代替エネルギー、 環境サービス産業 ・支援サービス産業 ・高度科学技術産業 ・食品・農産物加工 産業 ・ホスピタリティ・ウェルネス産業 ・自動車・輸送機器産業 ・電子・電気 機器産業 除外された業種(4種類) ・低付加価値・ローテク産業 ・環境問題を生じるか、エネルギー多消費産業 ・政府の管理下にある産業 ・BOI奨励が他の法令や規制と矛盾する産業 35 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資インセンティブ ~IEATによる奨励① 【タイ国工業団地公社(IEAT)】 工業団地内への投資に限 り、奨励政策を実施 →一 般工業区(GIZ)とフリーゾーン(FZ) の2種類 【恩典等の相違点】 一般工業区(GIZ) フリーゾーン(FZ) ・外資による土地の取得など 一般的な恩典を付与 ・サービス業の参入を許可 ・一般的な恩典に加えて税制面の恩典 を付与 ・サービス業の参入は原則禁止 【奨励を受けるための要件】 一般工業区(GIZ) 追加的要件はなし フリーゾーン(FZ) ・ ・ ・ ・ 土地の占有権、所有権を有していること 設立者の承諾を受けていること タイに利益をもたらす工業、商業活動 税法に基づく重大な過失がないこと 共通の要件 ・ タイ国内における産業、工業、技術等の発展に貢献すること ・ 工業団地内の環境に悪影響を及ぼさないこと 36 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資インセンティブ ~IEATによる奨励② 【IEATによる優遇措置の内容】 一般工業区(GIZ) フリーゾーン(FZ) ・ 外国人出資比率51% 以上の企業の土地の占有権、所有権の保有 共通の恩典 ・ 技術者、配偶者、扶養者の入国 ・ 外国への送金可能 ・ 輸入関税の免除 ・ 輸出関税の免除 ・ 付加価値税の免除 個別の恩典 ・ サービス業運営の許可 ・ 物品税の免除 ・ 印紙税の免除 ・ 標準管理や品質保証捺印の免除 37 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 投資インセンティブ ~IEATによる奨励③ 【フリーゾーンにおける恩典の詳細】 輸入関税の免除 ・ 産業、商業、関税局長に承認されたその他事業の使用に必要とされる 機械、設備、部品 ・ 国民経済に利益をもたらす産業、商業、その他事業に使用される物品 ・ 生産または販売を目的として他の フリーゾーンから仕入れた物品 輸出関税の免除 ・ 生産または販売を目的として他の フリーゾーンから仕入れた物品を 輸出する場合 付加価値税の免除 ・ 上記輸入、輸出関税の免除が認められる対象すべて 付加価値税率0% 適用 ・ フリーゾーン内で生産され、フリーゾーン内の事業者間で販売される 物品 物品税(Excise Tax) ・ 上記輸入、輸出関税の免除が認められる対象すべて の免除 酒・タバコ・トランプ ・ フリーゾーンに搬入し、製造のためのものに限られる 印紙税の免除 標準管理や品質保証捺 ・ 輸出を目的とし、製造、加工、組み立て、包装のためにフリーゾーン 印の免除 に搬入する国内産の原材料及び輸入品に対するもの 38 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 製造業の進出スキーム 【製造業の進出スキーム】 ■BOIの優遇制度を利用する方法 ※BOI=タイ投資委員会 ■IEATが管理する工業団地に入居する方法 ※IEAT=タイ工業団地公社 ■上記を利用しない方法 39 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 製造業の進出スキーム ①BOI の優遇措 ②IEAT が管理する 工 置を利用する場合 業団地に進出する場合 出資比率 外資100% 可 土地購入の 可能 (指定地域外OK) 可否 外国人就労 許可取得の 簡素化 ③BOI・ IEAT のいず れの認可も受けない場合 原則外資100% 可 原則外資100% 可 ( 外国人事業法規制対象の場合 ( 外国人事業法規制対象の場合は、 50% 未満) は、50% 未満) 可能 (指定地域内のみOK) 〇 外資49% 超の場合 には、原則として不可 〇 × 法人所得税 最大8 年間免税 減免なし 機械設備に 係る輸入関 減免あり 税 減免なし(輸出加工区に進出す 減免なし る場合は輸入関税は免除) 輸出用製品 輸出用製品の原材料 の原材料の に係る輸入関税 輸入関税 減免なし(輸出加工区に進出す る場合は輸出用製 品の原材料であるかどうかにか かわらず免除) 40 減免なし 減免なし(輸入時に輸入関税 に対する保証金又は銀行保証を税関 に差入れ、輸出後に輸出証明により 保証金等を還付) Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved サービス業の進出スキーム 【サービス業の進出スキーム】 ■外国人事業法の規制 ■外資100%で進出するスキーム ・外国人事業許可を取得する方法 ・BOIの奨励を利用する方法 →IPOを利用する方法 →TISOを利用する方法 ■駐在員事務所での進出方法 ※IPO = 国際調達事務所 ※TISO = 貿易・投資支援事務所 41 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 販売業の進出スキーム ①資本金1 億 ②外国人事業許 ③BOI の認可 ④50% 未満の出 を取得して外資 バーツ以上の外 可を取得して外 資によるタイ企 資100% 会社 資100% 会社を 100% 会社を設立 業との合弁会社 を設立する方法 設立する方法 する方法 を設立する方法 出資比率 外資100%可 外資100%可 外資100%可 外資49% まで なし(外国人就労1名 当たり200 万バーツ必 要) ・会社設立(合弁契約書 作成など) 資本金 1億バーツ以上 300万バーツ以上 IPO の場合、1,000 万 バーツ以上 手続 会社設立 ・会社設立 ・外国人事業許可取得 ・会社設立 ・BOI 認可取得 メリット デメリッ ト 42 ・100% 出資による完全 ・100% 出資によ コントロールが可能 る完全コントロー ・①と比較して少額の資 ルが可能 本 ・多額の資本金が必 要 ・他の事業を行う場合に ・他の事業を行う場 は、 外国人事業法の規 合には、外国人事 制を受ける 業法の規制を受け る ・100% 出資による完 ・①と比較して少額の資 本 全コントロールが可能 ・①と比較して少額の資 ・ 外国人事業法の規制 本 対象外 ・ 他の事業を行う場合 には、 外国人事業法 ・ マイノリティ出資の の規制を受ける ため経営のコントロ ・ BOI の優遇を受ける ールが困難 ための手続と管理が 必要 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved サービス業(販売以外)の進出スキーム ①外国人事業許可を 取得して外資100% 会社を設立する方法 出資比率 ②BOI の認可を受 けて100% 会社を設 立する方法 ③タイ企業との合弁 企業を設立する方法 外資100% 可 外資100% 可 外資49% 以下 資本金 300万バーツ以上 事業によるTISO の場合資本金 ではないが、毎年の事業経費 なし 1,000 万バーツ以上 手続 ・会社設立 ・外国人事業許可の取得 ・会社設立 ・BOI 認可取得 メリット ・100% 出資による完全コ ・100% 出資による完全コン ・外国人事業法の規制対象外 ントロールが可能 トロールが可能 ・会社設立 ・他の事業を行う場合には、外 ・他の事業を行う場合には、 国人事業法の規制を受ける ・マイノリティ出資のため経営 デメリット 外国人事業法の規制を受 ・BOI の優遇を受けるための のコントロールが困難 ける 手続と管理が必要 43 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイへの事業展開 ~ 駐在員事務所 投資形態 特 徴 【内容】 品質管理 代理店との調整業務 本社に対する情報提供 市場調査 締結済契約の履行を推進 駐在員事務所 【規制】 外国人事業許可の取得 設立に時間がかかる(約6ヶ月) 商取引が出来ない 【メリット】 100%本社のコントロールで進出可能 外国人1人に対し、現地人1名の採用で良い 44 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイへの事業展開 ~ 駐在員事務所 タイ 日本 駐在員事務所 ア ク セ ス 情 報 既存取引先 45 情報 費用負担 本社 ①現地での取引先が数社に限られている 場合 ⇒取引が停止した場合に法人の維持が難しい ②代理店販売をする場合 ⇒代理店に任せっぱなしでは、ノウハウが蓄 積しない Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 46 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~ スケジュール~ 【非公開株式会社の設立手続】 商号の予約・登録・承認 基本定款の作成・登録 株式の引受 設立株主総会の開催 資本金の払込 会社の設立登記 会社設立完了/営業開始 47 ☆ポイント☆ 商務省 登録資本金の最低25%の 支払い完了後に登記申請受領 銀行 会社の登記完了後でなければ、 銀行口座開設できない。 登記前に仮口座を設けて 資本金を送り、その後登記。 一旦資本金受取の書類を提出し、 登記完了後に、口座開設⇒資本金送金 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 現地法人の設立スケジュール 作業内容 No 添付書類/備考 1 必要書類準備 2 各種申請書類作成 商号の予約・登録・承認 3 会社印(カンパニーシール)を 作成 4 基本定款、付属定款の作成 5 基本定款の登録 7 創立総会の開催 (議事録作成のみで代替可) 8 会社の設立登記 9 会社設立完了 必要書類の回収 基本定款、設立登記申請、創立総会議事録、株主一覧等の 作成 ・使用許可から30日間有効 ・会社名を記載する ・商号予約から30日以内に行う ・株主引受人の名簿(氏名、住所、引受株式数)を提出 ・事業開発局*(DBD)に会社の登記申請を行う ・創立総会後3カ月以内に行う 10 社会保険登録 11 VAT登録 12 銀行口座開設 13 資本金の振込 48 2ヶ月目 3ヶ月目 1 2 3 4 1 2 3 4 1 2 3 4 w w w w w w w w w w w w ・商号予約から30日以内に行う ・株主総会、取締役会の構成・権限等の規定を記載 (定款に変更がある場合、総会決議後14日以内に行う 付属定款の登録 6 株式の引受 1ヶ月目 VAT登録後に銀行口座開設 ・登記完了前に口座開設を銀行が了承した場合は、 登記前でも振込可能です。 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 駐在員事務所の設立スケジュール 作業内容 No. A.外国人事業許可の申請準備 1 会社登記簿謄本の確認 2 会社定款の確認 3 株主リストの確認 4 過去3年間の財務諸表の確認 5 駐在責任者の給与・福利厚生等の内示の確認(英語版) 6 上記(1)~(5)のタイ大使館による認証 7 上記(1)~(5)のタイ語翻訳 8 宣誓書作成 9 駐在員事務所の賃貸契約書コピー・住所・地図送付 10 会社概要・沿革の翻訳(英語) 11 タイビジネスの請求書・送金明細書送付 12 タイ国内の顧客リスト送付 13 タイ国内の代理店リスト送付 14 タイでの事業計画書の作成(英語) 15 駐在責任者パスポートのコピー送付 16 駐在員の履歴書・学歴証明書(英語) 17 技術移転の計画書作成(英語) 18 設立後3年間の支出予算計画書の作成(英語) 19 駐在員事務所設立委任状の送付 20 上記(7)~(17)のタイ語翻訳(必要な場合のみ) 21 申請書作成 B.外国人事業許可の申請 1 商務省へ上記(1)~(21)で作成した書類と申請書提出 外国人事業委員会担当官による査収後、 2 質問事項をつけて TCFに返送 3 申請書類を外国人事業委員会へ再提出 4 ( )が受理されたら、申請料支払。 3 5 外国人事業許可審議委員会による検討期間 6 商務省による承認後、開設許可書(Letter of Permit)交付 7 商業登記局へ登記費用の支払。 8 商業登記局より登記証明書の発行/送付 C.登記完了後の作業 1 TAX番号登録手続き 2 社会保険新規申請 3 駐在員労働許可証取得申請 49 Ⓒ 2014 Tokyo 4 駐在員就労ビザ延長手続き 1st Month 2nd Month 3rd Month 4th Month 5th Month 所要期間 1W 2W 3W 4W 5W 6W 7W 8W 9W 10W 11W 12W 13W 14W 15W 16W 17W 18W 19W 20W 約2週間 約2週間 約2週間 約2週間 約2週間 約1週間 約1週間 約3週間 約3週間 約3週間 約3週間 約3週間 約3週間 約3週間 約3週間 約3週間 約3週間 約3週間 約3週間 約1週間 約1週間 約1週間 約1週間 約1週間 約1週間 約8週間 約1週間 約1週間 約2週間 約1週間 約1週間 約1週間 Consulting 約1週間 Firm Private., Ltd. All rights reserved タイへの事業展開 ~ 現地法人設立の必要書類 【必要書類】 № 必要情報・書類 (代行業者への依頼時) 備考 会社名/ 会社住所/ 登録資本金額 /発起人情報 / 株主情報 /取締役情報 /事業目的 /決算期 タイ法人発起人・株主・取締役の ・株主が外国人の場合はパスポートのコピー 2 パスポート(身分証明書)コピー ・株主がタイ人の場合はIDカードと住民票のコピー 1 設立時選定事項※ 株主が会社の場合、その登記簿謄 ・発行から3カ月以内のものをご用意ください ・法人からの出資が20%以上の株主になる場合のみ 3 本(英訳版) 必要 タイ法人登記場所の地図、物件の 4 謄本、オーナーの連絡先及びID コピー 銀行からの証明書(タイ語) ・設立時の外国人株主が40%以上の場合 or 5 ・設立時の取締役が外国人のみの場合 ※タイ側出資者のみ ※設立時選定事項 ①会社名候補 ②登記住所 ③発起人→個人の必要 ④株主、取締役、会計監査人 ⑤資本金額 50 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~ 準備事項~ 【①商号の選定】 ・商号は最低でも3候補用意 ・使用禁止語句 ①王室関連の名称(王室の許可を得た場合を除く) ②政府機関の名称(主務大臣の許可を得た場合を除く) ③国名 ※名称の一部として使用する場合、名称末尾の括弧内に明記するのはOK (例)TCF (Thailand) Co., Ltd. ④その他種々誤解させる可能性のある名称 (例)政府機関、国際機関、金融機関、登記済名称等 【②登記住所の決定】 ・設立申請の際、オーナーの身分証明書等が必要になる 51 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~資本金額の設定~ 【③資本金の設定】 外国人事業法 と 外国人労働許可 の規制 ■外国人事業法による最低資本金 タイ企業 :規制なし 外国企業(規制業種以外) :200万バーツ 外国企業(規制業種) :300万バーツ ■外国人労働許可規制による最低資本金 外国人1名あたり :200万バーツ ※2名の場合 ⇒ 400万バーツ 52 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~機関設計~ 【④機関設計の決定】 株主(総会) 取締役(会) 非公開・・・3名以上 公開・・・15名以上 非公開・・・1名以上 公開・・・5名以上 会社 53 会計監査人 監査役(会) 非公開・・・必置 公開・・・必置 非公開・・・設置義務なし 公開・・・3名以上 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~機関設計~ 【 ④機関設計の決定:取締役】 非公開 公開 人数 1名以上 5名以上 国籍 明文規定なし 同左 居住地 明文規定なし 半数以上が国内居住者 選任 株主総会普通決議 同左 解任 株主総会特別決議 同左 任期 最長3年 同左 報酬 株主総会で決定 同左 取締役会の開催時期 明文規定なし 3ヶ月に1度以上 代表権について •代表権のある取締役(Authorized Director) •代表権のない取締役(Non-Authorized Director) 54 の2種類 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~その他留意事項~ 【労働法による従業員雇用規定】 外国人労働許可1名につき ⇒ タイ人4名の雇用義務 外国人 1名 タイ人 4名 バンコク近郊 ⇒タイ人の名義貸しを規制する動き 社会保険、雇用契約、デスクの数 などを抜打ち調査 55 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~現地での手続~ 【商号の予約】 ・3つ以上候補を用意 ・事業開発局(DBD)へ申請 ・許可取得後、30日間有効 【基本定款の登録】 ・最低2通作成、発起人全員の署名 及び 2人以上証人の署名 ・作成した基本定款1通を事業開発局(DBD)に登録 ・基本定款の登録後、商号が確定 56 会社印作成! Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~現地での手続~ 【株式の引受】 ・創立総会の前に全株式を割当 ・各発起人は最低1株引受け義務 ・株主は3名以上 【創立総会の開催】 ・総会開催の7日前まで、創立総会案内を株主引受人へ送付 ・議事録の写し一部を事業開発局へ届出義務 ・株主引受人の名簿を創立総会で提出 57 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~現地での手続~ 【創立総会の決議事項】(民商法典1108条) ・付属定款の採択(株主総会・取締役会などの会社の規定) ・会社設立期間中の発起人の締結した契約および支出した費用の承認 ・発起人に対して支払が行なわれる場合、その額の決定 ・株式引受人の名簿の確認 ・優先株を発行する場合、その数・性質・範囲 ・現物出資の対価として発行する普通株数と優先株数の決定 ・最初の取締役・監査役の選任 タイ人株主 1株 選挙制度・・・ 投票制度・・・ 58 親会社 1株 2 2 > < ※創立総会開催後、 発起人は事業を取 締役に引継ぐ 98株 1 98 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved 会社設立の手続 ~現地での手続~ 【株式の払込】 ・額面より低い価格で発行不可 ・登記前に登録資本金の最低25%は払込む必要あり 【会社の設立登記】 ・創立総会後、3カ月以内に申請 【会社設立完了/営業開始】 ・「会社登記証」が交付される ・登記後、TaxID番号、VAT、社会保険等の登録が必要 59 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイ進出にかかる投資 大項目 中項目 ~初期投資 小項目 コンサルフィー(FS) レポート コ ン サ ル フ ィ ー 設立代行 (設立代行) 設立サポート 登記費用(商務省) 銀行口座開設支援 設立関連費用 VAT登録料 コ ン サ ル フ ィ ー 社会保険登録 (設立後業務) ワークパーミット ビザ延長費用 駐在員納税者ID登録 <小計> <設立関連費用 合計> PC プリンター サーモカメラ 大・小で2台 デジカメ 3台 5台以上 事務所(什器・備品) 電話機 携帯電話 5台以上 <小計> その他の什器・備品 製本機、文房具等 <小計> <事務所(什器・備品)合計> 事務所 (内装工事) 事務所 (敷金) 60 事務所内装工事 <小計> <事務所内装工事費用 合計> 事務所敷金 <小計> <事務所(敷金)合計> <総合計> 金額(THB) 備考 120,000 70,000 別途、申請・印紙等実費 120,000 11,000 資本金:200万THBの場合 15,000 15,000 12,000 28,200 1名分 30,000 1名分 8,500 1名分 THB 429,700 ※VAT7%別 THB 429,700 200,000 5台(@THB40,000)セットアップ込 8,000 415,000 大S$12,000 小S$4,800 12,000 THB4,000(約1万円)/1台 10,000 5台(@THB2,000) 50,000 5台(@THB10,000) THB 695,000 50,000 THB 50,000 THB 745,000 1,450,000 THB 1,450,000 145㎡を想定(THB10,000/㎡) ※家具・什器一式含 THB 1,450,000 275,000 賃料の3か月分 THB 275,000 THB 275,000 THB 2,899,700 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイ進出にかかる投資 大項目 中項目 日本人駐在員(1名) 小項目 現地給与 住居費 家庭用車 税金会社負担分 <小計> 人件費 ナショナルスタッフ (4名) 賃借料 業務委託費 61 エンジニア担当2名 (英語または日本語可) 経理兼翻訳担当1名 (日本語可) ドライバー 社会保険料 <小計> <人件費合計> 事務所賃貸料 145㎡を想定 <小計> <賃借料合計> 監査 経理 ~ランニングコスト① 金額(THB) 2,200,000 1,200,000 THB100,000/月 0 1,290,000 THB 4,690,000 備考 THB2,200,000を手取保障額として設定。 住居費も課税対象としてグロスアップ計算に含 THB50,000/月×(12+3) ※賞与3か月を想定 THB30,000/月×(12+3) 450,000 ※賞与3か月を想定 THB10,000/月×(12+3) 150,000 ※賞与3か月を想定 36,000 THB750/月 1,500,000 THB 2,136,000 THB 6,826,000 1,096,200 THB630/㎡/月 THB 1,096,200 THB 1,096,200 150,000 THB50,000/月 (会計税務顧問・月次記帳業務・給与計算業務含む) 145,000 半期:THB45,000 年次:THB100,000 600,000 税務申告 <小計> <業務委託費合計> THB 895,000 THB 895,000 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved タイ進出にかかる投資 大項目 中項目 小項目 社用車リース Honda Accord ガソリン代 高速代 <小計> 旅費交通費 (近距離) 国内(チェンマイ等) (出張旅費) 海外(ベトナム他) その他(日本、東南ア) 宿泊費 <小計> <旅費交通費合計> 固定電話 国際電話 携帯電話 通信・光熱費 インターネット 電気 水道 <小計> <通信・光熱費合計> 研究費 交際費 その他 複合機リース <小計> <その他合計> 事務所(什器・備品) 資産 事務所(内装工事) 減価償却費 <小計> <減価償却費合計> <総合計> 62 ~ランニングコスト② 金額(THB) 備考 420,000 THB35,000/月 120,000 3,000km/月 (150km x 20日)を想定 36,000 THB150/日x20日を想定 THB 576,000 100,000 (参考)チェンマイ往復:約THB8,000 200,000 (参考)ホーチミン往復:約THB12,500 200,000 (参考)日本往復:約THB30,000 300,000 THB6,000/泊 x 50泊を想定 THB 800,000 THB 1,376,000 48,000 基本料THB100/月, THB3/分 96,000 日本向けTHB7/分 240,000 基本料THB1,000/月/1台, THB1.5/分 x 5名分 22,800 定額制THB1,900/月 120,000 基本料THB38/月 24,000 基本料THB45/月 THB 550,800 THB 550,800 0 30,000 10,000,000 x 0.3% 78,000 THB200,000を3年リース THB 108,000 THB 108,000 149,000 290,000 THB 439,000 THB 439,000 THB 11,291,000 Ⓒ 2014 Tokyo Consulting Firm Private., Ltd. All rights reserved