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P24-25 人権のひろば/菊陽人リサーチ/きくよう文芸

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P24-25 人権のひろば/菊陽人リサーチ/きくよう文芸
(7歳・津久礼ヶ丘)
趣味
紙粘土で動物を作ること
将来の夢
お姫様
自慢できること
鉄棒ができること
今一番やりたいこと
砂場で滑り台を作りたい
(7歳・大堀木)
趣味
鉄棒、縄跳び
将来の夢
お金持ちになりたい
自慢できること
ピアノができること
今一番やりたいこと
友達とたくさん遊びたい
夜回りの声遠ざかる春の宵
啓蟄や小虫に悲鳴孫娘
井
子 文
田中
郁子
坂本百合子
春愁や冷気に縋るバスの酔ひ
大望も不安も抱き卒業子
句心のふつと湧きたる梅咲けば
土筆ん坊整列してゐる散歩道
舗装され消えてしまひし花すみれ
曽我トモ子
曽我
育代
日髙
妙子
宮川ユキエ
井上久美子
菊陽句会報
墓参かな未黒野の阿蘇仰ぎては
原野レイ子
祥子
ひともじのぐるぐるせよと勢ひ生ふ 紫藤
ひひな にら
寒暖の差の厳しかりこの冬を越してオクラの黄色き花咲く
正月に庭に植え居し葉牡丹を二羽の小鳥が日毎ついばむ
河北
幸一
梅田
國雄
今村
貞子
しゅんしゅう
つくし
来し方をたぐり寄せたる朧月
力
幸子
村上
朋子
す ぐろ の
義手の手に心の詩と春の詩
寺尾千代子
秘め事を隠すに薄き春ショール
野口
令史
主なき庭にも春の訪れて声も幼く鴬のなく
菊川あさみ
すが
木目込の雛睨むか達磨さん
髙橋
孝子
岩苔の彩鮮やかに春の庭
松橋
強
しなやかに雨に濡れつつ柳葉は風に吹かれて春に向はむ
佐藤せい子
きほ
雪柳小さき調べの生まれけり
堀川
妙子
故郷を捨てて金婚おでん酒
小中
栄
だるま
母見舞ふ一言悔ひて時雨かな
福田
貴子
草原の草木も春の衣更え
藤本
純子
鵯来れば茂みに目白は潜みけり去れば出で来て椿の蜜吸う
下田
久子
ち
春一番世界が変る時来るか
佐藤
健
孫迎へ冬日の中へ馳せて來し
佐藤
澄世
雨に濡れし花は一際輝きてうす日の差して庭の明るし
中村トシエ
いろ
春風や床屋を出たらついて来る
佐藤
節
それぞれの未来を見つめ卒業歌
メジロ二羽咲き乱れたる山茶花の花の中にて囀り交わす
山川
カヅ
ひよ
花々の香に満たされて温室に薄紫の花求めたり
松本
東亜
さ ざ ん か
頬を吹く風寒くして立つ露台遠き山並みに煙湧く見ゆ
短 歌 会
いち
名物は赤線太き市の飴
吉野
早苗
▲火おこし体験
保育園新築成りて春を待つ
けい ちつ
たなあと思いました。
ぼくは、今年、パークドームであった
学習会キャンプ
熊 本 県 人 権 子 ど も 集 会 に 参 加 し ま し た。
中部小の4年生の人と友だちになりま
まつなが
い ぶき
たくさんの人が参加しているのに、静か
した。このキャンプは、一生の思い出に
菊陽北小学校3年
松永
伊吹
な雰囲気でした。小学生から高校生まで、
なりました。来年もまた、みんなで行き
ここに集まっている人は、みんな差別の
ぼ く は、学 習 会 の み ん な と、学 習 会
たいです。
ことをしっかり考えていると思いました。
キャンプに行きました。キャンプ村に着
理由は、みんな集中して聞いていたから
くと、ワクワクしました。
◇
﹁太 陽 山 び こ 解 放 子 ど も 会﹂は、毎 年
です。小学生と高校生の発表の中に、名
まず、川遊びをしました。水が冷たく
キャンプに行っています。みんなで協
前のことが出てきました。名前を変なふ
て、氷みたいでした。魚をあみでつかま
力
し
、
で
き
る
こ
と
は
自
分
た
ち
で
や
り
な
うに変えて呼んだり、ニックネームをつ
えました。ひとすくいで二ひきとれまし
がら、なかまづくりをしています。差
けられたりといやな思いをしている人が
た。六、七ひきとれました。最後は川に
別
を
な
く
そ
う
と
行
動
し
て
い
る
菊
陽
中
部
いることを知りました。名前にはお家の
にがしてあげました。
小や菊陽中のなかまも一緒に参加して
人たちのいろいろな思いが込められてい
次に、夕ごはんのじゅんびです。まず、
く
れ
る
楽
し
い
キ
ャ
ン
プ
で
す
。
ま す。発 表 し て く れ た 小 学 生 が 言 っ た
火おこしをしました。火おこしの道具を
﹁名 前 を し っ か り 考 え て 決 め て く れ た 親
使ってやりました。力いっぱいおしまし
水俣学習で学んだこと
に 感 謝﹂と い う 言 葉 が 心 に 残 り ま し た。
た。うでがいたくなりました。ちょっと
やまもと
みきひろ
ぼくは自分の名前がもっと好きになりま
だけ赤くなったけど、もえませんでした。
菊
陽
中
部
小
学
校
5
年
山
元
幹
大
した。
みんなで交代でしました。だけど、とう
水俣学習や、県・町の人権集会に参加
とう、ぼくたちのはんはつきませんでし
水俣学習で心に残っていることは、差
して、自分が変わろうと思えばいつでも
た。とってもくやしかったです。
別に負けず、裁判までがんばった水俣病
変われるんだなぁと思いました。理由は、
一番楽しかったのは、夜のテントでし
患者さんたちや家族の勇気です。ぼくは、
ぼくは意見を
た。ぼくたちはねむったふりをして、ト
今まで、相手から追いつめられたらあき
言えるように
ランプをしました。かい中電灯をぶらさ
らめるしかないと思っていました。しか
な っ た の で、
げて、先生たちに見つからないようにや
し、水俣の人々は負けなくて、一生懸命
もう実行する
り ま し た。先 生 た ち が 見 に 来 た と き は、
にみんなに分かってもらおうとがんばり
しかないから
電気を消したので見つかりませんでした。
ました。だから、ぼくも、追いつめられ
です。差別の
電 気 を 消 し た ら、真 っ 暗 で と っ て も こ
ても、相手が悪いのだったらたたかおう
ない世界にし
わかったです。
と
思
い
ま
し
た
。
ていきたいと
こ わ か っ たか
ぼくたちは、水俣学習で学んだことを
思います。
ら、目をつぶっ
構成詩にまとめ、発表しました。発表会
ていたら、いつ
を通して、ぼくは絶対に差別をしてはい
の間にか、ねて
けないという意識が強くなりました。患
しまっていまし
者さんたちの思いをもう一度考えながら
◇水俣学習で差別と闘った人のことを学
た。ぜ っ た い ね
発表しました。しかし、口だけ言っても
び、自分も負けないという強い思いを
たくないと思っ
何も変わりません。だから、これからも
感じることができました。
て い た か ら、
差別をなくしていこうという思いをもっ
もったいなかっ
と強くしていきたいです。
手嶋 愛夢さん
北島 蒼彩さん
子
声
て しま あい む
きたじま あお い
24
MY HOME TOWN KIKUYO 2013.5
MY HOME TOWN KIKUYO 2013.5
25
※作者の学年は前年度の在籍学年となります。
◇印からの文章は先生のコメントです。
人権
作文シリーズ
【№49】
人権のひろば
の目、子どもの
ども
た
ゆ
問い合わせ
人権教育・啓発課
☎232-2113
「菊陽人りさーち」に掲載
を希望される人は、はがき
に「氏名」
「年齢」
「住所」
「連
絡先(昼間)」を明記のうえ
〒869 -1192菊陽町役場総合
政策課「菊陽人りさーち」
係までお送りください。
注)掲載対象は、小学生以
上で菊陽町に居住している
人に限ります。親子、祖父
母と孫など2人1組での掲
載もできます。掲載が決ま
りましたら、こちらからご
連絡させていただきます。
む
く
ぐ
は
を
心
な
か
菊陽人
りさーち
▲水俣学習
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